政策体系 | 番号 | |
基本目標 | 1 | 安心・信頼してかかれる医療の確保と国民の健康づくりを推進すること |
施策目標 | 9 | 新医薬品・医療用具の開発を促進するとともに、医薬品産業等の振興を図ること |
I | 医薬品・医療用具の製造業や販売業等の振興を図ること | |
担当部局・課 | 主管部局・課 | 医政局経済課 |
関係部局・課 | 大臣官房厚生科学課、医政局研究開発振興課等 |
実績目標1 | 質の高い医薬品・医療用具等の安定供給等を確保する観点から、医薬品・医療用具に関する事業者の振興を図ること | ||||||||
(実績目標を達成するための手段の概要) これまで下記の施策を実施。
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(評価指標) | H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
(医薬品) | 69,061 | 66,850 | 71,373 | 71,739 | − | ||||
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19,572 | 19,442 | 19,558 | 19,667 | − | ||||
(備考) 薬事工業生産動態統計(厚生労働省医政局経済課)による(平成15年分は集計中)。 |
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(評価指標) | H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
(医薬品) | 1,427 | 1,396 | 1,391 | 1,347 | − | ||||
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1,589 | 1,580 | 1,631 | 1,574 | − | ||||
(備考) 医薬品・医療用具産業実態調査(厚生労働省医政局経済課)による(平成15年度分は集計中)。 |
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(評価指標) | H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
(医薬品) | 336 | 309 | 278 | 231 | 214 | ||||
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1,664 | 1,595 | 1,385 | 1,279 | 1,289 | ||||
(備考) 医薬品については、(社)日本医薬品卸業連合会・日本医薬品販社協会加盟事業者数 医療用具については、日本医療機器販売業協会加盟事業者数 |
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(評価指標) | H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
新医薬品・医療用具の承認取得数 | 39 | 39 | 23 | 24 | 31 | ||||
(上段:医薬品、下段:医療機器) | 38 | 13 | 6 | 3 | 8 | ||||
(備考) 厚生労働省医薬食品局審査管理課調べによる(医薬品については、医療用医薬品における新成分による承認取得数を記載)。 |
我が国の医薬品産業は21世紀におけるリーディング産業として期待されている。しかし、産業を取り巻く環境は、「ゲノム創薬」を巡る国際的な新薬開発競争の激化による研究開発費の急増、治験等の創薬環境の不十分さ、医療保険財政の悪化など非常に厳しい状況にあるため、このままでは産業の国際競争力は弱体化してしまうおそれがある。 (2)医療用具 近年、医療工学技術が高度化し、医療用具の最先端医療への応用が進展してきた。医療用具についても、世界的な競争が激化しており、企業の研究開発費は増加し続けている。また、患者安全への対応の必要性が増しているとともに、厳しい医療保険財政の下にあって、多様化する医療ニーズに対応した医療用具の開発が求められている。 こうした状況の中、我が国の医療機器市場を治療系医療用具と診断系医療用具に大別すると、治療系医療用具の市場においては成長率が高く、その中で外国製品が大きな市場シェアを占めている一方、診断系医療用具の市場においては日本企業が強い競争力を持つが、成長率は低く、近年医療機器市場全体に占めるそのシェアは低下する一方である。 |
こうした考え方に基づき国も一定の役割を果たしていくべきであるが、その場合には、医薬品・医療機器産業が他の産業と比べて、
こうした状況の下、今まで行ってきた、診療所等での治験を推進するためのネットワークモデル事業、治験管理室・専門外来の設置促進等による治験の推進、増加試験研究税制及び総額試験研究税制をはじめとする税制措置、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構(平成16年4月より(独)医薬品医療機器総合機構)の基礎研究推進事業や出融資事業、産学官連携の創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業等による研究開発に対する支援等といった施策は、医薬品・医療機器産業において各企業が市場原理に基づき、自由に競争を行うための環境整備と位置付けることができ、医薬品・医療用具の製造業や販売業等の振興を図るために有効である。 |
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