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(11−2−IV)
実績評価書
平成14年9月

政策体系 番号  
基本目標 11 国民生活の向上に関わる科学技術の振興を図ること
施策目標 研究を支援する体制を整備すること
IV 研究成果の公開を推進すること
担当部局・課 主管課 大臣官房厚生科学課
関係課  


1.施策目標に関する実績の状況

実績目標1 厚生科学研究成果に関するデータベースを整備すること
(実績目標を達成するための手段の概要)
 厚生科学研究費補助金による研究の成果について、国立保健医療科学院の設置するデータベース上に着実に搭載する。
(評価指標)
 データベース搭載件数
H9 H10 H11 H12 H13
987 817 559 656
(備考)
 平成13年度分については、現在、研究成果の整理等を行っており、できるだけ早い搭載を目指している。


2.評価

(1) 実績目標の達成状況の評価
実績目標1 厚生科学研究成果に関するデータベースを整備すること
有効性  厚生科学研究費補助金による研究の成果を容易に検索し活用するためには、データベース化することが有効であることから、かねてよりホームページ上で保健医療に関する文献を検索できる電子図書館を整備していた国立保健医療科学院(旧国立公衆衛生院)において、ホームページにデータベースを設置することとしたものである。これまで同データベースには約16万件のアクセスがあり、有効に活用されていると考えられる。
効率性  厚生科学研究費補助金による研究成果のデータベースへの搭載については、国立保健医療科学院において、集中的に実施することが、コスト、運営管理面から見て効率的である。

(2) 施策目標の達成状況と総合的な評価
現状分析  厚生科学研究費補助金による研究の成果については、毎年度、国立保健医療科学院の設置するデータベース上に搭載し、ホームページを通じて広く一般に公開している。また、紙媒体の研究報告書についても、厚生労働省図書館等において閲覧に供している。
施策手段の適正性の評価  科学技術基本計画(平成13年3月30日閣議決定)や規制改革推進3カ年計画(改定)(平成14年3月29日閣議決定)において、研究成果のデータベース化、インターネットによる公開を推進することとされており、これに沿った形での公開を実施している。
 また、紙媒体の研究報告書の閲覧も可能であり、より多くの者への公開が図られている。
総合的な評価  施策目標の達成のためには、今後とも、厚生科学研究費補助金による研究の成果を国立保健医療科学院の設置するデータベース上に搭載し、公開することが必要である。


3.政策への反映方針

申請・届出等の電子化の中で、より研究報告書の提出や事務処理が容易になるよう努めながら、引き続き厚生科学研究費補助金による研究の成果を国立保健医療科学院の設置するデータベース上に搭載し、公開する。


4.特記事項

(1)学識経験を有する者の知見の活用に関する事項
なし

(2)各種政府決定との関係及び遵守状況
(「地方分権推進計画」「国の行政組織等の減量、効率化等に関する基本計画」「第10次定員削減計画」「行政改革大綱」等)
 ・科学技術基本計画(平成13年3月30日閣議決定)において、「研究成果、研究資源等の研究開発情報のデータベース化・・・を引き続き推進する」こととされている。
 ・規制改革推進3カ年計画(改定)(平成14年3月29日閣議決定)において、「国からの直接委託等により民間企業等において研究開発したものの成果等について、可能な限りインターネット等で電子データ等による公開を進める」こととされている。

(3)総務省による行政評価・監視等の状況
なし

(4)国会による決議等の状況(警告決議、付帯決議等)
なし

(5)会計検査院による指摘
なし


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