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平成10年10月28日
いわゆる難病の治療研究を促進するため、ベーチェット病などの40疾患を対象として、医療費の自己負担分を補助しているところであるが、特定疾患対策懇談会の意見に基づき、平成10年12月1日から、新規疾患として「亜急性硬化性全脳炎」、「バッド・キアリ( Budd-Chiari)症候群」及び「特発性慢性肺血栓塞栓症(肺高血圧型)」を追加することとした。
照会先:厚生省保健医療局 エイズ疾病対策課 担 当:加藤(内2353) 三丸(内2355) 電 話:代表 [現在ご利用いただけません] 直通 3595-2249
(資料1〜2)
(定義)
(疫学)
(病因)
(症状)
第二期:一期の症状が進行するとともに二期へ移動。運動刺激症状(痙攣発作、転倒発作、失立発作、ミオクローヌス)、言語障害、運動麻痺症状が少しずつ加わる。尿便失禁も加わる。
第三期:精神活動はさらに低下し、ミオクローヌスは強くなり、不随意運動が現れる。言語障害、運動麻痺症状が目立ってくる。皮質盲が現れ筋緊張が亢進する。
第四期:強い刺激に反応する程度の意識状態になる。ミオクローヌスは強く、不随意運動がみられる。無動無言に近く、歩行、経口摂取は不可能。筋硬直、除脳肢位をとり、進行すると除皮質肢位をとる。発汗、流涎、高熱が見られてくる。
第五期:昏睡。ミオクローヌスは消失する。麻痺は極度に達し、筋緊張は低下してくる。
以上の経過をたどり死亡する。
(治療)
(予後)
(定義)
(疫学)
(病因)
(症状)
(治療)
(予後)
(定義)
(疫学)
(病因)
(症状)
(治療)
(予後)
NO.1
疾患名 | 実施年月 | |
1 | ベーチェット病 | 昭和47年 4月 |
2 | 多発性硬化症 | 昭和48年 4月 |
3 | 重症筋無力症 | 昭和47年 4月 |
4 | 全身性エリテマトーデス | 〃 |
5 | スモン | 〃 |
6 | 再生不良性貧血 | 昭和48年 4月 |
7 | サルコイドーシス | 昭和49年10月 |
8 | 筋萎縮性側索硬化症 | 〃 |
9 | 強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎 | 〃 |
10 | 特発性血小板減少性紫斑病 | 〃 |
11 | 結節性動脈周囲炎 | 昭和50年10月 |
12 | 潰瘍性大腸炎 | 〃 |
13 | 大動脈炎症候群 | 〃 |
14 | ビュルガー病 | 〃 |
15 | 天疱瘡 | 〃 |
16 | 脊髄小脳変性症 | 昭和51年10月 |
17 | クローン病 | 〃 |
18 | 難治性の肝炎のうち劇症肝炎 | 〃 |
19 | 悪性関節リウマチ | 昭和52年10月 |
20 | パーキンソン病 | 昭和53年10月 |
21 | アミロイドーシス | 昭和54年10月 |
22 | 後縦靭帯骨化症 | 昭和55年12月 |
23 | ハンチントン舞踏病 | 昭和56年10月 |
24 | ウィリス動脈輪閉塞症 | 昭和57年10月 |
25 | ウェゲナー肉芽腫症 | 昭和59年 1月 |
26 | 特発性拡張型(うっ血型)心筋症 | 昭和60年 1月 |
27 | シャイ・ドレーガー症候群 | 昭和61年 1月 |
28 | 表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型) | 昭和62年 1月 |
29 | 膿疱性乾癬 | 昭和63年 1月 |
30 | 広範脊柱管狭窄症 | 昭和64年 1月 |
NO.2
疾患名 | 実施年月 | |
31 | 原発性胆汁性肝硬変 | 平成 2年 1月 |
32 | 重症急性膵炎 | 平成 3年 1月 |
33 | 特発性大腿骨頭壊死症 | 平成 4年 1月 |
34 | 混合性結合組織病 | 平成 5年 1月 |
35 | 原発性免疫不全症候群 | 平成 6年 1月 |
36 | 特発性間質性肺炎 | 平成 7年 1月 |
37 | 網膜色素変性症 | 平成 8年 1月 |
38 | クロイツフェルト・ヤコブ病 | 平成 9年 1月 |
39 | 原発性肺高血圧症 | 平成10年 1月 |
40 | 神経線維腫症 | 平成10年 5月 |
41 | 亜急性硬化性全脳炎 | 平成10年12月 |
42 | バッド・キアリ(Budd-Chiari)症候群 | 〃 |
43 | 特発性慢性肺血栓塞栓症(肺高血圧型) | 〃 |
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