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平成8年10月21日
公衆衛生審議会成人病難病対策部会の開催結果について
本日、公衆衛生審議会成人病難病対策部会(会長:大谷藤郎 財団法人藤楓協会理事
長)が開催されたが、その概要については以下のとおりである。
1.開催日時 平成8年10月21日(月) 14時〜16時
2.開催場所 通産省別館946会議室
3.委員名簿 別紙省略
4.議事要旨
(1)成人病の現状について
事務局から成人病の患者数、対策、研究等について説明があり、質疑が行われ
た。
(2)生活習慣病(仮称)の概念の導入について
成人病対策は、昭和30年台以降、いわゆる3大成人病を中心に対策が講じら
れてきたが、国民の生活環境、生活習慣の変化や成人病対策の成果として、脳卒
中等の死亡率が減少する一方、3大成人病以外の疾病にも生活習慣が関与するこ
とが明らかになってきた。
このため、加齢に焦点をあてた「成人病」という概念とは別に、生活習慣に着
目した「生活習慣病」等新たな疾病群の概念を導入することについて検討を行い
、できれば次回意見を取りまとめることとなった。
(3)成人病難病対策部会専門委員会の設置等について
これまで平成元年度から調査研究事業を実施してきたが、今年度からリウマチ
科が標榜診療科目名として追加されたことに鑑み、これまでの研究成果を踏まえ
、今後の対策について検討するための専門委員会を設置することとなった。
(4)臓器の移植に関する法律案について
事務局から、臓器の移植に関する法律案の提出後の経緯について報告があった
。
(5)その他
事務局から、来年度の厚生省の組織改編要求について報告があった。
問い合わせ先 厚生省保健医療局疾病対策課
担 当 塚原、中山(内2353)
電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
(直)3595-2249
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