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平成8年9月13日
畜水産食品中に残留する動物用医薬品の基準設定に関する
食品衛生調査会乳肉水産食品・毒性合同部会報告について
厚生大臣より食品衛生調査会に対し、畜水産食品中に残留する動物用医薬品の基準を
設定することについて諮問された5品目の動物用医薬品に関し、本日、食品衛生調査会
乳肉水産食品・毒性合同部会の報告がまとめられた。
部会報告の概要、今後のスケジュールは次のとおりである。
1. 部会報告の概要
今回合同部会で報告された5品目の残留基準値は別表のとおり
2. 今後の検討スケジュール
1. 食品輸入円滑化推進会議における説明
(在京大使館及びEU代表部への説明)
2. WTO通報(世界貿易機関を設立するマラケッシュ協定に基づく、加盟国への事
前通報)
3. 食品衛生調査会常任委員会での審議
4. 食品衛生調査会答申
5. 省令及び告示の改正
別表
動物用医薬品5品目のADI及び畜水産食品毎の残留基準値一覧
動物用医薬品名 ADI 残留基準値
スルファジミジン 50 μg/kg・bw 肉 0.1ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
脂肪 0.1ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
肝臓 0.1ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
腎臓 0.1ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
乳 0.025ppm
カルバドックス カルバドックスと (注1)
しては、設定せず 豚肉 0.005ppm
豚肝臓 0.030ppm
アルベンダゾール 50 μg/kg・bw (注2)
肉 0.1ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
脂肪 0.1ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
肝臓 5.0ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
腎臓 5.0ppm
(牛、豚、羊、馬、鶏、あひる、七面鳥)
乳 0.1ppm
イソメタミジウム 100 μg/kg・bw 牛肉 0.1ppm
牛脂肪 0.1ppm
牛肝臓 0.5ppm
牛腎臓 1.0ppm
乳 0.1ppm
チアベンダゾール 100 μg/kg・bw (注3)
肉 0.1ppm
(牛、豚、羊)
脂肪 0.1ppm
(牛、豚、羊)
肝臓 0.1ppm
(牛、豚、羊)
腎臓 0.1ppm
(牛、豚、羊)
乳 0.1ppm
(注)
注1 Quinoxaline-2-carboxylic acidとして
注2 5-(propylsulphonyl)-1-H-benzimidazol-2-amineとして
注3 Thiabendazol及び5-hydroxythiabendazoleの和として
問い合わせ先 厚生省生活衛生局乳肉衛生課
担 当 温泉川(内2474)、吉田(内2477)
電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
(直)3595-2337
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