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              モデル国立病院の院外処方せん発行状況について
                              (平成7年度)

はじめに
 国立病院部では国立病院の院外処方せん発行の推進を図るため、平成元年度より37モ
デル病院(平成4年度より38モデル病院)を中心に院外処方せんの発行推進を図ってい
るところであるが、このたび平成7年度の院外処方せん発行状況が別添「モデル国立病
院の院外処方せん発行状況(平成7年度)」のとおり取りまとめられた。


概要
1  38モデル病院の平均発行率は平成6年度に初めて30%を超え、30.3%となったが、
  平成7年度にはさらに増加し、35.8%となった。
   なお、モデル病院の完全分業(原則として院外処方せんを発行し、70%以上 の発行
  率)施設は平成6年度の8施設(函館病院、弘前病院、仙台病院、呉病院、岡山病院、
 国際医療センター、善通寺病院、九州医療センター)に東京災害医療センターを加え
 9施設となった。

2  モデル病院の門前薬局の処方せん受け取り率は前年に引き続き減少しており、面分
 業による医薬分業が進められている。しかしながら、依然として門前薬局の処方せん
 受け取り率は68.8%と高く、今後も地元薬剤師会等と協力してかかりつけ薬局による
 面分業を進めていく。

3 病院薬剤師に求められている入院患者を中心としたいわゆる病棟業務の強化につい
 ても、順当にその進展が図られており、一例として、モデル病院における薬剤師によ
 る入院患者の服薬指導(薬剤管理指導業務)件数は着実に伸びている。

  問い合わせ先 厚生省保健医療局国立病院部政策医療課
     担 当 久保田(内2624)、下田(内2629)
          電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
                  (直)3501-4872


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