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R0022300

塩酸試液(0.05mol/L) 塩酸4.5mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022600

塩酸試液(0.025mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)250mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022400

塩酸試液(0.02mol/L) 塩酸試液(0.2mol/L)100mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022500

塩酸試液(0.01mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)100mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022700

塩酸試液(0.004mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)を量り、水を加えて25倍容量に薄める。

R0022800

塩酸試液(0.001mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)10mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022900

塩酸(精製) HCl 塩酸(1→2)1000mLを量り、過マンガン酸カリウム0.3gを加えた後蒸留し、初留液250mLを捨て、次の留液500mLをとる。

R0023000

塩酸(無ヒ素) HCl 〔K8180、ひ素分析用〕 [7647―01―0]

R0023100

10%塩酸試液 塩酸23.6mLを量り、水を加えて100mLとする。

R0023200

遠心式限外ろ過ユニット 直径約3cm、長さ11~12cmのポリプロピレン製管に、分画分子量3000の再生セルロース製膜を装着したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0023300

塩素酸カリウム KClO3 〔K8207、特級〕 [3811―04―9]

R0023400

塩類試液 酢酸カルシウム一水和物0.18g、酢酸ナトリウム三水和物2.72g及び塩化ナトリウム5.84gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとした後、酢酸(1→10)10mLを混和する。

R0023500

王水 塩酸3容量に硝酸1容量を混和する。用時調製する。

R0023800

6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウム C20H12Na2O7S2 [61551―82―4]

本品は、類白色の粉末である。

比吸光度 画像105 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長220nm付近及び240nm付近のそれぞれに吸収極大がある。

純度試験 他の芳香族化合物 A液1.0mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとする。この液20μLを量り、「食用赤色40号」の純度試験(7)に規定する操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウムのピーク以外を認めない。

R0023900

オクタコサン C28H58 [630―02―4]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 60.0~63.0℃

R0151200

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg) 内径10~25mmのポリエチレン製のカラム管に、オクタデシルシリル化シリカゲル0.5gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0151250

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1000mg) 内径10~25mmのポリエチレン製のカラム管に、オクタデシルシリル化シリカゲル1gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0024000

オクタン C8H18 [111―65―9]

純度試験 本品2μLにつき、「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」の定量法に規定する操作条件に従い、ガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、99.0%以上である。

R0024100

オクタン酸 CH3(CH2)6COOH [124―07―2]

本品は、アミノ酸分析用に製造されたものである。

性状 本品は、無~淡黄色で、澄明の液体である。

凝固点 15~17℃

R0151300

オクタン酸、定量用 (定量用オクタン酸) C8H16O2 [124―07―2]

本品は、無~淡黄色で、澄明の液体である。

含量 本品は、オクタン酸(C8H16O2)98.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2930cm-1、2860cm-1、1710cm-1、1460cm-1、1420cm-1、1280cm-1、1230cm-1、1200cm-1、1110cm-1、940cm-1及び720cm-1付近に吸収を認める。

凝固点 15~17℃

屈折率 画像107 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 本品約0.05gを精密に量り、N,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド1mLを加え、密閉して混合し、水浴上で30分間加熱する。冷後、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、主ピークの面積百分率を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのケイ酸ガラス製の細管にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃から毎分10℃で280℃まで昇温し、280℃を2分間保持する。

注入口温度 280℃

検出器温度 280℃

注入方式 スプリット(20:1)。ただし、いずれの成分もカラムの許容範囲を超えないように設定する。

キャリヤーガス ヘリウム

流量 被検成分のピークが5~20分の間に現れるように調整する。

R0155900

オクタン酸メチル C9H18O2 [111―11―5]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像109 (4KB)別ウィンドウが開きます

密度 0.874~0.880g/mL(20℃)

R0024200

1―オクタンスルホン酸ナトリウム C8H17NaO3S [5324―84―5]

本品は、白色の粉末である。

溶状 澄明(1.1g、50mL)

含量 98.0%以上

105℃で2時間乾燥した本品約0.4gを精密に量り、水25mLを加え、0.1mol/L水酸化ナトリウムで滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。終点は、液の色が微赤色を15秒間保つときとする。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=21.672mg CH3(CH2)7SO3Na

R0024300

オクテニルコハク酸無水物 C12H18O3 [42482―06―4]

本品は、cis及びtrans型オクテニルコハク酸無水物の混合物で、無~微黄色の液体である。

含量 本品は、オクテニルコハク酸無水物(C12H18O3)95.0%以上を含む。

屈折率 画像110 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 本品約1.5gを精密に量り、200mLの共栓三角フラスコに入れる。0.5mol/Lモルホリン・メタノール溶液25mLを正確に加えて溶かし、1時間放置した後、過量のモルホリンを0.5mol/L塩酸・メタノール溶液で滴定し、その消費量をSmLとする(指示薬 BANASS・ブリリアントエロー試液)。終点は、液の赤色が青紫色に変わるときとする。別に空試験を行い、0.5mol/L塩酸・メタノール溶液の消費量をBmLとして、次式により、含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

R0024400

オリブ油 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0024500

オルシノール一水和物 CH3C6H3(OH)2・H2O [6153―39―5]

本品は、無色の結晶で、空気中では酸化されて赤くなる。水、エタノール(95)又はジエチルエーテルに溶ける。

融点 107~108℃

R0024600

オルシノール・エタノール試液 オルシノール一水和物0.1gを量り、エタノール(95)1mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0024700

オルト過ヨウ素酸 I(OH)5O [10450―60―9]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で潮解性があり、水に溶けやすく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。

含量 99.0%以上

確認試験

(1) 本品2gを水20mLに溶かし、検液とする。検液10mLに炭酸水素ナトリウム0.1gを加え、硝酸銀溶液(1→50)0.1mLを加えるとき、黒褐色の沈殿が生じる。

(2) 検液10mLに塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(1→10)0.1mLを加えると黄褐色が現れる。

定量法 本品約1gを精密に量り、水に溶かして正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、200mLのヨウ素フラスコに入れ、水30mL、ヨウ化カリウム3g及び硫酸(1→6)5mLを加え、直ちに密栓をして穏やかに振り混ぜ、暗所に10分間放置し、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=2.8493mg I(OH)5O

R0024800

オレイン酸メチル C19H36O2 [112―62―9]

本品は、無~微黄色の液体である。

屈折率 画像113 (3KB)別ウィンドウが開きます

R0024900

カードラン (―C6H10O5―)n

本品は、Alcaligenes faecalis var. myxogenesによって生産される直鎖β―1,3―グルカン構造をもつ水不溶性の多糖類である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0025000

海砂 本品は、白色、灰色、褐色及び黒色等の粒の混ざったものである。

強熱減量 0.4%以下

定量法 恒量にしたるつぼ又は蒸発皿に本品約1.0gを精密に量り、100℃で1時間乾燥する。乾燥した本品を入れたるつぼ又は蒸発皿を600~700℃に調節した電気炉に入れ、徐々に温度を上げて強熱する。2時間強熱した後、るつぼ又は蒸発皿を速やかにデシケーターに移して放冷する。放冷後、デシケーターから取り出し、その質量を精密に量る。恒量になるまで、強熱を繰り返す。この場合、強熱時間は約1時間とする。

R0025100

過塩素酸 HClO4 〔K8223、特級〕 [7601―90―3]

R0025400

過酸化水素 H2O2 〔過酸化水素水(30%)、K8230、特級〕 [7722―84―1]

R0025500

過酸化水素試液 日本薬局方オキシドールを用いる。

R0025600

カゼイン(乳製) [9000―71―9]

本品は、白~淡黄色の粉末又は小粒である。

確認試験 本品約0.1gを水酸化ナトリウム溶液(1→10)5mLに溶かし、10w/v%硫酸銅(Ⅱ)試液1滴を加えるとき、紫色を呈する。また、本品を燃やすとき、たん白質特有のにおいを発する。

純度試験 窒素含量 13.0~16.0%(乾燥後)

装置

概略は、次の図による。

A:ケルダールフラスコ(容量300mL)

B:連結導入管

C:すり合わせコック

D:注入漏斗

E:ケルダール形トラップ球(E′:小孔)

F:球管冷却器

G:逆流止め(約50mL)

H:受器(三角フラスコ300mL)

J:共通すり合わせ

K:共通テーパー球面すり合わせ

L:抑えばね

105℃で乾燥した本品0.15gをAに量る。粉末にした硫酸カリウム10gに粉末にした硫酸銅(Ⅱ)五水和物1gを加えてよく混合したもの5.5g及び硫酸20mLを加え、Aを約45°に傾けて、内容物が淡緑色になるまで穏やかに加熱し、更に3時間加熱する。放冷後、水150mLを徐々に加える。沸騰石2~3粒を加え、蒸留装置に連結する。Hに吸収液(0.05mol/L硫酸20mLを正確に量り、ブロモクレゾールグリーン・メチルレッド混合試液0.2mL及び水100mLを加えたもの。)を入れ、Gの先端を浸す。水酸化ナトリウム溶液(3→10)100mLをDから加える。Dを水10mLで洗い、Cを閉じる。Aを徐々に加熱して蒸留し、初留約100mLを留出させる(ケルダールフラスコ内の内容物が突沸を始めたときには、そこで蒸留を止める。)。Gを液面から離し、F及びGを装置から外し、少量の水を用いて洗う。これを0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点は、液の色が赤色から赤紫色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.05mol/L硫酸1mL=1.4007mg N

乾燥減量 14.0%以下(1g、105℃、2時間)

R0025700

カゼイン試液(pH2.0) カゼイン(乳製)約1gを精密に量り、105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物1.2gに相当するカゼイン(乳製)を量り、乳酸試液12mL及び水150mLを加え、水浴中で加温して溶解する。流水で冷却した後、塩酸試液(1mol/L)でpH2.0に調整し、更に水を加えて正確に200mLにする。用時調製する。

R0025800

カゼイン試液(pH7.0) カゼイン(乳製)約1gを精密に量り、105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物0.6gに相当するカゼイン(乳製)を量り、リン酸水素二ナトリウム試液(0.05mol/L)80mLを加え、水浴中で20分間加温して溶解する。流水で冷却した後、塩酸試液(1mol/L)でpH7.0に調整し、更に水を加えて正確に100mLとする。用時調製する。

R0025900

カゼイン試液(pH8.0) カゼイン(乳製)約1gを精密に量り、105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物1.2gに相当するカゼイン(乳製)を量り、リン酸水素二ナトリウム試液(0.05mol/L)160mLを加え、水浴中で加温して溶解する。流水で冷却した後、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)で、pH8.0に調整し、更に水を加えて正確に200mLとする。用時調製する。

R0026000

活性炭 日本薬局方薬用炭を用いる。

R0026100

(+)―カテキン、定量用 (定量用(+)―カテキン) C15H14O6・nH2O [154―23―4、無水物]

本品は、白~薄い褐色又は薄い黄緑色の粉末である。

確認試験

(1) 本品5mgに水/エタノール(95)混液(1:1)5mLを加えて溶かす。この液1mLに対してバニリン・メタノール溶液(1→25)6mL及び塩酸3mLを加えて振り混ぜた液は、淡赤~赤色を呈する。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1690cm-1、1610cm-1、1520cm-1、1450cm-1、1350cm-1、1240cm-1、1150cm-1、1100cm-1、1040cm-1、830cm1及び770cm-1付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 溶状 無~黄色、澄明(50mg、水/エタノール(95)混液(1:1)1mL)

(2) 類縁物質 本品20mgに水/メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(500:500:1)20mLを加えて溶かし、検液とする。別に、検液1mLを正確に量り、水/メタノール/ギ酸混液(500:500:1)を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークと溶媒ピークとを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。無水物換算が必要な場合は換算する。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A 水/ギ酸混液(1000:1)

移動相B メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(1000:1)

濃度勾配 A:B(90:10)からA:B(60:40)までの直線濃度勾配を40分間行う。

流量 主ピークの保持時間が約15分になるように調整する。

R0026200

(-)―カテキンガレート C22H18O10 [130405―40―2]

本品は、白~淡黄又は淡赤色の粉末である。

確認試験 定量用(+)―カテキンの確認試験(1)を準用する。

純度試験 類縁物質 本品20mgに水/メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(500:500:1)20mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、定量用(+)―カテキンの純度試験の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、90.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間までとする。

R0026230

ガノデリン酸A C30H44O7 [81907―62―2]

本品は、白色粉末である。

R0026260

カピリン C12H8O [495―74―9]

本品は、白~黄褐色の粉末で、特異なにおいがある。

R0026300

カフェイン一水和物 C8H10N4O2・H2O [5743―12―4]

日本薬局方カフェイン水和物を用いる。

R0026330

カフェイン、定量用 (定量用カフェイン) C8H10N4O2 [58―08―2]

本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末である。

本品は、定量法で求めた含量(%)を本品の純度(%)として用いる。

含量 98.0%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法又は錠剤法により測定するとき、波数3114cm-1、1702cm-1、1662cm-1及び1287cm-1付近に吸収を認める。

融点 235~238℃

定量法 本品約5mg及びDSS―d6約1mgをそれぞれ精密に量り、重水1mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。DSS―d6のシグナルをδ0ppmとし、δ3.30~3.47ppm、δ3.92ppm及びδ7.88ppm付近のシグナル面積強度をそれぞれA1(水素数6に相当)、A2(水素数3に相当)及びA3(水素数1に相当)とするとき、(A1/6)/(A2/3)及び(A1/6)/A3及び(A2/3)/A3がそれぞれ1.0となることを確認する。DSS―d6のシグナル面積強度を9.000としたときのA1、A2及びA3の和をIとし、水素数の和をN、DSS―d6の純度をP(%)とし、次式によりカフェインの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな夾雑物のシグナルが重なる場合には、そのシグナル面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MS:DSS―d6の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 60秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0156000

カプリル酸メチル オクタン酸メチルを見よ。

R0156100

カプリン酸メチル デカン酸メチルを見よ。

R0026400

過マンガン酸カリウム KMnO4 〔K8247、特級〕 [7722―64―7]

R0026500

可溶性デンプン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

pH 4.5~7.5(2%水溶液)

強熱残分 0.6%以下

乾燥減量 15%以下(105℃、2時間)

R0026600

過ヨウ素酸カリウム KIO4 〔過よう素酸カリウム、K8249、特級〕 [7790―21―8]

R0026700

過ヨウ素酸ナトリウム NaIO4 〔過よう素酸ナトリウム、K8256、特級〕 [7790―28―5]

R0026800

過ヨウ素酸ナトリウム試液 過ヨウ素酸ナトリウム1.25gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0026900

過ヨウ素酸ナトリウム試液、グリセリン用 (グリセリン用過ヨウ素酸ナトリウム試液) 過ヨウ素酸ナトリウム6gを量り、あらかじめ硫酸(3→1000)12mLを水(二酸化炭素除去)38mLに加えた液に加えて溶かし、水(二酸化炭素除去)を加えて100mLとする。必要な場合には、ろ過する。

R0027000

ガラクタン 本品は、ガラクトースを主体(80%以上)とする多糖類である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027100

ガラクチトール C6H14O6 [608―66―2]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

溶状 澄明(1.0g、水30mL)

融点 188~189℃

水分 0.5%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下(2g)

R0027200

D―ガラクツロン酸、定量用 (定量用D―ガラクツロン酸) C6H10O7・H2O [685―73―4]

本品は、白~微褐色の粉末である。

含量 98.0%以上

定量法 本品約0.3gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=21.215mg C6H10O7・H2O

R0027300

カルバゾール C12H9N [86―74―8]

本品は、白色の葉状若しくは板状の結晶又は粉末である。

含量 95.0%以上

定量法 本品約25mgを精密に量り、アセトンで正確に5mLとし、検液とする。検液を1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からカルバゾールの含量を求める。別に空試験を行い、補正する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用5%フェニルポリシルフェニレン―シロキサンを1.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 120℃で注入し、2分間保持した後、毎分10℃で200℃まで昇温し、200℃を10分間保持する。その後、毎分10℃で300℃まで昇温し、300℃を5分間保持する。

注入口温度 200℃

検出器温度 300℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 6mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:5

測定時間 35分

R0027400

カルバゾール・エタノール試液 カルバゾール1.0gをエタノール(99.5)800mLに溶かす。

R0027500

カルボキシメチルセルロース (C8H16O8)n 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027600

カルボキシメチルセルロースナトリウム [9004―32―4] 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027700

N―カルボベンゾキシ―L―グルタミル―L―チロシン C22H24N2O8 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027730

カルノシン酸 C20H28O4 [3650―09―7]

本品は、白~微黄色の結晶又は粉末である。

R0027740

カルノソール C20H26O4 [5957―80―2]

本品は、白~微黄色の結晶又は粉末である。

R0027750

カルミン酸 C22H20O13 [1260―17―9]

本品は、赤色~暗赤褐色の結晶性の粉末又は粉末である。

R0027800

カロブビーンガム [9000―40―2] 「カロブビーンガム」

R0027900

還元型グルタチオン C10H17N3O6S 酵素活性試験法に適するものを用いる。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

比旋光度 画像117 (3KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、水、100mL)

乾燥減量 0.5%以下(1.0g、減圧、乾燥剤 酸化リン(Ⅴ)、室温、4時間)

強熱残分 0.2%以下

R0028000

乾燥菌体(Bacillus subtilis) ルリア・ベルターニ培地50mLを500mLの三角フラスコに入れ、Bacillus subtilis 168を接種し、37℃、毎分160回転で約18時間振とう培養する。この培養液10mLを、3Lのバッフル付三角フラスコに入れたルリア・ベルターニ培地500mLに接種し、37℃、毎分80回転で4~5時間振とう培養する。波長660nmにおける吸光度が約1.8になることを確認する。この培養液を10℃、毎分8000回転で15分間遠心分離し、菌体を回収する。この菌体を50mLの水で洗浄した後、再び10℃、毎分8000回転で15分間遠心分離し、菌体を回収する。次に、この菌体を50mLのアセトンに均一に分散させ、10℃、毎分8000回転で15分間遠心分離し菌体を回収する。さらに、再びこの菌体をアセトン50mLに分散させて同様に操作し、得られた菌体を16~24時間室温で減圧乾燥し、乾燥菌体(Bacillus subtilis)とする。

ルリア・ベルターニ培地

トリプトン 10g

酵母エキス 5g

塩化ナトリウム 10g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃、20分間高圧蒸気滅菌する。

R0028100

乾燥酵母(グルカナーゼ活性試験用) Candida utilis NBRC 0396を培養し、増殖した菌体を遠心分離により集め、水で洗浄した後、凍結乾燥する。乾燥物を粉砕し、粒子を揃える。

R0028300

寒天 〔K8263、特級〕 [9002―18―0]

R0028400

カンペステロール C28H48O [474―62―4]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品及びスチグマステロール20mgにそれぞれアセトン5mLを加えて溶かし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2μLずつ量り、「植物性ステロール(遊離体高濃度品)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、標準液のスチグマステロールの保持時間に対する検液の主ピークの相対保持時間は、約0.95である。

融点 157~160℃

純度試験 類縁物質 確認試験の検液2μLにつき、「植物性ステロール(遊離体高濃度品)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、93.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0028500

ギ酸 HCOOH 〔ぎ酸、K8264、特級〕 [64―18―6]

R0028600

ギ酸エチル HCOOC2H5 [109―94―4]

本品は、無色透明な液体で、特有のにおいがある。

含量 本品は、ギ酸エチル(HCOOC2H5=74.08)97%以上を含む。

屈折率 画像118 (4KB)別ウィンドウが開きます

沸点 53~54℃

定量法 本品約5.0gを精密に量り、香料試験法中のけん化価及び酸価の試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

SV:けん化価

AV:酸価

R0028700

ギ酸試液(15mol/L) ギ酸705gを量り、水を加えて1000mLとする。

R0028800

ギ酸ナトリウム HCOONa 〔ぎ酸ナトリウム、K8267、特級〕 [141―53―7]

R0028900

キシラン ポリ(β―D―キシロピラノース[1→4])酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0029000

キシレノールオレンジ C31H30N2Na2O13S 〔K9563、特級〕 [1611―35―4]

R0029100

キシレノールオレンジ試液 キシレノールオレンジ0.1gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0029200

キシレン C6H4(CH3)2 〔K8271、1級〕 [1330―20―7]

R0029300

o―キシレン C6H4(CH3)2 [95―47―6]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像121 (4KB)別ウィンドウが開きます

蒸留試験 143~146℃、95vol%以上

R0029400

キシレンシアノールFF C25H27N2NaO6S2 〔K8272、特級〕 [2650―17―1]

R0029500

キシロース C5H10O5 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0157300

キチン (C8H13NO5)n [1398―61―4]

本品は、白~淡褐色の粉末又は鱗片状の物質である。

確認試験本品1gを酢酸(1→100)200mLに加えるとき、溶解しない。

乾燥減量 15.0%以下(1g、105℃、2時間)

R0029600

キトサン ポリ―(1→4)―β―D―グルコサミン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0029700

キナルジンレッド C21H23IN2 [117―92―0]

本品は、結晶性の粉末でエタノール(95)に溶けやすい。本品のメタノール溶液(0.005→1000)は、波長526nm付近に吸収極大がある。また、当該吸収極大の波長で吸光度を測定するとき、0.5以上である。

R0029800

キナルジンレッド試液 キナルジンレッド0.1gを量り、酢酸100mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0029900

キノリン C9H7N 〔K8279、特級〕 [91―22―5]

R0030000

強塩基性陰イオン交換樹脂 本品は、強塩基性のポリスチレンの4級アンモニウム塩で、黄~黄褐色であり、その粉末度は、標準網ふるい600μmを通過し、標準網ふるい425μmをほとんど通過しない。

本品約50gを量り、水に30分間浸した後、内径約2.5cmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに水酸化ナトリウム溶液(1→25)2000mLを注ぎ、1分間約30mLの速さで流出させる。これを洗液がフェノールフタレイン試液で中性になるまで水洗したもの。ただし、次の試験を満たすまで水洗を繰り返したもの。

この樹脂10mLを量り、内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L塩酸70mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH4.0~8.0である。

R0030100

強酸性陽イオン交換樹脂 本品は、強酸性のポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩で、淡黄~黄褐色であり、その粉末度は、標準網ふるい600μmを通過し、標準網ふるい425μmをほとんど通過しない。

本品約50gを量り、水に30分間浸した後、内径約25mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに塩酸(1→4)250mLを注ぎ、1分間約4mLの速さで流出させた後、洗液がブロモクレゾールグリーン試液で緑~青色を呈するまで水洗したもの。ただし、次の試験を満たすまで水洗を繰り返したもの。

この樹脂10mLを量り、内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液80mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH5.0~6.5である。

R0030200

強酸性陽イオン交換樹脂(微粒) 本品は、強酸性のポリスチレンスルホン酸の水素イオン型で、淡黄~黄褐色で、その粉末度は、標準網ふるい150μmを通過し、標準網ふるい75μmをほとんど通過しない。

本品約50gを量り、水に約1時間浸し、上澄液が澄明になるまで2~3回傾斜した後、内径約25mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに塩酸(1→4)250mLを注ぎ、1分間約4mLの速さで流出させた後、洗液がブロモクレゾールグリーン試液で緑~青色を呈するまで水洗したもの。ただし、次の試験を満たすまで水洗を繰り返したもの。

この樹脂10mLを量り、内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液80mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH4.0~6.5である。

R0030300

強酸性リン酸化セルロース陽イオン交換体(―O―PO3H2型) 多孔性を有するセルロースにリン酸基を導入した強酸性陽イオン交換体を用いる。

R0030350

クアシン混合物

本品は、クアシン及び二つのネオクアシン立体異性体の混合物であり、白~微黄色の粉末である。

純度試験 類縁物質 本品10mgを量り、少量のメタノールを加えて溶かし、更に水/メタノール/ギ酸混液(650:350:1)を加えて正確に100mLとし、検液とする。検液10μLにつき、「ジャマイカカッシア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法によりクアシン及びネオクアシンのピークの合計量を求めるとき、50.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0030400

5′―グアニル酸二ナトリウムn水和物 C10H12N5Na2O8P・nH2O [5550―12―9]

R0030550

クエルセチン二水和物 C15H10O7・2H2O [6151―25―3]

本品は黄色の粉末である。

R0030500

グアノシン2′―及び3′―一リン酸ナトリウムの混合物 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0030600

クエン酸一水和物 H3C6H5O7・H2O 〔くえん酸一水和物、K8283、特級〕 [5949―29―1]

R0030700

クエン酸・塩酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:塩酸9mLを量り、水を加えて1000mLとする。

第2液:クエン酸水素二ナトリウム―水(2/3)26.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0030800

クエン酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:クエン酸一水和物21.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:クエン酸三ナトリウム二水和物29.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0030900

クエン酸緩衝液(0.05mol/L)

第1液:クエン酸一水和物10.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:クエン酸三ナトリウム二水和物14.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0031100

クエン酸緩衝液(pH3.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液159容量と第2液41容量を混和する。

R0031200

クエン酸緩衝液(pH5.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液97容量と第2液103容量を混和する。

R0031400

クエン酸緩衝液(pH6.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1溶液72容量と第2液128容量を混和する。必要な場合には、更にいずれかの液を加えてpH6.0に調整する。

R0031500

クエン酸緩衝液(pH7.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液35容量と第2液165容量を混和する。必要な場合には、更にいずれかの液を加えてpH7.0に調整する。

R0031600

クエン酸三ナトリウム二水和物 Na3C6H5O7・2H2O 〔くえん酸三ナトリウム二水和物、K8288、特級〕 [6132―04―3]

R0031700

クエン酸三ナトリウム試液(1mol/L) クエン酸三ナトリウム二水和物294gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0031800

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L) クエン酸一水和物42gを量り、水800mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0031900

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L) クエン酸一水和物21gを量り、水500mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0032000

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.0、システイン含有) クエン酸一水和物10.5g、30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液0.75g及びL―システイン3.0gを量り、約900mLの水に溶かし、水酸化ナトリウム試液(4mol/L)でpH5.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0032100

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.02mol/L) クエン酸一水和物4.2gを量り、水500mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0032200

クエン酸水素二ナトリウム―水(2/3) 2NaOCOCH2C(OH)(COOH)CH2COONa・3H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0032300

クエン酸水素二アンモニウム C6H14N2O7 〔くえん酸水素二アンモニウム、K8284、特級〕 [3012―65―5]

R0032400

クエン酸銅(Ⅱ)試液(アルカリ性) クエン酸三ナトリウム二水和物173g及び炭酸ナトリウム十水和物117gを量り、水100mLを加え、加熱して溶かし、必要な場合には、ろ過する。この液を、あらかじめ硫酸銅(Ⅱ)五水和物17.3gを量り、水700mLを加えて溶かした液にかき混ぜながら徐々に加えた後、冷却し、水を加えて1000mLとする。

R0032600

クエン酸・リン酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:クエン酸一水和物21.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpH値に調整する。

R0032700

グラファイトカーボンミニカラム(500mg) 内径10~15mmのポリエチレン製のカラム管に、グラファイトカーボン0.5gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0032750

グラブリジン C20H20O4 [59870―68―7]

本品は、白~薄い黄褐色の結晶又は粉末である。

R0032800

グリシン H2NCH2COOH 〔K8291、特級〕 [56―40―6]

R0032900

グリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(0.25mol/L、pH10.0、塩化ナトリウム含有) グリシン18.8g及び塩化ナトリウム14.6gを量り、水700mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)でpH10.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0033000

グリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(0.025mol/L、pH10.0、塩化ナトリウム含有) グリシン1.88g及び塩化ナトリウム1.46gを量り、水700mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(0.2mol/L)でpH10.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0033100

クリスタルバイオレット C25H30ClN3・9H2O 〔K8294、特級〕 [548―62―9]

R0033200

クリスタルバイオレット・酢酸試液 クリスタルバイオレット50mgを量り、酢酸100mLを加えて溶かす。

R0033300

グリセリン CH2(OH)CH(OH)CH2OH 〔K8295、特級〕 [56―81―5]

R0033500

グリチルリチン酸、薄層クロマトグラフィー用 (薄層クロマトグラフィー用グリチルリチン酸) C42H62O16・nH2O

本品は、白色の結晶性の粉末で、特異な甘味がある。熱湯又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

融点 213~218℃(分解)

純度試験 類縁物質 本品10mgを水/エタノール(95)混液(1:1)5mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水/エタノール(95)混液(1:1)を加えて正確に100mLとし、対照液とする。検液及び対照液10μLにつき、「カンゾウ抽出物(粗製物)」の確認試験を準用し、試験を行うとき、検液から得たRf値約0.3の主スポット以外のスポットは、対照液から得たスポットより濃くない。

R0033600

グリチルレチン酸3―O―グルクロニド、定量用 (定量用グリチルレチン酸3―O―グルクロニド) C36H54O10 [34096―83―8]

本品は、白色の結晶である。

純度試験

(1) 本品1mgを量り、エタノール(95)(1→2)4mLに溶かし、検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(7:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(主波長254nm)下で観察するとき、スポットの数は1個である。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(2) 本品1mgを量り、移動相0.2mLに溶かし、検液とする。検液2μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からグリチルレチン酸3―O―グルクロニドの含量を求めるとき、99.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから、主ピークの保持時間の3倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル(HPLC用)/酢酸(54:45:1)

流量 1.0mL/分

乾燥減量 1%以下(デシケーターで減圧、2時間)

R0033700

β―グルカン(大麦由来) (C6H10O5)n

本品は、大麦から得られたものである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0033750

D―グルクロノラクトン C6H8O6 [32449―92―6]

日本薬局方D―グルクロノラクトン標準品を用いる。

R0033800

グルコアミラーゼ 本品は、Aspergillus nigerから得られた、白~褐色の粉末又は淡黄~濃褐色の液体で、においはないか又は特異なにおいがある。本品の1単位は、デンプンを基質として、pH4.5、40℃において60分間に1mgのD―グルコースを生成する酵素量とする。

R0033850

グルコサミン塩酸塩、定量用 (定量用グルコサミン塩酸塩) C6H13NO5・HCl [66―84―2]

本品は、白~類白色の結晶、結晶性の粉末又は粉末である。

含量 98.0%以上

比旋光度 画像123 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.1g、水、10mL)ただし、20時間放置後、測定する。

定量法 本品0.4gを精密に量り、水50mL及び硝酸(1→3)5mLを加えて溶かし、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定する。終点の確認には電位差計を用いる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=21.56mg C6H13NO5・HCl

R0033900

D(+)―グルコース C6H12O6 [50―99―7]

日本薬局方ブドウ糖を用いる。

R0034000

グルコースオキシダーゼ 本品は、Penicillium属から得られた、白色の粉末である。本品の1単位は、D―グルコースを基質として、pH7.0、25℃において1分間に1μmolのD―グルコノ―1,5―ラクトンを生成する酵素量とする。

R0034100

グルコースオキシダーゼ(Aspergillus由来) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、Aspergillus属から得られたものである。本品の1単位は、D(+)―グルコースを基質として、pH7.0、37℃において1分間に1μmolのD(+)―グルコースを酸化する酵素量とする。

R0034200

グルコースオキシダーゼ(Aspergillus niger由来) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、Aspergillus nigerから得られたものである。本品の1単位は、D(+)―グルコースを基質とし、pH5.1、35℃において、1分間に1μmolのD―グルコノラクトンと過酸化水素に酸化する酵素量とする。

R0034300

グルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ試液 グルコースオキシダーゼ(Aspergillus niger由来)9000~15000単位、パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、ピロガロール基質)1000~3000単位及び2,2′―アジノビス(3―エチルベンゾチアゾリン―6―スルホン酸二アンモニウム)1.00gを量り、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶かし、1000mLとする。

R0034400

D―グルコース測定用試液(グルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ含有) グルコースオキシダーゼ(Aspergillus由来)550単位、パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、ピロガロール基質)125単位を量り、pH7.2のトリス・リン酸緩衝液40mLを加えて溶かし、0.4w/v%4―アミノアンチピリン溶液1mL及びフェノール溶液(1→20)1.4mLを加えた後、pH7.2のトリス・リン酸緩衝液を加えて50mLとする。用時調製する。

R0034500

D―グルコース測定用試液(ヘキソキナーゼ含有) ヘキソキナーゼ、グルコース―6―リン酸デヒドロゲナーゼ、アデノシン三リン酸及びニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(酸化型)を含むグルコース測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0034600

D―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有) ムタロターゼ(ブタ腎臓由来)、グルコースオキシダーゼ(Penicillium属由来)、パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来)、アスコルビン酸オキシダーゼ(カボチャ由来)、4―アミノアンチピリン及びフェノールを含むD―グルコース測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0034700

D―グルコース定量用発色試液 フェノール0.50g、ムタロターゼ130単位、グルコースオキシダーゼ9000単位、ペルオキシダーゼ650単位及び4―アミノアンチピリン0.1gをリン酸緩衝液(pH7.1)に溶かして正確に1000mLとする。2~10℃で保存し、1か月以内に使用する。

R0034800

α―D―グルコース1,6―二リン酸カリウム塩n水和物 C6H10K4O12P2・nH2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0034900

D―グルコース・D―フルクトース測定用試液 ヘキソキナーゼ、グルコース―6―リン酸脱水素酵素、トリエタノールアミン緩衝液(pH7.6)、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(酸化型)、アデノシン三リン酸及び硫酸マグネシウムを含む試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0035000

α―D―グルコース1―リン酸測定用試液 β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(酸化型)0.199g、塩化マグネシウム六水和物0.305g及びα―D―グルコース1,6―二リン酸カリウム塩n水和物0.51mgを量り、水50mL及びトリス緩衝液(0.05mol/L、pH7.0)40mLを加えて混和し、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液(0.2mol/L)1.5mL、ホスホグルコムターゼ0.3mL及びグルコース―6―リン酸脱水素酵素0.4mLを添加した後、水を加えて100mLとする。

R0035100

グルコース―6―リン酸脱水素酵素 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、Leuconostoc mesenteroidesから得られたものである。本品の1単位は、グルコース―6―リン酸とβ―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(酸化型)を基質として、25℃、pH7.8において、1分間に1μmolのグルコース―6―リン酸を酸化する酵素量とする。

本品は、1μL当たり1単位の活性を有し、比活性は1mg当たり550単位である。本品は、3.2mol/L硫酸アンモニウムを含む。

R0035200

グルタミルバリルグリシン、定量用 (定量用グルタミルバリルグリシン) C12H21N3O6

本品は、白~淡赤色の粉末である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、グルタミルバリルグリシン(C12H21N3O6)99.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3321cm-1、3282cm-1、1712cm-1、1654cm-1、1619cm-1及び1541cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 0.50%以下

本品25mgを量り、水を加えて溶かし、25mLとし、検液とする。検液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液の主ピーク以外のピークの面積及び比較液の主ピークの面積を測定し、次式より類縁物質の量を求める。

類縁物質の量(%)=ASUM/AR

ただし、

ASUM:検液の主ピーク以外のピークの合計面積

AR:比較液の主ピークの面積

操作条件 「グルタミルバリルグリシン」の定量法の操作条件を準用する。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、1時間)

定量法 本品約0.4gを精密に量り、ギ酸3mLを加えて溶かし、酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=30.33mg C12H21N3O6

R0035300

L―グルタミル―L―チロシル―L―グルタミン酸 C19H25N3O9 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0035400

L(+)―グルタミン C5H10N2O3 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0035500

L―グルタミン酸、定量用 (定量用L―グルタミン酸) C5H9NO4 〔L―グルタミン酸 K9047、特級〕 [56―86―0]

R0035600

L―グルタミン酸測定用試液 L―グルタミン酸オキシダーゼ(Streptomyces属由来)、パーオキシダーゼ、4―アミノアンチピリン及びN―エチル―N―(2―ヒドロキシ―3―スルホプロピル)―3,5―ジメチルアニリンナトリウム塩を含むL―グルタミン酸測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0151400

L―グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(ウシ肝臓由来) 本品は、牛の肝臓から得られた、L―グルタミン酸デヒドロゲナーゼである。本品は、既知の酵素活性を有する。本品の1単位は、2―ケトグルタル酸を基質として、pH7.3、25℃において1分間に1μmolのL―グルタミン酸を遊離する酵素量とする。

R0035700

L―グルタミン酸ナトリウム一水和物 C5H8NNaO4・H2O [6106―04―3] 「L―グルタミン酸ナトリウム」

R0035800

グルタル酸 HOOC(CH2)3COOH [110―94―1]

本品は、白色の結晶性の粉末で、水に溶ける。

融点 95~99℃

R0035900

クレアチン一水和物 C4H9N3O2・H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。