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平成8年7月22日
民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に
関する法律(WAC法)に基づく
「特定民間施設整備計画」(宝塚エデンの園)の厚生大臣認定について
1 趣 旨
厚生省では、新ゴ−ルドプランに基づき、高齢社会に対応した保健福祉機能の総
合的・計画的整備を図るため、「ふるさと21健康長寿のまちづくり事業」(まち
づくり計画策定費の補助)を推進してきているが、このたび、同事業の一環として
、兵庫県宝塚市に整備予定の社会福祉法人聖隷福祉事業団から、WAC法に基づく
特定民間施設整備計画の認定申請があり、所定の審査の結果、厚生大臣認定を行う
こととしたものである。
2 認定日
平成8年7月22日(月)
なお、起工式は7月23日(火)を予定。
3 「宝塚エデンの園」整備計画の概要
事業主体 社会福祉法人聖隷福祉事業団(昭和5年創立)
事業予定地 兵庫県宝塚市ゆずり葉台3−1−1
事業費 約80億円
開設時期 平成11年4月全体施設オ−プン予定
施設の内容 疾病予防運動センタ−・高齢者総合福祉センタ−・在宅介護
サ−ビスセンタ−・有料老人ホ−ム等の複合施設
4 整備スケジュール
平成8年7月22日 厚生大臣認定
7月23日 認定後1期工事着手予定
9年9月 2期工事着工予定
11年3月 2期工事竣工予定
11年4月 全体開設予定
(参 考)
1 「宝塚エデンの園」整備計画事業の特色
ア.社会福祉法人で初のWAC事業であること。
WAC事業は、現在までに、第1号認定施設「奈良ニッセイエデンの園」(奈良
県河合町 平成4年4月開設)、第2号認定施設「松戸ニッセイエデンの園」(千
葉県松戸市 平成6年12月認定)、第3号認定施設「豊田ほっとかん」(愛知県
豊田市平成7年9月認定)、第4号認定施設「中間ウエルパ−クヒルズ」(福岡県
中間市、平成8年3月認定)の4か所ある。これまで、財団法人が2件(奈良県、
千葉県)、第3セクタ−方式の株式会社が2件(愛知県、福岡県)であったが、社
会福祉法人では初のWAC事業となる。
また、社会福祉法人の融資機関としては、社会福祉・医療事業団が今回初の本事
業での対象融資機関となり、財投低利融資を実行することになる。
イ.既存施設の増改築に合わせた特定民間施設の整備であること。
宝塚エデンの園は、有料老人ホ−ムとして既に昭和54年から設置・運営(25
0室、ただし28室退去)されているが、今回増改築(計画183室増築)に伴い
、入居者への付加的な施設のサ−ビスの総合的提供と地域住民への開放という考え
から、特定民間施設を整備するものであり、初めての既存施設の再活用による整備
計画事業となる。また、隣接して同法人が運営する特別養護老人ホ−ム宝塚栄光園
ではデイサ−ビスセンタ−を併設しており、本事業の補完的な役割が期待されると
ころである。
2 具体的な事業内容
事業主体 社会福祉法人聖隷福祉事業団(昭和5年設立)
代表者 理事長 長谷川 力
事業予定地 兵庫県宝塚市ゆずり葉台3−1−1
事業規模 敷地面積23,972平方メートル
延床面積35,775平方メートル
(計画部22,644平方メートル、既存部13,131平方メートル)
建築面積 7,167平方メートル
(計画部3,458平方メートル 、既存部3,709平方メートル)
事業費 約80億円
開設時期 平成11年4月全体施設オ−プン予定
施設の内容
ア.疾病予防運動センタ−(WAC法第2条第1号施設)
フィットネスル−ム(機能訓練室)、疾病予防用プ−ル、カウンセリング
室、ジャグジ−、採暖室、健康大浴場、
付置診療所(検診室、リハビリ室、デイケア室)
イ.高齢者総合福祉センタ−(同第2号施設)
多目的ル−ム、集会室、アトリエ、AVル−ム、相談室、研修室、介護用
品展示コ−ナ−
ウ.在宅介護サ−ビスセンタ−(同第3号施設)
デイサ−ビスル−ム、介護相談室、介助浴室、休養室
エ.有料老人ホ−ム(同第4号施設)
一般居室360室(計画138室、既存222室)、特別介護室27床
、介護居室45室、ショ−トステイ室、食堂、厨房、ゲストル−ム、事務
管理室、防災センタ−、売店、一般浴室、介助浴室
オ.その他
特別養護老人ホ−ム栄光園(デイサ−ビスセンタ−併設)
問い合わせ先 厚生省老人保健福祉局老人福祉振興課
担 当 砺波(内3932)
電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
(直)3597-1869
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