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バイアグラ使用後に死亡した症例について


 本日、医療機関より7月上旬にバイアグラ使用後に死亡した症例があった旨情報提供があった。本症例については、バイアグラとの因果関係は不明であるが、本剤は米国においては医師の診断、管理下で、患者への十分な説明が行われた後に使用される薬剤であり、安易な個人使用は安全性の観点から問題があることから、念のため広く注意を喚起するものである。

(経緯)

・60代の男性で、高血圧、糖尿病、不整脈の治療中でニトログリセリン貼付剤等を使用中。
・友人よりもらったバイアグラを1錠服用後性行為。
・家族が異常に気づき救急隊を要請(服用約2時間20分後)。救急隊到着時点ですでに心肺停止状態。直ちに医療機関に搬送し心肺蘇生術を試みるも死亡(死因は不明、服用約3時間半後)


問い合わせ先
 医薬安全局安全対策課  担当 松田(2748)


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