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韓国産二枚貝からの麻痺性貝毒の検出について
1 5月24日及び25日に輸入届出のあった韓国産二枚貝の輸入時検査の結果、活ア
サリ5件、活アカガイ2件、活ミルガイ1件から規制値(4MU/g)を超える麻痺性貝毒
が、7.02〜31.6MU/g検出されたことが本日判明した。このため、本日付けで食品衛生
法第15条第3項に基づき、韓国から輸入される二枚貝の麻痺性貝毒について全ロッ
ト検査を命ずることとし、安全性を確認するまでは、輸入・流通を認めないこととし
た。
2 本件に係る経緯は以下のとおり。
(1) 韓国国際新聞(釜山地方紙)により、釜山市の西方に位置する慶尚南道コジュ市に
おいて、釣り客が自身で採取したイガイを食べたところ、3名中2名が死亡、残る
1名も重体であると報道されたと、外務省より5月21日厚生省に第1報が入った
。
(2) 厚生省は、外務省を通じ、原因物質等について事実関係の確認を行ったところ、
同日23日、深夜、国立水産振興院と機張郡が調査した結果、韓国南海岸一帯で麻
痺性貝毒の汚染が判明したとの情報を入手した。
(3) このため、厚生省は、翌24日、輸入される韓国産の全ての二枚貝について、全
ロット麻痺性貝毒の検査を指導するよう各検疫所あて通知するとともに、5月1日
以降輸入されたものについて、麻痺性貝毒の検査を実施する等安全性を確認した上
販売するよう都道府県に対し、関係営業者を指導するよう通知したところである。
問い合わせ先 厚生省生活衛生局乳肉衛生課
担 当 加地(内2474)、梅田(内2478)
電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
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