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       公衆衛生審議会成人病難病対策部会の開催結果について

1 開催日時  平成8年6月3日(月)  14:30〜17:00
2 開催場所  松本楼「鶴亀の間」
3 出席者   別紙名簿のとおり
4 議事概要
 (1)難病対策の現況について
   以下の内容について、事務局から報告した。
   1 難病対策の概要
  2 公衆衛生審議会成人病難病対策部会難病対策専門委員会最終報告(H7.12.27)の概
     要と難病患者に対する福祉施策について
  3  特定疾患対策懇談会特定疾患調査研究班再編成検討委員会報告(H8.2.29) の概要
     と特定疾患調査研究班再編成の実施状況について

 (2)クロイツフェルト・ヤコブ病について
   以下の各内容について、関係者からの報告、説明等があった。
  1 クロイツフェルト・ヤコブ病及び狂牛病の現状について、事務局から報告
  2 プリオン病について、「参考人;立石潤 九州大学名誉教授」から説明
  3 狂牛病について、「参考人;小野寺節 東京大学農学部教授」から説明
  4 WHOの会議(平成8年4月)について、「委員;倉田毅 国立予防衛生研究所
     感染病理部長」から説明
  5 WHOの会議(平成8年5月)について、「参考人;北本哲夫 東北大学医学部
     教授」から説明
  6 今後の調査研究計画について
   ・ 特定疾患調査研究事業 神経・筋疾患調査研究班 遅発性ウイルス感染分科
        会長である「参考人;北本哲夫 東北大学医学部教授」から説明
   ・ 特定疾患調査研究事業 クロイツフェルト・ヤコブ病の緊急全国調査研究班
        長である「参考人;佐藤猛 国立精神・神経センタ−国府台病院長」から説明

5 議事結果概要
 (1) 外国でのCJDの発症実態、我が国における研究の進捗状況及び医学的な疑問点
    (母乳感染の可能性等)について、質疑が行われた。
 (2) V・CJDの発症実態の緊急調査の実施について了承を得た。
 (3) プリオン病に関する研究(特に基礎研究)を更に踏み込んで推進する必要がある
    との提言があった。
 (4) CJDに関するマニュアル(特に医療関係者向け)を作成し、周知する必要があ
    るとの提言があった。


  問い合わせ先 厚生省保健医療局疾病対策課
     担 当 荒川、三浦(内2354)
        電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
              (直)3595-2249


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