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口腔保健と全身的な健康状態の関係についての研究の概要について
○研究の目的
我が国の歯科保健のあり方を示す目標としてすでに8020運動が提唱されていると
ころであるが、少子・高齢社会を迎えて、口腔機能の保持増進が益々重要な課題となっ
てきており、併せて咬合や咀嚼と全身の健康状態との関係についての関心が高まってき
ている。
そこで実際に8020を達成した者が全身的にも健康であること、咬合異常を治療し
た結果、日常動作が改善された等の事実を検証し、口腔保健が全身の健康状態に影響を
及ぼしている状況を学際的に評価するため、平成8年度厚生科学研究費(健康政策調査
研究事業)の指定課題の一つとして標記研究が認められた。
本研究は、次の二つの研究テーマから構成されている。
1.8020者のデータバンクの構築
2.咬合状態に起因する他臓器の異常
○研究の進め方
1. 指定課題の通称を「口腔と全身の健康についての研究事業」とし、事業を推進す
る母体として、その名称を冠した運営協議会(構成メンバーは別紙参照)を設置し
て、そこで運営方針、研究課題及び研究費の配分等を決定していく。
・テーマ1.については、別途、検討会を置き、収集すべき情報内容およびその収集
システムを決定し、稼働させるとともにその分析についても着手する。
・テーマ2.については、二つのワークショップを経て、概ね疫学系、臨床系および
基礎系に分けて、研究者と研究課題を抽出していく。
2. 日程
5/10 第一回運営協議会開催
8/7 第二回運営協議会開催
10月中旬 第三回運営協議会開催予定(テーマ1.及び2.の研究課題決定)
テーマ1. 9/4 第一回8020データバンク検討委員会開催
10月上旬 第二回8020データバンク検討委員会開催
テーマ2. 9/14〜16 第一回ワークショップ開催予定
(なお、最終日 9/16に限ってオープン)
10/4 第二回ワークショップ開催
(別紙)
(敬称略)
(座長)小 林 修 平 国立健康・栄養研究所長
光 安 一 夫 日本歯科医師会専務理事
西 村 誠 日本歯科医師会常務理事
下 田 智 久 厚生省大臣官房厚生科学課長
石 井 拓 男 厚生省健康政策局歯科衛生課長
簔 輪 眞 澄 国立公衆衛生院疫学部長
青 山 旬 国立公衆衛生院主任研究官
花 田 信 弘 国立予防衛生研究所口腔科学部長
養 老 孟 司 元東京大学医学部教授(学識経験者)
斎 藤 毅 日本歯科医学会副会長( 〃 )
問い合わせ先 厚生省健康政策局歯科衛生課
担 当 向井(内2584)
電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
(直)3595-2205
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