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平成11年3月9日

遺伝子治療臨床研究(がん)審査ワーキンググループ(第7回)・
がん遺伝子治療臨床研究作業委員会 (第5回) の 概 要


1.本日午前10時より12時まで、文部省5B会議室にて、標記ワーキンググループ・委員会の合同会議を行った。

2.議事内容は次のとおり。

(1)事務局より、東京大学医科学研究所附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画(肝がん)について説明があった。また、先に開催された学術審議会遺伝子治療臨床研究専門委員会、厚生科学審議会先端医療技術評価部会での意見等についても説明がなされた。
 各委員の分担について、別添のとおり了承された。
 今後の審議の進め方について検討が行われ、また、意見交換が行われたところ、3月末を目途に各委員から意見を事務局に提出していただくこととされた。

(2)平成10年11月30日付けの「千葉大学医学部附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画に対する意見」への千葉大学医学部附属病院からの正式回答及び実施計画の変更について、事務局より説明があり、議論が行われた。
 再度確認等すべき事項について、2週間後を目途に各委員より事務局まで提出いただくこととされ、その後各委員の確認のもと、事務局より施設側に伝達し、施設側より回答を求めることとされた。

(3)平成10年11月30日付けの「財団法人癌研究会附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画に対する意見」への財団法人癌研究会附属病院からの回答について、審議の参考人として招致したこの実施計画の総括責任者より説明を受け、議論が行われた。
 再度意見等すべき事項について、2週間後を目途に各委員より事務局まで提出いただくこととされ、その後各委員の確認のもと、事務局より施設側に伝達し、施設側より本日議論された結果も踏まえ、回答を求めることとされた。
 今後、施設側の協力がえられれば、再度総括責任者等を招致して、審議されることとなった。

3.次回の合同会議は、平成11年4月13日(火)の午前開催することとされた。


別添

東京大学医科学研究所附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画(肝がん)

委員氏名 担当分野(評価項目)
寺田雅昭委員 主査・委員長(総括)
基礎
小澤敬也委員 有効性・安全性(ウイルス・ベクターの安全性など)
笹月健彦委員 有効性・安全性(免疫、遺伝子の種類・構造)
吉倉 廣委員 有効性・安全性(一般毒性、遺伝子の種類・構造規格、製法など)
臨床
(化学療法)
上田龍三委員
実施計画、有効性など
(肝がん)
山岡義生委員
対象疾患及びその選定理由、実施計画
全般
高久史麿委員 ───
豊島久真男委員 ───


がん遺伝子治療臨床研究作業委員会(第4回)
遺伝子治療臨床研究(がん)審査ワーキンググループ(第6回)
議事要旨


1 日 時 平成10年12月17日(木) 10:00〜12:00

2 場 所 厚生省特別第二会議室

3 出席者

( 委 員 ) 寺田委員長・主査,上田,小澤,笹月,高久,豊島,幕内,吉倉の各委員
( 事 務 局 )  高原厚生科学課長,西沢研究企画官,高山専門官他  (厚生省)
川上学術調査官,田中研究助成課長補佐他  (文部省)

4 議事概要

(1) 平成10年11月30日付けの「千葉大学医学部附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画に対する意見」への千葉大学医学部附属病院からの回答について、審議の参考人として招致したこの実施計画の総括責任者より説明を受け、議論された。
 今後、申請者の方で回答書及び実施計画書等の整備を行い、その上で再度検討することとなった。

(2) 平成10年11月30日付けの「財団法人癌研究会附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画に対する意見」について、現在、財団法人癌研究会附属病院内において回答を検討している状況との事務局の報告があった。
 今後、施設側より回答が提出された後、施設側の協力が得られれば、審議の際、参考人としてこの実施計画の総括責任者を招致し、回答について説明を受けた上で、議論することとなった。

(3) 次回は平成11年3月9日(火)午前に開催することとされた。


連絡先
厚生省大臣官房厚生科学課
担当 西沢(内3803)
   高山(内3807)
電話 [現在ご利用いただけません](代表)
   03ー3595ー2171(直通)


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