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平成9年12月5日

日独社会保障協定(仮称)締結のための交渉について



1.日独社会保障協定締結のための第6回交渉は、12月8日(月)から12日(金)までドイツ(ボン)において開催される。

2.この交渉には、日本側から庄司隆一・外務省領事移住部領事移住政策課長、高原弘海・厚生省年金局企画課国際年金企画室長ほかが、ドイツ側からエゴン・カルムント連邦労働社会省二国間関係担当課長ほかが、それぞれ出席する予定である。

3.この交渉は、日独両国間の人的交流の増大を考慮して、在ドイツ邦人、在日ドイツ人等がかかえている年金に関する問題の解決(両国の公的年金制度への二重加入、およびそれにともなう保険料の二重払いの回避、年金加入期間の相互通算等)を図るための協定を締結することを目的として開催するものである。
なお、欧米諸国等の間では、これらを目的とする協定は多数締結されているが、わが国はまだいずれの国ともこの種の協定を結んでいない。

4.なお、今回の交渉は、本年5月5日から14日までボンで行われた第5回交渉に続くものである。

 (参考)日独両国政府は、95年9月より本件協定締結のための政府間交渉を進めてきたところ、本年5月の交渉により協定の内容に関する実質的な合意を達成した。6月、両国首脳はデンバーにおける日独首脳会談において、かかる進展を歓迎し、協定の早期締結に向けて更に努力していくことを確認した。

今次交渉は残る問題点の解決を目指すものである。


 問い合せ先 厚生省年金局企画課国際年金企画室
   担 当 間(内3365)
   電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
       (直)03−3503―3374


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