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平成10年1月9日

臍帯血移植検討会の開催について

1. 開催日時

平成10年1月19日(月)10:00〜12:00

2.開催場所

東京都千代田区霞が関3―3―2 新霞が関ビル5階
(社福)全国社会福祉協議会 第3〜第5会議室
TEL 03(3580)0988

3. 議 題(案)

(1)臍帯血移植の現状について
(2) 今後の検討課題について
(3) その他

4. 会議の開催に当たっての注意事項

会議は原則公開とする。

・ カメラ等の撮影については、頭撮りとする。
・ 記者及び傍聴者については、別紙の「傍聴される方へ」を厳守のうえ、会議を傍聴することができるものとする。


傍聴される方へ

(臍帯血移植検討会事務局)

○ 事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。

○ 携帯電話、ポケットベル等の電源は、必ず切って傍聴して下さい。

○ 写真撮影やビデオカメラ・テープレコーダー等の使用はご遠慮下さい。

○ 検討会会場における言論に対して賛否を表明し、又は拍手をすることはできません。

○ 傍聴中、新聞紙又は書籍の類を閲読することはご遠慮下さい。

○ 傍聴中、飲食又は喫煙はご遠慮下さい。

○ 静粛を旨とし、審議の妨害になるような行為は慎んで下さい。

○ 審議中の入退席は慎んで下さい。

○ 銃器その他の危険なものを持っている方、酒気を帯びている方、その他秩序維持のため必要があると認められる方の傍聴はお断りいたします。

以上の事項に違反したときは、退場していただくことがあります。


臍帯血移植検討会の開催について

1.目的

白血病等の血液難病の治療のための造血幹細胞の移植の一つの手法として、従来の骨髄移植のほか現在臍帯血を活用する手法が実用化されようとしている。この方法は、従来、出産後不要となっていた胎盤に含まれる臍帯血を活用する手法であり、提供者の身体に対する侵襲を伴わず、協力が得られやすいと考えられることから、今後多くの臍帯血が提供され、様々なHLA型の造血幹細胞が集まることにより、これまでの骨髄バンクではHLA型が適合することが困難であった患者の方に対しても移植の途を開くことが期待される。
現在、全国数カ所の医療機関を中心として臍帯血移植が試みられ始めているが、今後全国的な臍帯血移植を進めるためには、技術上あるいは運営上の様々な課題がある。そこで、幅広い関係者の参加の下にこれらの課題について検討を行うため、厚生省において臍帯血移植検討会を開催する。

2.検討課題

以下の項目について検討を行う。

(1)臍帯血移植の現状分析と医学的評価
(2)臍帯血移植の実施における技術上の課題
・採取、分離、検査、保存に関する基準の在り方
・移植に関する保存の在り方、等
(3)臍帯血移植体制の運営上の課題
・情報連携体制の在り方及び移植体制の運営方法
・倫理面の検討、等
(4)その他

3.事務局

保健医療局エイズ疾病対策課臓器移植対策室及び医薬安全局血液対策課を事務局とする。

※なお、検討会は、公開で行うこととする。


臍帯血移植検討会委員

氏 名 職 名
青 木 繁 之 (財)献血供給事業団理事
浅 野 茂 隆 東京大学医科学研究所附属病院長
有田 美智世 日本臍帯血バンク支援ボランティアの会代表
加 藤 俊 一 東海大学医学部小児科助教授
鎌 田 薫 早稲田大学法学部教授
草刈 隆 日本赤十字社事業局技監
小池 麒一郎 (社)日本医師会常任理事
小 寺 良 尚 (財)骨髄移植推進財団企画管理委員会委員長
斎 藤 英 彦 名古屋大学医学部第一内科教授
迫 田 朋 子 NHK解説委員
関 口 定 美 北海道赤十字血液センター所長
高 橋 美 智 (社)日本看護協会常任理事
田 島 優 子 弁護士
中 林 正 雄 (社)日本母性保護産婦人科医会
西 平 浩 一 神奈川県立こども医療センター小児科部長
原 宏 兵庫医科大学輸血部教授
平 林 勝 政 國學院大學法学部教授
古 市 圭 治 国立公衆衛生院長
陽 田 秀 夫 全国骨髄バンク推進連絡協議会運営委員長


照会先:保健医療局臓器移植対策室
     重藤 (内2361)
     医薬安全局血液対策課
     山本 (内2905)
     電 話:[現在ご利用いただけません](代表)


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