政策体系 | 番号 | |
基本目標 | 2 | 安心・快適な生活環境づくりを衛生的観点から推進すること |
施策目標 | 4 | 国民生活を取り巻く化学物質による人の健康被害を防止すること |
II | 化学物質の毒性について評価すること | |
担当部局・課 | 主管部局・課 | 医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室 |
関係部局・課 |
実績目標1 | 新規化学物質の製造・輸入に際し、毒性の観点から審査すること | ||||||
(実績目標を達成するための手段の概要) 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)に基づき、新規化学物質については製造又は輸入に先立ち事前に届出をすることが求められているが、環境を通じた化学物質による人の健康被害を防止するため、新規化学物質についての事前の審査を毒性の観点から着実に実施する。 | |||||||
(評価指標) | H10 | H11 | H12 | H13 | H14 | ||
・届出件数(件) | 352 | 323 | 373 | 322 | 311 | ||
・審査件数(件) | 322 | 313 | 361 | 313 | 303 | ||
(備考) 届出に基づき判定した件数を審査件数としている。 | |||||||
実績目標2 | 既存化学物質の国際安全性点検(4年で70個)を推進すること | ||||||
(実績目標を達成するための手段の概要) 国が毒性試験等の実施に関する安全性点検をするとともに、国際的な場(OECD)に評価文書を提出することが決まっている既存化学物質については、平成13年度から開始された第三次国際安全点検において、4年間でOECD全体で約700物質の評価を行う予定であるが、我が国は、分担比率約10%に基づき、4年間で70物質の毒性試験等の安全性評価を着実に実施する。 | |||||||
(評価指標) 国際安全性点検数 |
H10 | H11 | H12 | H13 | H14 | ||
− | − | − | 13 | 16 | |||
(備考)
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実績目標2については、国際的な要請に基づき安全性点検を行うこととされている既存化学物質の毒性評価について、所要の予算を確保し、毒性試験等を行い、評価を着実に実施してきている。 |
また、既存化学物質の安全性点検は、法律制定時の附帯決議により国が行うこととされているが、さらに国際的に取り組まれている既存化学物質の安全性点検(OECDが実施。年間目標数約170物質のうち、我が国の分担率は約10%。)にも資するよう作業を進めている。本点検は国内外の要請を満たすものであると考えられ、政策上有効であると考えられる。 | |||||
実績目標2については、4年間で70物質の点検が必要であるところ、13年度は13物質、14年度は16物質について実施した。国際的な分担という観点も含め適切かつ効率的に行われたのと考えられる。 | |||||
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新規化学物質の事前の審査は、国民衛生の向上に資するものであることから、今後とも引き続き実施することが適当である。 既存化学物質の点検については、平成13年からの4年間で70物質の安全性評価を進めることが国内及び国際安全点検の要請を満たすものであり、引き続き実施することが適当である。
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