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平成11年2月24日

「血液製剤の使用指針」および「輸血療法の実施に関するガイドライン」の改正について


1.「血液製剤の使用指針」は、昭和61年に改正された「新鮮凍結血漿・アルブミン製剤・赤血球濃厚液使用基準」について、その後の各領域における最新の知見に基づき、赤血球濃厚液、新鮮凍結血漿及びアルブミンの適応、未熟児貧血に対する療法の項を設けること、適応の有無と投与効果の評価等について適正使用調査会で検討を行い、委員を通じて関係学会等にも意見を聞いた上、検討結果をとりまとめたものである。

2.「輸血療法の実施に関するガイドライン」は、平成元年に制定された「輸血療法の適正化に関するガイドライン」について、その後の輸血療法の進歩発展を踏まえて、輸血療法の基本的考え方、輸血を実施する際の院内血輸血や自己血輸血のあり方など、輸血療法を適正に行う上での諸問題について、適正使用調査会での検討結果をまとめたものである。

 「血液製剤の使用指針」および「輸血療法の実施に関するガイドライン」は2月26日に開催される中央薬事審議会血液製剤特別部会に報告した後、医師会等を通じて関係方面に通知することとしている。
 今回の改訂内容ができるだけ早く広く浸透するように関係者のご協力をお願いしたい。
 また、今後も新たな実証的な事実が得られた場合や現場からの意見等をもとに、速やかに見直しを行うこととしている。


厚生省医薬安全局血液対策課
照会先:河原、伊藤
内 線:2905、2908
夜間直通:03-3595-2395


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