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                                                平成8年7月31日(水)

     公衆衛生審議会成人病難病対策部会の開催結果について

1.開催日時  平成8年7月31日(水) 17:30〜19:30

2.開催場所  霞山会館「松の間」

3.委員名簿    別紙のとおり

4.議事概要
 (1)厚生省特定疾患調査研究事業 「クロイツフェルト・ヤコブ病等に関する緊急
      調査研究班」の中間報告について
       佐藤 猛 班長(国立精神神経センター国府台病院長)から調査結果について
      中間報告があった

5.議事結果概要
 (1)調査結果について質疑が行われた。
 (2)今後の対応について検討が行われた。

    厚生省特定疾患調査研究事業 「クロイツフェルト・ヤコブ病等
    に関する緊急調査研究班」の中間報告の概要について

1.アンケート送付診療科数     4,027カ所
      精神科、神経科、神経内科等

2.回答診療科数            2,637カ所(回答率 65.5%)
      CJD症例報告数          766例
    (うち、GSS及び家族性CJD は51例であり、以下の結果は GSS及び家族性CJDを除
    く 715例について解析した。)

3.集計結果の概要
 1)平均年齢 62.5+10.8歳   男性 62.4+11.1歳  女性 62.6+10.7歳

  2)男女比  男:女 = 1:1.54

4.発症者数の年次推移
   年次別患者数は1993年までと比べて、1994年、1995年は増加してい
    る。
   ここ10年間の39歳以下の若年発症患者数の増加は認められない。

5.手術等の既往歴の有無
 1)硬膜移植         28例(手術日は1981年〜1989年1月)
        (注)文献例4例を含む

 2)角膜移植                  1例(文献例、手術日は1987年7月)

 3)脳下垂体製剤の投与歴      なし

(別紙)    「クロイツフェルト・ヤコブ病等に関する緊急調査研究班」

             班 員 名 簿

  班  長  佐藤  猛  国立精神・神経センター国府台病院長
    班  員    糸山 泰人  東北大学医学部神経内科学教授
        祖父江 元  名古屋大学医学部神経内科学教授
        小林 卓郎  九州大学医学部付属脳神経病研究施設教授
        大塚 俊男  国立精神・神経センター精神保健研究所長
        立石  潤  九州大学医学部名誉教授
        柳川  洋  自治医科大学公衆衛生学教授
                            (以上、7名)
  問い合わせ先 厚生省保健医療局疾病対策課
     担 当 塚原(内2353)
          電 話  (代)[現在ご利用いただけません]
      直  通 (直)3595ー2249


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