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                                                平成8年10月4日(金)

        輸血が原因と疑われ、報告されたエイズ症例について
            (10月4日現在の状況について)

1.標記の件につき東京都及び埼玉県に対して依頼した、同じ献血者の血液から分離
 された新鮮凍結血漿又は濃厚血小板(最大限各7本)の輸血については、去る9月
 27日にお知らせしたように、新鮮凍結血漿については7本すべてが特定されたこ
 と等から、調査対象57病院の内、輸血無し51病院、輸血有り4病院、調査中
 2病院となっている(別紙省略)。

2.なお、現段階においては、同じ献血者からの新鮮凍結血漿等により感染した事例
 は確認されていない。

3.濃厚血小板の投与状況について確認できない2つの医療機関については引き続き
 調査を行っているところであるが、今後、10月中をメドに調査結果のとりまとめ
 及び投与状況の確認できない医療機関名等の情報提供を行う予定である。

    問い合わせ先 厚生省薬務局企画課血液事業対策室
     担 当 浜田、山崎(内2902)
          電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
                  (直)3595-2395


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