報道発表資料 ホームページへ戻る 一覧へ戻る
                                                    平成8年4月24日

              日本エイズストップ基金配分の募集について

  日本エイズストップ基金は、エイズストップ作戦の推進のために、募金活動、チャリ
ティ事業及び個人の寄付等のエイズ対策に関する金銭的支援の受け皿として、平成5年
4月に(財)エイズ予防財団内に設置されました。日本エイズストップ基金は、毎年皆
様からお寄せいただいた寄付金を、エイズの研究やエイズ患者・HIV感染者への支援
に取り組んでいる団体等に配分しています。配分先及び配分額については、日本エイズ
ストップ基金運営委員会(委員長:江崎玲於奈)において決定いたします。
 日本エイズストップ基金は、昨年9月の第3回配分に続いて、本年第4回目の基金配
分を予定しています。これに当たり以下の要領で基金の配分を希望する団体を募集しま
す。

1 配分対象事業及び配分限度額

(1)事業の内容
  配分の対象となる事業は、エイズ対策を推進するための事業であって、次に掲げる
  事業とします。
 (1) エイズ患者・HIV感染者に対する社会的支援事業
 (2) エイズ患者・HIV感染者の治療やケアに関する調査・研究事業
 (3) エイズに関する啓発普及事業
 (4) その他エイズ対策の推進上必要と認められる事業

(2)事業の実施期間
   事業の実施期間は平成8年4月1日から平成9年3月31日までとします。
  この期間内であれば、配分の決定以前に実施された事業についても配分の対象とな
  ります。また、事業が平成9年4月以降も継続する場合にあっては、上記の期間に実
  施される事業が今回の配分の対象となります。

(3)配分額
   配分額は、配分の対象となる事業に要する経費のうち、基金が必要と認めた額とし
  ます。なお、1事業者当たりの配分限度額は以下のとおりです。

  (1) エイズ患者・HIV感染者に対する社会的支援事業             300万円
 (2) エイズ患者・HIV感染者の治療やケアに関する調査・研究事業    100万円
 (3) エイズに関する啓発普及事業                                 500万円

2 配分金の交付の手続き

(1)配分希望者は、配分申請書を平成8年5月31日までに基金あて提出してくださ
    い。(郵送の場合には、5月31日の消印まで有効とします。)

(2)基金は、配分申請書を受理した後、当該申請に係る書類の審査及び必要に応じて
    調査を実施し、配分の決定を行います。その後、配分決定通知書を配分対象者に交
    付いたします。

(3)配分を受けた者は、事業完了後、速やかに、配分事業完了報告書により、配分金
    の清算報告を行っていただきます。

3 配分予定額
    今回の配分は総額約3,000万円程度を予定しています。

  なお、詳細については、日本エイズストップ基金事務局までお問い合わせください。

     《お問い合わせ》
    日本エイズストップ基金事務局 永井
    住 所:〒105 東京都港区虎ノ門1−23−11
           寺山パシフィックビル4F (財)エイズ予防財団内
      TEL:03(3592)1181
      FAX:03(3592)1182


               日本エイズストップ基金配分(第3回)の決定について

1 はじめに
  日本エイズストップ基金は、エイズストップ作戦推進のため、募金活動、チャリテ
  ィ事業、個人の寄付等のエイズ対策に関する金銭的支援の受け皿として平成5年4月
  に(財)エイズ予防財団内に設置されました。第2回の配分は、平成6年9月に実施(
  配分総額3,070万円)されましたが、昨日、「第3回日本エイズストップ基金運
  営委員会」(委員名簿:別紙)が開催され、第3回の配分先、配分額が決定されました
  のでお知らせします。

2 配分にあたっての基本的考え方
(1) 1事業者当たりの配分限度額
  (1)エイズ患者・HIV感染者に対する社会的支援事業・・・・・・300万円
  (2)エイズ患者・HIV感染者の治療やケアに関する研究事業・・・100万円
  (3)エイズに関する啓発普及事業・・・・・・・・・・・・・・・・500万円
(2) 配分するボランティア団体について、1年以上の活動実績を必要とした。
(3) 配分額について、当該事業者が行う事業予算額及び当該事業者の過去の実績等を考
   慮した。

3 配分先・配分額
(1) 社会的支援事業(順不同)
   (1)HIVと人権・情報センター(本部)・・・・・・・・・・・・300万円
   (2)HIVと人権・情報センター(東京)・・・・・・・・・・・・250万円
   (3)AIDS & Society研究会議・・・・・・・・・・・・200万円
   (4)AIDS・ケア・プロジェクト・・・・・・・・・・・・・・・150万円
   (5)ライフ・エイズ・プロジェクト(LAP)・・・・・・・・・・150万円
   (6)ケアーズ(CARES)・・・・・・・・・・・・・・・・・・100万円
  (7)ぷれいす東京・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100万円
   (8)日本HIV看護ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・100万円
   (9)広島エイズ・ダイアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (10)(社)福山市医師会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (11)せかんどかみんぐあうと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (12)M.C.S.(Mutual Care System) ・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (13)東京ヘモフィリア友の会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (14)人権と共生を考える エイズ・ワーカーズ・福岡・・・・・・・・50万円
  (15)エイズ・サポート千葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (16)東北ヘモフィリア友の会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (17)AIDSネットワーク横浜・・・・・・・・・・・・・・・・・・20万円
  (18)レッドリボンさっぽろ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20万円
  (19)エイズネットワークみやざき・・・・・・・・・・・・・・・・・10万円
  (20)オープン・ドアー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10万円
      計                                                    1,810万円
(2) 啓発普及事業(順不同)
   (1)メモリアル・キルト・ジャパン(MQJ)・・・・・・・・・・300万円
   (2)動くゲイとレズビアンの会(アカー)・・・・・・・・・・・・250万円
  (3)エイズアクション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150万円
   (4)チルドレンズ・リソース・インターナショナル・・・・・・・・150万円
   (5)SHIP(Stay Healthy Information Project)・・・・・・・150万円
   (6)国際AIDSプロジェクト・・・・・・・・・・・・・・・・・100万円
   (7)京都YWCA 若者・女性とHIV/AIDSプロジェクト ・・100万円
   (8)佐賀エイズ問題研究会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100万円
   (9)(財)愛知血液疾患研究財団・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (10)HIV/AIDSとの共生を目指す市民の会・・・・・・・・・・50万円
  (11)鹿児島エイズを正しく知る会・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (12)H.I.VOICE編集局・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (13)国際保健協力市民の会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (14)エイズフォーラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
  (15)HIV訴訟を支える会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50万円
      計                                                    1,650万円

(1)〜(2) 合 計                                          3,460万円
※ いわゆるボランティア団体には、3,360万円の配分を行った。

4 日本エイズストップ基金の経理状況(設立からの累計)
    寄付金等収入総額(平成7年6月末日現在)・・・・・1億3,728万円

   ・第1回配分額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,360万円
    ・第2回配分額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3,070万円
    ・第3回配分額(今回分)・・・・・・・・・・・・・・・・3,460万円
    ・基金の募金活動等経費・・・・・・・・・・・・・・・・・2,883万円
    ・次回以降の配分保留額等・・・・・・・・・・・・・・・・1,955万円

 (別 紙)

                      日本エイズストップ基金運営委員会名簿

    運営委員長  江崎 玲於奈  (筑波大学学長)

     運営委員      小坂 善治郎  (日本イベントプロデュース協会副理事長)

                   瀬戸内 寂聴  (作家)

                   水 野   肇  (医事評論家)

                   山 形 操 六  ((財)エイズ予防財団専務理事)

   問い合わせ先 厚生省エイズストップ作戦本部事務局
     担 当 池田、鈴木(内2380)
         電 話 (代)[現在ご利用いただけません]


報道発表資料 ホームページへ戻る 一覧へ戻る