アクセシビリティ閲覧支援ツール

添付一覧

添付画像はありません

○食品、添加物等の規格基準

(昭和三十四年十二月二十八日)

(厚生省告示第三百七十号)

食品衛生法(昭和二十二年法律第二百三十三号)第七条第一項及び第十条の規定に基き、食品、添加物等の規格基準を次のように定め、食品、添加物、器具及び容器包装の規格及び基準(昭和二十三年七月厚生省告示第五十四号。以下「旧規格基準」という。)及び食品衛生試験法(昭和二十三年十二月厚生省告示第百六号)は廃止する。ただし、添加物のうちこの告示により定められた成分規格が旧規格基準に定められた成分規格と異るものの成分規格、第2 添加物の部のE 各条の項の「イソチオシアン酸アリル」、「エチルバニリン」、「ケイ皮アルデヒド」、「シトラール」、「バニリン」、「ベンジルアルコール」、「ベンズアルデヒド」、「dl―メントール」、「l―メントール」、「タルク」、「亜硫酸水素ナトリウム液」、「カルシフエロール」、「コレカルシフエロール」、「パントテン酸カルシウム」、「パントテン酸ナトリウム」、「ピリドキシン塩酸塩」及び「酢酸」の成分規格並びに「カルシフエロール」及び「コレカルシフエロール」の保存基準については、昭和三十五年十二月三十一日までは、なお従前の例によることができるものとし、旧規格基準の一 食品の部の◎清涼飲料水の項の(二) 清涼飲料水の製造基準の(3)のただし書又は同項の(4)の(ニ)の規定により、清涼飲料水の容器包装又は殺菌方法につき、厚生大臣の承認を受けたものの容器包装又は殺菌については、昭和三十五年三月三十一日までは、なお従前の当該容器包装又は当該殺菌方法によることができる。

改正文 (昭和三五年九月一〇日厚生省告示第二八三号) 抄

第2 添加物の部E 各条の項の○ かんすいの2 固形かんすいの成分規格、3 液状かんすいの成分規格及び4 希釈粉末かんすいの成分規格並びに○ dl―リンゴ酸ナトリウムの規定は、昭和三十六年一月一日から適用する。

改正文 (昭和三六年六月一日厚生省告示第一七五号) 抄

第2 添加物の部C 添加物一般の試験法の項の色素試験法並びに同部E 各条の項の「塩化アルミニウム(無水)」及び「フマル酸」の成分規格については、昭和三十六年十二月三十日までは、なお従前の例によることができるものとし、第2 添加物の部E 各条の項の○ カゼイン、○ クエン酸カルシウムの1 クエン酸カルシウム(製剤中に含まれる場合を含む。)の成分規格、○ 大豆リン脂質、○ ビタミンA油、○ プロピレングリコール脂肪酸エステル、○ 粉末ビタミンA及び○ 油性ビタミンA脂肪酸エステルの規定は、昭和三十七年五月一日から適用する。

改正文 (昭和三七年五月二六日厚生省告示第一九二号) 抄

第2 添加物の部E 各条の項の○ アニスアルデヒド、○ アンスラニル酸メチル、○ イソオイゲノール、○ イソ吉草酸イソアミル、○ イソ吉草酸エチル、○ ウンデカラクトン、○ エナント酸エチル、○ オイゲノール、○ カプロン酸、○ カプロン酸エチル、○ ギ酸イソアミル、○ グルコン酸液、○ ケイ皮アルコール、○ ケイ皮酸エチル、○ ケイ皮酸メチル、○ 酢酸イソアミル、○ 酢酸ブチル、○ 酢酸ベンジル、○ 酢酸リナリル、○ サリチル酸メチル、○ デシルアルデヒド、○ ノナラクトン、○ ピペロナール、○ プロピオン酸イソアミル、○ メチルβ―ナフチルケトン、○ ユーカリプトール、○ 酪酸、○ 酪酸イソアミル、○ 酪酸エチル及び○ 酪酸ブチルの成分規格の規定は、昭和三十八年一月一日から適用する。

改正文 (昭和三七年一二月一日厚生省告示第四一四号) 抄

昭和三十八年六月一日から適用する。

改正文 (昭和三七年一二月一日厚生省告示第四一五号) 抄

昭和三十八年四月一日から適用する。

改正文 (昭和三八年七月二六日厚生省告示第三三五号) 抄

第2 添加物の部E 各条の項の○ アセトン、○ D―キシロース及び○ ヘキサンの成分規格の規定は、昭和三十九年一月一日から適用する。

改正文 (昭和三九年七月一五日厚生省告示第三七〇号) 抄

第2 添加物の部E 各条の項の○ アセト酢酸エチル、○ アセトフエノン、○ α―アミルシンナミツクアルデヒド、○ イオン交換樹脂、○ 5′―イノシン酸ナトリウム、○ カプロン酸アリル、○ ギ酸ゲラニル、○ ギ酸シトロネリル、○ 5′―グアニル酸ナトリウム、○ ゲラニオール、○ 酢酸ゲラニル、○ 酢酸シトロネリル、○ 酢酸シンナミル、○ 酢酸テルピニル、○ 酢酸フエニルエチル、○ l―酢酸メンチル、○ シクロヘキシルプロピオン酸アリル、○ シトロネラール、○ シトロネロール、○ d―酒石酸、○ d―酒石酸水素カリウム、○ d―酒石酸ナトリウム、○ チアミン塩酸塩、○ チアミン硝酸塩、○ テルピネオール、○ パラメチルアセトフエノン、○ ヒドロキシシトロネラール、○ フエニル酢酸イソブチル、○ フエニル酢酸エチル、○ プロピオン酸ベンジル、○ d―ボルネオール、○ マルトール、○ N―メチルアンスラニル酸メチル、○ メチルナフトキノン、○ 葉酸、○ ヨノン及び○ 5′―リボヌクレオタイドナトリウムの成分規格並びに○ クロルスチロール、○ ブロムスチロール及び○ メチルナフトキノンの使用基準の規定は公布の日から起算して六箇月を経過した日から適用する。

改正文 (昭和四〇年四月一日厚生省告示第一七一号) 抄

昭和四十年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四〇年七月五日厚生省告示第三五四号) 抄

○ ソルビン酸、○ ソルビン酸カリウム及び○ ソルビン酸ナトリウムの使用基準の規定中ピーナツツバター加工品に関する部分、○ デヒドロ酢酸及び○ デヒドロ酢酸ナトリウムの使用基準の規定、○ ニトロフラゾーン及び○ ニトロフリルアクリル酸アミドに関する規定並びに○ パラオキシ安息香酸イソブチル、○ パラオキシ安息香酸イソプロピル、○ パラオキシ安息香酸エチル、○ パラオキシ安息香酸セカンダリブチル、○ パラオキシ安息香酸ブチル及び○ パラオキシ安息香酸プロピルの使用基準の規定は、昭和四十一年一月五日から適用する。

改正文 (昭和四一年二月一七日厚生省告示第六八号) 抄

第2 添加物の部E 各条の項の○ アセトン、○ イソ吉草酸エチル、○ L―イソロイシン、○ オクチルアルデヒド、○ 活性炭、○ カプリル酸エチル、○ カプリン酸エチル、○ カプロン酸エチル、○ β―カロチン、○ ギ酸イソアミル、○ サイクラミン酸カルシウム、○ サイクラミン酸ナトリウム、○ 酢酸イソアミル、○ 酢酸エチル、○ 酢酸ゲラニル、○ 酢酸シクロヘキシル、○ 酢酸ブチル、○ 食用赤色2号アルミニウムレーキ、○ 食用赤色3号アルミニウムレーキ、○ 食用黄色4号アルミニウムレーキ、○ 食用黄色5号アルミニウムレーキ、○ 食用緑色1号アルミニウムレーキ、○ 食用緑色2号アルミニウムレーキ、○ 食用緑色3号アルミニウムレーキ、○ 食用青色1号アルミニウムレーキ、○ 食用青色2号アルミニウムレーキ、○ 食用紫色1号アルミニウムレーキ、○ ジブチルヒドロキシトルエン、○ ソルビン酸カリウム、○ デシルアルコール、○ デヒドロ酢酸ナトリウム、○ デンプンリン酸エステルナトリウム、○ DL―トリプトフアン、○ L―トリプトフアン、○ ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール、○ ピリドキシン塩酸塩、○ L―フエニルアラニン、○ フエニル酢酸イソアミル、○ ブチルヒドロキシアニソール、○ プロピオン酸イソアミル、○ プロピオン酸エチル、○ ヘキサン、○ l―ペリラアルデヒド、○ メタリン酸カリウム、○ 油性ビタミンA脂肪酸エステル、○ 酪酸、○ 酪酸エチル、○ 酪酸シクロヘキシル、○ 酪酸ブチル、○ リナロール、○ リボフラビン及び○ 酸性白土、白陶土、ベントナイト、タルク、砂およびケイソウ土ならびにこれらに類似する不溶性の鉱物性物質の成分規格の規定は、昭和四十一年八月十七日から適用する。

改正文 (昭和四一年七月一五日厚生省告示第三四九号) 抄

昭和四十二年一月十五日から適用する。ただし、第2 添加物の部E 各条の項の○ ソルビン酸、○ ソルビン酸カリウム及び○ ソルビン酸ナトリウムの使用基準の規定中魚介乾製品(魚乾製品、いかくん製品及びたこくん製品を除く。)に関する部分は、公布の日から適用する。

改正文 (昭和四一年一〇月四日厚生省告示第四三四号) 抄

昭和四十二年四月四日から適用する。

改正文 (昭和四二年一月二三日厚生省告示第一九号) 抄

第2 添加物の部E 各条の項の○ 食用緑色1号及び○ 食用緑色1号アルミニウムレーキに係る部分は、昭和四十二年七月二十三日から適用する。

改正文 (昭和四二年六月一六日厚生省告示第二六四号) 抄

第2 添加物の部E 各条の項の○ ズルチンに係る部分は、昭和四十二年十二月十六日から適用する。

改正文 (昭和四二年八月二四日厚生省告示第三四九号) 抄

昭和四十二年十一月一日から適用する。

改正文 (昭和四三年三月八日厚生省告示第七三号) 抄

第2 添加物の部F 各条の項の○ L―アスコルビン酸ステアリン酸エステル、○ Dソルビツト液、○ ピリドキシン塩酸塩及び○ L―リジン塩酸塩に係る部分は、昭和四十三年九月八日から適用する。

改正文 (昭和四三年三月三〇日厚生省告示第一〇九号) 抄

昭和四十三年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四四年二月一日厚生省告示第二九号) 抄

第2 添加物の部F 各条の項の○ 過酸化水素に係る部分は、昭和四十四年八月一日から適用する。

改正文 (昭和四四年七月二五日厚生省告示第二五七号) 抄

昭和四十四年十月二十五日から適用する。

改正文 (昭和四四年九月二九日厚生省告示第三一八号) 抄

昭和四十五年四月一日から適用する。

改正文 (昭和四四年一一月五日厚生省告示第三五八号) 抄

昭和四十五年十月一日から適用する。

(昭四五厚告二・一部改正)

改正文 (昭和四四年一二月二六日厚生省告示第四一〇号) 抄

昭和四十五年六月二十六日から適用する。ただし、茶に係る部分は、同年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四五年六月二六日厚生省告示第二二三号) 抄

昭和四十五年六月二十六日から適用する。ただし、茶に係る部分は、同年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四五年一〇月一五日厚生省告示第三六四号) 抄

昭和四十五年十月二十四日から適用する。

改正文 (昭和四五年一一月二〇日厚生省告示第三九五号) 抄

第1 食品の部D 各条の項の○ 米(玄米をいう。以下この項において同じ。)及び○ 果実、野菜および茶並びに第2 添加物の部F 各条の項の○ 流動パラフインに係る部分は、昭和四十六年五月一日から適用する。

改正文 (昭和四六年二月二六日厚生省告示第三九号) 抄

昭和四十六年九月一日から適用する。ただし、第2 添加物の部F 各条の項の○ ジフエニル及び○ dl―α―トコフエロールに係る部分については、公布の日から適用する。

改正文 (昭和四六年三月二三日厚生省告示第五四号) 抄

昭和四十六年六月一日から適用する。

改正文 (昭和四六年五月一日厚生省告示第一三四号) 抄

第1 食品の部D 各条の項の○ アイスクリーム類、○ 魚肉ねり製品及び○ 冷凍食品並びに第2 添加物の部C 添加物一般の使用基準並びに第3 器具および容器包装に係る部分については、昭和四十六年六月一日から適用する。

改正文 (昭和四六年一〇月四日厚生省告示第三三〇号) 抄

昭和四十七年四月一日から適用する。

改正文 (昭和四六年一二月二〇日厚生省告示第四〇四号) 抄

昭和四十七年六月一日から適用する。ただし、米、ばれいしよ及び茶に係る部分については、同年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四七年五月三一日厚生省告示第一七七号) 抄

昭和四十七年六月一日から適用する。ただし、米、ばれいしよ及び茶に係る部分については、同年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四七年八月八日厚生省告示第二五七号) 抄

第2 添加物の部F 各条の項の○ グリセロリン酸カルシウム、○ グルコン酸カルシウム、○ ジブチルヒドロキシトルエン、○ デヒドロ酢酸、○ デヒドロ酢酸ナトリウム及び○ ブチルヒドロキシアニソール並びに第4 おもちやの部に係る部分は、昭和四十八年一月一日から適用する。

改正文 (昭和四七年一二月一三日厚生省告示第三七九号) 抄

昭和四十八年六月十三日から適用する。

改正文 (昭和四八年一月一〇日厚生省告示第二号) 抄

昭和四十八年六月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年一月一〇日厚生省告示第三号) 抄

昭和四十八年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年四月二八日厚生省告示第九八号) 抄

第1 食品の部C 食品一般の保存基準の項並びに同部D 各条の項の○ 粉末清涼飲料、○ 氷雪、○ 氷菓、○ 食肉および鯨肉(生食用冷凍鯨肉を除く。以下この項において同じ。)、○ 食肉製品および鯨肉製品、○ 魚肉ねり製品、○ ゆでたこ、○ 生食用かき及び○ 冷凍食品、第2 添加物の部F 各条の項の○ アンモニウムミヨウバン、○ 塩化アルミニウム(結晶)、○ 塩化アルミニウム(無水)、○ サツカリンナトリウム、○ デヒドロ酢酸、○ デヒドロ酢酸ナトリウム、○ 2―(2―フリル)―3―(5―ニトロ―2―フリル)アクリル酸アミド、○ ミヨウバン、○ 焼アンモニウムミヨウバン及び○ 焼ミヨウバン並びに第5 洗浄剤の部に係る部分は、昭和四十八年十一月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年五月三一日厚生省告示第一五一号) 抄

昭和四十八年六月一日から適用する。ただし、かんしよ、ばれいしよ及び茶に係る部分については、同年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年六月四日厚生省告示第一五四号) 抄

昭和四十八年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年六月二二日厚生省告示第一七八号) 抄

昭和四十九年一月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年一〇月一日厚生省告示第二七三号) 抄

昭和四十九年四月一日から適用する。ただし、第2 添加物の部F 各条の項の○ タール色素の製剤に係る部分については、公布の日から適用する。

改正文 (昭和四八年一二月二一日厚生省告示第三三二号) 抄

第1 食品の部並びに第2 添加物の部F 各条の項の○ 亜硫酸水素ナトリウム、○ 亜硫酸ナトリウム(結晶)、○ 亜硫酸ナトリウム(無水)、○ 次亜硫酸ナトリウム、○ 無水亜硫酸及び○ メタ重亜硫酸カリウムに係る部分(ソルビン酸及びこれを含む製剤並びにソルビン酸カリウム及びこれを含む製剤を使用したぶどう酒に係る部分を除く。)は、昭和四十九年六月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年一二月二一日厚生省告示第三三三号) 抄

昭和四十九年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四八年一二月二七日厚生省告示第三四〇号) 抄

昭和四十九年一月一日から適用する。

改正文 (昭和四九年五月一八日厚生省告示第一四六号) 抄

昭和四十九年九月一日から適用する。

改正文 (昭和四九年六月一日厚生省告示第一六六号) 抄

ばれいしよに係る部分については、昭和四十九年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四九年八月二七日厚生省告示第二二八号) 抄

昭和四十九年十月一日から適用する。

改正文 (昭和四九年九月三〇日厚生省告示第二七〇号) 抄

昭和四十九年十一月一日から適用する。ただし、第1 食品の部D 各条の項の○ 魚肉ねり製品の3 魚肉ねり製品の保存基準及び○ 豆腐の2 豆腐の保存基準の規定は、昭和五十年四月一日から適用する。

改正文 (昭和五〇年七月二五日厚生省告示第二三八号) 抄

昭和五十年七月二十五日から適用する。ただし、第2 添加物の部F 各条の項の○ 塩化アルミニウム(結晶)、○ 塩化アルミニウム(無水)及び○ サリチル酸に係る部分は、昭和五十一年一月二十五日から適用する。

改正文 (昭和五〇年一一月七日厚生省告示第三〇九号) 抄

昭和五十一年六月一日から適用する。ただし、えんどう、大豆及びばれいしよに係る部分については、昭和五十一年十月一日から適用する。

改正文 (昭和五一年八月一〇日厚生省告示第二三一号) 抄

昭和五十一年八月十日から適用する。ただし、第2 添加物の部F 各条の項の○ 酸性白土、白陶土、ベントナイト、タルク、砂、ケイソウ土及びパーライト並びにこれらに類似する不溶性の鉱物性物質のパーライト(製剤中に含まれる場合を含む。)の成分規格の目に係る部分については昭和五十二年二月十日から適用し、同項の「ステアリル乳酸カルシウム」及び「ケイソウ土」の成分規格については昭和五十二年二月九日までは、なお従前の例によることができる。

改正文 (昭和五二年二月一八日厚生省告示第一七号) 抄

第1 食品の部D 各条の項の○ 食肉製品および鯨肉製品の2 食肉製品および鯨肉製品の製造基準の目の(6)及び第3 器具及び容器包装の部A 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の規格の項の6の2の改正規定については、昭和五十二年三月一日から、第1 食品の部D 各条の項の○ 即席めん類の改正規定並びに同項に○ 容器包装詰加圧加熱殺菌食品を加える改正規定及び第3 器具及び容器包装の部A 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の規格の項に13の2を加える改正規定は、同年八月一日から、それぞれ適用し、この告示による改正後の第1 食品の部D 各条の項の○ 即席めん類及び○ 容器包装詰加圧加熱殺菌食品並びに第3 器具及び容器包装の部A 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の規格の項の13の2の規定は、同年七月三十一日までに製造され、加工され、又は輸入される食品及び当該食品の容器包装については適用しない。

改正文 (昭和五二年九月三〇日厚生省告示第二四五号) 抄

昭和五十二年十月一日から適用する。

改正文 (昭和五三年三月一一日厚生省告示第四五号) 抄

第2 添加物の部F 各条の項の「コハク酸二ナトリウム」、「D―ソルビツト」、「D―ソルビツト液」、「第一リン酸カルシウム」、「第三リン酸カルシウム」、「硫酸ナトリウム」、「硫酸マグネシウム」、「リン酸一ナトリウム(結晶)」及び「リン酸一ナトリウム(無水)」であつて、昭和五十三年四月十日までに製造されるもの並びに昭和五十三年三月十日までに食品衛生法第十四条第一項の規定に基づく検査を受けたものについては、なお従前の例によることができる。

改正文 (昭和五三年八月二二日厚生省告示第一八五号) 抄

第1 食品の部A及びCに係る部分並びに第2 添加物の部F 各条の項の○ チオ硫酸ナトリウム及び○ ラウリルトリメチルアンモニウム―2、4、5―トリクロルフエノキサイドに係る部分は昭和五十四年二月二十二日から、第1 食品の部Dに係る部分は昭和五十四年四月一日から適用する。

改正文 (昭和五四年五月二八日厚生省告示第九八号) 抄

昭和五十四年十一月二十八日から適用する。ただし、昭和五十四年五月二十八日までに製造される食品の自動販売機(食品が部品に直接接触する構造を有するものに限る。)については、第3 器具及び容器包装の部A 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の規格の項の13の改正規定は、昭和五十五年五月二十八日((1)に係る部分については、昭和五十五年九月二十八日)から適用する。

(昭五五厚告九二・一部改正)

改正文 (昭和五五年二月二〇日厚生省告示第二四号) 抄

第2 添加物の部F 各条の項の○ 過酸化水素に係る部分は、十月一日から適用する。

改正文 (昭和五五年六月二〇日厚生省告示第一〇九号) 抄

昭和五十五年十二月二十日から適用する。

改正文 (昭和五六年六月一〇日厚生省告示第一一六号) 抄

第2 添加物の部F 各条の項の○ β―カロチン、○ 水溶性アナトー、○ 着色料(化学的合成品及びこれを含む製剤を除く。以下この項において同じ。)、○ 鉄クロロフイリンナトリウム及び○ 銅クロロフイルに係る部分並びに○ プロピレングリコールの使用基準の目に係る部分は、昭和五十六年十二月一日から適用し、同項の「アセト酢酸エチル」、「イオン交換樹脂」、「エステルガム」、「塩化第二鉄」、「塩酸」、「D―キシロース」、「クエン酸鉄」、「クエン酸鉄アンモニウム」、「グリセリン」、「グリセリン脂肪酸エステル」、「グルコノデルタラクトン」、「グルコン酸液」、「コハク酸クエン酸鉄」、「三二酸化鉄」、「次亜硫酸ナトリウム」、「第一リン酸カルシウム」、「炭酸カルシウム」、「炭酸ナトリウム(無水)」、「二酸化炭素」、「乳酸」、「乳酸鉄」、「ピリドキシン塩酸塩」、「ピロリン酸第二鉄」、「プロピレングリコール」、「ヘキサン」、「D―マンニツト」、「焼アンモニウムミヨウバン」、「焼ミヨウバン」、「硫酸カルシウム」、「硫酸第一鉄(乾燥)」、「硫酸第一鉄(結晶)」、「dl―リンゴ酸」、「dl―リンゴ酸ナトリウム」、「リン酸一アンモニウム」、「リン酸二ナトリウム(結晶)」及び「リン酸二ナトリウム(無水)」であつて、同年八月三十一日までに製造されるものについては、なお従前の例によることができる。

改正文 (昭和五六年六月二〇日厚生省告示第一二一号) 抄

昭和五十六年十一月三十日までに製造され、加工され、又は輸入される食肉製品については、なお従前の例によることができる。

改正文 (昭和五七年一月一四日厚生省告示第五号) 抄

添加物として用いることを目的とする塩化カリウム及び酸化マグネシウムであつて化学的合成品以外のもの(塩化カリウム及び酸化マグネシウムに関し化学的合成品以外のもののみを含む製剤を含む。)については、昭和五十七年七月一日から適用する。

改正文 (昭和五七年二月一六日厚生省告示第二〇号) 抄

第2添加物の部F各条の項中○ニコチン酸の2ニコチン酸及びこれを含む製剤の使用基準及び○ニコチン酸アミドの2ニコチン酸アミド及びこれを含む製剤の使用基準に係る部分、第3器具及び容器包装の部D器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の材質別規格の項の3合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2)個別規格中7.ポリメタクリル酸メチルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装、8.ナイロンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装及び9.ポリメチルペンテンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装に係る部分、同項の5金属缶(乾燥した食品(油脂及び脂肪性食品を除く。)を内容物とするものを除く。以下この目において同じ。)の目並びに同部E器具又は容器包装の用途別規格の項の2.清涼飲料水(原料用果汁を除く。以下この目において同じ。)の容器包装の目中(1)ガラス製容器包装及び(2)金属製容器包装に係る部分は、昭和五十七年六月一日から適用する。

改正文 (昭和五七年五月一七日厚生省告示第九五号) 抄

昭和五十七年六月三十日までに製造され、加工され又は輸入される食肉製品及び鯨肉製品については、なお従前の例によることができる。

改正文 (昭和五七年八月二日厚生省告示第一三六号) 抄

第2添加物の部F各条の項の○臭素酸カリウムの2臭素酸カリウムおよびこれを含む製剤の使用基準の目の改正規定は昭和五十八年二月一日から適用することとし、第1食品の部D各条の項に○油脂を加える改正規定、第2添加物の部F各条の項の○酢酸エチルの2酢酸エチルの使用基準の目の改正規定、同項の○ジブチルヒドロキシトルエンの2ジブチルヒドロキシトルエンおよびこれを含む製剤の使用基準の目の改正規定及び同項の○ブチルヒドロキシアニソールの2ブチルヒドロキシアニソールおよびこれを含む製剤の使用基準の目の改正規定の適用については厚生大臣が別に定めるものとする。

(昭五八厚告四五・一部改正)

改正文 (昭和五八年七月三〇日厚生省告示第一四八号) 抄

昭和五十八年八月一日から適用する。

改正文 (昭和五八年八月二七日厚生省告示第一五三号) 抄

着香のみの目的で製造、輸入、使用又は販売するプロピオン酸については、第2添加物の部F各条の項の○プロピオン酸の成分規格の規定は、昭和五十九年二月二十七日から適用する。

改正文 (昭和五九年一二月一九日厚生省告示第二二一号) 抄

昭和六十年二月一日から適用する。

改正文 (昭和六一年四月一日厚生省告示第八四号) 抄

第3器具及び容器包装の部E器具又は容器包装の用途別規格の項の2清涼飲料水(原料用果汁を除く。以下この目において同じ。)の容器包装の目の(1)の1.を改正する部分以外の部分は、昭和六十一年十月一日から適用する。

改正文 (昭和六一年四月一日厚生省告示第八五号) 抄

昭和六十二年四月一日から適用する。

改正文 (昭和六一年五月三一日厚生省告示第一一一号) 抄

第3器具及び容器包装の部を改正する部分及び第4おもちやの部を改正する部分は、昭和六十二年四月一日から適用する。

改正文 (昭和六一年一一月二〇日厚生省告示第二〇七号) 抄

第2 添加物の部の改正規定のうちF 使用基準の項の酢酸エチルの目、ジブチルヒドロキシトルエンの目及びブチルヒドロキシアニソールの目の適用については厚生大臣が別に定めるものとし当該適用について別に定めるまではなお従前の例によるほか、昭和六十二年五月二十日までに製造され、加工され、又は輸入される添加物については、なお従前の例によることができる。

改正文 (昭和六一年一一月二八日厚生省告示第二一三号) 抄

昭和六十二年五月二十八日から適用する。

改正文 (平成三年一月一七日厚生省告示第一号) 抄

第2 添加物の部F 使用基準の項亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸カリウム及びピロ亜硫酸ナトリウムの目の規定中水あめに係る部分は、平成三年七月一日から適用する。

改正文 (平成三年三月二七日厚生省告示第五五号) 抄

平成三年十月一日から適用する。

改正文 (平成四年八月一三日厚生省告示第二〇八号) 抄

第2 添加物の部F 使用基準の項の酢酸エチルの目の規定、ジブチルヒドロキシトルエンの目の規定及びブチルヒドロキシアニソールの目の規定の適用については厚生大臣が別に定めるものとし、当該適用について別に定めるまでは、なお従前の例によるほか、平成五年二月十二日までに製造され、加工され、又は輸入される添加物については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成四年一〇月二七日厚生省告示第二三九号) 抄

平成五年五月一日から適用する。

改正文 (平成五年三月四日厚生省告示第六八号) 抄

平成五年九月一日から適用する。ただし、第1 食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホツプの成分規格の試験法の目の(2)の改正規定、(3)の改正規定、(4)の改正規定、(5)の改正規定、(6)の改正規定(エトプロホスに係る部分を除く。)、(9)の改正規定、(11)の改正規定、(12)の改正規定、(14)の改正規定、(15)の改正規定、(16)の改正規定、(19)の改正規定、(22)の改正規定、(23)の改正規定、(24)の改正規定及び(25)の改正規定は、平成五年五月一日から適用する。

改正文 (平成五年三月一七日厚生省告示第七三号) 抄

平成六年三月三十一日までに製造され、又は輸入される食肉製品については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成五年四月二一日厚生省告示第一二四号) 抄

この告示による改正後の第2 添加物の部F 使用基準の項のステアロイル乳酸カルシウムの目の規定中パンに対するステアロイル乳酸カルシウムの使用量の規制に係る部分及び同項のD―マンニトールの目の規定中あめ類及びチューインガムに係る部分(D―マンニトールを粘着防止の目的で使用する場合に限る。)は、平成五年十月二十日から適用する。ただし、この告示による改正後の第2 添加物の部F 使用基準の項の酢酸エチルの目の規定(酵母エキスに係る部分を除く。)の適用については厚生大臣が別に定めるものとし、当該適用について別に定めるまでは、なお従前の例による。

改正文 (平成五年九月一四日厚生省告示第二〇〇号) 抄

平成六年四月一日から適用する。

ただし、第1 食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの2 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の試験法の目の(2)の改正規定、(5)の改正規定、(6)の改正規定、(7)の改正規定(イソプロカルブ及びチオベンカルブに係る部分を除く。)、(8)の改正規定、(11)の改正規定、(14)の改正規定、(15)の改正規定、(17)の改正規定、(22)の改正規定、(25)の改正規定、(28)の改正規定、(38)の改正規定及び(39)の改正規定、同項の○ 小麦粉の1 小麦粉の成分規格の目の改正規定並びに同項の○ 生あんの1 生あんの成分規格の目の改正規定は平成五年九月十四日から適用する。

改正文 (平成五年一一月二九日厚生省告示第二四五号) 抄

第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の2 清涼飲料水の製造基準の目の(1)の改正規定及び同目の(2)の改正規定並びに同項の○ 氷雪の2 氷雪の製造基準の目の改正規定は、平成五年十二月一日から適用する。

改正文 (平成六年一月三一日厚生省告示第一八号) 抄

平成六年五月一日から適用する。

改正文 (平成六年六月九日厚生省告示第一九九号) 抄

平成七年一月一日から適用する。ただし、第1 食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの2 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の試験法の目の(2)の改正規定、(4)の改正規定、(5)の改正規定、(7)の改正規定(レナシルに係る部分を除く。)、(8)の改正規定、(10)の改正規定、(17)の改正規定、(18)の改正規定、(19)の改正規定、(20)の改正規定、(21)の改正規定、(23)の改正規定、(24)の改正規定、(25)の改正規定、(26)の改正規定、(27)の改正規定、(28)の改正規定、(30)の改正規定(チオメトン及びピリミホスメチルに係る部分を除く。)、(31)の改正規定、(32)の改正規定(フェンバレレートに係る部分を除く。)、(33)の改正規定、(34)の改正規定、(35)の改正規定、(37)の改正規定、(39)の改正規定、(41)の改正規定、(42)の改正規定、(43)の改正規定、(45)の改正規定、(46)の改正規定、(48)の改正規定及び(49)の改正規定は平成六年六月九日から適用する。

改正文 (平成六年一二月二六日厚生省告示第三九三号) 抄

第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の2 清涼飲料水の製造基準の目の(2)の1.の表中セレン、バリウム、ホウ素及び硫化物の項の規定は、公布の日から起算して六月を経過した日から適用する。ただし、同日までの間においては、改正後の同表鉛の項第2欄中「0.05mg/l」とあるのは「0.1mg/l」とし、公布の日までに製造され、若しくは輸入されたミネラルウォーター類又は氷菓の原水については、この告示による改正後の規定にかかわらず、なお従前の例による。

改正文 (平成七年四月一四日厚生省告示第八八号) 抄

第2 添加物の部D 成分規格・保存基準各条の項のオキシエチレン高級脂肪族アルコールの目及び第2 添加物の部F 使用基準の項のオキシエチレン高級脂肪族アルコールの目の改正に係る部分については、公布の日から起算して六月を経過した日から適用する。

改正文 (平成七年八月一四日厚生省告示第一六一号) 抄

平成八年三月一日から適用する。

改正文 (平成七年一二月二六日厚生省告示第二一八号) 抄

第1 食品の部の改正規定は、平成八年七月一日から適用する。

改正文 (平成八年五月二三日厚生省告示第一五〇号) 抄

平成八年五月二十四日から適用する。ただし、食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法律(平成七年法律第百一号)第二条の規定による改正前の栄養改善法(昭和二十七年法律第二百四十八号)第十二条第一項又は第十七条の二第一項の規定による許可又は承認(栄養成分の補給ができる旨の標示に係るものに限る。)に係る食品については、改正後の規定にかかわらず、同日から平成九年五月二十三日までの間においては、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成八年五月二三日厚生省告示第一五一号) 抄

平成八年五月二十四日から適用する。

改正文 (平成八年九月二日厚生省告示第二二一号) 抄

平成九年三月一日から適用する。ただし、第2 添加物の部F 使用基準の項のサッカリンナトリウムの目及びパントテン酸カルシウムの目の改正規定は、平成八年九月二日から適用する。

改正文 (平成九年三月二八日厚生省告示第七二号) 抄

第1 食品の部A 食品一般の成分規格の項の改正規定並びに同部D 各条の項の○ 食肉及び鯨肉(生食用冷凍鯨肉を除く。以下この項において同じ。)の改正規定、○ 食鳥卵の改正規定、○ 魚介類(生食用かきを除く。以下この項において同じ。)の改正規定、○ 魚肉ねり製品の改正規定、○ 小麦粉の改正規定(カプタホールに係る部分に限る。)及び○ 容器包装詰加圧加熱殺菌食品の改正規定(「5.5」を「4.6」に改める部分に限る。)は、平成九年十月一日から適用し、同年九月三十日までに製造され、加工され、又は輸入される容器包装詰加圧加熱殺菌食品については、なお従前の例による。

改正文 (平成九年四月一七日厚生省告示第一〇四号) 抄

平成九年四月十七日から適用する。

改正文 (平成九年九月一日厚生省告示第一七九号) 抄

平成十年三月一日から適用する。ただし、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項の4.標準品の目の改正規定及び同部D 成分規格・保存基準各条の項のキシリトールの目の改正規定は、平成九年九月一日から適用する。

改正文 (平成一〇年九月一八日厚生省告示第二三四号) 抄

平成十年九月十八日から適用する。

改正文 (平成一〇年一〇月一二日厚生省告示第二四五号) 抄

平成十一年四月一日から適用する。

改正文 (平成一〇年一一月二五日厚生省告示第二五九号) 抄

平成十一年十一月一日から適用する。

改正文 (平成一一年四月六日厚生省告示第一一六号) 抄

平成十二年三月三十一日までに製造され、加工され、又は輸入される添加物については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成一一年一一月二二日厚生省告示第二三七号) 抄

平成十二年四月一日から適用する。

改正文 (平成一一年一一月二六日厚生省告示第二三九号) 抄

平成十二年六月一日から適用する。

改正文 (平成一二年五月一日厚生省告示第二三二号) 抄

平成十三年四月一日から適用する。ただし、この告示による改正後の食品、添加物等の規格基準第1A第三款及び第四款並びに第2Dに規定する安全性審査並びに第1B第五款及び第2E第三款に規定する確認については、同日前においても行うことができる。

改正文 (平成一二年六月三〇日厚生省告示第二七五号) 抄

平成十三年一月一日から適用する。

改正文 (平成一二年一二月五日厚生省告示第三七一号) 抄

平成十三年一月一日から適用する。

改正文 (平成一二年一二月二八日厚生省告示第六三〇号) 抄

平成十三年一月六日から適用する。

改正文 (平成一三年二月二六日厚生労働省告示第五六号) 抄

平成十三年四月一日から適用する。

改正文 (平成一三年三月二七日厚生労働省告示第九五号) 抄

平成十三年四月一日から適用する。ただし、この告示による改正後の食品、添加物等の規格基準第1A第五款に規定する審査については、適用日前においても行うことができるものとし、この告示の適用日前において、現に栄養改善法(昭和二十七年法律第二百四十八号)第十二条第一項の許可又は同法第十五条第一項の承認を受けている特定保健用食品にあっては、当該審査を経たものとみなす。

改正文 (平成一三年六月七日厚生労働省告示第二一二号) 抄

平成十三年七月一日から適用する。

改正文 (平成一三年六月七日厚生労働省告示第二一三号) 抄

平成十四年六月一日から適用する。

改正文 (平成一三年七月二四日厚生労働省告示第二五八号) 抄

平成十三年十月一日から適用する。

改正文 (平成一三年一〇月一日厚生労働省告示第三三一号) 抄

平成十四年四月一日から適用する。

改正文 (平成一四年三月一三日厚生労働省告示第九四号) 抄

平成十四年四月一日から適用する。

改正文 (平成一四年三月二八日厚生労働省告示第一四一号) 抄

平成十四年四月一日から適用する。

改正文 (平成一四年五月三一日厚生労働省告示第一九九号) 抄

平成十四年六月一日から適用する。

改正文 (平成一四年八月二日厚生労働省告示第二六七号) 抄

平成十五年八月一日から適用する。

改正文 (平成一四年一二月二〇日厚生労働省告示第三八七号) 抄

第1食品の部D各条の項の改正規定は平成十五年七月一日から適用し、平成十五年十二月三十一日までに製造され、加工され、調理され、又は輸入される生乳又は生山羊乳を使用して製造した食品に係る生乳又は生山羊乳の加熱殺菌の方法については、なお従前の例による。

改正文 (平成一五年六月二五日厚生労働省告示第二三四号) 抄

乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令(平成十五年厚生労働省令第百九号)の施行の日から適用する。

改正文 (平成一五年六月二六日厚生労働省告示第二三五号) 抄

公布の日から適用する。ただし、第2添加物の部D成分規格・保存基準各条の項のパントテン酸ナトリウムの目の次に一目を加える改正規定及び第2添加物の部F使用基準の項のパントテン酸カルシウムの目の次に一目を加える改正規定は、平成十六年二月一日から適用する。

改正文 (平成一五年一〇月一六日厚生労働省告示第三五一号) 抄

公布の日から適用する。

改正文 (平成一五年一一月二六日厚生労働省告示第三六九号) 抄

平成十六年六月一日から適用する。

改正文 (平成一六年一月一六日厚生労働省告示第一〇号) 抄

公布の日から起算して一箇月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一六年一月二〇日厚生労働省告示第一一号) 抄

公布の日から適用する。

改正文 (平成一六年二月二五日厚生労働省告示第三三号) 抄

平成十六年九月一日から適用する。ただし、第1食品の部D各条の項の○穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの1穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の目の(1)の表の大麦の項及び小麦の項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同目の(2)の表のそら豆の項、らつかせいの項及び上記以外の豆類の項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同目の(3)の表の核果果実のあんず(アプリコットを含む。以下同じ。)の項及びうめの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表の核果果実のおうとう(チェリーを含む。以下同じ。)の項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表の核果果実のすもも(プルーンを含む。以下同じ。)の項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表の核果果実のももの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表のかんきつ類果実のオレンジ(ネーブルオレンジを含む。以下同じ。)の項及びグレープフルーツの項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同表のかんきつ類果実のなつみかんの項及びなつみかんの外果皮の項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表のかんきつ類果実のなつみかんの果実全体の項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同表のかんきつ類果実のみかんの項の改正規定(EPN及びクロルピリホスに係る部分に限る。)、同表のかんきつ類果実のライムの項、レモンの項及び上記以外のかんきつ類果実の項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同表の仁果果実の日本なしの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表の仁果果実のマルメロの改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表の仁果果実のりんごの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表の熱帯産果実のアボカドの項、グアバの項、なつめやしの項、パイナップルの項及びパッションフルーツの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表の熱帯産果実のバナナの項の改正規定(マレイン酸ヒドラジドに係る部分を除く。)、同表の熱帯産果実のパパイヤの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のベリー類果実のいちごの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表のベリー類果実のクランベリーの項及びハックルベリーの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のベリー類果実のブラックベリーの項の改正規定(マレイン酸ヒドラジドに係る部分を除く。)、同表のベリー類果実のブルーベリーの項及びラズベリーの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のベリー類果実の上記以外のベリー類果実の項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同表のかきの項及びぶどうの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表のまくわうりの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表の上記以外の果実の項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同目の(4)の表のあぶらな科野菜のかぶ類の根の項の改正規定(EPN及びマレイン酸ヒドラジドに係る部分に限る。)、同表のあぶらな科野菜のかぶ類の葉の項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表のあぶらな科野菜のだいこん類(ラディッシュを含む。以下同じ。)の根の項、だいこん類の葉の項、はくさいの項及び芽キャベツの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表のいも類のばれいしよの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表のうり科野菜のかぼちや(スカッシュを含む。以下同じ。)の項及びしろうりの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のきく科野菜のアーティチョークの項の改正規定(マレイン酸ヒドラジドに係る部分を除く。)、同表のきく科野菜のエンダイブの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のきく科野菜のごぼうの項の改正規定(EPN及びフェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のきく科野菜のサルシフィーの項、しゆんぎくの項及びチコリの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のきく科野菜のレタス(サラダ菜及びちしやを含む。以下同じ。)の項の改正規定(EPN及びフェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のせり科野菜のセロリの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のせり科野菜のにんじんの項の改正規定(EPN及びマレイン酸ヒドラジドに係る部分に限る。)、同表のせり科野菜のパースニップの項の改正規定、同表のなす科野菜の上記以外のなす科野菜の項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同表のゆり科野菜のアスパラガスの項及びねぎ(リーキを含む。以下同じ。)の項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同表のゆり科野菜の上記以外のゆり科野菜の項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のえだまめの項の改正規定(クロルピリホスに係る部分に限る。)、同表のオクラの項の改正規定(マレイン酸ヒドラジドに係る部分を除く。)、同表のしようがの項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)、同表のほうれんそうの項の改正規定(EPNに係る部分に限る。)、同表の上記以外の野菜の項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分を除く。)、同目の(5)の表のオイルシードのごまの種子の項、なたねの項、ひまわりの種子の項、べにばなの種子の項及び上記以外のオイルシードの項並びにナッツ類のアーモンドの項、ぎんなんの項、くりの項、くるみの項、ペカンの項及び上記以外のナッツ類の項の改正規定(フェンピロキシメートに係る部分に限る。)並びに同目の(6)の表の改正規定(EPN及びクロルピリホスに係る部分に限る。)は公布の日から適用する。

改正文 (平成一六年二月二七日厚生労働省告示第五八号) 抄

平成十六年二月二十七日から適用する。

改正文 (平成一六年五月一三日厚生労働省告示第二一八号) 抄

公布の日から適用する。ただし、この告示の適用の際現にあるこの告示による改正前の食品、添加物等の規格基準第2添加物の部C試薬・試液等の項4.標準品の目に掲げる標準品については、この告示による改正後の食品、添加物等の規格基準第2添加物の部C試薬・試液等の項4.標準品の目の規定にかかわらず、なお従前の例による。

改正文 (平成一六年六月四日厚生労働省告示第二三三号) 抄

公布の日から起算して一箇月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一六年七月六日厚生労働省告示第二六三号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一六年九月二日厚生労働省告示第三二九号) 抄

平成十六年九月二日から適用する。

改正文 (平成一六年一一月二六日厚生労働省告示第四一三号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。ただし、第1食品の部A食品一般の成分規格の項の6の(1)食品に残留する農薬等の成分である物質量の限度の表のカルプロパミドの項の次に一項を加える改正規定は、平成十七年二月一日から適用する。

改正文 (平成一六年一二月一六日厚生労働省告示第四二六号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一六年一二月二四日厚生労働省告示第四四八号) 抄

公布の日から適用する。ただし、第1食品の部B食品一般の製造、加工及び調理基準の項の改正規定は、平成十七年二月二十五日から適用する。

改正文 (平成一七年二月二四日厚生労働省告示第三九号) 抄

公布の日から適用する。

改正文 (平成一七年三月二二日厚生労働省告示第九七号) 抄

公布の日から適用する。

改正文 (平成一七年四月二七日厚生労働省告示第二三〇号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。ただし、第1食品の部A食品一般の成分規格の項6の(1)食品に残留する農薬等の成分である物質の量の限度の表のDCIP、EPN、2、4、5―T、アゾキシストロビン、イプロジオン、グリホサート、クロフェンテジン及びジエトフェンカルブの項の改正規定、シクロキシジムの項の次に一項を加える改正規定並びにジクロメシット、シヘキサチン、シロマジン、ダミノジット、チオメトン、トリクラミド、トリフルミゾール、トルクロホスメチル、ノバルロン、ピリメタニル及びフルアジホップの項の改正規定は、公布の日から適用する。

改正文 (平成一七年四月二八日厚生労働省告示第二三三号) 抄

公布の日から適用する。

改正文 (平成一七年七月二〇日厚生労働省告示第三四三号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一七年八月一九日厚生労働省告示第三七七号) 抄

公布の日から適用する。

改正文 (平成一七年九月一六日厚生労働省告示第四二三号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。ただし、第1食品の部A食品一般の成分規格の項6の(1)食品に残留する農薬等の成分である物質の量の限度の表の2,4,5―T、アミトロール、カプタホール、シヘキサチン、ダミノジッド、フェニトロチオン、ボスカリド及びマラチオンの項の改正規定は、公布の日から適用する。

改正文 (平成一七年九月一六日厚生労働省告示第四二四号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一七年九月一六日厚生労働省告示第四二五号) 抄

公布の日から適用する。

改正文 (平成一七年一〇月二五日厚生労働省告示第四七〇号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一七年一一月二九日厚生労働省告示第四九九号) 抄

平成十八年五月二十九日から適用する。ただし、平成十八年五月二十八日までに製造され、又は加工される食品については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成一八年三月三一日厚生労働省告示第二〇一号) 抄

平成十九年三月三十一日までに製造され、又は輸入される器具若しくは容器包装、おもちや又は洗浄剤については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成一八年四月一八日厚生労働省告示第三三三号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一八年五月三〇日厚生労働省告示第三七七号) 抄

公布の日から起算して六月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一八年七月一一日厚生労働省告示第四四〇号) 抄

公布の日から起算して一月を経過した日から適用する。

改正文 (平成一八年七月二八日厚生労働省告示第四五六号) 抄

平成十八年八月二十八日から適用する。ただし、米、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の葉、西洋わさび、はくさい、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、ピーマン、かぼちや、すいか、まくわうり、たけのこ、オクラ、しようが、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、あんず、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、茶、その他のスパイス、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分に残留するジノテフランの量の限度については、平成十八年八月二十八日から平成十九年一月二十七日までの間に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一八年八月四日厚生労働省告示第四六九号) 抄

平成十八年九月一日から適用する。

改正文 (平成一八年八月二五日厚生労働省告示第四七三号) 抄

平成十八年九月二十五日から適用する。ただし、ライ麦、ばれいしよ、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、はくさい、ケール、こまつな、きような、その他のあぶらな科野菜、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、メロン類果実、ほうれんそう、その他の野菜、みかん、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、バナナ、ペカン、アーモンド、その他のスパイス、その他のハーブ、その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊、馬及び山羊を除く。)の脂肪、馬の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊、馬及び山羊を除く。)の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊、馬及び山羊を除く。)の腎臓及びその他の陸棲哺乳類に属する動物(羊、馬及び山羊を除く。)の食用部分に残留するピラクロストロビンの量の限度については、平成十八年九月二十五日から平成十九年二月二十四日までの間に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一八年一一月二九日厚生労働省告示第六四三号) 抄

さといも類、なす、かぼちや、しろうり、いちご、その他の果実及びその他のスパイス(みかんの果皮を除く。)に残留するシアゾファミドの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一八年一一月三〇日厚生労働省告示第六四五号) 抄

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するエンロフロキサシンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一九年三月三〇日厚生労働省告示第七三号) 抄

平成二十年三月三十一日(粗製海水塩化マグネシウムにあっては、厚生労働大臣が定める日)までに製造され、加工され、又は輸入される添加物については、なお従前の例によることができる。

(平二〇厚労告二四一・一部改正)

改正文 (平成一九年四月二六日厚生労働省告示第一八九号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そらまめ、らつかせい、その他の豆類、かんしよ、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、きゆうり、かぼちや、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、マルメロ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、コーヒー豆、カカオ豆、みかんの果皮、牛の筋肉、豚の筋肉、羊の筋肉、馬の筋肉、山羊の筋肉、牛の肝臓、豚の肝臓、羊の肝臓、馬の肝臓、山羊の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、羊の腎臓、馬の腎臓、山羊の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、羊の食用部分、馬の食用部分、山羊の食用部分及び乳に残留するビフェナゼートの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一九年五月三一日厚生労働省告示第二〇六号) 抄

すももに残留するクロチアニジンの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、こんにやくいも、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、牛の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するノバルロンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一九年六月二七日厚生労働省告示第二一九号) 抄

かぼちやに残留するカズサホスの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一九年八月二一日厚生労働省告示第二八八号) 抄

公布の日から起算して六月を経過した日から適用する。ただし、第1食品の部A食品一般の成分規格の項6の目の(1)の表のクミルロンの項の改正規定は、公布の日から適用する。

改正文 (平成一九年九月二一日厚生労働省告示第三〇三号) 抄

米、とうもろこし、そば、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、クレソン、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、アーティチョーク、アスパラガス、わけぎ、その他のなす科野菜、たけのこ、しようが、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、マルメロ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、綿実、その他のオイルシード、カカオ豆、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、豚の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するアゾキシストロビンの量の限度、羊の筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するイベルメクチンの量の限度並びに牛の筋肉、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するプラジクアンテルの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一九年一〇月二六日厚生労働省告示第三四七号) 抄

きような、りんご及びすももに残留するジノテフランの量の限度、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、その他の野菜、びわ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、キウィー、なつめやし、その他の果実、その他のオイルシード及びその他のスパイスに残留するジメトモルフの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、ケール、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、その他のせり科野菜、ピーマン、かぼちや、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、たけのこ、オクラ、しようが、マッシュルーム、しいたけ、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆及びホップに残留するフルフェノクスロンの量の限度並びに牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するアボパルシンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一九年一〇月三〇日厚生労働省告示第三五〇号) 抄

公布日から起算して三月を経過した日までに製造され、又は輸入されるポリ乳酸を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成一九年一二月一二日厚生労働省告示第四一一号) 抄

はくさい、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、なつめやし、その他の果実及びその他のスパイスに残留するウニコナゾールPの量の限度並びに牛の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するジフロキサシンの量の限度並びにその他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪に残留するセフチオフルの量の限度並びにその他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するドラメクチンの量の限度並びにその他のうり科野菜に残留するトルフェンピラドの量の限度並びにすいか、日本なし、西洋なし、ネクタリン、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及びその他のスパイスに残留するフェンブコナゾールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成一九年一二月二八日厚生労働省告示第四三三号) 抄

米、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、茶、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するシニドンエチルの量の限度並びにだいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、その他の野菜、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、マルメロ、びわ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するシメコナゾールの量の限度並びに小麦、大麦、てんさい、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、こまつな、カリフラワー、ブロッコリー、いちご及び乳に残留するスピロメシフェンの量の限度並びに豚の脂肪、豚の食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するトルトラズリルの量の限度並びに米、ライ麦、そば、えんどう、そら豆、こんにやくいも、かぶ類の根、西洋わさび、ごぼう、サルシフィー、チコリ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、かぼちや、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、あんず、うめ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及びぎんなんに残留するビフェントリンの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、らつかせい、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、ケール、こまつな、きような、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、マンゴー、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くるみ、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分及び乳に残留するピリプロキシフェンの量の限度並びにその他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪に残留するフルニキシンの量の限度並びに牛の筋肉、豚の筋肉、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及び乳に残留するマルボフロキサシンの量の限度並びに豚の筋肉、豚の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分及び豚の食用部分に残留するメロキシカムの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二〇年一月二四日厚生労働省告示第一三号) 抄

かぼちや、すいか、メロン類果実、まくわうり及びホップに残留するキノキシフェンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二〇年三月三一日厚生労働省告示第一五三号) 抄

平成二十年九月三十日までに製造され、又は輸入されるおもちやについては、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二〇年四月三〇日厚生労働省告示第二九六号) 抄

てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、その他の野菜、りんご、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及びその他のスパイスに残留するクロマフェノジドの量の限度並びに牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するニトラピリンの量の限度並びに小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、たまねぎ、にんにく、その他のゆり科野菜、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、西洋なし、びわ、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、キウィー、なつめやし、その他のスパイス、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分に残留するフェンヘキサミドの量の限度並びにとうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するメタアルデヒドの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二〇年六月三〇日厚生労働省告示第三五一号) 抄

小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するカルプロパミドの量の限度並びにその他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するチルミコシンの量の限度並びにてんさい、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、にら、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ほうれんそう、かき、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、茶、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓及びその他の家きんの食用部分に残留するテブコナゾールの量の限度並びにパパイヤ及びその他のスパイス(みかんの果皮を除く。)に残留するビフェナゼートの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、たまねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、かぼちや、しろうり、すいか、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のスパイスに残留するピリダリルの量の限度並びに米に残留するブロモブチドの量の限度並びに小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、西洋わさび、芽キャベツ、カリフラワー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、みつば、きゆうり、かぼちや、しろうり、その他のうり科野菜、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他のオイルシード、牛の筋肉、豚の筋肉及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉に残留するメトキシフェノジドの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二〇年七月三一日厚生労働省告示第四一六号) 抄

この告示の公布の日から起算して一年を経過した日までに製造され、又は輸入された器具又は容器包装については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二〇年一〇月一日厚生労働省告示第四八五号) 抄

平成二十三年三月三十一日までに製造され、加工され、又は輸入される添加物については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二〇年一一月二七日厚生労働省告示第五二九号) 抄

米に残留するエスプロカルブの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、その他のせり科野菜、トマト、かぼちや、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他のかんきつ類果実、マルメロ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、牛の筋肉、豚の筋肉及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉に残留するクロルフェナピルの量の限度並びに米に残留するジチオピルの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のハーブに残留するシラフルオフェンの量の限度並びに小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するチオベンカルブの量の限度並びに米に残留するピリフタリドの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二一年五月八日厚生労働省告示第三〇〇号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のハーブ、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するアミトラズの量の限度並びに小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、トマト、きゆうり、かぼちや、しろうり、その他のうり科野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、マルメロ、もも、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及び茶に残留するエトキサゾールの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、えんどう、らつかせい、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、チンゲンサイ、ごぼう、サルシフィー、レタス、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、みつば、なす、まくわうり、たけのこ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆及びホップに残留するシロマジンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二一年六月四日厚生労働省告示第三二五号) 抄

とうもろこし、さといも類、やまいも、さとうきび、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するアメトリンの量の限度並びにすいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のスパイスに残留するイソプロチオランの量の限度並びに米に残留するインダノファンの量の限度並びに小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するエチプロールの量の限度並びに米、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、その他のいも類、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、しようが、その他の野菜、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、ネクタリン、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、鶏の筋肉、鶏の肝臓、鶏の腎臓、鶏の食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するオキソリニック酸の量の限度並びに米に残留するカフェンストロールの量の限度並びにとうもろこしに残留するジクロルミドの限度並びにブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ピーマン、なす、その他のなす科野菜及びその他の果実に残留するジメトモルフの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、なつみかんの果実全体、レモン、グレープフルーツ、ライム、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のハーブに残留する1―ナフタレン酢酸の量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、大豆、えんどう、そら豆、らつかせい、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分に残留するハロスルフロンメチルの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、しようが、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するピラフルフェンエチルの量の限度並びににら、たけのこ及びかきに残留するフェンアミドンの量の限度並びに大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしよ、芽キャベツ、ねぎ、みつば、トマト、ピーマン、なす、きゆうり、しようが、日本なし、西洋なし、いちご及びその他のスパイスに残留するフルトラニルの量の限度並びに米に残留するベンゾビシクロンの量の限度並びに米及び綿実に残留するベンフレセートの量の限度並びに米に残留するメフェナセットの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二一年七月二日厚生労働省告示第三四六号) 抄

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分に残留するエプリノメクチンの量の限度並びにレタスに残留するカズサホスの量の限度並びにライ麦、そば、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、かぶ類の葉、アーティチョーク、たまねぎ、にんにく、アスパラガス、その他のゆり科野菜、セロリ、みつば、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、りんご、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、カカオ豆、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するチアメトキサムの量の限度並びにクレソン、その他のあぶらな科野菜、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、ほうれんそう、その他の野菜及びトマトペーストに残留するフロニカミドの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

附 則 (平成二一年八月二八日厚生労働省告示第四〇二号)

1 この告示は、消費者庁及び消費者委員会設置法(平成二十一年法律第四十八号)の施行の日(平成二十一年九月一日)から適用する。

2 特定保健用食品の安全性及び効果の審査の手続(平成十三年厚生労働省告示第九十六号)は、廃止する。

改正文 (平成二二年二月一八日厚生労働省告示第五六号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、その他のなす科野菜、かぼちや、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、日本なし、西洋なし、マルメロ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、牛の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分に残留するアセキノシルの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二二年四月六日厚生労働省告示第一八一号) 抄

米、カリフラワー、トマト、ピーマン、なす、きゆうり、すいか及びメロン類果実に残留するEPNの量の限度、とうもろこし、小豆類、らつかせい、さとうきび、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、カリフラワー、アーティチョーク、チコリ、しゆんぎく、レタス、たまねぎ、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、西洋なし、マルメロ、うめ、おうとう、いちご、クランベリー、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、ホップ、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、小麦粉(全粒粉を除く。)及び小麦ふすまに残留するイミダクロプリドの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するオキサジクロメホンの量の限度、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓及び豚の食用部分に残留するデストマイシンAの量の限度、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、鶏の筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、鶏の腎臓及び鶏の食用部分に残留するテルデカマイシンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するパロモマイシンの量の限度、米に残留するプレチラクロールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するペンシクロンの量の限度並びに乳に残留するリファキシミンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二二年四月八日厚生労働省告示第一八三号) 抄

平成二十三年二月二十八日から適用する。ただし、第1食品の部D各条の項の穀類、豆類及び野菜の目の2の(2)の改正規定は、公布の日から適用する。

改正文 (平成二二年五月一九日厚生労働省告示第二一六号) 抄

とうもろこし、キャベツ、芽キャベツ、ケール、カリフラワー、ブロッコリー、レタス、ねぎ、にんにく、なす、メロン類果実、未成熟えんどう、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、ブルーベリー、ホップ、牛の肝臓、豚の肝臓、羊の肝臓、馬の肝臓、山羊の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、羊の腎臓、馬の腎臓、山羊の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、羊の食用部分、馬の食用部分、山羊の食用部分及び乳に残留するピラクロストロビンの量の限度、米に残留するフェントラザミドの量の限度、とうもろこし、その他のきく科野菜、その他のなす科野菜、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、オクラ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、なつみかんの果実全体、あんず、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、なつめやし、その他の果実、綿実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のハーブに残留するブプロフェジンの量の限度並びにももに残留するボスカリドの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二二年八月一〇日厚生労働省告示第三二六号) 抄

大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の根、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、その他のきく科野菜、ねぎ、にんにく、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、きゆうり、かぼちや、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及び茶に残留するアセタミプリドの量の限度、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、こまつな、きような、カリフラワー、ごぼう、サルシフィー、にんじん、パースニップ、その他のなす科野菜、きゆうり、たけのこ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、その他の野菜、りんご、日本なし、西洋なし、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、キウィー、綿実及びその他のスパイスに残留するインドキサカルブの量の限度、米及び乳に残留するオキサジアゾンの量の限度、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、大豆、はくさい、キャベツ及び芽キャベツに残留するジメテナミドの量の限度、米、大麦、ライ麦、とうもろこし、その他の穀類、大豆、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、かぶ類の根、芽キャベツ、セロリ、なす、すいか、メロン類果実、まくわうり、しようが、その他の野菜、みかん、もも、あんず、すもも、うめ、かき、バナナ、パパイヤ、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、綿実、コーヒー豆、その他のスパイス、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するテブフェノジドの量の限度、米、その他のきく科野菜、セロリ、その他のせり科野菜、トマト、なす、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、みかん、もも、ネクタリン、いちご、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するトリフロキシストロビンの量の限度、米に残留するピリブチカルブの量の限度並びにそら豆、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、ケール、こまつな、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、セロリ、その他のせり科野菜、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ブラックベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するメタラキシル及びメフェノキサムの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二二年九月六日厚生労働省告示第三三六号) 抄

公布の日から起算して一年を経過した日までに製造され、又は輸入されるおもちやについては、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二二年一〇月二〇日厚生労働省告示第三七二号) 抄

牛の食用部分に残留するイミドカルブの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するセフキノムの量の限度、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、その他の果実及びその他のスパイスに残留するトリルフルアニドの量の限度、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、さといも類、かんしよ、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、トマト、なす、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、びわ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、キウィー、なつめやし、その他の果実及びその他のスパイスに残留するブタミホスの量の限度、みかん、マルメロ、ネクタリン、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー及びパッションフルーツに残留するフルアクリピリムの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、かぼちや、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他のかんきつ類果実、マルメロ、びわ、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のスパイスに残留するミルベメクチンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二二年一一月九日厚生労働省告示第三八一号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するアジムスルフロンの量の限度、小麦、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロフェンセットの量の限度、米に残留するクロメプロップの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、オクラ、その他の野菜、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するシフルフェナミドの量の限度、牛の筋肉及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉に残留するスピロメシフェンの量の限度、ばれいしよ、だいこん類の根、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するプロパモカルブの量の限度、米に残留するペントキサゾンの量の限度、牛の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分に残留するラフォキサニドの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、りんご、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のハーブ、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、乳、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するルフェヌロンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二二年一一月一〇日厚生労働省告示第三八二号) 抄

大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、茶及びその他のスパイスに残留するイミベンコナゾールの量の限度、もも、すもも、うめ、おうとう、いちご、ぶどう、バナナ、その他のオイルシード、その他のスパイス及び干しぶどうに残留するフルシラゾールの量の限度並びに小豆類、らつかせい、さといも類、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、きゆうり、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、たけのこ、しようが、その他の果実、その他のオイルシード、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するメトラクロールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二二年一二月一三日厚生労働省告示第四一七号) 抄

小麦、だいこん類の葉、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、パセリ、セロリ、ほうれんそう、もも、べにばなの種子、ぎんなん、牛の肝臓、豚の肝臓及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓に残留するアゾキシストロビンの量の限度、はくさい、きゆうり及びみかんに残留するクロルフェナピルの量の限度、米、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、もも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、ぶどう及びその他のスパイスに残留するパクロブトラゾールの量の限度並びにその他の穀類、その他の豆類、だいこん類の根、アスパラガス、もも及びその他のベリー類果実に残留するビフェントリンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二三年二月一六日厚生労働省告示第三一号) 抄

とうもろこし、大豆、小豆類、らつかせい、てんさい、キャベツ、芽キャベツ、レタス、たまねぎ、トマト、その他のなす科野菜、きゆうり、すいか、まくわうり、未成熟えんどう、未成熟いんげん、その他の野菜、びわ、もも、ぶどう、キウィー、パイナップル、その他の果実及びその他のスパイスに残留するエトプロホスの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するオキシベンダゾールの量の限度、小豆類、その他の野菜、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するクロルエトキシホスの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するコリスチンの量の限度並びに綿実に残留するトリブホスの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二三年三月一五日厚生労働省告示第五二号) 抄

米、大麦、ばれいしよ、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ケール、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、レタス、にんにく、にら、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、その他のせり科野菜、その他のなす科野菜、すいか、その他のうり科野菜、ほうれんそう、しようが、未成熟えんどう、マッシュルーム、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、もも、ぶどう、かき、その他の果実、くり、茶、コーヒー豆、その他のスパイス、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するグルホシネートの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二三年三月二八日厚生労働省告示第八〇号) 抄

りんごに残留するアセキノシルの量の限度、大豆に残留するクロランスラムメチルの量の限度、米、とうもろこし、そば、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するトリネキサパックエチルの量の限度、米に残留するピリミノバックメチルの量の限度並びにばれいしよ、こんにやくいも、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、その他のきく科野菜、トマト、きゆうり、すいか、ほうれんそう、日本なし、西洋なし、ぶどう及びその他のハーブに残留するメプロニルの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二三年六月二八日厚生労働省告示第二〇三号) 抄

牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分及び乳に残留するセファレキシンの量の限度、その他の野菜、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するゾキサミドの量の限度、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するトリフルスルフロンメチルの量の限度並びにみかん、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するメチオカルブの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二三年七月一九日厚生労働省告示第二四一号) 抄

牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分及び豚の食用部分に残留するカラゾロールの量の限度並びに牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するメフェンピルジエチルの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二三年八月三一日厚生労働省告示第三〇七号) 抄

平成二十三年九月一日から適用する。ただし、第2添加物の部F使用基準の項フルジオキソニルの目中「すもも,ネクタリン及びもも以外」を「ざくろ,すもも,西洋なし,ネクタリン,びわ,マルメロ,もも及びりんご以外」に、「すもも,ネクタリン及びももにあってはその」を「ざくろ,すもも,西洋なし,ネクタリン,びわ,マルメロ,もも及びりんごにあってはその」に改める改正規定は、平成二十四年三月一日から適用し、とうもろこし、大豆、そら豆、その他の豆類、かんしよ、やまいも、てんさい、芽キャベツ、カリフラワー、アーティチョーク、アスパラガス、わけぎ、セロリ、みつば、なす、その他のなす科野菜、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、なつめやし及びその他の果実に残留するフルジオキソニルの量の限度については、平成二十三年九月一日から平成二十四年二月二十九日までの間に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二三年九月一二日厚生労働省告示第三二一号) 抄

平成二十三年十月一日から適用する。

改正文 (平成二三年一二月二七日厚生労働省告示第四七六号) 抄

米、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、いちご、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するアシフルオルフェンの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳及び乾燥させたその他のスパイスに残留するアジンホスメチルの量の限度、米、その他の豆類、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するピコリナフェンの量の限度、ごぼう、サルシフィー、パースニップ、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するペンディメタリンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するメベンダゾールの量の限度並びに大豆、未成熟いんげん、えだまめ、その他の野菜、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するラクトフェンの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二四年三月一五日厚生労働省告示第一三〇号) 抄

平成二十四年四月一日から適用する。ただし、改正後の第1食品の部A食品一般の成分規格の項の規定にかかわらず、平成二十四年三月三十一日までに製造され、加工され、又は輸入された清涼飲料水(果実飲料品質表示基準(平成十二年農林水産省告示第千六百八十三号)第二条に規定する果実飲料、にんじんジュース及びにんじんミックスジュース品質表示基準(平成十二年農林水産省告示第千六百三十四号)第二条に規定するにんじんジュース及びにんじんミックスジュース並びにトマト加工品品質表示基準(平成十二年農林水産省告示第千六百三十二号)第二条に規定するトマトジュース、トマトミックスジュース及びトマト果汁飲料を除く。以下同じ。)及び酒税法(昭和二十八年法律第六号)第二条第一項に規定する酒類(以下「酒類」という。)(いずれも米、牛の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び食用に供される部分(筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓を除く。以下「食用部分」という。)並びに大豆を原材料とするものを除く。)にあっては一キログラム当たり二百ベクレル、同日までに製造され、加工され、又は輸入された食品(清涼飲料水、酒類、米、牛の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び食用部分並びに大豆並びに米、牛の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び食用部分並びに大豆を原材料として製造され、加工され、又は輸入された食品を除く。)にあっては一キログラム当たり五百ベクレル、米並びに牛の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び食用部分にあっては一キログラム当たり五百ベクレル(平成二十四年九月三十日までの間に限る。)、米並びに牛の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び食用部分を原材料として平成二十四年九月三十日までに製造され、加工され、又は輸入された食品(清涼飲料水及び酒類を除く。)にあっては一キログラム当たり五百ベクレル、米並びに牛の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び食用部分を原材料として平成二十四年九月三十日までに製造され、加工され、又は輸入された清涼飲料水及び酒類にあっては一キログラム当たり二百ベクレル、大豆にあっては一キログラム当たり五百ベクレル(平成二十四年十二月三十一日までの間に限る。)、大豆を原材料として平成二十四年十二月三十一日までに製造され、加工され、又は輸入された食品(清涼飲料水及び酒類を除く。)にあっては一キログラム当たり五百ベクレル、大豆を原材料として平成二十四年十二月三十一日までに製造され、加工され、又は輸入された清涼飲料水及び酒類にあっては一キログラム当たり二百ベクレルを超える濃度のセシウムを含有するものであってはならないものとする。

改正文 (平成二四年四月二六日厚生労働省告示第三四五号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のハーブに残留するエチクロゼートの量の限度、米、ライ麦、とうもろこし、そば、芽キャベツ、その他のあぶらな科野菜、ねぎ、にんにく、わけぎ、その他のゆり科野菜、その他のせり科野菜、えだまめ、マルメロ、びわ、もも、うめ、いちご、かき、キウィー、その他の果実、ぎんなん、カカオ豆、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するオキシフルオルフェンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分及び乳に残留するクラブラン酸の量の限度、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の葉、かぶ類の葉、ケール、こまつな、きような、かぼちや、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、オクラ、りんご、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、アーモンド、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するピメトロジンの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分及び乳に残留するプリフィニウムの量の限度並びに米、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、カリフラワー、ブロッコリー、セロリ、しようが、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、すもも、おうとう、その他のベリー類果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するミクロブタニルの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二四年六月一四日厚生労働省告示第三九〇号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、その他のスパイス、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、乳、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するイソキサフルトールの量の限度、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分及び乳に残留するイマザピックアンモニウム塩の量の限度並びにきゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、えだまめ及びべにばなの種子に残留するエタルフルラリンの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二四年六月二五日厚生労働省告示第四〇四号) 抄

平成二十四年七月一日から適用する。

改正文 (平成二四年八月二〇日厚生労働省告示第四八四号) 抄

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉に残留するシクラニリドの量の限度、米、こんにゃくいも、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、はくさい、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、ねぎ、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、たけのこ、オクラ、みかん、びわ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パイナップル、なつめやし及びその他のオイルシードに残留するスピノサドの量の限度、小豆類、えんどう、らっかせい、その他の豆類、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するトリアゾホスの量の限度並びに小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ及び魚介類(甲殻類に限る。)に残留するベンスルフロンメチルの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二四年一一月二日厚生労働省告示第五五八号) 抄

米、ライ麦、そば、大豆、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するカルボキシンの量の限度、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、なす、かぼちゃ、しろうり、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、しょうが、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、りんご、あんず、すもも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及びその他のハーブに残留するジチアノンの量の限度、綿実、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するチジアズロンの量の限度、とうもろこし、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、オクラ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、ぶどう、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフェンチオンの量の限度並びにとうもろこし、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプリミスルフロンメチルの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二四年一二月二八日厚生労働省告示第五九五号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、落花生油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製落花生油、落花生サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)、綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油、綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)及びミネラルウォーター類に残留するアルジカルブ及びアルドキシカルブの量の限度、すいか、メロン類果実、まくわうり及びももに残留するクロラントラニリプロールの量の限度、さとうきび、パイナップル、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するヘキサジノンの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するベンジルペニシリンの量の限度並びにらっかせいに残留するベンフルラリンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によるものとし、公布の日から起算して六月を経過した日までに製造され、又は輸入された器具又は容器包装については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二五年二月一日厚生労働省告示第一五号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶及びその他のスパイスに残留するXMCの量の限度、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実及びその他のスパイスに残留するアザフェニジンの量の限度、とうもろこしに残留するアリドクロールの量の限度、にんじんに残留するイサゾホスの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、その他の穀類、大豆、えんどう、その他の豆類、ばれいしょ、こんにゃくいも、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、チンゲンサイ、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、アーティチョーク、レタス、トマト、ピーマン、なす、きゅうり、すいか、メロン類果実、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、その他のベリー類果実、その他の果実、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するエチオフェンカルブの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するN―(2―エチルヘキシル)―8、9、10―トリノルボルン―5―エン―2、3―ジカルボキシイミドの量の限度、米、ばれいしょ、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するエトリムホスの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するカルプロフェンの量の限度、パイナップルに残留するクロプロップの量の限度、茶、ホップ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロルフェンソンの量の限度、りんご、もも、ネクタリン、すもも、おうとう及びいちごに残留するジクロンの量の限度、米に残留するシノスルフロンの量の限度、マッシュルームに残留する2、6―ジフルオロ安息香酸の量の限度、米に残留するジメタメトリンの量の限度、米に残留するジメピペレートの量の限度、乳に残留するチアンフェニコールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するテレフタル酸銅の量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するトリクラミドの量の限度、米に残留するナプロアニリドの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するナリジクス酸の量の限度、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、茶及びその他のスパイスに残留するハルフェンプロックスの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するパルベンダゾールの量の限度、その他の豆類、てんさい、トマト、きゅうり、メロン類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、茶及びその他のスパイスに残留するピリフェノックスの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するフラメトピルの量の限度、米に残留するプロパホスの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するブロモクロロメタンの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するヘキサフルムロンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二五年三月一二日厚生労働省告示第四五号) 抄

米、小麦、大麦、とうもろこし、その他の穀類、てんさい、その他の野菜、べにばなの種子、綿実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するTCMTBの量の限度、らっかせい、クレソン、その他のあぶらな科野菜、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、にら、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、ほうれんそう、未成熟えんどう、その他の野菜、もも、その他のベリー類果実、ぶどう、アボカド、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、その他のナッツ類、その他のスパイス、その他のハーブ、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するアバメクチンの量の限度、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓及び豚の食用部分に残留するセデカマイシンの量の限度、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、かんしょ、しゅんぎく、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、きゅうり、かぼちゃ、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、たけのこ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、その他の野菜、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のハーブに残留するピリダベンの量の限度並びに米、ライ麦、とうもろこし、そば及びその他の穀類に残留するフルトリアホールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によるものとし、公布の日から起算して一年を経過した日までに製造され、又は輸入された器具又は容器包装については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二五年五月一五日厚生労働省告示第一七〇号) 抄

大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、らっかせい及びその他のスパイスに残留するアラクロールの量の限度、米、とうもろこし、そば、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、にら、アスパラガス、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、びわ、あんず、すもも、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクレソキシムメチルの量の限度、なす、きゅうり、すいか、メロン類果実、みかん、りんご、日本なし、西洋なし、もも、いちご、その他の果実及び茶に残留するシフルメトフェンの量の限度並びにその他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するトリフルラリンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二五年七月二日厚生労働省告示第二三三号) 抄

みかん、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー及びパッションフルーツに残留するスピロジクロフェンの量の限度、大豆、えだまめ、みかん、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、クランベリー、その他の果実、綿実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するノルフルラゾンの量の限度並びに大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、そら豆、らっかせい、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、その他のゆり科野菜、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、しろうり、すいか、メロン類果実、その他のうり科野菜、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、その他のハーブ及び乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)に残留するフェントエートの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二五年八月六日厚生労働省告示第二六八号) 抄

みかん、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、もも、ネクタリン、すもも及びその他のスパイスに残留する塩酸ホルメタネートの量の限度並びにその他のうり科野菜、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、ネクタリン、うめ、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、その他のスパイス、その他のハーブ及び乳に残留するピリメタニルの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二五年一〇月二二日厚生労働省告示第三三七号) 抄

鶏の筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、鶏の腎臓及び鶏の食用部分に残留するアクロミドの量の限度、米に残留するアニロホスの量の限度、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するジクロフェンチオンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するバミドチオンの量の限度、米、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するピリダフェンチオンの量の限度、米、大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、てんさい、だいこん類の根、かぶ類の根、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、パースニップ、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、なす、その他のなす科野菜、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、アボカド、その他の果実、綿実、くり、ペカン、その他のナッツ類、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)及び魚介類(甲殻類に限る。)に残留するフルリドンの量の限度、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のスパイスに残留するミルネブの量の限度並びにたまねぎに残留するメタゾールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二六年一月二一日厚生労働省告示第一二号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ及びその他の家きんの筋肉に残留するエトキシキンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二六年三月一〇日厚生労働省告示第六六号) 抄

その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するタイロシンの量の限度、牛の脂肪、豚の脂肪及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪に残留するビフェナゼートの量の限度並びにすももに残留するピラクロストロビンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二六年四月二四日厚生労働省告示第二二五号) 抄

かぶ類の葉、はくさい、ケール、こまつな、きょうな、きゅうり、メロン類果実、まくわうり、ネクタリン、あんず、すもも、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、その他のオイルシード、その他のスパイス、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するジフェノコナゾールの量の限度、なたね及びコーヒー豆(ばい煎したもの)に残留するテブコナゾールの量の限度並びにその他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するレバミゾールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二六年八月八日厚生労働省告示第三二三号) 抄

えだまめ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するジカンバの量の限度、その他のあぶらな科野菜、チコリ、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他の果実、その他のオイルシード、その他のスパイス及びすもも(乾燥させたもの)に残留するシプロジニルの量の限度、牛の筋肉、牛の腎臓、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するナラシンの量の限度、りんご、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、鶏の腎臓及び鶏の食用部分に残留するボスカリドの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するモネンシンの量の限度並びに小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するモリネートの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二六年一〇月三日厚生労働省告示第三九〇号) 抄

牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓及びその他の家きんの食用部分に残留するドキシサイクリンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、しろうり、まくわうり、しょうが、マッシュルーム、マルメロ、びわ、あんず、すもも、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、コーヒー豆、カカオ豆、その他のハーブ、牛の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するフェンピロキシメートの量の限度並びに牛の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、乳、鶏の肝臓及びその他の家きんの肝臓に残留するプロチオコナゾールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二六年一一月一七日厚生労働省告示第四〇九号) 抄

マッシュルームに残留するアザコナゾールの量の限度、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓及びその他の家きんの食用部分に残留する2―アセチルアミノ―5―ニトロチアゾールの量の限度、ばれいしょ、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するアニラジンの量の限度、茶及びホップに残留するアラマイトの量の限度、とうもろこし、そば、さといも類、かんしょ、やまいも、その他のいも類、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの外果皮、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のハーブに残留するオキシン銅の量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するクロゾリネートの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロルブファムの量の限度、茶、ホップ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロルベンシドの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロロクスロンの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するジオキサチオンの量の限度、茶及びホップに残留する1,1―ジクロロ―2,2―ビス(4―エチルフェニル)エタンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するジノテルブの量の限度、いちごに残留するジフェナミドの量の限度、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するジメチリモールの量の限度、トマト、ピーマン、なす、きゅうり、かぼちゃ、その他のうり科野菜、未成熟いんげん及び綿実に残留するスルプロホスの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するダイアレートの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するダノフロキサシンの量の限度、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり及びその他のうり科野菜に残留するナプタラムの量の限度、りんごに残留するニトロタールイソプロピルの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するバーバンの量の限度、牛の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するビチオノールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するピラゾホスの量の限度、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、しょうが、その他の野菜、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及びその他のハーブに残留するピリミジフェンの量の限度、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、にら、アスパラガス、わけぎ、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のスパイスに残留するファモキサドンの量の限度、茶及びホップに残留するフェンクロルホスの量の限度、小麦、えだまめ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するフルフェナセットの量の限度、その他の穀類、えんどう、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、その他のせり科野菜、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、その他のナッツ類、カカオ豆、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するプロパルギットの量の限度、りんご及びカカオ豆に残留するブロモホスの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するブロモホスエチルの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するホルモチオンの量の限度、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)に残留するミロキサシンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するメカルバムの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するメタクリホスの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するモノリニュロンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二六年一一月二一日厚生労働省告示第四三九号) 抄

薬事法等の一部を改正する法律の施行の日(平成二十六年十一月二十五日)から適用する。

改正文 (平成二六年一二月二二日厚生労働省告示第四八二号) 抄

平成二十七年十二月三十一日までに製造され、又は輸入される清涼飲料水及び粉末清涼飲料については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二七年二月二〇日厚生労働省告示第三〇号) 抄

米、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するエトキシスルフロンの量の限度、小麦、バナナ、アボカド、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するエポキシコナゾールの量の限度、米、さといも類、その他のいも類、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、エンダイブ、しゅんぎく、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、ほうれんそう、しょうが、その他の野菜、パパイヤ、マンゴー及びその他のハーブに残留するオキシテトラサイクリンの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪に残留するオキシテトラサイクリン、クロルテトラサイクリン及びテトラサイクリン(総和をいう。)の量の限度、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するオラキンドックスの量の限度、米、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するキノクラミンの量の限度、とうがらし(乾燥させたもの)及び干しぶどうに残留するジメトモルフの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及び乳に残留するビコザマイシンの量の限度、とうがらし(乾燥させたもの)に残留するプロパモカルブの量の限度、さといも類、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、こまつな、きょうな、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、しゅんぎく、レタス、にら、わけぎ、パースニップ、みつば、その他のなす科野菜、しろうり、まくわうり、たけのこ、オクラ、しょうが、えだまめ、しいたけ、その他のきのこ類、びわ、ハックルベリー、かき、グアバ、その他の果実、べにばなの種子、ぎんなん、くり、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプロピコナゾールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプロピザミドの量の限度、牛の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するモキシデクチンの量の限度並びに牛の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するリンコマイシンの量の限度については、この告示の規定にかかわらず、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができることとし、カルバドックスに係る試験法及びクレンブテロールに係る試験法については、この告示の規定にかかわらず、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二七年三月二〇日厚生労働省告示第八一号) 抄

食品表示法の施行の日から適用する。

(施行の日=平成二七年四月一日)

改正文 (平成二七年三月二六日厚生労働省告示第一三七号) 抄

その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)及び魚介類(甲殻類に限る。)に残留するイマザピルの量の限度、そば、その他の穀類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、こんにゃくいも、その他のいも類、西洋わさび、クレソン、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、にら、アスパラガス、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、その他のなす科野菜、かぼちゃ、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、未成熟いんげん、なつみかんの果実全体、マルメロ、びわ、ネクタリン、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、ぎんなん、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のハーブに残留するエトフェンプロックスの量の限度、らっかせい、かぶ類の根、かぶ類の葉、クレソン、きょうな、カリフラワー、しゅんぎく、その他のきく科野菜、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、かぼちゃ、その他のうり科野菜、しょうが、その他の野菜及びその他のハーブに残留するカスガマイシンの量の限度、とうもろこし、そば、その他の野菜、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するジフルフェニカンの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するトリフルミゾールの量の限度、米に残留するピラゾスルフロンエチルの量の限度、きゅうり及びなつみかんの果実全体に残留するフルフェノクスロンの量の限度並びになつみかんの果実全体に残留するレピメクチンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二七年五月一九日厚生労働省告示第二七三号) 抄

牛の脂肪、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓及びその他の家きんの食用部分に残留するアプラマイシンの量の限度、なつみかんの果実全体に残留するクレソキシムメチルの量の限度、ぎんなんに残留するクロチアニジンの量の限度、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、アスパラガス、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他の果実及びホップに残留するクロラントラニリプロールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、トマト、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のスパイスに残留するジクロベニルの量の限度、だいこん類の根及びだいこん類の葉に残留するピリフルキナゾンの量の限度、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、さといも類、かんしょ、こんにゃくいも、その他のいも類、西洋わさび、クレソン、ケール、こまつな、きょうな、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、にんにく、わけぎ、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、しょうが、マルメロ、ネクタリン、あんず、すもも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、パパイヤ、アボカド、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及びその他のハーブに残留するフルアジナムの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するフルオルイミドの量の限度、こんにゃくいも、さとうきび、こまつな、きょうな、ごぼう、しゅんぎく、にら、わけぎ、みつば、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、しょうが、しいたけ、その他のきのこ類、うめ、ごまの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、茶、コーヒー豆、カカオ豆、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するマラチオンの量の限度並びにその他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪に残留するメロキシカムの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二七年六月二日厚生労働省告示第二八九号) 抄

公布の日から起算して十日を経過した日から適用する。

改正文 (平成二七年七月二九日厚生労働省告示第三三一号) 抄

食肉製品のサルモネラ属菌に係る規格については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二七年九月一八日厚生労働省告示第三八四号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの外果皮、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するアシュラムの量の限度、さといも類、こんにやくいも、その他のいも類、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、パセリ、みつば、その他のせり科野菜、まくわうり、たけのこ、しようが、その他の野菜、びわ、あんず、すもも、うめ、おうとう、キウィー、なつめやし、その他の果実、その他のスパイス、鶏の筋肉及びその他の家きんの筋肉に残留するキザロホップエチルの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するクロルスロンの量の限度、乳に残留するケトプロフェンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、そら豆、らつかせい、その他の豆類、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、チコリ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、みつば、その他のせり科野菜、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、その他のスパイス及び乳に残留するシモキサニルの量の限度、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、さといも類、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、ケール、こまつな、きような、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、たまねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、その他のなす科野菜、しろうり、すいか、まくわうり、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、びわ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、カカオ豆、ホップ、その他のハーブ及び魚介類(さけ目魚類に限る。)に残留するテフルベンズロンの量の限度、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するトリクラベンダゾールの量の限度、すいか、メロン類果実、まくわうり、なつみかんの外果皮、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ及びその他のナッツ類に残留するフェノチオカルブの量の限度、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば及びその他の穀類に残留するフルチアセットメチルの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するベンジルアデニン(ベンジルアミノプリンをいう。)の量の限度並びにえんどう、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、かぼちや、しろうり、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、もも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、その他のスパイス(種子、果実、根及び根茎を除く。)及びその他のハーブに残留するホサロンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二七年一二月二二日厚生労働省告示第四七七号) 抄

その他の穀類、てんさい、乳、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するキンクロラックの量の限度、米、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、その他のうり科野菜、その他の野菜、マルメロ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、綿実、なたね及びその他のハーブに残留するフルミオキサジンの量の限度、えだまめ、その他の野菜、その他のスパイス、その他のハーブ、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフルメツラムの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分及び乳に残留するプロペタンホスの量の限度、えんどう、その他の豆類、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、すいか、メロン類果実、まくわうり、ほうれんそう、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するメビンホスの量の限度並びに豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、その他の家きんの筋肉及びその他の家きんの脂肪に残留するラサロシドの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二八年四月四日厚生労働省告示第一九六号) 抄

綿実及びその他のスパイスに残留するアシベンゾラル―S―メチルの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの外果皮、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するシクロプロトリンの量の限度、てんさい、りんご、日本なし、西洋なし、もも及びバナナに残留するジフェノコナゾールの量の限度、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓及びその他の家きんの食用部分に残留するノルフロキサシンの量の限度、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するブロチゾラムの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、だいこん類の根、かぶ類の根、その他のあぶらな科野菜、たまねぎ、にんにく、その他の野菜、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプロパクロールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二八年六月七日厚生労働省告示第二四四号) 抄

とうもろこし及びひまわりの種子に残留する4―アミノピリジンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓及びその他の家きんの肝臓に残留するイソキサフルトールの量の限度、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム及びその他のかんきつ類果実に残留するクロルベンジレートの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロロベンジレートの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するジノセブの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、てんさい、綿実、なたね、その他のオイルシード及びその他のスパイスに残留するチフェンスルフロンの量の限度、大麦及びその他の穀類に残留するトリクロロ酢酸ナトリウム塩の量の限度、レタス、その他の野菜、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するフェンメディファムの量の限度並びに米に残留するベンゾフェナップの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二八年六月八日厚生労働省告示第二四五号) 抄

公布の日から起算して六月を経過した日までに製造され、又は輸入されるポリエチレンナフタレートを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二八年九月一六日厚生労働省告示第三四二号) 抄

小麦、その他の穀類、たまねぎ、ねぎ及びえだまめに残留するアセトクロールの量の限度、らっかせい、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、しゅんぎく、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、しょうが、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のハーブに残留するジエトフェンカルブの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、こんにゃくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するテプラロキシジムの量の限度、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、カカオ豆、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、鶏の肝臓、鶏の腎臓及び鶏の食用部分に残留するフェノブカルブの量の限度、その他のせり科野菜及びももに残留するフェンヘキサミドの量の限度、ぶどう、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓及び干しぶどうに残留するフルオピラムの量の限度、豚の腎臓、鶏の脂肪、あひるの脂肪、その他の家きん(あひるを除く。)の脂肪及びあひるの腎臓に残留するフルベンダゾールの量の限度並びにその他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するフロルフェニコールの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二九年二月二三日厚生労働省告示第四九号) 抄

豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、豚の肝臓、豚の腎臓及び豚の食用部分に残留するアルトレノゲストの量の限度、とうもろこし、ばれいしょ、かんしょ、てんさい、さとうきび、きゅうり及びえだまめに残留するエトフェンプロックスの量の限度、ねぎ、わけぎ、その他のゆり科野菜、その他のせり科野菜、その他のオイルシード、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するエトフメセートの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するエリスロマイシンの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、その他のなす科野菜、しろうり、ほうれんそう、たけのこ、しょうが、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他の果実、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のハーブに残留するキノメチオナートの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するチオメトンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するピペラジンの量の限度、えんどう、そら豆、らっかせい、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、キウィー、パパイヤ、アボカド、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ペカン、その他のナッツ類、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するフルアジホップブチルの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、鶏の肝臓、鶏の腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの卵に残留するフルメトリンの量の限度並びにえんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するメパニピリムの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることとし、ジメトリダゾール、メトロニダゾール、ロニダゾール、カプタホール及びクロラムフェニコールに係る試験法については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二九年三月二二日厚生労働省告示第七八号) 抄

公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二九年四月一一日厚生労働省告示第一七六号) 抄

牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するアルベンダゾールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するイソウロンの量の限度、なつみかんの果実全体、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するエトキサゾールの量の限度、すももに残留するシメコナゾールの量の限度、ばれいしょ、トマト、きゅうり及びぶどうに残留するシモキサニルの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、てんさい及びその他のスパイスに残留するチフェンスルフロンメチルの量の限度、魚介類に残留するチフルザミドの量の限度、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分及び豚の食用部分に残留するトルフェナム酸の量の限度、みかん、りんご、ぶどう及びその他のスパイスに残留するプロヒドロジャスモンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ及びその他のハーブに残留するプロフェノホスの量の限度、アスパラガス、すいか、メロン類果実、まくわうり、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するブロマシルの量の限度、大麦、とうもろこし、そば、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、セロリ、みつば、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他の果実、ひまわりの種子、綿実、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するプロメトリンの量の限度、米、小麦、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するヘキサコナゾールの量の限度並びにとうもろこし、小豆類、らっかせい、ばれいしょ、さといも類、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、未成熟いんげん、えだまめ、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他の果実、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ及びその他のハーブに残留するヘキシチアゾクスの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二九年七月一八日厚生労働省告示第二四九号) 抄

大麦、ライ麦、そば、ばれいしょ、にら、メロン類果実、まくわうり、マルメロ、いちご、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するイミダクロプリドの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するクロフェンテジンの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、すいか、メロン類果実、しょうが、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、その他の果実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するクロルプロファムの量の限度、豚の食用部分、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分及び魚介類に残留するスピラマイシンの量の限度、小麦、大麦、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するダゾメット,メタム及びメチルイソチオシアネートの量の限度、えんどう、らっかせい、その他のハーブ、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフルジオキソニルの量の限度並びに大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプロヘキサジオンカルシウム塩の量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成二九年七月一九日厚生労働省告示第二五二号) 抄

牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留する酢酸メレンゲステロールの量の限度並びにすいか及びメロン類果実に残留するファモキサドンの量の限度については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることとし、酢酸メレンゲステロールに係る試験法については、公布の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二九年一一月二四日厚生労働省告示第三四〇号) 抄

告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二九年一一月三〇日厚生労働省告示第三四五号) 抄

平成三十年十一月二十九日(粗製海水塩化マグネシウムにあっては、厚生労働大臣の定める日)までに製造され、加工され、又は輸入される添加物については、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成二九年一二月二五日厚生労働省告示第三六一号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、さとうきび、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶及びその他のハーブに残留するイソキサチオンの量の限度、大豆、未成熟えんどう、未成熟いんげん、しいたけ、その他のきのこ類、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するグリホサートの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のハーブに残留するニテンピラムの量の限度、米、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、その他のベリー類果実及びアーモンドに残留するパクロブトラゾールの量の限度、小麦、てんさい、トマト、なす、日本なし、西洋なし、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフルトラニルの量の限度並びにすいか、メロン類果実及びまくわうりに残留するボスカリドの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることとし、ジエチルスチルベストロールに係る試験法については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成三〇年二月五日厚生労働省告示第二三号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留する2,2―DPAの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するアザメチホスの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及び乳に残留するアスポキシシリンの量の限度、小麦、大麦及びひまわりの種子に残留するイマザメタベンズメチルエステルの量の限度、鶏の筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、鶏の腎臓及び鶏の食用部分に残留する塩酸メトセルペイトの量の限度、米、ばれいしょ、綿実及びホップに残留するエンドタールの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するオキサシリンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するオキサベトリニルの量の限度、未成熟いんげん、その他の野菜、ブルーベリー、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するオキシカルボキシンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するカルベタミドの量の限度、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するキタサマイシンの量の限度、小麦、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロジナホップ酸の量の限度、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、てんさい、その他の野菜、綿実、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するクロロネブの量の限度、てんさい、ほうれんそう、その他の野菜、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するシクロエートの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分及び乳に残留する脂肪族アルコールエトキシレートの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及び乳に残留するスルファエトキシピリダジンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するスルファグアニジンの量の限度、牛の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するスルファセタミドの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するスルファトロキサゾールの量の限度、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するスルファニトランの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及び乳に残留するスルファニルアミドの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及び乳に残留するスルファピリジンの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分及び乳に残留するスルファブロモメタジンナトリウムの量の限度、牛の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するスルファベンズアミドの量の限度、豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓及び豚の食用部分に残留するスルファメトキシピリダジンの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するスルファメラジンの量の限度、乳に残留するセファセトリルの量の限度、米、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、りんご、ぶどう、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するテトラクロルビンホスの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するテブチウロンの量の限度、牛の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するテメホスの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、さとうきび、未成熟えんどう、その他の野菜、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するテルブトリンの量の限度、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、綿実、アーモンド及びその他のスパイスに残留するトリフロキシスルフロンの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分及び乳に残留するトリペレナミンの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するナフタロホスの量の限度、りんご及び西洋なしに残留する2―(1―ナフチル)アセタミドの量の限度、鶏の筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、鶏の腎臓及び鶏の食用部分に残留するネクイネートの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分及び魚介類(すずき目魚類に限る。)に残留するノボビオシンの量の限度、鶏の筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、鶏の腎臓、鶏の食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するバクイノレートの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及び乳に残留するバクイロプリムの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するハロクソンの量の限度、綿実、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するピリチオバックナトリウム塩の量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するファムフールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフェノトリンの量の限度、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するフェンプロスタレンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するSec―ブチルアミンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフラチオカルブの量の限度、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するフルプロパネートの量の限度、とうもろこし、てんさい、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、オクラ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するペブレートの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するベンスリドの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、えんどう、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、すいか、メロン類果実、ほうれんそう、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するホスファミドンの量の限度、乳に残留するポリミキシンBの量の限度、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するメチルベンゾクエートの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、その他の豆類及びその他のスパイスに残留するメトスラムの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するライドロマイシンの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、なたね及びその他のスパイスに残留する硫化カルボニルの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成三〇年二月二八日厚生労働省告示第三八号) 抄

第1のAの6の(1)の表又は7の(1)の表のDCIPの項中第2欄に掲げる食品(その他の果実及び茶を除く。)、EPNの項中第2欄に掲げる食品(小麦及びメロン類果実に限る。)、トリホリンの項中第2欄に掲げる食品(ねぎ、トマト、ピーマン、きゅうり及びいちごを除く。)、ピラクロストロビンの項中第2欄に掲げる食品(大豆、だいこん類の葉、チンゲンサイ、その他のあぶらな科野菜、チコリ、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他の野菜、日本なし、西洋なし、ぶどう及びその他のスパイスに限る。)、ピリベンカルブの項中第2欄に掲げる食品(いちごに限る。)、フィプロニルの項中第2欄に掲げる食品(その他の穀類、かぶ類の根、かぶ類の葉、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、きょうな、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、その他のきく科野菜、にら、アスパラガス、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、その他のなす科野菜、マッシュルーム、その他の野菜、バナナ、その他の果実、ひまわりの種子、その他のオイルシード、その他のスパイス、その他のハーブ、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵及びはちみつに限る。)、ブプロフェジンの項中第2欄に掲げる食品(すいか、メロン類果実、まくわうり及びびわに限る。)及びフルチアセットメチルの項中第2欄に掲げる食品(とうもろこしに限る。)については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることとし、食品中に残留する農薬等の成分である物質の試験法による西洋なし、日本なし、マルメロ及びりんごの検体部位については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成三〇年三月三〇日厚生労働省告示第一五三号) 抄

第1のAの6の(1)の表又は7の(1)の表のアバメクチンの項中第2欄に掲げる食品(小豆類、らっかせい、その他の豆類、たまねぎ、にんにく、その他の果実、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に限る。)、シアナジンの項中第2欄に掲げる食品(米、ライ麦、そば、その他の穀類、たまねぎ、ねぎ及びミネラルウォーター類を除く。)、ジノテフランの項中第2欄に掲げる食品(アーティチョーク、みつば及びその他のなす科野菜に限る。)、ジフェノコナゾールの項中第2欄に掲げる食品(ライ麦、とうもろこし、そば、らっかせい及びびわに限る。)、チアムリンの項中第2欄に掲げる食品(豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、鶏の肝臓及びその他の家きんの肝臓を除く。)、ホルペットの項中第2欄に掲げる食品(小豆類、ばれいしょ、レタス、トマト、きゅうり、りんご、ぶどう、ホップ及び干しぶどうを除く。)、マンジプロパミドの項中第2欄に掲げる食品(すいか、メロン類果実及びまくわうりに限る。)、メタフルミゾンの項中第2欄に掲げる食品(だいこん類の葉に限る。)及びメピコートクロリドの項中第2欄に掲げる食品(小麦、大麦、ライ麦、その他の穀類、ぶどう、綿実、なたね、牛の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の卵及びその他の家きんの卵を除く。)については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることとし、プロファムに係る試験法については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成三〇年五月三〇日厚生労働省告示第二三七号) 抄

第1のAの6の(1)の表、7の(1)の表又は9の表のクレトジムの項中第2欄に掲げる食品(小豆類、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、かんしょ、だいこん類の葉、キャベツ、ひまわりの種子、ホップ、大豆油及びひまわり油を除く。)、クロラントラニリプロールの項中第2欄に掲げる食品(アーティチョーク、くり、ペカン、アーモンド、くるみ及びその他のナッツ類に限る。)、デスメディファムの項中第2欄に掲げる食品、トリシクラゾールの項中第2欄に掲げる食品(米及び魚介類を除く。)、フラボフォスフォリポールの項中第2欄に掲げる食品(牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分、乳及びその他の家きんの卵に限る。)及びプロシミドンの項中第2欄に掲げる食品(小麦、大豆、らっかせい、その他の豆類、チコリ、エンダイブ、その他のきく科野菜、ピーマン、その他のなす科野菜、かぼちゃ、その他のうり科野菜、未成熟えんどう、未成熟いんげん、みかん、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、ネクタリン、うめ、マンゴー、なたね、その他のスパイス及びひまわり油を除く。)については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成三〇年七月三日厚生労働省告示第二五七号) 抄

第1のAの6の(1)の表又は7の(1)の表のエトフェンプロックスの項中第2欄に掲げる食品(小豆類、さといも類、やまいも、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、キャベツ、わけぎ、すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、もも、くり、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に限る。)、キャプタンの項中第2欄に掲げる食品(小麦、ばれいしょ、その他のゆり科野菜、トマト、なす、かぼちゃ、ほうれんそう、りんご、マルメロ、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブルーベリー、ハックルベリー、ぶどう、かき、パパイヤ、マンゴー、アーモンド、乳及び干しぶどうを除く。)、ジョサマイシンの項中第2欄に掲げる食品、スペクチノマイシンの項中第2欄に掲げる食品(その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に限る。)、フェンブコナゾールの項中第2欄に掲げる食品(ペカン、牛の筋肉、牛の脂肪、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に限る。)及びプロピコナゾールの項中第2欄に掲げる食品(とうもろこし、ばれいしょ、かんしょ、さとうきび、だいこん類の根、かぶ類の根、西洋わさび、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、チコリ、ピーマン、なす、きゅうり、かぼちゃ、すいか、メロン類果実、その他のうり科野菜、みかん、日本なし、西洋なし、マルメロ、すもも(果こうを含む。)、キウィー、パイナップル、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、綿実、なたね、ペカン、コーヒー豆及びホップに限る。)については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成三〇年七月一三日厚生労働省告示第二六八号) 抄

第1のAの6の(1)の表、7の(1)の表又は9の表のオレアンドマイシンの項中第2欄に掲げる食品、ジクロルプロップの項中第2欄に掲げる食品(ミネラルウォーター類を除く。)、デキサメタゾンの項中第2欄に掲げる食品(鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつを除く。)、デルタメトリン及びトラロメトリン(総和をいう。)の項中第2欄に掲げる食品(小麦、大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、はくさい、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、その他のあぶらな科野菜、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、その他のなす科野菜、その他のうり科野菜、未成熟えんどう、その他の野菜、うめ、ぶどう、その他の果実、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、小麦粉(全粒粉に限る。)、小麦粉(全粒粉を除く。)及び小麦ふすまを除く。)、ヒドラメチルノンの項中第2欄に掲げる食品、フルベンジアミドの項中第2欄に掲げる食品(ケール、こまつな、その他のあぶらな科野菜、日本なし及び西洋なしに限る。)、プロパジンの項中第2欄に掲げる食品及びレピメクチンの項中第2欄に掲げる食品(えだまめに限る。)については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成三〇年七月一三日厚生労働省告示第二六九号) 抄

ミネラルウォーター類(水のみを原料とする清涼飲料水をいう。以下同じ。)のうち殺菌又は除菌を行わないもの及びミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行うもののうちアンチモン、ヒ素、マンガン、亜硝酸性窒素及びホウ素の成分規格については、平成三十一年一月十二日以前に製造され、又は輸入された清涼飲料水を加工し、使用し、調理し、保存し、又は販売する場合に限り、なお従前の例によることができる。

(平三一厚労告七・一部改正)

改正文 (平成三〇年九月二一日厚生労働省告示第三三〇号) 抄

この告示による改正後の第1のAの6の(1)の表のカナマイシンの項中第2欄に掲げる食品(豚の筋肉、豚の脂肪、鶏の筋肉及び鶏の卵に限る。)及びフルジオキソニルの項中第2欄に掲げる食品(米及びにらに限る。)に残留する農薬等の成分である物質の量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることとし、食品中に残留する農薬等の成分である物質の試験におけるカカオ豆の検体部位については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成三〇年一〇月一八日厚生労働省告示第三六六号) 抄

とうもろこし、大豆、小豆類、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、ぶどう、かき、バナナ、その他の果実、綿実、その他のナッツ類、茶、サンショウの果実、その他のハーブ、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪及び乳に残留するアセフェートの量の限度、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓及びその他の家きんの食用部分に残留するセンデュラマイシンの量の限度並びにそら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、やまいも、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、未成熟えんどう、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、あんず、すもも、クランベリー、ぶどう、かき、バナナ、なたね、その他のナッツ類、茶、ホップ、サンショウの果実、その他のハーブ、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、乳、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するメタミドホスの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成三〇年一一月三〇日厚生労働省告示第四〇七号) 抄

硫酸アルミニウムアンモニウム及び硫酸アルミニウムカリウムの使用基準については、告示の日から一年以内に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (平成三一年一月一一日厚生労働省告示第七号) 抄

平成三十一年一月十三日から適用する。

改正文 (平成三一年一月二二日厚生労働省告示第九号) 抄

その他のあぶらな科野菜(畑わさびの根茎に限る。)、ごぼう、その他のきく科野菜(ふきに限る。)、なす、メロン類果実、未成熟いんげん、みかん、日本なし、すもも、いちご、ぶどう、かき及びその他の果実(アセロラに限る。)に残留するジベレリンの量の限度、とうもろこし、大豆及びえだまめに残留するジメテナミドの量の限度、大豆及びすももに残留するフルキサピロキサドの量の限度、小麦、ライ麦、その他の穀類、だいこん類の根、はくさい、芽キャベツ、カリフラワー、レタス、たまねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガス、トマト、ピーマン、きゅうり、すいか、メロン類果実、みかん、なつみかんの果実全体、日本なし、西洋なし、びわ、もも、あんず、おうとう、いちご、ぶどう、キウィー、くり及びホップに残留するフルバリネートの量の限度並びに大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他の果実、アーモンド、茶、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分及び魚介類に残留するヘプタクロルの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成三一年二月七日厚生労働省告示第二六号) 抄

米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するクロルフルアズロンの量の限度、米、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪及び乳に残留するクロルメコートの量の限度、だいこん類の根、すいか、メロン類果実、まくわうり及びその他のスパイスに残留するスピノサドの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、ばれいしょ、かんしょ、てんさい、だいこん類の根、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、アスパラガス、ピーマン、かぼちゃ、マッシュルーム、みかん、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう及びぶどうに残留するテフルベンズロンの量の限度並びにすいか、パッションフルーツ、鶏の腎臓及びその他の家きんの腎臓に残留するメタラキシル及びメフェノキサムの量の限度については、告示の日から六月以内に限り、なお従前の例による。

改正文 (平成三一年二月二八日厚生労働省告示第四六号) 抄

とうもろこし、大豆、だいこん類の葉、かぶ類の葉、クレソン、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、たまねぎ、ねぎ、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、その他の野菜(ずいき、もやし及びれんこんに限る。)、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、マルメロ、びわ、もも、すもも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、綿実及びその他のスパイスに残留するアクリナトリンの量の限度、すいか、りんご、日本なし及び西洋なしに残留するエトキサゾールの量の限度、かぼちゃ、メロン類果実、まくわうり、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ及びおうとうに残留するキノメチオナートの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、びわ、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、コーヒー豆、カカオ豆及びホップに残留するジフルベンズロンの量の限度については、告示の日から起算して六月を経過する日までの間は、なお従前の例による。

改正文 (平成三一年三月二〇日厚生労働省告示第七六号) 抄

大麦、ライ麦、とうもろこし、そば及びその他の穀類に残留するアシベンゾラルS―メチルの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するプロベナゾールの量の限度並びに牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、鶏の腎臓及び鶏の食用部分に残留するモランテルの量の限度については、告示の日から起算して六月を経過する日までの間は、なお従前の例による。

改正文 (令和元年五月三〇日厚生労働省告示第一八号) 抄

えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ピーマン、その他のなす科野菜、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、みかん、なつみかんの果実全体、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、かき、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実及びその他のハーブに残留するテブフェンピラドの量の限度並びに日本なし、西洋なし、コーヒー豆、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフルアジホップブチルの量の限度については、告示の日から起算して六月を経過する日までの間は、なお従前の例による。

改正文 (令和元年六月二七日厚生労働省告示第四五号) 抄

しいたけ及びその他のきのこ類に残留するジフェノコナゾールの量の限度、パパイヤ及び綿実に残留するスピロテトラマトの量の限度、その他の穀類、てんさい、アーティチョーク、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、えだまめ、その他の野菜、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、なつめやし、その他の果実、その他のスパイス、その他のハーブ、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するテトラコナゾールの量の限度、小麦、とうもろこし、大豆、らっかせい、さといも類、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、その他のなす科野菜、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、マルメロ、びわ、ネクタリン、あんず、すもも、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶及びその他のハーブに残留するフェニトロチオンの量の限度並びに小麦及びびわに残留するフルトリアホールの量の限度については、告示の日から起算して六月を経過する日までの間は、なお従前の例による。

附 則 (令和元年六月二八日厚生労働省告示第四八号) 抄

(適用期日)

1 この告示は、不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行の日(令和元年七月一日)から適用する。

改正文 (令和元年八月五日厚生労働省告示第八一号) 抄

その他のきく科野菜、パセリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、すいか、メロン類果実、たけのこ、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、もも、その他のベリー類果実及びぶどうに残留するフェンピロキシメートの量の限度、乳に残留するフルメキンの量の限度並びに乳に残留する[モノ,ビス(塩化トリメチルアンモニウムメチレン)]―アルキルトルエンの量の限度については、告示の日から起算して六月を経過する日までの間は、なお従前の例による。

改正文 (令和元年九月二〇日厚生労働省告示第一二三号) 抄

びわ及びびわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)に残留するイソプロチオランの量の限度、魚介類(さけ目魚類に限る。)に残留するサラフロキサシンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するシアントラニリプロールの量の限度、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するスピネトラムの量の限度、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するピコキシストロビンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するピフルブミドの量の限度並びにすいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、キウィー、キウィー(果皮を含む。)及びその他のスパイスに残留するメトキシフェノジドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用する。

改正文 (令和元年一〇月二日厚生労働省告示第一四〇号) 抄

えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、西洋なし、びわ、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のハーブに残留するシアノホスの量の限度、とうもろこし、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、スペアミント、ペパーミント及びその他のハーブ(スペアミント及びペパーミントを除く。)に残留するテトラジホンの量の限度、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留するネオマイシンの量の限度並びにきゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)及び綿実に残留するビフェナゼートの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用し、クロルプロマジン試験法については、告示の日から起算して六月を経過する日までの間は、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和元年一〇月三一日厚生労働省告示第一五八号) 抄

乳、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類及びはちみつに残留するアモキシシリンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、日本なし、西洋なし、マルメロ、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するキャプタンの量の限度、だいこん類の根、だいこん類の葉、はくさい、トマト、きゅうり、すいか、みかん、みかん(外果皮を含む。)、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、おうとう及びぶどうに残留するジチアノンの量の限度、米、ばれいしょ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、オクラ、その他の野菜、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、すもも、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、茶、カカオ豆、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するチアクロプリドの量の限度並びに米、小麦、大麦、その他の穀類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプロパニルの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用する。

改正文・附則 (令和二年一月一五日厚生労働省告示第四号) 抄

① メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するアミスルブロムの量の限度、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するゲンタマイシンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するシエノピラフェンの量の限度、えんどう、はくさい、アーティチョーク、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、未成熟えんどう、ひまわりの種子及びその他のスパイスに残留するシモキサニルの量の限度並びにばれいしょ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり及びまくわうり(果皮を含む。)に残留するゾキサミドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用する。

(経過措置)

1 この告示の日から起算して一年を経過する日以前に製造され、加工され、又は輸入されるイソマルトデキストラナーゼ及びカキ色素については、この告示による改正後の規定は、適用しない。

2 この告示の日から起算して一年を経過する日以前に製造され、加工され、又は輸入されるエンジュ抽出物及びd1―α―トコフェロールについては、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和二年二月二五日厚生労働省告示第四一号) 抄

すいか、メロン類果実、まくわうり、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、マルメロ、びわ、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし及びその他の果実に残留するオキスポコナゾールフマル酸塩の量の限度、牛の肝臓、豚の肝臓、牛の腎臓、牛の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するサリノマイシンの量の限度、小麦、かぶ類の葉、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、チンゲンサイ、カリフラワー、その他のあぶらな科野菜、レタス、ねぎ、にら、アスパラガス、その他の野菜、その他の野菜(ずいき及びれんこんを除く。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、うめ、おうとう、ぶどう、かき、キウィー、キウィー(果皮を含む。)及びパイナップルに残留するフルアジナムの量の限度並びにすいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、キウィー及びキウィー(果皮を含む。)に残留するフルベンジアミドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用する。

改正文 (令和二年三月二七日厚生労働省告示第一二〇号) 抄

令和二年六月一日から適用する。

改正文 (令和二年三月三一日厚生労働省告示第一二七号) 抄

メロン類果実及びメロン類果実(果皮を含む。)に残留するフルチアニルの量の限度並びに小豆類、らっかせい、ばれいしょ、さとうきび、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、にんにく、しょうが、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、マルメロ、びわ、ぶどう、くり及びその他のハーブに残留するプロチオホスの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用する。

改正文 (令和二年四月二三日厚生労働省告示第一九四号) 抄

大麦、ライ麦、とうもろこし、その他の穀類、えんどう、その他の豆類、さといも類、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、こまつな、きょうな、カリフラワー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス、その他のスパイス(根又は根茎に限る。)、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するセトキシジムの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、らっかせい、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、なす、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、たけのこ、オクラ、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかん、なつみかんの外果皮、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、うめ、ブルーベリー、ハックルベリー、ぶどう、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、アボカド、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、その他のナッツ類、カカオ豆、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓、その他の家きんの食用部分及びその他の家きんの卵に残留するダイアジノンの量の限度、ライ麦、そば、その他の穀類、らっかせい、だいこん類の葉、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、エンダイブ、にら、アスパラガス、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、いちご、ぶどう、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、カカオ豆(外皮を含まない。)、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するビフェントリンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、キウィー及びキウィー(果皮を含む。)に残留するブプロフェジンの量の限度並びに小麦、大豆、小豆類、ばれいしょ、さといも類、やまいも、その他のいも類、だいこん類の根、かぶ類の根、西洋わさび、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、チコリ、エンダイブ、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、アスパラガス、にんじん、パースニップ、セロリ、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、えだまめ、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、あんず、すもも、うめ、ぶどう、茶、スペアミント、ペパーミント、その他のハーブ及びその他のハーブ(スペアミント及びペパーミントを除く。)に残留するフロニカミドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用する。

改正文 (令和二年四月二八日厚生労働省告示第一九六号) 抄

改正法の施行の日(令和二年六月一日)から適用する。ただし、この告示の適用の日前に販売され、販売の用に供するために製造され、若しくは輸入され、又は営業上使用されている器具又は容器包装と同様のものが同日から起算して五年を経過する日までの間に販売の用に供するために製造され、若しくは輸入される場合、それに使用される食品衛生法施行令(昭和二十八年政令第二百二十九号)第一条に規定する材質の原材料であって、これに含まれる物質については、この告示による改正後の食品、添加物等の規格基準の別表第一に掲げられているものとみなすことができる。

改正文・附則 (令和二年六月一八日厚生労働省告示第二三八号) 抄

① 米、小麦、とうもろこし、そば、小豆類、さといも類、かんしよ、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、ピーマン、その他のなす科野菜、きゆうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、みかん(外果皮を含む。)、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のハーブに残留するイミノクタジンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するジフェノコナゾールの量の限度、ばれいしょ及びてんさいに残留するチフルザミドの量の限度、米、えんどう、そら豆、その他の豆類、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の葉、かぶ類の根、クレソン、芽キャベツ、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、パセリ、みつば、その他のせり科野菜、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、その他のうり科野菜、たけのこ、しようが、未成熟いんげん、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ごまの種子、べにばなの種子、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、くるみ、カカオ豆、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するペルメトリンの量の限度並びにばれいしょ、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するベンチアバリカルブイソプロピルの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用する。

(経過措置)

1 この告示の日から起算して一年を経過する日以前に製造され、加工され、又は輸入されるイソアルファー苦味酸、高級脂肪酸(カプリル酸)、高級脂肪酸(カプリン酸)、高級脂肪酸(ステアリン酸)、高級脂肪酸(パルミチン酸)、高級脂肪酸(ベヘニン酸)、高級脂肪酸(ミリスチン酸)、高級脂肪酸(ラウリン酸)及び生石灰については、この告示による改正後の規定は、適用しない。

2 この告示の日から起算して一年を経過する日以前に製造され、加工され、又は輸入されるアセト酢酸エチルについては、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和二年六月三〇日厚生労働省告示第二五一号) 抄

だいこん類の根、たまねぎ、きゅうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実及びメロン類果実(果皮を含む。)に残留するピカルブトラゾクスの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実及びメロン類果実(果皮を含む。)に残留するピリダリルの量の限度、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプロチオコナゾールの量の限度並びにすいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するペンチオピラドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和二年七月一四日厚生労働省告示第二六二号) 抄

らっかせい、キャベツ、芽キャベツ、アーティチョーク、にら、パセリ、トマト、ピーマン、なす、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、たけのこ、オクラ、しようが、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかん、なつみかんの外果皮、なつみかんの果実全体、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)、その他の魚介類、魚介類(くじらに限る。)及びはちみつに残留するアルドリン及びディルドリンの量の限度、大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、すいか、メロン類果実、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、その他のうり科野菜(とうがんを除く。)、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかん、なつみかんの外果皮、なつみかんの果実全体、オレンジ、グレープフルーツ、その他のかんきつ類果実(ぽんかんに限る。)、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、その他の果実(いちじくを除く。)、綿実、なたね、その他のオイルシード、茶(不発酵茶に限る。)、茶(不発酵茶を除く。)、カカオ豆、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(貝類に限る。)及び米ぬかに残留するカルバリルの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のスパイス(果実、根又は根茎に限る。)、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するカルボスルファンの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、そば、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、その他のあぶらな科野菜(たかな及び菜花を除く。)、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他の野菜(ずいき、もやし及びそら豆(生)を除く。)、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のスパイス(根又は根茎に限る。)、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するカルボフランの量の限度、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、はくさい、ねぎ、にら、にんじん及びほうれんそうに残留するダゾメット、メタム及びメチルイソチオシアネートの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、その他のあぶらな科野菜(たかな及び菜花を除く。)、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、その他の野菜(ずいき、もやし及びそら豆(生)を除く。)、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するベンフラカルブの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和二年九月一四日厚生労働省告示第三一〇号) 抄

もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するシクラニリプロールの量の限度、米、小麦、とうもろこし、そば、らっかせい、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵、その他の家きんの卵、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)及び魚介類(貝類に限る。)に残留するジクワットの量の限度、大豆、芽キャベツ、ブロッコリー、アスパラガス、なす、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、すもも及びひまわりの種子に残留するテブコナゾールの量の限度並びに牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するベタメタゾンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用し、デキサメタゾン試験法については、告示の日から起算して一年を経過する日までの間は、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和二年一一月一六日厚生労働省告示第三五六号) 抄

クレソン、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実及びメロン類果実(果皮を含む。)に残留するオキサチアピプロリンの量の限度並びに芽キャベツ、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、りんご、日本なし、西洋なし、もも、もも(果皮及び種子を含む。)及び茶に残留するピリミジフェンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和二年一二月九日厚生労働省告示第三八七号) 抄

だいこん類の根、カリフラワー、エンダイブ、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するオキソリニック酸の量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和三年二月三日厚生労働省告示第三四号) 抄

にら、その他のなす科野菜、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、しいたけ、その他のきのこ類、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するアゾキシストロビンの量の限度、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、りんご、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、すもも、おうとう及びかきに残留するシフルフェナミドの量の限度、とうもろこし、ばれいしょ、かんしょ、やまいも、こんにゃくいも、はくさい、キャベツ、ブロッコリー、レタス、たまねぎ、アスパラガス、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、すいか、メロン類果実、その他のうり科野菜、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、みかん、みかん(外果皮を含む。)、日本なし、西洋なし、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、あんず、うめ、いちご及びキウィーに残留するピリフルキナゾンの量の限度並びになす、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、パパイヤ及びミネラルウォーター類に残留するピリプロキシフェンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和三年三月二六日厚生労働省告示第一〇六号) 抄

小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、かんしょ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するカルタップ、チオシクラム及びベンスルタップの量の限度、きゅうり、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するフェンヘキサミドの量の限度、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するプロヒドロジャスモンの量の限度並びにすいか、すいか(果皮を含む。)、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するフロメトキンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和三年五月一三日厚生労働省告示第一九一号) 抄

米、大麦、とうもろこし、その他の穀類、大豆、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、その他のあぶらな科野菜、アーティチョーク、レタス、ねぎ、アスパラガス、にんじん、セロリ、トマト、なす、きゆうり、かぼちや、たけのこ、オクラ、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、あんず、すもも、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、バナナ、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、カカオ豆、ホップ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の食用部分、乳、鶏の筋肉及びその他の家きんの筋肉に残留するクロルピリホスの量の限度、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、キャベツ、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、みつば、トマト、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、その他のうり科野菜、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、うめ、かき、キウィー、キウィー(果皮を含む。)及びその他の果実に残留するジエトフェンカルブの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、未成熟えんどう、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ぶどう、キウィー及びキウィー(果皮を含む。)に残留するデルタメトリン及びトラロメトリンの量の限度、米、大豆、小豆類、えんどう、ばれいしょ、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、日本なし、西洋なし、もも、もも(果皮及び種子を含む。)及びうめに残留するピメトロジンの量の限度並びに小麦、大麦、はくさい、チンゲンサイ、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、みつば、その他のせり科野菜、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、日本なし、西洋なし、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、いちご、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、ぶどう、かき、キウィー、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するミクロブタニルの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和三年五月二七日厚生労働省告示第二一三号) 抄

ぶどうに残留するエタボキサムの量の限度、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するオクスフェンダゾール、フェバンテル及びフェンベンダゾールの量の限度並びにてんさい、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するフェンブコナゾールの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和三年六月二五日厚生労働省告示第二五五号) 抄

すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するシフルメトフェンの量の限度並びに米に残留するチアジニルの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

附 則 (令和三年六月二九日厚生労働省告示第二六三号)

(経過措置)

1 ミネラルウォーター類(水のみを原料とする清涼飲料水をいう。以下同じ。)のうち殺菌又は除菌を行うもののうちクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸及びフタル酸ジ(2―エチルヘキシル)の成分規格については、この告示の日から起算して六ヶ月を経過する日以前に製造され、又は輸入された清涼飲料水を加工し、使用し、調理し、保存し、又は販売する場合に限り、この告示による改正後の規定は、適用しない。

2 ミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行わないもの及びミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行うもののうち六価クロムの成分規格については、この告示の日から起算して六ヶ月を経過する日以前に製造され、又は輸入された清涼飲料水を加工し、使用し、調理し、保存し、又は販売する場合に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和三年七月三〇日厚生労働省告示第二九四号) 抄

令和四年四月一日から適用する。

改正文 (令和三年八月三一日厚生労働省告示第三二三号) 抄

すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するカスガマイシンの量の限度、やまいも、チンゲンサイ、カリフラワー、エンダイブ、アスパラガス、にんじん、セロリ、その他のせり科野菜、なす、その他のうり科野菜、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、いちご及びその他のハーブに残留するバリダマイシンの量の限度、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしよ、はくさい、ブロッコリー、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、オクラ、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、うめ、いちご、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、ぶどう、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、綿実、ホップ、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するフェンプロパトリンの量の限度並びに米、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、なす、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、キウィー、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、ホップ、その他のハーブ、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するプロクロラズの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用し、α―トレンボロン及びβ―トレンボロン試験法については、告示の日から起算して一年を経過する日までの間は、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和三年一〇月一九日厚生労働省告示第三七五号) 抄

だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、はくさい、ブロッコリー、レタス、ねぎ、にら、トマト、ピーマン、なす、きゅうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、日本なし、西洋なし、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、すもも及びいちごに残留するトルフェンピラドの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ及びその他のハーブに残留するフラザスルフロンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和三年一二月一七日厚生労働省告示第四〇八号) 抄

米、小麦、とうもろこし、そば、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、その他の野菜、なつみかんの果実全体、りんご、西洋なし、いちご、ぶどう、その他のオイルシード、その他のハーブ及び乳に残留するMCPAの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、すいか、メロン類果実、まくわうり、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するMCPBの量の限度、そば、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、その他のスパイス、その他のハーブ、魚介類(さけ目魚類に限る。)、魚介類(うなぎ目魚類に限る。)、魚介類(すずき目魚類に限る。)、魚介類(その他の魚類に限る。)、魚介類(貝類に限る。)、魚介類(甲殻類に限る。)及びその他の魚介類に残留する2,4―ジクロロフェノキシ酢酸の量の限度、とうもろこし、大豆、ブロッコリー及びえだまめに残留するジメテナミドの量の限度、さといも類、にんじん、すいか(果皮を含む。)及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するスピネトラムの量の限度、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、その他のいも類、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、西洋わさび、クレソン、芽キャベツ、ケール、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、その他のきく科野菜、たまねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、セロリ、その他のせり科野菜、トマト、なす、その他のなす科野菜、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、その他のうり科野菜(とうがんを除く。)、その他のうり科野菜(とうがんに限る。)、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、その他の野菜、びわ、もも、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、キウィー、なつめやし、その他の果実及びその他のスパイスに残留するホスチアゼートの量の限度並びにとうもろこし、さといも類、かんしょ、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、ごぼう、ねぎ、アスパラガス、しょうが、みかん、みかん(外果皮を含む。)、いちご、キウィー及びキウィー(果皮を含む。)に残留するメタフルミゾンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和四年二月二五日厚生労働省告示第四二号) 抄

第一条中マルメロに残留するキャプタンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するシアゾファミドの量の限度、米、そば、小豆類、えんどう、ばれいしょ、さといも類、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、さとうきび、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、パースニップ、パセリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、たけのこ、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜(ずいき及びれんこんに限る。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、いちご、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、アボカド、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、くり、その他のナッツ類、茶、カカオ豆、ホップ、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するシペルメトリンの量の限度、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するゼラノールの量の限度、かぼちゃ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実及びグアバに残留するピリオフェノンの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、キウィー及びキウィー(果皮を含む。)に残留するプロシミドンの量の限度並びにすいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するマンデストロビンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和四年三月一七日厚生労働省告示第七二号) 抄

グアバに残留するフルアジナムの量の限度、トマト、なす、きゅうり、かぼちゃ、すいか及びいちごに残留するフルチアニルの量の限度、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するプロパルギットの量の限度並びにねぎ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するマンジプロパミドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和四年五月二〇日厚生労働省告示第一八一号) 抄

米、てんさい、キャベツ、芽キャベツ及びいちごに残留するウニコナゾールPの量の限度、ばれいしょ、ごぼう、ほうれんそう及びいちごに残留するカズサホスの量の限度、にんじん、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するピリベンカルブの量の限度並びに米、小麦、ライ麦、とうもろこし、その他の穀類、大豆、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、やまいも、こんにゃくいも、その他のいも類、さとうきび、だいこん類の根、西洋わさび、キャベツ、芽キャベツ、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、たまねぎ、にんにく、えだまめ、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、ひまわりの種子及び綿実に残留するペンディメタリンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和四年八月一〇日厚生労働省告示第二四八号) 抄

はくさい、セロリ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、牛の筋肉、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳及びその他の家きんの筋肉に残留するスピノサドの量の限度、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するスルホキサフロルの量の限度並びに米、大豆、ばれいしょ、こんにゃくいも、だいこん類の根、だいこん類の葉、はくさい、キャベツ、たまねぎ、ねぎ、えだまめ、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、パパイヤ、アボカド、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶及びその他のスパイスに残留するピラフルフェンエチルの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用し、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓及び豚の食用部分に残留するピランテルの量の限度並びに豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓及び豚の食用部分に残留するモランテルの量の限度は、告示の日から起算して一年を経過する日までの間は、この告示による改正後の食品、添加物等の規格基準(以下「新規格基準」という。)におけるこれらの食品に残留するピランテル及びモランテルの量の限度にかかわらず、なお従前の例によることができることとし、新規格基準における米、はくさい、キャベツ、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、その他のゆり科野菜、にんじん、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、すいか、メロン類果実、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、うめ、いちご、ぶどう、かき、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するポリオキシンD亜鉛塩の量の限度はこの告示による改正前の食品、添加物等の規格基準(以下「旧規格基準」という。)における米、はくさい、キャベツ、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、その他のゆり科野菜、にんじん、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、すいか、メロン類果実、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、うめ、いちご、ぶどう、かき、その他の果実、その他のスパイス及びその他のハーブに残留するポリオキシンの量の限度と、新規格基準における米、はくさい、キャベツ、レタス、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、その他のゆり科野菜、にんじん、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実(果皮を含む。)、その他の野菜、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、うめ、いちご、かき、その他の果実及びその他のハーブに残留するポリオキシン複合体の量の限度は旧規格基準における米、はくさい、キャベツ、レタス、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、その他のゆり科野菜、にんじん、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、すいか、メロン類果実、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、うめ、いちご、かき、その他の果実及びその他のハーブに残留するポリオキシンの量の限度として、告示の日から起算して一年を経過する日までの間は、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和四年八月三〇日厚生労働省告示第二五六号) 抄

すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するエトキサゾールの量の限度、ねぎ、なす、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、いちご、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するトリフルミゾールの量の限度、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)及びなつみかんの果実全体に残留する1―ナフタレン酢酸の量の限度、てんさい、ぶどう及びアボカドに残留するペルメトリンの量の限度並びに米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、えんどう、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するベンタゾンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和四年一〇月二六日厚生労働省告示第三一八号) 抄

乳に残留するアフィドピロペンの量の限度、とうもろこし、えんどう、そら豆、その他の豆類、だいこん類の根、クランベリー及び乳に残留するシアントラニリプロールの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、かぶ類の根、かぶ類の葉、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆、その他のハーブ、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するシフルトリンの量の限度、とうもろこし、さといも類、ブロッコリー及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するテトラニリプロールの量の限度、やまいも、だいこん類の根及び大豆油に残留するピコキシストロビンの量の限度並びにてんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、レタス、ねぎ、わけぎ、にんじん、セロリ、その他のせり科野菜、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、その他のきのこ類、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ぶどう及び綿実に残留するフルフェノクスロンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和四年一一月二二日厚生労働省告示第三三七号) 抄

米、小麦、大豆、えんどう、らっかせい、さといも類、かんしょ、キャベツ、芽キャベツ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するエトフェンプロックスの量の限度、トマト、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するテトラコナゾールの量の限度、大豆、きゅうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、その他の野菜、その他の野菜(ずいきに限る。)、その他の野菜(ずいき、もやし、れんこんを除く。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、マンゴー及び綿実に残留するフェンピロキシメートの量の限度並びにかんしょ、こまつな、きゅうり、すいか及びその他のスパイス(その他のスパイス(根又は根茎に限る。)を除く。)に残留するフルエンスルホンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和五年二月一四日厚生労働省告示第二八号) 抄

すいか、すいか(果皮を含む。)、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するアシノナピルの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、キウィー及びキウィー(果皮を含む。)に残留するトリフロキシストロビンの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するフェナリモルの量の限度、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するフェンピラザミンの量の限度、大豆、さといも類、かんしょ、だいこん類の根、たまねぎ、きゅうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、えだまめ及びその他の野菜に残留するフルキサメタミドの量の限度、もも(果皮及び種子を含む。)及びその他のスパイスに残留するフロニカミドの量の限度並びにはくさい、くり、ペカン、アーモンド、くるみ及びその他のナッツ類に残留するペンチオピラドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和五年三月二三日厚生労働省告示第八〇号) 抄

牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分及びその他の家きんの食用部分に残留するスルファチアゾールの量の限度、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らつかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしよ、やまいも、その他のいも類、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、芽キャベツ、ケール、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、たまねぎ、にんにく、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、かぼちや、しろうり、すいか、メロン類果実、まくわうり、その他のうり科野菜、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類及びその他のスパイスに残留するトルクロホスメチルの量の限度並びにねぎ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、日本なし、西洋なし、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)及びいちごに残留するメパニピリムの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用し、その他の家きんの筋肉、その他の家きんの脂肪、その他の家きんの肝臓、その他の家きんの腎臓及びその他の家きんの食用部分に残留するニタルソンの量の限度、魚介類(その他の魚類に限る。)に残留するニフルスチレン酸ナトリウムの量の限度並びに豚の筋肉、豚の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するロキサルソンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して六月を経過した日から適用し、酢酸トレンボロン試験法の方法については、告示の日から起算して一年を経過するまでの間は、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和五年四月二六日厚生労働省告示第一七六号) 抄

メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ぶどう及び乳に残留するイソピラザムの量の限度、乳に残留するトリネキサパックエチルの量の限度、たまねぎ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、未成熟いんげん、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)及びその他のスパイスに残留するピラジフルミドの量の限度並びに米、大豆、そら豆、ブロッコリー、チコリ、にら、その他のゆり科野菜、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、うめ、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するフルジオキソニルの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和五年五月三一日厚生労働省告示第二〇八号) 抄

すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、その他の野菜(れんこんに限る。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するアセキノシルの量の限度、未成熟いんげん、えだまめ及びグアバに残留するイソフェタミドの量の限度、ねぎ、鶏の脂肪及びその他の家きんの脂肪に残留するメトキシフェノジドの量の限度並びにその他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓に残留するモサプリドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和五年七月二六日厚生労働省告示第二四〇号) 抄

米、もも、もも(果皮及び種子を含む。)及びその他のスパイスに残留するイソプロチオランの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和五年一〇月一八日厚生労働省告示第二九〇号) 抄

さといも類、こんにゃくいも及びその他のなす科野菜に残留するアミスルブロムの量の限度、しいたけ及びその他のきのこ類に残留するアメトクトラジンの量の限度、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしょ、はくさい、キャベツ、ブロッコリー、ねぎ、にら、その他のゆり科野菜、トマト、ピーマン、なす、その他のなす科野菜、きゅうり、その他のうり科野菜、未成熟えんどう、みかん、みかん(外果皮を含む。)、りんご、日本なし、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、あんず、すもも、うめ、いちご、ブラックベリー、クランベリー、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、ひまわりの種子、なたね、くり及びひまわり油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用ひまわり油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)に残留するグルホシネートの量の限度、とうもろこし、ねぎ、にんにく、かぼちゃ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するシメコナゾールの量の限度、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、チンゲンサイ、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、にんじん、パースニップ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)及びほうれんそうに残留するフルピラジフロンの量の限度、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし及びぶどうに残留するフルミオキサジンの量の限度、はくさい、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するメタアルデヒドの量の限度並びにかきに残留するメフェントリフルコナゾールの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和五年一〇月一八日厚生労働省告示第二九一号) 抄

この告示の日から起算して六月を経過する日以前に製造され、又は輸入された清涼飲料水を加工し、使用し、調理し、保存し、又は販売する場合に限り、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和五年一一月七日厚生労働省告示第三〇二号) 抄

てんさい、たまねぎ及びぶどうに残留するインピルフルキサムの量の限度、さといも類、たまねぎ及びねぎに残留するセトキシジムの量の限度、レタス及びメロン類果実(果皮を含む。)に残留するピカルブトラゾクスの量の限度、大麦、トマト、なつみかんの果実全体、グレープフルーツ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)及びいちごに残留するビフェントリンの量の限度並びに大豆、こんにゃくいも、キャベツ、トマト、ピーマン、えだまめ、いちご、牛の脂肪、豚の脂肪及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪に残留するフルトラニルの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和五年一一月三〇日厚生労働省告示第三二四号) 抄

令和七年六月一日から適用する。ただし、食品衛生法等の一部を改正する法律(平成三十年法律第四十六号)の施行の日(令和二年六月一日)前に販売され、販売の用に供するために製造され、若しくは輸入され、又は営業上使用されている器具又は容器包装と同様のものがこの告示の適用の日前に販売され、販売の用に供するために製造され、若しくは輸入され、又は営業上使用されている場合においては、それに使用される食品衛生法施行令(昭和二十八年政令第二百二十九号)第一条に規定する材質の原材料であって、これに含まれる物質については、この告示による改正後の食品、添加物等の規格基準の別表第一に掲げられているものとみなすことができる。

改正文 (令和五年一二月二〇日厚生労働省告示第三三五号) 抄

大豆、小豆類、たまねぎ、にんにく、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、えだまめ、しいたけ、みかん及びみかん(外果皮を含む。)に残留するジメトモルフの量の限度、牛の筋肉、牛の脂肪、牛の肝臓、牛の腎臓及び牛の食用部分に残留するトリブロムサランの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、その他の豆類、ばれいしよ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、ケール、こまつな、きような、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、その他のあぶらな科野菜、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゆんぎく、レタス、その他のきく科野菜、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、その他のせり科野菜、トマト、なす、その他のなす科野菜、きゆうり、かぼちや、すいか、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しようが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、ホップ、その他のスパイス、その他のハーブ、牛の脂肪、豚の脂肪及びその他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪に残留するフェナミホスの量の限度、しいたけ、その他のきのこ類、もも、もも(果皮及び種子を含む。)及びグアバに残留するフルキサピロキサドの量の限度並びに大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、なたね、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するプロチオコナゾールの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和六年二月六日厚生労働省告示第二九号) 抄

告示の日から適用する。ただし、告示の日から起算して一年を経過する日(香辛料抽出物及びヘプタンにあっては告示の日から起算して二年を経過する日、粗製海水塩化マグネシウムにあっては厚生労働大臣の定める日)までに製造され、加工され、又は輸入される添加物に係る規格基準については、なお従前の例によることができる。

改正文 (令和六年三月四日厚生労働省告示第五一号) 抄

告示の日から適用する。ただし、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい、その他の豆類、ばれいしょ、さといも類、かんしよ、やまいも、こんにやくいも、その他のいも類、てんさい、さとうきび、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、エンダイブ、しゅんぎく、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、その他のせり科野菜、なす、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、その他の野菜、みかん、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、すもも、うめ、いちご、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね、その他のオイルシード、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド、くるみ、その他のナッツ類、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス(種子、根及び根茎を除く。)、その他のハーブ、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分、乳、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分、鶏の卵及びその他の家きんの卵に残留するイプロジオンの量の限度、西洋わさび、りんご、日本なし及び西洋なしに残留するシフルトリンの量の限度、その他のなす科野菜及びぶどうに残留するシフルフェナミドの量の限度、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし、そば、その他の穀類、らっかせい、ばれいしょ、さとうきび、カリフラワー、ブロッコリー、アーティチョーク、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ、その他のゆり科野菜、パセリ、セロリ、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、まくわうり、まくわうり(果皮を含む。)、その他のうり科野菜、たけのこ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、マッシュルーム、しいたけ、その他のきのこ類、みかん、みかん(外果皮を含む。)、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、その他のかんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、キウィー(果皮を含む。)、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし、その他の果実、ごまの種子、べにばなの種子、なたね、その他のオイルシード、茶、コーヒー豆、カカオ豆、ホップ、その他のスパイス、豚の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、豚の肝臓、豚の腎臓、豚の食用部分、鶏の筋肉、その他の家きんの筋肉、鶏の脂肪、その他の家きんの脂肪、鶏の肝臓、その他の家きんの肝臓、鶏の腎臓、その他の家きんの腎臓、鶏の食用部分、その他の家きんの食用部分及び綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油、綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)に残留するパラコートの量の限度、乳に残留するピジフルメトフェンの量の限度並びにマルメロ、その他のハーブ、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の食用部分、豚の食用部分及びその他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分に残留するブプロフェジンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

改正文 (令和六年三月一五日厚生労働省告示第八二号) 抄

告示の日から適用する。ただし、その他の野菜、レモン、グレープフルーツ及びライムに残留するイソフェタミドの量の限度、小豆類、らっかせい、かんしょ、やまいも、はくさい、芽キャベツ、たまねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガス、にんじん、セロリ、トマト、すいか、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、ほうれんそう、未成熟えんどう、りんご、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ハックルベリー、その他のベリー類果実、ぶどう、綿実、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するキザロホップエチル及びキザロホップPテフリルの量の限度、てんさい、だいこん類の根、だいこん類の葉、ねぎ、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、おうとう、茶、牛の筋肉、豚の筋肉、その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉、牛の脂肪、豚の脂肪、その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪、牛の肝臓、豚の肝臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓、牛の腎臓、豚の腎臓、その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓、牛の食用部分、豚の食用部分、その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分及び乳に残留するクロルフルアズロンの量の限度、きゅうり、すいか、すいか(果皮を含む。)、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、レモン、グレープフルーツ、ライム、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、すもも、ラズベリー及びその他のベリー類果実に残留するテブフェンピラドの量の限度並びになつみかんの果実全体、レモン、グレープフルーツ及びライムに残留するフルキサメタミドの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用し、未成熟いんげん及びえだまめに残留するイソフェタミドの量の限度並びにその他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓に残留するモサプリドの量の限度に係る改正規定は、令和六年五月三十一日から適用する。

附 則 (令和六年三月二九日厚生労働省告示第一七一号) 抄

(適用期日)

第一条 この告示は、令和六年四月一日から適用する。

(経過措置)

第二条 この告示の適用前にこの告示による改正前のそれぞれの告示の規定により厚生労働大臣が行った行為は、この告示の適用後は、この告示による改正後のそれぞれの告示の相当規定により相当の国の機関がした行為とみなす。

改正文 (令和六年九月一八日内閣府告示第一一一号) 抄

告示の日から適用する。ただし、メロン類果実、メロン類果実(果皮を含む。)、みかん、みかん(外果皮を含む。)、グレープフルーツ、もも、もも(果皮及び種子を含む。)、茶及びコーヒー豆に残留するテフルベンズロンの量の限度、大豆、ごぼう、日本なし、西洋なし及びぶどうに残留するプロチオホスの量の限度、オレンジ及びグレープフルーツに残留するフロニカミドの量の限度、もも及びもも(果皮及び種子を含む。)に残留するヘキサコナゾールの量の限度、ねぎ、なす、その他のなす科野菜、レモン及びライムに残留するベンチアバリカルブイソプロピルの量の限度並びにレモン、グレープフルーツ及びライムに残留するメタフルミゾンの量の限度に係る改正規定は、告示の日から起算して一年を経過した日から適用する。

附 則 (令和六年九月二七日内閣府告示第一二八号) 抄

この告示は、告示の日から適用する。

改正文 (令和六年一一月五日内閣府告示第一三三号) 抄

告示の日から適用する。

改正文 (令和七年一月二三日内閣府告示第二三号) 抄

告示の日から施行する。

食品,添加物等の規格基準

第1 食品

A 食品一般の成分規格

1 食品は、抗生物質又は化学的合成品(化学的手段により元素又は化合物に分解反応以外の化学的反応を起こさせて得られた物質をいう。以下同じ。)たる抗菌性物質及び放射性物質を含有してはならない。ただし、抗生物質及び化学的合成品たる抗菌性物質について、次のいずれかに該当する場合にあっては、この限りでない。

(1) 当該物質が、食品衛生法(昭和22年法律第233号。以下「法」という。)第12条の規定により人の健康を損なうおそれのない場合として内閣総理大臣が定める添加物と同一である場合

(2) 当該物質について、5、6、7、8又は9において成分規格が定められている場合

(3) 当該食品が、5、6、7、8又は9において定める成分規格に適合する食品を原材料として製造され、又は加工されたものである場合(5、6、7、8又は9において成分規格が定められていない抗生物質又は化学的合成品たる抗菌性物質を含有する場合を除く。)

2 食品が組換えDNA技術(酵素等を用いた切断及び再結合の操作によって、DNAをつなぎ合わせた組換えDNA分子を作製し、それを生細胞に移入し、かつ、増殖させる技術(最終的に宿主(組換えDNA技術において、DNAが移入される生細胞をいう。以下同じ。)に導入されたDNAが、当該宿主と分類学上同一の種に属する微生物のDNAのみであること又は組換え体(組換えDNAを含む宿主をいう。)が自然界に存在する微生物と同等の遺伝子構成であることが明らかであるものを作製する技術を除く。)をいう。以下同じ。)によって得られた生物の全部若しくは一部であり、又は当該生物の全部若しくは一部を含む場合は、当該生物は、内閣総理大臣が定める安全性審査の手続を経た旨の公表がなされたものでなければならない。

3 食品が組換えDNA技術によって得られた微生物を利用して製造された物であり、又は当該物を含む場合は、当該物は、内閣総理大臣が定める安全性審査の手続を経た旨の公表がなされたものでなければならない。

4 削除

5 (1)の表に掲げる農薬等(農薬取締法(昭和23年法律第82号)第2条第1項に規定する農薬、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(昭和28年法律第35号)第2条第3項の規定に基づく農林水産省令で定める用途に供することを目的として飼料(同条第2項に規定する飼料をいう。)に添加、混和、浸潤その他の方法によって用いられる物又は医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)第2条第1項に規定する医薬品であって動物のために使用されることが目的とされているものをいう。以下同じ。)の成分である物質(その物質が化学的に変化して生成した物質を含む。以下同じ。)は、食品に含有されるものであってはならない。この場合において、(2)の表の食品の欄に掲げる食品については、同表の検体の欄に掲げる部位を検体として試験しなければならず、また、食品は(3)から(21)までに規定する試験法によって試験した場合に、その農薬等の成分である物質が検出されるものであってはならない。

(1) 食品において「不検出」とされる農薬等の成分である物質

1 2,4,5―T

2 イプロニダゾール

3 オラキンドックス

4 カプタホール

5 カルバドックス

6 クマホス

7 クロラムフェニコール

8 クロルスロン

9 クロルプロマジン

10 ゲンチアナバイオレット

11 ジエチルスチルベストロール

12 ジメトリダゾール

13 ダミノジッド

14 ニタルソン

15 ニトロフラゾン

16 ニトロフラントイン

17 ニフルスチレン酸ナトリウム

18 フラゾリドン

19 フラルタドン

20 プロファム

21 マラカイトグリーン

22 メトロニダゾール

23 ロキサルソン

24 ロニダゾール

(2) 検体

食品

検体

大麦及びそば

脱穀した種子

小麦及びライ麦

玄麦

玄米

とうもろこし

外皮,ひげ及びしんを除いた種子

その他の穀類

脱穀した種子

えんどう,小豆類,そら豆及び大豆

らつかせい

殻を除去したもの

その他の豆類

あんず,うめ,おうとう,すもも及びネクタリン

こう及び種子を除去したもの

もも

果皮及び種子を除去したもの

オレンジ,グレープフルーツ,なつみかんの果実全体,ライム及びレモン

果実全体

なつみかん及びみかん

外果皮を除去したもの

なつみかんの外果皮

へたを除去したもの

その他のかんきつ類果実

果実全体

西洋なし,日本なし,マルメロ及びりんご

こうを除去したもの

びわ

こう,果皮及び種子を除去したもの

アボカド及びマンゴー

種子を除去したもの

キウィー

果皮を除去したもの

グアバ

へたを除去したもの

なつめやし

へた及び種子を除去したもの

パイナップル

冠芽を除去したもの

パッションフルーツ及びパパイヤ

果実全体

バナナ

果柄部を除去したもの

いちご,クランベリー,ハックルベリー,ブラックベリー及びブルーベリー

へたを除去したもの

ラズベリー

果実全体

その他のベリー類果実

へたを除去したもの

かき

へた及び種子を除去したもの

すいか,まくわうり及びメロン類果実

果皮を除去したもの

ぶどう

こうを除去したもの

その他の果実

可食部

かぶ類の根及びだいこん類の根

泥を水で軽く洗い落としたもの

かぶ類の葉,クレソン,ケール,だいこん類の葉及び芽キャベツ

変質葉を除去したもの

カリフラワー及びブロッコリー

葉を除去したもの

キャベツ及びはくさい

外側変質葉及びしんを除去したもの4個をそれぞれ4等分し,各々から1等分を集めたもの

きような及びこまつな

根及び変質葉を除去したもの

西洋わさび

泥を水で軽く洗い落とした根

チンゲンサイ及びその他のあぶらな科野菜

可食部

かんしよ,こんにやくいも,さといも類,ばれいしよ,やまいも及びその他のいも類

泥を水で軽く洗い落としたもの

かぼちや,きゆうり及びしろうり

つるを除去したもの

その他のうり科野菜

可食部

アーティチョーク,エンダイブ及びチコリ

変質葉を除去したもの

ごぼう及びサルシフィー

葉部を除去し,泥を水で軽く洗い落とし,細切した後,肉き器を用いて擦り砕いたもの

しゆんぎく

根及び変質葉を除去したもの

レタス

外側変質葉及びしんを除去したもの

その他のきく科野菜

可食部

しいたけ,マッシュルーム及びその他のきのこ類

可食部

セロリ,パセリ及びみつば

根及び変質葉を除去したもの

にんじん及びパースニップ

泥を水で軽く洗い落としたもの

その他のせり科野菜

可食部

トマト,なす及びピーマン

へたを除去したもの

その他のなす科野菜

可食部

アスパラガス

たまねぎ,にんにく,ねぎ及びわけぎ

外皮及びひげ根を除去したもの

にら及びその他のゆり科野菜

可食部

えだまめ,未成熟いんげん及び未成熟えんどう

こうを除去したもの

オクラ

へたを除去したもの

さとうきび

皮を除去したもの

しようが

葉を除去し,泥を水で軽く洗い落としたもの

てんさい

泥を水で軽く洗い落としたもの

ほうれんそう

赤色根部を含み,ひげ根及び変質葉を除去したもの

たけのこ及びその他の野菜

可食部

ごまの種子,なたね,ひまわりの種子,べにばなの種子,綿実及びその他のオイルシード

種子

アーモンド,ぎんなん,くり,くるみ,ペカン及びその他のナッツ類

外果皮を除去したもの

カカオ豆

外皮を除去したもの

コーヒー豆

ホップ

乾花

その他のスパイス及びその他のハーブ

可食部

(3) 2,4,5―T試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エーテル ジエチルエーテル。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、オクタデシルシリル化シリカゲル1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

グラファイトカーボン/エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層ミニカラム(500mg/500mg) 内径約12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、上層にグラファイトカーボンを、下層にエチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル各500mg充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

トルエン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

2,4,5―T 本品は2,4,5―T98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 穀類、豆類及び種実類の場合

試料10.0gに水20mlを加え、30分間放置する。これに4mol/l塩酸5ml及びアセトン100mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mlを加えて細切均一化した後、上記と同様にろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mlとする。

この溶液から正確に10mlを採り、10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:1)100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

この残留物にn―ヘキサン30mlを加え、アセトニトリル及び水の混液(99:1)30mlずつで3回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

② 果実及び野菜の場合

試料20.0gに4mol/l塩酸5ml及びアセトン100mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mlとする。

この溶液から正確に5mlを採り、10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:1)100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

③ 茶及びホップの場合

試料5.00gに水20mlを加え、30分間放置する。これに4mol/l塩酸5ml及びアセトン100mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mlとする。

この溶液から正確に10mlを採り、10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:1)100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

この残留物にn―ヘキサン30mlを加え、アセトニトリル及び水の混液(99:1)30mlずつで3回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

④ 筋肉、肝臓、腎臓、乳及び卵並びに魚介類の場合

試料10.0gに4mol/l塩酸5ml及びアセトン100mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mlとする。

この溶液から正確に10mlを採り、10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:1)100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

この残留物にn―ヘキサン30mlを加え、アセトニトリル及び水の混液(99:1)30mlずつで3回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

⑤ 脂肪の場合

試料5.00gに4mol/l塩酸5ml及びアセトン100mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mlとする。

この溶液から正確に20mlを採り、10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:1)100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

この残留物にn―ヘキサン30mlを加え、アセトニトリル及び水の混液(99:1)30mlずつで3回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

⑥ はちみつの場合

試料10.0gに水20mlを加えて溶かす。これに4mol/l塩酸5ml及びアセトン100mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mlを加え、細切均一化した後、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mlとする。

この溶液から正確に10mlを採り、10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:1)100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

b 加水分解

a 抽出法で得られた残留物にメタノール2mlを加えて溶かし、1.5mol/l水酸化ナトリウム溶液1mlを加える。これに還流冷却器を取り付けて、80℃の水浴中で30分間加熱した後、放冷する。これに1.5mol/l塩酸を加えてpH7.5~8.0に調整し、0.1w/v%炭酸水素ナトリウム溶液16mlを加える。

c 精製法

① オクタデシルシリル化シリカゲルカラムクロマトグラフィー

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg)にメタノール10ml及び水10mlを順次注入し、流出液は捨てる。このカラムにb 加水分解で得られた溶液を注入し、流出液は捨てる。

次いで、0.1w/v%炭酸水素ナトリウム溶液及びメタノールの混液(1:1)20mlを注入し、溶出液に4mol/l塩酸5mlを加えてpH1以下に調整する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、エーテル50mlずつで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトニトリル及びトルエンの混液(3:1)3mlを加えて溶かす。

② グラファイトカーボン/エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層カラムクロマトグラフィー

グラファイトカーボン/エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層ミニカラム(500mg/500mg)にアセトニトリル及びトルエンの混液(3:1)10mlを注入し、流出液は捨てる。

このカラムに①で得られた溶液を注入した後、更にアセトニトリル及びトルエンの混液(3:1)7mlを注入し、流出液は捨てる。次いで、アセトニトリル、ギ酸及びトルエンの混液(75:1:25)30mlを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をメタノールに溶かし、正確に1ml(茶及びホップの場合には正確に0.5ml)としたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

2,4,5―T標準品のメタノール溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.01mg/kgに相当する試験溶液中の濃度は0.005mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成により2,4,5―Tの含量を求める。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:5mmol/l酢酸アンモニウム溶液及び5mmol/l酢酸アンモニウム・メタノール溶液の混液(7:3)から(1:9)までの濃度勾配を20分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ネガティブイオンモード

主なイオン(m/z):

プリカーサーイオン253、プロダクトイオン195

プリカーサーイオン255、プロダクトイオン197

注入量:5μl

保持時間の目安:12分

(4) イプロニダゾール、ジメトリダゾール、メトロニダゾール及びロニダゾール試験法

イプロニダゾールにあってはイプロニダゾール及び1―メチル―2―(2'―ヒドロキシイソプロピル)―5―ニトロイミダゾールを、ジメトリダゾールにあってはジメトリダゾール及び2―ヒドロキシメチル―1―メチル―5―ニトロイミダゾールを、メトロニダゾールにあってはメトロニダゾール及び1―(2―ヒドロキシエチル)―2―ヒドロキシメチル―5―ニトロイミダゾールを、ロニダゾールにあってはロニダゾール及び2―ヒドロキシメチル―1―メチル―5―ニトロイミダゾールを分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

ギ酸 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

強酸性陽イオン交換樹脂ミニカラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、強酸性陽イオン交換樹脂500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

イプロニダゾール標準品 本品はイプロニダゾール98%以上を含む。

1―メチル―2―(2'―ヒドロキシイソプロピル)―5―ニトロイミダゾール標準品 本品は1―メチル―2―(2'―ヒドロキシイソプロピル)―5―ニトロイミダゾール98%以上を含む。

ジメトリダゾール標準品 本品はジメトリダゾール98%以上を含む。

メトロニダゾール標準品 本品はメトロニダゾール98%以上を含む。

1―(2―ヒドロキシエチル)―2―ヒドロキシメチル―5―ニトロイミダゾール標準品 本品は1―(2―ヒドロキシエチル)―2―ヒドロキシメチル―5―ニトロイミダゾール98%以上を含む。

ロニダゾール標準品 本品はロニダゾール98%以上を含む。

2―ヒドロキシメチル―1―メチル―5―ニトロイミダゾール標準品 本品は2―ヒドロキシメチル―1―メチル―5―ニトロイミダゾール98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

試料10.0g(はちみつの場合は試料10.0gに水10mlを加えて溶かしたもの)に酢酸1ml及びアセトン50mlを加えて細切均一化し、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、上澄液を採る。残留物(はちみつの場合は水5mlを加えて溶かしたもの)にアセトン30mlを加えて細切均一化し、上記と同様に遠心分離し上澄液を採る。得られた上澄液を合わせ、アセトンで正確に100mlとする。

この溶液から正確に10mlを採り、40℃以下で約2mlに濃縮する。これにn―ヘキサン飽和アセトニトリル10ml及びn―ヘキサン10mlを加えて振とうした後、毎分3,000回転で5分間遠心分離する。アセトニトリル層を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に2vol%ギ酸5mlを加えて溶かす。

b 精製法

強酸性陽イオン交換樹脂ミニカラム(500mg)にアセトニトリル5ml及び2vol%ギ酸5mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後、更に2vol%ギ酸5ml、メタノール5ml及び0.5%アンモニア水5mlを順次注入し、流出液は捨てる。この溶液にアセトニトリル及び水の混液(1:3)10mlを注入し、溶出液を採る。

この溶出液に、硫酸アンモニウム2gを加えて溶かした後、酢酸エチル10mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物を0.1vol%ギ酸に溶かし、正確に1mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

各標準品の0.1vol%ギ酸の溶液を数点調製し、それぞれを液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、本法に従って試験溶液を調製した場合、イプロニダゾール、1―メチル―2―(2'―ヒドロキシイソプロピル)―5―ニトロイミダゾール、メトロニダゾール及び1―(2―ヒドロキシエチル)―2―ヒドロキシメチル―5―ニトロイミダゾールにあっては試料中0.0001mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.0001mg/lである。同様に、ジメトリダゾール、ロニダゾール及び2―ヒドロキシメチル―1―メチル―5―ニトロイミダゾールにあっては試料中0.0002mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.0002mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成により各分析対象化合物の定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径3mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃

移動相:0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液及び0.1vol%ギ酸の混液(98:2)から(90:10)までの濃度勾配を5分間で行い、その後(5:95)までの濃度勾配を10分間で行い、5分間保持する。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):

イプロニダゾール プリカーサーイオン170、プロダクトイオン124、109

1―メチル―2―(2'―ヒドロキシイソプロピル)―5―ニトロイミダゾール プリカーサーイオン186、プロダクトイオン168、122

ジメトリダゾール プリカーサーイオン142、プロダクトイオン96、95

メトロニダゾール プリカーサーイオン172、プロダクトイオン128、82

1―(2―ヒドロキシエチル)―2―ヒドロキシメチル―5―ニトロイミダゾール プリカーサーイオン188、プロダクトイオン126、123

ロニダゾール プリカーサーイオン201、プロダクトイオン140、55

2―ヒドロキシメチル―1―メチル―5―ニトロイミダゾール プリカーサーイオン158、プロダクトイオン94、55

注入量:5μl

保持時間の目安:

イプロニダゾール 15分

1―メチル―2―(2'―ヒドロキシイソプロピル)―5―ニトロイミダゾール 13分

ジメトリダゾール 12分

メトロニダゾール 11分

1―(2―ヒドロキシエチル)―2―ヒドロキシメチル―5―ニトロイミダゾール 11分

ロニダゾール 12分

2―ヒドロキシメチル―1―メチル―5―ニトロイミダゾール 11分

(5) オラキンドックス及びカルバドックス試験法

オラキンドックスにあっては3―メチルキノキサリン―2―カルボン酸を,カルバドックスにあってはキノキサリン―2―カルボン酸を分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に,エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

弱塩基性陰イオン交換樹脂ミニカラム(150mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に,弱塩基性陰イオン交換樹脂150mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

スチレンジビニルベンゼン共重合体ミニカラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に,スチレンジビニルベンゼン共重合体500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水,精製水,純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

3―メチルキノキサリン―2―カルボン酸 本品は3―メチルキノキサリン―2―カルボン酸96%以上を含む。

キノキサリン―2―カルボン酸 本品はキノキサリン―2―カルボン酸95%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 筋肉,肝臓,腎臓,魚介類,乳,卵及び脂肪の場合

脂肪の場合は,検体を細切均一化した後,その5.00gを量り採る。

脂肪以外の場合は,検体を細切均一化した後,その10.0gを量り採る。

これに2mol/l水酸化カリウム・メタノール溶液20mlを加え,還流冷却器を取り付けて,85℃の水浴中で2時間加熱した後,放冷する。これにメタノール60mlを加え,10分間激しく振とうした後,吸引ろ過する。ろ過器をメタノール20mlで洗い,洗液を先のろ液に合わせて,メタノールで正確に200mlとした後,20mlを採り,3mol/l塩酸2mlを加える。

② はちみつの場合

検体を均一化した後,その10.0gを量り採る。これに水20mlを加えて溶かし,塩酸0.5mlを加える。これにメタノール100mlを加え,均一化した後,吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にメタノール50mlを加え,均一化した後,吸引ろ過する。得られたろ液を合わせて,メタノールで正確に200mlとする。この20mlを採り,水100mlを加え,酢酸エチル50mlで3回振とう抽出する。抽出液に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し,無水硫酸ナトリウムをろ別した後,ろ液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にギ酸及びメタノール(1:500)混液5mlを加えて溶かす。

b 精製法

① 筋肉,肝臓,腎臓,魚介類,乳,卵及び脂肪の場合

イ スチレンジビニルベンゼン共重合体カラムクロマトグラフィー

スチレンジビニルベンゼン共重合体ミニカラム(500mg)に,水及びメタノール(1:10)混液10mlを注入し,流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後,水及びメタノール(1:10)混液6mlを注入し,溶出液を合わせて分液漏斗に移し,n―ヘキサン20mlで2回振とうしてヘキサン層は捨てる。次いで,水100mlを加え,酢酸エチル50mlで3回振とう抽出する。抽出液に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し,無水硫酸ナトリウムをろ別した後,ろ液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にギ酸及びメタノール(1:500)混液5mlを加えて溶かす。

ロ エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルカラムクロマトグラフィー

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg)にギ酸及びメタノール(1:500)混液10mlを注入し,流出液は捨てる。このカラムにイ スチレンジビニルベンゼン共重合体カラムクロマトグラフィーで得られた溶液を注入し,更にギ酸及びメタノール(1:500)混液5mlを注入し,流出液は捨てる。次いでギ酸及びメタノール(3:97)混液20mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にギ酸及びメタノール(3:97)混液2mlを加えて溶かし,水3mlを加え,よく混合する。

ハ 弱塩基性陰イオン交換樹脂カラムクロマトグラフィー

弱塩基性陰イオン交換樹脂ミニカラム(150mg)にメタノール5ml及び水5mlを順次注入し,流出液は捨てる。このカラムにロ エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルカラムクロマトグラフィーで得られた溶液を注入し,流出液は捨てる。次いで水5mlを注入し,流出液は捨てる。更にメタノール10mlを注入し,流出液を捨てた後,25%アンモニア水及びメタノール(1:19)混液5mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物を水及びメタノール(1:1)混液に溶かし,脂肪以外の場合は正確に1ml,脂肪の場合は正確に0.5mlとしたものを試験溶液とする。

② はちみつの場合

イ エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルカラムクロマトグラフィー

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg)にギ酸及びメタノール(1:500)混液10mlを注入し,流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入し,更にギ酸及びメタノール(1:500)混液5mlを注入し,流出液は捨てる。次いでギ酸及びメタノール(3:97)混液20mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にギ酸及びメタノール(3:97)混液2mlを加えて溶かし,水3mlを加え,よく混合する。

ロ 弱塩基性陰イオン交換樹脂カラムクロマトグラフィー

弱塩基性陰イオン交換樹脂ミニカラム(150mg)にメタノール5ml及び水5mlを順次注入し,流出液は捨てる。このカラムにイ エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルカラムクロマトグラフィーで得られた溶液を注入し,流出液は捨てる。次いで水5mlを注入し,流出液は捨てる。更にメタノール10mlを注入し,流出液を捨てた後,25%アンモニア水及びメタノール(1:19)混液5mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物を水及びメタノール(1:1)混液に溶かし,正確に1mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

3―メチルキノキサリン―2―カルボン酸及びキノキサリン―2―カルボン酸各標準品をそれぞれメタノールに溶かして標準原液を調製し,混合した後,水及びメタノール(1:1)混液を用いて標準溶液を数点調製する。それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお,本法に従って試験溶液を調製した場合,試料中0.001mg/kgに相当する試験溶液中濃度は各化合物ともに0.001mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,a 検量線の作成により3―メチルキノキサリン―2―カルボン酸及びキノキサリン―2―カルボン酸の定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm,長さ150mm,粒子径3μm

カラム温度:40℃

移動相:アセトニトリル及び0.1vol%酢酸(1:19)から(1:1)までの濃度勾配を15分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):

3―メチルキノキサリン―2―カルボン酸 プリカーサーイオン 189,プロダクトイオン 145,143

キノキサリン―2―カルボン酸 プリカーサーイオン 175,プロダクトイオン 129,102

注入量:5μl

保持時間の目安:

3―メチルキノキサリン―2―カルボン酸 11分

キノキサリン―2―カルボン酸 11分

(6) カプタホール試験法(農産物)

1.装置

電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフ及びガスクロマトグラフ・質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル アセトニトリル300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,アセトニトリルを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

アセトン アセトン300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,アセトンを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

塩化ナトリウム 塩化ナトリウム(特級)。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

カラムクロマトグラフィー用合成ケイ酸マグネシウム カラムクロマトグラフィー用に製造した合成ケイ酸マグネシウム(粒径150~250μm)を130℃で12時間以上加熱した後,デシケーター中で放冷する。

ケイソウ土 化学分析用ケイソウ土を用いる。

酢酸エチル 酢酸エチル300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,酢酸エチルを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

n―ヘキサン n―ヘキサン300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて5mlに濃縮し,この5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

水 蒸留水を用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 無水硫酸ナトリウム(特級)。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

3.標準品

カプタホール 本品はカプタホール98%以上を含む。

融点 本品の融点は159~161℃である。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 穀類,豆類及び種実類の場合

検体を420μmの標準網ふるいを通るように粉砕した後,その10.0gを量り採り,3%リン酸溶液20mlを加え,2時間放置する。

これにアセトン100mlを加え,3分間細砕した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り,アセトン50mlを加え,3分間細砕した後,上記と同様に操作して,ろ液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下で約30mlに濃縮する。

これをあらかじめ10%塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。n―ヘキサン100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い,洗液を分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,n―ヘキサン層を300mlの三角フラスコに移す。水層にn―ヘキサン50mlを加え,上記と同様に操作して,n―ヘキサン層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でn―ヘキサンを除去する。

この残留物にn―ヘキサン30mlを加え,100mlの分液漏斗に移す。これにn―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlを加え,振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移す。n―ヘキサン層にn―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlを加え,上記と同様の操作を2回繰り返し,アセトニトリル層をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でアセトニトリルを除去する。この残留物にn―ヘキサン5mlを加えて溶かす。

② 果実,野菜,抹茶及びホップの場合

果実及び野菜の場合は,検体約1kgを精密に量り,10%リン酸溶液500mlを加え,細切均一化した後,検体20.0gに相当する量を量り採る。

抹茶の場合は,検体5.00gを量り採り,3%リン酸溶液20mlを加え,2時間放置する。

ホップの場合は,検体を粉砕した後,5.00gを量り採り,3%リン酸溶液20mlを加え,2時間放置する。

これにアセトン100mlを加え,3分間細砕した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り,アセトン50mlを加え,3分間細砕した後,上記と同様に操作して,ろ液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下で約30mlに濃縮する。

これをあらかじめ10%塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。n―ヘキサン100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い,洗液を上記の分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,n―ヘキサン層を300mlの三角フラスコに移す。水層にn―ヘキサン50mlを加え,上記と同様に操作して,n―ヘキサン層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でn―ヘキサンを除去する。この残留物にn―ヘキサン5mlを加えて溶かす。

③ 抹茶以外の茶の場合

検体9.00gを100℃の水540mlに浸し,室温で5分間放置した後,ろ過し,冷後ろ液360mlを500mlの三角フラスコに移す。

これにリン酸30ml,アセトン100ml及び飽和酢酸鉛溶液2mlを加え,室温で1時間放置した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いて吸引ろ過し,ろ液を1,000mlの分液漏斗に移す。次いでアセトン50mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う。洗液を上記の分液漏斗に合わせる。これに塩化ナトリウム30g及びn―ヘキサン100mlを加え,振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,n―ヘキサン層を300mlの三角フラスコに移す。水層にn―ヘキサン100mlを加え,上記と同様に操作して,n―ヘキサン層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でn―ヘキサンを除去する。この残留物にn―ヘキサン5mlを加えて溶かす。

④ ①から③までに掲げる食品以外の食品の場合

①又は②の場合に準じて抽出を行う。

b 精製法

内径15mm,長さ300mmのクロマトグラフ管に,カラムクロマトグラフィー用合成ケイ酸マグネシウム5gをn―ヘキサンに懸濁したもの,次いでその上に無水硫酸ナトリウム約5gを入れ,カラムの上端に少量のn―ヘキサンが残る程度までn―ヘキサンを流出させる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後,n―ヘキサン100mlを注入し,流出液は捨てる。次いで酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:9)150mlを注入し,溶出液をすり合わせ減圧濃縮器中に採り,40℃以下で酢酸エチル及びn―ヘキサンを除去する。この残留物にn―ヘキサンを加えて溶かし,正確に5mlとして,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 定性試験

次の操作条件で試験を行う。試験結果はいずれの操作条件においても標準品と一致しなければならない。

操作条件1

カラム 内径0.25mm,長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に,ガスクロマトグラフィー用メチルシリコンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 50℃で1分間保持し,その後毎分25℃で昇温する。175℃に到達後,毎分10℃で昇温し,300℃に到達後5分間保持する。

試験溶液注入口温度 230℃

検出器 300℃で操作する。

ガス流量 キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。

操作条件2

カラム 内径0.25mm,長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に,ガスクロマトグラフィー用5%フェニル―メチルシリコンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 50℃で1分間保持し,その後毎分25℃で昇温する。125℃に到達後,毎分10℃で昇温し,300℃に到達後3分間保持する。

試験溶液注入口温度 230℃

検出器 300℃で操作する。

ガス流量 キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。

b 定量試験

a 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

c 確認試験

a 定性試験と同様の操作条件でガスクロマトグラフィー・質量分析を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。また,必要に応じ,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

(7) カプタホール試験法(畜水産物)

1.装置

電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフを用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エーテル ジエチルエーテル。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

塩化ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

グラファイトカーボンミニカラム(250mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に、グラファイトカーボン250mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

合成ケイ酸マグネシウムミニカラム(910mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に、合成ケイ酸マグネシウム910mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

カプタホール標準品 本品はカプタホール97%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓並びに魚介類の場合

脂肪の場合は、分解をできるだけ避けるために包丁等で検体を細切均一化した後、その5.00gを量り採る。

脂肪以外の場合は、分解をできるだけ避けるために包丁等で検体を細切均一化した後、その10.0gを量り採る。しじみ等の一個体が小さいものは、検体を正確に量り、重量比で1/2量の10vol%リン酸溶液を加え、細切均一化した後、検体10.0gに相当する量を量り採る。

これに3vol%リン酸溶液20ml(しじみ等の場合は水10ml)及びアセトン100mlを加えて細砕した後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mlを加えて細砕した後、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせて、40℃以下で約20mlまで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、n―ヘキサン100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にn―ヘキサン30mlを加え、n―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)を加えて溶かし、正確に20mlとする。この溶液から正確に2ml(脂肪の場合は正確に4ml)を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にエーテル及びn―ヘキサンの混液(1:4)5mlを加えて溶かす。

② 乳、卵及びはちみつの場合

検体を均一化した後、その10.0gを量り採る。これに3vol%リン酸溶液20ml及びアセトン100mlを加えて細砕した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、上澄液を採る。残留物にアセトン50ml(はちみつの場合は水20ml及びアセトン50ml)を加えて細砕した後、上記と同様に遠心分離する。得られた上澄液を合わせ、40℃以下で約20ml(はちみつの場合は約50ml)まで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え、n―ヘキサン100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にn―ヘキサン30mlを加え、n―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)を加えて溶かし、正確に20mlとする。この溶液から正確に2mlを採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にエーテル及びn―ヘキサンの混液(1:4)5mlを加えて溶かす。

b 精製法

① 合成ケイ酸マグネシウムカラムクロマトグラフィー

合成ケイ酸マグネシウムミニカラム(910mg)にn―ヘキサン5mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後、エーテル及びn―ヘキサンの混液(1:4)5mlを注入し、流出液は捨てる。この溶液に酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:9)30mlを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトニトリル5mlを加えて溶かす。

② グラファイトカーボンカラムクロマトグラフィー

グラファイトカーボンミニカラム(250mg)にアセトニトリル5mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムに① 合成ケイ酸マグネシウムカラムクロマトグラフィーで得られたアセトニトリル溶液を注入した後、アセトニトリル15mlを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をn―ヘキサンに溶かし、正確に2mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

カプタホール標準品をアセトンに溶かして500mg/lとし標準原液とする。標準原液1mlをアセトンで正確に25mlとし、20mg/l溶液(アセトン)を調製する。この溶液をn―ヘキサンで希釈した溶液を数点調製し、それぞれ電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、本法に従って試験溶液を調製した場合、試料中0.01mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.005mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入し、a 検量線の作成によりカプタホールの定量を行う。

c 確認試験

電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフにより確認する。

d 測定条件

① 定量試験用

カラム:5%フェニル―メチルシリコン 内径0.25mm、長さ30m、膜厚0.25μm

カラム温度:50℃で1分間保持し、その後毎分25℃で昇温する。125℃に到達後、毎分10℃で昇温し、300℃に到達後5分間保持する。

試験溶液注入口温度:230℃に保持する。

検出器:300℃で操作する。

ガス流量:キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。

注入量:1μl

保持時間の目安:18分

② 確認試験用

カラム:35%フェニル―メチルシリコン 内径0.25mm、長さ30m、膜厚0.25μm

保持時間の目安:19分

他の条件は定量試験用と同じ。

(8) クマホス試験法

1.装置

アルカリ熱イオン化検出器、炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター、波長526nm)又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフ及びガスクロマトグラフ・質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

塩化ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

カラムクロマトグラフィー用シリカゲル(粒径63~200μm) カラムクロマトグラフィー用に製造したシリカゲル(粒径63~200μm)を130℃で12時間以上加熱した後、デシケーター中で放冷する。

ケイソウ土 化学分析用ケイソウ土を用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

多孔性ケイソウ土カラム(20ml保持用) 内径20~30mmのポリエチレン製のカラム管に、20mlを保持することができる量のカラムクロマトグラフィー用に製造した顆粒状多孔性ケイソウ土を充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

トリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲル/エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層ミニカラム(500mg/500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、上層にトリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲルを、下層にエチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルを各500mg充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

クマホス 本品はクマホス98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 穀類、豆類及び種実類の場合

検体を425μmの標準網ふるいを通るように粉砕した後、その10.0gを量り採り、水20mlを加えて、30分間放置する。

これにアセトン100mlを加え、3分間細砕した後、ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り、アセトン50mlを加え、3分間細砕した後、上記と同様に操作して、ろ液をその減圧濃縮器中に合わせ、40℃以下でアセトンを除去する。

これをあらかじめ飽和塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い、洗液を上記の分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後、静置し、酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を300mlの三角フラスコに移す。水層に酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)50mlを加え、上記と同様に操作して、酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え、時々振り混ぜながら15分間放置した後、すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ、40℃以下で酢酸エチル及びn―ヘキサンを除去する。

この残留物にn―ヘキサン30mlを加え、100mlの分液漏斗に移す。これにn―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlを加え、振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後、静置し、アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移す。n―ヘキサン層にn―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlを加え、上記と同様の操作を2回繰り返し、アセトニトリル層をその減圧濃縮器中に合わせ、40℃以下でアセトニトリルを除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)5mlを加えて溶かす。

② 果実、野菜、茶及びホップの場合

果実及び野菜の場合は、検体約1kgを精密に量り、必要に応じ適量の水を量って加え、細切均一化した後、検体20.0gに相当する量を量り採る。

茶の場合は、検体5.00gを量り採り、水20mlを加え、30分間放置する。

ホップの場合は、検体を粉砕した後、5.00gを量り採り、水20mlを加え、30分間放置する。

これにアセトン100mlを加え、3分間細砕した後、ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り、アセトン50mlを加え、3分間細砕した後、上記と同様に操作して、ろ液をその減圧濃縮器に合わせ、40℃以下でアセトンを除去する。

これをあらかじめ飽和塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い、洗液を上記の分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後、静置し、酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を300mlの三角フラスコに移す。水層に酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)50mlを加え、上記と同様に操作して、酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え、時々振り混ぜながら15分間放置した後、すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い、その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ、40℃以下で酢酸エチル及びn―ヘキサンを除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)5mlを加えて溶かす。

③ 筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓並びに魚介類の場合

筋肉、肝臓及び腎臓並びに魚介類の場合は試料20.0g、脂肪の場合は試料5.00gを量り採る。

これに0.1mol/l塩酸20mlを加え、細砕した後、アセトン及びn―ヘキサンの混液(1:2)100mlを加え、更に細砕した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、有機層を採る。残留物にn―ヘキサン50mlを加え、細砕した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離する。得られた有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をn―ヘキサンに溶かし、正確に20mlとする。

④ 乳、卵及びはちみつの場合

試料10.0gを量り採り、これに0.1mol/l塩酸10mlを加え、細砕した後、アセトン及びn―ヘキサンの混液(1:2)100mlを加え、更に細砕した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、有機層を採る。残留物にn―ヘキサン50mlを加え、細砕した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離する。得られた有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、ろ液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。乳及び卵の場合は、この残留物をn―ヘキサンに溶かし、正確に10mlとする。はちみつの場合は、この残留物をアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)に溶かし、正確に5mlとする。

b 精製法

① 穀類、豆類、種実類、果実、野菜、茶及びホップの場合

内径15mm、長さ300mmのクロマトグラフ管にカラムクロマトグラフィー用シリカゲル(粒径63~200μm)5gをアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)に懸濁したもの、次いでその上に無水硫酸ナトリウム約5gを入れ、カラムの上端に少量のアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)が残る程度までアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)を流出させる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後、アセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)100mlを注入し、溶出液をすり合わせ減圧濃縮器中に採り、40℃以下でアセトン及びn―ヘキサンを除去する。この残留物にアセトンを加えて溶かし、正確に5mlとして、これを試験溶液とする。

② 筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓、魚介類、乳並びに卵の場合

イ 多孔性ケイソウ土カラムクロマトグラフィー

多孔性ケイソウ土カラム(20ml保持用)にa 抽出法で得られた溶液から、筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓並びに魚介類の場合は正確に10mlを採り、乳及び卵の場合は全量を注入する。このカラムを10分間放置し、更に10分間吸引して大部分の溶媒を除去した後、n―ヘキサン飽和アセトニトリル90mlを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)に溶かし、正確に5mlとする。

ロ トリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲル/エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層カラムクロマトグラフィー

トリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲル/エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層ミニカラム(500mg/500mg)にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)10mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムにイで得られた溶液から正確に2mlを採って注入し、更にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)10mlを注入して、全溶出液を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)に溶かし、正確に4ml(脂肪の場合は1ml)としたものを試験溶液とする。

③ はちみつの場合

トリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲル/エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層ミニカラム(500mg/500mg)にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)10mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液から正確に2mlを採って注入し、更にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)10mlを注入して、全溶出液を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)に溶かし、正確に4mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

① 穀物、豆類、種実類、果実、野菜、茶及びホップの場合

クマホス標準品のアセトン溶液を数点調製し、それぞれアルカリ熱イオン化検出器、炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター、波長526nm)又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフに注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、本法に従って試験溶液を調製した場合、試料中0.01mg/kgに相当する試験溶液中濃度は、穀類、豆類及び種実類にあっては0.02mg/l、果実及び野菜にあっては0.04mg/l、茶及びホップにあっては0.01mg/lである。

② 筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓、魚介類、乳、卵並びにはちみつの場合

クマホス標準品のアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:9)の溶液を数点調製し、それぞれアルカリ熱イオン化検出器、炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター、波長526nm)又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフに注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、本法に従って試験溶液を調製した場合、試料中0.01mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.01mg/lである。

b 定量試験

試験溶液をアルカリ熱イオン化検出器、炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター、波長526nm)又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフに注入し、a 検量線の作成によりクマホスの定量を行う。

c 確認試験

ガスクロマトグラフ・質量分析計により確認する。

d 測定条件

① 定量試験用

測定条件1(アルカリ熱イオン化検出器、炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター、波長526nm)又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフ)

カラム:内径0.53mm、長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に、ガスクロマトグラフィー用メチルシリコンを1.5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度:80℃で1分間保持し、その後毎分8℃で昇温する。250℃に到達後5分間保持する。

試験溶液注入口温度:230℃に保持する。

検出器:280℃で操作する。

ガス流量:キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。空気及び水素の流量を至適条件に調整する。

測定条件2(アルカリ熱イオン化検出器、炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター、波長526nm)又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフ)

カラム:内径0.32mm、長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に、ガスクロマトグラフィー用50%トリフルオロプロピル―メチルシリコンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度:70℃で1分間保持し、その後毎分25℃で昇温する。125℃に到達後は、毎分10℃で昇温し、235℃に到達後12分間保持する。

試験溶液注入口温度:230℃に保持する。

検出器:280℃で操作する。

ガス流量:キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。空気及び水素の流量を至適条件に調整する。

測定条件3(炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター、波長526nm)付きガスクロマトグラフ)

カラム:内径0.32mm、長さ30mのケイ酸ガラス製の細管に、ガスクロマトグラフィー用35%トリフルオロプロピル―メチルシリコンを0.5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度:60℃で1分間保持し、その後毎分25℃で昇温する。210℃に到達後は、毎分10℃で昇温し、280℃に到達後10分間保持する。

試験溶液注入口温度:250℃に保持する。

検出器:280℃で操作する。

ガス流量:キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。空気及び水素の流量を至適条件に調整する。

注入量:2μl

保持時間の目安:18分

② 確認試験用

測定条件(ガスクロマトグラフ・質量分析計)

カラム:内径0.25mm、長さ30mのケイ酸ガラス製の細管に、ガスクロマトグラフィー用5%フェニル―メチルシリコンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度:60℃で1分間保持し、その後毎分25℃で昇温する。210℃に到達後は、毎分10℃で昇温し、300℃に到達後8分間保持する。

試験溶液注入口温度:250℃に保持する。

ガス流量:キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。

イオン化モード(イオン化エネルギー):EI(70eV)

主なイオン(m/z):364、362及び226

注入量:2μl

保持時間の目安:15分

(9) クロラムフェニコール試験法

クロラムフェニコール及びクロラムフェニコールグルクロン酸抱合体を分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害となる物質を含まないものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害となる物質を含まないものを用いる。

ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害となる物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

β―グルクロニダーゼ(タイプⅠⅩ―A) Escherichia coli由来のβ―グルクロニダーゼタイプⅠⅩ―Aを用いる。本品の1単位は、フェノールフタレインβ―D―グルクロニドを基質として、pH6.8、37℃において1時間に1.0μgのフェノールフタレインを生成する酵素量とする。

β―グルクロニダーゼ溶液 β―グルクロニダーゼ(タイプⅠⅩ―A)を0.1mol/lリン酸緩衝液(pH6.8)に溶かして、1,500単位/mlとなるように調製する。用時調製する。

0.1mol/lリン酸緩衝液(pH6.8)

第1液:リン酸二水素カリウム1.36gを量り、水を加えて溶かして正確に100mlとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム1.42gを量り、水を加えて溶かして正確に100mlとする。

第1液に第2液を加えて混和し、pHを6.8に調整する。

3.標準品

クロラムフェニコール標準品 本品はクロラムフェニコール98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び魚介類等の場合は、検体を細切均一化した後、その10.0gを量り採る。

乳、卵、はちみつ及びローヤルゼリー(乾燥したものを除く。)の場合は、検体をよく混合して均一化した後、その10.0gを量り採る。

ローヤルゼリー(乾燥したものに限る。)の場合は、検体をよく混合して均一化した後、その5.00gを量り採り、水10mlを加えて30分間放置する。

これにメタノール50mlを加え、細切均一化した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、上澄液を採る。残留物にメタノール30mlを加えて細切均一化し、上記と同様に遠心分離し、上澄液を採る。得られた上澄液を合わせ、メタノールで正確に100mlとする。この溶液から正確に4mlを採り、40℃以下で溶媒を除去する。この残留物に0.1mol/lリン酸緩衝液(pH6.8)9mlを加えて、超音波処理を行い、よく混合する。

b 加水分解

a 抽出法で得られた溶液にβ―グルクロニダーゼ溶液1mlを加え、37℃で60分間加温する。加水分解後の溶液に酢酸エチル10mlを加えて振とう抽出する。抽出液を毎分3,000回転で5分間遠心分離し、酢酸エチル層を採る。水層に酢酸エチル10mlを加えて振とう抽出した後、上記と同様に遠心分離する。得られた酢酸エチル層を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に水及びメタノールの混液(1:1)5mlを加え、超音波処理を行い、よく混合する。

c 精製法

ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg)にメタノール5ml並びに水及びメタノールの混液(1:1)5mlを順次注入し、各流出液は捨てる。このカラムにb 加水分解で得られた溶液5mlを注入した後、水及びメタノールの混液(1:1)5mlを注入し、流出液は捨てる。この溶液に水及びメタノールの混液(1:4)10mlを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトニトリル及び水の混液(3:7)に溶かして正確に2ml(ローヤルゼリー(乾燥したものに限る。)にあっては正確に1ml)としたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

クロラムフェニコール標準品のアセトニトリル及び水の混液(3:7)の溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法で検量線を作成する。なお、本法に従って試験溶液を調製した場合、試料中0.0005mg/kgに相当する試験溶液の濃度は、0.0001mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりクロラムフェニコールの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃

移動相:アセトニトリル及び10mmol/l酢酸アンモニウム溶液の混液(3:7)

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ネガティブイオンモード

主なイオン(m/z):

プリカーサーイオン321、プロダクトイオン152

プリカーサーイオン323、プロダクトイオン152

注入量:5μl

保持時間の目安:4分

(10) クロルスロン試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg) 内径10~12mmのポリエチレン製のカラム管に,エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

塩化ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水,精製水,純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

クロルスロン 本品はクロルスロン98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

筋肉,脂肪,肝臓,腎臓,魚介類,乳及び卵の場合は,検体を細切均一化した後,その10.0gを量り採る。

はちみつの場合は,検体を均一化した後,その10.0gを量り採り,これに水20mlを加えて溶かす。

これにアセトン100mlを加えて細砕した後,毎分3,000回転で5分間遠心分離し,上澄液を採る。残留物にアセトン50mlを加えて細砕し,上記と同様に遠心分離し,上澄液を採る。得られた上澄液を合わせ,アセトンで正確に200mlとする。この20mlを採り,10w/v%塩化ナトリウム溶液100mlを加え,酢酸エチル100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ,無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し,無水硫酸ナトリウムをろ別した後,ろ液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にn―ヘキサン30mlを加え,n―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ,40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)2mlを加えて溶かす。

b 精製法

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg)にアセトン5ml及びn―ヘキサン5mlを順次注入し,流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後,アセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)10mlを注入し,流出液は捨てる。次いで,アセトン15mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にアセトニトリル及び水の混液(1:1)を加えて溶かし,正確に5mlとして,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

クロルスロン標準品のアセトニトリル及び水の混液(1:1)の溶液を数点調製し,それぞれを液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお,本法に従って試験溶液を調製した場合,試料中0.001mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.0002mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,a 検量線の作成によりクロルスロンの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm,長さ150mm,粒子径3μm

カラム温度:40℃

移動相:アセトニトリル及び40mmol/l酢酸アンモニウム溶液の混液(1:9)で1分間保持した後,(1:9)から(4:1)までの濃度勾配を9分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ネガティブイオンモード

主なイオン(m/z):

プリカーサーイオン380,プロダクトイオン344

プリカーサーイオン378,プロダクトイオン342

注入量:5μl

保持時間の目安:6分

(11) クロルプロマジン試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

スルホン酸塩修飾メタクリレート共重合体ミニカラム(1,000mg) 内径20~21mmのポリエチレン製のカラム管に、スルホン酸塩修飾メタクリレート共重合体1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

クロルプロマジン塩酸塩標準品 本品はクロルプロマジン塩酸塩98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

筋肉、脂肪、肝臓、腎臓、乳及び卵並びに魚介類の場合には、試料10.0gを量り採る。

はちみつの場合には、試料10.0gを量り採り、水10gを加えて溶かす。

これにアセトン50mLを加えて細砕した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、上澄液を分取する。残留物にアセトン30mLを加えて細砕した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、上澄液を分取する。得られた上澄液を合わせ、アセトンで正確に100mLとする。この溶液から正確に10mLを分取し、脂肪以外の場合には、水3mL及びギ酸130μLを、脂肪の場合には、水1mL及びギ酸110μLを添加する。

b 精製法

スルホン酸塩修飾メタクリレート共重合体ミニカラム(1,000mg)に、脂肪以外の場合には、メタノール10mL並びにアセトン、ギ酸及び水の混液(10:0.13:3)10mLを、脂肪の場合には、メタノール10mL並びにアセトン、ギ酸及び水の混液(10:0.11:1)10mLを順次注入し、各流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入し、流出液は捨てる。さらに、ギ酸及びメタノールの混液(1:99)、メタノール、アセトン各20mLを順次注入し、各流出液は捨てる。次いで、アセトン及びアンモニア水の混液(19:1)15mLを注入し、溶出液を40℃以下で約1mLまで濃縮し、0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(3:2)で正確に5mLとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

クロルプロマジン塩酸塩標準品の0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(3:2)の溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法で検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.0001mg/kgに相当する試験溶液の濃度は、0.00002mg/Lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりクロルプロマジンの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(3:2)

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):プリカーサーイオン319、プロダクトイオン86、58

注入量:5μL

保持時間の目安:4分

(12) ゲンチアナバイオレット試験法

ゲンチアナバイオレット及びロイコゲンチアナバイオレットを分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

ギ酸アンモニウム ギ酸アンモニウム(特級)

クエン酸(無水) 純度98%以上の試薬を用いる。

スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(150mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体150mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

50mmol/Lギ酸アンモニウム緩衝液(pH3.5) ギ酸アンモニウム3.15gを量り、水990mLを加えて溶かし、ギ酸でpH3.5に調整した後、水を加えて1,000mLとする。

3.標準品

ゲンチアナバイオレット標準品 本品はゲンチアナバイオレット90%以上を含む。

ロイコゲンチアナバイオレット標準品 本品はロイコゲンチアナバイオレット98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

試料を正確に量り、重量比で1/2量の15w/w%ジブチルヒドロキシトルエン・エタノール溶液及び重量比で1/2量の50w/w%クエン酸溶液をそれぞれ加えて磨砕均一化した後、試料10.0g(脂肪の場合は5.00g)に相当する量を量り採る。アセトン100mLを加え、ホモジナイズした後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mLを加えてホモジナイズし、上記と同様にろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンを加えて正確に200mLとする。この溶液から正確に1mL(脂肪の場合は2mL)を分取する。

b 精製法

スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg)に、アセトニトリル及び2vol%ギ酸各5mLを順次注入し、各流出液は捨てる。四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(150mg)に、アセトニトリル及びアンモニア水(9:1)混液5mLを注入し、流出液は捨てる。a 抽出法で得られた分取液に2vol%ギ酸4mLを加え、スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラムに注入した後、アセトニトリル5mLを注入し、流出液は捨てる。次いで、このカラムの下部に四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラムを接続し、アセトニトリル及びアンモニア水(9:1)混液10mLを注入し、溶出液を採り、アセトニトリル及びアンモニア水(9:1)混液を加えて正確に10mLとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

ゲンチアナバイオレット標準品及びロイコゲンチアナバイオレット標準品をそれぞれメタノールに溶かして100mg/Lとし標準原液とする。各標準原液を適宜混合してアセトニトリル及びアンモニア水(9:1)混液で希釈した溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法で検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合、試料中0.002mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.00001mg/Lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりゲンチアナバイオレット及びロイコゲンチアナバイオレットの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径5μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:アセトニトリル及び50mmol/Lギ酸アンモニウム緩衝液(pH3.5)混液(3:7)から(9:1)までの濃度勾配を15分間で行い(9:1)で10分間保持する。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):

ゲンチアナバイオレット プリカーサーイオン372、プロダクトイオン356、340

ロイコゲンチアナバイオレット プリカーサーイオン374、プロダクトイオン358、238

注入量:10μL

保持時間の目安:

ゲンチアナバイオレット 10分

ロイコゲンチアナバイオレット 15分

(13) ジエチルスチルベストロール試験法

ジエチルスチルベストロール及びジエチルスチルベストロールグルクロン酸抱合体を分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

β―グルクロニダーゼ溶液 Helix pomatia由来のβ―グルクロニダーゼ100,000単位/mlを含む。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。本品の1単位は、フェノールフタレインβ―D―グルクロニドを基質として、pH5.0、37~38℃において1時間に1.0μgのフェノールフタレインを生成する酵素量又はこれと同等の酵素活性とする。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

0.1mol/l酢酸ナトリウム溶液(pH5.0)

第1液:酢酸ナトリウム0.82gを量り、水を加えて溶かして正確に100mlとする。

第2液:酢酸0.60gを量り、水を加えて溶かして正確に100mlとする。

第1液に第2液を加えて混和し、pHを5.0に調整する。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

3.標準品

ジエチルスチルベストロール 本品はジエチルスチルベストロール98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

試料10.0gを量り採り、エタノール及び水の混液(9:1)50mlを加えて細切均一化し、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、上澄液を採る。残留物にエタノール及び水の混液(9:1)30mlを加えて細切均一化し、毎分3,000回転で5分間遠心分離し、上澄液を採る。得られた上澄液を合わせ、エタノール及び水の混液(9:1)を加えて正確に100mlとする。この溶液から正確に10mlを採り、40℃以下で約5mlまで濃縮する。この溶液に0.1mol/l酢酸ナトリウム溶液(pH5.0)10mlを加えてかくはんする。

b 加水分解

a 抽出法で得られた溶液にβ―グルクロニダーゼ溶液0.1mlを加えてかくはんした後、37℃で軽く振とうしながら1時間放置する。次いで、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(3:1)10mlずつで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。残留物に酢酸エチル2mlを加えて溶かす。

c 精製法

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg)に酢酸エチル5mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムにb 加水分解で得られた溶液を注入した後、更に酢酸エチル10mlを注入し、流出液は捨てる。次いで、エタノール及び酢酸エチルの混液(1:9)10mlを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトニトリル及び水の混液(1:1)に溶かし、正確に1mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

ジエチルスチルベストロール標準品のアセトニトリル及び水の混液(1:1)の溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.0005mg/kgに相当する試験溶液中の濃度は0.0005mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりジエチルスチルベストロールの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:アセトニトリル及び2mmol/l酢酸アンモニウム溶液の混液(3:2)を用いる。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ネガティブイオンモード

主なイオン(m/z):プリカーサーイオン267、プロダクトイオン237、222

注入量:5μl

保持時間の目安:3分

(14) ダミノジッド試験法

ダミノジッド及び1,1―ジメチルヒドラジンを分析対象とする。

1.装置

アルカリ熱イオン化検出器、高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフ又はガスクロマトグラフ・質量分析計及び水蒸気蒸留装置を用いる。水蒸気蒸留装置はガラス製であり、その概略は、次の図による。

A:500ml~1,000mlの丸底フラスコ(水蒸気発生用)

B:500ml~1,000mlの丸底フラスコ(蒸留用)

C:蒸留トラップ

D:冷却管

E:100mlの三角フラスコ

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アルミナ(塩基性)ミニカラム(1,710mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に、アルミナ(塩基性)1,710mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

液相分離ろ紙 化学分析用ろ紙をシリコン処理したものを用いる。

消泡用シリコン シリコンを消泡用に製造したものを用いる。

o―ニトロベンズアルデヒド o―ニトロベンズアルデヒド(特級)

1w/v%o―ニトロベンズアルデヒド・メタノール溶液 o―ニトロベンズアルデヒド100mgにメタノール10mlを加えて溶かす。用時調製する。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

リン酸緩衝液(pH5) リン酸一カリウム13.15g及びリン酸二カリウム0.59gに水を加えて溶かし、100mlとする。

3.標準品

1,1―ジメチルヒドラジン 本品は1,1―ジメチルヒドラジン97%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 農産物の場合

穀類、豆類及び種実類の場合には検体を425μmの標準網ふるいを通るように粉砕して均一化した後、その10.0gを量り採る。ただし、ふるいを通すことが困難な食品の場合には約2mm角に細切均一化した後、その10.0gを量り採る。

果実及び野菜の場合には検体約1kgを精密に量り、必要に応じ適量の水を量って加え、細切均一化した後、検体20.0gに相当する量を量り採る。

茶及びホップの場合には検体を425μmの標準網ふるいを通るように粉砕して均一化した後、その5.00gを量り採る。

これに水80mlを加え、細砕した後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物に水40mlを加え、細砕した後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、水を加えて正確に200mlとする。この溶液から正確に20ml(茶及びホップの場合には正確に40ml)を丸底フラスコ(蒸留用)に採り、水80mlを加える。

② 畜水産物(乳、卵及びはちみつ以外)の場合

検体を細切均一化した後、その10.0g(脂肪の場合には5.00g)を量り採り、水80ml及びn―ヘキサン40mlを加え、細砕した後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過し、水層及びn―ヘキサン層を分けて採る。

ろ紙上の残留物に上記のn―ヘキサン層を加え、更に水40mlを加えて細砕した後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。得られた水層を合わせ、水を加えて正確に200mlとする。この溶液から正確に20ml(脂肪の場合には正確に40ml)を丸底フラスコ(蒸留用)に採り、水80mlを加える。

③ 乳、卵及びはちみつの場合

検体を均一化した後、その10.0gを丸底フラスコ(蒸留用)に量り採り、水80mlを加える。

b 蒸留

a 抽出法で得られた丸底フラスコ(蒸留用)に水酸化ナトリウム60gを水冷しながら少量ずつ加えて溶かす。これに消泡用シリコン1~2滴及び沸騰石を加えた後、直ちに蒸留装置に取り付ける。別に、リン酸緩衝液(pH5)5ml及びフェノールフタレイン試液1滴を入れた100mlの三角フラスコを水蒸気蒸留装置に取り付け、丸底フラスコ(水蒸気発生用)を加熱しておく。留液が45mlになるまで水蒸気蒸留し、留液が着色しないことを確認する。蒸留が約15分間で終了するように加熱強度を調節する。

c 誘導体化

b 蒸留で得られた留液に1w/v%o―ニトロベンズアルデヒド・メタノール溶液1mlを加えて振り混ぜた後、40℃で16時間放置する。これにn―ヘキサン50mlを加えて5分間振とうした後、静置し、n―ヘキサン層を採り、液相分離ろ紙を用いてろ過する。水層にn―ヘキサン50mlを加え、5分間振とうした後、静置し、得られたn―ヘキサン層を合わせる。n―ヘキサン10mlを用いてろ紙上の残留物を洗い、洗液を上記のn―ヘキサン層に合わせ、40℃以下でn―ヘキサンを除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:19)5mlを加えて溶かす。

d 精製法

アルミナ(塩基性)ミニカラム(1,710mg)にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:19)10mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムにc 誘導体化で得られた溶液を注入し、更にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:19)10mlを注入し、溶出液を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトンに溶かし、穀類、豆類、種実類、茶、ホップ及び畜水産物(乳、卵及びはちみつは除く。)の場合には正確に1ml、果実及び野菜の場合には正確に2ml、乳、卵及びはちみつの場合には正確に10mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

1,1―ジメチルヒドラジン標準品の500mg/l水溶液を調製する。その1mlを採り、リン酸緩衝液(pH5)5ml及び水40mlを加えたものに1w/v%o―ニトロベンズアルデヒド・メタノール溶液1mlを加えて振り混ぜた後、40℃で16時間放置する。これにn―ヘキサン50mlを加えて5分間振とうした後、静置し、n―ヘキサン層を採り、液相分離ろ紙を用いてろ過する。水層にn―ヘキサン50mlを加え、5分間振とうした後、静置し、得られたn―ヘキサン層を合わせる。n―ヘキサン10mlを用いてろ紙上の残留物を洗い、洗液を上記のn―ヘキサン層に合わせ、40℃以下でn―ヘキサンを除去する。この残留物をアセトンで溶かした溶液を数点調製し、それぞれガスクロマトグラフに注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.1mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.1mg/l(ダミノジッド換算)である。

b 定量試験

試験溶液をガスクロマトグラフに注入し、a 検量線の作成により1,1―ジメチルヒドラジンの含量を求め、次式によりダミノジッドの含量を求める。

ダミノジッドの含量(ppm)=1,1―ジメチルヒドラジンの含量(ppm)×2.665

c 確認試験

ガスクロマトグラフ・質量分析計により確認する。

d 測定条件

① ガスクロマトグラフ

検出器:アルカリ熱イオン化検出器又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフ

カラム:トリフルオロプロピルメチルポリシロキサン 内径0.25mm、長さ30m、膜厚0.25μm

カラム温度:60℃で2分間保持し、その後毎分10℃で昇温する。280℃に到達後8分間保持する。

試験溶液注入口温度:250℃に保持する。

検出器:280℃で操作する。

キャリヤーガス:ヘリウム

注入量:2μl

保持時間の目安:15分

② ガスクロマトグラフ・質量分析計

カラム:トリフルオロプロピルメチルポリシロキサン 内径0.25mm、長さ30m、膜厚0.25μm

カラム温度:80℃で2分間保持し、その後毎分15℃で昇温する。200℃に到達後、毎分30℃で昇温し、250℃に到達後3分間保持する。

試験溶液注入口温度:250℃に保持する。

キャリヤーガス:ヘリウム

イオン化モード(イオン化エネルギー):EI(70eV)

主なイオン(m/z):193、77

注入量:2μl

保持時間の目安:9分

(15) ニタルソン及びロキサルソン試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

ギ酸 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

ジヘキシルアンモニウム酢酸塩試液 約0.5mol/Lジヘキシルアンモニウム酢酸塩溶液を水で100倍希釈する。

トリメチルアンモニウム塩修飾メタクリレート重合体ミニカラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、トリメチルアンモニウム塩修飾メタクリレート重合体500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

ベンゼンスルホニルプロピルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に、ベンゼンスルホニルプロピルシリル化シリカゲル500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

ニタルソン標準品 本品はニタルソン97%以上を含む。

ロキサルソン標準品 本品はロキサルソン98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び乳の場合

試料10.0gにアンモニア水、水及びメタノールの混液(1:3:16)50mLを加え、ホモジナイズした後、毎分3,500回転で10分間遠心分離する。上澄液を採り、残留物にアンモニア水、水及びメタノールの混液(1:3:16)40mLを加えてホモジナイズした後、上記と同様に遠心分離する。上澄液を採り、先の上澄液と合わせ、メタノールを加えて正確に100mLとする。この溶液から正確に10mLを分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアンモニア水及び水の混液(1:19)5mLを加えて溶かす。

② 卵の場合

試料10.0gにアンモニア水、水及びメタノールの混液(1:1:18)50mLを加え、ホモジナイズした後、毎分3,500回転で10分間遠心分離する。上澄液を採り、残留物にアンモニア水、水及びメタノールの混液(1:1:18)40mLを加えてホモジナイズした後、上記と同様に遠心分離する。上澄液を採り、先の上澄液と合わせ、メタノールを加えて正確に100mLとする。この溶液から正確に10mLを分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアンモニア水及び水の混液(1:19)5mLを加えて溶かす。

b 精製法

トリメチルアンモニウム塩修飾メタクリレート重合体ミニカラム(500mg)にメタノール5mL、アンモニア水及び水の混液(1:19)5mLを順次注入し、各流出液は捨てる。ベンゼンスルホニルプロピルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg)にメタノール5mL、ギ酸及び水の混液(1:9)5mLを順次注入し、各流出液は捨てる。ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg)にメタノール5mL、ギ酸及び水の混液(1:9)5mLを順次注入し、各流出液は捨てる。トリメチルアンモニウム塩修飾メタクリレート重合体ミニカラムに、a 抽出法で得られた溶液を注入した後、メタノール5mL、水5mLを順次注入し、各流出液は捨てる。トリメチルアンモニウム塩修飾メタクリレート重合体ミニカラムの下部にベンゼンスルホニルプロピルシリル化シリカゲルミニカラムを接続し、更にその下部にジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラムを接続した後、ギ酸及び水の混液(1:9)15mLを注入し、流出液は捨てる。トリメチルアンモニウム塩修飾メタクリレート重合体ミニカラムを取り外した後、ベンゼンスルホニルプロピルシリル化シリカゲルミニカラムにギ酸及び水の混液(1:9)2mLを注入し、流出液は捨てる。ベンゼンスルホニルプロピルシリル化シリカゲルミニカラムを取り外した後、ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラムに水10mLを注入し、流出液は捨てる。次いで、メタノール10mLを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトニトリル、ギ酸及びジヘキシルアンモニウム酢酸塩試液の混液(1:2:7)に溶かし、正確に1mLとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

ニタルソン及びロキサルソンをそれぞれメタノールに溶かして標準原液を調製する。各標準原液を適宜混合し、アセトニトリル、ギ酸及びジヘキシルアンモニウム酢酸塩試液の混液(1:2:7)で希釈した溶液を数点調製する。それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法で検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.002mg/kgに相当する試験溶液中の濃度は0.002mg/Lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりニタルソン及びロキサルソンの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:0.02vol%酢酸・アセトニトリル及びジヘキシルアンモニウム酢酸塩試液の混液(1:9)で5分間保持した後、(1:9)から(1:1)までの濃度勾配を10分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法

ネガティブイオンモード

主なイオン(m/z):

ニタルソン プリカーサーイオン246、プロダクトイオン138、108

ロキサルソン プリカーサーイオン262、プロダクトイオン153、123

注入量:5μL

保持時間の目安:

ニタルソン 11分

ロキサルソン 12分

(16) ニトロフラゾン試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 液体クロマトグラフ用に製造したものを用いる。

水 液体クロマトグラフ用に製造したものを用いる。

3.標準品

ニトロフラゾン 本品はニトロフラゾン99%以上を含む。

融点 本品の融点は238~240℃である。

4.試験溶液の調製

a はちみつの場合

検体を均一化した後,その5.00gを量り採る。

これに0.1mol/l塩酸10mlを加え,溶解する。次いでアセトニトリル20ml及び塩化ナトリウム5gを加え,振とう機を用いて10分間激しく振り混ぜた後,静置し,アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移す。残留物及び水層にアセトニトリル20mlを加え,上記と同様に操作して,アセトニトリル層を上記のすり合わせ減圧濃縮器中に合わせる。これにn―プロパノール10mlを加え,40℃以下でアセトニトリル及びn―プロパノールを除去する。この残留物に0.1vol%ギ酸含有メタノール1.0mlを加えて溶かし,これを試験溶液とする。

b aに掲げる食品以外の食品の場合

検体を細切均一化した後,その5.00gを量り採る。なお,筋肉の場合は,可能な限り脂肪層を除いた上で細切均一化を行う。

これにアセトニトリル30ml,アセトニトリル飽和n―ヘキサン20ml及び無水硫酸ナトリウム10gを加えて細砕した後,毎分3,000回転で5分間遠心分離し,アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移す。アセトニトリル飽和n―ヘキサン層及び残留物にアセトニトリル20mlを加え,振とう機を用いて10分間激しく振り混ぜた後,毎分3,000回転で5分間遠心分離し,アセトニトリル層を上記のすり合わせ減圧濃縮器中に合わせる。これにn―プロパノール10mlを加え,40℃以下でアセトニトリル及びn―プロパノールを除去する。この残留物に0.1vol%ギ酸含有メタノール1.0mlを加えて溶かし,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 定性試験

次の操作条件で試験を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。

操作条件

カラム充てん剤 オクタデシルシリル化シリカゲル(粒径2~5μm)を用いる。

カラム管 内径2.0~6.0mm,長さ100~250mmのステンレス管を用いる。

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル及び10mmol/l酢酸アンモニウムの混液(1:99)から(1:0)までの濃度勾配を35分間で行う。ニトロフラゾンが約20分で流出する流速に調整する。

b 定量試験

a 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

(17) ニトロフラントイン、フラゾリドン及びフラルタドン試験法

ニトロフラントインは1―アミノヒダントインを,フラゾリドンは3―アミノ―2―オキサゾリドンを,フラルタドンは3―アミノ―5―モルフォリノメチル―2―オキサゾリドンを分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル 液体クロマトグラフ用に製造したものを用いる。

多孔性ケイソウ土カラム(20ml保持用) 内径20~30mmのポリエチレン製のカラム管に,20mlを保持することができる量のカラムクロマトグラフィー用に製造した顆粒状多孔性ケイソウ土を充てんしたもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

ο―ニトロベンズアルデヒド ο―ニトロベンズアルデヒド(特級)

水 液体クロマトグラフ用に製造したものを用いる。

3.標準品

3―アミノ―2―オキサゾリドン 本品は3―アミノ―2―オキサゾリドン99%以上を含む。

分解点 本品の分解点は65~67℃である。

1―アミノヒダントイン塩酸塩 本品は1―アミノヒダントイン塩酸塩90%以上を含む。

分解点 本品の分解点は201~205℃である。

3―アミノ―5―モルフォリノメチル―2―オキサゾリドン 本品は3―アミノ―5―モルフォリノメチル―2―オキサゾリドン99%以上を含む。

分解点 本品の分解点は115~120℃である。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

検体を細切均一化した後,その5.00gを量り採り,0.1mol/l塩酸70mlを加えて細砕した後,毎分2,500回転で5分間遠心分離する。上澄液を採り,0.1mol/l塩酸を加えて100mlとする。

b 誘導体化

a 抽出法で得られた溶液10mlを採り,0.05mol/lο―ニトロベンズアルデヒド・ジメチルスルホキシド溶液0.4mlを加えて37℃で16時間放置する。これに0.1mol/lリン酸水素二カリウム溶液5mlを加え,1mol/l水酸化ナトリウム溶液約0.8mlを加えてpH7~8に調整する。この溶液中に残留物が認められる場合には,毎分2,500回転で5分間遠心分離し,上澄液を採る。

c 精製法

多孔性ケイソウ土カラム(20ml保持用)に,b 誘導体化で得られた溶液を注入する。このカラムを5分間放置した後,酢酸エチル100mlを注入し,溶出液をすり合わせ減圧濃縮器中に採り,40℃以下で酢酸エチルを除去する。この残留物にアセトニトリル及び水の混液(1:1)1.0mlを加えて溶かし,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 定性試験

次の操作条件で試験を行う。試験結果は標準品について4.試験溶液の調製のb 誘導体化及びc 精製法と同様に操作して得られたものと一致しなければならない。

操作条件

カラム充てん剤 オクタデシルシリル化シリカゲル(粒径2~5μm)を用いる。

カラム管 内径2.0~6.0mm,長さ100~250mmのステンレス管を用いる。

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル及び0.1%酢酸溶液の混液(1:4)から(4:1)までの濃度勾配を15分間で行う。3―アミノ―2―オキサゾリドンの誘導体が約12分で流出する流速に調整する。

b 定量試験

a 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

(18) ニフルスチレン酸ナトリウム試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

3.標準品

ニフルスチレン酸ナトリウム標準品 本品はニフルスチレン酸ナトリウム95%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

試料10.0gにn―ヘキサン飽和アセトニトリル50mL、n―ヘキサン50mL及びギ酸1mLを加え、ホモジナイズした後、無水硫酸ナトリウム20gを加えて更にホモジナイズする。毎分3,000回転で5分間遠心分離した後、n―ヘキサン層を捨て、アセトニトリル層を採る。残留物にアセトニトリル50mLを加えてホモジナイズした後、上記と同様に遠心分離する。アセトニトリル層を採り、先のアセトニトリル層と合わせ、アセトニトリルを加えて正確に100mLとする。この溶液から正確に10mLを分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアンモニア水及び水の混液(1:19)5mLを加えて溶かす。

b 精製法

四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg)にメタノール5mL、アンモニア水及び水の混液(1:19)5mLを注入し、各流出液は捨てる。このカラムに、a 抽出法で得られた溶液を注入した後、水5mL、ギ酸、水及びメタノールの混液(1:2:7)5mLを順次注入し、各流出液は捨てる。次いで、アセトニトリル及びギ酸の混液(9:1)10mLを注入し、溶出液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物を0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(1:1)に溶かし、正確に1mLとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

ニフルスチレン酸ナトリウムをメタノールに溶かして標準原液を調製する。標準原液を0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(1:1)で希釈した溶液を数点調製する。それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法で検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.001mg/kgに相当する試験溶液中の濃度は0.001mg/Lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりニフルスチレン酸ナトリウムの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径3mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(1:1)

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法

ネガティブイオンモード

主なイオン(m/z):プリカーサーイオン258、プロダクトイオン214、114

注入量:5μL

保持時間の目安:5分

(19) プロファム試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に、エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、オクタデシルシリル化シリカゲル1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

ギ酸アンモニウム ギ酸アンモニウム(特級)

ジエチレングリコール 純度98%以上の試薬を用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

プロファム 本品はプロファム98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 穀類、豆類及び種実類の場合

試料10.0gに水20mLを加え、30分間放置する。これにアセトン100mLを加え、ホモジナイズした後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mLを加えてホモジナイズし、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mLとする。この溶液から正確に20mLを分取し、40℃以下で約3mLまで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mLを加え、n―ヘキサン100mL及び50mLで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、2vol%ジエチレングリコール・アセトン溶液0.2mLを加え、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にn―ヘキサン30mLを加え、n―ヘキサン飽和アセトニトリル30mLずつで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトン4mLを加えて溶かし、水16mLを加える。

② 果実及び野菜の場合

試料20.0gにアセトン100mLを加え、ホモジナイズした後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mLを加えてホモジナイズし、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mLとする。この溶液から正確に10mLを分取し、40℃以下で約2mLまで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mLを加え、n―ヘキサン100mL及び50mLで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、2vol%ジエチレングリコール・アセトン溶液0.2mLを加え、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトン4mLを加えて溶かし、水16mLを加える。

③ 茶及びホップの場合

試料5.00gに水20mLを加え、30分間放置する。これにアセトン100mLを加え、ホモジナイズした後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mLを加えてホモジナイズし、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mLとする。この溶液から正確に40mLを分取し、40℃以下で約6mLまで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mLを加え、n―ヘキサン100mL及び50mLで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、2vol%ジエチレングリコール・アセトン溶液0.2mLを加え、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトン4mLを加えて溶かし、水16mLを加える。

④ 筋肉、脂肪、肝臓、腎臓、乳及び卵並びに魚介類の場合

試料10.0gにアセトン100mLを加え、ホモジナイズした後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mLを加えてホモジナイズし、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mLとする。この溶液から正確に20mLを分取し、40℃以下で約3mLまで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mLを加え、n―ヘキサン100mL及び50mLで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、2vol%ジエチレングリコール・アセトン溶液0.2mLを加え、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にn―ヘキサン30mLを加え、n―ヘキサン飽和アセトニトリル30mLずつで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトン4mLを加えて溶かし、水16mLを加える。

⑤ はちみつの場合

試料10.0gに水20mLを加えて溶かす。これにアセトン100mLを加え、ホモジナイズした後、吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50mLを加えてホモジナイズし、吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mLとする。この溶液から正確に20mLを分取し、40℃以下で約3mLまで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100mLを加え、n―ヘキサン100mL及び50mLで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し、無水硫酸ナトリウムをろ別した後、2vol%ジエチレングリコール・アセトン溶液0.2mLを加え、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物にアセトン4mLを加えて溶かし、水16mLを加える。

b 精製法

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg)にアセトニトリル10mL並びにアセトン及び水の混液(1:4)10mLを順次注入し、各流出液は捨てる。エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg)にアセトニトリル及び水の混液(7:3)10mLを注入し、流出液は捨てる。オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後、更にアセトニトリル及び水の混液(1:4)10mLを注入し、流出液は捨てる。次いで、このカラムの下部にエチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラムを接続し、アセトニトリル及び水の混液(7:3)10mLを注入し、溶出液を分取し、アセトニトリル及び水の混液(7:3)を加えて正確に10mLとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

プロファム標準品のアセトニトリル及び水の混液(7:3)の溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.01mg/kgに相当する試験溶液中濃度は、0.001mg/Lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりプロファムの含量を求める。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:2mmol/Lギ酸アンモニウム溶液及びメタノールの混液(1:1)から(1:9)までの濃度勾配を10分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):プリカーサーイオン180、プロダクトイオン138、120

注入量:5μL

保持時間の目安:8分

(20) マラカイトグリーン試験法

マラカイトグリーン及びロイコマラカイトグリーンを分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

ギ酸アンモニウム ギ酸アンモニウム(特級)

クエン酸(無水) クエン酸(無水)(特級)

スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体カラム(500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体カラム(150mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体150mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

50mmol/lギ酸アンモニウム緩衝液(pH3.5) ギ酸アンモニウム3.15gを量り、水990mlを加えて溶かし、ギ酸でpH3.5に調整した後、水を加えて1,000mlとする。

3.標準品

マラカイトグリーンシュウ酸塩 本品はマラカイトグリーンシュウ酸塩98%以上を含む。

ロイコマラカイトグリーン 本品はロイコマラカイトグリーン98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

試料を正確に量り、重量比で1/2量の15w/w%ジブチルヒドロキシトルエン・エタノール溶液及び重量比で1/2量の50w/w%クエン酸溶液をそれぞれ加えて磨砕均一化した後、試料10.0g(脂肪の場合には5.00g)に相当する量を量り採る。アセトン100mlを加え、細切均一化した後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。ろ紙上の残留物にアセトン50ml(はちみつの場合には水10ml及びアセトン50ml)を加えて細切均一化し、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。得られたろ液を合わせ、アセトンで正確に200mlとする。この溶液から正確に1ml(脂肪の場合には2ml)を量り採り、2vol%ギ酸4mlを加える。

b 精製法

スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(500mg)にアセトニトリル5ml及び2vol%ギ酸5mlを順次注入し、流出液は捨てる。四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラム(150mg)にアセトニトリル及びアンモニア水の混液(9:1)5mlを注入し、流出液は捨てる。スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後、アセトニトリル5mlを注入し、流出液は捨てる。次いで、このカラムの下部に四級アンモニウム塩修飾ジビニルベンゼン―N―ビニルピロリドン共重合体ミニカラムを取り付け、アセトニトリル及びアンモニア水の混液(9:1)10mlを注入し、溶出液を採り、アセトニトリル及びアンモニア水の混液(9:1)を加えて正確に10mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

マラカイトグリーンシュウ酸塩標準品及びロイコマラカイトグリーン標準品をそれぞれアセトンに溶かして500mg/l(マラカイトグリーンシュウ酸塩標準品にあってはマラカイトグリーンとしての濃度)とし、標準原液とする。各標準原液を適宜混合してアセトニトリル及びアンモニア水の混液(9:1)で希釈した溶液を数点調製し、それぞれを液体クロマトグラフ・タンデム型質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.002mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.00001mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりマラカイトグリーン及びロイコマラカイトグリーンの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径5μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:アセトニトリル及び50mmol/lギ酸アンモニウム緩衝液(pH3.5)の混液(3:7)から(9:1)までの濃度勾配を15分間で行い、(9:1)で10分間保持する。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブモード

主なイオン(m/z):

マラカイトグリーン プリカーサーイオン329、プロダクトイオン313、165

ロイコマラカイトグリーン プリカーサーイオン331、プロダクトイオン316、239

注入量:10μl

保持時間の目安:

マラカイトグリーン 8分

ロイコマラカイトグリーン 16分

(21) (3)から(20)までに掲げる試験法と同等以上の性能を有すると認められる試験法

6 5の規定にかかわらず、(1)の表の第1欄に掲げる農薬等の成分である物質は、同表の第2欄に掲げる食品の区分に応じ、それぞれ同表の第3欄に定める量を超えて当該食品に含有されるものであってはならない。この場合において、(2)の表の食品の欄に掲げる食品については、同表の検体の欄に掲げる部位を検体として試験しなければならず、また、(1)の表の第1欄に掲げる農薬等の成分である物質について同表の第3欄に「不検出」と定めている同表の第2欄に掲げる食品については、(3)から(15)までに規定する試験法によって試験した場合に、その農薬等の成分である物質が検出されるものであってはならない。

(1) 食品に残留する農薬等の成分である物質の量の限度

第1欄

第2欄

第3欄

BHC(α―BHC,β―BHC,γ―BHC及びδ―BHCの総和をいう。)

米(玄米をいう。以下同じ。)

0.2ppm

小麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.2ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類(いんげん、ささげ、サルタニ豆、サルタピア豆、バター豆、ペギア豆、ホワイト豆、ライマ豆及びレンズ豆を含む。以下同じ。)

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類(やつがしらを含む。以下同じ。)

0.2ppm

 

かんしよ

0.2ppm

 

だいこん類(ラディッシュを含む。以下同じ。)の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

0.2ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

はくさい

0.2ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

こまつな

0.2ppm

 

きような

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

ごぼう

0.2ppm

 

レタス(サラダ菜及びちしやを含む。以下同じ。)

0.2ppm

 

アスパラガス

0.2ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.2ppm

 

トマト

0.2ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

なす

0.2ppm

 

きゆうり(ガーキンを含む。以下同じ。)

0.2ppm

 

かぼちや(スカッシュを含む。以下同じ。)

0.2ppm

 

しろうり

0.2ppm

 

すいか

0.2ppm

 

ほうれんそう

0.2ppm

 

未成熟えんどう

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかん

0.2ppm

 

なつみかんの外果皮

0.2ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.2ppm

 

おうとう(チェリーを含む。以下同じ。)

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.2ppm

 

茶(不発酵茶に限る。)

0.2ppm

DCIP

かんしょ

0.02ppm


はくさい

0.3ppm


セロリ

0.7ppm


トマト

0.02ppm


なす

0.02ppm


きゅうり

0.02ppm


すいか

0.02ppm


ほうれんそう

0.05ppm


みかん

0.1ppm


りんご

0.05ppm


その他の果実

0.2ppm


0.2ppm


その他のスパイス

0.5ppm

DDT(DDD及びDDEを含む。)

0.2ppm

 

小麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.2ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.2ppm

 

かんしよ

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

0.2ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

はくさい

0.2ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

こまつな

0.2ppm

 

きような

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

ごぼう

0.2ppm

 

レタス

0.2ppm

 

アスパラガス

0.2ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.2ppm

 

トマト

0.2ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

なす

0.2ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

0.2ppm

 

しろうり

0.2ppm

 

すいか

0.2ppm

 

ほうれんそう

0.2ppm

 

未成熟えんどう

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかん

0.2ppm

 

なつみかんの外果皮

0.2ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.2ppm

 

茶(不発酵茶に限る。)

0.2ppm

EPN

0.02ppm


かんしょ

0.05ppm


キャベツ

0.1ppm


カリフラワー

0.02ppm


ブロッコリー

0.1ppm


ねぎ(リーキを含む。以下同じ。)

0.1ppm


かぼちゃ

0.2ppm


すいか

0.02ppm


しょうが

0.1ppm


魚介類

0.3ppm

EPTC

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.3ppm

 

さといも類

0.04ppm

 

かんしよ

0.04ppm

 

やまいも(長いもをいう。以下同じ。)

0.04ppm

 

こんにやくいも

0.04ppm

 

その他のいも類

0.04ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.04ppm

 

きような

0.04ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.04ppm

 

ねぎ

0.04ppm

 

にんにく

0.04ppm

 

にら

0.04ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.04ppm

 

その他のゆり科野菜

0.04ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.04ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.04ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.04ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.04ppm

 

しいたけ

0.04ppm

 

その他のきのこ類

0.04ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ(ネーブルオレンジを含む。以下同じ。)

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

MCPA

0.05ppm


小麦

0.04ppm


大麦

0.2ppm


ライ麦

0.2ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.2ppm


えんどう

0.01ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.8ppm


なつみかんの果実全体

0.3ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.2ppm


その他のオイルシード

0.01ppm


0.06ppm


その他のスパイス

2ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

3ppm


豚の肝臓

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

3ppm


牛の腎臓

3ppm


豚の腎臓

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

3ppm


牛の食用部分

3ppm


豚の食用部分

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm


0.04ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


魚介類

0.03ppm


ミネラルウォーター類

0.002ppm

MCPB

0.02ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.3ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

0.5ppm


グレープフルーツ

0.5ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.5ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


その他のスパイス

2ppm

2,4,5―T

不検出

 

小麦

不検出

 

大麦

不検出

 

ライ麦

不検出

 

とうもろこし

不検出

 

そば

不検出

 

その他の穀類

不検出

 

大豆

不検出

 

小豆類

不検出

 

えんどう

不検出

 

そら豆

不検出

 

らつかせい

不検出

 

その他の豆類

不検出

 

ばれいしよ

不検出

 

さといも類

不検出

 

かんしよ

不検出

 

やまいも

不検出

 

こんにやくいも

不検出

 

その他のいも類

不検出

 

てんさい

不検出

 

さとうきび

不検出

 

だいこん類の根

不検出

 

だいこん類の葉

不検出

 

かぶ類の根

不検出

 

かぶ類の葉

不検出

 

西洋わさび

不検出

 

クレソン

不検出

 

はくさい

不検出

 

キャベツ

不検出

 

芽キャベツ

不検出

 

ケール

不検出

 

こまつな

不検出

 

きような

不検出

 

チンゲンサイ

不検出

 

カリフラワー

不検出

 

ブロッコリー

不検出

 

その他のあぶらな科野菜

不検出

 

ごぼう

不検出

 

サルシフィー

不検出

 

アーティチョーク

不検出

 

チコリ

不検出

 

エンダイブ

不検出

 

しゆんぎく

不検出

 

レタス

不検出

 

その他のきく科野菜

不検出

 

たまねぎ

不検出

 

ねぎ

不検出

 

にんにく

不検出

 

にら

不検出

 

アスパラガス

不検出

 

わけぎ

不検出

 

その他のゆり科野菜

不検出

 

にんじん

不検出

 

パースニップ

不検出

 

パセリ

不検出

 

セロリ

不検出

 

みつば

不検出

 

その他のせり科野菜

不検出

 

トマト

不検出

 

ピーマン

不検出

 

なす

不検出

 

その他のなす科野菜

不検出

 

きゆうり

不検出

 

かぼちや

不検出

 

しろうり

不検出

 

すいか

不検出

 

メロン類果実

不検出

 

まくわうり

不検出

 

その他のうり科野菜

不検出

 

ほうれんそう

不検出

 

たけのこ

不検出

 

オクラ

不検出

 

しようが

不検出

 

未成熟えんどう

不検出

 

未成熟いんげん

不検出

 

えだまめ

不検出

 

マッシュルーム

不検出

 

しいたけ

不検出

 

その他のきのこ類

不検出

 

その他の野菜

不検出

 

みかん

不検出

 

なつみかんの果実全体

不検出

 

レモン

不検出

 

オレンジ

不検出

 

グレープフルーツ

不検出

 

ライム

不検出

 

その他のかんきつ類果実

不検出

 

りんご

不検出

 

日本なし

不検出

 

西洋なし

不検出

 

マルメロ

不検出

 

びわ

不検出

 

もも

不検出

 

ネクタリン

不検出

 

あんず(アプリコットを含む。以下同じ。)

不検出

 

すもも(プルーンを含む。以下同じ。)

不検出

 

うめ

不検出

 

おうとう

不検出

 

いちご

不検出

 

ラズベリー

不検出

 

ブラックベリー

不検出

 

ブルーベリー

不検出

 

クランベリー

不検出

 

ハックルベリー

不検出

 

その他のベリー類果実

不検出

 

ぶどう

不検出

 

かき

不検出

 

バナナ

不検出

 

キウィー

不検出

 

パパイヤ

不検出

 

アボカド

不検出

 

パイナップル

不検出

 

グアバ

不検出

 

マンゴー

不検出

 

パッションフルーツ

不検出

 

なつめやし

不検出

 

その他の果実

不検出

 

ひまわりの種子

不検出

 

ごまの種子

不検出

 

べにばなの種子

不検出

 

綿実

不検出

 

なたね

不検出

 

その他のオイルシード

不検出

 

ぎんなん

不検出

 

くり

不検出

 

ペカン

不検出

 

アーモンド

不検出

 

くるみ

不検出

 

その他のナッツ類

不検出

 

不検出

 

コーヒー豆

不検出

 

カカオ豆

不検出

 

ホップ

不検出

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

不検出

アクリナトリン

その他のきく科野菜

2ppm


アスパラガス

0.7ppm


パセリ

1ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.3ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.02ppm


その他の野菜(ずいき、もやし及びれんこんを除く。)

15ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも

0.05ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

5ppm


すもも

0.5ppm


うめ

5ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.3ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.7ppm


マンゴー

0.3ppm


その他の果実

0.3ppm


10ppm


その他のハーブ

15ppm

アザペロン

豚の筋肉

0.06ppm


豚の脂肪

0.06ppm


豚の肝臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


豚の食用に供される部分(筋肉,脂肪,肝臓及び腎臓を除く。以下「食用部分」という。)

0.1ppm

アシノナピル

ピーマン

0.7ppm


なす

0.6ppm


きゅうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.4ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

3ppm


日本なし

0.9ppm


西洋なし

0.9ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

3ppm


すもも

0.2ppm


うめ

3ppm


おうとう

3ppm


いちご

2ppm


ぶどう

2ppm


30ppm


その他のスパイス

6ppm


魚介類

0.7ppm


はちみつ

0.05ppm

アシフルオルフェン

大豆

0.1ppm


らつかせい

0.1ppm


未成熟えんどう

0.1ppm


未成熟いんげん

0.1ppm


えだまめ

0.1ppm


その他の野菜

0.1ppm

アシベンゾラルS―メチル

0.1ppm

小麦

0.05ppm


かぶ類の葉

1ppm


クレソン

0.3ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

1ppm


ケール

1ppm


こまつな

1ppm


きょうな

1ppm


チンゲンサイ

1ppm


カリフラワー

1ppm


ブロッコリー

1ppm


その他のあぶらな科野菜

1ppm


エンダイブ

0.3ppm


しゅんぎく

0.3ppm


レタス

0.4ppm


その他のきく科野菜

0.3ppm


たまねぎ

0.2ppm


にんにく

0.2ppm


パセリ

0.3ppm


セロリ

0.3ppm


その他のせり科野菜

0.3ppm


トマト

1ppm


ピーマン

1ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.8ppm


かぼちゃ

0.8ppm


しろうり

0.8ppm


その他のうり科野菜

0.8ppm


ほうれんそう

1ppm


その他の野菜

0.3ppm


なつみかんの果実全体

0.02ppm


レモン

0.02ppm


オレンジ

0.02ppm


グレープフルーツ

0.02ppm


ライム

0.02ppm


その他のかんきつ類果実

0.02ppm


りんご

0.3ppm


ネクタリン

0.2ppm


あんず

0.2ppm


うめ

0.2ppm


いちご

0.2ppm


ブルーベリー

0.2ppm


クランベリー

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.2ppm


バナナ

0.1ppm


その他のハーブ

1ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

アジムスルフロン

0.02ppm

アシュラム

さとうきび

0.1ppm


ほうれんそう

0.1ppm


その他の野菜

0.1ppm


その他のオイルシード

0.1ppm


その他のハーブ

0.5ppm


牛の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


0.05ppm

アジンホスメチル

なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


ブルーベリー

1ppm


ぶどう

2ppm


その他のナッツ類

0.05ppm

アセキノシル

とうもろこし

0.02ppm


小豆類

0.5ppm


やまいも

0.2ppm


その他のきく科野菜

15ppm


ピーマン

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.7ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.7ppm


その他の野菜(ずいきに限る。)

2ppm


その他の野菜(ずいき及びれんこんを除く。)

15ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

0.4ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.4ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

1ppm


すもも

0.7ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

2ppm


ぶどう

0.5ppm


パパイヤ

1ppm


マンゴー

0.5ppm


その他の果実

2ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


40ppm


ホップ

15ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

40ppm


牛の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

アセタミプリド

小麦

0.3ppm


大麦

3ppm


ライ麦

3ppm


とうもろこし

0.2ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

2ppm


えんどう

2ppm


そら豆

2ppm


らっかせい

0.2ppm


その他の豆類

2ppm


ばれいしょ

0.3ppm


さといも類

0.2ppm


かんしょ

0.2ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.2ppm


てんさい

0.2ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

5ppm


かぶ類の根

0.1ppm


かぶ類の葉

5ppm


西洋わさび

0.05ppm


クレソン

3ppm


はくさい

0.5ppm


キャベツ

3ppm


芽キャベツ

0.3ppm


ケール

5ppm


こまつな

5ppm


きょうな

5ppm


チンゲンサイ

5ppm


カリフラワー

1ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


チコリ

3ppm


エンダイブ

3ppm


しゅんぎく

10ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

3ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

5ppm


にんにく

0.02ppm


にら

5ppm


アスパラガス

0.5ppm


わけぎ

3ppm


その他のゆり科野菜

5ppm


にんじん

0.2ppm


パセリ

3ppm


セロリ

3ppm


みつば

5ppm


その他のせり科野菜

10ppm


トマト

2ppm


ピーマン

1ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

0.7ppm


しろうり

2ppm


すいか

0.3ppm


メロン類果実

0.5ppm


まくわうり

0.2ppm


その他のうり科野菜

2ppm


ほうれんそう

3ppm


オクラ

1ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

3ppm


しいたけ

0.2ppm


その他のきのこ類

0.2ppm


その他の野菜

5ppm


みかん

0.5ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

1ppm


びわ

2ppm


もも

2ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

3ppm


すもも

3ppm


うめ

3ppm


おうとう

5ppm


いちご

3ppm


ラズベリー

2ppm


ブラックベリー

2ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

2ppm


ハックルベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

5ppm


かき

1ppm


キウィー

0.2ppm


マンゴー

1ppm


パッションフルーツ

0.7ppm


その他の果実

5ppm


綿実

0.7ppm


なたね

0.1ppm


ぎんなん

0.1ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


30ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

5ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.2ppm

アセトアミノフェン

豚の筋肉

0.6ppm


豚の脂肪

0.3ppm


豚の肝臓

2ppm


豚の腎臓

2ppm


豚の食用部分

2ppm

アセトクロール

とうもろこし

0.05ppm


大豆

1ppm

アセフェート

とうもろこし

0.3ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

1ppm


ばれいしょ

0.5ppm


やまいも

0.5ppm


てんさい

0.1ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

0.05ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

0.5ppm


はくさい

0.2ppm


キャベツ

0.2ppm


こまつな

1ppm


きょうな

1ppm


チンゲンサイ

1ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

1ppm


ごぼう

0.1ppm


アーティチョーク

0.3ppm


レタス

1ppm


その他のきく科野菜

0.05ppm


たまねぎ

0.3ppm


にんにく

0.2ppm


トマト

0.03ppm


ピーマン

0.05ppm


なす

0.05ppm


きゅうり

0.1ppm


ほうれんそう

0.7ppm


オクラ

3ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟いんげん

5ppm


えだまめ

0.5ppm


その他の野菜

0.05ppm


クランベリー

0.5ppm


かき

0.3ppm


その他の果実

0.05ppm


0.2ppm


その他のスパイス

0.7ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


とうがらし(乾燥させたもの)

50ppm

アゾキシストロビン

0.2ppm


小麦

0.3ppm


大麦

2ppm


ライ麦

0.3ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

10ppm


大豆

0.5ppm


小豆類

0.5ppm


えんどう

0.5ppm


そら豆

0.5ppm


らっかせい

0.2ppm


その他の豆類

0.5ppm


ばれいしょ

7ppm


さといも類

1ppm


かんしょ

1ppm


やまいも

1ppm


こんにゃくいも

1ppm


その他のいも類

1ppm


てんさい

1ppm


さとうきび

0.05ppm


だいこん類の根

1ppm


だいこん類の葉

50ppm


かぶ類の根

1ppm


かぶ類の葉

15ppm


西洋わさび

1ppm


クレソン

70ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

5ppm


芽キャベツ

5ppm


ケール

40ppm


こまつな

15ppm


きょうな

40ppm


チンゲンサイ

40ppm


カリフラワー

5ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

40ppm


ごぼう

1ppm


サルシフィー

1ppm


アーティチョーク

5ppm


チコリ

30ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

70ppm


たまねぎ

10ppm


ねぎ

10ppm


にんにく

10ppm


にら

10ppm


アスパラガス

2ppm


わけぎ

10ppm


その他のゆり科野菜

70ppm


にんじん

1ppm


パースニップ

1ppm


パセリ

70ppm


セロリ

30ppm


みつば

5ppm


その他のせり科野菜

70ppm


トマト

3ppm


ピーマン

3ppm


なす

3ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

1ppm


しろうり

1ppm


すいか(果皮を含む。)

1ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

1ppm


その他のうり科野菜

1ppm


ほうれんそう

30ppm


オクラ

3ppm


しょうが

0.5ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

70ppm


みかん

1ppm


なつみかんの果実全体

10ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

3ppm


いちご

10ppm


ラズベリー

5ppm


ブラックベリー

5ppm


ブルーベリー

5ppm


クランベリー

0.5ppm


ハックルベリー

5ppm


その他のベリー類果実

5ppm


ぶどう

10ppm


かき

1ppm


バナナ

3ppm


パパイヤ

2ppm


アボカド

1ppm


グアバ

0.3ppm


マンゴー

1ppm


パッションフルーツ

1ppm


その他の果実

5ppm


ひまわりの種子

0.5ppm


べにばなの種子

0.5ppm


綿実

0.7ppm


なたね

1ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

1ppm


10ppm


コーヒー豆

0.05ppm


ホップ

30ppm


その他のスパイス

70ppm


その他のハーブ

70ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.07ppm


豚の肝臓

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.07ppm


牛の腎臓

0.07ppm


豚の腎臓

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.07ppm


牛の食用部分

0.07ppm


豚の食用部分

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.07ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.08ppm


とうもろこし油

0.1ppm


乾燥ハーブ

300ppm

アゾシクロチン及びシヘキサチン

オレンジ

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.1ppm


ぶどう

0.3ppm


コーヒー豆

0.5ppm


とうがらし(乾燥させたもの)

5ppm

アバメクチン

小豆類

0.005ppm


らっかせい

0.005ppm


その他の豆類

0.005ppm


ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


レタス

0.2ppm


たまねぎ

0.005ppm


ねぎ

0.1ppm


にんにく

0.005ppm


セロリ

0.03ppm


その他のせり科野菜

0.05ppm


トマト

0.3ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

0.2ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


しょうが

0.01ppm


未成熟いんげん

0.08ppm


その他の野菜

0.08ppm


みかん

0.02ppm


なつみかんの果実全体

0.1ppm


レモン

0.1ppm


オレンジ

0.1ppm


グレープフルーツ

0.1ppm


ライム

0.1ppm


その他のかんきつ類果実

0.1ppm


りんご

0.02ppm


日本なし

0.02ppm


西洋なし

0.02ppm


マルメロ

0.01ppm


ネクタリン

0.09ppm


あんず

0.09ppm


すもも

0.09ppm


おうとう

0.09ppm


いちご

0.2ppm


ラズベリー

0.05ppm


ブラックベリー

0.05ppm


ぶどう

0.02ppm


パパイヤ

0.02ppm


アボカド

0.02ppm


マンゴー

0.01ppm


その他の果実

0.005ppm


綿実

0.02ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm


1ppm


ホップ

0.2ppm


その他のスパイス

1ppm


その他のハーブ

0.03ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.06ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.06ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.02ppm


とうがらし(乾燥させたもの)

0.5ppm

アビラマイシン

豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


その他の家きんの筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.3ppm


その他の家きんの肝臓

0.3ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


その他の家きんの腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.3ppm


その他の家きんの食用部分

0.3ppm

アフィドピロペン

小麦

0.2ppm


その他の穀類

0.2ppm


大豆

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


こんにゃくいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


てんさい

0.02ppm


だいこん類の葉

5ppm


かぶ類の葉

5ppm


クレソン

5ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

0.5ppm


芽キャベツ

0.5ppm


ケール

5ppm


こまつな

5ppm


きょうな

5ppm


チンゲンサイ

5ppm


カリフラワー

0.5ppm


ブロッコリー

0.5ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


チコリ

2ppm


エンダイブ

2ppm


しゅんぎく

2ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

3ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


パセリ

5ppm


セロリ

3ppm


みつば

2ppm


その他のせり科野菜

3ppm


トマト

0.2ppm


ピーマン

0.2ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.7ppm


しろうり

0.7ppm


すいか(果皮を含む。)

0.7ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.7ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.7ppm


その他のうり科野菜

0.7ppm


ほうれんそう

2ppm


オクラ

0.2ppm


しょうが

0.01ppm


その他の野菜

3ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.2ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.03ppm


日本なし

0.03ppm


西洋なし

0.03ppm


マルメロ

0.03ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.03ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.03ppm


ネクタリン

0.03ppm


あんず

0.03ppm


すもも

0.03ppm


うめ

0.02ppm


おうとう

0.03ppm


いちご

0.2ppm


その他の果実

0.2ppm


綿実

0.08ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm


その他のスパイス

0.2ppm


その他のハーブ

5ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.001ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

アプラマイシン

牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

5ppm


豚の肝臓

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

15ppm


豚の腎臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

15ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


鶏の筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

0.5ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

2ppm


鶏の食用部分

2ppm

アミスルブロム

0.05ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.01ppm


こんにゃくいも

0.01ppm


てんさい

1ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

25ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

30ppm


はくさい

10ppm


キャベツ

3ppm


ケール

20ppm


こまつな

15ppm


きょうな

20ppm


チンゲンサイ

20ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

20ppm


レタス

30ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

3ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

4ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

2ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

1ppm


ほうれんそう

50ppm


しょうが

2ppm


えだまめ

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


いちご

0.05ppm


ぶどう

5ppm


その他の果実

1ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

20ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.4ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.4ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.4ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm


0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

アミトラズ

トマト

0.9ppm

 

きゆうり

0.9ppm

 

みかん

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

0.5ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.9ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.9ppm

 

りんご

0.9ppm

 

日本なし

0.9ppm

 

西洋なし

0.9ppm

 

マルメロ

0.9ppm

 

びわ

0.9ppm

 

もも

0.9ppm

 

ネクタリン

0.9ppm

 

あんず

0.9ppm

 

すもも

0.9ppm

 

うめ

0.9ppm

 

おうとう

0.9ppm

 

綿実

0.9ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

牛の筋肉

0.09ppm

 

豚の筋肉

0.09ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

豚の脂肪

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

0.4ppm

 

豚の肝臓

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.4ppm

 

牛の腎臓

0.4ppm

 

豚の腎臓

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm

 

牛の食用部分

0.4ppm

 

豚の食用部分

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm

 

0.02ppm

 

はちみつ

0.2ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格(昭和44年農林省告示第523号)に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.09ppm

アミトロール

りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


マルメロ

0.05ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.05ppm


おうとう

0.05ppm


ぶどう

0.05ppm

アミノシクロピラクロル

牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.3ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.3ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.02ppm

アメトクトラジン

大豆

0.4ppm


小豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


その他のいも類

0.05ppm


だいこん類の葉

50ppm


かぶ類の葉

50ppm


クレソン

50ppm


はくさい

50ppm


キャベツ

20ppm


芽キャベツ

9ppm


ケール

50ppm


こまつな

50ppm


きょうな

50ppm


チンゲンサイ

50ppm


カリフラワー

9ppm


ブロッコリー

9ppm


その他のあぶらな科野菜

50ppm


チコリ

50ppm


エンダイブ

50ppm


しゅんぎく

50ppm


レタス

60ppm


その他のきく科野菜

50ppm


たまねぎ

2ppm


ねぎ

20ppm


にんにく

2ppm


にら

20ppm


その他のゆり科野菜

20ppm


パセリ

40ppm


セロリ

40ppm


その他のせり科野菜

40ppm


トマト

5ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

50ppm


きゅうり

3ppm


かぼちゃ

3ppm


しろうり

3ppm


すいか(果皮を含む。)

3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

3ppm


その他のうり科野菜

50ppm


ほうれんそう

50ppm


オクラ

2ppm


しょうが

0.05ppm


その他の野菜

50ppm


ぶどう

40ppm


その他の果実

2ppm


ホップ

100ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

50ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


その他の家きんの筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.03ppm


その他の家きんの脂肪

0.03ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.03ppm


その他の家きんの腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm


はちみつ

0.05ppm

アメトリン

とうもろこし

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

アモキシシリン

牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.004ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.05ppm

アラクロール

とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.02ppm


小豆類

0.02ppm


そら豆

0.1ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.01ppm


かんしょ

0.02ppm


てんさい

0.01ppm


さとうきび

0.01ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.01ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


はくさい

0.01ppm


キャベツ

0.01ppm


芽キャベツ

0.01ppm


こまつな

0.01ppm


ブロッコリー

0.02ppm


その他のあぶらな科野菜

0.01ppm


ほうれんそう

0.01ppm


えだまめ

0.02ppm


日本なし

0.01ppm


西洋なし

0.01ppm


いちご

0.01ppm


ぶどう

0.01ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


魚介類

0.06ppm


ミネラルウォーター類

0.02ppm

アルジカルブ及びアルドキシカルブ

小麦

0.02ppm


大麦

0.02ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.1ppm


大豆

0.02ppm


小豆類

0.1ppm


そら豆

0.1ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.1ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

0.1ppm


芽キャベツ

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


綿実

0.1ppm


ペカン

1ppm


コーヒー豆

0.1ppm


落花生油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製落花生油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.01ppm


綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.01ppm

アルドリン及びディルドリン

0.01ppm


小麦

0.02ppm


大麦

0.02ppm


ライ麦

0.02ppm


とうもろこし

0.02ppm


そば

0.02ppm


その他の穀類

0.02ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.1ppm


かんしょ

0.1ppm


やまいも

0.1ppm


こんにゃくいも

0.1ppm


その他のいも類

0.1ppm


てんさい

0.1ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

0.05ppm


かぶ類の根

0.1ppm


かぶ類の葉

0.05ppm


西洋わさび

0.1ppm


クレソン

0.05ppm


はくさい

0.05ppm


ケール

0.05ppm


こまつな

0.05ppm


きょうな

0.05ppm


チンゲンサイ

0.05ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


その他のあぶらな科野菜

0.1ppm


ごぼう

0.1ppm


サルシフィー

0.1ppm


チコリ

0.05ppm


エンダイブ

0.05ppm


しゅんぎく

0.05ppm


レタス

0.05ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.05ppm


にんにく

0.05ppm


にら

0.05ppm


アスパラガス

0.01ppm


わけぎ

0.05ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


にんじん

0.1ppm


パースニップ

0.1ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

0.05ppm


その他のせり科野菜

0.1ppm


その他のなす科野菜

0.05ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.1ppm


しろうり

0.1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.1ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.1ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.1ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


ほうれんそう

0.05ppm


未成熟えんどう

1ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.05ppm


その他の野菜

0.1ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.05ppm


レモン

0.05ppm


オレンジ

0.05ppm


グレープフルーツ

0.05ppm


ライム

0.05ppm


その他のかんきつ類果実

0.05ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


マルメロ

0.05ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.05ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.01ppm


おうとう

0.01ppm


いちご

0.01ppm


ぶどう

0.01ppm


かき

0.01ppm


その他の果実

0.05ppm


その他のオイルシード

0.02ppm


0.01ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

0.1ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


0.006ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.01ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.3ppm


魚介類(くじらに限る。)

0.1ppm


ミネラルウォーター類

0.00003ppm

アルトレノゲスト

豚の筋肉

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.001ppm


豚の脂肪

0.004ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.004ppm


豚の肝臓

0.004ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.004ppm


豚の腎臓

0.004ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.004ppm


豚の食用部分

0.004ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.004ppm

アルベンダゾール

牛の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.8ppm


牛の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.8ppm


牛の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.8ppm


0.02ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.03ppm

アンプロリウム

牛の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

2ppm


牛の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

0.5ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


その他の家きんの筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

0.03ppm


その他の家きんの脂肪

0.5ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

1ppm


鶏の腎臓

0.03ppm


その他の家きんの腎臓

1ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

1ppm


鶏の卵

5ppm


その他の家きんの卵

5ppm

アンピシリン

牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.04ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.04ppm


豚の肝臓

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.04ppm


牛の腎臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.009ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.04ppm


牛の食用部分

0.04ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.01ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.06ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.05ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.05ppm


その他の魚介類

0.05ppm


はちみつ

0.009ppm

イソウロン

さとうきび

0.02ppm

イソオイゲノール

魚介類(さけ目魚類に限る。)

100ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

100ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

100ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

100ppm

イソキサチオン

とうもろこし

0.03ppm


大豆

0.02ppm


小豆類

0.02ppm


えんどう

0.02ppm


そら豆

0.02ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.02ppm


さといも類

0.03ppm


さとうきび

0.03ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

0.1ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

0.05ppm


はくさい

0.03ppm


キャベツ

0.02ppm


ブロッコリー

0.02ppm


その他のあぶらな科野菜

0.1ppm


ごぼう

0.02ppm


エンダイブ

0.02ppm


しゅんぎく

0.05ppm


レタス

0.1ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

0.05ppm


わけぎ

0.05ppm


にんじん

0.05ppm


トマト

0.01ppm


なす

0.02ppm


きゅうり

0.01ppm


かぼちゃ

0.01ppm


すいか

0.01ppm


ほうれんそう

0.05ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.02ppm


えだまめ

0.1ppm


その他の野菜

0.1ppm


みかん

0.02ppm


りんご

0.02ppm


いちご

0.2ppm


その他のオイルシード

0.1ppm


0.5ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

0.05ppm


魚介類

0.2ppm

イソキサフルトール

とうもろこし

0.02ppm


大豆

0.05ppm


その他の豆類

0.03ppm


さとうきび

0.01ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


その他の家きんの腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.2ppm


その他の家きんの食用部分

0.2ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

イソシンコメロン酸二プロピル

牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.004ppm


鶏の筋肉

0.004ppm


その他の家きんの筋肉

0.004ppm


鶏の脂肪

0.004ppm


その他の家きんの脂肪

0.004ppm


鶏の肝臓

0.004ppm


その他の家きんの肝臓

0.004ppm


鶏の腎臓

0.004ppm


その他の家きんの腎臓

0.004ppm


鶏の食用部分

0.004ppm


その他の家きんの食用部分

0.004ppm


鶏の卵

0.004ppm


その他の家きんの卵

0.004ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.004ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.004ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.004ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.004ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.004ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.004ppm


その他の魚介類

0.004ppm


はちみつ

0.004ppm

イソチアニル

0.3ppm

イソピラザム

小麦

0.2ppm


大麦

0.6ppm


ライ麦

0.2ppm


その他の穀類

0.6ppm


らっかせい

0.01ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

3ppm


レタス

40ppm


にんじん

0.2ppm


トマト

3ppm


ピーマン

0.09ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

0.05ppm


しろうり

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


りんご

5ppm


日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


マルメロ

0.4ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.4ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

6ppm


ネクタリン

6ppm


あんず

5ppm


すもも

2ppm


うめ

5ppm


おうとう

5ppm


いちご

5ppm


ぶどう

8ppm


かき

2ppm


バナナ

0.06ppm


その他の果実

0.4ppm


なたね

0.2ppm


牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

イソフェタミド

大豆

0.05ppm


小豆類

0.09ppm


えんどう

0.09ppm


そら豆

0.09ppm


その他の豆類

0.09ppm


はくさい

7ppm


キャベツ

9ppm


カリフラワー

15ppm


ブロッコリー

15ppm


その他のあぶらな科野菜

15ppm


レタス

90ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.6ppm


トマト

6ppm


なす

2ppm


きゅうり

1ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


未成熟えんどう

20ppm


未成熟いんげん

0.6ppm


えだまめ

0.6ppm


その他の野菜

0.6ppm


みかん(外果皮を含む。)

7ppm


なつみかんの果実全体

4ppm


レモン

3ppm


オレンジ

7ppm


グレープフルーツ

4ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

7ppm


りんご

0.6ppm


日本なし

0.6ppm


西洋なし

0.6ppm


マルメロ

0.6ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.6ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

3ppm


すもも

0.8ppm


うめ

8ppm


おうとう

10ppm


いちご

7ppm


ラズベリー

4ppm


ブラックベリー

4ppm


ブルーベリー

5ppm


クランベリー

5ppm


ハックルベリー

5ppm


その他のベリー類果実

10ppm


ぶどう

10ppm


かき

1ppm


キウィー(果皮を含む。)

10ppm


パッションフルーツ

10ppm


その他の果実

10ppm


ごまの種子

0.02ppm


なたね

0.02ppm


その他のオイルシード

0.02ppm


アーモンド

0.01ppm


その他のスパイス

40ppm


その他のハーブ

0.02ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.07ppm


豚の肝臓

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.07ppm


牛の腎臓

0.07ppm


豚の腎臓

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.07ppm


牛の食用部分

0.07ppm


豚の食用部分

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.07ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

イソフェンホス

とうもろこし

0.02ppm

 

らつかせい

0.10ppm

 

ばれいしよ

0.10ppm

 

さとうきび

0.20ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

キャベツ

0.10ppm

 

芽キャベツ

0.10ppm

 

チンゲンサイ

0.10ppm

 

カリフラワー

0.10ppm

 

ブロッコリー

0.10ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.10ppm

 

たまねぎ

0.10ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

2.0ppm

 

レモン

2.0ppm

 

オレンジ

2.0ppm

 

グレープフルーツ

2.0ppm

 

ライム

2.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

2.0ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

イソプロカルブ

0.5ppm

イソプロチオラン

7ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.02ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.02ppm


うめ

0.03ppm


おうとう

0.05ppm


ぶどう

0.02ppm


バナナ

0.9ppm


その他のスパイス

7ppm


牛の筋肉

0.04ppm


豚の筋肉

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.04ppm


牛の脂肪

0.06ppm


豚の脂肪

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.06ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

0.9ppm


豚の腎臓

0.9ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.9ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.07ppm


その他の家きんの脂肪

0.07ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm


魚介類

3ppm

イソメタミジウム

牛の筋肉

0.10ppm


牛の脂肪

0.10ppm


牛の肝臓

0.50ppm


牛の腎臓

1.0ppm


牛の食用部分

0.5ppm


0.10ppm

イナベンフィド

0.05ppm

イプフェンカルバゾン

0.05ppm


魚介類

0.04ppm

イプフルフェノキン

0.4ppm


小豆類

0.05ppm


トマト

1ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.3ppm


きゅうり

0.2ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

5ppm


すもも

0.3ppm


うめ

5ppm


おうとう

2ppm


ぶどう

6ppm


かき

0.9ppm


90ppm


その他のスパイス

15ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.03ppm


その他の家きんの脂肪

0.03ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.04ppm

イプロジオン

大麦

2ppm


その他の穀類

10ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.1ppm


そら豆

0.1ppm


らっかせい

0.1ppm


その他の豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.08ppm


てんさい

0.7ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.01ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


西洋わさび

0.1ppm


クレソン

0.01ppm


はくさい

3ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

0.01ppm


ケール

0.01ppm


こまつな

0.01ppm


きょうな

5ppm


チンゲンサイ

0.01ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


ごぼう

0.3ppm


サルシフィー

0.01ppm


アーティチョーク

0.01ppm


チコリ

1ppm


エンダイブ

0.01ppm


しゅんぎく

0.01ppm


レタス

25ppm


その他のきく科野菜

5ppm


たまねぎ

0.3ppm


ねぎ

4ppm


にら

0.01ppm


アスパラガス

3ppm


わけぎ

3ppm


その他のゆり科野菜

5ppm


にんじん

1ppm


パースニップ

0.01ppm


パセリ

0.01ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

5ppm


その他のせり科野菜

3ppm


トマト

6ppm


ピーマン

15ppm


なす

4ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

4ppm


かぼちゃ

4ppm


しろうり

0.01ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

8ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.01ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

0.01ppm


オクラ

2ppm


しょうが

0.1ppm


未成熟えんどう

20ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

6ppm


その他の野菜

10ppm


日本なし

5ppm


西洋なし

5ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

15ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

20ppm


ネクタリン

15ppm


あんず

15ppm


すもも

2ppm


うめ

5ppm


おうとう

20ppm


いちご

10ppm


ラズベリー

30ppm


ブラックベリー

30ppm


その他のベリー類果実

5ppm


ぶどう

30ppm


バナナ

9ppm


キウィー(果皮を含む。)

30ppm


マンゴー

5ppm


その他の果実

5ppm


ひまわりの種子

0.5ppm


ごまの種子

0.05ppm


なたね

0.5ppm


アーモンド

0.2ppm


10ppm


その他のスパイス

0.1ppm


その他のハーブ

15ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

イプロベンホス

0.2ppm

 

魚介類

0.3ppm

イベルメクチン

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

羊の筋肉

0.01ppm

 

馬の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.040ppm

 

豚の脂肪

0.020ppm

 

羊の脂肪

0.020ppm

 

馬の脂肪

0.020ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の脂肪

0.04ppm

 

牛の肝臓

0.10ppm

 

豚の肝臓

0.015ppm

 

羊の肝臓

0.015ppm

 

馬の肝臓

0.015ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

羊の腎臓

0.01ppm

 

馬の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

羊の食用部分

0.015ppm

 

馬の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の食用部分

0.02ppm

 

0.01ppm

イマザピック

小麦

0.05ppm


とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.5ppm


らっかせい

0.1ppm


さとうきび

0.05ppm


なたね

0.05ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

イマザピル

小麦

0.05ppm


大麦

0.7ppm


とうもろこし

0.05ppm


大豆

5ppm


小豆類

0.3ppm


ひまわりの種子

0.08ppm


なたね

0.05ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

イマザモックスアンモニウム塩

とうもろこし

0.05ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

えだまめ

0.1ppm

イマザリル

0.05ppm

 

小麦

0.01ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

ばれいしよ

5.0ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

2.0ppm

 

しろうり

2.0ppm

 

すいか

2.0ppm

 

メロン類果実

2.0ppm

 

まくわうり

2.0ppm

 

その他のうり科野菜

2.0ppm

 

なつみかんの果実全体

5.0ppm

 

レモン

5.0ppm

 

オレンジ

5.0ppm

 

グレープフルーツ

5.0ppm

 

ライム

5.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

5.0ppm

 

りんご

5.0ppm

 

日本なし

5.0ppm

 

西洋なし

5.0ppm

 

マルメロ

5.0ppm

 

びわ

5.0ppm

 

いちご

2.0ppm

 

ラズベリー

2.0ppm

 

かき

2.0ppm

 

バナナ

2.0ppm

 

キウィー

2.0ppm

 

パパイヤ

2.0ppm

 

アボカド

2.0ppm

 

パイナップル

2.0ppm

 

グアバ

2.0ppm

 

マンゴー

2.0ppm

 

パッションフルーツ

2.0ppm

 

なつめやし

2.0ppm

 

綿実

0.05ppm

イマゾスルフロン

0.1ppm

イミシアホス

大豆

0.02ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.05ppm


だいこん類の根

0.03ppm


だいこん類の葉

1ppm


はくさい

0.1ppm


キャベツ

0.02ppm


ごぼう

0.02ppm


レタス

2ppm


にら

0.02ppm


その他のゆり科野菜

0.02ppm


にんじん

0.03ppm


トマト

0.3ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.3ppm


きゅうり

0.5ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

0.5ppm


オクラ

0.03ppm


えだまめ

0.02ppm


その他の野菜

0.2ppm


いちご

0.2ppm

イミダクロプリド

1ppm


小麦

0.2ppm


大麦

0.04ppm


ライ麦

0.04ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.04ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

3ppm


小豆類

3ppm


えんどう

3ppm


そら豆

3ppm


らっかせい

0.7ppm


その他の豆類

3ppm


ばれいしょ

0.4ppm


さといも類

0.4ppm


かんしょ

0.4ppm


やまいも

0.4ppm


こんにゃくいも

0.4ppm


その他のいも類

0.4ppm


てんさい

0.4ppm


さとうきび

0.04ppm


だいこん類の根

0.4ppm


だいこん類の葉

4ppm


かぶ類の根

0.4ppm


かぶ類の葉

3ppm


西洋わさび

0.4ppm


クレソン

3ppm


はくさい

0.5ppm


キャベツ

0.5ppm


芽キャベツ

0.5ppm


ケール

5ppm


こまつな

5ppm


きょうな

5ppm


チンゲンサイ

5ppm


カリフラワー

0.4ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


ごぼう

0.4ppm


サルシフィー

0.4ppm


アーティチョーク

2ppm


チコリ

3ppm


エンダイブ

5ppm


しゅんぎく

3ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

5ppm


たまねぎ

0.07ppm


ねぎ

0.7ppm


にら

0.7ppm


アスパラガス

0.7ppm


わけぎ

2ppm


その他のゆり科野菜

0.2ppm


にんじん

0.4ppm


パースニップ

0.4ppm


パセリ

3ppm


セロリ

4ppm


みつば

5ppm


その他のせり科野菜

4ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

1ppm


しろうり

1ppm


すいか

0.5ppm


メロン類果実

0.2ppm


まくわうり

0.1ppm


その他のうり科野菜

1ppm


ほうれんそう

15ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.3ppm


未成熟えんどう

4ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

3ppm


その他の野菜

5ppm


みかん

0.3ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


マルメロ

0.4ppm


びわ

0.5ppm


もも

0.5ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

0.3ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.4ppm


ラズベリー

4ppm


ブラックベリー

4ppm


ブルーベリー

4ppm


クランベリー

0.04ppm


ハックルベリー

4ppm


その他のベリー類果実

4ppm


ぶどう

3ppm


かき

1ppm


バナナ

0.04ppm


キウィー

0.2ppm


パパイヤ

0.7ppm


アボカド

0.7ppm


グアバ

0.7ppm


マンゴー

1ppm


パッションフルーツ

0.7ppm


その他の果実

4ppm


ひまわりの種子

0.04ppm


ごまの種子

0.05ppm


べにばなの種子

0.04ppm


綿実

4ppm


なたね

0.04ppm


その他のオイルシード

0.04ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.04ppm


アーモンド

0.04ppm


くるみ

0.04ppm


その他のナッツ類

0.04ppm


10ppm


コーヒー豆

0.7ppm


カカオ豆(外皮を含まない。)

0.05ppm


ホップ

7ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

15ppm


牛の筋肉

0.3ppm


豚の筋肉

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.3ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.3ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

イミドカルブ

牛の筋肉

0.3ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

1.5ppm

 

牛の腎臓

2ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

0.05ppm

イミノクタジン

0.03ppm


小麦

0.09ppm


大麦

1ppm


ライ麦

1ppm


その他の穀類

1ppm


大豆

0.03ppm


小豆類

0.02ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


てんさい

0.2ppm


キャベツ

0.3ppm


レタス

0.5ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.04ppm


にんにく

0.1ppm


アスパラガス

0.5ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


にんじん

0.05ppm


トマト

0.3ppm


なす

0.3ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


その他の野菜

0.1ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.9ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


マルメロ

0.1ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

0.4ppm


あんず

0.6ppm


すもも

0.6ppm


うめ

0.6ppm


おうとう

4ppm


いちご

0.5ppm


ぶどう

0.9ppm


かき

0.3ppm


キウィー(果皮を含む。)

5ppm


マンゴー

1ppm


その他の果実

0.3ppm


くり

0.1ppm


10ppm


その他のスパイス

10ppm

イミベンコナゾール

大豆

0.3ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

すいか

0.3ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかんの果実全体

1ppm

 

レモン

1ppm

 

オレンジ

1ppm

 

グレープフルーツ

1ppm

 

ライム

1ppm

 

その他のかんきつ類果実

1ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

0.3ppm

 

西洋なし

0.3ppm

 

もも

0.5ppm

 

あんず

2ppm

 

うめ

2ppm

 

ぶどう

5ppm

 

15ppm

 

その他のスパイス

3ppm

インダノファン

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

魚介類

0.04ppm

インドキサカルブ

とうもろこし

0.02ppm

 

大豆

5ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

5ppm

 

クレソン

14ppm

 

はくさい

1ppm

 

キャベツ

1ppm

 

芽キャベツ

12ppm

 

ケール

12ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

12ppm

 

チコリ

14ppm

 

エンダイブ

14ppm

 

レタス

14ppm

 

その他のきく科野菜

14ppm

 

ねぎ

2ppm

 

パセリ

14ppm

 

セロリ

14ppm

 

その他のせり科野菜

14ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.3ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

0.6ppm

 

しろうり

0.6ppm

 

すいか

0.6ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.6ppm

 

しようが

0.05ppm

 

えだまめ

1ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

2ppm

 

びわ

2ppm

 

ネクタリン

0.9ppm

 

あんず

0.9ppm

 

すもも

0.9ppm

 

おうとう

0.9ppm

 

いちご

1ppm

 

クランベリー

0.9ppm

 

ぶどう

2ppm

 

綿実

1ppm

 

その他のハーブ

12ppm

 

牛の筋肉

1ppm

 

豚の筋肉

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

豚の脂肪

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

0.5ppm

 

豚の肝臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm

 

牛の腎臓

0.5ppm

 

豚の腎臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm

 

牛の食用部分

0.5ppm

 

豚の食用部分

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

 

干しぶどう

5ppm

インピルフルキサム

0.01ppm


小麦

0.6ppm


大麦

3ppm


ライ麦

3ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.05ppm


てんさい

0.07ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

1ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

1ppm


チコリ

30ppm


エンダイブ

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

0.09ppm


ねぎ

2ppm


にんじん

0.2ppm


トマト

1ppm


きゅうり

0.4ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

4ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

4ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

4ppm


すもも

0.3ppm


うめ

4ppm


おうとう

3ppm


いちご

3ppm


ぶどう

4ppm


かき

0.9ppm


その他のスパイス

15ppm


魚介類

0.02ppm

ウニコナゾールP

0.02ppm


てんさい

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


レタス

0.05ppm


たまねぎ

0.05ppm


トマト

0.05ppm


いちご

0.05ppm


アボカド

0.5ppm

エスプロカルブ

0.02ppm


小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


魚介類

0.2ppm

エタボキサム

ばれいしょ

0.05ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

4ppm


ブロッコリー

9ppm


レタス

25ppm


トマト

1ppm


きゅうり

0.5ppm


ぶどう

8ppm

エタルフルラリン

大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


なたね

0.05ppm


その他のスパイス

0.05ppm

エチクロゼート

メロン類果実

5ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

5ppm

 

オレンジ

5ppm

 

グレープフルーツ

5ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

かき

5ppm


その他のスパイス

15ppm

エチプロール

0.2ppm


大豆

0.2ppm


えだまめ

0.5ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

1ppm


かき

0.2ppm


マンゴー

0.5ppm


10ppm


その他のスパイス

3ppm


魚介類

0.09ppm

エディフェンホス

0.2ppm

エトキサゾール

小豆類

0.3ppm


かんしょ

0.05ppm


その他のきく科野菜

50ppm


にら

2ppm


みつば

15ppm


なす

0.5ppm


きゅうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

20ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

1ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.7ppm


ネクタリン

0.5ppm


あんず

0.1ppm


すもも

0.5ppm


うめ

0.1ppm


おうとう

1ppm


いちご

0.5ppm


ぶどう

0.5ppm


マンゴー

0.3ppm


その他の果実

0.5ppm


綿実

0.2ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm


15ppm


ホップ

15ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.04ppm


その他の家きんの肝臓

0.04ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.04ppm


その他の家きんの食用部分

0.04ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm


はちみつ

0.05ppm

エトキシキン

日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

5ppm


豚の脂肪

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

5ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

7ppm


その他の家きんの脂肪

7ppm


鶏の肝臓

4ppm


その他の家きんの肝臓

4ppm


鶏の腎臓

7ppm


その他の家きんの腎臓

7ppm


鶏の食用部分

7ppm


その他の家きんの食用部分

7ppm


鶏の卵

1ppm


その他の家きんの卵

1ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

1ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

1ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

1ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

1ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.2ppm

エトキシスルフロン

0.02ppm


さとうきび

0.01ppm

エトパベート

鶏の筋肉

0.04ppm


その他の家きんの筋肉

5ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


その他の家きんの脂肪

5ppm


鶏の肝臓

0.04ppm


その他の家きんの肝臓

20ppm


鶏の腎臓

0.04ppm


その他の家きんの腎臓

20ppm


鶏の食用部分

0.04ppm


その他の家きんの食用部分

20ppm

エトフェンプロックス

0.3ppm


小麦

0.3ppm


大麦

3ppm


ライ麦

3ppm


とうもろこし

0.3ppm


その他の穀類

5ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.02ppm


てんさい

0.3ppm


さとうきび

0.03ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

20ppm


はくさい

7ppm


キャベツ

0.9ppm


ブロッコリー

10ppm


その他のあぶらな科野菜

1ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

10ppm


ねぎ

2ppm


みつば

6ppm


その他のせり科野菜

2ppm


トマト

2ppm


ピーマン

7ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

1ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

1ppm


オクラ

3ppm


しょうが

4ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

4ppm


えだまめ

3ppm


その他の野菜

15ppm


みかん(外果皮を含む。)

10ppm


なつみかんの果実全体

10ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

5ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

0.6ppm


ぶどう

4ppm


かき

2ppm


マンゴー

5ppm


なたね

0.01ppm


くり

0.05ppm


10ppm


その他のスパイス

40ppm


その他のハーブ

0.7ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

6ppm


豚の脂肪

6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

6ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.4ppm


豚の腎臓

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm


牛の食用部分

0.4ppm


豚の食用部分

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm


0.4ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

1ppm


その他の家きんの脂肪

1ppm


鶏の肝臓

0.07ppm


その他の家きんの肝臓

0.07ppm


鶏の腎臓

0.07ppm


その他の家きんの腎臓

0.07ppm


鶏の食用部分

0.07ppm


その他の家きんの食用部分

0.07ppm


鶏の卵

0.4ppm


その他の家きんの卵

0.4ppm


魚介類

0.8ppm

エトフメセート

てんさい

0.3ppm


たまねぎ

0.3ppm


にんにく

0.3ppm


その他の野菜

5ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

3ppm


豚の腎臓

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

3ppm


牛の食用部分

3ppm


豚の食用部分

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm


0.2ppm

エトプロホス

ばれいしよ

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

トマト

0.01ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

きゆうり

0.01ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

エトベンザニド

0.1ppm


魚介類

0.02ppm

エプリノメクチン

牛の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.25ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm

 

0.02ppm

エフロトマイシン

豚の筋肉

0.03ppm

 

豚の脂肪

0.03ppm

 

豚の肝臓

0.03ppm

 

豚の腎臓

0.03ppm

 

豚の食用部分

0.03ppm

エポキシコナゾール

小麦

0.2ppm


大麦

1ppm


ライ麦

0.2ppm


その他の穀類

1ppm


大豆

0.05ppm


らっかせい

0.05ppm


さとうきび

0.03ppm


バナナ

0.5ppm


コーヒー豆

0.05ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.002ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

エマメクチン安息香酸塩

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

0.5ppm

エリスロマイシン

牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.04ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.06ppm

塩化ジデシルジメチルアンモニウム

牛の筋肉

0.05ppm

豚の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm

塩酸ホルメタネート

レモン

0.6ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

0.03ppm


その他のかんきつ類果実

0.03ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


ネクタリン

0.4ppm

エンドリン

不検出

 

小麦

不検出

 

とうもろこし

不検出

 

そば

不検出

 

えんどう

不検出

 

そら豆

不検出

 

ばれいしよ

不検出

 

だいこん類の根

不検出

 

だいこん類の葉

不検出

 

はくさい

不検出

 

キャベツ

不検出

 

芽キャベツ

不検出

 

こまつな

不検出

 

きような

不検出

 

カリフラワー

不検出

 

ブロッコリー

不検出

 

レタス

不検出

 

アスパラガス

不検出

 

セロリ

不検出

 

みつば

不検出

 

トマト

不検出

 

ピーマン

不検出

 

なす

不検出

 

きゆうり

不検出

 

すいか

不検出

 

ほうれんそう

不検出

 

未成熟えんどう

不検出

 

未成熟いんげん

不検出

 

みかん

不検出

 

なつみかん

不検出

 

なつみかんの外果皮

不検出

 

りんご

不検出

 

日本なし

不検出

 

西洋なし

不検出

 

びわ

不検出

 

もも

不検出

 

おうとう

不検出

 

いちご

不検出

 

ぶどう

不検出

 

かき

不検出

 

茶(不発酵茶に限る。)

不検出

エンラマイシン

豚の筋肉

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


豚の肝臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.03ppm


豚の食用部分

0.03ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.03ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.03ppm

エンロフロキサシン

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

オイゲノール

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.05ppm

オキサジアゾン

0.02ppm

 

魚介類

0.6ppm

オキサジアルギル

0.05ppm

 

魚介類

0.02ppm

オキサジクロメホン

0.05ppm

 

魚介類

0.03ppm

オキサゾスルフィル

0.01ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.06ppm


豚の肝臓

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.06ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.06ppm


豚の食用部分

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.06ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.05ppm

オキサチアピプロリン

とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.01ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.04ppm


かんしょ

0.04ppm


やまいも

0.04ppm


こんにゃくいも

0.04ppm


その他のいも類

0.04ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の葉

10ppm


クレソン

10ppm


はくさい

10ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


エンダイブ

15ppm


しゅんぎく

15ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

15ppm


たまねぎ

0.04ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.04ppm


にら

2ppm


アスパラガス

2ppm


わけぎ

0.04ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


パセリ

15ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

0.5ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

15ppm


オクラ

0.5ppm


未成熟えんどう

1ppm


その他の野菜

15ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.06ppm


なつみかんの果実全体

0.06ppm


レモン

0.06ppm


オレンジ

0.06ppm


グレープフルーツ

0.06ppm


ライム

0.06ppm


その他のかんきつ類果実

0.06ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.07ppm


いちご

0.4ppm


ラズベリー

0.5ppm


ブラックベリー

0.5ppm


ブルーベリー

0.5ppm


ハックルベリー

0.5ppm


その他のベリー類果実

0.5ppm


ぶどう

0.9ppm


バナナ

0.1ppm


アボカド

0.1ppm


マンゴー

0.1ppm


その他の果実

0.5ppm


ひまわりの種子

0.01ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm


ホップ

5ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

15ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

オキサミル

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.10ppm

 

小豆類

0.20ppm

 

らつかせい

0.10ppm

 

その他の豆類

0.20ppm

 

ばれいしよ

0.10ppm

 

さといも類

0.10ppm

 

かんしよ

0.10ppm

 

やまいも

0.10ppm

 

こんにやくいも

0.10ppm

 

その他のいも類

0.10ppm

 

てんさい

0.10ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.50ppm

 

だいこん類の葉

1.0ppm

 

かぶ類の根

0.10ppm

 

かぶ類の葉

1.0ppm

 

西洋わさび

0.10ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ごぼう

0.10ppm

 

サルシフィー

0.10ppm

 

アーティチョーク

0.10ppm

 

チコリ

0.10ppm

 

エンダイブ

0.50ppm

 

レタス

0.50ppm

 

その他のきく科野菜

1.0ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.10ppm

 

にんじん

0.20ppm

 

パースニップ

0.10ppm

 

パセリ

0.10ppm

 

セロリ

5.0ppm

 

その他のせり科野菜

0.10ppm

 

トマト

2.0ppm

 

ピーマン

2.0ppm

 

なす

2.0ppm

 

きゆうり

2.0ppm

 

かぼちや

2.0ppm

 

すいか

2.0ppm

 

メロン類果実

2.0ppm

 

その他のうり科野菜

1.0ppm

 

しようが

0.10ppm

 

未成熟いんげん

0.20ppm

 

みかん

3.0ppm

 

なつみかんの果実全体

5.0ppm

 

レモン

5.0ppm

 

オレンジ

5.0ppm

 

グレープフルーツ

5.0ppm

 

ライム

5.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

5.0ppm

 

りんご

2.0ppm

 

日本なし

2.0ppm

 

西洋なし

2.0ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.10ppm

 

バナナ

0.20ppm

 

パイナップル

1.0ppm

 

綿実

0.20ppm

 

コーヒー豆

0.10ppm

オキシクロザニド

牛の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.3ppm

オキシテトラサイクリン

ばれいしょ

0.2ppm


こんにゃくいも

0.2ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

0.2ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.2ppm


ブロッコリー

0.2ppm


レタス

0.2ppm


たまねぎ

0.2ppm


にんにく

0.2ppm


トマト

0.3ppm


きゅうり

0.2ppm


みかん

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

0.2ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.2ppm


うめ

0.2ppm


おうとう

0.2ppm


キウィー

0.2ppm


その他のスパイス

0.1ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.2ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.2ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.2ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.2ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.2ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.2ppm


その他の魚介類

0.2ppm


はちみつ

0.3ppm

オキシテトラサイクリン,クロルテトラサイクリン及びテトラサイクリン(総和をいう。)

牛の筋肉

0.2ppm

豚の筋肉

0.2ppm

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.6ppm


豚の肝臓

0.6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.6ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


その他の家きんの筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.6ppm


その他の家きんの肝臓

0.6ppm


鶏の腎臓

1ppm


その他の家きんの腎臓

1ppm


鶏の食用部分

1ppm


その他の家きんの食用部分

1ppm


鶏の卵

0.4ppm


その他の家きんの卵

0.4ppm

オキシフルオルフェン

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.05ppm


西洋わさび

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.05ppm


アーティチョーク

0.05ppm


たまねぎ

0.05ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.05ppm


おうとう

0.05ppm


ぶどう

0.05ppm


バナナ

0.05ppm


パパイヤ

0.05ppm


アボカド

0.05ppm


グアバ

0.05ppm


マンゴー

0.05ppm


なつめやし

0.05ppm


綿実

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


コーヒー豆

0.05ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm

オキシン銅

小麦

0.1ppm


大麦

0.1ppm


ライ麦

0.1ppm


その他の穀類

0.1ppm


ばれいしょ

0.1ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.1ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

5ppm


はくさい

0.7ppm


キャベツ

0.7ppm


ブロッコリー

1ppm


レタス

1ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

1ppm


にんにく

0.1ppm


アスパラガス

1ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


にんじん

0.3ppm


パセリ

0.3ppm


トマト

3ppm


きゅうり

3ppm


かぼちゃ

3ppm


すいか

0.5ppm


メロン類果実

0.1ppm


しょうが

0.05ppm


みかん

1ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

2ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

0.2ppm


うめ

0.05ppm


おうとう

0.2ppm


いちご

0.1ppm


ラズベリー

1ppm


ブラックベリー

1ppm


ブルーベリー

1ppm


クランベリー

1ppm


ハックルベリー

1ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

1ppm


かき

2ppm


マンゴー

0.5ppm


その他の果実

2ppm


ホップ

10ppm


その他のスパイス

60ppm


その他のハーブ

0.3ppm

オキスポコナゾールフマル酸塩

みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

1ppm


すもも

0.7ppm


うめ

1ppm


おうとう

2ppm


ぶどう

5ppm


その他のスパイス

10ppm

オキソリニック酸

0.3ppm


とうもろこし

0.01ppm


ばれいしょ

0.3ppm


こんにゃくいも

0.5ppm


だいこん類の根

0.06ppm


だいこん類の葉

15ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

2ppm


チンゲンサイ

2ppm


カリフラワー

0.3ppm


ブロッコリー

0.2ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


エンダイブ

1ppm


レタス

6ppm


その他のきく科野菜

0.2ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

4ppm


にんにく

0.05ppm


アスパラガス

0.7ppm


その他のゆり科野菜

0.3ppm


にんじん

0.2ppm


パセリ

3ppm


セロリ

1ppm


ピーマン

3ppm


かぼちゃ

2ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

30ppm


すもも

0.7ppm


うめ

30ppm


20ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.02ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.04ppm


鶏の腎臓

0.04ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.1ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.06ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.03ppm

オクスフェンダゾール、フェバンテル及びフェンベンダゾール

牛の筋肉

0.1ppm

豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


その他の家きんの筋肉

2ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

2ppm


その他の家きんの肝臓

6ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.01ppm


魚介類(ふぐ目魚類に限る。)

0.05ppm

オフロキサシン

鶏の筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

オリサストロビン

0.2ppm

 

魚介類

0.2ppm

オルトジクロロベンゼン

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

オルビフロキサシン

牛の筋肉

0.09ppm


豚の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.6ppm


豚の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.4ppm


豚の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.4ppm


豚の食用部分

0.02ppm


0.2ppm

オルメトプリム

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.05ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.1ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.1ppm

カスガマイシン

0.2ppm


大豆

0.04ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.04ppm


そら豆

0.04ppm


その他の豆類

0.04ppm


ばれいしょ

0.2ppm


てんさい

0.2ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

0.2ppm


はくさい

0.2ppm


キャベツ

0.2ppm


芽キャベツ

0.2ppm


ブロッコリー

0.6ppm


その他のあぶらな科野菜

0.2ppm


ごぼう

0.2ppm


レタス

2ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

0.2ppm


にんにく

0.2ppm


にんじん

0.2ppm


セロリ

3ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

0.2ppm


なす

0.1ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.4ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


オクラ

0.2ppm


未成熟えんどう

0.04ppm


未成熟いんげん

0.04ppm


えだまめ

0.04ppm


その他の野菜

0.04ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.2ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.2ppm


うめ

0.3ppm


おうとう

0.6ppm


ラズベリー

3ppm


ブラックベリー

3ppm


その他のベリー類果実

3ppm


キウィー

0.2ppm


その他の果実

0.2ppm


くるみ

0.04ppm


3ppm


その他のスパイス

0.2ppm


はちみつ

0.05ppm

カズサホス

大豆

0.01ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.03ppm


かんしょ

0.02ppm


さとうきび

0.01ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

0.05ppm


キャベツ

0.01ppm


きょうな

0.05ppm


ごぼう

0.3ppm


その他のきく科野菜

5ppm


ねぎ

0.01ppm


にんにく

0.02ppm


トマト

0.01ppm


ピーマン

0.01ppm


なす

0.02ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


きゅうり

0.05ppm


すいか

0.01ppm


メロン類果実

0.02ppm


ほうれんそう

0.05ppm


しょうが

0.1ppm


えだまめ

0.01ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.01ppm


なつみかんの果実全体

0.01ppm


レモン

0.01ppm


オレンジ

0.01ppm


グレープフルーツ

0.01ppm


ライム

0.01ppm


その他のかんきつ類果実

0.01ppm


いちご

0.03ppm


バナナ

0.01ppm


その他のハーブ

0.5ppm

カナマイシン

牛の筋肉

0.04ppm


豚の筋肉

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.04ppm


豚の脂肪

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

0.9ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.6ppm


牛の腎臓

13ppm


豚の腎臓

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

3ppm


牛の食用部分

13ppm


豚の食用部分

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm


0.7ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.3ppm


鶏の肝臓

13ppm


鶏の腎臓

25ppm


鶏の食用部分

25ppm


鶏の卵

0.2ppm

カフェンストロール

0.02ppm

 

魚介類

0.2ppm

カプタホール

不検出

 

小麦

不検出

 

大麦

不検出

 

ライ麦

不検出

 

とうもろこし

不検出

 

そば

不検出

 

その他の穀類

不検出

 

大豆

不検出

 

小豆類

不検出

 

えんどう

不検出

 

そら豆

不検出

 

らつかせい

不検出

 

その他の豆類

不検出

 

ばれいしよ

不検出

 

さといも類

不検出

 

かんしよ

不検出

 

やまいも

不検出

 

こんにやくいも

不検出

 

その他のいも類

不検出

 

てんさい

不検出

 

さとうきび

不検出

 

だいこん類の根

不検出

 

だいこん類の葉

不検出

 

かぶ類の根

不検出

 

かぶ類の葉

不検出

 

西洋わさび

不検出

 

クレソン

不検出

 

はくさい

不検出

 

キャベツ

不検出

 

芽キャベツ

不検出

 

ケール

不検出

 

こまつな

不検出

 

きような

不検出

 

チンゲンサイ

不検出

 

カリフラワー

不検出

 

ブロッコリー

不検出

 

その他のあぶらな科野菜

不検出

 

ごぼう

不検出

 

サルシフィー

不検出

 

アーティチョーク

不検出

 

チコリ

不検出

 

エンダイブ

不検出

 

しゆんぎく

不検出

 

レタス

不検出

 

その他のきく科野菜

不検出

 

たまねぎ

不検出

 

ねぎ

不検出

 

にんにく

不検出

 

にら

不検出

 

アスパラガス

不検出

 

わけぎ

不検出

 

その他のゆり科野菜

不検出

 

にんじん

不検出

 

パースニップ

不検出

 

パセリ

不検出

 

セロリ

不検出

 

みつば

不検出

 

その他のせり科野菜

不検出

 

トマト

不検出

 

ピーマン

不検出

 

なす

不検出

 

その他のなす科野菜

不検出

 

きゆうり

不検出

 

かぼちや

不検出

 

しろうり

不検出

 

すいか

不検出

 

メロン類果実

不検出

 

まくわうり

不検出

 

その他のうり科野菜

不検出

 

ほうれんそう

不検出

 

たけのこ

不検出

 

オクラ

不検出

 

しようが

不検出

 

未成熟えんどう

不検出

 

未成熟いんげん

不検出

 

えだまめ

不検出

 

マッシュルーム

不検出

 

しいたけ

不検出

 

その他のきのこ類

不検出

 

その他の野菜

不検出

 

みかん

不検出

 

なつみかんの果実全体

不検出

 

レモン

不検出

 

オレンジ

不検出

 

グレープフルーツ

不検出

 

ライム

不検出

 

その他のかんきつ類果実

不検出

 

りんご

不検出

 

日本なし

不検出

 

西洋なし

不検出

 

マルメロ

不検出

 

びわ

不検出

 

もも

不検出

 

ネクタリン

不検出

 

あんず

不検出

 

すもも

不検出

 

うめ

不検出

 

おうとう

不検出

 

いちご

不検出

 

ラズベリー

不検出

 

ブラックベリー

不検出

 

ブルーベリー

不検出

 

クランベリー

不検出

 

ハックルベリー

不検出

 

その他のベリー類果実

不検出

 

ぶどう

不検出

 

かき

不検出

 

バナナ

不検出

 

キウィー

不検出

 

パパイヤ

不検出

 

アボカド

不検出

 

パイナップル

不検出

 

グアバ

不検出

 

マンゴー

不検出

 

パッションフルーツ

不検出

 

なつめやし

不検出

 

その他の果実

不検出

 

ひまわりの種子

不検出

 

ごまの種子

不検出

 

べにばなの種子

不検出

 

綿実

不検出

 

なたね

不検出

 

その他のオイルシード

不検出

 

ぎんなん

不検出

 

くり

不検出

 

ペカン

不検出

 

アーモンド

不検出

 

くるみ

不検出

 

その他のナッツ類

不検出

 

不検出

 

コーヒー豆

不検出

 

カカオ豆

不検出

 

ホップ

不検出

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

不検出

ガミスロマイシン

牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.4ppm


豚の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.4ppm


豚の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.06ppm


豚の食用部分

0.05ppm

カラゾロール

牛の筋肉

0.005ppm

 

豚の筋肉

0.005ppm

 

牛の脂肪

0.005ppm

 

豚の脂肪

0.005ppm

 

豚の肝臓

0.025ppm

 

豚の腎臓

0.025ppm

 

豚の食用部分

0.025ppm

 

0.001ppm

カルタップ、チオシクラム及びベンスルタップ

0.3ppm

とうもろこし

0.1ppm


その他の穀類

0.2ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.1ppm


かんしょ

0.05ppm


てんさい

0.2ppm


だいこん類の根

0.5ppm


だいこん類の葉

3ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

0.7ppm


チンゲンサイ

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

1ppm


しゅんぎく

0.8ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

0.5ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

5ppm


にら

1ppm


アスパラガス

0.7ppm


わけぎ

0.7ppm


セロリ

15ppm


ほうれんそう

3ppm


しょうが

0.2ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

2ppm


その他の野菜

1ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.4ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.4ppm


キウィー(果皮を含む。)

6ppm


くり

0.03ppm


30ppm


ホップ

10ppm


その他のハーブ

1ppm

カルバリル

1ppm


小麦

2ppm


とうもろこし

0.1ppm


大豆

0.2ppm


らっかせい

0.05ppm


ばれいしょ

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


だいこん類の根

0.5ppm


だいこん類の葉

0.8ppm


かぶ類の根

1ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.3ppm


にんじん

0.5ppm


パセリ

22ppm


その他のせり科野菜

0.1ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


しろうり

3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

3ppm


その他のうり科野菜(とうがんを除く。)

3ppm


しょうが

0.1ppm


その他の野菜

0.1ppm


みかん(外果皮を含む。)

15ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

15ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

15ppm


その他のかんきつ類果実(ぽんかんを除く。)

15ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.4ppm


西洋なし

0.4ppm


ネクタリン

10ppm


おうとう

7ppm


ラズベリー

12ppm


ブラックベリー

12ppm


ブルーベリー

3ppm


クランベリー

5ppm


ハックルベリー

3ppm


その他のベリー類果実

12ppm


その他の果実(いちじくを除く。)

30ppm


ひまわりの種子

0.2ppm


ぎんなん

1ppm


くり

1ppm


ペカン

1ppm


アーモンド

1ppm


くるみ

1ppm


その他のナッツ類

1ppm


その他のスパイス

80ppm


その他のハーブ

75ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

3ppm


豚の腎臓

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

3ppm


牛の食用部分

3ppm


豚の食用部分

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

3ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

1ppm


鶏の卵

0.05ppm


米ぬか

50ppm


精米

1ppm


ひまわり油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用ひまわり油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.05ppm

カルプロパミド

1ppm

 

魚介類

0.6ppm

カルプロフェン

牛の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

1ppm


牛の肝臓

1ppm


牛の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm

カルボキシン

小麦

0.2ppm


大麦

0.2ppm


とうもろこし

0.2ppm


その他の穀類

0.2ppm


小豆類

0.2ppm


らっかせい

0.2ppm


たまねぎ

0.2ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.2ppm


その他の野菜

0.2ppm


べにばなの種子

0.2ppm


綿実

0.2ppm


なたね

0.03ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.05ppm

カルボスルファン

0.01ppm


とうもろこし

0.05ppm


さとうきび

0.01ppm


西洋わさび

0.1ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


ピーマン

0.01ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


しょうが

0.1ppm


その他のかんきつ類果実

0.1ppm


その他のベリー類果実

0.07ppm


その他の果実

0.07ppm


綿実

0.05ppm


その他のスパイス(果実、根又は根茎に限る。)

0.1ppm


その他のハーブ

0.1ppm


魚介類

0.04ppm

カルボフラン

0.01ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.1ppm


らっかせい

0.1ppm


さといも類

0.01ppm


さとうきび

0.01ppm


西洋わさび

0.1ppm


芽キャベツ

0.2ppm


その他のあぶらな科野菜(たかな及び菜花を除く。)

0.2ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


ピーマン

0.01ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


しょうが

0.1ppm


その他の野菜(ずいき、もやし及びそら豆(生)を除く。)

0.01ppm


その他のかんきつ類果実

0.5ppm


ひまわりの種子

0.1ppm


綿実

0.1ppm


なたね

0.05ppm


コーヒー豆

1ppm


その他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.1ppm


その他のハーブ

0.3ppm


魚介類

0.05ppm

カンタキサンチン

牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

10ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

10ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

10ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

10ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

10ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

卵黄中に25ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm


魚介類(さけ科魚類に限る。)

20ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.1ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.1ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.1ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.1ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.1ppm


その他の魚介類

0.1ppm


はちみつ

0.1ppm


いくら

20ppm


すじこ

20ppm

キザロホップエチル及びキザロホップPテフリル

小麦

0.05ppm

大麦

0.05ppm

そば

3ppm


大豆

0.5ppm


小豆類

0.1ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.1ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


てんさい

0.1ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

10ppm


はくさい

0.02ppm


キャベツ

0.3ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.7ppm


ごぼう

0.02ppm


たまねぎ

0.02ppm


アスパラガス

0.02ppm


にんじん

0.05ppm


セロリ

0.1ppm


トマト

0.02ppm


きゅうり

0.02ppm


かぼちゃ

0.02ppm


すいか

0.02ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.02ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.3ppm


その他の野菜

0.02ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.01ppm


なつみかんの果実全体

0.01ppm


レモン

0.01ppm


オレンジ

0.01ppm


グレープフルーツ

0.01ppm


ライム

0.01ppm


その他のかんきつ類果実

0.01ppm


りんご

0.01ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.01ppm


いちご

0.02ppm


ぶどう

0.01ppm


かき

0.01ppm


パイナップル

0.05ppm


ひまわりの種子

3ppm


べにばなの種子

3ppm


綿実

0.05ppm


なたね

1ppm


その他のオイルシード

0.05ppm


その他のスパイス

0.01ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


魚介類

0.1ppm


はちみつ

0.05ppm

キシラジン

牛の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.02ppm

キナルホス

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.8ppm

 

レモン

0.8ppm

 

オレンジ

0.8ppm

 

グレープフルーツ

0.8ppm

 

ライム

0.8ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.8ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

キノキサリン―2―カルボン酸

豚の筋肉

不検出

 

豚の肝臓

不検出

キノキシフェン

小麦

0.01ppm

 

大麦

0.01ppm

 

てんさい

0.03ppm

 

レタス

20ppm

 

ピーマン

1ppm

 

その他のなす科野菜

10ppm

 

すいか

0.08ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

おうとう

0.4ppm

 

いちご

1ppm

 

その他のベリー類果実

1ppm

 

ぶどう

2ppm

 

ホップ

1ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

キノクラミン

0.02ppm


その他のせり科野菜

0.02ppm


その他の野菜

0.02ppm


魚介類

0.02ppm

キノメチオナート

トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

0.6ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.05ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


まくわうり

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


オクラ

0.7ppm


その他の野菜

0.5ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

0.5ppm


いちご

0.5ppm


かき

0.05ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

0.2ppm

キャプタン

小麦

2ppm


とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

1ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.01ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.05ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.01ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


西洋わさび

0.05ppm


クレソン

0.01ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

0.01ppm


芽キャベツ

0.01ppm


ケール

0.01ppm


こまつな

0.01ppm


きょうな

0.01ppm


チンゲンサイ

0.01ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


その他のあぶらな科野菜

0.01ppm


ごぼう

0.02ppm


サルシフィー

0.01ppm


アーティチョーク

0.01ppm


チコリ

0.01ppm


エンダイブ

0.01ppm


しゅんぎく

0.01ppm


レタス

1ppm


その他のきく科野菜

0.05ppm


たまねぎ

0.3ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.01ppm


にら

0.01ppm


アスパラガス

0.01ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

5ppm


にんじん

0.01ppm


パースニップ

0.01ppm


パセリ

15ppm


セロリ

15ppm


みつば

15ppm


その他のせり科野菜

15ppm


トマト

5ppm


ピーマン

0.02ppm


なす

5ppm


その他のなす科野菜

0.05ppm


きゅうり

3ppm


かぼちゃ

5ppm


しろうり

10ppm


すいか(果皮を含む。)

3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

20ppm


まくわうり(果皮を含む。)

10ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


ほうれんそう

15ppm


たけのこ

0.01ppm


オクラ

0.05ppm


しょうが

0.3ppm


未成熟えんどう

0.01ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.01ppm


その他の野菜

0.05ppm


りんご

15ppm


日本なし

15ppm


西洋なし

15ppm


マルメロ

9ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

20ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

5ppm


すもも

10ppm


うめ

5ppm


おうとう

25ppm


いちご

15ppm


ラズベリー

20ppm


ブラックベリー

0.01ppm


ブルーベリー

20ppm


クランベリー

0.01ppm


ハックルベリー

20ppm


その他のベリー類果実

0.01ppm


ぶどう

25ppm


かき

5ppm


パパイヤ

5ppm


パイナップル

0.7ppm


マンゴー

5ppm


その他の果実

10ppm


アーモンド

0.3ppm


くるみ

0.5ppm


その他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.05ppm


その他のハーブ

15ppm


干しぶどう

50ppm

キンクロラック

5ppm


小麦

0.5ppm


大麦

2ppm


その他の穀類

0.8ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ごまの種子

2ppm


なたね

2ppm


その他のオイルシード

2ppm


その他のスパイス

2ppm


その他のハーブ

0.5ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.7ppm


豚の脂肪

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.7ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

2ppm


豚の腎臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm

クミルロン

0.1ppm

 

魚介類

0.4ppm

クラブラン酸

牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.05ppm


0.05ppm

グリカルピラミド

牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.03ppm


豚の肝臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.03ppm


牛の食用部分

0.03ppm


豚の食用部分

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.03ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.03ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.03ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.03ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.03ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.03ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.03ppm


その他の魚介類

0.03ppm


はちみつ

0.03ppm

グリチルリチン酸

牛の筋肉

1ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

3ppm

 

牛の腎臓

4ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

1ppm

グリホサート

0.1ppm


小麦

30ppm


大麦

30ppm


ライ麦

30ppm


とうもろこし

5ppm


そば

30ppm


その他の穀類

30ppm


大豆

20ppm


小豆類

10ppm


えんどう

5ppm


そら豆

2ppm


らっかせい

0.1ppm


その他の豆類

5ppm


ばれいしょ

0.2ppm


さといも類

0.1ppm


かんしょ

0.2ppm


やまいも

0.2ppm


こんにゃくいも

0.1ppm


その他のいも類

0.1ppm


てんさい

15ppm


さとうきび

2ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

0.2ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

0.2ppm


西洋わさび

0.2ppm


クレソン

0.2ppm


はくさい

0.2ppm


キャベツ

0.2ppm


芽キャベツ

0.2ppm


ケール

0.2ppm


こまつな

0.2ppm


きょうな

0.2ppm


チンゲンサイ

0.2ppm


カリフラワー

0.2ppm


ブロッコリー

0.2ppm


その他のあぶらな科野菜

0.2ppm


ごぼう

0.2ppm


サルシフィー

0.2ppm


アーティチョーク

0.2ppm


チコリ

0.2ppm


エンダイブ

0.2ppm


しゅんぎく

0.2ppm


レタス

0.2ppm


その他のきく科野菜

0.2ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

0.2ppm


にんにく

0.2ppm


にら

0.2ppm


アスパラガス

0.5ppm


わけぎ

0.2ppm


その他のゆり科野菜

0.2ppm


にんじん

0.2ppm


パースニップ

0.2ppm


パセリ

0.2ppm


セロリ

0.2ppm


みつば

0.2ppm


その他のせり科野菜

0.2ppm


トマト

0.2ppm


ピーマン

0.1ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

0.1ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.2ppm


すいか

0.5ppm


メロン類果実

0.5ppm


まくわうり

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


ほうれんそう

0.2ppm


たけのこ

0.2ppm


オクラ

0.2ppm


しょうが

0.2ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.2ppm


マッシュルーム

0.2ppm


その他の野菜

0.2ppm


みかん

0.5ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

0.5ppm


グレープフルーツ

0.5ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.5ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ

0.2ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

0.2ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.2ppm


うめ

0.2ppm


おうとう

0.2ppm


いちご

0.2ppm


ラズベリー

0.2ppm


ブラックベリー

0.2ppm


ブルーベリー

0.2ppm


クランベリー

0.2ppm


ハックルベリー

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.2ppm


ぶどう

0.5ppm


かき

0.2ppm


バナナ

0.2ppm


キウィー

0.1ppm


パパイヤ

0.2ppm


アボカド

0.2ppm


パイナップル

0.1ppm


グアバ

0.2ppm


マンゴー

0.2ppm


パッションフルーツ

0.2ppm


なつめやし

0.2ppm


その他の果実

0.2ppm


ひまわりの種子

40ppm


ごまの種子

40ppm


べにばなの種子

40ppm


綿実

40ppm


なたね

30ppm


その他のオイルシード

40ppm


ぎんなん

0.2ppm


くり

1ppm


ペカン

1ppm


アーモンド

1ppm


くるみ

1ppm


その他のナッツ類

1ppm


1ppm


コーヒー豆

1ppm


カカオ豆

0.2ppm


ホップ

0.1ppm


その他のスパイス

0.2ppm


その他のハーブ

0.2ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

5ppm


牛の腎臓

5ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

5ppm


牛の食用部分

5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

5ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


その他の家きんの肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

0.5ppm


その他の家きんの腎臓

0.5ppm


鶏の食用部分

0.5ppm


その他の家きんの食用部分

0.5ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

グルホシネート

0.3ppm


小麦

0.2ppm


大麦

0.5ppm


とうもろこし

0.1ppm


そば

0.3ppm


大豆

2ppm


小豆類

0.3ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


らっかせい

0.1ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.3ppm


かんしょ

0.1ppm


やまいも

0.2ppm


こんにゃくいも

0.2ppm


てんさい

2ppm


さとうきび

0.03ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

0.3ppm


かぶ類の根

0.1ppm


かぶ類の葉

0.1ppm


クレソン

0.3ppm


はくさい

0.1ppm


キャベツ

0.1ppm


ブロッコリー

0.1ppm


その他のあぶらな科野菜

0.2ppm


ごぼう

0.2ppm


レタス

0.4ppm


その他のきく科野菜

0.5ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

0.1ppm


にんにく

0.3ppm


にら

0.1ppm


アスパラガス

0.4ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


にんじん

0.1ppm


パセリ

0.7ppm


セロリ

0.2ppm


みつば

0.2ppm


その他のせり科野菜

0.3ppm


トマト

0.1ppm


ピーマン

0.1ppm


なす

0.1ppm


その他のなす科野菜

0.1ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.3ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.3ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


ほうれんそう

0.1ppm


たけのこ

0.2ppm


オクラ

0.1ppm


しょうが

0.3ppm


未成熟えんどう

0.1ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.2ppm


その他の野菜

0.3ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.2ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.1ppm


日本なし

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


マルメロ

0.1ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.1ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.2ppm


ネクタリン

0.2ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.2ppm


うめ

0.2ppm


おうとう

0.3ppm


いちご

0.3ppm


ラズベリー

0.1ppm


ブラックベリー

0.01ppm


ブルーベリー

0.1ppm


クランベリー

0.01ppm


ハックルベリー

0.1ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

0.2ppm


かき

0.1ppm


バナナ

0.2ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.6ppm


パパイヤ

0.1ppm


アボカド

0.1ppm


パイナップル

0.1ppm


グアバ

0.1ppm


マンゴー

0.1ppm


パッションフルーツ

0.1ppm


なつめやし

0.1ppm


その他の果実

0.2ppm


ごまの種子

0.1ppm


綿実

5ppm


なたね

2ppm


ぎんなん

0.1ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


0.3ppm


コーヒー豆

0.1ppm


ホップ

0.2ppm


その他のスパイス

0.5ppm


その他のハーブ

0.5ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.4ppm


豚の脂肪

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.4ppm


牛の肝臓

6ppm


豚の肝臓

6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

6ppm


牛の腎臓

6ppm


豚の腎臓

6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

6ppm


牛の食用部分

6ppm


豚の食用部分

6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

6ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


その他の家きんの筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.6ppm


その他の家きんの肝臓

0.6ppm


鶏の腎臓

0.6ppm


その他の家きんの腎臓

0.6ppm


鶏の食用部分

0.6ppm


その他の家きんの食用部分

0.6ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm

クレソキシムメチル

小麦

0.1ppm


大麦

5ppm


ライ麦

5ppm


その他の穀類

5ppm


やまいも

0.02ppm


てんさい

0.1ppm


はくさい

2ppm


その他のあぶらな科野菜

25ppm


しゅんぎく

20ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

25ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.1ppm


にら

25ppm


アスパラガス

1ppm


わけぎ

2ppm


その他のゆり科野菜

25ppm


にんじん

0.2ppm


パセリ

25ppm


セロリ

15ppm


ピーマン

2ppm


なす

3ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

2ppm


しろうり

0.3ppm


すいか

1ppm


メロン類果実

1ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


未成熟えんどう

1ppm


その他の野菜

60ppm


みかん

2ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

5ppm


日本なし

5ppm


西洋なし

5ppm


マルメロ

0.2ppm


もも

1ppm


ネクタリン

5ppm


あんず

5ppm


すもも

2ppm


うめ

5ppm


いちご

5ppm


ブルーベリー

5ppm


クランベリー

0.9ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

15ppm


かき

5ppm


バナナ

5ppm


キウィー

1ppm


マンゴー

0.3ppm


その他の果実

1ppm


15ppm


その他のスパイス

25ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


魚介類

0.03ppm

クレトジム

とうもろこし

0.2ppm


大豆

10ppm


小豆類

2ppm


えんどう

2ppm


そら豆

2ppm


らっかせい

5ppm


その他の豆類

2ppm


ばれいしょ

1ppm


かんしょ

1ppm


やまいも

1ppm


てんさい

0.1ppm


だいこん類の根

1ppm


だいこん類の葉

1ppm


キャベツ

0.3ppm


たまねぎ

0.5ppm


ねぎ

0.2ppm


にんにく

0.5ppm


アスパラガス

0.2ppm


にんじん

0.1ppm


トマト

1ppm


ピーマン

1ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

2ppm


未成熟いんげん

0.5ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜

0.5ppm


クランベリー

0.5ppm


ひまわりの種子

0.5ppm


綿実

0.5ppm


なたね

0.5ppm


ホップ

0.5ppm


その他のスパイス

0.1ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


その他の家きんの筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


その他の家きんの腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.2ppm


その他の家きんの食用部分

0.2ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


綿実油

0.5ppm


なたね油

0.5ppm

クレンブテロール

牛の筋肉

0.0002ppm


豚の筋肉

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.0002ppm


牛の脂肪

0.0002ppm


豚の脂肪

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.0002ppm


牛の肝臓

0.0006ppm


豚の肝臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.0006ppm


牛の腎臓

0.0006ppm


豚の腎臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.0006ppm


牛の食用部分

0.0006ppm


豚の食用部分

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.0006ppm


0.00005ppm


鶏の筋肉

不検出


その他の家きんの筋肉

不検出


鶏の脂肪

不検出


その他の家きんの脂肪

不検出


鶏の肝臓

不検出


その他の家きんの肝臓

不検出


鶏の腎臓

不検出


その他の家きんの腎臓

不検出


鶏の食用部分

不検出


その他の家きんの食用部分

不検出


鶏の卵

不検出


その他の家きんの卵

不検出


魚介類(さけ目魚類に限る。)

不検出


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

不検出


魚介類(すずき目魚類に限る。)

不検出


魚介類(その他の魚類に限る。)

不検出


魚介類(貝類に限る。)

不検出


魚介類(甲殻類に限る。)

不検出


その他の魚介類

不検出


はちみつ

不検出

クロキサシリン

牛の筋肉

0.04ppm


豚の筋肉

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.04ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.04ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.04ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.04ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.3ppm


その他の家きんの筋肉

0.3ppm


鶏の脂肪

0.3ppm


その他の家きんの脂肪

0.3ppm


鶏の肝臓

0.3ppm


その他の家きんの肝臓

0.3ppm


鶏の腎臓

0.3ppm


その他の家きんの腎臓

0.3ppm


鶏の食用部分

0.3ppm


その他の家きんの食用部分

0.3ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.3ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.3ppm


その他の魚介類

0.3ppm

クロサンテル

牛の筋肉

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm


牛の脂肪

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

5ppm


牛の食用部分

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

5ppm

クロチアニジン

1ppm


小麦

0.02ppm


大麦

0.1ppm


ライ麦

0.02ppm


とうもろこし

0.1ppm


そば

0.02ppm


その他の穀類

0.02ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.3ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.3ppm


さといも類

0.2ppm


かんしょ

0.2ppm


やまいも

0.2ppm


こんにゃくいも

0.2ppm


その他のいも類

0.2ppm


てんさい

0.2ppm


さとうきび

0.5ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

5ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

40ppm


西洋わさび

0.2ppm


クレソン

2ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

0.7ppm


芽キャベツ

0.3ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

0.3ppm


ブロッコリー

1ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


ごぼう

0.2ppm


サルシフィー

0.2ppm


アーティチョーク

2ppm


チコリ

2ppm


エンダイブ

2ppm


しゅんぎく

10ppm


レタス

20ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

1ppm


にんにく

0.02ppm


にら

15ppm


アスパラガス

0.7ppm


わけぎ

5ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


にんじん

0.2ppm


パースニップ

0.2ppm


パセリ

15ppm


セロリ

10ppm


みつば

20ppm


その他のせり科野菜

2ppm


トマト

3ppm


ピーマン

3ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

10ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

0.4ppm


しろうり

0.05ppm


すいか

0.2ppm


メロン類果実

0.3ppm


まくわうり

0.05ppm


その他のうり科野菜

2ppm


ほうれんそう

40ppm


たけのこ

2ppm


オクラ

1ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

2ppm


マッシュルーム

0.05ppm


しいたけ

0.05ppm


その他のきのこ類

0.05ppm


その他の野菜

2ppm


みかん

1ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

1ppm


びわ

1ppm


もも

0.7ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

3ppm


すもも

0.3ppm


うめ

5ppm


おうとう

5ppm


いちご

0.7ppm


ラズベリー

0.2ppm


ブラックベリー

0.2ppm


ブルーベリー

0.2ppm


クランベリー

0.07ppm


ハックルベリー

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.2ppm


ぶどう

5ppm


かき

0.5ppm


バナナ

1ppm


キウィー

0.03ppm


パパイヤ

1ppm


アボカド

0.02ppm


パイナップル

0.02ppm


グアバ

1ppm


マンゴー

1ppm


パッションフルーツ

1ppm


なつめやし

0.02ppm


その他の果実

4ppm


ひまわりの種子

0.02ppm


ごまの種子

0.02ppm


べにばなの種子

0.02ppm


綿実

0.1ppm


なたね

0.02ppm


その他のオイルシード

0.02ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


50ppm


コーヒー豆

0.05ppm


カカオ豆(外皮を含まない。)

0.02ppm


ホップ

0.1ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

クロフェンテジン

トマト

0.5ppm


きゅうり

0.5ppm


メロン類果実

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

0.5ppm


グレープフルーツ

0.5ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.5ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


マルメロ

0.5ppm


びわ

0.5ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

0.5ppm


あんず

0.5ppm


すもも

0.5ppm


うめ

0.5ppm


おうとう

0.5ppm


いちご

2ppm


その他のベリー類果実

0.2ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.05ppm


バナナ

2ppm


くり

0.5ppm


ペカン

0.5ppm


アーモンド

0.5ppm


くるみ

0.5ppm


その他のナッツ類

0.5ppm


20ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm

クロマフェノジド

0.2ppm


とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.5ppm


さといも類

0.2ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


てんさい

0.05ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

3ppm


はくさい

0.7ppm


キャベツ

2ppm


ケール

5ppm


こまつな

5ppm


きょうな

5ppm


チンゲンサイ

5ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


レタス

2ppm


ねぎ

0.7ppm


わけぎ

1ppm


パセリ

10ppm


みつば

5ppm


その他のせり科野菜

3ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.3ppm


メロン類果実

0.05ppm


ほうれんそう

15ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

0.3ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

0.05ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


もも

0.1ppm


うめ

3ppm


おうとう

1ppm


いちご

0.5ppm


グアバ

0.5ppm


20ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

15ppm


魚介類

0.06ppm

クロメプロップ

0.02ppm

 

魚介類

0.3ppm

クロランスラムメチル

大豆

0.02ppm

クロラントラニリプロール

0.05ppm


小麦

6ppm


大麦

6ppm


ライ麦

6ppm


とうもろこし

0.6ppm


そば

6ppm


その他の穀類

6ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

1ppm


えんどう

1ppm


そら豆

1ppm


らっかせい

0.06ppm


その他の豆類

1ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


てんさい

0.02ppm


さとうきび

14ppm


だいこん類の根

0.5ppm


だいこん類の葉

40ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

20ppm


西洋わさび

0.02ppm


クレソン

20ppm


はくさい

20ppm


キャベツ

4ppm


芽キャベツ

4ppm


ケール

20ppm


こまつな

20ppm


きょうな

20ppm


チンゲンサイ

20ppm


カリフラワー

4ppm


ブロッコリー

4ppm


その他のあぶらな科野菜

20ppm


ごぼう

0.02ppm


サルシフィー

0.02ppm


アーティチョーク

2ppm


チコリ

20ppm


エンダイブ

20ppm


しゅんぎく

20ppm


レタス

20ppm


その他のきく科野菜

20ppm


ねぎ

3ppm


にら

3ppm


アスパラガス

0.1ppm


その他のゆり科野菜

3ppm


にんじん

0.08ppm


パースニップ

0.02ppm


パセリ

15ppm


セロリ

15ppm


みつば

15ppm


その他のせり科野菜

15ppm


トマト

0.7ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

20ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.1ppm


まくわうり

0.1ppm


その他のうり科野菜

20ppm


ほうれんそう

20ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

1ppm


マッシュルーム

0.6ppm


しいたけ

0.6ppm


その他のきのこ類

0.6ppm


その他の野菜

20ppm


みかん

0.2ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

1ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

1ppm


びわ

0.4ppm


もも

0.4ppm


ネクタリン

4ppm


あんず

4ppm


すもも

4ppm


うめ

1ppm


おうとう

1ppm


いちご

1ppm


ラズベリー

2ppm


ブラックベリー

2ppm


ブルーベリー

3ppm


クランベリー

3ppm


ハックルベリー

3ppm


その他のベリー類果実

3ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.3ppm


アボカド

0.5ppm


その他の果実

1ppm


ひまわりの種子

2ppm


ごまの種子

0.3ppm


べにばなの種子

2ppm


綿実

0.3ppm


なたね

2ppm


その他のオイルシード

0.3ppm


ぎんなん

0.02ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


50ppm


コーヒー豆

0.4ppm


カカオ豆(外皮を含まない。)

0.08ppm


ホップ

40ppm


その他のスパイス

90ppm


その他のハーブ

25ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.08ppm


その他の家きんの脂肪

0.08ppm


鶏の肝臓

0.07ppm


その他の家きんの肝臓

0.07ppm


鶏の腎臓

0.07ppm


その他の家きんの腎臓

0.07ppm


鶏の食用部分

0.07ppm


その他の家きんの食用部分

0.07ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm


魚介類

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

クロリムロンエチル

大豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.02ppm

クロルスルフロン

0.05ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

クロルピクリン

0.01ppm


小麦

0.01ppm


大麦

0.01ppm


ライ麦

0.01ppm


とうもろこし

0.01ppm


その他の穀類

0.01ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.01ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.01ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


こんにゃくいも

0.01ppm


てんさい

0.01ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.01ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


西洋わさび

0.01ppm


クレソン

0.01ppm


はくさい

0.01ppm


キャベツ

0.01ppm


芽キャベツ

0.01ppm


ケール

0.01ppm


こまつな

0.01ppm


きょうな

0.01ppm


チンゲンサイ

0.01ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


その他のあぶらな科野菜

0.01ppm


ごぼう

0.01ppm


レタス

0.01ppm


その他のきく科野菜

0.01ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

0.01ppm


にんにく

0.01ppm


にら

0.01ppm


アスパラガス

0.01ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


にんじん

0.01ppm


パセリ

0.01ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

0.01ppm


その他のせり科野菜

0.01ppm


トマト

0.01ppm


ピーマン

0.01ppm


なす

0.01ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


きゅうり

0.01ppm


かぼちゃ

0.01ppm


しろうり

0.01ppm


すいか(果皮を含む。)

0.01ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.01ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.01ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


ほうれんそう

0.01ppm


オクラ

0.01ppm


しょうが

0.01ppm


未成熟えんどう

0.01ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.01ppm


その他の野菜

0.01ppm


りんご

0.01ppm


いちご

0.01ppm


その他のスパイス

0.01ppm


その他のハーブ

0.01ppm

クロルピリホス

小麦

0.5ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.5ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.02ppm


かんしょ

0.1ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

0.05ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

0.05ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

2ppm


たまねぎ

0.2ppm


にんじん

0.1ppm


その他のせり科野菜

1ppm


ピーマン

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


しょうが

1ppm


その他の野菜

1ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


マルメロ

1ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

1ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

1ppm


すもも

0.5ppm


いちご

0.3ppm


ブルーベリー

1ppm


クランベリー

1ppm


ぶどう

0.5ppm


バナナ

2ppm


その他の果実

1ppm


ごまの種子

0.05ppm


綿実

0.3ppm


その他のオイルシード

5ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


10ppm


コーヒー豆

0.05ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

1ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.3ppm


ミネラルウォーター類

0.03ppm


とうもろこし油

0.2ppm

クロルフェナピル

とうもろこし

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


さといも類

0.03ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


てんさい

0.5ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

3ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

15ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

0.3ppm


ケール

10ppm


こまつな

5ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

1ppm


ブロッコリー

3ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


しゅんぎく

20ppm


レタス

20ppm


その他のきく科野菜

20ppm


ねぎ

3ppm


アスパラガス

0.5ppm


その他のゆり科野菜

0.7ppm


にんじん

0.2ppm


セロリ

3ppm


みつば

3ppm


その他のせり科野菜

2ppm


トマト

1ppm


ピーマン

1ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

1ppm


すいか

0.05ppm


その他のうり科野菜

1ppm


ほうれんそう

3ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

0.5ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

5ppm


みかん

0.3ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

0.5ppm


びわ

0.5ppm


もも

0.05ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

2ppm


すもも

0.5ppm


うめ

2ppm


おうとう

1ppm


いちご

5ppm


ブルーベリー

3ppm


ぶどう

5ppm


かき

1ppm


バナナ

2ppm


キウィー

0.05ppm


マンゴー

0.3ppm


その他の果実

2ppm


綿実

0.5ppm


40ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

クロルフェンビンホス

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.3ppm

 

わけぎ

0.3ppm

 

にんじん

0.4ppm

 

セロリ

0.4ppm

 

トマト

0.1ppm

 

なす

0.2ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

5.0ppm

 

レモン

5.0ppm

 

オレンジ

5.0ppm

 

グレープフルーツ

3.0ppm

 

ライム

3.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

5.0ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

うめ

0.5ppm

 

かき

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

綿実

0.05ppm

 

くり

0.2ppm

クロルフルアズロン

大豆

0.2ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.6ppm


はくさい

0.3ppm


キャベツ

0.4ppm


カリフラワー

0.3ppm


ブロッコリー

0.2ppm


ごぼう

0.01ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

1ppm


ねぎ

0.3ppm


わけぎ

0.3ppm


トマト

1ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


オクラ

0.5ppm


未成熟えんどう

0.7ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

1ppm


その他の野菜

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

0.8ppm


西洋なし

0.8ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.5ppm


おうとう

0.4ppm


いちご

0.5ppm


ぶどう

1ppm


かき

0.5ppm


5ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.04ppm


その他の家きんの筋肉

0.04ppm


鶏の脂肪

0.3ppm


その他の家きんの脂肪

0.3ppm


鶏の肝臓

0.04ppm


その他の家きんの肝臓

0.04ppm


鶏の腎臓

0.04ppm


その他の家きんの腎臓

0.04ppm


鶏の食用部分

0.04ppm


その他の家きんの食用部分

0.04ppm


鶏の卵

0.04ppm


その他の家きんの卵

0.04ppm


はちみつ

0.05ppm

クロルプロファム

小麦

0.02ppm


大麦

0.02ppm


ライ麦

0.02ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.02ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.01ppm


そら豆

0.02ppm


ばれいしょ

30ppm


てんさい

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


ごぼう

0.02ppm


レタス

0.05ppm


たまねぎ

0.02ppm


アスパラガス

0.05ppm


にんじん

0.01ppm


ほうれんそう

0.05ppm


その他の野菜

0.02ppm


いちご

0.03ppm


牛の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


0.01ppm

クロルヘキシジン

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


0.05ppm

クロルメコート

小麦

10ppm


大麦

3ppm


ライ麦

8ppm


その他の穀類

6ppm


西洋なし

0.07ppm


ぶどう

0.05ppm


綿実

0.6ppm


牛の筋肉

0.3ppm


豚の筋肉

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.4ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm


ライ麦ふすま

26ppm

クロロタロニル

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.01ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

2ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

はくさい

2ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

5ppm

 

チンゲンサイ

2ppm

 

カリフラワー

1ppm

 

ブロッコリー

5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

2ppm

 

レタス

1ppm

 

その他のきく科野菜

2ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

5ppm

 

にんにく

10ppm

 

にら

2ppm

 

アスパラガス

2ppm

 

わけぎ

5ppm

 

その他のゆり科野菜

2ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

1ppm

 

パセリ

3ppm

 

セロリ

10ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

5ppm

 

ピーマン

7ppm

 

なす

2ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

きゆうり

5ppm

 

かぼちや

5ppm

 

しろうり

5ppm

 

すいか

5ppm

 

メロン類果実

2ppm

 

まくわうり

5ppm

 

その他のうり科野菜

5ppm

 

たけのこ

2ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

2ppm

 

未成熟いんげん

5ppm

 

マッシュルーム

1ppm

 

その他の野菜

2ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

2ppm

 

マルメロ

1ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

25ppm

 

あんず

25ppm

 

すもも

25ppm

 

おうとう

0.5ppm

 

ブルーベリー

1ppm

 

クランベリー

5ppm

 

ぶどう

0.5ppm

 

かき

1ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.2ppm

 

パパイヤ

15ppm

 

パッションフルーツ

3ppm

 

その他の果実

5ppm

 

その他のオイルシード

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

10ppm

 

コーヒー豆

0.2ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.1ppm

ケトプロフェン

牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


0.03ppm

ゲンタマイシン

牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


牛の腎臓

5ppm


豚の腎臓

5ppm


牛の食用部分

5ppm


豚の食用部分

5ppm


0.2ppm

コリスチン

牛の筋肉

0.15ppm

 

豚の筋肉

0.15ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.15ppm

 

牛の脂肪

0.15ppm

 

豚の脂肪

0.15ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.15ppm

 

牛の肝臓

0.15ppm

 

豚の肝臓

0.15ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.15ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.15ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.15ppm

 

鶏の脂肪

0.15ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.15ppm

 

鶏の肝臓

0.15ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.15ppm

 

鶏の腎臓

0.2ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.2ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.2ppm

 

鶏の卵

0.3ppm

酢酸イソ吉草酸タイロシン

豚の筋肉

0.04ppm

豚の脂肪

0.04ppm


豚の肝臓

0.04ppm


豚の腎臓

0.04ppm


豚の食用部分

0.04ppm


鶏の筋肉

0.04ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


鶏の肝臓

0.04ppm


鶏の腎臓

0.04ppm


鶏の食用部分

0.04ppm

酢酸トレンボロン

牛の筋肉

0.002ppm


豚の筋肉

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

不検出


牛の脂肪

0.002ppm


豚の脂肪

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

不検出


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

不検出


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

不検出


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

不検出


不検出


鶏の筋肉

不検出


その他の家きんの筋肉

不検出


鶏の脂肪

不検出


その他の家きんの脂肪

不検出


鶏の肝臓

不検出


その他の家きんの肝臓

不検出


鶏の腎臓

不検出


その他の家きんの腎臓

不検出


鶏の食用部分

不検出


その他の家きんの食用部分

不検出


鶏の卵

不検出


その他の家きんの卵

不検出


魚介類(さけ目魚類に限る。)

不検出


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

不検出


魚介類(すずき目魚類に限る。)

不検出


魚介類(その他の魚類に限る。)

不検出


魚介類(貝類に限る。)

不検出


魚介類(甲殻類に限る。)

不検出


その他の魚介類

不検出


はちみつ

不検出

酢酸メレンゲステロール

牛の筋肉

0.001ppm


豚の筋肉

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

不検出


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

不検出


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

不検出


牛の腎臓

0.002ppm


豚の腎臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

不検出


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

不検出


不検出


鶏の筋肉

不検出


その他の家きんの筋肉

不検出


鶏の脂肪

不検出


その他の家きんの脂肪

不検出


鶏の肝臓

不検出


その他の家きんの肝臓

不検出


鶏の腎臓

不検出


その他の家きんの腎臓

不検出


鶏の食用部分

不検出


その他の家きんの食用部分

不検出


鶏の卵

不検出


その他の家きんの卵

不検出

サフルフェナシル

小麦

0.6ppm


大麦

1ppm


ライ麦

0.03ppm


とうもろこし

0.03ppm


そば

0.03ppm


その他の穀類

0.03ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

0.3ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


その他の豆類

0.3ppm


さとうきび

0.05ppm


かぼちゃ

0.01ppm


未成熟えんどう

0.03ppm


未成熟いんげん

0.03ppm


えだまめ

0.03ppm


その他の野菜

0.01ppm


なつみかんの果実全体

0.03ppm


レモン

0.03ppm


オレンジ

0.03ppm


グレープフルーツ

0.03ppm


ライム

0.03ppm


その他のかんきつ類果実

0.03ppm


りんご

0.03ppm


日本なし

0.03ppm


西洋なし

0.03ppm


マルメロ

0.03ppm


ネクタリン

0.03ppm


あんず

0.03ppm


すもも

0.03ppm


うめ

0.01ppm


おうとう

0.03ppm


ぶどう

0.03ppm


バナナ

0.03ppm


マンゴー

0.03ppm


その他の果実

0.03ppm


ひまわりの種子

1ppm


ごまの種子

0.5ppm


べにばなの種子

1ppm


綿実

0.2ppm


なたね

0.6ppm


その他のオイルシード

1ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.03ppm


ペカン

0.03ppm


アーモンド

0.03ppm


くるみ

0.03ppm


その他のナッツ類

0.03ppm


コーヒー豆

0.03ppm


その他のスパイス

0.01ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.04ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.04ppm


牛の肝臓

50ppm


豚の肝臓

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

50ppm


牛の腎臓

0.3ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.3ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.01ppm

サラフロキサシン

鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.08ppm


その他の家きんの肝臓

0.08ppm


鶏の腎臓

0.08ppm


その他の家きんの腎臓

0.08ppm


鶏の食用部分

0.08ppm


その他の家きんの食用部分

0.08ppm

サリノマイシン

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.1ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.04ppm


その他の家きんの腎臓

0.04ppm


鶏の食用部分

0.2ppm


その他の家きんの食用部分

0.2ppm

酸化フェンブタスズ

小豆類

0.5ppm

 

えんどう

2.0ppm

 

そら豆

2.0ppm

 

その他の豆類

2.0ppm

 

セロリ

2.0ppm

 

トマト

1.0ppm

 

なす

6.0ppm

 

きゆうり

2.0ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

1.0ppm

 

みかん

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

5.0ppm

 

レモン

5.0ppm

 

オレンジ

5.0ppm

 

グレープフルーツ

5.0ppm

 

ライム

5.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

5.0ppm

 

りんご

5.0ppm

 

日本なし

5.0ppm

 

西洋なし

5.0ppm

 

マルメロ

5.0ppm

 

びわ

5.0ppm

 

もも

7.0ppm

 

ネクタリン

2.0ppm

 

あんず

2.0ppm

 

すもも

3.0ppm

 

うめ

5.0ppm

 

おうとう

10ppm

 

いちご

10ppm

 

ラズベリー

10ppm

 

ブラックベリー

1.0ppm

 

ブルーベリー

1.0ppm

 

クランベリー

1.0ppm

 

ハックルベリー

1.0ppm

 

その他のベリー類果実

1.0ppm

 

ぶどう

5.0ppm

 

かき

2.0ppm

 

バナナ

10ppm

 

キウィー

5.0ppm

 

パパイヤ

5.0ppm

 

アボカド

5.0ppm

 

パイナップル

5.0ppm

 

グアバ

5.0ppm

 

マンゴー

5.0ppm

 

パッションフルーツ

5.0ppm

 

なつめやし

5.0ppm

 

ペカン

0.5ppm

 

アーモンド

0.5ppm

 

くるみ

0.5ppm

 

1.0ppm

 

ホップ

25ppm

シアゾファミド

0.05ppm


小麦

0.05ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.01ppm


こんにゃくいも

0.3ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

25ppm


かぶ類の根

0.3ppm


かぶ類の葉

20ppm


クレソン

15ppm


はくさい

15ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

15ppm


こまつな

15ppm


きょうな

15ppm


チンゲンサイ

15ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

20ppm


チコリ

10ppm


エンダイブ

10ppm


しゅんぎく

10ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

10ppm


たまねぎ

2ppm


ねぎ

6ppm


にんにく

2ppm


にら

6ppm


わけぎ

6ppm


その他のゆり科野菜

10ppm


にんじん

0.09ppm


みつば

10ppm


トマト

2ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

10ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.7ppm


しろうり

0.1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.6ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.8ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.1ppm


その他のうり科野菜

10ppm


ほうれんそう

25ppm


しょうが

3ppm


未成熟いんげん

0.4ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


日本なし

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

1ppm


すもも

0.2ppm


いちご

0.7ppm


ぶどう

10ppm


パパイヤ

0.5ppm


その他の果実

1ppm


ホップ

15ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

15ppm


はちみつ

0.05ppm

シアナジン

ばれいしょ

0.02ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

1ppm


アスパラガス

0.02ppm


ミネラルウォーター類

0.0006ppm

シアノホス

大豆

0.1ppm


小豆類

0.1ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

0.03ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.02ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.02ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.03ppm


なす

0.05ppm


きゅうり

0.01ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


マルメロ

0.2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


ネクタリン

0.1ppm


すもも

0.05ppm


おうとう

0.2ppm


ブルーベリー

0.1ppm


ぶどう

0.1ppm


かき

0.05ppm


その他のスパイス

15ppm

ジアフェンチウロン

キャベツ

0.3ppm

 

芽キャベツ

0.3ppm

 

トマト

0.05ppm

 

きゆうり

0.6ppm

 

みかん

0.3ppm

 

綿実

0.2ppm

 

20ppm

ジアベリジン

鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm

シアントラニリプロール

0.05ppm

とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.4ppm


小豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.2ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.2ppm


やまいも

0.2ppm


こんにゃくいも

0.05ppm


その他のいも類

0.05ppm


てんさい

0.05ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

20ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

20ppm


西洋わさび

0.05ppm


クレソン

20ppm


はくさい

3ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

20ppm


こまつな

20ppm


きょうな

20ppm


チンゲンサイ

20ppm


カリフラワー

3ppm


ブロッコリー

3ppm


その他のあぶらな科野菜

20ppm


ごぼう

0.05ppm


サルシフィー

0.05ppm


チコリ

20ppm


エンダイブ

20ppm


しゅんぎく

20ppm


レタス

20ppm


その他のきく科野菜

20ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

8ppm


にんにく

0.05ppm


アスパラガス

0.3ppm


わけぎ

0.05ppm


その他のゆり科野菜

20ppm


にんじん

0.05ppm


パースニップ

0.05ppm


セロリ

20ppm


みつば

20ppm


その他のせり科野菜

0.05ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

20ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.4ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.3ppm


その他のうり科野菜

20ppm


ほうれんそう

20ppm


オクラ

0.5ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.7ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

0.8ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

0.8ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.8ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

1ppm


すもも

0.5ppm


うめ

3ppm


おうとう

6ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

4ppm


クランベリー

0.08ppm


ハックルベリー

4ppm


その他のベリー類果実

4ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.8ppm


マンゴー

0.7ppm


その他の果実

0.8ppm


ひまわりの種子

2ppm


綿実

2ppm


なたね

2ppm


ぎんなん

0.04ppm


くり

0.04ppm


ペカン

0.04ppm


アーモンド

0.04ppm


くるみ

0.04ppm


その他のナッツ類

0.04ppm


30ppm


コーヒー豆

0.05ppm


その他のスパイス

3ppm


その他のハーブ

20ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

2ppm


豚の腎臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


その他の家きんの脂肪

0.04ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


その他の家きんの腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.2ppm


その他の家きんの食用部分

0.2ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm

ジエトフェンカルブ

小麦

0.05ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.04ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


だいこん類の葉

5ppm


クレソン

5ppm


はくさい

0.6ppm


キャベツ

0.1ppm


きょうな

5ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


エンダイブ

5ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.05ppm


にら

30ppm


みつば

0.2ppm


トマト

2ppm


ピーマン

5ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.6ppm


かぼちゃ

0.2ppm


すいか

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

4ppm


えだまめ

6ppm


その他の野菜

6ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

5ppm


日本なし

5ppm


西洋なし

5ppm


うめ

0.5ppm


いちご

5ppm


ぶどう

5ppm


かき

2ppm


バナナ

0.1ppm


キウィー(果皮を含む。)

5ppm


5ppm


その他のスパイス

10ppm

シエノピラフェン

その他のきく科野菜

10ppm


アスパラガス

0.5ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


その他の野菜

0.7ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

5ppm


すもも

0.2ppm


うめ

5ppm


おうとう

2ppm


いちご

3ppm


ぶどう

5ppm


かき

0.7ppm


その他の果実

2ppm


60ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

30ppm


はちみつ

0.05ppm

ジカンバ

0.05ppm


小麦

2ppm


大麦

7ppm


ライ麦

0.1ppm


とうもろこし

0.5ppm


そば

0.05ppm


その他の穀類

4ppm


大豆

10ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さとうきび

1ppm


アスパラガス

5ppm


綿実

3ppm


牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.07ppm


豚の脂肪

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.07ppm


牛の肝臓

0.7ppm


豚の肝臓

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.7ppm


牛の腎臓

0.7ppm


豚の腎臓

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.7ppm


牛の食用部分

0.7ppm


豚の食用部分

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.7ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


その他の家きんの脂肪

0.04ppm


鶏の肝臓

0.07ppm


その他の家きんの肝臓

0.07ppm


鶏の腎臓

0.07ppm


その他の家きんの腎臓

0.07ppm


鶏の食用部分

0.07ppm


その他の家きんの食用部分

0.07ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

ジクラズリル

牛の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm


牛の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

3ppm


牛の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm


鶏の筋肉

0.5ppm


その他の家きんの筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

1ppm


その他の家きんの脂肪

1ppm


鶏の肝臓

3ppm


その他の家きんの肝臓

3ppm


鶏の腎臓

2ppm


その他の家きんの腎臓

2ppm


鶏の食用部分

3ppm


その他の家きんの食用部分

3ppm

シクラニリド

綿実

0.6ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

2ppm


豚の腎臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.05ppm

シクラニリプロール

だいこん類の葉

15ppm


かぶ類の葉

15ppm


クレソン

15ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

1ppm


ケール

15ppm


きょうな

15ppm


チンゲンサイ

15ppm


カリフラワー

1ppm


ブロッコリー

1ppm


その他のあぶらな科野菜

15ppm


エンダイブ

15ppm


しゅんぎく

15ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

15ppm


パセリ

15ppm


トマト

0.2ppm


ピーマン

0.2ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

15ppm


オクラ

0.2ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.6ppm


なつみかんの果実全体

0.4ppm


レモン

0.6ppm


オレンジ

0.6ppm


グレープフルーツ

0.6ppm


ライム

0.6ppm


その他のかんきつ類果実

0.6ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


マルメロ

0.3ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

1ppm


すもも

1ppm


うめ

1ppm


おうとう

1ppm


いちご

0.4ppm


ラズベリー

0.8ppm


ブラックベリー

0.8ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

2ppm


ハックルベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

1ppm


かき

0.2ppm


キウィー(果皮を含む。)

1ppm


グアバ

2ppm


パッションフルーツ

1ppm


その他の果実

1ppm


ぎんなん

0.03ppm


くり

0.03ppm


ペカン

0.03ppm


アーモンド

0.03ppm


くるみ

0.03ppm


その他のナッツ類

0.03ppm


50ppm


その他のスパイス

3ppm


その他のハーブ

15ppm


はちみつ

0.05ppm

ジクロキサシリン

牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.3ppm


その他の家きんの筋肉

0.3ppm


鶏の脂肪

0.3ppm


その他の家きんの脂肪

0.3ppm


鶏の肝臓

0.3ppm


その他の家きんの肝臓

0.3ppm


鶏の腎臓

0.3ppm


その他の家きんの腎臓

0.3ppm


鶏の食用部分

0.3ppm


その他の家きんの食用部分

0.3ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.3ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.3ppm


その他の魚介類

0.3ppm

シクロキシジム

大豆

2ppm

 

小豆類

2ppm

 

えんどう

2ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

その他の豆類

2ppm

 

ばれいしよ

2ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

だいこん類の根

2ppm

 

だいこん類の葉

2ppm

 

かぶ類の根

2ppm

 

かぶ類の葉

2ppm

 

西洋わさび

2ppm

 

クレソン

2ppm

 

はくさい

2ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

2ppm

 

ケール

2ppm

 

こまつな

2ppm

 

きような

2ppm

 

チンゲンサイ

2ppm

 

カリフラワー

2ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

2ppm

 

レタス

0.2ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.2ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

セロリ

1ppm

 

トマト

0.05ppm

 

未成熟えんどう

1ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ぶどう

0.5ppm

 

ひまわりの種子

0.5ppm

 

なたね

2ppm

ジクロシメット

0.5ppm

 

魚介類

0.03ppm

ジクロスラム

大豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

シクロスルファムロン

0.1ppm

ジクロトホス

綿実

0.05ppm

シクロピリモレート

0.01ppm


魚介類

0.09ppm

ジクロフルアニド

小麦

0.10ppm

 

大麦

0.10ppm

 

ライ麦

0.10ppm

 

その他の穀類

0.10ppm

 

小豆類

0.20ppm

 

えんどう

3.0ppm

 

その他の豆類

5.0ppm

 

ばれいしよ

0.10ppm

 

西洋わさび

5.0ppm

 

キャベツ

5.0ppm

 

芽キャベツ

5.0ppm

 

こまつな

15ppm

 

カリフラワー

5.0ppm

 

サルシフィー

5.0ppm

 

レタス

10ppm

 

たまねぎ

0.10ppm

 

ねぎ

5.0ppm

 

にんにく

5.0ppm

 

にんじん

15ppm

 

パースニップ

5.0ppm

 

トマト

15ppm

 

ピーマン

15ppm

 

なす

15ppm

 

きゆうり

15ppm

 

すいか

15ppm

 

その他のうり科野菜

5.0ppm

 

ほうれんそう

15ppm

 

たけのこ

5.0ppm

 

しようが

15ppm

 

未成熟えんどう

5.0ppm

 

未成熟いんげん

2.0ppm

 

その他の野菜

5.0ppm

 

レモン

5.0ppm

 

オレンジ

5.0ppm

 

グレープフルーツ

5.0ppm

 

ライム

5.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

5.0ppm

 

りんご

5.0ppm

 

日本なし

5.0ppm

 

西洋なし

5.0ppm

 

もも

5.0ppm

 

ネクタリン

5.0ppm

 

あんず

5.0ppm

 

すもも

5.0ppm

 

おうとう

2.0ppm

 

いちご

15ppm

 

ラズベリー

15ppm

 

ブラックベリー

10ppm

 

ブルーベリー

15ppm

 

クランベリー

15ppm

 

その他のベリー類果実

7.0ppm

 

ぶどう

15ppm

 

かき

15ppm

 

バナナ

5.0ppm

 

その他の果実

5.0ppm

 

5.0ppm

 

ホップ

5.0ppm

シクロプロトリン

0.05ppm


魚介類

0.4ppm

ジクロベニル

りんご

0.1ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


もも

0.1ppm


魚介類

0.05ppm

ジクロベンチアゾクス

0.01ppm

ジクロメジン

2ppm

ジクロルプロップ

なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


ミネラルウォーター類

0.1ppm

ジクロルボス及びナレド(総和をいう。)

0.2ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.2ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

さとうきび

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.2ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

0.2ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.2ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.2ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.3ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

0.1ppm

 

コーヒー豆

0.2ppm

 

カカオ豆

0.5ppm

 

ホップ

0.1ppm

2,4―ジクロロフェノキシ酢酸

0.1ppm


小麦

2ppm


大麦

2ppm


ライ麦

2ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.01ppm


ばれいしょ

0.4ppm


さとうきび

0.1ppm


アスパラガス

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


マルメロ

0.05ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.05ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.05ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.05ppm


おうとう

0.05ppm


いちご

0.1ppm


ラズベリー

0.2ppm


ブラックベリー

0.2ppm


ブルーベリー

0.2ppm


クランベリー

0.5ppm


ハックルベリー

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.2ppm


ぶどう

0.1ppm


かき

0.01ppm


その他の果実

0.1ppm


ごまの種子

0.05ppm


綿実

0.08ppm


ぎんなん

0.2ppm


くり

0.2ppm


ペカン

0.2ppm


アーモンド

0.2ppm


くるみ

0.2ppm


その他のナッツ類

0.2ppm


ホップ

0.2ppm


その他のスパイス

1ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.4ppm


豚の脂肪

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.4ppm


牛の肝臓

5ppm


豚の肝臓

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

5ppm


牛の腎臓

5ppm


豚の腎臓

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

5ppm


牛の食用部分

5ppm


豚の食用部分

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

5ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.7ppm


その他の家きんの肝臓

0.7ppm


鶏の腎臓

0.7ppm


その他の家きんの腎臓

0.7ppm


鶏の食用部分

0.7ppm


その他の家きんの食用部分

0.7ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


ミネラルウォーター類

0.03ppm

ジクロロイソシアヌル酸

牛の筋肉

0.8ppm


豚の筋肉

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.8ppm


牛の脂肪

0.8ppm


豚の脂肪

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.8ppm


牛の肝臓

0.8ppm


豚の肝臓

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.8ppm


牛の腎臓

0.8ppm


豚の腎臓

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.8ppm


牛の食用部分

0.8ppm


豚の食用部分

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.8ppm


0.8ppm


鶏の筋肉

0.8ppm


鶏の脂肪

2ppm


鶏の肝臓

0.8ppm


鶏の腎臓

0.8ppm


鶏の食用部分

2ppm


鶏の卵

0.8ppm

1,3―ジクロロプロペン

大豆

0.01ppm


らっかせい

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


こんにゃくいも

0.01ppm


てんさい

0.01ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.01ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


はくさい

0.01ppm


キャベツ

0.01ppm


ケール

0.01ppm


こまつな

0.01ppm


きょうな

0.01ppm


チンゲンサイ

0.01ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


その他のあぶらな科野菜

0.01ppm


ごぼう

0.01ppm


レタス

0.01ppm


その他のきく科野菜

0.01ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

0.01ppm


にんにく

0.01ppm


にら

0.01ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


にんじん

0.01ppm


パセリ

0.01ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

0.01ppm


その他のせり科野菜

0.01ppm


トマト

0.01ppm


ピーマン

0.01ppm


なす

0.01ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


きゅうり

0.01ppm


かぼちゃ

0.01ppm


しろうり

0.01ppm


すいか

0.01ppm


メロン類果実

0.01ppm


まくわうり

0.01ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


ほうれんそう

0.01ppm


オクラ

0.01ppm


しょうが

0.01ppm


未成熟えんどう

0.01ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.01ppm


その他の野菜

0.01ppm


いちご

0.01ppm


その他のハーブ

0.01ppm


ミネラルウォーター類

0.02ppm

ジクロロメゾチアズ

だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

15ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

15ppm


はくさい

3ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

3ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

7ppm


カリフラワー

1ppm


ブロッコリー

1ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


チコリ

15ppm


エンダイブ

15ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

15ppm


その他のハーブ

10ppm

ジクワット

0.03ppm


小麦

0.1ppm


大麦

5ppm


ライ麦

2ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.4ppm


小豆類

0.9ppm


えんどう

0.9ppm


そら豆

0.9ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.9ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


こんにゃくいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


てんさい

0.01ppm


さとうきび

0.02ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.02ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


西洋わさび

0.01ppm


クレソン

0.01ppm


はくさい

0.02ppm


キャベツ

0.01ppm


芽キャベツ

0.01ppm


ケール

0.01ppm


こまつな

0.01ppm


きょうな

0.01ppm


チンゲンサイ

0.01ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.02ppm


その他のあぶらな科野菜

0.01ppm


ごぼう

0.01ppm


サルシフィー

0.01ppm


アーティチョーク

0.01ppm


チコリ

0.01ppm


エンダイブ

0.01ppm


しゅんぎく

0.01ppm


レタス

0.02ppm


その他のきく科野菜

0.02ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

0.02ppm


にんにく

0.02ppm


にら

0.01ppm


アスパラガス

0.02ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


にんじん

0.02ppm


パースニップ

0.01ppm


パセリ

0.02ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

0.01ppm


その他のせり科野菜

0.02ppm


トマト

0.01ppm


ピーマン

0.01ppm


なす

0.01ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


きゅうり

0.02ppm


かぼちゃ

0.01ppm


しろうり

0.01ppm


すいか

0.02ppm


メロン類果実

0.02ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.01ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


ほうれんそう

0.01ppm


たけのこ

0.02ppm


オクラ

0.01ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

0.01ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.02ppm


その他の野菜

0.02ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.02ppm


なつみかんの果実全体

0.02ppm


レモン

0.02ppm


オレンジ

0.02ppm


グレープフルーツ

0.02ppm


ライム

0.02ppm


その他のかんきつ類果実

0.02ppm


りんご

0.02ppm


日本なし

0.02ppm


西洋なし

0.02ppm


マルメロ

0.02ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.02ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.02ppm


ネクタリン

0.02ppm


あんず

0.02ppm


すもも

0.02ppm


うめ

0.02ppm


おうとう

0.02ppm


いちご

0.05ppm


ラズベリー

0.01ppm


ブラックベリー

0.01ppm


ブルーベリー

0.01ppm


クランベリー

0.01ppm


ハックルベリー

0.01ppm


その他のベリー類果実

0.01ppm


ぶどう

0.01ppm


かき

0.02ppm


バナナ

0.02ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.01ppm


パパイヤ

0.01ppm


アボカド

0.01ppm


パイナップル

0.01ppm


グアバ

0.01ppm


マンゴー

0.01ppm


パッションフルーツ

0.01ppm


なつめやし

0.01ppm


その他の果実

0.02ppm


ひまわりの種子

0.9ppm


なたね

2ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


0.1ppm


コーヒー豆

0.02ppm


その他のスパイス

0.01ppm


その他のハーブ

0.02ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.001ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

ジコホール

きゆうり

2.0ppm

 

みかん

3.0ppm

 

なつみかん

2.0ppm

 

なつみかんの外果皮

3.0ppm

 

りんご

3.0ppm

 

日本なし

3.0ppm

 

西洋なし

3.0ppm

 

もも

3.0ppm

 

おうとう

3.0ppm

 

いちご

3.0ppm

 

ぶどう

3.0ppm

 

茶(不発酵茶に限る。)

3.0ppm

ジシクラニル

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

ジチアノン

ピーマン

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


その他の野菜

0.2ppm


みかん(外果皮を含む。)

5ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

2ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

1ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

1ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

10ppm


ネクタリン

5ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

10ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.05ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

2ppm


かき

1ppm


その他の果実

0.3ppm


アーモンド

0.05ppm


ホップ

300ppm


その他のスパイス

20ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


干しぶどう

4ppm

ジチオピル

0.01ppm

 

魚介類

0.2ppm

シニドンエチル

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

ジノテフラン

2ppm


とうもろこし

0.5ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.2ppm


かんしょ

0.1ppm


てんさい

0.2ppm


さとうきび

0.3ppm


だいこん類の根

0.5ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

6ppm


クレソン

7ppm


はくさい

6ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


チコリ

6ppm


エンダイブ

6ppm


しゅんぎく

20ppm


レタス

25ppm


その他のきく科野菜

6ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

15ppm


にら

10ppm


アスパラガス

0.5ppm


わけぎ

10ppm


その他のゆり科野菜

4ppm


にんじん

1ppm


パセリ

5ppm


セロリ

5ppm


その他のせり科野菜

5ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

10ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

2ppm


しろうり

2ppm


すいか

0.5ppm


メロン類果実

1ppm


まくわうり

1ppm


その他のうり科野菜

10ppm


ほうれんそう

15ppm


オクラ

2ppm


しょうが

0.5ppm


未成熟えんどう

5ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

2ppm


しいたけ

0.5ppm


その他のきのこ類

0.5ppm


その他の野菜

25ppm


みかん

2ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

2ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


びわ

1ppm


もも

3ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

5ppm


すもも

0.7ppm


うめ

5ppm


おうとう

10ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

0.2ppm


クランベリー

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.2ppm


ぶどう

15ppm


かき

2ppm


キウィー

0.5ppm


マンゴー

1ppm


その他の果実

5ppm


綿実

0.4ppm


25ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

25ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

シハロトリン

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.2ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.04ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

1.0ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

はくさい

1.0ppm

 

キャベツ

0.4ppm

 

芽キャベツ

0.4ppm

 

ケール

0.5ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

2.0ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

2.0ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

わけぎ

2.0ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

1.0ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.5ppm

 

すいか

0.5ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

未成熟えんどう

0.5ppm

 

未成熟いんげん

0.5ppm

 

えだまめ

1.0ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

みかん

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

1.0ppm

 

レモン

1.0ppm

 

オレンジ

1.0ppm

 

グレープフルーツ

1.0ppm

 

ライム

1.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

1.0ppm

 

りんご

0.4ppm

 

日本なし

0.4ppm

 

西洋なし

0.4ppm

 

マルメロ

0.4ppm

 

びわ

0.4ppm

 

もも

0.5ppm

 

ネクタリン

0.5ppm

 

あんず

0.5ppm

 

すもも

0.5ppm

 

うめ

0.5ppm

 

おうとう

0.5ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ラズベリー

0.5ppm

 

ブラックベリー

0.5ppm

 

ブルーベリー

0.5ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

ぶどう

1.0ppm

 

かき

0.5ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

0.5ppm

 

パパイヤ

0.5ppm

 

アボカド

0.5ppm

 

パイナップル

0.5ppm

 

グアバ

0.5ppm

 

マンゴー

0.5ppm

 

パッションフルーツ

0.5ppm

 

なつめやし

0.5ppm

 

その他の果実

0.5ppm

 

ひまわりの種子

0.5ppm

 

ごまの種子

0.5ppm

 

べにばなの種子

0.5ppm

 

綿実

0.04ppm

 

なたね

0.5ppm

 

その他のオイルシード

0.5ppm

 

ぎんなん

0.5ppm

 

くり

0.5ppm

 

ペカン

0.5ppm

 

アーモンド

0.5ppm

 

くるみ

0.5ppm

 

その他のナッツ類

0.5ppm

 

15ppm

シハロホップブチル

0.1ppm

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシン

牛の筋肉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

豚の筋肉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

羊の筋肉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

牛の脂肪

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

豚の脂肪

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

羊の脂肪

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

牛の肝臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

豚の肝臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

羊の肝臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

牛の腎臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として1.0ppm

 

豚の腎臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として1.0ppm

 

羊の腎臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として1.0ppm

 

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.2ppm

 

鶏の筋肉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

鶏の脂肪

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

鶏の肝臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.6ppm

 

鶏の腎臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として1.0ppm

ジフェノコナゾール

0.2ppm


小麦

0.1ppm


大麦

0.1ppm


とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

4ppm


てんさい

0.3ppm


西洋わさび

0.4ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

2ppm


サルシフィー

0.4ppm


アーティチョーク

2ppm


チコリ

0.08ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

0.6ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

6ppm


にんにく

0.2ppm


アスパラガス

0.5ppm


その他のゆり科野菜

9ppm


にんじん

0.5ppm


パセリ

25ppm


セロリ

10ppm


その他のせり科野菜

0.5ppm


トマト

0.6ppm


ピーマン

2ppm


なす

0.6ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.7ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.7ppm


オクラ

0.6ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

0.7ppm


未成熟いんげん

0.7ppm


その他の野菜

0.7ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.6ppm


なつみかんの果実全体

0.6ppm


レモン

0.6ppm


オレンジ

0.6ppm


グレープフルーツ

0.6ppm


ライム

0.6ppm


その他のかんきつ類果実

0.6ppm


りんご

0.8ppm


日本なし

0.8ppm


西洋なし

0.8ppm


マルメロ

0.8ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

1ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

0.7ppm


あんず

1ppm


すもも

0.3ppm


うめ

3ppm


おうとう

3ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

4ppm


ぶどう

4ppm


かき

0.8ppm


バナナ

0.1ppm


パパイヤ

0.2ppm


アボカド

0.6ppm


マンゴー

0.07ppm


パッションフルーツ

0.05ppm


その他の果実

2ppm


ひまわりの種子

0.02ppm


ごまの種子

0.1ppm


なたね

0.2ppm


その他のオイルシード

0.1ppm


ぎんなん

0.03ppm


くり

0.03ppm


ペカン

0.03ppm


アーモンド

0.03ppm


くるみ

0.03ppm


その他のナッツ類

0.03ppm


15ppm


コーヒー豆

0.01ppm


その他のスパイス

0.6ppm


その他のハーブ

35ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

2ppm


豚の腎臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm


とうがらし(乾燥させたもの)

5ppm

シフェノトリン

豚の筋肉

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm

ジフェンゾコート

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

ジブチルヒドロキシトルエン

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.04ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.08ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.08ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

3ppm


その他の家きんの脂肪

3ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

3ppm


その他の家きんの食用部分

3ppm


鶏の卵

0.6ppm


その他の家きんの卵

0.6ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

10ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

10ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

10ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

10ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.1ppm

シフルトリン

小麦

0.2ppm


大麦

0.2ppm


ライ麦

0.2ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.2ppm


その他の穀類

0.2ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


てんさい

0.2ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

2ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

0.3ppm


カリフラワー

2ppm


ごぼう

0.1ppm


レタス

0.5ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.05ppm


にんじん

0.07ppm


その他のせり科野菜

0.05ppm


トマト

0.2ppm


ピーマン

0.2ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.1ppm


しろうり

0.1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.1ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.1ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.1ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


オクラ

0.2ppm


しょうが

0.05ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜

0.05ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

0.3ppm


あんず

0.5ppm


すもも

0.3ppm


うめ

0.5ppm


おうとう

0.7ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.7ppm


綿実

0.7ppm


なたね

0.07ppm


30ppm


ホップ

20ppm


その他のスパイス

3ppm


その他のハーブ

0.2ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

3ppm


豚の脂肪

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

3ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.06ppm


豚の腎臓

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.06ppm


牛の食用部分

0.06ppm


豚の食用部分

0.06ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.06ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

シフルフェナミド

小麦

0.3ppm


大麦

0.7ppm


ライ麦

0.7ppm


その他の穀類

0.7ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.3ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.08ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


未成熟えんどう

0.7ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.4ppm


西洋なし

0.4ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

0.3ppm


うめ

2ppm


おうとう

4ppm


いちご

0.7ppm


ぶどう

0.4ppm


かき

0.3ppm


ホップ

5ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.02ppm


はちみつ

0.05ppm

ジフルフェニカン

小麦

0.1ppm


大麦

0.1ppm


ライ麦

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


みかん

0.02ppm


なつみかんの果実全体

0.02ppm


レモン

0.02ppm


オレンジ

0.02ppm


グレープフルーツ

0.02ppm


ライム

0.02ppm


その他のかんきつ類果実

0.02ppm


りんご

0.02ppm


日本なし

0.02ppm


西洋なし

0.02ppm


マルメロ

0.02ppm


もも

0.02ppm


ネクタリン

0.02ppm


あんず

0.02ppm


すもも

0.02ppm


うめ

0.02ppm


おうとう

0.02ppm


その他の果実

0.02ppm

ジフルベンズロン

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.05ppm


らっかせい

0.1ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

0.5ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

1ppm


その他のゆり科野菜

0.02ppm


ピーマン

0.7ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.7ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.2ppm


しょうが

0.3ppm


マッシュルーム

0.3ppm


みかん

0.5ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

5ppm


日本なし

5ppm


西洋なし

5ppm


マルメロ

5ppm


もも

0.1ppm


ネクタリン

0.5ppm


すもも

0.5ppm


かき

1ppm


その他の果実

0.2ppm


綿実

0.2ppm


ぎんなん

0.2ppm


くり

0.2ppm


ペカン

0.2ppm


アーモンド

0.2ppm


くるみ

0.2ppm


その他のナッツ類

0.2ppm


20ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

1ppm


はちみつ

0.01ppm

シフルメトフェン

かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.2ppm


てんさい

0.01ppm


その他のきく科野菜

25ppm


アスパラガス

5ppm


みつば

60ppm


トマト

0.4ppm


ピーマン

5ppm


なす

2ppm


きゅうり

1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.4ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.9ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


未成熟いんげん

7ppm


その他の野菜

90ppm


みかん(外果皮を含む。)

5ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

0.4ppm


びわ

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

10ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

10ppm


すもも

1ppm


うめ

10ppm


おうとう

10ppm


いちご

2ppm


ぶどう

3ppm


かき

2ppm


その他の果実

2ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm


40ppm


ホップ

10ppm


その他のスパイス

20ppm


その他のハーブ

90ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

ジフロキサシン

豚の筋肉

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

シプロコナゾール

0.1ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.01ppm

 

さといも類

0.01ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

こんにやくいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

ねぎ

0.2ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.2ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

みかん

0.01ppm

 

なつみかんの果実全体

0.01ppm

 

レモン

0.01ppm

 

オレンジ

0.01ppm

 

グレープフルーツ

0.01ppm

 

ライム

0.01ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.01ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

もも

0.5ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.01ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

シプロジニル

小麦

0.5ppm


大麦

3ppm


ライ麦

0.5ppm


とうもろこし

0.5ppm


そば

0.5ppm


その他の穀類

0.5ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.6ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.6ppm


その他の豆類

0.6ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の葉

10ppm


クレソン

50ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

1ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


カリフラワー

1ppm


ブロッコリー

1ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


チコリ

10ppm


エンダイブ

50ppm


しゅんぎく

50ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

50ppm


たまねぎ

0.6ppm


ねぎ

4ppm


その他のゆり科野菜

4ppm


にんじん

2ppm


パセリ

50ppm


セロリ

30ppm


その他のせり科野菜

30ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

0.5ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.7ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

0.5ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜

2ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

5ppm


日本なし

5ppm


西洋なし

5ppm


マルメロ

0.1ppm


びわ

0.1ppm


もも

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

5ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

5ppm


ラズベリー

10ppm


ブラックベリー

10ppm


ブルーベリー

5ppm


ハックルベリー

3ppm


その他のベリー類果実

10ppm


ぶどう

5ppm


キウィー

0.3ppm


パパイヤ

1ppm


アボカド

1ppm


マンゴー

1ppm


その他の果実

2ppm


なたね

0.03ppm


アーモンド

0.02ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

50ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.0004ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.03ppm


小麦ふすま

2ppm


干しぶどう

5ppm

シペルメトリン

0.3ppm


小麦

2ppm


大麦

2ppm


ライ麦

2ppm


とうもろこし

0.3ppm


そば

0.3ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.1ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.01ppm


こんにゃくいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


てんさい

0.1ppm


さとうきび

0.2ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

5ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.7ppm


西洋わさび

0.01ppm


クレソン

0.7ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

1ppm


ケール

6ppm


こまつな

6ppm


きょうな

5ppm


チンゲンサイ

5ppm


カリフラワー

1ppm


ブロッコリー

1ppm


その他のあぶらな科野菜

6ppm


ごぼう

0.3ppm


サルシフィー

0.01ppm


アーティチョーク

0.1ppm


チコリ

0.7ppm


エンダイブ

0.7ppm


しゅんぎく

0.7ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

5ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

4ppm


にら

3ppm


アスパラガス

0.4ppm


わけぎ

1ppm


その他のゆり科野菜

6ppm


にんじん

0.1ppm


パースニップ

0.01ppm


パセリ

1ppm


セロリ

7ppm


みつば

0.7ppm


その他のせり科野菜

0.01ppm


トマト

0.7ppm


ピーマン

2ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.07ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.8ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.07ppm


その他のうり科野菜

0.07ppm


ほうれんそう

5ppm


オクラ

0.5ppm


しょうが

0.2ppm


未成熟えんどう

0.7ppm


未成熟いんげん

0.7ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜(ずいき及びれんこんを除く。)

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.7ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.7ppm


ラズベリー

0.8ppm


ブラックベリー

0.8ppm


ブルーベリー

0.8ppm


クランベリー

0.8ppm


ハックルベリー

0.8ppm


その他のベリー類果実

0.8ppm


ぶどう

3ppm


かき

1ppm


キウィー(果皮を含む。)

3ppm


パパイヤ

0.5ppm


マンゴー

0.7ppm


その他の果実

2ppm


ひまわりの種子

0.1ppm


ごまの種子

0.1ppm


べにばなの種子

0.1ppm


綿実

0.1ppm


なたね

0.1ppm


その他のオイルシード

0.1ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


15ppm


コーヒー豆

0.05ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

6ppm


牛の筋肉

2ppm


豚の筋肉

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm


牛の脂肪

2ppm


豚の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.05ppm


小麦ふすま

5ppm

ジベレリン

ばれいしょ

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜(畑わさびの根茎に限る。)

0.05ppm


ごぼう

0.1ppm


その他のきく科野菜(ふきに限る。)

0.1ppm


セロリ

2ppm


みつば

0.2ppm


トマト

0.2ppm


なす

0.1ppm


メロン類果実

0.1ppm


未成熟いんげん

0.1ppm


その他の野菜

0.3ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


日本なし

0.1ppm


びわ

0.2ppm


すもも

0.1ppm


いちご

0.1ppm


ぶどう

0.1ppm


かき

0.1ppm


パパイヤ

0.5ppm


その他の果実(アセロラに限る。)

0.1ppm


その他のスパイス

0.2ppm


その他のハーブ

0.3ppm

ジミナゼン

牛の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

12ppm


牛の腎臓

6ppm


牛の食用部分

12ppm


0.2ppm

シメコナゾール

0.2ppm


とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.2ppm


こんにゃくいも

0.1ppm


キャベツ

0.05ppm


ごぼう

0.3ppm


レタス

0.7ppm


ねぎ

0.09ppm


にんにく

0.05ppm


にら

0.1ppm


トマト

0.2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.05ppm


すいか(果皮を含む。)

0.04ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


ほうれんそう

0.1ppm


しょうが

0.3ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.2ppm


なつみかんの果実全体

0.3ppm


レモン

0.3ppm


オレンジ

0.3ppm


グレープフルーツ

0.3ppm


ライム

0.3ppm


その他のかんきつ類果実

0.3ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

0.5ppm


あんず

1ppm


すもも

0.2ppm


うめ

1ppm


おうとう

3ppm


いちご

3ppm


ぶどう

0.3ppm


かき

0.3ppm


10ppm


その他のスパイス

0.3ppm


その他のハーブ

50ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.02ppm

ジメスルファゼット

0.01ppm


魚介類

0.08ppm

ジメタメトリン

0.05ppm


魚介類

0.2ppm

ジメチピン

ばれいしよ

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.5ppm

 

綿実

0.5ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

1,4―ジメチルナフタレン

ばれいしょ

15ppm

ジメチルビンホス

0.1ppm

ジメテナミド

とうもろこし

0.01ppm


その他の穀類

0.01ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.05ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


てんさい

0.05ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.1ppm


キャベツ

0.05ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


たまねぎ

0.01ppm


にんにく

0.01ppm


えだまめ

0.01ppm


その他の野菜

0.01ppm


ホップ

0.05ppm


その他のハーブ

0.01ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

ジメトエート

ばれいしよ

1.0ppm

 

トマト

1.0ppm

 

みかん

1.0ppm

 

なつみかん

1.0ppm

 

なつみかんの外果皮

1.0ppm

 

かき

1.0ppm

ジメトモルフ

大豆

0.04ppm


小豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.1ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

8ppm


芽キャベツ

6ppm


ケール

30ppm


こまつな

30ppm


きょうな

30ppm


チンゲンサイ

30ppm


カリフラワー

6ppm


ブロッコリー

6ppm


その他のあぶらな科野菜

30ppm


アーティチョーク

2ppm


レタス

80ppm


たまねぎ

0.6ppm


ねぎ

15ppm


にんにく

0.6ppm


その他のゆり科野菜

15ppm


セロリ

30ppm


トマト

3ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

1ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


ほうれんそう

50ppm


オクラ

2ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


いちご

0.5ppm


ぶどう

15ppm


パパイヤ

2ppm


パイナップル

0.01ppm


その他の果実

2ppm


ホップ

80ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

シメトリン

0.05ppm

シモキサニル

大豆

0.05ppm


小豆類

0.02ppm


ばれいしょ

0.2ppm


さといも類

0.05ppm


クレソン

19ppm


はくさい

0.1ppm


ブロッコリー

1ppm


エンダイブ

19ppm


レタス

2ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

1ppm


にんにく

0.05ppm


にら

1ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


パセリ

19ppm


セロリ

6ppm


トマト

0.7ppm


ピーマン

0.2ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.1ppm


しろうり

0.05ppm


すいか

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

1ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.1ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


ラズベリー

4ppm


ブラックベリー

4ppm


その他のベリー類果実

4ppm


ぶどう

0.1ppm


ホップ

7ppm


その他のハーブ

19ppm

臭素

50ppm

 

小麦

50ppm

 

大麦

50ppm

 

ライ麦

50ppm

 

とうもろこし

80ppm

 

そば

180ppm

 

その他の穀類

50ppm

 

みかん

30ppm

 

なつみかんの果実全体

30ppm

 

レモン

30ppm

 

オレンジ

30ppm

 

グレープフルーツ

30ppm

 

ライム

30ppm

 

その他のかんきつ類果実

30ppm

 

りんご

20ppm

 

日本なし

20ppm

 

西洋なし

20ppm

 

マルメロ

20ppm

 

びわ

20ppm

 

もも

20ppm

 

ネクタリン

20ppm

 

あんず

20ppm

 

すもも

20ppm

 

うめ

20ppm

 

おうとう

20ppm

 

いちご

30ppm

 

ラズベリー

20ppm

 

ブラックベリー

20ppm

 

ブルーベリー

20ppm

 

クランベリー

20ppm

 

ハックルベリー

20ppm

 

その他のベリー類果実

20ppm

 

ぶどう

20ppm

 

かき

20ppm

 

バナナ

20ppm

 

キウィー

30ppm

 

パパイヤ

20ppm

 

アボカド

75ppm

 

パイナップル

20ppm

 

グアバ

20ppm

 

マンゴー

20ppm

 

パッションフルーツ

20ppm

 

なつめやし

20ppm

 

その他の果実

60ppm

シラフルオフェン

0.3ppm


大豆

0.1ppm


かんしょ

0.1ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜

0.1ppm


みかん

0.2ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

3ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


もも

0.1ppm


かき

2ppm


80ppm


その他のスパイス

10ppm


牛の筋肉

1ppm


豚の筋肉

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm


牛の脂肪

10ppm


豚の脂肪

10ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

10ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


2ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

1ppm


その他の家きんの脂肪

1ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


その他の家きんの肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.5ppm


その他の家きんの食用部分

0.5ppm


鶏の卵

1ppm


その他の家きんの卵

1ppm


魚介類

0.4ppm

ジルパテロール

牛の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm

シロマジン

小豆類

3ppm

 

そら豆

3ppm

 

その他の豆類

3ppm

 

ばれいしよ

0.8ppm

 

クレソン

7.0ppm

 

キャベツ

10ppm

 

芽キャベツ

10ppm

 

ケール

10ppm

 

こまつな

10ppm

 

きような

10ppm

 

チンゲンサイ

3ppm

 

カリフラワー

10ppm

 

ブロッコリー

1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

10ppm

 

アーティチョーク

3ppm

 

チコリ

7.0ppm

 

エンダイブ

7ppm

 

しゆんぎく

10ppm

 

レタス

4ppm

 

その他のきく科野菜

7ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

3ppm

 

パセリ

7.0ppm

 

セロリ

5ppm

 

その他のせり科野菜

7.0ppm

 

トマト

1ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

1ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

きゆうり

2ppm

 

かぼちや

2ppm

 

しろうり

1ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

1ppm

 

ほうれんそう

7ppm

 

オクラ

1ppm

 

マッシュルーム

7ppm

 

しいたけ

1ppm

 

その他のきのこ類

1ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

マンゴー

0.5ppm

 

その他の果実

1ppm

 

その他のスパイス

7.0ppm

 

その他のハーブ

10ppm

 

牛の筋肉

0.3ppm

 

豚の筋肉

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.4ppm

 

牛の肝臓

0.3ppm

 

豚の肝臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

豚の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

0.3ppm

 

豚の食用部分

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.3ppm

 

その他の家きんの卵

0.3ppm

シンメチリン

0.1ppm

スピネトラム

0.1ppm


とうもろこし

0.02ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.1ppm


えんどう

0.1ppm


そら豆

0.1ppm


その他の豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.1ppm


てんさい

0.1ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

3ppm


クレソン

8ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

5ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


エンダイブ

8ppm


しゅんぎく

15ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

20ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.1ppm


にら

2ppm


アスパラガス

0.3ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


にんじん

0.02ppm


パセリ

8ppm


セロリ

8ppm


その他のせり科野菜

8ppm


トマト

0.7ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.08ppm


メロン類果実

0.1ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.01ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


ほうれんそう

10ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

0.5ppm


その他の野菜

8ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.5ppm


なつみかんの果実全体

0.3ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.05ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.7ppm


ネクタリン

0.5ppm


あんず

0.8ppm


すもも

0.2ppm


うめ

0.8ppm


おうとう

0.5ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

0.8ppm


ブラックベリー

0.7ppm


ブルーベリー

0.5ppm


クランベリー

0.01ppm


ハックルベリー

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.7ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.3ppm


バナナ

0.3ppm


パパイヤ

0.3ppm


アボカド

0.3ppm


パイナップル

0.02ppm


グアバ

0.3ppm


マンゴー

0.3ppm


パッションフルーツ

0.4ppm


その他の果実

0.5ppm


綿実

0.01ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


70ppm


その他のスパイス

3ppm


その他のハーブ

8ppm


牛の筋肉

1ppm


豚の筋肉

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm


牛の脂肪

1ppm


豚の脂肪

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

スピノサド

0.1ppm


小麦

2ppm


大麦

2ppm


ライ麦

1ppm


とうもろこし

2ppm


そば

1ppm


その他の穀類

1ppm


大豆

0.02ppm


小豆類

0.02ppm


えんどう

0.02ppm


そら豆

0.02ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.02ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


てんさい

0.06ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の根

0.1ppm


かぶ類の葉

10ppm


西洋わさび

0.1ppm


クレソン

10ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


ごぼう

0.1ppm


サルシフィー

0.1ppm


アーティチョーク

0.3ppm


チコリ

10ppm


エンダイブ

10ppm


しゅんぎく

10ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

10ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

4ppm


にんにく

0.1ppm


にら

5ppm


アスパラガス

0.5ppm


わけぎ

1ppm


その他のゆり科野菜

4ppm


にんじん

0.2ppm


パースニップ

0.1ppm


パセリ

8ppm


セロリ

5ppm


みつば

5ppm


その他のせり科野菜

5ppm


トマト

1ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

10ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.3ppm


その他のうり科野菜

10ppm


ほうれんそう

10ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

0.8ppm


未成熟いんげん

0.3ppm


えだまめ

0.3ppm


その他の野菜

10ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.3ppm


レモン

0.3ppm


オレンジ

0.3ppm


グレープフルーツ

0.3ppm


ライム

0.3ppm


その他のかんきつ類果実

0.3ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


マルメロ

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

0.5ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.2ppm


うめ

0.2ppm


おうとう

0.2ppm


いちご

1ppm


ラズベリー

1ppm


ブラックベリー

1ppm


ブルーベリー

0.4ppm


クランベリー

0.02ppm


ハックルベリー

0.4ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

0.5ppm


バナナ

0.3ppm


パパイヤ

0.3ppm


アボカド

0.3ppm


パイナップル

0.02ppm


グアバ

0.3ppm


マンゴー

0.3ppm


パッションフルーツ

0.7ppm


なつめやし

0.1ppm


その他の果実

0.3ppm


綿実

0.02ppm


ぎんなん

0.07ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.07ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.07ppm


9ppm


その他のスパイス

2ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm


牛の脂肪

10ppm


豚の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


1ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

8ppm


その他の家きんの脂肪

1ppm


鶏の肝臓

1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.7ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.5ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm


はちみつ

0.01ppm


干しぶどう

1ppm


綿実油

0.01ppm

スピラマイシン

牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.6ppm


豚の肝臓

0.6ppm


牛の腎臓

0.3ppm


豚の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.6ppm


豚の食用部分

0.6ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.3ppm


鶏の肝臓

0.6ppm


鶏の腎臓

0.8ppm


鶏の食用部分

0.8ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.2ppm

スピロジクロフェン

トマト

0.5ppm


ピーマン

0.2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.1ppm


みかん

0.05ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

0.8ppm


西洋なし

0.8ppm


マルメロ

0.8ppm


びわ

0.5ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

3ppm


いちご

2ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

2ppm


かき

1ppm


パパイヤ

1ppm


アボカド

1ppm


マンゴー

1ppm


その他の果実

5ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


20ppm


コーヒー豆

0.03ppm


ホップ

40ppm


その他のスパイス

5ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.01ppm

スピロテトラマト

とうもろこし

2ppm


大豆

5ppm


小豆類

3ppm


えんどう

3ppm


そら豆

3ppm


その他の豆類

3ppm


ばれいしょ

1ppm


さといも類

0.6ppm


かんしょ

0.6ppm


やまいも

0.6ppm


その他のいも類

0.6ppm


てんさい

0.1ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

7ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

7ppm


西洋わさび

0.05ppm


クレソン

7ppm


はくさい

7ppm


キャベツ

7ppm


芽キャベツ

1ppm


ケール

7ppm


こまつな

7ppm


きょうな

7ppm


チンゲンサイ

7ppm


カリフラワー

7ppm


ブロッコリー

7ppm


その他のあぶらな科野菜

7ppm


サルシフィー

0.05ppm


アーティチョーク

1ppm


チコリ

7ppm


エンダイブ

7ppm


しゅんぎく

7ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

7ppm


たまねぎ

0.8ppm


ねぎ

0.8ppm


にんにく

0.8ppm


にら

0.8ppm


アスパラガス

1ppm


その他のゆり科野菜

0.8ppm


にんじん

0.05ppm


パセリ

5ppm


セロリ

5ppm


その他のせり科野菜

5ppm


トマト

3ppm


ピーマン

10ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

10ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

2ppm


しろうり

0.2ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.1ppm


まくわうり

0.03ppm


その他のうり科野菜

7ppm


ほうれんそう

7ppm


オクラ

1ppm


しょうが

0.6ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

3ppm


その他の野菜

7ppm


みかん

0.4ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


マルメロ

0.7ppm


びわ

0.7ppm


もも

1ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

3ppm


すもも

5ppm


うめ

3ppm


おうとう

5ppm


いちご

10ppm


ブルーベリー

3ppm


クランベリー

3ppm


ハックルベリー

3ppm


その他のベリー類果実

3ppm


ぶどう

5ppm


かき

3ppm


バナナ

4ppm


パパイヤ

0.4ppm


アボカド

0.6ppm


パイナップル

0.3ppm


グアバ

3ppm


マンゴー

0.3ppm


パッションフルーツ

3ppm


その他の果実

15ppm


綿実

0.7ppm


ぎんなん

0.5ppm


くり

0.5ppm


ペカン

0.5ppm


アーモンド

0.5ppm


くるみ

0.5ppm


その他のナッツ類

0.5ppm


コーヒー豆

0.2ppm


ホップ

15ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

15ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.08ppm


豚の脂肪

0.08ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.08ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.01ppm

スピロメシフェン

小麦

0.01ppm


大麦

0.01ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

0.01ppm


小豆類

0.02ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.02ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


てんさい

0.01ppm


クレソン

12ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

12ppm


きょうな

12ppm


チンゲンサイ

12ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

12ppm


チコリ

12ppm


エンダイブ

12ppm


しゅんぎく

12ppm


レタス

12ppm


その他のきく科野菜

12ppm


たまねぎ

0.09ppm


ねぎ

0.09ppm


にんにく

0.09ppm


にら

0.09ppm


わけぎ

0.09ppm


その他のゆり科野菜

0.09ppm


パセリ

12ppm


セロリ

6ppm


その他のせり科野菜

12ppm


トマト

3ppm


ピーマン

3ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.1ppm


しろうり

0.1ppm


すいか

0.3ppm


メロン類果実

0.1ppm


まくわうり

0.1ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


ほうれんそう

12ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟いんげん

1ppm


その他の野菜

12ppm


みかん

0.2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

5ppm


すもも

0.7ppm


うめ

5ppm


おうとう

5ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

10ppm


その他の果実

0.5ppm


綿実

0.5ppm


30ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

45ppm


牛の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.01ppm


魚介類

0.06ppm

スペクチノマイシン

牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

2ppm


豚の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

5ppm


豚の腎臓

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

5ppm


牛の食用部分

5ppm


豚の食用部分

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

5ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.5ppm


その他の家きんの筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

2ppm


その他の家きんの脂肪

2ppm


鶏の肝臓

2ppm


その他の家きんの肝臓

2ppm


鶏の腎臓

5ppm


その他の家きんの腎臓

5ppm


鶏の食用部分

5ppm


その他の家きんの食用部分

5ppm


鶏の卵

2ppm


その他の家きんの卵

2ppm

スルファジミジン

牛の筋肉

0.10ppm

 

豚の筋肉

0.10ppm

 

羊の筋肉

0.10ppm

 

馬の筋肉

0.10ppm

 

牛の脂肪

0.10ppm

 

豚の脂肪

0.10ppm

 

羊の脂肪

0.10ppm

 

馬の脂肪

0.10ppm

 

牛の肝臓

0.10ppm

 

豚の肝臓

0.10ppm

 

羊の肝臓

0.10ppm

 

馬の肝臓

0.10ppm

 

牛の腎臓

0.10ppm

 

豚の腎臓

0.10ppm

 

羊の腎臓

0.10ppm

 

馬の腎臓

0.10ppm

 

0.025ppm

 

鶏の筋肉

0.10ppm

 

あひるの筋肉

0.10ppm

 

七面鳥の筋肉

0.10ppm

 

鶏の脂肪

0.10ppm

 

あひるの脂肪

0.10ppm

 

七面鳥の脂肪

0.10ppm

 

鶏の肝臓

0.10ppm

 

あひるの肝臓

0.10ppm

 

七面鳥の肝臓

0.10ppm

 

鶏の腎臓

0.10ppm

 

あひるの腎臓

0.10ppm

 

七面鳥の腎臓

0.10ppm

スルホキサフロル

2ppm


小麦

0.4ppm


大麦

0.6ppm


とうもろこし

0.01ppm


その他の穀類

0.2ppm


大豆

2ppm


小豆類

0.3ppm


そら豆

0.2ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.03ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.03ppm


その他のいも類

0.03ppm


てんさい

0.05ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

6ppm


西洋わさび

0.03ppm


クレソン

6ppm


はくさい

6ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

6ppm


こまつな

6ppm


きょうな

6ppm


チンゲンサイ

6ppm


カリフラワー

0.08ppm


ブロッコリー

3ppm


その他のあぶらな科野菜

6ppm


ごぼう

0.03ppm


サルシフィー

0.03ppm


アーティチョーク

0.7ppm


チコリ

6ppm


エンダイブ

6ppm


しゅんぎく

6ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

6ppm


たまねぎ

0.01ppm


にんにく

0.01ppm


その他のゆり科野菜

6ppm


にんじん

0.05ppm


パースニップ

0.03ppm


パセリ

6ppm


セロリ

2ppm


みつば

6ppm


その他のせり科野菜

0.03ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

6ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.6ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

6ppm


ほうれんそう

20ppm


オクラ

2ppm


未成熟えんどう

4ppm


未成熟いんげん

4ppm


えだまめ

3ppm


しいたけ

2ppm


その他のきのこ類

2ppm


その他の野菜

6ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

0.3ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

3ppm


すもも

3ppm


うめ

3ppm


おうとう

5ppm


いちご

4ppm


ラズベリー

2ppm


ブラックベリー

2ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

2ppm


ハックルベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

4ppm


かき

0.7ppm


バナナ

0.5ppm


キウィー(果皮を含む。)

4ppm


パパイヤ

0.5ppm


アボカド

0.5ppm


パイナップル

0.1ppm


マンゴー

0.5ppm


その他の果実

2ppm


綿実

0.4ppm


なたね

0.4ppm


ぎんなん

0.03ppm


くり

0.03ppm


ペカン

0.03ppm


アーモンド

0.03ppm


くるみ

0.03ppm


その他のナッツ類

0.03ppm


カカオ豆

0.05ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

15ppm


牛の筋肉

0.4ppm


豚の筋肉

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.4ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.3ppm


鶏の筋肉

0.7ppm


その他の家きんの筋肉

0.7ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.3ppm


その他の家きんの肝臓

0.3ppm


鶏の腎臓

0.3ppm


その他の家きんの腎臓

0.3ppm


鶏の食用部分

0.3ppm


その他の家きんの食用部分

0.3ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm

セダキサン

小麦

0.01ppm


大麦

0.01ppm


ライ麦

0.01ppm


とうもろこし

0.01ppm


そば

0.01ppm


その他の穀類

0.01ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.01ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.01ppm


その他の豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.02ppm


てんさい

0.01ppm


その他の野菜

0.01ppm


なたね

0.01ppm


その他のオイルシード

0.01ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

セトキシジム

小麦

0.1ppm


そば

20ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

20ppm


小豆類

25ppm


えんどう

2ppm


そら豆

25ppm


らっかせい

25ppm


その他の豆類

25ppm


ばれいしょ

4ppm


さといも類

0.3ppm


かんしょ

4ppm


やまいも

0.3ppm


こんにゃくいも

0.3ppm


てんさい

1ppm


だいこん類の根

4ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の根

4ppm


かぶ類の葉

3ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

2ppm


ケール

10ppm


こまつな

5ppm


きょうな

3ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

10ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


ごぼう

4ppm


サルシフィー

4ppm


チコリ

0.3ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

4ppm


たまねぎ

0.8ppm


ねぎ

0.4ppm


にんにく

2ppm


にら

15ppm


アスパラガス

2ppm


その他のゆり科野菜

1ppm


にんじん

4ppm


パースニップ

4ppm


セロリ

7ppm


その他のせり科野菜

7ppm


トマト

2ppm


かぼちゃ

2ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


その他のうり科野菜

4ppm


ほうれんそう

2ppm


しょうが

0.5ppm


未成熟えんどう

10ppm


未成熟いんげん

15ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.5ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

0.5ppm


グレープフルーツ

0.5ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.5ppm


いちご

5ppm


ブルーベリー

4ppm


クランベリー

3ppm


ぶどう

1ppm


その他の果実

1ppm


ひまわりの種子

7ppm


なたね

0.5ppm


くり

0.2ppm


ペカン

0.2ppm


アーモンド

0.2ppm


くるみ

0.2ppm


その他のナッツ類

0.2ppm


その他のスパイス(根又は根茎に限る。)

4ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


その他の家きんの腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.2ppm


その他の家きんの食用部分

0.2ppm


鶏の卵

0.3ppm


その他の家きんの卵

0.3ppm


魚介類

0.2ppm

セファゾリン

牛の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


0.05ppm

セファピリン

牛の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.03ppm


牛の食用部分

0.03ppm


0.03ppm

セファレキシン

牛の筋肉

0.06ppm

 

牛の脂肪

0.06ppm

 

牛の肝臓

0.06ppm

 

牛の腎臓

0.06ppm

 

牛の食用部分

0.06ppm

 

0.01ppm

セファロニウム

牛の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


0.03ppm

セフォペラゾン

0.05ppm

セフキノム

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.02ppm

セフチオフル

牛の筋肉

1ppm


豚の筋肉

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm


牛の脂肪

2ppm


豚の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

6ppm


豚の腎臓

6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

15ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.1ppm

セフロキシム

牛の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.08ppm


0.02ppm

ゼラノール

牛の筋肉

0.002ppm


豚の筋肉

0.002ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.002ppm


牛の脂肪

0.002ppm


豚の脂肪

0.002ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.002ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.002ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.002ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.002ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.002ppm


鶏の筋肉

0.002ppm


その他の家きんの筋肉

0.002ppm


鶏の脂肪

0.002ppm


その他の家きんの脂肪

0.002ppm


鶏の肝臓

0.002ppm


その他の家きんの肝臓

0.002ppm


鶏の腎臓

0.002ppm


その他の家きんの腎臓

0.002ppm


鶏の食用部分

0.002ppm


その他の家きんの食用部分

0.002ppm


鶏の卵

0.002ppm


その他の家きんの卵

0.002ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.002ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.002ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.002ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.002ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.002ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.002ppm


その他の魚介類

0.002ppm


はちみつ

0.002ppm

センデュラマイシン

鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.4ppm


鶏の肝臓

0.6ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.6ppm

ゾキサミド

ばれいしょ

0.02ppm


たまねぎ

0.7ppm


トマト

2ppm


ピーマン

1ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

2ppm


しろうり

2ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

2ppm


その他のうり科野菜

2ppm


オクラ

1ppm


ぶどう

5ppm


バナナ

0.2ppm


はちみつ

0.05ppm

ダイアジノン

とうもろこし

0.02ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.1ppm


えんどう

0.1ppm


そら豆

0.1ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.03ppm


やまいも

0.02ppm


てんさい

0.1ppm


さとうきび

0.03ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

0.03ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

0.05ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.5ppm


ケール

0.05ppm


こまつな

0.06ppm


きょうな

0.05ppm


チンゲンサイ

0.06ppm


カリフラワー

0.02ppm


ブロッコリー

0.5ppm


その他のあぶらな科野菜

0.2ppm


ごぼう

0.05ppm


レタス

0.5ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.1ppm


にんにく

0.05ppm


にら

0.05ppm


わけぎ

0.02ppm


その他のゆり科野菜

1ppm


にんじん

0.5ppm


みつば

0.02ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

0.05ppm


なす

0.05ppm


その他のなす科野菜

0.5ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.1ppm


しろうり

0.02ppm


すいか(果皮を含む。)

0.01ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.6ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


ほうれんそう

0.5ppm


オクラ

0.05ppm


しょうが

0.5ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.05ppm


その他の野菜

0.1ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


マルメロ

0.3ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.1ppm


すもも

1ppm


うめ

0.02ppm


おうとう

1ppm


いちご

0.1ppm


ラズベリー

0.2ppm


ブラックベリー

0.1ppm


ブルーベリー

0.05ppm


クランベリー

0.2ppm


その他のベリー類果実

0.2ppm


ぶどう

0.03ppm


かき

0.3ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.2ppm


パイナップル

0.1ppm


ごまの種子

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.01ppm


0.1ppm


ホップ

0.5ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

0.5ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


魚介類

0.03ppm


すもも(乾燥させたもの)

2ppm

ダイムロン

0.1ppm

 

魚介類

0.4ppm

タイロシン

牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.3ppm


はちみつ

0.7ppm

ダゾメット、メタム及びメチルイソチオシアネート

ばれいしょ

0.2ppm

さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


やまいも

0.3ppm


こんにゃくいも

0.05ppm


てんさい

0.02ppm


だいこん類の根

0.04ppm


だいこん類の葉

2ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


はくさい

0.01ppm


キャベツ

0.02ppm


ケール

0.02ppm


こまつな

0.02ppm


きょうな

0.3ppm


チンゲンサイ

0.1ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.03ppm


その他のあぶらな科野菜

0.2ppm


ごぼう

0.05ppm


しゅんぎく

0.05ppm


レタス

0.05ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

0.02ppm


にんにく

0.2ppm


にら

0.02ppm


わけぎ

0.1ppm


その他のゆり科野菜

0.1ppm


にんじん

0.05ppm


パセリ

0.03ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

0.1ppm


その他のせり科野菜

0.2ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

0.1ppm


なす

0.05ppm


その他のなす科野菜

0.02ppm


きゅうり

0.08ppm


かぼちゃ

0.1ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.02ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


ほうれんそう

0.1ppm


しょうが

0.1ppm


未成熟えんどう

0.1ppm


未成熟いんげん

0.02ppm


えだまめ

0.05ppm


その他の野菜

0.1ppm


いちご

0.02ppm


その他のハーブ

0.3ppm

ダノフロキサシン

牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.4ppm


豚の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.4ppm


豚の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.4ppm


豚の食用部分

0.2ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.4ppm


鶏の腎臓

0.4ppm


鶏の食用部分

0.4ppm

ターバシル

さとうきび

0.1ppm


アスパラガス

0.2ppm


その他の野菜

0.05ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.1ppm


レモン

0.1ppm


オレンジ

0.1ppm


グレープフルーツ

0.1ppm


ライム

0.1ppm


その他のかんきつ類果実

0.1ppm


りんご

0.1ppm


日本なし

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


マルメロ

0.04ppm


びわ

0.04ppm


もも

0.1ppm


ネクタリン

0.1ppm


あんず

0.1ppm


すもも

0.1ppm


うめ

0.04ppm


おうとう

0.04ppm


いちご

0.1ppm


ラズベリー

0.1ppm


ブラックベリー

0.1ppm


ブルーベリー

0.1ppm


その他のベリー類果実

0.1ppm


ぶどう

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.5ppm

ダミノジッド

不検出

 

小麦

不検出

 

大麦

不検出

 

ライ麦

不検出

 

とうもろこし

不検出

 

そば

不検出

 

その他の穀類

不検出

 

大豆

不検出

 

小豆類

不検出

 

えんどう

不検出

 

そら豆

不検出

 

らつかせい

不検出

 

その他の豆類

不検出

 

ばれいしよ

不検出

 

さといも類

不検出

 

かんしよ

不検出

 

やまいも

不検出

 

こんにやくいも

不検出

 

その他のいも類

不検出

 

てんさい

不検出

 

さとうきび

不検出

 

だいこん類の根

不検出

 

だいこん類の葉

不検出

 

かぶ類の根

不検出

 

かぶ類の葉

不検出

 

西洋わさび

不検出

 

クレソン

不検出

 

はくさい

不検出

 

キャベツ

不検出

 

芽キャベツ

不検出

 

ケール

不検出

 

こまつな

不検出

 

きような

不検出

 

チンゲンサイ

不検出

 

カリフラワー

不検出

 

ブロッコリー

不検出

 

その他のあぶらな科野菜

不検出

 

ごぼう

不検出

 

サルシフィー

不検出

 

アーティチョーク

不検出

 

チコリ

不検出

 

エンダイブ

不検出

 

しゆんぎく

不検出

 

レタス

不検出

 

その他のきく科野菜

不検出

 

たまねぎ

不検出

 

ねぎ

不検出

 

にんにく

不検出

 

にら

不検出

 

アスパラガス

不検出

 

わけぎ

不検出

 

その他のゆり科野菜

不検出

 

にんじん

不検出

 

パースニップ

不検出

 

パセリ

不検出

 

セロリ

不検出

 

みつば

不検出

 

その他のせり科野菜

不検出

 

トマト

不検出

 

ピーマン

不検出

 

なす

不検出

 

その他のなす科野菜

不検出

 

きゆうり

不検出

 

かぼちや

不検出

 

しろうり

不検出

 

すいか

不検出

 

メロン類果実

不検出

 

まくわうり

不検出

 

その他のうり科野菜

不検出

 

ほうれんそう

不検出

 

たけのこ

不検出

 

オクラ

不検出

 

しようが

不検出

 

未成熟えんどう

不検出

 

未成熟いんげん

不検出

 

えだまめ

不検出

 

マッシュルーム

不検出

 

しいたけ

不検出

 

その他のきのこ類

不検出

 

その他の野菜

不検出

 

みかん

不検出

 

なつみかんの果実全体

不検出

 

レモン

不検出

 

オレンジ

不検出

 

グレープフルーツ

不検出

 

ライム

不検出

 

その他のかんきつ類果実

不検出

 

りんご

不検出

 

日本なし

不検出

 

西洋なし

不検出

 

マルメロ

不検出

 

びわ

不検出

 

もも

不検出

 

ネクタリン

不検出

 

あんず

不検出

 

すもも

不検出

 

うめ

不検出

 

おうとう

不検出

 

いちご

不検出

 

ラズベリー

不検出

 

ブラックベリー

不検出

 

ブルーベリー

不検出

 

クランベリー

不検出

 

ハックルベリー

不検出

 

その他のベリー類果実

不検出

 

ぶどう

不検出

 

かき

不検出

 

バナナ

不検出

 

キウィー

不検出

 

パパイヤ

不検出

 

アボカド

不検出

 

パイナップル

不検出

 

グアバ

不検出

 

マンゴー

不検出

 

パッションフルーツ

不検出

 

なつめやし

不検出

 

その他の果実

不検出

 

ひまわりの種子

不検出

 

ごまの種子

不検出

 

べにばなの種子

不検出

 

綿実

不検出

 

なたね

不検出

 

その他のオイルシード

不検出

 

ぎんなん

不検出

 

くり

不検出

 

ペカン

不検出

 

アーモンド

不検出

 

くるみ

不検出

 

その他のナッツ類

不検出

 

不検出

 

コーヒー豆

不検出

 

カカオ豆

不検出

 

ホップ

不検出

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

不検出

チアクロプリド

0.02ppm


小麦

0.1ppm


ばれいしょ

0.02ppm


こまつな

0.5ppm


トマト

1ppm


ピーマン

5ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他の野菜

0.1ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

0.7ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.7ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

5ppm


すもも

0.5ppm


うめ

5ppm


おうとう

5ppm


いちご

3ppm


ラズベリー

1ppm


ブラックベリー

1ppm


ブルーベリー

1ppm


クランベリー

1ppm


ハックルベリー

1ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

2ppm


かき

1ppm


バナナ

0.05ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.2ppm


パパイヤ

0.3ppm


その他の果実

4ppm


綿実

0.02ppm


なたね

0.5ppm


ぎんなん

0.02ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


25ppm


その他のスパイス

1ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

チアジニル

0.9ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.03ppm

チアゾピル

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

チアベンダゾール

牛の筋肉

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

豚の筋肉

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

羊の筋肉

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

牛の脂肪

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

豚の脂肪

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

羊の脂肪

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

牛の肝臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

豚の肝臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

羊の肝臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

牛の腎臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

豚の腎臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

羊の腎臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

 

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.10ppm

チアムリン

豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


豚の肝臓

0.6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

1ppm


その他の家きんの肝臓

0.3ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.2ppm

チアメトキサム

0.3ppm


小麦

0.05ppm


大麦

0.4ppm


とうもろこし

0.7ppm


その他の穀類

0.02ppm


大豆

0.04ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.04ppm


そら豆

0.04ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.04ppm


ばれいしょ

0.3ppm


さといも類

0.3ppm


かんしょ

0.3ppm


やまいも

0.3ppm


こんにゃくいも

0.3ppm


その他のいも類

0.3ppm


てんさい

0.3ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

3ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

10ppm


西洋わさび

0.3ppm


クレソン

3ppm


はくさい

3ppm


キャベツ

5ppm


芽キャベツ

5ppm


ケール

3ppm


こまつな

5ppm


きょうな

3ppm


チンゲンサイ

5ppm


カリフラワー

5ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


ごぼう

0.3ppm


サルシフィー

0.3ppm


アーティチョーク

0.5ppm


チコリ

3ppm


エンダイブ

3ppm


しゅんぎく

3ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

3ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

2ppm


にら

2ppm


アスパラガス

0.1ppm


わけぎ

10ppm


にんじん

0.3ppm


パースニップ

0.3ppm


パセリ

3ppm


セロリ

1ppm


その他のせり科野菜

3ppm


トマト

2ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか

0.2ppm


メロン類果実

0.3ppm


まくわうり

0.2ppm


その他のうり科野菜

3ppm


ほうれんそう

10ppm


オクラ

0.7ppm


未成熟えんどう

0.3ppm


未成熟いんげん

0.3ppm


えだまめ

0.3ppm


マッシュルーム

0.7ppm


しいたけ

0.7ppm


その他のきのこ類

0.7ppm


その他の野菜

3ppm


みかん

0.3ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

0.3ppm


びわ

0.2ppm


もも

0.5ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

3ppm


すもも

1ppm


うめ

3ppm


おうとう

5ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

0.5ppm


ブラックベリー

0.5ppm


ブルーベリー

0.5ppm


クランベリー

0.5ppm


ハックルベリー

0.5ppm


その他のベリー類果実

0.5ppm


ぶどう

2ppm


かき

1ppm


バナナ

0.7ppm


パパイヤ

0.01ppm


アボカド

0.5ppm


パイナップル

0.01ppm


グアバ

0.2ppm


マンゴー

0.2ppm


その他の果実

2ppm


ひまわりの種子

0.02ppm


ごまの種子

0.02ppm


べにばなの種子

0.02ppm


綿実

0.1ppm


なたね

0.02ppm


その他のオイルシード

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


20ppm


コーヒー豆

0.2ppm


カカオ豆(外皮を含まない。)

0.02ppm


ホップ

0.1ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

5ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

チアンフェニコール

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.02ppm

チエンカルバゾンメチル

てんさい

0.04ppm

チオキサザフェン

とうもろこし

0.02ppm


大豆

0.04ppm


綿実

0.02ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.03ppm


豚の肝臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.03ppm


牛の食用部分

0.03ppm


豚の食用部分

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

チオプロニン

牛の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


0.02ppm

チオベンカルブ

0.2ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.03ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

レタス

0.2ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

えだまめ

0.03ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.03ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.03ppm

 

鶏の脂肪

0.03ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.03ppm

 

鶏の肝臓

0.03ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.03ppm

 

鶏の腎臓

0.03ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.03ppm

 

鶏の食用部分

0.03ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.03ppm

 

鶏の卵

0.03ppm

 

その他の家きんの卵

0.03ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

9ppm

 

魚介類(貝類を除く。)

0.3ppm

チジアズロン

綿実

0.3ppm


牛の筋肉

0.4ppm


豚の筋肉

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.4ppm


牛の脂肪

0.4ppm


豚の脂肪

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.4ppm


牛の肝臓

0.04ppm


豚の肝臓

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.04ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.02ppm

チフェンスルフロンメチル

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.1ppm


トマト

0.07ppm


べにばなの種子

0.05ppm


綿実

0.02ppm


なたね

0.02ppm


その他のオイルシード

0.02ppm

チフルザミド

1ppm


大豆

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


てんさい

0.01ppm


その他の野菜

1ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.4ppm


豚の脂肪

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.4ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.04ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.07ppm


その他の家きんの脂肪

0.07ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.03ppm


その他の家きんの腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.04ppm


その他の家きんの卵

0.04ppm


魚介類

1ppm

チモール

はちみつ

30ppm

チルジピロシン

牛の筋肉

0.4ppm


豚の筋肉

1ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.8ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

5ppm


牛の腎臓

3ppm


豚の腎臓

10ppm


牛の食用部分

3ppm


豚の食用部分

10ppm

チルミコシン

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

羊の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

羊の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

1.0ppm

 

豚の肝臓

1.5ppm

 

羊の肝臓

1.0ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の肝臓

0.6ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

豚の腎臓

1.0ppm

 

羊の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の腎臓

1ppm

 

牛の食用部分

0.5ppm

 

豚の食用部分

1ppm

 

羊の食用部分

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の食用部分

1ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.07ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.07ppm

 

鶏の脂肪

0.07ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.07ppm

 

鶏の肝臓

1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.5ppm

 

鶏の腎臓

0.25ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.25ppm

 

鶏の食用部分

1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.25ppm

ツラスロマイシン

牛の筋肉

0.3ppm

 

豚の筋肉

2ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

豚の脂肪

0.3ppm

 

牛の肝臓

5ppm

 

豚の肝臓

4ppm

 

牛の腎臓

3ppm

 

豚の腎臓

9ppm

 

牛の食用部分

3ppm

 

豚の食用部分

5ppm

デキサメタゾン

牛の筋肉

0.001ppm


豚の筋肉

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.001ppm


牛の脂肪

0.001ppm


豚の脂肪

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.001ppm


牛の肝臓

0.002ppm


豚の肝臓

0.002ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.002ppm


牛の腎臓

0.001ppm


豚の腎臓

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.001ppm


牛の食用部分

0.002ppm


豚の食用部分

0.002ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.002ppm


0.0003ppm


鶏の筋肉

不検出


その他の家きんの筋肉

不検出


鶏の脂肪

不検出


その他の家きんの脂肪

不検出


鶏の肝臓

不検出


その他の家きんの肝臓

不検出


鶏の腎臓

不検出


その他の家きんの腎臓

不検出


鶏の食用部分

不検出


その他の家きんの食用部分

不検出


鶏の卵

不検出


その他の家きんの卵

不検出

テクロフタラム

0.2ppm

デコキネート

牛の筋肉

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm


牛の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

2ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm

デスメディファム

てんさい

0.1ppm

テトラコナゾール

小麦

0.05ppm


大麦

0.3ppm


とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

0.09ppm


えんどう

0.09ppm


そら豆

0.09ppm


その他の豆類

0.09ppm


てんさい

0.2ppm


トマト

0.6ppm


ピーマン

0.3ppm


なす

0.3ppm


その他のなす科野菜

0.3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

2ppm


オクラ

0.3ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


うめ

2ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

0.3ppm


その他のベリー類果実

0.3ppm


ぶどう

0.2ppm


かき

0.5ppm


その他の果実

0.3ppm


なたね

0.9ppm


その他のオイルシード

0.05ppm


30ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.04ppm


豚の脂肪

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.04ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.06ppm


その他の家きんの脂肪

0.06ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

テトラジホン

なす

1ppm


きゅうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


いちご

0.7ppm


0.7ppm


その他のスパイス

10ppm

テトラニリプロール

0.01ppm


とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.2ppm


さといも類

0.01ppm


だいこん類の根

0.03ppm


だいこん類の葉

30ppm


はくさい

4ppm


キャベツ

2ppm


ケール

20ppm


こまつな

20ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

7ppm


ブロッコリー

9ppm


その他のあぶらな科野菜

20ppm


レタス

40ppm


ねぎ

2ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

0.8ppm


きゅうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.4ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


ほうれんそう

30ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

0.9ppm


レモン

2ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

0.9ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.9ppm


ネクタリン

0.9ppm


あんず

2ppm


すもも

0.1ppm


うめ

2ppm


おうとう

1ppm


いちご

2ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.5ppm


ぎんなん

0.03ppm


くり

0.03ppm


ペカン

0.03ppm


アーモンド

0.03ppm


くるみ

0.03ppm


その他のナッツ類

0.03ppm


80ppm


その他のハーブ

20ppm


牛の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.04ppm


牛の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.05ppm


魚介類

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

テニルクロール

0.1ppm

テブコナゾール

0.05ppm


小麦

2ppm


大麦

3ppm


ライ麦

0.2ppm


とうもろこし

0.6ppm


そば

0.05ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

0.5ppm


えんどう

0.5ppm


そら豆

0.5ppm


らっかせい

0.2ppm


その他の豆類

0.5ppm


ばれいしょ

0.1ppm


やまいも

0.01ppm


てんさい

0.1ppm


さとうきび

0.1ppm


キャベツ

3ppm


芽キャベツ

0.3ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.2ppm


アーティチョーク

0.6ppm


レタス

5ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

0.7ppm


にんにく

0.1ppm


にら

10ppm


アスパラガス

0.02ppm


わけぎ

2ppm


その他のゆり科野菜

10ppm


にんじん

0.6ppm


セロリ

0.3ppm


トマト

1ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


しょうが

0.2ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

3ppm


その他の野菜

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

1ppm


日本なし

5ppm


西洋なし

5ppm


マルメロ

1ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

5ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

3ppm


おうとう

7ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

10ppm


かき

1ppm


バナナ

2ppm


パパイヤ

2ppm


マンゴー

0.1ppm


パッションフルーツ

0.1ppm


その他の果実

2ppm


ひまわりの種子

0.1ppm


綿実

2ppm


なたね

0.3ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


80ppm


コーヒー豆

0.2ppm


ホップ

40ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


すもも(乾燥させたもの)

3ppm

テブフェノジド

0.3ppm


そば

5ppm


大豆

0.3ppm


さといも類

0.2ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

1ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の根

0.3ppm


かぶ類の葉

10ppm


クレソン

10ppm


はくさい

10ppm


キャベツ

5ppm


芽キャベツ

5ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

0.5ppm


ブロッコリー

0.5ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


チコリ

10ppm


エンダイブ

10ppm


しゅんぎく

10ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

10ppm


ねぎ

2ppm


にんじん

0.3ppm


パセリ

10ppm


セロリ

2ppm


その他のせり科野菜

10ppm


トマト

1ppm


ピーマン

1ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

10ppm


その他のうり科野菜

10ppm


ほうれんそう

10ppm


しょうが

0.05ppm


その他の野菜

10ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

2ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

1ppm


びわ

1ppm


もも

0.05ppm


ネクタリン

0.5ppm


あんず

5ppm


すもも

0.7ppm


うめ

5ppm


おうとう

1ppm


いちご

1ppm


ラズベリー

2ppm


ブラックベリー

3ppm


ブルーベリー

3ppm


クランベリー

0.5ppm


ハックルベリー

3ppm


その他のベリー類果実

3ppm


ぶどう

2ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.5ppm


アボカド

1ppm


マンゴー

0.7ppm


その他の果実

1ppm


綿実

2ppm


なたね

2ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


25ppm


その他のスパイス

2ppm


その他のハーブ

20ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


魚介類

0.3ppm

テブフェンピラド

小豆類

0.2ppm


さといも類

0.05ppm


トマト

0.8ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

0.5ppm


きゅうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.07ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


その他の野菜

3ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

0.4ppm


あんず

0.4ppm


おうとう

1ppm


いちご

1ppm


ぶどう

0.5ppm


かき

0.3ppm


パパイヤ

0.5ppm


マンゴー

0.2ppm


その他の果実

0.3ppm


2ppm


その他のスパイス

5ppm


はちみつ

0.05ppm

テブフロキン

0.5ppm


大豆

0.2ppm


はくさい

0.1ppm


ねぎ

0.2ppm


トマト

1ppm


15ppm


魚介類

0.09ppm

テプラロキシジム

大豆

6ppm


小豆類

0.2ppm


やまいも

0.2ppm


てんさい

0.2ppm


たまねぎ

0.3ppm


にんじん

0.2ppm


えだまめ

1ppm


綿実

0.2ppm


なたね

0.5ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.3ppm


その他の家きんの肝臓

0.3ppm


鶏の腎臓

0.3ppm


その他の家きんの腎臓

0.3ppm


鶏の食用部分

0.3ppm


その他の家きんの食用部分

0.3ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm

テフリルトリオン

0.02ppm

テフルトリン

とうもろこし

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

さとうきび

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.5ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

テフルベンズロン

とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


てんさい

0.3ppm


さとうきび

0.01ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

1ppm


はくさい

0.3ppm


キャベツ

0.3ppm


チンゲンサイ

0.5ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.5ppm


その他のあぶらな科野菜

1ppm


ごぼう

0.1ppm


レタス

1ppm


その他のきく科野菜

10ppm


ねぎ

1ppm


アスパラガス

0.3ppm


トマト

2ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

2ppm


しろうり

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.3ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

5ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

3ppm


えだまめ

1ppm


その他の野菜

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

0.5ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.5ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

0.5ppm


いちご

1ppm


ぶどう

0.7ppm


かき

0.5ppm


パパイヤ

0.4ppm


ひまわりの種子

0.3ppm


15ppm


コーヒー豆

0.3ppm


その他のスパイス

5ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.4ppm


はちみつ

0.05ppm


とうもろこし油

0.01ppm

デルタメトリン及びトラロメトリン

小麦

2ppm

大麦

2ppm


ライ麦

2ppm


とうもろこし(未成熟を除く。)

2ppm


とうもろこし(未成熟に限る。)

0.02ppm


そば

2ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

1ppm


小豆類

1ppm


えんどう

1ppm


そら豆

1ppm


その他の豆類

1ppm


ばれいしょ

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

2ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

2ppm


西洋わさび

0.2ppm


クレソン

2ppm


はくさい

0.5ppm


キャベツ

0.1ppm


芽キャベツ

0.1ppm


ケール

2ppm


こまつな

2ppm


きょうな

2ppm


チンゲンサイ

2ppm


カリフラワー

0.1ppm


ブロッコリー

0.2ppm


その他のあぶらな科野菜

2ppm


ごぼう

0.2ppm


サルシフィー

0.2ppm


アーティチョーク

0.5ppm


チコリ

2ppm


エンダイブ

2ppm


しゅんぎく

2ppm


レタス

0.5ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.2ppm


アスパラガス

0.05ppm


にんじん

0.2ppm


パースニップ

0.2ppm


その他のせり科野菜

0.2ppm


トマト

0.3ppm


ピーマン

0.3ppm


なす

0.3ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

2ppm


オクラ

0.3ppm


しょうが

0.5ppm


未成熟えんどう

0.3ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.2ppm


マッシュルーム

0.05ppm


その他の野菜

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.5ppm


なつみかんの果実全体

0.3ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

0.5ppm


グレープフルーツ

0.5ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.5ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.5ppm


ネクタリン

0.3ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.07ppm


うめ

0.5ppm


おうとう

0.2ppm


いちご

0.2ppm


ラズベリー

0.3ppm


ブラックベリー

0.1ppm


ブルーベリー

0.3ppm


ぶどう

0.6ppm


かき

0.3ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.7ppm


その他の果実

1ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


綿実

0.04ppm


なたね

0.2ppm


その他のオイルシード

0.2ppm


ぎんなん

0.1ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


5ppm


その他のスパイス

2ppm


その他のハーブ

0.5ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.5ppm


その他の家きんの脂肪

0.5ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.03ppm


小麦粉(全粒粉に限る。)

2ppm

テルブホス

0.005ppm

 

小麦

0.01ppm

 

大麦

0.01ppm

 

ライ麦

0.005ppm

 

とうもろこし

0.01ppm

 

そば

0.005ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

ドキシサイクリン

豚の筋肉

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm

ドラメクチン

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.15ppm

 

豚の脂肪

0.15ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.03ppm

 

豚の腎臓

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.015ppm

トリアジメノール

さとうきび

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

ぶどう

0.5ppm

 

パパイヤ

0.2ppm

トリアゾホス

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


綿実

0.2ppm


綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

1ppm

トリアファモン

0.05ppm

トリクラベンダゾール

牛の筋肉

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.9ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.9ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm

トリクロルホン

0.20ppm

 

小麦

0.10ppm

 

大麦

0.10ppm

 

ライ麦

0.10ppm

 

とうもろこし

0.10ppm

 

そば

0.10ppm

 

その他の穀類

0.10ppm

 

大豆

0.10ppm

 

小豆類

0.10ppm

 

らつかせい

0.10ppm

 

その他の豆類

0.10ppm

 

ばれいしよ

0.50ppm

 

さといも類

0.50ppm

 

かんしよ

0.50ppm

 

やまいも

0.50ppm

 

こんにやくいも

0.50ppm

 

その他のいも類

0.50ppm

 

てんさい

0.10ppm

 

さとうきび

0.50ppm

 

だいこん類の根

0.20ppm

 

だいこん類の葉

0.50ppm

 

かぶ類の根

0.10ppm

 

かぶ類の葉

0.50ppm

 

西洋わさび

0.50ppm

 

クレソン

0.50ppm

 

はくさい

0.50ppm

 

キャベツ

0.50ppm

 

芽キャベツ

0.50ppm

 

ケール

0.20ppm

 

こまつな

0.50ppm

 

きような

0.50ppm

 

チンゲンサイ

0.10ppm

 

カリフラワー

0.50ppm

 

ブロッコリー

0.50ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.10ppm

 

ごぼう

0.50ppm

 

サルシフィー

0.50ppm

 

アーティチョーク

0.10ppm

 

チコリ

0.50ppm

 

エンダイブ

0.50ppm

 

しゆんぎく

0.50ppm

 

レタス

0.50ppm

 

その他のきく科野菜

0.50ppm

 

たまねぎ

0.50ppm

 

ねぎ

0.50ppm

 

にんにく

0.50ppm

 

にら

0.50ppm

 

アスパラガス

0.50ppm

 

わけぎ

0.50ppm

 

その他のゆり科野菜

0.50ppm

 

にんじん

0.50ppm

 

パースニップ

0.50ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.20ppm

 

みつば

0.50ppm

 

その他のせり科野菜

0.50ppm

 

トマト

0.20ppm

 

ピーマン

1.0ppm

 

なす

1.0ppm

 

その他のなす科野菜

1.0ppm

 

きゆうり

1.0ppm

 

かぼちや

0.10ppm

 

しろうり

0.50ppm

 

すいか

0.50ppm

 

メロン類果実

0.50ppm

 

まくわうり

0.50ppm

 

その他のうり科野菜

0.50ppm

 

ほうれんそう

0.50ppm

 

たけのこ

0.50ppm

 

オクラ

0.50ppm

 

しようが

0.50ppm

 

未成熟えんどう

0.50ppm

 

未成熟いんげん

0.10ppm

 

えだまめ

0.50ppm

 

マッシュルーム

0.50ppm

 

しいたけ

0.50ppm

 

その他のきのこ類

0.50ppm

 

その他の野菜

0.50ppm

 

みかん

0.10ppm

 

なつみかんの果実全体

0.10ppm

 

レモン

0.10ppm

 

オレンジ

0.10ppm

 

グレープフルーツ

0.10ppm

 

ライム

0.10ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.10ppm

 

りんご

2.0ppm

 

日本なし

0.50ppm

 

西洋なし

0.50ppm

 

マルメロ

0.50ppm

 

びわ

0.50ppm

 

もも

0.20ppm

 

ネクタリン

0.50ppm

 

あんず

0.50ppm

 

すもも

0.50ppm

 

うめ

0.50ppm

 

おうとう

0.10ppm

 

いちご

1.0ppm

 

ラズベリー

0.50ppm

 

ブラックベリー

0.50ppm

 

ブルーベリー

0.50ppm

 

クランベリー

0.50ppm

 

ハックルベリー

0.50ppm

 

その他のベリー類果実

0.50ppm

 

ぶどう

0.50ppm

 

かき

0.50ppm

 

バナナ

1.0ppm

 

キウィー

0.50ppm

 

パパイヤ

0.50ppm

 

アボカド

0.50ppm

 

パイナップル

0.50ppm

 

グアバ

0.50ppm

 

マンゴー

0.50ppm

 

パッションフルーツ

0.50ppm

 

なつめやし

0.50ppm

 

その他の果実

0.50ppm

 

ひまわりの種子

0.50ppm

 

ごまの種子

0.50ppm

 

べにばなの種子

0.10ppm

 

綿実

0.10ppm

 

なたね

0.10ppm

 

その他のオイルシード

0.10ppm

 

ぎんなん

0.50ppm

 

くり

0.50ppm

 

ペカン

0.50ppm

 

アーモンド

0.50ppm

 

くるみ

0.50ppm

 

その他のナッツ類

0.50ppm

 

0.50ppm

トリシクラゾール

3ppm


魚介類

0.06ppm

トリネキサパックエチル

0.4ppm

小麦

3ppm


大麦

3ppm


ライ麦

3ppm


その他の穀類

3ppm


さとうきび

0.5ppm


なたね

2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.005ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


小麦ふすま

8ppm

トリブホス

綿実

4.0ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.15ppm

 

豚の脂肪

0.15ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.15ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.01ppm

トリフルスルフロンメチル

てんさい

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

トリフルミゾール

0.05ppm


小麦

0.7ppm


大麦

0.7ppm


ライ麦

0.7ppm


とうもろこし

0.5ppm


その他の穀類

0.7ppm


かんしょ

0.03ppm


こんにゃくいも

1ppm


ごぼう

0.3ppm


その他のきく科野菜

0.5ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

0.2ppm


にんにく

0.3ppm


にら

3ppm


アスパラガス

0.5ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


にんじん

0.5ppm


パセリ

1ppm


セロリ

15ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

0.8ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

1ppm


その他のうり科野菜

1ppm


オクラ

0.5ppm


しょうが

0.5ppm


未成熟えんどう

5ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

9ppm


すもも

1ppm


うめ

1ppm


おうとう

3ppm


いちご

0.8ppm


ぶどう

2ppm


かき

1ppm


パパイヤ

1ppm


パイナップル

2ppm


マンゴー

0.7ppm


その他の果実

1ppm


15ppm


ホップ

8ppm


その他のハーブ

0.5ppm


牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


魚介類

0.3ppm

トリフルメゾピリム

0.01ppm

トリフルラリン

0.05ppm


小麦

0.1ppm


大麦

0.1ppm


ライ麦

0.1ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.05ppm


その他の穀類

0.1ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.2ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.2ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.05ppm


その他のいも類

0.05ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

0.05ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

0.1ppm


かぶ類の根

0.1ppm


かぶ類の葉

0.05ppm


西洋わさび

0.05ppm


クレソン

0.05ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.1ppm


芽キャベツ

0.1ppm


ケール

0.05ppm


こまつな

0.05ppm


きょうな

0.05ppm


チンゲンサイ

0.05ppm


カリフラワー

3ppm


ブロッコリー

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

0.05ppm


ごぼう

0.05ppm


サルシフィー

0.05ppm


アーティチョーク

0.05ppm


チコリ

0.05ppm


エンダイブ

0.05ppm


しゅんぎく

0.05ppm


レタス

0.1ppm


その他のきく科野菜

0.05ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.1ppm


にんにく

0.05ppm


にら

0.05ppm


アスパラガス

0.1ppm


わけぎ

0.1ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


にんじん

1ppm


パースニップ

0.05ppm


パセリ

0.05ppm


セロリ

0.05ppm


みつば

0.05ppm


その他のせり科野菜

0.05ppm


トマト

0.1ppm


ピーマン

0.1ppm


なす

0.05ppm


その他のなす科野菜

0.05ppm


きゅうり

0.05ppm


かぼちゃ

0.05ppm


しろうり

0.05ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


まくわうり

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.05ppm


ほうれんそう

0.05ppm


たけのこ

2ppm


オクラ

0.05ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.05ppm


マッシュルーム

0.05ppm


しいたけ

0.05ppm


その他のきのこ類

0.05ppm


その他の野菜

2ppm


みかん

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.05ppm


レモン

0.05ppm


オレンジ

0.05ppm


グレープフルーツ

0.05ppm


ライム

0.05ppm


その他のかんきつ類果実

0.05ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


マルメロ

0.05ppm


びわ

0.05ppm


もも

0.05ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.05ppm


おうとう

0.05ppm


いちご

0.05ppm


ラズベリー

0.05ppm


ブラックベリー

0.05ppm


ブルーベリー

0.05ppm


クランベリー

0.05ppm


ハックルベリー

0.05ppm


その他のベリー類果実

0.05ppm


ぶどう

0.05ppm


かき

0.05ppm


バナナ

0.05ppm


キウィー

0.05ppm


パパイヤ

0.05ppm


アボカド

0.05ppm


パイナップル

0.05ppm


グアバ

0.05ppm


マンゴー

0.05ppm


パッションフルーツ

0.05ppm


なつめやし

0.05ppm


その他の果実

0.05ppm


ひまわりの種子

0.2ppm


ごまの種子

0.05ppm


べにばなの種子

0.05ppm


綿実

0.05ppm


なたね

0.2ppm


その他のオイルシード

0.2ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


0.05ppm


ホップ

0.05ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

0.2ppm


魚介類

0.5ppm


ミネラルウォーター類

0.02ppm

トリフロキシストロビン

2ppm


小麦

0.2ppm


大麦

0.5ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.08ppm


らっかせい

0.05ppm


ばれいしょ

0.04ppm


さといも類

0.04ppm


かんしょ

0.04ppm


やまいも

0.04ppm


その他のいも類

0.04ppm


てんさい

0.05ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

15ppm


かぶ類の根

0.1ppm


西洋わさび

0.1ppm


はくさい

0.5ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

0.1ppm


カリフラワー

0.5ppm


ブロッコリー

0.5ppm


その他のあぶらな科野菜

0.5ppm


ごぼう

0.1ppm


サルシフィー

0.1ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

4ppm


ねぎ

0.7ppm


にんにく

0.05ppm


アスパラガス

0.07ppm


にんじん

0.1ppm


パースニップ

0.1ppm


セロリ

4ppm


その他のせり科野菜

4ppm


トマト

0.7ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.3ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


ほうれんそう

20ppm


未成熟いんげん

0.5ppm


えだまめ

0.08ppm


その他の野菜

4ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

3ppm


日本なし

5ppm


西洋なし

5ppm


マルメロ

0.7ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.7ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

5ppm


すもも

3ppm


うめ

5ppm


おうとう

3ppm


いちご

1ppm


ブルーベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

5ppm


かき

1ppm


バナナ

0.5ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.02ppm


パパイヤ

0.7ppm


グアバ

0.05ppm


マンゴー

0.7ppm


パッションフルーツ

0.05ppm


その他の果実

3ppm


綿実

0.4ppm


ぎんなん

0.02ppm


くり

0.04ppm


ペカン

0.04ppm


アーモンド

0.04ppm


くるみ

0.04ppm


その他のナッツ類

0.04ppm


5ppm


コーヒー豆

0.05ppm


ホップ

40ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

4ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.04ppm


豚の腎臓

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.04ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.04ppm


その他の家きんの筋肉

0.04ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


その他の家きんの脂肪

0.04ppm


鶏の肝臓

0.04ppm


その他の家きんの肝臓

0.04ppm


鶏の腎臓

0.04ppm


その他の家きんの腎臓

0.04ppm


鶏の食用部分

0.04ppm


その他の家きんの食用部分

0.04ppm


鶏の卵

0.04ppm


その他の家きんの卵

0.04ppm


魚介類

0.03ppm

トリベヌロンメチル

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

トリホリン

その他のきく科野菜

0.5ppm


ねぎ

5ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

1ppm


きゅうり

1ppm


メロン類果実

0.02ppm


未成熟えんどう

1ppm


もも

1ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

0.03ppm


ハックルベリー

0.03ppm


かき

0.7ppm


その他のハーブ

25ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm

トリメトプリム

牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.08ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.08ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.08ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.08ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.05ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.05ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.05ppm


その他の魚介類

0.05ppm

トリルフルアニド

レタス

15ppm

 

ねぎ

2ppm

 

トマト

3ppm

 

ピーマン

2ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

きゆうり

1ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

りんご

5ppm

 

日本なし

5ppm

 

西洋なし

5ppm

 

マルメロ

5ppm

 

びわ

5ppm

 

いちご

5ppm

 

ラズベリー

5ppm

 

ブラックベリー

5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

ぶどう

3ppm

 

ホップ

50ppm

 

とうがらし(乾燥させたもの)

20ppm

トルクロホスメチル

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.03ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.3ppm


ばれいしょ

0.3ppm


こんにゃくいも

1ppm


てんさい

0.5ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

0.1ppm


はくさい

0.2ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

0.04ppm


こまつな

6ppm


きょうな

1ppm


ブロッコリー

0.3ppm


ごぼう

0.5ppm


チコリ

0.7ppm


エンダイブ

0.7ppm


しゅんぎく

0.7ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

2ppm


にら

2ppm


アスパラガス

0.02ppm


その他のゆり科野菜

0.7ppm


にんじん

2ppm


みつば

2ppm


トマト

0.2ppm


ピーマン

0.3ppm


なす

0.02ppm


その他のなす科野菜

0.7ppm


きゅうり

0.1ppm


しろうり

0.05ppm


メロン類果実

0.03ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

2ppm


オクラ

0.05ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.05ppm


その他の野菜

2ppm


りんご

0.02ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

トルトラズリル

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.3ppm

 

豚の脂肪

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm

 

牛の腎臓

0.5ppm

 

豚の腎臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm

 

牛の食用部分

0.5ppm

 

豚の食用部分

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm

 

鶏の筋肉

1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.5ppm

 

鶏の脂肪

2ppm

 

その他の家きんの脂肪

1ppm

 

鶏の肝臓

4ppm

 

その他の家きんの肝臓

2ppm

 

鶏の腎臓

4ppm

 

その他の家きんの腎臓

2ppm

 

鶏の食用部分

3ppm

 

その他の家きんの食用部分

2ppm

トルピラレート

とうもろこし

0.05ppm

トルフェナム酸

牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


0.05ppm

トルフェンピラド

ばれいしょ

0.05ppm


やまいも

0.01ppm


だいこん類の根

0.03ppm


だいこん類の葉

2ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

7ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

0.3ppm


カリフラワー

0.5ppm


ブロッコリー

0.7ppm


レタス

2ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.05ppm


にら

9ppm


アスパラガス

0.7ppm


その他のゆり科野菜

0.1ppm


セロリ

4ppm


ピーマン

2ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

0.7ppm


すいか(果皮を含む。)

0.6ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


未成熟えんどう

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

10ppm


ネクタリン

5ppm


すもも

1ppm


いちご

0.1ppm


ペカン

0.01ppm


30ppm


その他のスパイス

15ppm

トルプロカルブ

0.3ppm


魚介類

1ppm

ナイカルバジン

鶏の筋肉

3ppm


その他の家きんの筋肉

3ppm


鶏の脂肪

5ppm


その他の家きんの脂肪

5ppm


鶏の肝臓

13ppm


その他の家きんの肝臓

13ppm


鶏の腎臓

9ppm


その他の家きんの腎臓

9ppm


鶏の食用部分

13ppm


その他の家きんの食用部分

13ppm

ナナフロシン

牛の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.03ppm


牛の食用部分

0.03ppm


0.03ppm

ナフシリン

牛の筋肉

0.005ppm


豚の筋肉

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.005ppm


豚の脂肪

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.005ppm


豚の肝臓

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.005ppm


豚の腎臓

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.005ppm


豚の食用部分

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.005ppm


鶏の筋肉

0.005ppm


その他の家きんの筋肉

0.005ppm


鶏の脂肪

0.005ppm


その他の家きんの脂肪

0.005ppm


鶏の肝臓

0.005ppm


その他の家きんの肝臓

0.005ppm


鶏の腎臓

0.005ppm


その他の家きんの腎臓

0.005ppm


鶏の食用部分

0.005ppm


その他の家きんの食用部分

0.005ppm


鶏の卵

0.005ppm


その他の家きんの卵

0.005ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.005ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.005ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.005ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.005ppm


魚介類(貝類に限る。)

0.005ppm


魚介類(甲殻類に限る。)

0.005ppm


その他の魚介類

0.005ppm


はちみつ

0.005ppm

1―ナフタレン酢酸

かぼちゃ

0.03ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.02ppm


みかん(外果皮を含む。)

4ppm


なつみかんの果実全体

4ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


マルメロ

0.3ppm


おうとう

0.1ppm


マンゴー

0.02ppm


その他の果実

0.1ppm


その他のスパイス

30ppm

ばれいしよ

1.0ppm

 

トマト

1.0ppm

 

きゆうり

1.0ppm

 

ほうれんそう

5.0ppm

 

なつみかん

1.0ppm

 

なつみかんの外果皮

5.0ppm

 

りんご

5.0ppm

 

日本なし

5.0ppm

 

もも

1.0ppm

 

いちご

1.0ppm

 

ぶどう

1.0ppm

ナラシン

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm

ニテンピラム

0.3ppm


ばれいしょ

0.2ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

5ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

0.5ppm


しゅんぎく

2ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

3ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

2ppm


アスパラガス

2ppm


わけぎ

5ppm


その他のせり科野菜

3ppm


トマト

1ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.3ppm


すいか

0.5ppm


メロン類果実

0.7ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


その他の野菜

3ppm


みかん

0.3ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも

0.5ppm


いちご

2ppm


ぶどう

5ppm


かき

0.7ppm


マンゴー

1ppm


10ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

3ppm

ニトラピリン

小麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

3―ニトロオキシプロパノール

牛の筋肉

0.01ppm

牛の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


0.01ppm

ニトロキシニル

牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.7ppm


牛の脂肪

0.6ppm


豚の脂肪

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.6ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.7ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


鶏の筋肉

1ppm


その他の家きんの筋肉

1ppm


鶏の脂肪

1ppm


その他の家きんの脂肪

1ppm


鶏の肝臓

1ppm


その他の家きんの肝臓

1ppm


鶏の腎臓

1ppm


その他の家きんの腎臓

1ppm


鶏の食用部分

1ppm


その他の家きんの食用部分

1ppm

ネオマイシン

牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

10ppm


豚の腎臓

10ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

10ppm


牛の食用部分

10ppm


豚の食用部分

10ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

10ppm


2ppm


鶏の筋肉

0.5ppm


その他の家きんの筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

0.5ppm


その他の家きんの脂肪

0.5ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


その他の家きんの肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

10ppm


その他の家きんの腎臓

10ppm


鶏の食用部分

10ppm


その他の家きんの食用部分

10ppm


鶏の卵

0.5ppm


その他の家きんの卵

0.5ppm

ノシヘプタイド

豚の筋肉

0.03ppm

 

豚の脂肪

0.03ppm

 

豚の肝臓

0.03ppm

 

豚の腎臓

0.03ppm

 

豚の食用部分

0.03ppm

 

鶏の筋肉

0.03ppm

 

鶏の脂肪

0.03ppm

 

鶏の肝臓

0.03ppm

 

鶏の腎臓

0.03ppm

 

鶏の食用部分

0.03ppm

ノバルロン

とうもろこし

0.7ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.1ppm


そら豆

0.1ppm


その他の豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


その他のいも類

0.05ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

0.5ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

10ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

1ppm


芽キャベツ

0.7ppm


カリフラワー

0.7ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

0.7ppm


レタス

1ppm


その他のきく科野菜

1ppm


にんにく

0.05ppm


アスパラガス

0.5ppm


トマト

2ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

0.7ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟いんげん

0.7ppm


えだまめ

0.01ppm


マッシュルーム

0.7ppm


しいたけ

0.7ppm


その他のきのこ類

0.7ppm


その他の野菜

0.05ppm


りんご

3ppm


日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


マルメロ

3ppm


びわ

3ppm


ネクタリン

7ppm


あんず

7ppm


すもも

7ppm


うめ

7ppm


おうとう

7ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

7ppm


ハックルベリー

7ppm


その他の果実

0.7ppm


綿実

1ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

25ppm


牛の筋肉

0.7ppm


豚の筋肉

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.7ppm


牛の脂肪

10ppm


豚の脂肪

10ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

10ppm


牛の肝臓

0.7ppm


豚の肝臓

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.7ppm


牛の腎臓

0.7ppm


豚の腎臓

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.7ppm


牛の食用部分

0.7ppm


豚の食用部分

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.7ppm


0.4ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.5ppm


その他の家きんの脂肪

0.5ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm

ノルフルラゾン

らっかせい

0.05ppm


アスパラガス

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.1ppm


日本なし

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


ネクタリン

0.1ppm


あんず

0.1ppm


すもも

0.1ppm


おうとう

0.1ppm


ラズベリー

0.2ppm


ブラックベリー

0.1ppm


ブルーベリー

0.2ppm


ぶどう

0.1ppm


アボカド

0.2ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


ホップ

3ppm


その他のスパイス

0.2ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.1ppm

ノルフロキサシン

豚の筋肉

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm

パクロブトラゾール

0.02ppm


トマト

0.05ppm


みかん

0.02ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

1ppm


びわ

1ppm


もも

0.2ppm


おうとう

0.5ppm


その他のベリー類果実

0.3ppm


バナナ

0.01ppm


キウィー

0.01ppm


パパイヤ

0.01ppm


アボカド

0.01ppm


パイナップル

0.01ppm


グアバ

0.01ppm


マンゴー

0.01ppm


パッションフルーツ

0.01ppm


なつめやし

0.01ppm


その他の果実

0.01ppm


その他のスパイス

0.2ppm


魚介類

0.04ppm

バシトラシン

牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.5ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.4ppm


鶏の筋肉

0.5ppm


その他の家きんの筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

0.5ppm


その他の家きんの脂肪

0.5ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


その他の家きんの肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

0.5ppm


その他の家きんの腎臓

0.5ppm


鶏の食用部分

0.5ppm


その他の家きんの食用部分

0.5ppm


鶏の卵

0.5ppm


その他の家きんの卵

0.5ppm

バージニアマイシン

牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


その他の家きんの腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.2ppm


その他の家きんの食用部分

0.2ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm

パラコート

0.03ppm


小麦

0.02ppm


大麦

0.02ppm


ライ麦

0.02ppm


とうもろこし

0.03ppm


その他の穀類

0.03ppm


大豆

0.5ppm


小豆類

0.5ppm


えんどう

0.5ppm


そら豆

0.5ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.5ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.05ppm


その他のいも類

0.05ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

0.02ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

0.07ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

0.07ppm


西洋わさび

0.05ppm


クレソン

0.07ppm


はくさい

0.07ppm


キャベツ

0.05ppm


芽キャベツ

0.05ppm


ケール

0.07ppm


こまつな

0.07ppm


きょうな

0.07ppm


チンゲンサイ

0.07ppm


カリフラワー

0.02ppm


ブロッコリー

0.02ppm


その他のあぶらな科野菜

0.07ppm


ごぼう

0.05ppm


サルシフィー

0.05ppm


アーティチョーク

0.01ppm


チコリ

0.07ppm


エンダイブ

0.07ppm


しゅんぎく

0.07ppm


レタス

0.07ppm


その他のきく科野菜

0.07ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

0.02ppm


にんにく

0.02ppm


にら

0.01ppm


アスパラガス

0.03ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


にんじん

0.05ppm


パースニップ

0.05ppm


パセリ

0.02ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

0.07ppm


その他のせり科野菜

0.05ppm


トマト

0.05ppm


ピーマン

0.05ppm


なす

0.05ppm


その他のなす科野菜

0.05ppm


きゅうり

0.02ppm


かぼちゃ

0.02ppm


しろうり

0.02ppm


すいか(果皮を含む。)

0.02ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.02ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.02ppm


その他のうり科野菜

0.02ppm


ほうれんそう

0.07ppm


たけのこ

0.02ppm


オクラ

0.05ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

0.01ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.03ppm


その他の野菜

0.07ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.02ppm


なつみかんの果実全体

0.02ppm


レモン

0.02ppm


オレンジ

0.02ppm


グレープフルーツ

0.02ppm


ライム

0.02ppm


その他のかんきつ類果実

0.02ppm


りんご

0.01ppm


日本なし

0.01ppm


西洋なし

0.01ppm


マルメロ

0.01ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.01ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.01ppm


ネクタリン

0.01ppm


あんず

0.01ppm


すもも

0.01ppm


うめ

0.01ppm


おうとう

0.01ppm


いちご

0.02ppm


ラズベリー

0.01ppm


ブラックベリー

0.01ppm


ブルーベリー

0.01ppm


クランベリー

0.01ppm


ハックルベリー

0.01ppm


その他のベリー類果実

0.01ppm


ぶどう

0.01ppm


かき

0.01ppm


バナナ

0.01ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.01ppm


パパイヤ

0.01ppm


アボカド

0.01ppm


パイナップル

0.01ppm


グアバ

0.01ppm


マンゴー

0.01ppm


パッションフルーツ

0.01ppm


なつめやし

0.01ppm


その他の果実

0.1ppm


ひまわりの種子

2ppm


綿実

2ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


0.2ppm


コーヒー豆

0.01ppm


カカオ豆

0.01ppm


ホップ

0.1ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

0.07ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.6ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.6ppm


牛の腎臓

0.8ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.8ppm


牛の食用部分

0.8ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.8ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.03ppm


その他の家きんの腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

パラチオン

不検出

 

小麦

0.3ppm

 

とうもろこし

0.3ppm

 

そば

0.3ppm

 

大豆

0.3ppm

 

小豆類

0.3ppm

 

えんどう

0.3ppm

 

そら豆

0.3ppm

 

ばれいしよ

不検出

 

さといも類

0.3ppm

 

かんしよ

0.3ppm

 

だいこん類の根

0.3ppm

 

だいこん類の葉

0.3ppm

 

かぶ類の根

0.3ppm

 

かぶ類の葉

0.3ppm

 

はくさい

0.3ppm

 

キャベツ

0.3ppm

 

芽キャベツ

0.3ppm

 

こまつな

0.3ppm

 

きような

0.3ppm

 

カリフラワー

0.3ppm

 

ブロッコリー

0.3ppm

 

ごぼう

0.3ppm

 

しゆんぎく

0.3ppm

 

レタス

0.3ppm

 

たまねぎ

0.3ppm

 

ねぎ

0.3ppm

 

アスパラガス

0.3ppm

 

にんじん

0.3ppm

 

パセリ

0.3ppm

 

セロリ

0.3ppm

 

みつば

0.3ppm

 

トマト

0.3ppm

 

ピーマン

0.3ppm

 

なす

0.3ppm

 

きゆうり

0.3ppm

 

かぼちや

0.3ppm

 

しろうり

0.3ppm

 

すいか

0.3ppm

 

メロン類果実

0.3ppm

 

まくわうり

0.3ppm

 

ほうれんそう

0.3ppm

 

未成熟えんどう

0.3ppm

 

未成熟いんげん

0.3ppm

 

みかん

0.3ppm

 

なつみかん

0.3ppm

 

なつみかんの外果皮

0.3ppm

 

りんご

0.3ppm

 

日本なし

0.3ppm

 

西洋なし

0.3ppm

 

びわ

0.3ppm

 

もも

0.3ppm

 

おうとう

0.3ppm

 

いちご

0.3ppm

 

ぶどう

0.3ppm

 

かき

0.3ppm

 

茶(不発酵茶に限る。)

0.3ppm

パラチオンメチル

1.0ppm

 

小麦

1.0ppm

 

大麦

1.0ppm

 

とうもろこし

1.0ppm

 

その他の穀類

1.0ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

1.0ppm

 

えんどう

1.0ppm

 

そら豆

1.0ppm

 

らつかせい

1.0ppm

 

その他の豆類

1.0ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

1.0ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

1.0ppm

 

こんにやくいも

1.0ppm

 

その他のいも類

1.0ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.1ppm

 

だいこん類の根

1.0ppm

 

かぶ類の根

1.0ppm

 

西洋わさび

1.0ppm

 

クレソン

1.0ppm

 

はくさい

1.0ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

ケール

1.0ppm

 

こまつな

1.0ppm

 

きような

1.0ppm

 

チンゲンサイ

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.2ppm

 

ごぼう

1.0ppm

 

サルシフィー

1.0ppm

 

アーティチョーク

1.0ppm

 

チコリ

1.0ppm

 

エンダイブ

1.0ppm

 

しゆんぎく

1.0ppm

 

レタス

1.0ppm

 

その他のきく科野菜

1.0ppm

 

たまねぎ

1.0ppm

 

ねぎ

1.0ppm

 

にんにく

1.0ppm

 

にら

1.0ppm

 

アスパラガス

1.0ppm

 

わけぎ

1.0ppm

 

その他のゆり科野菜

1.0ppm

 

にんじん

1.0ppm

 

パースニップ

1.0ppm

 

パセリ

1.0ppm

 

セロリ

1.0ppm

 

みつば

1.0ppm

 

その他のせり科野菜

1.0ppm

 

トマト

0.2ppm

 

ピーマン

1.0ppm

 

なす

1.0ppm

 

その他のなす科野菜

1.0ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

1.0ppm

 

しろうり

1.0ppm

 

すいか

1.0ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

1.0ppm

 

ほうれんそう

1.0ppm

 

たけのこ

1.0ppm

 

オクラ

1.0ppm

 

しようが

1.0ppm

 

未成熟えんどう

1.0ppm

 

未成熟いんげん

1.0ppm

 

えだまめ

1.0ppm

 

マッシュルーム

1.0ppm

 

しいたけ

1.0ppm

 

その他のきのこ類

1.0ppm

 

その他の野菜

1.0ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかんの果実全体

0.2ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

0.2ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.2ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.2ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.2ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

0.2ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.2ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.2ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.2ppm

 

パパイヤ

0.2ppm

 

アボカド

0.2ppm

 

パイナップル

0.2ppm

 

グアバ

0.2ppm

 

マンゴー

0.2ppm

 

パッションフルーツ

0.2ppm

 

なつめやし

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

ひまわりの種子

0.2ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

1.0ppm

 

なたね

0.2ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

0.2ppm

 

ホップ

0.05ppm

バリダマイシン

0.2ppm


とうもろこし

0.2ppm


大豆

0.2ppm


ばれいしょ

0.2ppm


てんさい

0.2ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

2ppm


はくさい

0.2ppm


キャベツ

0.2ppm


ブロッコリー

2ppm


レタス

0.3ppm


その他のきく科野菜

0.5ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.2ppm


にら

0.2ppm


みつば

0.5ppm


トマト

0.2ppm


きゅうり

0.2ppm


しょうが

0.2ppm


えだまめ

0.2ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.7ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.5ppm


すもも

0.3ppm


うめ

1ppm


その他のスパイス

2ppm

バルネムリン

豚の筋肉

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.5ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

ハロスルフロンメチル

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


さとうきび

0.05ppm


アスパラガス

0.2ppm


トマト

0.05ppm


ピーマン

0.05ppm


なす

0.05ppm


その他のなす科野菜

0.05ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.1ppm


まくわうり

0.1ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


その他の野菜

0.05ppm


ラズベリー

0.05ppm


ブラックベリー

0.05ppm


ブルーベリー

0.05ppm


クランベリー

0.05ppm


ハックルベリー

0.05ppm


その他のベリー類果実

0.05ppm


その他の果実

0.05ppm


綿実

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

0.05ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

ハロフジノン

牛の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.4ppm


その他の家きんの肝臓

0.6ppm


鶏の腎臓

1ppm


その他の家きんの腎臓

1ppm


鶏の食用部分

1ppm


その他の家きんの食用部分

1ppm

ビオレスメトリン

1ppm

 

小麦

1ppm

 

大麦

1ppm

 

ライ麦

1ppm

 

とうもろこし

1ppm

 

そば

1ppm

 

その他の穀類

1ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

さとうきび

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

0.1ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

カカオ豆

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

ピカルブトラゾクス

0.01ppm


さといも類

0.02ppm


てんさい

0.01ppm


だいこん類の根

0.08ppm


だいこん類の葉

15ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

15ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

3ppm


ケール

15ppm


こまつな

15ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

15ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

15ppm


レタス

15ppm


たまねぎ

0.03ppm


ねぎ

3ppm


にんにく

0.03ppm


にら

3ppm


アスパラガス

3ppm


わけぎ

3ppm


その他のゆり科野菜

3ppm


みつば

10ppm


トマト

2ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.5ppm


きゅうり

0.4ppm


かぼちゃ

0.4ppm


しろうり

0.4ppm


すいか(果皮を含む。)

0.4ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.4ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.4ppm


その他のうり科野菜

0.4ppm


ほうれんそう

30ppm


しょうが

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


いちご

0.01ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

15ppm


はちみつ

0.05ppm

ビキサフェン

小麦

0.4ppm


大麦

0.5ppm


ライ麦

0.4ppm


とうもろこし

0.4ppm


そば

0.4ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

0.04ppm


らっかせい

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


てんさい

0.3ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

3ppm


かぶ類の根

0.3ppm


西洋わさび

0.3ppm


ごぼう

0.3ppm


サルシフィー

0.3ppm


その他のきく科野菜

0.3ppm


にんじん

0.3ppm


パースニップ

0.3ppm


その他のせり科野菜

0.3ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


その他の野菜

0.3ppm


なたね

0.04ppm


その他のハーブ

0.3ppm


牛の筋肉

2ppm


豚の筋肉

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm


牛の脂肪

2ppm


豚の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

4ppm


豚の肝臓

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

4ppm


牛の腎臓

4ppm


豚の腎臓

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

4ppm


牛の食用部分

4ppm


豚の食用部分

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

4ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm

ピクロラム

小麦

0.5ppm

 

大麦

0.5ppm

 

その他の穀類

0.5ppm

 

なたね

0.05ppm

ピコキシストロビン

小麦

0.04ppm


大麦

0.3ppm


ライ麦

0.04ppm


とうもろこし

0.04ppm


そば

0.04ppm


その他の穀類

0.3ppm


大豆

0.06ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.06ppm


そら豆

0.06ppm


その他の豆類

0.06ppm


やまいも

0.01ppm


だいこん類の根

0.08ppm


だいこん類の葉

30ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

70ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

2ppm


カリフラワー

6ppm


ブロッコリー

6ppm


その他のあぶらな科野菜

6ppm


レタス

20ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.05ppm


にら

30ppm


アスパラガス

0.3ppm


にんじん

0.5ppm


その他の野菜

0.08ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

2ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


おうとう

5ppm


ごまの種子

0.08ppm


なたね

0.08ppm


その他のオイルシード

0.08ppm


その他のスパイス

10ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


小麦はい芽

0.2ppm


小麦ふすま

0.2ppm

ビコザマイシン

牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm

ピコリナフェン

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.02ppm


とうもろこし

0.02ppm


そば

0.02ppm


その他の穀類

0.02ppm


えんどう

0.02ppm

ビシクロピロン

小麦

0.04ppm


大麦

0.07ppm


とうもろこし

0.03ppm

ピジフルメトフェン

小麦

0.6ppm


大麦

4ppm


ライ麦

0.4ppm


とうもろこし

0.04ppm


そば

3ppm


その他の穀類

4ppm


大豆

0.4ppm


小豆類

0.4ppm


えんどう

0.4ppm


そら豆

0.4ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.4ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.1ppm


かんしょ

0.1ppm


やまいも

0.1ppm


こんにゃくいも

0.1ppm


その他のいも類

0.1ppm


てんさい

0.5ppm


だいこん類の根

0.5ppm


だいこん類の葉

0.1ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

0.1ppm


西洋わさび

0.5ppm


クレソン

50ppm


はくさい

3ppm


キャベツ

3ppm


芽キャベツ

3ppm


ケール

50ppm


こまつな

50ppm


きょうな

50ppm


チンゲンサイ

50ppm


カリフラワー

3ppm


ブロッコリー

3ppm


その他のあぶらな科野菜

50ppm


ごぼう

0.5ppm


サルシフィー

0.5ppm


チコリ

10ppm


レタス

40ppm


その他のきく科野菜

15ppm


たまねぎ

0.3ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.3ppm


にら

2ppm


わけぎ

2ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


にんじん

0.5ppm


パースニップ

0.5ppm


セロリ

15ppm


その他のせり科野菜

0.5ppm


トマト

0.6ppm


ピーマン

0.6ppm


なす

0.6ppm


その他のなす科野菜

0.6ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.4ppm


ほうれんそう

40ppm


オクラ

0.6ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

1ppm


その他の野菜

15ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.9ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

1ppm


すもも

0.6ppm


うめ

1ppm


おうとう

2ppm


いちご

1ppm


ラズベリー

5ppm


ブラックベリー

5ppm


ブルーベリー

5ppm


クランベリー

5ppm


ハックルベリー

5ppm


その他のベリー類果実

5ppm


ぶどう

2ppm


その他の果実

5ppm


ひまわりの種子

0.5ppm


ごまの種子

0.9ppm


べにばなの種子

0.5ppm


綿実

0.4ppm


なたね

0.9ppm


その他のオイルシード

0.9ppm


ぎんなん

0.07ppm


くり

0.07ppm


ペカン

0.07ppm


アーモンド

0.07ppm


くるみ

0.07ppm


その他のナッツ類

0.07ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

50ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


はちみつ

0.05ppm


とうもろこし粉

0.07ppm


とうもろこし油

0.08ppm


落花生油

0.2ppm


ポテトフレーク

0.5ppm


野菜(乾燥させたもの)

7ppm

ビスピリバックナトリウム塩

0.1ppm

ヒ素

ばれいしよ

1.0ppm

 

トマト

1.0ppm

 

きゆうり

1.0ppm

 

ほうれんそう

1.0ppm

 

なつみかん

1.0ppm

 

なつみかんの外果皮

3.5ppm

 

りんご

3.5ppm

 

日本なし

3.5ppm

 

もも

1.0ppm

 

いちご

1.0ppm

 

ぶどう

1.0ppm

ビテルタノール

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

メロン類果実

1.0ppm

 

未成熟いんげん

0.3ppm

 

りんご

0.6ppm

 

日本なし

0.6ppm

 

西洋なし

0.6ppm

 

マルメロ

0.6ppm

 

びわ

0.6ppm

 

もも

1.0ppm

 

あんず

2.0ppm

 

すもも

1.0ppm

 

うめ

2.0ppm

 

おうとう

3.0ppm

 

いちご

1.0ppm

 

バナナ

0.5ppm

ヒドロコルチゾン

0.01ppm

ビフェナゼート

大豆

0.3ppm


小豆類

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


アスパラガス

0.5ppm


トマト

1ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.7ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


オクラ

2ppm


未成熟えんどう

7ppm


未成熟いんげん

7ppm


えだまめ

7ppm


その他の野菜

7ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

0.7ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.7ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

3ppm


すもも

2ppm


うめ

3ppm


おうとう

2ppm


いちご

5ppm


ラズベリー

7ppm


ブラックベリー

7ppm


その他のベリー類果実

7ppm


ぶどう

3ppm


かき

1ppm


マンゴー

0.2ppm


その他の果実

2ppm


綿実

0.3ppm


ぎんなん

0.2ppm


くり

0.2ppm


ペカン

0.2ppm


アーモンド

0.2ppm


くるみ

0.2ppm


その他のナッツ類

0.2ppm


2ppm


ホップ

20ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

40ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

ビフェノックス

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

ビフェントリン

0.05ppm


小麦

0.5ppm


とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

0.3ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.05ppm


その他のいも類

0.05ppm


てんさい

0.2ppm


さとうきび

0.01ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

4ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

4ppm


西洋わさび

0.05ppm


はくさい

0.5ppm


キャベツ

0.4ppm


芽キャベツ

0.4ppm


ケール

4ppm


こまつな

4ppm


きょうな

4ppm


チンゲンサイ

4ppm


カリフラワー

0.4ppm


ブロッコリー

0.4ppm


その他のあぶらな科野菜

4ppm


ごぼう

0.05ppm


サルシフィー

0.05ppm


アーティチョーク

1ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

0.05ppm


ねぎ

0.5ppm


にんじん

0.05ppm


パースニップ

0.05ppm


パセリ

3ppm


その他のせり科野菜

0.05ppm


トマト

0.4ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

0.5ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.4ppm


しろうり

0.4ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.4ppm


その他のうり科野菜

0.4ppm


ほうれんそう

0.2ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

0.9ppm


未成熟いんげん

0.6ppm


えだまめ

0.6ppm


その他の野菜

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.4ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.9ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.7ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

1ppm


すもも

0.5ppm


うめ

1ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.3ppm


ラズベリー

1ppm


ブラックベリー

1ppm


ブルーベリー

3ppm


ハックルベリー

3ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

0.7ppm


かき

0.5ppm


バナナ

0.1ppm


キウィー(果皮を含む。)

1ppm


パパイヤ

0.4ppm


マンゴー

0.5ppm


その他の果実

0.3ppm


綿実

0.5ppm


なたね

0.05ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


30ppm


ホップ

20ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

4ppm


牛の筋肉

3ppm


豚の筋肉

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

3ppm


牛の脂肪

3ppm


豚の脂肪

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

3ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


小麦はい芽

1ppm


小麦ふすま

2ppm


とうがらし(乾燥させたもの)

5ppm

ピフルブミド

小豆類

0.3ppm


アスパラガス

1ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.7ppm


きゅうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


未成熟いんげん

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

0.7ppm


あんず

3ppm


すもも

0.3ppm


うめ

3ppm


おうとう

3ppm


いちご

1ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.5ppm


その他の果実

1ppm


50ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

25ppm

ピペラジン

豚の筋肉

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.09ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.08ppm


鶏の腎臓

0.6ppm


鶏の食用部分

0.6ppm

ピメトロジン

0.05ppm


そら豆

0.02ppm


その他の豆類

0.02ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


クレソン

0.6ppm


はくさい

0.5ppm


キャベツ

0.02ppm


芽キャベツ

0.02ppm


ケール

0.3ppm


こまつな

0.3ppm


きょうな

0.3ppm


チンゲンサイ

0.02ppm


カリフラワー

0.02ppm


ブロッコリー

0.02ppm


その他のあぶらな科野菜

0.02ppm


チコリ

0.6ppm


エンダイブ

0.6ppm


しゅんぎく

0.6ppm


レタス

0.1ppm


その他のきく科野菜

0.6ppm


アスパラガス

0.04ppm


パセリ

0.6ppm


セロリ

0.6ppm


その他のせり科野菜

0.6ppm


トマト

1ppm


ピーマン

2ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.05ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


ほうれんそう

0.6ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

0.02ppm


その他の野菜

0.6ppm


りんご

0.02ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.7ppm


おうとう

0.05ppm


いちご

2ppm


その他の果実

0.5ppm


綿実

0.3ppm


ペカン

0.02ppm


ホップ

15ppm


その他のハーブ

0.3ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm

ピラクロストロビン

小麦

0.2ppm


大麦

1ppm


ライ麦

0.2ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

1ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.5ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.5ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.04ppm


かんしょ

0.04ppm


やまいも

0.04ppm


その他のいも類

0.04ppm


てんさい

0.2ppm


さとうきび

0.1ppm


だいこん類の根

0.5ppm


かぶ類の根

0.4ppm


かぶ類の葉

16ppm


西洋わさび

0.4ppm


クレソン

29ppm


はくさい

3ppm


キャベツ

0.2ppm


芽キャベツ

0.3ppm


ケール

1ppm


きょうな

16ppm


カリフラワー

5ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜(たかなを除く。)

16ppm


ごぼう

0.4ppm


サルシフィー

0.4ppm


アーティチョーク

2ppm


チコリ

16ppm


エンダイブ

29ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

29ppm


たまねぎ

2ppm


ねぎ

0.7ppm


にんにく

0.2ppm


アスパラガス

0.2ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


にんじん

0.5ppm


パースニップ

0.4ppm


パセリ

29ppm


セロリ

29ppm


その他のせり科野菜

29ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか

0.2ppm


メロン類果実

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


しょうが

0.04ppm


未成熟えんどう

0.7ppm


未成熟いんげん

0.5ppm


えだまめ

0.5ppm


その他の野菜(ずいき,もやし,れんこんを除く。)

16ppm


みかん

0.03ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


マルメロ

2ppm


びわ

2ppm


もも

0.02ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

2ppm


すもも

0.8ppm


うめ

2ppm


おうとう

3ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

3ppm


ブラックベリー

3ppm


ブルーベリー

4ppm


ハックルベリー

4ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.7ppm


バナナ

0.02ppm


キウィー

0.05ppm


パパイヤ

0.2ppm


マンゴー

0.05ppm


その他の果実

0.02ppm


ひまわりの種子

0.5ppm


ごまの種子

0.5ppm


べにばなの種子

0.5ppm


綿実

0.4ppm


なたね

0.5ppm


その他のオイルシード

0.5ppm


ぎんなん

0.02ppm


くり

0.04ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.04ppm


その他のナッツ類

1ppm


25ppm


コーヒー豆

0.3ppm


ホップ

15ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

29ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm

ピラクロニル

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm

ピラクロホス

小豆類

0.5ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

にら

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

なす

0.5ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

1ppm

 

レモン

1ppm

 

オレンジ

1ppm

 

グレープフルーツ

1ppm

 

ライム

1ppm

 

その他のかんきつ類果実

1ppm

 

5ppm

ピラジフルミド

大豆

0.2ppm


小豆類

0.3ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


その他の豆類

0.3ppm


はくさい

3ppm


キャベツ

3ppm


カリフラワー

10ppm


ブロッコリー

10ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


レタス

40ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

5ppm


にんにく

0.05ppm


にら

30ppm


アスパラガス

3ppm


にんじん

0.3ppm


トマト

2ppm


ピーマン

5ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.9ppm


かぼちゃ

1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.8ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

1ppm


まくわうり(果皮を含む。)

1ppm


その他のうり科野菜

1ppm


未成熟えんどう

5ppm


未成熟いんげん

4ppm


えだまめ

15ppm


その他の野菜

15ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

3ppm


すもも

0.7ppm


うめ

3ppm


おうとう

3ppm


いちご

3ppm


ぶどう

3ppm


かき

0.8ppm


キウィー(果皮を含む。)

3ppm


その他のスパイス

9ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

ピラスルホトール

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

その他の穀類

0.08ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.35ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.35ppm

 

牛の腎臓

0.06ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.06ppm

 

牛の食用部分

0.06ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.06ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

ピラゾキシフェン

0.1ppm

ピラゾスルフロンエチル

0.05ppm

ピラフルフェンエチル

0.01ppm


小麦

0.02ppm


大麦

0.02ppm


ライ麦

0.02ppm


とうもろこし

0.02ppm


そば

0.02ppm


その他の穀類

0.02ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.01ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.01ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


こんにゃくいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


てんさい

0.01ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.01ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.01ppm


西洋わさび

0.01ppm


クレソン

0.01ppm


はくさい

0.01ppm


キャベツ

0.01ppm


芽キャベツ

0.01ppm


ケール

0.01ppm


こまつな

0.01ppm


きょうな

0.01ppm


チンゲンサイ

0.01ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


その他のあぶらな科野菜

0.01ppm


ごぼう

0.01ppm


サルシフィー

0.01ppm


アーティチョーク

0.01ppm


チコリ

0.01ppm


エンダイブ

0.01ppm


しゅんぎく

0.01ppm


レタス

0.01ppm


その他のきく科野菜

0.01ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

0.01ppm


にんにく

0.01ppm


にら

0.01ppm


アスパラガス

0.01ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


にんじん

0.01ppm


パースニップ

0.01ppm


パセリ

0.01ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

0.01ppm


その他のせり科野菜

0.01ppm


トマト

0.01ppm


ピーマン

0.01ppm


なす

0.01ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


きゅうり

0.01ppm


かぼちゃ

0.01ppm


しろうり

0.01ppm


すいか(果皮を含む。)

0.01ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.01ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.01ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


ほうれんそう

0.01ppm


たけのこ

0.01ppm


オクラ

0.01ppm


しょうが

0.01ppm


未成熟えんどう

0.01ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.01ppm


その他の野菜

0.01ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.01ppm


なつみかんの果実全体

0.01ppm


レモン

0.01ppm


オレンジ

0.01ppm


グレープフルーツ

0.01ppm


ライム

0.01ppm


その他のかんきつ類果実

0.01ppm


りんご

0.01ppm


日本なし

0.01ppm


西洋なし

0.01ppm


マルメロ

0.01ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.01ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.01ppm


ネクタリン

0.01ppm


あんず

0.01ppm


すもも

0.01ppm


うめ

0.01ppm


おうとう

0.01ppm


いちご

0.01ppm


ラズベリー

0.01ppm


ブラックベリー

0.01ppm


ブルーベリー

0.01ppm


クランベリー

0.01ppm


ハックルベリー

0.01ppm


その他のベリー類果実

0.01ppm


ぶどう

0.01ppm


かき

0.01ppm


バナナ

0.01ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.01ppm


パパイヤ

0.01ppm


アボカド

0.01ppm


グアバ

0.01ppm


マンゴー

0.01ppm


パッションフルーツ

0.01ppm


なつめやし

0.01ppm


その他の果実

0.01ppm


綿実

0.05ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm


0.01ppm


ホップ

0.05ppm


その他のスパイス

0.01ppm


その他のハーブ

0.01ppm

ピランテル及びモランテル

牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.8ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.8ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.8ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.8ppm


0.1ppm

ピリオフェノン

小麦

1ppm


トマト

1ppm


ピーマン

1ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

0.6ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実

0.07ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


未成熟えんどう

2ppm


りんご

1ppm


日本なし

1ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

0.9ppm


ブラックベリー

0.9ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

0.5ppm


ハックルベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

4ppm


かき

1ppm


キウィー(果皮を含む。)

2ppm


パッションフルーツ

2ppm


その他の果実

2ppm


はちみつ

0.05ppm

ピリダクロメチル

小麦

0.01ppm


大麦

0.01ppm


ライ麦

0.01ppm


その他の穀類

0.01ppm


大豆

0.2ppm


てんさい

0.2ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

2ppm


きゅうり

2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.9ppm


いちご

4ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

ピリダベン

小豆類

0.05ppm


さといも類

0.1ppm


かんしょ

0.05ppm


その他のきく科野菜

2ppm


トマト

5ppm


ピーマン

3ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.5ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


その他のうり科野菜

1ppm


えだまめ

2ppm


みかん

0.2ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

1ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


びわ

0.3ppm


もも

0.3ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

0.7ppm


おうとう

0.7ppm


いちご

2ppm


クランベリー

0.5ppm


ぶどう

1ppm


かき

0.5ppm


バナナ

0.5ppm


キウィー

0.1ppm


グアバ

0.2ppm


マンゴー

0.7ppm


その他の果実

2ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


10ppm


ホップ

10ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

0.7ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm

ピリダリル

とうもろこし

0.05ppm


そば

5ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

5ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

15ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

0.2ppm


ケール

15ppm


こまつな

15ppm


きょうな

25ppm


チンゲンサイ

15ppm


カリフラワー

0.3ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

15ppm


ごぼう

0.05ppm


しゅんぎく

25ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

15ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

5ppm


にら

30ppm


アスパラガス

3ppm


にんじん

0.3ppm


パセリ

50ppm


セロリ

15ppm


みつば

20ppm


その他のせり科野菜

50ppm


トマト

5ppm


ピーマン

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.9ppm


その他のうり科野菜

0.7ppm


ほうれんそう

40ppm


オクラ

3ppm


しょうが

0.2ppm


未成熟えんどう

5ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

5ppm


いちご

5ppm


その他のハーブ

50ppm


魚介類

0.3ppm

ピリデート

小麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.03ppm

 

らつかせい

0.03ppm

 

キャベツ

0.03ppm

 

芽キャベツ

0.03ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

アスパラガス

10ppm

 

なたね

0.05ppm

ピリフタリド

0.02ppm

ピリブチカルブ

0.03ppm

 

魚介類

0.4ppm

ピリフルキナゾン

とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.05ppm


てんさい

0.01ppm


はくさい

0.7ppm


キャベツ

0.3ppm


カリフラワー

0.1ppm


ブロッコリー

1ppm


レタス

7ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.7ppm


にら

15ppm


アスパラガス

0.2ppm


トマト

1ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.05ppm


しろうり

0.3ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


オクラ

0.2ppm


未成熟えんどう

1ppm


未成熟いんげん

0.8ppm


えだまめ

0.2ppm


その他の野菜

1ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

0.7ppm


あんず

3ppm


すもも

0.2ppm


うめ

3ppm


おうとう

2ppm


いちご

1ppm


ぶどう

3ppm


かき

0.5ppm


キウィー

0.1ppm


マンゴー

1ppm


20ppm


その他のスパイス

5ppm

ピリプロキシフェン

大豆

0.2ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


その他の豆類

0.2ppm


はくさい

0.7ppm


キャベツ

0.7ppm


芽キャベツ

0.7ppm


ケール

2ppm


こまつな

2ppm


きょうな

2ppm


チンゲンサイ

2ppm


カリフラワー

0.7ppm


ブロッコリー

0.7ppm


その他のあぶらな科野菜

2ppm


たまねぎ

0.2ppm


みつば

20ppm


トマト

1ppm


ピーマン

3ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.1ppm


しろうり

0.1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.1ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.1ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


オクラ

0.02ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.2ppm


その他の野菜

0.2ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

1ppm


すもも

1ppm


おうとう

1ppm


いちご

0.3ppm


ブルーベリー

1ppm


クランベリー

1ppm


ハックルベリー

1ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

0.5ppm


バナナ

0.7ppm


パパイヤ

0.3ppm


アボカド

1ppm


パイナップル

0.01ppm


グアバ

0.1ppm


マンゴー

1ppm


パッションフルーツ

0.1ppm


その他の果実

1ppm


綿実

0.05ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


15ppm


コーヒー豆

0.05ppm


その他のスパイス

8ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

ピリベンカルブ

0.2ppm


小麦

0.7ppm


大豆

0.7ppm


小豆類

2ppm


えんどう

2ppm


そら豆

2ppm


その他の豆類

2ppm


はくさい

10ppm


キャベツ

2ppm


カリフラワー

3ppm


ブロッコリー

3ppm


その他のあぶらな科野菜

3ppm


レタス

40ppm


その他のきく科野菜

5ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.1ppm


にら

10ppm


アスパラガス

0.5ppm


にんじん

0.6ppm


トマト

3ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


きゅうり

1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


オクラ

2ppm


未成熟えんどう

5ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

5ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

2ppm


日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

5ppm


うめ

5ppm


おうとう

10ppm


いちご

8ppm


ぶどう

4ppm


かき

1ppm


キウィー

0.2ppm


40ppm


その他のスパイス

20ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


魚介類

0.04ppm

ピリミカーブ

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

小豆類

0.10ppm

 

えんどう

0.20ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

かんしよ

0.50ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.10ppm

 

だいこん類の葉

2.0ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.50ppm

 

西洋わさび

0.50ppm

 

クレソン

1.0ppm

 

はくさい

2.0ppm

 

キャベツ

1.0ppm

 

芽キャベツ

1.0ppm

 

チンゲンサイ

0.50ppm

 

カリフラワー

1.0ppm

 

ブロッコリー

1.0ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.50ppm

 

サルシフィー

0.50ppm

 

アーティチョーク

0.50ppm

 

エンダイブ

1.0ppm

 

レタス

1.0ppm

 

たまねぎ

0.50ppm

 

ねぎ

0.50ppm

 

にんにく

0.50ppm

 

アスパラガス

0.50ppm

 

にんじん

0.50ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

1.0ppm

 

セロリ

1.0ppm

 

トマト

1.0ppm

 

ピーマン

1.0ppm

 

なす

2.0ppm

 

その他のなす科野菜

2.0ppm

 

きゆうり

2.0ppm

 

かぼちや

0.50ppm

 

すいか

0.50ppm

 

メロン類果実

0.50ppm

 

ほうれんそう

1.0ppm

 

未成熟えんどう

0.20ppm

 

未成熟いんげん

1.0ppm

 

えだまめ

0.50ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.50ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

1.0ppm

 

日本なし

1.0ppm

 

西洋なし

1.0ppm

 

マルメロ

1.0ppm

 

びわ

1.0ppm

 

もも

0.50ppm

 

あんず

0.50ppm

 

すもも

0.50ppm

 

うめ

1.0ppm

 

おうとう

0.50ppm

 

いちご

0.50ppm

 

ラズベリー

0.50ppm

 

ブラックベリー

0.50ppm

 

ブルーベリー

0.50ppm

 

クランベリー

0.50ppm

 

ハックルベリー

0.50ppm

 

その他のベリー類果実

0.50ppm

 

ぶどう

0.50ppm

 

バナナ

0.50ppm

 

キウィー

0.50ppm

 

アボカド

0.50ppm

 

パイナップル

0.50ppm

 

マンゴー

0.50ppm

 

パッションフルーツ

0.50ppm

 

なつめやし

0.50ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.20ppm

 

くり

0.50ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.50ppm

 

その他のナッツ類

0.50ppm

 

ホップ

0.50ppm

ピリミジフェン

はくさい

0.1ppm


キャベツ

0.3ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.3ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.3ppm


オレンジ

0.3ppm


グレープフルーツ

0.3ppm


ライム

0.3ppm


その他のかんきつ類果実

0.3ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.08ppm


西洋なし

0.08ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


いちご

0.3ppm


3ppm


その他のスパイス

1ppm

ピリミスルファン

0.05ppm

ピリミノバックメチル

0.05ppm

ピリミホスメチル

0.20ppm

 

小麦

1.0ppm

 

大麦

1.0ppm

 

ライ麦

1.0ppm

 

とうもろこし

1.0ppm

 

そば

1.0ppm

 

その他の穀類

1.0ppm

 

らつかせい

1.0ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

だいこん類の根

1.0ppm

 

だいこん類の葉

1.0ppm

 

かぶ類の根

1.0ppm

 

かぶ類の葉

1.0ppm

 

西洋わさび

1.0ppm

 

クレソン

1.0ppm

 

はくさい

1.0ppm

 

キャベツ

1.0ppm

 

芽キャベツ

1.0ppm

 

ケール

1.0ppm

 

こまつな

1.0ppm

 

きような

1.0ppm

 

チンゲンサイ

1.0ppm

 

カリフラワー

5.0ppm

 

ブロッコリー

1.0ppm

 

その他のあぶらな科野菜

1.0ppm

 

ごぼう

1.0ppm

 

サルシフィー

1.0ppm

 

アーティチョーク

1.0ppm

 

チコリ

1.0ppm

 

エンダイブ

1.0ppm

 

しゆんぎく

1.0ppm

 

レタス

1.0ppm

 

その他のきく科野菜

1.0ppm

 

たまねぎ

1.0ppm

 

ねぎ

1.0ppm

 

にんにく

1.0ppm

 

にら

1.0ppm

 

アスパラガス

1.0ppm

 

わけぎ

1.0ppm

 

その他のゆり科野菜

1.0ppm

 

にんじん

1.0ppm

 

パースニップ

1.0ppm

 

パセリ

1.0ppm

 

セロリ

1.0ppm

 

みつば

1.0ppm

 

その他のせり科野菜

1.0ppm

 

トマト

2.0ppm

 

ピーマン

1.0ppm

 

なす

3.0ppm

 

その他のなす科野菜

1.0ppm

 

きゆうり

2.0ppm

 

かぼちや

1.0ppm

 

しろうり

1.0ppm

 

すいか

0.10ppm

 

メロン類果実

0.10ppm

 

まくわうり

0.10ppm

 

その他のうり科野菜

1.0ppm

 

ほうれんそう

1.0ppm

 

たけのこ

1.0ppm

 

オクラ

1.0ppm

 

しようが

1.0ppm

 

未成熟えんどう

1.0ppm

 

未成熟いんげん

1.0ppm

 

えだまめ

1.0ppm

 

マッシュルーム

1.0ppm

 

しいたけ

1.0ppm

 

その他のきのこ類

1.0ppm

 

その他の野菜

1.0ppm

 

みかん

0.10ppm

 

なつみかんの果実全体

5.0ppm

 

レモン

5.0ppm

 

オレンジ

5.0ppm

 

グレープフルーツ

5.0ppm

 

ライム

5.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

5.0ppm

 

りんご

1.0ppm

 

日本なし

1.0ppm

 

西洋なし

1.0ppm

 

マルメロ

0.10ppm

 

びわ

1.0ppm

 

もも

0.10ppm

 

ネクタリン

0.10ppm

 

あんず

1.0ppm

 

すもも

1.0ppm

 

うめ

1.0ppm

 

おうとう

1.0ppm

 

いちご

1.0ppm

 

ラズベリー

1.0ppm

 

ブラックベリー

0.10ppm

 

ブルーベリー

0.10ppm

 

クランベリー

0.10ppm

 

ハックルベリー

0.10ppm

 

その他のベリー類果実

1.0ppm

 

ぶどう

1.0ppm

 

かき

1.0ppm

 

バナナ

0.10ppm

 

キウィー

1.0ppm

 

パパイヤ

0.10ppm

 

アボカド

0.10ppm

 

パイナップル

0.10ppm

 

グアバ

0.10ppm

 

マンゴー

0.10ppm

 

パッションフルーツ

0.10ppm

 

なつめやし

0.10ppm

 

その他の果実

1.0ppm

 

ひまわりの種子

0.10ppm

 

ごまの種子

0.10ppm

 

べにばなの種子

0.10ppm

 

綿実

0.10ppm

 

なたね

0.10ppm

 

その他のオイルシード

0.10ppm

 

ぎんなん

0.10ppm

 

くり

0.10ppm

 

ペカン

0.10ppm

 

アーモンド

0.10ppm

 

くるみ

0.10ppm

 

その他のナッツ類

0.10ppm

 

10ppm

ピリメタニル

小豆類

1ppm


えんどう

0.5ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


その他のいも類

0.05ppm


レタス

3ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

3ppm


にんじん

1ppm


トマト

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

2ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

0.3ppm


未成熟いんげん

3ppm


その他の野菜

0.3ppm


みかん

0.5ppm


なつみかんの果実全体

10ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

14ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

14ppm


マルメロ

14ppm


びわ

0.05ppm


もも(果皮を含む。)

10ppm


ネクタリン

4ppm


あんず

10ppm


すもも

10ppm


おうとう

10ppm


いちご

10ppm


ラズベリー

10ppm


ブラックベリー

10ppm


ブルーベリー

5ppm


クランベリー

5ppm


ハックルベリー

5ppm


その他のベリー類果実

5ppm


ぶどう

10ppm


かき

2ppm


バナナ

0.1ppm


その他の果実

0.5ppm


アーモンド

0.2ppm


その他のナッツ類

0.2ppm


その他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.05ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.01ppm

ピリメタミン

豚の筋肉

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm

ピルリマイシン

牛の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

牛の腎臓

0.4ppm

 

牛の食用部分

0.4ppm

 

0.3ppm

ピレトリン

3ppm

 

小麦

3ppm

 

大麦

3ppm

 

ライ麦

3ppm

 

とうもろこし

3ppm

 

そば

3ppm

 

その他の穀類

3ppm

 

大豆

1ppm

 

小豆類

1ppm

 

えんどう

1ppm

 

そら豆

1ppm

 

らつかせい

1ppm

 

その他の豆類

1ppm

 

ばれいしよ

1ppm

 

さといも類

1ppm

 

かんしよ

1ppm

 

やまいも

1ppm

 

こんにやくいも

1ppm

 

その他のいも類

1ppm

 

てんさい

1ppm

 

だいこん類の根

1ppm

 

だいこん類の葉

1ppm

 

かぶ類の根

1ppm

 

かぶ類の葉

1ppm

 

西洋わさび

1ppm

 

クレソン

1ppm

 

はくさい

1ppm

 

キャベツ

1ppm

 

芽キャベツ

1ppm

 

ケール

1ppm

 

こまつな

1ppm

 

きような

1ppm

 

チンゲンサイ

1ppm

 

カリフラワー

1ppm

 

ブロッコリー

1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

1ppm

 

ごぼう

1ppm

 

サルシフィー

1ppm

 

アーティチョーク

1ppm

 

チコリ

1ppm

 

エンダイブ

1ppm

 

しゆんぎく

1ppm

 

レタス

1ppm

 

その他のきく科野菜

1ppm

 

たまねぎ

1ppm

 

ねぎ

1ppm

 

にんにく

1ppm

 

にら

1ppm

 

アスパラガス

1ppm

 

わけぎ

1ppm

 

その他のゆり科野菜

1ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

1ppm

 

パセリ

1ppm

 

セロリ

1ppm

 

みつば

1ppm

 

その他のせり科野菜

1ppm

 

トマト

1ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

1ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

きゆうり

1ppm

 

かぼちや

1ppm

 

しろうり

1ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

その他のうり科野菜

1ppm

 

ほうれんそう

1ppm

 

たけのこ

1ppm

 

オクラ

1ppm

 

しようが

1ppm

 

未成熟えんどう

1ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

えだまめ

1ppm

 

マッシュルーム

1ppm

 

しいたけ

1ppm

 

その他のきのこ類

1ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

みかん

1ppm

 

なつみかんの果実全体

1ppm

 

レモン

1ppm

 

オレンジ

1ppm

 

グレープフルーツ

1ppm

 

ライム

1ppm

 

その他のかんきつ類果実

1ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

1ppm

 

もも

1ppm

 

ネクタリン

1ppm

 

あんず

1ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

1ppm

 

おうとう

1ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

1ppm

 

ブルーベリー

1ppm

 

クランベリー

1ppm

 

ハックルベリー

1ppm

 

その他のベリー類果実

1ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

1ppm

 

バナナ

1ppm

 

キウィー

1ppm

 

パパイヤ

1ppm

 

アボカド

1ppm

 

パイナップル

1ppm

 

グアバ

1ppm

 

マンゴー

1ppm

 

パッションフルーツ

1ppm

 

なつめやし

1ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ひまわりの種子

1ppm

 

ごまの種子

1ppm

 

べにばなの種子

1ppm

 

綿実

1ppm

 

なたね

1ppm

 

その他のオイルシード

1ppm

 

ぎんなん

1ppm

 

くり

1ppm

 

ペカン

1ppm

 

アーモンド

1ppm

 

くるみ

1ppm

 

その他のナッツ類

1ppm

 

3ppm

 

カカオ豆

1ppm

ピロキサスルホン

小麦

0.01ppm


とうもろこし

0.01ppm


その他の穀類

0.01ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.01ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.01ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


その他のきく科野菜

0.07ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

0.01ppm


にんにく

0.01ppm


にら

0.01ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


セロリ

0.07ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


しょうが

0.01ppm


えだまめ

0.01ppm


その他の野菜

0.07ppm


ひまわりの種子

0.02ppm


べにばなの種子

0.02ppm


綿実

0.02ppm


その他のオイルシード

0.02ppm


その他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.01ppm


その他のハーブ

0.07ppm


はちみつ

0.05ppm

ピロキロン

0.2ppm


魚介類

0.2ppm

ファモキサドン

小麦

0.1ppm


大麦

0.2ppm


大豆

0.2ppm


ばれいしょ

0.05ppm


はくさい

0.7ppm


カリフラワー

0.1ppm


ブロッコリー

3ppm


レタス

25ppm


たまねぎ

0.5ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.5ppm


その他のゆり科野菜

0.5ppm


トマト

2ppm


ピーマン

4ppm


なす

4ppm


その他のなす科野菜

4ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.2ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


ラズベリー

10ppm


ブラックベリー

10ppm


その他のベリー類果実

10ppm


ぶどう

2ppm


その他の果実

4ppm


ホップ

80ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.2ppm


小麦ふすま

0.2ppm


干しぶどう

5ppm

フィプロニル

0.01ppm


小麦

0.002ppm


大麦

0.002ppm


ライ麦

0.002ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

0.002ppm


ばれいしょ

0.02ppm


かんしょ

0.01ppm


てんさい

0.2ppm


さとうきび

0.01ppm


はくさい

0.1ppm


キャベツ

0.03ppm


チンゲンサイ

0.05ppm


カリフラワー

0.02ppm


ブロッコリー

0.03ppm


その他のあぶらな科野菜

0.02ppm


バナナ

0.005ppm


ひまわりの種子

0.002ppm


なたね

0.01ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.04ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

フェナザキン

きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.3ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


未成熟えんどう

0.4ppm


未成熟いんげん

0.4ppm


えだまめ

0.4ppm


その他の野菜

0.4ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.4ppm


なつみかんの果実全体

0.4ppm


レモン

0.4ppm


オレンジ

0.4ppm


グレープフルーツ

0.4ppm


ライム

0.4ppm


その他のかんきつ類果実

0.4ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

0.7ppm


ブラックベリー

0.7ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

2ppm


ハックルベリー

0.8ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

0.7ppm


アボカド

0.2ppm


パイナップル

0.2ppm


パッションフルーツ

0.7ppm


その他の果実

2ppm


ぎんなん

0.02ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


10ppm


ホップ

30ppm


その他のスパイス

0.4ppm

フェナミホス

らっかせい

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


芽キャベツ

0.05ppm


しろうり

0.05ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.05ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.05ppm


りんご

0.05ppm


バナナ

0.05ppm


綿実

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

フェナリモル

アーティチョーク

0.1ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

0.3ppm


その他のなす科野菜

0.5ppm


きゅうり

0.07ppm


かぼちゃ

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.07ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


マルメロ

0.3ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.5ppm


おうとう

1ppm


いちご

1ppm


ぶどう

0.3ppm


かき

0.3ppm


バナナ

0.2ppm


ペカン

0.02ppm


ホップ

5ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


とうがらし(乾燥させたもの)

5ppm

フェニトロチオン

0.2ppm


小麦

1ppm


大麦

6ppm


ライ麦

6ppm


とうもろこし

0.2ppm


そば

6ppm


その他の穀類

6ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.3ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


こんにゃくいも

0.02ppm


さとうきび

0.1ppm


西洋わさび

0.1ppm


ごぼう

0.03ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.3ppm


その他のゆり科野菜

0.1ppm


その他のせり科野菜

0.1ppm


トマト

0.7ppm


なす

0.5ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.1ppm


すいか

0.01ppm


メロン類果実

0.02ppm


ほうれんそう

0.1ppm


しょうが

0.1ppm


未成熟えんどう

0.3ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.5ppm


しいたけ

0.02ppm


その他の野菜

0.5ppm


みかん

0.05ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.02ppm


うめ

0.2ppm


おうとう

0.3ppm


いちご

5ppm


ぶどう

0.2ppm


かき

0.8ppm


その他の果実

1ppm


ごまの種子

7ppm


その他のオイルシード

7ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.03ppm


くるみ

0.05ppm


0.1ppm


その他のスパイス

25ppm


その他のハーブ

0.1ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.4ppm


その他の家きんの脂肪

0.4ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


魚介類

0.3ppm

フェノキサスルホン

0.05ppm


魚介類

0.04ppm

フェノキサニル

1ppm

 

魚介類

0.2ppm

フェノキサプロップエチル

0.05ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.01ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.01ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.01ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

フェノキシエタノール

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.06ppm

フェノキシメチルペニシリン

豚の筋肉

0.03ppm

豚の脂肪

0.03ppm


豚の肝臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.03ppm


豚の食用部分

0.03ppm

フェノチオカルブ

みかん

0.5ppm


その他のスパイス

20ppm

フェノブカルブ

1ppm


小麦

0.3ppm


さとうきび

0.3ppm


たまねぎ

0.3ppm


その他のゆり科野菜

0.3ppm


ピーマン

2ppm


なす

0.5ppm


きゅうり

0.7ppm


すいか

0.3ppm


メロン類果実

0.3ppm


みかん

0.3ppm


いちご

2ppm


その他のスパイス

25ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.09ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.02ppm


魚介類

1ppm

フェリムゾン

2ppm


魚介類

0.5ppm

フェンアミドン

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

はくさい

0.5ppm

 

キャベツ

5.0ppm

 

芽キャベツ

5.0ppm

 

カリフラワー

5.0ppm

 

ブロッコリー

5.0ppm

 

その他のあぶらな科野菜

5.0ppm

 

レタス

20ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

ねぎ

1.5ppm

 

にんにく

0.2ppm

 

その他のゆり科野菜

1.5ppm

 

にんじん

0.15ppm

 

トマト

1ppm

 

ピーマン

1.0ppm

 

なす

1.0ppm

 

その他のなす科野菜

3ppm

 

きゆうり

0.3ppm

 

かぼちや

0.15ppm

 

しろうり

0.15ppm

 

すいか

0.15ppm

 

メロン類果実

0.15ppm

 

まくわうり

0.3ppm

 

その他のうり科野菜

0.15ppm

 

しようが

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ぶどう

3ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

5.0ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

羊の筋肉

0.1ppm

 

山羊の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

羊の脂肪

0.1ppm

 

山羊の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

羊の肝臓

0.1ppm

 

山羊の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

羊の腎臓

0.1ppm

 

山羊の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

羊の食用部分

0.1ppm

 

山羊の食用部分

0.1ppm

 

0.02ppm

 

トマトピューレー(トマト加工品の日本農林規格(昭和54年農林水産省告示第1419号)に規定するものに限る。)

2.0ppm

 

トマトペースト(トマト加工品の日本農林規格に規定するものに限る。)

2.2ppm

フェンキノトリオン

0.01ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

0.6ppm


豚の腎臓

0.6ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.6ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.01ppm

フェンスルホチオン

とうもろこし

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

綿実

0.02ppm

フェンチオン

0.3ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.05ppm


かんしょ

0.1ppm


やまいも

0.2ppm


さとうきび

0.3ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


ネクタリン

1ppm


すもも

3ppm


おうとう

2ppm


かき

1ppm


キウィー

5ppm


アボカド

0.05ppm


マンゴー

5ppm


その他の果実

1ppm


魚介類

0.08ppm


食用オリーブ油(バージンオイルに限る。)

1ppm

フェントエート

0.05ppm


小麦

0.5ppm


とうもろこし

0.02ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.02ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


だいこん類の根

0.02ppm


だいこん類の葉

0.02ppm


かぶ類の根

0.02ppm


かぶ類の葉

0.02ppm


はくさい

0.02ppm


キャベツ

0.02ppm


カリフラワー

0.02ppm


ブロッコリー

0.05ppm


ごぼう

0.02ppm


レタス

0.1ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

0.05ppm


アスパラガス

0.05ppm


わけぎ

0.1ppm


その他のゆり科野菜

0.02ppm


にんじん

0.1ppm


かぼちゃ

0.1ppm


しろうり

0.03ppm


すいか

0.02ppm


メロン類果実

0.02ppm


まくわうり

0.1ppm


ほうれんそう

0.1ppm


未成熟えんどう

0.02ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


その他の野菜

0.02ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


もも

0.1ppm


うめ

0.02ppm


おうとう

0.05ppm


ぶどう

0.02ppm


かき

0.1ppm


くり

0.03ppm


0.02ppm


その他のスパイス

10ppm

フェントラザミド

0.02ppm

 

魚介類

0.03ppm

フェンバレレート

小麦

2.0ppm

 

大麦

2.0ppm

 

ライ麦

2.0ppm

 

とうもろこし

2.0ppm

 

そば

2.0ppm

 

その他の穀類

2.0ppm

 

大豆

0.20ppm

 

小豆類

0.50ppm

 

えんどう

0.50ppm

 

そら豆

0.50ppm

 

らつかせい

0.10ppm

 

その他の豆類

0.50ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.50ppm

 

さとうきび

2.0ppm

 

だいこん類の根

0.50ppm

 

だいこん類の葉

8.0ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

20ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.50ppm

 

はくさい

3.0ppm

 

キャベツ

3.0ppm

 

芽キャベツ

3.0ppm

 

ケール

10ppm

 

こまつな

0.50ppm

 

きような

0.50ppm

 

チンゲンサイ

1.0ppm

 

カリフラワー

2.0ppm

 

ブロッコリー

2.0ppm

 

その他のあぶらな科野菜

1.0ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.20ppm

 

チコリ

0.50ppm

 

エンダイブ

0.50ppm

 

しゆんぎく

0.50ppm

 

レタス

2.0ppm

 

その他のきく科野菜

0.50ppm

 

たまねぎ

0.50ppm

 

ねぎ

0.50ppm

 

にんにく

0.50ppm

 

にら

0.50ppm

 

アスパラガス

0.50ppm

 

わけぎ

0.50ppm

 

その他のゆり科野菜

0.50ppm

 

にんじん

0.50ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.50ppm

 

セロリ

2.0ppm

 

みつば

0.50ppm

 

その他のせり科野菜

0.50ppm

 

トマト

1.0ppm

 

ピーマン

0.50ppm

 

なす

1.0ppm

 

その他のなす科野菜

1.0ppm

 

きゆうり

0.20ppm

 

かぼちや

0.50ppm

 

しろうり

0.50ppm

 

すいか

0.50ppm

 

メロン類果実

0.20ppm

 

まくわうり

0.20ppm

 

その他のうり科野菜

0.50ppm

 

ほうれんそう

0.50ppm

 

たけのこ

0.50ppm

 

オクラ

0.50ppm

 

しようが

0.50ppm

 

未成熟えんどう

0.10ppm

 

未成熟いんげん

1.0ppm

 

えだまめ

1.0ppm

 

マッシュルーム

0.50ppm

 

しいたけ

0.50ppm

 

その他のきのこ類

0.50ppm

 

その他の野菜

0.50ppm

 

みかん

0.20ppm

 

なつみかんの果実全体

2.0ppm

 

レモン

2.0ppm

 

オレンジ

2.0ppm

 

グレープフルーツ

2.0ppm

 

ライム

2.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

2.0ppm

 

りんご

2.0ppm

 

日本なし

2.0ppm

 

西洋なし

2.0ppm

 

マルメロ

2.0ppm

 

びわ

2.0ppm

 

もも

5.0ppm

 

ネクタリン

10ppm

 

あんず

10ppm

 

すもも

10ppm

 

うめ

10ppm

 

おうとう

2.0ppm

 

いちご

1.0ppm

 

ラズベリー

1.0ppm

 

ブラックベリー

1.0ppm

 

ブルーベリー

1.0ppm

 

クランベリー

1.0ppm

 

ハックルベリー

1.0ppm

 

その他のベリー類果実

1.0ppm

 

ぶどう

5.0ppm

 

かき

1.0ppm

 

バナナ

1.0ppm

 

キウィー

5.0ppm

 

パパイヤ

1.0ppm

 

アボカド

1.0ppm

 

パイナップル

1.0ppm

 

グアバ

1.0ppm

 

マンゴー

1.0ppm

 

パッションフルーツ

1.0ppm

 

なつめやし

1.0ppm

 

その他の果実

3.0ppm

 

ひまわりの種子

0.10ppm

 

ごまの種子

0.50ppm

 

べにばなの種子

0.50ppm

 

綿実

0.20ppm

 

なたね

0.50ppm

 

その他のオイルシード

0.50ppm

 

ぎんなん

0.20ppm

 

くり

0.20ppm

 

ペカン

0.20ppm

 

アーモンド

0.20ppm

 

くるみ

0.20ppm

 

その他のナッツ類

0.20ppm

 

1.0ppm

 

ホップ

5.0ppm

フェンピコキサミド

小麦

0.6ppm


ライ麦

0.6ppm


バナナ

0.2ppm


はちみつ

0.05ppm

フェンピラザミン

レタス

2ppm


トマト

5ppm


ピーマン

3ppm


なす

3ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.7ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


未成熟えんどう

10ppm


未成熟いんげん

5ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

4ppm


あんず

4ppm


すもも

2ppm


うめ

4ppm


おうとう

3ppm


いちご

10ppm


ラズベリー

5ppm


ブラックベリー

5ppm


ブルーベリー

5ppm


クランベリー

5ppm


ハックルベリー

5ppm


その他のベリー類果実

5ppm


ぶどう

10ppm


その他の果実

3ppm


アーモンド

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


その他のスパイス

15ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm

フェンピロキシメート

とうもろこし

0.01ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.1ppm


ばれいしょ

0.05ppm


てんさい

0.02ppm


その他のきく科野菜

3ppm


セロリ

3ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.4ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


ほうれんそう

0.5ppm


未成熟えんどう

0.5ppm


未成熟いんげん

0.7ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜(ずいきに限る。)

0.3ppm


その他の野菜(ずいき、もやし、れんこんを除く。)

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.3ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.8ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.8ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

0.4ppm


すもも

1ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.5ppm


ラズベリー

3ppm


ブラックベリー

3ppm


ブルーベリー

2ppm


ハックルベリー

2ppm


その他のベリー類果実

3ppm


ぶどう

1ppm


かき

0.5ppm


キウィー(果皮を含む。)

2ppm


アボカド

0.2ppm


パイナップル

0.05ppm


マンゴー

0.4ppm


その他の果実

2ppm


綿実

0.06ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


40ppm


コーヒー豆

0.07ppm


ホップ

15ppm


その他のスパイス

6ppm


その他のハーブ

3ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.8ppm


豚の肝臓

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.8ppm


牛の腎臓

0.8ppm


豚の腎臓

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.8ppm


牛の食用部分

0.8ppm


豚の食用部分

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.8ppm


0.01ppm

フェンブコナゾール

小麦

0.1ppm


大麦

0.2ppm


ライ麦

0.1ppm


大豆

0.2ppm


らっかせい

0.1ppm


てんさい

0.4ppm


たまねぎ

0.05ppm


ピーマン

0.6ppm


その他のなす科野菜

0.6ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.05ppm


しろうり

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.8ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


マルメロ

0.5ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

0.5ppm


すもも

1ppm


うめ

2ppm


おうとう

1ppm


ブルーベリー

0.7ppm


クランベリー

1ppm


ハックルベリー

0.5ppm


その他のベリー類果実

0.3ppm


ぶどう

3ppm


かき

0.7ppm


バナナ

0.05ppm


その他の果実

0.5ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


なたね

0.05ppm


ぎんなん

0.01ppm


くり

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm


30ppm


その他のスパイス

1ppm


その他のハーブ

0.6ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

フェンプロパトリン

大豆

0.01ppm


小豆類

0.03ppm


キャベツ

0.4ppm


芽キャベツ

3ppm


カリフラワー

3ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

3ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

1ppm


すいか

0.01ppm


メロン類果実

0.01ppm


オクラ

1ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

0.01ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

15ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

1ppm


すもも

1ppm


うめ

3ppm


おうとう

5ppm


いちご

3ppm


ラズベリー

12ppm


ブラックベリー

12ppm


ブルーベリー

3ppm


クランベリー

3ppm


ハックルベリー

3ppm


その他のベリー類果実

12ppm


ぶどう

2ppm


かき

2ppm


バナナ

0.01ppm


キウィー

0.01ppm


パパイヤ

0.01ppm


アボカド

0.01ppm


パイナップル

0.01ppm


グアバ

0.01ppm


マンゴー

0.7ppm


パッションフルーツ

0.01ppm


なつめやし

0.01ppm


その他の果実

1ppm


ぎんなん

0.2ppm


くり

0.2ppm


ペカン

0.2ppm


アーモンド

0.2ppm


くるみ

0.2ppm


その他のナッツ類

0.2ppm


25ppm


コーヒー豆

0.03ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

1ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

フェンヘキサミド

小豆類

0.05ppm


クレソン

30ppm


その他のあぶらな科野菜

30ppm


チコリ

30ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

0.05ppm


パセリ

30ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

1ppm


その他の野菜

30ppm


みかん(外果皮を含む。)

5ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

10ppm


ネクタリン

10ppm


あんず

10ppm


すもも

1ppm


うめ

6ppm


おうとう

10ppm


いちご

10ppm


ラズベリー

15ppm


ブラックベリー

15ppm


ブルーベリー

5ppm


ハックルベリー

5ppm


その他のベリー類果実

15ppm


ぶどう

20ppm


キウィー(果皮を含む。)

15ppm


その他の果実

3ppm


アーモンド

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


ホップ

100ppm


その他のスパイス

20ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm


はちみつ

0.01ppm

フェンメディファム

てんさい

0.1ppm


ほうれんそう

0.5ppm

ブタクロール

0.1ppm


魚介類

0.2ppm

ブタミホス

0.05ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

はくさい

0.01ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

レタス

0.01ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.03ppm

 

にんにく

0.01ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.03ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.01ppm

 

すいか

0.01ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

いちご

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

魚介類

0.03ppm

ブチルヒドロキシアニソール

豚の筋肉

0.03ppm


豚の脂肪

0.1ppm


豚の肝臓

0.04ppm


豚の腎臓

0.05ppm


豚の食用部分

0.1ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.06ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.5ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.5ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.5ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.5ppm

ブチレート

とうもろこし

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

ブプロフェジン

0.5ppm


小麦

2ppm


大麦

6ppm


ライ麦

6ppm


その他の穀類

6ppm


大豆

0.02ppm


レタス

13ppm


その他のきく科野菜

3ppm


ねぎ

4ppm


にら

1ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


トマト

1ppm


ピーマン

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

10ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

0.7ppm


しろうり

0.7ppm


すいか(果皮を含む。)

0.8ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

3ppm


その他のうり科野菜

0.7ppm


オクラ

2ppm


未成熟えんどう

0.02ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

3ppm


日本なし

6ppm


西洋なし

6ppm


マルメロ

3ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

9ppm


ネクタリン

9ppm


あんず

0.7ppm


すもも

2ppm


うめ

5ppm


おうとう

5ppm


いちご

3ppm


ぶどう

1ppm


かき

1ppm


バナナ

0.3ppm


キウィー(果皮を含む。)

15ppm


パパイヤ

0.9ppm


アボカド

0.3ppm


パイナップル

0.3ppm


グアバ

0.3ppm


マンゴー

0.9ppm


パッションフルーツ

2ppm


その他の果実

5ppm


綿実

0.4ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


30ppm


コーヒー豆

0.4ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.2ppm


はちみつ

0.05ppm


干しぶどう

2ppm


食用オリーブ油(バージンオイルに限る。)

20ppm

フラザスルフロン

さとうきび

0.05ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.1ppm


ぶどう

0.05ppm


その他のスパイス

0.2ppm

プラジクアンテル

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

4ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.02ppm

フラボフォスフォリポール

豚の筋肉

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm

フラメトピル

0.5ppm


ばれいしょ

0.01ppm


てんさい

0.2ppm


ねぎ

10ppm


魚介類

0.2ppm

プリフィニウム

牛の筋肉

0.04ppm


牛の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.04ppm


牛の腎臓

0.04ppm


牛の食用部分

0.04ppm


0.04ppm

プリミスルフロンメチル

とうもろこし

0.02ppm

フルアクリピリム

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.5ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

2ppm

 

西洋なし

2ppm

 

その他のスパイス

5ppm

フルアジナム

小麦

0.05ppm


小豆類

0.1ppm


らっかせい

0.05ppm


ばれいしょ

0.1ppm


かんしょ

0.03ppm


やまいも

0.05ppm


てんさい

0.5ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

0.1ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

0.05ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


芽キャベツ

0.05ppm


こまつな

0.05ppm


きょうな

0.05ppm


チンゲンサイ

0.05ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.1ppm


その他のあぶらな科野菜

0.05ppm


ごぼう

0.2ppm


レタス

0.05ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

0.05ppm


にら

0.05ppm


アスパラガス

0.05ppm


その他のゆり科野菜

5ppm


にんじん

0.3ppm


その他のなす科野菜

0.3ppm


その他の野菜(ずいき及びれんこんを除く。)

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.2ppm


おうとう

0.05ppm


いちご

0.05ppm


ブルーベリー

4ppm


クランベリー

4ppm


ハックルベリー

4ppm


その他のベリー類果実

4ppm


ぶどう

0.05ppm


かき

0.3ppm


キウィー(果皮を含む。)

3ppm


パイナップル

0.05ppm


その他の果実

0.05ppm


6ppm


その他のスパイス

10ppm


牛の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


0.01ppm

フルアジホップブチル

大豆

3ppm


小豆類

47ppm


えんどう

4ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

2ppm


その他の豆類

47ppm


ばれいしょ

0.7ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


てんさい

0.6ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

0.2ppm


かぶ類の根

5ppm


キャベツ

4ppm


ブロッコリー

1ppm


たまねぎ

0.3ppm


にんにく

0.3ppm


アスパラガス

3ppm


にんじん

1ppm


その他のせり科野菜

0.5ppm


トマト

0.5ppm


なす

0.5ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

7ppm


えだまめ

2ppm


みかん

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.05ppm


レモン

0.05ppm


オレンジ

0.05ppm


グレープフルーツ

0.05ppm


ライム

0.05ppm


その他のかんきつ類果実

0.05ppm


日本なし

0.01ppm


西洋なし

0.01ppm


いちご

0.4ppm


バナナ

0.1ppm


パイナップル

0.05ppm


ひまわりの種子

8ppm


綿実

0.8ppm


コーヒー豆

0.01ppm


その他のスパイス

0.3ppm


その他のハーブ

0.4ppm


牛の筋肉

0.04ppm


豚の筋肉

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.04ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.04ppm


その他の家きんの筋肉

0.04ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


その他の家きんの脂肪

0.04ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.04ppm


その他の家きんの卵

0.04ppm

フルアズロン

牛の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

7ppm


牛の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

0.5ppm

フルエンスルホン

小麦

0.08ppm


大麦

0.08ppm


ライ麦

0.08ppm


とうもろこし

0.2ppm


そば

0.08ppm


その他の穀類

0.08ppm


ばれいしょ

0.8ppm


さといも類

3ppm


かんしょ

4ppm


やまいも

3ppm


こんにゃくいも

3ppm


その他のいも類

3ppm


てんさい

3ppm


さとうきび

0.06ppm


だいこん類の根

4ppm


だいこん類の葉

50ppm


かぶ類の根

4ppm


かぶ類の葉

30ppm


西洋わさび

4ppm


クレソン

3ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

15ppm


こまつな

9ppm


きょうな

15ppm


チンゲンサイ

15ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

15ppm


ごぼう

3ppm


サルシフィー

3ppm


チコリ

1ppm


エンダイブ

3ppm


しゅんぎく

3ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

30ppm


にんじん

4ppm


パースニップ

4ppm


パセリ

3ppm


セロリ

3ppm


みつば

1ppm


その他のせり科野菜

30ppm


トマト

2ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.9ppm


かぼちゃ

2ppm


すいか

0.09ppm


メロン類果実

2ppm


その他のうり科野菜

3ppm


ほうれんそう

4ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.8ppm


未成熟えんどう

0.1ppm


未成熟いんげん

0.1ppm


えだまめ

0.1ppm


その他の野菜

30ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.2ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.09ppm


ネクタリン

0.09ppm


あんず

0.09ppm


すもも

0.09ppm


うめ

0.09ppm


おうとう

0.09ppm


いちご

0.5ppm


ブルーベリー

0.5ppm


クランベリー

0.5ppm


その他のベリー類果実

0.8ppm


ぶどう

0.8ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.8ppm


パッションフルーツ

0.8ppm


その他の果実

0.8ppm


ぎんなん

0.03ppm


くり

0.03ppm


ペカン

0.03ppm


アーモンド

0.03ppm


くるみ

0.03ppm


その他のナッツ類

0.03ppm


コーヒー豆

0.05ppm


その他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.8ppm


その他のハーブ

20ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

フルオキサストロビン

小麦

0.2ppm


大麦

0.4ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.01ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.6ppm


西洋なし

0.6ppm


おうとう

1ppm


いちご

2ppm


ぶどう

2ppm


なたね

0.7ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.06ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.06ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.06ppm


0.03ppm


はちみつ

0.05ppm

フルオピコリド

ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

30ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

30ppm


西洋わさび

0.2ppm


クレソン

30ppm


はくさい

30ppm


キャベツ

7ppm


芽キャベツ

5ppm


ケール

30ppm


こまつな

30ppm


きょうな

30ppm


チンゲンサイ

30ppm


カリフラワー

5ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

30ppm


ごぼう

0.2ppm


サルシフィー

0.2ppm


チコリ

30ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

7ppm


ねぎ

10ppm


にんにく

7ppm


その他のゆり科野菜

7ppm


パースニップ

0.2ppm


パセリ

25ppm


セロリ

25ppm


その他のせり科野菜

25ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

30ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


メロン類果実

0.2ppm


その他のうり科野菜

30ppm


ほうれんそう

30ppm


オクラ

1ppm


しょうが

0.02ppm


しいたけ

1ppm


その他のきのこ類

1ppm


その他の野菜

30ppm


みかん

0.2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


ぶどう

2ppm


その他の果実

1ppm


ホップ

0.7ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

フルオピラム

大豆

2ppm


小豆類

1ppm


えんどう

2ppm


そら豆

2ppm


らっかせい

0.2ppm


その他の豆類

2ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.1ppm


かんしょ

0.1ppm


やまいも

0.1ppm


その他のいも類

0.1ppm


てんさい

0.1ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

30ppm


かぶ類の根

0.3ppm


かぶ類の葉

30ppm


西洋わさび

0.3ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

4ppm


芽キャベツ

0.3ppm


カリフラワー

0.09ppm


ブロッコリー

0.3ppm


ごぼう

0.3ppm


サルシフィー

0.3ppm


チコリ

30ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

0.4ppm


ねぎ

0.7ppm


にんにく

0.4ppm


アスパラガス

0.01ppm


その他のゆり科野菜

0.4ppm


にんじん

0.4ppm


パースニップ

0.3ppm


その他のせり科野菜

30ppm


トマト

1ppm


ピーマン

4ppm


なす

4ppm


その他のなす科野菜

4ppm


きゅうり

0.6ppm


かぼちゃ

0.6ppm


しろうり

1ppm


メロン類果実

0.05ppm


その他のうり科野菜

0.6ppm


オクラ

4ppm


しょうが

0.1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

1ppm


日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


マルメロ

0.8ppm


もも

0.5ppm


ネクタリン

5ppm


あんず

5ppm


すもも

1ppm


うめ

5ppm


おうとう

5ppm


いちご

5ppm


ラズベリー

5ppm


ブラックベリー

5ppm


ブルーベリー

7ppm


クランベリー

7ppm


ハックルベリー

7ppm


その他のベリー類果実

7ppm


ぶどう

5ppm


バナナ

1ppm


グアバ

7ppm


その他の果実

2ppm


ひまわりの種子

0.7ppm


ごまの種子

5ppm


べにばなの種子

0.7ppm


綿実

0.8ppm


なたね

5ppm


その他のオイルシード

5ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


ホップ

60ppm


その他のスパイス

0.1ppm


その他のハーブ

4ppm


牛の筋肉

0.8ppm


豚の筋肉

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.8ppm


牛の脂肪

0.8ppm


豚の脂肪

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.8ppm


牛の肝臓

5ppm


豚の肝臓

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

5ppm


牛の腎臓

0.8ppm


豚の腎臓

0.8ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.8ppm


牛の食用部分

5ppm


豚の食用部分

5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

5ppm


0.6ppm


鶏の筋肉

0.5ppm


その他の家きんの筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

0.5ppm


その他の家きんの脂肪

0.5ppm


鶏の肝臓

2ppm


その他の家きんの肝臓

2ppm


鶏の腎臓

2ppm


その他の家きんの腎臓

2ppm


鶏の食用部分

2ppm


その他の家きんの食用部分

2ppm


鶏の卵

1ppm


その他の家きんの卵

1ppm

フルオルイミド

りんご

10ppm


西洋なし

3ppm


かき

5ppm


35ppm

フルキサピロキサド

3ppm


小麦

2ppm


大麦

3ppm


ライ麦

3ppm


とうもろこし

0.2ppm


そば

3ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

0.4ppm


えんどう

0.4ppm


そら豆

0.4ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.4ppm


ばれいしょ

0.07ppm


さといも類

0.03ppm


かんしょ

0.03ppm


やまいも

0.03ppm


こんにゃくいも

0.03ppm


その他のいも類

0.03ppm


てんさい

0.2ppm


さとうきび

3ppm


だいこん類の根

0.9ppm


だいこん類の葉

8ppm


かぶ類の根

0.9ppm


かぶ類の葉

4ppm


西洋わさび

0.9ppm


クレソン

30ppm


はくさい

4ppm


キャベツ

4ppm


芽キャベツ

4ppm


ケール

4ppm


こまつな

4ppm


きょうな

4ppm


チンゲンサイ

4ppm


カリフラワー

4ppm


ブロッコリー

4ppm


その他のあぶらな科野菜

4ppm


ごぼう

0.9ppm


サルシフィー

0.9ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

2ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

2ppm


にら

2ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


にんじん

1ppm


パースニップ

1ppm


パセリ

30ppm


セロリ

30ppm


その他のせり科野菜

30ppm


トマト

0.7ppm


ピーマン

0.7ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

0.7ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


オクラ

0.7ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

2ppm


その他の野菜

7ppm


みかん(外果皮を含む。)

4ppm


なつみかんの果実全体

4ppm


レモン

4ppm


オレンジ

4ppm


グレープフルーツ

4ppm


ライム

4ppm


その他のかんきつ類果実

4ppm


りんご

3ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

0.9ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.9ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

7ppm


すもも

3ppm


うめ

7ppm


おうとう

6ppm


いちご

7ppm


ラズベリー

7ppm


ブラックベリー

7ppm


ブルーベリー

7ppm


クランベリー

7ppm


ハックルベリー

7ppm


その他のベリー類果実

7ppm


ぶどう

3ppm


かき

0.9ppm


バナナ

3ppm


パパイヤ

1ppm


マンゴー

0.7ppm


パッションフルーツ

2ppm


その他の果実

7ppm


ひまわりの種子

0.9ppm


ごまの種子

0.9ppm


べにばなの種子

0.9ppm


綿実

0.5ppm


なたね

0.9ppm


その他のオイルシード

0.9ppm


ぎんなん

0.06ppm


くり

0.06ppm


ペカン

0.06ppm


アーモンド

0.06ppm


くるみ

0.06ppm


その他のナッツ類

0.8ppm


コーヒー豆

0.2ppm


その他のスパイス

20ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


はちみつ

0.05ppm


干しぶどう

15ppm

フルキサメタミド

とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.01ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.01ppm


その他の豆類

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


だいこん類の根

0.07ppm


だいこん類の葉

7ppm


かぶ類の根

0.1ppm


かぶ類の葉

8ppm


はくさい

0.8ppm


キャベツ

1ppm


ケール

2ppm


こまつな

2ppm


きょうな

2ppm


チンゲンサイ

2ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

2ppm


レタス

10ppm


その他のきく科野菜

10ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.05ppm


にら

6ppm


アスパラガス

1ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


トマト

1ppm


ピーマン

2ppm


なす

0.3ppm


その他のなす科野菜

4ppm


きゅうり

0.4ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.4ppm


オクラ

2ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

4ppm


その他の野菜

4ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.7ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

0.5ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.5ppm


ライム

0.5ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.3ppm


ネクタリン

0.3ppm


あんず

0.9ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.9ppm


いちご

1ppm


ぶどう

0.7ppm


その他の果実

0.7ppm


6ppm


その他のスパイス

4ppm


その他のハーブ

20ppm


魚介類

0.09ppm


はちみつ

0.05ppm

フルジオキソニル

0.01ppm


小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

0.5ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.4ppm


その他の豆類

0.5ppm


ばれいしょ

6ppm


さといも類

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


てんさい

0.01ppm


だいこん類の根

0.7ppm


だいこん類の葉

20ppm


かぶ類の根

0.7ppm


かぶ類の葉

20ppm


西洋わさび

0.7ppm


クレソン

10ppm


はくさい

15ppm


キャベツ

8ppm


芽キャベツ

8ppm


ケール

15ppm


こまつな

15ppm


きょうな

15ppm


チンゲンサイ

15ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

8ppm


その他のあぶらな科野菜

15ppm


ごぼう

0.7ppm


サルシフィー

0.7ppm


チコリ

20ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

40ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

0.5ppm


ねぎ

7ppm


にんにく

0.5ppm


にら

2ppm


わけぎ

10ppm


その他のゆり科野菜

0.8ppm


にんじん

5ppm


パースニップ

0.7ppm


パセリ

10ppm


セロリ

15ppm


その他のせり科野菜

20ppm


トマト

5ppm


ピーマン

5ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

1ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


ほうれんそう

30ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

5ppm


未成熟いんげん

5ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

60ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

10ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご(果こうを含む。)

5ppm


西洋なし(果こうを含む。)

5ppm


マルメロ(果こうを含む。)

5ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

10ppm


もも(果皮を含む。)

5ppm


ネクタリン(果こうを含む。)

5ppm


あんず(果こうを含む。)

5ppm


すもも(果こうを含む。)

5ppm


うめ

0.3ppm


おうとう

10ppm


いちご

5ppm


ラズベリー

5ppm


ブラックベリー

5ppm


ブルーベリー

2ppm


ハックルベリー

2ppm


その他のベリー類果実

5ppm


ぶどう

5ppm


キウィー(果皮を含む。)

20ppm


パパイヤ

5ppm


アボカド

5ppm


パイナップル

20ppm


グアバ

0.5ppm


マンゴー

5ppm


その他の果実

15ppm


綿実

0.05ppm


なたね

0.02ppm


その他のオイルシード

0.05ppm


その他のナッツ類

0.2ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

60ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.04ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


魚介類

0.04ppm

フルシトリネート

小麦

0.20ppm

 

大麦

0.20ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

その他の穀類

0.20ppm

 

大豆

0.10ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

1.0ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

てんさい

0.20ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.50ppm

 

かぶ類の根

0.50ppm

 

かぶ類の葉

0.50ppm

 

西洋わさび

0.50ppm

 

クレソン

0.50ppm

 

はくさい

0.50ppm

 

キャベツ

0.50ppm

 

芽キャベツ

0.50ppm

 

ケール

0.50ppm

 

チンゲンサイ

0.50ppm

 

カリフラワー

0.20ppm

 

ブロッコリー

0.20ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.50ppm

 

アーティチョーク

0.50ppm

 

その他のきく科野菜

0.50ppm

 

たまねぎ

0.10ppm

 

にら

0.50ppm

 

その他のゆり科野菜

0.50ppm

 

その他のせり科野菜

0.50ppm

 

トマト

0.20ppm

 

その他のなす科野菜

0.50ppm

 

きゆうり

1.0ppm

 

その他のうり科野菜

0.50ppm

 

ほうれんそう

0.50ppm

 

たけのこ

0.50ppm

 

しようが

0.50ppm

 

未成熟えんどう

0.50ppm

 

未成熟いんげん

0.50ppm

 

えだまめ

2.0ppm

 

その他の野菜

0.50ppm

 

みかん

0.10ppm

 

なつみかんの果実全体

2.0ppm

 

レモン

2.0ppm

 

オレンジ

2.0ppm

 

グレープフルーツ

2.0ppm

 

ライム

2.0ppm

 

その他のかんきつ類果実

2.0ppm

 

りんご

0.50ppm

 

日本なし

0.50ppm

 

西洋なし

0.50ppm

 

マルメロ

0.50ppm

 

びわ

0.50ppm

 

もも

0.50ppm

 

おうとう

2.0ppm

 

ぶどう

2.0ppm

 

かき

1.0ppm

 

綿実

0.10ppm

 

なたね

0.05ppm

 

20ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

ホップ

10ppm

フルシラゾール

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.01ppm

 

そば

0.2ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

大豆

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.3ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.3ppm

 

日本なし

0.3ppm

 

西洋なし

0.3ppm

 

マルメロ

0.3ppm

 

びわ

0.3ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

バナナ

0.03ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

豚の脂肪

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm

 

牛の腎臓

2ppm

 

豚の腎臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

豚の食用部分

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.2ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.2ppm

 

鶏の脂肪

0.2ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.2ppm

 

鶏の肝臓

0.2ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.2ppm

 

鶏の腎臓

0.2ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.2ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.2ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

 

その他の家きんの卵

0.1ppm

 

干しぶどう

0.3ppm

フルスルファミド

ばれいしよ

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

フルセトスルフロン

0.05ppm

フルチアセットメチル

とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.01ppm

フルチアニル

パセリ

5ppm


トマト

0.2ppm


ピーマン

0.3ppm


なす

0.1ppm


きゅうり

0.09ppm


かぼちゃ

0.06ppm


すいか

0.01ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.07ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


未成熟えんどう

0.5ppm


その他の野菜

10ppm


りんご

0.2ppm


おうとう

0.4ppm


いちご

0.3ppm


ぶどう

0.7ppm


はちみつ

0.05ppm

フルトラニル

4ppm


小麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.01ppm


えんどう

0.01ppm


そら豆

0.01ppm


らっかせい

0.5ppm


その他の豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.2ppm


こんにゃくいも

0.02ppm


てんさい

0.7ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.07ppm


かぶ類の根

0.01ppm


かぶ類の葉

0.07ppm


西洋わさび

0.01ppm


クレソン

0.01ppm


はくさい

0.07ppm


キャベツ

0.5ppm


芽キャベツ

0.07ppm


ケール

0.07ppm


こまつな

0.07ppm


きょうな

0.07ppm


チンゲンサイ

0.07ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


ごぼう

0.01ppm


サルシフィー

0.01ppm


アーティチョーク

0.01ppm


チコリ

0.01ppm


エンダイブ

0.01ppm


しゅんぎく

0.01ppm


レタス

60ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

3ppm


にら

20ppm


アスパラガス

0.01ppm


わけぎ

0.01ppm


その他のゆり科野菜

5ppm


にんじん

0.01ppm


パースニップ

0.01ppm


パセリ

0.01ppm


セロリ

0.01ppm


みつば

2ppm


その他のせり科野菜

0.01ppm


トマト

0.01ppm


ピーマン

0.01ppm


なす

0.01ppm


その他のなす科野菜

0.1ppm


きゅうり

0.05ppm


かぼちゃ

0.01ppm


しろうり

0.01ppm


すいか(果皮を含む。)

0.01ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.01ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.01ppm


その他のうり科野菜

0.01ppm


ほうれんそう

2ppm


オクラ

0.01ppm


しょうが

5ppm


未成熟えんどう

0.01ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.01ppm


その他の野菜

1ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.06ppm


その他の家きんの卵

0.06ppm


魚介類

2ppm


はちみつ

0.05ppm


米ぬか

10ppm

フルトリアホール

小麦

0.2ppm


大麦

0.2ppm


とうもろこし

0.01ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.4ppm


らっかせい

0.2ppm


てんさい

0.02ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

2ppm


レタス

2ppm


セロリ

3ppm


トマト

0.8ppm


ピーマン

1ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.3ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


りんご

0.4ppm


日本なし

0.4ppm


西洋なし

0.4ppm


マルメロ

0.4ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.4ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.6ppm


ネクタリン

0.6ppm


あんず

0.6ppm


すもも

0.4ppm


うめ

0.6ppm


おうとう

2ppm


いちご

2ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.4ppm


バナナ

0.3ppm


綿実

0.5ppm


なたね

0.5ppm


コーヒー豆

0.2ppm


ホップ

20ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm

フルニキシン

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.3ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.06ppm

フルバリネート

大麦

0.4ppm


とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.5ppm


そら豆

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.01ppm


やまいも

0.02ppm


てんさい

0.05ppm


だいこん類の根

0.02ppm


だいこん類の葉

0.5ppm


はくさい

0.5ppm


キャベツ

0.5ppm


カリフラワー

0.05ppm


レタス

1ppm


たまねぎ

0.03ppm


にんにく

0.05ppm


にんじん

0.02ppm


なす

0.5ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.1ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

0.1ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


びわ

0.03ppm


もも

0.03ppm


ネクタリン

0.1ppm


すもも

0.1ppm


うめ

1ppm


おうとう

0.3ppm


いちご

0.7ppm


かき

1ppm


キウィー

0.1ppm


ひまわりの種子

0.1ppm


綿実

0.1ppm


なたね

0.1ppm


くり

0.05ppm


10ppm


その他のスパイス

10ppm


はちみつ

0.05ppm

フルピラジフロン

0.05ppm


小麦

3ppm


大麦

3ppm


ライ麦

3ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

3ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

2ppm


小豆類

3ppm


えんどう

3ppm


そら豆

3ppm


らっかせい

0.04ppm


その他の豆類

3ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.7ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.7ppm


こんにゃくいも

0.7ppm


その他のいも類

0.7ppm


てんさい

0.7ppm


だいこん類の根

0.7ppm


かぶ類の根

0.7ppm


西洋わさび

0.7ppm


はくさい

6ppm


キャベツ

6ppm


芽キャベツ

6ppm


ケール

40ppm


カリフラワー

6ppm


ブロッコリー

6ppm


その他のあぶらな科野菜

0.7ppm


ごぼう

0.7ppm


サルシフィー

0.7ppm


エンダイブ

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

0.7ppm


たまねぎ

0.09ppm


ねぎ

3ppm


にんにく

0.09ppm


にら

3ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


にんじん

0.7ppm


パースニップ

0.7ppm


パセリ

30ppm


セロリ

9ppm


その他のせり科野菜

0.7ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.4ppm


かぼちゃ

0.4ppm


しろうり

0.4ppm


すいか(果皮を含む。)

0.4ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.4ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.4ppm


その他のうり科野菜

0.7ppm


オクラ

2ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

3ppm


その他の野菜

0.7ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

4ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

4ppm


りんご

0.9ppm


日本なし

0.9ppm


西洋なし

0.9ppm


マルメロ

0.9ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.9ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

0.4ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

6ppm


ブラックベリー

6ppm


ブルーベリー

4ppm


ハックルベリー

4ppm


その他のベリー類果実

6ppm


ぶどう

3ppm


かき

0.9ppm


バナナ

0.6ppm


パパイヤ

0.6ppm


アボカド

0.6ppm


パイナップル

0.3ppm


マンゴー

0.6ppm


なつめやし

8ppm


その他の果実

5ppm


ひまわりの種子

0.7ppm


ごまの種子

3ppm


べにばなの種子

0.7ppm


綿実

0.8ppm


なたね

0.3ppm


その他のオイルシード

0.7ppm


ぎんなん

0.02ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


コーヒー豆

2ppm


カカオ豆

0.01ppm


ホップ

10ppm


その他のスパイス

0.3ppm


その他のハーブ

0.7ppm


牛の筋肉

2ppm


豚の筋肉

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm


牛の脂肪

1ppm


豚の脂肪

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm


牛の肝臓

4ppm


豚の肝臓

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

4ppm


牛の腎臓

4ppm


豚の腎臓

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

4ppm


牛の食用部分

4ppm


豚の食用部分

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

4ppm


0.7ppm


鶏の筋肉

0.8ppm


その他の家きんの筋肉

0.8ppm


鶏の脂肪

0.3ppm


その他の家きんの脂肪

0.3ppm


鶏の肝臓

1ppm


その他の家きんの肝臓

1ppm


鶏の腎臓

1ppm


その他の家きんの腎臓

1ppm


鶏の食用部分

1ppm


その他の家きんの食用部分

1ppm


鶏の卵

0.7ppm


その他の家きんの卵

0.7ppm


すもも(乾燥させたもの)

3ppm

フルピリミン

0.7ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


その他の家きんの筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


その他の家きんの脂肪

0.04ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.04ppm


その他の家きんの卵

0.04ppm


魚介類

0.02ppm

フルフェナセット

小麦

0.5ppm


大麦

0.2ppm


とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.1ppm


ばれいしょ

0.1ppm


トマト

0.05ppm


ひまわりの種子

0.05ppm

フルフェノクスロン

とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


そら豆

0.2ppm


かんしょ

0.02ppm


てんさい

0.3ppm


だいこん類の根

0.07ppm


だいこん類の葉

9ppm


西洋わさび

0.2ppm


はくさい

0.4ppm


キャベツ

0.3ppm


ケール

10ppm


こまつな

10ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

5ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


しゅんぎく

15ppm


レタス

8ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.01ppm


ねぎ

5ppm


にら

3ppm


アスパラガス

0.5ppm


にんじん

0.09ppm


パセリ

10ppm


セロリ

4ppm


みつば

10ppm


その他のせり科野菜

5ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

1ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.4ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


ほうれんそう

10ppm


オクラ

1ppm


未成熟えんどう

1ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

2ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

2ppm


その他のかんきつ類果実

2ppm


りんご

0.8ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

0.7ppm


あんず

5ppm


すもも

0.2ppm


うめ

5ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.5ppm


ぶどう

0.9ppm


かき

0.7ppm


マンゴー

1ppm


20ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

2ppm


豚の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.03ppm


その他の家きんの腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm


魚介類

2ppm

フルフェンピルエチル

とうもろこし

0.01ppm

 

大豆

0.01ppm

 

さとうきび

0.01ppm

 

えだまめ

0.01ppm

フルベンジアミド

とうもろこし

0.05ppm


そば

10ppm


大豆

1ppm


小豆類

1ppm


えんどう

1ppm


そら豆

1ppm


その他の豆類

1ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


てんさい

0.05ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の根

0.3ppm


かぶ類の葉

25ppm


西洋わさび

0.3ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

4ppm


芽キャベツ

4ppm


ケール

20ppm


こまつな

20ppm


きょうな

20ppm


チンゲンサイ

5ppm


カリフラワー

4ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

20ppm


ごぼう

0.05ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

3ppm


ねぎ

3ppm


アスパラガス

1ppm


にんじん

0.3ppm


セロリ

10ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.7ppm


かぼちゃ

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

1ppm


その他のうり科野菜

2ppm


オクラ

2ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

3ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

5ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.8ppm


西洋なし

0.8ppm


マルメロ

0.8ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

1ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

2ppm


ブルーベリー

2ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.8ppm


キウィー(果皮を含む。)

2ppm


その他の果実

0.1ppm


綿実

2ppm


ぎんなん

0.1ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


50ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

25ppm


牛の筋肉

2ppm


豚の筋肉

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm


牛の脂肪

2ppm


豚の脂肪

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm


牛の肝臓

1ppm


豚の肝臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


牛の食用部分

1ppm


豚の食用部分

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

フルベンダゾール

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.06ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.06ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.7ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


その他の家きんの筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


その他の家きんの肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

0.4ppm


その他の家きんの腎臓

0.4ppm


鶏の食用部分

0.5ppm


その他の家きんの食用部分

0.5ppm


鶏の卵

0.4ppm


その他の家きんの卵

0.4ppm

フルミオキサジン

小麦

0.4ppm


とうもろこし

0.02ppm


大豆

0.02ppm


小豆類

0.07ppm


えんどう

0.07ppm


そら豆

0.07ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

0.07ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


その他のいも類

0.02ppm


さとうきび

0.2ppm


キャベツ

0.02ppm


アーティチョーク

0.02ppm


たまねぎ

0.02ppm


にんにく

0.02ppm


アスパラガス

0.02ppm


トマト

0.02ppm


ピーマン

0.02ppm


なす

0.02ppm


その他のなす科野菜

0.02ppm


きゅうり

0.02ppm


かぼちゃ

0.02ppm


しろうり

0.02ppm


すいか(果皮を含む。)

0.02ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.02ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.02ppm


その他のうり科野菜

0.02ppm


オクラ

0.02ppm


しょうが

0.02ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


えだまめ

0.05ppm


その他の野菜

0.02ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.05ppm


レモン

0.05ppm


オレンジ

0.05ppm


グレープフルーツ

0.05ppm


ライム

0.05ppm


その他のかんきつ類果実

0.05ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


マルメロ

0.02ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.02ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.02ppm


ネクタリン

0.02ppm


あんず

0.02ppm


すもも

0.02ppm


うめ

0.02ppm


おうとう

0.02ppm


いちご

0.07ppm


ブルーベリー

0.02ppm


クランベリー

0.02ppm


ハックルベリー

0.02ppm


その他のベリー類果実

0.02ppm


ぶどう

0.05ppm


かき

0.02ppm


その他の果実

0.02ppm


ひまわりの種子

0.5ppm


綿実

0.02ppm


ぎんなん

0.02ppm


くり

0.02ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


くるみ

0.02ppm


その他のナッツ類

0.02ppm


コーヒー豆

0.05ppm


ホップ

0.05ppm


その他のスパイス

0.1ppm


その他のハーブ

0.02ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

フルメキン

牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

1ppm


豚の脂肪

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

3ppm


豚の腎臓

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

3ppm


牛の食用部分

3ppm


豚の食用部分

3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.5ppm


鶏の脂肪

1ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

3ppm


鶏の食用部分

3ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.6ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.6ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.6ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

0.6ppm

フルメツラム

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.3ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.3ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.1ppm

フルメトリン

牛の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.6ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.03ppm


はちみつ

0.005ppm

フルララネル

鶏の筋肉

0.07ppm


鶏の脂肪

0.7ppm


鶏の肝臓

0.7ppm


鶏の腎臓

0.4ppm


鶏の食用部分

0.7ppm


鶏の卵

1ppm

フルリドン

小麦

0.1ppm


とうもろこし

0.1ppm


キャベツ

0.1ppm


レタス

0.1ppm


にんじん

0.1ppm


トマト

0.1ppm


ピーマン

0.1ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.1ppm


未成熟いんげん

0.1ppm


オレンジ

0.1ppm


グレープフルーツ

0.1ppm


りんご

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


すもも

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm

プレチラクロール

0.03ppm

 

魚介類

0.3ppm

プレドニゾロン

牛の筋肉

0.004ppm


豚の筋肉

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.001ppm


牛の脂肪

0.004ppm


豚の脂肪

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.001ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.001ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.001ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.001ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.001ppm


0.006ppm

プロクロラズ

0.05ppm


小麦

2ppm


大麦

2ppm


ライ麦

2ppm


とうもろこし

2ppm


そば

2ppm


その他の穀類

2ppm


その他のゆり科野菜

0.4ppm


ピーマン

3ppm


その他のなす科野菜

3ppm


マッシュルーム

3ppm


その他の野菜

2ppm


バナナ

5ppm


パパイヤ

1ppm


アボカド

5ppm


パイナップル

2ppm


マンゴー

2ppm


ひまわりの種子

0.5ppm


なたね

0.7ppm


その他のオイルシード

2ppm


その他のスパイス

10ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.5ppm


豚の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

10ppm


豚の肝臓

10ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

10ppm


牛の腎臓

10ppm


豚の腎臓

10ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

10ppm


牛の食用部分

10ppm


豚の食用部分

10ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

10ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.2ppm


その他の家きんの肝臓

0.2ppm


鶏の腎臓

0.2ppm


その他の家きんの腎臓

0.2ppm


鶏の食用部分

0.2ppm


その他の家きんの食用部分

0.2ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm


ひまわり油

1ppm

プロシミドン

小麦

0.3ppm


大豆

3ppm


小豆類

5ppm


らっかせい

2ppm


その他の豆類

2ppm


ばれいしょ

0.2ppm


キャベツ

0.5ppm


チコリ

5ppm


エンダイブ

5ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.1ppm


にんじん

0.2ppm


みつば

2ppm


トマト

4ppm


ピーマン

10ppm


なす

5ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

4ppm


かぼちゃ

4ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


その他のうり科野菜

1ppm


オクラ

2ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

1ppm


その他の野菜

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

10ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

1ppm


西洋なし

1ppm


マルメロ

1ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

15ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

10ppm


あんず

5ppm


すもも

0.5ppm


うめ

10ppm


おうとう

5ppm


いちご

5ppm


キウィー(果皮を含む。)

8ppm


マンゴー

0.5ppm


なたね

2ppm


その他のスパイス

30ppm

プロスルホカルブ

小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


ばれいしょ

0.05ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

0.05ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


にんじん

1ppm


セロリ

2ppm


その他のせり科野菜

0.1ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


その他のスパイス

0.5ppm


魚介類

0.09ppm

プロチオコナゾール

小麦

0.5ppm


大麦

0.3ppm


ライ麦

0.3ppm


とうもろこし

0.1ppm


そば

0.3ppm


その他の穀類

0.3ppm


大豆

0.2ppm


小豆類

1ppm


えんどう

1ppm


そら豆

1ppm


らっかせい

0.02ppm


その他の豆類

1ppm


ばれいしょ

0.02ppm


てんさい

0.3ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


ブルーベリー

2ppm


クランベリー

0.2ppm


ハックルベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


その他の果実

2ppm


綿実

0.4ppm


なたね

0.1ppm


その他のスパイス

2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.3ppm


豚の腎臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm


牛の食用部分

0.3ppm


豚の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm


0.004ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.005ppm


その他の家きんの卵

0.005ppm


はちみつ

0.05ppm

プロチオホス

大豆

0.03ppm


小豆類

0.03ppm


らっかせい

0.02ppm


ばれいしょ

0.02ppm


かんしょ

0.05ppm


てんさい

0.5ppm


さとうきび

0.05ppm


キャベツ

0.03ppm


ごぼう

0.08ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.1ppm


にら

2ppm


わけぎ

2ppm


その他のゆり科野菜

2ppm


にんじん

0.2ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


日本なし

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


いちご

0.3ppm


ぶどう

0.8ppm


かき

0.2ppm


くり

0.01ppm


5ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

ブロチゾラム

牛の筋肉

0.001ppm


豚の筋肉

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

不検出


牛の脂肪

0.002ppm


豚の脂肪

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

不検出


牛の肝臓

0.003ppm


豚の肝臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

不検出


牛の腎臓

0.002ppm


豚の腎臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

不検出


牛の食用部分

0.002ppm


豚の食用部分

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

不検出


0.001ppm


鶏の筋肉

不検出


その他の家きんの筋肉

不検出


鶏の脂肪

不検出


その他の家きんの脂肪

不検出


鶏の肝臓

不検出


その他の家きんの肝臓

不検出


鶏の腎臓

不検出


その他の家きんの腎臓

不検出


鶏の食用部分

不検出


その他の家きんの食用部分

不検出


鶏の卵

不検出


その他の家きんの卵

不検出


魚介類(さけ目魚類に限る。)

不検出


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

不検出


魚介類(すずき目魚類に限る。)

不検出


魚介類(その他の魚類に限る。)

不検出


魚介類(貝類に限る。)

不検出


魚介類(甲殻類に限る。)

不検出


その他の魚介類

不検出


はちみつ

不検出

フロニカミド

小麦

5ppm


とうもろこし

0.4ppm


大豆

5ppm


小豆類

5ppm


えんどう

5ppm


そら豆

0.7ppm


その他の豆類

5ppm


ばれいしょ

0.3ppm


さといも類

0.2ppm


やまいも

0.2ppm


こんにゃくいも

0.07ppm


その他のいも類

0.2ppm


てんさい

0.6ppm


だいこん類の根

0.7ppm


だいこん類の葉

20ppm


かぶ類の根

0.6ppm


かぶ類の葉

20ppm


西洋わさび

0.6ppm


クレソン

20ppm


はくさい

20ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

20ppm


こまつな

20ppm


きょうな

20ppm


チンゲンサイ

20ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

20ppm


ごぼう

0.6ppm


サルシフィー

0.6ppm


チコリ

0.6ppm


エンダイブ

3ppm


しゅんぎく

15ppm


レタス

20ppm


その他のきく科野菜

5ppm


たまねぎ

0.3ppm


ねぎ

3ppm


アスパラガス

2ppm


にんじん

0.6ppm


パースニップ

0.6ppm


パセリ

15ppm


セロリ

4ppm


みつば

5ppm


その他のせり科野菜

2ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

3ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

2ppm


かぼちゃ

2ppm


しろうり

1ppm


すいか(果皮を含む。)

2ppm


メロン類果実

2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

3ppm


ほうれんそう

20ppm


オクラ

10ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

4ppm


えだまめ

5ppm


その他の野菜

3ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

3ppm


オレンジ

2ppm


グレープフルーツ

2ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

0.8ppm


日本なし

0.8ppm


西洋なし

0.8ppm


マルメロ

0.8ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.8ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.8ppm


ネクタリン

1ppm


あんず

2ppm


すもも

0.3ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

2ppm


クランベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

6ppm


かき

0.8ppm


マンゴー

3ppm


その他の果実

0.8ppm


綿実

0.7ppm


なたね

2ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.5ppm


40ppm


ホップ

20ppm


その他のスパイス

8ppm


その他のハーブ

20ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.4ppm


豚の腎臓

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm


牛の食用部分

0.4ppm


豚の食用部分

0.4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.07ppm


その他の家きんの脂肪

0.07ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm


はちみつ

0.05ppm


トマトペースト(トマト加工品の日本農林規格に規定するものに限る。)

15ppm

プロパクロール

とうもろこし

0.05ppm


その他の穀類

0.2ppm


キャベツ

0.6ppm


芽キャベツ

0.6ppm


カリフラワー

0.6ppm


ブロッコリー

0.6ppm


たまねぎ

0.7ppm


ねぎ

0.02ppm


にんにく

0.7ppm

プロパニル

0.2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.2ppm

プロパモカルブ

0.1ppm


ばれいしょ

0.3ppm


てんさい

0.2ppm


だいこん類の根

1ppm


はくさい

10ppm


キャベツ

0.1ppm


芽キャベツ

1ppm


チンゲンサイ

0.5ppm


カリフラワー

0.2ppm


ブロッコリー

0.5ppm


その他のあぶらな科野菜

0.5ppm


チコリ

2ppm


レタス

10ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

3ppm


セロリ

0.2ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

0.3ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

5ppm


かぼちゃ

5ppm


しろうり

5ppm


すいか

0.5ppm


メロン類果実

0.5ppm


まくわうり

0.5ppm


その他のうり科野菜

5ppm


ほうれんそう

40ppm


たけのこ

0.2ppm


しょうが

10ppm


その他の野菜

0.2ppm


いちご

0.1ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

プロパルギット

とうもろこし

0.1ppm


大豆

0.3ppm


小豆類

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


らっかせい

0.1ppm


その他の豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.03ppm


トマト

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

4ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

4ppm


あんず

4ppm


すもも

5ppm


うめ

4ppm


おうとう

4ppm


ぶどう

7ppm


綿実

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.3ppm


5ppm


ホップ

100ppm


その他のスパイス

10ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm


魚介類

0.2ppm


ぶどうジュース

1ppm


干しぶどう

12ppm


綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油、綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.2ppm

プロピコナゾール

0.1ppm


小麦

1ppm


大麦

2ppm


ライ麦

0.3ppm


とうもろこし

0.2ppm


そば

1ppm


その他の穀類

4ppm


大豆

2ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.2ppm


その他の豆類

0.05ppm


てんさい

0.3ppm


さとうきび

0.02ppm


だいこん類の根

0.04ppm


はくさい

0.05ppm


ケール

0.05ppm


チンゲンサイ

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

0.05ppm


エンダイブ

0.05ppm


その他のきく科野菜

5ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

0.1ppm


にんにく

0.05ppm


アスパラガス

0.05ppm


その他のゆり科野菜

0.2ppm


にんじん

0.3ppm


パセリ

13ppm


セロリ

5ppm


その他のせり科野菜

5ppm


トマト

0.05ppm


ほうれんそう

0.05ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.07ppm


マッシュルーム

0.1ppm


その他の野菜

5ppm


なつみかんの果実全体

8ppm


レモン

8ppm


オレンジ

8ppm


グレープフルーツ

8ppm


ライム

8ppm


その他のかんきつ類果実

8ppm


りんご

0.05ppm


もも(果皮を含む。)

4ppm


ネクタリン(果こうを含む。)

4ppm


あんず(果こうを含む。)

4ppm


すもも(果こうを含む。)

0.6ppm


うめ

1ppm


おうとう

4ppm


いちご

1ppm


ラズベリー

0.05ppm


ブラックベリー

0.05ppm


ブルーベリー

1ppm


クランベリー

1ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

0.5ppm


バナナ

0.1ppm


アボカド

0.05ppm


パイナップル

0.02ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


ごまの種子

0.05ppm


なたね

0.02ppm


その他のオイルシード

0.05ppm


ペカン

0.02ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


0.1ppm


コーヒー豆

0.02ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.5ppm


豚の腎臓

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm


牛の食用部分

0.5ppm


豚の食用部分

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.04ppm


その他の家きんの筋肉

0.04ppm


鶏の脂肪

0.04ppm


その他の家きんの脂肪

0.04ppm


鶏の肝臓

0.04ppm


その他の家きんの肝臓

0.04ppm


鶏の腎臓

0.04ppm


その他の家きんの腎臓

0.04ppm


鶏の食用部分

0.04ppm


その他の家きんの食用部分

0.04ppm


鶏の卵

0.04ppm


その他の家きんの卵

0.04ppm

プロピザミド

キャベツ

0.05ppm


ブロッコリー

0.05ppm


ごぼう

0.02ppm


チコリ

0.05ppm


エンダイブ

1ppm


しゅんぎく

0.3ppm


レタス

1ppm


その他のきく科野菜

0.05ppm


たまねぎ

0.05ppm

プロヒドロジャスモン

トマト

0.3ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.02ppm


なつみかんの果実全体

0.01ppm


レモン

0.01ppm


オレンジ

0.01ppm


グレープフルーツ

0.01ppm


ライム

0.01ppm


その他のかんきつ類果実

0.01ppm


りんご

0.01ppm


ぶどう

0.01ppm


その他のスパイス

0.03ppm

プロピリスルフロン

0.05ppm

 

魚介類

0.02ppm

プロフェノホス

ばれいしょ

0.02ppm


かんしょ

0.01ppm


てんさい

0.03ppm


その他のなす科野菜

3ppm


マンゴー

0.2ppm


その他の果実

10ppm


綿実

3ppm


0.2ppm


コーヒー豆

0.03ppm


その他のスパイス

5ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm

ブロフラニリド

とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.07ppm


小豆類

0.07ppm


えんどう

0.07ppm


そら豆

0.07ppm


らっかせい

0.07ppm


その他の豆類

0.07ppm


ばれいしょ

0.04ppm


さといも類

0.04ppm


かんしょ

0.04ppm


やまいも

0.04ppm


こんにゃくいも

0.04ppm


その他のいも類

0.04ppm


てんさい

0.01ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

9ppm


かぶ類の根

0.04ppm


かぶ類の葉

6ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

2ppm


ケール

10ppm


こまつな

6ppm


きょうな

5ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

10ppm


チコリ

15ppm


エンダイブ

15ppm


レタス

15ppm


その他のきく科野菜

15ppm


ねぎ

3ppm


アスパラガス

0.7ppm


その他のうり科野菜

0.04ppm


しょうが

0.04ppm


未成熟えんどう

1ppm


未成熟いんげん

0.6ppm


えだまめ

0.8ppm


その他の野菜

1ppm


コーヒー豆

0.01ppm


その他のハーブ

10ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.03ppm


豚の肝臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.03ppm


牛の食用部分

0.03ppm


豚の食用部分

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.8ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.3ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm


はちみつ

0.05ppm

プロヘキサジオンカルシウム塩

0.2ppm


小麦

0.5ppm


大麦

0.1ppm


ライ麦

0.1ppm


その他の穀類

0.1ppm


らっかせい

1ppm


キャベツ

0.2ppm


りんご

3ppm


日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


おうとう

0.4ppm


いちご

2ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

プロペタンホス

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

プロベナゾール

0.05ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

0.05ppm


レタス

0.05ppm


ねぎ

0.05ppm


わけぎ

0.05ppm


ピーマン

0.05ppm


その他のなす科野菜

0.03ppm


きゅうり

0.05ppm


その他のハーブ

0.05ppm


魚介類

0.07ppm

プロポキシカルバゾン

小麦

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.3ppm

 

0.03ppm

ブロマシル

みかん

0.05ppm


なつみかんの果実全体

0.1ppm


レモン

0.1ppm


オレンジ

0.1ppm


グレープフルーツ

0.1ppm


ライム

0.1ppm


その他のかんきつ類果実

0.1ppm


パイナップル

0.1ppm


その他のスパイス

0.05ppm

ブロムフェノホス

牛の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm

フロメトキン

だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

5ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

0.5ppm


カリフラワー

6ppm


ブロッコリー

6ppm


その他のきく科野菜

40ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

1ppm


にんにく

0.05ppm


にら

6ppm


アスパラガス

0.7ppm


わけぎ

2ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

5ppm


きゅうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.7ppm


ほうれんそう

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.7ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


いちご

2ppm


マンゴー

0.5ppm


5ppm


その他のスパイス

3ppm


その他のハーブ

25ppm

プロメトリン

0.1ppm


小麦

0.1ppm


大麦

0.02ppm


ライ麦

0.1ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

0.2ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

0.05ppm


らっかせい

0.02ppm


やまいも

0.02ppm


キャベツ

0.05ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

0.05ppm


にんじん

0.5ppm


パセリ

0.6ppm


その他のせり科野菜

0.2ppm


オクラ

0.05ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.02ppm


その他のハーブ

4ppm

ブロモブチド

0.7ppm

 

魚介類

4ppm

フロラスラム

小麦

0.01ppm


大麦

0.01ppm


ライ麦

0.01ppm


その他の穀類

0.01ppm

フロルピラウキシフェンベンジル

0.01ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

フロルフェニコール

牛の筋肉

0.3ppm


豚の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

4ppm


豚の肝臓

7ppm


牛の腎臓

0.3ppm


豚の腎臓

1ppm


牛の食用部分

4ppm


豚の食用部分

7ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.4ppm


鶏の肝臓

3ppm


鶏の腎臓

1ppm


鶏の食用部分

3ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

1ppm


魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

8ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.3ppm


魚介類(その他の魚類に限る。)

1ppm

ヘキサコナゾール

その他のなす科野菜

0.2ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.3ppm


西洋なし

0.3ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.7ppm


ネクタリン

0.5ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.3ppm


おうとう

0.5ppm


かき

0.3ppm


その他の果実

0.2ppm


はちみつ

0.05ppm

ヘキサジノン

さとうきび

0.02ppm


ブルーベリー

0.2ppm


パイナップル

0.2ppm


牛の筋肉

0.5ppm


豚の筋肉

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm


牛の脂肪

0.1ppm


豚の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

4ppm


豚の肝臓

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

4ppm


牛の腎臓

4ppm


豚の腎臓

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

4ppm


牛の食用部分

4ppm


豚の食用部分

4ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

4ppm


11ppm

ヘキシチアゾクス

大豆

0.5ppm


小豆類

0.4ppm


えんどう

0.4ppm


そら豆

0.4ppm


その他の豆類

0.4ppm


かんしょ

0.2ppm


てんさい

0.1ppm


その他のきく科野菜

0.3ppm


トマト

0.1ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.7ppm


その他のなす科野菜

0.7ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.5ppm


すいか

0.5ppm


メロン類果実

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.7ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

0.5ppm


その他の野菜

0.7ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

1ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


マルメロ

0.4ppm


びわ

0.1ppm


もも

0.1ppm


ネクタリン

0.3ppm


あんず

0.3ppm


すもも

1ppm


うめ

2ppm


おうとう

1ppm


いちご

6ppm


ぶどう

2ppm


かき

0.5ppm


なつめやし

2ppm


その他の果実

0.7ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


15ppm


ホップ

25ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

1ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

ベダプロフェン

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm

ベタメタゾン

牛の筋肉

不検出


豚の筋肉

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

不検出


牛の脂肪

不検出


豚の脂肪

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

不検出


牛の肝臓

不検出


豚の肝臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

不検出


牛の腎臓

不検出


豚の腎臓

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

不検出


牛の食用部分

不検出


豚の食用部分

不検出


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

不検出


不検出


鶏の筋肉

不検出


その他の家きんの筋肉

不検出


鶏の脂肪

不検出


その他の家きんの脂肪

不検出


鶏の肝臓

不検出


その他の家きんの肝臓

不検出


鶏の腎臓

不検出


その他の家きんの腎臓

不検出


鶏の食用部分

不検出


その他の家きんの食用部分

不検出


鶏の卵

不検出


その他の家きんの卵

不検出

ベノキサコール

とうもろこし

0.01ppm


大豆

0.01ppm


らっかせい

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm

ペノキススラム

0.05ppm


ぶどう

0.01ppm


ペカン

0.01ppm


アーモンド

0.01ppm


くるみ

0.01ppm


その他のナッツ類

0.01ppm

ヘプタクロル

0.02ppm


小麦

0.02ppm


大麦

0.02ppm


ライ麦

0.02ppm


とうもろこし

0.02ppm


そば

0.02ppm


その他の穀類

0.02ppm


かぼちゃ

0.2ppm


えだまめ

0.02ppm


みかん

0.01ppm


なつみかんの果実全体

0.01ppm


レモン

0.01ppm


オレンジ

0.01ppm


グレープフルーツ

0.01ppm


ライム

0.01ppm


その他のかんきつ類果実

0.01ppm


パイナップル

0.01ppm


綿実

0.02ppm


その他のスパイス

0.01ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


0.006ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


魚介類(くじらに限る。)

0.02ppm


大豆油

0.5ppm

ペルメトリン

小麦

2ppm


大麦

2ppm


ライ麦

2ppm


とうもろこし

2ppm


そば

2ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.1ppm


そら豆

0.1ppm


らっかせい

0.1ppm


その他の豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.03ppm


かんしょ

0.02ppm


やまいも

0.01ppm


てんさい

0.05ppm


だいこん類の根

0.1ppm


だいこん類の葉

0.5ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

15ppm


西洋わさび

0.5ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

5ppm


芽キャベツ

1ppm


ケール

20ppm


こまつな

20ppm


きょうな

10ppm


チンゲンサイ

5ppm


カリフラワー

0.5ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

40ppm


ごぼう

1ppm


アーティチョーク

5ppm


エンダイブ

0.05ppm


しゅんぎく

3ppm


レタス

20ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

2ppm


にんにく

0.05ppm


にら

0.05ppm


アスパラガス

3ppm


わけぎ

0.02ppm


その他のゆり科野菜

0.5ppm


にんじん

0.1ppm


パセリ

0.1ppm


セロリ

2ppm


トマト

4ppm


ピーマン

4ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.7ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

2ppm


ほうれんそう

5ppm


オクラ

3ppm


しょうが

0.7ppm


未成熟えんどう

3ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

3ppm


マッシュルーム

0.1ppm


その他の野菜

3ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

7ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

5ppm


おうとう

7ppm


いちご

1ppm


ラズベリー

1ppm


ブラックベリー

1ppm


ブルーベリー

3ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

7ppm


かき

4ppm


キウィー(果皮を含む。)

10ppm


アボカド

1ppm


その他の果実

5ppm


ひまわりの種子

1ppm


ごまの種子

2ppm


綿実

0.5ppm


なたね

0.05ppm


その他のオイルシード

1ppm


くり

0.03ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


20ppm


コーヒー豆

0.05ppm


ホップ

50ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

20ppm


牛の筋肉

1ppm


豚の筋肉

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm


牛の脂肪

1ppm


豚の脂肪

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.1ppm


その他の家きんの卵

0.1ppm


小麦粉(全粒粉に限る。)

2ppm


小麦粉(全粒粉を除く。)

0.5ppm


小麦はい芽

2ppm


小麦ふすま

5ppm


大豆油

0.1ppm


ひまわり油

1ppm


綿実油

0.1ppm

ペンコナゾール

えんどう

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.2ppm

 

レタス

0.2ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

2ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

トマト

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.2ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.2ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

ホップ

0.5ppm

ペンシクロン

0.3ppm


ばれいしょ

0.05ppm


やまいも

0.2ppm


てんさい

0.5ppm


その他の野菜

0.7ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.03ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.03ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm


0.02ppm


魚介類

0.8ppm

ベンジルアデニン(ベンジルアミノプリンをいう。)

アスパラガス

0.3ppm

かぼちゃ

0.05ppm


すいか

0.02ppm


みかん

0.1ppm


りんご

0.05ppm


ぶどう

0.02ppm


その他のスパイス

0.2ppm

ベンジルペニシリン

牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.003ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.003ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.003ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.003ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.003ppm


0.004ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm

ベンズピリモキサン

0.9ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.07ppm


豚の腎臓

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.07ppm


牛の食用部分

0.07ppm


豚の食用部分

0.07ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.07ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.3ppm

ベンスルフロンメチル

0.1ppm

ベンゾカイン

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.05ppm

ベンゾビシクロン

0.05ppm

ベンゾビンジフルピル

小麦

0.1ppm


大麦

2ppm


ライ麦

0.1ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

2ppm


大豆

0.08ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

0.04ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


さとうきび

0.04ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


オクラ

2ppm


その他の野菜

0.3ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.2ppm


ブルーベリー

2ppm


その他のベリー類果実

1ppm


ぶどう

1ppm


かき

0.2ppm


パッションフルーツ

1ppm


その他の果実

2ppm


綿実

0.05ppm


なたね

0.2ppm


その他のオイルシード

0.2ppm


コーヒー豆

0.2ppm


その他のスパイス

2ppm


その他のハーブ

0.9ppm


牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.1ppm


豚の腎臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


干しぶどう

3ppm

ベンゾフェナップ

0.05ppm

ベンダイオカルブ

0.02ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

ベンタゾン

0.05ppm


小麦

0.02ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.02ppm


そば

0.01ppm


その他の穀類

0.1ppm


大豆

0.5ppm


小豆類

0.5ppm


えんどう

0.5ppm


そら豆

0.5ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.5ppm


ばれいしょ

0.1ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.1ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


パセリ

0.1ppm


セロリ

0.1ppm


みつば

0.1ppm


その他のせり科野菜

0.1ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

0.01ppm


えだまめ

0.08ppm


その他の野菜

2ppm


その他のオイルシード

0.02ppm


その他のハーブ

0.1ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.04ppm


豚の肝臓

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.04ppm


牛の腎臓

0.08ppm


豚の腎臓

0.08ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.08ppm


牛の食用部分

0.08ppm


豚の食用部分

0.08ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.08ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


その他の家きんの筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.03ppm


その他の家きんの脂肪

0.03ppm


鶏の肝臓

0.07ppm


その他の家きんの肝臓

0.07ppm


鶏の腎臓

0.07ppm


その他の家きんの腎臓

0.07ppm


鶏の食用部分

0.07ppm


その他の家きんの食用部分

0.07ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

ベンチアバリカルブイソプロピル

大豆

0.05ppm

ばれいしょ

0.01ppm


さといも類

0.01ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

0.05ppm


ブロッコリー

1ppm


レタス

15ppm


たまねぎ

0.02ppm


ねぎ

0.5ppm


アスパラガス

0.3ppm


その他のゆり科野菜

0.05ppm


トマト

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.3ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.6ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


ほうれんそう

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

1ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

1ppm


グレープフルーツ

1ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


いちご

2ppm


ぶどう

2ppm


その他の果実

1ppm


その他のスパイス

6ppm


その他のハーブ

10ppm


はちみつ

0.05ppm

ペンチオピラド

小麦

0.3ppm


大麦

0.2ppm


ライ麦

0.2ppm


とうもろこし

0.02ppm


そば

0.2ppm


その他の穀類

0.8ppm


大豆

0.4ppm


小豆類

0.4ppm


えんどう

0.4ppm


そら豆

0.4ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.4ppm


ばれいしょ

0.06ppm


さといも類

0.06ppm


かんしょ

0.06ppm


やまいも

0.06ppm


その他のいも類

0.06ppm


てんさい

0.5ppm


だいこん類の根

3ppm


だいこん類の葉

50ppm


かぶ類の葉

50ppm


クレソン

50ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

5ppm


芽キャベツ

5ppm


ケール

50ppm


こまつな

50ppm


きょうな

50ppm


チンゲンサイ

50ppm


カリフラワー

5ppm


ブロッコリー

10ppm


その他のあぶらな科野菜

50ppm


チコリ

30ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

40ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

0.7ppm


ねぎ

4ppm


にんにく

0.05ppm


にら

20ppm


アスパラガス

0.3ppm


その他のゆり科野菜

5ppm


にんじん

0.6ppm


パセリ

30ppm


セロリ

30ppm


みつば

30ppm


その他のせり科野菜

30ppm


トマト

3ppm


ピーマン

3ppm


なす

3ppm


その他のなす科野菜

30ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.9ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

30ppm


ほうれんそう

30ppm


オクラ

2ppm


しょうが

0.06ppm


未成熟えんどう

4ppm


未成熟いんげん

4ppm


えだまめ

4ppm


しいたけ

2ppm


その他のきのこ類

2ppm


その他の野菜

30ppm


みかん(外果皮を含む。)

5ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

5ppm


オレンジ

5ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

5ppm


りんご

2ppm


日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


マルメロ

0.5ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.4ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

5ppm


ネクタリン

4ppm


あんず

10ppm


すもも

4ppm


うめ

10ppm


おうとう

5ppm


いちご

3ppm


ラズベリー

10ppm


ブラックベリー

10ppm


ブルーベリー

7ppm


クランベリー

3ppm


ハックルベリー

7ppm


その他のベリー類果実

10ppm


ぶどう

10ppm


かき

3ppm


その他の果実

3ppm


ひまわりの種子

2ppm


綿実

2ppm


なたね

2ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

50ppm


牛の筋肉

0.04ppm


豚の筋肉

0.04ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.04ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.08ppm


豚の肝臓

0.08ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.08ppm


牛の腎臓

0.08ppm


豚の腎臓

0.08ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.08ppm


牛の食用部分

0.08ppm


豚の食用部分

0.08ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.08ppm


0.04ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


その他の家きんの筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.03ppm


その他の家きんの脂肪

0.03ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.03ppm


その他の家きんの腎臓

0.03ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm

ペンディメタリン

0.02ppm


小麦

0.05ppm


大麦

0.2ppm


ライ麦

0.1ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.1ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.05ppm


えんどう

0.05ppm


そら豆

0.05ppm


らっかせい

0.05ppm


その他の豆類

0.05ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.05ppm


こんにゃくいも

0.02ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

0.05ppm


だいこん類の葉

0.3ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

0.3ppm


クレソン

0.3ppm


はくさい

0.3ppm


キャベツ

0.05ppm


芽キャベツ

0.05ppm


ケール

0.5ppm


こまつな

0.3ppm


きょうな

0.3ppm


チンゲンサイ

0.3ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

0.3ppm


アーティチョーク

0.05ppm


レタス

4ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.4ppm


にんにく

0.05ppm


にら

0.05ppm


アスパラガス

0.1ppm


わけぎ

0.4ppm


その他のゆり科野菜

0.4ppm


にんじん

0.5ppm


パセリ

0.2ppm


セロリ

0.09ppm


その他のせり科野菜

0.2ppm


トマト

0.05ppm


なす

0.05ppm


その他のなす科野菜

0.05ppm


かぼちゃ

0.1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.05ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.05ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

0.05ppm


未成熟いんげん

0.05ppm


えだまめ

0.02ppm


その他の野菜

0.05ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.03ppm


なつみかんの果実全体

0.03ppm


レモン

0.03ppm


オレンジ

0.03ppm


グレープフルーツ

0.03ppm


ライム

0.03ppm


その他のかんきつ類果実

0.03ppm


りんご

0.05ppm


日本なし

0.05ppm


西洋なし

0.05ppm


マルメロ

0.05ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.05ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

0.05ppm


ネクタリン

0.05ppm


あんず

0.05ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.05ppm


おうとう

0.05ppm


いちご

0.05ppm


ラズベリー

0.05ppm


ブラックベリー

0.05ppm


ブルーベリー

0.05ppm


クランベリー

0.05ppm


ハックルベリー

0.05ppm


その他のベリー類果実

0.05ppm


ぶどう

0.05ppm


バナナ

0.02ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.02ppm


パパイヤ

0.05ppm


アボカド

0.05ppm


パイナップル

0.05ppm


グアバ

0.05ppm


マンゴー

0.05ppm


パッションフルーツ

0.05ppm


なつめやし

0.05ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


ごまの種子

0.05ppm


べにばなの種子

0.05ppm


綿実

0.05ppm


なたね

0.05ppm


その他のオイルシード

0.05ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.05ppm


ペカン

0.05ppm


アーモンド

0.05ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


ホップ

0.05ppm


その他のスパイス

0.05ppm


その他のハーブ

0.3ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm


0.03ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


魚介類

0.3ppm


ミネラルウォーター類

0.02ppm

ペントキサゾン

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

魚介類

0.08ppm

ベンフラカルブ

0.01ppm


らっかせい

0.02ppm


さといも類

0.01ppm


さとうきび

0.01ppm


芽キャベツ

0.1ppm


その他のあぶらな科野菜(たかな及び菜花を除く。)

0.1ppm


その他のなす科野菜

0.01ppm


その他の野菜(ずいき、もやし及びそら豆(生)を除く。)

0.01ppm


その他のハーブ

0.3ppm


魚介類

0.02ppm

ペンフルフェン

0.05ppm


ばれいしょ

0.05ppm


魚介類

0.2ppm

ベンフルラリン

レタス

0.05ppm

ベンフレセート

0.05ppm

 

魚介類

0.07ppm

ホキシム

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

レタス

0.1ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

トマト

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

ホサロン

ばれいしょ

0.05ppm


きゅうり

2ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.05ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


マルメロ

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.05ppm


その他のナッツ類

0.05ppm


15ppm


乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

2ppm


乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

2ppm


乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

3ppm

ボスカリド

小麦

0.7ppm


大麦

3ppm


ライ麦

0.5ppm


とうもろこし

0.1ppm


そば

0.1ppm


その他の穀類

0.5ppm


大豆

3ppm


小豆類

3ppm


えんどう

3ppm


そら豆

3ppm


らっかせい

1ppm


その他の豆類

3ppm


ばれいしょ

2ppm


さといも類

2ppm


かんしょ

2ppm


やまいも

2ppm


こんにゃくいも

2ppm


その他のいも類

2ppm


てんさい

2ppm


だいこん類の根

2ppm


だいこん類の葉

40ppm


かぶ類の根

2ppm


かぶ類の葉

40ppm


西洋わさび

2ppm


クレソン

40ppm


はくさい

40ppm


キャベツ

5ppm


芽キャベツ

5ppm


ケール

40ppm


こまつな

40ppm


きょうな

40ppm


チンゲンサイ

40ppm


カリフラワー

5ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

40ppm


ごぼう

2ppm


サルシフィー

2ppm


アーティチョーク

30ppm


チコリ

40ppm


エンダイブ

40ppm


しゅんぎく

40ppm


レタス

40ppm


その他のきく科野菜

40ppm


たまねぎ

5ppm


ねぎ

5ppm


にんにく

5ppm


にら

5ppm


アスパラガス

30ppm


わけぎ

5ppm


その他のゆり科野菜

30ppm


にんじん

2ppm


パースニップ

2ppm


セロリ

30ppm


その他のせり科野菜

5ppm


トマト

5ppm


ピーマン

10ppm


なす

3ppm


その他のなす科野菜

40ppm


きゅうり

5ppm


かぼちゃ

3ppm


しろうり

3ppm


すいか

0.2ppm


メロン類果実

0.2ppm


まくわうり

0.2ppm


その他のうり科野菜

40ppm


ほうれんそう

40ppm


たけのこ

30ppm


オクラ

3ppm


しょうが

0.05ppm


未成熟えんどう

5ppm


未成熟いんげん

5ppm


えだまめ

3ppm


その他の野菜

40ppm


みかん

1ppm


なつみかんの果実全体

10ppm


レモン

10ppm


オレンジ

10ppm


グレープフルーツ

10ppm


ライム

10ppm


その他のかんきつ類果実

10ppm


りんご

2ppm


日本なし

3ppm


西洋なし

3ppm


マルメロ

3ppm


びわ

3ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

3ppm


すもも

10ppm


うめ

3ppm


おうとう

3ppm


いちご

15ppm


ラズベリー

10ppm


ブラックベリー

10ppm


ブルーベリー

10ppm


クランベリー

10ppm


ハックルベリー

10ppm


その他のベリー類果実

10ppm


ぶどう

10ppm


かき

1ppm


バナナ

0.6ppm


キウィー

0.1ppm


その他の果実

10ppm


ひまわりの種子

1ppm


ごまの種子

1ppm


べにばなの種子

1ppm


綿実

1ppm


なたね

4ppm


その他のオイルシード

1ppm


ぎんなん

0.05ppm


くり

0.7ppm


ペカン

0.7ppm


アーモンド

0.7ppm


くるみ

0.7ppm


その他のナッツ類

1ppm


60ppm


コーヒー豆

0.05ppm


ホップ

60ppm


その他のスパイス

40ppm


その他のハーブ

40ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

0.7ppm


豚の脂肪

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.7ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.02ppm


その他の家きんの卵

0.02ppm


落花生油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製落花生油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.2ppm


とうがらし(乾燥させたもの)

10ppm

ホスチアゼート

小豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.05ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.02ppm


こんにゃくいも

0.03ppm


だいこん類の根

0.05ppm


だいこん類の葉

0.03ppm


かぶ類の根

0.08ppm


かぶ類の葉

0.4ppm


こまつな

0.2ppm


きょうな

0.1ppm


チンゲンサイ

0.2ppm


カリフラワー

0.01ppm


ブロッコリー

0.01ppm


その他のあぶらな科野菜

0.1ppm


ごぼう

0.05ppm


しゅんぎく

1ppm


レタス

0.4ppm


ねぎ

1ppm


にんにく

0.03ppm


その他のゆり科野菜

0.01ppm


にんじん

0.09ppm


パセリ

3ppm


みつば

0.2ppm


トマト

0.1ppm


ピーマン

0.8ppm


なす

0.02ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.2ppm


すいか

0.04ppm


メロン類果実

0.2ppm


その他のうり科野菜(とうがんを除く。)

0.2ppm


その他のうり科野菜(とうがんに限る。)

0.1ppm


オクラ

0.01ppm


しょうが

0.04ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.5ppm


その他の野菜

0.05ppm


いちご

0.2ppm


バナナ

0.05ppm


その他の果実

0.02ppm


その他のハーブ

0.1ppm

ホスホマイシン

牛の筋肉

0.5ppm

 

牛の脂肪

0.5ppm

 

牛の肝臓

0.5ppm

 

牛の腎臓

0.5ppm

 

牛の食用部分

0.5ppm

 

0.05ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm

ホセチル

ばれいしよ

35ppm

 

クレソン

60ppm

 

はくさい

100ppm

 

キャベツ

100ppm

 

芽キャベツ

100ppm

 

ケール

60ppm

 

チンゲンサイ

100ppm

 

カリフラワー

60ppm

 

ブロッコリー

60ppm

 

その他のあぶらな科野菜

100ppm

 

アーティチョーク

100ppm

 

チコリ

100ppm

 

エンダイブ

100ppm

 

しゆんぎく

100ppm

 

レタス

100ppm

 

その他のきく科野菜

100ppm

 

たまねぎ

50ppm

 

ねぎ

100ppm

 

にんにく

50ppm

 

にら

100ppm

 

アスパラガス

100ppm

 

わけぎ

100ppm

 

その他のゆり科野菜

100ppm

 

パセリ

100ppm

 

セロリ

100ppm

 

その他のせり科野菜

100ppm

 

トマト

100ppm

 

きゆうり

100ppm

 

かぼちや

100ppm

 

すいか

15ppm

 

メロン類果実

70ppm

 

その他のうり科野菜

15ppm

 

ほうれんそう

100ppm

 

たけのこ

100ppm

 

その他の野菜

100ppm

 

みかん

20ppm

 

なつみかんの果実全体

150ppm

 

レモン

150ppm

 

オレンジ

150ppm

 

グレープフルーツ

150ppm

 

ライム

150ppm

 

その他のかんきつ類果実

150ppm

 

りんご

75ppm

 

日本なし

50ppm

 

西洋なし

50ppm

 

マルメロ

10ppm

 

びわ

10ppm

 

もも

150ppm

 

いちご

75ppm

 

ラズベリー

70ppm

 

ブラックベリー

70ppm

 

ブルーベリー

70ppm

 

その他のベリー類果実

70ppm

 

ぶどう

70ppm

 

キウィー

70ppm

 

アボカド

150ppm

 

パイナップル

80ppm

 

綿実

3ppm

 

ホップ

1440ppm

ホラムスルフロン

てんさい

0.01ppm

ポリオキシンD亜鉛塩

キャベツ

0.1ppm


レタス

0.1ppm


ねぎ

0.1ppm


アスパラガス

0.5ppm


きゅうり

0.1ppm


りんご

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

ポリオキシン複合体

はくさい

0.1ppm


キャベツ

0.1ppm


レタス

0.1ppm


その他のきく科野菜

10ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.2ppm


にんにく

0.05ppm


にら

0.1ppm


にんじん

0.05ppm


パセリ

1ppm


トマト

0.1ppm


ピーマン

0.05ppm


なす

0.1ppm


きゅうり

0.1ppm


かぼちゃ

0.1ppm


すいか(果皮を含む。)

0.1ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.7ppm


その他の野菜

0.1ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.7ppm


なつみかんの果実全体

0.1ppm


レモン

0.1ppm


オレンジ

0.1ppm


グレープフルーツ

0.1ppm


ライム

0.1ppm


その他のかんきつ類果実

0.1ppm


りんご

0.1ppm


日本なし

0.1ppm


西洋なし

0.1ppm


うめ

0.05ppm


いちご

0.1ppm


ぶどう

0.1ppm


かき

0.05ppm


マンゴー

0.1ppm


その他のスパイス

2ppm

ホルペット

小豆類

0.3ppm


ばれいしょ

0.1ppm


レタス

2ppm


たまねぎ

1ppm


トマト

5ppm


きゅうり

5ppm


メロン類果実

0.3ppm


りんご

5ppm


いちご

5ppm


ぶどう

10ppm


ホップ

120ppm


干しぶどう

40ppm

マデュラマイシン

鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

0.4ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.8ppm


その他の家きんの肝臓

0.8ppm


鶏の腎臓

1ppm


その他の家きんの腎臓

1ppm


鶏の食用部分

1ppm


その他の家きんの食用部分

1ppm

マホプラジン

豚の筋肉

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


豚の肝臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.03ppm


豚の食用部分

0.03ppm

マラチオン

0.1ppm


小麦

10ppm


大麦

2ppm


ライ麦

2ppm


とうもろこし

2ppm


そば

2ppm


その他の穀類

3ppm


大豆

2ppm


小豆類

2ppm


えんどう

0.5ppm


そら豆

2ppm


らっかせい

8ppm


その他の豆類

8ppm


ばれいしょ

0.5ppm


さといも類

0.5ppm


かんしょ

0.5ppm


やまいも

0.5ppm


その他のいも類

0.5ppm


てんさい

0.5ppm


だいこん類の根

0.5ppm


だいこん類の葉

0.5ppm


かぶ類の根

0.5ppm


かぶ類の葉

5ppm


西洋わさび

0.5ppm


クレソン

6ppm


はくさい

2ppm


キャベツ

2ppm


芽キャベツ

2ppm


ケール

3ppm


チンゲンサイ

2ppm


カリフラワー

2ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

2ppm


ごぼう

0.03ppm


サルシフィー

0.5ppm


アーティチョーク

8ppm


チコリ

8ppm


エンダイブ

8ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

2ppm


たまねぎ

8ppm


ねぎ

8ppm


にんにく

8ppm


アスパラガス

8ppm


その他のゆり科野菜

5ppm


にんじん

0.5ppm


パースニップ

0.5ppm


パセリ

2ppm


セロリ

2ppm


その他のせり科野菜

2ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

0.5ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

8ppm


しろうり

0.05ppm


すいか

8ppm


メロン類果実

8ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

3ppm


たけのこ

2ppm


オクラ

8ppm


未成熟えんどう

0.5ppm


未成熟いんげん

2ppm


えだまめ

2ppm


マッシュルーム

8ppm


その他の野菜

2ppm


みかん

0.5ppm


なつみかんの果実全体

7ppm


レモン

7ppm


オレンジ

7ppm


グレープフルーツ

7ppm


ライム

7ppm


その他のかんきつ類果実

7ppm


りんご

0.5ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


マルメロ

8ppm


びわ

2ppm


もも

0.5ppm


ネクタリン

8ppm


あんず

8ppm


すもも

6ppm


うめ

0.2ppm


おうとう

6ppm


いちご

1ppm


ラズベリー

8ppm


ブラックベリー

8ppm


ブルーベリー

10ppm


クランベリー

8ppm


ハックルベリー

10ppm


その他のベリー類果実

8ppm


ぶどう

8ppm


かき

0.5ppm


バナナ

2ppm


キウィー

2ppm


パパイヤ

1ppm


アボカド

8ppm


パイナップル

8ppm


グアバ

8ppm


マンゴー

8ppm


パッションフルーツ

8ppm


なつめやし

8ppm


その他の果実

2ppm


ひまわりの種子

8ppm


べにばなの種子

0.2ppm


綿実

20ppm


くり

8ppm


ペカン

8ppm


アーモンド

8ppm


くるみ

8ppm


その他のナッツ類

8ppm


ホップ

1ppm


その他のスパイス

15ppm


その他のハーブ

2ppm


乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

1ppm


乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

2ppm


乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.5ppm

マルボフロキサシン

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.15ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

0.075ppm

マレイン酸ヒドラジド

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そらまめ

0.2ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

50ppm

 

さといも類

0.2ppm

 

かんしよ

10ppm

 

やまいも

0.2ppm

 

こんにやくいも

0.2ppm

 

その他のいも類

0.2ppm

 

てんさい

15ppm

 

だいこん類の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

30ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

西洋わさび

0.2ppm

 

クレソン

0.2ppm

 

はくさい

0.2ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

ケール

0.2ppm

 

こまつな

0.2ppm

 

きような

0.2ppm

 

チンゲンサイ

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.2ppm

 

ごぼう

0.2ppm

 

サルシフィー

0.2ppm

 

アーティチョーク

0.2ppm

 

チコリ

0.2ppm

 

エンダイブ

0.2ppm

 

しゆんぎく

0.2ppm

 

レタス

0.2ppm

 

その他のきく科野菜

0.2ppm

 

たまねぎ

20ppm

 

ねぎ

0.2ppm

 

にんにく

50ppm

 

にら

10ppm

 

アスパラガス

10ppm

 

わけぎ

15ppm

 

その他のゆり科野菜

10ppm

 

にんじん

30ppm

 

パースニップ

30ppm

 

パセリ

0.2ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.2ppm

 

その他のせり科野菜

0.2ppm

 

トマト

0.2ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

なす

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

0.2ppm

 

しろうり

0.2ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

0.2ppm

 

ほうれんそう

25ppm

 

たけのこ

30ppm

 

オクラ

0.2ppm

 

しようが

0.2ppm

 

未成熟えんどう

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

 

しいたけ

0.2ppm

 

その他のきのこ類

0.2ppm

 

その他の野菜

30ppm

 

みかん

35ppm

 

なつみかんの果実全体

40ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

15ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.2ppm

 

その他のかんきつ類果実

40ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.2ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

0.2ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.2ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

25ppm

 

かき

0.2ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

20ppm

 

パパイヤ

0.2ppm

 

アボカド

0.2ppm

 

パイナップル

15ppm

 

グアバ

0.2ppm

 

マンゴー

0.2ppm

 

パッションフルーツ

0.2ppm

 

なつめやし

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

ひまわりの種子

0.2ppm

 

ごまの種子

0.2ppm

 

べにばなの種子

0.2ppm

 

綿実

0.2ppm

 

なたね

0.2ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

0.2ppm

 

ホップ

0.2ppm

マンジプロパミド

大豆

0.2ppm


小豆類

0.1ppm


ばれいしょ

0.1ppm


さといも類

0.01ppm


かんしょ

0.01ppm


やまいも

0.01ppm


その他のいも類

0.01ppm


だいこん類の葉

25ppm


かぶ類の葉

25ppm


クレソン

25ppm


はくさい

25ppm


キャベツ

3ppm


芽キャベツ

3ppm


ケール

25ppm


こまつな

25ppm


きょうな

25ppm


チンゲンサイ

25ppm


カリフラワー

3ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

25ppm


チコリ

25ppm


エンダイブ

25ppm


しゅんぎく

25ppm


レタス

25ppm


その他のきく科野菜

25ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

4ppm


にんにく

0.05ppm


その他のゆり科野菜

7ppm


パセリ

20ppm


セロリ

20ppm


トマト

3ppm


ピーマン

2ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

25ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

25ppm


ほうれんそう

25ppm


オクラ

1ppm


しょうが

0.01ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

3ppm


その他の野菜

25ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

3ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


いちご

5ppm


ぶどう

3ppm


その他の果実

3ppm


カカオ豆

0.06ppm


ホップ

90ppm


その他のスパイス

10ppm


その他のハーブ

25ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

マンデストロビン

大豆

0.3ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.3ppm


そら豆

0.3ppm


その他の豆類

0.3ppm


はくさい

5ppm


キャベツ

5ppm


ケール

40ppm


こまつな

40ppm


きょうな

25ppm


チンゲンサイ

40ppm


カリフラワー

7ppm


ブロッコリー

7ppm


その他のあぶらな科野菜

40ppm


しゅんぎく

90ppm


レタス

40ppm


たまねぎ

0.05ppm


トマト

10ppm


ピーマン

6ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

10ppm


きゅうり

2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.7ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


ほうれんそう

0.3ppm


未成熟えんどう

5ppm


未成熟いんげん

10ppm


えだまめ

10ppm


その他の野菜

10ppm


りんご

5ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

5ppm


あんず

5ppm


すもも

2ppm


うめ

5ppm


おうとう

5ppm


いちご

6ppm


ぶどう

10ppm


かき

3ppm


なたね

0.5ppm


40ppm


その他のハーブ

40ppm


はちみつ

0.05ppm

ミクロブタニル

大豆

0.3ppm


ばれいしょ

0.06ppm


さといも類

0.06ppm


かんしょ

0.06ppm


やまいも

0.06ppm


こんにゃくいも

0.06ppm


その他のいも類

0.06ppm


てんさい

0.06ppm


だいこん類の根

0.06ppm


だいこん類の葉

0.05ppm


かぶ類の根

0.06ppm


かぶ類の葉

0.05ppm


西洋わさび

0.06ppm


クレソン

0.05ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


芽キャベツ

0.05ppm


ケール

0.05ppm


こまつな

0.05ppm


きょうな

0.05ppm


チンゲンサイ

0.05ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

0.06ppm


ごぼう

0.06ppm


サルシフィー

0.06ppm


アーティチョーク

1ppm


チコリ

0.05ppm


エンダイブ

0.05ppm


しゅんぎく

0.05ppm


レタス

9ppm


その他のきく科野菜

1ppm


たまねぎ

0.06ppm


ねぎ

0.6ppm


にんにく

0.06ppm


にら

0.06ppm


アスパラガス

0.5ppm


わけぎ

0.5ppm


その他のゆり科野菜

0.3ppm


にんじん

1ppm


パースニップ

0.06ppm


パセリ

9ppm


みつば

0.05ppm


その他のせり科野菜

0.06ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

0.3ppm


その他のなす科野菜

3ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.2ppm


すいか(果皮を含む。)

0.2ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.2ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

0.05ppm


オクラ

3ppm


未成熟えんどう

1ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

1ppm


その他の野菜

1ppm


りんご

0.6ppm


日本なし

0.6ppm


西洋なし

0.6ppm


マルメロ

0.6ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

0.6ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

3ppm


ネクタリン

3ppm


あんず

3ppm


すもも

2ppm


うめ

3ppm


おうとう

3ppm


いちご

0.8ppm


ラズベリー

2ppm


ブラックベリー

2ppm


その他のベリー類果実

2ppm


ぶどう

0.9ppm


かき

0.6ppm


バナナ

2ppm


パパイヤ

3ppm


マンゴー

1ppm


その他の果実

2ppm


綿実

0.02ppm


アーモンド

0.02ppm


20ppm


ホップ

10ppm


その他のスパイス

0.06ppm


その他のハーブ

5ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


干しぶどう

6ppm

ミルベメクチン

大豆

0.1ppm


小豆類

0.2ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.05ppm


やまいも

0.1ppm


その他のきく科野菜

2ppm


アスパラガス

0.3ppm


パセリ

0.7ppm


セロリ

0.5ppm


みつば

1ppm


その他のせり科野菜

1ppm


トマト

0.2ppm


ピーマン

0.2ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

0.2ppm


きゅうり

0.2ppm


すいか

0.2ppm


メロン類果実

0.2ppm


その他のうり科野菜

0.1ppm


未成熟えんどう

0.3ppm


未成熟いんげん

0.3ppm


えだまめ

0.2ppm


その他の野菜

3ppm


みかん

0.2ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.2ppm


オレンジ

0.2ppm


グレープフルーツ

0.2ppm


ライム

0.2ppm


その他のかんきつ類果実

0.2ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

0.2ppm


あんず

0.5ppm


すもも

0.05ppm


うめ

0.5ppm


おうとう

0.3ppm


いちご

0.2ppm


ぶどう

0.2ppm


パパイヤ

0.1ppm


アボカド

0.02ppm


その他の果実

0.2ppm


1ppm


ホップ

0.1ppm


その他のスパイス

0.7ppm


その他のハーブ

5ppm

ミロサマイシン

豚の筋肉

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.04ppm

 

鶏の脂肪

0.04ppm

 

鶏の肝臓

0.04ppm

 

鶏の腎臓

0.04ppm

 

鶏の食用部分

0.04ppm

 

はちみつ

0.05ppm

メシリナム

牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.05ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.05ppm


0.05ppm

メソトリオン

0.01ppm


とうもろこし

0.01ppm


その他の穀類

0.01ppm


大豆

0.03ppm


さとうきび

0.01ppm


アスパラガス

0.01ppm


オクラ

0.01ppm


ラズベリー

0.01ppm


ブラックベリー

0.01ppm


ブルーベリー

0.01ppm


クランベリー

0.01ppm


その他のベリー類果実

0.01ppm


その他のオイルシード

0.01ppm


その他のハーブ

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

メタアルデヒド

1ppm


小麦

0.2ppm


とうもろこし

0.2ppm


はくさい

0.4ppm


キャベツ

3ppm


ケール

0.8ppm


こまつな

0.8ppm


きょうな

0.8ppm


チンゲンサイ

0.8ppm


その他のあぶらな科野菜

0.8ppm


レタス

3ppm


その他のきく科野菜

1ppm


アスパラガス

1ppm


セロリ

0.6ppm


その他の野菜

1ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.3ppm


なつみかんの果実全体

0.7ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


いちご

0.7ppm


なたね

0.2ppm


その他のスパイス

0.7ppm


その他のハーブ

0.8ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.03ppm


その他の家きんの卵

0.03ppm


魚介類

0.02ppm

メタゾスルフロン

0.05ppm

メタフルミゾン

とうもろこし

0.1ppm


大豆

0.5ppm


ばれいしょ

0.02ppm


さといも類

0.1ppm


かんしょ

0.1ppm


さとうきび

0.02ppm


だいこん類の根

0.3ppm


だいこん類の葉

25ppm


かぶ類の根

0.2ppm


かぶ類の葉

60ppm


はくさい

10ppm


キャベツ

5ppm


芽キャベツ

0.8ppm


ケール

40ppm


こまつな

40ppm


きょうな

40ppm


チンゲンサイ

10ppm


カリフラワー

3ppm


ブロッコリー

10ppm


その他のあぶらな科野菜

40ppm


ごぼう

0.1ppm


レタス

80ppm


たまねぎ

0.1ppm


ねぎ

5ppm


アスパラガス

0.5ppm


にんじん

0.3ppm


トマト

5ppm


ピーマン

5ppm


なす

3ppm


その他のなす科野菜

0.6ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

1ppm


ほうれんそう

70ppm


しょうが

0.2ppm


えだまめ

10ppm


みかん(外果皮を含む。)

8ppm


なつみかんの果実全体

5ppm


レモン

5ppm


オレンジ

8ppm


グレープフルーツ

5ppm


ライム

5ppm


その他のかんきつ類果実

8ppm


りんご

0.9ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

4ppm


ネクタリン

4ppm


すもも

0.7ppm


うめ

30ppm


いちご

0.1ppm


ぶどう

5ppm


キウィー(果皮を含む。)

15ppm


その他のスパイス

40ppm


その他のハーブ

40ppm


牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.2ppm


豚の脂肪

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.02ppm


豚の腎臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.02ppm


鶏の筋肉

0.03ppm


その他の家きんの筋肉

0.03ppm


鶏の脂肪

0.9ppm


その他の家きんの脂肪

0.9ppm


鶏の肝臓

0.08ppm


その他の家きんの肝臓

0.08ppm


鶏の腎臓

0.08ppm


その他の家きんの腎臓

0.08ppm


鶏の食用部分

0.08ppm


その他の家きんの食用部分

0.08ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm


魚介類

2ppm


はちみつ

0.05ppm

メタベンズチアズロン

0.05ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

トマト

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

メタミドホス

とうもろこし

0.2ppm


大豆

0.1ppm


小豆類

2ppm


ばれいしょ

0.1ppm


やまいも

0.1ppm


てんさい

0.02ppm


だいこん類の根

0.03ppm


だいこん類の葉

0.03ppm


かぶ類の根

0.3ppm


かぶ類の葉

0.5ppm


はくさい

0.2ppm


キャベツ

0.1ppm


こまつな

0.5ppm


きょうな

0.5ppm


チンゲンサイ

0.5ppm


カリフラワー

0.5ppm


ブロッコリー

0.02ppm


その他のあぶらな科野菜

0.5ppm


ごぼう

0.02ppm


アーティチョーク

0.2ppm


レタス

0.1ppm


その他のきく科野菜

0.1ppm


たまねぎ

0.2ppm


にんにく

0.1ppm


トマト

0.02ppm


ピーマン

0.03ppm


なす

0.02ppm


きゅうり

0.02ppm


ほうれんそう

0.2ppm


オクラ

0.5ppm


しょうが

0.1ppm


未成熟いんげん

1ppm


えだまめ

0.3ppm


その他の野菜

0.03ppm


かき

0.3ppm


その他の果実

0.1ppm


綿実

0.2ppm


その他のオイルシード

0.1ppm


0.05ppm


その他のスパイス

0.1ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm

メタミホップ

0.03ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


魚介類

0.02ppm

メタラキシル及びメフェノキサム

0.1ppm


小麦

0.05ppm


大麦

0.05ppm


ライ麦

0.05ppm


とうもろこし

0.05ppm


そば

0.05ppm


その他の穀類

0.05ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


らっかせい

0.1ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.3ppm


やまいも

0.4ppm


こんにゃくいも

0.3ppm


てんさい

0.05ppm


さとうきび

0.05ppm


だいこん類の根

0.2ppm


だいこん類の葉

2ppm


かぶ類の根

0.3ppm


かぶ類の葉

0.3ppm


西洋わさび

0.2ppm


はくさい

0.3ppm


キャベツ

0.5ppm


芽キャベツ

0.2ppm


こまつな

1ppm


きょうな

3ppm


チンゲンサイ

2ppm


カリフラワー

0.5ppm


ブロッコリー

0.5ppm


その他のあぶらな科野菜

0.7ppm


ごぼう

0.05ppm


しゅんぎく

4ppm


レタス

2ppm


その他のきく科野菜

4ppm


たまねぎ

2ppm


ねぎ

0.2ppm


にんにく

3ppm


アスパラガス

0.2ppm


わけぎ

0.2ppm


その他のゆり科野菜

0.3ppm


にんじん

0.4ppm


パセリ

2ppm


セロリ

4ppm


みつば

2ppm


その他のせり科野菜

1ppm


トマト

2ppm


ピーマン

2ppm


なす

1ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

0.2ppm


すいか

0.1ppm


メロン類果実

0.7ppm


ほうれんそう

2ppm


オクラ

1ppm


しょうが

1ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.2ppm


その他の野菜

3ppm


みかん

0.2ppm


レモン

0.7ppm


オレンジ

0.7ppm


グレープフルーツ

0.7ppm


ライム

0.7ppm


その他のかんきつ類果実

0.7ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


マルメロ

0.2ppm


びわ

0.2ppm


もも

0.2ppm


ネクタリン

0.2ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.2ppm


おうとう

0.2ppm


いちご

7ppm


ラズベリー

0.2ppm


ブラックベリー

0.7ppm


ブルーベリー

2ppm


その他のベリー類果実

0.7ppm


ぶどう

1ppm


アボカド

0.2ppm


ひまわりの種子

0.05ppm


綿実

0.05ppm


アーモンド

0.4ppm


くるみ

0.4ppm


カカオ豆

0.2ppm


ホップ

10ppm


その他のスパイス

5ppm


その他のハーブ

2ppm


牛の筋肉

0.05ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.05ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm


牛の肝臓

0.3ppm


豚の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm


牛の腎臓

0.7ppm


豚の腎臓

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.7ppm


牛の食用部分

0.7ppm


豚の食用部分

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.7ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm


魚介類

0.1ppm

メチオカルブ

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

2ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

3ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

1―メチルシクロプロペン

ばれいしょ

0.01ppm

ブロッコリー

0.01ppm


にんじん

0.01ppm


トマト

0.01ppm


きゅうり

0.01ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.01ppm


りんご

0.01ppm


日本なし

0.01ppm


西洋なし

0.01ppm


ネクタリン

0.01ppm


あんず

0.01ppm


すもも

0.01ppm


かき

0.01ppm


バナナ

0.01ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.01ppm


アボカド

0.01ppm

メチルテトラプロール

てんさい

0.2ppm


りんご

7ppm


50ppm


魚介類

0.05ppm


はちみつ

0.05ppm

メチルプレドニゾロン

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

メトキシフェノジド

0.1ppm


とうもろこし

0.02ppm


大豆

0.5ppm


小豆類

5ppm


えんどう

5ppm


そら豆

0.5ppm


らっかせい

0.03ppm


その他の豆類

5ppm


かんしょ

0.05ppm


てんさい

0.3ppm


だいこん類の根

0.4ppm


だいこん類の葉

10ppm


かぶ類の葉

30ppm


クレソン

30ppm


はくさい

7ppm


キャベツ

7ppm


芽キャベツ

7ppm


ケール

30ppm


こまつな

30ppm


きょうな

30ppm


チンゲンサイ

30ppm


カリフラワー

7ppm


ブロッコリー

5ppm


その他のあぶらな科野菜

30ppm


アーティチョーク

3ppm


チコリ

30ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

30ppm


ねぎ

2ppm


にんじん

0.5ppm


パセリ

30ppm


セロリ

15ppm


その他のせり科野菜

30ppm


トマト

2ppm


ピーマン

3ppm


なす

2ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.3ppm


かぼちゃ

0.3ppm


しろうり

0.3ppm


すいか(果皮を含む。)

0.3ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.3ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.3ppm


その他のうり科野菜

0.3ppm


ほうれんそう

30ppm


オクラ

2ppm


未成熟えんどう

2ppm


未成熟いんげん

2ppm


その他の野菜

30ppm


みかん(外果皮を含む。)

2ppm


なつみかんの果実全体

2ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

6ppm


ブラックベリー

6ppm


ブルーベリー

4ppm


クランベリー

0.7ppm


ハックルベリー

4ppm


その他のベリー類果実

6ppm


ぶどう

1ppm


かき

2ppm


キウィー(果皮を含む。)

0.5ppm


パパイヤ

1ppm


アボカド

0.7ppm


その他の果実

2ppm


綿実

7ppm


ぎんなん

0.1ppm


くり

0.1ppm


ペカン

0.1ppm


アーモンド

0.1ppm


くるみ

0.1ppm


その他のナッツ類

0.1ppm


70ppm


コーヒー豆

0.2ppm


その他のスパイス

2ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.3ppm


豚の筋肉

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.2ppm


豚の肝臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm


牛の腎臓

0.2ppm


豚の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm


牛の食用部分

0.2ppm


豚の食用部分

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


落花生油

0.1ppm

メトクロプラミド

牛の筋肉

0.03ppm


豚の筋肉

0.03ppm


牛の脂肪

0.03ppm


豚の脂肪

0.03ppm


牛の肝臓

0.03ppm


豚の肝臓

0.03ppm


牛の腎臓

0.03ppm


豚の腎臓

0.03ppm


牛の食用部分

0.03ppm


豚の食用部分

0.03ppm


0.005ppm

メトコナゾール

小麦

1ppm


大麦

5ppm


ライ麦

5ppm


とうもろこし

0.02ppm


その他の穀類

5ppm


大豆

0.05ppm


小豆類

0.2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

0.04ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.04ppm


さといも類

0.04ppm


かんしょ

0.04ppm


やまいも

0.04ppm


その他のいも類

0.04ppm


てんさい

0.07ppm


たまねぎ

0.1ppm


しょうが

0.04ppm


みかん

0.1ppm


なつみかんの果実全体

0.2ppm


レモン

0.3ppm


オレンジ

0.3ppm


グレープフルーツ

0.3ppm


ライム

0.3ppm


その他のかんきつ類果実

0.3ppm


ネクタリン

0.2ppm


あんず

0.2ppm


すもも

0.2ppm


おうとう

0.2ppm


ブルーベリー

0.4ppm


クランベリー

0.4ppm


ハックルベリー

0.4ppm


その他のベリー類果実

0.4ppm


バナナ

0.1ppm


マンゴー

0.5ppm


ごまの種子

0.08ppm


なたね

0.08ppm


その他のオイルシード

0.08ppm


くり

0.04ppm


ペカン

0.04ppm


アーモンド

0.04ppm


くるみ

0.04ppm


その他のナッツ類

0.04ppm


その他のスパイス

3ppm

メトスルフロンメチル

0.05ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

メトプレン

5.0ppm

 

小麦

5.0ppm

 

大麦

5.0ppm

 

ライ麦

5.0ppm

 

とうもろこし

5.0ppm

 

そば

5.0ppm

 

その他の穀類

5.0ppm

 

らつかせい

2.0ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

メトブロムロン

小麦

0.01ppm


大豆

0.01ppm


小豆類

0.01ppm


ばれいしょ

0.01ppm

メトミノストロビン

0.5ppm


マンゴー

1ppm


魚介類

0.3ppm

メトラクロール

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.3ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.3ppm

 

そら豆

0.3ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.3ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.3ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

1ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

にんにく

1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.3ppm

 

未成熟えんどう

0.3ppm

 

未成熟いんげん

0.3ppm

 

えだまめ

0.3ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.05ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

メトラフェノン

小麦

0.06ppm


大麦

0.5ppm


ライ麦

0.1ppm


その他の穀類

0.5ppm


トマト

0.9ppm


ピーマン

2ppm


なす

0.9ppm


その他のなす科野菜

2ppm


きゅうり

0.5ppm


かぼちゃ

0.5ppm


しろうり

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.5ppm


マッシュルーム

0.5ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


おうとう

2ppm


いちご

0.6ppm


ぶどう

5ppm


ホップ

70ppm


牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.01ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


鶏の卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm


小麦粉(全粒粉に限る。)

0.08ppm


小麦ふすま

0.3ppm

メトリブジン

0.05ppm

 

小麦

0.75ppm

 

大麦

0.75ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.6ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

さとうきび

0.5ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

0.5ppm

 

キャベツ

0.5ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

レタス

0.5ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

メパニピリム

小豆類

0.5ppm


レタス

3ppm


ねぎ

8ppm


パセリ

10ppm


トマト

7ppm


ピーマン

5ppm


なす

5ppm


きゅうり

1ppm


かぼちゃ

2ppm


すいか(果皮を含む。)

1ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

2ppm


みかん(外果皮を含む。)

3ppm


なつみかんの果実全体

1ppm


レモン

3ppm


オレンジ

3ppm


グレープフルーツ

3ppm


ライム

3ppm


その他のかんきつ類果実

3ppm


りんご

1ppm


日本なし

0.7ppm


西洋なし

0.7ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

5ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

15ppm


いちご

7ppm


ラズベリー

5ppm


ぶどう

20ppm


かき

2ppm


マンゴー

1ppm


その他のスパイス

15ppm

メピコートクロリド

小麦

3ppm


大麦

4ppm


ライ麦

3ppm


その他の穀類

3ppm


ぶどう

5ppm


綿実

2ppm


なたね

4ppm


牛の筋肉

0.09ppm


豚の筋肉

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.09ppm


牛の脂肪

0.06ppm


豚の脂肪

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.06ppm


牛の肝臓

0.5ppm


豚の肝臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm


牛の腎臓

0.8ppm


豚の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.8ppm


牛の食用部分

0.8ppm


豚の食用部分

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.8ppm


0.06ppm


鶏の筋肉

0.05ppm


その他の家きんの筋肉

0.05ppm


鶏の脂肪

0.05ppm


その他の家きんの脂肪

0.05ppm


鶏の肝臓

0.05ppm


その他の家きんの肝臓

0.05ppm


鶏の腎臓

0.05ppm


その他の家きんの腎臓

0.05ppm


鶏の食用部分

0.05ppm


その他の家きんの食用部分

0.05ppm


鶏の卵

0.05ppm


その他の家きんの卵

0.05ppm

メビンホス

キャベツ

0.05ppm


芽キャベツ

0.05ppm


カリフラワー

0.05ppm


ブロッコリー

0.05ppm

メフェナセット

0.05ppm

 

魚介類

0.8ppm

メフェントリフルコナゾール

小麦

0.3ppm


大麦

4ppm


ライ麦

4ppm


とうもろこし

0.03ppm


そば

4ppm


その他の穀類

4ppm


大豆

0.4ppm


小豆類

2ppm


えんどう

0.2ppm


そら豆

0.2ppm


らっかせい

0.01ppm


その他の豆類

0.2ppm


ばれいしょ

0.04ppm


さといも類

0.04ppm


かんしょ

0.04ppm


やまいも

0.04ppm


その他のいも類

0.04ppm


てんさい

0.6ppm


さとうきび

2ppm


だいこん類の根

0.7ppm


だいこん類の葉

20ppm


かぶ類の根

0.7ppm


かぶ類の葉

20ppm


西洋わさび

0.7ppm


クレソン

30ppm


その他のあぶらな科野菜

30ppm


ごぼう

0.7ppm


サルシフィー

0.7ppm


チコリ

20ppm


エンダイブ

30ppm


しゅんぎく

30ppm


レタス

30ppm


その他のきく科野菜

30ppm


たまねぎ

0.2ppm


ねぎ

4ppm


にんにく

0.2ppm


にら

4ppm


わけぎ

4ppm


その他のゆり科野菜

4ppm


にんじん

0.7ppm


パースニップ

0.7ppm


パセリ

30ppm


その他のせり科野菜

30ppm


トマト

0.9ppm


ピーマン

0.9ppm


なす

0.9ppm


その他のなす科野菜

0.9ppm


きゅうり

0.2ppm


かぼちゃ

0.2ppm


しろうり

0.5ppm


すいか(果皮を含む。)

0.5ppm


メロン類果実(果皮を含む。)

0.5ppm


まくわうり(果皮を含む。)

0.5ppm


その他のうり科野菜

0.2ppm


ほうれんそう

30ppm


オクラ

0.9ppm


しょうが

0.04ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.2ppm


えだまめ

0.2ppm


その他の野菜

30ppm


みかん(外果皮を含む。)

0.6ppm


なつみかんの果実全体

0.5ppm


レモン

1ppm


オレンジ

0.6ppm


グレープフルーツ

0.5ppm


ライム

1ppm


その他のかんきつ類果実

1ppm


りんご

2ppm


日本なし

2ppm


西洋なし

2ppm


マルメロ

2ppm


びわ(果こうを除き、果皮及び種子を含む。)

2ppm


もも(果皮及び種子を含む。)

2ppm


ネクタリン

2ppm


あんず

2ppm


すもも

2ppm


うめ

2ppm


おうとう

4ppm


いちご

2ppm


ラズベリー

3ppm


ブラックベリー

3ppm


ブルーベリー

5ppm


クランベリー

5ppm


ハックルベリー

5ppm


その他のベリー類果実

5ppm


ぶどう

3ppm


バナナ

2ppm


パッションフルーツ

2ppm


その他の果実

2ppm


ひまわりの種子

0.2ppm


ごまの種子

1ppm


べにばなの種子

0.2ppm


綿実

0.2ppm


なたね

1ppm


その他のオイルシード

1ppm


くり

0.06ppm


ペカン

0.06ppm


アーモンド

0.06ppm


くるみ

0.06ppm


その他のナッツ類

0.06ppm


コーヒー豆

0.4ppm


その他のスパイス

1ppm


その他のハーブ

30ppm


牛の筋肉

0.2ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm


牛の脂肪

1ppm


豚の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm


牛の腎臓

2ppm


豚の腎臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm


0.2ppm


鶏の筋肉

0.02ppm


その他の家きんの筋肉

0.02ppm


鶏の脂肪

0.02ppm


その他の家きんの脂肪

0.02ppm


鶏の肝臓

0.02ppm


その他の家きんの肝臓

0.02ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.02ppm


その他の家きんの食用部分

0.02ppm


鶏の卵

0.01ppm


その他の家きんの卵

0.01ppm


はちみつ

0.05ppm

メフェンピルジエチル

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.01ppm

 

とうもろこし

0.01ppm

 

そば

0.01ppm

 

その他の穀類

0.01ppm

メプロニル

2ppm

 

小麦

2ppm

 

大麦

2ppm

 

ライ麦

2ppm

 

その他の穀類

2ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

1ppm

 

レタス

1ppm

 

その他のきく科野菜

0.2ppm

 

トマト

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.7ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

ぶどう

2ppm

 

魚介類

2ppm

メロキシカム

牛の筋肉

0.02ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.02ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.05ppm


豚の肝臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.05ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm


牛の食用部分

0.05ppm


豚の食用部分

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.02ppm

メンブトン

牛の筋肉

0.04ppm


豚の筋肉

0.04ppm


牛の脂肪

0.04ppm


豚の脂肪

0.04ppm


牛の肝臓

0.04ppm


豚の肝臓

0.04ppm


牛の腎臓

0.04ppm


豚の腎臓

0.04ppm


牛の食用部分

0.04ppm


豚の食用部分

0.04ppm


0.04ppm

モキシデクチン

牛の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm


牛の脂肪

0.5ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm


牛の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.05ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm


牛の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


0.04ppm

モサプリド

牛の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.04ppm


牛の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm


牛の肝臓

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.7ppm


牛の腎臓

0.2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm


牛の食用部分

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.7ppm


0.07ppm

モネパンテル

牛の筋肉

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.7ppm


牛の脂肪

7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

13ppm


牛の肝臓

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

7ppm


牛の腎臓

1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm


牛の食用部分

2ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

7ppm

モネンシン

牛の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm


牛の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.002ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.1ppm


その他の家きんの脂肪

0.1ppm


鶏の肝臓

0.01ppm


その他の家きんの肝臓

0.01ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.01ppm


その他の家きんの食用部分

0.01ppm

[モノ,ビス(塩化トリメチルアンモニウムメチレン)]―アルキルトルエン

牛の筋肉

1ppm

豚の筋肉

1ppm


牛の脂肪

1ppm


豚の脂肪

1ppm


牛の肝臓

2ppm


豚の肝臓

2ppm


牛の腎臓

1ppm


豚の腎臓

1ppm


牛の食用部分

2ppm


豚の食用部分

2ppm


0.1ppm


鶏の筋肉

1ppm


鶏の脂肪

1ppm


鶏の肝臓

2ppm


鶏の腎臓

1ppm


鶏の食用部分

2ppm


鶏の卵

1ppm

モリネート

0.1ppm


魚介類

0.5ppm


ミネラルウォーター類

0.006ppm

ヨウ化メチル

トマト

0.05ppm


メロン類果実

0.05ppm


しようが

0.05ppm


くり

0.5ppm


その他のハーブ

0.05ppm

ラクトパミン

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.04ppm

 

豚の肝臓

0.04ppm

 

牛の腎臓

0.09ppm

 

豚の腎臓

0.09ppm

 

牛の食用部分

0.04ppm

 

豚の食用部分

0.04ppm

ラクトフェン

大豆

0.01ppm


らつかせい

0.01ppm


綿実

0.01ppm

ラサロシド

牛の筋肉

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm


牛の脂肪

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm


牛の肝臓

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.7ppm


牛の腎臓

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.7ppm


牛の食用部分

0.7ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.7ppm


0.01ppm


鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

0.1ppm


鶏の脂肪

1ppm


その他の家きんの脂肪

1ppm


鶏の肝臓

0.4ppm


その他の家きんの肝臓

0.4ppm


鶏の腎臓

0.4ppm


その他の家きんの腎臓

0.4ppm


鶏の食用部分

0.4ppm


その他の家きんの食用部分

0.4ppm


鶏の卵

0.2ppm


その他の家きんの卵

0.2ppm

ランコトリオンナトリウム塩

0.01ppm

リンコマイシン

豚の筋肉

0.2ppm


豚の脂肪

0.3ppm


豚の肝臓

0.5ppm


豚の腎臓

1.5ppm


豚の食用部分

1.5ppm


0.15ppm


鶏の筋肉

0.2ppm


鶏の脂肪

0.3ppm


鶏の肝臓

0.5ppm


鶏の腎臓

0.5ppm


鶏の食用部分

0.5ppm


魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm

ルバベグロン

牛の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.01ppm


牛の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.2ppm

ルフェヌロン

とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.05ppm


ばれいしょ

0.02ppm


かんしょ

0.02ppm


てんさい

0.2ppm


だいこん類の根

0.02ppm


だいこん類の葉

3ppm


はくさい

1ppm


キャベツ

0.7ppm


芽キャベツ

0.5ppm


ケール

5ppm


こまつな

5ppm


きょうな

2ppm


チンゲンサイ

5ppm


ブロッコリー

2ppm


その他のあぶらな科野菜

5ppm


レタス

10ppm


ねぎ

2ppm


わけぎ

1ppm


トマト

0.5ppm


ピーマン

1ppm


なす

0.5ppm


その他のなす科野菜

1ppm


きゅうり

0.3ppm


すいか

0.02ppm


メロン類果実

0.02ppm


えだまめ

3ppm


みかん

0.02ppm


なつみかんの果実全体

0.3ppm


レモン

0.3ppm


オレンジ

0.3ppm


グレープフルーツ

0.3ppm


ライム

0.3ppm


その他のかんきつ類果実

0.3ppm


りんご

0.7ppm


日本なし

0.5ppm


西洋なし

0.5ppm


いちご

1ppm


ぶどう

1ppm


10ppm


その他のスパイス

3ppm


その他のハーブ

5ppm


牛の筋肉

0.1ppm


豚の筋肉

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm


牛の脂肪

0.3ppm


豚の脂肪

0.3ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm


牛の肝臓

0.02ppm


豚の肝臓

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.02ppm


豚の食用部分

0.02ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm


0.05ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

0.2ppm


鶏の肝臓

0.03ppm


その他の家きんの肝臓

0.03ppm


鶏の腎臓

0.02ppm


その他の家きんの腎臓

0.02ppm


鶏の食用部分

0.03ppm


その他の家きんの食用部分

0.03ppm


鶏の卵

0.3ppm


その他の家きんの卵

0.3ppm


魚介類(さけ目魚類に限る。)

1ppm

レナシル

ばれいしよ

0.3ppm

 

さといも類

0.3ppm

 

かんしよ

0.3ppm

 

やまいも

0.3ppm

 

こんにやくいも

0.3ppm

 

その他のいも類

0.3ppm

 

てんさい

0.3ppm

 

だいこん類の根

0.3ppm

 

だいこん類の葉

0.3ppm

 

かぶ類の根

0.3ppm

 

かぶ類の葉

0.3ppm

 

西洋わさび

0.3ppm

 

クレソン

0.3ppm

 

はくさい

0.3ppm

 

キャベツ

0.3ppm

 

芽キャベツ

0.3ppm

 

ケール

0.3ppm

 

こまつな

0.3ppm

 

きような

0.3ppm

 

チンゲンサイ

0.3ppm

 

カリフラワー

0.3ppm

 

ブロッコリー

0.3ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.3ppm

 

ごぼう

0.3ppm

 

サルシフィー

0.3ppm

 

アーティチョーク

0.3ppm

 

チコリ

0.3ppm

 

エンダイブ

0.3ppm

 

しゆんぎく

0.3ppm

 

レタス

0.3ppm

 

その他のきく科野菜

0.3ppm

 

たまねぎ

0.3ppm

 

ねぎ

0.3ppm

 

にんにく

0.3ppm

 

にら

0.3ppm

 

アスパラガス

0.3ppm

 

わけぎ

0.3ppm

 

その他のゆり科野菜

0.3ppm

 

にんじん

0.3ppm

 

パースニップ

0.3ppm

 

パセリ

0.3ppm

 

セロリ

0.3ppm

 

みつば

0.3ppm

 

その他のせり科野菜

0.3ppm

 

トマト

0.3ppm

 

ピーマン

0.3ppm

 

なす

0.3ppm

 

その他のなす科野菜

0.3ppm

 

きゆうり

0.3ppm

 

かぼちや

0.3ppm

 

しろうり

0.3ppm

 

すいか

0.3ppm

 

メロン類果実

0.3ppm

 

まくわうり

0.3ppm

 

その他のうり科野菜

0.3ppm

 

ほうれんそう

0.3ppm

 

たけのこ

0.3ppm

 

オクラ

0.3ppm

 

しようが

0.3ppm

 

未成熟えんどう

0.3ppm

 

未成熟いんげん

0.3ppm

 

えだまめ

0.3ppm

 

マッシュルーム

0.3ppm

 

しいたけ

0.3ppm

 

その他のきのこ類

0.3ppm

 

その他の野菜

0.3ppm

 

みかん

0.3ppm

 

なつみかんの果実全体

0.3ppm

 

レモン

0.3ppm

 

オレンジ

0.3ppm

 

グレープフルーツ

0.3ppm

 

ライム

0.3ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.3ppm

 

りんご

0.3ppm

 

日本なし

0.3ppm

 

西洋なし

0.3ppm

 

マルメロ

0.3ppm

 

びわ

0.3ppm

 

もも

0.3ppm

 

ネクタリン

0.3ppm

 

あんず

0.3ppm

 

すもも

0.3ppm

 

うめ

0.3ppm

 

おうとう

0.3ppm

 

いちご

0.3ppm

 

ラズベリー

0.3ppm

 

ブラックベリー

0.3ppm

 

ブルーベリー

0.3ppm

 

クランベリー

0.3ppm

 

ハックルベリー

0.3ppm

 

その他のベリー類果実

0.3ppm

 

ぶどう

0.3ppm

 

かき

0.3ppm

 

バナナ

0.3ppm

 

キウィー

0.3ppm

 

パパイヤ

0.3ppm

 

アボカド

0.3ppm

 

パイナップル

0.3ppm

 

グアバ

0.3ppm

 

マンゴー

0.3ppm

 

パッションフルーツ

0.3ppm

 

なつめやし

0.3ppm

 

その他の果実

0.3ppm

 

ひまわりの種子

0.3ppm

 

ごまの種子

0.3ppm

 

べにばなの種子

0.3ppm

 

綿実

0.3ppm

 

なたね

0.3ppm

 

その他のオイルシード

0.3ppm

 

ぎんなん

0.3ppm

 

くり

0.3ppm

 

ペカン

0.3ppm

 

アーモンド

0.3ppm

 

くるみ

0.3ppm

 

その他のナッツ類

0.3ppm

レバミゾール

牛の筋肉

0.01ppm


豚の筋肉

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm


牛の脂肪

0.01ppm


豚の脂肪

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm


牛の肝臓

0.1ppm


豚の肝臓

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm


牛の腎臓

0.01ppm


豚の腎臓

0.01ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm


牛の食用部分

0.1ppm


豚の食用部分

0.1ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm


鶏の筋肉

0.01ppm


その他の家きんの筋肉

0.01ppm


鶏の脂肪

0.01ppm


その他の家きんの脂肪

0.01ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.01ppm


その他の家きんの腎臓

0.01ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm

レピメクチン

とうもろこし

0.05ppm


大豆

0.01ppm


さといも類

0.05ppm


かんしょ

0.01ppm


だいこん類の根

0.01ppm


だいこん類の葉

0.3ppm


かぶ類の根

0.05ppm


かぶ類の葉

0.5ppm


はくさい

0.05ppm


キャベツ

0.05ppm


ケール

1ppm


こまつな

1ppm


きょうな

0.3ppm


チンゲンサイ

1ppm


カリフラワー

0.2ppm


ブロッコリー

0.05ppm


その他のあぶらな科野菜

1ppm


レタス

1ppm


その他のきく科野菜

0.7ppm


たまねぎ

0.05ppm


ねぎ

0.01ppm


アスパラガス

0.2ppm


セロリ

0.7ppm


トマト

0.3ppm


ピーマン

0.1ppm


なす

0.2ppm


その他のなす科野菜

0.5ppm


きゅうり

0.1ppm


すいか

0.05ppm


メロン類果実

0.01ppm


ほうれんそう

2ppm


未成熟えんどう

0.2ppm


未成熟いんげん

0.1ppm


えだまめ

0.05ppm


その他の野菜

5ppm


みかん

0.01ppm


なつみかんの果実全体

0.03ppm


レモン

0.1ppm


オレンジ

0.1ppm


グレープフルーツ

0.1ppm


ライム

0.1ppm


その他のかんきつ類果実

0.1ppm


りんご

0.2ppm


日本なし

0.2ppm


西洋なし

0.2ppm


もも

0.01ppm


おうとう

0.2ppm


いちご

0.5ppm


ぶどう

0.3ppm


0.3ppm


その他のスパイス

0.3ppm


その他のハーブ

2ppm


魚介類

0.02ppm

ロベニジン

鶏の筋肉

0.1ppm


その他の家きんの筋肉

1ppm


鶏の脂肪

0.2ppm


その他の家きんの脂肪

1ppm


鶏の肝臓

0.1ppm


その他の家きんの肝臓

0.1ppm


鶏の腎臓

0.1ppm


その他の家きんの腎臓

0.1ppm


鶏の食用部分

0.1ppm


その他の家きんの食用部分

0.1ppm

ロメフロキサシン

その他の陸せい哺乳類に属する動物の筋肉

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の脂肪

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の腎臓

0.005ppm


その他の陸せい哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm

備考

1 「その他の穀類」とは、穀類のうち、米、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし及びそば以外のものをいう。

2 「その他の豆類」とは、豆類のうち、大豆、小豆類、えんどう、そら豆、らっかせい及びスパイス以外のものをいう。

3 「その他のいも類」とは、いも類のうち、ばれいしょ、さといも類、かんしょ、やまいも及びこんにゃくいも以外のものをいう。

4 「その他のあぶらな科野菜」とは、あぶらな科野菜のうち、だいこん類の根、だいこん類の葉、かぶ類の根、かぶ類の葉、西洋わさび、クレソン、はくさい、キャベツ、芽キャベツ、ケール、こまつな、きょうな、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー及びハーブ以外のものをいう。

5 「その他のきく科野菜」とは、きく科野菜のうち、ごぼう、サルシフィー、アーティチョーク、チコリ、エンダイブ、しゅんぎく、レタス及びハーブ以外のものをいう。

6 「その他のゆり科野菜」とは、ゆり科野菜のうち、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にら、アスパラガス、わけぎ及びハーブ以外のものをいう。

7 「その他のせり科野菜」とは、せり科野菜のうち、にんじん、パースニップ、パセリ、セロリ、みつば、スパイス及びハーブ以外のものをいう。

8 「その他のなす科野菜」とは、なす科野菜のうち、トマト、ピーマン及びなす以外のものをいう。

9 「その他のうり科野菜」とは、うり科野菜のうち、きゅうり、かぼちゃ、しろうり、すいか、メロン類果実及びまくわうり以外のものをいう。

10 「その他のきのこ類」とは、きのこ類のうち、マッシュルーム及びしいたけ以外のものをいう。

11 「その他の野菜」とは、野菜のうち、いも類、てんさい、さとうきび、あぶらな科野菜、きく科野菜、ゆり科野菜、せり科野菜、なす科野菜、うり科野菜、ほうれんそう、たけのこ、オクラ、しょうが、未成熟えんどう、未成熟いんげん、えだまめ、きのこ類、スパイス及びハーブ以外のものをいう。

12 「その他のかんきつ類果実」とは、かんきつ類果実のうち、みかん、なつみかん、なつみかんの外果皮、なつみかんの果実全体、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム及びスパイス以外のものをいう。

13 「その他のベリー類果実」とは、ベリー類果実のうち、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー及びハックルベリー以外のものをいう。

14 「その他の果実」とは、果実のうち、かんきつ類果実、りんご、日本なし、西洋なし、マルメロ、びわ、もも、ネクタリン、あんず、すもも、うめ、おうとう、ベリー類果実、ぶどう、かき、バナナ、キウィー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、グアバ、マンゴー、パッションフルーツ、なつめやし及びスパイス以外のものをいう。

15 「その他のオイルシード」とは、オイルシードのうち、ひまわりの種子、ごまの種子、べにばなの種子、綿実、なたね及びスパイス以外のものをいう。

16 「その他のナッツ類」とは、ナッツ類のうち、ぎんなん、くり、ペカン、アーモンド及びくるみ以外のものをいう。

17 「その他のスパイス」とは、スパイスのうち、西洋わさび、わさびの根茎、にんにく、とうがらし、パプリカ、しょうが、レモンの果皮、オレンジの果皮、ゆずの果皮及びごまの種子以外のものをいう。

18 「その他のハーブ」とは、ハーブのうち、クレソン、にら、パセリの茎、パセリの葉、セロリの茎及びセロリの葉以外のものをいう。

19 「その他の陸せい哺乳類に属する動物」とは、陸せい哺乳類に属する動物のうち、牛及び豚以外のものをいう。

20 「その他の家きん」とは、家きんのうち、鶏以外のものをいう。

21 「その他の魚類」とは、魚類のうち、さけ目類、うなぎ目類及びすずき目類以外のものをいう。

22 「その他の魚介類」とは、魚介類のうち、魚類、貝類及び甲殻類以外のものをいう。

(2) 検体

食品

検体

大麦及びそば

脱穀した種子

小麦及びライ麦

玄麦

玄米

とうもろこし

外皮,ひげ及びしんを除いた種子

その他の穀類

脱穀した種子

えんどう,小豆類,そら豆及び大豆

らつかせい

殻を除去したもの

その他の豆類

あんず,うめ,おうとう,すもも及びネクタリン

こう及び種子を除去したもの

もも

果皮及び種子を除去したもの

オレンジ,グレープフルーツ,なつみかんの果実全体,ライム及びレモン

果実全体

なつみかん及びみかん

外果皮を除去したもの

なつみかんの外果皮

へたを除去したもの

その他のかんきつ類果実

果実全体

西洋なし,日本なし,マルメロ及びりんご

こうを除去したもの

びわ

こう,果皮及び種子を除去したもの

アボガド及びマンゴー

種子を除去したもの

キウィー

果皮を除去したもの

グアバ

へたを除去したもの

なつめやし

へた及び種子を除去したもの

パイナップル

冠芽を除去したもの

パッションフルーツ及びパパイヤ

果実全体

バナナ

果柄部を除去したもの

いちご,クランベリー,ハックルベリー,ブラックベリー及びブルーベリー

へたを除去したもの

ラズベリー

果実全体

その他のベリー類果実

へたを除去したもの

かき

へた及び種子を除去したもの

すいか,まくわうり及びメロン類果実

果皮を除去したもの

ぶどう

こうを除去したもの

その他の果実

可食部

かぶ類の根及びだいこん類の根

泥を水で軽く洗い落としたもの

かぶ類の葉,クレソン,ケール,だいこん類の葉及び芽キャベツ

変質葉を除去したもの

カリフラワー及びブロッコリー

葉を除去したもの

キャベツ及びはくさい

外側変質葉及びしんを除去したもの4個をそれぞれ4等分し,各々から1等分を集めたもの

きような及びこまつな

根及び変質葉を除去したもの

西洋わさび

泥を水で軽く洗い落とした根

チンゲンサイ及びその他のあぶらな科野菜

可食部

かんしよ,こんにやくいも,さといも類,ばれいしよ,やまいも及びその他のいも類

泥を水で軽く洗い落としたもの

かぼちや,きゆうり及びしろうり

つるを除去したもの

その他のうり科野菜

可食部

アーティチョーク,エンダイブ及びチコリ

変質葉を除去したもの

ごぼう及びサルシフィー

葉部を除去し,泥を水で軽く洗い落とし,細切した後,肉き器を用いて擦り砕いたもの

しゆんぎく

根及び変質葉を除去したもの

レタス

外側変質葉及びしんを除去したもの

その他のきく科野菜

可食部

しいたけ,マッシュルーム及びその他のきのこ類

可食部

セロリ,パセリ及びみつば

根及び変質葉を除去したもの

にんじん及びパースニップ

泥を水で軽く洗い落としたもの

その他のせり科野菜

可食部

トマト,なす及びピーマン

へたを除去したもの

その他のなす科野菜

可食部

アスパラガス

たまねぎ,にんにく,ねぎ及びわけぎ

外皮及びひげ根を除去したもの

にら及びその他のゆり科野菜

可食部

えだまめ,未成熟いんげん及び未成熟えんどう

こうを除去したもの

オクラ

へたを除去したもの

さとうきび

皮を除去したもの

しようが

葉を除去し,泥を水で軽く洗い落としたもの

てんさい

泥を水で軽く洗い落としたもの

ほうれんそう

赤色根部を含み,ひげ根及び変質葉を除去したもの

たけのこ及びその他の野菜

可食部

ごまの種子,なたね,ひまわりの種子,べにばなの種子,綿実及びその他のオイルシード

種子

アーモンド,ぎんなん,くり,くるみ,ペカン及びその他のナッツ類

外果皮を除去したもの

カカオ豆

グリホサート、クロロタロニル、ジクロルボス及びナレド、ビオレスメトリン、ピレトリン及びフルピラジフロンに係る試験を行う場合にあっては豆、それ以外の場合にあっては外皮を除去したもの

コーヒー豆

ホップ

乾花

その他のスパイス及びその他のハーブ

可食部

(3) 2,4,5―T試験法

5(3)に準じて行う。

(4) アルドリン、エンドリン及びディルドリン試験法

1.装置

電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフ及びガスクロマトグラフ・質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル アセトニトリル300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,アセトニトリルを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

アセトン アセトン300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,アセトンを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

エーテル エチルエーテル300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,エチルエーテルを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

塩化ナトリウム 塩化ナトリウム(特級)。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

カラムクロマトグラフィー用合成ケイ酸マグネシウム カラムクロマトグラフィー用に製造した合成ケイ酸マグネシウム(粒径150~250μm)を130℃で12時間以上加熱した後,デシケーター中で放冷する。

ケイソウ土 化学分析用ケイソウ土を用いる。

n―ヘキサン n―ヘキサン300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて5mlに濃縮し,この5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

水 蒸留水を用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 無水硫酸ナトリウム(特級)。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

3.標準品

アルドリン 本品はアルドリン97%以上を含む。

融点 本品の融点は102~104℃である。

エンドリン 本品はエンドリン98%以上を含む。

分解点 本品の分解点は200℃である。

ディルドリン 本品はディルドリン98%以上を含む。

融点 本品の融点は177~179℃である。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 穀類,豆類及び種実類の場合

検体を420μmの標準網ふるいを通るように粉砕した後,その10.0gを量り採り,水20mlを加え,2時間放置する。

これにアセトン100mlを加え,3分間細砕した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り,アセトン50mlを加え,3分間細砕した後,上記と同様に操作して,ろ液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下で約30mlに濃縮する。

これをあらかじめ10%塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。n―ヘキサン100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い,洗液を分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,n―ヘキサン層を300mlの三角フラスコに移す。水層にn―ヘキサン50mlを加え,上記と同様に操作して,n―ヘキサン層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。n―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でn―ヘキサンを除去する。

この残留物にn―ヘキサン20mlを加え,100mlの分液漏斗に移す。これにn―ヘキサン飽和アセトニトリル40mlを加え,振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移す。n―ヘキサン層にn―ヘキサン飽和アセトニトリル40mlを加え,上記と同様の操作を2回繰り返し,アセトニトリル層をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でアセトニトリルを除去する。この残留物にn―ヘキサンを加えて溶かし,正確に5mlとする。

② 果実,野菜及び抹茶の場合

果実及び野菜の場合は,検体約1kgを精密に量り,必要に応じ適量の水を量つて加え,細切均一化した後,検体20.0gに相当する量を量り採る。

抹茶の場合は,検体5.00gを量り採り,水20mlを加えて2時間放置する。

これにアセトン100mlを加え,3分間細砕した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り,アセトン50mlを加え,3分間細砕した後,上記と同様に操作して,ろ液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下で約30mlに濃縮する。

これをあらかじめ10%塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。n―ヘキサン100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い,洗液を上記の分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,n―ヘキサン層を300mlの三角フラスコに移す。水層にn―ヘキサン50mlを加え,上記と同様に操作して,n―ヘキサン層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でn―ヘキサンを除去する。この残留物にn―ヘキサンを加えて溶かし,正確に10mlとする。

③ 抹茶以外の茶(不発酵茶に限る。)の場合

検体9.00gを100℃の水540mlに浸し,室温で5分間放置した後,ろ過し,冷後ろ液360mlを500mlの三角フラスコに移す。これにアセトン100ml及び飽和酢酸鉛溶液2mlを加え,室温で1時間静置した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いて吸引ろ過し,ろ液を1,000mlの分液漏斗に移す。次いでアセトン50mlを用いて上記の三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う。洗液を上記の分液漏斗に合わせる。

これに塩化ナトリウム30g及びn―ヘキサン100mlを加え,振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,n―ヘキサン層を300mlの三角フラスコに移す。水層にn―ヘキサン100mlを加え,上記と同様に操作して,n―ヘキサン層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でn―ヘキサンを除去する。この残留物にn―ヘキサンを加えて溶かし,正確に5mlとする。

b 精製法

内径15mm,長さ300mmのクロマトグラフ管に,カラムクロマトグラフィー用合成ケイ酸マグネシウム10gをn―ヘキサンに懸濁したもの,次いでその上に無水硫酸ナトリウム約5gを入れ,カラムの上端に少量のn―ヘキサンが残る程度までn―ヘキサンを流出させる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液2mlを注入した後,エーテル及びn―ヘキサンの混液(3:17)200mlを注入し,溶出液をすり合わせ減圧濃縮器中に採り,40℃以下でエーテル及びn―ヘキサンを除去する。この残留物にn―ヘキサンを加えて溶かし,正確に2mlとして,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 定性試験

次の操作条件で試験を行う。試験結果はいずれの操作条件においても標準品と一致しなければならない。

操作条件1

カラム 内径0.25mm,長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に,ガスクロマトグラフィー用メチルシリコンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 50℃で1分間保持し,その後毎分25℃で昇温する。175℃に到達後,毎分10℃で昇温し,300℃に到達後5分間保持する。

試験溶液注入口温度 230℃

検出器 300℃で操作する。

ガス流量 キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。アルドリンが約10分で流出する流速に調整する。

操作条件2

カラム 内径0.25mm,長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に,ガスクロマトグラフィー用14%シアノプロピルフェニル―メチルシリコンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 80℃で2分間保持し,その後毎分30℃で昇温する。190℃に到達後,毎分3.6℃で昇温し,250℃に到達後8分間保持する。

試験溶液注入口温度 230℃

検出器 300℃で操作する。

ガス流量 キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。アルドリンが約10分で流出する流速に調整する。

b 定量試験

a 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

c 確認試験

a 定性試験と同様の操作条件でガスクロマトグラフィー・質量分析を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。また,必要に応じ,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

(5) カプタホール試験法(農産物)

5(6)に準じて行う。

(6) カプタホール試験法(畜水産物)

5(7)に準じて行う。

(7) キノキサリン―2―カルボン酸試験法

5(5)に準じて行う。

(8) クレンブテロール試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

塩化ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

強酸性陽イオン交換体ミニカラム(500mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に,ベンゼンスルホニルプロピルシリル化シリカゲル500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

シリカゲルミニカラム(1,000mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に,シリカゲル1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

トリエチルアミン トリエチルアミン(特級)

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水,精製水,純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

クレンブテロール標準品 本品は,塩酸クレンブテロール98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

筋肉,肝臓,腎臓,魚介類,乳及び卵の場合は,検体を細切均一化した後,その10.0gを量り採る。

脂肪の場合は,検体を細切均一化した後,その5.00gを量り採る。

はちみつの場合は,検体を均一化した後,その10.0gを量り採る。これに水20mlを加えて溶かす。

これにアセトン100mlを加え,細切均一化した後,毎分3,000回転で5分間遠心分離し,上澄液を採る。残留物にアセトン50mlを加え,細切均一化し,上記と同様に遠心分離する。得られた上澄液を合わせ40℃以下で約30mlまで濃縮する。これに10w/v%塩化ナトリウム溶液100ml及び2mol/l水酸化ナトリウム5mlを加え,酢酸エチル100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ,無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し,無水硫酸ナトリウムをろ別した後,40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にn―ヘキサン30mlを加え,n―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ,40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にアセトン,トリエチルアミン及びn―ヘキサン(30:1:170)混液5mlを加えて溶かす。

b 精製法

① シリカゲルカラムクロマトグラフィー

シリカゲルミニカラム(1,000mg)にアセトン10ml及びn―ヘキサン10mlを順次注入し,流出液は捨てる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後,更にアセトン,トリエチルアミン及びn―ヘキサン(30:1:170)混液10mlを注入し,流出液は捨てる。次いでアセトン15mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物に水及びメタノール(1:1)混液5mlを加えて溶かす。

② 強酸性陽イオン交換体カラムクロマトグラフィー

強酸性陽イオン交換体ミニカラム(500mg)にメタノール5ml及び水5mlを順次注入し,流出液は捨てる。このカラムに① シリカゲルカラムクロマトグラフィーで得られた溶液を注入した後,メタノール10mlを注入し,流出液は捨てる。次いでアンモニア水及びメタノール(1:49)混液10mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物をアセトニトリル,ギ酸及び水(300:1:700)混液に溶かし,正確に2ml(脂肪の場合は1ml)としたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

クレンブテロール標準品のアセトニトリル,ギ酸及び水(300:1:700)混液の溶液を数点調製し,それぞれを液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお,本法に従って試験溶液を調製した場合,試料中0.00005mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.00025mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,a 検量線の作成によりクレンブテロールの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm,長さ150mm,粒子径3.5μm

カラム温度:40℃

移動相:0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液及び0.1vol%ギ酸の混液(1:19)で1分間保持した後,(1:19)から(3:7)までの濃度勾配を13分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):プリカーサーイオン 277,プロダクトイオン 203,132

注入量:10μl

保持時間の目安:10分

(9) 酢酸トレンボロン試験法

α―トレンボロン及びβ―トレンボロンを分析対象とする。

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

ギ酸 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

シリカゲルミニカラム(500mg) 内径8~9mmのポリエチレン製のカラム管に、シリカゲル500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

トリエチルアミン トリエチルアミン(特級)

2―フルオロ―1―メチルピリジニウムp―トルエンスルホン酸塩 純度98%以上の試薬を用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

α―トレンボロン標準品 本品はα―トレンボロン95%以上を含む。

β―トレンボロン標準品 本品はβ―トレンボロン95%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

試料10.0gにn―ヘキサン飽和アセトニトリル50mL及びn―ヘキサン50mLを加えてホモジナイズした後、無水硫酸ナトリウム20gを加えて更にホモジナイズする。毎分3,000回転で5分間遠心分離した後、n―ヘキサン層を捨て、アセトニトリル層を採る。残留物にアセトニトリル50mLを加えてホモジナイズした後、上記と同様に遠心分離する。アセトニトリル層を採り、先のアセトニトリル層に合わせ、アセトニトリルを加えて正確に100mLとする。この溶液から正確に10mLを分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に水20mLを加え、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)20mLずつで2回振とう抽出する。酢酸エチル及びn―ヘキサン混液層を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)2mLを加えて溶かす。

b 精製法

シリカゲルミニカラム(500mg)に酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)5mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムに、a 抽出法で得られた溶液を注入した後、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)10mLを注入し、流出液は捨てる。次いで、酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:1)10mLを注入し、溶出液を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。

c 誘導体化

b 精製法で得られた残留物に、20mg/mL2―フルオロ―1―メチルピリジニウムp―トルエンスルホン酸塩・アセトニトリル溶液1mL、アセトニトリル及びトリエチルアミンの混液(9:1)0.05mLを加えてかくはんした後、室温で90分間放置する。誘導体化反応後の溶液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物を0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(3:1)に溶かし、正確に1mLとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

α―トレンボロン標準品及びβ―トレンボロン標準品をそれぞれアセトニトリルに溶かして標準原液を調製する。各標準原液を適宜混合し、アセトニトリルで希釈した溶液を調製する。この溶液から適量を分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に20mg/mL2―フルオロ―1―メチルピリジニウムp―トルエンスルホン酸塩・アセトニトリル溶液1mL、アセトニトリル及びトリエチルアミンの混液(9:1)0.05mLを加えてかくはんした後、室温で90分間放置する。誘導体化反応後の溶液を40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物を0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(3:1)に溶かし、更に0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(3:1)で希釈した溶液を数点調製する。それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法で検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.001mg/kgに相当する試験溶液中の濃度は0.001mg/Lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりα―トレンボロン及びβ―トレンボロンの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:アダマンチル基化学結合型シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(3:1)で5分間保持した後、(3:1)から(11:9)までの濃度勾配を5分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):

α―トレンボロン―1―メチルピリジニウム誘導体化物 プリカーサーイオン362、プロダクトイオン253、197

β―トレンボロン―1―メチルピリジニウム誘導体化物 プリカーサーイオン362、プロダクトイオン253、197

注入量:5μL

保持時間の目安:

α―トレンボロン―1―メチルピリジニウム誘導体化物 8分

β―トレンボロン―1―メチルピリジニウム誘導体化物 9分

(10) 酢酸メレンゲステロール試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

メタノール 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

酢酸メレンゲステロール 本品は酢酸メレンゲステロール98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓の場合

試料10.0gを量り採る。これにn―ヘキサン飽和アセトニトリル50ml、n―ヘキサン50ml及び酢酸1mlを加えて1分間細切均一化した後、無水硫酸ナトリウム20gを加えて2分間細切均一化する。毎分3,000回転で5分間遠心分離した後、n―ヘキサン層を捨て、アセトニトリル層を採る。残留物にアセトニトリル50mlを加えて2分間細切均一化した後、毎分3,000回転で5分間遠心分離する。アセトニトリル層を採り、先のアセトニトリル層と合わせ、アセトニトリルで正確に100mlとする。この溶液から正確に5mlを採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に0.1vol%ギ酸及びメタノールの混液(1:4)1mlを加えて溶かす。

② ①に掲げる食品以外の場合

①の場合に準じて抽出を行う。

b 精製法

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg)にメタノール5ml並びに、0.1vol%ギ酸及びメタノールの混液(1:4)5mlを順次注入し、流出液は捨てる。このカラムに、a 抽出法で得られた溶液を注入した後、更に0.1vol%ギ酸及びメタノールの混液(1:4)15mlを注入する。全溶出液を採り、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物をアセトニトリル及び0.1vol%ギ酸の混液(1:3)に溶かし、正確に1mlとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

酢酸メレンゲステロール標準品のアセトニトリル及び0.1vol%ギ酸の混液(1:3)の溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合、試料中0.0005mg/kgに相当する試験溶液中の濃度は0.00025mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成により酢酸メレンゲステロールの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径3mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:0.1vol%ギ酸及び0.1vol%ギ酸・アセトニトリル溶液の混液(1:3)から(1:9)までの濃度勾配を5分間で行い、その後(1:99)で5分間保持する。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):プリカーサーイオン397、プロダクトイオン337、279

注入量:5μl

保持時間の目安:4分

(11) ダミノジッド試験法

5(13)に準じて行う。

(12) デキサメタゾン及びベタメタゾン試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は、第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に、エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

酢酸エチル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水、精製水、純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には、n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

デキサメタゾン標準品 本品はデキサメタゾン98%以上を含む。

ベタメタゾン標準品 本品はベタメタゾン98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

試料10.0gにn―ヘキサン飽和アセトニトリル50mL及びn―ヘキサン50mLを加えてホモジナイズした後、無水硫酸ナトリウム20gを加えて更にホモジナイズする。毎分3,000回転で5分間遠心分離した後、n―ヘキサン層を捨て、アセトニトリル層を分取する。残留物にアセトニトリル50mLを加えてホモジナイズした後、毎分3,000回転で5分間遠心分離する。アセトニトリル層を分取し、先のアセトニトリル層と合わせ、アセトニトリルを加えて正確に100mLとする。この溶液から正確に50mLを分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に水20mLを加え、酢酸エチル20mLずつで2回振とう抽出する。酢酸エチル層を分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物に酢酸エチル1mLを加えて溶かす。

b 精製法

エチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg)に酢酸エチル5mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムに、a 抽出法で得られた溶液を注入した後、更に酢酸エチル10mLを注入し、流出液は捨てる。次いで、酢酸エチル及びメタノールの混液(9:1)10mLを注入し、溶出液を分取し、40℃以下で濃縮し、溶媒を除去する。この残留物を0.1vol%酢酸及び0.1vol%酢酸・アセトニトリル溶液の混液(3:1)に溶かし、正確に1mLとしたものを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

デキサメタゾン及びベタメタゾンをそれぞれアセトニトリルに溶かして標準原液を調製する。各標準原液を適宜混合して0.1vol%酢酸及び0.1vol%酢酸・アセトニトリル溶液の混液(3:1)で希釈した溶液を数点調製し、それぞれ液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、ピーク高法又はピーク面積法で検量線を作成する。なお、4.試験溶液の調製に従って試験溶液を調製した場合には、試料中0.00005mg/kgに相当する試験溶液中の濃度は0.00025mg/Lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し、a 検量線の作成によりデキサメタゾン及びベタメタゾンの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

(例)

カラム:アダマンチル基化学結合型シリカゲル 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm

カラム温度:40℃に保持する。

移動相:0.1vol%酢酸及び0.1vol%酢酸・アセトニトリル溶液の混液(3:1)から(7:3)までの濃度勾配を5分間で行った後、(7:3)から(1:1)までの濃度勾配を5分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ネガティブイオンモード

主なイオン(m/z):

デキサメタゾン プリカーサーイオン451、プロダクトイオン361、307

ベタメタゾン プリカーサーイオン451、プロダクトイオン361、307

注入量:5μL

保持時間の目安:

デキサメタゾン 9分

ベタメタゾン 8分

(13) パラチオン試験法

1.装置

アルカリ熱イオン化検出器,炎光光度型検出器(リン用干渉フィルター,波長526nm)又は高感度窒素・リン検出器付きガスクロマトグラフ及びガスクロマトグラフ・質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、「(特級)」と記載したものは、日本産業規格試薬の特級の規格に適合するものであることを示す。

アセトニトリル アセトニトリル300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,アセトニトリルを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

アセトン アセトン300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,アセトンを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

塩化ナトリウム 塩化ナトリウム(特級)。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

カラムクロマトグラフィー用シリカゲル(粒径63~200μm) カラムクロマトグラフィー用に製造したシリカゲル(粒径63~200μm)を130℃で12時間以上加熱した後,デシケーター中で放冷する。

ケイソウ土 化学分析用ケイソウ土を用いる。

酢酸エチル 酢酸エチル300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて濃縮し,酢酸エチルを除去する。この残留物をn―ヘキサン5mlに溶かし,その5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

n―ヘキサン n―ヘキサン300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて5mlに濃縮し,この5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

水 蒸留水を用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 無水硫酸ナトリウム(特級)。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

3.標準品

パラチオン 本品はパラチオン97%以上を含む。

沸点 本品の沸点は375℃である。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 穀類及び豆類の場合

検体を420μmの標準網ふるいを通るように粉砕した後,その10.0gを量り採り,水20mlを加え,2時間放置する。

これにアセトン100mlを加え,3分間細砕した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り,アセトン50mlを加え,3分間細砕した後,上記と同様に操作して,ろ液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でアセトンを除去する。

これをあらかじめ飽和塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い,洗液を上記の分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を300mlの三角フラスコに移す。水層に酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)50mlを加え,上記と同様に操作して,酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過し,n―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下で酢酸エチル及びn―ヘキサンを除去する。

この残留物にn―ヘキサン30mlを加え,100mlの分液漏斗に移す。これにn―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlを加え,振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移す。n―ヘキサン層にn―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlを加え,上記と同様の操作を2回繰り返し,アセトニトリル層をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でアセトニトリルを除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)5mlを加えて溶かす。

② 果実及び野菜の場合

検体約1kgを精密に量り,必要に応じ適量の水を量つて加え,細切均一化した後,検体20.0gに相当する量を量り採る。

これにアセトン100mlを加え,3分間細砕した後,ケイソウ土を1cmの厚さに敷いたろ紙を用いてすり合わせ減圧濃縮器中に吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り,アセトン50mlを加え,3分間細砕した後,上記と同様に操作して,ろ液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下でアセトンを除去する。

これをあらかじめ飽和塩化ナトリウム溶液100mlを入れた300mlの分液漏斗に移す。酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)100mlを用いて上記の減圧濃縮器のナス型フラスコを洗い,洗液を上記の分液漏斗に合わせる。振とう機を用いて5分間激しく振り混ぜた後,静置し,酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を300mlの三角フラスコに移す。水層に酢酸エチル及びn―ヘキサンの混液(1:4)50mlを加え,上記と同様に操作して,酢酸エチル及びn―ヘキサンの層を上記の三角フラスコに合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え,時々振り混ぜながら15分間放置した後,すり合わせ減圧濃縮器中にろ過する。次いでn―ヘキサン20mlを用いて三角フラスコを洗い,その洗液でろ紙上の残留物を洗う操作を2回繰り返す。両洗液をその減圧濃縮器中に合わせ,40℃以下で酢酸エチル及びn―ヘキサンを除去する。この残留物にアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)5mlを加えて溶かす。

b 精製法

内径15mm,長さ300mmのクロマトグラフ管にカラムクロマトグラフィー用シリカゲル(粒径63~200μm)5gをアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)に懸濁させたもの,次いでその上に無水硫酸ナトリウム約5gを入れ,カラムの上端に少量のアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)が残る程度までアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)を流出させる。このカラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後,アセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)100mlを注入し,流出液をすり合わせ減圧濃縮器中に採り,40℃以下でアセトン及びn―ヘキサンを除去する。この残留物にアセトンを加えて溶かし,正確に5mlとして,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 定性試験

次の操作条件で試験を行う。試験結果はいずれの操作条件においても標準品と一致しなければならない。

操作条件1

カラム 内径0.53mm,長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に,ガスクロマトグラフィー用メチルシリコンを1.5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 80℃で1分間保持し,その後毎分8℃で昇温し,250℃に到達後5分間保持する。

試験溶液注入口温度 230℃

検出器 280℃で操作する。

ガス流量 キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。空気及び水素の流量を至適条件に調整する。

操作条件2

カラム 内径0.32mm,長さ10~30mのケイ酸ガラス製の細管に,ガスクロマトグラフィー用50%トリフルオロプロピル―メチルシリコンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 70℃で1分間保持し,その後毎分25℃で昇温し,125℃に到達後は毎分10℃で昇温し,235℃に到達後12分間保持する。

試験溶液注入口温度 230℃

検出器 280℃で操作する。

ガス流量 キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。流速を至適条件に調整する。空気及び水素の流量を至適条件に調整する。

b 定量試験

a 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

c 確認試験

a 定性試験と同様の操作条件でガスクロマトグラフィー・質量分析を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。また,必要に応じ,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

(14) ブロチゾラム試験法

1.装置

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計を用いる。

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

アセトニトリル 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

アセトン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

塩化ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に,オクタデシルシリル化シリカゲル1,000mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

トリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲル及びエチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層ミニカラム(500mg/500mg) 内径12~13mmのポリエチレン製のカラム管に,上層にトリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲル500mg及び下層にエチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル500mgを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

n―ヘキサン 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

水 蒸留水,精製水,純水等の化学分析に適したものを用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

無水硫酸ナトリウム 当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含まないものを用いる。

3.標準品

ブロチゾラム 本品はブロチゾラム98%以上を含む。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

① 筋肉,脂肪,肝臓及び腎臓並びに魚介類の場合

脂肪の場合は,検体を細切均一化した後,その5.00gを量り採る。

脂肪以外の場合は,検体を細切均一化した後,その10.0gを量り採る。

これにアセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)50mlを加えて細砕した後,吸引ろ過する。ろ紙上の残留物を採り,アセトン及びn―ヘキサンの混液(1:1)25mlを加えて細砕した後,上記と同様に操作する。得られたろ液を合わせ,40℃以下で約15mlに濃縮する。これに飽和塩化ナトリウム溶液100mlを加え,酢酸エチル100ml及び50mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ,無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し,無水硫酸ナトリウムをろ別した後,ろ液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にn―ヘキサン30mlを加え,n―ヘキサン飽和アセトニトリル30mlで2回振とう抽出する。抽出液を合わせ,40℃以下で約5mlに濃縮する。

② 乳,卵及びはちみつの場合

乳及び卵の場合は,検体を均一化した後,その5.00gを量り採る。

はちみつの場合は,検体を均一化した後,その5.00gを量り採り,水5mlを加えて溶かす。

これにアセトニトリル30mlを加えて細砕した後,毎分2,500回転で5分間遠心分離し,アセトニトリル層を採る。残留物(はちみつの場合は残留物及び水層)にアセトニトリル20mlを加えて細砕した後,上記と同様に遠心分離する。得られたアセトニトリル層を合わせ,無水硫酸ナトリウムを加えて脱水し,無水硫酸ナトリウムをろ別した後,ろ液を40℃以下で約5mlに濃縮する。

b 精製法

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1,000mg)の下部にトリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲル及びエチレンジアミン―N―プロピルシリル化シリカゲル積層ミニカラム(500mg/500mg)を連結し,これにアセトニトリル10mlを注入し,流出液は捨てる。この連結カラムにa 抽出法で得られた溶液を注入した後,アセトニトリル10mlを注入し,溶出液を40℃以下で濃縮し,溶媒を除去する。この残留物にアセトニトリル及び水の混液(1:1)を加えて溶かし,正確に5ml(脂肪,乳,卵及びはちみつの場合は2.5ml)として,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 検量線の作成

ブロチゾラム標準品のアセトニトリル及び水の混液(1:1)の溶液を数点調製し,それぞれを液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,ピーク高法又はピーク面積法により検量線を作成する。なお,本法に従って試験溶液を調製した場合,試料中0.0005mg/kgに相当する試験溶液中濃度は0.001mg/lである。

b 定量試験

試験溶液を液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計に注入し,a 検量線の作成によりブロチゾラムの定量を行う。

c 確認試験

液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計により確認する。

d 測定条件

カラム:オクタデシルシリル化シリカゲル 内径2.1mm,長さ150mm,粒子径3μm

カラム温度:40℃

移動相:アセトニトリル及び0.1vol%ギ酸の混液(3:7)から(7:3)までの濃度勾配を15分間で行う。

イオン化モード:エレクトロスプレーイオン化法 ポジティブイオンモード

主なイオン(m/z):プリカーサーイオン 395,プロダクトイオン 316,314

注入量:5μl

保持時間の目安:13分

(15) (3)から(14)までに掲げる試験法と同等以上の性能を有すると認められる試験法

7 6に定めるもののほか、(1)の表の第1欄に掲げる農薬等の成分である物質は、同表の第2欄に掲げる食品の区分に応じ、それぞれ同表の第3欄に定める量を超えて当該食品に含有されるものであってはならない。この場合において、(2)の表の食品の欄に掲げる食品については、同表の検体の欄に掲げる部位を検体として試験しなければならず、また、(1)の表の第1欄に掲げる農薬等の成分である物質について同表の第3欄に「不検出」と定めている同表の第2欄に掲げる食品については、(3)から(6)までに規定する試験法によって試験した場合に、その農薬等の成分である物質が検出されるものであってはならない。

(1) 食品に残留する農薬等の成分である物質の量の限度

第1欄

第2欄

第3欄

γ―BHC(リンデンをいう。)

米(玄米をいう。以下同じ。)

0.3ppm

 

小麦

0.01ppm

 

大麦

0.01ppm

 

ライ麦

0.01ppm

 

とうもろこし

0.3ppm

 

そば

0.01ppm

 

その他の穀類

0.3ppm

 

大豆

1ppm

 

小豆類(いんげん,ささげ,サルタニ豆,サルタピア豆,バター豆,ペギア豆,ホワイト豆,ライマ豆及びレンズを含む。以下同じ。)

1ppm

 

えんどう

1ppm

 

そら豆

1ppm

 

らつかせい

0.03ppm

 

その他の豆類

1ppm

 

ばれいしよ

1ppm

 

さといも類(やつがしらを含む。以下同じ。)

1ppm

 

かんしよ

1ppm

 

やまいも(長いもをいう。以下同じ。)

1ppm

 

こんにやくいも

1ppm

 

その他のいも類

1ppm

 

てんさい

1ppm

 

さとうきび

0.002ppm

 

だいこん類(ラディッシュを含む。以下同じ。)の根

1ppm

 

だいこん類の葉

1ppm

 

かぶ類の根

1ppm

 

かぶ類の葉

1ppm

 

西洋わさび

1ppm

 

クレソン

1ppm

 

はくさい

1ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

2ppm

 

ケール

2ppm

 

こまつな

1ppm

 

きような

1ppm

 

チンゲンサイ

1ppm

 

カリフラワー

2ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

2ppm

 

ごぼう

1ppm

 

サルシフィー

1ppm

 

アーティチョーク

1ppm

 

チコリ

1ppm

 

エンダイブ

1ppm

 

しゆんぎく

1ppm

 

レタス(サラダ菜及びちしやを含む。以下同じ。)

2ppm

 

その他のきく科野菜

1ppm

 

たまねぎ

2ppm

 

ねぎ(リーキを含む。以下同じ。)

1ppm

 

にんにく

1ppm

 

にら

1ppm

 

アスパラガス

2ppm

 

わけぎ

1ppm

 

その他のゆり科野菜

1ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

1ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

セロリ

2ppm

 

みつば

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

1ppm

 

トマト

2ppm

 

ピーマン

2ppm

 

なす

2ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

きゆうり(ガーキンを含む。以下同じ。)

2ppm

 

かぼちや(スカッシュを含む。以下同じ。)

2ppm

 

しろうり

2ppm

 

すいか

2ppm

 

メロン類果実

2ppm

 

まくわうり

2ppm

 

その他のうり科野菜

2ppm

 

ほうれんそう

2ppm

 

たけのこ

1ppm

 

オクラ

2ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

1ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

えだまめ

1ppm

 

マッシュルーム

2ppm

 

しいたけ

1ppm

 

その他のきのこ類

1ppm

 

その他の野菜

2ppm

 

みかん

0.3ppm

 

なつみかんの果実全体

0.3ppm

 

レモン

0.3ppm

 

オレンジ(ネーブルオレンジを含む。以下同じ。)

0.3ppm

 

グレープフルーツ

0.3ppm

 

ライム

0.3ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.3ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

0.3ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

0.3ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

1ppm

 

あんず(アプリコットを含む。以下同じ。)

1ppm

 

すもも(プルーンを含む。以下同じ。)

1ppm

 

うめ

0.3ppm

 

おうとう(チェリーを含む。以下同じ。)

1ppm

 

いちご

2ppm

 

ラズベリー

0.3ppm

 

ブラックベリー

0.3ppm

 

ブルーベリー

0.3ppm

 

クランベリー

2ppm

 

ハックルベリー

0.3ppm

 

その他のベリー類果実

0.3ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

0.3ppm

 

バナナ

0.3ppm

 

キウィー

0.3ppm

 

パパイヤ

0.3ppm

 

アボカド

1ppm

 

パイナップル

1ppm

 

グアバ

1ppm

 

マンゴー

1ppm

 

パッションフルーツ

0.3ppm

 

なつめやし

0.3ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ひまわりの種子

0.03ppm

 

ごまの種子

0.03ppm

 

べにばなの種子

0.03ppm

 

綿実

0.03ppm

 

なたね

0.03ppm

 

その他のオイルシード

0.03ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.03ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.002ppm

 

カカオ豆

0.1ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

2ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

3ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

1ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用に供される部分(筋肉,脂肪,肝臓及び腎臓を除く。以下「食用部分」という。)

1ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.7ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.7ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

1ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

1ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

1ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

1ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

1ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

1ppm

 

その他の魚介類

1ppm

 

ミネラルウォーター類

0.002ppm

2,4―DB

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の野菜

0.2ppm

 

その他のスパイス

0.2ppm

 

その他のハーブ

0.2ppm

 

牛の筋肉

0.2ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

0.2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

 

ミネラルウォーター類

0.09ppm

DBEDC

0.5ppm

 

小麦

2ppm

 

大麦

10ppm

 

ライ麦

10ppm

 

とうもろこし

10ppm

 

そば

10ppm

 

その他の穀類

10ppm

 

大豆

0.5ppm

 

小豆類

0.5ppm

 

えんどう

0.5ppm

 

そら豆

0.5ppm

 

らつかせい

0.5ppm

 

その他の豆類

0.5ppm

 

ばれいしよ

0.5ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

さとうきび

0.5ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

0.5ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

はくさい

0.5ppm

 

キャベツ

0.5ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

10ppm

 

ピーマン

5ppm

 

なす

10ppm

 

その他のなす科野菜

5ppm

 

きゆうり

10ppm

 

かぼちや

10ppm

 

しろうり

10ppm

 

すいか

10ppm

 

メロン類果実

10ppm

 

まくわうり

10ppm

 

その他のうり科野菜

10ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

未成熟えんどう

5ppm

 

未成熟いんげん

5ppm

 

えだまめ

5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

5ppm

 

みかん

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

0.5ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

びわ

10ppm

 

もも

10ppm

 

ネクタリン

0.5ppm

 

あんず

20ppm

 

すもも

20ppm

 

うめ

20ppm

 

おうとう

20ppm

 

いちご

20ppm

 

ラズベリー

20ppm

 

ブラックベリー

20ppm

 

ブルーベリー

20ppm

 

クランベリー

20ppm

 

ハックルベリー

20ppm

 

その他のベリー類果実

20ppm

 

ぶどう

20ppm

 

かき

0.5ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

10ppm

 

パパイヤ

0.5ppm

 

アボカド

0.5ppm

 

パイナップル

0.5ppm

 

グアバ

0.5ppm

 

マンゴー

0.5ppm

 

パッションフルーツ

0.5ppm

 

なつめやし

20ppm

 

その他の果実

20ppm

 

ひまわりの種子

0.5ppm

 

ごまの種子

0.5ppm

 

べにばなの種子

0.5ppm

 

綿実

0.5ppm

 

なたね

0.5ppm

 

その他のオイルシード

0.5ppm

 

ぎんなん

0.5ppm

 

くり

0.5ppm

 

ペカン

0.5ppm

 

アーモンド

0.5ppm

 

くるみ

0.5ppm

 

その他のナッツ類

0.5ppm

 

0.5ppm

 

コーヒー豆

0.5ppm

 

カカオ豆

0.5ppm

 

ホップ

0.5ppm

 

その他のスパイス

20ppm

 

その他のハーブ

5ppm

DDT(DDD及びDDEを含む。)

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

さとうきび

0.5ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.3ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.2ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

0.3ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

0.3ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

0.5ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

ネクタリン

0.5ppm

 

あんず

0.5ppm

 

すもも

0.5ppm

 

うめ

0.5ppm

 

ラズベリー

0.5ppm

 

ブラックベリー

0.5ppm

 

ブルーベリー

0.5ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

0.5ppm

 

パパイヤ

1ppm

 

アボカド

0.5ppm

 

パイナップル

0.5ppm

 

グアバ

0.5ppm

 

マンゴー

0.5ppm

 

パッションフルーツ

0.5ppm

 

なつめやし

0.5ppm

 

その他の果実

0.5ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

茶(不発酵茶を除く。)

0.2ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

1ppm

 

豚の筋肉

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm

 

牛の脂肪

5ppm

 

豚の脂肪

5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

5ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm

 

牛の腎臓

2ppm

 

豚の腎臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

豚の食用部分

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.3ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.3ppm

 

鶏の脂肪

2ppm

 

その他の家きんの脂肪

2ppm

 

鶏の肝臓

2ppm

 

その他の家きんの肝臓

2ppm

 

鶏の腎臓

2ppm

 

その他の家きんの腎臓

2ppm

 

鶏の食用部分

2ppm

 

その他の家きんの食用部分

2ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

 

その他の家きんの卵

0.1ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

1ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

1ppm

 

その他の魚介類

1ppm

 

ミネラルウォーター類

0.001ppm

EPTC

ぶどう

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

アイオキシニル

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

アトラジン

小麦

0.3ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.06ppm

 

ばれいしよ

0.06ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.06ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.06ppm

 

豚の肝臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.06ppm

 

牛の腎臓

0.06ppm

 

豚の腎臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.06ppm

 

牛の食用部分

0.06ppm

 

豚の食用部分

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.06ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

 

ミネラルウォーター類

0.002ppm

アミノエトキシビニルグリシン

りんご

0.09ppm

 

西洋なし

0.08ppm

 

もも

0.2ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

0.2ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

アミノピラリド

小麦

0.04ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.03ppm

アラニカルブ

ばれいしよ

0.5ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

2ppm

 

メロン類果実

2ppm

 

まくわうり

2ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

2ppm

 

なつみかんの果実全体

2ppm

 

レモン

2ppm

 

オレンジ

2ppm

 

グレープフルーツ

2ppm

 

ライム

2ppm

 

その他のかんきつ類果実

2ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

2ppm

 

西洋なし

2ppm

 

マルメロ

2ppm

 

びわ

2ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

2ppm

 

すもも

2ppm

 

うめ

2ppm

 

おうとう

2ppm

 

いちご

2ppm

 

ラズベリー

2ppm

 

ブラックベリー

2ppm

 

ブルーベリー

2ppm

 

クランベリー

2ppm

 

ハックルベリー

2ppm

 

その他のベリー類果実

2ppm

 

ぶどう

2ppm

 

かき

2ppm

 

バナナ

2ppm

 

キウィー

2ppm

 

パパイヤ

2ppm

 

アボカド

2ppm

 

パイナップル

2ppm

 

グアバ

2ppm

 

マンゴー

2ppm

 

パッションフルーツ

2ppm

 

なつめやし

2ppm

 

その他の果実

2ppm

 

ひまわりの種子

2ppm

 

ごまの種子

2ppm

 

べにばなの種子

2ppm

 

綿実

2ppm

 

なたね

2ppm

 

その他のオイルシード

2ppm

 

ぎんなん

2ppm

 

くり

2ppm

 

ペカン

2ppm

 

アーモンド

2ppm

 

くるみ

2ppm

 

その他のナッツ類

2ppm

 

5ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

アレスリン

牛の筋肉

0.04ppm

 

豚の筋肉

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.04ppm

 

牛の脂肪

0.04ppm

 

豚の脂肪

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.04ppm

 

牛の肝臓

0.04ppm

 

豚の肝臓

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.04ppm

 

牛の腎臓

0.04ppm

 

豚の腎臓

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.04ppm

 

牛の食用部分

0.04ppm

 

豚の食用部分

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.04ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.04ppm

 

鶏の脂肪

0.04ppm

 

鶏の肝臓

0.04ppm

 

鶏の腎臓

0.04ppm

 

鶏の食用部分

0.04ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

イオドスルフロンメチル

小麦

0.01ppm

 

とうもろこし

0.03ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

イソキサジフェンエチル

0.1ppm

 

とうもろこし

0.09ppm

イソフェンホス

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

0.01ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

イソプロツロン

ミネラルウォーター類

0.009ppm

イプロバリカルブ

トマト

2ppm

 

ぶどう

2ppm

イマザキン

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

イマザモックスアンモニウム塩

小麦

0.2ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.03ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm

 

牛の脂肪

0.03ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm

 

牛の肝臓

0.03ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm

 

牛の腎臓

0.03ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.03ppm

 

牛の食用部分

0.03ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm

 

0.03ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

イマザリル

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.3ppm

 

豚の肝臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

イマゼタピルアンモニウム塩

0.2ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.08ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

 

その他の家きんの卵

0.1ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.1ppm

エタメツルフロンメチル

その他の豆類

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

エチオン

小豆類

1ppm

 

そら豆

1ppm

 

その他の豆類

1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.3ppm

 

だいこん類の葉

0.3ppm

 

かぶ類の根

0.3ppm

 

かぶ類の葉

0.3ppm

 

西洋わさび

0.3ppm

 

クレソン

0.3ppm

 

はくさい

0.3ppm

 

キャベツ

0.3ppm

 

芽キャベツ

0.3ppm

 

ケール

0.3ppm

 

こまつな

0.3ppm

 

きような

0.3ppm

 

チンゲンサイ

0.3ppm

 

カリフラワー

0.3ppm

 

ブロッコリー

0.3ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.3ppm

 

ごぼう

0.3ppm

 

サルシフィー

0.3ppm

 

アーティチョーク

0.3ppm

 

チコリ

0.3ppm

 

エンダイブ

0.3ppm

 

しゆんぎく

0.3ppm

 

レタス

0.3ppm

 

その他のきく科野菜

0.3ppm

 

たまねぎ

0.3ppm

 

ねぎ

0.3ppm

 

にんにく

0.3ppm

 

にら

0.3ppm

 

アスパラガス

0.3ppm

 

わけぎ

0.3ppm

 

その他のゆり科野菜

0.3ppm

 

にんじん

0.3ppm

 

パースニップ

0.3ppm

 

パセリ

0.3ppm

 

セロリ

0.3ppm

 

みつば

0.3ppm

 

その他のせり科野菜

0.3ppm

 

トマト

0.3ppm

 

ピーマン

0.3ppm

 

なす

0.3ppm

 

その他のなす科野菜

0.3ppm

 

きゆうり

0.3ppm

 

かぼちや

0.3ppm

 

しろうり

0.3ppm

 

すいか

0.3ppm

 

メロン類果実

0.3ppm

 

まくわうり

0.3ppm

 

その他のうり科野菜

0.3ppm

 

ほうれんそう

0.3ppm

 

たけのこ

0.3ppm

 

オクラ

0.3ppm

 

しようが

0.3ppm

 

未成熟えんどう

0.3ppm

 

未成熟いんげん

0.3ppm

 

えだまめ

0.3ppm

 

マッシュルーム

0.3ppm

 

しいたけ

0.3ppm

 

その他のきのこ類

0.3ppm

 

その他の野菜

0.3ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

5ppm

 

オレンジ

5ppm

 

グレープフルーツ

5ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

りんご

0.3ppm

 

日本なし

0.3ppm

 

西洋なし

0.3ppm

 

マルメロ

0.3ppm

 

びわ

0.3ppm

 

もも

0.3ppm

 

ネクタリン

0.3ppm

 

あんず

0.3ppm

 

すもも

0.3ppm

 

うめ

0.3ppm

 

おうとう

0.3ppm

 

いちご

0.3ppm

 

ラズベリー

0.3ppm

 

ブラックベリー

0.3ppm

 

ブルーベリー

0.3ppm

 

クランベリー

0.3ppm

 

ハックルベリー

0.3ppm

 

その他のベリー類果実

0.3ppm

 

ぶどう

0.3ppm

 

かき

0.3ppm

 

バナナ

0.3ppm

 

キウィー

0.3ppm

 

パパイヤ

0.3ppm

 

アボカド

0.3ppm

 

パイナップル

0.3ppm

 

グアバ

0.3ppm

 

マンゴー

0.3ppm

 

パッションフルーツ

0.3ppm

 

なつめやし

0.3ppm

 

その他の果実

0.3ppm

 

ひまわりの種子

0.3ppm

 

ごまの種子

0.3ppm

 

べにばなの種子

0.3ppm

 

綿実

0.3ppm

 

なたね

0.3ppm

 

その他のオイルシード

0.3ppm

 

ぎんなん

0.3ppm

 

くり

0.3ppm

 

ペカン

0.3ppm

 

アーモンド

0.3ppm

 

くるみ

0.3ppm

 

その他のナッツ類

0.3ppm

 

0.3ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

5ppm

 

その他のハーブ

0.3ppm

 

牛の筋肉

1ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

2ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

脂肪中に0.5ppm

エテホン

0.05ppm

 

小麦

2ppm

 

大麦

1ppm

 

ライ麦

1ppm

 

とうもろこし

0.5ppm

 

そば

0.5ppm

 

その他の穀類

0.5ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.5ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

2ppm

 

ピーマン

5ppm

 

なす

2ppm

 

その他のなす科野菜

5ppm

 

きゆうり

2ppm

 

かぼちや

2ppm

 

しろうり

2ppm

 

すいか

0.5ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

2ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかんの果実全体

2ppm

 

レモン

2ppm

 

オレンジ

2ppm

 

グレープフルーツ

2ppm

 

ライム

2ppm

 

その他のかんきつ類果実

2ppm

 

りんご

5ppm

 

日本なし

3ppm

 

西洋なし

3ppm

 

マルメロ

3ppm

 

びわ

3ppm

 

もも

0.5ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

2ppm

 

すもも

2ppm

 

うめ

2ppm

 

おうとう

10ppm

 

いちご

2ppm

 

ラズベリー

2ppm

 

ブラックベリー

2ppm

 

ブルーベリー

20ppm

 

クランベリー

2ppm

 

ハックルベリー

20ppm

 

その他のベリー類果実

2ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

2ppm

 

バナナ

2ppm

 

キウィー

0.5ppm

 

パパイヤ

2ppm

 

アボカド

2ppm

 

パイナップル

2ppm

 

グアバ

2ppm

 

マンゴー

2ppm

 

パッションフルーツ

2ppm

 

なつめやし

2ppm

 

その他の果実

2ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

2ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.5ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

0.1ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.2ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.2ppm

 

鶏の腎臓

0.2ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.2ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.2ppm

 

鶏の卵

0.2ppm

 

その他の家きんの卵

0.2ppm

エトリジアゾール

小麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.5ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

いちご

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

綿実

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.2ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

エマメクチン安息香酸塩

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.2ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

みかん

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

綿実

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.002ppm

 

豚の筋肉

0.002ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.002ppm

 

牛の脂肪

0.002ppm

 

豚の脂肪

0.002ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.002ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.0005ppm

 

鶏の筋肉

0.0005ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.0005ppm

 

鶏の脂肪

0.0005ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.0005ppm

 

鶏の肝臓

0.0005ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.0005ppm

 

鶏の腎臓

0.0005ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.0005ppm

 

鶏の食用部分

0.0005ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.0005ppm

 

鶏の卵

0.0005ppm

 

その他の家きんの卵

0.0005ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.0005ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.0005ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.0005ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.0005ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.0005ppm

 

その他の魚介類

0.0005ppm

 

はちみつ

0.0005ppm

エンドスルファン

0.1ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

1ppm

 

小豆類

1ppm

 

えんどう

0.5ppm

 

そら豆

0.5ppm

 

らつかせい

0.5ppm

 

その他の豆類

0.5ppm

 

ばれいしよ

0.3ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

さとうきび

0.5ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

0.5ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

はくさい

0.5ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

1ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

1ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.2ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

セロリ

2ppm

 

みつば

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.5ppm

 

すいか

0.5ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

2ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

未成熟えんどう

0.5ppm

 

未成熟いんげん

0.5ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

みかん

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

0.5ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

1ppm

 

もも

1ppm

 

ネクタリン

0.5ppm

 

あんず

0.5ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

0.5ppm

 

おうとう

1ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ラズベリー

0.5ppm

 

ブラックベリー

0.5ppm

 

ブルーベリー

0.5ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

0.5ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

0.5ppm

 

パパイヤ

0.5ppm

 

アボカド

0.5ppm

 

パイナップル

2ppm

 

グアバ

0.5ppm

 

マンゴー

0.5ppm

 

パッションフルーツ

0.5ppm

 

なつめやし

0.5ppm

 

その他の果実

0.5ppm

 

ひまわりの種子

1ppm

 

ごまの種子

0.5ppm

 

べにばなの種子

0.5ppm

 

綿実

1ppm

 

なたね

0.5ppm

 

その他のオイルシード

0.5ppm

 

ぎんなん

0.5ppm

 

くり

0.5ppm

 

ペカン

0.5ppm

 

アーモンド

0.5ppm

 

くるみ

0.5ppm

 

その他のナッツ類

0.5ppm

 

30ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

カカオ豆

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.004ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.2ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.2ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.08ppm

 

その他の家きんの卵

0.08ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.004ppm

 

その他の魚介類

0.004ppm

 

はちみつ

0.004ppm

エンドリン

大麦

0.01ppm

 

ライ麦

0.01ppm

 

その他の穀類

0.01ppm

 

大豆

0.01ppm

 

小豆類

0.01ppm

 

らつかせい

0.01ppm

 

その他の豆類

0.01ppm

 

さといも類

0.01ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

こんにやくいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.01ppm

 

さとうきび

不検出

 

かぶ類の根

0.01ppm

 

かぶ類の葉

0.01ppm

 

西洋わさび

0.01ppm

 

クレソン

0.01ppm

 

ケール

0.01ppm

 

チンゲンサイ

0.01ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.01ppm

 

ごぼう

0.01ppm

 

サルシフィー

0.01ppm

 

アーティチョーク

0.01ppm

 

チコリ

0.01ppm

 

エンダイブ

0.01ppm

 

しゆんぎく

0.01ppm

 

その他のきく科野菜

0.01ppm

 

たまねぎ

0.01ppm

 

ねぎ

0.01ppm

 

にんにく

0.01ppm

 

にら

0.01ppm

 

わけぎ

0.01ppm

 

その他のゆり科野菜

0.01ppm

 

にんじん

0.01ppm

 

パースニップ

0.01ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

0.01ppm

 

その他のなす科野菜

0.01ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

たけのこ

0.01ppm

 

オクラ

0.01ppm

 

しようが

0.01ppm

 

えだまめ

不検出

 

マッシュルーム

0.01ppm

 

しいたけ

0.01ppm

 

その他のきのこ類

0.01ppm

 

その他の野菜

0.01ppm

 

なつみかんの果実全体

0.01ppm

 

レモン

0.01ppm

 

オレンジ

0.01ppm

 

グレープフルーツ

0.01ppm

 

ライム

0.01ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.01ppm

 

マルメロ

0.01ppm

 

ネクタリン

0.01ppm

 

あんず

0.01ppm

 

すもも

0.01ppm

 

うめ

0.01ppm

 

ラズベリー

0.01ppm

 

ブラックベリー

0.01ppm

 

ブルーベリー

0.01ppm

 

クランベリー

0.01ppm

 

ハックルベリー

0.01ppm

 

その他のベリー類果実

0.01ppm

 

バナナ

0.01ppm

 

キウィー

0.01ppm

 

パパイヤ

不検出

 

アボカド

0.01ppm

 

パイナップル

0.01ppm

 

グアバ

0.01ppm

 

マンゴー

0.01ppm

 

パッションフルーツ

0.01ppm

 

なつめやし

0.01ppm

 

その他の果実

0.01ppm

 

ひまわりの種子

0.01ppm

 

ごまの種子

0.01ppm

 

べにばなの種子

0.01ppm

 

綿実

0.01ppm

 

なたね

0.01ppm

 

その他のオイルシード

0.01ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.01ppm

 

茶(不発酵茶を除く。)

不検出

 

コーヒー豆

不検出

 

カカオ豆

0.01ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.01ppm

 

その他のハーブ

0.01ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.005ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.005ppm

 

その他の家きんの卵

0.005ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.005ppm

 

その他の魚介類

0.005ppm

 

はちみつ

0.005ppm

 

ミネラルウォーター類

0.0006ppm

オキサジキシル

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

5ppm

 

小豆類

5ppm

 

えんどう

5ppm

 

そら豆

5ppm

 

らつかせい

5ppm

 

その他の豆類

5ppm

 

ばれいしよ

1ppm

 

さといも類

1ppm

 

かんしよ

1ppm

 

やまいも

1ppm

 

こんにやくいも

1ppm

 

その他のいも類

1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

5ppm

 

だいこん類の葉

5ppm

 

かぶ類の根

5ppm

 

かぶ類の葉

5ppm

 

西洋わさび

5ppm

 

クレソン

5ppm

 

はくさい

5ppm

 

キャベツ

5ppm

 

芽キャベツ

5ppm

 

ケール

5ppm

 

こまつな

5ppm

 

きような

5ppm

 

チンゲンサイ

5ppm

 

カリフラワー

5ppm

 

ブロッコリー

5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

5ppm

 

ごぼう

5ppm

 

サルシフィー

5ppm

 

アーティチョーク

5ppm

 

チコリ

5ppm

 

エンダイブ

5ppm

 

しゆんぎく

5ppm

 

レタス

5ppm

 

その他のきく科野菜

5ppm

 

たまねぎ

5ppm

 

ねぎ

5ppm

 

にんにく

5ppm

 

にら

5ppm

 

アスパラガス

5ppm

 

わけぎ

5ppm

 

その他のゆり科野菜

5ppm

 

にんじん

5ppm

 

パースニップ

5ppm

 

パセリ

5ppm

 

セロリ

5ppm

 

みつば

5ppm

 

その他のせり科野菜

5ppm

 

トマト

5ppm

 

ピーマン

5ppm

 

なす

5ppm

 

その他のなす科野菜

5ppm

 

きゆうり

5ppm

 

かぼちや

5ppm

 

しろうり

5ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

その他のうり科野菜

5ppm

 

ほうれんそう

5ppm

 

たけのこ

5ppm

 

オクラ

5ppm

 

しようが

5ppm

 

未成熟えんどう

5ppm

 

未成熟いんげん

5ppm

 

えだまめ

5ppm

 

マッシュルーム

5ppm

 

しいたけ

5ppm

 

その他のきのこ類

5ppm

 

その他の野菜

5ppm

 

みかん

1ppm

 

なつみかんの果実全体

1ppm

 

レモン

1ppm

 

オレンジ

1ppm

 

グレープフルーツ

1ppm

 

ライム

1ppm

 

その他のかんきつ類果実

1ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

1ppm

 

もも

1ppm

 

ネクタリン

1ppm

 

あんず

1ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

1ppm

 

おうとう

1ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

1ppm

 

ブルーベリー

1ppm

 

クランベリー

1ppm

 

ハックルベリー

1ppm

 

その他のベリー類果実

1ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

1ppm

 

バナナ

1ppm

 

キウィー

1ppm

 

パパイヤ

1ppm

 

アボカド

1ppm

 

パイナップル

1ppm

 

グアバ

1ppm

 

マンゴー

1ppm

 

パッションフルーツ

1ppm

 

なつめやし

1ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ひまわりの種子

1ppm

 

ごまの種子

1ppm

 

べにばなの種子

1ppm

 

綿実

1ppm

 

なたね

1ppm

 

その他のオイルシード

1ppm

 

ぎんなん

1ppm

 

くり

1ppm

 

ペカン

1ppm

 

アーモンド

1ppm

 

くるみ

1ppm

 

その他のナッツ類

1ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

5ppm

オキサミル

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

5ppm

 

まくわうり

2ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

その他の野菜

0.2ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

オキシデメトンメチル

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.3ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.4ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.3ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.2ppm

 

かぶ類の葉

1ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.5ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.3ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

1ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.04ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.4ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.4ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.3ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.3ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.5ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.06ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.5ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.04ppm

 

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.3ppm

 

その他のハーブ

0.3ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

オメトエート

1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

2ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.01ppm

 

大豆

2ppm

 

小豆類

2ppm

 

えんどう

1ppm

 

そら豆

2ppm

 

らつかせい

1ppm

 

その他の豆類

2ppm

 

ばれいしよ

2ppm

 

さといも類

1ppm

 

かんしよ

1ppm

 

やまいも

1ppm

 

こんにやくいも

1ppm

 

その他のいも類

1ppm

 

てんさい

1ppm

 

さとうきび

1ppm

 

だいこん類の根

1ppm

 

だいこん類の葉

1ppm

 

かぶ類の根

1ppm

 

かぶ類の葉

1ppm

 

西洋わさび

1ppm

 

クレソン

1ppm

 

はくさい

1ppm

 

キャベツ

1ppm

 

芽キャベツ

1ppm

 

ケール

1ppm

 

こまつな

1ppm

 

きような

1ppm

 

チンゲンサイ

1ppm

 

カリフラワー

1ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

1ppm

 

ごぼう

1ppm

 

サルシフィー

1ppm

 

アーティチョーク

1ppm

 

チコリ

1ppm

 

エンダイブ

1ppm

 

しゆんぎく

1ppm

 

レタス

1ppm

 

その他のきく科野菜

1ppm

 

たまねぎ

1ppm

 

ねぎ

1ppm

 

にんにく

1ppm

 

にら

1ppm

 

アスパラガス

1ppm

 

わけぎ

1ppm

 

その他のゆり科野菜

1ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

1ppm

 

パセリ

1ppm

 

セロリ

1ppm

 

みつば

0.2ppm

 

その他のせり科野菜

1ppm

 

トマト

0.7ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

1ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

きゆうり

1ppm

 

かぼちや

2ppm

 

しろうり

2ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

2ppm

 

その他のうり科野菜

2ppm

 

ほうれんそう

1ppm

 

たけのこ

2ppm

 

オクラ

2ppm

 

しようが

1ppm

 

未成熟えんどう

2ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

えだまめ

1ppm

 

マッシュルーム

1ppm

 

しいたけ

1ppm

 

その他のきのこ類

1ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

みかん

1ppm

 

なつみかん

1ppm

 

なつみかんの外果皮

1ppm

 

なつみかんの果実全体

1ppm

 

レモン

1ppm

 

オレンジ

1ppm

 

グレープフルーツ

1ppm

 

ライム

1ppm

 

その他のかんきつ類果実

1ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

1ppm

 

もも

1ppm

 

ネクタリン

1ppm

 

あんず

1ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

1ppm

 

おうとう

1ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

1ppm

 

ブルーベリー

1ppm

 

クランベリー

1ppm

 

ハックルベリー

1ppm

 

その他のベリー類果実

1ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

1ppm

 

バナナ

1ppm

 

キウィー

1ppm

 

パパイヤ

2ppm

 

アボカド

1ppm

 

パイナップル

1ppm

 

グアバ

1ppm

 

マンゴー

1ppm

 

パッションフルーツ

1ppm

 

なつめやし

2ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ひまわりの種子

1ppm

 

ごまの種子

1ppm

 

べにばなの種子

1ppm

 

綿実

1ppm

 

なたね

1ppm

 

その他のオイルシード

1ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

1ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

オリザリン

0.01ppm

 

小麦

0.01ppm

 

大麦

0.01ppm

 

ライ麦

0.01ppm

 

とうもろこし

0.01ppm

 

そば

0.01ppm

 

その他の穀類

0.01ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

みかん

0.08ppm

 

なつみかんの果実全体

0.08ppm

 

レモン

0.08ppm

 

オレンジ

0.08ppm

 

グレープフルーツ

0.08ppm

 

ライム

0.08ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.08ppm

 

りんご

0.08ppm

 

日本なし

0.08ppm

 

西洋なし

0.08ppm

 

マルメロ

0.08ppm

 

びわ

0.08ppm

 

もも

0.08ppm

 

ネクタリン

0.08ppm

 

あんず

0.08ppm

 

すもも

0.08ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.08ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.08ppm

 

ブラックベリー

0.08ppm

 

ブルーベリー

0.08ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.08ppm

 

その他のベリー類果実

0.08ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.08ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.08ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.08ppm

 

なたね

0.05ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.08ppm

 

ペカン

0.08ppm

 

アーモンド

0.08ppm

 

くるみ

0.08ppm

 

その他のナッツ類

0.08ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.08ppm

オルトフェニルフェノール

大麦

0.5ppm

 

かんしよ

10ppm

 

にんじん

20ppm

 

トマト

8ppm

 

ピーマン

10ppm

 

その他のなす科野菜

10ppm

 

きゆうり

10ppm

 

メロン類果実

10ppm

 

まくわうり

10ppm

 

その他の野菜

20ppm

 

みかん

10ppm

 

なつみかんの果実全体

10ppm

 

レモン

10ppm

 

オレンジ

10ppm

 

グレープフルーツ

10ppm

 

ライム

10ppm

 

その他のかんきつ類果実

10ppm

 

日本なし

20ppm

 

西洋なし

20ppm

 

もも

20ppm

 

ネクタリン

10ppm

 

すもも

20ppm

 

おうとう

2ppm

 

パイナップル

10ppm

 

その他のスパイス

20ppm

 

その他のハーブ

20ppm

カルフェントラゾンエチル

0.08ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.08ppm

 

ライ麦

0.08ppm

 

とうもろこし

0.08ppm

 

そば

0.08ppm

 

その他の穀類

0.08ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

さとうきび

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

2ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

2ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

2ppm

 

その他のせり科野菜

2ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

その他の野菜

2ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.08ppm

 

もも

0.08ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

2ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.08ppm

 

ペカン

0.08ppm

 

アーモンド

0.08ppm

 

くるみ

0.08ppm

 

その他のナッツ類

0.08ppm

 

0.1ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

カカオ豆

0.1ppm

 

ホップ

0.3ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

2ppm

 

牛の筋肉

0.08ppm

 

豚の筋肉

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.08ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.08ppm

 

豚の肝臓

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.08ppm

 

牛の腎臓

0.08ppm

 

豚の腎臓

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.08ppm

 

牛の食用部分

0.08ppm

 

豚の食用部分

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.08ppm

 

0.04ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.3ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.3ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.3ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.3ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.3ppm

カルベンダジム,チオファネート,チオファネートメチル及びベノミル(総和をいう。)

1ppm

 

小麦

0.6ppm

 

大麦

0.6ppm

 

ライ麦

0.6ppm

 

とうもろこし

0.7ppm

 

そば

0.6ppm

 

その他の穀類

0.6ppm

 

大豆

1ppm

 

小豆類

2ppm

 

えんどう

0.6ppm

 

そら豆

0.6ppm

 

らつかせい

0.6ppm

 

その他の豆類

0.6ppm

 

ばれいしよ

0.6ppm

 

さといも類

0.6ppm

 

かんしよ

0.6ppm

 

やまいも

0.6ppm

 

こんにやくいも

0.6ppm

 

その他のいも類

0.6ppm

 

てんさい

0.6ppm

 

さとうきび

0.08ppm

 

だいこん類の根

3ppm

 

だいこん類の葉

3ppm

 

かぶ類の根

3ppm

 

かぶ類の葉

3ppm

 

西洋わさび

3ppm

 

クレソン

3ppm

 

はくさい

3ppm

 

キャベツ

3ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

3ppm

 

こまつな

3ppm

 

きような

3ppm

 

チンゲンサイ

3ppm

 

カリフラワー

3ppm

 

ブロッコリー

3ppm

 

その他のあぶらな科野菜

3ppm

 

ごぼう

3ppm

 

サルシフィー

3ppm

 

アーティチョーク

3ppm

 

チコリ

3ppm

 

エンダイブ

3ppm

 

しゆんぎく

3ppm

 

レタス

3ppm

 

その他のきく科野菜

3ppm

 

たまねぎ

3ppm

 

ねぎ

3ppm

 

にんにく

3ppm

 

にら

3ppm

 

アスパラガス

1ppm

 

わけぎ

3ppm

 

その他のゆり科野菜

3ppm

 

にんじん

3ppm

 

パースニップ

3ppm

 

パセリ

3ppm

 

セロリ

3ppm

 

みつば

3ppm

 

その他のせり科野菜

3ppm

 

トマト

3ppm

 

ピーマン

3ppm

 

なす

3ppm

 

その他のなす科野菜

3ppm

 

きゆうり

3ppm

 

かぼちや

3ppm

 

しろうり

3ppm

 

すいか

3ppm

 

メロン類果実

3ppm

 

まくわうり

3ppm

 

その他のうり科野菜

3ppm

 

ほうれんそう

3ppm

 

たけのこ

3ppm

 

オクラ

3ppm

 

しようが

3ppm

 

未成熟えんどう

3ppm

 

未成熟いんげん

2ppm

 

えだまめ

3ppm

 

マッシュルーム

3ppm

 

しいたけ

3ppm

 

その他のきのこ類

3ppm

 

その他の野菜

3ppm

 

みかん

3ppm

 

なつみかんの果実全体

3ppm

 

レモン

7ppm

 

オレンジ

3ppm

 

グレープフルーツ

7ppm

 

ライム

3ppm

 

その他のかんきつ類果実

3ppm

 

りんご

3ppm

 

日本なし

3ppm

 

西洋なし

3ppm

 

マルメロ

3ppm

 

びわ

3ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

3ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

3ppm

 

おうとう

3ppm

 

いちご

3ppm

 

ラズベリー

3ppm

 

ブラックベリー

3ppm

 

ブルーベリー

3ppm

 

クランベリー

3ppm

 

ハックルベリー

3ppm

 

その他のベリー類果実

3ppm

 

ぶどう

3ppm

 

かき

3ppm

 

バナナ

3ppm

 

キウィー

3ppm

 

パパイヤ

3ppm

 

アボカド

3ppm

 

パイナップル

7ppm

 

グアバ

3ppm

 

マンゴー

2ppm

 

パッションフルーツ

3ppm

 

なつめやし

3ppm

 

その他の果実

3ppm

 

ひまわりの種子

3ppm

 

ごまの種子

3ppm

 

べにばなの種子

3ppm

 

綿実

3ppm

 

なたね

3ppm

 

その他のオイルシード

3ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

10ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

3ppm

 

その他のハーブ

3ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.07ppm

 

豚の脂肪

0.09ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.07ppm

 

牛の肝臓

0.4ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.4ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.3ppm

 

鶏の筋肉

0.09ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.09ppm

 

鶏の脂肪

0.09ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.09ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.09ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.09ppm

 

鶏の食用部分

0.09ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.09ppm

 

鶏の卵

0.09ppm

 

その他の家きんの卵

0.09ppm

キナルホス

とうもろこし

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.8ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

キントゼン

0.02ppm

 

小麦

0.01ppm

 

大麦

0.01ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.01ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.01ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.01ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.5ppm

 

その他の豆類

0.01ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.01ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.2ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

5ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.01ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.03ppm

 

その他の家きんの卵

0.03ppm

クロキントセットメキシル

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

 

その他の家きんの卵

0.1ppm

クロジナホッププロパルギル

0.02ppm

 

小麦

0.08ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

クロピドール

0.2ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.2ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.2ppm

 

かんしよ

0.2ppm

 

やまいも

0.2ppm

 

こんにやくいも

0.2ppm

 

その他のいも類

0.2ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

さとうきび

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

0.2ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

西洋わさび

0.2ppm

 

クレソン

0.2ppm

 

はくさい

0.2ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

ケール

0.2ppm

 

こまつな

0.2ppm

 

きような

0.2ppm

 

チンゲンサイ

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.2ppm

 

ごぼう

0.2ppm

 

サルシフィー

0.2ppm

 

アーティチョーク

0.2ppm

 

チコリ

0.2ppm

 

エンダイブ

0.2ppm

 

しゆんぎく

0.2ppm

 

レタス

0.2ppm

 

その他のきく科野菜

0.2ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

ねぎ

0.2ppm

 

にんにく

0.2ppm

 

にら

0.2ppm

 

アスパラガス

0.2ppm

 

わけぎ

0.2ppm

 

その他のゆり科野菜

0.2ppm

 

にんじん

0.2ppm

 

パースニップ

0.2ppm

 

パセリ

0.2ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.2ppm

 

その他のせり科野菜

0.2ppm

 

トマト

0.2ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

なす

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

0.2ppm

 

しろうり

0.2ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

0.2ppm

 

ほうれんそう

0.2ppm

 

たけのこ

0.2ppm

 

オクラ

0.2ppm

 

しようが

0.2ppm

 

未成熟えんどう

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

 

しいたけ

0.2ppm

 

その他のきのこ類

0.2ppm

 

その他の野菜

0.2ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかんの果実全体

0.2ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

0.2ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.2ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.2ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.2ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

0.2ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.2ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.2ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.2ppm

 

パパイヤ

0.2ppm

 

アボカド

0.2ppm

 

パイナップル

0.2ppm

 

グアバ

0.2ppm

 

マンゴー

0.2ppm

 

パッションフルーツ

0.2ppm

 

なつめやし

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

その他のスパイス

0.2ppm

 

その他のハーブ

0.2ppm

 

牛の筋肉

0.2ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm

 

牛の腎臓

3ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

3ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

5ppm

 

その他の家きんの筋肉

5ppm

 

鶏の脂肪

5ppm

 

その他の家きんの脂肪

5ppm

 

鶏の肝臓

20ppm

 

その他の家きんの肝臓

20ppm

 

鶏の腎臓

20ppm

 

その他の家きんの腎臓

20ppm

 

鶏の食用部分

20ppm

 

その他の家きんの食用部分

20ppm

クロピラリド

2ppm

 

小麦

2ppm

 

大麦

2ppm

 

ライ麦

2ppm

 

とうもろこし

2ppm

 

そば

2ppm

 

その他の穀類

2ppm

 

てんさい

2ppm

 

かぶ類の根

1ppm

 

かぶ類の葉

4ppm

 

はくさい

2ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

2ppm

 

チンゲンサイ

1ppm

 

カリフラワー

2ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

5ppm

 

アスパラガス

1ppm

 

ほうれんそう

5ppm

 

その他の野菜

4ppm

 

もも

0.5ppm

 

ネクタリン

0.5ppm

 

あんず

0.5ppm

 

すもも

0.5ppm

 

おうとう

0.5ppm

 

いちご

1ppm

 

クランベリー

4ppm

 

なたね

2ppm

 

その他のオイルシード

2ppm

 

ホップ

5ppm

 

その他のスパイス

4ppm

 

その他のハーブ

5ppm

 

牛の筋肉

0.4ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.4ppm

 

牛の脂肪

0.5ppm

 

豚の脂肪

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm

 

牛の腎臓

10ppm

 

豚の腎臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

10ppm

 

牛の食用部分

10ppm

 

豚の食用部分

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

10ppm

 

0.09ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.2ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.08ppm

 

その他の家きんの卵

0.08ppm

クロマゾン

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.08ppm

 

かぼちや

0.08ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

クロリダゾン

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

0.01ppm

クロリムロンエチル

えだまめ

0.05ppm

クロルスルフロン

牛の筋肉

0.2ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.3ppm

 

豚の脂肪

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm

 

牛の肝臓

0.2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.08ppm

クロルタールジメチル

とうもろこし

3ppm

 

大豆

3ppm

 

小豆類

3ppm

 

えんどう

5ppm

 

そら豆

4ppm

 

その他の豆類

4ppm

 

ばれいしよ

3ppm

 

さといも類

5ppm

 

かんしよ

3ppm

 

やまいも

4ppm

 

こんにやくいも

5ppm

 

その他のいも類

5ppm

 

てんさい

5ppm

 

だいこん類の根

4ppm

 

だいこん類の葉

5ppm

 

かぶ類の根

3ppm

 

かぶ類の葉

5ppm

 

西洋わさび

4ppm

 

クレソン

5ppm

 

はくさい

5ppm

 

キャベツ

4ppm

 

芽キャベツ

4ppm

 

ケール

4ppm

 

こまつな

5ppm

 

きような

5ppm

 

チンゲンサイ

5ppm

 

カリフラワー

4ppm

 

ブロッコリー

4ppm

 

その他のあぶらな科野菜

5ppm

 

ごぼう

5ppm

 

サルシフィー

5ppm

 

アーティチョーク

5ppm

 

チコリ

5ppm

 

エンダイブ

5ppm

 

しゆんぎく

5ppm

 

レタス

3ppm

 

その他のきく科野菜

5ppm

 

たまねぎ

2ppm

 

ねぎ

5ppm

 

にんにく

2ppm

 

アスパラガス

5ppm

 

わけぎ

5ppm

 

その他のゆり科野菜

5ppm

 

にんじん

5ppm

 

パースニップ

5ppm

 

パセリ

4ppm

 

セロリ

5ppm

 

その他のせり科野菜

5ppm

 

トマト

2ppm

 

ピーマン

3ppm

 

なす

2ppm

 

その他のなす科野菜

3ppm

 

きゆうり

2ppm

 

かぼちや

2ppm

 

しろうり

5ppm

 

すいか

2ppm

 

メロン類果実

2ppm

 

まくわうり

5ppm

 

その他のうり科野菜

5ppm

 

ほうれんそう

5ppm

 

たけのこ

5ppm

 

オクラ

5ppm

 

未成熟えんどう

5ppm

 

未成熟いんげん

3ppm

 

えだまめ

3ppm

 

マッシュルーム

5ppm

 

しいたけ

5ppm

 

その他のきのこ類

5ppm

 

その他の野菜

10ppm

 

いちご

2ppm

 

その他の果実

4ppm

 

綿実

0.2ppm

 

その他のスパイス

10ppm

 

その他のハーブ

10ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

クロルデン

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.01ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.08ppm

 

豚の筋肉

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.08ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.06ppm

 

豚の肝臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.06ppm

 

牛の腎臓

0.06ppm

 

豚の腎臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.06ppm

 

牛の食用部分

0.06ppm

 

豚の食用部分

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.06ppm

 

0.002ppm

 

鶏の筋肉

0.08ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.08ppm

 

鶏の脂肪

0.5ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.5ppm

 

鶏の肝臓

0.08ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.08ppm

 

鶏の腎臓

0.08ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.08ppm

 

鶏の食用部分

0.08ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.08ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.05ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.05ppm

 

その他の魚介類

0.05ppm

 

はちみつ

0.002ppm

 

ミネラルウォーター類

0.0002ppm

クロルピリホスメチル

0.1ppm

 

小麦

10ppm

 

大麦

6ppm

 

ライ麦

7ppm

 

とうもろこし

7ppm

 

そば

7ppm

 

その他の穀類

10ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

5ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.03ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.03ppm

 

かぶ類の根

0.03ppm

 

かぶ類の葉

0.03ppm

 

西洋わさび

0.03ppm

 

クレソン

0.03ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.03ppm

 

ケール

0.03ppm

 

こまつな

0.03ppm

 

きような

0.03ppm

 

チンゲンサイ

0.03ppm

 

カリフラワー

0.03ppm

 

ブロッコリー

0.03ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.03ppm

 

ごぼう

0.03ppm

 

サルシフィー

0.03ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.03ppm

 

エンダイブ

0.03ppm

 

しゆんぎく

0.03ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.03ppm

 

たまねぎ

0.03ppm

 

ねぎ

0.03ppm

 

にんにく

0.03ppm

 

にら

0.03ppm

 

アスパラガス

0.03ppm

 

わけぎ

0.03ppm

 

その他のゆり科野菜

0.03ppm

 

にんじん

0.03ppm

 

パースニップ

0.03ppm

 

パセリ

0.03ppm

 

セロリ

0.03ppm

 

みつば

0.03ppm

 

その他のせり科野菜

0.03ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

きゆうり

0.03ppm

 

かぼちや

0.03ppm

 

しろうり

0.03ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.03ppm

 

ほうれんそう

0.03ppm

 

たけのこ

0.03ppm

 

オクラ

0.03ppm

 

しようが

0.03ppm

 

未成熟えんどう

0.03ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.03ppm

 

マッシュルーム

0.01ppm

 

しいたけ

0.03ppm

 

その他のきのこ類

0.03ppm

 

その他の野菜

0.03ppm

 

みかん

1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.3ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

びわ

0.5ppm

 

もも

0.5ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.03ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.1ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

5ppm

 

その他のハーブ

0.03ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.3ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.3ppm

 

鶏の脂肪

0.2ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.2ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.2ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.2ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

4―クロルフェノキシ酢酸

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

2ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

2ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

脂肪中に20ppm

クロルフェンビンホス

さといも類

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

しようが

0.5ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.3ppm

 

りんご

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

脂肪中に0.2ppm

クロルマジノン

牛の筋肉

0.004ppm

 

豚の筋肉

0.002ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.002ppm

 

牛の脂肪

0.004ppm

 

豚の脂肪

0.002ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.002ppm

 

牛の肝臓

0.002ppm

 

豚の肝臓

0.002ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.002ppm

 

牛の腎臓

0.002ppm

 

豚の腎臓

0.002ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.002ppm

 

牛の食用部分

0.002ppm

 

豚の食用部分

0.002ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.002ppm

 

0.003ppm

 

鶏の筋肉

0.002ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.002ppm

 

鶏の脂肪

0.002ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.002ppm

 

鶏の肝臓

0.002ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.002ppm

 

鶏の腎臓

0.002ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.002ppm

 

鶏の食用部分

0.002ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.002ppm

 

鶏の卵

0.002ppm

 

その他の家きんの卵

0.002ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.002ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.002ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.002ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.002ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.002ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.002ppm

 

その他の魚介類

0.002ppm

 

はちみつ

0.002ppm

クロロタロニル

そば

0.01ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

さといも類

0.2ppm

 

かんしよ

0.2ppm

 

こんにやくいも

0.2ppm

 

その他のいも類

0.2ppm

 

西洋わさび

4ppm

 

クレソン

4ppm

 

ケール

4ppm

 

こまつな

4ppm

 

きような

4ppm

 

ごぼう

4ppm

 

サルシフィー

4ppm

 

アーティチョーク

4ppm

 

チコリ

4ppm

 

エンダイブ

4ppm

 

しゆんぎく

6ppm

 

ほうれんそう

4ppm

 

オクラ

6ppm

 

えだまめ

2ppm

 

しいたけ

5ppm

 

その他のきのこ類

5ppm

 

みかん

0.01ppm

 

なつみかんの果実全体

0.01ppm

 

レモン

0.01ppm

 

オレンジ

0.01ppm

 

グレープフルーツ

0.01ppm

 

ライム

0.01ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.01ppm

 

びわ

1ppm

 

うめ

5ppm

 

いちご

8ppm

 

ラズベリー

10ppm

 

ブラックベリー

10ppm

 

ハックルベリー

7ppm

 

その他のベリー類果実

10ppm

 

アボカド

0.01ppm

 

パイナップル

0.01ppm

 

グアバ

0.01ppm

 

マンゴー

0.5ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.01ppm

 

ごまの種子

0.01ppm

 

べにばなの種子

0.01ppm

 

綿実

0.01ppm

 

なたね

0.01ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

2ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.03ppm

 

豚の肝臓

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

豚の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

0.03ppm

 

豚の食用部分

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm

 

0.06ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

クロロトルロン

ミネラルウォーター類

0.03ppm

酸化フェンブタスズ

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

ピーマン

1ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

その他の果実

3ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.5ppm

 

豚の脂肪

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm

 

牛の肝臓

0.2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.08ppm

 

鶏の脂肪

0.08ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.08ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.08ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.08ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.08ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

酸化プロピレン

くり

300ppm

 

ペカン

300ppm

 

アーモンド

300ppm

 

くるみ

300ppm

 

その他のナッツ類

300ppm

 

カカオ豆

300ppm

 

その他のスパイス

300ppm

ジアフェンチウロン

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.3ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.3ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

シアン化水素

20ppm

 

小麦

20ppm

 

大麦

10ppm

 

ライ麦

20ppm

 

とうもろこし

20ppm

 

そば

20ppm

 

その他の穀類

20ppm

 

ばれいしよ

1ppm

 

さといも類

1ppm

 

かんしよ

1ppm

 

やまいも

1ppm

 

こんにやくいも

1ppm

 

その他のいも類

1ppm

 

てんさい

1ppm

 

さとうきび

1ppm

 

だいこん類の根

5ppm

 

だいこん類の葉

5ppm

 

かぶ類の根

5ppm

 

かぶ類の葉

5ppm

 

西洋わさび

5ppm

 

クレソン

5ppm

 

はくさい

5ppm

 

キャベツ

5ppm

 

芽キャベツ

5ppm

 

ケール

5ppm

 

こまつな

5ppm

 

きような

5ppm

 

チンゲンサイ

5ppm

 

カリフラワー

5ppm

 

ブロッコリー

5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

5ppm

 

ごぼう

5ppm

 

サルシフィー

5ppm

 

アーティチョーク

5ppm

 

チコリ

5ppm

 

エンダイブ

5ppm

 

しゆんぎく

5ppm

 

レタス

5ppm

 

その他のきく科野菜

5ppm

 

たまねぎ

5ppm

 

ねぎ

5ppm

 

にんにく

5ppm

 

にら

5ppm

 

アスパラガス

5ppm

 

わけぎ

5ppm

 

その他のゆり科野菜

5ppm

 

にんじん

5ppm

 

パースニップ

5ppm

 

パセリ

5ppm

 

セロリ

5ppm

 

みつば

5ppm

 

その他のせり科野菜

5ppm

 

トマト

5ppm

 

ピーマン

5ppm

 

なす

5ppm

 

その他のなす科野菜

5ppm

 

きゆうり

5ppm

 

かぼちや

5ppm

 

しろうり

5ppm

 

すいか

5ppm

 

メロン類果実

5ppm

 

まくわうり

5ppm

 

その他のうり科野菜

5ppm

 

ほうれんそう

5ppm

 

たけのこ

5ppm

 

オクラ

5ppm

 

しようが

5ppm

 

未成熟えんどう

5ppm

 

未成熟いんげん

5ppm

 

えだまめ

5ppm

 

マッシュルーム

5ppm

 

しいたけ

5ppm

 

その他のきのこ類

5ppm

 

その他の野菜

5ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

50ppm

 

オレンジ

50ppm

 

グレープフルーツ

50ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

りんご

5ppm

 

日本なし

5ppm

 

西洋なし

5ppm

 

マルメロ

5ppm

 

びわ

5ppm

 

もも

5ppm

 

ネクタリン

5ppm

 

あんず

5ppm

 

すもも

5ppm

 

うめ

5ppm

 

おうとう

5ppm

 

いちご

5ppm

 

ラズベリー

5ppm

 

ブラックベリー

5ppm

 

ブルーベリー

5ppm

 

クランベリー

5ppm

 

ハックルベリー

5ppm

 

その他のベリー類果実

5ppm

 

ぶどう

5ppm

 

かき

5ppm

 

バナナ

5ppm

 

キウィー

5ppm

 

パパイヤ

5ppm

 

アボカド

5ppm

 

パイナップル

5ppm

 

グアバ

5ppm

 

マンゴー

5ppm

 

パッションフルーツ

5ppm

 

なつめやし

5ppm

 

その他の果実

5ppm

 

ひまわりの種子

5ppm

 

ごまの種子

5ppm

 

べにばなの種子

5ppm

 

綿実

5ppm

 

なたね

5ppm

 

その他のオイルシード

5ppm

 

ぎんなん

5ppm

 

くり

5ppm

 

ペカン

5ppm

 

アーモンド

5ppm

 

くるみ

5ppm

 

その他のナッツ類

5ppm

 

1ppm

 

コーヒー豆

1ppm

 

カカオ豆

30ppm

 

ホップ

1ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

5ppm

2,6―ジイソプロピルナフタレン

ばれいしよ

0.5ppm

 

牛の筋肉

1ppm

 

豚の筋肉

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

豚の脂肪

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm

 

牛の腎臓

1ppm

 

豚の腎臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm

 

牛の食用部分

1ppm

 

豚の食用部分

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm

 

0.7ppm

ジウロン

0.05ppm

 

小麦

0.7ppm

 

大麦

0.6ppm

 

ライ麦

0.6ppm

 

とうもろこし

0.7ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.8ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.8ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.8ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

1ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.6ppm

 

豚の筋肉

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

豚の脂肪

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm

 

牛の腎臓

2ppm

 

豚の腎臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

豚の食用部分

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm

 

0.1ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

2ppm

シクロキシジム

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

2ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

2ppm

ジクロフルアニド

とうもろこし

5ppm

 

大豆

5ppm

 

そら豆

5ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

さといも類

5ppm

 

かんしよ

5ppm

 

やまいも

5ppm

 

こんにやくいも

5ppm

 

その他のいも類

5ppm

 

てんさい

5ppm

 

だいこん類の根

5ppm

 

だいこん類の葉

5ppm

 

かぶ類の根

5ppm

 

かぶ類の葉

5ppm

 

クレソン

8ppm

 

はくさい

5ppm

 

ケール

5ppm

 

きような

5ppm

 

チンゲンサイ

5ppm

 

ブロッコリー

5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

5ppm

 

ごぼう

5ppm

 

アーティチョーク

5ppm

 

チコリ

5ppm

 

エンダイブ

8ppm

 

しゆんぎく

5ppm

 

その他のきく科野菜

5ppm

 

にら

5ppm

 

アスパラガス

5ppm

 

わけぎ

5ppm

 

その他のゆり科野菜

5ppm

 

セロリ

5ppm

 

みつば

5ppm

 

その他のせり科野菜

5ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

かぼちや

5ppm

 

しろうり

5ppm

 

メロン類果実

5ppm

 

まくわうり

5ppm

 

オクラ

5ppm

 

えだまめ

5ppm

 

マッシュルーム

5ppm

 

しいたけ

5ppm

 

その他のきのこ類

5ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

マルメロ

5ppm

 

びわ

5ppm

 

うめ

5ppm

 

ハックルベリー

15ppm

 

キウィー

5ppm

 

アボカド

5ppm

 

パイナップル

5ppm

 

グアバ

5ppm

 

マンゴー

5ppm

 

パッションフルーツ

5ppm

 

ぎんなん

5ppm

 

くり

5ppm

 

ペカン

5ppm

 

アーモンド

5ppm

 

くるみ

5ppm

 

その他のナッツ類

5ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

5ppm

ジクロホップメチル

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ジクロメジン

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

ジクロラン

ばれいしよ

0.3ppm

 

かんしよ

5ppm

 

エンダイブ

10ppm

 

レタス

10ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

にんにく

3ppm

 

にんじん

10ppm

 

セロリ

10ppm

 

トマト

10ppm

 

きゆうり

3ppm

 

未成熟いんげん

20ppm

 

その他の野菜

20ppm

 

もも

10ppm

 

ネクタリン

10ppm

 

あんず

10ppm

 

すもも

10ppm

 

うめ

10ppm

 

おうとう

10ppm

 

いちご

10ppm

 

ラズベリー

10ppm

 

ブラックベリー

10ppm

 

ブルーベリー

20ppm

 

クランベリー

20ppm

 

ハックルベリー

20ppm

 

その他のベリー類果実

20ppm

 

ぶどう

7ppm

 

その他の果実

10ppm

 

その他のスパイス

20ppm

 

その他のハーブ

20ppm

ジクロルボス及びナレド(総和をいう。)

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.04ppm

 

豚の肝臓

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.04ppm

 

牛の腎臓

0.04ppm

 

豚の腎臓

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.04ppm

 

牛の食用部分

0.04ppm

 

豚の食用部分

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.04ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

1,2―ジクロロプロパン

ミネラルウォーター類

0.04ppm

ジコホール

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

3ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

3ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

3ppm

 

さといも類

3ppm

 

かんしよ

3ppm

 

やまいも

3ppm

 

こんにやくいも

3ppm

 

その他のいも類

3ppm

 

てんさい

3ppm

 

だいこん類の根

3ppm

 

だいこん類の葉

3ppm

 

かぶ類の根

3ppm

 

かぶ類の葉

3ppm

 

西洋わさび

3ppm

 

クレソン

3ppm

 

はくさい

3ppm

 

キャベツ

3ppm

 

芽キャベツ

3ppm

 

ケール

3ppm

 

こまつな

3ppm

 

きような

3ppm

 

チンゲンサイ

3ppm

 

カリフラワー

3ppm

 

ブロッコリー

3ppm

 

その他のあぶらな科野菜

3ppm

 

ごぼう

3ppm

 

サルシフィー

3ppm

 

アーティチョーク

3ppm

 

チコリ

3ppm

 

エンダイブ

3ppm

 

しゆんぎく

3ppm

 

レタス

3ppm

 

その他のきく科野菜

3ppm

 

たまねぎ

3ppm

 

ねぎ

3ppm

 

にんにく

3ppm

 

にら

2ppm

 

アスパラガス

3ppm

 

わけぎ

3ppm

 

その他のゆり科野菜

3ppm

 

にんじん

3ppm

 

パースニップ

3ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

3ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

3ppm

 

トマト

1ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

3ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

かぼちや

1ppm

 

しろうり

3ppm

 

すいか

3ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

3ppm

 

ほうれんそう

3ppm

 

たけのこ

3ppm

 

オクラ

3ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

3ppm

 

未成熟いんげん

2ppm

 

えだまめ

3ppm

 

マッシュルーム

3ppm

 

しいたけ

3ppm

 

その他のきのこ類

3ppm

 

その他の野菜

3ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

5ppm

 

オレンジ

5ppm

 

グレープフルーツ

5ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

マルメロ

3ppm

 

びわ

3ppm

 

ネクタリン

4ppm

 

あんず

4ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

3ppm

 

ラズベリー

3ppm

 

ブラックベリー

3ppm

 

ブルーベリー

3ppm

 

クランベリー

3ppm

 

ハックルベリー

3ppm

 

その他のベリー類果実

3ppm

 

かき

3ppm

 

バナナ

3ppm

 

キウィー

3ppm

 

パパイヤ

4ppm

 

アボカド

3ppm

 

パイナップル

3ppm

 

グアバ

3ppm

 

マンゴー

3ppm

 

パッションフルーツ

3ppm

 

なつめやし

3ppm

 

その他の果実

3ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

2ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

3ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

3ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

3ppm

 

茶(不発酵茶を除く。)

3ppm

 

ホップ

50ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

5ppm

 

その他のハーブ

3ppm

 

牛の筋肉

0.3ppm

 

豚の筋肉

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.3ppm

 

牛の脂肪

3ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.08ppm

 

牛の腎臓

1ppm

 

豚の腎臓

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.08ppm

 

牛の食用部分

1ppm

 

豚の食用部分

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.08ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ジスルホトン

0.07ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.5ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.5ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

さとうきび

0.3ppm

 

だいこん類の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.5ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

はくさい

0.5ppm

 

キャベツ

0.5ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.5ppm

 

すいか

0.5ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.5ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.5ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.2ppm

 

ホップ

0.3ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

ジチオカルバメート

0.3ppm

 

小麦

1ppm

 

大麦

1ppm

 

ライ麦

1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

3ppm

 

小豆類

3ppm

 

えんどう

0.06ppm

 

そら豆

0.06ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.06ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

さとうきび

4ppm

 

だいこん類の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

0.2ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

西洋わさび

0.2ppm

 

クレソン

0.2ppm

 

はくさい

0.2ppm

 

キャベツ

5ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

ケール

15ppm

 

こまつな

0.2ppm

 

きような

0.2ppm

 

チンゲンサイ

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.2ppm

 

ごぼう

0.2ppm

 

サルシフィー

0.2ppm

 

アーティチョーク

0.2ppm

 

チコリ

0.2ppm

 

エンダイブ

0.2ppm

 

しゆんぎく

0.2ppm

 

レタス

10ppm

 

その他のきく科野菜

0.2ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

10ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.2ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.2ppm

 

その他のゆり科野菜

0.2ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

0.2ppm

 

パセリ

0.2ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.2ppm

 

その他のせり科野菜

0.2ppm

 

トマト

5ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

2ppm

 

かぼちや

1ppm

 

しろうり

0.2ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

0.6ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.2ppm

 

ほうれんそう

0.2ppm

 

たけのこ

0.2ppm

 

オクラ

0.2ppm

 

しようが

0.2ppm

 

未成熟えんどう

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

 

しいたけ

0.2ppm

 

その他のきのこ類

0.2ppm

 

その他の野菜

0.2ppm

 

みかん

10ppm

 

なつみかんの果実全体

3ppm

 

レモン

2ppm

 

オレンジ

2ppm

 

グレープフルーツ

2ppm

 

ライム

2ppm

 

その他のかんきつ類果実

10ppm

 

りんご

5ppm

 

日本なし

5ppm

 

西洋なし

5ppm

 

マルメロ

5ppm

 

びわ

5ppm

 

もも

7ppm

 

ネクタリン

7ppm

 

あんず

7ppm

 

すもも

7ppm

 

うめ

7ppm

 

おうとう

7ppm

 

いちご

5ppm

 

ラズベリー

5ppm

 

ブラックベリー

5ppm

 

ブルーベリー

5ppm

 

クランベリー

5ppm

 

ハックルベリー

5ppm

 

その他のベリー類果実

10ppm

 

ぶどう

5ppm

 

かき

0.6ppm

 

バナナ

2ppm

 

キウィー

0.6ppm

 

パパイヤ

5ppm

 

アボカド

0.6ppm

 

パイナップル

0.6ppm

 

グアバ

0.6ppm

 

マンゴー

2ppm

 

パッションフルーツ

0.6ppm

 

なつめやし

0.6ppm

 

その他の果実

0.6ppm

 

ひまわりの種子

0.06ppm

 

ごまの種子

0.06ppm

 

べにばなの種子

0.06ppm

 

綿実

3ppm

 

なたね

0.3ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

2ppm

 

くり

2ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.7ppm

 

その他のナッツ類

3ppm

 

5ppm

 

コーヒー豆

5ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

30ppm

 

その他のスパイス

10ppm

 

その他のハーブ

0.2ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.03ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.03ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ジニトルミド

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

3ppm

 

鶏の脂肪

2ppm

 

その他の家きんの脂肪

3ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

4ppm

 

鶏の腎臓

6ppm

 

その他の家きんの腎臓

6ppm

 

鶏の食用部分

6ppm

 

その他の家きんの食用部分

6ppm

ジノカップ

小麦

0.2ppm

 

トマト

0.3ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ぶどう

0.5ppm

シハロトリン

0.5ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.04ppm

 

そば

0.02ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

ホップ

10ppm

 

その他のスパイス

1ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.4ppm

 

豚の脂肪

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.4ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.03ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.3ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.3ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシン

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

ばれいしよ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

さといも類

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

こんにやくいも

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他のいも類

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

だいこん類の根

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

だいこん類の葉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

かぶ類の根

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

かぶ類の葉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

はくさい

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

キャベツ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

きような

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

カリフラワー

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

ブロッコリー

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

エンダイブ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

しゆんぎく

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

レタス

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

たまねぎ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

にんにく

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

にんじん

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

パセリ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

セロリ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

トマト

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

ピーマン

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

その他のなす科野菜

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

ほうれんそう

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

しようが

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他の野菜

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

みかん

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.02ppm

 

レモン

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.02ppm

 

オレンジ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.02ppm

 

グレープフルーツ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.02ppm

 

ライム

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.02ppm

 

りんご

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

日本なし

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

西洋なし

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

マルメロ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

びわ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

もも

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

ネクタリン

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

あんず

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

すもも

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

うめ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

ぶどう

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

キウィー

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

パパイヤ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

マンゴー

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他の果実

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他のスパイス

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他のハーブ

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の筋肉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の脂肪

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の肝臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の腎臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

牛の食用部分

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

豚の食用部分

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.3ppm

 

その他の家きんの筋肉

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.5ppm

 

その他の家きんの脂肪

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.5ppm

 

その他の家きんの肝臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.5ppm

 

その他の家きんの腎臓

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として1ppm

 

鶏の食用部分

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.5ppm

 

その他の家きんの食用部分

ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシンの和として0.5ppm

ジフェニル

レモン

70ppm

 

オレンジ

70ppm

 

グレープフルーツ

70ppm

 

りんご

2ppm

ジフェニルアミン

とうもろこし

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

10ppm

 

日本なし

5ppm

 

西洋なし

5ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.08ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.0004ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.0004ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.0004ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.0004ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.0004ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.0004ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

10ppm

 

その他の魚介類

0.0004ppm

 

はちみつ

0.0004ppm

ジフェンゾコート

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

ジブチルサクシネート

豚の筋肉

0.09ppm

 

豚の脂肪

0.09ppm

 

豚の肝臓

0.09ppm

 

豚の腎臓

0.09ppm

 

豚の食用部分

0.09ppm

 

0.04ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.2ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

ジフルフェンゾピル

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

シプロコナゾール

大豆

0.05ppm

 

びわ

0.5ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ラズベリー

0.5ppm

 

ブラックベリー

0.5ppm

 

ブルーベリー

0.5ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

0.5ppm

 

なつめやし

0.5ppm

 

その他の果実

0.5ppm

 

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.03ppm

 

豚の筋肉

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.03ppm

 

牛の脂肪

0.03ppm

 

豚の脂肪

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.03ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm

 

牛の腎臓

1ppm

 

豚の腎臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm

 

牛の食用部分

1ppm

 

豚の食用部分

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

1,2―ジブロモエタン

ミネラルウォーター類

0.0004ppm

1,2―ジブロモ―3―クロロプロパン

ミネラルウォーター類

0.001ppm

シマジン

とうもろこし

0.3ppm

 

そら豆

0.01ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ねぎ

0.01ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

0.2ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.2ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.2ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

なたね

0.02ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

その他のスパイス

0.2ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

10ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

10ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

10ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

10ppm

 

ミネラルウォーター類

0.002ppm

ジメチピン

0.04ppm

 

小麦

0.04ppm

 

大麦

0.04ppm

 

ライ麦

0.04ppm

 

とうもろこし

0.04ppm

 

そば

0.04ppm

 

その他の穀類

0.04ppm

 

大豆

0.04ppm

 

小豆類

0.04ppm

 

えんどう

0.04ppm

 

そら豆

0.04ppm

 

らつかせい

0.04ppm

 

その他の豆類

0.04ppm

 

さといも類

0.04ppm

 

かんしよ

0.04ppm

 

やまいも

0.04ppm

 

こんにやくいも

0.04ppm

 

その他のいも類

0.04ppm

 

てんさい

0.04ppm

 

さとうきび

0.04ppm

 

だいこん類の根

0.04ppm

 

だいこん類の葉

0.04ppm

 

かぶ類の根

0.04ppm

 

かぶ類の葉

0.04ppm

 

西洋わさび

0.04ppm

 

クレソン

0.04ppm

 

はくさい

0.04ppm

 

キャベツ

0.04ppm

 

芽キャベツ

0.04ppm

 

ケール

0.04ppm

 

こまつな

0.04ppm

 

きような

0.04ppm

 

チンゲンサイ

0.04ppm

 

カリフラワー

0.04ppm

 

ブロッコリー

0.04ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.04ppm

 

ごぼう

0.04ppm

 

サルシフィー

0.04ppm

 

アーティチョーク

0.04ppm

 

チコリ

0.04ppm

 

エンダイブ

0.04ppm

 

しゆんぎく

0.04ppm

 

レタス

0.04ppm

 

その他のきく科野菜

0.04ppm

 

たまねぎ

0.04ppm

 

ねぎ

0.04ppm

 

にんにく

0.04ppm

 

にら

0.04ppm

 

アスパラガス

0.04ppm

 

わけぎ

0.04ppm

 

その他のゆり科野菜

0.04ppm

 

にんじん

0.04ppm

 

パースニップ

0.04ppm

 

パセリ

0.04ppm

 

セロリ

0.04ppm

 

みつば

0.04ppm

 

その他のせり科野菜

0.04ppm

 

トマト

0.04ppm

 

ピーマン

0.04ppm

 

なす

0.04ppm

 

その他のなす科野菜

0.04ppm

 

きゆうり

0.04ppm

 

かぼちや

0.04ppm

 

しろうり

0.04ppm

 

すいか

0.04ppm

 

メロン類果実

0.04ppm

 

まくわうり

0.04ppm

 

その他のうり科野菜

0.04ppm

 

ほうれんそう

0.04ppm

 

たけのこ

0.04ppm

 

オクラ

0.04ppm

 

しようが

0.04ppm

 

未成熟えんどう

0.04ppm

 

未成熟いんげん

0.04ppm

 

えだまめ

0.04ppm

 

マッシュルーム

0.04ppm

 

しいたけ

0.04ppm

 

その他のきのこ類

0.04ppm

 

その他の野菜

0.04ppm

 

みかん

0.04ppm

 

なつみかんの果実全体

0.04ppm

 

レモン

0.04ppm

 

オレンジ

0.04ppm

 

グレープフルーツ

0.04ppm

 

ライム

0.04ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.04ppm

 

りんご

0.04ppm

 

日本なし

0.04ppm

 

西洋なし

0.04ppm

 

マルメロ

0.04ppm

 

びわ

0.04ppm

 

もも

0.04ppm

 

ネクタリン

0.04ppm

 

あんず

0.04ppm

 

すもも

0.04ppm

 

うめ

0.04ppm

 

おうとう

0.04ppm

 

いちご

0.04ppm

 

ラズベリー

0.04ppm

 

ブラックベリー

0.04ppm

 

ブルーベリー

0.04ppm

 

クランベリー

0.04ppm

 

ハックルベリー

0.04ppm

 

その他のベリー類果実

0.04ppm

 

ぶどう

0.04ppm

 

かき

0.04ppm

 

バナナ

0.04ppm

 

キウィー

0.04ppm

 

パパイヤ

0.04ppm

 

アボカド

0.04ppm

 

パイナップル

0.04ppm

 

グアバ

0.04ppm

 

マンゴー

0.04ppm

 

パッションフルーツ

0.04ppm

 

なつめやし

0.04ppm

 

その他の果実

0.04ppm

 

ごまの種子

0.04ppm

 

べにばなの種子

0.04ppm

 

ぎんなん

0.04ppm

 

くり

0.04ppm

 

ペカン

0.04ppm

 

アーモンド

0.04ppm

 

くるみ

0.04ppm

 

その他のナッツ類

0.04ppm

 

0.04ppm

 

コーヒー豆

0.04ppm

 

カカオ豆

0.04ppm

 

ホップ

0.04ppm

 

その他のスパイス

0.2ppm

 

その他のハーブ

0.04ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

ジメトエート

1ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.04ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

1ppm

 

そば

0.04ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

大豆

1ppm

 

小豆類

1ppm

 

えんどう

1ppm

 

そら豆

1ppm

 

らつかせい

1ppm

 

その他の豆類

1ppm

 

さといも類

1ppm

 

かんしよ

1ppm

 

やまいも

1ppm

 

こんにやくいも

1ppm

 

その他のいも類

1ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

1ppm

 

だいこん類の根

1ppm

 

だいこん類の葉

1ppm

 

かぶ類の根

1ppm

 

かぶ類の葉

1ppm

 

西洋わさび

1ppm

 

クレソン

1ppm

 

はくさい

1ppm

 

キャベツ

1ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

ケール

1ppm

 

こまつな

1ppm

 

きような

1ppm

 

チンゲンサイ

1ppm

 

カリフラワー

1ppm

 

ブロッコリー

1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

1ppm

 

ごぼう

1ppm

 

サルシフィー

1ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

1ppm

 

エンダイブ

1ppm

 

しゆんぎく

1ppm

 

レタス

2ppm

 

その他のきく科野菜

1ppm

 

たまねぎ

0.3ppm

 

ねぎ

1ppm

 

にんにく

1ppm

 

にら

1ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

1ppm

 

その他のゆり科野菜

1ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

1ppm

 

パセリ

1ppm

 

セロリ

1ppm

 

みつば

1ppm

 

その他のせり科野菜

1ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

1ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

きゆうり

1ppm

 

かぼちや

1ppm

 

しろうり

1ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

その他のうり科野菜

1ppm

 

ほうれんそう

1ppm

 

たけのこ

1ppm

 

オクラ

1ppm

 

しようが

1ppm

 

未成熟えんどう

1ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

えだまめ

1ppm

 

マッシュルーム

1ppm

 

しいたけ

1ppm

 

その他のきのこ類

1ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

レモン

2ppm

 

オレンジ

2ppm

 

グレープフルーツ

2ppm

 

ライム

2ppm

 

その他のかんきつ類果実

2ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

1ppm

 

もも

1ppm

 

ネクタリン

1ppm

 

あんず

1ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

1ppm

 

おうとう

2ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

1ppm

 

ブルーベリー

1ppm

 

クランベリー

1ppm

 

ハックルベリー

1ppm

 

その他のベリー類果実

1ppm

 

ぶどう

1ppm

 

バナナ

1ppm

 

キウィー

1ppm

 

パパイヤ

1ppm

 

アボカド

1ppm

 

パイナップル

2ppm

 

グアバ

1ppm

 

マンゴー

1ppm

 

パッションフルーツ

1ppm

 

なつめやし

1ppm

 

その他の果実

0.5ppm

 

ひまわりの種子

1ppm

 

ごまの種子

1ppm

 

べにばなの種子

1ppm

 

綿実

1ppm

 

なたね

1ppm

 

その他のオイルシード

1ppm

 

ぎんなん

1ppm

 

くり

1ppm

 

ペカン

1ppm

 

アーモンド

1ppm

 

くるみ

1ppm

 

その他のナッツ類

1ppm

 

1ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

2ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

 

ミネラルウォーター類

0.006ppm

臭素

大豆

200ppm

 

小豆類

200ppm

 

えんどう

50ppm

 

そら豆

200ppm

 

らつかせい

200ppm

 

その他の豆類

200ppm

 

ばれいしよ

60ppm

 

さといも類

50ppm

 

かんしよ

60ppm

 

やまいも

50ppm

 

こんにやくいも

50ppm

 

その他のいも類

40ppm

 

てんさい

40ppm

 

さとうきび

50ppm

 

だいこん類の根

200ppm

 

だいこん類の葉

50ppm

 

かぶ類の根

200ppm

 

かぶ類の葉

1000ppm

 

西洋わさび

40ppm

 

クレソン

50ppm

 

はくさい

50ppm

 

キャベツ

100ppm

 

芽キャベツ

100ppm

 

ケール

50ppm

 

こまつな

50ppm

 

きような

50ppm

 

チンゲンサイ

50ppm

 

カリフラワー

100ppm

 

ブロッコリー

110ppm

 

その他のあぶらな科野菜

50ppm

 

ごぼう

50ppm

 

サルシフィー

40ppm

 

アーティチョーク

50ppm

 

チコリ

50ppm

 

エンダイブ

50ppm

 

しゆんぎく

50ppm

 

レタス

100ppm

 

その他のきく科野菜

400ppm

 

たまねぎ

50ppm

 

ねぎ

50ppm

 

にんにく

50ppm

 

にら

50ppm

 

アスパラガス

100ppm

 

わけぎ

50ppm

 

その他のゆり科野菜

50ppm

 

にんじん

40ppm

 

パースニップ

40ppm

 

パセリ

50ppm

 

セロリ

300ppm

 

みつば

50ppm

 

その他のせり科野菜

50ppm

 

トマト

75ppm

 

ピーマン

150ppm

 

なす

40ppm

 

その他のなす科野菜

150ppm

 

きゆうり

150ppm

 

かぼちや

200ppm

 

しろうり

50ppm

 

すいか

100ppm

 

メロン類果実

230ppm

 

まくわうり

50ppm

 

その他のうり科野菜

50ppm

 

ほうれんそう

50ppm

 

たけのこ

50ppm

 

オクラ

200ppm

 

しようが

400ppm

 

未成熟えんどう

50ppm

 

未成熟いんげん

50ppm

 

えだまめ

110ppm

 

マッシュルーム

50ppm

 

しいたけ

50ppm

 

その他のきのこ類

50ppm

 

その他の野菜

500ppm

 

ひまわりの種子

50ppm

 

ごまの種子

110ppm

 

べにばなの種子

50ppm

 

綿実

130ppm

 

なたね

50ppm

 

その他のオイルシード

400ppm

 

ぎんなん

200ppm

 

くり

200ppm

 

ペカン

200ppm

 

アーモンド

200ppm

 

くるみ

200ppm

 

その他のナッツ類

200ppm

 

50ppm

 

コーヒー豆

60ppm

 

カカオ豆

50ppm

 

ホップ

400ppm

 

その他のスパイス

500ppm

 

その他のハーブ

500ppm

 

牛の筋肉

50ppm

 

豚の筋肉

50ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

50ppm

 

牛の脂肪

50ppm

 

豚の脂肪

50ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

50ppm

 

牛の肝臓

50ppm

 

豚の肝臓

50ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

50ppm

 

牛の腎臓

50ppm

 

豚の腎臓

50ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

50ppm

 

牛の食用部分

50ppm

 

豚の食用部分

50ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

50ppm

 

50ppm

 

鶏の筋肉

50ppm

 

その他の家きんの筋肉

50ppm

 

鶏の脂肪

50ppm

 

その他の家きんの脂肪

50ppm

 

鶏の肝臓

50ppm

 

その他の家きんの肝臓

50ppm

 

鶏の腎臓

50ppm

 

その他の家きんの腎臓

50ppm

 

鶏の食用部分

50ppm

 

その他の家きんの食用部分

50ppm

 

鶏の卵

50ppm

 

その他の家きんの卵

50ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

50ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

50ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

50ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

50ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

50ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

50ppm

 

その他の魚介類

50ppm

 

はちみつ

50ppm

スピロキサミン

大麦

0.3ppm

 

その他の穀類

0.3ppm

 

ぶどう

1ppm

 

バナナ

4ppm

 

ホップ

50ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.4ppm

 

豚の肝臓

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.4ppm

 

牛の腎臓

0.4ppm

 

豚の腎臓

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm

 

牛の食用部分

0.4ppm

 

豚の食用部分

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm

 

0.04ppm

スルファキノキサリン

牛の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

スルファクロルピリダジン

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

スルファジアジン

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.07ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm

スルファジミジン

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊及び馬を除く。)の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きん(あひる及び七面鳥を除く。)の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きん(あひる及び七面鳥を除く。)の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きん(あひる及び七面鳥を除く。)の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きん(あひる及び七面鳥を除く。)の腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

スルファジメトキシン

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

1ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.1ppm

スルファドキシン

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.06ppm

スルファメトキサゾール

豚の筋肉

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

スルファモイルダプソン

豚の筋肉

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.3ppm

スルファモノメトキシン

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.1ppm

スルフイソゾール

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.1ppm

スルフェントラゾン

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.2ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.2ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.3ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.6ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.2ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.3ppm

 

その他のハーブ

0.3ppm

スルホスルフロン

小麦

0.02ppm

 

その他の穀類

0.01ppm

 

牛の筋肉

0.005ppm

 

豚の筋肉

0.005ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.005ppm

 

牛の脂肪

0.005ppm

 

豚の脂肪

0.005ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.005ppm

 

牛の肝臓

0.03ppm

 

豚の肝臓

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.03ppm

 

牛の腎臓

0.03ppm

 

豚の腎臓

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.03ppm

 

牛の食用部分

0.03ppm

 

豚の食用部分

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.03ppm

 

0.006ppm

 

鶏の筋肉

0.005ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.005ppm

 

鶏の脂肪

0.005ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.005ppm

 

鶏の肝臓

0.005ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.005ppm

 

鶏の腎臓

0.005ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.005ppm

 

鶏の食用部分

0.005ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.005ppm

 

鶏の卵

0.005ppm

 

その他の家きんの卵

0.005ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.005ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.005ppm

 

その他の魚介類

0.005ppm

 

はちみつ

0.005ppm

ターバシル

すいか

0.4ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

チアベンダゾール

2ppm

 

小麦

0.5ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.08ppm

 

小豆類

0.08ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

10ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

2ppm

 

だいこん類の葉

2ppm

 

かぶ類の根

2ppm

 

かぶ類の葉

2ppm

 

西洋わさび

2ppm

 

クレソン

2ppm

 

はくさい

2ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

2ppm

 

ケール

2ppm

 

こまつな

2ppm

 

きような

2ppm

 

チンゲンサイ

2ppm

 

カリフラワー

2ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

2ppm

 

ごぼう

2ppm

 

サルシフィー

2ppm

 

アーティチョーク

2ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

2ppm

 

しゆんぎく

2ppm

 

レタス

2ppm

 

その他のきく科野菜

2ppm

 

たまねぎ

2ppm

 

ねぎ

2ppm

 

にんにく

2ppm

 

にら

2ppm

 

アスパラガス

2ppm

 

わけぎ

2ppm

 

その他のゆり科野菜

2ppm

 

にんじん

2ppm

 

パースニップ

2ppm

 

パセリ

2ppm

 

セロリ

2ppm

 

みつば

2ppm

 

その他のせり科野菜

2ppm

 

トマト

2ppm

 

ピーマン

2ppm

 

なす

2ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

きゆうり

2ppm

 

かぼちや

2ppm

 

しろうり

2ppm

 

すいか

3ppm

 

メロン類果実

3ppm

 

まくわうり

3ppm

 

その他のうり科野菜

2ppm

 

ほうれんそう

2ppm

 

たけのこ

2ppm

 

オクラ

2ppm

 

しようが

2ppm

 

未成熟えんどう

2ppm

 

未成熟いんげん

2ppm

 

えだまめ

2ppm

 

マッシュルーム

60ppm

 

しいたけ

2ppm

 

その他のきのこ類

2ppm

 

その他の野菜

2ppm

 

みかん

10ppm

 

なつみかんの果実全体

10ppm

 

レモン

10ppm

 

オレンジ

10ppm

 

グレープフルーツ

10ppm

 

ライム

10ppm

 

その他のかんきつ類果実

10ppm

 

りんご

3ppm

 

日本なし

3ppm

 

西洋なし

3ppm

 

マルメロ

3ppm

 

びわ

3ppm

 

もも

3ppm

 

ネクタリン

3ppm

 

あんず

3ppm

 

すもも

3ppm

 

うめ

3ppm

 

おうとう

3ppm

 

いちご

3ppm

 

ラズベリー

3ppm

 

ブラックベリー

3ppm

 

ブルーベリー

3ppm

 

クランベリー

3ppm

 

ハックルベリー

3ppm

 

その他のベリー類果実

3ppm

 

ぶどう

3ppm

 

かき

3ppm

 

バナナ

3ppm

 

キウィー

3ppm

 

パパイヤ

10ppm

 

アボカド

3ppm

 

パイナップル

3ppm

 

グアバ

3ppm

 

マンゴー

3ppm

 

パッションフルーツ

3ppm

 

なつめやし

3ppm

 

その他の果実

3ppm

 

ひまわりの種子

3ppm

 

ごまの種子

3ppm

 

べにばなの種子

3ppm

 

綿実

3ppm

 

なたね

3ppm

 

その他のオイルシード

3ppm

 

ぎんなん

3ppm

 

くり

3ppm

 

ペカン

3ppm

 

アーモンド

3ppm

 

くるみ

3ppm

 

その他のナッツ類

3ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

10ppm

 

その他のハーブ

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の筋肉

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の脂肪

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の肝臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物(羊を除く。)の腎臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

牛の食用部分

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

豚の食用部分

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

鶏の筋肉

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.05ppm

 

鶏の脂肪

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

鶏の肝臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

鶏の腎臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

鶏の食用部分

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

鶏の卵

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

その他の家きんの卵

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.1ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

 

その他の魚介類

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

 

はちみつ

チアベンダゾール及び5―ヒドロキシチアベンダゾールの和として0.02ppm

チオジカルブ及びメソミル(総和をいう。)

0.5ppm

 

小麦

2ppm

 

大麦

2ppm

 

ライ麦

0.3ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.3ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

2ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

2ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

2ppm

 

はくさい

2ppm

 

キャベツ

5ppm

 

芽キャベツ

2ppm

 

ケール

5ppm

 

こまつな

2ppm

 

きような

2ppm

 

チンゲンサイ

2ppm

 

カリフラワー

2ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

2ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

2ppm

 

チコリ

2ppm

 

エンダイブ

2ppm

 

しゆんぎく

2ppm

 

レタス

5ppm

 

その他のきく科野菜

2ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

ねぎ

2ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

2ppm

 

アスパラガス

2ppm

 

わけぎ

2ppm

 

その他のゆり科野菜

2ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

2ppm

 

セロリ

2ppm

 

みつば

2ppm

 

その他のせり科野菜

2ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.7ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.7ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.5ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

0.3ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

5ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

未成熟えんどう

5ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

5ppm

 

みかん

1ppm

 

なつみかんの果実全体

10ppm

 

レモン

10ppm

 

オレンジ

10ppm

 

グレープフルーツ

10ppm

 

ライム

10ppm

 

その他のかんきつ類果実

10ppm

 

りんご

3ppm

 

日本なし

3ppm

 

西洋なし

3ppm

 

マルメロ

2ppm

 

びわ

2ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

1ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

1ppm

 

おうとう

1ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

1ppm

 

ブルーベリー

1ppm

 

クランベリー

1ppm

 

ハックルベリー

1ppm

 

その他のベリー類果実

1ppm

 

ぶどう

5ppm

 

かき

3ppm

 

バナナ

3ppm

 

キウィー

2ppm

 

パパイヤ

3ppm

 

アボカド

3ppm

 

パイナップル

3ppm

 

グアバ

3ppm

 

マンゴー

3ppm

 

パッションフルーツ

3ppm

 

なつめやし

1ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ひまわりの種子

1ppm

 

ごまの種子

1ppm

 

べにばなの種子

1ppm

 

綿実

0.2ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

1ppm

 

ぎんなん

1ppm

 

くり

1ppm

 

ペカン

1ppm

 

アーモンド

1ppm

 

くるみ

1ppm

 

その他のナッツ類

1ppm

 

20ppm

 

コーヒー豆

1ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

8ppm

 

その他のスパイス

10ppm

 

その他のハーブ

5ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

テクナゼン

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

テフルトリン

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

0.2ppm

 

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.001ppm

 

豚の筋肉

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.001ppm

 

牛の脂肪

0.001ppm

 

豚の脂肪

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.001ppm

 

牛の肝臓

0.001ppm

 

豚の肝臓

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.001ppm

 

牛の腎臓

0.001ppm

 

豚の腎臓

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.001ppm

 

牛の食用部分

0.001ppm

 

豚の食用部分

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.001ppm

 

0.001ppm

 

鶏の筋肉

0.001ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.001ppm

 

鶏の脂肪

0.001ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.001ppm

 

鶏の肝臓

0.001ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.001ppm

 

鶏の腎臓

0.001ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.001ppm

 

鶏の食用部分

0.001ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.001ppm

 

鶏の卵

0.001ppm

 

その他の家きんの卵

0.001ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.001ppm

 

その他の魚介類

0.001ppm

 

はちみつ

0.001ppm

デメトン―S―メチル

0.4ppm

 

小麦

0.4ppm

 

大麦

0.4ppm

 

ライ麦

0.4ppm

 

とうもろこし

0.4ppm

 

そば

0.4ppm

 

その他の穀類

0.4ppm

 

大豆

0.4ppm

 

小豆類

0.4ppm

 

えんどう

0.4ppm

 

そら豆

0.4ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.4ppm

 

ばれいしよ

0.4ppm

 

さといも類

0.4ppm

 

かんしよ

0.4ppm

 

やまいも

0.4ppm

 

こんにやくいも

0.4ppm

 

その他のいも類

0.4ppm

 

てんさい

0.4ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.4ppm

 

だいこん類の葉

0.4ppm

 

かぶ類の根

0.4ppm

 

かぶ類の葉

0.4ppm

 

西洋わさび

0.4ppm

 

クレソン

0.4ppm

 

はくさい

0.4ppm

 

キャベツ

0.4ppm

 

芽キャベツ

0.4ppm

 

ケール

0.4ppm

 

こまつな

0.4ppm

 

きような

0.4ppm

 

チンゲンサイ

0.4ppm

 

カリフラワー

0.4ppm

 

ブロッコリー

0.4ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.4ppm

 

ごぼう

0.4ppm

 

サルシフィー

0.4ppm

 

アーティチョーク

0.4ppm

 

チコリ

0.4ppm

 

エンダイブ

0.4ppm

 

しゆんぎく

0.4ppm

 

レタス

0.4ppm

 

その他のきく科野菜

0.4ppm

 

たまねぎ

0.4ppm

 

ねぎ

0.4ppm

 

にんにく

0.4ppm

 

にら

0.4ppm

 

アスパラガス

0.4ppm

 

わけぎ

0.4ppm

 

その他のゆり科野菜

0.4ppm

 

にんじん

0.4ppm

 

パースニップ

0.4ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.4ppm

 

みつば

0.4ppm

 

その他のせり科野菜

0.4ppm

 

トマト

0.4ppm

 

ピーマン

0.4ppm

 

なす

0.4ppm

 

その他のなす科野菜

0.4ppm

 

きゆうり

0.4ppm

 

かぼちや

0.4ppm

 

しろうり

0.4ppm

 

すいか

0.4ppm

 

メロン類果実

0.4ppm

 

まくわうり

0.4ppm

 

その他のうり科野菜

0.4ppm

 

ほうれんそう

0.4ppm

 

たけのこ

0.4ppm

 

オクラ

0.4ppm

 

しようが

0.4ppm

 

未成熟えんどう

0.4ppm

 

未成熟いんげん

0.4ppm

 

えだまめ

0.4ppm

 

マッシュルーム

0.4ppm

 

しいたけ

0.4ppm

 

その他のきのこ類

0.4ppm

 

その他の野菜

0.4ppm

 

みかん

0.4ppm

 

なつみかんの果実全体

0.4ppm

 

レモン

0.4ppm

 

オレンジ

0.4ppm

 

グレープフルーツ

0.4ppm

 

ライム

0.4ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.4ppm

 

りんご

0.4ppm

 

日本なし

0.4ppm

 

西洋なし

0.4ppm

 

マルメロ

0.4ppm

 

びわ

0.4ppm

 

もも

0.4ppm

 

ネクタリン

0.4ppm

 

あんず

0.4ppm

 

すもも

0.4ppm

 

うめ

0.4ppm

 

おうとう

0.4ppm

 

いちご

0.4ppm

 

ラズベリー

0.4ppm

 

ブラックベリー

0.4ppm

 

ブルーベリー

0.4ppm

 

クランベリー

0.4ppm

 

ハックルベリー

0.4ppm

 

その他のベリー類果実

0.4ppm

 

ぶどう

0.4ppm

 

かき

0.4ppm

 

バナナ

0.4ppm

 

キウィー

0.4ppm

 

パパイヤ

0.4ppm

 

アボカド

0.4ppm

 

パイナップル

0.4ppm

 

グアバ

0.4ppm

 

マンゴー

0.4ppm

 

パッションフルーツ

0.4ppm

 

なつめやし

0.4ppm

 

その他の果実

0.4ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.4ppm

 

くり

0.4ppm

 

ペカン

0.4ppm

 

アーモンド

0.4ppm

 

くるみ

0.4ppm

 

その他のナッツ類

0.4ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.4ppm

 

その他のハーブ

0.4ppm

テルブチラジン

ミネラルウォーター類

0.007ppm

テルブホス

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.005ppm

 

えんどう

0.005ppm

 

そら豆

0.005ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.005ppm

 

ばれいしよ

0.005ppm

 

さといも類

0.005ppm

 

かんしよ

0.005ppm

 

やまいも

0.005ppm

 

こんにやくいも

0.005ppm

 

その他のいも類

0.005ppm

 

さとうきび

0.005ppm

 

だいこん類の根

0.005ppm

 

だいこん類の葉

0.005ppm

 

かぶ類の根

0.005ppm

 

かぶ類の葉

0.005ppm

 

西洋わさび

0.005ppm

 

クレソン

0.005ppm

 

はくさい

0.005ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.005ppm

 

ケール

0.005ppm

 

こまつな

0.005ppm

 

きような

0.005ppm

 

チンゲンサイ

0.005ppm

 

カリフラワー

0.005ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.005ppm

 

ごぼう

0.005ppm

 

サルシフィー

0.005ppm

 

アーティチョーク

0.005ppm

 

チコリ

0.005ppm

 

エンダイブ

0.005ppm

 

しゆんぎく

0.005ppm

 

レタス

0.005ppm

 

その他のきく科野菜

0.005ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.005ppm

 

にんにく

0.005ppm

 

にら

0.005ppm

 

アスパラガス

0.005ppm

 

わけぎ

0.005ppm

 

その他のゆり科野菜

0.005ppm

 

にんじん

0.005ppm

 

パースニップ

0.005ppm

 

パセリ

0.005ppm

 

セロリ

0.005ppm

 

みつば

0.005ppm

 

その他のせり科野菜

0.005ppm

 

トマト

0.005ppm

 

ピーマン

0.005ppm

 

なす

0.005ppm

 

その他のなす科野菜

0.005ppm

 

きゆうり

0.005ppm

 

かぼちや

0.005ppm

 

しろうり

0.005ppm

 

すいか

0.005ppm

 

メロン類果実

0.005ppm

 

まくわうり

0.005ppm

 

その他のうり科野菜

0.005ppm

 

ほうれんそう

0.005ppm

 

たけのこ

0.005ppm

 

オクラ

0.005ppm

 

しようが

0.005ppm

 

未成熟えんどう

0.005ppm

 

未成熟いんげん

0.005ppm

 

えだまめ

0.005ppm

 

マッシュルーム

0.005ppm

 

しいたけ

0.005ppm

 

その他のきのこ類

0.005ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.005ppm

 

なつみかんの果実全体

0.005ppm

 

レモン

0.005ppm

 

オレンジ

0.005ppm

 

グレープフルーツ

0.005ppm

 

ライム

0.005ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.005ppm

 

りんご

0.005ppm

 

日本なし

0.005ppm

 

西洋なし

0.005ppm

 

マルメロ

0.005ppm

 

びわ

0.005ppm

 

もも

0.005ppm

 

ネクタリン

0.005ppm

 

あんず

0.005ppm

 

すもも

0.005ppm

 

うめ

0.005ppm

 

おうとう

0.005ppm

 

いちご

0.005ppm

 

ラズベリー

0.005ppm

 

ブラックベリー

0.005ppm

 

ブルーベリー

0.005ppm

 

クランベリー

0.005ppm

 

ハックルベリー

0.005ppm

 

その他のベリー類果実

0.005ppm

 

ぶどう

0.005ppm

 

かき

0.005ppm

 

キウィー

0.005ppm

 

パパイヤ

0.005ppm

 

アボカド

0.005ppm

 

パイナップル

0.005ppm

 

グアバ

0.005ppm

 

マンゴー

0.005ppm

 

パッションフルーツ

0.005ppm

 

なつめやし

0.005ppm

 

その他の果実

0.005ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.005ppm

 

べにばなの種子

0.005ppm

 

綿実

0.005ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.005ppm

 

くり

0.005ppm

 

ペカン

0.005ppm

 

アーモンド

0.005ppm

 

くるみ

0.005ppm

 

その他のナッツ類

0.005ppm

 

0.005ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.01ppm

 

ホップ

0.005ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

ドジン

さといも類

0.2ppm

 

かんしよ

0.2ppm

 

やまいも

0.2ppm

 

こんにやくいも

0.2ppm

 

その他のいも類

0.2ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

0.2ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

西洋わさび

0.2ppm

 

クレソン

0.2ppm

 

はくさい

0.2ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

ケール

0.2ppm

 

こまつな

0.2ppm

 

きような

0.2ppm

 

チンゲンサイ

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.2ppm

 

ごぼう

0.2ppm

 

サルシフィー

0.2ppm

 

アーティチョーク

0.2ppm

 

チコリ

0.2ppm

 

エンダイブ

0.2ppm

 

しゆんぎく

0.2ppm

 

レタス

0.2ppm

 

その他のきく科野菜

1ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

ねぎ

0.2ppm

 

にんにく

0.2ppm

 

にら

0.2ppm

 

アスパラガス

0.2ppm

 

わけぎ

0.2ppm

 

その他のゆり科野菜

0.2ppm

 

にんじん

0.2ppm

 

パースニップ

0.2ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.2ppm

 

その他のせり科野菜

0.2ppm

 

トマト

0.2ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

なす

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

ほうれんそう

0.2ppm

 

しようが

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

 

しいたけ

0.2ppm

 

その他のきのこ類

0.2ppm

 

その他の野菜

0.2ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかんの果実全体

0.2ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

0.2ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.2ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.2ppm

 

りんご

5ppm

 

日本なし

5ppm

 

西洋なし

5ppm

 

マルメロ

5ppm

 

びわ

5ppm

 

もも

5ppm

 

ネクタリン

5ppm

 

あんず

3ppm

 

すもも

3ppm

 

うめ

3ppm

 

おうとう

3ppm

 

いちご

3ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.2ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.2ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.2ppm

 

アボカド

0.2ppm

 

パイナップル

0.2ppm

 

グアバ

0.2ppm

 

マンゴー

0.2ppm

 

パッションフルーツ

0.2ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.3ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.3ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

その他のスパイス

1ppm

 

その他のハーブ

1ppm

トラルコキシジム

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

トリアジメノール

0.5ppm

 

小麦

0.5ppm

 

大麦

0.5ppm

 

ライ麦

0.5ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.5ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

1ppm

 

芽キャベツ

1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

1ppm

 

ブロッコリー

1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.2ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.2ppm

 

その他のゆり科野菜

1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.2ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

かぼちや

2ppm

 

しろうり

2ppm

 

すいか

2ppm

 

その他のうり科野菜

2ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.2ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.3ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

 

しいたけ

0.2ppm

 

その他のきのこ類

0.2ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

びわ

0.5ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.5ppm

 

ブラックベリー

0.5ppm

 

ブルーベリー

0.5ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

かき

0.5ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

3ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

ひまわりの種子

0.2ppm

 

ごまの種子

0.2ppm

 

べにばなの種子

0.2ppm

 

綿実

0.2ppm

 

なたね

0.2ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

20ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

ホップ

5ppm

 

その他のスパイス

1ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.6ppm

 

豚の脂肪

0.6ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.6ppm

 

牛の肝臓

0.4ppm

 

豚の肝臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.4ppm

 

牛の腎臓

0.4ppm

 

豚の腎臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm

 

牛の食用部分

0.4ppm

 

豚の食用部分

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.07ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.07ppm

 

鶏の肝臓

0.06ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.06ppm

 

鶏の腎臓

0.06ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.06ppm

 

鶏の食用部分

0.06ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.06ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

トリアジメホン

0.3ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.5ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.3ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.3ppm

 

ピーマン

0.3ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.2ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

 

しいたけ

0.2ppm

 

その他のきのこ類

0.2ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

びわ

0.5ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

0.5ppm

 

かき

0.2ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

3ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

ひまわりの種子

0.2ppm

 

ごまの種子

0.2ppm

 

べにばなの種子

0.2ppm

 

綿実

0.2ppm

 

なたね

0.2ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

1ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

ホップ

10ppm

 

その他のスパイス

1ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.6ppm

 

豚の脂肪

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.6ppm

 

牛の肝臓

0.4ppm

 

豚の肝臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.4ppm

 

牛の腎臓

0.4ppm

 

豚の腎臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm

 

牛の食用部分

0.4ppm

 

豚の食用部分

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.07ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.07ppm

 

鶏の肝臓

0.06ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.06ppm

 

鶏の腎臓

0.06ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.06ppm

 

鶏の食用部分

0.06ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.06ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

トリアスルフロン

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.08ppm

 

豚の筋肉

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.08ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.08ppm

 

豚の肝臓

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.08ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

豚の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

0.08ppm

 

豚の食用部分

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.08ppm

 

0.02ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

トリアレート

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.07ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.08ppm

 

えだまめ

0.08ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.07ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.08ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.2ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.2ppm

 

鶏の肝臓

0.2ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.2ppm

 

鶏の腎臓

0.2ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.2ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.2ppm

トリクロピル

0.3ppm

 

小麦

0.03ppm

 

大麦

0.03ppm

 

ライ麦

0.03ppm

 

とうもろこし

0.03ppm

 

そば

0.03ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.03ppm

 

小豆類

0.03ppm

 

えんどう

0.03ppm

 

そら豆

0.03ppm

 

らつかせい

0.03ppm

 

その他の豆類

0.03ppm

 

ばれいしよ

0.03ppm

 

さといも類

0.03ppm

 

かんしよ

0.03ppm

 

やまいも

0.03ppm

 

こんにやくいも

0.03ppm

 

その他のいも類

0.03ppm

 

てんさい

0.03ppm

 

さとうきび

0.03ppm

 

だいこん類の根

0.03ppm

 

だいこん類の葉

0.03ppm

 

かぶ類の根

0.03ppm

 

かぶ類の葉

0.03ppm

 

西洋わさび

0.03ppm

 

クレソン

0.03ppm

 

はくさい

0.03ppm

 

キャベツ

0.03ppm

 

芽キャベツ

0.03ppm

 

ケール

0.03ppm

 

こまつな

0.03ppm

 

きような

0.03ppm

 

チンゲンサイ

0.03ppm

 

カリフラワー

0.03ppm

 

ブロッコリー

0.03ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.03ppm

 

ごぼう

0.03ppm

 

サルシフィー

0.03ppm

 

アーティチョーク

0.03ppm

 

チコリ

0.03ppm

 

エンダイブ

0.03ppm

 

しゆんぎく

0.03ppm

 

レタス

0.03ppm

 

その他のきく科野菜

0.03ppm

 

たまねぎ

0.03ppm

 

ねぎ

0.03ppm

 

にんにく

0.03ppm

 

にら

0.03ppm

 

アスパラガス

0.03ppm

 

わけぎ

0.03ppm

 

その他のゆり科野菜

0.03ppm

 

にんじん

0.03ppm

 

パースニップ

0.03ppm

 

パセリ

0.03ppm

 

セロリ

0.03ppm

 

みつば

0.03ppm

 

その他のせり科野菜

0.03ppm

 

トマト

0.03ppm

 

ピーマン

0.03ppm

 

なす

0.03ppm

 

その他のなす科野菜

0.03ppm

 

きゆうり

0.03ppm

 

かぼちや

0.03ppm

 

しろうり

0.03ppm

 

すいか

0.03ppm

 

メロン類果実

0.03ppm

 

まくわうり

0.03ppm

 

その他のうり科野菜

0.03ppm

 

ほうれんそう

0.03ppm

 

たけのこ

0.03ppm

 

オクラ

0.03ppm

 

しようが

0.03ppm

 

未成熟えんどう

0.03ppm

 

未成熟いんげん

0.03ppm

 

えだまめ

0.03ppm

 

マッシュルーム

0.03ppm

 

しいたけ

0.03ppm

 

その他のきのこ類

0.03ppm

 

その他の野菜

0.03ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.03ppm

 

日本なし

0.03ppm

 

西洋なし

0.03ppm

 

マルメロ

0.03ppm

 

びわ

0.03ppm

 

もも

0.03ppm

 

ネクタリン

0.03ppm

 

あんず

0.03ppm

 

すもも

0.03ppm

 

うめ

0.03ppm

 

おうとう

0.03ppm

 

いちご

0.03ppm

 

ラズベリー

0.03ppm

 

ブラックベリー

0.03ppm

 

ブルーベリー

0.03ppm

 

クランベリー

0.03ppm

 

ハックルベリー

0.03ppm

 

その他のベリー類果実

0.03ppm

 

ぶどう

0.03ppm

 

かき

0.03ppm

 

バナナ

0.03ppm

 

キウィー

0.03ppm

 

パパイヤ

0.03ppm

 

アボカド

0.03ppm

 

パイナップル

0.03ppm

 

グアバ

0.03ppm

 

マンゴー

0.03ppm

 

パッションフルーツ

0.03ppm

 

なつめやし

0.03ppm

 

その他の果実

0.03ppm

 

ひまわりの種子

0.03ppm

 

ごまの種子

0.03ppm

 

べにばなの種子

0.03ppm

 

綿実

0.03ppm

 

なたね

0.03ppm

 

その他のオイルシード

0.03ppm

 

ぎんなん

0.03ppm

 

くり

0.03ppm

 

ペカン

0.03ppm

 

アーモンド

0.03ppm

 

くるみ

0.03ppm

 

その他のナッツ類

0.03ppm

 

0.03ppm

 

コーヒー豆

0.03ppm

 

カカオ豆

0.03ppm

 

ホップ

0.03ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.03ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm

 

牛の腎臓

2ppm

 

豚の腎臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm

 

牛の食用部分

3ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

3ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.08ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.08ppm

 

鶏の肝臓

0.08ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.08ppm

 

鶏の腎臓

0.08ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.08ppm

 

鶏の食用部分

0.08ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.08ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

3ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

4ppm

トリクロルホン

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.004ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.01ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.01ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.004ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.004ppm

 

その他の魚介類

0.004ppm

 

はちみつ

0.004ppm

トリチコナゾール

0.05ppm

 

小麦

0.04ppm

 

大麦

0.04ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.03ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

トリデモルフ

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.08ppm

 

かぼちや

0.08ppm

 

しろうり

0.08ppm

 

すいか

0.08ppm

 

メロン類果実

0.08ppm

 

まくわうり

0.08ppm

 

その他のうり科野菜

0.08ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.07ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

20ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

トリフルムロン

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

2ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.08ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.08ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.08ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

トリベヌロンメチル

とうもろこし

0.05ppm

 

大豆

0.01ppm

 

その他の豆類

0.01ppm

 

ひまわりの種子

0.01ppm

 

綿実

0.04ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

ナプロパミド

かんしよ

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

二塩化エチレン

0.06ppm

 

小麦

0.06ppm

 

大麦

0.06ppm

 

ライ麦

0.06ppm

 

とうもろこし

0.06ppm

 

そば

0.06ppm

 

その他の穀類

0.06ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.01ppm

 

えんどう

0.01ppm

 

そら豆

0.01ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.01ppm

 

ばれいしよ

0.01ppm

 

さといも類

0.01ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

こんにやくいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.01ppm

 

だいこん類の根

0.01ppm

 

だいこん類の葉

0.01ppm

 

かぶ類の根

0.01ppm

 

かぶ類の葉

0.01ppm

 

西洋わさび

0.01ppm

 

クレソン

0.01ppm

 

はくさい

0.01ppm

 

キャベツ

0.01ppm

 

芽キャベツ

0.01ppm

 

ケール

0.01ppm

 

こまつな

0.01ppm

 

きような

0.01ppm

 

チンゲンサイ

0.01ppm

 

カリフラワー

0.01ppm

 

ブロッコリー

0.01ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.01ppm

 

ごぼう

0.01ppm

 

サルシフィー

0.01ppm

 

アーティチョーク

0.01ppm

 

チコリ

0.01ppm

 

エンダイブ

0.01ppm

 

しゆんぎく

0.01ppm

 

レタス

0.01ppm

 

その他のきく科野菜

0.01ppm

 

たまねぎ

0.01ppm

 

ねぎ

0.01ppm

 

にんにく

0.01ppm

 

にら

0.01ppm

 

アスパラガス

0.01ppm

 

わけぎ

0.01ppm

 

その他のゆり科野菜

0.01ppm

 

にんじん

0.01ppm

 

パースニップ

0.01ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

セロリ

0.01ppm

 

みつば

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

0.01ppm

 

トマト

0.01ppm

 

ピーマン

0.01ppm

 

なす

0.01ppm

 

その他のなす科野菜

0.01ppm

 

きゆうり

0.01ppm

 

かぼちや

0.01ppm

 

しろうり

0.01ppm

 

すいか

0.01ppm

 

メロン類果実

0.01ppm

 

まくわうり

0.01ppm

 

その他のうり科野菜

0.01ppm

 

ほうれんそう

0.01ppm

 

たけのこ

0.01ppm

 

オクラ

0.01ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

0.01ppm

 

未成熟いんげん

0.01ppm

 

えだまめ

0.01ppm

 

マッシュルーム

0.01ppm

 

しいたけ

0.01ppm

 

その他のきのこ類

0.01ppm

 

その他の野菜

0.01ppm

 

みかん

0.01ppm

 

なつみかんの果実全体

0.01ppm

 

レモン

0.01ppm

 

オレンジ

0.01ppm

 

グレープフルーツ

0.01ppm

 

ライム

0.01ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.01ppm

 

りんご

0.01ppm

 

日本なし

0.01ppm

 

西洋なし

0.01ppm

 

マルメロ

0.01ppm

 

びわ

0.01ppm

 

もも

0.01ppm

 

ネクタリン

0.01ppm

 

あんず

0.01ppm

 

すもも

0.01ppm

 

うめ

0.01ppm

 

おうとう

0.01ppm

 

いちご

0.01ppm

 

ラズベリー

0.01ppm

 

ブラックベリー

0.01ppm

 

ブルーベリー

0.01ppm

 

クランベリー

0.01ppm

 

ハックルベリー

0.01ppm

 

その他のベリー類果実

0.01ppm

 

ぶどう

0.01ppm

 

かき

0.01ppm

 

バナナ

0.01ppm

 

キウィー

0.01ppm

 

パパイヤ

0.01ppm

 

アボカド

0.01ppm

 

パイナップル

0.01ppm

 

グアバ

0.01ppm

 

マンゴー

0.01ppm

 

パッションフルーツ

0.01ppm

 

なつめやし

0.01ppm

 

その他の果実

0.01ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.01ppm

 

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.01ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

 

その他の家きんの卵

0.1ppm

ニコスルフロン

とうもろこし

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

ニコチン

とうもろこし

2ppm

 

小豆類

2ppm

 

えんどう

2ppm

 

そら豆

2ppm

 

その他の豆類

2ppm

 

だいこん類の根

2ppm

 

かぶ類の根

2ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

2ppm

 

ケール

2ppm

 

カリフラワー

2ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

2ppm

 

アーティチョーク

2ppm

 

レタス

2ppm

 

たまねぎ

2ppm

 

ねぎ

2ppm

 

アスパラガス

2ppm

 

パースニップ

2ppm

 

パセリ

2ppm

 

セロリ

2ppm

 

トマト

2ppm

 

ピーマン

2ppm

 

なす

2ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

きゆうり

2ppm

 

かぼちや

2ppm

 

すいか

2ppm

 

メロン類果実

2ppm

 

ほうれんそう

2ppm

 

オクラ

2ppm

 

未成熟いんげん

2ppm

 

マッシュルーム

2ppm

 

その他の野菜

2ppm

 

レモン

2ppm

 

オレンジ

2ppm

 

グレープフルーツ

2ppm

 

ライム

2ppm

 

その他のかんきつ類果実

2ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

2ppm

 

西洋なし

2ppm

 

マルメロ

2ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

2ppm

 

すもも

2ppm

 

おうとう

2ppm

 

ブラックベリー

2ppm

 

その他のベリー類果実

2ppm

 

その他の果実

2ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

2ppm

二臭化エチレン

0.01ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.01ppm

 

ライ麦

0.01ppm

 

とうもろこし

0.01ppm

 

そば

0.01ppm

 

その他の穀類

0.01ppm

 

大豆

0.01ppm

 

小豆類

0.01ppm

 

えんどう

0.01ppm

 

そら豆

0.01ppm

 

らつかせい

0.01ppm

 

その他の豆類

0.01ppm

 

ばれいしよ

0.01ppm

 

さといも類

0.01ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

こんにやくいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.01ppm

 

さとうきび

不検出

 

だいこん類の根

0.01ppm

 

だいこん類の葉

0.01ppm

 

かぶ類の根

0.01ppm

 

かぶ類の葉

0.01ppm

 

西洋わさび

0.01ppm

 

クレソン

0.01ppm

 

はくさい

0.01ppm

 

キャベツ

0.01ppm

 

芽キャベツ

0.01ppm

 

ケール

0.01ppm

 

こまつな

0.01ppm

 

きような

0.01ppm

 

チンゲンサイ

0.01ppm

 

カリフラワー

0.01ppm

 

ブロッコリー

0.01ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.01ppm

 

ごぼう

0.01ppm

 

サルシフィー

0.01ppm

 

アーティチョーク

0.01ppm

 

チコリ

0.01ppm

 

エンダイブ

0.01ppm

 

しゆんぎく

0.01ppm

 

レタス

0.01ppm

 

その他のきく科野菜

0.01ppm

 

たまねぎ

0.01ppm

 

ねぎ

0.01ppm

 

にんにく

0.01ppm

 

にら

0.01ppm

 

アスパラガス

0.01ppm

 

わけぎ

0.01ppm

 

その他のゆり科野菜

0.01ppm

 

にんじん

0.01ppm

 

パースニップ

0.01ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

セロリ

0.01ppm

 

みつば

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

0.01ppm

 

トマト

0.01ppm

 

ピーマン

0.01ppm

 

なす

0.01ppm

 

その他のなす科野菜

0.01ppm

 

きゆうり

0.01ppm

 

かぼちや

0.01ppm

 

しろうり

0.01ppm

 

すいか

0.01ppm

 

メロン類果実

0.01ppm

 

まくわうり

0.01ppm

 

その他のうり科野菜

0.01ppm

 

ほうれんそう

0.01ppm

 

たけのこ

0.01ppm

 

オクラ

0.01ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

0.01ppm

 

未成熟いんげん

不検出

 

えだまめ

0.01ppm

 

マッシュルーム

0.01ppm

 

しいたけ

0.01ppm

 

その他のきのこ類

0.01ppm

 

その他の野菜

0.01ppm

 

みかん

不検出

 

なつみかんの果実全体

不検出

 

レモン

不検出

 

オレンジ

不検出

 

グレープフルーツ

不検出

 

ライム

不検出

 

その他のかんきつ類果実

不検出

 

りんご

0.01ppm

 

日本なし

0.01ppm

 

西洋なし

0.01ppm

 

マルメロ

0.01ppm

 

びわ

0.01ppm

 

もも

0.01ppm

 

ネクタリン

0.01ppm

 

あんず

0.01ppm

 

すもも

0.01ppm

 

うめ

0.01ppm

 

おうとう

0.01ppm

 

いちご

0.01ppm

 

ラズベリー

0.01ppm

 

ブラックベリー

0.01ppm

 

ブルーベリー

0.01ppm

 

クランベリー

0.01ppm

 

ハックルベリー

0.01ppm

 

その他のベリー類果実

0.01ppm

 

ぶどう

0.01ppm

 

かき

0.01ppm

 

バナナ

0.01ppm

 

キウィー

0.01ppm

 

パパイヤ

不検出

 

アボカド

0.01ppm

 

パイナップル

0.01ppm

 

グアバ

0.01ppm

 

マンゴー

不検出

 

パッションフルーツ

0.01ppm

 

なつめやし

0.01ppm

 

その他の果実

不検出

 

ひまわりの種子

0.01ppm

 

ごまの種子

0.01ppm

 

べにばなの種子

0.01ppm

 

綿実

0.01ppm

 

なたね

0.01ppm

 

その他のオイルシード

0.01ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.01ppm

 

0.1ppm

 

コーヒー豆

不検出

 

カカオ豆

不検出

 

ホップ

0.01ppm

 

その他のスパイス

0.01ppm

 

その他のハーブ

0.01ppm

ノニルフェノールスルホン酸銅

0.04ppm

 

小麦

0.04ppm

 

大麦

0.04ppm

 

ライ麦

0.04ppm

 

とうもろこし

0.04ppm

 

そば

0.04ppm

 

その他の穀類

0.04ppm

 

大豆

0.04ppm

 

小豆類

0.04ppm

 

えんどう

0.04ppm

 

そら豆

0.04ppm

 

らつかせい

0.04ppm

 

その他の豆類

0.04ppm

 

ばれいしよ

5ppm

 

さといも類

5ppm

 

かんしよ

5ppm

 

やまいも

5ppm

 

こんにやくいも

5ppm

 

その他のいも類

5ppm

 

てんさい

0.04ppm

 

さとうきび

0.04ppm

 

だいこん類の根

10ppm

 

だいこん類の葉

10ppm

 

かぶ類の根

10ppm

 

かぶ類の葉

10ppm

 

西洋わさび

10ppm

 

クレソン

10ppm

 

はくさい

10ppm

 

キャベツ

10ppm

 

芽キャベツ

10ppm

 

ケール

10ppm

 

こまつな

10ppm

 

きような

10ppm

 

チンゲンサイ

10ppm

 

カリフラワー

10ppm

 

ブロッコリー

10ppm

 

その他のあぶらな科野菜

10ppm

 

ごぼう

10ppm

 

サルシフィー

10ppm

 

アーティチョーク

10ppm

 

チコリ

10ppm

 

エンダイブ

10ppm

 

しゆんぎく

10ppm

 

レタス

10ppm

 

その他のきく科野菜

10ppm

 

たまねぎ

10ppm

 

ねぎ

10ppm

 

にんにく

10ppm

 

にら

10ppm

 

アスパラガス

10ppm

 

わけぎ

10ppm

 

その他のゆり科野菜

10ppm

 

にんじん

10ppm

 

パースニップ

10ppm

 

パセリ

10ppm

 

セロリ

10ppm

 

みつば

10ppm

 

その他のせり科野菜

10ppm

 

トマト

10ppm

 

ピーマン

10ppm

 

なす

10ppm

 

その他のなす科野菜

10ppm

 

きゆうり

10ppm

 

かぼちや

10ppm

 

しろうり

10ppm

 

すいか

5ppm

 

メロン類果実

5ppm

 

まくわうり

5ppm

 

その他のうり科野菜

10ppm

 

ほうれんそう

10ppm

 

たけのこ

10ppm

 

オクラ

10ppm

 

しようが

10ppm

 

未成熟えんどう

10ppm

 

未成熟いんげん

10ppm

 

えだまめ

10ppm

 

マッシュルーム

10ppm

 

しいたけ

10ppm

 

その他のきのこ類

10ppm

 

その他の野菜

10ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

5ppm

 

オレンジ

5ppm

 

グレープフルーツ

5ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

りんご

5ppm

 

日本なし

5ppm

 

西洋なし

5ppm

 

マルメロ

5ppm

 

びわ

5ppm

 

もも

5ppm

 

ネクタリン

5ppm

 

あんず

5ppm

 

すもも

5ppm

 

うめ

5ppm

 

おうとう

5ppm

 

いちご

5ppm

 

ラズベリー

5ppm

 

ブラックベリー

5ppm

 

ブルーベリー

5ppm

 

クランベリー

5ppm

 

ハックルベリー

5ppm

 

その他のベリー類果実

5ppm

 

ぶどう

5ppm

 

かき

5ppm

 

バナナ

5ppm

 

キウィー

5ppm

 

パパイヤ

5ppm

 

アボカド

5ppm

 

パイナップル

5ppm

 

グアバ

5ppm

 

マンゴー

5ppm

 

パッションフルーツ

5ppm

 

なつめやし

5ppm

 

その他の果実

5ppm

 

ひまわりの種子

5ppm

 

ごまの種子

5ppm

 

べにばなの種子

5ppm

 

綿実

5ppm

 

なたね

5ppm

 

その他のオイルシード

5ppm

 

ぎんなん

5ppm

 

くり

5ppm

 

ペカン

5ppm

 

アーモンド

5ppm

 

くるみ

5ppm

 

その他のナッツ類

5ppm

 

0.04ppm

 

コーヒー豆

0.04ppm

 

カカオ豆

0.04ppm

 

ホップ

0.04ppm

 

その他のスパイス

10ppm

 

その他のハーブ

10ppm

ノルジェストメット

牛の筋肉

0.0001ppm

 

豚の筋肉

0.0001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.0001ppm

 

牛の脂肪

0.0001ppm

 

豚の脂肪

0.0001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.0001ppm

 

牛の肝臓

0.0001ppm

 

豚の肝臓

0.0001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.0001ppm

 

牛の腎臓

0.0001ppm

 

豚の腎臓

0.0001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.0001ppm

 

牛の食用部分

0.0001ppm

 

豚の食用部分

0.0001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.0001ppm

 

0.0001ppm

 

鶏の筋肉

0.0001ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.0001ppm

 

鶏の脂肪

0.0001ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.0001ppm

 

鶏の肝臓

0.0001ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.0001ppm

 

鶏の腎臓

0.0001ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.0001ppm

 

鶏の食用部分

0.0001ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.0001ppm

 

鶏の卵

0.0001ppm

 

その他の家きんの卵

0.0001ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.0001ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.0001ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.0001ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.0001ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.0001ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.0001ppm

 

その他の魚介類

0.0001ppm

 

はちみつ

0.0001ppm

パラチオン

大麦

0.5ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

その他の穀類

0.08ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.4ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

ケール

0.4ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.4ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.4ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

パースニップ

0.4ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.4ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

えだまめ

0.08ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.4ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

ネクタリン

0.5ppm

 

あんず

0.5ppm

 

すもも

0.5ppm

 

うめ

0.05ppm

 

ラズベリー

0.5ppm

 

ブラックベリー

0.5ppm

 

ブルーベリー

0.5ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.4ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

茶(不発酵茶を除く。)

0.3ppm

 

ホップ

0.6ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.4ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

パラチオンメチル

だいこん類の葉

0.6ppm

 

かぶ類の葉

0.6ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

その他のスパイス(種子,果実,根及び根茎を除く。)

1ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ハロキシホップ

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

さとうきび

0.03ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.5ppm

 

豚の肝臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm

 

牛の腎臓

0.5ppm

 

豚の腎臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm

 

牛の食用部分

0.5ppm

 

豚の食用部分

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

ビアラホス

0.004ppm

 

小麦

0.004ppm

 

大麦

0.004ppm

 

ライ麦

0.004ppm

 

とうもろこし

0.004ppm

 

そば

0.004ppm

 

その他の穀類

0.004ppm

 

大豆

0.004ppm

 

小豆類

0.004ppm

 

えんどう

0.004ppm

 

そら豆

0.004ppm

 

らつかせい

0.004ppm

 

その他の豆類

0.004ppm

 

ばれいしよ

0.004ppm

 

さといも類

0.004ppm

 

かんしよ

0.004ppm

 

やまいも

0.004ppm

 

こんにやくいも

0.004ppm

 

その他のいも類

0.004ppm

 

てんさい

0.004ppm

 

さとうきび

0.004ppm

 

だいこん類の根

0.004ppm

 

だいこん類の葉

0.004ppm

 

かぶ類の根

0.004ppm

 

かぶ類の葉

0.004ppm

 

西洋わさび

0.004ppm

 

クレソン

0.004ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.004ppm

 

芽キャベツ

0.004ppm

 

ケール

0.004ppm

 

こまつな

0.004ppm

 

きような

0.004ppm

 

チンゲンサイ

0.004ppm

 

カリフラワー

0.004ppm

 

ブロッコリー

0.004ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.01ppm

 

ごぼう

0.004ppm

 

サルシフィー

0.004ppm

 

アーティチョーク

0.004ppm

 

チコリ

0.004ppm

 

エンダイブ

0.004ppm

 

しゆんぎく

0.01ppm

 

レタス

0.004ppm

 

その他のきく科野菜

0.01ppm

 

たまねぎ

0.004ppm

 

ねぎ

0.004ppm

 

にんにく

0.004ppm

 

にら

0.01ppm

 

アスパラガス

0.004ppm

 

わけぎ

0.004ppm

 

その他のゆり科野菜

0.01ppm

 

にんじん

0.004ppm

 

パースニップ

0.004ppm

 

パセリ

0.004ppm

 

セロリ

0.004ppm

 

みつば

0.004ppm

 

その他のせり科野菜

0.01ppm

 

トマト

0.004ppm

 

ピーマン

0.004ppm

 

なす

0.004ppm

 

その他のなす科野菜

0.004ppm

 

きゆうり

0.004ppm

 

かぼちや

0.004ppm

 

しろうり

0.004ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.004ppm

 

まくわうり

0.004ppm

 

その他のうり科野菜

0.004ppm

 

ほうれんそう

0.004ppm

 

たけのこ

0.004ppm

 

オクラ

0.01ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

0.004ppm

 

未成熟いんげん

0.004ppm

 

えだまめ

0.004ppm

 

マッシュルーム

0.004ppm

 

しいたけ

0.004ppm

 

その他のきのこ類

0.004ppm

 

その他の野菜

0.01ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.004ppm

 

日本なし

0.004ppm

 

西洋なし

0.004ppm

 

マルメロ

0.004ppm

 

びわ

0.004ppm

 

もも

0.004ppm

 

ネクタリン

0.004ppm

 

あんず

0.004ppm

 

すもも

0.004ppm

 

うめ

0.004ppm

 

おうとう

0.004ppm

 

いちご

0.004ppm

 

ラズベリー

0.004ppm

 

ブラックベリー

0.004ppm

 

ブルーベリー

0.004ppm

 

クランベリー

0.004ppm

 

ハックルベリー

0.004ppm

 

その他のベリー類果実

0.004ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.004ppm

 

バナナ

0.004ppm

 

キウィー

0.004ppm

 

パパイヤ

0.004ppm

 

アボカド

0.004ppm

 

パイナップル

0.004ppm

 

グアバ

0.004ppm

 

マンゴー

0.004ppm

 

パッションフルーツ

0.004ppm

 

なつめやし

0.004ppm

 

その他の果実

0.004ppm

 

ひまわりの種子

0.004ppm

 

ごまの種子

0.004ppm

 

べにばなの種子

0.004ppm

 

綿実

0.004ppm

 

なたね

0.004ppm

 

その他のオイルシード

0.004ppm

 

ぎんなん

0.004ppm

 

くり

0.004ppm

 

ペカン

0.004ppm

 

アーモンド

0.004ppm

 

くるみ

0.004ppm

 

その他のナッツ類

0.004ppm

 

0.004ppm

 

コーヒー豆

0.004ppm

 

カカオ豆

0.004ppm

 

ホップ

0.008ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.01ppm

ビオレスメトリン

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.5ppm

 

豚の筋肉

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm

 

牛の脂肪

0.5ppm

 

豚の脂肪

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm

 

牛の肝臓

0.5ppm

 

豚の肝臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm

 

牛の腎臓

0.5ppm

 

豚の腎臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm

 

牛の食用部分

0.5ppm

 

豚の食用部分

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.5ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.5ppm

 

鶏の脂肪

0.5ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.5ppm

 

鶏の肝臓

0.5ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.5ppm

 

鶏の腎臓

0.5ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.5ppm

 

鶏の食用部分

0.5ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.5ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ピクロラム

0.2ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.2ppm

 

さとうきび

0.01ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm

 

牛の腎臓

3ppm

 

豚の腎臓

3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

3ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

豚の食用部分

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ビテルタノール

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

3ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.5ppm

 

すいか

0.05ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.3ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

ネクタリン

1ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.3ppm

 

その他のハーブ

0.3ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

ピノキサデン

小麦

0.7ppm

 

大麦

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.04ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.06ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.06ppm

 

鶏の脂肪

0.06ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.06ppm

 

鶏の肝臓

0.06ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.06ppm

 

鶏の腎臓

0.06ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.06ppm

 

鶏の食用部分

0.06ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.06ppm

 

鶏の卵

0.06ppm

 

その他の家きんの卵

0.06ppm

ピペロニルブトキシド

24ppm

 

小麦

24ppm

 

大麦

24ppm

 

ライ麦

24ppm

 

とうもろこし

24ppm

 

そば

24ppm

 

その他の穀類

24ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.2ppm

 

そら豆

0.2ppm

 

らつかせい

1ppm

 

その他の豆類

0.2ppm

 

ばれいしよ

0.5ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

50ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

8ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

8ppm

 

はくさい

8ppm

 

キャベツ

8ppm

 

芽キャベツ

8ppm

 

ケール

8ppm

 

こまつな

8ppm

 

きような

8ppm

 

チンゲンサイ

8ppm

 

カリフラワー

8ppm

 

ブロッコリー

8ppm

 

その他のあぶらな科野菜

50ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

8ppm

 

チコリ

8ppm

 

エンダイブ

8ppm

 

しゆんぎく

8ppm

 

レタス

50ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

8ppm

 

ねぎ

8ppm

 

にんにく

8ppm

 

にら

8ppm

 

アスパラガス

8ppm

 

わけぎ

8ppm

 

その他のゆり科野菜

8ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

セロリ

8ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

2ppm

 

ピーマン

2ppm

 

なす

8ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

きゆうり

1ppm

 

かぼちや

1ppm

 

しろうり

1ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

その他のうり科野菜

1ppm

 

ほうれんそう

50ppm

 

たけのこ

8ppm

 

オクラ

8ppm

 

未成熟えんどう

8ppm

 

未成熟いんげん

8ppm

 

えだまめ

8ppm

 

マッシュルーム

8ppm

 

しいたけ

8ppm

 

その他のきのこ類

8ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

5ppm

 

オレンジ

5ppm

 

グレープフルーツ

5ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

りんご

8ppm

 

日本なし

8ppm

 

西洋なし

8ppm

 

マルメロ

8ppm

 

びわ

8ppm

 

もも

8ppm

 

ネクタリン

8ppm

 

あんず

8ppm

 

すもも

8ppm

 

うめ

8ppm

 

おうとう

8ppm

 

いちご

8ppm

 

ラズベリー

8ppm

 

ブラックベリー

8ppm

 

ブルーベリー

8ppm

 

クランベリー

8ppm

 

ハックルベリー

8ppm

 

その他のベリー類果実

8ppm

 

ぶどう

8ppm

 

かき

8ppm

 

バナナ

8ppm

 

キウィー

8ppm

 

パパイヤ

8ppm

 

アボカド

8ppm

 

パイナップル

8ppm

 

グアバ

8ppm

 

マンゴー

8ppm

 

パッションフルーツ

8ppm

 

なつめやし

8ppm

 

その他の果実

8ppm

 

ひまわりの種子

8ppm

 

ごまの種子

8ppm

 

べにばなの種子

8ppm

 

綿実

8ppm

 

なたね

8ppm

 

その他のオイルシード

8ppm

 

ぎんなん

8ppm

 

くり

8ppm

 

ペカン

8ppm

 

アーモンド

8ppm

 

くるみ

5ppm

 

その他のナッツ類

8ppm

 

カカオ豆

8ppm

 

その他のスパイス

8ppm

 

その他のハーブ

50ppm

 

牛の筋肉

2ppm

 

豚の筋肉

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm

 

牛の脂肪

5ppm

 

豚の脂肪

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.03ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.2ppm

 

鶏の筋肉

0.08ppm

 

その他の家きんの筋肉

3ppm

 

鶏の脂肪

7ppm

 

その他の家きんの脂肪

7ppm

 

鶏の肝臓

10ppm

 

その他の家きんの肝臓

10ppm

 

鶏の腎臓

10ppm

 

その他の家きんの腎臓

10ppm

 

鶏の食用部分

10ppm

 

その他の家きんの食用部分

10ppm

 

鶏の卵

1ppm

 

その他の家きんの卵

1ppm

ヒメキサゾール

0.5ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.5ppm

 

小豆類

0.5ppm

 

えんどう

0.5ppm

 

そら豆

0.5ppm

 

らつかせい

0.5ppm

 

その他の豆類

0.5ppm

 

ばれいしよ

0.5ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.5ppm

 

さとうきび

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

0.5ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

はくさい

0.5ppm

 

キャベツ

0.5ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.5ppm

 

すいか

0.5ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

未成熟えんどう

0.5ppm

 

未成熟いんげん

0.5ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

みかん

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

0.5ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

びわ

0.5ppm

 

もも

0.5ppm

 

ネクタリン

0.5ppm

 

あんず

0.5ppm

 

すもも

0.5ppm

 

うめ

0.5ppm

 

おうとう

0.5ppm

 

いちご

0.5ppm

 

ラズベリー

0.5ppm

 

ブラックベリー

0.5ppm

 

ブルーベリー

0.5ppm

 

クランベリー

0.5ppm

 

ハックルベリー

0.5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

ぶどう

0.5ppm

 

かき

0.5ppm

 

バナナ

0.5ppm

 

キウィー

0.5ppm

 

パパイヤ

0.5ppm

 

アボカド

0.5ppm

 

パイナップル

0.5ppm

 

グアバ

0.5ppm

 

マンゴー

0.5ppm

 

パッションフルーツ

0.5ppm

 

なつめやし

0.5ppm

 

その他の果実

0.5ppm

 

ひまわりの種子

0.5ppm

 

ごまの種子

0.5ppm

 

べにばなの種子

0.5ppm

 

綿実

0.5ppm

 

なたね

0.5ppm

 

その他のオイルシード

0.5ppm

 

ぎんなん

0.5ppm

 

くり

0.5ppm

 

ペカン

0.5ppm

 

アーモンド

0.5ppm

 

くるみ

0.5ppm

 

その他のナッツ類

0.5ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

ピラクロホス

かぶ類の葉

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

その他のスパイス

1ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

ピラゾリネート

0.1ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

ピリデート

その他の豆類

0.1ppm

 

だいこん類の葉

10ppm

 

かぶ類の葉

10ppm

 

クレソン

10ppm

 

はくさい

0.03ppm

 

ケール

10ppm

 

こまつな

10ppm

 

きような

10ppm

 

チンゲンサイ

10ppm

 

カリフラワー

10ppm

 

ブロッコリー

10ppm

 

その他のあぶらな科野菜

10ppm

 

アーティチョーク

10ppm

 

チコリ

10ppm

 

エンダイブ

10ppm

 

しゆんぎく

10ppm

 

レタス

10ppm

 

その他のきく科野菜

10ppm

 

ねぎ

10ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

10ppm

 

わけぎ

10ppm

 

その他のゆり科野菜

10ppm

 

パセリ

10ppm

 

セロリ

10ppm

 

みつば

10ppm

 

その他のせり科野菜

10ppm

 

ほうれんそう

10ppm

 

その他の野菜

10ppm

 

その他のスパイス

10ppm

 

その他のハーブ

10ppm

 

牛の筋肉

0.2ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

0.2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.3ppm

 

豚の腎臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.2ppm

 

鶏の筋肉

0.2ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.2ppm

 

鶏の脂肪

0.2ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.2ppm

 

鶏の肝臓

0.2ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.2ppm

 

鶏の腎臓

0.2ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.2ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.2ppm

 

鶏の卵

0.2ppm

 

その他の家きんの卵

0.2ppm

ピリミカーブ

0.3ppm

 

大豆

1ppm

 

そら豆

1ppm

 

その他の豆類

1ppm

 

さといも類

1ppm

 

やまいも

1ppm

 

こんにやくいも

1ppm

 

その他のいも類

1ppm

 

ケール

2ppm

 

こまつな

2ppm

 

きような

2ppm

 

ごぼう

1ppm

 

チコリ

2ppm

 

しゆんぎく

2ppm

 

その他のきく科野菜

2ppm

 

にら

3ppm

 

わけぎ

1ppm

 

その他のゆり科野菜

3ppm

 

みつば

3ppm

 

その他のせり科野菜

3ppm

 

しろうり

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

その他のうり科野菜

2ppm

 

たけのこ

1ppm

 

オクラ

1ppm

 

マッシュルーム

1ppm

 

しいたけ

1ppm

 

その他のきのこ類

1ppm

 

その他の野菜

0.2ppm

 

ネクタリン

0.8ppm

 

かき

0.5ppm

 

パパイヤ

0.5ppm

 

グアバ

0.5ppm

 

その他の果実

2ppm

 

その他のオイルシード

3ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

その他のスパイス(種子を除く。)

3ppm

 

その他のハーブ

3ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ピリミホスメチル

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス(種子及び果実を除く。)

5ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

ピレトリン

さとうきび

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

1ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

脂肪中に0.5ppm

 

鶏の筋肉

0.2ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.2ppm

 

鶏の脂肪

0.2ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.2ppm

 

鶏の肝臓

0.2ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.2ppm

 

鶏の腎臓

0.2ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.2ppm

 

鶏の食用部分

0.2ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.2ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

 

その他の家きんの卵

0.1ppm

ビンクロゾリン

大豆

0.5ppm

 

小豆類

0.8ppm

 

そら豆

0.8ppm

 

その他の豆類

0.8ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

キャベツ

1ppm

 

カリフラワー

1ppm

 

チコリ

2ppm

 

エンダイブ

5ppm

 

レタス

5ppm

 

その他のきく科野菜

5ppm

 

たまねぎ

1ppm

 

トマト

3ppm

 

ピーマン

3ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

きゆうり

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

未成熟いんげん

2ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

1ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

5ppm

 

すもも

1ppm

 

おうとう

3ppm

 

いちご

10ppm

 

ラズベリー

5ppm

 

ブラックベリー

5ppm

 

ブルーベリー

5ppm

 

ハックルベリー

5ppm

 

その他のベリー類果実

5ppm

 

ぶどう

5ppm

 

キウィー

10ppm

 

なたね

1ppm

 

ホップ

40ppm

 

その他のハーブ

5ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ピンドン

0.001ppm

 

小麦

0.001ppm

 

大麦

0.001ppm

 

ライ麦

0.001ppm

 

とうもろこし

0.001ppm

 

そば

0.001ppm

 

その他の穀類

0.001ppm

 

大豆

0.001ppm

 

小豆類

0.001ppm

 

えんどう

0.001ppm

 

そら豆

0.001ppm

 

らつかせい

0.001ppm

 

その他の豆類

0.001ppm

 

ばれいしよ

0.001ppm

 

さといも類

0.001ppm

 

かんしよ

0.001ppm

 

やまいも

0.001ppm

 

こんにやくいも

0.001ppm

 

その他のいも類

0.001ppm

 

てんさい

0.001ppm

 

さとうきび

0.001ppm

 

だいこん類の根

0.001ppm

 

だいこん類の葉

0.001ppm

 

かぶ類の根

0.001ppm

 

かぶ類の葉

0.001ppm

 

西洋わさび

0.001ppm

 

クレソン

0.001ppm

 

はくさい

0.001ppm

 

キャベツ

0.001ppm

 

芽キャベツ

0.001ppm

 

ケール

0.001ppm

 

こまつな

0.001ppm

 

きような

0.001ppm

 

チンゲンサイ

0.001ppm

 

カリフラワー

0.001ppm

 

ブロッコリー

0.001ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.001ppm

 

ごぼう

0.001ppm

 

サルシフィー

0.001ppm

 

アーティチョーク

0.001ppm

 

チコリ

0.001ppm

 

エンダイブ

0.001ppm

 

しゆんぎく

0.001ppm

 

レタス

0.001ppm

 

その他のきく科野菜

0.001ppm

 

たまねぎ

0.001ppm

 

ねぎ

0.001ppm

 

にんにく

0.001ppm

 

にら

0.001ppm

 

アスパラガス

0.001ppm

 

わけぎ

0.001ppm

 

その他のゆり科野菜

0.001ppm

 

にんじん

0.001ppm

 

パースニップ

0.001ppm

 

パセリ

0.001ppm

 

セロリ

0.001ppm

 

みつば

0.001ppm

 

その他のせり科野菜

0.001ppm

 

トマト

0.001ppm

 

ピーマン

0.001ppm

 

なす

0.001ppm

 

その他のなす科野菜

0.001ppm

 

きゆうり

0.001ppm

 

かぼちや

0.001ppm

 

しろうり

0.001ppm

 

すいか

0.001ppm

 

メロン類果実

0.001ppm

 

まくわうり

0.001ppm

 

その他のうり科野菜

0.001ppm

 

ほうれんそう

0.001ppm

 

たけのこ

0.001ppm

 

オクラ

0.001ppm

 

しようが

0.001ppm

 

未成熟えんどう

0.001ppm

 

未成熟いんげん

0.001ppm

 

えだまめ

0.001ppm

 

マッシュルーム

0.001ppm

 

しいたけ

0.001ppm

 

その他のきのこ類

0.001ppm

 

その他の野菜

0.001ppm

 

みかん

0.001ppm

 

なつみかんの果実全体

0.001ppm

 

レモン

0.001ppm

 

オレンジ

0.001ppm

 

グレープフルーツ

0.001ppm

 

ライム

0.001ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.001ppm

 

りんご

0.001ppm

 

日本なし

0.001ppm

 

西洋なし

0.001ppm

 

マルメロ

0.001ppm

 

びわ

0.001ppm

 

もも

0.001ppm

 

ネクタリン

0.001ppm

 

あんず

0.001ppm

 

すもも

0.001ppm

 

うめ

0.001ppm

 

おうとう

0.001ppm

 

いちご

0.001ppm

 

ラズベリー

0.001ppm

 

ブラックベリー

0.001ppm

 

ブルーベリー

0.001ppm

 

クランベリー

0.001ppm

 

ハックルベリー

0.001ppm

 

その他のベリー類果実

0.001ppm

 

ぶどう

0.001ppm

 

かき

0.001ppm

 

バナナ

0.001ppm

 

キウィー

0.001ppm

 

パパイヤ

0.001ppm

 

アボカド

0.001ppm

 

パイナップル

0.001ppm

 

グアバ

0.001ppm

 

マンゴー

0.001ppm

 

パッションフルーツ

0.001ppm

 

なつめやし

0.001ppm

 

その他の果実

0.001ppm

 

ひまわりの種子

0.001ppm

 

ごまの種子

0.001ppm

 

べにばなの種子

0.001ppm

 

綿実

0.001ppm

 

なたね

0.001ppm

 

その他のオイルシード

0.001ppm

 

ぎんなん

0.001ppm

 

くり

0.001ppm

 

ペカン

0.001ppm

 

アーモンド

0.001ppm

 

くるみ

0.001ppm

 

その他のナッツ類

0.001ppm

 

0.001ppm

 

コーヒー豆

0.001ppm

 

カカオ豆

0.001ppm

 

ホップ

0.001ppm

 

その他のスパイス

0.001ppm

 

その他のハーブ

0.001ppm

 

牛の筋肉

0.001ppm

 

豚の筋肉

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.001ppm

 

牛の脂肪

0.001ppm

 

豚の脂肪

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.001ppm

 

牛の肝臓

0.001ppm

 

豚の肝臓

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.001ppm

 

牛の腎臓

0.001ppm

 

豚の腎臓

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.001ppm

 

牛の食用部分

0.001ppm

 

豚の食用部分

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.001ppm

 

0.001ppm

 

鶏の筋肉

0.001ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.001ppm

 

鶏の脂肪

0.001ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.001ppm

 

鶏の肝臓

0.001ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.001ppm

 

鶏の腎臓

0.001ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.001ppm

 

鶏の食用部分

0.001ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.001ppm

 

鶏の卵

0.001ppm

 

その他の家きんの卵

0.001ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.001ppm

 

その他の魚介類

0.001ppm

 

はちみつ

0.001ppm

フェノキサプロップエチル

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

ぎんなん

0.1ppm

 

くり

0.1ppm

 

ペカン

0.1ppm

 

アーモンド

0.1ppm

 

くるみ

0.1ppm

 

その他のナッツ類

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.02ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

フェノキシカルブ

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

2ppm

 

西洋なし

2ppm

 

マルメロ

2ppm

 

びわ

2ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

2ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.05ppm

 

コーヒー豆

0.05ppm

 

カカオ豆

0.05ppm

 

ホップ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

フェノプロップ

ミネラルウォーター類

0.009ppm

フェンチン

0.1ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.2ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.08ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.1ppm

 

カカオ豆

0.1ppm

 

ホップ

0.5ppm

 

その他のスパイス

0.08ppm

 

その他のハーブ

0.08ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

フェンバレレート

2ppm

 

その他のスパイス

3ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.9ppm

 

豚の筋肉

0.9ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.9ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

豚の脂肪

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

フェンプロピモルフ

0.3ppm

 

小麦

0.5ppm

 

大麦

0.5ppm

 

ライ麦

0.5ppm

 

とうもろこし

0.3ppm

 

そば

0.3ppm

 

その他の穀類

0.5ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

2ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.3ppm

 

豚の肝臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

フサライド

1ppm

ブタフェナシル

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.02ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.02ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

綿実

0.5ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.3ppm

 

豚の肝臓

0.3ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.3ppm

 

牛の腎臓

0.04ppm

 

豚の腎臓

0.04ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.04ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

フッ化スルフリル

0.04ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.5ppm

 

小豆類

0.5ppm

 

えんどう

0.5ppm

 

そら豆

0.5ppm

 

らつかせい

0.5ppm

 

その他の豆類

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

未成熟えんどう

0.5ppm

 

未成熟いんげん

0.5ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

その他のベリー類果実

0.5ppm

 

その他の果実

1ppm

 

綿実

0.5ppm

 

その他のオイルシード

0.5ppm

 

くり

3ppm

 

ペカン

3ppm

 

アーモンド

3ppm

 

くるみ

3ppm

 

その他のナッツ類

3ppm

 

コーヒー豆

1ppm

 

カカオ豆

0.2ppm

 

その他のスパイス

1ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

ブピリメート

きゆうり

1ppm

 

かぼちや

1ppm

 

しろうり

1ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

その他のうり科野菜

1ppm

 

りんご

0.8ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

0.5ppm

 

マルメロ

0.5ppm

 

びわ

0.5ppm

フラムプロップメチル

小麦

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

フリラゾール

とうもろこし

0.01ppm

フルオメツロン

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

キャベツ

0.02ppm

 

芽キャベツ

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

カリフラワー

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

レタス

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

たまねぎ

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

トマト

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

未成熟いんげん

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.5ppm

 

なつみかんの果実全体

0.5ppm

 

レモン

0.5ppm

 

オレンジ

0.5ppm

 

グレープフルーツ

0.5ppm

 

ライム

0.5ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.5ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.02ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.1ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

フルキンコナゾール

小麦

0.02ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

なたね

0.01ppm

 

牛の筋肉

0.2ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.5ppm

 

豚の脂肪

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm

 

牛の肝臓

0.2ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.2ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.2ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.2ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

フルシトリネート

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.07ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

フルスルファミド

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

フルミクロラックペンチル

とうもろこし

0.01ppm

 

大豆

0.01ppm

 

綿実

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

フルロキシピル

0.1ppm

 

小麦

0.3ppm

 

大麦

0.3ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.3ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.2ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.04ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

その他のなす科野菜

0.05ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.05ppm

 

メロン類果実

0.05ppm

 

まくわうり

0.05ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.08ppm

 

豚の筋肉

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.08ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.08ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.7ppm

 

豚の肝臓

0.7ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.7ppm

 

牛の腎臓

1ppm

 

豚の腎臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm

 

牛の食用部分

0.7ppm

 

豚の食用部分

0.7ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.7ppm

 

0.2ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.03ppm

 

その他の家きんの卵

0.03ppm

プロスルフロン

とうもろこし

0.01ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ブロディファコウム

0.0005ppm

 

小麦

0.0005ppm

 

大麦

0.0005ppm

 

ライ麦

0.0005ppm

 

とうもろこし

0.0005ppm

 

そば

0.0005ppm

 

その他の穀類

0.0005ppm

 

大豆

0.0005ppm

 

小豆類

0.0005ppm

 

えんどう

0.0005ppm

 

そら豆

0.0005ppm

 

らつかせい

0.001ppm

 

その他の豆類

0.0005ppm

 

ばれいしよ

0.001ppm

 

さといも類

0.001ppm

 

かんしよ

0.001ppm

 

やまいも

0.001ppm

 

こんにやくいも

0.001ppm

 

その他のいも類

0.001ppm

 

てんさい

0.001ppm

 

さとうきび

0.0008ppm

 

だいこん類の根

0.001ppm

 

だいこん類の葉

0.001ppm

 

かぶ類の根

0.001ppm

 

かぶ類の葉

0.001ppm

 

西洋わさび

0.001ppm

 

クレソン

0.001ppm

 

はくさい

0.001ppm

 

キャベツ

0.001ppm

 

芽キャベツ

0.001ppm

 

ケール

0.001ppm

 

こまつな

0.001ppm

 

きような

0.001ppm

 

チンゲンサイ

0.001ppm

 

カリフラワー

0.001ppm

 

ブロッコリー

0.001ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.001ppm

 

ごぼう

0.001ppm

 

サルシフィー

0.001ppm

 

アーティチョーク

0.001ppm

 

チコリ

0.001ppm

 

エンダイブ

0.001ppm

 

しゆんぎく

0.001ppm

 

レタス

0.001ppm

 

その他のきく科野菜

0.001ppm

 

たまねぎ

0.001ppm

 

ねぎ

0.001ppm

 

にんにく

0.001ppm

 

にら

0.001ppm

 

アスパラガス

0.001ppm

 

わけぎ

0.001ppm

 

その他のゆり科野菜

0.001ppm

 

にんじん

0.001ppm

 

パースニップ

0.001ppm

 

パセリ

0.001ppm

 

セロリ

0.001ppm

 

みつば

0.001ppm

 

その他のせり科野菜

0.001ppm

 

トマト

0.001ppm

 

ピーマン

0.001ppm

 

なす

0.001ppm

 

その他のなす科野菜

0.001ppm

 

きゆうり

0.001ppm

 

かぼちや

0.001ppm

 

しろうり

0.001ppm

 

すいか

0.001ppm

 

メロン類果実

0.001ppm

 

まくわうり

0.001ppm

 

その他のうり科野菜

0.001ppm

 

ほうれんそう

0.001ppm

 

たけのこ

0.001ppm

 

オクラ

0.001ppm

 

しようが

0.001ppm

 

未成熟えんどう

0.001ppm

 

未成熟いんげん

0.001ppm

 

えだまめ

0.001ppm

 

マッシュルーム

0.001ppm

 

しいたけ

0.001ppm

 

その他のきのこ類

0.001ppm

 

その他の野菜

0.001ppm

 

みかん

0.001ppm

 

なつみかんの果実全体

0.001ppm

 

レモン

0.001ppm

 

オレンジ

0.001ppm

 

グレープフルーツ

0.001ppm

 

ライム

0.001ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.001ppm

 

りんご

0.001ppm

 

日本なし

0.001ppm

 

西洋なし

0.001ppm

 

マルメロ

0.001ppm

 

びわ

0.001ppm

 

もも

0.001ppm

 

ネクタリン

0.001ppm

 

あんず

0.001ppm

 

すもも

0.001ppm

 

うめ

0.001ppm

 

おうとう

0.001ppm

 

いちご

0.001ppm

 

ラズベリー

0.001ppm

 

ブラックベリー

0.001ppm

 

ブルーベリー

0.001ppm

 

クランベリー

0.001ppm

 

ハックルベリー

0.001ppm

 

その他のベリー類果実

0.001ppm

 

ぶどう

0.001ppm

 

かき

0.001ppm

 

バナナ

0.001ppm

 

キウィー

0.001ppm

 

パパイヤ

0.001ppm

 

アボカド

0.001ppm

 

パイナップル

0.001ppm

 

グアバ

0.001ppm

 

マンゴー

0.001ppm

 

パッションフルーツ

0.001ppm

 

なつめやし

0.001ppm

 

その他の果実

0.001ppm

 

ひまわりの種子

0.001ppm

 

ごまの種子

0.001ppm

 

べにばなの種子

0.001ppm

 

綿実

0.001ppm

 

なたね

0.001ppm

 

その他のオイルシード

0.001ppm

 

ぎんなん

0.001ppm

 

くり

0.001ppm

 

ペカン

0.001ppm

 

アーモンド

0.001ppm

 

くるみ

0.001ppm

 

その他のナッツ類

0.001ppm

 

0.001ppm

 

コーヒー豆

0.001ppm

 

カカオ豆

0.001ppm

 

ホップ

0.001ppm

 

その他のスパイス

0.001ppm

 

その他のハーブ

0.001ppm

 

牛の筋肉

0.0005ppm

 

豚の筋肉

0.0005ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.0005ppm

 

牛の脂肪

0.001ppm

 

豚の脂肪

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.001ppm

 

牛の肝臓

0.0005ppm

 

豚の肝臓

0.0005ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.0005ppm

 

牛の腎臓

0.0005ppm

 

豚の腎臓

0.0005ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.0005ppm

 

牛の食用部分

0.0005ppm

 

豚の食用部分

0.0005ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.0005ppm

 

0.001ppm

 

鶏の筋肉

0.001ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.001ppm

 

鶏の脂肪

0.001ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.001ppm

 

鶏の肝臓

0.001ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.001ppm

 

鶏の腎臓

0.001ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.001ppm

 

鶏の食用部分

0.001ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.001ppm

 

鶏の卵

0.001ppm

 

その他の家きんの卵

0.001ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.001ppm

 

その他の魚介類

0.001ppm

 

はちみつ

0.001ppm

プロパキザホップ

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

たまねぎ

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.01ppm

プロポキスル

1ppm

 

小麦

0.5ppm

 

大麦

0.5ppm

 

ライ麦

0.5ppm

 

とうもろこし

0.5ppm

 

そば

0.5ppm

 

その他の穀類

0.5ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.5ppm

 

さといも類

0.5ppm

 

かんしよ

0.5ppm

 

やまいも

0.5ppm

 

こんにやくいも

0.5ppm

 

その他のいも類

0.5ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

2ppm

 

だいこん類の葉

2ppm

 

かぶ類の根

2ppm

 

かぶ類の葉

2ppm

 

西洋わさび

2ppm

 

クレソン

2ppm

 

はくさい

2ppm

 

キャベツ

2ppm

 

芽キャベツ

2ppm

 

ケール

2ppm

 

こまつな

2ppm

 

きような

2ppm

 

チンゲンサイ

2ppm

 

カリフラワー

2ppm

 

ブロッコリー

2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

2ppm

 

ごぼう

2ppm

 

サルシフィー

2ppm

 

アーティチョーク

2ppm

 

チコリ

2ppm

 

エンダイブ

2ppm

 

しゆんぎく

2ppm

 

レタス

2ppm

 

その他のきく科野菜

2ppm

 

たまねぎ

2ppm

 

ねぎ

2ppm

 

にんにく

2ppm

 

にら

2ppm

 

アスパラガス

2ppm

 

わけぎ

2ppm

 

その他のゆり科野菜

2ppm

 

にんじん

2ppm

 

パースニップ

2ppm

 

パセリ

2ppm

 

セロリ

2ppm

 

みつば

2ppm

 

その他のせり科野菜

2ppm

 

トマト

2ppm

 

ピーマン

2ppm

 

なす

2ppm

 

その他のなす科野菜

2ppm

 

きゆうり

2ppm

 

かぼちや

2ppm

 

しろうり

2ppm

 

すいか

1ppm

 

メロン類果実

1ppm

 

まくわうり

1ppm

 

その他のうり科野菜

2ppm

 

ほうれんそう

2ppm

 

たけのこ

2ppm

 

オクラ

2ppm

 

しようが

2ppm

 

未成熟えんどう

2ppm

 

未成熟いんげん

2ppm

 

えだまめ

2ppm

 

マッシュルーム

2ppm

 

しいたけ

2ppm

 

その他のきのこ類

2ppm

 

その他の野菜

2ppm

 

みかん

1ppm

 

なつみかんの果実全体

1ppm

 

レモン

1ppm

 

オレンジ

1ppm

 

グレープフルーツ

1ppm

 

ライム

1ppm

 

その他のかんきつ類果実

1ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

1ppm

 

びわ

1ppm

 

もも

1ppm

 

ネクタリン

1ppm

 

あんず

1ppm

 

すもも

1ppm

 

うめ

1ppm

 

おうとう

1ppm

 

いちご

1ppm

 

ラズベリー

1ppm

 

ブラックベリー

1ppm

 

ブルーベリー

1ppm

 

クランベリー

1ppm

 

ハックルベリー

1ppm

 

その他のベリー類果実

1ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

1ppm

 

バナナ

1ppm

 

キウィー

1ppm

 

パパイヤ

1ppm

 

アボカド

1ppm

 

パイナップル

1ppm

 

グアバ

1ppm

 

マンゴー

1ppm

 

パッションフルーツ

1ppm

 

なつめやし

1ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ひまわりの種子

1ppm

 

ごまの種子

1ppm

 

べにばなの種子

1ppm

 

綿実

1ppm

 

なたね

1ppm

 

その他のオイルシード

1ppm

 

ぎんなん

1ppm

 

くり

1ppm

 

ペカン

1ppm

 

アーモンド

1ppm

 

くるみ

1ppm

 

その他のナッツ類

1ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

2ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.04ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.04ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.03ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ブロモキシニル

0.2ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.2ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

ぶどう

0.01ppm

 

綿実

2ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.06ppm

 

その他のスパイス

0.06ppm

 

牛の筋肉

0.07ppm

 

豚の筋肉

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.06ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.07ppm

 

豚の肝臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.06ppm

 

牛の腎臓

0.07ppm

 

豚の腎臓

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.06ppm

 

牛の食用部分

0.07ppm

 

豚の食用部分

0.06ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.06ppm

 

0.07ppm

 

鶏の筋肉

0.06ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.06ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.04ppm

 

その他の家きんの卵

0.04ppm

ブロモプロピレート

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.5ppm

 

だいこん類の葉

0.5ppm

 

かぶ類の根

0.5ppm

 

かぶ類の葉

0.5ppm

 

西洋わさび

0.5ppm

 

クレソン

0.5ppm

 

はくさい

0.5ppm

 

キャベツ

0.5ppm

 

芽キャベツ

0.5ppm

 

ケール

0.5ppm

 

こまつな

0.5ppm

 

きような

0.5ppm

 

チンゲンサイ

0.5ppm

 

カリフラワー

0.5ppm

 

ブロッコリー

0.5ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.5ppm

 

ごぼう

0.5ppm

 

サルシフィー

0.5ppm

 

アーティチョーク

0.5ppm

 

チコリ

0.5ppm

 

エンダイブ

0.5ppm

 

しゆんぎく

0.5ppm

 

レタス

0.5ppm

 

その他のきく科野菜

0.5ppm

 

たまねぎ

0.5ppm

 

ねぎ

0.5ppm

 

にんにく

0.5ppm

 

にら

0.5ppm

 

アスパラガス

0.5ppm

 

わけぎ

0.5ppm

 

その他のゆり科野菜

0.5ppm

 

にんじん

0.5ppm

 

パースニップ

0.5ppm

 

パセリ

0.5ppm

 

セロリ

0.5ppm

 

みつば

0.5ppm

 

その他のせり科野菜

0.5ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

0.5ppm

 

その他のなす科野菜

0.5ppm

 

きゆうり

0.5ppm

 

かぼちや

0.5ppm

 

しろうり

0.5ppm

 

すいか

2ppm

 

メロン類果実

0.5ppm

 

まくわうり

0.5ppm

 

その他のうり科野菜

0.5ppm

 

ほうれんそう

0.5ppm

 

たけのこ

0.5ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

0.5ppm

 

未成熟えんどう

0.5ppm

 

未成熟いんげん

3ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

その他の野菜

0.5ppm

 

みかん

2ppm

 

なつみかんの外果皮

5ppm

 

なつみかんの果実全体

2ppm

 

レモン

2ppm

 

オレンジ

2ppm

 

グレープフルーツ

2ppm

 

ライム

2ppm

 

その他のかんきつ類果実

2ppm

 

りんご

2ppm

 

日本なし

2ppm

 

西洋なし

2ppm

 

マルメロ

2ppm

 

びわ

2ppm

 

もも

2ppm

 

ネクタリン

2ppm

 

あんず

2ppm

 

すもも

2ppm

 

うめ

2ppm

 

おうとう

2ppm

 

いちご

2ppm

 

ラズベリー

2ppm

 

ブラックベリー

2ppm

 

ブルーベリー

2ppm

 

クランベリー

2ppm

 

ハックルベリー

2ppm

 

その他のベリー類果実

2ppm

 

ぶどう

2ppm

 

かき

2ppm

 

バナナ

2ppm

 

キウィー

2ppm

 

パパイヤ

2ppm

 

アボカド

2ppm

 

パイナップル

2ppm

 

グアバ

2ppm

 

マンゴー

2ppm

 

パッションフルーツ

2ppm

 

なつめやし

2ppm

 

その他の果実

2ppm

 

ひまわりの種子

2ppm

 

ごまの種子

2ppm

 

べにばなの種子

2ppm

 

綿実

2ppm

 

なたね

2ppm

 

その他のオイルシード

2ppm

 

ぎんなん

2ppm

 

くり

2ppm

 

ペカン

2ppm

 

アーモンド

2ppm

 

くるみ

2ppm

 

その他のナッツ類

2ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

1ppm

 

その他のスパイス

2ppm

 

その他のハーブ

0.5ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.08ppm

 

その他の家きんの卵

0.08ppm

ヘキサクロロベンゼン

0.03ppm

 

小麦

0.03ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.03ppm

 

とうもろこし

0.03ppm

 

そば

0.03ppm

 

その他の穀類

0.03ppm

 

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.01ppm

 

えんどう

0.01ppm

 

そら豆

0.01ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.01ppm

 

ばれいしよ

0.01ppm

 

さといも類

0.01ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

こんにやくいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.01ppm

 

だいこん類の根

0.01ppm

 

だいこん類の葉

0.01ppm

 

かぶ類の根

0.01ppm

 

かぶ類の葉

0.01ppm

 

西洋わさび

0.01ppm

 

クレソン

0.01ppm

 

はくさい

0.01ppm

 

キャベツ

0.01ppm

 

芽キャベツ

0.01ppm

 

ケール

0.01ppm

 

こまつな

0.01ppm

 

きような

0.01ppm

 

チンゲンサイ

0.01ppm

 

カリフラワー

0.01ppm

 

ブロッコリー

0.01ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.01ppm

 

ごぼう

0.01ppm

 

サルシフィー

0.01ppm

 

アーティチョーク

0.01ppm

 

チコリ

0.01ppm

 

エンダイブ

0.01ppm

 

しゆんぎく

0.01ppm

 

レタス

0.01ppm

 

その他のきく科野菜

0.01ppm

 

たまねぎ

0.01ppm

 

ねぎ

0.01ppm

 

にんにく

0.01ppm

 

にら

0.01ppm

 

アスパラガス

0.01ppm

 

わけぎ

0.01ppm

 

その他のゆり科野菜

0.01ppm

 

にんじん

0.01ppm

 

パースニップ

0.01ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

セロリ

0.01ppm

 

みつば

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

0.01ppm

 

トマト

0.01ppm

 

ピーマン

0.01ppm

 

なす

0.01ppm

 

その他のなす科野菜

0.01ppm

 

きゆうり

0.01ppm

 

かぼちや

0.01ppm

 

しろうり

0.01ppm

 

すいか

0.01ppm

 

メロン類果実

0.01ppm

 

まくわうり

0.01ppm

 

その他のうり科野菜

0.01ppm

 

ほうれんそう

0.01ppm

 

たけのこ

0.01ppm

 

オクラ

0.01ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

0.01ppm

 

未成熟いんげん

0.01ppm

 

えだまめ

0.01ppm

 

マッシュルーム

0.01ppm

 

しいたけ

0.01ppm

 

その他のきのこ類

0.01ppm

 

その他の野菜

0.01ppm

 

みかん

0.01ppm

 

なつみかんの果実全体

0.01ppm

 

レモン

0.01ppm

 

オレンジ

0.01ppm

 

グレープフルーツ

0.01ppm

 

ライム

0.01ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.01ppm

 

りんご

0.01ppm

 

日本なし

0.01ppm

 

西洋なし

0.01ppm

 

マルメロ

0.01ppm

 

びわ

0.01ppm

 

もも

0.01ppm

 

ネクタリン

0.01ppm

 

あんず

0.01ppm

 

すもも

0.01ppm

 

うめ

0.01ppm

 

おうとう

0.01ppm

 

いちご

0.01ppm

 

ラズベリー

0.01ppm

 

ブラックベリー

0.01ppm

 

ブルーベリー

0.01ppm

 

クランベリー

0.01ppm

 

ハックルベリー

0.01ppm

 

その他のベリー類果実

0.01ppm

 

ぶどう

0.01ppm

 

かき

0.01ppm

 

バナナ

0.01ppm

 

キウィー

0.01ppm

 

パパイヤ

0.01ppm

 

アボカド

0.01ppm

 

パイナップル

0.01ppm

 

グアバ

0.01ppm

 

マンゴー

0.01ppm

 

パッションフルーツ

0.01ppm

 

なつめやし

0.01ppm

 

その他の果実

0.01ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

綿実

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.01ppm

 

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.01ppm

 

牛の筋肉

0.2ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.2ppm

 

牛の脂肪

0.6ppm

 

豚の脂肪

0.6ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.6ppm

 

牛の肝臓

0.6ppm

 

豚の肝臓

0.6ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.6ppm

 

牛の腎臓

0.6ppm

 

豚の腎臓

0.6ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.6ppm

 

牛の食用部分

0.6ppm

 

豚の食用部分

0.6ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.6ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.2ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.2ppm

 

鶏の脂肪

0.6ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.6ppm

 

鶏の肝臓

0.6ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.6ppm

 

鶏の腎臓

0.6ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.6ppm

 

鶏の食用部分

0.6ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.6ppm

 

鶏の卵

0.5ppm

 

その他の家きんの卵

0.5ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.1ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.1ppm

 

その他の魚介類

0.1ppm

ベナラキシル

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.03ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

ねぎ

0.08ppm

 

にんにく

0.08ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.3ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.5ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.2ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.3ppm

 

牛の筋肉

0.5ppm

 

豚の筋肉

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm

 

牛の脂肪

0.5ppm

 

豚の脂肪

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.5ppm

 

牛の肝臓

0.5ppm

 

豚の肝臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.5ppm

 

牛の腎臓

0.5ppm

 

豚の腎臓

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.5ppm

 

牛の食用部分

0.5ppm

 

豚の食用部分

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.5ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.5ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.5ppm

 

鶏の脂肪

0.5ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.5ppm

 

鶏の肝臓

0.5ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.5ppm

 

鶏の腎臓

0.5ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.5ppm

 

鶏の食用部分

0.5ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.5ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ペンコナゾール

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

さといも類

0.05ppm

 

かんしよ

0.05ppm

 

やまいも

0.05ppm

 

こんにやくいも

0.05ppm

 

その他のいも類

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟いんげん

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.05ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

パパイヤ

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.05ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.1ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ベンダイオカルブ

その他の野菜

0.05ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

その他のハーブ

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.2ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

ペンタクロロフェノール

ミネラルウォーター類

0.009ppm

ホキシム

大豆

0.02ppm

 

小豆類

0.02ppm

 

えんどう

0.02ppm

 

そら豆

0.02ppm

 

らつかせい

0.02ppm

 

その他の豆類

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.02ppm

 

だいこん類の葉

0.02ppm

 

かぶ類の根

0.02ppm

 

かぶ類の葉

0.02ppm

 

西洋わさび

0.02ppm

 

クレソン

0.02ppm

 

はくさい

0.02ppm

 

ケール

0.02ppm

 

こまつな

0.02ppm

 

きような

0.02ppm

 

チンゲンサイ

0.02ppm

 

ブロッコリー

0.02ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.02ppm

 

ごぼう

0.02ppm

 

サルシフィー

0.02ppm

 

アーティチョーク

0.02ppm

 

チコリ

0.02ppm

 

エンダイブ

0.02ppm

 

しゆんぎく

0.02ppm

 

その他のきく科野菜

0.02ppm

 

ねぎ

0.02ppm

 

にんにく

0.02ppm

 

にら

0.02ppm

 

アスパラガス

0.02ppm

 

わけぎ

0.02ppm

 

その他のゆり科野菜

0.02ppm

 

にんじん

0.02ppm

 

パースニップ

0.02ppm

 

パセリ

0.02ppm

 

セロリ

0.02ppm

 

みつば

0.02ppm

 

その他のせり科野菜

0.02ppm

 

ピーマン

0.02ppm

 

なす

0.02ppm

 

その他のなす科野菜

0.02ppm

 

きゆうり

0.02ppm

 

かぼちや

0.02ppm

 

しろうり

0.02ppm

 

すいか

0.02ppm

 

メロン類果実

0.02ppm

 

まくわうり

0.02ppm

 

その他のうり科野菜

0.02ppm

 

ほうれんそう

0.02ppm

 

たけのこ

0.02ppm

 

オクラ

0.02ppm

 

しようが

0.02ppm

 

未成熟えんどう

0.02ppm

 

えだまめ

0.02ppm

 

マッシュルーム

0.02ppm

 

しいたけ

0.02ppm

 

その他のきのこ類

0.02ppm

 

その他の野菜

0.02ppm

 

みかん

0.02ppm

 

なつみかんの果実全体

0.02ppm

 

レモン

0.02ppm

 

オレンジ

0.02ppm

 

グレープフルーツ

0.02ppm

 

ライム

0.02ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.02ppm

 

りんご

0.02ppm

 

日本なし

0.02ppm

 

西洋なし

0.02ppm

 

マルメロ

0.02ppm

 

びわ

0.02ppm

 

もも

0.02ppm

 

ネクタリン

0.02ppm

 

あんず

0.02ppm

 

すもも

0.02ppm

 

うめ

0.02ppm

 

おうとう

0.02ppm

 

いちご

0.02ppm

 

ラズベリー

0.02ppm

 

ブラックベリー

0.02ppm

 

ブルーベリー

0.02ppm

 

クランベリー

0.02ppm

 

ハックルベリー

0.02ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.02ppm

 

かき

0.02ppm

 

バナナ

0.02ppm

 

キウィー

0.02ppm

 

パパイヤ

0.02ppm

 

アボカド

0.02ppm

 

パイナップル

0.02ppm

 

グアバ

0.02ppm

 

マンゴー

0.02ppm

 

パッションフルーツ

0.02ppm

 

なつめやし

0.02ppm

 

その他の果実

0.02ppm

 

ひまわりの種子

0.02ppm

 

ごまの種子

0.02ppm

 

べにばなの種子

0.02ppm

 

なたね

0.02ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

ぎんなん

0.02ppm

 

くり

0.02ppm

 

ペカン

0.02ppm

 

アーモンド

0.02ppm

 

くるみ

0.02ppm

 

その他のナッツ類

0.02ppm

 

0.1ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.02ppm

 

その他のハーブ

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.4ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

ホスメット

0.1ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

えんどう

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

らつかせい

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

ばれいしよ

0.05ppm

 

かんしよ

10ppm

 

だいこん類の根

1ppm

 

だいこん類の葉

1ppm

 

かぶ類の根

1ppm

 

かぶ類の葉

1ppm

 

西洋わさび

1ppm

 

クレソン

1ppm

 

はくさい

1ppm

 

キャベツ

1ppm

 

芽キャベツ

1ppm

 

ケール

1ppm

 

こまつな

1ppm

 

きような

1ppm

 

チンゲンサイ

1ppm

 

カリフラワー

1ppm

 

ブロッコリー

1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

1ppm

 

ごぼう

1ppm

 

サルシフィー

1ppm

 

アーティチョーク

1ppm

 

チコリ

1ppm

 

エンダイブ

1ppm

 

しゆんぎく

1ppm

 

レタス

1ppm

 

その他のきく科野菜

1ppm

 

たまねぎ

1ppm

 

ねぎ

1ppm

 

にんにく

1ppm

 

にら

1ppm

 

アスパラガス

1ppm

 

わけぎ

1ppm

 

その他のゆり科野菜

1ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

1ppm

 

パセリ

1ppm

 

セロリ

1ppm

 

みつば

1ppm

 

その他のせり科野菜

1ppm

 

トマト

1ppm

 

ピーマン

1ppm

 

なす

1ppm

 

その他のなす科野菜

1ppm

 

きゆうり

1ppm

 

かぼちや

1ppm

 

しろうり

1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

1ppm

 

ほうれんそう

1ppm

 

たけのこ

1ppm

 

オクラ

1ppm

 

しようが

1ppm

 

未成熟えんどう

1ppm

 

未成熟いんげん

1ppm

 

えだまめ

1ppm

 

マッシュルーム

1ppm

 

しいたけ

1ppm

 

その他のきのこ類

1ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

5ppm

 

オレンジ

5ppm

 

グレープフルーツ

5ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

りんご

10ppm

 

日本なし

10ppm

 

西洋なし

10ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

10ppm

 

ネクタリン

5ppm

 

あんず

5ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

10ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

10ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

10ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

ひまわりの種子

0.1ppm

 

ごまの種子

0.1ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.1ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

0.5ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.2ppm

 

豚の筋肉

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.6ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

0.6ppm

 

豚の肝臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.6ppm

 

豚の腎臓

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.6ppm

 

豚の食用部分

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

脂肪中に0.2ppm

ホセチル

0.5ppm

 

小麦

0.5ppm

 

大麦

0.5ppm

 

ライ麦

0.5ppm

 

とうもろこし

0.5ppm

 

そば

0.5ppm

 

その他の穀類

0.5ppm

 

大豆

0.5ppm

 

小豆類

0.5ppm

 

えんどう

0.5ppm

 

そら豆

0.5ppm

 

らつかせい

0.5ppm

 

その他の豆類

0.5ppm

 

さといも類

40ppm

 

かんしよ

40ppm

 

やまいも

40ppm

 

こんにやくいも

40ppm

 

その他のいも類

40ppm

 

てんさい

100ppm

 

さとうきび

0.5ppm

 

だいこん類の根

50ppm

 

だいこん類の葉

100ppm

 

かぶ類の根

50ppm

 

かぶ類の葉

100ppm

 

西洋わさび

50ppm

 

こまつな

100ppm

 

きような

100ppm

 

ごぼう

50ppm

 

サルシフィー

50ppm

 

にんじん

50ppm

 

パースニップ

50ppm

 

みつば

100ppm

 

ピーマン

0.5ppm

 

なす

100ppm

 

その他のなす科野菜

100ppm

 

しろうり

100ppm

 

まくわうり

70ppm

 

オクラ

0.5ppm

 

しようが

50ppm

 

未成熟えんどう

100ppm

 

未成熟いんげん

0.5ppm

 

えだまめ

0.5ppm

 

マッシュルーム

0.5ppm

 

しいたけ

0.5ppm

 

その他のきのこ類

0.5ppm

 

ネクタリン

50ppm

 

あんず

70ppm

 

すもも

70ppm

 

うめ

70ppm

 

おうとう

70ppm

 

クランベリー

70ppm

 

ハックルベリー

70ppm

 

かき

50ppm

 

バナナ

50ppm

 

パパイヤ

50ppm

 

グアバ

50ppm

 

マンゴー

50ppm

 

パッションフルーツ

50ppm

 

なつめやし

70ppm

 

その他の果実

70ppm

 

ひまわりの種子

0.5ppm

 

ごまの種子

0.5ppm

 

べにばなの種子

0.5ppm

 

なたね

0.5ppm

 

その他のオイルシード

1ppm

 

ぎんなん

1000ppm

 

くり

1000ppm

 

ペカン

1000ppm

 

アーモンド

1000ppm

 

くるみ

1000ppm

 

その他のナッツ類

1000ppm

 

0.5ppm

 

コーヒー豆

0.5ppm

 

カカオ豆

0.5ppm

 

その他のスパイス

150ppm

 

その他のハーブ

100ppm

 

牛の筋肉

1ppm

 

豚の筋肉

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

1ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

豚の脂肪

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

5ppm

 

豚の肝臓

5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

5ppm

 

牛の腎臓

5ppm

 

豚の腎臓

5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

5ppm

 

牛の食用部分

5ppm

 

豚の食用部分

5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

5ppm

ホメサフェン

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.05ppm

 

そら豆

0.05ppm

 

その他の豆類

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.05ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

ホルクロルフェニュロン

トマト

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

ホレート

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.05ppm

 

小豆類

0.2ppm

 

えんどう

0.3ppm

 

そら豆

0.3ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.3ppm

 

ばれいしよ

0.2ppm

 

さといも類

0.3ppm

 

かんしよ

0.3ppm

 

やまいも

0.3ppm

 

こんにやくいも

0.3ppm

 

その他のいも類

0.3ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.3ppm

 

だいこん類の葉

0.3ppm

 

かぶ類の根

0.3ppm

 

かぶ類の葉

0.3ppm

 

西洋わさび

0.3ppm

 

クレソン

0.3ppm

 

はくさい

0.3ppm

 

キャベツ

0.3ppm

 

芽キャベツ

0.3ppm

 

ケール

0.3ppm

 

こまつな

0.3ppm

 

きような

0.3ppm

 

チンゲンサイ

0.3ppm

 

カリフラワー

0.3ppm

 

ブロッコリー

0.3ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.3ppm

 

ごぼう

0.3ppm

 

サルシフィー

0.3ppm

 

アーティチョーク

0.3ppm

 

チコリ

0.3ppm

 

エンダイブ

0.3ppm

 

しゆんぎく

0.3ppm

 

レタス

0.3ppm

 

その他のきく科野菜

0.3ppm

 

たまねぎ

0.3ppm

 

ねぎ

0.3ppm

 

にんにく

0.3ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.3ppm

 

わけぎ

0.3ppm

 

その他のゆり科野菜

0.3ppm

 

にんじん

0.3ppm

 

パースニップ

0.3ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.3ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.3ppm

 

トマト

0.3ppm

 

ピーマン

0.3ppm

 

なす

0.3ppm

 

その他のなす科野菜

0.3ppm

 

きゆうり

0.3ppm

 

かぼちや

0.3ppm

 

しろうり

0.3ppm

 

すいか

0.3ppm

 

メロン類果実

0.3ppm

 

まくわうり

0.3ppm

 

その他のうり科野菜

0.3ppm

 

ほうれんそう

0.3ppm

 

たけのこ

0.3ppm

 

オクラ

0.3ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.3ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

マッシュルーム

0.3ppm

 

しいたけ

0.3ppm

 

その他のきのこ類

0.3ppm

 

その他の野菜

1ppm

 

みかん

0.05ppm

 

なつみかんの果実全体

0.05ppm

 

レモン

0.05ppm

 

オレンジ

0.05ppm

 

グレープフルーツ

0.05ppm

 

ライム

0.05ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.05ppm

 

りんご

0.05ppm

 

日本なし

0.05ppm

 

西洋なし

0.05ppm

 

マルメロ

0.05ppm

 

びわ

0.05ppm

 

もも

0.05ppm

 

ネクタリン

0.05ppm

 

あんず

0.05ppm

 

すもも

0.05ppm

 

うめ

0.05ppm

 

おうとう

0.05ppm

 

いちご

0.05ppm

 

ラズベリー

0.05ppm

 

ブラックベリー

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

 

クランベリー

0.05ppm

 

ハックルベリー

0.05ppm

 

その他のベリー類果実

0.05ppm

 

ぶどう

0.05ppm

 

かき

0.05ppm

 

バナナ

0.05ppm

 

キウィー

0.05ppm

 

アボカド

0.05ppm

 

パイナップル

0.05ppm

 

グアバ

0.05ppm

 

マンゴー

0.05ppm

 

パッションフルーツ

0.05ppm

 

なつめやし

0.05ppm

 

その他の果実

0.3ppm

 

ひまわりの種子

0.05ppm

 

ごまの種子

0.05ppm

 

べにばなの種子

0.05ppm

 

綿実

0.05ppm

 

なたね

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.05ppm

 

ぎんなん

0.05ppm

 

くり

0.05ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

0.1ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

ホップ

0.3ppm

 

その他のスパイス(種子、果実、根及び根茎を除く。)

1ppm

 

その他のハーブ

1ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

マレイン酸ヒドラジド

0.2ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.2ppm

 

ライ麦

0.2ppm

 

とうもろこし

1ppm

 

そば

0.2ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

さとうきび

0.2ppm

 

コーヒー豆

0.2ppm

 

カカオ豆

0.2ppm

 

その他のスパイス

40ppm

 

その他のハーブ

30ppm

メコプロップ

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.05ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.05ppm

 

豚の筋肉

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.05ppm

 

牛の脂肪

0.05ppm

 

豚の脂肪

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.05ppm

 

牛の肝臓

0.05ppm

 

豚の肝臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.05ppm

 

牛の腎臓

0.05ppm

 

豚の腎臓

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.05ppm

 

牛の食用部分

0.05ppm

 

豚の食用部分

0.05ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.05ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

 

ミネラルウォーター類

0.01ppm

メソスルフロンメチル

小麦

0.03ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

メタベンズチアズロン

ぶどう

0.1ppm

メタミトロン

てんさい

0.1ppm

メチダチオン

0.02ppm

 

小麦

0.02ppm

 

大麦

0.02ppm

 

ライ麦

0.02ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.02ppm

 

その他の穀類

0.2ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.02ppm

 

かんしよ

0.02ppm

 

やまいも

0.02ppm

 

こんにやくいも

0.02ppm

 

その他のいも類

0.02ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

5ppm

 

なつみかんの果実全体

5ppm

 

レモン

5ppm

 

オレンジ

5ppm

 

グレープフルーツ

5ppm

 

ライム

5ppm

 

その他のかんきつ類果実

5ppm

 

りんご

0.5ppm

 

日本なし

1ppm

 

西洋なし

1ppm

 

マルメロ

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.2ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

0.2ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.2ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

1ppm

 

かき

0.2ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.2ppm

 

パパイヤ

0.2ppm

 

アボカド

0.2ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.2ppm

 

マンゴー

0.2ppm

 

パッションフルーツ

0.2ppm

 

なつめやし

0.2ppm

 

その他の果実

1ppm

 

ひまわりの種子

0.5ppm

 

ごまの種子

0.2ppm

 

べにばなの種子

0.1ppm

 

綿実

1ppm

 

なたね

0.1ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.05ppm

 

アーモンド

0.05ppm

 

くるみ

0.05ppm

 

その他のナッツ類

0.05ppm

 

1ppm

 

コーヒー豆

1ppm

 

ホップ

5ppm

 

その他のスパイス

5ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.02ppm

 

豚の筋肉

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.02ppm

 

牛の脂肪

0.02ppm

 

豚の脂肪

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.02ppm

 

牛の肝臓

0.02ppm

 

豚の肝臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.02ppm

 

牛の腎臓

0.02ppm

 

豚の腎臓

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.02ppm

 

牛の食用部分

0.02ppm

 

豚の食用部分

0.02ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.02ppm

 

0.001ppm

 

鶏の筋肉

0.02ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.02ppm

 

鶏の脂肪

0.02ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.02ppm

 

鶏の肝臓

0.02ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.02ppm

 

鶏の腎臓

0.02ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.02ppm

 

鶏の食用部分

0.02ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.02ppm

 

鶏の卵

0.02ppm

 

その他の家きんの卵

0.02ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.001ppm

 

その他の魚介類

0.001ppm

 

はちみつ

0.001ppm

メトキシクロール

2ppm

 

小麦

2ppm

 

大麦

2ppm

 

ライ麦

2ppm

 

とうもろこし

7ppm

 

その他の穀類

2ppm

 

大豆

1ppm

 

小豆類

7ppm

 

えんどう

7ppm

 

そら豆

7ppm

 

らつかせい

7ppm

 

その他の豆類

7ppm

 

ばれいしよ

0.01ppm

 

さといも類

0.01ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

こんにやくいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.01ppm

 

だいこん類の根

7ppm

 

だいこん類の葉

0.01ppm

 

かぶ類の根

7ppm

 

かぶ類の葉

0.01ppm

 

西洋わさび

0.01ppm

 

クレソン

0.01ppm

 

はくさい

0.01ppm

 

キャベツ

7ppm

 

芽キャベツ

7ppm

 

ケール

7ppm

 

こまつな

0.01ppm

 

きような

0.01ppm

 

チンゲンサイ

0.01ppm

 

カリフラワー

7ppm

 

ブロッコリー

7ppm

 

その他のあぶらな科野菜

7ppm

 

ごぼう

0.01ppm

 

サルシフィー

0.01ppm

 

アーティチョーク

0.01ppm

 

チコリ

0.01ppm

 

エンダイブ

0.01ppm

 

しゆんぎく

0.01ppm

 

レタス

7ppm

 

その他のきく科野菜

0.01ppm

 

たまねぎ

0.01ppm

 

ねぎ

0.01ppm

 

にんにく

0.01ppm

 

にら

0.01ppm

 

アスパラガス

7ppm

 

わけぎ

0.01ppm

 

その他のゆり科野菜

0.01ppm

 

にんじん

7ppm

 

パースニップ

0.01ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

セロリ

0.01ppm

 

みつば

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

0.01ppm

 

トマト

7ppm

 

ピーマン

7ppm

 

なす

7ppm

 

その他のなす科野菜

7ppm

 

きゆうり

7ppm

 

かぼちや

7ppm

 

しろうり

0.01ppm

 

すいか

0.01ppm

 

メロン類果実

7ppm

 

まくわうり

0.01ppm

 

その他のうり科野菜

0.01ppm

 

ほうれんそう

7ppm

 

たけのこ

0.01ppm

 

オクラ

0.01ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

0.01ppm

 

未成熟いんげん

7ppm

 

えだまめ

1ppm

 

マッシュルーム

7ppm

 

しいたけ

0.01ppm

 

その他のきのこ類

0.01ppm

 

その他の野菜

7ppm

 

みかん

0.01ppm

 

なつみかんの果実全体

0.01ppm

 

レモン

0.01ppm

 

オレンジ

0.01ppm

 

グレープフルーツ

0.01ppm

 

ライム

0.01ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.01ppm

 

りんご

7ppm

 

日本なし

7ppm

 

西洋なし

7ppm

 

マルメロ

7ppm

 

びわ

0.01ppm

 

もも

7ppm

 

ネクタリン

7ppm

 

あんず

7ppm

 

すもも

7ppm

 

うめ

0.01ppm

 

おうとう

7ppm

 

いちご

7ppm

 

ラズベリー

7ppm

 

ブラックベリー

7ppm

 

ブルーベリー

7ppm

 

クランベリー

7ppm

 

ハックルベリー

0.01ppm

 

その他のベリー類果実

7ppm

 

ぶどう

7ppm

 

かき

0.01ppm

 

バナナ

0.01ppm

 

キウィー

0.01ppm

 

アボカド

0.01ppm

 

パイナップル

7ppm

 

グアバ

0.01ppm

 

マンゴー

0.01ppm

 

パッションフルーツ

0.01ppm

 

なつめやし

0.01ppm

 

その他の果実

0.01ppm

 

ひまわりの種子

0.01ppm

 

ごまの種子

0.01ppm

 

べにばなの種子

0.01ppm

 

綿実

0.01ppm

 

なたね

0.01ppm

 

その他のオイルシード

0.01ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.01ppm

 

0.1ppm

 

ホップ

0.1ppm

 

その他のスパイス

7ppm

 

その他のハーブ

7ppm

 

牛の筋肉

2ppm

 

豚の筋肉

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

2ppm

 

牛の脂肪

3ppm

 

豚の脂肪

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

3ppm

 

牛の肝臓

2ppm

 

豚の肝臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

2ppm

 

牛の腎臓

2ppm

 

豚の腎臓

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

2ppm

 

牛の食用部分

2ppm

 

豚の食用部分

2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

2ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

 

ミネラルウォーター類

0.02ppm

メトスルフロンメチル

その他の豆類

0.05ppm

 

その他のオイルシード

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.05ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.4ppm

 

豚の腎臓

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.3ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.07ppm

メトプレン

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.2ppm

 

豚の脂肪

0.2ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.2ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

1ppm

 

その他の家きんの脂肪

1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

メトリブジン

そら豆

0.01ppm

 

その他の豆類

0.03ppm

 

未成熟えんどう

0.08ppm

 

その他の野菜

0.08ppm

 

りんご

0.3ppm

 

その他のスパイス

0.08ppm

 

その他のハーブ

0.08ppm

 

牛の筋肉

0.4ppm

 

豚の筋肉

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.4ppm

 

牛の脂肪

0.7ppm

 

豚の脂肪

0.7ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.7ppm

 

牛の肝臓

0.4ppm

 

豚の肝臓

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.4ppm

 

牛の腎臓

0.4ppm

 

豚の腎臓

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.4ppm

 

牛の食用部分

0.4ppm

 

豚の食用部分

0.4ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.4ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.4ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.4ppm

 

鶏の脂肪

0.7ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.7ppm

 

鶏の肝臓

0.4ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.4ppm

 

鶏の腎臓

0.4ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.4ppm

 

鶏の食用部分

0.4ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.4ppm

 

鶏の卵

0.03ppm

 

その他の家きんの卵

0.03ppm

モノクロトホス

0.05ppm

 

だいこん類の根

0.05ppm

 

だいこん類の葉

0.05ppm

 

かぶ類の根

0.05ppm

 

かぶ類の葉

0.05ppm

 

西洋わさび

0.05ppm

 

クレソン

0.05ppm

 

はくさい

0.05ppm

 

キャベツ

0.05ppm

 

芽キャベツ

0.05ppm

 

ケール

0.05ppm

 

こまつな

0.05ppm

 

きような

0.05ppm

 

チンゲンサイ

0.05ppm

 

カリフラワー

0.05ppm

 

ブロッコリー

0.05ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.05ppm

 

ごぼう

0.05ppm

 

サルシフィー

0.05ppm

 

アーティチョーク

0.05ppm

 

チコリ

0.05ppm

 

エンダイブ

0.05ppm

 

しゆんぎく

0.05ppm

 

レタス

0.05ppm

 

その他のきく科野菜

0.05ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.05ppm

 

にんにく

0.05ppm

 

にら

0.05ppm

 

アスパラガス

0.05ppm

 

わけぎ

0.05ppm

 

その他のゆり科野菜

0.05ppm

 

にんじん

0.05ppm

 

パースニップ

0.05ppm

 

パセリ

0.05ppm

 

セロリ

0.05ppm

 

みつば

0.05ppm

 

その他のせり科野菜

0.05ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ピーマン

0.05ppm

 

なす

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.05ppm

 

かぼちや

0.05ppm

 

しろうり

0.05ppm

 

すいか

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.05ppm

 

ほうれんそう

0.05ppm

 

たけのこ

0.05ppm

 

オクラ

0.05ppm

 

しようが

0.05ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.05ppm

 

マッシュルーム

0.05ppm

 

しいたけ

0.05ppm

 

その他のきのこ類

0.05ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかんの果実全体

0.2ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

0.2ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.2ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.2ppm

 

りんご

1ppm

 

日本なし

0.5ppm

 

西洋なし

0.5ppm

 

綿実

0.1ppm

 

0.1ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.2ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

リニュロン

0.1ppm

 

小麦

0.2ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.2ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.5ppm

 

小豆類

0.5ppm

 

えんどう

0.5ppm

 

そら豆

0.5ppm

 

らつかせい

0.5ppm

 

その他の豆類

0.5ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.05ppm

 

さとうきび

0.02ppm

 

だいこん類の根

0.2ppm

 

だいこん類の葉

0.2ppm

 

かぶ類の根

0.2ppm

 

かぶ類の葉

0.2ppm

 

西洋わさび

0.2ppm

 

クレソン

0.2ppm

 

はくさい

0.2ppm

 

キャベツ

0.2ppm

 

芽キャベツ

0.2ppm

 

ケール

0.2ppm

 

こまつな

0.2ppm

 

きような

0.2ppm

 

チンゲンサイ

0.2ppm

 

カリフラワー

0.2ppm

 

ブロッコリー

0.2ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.2ppm

 

ごぼう

0.2ppm

 

サルシフィー

0.2ppm

 

アーティチョーク

0.2ppm

 

チコリ

0.2ppm

 

エンダイブ

0.2ppm

 

しゆんぎく

0.2ppm

 

レタス

0.2ppm

 

その他のきく科野菜

0.2ppm

 

たまねぎ

0.2ppm

 

ねぎ

0.2ppm

 

にんにく

0.2ppm

 

にら

0.2ppm

 

アスパラガス

7ppm

 

わけぎ

0.2ppm

 

その他のゆり科野菜

0.2ppm

 

にんじん

1ppm

 

パースニップ

0.2ppm

 

パセリ

0.2ppm

 

セロリ

0.2ppm

 

みつば

0.2ppm

 

その他のせり科野菜

0.2ppm

 

トマト

0.2ppm

 

ピーマン

0.2ppm

 

なす

0.2ppm

 

その他のなす科野菜

0.2ppm

 

きゆうり

0.2ppm

 

かぼちや

0.2ppm

 

しろうり

0.2ppm

 

すいか

0.2ppm

 

メロン類果実

0.2ppm

 

まくわうり

0.2ppm

 

その他のうり科野菜

0.2ppm

 

ほうれんそう

0.2ppm

 

たけのこ

0.2ppm

 

オクラ

0.2ppm

 

しようが

0.2ppm

 

未成熟えんどう

0.2ppm

 

未成熟いんげん

0.2ppm

 

えだまめ

0.2ppm

 

マッシュルーム

0.2ppm

 

しいたけ

0.2ppm

 

その他のきのこ類

0.2ppm

 

その他の野菜

0.2ppm

 

みかん

0.2ppm

 

なつみかんの果実全体

0.2ppm

 

レモン

0.2ppm

 

オレンジ

0.2ppm

 

グレープフルーツ

0.2ppm

 

ライム

0.2ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.2ppm

 

りんご

0.2ppm

 

日本なし

0.2ppm

 

西洋なし

0.2ppm

 

マルメロ

0.2ppm

 

びわ

0.2ppm

 

もも

0.2ppm

 

ネクタリン

0.2ppm

 

あんず

0.2ppm

 

すもも

0.2ppm

 

うめ

0.2ppm

 

おうとう

0.2ppm

 

いちご

0.2ppm

 

ラズベリー

0.2ppm

 

ブラックベリー

0.2ppm

 

ブルーベリー

0.2ppm

 

クランベリー

0.2ppm

 

ハックルベリー

0.2ppm

 

その他のベリー類果実

0.2ppm

 

ぶどう

0.2ppm

 

かき

0.2ppm

 

バナナ

0.2ppm

 

キウィー

0.2ppm

 

パパイヤ

0.2ppm

 

アボカド

0.2ppm

 

パイナップル

0.2ppm

 

グアバ

0.2ppm

 

マンゴー

0.2ppm

 

パッションフルーツ

0.2ppm

 

なつめやし

0.2ppm

 

その他の果実

0.2ppm

 

ひまわりの種子

0.2ppm

 

ごまの種子

0.2ppm

 

べにばなの種子

0.2ppm

 

綿実

0.2ppm

 

なたね

0.2ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

0.02ppm

 

コーヒー豆

0.02ppm

 

カカオ豆

0.02ppm

 

ホップ

0.02ppm

 

その他のスパイス

0.5ppm

 

その他のハーブ

0.2ppm

 

牛の筋肉

0.5ppm

 

豚の筋肉

0.5ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.5ppm

 

牛の脂肪

1ppm

 

豚の脂肪

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

1ppm

 

牛の肝臓

1ppm

 

豚の肝臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

1ppm

 

牛の腎臓

1ppm

 

豚の腎臓

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

1ppm

 

牛の食用部分

1ppm

 

豚の食用部分

1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

1ppm

 

0.05ppm

 

鶏の筋肉

0.05ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.05ppm

 

鶏の脂肪

0.05ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.05ppm

 

鶏の肝臓

0.05ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.05ppm

 

鶏の腎臓

0.05ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.05ppm

 

鶏の食用部分

0.05ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.05ppm

 

鶏の卵

0.05ppm

 

その他の家きんの卵

0.05ppm

リムスルフロン

とうもろこし

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

トマト

0.05ppm

 

ブルーベリー

0.05ppm

リン化水素

0.1ppm

 

小麦

0.1ppm

 

大麦

0.1ppm

 

ライ麦

0.1ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.1ppm

 

その他の穀類

0.1ppm

 

大豆

0.1ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.1ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.02ppm

 

さといも類

0.01ppm

 

かんしよ

0.01ppm

 

やまいも

0.01ppm

 

こんにやくいも

0.01ppm

 

その他のいも類

0.01ppm

 

てんさい

0.02ppm

 

さとうきび

0.01ppm

 

だいこん類の根

0.01ppm

 

だいこん類の葉

0.01ppm

 

かぶ類の根

0.01ppm

 

かぶ類の葉

0.01ppm

 

西洋わさび

0.01ppm

 

クレソン

0.01ppm

 

はくさい

0.01ppm

 

キャベツ

0.01ppm

 

芽キャベツ

0.01ppm

 

ケール

0.01ppm

 

こまつな

0.01ppm

 

きような

0.01ppm

 

チンゲンサイ

0.01ppm

 

カリフラワー

0.01ppm

 

ブロッコリー

0.01ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.01ppm

 

ごぼう

0.01ppm

 

サルシフィー

0.01ppm

 

アーティチョーク

0.01ppm

 

チコリ

0.01ppm

 

エンダイブ

0.01ppm

 

しゆんぎく

0.01ppm

 

レタス

0.01ppm

 

その他のきく科野菜

0.01ppm

 

たまねぎ

0.01ppm

 

ねぎ

0.01ppm

 

にんにく

0.01ppm

 

にら

0.01ppm

 

アスパラガス

0.01ppm

 

わけぎ

0.01ppm

 

その他のゆり科野菜

0.01ppm

 

にんじん

0.01ppm

 

パースニップ

0.01ppm

 

パセリ

0.01ppm

 

セロリ

0.01ppm

 

みつば

0.01ppm

 

その他のせり科野菜

0.01ppm

 

トマト

0.01ppm

 

ピーマン

0.01ppm

 

なす

0.01ppm

 

その他のなす科野菜

0.01ppm

 

きゆうり

0.01ppm

 

かぼちや

0.01ppm

 

しろうり

0.01ppm

 

すいか

0.01ppm

 

メロン類果実

0.01ppm

 

まくわうり

0.01ppm

 

その他のうり科野菜

0.01ppm

 

ほうれんそう

0.01ppm

 

たけのこ

0.01ppm

 

オクラ

0.01ppm

 

しようが

0.01ppm

 

未成熟えんどう

0.01ppm

 

未成熟いんげん

0.01ppm

 

えだまめ

0.04ppm

 

マッシュルーム

0.01ppm

 

しいたけ

0.01ppm

 

その他のきのこ類

0.01ppm

 

その他の野菜

0.07ppm

 

みかん

0.01ppm

 

なつみかんの果実全体

0.01ppm

 

レモン

0.01ppm

 

オレンジ

0.01ppm

 

グレープフルーツ

0.01ppm

 

ライム

0.01ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.01ppm

 

りんご

0.01ppm

 

日本なし

0.01ppm

 

西洋なし

0.01ppm

 

マルメロ

0.01ppm

 

びわ

0.01ppm

 

もも

0.01ppm

 

ネクタリン

0.01ppm

 

あんず

0.01ppm

 

すもも

0.01ppm

 

うめ

0.01ppm

 

おうとう

0.01ppm

 

いちご

0.01ppm

 

ラズベリー

0.01ppm

 

ブラックベリー

0.01ppm

 

ブルーベリー

0.01ppm

 

クランベリー

0.01ppm

 

ハックルベリー

0.01ppm

 

その他のベリー類果実

0.01ppm

 

ぶどう

0.01ppm

 

かき

0.01ppm

 

バナナ

0.01ppm

 

キウィー

0.01ppm

 

パパイヤ

0.01ppm

 

アボカド

0.01ppm

 

パイナップル

0.01ppm

 

グアバ

0.01ppm

 

マンゴー

0.01ppm

 

パッションフルーツ

0.01ppm

 

なつめやし

0.07ppm

 

その他の果実

0.01ppm

 

ひまわりの種子

0.04ppm

 

ごまの種子

0.04ppm

 

べにばなの種子

0.04ppm

 

綿実

0.04ppm

 

なたね

0.01ppm

 

その他のオイルシード

0.01ppm

 

ぎんなん

0.01ppm

 

くり

0.01ppm

 

ペカン

0.01ppm

 

アーモンド

0.01ppm

 

くるみ

0.01ppm

 

その他のナッツ類

0.01ppm

 

0.01ppm

 

コーヒー豆

0.06ppm

 

カカオ豆

0.01ppm

 

ホップ

0.01ppm

 

その他のスパイス

0.1ppm

 

その他のハーブ

0.07ppm

 

牛の筋肉

0.01ppm

 

豚の筋肉

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.01ppm

 

牛の脂肪

0.01ppm

 

豚の脂肪

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.01ppm

 

牛の肝臓

0.01ppm

 

豚の肝臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.01ppm

 

牛の腎臓

0.01ppm

 

豚の腎臓

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.01ppm

 

牛の食用部分

0.01ppm

 

豚の食用部分

0.01ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.01ppm

 

0.01ppm

 

鶏の筋肉

0.01ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.01ppm

 

鶏の脂肪

0.01ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.01ppm

 

鶏の肝臓

0.01ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.01ppm

 

鶏の腎臓

0.01ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.01ppm

 

鶏の食用部分

0.01ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.01ppm

 

鶏の卵

0.01ppm

 

その他の家きんの卵

0.01ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.01ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.01ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.01ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.01ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.01ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.01ppm

 

その他の魚介類

0.01ppm

 

はちみつ

0.01ppm

レスメトリン

0.05ppm

 

小麦

0.05ppm

 

大麦

0.05ppm

 

ライ麦

0.05ppm

 

とうもろこし

0.1ppm

 

そば

0.05ppm

 

その他の穀類

0.05ppm

 

大豆

0.2ppm

 

小豆類

0.1ppm

 

えんどう

0.1ppm

 

そら豆

0.1ppm

 

らつかせい

0.2ppm

 

その他の豆類

0.1ppm

 

ばれいしよ

0.1ppm

 

さといも類

0.1ppm

 

かんしよ

0.1ppm

 

やまいも

0.1ppm

 

こんにやくいも

0.1ppm

 

その他のいも類

0.1ppm

 

てんさい

0.1ppm

 

だいこん類の根

0.1ppm

 

だいこん類の葉

0.1ppm

 

かぶ類の根

0.1ppm

 

かぶ類の葉

0.1ppm

 

西洋わさび

0.1ppm

 

クレソン

0.1ppm

 

はくさい

0.1ppm

 

キャベツ

0.1ppm

 

芽キャベツ

0.1ppm

 

ケール

0.1ppm

 

こまつな

0.1ppm

 

きような

0.1ppm

 

チンゲンサイ

0.1ppm

 

カリフラワー

0.1ppm

 

ブロッコリー

0.1ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.1ppm

 

ごぼう

0.1ppm

 

サルシフィー

0.1ppm

 

アーティチョーク

0.1ppm

 

チコリ

0.1ppm

 

エンダイブ

0.1ppm

 

しゆんぎく

0.1ppm

 

レタス

0.1ppm

 

その他のきく科野菜

0.1ppm

 

たまねぎ

0.1ppm

 

ねぎ

0.1ppm

 

にんにく

0.1ppm

 

にら

0.1ppm

 

アスパラガス

0.1ppm

 

わけぎ

0.1ppm

 

その他のゆり科野菜

0.1ppm

 

にんじん

0.1ppm

 

パースニップ

0.1ppm

 

パセリ

0.1ppm

 

セロリ

0.1ppm

 

みつば

0.1ppm

 

その他のせり科野菜

0.1ppm

 

トマト

0.1ppm

 

ピーマン

0.1ppm

 

なす

0.1ppm

 

その他のなす科野菜

0.1ppm

 

きゆうり

0.1ppm

 

かぼちや

0.1ppm

 

しろうり

0.1ppm

 

すいか

0.1ppm

 

メロン類果実

0.1ppm

 

まくわうり

0.1ppm

 

その他のうり科野菜

0.1ppm

 

ほうれんそう

0.1ppm

 

たけのこ

0.1ppm

 

オクラ

0.1ppm

 

しようが

0.1ppm

 

未成熟えんどう

0.1ppm

 

未成熟いんげん

0.1ppm

 

えだまめ

0.1ppm

 

マッシュルーム

0.1ppm

 

しいたけ

0.1ppm

 

その他のきのこ類

0.1ppm

 

その他の野菜

0.1ppm

 

みかん

0.1ppm

 

なつみかんの果実全体

0.1ppm

 

レモン

0.1ppm

 

オレンジ

0.1ppm

 

グレープフルーツ

0.1ppm

 

ライム

0.1ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.1ppm

 

りんご

0.1ppm

 

日本なし

0.1ppm

 

西洋なし

0.1ppm

 

マルメロ

0.1ppm

 

びわ

0.1ppm

 

もも

0.1ppm

 

ネクタリン

0.1ppm

 

あんず

0.1ppm

 

すもも

0.1ppm

 

うめ

0.1ppm

 

おうとう

0.1ppm

 

いちご

0.1ppm

 

ラズベリー

0.1ppm

 

ブラックベリー

0.1ppm

 

ブルーベリー

0.1ppm

 

クランベリー

0.1ppm

 

ハックルベリー

0.1ppm

 

その他のベリー類果実

0.1ppm

 

ぶどう

0.1ppm

 

かき

0.1ppm

 

バナナ

0.1ppm

 

キウィー

0.1ppm

 

パパイヤ

0.1ppm

 

アボカド

0.1ppm

 

パイナップル

0.1ppm

 

グアバ

0.1ppm

 

マンゴー

0.1ppm

 

パッションフルーツ

0.1ppm

 

なつめやし

0.1ppm

 

その他の果実

0.1ppm

 

ひまわりの種子

0.2ppm

 

ごまの種子

0.2ppm

 

べにばなの種子

0.2ppm

 

綿実

0.2ppm

 

なたね

0.2ppm

 

その他のオイルシード

0.2ppm

 

ぎんなん

0.2ppm

 

くり

0.2ppm

 

ペカン

0.2ppm

 

アーモンド

0.2ppm

 

くるみ

0.2ppm

 

その他のナッツ類

0.2ppm

 

0.2ppm

 

ホップ

0.2ppm

 

その他のスパイス

0.2ppm

 

その他のハーブ

0.1ppm

 

牛の筋肉

0.1ppm

 

豚の筋肉

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.1ppm

 

牛の脂肪

0.1ppm

 

豚の脂肪

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.1ppm

 

牛の肝臓

0.1ppm

 

豚の肝臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.1ppm

 

牛の腎臓

0.1ppm

 

豚の腎臓

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.1ppm

 

牛の食用部分

0.1ppm

 

豚の食用部分

0.1ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.1ppm

 

0.1ppm

 

鶏の筋肉

0.1ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.1ppm

 

鶏の脂肪

0.1ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.1ppm

 

鶏の肝臓

0.1ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.1ppm

 

鶏の腎臓

0.1ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.1ppm

 

鶏の食用部分

0.1ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.1ppm

 

鶏の卵

0.1ppm

 

その他の家きんの卵

0.1ppm

レナシル

その他のスパイス

0.3ppm

 

その他のハーブ

0.3ppm

ワルファリン

0.001ppm

 

小麦

0.001ppm

 

大麦

0.001ppm

 

ライ麦

0.001ppm

 

とうもろこし

0.001ppm

 

そば

0.001ppm

 

その他の穀類

0.001ppm

 

大豆

0.001ppm

 

小豆類

0.001ppm

 

えんどう

0.001ppm

 

そら豆

0.001ppm

 

らつかせい

0.001ppm

 

その他の豆類

0.001ppm

 

ばれいしよ

0.001ppm

 

さといも類

0.001ppm

 

かんしよ

0.001ppm

 

やまいも

0.001ppm

 

こんにやくいも

0.001ppm

 

その他のいも類

0.001ppm

 

てんさい

0.001ppm

 

さとうきび

0.001ppm

 

だいこん類の根

0.001ppm

 

だいこん類の葉

0.001ppm

 

かぶ類の根

0.001ppm

 

かぶ類の葉

0.001ppm

 

西洋わさび

0.001ppm

 

クレソン

0.001ppm

 

はくさい

0.001ppm

 

キャベツ

0.001ppm

 

芽キャベツ

0.001ppm

 

ケール

0.001ppm

 

こまつな

0.001ppm

 

きような

0.001ppm

 

チンゲンサイ

0.001ppm

 

カリフラワー

0.001ppm

 

ブロッコリー

0.001ppm

 

その他のあぶらな科野菜

0.001ppm

 

ごぼう

0.001ppm

 

サルシフィー

0.001ppm

 

アーティチョーク

0.001ppm

 

チコリ

0.001ppm

 

エンダイブ

0.001ppm

 

しゆんぎく

0.001ppm

 

レタス

0.001ppm

 

その他のきく科野菜

0.001ppm

 

たまねぎ

0.001ppm

 

ねぎ

0.001ppm

 

にんにく

0.001ppm

 

にら

0.001ppm

 

アスパラガス

0.001ppm

 

わけぎ

0.001ppm

 

その他のゆり科野菜

0.001ppm

 

にんじん

0.001ppm

 

パースニップ

0.001ppm

 

パセリ

0.001ppm

 

セロリ

0.001ppm

 

みつば

0.001ppm

 

その他のせり科野菜

0.001ppm

 

トマト

0.001ppm

 

ピーマン

0.001ppm

 

なす

0.001ppm

 

その他のなす科野菜

0.001ppm

 

きゆうり

0.001ppm

 

かぼちや

0.001ppm

 

しろうり

0.001ppm

 

すいか

0.001ppm

 

メロン類果実

0.001ppm

 

まくわうり

0.001ppm

 

その他のうり科野菜

0.001ppm

 

ほうれんそう

0.001ppm

 

たけのこ

0.001ppm

 

オクラ

0.001ppm

 

しようが

0.001ppm

 

未成熟えんどう

0.001ppm

 

未成熟いんげん

0.001ppm

 

えだまめ

0.001ppm

 

マッシュルーム

0.001ppm

 

しいたけ

0.001ppm

 

その他のきのこ類

0.001ppm

 

その他の野菜

0.001ppm

 

みかん

0.001ppm

 

なつみかんの果実全体

0.001ppm

 

レモン

0.001ppm

 

オレンジ

0.001ppm

 

グレープフルーツ

0.001ppm

 

ライム

0.001ppm

 

その他のかんきつ類果実

0.001ppm

 

りんご

0.001ppm

 

日本なし

0.001ppm

 

西洋なし

0.001ppm

 

マルメロ

0.001ppm

 

びわ

0.001ppm

 

もも

0.001ppm

 

ネクタリン

0.001ppm

 

あんず

0.001ppm

 

すもも

0.001ppm

 

うめ

0.001ppm

 

おうとう

0.001ppm

 

いちご

0.001ppm

 

ラズベリー

0.001ppm

 

ブラックベリー

0.001ppm

 

ブルーベリー

0.001ppm

 

クランベリー

0.001ppm

 

ハックルベリー

0.001ppm

 

その他のベリー類果実

0.001ppm

 

ぶどう

0.001ppm

 

かき

0.001ppm

 

バナナ

0.001ppm

 

キウィー

0.001ppm

 

パパイヤ

0.001ppm

 

アボカド

0.001ppm

 

パイナップル

0.001ppm

 

グアバ

0.001ppm

 

マンゴー

0.001ppm

 

パッションフルーツ

0.001ppm

 

なつめやし

0.001ppm

 

その他の果実

0.001ppm

 

ひまわりの種子

0.001ppm

 

ごまの種子

0.001ppm

 

べにばなの種子

0.001ppm

 

綿実

0.001ppm

 

なたね

0.001ppm

 

その他のオイルシード

0.001ppm

 

ぎんなん

0.001ppm

 

くり

0.001ppm

 

ペカン

0.001ppm

 

アーモンド

0.001ppm

 

くるみ

0.001ppm

 

その他のナッツ類

0.001ppm

 

0.001ppm

 

コーヒー豆

0.001ppm

 

カカオ豆

0.001ppm

 

ホップ

0.001ppm

 

その他のスパイス

0.001ppm

 

その他のハーブ

0.001ppm

 

牛の筋肉

0.001ppm

 

豚の筋肉

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉

0.001ppm

 

牛の脂肪

0.001ppm

 

豚の脂肪

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪

0.001ppm

 

牛の肝臓

0.001ppm

 

豚の肝臓

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓

0.001ppm

 

牛の腎臓

0.001ppm

 

豚の腎臓

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓

0.001ppm

 

牛の食用部分

0.001ppm

 

豚の食用部分

0.001ppm

 

その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分

0.001ppm

 

0.001ppm

 

鶏の筋肉

0.001ppm

 

その他の家きんの筋肉

0.001ppm

 

鶏の脂肪

0.001ppm

 

その他の家きんの脂肪

0.001ppm

 

鶏の肝臓

0.001ppm

 

その他の家きんの肝臓

0.001ppm

 

鶏の腎臓

0.001ppm

 

その他の家きんの腎臓

0.001ppm

 

鶏の食用部分

0.001ppm

 

その他の家きんの食用部分

0.001ppm

 

鶏の卵

0.001ppm

 

その他の家きんの卵

0.001ppm

 

魚介類(さけ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(うなぎ目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(すずき目魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(その他の魚類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(貝類に限る。)

0.001ppm

 

魚介類(甲殻類に限る。)

0.001ppm

 

その他の魚介類

0.001ppm

 

はちみつ

0.001ppm

備考

1 「その他の穀類」とは,穀類のうち,米,小麦,大麦,ライ麦,とうもろこし及びそば以外のものをいう。

2 「その他の豆類」とは,豆類のうち,大豆,小豆類,えんどう,そら豆,らつかせい及びスパイス以外のものをいう。

3 「その他のいも類」とは,いも類のうち,ばれいしよ,さといも類,かんしよ,やまいも及びこんにやくいも以外のものをいう。

4 「その他のあぶらな科野菜」とは,あぶらな科野菜のうち,だいこん類の根,だいこん類の葉,かぶ類の根,かぶ類の葉,西洋わさび,クレソン,はくさい,キャベツ,芽キャベツ,ケール,こまつな,きような,チンゲンサイ,カリフラワー,ブロッコリー及びハーブ以外のものをいう。

5 「その他のきく科野菜」とは,きく科野菜のうち,ごぼう,サルシフィー,アーティチョーク,チコリ,エンダイブ,しゆんぎく,レタス及びハーブ以外のものをいう。

6 「その他のゆり科野菜」とは,ゆり科野菜のうち,たまねぎ,ねぎ,にんにく,にら,アスパラガス,わけぎ及びハーブ以外のものをいう。

7 「その他のせり科野菜」とは,せり科野菜のうち,にんじん,パースニップ,パセリ,セロリ,みつば,スパイス及びハーブ以外のものをいう。

8 「その他のなす科野菜」とは,なす科野菜のうち,トマト,ピーマン及びなす以外のものをいう。

9 「その他のうり科野菜」とは,うり科野菜のうち,きゆうり,かぼちや,しろうり,すいか,メロン類果実及びまくわうり以外のものをいう。

10 「その他のきのこ類」とは,きのこ類のうち,マッシュルーム及びしいたけ以外のものをいう。

11 「その他の野菜」とは,野菜のうち,いも類,てんさい,さとうきび,あぶらな科野菜,きく科野菜,ゆり科野菜,せり科野菜,なす科野菜,うり科野菜,ほうれんそう,たけのこ,オクラ,しようが,未成熟えんどう,未成熟いんげん,えだまめ,きのこ類,スパイス及びハーブ以外のものをいう。

12 「その他のかんきつ類果実」とは,かんきつ類果実のうち,みかん,なつみかん,なつみかんの外果皮,なつみかんの果実全体,レモン,オレンジ,グレープフルーツ,ライム及びスパイス以外のものをいう。

13 「その他のベリー類果実」とは,ベリー類果実のうち,いちご,ラズベリー,ブラックベリー,ブルーベリー,クランベリー及びハックルベリー以外のものをいう。

14 「その他の果実」とは,果実のうち,かんきつ類果実,りんご,日本なし,西洋なし,マルメロ,びわ,もも,ネクタリン,あんず,すもも,うめ,おうとう,ベリー類果実,ぶどう,かき,バナナ,キウィー,パパイヤ,アボカド,パイナップル,グアバ,マンゴー,パッションフルーツ,なつめやし及びスパイス以外のものをいう。

15 「その他のオイルシード」とは,オイルシードのうち,ひまわりの種子,ごまの種子,べにばなの種子,綿実,なたね及びスパイス以外のものをいう。

16 「その他のナッツ類」とは,ナッツ類のうち,ぎんなん,くり,ペカン,アーモンド及びくるみ以外のものをいう。

17 「その他のスパイス」とは,スパイスのうち,西洋わさび,わさびの根茎,にんにく,とうがらし,パプリカ,しようが,レモンの果皮,オレンジの果皮,ゆずの果皮及びごまの種子以外のものをいう。

18 「その他のハーブ」とは,ハーブのうち,クレソン,にら,パセリの茎,パセリの葉,セロリの茎及びセロリの葉以外のものをいう。

19 「その他の陸棲哺乳類に属する動物」とは,陸棲哺乳類に属する動物のうち,牛及び豚以外のものをいう。

20 「その他の家きん」とは,家きんのうち,鶏以外のものをいう。

21 「その他の魚類」とは,魚類のうち,さけ目類,うなぎ目類及びすずき目類以外のものをいう。

22 「その他の魚介類」とは,魚介類のうち,魚類,貝類及び甲殻類以外のものをいう。

(2) 検体

食品

検体

大麦及びそば

脱穀した種子

小麦及びライ麦

玄麦

玄米

とうもろこし

外皮,ひげ及びしんを除いた種子

その他の穀類

脱穀した種子

えんどう,小豆類,そら豆及び大豆

らつかせい

殻を除去したもの

その他の豆類

あんず,うめ,おうとう,すもも及びネクタリン

こう及び種子を除去したもの

もも

果皮及び種子を除去したもの

オレンジ,グレープフルーツ,なつみかんの果実全体,ライム及びレモン

果実全体

なつみかん及びみかん

外果皮を除去したもの

なつみかんの外果皮

へたを除去したもの

その他のかんきつ類果実

果実全体

西洋なし,日本なし,マルメロ及びりんご

こうを除去したもの

びわ

こう,果皮及び種子を除去したもの

アボカド及びマンゴー

種子を除去したもの

キウィー

果皮を除去したもの

グアバ

へたを除去したもの

なつめやし

へた及び種子を除去したもの

パイナップル

冠芽を除去したもの

パッションフルーツ及びパパイヤ

果実全体

バナナ

果柄部を除去したもの

いちご,クランベリー,ハックルベリー,ブラックベリー及びブルーベリー

へたを除去したもの

ラズベリー

果実全体

その他のベリー類果実

へたを除去したもの

かき

へた及び種子を除去したもの

すいか,まくわうり及びメロン類果実

果皮を除去したもの

ぶどう

こうを除去したもの

その他の果実

可食部

かぶ類の根及びだいこん類の根

泥を水で軽く洗い落としたもの

かぶ類の葉,クレソン,ケール,だいこん類の葉及び芽キャベツ

変質葉を除去したもの

カリフラワー及びブロッコリー

葉を除去したもの

キャベツ及びはくさい

外側変質葉及びしんを除去したもの4個をそれぞれ4等分し,各々から1等分を集めたもの

きような及びこまつな

根及び変質葉を除去したもの

西洋わさび

泥を水で軽く洗い落とした根

チンゲンサイ及びその他のあぶらな科野菜

可食部

かんしよ,こんにやくいも,さといも類,ばれいしよ,やまいも及びその他のいも類

泥を水で軽く洗い落としたもの

かぼちや,きゆうり及びしろうり

つるを除去したもの

その他のうり科野菜

可食部

アーティチョーク,エンダイブ及びチコリ

変質葉を除去したもの

ごぼう及びサルシフィー

葉部を除去し,泥を水で軽く洗い落とし,細切した後,肉き器を用いて擦り砕いたもの

しゆんぎく

根及び変質葉を除去したもの

レタス

外側変質葉及びしんを除去したもの

その他のきく科野菜

可食部

しいたけ,マッシュルーム及びその他のきのこ類

可食部

セロリ,パセリ及びみつば

根及び変質葉を除去したもの

にんじん及びパースニップ

泥を水で軽く洗い落としたもの

その他のせり科野菜

可食部

トマト,なす及びピーマン

へたを除去したもの

その他のなす科野菜

可食部

アスパラガス

たまねぎ,にんにく,ねぎ及びわけぎ

外皮及びひげ根を除去したもの

にら及びその他のゆり科野菜

可食部

えだまめ,未成熟いんげん及び未成熟えんどう

こうを除去したもの

オクラ

へたを除去したもの

さとうきび

皮を除去したもの

しようが

葉を除去し,泥を水で軽く洗い落としたもの

てんさい

泥を水で軽く洗い落としたもの

ほうれんそう

赤色根部を含み,ひげ根及び変質葉を除去したもの

たけのこ及びその他の野菜

可食部

ごまの種子,なたね,ひまわりの種子,べにばなの種子,綿実及びその他のオイルシード

種子

アーモンド,ぎんなん,くり,くるみ,ペカン及びその他のナッツ類

外果皮を除去したもの

カカオ豆及びコーヒー豆

ホップ

乾花

その他のスパイス及びその他のハーブ

可食部

(3) アルドリン,エンドリン及びディルドリン試験法

6(4)に準じて行う。

(4) パラチオン試験法

6(13)に準じて行う。

(5) 二臭化エチレン試験法

1.装置

電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフ,ガスクロマトグラフ・質量分析計及びディーン・スターク蒸留装置を用いる。

ディーン・スターク蒸留装置の概略は,次の図による。

A:蒸留フラスコ

B:冷却管

C:蒸留トラップ

2.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

カラムクロマトグラフィー用合成ケイ酸マグネシウム カラムクロマトグラフィー用に製造した合成ケイ酸マグネシウム(粒径150~250μm)を130℃で12時間以上加熱した後,デシケーター中で放冷する。

消泡用シリコン シリコンを消泡用に製造したものを用いる。

n―ヘキサン n―ヘキサン300mlをすり合わせ減圧濃縮器を用いて5mlに濃縮し,この5μlを電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフに注入して試験するとき,ガスクロマトグラム上のn―ヘキサン以外のピークの高さは,2×10-11gのγ―BHCが示すピークの高さ以下でなければならない。

水 蒸留水を用いる。当該農薬等の成分である物質の分析の妨害物質を含む場合には,n―ヘキサン等の溶媒で洗浄したものを用いる。

3.標準品

二臭化エチレン標準品 本品は二臭化エチレン99%以上を含む。

沸点 本品の沸点は131.5℃である。

4.試験溶液の調製

a 抽出法

検体約1kgを細切均一化した後,その100gを量り採り,1,000mlの蒸留フラスコに移し,水200ml及びn―ヘキサン10mlを加える。これに消泡用シリコン数滴及び沸騰石を加えた後,ディーン・スターク蒸留装置に取り付け,1時間加熱還流を行う。

冷後,蒸留トラップ内の水をほとんど除去したのち,n―ヘキサン層を液相分離ろ紙を用いて10mlのメスフラスコにろ過し,トラップ内を少量のn―ヘキサンで洗浄し,洗液を上記のろ紙でろ過後,n―ヘキサン層に合わせて全量を正確に10mlとする。

b 精製法

a 抽出法で得られた溶液を10mlの共栓付き試験管に採り,カラムクロマトグラフィー用合成ケイ酸マグネシウム約1gを加えて,激しく振り混ぜたのち室温で約15分間静置し,上澄液約5mlを別の共栓付試験管に採り,これを試験溶液とする。

5.操作法

a 定性試験

次の操作条件で試験を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。

操作条件

カラム 内径0.32mm,長さ30mのケイ酸ガラス製の細管に,ガスクロマトグラフィー用6%シアノプロピルフェニル―メチルシリコンを1.8μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 50℃で2分間保持し,その後毎分5℃で昇温し,110℃に到達後は毎分30℃で昇温し,260℃に到達後5分間保持する。

試験溶液注入口温度 250℃

検出器 300℃で操作する。

ガス流量 キャリヤーガスとしてヘリウムを用いる。二臭化エチレンが約8分で流出する流速に調整する。

b 定量試験

a 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

c 確認試験

a 定性試験と同様の操作条件でガスクロマトグラフィー・質量分析を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。また,必要に応じ,ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。

(6) (3)から(5)までに掲げる試験法と同等以上の性能を有すると認められる試験法

8 5から7までにおいて成分規格が定められていない場合であって、農薬等の成分である物質(法第13条第3項の規定により人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるものとして内閣総理大臣が定める物質を除く。)が自然に食品に含まれる物質と同一であるとき、当該食品において当該物質が含まれる量は、当該食品に当該物質が通常含まれる量を超えてはならない。ただし、通常含まれる量をもって人の健康を損なうおそれのある物質を含む食品については、この限りでない。

9 次の表の第1欄に掲げる農薬等の成分である物質は、同表の第2欄に掲げる食品の区分に応じ、それぞれ同表の第3欄に定める量を超えて当該食品に含有されるものであってはならない。

食品(6の(1)の表の第2欄及び7の(1)の表の第2欄に掲げる食品を除く。)に残留する農薬等の成分である物質の量の限度

第1欄

第2欄

第3欄

エチオン

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

3ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.3ppm

エテホン

干しぶどう

5ppm

 

いちじく(乾燥させたもの)

10ppm

エンドスルファン

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

1ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.5ppm

キントゼン

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

0.02ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

0.1ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

2ppm

クロルデン

精米

0.02ppm

 

大豆油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用大豆油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.02ppm

 

大豆油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用大豆油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.05ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.05ppm

 

亜麻仁油(精製したものを除く。)

0.05ppm

クロルピリホスメチル

小麦粉(全粒粉を除く。)

2ppm

 

小麦ふすま

20ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

0.3ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

1ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

5ppm

酸化フェンブタスズ

すもも(乾燥させたもの)

10ppm

 

干しぶどう

20ppm

ジクロルボス及びナレド(総和をいう。)

小麦粉(全粒粉に限る。)

2ppm

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

1ppm

 

小麦ふすま

10ppm

 

小麦はい芽

10ppm

 

乾燥させたその他のスパイス

0.1ppm

ジコホール

すもも(乾燥させたもの)

3ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.5ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

0.1ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

0.05ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.1ppm

ジスルホトン

乾燥させたその他のスパイス

0.05ppm

シハロトリン

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.02ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.02ppm

ジフェニルアミン

りんごジュース

0.5ppm

ジメチピン

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.1ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.1ppm

ジメトエート

食用オリーブ油(バージンオイルを除く。)

0.05ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

0.5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.1ppm

臭素

小麦粉(全粒粉に限る。)

50ppm

 

もも(乾燥させたもの)

50ppm

 

すもも(乾燥させたもの)

20ppm

 

干しぶどう

100ppm

 

なつめやし(乾燥させたもの)

100ppm

 

いちじく(乾燥させたもの)

250ppm

 

果実(もも,すもも,ぶどう,なつめやし及びいちじくを除き,乾燥させたもの)

30ppm

 

その他の乾燥ハーブ

400ppm

チオジカルブ及びメソミル

小麦粉(全粒粉を除く。)

0.03ppm

 

小麦はい芽

2ppm

 

小麦ふすま

3ppm

 

とうもろこし油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用とうもろこし油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.02ppm

 

大豆油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用大豆油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.2ppm

 

大豆油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用大豆油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.2ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.04ppm

テルブホス

なたね油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製なたね油,なたねサラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.05ppm

パラチオン

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

0.2ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

0.1ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.2ppm

パラチオンメチル

干しぶどう

1ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

3ppm

ビオレスメトリン

小麦粉(全粒粉に限る。)

1ppm

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

1ppm

 

小麦はい芽

3ppm

 

小麦ふすま

5ppm

ピペロニルブトキシド

小麦粉(全粒粉に限る。)

30ppm

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

10ppm

 

小麦はい芽

90ppm

 

小麦ふすま

80ppm

 

とうもろこし油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用とうもろこし油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

80ppm

 

トマトジュース

0.3ppm

 

かんきつ類果実のジュース

0.05ppm

 

果実(乾燥させたもの)

0.2ppm

ピリミカーブ

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

5ppm

ピリミホスメチル

小麦ふすま

15ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

0.5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

3ppm

ピレトリン

果実(乾燥させたもの)

0.2ppm

ビンクロゾリン

乾燥させたその他のスパイス

0.05ppm

フェンバレレート

小麦粉(全粒粉に限る。)

2ppm

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

0.2ppm

 

小麦ふすま

5ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.1ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.1ppm

ペンコナゾール

干しぶどう

0.5ppm

ホレート

落花生油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製落花生油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.05ppm

 

落花生油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製落花生油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

0.05ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(果実に限る。)

0.1ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(種子に限る。)

0.5ppm

 

乾燥させたその他のスパイス(根又は根茎に限る。)

0.1ppm

メチダチオン

食用オリーブ油(バージンオイルに限る。)

2ppm

 

綿実油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する精製綿実油,綿実サラダ油及びこれらと同等以上の規格を有すると認められる食用油を除く。)

2ppm

メトプレン

小麦粉(全粒粉に限る。)

5ppm

 

小麦粉(全粒粉を除く。)

2ppm

 

小麦ふすま

10ppm

 

とうもろこし油(食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用とうもろこし油及びこれと同等以上の規格を有すると認められる食用油に限る。)

0.2ppm

リン化水素

野菜(乾燥させたもの)

0.01ppm

 

果実(乾燥させたもの)

0.01ppm

10 6又は9に定めるもののほか、6から9までにおいて成分規格が定められている食品を原材料として製造され、又は加工される食品については、当該製造され、又は加工される食品の原材料たる食品が、それぞれ6から9までに定める成分規格に適合するものでなくてはならない。

11 6又は9に定めるもののほか、5から9までにおいて成分規格が定められていない食品を原材料として製造され、又は加工される食品については、当該製造され、又は加工される食品の原材料たる食品が、法第13条第3項の規定により人の健康を損なうおそれのない量として内閣総理大臣が定める量を超えて、農薬等の成分である物質(同項の規定により人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるものとして内閣総理大臣が定める物質を除く。)を含有するものであってはならない。

12 セシウム(放射性物質のうち、セシウム134及びセシウム137をいう。)は、次の表の第1欄に掲げる食品の区分に応じ、それぞれ同表の第2欄に定める濃度を超えて食品に含有されるものであってはならない。

第1欄

第2欄

ミネラルウオーター類(水のみを原料とする清涼飲料水をいう。)

10Bq/kg

原料に茶を含む清涼飲料水

10Bq/kg

飲用に供する茶

10Bq/kg

乳児の飲食に供することを目的として販売する食品(乳及び乳製品の成分規格等に関する命令(昭和26年厚生省令第52号)第2条第1項に規定する乳及び同条第13項に規定する乳製品並びにこれらを主要原料とする食品(以下この表において「乳等」という。)であって、乳児の飲食に供することを目的として販売するものを除く。)

50Bq/kg

上記以外の食品(乳等を除く。)

100Bq/kg

備考 第2欄に定める濃度の測定については,飲用に供する茶にあつては飲用に供する状態で,食用植物油脂の日本農林規格に規定する食用サフラワー油,食用綿実油,食用こめ油及び食用なたね油にあつては油脂の状態で,乾燥きのこ類及び乾燥野菜類並びに乾燥させた海藻類及び乾燥させた魚介類等にあつては飲食に供する状態で行わなければならない。

B 食品一般の製造、加工及び調理基準

1 食品を製造し,又は加工する場合は,食品に放射線(原子力基本法(昭和30年法律第186号)第3条第5号に規定するものをいう。以下第1 食品の部において同じ。)を照射してはならない。ただし,食品の製造工程又は加工工程において,その製造工程又は加工工程の管理のために照射する場合であつて,食品の吸収線量が0.10グレイ以下のとき及びD 各条の項において特別の定めをする場合は,この限りでない。

2 生乳又は生山羊乳を使用して食品を製造する場合は,その食品の製造工程中において,生乳又は生山羊乳を保持式により63°で30分間加熱殺菌するか,又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌しなければならない。

食品に添加し又は食品の調理に使用する乳は,牛乳,特別牛乳,殺菌山羊乳,成分調整牛乳,低脂肪牛乳,無脂肪牛乳又は加工乳でなければならない。

3 血液,血球又は血漿しよう(獣畜のものに限る。以下同じ。)を使用して食品を製造,加工又は調理する場合は,その食品の製造,加工又は調理の工程中において,血液,血球若しくは血漿しようを63°で30分間加熱するか,又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌しなければならない。

4 食品の製造,加工又は調理に使用する鶏の殻付き卵は,食用不適卵(腐敗している殻付き卵,カビの生えた殻付き卵,異物が混入している殻付き卵,血液が混入している殻付き卵,液漏れをしている殻付き卵,卵黄が潰れている殻付き卵(物理的な理由によるものを除く。)及びふ化させるために加温し,途中で加温を中止した殻付き卵をいう。以下同じ。)であつてはならない。

鶏の卵を使用して,食品を製造,加工又は調理する場合は,その食品の製造,加工又は調理の工程中において,70°で1分間以上加熱するか,又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌しなければならない。ただし,賞味期限を経過していない生食用の正常卵(食用不適卵,汚卵(ふん便,血液,卵内容物,羽毛等により汚染されている殻付き卵をいう。以下同じ。),軟卵(卵殻膜が健全であり,かつ,卵殻が欠損し,又は希薄である殻付き卵をいう。以下同じ。)及び破卵(卵殻にひび割れが見える殻付き卵をいう。以下同じ。)以外の鶏の殻付き卵をいう。以下同じ。)を使用して,割卵後速やかに調理し,かつ,その食品が調理後速やかに摂取される場合及び殺菌した鶏の液卵(鶏の殻付き卵から卵殻を取り除いたものをいう。以下同じ。)を使用する場合にあつては,この限りでない。

5 魚介類を生食用に調理する場合は,食品製造用水(水道法(昭和32年法律第177号)第3条第2項に規定する水道事業の用に供する水道,同条第6項に規定する専用水道若しくは同条第7項に規定する簡易専用水道により供給される水(以下「水道水」という。)又は次の表の第1欄に掲げる事項につき同表の第2欄に掲げる規格に適合する水をいう。以下同じ。)で十分に洗浄し,製品を汚染するおそれのあるものを除去しなければならない。

第1欄

第2欄

一般細菌

1mlの検水で形成される集落数が100以下であること(標準寒天培地法)。

大腸菌群

検出されないこと(乳糖ブイヨン―ブリリアントグリーン乳糖胆汁ブイヨン培地法)。

カドミウム

0.01mg/l以下であること。

水銀

0.0005mg/l以下であること。

0.1mg/l以下であること。

ヒ素

0.05mg/l以下であること。

六価クロム

0.05mg/l以下であること。

シアン(シアンイオン及び塩化シアン)

0.01mg/l以下であること。

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素

10mg/l以下であること。

フッ素

0.8mg/l以下であること。

有機リン

0.1mg/l以下であること。

亜鉛

1.0mg/l以下であること。

0.3mg/l以下であること。

1.0mg/l以下であること。

マンガン

0.3mg/l以下であること。

塩素イオン

200mg/l以下であること。

カルシウム,マグネシウム等(硬度)

300mg/l以下であること。

蒸発残留物

500mg/l以下であること。

陰イオン界面活性剤

0.5mg/l以下であること。

フェノール類

フェノールとして0.005mg/l以下であること。

有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)

10mg/l以下であること。

pH値

5.8以上8.6以下であること。

異常でないこと。

臭気

異常でないこと。

色度

5度以下であること。

濁度

2度以下であること。

6 組換えDNA技術によって得られた微生物を利用して食品を製造する場合は、内閣総理大臣が定める基準に適合する旨の確認を得た方法で行わなければならない。

7 食品を製造し,又は加工する場合は,第2 添加物D 成分規格・保存基準各条に適合しない添加物又は第2 添加物E 製造基準に適合しない方法で製造された添加物を使用してはならない。

8 牛海綿状脳症(牛海綿状脳症対策特別措置法(平成14年法律第70号)第2条に規定する牛海綿状脳症をいう。)の発生国又は発生地域において飼養された牛(食品安全基本法(平成15年法律第48号)第11条第1項に規定する食品健康影響評価の結果を踏まえ,食肉の加工に係る安全性が確保されていると認められる国又は地域において飼養された,月齢が30月以下の牛(出生の年月日から起算して30月を経過した日までのものをいう。)を除く。以下「特定牛」という。)の肉を直接一般消費者に販売する場合は,脊柱(背根神経節を含み,けい椎横突起,胸椎横突起,腰椎横突起,けいきよく突起,胸椎きよく突起,腰椎きよく突起,仙骨翼,正中仙骨りよう及び尾椎を除く。以下同じ。)を除去しなければならない。この場合において,脊柱の除去は,背根神経節による牛の肉及び食用に供する内臓並びに当該除去を行う場所の周辺にある食肉の汚染を防止できる方法で行われなければならない。

食品を製造し,加工し,又は調理する場合は,特定牛の脊柱を原材料として使用してはならない。ただし,次のいずれかに該当するものを原材料として使用する場合は,この限りでない。

(1) 特定牛の脊柱に由来する油脂を,高温かつ高圧の条件の下で,加水分解,けん化又はエステル交換したもの

(2) 月齢が30月以下の特定牛の脊柱を,脱脂,酸による脱灰,酸若しくはアルカリ処理,ろ過及び138℃以上で4秒間以上の加熱殺菌を行つたもの又はこれらと同等以上の感染性を低下させる処理をして製造したもの

9 牛の肝臓又は豚の食肉は,飲食に供する際に加熱を要するものとして販売の用に供されなければならず,牛の肝臓又は豚の食肉を直接一般消費者に販売する場合は,その販売者は,飲食に供する際に牛の肝臓又は豚の食肉の中心部まで十分な加熱を要する等の必要な情報を一般消費者に提供しなければならない。ただし,第1 食品の部D 各条の項○ 食肉製品に規定する製品(以下9において「食肉製品」という。)を販売する場合については,この限りでない。

販売者は,直接一般消費者に販売することを目的に,牛の肝臓又は豚の食肉を使用して,食品を製造,加工又は調理する場合は,その食品の製造,加工又は調理の工程中において,牛の肝臓又は豚の食肉の中心部の温度を63℃で30分間以上加熱するか,又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌しなければならない。ただし,一般消費者が飲食に供する際に加熱することを前提として当該食品を販売する場合(以下9において「加熱を前提として販売する場合」という。)又は食肉製品を販売する場合については,この限りでない。加熱を前提として販売する場合は,その販売者は,一般消費者が飲食に供する際に当該食品の中心部まで十分な加熱を要する等の必要な情報を一般消費者に提供しなければならない。

10 指定成分等含有食品(食品衛生法第八条第一項に規定する指定成分等含有食品をいう。)を製造し、又は加工する場合は、内閣総理大臣が定める基準に適合する方法で行わなければならない。

C 食品一般の保存基準

1 飲食の用に供する氷雪以外の氷雪を直接接触させることにより食品を保存する場合は,大腸菌群(グラム陰性の無芽胞性のかん菌であつて,乳糖を分解して,酸とガスを生ずるすべての好気性または通性けん気性の菌をいう。以下同じ。)が陰性である氷雪を用いなければならない。この場合の大腸菌群検出の試験法はつぎのとおりとする。

(1) 検体の採取および試料の調整

検体を,滅菌蒸留水でよく洗じようし,滅菌した容器にいれ,室温または40°以下の温湯中で振り動かしながら全部融解させた後,ただちにこの融解水の原液,10倍液,100倍液および1,000倍液を作る。

(2) 大腸菌群試験法

1.推定試験 原液の10mlおよび1ml,ならびに10倍液,100倍液および1,000倍液の各1mlを試料とし,それぞれ発酵管にいれる。発酵管はダーラム管またはスミス管で,これに加えるブイヨンはB・T・B・加乳糖ブイヨンとし,これは少くとも試料量の2倍となるような濃度に調製する。

発酵管を35°(上下1.0°の余裕を認める。)で24時間(前後2時間の余裕を認める。)培養した後ガス発生をみないときは,さらに培養を続けて48時間(前後3時間の余裕を認める。)まで観察する。

この場合ガスの発生をみないものは推定試験陰性で,ガスの発生をみたものは推定試験陽性(大腸菌群疑陽性)である。

2.確定試験 推定試験陽性の場合に,これを行う。

遠藤培養基,E・M・B・培養基またはB・G・L・B・発酵管を用いる。

推定試験でガスを発生した発酵管をとり,これが多数ある場合は,そのうちの最大希釈倍数のものをとり,この1白金耳を遠藤培養基またはE・M・B・培養基に画線培養して,独立した集落を発生せしめるか,またはB・G・L・B・発酵管に移植し,培養する。24時間後遠藤培養基またはE・M・B・培養基において定型的の集落発生があれば確定試験陽性(大腸菌群陽性)とし,非定型的の集落の発生した場合は完全試験を行う。

B・G・L・B・発酵管で48時間以内にガス発生があれば,確定試験陽性(大腸菌群陽性)とする。ただし,培地の色調がかつ色になつたときは完全試験を行う。

3.完全試験 確定試験にB・G・L・B・発酵管を使用したものは,さらに遠藤培養基またはE・M・B・培養基に移してからつぎの操作を行う。

遠藤培養基またはE・M・B・培養基から,定型的大腸菌群集落または2以上の非定型的集落をちよう菌し,それぞれ乳糖ブイヨン発酵管および寒天斜面に移植する。培養時間は48時間(前後3時間の余裕を認める。)とし,ガス発生を確認したものと相対する寒天斜面培養のものについてグラム染色を行い,鏡検する。乳糖ブイヨン発酵管でガスを発生し,寒天斜面の集落の菌がグラム陰性無芽胞のかん菌であれば,完全試験陽性(大腸菌群陽性)とする。

a 乳糖ブイヨン発酵管 普通ブイヨン(肉エキス5g,ペプトン10g,水1,000ml,pH6.4~7.0)に乳糖を0.5%の割合で加え,発酵管に分注し,高圧滅菌し,すみやかに冷却する。間けつ滅菌法を採用してもよい。

b 遠藤培養基 3%の普通寒天(pH7.4~7.8)を加温溶解し,この1,000mlにあらかじめ少量の蒸留水に溶かした乳糖15gを加えてよく混和する。これにフクシンのエタノール飽和溶液(エタノール100mlにフクシン約11gを溶かしたもの)10mlを加え,冷却して約50°になつたとき,新たに作製した10%亜硫酸ナトリウム溶液を少量ずつ加え,フクシンの色が淡桃色になつたとき滴加を止める。

これを大形試験管に40~100mlずつ分注し,100°で30分間滅菌し,用時加温溶解して,約15mlずつ平板とする。

c E・M・B・培養基 ペプトン10g,リン酸二カリウム2g,寒天25~30gを蒸留水1,000mlに加熱溶解し,沸騰後蒸発水量を補正する。これに乳糖10g,2%エオシン水溶液20mlおよび0.5%メチレンブルー水溶液13mlを加えて混和し,分注後間けつ滅菌する。用時約15mlずつ平板とする。

d B・G・L・B・発酵管 ペプトン10gおよび乳糖10gを蒸留水500mlに溶解し,これに新鮮牛胆汁200ml(または乾燥牛胆末20gを水200mlに溶解したもので,pH7.0~7.5のもの)を加え,さらに蒸留水を加えて約975mlとし,pH7.4に補正し,これに0.1%ブリリアントグリーン水溶液13.3mlを加え,全量を1,000mlとし,綿ろ過し,発酵管に分注し,間けつ滅菌する。このpHは7.1~7.4とする。

2 食品を保存する場合には、抗生物質を使用してはならない。ただし、法第12条の規定により人の健康を損なうおそれのない場合として内閣総理大臣が定める添加物については、この限りでない。

3 食品の保存の目的で,食品に放射線を照射してはならない。

D 各条

○ 清涼飲料水

1 清涼飲料水の成分規格

(1) 一般規格

1.混濁(原材料として用いられる植物若しくは動物の組織成分,着香若しくは着色の目的に使用される添加物又は一般に人の健康を損なうおそれがないと認められる死滅した微生物(製品の原材料に混入することがやむを得ないものに限る。)に起因する混濁を除く。)したものであつてはならない。

2.沈殿物(原材料として用いられる植物若しくは動物の組織成分,着香若しくは着色の目的に使用される添加物又は一般に人の健康を損なうおそれがないと認められる死滅した微生物(製品の原材料に混入することがやむを得ないものに限る。)に起因する沈殿物を除く。)又は固形の異物(原材料として用いられる植物たる固形物でその容量百分率が30%以下であるものを除く。)のあるものであつてはならない。

3.金属製容器包装入りのものについては,スズの含有量は,150.0ppmを超えるものであつてはならない。

4.大腸菌群が陰性でなければならない。この場合の大腸菌群試験法は,次のとおりとする。

a 検体の採取及び試料の調製

検体を容器包装のまま採取し,できるだけ早くその外部を流水で洗い,乾燥した後試験部位を中心にアルコール綿(70%エタノールに浸した綿をいう。以下同じ。)で拭き,滅菌した器具を用いて開封し,開栓し,又は開缶し,その液の10ml及び1ml並びに10倍液1mlを採り,これを試料とする。炭酸を含有する清涼飲料水にあつては,他の滅菌容器に移し,かき混ぜて二酸化炭素を発散させた後試料を作成する。

b 大腸菌群試験法

第1 食品の部のC 食品一般の保存基準の項の1の(2) 大腸菌群試験法によつて行う。なお,試料の調整にあつては,aに準じて行う。

(2) 個別規格

1.ミネラルウォーター類(水のみを原料とする清涼飲料水をいう。以下同じ。)のうち殺菌又は除菌を行わないもの

a 次の表の第1欄に掲げる事項につき同表の第2欄に掲げる規格に適合するものでなければならない。

第1欄

第2欄

アンチモン

0.005mg/l以下であること。

カドミウム

0.003mg/l以下であること。

水銀

0.0005mg/l以下であること。

セレン

0.01mg/l以下であること。

1mg/l以下であること。

0.01mg/l以下であること。

バリウム

1mg/l以下であること。

ヒ素

0.01mg/l以下であること。

マンガン

0.4mg/l以下であること。

六価クロム

0.02mg/l以下であること。

シアン(シアンイオン及び塩化シアン)

0.01mg/l以下であること。

亜硝酸性窒素

0.04mg/l以下であること。

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素

10mg/l以下であること。

フッ素

2mg/l以下であること。

ホウ素

5mg/l以下であること。

b 容器包装内の二酸化炭素圧力が20℃で98kPa未満のものにあつては,腸球菌及び緑のう菌が陰性でなければならない。この場合の腸球菌及び緑のう菌の試験法は次のとおりとする。

① 検体の採取及び試料の調製

検体を容器包装のまま採取し,試験部位を中心にアルコール綿で拭き,滅菌した器具を用いて開封し,開栓し,又は開缶し,その液の10ml及び1mlを採り,これを試料とする。

② 腸球菌試験法

イ 推定試験 10ml及び1mlの試料を,それぞれAC培地に接種する。10mlの試料を接種するときは,倍濃度のAC培地10mlを使用する。これを35.0±1.0℃で48±3時間培養した後,混濁の有無を観察する。混濁を生じたものを推定試験陽性とする。

ロ 確定試験 推定試験で陽性を示した試験管の1白金耳を新しいAC培地に移植し,45.0±1.0℃で48±3時間培養した後,混濁の有無を観察する。混濁を生じたものを確定試験陽性とする。

ハ 完全試験 確定試験で陽性を示した試験管の1白金耳をブドウ糖寒天培地に画線し,独立した集落を発生させる。35.0±1.0℃で24±2時間培養した後,平板上に発生した集落を釣菌し,ブドウ糖ブイヨンに移植し,35.0±1.0℃で24±2時間培養する。これをブドウ糖寒天斜面及び6.5%塩化ナトリウム加ブドウ糖ブイヨンに移植し,35.0±1.0℃で培養する。ブドウ糖寒天斜面において24±2時間培養した後,発生した集落の菌についてカタラーゼ試験を行う。カタラーゼ試験において陰性を示したものについてグラム染色を行い,鏡検する。また,6.5%塩化ナトリウム加ブドウ糖ブイヨンにおいて48±3時間培養した後,混濁の有無を観察する。ブドウ糖寒天斜面の集落の菌がグラム陽性の球菌であり,6.5%塩化ナトリウム加ブドウ糖ブイヨンで混濁を生じたものを完全試験陽性(腸球菌陽性)とする。

a.AC培地 ペプトン20g,酵母エキス5g,ブドウ糖5g,クエン酸ナトリウム10g,塩化ナトリウム5g,リン酸二カリウム4g,リン酸一カリウム1.5g及びアジ化ナトリウム0.25gを精製水1,000mlに溶解し,滅菌後にpH7.0となるように補正し,試験管に分注した後,121℃で15分間滅菌する。

b.ブドウ糖寒天培地 ペプトン10g,酵母エキス3g,ブドウ糖10g,塩化ナトリウム5g及び寒天15gを精製水1,000mlに加熱溶解し,滅菌後にpH7.4となるように補正し,121℃で15分間滅菌する。

c.ブドウ糖ブイヨン ペプトン10g,肉エキス5g,ブドウ糖10g及び塩化ナトリウム5gを精製水1,000mlに溶解し,滅菌後にpH7.0となるように補正し,試験管に分注した後,121℃で15分間滅菌する。

d.ブドウ糖寒天斜面 ペプトン10g,酵母エキス3g,ブドウ糖5g,塩化ナトリウム5g及び寒天13gを精製水1,000mlに加熱溶解し,滅菌後にpH7.4となるように補正し,試験管に分注した後,121℃で15分間滅菌する。

e.6.5%塩化ナトリウム加ブドウ糖ブイヨン ペプトン10g,肉エキス5g,ブドウ糖10g及び塩化ナトリウム65gを精製水1,000mlに溶解し,滅菌後にpH7.0となるように補正し,試験管に分注した後,121℃で15分間滅菌する。

③ 緑のう菌試験法

イ 推定試験 10ml及び1mlの試料を,それぞれアスパラギンブイヨンに接種する。10mlの試料を接種するときは,倍濃度のアスパラギンブイヨン10mlを使用する。これを35.0±1.0℃で24±2時間培養した後,混濁の有無及び長波長(365nm)の紫外線灯下での蛍光の有無を観察する。混濁又は蛍光が認められないときは,更に培養を続けて48±3時間まで観察する。混濁を生じ,かつ,蛍光を認めたものを推定試験陽性とする。

ロ 確定試験 推定試験で陽性を示した試験管の1白金耳をセトリミド寒天培地に画線し,独立した集落を発生させる。35.0±1.0℃で48±3時間培養した後,類緑色又は赤褐色の集落を釣菌し,普通寒天斜面に移植する。41.5±0.5℃で24±2時間培養した後,菌の発育の有無を観察し,発育を認めたものについてオキシダーゼ試験を行う。オキシダーゼ試験において陽性を示したものについてグラム染色を行い,鏡検する。グラム陰性無芽胞のかん菌であれば,確定試験陽性(緑のう菌陽性)とする。

a.アスパラギンブイヨン DL―アスパラギン3g,リン酸二カリウム1g及び硫酸マグネシウム0.5gを精製水1,000mlに溶解し,滅菌後にpH6.9~7.2となるように補正し,試験管に分注した後,121℃で15分間滅菌する。

b.セトリミド寒天培地 ペプトン20g,塩化マグネシウム1.4g,硫酸カリウム10g,セトリミド0.3g及び寒天15gを精製水1,000mlに加熱溶解し,滅菌後にpH7.0~7.4となるように補正し,121℃で15分間滅菌する。

2.ミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行うもの

次の表の第1欄に掲げる事項につき同表の第2欄に掲げる規格に適合するものでなければならない。

第1欄

第2欄

アンチモン

0.005mg/l以下であること。

カドミウム

0.003mg/l以下であること。

水銀

0.0005mg/l以下であること。

セレン

0.01mg/l以下であること。

1mg/l以下であること。

0.01mg/l以下であること。

バリウム

1mg/l以下であること。

ヒ素

0.01mg/l以下であること。

マンガン

0.4mg/l以下であること。

六価クロム

0.02mg/l以下であること。

亜塩素酸

0.6mg/l以下であること。

塩素酸

0.6mg/l以下であること。

クロロ酢酸

0.02mg/l以下であること。

クロロホルム

0.06mg/l以下であること。

残留塩素

3mg/l以下であること。

シアン(シアンイオン及び塩化シアン)

0.01mg/l以下であること。

四塩化炭素

0.002mg/l以下であること。

1,4―ジオキサン

0.04mg/l以下であること。

ジクロロアセトニトリル

0.01mg/l以下であること。

1,2―ジクロロエタン

0.004mg/l以下であること。

ジクロロ酢酸

0.03mg/l以下であること。

ジクロロメタン

0.02mg/l以下であること。

シス―1,2―ジクロロエチレン及びトランス―1,2―ジクロロエチレン

シス体とトランス体の和として0.04mg/l以下であること。

ジブロモクロロメタン

0.1mg/l以下であること。

臭素酸

0.01mg/l以下であること。

亜硝酸性窒素

0.04mg/l以下であること。

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素

10mg/l以下であること。

総トリハロメタン

0.1mg/l以下であること。

テトラクロロエチレン

0.01mg/l以下であること。

トリクロロエチレン

0.004mg/l以下であること。

トリクロロ酢酸

0.03mg/l以下であること。

トルエン

0.4mg/l以下であること。

フタル酸ジ(2―エチルヘキシル)

0.07mg/l以下であること。

フッ素

2mg/l以下であること。

ブロモジクロロメタン

0.03mg/l以下であること。

ブロモホルム

0.09mg/l以下であること。

ベンゼン

0.01mg/l以下であること。

ホウ素

5mg/l以下であること。

ホルムアルデヒド

0.08mg/l以下であること。

有機物等(全有機炭素)

3mg/l以下であること。

異常でないこと。

臭気

異常でないこと。

色度

5度以下であること。

濁度

2度以下であること。

3.ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水

a ヒ素及び鉛を検出するものであってはならない。この場合のヒ素及び鉛の試験法は,次のとおりとする。

① 試験溶液の調製

試験溶液の調製は,イに示す湿式分解法又はロに示す乾式灰化法により行う。ただし,ヒ素の試験にあつては,イに示す湿式分解法により行う。

イ 湿式分解法

検体100g(希釈して飲用に供する清涼飲料水にあつてはその飲用に際して希釈する倍数の値で,濃縮した原料用果汁にあつてはその濃縮した倍数の値で100gを除した量)を採り,水浴上で加温し,蒸発濃縮してシロップ状とする。これを水約10mlを用いて分解フラスコに移し,硫酸8ml及び硝酸10mlを加えて溶かした後,加熱しながら硝酸1~2mlを時々補充し,溶液がほとんど無色又は淡黄色となるまで加熱を続ける。一旦冷却した後,水15ml及びシュウ酸アンモニウム溶液10mlを加え,フラスコのけい部に白霧が現れるまで加熱する。冷後,水を加えて全量を50mlとし,これを試験溶液とする。別に,検体の代わりに水を用いて検体の場合と同様に操作して得られた溶液を空試験溶液とする。

ロ 乾式灰化法

検体50g(希釈して飲用に供する清涼飲料水にあつてはその飲用に際して希釈する倍数の値で,濃縮した原料用果汁にあつてはその濃縮した倍数の値で50gを除した量)を採り,赤外線ランプ下又は乾燥器中で乾燥後,450~500℃でほとんど白色の灰分が得られるまで加熱する。冷後,塩酸(1→2)5mlを静かに注加して溶かした後,水浴上で蒸発乾固する。冷後,1mol/l塩酸に溶かして全量を25mlとし,これを試験溶液とする。別に,検体の代わりに水を用いて検体の場合と同様に操作して得られた溶液を空試験溶液とする。

② ヒ素の試験法

ヒ素の試験は,次に掲げるジエチルジチオカルバミン酸銀法により行う。

a.装置

概略は,次の図による(単位mm)。

b.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

ジエチルジチオカルバミン酸銀ピリジン溶液:ジエチルジチオカルバミン酸銀1gをピリジン200mlに溶かし,遮光して冷所に保存する。

砂状亜鉛:20~30メッシュの無機ヒ素亜鉛を1%硫酸銅溶液に黒化するまで浸し,洗浄した後,乾燥する。

塩化第一スズ溶液:塩化第一スズ4gを無機ヒ素塩酸125mlに溶かし,水を加えて250mlとし,共栓瓶に入れ,密栓して保存する。

ヒ素標準液:ヒ素標準原液10mlを正確に量り、硫酸(1→20)10mlを加え、新たに煮沸して冷却した水を加えて正確に1,000mlとする。本液1mlは、三酸化二ヒ素(As2O3)1μgを含む。用時調製し、共栓瓶に保存する。

ヒ素標準原液:三酸化二ヒ素を微細な粉末とし、105℃で4時間乾燥し、その0.10gを正確に量り、水酸化ナトリウム溶液(1→5)5mlを加えて溶かす。この液を硫酸(1→20)で中和し、更に硫酸(1→20)10mlを追加し、新たに煮沸して冷却した水を加えて正確に1,000mlとする。本液1mlは、三酸化二ヒ素(As2O3)0.1mgを含む。

c.試験操作

試験溶液10mlを発生フラスコに採り,水を加えて25mlとし,塩酸(1→2)5ml,ヨウ化カリウム溶液2ml及び塩化第一スズ溶液5mlを加え,室温で15分間放置する。次いで,この発生フラスコに砂状亜鉛3gを加え,直ちに吸収管及びガス誘導管を連結し,あらかじめジエチルジチオカルバミン酸銀ピリジン溶液3mlを入れた吸収受器を接続して20~25℃で1時間放置する。次に,装置を外し,ガス誘導管内の液を吸収受器の吸収液に合わせてよく混和した後,この吸収液を1cmの吸収セルに採り,30分以内にジエチルジチオカルバミン酸銀ピリジン溶液を対照液として波長525nm付近で吸光度を測定するとき,試験溶液の吸光度は,空試験溶液10mlにヒ素標準液4mlを加えた後,水を加えて25mlとした溶液について,試験溶液の場合と同様に操作して得られる吸光度を超えてはならない。

③ 鉛の試験法

鉛の試験は,イに示す原子吸光光度法又はロに示すポーラログラフ法により行う。

イ 原子吸光光度法

a.装置

原子吸光光度計

光源:鉛中空陰極ランプ

燃料:アセチレンガス又は水素

b.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

クエン酸アンモニウム溶液:クエン酸第二アンモニウム2.5gを水に溶かして100mlとする。

硫酸アンモニウム溶液:硫酸アンモニウム40gを水に溶かして100mlとする。

DDTC溶液:ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム10gを水に溶かして100mlとする。

鉛標準溶液:硝酸鉛1.598gを1mol/l硝酸に溶かして1,000mlとする。この溶液8mlを採り,0.5mol/l硝酸を加えて1,000mlとする。

c.試験操作

試験溶液及び空試験溶液それぞれ10mlを採り,それぞれにクエン酸アンモニウム溶液2ml及びブロモチモールブルー試液2滴を加え,溶液の色が黄色から緑色になるまでアンモニア水で中和した後,硫酸アンモニウム溶液2mlを加え,水を加えて20mlとする。次いで,それぞれにDDTC溶液2mlを加えて混和し,数分間放置した後,メチルイソブチルケトン10mlを加えて激しく振り混ぜ,静置した後,メチルイソブチルケトン層を分取し,217.0nmの測定波長において試験溶液の吸光度A及び空試験溶液の吸光度Abを測定する。次に,鉛標準溶液1ml及び水1mlを採り,0.5mol/l硝酸を加えて10mlとした後,試験溶液の場合と同様に操作して標準溶液の吸光度As及び水の吸光度Aoを測定するとき,A―Abの値はAs―Aoの値を超えてはならない。

ロ ポーラログラフ法

a.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

第1電解液:1.2mol/l過塩素酸と0.004mol/l塩酸を等容量混合する。

第2電解液:0.6mol/l過塩素酸と0.002mol/l塩酸を等容量混合する。

ゼラチン溶液:ゼラチン100mgに水100mlを加え,加温して溶かす。

鉛標準溶液:硝酸鉛0.1598gに硝酸(1→100)1mlを加え,更に水約10mlを加えて溶かした後,第1電解液50mlを加え,更に水を加えて100mlとし,鉛標準原液とする。

鉛標準原液0.8mlを採り,第1電解液を加えて100mlとする。この溶液10mlを採り,第1電解液を加えて100mlとする。

臭化水素酸試液:臭化水素酸(特級)を用いる。

b.試験操作

試験溶液5mlを採り,第1電解液5mlを加えて混和する(直流ポーラログラフを用いる場合にあつては,更にゼラチン溶液0.2mlを加える。)。ただし,試験溶液中にスズが共存する場合は,試験溶液5mlを採り,砂浴上で一旦蒸発乾固させた後,臭化水素酸試液10mlを加え,再び蒸発乾固させる。冷後,臭化水素酸試液5mlを加えて同様に蒸発乾固させた後,塩酸(1→2)5mlを静かに注加し,水浴上で再び蒸発乾固させる。これに第2電解液10mlを加え(直流ポーラログラフを用いる場合にあつては,更にゼラチン溶液0.2mlを加える。),時々混和して3時間以上放置する。この溶液約5mlを電解瓶に採り,電解瓶の白金線が隠れるまで水銀を注入した後,25℃の恒温槽に入れ,滴下水銀電極を挿入する。次いで,電解瓶に窒素を15分間通じた後,-0.3~-1.0V間のポーラログラフを描かせるとき,試験溶液の波高は,空試験溶液5ml及び鉛標準溶液5mlを採り,混和し,以下,試験溶液の場合と同様に操作して得られる波高を超えてはならない。

b りんごの搾汁及び搾汁された果汁のみを原料とするものについては,パツリンの含有量が0.050ppmを超えるものであつてはならない。

2 清涼飲料水の製造基準

(1) 一般基準

製造に使用する器具及び容器包装は,適当な方法で洗浄し,かつ,殺菌したものでなければならない。ただし,未使用の容器包装であり,かつ,殺菌され,又は殺菌効果を有する製造方法で製造され,使用されるまでに汚染されるおそれのないように取り扱われたものにあつては,この限りでない。

(2) 個別基準

1.ミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行わないもの(容器包装内の二酸化炭素圧力が20℃で98kPa以上のものを除く。)にあつては,次の基準に適合するものでなければならない。

a 原水は,自然に,又は掘削によつて地下の帯水層から直接得られる鉱水のみとし,泉源及び採水地点の環境保全を含め,その衛生確保に十分に配慮しなければならない。

b 原水は,その構成成分,湧出量及び温度が安定したものでなければならない。

c 原水は,人為的な環境汚染物質を含むものであつてはならない。ただし,別途成分規格が設定されている場合にあつては,この限りでない。

d 原水は,病原微生物に汚染されたもの又は当該原水が病原微生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を含むものであつてはならない。

e 原水は,芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌,腸球菌,緑のう菌及び大腸菌群が陰性であり,かつ,1ml当たりの細菌数が5以下でなければならない。この場合の,芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌,腸球菌,緑のう菌及び大腸菌群の試験法並びに細菌数の測定法は,次のとおりとする。

① 検体の採取及び試料の調製

滅菌採取器具を用いてそれぞれの試験及び測定ごとに原水を無菌的に滅菌容器に採取し,これを検体とする。メンブランフィルターろ過装置のファンネル内に検体(芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌の試験にあつては,70℃で20分間加熱処理したもの)を250ml(細菌数の測定にあつては,100ml)注いで吸引ろ過した後,滅菌精製水20~30mlで2~3回ファンネル内を洗浄し,吸引ろ過する。ろ過終了後,滅菌ピンセットを用いてフィルターホルダーからメンブランフィルターを剥がし,これを試料とする。ただし,大腸菌群の試験にあつては,原水の原液,10倍液,100倍液及び1,000倍液を作り,これを試料とする。

メンブランフィルターろ過装置 ファンネル及びフィルターホルダーは121℃で15分間滅菌したものを使用し,メンブランフィルターは孔径が0.45μm(芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌の試験にあつては,0.22μm)であつて,かつ,あらかじめ滅菌し,滅菌精製水で予洗したものを使用する。

② 芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌試験法

試料を亜硫酸―鉄加寒天培地上に空気が残らないように密着させ,35.0±1.0℃で48±3時間嫌気的に培養する。黒色の集落を認めたものを芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌陽性とする。

亜硫酸―鉄加寒天培地 普通寒天培地18ml当たり1mlの亜硫酸ナトリウム液(10gの亜硫酸ナトリウムを精製水100mlに溶解したもの)及び5滴の硫酸第一鉄液(8gの硫酸第一鉄を精製水100mlに溶解したもの)を平板作成直前に普通寒天培地に加える。

③ 腸球菌試験法

イ 推定試験 試料をKFレンサ球菌寒天培地上に空気が残らないように密着させ,35.0±1.0℃で48±3時間培養する。淡紅~赤色の集落を認めたものを推定試験陽性とする。

ロ 確定試験 淡紅~赤色の集落を釣菌し,胆汁―エスクリン―アジド寒天培地に画線し,独立した集落を発生させる。45.0±1.0℃で48±3時間培養した後,黄褐~黒色の集落を釣菌し,ブドウ糖寒天斜面に移植する。35.0±1.0℃で24±2時間培養した後,発生した集落についてカタラーゼ試験を行う。カタラーゼ試験において陰性を示したものについてグラム染色を行い,鏡検する。グラム陽性の球菌であれば,確定試験陽性(腸球菌陽性)とする。

KFレンサ球菌寒天培地 ペプトン10g,酵母エキス10g,塩化ナトリウム5g,グリセロリン酸ナトリウム10g,マルトース20g,乳糖1g,アジ化ナトリウム0.4g,ブロモクレゾールパープル溶液(ブロモクレゾールパープル15gをエタノール1,000mlに溶解したもの)1ml及び寒天15gを精製水1,000mlに加熱溶解し,5分間煮沸した後,50~60℃まで冷却する。これにあらかじめ調製しておいたTTC溶液(2,3,5―トリフェニルテトラゾリウムクロリド1gを精製水100mlに溶解し,孔径0.45μmのメンブランフィルターでろ過したもの)を10ml加えた後,pH7.2に補正する。

胆汁―エスクリン―アジド寒天培地 ペプトン20g,酵母エキス5g,牛胆汁粉末10g,塩化ナトリウム5g,エスクリン1g,クエン酸鉄アンモニウム0.5g,アジ化ナトリウム0.15g及び寒天15gを精製水1,000mlに加熱溶解し,滅菌後にpH7.0~7.2となるように補正し,121℃で15分間滅菌する。

④ 緑のう菌試験法

イ 推定試験 試料をmPA―B寒天培地上に空気が残らないように密着させ,41.5±0.5℃で48±3時間培養する。暗褐色又は暗緑色の集落を認めたものを推定試験陽性とする。

ロ 確定試験 暗褐色又は暗緑色の集落を釣菌し,セトリミド寒天培地上に画線し,独立した集落を発生させる。35.0±1.0℃で48±3時間培養した後,類緑色又は赤褐色の集落を釣菌し,普通寒天斜面に移植する。41.5±0.5℃で24±2時間培養した後,菌の発育の有無を観察し,発育を認めたものについてオキシダーゼ試験を行う。オキシダーゼ試験において陽性を示したものについてグラム染色を行い,鏡検する。グラム陰性無芽胞のかん菌であれば,確定試験陽性(緑のう菌陽性)とする。

mPA―B寒天培地 L―リジン5g,塩化ナトリウム5g,酵母エキス2g,チオ硫酸ナトリウム5g,硫酸マグネシウム1.5g,ショ糖1.25g,キシロース1.25g,乳糖1.25g,寒天15g,フェノールレッド0.08g及びクエン酸鉄アンモニウム0.8gを精製水1,000mlに加熱溶解し,滅菌後にpH7.0~7.2となるように補正し,115℃で10分間滅菌した後,50~60℃まで冷却する。これにスルファピリジン176.0mg,硫酸カナマイシン8.5mg,ナリジクス酸37.0mg及びアクチジオン150.0mgを加える。

⑤ 大腸菌群試験法

第1 食品の部のC 食品一般の保存基準の項の1の(2) 大腸菌群試験法によつて行う。

⑥ 細菌数(生菌数)の測定法

試料を標準寒天培地上に空気が残らないように密着させ,35.0±1.0℃で24±2時間培養し,発生した集落の数を100で除して1ml当たりの細菌数とする。

f 原水は,泉源から直接採水したものを自動的に容器包装に充填した後,密栓又は密封しなければならない。

g 原水には,沈殿,ろ過,ばつ気又は二酸化炭素の注入若しくは脱気以外の操作を施してはならない。

h 採水から容器包装詰めまでを行う施設及び設備は,原水を汚染するおそれのないよう清潔かつ衛生的に保持されたものでなければならない。

i 採水から容器包装詰めまでの作業は,清潔かつ衛生的に行わなければならない。

j 容器包装詰め直後の製品は1ml当たりの細菌数が20以下でなければならない。この場合の細菌数(生菌数)の測定法は次のとおりとする。

① 検体の採取及び試料の調製

検体を容器包装のまま採取し,試験部位を中心にアルコール綿で拭き,滅菌した器具を用いて開封し,開栓し,又は開缶し,その液の100mlをメンブランフィルターろ過装置のファンネル内に注いで吸引ろ過した後,滅菌精製水20~30mlで2~3回ファンネル内を洗浄し,吸引ろ過する。ろ過終了後,滅菌ピンセットを用いてフィルターホルダーからメンブランフィルターを剥がし,これを試料とする。

② 細菌数(生菌数)の測定法

eの⑥によつて行う。

k e及びjに係る記録は,6月間保存しなければならない。

2.ミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行わないものであつて,かつ,容器包装内の二酸化炭素圧力が20℃で98kPa以上のものの原水にあつては,1ml当たりの細菌数が100以下であり,かつ,大腸菌群が陰性でなければならない。この場合の細菌数の測定法及び大腸菌群の試験法は,次のとおりとする。

a 検体の採取及び試料の調製

滅菌採取器具を用いて測定及び試験ごとに原水を無菌的に滅菌容器に採取し,これを検体とする。この原水の原液,10倍液,100倍液及び1,000倍液を作る。炭酸を含有するミネラルウォーター類にあつては,他の滅菌容器に移し,かき混ぜて二酸化炭素を発散させた後試料を作成する。

b 細菌数(生菌数)の測定法

検査しようとする原液,10倍液,100倍液及び1,000倍液のそれぞれについて,滅菌ペトリ皿を2枚以上用意し,これにそれぞれの検液を各1mlずつ正確に滅菌ピペットで採り,これに加温溶解して43~45℃に保持した標準寒天培養基約15mlを加え,静かに回転又は前後左右に傾斜して混合し,冷却凝固させる。検液をペトリ皿に採つてから培養基を注加するまでに20分以上経過してはならない。

培養基が凝固したならば,これを倒位でふ卵器に入れる。

この場合検液を加えないで,希釈用液1mlと培養基とを混合したものを対照とし,ペトリ皿,希釈用液及び培養基の無菌であつたこと並びに操作が完全であつたことを確かめなくてはならない。

ペトリ皿は直径9~10cm,深さ1.5cmとする。

標準寒天培養基 ペプトン5.0g,酵母エキス2.5g,ブドウ糖1.0g及び寒天15.0gに精製水1,000mlを加えて加温溶解し,高圧滅菌する。最終pHは,7.0~7.2でなければならない。

培養温度は35℃(上下1.0℃の余裕を認める。)とし,培養時間は24時間(前後2時間の余裕を認める。)とする。ふ卵器より取り出した培養基は,なるべく人工光線の下で低倍率(1.5倍)の拡大鏡を用いて,発生した細菌集落数を算定する。培養時間を経過した後直ちに算定し得ない場合,5℃の冷蔵庫に保存すれば24時間以内は算定に供し得る。

細菌数の算定は,次の要領による。

① 1平板内に集落数30~300の場合

各原液及び倍率希釈の可検物の平板中集落数30~300のものを採り計測する。

② 全平板に集落数300以上の場合

全ての希釈検液の集落数が300以上であつたならば,その希釈倍率の最も高いものについて,後述の密集集落平板測定法により細菌数を計測する。

③ 全平板に集落数30以下の場合

全ての平板に30以下の集落が発生した場合は,その最も希釈倍率の低いものを計測する。ただし,この場合はその算定数に「以下」の文字を付けなければならない。

④ 拡散集落のある場合

選び出した平板に拡散集落のある場合は,次の条件のものに限りそれ相当の部分を計測する。

イ 他の集落がよく分散していて,拡散集落があつても計測に支障のないもの

ロ 拡散集落の部分が平板の2分の1以下の場合

⑤ 試験室内事故

次のような特殊な事故に対しては,試験室内事故(L.A.)とする。

イ 集落が発生しなかつた場合

ロ 拡散集落の部分が平板の2分の1を超える場合

ハ 汚染されたことが明らかなもの

ニ その他不適当と思われるもの

⑥ 算出法

細菌数は各場合の計測に有効な2枚以上の集落数の算術平均に希釈倍率を乗じたものとする。この数値は上位の2桁を有効数字として略算する。

⑦ 密集集落平板計測法

1平板上の集落数が300を少し超えている場合は,その平板の一部分の集落数を正確に1cm2の区画のある計算板を用いて次の要領により計測し,それより平板全面の集落数を算出する。

イ 1cm2に集落数10以下の場合は集落計測板の中心を通過し直交する2直径を作り,その中心より各1cmずつ区分し,6か所の区画の面積中にある集落数を計測し,1cm2の平均集落数を求め,これに平板全面積を乗じて算出する。

ロ 1cm2に集落数10を超える場合は,イの場合の4区画について計測し,以下イと同様にして算出する。

c 大腸菌群試験法

第1 食品の部のC 食品一般の保存基準の項の1の(2) 大腸菌群試験法によつて行う。

3.ミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行うものにあつては,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

a 原料として用いる水は,1ml当たりの細菌数が100以下であり,かつ,大腸菌群が陰性でなければならない。この場合の細菌数の測定法及び大腸菌群の試験法は,次のとおりとする。

① 検体の採取及び試料の調製

滅菌採取器具を用いて測定及び試験ごとに原料として用いる水を無菌的に滅菌容器に採取し,これを検体とする。この原料として用いる水の原液,10倍液,100倍液及び1,000倍液を作る。

② 細菌数(生菌数)の測定法

2.のbによつて行う。

③ 大腸菌群試験法

第1 食品の部のC 食品一般の保存基準の項の1の(2) 大腸菌群試験法によつて行う。

b 容器包装に充填し,密栓若しくは密封した後殺菌するか,又は自記温度計をつけた殺菌器等で殺菌したもの若しくはろ過器等で除菌したものを自動的に容器包装に充填した後,密栓若しくは密封しなければならない。この場合の殺菌又は除菌は,その中心部の温度を85℃で30分間加熱する方法その他の原料として用いる水等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を死滅させ,又は除去するのに十分な効力を有する方法で行わなければならない。

c bの殺菌に係る殺菌温度及び殺菌時間の記録又は除菌に係る記録は,6月間保存しなければならない。

4.ミネラルウォーター類、冷凍果実飲料(果実の搾汁又は果実の搾汁を濃縮したものを冷凍したものであって、原料用果汁以外のものをいう。以下同じ。)及び原料用果汁以外の清涼飲料水

a 原料として用いる水は,水道水又は次のいずれかでなければならない。

① 1 清涼飲料水の成分規格の(2) 個別規格の1.のaに適合するもののうち,2 清涼飲料水の製造基準の(2) 個別基準の1.(f,h,i,j及びkを除く。)又は2.に適合するもの。

② 1 清涼飲料水の成分規格の(2) 個別規格の2.及び2 清涼飲料水の製造基準の(2) 個別基準の3.のaに適合するもの。

b 製造に使用する果実,野菜等の原料は,鮮度その他の品質が良好なものであり,かつ,必要に応じて十分洗浄したものでなければならない。

c 清涼飲料水は,容器包装に充填し,密栓若しくは密封した後殺菌するか,又は自記温度計をつけた殺菌器等で殺菌したもの若しくはろ過器等で除菌したものを自動的に容器包装に充填した後,密栓若しくは密封しなければならない。この場合の殺菌又は除菌は,次の方法で行わなければならない。ただし,容器包装内の二酸化炭素圧力が20℃で98kPa以上であり,かつ,植物又は動物の組織成分を含有しないものにあつては,殺菌及び除菌を要しない。

① pH4.0未満のものの殺菌にあつては,その中心部の温度を65℃で10分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法で行うこと。

② pH4.0以上のもの(pH4.6以上で,かつ,水分活性が0.94を超えるものを除く。)の殺菌にあつては,その中心部の温度を85℃で30分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法で行うこと。

③ pH4.6以上で,かつ,水分活性が0.94を超えるものの殺菌にあつては,原材料等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を死滅させるのに十分な効力を有する方法又は②に定める方法で行うこと。

④ 除菌にあつては,原材料等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を除去するのに十分な効力を有する方法で行うこと。

d cの殺菌に係る殺菌温度及び殺菌時間の記録又はcの除菌に係る記録は6月間保存しなければならない。

e 清涼飲料水のうち、cに定める方法により殺菌又は除菌したものに乳酸菌、酵母、発酵乳又は乳酸菌飲料を混合するものにあっては、混合以降の工程を病原微生物により汚染されない適当な方法で管理し、自動的に容器包装に充填した後、密栓若しくは密封しなければならない。

f 紙栓により打栓する場合は,打栓機械により行わなければならない。

5.冷凍果実飲料

a 原料用果実は,傷果,腐敗果,病害果等でない健全なものを用いなければならない。

b 原料用果実は,水,洗浄剤等に浸して果皮の付着物を膨潤させ,ブラッシングその他の適当な方法で洗浄し,十分に水洗した後,次亜塩素酸ナトリウム液その他の適当な殺菌剤を用いて殺菌し,十分に水洗しなければならない。

c 殺菌した原料用果実は,汚染しないように衛生的に取り扱わなければならない。

d 搾汁及び搾汁された果汁の加工は,衛生的に行わなければならない。

e 製造に使用する器具及び容器包装は,適当な方法で洗浄し,かつ,殺菌したものでなければならない。ただし,未使用の容器包装であり,かつ,殺菌され,又は殺菌効果を有する製造方法で製造され,使用されるまでに汚染されるおそれのないように取り扱われたものにあつては,この限りでない。

f 搾汁された果汁(密閉型全自動搾汁機により搾汁されたものを除く。)の殺菌又は除菌は,次の方法で行わなければならない。

① pH4.0未満のものの殺菌にあつては,その中心部の温度を65℃で10分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法で行うこと。

② pH4.0以上のものの殺菌にあつては,その中心部の温度を85℃で30分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法で行うこと。

③ 除菌にあつては,原材料等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を除去するのに十分な効力を有する方法で行うこと。

g fの殺菌に係る殺菌温度及び殺菌時間の記録又はfの除菌に係る記録は6月間保存しなければならない。

h 搾汁された果汁は,自動的に容器包装に充填し,密封しなければならない。

i 化学的合成品たる添加物(酸化防止剤を除く。)を使用してはならない。

6.原料用果汁

a 製造に使用する果実は,鮮度その他の品質が良好なものであり,かつ,必要に応じて十分洗浄したものでなければならない。

b 搾汁及び搾汁された果汁の加工は,衛生的に行わなければならない。

3 清涼飲料水の保存基準

(1) 紙栓をつけたガラス瓶に収められたものは,10℃以下で保存しなければならない。

(2) ミネラルウォーター類,冷凍果実飲料及び原料用果汁以外の清涼飲料水のうち,pH4.6以上で,かつ,水分活性が0.94を超えるものであり,原材料等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を死滅させ,又は除去するのに十分な効力を有する方法で殺菌又は除菌を行わないものにあつては,10℃以下で保存しなければならない。

(3) 冷凍果実飲料及び冷凍した原料用果汁は,-15℃以下で保存しなければならない。

(4) 原料用果汁は,清潔で衛生的な容器包装に収めて保存しなければならない。

4 コップ販売式自動販売機及び運搬器具又は容器包装に充填された原液を用いて自動的に清涼飲料水の調理を行う器具(以下「清涼飲料水全自動調理機」という。)により調理される清涼飲料水の調理基準

(1) 調理に用いる清涼飲料水の原液は1 清涼飲料水の成分規格に定める規格に,調理に用いる粉末清涼飲料又は砂糖は第1 食品の部D 各条の項○ 粉末清涼飲料の1 粉末清涼飲料の成分規格に定める規格に,調理に用いる氷雪は同項○ 氷雪の1 氷雪の成分規格に定める規格に,それぞれ適合するものでなければならない。また,調理に用いる水は,食品製造用水でなければならない。

(2) 調理に用いる清涼飲料水の原液は,充填直前に適当な方法で洗浄され,かつ,殺菌された運搬器具又は容器包装に自動的に充填した後,密栓若しくは密封又はこれらと同等の処置を施したものを用いなければならない。ただし,殺菌され,又は殺菌効果を有する製造方法で製造され,使用されるまで汚染されるおそれのないように取り扱われた未使用の運搬器具又は容器包装に自動的に充填した後,密栓若しくは密封又はこれらと同等の処置を施したものにあつては,この限りでない。

(3) 清涼飲料水の原液その他の原料の溶解,抽出,希釈及び混合は,コップ販売式自動販売機又は清涼飲料水全自動調理機の中で行わなければならない。ただし,機外で混合する構造の清涼飲料水全自動調理機における混合にあつては,この限りでない。

(4) 調理に用いる清涼飲料水の原液,水及びその他の原料を溶解し,抽出し,希釈し又は混合した液(以下「機内の液体」という。)は,コップ販売式自動販売機又は清涼飲料水全自動調理機の中で10℃以下又は63℃以上に保たなければならない。ただし,密栓若しくは密封又はこれらと同等の処置を施した運搬器具又は容器包装に収められたものにあつてはこの限りでない。

○ 粉末清涼飲料

1 粉末清涼飲料の成分規格

(1) 飲用に際して使用される倍数の水で溶解した液が第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の1 清涼飲料水の成分規格の(1) 一般規格の1.及び2.に適合しなければならない。

(2) ヒ素及び鉛を検出するものであつてはならない。また,金属製容器包装入りのものにあつては,スズの含有量は150.0ppmを超えるものであつてはならない。

この場合のヒ素及び鉛の試験法は,次のとおりとする。

1.試験溶液の調製

試験溶液の調製は,aに示す湿式分解法又はbに示す乾式灰化法により行う。ただし,ヒ素の試験にあつては,aに示す湿式分解法により行う。

a 湿式分解法

飲用に際して使用される水の倍数で100gを除した量の検体を採り,これを分解フラスコに移し,水30mlを加えて溶かした後,硝酸20ml及び硫酸10mlを加え,加熱しながら硝酸1~2mlを時々補充し,溶液がほとんど無色又は淡黄色となるまで加熱を続ける。いつたん冷却した後,水10ml及びシュウ酸アンモニウム溶液10mlを加え,フラスコのけい部に白霧が現われるまで加熱する。冷後,水を加えて全量を50mlとし,これを試験溶液とする。別に,検体の代わりに水を用いて検体の場合と同様に操作し得られた溶液を空試験溶液とする。

b 乾式灰化法

飲用に際して使用される水の倍数で50gを除した量の検体を採り,450~500℃でほとんど白色の灰分が得られるまで加熱する。冷後,塩酸(1→2)5mlを静かに注加して溶かした後,水浴上で蒸発乾固する。冷後,1mol/l塩酸に溶かして全量を25mlとし,これを試験溶液とする。別に,検体の代わりに水を用いて検体の場合と同様に操作して得られた溶液を空試験溶液とする。

2.ヒ素及び鉛の試験法

ヒ素の試験法は第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の1 清涼飲料水の成分規格の(2)の3.のaの② ヒ素の試験法を,鉛の試験法は同目の(2)の3.のaの③ 鉛の試験法を準用する。

(3) 乳酸菌を加えない粉末清涼飲料にあつては,大腸菌群が陰性であり,細菌数が検体1gにつき3,000以下でなければならない。

この場合の大腸菌群試験法および細菌数の測定法は,つぎのとおりとする。

1.検体の採取および試料の調製

容器包装の表面をアルコール綿でふき,滅菌した器具を用いて開封し,その内容のうち10gを無菌的に滅菌試料びんにとり,滅菌リン酸緩衝液を加えて100mlとし,密せんして(発泡性のものにあつては,かきまぜて二酸化炭素を発散させた後密せんして)よくふりまぜ,これを試料原液とする。

2.大腸菌群試験法

試料原液の10mlおよび1mlならびに10倍液1mlをとり,これを試料として,第1食品の部C 食品一般の保存基準の項の1の(2) 大腸菌群試験法によつて行なう。

3.細菌数(生菌数)の測定法

試料原液,10倍液,100倍液及び1,000倍液を検体として,第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の2 清涼飲料水の製造基準の(2)の2.のbによつて行う。

(4) 乳酸菌を加えた粉末清涼飲料にあつては,大腸菌群が陰性であり,細菌数(乳酸菌を除く。)が検体1gにつき3,000以下でなければならない。

この場合の大腸菌群試験法および細菌数の測定法は,つぎのとおりとする。

1.検体の採取および試料の調製

(3)の1.検体の採取および試料の調製の操作と同様の操作で行なう。

2.大腸菌群試験法

(3)の2.大腸菌群試験法によつて行なう。

3.細菌数(生菌数。ただし,乳酸菌を除く。)の測定法

a 試料原液,10倍液,100倍液および1,000倍液のそれぞれについて,滅菌ペトリザラを2枚以上用意し,これにそれぞれの検液を各1mlずつ正確に滅菌ピペツトでとり,これに加温溶解して43~45℃に保持した1.0μg/mlペニシリンGカリウム添加ブドウ糖加寒天培地約15mlを加え,静かに回転または前後左右に傾斜して混合し,冷却凝固させる。検液をペトリザラにとつてから培地を注加するまでに20分間以上経過してはならない。

培地が凝固したならば,これを倒位でフ卵器にいれる。

この場合,検液を加えないで希釈用液1mlと培地とを混合したものを対照とし,ペトリザラ,希釈用液および培地が無菌でかつ操作が完全であつたことならびに検液とペニシリンGカリウムを添加しないブドウ糖加寒天培地とを混合したものを対照とし,乳酸菌が1.0μg/mlのペニシリンGカリウムで完全に抑えられたことを確かめなければならない。

ペトリザラは直径9~10cm,深さ1.5cmとする。

培養温度は35℃(上下1.0℃の余裕を認める。)とし,培養時間は24時間(前後2時間の余裕を認める。)とする。

ペニシリンGカリウム添加ブドウ糖加寒天培地 ブドウ糖5~10gを少量の水に溶かしておき,これに加温溶解した2.5~3.0%の普通寒天培地を注加し混合し,分注した後121℃で15分間滅菌する。なお,ペニシリンGカリウムは平板作製直前に培地に添加し,混合するものとする。

b 試料原液,10倍液,100倍液および1,000倍液のそれぞれについて,滅菌ペトリザラを2枚以上用意し,これにそれぞれの検液を各1mlずつ正確に滅菌ピペツトでとり,これに加温溶解して43~45℃に保持した4%塩化ナトリウム含有B.C.P.加プレートカウント寒天培地約15mlを加え,静かに回転または前後左右に傾斜して混合し,冷却凝固させる。検液をペトリザラにとつてから培地を注加するまでに20分間以上経過してはならない。

培地が凝固したならば,これを倒置し35℃(上下1.0℃の余裕を認める。)で24時間(前後2時間の余裕を認める。)培養する。

この場合,検液を加えないで希釈用液1mlと培地を混合したものを対照とし,ペトリザラ,希釈用液および培地の無菌であつたことならびに操作が完全であつたことを確かめなければならない。

ペトリザラは直径9~10cm,深さ1.5cmとする。

4%塩化ナトリウム含有B.C.P.加プレートカウント寒天培地 酵母エキス2.5g,ペプトン5g,ブドウ糖1g,塩化ナトリウム40gおよび粉末寒天15gを水1,000mlに加えて加熱溶解し,pH6.8~7.0に修正し,これにB.C.P.を0.004~0.006%の割合に加えて121℃で15分間滅菌する。

c aの培養において算定した細菌数とbの培養において算定した細菌数を合計した数を求める細菌数とする。

細菌数の算定方法は,(3)の3.細菌数(生菌数)の測定法に準ずる。

2 粉末清涼飲料の製造基準

粉末清涼飲料の容器包装は,適当な方法で洗浄され,乾燥されたガラスびん,金属製容器包装,合成樹脂製容器包装(紙製またはセロフアン製の容器包装であつて,合成樹脂で全面に積層加工したものを含む。)または金属製もしくは合成樹脂製の運搬器具に収めて,密せんもしくは密封するかまたは防じん,防湿および防虫できるようにしたものでなければならない。ただし,洗浄したことと同一の効果がある製造方法で製造される容器包装であつて,使用されるまでに汚染されるおそれのないように取り扱われたものについては,洗浄することを要しない。

3 コツプ販売式自動販売機に収める粉末清涼飲料の保存基準

コツプ販売式自動販売機に収める粉末清涼飲料は,2 粉末清涼飲料の製造基準に定める措置を講じて保存されなければならない。

○ 氷雪

1 氷雪の成分規格

(1) 氷雪は,大腸菌群が陰性であり,かつ,その融解水1ml中の細菌数が100以下でなければならない。

(2) 氷雪の大腸菌群の試験法は第1 食品の部のc 食品一般の保存基準の項の1の(2) 大腸菌群試験法によるものとし,細菌数の試験法は次のとおりとする。

1.検体の採取及び試料の調製

検体を滅菌蒸留水でよく洗じようし,滅菌した容器に入れ,室温又は40°以下の温湯中で振り動かしながら全部融解させた後,直ちにこの融解水の原液,10倍液,100倍液及び1,000倍液を作る。

2.細菌数(生菌数)の測定法

第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の2 清涼飲料水の製造基準の(2)の2.のbによつて行う。

2 氷雪の製造基準

氷雪の製造に使用する原水は,食品製造用水でなければならない。

○ 氷菓

1 氷菓の成分規格

(1) 氷菓は,その融解水1ml中の細菌数(はつ酵乳又は乳酸菌飲料を原料として使用したものにあつては,乳酸菌又は酵母以外の細菌の数)が,10,000以下でなければならない。

(2) 氷菓は,大腸菌群が陰性でなければならない。

(3) 氷菓の細菌数の測定法および大腸菌群試験法はつぎのとおりとする。

1.検体の採取および試料の調製

検体は,製品が成分規格に適合するかしないかを判断することのできる数量を滅菌採取器具を用いて無菌的に滅菌採取ビンにとり,なるべくその温度を保つて保持し,または運搬し,採取後4時間以内に試験に供しなくてはならない。

試料は,検体を40°以下でなるべく短時間で全部融解させ,その10mlを共センビンにとつたものに,細菌数(生菌数)の測定に関しては滅菌生理食塩水90mlを加えて10倍希釈したものを1平板に30~300の集落がえられるように滅菌生理食塩水で段階希釈したもの,大腸菌群の試験に関しては滅菌生理食塩水90mlを加えて10倍希釈したものとする。

2.細菌数(生菌数)の測定法

各試料について滅菌ペトリザラ2枚以上を用意し,滅菌ピペツトを用いて対応する滅菌ペトリザラに当該試料1mlずつを正確にとり,これらにあらかじめ加温して溶かし43~45°の温度に保持した標準寒天培養基(第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の2 清涼飲料水の製造基準の(2)の2.のbに規定するものをいう。)約15mlを加え,静かに回転し,前後左右に傾斜して混合し,冷却凝固させる。この操作は試料をペトリザラにとつてから20分以内に完了させなければならない。培養基が凝固したならば,倒置して35°(上下1.0°の余裕を認める。)の温度で48時間(前後3時間の余裕を認める。)培養する。この場合,検体の希釈に用いた滅菌生理食塩水1mlに,試料に加えた培養基と同一同量の培養基を混合し,静かに回転し,以下試料の場合と同様に操作して培養したものを対照としペトリザラ,生理食塩水および培養基が無菌であつたことならびに操作が完全であつたことを確めなければならない。

ペトリザラは直径9~10cm深さは1.5cmとする。

細菌数の算定は,つぎの要領による。

1平板の集落数30~300のもの(1平板の集落数が30~300のものがないときは拡散集落の部分が平板の2分の1以下で他の集落がよく分散していて算定に支障のないもの)の集落数を集落計算器を用いて常に一定した光線の下で計測し,希釈倍率が同一な試料ごとに各平板の集落数を平均した値に,当該試料に係る希釈倍率を乗じてえた数値を加算し,有効であつた平板の希釈倍率別による種類の数で除してえた値を細菌数とする。ただし,つぎの場合はこれを試験室内事故とする。

a 集落の発生のなかつた場合

b 拡散集落の部分が平板の2分の1を越えた場合

c 汚染されたことが明らかなもの

d その他不適当と思われるもの

3.大腸菌群試験法

滅菌ペトリザラ2枚を用意し,それぞれに滅菌ピペツトを用いて試料1mlを正確にとる。これにあらかじめ加温して溶かし43~45°の温度を保持させたデソキシコーレイト寒天培養基を10~15mlの量を加え,静かに回転し,前後左右に傾斜して混合し,冷却凝固させる。培養基が凝固した後,その表面にさらに同培養基を3~4mlの量を加えて冷却凝固させる。この操作は試料をペトリザラにとつてから20分以内に完了させなければならない。

培養基が凝固したならば,倒置して35°(上下1.0°の余裕を認める。)の温度で20時間(前後2時間の余裕を認める。)培養して集落の有無を観察する。暗赤色の集落を認めたものは推定試験陽性とし,該当しないものは推定試験陰性とする。

推定試験が陽性の場合は,当該集落の代表的なものをE・M・B・培養基に塗抹とまつし,35°(上下1.0°の余裕を認める。)の温度で24時間(前後2時間の余裕を認める。)培養した後,大腸菌群の定型的集落(定型的集落がない場合は,定型的集落に類似した集落2以上)をちよう菌して,乳糖ブイヨン発酵管および寒天斜面にそれぞれ移植する(定型的集落に類似した集落をちよう菌した場合は各集落からちよう菌したもの別にそれぞれ移植する。)。

乳糖ブイヨン発酵管は35°(上下1.0°の余裕を認める。)の温度で48時間(前後3時間の余裕を認める。),寒天斜面は35°(上下1.0°の余裕を認める。)の温度で24時間培養し,乳糖ブイヨン発酵管においてガス発生を確認した場合に,これと相対する寒天斜面培養について鏡検し,グラム陰性無芽胞かん菌を認めた場合を大腸菌群陽性とする。

ペトリザラは直径9~10cm,深さ1.5cmとする。

デソキシコーレイト寒天培養基 ペプトン10g,寒天15~25g,乳糖10g,食塩5g,クエン酸鉄アンモニウム2gおよびリン酸一カリウム2gを水1,000mlに加熱して溶かし,これをろ過したロ液をpH7.3~7.5に修正し,これにデソキシコール酸ナトリウム1gおよびニユートラル・レツド33mgを加えて,さらにpH7.3~7.5に修正する。

2 氷菓の製造基準及び保存基準

(1) 氷菓の原水は,食品製造用水でなければならない。

(2) 氷菓の原料(はつ酵乳及び乳酸菌飲料を除く。)は,68°で30分間加熱殺菌するか,またはこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で殺菌しなければならない。

(3) 氷結管から氷菓を抜きとる場合に,その外部を加温するために使用する水は,流水(食品製造用水に限る。)でなければならない。

(4) 氷菓を容器包装に分注する場合は,分注機械を用い,打せんする場合は,打せん機械を用いなければならない。

(5) 氷菓の融解水は,氷菓の原料としてはならない。ただし,(2)による加熱殺菌をしたものは,この限りでない。

(6) 氷菓の器具又は容器包装は,使用する前に適当な方法で洗浄し,かつ,殺菌したものであること。ただし,既に洗浄され,かつ,殺菌された容器包装又は殺菌効果を有する製造方法で製造された容器包装であつて,使用されるまでに汚染されるおそれのないように取り扱われたものにあつては,この限りでない。

(7) 氷菓を保存する場合に使用する容器は,適当な方法で殺菌したものでなければならない。

(8) 原料および製品は,有がいの容器に貯蔵し,取扱い中手指を直接原料および製品に接触させてはならない。

○ 食肉及び鯨肉(生食用食肉及び生食用冷凍鯨肉を除く。以下この項において同じ。)

1 食肉及び鯨肉の保存基準

(1) 食肉及び鯨肉は,10°以下で保存しなければならない。ただし,細切りした食肉及び鯨肉を凍結させたものであつて容器包装に入れられたものにあつては,これを-15°以下で保存しなければならない。

(2) 食肉及び鯨肉は,清潔で衛生的な有がいの容器に収めるか,又は清潔で衛生的な合成樹脂フィルム,合成樹脂加工紙,硫酸紙,パラフィン紙若しくは布で包装して,運搬しなければならない。

2 食肉及び鯨肉の調理基準

食肉又は鯨肉の調理は,衛生的な場所で,清潔で衛生的な器具を用いて行わなければならない。

○ 生食用食肉(牛の食肉(内臓を除く。以下この目において同じ。)であって、生食用として販売するものに限る。以下この目において同じ。)

1 生食用食肉の成分規格

(1) 生食用食肉は,腸内細菌科菌群が陰性でなければならない。

(2) (1)に係る記録は,1年間保存しなければならない。

2 生食用食肉の加工基準

生食用食肉は、次の基準に適合する方法で加工しなければならない。

(1) 加工は,他の設備と区分され,器具及び手指の洗浄及び消毒に必要な専用の設備を備えた衛生的な場所で行わなければならない。また,肉塊(食肉の単一の塊をいう。以下この目において同じ。)が接触する設備は専用のものを用い,一つの肉塊の加工ごとに洗浄及び消毒を行わなければならない。

(2) 加工に使用する器具は,清潔で衛生的かつ洗浄及び消毒の容易な不浸透性の材質であつて,専用のものを用いなければならない。また,その使用に当たつては,一つの肉塊の加工ごとに(病原微生物により汚染された場合は,その都度),83°以上の温湯で洗浄及び消毒をしなければならない。

(3) 加工は、法第48条第6項第1号から第3号までのいずれかに該当する者、同項第4号に該当する者のうち食品衛生法施行令(昭和28年政令第229号)第35条第15号に規定する食肉製品製造業(法第48条第7項に規定する製造業に限る。)に従事する者又は都道府県知事若しくは地域保健法(昭和22年法律第101号)第5条第1項の規定に基づく政令で定める市及び特別区の長が生食用食肉を取り扱う者として適切と認める者が行わなければならない。ただし、その者の監督の下に行われる場合は、この限りでない。

(4) 加工は,肉塊が病原微生物により汚染されないよう衛生的に行わなければならない。また,加工は,加熱殺菌をする場合を除き,肉塊の表面の温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

(5) 加工に当たつては,刃を用いてその原形を保つたまま筋及び繊維を短く切断する処理,調味料に浸潤させる処理,他の食肉の断片を結着させ成形する処理その他病原微生物による汚染が内部に拡大するおそれのある処理をしてはならない。

(6) 加工に使用する肉塊は,凍結させていないものであつて,衛生的に枝肉から切り出されたものでなければならない。

(7) (6)の処理を行つた肉塊は,処理後速やかに,気密性のある清潔で衛生的な容器包装に入れ,密封し,肉塊の表面から深さ1cm以上の部分までを60°で2分間以上加熱する方法又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌を行つた後,速やかに4°以下に冷却しなければならない。

(8) (7)の加熱殺菌に係る温度及び時間の記録は,1年間保存しなければならない。

3 生食用食肉の保存基準

(1) 生食用食肉は,4°以下で保存しなければならない。ただし,生食用食肉を凍結させたものにあつては,これを-15°以下で保存しなければならない。

(2) 生食用食肉は,清潔で衛生的な容器包装に入れ,保存しなければならない。

4 生食用食肉の調理基準

(1) 2の(1)から(5)までの基準は,生食用食肉の調理について準用する。

(2) 調理に使用する肉塊は,2の(6)及び(7)の処理を経たものでなければならない。

(3) 調理を行つた生食用食肉は,速やかに提供しなければならない。

○ 食鳥卵

1 食鳥卵の成分規格

(1) 殺菌液卵(鶏の液卵を殺菌したものをいう。以下同じ。)はサルモネラ属菌が検体25gにつき陰性でなければならない。

(2) 未殺菌液卵(殺菌液卵以外の鶏の液卵をいう。以下同じ。)は,細菌数が検体1gにつき1,000,000以下でなければならない。

2 食鳥卵(鶏の液卵に限る。)の製造基準

(1) 一般基準

鶏の液卵は,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

1.製造に使用する鶏の殻付き卵(以下「原料卵」という。)は,食用不適卵であつてはならない。

2.原料卵は,正常卵,汚卵並びに軟卵及び破卵に選別された状態で取り扱わなければならない。

(2) 個別基準

1.殺菌液卵

殺菌液卵は,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

a 製造に使用する汚卵,軟卵及び破卵は,搬入後24時間以内(8°以下で保存する場合にあつては,72時間以内)に割卵し,加熱殺菌しなければならない。

b 製造に使用する正常卵を搬入後3日以上保存する場合は,8°以下で保存し,できるだけ速やかに割卵しなければならない。

c 製造に使用する汚卵は,洗浄するとともに,150ppm以上の次亜塩素酸ナトリウム溶液により殺菌するか,又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で殺菌しなければならない。

d 原料卵を洗浄する場合は,汚卵と区別して,割卵の直前に流水(食品製造用水に限る。)で行わなければならない。

e 割卵から充てんまでの工程は,一貫して行わなければならない。

f 割卵には,清潔で洗浄及び殺菌の容易な器具を用いなければならない。

g 機械を用いて割卵する場合は,遠心分離方式及び圧搾方式で行つてはならない。

h 割卵に用いる設備(卵殻のろ過を行う場合にあつては,ろ過に用いる設備を含む。)は,作業終了後及び作業中に定期的に清掃し,及び殺菌しなければならない。

i 誤つて食用不適卵を割卵した場合は,直ちに,当該食用不適卵が混入した鶏の液卵を廃棄するとともに,割卵に用いた器具を洗浄し,及び殺菌しなければならない。

j 殺菌前の鶏の液卵は,割卵後速やかに冷却装置のある貯蔵タンクへ移し,8°以下に冷却しなければならない。ただし,割卵後直ちに殺菌する場合にあつては,この限りでない。

k 殺菌前の鶏の液卵を8時間以上貯蔵する場合は,割卵後速やかに5°以下に冷却しなければならない。

l 鶏の液卵は,次に掲げる方法又はこれらと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌しなければならない。

① 鶏の液卵(加糖し,又は加塩したものを除く。②において同じ。)を連続式により加熱殺菌する場合にあつては,次の表の第1欄に掲げる種類の区分に応じ,同表の第2欄に掲げる温度により,3分30秒間以上加熱殺菌すること。

第1欄

第2欄

全卵

60°

卵黄

61°

卵白

56°

② 鶏の液卵をバッチ式により加熱殺菌する場合にあつては,次の表の第1欄に掲げる種類の区分に応じ,同表の第2欄に掲げる温度により,10分間以上加熱殺菌すること。

第1欄

第2欄

全卵

58°

卵黄

59°

卵白

54°

③ 加糖し,又は加塩した鶏の液卵を加熱殺菌する場合にあつては,次の表の第1欄に掲げる種類の区分に応じ,同表の第2欄に掲げる温度により,3分30秒間以上連続式により,加熱殺菌すること。

第1欄

第2欄

卵黄に10%加塩したもの

63.5°

卵黄に10%加糖したもの

63.0°

卵黄に20%加糖したもの

65.0°

卵黄に30%加糖したもの

68.0°

全卵に20%加糖したもの

64.0°

m 鶏の液卵は,加熱殺菌後直ちに8°以下に冷却しなければならない。

n 冷却後,鶏の液卵を容器包装に充てんする場合は,微生物汚染が起こらない方法により,殺菌した容器包装に充てんし,直ちに密封しなければならない。

2.未殺菌液卵

未殺菌液卵は,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

a 製造に使用する汚卵,軟卵及び破卵は,搬入後速やかに割卵しなければならない。

b 製造に使用する正常卵を搬入後3日以上保存する場合は,8°以下で保存し,できるだけ速やかに割卵しなければならない。

c 製造に使用する汚卵は,洗浄するとともに,150ppm以上の次亜塩素酸ナトリウム溶液により殺菌するか,又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で殺菌しなければならない。

d 原料卵を洗浄する場合は,汚卵と区別して,割卵の直前に流水(食品製造用水に限る。)で行わなければならない。

e 割卵から充てんまでの工程に用いる設備は,作業の前後及び1ロットの原料卵を処理するごとに,又は作業中に定期的に清掃し,殺菌しなければならない。

f 割卵には,清潔で洗浄及び殺菌の容易な器具を用いなければならない。

g 機械を用いて割卵する場合は,遠心分離方式及び圧搾方式で行つてはならない。

h 誤つて食用不適卵を割卵した場合は,直ちに,当該食用不適卵が混入した鶏の液卵を廃棄するとともに,割卵に用いた器具を洗浄し,及び殺菌しなければならない。

i 割卵から充てんまでの工程で,鶏の液卵の温度が上昇しないように適切に温度管理を行わなければならない。

j 鶏の液卵は,割卵後速やかに8°以下に冷却しなければならない。

k 冷却後,鶏の液卵を容器包装に充てんする場合は,微生物汚染が起こらない方法により,殺菌した容器包装に充てんし,直ちに密封しなければならない。

3 食鳥卵(鶏の液卵に限る。)の保存基準

(1) 鶏の液卵は,8°以下(鶏の液卵を冷凍したものにあつては,-15°以下)で保存しなければならない。

(2) 製品の運搬に使用する器具は,洗浄し,殺菌し,及び乾燥したものでなければならない。

(3) 製品の運搬に使用するタンクは,ステンレス製のものであり,かつ,定置洗浄装置により洗浄し,及び殺菌する方法又はこれと同等以上の効果を有する方法で洗浄し,及び殺菌したものでなければならない。

4 食鳥卵(鶏の殻付き卵に限る。)の使用基準

鶏の殻付き卵を加熱殺菌せずに飲食に供する場合にあつては,賞味期限を経過していない生食用の正常卵を使用しなければならない。

○ 血液,血球及び血漿しよう

1 血球及び血漿しようの加工基準

(1) 加工に使用する血液(以下「原料血液」という。)は,採血後直ちに4°以下に冷却し,かつ,冷却後4°以下に保持したものでなければならない。

(2) 原料血液は,鮮度が良好であつて,性状が正常でなければならない。

(3) 加工に用いる器具は,適切な方法で洗浄殺菌したものでなければならない。

(4) 加工は,連続一貫して行わなければならない。

(5) 加工は,加熱殺菌する場合を除き,血球又は血漿しようの温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

(6) 凍結を行う場合は,分離後速やかに血球又は血漿しようが-18°以下になるようにして行わなければならない。

2 血液,血球及び血漿しようの保存基準

(1) 血液,血球及び血漿しようは,4°以下で保存しなければならない。

(2) 冷凍した血液,血球及び血漿しようは,-18°以下で保存しなければならない。

(3) 血液,血球及び血漿しようは,清潔で衛生的な容器包装に収めて保存しなければならない。

○ 食肉製品

1 食肉製品の成分規格

(1) 一般規格

食肉製品は,その1kgにつき0.070gを超える量の亜硝酸根を含有するものであつてはならない。

(2) 個別規格

1.乾燥食肉製品(乾燥させた食肉製品であつて,乾燥食肉製品として販売するものをいう。以下同じ。)は,次の規格に適合するものでなければならない。

a E.coli(大腸菌群のうち,44.5°で24時間培養したときに,乳糖を分解して,酸及びガスを生ずるものをいう。以下同じ。)陰性でなければならない。

b 水分活性が0.87未満でなければならない。

2.非加熱食肉製品(食肉を塩漬けした後,くん煙し,又は乾燥させ,かつ,その中心部の温度を63°で30分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法による加熱殺菌を行つていない食肉製品であつて,非加熱食肉製品として販売するものをいう。ただし,乾燥食肉製品を除く。以下同じ。)は,次の規格に適合するものでなければならない。

a E.coliが,検体1gにつき100以下でなければならない。

b 黄色ブドウ球菌が,検体1gにつき1,000以下でなければならない。

c サルモネラ属菌陰性でなければならない。

d リステリア・モノサイトゲネスが、検体1gにつき100以下でなければならない。

3.特定加熱食肉製品(その中心部の温度を63°で30分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法以外の方法による加熱殺菌を行つた食肉製品をいう。ただし,乾燥食肉製品及び非加熱食肉製品を除く。以下同じ。)は,次の規格に適合するものでなければならない。

a E.coliが,検体1gにつき100以下でなければならない。

b クロストリジウム属菌(グラム陽性の芽胞形成かん菌であつて亜硫酸を還元する嫌気性の菌をいう。以下同じ。)が,検体1gにつき1,000以下でなければならない。

c 黄色ブドウ球菌が,検体1gにつき1,000以下でなければならない。

d サルモネラ属菌陰性でなければならない。

4.加熱食肉製品(乾燥食肉製品,非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう。以下同じ。)のうち,容器包装に入れた後加熱殺菌したものは,次の規格に適合するものでなければならない。

a 大腸菌群陰性でなければならない。

b クロストリジウム属菌が,検体1gにつき1,000以下でなければならない。

5.加熱食肉製品のうち,加熱殺菌した後容器包装に入れたものは,次の規格に適合するものでなければならない。

a E.coli陰性でなければならない。

b 黄色ブドウ球菌が,検体1gにつき1,000以下でなければならない。

c サルモネラ属菌陰性でなければならない。

2 食肉製品の製造基準

(1) 一般基準

食肉製品は,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

1.製造に使用する原料食肉は,鮮度が良好であつて,微生物汚染の少ないものでなければならない。

2.製造に使用する冷凍原料食肉の解凍は,衛生的な場所で行わなければならない。この場合において,水を用いるときは,流水(食品製造用水に限る。)で行わなければならない。

3.食肉は,金属又は合成樹脂等でできた清潔で洗浄の容易な不浸透性の容器に収めなければならない。

4.製造に使用する香辛料,砂糖及びでん粉は,その1g当たりの芽胞数が,1,000以下でなければならない。

5.製造には,清潔で洗浄及び殺菌の容易な器具を用いなければならない。

(2) 個別基準

1.乾燥食肉製品

乾燥食肉製品は,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

a くん煙又は乾燥は,製品の温度を20°以下若しくは50°以上に保持しながら,又はこれと同等以上の微生物の増殖を阻止することが可能な条件を保持しながら水分活性が0.87未満になるまで行わなければならない。

なお,製品の温度を50°以上に保持しながらくん煙又は乾燥を行う場合にあつては,製品の温度が20°を超え50°未満の状態の時間をできるだけ短縮して行わなければならない。

b くん煙又は乾燥後の製品の取扱いは,衛生的に行わなければならない。

2.非加熱食肉製品

非加熱食肉製品は,次のいずれかの基準に適合する方法で製造しなければならない。

a 肉塊(食肉(内臓を除く。)の単一の塊をいう。以下同じ。)のみを原料食肉とする場合

① 製造に使用する原料食肉は,と殺後24時間以内に4°以下に冷却し,かつ,冷却後4°以下で保存したものであつて,pHが6.0以下でなければならない。

② 製造に使用する冷凍原料食肉の解凍は,食肉の温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

③ 製造に使用する原料食肉の整形は,食肉の温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

④ 亜硝酸ナトリウムを使用して塩漬けする場合には,次の方法により行わなければならない。

イ 食肉の塩漬けは,乾塩法,塩水法又は一本針を用いる手作業による注入法(以下「一本針注入法」という。)により,肉塊のままで,食肉の温度を5°以下に保持しながら,水分活性が0.97未満になるまで行わなければならない。ただし,最終製品の水分活性を0.95以上とするものにあつては,水分活性はこの限りでない。

乾塩法による場合には,食肉の重量に対して6%以上の食塩,塩化カリウム又はこれらの組合せ及び200ppm以上の亜硝酸ナトリウムを用いて,塩水法又は一本針注入法による場合には,15%以上の食塩,塩化カリウム又はこれらの組合せ及び200ppm以上の亜硝酸ナトリウムを含む塩漬け液を用いて行わなければならない。

なお,塩水法による場合には,食肉を塩漬け液に十分浸して行わなければならない。

ロ 塩漬けした食肉の塩抜きを行う場合には,5°以下の食品製造用水を用いて,換水しながら行わなければならない。

ハ くん煙又は乾燥は,肉塊のままで,製品の温度を20°以下又は50°以上に保持しながら,水分活性が0.95未満になるまで行わなければならない。ただし,最終製品の水分活性を0.95以上とするものにあつては,水分活性はこの限りでない。

なお,製品の温度を50°以上に保持しながらくん煙又は乾燥を行う場合にあつては,製品の温度が20°を超え50°未満の状態の時間をできるだけ短縮して行わなければならない。

⑤ 亜硝酸ナトリウムを使用しないで塩漬けする場合には,次の方法により行わなければならない。

イ 食肉の塩漬けは,乾塩法により,肉塊のままで,食肉の温度を5°以下に保持しながら,食肉の重量に対して6%以上の食塩,塩化カリウム又はこれらの組合せを表面の脂肪を除く部分に十分塗布して,40日間以上行わなければならない。

ロ 塩漬けした食肉の表面を洗浄する場合には,冷水(食品製造用水に限る。)を用いて,換水しながら行わなければならない。

ハ くん煙又は乾燥は,肉塊のままで,製品の温度を20°以下に保持しながら,53日間以上行い,水分活性が0.95未満になるまで行わなければならない。

⑥ くん煙又は乾燥後の製品の取扱いは,衛生的に行わなければならない。

b 肉塊のみを原料食肉とする場合以外の場合

① 製造に使用する冷凍原料食肉の解凍は,食肉の温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

② 製造に使用する原料食肉の整形は,食肉の温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

③ 製造に使用する原料食肉は,長径が20mm以下になるように切断しなければならない。

④ 食肉の塩漬けは,食肉(骨及び脂肪を除く。)の重量に対して3.3%以上の食塩,塩化カリウム又はこれらの組合せ及び200ppm以上の亜硝酸ナトリウムを用いて行わなければならない。

⑤ 塩漬けした食肉の塩抜きを行う場合には,5°以下の食品製造用水を用いて,換水しながら行わなければならない。

⑥ くん煙又は乾燥は,製品の温度を20°以下に保持しながら20日間以上行い,pHが5.0未満,水分活性が0.91未満(製品の温度を15°を超えて,くん煙し,又は乾燥させる場合には,pHが5.4未満かつ水分活性が0.91未満)又はpHが5.3未満かつ水分活性が0.96未満になるまで行わなければならない。ただし,常温で保存するものにあつては,pHが4.6未満又はpHが5.1未満かつ水分活性が0.93未満になるまで行わなければならない。

⑦ 次のイからハまでに掲げる場合にあつては,④の食塩,塩化カリウム又はこれらの組合せの使用及び⑥のくん煙又は乾燥の期間は適用しない。

イ 次の表の第1欄に掲げる食肉の中心部を,同表の第2欄に掲げる温度の区分に応じ,同表の第3欄に掲げる期間冷凍し,又はこれと同等以上の効力を有する方法により冷凍したものを原料食肉として製品を製造する場合

第1欄

第2欄

第3欄

厚さが150mm以下の食肉

-29°以下の温度

6日

-29°を超え-24°以下の温度

10日

-24°を超え-15°以下の温度

20日

厚さが150mmを超え675mm以下の食肉

-29°以下の温度

12日

-29°を超え-24°以下の温度

20日

-24°を超え-15°以下の温度

30日

ロ その中心部を次の表の第1欄に掲げる温度の区分に応じ,同表の第2欄に掲げる時間加熱し,又はこれと同等以上の効力を有する方法により加熱した食肉を原料食肉として製品を製造する場合(食肉の温度が20°を超え50°未満の状態の時間が120分以内である場合に限る。)

第1欄

第2欄

50°

580分

51°

300分

52°

155分

53°

79分

54°

41分

55°

21分

56°

11分

57°

6分

58°

3分

59°

2分

60°

1分

63°

瞬時

ハ 製品の水分活性が0.91未満となるように製造する場合

⑧ くん煙又は乾燥後の製品の取扱いは,衛生的に行わなければならない。

3.特定加熱食肉製品

特定加熱食肉製品は,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

a 製造に使用する原料食肉は,と殺後24時間以内に4°以下に冷却し,かつ,冷却後4°以下で保存した肉塊でpHが6.0以下でなければならない。

b 製造に使用する冷凍原料食肉の解凍は,食肉の温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

c 製造に使用する原料食肉の整形は,食肉の温度が10°を超えることのないようにして行わなければならない。

d 食肉の塩漬けを行う場合には,肉塊のままで,乾塩法又は塩水法により行わなければならない。

e 塩漬けした食肉の塩抜きを行う場合には,5°以下の食品製造用水を用いて,換水しながら行わなければならない。

f 製造に調味料等を使用する場合には,食肉の表面にのみ塗布しなければならない。

g 製品は,肉塊のままで,その中心部を次の表の第1欄に掲げる温度の区分に応じ,同表の第2欄に掲げる時間加熱し,又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌しなければならない。この場合において,製品の中心部の温度が35°以上52°未満の状態の時間を170分以内としなければならない。

第1欄

第2欄

55°

97分

56°

64分

57°

43分

58°

28分

59°

19分

60°

12分

61°

9分

62°

6分

63°

瞬時

h 加熱殺菌後の冷却は,衛生的な場所において十分行わなければならない。この場合において,製品の中心部の温度が25°以上55°未満の状態の時間を200分以内としなければならない。

なお,冷却に水を用いるときは,流水(食品製造用水に限る。)で行わなければならない。

i 冷却後の製品の取扱いは,衛生的に行わなければならない。

4.加熱食肉製品

加熱食肉製品は,次の規格に適合する方法で製造しなければならない。

a 製品は,その中心部の温度を63°で30分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法(魚肉を含む製品であつて気密性のある容器包装に充てんした後殺菌するものにあつては,その中心部の温度を80°で20分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法)により殺菌しなければならない。

b 加熱殺菌後の冷却は,衛生的な場所において十分行わなければならない。この場合において,水を用いるときは,流水(食品製造用水に限る。)で行わなければならない。

c 加熱殺菌した後容器包装に入れた製品にあつては,冷却後の取扱いは,衛生的に行わなければならない。

5.この目の(2)の1.、2.、3.及び4.に規定する以外の方法により塩漬け、くん煙、乾燥又は殺菌を行い食肉製品を製造しようとする場合並びにこの目の(2)の1.、2.、3.及び4.に規定する以外の方法により塩漬け、くん煙、乾燥又は殺菌を行った食肉製品を輸入しようとする場合には、内閣総理大臣の承認を受けなければならない。

3 食肉製品の保存基準

(1) 一般基準

1.冷凍食肉製品(冷凍食肉製品として販売する食肉製品をいう。)は,-15°以下で保存しなければならない。

2.製品は,清潔で衛生的な容器に収めて密封するか,ケーシングするか,又は清潔で衛生的な合成樹脂フィルム,合成樹脂加工紙,硫酸紙若しくはパラフィン紙で包装して,運搬しなければならない。

(2) 個別基準

1.非加熱食肉製品

非加熱食肉製品は,10°以下(肉塊のみを原料食肉とする場合であつて,水分活性が0.95以上のものにあつては,4°以下)で保存しなければならない。ただし,肉塊のみを原料食肉とする場合以外の場合であつて,pHが4.6未満又はpHが5.1未満かつ水分活性が0.93未満のものにあつては,この限りでない。

2.特定加熱食肉製品

特定加熱食肉製品のうち,水分活性が0.95以上のものにあつては,4°以下で,水分活性が0.95未満のものにあつては,10°以下で保存しなければならない。

3.加熱食肉製品

加熱食肉製品は,10°以下で保存しなければならない。ただし,気密性のある容器包装に充てんした後,製品の中心部の温度を120°で4分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌したものにあつては,この限りでない。

○ 鯨肉製品

1 鯨肉製品の成分規格

(1) 鯨肉製品は,大腸菌群陰性でなければならない。

(2) 鯨肉ベーコンは,その1kgにつき0.070gを超える量の亜硝酸根を含有するものであつてはならない。

2 鯨肉製品の製造基準

鯨肉製品は,次の基準に適合する方法で製造しなければならない。

(1) 製造に使用する原料鯨肉は,鮮度が良好であつて,微生物汚染の少ないものでなければならない。

(2) 製造に使用する冷凍原料鯨肉の解凍は,衛生的な場所で行わなければならない。この場合において,水を用いるときは,流水(食品製造用水に限る。)で行わなければならない。

(3) 鯨肉は,金属又は合成樹脂等でできた清潔で洗浄の容易な不浸透性の容器に収めなければならない。

(4) 製造に使用する香辛料,砂糖及びでん粉は,その1g当たりの芽胞数が1,000以下でなければならない。

(5) 製造には,清潔で洗浄及び殺菌の容易な器具を用いなければならない。

(6) 製品は,その中心部の温度を63°で30分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌しなければならない。

(7) 加熱殺菌後の冷却は,衛生的な場所において十分行わなければならない。この場合において,水を用いるときは,流水(食品製造用水に限る。)で行わなければならない。

3 鯨肉製品の保存基準

(1) 鯨肉製品は,10°以下(冷凍鯨肉製品(冷凍鯨肉製品として販売する鯨肉製品をいう。)にあつては,-15°以下)で保存しなければならない。ただし,気密性のある容器包装に充てんした後,製品の中心部の温度を120°で4分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌したものにあつては,この限りでない。

(2) 製品は,清潔で衛生的な容器に収めて密封するか,ケーシングするか,又は清潔で衛生的な合成樹脂フィルム,合成樹脂加工紙,硫酸紙若しくはパラフィン紙で包装して,運搬しなければならない。

○ 魚肉ねり製品

1 魚肉ねり製品の成分規格

(1) 魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。)は,大腸菌群陰性でなければならない。

(2) 魚肉ソーセージおよび魚肉ハムにあつては,その1kgにつき,亜硝酸根の0.05gを超える量を含有するものであつてはならない。

2 魚肉ねり製品の製造基準

(1) 製造に使用する魚類は,鮮度が良好なものでなければならない。

(2) 製造に使用する魚類は,加工前に水で十分洗じようして,清潔な洗じようしやすい金属または合成樹脂等でできた不滲透性の容器に収めなければならない。

(3) 身卸には清潔な調理器具を使用し,身卸した精肉は,清潔な洗じようしやすい金属または合成樹脂等でできた不滲透性の専用容器に収めなければならない。

(4) 精肉の水さらしは,冷たい衛生的な水を用い,かつ,十分に換水をしながら行なわなければならない。

(5) 製造に使用する冷凍原料肉の解凍は,衛生的な場所で行わなければならない。この場合において,水を用いるときは,衛生的な流水で行わなければならない。

(6) 魚肉ねり製品を製造する場合に使用する砂糖,でん粉及び香辛料は,その1g当たりの芽胞数が1,000以下でなければならない。

(7) 製造には,清潔な,かつ,洗浄及び殺菌をしやすい器具を用いなければならない。

(8) 魚肉ソーセージ及び魚肉ハムにあつては,その中心部の温度を80°で45分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により,特殊包装かまぼこにあつては,その中心部の温度を80°で20分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により,その他の魚肉ねり製品にあつては,その中心部の温度を75°に保つて加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌しなければならない。ただし,魚肉すり身にあつては,この限りでない。

(9) 加熱殺菌後の放冷は,衛生的な場所において十分に行わなければならない。この場合において,水を用いるときは,流水(食品製造用水に限る。)で行うか,又は遊離残留塩素1.0ppm以上を含む水で絶えず換水をしながら行わなければならない。

3 魚肉ねり製品の保存基準

(1) 魚肉ソーセージ,魚肉ハム及び特殊包装かまぼこにあつては,10°以下で保存しなければならない。ただし,気密性のある容器包装に充てんした後,その中心部の温度を120°で4分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌した製品及びそのpH(製品の一部を細切したものを採り,これに10倍量の精製水を加えて細砕したもののpHをいう。)が4.6以下又はその水分活性が0.94以下である製品にあつては,この限りでない。

(2) 冷凍魚肉ねり製品にあつては,これを-15°以下で保存しなければならない。

(3) 製品は,清潔で衛生的にケーシングをするか,清潔で衛生的な有がいの容器に収めるか,または清潔な合成樹脂フイルム,合成樹脂加工紙,硫酸紙もしくはパラフイン紙で包装して運搬しなければならない。

○ いくら,すじこ及びたらこ(スケトウダラの卵巣を塩蔵したものをいう。以下この項において同じ。)

1 いくら,すじこ及びたらこの成分規格

いくら,すじこ及びたらこは,その1kgにつき亜硝酸根の0.005gを越える量を含有するものであつてはならない。

○ ゆでだこ

1 ゆでだこの成分規格

(1) 腸炎ビブリオは,陰性でなければならない。この場合の腸炎ビブリオ試験法は,次のとおりとする。

1.検体の採取及び試料の調製

滅菌器具を用いて,細切りしたものから無作為に25gをストマツキング用ポリエチレン袋に採取し,アルカリペプトン水225mlを加えて約30秒~1分間ストマツキングを行つたものを試料とする。

アルカリペプトン水 ペプトン10g及び塩化ナトリウム20gを500mlの精製水に溶かし,これに約1mol/l水酸化ナトリウム溶液を加えてpH8.6になるように調整し,更に精製水を加えて全量を1,000mlとし,高圧滅菌を行う。第1 食品の部D 各条の項の○ 生食用鮮魚介類の1 生食用鮮魚介類(切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。)であつて,生食用のもの(凍結させたものを除く。)に限る。以下この項において同じ。)の成分規格の2.のaにおいて同じ。

2.試料の培養及び腸炎ビブリオの判定

a 試料を容器に移したものを恒温槽を用いて37°で一夜培養し,容器の1白金耳をTCBS寒天培地に塗抹した上で,37°で一夜培養した後,培地上の腸炎ビブリオと推定される集落を同定し,判定する。

TCBS寒天培地 酵母エキス5g,ペプトン10g,白糖20g,チオ硫酸ナトリウム10g,クエン酸ナトリウム10g,コール酸ナトリウム3g,ウシ胆じゆう末5g,塩化ナトリウム10g,クエン酸鉄1g,ブロムチモールブルー40mg,チモールブルー40mg及び寒天15gを精製水で加温溶解し,約1mol/l水酸化ナトリウム溶液を加えてpH8.5~8.7になるように調製し,更に精製水を加えて全量を1,000mlとし,加温溶解する。第1 食品の部D 各条の項の○ 生食用鮮魚介類の1 生食用鮮魚介類(切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。)であつて,生食用のもの(凍結させたものを除く。)に限る。以下この項において同じ。)の成分規格の2.のaにおいて同じ。

b aの方法と同等以上の性能を有すると認められる方法により行う。

(2) 冷凍ゆでだこは,細菌数(生菌数)が検体1gにつき100,000以下で,かつ,大腸菌群が陰性でなければならない。この場合の細菌数(生菌数)の測定法及び大腸菌群試験法は,第1 食品の部D 各条の項の○ 冷凍食品の1 冷凍食品(製造し,又は加工した食品(清涼飲料水,食肉製品,鯨肉製品,魚肉ねり製品,ゆでだこ及びゆでがにを除く。以下この項において同じ。)及び切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。以下この項において同じ。)を凍結させたものであつて,容器包装に入れられたものに限る。以下この項において同じ。)の成分規格の(1)の1.,2.及び3.に準じて行う。

2 ゆでだこの加工基準

(1) 加工に使用するたこは,鮮度が良好なものでなければならない。

(2) 加工に使用する水は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水を使用しなければならない。

(3) たこは,ゆでた後,速やかに食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水で十分冷却しなければならない。

(4) ゆでだこは,冷却後,清潔な洗浄しやすい金属又は合成樹脂等でできた不浸透性の有がいの容器に収めなければならない。

3 ゆでだこの保存基準

(1) ゆでだこは,10°以下で保存しなければならない。ただし,冷凍ゆでだこにあつては,これを-15°以下で保存しなければならない。

(2) ゆでだこは,清潔で衛生的な有がいの容器に収めるか又は清潔で衛生的な合成樹脂フイルム,合成樹脂加工紙,硫酸紙若しくはパラフイン紙で包装して運搬しなければならない。

○ ゆでがに

1 ゆでがにの成分規格

(1) ゆでがに(飲食に供する際に加熱を要しないものに限る。以下(1)において同じ。)は,腸炎ビブリオが陰性でなければならない。この場合の腸炎ビブリオ試験法は,次のとおりとする。

1.検体の採取及び試料の調整

むき身にして販売されるゆでがにについては,滅菌器具を用いて,細切りしたものから無作為に25gをストマツキング用ポリエチレン袋に採取し,これを検体とする。

からつきのまま販売されるゆでがにについては,からの表面をアルコール綿で消毒した後,滅菌器具を用いて,からを取り除いた上,細切りしたものから無作為に25gをストマツキング用ポリエチレン袋に採取し,これを検体とする。

試料の調整は,第1 食品の部D 各条の項の○ ゆでだこの1 ゆでだこの成分規格の(1)の1.に準じて行う。

2.試料の培養及び腸炎ビブリオの判定

第1 食品の部D 各条の項の○ ゆでだこの1 ゆでだこの成分規格の(1)の2.に準じて行う。

(2) 冷凍ゆでがには,細菌数(生菌数)が検体1gにつき100,000以下で,かつ,大腸菌群が陰性でなければならない。この場合の細菌数(生菌数)の測定法及び大腸菌群試験法は,第1 食品の部D 各条の項の○ 冷凍食品の1 冷凍食品(製造し,又は加工した食品(清涼飲料水,食肉製品,鯨肉製品,魚肉ねり製品,ゆでだこ及びゆでがにを除く。以下この項において同じ。)及び切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。以下この項において同じ。)を凍結させたものであつて,容器包装に入れられたものに限る。以下この項において同じ。)の成分規格の(1)の1.,2.及び3.に準じて行う。

2 ゆでがに(飲食に供する際に加熱を要し,かつ,凍結させていないものを除く。)の加工基準

(1) 加工に使用するかには,鮮度が良好なものでなければならない。

(2) 加工に使用する水は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水を使用しなければならない。

(3) 加工の際に行う加熱は,中心部の温度を70°で1分間以上行う方法又はこれと同等以上の効力を有する方法で行わなければならない。

(4) 加熱後は,速やかに食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水で十分冷却しなければならない。また,冷却に当たつては,原料等からの再汚染を防止するための措置(以下この項において「二次汚染防止措置」という。)を講じなければならない。

(5) 冷却後は,清潔な洗浄しやすい不浸透性の容器に納める方法又はこれと同等以上の効力を有する方法で二次汚染防止措置を講じなければならない。

3 ゆでがにの保存基準

(1) ゆでがに(飲食に供する際に加熱を要しないものであつて,凍結させていないものに限る。)は,10°以下で保存しなければならない。

(2) 冷凍ゆでがには,-15°以下で保存しなければならない。

(3) ゆでがに(飲食に供する際に加熱を要し,かつ,凍結させていないものを除く。)は,清潔で衛生的な容器包装に入れ,保存しなければならない。ただし,二次汚染防止措置を講じて,販売の用に供するために陳列する場合においては,この限りではない。

○ 生食用鮮魚介類

1 生食用鮮魚介類(切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。)であつて,生食用のもの(凍結させたものを除く。)に限る。以下この項において同じ。)の成分規格

腸炎ビブリオの最確数は,検体1gにつき100以下でなければならない。この場合の腸炎ビブリオ最確数の測定法は,次のとおりとする。

1.検体の採取及び試料の調整

滅菌器具を用いて,細切りしたものから無作為に25gをストマツキング用ポリエチレン袋に採り,リン酸緩衝希釈水(3%食塩)225mlを加え,約30秒~1分間ストマツキングを行い,検体の10倍希釈液を作製して試料とする。

次に,当該10倍希釈液1mlにリン酸緩衝希釈水(3%食塩)9mlを加えて検体の100倍希釈液を作製して試料とする。このほか,必要に応じて,100倍希釈液の作製方法に準じて検体の段階希釈液を作製して試料とする。

リン酸緩衝希釈水(3%食塩) 第1 食品の部D 各条の項の○ 生食用かきの1 生食用かきの成分規格の(3)の1.に規定するリン酸緩衝希釈水に3%の食塩を加えたものとする。

2.腸炎ビブリオ最確数の算定法

a 検体の10倍希釈液1ml,100倍希釈液1ml及び100倍希釈液0.1mlを,アルカリペプトン水10mlの入つた試験管3本ずつにそれぞれ接種し,恒温槽を用いて37°で一夜培養する。各試験管の1白金耳をTCBS寒天培地に塗抹した上で,37°で一夜培養した後,培地上の腸炎ビブリオと推定される集落を同定し,各段階に希釈した試験管の陽性本数に応じて,次の表により算出する。

最確数表

陽性管数

係数

陽性管数

係数

陽性管数

係数

陽性管数

係数

A

B

C

A

B

C

A

B

C

A

B

C

0

0

0

<3.0

1

0

0

3.6

2

0

0

9.1

3

0

0

23

0

0

1

3.0

1

0

1

7.2

2

0

1

14

3

0

1

39

0

0

2

6.0

1

0

2

11

2

0

2

20

3

0

2

64

0

0

3

9.0

1

0

3

15

2

0

3

26

3

0

3

95

0

1

0

3.0

1

1

0

7.3

2

1

0

15

3

1

0

43

0

1

1

6.1

1

1

1

11

2

1

1

20

3

1

1

75

0

1

2

9.2

1

1

2

15

2

1

2

27

3

1

2

120

0

1

3

12

1

1

3

19

2

1

3

34

3

1

3

160

0

2

0

6.2

1

2

0

11

2

2

0

21

3

2

0

93

0

2

1

9.3

1

2

1

15

2

2

1

28

3

2

1

150

0

2

2

12

1

2

2

20

2

2

2

35

3

2

2

210

0

2

3

16

1

2

3

29

2

2

3

42

3

2

3

290

0

3

0

9.4

1

3

0

16

2

3

0

29

3

3

0

240

0

3

1

13

1

3

1

20

2

3

1

36

3

3

1

460

0

3

2

16

1

3

2

24

2

3

2

44

3

3

2

1100

0

3

3

19

1

3

3

29

2

3

3

53

3

3

3

>1400

A…検体の10倍希釈液を1ml接種したもの

B…検体の100倍希釈液を1ml接種したもの

C…検体の100倍希釈液を0.1ml接種したもの

b aの方法と同等以上の性能を有すると認められる方法により行う。

2 生食用鮮魚介類の加工基準

(1) 加工に使用する水は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水を使用しなければならない。

(2) 原料用鮮魚介類は,鮮度が良好なものでなければならない。

(3) 原料用鮮魚介類が凍結されたものである場合は,その解凍は,衛生的な場所で行うか,又は清潔な水槽中で食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水を用い,十分に換水しながら行わなければならない。

(4) 原料用鮮魚介類は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水で十分に洗浄し,製品を汚染するおそれのあるものを除去しなければならない。

(5) (4)の処理を行つた鮮魚介類の加工は,その処理を行つた場所以外の衛生的な場所で行わなければならない。また,その加工に当たつては,化学的合成品たる添加物(亜塩素酸水、次亜塩素酸水及び次亜塩素酸ナトリウム並びに水素イオン濃度調整剤として用いられる塩酸及び二酸化炭素を除く。)を使用してはならない。

(6) 加工に使用する器具は,洗浄及び消毒が容易なものでなければならない。また,その使用に当たつては,洗浄した上,消毒しなければならない。

3 生食用鮮魚介類の保存基準

生食用鮮魚介類は,清潔で衛生的な容器包装に入れ,10°以下で保存しなければならない。

○ 生食用かき

1 生食用かきの成分規格

(1) 細菌数は,検体1gにつき50,000以下でなければならない。

(2) E.coli最確数は,検体100gにつき230以下でなければならない。

(3) 生食用かきの細菌数の測定法及びE.coli最確数の測定法は,次のとおりとする。

1.検体の採取及び試料の調製

むき身にして販売されるかきについては,200g以上を滅菌器具を用いて滅菌容器に採取し,これを検体とする。

からつきのまま販売されるかきについては,からの表面をアルコール綿で消毒したのち,滅菌器具を用いて,からを取り除いた上,貝じるを含め200g以上を滅菌容器に採取し,これを検体とする。

次に,検体を滅菌ホモジナイザーのコツプに移したのち,同量のリン酸緩衝希釈水を加えて細砕したものを試料原液とする。

次に,試料原液20mlにリン酸緩衝希釈水80mlを加えて検体の10倍希釈液を,さらに当該10倍希釈液10mlにリン酸緩衝希釈水90mlを加えて検体の100倍希釈液を作製して試料とする。このほか,必要に応じて,100倍希釈液の作製方法に準じて検体の段階希釈液を作製して試料とする。

リン酸緩衝希釈水 リン酸一カリウム(無水)34gを500mlの精製水に溶かし,これに約1mol/l水酸化ナトリウム溶液約175mlを加えてpH7.2になるように調製し,さらに精製水を加えて全量を1,000mlとしたものを原液とする。この原液1.25mlに精製水を加えて1,000mlとし,高圧滅菌を行う。

2.細菌数(生菌数)の測定法

調製した試料のうち,1平板に30個から300個までの集落がえられる希釈液を選んで,第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の2 清涼飲料水の製造基準の(2)の2.のbに準じて測定する。

3.E.coli最確数の算定法

試料原液2ml,10倍希釈液1ml及び100倍希釈液1mlを,それぞれ5本のE.C.はつ酵管に接種し,恒温水そうを用いて44.5°(上下0.2°の余裕を認める。)で24時間(前後2時間の余裕を認める。)培養する。その際ガス発生を認めた試料原液又は試料は,E.coli陽性とする。検体100gに対するE.coli最確数は,E.C.はつ酵管に接種したこれらの試料原液又は試料のうち,E.coli陽性を示したものを接種したE.C.はつ酵管の数に応じて,次の表(以下「最確数表」という。)により算出された係数を10倍したものとする。

最確数表

陽性管数

係数

陽性管数

係数

陽性管数

係数

陽性管数

係数

陽性管数

係数

陽性管数

係数

A

B

C

A

B

C

A

B

C

A

B

C

A

B

C

A

B

C

0

0

0


1

0

0

2

2

0

0

4.5

3

0

0

7.8

4

0

0

13

5

0

0

23

0

0

1

1.8

1

0

1

4

2

0

1

6.8

3

0

1

11

4

0

1

17

5

0

1

31

0

0

2

3.6

1

0

2

6

2

0

2

9.1

3

0

2

13

4

0

2

21

5

0

2

43

0

0

3

5.5

1

0

3

8

2

0

3

12

3

0

3

16

4

0

3

25

5

0

3

58

0

0

4

7.2

1

0

4

10

2

0

4

14

3

0

4

20

4

0

4

30

5

0

4

76

0

0

5

9

1

0

5

12

2

0

5

16

3

0

5

23

4

0

5

36

5

0

5

95

























0

1

0

1.8

1

1

0

4

2

1

0

6.8

3

1

0

11

4

1

0

17

5

1

0

33

0

1

1

3.6

1

1

1

6.1

2

1

1

9.2

3

1

1

14

4

1

1

21

5

1

1

46

0

1

2

5.5

1

1

2

8.1

2

1

2

12

3

1

2

17

4

1

2

26

5

1

2

64

0

1

3

7.3

1

1

3

10

2

1

3

14

3

1

3

20

4

1

3

31

5

1

3

84

0

1

4

9.1

1

1

4

12

2

1

4

17

3

1

4

23

4

1

4

36

5

1

4

110

0

1

5

11

1

1

5

14

2

1

5

19

3

1

5

27

4

1

5

42

5

1

5

180

























0

2

0

3.7

1

2

0

6.1

2

2

0

9.3

3

2

0

14

4

2

0

22

5

2

0

49

0

2

1

5.5

1

2

1

8.2

2

2

1

12

3

2

1

17

4

2

1

26

5

2

1

70

0

2

2

7.4

1

2

2

10

2

2

2

14

3

2

2

20

4

2

2

32

5

2

2

95

0

2

3

9.2

1

2

3

12

2

2

3

17

3

2

3

24

4

2

3

38

5

2

3

120

0

2

4

11

1

2

4

15

2

2

4

19

3

2

4

27

4

2

4

44

5

2

4

150

0

2

5

13

1

2

5

17

2

2

5

22

3

2

5

31

4

2

5

50

5

2

5

180

























0

3

0

5.6

1

3

0

8.3

2

3

0

12

3

3

0

17

4

3

0

27

5

3

0

79

0

3

1

7.4

1

3

1

10

2

3

1

14

3

3

1

21

4

3

1

33

5

3

1

110

0

3

2

9.3

1

3

2

13

2

3

2

17

3

3

2

24

4

3

2

39

5

3

2

140

0

3

3

11

1

3

3

15

2

3

3

20

3

3

3

28

4

3

3

45

5

3

3

180

0

3

4

13

1

3

4

17

2

3

4

22

3

3

4

31

4

3

4

52

5

3

4

210

0

3

5

15

1

3

5

19

2

3

5

25

3

3

5

35

4

3

5

59

5

3

5

250

























0

4

0

7.5

1

4

0

11

2

4

0

15

3

4

0

21

4

4

0

34

5

4

0

130

0

4

1

9.4

1

4

1

13

2

4

1

17

3

4

1

24

4

4

1

40

5

4

1

170

0

4

2

11

1

4

2

15

2

4

2

20

3

4

2

28

4

4

2

47

5

4

2

220

0

4

3

13

1

4

3

17

2

4

3

23

3

4

3

32

4

4

3

54

5

4

3

280

0

4

4

15

1

4

4

19

2

4

4

25

3

4

4

36

4

4

4

62

5

4

4

350

0

4

5

17

1

4

5

22

2

4

5

28

3

4

5

40

4

4

5

69

5

4

5

430

























0

5

0

9.4

1

5

0

13

2

5

0

17

3

5

0

25

4

5

0

41

5

5

0

240

0

5

1

11

1

5

1

15

2

5

1

20

3

5

1

29

4

5

1

48

5

5

1

350

0

5

2

13

1

5

2

17

2

5

2

23

3

5

2

32

4

5

2

56

5

5

2

540

0

5

3

15

1

5

3

19

2

5

3

26

3

5

3

37

4

5

3

64

5

5

3

920

0

5

4

17

1

5

4

22

2

5

4

29

3

5

4

41

4

5

4

72

5

5

4

1600

0

5

5

19

1

5

5

24

2

5

5

32

3

5

5

45

4

5

5

81

5

5

5

1800

A……試料原液を接種したもの

B……検体の10倍希釈液を接種したもの

C……検体の100倍希釈液を接種したもの

E.C.はつ酵管 ペプトン20.0g,乳糖5.0g,胆じゆう酸塩1.5g,リン酸二カリウム(無水)4.0g,リン酸一カリウム(無水)1.5g及び食塩5.0gを1,000mlの精製水に溶かす。これをはつ酵管に分注して高圧滅菌した後,速やかに冷却する。最終pHは,6.8~7.0でなければならない。

(4) むき身にした生食用かきの腸炎ビブリオ最確数は,検体1gにつき100以下でなければならない。この場合,腸炎ビブリオ最確数の測定法は,第1 食品の部D 各条の項の○ 生食用鮮魚介類の1 生食用鮮魚介類(切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。)であつて,生食用のもの(凍結させたものを除く。)に限る。以下この項において同じ。)の成分規格の1.及び2.に準じて行う。

2 生食用かきの加工基準

(1) 原料用かきは,海水100ml当たり大腸菌群最確数が70以下の海域で採取されたものであるか,又はそれ以外の海域で採取されたものであつて100ml当たり大腸菌群最確数が70以下の海水又は塩分濃度3%の人工塩水を用い,かつ,当該海水若しくは人工塩水を随時換え,又は殺菌しながら浄化したものでなければならない。

海水の大腸菌群最確数の測定法 検体として採取した海水10mlを5本の倍濃度乳糖ブイヨンはつ酵管に,1mlを5本の乳糖ブイヨンはつ酵管に,0.1mlを5本の乳糖ブイヨンはつ酵管にそれぞれ接種し,35°(上下1.0°の余裕を認める。)で培養する。24時間(前後2時間の余裕を認める。)後又は48時間(前後3時間の余裕を認める。以下この目において同じ。)後にガス発生を認めた海水は,大腸菌群推定試験陽性とし,直ちに次の確定試験を行う。

大腸菌群推定試験陽性の海水を接種した倍濃度乳糖ブイヨンはつ酵管又は乳糖ブイヨンはつ酵管の培養液を,直径3mmの白金耳でB.G.L.B.はつ酵管に1白金耳移植する。これを35°(上下1.0°の余裕を認める。)で48時間培養する。その際ガス発生を認めた海水は,大腸菌群確定試験陽性とする。検体100mlに対する大腸菌群最確数は,検体として採取した海水のうち,大腸菌群確定試験陽性を示した海水を接種した倍濃度乳糖ブイヨンはつ酵管の数に応じて,最確数表により算出された係数とする。この場合,当該表中「試料原液」とあるのは「検体である海水10ml」と,「検体の10倍希釈液」とあるのは「検体である海水1ml」と,「検体の100倍希釈液」とあるのは「検体である海水0.1ml」とする。

(2) 原料用かきを一時水中で貯蔵する場合は,100ml当たり大腸菌群最確数が70以下の海水又は塩分濃度3%の人工塩水を用い,かつ,当該海水若しくは人工塩水を随時換え,又は殺菌しながら貯蔵しなければならない。

(3) 原料用かきは,水揚げ後速やかに衛生的な水で十分洗浄しなければならない。

(4) 生食用かきの加工は,衛生的な場所で行わなければならない。また,その加工に当たつては,化学的合成品たる添加物(亜塩素酸水、次亜塩素酸水及び次亜塩素酸ナトリウム並びに水素イオン濃度調整剤として用いられる塩酸及び二酸化炭素を除く。)を使用してはならない。

(5) むき身作業に使用する水は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水を使用しなければならない。

(6) むき身作業に使用する器具は,洗浄及び殺菌が容易なものでなければならない。またその使用に当たつては洗浄した上殺菌しなければならない。

(7) むき身容器は,洗浄及び殺菌が容易な金属,合成樹脂等でできた不滲透性のものでなければならない。またその使用に当たつては,専用とし,かつ,洗浄した上殺菌しなければならない。

(8) むき身は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水で十分洗浄しなければならない。

(9) 生食用冷凍かきにあつては,加工後速やかに凍結させなければならない。

(10) 生食用かきの加工中に生じたかきがらについては,当該加工を行う場所の衛生を保つため速やかに他の場所に搬出する等の処理を行わなければならない。

3 生食用かきの保存基準

(1) 生食用かきは,10°以下に保存しなければならない。ただし,生食用冷凍かきにあつては,これを-15°以下で保存しなければならない。

(2) 生食用かきは,清潔で衛生的な有がいの容器に収めるか又は清潔で衛生的な合成樹脂,アルミニウムはく若しくは耐水性の加工紙で包装して保存しなければならない。ただし,生食用冷凍かきにあつては,清潔で衛生的な合成樹脂,アルミニウムはく又は耐水性の加工紙で包装して保存しなければならない。

○ 寒天

1 寒天の成分規格

寒天は,その1kgにつき,ホウ素化合物の含有量がホウ酸(H3BO3)として1g以下でなければならない。

○ 穀類、豆類及び野菜

1 穀類及び豆類の成分規格

次の表の第1欄に掲げる穀類又は豆類は、同表第2欄に掲げる物をそれぞれ同表第3欄に定める量を超えて含有するものであってはならない。この場合において、同表の第2欄に掲げる物について同表の第3欄に「不検出」と定めているときは、次の2に規定する試験法によって試験した場合に、その物が検出されるものであってはならない。

第1欄

第2欄

第3欄

米(玄米及び精米をいう。2の(1)において同じ。)

カドミウム及びその化合物

Cdとして0.4ppm

小麦(玄麦)

デオキシニバレノール

1.0mg/kg

大豆

シアン化合物

不検出

小豆類

シアン化合物

不検出(ただし,サルタニ豆,サルタピア豆,バター豆,ペギア豆,ホワイト豆及びライマ豆にあつてはHCNとして500ppm)

えんどう

シアン化合物

不検出

そら豆

シアン化合物

不検出

らつかせい

シアン化合物

不検出

その他の豆類

シアン化合物

不検出

2 穀類及び豆類の成分規格の試験法

(1) 検体

食品

検体

玄米及び精米

えんどう,小豆類,そら豆及び大豆

らつかせい

殻を除去したもの

その他の豆類

(2) カドミウム試験法

カドミウムの定量法は,次に示す原子吸光法による。

a 装置

原子吸光光度計

光源 カドミウムホローカソードランプ

燃料 アセチレン又は水素

b 試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

カドミウム標準溶液 金属カドミウム0.100gを10%硝酸50mlに溶かし,煮沸し,水を加えて1,000mlとする。この10mlを採り,水を加えて1,000mlとする。

カドミウム標準溶液1ml=1μg Cd2+

1%ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム溶液 ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム1gを水に溶かして100mlとする。

25%酒石酸カリウムナトリウム溶液 酒石酸カリウムナトリウム25gを水に溶かして100mlとする。

c 試料の調製

検体約10~30gを精密に量り採り,300mlのケールダールフラスコに入れ,水10~40ml及び硝酸40mlを加え,よく混和した後,穏やかに加熱する。暫時加熱した後,放冷し,硫酸20mlを加え,再び加熱する。その間,必要があれば時々少量ずつ硝酸を加える。内容物が淡黄色から無色の透明な液になれば分解は完了する。冷後水を加えて全量を100mlとする。

別に,分解に用いた酸と同量の酸を採り,試料と同様に操作して空試験溶液とする。

d 試験操作

試料Vml(Cd2+として0.5~20μgの範囲で50ml以下の量)を採り,25%酒石酸カリウムナトリウム溶液5mlを加え,次にブロモチモールブルー試液2滴を加えた後,液の色が淡黄色から青紫色になるまでアンモニア水で中和し,更に水を加えて100mlとする。これに飽和硫酸アンモニウム溶液10mlを加え,次いで1%ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム溶液5mlを加え,数分間放置した後,メチルイソブチルケトン10mlを正確に加え,振とう機を用いて約5分間激しく振り混ぜた後,静置し,メチルイソブチルケトン層を分取し,波長228.8nmで吸光度Aを測定する。

別に,カドミウム標準溶液V'ml(5~20ml)及び空試験溶液Vmlを採り,それぞれ試料の場合と同様に操作して吸光度As及びAoを測定する。

検体中のカドミウム濃度C(ppm)は次式により求める。

C(ppm)=V'×((A-Ao)/(As-Ao))×(試料溶液全量(ml)/V)×(1/検体採取量(g))

(3) シアン化合物試験法

1.試薬・試液

次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

クエン酸緩衝液 クエン酸128.1g及び水酸化ナトリウム64.4gを水に溶かして1Lとし,用時10倍容に薄め,クエン酸溶液及び水酸化ナトリウム溶液でpHを5.9に調整する。

ピクリン酸紙 ろ紙をピクリン酸飽和水溶液に浸し,室温で乾燥した後,7mm×40mmの大きさに切り,用時10%炭酸ナトリウム溶液で潤す。

2.定性試験

粉砕した検体20.0gを200mlの三角フラスコに量り採り,クエン酸緩衝液50mlを加え,ピクリン酸紙をつるしたコルク栓で密栓し,25~35°で時々静かに振り混ぜながら,3時間放置した後,酒石酸2gを加え,直ちに上記のコルク栓で密栓し,時々振り混ぜながら50~60°で1時間加熱するとき,シアン化合物が存在すればピクリン酸紙は赤褐色に変わる。

3.定量試験

粉砕した検体25.0gにクエン酸緩衝液200mlを加え,密栓して振り混ぜた後,25~35°で3~5時間放置し,更に水100mlを加え,水蒸気蒸留する。受器には200mlの三角フラスコを用い,あらかじめ5%水酸化カリウム溶液5mlを入れ,受器を傾け,冷却器の下端を液中に浸す。留液が約150mlとなるまで蒸留し,この留液に10%ヨウ化カリウム溶液5mlを加え,0.05mol/l硝酸銀溶液が濁るまで滴定する。

0.05mol/l硝酸銀溶液1ml=2.70mgHCN

(4) (2)及び(3)に掲げる試験法と同等以上の性能を有すると認められる試験法

3 豆類の使用基準

シアン化合物の検出される豆類は生あんの原料以外に使用してはならない。

4 野菜の加工基準

発芽防止の目的で,ばれいしよに放射線を照射する場合は,次の方法によらなければならない。

(1) 使用する放射線の線源及び種類は,コバルト60のガンマ線とすること。

(2) ばれいしよの吸収線量が150グレイを超えてはならないこと。

(3) 照射加工を行つたばれいしよに対しては,再度照射してはならないこと。

○ 生あん

1 生あんの成分規格

生あんは,シアン化合物の検出されるものであつてはならない。この場合のシアン化合物の検出法は,次のとおりとする。

検出法

乾燥物10gに相当する生あんを採り,200mlの三角フラスコに入れ,以下第1 食品の部D 各条の項の○ 穀類,豆類及び野菜の2 穀類及び豆類の成分規格の試験法の目の(3) シアン化合物試験法を準用する。

2 生あんの製造基準

シアン化合物を含有する豆類を原料として生あんを製造する場合は,つぎの方法によらなければならない。

(1) つけ込みは温湯を用いて4時間以上行なうこと。

(2) 煮込みは,渋切りを1回以上行なつた後十分に煮沸を継続すること。

(3) 製あん機にかけて製あんした後,水そうで3回以上十分にさらすこと。

○ 豆腐

1 豆腐の成分規格

豆腐のうち,常温で保存するもの(移動販売に係る豆腐及び成型した後水さらしをしないで直ちに販売の用に供されることが通常である豆腐を除く。)にあっては,当該豆腐中で発育し得る微生物が陰性でなければならない。

2 豆腐の製造基準

(1) 原料用大豆は,品質が良好できよう雑物を含まないものでなければならない。

(2) 原料用大豆は,十分に水洗しなければならない。

(3) 豆汁又は豆乳は,沸騰状態で2分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌しなければならない。

(4) 豆汁のろ過,凝固剤の添加及び豆腐の成型は,清潔で衛生的に行わなければならない。

(5) 豆腐(無菌充填豆腐(連続流動式の加熱殺菌機で殺菌した豆乳に,殺菌又は除菌された凝固剤を添加して,容器包装に無菌的に充填した後加熱凝固させたものをいう。以下同じ。)を除く。)の水さらしは,絶えず換水をしながら行わなければならない。

(6) 無菌充填豆腐は,原材料等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を死滅させ,又は除去するのに十分な効力を有する方法で殺菌又は除菌した原材料を用い,あらかじめ殺菌した適切な容器包装へ無菌的に充填する方法を定め,その定めた方法により行わなければならない。この場合における殺菌又は除菌の方法は,次のとおりとする。

1.豆乳の殺菌にあっては,その中心部の温度を120℃で4分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法であること。

2.凝固剤の殺菌又は除菌にあっては,原材料等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を死滅させ,又は除去するのに十分な効力を有する方法であること。

(7) 包装豆腐(豆乳に凝固剤を添加して容器包装に充填した後加熱凝固させたものをいう。)のうち,無菌充填豆腐以外のものについては,90℃で40分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法により殺菌しなければならない。

(8) 豆腐を製造する場合に使用する器具は,十分に洗浄し,かつ,殺菌したものでなければならない。

(9) 豆腐を製造する場合に使用する水は,食品製造用水でなければならない。

3 豆腐の保存基準

(1) 豆腐は,冷蔵するか,又は十分に洗浄し,かつ,殺菌した水槽内において,冷水(食品製造用水に限る。)で絶えず換水をしながら保存しなければならない。ただし,移動販売に係る豆腐,成型した後水さらしをしないで直ちに販売の用に供されることが通常である豆腐及び無菌充填豆腐にあっては,この限りでない。

(2) 移動販売に係る豆腐は,十分に洗浄し,かつ,殺菌した器具を用いて保冷をしなければならない。

○ 即席めん類

1 即席めん類(めんを油脂で処理したものに限る。以下この項において同じ。)の成分規格即席めん類は,めんに含まれる油脂の酸価が3を超え,又は過酸化物価が30を超えるものであつてはならない。

2 即席めん類の保存基準

即席めん類は,直射日光を避けて保存しなければならない。

○ 冷凍食品

1 冷凍食品(製造し,又は加工した食品(清涼飲料水,食肉製品,鯨肉製品,魚肉ねり製品,ゆでだこ及びゆでがにを除く。以下この項において同じ。)及び切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。以下この項において同じ。)を凍結させたものであつて,容器包装に入れられたものに限る。以下この項において同じ。)の成分規格

(1) 無加熱摂取冷凍食品(冷凍食品のうち製造し,又は加工した食品を凍結させたものであつて,飲食に供する際に加熱を要しないとされているものをいう。以下この項において同じ。)は,細菌数(生菌数)が検体1gにつき100,000以下で,かつ,大腸菌群が陰性でなければならない。この場合の細菌数(生菌数)の測定法及び大腸菌群試験法は,次のとおりとする。

1.検体の採取及び試料の調製

冷凍したまま容器包装の表面をアルコール綿でよくふき,滅菌した器具を用いて開封し,その内容の全体を細切りした後無作為に25gを無菌的に滅菌ホモジナイザーにとり,滅菌リン酸緩衝希釈水225mlを加えて細砕する。その10mlを滅菌ピペツトを用いて滅菌試料びんにとり,滅菌リン酸緩衝希釈水90mlを加えてよく混和し,これを試料原液とする。

細菌数(生菌数)の測定に関しては,1平板に30~300の集落がえられるように滅菌リン酸緩衝希釈水で試料原液を段階希釈したものを試料とし,大腸菌群の試験に関しては,試料原液を試料とする。

2.細菌数(生菌数)の測定法

第1 食品の部D 各条の項の○ 清涼飲料水の2 清涼飲料水の製造基準の(2)の2.のbに準じて行う。

3.大腸菌群試験法

第1 食品の部D 各条の項の○ 氷菓の1 氷菓の成分規格の(3)の3.に準じて行う。

(2) 加熱後摂取冷凍食品(冷凍食品のうち製造し,又は加工した食品を凍結させたものであつて,無加熱摂取冷凍食品以外のものをいう。以下この項において同じ。)であつて凍結させる直前に加熱されたものは,細菌数(生菌数)が検体1gにつき100,000以下で,かつ,大腸菌群が陰性でなければならない。この場合の細菌数(生菌数)の測定法及び大腸菌群試験法は,(1)の1.,2.及び3.に準じて行う。

(3) 加熱後摂取冷凍食品であつて,凍結させる直前に加熱されたもの以外のものは,細菌数(生菌数)が検体1gにつき3,000,000以下で,かつ,E.coliが陰性でなければならない(ただし,小麦粉を主たる原材料とし,摂食前に加熱工程が必要な冷凍パン生地様食品については,E.coliが陰性であることを要しない。)。この場合の細菌数(生菌数)の測定法及びE.coliの試験法は,次のとおりとする。

1.検体の採取及び試料の調製

(1)の1.に準じて行う。この場合において,E.coliの試験に関しては,試料原液を試料とする。

2.細菌数(生菌数)の測定法

(1)の2に準じて行う。

3.E.coliの試験法

試料を1mlずつ3本のE.C.はつ酵管(第1 食品の部D各条の項の○ 生食用かきの1 生食用かきの成分規格の(3)の3.に規定するものをいう。)に接種し,恒温水槽を用いて44.5°(上下0.2°の余裕を認める。)で24時間(前後2時間の余裕を認める。以下この目において同じ。)培養する。その際,ガス発生を認めた試料は,推定試験陽性とし,ガス発生を認めないものは,推定試験陰性とする。

推定試験が陽性の場合は,当該E.C.はつ酵管より1白金耳をE・M・B・培養基にかく線し,35°(上下1.0°の余裕を認める。以下この目において同じ。)で24時間培養した後,E.coliの定型的集落(定型的集落がない場合は,定型的集落に類似した集落2以上)を釣菌して,乳糖ブイヨンはつ酵管及び寒天斜面にそれぞれ移植する(定型的集落に類似した集落を釣菌した場合は,各集落から釣菌したもの別にそれぞれ移植する。)。

乳糖ブイヨンはつ酵管は35°で48時間(前後3時間の余裕を認める。),寒天斜面は35°で24時間培養し,乳糖ブイヨンはつ酵管においてガス発生を確認した場合に,これと相対する寒天斜面について鏡検し,グラム陰性無芽胞桿菌を認めた場合をE.coli陽性とする。

(4) 生食用冷凍鮮魚介類(冷凍食品のうち切り身又はむき身にした鮮魚介類であつて,生食用のものを凍結させたものをいう。以下この項において同じ。)は,細菌数(生菌数)が検体1gにつき100,000以下であり,かつ,大腸菌群が陰性であつて,腸炎ビブリオ最確数が100以下でなければならない。この場合の細菌数(生菌数)の測定法及び大腸菌群試験法は,(1)の1.,2.及び3.に準じて,腸炎ビブリオ最確数の測定法は,第1 食品の部D 各条の項の○ 生食用鮮魚介類の1 生食用鮮魚介類(切り身又はむき身にした鮮魚介類(生かきを除く。)であつて,生食用のもの(凍結させたものを除く。)に限る。以下この項において同じ。)の成分規格の1.及び2.に準じて行う。

2 冷凍食品(生食用冷凍鮮魚介類に限る。)の加工基準

(1) 原料用鮮魚介類は,鮮度が良好なものでなければならない。

(2) 加工に使用する水は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水を使用しなければならない。

(3) 原料用鮮魚介類が凍結されたものである場合は,その解凍は,衛生的な場所で行うか,又は清潔な水槽中で食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水を用い,かつ,十分に換水しながら行わなければならない。

(4) 原料用鮮魚介類は,食品製造用水,殺菌した海水又は食品製造用水を使用した人工海水で十分に洗浄し,製品を汚染するおそれのあるものを除去しなければならない。

(5) (4)の処理を行つた鮮魚介類の加工は,その処理を行つた場所以外の衛生的な場所で行わなければならない。また,その加工に当たつては,化学的合成品たる添加物(亜塩素酸水、次亜塩素酸水及び次亜塩素酸ナトリウム並びに水素イオン濃度調整剤として用いられる塩酸及び二酸化炭素を除く。)を使用してはならない。

(6) 加工に使用する器具は,洗浄及び殺菌が容易なものでなければならない。また,その使用に当たつては,洗浄した上殺菌しなければならない。

(7) 加工した生食用鮮魚介類は,加工後速やかに凍結させなければならない。

3 冷凍食品の保存基準

(1) 冷凍食品は,これを-15°以下で保存しなければならない。

(2) 冷凍食品は,清潔で衛生的な合成樹脂,アルミニウムはくまたは耐水性の加工紙で包装して保存しなければならない。

○ 容器包装詰加圧加熱殺菌食品

1 容器包装詰加圧加熱殺菌食品(食品(清涼飲料水,食肉製品,鯨肉製品及び魚肉ねり製品を除く。)を気密性のある容器包装に入れ,密封した後,加圧加熱殺菌したものをいう。以下同じ。)の成分規格

容器包装詰加圧加熱殺菌食品は,当該容器包装詰加圧加熱殺菌食品中で発育し得る微生物が陰性でなければならない。この場合の微生物の試験法は,次のとおりとする。

(1) 恒温試験

検体を容器包装のまま採取し,35.0°(上下1.0°の余裕を認める。)で14日間保持する。この間において容器包装の膨張の有無又は内容物の漏えいの有無を観察する。この場合容器包装の膨張の有無は約20°に冷却して観察するものとし,容器包装の膨張又は漏えいを認めたものは,当該容器包装詰加圧加熱殺菌食品中で発育し得る微生物が陽性であるとみなす。

恒温試験で陰性の結果を得た検体については,細菌試験を行う。

(2) 細菌試験

1.試料の調製

恒温試験の結果陰性であつた検体について,その開封部の表面をアルコール綿でよくふき,滅菌した器具を用いて開封し,その内容物(内容物の全部又は一部が固形状のものである場合は,滅菌ハサミ等を用いて細切する。)の全部を無菌的に混合した後,その25gを無菌的に採り,滅菌リン酸緩衝希釈水225mlを加えて細砕する。その1mlを滅菌ピペツトを用いて滅菌試験管に採り,滅菌リン酸緩衝希釈水9mlを加えてよく混和し,これを試料とする。

2.試験法

試料を1mlずつ5本のチオグリコール酸塩培養基に接種し,35.0°(上下1.0°の余裕を認める。)で48時間(前後3時間の余裕を認める。)培養する。この場合,培養基のいずれかに菌の増殖を認めたものは陽性とする。

チオグリコール酸塩培養基 L―シスチン0.5g,ブドウ糖5g,酵母エキス5g,ペプトン15g,チオグリコール酸塩0.5g,食塩2.5g,レサズリン0.001g及び粉末寒天0.8gを精製水1,000mlに加えて加温溶解し,これをpH7.0~7.2に修正し,試験管に10mlずつ分注した後,121°で15分間滅菌する。

2 容器包装詰加圧加熱殺菌食品の製造基準

(1) 製造に使用する野菜等の原料は,鮮度その他の品質が良好なものでなければならない。

(2) 製造に使用する野菜等の原料は,必要に応じ十分に洗浄したものでなければならない。

(3) 製造に当たつては,保存料又は殺菌料として用いられる化学的合成品たる添加物(次亜塩素酸水及び次亜塩素酸ナトリウムを除く。)を使用してはならない。

(4) 缶詰食品又は瓶詰食品以外の容器包装詰加圧加熱殺菌食品の容器包装の封かんは,熱溶融又は巻締めにより行わなければならない。

(5) 製造の際に行う加圧加熱殺菌は,自記温度計を付けた殺菌器で行い,自記温度計によるその記録は3年間保存しなければならない。

(6) 製造の際に行う加圧加熱殺菌は,次の二つの条件に適合するように加圧加熱殺菌の方法を定め,その定めた方法により行わなければならない。

1.原材料等に由来して当該食品中に存在し,かつ,発育し得る微生物を死滅させるのに十分な効力を有する方法であること。

2.そのpHが4.6を超え,かつ,水分活性が0.94を超える容器包装詰加圧加熱殺菌食品にあつては,中心部の温度を120°で4分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法であること。

(7) 加圧加熱殺菌後の冷却に水を用いるときは,流水(食品製造用水に限る。)で行うか,又は遊離残留塩素を1.0ppm以上含む水で絶えず換水をしながら行わなければならない。

(8) 製造に使用する器具は,十分に洗浄したうえ殺菌したものでなければならない。

第2 添加物

A 通則

1.添加物の適否は、別に規定するもののほか、通則、一般試験法、成分規格・保存基準各条等の規定によって判定する。ただし、性状の項目の固体の形状は、参考に供するもので、適否の判定基準を示すものではない。

2.物質名の前後に「 」を付けたものは、成分規格・保存基準各条に規定する添加物を示す。ただし、成分規格・保存基準各条の表題、製造基準及び使用基準ではこれを付けない。

3.物質名の次に( )で分子式又は組成式を付けたものは、化学的純物質を意味する。原子量は、2015年国際原子量表―原子量表(2017)(日本化学会原子量専門委員会)による。ただし、2015年国際原子量表において原子量が変動範囲で示される元素の原子量は、2007年国際原子量表―原子量表(2010)(日本化学会原子量専門委員会)による。また、分子量は、小数第2位までとし、第3位を四捨五入する。

単位及び記号

4.主な計量の単位は、次の記号を用いる。

メートル

m

センチメートル

cm

ミリメートル

mm

マイクロメートル

μm

ナノメートル

nm

キログラム

kg

グラム

g

ミリグラム

mg

マイクログラム

μg

ナノグラム

ng

セルシウス度

モル

mol

ミリモル

mmol

平方センチメートル

cm2

リットル

L

ミリリットル

mL

マイクロリットル

μL

メガヘルツ

MHz

毎センチメートル

cm-1

ニュートン

N

キロパスカル

kPa

パスカル

Pa

パスカル秒

Pa・s

ミリパスカル秒

mPa・s

平方ミリメートル毎秒

mm2/s

モル毎リットル

mol/L

ミリモル毎リットル

mmol/L

マイクロジーメンス毎センチメートル

μS/cm

度(角度)

°

5.質量百分率を示すには、%の記号を用いる。液体又は気体100mL中の物質量(g)を示すには、w/v%の記号を用いる。物質100g中の物質量(mL)を示すには、v/w%の記号を用いる。液体又は気体100mL中の物質量(mL)を示すには、vol%の記号を用いる。ただし、百分率における固体の物質量(g)は、別に規定するもののほか、無水物として算定した量を表す。

6.添加物の力価を示す場合には、成分規格・保存基準各条に規定する単位を用いる。

7.温度の表示は、セルシウス法を用い、アラビア数字の右に℃を付けて示す。また、試験操作において温度を整数で示す場合の許容範囲は、通例、指定した温度の±1℃又は±5%のいずれか大きい方とする。ただし、温度の保持に装置を用いる場合には、装置の設定温度とし、その装置の温度調節精度を許容するものとする。

試験

8.規定の方法に代わる方法で、それが規定の方法以上の精度のある場合には、その方法を用いることができる。ただし、その結果について疑いのある場合には、規定の方法で最終の判定を行う。

9.成分規格・保存基準各条等における試験は、別に規定するもののほか、成分規格・保存基準各条等の規定に基づき、一般試験法中のそれぞれ対応する試験法により行う。

10.試験において、規定された値(以下「規格値」という。)と試験によって得られた値(以下「実測値」という。)との比較によって適否の判定を行う場合には、実測値は規格値より1桁下まで求め、その多く求めた1桁について四捨五入し、規格値と比較することにより判定を行う。規格値をa~bと記載したものは、a以上、b以下であることを示す。

11.試験に用いる水は、別に規定するもののほか、食品製造用水を超ろ過(逆浸透、限外ろ過)、イオン交換、蒸留又はそれらの組み合わせにより精製した水であり、精製した後、速やかに用いる。ただし、適当な容器に入れ、微生物や化学物質による汚染の抑制が図られる場合、一定期間保存したものを用いてもよい。

12.標準温度は20℃、常温は15~25℃、室温は1~30℃、微温は30~40℃とする。冷所は、別に規定するもののほか、1~15℃の場所とする。冷水は10℃以下、微温湯は30~40℃、温湯は60~70℃、熱湯は約100℃の水とする。加温するとは、別に規定するもののほか、60~70℃に熱することである。

13.試験室の温度は、別に規定するもののほか、15~30℃とする。試験操作において「直ちに」とあるのは、通例、前の操作の終了から30秒以内に次の操作を開始することをいう。

14.加熱した溶媒又は熱溶媒とは、その溶媒の沸点付近の温度に熱したものをいい、加温した溶媒又は温溶媒とは、別に規定するもののほか、60~70℃に熱したものをいう。

15.「水浴上で加熱する」とは、沸騰している水浴上で加熱することをいい、水浴の代わりに約100℃の蒸気浴を用いることができる。また、「水浴中で加熱する」とは、別に規定するもののほか、沸騰している水浴の中に容器を入れて加熱することをいう。「還流冷却器を付けて加熱する」とは、別に規定するもののほか、その溶媒を沸騰させて、溶媒を還流させることをいう。また、「冷後」とは、加熱又は加温されたものが試験室の温度まで下がった後をいう。

16.液量が滴数で示される場合には、20℃において水20滴を滴加するとき、その質量が0.90~1.10gとなるような器具を用いる。

17.減圧は、別に規定するもののほか、2.0kPa以下とする。

18.デシケーターの乾燥剤は、別に規定するもののほか、シリカゲルとする。

19.液性を酸性、アルカリ性又は中性として示した場合には、別に規定するもののほか、リトマス紙を用いて試験する。また、微酸性、弱酸性、強酸性、微アルカリ性、弱アルカリ性、強アルカリ性等と記載したものは、pH試験紙等を用いて試験した場合の酸性又はアルカリ性の程度の概略を示すものであって、そのpHの範囲は次による。また、液性をpHで示す場合には、一般試験法のpH測定法を用いる。


pHの範囲

強酸性

3未満

弱酸性

3以上5未満

微酸性

5以上6.5未満

微アルカリ性

7.5以上9未満

弱アルカリ性

9以上11未満

強アルカリ性

11以上

20.溶質名の次に溶液と記載し、特にその溶媒名を示さないものは水溶液を示す。

21.1mol/L塩酸、硫酸(1→10)、50vol%エタノール等液状の試薬名に単に濃度を表示したものは、別に規定するもののほか、水を用いて希釈したものを示す。

22.溶液の濃度を(1→5)、(1→100)等と記載したものは、固形の物質1g又は液状の物質1mLを溶媒に溶かして全量をそれぞれ5mL、100mL等とする割合を示す。また、混液を(10:1)、(5:3:1)等と記載したものは、液状の物質の10容量と1容量の混液、5容量と3容量と1容量の混液等を示す。

23.質量を単に「量る」と記載した場合の採取量は、記載された数値の次の桁で四捨五入した値が、その数値になる量をいう。

例えば、1gとは0.5~1.4g、1.0gとは0.95~1.04g、1.00gとは0.995~1.004gを量ることを意味する。

24.質量を「精密に量る」とは、規格値の桁数を考慮して必要な桁数まで読みとることをいう。通例、0.1mgまで読みとる場合には化学はかり、10μgまで読みとる場合にはセミミクロ化学はかり、1μgまで読みとる場合にはミクロ化学はかりを用いる。

25.定量等に供する試料の採取量に「約」を付けたものは、記載された量の±10%の範囲をいう。

26.容量を「正確に量る」とは、別に規定するもののほか、ホールピペット、ビュレット又はこれらと同程度以上の精度のある体積計を用いて計量することをいう。また、「正確に100mLとする」等と記載した場合には、別に規定するもののほか、メスフラスコを用いることをいう。

27.白色と記載したものは、白色又はほとんど白色であることを示し、無色と記載したものは、無色又はほとんど無色であることを示す。色調を試験するには、別に規定するもののほか、試料が固体の場合には、その1~3gを時計皿等にとり、白色を背景として観察する。また、試料が液体の場合には、試料を内径約15mmの無色の試験管に入れ、液層を約30mmとし、白色を背景として上方及び側方から観察する。液体の試料の蛍光を観察するには、黒色の背景を用いる。

28.においがない旨記載したものは、においがないか又はほとんどにおいがないことを示す。においの試験は、別に規定するもののほか、固体の試料の場合には、約1g、液体の試料の場合には、1mLをビーカー又は試験管にとって行う。

においの強いもの又は刺激性のあるものの試験は、必要に応じて、希釈したり、ろ紙片を用いてもよい。

29.溶解性を示す用語は次による。溶解性は、別に規定するもののほか、固形物の場合には、粉末とした後、溶媒中に入れ、20±5℃で5分ごとに強く30秒間振り混ぜるとき、30分以内に溶ける度合をいう。

用語

溶質1g又は1mLを溶かすに要する溶媒量

極めて溶けやすい

1mL未満

溶けやすい

1mL以上10mL未満

やや溶けやすい

10mL以上30mL未満

やや溶けにくい

30mL以上100mL未満

溶けにくい

100mL以上1000mL未満

極めて溶けにくい

1000mL以上10L未満

ほとんど溶けない

10L以上

30.ろ過は、別に規定するもののほか、ろ紙を用いて行う。

31.確認試験は、添加物中に含有されている主成分等を、その特性に基づいて確認するために必要な試験である。

32.確認試験は、別に規定するもののほか、通例、規定された液2~5mLを量り、内径8.0~18mmの試験管内で行う。

33.確認試験の項目等において、例えば「炭酸塩の反応を呈する」、「ナトリウム塩の反応を呈する」と記載した場合には、一般試験法の項の定性反応試験法中に記載した炭酸塩、ナトリウム塩の試験を行うとき、規定された反応を呈することをいう。

34.純度試験は、添加物中の混在物の試験であり、通例、混在を予想される物質の種類及びその量の限度を規定する。

35.溶状を見るには、別に規定するもののほか、試料を溶媒中に入れ、30秒~5分間振り混ぜた後、観察する。溶状において、澄明、ほとんど澄明、わずかに微濁、微濁又は混濁と記載したものは、一般試験法の溶状試験法により判断する。

36.濁らないと記載したものは、その液の澄明度が変化しないことを意味する。

37.乾燥又は強熱するとき、恒量とは、別に規定するもののほか、引き続き更に1時間乾燥又は強熱するとき、前後のひょう量差が前回に量った乾燥物又は強熱した残留物の質量の0.1%以下であることを示す。ただし、ひょう量差が、化学はかりを用いたとき0.5mg以下、セミミクロ化学はかりを用いたとき50μg以下、ミクロ化学はかりを用いたとき5μg以下の場合には、無視し得る量とし、恒量とみなす。

38.定量法は、添加物の成分含量又は力価を測定する方法である。成分規格・保存基準各条中に記載した成分含量又は力価の限度は、定量法で得た値の限度を示すものであり、特にその上限を示さない場合には、101.0%を上限とする。

39.試料について単に乾燥し又は強熱しと記載した場合の乾燥又は強熱条件は、その成分規格・保存基準各条の乾燥減量又は強熱減量の項目とそれぞれ同じ条件であることを示す。また、「本品を乾燥したもの」とは、その成分規格・保存基準各条の乾燥減量の項と同じ条件で乾燥したもの、「本品を乾燥物換算したもの」とは、その成分規格・保存基準各条の乾燥減量の項で得られた値に従って換算したもの、「本品を無水物換算したもの」とは、その成分規格・保存基準各条の水分の項で得られた値に従って換算したものを意味する。

容器

40.密封容器とは、通常の取扱い又は貯蔵の間に空気又はその他のガスが侵入しないように内容物を保護する容器をいう。

41.遮光した容器とは、光の透過を防ぐ容器又は光の透過を防ぐ包装を施した容器をいう。

G00100

B 一般試験法

1.亜硫酸塩定量法

亜硫酸塩定量法は、亜硫酸塩類をヨウ素と反応させた後、過量のヨウ素をチオ硫酸ナトリウムで逆滴定し、反応に要したヨウ素の量から亜硫酸塩を定量する方法である。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

別に規定する試料の量を精密に量り、あらかじめ0.05mol/Lヨウ素溶液50mLを正確に量って入れた共栓三角フラスコに入れて溶かし、栓をして5分間放置した後、塩酸(2→3)2mLを加える。次に過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行う。

G00200

2.イオンクロマトグラフィー

イオンクロマトグラフィーは、イオン交換体等を固定相としたカラムに、移動相として溶離液を流すことにより、カラムに注入された混合物をイオン交換能の差を利用してそれぞれの成分に分離し、分析する方法であり、液体試料又は溶液にできる試料に適用でき、確認試験、純度試験、定量法等に用いる。

装置

通例、移動相送液用ポンプ、試料導入部、カラム、検出器及びデータ処理部からなり、カラムはカラム槽等により恒温に保たれる。移動相送液用ポンプは、カラム、連結チューブ等の中に移動相を一定流量で送ることができるものである。試料導入部は、一定量の試料を再現性よく装置に導入できるものである。検出器は、通例、電気伝導度計、紫外吸光光度計等が用いられ、移動相とは異なる性質の成分を検出するものであり、通例、数μg以下の物質に対して濃度に比例した信号を出すものである。なお、検出器として電気伝導度計を用いる場合、測定するイオン種成分の検出を損なうことなくバックグラウンドとなる電気伝導度を低減するため、サプレッサを電気伝導度計の前に設けてもよい。サプレッサを用いる場合には、溶離液には、通例、水酸化カリウム、炭酸緩衝液、ホウ酸緩衝液等の塩基性溶液を用いる。データ処理部は、クロマトグラム、保持時間(検液を注入してから成分のピークの頂点が現れるまでの時間をいう。以下同じ。)又は成分定量値等を記録又は出力させることができる。

操作法

装置をあらかじめ調整した後、別に規定する操作条件に移動相、カラム、検出器及び移動相流量を設定し、カラムを規定の温度で平衡にした後、別に規定する方法で調製した検液又は標準液若しくは比較液を試料導入部から導入する。分離された成分を検出器により検出し、データ処理部を用いてクロマトグラムを記録させる。物質の確認は、標準試料と保持時間(検液を注入してから成分のピークの頂点が現れるまでの時間をいう。以下同じ。)が一致すること又は標準試料を添加しても保持時間が変化せずピークの幅が広がらないことにより行う。定量は、ピーク面積又はピーク高さを用いて行い、通例、次のいずれかの方法による。

(1) 内標準法 別に規定する内標準物質の一定量に対して標準被検成分を段階的に加えた標準液を数種類調製する。標準液を一定量ずつ注入して得られたクロマトグラムから、内標準物質のピーク面積又はピーク高さに対する標準被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求める。この比を縦軸に、標準被検成分量又は内標準物質量に対する標準被検成分量の比を横軸にとり、検量線を作成する。この検量線は、通例、原点を通る直線となる。次に、別に規定する方法で同量の内標準物質を加えた検液を調製し、検量線を作成したときと同一条件でクロマトグラムを記録させ、その内標準物質のピーク面積又はピーク高さに対する被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求め、検量線を用いて被検成分量を求める。

(2) 絶対検量線法 標準被検成分を段階的にとり、標準液を調製し、一定量ずつ正確に、再現性よく注入する。得られたクロマトグラムから求めた標準被検成分のピーク面積又はピーク高さを縦軸に、標準被検成分量を横軸にとり、検量線を作成する。この検量線は、通例、原点を通る直線となる。次に、別に規定する方法で検液を調製し、検量線を作成したときと同一条件でクロマトグラムを記録させ、被検成分のピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線を用いて被検成分量を求める。この方法は、注入操作等測定操作の全てを厳密に一定の条件に保って行う。

なお、水は、イオンクロマトグラフィー用精製水を使用し、特に支障のない限り、陰イオン標準液を調製する場合には、ナトリウム塩又はカリウム塩を、陽イオン標準液を調製する場合には、塩化物又は硝酸塩を使用する。

また、いずれの方法の場合にもピーク面積又はピーク高さは、通例、次の方法を用いて測定する。

(1) ピーク面積による場合

次のいずれかの方法を用いる。

(i) 半値幅法 ピーク高さの中点におけるピーク幅にピーク高さを乗じる。

(ii) 自動積分法 検出器からの信号をデータ処理部を用いてピーク面積として測定する。

(2) ピーク高さによる場合

次のいずれかの方法を用いる。

(i) ピーク高さ法 ピークの頂点から記録紙の横軸へ下ろした垂線とピークの両すそを結ぶ接線との交点から頂点までの長さを測定する。

(ii) 自動ピーク高さ法 検出器からの信号をデータ処理部を用いてピーク高さとして測定する。

G00300

3.液体クロマトグラフィー

液体クロマトグラフィーは、適当な固定相を用いて作られたカラムに、移動相として液体を流すことにより、カラムに注入された混合物を固定相に対する保持力の差を利用してそれぞれの成分に分離し、分析する方法であり、液体試料又は溶液にできる試料に適用でき、確認試験、純度試験、定量法等に用いる。

装置

通例、移動相送液用ポンプ、試料導入部、カラム、検出器及びデータ処理部から成り、必要に応じて移動相組成制御装置、カラム槽、反応試薬送液用ポンプ、化学反応槽等を用いる。ポンプは、カラム、連結チューブ等の中に移動相及び反応試薬を一定流量で送ることができるものである。試料導入部は、一定量の試料を再現性よく装置に導入するものである。カラムは、一定の大きさに揃えた液体クロマトグラフィー用充填剤を内面が平滑で不活性な金属等の管に均一に充填したものである。検出器は、通例、紫外吸光光度計、可視吸光光度計、示差屈折計、蛍光光度計、フォトダイオードアレイ検出器、質量分析計等が用いられ、移動相とは異なる性質の成分を検出するものであり、通例、数μg以下の物質に対して濃度に比例した信号を出すものである。データ処理部は、クロマトグラム、保持時間又は成分定量値等を記録し又は出力させることができる。移動相組成制御装置は、段階的制御(ステップワイズ方式)及び濃度勾配制御(グラジエント方式)があり、移動相組成を制御できるものである。

操作法

装置をあらかじめ調整した後、別に規定する操作条件に移動相、カラム、検出器及び移動相流量を設定し、カラムを規定の温度で平衡にした後、別に規定する方法で調製した検液又は標準液若しくは比較液を試料導入部から導入する。分離された成分を検出器により検出し、データ処理部を用いてクロマトグラムを記録させる。分析される成分が検出器で検出されるのに適した吸収、蛍光等の物性を持たない場合には、適当な誘導体化を行い検出する。誘導体化は、通例、プレカラム法又はポストカラム法による。物質の確認は、標準試料と保持時間が一致すること又は標準試料を添加しても保持時間が変化せずピークの幅が広がらないことにより行う。定量は、ピーク面積又はピーク高さを用いて行い、通例、次のいずれかの方法による。

(1) 内標準法 別に規定する内標準物質の一定量に対して標準被検成分を段階的に加えた標準液を数種類調製する。標準液を一定量ずつ注入して得られたクロマトグラムから、内標準物質のピーク面積又はピーク高さに対する標準被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求める。この比を縦軸に、標準被検成分量又は内標準物質量に対する標準被検成分量の比を横軸にとり、検量線を作成する。この検量線は、通例、原点を通る直線となる。次に、別に規定する方法で同量の内標準物質を加えた検液を調製し、検量線を作成したときと同一条件でクロマトグラムを記録させ、その内標準物質のピーク面積又はピーク高さに対する被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求め、検量線を用いて被検成分量を求める。成分規格・保存基準各条では、通例、上記の検量線が直線となる濃度範囲に入る一つの標準液及びこれに近い濃度の検液を調製し、各条で規定するそれぞれの量につき、同一条件で液体クロマトグラフィーを行い被検成分量を求める。

(2) 絶対検量線法 標準被検成分を段階的にとり、標準液を調製し、一定量ずつ正確に、再現性よく注入する。得られたクロマトグラムから求めた標準被検成分のピーク面積又はピーク高さを縦軸に、標準被検成分量を横軸にとり、検量線を作成する。この検量線は、通例、原点を通る直線となる。次に、別に規定する方法で検液を調製し、検量線を作成したときと同一条件でクロマトグラムを記録させ、被検成分のピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線を用いて被検成分量を求める。この方法は、注入操作等測定操作の全てを厳密に一定の条件に保って行う。

(3) 相対モル感度法 別に規定する基準物質の規定量を正確にとり、別に規定する方法で定量用内標準物質として検液に加えるか、検液とは別に定量用外標準液を調製する。別に規定する操作条件で、検液又は検液及び定量用外標準液を一定量ずつ注入して分析を行う。なお、相対モル感度は一定の分析条件下において有効な係数であるため、通例、規定された分析条件下で行う必要がある。得られたクロマトグラムから、基準物質に対する被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求め、別に規定する相対モル感度を用いて、被検成分量を求める。

なお、いずれの方法の場合にもピーク面積又はピーク高さは、通例、次の方法を用いて測定する。

(1) ピーク面積による場合

次のいずれかの方法を用いる。

(i) 半値幅法 ピーク高さの中点におけるピーク幅にピーク高さを乗じる。

(ii) 自動積分法 検出器からの信号をデータ処理部を用いてピーク面積として測定する。

(2) ピーク高さによる場合

次のいずれかの方法を用いる。

(i) ピーク高さ法 ピークの頂点から記録紙の横軸へ下ろした垂線とピークの両すそを結ぶ接線との交点から頂点までの長さを測定する。

(ii) 自動ピーク高さ法 検出器からの信号をデータ処理部を用いてピーク高さとして測定する。

システム適合性

システム適合性は、添加物の試験に使用するシステムが、当該の試験を行うのに適切な性能で稼働していることを確かめることを目的としている。規定された適合要件を満たさない場合には、そのシステムを用いて行った試験の結果を採用してはならない。

システム適合性は、基本的に「システムの性能」及び「システムの再現性」で評価されるが、純度試験においてはこれらに加えて「検出の確認」が求められる場合がある。

(1) 検出の確認

純度試験において、対象とする不純物等のピークがその規格限度値レベルの濃度で確実に検出されることを確認することによって、使用するシステムが試験の目的を達成するために必要な性能を備えていることを検証する。

(2) システムの性能

被検成分に対する特異性が担保されていることを確認することによって、使用するシステムが試験の目的を達成するために必要な性能を備えていることを検証する。

定量法では、原則として、被検成分と分離確認用物質(基本的には、隣接するピークが望ましい。)との分離度及び必要な場合には、溶出順で規定する。純度試験では、原則として、被検成分と分離確認用物質との分離度及び溶出順で規定する。また、必要な場合には、シンメトリー係数を併せて規定する。ただし、適当な分離確認用物質がない場合には、被検成分の理論段数やシンメトリー係数で規定しても差し支えない。

(3) システムの再現性

標準液又はシステム適合性試験用溶液を繰返し注入したときの被検成分のレスポンスのばらつきの程度(精度)が試験の目的に適合することを確認することによって、使用するシステムが試験の目的を達成するために必要な性能を備えていることを検証する。

システムの再現性の許容限度値は、通常、繰返し注入における被検成分のレスポンスの相対標準偏差(RSD)として規定する。検液の注入を始める前に標準液の注入を繰り返す形だけでなく、標準液の注入を検液の注入の前後に分けて行う形や検液の注入の間に組み込んだ形でシステムの再現性を確認してもよい。

繰返し注入の回数は、6回を原則とするが、グラジエント法を用いる場合や試料中に溶出が遅い成分が混在する場合等、1回の分析に時間が掛かる場合には、6回注入時とほぼ同等のシステムの再現性が担保されるように、達成すべきばらつきの許容限度値を厳しく規定することにより、繰返し注入の回数を減らしてもよい。

システムの再現性の許容限度値は、当該試験法の適用を検討した際のデータと試験に必要とされる精度を考慮して、適切なレベルに設定する。

成分規格・保存基準各条の操作条件のうち、カラムの内径及び長さ、充填剤の粒径、カラム温度、移動相の組成比、移動相の緩衝液組成、移動相のpH、移動相のイオン対形成剤濃度、移動相の塩濃度、切替え回数、切替え時間、グラジエントプログラム及びその流量、誘導体化試薬の組成及び流量、移動相の流量並びに反応時間及び化学反応槽温度は、システム適合性の規定に適合する範囲内で一部変更することができる。

用語

(1) SN比:次の式で定義する。

S/N=2H/h

ただし、

H:対象物質のピークの基線(バックグラウンドノイズの中央値)からのピーク高さ

h:対象物質のピークの前後における検液又は溶媒ブランクのクロマトグラムのバックグラウンドノイズの幅

なお、基線及びバックグラウンドノイズは対象物質のピーク高さの中点におけるピーク幅の20倍に相当する範囲で測定する。また、溶媒ブランクを用いる場合には、対象物質が溶出する位置付近で、上記とほぼ同様の範囲で測定する。

(2) シンメトリー係数:クロマトグラム上のピークの対称性の度合いを示すもので、シンメトリー係数Sとして次の式で定義する。

S=W0.05h/2f

ただし、

W0.05h:ピークの基線からピーク高さの1/20の高さにおけるピーク幅

f:W0.05hのピーク幅をピークの頂点から記録紙の横軸へ下ろした垂線で二分したときのピークの立上り側の距離

なお、W0.05h、fは同じ単位を用いる。

(3) 相対標準偏差:通例、次の式により定義される相対標準偏差(RSD)(%)で規定する。

ただし、

xi:測定値

画像5 (1KB)別ウィンドウが開きます
:測定値の平均値

n:測定回数

(4) ピークの完全分離:ピークが完全に分離するとは、分離度1.5以上を意味する。ベースライン分離ともいう。

(5) ピークバレー比:クロマトグラム上の二つのピークの間でベースライン分離が達成できないときに、それらのピークの間の分離の程度を示す指標となるもので、ピークバレー比p/vとして次の式で定義する。

p/v=Hp/Hv

ただし、

Hp:マイナーピークのピークの基線からのピーク高さ

Hv:マイナーピークとメジャーピークの分離曲線の最下点(ピークの谷)のピークの基線からの高さ

(6) 分離係数:クロマトグラム上のピーク相互の保持時間の関係を示すもので、分離係数αとして次の式で定義する。分離係数αは、二つの物質の分配の熱力学的な差違の指標で、基本的には、二つの物質の分配平衡係数の比又は二つの物質の分布の比であるが、二つの物質の保持時間の比としてクロマトグラムから求める。

ただし、

tR1、tR2:分離度測定に用いる二つの物質の保持時間、tR1<tR2

t0:移動相のカラム通過時間(k=0の物質の試料注入時からピークの頂点までの時間)

(7) 分離度:クロマトグラム上のピーク相互の保持時間とそれぞれのピーク幅との関係を示すもので、分離度RSとして次の式で定義する。

ただし、

tR1、tR2:分離度測定に用いる二つの物質の保持時間、tR1<tR2

W0.5h1、W0.5h2:それぞれのピークの高さの中点におけるピーク幅

なお、tR1、tR2、W0.5h1、W0.5h2は同じ単位を用いる。

(8) 理論段数:カラム中における物質のバンドの広がりの度合いを示すもので、通例、理論段数Nとして次の式で定義する。

N=5.54×tR2/W0.5h2

ただし、

tR:物質の保持時間

W0.5h:ピーク高さの中点におけるピーク幅

なお、tR、W0.5hは同じ単位を用いる。

(9) 相対モル感度:基準とする物質の単位モル当たりのピーク面積又はピーク高さに対する被検成分の単位モル当たりのピーク面積又はピーク高さの比である。

各機器分析の相対モル感度法では、得られたクロマトグラムから、基準物質に対する被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求め、この比を別に規定する相対モル感度で除して、基準物質に対する被検成分のモル比を求める。次に、このモル比に対して基準物質に対する被検成分の分子量比を乗じることで質量比を求めることができる。したがって、基準物質を定量用内標準物質として検液に加えた場合、次の式により試料中の被検成分量を求めることができる。ただし、純度(P)の代数表記がない場合は、定量用基準物質試薬の純度を100%として用いる。

被検成分量(%)=MS/MT×Aa/AS×MWa/MWS×1/RMS×P

ただし、

MS:定量用基準物質試薬の採取量又は濃度

MT:試料の採取量又は濃度

Aa:被検成分のピーク面積

AS:基準物質のピーク面積

MWa:被検成分の分子量

MWS:基準物質の分子量

RMS:被検成分の基準物質に対する相対モル感度

P:定量用基準物質試薬の純度(%)

なお、MS、MTは同じ単位を用いる。

注意:試験に用いる試薬及び試液は、測定の妨げとなる物質を含まないものを用いる。

G00400

4.塩化物試験法

塩化物試験法は、添加物中に混在する塩化物の限度試験である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Clとして0.041%以下(0.30g、比較液0.01mol/L塩酸0.35mL)」とあるのは、本品0.30gを量り、試料とし、比較液には、0.01mol/L塩酸0.35mLを用い、試験を行うとき、塩化物が、Clとして0.041%以下であることを示す。

操作法

(1) 検液及び比較液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料の量のみを規定する場合には、規定する量の試料を量り、比色管に入れ、水約30mLを加えて溶かし、液がアルカリ性の場合には、硝酸(1→10)を加えて中和する。さらに、硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。また、試料液を調製する場合には、試料液を比色管に入れ、硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別の比色管に別に規定する量の0.01mol/L塩酸を量って入れ、硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。検液が澄明でない場合には、両液を同じ条件でろ過する。

(2) 試験

別に規定するもののほか、検液及び比較液に硝酸銀溶液(1→50)1mLずつを加えてよく混和し、直射日光を避け、5分間放置した後、両比色管を黒色を背景とし、上方及び側方から観察して濁度を比較するとき、検液の呈する濁度は、比較液の呈する濁度より濃くない。

G00500

5.炎色反応試験法

炎色反応試験法は、ある種の元素がブンゼンバーナーの無色炎をそれぞれ固有の色に染める性質を利用して、その元素の定性を行う方法である。

操作法

試験に用いる白金線は、径約0.8mmで、先端は直線のままで用いる。試料が固体の場合には、塩酸少量を加えてかゆ状とし、その少量を白金線の先端から約5mmまでの部分に付け、直ちに図に示すように、ほとんど水平に保って無色炎中に入れて試験する。また、試料が液体の場合には、白金線の先端を試料中に約5mm浸し、静かに引き上げて、以下固体の場合と同様に試験する。

炎色反応が持続するとは、その反応が約4秒間持続することをいう。

G00600

6.灰分及び酸不溶性灰分試験法

1.灰分

灰分試験法は、試料を規定された条件で強熱するときに残留する物質の量を測定する方法である。

操作法

あらかじめ白金製、石英製又は磁製のるつぼを500~550℃で1時間強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。別に規定するもののほか、試料2~4gを、先のるつぼに入れ、その質量を精密に量る。必要な場合には、緩く蓋をして初めは弱く加熱し、徐々に温度を上げて炭化する。さらに、電気炉に入れ、500~550℃で4時間以上強熱して、灰化し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。再び残留物を恒量になるまで強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。

この方法で、なお炭化物が残り、恒量にならないときには、熱湯を加えて浸出し、定量分析用ろ紙を用いてろ過し、残留物はろ紙及びろ紙上の不溶物とともに炭化し、更に電気炉に入れ、炭化物がなくなるまで500~550℃で強熱する。これにろ液を加えた後、蒸発乾固し、500~550℃で強熱し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。この方法でも炭化物が残るときは、エタノール(95)少量を加えて潤し、ガラス棒で炭化物を砕き、ガラス棒をエタノール(95)少量で洗い、エタノールを注意して蒸発させた後、前と同様に操作して質量を精密に量る。

2.酸不溶性灰分

酸不溶性灰分試験法は、塩酸(1→4)に不溶の灰分の量を測定する方法である。

操作法

灰分に塩酸(1→4)25mLを注意して加え、5分間穏やかに煮沸し、不溶物を定量分析用ろ紙を用いてろ取し、熱湯でよく洗い、残留物をろ紙とともに乾燥した後、灰分の項と同様に操作した質量既知の白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、加熱して炭化し、更に電気炉に入れ、3時間強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。得られた値が規定の値より大きい場合には、恒量になるまで強熱する。

G00700

7.核磁気共鳴スペクトル測定法

核磁気共鳴(以下「NMR」という。)スペクトル測定法は、静磁場に置かれた物質の構成原子核が、その核に特有の周波数のラジオ波に共鳴し、低エネルギーの核スピン状態から高エネルギーの核スピン状態に遷移することに伴って、ラジオ波を吸収する現象を利用したスペクトル測定法である。NMRスペクトルは、有機化合物の化学構造の確認のための定性分析だけでなく、適切な測定条件下では、NMRシグナル面積強度がそれに関与する官能基の核スピンの数に直接比例することから定量分析が可能であり、確認試験、純度試験、定量法等に用いられる。測定対象とする核は1Hのほか、13C、15N、19F、31P等がある。

原子核の核スピン量子数Iは、0、1/2、1、3/2、・・・、n/2(ただし、nは整数)等の値(1H及び13CではI=1/2)をとる。核を磁場の中に置くと、核磁気モーメントは磁気量子数mIに従って2I+1(1H、13C等では2)個に配向する。配向したエネルギー準位間に遷移を起こさせるには次式の周波数νのラジオ波を与える必要がある。すなわち、磁気回転比γの核を外部磁場H0の中に置いたとき、これらのエネルギー準位間の遷移と照射する周波数νのラジオ波の関係は、次の式で表される。

ν=γH0/2π

ただし、

ν:ラジオ波の周波数

γ:磁気回転比

H0:外部磁場

共鳴(エネルギー準位間の遷移)を起こす周波数νのラジオ波の吸収がシグナルとしてNMRスペクトル上に観察される。パルスフーリエ変換NMR分光計(FT―NMR)では、熱平衡状態にある核スピンが、ラジオ波パルスにより一斉に励起(ラジオ波の吸収によるエネルギー準位間の遷移)され、一定時間後に再び熱平衡分布にもどる(緩和する)が、この際に放出されるラジオ波が自由誘導減衰(Free Induction Decay:FID)信号として検出される。このとき、励起された核スピンが熱平衡状態に戻る緩和過程の時定数を緩和時間という。時間の関数であるFIDはフーリエ変換により周波数の関数に変換され、FIDに含まれる多くの周波数成分が周波数軸に沿って強度分布しNMRスペクトルとして観察される。どのような環境の核に対しても吸収の係数(遷移の確率)は一定であるので、緩和時間を十分に確保した条件で測定することにより、NMRスペクトル上に観察されるシグナル面積強度は基本的に共鳴核の数に比例するようになる。

分子を磁場の中に置くと分子内の電子が核を外部磁場から遮蔽する。分子内での核の環境が異なるとその遮蔽の度合も異なるので、異なる環境の核の共鳴周波数も異なることになり、別々のシグナルとして観測される。このシグナルの位置は、共鳴周波数が磁場に比例して変化することから、磁場によらない量として、化学シフトδとして表現される。化学シフトδを次の式で定義する。

ただし、

νS:試料核の共鳴周波数

νR:基準核の共鳴周波数

δR:基準核の化学シフト(0でない場合)

化学シフトδは、通例、基準物質(基準核)のシグナルの位置を0としたppm単位で表すが、基準物質のシグナル位置を0とできない場合は、その基準物質のあらかじめ定められている化学シフトδを用いて補正する。

分子内の各核における磁場は、周囲の電子の寄与(核遮蔽)だけでなく、分子中のほかの核磁石(核スピンを持っている核は、それ自身が一つの磁石である)の影響下にもあるので、核磁石間の化学結合によるカップリングによってシグナルは分裂する。この分裂の間隔をスピン―スピン結合定数Jといい、ヘルツ(Hz)単位で表す。スピン―スピン結合定数Jは外部磁場の大きさに依存せず、分裂のパターンは相互作用する核の数が増すにつれ複雑になる。NMRスペクトルからは基本的に化学シフト、スピン―スピン結合定数、シグナル面積強度、緩和時間の4つのパラメータが得られる。さらに、デカップリング、核オーバーハウザー効果(Nuclear Overhauser Effect:NOE)、二次元NMR等の種々の構造解析の手法があり、化合物の定性分析に用いられる。

NMRスペクトルは定量分析にも用いられる。1H NMRでは、定量性を確保した条件で測定したとき、スペクトル上に観察される化合物の1H核の数の比がシグナル面積強度比に比例する特性を持つ。この原理を利用した測定法は1H核定量核磁気共鳴分光法(1H quantitative NMR:1H qNMR)と呼ばれる。

定量分析に最適化した測定条件下、すなわち、1H qNMRでは、シグナル面積強度(IA)は、そのシグナルに関与する核数(NA)に比例する。

IA=KS×NA

定数KSは、同一条件下で測定したとき等しいので、1H qNMRスペクトル上に観察される2つのシグナル面積強度を比較する場合は省略できる。よって、同一分子上の官能基AとBの観測核の核数(Ni)とシグナル面積強度(Ii)には直接的な関係が成り立つ。

IA/IB=NA/NB

この関係は、同じ測定系内の異なる成分に由来するシグナルにも適用することができる。すなわち、分子構造が既知の2つの成分A及びBが存在するとき、各成分のモル濃度比(nA/nB)は、1H qNMRスペクトル上に観察されるシグナル面積強度比から測定することができ、次式により表される。

nA/nB=IA/IB×NB/NA

nA=IA/IB×NB/NA×nB

このとき、成分Aの含量又は純度(%)(PA)は、シグナル面積強度の標準物質として添加した既知の含量又は純度(PB)(%)の成分Bの既知の質量(mB)及びモル質量(MB)、成分Aの既知の質量(mA)及びモル質量(MA)から求められる。

PA=IA/IB×NB/NA×MA/MB×mB/mA×PB

すなわち、成分Bに計量計測トレーサビリティが確保されたqNMR用基準物質を用いることで、成分Aの純度又は含有率について物質量(モル)に基づいた信頼性の高い値を間接的に求めることができる。

装置

通例、パルスフーリエ変換NMR(FT―NMR)スペクトル測定装置を用いる。FT―NMR装置は、超伝導磁石、NMRプローブ、高周波発生部、受信部、データ処理部等で構成され、強力なラジオ波パルスを試料に照射し、観測核を全観測周波数領域にわたって同時に励起する。パルス照射後のFIDを観測し、強度の時間関数であるFIDをフーリエ変換によって周波数関数に変換してスペクトルを得る。概略は、次の図による。

a) 超伝導磁石(Superconducting magnet) 核磁気共鳴を起こすための静磁場を作る。通例、ヘリウム冷却式超伝導磁石。

b) NMRプローブ(NMR probe) 試料にラジオ波(パルス)を照射し、試料から放出されるラジオ波(NMRシグナル)を検出する装置(NMR装置における検出器)。

c) 分光計(Spectrometer system) ラジオ波を発生し、信号を取得する等NMRを制御する装置。

d) 高周波発生部(High frequency generation section) 観測核の共鳴周波数に応じたラジオ波をパルス状に整形し、NMRプローブへ送る。

e) 受信部(Receiver section) NMRプローブで受信した微弱なFID信号を増幅し、信号をデジタル化後、データ処理部に転送する装置。

f) データ処理部(Data processing section) デジタル化されたFID信号をフーリエ変換によって、NMRスペクトルに変換し、表示、解析、記録媒体に保存するための処理装置。

操作法

1.溶液NMR(Solution―state NMR)

試料を測定溶媒に溶かした検液をNMR試料管に入れ、密閉し、NMR装置に導入し測定する。測定溶媒としては、通例、NMR測定用重水素化溶媒を用いる。測定溶媒は、試料が完全に溶解するものを用いることが望ましい。特に、固形の異物の混入があるとき、又は検液の粘度が高いとき、分解能が低下し良いスペクトルが得られないことがあるので注意する。また、測定溶媒の選択に当たっては、試料のシグナルと重なるシグナルを示さないこと、試料と反応しないこと等を考慮する必要がある。ただし、測定溶媒の種類、試料濃度、酸性度、温度等により化学シフトが変化することがある。定量に際しては、最適な条件を考慮する必要がある。

各条の操作法にしたがって検液を調製し、規定された測定条件にしたがって測定する。

2.固体NMR(Solid―state NMR)

固体試料をNMR試料管に均一に密に詰めて測定する。固体試料の測定には、固体測定用のNMRプローブ及びNMR試料管を用いる。NMR試料管は外径約0.7~10mmのものがあり、NMRプローブに指定された外径の試料管を用いる。特殊な試料管を用いてゲル状の試料を測定することもできる。測定できる核種は溶液NMRと同様である。ただし、溶液NMRでは平均化される異方性相互作用が固定NMRでは平均化されずシグナルの線幅が広がるため、固体NMRではシグナルの分離能及び検出感度を向上させるための技法が用いられる。固体試料を詰めたNMR試料管をB0磁場方向に対して54.7°の角度(マジック角)に傾けて4~120kHzで高速回転させる。この技法はMAS(Magic Angle Spinning)と呼ばれ、化学シフトの異方性と双極子―双極子相互作用を平均化する。また、MASで平均化しきれない双極子―双極子相互作用等を除くために高出力デカップリングが併用される。更に励起のためにDP(Direct Polarization)及びCP(Cross Polarization)という方法が組み合わされて用いられる。DP/MASではシグナル面積強度比から各成分の比率を算出することが可能だがCPと比べ感度が低く、長時間の測定が必要である。一方、CP/MASは磁気回転比の大きい核、すなわち、感度の高い核(1H、19F等)から磁気回転比の小さい核、すなわち、感度の低い核(13C等)への分極移動を利用して測定する手法である。CP/MASは分子運動性が低く、かつ、磁気回転比の高い核と低い核の距離が空間的に近い試料の場合、すなわち、分子運動性が低く、感度の高い核が隣接している試料の場合は高感度で測定できる。しかし、分子運動性が高く、かつ、磁気回転比の高い核と低い核の距離が空間的に遠い試料の場合は感度向上が期待できない。このため、CP/MASはDP/MASに比べて定量性が劣る。よって、試料中の各成分のシグナル面積強度比の定量性はDP/MASとCP/MASの両方を測定して確認し、最適な条件を考慮することが望ましい。

各条に規定する操作法にしたがって調製した固体NMR用試料管を、固体測定用NMRプローブを挿入したNMR装置に導入し、規定する測定条件にしたがって測定する。

測定法

1.溶液NMR(Solution―state NMR)

(1) 定性分析

溶液NMRでは、通例、1H核を測定対象とする。テトラメチルシラン(TMS)、3―トリメチルシリルプロピオン酸ナトリウム―d4(TSP―d4)、DSS―d6等を基準物質として添加した測定溶媒に試料を溶かし検液を調製する。通例、化学シフトは、基準物質(基準核)のシグナルの位置を0としたppm単位で表す。また、基準物質を入れずに、重水素化溶媒中の残留プロトンの化学シフトを用いることもできる。測定対象とする核が1H以外の核のとき、対応する基準物質の化学シフトを用いる。なお、基準物質のシグナル位置を0とできない場合には、その基準物質のあらかじめ定められている化学シフトを用いて補正する。

装置の感度及び分解能を至適条件に調整した後、各条に規定する測定条件でシグナルの化学シフト、面積強度又は面積強度比等を測定する。確認しようとする物質の化学シフト、多重度、各シグナルの面積強度比が各条で定められている場合、規定された全てのシグナルの化学シフト、多重度及び各シグナルの面積強度比が適合するとき、試料と確認しようとする物質の同一性が確認される。また、同一測定条件での試料と標準品のスペクトルを比較し、両者のスペクトルが同一化学シフトのところに同様の多重度のシグナルを与え、同様の各シグナルの面積強度比を与えるとき、試料と標準品の同一性が確認される。ただし、シグナルの多重度は、測定装置の磁場の大きさが異なるとき、機器の分解能の差、及びスピン―スピン結合の大きさとスピン―スピン結合した核どうしの共鳴周波数の差との相対的関係から、異なって観測される場合がある。したがって、シグナルの多重度は、測定装置の磁場の大きさを考慮して判断する。なお、窓関数やシグナル波形分離等のスペクトルの処理法が各条に規定されている場合はそれに従う。

(2) 定量分析

溶液NMRでは、試料及びqNMR用基準物質を精密に量り、測定溶媒に溶かして検液を調製する。qNMR用基準物質には、試料、不純物及び測定溶媒に由来するシグナルが観察されない領域にシグナルを与えるものを、慎重に選択する必要がある。測定溶媒には、試料及びqNMR用基準物質が完全に溶解するものを選択する。qNMR用基準物質には、試料、不純物及び測定溶媒に由来するシグナルが観察されない領域にシグナルを与えるものを選択する。通常、計量計測トレーサビリティが確保された標準物質をqNMR用基準物質として用いる。測定対象とする核が1Hのとき、qNMR用基準物質には、通例、1,4―BTMSB―d4、DSS―d6等を用いる。測定対象とする核が1H以外の核のとき、対応するqNMR用基準物質を用いる。

装置の感度及び分解能を至適条件に調整した後、各条に規定する測定条件で測定する。なお、窓関数やシグナル波形処理等の方法が規定されている場合はそれに従う。

a) 内標準法 試料及びqNMR用基準物質を精密に量り、適量の測定溶媒に溶かし、既知の量のqNMR用基準物質が含まれる検液を調製する。検液をNMR試料管に入れ、密閉し、NMR装置に導入し測定する。このため、完全に同一環境下で試料とqNMR用基準物質のシグナルが得られる。qNMRスペクトル上に観察される試料及びqNMR用基準物質のシグナル面積強度比を測定し、各条に規定されている方法で定量値を求める。

b) 外標準法 試料を精密に量り、測定溶媒を正確に加え、完全に溶かして検液を調製し、NMR試料管に入れ、密閉する。別にqNMR用基準物質を精密に量り、測定溶媒を正確に加え、完全に溶解して外標準液を調製し、検液と同じ規格のNMR試料管に入れ、密閉する。検液及び外標準液のNMR試料管をNMR装置に導入しそれぞれ測定する。検液及び外標準液のqNMRスペクトル上に観察される試料及びqNMR用基準物質のシグナル面積強度をそれぞれ測定し、面積強度比を求め、各条に規定されている方法で定量値を求める。外標準法では、試料とqNMR用基準物質の測定データは完全に同一の環境下で測定されたものではないことから、測定環境の差異による誤差要因を完全に排除することは容易ではない。よって、通常、外標準法の精度は内標準法に比べて若干劣る。外標準法を用いなければならないときには、別に濃度既知の物質を用いて外標準法で測定を行う等、試験の目的を達成するために必要な精度を備えていることを検証する。

c) 正規化法 試料を精密に量りとり、測定溶媒を正確に加え、完全に溶解し検液を調製し、NMR試料管に入れ、密閉する。NMR試料管をNMR装置に導入し、各条に規定されている条件で測定する。測定対象の試料の分子構造又は分子量がはっきりしない場合(乳化剤等)、既知の量の試料と同一の標準物質、又は定量用標準品を一定量添加し、濃度とシグナル面積強度の関係の検量線を作成し、それとの比較から測定対象の物質を定量する。スペクトル上に観察される共存シグナルの面積強度比から混合物中の成分の相対比率、高分子、ポリマー中の特定の官能基の数、又は不純物の量が求められる。

2.固体NMR(Solid―state NMR)

定性分析

固体NMRでは、通例、13C核を測定対象とする。アダマンタン等を基準物質とし、固体NMR用試料管に均一に密に詰めて測定し、シグナル位置をその基準物質のあらかじめ定められている化学シフトに設定する。次に、化学シフトが調整されたNMR装置に、別に試料を固体NMR用試料管に均一に密に詰めて測定し、試料のスペクトルを測定する。測定対象とする核が13C以外の核のとき、対応する基準物質の化学シフトを用いる。

装置の感度及び分解能を至適条件に調整した後、各条に規定する測定条件でシグナルの化学シフト、面積強度又は面積強度比等を測定する。確認しようとする物質の化学シフト、各シグナルの面積強度比が各条で定められている場合、規定された全てのシグナルの化学シフト、各シグナルの面積強度比等が適合するとき、試料と確認しようとする物質の同一性が確認される。また、同一測定条件での試料と標準品のスペクトルを比較し、両者のスペクトルが同一化学シフトのところに同様のシグナルを与え、同様の各シグナルの面積強度比を与えるとき、試料と標準品の同一性が確認される。ただし、測定装置の磁場の大きさが異なるとき、機器の分解能の差から、異なって観測される場合がある。したがって、測定装置の磁場の大きさを考慮して判断する必要がある。なお、窓関数やシグナル波形分離等のスペクトルの処理法のほか、計算法や判断基準等が各条に規定されている場合はそれに従う。

システム適合性

システム適合性は、添加物の試験に使用するシステムが、当該の試験を行うのに適切な性能で稼働していることを確かめることを目的としている。規定された適合要件を満たさない場合には、そのシステムを用いて行った試験の結果を採用してはならない。

(1) 検出の確認 対象とする物質に由来するシグナルが十分なSN比を持つことを確認する。定量法においては、1%以内の精度を目標としたとき、定量に用いるシグナルのSN比は100以上であることが望ましい。

(2) システムの性能 検液又は標準液を測定するとき、被検成分に対する特異性が担保されていることを確認することによって、使用するシステムが試験の目的を達成するために必要な性能を備えていることを検証する。

定量法では、原則として被検成分のシグナルとqNMR用基準物質のシグナルが完全に分離して観察され、且つ、それぞれが不純物のシグナルと分離していることを確認する。

(3) システムの再現性 検液又は標準液を繰り返し測定するとき、各シグナルの面積強度の比及び化学シフトが一定であることを確認することによって、使用するシステムが試験の目的を達成するために必要な性能を備えていることを検証する。

定量法では、定量に用いる各シグナルの面積強度比の相対標準偏差が目標とする定量精度を達成できる水準であることを確認する。

成分規格・保存基準各条の操作条件は、システム適合性の規定に適合する範囲内で一部変更することができる。測定に用いた装置名、装置の周波数、測定溶媒、測定温度、試料濃度、基準物質、測定手法等の操作条件を記載する。

用語

(1) シグナルのSN比(SNR):求めたいシグナル領域の最大強度をSとし、そのシグナルの近傍でシグナルが認められないベースラインのノイズ領域の強度の二乗平均平方根をNrmsとしたとき、SをNrmsで除したものである。SN比は積算回数の正の平方根に比例するため、10倍のSN比を得るためには100倍の積算が必要である。

次の式で定義する。

ただし、

S:求めたいシグナル領域の最大強度

Nrms:シグナルの近傍でシグナルの観測が認められないベースラインのノイズ領域の強度の二乗平均平方根

n:ノイズ領域のデータ数

xi:i番目のノイズの強度

(2) パルス:一定周波数のラジオ波が非常に短い時間継続したものである。この継続時間は、ラジオ波の照射時間に相当し、パルス幅と呼ばれる。通常、μ秒の長さである。

G00800

8.ガスクロマトグラフィー

ガスクロマトグラフィーは、適当な固定相を用いて作られたカラムに、移動相として気体(キャリヤーガス)を流すことにより、カラムに注入された混合物を気体状態で展開させ、固定相に対する保持力の差を利用してそれぞれの成分に分離し、分析する方法であり、気体、液体又は気化できる試料に適用でき、確認試験、純度試験、定量法等に用いる。

装置

通例、キャリヤーガス流量制御部、試料導入部、カラム、カラム槽、検出器及びデータ処理部から成り、必要な場合には、燃焼ガス、助燃ガス、付加ガス等の流量制御部や、気体・液体試料導入部又はヘッドスペースサンプラー等を用いる。キャリヤーガス流量制御部は、キャリヤーガスを一定流量でカラムに送るもので、通例、調圧弁、流量調節弁、圧力計等で構成される。試料導入部は、試料をキャリヤーガス流路中に導入するための部分で、使用するカラムによって、キャピラリーカラム用と充填カラム用に大別される。なお、キャピラリーカラム用試料導入方法には、分割導入方式(スプリット)、非分割導入方式(スプリットレス)、コールドオンカラム注入方式等がある。カラム槽は、必要な長さのカラムを収容できる容積があり、カラムを必要な温度に保つための温度制御機構をもつものである。検出器には、通例、熱伝導度検出器、水素炎イオン化検出器、電子捕獲検出器、窒素リン検出器、炎光光度検出器、質量分析計等が用いられ、キャリヤーガスとは異なる性質の成分を検出するものである。データ処理部は、クロマトグラム、保持時間又は成分定量値等を記録し又は出力させることができる。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

装置をあらかじめ調整した後、別に規定する操作条件に検出器、カラム、温度及びキャリヤーガス流量を設定し、別に規定する方法で調製した検液又は標準液若しくは比較液を試料導入部から導入する。分離された成分を検出器により検出し、データ処理部を用いてクロマトグラムを記録させる。物質の確認は、標準試料と保持時間が一致すること又は標準試料を添加しても保持時間が変化せずピークの幅も広がらないことにより行う。

定量は、ピーク面積又はピーク高さを用いて行い、通例、次のいずれかの方法による。

(1) 内標準法 別に規定する内標準物質の一定量に対して標準被検成分を段階的に加えた標準液を数種類調製する。標準液を一定量ずつ注入して得られたクロマトグラムから、内標準物質のピーク面積又はピーク高さに対する標準被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求める。この比を縦軸に、標準被検成分量又は内標準物質量に対する標準被検成分量の比を横軸にとり、検量線を作成する。この検量線は、通例、原点を通る直線となる。次に、別に規定する方法で同量の内標準物質を加えた検液を調製し、検量線を作成したときと同一条件でクロマトグラムを記録させ、その内標準物質のピーク面積又はピーク高さに対する被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求め、検量線を用いて被検成分量を求める。成分規格・保存基準各条では、通例、上記の検量線が直線となる濃度範囲に入る一つの標準液及びこれに近い濃度の検液を調製し、成分規格・保存基準各条で規定するそれぞれの量につき、同一条件でガスクロマトグラフィーを行い、被検成分量を求める。

(2) 絶対検量線法 標準被検成分を段階的にとり、標準液を調製し、一定量ずつ正確に、再現性よく注入する。得られたクロマトグラムから求めた標準被検成分のピーク面積又はピーク高さを縦軸に、標準被検成分量を横軸にとり、検量線を作成する。この検量線は、通例、原点を通る直線となる。次に、別に規定する方法で検液を調製し、検量線を作成したときと同一条件でクロマトグラムを記録させ、被検成分のピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線を用いて被検成分量を求める。この方法は、注入操作等測定操作の全てを厳密に一定の条件に保って行う。

(3) 標準添加法 試料の溶液から4個以上の一定量の液を正確にとる。このうちの1個を除き、採取した液に被検成分の標準液を被検成分の濃度が段階的に異なるように正確に加える。これらの液及び先に除いた1個の液をそれぞれ正確に一定量に希釈し、それぞれ検液とする。検液をそれぞれ一定量ずつ正確に再現性よく注入して得られたクロマトグラムから、それぞれのピーク面積又はピーク高さを求める。それぞれの検液に加えられた被検成分の濃度を算出し、横軸に標準液の添加による被検成分の増加量、縦軸にピーク面積又は高さをとり、グラフにそれぞれの値をプロットし、関係線を作成する。関係線の横軸との交点と原点との距離から被検成分量を求める。なお、本法は、絶対検量線法で被検成分の検量線を作成するとき、検量線が原点を通る直線であるときに適用できる。また、全測定操作を厳密に一定の条件に保って行う。

(4) 相対モル感度法 別に規定する基準物質の規定量を正確にとり、別に規定する方法で定量用内標準物質として検液に加えるか、検液とは別に定量用外標準液を調製する。別に規定する操作条件で、検液又は検液及び定量用外標準液を一定量ずつ注入して分析を行う。なお、相対モル感度は一定の分析条件下において有効な係数であるため、通例、規定された分析条件下で行う必要がある。得られたクロマトグラムから、基準物質に対する被検成分のピーク面積又はピーク高さの比を求め、別に規定する相対モル感度を用いて、被検成分量を求める。

なお、いずれの方法の場合にもピーク面積又はピーク高さは、通例、次の方法を用いて測定する。

(1) ピーク面積による場合

次のいずれかの方法を用いる。

(i) 半値幅法 ピーク高さの中点におけるピーク幅にピーク高さを乗じる。

(ii) 自動積分法 検出器からの信号をデータ処理部を用いてピーク面積として測定する。

(2) ピーク高さによる場合

次のいずれかの方法を用いる。

(i) ピーク高さ法 ピークの頂点から記録紙の横軸へ下ろした垂線とピークの両すそを結ぶ接線との交点から頂点までの長さを測定する。

(ii) 自動ピーク高さ法 検出器からの信号をデータ処理部を用いてピーク高さとして測定する。なお、試験に用いる試薬及び試液は測定の妨げとなる物質を含まないものを用いる。

システム適合性

一般試験法の項3.液体クロマトグラフィーのシステム適合性の規定を準用する。

成分規格・保存基準各条の操作条件のうち、カラムの内径及び長さ、充填剤の粒径、固定相の濃度又は厚さ、カラム温度、昇温速度、キャリヤーガスの種類及び流量並びにスプリット比は、システム適合性の規定に適合する範囲内で一部変更することができる。また、ヘッドスペースサンプラー及びその操作条件は、規定の方法以上の真度及び精度が得られる範囲内で変更することができる。

用語

一般試験法の項3.液体クロマトグラフィーの用語の定義を準用する。

注意:試験に用いる試薬及び試液は、測定の妨げとなる物質を含まないものを用いる。

G00900

9.カルシウム塩定量法

カルシウム塩定量法は、カルシウム塩類の含量をエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウムを用いて定量する方法であり、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液による直接滴定法(第1法)及び過量のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液を加えた後、酢酸亜鉛溶液で滴定する逆滴定法(第2法)がある。

操作法

別に規定するもののほか、次のいずれかの方法による。

第1法 別に規定する検液10mLを正確に量り、水50mLを加え、更に水酸化カリウム溶液(1→10)10mLを加えて約1分間放置した後、NN指示薬約0.1gを加え、直ちに0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する。終点は、液の赤紫色が完全に消失して青色となるときとする。

第2法 別に規定する検液20mLを正確に量り、0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液25mLを正確に量って加え、更に水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加えて約1分間放置した後、エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬25mgを加え、直ちに過量のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウムを0.02mol/L酢酸亜鉛溶液で滴定する。終点は、液の青色が青紫色となるときとする。別に空試験を行う。

G01000

10.乾燥減量試験法

乾燥減量試験法は、試料を規定された条件で乾燥するときに失われる水分及び揮発性物質の量を測定する方法である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「0.5%以下(105℃、3時間)」とあるのは、試料1~2gを精密に量り、105℃で3時間乾燥するとき、その減量が試料の採取量に対して0.5%以下であることを示し、また、「5.0%以下(減圧、24時間)」とあるのは、試料1~2gを精密に量り、シリカゲルを乾燥剤としたデシケーターに入れ、2.0kPa以下の減圧下で24時間乾燥するとき、その減量が試料の採取量に対して5.0%以下であることを示す。

操作法

あらかじめひょう量瓶を別に規定する乾燥条件に準じて30分間以上乾燥し、加熱した場合には、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。試料が大きな結晶又は塊の場合には、速やかに粉砕して径約2mm以下の大きさとし、別に規定するもののほか、その1~2gを先のひょう量瓶に入れ、厚さ5mm以下の層となるように広げた後、その質量を精密に量る。次に、乾燥温度を規定する場合には、ひょう量瓶を乾燥器に入れ、特に規定しない場合には、シリカゲルを乾燥剤としたデシケーターに入れ、栓をとってそばに置き、別に規定する条件で乾燥した後、栓をして乾燥器又はデシケーターから取り出し、加熱した場合には、別に規定するもののほか、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。なお、試料が規定の乾燥温度より低い温度で融解する場合には、その融解温度より5~10℃低い温度で1~2時間乾燥した後、別に規定する乾燥条件で乾燥する。

G01100

11.凝固点測定法

凝固点は、次の方法で測定する。

装置

概略は、図1による。

A:ガラス製円筒(内外の壁に曇り止めのためシリコーン油を塗る。)

B:試料容器(硬質ガラス製試験管で、必要があれば壁に曇り止めのためシリコーン油を塗る。ただし、内壁の試料に接する部分には塗らない。A中に差し込み、コルク栓で固定する。)

C:標線

D:ガラス製又はプラスチック製冷却浴

E:ガラス製又はステンレス製かき混ぜ棒(径3mm、下端を外径18mmの輪状にしたもの)

F:浸線付温度計(棒状)

G:補助温度計

H:浸線

図1

操作法

Dに予想される凝固点よりも5℃低い温度の水をほぼ全満する。試料が常温で液体の場合は、Dの水を予想した凝固点より10~15℃低くする。試料をBのCまで入れる。試料が固体の場合には、予想される凝固点よりも20℃以上高くならないように注意して加温して溶かし、Bに入れる。BをA中に差し込み、FのHを試料のメニスカスに合わせた後、試料の温度が予想される凝固点よりも5℃高い温度まで冷却されたとき、Eを毎分60~80回の割合で上下に動かし、30秒間ごとに温度を読む。温度は、徐々に下がるが、結晶が析出し始めて温度が一定になったとき又はやや上がり始めたとき、かき混ぜをやめる。

通例、温度は、上昇の後にしばらく一定になる。この維持された最高温度(Fの示度)を読み取る(図2(a))。温度上昇が起こらない場合には、しばらく静止した温度を読み取る(図2(b))。連続4回以上の読み取り温度の範囲が±0.2℃以内のとき、その平均値をとり、凝固点とする。

なお、試料中に混在する不純物が多い場合には、凝固点曲線は、図2(a)のようにはならず、図2(b)、図2(c)又は図2(d)のようになる。図2(c)及び図2(d)の場合には、固相及び液相の延長線の交点をグラフから求めて凝固点とし、図2(b)の場合には、図2(a)に準ずる。

図2

注意:過冷の状態が予想される場合は、Bの内壁をこするか又は温度が予想される凝固点に近づいたときに固体試料の小片を投入して凝固を促進させる。

G01200

12.強熱減量試験法

強熱減量試験法は、試料を規定された条件で強熱するときに失われる水分及びその他の混在物の量を測定する方法である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「18.0~24.0%」とあるのは、試料1~2gを精密に量り、450~550℃で3時間強熱するとき、その減量が試料の採取量に対して18.0~24.0%であることを示す。「10%以下(0.5g、1000℃、30分間)」とあるのは、試料約0.5gを精密に量り、1000℃で30分間強熱するとき、その減量が試料の採取量の10%以下であることを示す。また、成分規格・保存基準各条において乾燥物とある場合には、それぞれの成分規格・保存基準各条において規定する乾燥減量の条件で乾燥したものを試料として試験を行う。

操作法

あらかじめ白金製、石英製又は磁製のるつぼを別に規定する強熱条件に準じて30分間以上強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。

試料が大きな結晶又は塊の場合には、速やかに粉砕して径約2mm以下の大きさとし、別に規定するもののほか、その1~2gを先のるつぼに入れ、その質量を精密に量る。これを電気炉に入れ、別に規定するもののほか、450~550℃で3時間強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。

G01300

13.強熱残分試験法

強熱残分試験法は、試料に硫酸を加えて強熱するときに残留する物質の量を測定する方法である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「0.5%以下」とあるのは、試料1~2gを精密に量り、次の操作法によるとき、その残分が試料の採取量に対して0.5%以下であることを示す。「7.0%以下(3g、800℃、15分間、乾燥物換算)」とあるのは、試料約3gを精密に量り、次の方法により操作し、800℃で15分間強熱するとき、その残分が乾燥物換算した試料の採取量に対して7.0%以下であることを示す。また、成分規格・保存基準各条において乾燥物とある場合には、それぞれの成分規格・保存基準各条において規定する乾燥減量の条件で乾燥したものを試料として試験を行う。

操作法

あらかじめ白金製、石英製又は磁製のるつぼを600±50℃又は別に規定する強熱条件に準じて30分間以上強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。

試料が大きな結晶又は塊の場合には、速やかに粉砕して径約2mm以下の大きさとする。別に規定するもののほか、その1~2gを先のるつぼに入れ、その質量を精密に量り、硫酸少量、通例、1mLを加えて潤し、徐々に加熱してできるだけ低温でほとんど炭化した後、放冷する。さらに、硫酸1mLを加え、徐々に加熱して白煙が発生しなくなった後、電気炉に入れ、別に規定するもののほか、600±50℃で3時間強熱する。次に、るつぼをデシケーター中で放冷し、その質量を精密に量る。ただし、得られた値が規定値に適合していない場合には、別に規定するもののほか、更に上記と同様の硫酸による湿潤、加熱及び30分間の強熱操作を繰り返し、前後のひょう量差が0.5mg以下になったとき又は規格値以下になったときに試験を終了する。

G01400

14.屈折率測定法

屈折率測定法は、空気中から試料中に光が進むときにその界面で生じる屈折現象における入射角iの正弦と屈折角rの正弦との比、すなわち屈折率を測定する方法である。空気中とは、大気圧の空気の存在する場所であり、測定用の光にはナトリウムスペクトルのD線を用いる。屈折率は、投射される光の波長と温度によって変化するので画像15 (1KB)別ウィンドウが開きます
で表す。tは測定温度(℃)であり、DはD線を示す。等方性の物質の場合には、光の波長、温度及び圧力が一定のとき、屈折率は、物質に固有の定数である。したがって、物質の純度の試験に用いる。

屈折率の測定には、屈折率の測定範囲が1.300~1.700で、0.0001の桁まで読み取ることのできる屈折計、通例、アッベ屈折計を用い、規定温度の±0.2℃の範囲内で行う。

G01500

15.原子吸光光度法

原子吸光光度法は、光が原子蒸気層を通過するときに基底状態の原子が特有波長の光を吸収する現象を利用し、試料中の被検元素量(濃度)を測定する方法である。

装置

通例、光源部、試料原子化部、分光部、測光部及び表示記録部から成る。また、バックグラウンド補正部を備えたものもある。光源部には中空陰極ランプ、放電ランプ等を用いる。試料原子化部には、フレーム方式、電気加熱方式及び冷蒸気方式があり、冷蒸気方式は、試料中の水銀を原子蒸気化するためのもので、更に還元気化法及び加熱気化法に分けられる。フレーム方式は、バーナー及びガス流量調節器、電気加熱方式は、電気加熱炉及び電源部、冷蒸気方式は、還元気化器、加熱気化器等の水銀発生部及び吸収セルから成る。分光部には、回折格子又は干渉フィルターを用いる。測光部は、検出器及び信号処理系から成る。表示記録部は、ディスプレイ、記録装置等から成る。バックグラウンド補正部は、バックグラウンドを補正するためのもので、方式には連続スペクトル光源方式、ゼーマン方式、非共鳴近接線方式及び自己反転方式がある。

その他の特殊な装置として、水素化物発生装置及び加熱吸収セルがあり、ヒ素やセレン等の分析に用いることができる。水素化物発生装置には、貯留式及び連続式があり、加熱吸収セルには、フレームによる加熱用及び電気炉による加熱用のものがある。

操作法

別に規定するもののほか、次のいずれかの方法による。

(1) フレーム方式 別に規定する光源ランプを装填し、測光部に通電する。光源ランプを点灯し、分光器を別に規定する分析線波長に合わせた後、適当な電流値とスリット幅に設定する。次に、別に規定する支燃性ガス及び可燃性ガスを用い、これらの混合ガスに点火してガス流量及び圧力を調節し、溶媒をフレーム中に噴霧してゼロ合わせを行う。別に規定する方法で調製した検液又は標準液若しくは比較液をフレーム中に噴霧し、その吸光度を測定する。

(2) 電気加熱方式 別に規定する光源ランプを装填し、測光部に通電する。光源ランプを点灯し、分光器を別に規定する分析線波長に合わせた後、適当な電流値とスリット幅に設定する。次に、別に規定する方法で調製した検液又は標準液若しくは比較液の一定量を電気加熱炉に注入し、適当な流量のフローガスを流し、温度、時間、加熱モードを適当に設定して、乾燥、灰化及び原子化を行い、その吸光度を測定する。

(3) 冷蒸気方式 低圧水銀ランプを装填し、測光部に通電する。光源ランプを点灯し、分光器を別に規定する分析線波長に合わせた後、適当な電流値とスリット幅に設定する。次に、還元気化法では検液又は標準液若しくは比較液を密閉器にとり、適当な還元剤を加えて元素になるまで還元した後、気化させる。また、加熱気化法では試料を加熱して気化させる。これらの方法によって生じた原子蒸気の吸光度を測定する。

定量は、通例、次のいずれかの方法による。なお、定量に際しては、干渉及びバックグラウンドを考慮する必要がある。

(1) 検量線法 3種以上の濃度の異なる標準液を調製し、それぞれの標準液につき、その吸光度を測定し、得られた値から検量線を作成する。次に、測定可能な濃度範囲に調製した検液の吸光度を測定した後、検量線から被検元素量(濃度)を求める。

(2) 標準添加法 同量の検液3個以上をとり、それぞれに被検元素が段階的に含まれるように標準液を添加し、更に溶媒を加えて一定容量とする。それぞれの溶液につき、吸光度を測定し、横軸に添加した標準被検元素量(濃度)、縦軸に吸光度をとり、グラフにそれぞれの値をプロットする。プロットから得られた回帰線を延長し、横軸との交点と原点との距離から被検元素量(濃度)を求める。ただし、この方法は、(1)による検量線が原点を通る直線の場合のみに適用できる。

(3) 内標準法 内標準元素の一定量に対して既知量の標準被検元素をそれぞれ段階的に加え、標準液を調製する。それぞれの溶液につき、各元素の分析線波長で標準被検元素による吸光度及び内標準元素による吸光度を同一条件で測定し、標準被検元素による吸光度と内標準元素による吸光度との比を求める。横軸に標準被検元素量(濃度)、縦軸に吸光度の比をとり、検量線を作成する。次に、標準液の場合と同量の内標準元素を加えた検液を調製し、検量線を作成したときと同一条件で得た被検元素による吸光度と内標準元素による吸光度との比を求め、検量線から被検元素量(濃度)を求める。

注意:試験に用いる試薬、試液及びガスは、測定の妨げとなる物質を含まないものを用いる。

G01550

16.元素分析法

元素分析法は、試料を燃焼し、試料に含まれる元素から生成したガスを測定することにより、試料中の被検元素の構成比率又は量を求める。主に炭素、窒素、水素等の軽元素の定性分析及び定量分析に用いる。酸素気流下、有機物の試料を酸化炉で高温に加熱し、試料の構成元素のうち、炭素(C)を二酸化炭素(CO2)、窒素(N)を窒素酸化物(NOX)、水素(H)を水(H2O)に変換する。このガスを還元炉に移し、銅(Cu)等の金属還元剤の存在下加熱しNOXを還元しN2とする。得られたCO2、N2、H2Oを定量し、それぞれの元素の比率を算出する。燃焼して気化しない元素は灰分として残る。

装置

通例、燃焼部、還元部、分離部、検出部からなる。ヘリウム又はアルゴンをキャリヤーガスとし、燃焼部は、酸素ガスの存在下、試料を通常900℃以上の燃焼炉で完全燃焼させる。還元部は、NOXを還元銅等により還元し、N2に変換する。分離部は、得られたガスを適切に分離し検出器に導入する。分離方法にはH2Oのみ吸収管で除去した後、分離カラムを用いてN2とCO2を分離するガスクロマトグラフ法、あるいはCO2とH2Oは吸収管で除去しN2のみとする吸脱着法、等様々な方式がある。検出部は、熱伝導度の大きいヘリウムをキャリヤーガスとしたとき、試料が混入することで熱伝導度が低下する現象を利用した熱伝導度検出法(TCD)や、赤外光源から放射された赤外光がガス分子に吸収される現象を利用した非分散赤外線吸収法(NDIR)を原理とした方式がある。その他、一酸化窒素(NO)をオゾン(O3)と混和して二酸化窒素ラジカル(NO2・)とし、ラジカルが減衰するときに発する光を測定する方式等もある。また、炭酸ガスをキャリヤーガスとして用い、燃焼時に生成するCO2を除去することなく窒素の定量分析が可能な装置もある。なお、炭素、窒素、水素以外にも酸素、硫黄、ハロゲンを分析できるものもある。

操作法

装置に指示された方法を用いて、開放型の場合には、測定環境における気圧補正等を行った後、標準物質を用い、被検元素量と検出器の応答の関係を校正する。密閉型の場合には、標準物質を用い、被検元素量と検出器の応答の関係を校正する。なお、標準物質には、原則として、被検元素の元素率が明確であるものを用いる。次に別に規定する方法で装置が測定可能な範囲に調製した試料を導入し、検出器の応答から試料中の被検元素量を算出する。ただし、自動化された装置を用いる場合、その操作法はそれぞれの装置の指示に従って行う。

G01600

17.香料試験法

1.アルコール類含量

アルコール類含量とは、試料中に含まれるアルコール類の含量である。

操作法

試料10mLを正確に量り、100mLのフラスコに入れ、無水酢酸10mL及び酢酸ナトリウム1gを加え、空気冷却器を付けてホットプレートで1時間穏やかに煮沸する。次に、15分間放冷した後、水50mLを加え、時々振り混ぜながら水浴中で15分間加熱する。冷後、内容物を分液漏斗に移し、水層を分離する。油層は、炭酸ナトリウム溶液(1→8)で洗液がアルカリ性になるまで洗い、更に塩化ナトリウム溶液(1→10)で洗液が中性になるまで洗い、乾燥した容器に入れ、硫酸ナトリウム約2gを加えてよく振り混ぜ、30分間放置した後、ろ過する。ここに得たアセチル化油について別に規定する量を精密に量り、香料試験法中のエステル価の試験を行う。このエステル価をアセチル価と呼び、次式により求める。

ただし、

a:空試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

M:アセチル化油の採取量(g)

MW:アルコールの分子量

AV:アセチル価

2.アルデヒド類又はケトン類含量

アルデヒド類又はケトン類含量は、アルデヒド又はケトンがヒドロキシルアミン(NH2OH)と反応する性質を利用して求める。

操作法

別に規定するもののほか、次のいずれかの方法による。

第1法

別に規定する量の試料を精密に量り、0.5mol/L塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液50mLを正確に量って加え、よく振り混ぜた後、別に規定する時間放置し又は還流冷却器を付けて水浴中で別に規定する時間穏やかに加熱し、室温まで冷却する。次に、遊離した酸を0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液で滴定する。終点は、電位差計を用いて測定し又は液が緑黄色となるときとする。別に空試験を行い補正し、次式により含量を求める。

ただし、

MW:アルデヒド又はケトンの分子量

a:本試験における0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

b:空試験における0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

第2法

別に規定する量の試料を精密に量り、ヒドロキシルアミン試液75mLを正確に量って加え、よく振り混ぜた後、別に規定する時間放置し又は還流冷却器を付けて水浴中で別に規定する時間穏やかに加熱し、室温まで冷却する。次に、過量のヒドロキシルアミンを0.5mol/L塩酸で滴定する。終点は、電位差計を用いて測定し又は液の紫色が緑黄色となるときとする。別に空試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

MW:アルデヒド又はケトンの分子量

a:空試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

3.エステル価

エステル価とは、試料1g中に含まれるエステルのけん化に要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「3.0以下(5g、香料試験法)」とあるのは、本品約5gを量り、次の方法によるとき、エステル価が、3.0以下であることを示す。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

別に規定する量の試料を精密に量り、200mLのフラスコに入れ、エタノール(95)10mL及びフェノールフタレイン試液3滴を加え、水酸化カリウム溶液(1→250)で中和し、0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25mLを正確に量って加え、還流冷却器を付けて水浴中で1時間穏やかに加熱する。冷後、過量の水酸化カリウムを0.5mol/L塩酸で滴定する。終点の確認には、指示薬(フェノールフタレイン試液2~3滴)又は電位差計を用いる。別に空試験を行い、次式によりエステル価を求める。

ただし、

a:空試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

4.エステル含量

一塩基性酸のエステルの含量は、香料試験法中のエステル価の試験を行い、次式により求める。

ただし、

MW:エステルの分子量

M:試料の採取量(g)

EV:エステル価

a及びbは、エステル価のa及びbを用いる。

5.けん化価

けん化価とは、試料1g中に含まれるエステルのけん化及び遊離酸の中和に要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

別に規定する量の試料を精密に量り、200mLのフラスコに入れ、0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25mLを正確に量って加え、還流冷却器を付けて水浴中で1時間穏やかに加熱する。冷後、アルカリを0.5mol/L塩酸で滴定する。終点の確認には、指示薬(フェノールフタレイン試液1mL)又は電位差計を用いる。別に空試験を行い、次式によりけん化価を求める。

ただし、

a:空試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

6.酸価

酸価とは、試料1gを中和するのに要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「6.0以下(香料試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、酸価が、6.0以下であることを示す。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料約10gを精密に量り、エタノール(中和)約50mLを加え、必要な場合には、加温して溶かし、フェノールフタレイン試液数滴を加え、しばしば振り混ぜながら、ミクロビュレットを用い、0.1mol/L水酸化カリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(フェノールフタレイン溶液3滴)を用いる。指示薬を用いる場合の終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。

ただし、

a:0.1mol/L水酸化カリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

7.香料のガスクロマトグラフィー

装置

一般試験法の項8.ガスクロマトグラフィーに準拠する。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。なお、試料が固体の場合、別に規定する溶媒に溶解した後、同様に操作する。

面積百分率法 この方法は、保存により不揮発成分等を生成せず、全ての成分が溶出し、かつ被検成分と不純物がクロマトグラム上で分離することが明らかな試料に用いる。検液注入後、測定時間内に現れる全ての成分のピーク面積の総和に対する被検成分のピーク面積百分率を求め、含量とする。ただし、試料が固体で溶媒に溶解する場合には、別に、溶媒で同様に試験を行い、溶媒由来のピークを確認後、溶媒由来のピークを除いたピーク面積の総和を100%とする。

操作条件(1)

沸点が150℃以上200℃未満の試料に適用する。

検出器 水素炎イオン化検出器又は熱伝導度検出器

カラム 内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサン又はガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25~1μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を4分間保持する。

注入口温度 225~275℃

検出器温度 250~300℃

キャリヤーガス ヘリウム又は窒素

流量 被検成分のピークが5~20分の間に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:30~1:250(いずれの成分もカラムの許容範囲を超えないように設定する。)

測定時間 40分

操作条件(2)

沸点が150℃未満の試料に適用する。

検出器、カラム、注入口温度、検出器温度、キャリヤーガス、流量、注入方式、スプリット比及び測定時間は、操作条件(1)を準用する。

カラム温度 50℃で注入し、5分間保持した後、毎分5℃で230℃まで昇温する。

操作条件(3)

沸点が150℃未満で被検成分に比べ、想定される不純物の沸点が高い試料に適用する。

検出器、カラム、注入口温度、検出器温度、キャリヤーガス、注入方式及びスプリット比は、操作条件(1)を準用する。

カラム温度 50℃で注入し、5分間保持した後、毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を19分間保持する。

流量 被検成分のピークが5~10分の間に現れるように調整する。

測定時間 60分

操作条件(4)

沸点が200℃以上の試料に適用する。

検出器、カラム、注入口温度、検出器温度、キャリヤーガス、注入方式及びスプリット比は、操作条件(1)を準用する。

カラム温度 100℃以上で注入し、毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を分析時間終了まで保持する。なお、被検成分が5~20分の間に溶出するように初期温度と流量を設定する。

測定時間 60分

G01650

18.残留溶媒試験法

残留溶媒試験法は、食品添加物の製造工程で使用される揮発性有機化学物質の食品添加物中の残留量を測定する方法である。蒸留法、ヘッドスペース法又は限外ろ過法が用いられ、検液中の各揮発性有機化学物質はガスクロマトグラフィーにより測定される。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「残留溶媒 2―プロパノールとメタノールの合計量0.10%以下(2g、第1法、装置A)」とあるのは、本品約2gを精密に量って試料とし、第1法により装置Aを用いて検液を調製し、試験を行うとき、2―プロパノールとメタノールの合計量0.10%以下であることを示す。

通例、蒸留装置を用いて蒸留し回収した液について、ガスクロマトグラフィーにより試験を行う。また、専用バイアル瓶に試料を精密に量り、溶媒を加えて密栓し、加温及び必要に応じてかくはん子を加えかくはんし、ヘッドスペースガスクロマトグラフィーにより試験を行うことができる。加熱により分解物が生成する試料にあっては、試料に溶媒を加えて溶解し、遠心式限外ろ過ユニットを用いて、ろ液をガスクロマトグラフィーにより試験を行うこともできる。

第1法 蒸留法

別に規定するもののほか、以下の装置を用いる。

装置A

概略は、図1による。

A:ナス型フラスコ(300mL)

B:すり合わせ連結部

C:しぶき止め付き蒸留管

D:冷却器(冷却部長さ:200mm)

E:メスフラスコ(100mL)

装置B

概略は、図1による。

A:ナス型フラスコ(200mL)

B:すり合わせ連結部

C:しぶき止め付き蒸留管

D:冷却器(冷却部長さ:200mm)

E:メスフラスコ(50mL)

装置C

概略は、図1による。

A:ナス型フラスコ(100mL)

B:すり合わせ連結部

C:しぶき止め付き蒸留管

D:冷却器(冷却部長さ:300mm)

E:メスフラスコ(25mL)

図1

操作法

(1) 検液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

(1) 装置Aを用いる方法

別に規定する量の試料をAに精密に量り、水200mLを加え、数個の沸騰石及びシリコーン樹脂約1mLを入れ、よく混和する。内標準液4mLを正確に量り、Eに入れ、装置を組み立て、Bを水で濡らす。Aを加熱し、泡がCに入らないように調整しながら1分間に2~3mLの留出速度で、留分が約90mLになるまで蒸留する。この留分に水を加えて100mLとし、検液とする。ただし、内標準液は、2―メチル―2―プロパノール溶液(1→1000)とする。

(2) 装置Bを用いる方法

別に規定する量の試料をAに精密に量り、ホウ酸・水酸化ナトリウム緩衝液100mLを入れ、よく混和し、沸騰石を加える。内標準液2mLを正確に量り、Eに入れ、装置を組み立て、Bを水で濡らす。Aを加熱し、1分間に2~3mLの留出速度で、留分が約45mLになるまで蒸留する。この留分に水を加えて正確に50mLとし、検液とする。ただし、内標準液は、2―メチル―2―プロパノール溶液(1→1000)とする。

(3) 装置Cを用いる方法

別に規定する量の試料をAに精密に量り、1―ブタノール10mLを入れ、よく混和し、沸騰石を加える。内標準液2mLを正確に量り、Eに入れ、装置を組み立て、Bを1―ブタノールで濡らす。Aを180℃に加熱して約1時間かけ、留分が約9mLになるまで蒸留する。留分を集めたEに1―ブタノールを加えて25mLとし、検液とする。ただし、内標準液は、2―ブタノール・1―ブタノール溶液(3→10000)とする。

(2) 試験

別に規定するもののほか、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用25%ジフェニル75%ジメチルポリシロキサンを1.4μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で注入し、6分間保持した後、毎分4℃で110℃まで昇温し、更に毎分25℃で250℃まで昇温し、250℃を10分間保持する。

注入口温度 200℃付近の一定温度

検出器温度 250℃

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 被検成分のピークが4~20分の間に現れるように調整する。

スプリット比 1:30~1:250(いずれの成分もカラムの許容範囲を超えないように設定する。)

G01700

19.紫外可視吸光度測定法

紫外可視吸光度測定法は、通例、波長200nmから800nmまでの範囲の光が、物質により吸収される度合いを測定し、物質の確認、純度の試験、定量等を行う方法である。ただし、原子吸光光度計を用いる方法は、別に規定する方法による。物質の溶液の紫外・可視吸収スペクトルは、その物質の化学構造によって定まる。したがって、種々の波長における吸収を測定して物質を確認することができる。通例、吸収の極大波長(λmax)又は極小波長(λmin)における一定濃度の溶液の吸光度を測定して、確認試験、純度試験及び定量法に用いる。

単色光が、ある物質の溶液を通過するとき、透過光の強さ(I)の入射光の強さ(I0)に対する比率を透過度(t)といい、これを百分率で表したものを透過率Tという。また、透過度の逆数の常用対数を吸光度(A)という。

t=I/I0 T=I/I0×100=100t A=log(I0/I)

吸光度(A)は、液の濃度(c)及び層長(l)に比例する。なお、層長(測定した溶液層の長さ)は、光路長又はセル長という場合もある。

A=kcl(kは定数)

lを1cm、cを吸光物質の濃度1w/v%溶液に換算したときの吸光度を比吸光度(画像25 (2KB)別ウィンドウが開きます
)、lを1cm、cを吸光物質の濃度1mol/L溶液に換算したときの吸光度をモル吸光係数(ε)という。吸収極大の波長における分子吸光係数は、εmaxで表す。

画像26 (2KB)別ウィンドウが開きます
又はεを求める場合には、次式による。

ただし、

A:測定で得た吸光度

c:溶液の濃度(w/v%)

l:層長(cm)

ただし、

A:測定で得た吸光度

c:溶液の濃度(mol/L)

l:層長(cm)

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「画像29 (5KB)別ウィンドウが開きます

」とあるのは、波長265nmにおいて別に規定する方法により、吸光度を測定するとき、画像30 (2KB)別ウィンドウが開きます
が445~485であることを示す。

装置及び調整法

測定装置として分光光度計又は光電光度計を用いる。測光方式には単光束(シングルビーム)及び複光束(ダブルビーム)がある。単光束型の装置の場合、対照及び試料の順に測定を行う。複光束型の装置では、通例、対照及び試料を各々の光路に置き、同時に測定する。

あらかじめ分光光度計又は光電光度計に添付されている操作方法により装置を調整した後、波長及び透過率が以下の試験に適合することを確認する。

波長は、波長校正用光学フィルターを用い、それぞれのフィルターに添付された試験成績書の試験条件で試験成績書に示される基準値の波長付近における透過率を測定し、透過率が極小値を示す波長を読み取る試験を行うとき、その測定波長及び基準値の波長のずれは±0.5nm以内で、測定を3回繰り返して行うとき、測定値はいずれも平均値±0.2nm以内である。なお、重水素放電管の486.00nm若しくは656.10nm又は低圧水銀ランプの253.65nm、365.02nm、435.84nm若しくは546.07nmの輝線を用いて試験を行うことができる。このときの測定波長及び輝線の波長のずれは±0.3nm以内で、測定を3回繰り返して行うとき、測定値はいずれも平均値±0.2nm以内である。

透過率又は吸光度は、透過率校正用光学フィルターを用い、それぞれのフィルターに添付された試験成績書の試験条件で試験成績書に示される基準値の波長における透過率を読み取る試験を行うとき、その測定透過率と基準透過率のずれは試験成績書に示された相対精度の上限値及び下限値にそれぞれ1%を加えた値以内で、測定を3回繰り返して行うとき、吸光度の測定値(あるいは透過率の測定値を吸光度に換算した値)は、吸光度が0.500以下のとき、いずれも平均値±0.002以内にあり、吸光度が0.500を超えるとき、いずれも平均値±0.004以内にある。なお、同一波長において透過率の異なる透過率校正用光学フィルターの複数枚を用い、透過率の直線性の確認を行うことが望ましい。

操作法

あらかじめ装置及び調整法の項に規定する方法により調整した装置を用い、光源、検出器、装置の測定モード、測定波長又は測定波長範囲、スペクトル幅、波長走査速度等を選択し、設定する。装置を作動させて一定時間放置し、装置が安定に作動することを確認する。次に、通例、試料光路にシャッターを入れて光を遮り、測定波長又は測定波長範囲での透過率の指示値がゼロ%になるように調整する。さらに、シャッターを除き、測定波長又は測定波長範囲での透過率の指示値が100%(又は吸光度がゼロ)になるように調整する。

通例、試料測定に先立ってブランク(対照液を入れたセル等)を光路に置き、透過率の指示値を100%(又は吸光度を0)に調整する。対照液には、別に規定するもののほか、試験に用いた溶媒を用いる。

次に、測定しようとする溶液を入れたセルを光路に置き、目的とする測定波長における吸光度又は目的とする測定波長範囲における吸収スペクトルを測定する。

なお、セルは、通例、紫外部の吸収測定には石英製、可視部の吸収測定にはガラス製又は石英製のセルを用い、別に規定するもののほか、層長は、1cmとする。また、紫外部の吸収測定に用いる溶媒の吸収については特に考慮し、測定の妨げにならないものを用いる。

溶液の濃度は、単光束吸光光度法で測定を行う場合には、測定で得た吸光度が0.2~0.7の範囲、複光束吸光光度法で測定を行う場合には、0.4~1.4の範囲となるものが適当で、液の吸光度がこれより高い値を示す場合には、適当な濃度まで溶媒で薄めた後、測定する。

G01800

20.色価測定法

色価測定法は、紫外可視吸光度測定法により吸光度を測定し、着色料中の色素濃度(色価)を測定する方法である。通例、色価は、着色料溶液の可視部での吸収極大の波長における吸光度を測定し、10w/v%溶液の吸光度に換算した数値(画像31 (2KB)別ウィンドウが開きます
)で表す。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

表示された色価により、表に示される試料の量を精密に量り、メスフラスコに入れ、別に規定する溶媒約10mLを加えて溶かし、更に溶媒を加えて正確に100mLとし、必要な場合には、遠心分離又はろ過し、試料液とする。この試料液を吸光度測定用の検液とする。ただし、吸光度の測定には、検液の吸光度が、単光束吸光光度法で測定を行う場合には0.2~0.7の範囲、複光束吸光光度法で測定を行う場合には0.4~1.4の範囲に入るように、必要な場合には、表に示される希釈倍率に従って試料液を正確に希釈し、検液とする。

検液を調製した溶媒を対照とし、別に規定する波長で層長1cmでの吸光度Aを測定し、次式により色価を求める。色価の測定は、調製後の退色による影響を避けるため、検液の調製後、速やかに行うものとする。

ただし、

D:測定吸光度が、適切な範囲に入るように調整するための希釈倍率

M:試料の採取量(g)

色価

測定濃度(%)

吸光度

希釈方法

試料液全量を希釈したときの液量(mL)

D

20

0.25

0.5

0.25g→100mL

100

1

50

0.10

0.5

0.1g→100mL

100

1

100

0.05

0.5

0.5g→100mL→10mL→100mL

1000

10

200

0.03

0.6

0.6g→100mL→5mL→100mL

2000

20

400

0.015

0.6

0.3g→100mL→5mL→100mL

2000

20

500

0.01

0.5

0.2g→100mL→5mL→100mL

2000

20

700

0.01

0.7

0.2g→100mL→5mL→100mL

2000

20

800

0.00625

0.5

0.25g→100mL→5mL→200mL

4000

40

900

0.005

0.45

0.2g→100mL→5mL→200mL

4000

40

1000

0.006

0.6

0.3g→100mL→5mL→250mL

5000

50

1500

0.003

0.6

0.4g→100mL→5mL→50mL→5mL→50mL

10000

100

2000

0.003

0.6

0.3g→100mL→5mL→50mL→5mL→50mL

10000

100

2500

0.002

0.5

0.2g→100mL→5mL→50mL→5mL→50mL

10000

100

備考:表の色価を超える場合は、希釈倍率を調整して測定する。

G01850

21.質量分析法

質量分析(Mass spectrometry:MS)は、分子をイオン化させ、統一原子質量単位に対する比で表したイオンの相対質量(m)をイオンの電荷数(z)で割って得られる無次元量のm/z値に応じてイオンを分離検出する方法であり、被検成分の確認、純度の試験等に用いる。統一原子質量単位は基底状態の12Cの12分の1の質量であり、原子、分子及びイオンの質量を表す際に用いられる。測定結果は、イオンのm/z値をx軸に、それに対する信号の相対強度をy軸に示したマススペクトルとして示される。被検成分の分子を構成する各元素の単一同位体(通常、天然存在比が最大の同位体)だけからなる分子又はイオンの精密質量をモノアイソトピック質量という。通常、マススペクトル上には、モノアイソトピックイオンとともにその同位体イオンが存在する。分子質量関連イオンのm/z値から被検成分の分子の質量を求めることが可能であり、フラグメントイオンが観測される場合には、フラグメントイオンの質量、分子質量関連イオンとフラグメントイオンの質量差等から構造の確認や推定を行うことが可能である。タンデム質量分析(MS/MS)は、m/z値により選択されたプリカーサーイオンを解離させ、生じたプロダクトイオンを質量分析に供する手法である。観測したプロダクトイオンのm/z値により、構造の確認や推定を行うことが可能である。概略は次の図による。

装置

質量分析計は、通常、試料導入部、イオン化部(イオン源)、質量分離部、検出部及びデータ処理部からなる。また、質量分離部等を高真空に保つための排気系を備える。イオン化部への試料の導入法としては、被検成分を含む溶液等をシリンジポンプやキャピラリーチップ等を利用してイオン化部に導入する直接注入法、また、被検成分を含む液体や固体をガラス管等に詰め、イオン化部の電子線や反応イオン雰囲気のごく近傍まで導入する直接導入法等がある。さらに、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、キャピラリー電気泳動等の分離分析法により分離した各成分を連続的にイオン化部に導入する方法等がある。質量分析計に導入された被検成分はイオン化部においてイオン化され、正又は負の電荷を有するイオンを生成する。質量分析法には様々なイオン化法があり、イオン化法の選択は、生成するイオン種及び相対強度に影響を及ぼす。測定対象となる被検成分の極性や分子量及び目的等に応じて、最適なイオン化法を選択することが重要となる。質量分離部では、イオン化部において生成したイオンがm/z値に基づいて分離される。その結果、対象とする被検成分に由来するイオンの質量や相対存在量を測定することができる。質量分離部を通過したイオンは、通常、検出部において電子を放出させることにより電気信号として記録される。

一段階目の質量分離部でプリカーサーイオンを選択し、イオンを解離させ生じたプロダクトイオンを二段階目の質量分離部で分離し、検出するタンデム質量分析計がある。イオンの構造の確認又は推定、特異的及び高感度な分析に用いられる。タンデム質量分析は、プリカーサーイオンの選択、イオンの解離及びプロダクトイオンの分離を、それぞれ前段の質量分離部、中間領域及び後段の質量分離部で行う空間的タンデム質量分析と、同一の質量分離部の異なる時間区分で行う時間的タンデム質量分析とに分類される。前者の質量分析計として、三連四重極型、四重極飛行時間型、飛行時間型等がある。後者の質量分析計として、イオントラップ型があり、プリカーサーイオンの選択、解離及びプロダクトイオンの分離を複数回繰り返すことにより、MSnが可能である。

操作法

装置の指示に従って、適当な標準物質を用い、質量分析計の質量校正を行う。また、イオン化部、質量分離部、検出器のガス圧、温度、電圧値等の設定パラメータを調整し、検出されるイオンピークの形状、感度、相対強度を最適化する。イオン化部の各種パラメータは、生成するイオン種、質量分離部に輸送されるイオン種及び相対強度に影響し、質量分離部に関連するパラメータは、ピーク幅、質量真度、質量分解能、感度等に影響し、検出器のパラメータは信号強度及びシステム感度に影響する。代表的なイオン化法として、電子イオン化(Electro ionization:EI)法、化学イオン化(Chemical ionization:CI)法、エレクトロスプレーイオン化(Electrospray ionization:ESI)法、大気圧化学イオン化(Atmospheric pressure chemical ionization:APCI)法、マトリックス支援レーザー脱離イオン化(Matrix―assisted laser desorption/ionization:MALDI)法等がある。また、質量分析の測定法として、全イオンモニタリング(Total ion monitoring:TIM)、選択イオンモニタリング(Selected ion monitoring:SIM)、選択反応モニタリング(Selected reaction monitoring:SRM)等、被検成分の確認、純度や定量等の試験に必要とされるデータを得ることができる様々な手法がある。成分規格・保存基準各条等に従って検液を調製し、規定された操作条件に従って測定する。質量分析は、分子の質量や構造情報に基づく特異的な検出法として、確認、純度や定量等の試験に用いられる。

(1) 確認の試験 質量分析による被検成分の確認試験は、通例、被検成分の分子の質量の確認により行われる。通例、標準被検成分を用いて、測定値が各条で規定された値の範囲内であること、又は規定されたイオンが検出されることを確認した後、試験を行う。ただし、標準被検成分がない場合、規定されたイオン化法や質量範囲に応じて、装置の各構成ユニットの測定パラメータを最適化する必要がある。クロマトグラフィー等の分離分析と組み合わせて確認試験を実施することもできる。装置の質量分解能及び被検成分の分子の質量に応じて、質量分析で求めた被検成分の分子の質量は、モノアイソトピック質量や分子量に対応させることができる。通常、モノアイソトピックピークより主同位体のみからなる分子の質量を求めるが、分子量が大きい又は分解能が十分でない等の理由でモノアイソトピックピークが確認できない場合は、ピークの加重平均等から分子の平均質量を求める。タンパク質等の分子量が大きな被検成分をESI/MSで分析した場合、多数の多価イオンとして観測されるので、デコンボリューション処理により平均質量を求める。被検成分の分子より生じた特徴的な部分構造情報を含むフラグメントイオンやプロダクトイオンの検出と組み合わせることもある。

(2) 純度及び定量の試験 質量分析による被検成分の純度及び定量の試験は、通例、試料中の被検成分の規格値に対応する濃度の標準溶液等を用いて、クロマトグラフィー等の分離分析と組み合わせて行われる。液体クロマトグラフィー質量分析で用いる移動相の条件はカラム分離とイオン化の両方に適した組成となるよう考慮する必要がある。試験溶液中の特定の成分より生じる分子質量関連イオン若しくは特徴的なフラグメントイオンやプロダクトイオンのピーク面積又は高さを測定し、標準溶液中の対象とする成分より生じるイオンのピーク面積又は高さと比較する。より正確な値や精度のよい結果を得るために、測定対象とする被検成分の安定同位体標識化合物や類似化合物等を内標準物質として試験溶液に添加する方法も可能である。被検成分や内標準物質の分析対象イオンには、純度試験及び定量に適したイオンを選択するよう留意する。また、標準溶液の分析結果から作成する検量線や、内標準物質に対する被検成分の検出感度の比から得られる検量線は、純度試験及び定量に適した濃度範囲の値を用いるよう留意する。クロマトグラフィー等と質量分析を組み合わせて試験を行う場合には、クロマトグラフィーに準じたシステム適合性が求められる。

用語

(1) 電子イオン化(Electron ionization:EI)法:気化した被検成分の分子Mが熱電子のエネルギー(通常は70eV)によりイオン化し、分子イオンM+・や分子の構造情報を持つフラグメントイオンを生じるイオン化法である。分子量が1000程度以下の低分子量で揮発性試料や気体試料等の非極性分子をイオン化するのに適している。再現性の高いフラグメンテーションパターンを有するマススペクトルが得られることから、データライブラリーを利用した化合物の同定等に利用される。

(2) 化学イオン化(Chemical ionization:CI)法:気化した被検成分の分子が、イオン化室に導入したメタンやイソブタン、アンモニア等のガスから熱電子のエネルギーにより生成した反応イオンとのイオン分子反応によりイオン化し、プロトン付加分子[M+H]や脱プロトン分子[M-H]あるいは反応イオン付加分子等が生じる。EI法に比べて生成するイオンの内部エネルギーが小さくなるので、フラグメンテーションは起こりにくい。

(3) エレクトロスプレーイオン化(Electrospray ionization:ESI)法:試料液又は検液を先端が高電圧に印加されたキャピラリーに通し噴霧すると帯電した霧状の液滴が生成する。さらに、溶媒の蒸発に伴い液滴の電荷密度が増大した後、試料分子がイオン化し、[M+H]や[M-H]あるいはアルカリ金属イオン付加分子等が生じる。比較的高極性の低分子から高分子量の被検成分のイオン化に利用され、[M+nH]n+や[M-nH]n-等のような多価イオンを生成しやすい性質を利用してペプチドやタンパク質、多糖等の生体高分子の測定にも応用される。

(4) 大気圧化学イオン化(Atmospheric pressure chemical ionization:APCI)法:試料液又は検液を加熱キャピラリーに通し窒素ガスによる気化・噴霧を行い、高電圧の針電極によるコロナ放電を起こすと溶媒分子がイオン化する。この溶媒イオンとのイオン分子反応によって被検成分の分子がイオン化し、[M+H]や[M-H]あるいはアルカリ金属イオン付加分子等が生じる。分子量1500程度以下の非極性から高極性化合物のイオン化に適している。

(5) マトリックス支援レーザー脱離イオン化(Matrix―assisted laser desorption/ionization:MALDI)法:試料とα―シアノ―4―ヒドロキシケイ皮酸やシナピン酸等のマトリックスを混合したものにパルスレーザーを照射するとマトリックスの電子励起に伴い試料中の被検成分の分子が瞬時に気化・イオン化する。このときマトリックスと被検成分の分子の間でプロトンの授受が起こり、[M+H]や[M-H]あるいはアルカリ金属イオン付加分子等が生じる。適切なマトリックスを選択することにより、数百の低分子量から数十万の高分子量までの化合物のイオン化が可能である。測定に必要な試料量が微量であることからペプチドやタンパク質等の生体由来の被検成分のイオン化に利用される。

(6) 全イオンモニタリング(Total ion monitoring:TIM):フルスキャンモードとも呼ばれる。選択したm/z値の範囲のイオンを全て検出し記録する手法であり、各走査のイオン量の積算値を全イオン電流(Total ion current:TIC)という。

(7) 選択イオンモニタリング(Selected ion monitoring:SIM):選択した特定のm/z値を持つイオンの信号量のみを記録する手法である。液体クロマトグラフィー質量分析(LC/MS)やガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)等を用いた、被検成分の定量や高感度検出を行うために用いられる。

(8) 選択反応モニタリング(Selected reaction monitoring:SRM):特定のm/z値のプリカーサーイオンを解離させて生じる特定のm/z値のプロダクトイオンを検出する方法である。SIMと同様に被検成分の定量や高感度検出を行うために用いられる。

G01900

22.重金属試験法

重金属試験法は、添加物中に混在する重金属の限度試験である。この試験における重金属とは、酸性において硫化ナトリウム試液によって呈色する金属性物質をいい、その量は、鉛(Pb)の量として表す。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Pbとして20μg/g以下(1.0g、第1法、比較液 鉛標準液(重金属試験用)2.0mL)」とあるのは、本品1.0gを量って試料とし、比較液には鉛標準液(重金属試験用)2.0mLを用い、第1法により操作し、試験を行うとき、重金属がPbとして20μg/g以下であることを示す。

操作法

(1) 検液及び比較液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

第1法 別に規定する量の試料を量り、比色管に入れ、水約40mLを加えて溶かし、更に酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。

別の比色管に別に規定する量の鉛標準液(重金属試験用)を量って入れ、酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。

第2法 別に規定する量の試料を量り、石英製又は磁製のるつぼに入れ、緩く蓋をし、弱く加熱して炭化する。冷後、硝酸2mL及び硫酸5滴を加え、白煙が発生しなくなるまで加熱した後、450~550℃で灰化するまで強熱する。冷後、塩酸2mLを加え、水浴上で蒸発乾固し、残留物に塩酸3滴を加えた後、熱湯10mLを加えて2分間加温する。冷後、フェノールフタレイン試液1滴を加え、更にアンモニア試液を液がわずかに赤くなるまで加えた後、比色管に移す。るつぼを水で洗い、洗液を比色管に加え、更に酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、試料の場合と同質のるつぼに硝酸2mL、硫酸5滴及び塩酸2mLを入れ、加熱して蒸発乾固し、残留物に塩酸3滴を加え、以下、検液の調製の場合と同様に操作して別の比色管に移す。るつぼを水で洗い、洗液を比色管に加え、更に別に規定する量の鉛標準液(重金属試験用)、酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。

ただし、試験に供する検液が澄明でない場合には、検液及び比較液を同一の条件でろ過する。

第3法 別に規定する量の試料を量り、石英製又は磁製のるつぼに入れ、初めは注意して弱く加熱して炭化し、次に強熱して灰化する。冷後、王水1mLを加え、水浴上で蒸発乾固し、残留物を塩酸3滴で潤し、熱湯10mLを加えて2分間加温する。次に、フェノールフタレイン試液1滴を加え、更にアンモニア試液を液がわずかに赤くなるまで加えた後、酢酸(1→20)2mLを加え、必要がある場合には、ろ過し、水10mLで洗い、ろ液及び洗液を比色管に入れ、水を加えて50mLとし、検液とする。別に、試料の場合と同質のるつぼに王水1mLを入れ、水浴上で蒸発乾固し、以下、検液の調製の場合と同様に操作し、ろ液及び洗液を比色管に入れ、別に規定する量の鉛標準液(重金属試験用)及び水を加えて50mLとし、比較液とする。

第4法 別に規定する量の試料を量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLを加えて混和し、エタノールに点火して燃焼させた後、徐々に加熱して炭化する。冷後、硫酸1mLを加え、注意して加熱した後、500~600℃で強熱して灰化する。この方法で炭化物が残る場合には、少量の硫酸で潤し、再び強熱して灰化する。冷後、残留物に塩酸3mLを加えて溶かし、水浴上で蒸発乾固し、この残留物を塩酸3滴で潤し、水10mLを加え、加温して溶かす。次に、フェノールフタレイン試液1滴を加え、更にアンモニア試液を液がわずかに赤くなるまで加えた後、比色管に移す。るつぼを水で洗い、洗液を比色管に加え、更に酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、試料の場合と同質のるつぼに硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLをとり、エタノールに点火して燃焼させる。冷後、硫酸1mLを加え、以下、検液の調製の場合と同様に操作して別の比色管に移す。るつぼを水で洗い、洗液を比色管に加え、更に別に規定する量の鉛標準液(重金属試験用)、酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。

ただし、試験に供する検液が澄明でない場合には、検液及び比較液を同一の条件でろ過する。

(2) 試験

別に規定するもののほか、検液及び比較液に硫化ナトリウム試液2滴ずつを加えて混和し、5分間放置した後、両比色管を白色の背景を用い、上方及び側方から観察する。このとき、検液の呈する色は、比較液の呈する色より濃くない。

G02000

23.水分測定法(カールフィッシャー法)

水分測定法は、メタノール等の低級アルコール及びピリジン等の有機塩基の存在下で、水がヨウ素及び二酸化硫黄と次の式に示すように定量的に反応することを利用して水分を測定する方法である。

H2O+I2+SO2+3C5H5N+CH3OH→2C5H5N・HI+C5H5N・HSO4CH3

測定法には、容量滴定法及び電量滴定法がある。

容量滴定法は、反応に必要なヨウ素を水分測定用試液中に溶解させ、試料中の水と反応して消費されたヨウ素の滴定量により、水分を測定する方法である。

電量滴定法は、ヨウ化物イオンを混合した水分測定用陽極液を用い、電解によりヨウ素を発生させる。ヨウ素が定量的に水と反応することに基づき、電解に要した電気量により、水分を測定する方法である。

以下、本試験を用いる場合において、例えば、「4.0%以下(0.5g、容量滴定法、逆滴定)」とあるのは、試料約0.5gを精密に量り、容量滴定法の逆滴定により試験するとき、その水分が試料の採取量の4.0%以下であることを示す。

1.容量滴定法

装置

通例、自動ビュレット、逆滴定フラスコ、かくはん機及び定電圧分極電流滴定装置又は定電流分極電位差滴定装置から成る。

水分測定用試液は、吸湿性が非常に強いので、装置は外部からの吸湿を防ぐように工夫する。防湿にはシリカゲル、水分測定用塩化カルシウム等を使用する。

操作法

水分測定用試液による滴定は、湿気を避けて行い、原則として、これを標定したときの温度と同一の温度で行う。

被滴定液中に一対の白金電極又は双白金電極を浸し、可変抵抗器を適当に調節して電極間に微小電圧を加え、水分測定用試液を滴加するとき変化する電流(マイクロアンペア)を測定する(定電圧分極電流滴定法)。滴定が進むにつれて回路中の電流が大きく変化し、数秒で再び元の位置に戻る。この電流の変化が一定時間(通例、30秒間以上)持続する状態になったときを滴定の終点とする。

又は、電極間に微小電流を流しておき、水分測定用試液を滴加するとき変化する電位差(ミリボルト)を測定する(定電流分極電位差滴定法)。滴定の途中で回路中の電圧計の値が数百ミリボルトの分極状態から急に減少し、消極状態となり、数秒で再び元の状態に戻る。消極状態が一定時間(通例、10~30秒間又はそれ以上)持続する状態になったときを滴定の終点とする。

ただし、逆滴定により定電圧分極電流滴定法を用いる場合には、水分測定用試液が過量に残存する間は、電流計の針が振り切れ、終点に達すると急に元の位置に戻る。定電流分極電位差滴定法を用いる場合には、水分測定用試液が過量に存在する間は、電圧計の値が元の位置にあり、終点に達すると一定の電圧が掛かる。

水分測定用試液による滴定は、別に規定するもののほか、次のいずれかの方法による。終点は、通例、逆滴定を行う場合の方が明瞭に判別できる。

(1) 直接滴定 別に規定するもののほか、次の方法による。

水分測定用メタノール適量を乾燥滴定フラスコに入れ、水分測定用試液を終点まで加えてフラスコ内を無水の状態にしておく。次に、水分5~30mgを含むような量の試料を精密に量り、速やかに滴定フラスコに入れ、かき混ぜて溶かした後、更に激しくかき混ぜながら水分測定用試液で終点まで滴定する。試料が溶媒に溶けないときは手早く粉末とし、水分5~30mgを含むような量の試料を精密に量り、速やかに滴定フラスコに入れ、湿気を避けて5~30分間かき混ぜた後、激しくかき混ぜながら滴定を行う。

試料が溶媒に溶けないとき又は試料がカールフィッシャー反応を妨害するときは、水分気化装置を用いて試料を加熱し、乾燥空気又は窒素をキャリヤーとして試料中の水分を滴定フラスコ中に導入することができる。

なお、滴定は湿度の低い雰囲気下で行う必要があるが、滴定に長時間を要する等雰囲気中の水分の影響が避けられない場合には、試料を測定したときと同様の操作による空試験を行い、補正する。

ただし、

V:滴定に要した水分測定用試液の量(mL)

f:水分測定用試液の1mLに対応する水(H2O)のmg数

M:試料の採取量(mg)

(2) 逆滴定 別に規定するもののほか、次の方法による。

水分測定用メタノール適量を乾燥滴定フラスコに入れ、水分測定用試液を終点まで滴加してフラスコ内を無水の状態にしておく。次に、水分5~30mgを含むような量の試料を精密に量り、速やかに滴定フラスコに入れ、過量の水分測定用試液の一定量を加え、かき混ぜて溶かした後、更に激しくかき混ぜながら水・メタノール標準液で滴定を行う。別に、試料が溶媒に溶けないときは手早く粉末とし、水分5~30mgを含むような量の試料を精密に量り、速やかに滴定フラスコに入れ、過量の水分測定用試液の一定量を加え、湿気を避けて5~30分間かき混ぜた後、更に激しくかき混ぜながら滴定する。

ただし、

V:水分測定用試液の量(mL)

f:水分測定用試液の1mLに対応する水(H2O)のmg数

VS:滴定に要した水・メタノール標準液の量(mL)

f′:水・メタノール標準液1mL中の水(H2O)のmg数

M:試料の採取量(mg)

2.電量滴定法

装置

通例、ヨウ素発生用電解槽を備えた滴定フラスコ、かくはん機及び定電流分極電位差滴定装置から成る。

ヨウ素発生用電解槽は、隔壁で隔てられた陽極及び陰極で構成され、陽極は水分測定用陽極液(発生液)中に、陰極は水分測定用陰極液(対極液)中に浸される。通例、両極とも白金網が用いられる。

水分測定用陽極液及び水分測定用陰極液は吸湿性が非常に強いので、装置は外部からの吸湿を防ぐようにする。防湿には、シリカゲル、水分測定用塩化カルシウム等を用いる。

水分測定用陽極液及び水分測定用陰極液

水分測定用陽極液及び水分測定用陰極液は、一組の試薬として、次のいずれかの方法により調製する。なお、同等以上の精度がある場合には、他の調製方法による水分測定用陽極液及び水分測定用陰極液を使用することができる。

(1) 調製法1

水分測定用陽極液 水分測定用イミダゾール102gを水分測定用メタノール900mLに溶かし、氷冷した後、液温を30℃以下に保ちながら、乾燥した二酸化硫黄を通じ、その増量が64gに達したとき、ヨウ素12gを加えて溶かし、かき混ぜながら、液の色が褐色から黄色に変わるまで水を滴加し、水分測定用メタノールを加えて1000mLとする。

水分測定用陰極液 2,2′―イミノジエタノール塩酸塩24gを水分測定用メタノール100mLに溶かす。

(2) 調製法2

水分測定用陽極液 1,3―ジ(4―ピリジル)プロパン40g及びジエタノールアミン30gを水分測定用メタノール約200mLに溶かし、乾燥した二酸化硫黄を通じ、その増量が25gに達したとき、炭酸プロピレン50mLを加え、ヨウ素6gを溶かした後、水分測定用メタノールを加えて500mLとし、液の色が褐色から黄色に変わるまで水を滴加する。

水分測定用陰極液 水分測定用塩化コリン30gを水分測定用メタノールに溶かして100mLとする。

(3) 調製法3

水分測定用陽極液 ジエタノールアミン100gを水分測定用メタノール又は水分測定用メタノール/水分測定用クロロホルム混液(3:1)900mLに溶かし、冷却しながら、乾燥した二酸化硫黄を通じ、その増量が64gに達したとき、ヨウ素20gを加えて溶かし、液の色が褐色から黄色に変わるまで水を滴加する。

水分測定用陰極液 塩化リチウム25gを水分測定用メタノール/ニトロメタン混液(4:1)1000mLに溶かす。

操作法

滴定フラスコ中に水分測定用陽極液を入れた後、この液中に定電流分極電位差滴定装置の一対の白金電極又は双白金電極を浸す。別に、水分測定用陰極液を満たしたヨウ素発生用電解槽を水分測定用陽極液中に浸す。あらかじめ電解電流を流して、滴定フラスコ内を無水の状態にしておく。次に、水分0.2~5mgを含むような量の試料を精密に量り、速やかに滴定フラスコに入れ、かき混ぜて溶かした後、更に激しくかき混ぜながら終点まで滴定する。試料が陽極液に溶けないときは、手早く粉末とし、水分0.2~5mgを含むような量の試料を精密に量り、速やかに滴定フラスコに入れ、湿気を避けて5~30分間かき混ぜた後、更に激しくかき混ぜながら滴定を行う。別に、試料が溶媒に溶けないとき又は試料がカールフィッシャー反応を妨害するときは、水分気化装置を用いて試料を加熱し、窒素又は乾燥空気をキャリヤーとして試料中の水分を滴定フラスコ中に導入することができる。

滴定開始より終点に至るまでのヨウ素の発生に要した電気量(C)(電流(A)×時間(秒))を測定し、次の式により試料中の水分(%)を求める。

なお、滴定は湿度の低い雰囲気下で行う必要があるが、滴定に長時間を要する等雰囲気中の水分の影響が避けられない場合には、試料を測定したときと同様の操作により空試験を行い、補正する。

ただし、

E:ヨウ素の発生に要した電気量(C)

M:試料の採取量(mg)

G02100

24.赤外吸収スペクトル測定法

赤外吸収スペクトル測定法は、赤外線を試料に照射して得られる吸収スペクトルにより物質の確認を行う方法である。赤外吸収スペクトルは、通例、横軸に波数(cm-1)を、縦軸に透過率(%)又は吸光度をとったグラフで示される。

装置及び調整法

分散型赤外分光光度計又はフーリエ変換赤外分光光度計を用いる。

あらかじめ分光光度計を調整した後、分解能、透過率の再現性及び波数の再現性が、以下の試験に適合することを確認する。厚さ約0.04mmのポリスチレン膜の吸収スペクトルを測定するとき、得られた吸収スペクトルの2870cm-1付近の極小と2850cm-1付近の極大における透過率(%)の差は18%以上である。また、1589cm-1付近の極小と1583cm-1付近の極大の透過率(%)の差は12%以上である。波数目盛りは、通例、ポリスチレン膜の下記の特性吸収波数(cm-1)のうち、いくつかを用いて補正する。なお、( )内の数値は、これらの値の許容範囲を表す。

3060.0(±1.5) 2849.5(±1.5) 1942.9(±1.5) 1601.2(±1.0) 1583.0(±1.0) 1154.5(±1.0) 1028.3(±1.0)

ただし、分散型装置を用いる場合の許容範囲は、1601.2cm-1における吸収波数が1601.2±2.0cm-1、1028.3cm-1における吸収波数が1028.3±2.0cm-1の範囲内にあることとする。

透過率及び波数の再現性は、ポリスチレン膜の3000~1000cm-1における数点の吸収を2回繰り返し測定するとき、透過率の差は0.5%以内とし、波数の差は、3000cm-1付近で5cm-1以内、1000cm-1付近で1cm-1以内とする。

測定用試料の調製及び測定

試料は別に規定するもののほか、成分規格・保存基準各条に「乾燥し」とあるときは、乾燥減量の項の条件で乾燥したものを用いる。測定用試料は最も強い吸収帯(ペースト法における流動パラフィン由来の吸収帯を除く。)の透過率が5~10%の範囲になるように、次のいずれかの方法によって調製する。窓板は臭化カリウム、塩化ナトリウム等を使用する。対照は、通例、複光束型の装置では補償光路側に置かれて試料と同時に測定され、単光束型の装置では試料と同一光路に置かれて別に測定される。対照のとり方は試料調製法により異なり、測定雰囲気のバックグラウンド吸収が用いられることもある。

成分規格・保存基準各条で特に規定されるもののほか、通例、試料の吸収スペクトルは波数4000~600cm-1の範囲で測定する。なお、吸収スペクトルの測定は装置の分解能、波数目盛り及び波数精度の確認を行ったときと同一の操作条件の下で行う。

(1) 錠剤法 固体試料1~2mgをめのう製の乳鉢で粉末とし、これに、別に規定するもののほか、希釈剤として赤外吸収スペクトル測定用臭化カリウム0.10~0.20gを加え、湿気を吸わないように注意し、速やかによくすり混ぜた後、錠剤成形器に入れて加圧製錠する。ただし、必要な場合には、0.67kPa以下の減圧下に錠剤の単位面積(cm2)当たり50~100kN(5000~10000kg)の圧力を5~8分間加えて透明な錠剤を調製する。通例、希釈剤のみを用いて同様にして調製した錠剤を対照として測定する。

(2) 溶液法 成分規格・保存基準各条に規定する方法で調製した検液を液体用固定セルに注入し、通例、検液の調製に用いた溶媒を対照として測定する。なお、本法に用いる溶媒としては、試料との相互作用又は化学反応がなく、窓板を侵さないものを用いる。固定セルの厚さは、通例、0.1mm又は0.5mmとする。

(3) ペースト法 固体試料5~10mgをめのう製の乳鉢で粉末とし、別に規定するもののほか、少量の流動パラフィン、通例、1~2滴を加えてよく練り合わせ、試料ペーストを調製する。調製した試料ペーストを1枚の窓板の中心部に薄く広げた後、空気が入らないように注意しながら、別の窓板で挟み、通例、窓板のみを対照として測定する。

(4) 液膜法 液体試料1~2滴を2枚の窓板の間に挟み、窓板の間にできた液層を測定する。液層を厚くする必要がある場合には、アルミニウム箔等を2枚の窓板の間に挟み、その中に液体試料がたまるようにする。通例、窓板のみを対照として測定する。

(5) 薄膜法 試料を薄膜のまま、又は成分規格・保存基準各条に規定する方法によって薄膜を調製した後、通例、窓板のみを対照として測定する。

(6) 気体試料測定法 排気した5~10cmの長さの光路をもつ気体セルに、試料を別に規定する圧で導入し、通例、気体セルを減圧(真空)にしたものを対照として測定する。必要に応じて1m以上の光路をもつ長光路セルを用いることもある。

(7) ATR法 ATR(減衰全反射)プリズム面に試料を密着させ、その反射スペクトルを測定する。通例、プリズムのみを対照として測定する。

確認方法

試料について、成分規格・保存基準各条等に規定する測定法で得られた吸収スペクトルを、確認しようとする物質の参照スペクトル又は標準品の吸収スペクトルと比較し、同一波数のところに同様の強度の吸収が認められるとき、互いの同一性が確認される。ただし、固体状態で測定された試料の吸収スペクトルが、参照スペクトル又は標準品の吸収スペクトルと異なった場合の取扱いが成分規格・保存基準各条に規定されているとき、規定された条件で試料又は試料及び標準品を処理した後、再測定する。

二つのスペクトルを比較するとき、通例、試料の吸収スペクトルと参照スペクトルが測定される装置は異なったものであり、それらの分解能には差がある。分散型赤外分光光度計の分解能の差に基づく波数の変動は4000~2000cm-1の波数領域で最大となるが、フーリエ変換赤外分光光度計の分解能は、波数によらず一定であるため、その波数精度は、全波数領域において不変である。

成分規格・保存基準各条において赤外吸収スペクトル測定法による確認試験が規定される各品目については、それぞれの各条内に、波数4000~600cm-1における参照スペクトルが掲載されている。ただし、吸収波数による確認法が規定された品目、及びATR法による測定が規定された品目を除く。参照スペクトルについての説明は、試薬・試液等の項の10.参照赤外吸収スペクトルに記載されている。ATR法においては、別に定められた場合を除き、同じ操作条件により得られる標準品の吸収スペクトルとの比較を行う。

G02200

25.旋光度測定法

旋光度測定法は、試料の比旋光度又は旋光度を旋光計によって測定する方法である。一般に光線の振動は、進行方向に垂直に起こるが、通常の光線では、その振動方向は限定されない。しかし、一般に偏光といわれる平面偏光では、振動は進行方向を含む一平面内にのみ起こり、このような光線は、偏光面を有するという。物質又はその溶液には、光の偏光面を右又は左に回転させる性質をもつものがある。この性質を光学活性又は旋光性といい、旋光性の度合いは物質の化学構造に関係する。

旋光度は、光学的活性物質又はその溶液が偏光面を回転する角度であり、旋光計によって測定する。旋光度は、測定管の層長に比例し、溶液の濃度、温度及び波長に関係する。旋光の性質は、偏光の進行方向に向き合って、偏光面を右に回転するものを右旋性、左に回転するものを左旋性とし、偏光面を回転する角度を示す数字の前に、それぞれ記号+又は-を付け、角度を表す数字の右肩に°を付ける。旋光度画像37 (1KB)別ウィンドウが開きます
とは、特定の単色光x(波長又は名称で記載する)を用い、温度t℃で測定したときの偏光面の回転角度を表す。

本試験法を用いる場合において、例えば、「比旋光度 画像38 (5KB)別ウィンドウが開きます

 (1g、水、10mL、乾燥物換算)」とあるのは、本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に10mLとし、この液につき、20℃で測定し、乾燥物換算を行うとき、比旋光度が+20.5~+21.5°であることを示す。また、「旋光度 画像39 (4KB)別ウィンドウが開きます
」とあるのは、本品の液につき、20℃の旋光度が-110.0~-150.0°であることを示す。

装置

旋光計は光源、偏光子、測定管及び検光子から構成される。

その測定は、通例、温度は20℃又は25℃、層長は100mm、光源はナトリウムランプの輝線スペクトルであるナトリウムD線を用いて行う。ただし、層長100mmの試料セルを用いて測定する場合、試料の性質によっては装置が測定できる旋光度の角度範囲を超えることがあるので、測定に適した層長の試料セルを用いる。また、単色光源としては、水銀ランプの輝線スペクトルを用いることもできる。適切な干渉フィルターを用いることによりナトリウムD線に近い光線が得られるのであれば、キセノンランプ等、他の光源を代替法として用いることができる。

装置の正確さの確認

装置の目盛りは、旋光度測定用スクロースで調製した溶液の旋光度を測定し、スクロース固有の比旋光度値が得られることによりその正確さを確認する。日常的には、旋光度が確認されている石英板を使用することができる。また、干渉フィルターを用いてナトリウムD線に近い光線を得る装置を用いた場合、干渉フィルターの性能によっては、ナトリウムランプの輝線スペクトルであるナトリウムD線を用いる装置で得られる測定値とは異なる測定値が得られることがある。この場合、試料を用いて、干渉フィルターを用いた装置が試験の目的を達成するために必要な正確さを備えていることを検証する。

測定

一般に単位濃度(1g/mL)、単位セル長(1mm)当たりの旋光度として比旋光度画像40 (2KB)別ウィンドウが開きます

を規定する。ただし、光学活性な物質の単位濃度を特定できない場合、旋光度画像41 (1KB)別ウィンドウが開きます
を規定する。

比旋光度画像42 (2KB)別ウィンドウが開きます

は、実測される偏光面の回転角画像43 (1KB)別ウィンドウが開きます
より、次式を用いて求める。なお、比旋光度の単位として(°)を用いるが、この単位は便宜的なものであり、正確には(°・mm-1・(g/mL)-1)である。

比旋光度画像44 (2KB)別ウィンドウが開きます
は次の式で表す。

ただし、

t:測定時の温度(℃)

x:特定の単色光の波長(nm)、ただし、ナトリウムD線を用いる場合、単にDと記載する。

α:偏光面を回転した角度(°)

l:測定した液の層長(測定した溶液層の長さ)、すなわち、光路長又はセル長(mm)

c:測定した液の試料の濃度(g/mL)

旋光度画像46 (1KB)別ウィンドウが開きます
は次の式で表す。

G02300

26.タール色素試験法

タール色素試験法は、タール色素の純度試験及び定量に用いる。

1.水不溶物

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「0.20%以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、水不溶物が0.20%以下であることを示す。

操作法

あらかじめるつぼ型ガラスろ過器(1G4)を135℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

試料2.0gを量り、熱湯200mLを加えてよく振り混ぜた後、放冷し、不溶物を先のガラスろ過器でろ過し、洗液が無色となるまで水で洗い、ガラスろ過器とともに135℃で3時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

2.塩化物及び硫酸塩

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「総量として5.0%以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、塩化ナトリウム及び硫酸ナトリウムが、総量として5.0%以下であることを示す。

操作法

別に規定するもののほか、試料約0.1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとし、この液10mLを正確に量り、水に溶かして正確に50mLとし、検液とする。別に、塩化物イオン標準原液及び硫酸イオン標準原液それぞれ0.5mL、1mL、5mL及び10mLを正確に量り、それぞれに水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件でイオンクロマトグラフィーを行う。次にそれぞれの標準液の塩化物イオン及び硫酸イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線を作成する。さらに、検液の塩化物イオン及び硫酸イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線からそれぞれのイオンの量を求め、得られたイオン量に塩化物イオンは1.65、硫酸イオンは1.48を乗じ、検液中の塩化ナトリウム及び硫酸ナトリウムの濃度を求め、試料中の含量を算出する。なお、検液の塩化物イオン及び硫酸イオンのピーク面積又はピーク高さが検量線の範囲を超える場合には、適宜希釈し、換算して試料中の含量を算出する。

操作条件

検出器 電気伝導度計

カラム充填剤 全多孔性陰イオン交換体

カラム管 内径4.6~6.0mm、長さ5~10cmのステンレス管又はプラスチック管

ガードカラム カラムと同一の内径で同一の充填剤を充填したもの。

カラム温度 40℃

移動相 フタル酸0.42g及び2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール0.29gを水1000mLに溶かす(pH4.0)。

流量 1.5mL/分

3.ヨウ化物

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「0.40%以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、ヨウ化ナトリウムが0.40%以下であることを示す。

操作法

試料約0.1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとし、この液4mLを正確に量り、水に溶かして正確に10mLとし、検液とする。別に、ヨウ化物イオン標準原液0.5mL、1mL、2mL及び4mLを正確に量り、それぞれに水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、塩化物及び硫酸塩の操作法に規定する操作条件でイオンクロマトグラフィーを行う。次に、標準液のヨウ化物イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線を作成する。さらに、検液のヨウ化物イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線からイオンの量を求め、得られたイオン量に1.18を乗じ、検液中のヨウ化ナトリウムの濃度を求め、試料中の含量を算出する。ただし、操作は直射日光を避け、検液の調製は遮光した容器を用い、調製後直ちに試験を行う。

4.臭化物

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「1.0%以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、臭化ナトリウムが1.0%以下であることを示す。

操作法

試料約0.1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとし、この液4mLを正確に量り、水に溶かして正確に10mLとし、検液とする。別に、臭化物イオン標準原液0.5mL、1mL、2mL及び4mLを正確に量り、それぞれに水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、塩化物及び硫酸塩の操作法に規定する操作条件でイオンクロマトグラフィーを行う。次に、標準液の臭化物イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線を作成する。さらに、検液の臭化物イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線からイオンの量を求め、得られたイオン量に1.29を乗じ、検液中の臭化ナトリウムの濃度を求め、試料中の含量を算出する。ただし、操作は直射日光を避け、検液の調製は遮光した容器を用い、調製後直ちに試験を行う。

5.鉛

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)」とあるのは、第1法により操作し、試験を行うとき、Pbとして2μg/g以下であることを示す。

操作法

(1) 検液、比較液及び空試験液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

第1法 試料1.0gを量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、100℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、内容物を、必要な場合には、ガラス棒で砕きながら、ほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。その後、るつぼを電気炉に入れ、徐々に加熱して500~600℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、硫酸で潤し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱した後、再び電気炉で強熱して灰化する。なお、500~550℃で灰化操作を行う場合には、耐熱ガラス製のビーカーが使用できる。冷後、残留物に塩酸(1→4)10mLを加え、必要な場合には、蓋をし、加熱して溶かし、蒸発乾固した後、硝酸(1→100)を加えて溶かし、10mLとし、必要な場合には、ろ過し、検液とする。別に、鉛標準液2mLを正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。

第2法 試料1.0gを量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLを加えて混和し、エタノールに点火して燃焼させる。燃焼終了近くになると内容物が飛び散ることがあるため、必要な場合には、蓋を用いる。冷後、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、第1法と同様に操作する。炭化物が残るときは、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)5mLを加えて混和し、同様の操作を繰り返す。なお、500~550℃で灰化操作を行う場合には、耐熱ガラス製のビーカーが使用できる。残留物に塩酸(1→4)30mLを加え、溶けるまで加熱する。冷後、試料液とする。試料液に、クエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)10mLを加える。指示薬としてチモールブルー試液1mLを加え、アンモニア水を液の色が黄色から淡黄緑色に変わるまで加える。この液を分液漏斗又は遠心管に移し、灰化容器を少量の水で洗い、洗液を合わせ、更に水を加えて約100mLとする。ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(3→100)5mLを加えて5分間放置し、酢酸ブチル10mLを正確に加えて5分間振とうした後、放置又は遠心分離する。酢酸ブチル層をとり、これを検液とする。別に、鉛標準液2mLを正確に量り、試料液と同様に操作し、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。

(2) 試験

検液、比較液及び空試験液につき、原子吸光光度法(フレーム方式)により次の操作条件で吸光度を測定するとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉛中空陰極ランプ

分析線波長 283.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

6.亜鉛及び鉄

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Znとして200μg/g以下(タール色素試験法、亜鉛及び鉄(1))」とあるのは、次の(1)の方法によるとき、亜鉛が、Znとして200μg/g以下であることを示す。

操作法

試料1.0gを量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は耐熱ガラス製のビーカーに入れ、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、100℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、必要な場合には、ガラス棒で内容物を砕きながら、内容物がほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。その後、るつぼを電気炉に入れ、徐々に加熱して450~550℃で強熱して灰化する。なお、炭化物が残るときは、硫酸で潤し、同様の操作を繰り返す。冷後、残留物に塩酸3mLを加えてかき混ぜ、更に水7mLを加えて振り混ぜ、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。ろ紙上の残留物を塩酸(1→4)5mL及び水で洗い、洗液をろ液に合わせ、これに水を加えて50mLとし、試料液とする。

(1) 亜鉛 試料液2.5mLを量り、塩酸(1→4)4mL及び水を加えて20mLとし、検液とする。別に、亜鉛標準液1.0mL、塩酸(1→4)4mL及び水を加えて20mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行うとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 亜鉛中空陰極ランプ

分析線波長 213.9nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) 鉄 試料液5mLを量り、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、鉄標準液5.0mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行うとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉄中空陰極ランプ

分析線波長 248.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

7.マンガン及びクロム

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Mnとして50μg/g以下(タール色素試験法、マンガン及び(1))」とあるのは、次の(1)の方法によるとき、マンガンが、Mnとして50μg/g以下であることを示す。

操作法

試料1.0gを量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は耐熱ガラス製のビーカーに入れ、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、100℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、必要な場合には、ガラス棒で内容物を砕きながら、内容物がほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。その後、電気炉に入れ、徐々に加熱して450~550℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、硫酸で潤し、同様の操作を繰り返す。冷後、残留物に塩酸3mLを加えてかき混ぜ、更に水7mLを加えて振り混ぜ、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。ろ紙上の残留物を塩酸(1→4)5mL及び水5mLで洗い、洗液をろ液に合わせA液とする。先のろ紙上の残留物をろ紙と共に白金製のるつぼに入れ、105℃で乾燥後、150℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、試料がほとんど炭化するまで加熱した後、電気炉に入れ、450~550℃で強熱して灰化する。これに炭酸ナトリウム0.8gを加え、800℃以上で強熱し融解させる。冷後、水10mLを加え、塩酸を滴加して酸性とする。これをビーカーに移し、更にるつぼを少量の水で洗い、洗液をビーカーに加え、激しくかき混ぜた後、A液に加え、更に水を加えて50mLとし、試料液とする。

(1) マンガン 試料液10mLを量り、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、マンガン標準液1.0mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行うとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ マンガン中空陰極ランプ

分析線波長 279.5nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) クロム 別に規定するもののほか、試料液10mLを量り、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、クロム標準液4.0mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行うとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ クロム中空陰極ランプ

分析線波長 357.9nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

8.ヒ素

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、ヒ素が、Asとして3μg/g以下であることを示す。

操作法

試料0.50gを量り、磁製のるつぼ又は耐熱性ガラスビーカーに入れ、これに硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)20mLを加え、エタノールに点火して燃焼させる。燃焼終了近くになると内容物が飛び散ることがあるため、必要な場合には、蓋を用いる。その後、150℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、必要な場合には、ガラス棒で内容物を砕きながら、ほとんど炭化するまで加熱する。その後、電気炉に入れ、徐々に加熱して450~550℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、少量の硝酸で潤し、白煙が発生しなくなるまで加熱した後、再び電気炉に入れて450~550℃で灰化する。冷後、残留物に塩酸6mLを加え、必要な場合には、水約10mLを加え、蓋をし、加熱して溶かす。冷後、水を加えて正確に25mLとし、検液とする。別に、ヒ素標準液3.0mL、塩酸6mL及び水を加えて25mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、それぞれの液4mLに塩酸3mL及びヨウ化カリウム溶液(1→10)1mLを加え、室温で30分間放置した後、L(+)―アスコルビン酸溶液(1→10)2mL及び水を加えて20mLとし、ヒ素試験法の装置Cを用いて、試験を行うとき、検液から得られた液と空試験液から得られた液の吸光度の差は、比較液から得られた液の吸光度以下である。

装置により検液、空試験液及び比較液に加える塩酸、ヨウ化カリウム溶液及びL(+)―アスコルビン酸溶液の量や濃度は異なり、装置に導入する検液、比較液、塩酸、ヨウ化カリウム溶液及びテトラヒドロホウ酸ナトリウム試液の流量や濃度が異なる場合もある。

9.副成色素

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「(タール色素試験法、副成色素(1))」とあるのは、次の(1)の方法によることを示す。

(1) 試料約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加え、必要な場合には、超音波処理で溶かして酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に100mLとし、検液とする。別に規定された副成色素を減圧デシケーター中で24時間乾燥し、それぞれ約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)にそれぞれ溶かして正確に100mLとし、標準原液とする。これらの標準原液0.5mL、1mL、2mL及び5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。次に、標準液のそれぞれの色素のピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液の副成色素のピーク面積を測定し、検量線からそれぞれの色素量を求め、その合計値を求める。なお、検液の副成色素のピーク面積が検量線の範囲を超える場合には、検液を適宜酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に希釈し、換算して試料中の色素量を求める。

操作条件

検出器 可視吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 成分規格・保存基準各条に規定)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 成分規格・保存基準各条に規定

流量 1mL/分

(2) 別に規定するもののほか、試料0.1gを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加え、必要な場合には、超音波処理で溶かして酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に20mLとし、検液とする。検液の一定量を量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液中の主色素ピーク面積の1000分の1をAとする。検液中の、別に規定する面積測定範囲内に現れるAより大きいピーク面積の総和をATとし、主色素ピーク以外のピークを副成色素としてそのピーク面積の和をASとし、次式により副成色素の量を求める。

副成色素の量(%)=AS/AT×C

ただし、C:含量(%)

操作条件

検出器 可視吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 成分規格・保存基準各条に規定)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 成分規格・保存基準各条に規定

流量 1mL/分

面積測定範囲 成分規格・保存基準各条に規定

10.未反応原料及び反応中間体

試料約0.1gを精密に量り、別に規定する溶液に溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に規定された未反応原料及び反応中間体を減圧デシケーター中で24時間乾燥し、それぞれ約10mgを精密に量り、別に規定するもののほか、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加え、必要な場合には、超音波処理で溶かし、それぞれ酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に100mLとし、標準原液とする。これらの標準原液0.5mL、1mL、2mL及び5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。次に、それぞれの標準液のピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液の未反応原料及び反応中間体のピーク面積を測定し、検量線からその量を求める。

ただし、検量線の直線性が得られるように注入量を調節する。最低濃度の標準液で得られたピーク面積をAとし、検液中のAより大きい未反応原料及び反応中間体のピーク面積を測定し、検量線からその量を求める。なお、検液の未反応原料及び反応中間体のピーク面積が検量線の範囲を超える場合には、検液を適宜酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に希釈し、換算して試料中の未反応原料及び反応中間体量を求める。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 成分規格・保存基準各条に規定)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 成分規格・保存基準各条に規定

流量 1mL/分

11.非スルホン化芳香族第一級アミン

(1) 本試験法を用いる場合において、例えば、「アニリンとして0.01%以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、非スルホン化芳香族第一級アミンが、アニリンとして0.01%以下であることを示す。

操作法

試料2.0gを量り、水100mLの入った分液漏斗に入れ、更に水50mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mL及び酢酸エチル50mLを加えて振り混ぜ、抽出する。酢酸エチル層を分取し、水層に酢酸エチル50mLを加えて振り混ぜ、抽出する。酢酸エチル抽出液を合わせ、水酸化ナトリウム溶液(1→250)で、色が無くなるまで水洗する。この酢酸エチル抽出液を、塩酸(3→10)10mLで3回抽出し、塩酸抽出液を合わせ、水を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試料液10mLを正確に試験管に量り、10分間氷中で冷やし、臭化カリウム溶液(1→2)1mL及び亜硝酸ナトリウム溶液(1→30)50μLを加えて混和し、10分間氷中で放置する。この混和液を、あらかじめ3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム試液(0.05mol/L)1mL及び炭酸ナトリウム溶液(1→10)10mLを入れた比色管に、水で洗い移して正確に25mLとし、15分間暗所で放置し、検液とする。別に、アニリン0.10gを量り、塩酸(3→10)30mLに溶かし、更に水を加えて正確に100mLとする。この溶液2mLを正確に量り、塩酸(3→10)30mLを加えて、更に水を加えて正確に100mLとする。この溶液10mLを正確に量り、塩酸(3→10)30mLを加えて、更に水を加えて正確に100mLとする。この液を試料液と同様に操作し、比較液とする。検液測定の場合には、試料液10mLを比色管に正確に量り、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム試液(0.05mol/L)1mL及び炭酸ナトリウム溶液(1→10)10mLを入れ、水を加えて正確に25mLとし、対照とする。比較液測定の場合には、塩酸(3→10)3mLに、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム試液(0.05mol/L)1mL及び炭酸ナトリウム溶液(1→10)10mLを入れ、水を加えて正確に25mLとし、対照とする。それぞれの液につき、510nmで吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

(2) 本試験法を用いる場合において、例えば、「1―ナフチルアミンとして1.0μg/g以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、1―ナフチルアミンが1.0μg/g以下であることを示す。

操作法

試料約2.5gを精密に量り、ビーカーに入れ、水25mLを加えて溶かし、あらかじめ水酸化ナトリウム溶液(1→25)5滴及びメタノール1mLを入れた50mLのメスフラスコに移す。ビーカーを水10mLずつで2回洗い、洗液をメスフラスコに合わせ、水を加えて50mLとし、試料液とする。20mLのクロマトグラフィー用ケイソウ土を充填した吸着管に、試料液20mLを正確に量って注ぎ、流出させる。1時間放置した後、この吸着管にヘキサン100mLを注ぎ、流出液を200mLのナス型フラスコに採取する。流出液に硫酸(3→20000)0.5mLを加え、約1mLとなるまで約40℃の水浴中で減圧下に濃縮後、フラスコに残留するヘキサンを留去させる。残留物に酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)を加えて溶かして正確に2mLとし、検液とする。別に、1―ナフチルアミン約10mgを精密に量り、メタノールに溶かして正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)を加えて正確に50mLとする。この液を酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)で正確に希釈して1mL中に1―ナフチルアミン0.05~1μgを含むように調製し、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。次に、標準液の1―ナフチルアミンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液の1―ナフチルアミンのピークの保持時間に現れるピーク面積を測定し、検量線からその量を1―ナフチルアミンとして求める。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 304nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)

流量 1mL/分

(3) 本試験法を用いる場合において、例えば、「2―メトキシ―5―メチルアニリンとして10μg/g以下(タール色素試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、2―メトキシ―5―メチルアニリンが10μg/g以下であることを示す。

操作法

試料約2.5gを精密に量り、ビーカーに入れ、水25mLを加えて溶かし、あらかじめ水酸化ナトリウム溶液(1→25)5滴及びメタノール1mLを入れた50mLのメスフラスコに移す。ビーカーを水10mLずつで2回洗い、洗液をメスフラスコに合わせて水を加えて50mLとし、試料液とする。20mLのクロマトグラフィー用ケイソウ土を充填した吸着管に、試料液20mLを正確に量って注ぎ、流出させる。1時間放置した後、この吸着管にヘキサン100mLを注ぎ、流出液を200mLのナス型フラスコに採取する。流出液に硫酸(3→20000)0.5mLを加え、約1mLとなるまで約40℃の水浴中で減圧下に濃縮後、フラスコに残留するヘキサンを留去させる。残留物に酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)を加えて溶かして正確に2mLとし、検液とする。別に、2―メトキシ―5―メチルアニリン約10mgを精密に量り、メタノールに溶かして正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液を酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)で正確に希釈して1mL中に2―メトキシ―5―メチルアニリン0.5~10μgを含むように調製し、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。次に、標準液の2―メトキシ―5―メチルアニリンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液の2―メトキシ―5―メチルアニリンのピークの保持時間に現れるピーク面積を測定し、検量線からその量を2―メトキシ―5―メチルアニリンとして求める。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 290nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)

流量 1mL/分

12.色素前駆体(ロイコ体)

10.未反応原料及び反応中間体の検液を用いて、試験を行う。別に規定する色素前駆体標準原液を酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に希釈して1mL中に色素前駆体50μgを含むように調製し、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の色素前駆体のピーク面積は比較液の色素前駆体面積以下である。ただし、色素前駆体ピークが複数の場合には、その合計面積を用いる。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 成分規格・保存基準各条に規定

流量 1mL/分

13.定量法

(1) 塩化チタン(Ⅲ)法

(i) 別に規定する量の検液を正確に量り、500mLの広口三角フラスコに入れ、クエン酸三ナトリウム二水和物15g及び水を加え、必要な場合には、超音波処理で溶かし、水を加えて約200mLとし、この液中に二酸化炭素又は窒素を通じながら、かつ同時に激しく沸騰させながら0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液で滴定する。終点は、試料の固有の色が消えるときとする。

(ii) クエン酸三ナトリウム二水和物の代わりに(+)―酒石酸水素ナトリウム一水和物15gを用いて(i)と同様に行う。

(iii) クエン酸三ナトリウム二水和物の代わりに(+)―酒石酸水素ナトリウム一水和物15gを用いて(i)と同様に行う。ただし、指示薬としてライトグリーンSFイエロー(1→1000)10mLを用い、別に空試験を行い、補正する。

(iv) クエン酸三ナトリウム二水和物の代わりに(+)―酒石酸ナトリウム二水和物20gを用いて(i)と同様に行う。終点は、試料の固有の色が消え、橙色を呈したときとする。

(2) 質量法 あらかじめるつぼ型ガラスろ過器(G4)を135℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。別に規定する量の検液を正確に量り、500mLのビーカーに入れ、沸騰させた後、塩酸(1→50)25mLを加え、再び煮沸する。次に、ビーカーの内壁を水約5mLで洗い、時計皿等で覆い、水浴上で約5時間加熱した後、放冷する。沈殿は先のガラスろ過器でろ過し、容器及び沈殿を塩酸(1→200)10mLずつで3回洗い、更に水約10mLずつで2回洗う。

この沈殿をガラスろ過器とともに135℃で3時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

G02400

27.タール色素製剤試験法

タール色素製剤試験法は、タール色素の製剤の確認試験及び純度試験に用いる。

1.タール色素製剤に含まれる色素

検液及び対照液2μLにつき、1―ブタノール/アンモニア水(1→25)/エタノール(99.5)混液(6:3:2)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行い、展開溶媒が約15cm上昇したとき展開を止め、風乾した後、白色板上に載せ、自然光下で上方から観察する。ただし、ろ紙は、クロマトグラフィー用ろ紙を用いる。また、タール色素の分離が十分でない場合には、エタノール(99.5)(1→4)/アンモニア水(1→5)混液(1:1)を展開溶媒とする。

2.タール色素製剤に含まれる色素レーキ

(1) 別に規定する量の試料を量り、酢酸(1→3)60mLを加え、沸騰するまで加熱した後、放冷する。次にアセトンを加えて100mLとし、よく混和し、上澄液を検液とする。検液及び対照液2μLにつき、1―ブタノール/アンモニア水(1→25)/エタノール(99.5)混液(6:3:2)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行い、展開溶媒が約15cm上昇したとき展開を止め、風乾した後、白色板上に載せ、自然光下で上方から観察する。ただし、ろ紙は、クロマトグラフィー用ろ紙を用いる。また、タール色素の分離が十分でない場合には、エタノール(99.5)(1→4)/アンモニア水(1→5)混液(1:1)を展開溶媒とする。

(2) 酢酸(1→3)の代わりにアンモニア水(1→25)を用い、エタノール(99.5)(1→4)/アンモニア水(1→5)混液(1:1)を展開溶媒として(1)と同様に行う。

(3) 酢酸(1→3)の代わりに酢酸(1→20)を用い、(1)と同様に行う。

3.重金属

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Pbとして20μg/g以下(タール色素製剤試験法、重金属)」とあるのは、次の方法によるとき、重金属が、Pbとして20μg/g以下であることを示す。

操作法

(1) 検液及び比較液の調製

(i) アルミニウムレーキを含まないタール色素の製剤の場合

試料2.5gを量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は耐熱ガラス製のビーカーに入れ、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、100℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、必要な場合には、ガラス棒で内容物を砕きながら、内容物がほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。その後、電気炉に入れ、徐々に加熱して450~550℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、硫酸で潤し、同様の操作を繰り返す。冷後、残留物に塩酸3mLを加えてかき混ぜ、更に水7mLを加えて振り混ぜ、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。ろ紙上の残留物を塩酸(1→4)5mL及び水で洗い、洗液をろ液に合わせ、これに水を加えて50mLとし、試料液とする。試料液20mLを量り、比色管に入れ、フェノールフタレイン試液1滴を加え、液が赤色を呈するまでアンモニア試液を滴加し、更に酢酸(1→4)2mLを加え、必要な場合には、ろ過し、ろ紙を水で洗い、水を加えて50mLとし、検液とする。別に、試料を用いずに試料液の調製と同様に操作し、これをA液とする。A液20mLを量り、比色管に入れる。鉛標準液(重金属試験用)2.0mLを正確に量り、先の比色管に入れ、フェノールフタレイン試液1滴を加え、検液の調製と同様に操作し、比較液とする。

(ii) タール色素アルミニウムレーキを含むタール色素の製剤の場合

試料2.5gを量り、(i)と同様に灰化する。冷後、残留物に塩酸5mL及び硝酸1mLを加えて塊を十分に砕き、加熱して蒸発乾固し、必要な場合には、電気炉に入れ、450~550℃で1時間強熱する。さらに、塩酸5mLを加えて塊を十分に砕き、再度加熱して蒸発乾固する。残留物に塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ろ紙上の残留物を塩酸(1→4)約30mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、加熱して蒸発乾固する。次に、この残留物に塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、ろ過する。さらに、容器及びろ紙上の残留物を塩酸(1→4)5mL及び水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、試料液とする。試料液20mLを量り、比色管に入れ、酢酸アンモニウム溶液(2→15)を加えてpHを約4とした後、水を加えて50mLとし、検液とする。別に、試料を用いずに試料液の場合と同様に操作し、これをA液とする。A液20mLを量り、比色管に入れる。鉛標準液(重金属試験用)2.0mLを量り、A液を入れた比色管に入れ、検液の調製と同様に操作して、比較液とする。

(2) 試験

検液及び比較液に硫化ナトリウム試液を2滴ずつ加えて振り混ぜ、5分間放置するとき、検液の呈する色は、比較液の呈する色より濃くない。

4.マンガン及びクロム

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Mnとして50μg/g以下(タール色素製剤試験法、マンガン及びクロム(1))」とあるのは、次の方法(1)によるとき、Mnとして50μg/g以下であることを示す。

(1) マンガン 試料2.5gを量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は耐熱ガラス製のビーカーに入れ、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、100℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、必要な場合には、ガラス棒で内容物を砕きながら、内容物がほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。その後、電気炉に入れ、徐々に加熱して450~550℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、硫酸で潤し、同様の操作を繰り返す。冷後、残留物に塩酸3mLを加えてかき混ぜ、更に水7mLを加えて振り混ぜ、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。ろ紙上の残留物を塩酸(1→4)5mL及び水5mLで洗い、洗液をろ液に合わせてA液とする。先のろ紙上の残留物をろ紙とともに白金製のるつぼに入れ、105℃で乾燥後、約450℃で加熱灰化する。これに炭酸ナトリウム2gを加え、800℃以上で強熱し、融解させる。冷後、水10mLを加え、塩酸を滴加して酸性とする。これをビーカーに移し、更にるつぼを少量の水で洗い、洗液をビーカーに加え、激しくかき混ぜた後、A液に加え、更に水を加えて50mLとし、試料液とする。また、試料を用いずに試料液の調製と同様に操作し、B液とする。色素の含有量が50%を超える場合には、試料液4.0mLを量り、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、B液4.0mL、マンガン標準液1.0mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。色素の含有量が50%以下の場合には、試料液及びB液をそれぞれ8.0mLずつ量り、検液及び比較液を調製する。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ マンガン中空陰極ランプ

分析線波長 279.5nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) クロム 色素の含有量が50%を超える場合には、(1)の試料液10mLを量り、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、(1)のB液10mL、クロム標準液10mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。色素の含有量が50%以下の場合には、(1)の試料液及び(1)のB液をそれぞれ20mLずつ量り、検液及び比較液を調製する。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ クロム中空陰極ランプ

分析線波長 357.9nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

G02500

28.タール色素レーキ試験法

タール色素レーキ試験法は、タール色素レーキの純度試験及び定量に用いる。

1.塩酸及びアンモニア不溶物

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「0.5%以下(タール色素レーキ試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、塩酸及びアンモニア不溶物が0.5%以下であることを示す。

操作法

あらかじめるつぼ型ガラスろ過器(G4)を135℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

試料約2gを精密に量り、水20mLを加えて混和した後、塩酸20mLを加えてよくかき混ぜ、更に熱湯300mLを加えてよく振り混ぜる。次に容器を時計皿等で覆い、水浴上で30分間加熱した後、放冷し、遠心分離し、上澄液を先のるつぼ型ガラスろ過器でろ過する。必要な場合には、数回に分けて遠心分離し、順次上澄液をろ過してもよい。容器内の不溶物は少量の水で遠心管に移し、更に水を加えて約50mLとし、遠心分離し、上澄液をろ過器でろ過した後、容器内の不溶物を少量の水を用いてろ過器に移す。さらに、容器・ガラスろ過器上の不溶物を水5mLずつで2回洗い、その後ガラスろ過器上の不溶物をアンモニア水(1→25)で洗液がほとんど無色となるまで洗った後、塩酸(1→35)10mLで洗う。ただし、残が多く、水で洗う時にろ過に時間を要する場合には、アンモニア水(1→25)でガラスろ過器の内容物を溶解させながら、ろ過してもよい。次に洗液が硝酸銀溶液(1→50)で変化しなくなるまで水で洗い、ガラスろ過器とともに135℃で3時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

2.ヨウ化物

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「0.20%以下(タール色素レーキ試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、ヨウ化ナトリウムが0.20%以下であることを示す。

操作法

試料約0.1gを精密に量り、水25mLを正確に量って加え、約30分間時々振り混ぜた後、乾燥ろ紙でろ過し、このろ液5mLを正確に量り、水に溶かして正確に50mLとし、検液とする。別にヨウ化物イオン標準原液0.5mL、1mL、2mL及び4mLを正確に量り、それぞれ水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件でイオンクロマトグラフィーを行う。次に標準液のヨウ化物イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線を作成する。さらに、検液のヨウ化物イオンのピーク面積又はピーク高さを測定し、検量線からイオンの量を求め、得られたイオン量に1.18を乗じ、検液中のヨウ化ナトリウムの濃度を求め、試料中の含量を算出する。ただし、操作は直射日光を避け、検液の調製は遮光した容器を用い、調製後直ちに試験を行う。

操作条件

検出器 電気伝導度計

カラム充填剤 全多孔性陰イオン交換体

カラム管 内径4.6~6.0mm、長さ5~10cmのステンレス管又はプラスチック管

ガードカラム カラムと同一の内径で同一の充填剤を充填したもの

カラム温度 40℃

移動相 フタル酸0.42g及び2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール0.29gを水1000mLに溶かす(pH4.0)。

流量 1.5mL/分

3.鉛

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法、鉛)」とあるのは、次の方法によるとき、鉛が、Pbとして5μg/g以下であることを示す。

操作法

(1) 検液、比較液及び空試験液の調製

試料1.0gを量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、100℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、内容物を、必要な場合には、ガラス棒で砕きながら、ほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。その後、灰化容器を電気炉に入れ、徐々に加熱して500~600℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、硫酸で潤し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱した後、再び電気炉で強熱して灰化する。なお、500~550℃で灰化操作を行う場合には、耐熱ガラス製のビーカーを使用できる。冷後、残留物に塩酸(1→4)30mLを加え、必要な場合には、蓋をし、加熱して溶かす。冷後、試料液とする。試料液に、クエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)10mLを加える。指示薬としてチモールブルー試液1mLを加え、アンモニア水を液の色が黄色から淡黄緑色に変わるまで加える。この液を分液漏斗又は遠心管に移し、灰化容器を少量の水で洗い、洗液を合わせ、更に水を加えて約100mLとする。ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(3→100)5mLを加えて5分間放置し、酢酸ブチル10mLを正確に加えて5分間振とうした後、放置又は遠心分離する。酢酸ブチル層をとり、これを検液とする。別に、鉛標準液5mLを正確に量り、検液の調製と同様に操作し、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作した液を空試験液とする。

(2) 試験

検液、比較液及び空試験液につき、原子吸光光度法(フレーム方式)により次の操作条件で吸光度を測定するとき、検液と空試験液の吸光度の差は比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉛中空陰極ランプ

分析線波長 283.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

4.亜鉛及び鉄

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Znとして50μg/g以下(タール色素レーキ試験法、亜鉛及び鉄(1))」とあるのは、次の(1)の方法によるとき、亜鉛が、Znとして50μg/g以下であることを示す。

操作法

試料1.0gを量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は耐熱ガラス製のビーカーに入れ、硫酸を少しずつ加えて試料全体を潤し、100℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、必要な場合には、ガラス棒で内容物を砕きながら、内容物がほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。その後、灰化容器を電気炉に入れ、徐々に加熱して450~550℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、硫酸で潤し、同様の操作を繰り返す。冷後、残留物に塩酸5mL及び硝酸1mLを加えて塊を十分に砕き、加熱して蒸発乾固する。さらに、塩酸5mLを加えて塊を十分に砕き、再度加熱して蒸発乾固する。残留物に塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ろ紙上の残留物を塩酸(1→4)約30mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、加熱して蒸発乾固する。次に、この残留物に塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、ろ過する。さらに、容器及びろ紙上の残留物を塩酸(1→4)5mL及び水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、試料液とする。

(1) 亜鉛 試料液10.0mLを量り、塩酸(1→4)4mL及び水を加えて20mLとし、検液とする。別に、亜鉛標準液1.0mL、塩酸(1→4)4mL及び水を加えて20mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して調製した液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行うとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 亜鉛中空陰極ランプ

分析線波長 213.9nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) 鉄 試料液10mLを量り、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別に、鉄標準液5.0mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して調製した液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行うとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉄中空陰極ランプ

分析線波長 248.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

5.バリウム

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、バリウムが、Baとして500μg/g以下であることを示す。

操作法

試料約0.10gを精密に量り、硝酸5mLを加え、100℃で5時間加熱する。冷後、水で正確に100mLとし、検液とする。別に、バリウム標準液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、水約50mLを加え、更に硝酸5mLを加える。冷後、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作した液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により試験を行うとき、検液と空試験液の発光強度の差は、比較液の発光強度以下である。

6.ヒ素

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、ヒ素が、Asとして3μg/g以下であることを示す。

操作法

試料0.50gを量り、磁製のるつぼ又は耐熱性ガラスビーカーに入れ、これに硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)20mLを加え、エタノールに点火して燃焼させる。燃焼終了近くになると内容物が飛び散ることがあるため、必要な場合には、蓋を用いる。その後、150℃付近から500℃まで徐々に温度を上げ、必要な場合には、ガラス棒で内容物を砕きながら、ほとんど炭化するまで加熱する。その後、電気炉に入れ、徐々に加熱して450~550℃で強熱して灰化する。炭化物が残るときは、少量の硝酸で潤し、白煙が発生しなくなるまで加熱した後、再び電気炉に入れ450~550℃で強熱して灰化する。冷後、残留物に塩酸6mLを加え、必要な場合には、水約10mLを加え、蓋をし、加熱して溶かす。冷後、水を加えて25mLとし、検液とする。別に、ヒ素標準液3.0mL、塩酸6mL及び水を加えて25mLとし、比較液とする。また、試料を用いずに検液の調製と同様に操作して得られた液を空試験液とする。検液、比較液及び空試験液につき、それぞれの液4mLに塩酸3mL及びヨウ化カリウム溶液(1→10)1mLを加え、室温で30分間放置した後、L(+)―アスコルビン酸溶液(1→10)2mL及び水を加えて20mLとし、ヒ素試験法の装置Cを用いて、試験を行うとき、検液から得られた液と空試験液から得られた液の吸光度の差は、比較液から得られた液の吸光度以下である。

装置により検液及び比較液に加える塩酸、ヨウ化カリウム溶液及びL(+)―アスコルビン酸溶液の量や濃度は異なり、装置に導入する検液、比較液、塩酸、ヨウ化カリウム溶液及びテトラヒドロホウ酸ナトリウム試液の流量や濃度が異なる場合もある。

7.定量法

(1) 別に規定する量の試料を精密に量り、500mLの広口三角フラスコに入れ、硫酸(1→20)20mLを加え、よく振り混ぜた後、熱湯50mLを加え、加熱して溶かす。さらに、熱湯150mLを加えた後、クエン酸三ナトリウム二水和物15gを加えて、必要な場合には、超音波処理で溶かし、この液中に二酸化炭素又は窒素を通じながら、かつ同時に激しく沸騰させながら0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液で滴定する。終点は、試料の固有の色が消えるときとする。

(2) クエン酸三ナトリウム二水和物の代わりに(+)―酒石酸水素ナトリウム一水和物15gを用いて(1)と同様に行う。

(3) クエン酸三ナトリウム二水和物の代わりに(+)―酒石酸水素ナトリウム一水和物15gを用いて(1)と同様に行う。ただし、指示薬としてライトグリーンSFイエロー(1→1000)10mLを用い、別に空試験を行い、補正する。

G02600

29.窒素定量法

窒素定量法は、試料に含まれる窒素元素の量を測定する方法である。窒素を含む有機化合物を硫酸で加熱分解し、窒素をアンモニア性窒素とした後、アルカリにより遊離させ、水蒸気蒸留法により捕集したアンモニアを滴定法により定量する方法のほか、元素分析法により試料を高温で燃焼・還元し、発生する窒素ガスを定量する方法がある。

(1) ケルダール法

装置

概略は、図1による。ただし、接続部は、すり合わせにしてもよい。

A:ケルダールフラスコ(硬質ガラス製 容量約300mL)

B:ガラス管

C:アルカリ溶液注入用漏斗

D:ゴム管(BとCを連結する。途中にピンチコックが付けてある。)

E:しぶき止め

F:蒸留管

G:冷却器

H:吸収用フラスコ(容量約300mL)

図1

操作法

別に規定するもののほか、窒素20~30mgに対応する量の試料を精密に量り、Aに入れ、硫酸カリウムの粉末5g、硫酸銅(Ⅱ)五水和物0.5g及び硫酸20mLを加える。次にAを約45°に傾け、泡立ちがほとんど止むまで穏やかに加熱し、更に温度を上げて沸騰させ、内容物が青色の透明な液となった後、更に1~2時間加熱する。冷後、水150mLを徐々に加え、冷却する。冷後、沸騰石又は粒状の亜鉛2~3粒を加え、装置を組み立てる。

Hに0.05mol/L硫酸25mLを正確に量って入れ、更に水約50mLを加え、Gの下端をこの液中に浸す。次に、Cから水酸化ナトリウム溶液(2→5)85mLを徐々に加え、更に少量の水で洗い込み、Dの部分のピンチコックを閉じ、Aを軽く揺り動かして内容物を混和した後、穏やかに加熱し、沸騰し始めたならば加熱を強めて、内容物の約2/3容量が留出するまで蒸留する。次に、Gの下端をHの液面から離し、更にしばらく蒸留を続けた後、Gの下端を少量の水で洗い込み、Hの液中の過量の硫酸を0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ブロモクレゾールグリーン・メチルレッド混合試液3滴)を用いる。指示薬を用いる場合の終点は、液の赤紫色が微灰黄色を経て微灰緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.05mol/L硫酸1mL=1.401mg N

(2) セミミクロケルダール法

装置

概略は、図2による。総硬質ガラス製で、接続部はすり合わせにしてもよい。装置に用いるゴムは、全て水酸化ナトリウム溶液(1→25)中で10~30分間煮沸し、次に水中で30~60分間煮沸し、最後に水でよく洗ってから用いる。

ただし、有機物の分解、生成したアンモニアの蒸留及びその定量における滴定終点検出法等に自動化された装置を用いることもできる。

A:ケルダールフラスコ

B:水蒸気発生器(硫酸2~3滴を加えた水を入れ、突沸を避けるために沸騰石を入れる。)

C:しぶき止め

D:給水用漏斗

E:蒸気管

F:アルカリ溶液注入用漏斗

G:ピンチコック付きゴム管

H:小孔(径は、管の内径にほぼ等しい。)

J:冷却器(下端は、斜めに切ってある。)

K:受器

図2

操作法

別に規定するもののほか、窒素2~3mgに対応する量の試料を精密に量るか、又はピペットで正確に量り、Aに入れ、これに硫酸カリウム10gと硫酸銅(Ⅱ)五水和物1gの混合物の粉末1gを加え、Aの首に付着した試料を少量の水で洗い込み、更にAの内壁に沿って硫酸7mLを加える。

次に、Aを振り動かしながら、過酸化水素1mLを少量ずつ内壁に沿って注意して加える。Aを徐々に加熱し、更にAの首で硫酸が液化する程度に加熱する。液が青色澄明を経て鮮やかな緑色透明となり、Aの内壁に炭化物を認めなくなったとき、加熱をやめる。必要な場合には、冷却した後、過酸化水素少量を追加し、再び加熱する。冷後、水20mLを注意しながら加えて冷却する。

次に、Aをあらかじめ水蒸気を通じて洗った蒸留装置に連結する。Kにはホウ酸溶液(1→25)15mLを入れ、適量の水を加え、Jの下端をこの液に浸す。Fから水酸化ナトリウム溶液(2→5)30mLを加え、注意して水10mLで洗い込み、Gのピンチコックを閉じ、水蒸気を通じて留液80~100mLを得るまで蒸留する。Jの下端を液面から離し、少量の水でJの下端を洗い込み、0.005mol/L硫酸で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ブロモクレゾールグリーン・メチルレッド混合試液3滴)を用いる。指示薬を用いる場合の終点は、液の緑色が微灰青色を経て微灰赤紫色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.005mol/L硫酸1mL=0.1401mg N

ただし、自動化された装置を用いる場合、その操作法はそれぞれの装置の指示に従って行う。

(3) 元素分析法

装置

一般試験法の項16.元素分析法に準拠し、窒素の分析法に適した、十分な真度、精度が得られる装置を用いる。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料0.002~0.5gを精密に量り、装置に適した方法で測定し、試料中の窒素含量を算出する。

G02700

30.定性反応試験法

定性反応試験法は、確認試験等において用いる試験法である。別に規定するもののほか、試料の液の濃度は、約1%とし、通例、規定された液2~5mLを量り、内径8.0~18mmの試験管内で試験を行う。液性調整には、反応の妨げとならない酸性又はアルカリ性の溶液を用いる。

亜鉛塩

(1) 亜鉛塩の中性~アルカリ性の溶液に硫化アンモニウム試液又は硫化ナトリウム試液を加えるとき、帯白色の沈殿を生じる。沈殿を分離し、これに酢酸(1→20)を加えるとき溶けないが、更に塩酸(1→4)を加えるとき、沈殿は溶ける。

(2) 亜鉛塩の溶液に新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)を加えるとき、白色の沈殿を生じる。沈殿を分離し、この一部に塩酸(1→4)を加えるとき、沈殿は溶けないが、他の一部に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えるとき、沈殿は溶ける。

亜塩素酸塩

(1) 亜塩素酸塩の溶液(1→20)5mLに塩酸(1→4)5mLを加えるとき、黄色のガスを発生し、液は黄褐色を呈する。

(2) 亜塩素酸塩の溶液(1→20)5mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)0.1mLを加え、これに硫酸(1→20)1mLを加えるとき、液の赤紫色は消える。

亜硝酸塩

(1) 亜硝酸塩の溶液(1→20)に硫酸(1→20)を加えて酸性とするとき、特異なにおいのある黄褐色のガスを発生し、硫酸鉄(Ⅱ)七水和物の結晶少量を追加するとき、液は暗褐色を呈する。

(2) 亜硝酸塩の溶液にヨウ化カリウム試液2~3滴を加え、塩酸(1→4)を滴加するとき、液は黄褐色となり、次に黒紫色の沈殿を生じ、デンプン試液を加えるとき、液は紫色を呈する。

亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩

(1) 亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の酢酸酸性溶液にヨウ素・ヨウ化カリウム試液を滴加するとき、試液の色は消える。

(2) 亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の溶液(1→20)を酢酸で酸性とし、調製した溶液と等容量の塩酸(1→4)を加えるとき、二酸化硫黄のにおいを発生し、液は濁らない。これに硫化ナトリウム試液1滴を追加するとき、液は直ちに白濁し、次にこの白濁は、黄色の沈殿に変わる。

アルミニウム塩

(1) アルミニウム塩の溶液(1→20)に塩化アンモニウム溶液(1→10)及びアンモニア試液を加えるとき、白色のゲル状の沈殿を生じ、過量のアンモニア試液を追加するとき、沈殿は溶けない。

(2) アルミニウム塩の溶液(1→20)に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えるとき、白色のゲル状の沈殿を生じ、過量の水酸化ナトリウム溶液(1→25)を追加するとき、沈殿は溶ける。

(3) アルミニウム塩の溶液にわずかに沈殿を生じるまでアンモニア試液を加え、アリザリンレッドS溶液(1→1000)5滴を追加するとき、沈殿の色は赤色に変わる。

安息香酸塩

(1) 安息香酸塩の溶液(1→20)に塩酸(1→4)を加えて酸性とするとき、結晶性の沈殿を生じる。沈殿を分離し、冷水でよく洗い、乾燥し、融点を測定するとき、120~124℃である。

(2) 安息香酸塩の溶液(1→20)を中和し、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)を加えるとき、淡黄赤色の沈殿を生じ、塩酸(1→4)を追加するとき、白色の沈殿に変わる。

アンモニウム塩

アンモニウム塩に過量の水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えて加温するとき、アンモニアのにおいのあるガスを発生し、このガスは、水で潤したリトマス紙(赤色)を青変する。

塩化物

(1) 塩化物の溶液(1→20)に硫酸及び過マンガン酸カリウムを加えて加熱するとき、塩素のにおいのあるガスを発生し、このガスは、水で潤したヨウ化カリウム・デンプン紙を青変する。

(2) 塩化物の溶液に硝酸銀溶液(1→50)を加えるとき、白色の沈殿を生じる。沈殿を分離し、この一部に硝酸(1→10)を追加するとき、沈殿は溶けないが、他の一部に過量のアンモニア試液を追加するとき、沈殿は溶ける。

過酸化物

(1) 過酸化物の溶液に等容量の酢酸エチル及び二クロム酸カリウム溶液(3→40)1~2滴を加え、更に硫酸(1→20)を加えて酸性とし、直ちに振り混ぜて放置するとき、酢酸エチル層は青色を呈する。

(2) 過酸化物の硫酸酸性溶液に過マンガン酸カリウム溶液(1→300)を滴加するとき、泡立ち、液の色は消える。

カリウム塩

(1) カリウム塩は、炎色反応の試験を行うとき、淡紫色を呈する。炎が黄色のときは、コバルトガラスを用いて観察すると赤紫色を呈する。

(2) カリウム塩の溶液(1→20)を中和し、新たに調製した(+)―酒石酸水素ナトリウム一水和物溶液(1→10)を加えるとき、白色の結晶性の沈殿を生じる(ガラス棒で試験管の内壁をこすると、沈殿の生成が早くなる。)。沈殿を分離し、これにアンモニア試液、水酸化ナトリウム溶液(1→25)又は炭酸ナトリウム溶液(1→8)を加えるとき、沈殿は溶ける。

カルシウム塩

(1) カルシウム塩は、炎色反応の試験を行うとき、黄赤色を呈する。

(2) カルシウム塩の溶液にシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)を加えるとき、白色の沈殿を生じる。沈殿を分離し、これに酢酸(1→20)を加えるとき、沈殿は溶けないが、塩酸(1→4)を追加するとき、沈殿は溶ける。

クエン酸塩

(1) クエン酸塩の溶液(1→20)1~2滴にピリジン/無水酢酸混液(3:1)20mLを加え、2~3分間放置するとき、液は赤褐色を呈する。

(2) クエン酸塩の溶液(1→10)を中和し、等容量の10%硫酸試液を加え、その2/3容量の過マンガン酸カリウム溶液(1→300)を加え、液の色が消えるまで加熱した後、これに全量の1/10容量の臭素試液を滴加するとき、白色の沈殿を生じる。

グリセロリン酸塩

(1) グリセロリン酸塩の溶液にモリブデン酸アンモニウム試液を加えるとき、冷時は沈殿を生じないが、長く沸騰させるとき、黄色の沈殿を生じる。

(2) グリセロリン酸塩に等量の硫酸水素カリウムの粉末を混ぜ、直火で穏やかに加熱するとき、アクロレインの刺激臭を発する。

コハク酸塩

コハク酸塩の溶液(1→20)をpH6~7に調整し、この液5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1mLを加えるとき、褐色の沈殿を生じる。

酢酸塩

(1) 酢酸塩の溶液に硫酸(1→2)を加えて加温するとき、酢酸のにおいを発する。

(2) 酢酸塩に硫酸及び少量のエタノール(95)を加えて加熱するとき、酢酸エチルのにおいを発する。

(3) 酢酸塩の溶液(1→20)を中和し、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)を加えるとき、液は赤褐色を呈し、沸騰させるとき、赤褐色の沈殿を生じる。これに塩酸を追加するとき、沈殿は溶け、液の色は黄色に変わる。

次亜塩素酸塩

(1) 次亜塩素酸塩溶液5mLに塩酸2mLを加えるとき、ガスを発生して泡立つ。

(2) 次亜塩素酸塩の溶液(1→1000)5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→2500)1mL及びヨウ化カリウム試液0.2mLを加えるとき、液は黄色となり、これにデンプン試液0.5mLを加えるとき、液は紫色を呈する。

(3) 次亜塩素酸塩の溶液(1→4)5mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)0.1mLを加え、これに硫酸(1→20)1mLを加えるとき、液の赤紫色は退色しない(亜塩素酸塩との区別)。

臭素酸塩

(1) 臭素酸塩の溶液(1→20)を硝酸で酸性とし、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、白色の結晶性の沈殿を生じ、加熱するとき、沈殿は溶ける。これに新たに調製した亜硝酸ナトリウム溶液(1→10)1滴を追加するとき、淡黄色の沈殿を生じる。

(2) 臭素酸塩の溶液(1→20)を硝酸で酸性とし、新たに調製した亜硝酸ナトリウム溶液(1→10)5~6滴を加えるとき、液は黄~赤褐色を呈する。

酒石酸塩

(1) 酒石酸塩の溶液(1→20)を中和し、これに硝酸銀溶液(1→50)を加えるとき、白色の沈殿を生じる。沈殿を分離し、この一部に硝酸を加えるとき、沈殿は溶ける。また他の一部にアンモニア試液を加えて加温するとき、沈殿は溶け、徐々に銀鏡を生じる。

(2) 酒石酸塩の溶液(1→20)に酢酸(1→4)2滴、硫酸鉄(Ⅱ)試液1滴及び過酸化水素試液2~3滴を加え、更に過量の水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えるとき、液は赤紫~紫色を呈する。

(3) 酒石酸塩の溶液(1→20)2~3滴に、あらかじめ硫酸5mLにレソルシノール溶液(1→50)2~3滴及び臭化カリウム溶液(1→10)2~3滴を加えた液を加え、水浴上で5~10分間加熱するとき、液は濃青色を呈する。これを冷却した後、過量の水中に注ぐとき、液は赤色を呈する。

硝酸塩

(1) 硝酸塩の溶液に等容量の硫酸を加えてよく振り混ぜる。冷後、硫酸鉄(Ⅱ)試液を層積するとき、接界面に暗褐色の輪帯を生じる。

(2) 硝酸塩の硫酸酸性溶液に過マンガン酸カリウム溶液(1→300)を加えても、液の赤紫色は退色しない(亜硝酸塩との区別)。

炭酸塩

(1) 炭酸塩に塩酸(1→4)を加えるとき、ガスを発生して泡立つ。このガスを水酸化カルシウム試液中に通じるとき、直ちに白色の沈殿を生じる(炭酸水素塩と共通)。

(2) 炭酸塩の溶液(1→20)に硫酸マグネシウム七水和物溶液(1→10)を加えるとき、白色の沈殿を生じ、酢酸(1→20)を追加するとき、沈殿は溶ける。

(3) 炭酸塩の溶液は、フェノールフタレイン試液1滴を加えるとき、液は赤色を呈する(炭酸水素塩との区別)。

炭酸水素塩

(1) 炭酸水素塩に塩酸(1→4)を加えるとき、ガスを発生して泡立つ。このガスを水酸化カルシウム試液中に通じるとき、直ちに白色の沈殿を生じる(炭酸塩と共通)。

(2) 炭酸水素塩の溶液(1→20)に硫酸マグネシウム七水和物溶液(1→10)を加えるとき、常温では沈殿を生じないが、沸騰させるとき、白色の沈殿を生じる。

(3) 炭酸水素塩の溶液は、フェノールフタレイン試液1滴を加えるとき、液は赤色を呈さず、又は赤色を呈しても極めて薄い(炭酸塩との区別)。

チオシアン酸塩

(1) チオシアン酸塩の溶液に過量の硝酸銀溶液(1→10)を加えるとき、白色の沈殿を生じ、沈殿を分離し、この一部に硝酸(1→10)を追加したとき、沈殿は溶けないが、他の一部にアンモニア水を追加するとき、沈殿は溶ける。

(2) チオシアン酸塩の溶液に塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)を加えるとき、液は赤色を呈し、これに塩酸を加えるとき、液の赤色は退色しない。

鉄(Ⅱ)塩

(1) 鉄(Ⅱ)塩の弱酸性溶液に新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(1→10)を加えるとき、青色の沈殿を生じ、これに塩酸(1→4)又は硝酸(1→10)を追加するとき、沈殿は溶けない。

(2) 鉄(Ⅱ)塩の溶液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)又はアンモニア試液を加えるとき、白色のゲル状の沈殿を生じる(これを振り混ぜるとき、沈殿の色は、速やかに灰緑色となり、次第に赤褐色に変わる。)。これに硫化ナトリウム試液を追加するとき、黒色の沈殿を生じる。沈殿を分離し、これに塩酸(1→4)を追加するとき、沈殿は溶ける。

鉄(Ⅲ)塩

(1) 鉄(Ⅲ)塩の弱酸性溶液に新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)を加えるとき、青色の沈殿を生じ、これに塩酸(1→4)又は硝酸(1→10)を追加するとき、沈殿は溶けない。

(2) 鉄(Ⅲ)塩の溶液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)又はアンモニア試液を加えるとき、赤褐色のゲル状の沈殿を生じ、硫化ナトリウム試液を追加するとき、沈殿の色は黒色に変わる。沈殿を分離し、これに塩酸(1→4)を加えるとき、沈殿は溶け、白濁する。

(3) 鉄(Ⅲ)塩の中性~弱酸性溶液にチオシアン酸アンモニウム溶液(2→25)を加えるとき、液は赤色を呈し、これに塩酸を加えるとき、液の赤色は退色しない。

銅(Ⅱ)塩

(1) 銅(Ⅱ)塩の塩酸酸性溶液によく磨いた鉄片を浸して放置するとき、その表面に黄赤色の金属が析出する。

(2) 銅(Ⅱ)塩の溶液に少量のアンモニア試液を加えるとき、淡青色の沈殿を生じ、これに過量のアンモニア試液を追加するとき、沈殿は溶け、液は濃青色を呈する。

(3) 銅(Ⅱ)塩の溶液に新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)を加えるとき、赤褐色の沈殿を生じ、この一部に酢酸(1→20)を追加するとき、沈殿は溶けないが、他の一部にアンモニア試液を追加するとき、沈殿は溶け、液は濃青色を呈する。

ナトリウム塩

(1) ナトリウム塩は、炎色反応の試験を行うとき、黄~橙色を呈する。

(2) ナトリウム塩の溶液(1→20)を中和し、ヘキサヒドロキソアンチモン(Ⅴ)酸カリウム試液を加えるとき、白色の結晶性の沈殿を生じる(ガラス棒で試験管の内壁をこすると沈殿の生成が早くなる。)。

乳酸塩

乳酸塩の溶液(1→20)を硫酸で酸性とし、過マンガン酸カリウム溶液(1→50)を加えて加熱するとき、アセトアルデヒドのにおいを発する。

マグネシウム塩

マグネシウム塩の溶液に塩化アンモニウム溶液(1→10)及び炭酸アンモニウム試液を加えるとき、沈殿を生じないが、リン酸水素二ナトリウム・12水溶液(1→10)を追加するとき、白色の結晶性の沈殿を生じる。沈殿を分離し、これにアンモニア試液を加えても沈殿は溶けない。

硫酸塩

(1) 硫酸塩の溶液に塩化バリウム二水和物溶液(3→25)を加えるとき、白色の沈殿を生じ、塩酸又は硝酸(1→10)を追加するとき、沈殿は溶けない。

(2) 硫酸塩の中性溶液に酢酸鉛(Ⅱ)試液を加えるとき、白色の沈殿を生じ、酢酸アンモニウム溶液(1→10)を追加するとき、沈殿は溶ける。

(3) 硫酸塩の溶液に等容量の塩酸(1→4)を加えるとき、白濁を生じない(チオ硫酸塩との区別)。また、二酸化硫黄のにおいを発しない(亜硫酸塩との区別)。

リン酸塩(正リン酸塩)

(1) リン酸塩の中性溶液に硝酸銀溶液(1→50)を加えるとき、黄色の沈殿を生じ、硝酸(1→10)又はアンモニア試液を追加するとき、沈殿は溶ける。

(2) リン酸塩の中性~硝酸酸性溶液にモリブデン酸アンモニウム試液を加えて加温するとき、黄色の沈殿を生じ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)又はアンモニア試液を追加するとき、沈殿は溶ける。

G02750

31.滴定終点検出法

滴定法は、被滴定液に含まれている被滴定物質に対し、これと反応する滴定物質を加え、化学量論的な反応終点までに要した滴定液(濃度既知の滴定物質を含有)の量又は電気量(滴定物質を発生させるための電気量)から被滴定物質を定量する方法である。

滴定法は、滴定物質添加方法又は反応機序等の点からそれぞれ複数に分類される。滴定物質添加方法による分類としては、被滴定物質と定量的に反応する滴定物質を含む滴定液(容量分析用標準液)の滴加量(体積)から分析対象物質の定量を行う容量滴定と、被滴定物質と定量的に反応する滴定物質を電気分解により発生させ、それに要する電気量から分析対象物質の定量を行う電量滴定がある。電量滴定の例として、20.水分測定法(カールフィッシャー法)の電量滴定法がある。また、反応機序の点からは、被滴定物質と滴定物質との間に生じる化学量論的な反応の種類又は現象の差異により、酸塩基滴定(中和滴定又はpH滴定)、沈殿滴定、錯滴定及び酸化還元滴定等がある。また、非水溶媒系で行われる滴定は一般に非水滴定と通称され、弱酸、弱塩基又はこれらの塩類の滴定にしばしば用いられる。

滴定終点検出法は、滴定法において滴定すべき反応が終わった点を検出する方法であり、その分類としては、指示薬を用いた色調の変化により終点を確認する指示薬法と、電気的信号(指示電極と参照電極の起電力の差(以下「電位差」という。)、電流又は電流制御電圧)の変化により終点を確認する電気的終点検出法がある。

指示薬法は、指示薬を溶解した被滴定液の色調が、当量点の近傍で劇的に変化する性質を利用して、滴定の終点を検出しようとする方法であり、通例、目視により行う。どのような指示薬を用い、どのような色調の変化をとらえて終点とするかは、成分規格・保存基準各条等において定めることとし、当量点の前後におけるpH等、被滴定液の化学的状態の僅かな変化に鋭敏に反応して、その色調を変化させる指示薬を選択する必要がある。

電気的終点検出法は、用いる電気的信号に応じ、電位差滴定法、電流滴定法、電流制御電圧検出法等がある。電位差滴定法においては、通例、滴加量に対する指示電位差の変化が最大となる点をとらえ、滴定の終点を検出する。電流滴定法においては、別に規定するもののほか、電極間の電位差を一定に制御し、滴加量に対する指示電流の変化量が変わる点をとらえ、滴定の終点を検出する。また、電流制御電圧検出法においては、溶液中に入れた二つの同種の電極(通常白金が使用される。)の間に一定の微小電流を流し、分極の変化による両極間の電圧の変化をとらえ、滴定の終点を検出する。

なお、滴定系の構成(試料採取量、溶解溶媒、滴定液、終点検出法、標準液1mL当たりの被滴定物質の当量(mg))は、成分規格・保存基準各条等で規定される。滴定液の消費量(滴定量)は、別に算出した滴定液のファクター(規定濃度(mol/L)からのずれの度合い)を乗じて補正する。滴定液の標定及び試料の滴定は、測定温度等同一条件の下で行うことが望ましい。両者の測定温度に著しい差がある場合、標準液の容量変化に対して適切な補正を行う必要がある。

以下に、指示薬法、電気的終点検出法の電位差滴定法及び電流滴定法について操作法等を示す。

1.指示薬法

成分規格・保存基準各条等のそれぞれで規定された量の試料を三角フラスコ等の適切な容器に量り、溶媒を加えて溶かす等の規定された操作により得られた液に、規定された指示薬を加え、ビュレットより滴定液を滴加して滴定を行う。終点の前後では0.1mL又はそれ以下の容量の滴定液を注意深く加え、色調の変化を観察する。滴定の開始から、成分規格・保存基準各条等のそれぞれで規定された色調変化が観察されるまでに要した滴定量をビュレットの目盛りより読み取る。通例、ビュレットからの滴定液の滴加は手動により行うが、自動ビュレットを用いることもできる。

成分規格・保存基準各条等に、「別に空試験を行い、補正する」とある場合、通例、次の方法による。試料を用いずに成分規格・保存基準各条等のそれぞれで規定された操作により調製した液に、規定された指示薬を加えて試験を行い、規定された色調変化を与える点までの滴定液の滴加量を求め、これを空試験の量(空試験値)とする。ただし、空試験値が非常に小さく、正確に求められないときには、空試験値=0(mL)とみなすことができる。

2.電気的終点検出法

2.1.電位差滴定法

装置

滴定槽、滴定物質添加装置、検出器、記録装置等からなる。滴定槽は滴定を行う容器であり、滴定物質添加装置及び検出器が装着でき、溶液をかき混ぜることができるものとする。滴定物質添加装置は、容量滴定の場合は滴定液を定量的に添加できるビュレット等の装置とし、電量滴定の場合は電気分解によって電気量に比例する量の滴定物質を発生する性能をもつもので、発生電極及び対極で構成する。検出器は、指示電極と参照電極、両電極間の電位差を測定する電位差計又は適当なpH計よりなる。なお、滴定に必要とされる装置及び部品又はデータ処理装置等を組み入れた自動滴定装置を用いることもできる。

本滴定法では別に規定するもののほか、滴定の種類により表に示す指示電極を用いる。また、参照電極としては、通例、銀―塩化銀電極を用いる。ただし、参照電極及び指示電極は複合型のもの(複合電極)を用いることができる。

滴定の種類

指示電極

酸塩基滴定(中和滴定、pH滴定)

ガラス電極

沈殿滴定(硝酸銀によるハロゲンイオンの滴定)

銀電極。ただし、参照電極は銀―塩化銀電極を用い、参照電極と被滴定溶液との間に飽和硝酸カリウム溶液の塩橋を挿入する。

酸化還元滴定(ジアゾ滴定等)

白金電極

錯滴定(キレート滴定)

水銀―塩化水銀(Ⅱ)電極

非水滴定(過塩素酸滴定、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド滴定)

ガラス電極

なお、pHを測定して電位差滴定法を行うときは、pH計の調整は37.pH測定法による。

操作法

成分規格・保存基準各条等に規定する試料を用い、規定された操作法により被滴定液を調製する。電極はあらかじめ各装置の取扱説明に従って水や溶媒等での洗浄や液滴のふきとり等を行い、参照電極及び指示電極あるいは複合電極を滴定槽内の被滴定液中に浸す。被滴定液を穏やかにかき混ぜ、電位差E(mV)又はpHの指示が安定した後、かくはんを続けながら滴定液で滴定する。終点の前後では0.1mL又はそれ以下の容量の滴定液を滴加したときの電位差の変化を測定する。電位差をグラフの縦軸に、滴加量V(mL)を横軸にプロットして滴定曲線を描き、ΔE/ΔVの極大又は極小となる点、又は当量点に相当する起電力差又はpHを与えるときを終点とし、そのときの滴加量Vを終点滴加量とする。なお、電位差滴定法における空試験は、通例、次の方法による。試料を用いずに成分規格・保存基準各条等のそれぞれで規定された操作法により調製した液を被滴定液として試験を行い、終点を与える点までの滴定液の滴加量(電量滴定の場合は、滴定物質発生に要した電気量又はこれから求めた滴定物質の量)を求め、これを空試験の量(空試験値)とする。ただし、空試験値が非常に小さく、正確に求められないときには、空試験値=0(mL)とみなすことができる。別に規定するもののほか、滴定の終点は、次のいずれかの方法により求める。

(1) 作図法 得られた滴定曲線に対し、通例、勾配約45°の互いに平行な二つの接線を引く。次に、これらの互いに平行な2本の直線から等距離の位置に第3の平行線を引き、滴定曲線との交点を求め、この点より横軸に垂線を下ろしたときの滴加量を読み取り、終点滴加量とする。別に、微分曲線(ΔE/ΔVの滴加量による変化)を求め、その極大又は極小を与える点を滴定の終点とし、そのときの滴加量を終点滴加量とすることもできる。

(2) 自動検出法 自動滴定装置を用いて滴定を行う場合、それぞれの装置の指示に従って、自動的に終点を決定することができる。終点の決定は、電位差の変化率が最大になる点を検出し、これを終点とするか又は指示電位差があらかじめ設定した終点電位に達したときを滴定の終点とし、そのときの滴加量を終点滴加量とするか、いずれかの方法による。

2.2.電流滴定法

装置

滴定槽、滴定物質添加装置、検出器、制御装置、記録装置等からなる。滴定槽は滴定を行う容器であり、滴定物質添加装置及び検出器が装着でき、溶液をかき混ぜることができるものとする。滴定物質添加装置は、容量滴定の場合は滴定液を定量的に添加できるビュレット等の装置とし、電量滴定の場合は電気分解によって電気量に比例する量の滴定物質を発生する性能をもつもので、発生電極及び対極で構成する。検出器は、一つの指示電極を用いる電流滴定法の場合には、指示電極、参照電極(及び補助電極)で構成し、二つの指示電極を用いる電流滴定法の場合には、材料及び形状が同じ一対の指示電極で構成する。また、制御装置は、参照電極に対する指示電極の電位又は二つの指示電極間の電位差を制御する装置又は定電圧電源装置等からなり、記録装置は、指示電流を測定する電流計等よりなる。なお、滴定に必要とされる装置及び部品又はデータ処理装置等を組み入れた自動滴定装置を用いることもできる。

操作法

成分規格・保存基準各条等に規定する量の試料を用い、規定された操作法により被滴定液を調製した後、あらかじめ水でよく洗った検出用電極を被滴定液中に浸す。次に、電極間の電位差を制御する装置又は定電圧電源装置を用いて測定に適した所定の電圧を加え、滴定液を添加又は滴定物質を発生させて、被滴定液を滴定し、そのときの指示電流を測定する。容量滴定の場合は、終点の前後では0.1mL又はそれ以下の容量の滴定液を注意深く加える。指示電流をグラフの縦軸に、滴加した滴定液の量(電量滴定の場合は、滴定物質発生に要した電気量又はこれから求めた滴定物質の量)を横軸にプロットして滴定曲線を描き、通例、滴定曲線の折れ曲がり点(折れ曲がりの前後の直線部分を補外して得られる交点)を与える点を滴定の終点とし、そのときの滴加量を終点滴加量とする。別に規定するもののほか、滴定の終点は、次のいずれかの方法により求める。

(1) 作図法 通例、滴定曲線の折れ曲がりの前後の直線部分を補外して得られる交点を求め、この点を与えるときの滴加量を終点滴加量とする。

(2) 自動検出法 自動滴定装置を用いて滴定を行う場合、それぞれの装置の指示に従って、自動的に終点を決定することができる。終点の決定は、終点電流をあらかじめ設定しておき、指示電流が設定値に達したときの滴加量を滴定の終点とするか、指示電流の変化率がピークに達したときを滴定の終点とし、そのときの滴加量を終点滴加量とする。

注意:指示薬法及び電気的終点検出法のいずれの終点検出法を用いる場合も、空気中の二酸化炭素又は酸素等の影響がある場合は、滴定槽は蓋付きのものを用い、窒素等の不活性ガス気流中で操作し、空気中の水分の影響がある場合は乾燥筒を取り付ける等して操作し、光によって変化する場合は直射日光を避け、遮光した容器を用いる。

G02800

32.鉄試験法

鉄試験法は、添加物中に混在する鉄化合物の限度試験である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Feとして10μg/g以下(1.0g、第1法、比較液 鉄標準液1.0mL)」とあるのは、本品1.0gを量り、試料とし、第1法により操作し、比較液には、鉄標準液1.0mLを用いて試験を行うとき、鉄が、Feとして10μg/g以下であることを示す。

操作法

(1) 検液及び比較液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

第1法 別に規定する量の試料を量り、鉄試験用酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)30mLを加え、必要な場合には、加温して溶かし、検液とする。比較液は、別に規定する量の鉄標準液を量り、鉄試験用酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)30mLを加え、比較液とする。

第2法 別に規定する量の試料を量り、塩酸(1→4)10mLを加え、必要な場合には、加温して溶かす。次に、L(+)―酒石酸0.5gを加えて溶かした後、フェノールフタレイン試液1滴を加え、アンモニア試液を液が微赤色となるまで滴加し、更に鉄試験用酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)20mLを加え、検液とする。比較液の調製は、別に規定する量の鉄標準液を量り、塩酸(1→4)10mLを加えた後、検液の調製と同様に操作して行う。

(2) 試験

別に規定するもののほか、検液及び比較液をそれぞれ比色管にとり、L(+)―アスコルビン酸溶液(1→100)2mLを加えて混和し、30分間放置した後、2,2′―ビピリジル・エタノール(95)溶液(1→200)1mL及び水を加えて50mLとし、30分間放置した後、白色の背景を用いて液の色を比較するとき、検液の呈する色は、比較液の呈する色より濃くない。

G02900

33.鉛試験法(原子吸光光度法)

鉛試験法は、添加物中に混在する鉛の限度試験である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)」とあるのは、本品2.0gを量り、試料とし、第1法により検液を調製し、比較液の調製に鉛標準液4.0mLを用い、フレーム方式により試験を行うとき、鉛が、Pbとして2μg/g以下であることを示す。

操作法

(1) 検液及び比較液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

第1法 別に規定する量の試料を量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は石英製のビーカーに入れる。硫酸(1→4)を加えて試料全体を潤した後、徐々に温度を上げ、試料が炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。必要な場合には、硫酸(1→4)を更に加えた後、試料がほとんど炭化するまで加熱する。なお、液体試料及び炭化しにくい試料等の場合には、硫酸(1→4)の代わりに硫酸を用いてもよい。また、試料が水溶液の場合には、穏やかに加熱して蒸発乾固させた後に硫酸を加えて炭化してもよい。試料が炭化した後、容器に緩く蓋をして電気炉に入れ、徐々に温度を上げて450~600℃で強熱して灰化する。炭化物が残る場合には、必要な場合には、ガラス棒で砕き、硫酸(1→4)1mL及び硝酸1mLで潤し、白煙が発生しなくなるまで加熱した後、電気炉で強熱して完全に灰化する。残留物に塩酸(1→4)10mLを入れ、水浴上で加熱して蒸発乾固する。残留物に少量の硝酸(1→100)を加え、加温して溶かす。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。

なお、500℃以下で灰化操作を行う場合には、耐熱ガラス製のビーカーを使用することができる。

別に規定する量の鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとしたものを比較液とする。

第2法 別に規定する量の試料を量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は石英製のビーカーに入れる。徐々に加熱し、炭化し始める前に加熱を止め、硫酸1mLを加え、徐々に温度を上げ、試料が炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。必要な場合には、更に硫酸を加え、試料がほとんど炭化するまで加熱する。容器に緩く蓋をして電気炉に入れ、徐々に温度を上げて450~600℃で強熱して灰化する。炭化物が残る場合には、必要な場合には、ガラス棒で砕き、硫酸(1→4)1mL及び硝酸1mLで潤し、白煙が発生しなくなるまで加熱した後、電気炉で強熱して完全に灰化する。残留物に塩酸(1→4)10mLを入れ、水浴上で加熱して蒸発乾固する。残留物に少量の硝酸(1→100)を加え、加温して溶かす。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。

なお、500℃以下で灰化操作を行う場合には、耐熱ガラス製のビーカーを使用することができる。

別に規定する量の鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとしたものを比較液とする。

第3法 別に規定する量の試料を量り、白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は石英製のビーカーに入れる。硫酸(1→4)又は硫酸を加えて試料全体を潤した後、徐々に温度を上げ、試料がほとんど炭化し、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。必要な場合には、更に硫酸(1→4)を加え、この操作を繰り返す。なお、疎水性物質及び炭化しにくい試料等の場合には、穏やかに加熱して試料を融解させる。冷後、硫酸(1→4)又は硫酸を用いて炭化してもよい。容器に蓋をして電気炉に入れ、徐々に温度を上げて450~600℃で強熱して灰化する。炭化物が残る場合には、必要な場合には、ガラス棒で砕き、硫酸(1→4)1mL及び硝酸1mLで潤し、白煙が発生しなくなるまで加熱した後、電気炉で強熱して完全に灰化する。残留物に塩酸(1→4)10mLを入れ、水浴上で加熱して蒸発乾固する。残留物に塩酸(1→4)20mLを入れ、容器を時計皿等で覆い、加温して溶かし、試料液とする。なお、残留物が溶けない場合には、容器を時計皿等で覆い、5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。試料液にクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)10mLを加える。指示薬としてチモールブルー試液1mLを加え、アンモニア水を液の色が黄色から淡黄緑色に変わるまで加える。変色点が見にくい場合には、pH試験紙又はpH計を用いてpH8~9に調整する。この液を分液漏斗又は遠心管に移し、灰化容器を少量の水又は温水で洗い、洗液を合わせる。沈殿が生じる場合には、更に水を加えて約100mLとする。ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(3→100)5mLを加えて5分間放置し、酢酸ブチル10mLを正確に加えて5分間振とうした後、放置又は遠心分離する。酢酸ブチル層をとり、これを検液とする。

別に規定する量の鉛標準液を正確に量り、試料液と同様に操作し、比較液とする。

第4法 別に規定する量の試料を量り、ケルダールフラスコ又は耐熱ガラス製のビーカー若しくはコニカルフラスコに入れ、硝酸10mL及び硫酸5mLを加えて赤褐色の煙がほとんど発生しなくなるまで加熱する。冷後、硝酸2mLを追加して、液が透明になり濃厚な白煙が発生するまで加熱する。なお、加熱中に内容物が黒化する場合には、硝酸2mLずつ追加して加熱を続ける。冷後、塩酸(1→4)10mLを加えて、容器を時計皿等で覆い、沈殿が溶けるまで加熱する。必要な場合には、更に塩酸(1→4)を加えてもよい。冷後、試料液とする。試料液に、クエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)10mLを加える。チモールブルー試液1mLを指示薬として、液の色が黄色から緑色に変わるまでアンモニア水を加える。変色点が見にくい場合には、pH試験紙又はpH計を用いてpH8~9に調整する。この液を分液漏斗又は遠心管に移し、灰化容器を少量の水又は温水で洗い、洗液を合わせる。沈殿が生じる場合には、更に水を加えて約100mLとする。ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(3→100)5mLを加えて5分間放置し、酢酸ブチル10mLを正確に加えて5分間振とうした後、放置又は遠心分離する。酢酸ブチル層をとり、検液とする。

なお、試料液の調製に自動化された湿式灰化装置を用いることもできる。

別に規定する量の鉛標準液を正確に量り、試料液と同様に操作し、比較液とする。

第5法 別に規定する方法で試料液を調製する。試料液にクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)10mLを加える。指示薬としてチモールブルー試液1mLを加え、アンモニア水を液の黄色が淡黄緑色に変わるまで加える。変色点が見にくい場合には、pH試験紙又はpH計を用いてpH8~9に調整する。冷後、内容物を分液漏斗又は遠心管に移し、容器を少量の水で洗い、洗液を合わせて約100mLとする。ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(3→100)5mLを加えて5分間放置し、酢酸ブチル10mLを正確に加えて5分間振とうした後、放置又は遠心分離する。酢酸ブチル層をとり、これを検液とする。

別に規定する量の鉛標準液を正確に量り、試料液と同様に操作し、比較液とする。

(2) 試験

別に規定するもののほか、次の方法により試験を行う。

フレーム方式

原子吸光光度法(フレーム方式)により次の条件で検液及び比較液の吸光度を測定する。

検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉛中空陰極ランプ

分析線波長 283.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

電気加熱方式

原子吸光光度法(電気加熱方式)の標準添加法により、次の条件で試験を行う。ただし、標準液は鉛標準液適量を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて調製する。また、測定用溶液には同容積の硝酸パラジウム試液を加え、よく混ぜ合わせる。硝酸(1→100)を用いて空試験を行い、補正する。

操作条件

光源ランプ 鉛中空陰極ランプ

分析線波長 283.3nm

乾燥温度 110℃

灰化温度 600℃

原子化温度 2100℃

注意:試験に用いる試薬、試液及びガスは、測定の妨げとなる物質を含まないものを用いる。

G03000

34.粘度測定法

粘度測定法は、粘度計により試料の動粘度及び(絶対)粘度を測定する方法である。その単位は、通例、それぞれ平方ミリメートル毎秒(mm2/s)及びミリパスカル秒(mPa・s)を用いる。

第1法 毛細管粘度計法

この測定法は、ニュートン液体の動粘度を測定する方法で、一定体積の液体が、毛細管を通って流下するのに要する時間を測定し、動粘度を算出する。

装置

別に規定するもののほか、次の図に示すウベローデ型粘度計を用いる。

A、B及びC:管部

D、E及びF:球部

G、H、J及びK:標線

L:毛細管部

毛細管の内径と測定に適する動粘度の範囲の関係を表に示す。毛細管の内径は、表に示したものでなくてもよいが、流下時間が200~1000秒になるような粘度計を選ぶ。

毛細管の内径(mm)

[許容差:±10%]

動粘度の範囲(mm2/s)

0.58

2~10

0.73

6~30

0.88

10~50

1.03

20~100

1.36

60~300

1.55

100~500

1.83

200~1000

2.43

600~3000

2.75

1000~5000

3.27

2000~10000

4.32

6000~30000

5.20

10000~50000

6.25

20000~100000

操作法

試料を泡が入らないように注意しながらAに入れ、粘度計を垂直にしたとき、試料の液面がDのGとHの間にくるようにする。この粘度計を別に規定する温度(±0.1℃)の恒温槽中にBのFが水中に没するまで入れ、垂直に固定し、試料が規定温度になるまで約20分間放置する。Cを指で閉じ、Bから静かに試料を吸い上げ、液面がFのほぼ中心に達したとき、Cの管口を開き、直ちにBの管口を閉じる。毛細管の最下端で液柱が切れていることを確認した後、Bの管口を開き、液面がJからKまで流下するのに要する時間t(秒)を測定し、次式により動粘度(ν)を求める。

ν=kt

ただし、k(mm2/s2)は、粘度計の定数であり、あらかじめ水又は粘度計校正用標準液を用いて同様に操作して定めておく。このときの温度は、試料の測定時の温度と異なっても差し支えない。

第2法 回転粘度計法

この測定法は、ニュートン液体又は非ニュートン液体に対して適用する方法であり、液体中を一定の角速度で回転するローターに作用する力(トルク)をバネのねじれ度で検出し、粘度に換算する原理等を応用した測定法である。

装置

次の図に示すブルックフィールド型粘度計を用いる。ローターの種類及び回転数は可変になっており、試料に適したものを選ぶ。

A:回転数切り換えつまみ

B:指針

C:目盛

D:液浸マーク

E:ローター

F:ガード

操作法

成分規格・保存基準各条で規定するE及びF(低粘度用アダプター使用時を除く)をとり付ける。Aを成分規格・保存基準各条で規定する回転数に設定する。試料を入れた容器中にEを静かに入れ、試料の液面をDに一致させる。スイッチを入れ、Eを回転させるとBは0から動き始める。成分規格・保存基準各条に規定するとおり、Bが安定するか、一定時間経過した後、回転を止め、Bの示すCを読む。この指示値に、使用したEの種類及び回転数によって定まる表の換算定数を乗じて、試料の粘度を算出する。


回転数

60

30

12

6

ローターの種類





低粘度用アダプター

0.1

0.2

0.5

1.0

1号

1

2

5

10

2号

5

10

25

50

3号

20

40

100

200

4号

100

200

500

1000

G03100

35.薄層クロマトグラフィー

薄層クロマトグラフィーは、適当な固定相で作られた薄層を用い、混合物を移動相で展開させてそれぞれの成分に分離する方法であり、物質の確認、純度の試験等に用いる。

薄層板の調製

別に規定するもののほか、次の方法により調製する。

適当な器具を用い、別に規定する担体に水適当量を加えて懸濁液を作り、これを50mm×200mm又は200mm×200mmの平滑で均一な厚さのガラス板に0.2~0.3mmの厚さで均一に塗布し、風乾後、更に別に規定する条件で乾燥する。薄層板は湿気を避けて保存し、調製後の日数が経過したものは、加熱乾燥して用いる。ガラス板の代わりに適当なプラスチック板を使うことができる。

さらに、別に規定された担体をガラス板、プラスチック板又はアルミニウムシートにあらかじめ塗布又は熔着させた薄層板を使うこともできる。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法で行う。

薄層板の一端から約20mmの位置を原線とし、両側から少なくとも10mm離し、原線上に別に規定する量の検液及び対照液をマイクロピペット等を用いて10mm以上の適当な間隔で、直径約3mmの円形状になるように付け、風乾する。次に原線のある部分を下にして、この薄層板を展開用容器に入れ、密閉して展開を行う。展開用容器にはあらかじめ別に規定する展開溶媒を10mmの深さに入れ、展開溶媒の蒸気で飽和しておく。展開溶媒の先端が原線から別に規定する距離まで上昇したとき、薄層板を取り出し、風乾した後、別に規定する方法により、検液と対照液とのそれぞれから得られたスポットの位置及び色等を比較観察する。Rf値は次の式によって求める。

Rf=a/b

ただし、

a:原線からスポット中心までの距離

b:原線から溶媒先端までの距離

G03200

36.発生ガス測定法

発生ガス測定法は、合成膨張剤から発生するガス量を測定する方法である。

装置

概略は、次の図による。

A:ガス発生用丸底フラスコ(容量約300mL)

B:水浴

C:酸滴加漏斗

D:冷却器

E:三方コック

F:外とう管付ガスビュレット(容量約300mLで1mLごとに目盛を付けたもの)

G:水準瓶(容量約400mL)

H:温度計

J、K及びL:ゴム栓

M及びN:ゴム管

置換溶液の調製

塩化ナトリウム100gを量り、水350mLを加えて溶かし、炭酸水素ナトリウム1gを加え、メチルオレンジ試液に対してわずかに酸性を呈するまで塩酸(1→3)を加える。

操作法

あらかじめ水100mLを入れたAに試料(二剤式合成膨張剤の場合は、使用時の混合割合に混合したものを試料とする。)2.0gを和紙等、測定の妨げとならない紙に包んで投入し、装置を連結し、Eを開放にして、Gを上下して内部の置換溶液を移動させ、Fの目盛の0に合わせる。Dに水を流し、Eを回してD及びFを貫通させた後、Cから塩酸(1→3)20mLを滴加し、直ちにCのコックを閉じ、時々フラスコを緩やかに振り動かしながら、75℃の水浴中で加熱し、F中の液面の低下に応じてGを下げる。3分後にF及びGの液面を平衡にしたときの液面の目盛V(mL)を読み、同時にHで発生ガスの温度t℃を読み取る。次式により標準状態における発生ガス量V0(mL)を求める。別に空試験値v(mL)を求めて補正する。

ただし、

P:測定時における大気圧(kPa)

p:t℃における水の蒸気圧(kPa)

G03300

37.pH測定法

pHは、水素イオン濃度(mol/L)の値に、活動度係数を乗じた値、すなわち水素イオン活量の逆数の常用対数で定義され、実用的には、溶液中の水素イオン濃度の尺度として用いられる。

検液のpHは、標準液のpH(pHS)と関連付けて次の式で表され、ガラス電極を用いてpH計により測定される。

ただし、

pHS:pH標準液のpH値

E:試料の液の中でガラス電極と比較電極を組み合せた電池の起電力(ボルト)で、電池の構成は次に示される。

ガラス電極|試料の液|比較電極

ES:pH標準液中でガラス電極と比較電極を組み合せた電池の起電力(ボルト)で、電池の構成は、次に示される。

ガラス電極|pH標準液|比較電極

R:気体定数

T:絶対温度

F:ファラデー定数

各温度における2.3026RT/Fの値(ボルト)は、表のとおりである。

液温

2.3026RT/F

液温

2.3026RT/F

5℃

0.05519

35℃

0.06114

10℃

0.05618

40℃

0.06213

15℃

0.05717

45℃

0.06313

20℃

0.05817

50℃

0.06412

25℃

0.05916

55℃

0.06511

30℃

0.06015

60℃

0.06610

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「pH6.0~7.5(1.0g、水20mL)」とあるのは、本品1.0gを量り、水20mLを加えて溶かした液の液性が、pH6.0~7.5であることを示す。

pH標準液

pH標準液は、pHの基準として用いる。pH標準液の調製には、導電率2μS/cm(25℃)以下の水を用いる。ホウ酸塩pH標準液、炭酸塩及び水酸化カルシウムpH標準液の場合には、導電率2μS/cm(25℃)以下の水を15分間以上煮沸した後、二酸化炭素吸収管(ソーダ石灰管)を付けて冷却した水を使用する。

pH標準液の調製方法は、次によるが、計量法に規定するpH標準液を用いてもよい。

pH標準液は、上質の硬質ガラス製又はポリエチレン製の瓶中に密閉して保存する。pH標準液は、長期間の保存によってpH値が変化することがあるので、調製後長期にわたるものは新たに調製したものと比較して、pH値が同一であることを確認してから使用する。

シュウ酸塩pH標準液 pH測定用二シュウ酸三水素カリウム二水和物をめのう製の乳鉢ですり潰し、デシケーターで18時間以上保存する。その12.606gを量り、少量の水に溶かし、この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。

フタル酸塩pH標準液 あらかじめpH測定用フタル酸水素カリウムを120℃で約1時間加熱し、デシケーター中で放冷する。その10.119gを量り、少量の水に溶かし、この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。

中性リン酸塩pH標準液 あらかじめpH測定用リン酸二水素カリウムを105℃±2℃で2時間、pH測定用リン酸水素二ナトリウムを110℃で2時間それぞれ加熱し、デシケーター中で放冷する。pH測定用リン酸二水素カリウム3.390g及びpH測定用リン酸水素二ナトリウム3.536gを量り、少量の水に溶かし、この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。

リン酸塩pH標準液 あらかじめpH測定用リン酸二水素カリウムを105℃±2℃で2時間、pH測定用リン酸水素二ナトリウムを110℃で2時間それぞれ加熱し、デシケーター中で放冷する。pH測定用リン酸二水素カリウム1.179g及びpH測定用リン酸水素二ナトリウム4.302gを量り、少量の水に溶かし、この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。

ホウ酸塩pH標準液 pH測定用四ホウ酸ナトリウム十水和物をめのう製の乳鉢ですり潰し、臭化ナトリウム飽和溶液に、更に臭化ナトリウムを加えた溶液を入れたデシケーター中に放置して恒量とする。その3.804gを量り、少量の水(二酸化炭素除去)に溶かし、この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。

炭酸塩pH標準液 pH測定用炭酸水素ナトリウムをデシケーター中で約3時間放置し、その2.92gを量る。別にpH測定用炭酸ナトリウムを白金製のるつぼに入れ、600℃で加熱して恒量とし、その2.640gを量る。両者を少量の水(二酸化炭素除去)に溶かし、この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。

水酸化カルシウムpH標準液 pH測定用水酸化カルシウムを粉末とし、その5gをフラスコに入れ、水(二酸化炭素除去)1000mLを加え、よく振り混ぜ、23~27℃とし、十分に飽和した後、その温度で上澄液をろ過し、澄明なろ液(約0.02mol/L)を用いる。

上記各pH標準液の温度ごとのpH値を次の表に示す。この表にない温度のpH値は、表の値から内挿法により求めることができる。

温度

シュウ酸塩pH標準液

フタル酸塩pH標準液

中性リン酸塩pH標準液

リン酸塩pH標準液

ホウ酸塩pH標準液

炭酸塩pH標準液

水酸化カルシウムpH標準液

0℃

1.67

4.01

6.98

7.53

9.46

10.32

13.43

5℃

1.67

4.01

6.95

7.50

9.39

10.25

13.21

10℃

1.67

4.00

6.92

7.47

9.33

10.18

13.00

15℃

1.67

4.00

6.90

7.43

9.27

10.12

12.81

20℃

1.68

4.00

6.88

7.43

9.22

10.07

12.63

25℃

1.68

4.01

6.86

7.41

9.18

10.02

12.45

30℃

1.69

4.01

6.85

7.40

9.14

9.97

12.30

35℃

1.69

4.02

6.84

7.39

9.10

9.93

12.14

40℃

1.70

4.03

6.84

7.38

9.07


11.99

50℃

1.71

4.06

6.83

7.37

9.01


11.70

60℃

1.73

4.10

6.84


8.96


11.45

装置

pH計は、通例、ガラス電極及び比較電極からなる検出部、検出された起電力を増幅する増幅部並びに測定結果を表示する指示部からなる。指示部には、ゼロ校正用つまみ及びスパン(感度)校正用つまみがあるほか、温度補償用つまみ等を備えたものがある。

pH計は、次の操作法に従い、任意の一種類のpH標準液のpHを、毎回検出部を水でよく洗った後、5回測定するとき、その再現性が±0.05以内のものを用いる。

操作法

ガラス電極は、あらかじめ水に数時間以上浸しておく。pH計に電源を入れ、装置が安定したことを確認した後、使用する。検出部をよく水で洗い、付着した水はろ紙等で軽くふきとる。

pH計の校正は、2種類のpH標準液を用いて、通例、次のように行う。検出部を中性リン酸塩pH標準液に浸し、ゼロ校正用つまみを用いてpH標準液の温度に対応する値に一致させる。次に、予想される検液のpH値を挟むようなpH値をもつpH標準液を第二の標準液として同様の条件でそのpH値を測定する。得られたpH値がpH標準液の温度に対応する値に一致しないとき、スパン校正用つまみを用いて、規定のpH値に一致させる。二つのpH標準液のpH値が、調整操作なしに規定されたpH値に±0.05以内で一致するまで同様の操作を繰り返す。なお、温度補償用つまみがある装置を用いる場合、目盛値をpH標準液の温度に合わせた後、校正を行う。また、自動化された装置において、以上の操作を自動的に行う機能を有している場合、二つのpH標準液のpH値が、規定されたpH値に±0.05以内で一致することを定期的に確認する必要がある。

以上の校正が終了した後、検出部をよく水で洗い、付着した水はろ紙等で軽くふきとる。検出部を検液に浸し、安定な指示値を与えていることを確認した後、その値を読み取る。

操作上の注意

(1) pH計の構造及び操作法の細部は、それぞれのpH計によって異なる。

(2) pH11以上で、アルカリ金属イオンを含む液は、誤差が大きいので、アルカリ誤差の少ない電極を用い、更に必要な補正を行う。

(3) 検液の温度は、校正に用いたpH標準液の温度と等しくさせる必要がある(±2℃以内)。

G03400

38.比重測定法

比重dとは、物質の質量とその物質と等体積の標準物質の質量の比をいう。比重画像55 (1KB)別ウィンドウが開きます
とは、試料と水のそれぞれの温度t′℃及びt℃における等体積の質量の比をいう。比重の測定は、別に規定するもののほか、第1法、第2法又は第4法を用い、数値に約を付記してある場合には、第3法を用いてもよい。

第1法 比重瓶(ピクノメーター)による測定法

比重瓶は、通例、容量10~100mLのガラス製容器で、温度計付きのすり合わせの栓並びに標線及びすり合わせの蓋のある側管がある。

あらかじめ清浄にし、乾燥した比重瓶の質量(M)を精密に量る。次に、栓と蓋を取り、試料を満たして規定温度(t′℃)より1~3℃低くし、泡が残らないように注意して栓をする。次に、徐々に温度を上げ、温度計が規定の温度を示したとき、標線より上部の試料を側管から除き、側管に蓋をする。次に、外部をよくふいた後、質量(M1)を精密に量る。さらに、同じ比重瓶で水を用いて同様に操作し、その規定温度(t℃)における質量(M2)を精密に量り、次式により比重(画像56 (1KB)別ウィンドウが開きます
)を求める。

第2法 シュプレンゲル・オストワルドピクノメーターによる測定法

シュプレンゲル・オストワルドピクノメーター(図)は、通例、容量1~10mLで、両端は、肉厚細管となっており、その一方の細管Aには標線Cがある。

あらかじめ清浄にし、乾燥したピクノメーターの質量(M)を精密に量る。次に、規定温度より3~5℃低くした試料中に標線のない方の細管Bを浸す。他方の細管Aにはゴム管又はすり合わせの細管を付けて、泡が入らないように注意しながら試料を標線Cの上まで静かに吸い上げる。次に、規定温度(t′℃)に保った水浴中にピクノメーターを15分間浸した後、細管Bの端にろ紙片を当て、試料の端を標線Cと一致させる。次に、水浴から取り出し、外部をよくふいた後、質量(M1)を精密に量る。さらに、同じピクノメーターで水を用いて同様に操作し、その規定温度(t℃)における質量(M2)を精密に量り、次式により比重(画像58 (1KB)別ウィンドウが開きます
)を求める。

第3法 浮きばかりによる測定法

規定温度用の浮きばかりで、要求される精度をもつものを用いる。浮きばかりは、エタノール(95)又はジエチルエーテルで清浄にして用いる。

試料をよく振り混ぜ、泡がなくなってから浮きばかりを浮かべ、規定された温度において浮きばかりが静止したとき、メニスカスの上端で比重を読む。ただし、読み方が規定してある浮きばかりの場合にはその方法に従う。

第4法 振動式密度計による測定法

振動式密度比重計による比重の測定は、液体又は気体試料を含むセルの固有振動周期T(S)を測定することにより、試料の密度を求め、標準物質の質量から比重を求める方法である。密度を測定しようとする液体又は気体を導入された試料セルに振動を与えるとき、試料セルは、試料の質量に依存した固有振動周期をもって振動する。試料セルの振動する部分の体積を一定とすれば、そのときの固有振動周期の二乗と試料の密度の間には直線関係が成立する。

本法によって試料の密度を測定するためには、あらかじめ、規定温度t′℃において2種類の標準物質(密度ρS1、ρS2)につき、それぞれの固有振動周期TS1及びTS2を測定し、試料セル定数Kt′(g・cm-3s-2)を次式より定めておく必要がある。

通例、標準物質として水及び乾燥空気が用いられる。温度t′℃における水の密度画像62 (1KB)別ウィンドウが開きます

は別表より求め、乾燥空気の密度画像63 (1KB)別ウィンドウが開きます
は次式より計算する。ただし、乾燥空気の気圧をpkPaとする。

次に、セル定数が定められた試料セルに試料を導入し、同様にして試料の固有振動周期TTを測定すれば、先に求めた標準物質の固有振動周期TS1及び規定温度t′℃における水の密度画像65 (1KB)別ウィンドウが開きます

を用い、次式より試料の密度画像66 (1KB)別ウィンドウが開きます
を求めることができる。

温度t℃の水に対する試料の比重画像68 (1KB)別ウィンドウが開きます

は、別表に示した温度t℃の水の密度画像69 (1KB)別ウィンドウが開きます
を用いて次式より求められる。

装置

振動式密度比重計は、通例、内容積約1mLの管状でその一端を固定したガラス製の試料セル、試料セルに初期振動を与える発振器、固有振動周期の検出部及び温度調節部から構成される。振動式密度比重計の試料セル室周辺の構造を図に示す。

操作法

試料セル、水及び試料を測定温度t′℃にあらかじめ調整しておく。試料セルを水又は適当な溶媒を用いて洗浄した後、乾燥空気を通気して十分に乾燥する。乾燥空気の流れを止め、一定温度が保持されていることを確認した後、乾燥空気の与える固有振動周期TS2を測定する。別に、測定場所の大気圧pkPaを測定しておく。次に、試料セルに水を導入し、水の与える固有振動周期TS1を測定する。水及び乾燥空気についてのこれらの値を用いて試料セル定数Kt′を定める。

次に、試料セル中に試料を導入し、一定温度が保持されていることを確認した後、試料の与える固有振動周期TTを測定する。水及び試料の固有振動周期、水の密度画像72 (1KB)別ウィンドウが開きます

並びに試料セル定数Kt′より、試料の密度画像73 (1KB)別ウィンドウが開きます

を求める。また、温度t℃の水に対する試料の比重画像74 (1KB)別ウィンドウが開きます

は、表に示した水の密度画像75 (1KB)別ウィンドウが開きます
を用いて計算される。

なお、試料セル中に試料又は水を導入するとき、気泡が入らないよう注意する。

温度(℃)

密度(g/cm3)

温度(℃)

密度(g/cm3)

温度(℃)

密度(g/cm3)

温度(℃)

密度(g/cm3)

0

0.99984

10

0.99970

20

0.99820

30

0.99565

1

0.99990

11

0.99961

21

0.99799

31

0.99534

2

0.99994

12

0.99950

22

0.99777

32

0.99503

3

0.99996

13

0.99938

23

0.99754

33

0.99470

4

0.99997

14

0.99924

24

0.99730

34

0.99437

5

0.99996

15

0.99910

25

0.99704

35

0.99403

6

0.99994

16

0.99894

26

0.99678

36

0.99368

7

0.99990

17

0.99877

27

0.99651

37

0.99333

8

0.99985

18

0.99860

28

0.99623

38

0.99297

9

0.99978

19

0.99841

29

0.99594

39

0.99259

G03500

39.微生物限度試験法

微生物限度試験法は、試料中に存在する増殖能力を有する特定の微生物の定性試験及び定量試験に用いる。本試験法には、生菌数試験、真菌数試験、大腸菌群試験、大腸菌試験及びサルモネラ試験が含まれる。試験を行うに当たっては、外部からの微生物汚染が起こらないように、細心の注意を払う必要がある。また、被検試料が抗菌作用を示し、試験結果に影響を及ぼすような場合には、希釈、ろ過、中和又は不活化等の手段により可能な限りその影響を除去しなければならない。それぞれの原料又は製品の任意に選択した異なる数か所から採取したものを混和して試料とし、次に示す試験法により試験を行う。本試験を行うに当たっては、効果的な精度管理を確保するとともにバイオハザード防止に十分留意する。

1.生菌数試験

本試験は、好気的条件において増殖し得る中温性の細菌及び真菌を測定する試験である。本試験では、低温菌、高温菌、好塩菌、嫌気性菌、特殊な成分を増殖に要求する菌等は、大量に存在していても集落を形成しないことがある。なお、ここに示した方法と同等以上の検出感度及び精度を有する場合は、自動化した方法等の代替法の適用も可能である。

試料液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。ただし、試料の性質によっては、規定された量よりも大量の緩衝液等で分散させたり、異なる量の試料を使用しなければならない場合がある。必要に応じてブレンダー等で均一に分散させることも可能である。適当な界面活性剤(例えば、0.1w/v%ポリソルベート80)を加えて乳化させてもよい。この場合、45℃以下の温度であれば加温して乳化させてもよい。ただし、30分間以上試料を加温してはならない。試料液は、pH6~8に調整し、調製後1時間以内に使用しなければならない。

第1法 試料10gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液90mLと混合し、均一に分散させ、試料液とする。

第2法 試料1.0gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液100mLと混合し、均一に分散させ、試料液とする。

第3法 試料1.0g以上を量り、9倍量又は100倍量のリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液と混合し、均一に分散させ、試料液とする。また、これらの試料液で試験法の適合性が得られない場合には、試料1.0gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液で200倍以上に希釈して適当な濃度としたものを試料液とするか、又は、下記の操作法の(2)メンブランフィルター法等を用い、試験法の適合性を考慮して試験する。

操作法

別に規定するもののほか、次の(1)の方法を用いる。

なお、試料中の抗菌性物質除去のためろ過が必要な場合には、別に規定するもののほか、下記の(2)に従ってろ過後洗浄したメンブランフィルターを標準寒天培地の表面に置き、(1)の培養条件により試験を行う。

(1) 寒天平板混釈法

本試験法では、直径9~10cmのペトリ皿を、一希釈段階につきそれぞれ2枚以上使用する。1mLの試料液又は試料液を希釈した液を無菌的にペトリ皿に分注する。これにあらかじめ45℃以下に保温した標準寒天培地15~20mLを加えて混和する。寒天の固化後、35±1℃で48±2時間培養する。出現集落数を計測し、試料1g当たりの生菌数を算出する。多数の集落が出現するときは、一平板当たりの出現集落数が25~250の平板から得られる計測結果を用いて生菌数を算出する。

(2) メンブランフィルター法

本試験法は、試料に抗菌性物質が含まれる場合にこれをろ過することにより除去して試験する方法である。メンブランフィルターは、孔径0.45μm以下の適当な材質のものを使用する。メンブランフィルターの直径は、約50mmのものが望ましいが、異なる直径のものも使用できる。メンブランフィルター、フィルター装置、培地等は全て十分に滅菌されていなければならない。通例、20mLの試料液を量り、2枚のメンブランフィルターでそれぞれ10mLずつろ過する。必要に応じて試料液を希釈してもよい。菌濃度が高い場合には、1枚のメンブランフィルター当たりの出現集落数が10~100となるように希釈することが望ましい。試料液をろ過した後、各メンブランフィルターは、リン酸緩衝液、0.1%ペプトン水、ペプトン食塩緩衝液等を洗浄液として用い、3回以上ろ過洗浄する。1回のろ過洗浄に使用する洗浄液の量は、約100mLとするが、メンブランフィルターの直径が約50mmではない場合には、大きさに従って洗浄液の量を調整する。脂質を含む試料の場合には、洗浄液にポリソルベート80等を添加してもよい。

培地の性能及び試験法の適合性

(1) 試験菌液の調製

Escherichia coli(NBRC 3972、ATCC 8739又はNCIMB 8545)、Bacillus subtilis(NBRC 3134、ATCC 6633又はNCIMB 8054)、Staphylococcus aureus subsp. aureus(NBRC 13276、ATCC 6538又はNCIMB 9518)、Candida albicans(NBRC 1594又はATCC 10231)及びAspergillus brasiliensis(NBRC 9455又はATCC 16404)又はこれらと同等と考えられる菌株を使用する。細菌は、ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト培地、ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地又は標準寒天培地を用い、35±1℃で18~24時間、C.albicansはソイビーン・カゼイン・ダイジェスト培地、サブロー・ブドウ糖液体培地、サブロー・ブドウ糖寒天培地又はジクロラン・グリセリン寒天培地を用い、25±1℃で2~3日間、A.brasiliensisはサブロー・ブドウ糖寒天培地、ポテト・デキストロース寒天培地又はジクロラン・グリセリン寒天培地を用い、25±1℃で5~7日間、又は良好な胞子形成が認められるまで培養する。

培養した菌をそれぞれをペプトン食塩緩衝液又はリン酸緩衝液で希釈し、適切な濃度の試験菌液を調製する。A.brasiliensisの胞子を懸濁する場合には、希釈液にポリソルベート80を0.05%加えても良い。調製した菌液は2時間以内又は冷蔵保存した場合には24時間以内に使用する。また、B.subtilis及びA.brasiliensisは、安定な胞子液を使用してもよい。

(2) 培地の性能試験

試験に使用する培地は、操作法の項に従い、試料液の代わりに、1mL当たりの出現集落数が100以下となるように調製した試験菌液1mLを加えて混和し、35±1℃、46時間以内で培養するとき、十分な増殖及び接種菌数の回収が認められなければならない。

(3) 試験法の適合性

試験法の適合性の確認は、以下の方法により行う。また、試験結果に影響を及ぼすような製品の原料、製造工程又は成分組成の変更があった場合には、再度、適合性を確認する。

一平板当たりの接種菌の出現集落数が100以下となるように、試験菌液を試料液及び対照にそれぞれ加える。接種する試験菌液の量は試料液量の1%を超えてはならない。対照には、試料液の調製に用いたリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液を用いる。

試験菌株ごとに、操作法の項に従って試験を行い、35±1℃、46時間以内で培養後、菌数を測定する。試料液から回収された菌数と対照から回収された菌数とを比較する。試料存在下での菌数が対照の菌数の1/2~2倍以内にない場合、希釈、ろ過、中和、不活化等の手段によって可能な限りその影響を除去しなければならない。ただし、希釈、ろ過、中和、不活化等の手段によっても、上記の基準に満たない場合には、微生物の発育とその規格値に見合った最も低い濃度、及び基準に最も近くなる試験条件で試料の試験を行う。

2.真菌(酵母及びカビ)数試験

本試験は、好気的条件において増殖し得る中温性の真菌を測定する試験である。なお、ここに示した方法と同等以上の検出感度及び精度を有する場合には、自動化した方法等の代替法の適用も可能である。

試料液の調製

別に規定するもののほか、1.生菌数試験の試料液の調製の項に従って調製する。

操作法

本試験法では、直径9~10cmのペトリ皿を、一希釈段階につき、それぞれ2枚以上使用する。1mLの試料液又は試料液を希釈した液を無菌的にペトリ皿に分注する。これにあらかじめ45℃以下に保温したジクロラン・グリセリン寒天培地15~20mLを加えて混和する。寒天の固化後、25±1℃で5~7日間培養する。信頼性の高い集落数の計測値が得られたと判断される場合に限り、5日間培養後の計測値を用いてもよい。出現集落数を計測し、試料1g当たりの真菌数を算出する。多数の集落が出現するときは、一平板当たりの出現集落数が10~150の平板から得られる計測結果を用いて真菌数を算出する。

なお、試料中の抗菌性物質除去のためろ過が必要な場合には、別に規定するもののほか、1.生菌数試験の操作法(2)に従ってろ過後洗浄したメンブランフィルターをジクロラン・グリセリン寒天培地の表面に置き、本操作法の培養条件により試験を行う。

培地の性能及び試験法の適合性

(1) 試験菌液の調製

Candida albicans(NBRC 1594又はATCC 10231)及びAspergillus brasiliensis(NBRC 9455又はATCC 16404)又はこれらと同等と考えられる菌株を使用する。各試験菌液は、1.生菌数試験の培地の性能及び試験法の適合性(1)に従って調製する。

(2) 培地の性能試験

試験に使用する培地は、操作法の項に従い、試料液の代わりに、1mL当たりの出現集落数が100以下となるように調製した試験菌液1mLを加えて混和し、25±1℃、5日間以内で培養するとき、十分な増殖及び接種菌数の回収が認められなければならない。

(3) 試験法の適合性

1.生菌数試験の培地の性能及び試験法の適合性(3)に準じて行う。ただし、培養は25±1℃、5日間以内で行う。

3.大腸菌群及び大腸菌試験

本試験は、大腸菌群(Coliforms)及び大腸菌(Escherichia coli)を測定する試験である。本試験で検出の目的とする大腸菌群及び大腸菌は、最終製品だけではなく、原料、製造工程の中間体等における微生物汚染を評価する場合に重要であり、それらの中に存在することは好ましくない。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「大腸菌群は認めない。」とあるのは、大腸菌群の確認試験を行うとき、大腸菌群が陰性であることを示し、「大腸菌は認めない。」とあるのは、大腸菌の確認試験を行うとき、大腸菌が陰性であることを示す。

前培養液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。ただし、試料の性質によっては、規定された量よりも大量の液体培地で分散させても差し支えない。必要に応じてブレンダー等で均一に分散させることも可能である。試料と混合した培地のpHは6~8に調整し、混合後1時間以内に培養しなければならない。

なお、試料中の抗菌性物質除去のためろ過が必要な場合には、別に規定するもののほか、1.生菌数試験の操作法(2)に従ってろ過後洗浄したメンブランフィルターをラウリル硫酸ブイヨン培地に入れ、pHを6~8に調整し、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。

第1法 1.生菌数試験の試料液の調製の第1法に従って調製した試料液10mLをラウリル硫酸ブイヨン培地90mLと混合し、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。

第2法 試料1.0gをラウリル硫酸ブイヨン培地100mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。

第3法 1.生菌数試験の試料液の調製の第1法に従って調製した試料液10mLをラウリル硫酸ブイヨン培地90mLと混合し、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。なお、試料の量に限りがある(すなわち、1000g未満の)場合には、試料の量の1%(ただし、1.0g以上)を量り、9倍量のリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液と混合して均一に分散させ、試料液とする。この液10mLをラウリル硫酸ブイヨン培地90mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。また、これらの前培養液で試験法の適合性が得られない場合には、試料0.20gをラウリル硫酸ブイヨン培地100mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行うか、又はメンブランフィルター法等を用い、試験法の適合性を考慮して試験する。

操作法

(1) 大腸菌群の確認試験

前培養液を軽く振った後、1白金耳量をとってBGLB培地に接種し、35±1℃で48±2時間培養する。培養後、ガス発生の有無を確認する。ガスの発生を認めない場合には、大腸菌群陰性と判定する。ガスの発生を認めた場合には、標準寒天平板培地に塗抹し、35±1℃で18~24時間培養した後、発育した集落についてグラム染色性を確認し、グラム陰性無芽胞桿菌である場合には、大腸菌群陽性と判定する。

(2) 大腸菌の確認試験

前培養液を軽く振った後、1白金耳量をとってEC培地に接種し、44.5±0.2℃又は45.5±0.2℃で24±2時間培養する。培養後、ガス及び濁りの発生の有無を確認し、ガス及び濁りの発生を認めない場合には、更に48±2時間まで培養を継続して再度判定する。再判定の結果、ガス及び濁りの発生を認めない場合には、大腸菌陰性とする。ガス又は濁りの発生を認めた場合には、その試験管から1白金耳量をEMB寒天培地上に塗抹し、35±1℃で18~24時間培養する。EMB寒天培地上で中心部が暗色(金属光沢の有無は問わない。)の集落が観察されない場合には、大腸菌陰性と判定する。EMB寒天培地上で大腸菌が疑われる集落については、2個以上をそれぞれ標準寒天斜面培地に移植し、35±1℃で18~24時間培養した後、グラム染色性を確認する。また、ラウリル硫酸ブイヨン培地に接種し、35±1℃で48±2時間培養した後、ガス発生の有無を確認する。グラム陽性の場合又はガスの発生を認めない場合には、大腸菌陰性とする。ガスの発生を認めたグラム陰性菌についてIMViC試験(インドール産生試験、メチルレッド反応試験、フォーゲス・プロスカウエル試験及びクエン酸利用試験)を行い、試験結果のパターンが「++--」である菌を大腸菌と判定する。また、IMViC試験の代わりに、大腸菌迅速同定用キットを用いてもよい。

培地の性能及び試験法の適合性

(1) 試験菌液の調製

Escherichia coli(NBRC 3972、ATCC 8739又はNCIMB 8545)又はこれらと同等と考えられる菌株を使用する。試験菌液は、1.生菌数試験の培地の性能及び試験法の適合性(1)に従い、1mL当たりの出現集落数が1000以下となるように調製する。

(2) 培地の性能試験

試験に使用する培地は、上記の操作法に従い、試料液又は試料の代わりに、試験菌液0.1mLを加え、規定された最短培養期間で培養するとき、十分な増殖及び接種菌の回収が認められなければならない。このとき、BGLB培地及びラウリル硫酸ブイヨン培地では、ガスの発生が認められなければならない。

(3) 試験法の適合性

試験法の適合性の確認は、以下の方法により行う。また、試験結果に影響を及ぼすような製品の原料、製造工程又は成分組成の変更があった場合には、再度、適合性を確認する。

試料液又は試料を混合したラウリル硫酸ブイヨン培地及び対照に、試験菌液0.1mLをそれぞれ接種し、上記の前培養液の調製に準じて前培養を行う。接種する試験菌液の量は試料液量の1%を超えてはならない。対照には、ラウリル硫酸ブイヨン培地に試料液の調製に用いたリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液を混合したもの又はラウリル硫酸ブイヨン培地を用いる。

操作法の項に従って、規定された最短培養期間で試験する。試料の存在下において、対照と同様な試験菌の十分な発育が認められない場合、希釈、ろ過、中和、不活化等の手段によって可能な限りその影響を除去しなければならない。ただし、希釈、ろ過、中和、不活化等の手段によっても、上記の基準に満たない場合には、微生物の発育とその規格値に見合った最も低い濃度及び基準に最も近くなる試験条件により試料の試験を行う。

4.サルモネラ試験

本試験は、サルモネラ(Salmonella)を測定する試験である。本試験で検出の目的とするサルモネラは、最終製品だけではなく、原料、製造工程の中間体等における微生物汚染を評価する場合に重要であり、それらの中に存在することは好ましくない。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「サルモネラは認めない。」とあるのは、サルモネラが陰性であることを示す。

前培養液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。ただし、試料の性質によっては、規定された量よりも大量の液体培地で分散させても差し支えない。必要に応じてブレンダー等で均一に分散させることも可能である。試料と混合した培地のpHは6~8に調整し、混合後1時間以内に培養しなければならない。

なお、試料中の抗菌性物質除去のためにろ過が必要な場合には、別に規定するもののほか、1.生菌数試験の操作法(2)に従ってろ過後洗浄したメンブランフィルターを乳糖ブイヨン培地に入れ、pHを6~8に調整し、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。

第1法 試料25gを乳糖ブイヨン培地225mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。

第2法 試料25gを乳糖ブイヨン培地225mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。なお、試料の量に限りがある(すなわち、2500g未満の)場合には、試料の量の1%(ただし、1.0g以上)を量り、9倍量の乳糖ブイヨン培地(ただし、100mL以上)と混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。また、これらの前培養液で試験法の適合性が得られない場合には、試料0.20gを乳糖ブイヨン培地100mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行うか、又はメンブランフィルター法等を用い、試験法の適合性を考慮して試験する。

操作法

(1) サルモネラ集落の確認

前培養液を軽く振った後、0.1mLをラパポート・バシリアジス液体培地10mLに接種し、42±0.2℃で24±2時間培養する。また、前培養液1mLをテトラチオネート液体培地10mLに接種し、試料の菌量が多い場合には43±0.2℃、試料の菌量が少ない場合には35±2℃でそれぞれ24±2時間培養する。培養後、それぞれの液体培地から亜硫酸ビスマス寒天培地、XLD寒天培地及びヘクトエン・エンテリック寒天培地上に塗抹し、35±2℃で24±2時間培養する。それぞれの寒天培地上の定型的集落(下表参照)又はサルモネラが疑われる集落の有無を確認する。定型的集落又はサルモネラが疑われる集落が認められない場合には、非定型的集落(下表参照)の有無を確認する。亜硫酸ビスマス寒天培地で24±2時間培養しても定型的集落又はサルモネラが疑われる集落が認められない場合には、更に24±2時間追加培養する。いずれの培地上においても集落が認められない場合には、サルモネラ陰性と判定する。

定型的又は非定型的なサルモネラ集落の形態学的特徴

選択培地

定型的集落の特徴

非定型的集落の特徴

亜硫酸ビスマス

寒天培地

褐色、灰色、又は黒色を呈し、金属光沢が見られる場合がある。周辺の培地は、初めは通常褐色であるが、培養が進むと黒色になり、いわゆるハローを形成することがある。菌株によっては緑色を呈するが、周辺の培地が暗色になることはないか、又はほとんどない。


XLD

寒天培地

桃色を呈し、中央部が黒色又は黒色でない場合がある。

多くは中央に大きな光沢のある黒色部分を有するか、又は黒色に見えることがある。

黄色を呈し、中央部が黒色又は黒色でない場合がある。

ヘクトエン・エンテリック

寒天培地

青緑~青色を呈し、中央部は黒色又は黒色でない場合がある。

多くは中央に大きな光沢のある黒色部分を有するか、又は黒色に見えることがある。

黄色を呈し、中央部が黒色又は黒色でない場合がある。

(2) 寒天半斜面培地による確認

定型的集落又はサルモネラが疑われる集落を2個以上釣菌し、それぞれTSI寒天培地及びLIA培地の高層部と斜面に接種し、35±1℃で24±2時間培養する。また、亜硫酸ビスマス寒天培地で合計48±2時間培養、又はXLD寒天培地若しくはヘクトエン・エンテリック寒天培地で24±2時間培養しても、定型的集落又はサルモネラが疑われる集落が認められない場合は、2個以上の非定型集落を釣菌し、それぞれTSI寒天培地及びLIA培地の高層部と斜面に接種し、35±1℃で24±2時間培養する。TSI寒天培地では、サルモネラが存在する場合、高層部は酸性(黄色)反応、斜面部はアルカリ(赤色)反応が認められ、硫化水素は産生される場合とされない場合がある。LIA培地では、サルモネラが存在する場合、試験管の高層部でアルカリ(紫色)反応が認められる。試験管の高層部が明らかに黄色になった場合に限り酸性(陰性)反応とみなす。ほとんどのサルモネラはLIA培地で硫化水素を産生する。

サルモネラの可能性がある結果が得られた場合には、キット使用を含む、更に詳細な生化学的試験と血清学的試験を併用することで、サルモネラの同定、型別試験を行うことが望ましい。

培地の性能及び試験法の適合性

(1) 試験菌液の調製

Salmonella enterica subsp. enterica serovar Typhimurium(ATCC 14028)若しくはSalmonella enterica subsp. enterica serovar Abony(NBRC 100797又はNCTC 6017)又はこれらと同等と考えられる菌株を使用する。試験菌液は、1.生菌数試験、培地の性能及び試験法の適合性の(1)に従い、1mL当たりの出現集落数が1000以下となるように調製する。

(2) 培地の性能試験

試験に使用する各培地は、操作法の項に従い、試料の代わりに、試験菌液0.1mLを加え、規定された最短培養期間で培養するとき、十分な増殖及び接種菌の回収が認められなければならない。

(3) 試験法の適合性

試験法の適合性の確認は、以下の方法により行う。また、試験結果に影響を及ぼすような製品の原料、製造工程又は成分組成の変更があった場合には、再度、適合性を確認する。

試料を混合した乳糖ブイヨン培地及び対照に、試験菌液0.1mLをそれぞれ接種する。接種する試験菌液の量は培地量の1%を超えてはならない。対照には、乳糖ブイヨン培地を用いる。

操作法の項に準じて試験を行い、規定された最短培養期間で試験する。試料の存在下において、対照と同様な試験菌の十分な発育が認められない場合、希釈、ろ過、中和、不活化等の手段によって可能な限りその影響を除去しなければならない。ただし、希釈、ろ過、中和、不活化等の手段によっても、上記の基準に満たない場合には、微生物の発育とその規格値に見合った最も低い濃度、及び基準に最も近くなる試験条件で試料の試験を行う。

5.緩衝液と培地

微生物限度試験用の緩衝液及び培地は次のものを用いる。他の培地でも、類似の栄養成分を含み、試験対象となる微生物に対して類似の選択性及び増殖性を持つものは使用して差し支えない。緩衝液及び培地に配合する試薬・試液は、微生物限度試験に適したものを用いる。また、以下の調製法において高圧蒸気滅菌を行う場合には、あらかじめ、混和した成分を、必要に応じて加熱又は煮沸をし、均一に分散又は溶解しておく。

(1) 緩衝液

(i) リン酸緩衝液

リン酸二水素カリウム34gを水約500mLに溶かす。水酸化ナトリウム試液(1mol/L)約175mLを加え、pH7.1~7.3に調整し、水を加えて1000mLとし、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌後、冷所で保存する。用時、この液を水で800倍に希釈し、121℃で15~20分間滅菌して用いる。

(ii) ペプトン食塩緩衝液

ペプトン 1.0g

リン酸二水素カリウム 3.6g

リン酸水素二ナトリウム二水和物 7.2g

塩化ナトリウム 4.3g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは6.9~7.1とする。

(iii) 0.1%ペプトン水

ペプトン 1.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。

(2) 培地

(i) 標準寒天培地

トリプトン 5.0g

酵母エキス 2.5g

D(+)―グルコース 1.0g

寒天 15.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは6.8~7.2とする。

(ii) ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト培地

ペプトン(カゼイン製) 17.0g

ペプトン(ダイズ製) 3.0g

D(+)―グルコース 2.5g

リン酸水素二カリウム 2.5g

塩化ナトリウム 5.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは7.1~7.5とする。

(iii) ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地

ペプトン(カゼイン製) 15.0g

ペプトン(ダイズ製) 5.0g

塩化ナトリウム 5.0g

寒天 15.0g

水 1000mL

全成分を混和し、1分間煮沸する。121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは7.1~7.5とする。

(iv) サブロー・ブドウ糖液体培地

ペプトン 10.0g

D(+)―グルコース 20.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは5.4~5.8とする。

(v) サブロー・ブドウ糖寒天培地

ペプトン 10.0g

D(+)―グルコース 40.0g

寒天 15.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは5.4~5.8とする。

(vi) ジクロラン・グリセリン寒天培地

ペプトン 5.0g

D(+)―グルコース 10.0g

リン酸二水素カリウム 1.0g

硫酸マグネシウム七水和物 0.5g

ジクロラン 2.0mg

クロラムフェニコール 0.10g

寒天 15.0g

水 1000mL

全成分を混和し、グリセリン220gを添加し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは5.4~5.8とする。

(vii) ポテト・デキストロース寒天培地

ジャガイモ浸出液 200mL

D(+)―グルコース 20.0g

寒天 20.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは5.4~5.8とする。

(viii) ラウリル硫酸ブイヨン培地

トリプトース又はトリプチケース 20.0g

ラクトース 5.0g

リン酸水素二カリウム 2.75g

リン酸二水素カリウム 2.75g

塩化ナトリウム 5.0g

ラウリル硫酸ナトリウム 0.1g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。ガス発生の確認に用いる場合には発酵管を入れて滅菌する。滅菌後のpHは6.6~7.0とする。

(ix) BGLB培地

ペプトン 10.0g

ラクトース 10.0g

乾燥ウシ胆汁 20.0g

ブリリアントグリーン 13.3mg

水 1000mL

全成分を混和し、発酵管を入れて121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは7.0~7.4とする。

(x) EC培地

トリプトース又はトリプチケース 20.0g

ラクトース 5.0g

胆汁酸塩 1.5g

リン酸水素二カリウム 4.0g

リン酸二水素カリウム 1.5g

塩化ナトリウム 5.0g

水 1000mL

全成分を混和し、発酵管を入れて121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは6.7~7.1とする。

(xi) EMB寒天培地

ペプトン 10.0g

ラクトース 10.0g

リン酸水素二カリウム 2.0g

エオシンY 0.40g

メチレンブルー 65mg

寒天 15.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。50℃に冷却後、十分に混和してペトリ皿に分注し、平板を作製する。滅菌後のpHは6.9~7.3とする。

(xii) 乳糖ブイヨン培地

ペプトン 5.0g

肉エキス 3.0g

ラクトース 5.0g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは6.7~7.1とする。

(xiii) ラパポート・バシリアジス液体培地

トリプトン 5.0g

リン酸二水素カリウム 1.6g

塩化ナトリウム 8.0g

水 1000mL

全成分を混和した液に、塩化マグネシウム六水和物400g及び水1000mLを混合した溶液並びにマラカイトグリーンシュウ酸塩400mg及び水100mLを混合した溶液をそれぞれ100mL及び10mL加えて混和し、115℃で15分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは5.3~5.7とする。

(xiv) テトラチオネート液体培地

ポリペプトン 5.0g

胆汁酸塩 1.0g

炭酸カルシウム 10.0g

チオ硫酸ナトリウム五水和物 30.0g

水 1000mL

全成分を混和し、沸騰するまで加熱して均一な懸濁液とした後、45℃以下に冷却する。高圧蒸気滅菌をしてはならない。懸濁液のpHは8.2~8.6とする。

使用当日に、水20mLにヨウ化カリウム5g及びヨウ素6gを溶かした液を加える。さらに、ブリリアントグリーン0.1g及び水100mLを混合して滅菌した溶液10mLを加え、混和する。その後は培地に熱を加えてはならない。

(xv) 亜硫酸ビスマス寒天培地

ポリペプトン又はペプトン 10.0g

肉エキス 5.0g

D(+)―グルコース 5.0g

リン酸水素二ナトリウム 4.0g

硫酸鉄(Ⅱ) 0.3g

亜硫酸ビスマス・インジケーター 8.0g

ブリリアントグリーン 25mg

寒天 20.0g

水 1000mL

全成分を混和し、煮沸して均一な懸濁液とした後、50℃に冷却する。高圧蒸気滅菌をしてはならない。この液のpHは7.5~7.9とする。冷却後、十分に混和してペトリ皿に分注し、平板を作製する。

(xvi) XLD寒天培地

酵母エキス 3.0g

L―リシン 5.0g

D―キシロース 3.75g

スクロース 7.5g

ラクトース 7.5g

デオキシコール酸ナトリウム 2.5g

クエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウム 0.8g

チオ硫酸ナトリウム 6.8g

塩化ナトリウム 5.0g

フェノールレッド 80mg

寒天 15.0g

水 1000mL

全成分を混和し、沸騰するまで加熱して溶かす。高圧蒸気滅菌をしてはならない。過剰な加熱は避ける。溶解後のpHは7.2~7.6とする。50℃に冷却した後、十分に混和してペトリ皿に分注し、平板を作製する。

(xvii) ヘクトエン・エンテリック寒天培地

ペプトン 12.0g

酵母エキス 3.0g

スクロース 12.0g

ラクトース 12.0g

胆汁酸塩 9.0g

クエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウム 1.5g

チオ硫酸ナトリウム 5.0g

酸性フクシン 0.1g

サリシン 2.0g

塩化ナトリウム 5.0g

ブロモチモールブルー 64mg

寒天 13.5g

水 1000mL

全成分を混和し、沸騰するまで加熱して溶かす(1分以上煮沸しない)。過剰な加熱は避ける。溶解後のpHは7.4~7.8とする。50℃に冷却した後、十分に混和してペトリ皿に分注し、平板を作製する。

(xviii) TSI寒天培地

ポリペプトン 20.0g

D(+)―グルコース 1.0g

スクロース 10.0g

ラクトース 10.0g

硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物 0.2g

チオ硫酸ナトリウム 0.2g

塩化ナトリウム 5.0g

フェノールレッド 25mg

寒天 13.0g

水 1000mL

全成分を混和し、試験管に分注して118℃で15~20分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは7.1~7.5とする。半斜面培地として使用する。なお、上記の組み合わせに加えて、肉エキス及び酵母エキス各3.0gを含むものを使用しても差し支えない。ただし、この場合の高圧蒸気滅菌温度は121℃とする。

(xix) LIA培地

ペプトン 5.0g

酵母エキス 3.0g

D(+)―グルコース 1.0g

L―リシン塩酸塩 10.0g

クエン酸鉄(Ⅲ)アンモニウム 0.5g

チオ硫酸ナトリウム 40mg

ブロモクレゾールパープル 20mg

寒天 12.5g

水 1000mL

全成分を混和し、試験管に分注して121℃で12~15分間高圧蒸気滅菌する。滅菌後のpHは6.5~6.9とする。半斜面培地として使用する。

G03600

40.ヒ素試験法

ヒ素試験法は、添加物中に混在するヒ素の限度試験である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)」とあるのは、本品0.50gを量って試料とし、第1法により検液を調製し、標準色の調製にヒ素標準液3.0mLを用い、装置Bを用いる方法により試験を行うとき、ヒ素が、Asとして3μg/g以下であることを示す。

装置B

概略は、図1による。

図1

A:発生瓶(肩までの容量約70mL)

B:排気管

C:ガラス管(内径5.6mm、吸収管に入れる部分は先端を内径1mmに引き伸ばす。)

D:吸収管(内径10mm)

E:小孔

F:ガラス繊維(約0.2g)

G:5mLの標線

H及びJ:ゴム栓

L:40mLの標線

Bに約30mmの高さにFを詰め、酢酸鉛(Ⅱ)試液及び水の等容量混液で均等に潤した後、下端から弱く吸引して、過量の液を除く。これをHの中心に垂直に差し込み、Bの下部のEは下にわずかに突き出るようにしてAに付ける。Bの上端にはCを垂直に固定したJを付ける。Cの排気管側の下端は、Jの下端と同一平面とする。

装置C

概略は、図2による。

A:定量ポンプ

B1及びB2:ミクシングジョイント

C:反応管

D:圧力計

E:流量計

F:気液セパレータ

図2

操作法

(1) 検液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

第1法 別に規定する量の試料を量り、水5mLを加え、必要な場合には、加温して溶かし、検液とする。

第2法 別に規定する量の試料を量り、水5mL及び硫酸1mLを加える。ただし、無機酸の場合には、硫酸を加えない。これに亜硫酸水10mLを加え、小ビーカーに入れ、水浴上で加熱して約2mLとなるまで蒸発し、水を加えて5mLとし、検液とする。

第3法 別に規定する量の試料を量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)10mLを加え、エタノールに点火して燃焼させた後、徐々に加熱して炭化し、電気炉に入れて450~550℃で灰化する。なお炭化物が残るときは、少量の硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)で潤し、同様の操作を繰り返し、灰化する。冷後、残留物に塩酸3mLを加え、水浴上で加熱して溶かし、検液とする。

第4法 別に規定する量の試料を量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLを加え、エタノールに点火して燃焼させた後、徐々に加熱して炭化し、電気炉に入れて450~550℃で灰化する。なお炭化物が残るときは、少量の硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)で潤し、同様の操作を繰り返し、灰化する。冷後、残留物に塩酸3mLを加え、水浴上で加熱して溶かし、検液とする。

第5法 別に規定する量の試料を量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLを加え、エタノールに点火して燃焼させた後、徐々に加熱して炭化し、電気炉に入れて450~550℃で灰化する。なお炭化物が残るときは、少量の硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)で潤し、同様の操作を繰り返し、灰化する。冷後、残留物に塩酸3mLを加え、水浴上で加熱して溶かし、検液とする。なお残留物が塩酸に溶けない場合には、水10mLを加えて懸濁する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。容器内の残留物は温湯3mLずつを用いて2回洗い、先のろ紙を用いてろ過した後、ろ紙及びろ紙上の残留物を水5mLで洗い、検液とする。

(2) 試験

別に規定するもののほか、次の方法による。

(i) 装置Bを用いる方法 検液を発生瓶に入れ、ブロモフェノールブルー試液1滴を加え、アンモニア水、アンモニア試液又は塩酸(1→4)で中和し、塩酸(1→2)5mL及びヨウ化カリウム試液5mLを加え、2~3分間放置した後、塩化スズ(Ⅱ)試液(酸性)5mLを加えて室温で10分間放置する。次に、水を加えて40mLとし、ヒ素分析用亜鉛2gを加え、直ちにB及びCを連結したHを発生瓶に付ける。Cの細管部の端は、あらかじめヒ化水素吸収液5mLを入れたDの底に達するように入れておく。次に、Aは25℃の水中に肩まで浸し、1時間放置する。Dを外し、必要な場合には、ピリジンを加えて5mLとし、吸収液の色を観察するとき、この色は、次の標準色より濃くない。

標準色の調製は、検液の試験と同時に行う。別に規定するもののほか、別に規定する量のヒ素標準液を正確に量り、発生瓶に入れ、塩酸(1→2)5mL及びヨウ化カリウム試液5mLを加えて2~3分間放置した後、塩化スズ(Ⅱ)試液(酸性)5mLを加え、室温で10分間放置する。以下、検液と同様に操作して得た吸収液の呈色を標準色とする。

(ii) 装置Cを用いる方法 別に規定するもののほか、検液及び成分規格・保存基準各条に規定する方法で調製した比較液4mLに塩酸1mL及びヨウ化カリウム溶液(1→10)1mLを加え、70℃の水浴中で4分間加温した後、水を加えて20mLとする。装置にアルゴンを流しながら、これらの溶液、適当な濃度の塩酸試液(1~6mol/L)及びテトラヒドロホウ酸ナトリウム試液を、Aを用いてそれぞれ1~10mL/分の適当な流量で連続的に装置内に導入して順々に混合させ、ヒ化水素を発生させる。なお、ヨウ化カリウム溶液(1→10)をAで連続的に装置内に導入する方式にあっては、検液及び比較液を直接、又は水で適当な濃度に希釈後、これらの溶液、適当な濃度の塩酸試液(1~6mol/L)、ヨウ化カリウム溶液(1→10)及びテトラヒドロホウ酸ナトリウム試液を、上と同様な操作で装置に導入して順々に混合させ、ヒ化水素を発生させる。発生したヒ化水素と廃液をFで分離した後、ヒ化水素を含む気体を加熱吸収セルを取り付けた原子吸光度測定装置に導入し、波長193.7nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度より大きくない。

操作上の注意

(1) 試験に用いる器具・試薬及び試液は、ヒ素を含まないか、又はほとんど含まないものを用い、必要な場合には、空試験を行う。

(2) 装置Cを用いる場合は、装置により検液及び比較液に加える塩酸、ヨウ化カリウム溶液の量や濃度は異なり、装置に導入する検液及び比較液、塩酸、テトラヒドロホウ酸ナトリウム試液及びヨウ化カリウム溶液の流量や濃度が異なる場合もある。

G03700

41.沸点測定法及び蒸留試験法

沸点測定及び蒸留試験は、別に規定するもののほか、次の第1法又は第2法による。

沸点は、別に規定するもののほか、最初の留液5滴を留出したときを最低とし、蒸留フラスコ中の液が少なくなり、十分な蒸発量が得られなくなる直前の温度を最高とする。

また、蒸留試験は、規定の温度範囲の留分の容量を量るものである。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「55.5~57.0℃(第1法)」とあるのは、本品は、沸点測定法及び蒸留試験法中の第1法により測定するとき、その沸点が55.5~57.0℃であることを示す。また、「64~70℃で95vol%以上を留出する。(第2法)」とあるのは、本品は、沸点測定法及び蒸留試験法中の第2法により測定するとき、64~70℃で95vol%以上を留出することを示す。

第1法

この方法は、規定の温度範囲が5℃未満のときの液体の沸点の測定及び蒸留試験に用いられる。

装置

概略は、次の図による。

A:硬質ガラス製蒸留フラスコ(容量50~60mL)

B:浸線付温度計(棒状)

C:浸線

D:栓

E:冷却器

F:アダプター

G:メスシリンダー(25mL、0.1mLの目盛りのあるもの)

ガラス器具類は、よく乾燥したものを用いる。Bは、CがDの下端にくるように、また、水銀球の上端が留出口の中央部にくるように付け、AにEを連結し、EにはFを接続し、Fの先端は、受器のGの口にわずかに空気が流通するようにして差し込む。

Aには沸騰石又は毛細管を入れ、Aを覆う高さの風よけを付け、適当な熱源を用いてAを加熱する。ただし、直火で加熱するときは、Aをセラミックス板(150mm×150mmの金網に厚さ6mmのセラミックスを固着し、中央部に直径30mmの円形の穴を開けたもの)の穴に乗せて加熱する。

操作法

あらかじめ液温を測定した試料25mLをGを用いて量り、Aに入れ、Gは洗わずにそのまま受器として用いる。装置が整ったならば、Eに水を通し、Aを加熱し、約10分で留出を始め、別に規定するもののほか、測定温度200℃未満のものは1分間4~5mL、200℃以上のものは1分間3~4mLの留出速度で蒸留し、留液の温度を最初の試料の液温と等しくし、留分の容量を量る。

80℃以下で蒸留し始める液では、あらかじめ試料を10~15℃に冷却してその容量を量り、蒸留中はGの上部から25mm以下を氷冷する。

気圧に対する温度の補正は、0.36kPaにつき0.1℃とし、気圧101kPa未満のときはこれを加え、101kPaを超えるときはこれを減じる。

第2法

この方法は、規定の温度範囲が5℃以上のときの液体の沸点の測定及び蒸留試験に用いられる。

装置

第1法と同様の装置を用いる。ただし、Aは容量200mL、首の内径18~24mmで内径5~6mmの留出管が付いているものを用いる。また、直火で加熱するときに用いるセラミックス板は、中央部に直径50mmの円形の穴を開けたものとする。

また、受器に用いるGは、100mLで、1mLの目盛りのあるものとする。

操作法

あらかじめ液温を測定した試料100mLを1mLの目盛りのあるGを用いて量り、第1法と同様に操作する。

G03900

42.融点測定法

融点とは、次の第1法又は第2法により測定するとき、固体がその温度又は温度の範囲内で完全に融解する温度をいう。比較的純度が高く、粉末状に試料を調製できる物質の融点は第1法により、水に不溶性で粉末にしにくい物質の融点は第2法により測定する。

測定は、別に規定するもののほか、第1法により行う。

第1法

通例、粉末にしやすいものに適用する。

装置

概略は、次の図による。

A:加熱容器(硬質ガラス製)

B:浴液(常温における動粘度50~100mm2/sの澄明なシリコーン油を用いる。)

C:テフロン製蓋

D:浸線付温度計(棒状、融点が50℃未満のときは1号、40℃以上100℃未満のときは2号、90℃以上150℃未満のときは3号、140℃以上200℃未満のときは4号、190℃以上250℃未満のときは5号、240℃以上320℃未満のときは6号を用いる。)

E:温度計固定ばね

F:浴液量加減用小孔

G:コイルスプリング

H:毛細管(内径0.8~1.2mm、長さ120mm、壁の厚さ0.2~0.3mmで一端を閉じた硬質ガラス製のものを用いる。)

J:テフロン製蓋固定ばね

操作法

試料を微細な粉末とし、別に規定するもののほか、デシケーターで約24時間乾燥する。また、成分規格・保存基準各条において乾燥物とある場合には、それぞれの成分規格・保存基準各条において規定する乾燥減量の条件で乾燥したものを用いる。

この試料をHに入れ、閉じた一端を下にしてガラス板又は陶板上に立てた約70cmのガラス管の内部に落とし、はずませて固く詰め、厚さ2.5~3.5mmの層となるようにする。成分規格・保存基準各条等に「(封管中)」とあるのは、開いている方の一端を閉じることを示し、「(減圧封管中)」とあるのは、開いている方の一端から、減圧(0.67kPa以下)にしながら開いている方の一端を弱く加熱して閉じることを示す。

Bを加熱して予想される融点の約10℃下の温度まで徐々に上げ、Dの浸線を浴液のメニスカスに合わせ、試料を入れたHをGに差し込み、試料を詰めた部分がDの水銀球の中央にくるようにする。次に1分間に約3℃上昇するように加熱して温度を上げ、予想される融点より約5℃低い温度から1分間に1℃上昇するように加熱を続ける。

Hの内壁と試料との接触部にわずかに浸潤又は崩壊を認めたときの温度を融解し始めの温度とし、試料が完全に融解して透明となったときの温度を融解し終わりの温度とし、当該温度を融点とする。

第2法

脂肪、脂肪酸、パラフィン、ろう等のような粉末にしにくいものに適用する。

操作法

試料をできるだけ低温で融解し、これを、泡が入らないようにして毛細管(第1法で規定したものと同様なもので、両端を開いたもの)中に吸い上げて約10mmの高さとする。この毛細管から試料が流出しないように保ち、10℃以下で約24時間放置するか、少なくとも2時間氷冷した後、試料の位置が水銀球の中央外側になるようにゴム輪で温度計に取り付け、これを水を入れたビーカーに入れ、試料の上端を水面下約10mmの位置に保つ。水を絶えずかき混ぜながら加温し、予想される融点より約5℃低い温度に達した後は、2分間に1℃ずつ上昇するように加熱する。H中で試料が浮上するときの温度を融点とする。

G04000

43.誘導結合プラズマ発光分光分析法及び誘導結合プラズマ質量分析法

誘導結合プラズマ発光分光分析法及び誘導結合プラズマ質量分析法は、誘導結合プラズマ(ICP:Inductively Coupled Plasma)を励起源又はイオン源として利用する元素分析法である。

ICPは、高周波誘導結合法により得られるアルゴンプラズマの高温の熱エネルギーを有する励起源である。このプラズマ中に検液を噴霧導入すると、検液中に含有される原子が励起され、このとき生じる原子発光スペクトルの波長及び強度を測定して、元素の同定や定量分析を行う方法をICP発光分光分析法という。ICPは良い励起源であると同時に良いイオン化源でもあることから、検出器として質量分析計を用い、ICPによりイオン化された元素をm/z値ごとに分離してイオンのピーク強度を測定することにより、定性分析及び定量分析を行う方法をICP質量分析法という。

原子に外部から高エネルギーを与えると、最外殻電子が軌道遷移を起こし、励起状態になる。この励起状態の原子は、基底状態に戻る際に励起によって得られたエネルギーを光として放出する。このとき発生する光は、各元素に固有の振動数ν又は波長λを持っており、hをプランクの定数、cを光速度とすれば、そのエネルギーΔEは、次式により表される。

ΔE=hν=hc/λ

最外殻電子の軌道遷移のエネルギー準位と放出エネルギーの組合せは、多数あることから、通常、一つの元素からの発光線は強弱合わせると数多く存在する。しかし、紫外・可視領域にあって、元素の定性・定量分析に必要な検出感度を有する発光線は限定される。原子発光スペクトルは、各元素に固有の振動数又は波長を有することから、分光器を通して検出されるこのスペクトルの波長を解析することにより、検液中に含まれる各元素を同定することができる。また、このスペクトル線の強度から、検液中の各元素の定量分析を行うことができる。この原理を利用したのが、ICP発光分光分析法である。

ICP質量分析法は、原子吸光光度法やICP発光分光分析法等の光学的な分析法に代わる元素分析法である。プラズマによって元素をイオン化させた後、m/z値により分離、計測するという本法は、ICP発光分光分析法に比べ、高感度、同位体分析ができる等の特長を持つ。

ICP発光分光分析法及びICP質量分析法は、食品添加物原体又は製剤中の無機不純物又は共存元素に対する特異的な微量分析法として優れており、アルカリ・アルカリ土類金属、重金属類だけでなく、食品添加物の安全性を確保するために適切な管理が必要とされる多くの元素の定性・定量分析が可能である。また、多数の元素の同時分析が可能なことから、無機元素のプロファイル分析を行い、およその濃度を知ることにより、食品添加物原体等の品質確保を図ることができる。

装置

(1) ICP発光分光分析計の装置構成

ICP発光分光分析計は、励起源部、試料導入部、発光部、分光部、測光部及びデータ処理部で構成される。励起源部は、発光部に電気エネルギーを供給・制御するための高周波電源、制御回路及びガス供給部からなる。試料導入部は、検液を発光部に導入する部分で、検液を霧化するネブライザーや噴霧室(スプレーチャンバー)等から構成される。

発光部は、検液中の元素を原子化・励起・発光させるための部分で、トーチや高周波誘導コイル等からなる。トーチは、三重管構造をしており、中心の管から検液が導入される。プラズマの生成及び検液を搬送するためのガスとしてアルゴンガスを用いる。発光部から放射される光の観測方式には、プラズマの側面の光を観測する横方向観測方式及びプラズマの中心の光を観測する軸方向観測方式がある。分光部は、発光部から放射された光をスペクトル線に分離するための部分で、集光系や回折格子等の光学素子からなる。分光器には、波長走査形分光器(モノクロメーター)と波長固定型の同時測定形分光器(ポリクロメーター)がある。なお、190nm以下の真空紫外領域のスペクトル線を測定する場合、分光器内は、真空排気を行うか、アルゴンガス又は窒素ガスにより、空気を置換する必要がある。

測光部は、入射した光をその強度に応じた電気信号に変換する部分で、検出器及び信号処理系からなる。検出器としては、光電子増倍管又は半導体検出器が用いられる。

データ処理部は、データ処理を行い、検量線、測定結果等を表示する。

(2) ICP質量分析計の装置構成

ICP質量分析計は、励起源部、試料導入部、イオン化部、インターフェース部、イオンレンズ部、質量分離部、イオン検出部及びデータ処理部で構成される。

励起源部、試料導入部及びイオン化部は、それぞれICP発光分光分析計における励起源部、試料導入部及び発光部と同一の構造である。

インターフェース部は、大気圧下でプラズマにより生成されたイオンを高真空の質量分離部に導入するための境界部分でサンプリングコーン及びスキマーコーンより構成される。

イオンレンズ部は、インターフェース部を介して導入されたイオンを収束させ、効率良く質量分離部に導くための部分である。

質量分離部は、多くの装置で四重極型の質量分析計が採用されている。なお、コリジョン・リアクションセルと呼ばれる室(セル)を真空内の質量分離部の前に配置し、水素、ヘリウム、アンモニア又はメタン等のガスを導入することにより、後述の多原子イオン類による干渉を抑制できる。

イオン検出部は、検出器内に到達したイオンを、増倍管により増幅した後、電気信号に変換し、データ処理部で、得られた電気信号をデータとして処理し、検量線や測定結果等を表示する。

試料の前処理

食品添加物原体等の有機物を試料とする場合は、通例、乾式灰化法又は湿式分解法により有機物を灰化又は分解した後、残留物を少量の硝酸又は塩酸に溶かして検液を調製する。別に、難分解性試料の場合、密閉式の加圧容器中、マイクロ波分解装置を用いて分解することもできる。少量の有機溶媒を含む液体試料は、前処理なしで装置に導入することができるが、有機溶媒中の炭素がトーチやインターフェース部に沈着することを防ぐため、助燃ガスとして酸素を導入する方法もある。

ICP発光分光分析計の操作

アルゴンガスを所定の流量に設定し、高周波電源を入れ、プラズマを生成する。プラズマの状態が安定していることを確認した後、成分規格・保存基準各条に規定された方法で調製した検液や標準液等を導入し、定められた分析線における発光強度を測定する。また、確認試験を行う場合、分析対象元素について、定められた複数の分析線が含まれる波長範囲で発光スペクトルを測定する。

(1) 分光器の性能評価

波長校正は、各装置に特有な方法があることから、それぞれに指示された方法・手順に従って、適切に実施する必要がある。

波長分解能は、通例、特定元素の分析線スペクトルの半値幅が一定値(nm)以下として規定される。低波長側から高波長側まで、通例、ヒ素As(193.696nm)、マンガンMn(257.610nm)、銅Cu(324.754nm)及びバリウムBa(455.403nm)の発光線が選択される。

(2) 操作条件の最適化

操作条件は、通例、次による。

装置は、15~30分の暖機運転により、プラズマの状態を安定させた後、操作条件の最適化を図る。通例、高周波出力は0.8~1.4kW、アルゴンガスの流量は、冷却ガス(プラズマガス)10~18L/分、補助ガス0~2L/分、キャリヤーガス0.5~2L/分とする。プラズマの測定位置は、横方向観測方式の場合、誘導コイルの上端より10~25mmの範囲であり、溶液の吸い上げ量は0.5~2mL/分とする。一方、軸方向観測装置の場合は、測定される発光強度の最大値が得られるように光軸の調整を行う。また、積分時間は、測定される発光強度の安定性を考慮し、1~数十秒の範囲内で設定する。

(3) 干渉とその抑制又は補正

ICP発光分光分析法における干渉とは、測定に際して、共存成分又はマトリックスが測定結果に影響を与えることの総称である。種々の干渉を大別すると、物理干渉やイオン化干渉等の非分光干渉と分光干渉があるが、適切な抑制法又は補正法の適用により、その影響を排除又は軽減することができる。

物理干渉とは、検液と検量線用標準液の粘性、密度、表面張力等の物理的性状が異なる場合、発光部への検液の噴霧効率に差異が生じることから、測定結果がその影響を受けることをいう。この種の干渉の影響を排除又は軽減するためには、干渉の生じない程度まで検液を希釈すること、検液と検量線用標準液の液性とをできるだけ一致させること(マトリックスマッチング法)のほか、定量法として内標準法(強度比法)又は標準添加法の適用もその有力な補正法となる。

イオン化干渉とは、検液中に高濃度の共存元素が存在する場合、それらの元素のイオン化により発生する電子により、プラズマ内の電子密度が増加し、イオン化率が変化することによる影響を指す。イオン化干渉に対する抑制法又は補正法は、基本的には物理干渉の場合と同様である。別に、光の観測方式、観測高さ、高周波出力、キャリヤーガス流量等の選択及び調節により、イオン化干渉の少ない測定条件を確保することができる。

分光干渉とは、分析対象元素の分析線に種々の発光線や連続スペクトルが重なり、分析結果に影響を及ぼすことを指す。この干渉を回避するためには、分光干渉を受けない別の分析線を選択する必要があるが、適当な分析線が得られない場合、分光干渉補正を行う必要がある。なお、有機物試料の前処理が不十分な場合、検液中の炭素に起因する分子バンドスペクトル(CO、CH、CN等)が分析対象元素の分析線に近接し、干渉することがある。

ICP質量分析計の操作

プラズマの状態が安定していることを確認した後、装置の最適化を行い、システムの適合性を確認する。成分規格・保存基準各条に規定された方法で調製した検液や標準液等を導入し、定められたm/z値における信号強度を測定する。また、確認試験を行う場合、分析対象元素について、定められたm/z値の範囲で、マススペクトルを測定する。

(1) 質量分析計の性能評価

質量分析計の性能評価項目として、質量真度と質量分解能がある。質量真度は、操作条件の最適化用の標準液を用いて標準となる元素のm/z値と質量分離部の質量軸を一致させることにより調整する。四重極型質量分析計の場合には、±0.2以内であることが望ましい。質量分解能は、測定ピークの10%の高さにおけるピーク幅が0.9以下であることが望ましい。

(2) 操作条件の最適化

純度試験又は定量法を行うときは、あらかじめ次に規定する感度、バックグラウンド、並びに酸化物イオン及び二価イオンの生成比の最適化を行い、装置の稼働性能が適切であることを確認しておく。操作条件の最適化の実施に際しては、通常、適切な濃度に調整した、7Li、9Be、59Co、89Y、115In、140Ce、205Tl、209Bi等の環境中から汚染し難い、低質量数、中質量数及び高質量数を代表する元素の標準液を用いる。

感度は、積分時間1秒当たりのイオンカウント数(cps)で判定する。純度試験又は定量法を行うときは、低質量数、中質量数及び高質量数において、各元素濃度1μg/L(ppb)当たり数万cps程度あることが望ましい。

バックグラウンドは、天然には存在しない元素のm/z値、例えばm/zが4、8又は220等で測定した場合、10cps以下であることが望ましい。

酸化物イオン及び二価イオンの生成比は、140Ce等の溶液を用い、それぞれの酸化物イオン(140Ceの場合140Ce16O、m/z 156)、二価イオン(140Ce2+、m/z 70)及び一価イオン(140Ce、m/z 140)のカウント数を測定し、酸化物イオン及び二価イオンのカウント数を一価イオンのカウント数で除して求める。酸化イオン生成比、すなわち140Ce16O140Ceが0.03以下、及び二価イオン生成比、すなわち140Ce2+140Ceが0.05以下となることが望ましい。

(3) 干渉とその抑制又は補正

測定に際しては、スペクトル干渉及び非スペクトル干渉に注意する必要がある。

スペクトル干渉には、同重体干渉並びに多原子イオン及び二価イオンのマススペクトルの重なりによる干渉がある。同重体干渉とは、測定対象元素と原子量が近接している同重体イオンによる干渉をいう。例として、40Caに対する40Ar、204Pbに対する204Hgの重なりがある。多原子イオンは、イオン化源としてアルゴンガスを使用しているため、例えば、Arに起因する40Ar16O、40Ar16O1H、40Ar2等の多原子イオンが形成され、それぞれ56Fe、57Fe、80Seの測定に干渉を生じる。コリジョン・リアクションセルが付属している装置では、セル内でこれらの多原子イオンを減少させることができる。二価イオンとは、当該の一価イオンの1/2のm/z値にピークを持つイオンのことで、検液中に測定対象元素の2倍の質量数の同位体を持つ元素が共存する場合に干渉を生じる。

非スペクトル干渉には、ICP発光分光分析法の場合と同様に、物理干渉及びイオン化干渉のほか、ICP質量分析法特有のものとしてマトリックス干渉がある。マトリックス干渉は多量の共存元素が存在すると測定対象元素のイオンカウント数が一般的に減少する現象である。この傾向は、共存元素の質量数が大きく、その濃度が高いほど、また、測定元素の質量数が小さいほど顕著に表れる。非スペクトル干渉は、未知試料に対して既知量の測定対象元素を添加することで、その回収率から干渉の程度を確認できる。回収率が低く、分析の信頼性が確保されないと判断される場合には、内標準法又は標準添加法によって補正を行う。ICP質量分析法では特に同位体希釈法を用いると非スペクトル干渉の影響を低減できる。

システム適合性

本法を用いて純度試験又は定量法を行うときは、あらかじめ次に規定するシステム適合性試験を行って、装置の稼働性能が適切であることを確認しておく必要がある。

(1) 検出の確認及び直線性の評価

分析対象元素を含まない溶液及び分析対象元素の規格限度値の濃度に相当する標準液を調製し、それぞれブランク溶液及びシステム適合性試験用溶液とする。ブランク溶液及びシステム適合性試験用溶液につき、各装置により最適化された試験条件の下で、スペクトルを測定し、システム適合性試験用溶液にはブランク溶液と比較して、定められた波長又はm/z値の範囲に分析対象元素のピークが明確に観察されることを確認する。ただし、規格限度値の濃度は定量限界(10σ)以上の濃度であること。なお、定量法においては、検出の確認は不要である。

直線性については、次節の「(2) 定量分析」において作成した検量線の相関係数が0.99以上であることを確認する。なお、「(1) 定性分析」及び「(2)(iv)同位体希釈法」においては直線性の確認は不要である。

(2) システムの再現性

各装置により最適化された試験条件の下、最低濃度の検量線用標準液を用いて、試験を6回繰り返すとき、別に規定するもののほか、分析対象元素のスペクトル強度の相対標準偏差は一定値以下(10%以下)であることを確認する。

定性及び定量分析

(1) 定性分析

ICP発光分光分析法では、検液中に含まれる元素由来の複数の発光線の波長及び相対的な発光強度が、標準液中に含まれるこれら元素の発光線の波長及び相対的な発光強度に一致するとき、これら元素の含有を確認することができる。なお、標準液に替えて、各装置に付属のライブラリー又はICP発光スペクトルの波長表を利用することもできる。ICP質量分析法では、短時間に全元素の質量数領域をスキャンするため、検液のスペクトル中のピークのm/z値から検液中に含まれる元素を定性分析できる。

また、試料中に不純物として混在が想定される金属触媒、無機元素及び安全性の観点より常時監視しておく必要のあるヒ素、鉛等の分析対象元素を定め、これら分析対象となる無機性不純物のプロファイル分析を行うことができる。

なお、各元素標準液は、別に規定する各元素の許容限度値を考慮して、適切な濃度に調製する。

(2) 定量分析

検液中の無機元素の定量的評価は、一定時間の積分によって得られた発光強度あるいはイオンカウント数から、通例、次のいずれかの方法により行う。

(i) 検量線法:分析対象元素について、4種類以上の異なる濃度の検量線用標準液を調製する。この検量線用標準液を用い、ICP発光分光分析法においては分析線における発光強度、ICP質量分析法においては測定m/z値におけるイオンカウント数と濃度との関係を作図し、検量線とする。この検量線を用いて発光強度又はイオンカウント数に対応する検液中の分析対象元素の濃度を求める。

(ii) 内標準法:一定濃度の内標準元素を含み、分析対象元素について、4種類以上の異なる濃度の検量線用標準液を調製する。この検量線用標準液を用い、内標準元素に対する分析対象元素の発光強度比又はイオンカウント数比と濃度との関係を作図し、検量線とする。検液の調製に際しても、検量線用標準液中の濃度と同一となるように内標準元素を添加する。この検量線を用いて、内標準元素に対する分析対象元素の発光強度比あるいはイオンカウント数比に対応する検液中の分析対象元素の濃度を求める。

なお、本法の適用に当たっては、添加する内標準元素が検液中に含まれないこと、又は含まれていたとしても添加濃度に対して無視できる程度であることを確認しておく必要がある。また、内標準元素としては、ICP発光分光分析法においては、測定条件や溶液の液性等による発光強度の変化が、分析対象元素と類似していること、分析線に対して分光干渉を生じない発光線を選択する等の必要がある。一方、ICP質量分析法においては,測定対象元素と、スペクトル干渉を起こさず、同程度のイオン化効率及び質量数を有する元素が望ましい。

(iii) 標準添加法:同量の検液を4個以上とり、分析対象元素を添加しないもの、及び分析対象元素を3種類以上の異なる濃度で添加した検量線用標準液を調製する。それぞれの溶液の発光スペクトル又はマススペクトルから、分析線における発光強度又は測定m/z値におけるイオンカウント数と濃度との関係を作図し、得られる回帰直線の横軸(濃度)切片の絶対値より、検液中の分析対象元素の濃度を求める。

この方法は、ICP発光分光分析法においては、検液中の共存物質による非分光干渉を補正する点で有効であり、分光干渉がないか、又はバックグラウンド及び分光干渉が正しく補正され、かつ発光強度と濃度の関係が良好な直線性を保つ場合にのみ適用できる。一方、ICP質量分析法においては、検液中の共存物質による非スペクトル干渉を補正する点で有効であり、スペクトル干渉が正しく補正され、かつイオンカウント数と濃度の関係が低濃度域まで良好な直線性を保つ場合のみ適用できる。

(iv) 同位体希釈法:同位体希釈法は、ICP質量分析法に適用可能な方法で、天然と異なる既知の同位体組成を持つ濃縮同位体を検液に添加することにより、測定対象元素の同位体組成比の変化から濃度を求める方法である。同位体分析を行うため、天然に二つ以上の安定同位体が存在する元素に適用することができる。濃縮同位体の添加量と濃縮同位体混合検液の同位体比の測定のみで定量が可能であるため、分析精度が高く、非スペクトル干渉の影響を受けないことが特長である。

注意

本試験に用いる水及び試薬類並びに標準液は、次による。

(1) 水は、ICP分析用水を用いる。なお、その水に含まれる不純物が分析対象元素に干渉しないことを確認しておく必要がある。ここで、ICP分析用水とは、その導電率が1μS・cm-1(25℃)以下の水とする。

(2) 試薬類は、ICP分析に適した高品質のものを用いる。

(3) アルゴンガスは、液化アルゴン又は圧縮アルゴンのいずれを用いても良いが、純度99.99vol%以上のものを用いる。

(4) 標準液の液性は検液と合わせることが望ましい。

(5) 複数元素を含む標準液を調製する場合は、沈殿及び互いに干渉を生じないような試液及び元素の組合せを選択する。

G04100

44.油脂類試験法

油脂類試験法は、香料以外の脂肪酸、高級脂肪族アルコール類、脂肪酸のエステル類等の油脂類のエステル価、けん化価、酸価、水酸基価及びヨウ素価を測定する方法である。

1.エステル価

エステル価とは、試料1g中のエステルをけん化するに要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「125~164(油脂類試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、エステル価が125~164であることを示す。

操作法

別に規定するもののほか、けん化価及び酸価を測定し、次式によりエステル価を求める。

エステル価=けん化価-酸価

2.けん化価

けん化価とは、試料1g中のエステルのけん化及び遊離酸の中和に要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料約1gを精密に量り、三角フラスコに入れ、エタノール(95)40mLを加え、必要な場合には、加温して溶かし、3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液20mLを正確に量って加え、還流冷却器を付けて水浴中で30分間、時々フラスコを振り混ぜながら加熱する。冷後、フェノールフタレイン試液数滴を加え、直ちに過量の水酸化カリウムを0.5mol/L塩酸で滴定する。ただし、冷時濁りを生じるときは、温時滴定する。別に空試験を行い、次式によりけん化価を求める。

ただし、

a:空試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

3.酸価

酸価とは、試料1gを中和するに要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「15以下(油脂類試験法)」とあるのは、次の方法によるとき、酸価が、15以下であることを示す。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料の酸価に応じて表の試料の採取量を精密に量り、エタノール(95)/ジエチルエーテル混液(1:1)50mLを加え、必要な場合には、加温して溶かし、検液とする。冷後、フェノールフタレイン試液2~3滴を加え、0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液で30秒間持続する淡赤色を呈するまで滴定し、次式により酸価を求める。ただし、冷時濁りを生じるときは、温時滴定する。使用する溶媒は、あらかじめ使用前にフェノールフタレイン試液2~3滴を指示薬として30秒間持続する淡赤色を呈するまで0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液を加える。

ただし、

a:0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

酸価

試料の採取量

5未満

10g

5以上15未満

5g

15以上50未満

3g

50以上120未満

1g

120以上

0.5g

4.水酸基価

水酸基価とは、試料1gを次の条件でアセチル化するとき、水酸基と結合した酢酸を中和するに要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「155~187(油脂類試験法)ただし、酸価は0とみなす。」とあるのは、次の方法によるとき、酸価を0とみなして水酸基価が155~187であることを示す。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料約1gを精密に量り、図に示す丸底フラスコに入れ、無水酢酸・ピリジン試液5mLを正確に量って加え、フラスコの口に小漏斗を載せ、95~100℃の油浴中に底部を約1cm浸して1時間加熱する。冷後、水1mLを加えてよく振り混ぜ、更に10分間加熱する。冷後、漏斗及びフラスコの首部をエタノール(95)5mLで洗い込み、過量の酢酸を0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液1mL)。別に空試験を行い、次式により水酸基価を求める。

ただし、

a:空試験における0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

AV:酸価

5.ヨウ素価

ヨウ素価とは、次の条件で測定するとき、試料100gに吸収されるハロゲンの量をヨウ素(Ⅰ)に換算したg数である。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料のヨウ素価に応じて、表の試料の採取量を小ガラス容器に精密に量り、500mLの共栓三角フラスコ中に容器と共に入れ、シクロヘキサン20mLを加えて溶かして正確にウィイス試液25mLを加え、よく混和する。密栓して遮光し、20~30℃で30分間(ヨウ素価が100以上のときは1時間)時々振り混ぜて放置する。次に、ヨウ化カリウム溶液(1→10)20mL及び水100mLを加えて振り混ぜた後、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。別に空試験を行い、次式によりヨウ素価を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

ヨウ素価

試料の採取量

30未満

1g

30以上50未満

0.6g

50以上100未満

0.3g

100以上

0.2g

G04200

45.溶状試験法

溶状試験法は、成分規格・保存基準各条の溶状の項に定めた溶媒に対する溶解性を科学的及び客観的に判定するための方法である。溶状を観察することにより、物質固有の性状、不純物の存在等を簡単に判別することができる。

以下、本試験法を用いる場合の溶状の項において、例えば、「ほとんど澄明(1.0g、水20mL)」とあるのは、本品1.0gを量り、水20mLを加えて溶かした液は、ほとんど澄明であることを示す。

操作法

(1) 検液の調製

別に規定するもののほか、溶状の項に規定した溶液を比色管又は適当な容器内で調製し、必要な場合には、20mLを比色管にとり、検液とする。

(2) 標準液の調製

標準原液 0.1mol/L塩酸14.1mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液1mLは、塩素(Cl)1mgを含む。

標準液 標準原液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液1mLは、塩素(Cl)0.01mgを含む。

(3) 基準液の調製

澄明 標準液0.2mLを量り、水を加えて20mLとする。この液に硝酸(1→3)1mL及び硝酸銀溶液(1→50)1mLを加え、振り混ぜた後、直射日光を避けて15分間放置する。

ほとんど澄明 標準液0.5mLを量り、水を加えて20mLとする。この液に硝酸(1→3)1mL及び硝酸銀溶液(1→50)1mLを加え、振り混ぜた後、直射日光を避けて15分間放置する。

わずかに微濁 標準液1.2mLを量り、水を加えて20mLとする。この液に硝酸(1→3)1mL及び硝酸銀溶液(1→50)1mLを加え、振り混ぜた後、直射日光を避けて15分間放置する。

微濁 標準液6mLを量り、水を加えて20mLとする。この液に硝酸(1→3)1mL及び硝酸銀溶液(1→50)1mLを加え、振り混ぜた後、直射日光を避けて15分間放置する。

混濁 標準原液0.3mLを量り、水を加えて20mLとする。この液に硝酸(1→3)1mL及び硝酸銀溶液(1→50)1mLを加え、振り混ぜた後、直射日光を避けて15分間放置する。

(4) 試験

別に規定するもののほか、検液と同容量の基準液を比色管にとり、直射日光を避けて、30秒~5分間振り混ぜた後、上方及び側方から観察して濁度を比較するとき、検液の呈する濁度は、規定する用語に対応する基準液の示す濁度より濃くない。また、澄明又はほとんど澄明と規定された液は、浮遊物等の異物の混入をほとんど認めない。

G04300

46.硫酸塩試験法

硫酸塩試験法は、添加物中に混在する硫酸塩の限度試験である。

以下、本試験法を用いる場合において、例えば、「SO4として0.024%以下(1.0g、比較液0.005mol/L硫酸0.50mL)」とあるのは、本品1.0gを量って試料とし、試験を行い、比較液には、0.005mol/L硫酸0.50mLを用いて試験を行うとき、硫酸塩が、SO4として0.024%以下であることを示す。

操作法

(1) 検液及び比較液の調製

別に規定するもののほか、次の方法による。

試料の量のみを規定する場合には、規定する量の試料を量り、比色管に入れ、水約30mLを加えて溶かし、液がアルカリ性の場合には、塩酸(1→4)を加えて中和し、更に塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。また、試料液を調製する場合には、試料液を比色管に入れ、塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。別の比色管に別に規定する量の0.005mol/L硫酸を量って入れ、塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。検液が澄明でない場合には、両液を同じ条件でろ過する。

(2) 試験

別に規定するもののほか、検液及び比較液に塩化バリウム二水和物溶液(3→25)2mLずつを加えてよく混和し、10分間放置した後、両比色管を、黒色を背景とし、上方及び側方から観察して濁度を比較するとき、検液の呈する濁度は、比較液の呈する濁度より濃くない。

G04400

47.硫酸呈色物試験法

硫酸呈色物試験法は、試料を硫酸に溶かすとき、硫酸によって容易に呈色する不純物の許容限度を試験する方法である。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

あらかじめ無色の硬質試験管を硫酸呈色物用硫酸でよく洗う。別に規定するもののほか、試料が固体の場合には、試験管に硫酸呈色物用硫酸5mLを入れ、別に規定する量の試料を粉末として少量ずつ加え、ガラス棒でかき混ぜて完全に溶かす。試料が液体の場合には、別に規定する量を量り、試験管に入れ、硫酸呈色物用硫酸5mLを加えて振り混ぜる。この間、発熱して温度が上昇するものは冷却し、温度の影響のあるものは標準温度に保ち、15分間放置する。別に規定する比色標準液を別の同質同形の試験管に入れ、比較液とする。両管を、白色を背景とし、上方及び側方から観察して比色するとき、試料の呈する色は、比較液の色より濃くない。

また、試料を硫酸と加熱して溶かすように規定した場合には、試料と硫酸を試験管に入れ、規定に従い加熱した後、比色する。

G04500

48.ろ紙クロマトグラフィー

ろ紙クロマトグラフィーは、ろ紙を用い、混合物を移動相で展開させてそれぞれの成分に分離する方法であり、物質の確認又は純度の試験等に用いる。

操作法

別に規定するもののほか、次の方法による。

別に規定するクロマトグラフィー用ろ紙の一端から40mmのところに鉛筆で線を引き、この線上に別に規定する量の検液又は対照液をマイクロピペット又は毛細管を用いて付け、風乾する。このとき、検液を付けたスポットと対照液を付けたスポットの中心間の距離は、約25mmとする。次に、あらかじめ別に規定する展開溶媒を入れ、その蒸気で飽和させておいた高さ約500mmの展開用容器に、このろ紙を入れ、ろ紙が器壁に接触しないように注意して、糸又は針金で栓に垂直に吊るし、ろ紙の下端約10mmを展開溶媒中に浸し、容器を密閉して放置する。展開溶媒が試料を付けた点から別に規定する距離まで上昇したとき、ろ紙を容器から取り出し、風乾した後、別に規定する方法によって検液と対照液のそれぞれから得られたスポットの位置、色等を比較観察する。

R0000000

C 試薬・試液等

別に規定するもののほか、試験に用いる試薬・試液、容量分析用標準液、標準液、標準品、クロマトグラフィー用担体/充填剤、温度計、ろ紙、ろ過器、計量器・用器及び参照赤外吸収スペクトルは、次に示すものを用いる。

なお、日本産業規格に適合する試薬については、その番号を付し、特級、1級、pH標準液用等の種類のある場合には、種類も付した。本規格で用いる試薬の名称が日本産業規格の名称と異なるものには、本規格の名称の次に日本産業規格の試薬の名称を付した。認証標準物質は、JIS Q0034に適合しJIS Q0031に規定する認証書が添付されたものをいう。計量法(平成4年法律第51号)に規定する標準液又は標準ガスは、JIS Q0034に適合し、同法第144条第1項に基づく証明書が添付されたものをいう。

試薬・試液、容量分析用標準液及び標準液を保存するガラス容器は、溶解度及びアルカリ度が極めて小さく、鉛及びヒ素をできるだけ含まないものを用いる。

1.試薬・試液

R0000100

ABTS試液 2,2′―アジノビス(3―エチルベンゾチアゾリン―6―スルホン酸二アンモニウム)41mgを量り、少量の水を加えて溶かし、更に水を加えて10mLとする。用時調製する。

R0000200

BANASS・ブリリアントエロー試液 4,4′―ビス(4―アミノ―1―ナフチルアゾ)―2,2′―スチルベンスルホン酸0.10g及びブリリアントエロー20mgを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→250)3mLを加えて溶かした後、水7mLを加え、更にメタノールを加えて100mLとする。褐色ガラス瓶に保存する。

R0000300

1,4―BTMSB―d4 C12H18D4Si2 国際単位系へのトレーサビリティが確保された重水素化1,4―ビス(トリメチルシリル)ベンゼン

R0000400

CHES緩衝液(0.5mol/L) 2―シクロヘキシルアミノエタンスルホン酸103gを量り、水600mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpH値に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0000500

CHES緩衝液(0.1mol/L) 2―シクロヘキシルアミノエタンスルホン酸20.7gを量り、水900mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpH値に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0000550

DPPH試液(0.2mmol/L) 2,2―ジフェニル―1―(2,4,6―トリニトロフェニル)ヒドラジル17mgを量り、エタノール(99.5)を加えて溶かし、200mLとする。遮光して2時間放置した後、使用する。本液2.5mLを試験管に入れ、エタノール(99.5)0.5mL及びpH7.4のトリス緩衝液(0.1mol/L)2mLを加えて混合し検液とする。検液につき、エタノール(99.5)とpH7.4のトリス緩衝液(0.1mol/L)を3:2の割合で混合した液を対照として、波長517nmにおける吸光度を測定し、検液の吸光度が1.00±0.05になることを確認する。検液の吸光度が1.05を超える場合には、検液の吸光度が1.00±0.05に収まるように、エタノール(99.5)を用いて本液を希釈する。用時調製する。

R0150700

DPD・EDTA試液 N,N―ジエチル―p―フェニレンジアミン硫酸塩1.1gを乳鉢ですり潰し、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物0.2g及び少量の水を加え、必要な場合にはかくはんしながら加温して溶かし、25%硫酸8mLを加えて混合した後、水を加えて1000mLとする。ただし、25%硫酸は、硫酸2.5gを量り、氷水中で冷却下で水7.5gにかくはんしながら徐々に加える。

R0000600

DSS―d6 C6H9D6NaO3SSi [284664―85―3]

国際単位系へのトレーサビリティが確保された3―(トリメチルシリル)―1―プロパン―1,1,2,2,3,3―d6―スルホン酸ナトリウム

R0000700

HEPES緩衝液(0.05mol/L) 2―[4―(2―ヒドロキシエチル)―1―ピペラジニル]エタンスルホン酸11.9gを量り、水600mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(0.05mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpH値に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0000800

MES緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化ナトリウム含有) 2―(N―モルホリノ)エタンスルホン酸n水和物9.8g及び塩化ナトリウム17.5gを量り、水900mLを加えて溶かし、30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液0.75gを加え、pH6.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0150800

MOPS緩衝液(0.1mol/L、pH7.0) 3―(N―モルホリノ)プロパンスルホン酸21gを量り、水900mLを加えて溶かし、適当な濃度の水酸化ナトリウム溶液でpH7.0に調整し、水を加えて正確に1000mLとする。

R0000900

MOPS緩衝液(0.04mol/L) 3―(N―モルホリノ)プロパンスルホン酸8.4gを量り、水900mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(4mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpH値に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0001000

MOPS緩衝液(0.04mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム・塩化ナトリウム含有) 硫酸マグネシウム七水和物62.3g及び塩化ナトリウム25.3gを量り、pH7.0のMOPS緩衝液(0.04mol/L)200mLを加え、温めながらゆっくり溶かす。水酸化ナトリウム試液(2mol/L)又は塩酸試液(2mol/L)でpH7.0に調整し、更にpH7.0のMOPS緩衝液(0.04mol/L)を加えて250mLとする。

R0001100

MOPS緩衝液(0.04mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム・塩化ナトリウム・塩化コバルト含有) 塩化コバルト(Ⅱ)六水和物溶液(1→10)0.1mLを量り、MOPS緩衝液(0.04mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム・塩化ナトリウム含有)を加えて混和し、10mLとする。

R0001200

MOPS緩衝液(0.02mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム含有) 硫酸マグネシウム七水和物123g及び3―(N―モルホリノ)プロパンスルホン酸21.0gを量り、水4.8Lを加えて溶かし、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル50gを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(4mol/L)でpH7.0に調整した後、水を加えて5Lとする。

R0001300

NN指示薬 2―ヒドロキシ―1―(2―ヒドロキシ―4―スルホ―1―ナフチルアゾ)―3―ナフトエ酸0.5g及び硫酸カリウム50gを混ぜ、均一になるまでよくすり潰す。

R0002200

亜鉛 Zn 〔K8012、特級〕 [7440―66―6]

R0002300

亜鉛、ヒ素分析用 (ヒ素分析用亜鉛) Zn 〔K8012、ひ素分析用〕 [7440―66―6]

砂状のものを用いる。ただし、多孔性のものは、一般に溶解が速すぎるので使用しない。操作終了後においても少量が溶けきれずに残り、水素の発生が持続しているものがよい。

R0002400

亜鉛(標準物質) Zn 〔容量分析用標準物質、K8005〕 [7440―66―6]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0002500

亜鉛粉末 Zn 〔K8013、ひ素分析用〕 [7440―66―6]

R0002600

アカルボース C25H43NO18 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0002700

アクリフラビン塩酸塩 C27H28Cl4N6 [8063―24―9]

本品は、濃赤褐色の結晶性の粉末である。本品の溶液(1→100)は、赤褐色を呈する。この液1mLを量り、水30mLを加えるとき、黄色となり、蛍光を発し、更に塩酸1mLを加えるとき、蛍光は消える。また、本品の溶液(1→10)に炭酸水素ナトリウム溶液(1→20)を加えるとき、泡立つ。

R0002800

アクリル酸エステル系吸着用樹脂 吸着剤用に製造された多孔性樹脂

R0002900

亜酸化窒素 N2O [10024―97―2]

本品は、無色の気体で、においがない。耐圧金属製密封容器に入れたものを用いる。

R0003000

アジ化ナトリウム NaN3 〔K9501、特級〕 [26628―22―8]

R0003100

2,2′―アジノビス(3―エチルベンゾチアゾリン―6―スルホン酸二アンモニウム) C18H16N4O6S4―(NH4)2 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0003200

アジピン酸 HOOC(CH2)4COOH [124―04―9] 「アジピン酸」

R0003300

亜硝酸ナトリウム NaNO2 〔K8019、特級〕 [7632―00―0]

R0003400

L(+)―アスコルビン酸 C6H8O6 〔K9502〕 [50―81―7]

R0003500

L―アスコルビン酸2―グルコシド、定量用 (定量用L―アスコルビン酸2―グルコシド) C12H18O11 [129499―78―1]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においがなく、酸味がある。

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―アスコルビン酸2―グルコシド(C12H18O11)99.9%以上を含む。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→50)5mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)1滴を加えるとき、液の色は直ちに消える。また、本品の水溶液(1→50)5mLに2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム試液1~2滴を加えるとき、液の色は、直ちに消える。

(2) 沸騰フェーリング試液5mLに本品の水溶液(5→40)2~3滴を加え、約5分間加熱するとき、赤色の沈殿を生じる。

(3) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3300cm-1、1770cm-1、1700cm-1、1110cm-1及び1060cm-1付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 溶状 澄明(1.0g、水50mL)

(2) 遊離L―アスコルビン酸及び遊離D―グルコース 本品0.50gを量り、操作条件に示した移動相に溶かして正確に25mLとし、検液とする。別に、L(+)―アスコルビン酸0.50gを量り、移動相に溶かして正確に25mLとする。この液1.0mLを正確に量り、移動相を加えて正確に100mLとし、L―アスコルビン酸標準原液とする。この液1.0mLは、L―アスコルビン酸0.2mgを含む。別に、D(+)―グルコース0.50gを移動相に溶かして正確に25mLとする。この液1.0mLを正確に量り、移動相を加えて正確に100mLとし、D―グルコース標準原液とする。この液1.0mLは、D―グルコース0.2mgを含む。これらのL―アスコルビン酸標準原液及びD―グルコース標準原液それぞれ10mLを正確に量り、移動相を加えて正確に100mLとし、混合標準液とする。検液、混合標準液10μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーにより試験を行う。それぞれの液のL―アスコルビン酸及びD―グルコースのピーク面積を測定するとき、検液のL―アスコルビン酸及びD―グルコースの保持時間に一致する保持時間のピーク面積は、混合標準液のL―アスコルビン酸及びD―グルコースの各々のピーク面積より大きくない。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用アミノ基結合型シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 リン酸二水素カリウム5.44gを0.5vol%リン酸溶液で溶かして1000mLとした液とアセトニトリルを2:3の割合で混合した液

流量 0.7mL/分付近の一定流量

乾燥減量 1.0%以下(105℃、2時間)

定量法 本品約1gを精密に量り、水30mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加え、0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液で30秒持続する淡赤色を呈するまで滴定する。

0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=67.65mg C12H18O11

R0003600

L(+)―アスコルビン酸試液 L(+)―アスコルビン酸70mgにメタリン酸1.5g及び酢酸4mLを加えた後、水を加えて100mLとする。

R0151000

アスパラギナーゼ(A.niger由来)、酵素活性測定用 (酵素活性測定用アスパラギナーゼ(A.niger由来)) 本品は、糸状菌(Aspergillus nigerに限る。)が本来有するアスパラギナーゼ遺伝子を増幅させて生産性を向上させた糸状菌(A.niger ASP―72株に限る。)から得られた、黄~褐色の澄明な液体又はごく薄い灰色若しくはごく薄い黄色を帯びた白色の粒である。本品は、既知の酵素活性を有する。本品の1単位は、L―アスパラギンを基質として、pH5.0、37℃において1分間に1μmolのアンモニアを遊離する酵素量とする。

R0151100

アスパラギナーゼ(A.oryzae由来)、酵素活性測定用 (酵素活性測定用アスパラギナーゼ(A.oryzae由来)) 本品は、糸状菌(Aspergillus oryzaeに限る。)が本来有するアスパラギナーゼ遺伝子を増幅させて生産性を向上させた糸状菌(A.oryzae NZYM―SP株に限る。)より得られた、淡褐色の液体又は白~灰白色の粒である。本品は、既知の酵素活性を有する。本品の1単位は、L―アスパラギンを基質として、pH7.0、37℃において1分間に1μmolのアンモニアを遊離する酵素量とする。

R0003800

L―アスパラギン一水和物 C4H8N2O3・H2O 〔K8021〕 [5794―13―8]

R0003900

L(+)―アスパラギン酸ナトリウム一水和物 C4H6NNaO4・H2O [3792―50―5]

R0004000

L―α―アスパルチル―D―フェニルアラニンメチルエステル C14H18N2O5 [22839―65―2]

本品は、白色の結晶性の粉末で、水に溶ける。

含量 83%以上

確認試験 本品約5mg及び1,4―BTMSB―d4約1mgをそれぞれ精密に量り、重水素化メタノール1mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の測定条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0ppmとするとき、δ2.06ppm付近に二重の二重線様の1水素分のシグナル(S1)、δ2.20ppm付近に二重の二重線様の1水素分のシグナル(S2)、δ2.69ppm付近に二重の二重線様の1水素分のシグナル(S3)、δ2.96ppm付近に二重の二重線様の1水素分のシグナル(S4)、δ3.47ppm付近に単一線の3水素分のシグナル(S5)、δ3.78ppm付近に二重の二重線様の1水素分のシグナル(S6)、δ4.49ppm付近に二重の二重線様の1水素分のシグナル(S7)、δ6.95~6.99ppm付近に多重線の3水素分のシグナル(S8)、δ7.03~7.07ppm付近に多重線の2水素分のシグナル(S9)を認める。

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 60秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

純度試験 他のアミノ酸又はペプチド化合物 本品の溶液(1→1000)を検液とし、検液2μLにつき、対照液を用いず、クロロホルム/メタノール/水/酢酸混液(32:15:3:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、80℃で30分間乾燥した後、ニンヒドリン試液を噴霧し、80℃で10分間乾燥して自然光下で観察するとき、一つのスポット以外にスポットを認めない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

定量法 確認試験の操作条件を準用して、1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルの面積強度を18.00としたときの、確認試験でδ2.06ppm付近及びδ3.47ppm付近に認められたシグナルS1及びS5の面積強度の和をIとし、次式によりL―α―アスパルチル―D―フェニルアラニンメチルエステルの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな夾雑物のシグナルが重なる場合には、そのシグナルの面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MT:試料の採取量(mg)

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

N:シグナルS1及びS5の水素数の和

P:1,4―BTMSB―d4の純度(%)

R0004100

アズリン色素架橋小麦アラビノキシラン 本品は、小麦由来アラビノキシランにアズリンを架橋したものである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0004200

アセチルアセトン C5H8O2 〔K8027〕

R0004300

アセチルアセトン試液 アセチルアセトン1mLと炭酸ナトリウム試液(0.5mol/L)50mLを量り、混和する。用時調製する。

R0004400

2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール C9H14N2O5 [94944―70―4]

本品は、灰白色の結晶又は結晶性の粉末で、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、水にやや溶けにくい。

融点 234~236℃

純度試験 本品10.0mgをメタノール100mLに溶かし、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール以外のピークを認めない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

移動相 メタノール/0.2w/v%リン酸混液(60:45)

流量 0.6mL/分

R0004500

2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール2,4―ジニトロフェニルヒドラゾン C15H18N6O8 2,4―ジニトロフェニルヒドラジン0.50gに塩酸1mLを加えてかくはんし、エタノール(95)10mLを加えて水浴中で加熱して溶かした後、2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール0.1gを加えて溶かす。この溶液を室温まで放冷した後、2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール2,4―ジニトロフェニルヒドラゾンの結晶をろ取する。次に、エタノール(95)5mLに塩酸1滴を加えた液を用いて再結晶を2回以上繰り返す。得られた結晶をデシケーター中、室温で24時間乾燥する。冷所に保存し、調製後1年以内に使用する。

純度試験 類縁物質 「カラメルⅢ」の純度試験(8)2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール(ii)操作法に規定する操作条件に従い、液体クロマトグラフィーにより試験を行う。主ピークの保持時間の4倍の範囲について、各々のピーク面積を測定し、面積百分率により主ピークの量を求めるとき、98%以上である。

R0004600

N―アセチル―DL―トリプトファン C13H14N2O3 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0004700

N―アセチル―DL―メチオニン CH3SCH2CH2CH(NHCOCH3)COOH 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0004800

アセチレン C2H2 〔溶解アセチレン、K1902〕 [74―86―2]

R0004900

アセトアルデヒド CH3CHO 〔K8030〕 [75―07―0]

R0005000

2―アセトキシ―2―メチルアセト酢酸エチル C9H14O5 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0005100

アセトニトリル CH3CN 〔K8032、特級〕 [75―05―8]

R0005200

アセトニトリル(HPLC用) CH3CN [75―05―8]

本品は、無色澄明の液体である。

含量 99.8%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数3000cm-1、2250cm-1、1440cm-1、1380cm-1、1040cm-1、920cm-1及び750cm-1付近に吸収を認める。

密度 0.780~0.783g/mL(20℃)

吸光度 水を対照として本品の吸光度を測定するとき、波長200nmで0.05以下、220nmで0.02以下及び240nmで0.005以下である。

定量法 本品0.2μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ約30mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 60℃

注入口温度 110℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.2mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:200

乾燥減量 1.0%以下(0.1g、減圧、24時間)

R0005300

アセトン CH3COCH3 〔K8034、特級〕 [67―64―1]

R0154300

アセトン(脱水) CH3COCH3 [67―64―1]

本品は、無色澄明の液体である。

含量 本品は、アセトン(CH3COCH3)99.5%以上を含む。

水分 0.001%以下(10g、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液及び水分測定用陰極液は、ケトン類の水分測定に適するものを用いる。

定量法 本品0.2μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを5.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で5分間保持した後、毎分5℃で90℃まで昇温し、90℃で2分間保持する。

注入口温度 150℃

検出器温度 150℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 5mL/分

R0005400

亜セレン酸ナトリウム Na2SeO3 [10102―18―8]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

含量 97.0%以上

純度試験

(1) 溶状 澄明(2.0g、水20mL)

(2) セレン酸塩及び硫酸塩 (1)の検液5mLを正確に量り、水10mLを加えた後、塩酸(1→3)を加えてpH6.0に調整し、塩酸(2→3)1mLを加え、更に水を加えて正確に25mLとする。この液に塩化バリウム二水和物溶液(1→10)2mLを加えて30分間放置するとき、濁りを生じない(SeO4として約0.3%以下又はSO4として約0.05%以下)。

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて正確に200mLとする。この液20mLを正確に量り、ヨウ素フラスコに入れ、水80mL、ヨウ化カリウム3g及び塩酸(2→3)5mLを加え、直ちに密栓して暗所に5分間放置し、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液0.5mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液の色が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=4.324mg Na2SeO3

R0005500

アゾカゼイン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0005600

アゾキシストロビン、定量用 (定量用アゾキシストロビン) C22H17N3O5 [131860―33―8]

本品は、白色の粉末である。

含量 本品は、アゾキシストロビン(C22H17N3O5)99.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法又は錠剤法により測定するとき、波数2230cm-1、1625cm-1、1587cm-1、1201cm-1、1155cm-1及び840cm-1付近に吸収を認める。

融点 115~119℃

定量法 本品約20mg及び1,4―BTMSB―d4約4mgをそれぞれ精密に量り、重水素化アセトニトリル2mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0ppmとし、δ3.17~3.57ppm、δ6.20ppm及びδ8.05ppm付近のシグナルの面積強度をそれぞれA1(水素数6に相当)、A2(水素数1に相当)及びA3(水素数1に相当)とするとき、(A1/6)/A2、(A1/6)/A3及びA2/A3がそれぞれ1.0となることを確認する。1,4―BTMSB―d4のシグナルの面積強度を18.00としたときのA1、A2及びA3の和をIとし、水素数の和をN、1,4―BTMSB―d4の純度をP(%)とし、次式によりアゾキシストロビンの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな不純物のシグナルが重なる場合には、そのシグナルの面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 64秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

R0005700

アゾコラーゲン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0157200

アダマンタン C10H16 [281―23―2]

本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

純度試験 類縁物質 本品0.5gをトルエン10mLに溶かし、検液とする。検液1.5mLを正確に量り、トルエンを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ1.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15~30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを5.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃から毎分10℃で250℃まで昇温し、250℃を5分間保持する。

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 アダマンタンのピークが6~12分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

R0006000

アデノシン3′―一リン酸ナトリウム塩 C10H14N5O7P・2Na [4958―39―8]

酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0006100

アデノシン5′―一リン酸ナトリウム塩 C10H14N5O7P・mNa・nH2O [149022―20―8]

酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0005800

アドバンテームアシッド C23H28N2O7

本品は、N―[3―(3―ヒドロキシ―4―メトキシフェニル)プロピル]―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンで、白~黄色の粉末である。

含量 本品を無水物換算したものは、アドバンテームアシッド(C28H28N2O7)94%以上を含む。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして1.0%以下

本品約10mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に塩化ナトリウム約16mgを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、標準液Aとする。この液2mLを正確に量り、水を加えて正確に20mLとし、標準液Bとする。検液並びに標準液A及びBをそれぞれ30μLずつ量り、次の操作条件でイオンクロマトグラフィーを行う。標準液A及びBの塩化物イオンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。次に、検液の塩化物イオンのピーク面積を測定し、検量線から検液中の塩化物の濃度を求め、次式により塩化物の量を求める。

塩化物の量(%)=C/M×10000

ただし、

C:検液中の塩化物の濃度(g/mL)

M:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 電気伝導度検出器

カラム充填剤 6μmの液体クロマトグラフィー用強塩基性陰イオン交換樹脂

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのポリエーテルケトン管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 炭酸水素ナトリウム201.62mg及び炭酸ナトリウム264.98mgを水1000mLに溶かす。

流量 塩化物イオンの保持時間が約7分になるように調整する。

(2) ナトリウム Naとして5.0%以下

本品約10mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に塩化ナトリウム約6mgを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、標準液Aとする。この液2mLを正確に量り、水を加えて正確に20mLとし、標準液Bとする。検液並びに標準液A及びBをそれぞれ30μLずつ量り、次の操作条件でイオンクロマトグラフィーを行う。標準液A及びBのナトリウムイオンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。次に検液のナトリウムイオンのピーク面積を測定し、検量線から検液中のナトリウムの濃度を求め、次式によりナトリウムの量を求める。

ナトリウムの量(%)=C/M×10000

ただし、

C:検液中のナトリウムの濃度(g/mL)

M:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 電気伝導度検出器

カラム充填剤 3μmの液体クロマトグラフィー用弱酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのポリエーテルケトン管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 L―ヒスチジン77.58mgにメタンスルホン酸溶液(24→125)1.25mLを加え、更に水1000mLを加える。

流量 ナトリウムイオンの保持時間が約4分になるように調整する。

水分 1.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品10mgを量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に50mLとし、検液とする。検液20μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定する。全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率を求め、C(%)とする。ただし、面積測定範囲は、アドバンテームアシッドの保持時間の6倍までとする。次式により含量を求める。

アドバンテームアシッド(C28H28N2O7)の含量(%)=(100-CCl-CNa-CW)×C/100

ただし、

CCl:塩化物の量(%)

CNa:ナトリウムの量(%)

CW:水分(%)

操作条件 「アドバンテーム」の定量法の操作条件を準用する。

R0005900

アドバンテーム、定量用 (定量用アドバンテーム) C24H30N2O7・H2O [714229―20―6]

本品は、白~帯黄白色の粉末である。

含量 本品を無水物換算したものは、アドバンテーム(C24H30N2O7)99.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3405cm-1、3320cm-1、2945cm-1、1717cm-1、1661cm-1、1582cm-1、1376cm-1、1242cm-1、1131cm-1及び703cm-1付近に吸収を認める。

比旋光度 画像88 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.2g、エタノール(99.5)、100mL、無水物換算)

純度試験 類縁物質 アドバンテームアシッドとして1.0%以下

本品約0.1gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に、アドバンテームアシッド約0.1gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に20mLとする。この液2mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に20mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のアドバンテーム以外のピークの合計面積並びに標準液のアドバンテームアシッドのピーク面積AT及びASを測定し、次式により類縁物質の量を求める。ただし、面積測定範囲はアドバンテームアシッドの保持時間の3倍までとする。

類縁物質の量(%)=MS/MT×AT/AS

ただし、

MS:アドバンテームアシッドの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件 「アドバンテーム」の純度試験(2)の操作条件を準用する。

水分 5.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.2%以下(550℃、3時間)

定量法 本品約0.5gを精密に量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=45.85mg C24H30N2O7

R0006200

p―アニシジン CH3OC6H4NH2 [104―94―9]

本品は、白~淡褐色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 57~60℃

R0006300

p―アニシジン・フタル酸試液 p―アニシジン1.23g及びフタル酸1.66gを量り、メタノールに溶かして100mLとする。密栓し、遮光した上で、冷所に保存する。

R0006400

亜二チオン酸ナトリウム Na2S2O4 [7775―14―6]

本品は、白~灰白色の結晶性の粉末で、二酸化硫黄の強い刺激臭がある。

含量 85.0%以上

定量法 ホルムアルデヒド液10mL及び水(溶存酸素除去)10mLに、指示薬としてフェノールフタレイン試液3滴を加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で中和した後、本品約1.5gを精密に量り、密栓して時々振り混ぜながら30分間放置した後、水を加えて正確に250mLとし、検液とする。検液25mLを正確に量り、塩酸試液(1mol/L)4mLを加え、0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定する。終点間際で液の色が薄い黄色になったときに、指示薬としてデンプン試液3mLを加え、終点は液の色が紫色となるときとする。別に空試験を行う。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=4.353mg Na2S2O4

R0006500

アニリン C6H5NH2 〔K8042、特級〕 [62―53―3]

R0006600

アニリンアゾシェファー塩色素 C16H11N2NaO4S [1934―20―9]

本品は、6―ヒドロキシ―5―(フェニルアゾ)―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウムで、黄赤~赤みの黄色の粉末である。

比吸光度 画像89 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長480~486nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長480~486nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~40分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 485nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(65:35)で10分間保持し、A:B(65:35)からA:B(10:90)までの直線濃度勾配を10分間行い、A:B(10:90)で20分間保持する。

流量 1.0mL/分

R0006650

アマロゲンチン C29H30O13 [21018―84―8]

本品は、白~灰白色の粉末である。

純度試験 類縁物質 本品10mgをメタノール2mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、酢酸エチル/エタノール(99.5)/水混液(8:2:1)を展開溶媒として、薄層クロマトグラフィーを行う。展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに展開した後、風乾する。これに紫外線(波長254nm)を照射するとき、検液から得たRf値約0.7の主スポット以外のスポットは、比較液から得たスポットより濃くない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

R0006700

アミドール試液 2,4―ジアミノフェノール二塩酸塩0.50g及び亜硫酸水素ナトリウム10.0gを量り、水を加えて溶かし、50mLとした後、ろ過する。用時調製する。

R0006800

アミドブラック10B C22H14N6O9S2Na2 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0006900

アミドブラック試液 アミドブラック10B 0.1gを量り、エタノール(95)/水混液(1:4)50mLを加えて溶かす。

R0007000

アミド硫酸(標準物質) HOSO2NH2 〔容量分析用標準物質、アミド硫酸、K8005〕 [5329―14―6]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0007100

アミド硫酸アンモニウム NH4OSO2NH2 〔K8588、特級〕 [7773―06―0]

R0007200

2―アミノ安息香酸 C7H7NO2 [118―92―3]

本品は、白~褐色の粉末である。

比吸光度 画像90 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約0.2gを精密に量り、エタノール(95)に溶かして正確に100mLとする。この液につき、エタノール(95)を対照として波長335nm付近の吸収極大の波長における吸光度を測定する。

純度試験 溶状 ほとんど澄明(1g、エタノール(95)20mL)

定量法 本品約0.3gを精密に量り、エタノール(99.5)15mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=13.71mg C7H7NO2

R0007300

4―アミノアンチピリン C11H13N3O 〔4―アミノ―2,3―ジメチル―1―フェニル―5―ピラゾロン、K8048、特級〕 [83―07―8]

R0007400

4―アミノアンチピリン試液(0.009mol/L) 4―アミノアンチピリン1.83gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ガラス容器に遮光して、30℃で保存する。調製し、24時間放置した後使用する。

R0007450

4―アミノカルミン酸 C22H21NO12 [407626―19―1]

カルミン酸0.5gを量り、アンモニア試液5mLを加えて溶かし、密封し、120℃で1時間加熱する。冷後、40℃以下で減圧乾固する。用時調製する。

R0007600

2―アミノ―5―スルホ安息香酸 C7H7NO5S [3577―63―7]

本品は、白~薄い赤みの黄色の結晶、粉末又は塊である。

比吸光度 画像91 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に50mLとした液は、波長256~262nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長256~262nmの吸収極大の波長における吸光度ABを測定し、次式により比吸光度を求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

LD:乾燥減量(%)

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 比吸光度のA液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行った後、0~30分の間に現れるピーク面積を測定する。A液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 260nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(80:20)

流量 1.0mL/分

乾燥減量 2.0%以下(50mg、135℃、6時間)

R0007700

4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸ナトリウム四水和物 C10H8NNaO3S・4H2O [130―13―2]

本品は、白~薄い赤色の粉末である。

比吸光度 画像93 (11KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長234~240nm及び316~322nmのそれぞれに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長316~322nmの吸収極大の波長における、吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行った後、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 238nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル(HPLC用)(19:1)

流量 1.0mL/分

水分 20.5~24.4%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0007800

1―アミノ―2―ナフトール―4―スルホン酸 C10H5(NH2)(OH)SO3H 〔K8050、特級〕 [116―63―2]

R0007900

1―アミノ―2―ナフトール―4―スルホン酸試液 1―アミノ―2―ナフトール―4―スルホン酸0.2gを量り、亜硫酸水素ナトリウム溶液(3→20)195mL及び亜硫酸ナトリウム溶液(1→5)5mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。密栓して冷暗所に保存する。調製後、10日以内に使用する。

R0008000

2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール H2NC(CH2OH)3 〔K9704、特級〕 [77―86―1]

R0008100

4―アミノベンゼンスルホン酸 C6H7NO3S [121―57―3]

本品は、白~わずかに薄い褐色の粉末である。

比吸光度 画像94 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長245~251nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長245~251nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行った後、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 250nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(4:1)

流量 1.0mL/分

R0008200

4―アミノ―5―メトキシ―2―メチルベンゼンスルホン酸 C8H11NO4S [6471―78―9]

本品は、白~薄い黄色の粉末である。

比吸光度 画像95 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長209~215nm、247~253nm及び288~294nmのそれぞれに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長247~253nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品10mgを量り、移動相を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 290nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(3:1)

流量 1.0mL/分

水分 5.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液にはメタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0008300

α―アミラーゼ活性試験用緩衝液 次のいずれかを使用する。

(1) pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)

(2) pH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)

(3) pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)

(4) pH7.0のリン酸緩衝液(1/3mol/L)

(5) リン酸緩衝液(塩化ナトリウム含有)

(6) 酢酸緩衝液(0.2mol/L、pH6.0、塩化カルシウム・塩化ナトリウム含有)

(7) pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.5mol/L)

R0008400

β―アミラーゼ活性試験用緩衝液 次のいずれかを使用する。

(1) pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)

(2) pH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)

(3) pH5.5の酢酸緩衝液(1mol/L)

(4) pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)

(5) pH7.0のリン酸緩衝液(1/3mol/L)

(6) リン酸緩衝液(塩化ナトリウム含有)

R0008500

α―アミラーゼ用試料希釈液 次のいずれかを使用する。

(1) 炭酸カルシウム0.84g及び塩化ナトリウム0.29gを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、更に水を加えて500倍容量に薄める。

(2) 硫酸カルシウム二水和物0.34g、ホウ酸0.53g及び四ホウ酸ナトリウム十水和物0.14gを量り、水を加えて溶かし、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→10)0.5mL及び水を加えて1000mLとする。

(3) 30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液83mg及び塩化カルシウム二水和物4.41gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

(4) 冷却した塩化ナトリウム溶液(3→500)

(5) 酢酸カルシウム試液(0.2mol/L)5mL、酢酸ナトリウム試液(1mol/L)20mL及び塩化ナトリウム試液(2mol/L)50mLを量り、約800mLの水に加え、酢酸試液(0.1mol/L)でpH6.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

(6) pH7.0のリン酸緩衝液(0.02mol/L)

(7) 塩化カルシウム二水和物0.29gを量り、水800mLを加えて溶かし、塩化ナトリウム試液(2mol/L)5mL、pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)2mL及び水を加えて1000mLとする。

(8) 塩化ナトリウム1.46gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)250mLを加えて溶かす。

(9) ウシ血清アルブミン(酵素用)1.0gを量り、マレイン酸試液(0.05mol/L、pH5.6)100mLを加えて溶かす。

(10) pH7.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)

(11) 塩化カルシウム二水和物0.15gを量り、水800mLを加えて溶かし、pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)50mL及び水を加えて1000mLとする。

R0008600

β―アミラーゼ用試料希釈液 次のいずれかを使用する。

(1) アルブミン(卵由来)1.0g及びL―システイン塩酸塩一水和物0.35gを量り、pH6.0の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、1000mLとする。

(2) 炭酸カルシウム0.84g及び塩化ナトリウム0.29gを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、更に水を加えて500倍容量に薄める。

R0008700

アミロース 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0008800

アミロース試液 アミロース1.2gを量り、ジメチルスルホキシド100mLを加えてよく混合し、70℃、20分加温した後、遠心分離(10000×g、10分間)して不溶物を除き、25℃で保管する。

R0008900

L―アラニル―プロリル―グリシン C10H17N3O4 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0009000

アラビアゴム 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0009100

アラビアゴム試液 塩化ナトリウム17.9g及びリン酸二水素カリウム0.41gを量り、水400mL及びグリセリン540mLを加えて溶かした後、かくはんしながらアラビアゴム6.0gを少量ずつ加えて溶かし、水を加えて1000mLとする。

R0009200

L―アラビトール C5H12O5 [7643―75―6]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

溶状 澄明(1.0g、水20mL)

融点 102~104℃

水分 0.5%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下(2g)

R0009300

アラビナン 本品は、アラビノースを主体とする多糖類である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0009400

L―アラビノース、定量用 (定量用L―アラビノース) C5H10O5 [87―72―9]

本品は、白色の結晶又は粉末である。

比旋光度 画像96 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (2g、水、50mL、乾燥物換算) ただし、24時間放置後、測定する。

純度試験 類縁物質 本品1.0gを水25mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件 「L―アラビノース」の定量法の操作条件を準用する。

R0009500

アラビノガラクタン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0009600

アラビノキシラン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0009700

アリザリンレッドS C14H5O2(OH)2SO3Na・H2O 〔K8057、特級〕 [130―22―3]

R0009800

亜硫酸水 H2SO3 [7782―99―2]

本品は、無色透明な液体で、刺激臭があり、空気中で徐々に酸化される。

含量 SO2として5.0%以上

定量法 水10mLに0.05mol/Lヨウ素溶液25mLを正確に加え、直ちに密栓し、質量を精密に量る。さらに、本品1mLを加え、再び直ちに密栓し、質量を精密に量る。0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。終点間際で液の色が薄い黄色になったときに、指示薬としてデンプン試液3mLを加え、終点は、液の色が消えるときとする。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=3.203mg SO2

R0009900

亜硫酸水素ナトリウム NaHSO3 〔K8059、特級〕 [7631―90―5]

R0010000

亜硫酸ナトリウム Na2SO3 〔K8061〕 [7757―83―7]

R0010100

L―アルギニン塩酸塩 H2N(HN)CNH(CH2)3CH(NH2)COOH・HCl [1119―34―2]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、水に溶けやすい。

含量 99.0%以上

純度試験 他のアミノ酸 本品0.10gを量り、水を加えて正確に10mLとし、検液とする。薄層板の下端から約20mm上の位置を原線とし、原線上の左右両端から少なくとも10mm離れた位置に、検液5μLを10mm以上の間隔で2~6mmの円形状にスポットし、乾燥する。展開容器の内壁に沿ってろ紙を巻き、ろ紙を展開溶媒で湿らせた後、展開溶媒を約10mmの深さに入れ、展開容器を密閉した後、室温で約1時間放置して展開溶媒の蒸気を飽和させる。展開溶媒は、1―ブタノール/アセトン/水/ジシクロヘキシルアミン混液(10:10:5:2)、1―プロパノール/アンモニア水混液(67:33)又はエタノール(99.5)/水/アンモニア水(28)/1―ブタノール混液(2:1:1:1)とする。これに薄層板を器壁に触れないように入れ、容器を密閉し、室温で放置して展開させる。展開溶媒の先端が原線から約10cmの距離まで上昇したとき、薄層板を取り出し、直ちに溶媒の先端の位置に印を付けて風乾後、100℃で30分間乾燥し、放冷する。これに、ニンヒドリン・アセトン溶液(1→50)を噴霧し、80℃で10分間加熱して発色させるとき、スポットは1つより多く検出しない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

定量法 本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、ギ酸2mLに溶かし、0.1mol/L過塩素酸15mLを正確に加え、水浴上で30分間加熱する。冷後、酢酸45mLを加え、過量の過塩素酸を0.1mol/L酢酸ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認は、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることもできる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=10.53mg C6H14N4O2・HCl

R0010200

アルギン酸ナトリウム (C6H7O6Na)n 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R1906201

アルゴン Ar 〔K1105、2級〕 [7440―37―1]

R0010300

アルデヒドデヒドロゲナーゼ 本品は、白色の粉末である。

酵素活性 本品は、1mg当たり2単位以上の酵素活性を有する。

酵素活性測定法

(i)試料液 本品約20mgを精密に量り、水1mLに溶かし、氷冷したウシ血清アルブミン溶液(1→100)を加えて正確に200mLとする。

(ii)操作法 β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド20.0mgを量り、水に溶かして正確に1mLとする。この液0.20mL、ピラゾール溶液(17→2500)0.10mL及び試料液0.10mLをピロリン酸塩緩衝液(pH9.0)2.50mLに入れ、かき混ぜた後、密栓して25±1℃で2分間放置する。この液にアセトアルデヒド溶液(3→1000)0.01mLを加えてかき混ぜた後、密栓し、紫外可視吸光度測定法により波長340nmにおける吸光度を30秒毎に測定し、時間と吸光度の関係が直線を示す部分より1分間当たりの吸光度の変化(ΔA)を求め、次式により酵素活性を求める。その酵素活性の単位は、操作法の条件で試験するとき、1分間にアセトアルデヒド1μmolを酸化させる酵素量を1単位とする。

ただし、M:試料の採取量(g)

R0010400

アルデヒドデヒドロゲナーゼ試液 アルデヒドデヒドロゲナーゼ70単位に相当する量を量り、水10mLに溶かす。用時調製する。

R0010500

アルブミン(卵由来) オボアルブミン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0010600

アルブミン試液 新鮮な鶏の卵1個から注意して卵白を分取し、水100mLを加え、よく振り混ぜて卵白が水と混和した後、ろ過する。用時調製する。

R0010700

安息香酸メチル C6H5COOCH3 [93―58―3]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像98 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 本品0.1mLを「チアミン塩酸塩」の定量法の移動相に溶かし、50mLとする。この液10μLにつき、「チアミン塩酸塩」の定量法の操作条件に従い、液体クロマトグラフィーにより試験を行う。主ピークの保持時間の2倍の範囲について、各々のピーク面積を測定し、安息香酸メチルの量を求めるとき、99.0%以上である。

R0010800

アントラキノン C14H8O2 [84―65―1]

本品は、薄い黄~薄い黄褐色の粉末である。

溶状 ほとんど澄明(0.1g、水浴中加熱 トルエン20mL)

融点 282~288℃

R0010900

アントロン C14H10O [90―44―8]

本品は、淡黄色の結晶又は粉末である。

確認試験 本品につき、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1660cm-1、1600cm-1、1470cm-1、1400cm-1、1310cm-1、1170cm-1、930cm-1及び710cm-1付近に吸収を認める。

融点 154~160℃

純度試験

(1) 類縁物質 本品0.1gを量り、200mLのメスフラスコに入れ、硫酸(2→3)100mLに溶かし、硫酸(2→3)で200mLとしたものをA液とする。D(+)―グルコース0.50gを水に溶かして正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液1mLを50mLの共通すり合わせ平底試験管に正確に量り、A液25mLを正確に加え、検液とする。水1mLを50mLの共通すり合わせ平底試験管に正確に量り、A液25mLを正確に加え、空試験液とする。検液及び空試験液それぞれを振り混ぜ、水浴中で10分間加熱後、氷水中で冷却する。検液は、紫外可視吸光度測定法により、空試験液を対照として、波長625nmにおける吸光度を測定する。空試験液は、紫外可視吸光度測定法により、水を対照として、波長625nmにおける吸光度を測定する。このとき、検液の吸光度は0.70以上及び空試験液の吸光度は0.05以下である。

(2) アントラキノン 1.0%以下

本品0.50gを量り、アセトニトリルで正確に100mLにする。その20mLを正確に量り、アセトニトリルで正確に200mLとし、検液とする。別に、アントラキノン50mgを量り、アセトニトリル80mLで溶かし、アセトニトリルで正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、検液20mLを正確に量って加え、アセトニトリルで正確に200mLとし、比較液とする。

検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、それぞれのピーク面積を測定する。検液及び比較液の示すアントラキノンのピーク面積のA1及びA2を求めるとき、A1はA2-A1より大きくない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用フェニル基結合型シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30~40℃の一定温度

移動相 アセトニトリル60mLに水140mLを加え、水酸化テトラブチルアンモニウム・メタノール試液2.5mLを加えた液を、リン酸(1→2)でpH3.0に調整する。

流量 1.0mL/分

R0011000

アントロン試液 アントロン50mg~0.2gを量り、硫酸100mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0011100

アンモニア試液 アンモニア水(28)400mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0011150

アンモニア試液(7mol/L) アンモニア水(28)467mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0011200

アンモニア水 NH3 〔K8085、特級又は高純度試薬―アンモニア水、K9903〕 [7664―41―7、アンモニア]

R0011300

アンモニア水(28) NH3 〔K8085、特級、濃度28%〕 [7664―41―7、アンモニア]

R0011400

アンモニア水・塩化アンモニウム試液 塩化アンモニウム7.0gにアンモニア水57mLを加えた後、水を加えて100mLにする。ポリエチレン瓶に密栓して保存する。

R0011500

アンモニウム緩衝液(pH10.0) 塩化アンモニウム5.4gを量り、アンモニア水(28)21mL及び水を加えて溶かし、100mLとする。

R0011600

アンモニウム緩衝液(pH10.7) 塩化アンモニウム67.5gを量り、アンモニア水(28)570mLを加えて溶かし、水を加えて1000mLとする。

R0011700

イオンクロマトグラフィー用精製水 精製水を蒸留したもので、電気伝導度が1μS/cm以下のもの等、イオンクロマトグラフィーに適したものを用いる。

R0155600

イソアルファー苦味酸、定量用 (定量用イソアルファー苦味酸) 本品は、濃度既知の国際校正用標準物質(DCHA―Iso)であり、イソフムロン、イソアドフムロン、イソコフムロン及びそれらの異性体の混合物である。総イソアルファー苦味酸の量(%)をイソアルファー苦味酸の含量(%)として用いる。

R0011800

イソクエルシトリン C21H20O12 [482―35―9]

本品は、淡黄~黄色の粉末である。

確認試験 本品及び定量用ルチン約10mgずつを量り、少量のメタノールに溶かした後、水/アセトニトリル/リン酸混液(80:20:0.1)を加えて10mLとし、それぞれ検液及び標準液とする。検液及び標準液それぞれ10μLにつき、「酵素処理ルチン(抽出物)」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。ただし、検出器は、フォトダイオードアレイ検出器を用いる。測定波長254nmで測定するとき、検液の主ピークの保持時間は標準液のルチンのピークの保持時間より遅い。また、このピークの測定波長200~400nmの吸収スペクトルを標準液のルチンのピークの吸収スペクトルと比較するとき、同一波長のところに吸収の極大を認める。

純度試験 類縁物質 確認試験の検液10μLにつき、「酵素処理ルチン(抽出物)」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、75.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから、主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0011900

イソチオシアン酸アリル C4H5NS [57―06―7]

本品は、無~黄褐色の透明な液体で、催涙性及び刺激臭がある。

密度 1.016~1.024g/mL(20℃)

R0012000

イソチオシアン酸sec―ブチル C5H9NS [4426―79―3]

本品は、無~黄褐色の透明な液体である。

含量 99.0%以上

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からイソチオシアン酸sec―ブチルの含量を求める。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して20%メチルフェニルシリコーンポリマー

担体 180~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 120℃

検出器温度 250℃

注入口温度 200℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 20mL/分

測定時間 主ピークの保持時間の3倍までの時間とする。

R0012100

イソチオシアン酸3―ブテニル C5H7NS [3386―97―8]

本品は、無~黄色の透明な液体である。

含量 95.0%以上

定量法 本品0.5μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からイソチオシアン酸3―ブテニルの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.2~0.25mm、長さ50~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.2~0.4μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃で注入し、毎分4℃で250℃まで昇温する。

検出器温度 250℃

注入口温度 100℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 イソチオシアン酸3―ブテニルの保持時間が10~30分になるように調節する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:50

測定時間 42分

R0012200

イソマルツロース C12H22O11・H2O 6―O―α―D―グルコピラノシル―D―フルクトース 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0154100

イソマルトース C12H22O11 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0012300

一酸化炭素 CO [630―08―0]

本品は、無色の気体である。ギ酸に硫酸を作用させて発生する気体を水酸化ナトリウム試液層に通して調製する。耐圧金属製密封容器に入れたものを用いてもよい。

R0012400

イヌリン(ダリア由来) (C6H10O5)n 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0012500

イヌリン(チコリ由来) (C6H10O5)n 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0012600

myo―イノシトール、定量用 (定量用myo―イノシトール) C6H12O6 [87―89―8]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においはなく、味は甘い。

確認試験 本品を105℃、4時間乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3380cm-1、3220cm-1、1446cm-1、1147cm-1、1114cm-1及び1049cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 本品0.2gを水20mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、各ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピーク面積の合計は、比較液の主ピークの面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件 「myo―イノシトール」の定量法の操作条件を準用する。

R0012700

5′―イノシン酸二ナトリウムn水和物 C10H11N4Na2O8P・nH2O [4691―65―0]

R0157400

イミダゾール C3H4N2 [288―32―4]

本品は、白~淡黄色の結晶又は粉末で、水又はメタノールに極めて溶けやすい。

含量 98.0%以上

融点 88~92℃

定量法 本品約0.1gを精密に量り、非水滴定用酢酸50mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=6.808mg C3H4N2

R0012800

イミダゾール、水分測定用 (水分測定用イミダゾール) C3H4N2 [288―32―4]

本品は、白色の結晶性の粉末であり、水又はメタノールに極めて溶けやすい。本品1mL中の水分は、1mg以下とする。

融点 89~92℃

比吸光度 画像100 (6KB)別ウィンドウが開きます
(8g、水、100mL)

R0012900

2,2′―イミノジエタノール塩酸塩 C4H11NO2・HCl [14426―21―2]

本品は、淡黄色の液体である。

屈折率 画像101 (4KB)別ウィンドウが開きます

水分 本品1g中の水分は、1mg以下とする。

R0013000

インジゴカルミン C16H8N2Na2O8S2 〔K8092、特級〕 [860―22―0]

R0013100

インジゴカルミン試液 インジゴカルミン(C16H8N2Na2O8S2)0.18gに対応する量のインジゴカルミンを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。調製後2か月以内に用いる。

R0013200

ウィイス試液 三塩化ヨウ素7.9g及びヨウ素8.9gを量り、それぞれを酢酸に溶かした後、両液を混和し、更に酢酸を加えて1000mLとする。遮光したガラス容器に入れて保存する。

R0013300

ウシ血清アルブミン ウシ血清から得られたもので、アルブミン95%以上を含む。

R0013400

ウシ血清アルブミン(酵素用) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0013500

ウラニン C20H10Na2O5 〔フルオレセインナトリウム、K8830、特級〕 [518―47―8]

R0013600

ウラニン試液 ウラニン0.20gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。褐色ガラス製瓶に保存する。

R0013700

エールリッヒ試液 p―ジメチルアミノベンズアルデヒド0.8gを量り、エタノール(99.5)30mLを加えて溶かし、塩酸30mLを加え、冷却する。用時調製する。

R0013800

エオシンY C20H6Br4Na2O5 [17372―87―1]

本品は、赤~赤褐色の粉末である。

確認試験 本品0.10gを量り、水を加えて正確に100mLとする。その1mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとした液は、波長514~518nmに吸収極大がある。

吸光度 確認試験の検液につき、水を対照とし、紫外可視吸光度測定法により試験を行うとき、波長515nmにおける吸光度は、0.50~0.80である。

R0013900

エステル化ペクチン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0014000

エタノール(95) C2H5OH 〔K8102、特級及び1級〕 [64―17―5]

R0014100

エタノール(99.5) C2H5OH 〔K8101、特級〕 [64―17―5]

R0014200

エタノール(中和) エタノール(95)を適量量り、フェノールフタレイン試液数滴を加えた後、水酸化ナトリウム溶液(1→1250)を液が淡赤色を呈するまで加える。用時調製する。

R0014300

エタノール(無アルデヒド) 〔K8001 エタノール(アルデヒド及びケトン試験用)〕 エタノール(99.5)500mLに2,4―ジニトロフェニルヒドラジン10g及び塩酸0.2mLを加え、還流冷却器を付けて2時間還流した後、蒸留する。初留100mLを捨て、続く中留300mLを用いる。中留は着色していてはならない(CH3COCH3:質量分率約1ppm以下)。

R0014400

3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウム C15H15CaNO6S2

本品は、白~薄い赤みの黄色の粉末である。

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品10mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~35分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、60.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 260nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(95:5)からA:B(60:40)までの直線濃度勾配を20分間行い、A:B(60:40)で15分間保持する。

流量 1.0mL/分

水分 15.0%以下(50mg、電量滴定法)

R0014500

N―エチルマレイミド C4H2O2NC2H5 [128―53―0]

本品は、白色の結晶で、エタノール(95)又はジエチルエーテルに溶けやすい。本品の溶液(1→10000)は、波長298~302nmに吸収極大がある。

融点 44.0~46.0℃

R0014600

N―エチル―N―(1―メチルエチル)プロパン―2―アミン C8H19N [7087―68―5]

本品は、無色又はわずかに薄い黄色の澄明な液体である。

含量 95.0%以上

密度 0.750~0.760g/mL(20℃)

定量法 本品1μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、毎分10℃で150℃まで昇温する。

注入口温度 200℃

検出器温度 250℃

注入方式 スプリット

スプリット比 1:120

キャリヤーガス ヘリウム

流量 5mL/分

測定時間 15分

R0014700

エチレングリコール HOCH2CH2OH 〔K8105、特級〕 [107―21―1]

R0014800

エチレングリコール、水分測定用 (水分測定用エチレングリコール) エチレングリコールを蒸留し、195~198℃の留分をとる。本品1mL中の水分は、1.0mg以下である。

R0014900

エチレングリコールキチン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0015000

エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム四水和物 C10H12N2Na4O8・4H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0015100

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物 C10H14N2Na2O8・2H2O 〔K8107〕 [6381―92―6]

R0015200

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液(0.2mol/L) エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物74.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0015400

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液(0.005mol/L) エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物1.86gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0015500

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・塩酸試液(0.001mol/L) エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物0.37gを量り、塩酸試液(0.01mol/L)100mLを加えて溶かし、水を加えて1000mLとする。

R0015600

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・水酸化ナトリウム試液 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物1g及び水酸化ナトリウム1.2gを水に溶かして1000mLとする。

R0015700

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・トリス試液 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物18.6g及び2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール6.05gを量り、これらを250mLビーカーに入れ、熱湯200mLを加えて、溶けるまでかくはんする。その後、水酸化ナトリウム溶液(1→5)でpH7.5~7.6に調整する。冷後、さらに、水酸化ナトリウム溶液(1→5)でpH8.0に調整し、250mLメスフラスコに移し、水を加えて250mLとする。よく混合させ、プラスチック容器に保管する。

R0015800

2―(2―エトキシエトキシ)エタノール C2H5(OCH2CH2)2OH [111―90―0]

本品は、沸点が約203℃の無色澄明の液体である。水と混和する。

屈折率 画像103 (4KB)別ウィンドウが開きます

酸(CH3COOHとして) 0.01%以下

R0015900

(-)―エピカテキン C15H14O6 [490―46―0]

本品は、白~薄い黄褐色の粉末である。

確認試験 定量用(+)―カテキンの確認試験(1)を準用する。

純度試験 類縁物質 本品20mgに水/メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(500:500:1)20mLを加えて溶かした後、検液とする。検液10μLにつき、定量用(+)―カテキンの純度試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、90.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0016000

(-)―エピカテキンガレート C22H18O10 [1257―08―5]

本品は、灰白色の粉末である。

確認試験 定量用(+)―カテキンの確認試験(1)を準用する。

純度試験 類縁物質 本品20mgに水/メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(500:500:1)20mLを加えて溶かした後、検液とする。検液10μLにつき、定量用(+)―カテキンの純度試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、90.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0016100

エリオクロムブラックT C20H12N3NaO7S 〔K8736、特級〕 [1787―61―7]

R0016200

エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬 エリオクロムブラックT0.1g及び塩化ナトリウム10gを混ぜ、均一になるまでよくすり潰す。

R0016300

エリオクロムブラックT試液 エリオクロムブラックT0.5g及び塩化ヒドロキシルアンモニウム4.5gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かす。遮光した容器に保存する。

R0016400

meso―エリトリトール C4H10O4 [149―32―6]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

溶状 澄明(1.0g、水20mL)

融点 118~120℃

水分 0.5%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下(2g)

R0016450

エレウテロシドB C17H24O9 [118―34―3]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品のメタノール溶液(1→200000)につき、紫外可視吸光度測定法により吸収スペクトルを測定するとき、波長261~265nmに吸収の極大を示す。

純度試験 類縁物質 本品1.0mgを水/アセトニトリル混液(9:1)10mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(9:1)を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液10μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の3倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 265nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 50℃付近の一定温度

移動相 水/アセトニトリル混液(9:1)

流量 エレウテロシドBの保持時間が約10分になるように調整する。

R0016500

塩化亜鉛 ZnCl2 〔K8111、特級〕 [7646―85―7]

R0016600

塩化亜鉛試液 塩化亜鉛27mgを量り、水を加えて溶かした後、30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液0.75g及び水を加えて1000mLとする。

R0016700

塩化亜鉛試液(pH3.0) 塩化亜鉛1.0gを量り、水19mLを加え、塩酸(1→2)でpH3.0に調整する。

R0016800

塩化アルミニウム(Ⅲ)六水和物 AlCl3・6H2O 〔K8114、特級〕 [7784―13―6]

R0016900

塩化アンモニウム NH4Cl 〔K8116、特級〕 [12125―02―9]

R0017000

塩化カリウム KCl 〔K8121、特級及び電気伝導率測定用〕 [7447―40―7]

R0017100

塩化カリウム・塩酸試液 塩化カリウム250gを量り、塩酸8.5mL及び水750mLを加えて溶かす。

R0017150

塩化カリウム試液(0.2mol/L) 塩化カリウム14.9gを量り、水を加えて1000mLとする。pHが5.2~7.2であることを確認する。

R0017200

塩化カルシウム、水分測定用 (水分測定用塩化カルシウム) CaCl2 〔塩化カルシウム(水分測定用)、K8125〕 [10043―52―4]

R0017300

塩化カルシウム二水和物 CaCl2・2H2O 〔K8122、特級〕 [10035―04―8]

R0017400

塩化カルシウム試液(1mol/L) 塩化カルシウム二水和物147gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0017500

塩化カルシウム試液(0.32mol/L) 塩化カルシウム二水和物47.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0017600

塩化カルシウム試液(0.22mol/L) 塩化カルシウム二水和物32.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0017700

塩化カルシウム試液(0.1mol/L) 塩化カルシウム二水和物14.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0017800

塩化コバルト(Ⅱ)六水和物 CoCl2・6H2O 〔K8129、特級〕 [7791―13―1]

R0017900

塩化コバルト(Ⅱ)試液(0.5mmol/L) 塩化コバルト(Ⅱ)六水和物0.12gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。用時調製する。

R0018000

塩化コバルト(Ⅱ)試液(0.1mol/L) 塩化コバルト(Ⅱ)六水和物23.8gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0018100

塩化コリン [(CH3)3NCH2CH2OH]Cl [67―48―1]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

含量 95.0%以上

110℃で3時間乾燥した本品約0.2gを精密に量り、非水滴定用酢酸20mLを加えて溶かした後、無水酢酸50mLを加えて、0.1mol/L過塩素酸で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=13.962mg[(CH3)2NCH2CH2OH]Cl

R0018200

塩化コリン、水分測定用 (水分測定用塩化コリン) [(CH3)3NCH2CH2OH]Cl [67―48―1]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

融点 303~305℃(分解)

水分 本品1g中の水分は、1mg以下とする。

R0018400

塩化スズ(Ⅱ)二水和物 SnCl2・2H2O 〔塩化すず(Ⅱ)二水和物、K8136、特級、水銀分析用〕 [10025―69―1]

R0018500

塩化スズ(Ⅱ)・塩酸試液 塩化スズ(Ⅱ)二水和物10gを量り、塩酸を加えて溶かし、100mLとする。密栓して保存する。

R0018600

塩化スズ(Ⅱ)試液 塩化スズ(Ⅱ)二水和物0.1gを量り、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)6.2mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0018700

塩化スズ(Ⅱ)試液(酸性) 塩化スズ(Ⅱ)二水和物4gを量り、塩酸(無ヒ素)125mLを加えて溶かした後、水を加えて250mLとし、共栓瓶に入れ、密栓して保存する。調製後1か月以内に用いる。

R0018800

塩化スズ(Ⅱ)・硫酸試液 塩化スズ(Ⅱ)二水和物10gを量り、硫酸(3→200)を加えて溶かし、100mLとする。

R0018850

塩化セチルピリジニウム一水和物 C21H38NCl・H2O [6004―24―6]

本品は、白~微黄色の粉末である。

融点 80~87℃

R0018900

塩化チタン(Ⅲ)溶液 TiCl3 〔K8401、特級〕 [7705―07―9]

R0019000

塩化鉄(Ⅲ)六水和物 FeCl3・6H2O 〔K8142、特級、りん酸分析用〕 [10025―77―1]

R0019100

塩化鉄(Ⅲ)・塩酸試液 塩化鉄(Ⅲ)六水和物5gを量り、塩酸5mL及び水を加えて溶かし、100mLとする。

R0019200

10w/v%塩化鉄(Ⅲ)・塩酸試液 塩化鉄(Ⅲ)六水和物16.7gを量り、塩酸(2→3)9mL及び水を加えて溶かした後、更に水を加えて100mLとする。

R0019300

塩化鉄(Ⅲ)試液 塩化鉄(Ⅲ)六水和物9gを量り、水に溶かした後、更に水を加えて100mLとする。

R0019400

塩化鉄(Ⅲ)試液(トランスグルタミナーゼ活性試験用) 塩化鉄(Ⅲ)六水和物5.0gを量り、塩酸試液(0.1mol/L)を加えて溶かし、100mLとする。この液、塩酸(57→200)及びトリクロロ酢酸溶液(3→25)を等量量り、混和する。

R0019500

0.2w/v%塩化鉄(Ⅲ)試液 塩化鉄(Ⅲ)試液2mLを量り、水を加えて100mLとする。用時調製する。

R0019600

塩化銅(Ⅱ)二水和物 CuCl2・2H2O 〔K8145、特級〕 [10125―13―0]

R0019700

塩化ナトリウム NaCl 〔K8150、特級〕 [7647―14―5]

R0019800

塩化ナトリウム(標準物質) NaCl 〔容量分析用標準物質、K8005〕 [7647―14―5]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0019900

塩化ナトリウム試液(2mol/L) 塩化ナトリウム116.9gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0020000

塩化ナトリウム試液(0.5mol/L) 塩化ナトリウム29.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0020100

塩化ニッケル(Ⅱ)六水和物 NiCl2・6H2O 〔K8152、特級〕 [7791―20―0]

R0020200

塩化バリウム二水和物 BaCl2・2H2O 〔K8155、特級〕 [10326―27―9]

R0020300

塩化ヒドロキシルアンモニウム HONH3Cl 〔K8201、特級〕 [5470―11―1]

R0020400

塩化1,10―フェナントロリニウム一水和物 C12H9ClN2・H2O 〔1,10―フェナントロリン塩酸塩一水和物、K8202、特級〕 [3829―86―5]

R0020500

塩化フェニルヒドラジニウム C6H5NHNH2・HCl 〔フェニルヒドラジン塩酸塩、K8203、特級〕 [59―88―1]

R0020600

塩化フェニルヒドラジニウム・酢酸ナトリウム試液 塩化フェニルヒドラジニウム0.5gを量り、酢酸ナトリウム三水和物溶液(2→15)10mLを加えて溶かす。必要な場合には、ろ過する。用時調製する。

R0020700

塩化マグネシウム六水和物 MgCl2・6H2O 〔K8159、特級〕 [7791―18―6]

R0020800

塩化マグネシウム試液(0.1mol/L) 塩化マグネシウム六水和物20.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0155200

塩化マグネシウム試液(1mol/L) 塩化マグネシウム六水和物203gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0020900

塩化マンガン(Ⅱ)四水和物 MnCl2・4H2O 〔K8160、特級〕 [13446―34―9]

R0021000

塩化リチウム LiCl [7447―41―8]

本品は、白色の結晶又は小塊で、潮解性がある。

含量 本品を乾燥したものは、塩化リチウム(LiCl)99.0%以上を含む。

確認試験 本品の水溶液(1→100)5mLに硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じ、更にアンモニア水(28)(2→5)10mLを加えるとき、沈殿は溶ける。

乾燥減量 2.0%以下(130℃、42時間)

定量法 130℃で4時間乾燥した本品約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液20mLを正確に量り、水50mLを加え、検液とする。0.1mol/L硝酸銀溶液40mLを正確に量り、検液を振り混ぜながら徐々に加え、硝酸(1→3)9mL及びニトロベンゼン3mLを加え、0.1mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液で滴定する(指示薬 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硝酸試液3mL)。終点は、液の色が無色から赤色に変わるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=4.239mg LiCl

R0021100

塩基性硝酸ビスマス Bi5H9N4O22 [1304―85―4]

本品は、白色の微細な結晶性の粉末で、湿らせたリトマス紙(青色)を赤変する。

強熱残分 79.0~82.0%(650±50℃、1時間)

R0021200

塩酸 HCl 〔K8180、特級及びひ素分析用〕 [7647―01―0]

R0021300

塩酸・酢酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)

第1液:塩酸9mLに水を加えて1000mLとする。

第2液:酢酸ナトリウム三水和物13.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0021400

塩酸試液(6mol/L) 塩酸540mLを量り、水320mLにかくはんしながら徐々に加える。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0021500

塩酸試液(4mol/L) 塩酸360mLを量り、水500mLにかくはんしながら徐々に加える。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0021600

塩酸試液(3mol/L) 塩酸270mLを量り、水600mLにかくはんしながら徐々に加える。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0021700

塩酸試液(2mol/L) 塩酸180mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0021800

塩酸試液(1mol/L) 塩酸90mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0021900

塩酸試液(0.5mol/L) 塩酸45mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022000

塩酸試液(0.3mol/L) 塩酸27mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022100

塩酸試液(0.2mol/L) 塩酸18mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022200

塩酸試液(0.1mol/L) 塩酸9mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022300

塩酸試液(0.05mol/L) 塩酸4.5mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022600

塩酸試液(0.025mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)250mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022400

塩酸試液(0.02mol/L) 塩酸試液(0.2mol/L)100mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022500

塩酸試液(0.01mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)100mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022700

塩酸試液(0.004mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)を量り、水を加えて25倍容量に薄める。

R0022800

塩酸試液(0.001mol/L) 塩酸試液(0.1mol/L)10mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0022900

塩酸(精製) HCl 塩酸(1→2)1000mLを量り、過マンガン酸カリウム0.3gを加えた後蒸留し、初留液250mLを捨て、次の留液500mLをとる。

R0023000

塩酸(無ヒ素) HCl 〔K8180、ひ素分析用〕 [7647―01―0]

R0023100

10%塩酸試液 塩酸23.6mLを量り、水を加えて100mLとする。

R0023200

遠心式限外ろ過ユニット 直径約3cm、長さ11~12cmのポリプロピレン製管に、分画分子量3000の再生セルロース製膜を装着したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0023300

塩素酸カリウム KClO3 〔K8207、特級〕 [3811―04―9]

R0023400

塩類試液 酢酸カルシウム一水和物0.18g、酢酸ナトリウム三水和物2.72g及び塩化ナトリウム5.84gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとした後、酢酸(1→10)10mLを混和する。

R0023500

王水 塩酸3容量に硝酸1容量を混和する。用時調製する。

R0023800

6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウム C20H12Na2O7S2 [61551―82―4]

本品は、類白色の粉末である。

比吸光度 画像105 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長220nm付近及び240nm付近のそれぞれに吸収極大がある。

純度試験 他の芳香族化合物 A液1.0mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとする。この液20μLを量り、「食用赤色40号」の純度試験(7)に規定する操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウムのピーク以外を認めない。

R0023900

オクタコサン C28H58 [630―02―4]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 60.0~63.0℃

R0151200

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg) 内径10~25mmのポリエチレン製のカラム管に、オクタデシルシリル化シリカゲル0.5gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0151250

オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1000mg) 内径10~25mmのポリエチレン製のカラム管に、オクタデシルシリル化シリカゲル1gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0024000

オクタン C8H18 [111―65―9]

純度試験 本品2μLにつき、「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」の定量法に規定する操作条件に従い、ガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、99.0%以上である。

R0024100

オクタン酸 CH3(CH2)6COOH [124―07―2]

本品は、アミノ酸分析用に製造されたものである。

性状 本品は、無~淡黄色で、澄明の液体である。

凝固点 15~17℃

R0151300

オクタン酸、定量用 (定量用オクタン酸) C8H16O2 [124―07―2]

本品は、無~淡黄色で、澄明の液体である。

含量 本品は、オクタン酸(C8H16O2)98.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2930cm-1、2860cm-1、1710cm-1、1460cm-1、1420cm-1、1280cm-1、1230cm-1、1200cm-1、1110cm-1、940cm-1及び720cm-1付近に吸収を認める。

凝固点 15~17℃

屈折率 画像107 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 本品約0.05gを精密に量り、N,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド1mLを加え、密閉して混合し、水浴上で30分間加熱する。冷後、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、主ピークの面積百分率を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのケイ酸ガラス製の細管にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃から毎分10℃で280℃まで昇温し、280℃を2分間保持する。

注入口温度 280℃

検出器温度 280℃

注入方式 スプリット(20:1)。ただし、いずれの成分もカラムの許容範囲を超えないように設定する。

キャリヤーガス ヘリウム

流量 被検成分のピークが5~20分の間に現れるように調整する。

R0155900

オクタン酸メチル C9H18O2 [111―11―5]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像109 (4KB)別ウィンドウが開きます

密度 0.874~0.880g/mL(20℃)

R0024200

1―オクタンスルホン酸ナトリウム C8H17NaO3S [5324―84―5]

本品は、白色の粉末である。

溶状 澄明(1.1g、50mL)

含量 98.0%以上

105℃で2時間乾燥した本品約0.4gを精密に量り、水25mLを加え、0.1mol/L水酸化ナトリウムで滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。終点は、液の色が微赤色を15秒間保つときとする。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=21.672mg CH3(CH2)7SO3Na

R0024300

オクテニルコハク酸無水物 C12H18O3 [42482―06―4]

本品は、cis及びtrans型オクテニルコハク酸無水物の混合物で、無~微黄色の液体である。

含量 本品は、オクテニルコハク酸無水物(C12H18O3)95.0%以上を含む。

屈折率 画像110 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 本品約1.5gを精密に量り、200mLの共栓三角フラスコに入れる。0.5mol/Lモルホリン・メタノール溶液25mLを正確に加えて溶かし、1時間放置した後、過量のモルホリンを0.5mol/L塩酸・メタノール溶液で滴定し、その消費量をSmLとする(指示薬 BANASS・ブリリアントエロー試液)。終点は、液の赤色が青紫色に変わるときとする。別に空試験を行い、0.5mol/L塩酸・メタノール溶液の消費量をBmLとして、次式により、含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

R0024400

オリブ油 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0024500

オルシノール一水和物 CH3C6H3(OH)2・H2O [6153―39―5]

本品は、無色の結晶で、空気中では酸化されて赤くなる。水、エタノール(95)又はジエチルエーテルに溶ける。

融点 107~108℃

R0024600

オルシノール・エタノール試液 オルシノール一水和物0.1gを量り、エタノール(95)1mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0024700

オルト過ヨウ素酸 I(OH)5O [10450―60―9]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で潮解性があり、水に溶けやすく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。

含量 99.0%以上

確認試験

(1) 本品2gを水20mLに溶かし、検液とする。検液10mLに炭酸水素ナトリウム0.1gを加え、硝酸銀溶液(1→50)0.1mLを加えるとき、黒褐色の沈殿が生じる。

(2) 検液10mLに塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(1→10)0.1mLを加えると黄褐色が現れる。

定量法 本品約1gを精密に量り、水に溶かして正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、200mLのヨウ素フラスコに入れ、水30mL、ヨウ化カリウム3g及び硫酸(1→6)5mLを加え、直ちに密栓をして穏やかに振り混ぜ、暗所に10分間放置し、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=2.8493mg I(OH)5O

R0024800

オレイン酸メチル C19H36O2 [112―62―9]

本品は、無~微黄色の液体である。

屈折率 画像113 (3KB)別ウィンドウが開きます

R0024900

カードラン (―C6H10O5―)n

本品は、Alcaligenes faecalis var. myxogenesによって生産される直鎖β―1,3―グルカン構造をもつ水不溶性の多糖類である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0025000

海砂 本品は、白色、灰色、褐色及び黒色等の粒の混ざったものである。

強熱減量 0.4%以下

定量法 恒量にしたるつぼ又は蒸発皿に本品約1.0gを精密に量り、100℃で1時間乾燥する。乾燥した本品を入れたるつぼ又は蒸発皿を600~700℃に調節した電気炉に入れ、徐々に温度を上げて強熱する。2時間強熱した後、るつぼ又は蒸発皿を速やかにデシケーターに移して放冷する。放冷後、デシケーターから取り出し、その質量を精密に量る。恒量になるまで、強熱を繰り返す。この場合、強熱時間は約1時間とする。

R0025100

過塩素酸 HClO4 〔K8223、特級〕 [7601―90―3]

R0025400

過酸化水素 H2O2 〔過酸化水素水(30%)、K8230、特級〕 [7722―84―1]

R0025500

過酸化水素試液 日本薬局方オキシドールを用いる。

R0025600

カゼイン(乳製) [9000―71―9]

本品は、白~淡黄色の粉末又は小粒である。

確認試験 本品約0.1gを水酸化ナトリウム溶液(1→10)5mLに溶かし、10w/v%硫酸銅(Ⅱ)試液1滴を加えるとき、紫色を呈する。また、本品を燃やすとき、たん白質特有のにおいを発する。

純度試験 窒素含量 13.0~16.0%(乾燥後)

装置

概略は、次の図による。

A:ケルダールフラスコ(容量300mL)

B:連結導入管

C:すり合わせコック

D:注入漏斗

E:ケルダール形トラップ球(E′:小孔)

F:球管冷却器

G:逆流止め(約50mL)

H:受器(三角フラスコ300mL)

J:共通すり合わせ

K:共通テーパー球面すり合わせ

L:抑えばね

105℃で乾燥した本品0.15gをAに量る。粉末にした硫酸カリウム10gに粉末にした硫酸銅(Ⅱ)五水和物1gを加えてよく混合したもの5.5g及び硫酸20mLを加え、Aを約45°に傾けて、内容物が淡緑色になるまで穏やかに加熱し、更に3時間加熱する。放冷後、水150mLを徐々に加える。沸騰石2~3粒を加え、蒸留装置に連結する。Hに吸収液(0.05mol/L硫酸20mLを正確に量り、ブロモクレゾールグリーン・メチルレッド混合試液0.2mL及び水100mLを加えたもの。)を入れ、Gの先端を浸す。水酸化ナトリウム溶液(3→10)100mLをDから加える。Dを水10mLで洗い、Cを閉じる。Aを徐々に加熱して蒸留し、初留約100mLを留出させる(ケルダールフラスコ内の内容物が突沸を始めたときには、そこで蒸留を止める。)。Gを液面から離し、F及びGを装置から外し、少量の水を用いて洗う。これを0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点は、液の色が赤色から赤紫色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.05mol/L硫酸1mL=1.4007mg N

乾燥減量 14.0%以下(1g、105℃、2時間)

R0025700

カゼイン試液(pH2.0) カゼイン(乳製)約1gを精密に量り、105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物1.2gに相当するカゼイン(乳製)を量り、乳酸試液12mL及び水150mLを加え、水浴中で加温して溶解する。流水で冷却した後、塩酸試液(1mol/L)でpH2.0に調整し、更に水を加えて正確に200mLにする。用時調製する。

R0025800

カゼイン試液(pH7.0) カゼイン(乳製)約1gを精密に量り、105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物0.6gに相当するカゼイン(乳製)を量り、リン酸水素二ナトリウム試液(0.05mol/L)80mLを加え、水浴中で20分間加温して溶解する。流水で冷却した後、塩酸試液(1mol/L)でpH7.0に調整し、更に水を加えて正確に100mLとする。用時調製する。

R0025900

カゼイン試液(pH8.0) カゼイン(乳製)約1gを精密に量り、105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物1.2gに相当するカゼイン(乳製)を量り、リン酸水素二ナトリウム試液(0.05mol/L)160mLを加え、水浴中で加温して溶解する。流水で冷却した後、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)で、pH8.0に調整し、更に水を加えて正確に200mLとする。用時調製する。

R0026000

活性炭 日本薬局方薬用炭を用いる。

R0026100

(+)―カテキン、定量用 (定量用(+)―カテキン) C15H14O6・nH2O [154―23―4、無水物]

本品は、白~薄い褐色又は薄い黄緑色の粉末である。

確認試験

(1) 本品5mgに水/エタノール(95)混液(1:1)5mLを加えて溶かす。この液1mLに対してバニリン・メタノール溶液(1→25)6mL及び塩酸3mLを加えて振り混ぜた液は、淡赤~赤色を呈する。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1690cm-1、1610cm-1、1520cm-1、1450cm-1、1350cm-1、1240cm-1、1150cm-1、1100cm-1、1040cm-1、830cm1及び770cm-1付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 溶状 無~黄色、澄明(50mg、水/エタノール(95)混液(1:1)1mL)

(2) 類縁物質 本品20mgに水/メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(500:500:1)20mLを加えて溶かし、検液とする。別に、検液1mLを正確に量り、水/メタノール/ギ酸混液(500:500:1)を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークと溶媒ピークとを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。無水物換算が必要な場合は換算する。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A 水/ギ酸混液(1000:1)

移動相B メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(1000:1)

濃度勾配 A:B(90:10)からA:B(60:40)までの直線濃度勾配を40分間行う。

流量 主ピークの保持時間が約15分になるように調整する。

R0026200

(-)―カテキンガレート C22H18O10 [130405―40―2]

本品は、白~淡黄又は淡赤色の粉末である。

確認試験 定量用(+)―カテキンの確認試験(1)を準用する。

純度試験 類縁物質 本品20mgに水/メタノール(HPLC用)/ギ酸混液(500:500:1)20mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、定量用(+)―カテキンの純度試験の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、90.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間までとする。

R0026230

ガノデリン酸A C30H44O7 [81907―62―2]

本品は、白色粉末である。

R0026260

カピリン C12H8O [495―74―9]

本品は、白~黄褐色の粉末で、特異なにおいがある。

R0026300

カフェイン一水和物 C8H10N4O2・H2O [5743―12―4]

日本薬局方カフェイン水和物を用いる。

R0026330

カフェイン、定量用 (定量用カフェイン) C8H10N4O2 [58―08―2]

本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末である。

本品は、定量法で求めた含量(%)を本品の純度(%)として用いる。

含量 98.0%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法又は錠剤法により測定するとき、波数3114cm-1、1702cm-1、1662cm-1及び1287cm-1付近に吸収を認める。

融点 235~238℃

定量法 本品約5mg及びDSS―d6約1mgをそれぞれ精密に量り、重水1mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。DSS―d6のシグナルをδ0ppmとし、δ3.30~3.47ppm、δ3.92ppm及びδ7.88ppm付近のシグナル面積強度をそれぞれA1(水素数6に相当)、A2(水素数3に相当)及びA3(水素数1に相当)とするとき、(A1/6)/(A2/3)及び(A1/6)/A3及び(A2/3)/A3がそれぞれ1.0となることを確認する。DSS―d6のシグナル面積強度を9.000としたときのA1、A2及びA3の和をIとし、水素数の和をN、DSS―d6の純度をP(%)とし、次式によりカフェインの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな夾雑物のシグナルが重なる場合には、そのシグナル面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MS:DSS―d6の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 60秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0156000

カプリル酸メチル オクタン酸メチルを見よ。

R0156100

カプリン酸メチル デカン酸メチルを見よ。

R0026400

過マンガン酸カリウム KMnO4 〔K8247、特級〕 [7722―64―7]

R0026500

可溶性デンプン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

pH 4.5~7.5(2%水溶液)

強熱残分 0.6%以下

乾燥減量 15%以下(105℃、2時間)

R0026600

過ヨウ素酸カリウム KIO4 〔過よう素酸カリウム、K8249、特級〕 [7790―21―8]

R0026700

過ヨウ素酸ナトリウム NaIO4 〔過よう素酸ナトリウム、K8256、特級〕 [7790―28―5]

R0026800

過ヨウ素酸ナトリウム試液 過ヨウ素酸ナトリウム1.25gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0026900

過ヨウ素酸ナトリウム試液、グリセリン用 (グリセリン用過ヨウ素酸ナトリウム試液) 過ヨウ素酸ナトリウム6gを量り、あらかじめ硫酸(3→1000)12mLを水(二酸化炭素除去)38mLに加えた液に加えて溶かし、水(二酸化炭素除去)を加えて100mLとする。必要な場合には、ろ過する。

R0027000

ガラクタン 本品は、ガラクトースを主体(80%以上)とする多糖類である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027100

ガラクチトール C6H14O6 [608―66―2]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

溶状 澄明(1.0g、水30mL)

融点 188~189℃

水分 0.5%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下(2g)

R0027200

D―ガラクツロン酸、定量用 (定量用D―ガラクツロン酸) C6H10O7・H2O [685―73―4]

本品は、白~微褐色の粉末である。

含量 98.0%以上

定量法 本品約0.3gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=21.215mg C6H10O7・H2O

R0027300

カルバゾール C12H9N [86―74―8]

本品は、白色の葉状若しくは板状の結晶又は粉末である。

含量 95.0%以上

定量法 本品約25mgを精密に量り、アセトンで正確に5mLとし、検液とする。検液を1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からカルバゾールの含量を求める。別に空試験を行い、補正する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用5%フェニルポリシルフェニレン―シロキサンを1.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 120℃で注入し、2分間保持した後、毎分10℃で200℃まで昇温し、200℃を10分間保持する。その後、毎分10℃で300℃まで昇温し、300℃を5分間保持する。

注入口温度 200℃

検出器温度 300℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 6mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:5

測定時間 35分

R0027400

カルバゾール・エタノール試液 カルバゾール1.0gをエタノール(99.5)800mLに溶かす。

R0027500

カルボキシメチルセルロース (C8H16O8)n 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027600

カルボキシメチルセルロースナトリウム [9004―32―4] 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027700

N―カルボベンゾキシ―L―グルタミル―L―チロシン C22H24N2O8 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0027730

カルノシン酸 C20H28O4 [3650―09―7]

本品は、白~微黄色の結晶又は粉末である。

R0027740

カルノソール C20H26O4 [5957―80―2]

本品は、白~微黄色の結晶又は粉末である。

R0027750

カルミン酸 C22H20O13 [1260―17―9]

本品は、赤色~暗赤褐色の結晶性の粉末又は粉末である。

R0027800

カロブビーンガム [9000―40―2] 「カロブビーンガム」

R0027900

還元型グルタチオン C10H17N3O6S 酵素活性試験法に適するものを用いる。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

比旋光度 画像117 (3KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、水、100mL)

乾燥減量 0.5%以下(1.0g、減圧、乾燥剤 酸化リン(Ⅴ)、室温、4時間)

強熱残分 0.2%以下

R0028000

乾燥菌体(Bacillus subtilis) ルリア・ベルターニ培地50mLを500mLの三角フラスコに入れ、Bacillus subtilis 168を接種し、37℃、毎分160回転で約18時間振とう培養する。この培養液10mLを、3Lのバッフル付三角フラスコに入れたルリア・ベルターニ培地500mLに接種し、37℃、毎分80回転で4~5時間振とう培養する。波長660nmにおける吸光度が約1.8になることを確認する。この培養液を10℃、毎分8000回転で15分間遠心分離し、菌体を回収する。この菌体を50mLの水で洗浄した後、再び10℃、毎分8000回転で15分間遠心分離し、菌体を回収する。次に、この菌体を50mLのアセトンに均一に分散させ、10℃、毎分8000回転で15分間遠心分離し菌体を回収する。さらに、再びこの菌体をアセトン50mLに分散させて同様に操作し、得られた菌体を16~24時間室温で減圧乾燥し、乾燥菌体(Bacillus subtilis)とする。

ルリア・ベルターニ培地

トリプトン 10g

酵母エキス 5g

塩化ナトリウム 10g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃、20分間高圧蒸気滅菌する。

R0028100

乾燥酵母(グルカナーゼ活性試験用) Candida utilis NBRC 0396を培養し、増殖した菌体を遠心分離により集め、水で洗浄した後、凍結乾燥する。乾燥物を粉砕し、粒子を揃える。

R0028300

寒天 〔K8263、特級〕 [9002―18―0]

R0028400

カンペステロール C28H48O [474―62―4]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品及びスチグマステロール20mgにそれぞれアセトン5mLを加えて溶かし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2μLずつ量り、「植物性ステロール(遊離体高濃度品)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、標準液のスチグマステロールの保持時間に対する検液の主ピークの相対保持時間は、約0.95である。

融点 157~160℃

純度試験 類縁物質 確認試験の検液2μLにつき、「植物性ステロール(遊離体高濃度品)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、93.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0028500

ギ酸 HCOOH 〔ぎ酸、K8264、特級〕 [64―18―6]

R0028600

ギ酸エチル HCOOC2H5 [109―94―4]

本品は、無色透明な液体で、特有のにおいがある。

含量 本品は、ギ酸エチル(HCOOC2H5=74.08)97%以上を含む。

屈折率 画像118 (4KB)別ウィンドウが開きます

沸点 53~54℃

定量法 本品約5.0gを精密に量り、香料試験法中のけん化価及び酸価の試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

SV:けん化価

AV:酸価

R0028700

ギ酸試液(15mol/L) ギ酸705gを量り、水を加えて1000mLとする。

R0028800

ギ酸ナトリウム HCOONa 〔ぎ酸ナトリウム、K8267、特級〕 [141―53―7]

R0028900

キシラン ポリ(β―D―キシロピラノース[1→4])酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0029000

キシレノールオレンジ C31H30N2Na2O13S 〔K9563、特級〕 [1611―35―4]

R0029100

キシレノールオレンジ試液 キシレノールオレンジ0.1gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0029200

キシレン C6H4(CH3)2 〔K8271、1級〕 [1330―20―7]

R0029300

o―キシレン C6H4(CH3)2 [95―47―6]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像121 (4KB)別ウィンドウが開きます

蒸留試験 143~146℃、95vol%以上

R0029400

キシレンシアノールFF C25H27N2NaO6S2 〔K8272、特級〕 [2650―17―1]

R0029500

キシロース C5H10O5 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0157300

キチン (C8H13NO5)n [1398―61―4]

本品は、白~淡褐色の粉末又は鱗片状の物質である。

確認試験本品1gを酢酸(1→100)200mLに加えるとき、溶解しない。

乾燥減量 15.0%以下(1g、105℃、2時間)

R0029600

キトサン ポリ―(1→4)―β―D―グルコサミン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0029700

キナルジンレッド C21H23IN2 [117―92―0]

本品は、結晶性の粉末でエタノール(95)に溶けやすい。本品のメタノール溶液(0.005→1000)は、波長526nm付近に吸収極大がある。また、当該吸収極大の波長で吸光度を測定するとき、0.5以上である。

R0029800

キナルジンレッド試液 キナルジンレッド0.1gを量り、酢酸100mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0029900

キノリン C9H7N 〔K8279、特級〕 [91―22―5]

R0030000

強塩基性陰イオン交換樹脂 本品は、強塩基性のポリスチレンの4級アンモニウム塩で、黄~黄褐色であり、その粉末度は、標準網ふるい600μmを通過し、標準網ふるい425μmをほとんど通過しない。

本品約50gを量り、水に30分間浸した後、内径約2.5cmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに水酸化ナトリウム溶液(1→25)2000mLを注ぎ、1分間約30mLの速さで流出させる。これを洗液がフェノールフタレイン試液で中性になるまで水洗したもの。ただし、次の試験を満たすまで水洗を繰り返したもの。

この樹脂10mLを量り、内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L塩酸70mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH4.0~8.0である。

R0030100

強酸性陽イオン交換樹脂 本品は、強酸性のポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩で、淡黄~黄褐色であり、その粉末度は、標準網ふるい600μmを通過し、標準網ふるい425μmをほとんど通過しない。

本品約50gを量り、水に30分間浸した後、内径約25mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに塩酸(1→4)250mLを注ぎ、1分間約4mLの速さで流出させた後、洗液がブロモクレゾールグリーン試液で緑~青色を呈するまで水洗したもの。ただし、次の試験を満たすまで水洗を繰り返したもの。

この樹脂10mLを量り、内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液80mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH5.0~6.5である。

R0030200

強酸性陽イオン交換樹脂(微粒) 本品は、強酸性のポリスチレンスルホン酸の水素イオン型で、淡黄~黄褐色で、その粉末度は、標準網ふるい150μmを通過し、標準網ふるい75μmをほとんど通過しない。

本品約50gを量り、水に約1時間浸し、上澄液が澄明になるまで2~3回傾斜した後、内径約25mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに塩酸(1→4)250mLを注ぎ、1分間約4mLの速さで流出させた後、洗液がブロモクレゾールグリーン試液で緑~青色を呈するまで水洗したもの。ただし、次の試験を満たすまで水洗を繰り返したもの。

この樹脂10mLを量り、内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液80mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH4.0~6.5である。

R0030300

強酸性リン酸化セルロース陽イオン交換体(―O―PO3H2型) 多孔性を有するセルロースにリン酸基を導入した強酸性陽イオン交換体を用いる。

R0030350

クアシン混合物

本品は、クアシン及び二つのネオクアシン立体異性体の混合物であり、白~微黄色の粉末である。

純度試験 類縁物質 本品10mgを量り、少量のメタノールを加えて溶かし、更に水/メタノール/ギ酸混液(650:350:1)を加えて正確に100mLとし、検液とする。検液10μLにつき、「ジャマイカカッシア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法によりクアシン及びネオクアシンのピークの合計量を求めるとき、50.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0030400

5′―グアニル酸二ナトリウムn水和物 C10H12N5Na2O8P・nH2O [5550―12―9]

R0030550

クエルセチン二水和物 C15H10O7・2H2O [6151―25―3]

本品は黄色の粉末である。

R0030500

グアノシン2′―及び3′―一リン酸ナトリウムの混合物 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0030600

クエン酸一水和物 H3C6H5O7・H2O 〔くえん酸一水和物、K8283、特級〕 [5949―29―1]

R0030700

クエン酸・塩酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:塩酸9mLを量り、水を加えて1000mLとする。

第2液:クエン酸水素二ナトリウム―水(2/3)26.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0030800

クエン酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:クエン酸一水和物21.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:クエン酸三ナトリウム二水和物29.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0030900

クエン酸緩衝液(0.05mol/L)

第1液:クエン酸一水和物10.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:クエン酸三ナトリウム二水和物14.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0031100

クエン酸緩衝液(pH3.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液159容量と第2液41容量を混和する。

R0031200

クエン酸緩衝液(pH5.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液97容量と第2液103容量を混和する。

R0031400

クエン酸緩衝液(pH6.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1溶液72容量と第2液128容量を混和する。必要な場合には、更にいずれかの液を加えてpH6.0に調整する。

R0031500

クエン酸緩衝液(pH7.0)

第1液:クエン酸一水和物21gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液35容量と第2液165容量を混和する。必要な場合には、更にいずれかの液を加えてpH7.0に調整する。

R0031600

クエン酸三ナトリウム二水和物 Na3C6H5O7・2H2O 〔くえん酸三ナトリウム二水和物、K8288、特級〕 [6132―04―3]

R0031700

クエン酸三ナトリウム試液(1mol/L) クエン酸三ナトリウム二水和物294gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0031800

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L) クエン酸一水和物42gを量り、水800mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0031900

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L) クエン酸一水和物21gを量り、水500mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0032000

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.0、システイン含有) クエン酸一水和物10.5g、30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液0.75g及びL―システイン3.0gを量り、約900mLの水に溶かし、水酸化ナトリウム試液(4mol/L)でpH5.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0032100

クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.02mol/L) クエン酸一水和物4.2gを量り、水500mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0032200

クエン酸水素二ナトリウム―水(2/3) 2NaOCOCH2C(OH)(COOH)CH2COONa・3H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0032300

クエン酸水素二アンモニウム C6H14N2O7 〔くえん酸水素二アンモニウム、K8284、特級〕 [3012―65―5]

R0032400

クエン酸銅(Ⅱ)試液(アルカリ性) クエン酸三ナトリウム二水和物173g及び炭酸ナトリウム十水和物117gを量り、水100mLを加え、加熱して溶かし、必要な場合には、ろ過する。この液を、あらかじめ硫酸銅(Ⅱ)五水和物17.3gを量り、水700mLを加えて溶かした液にかき混ぜながら徐々に加えた後、冷却し、水を加えて1000mLとする。

R0032600

クエン酸・リン酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:クエン酸一水和物21.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpH値に調整する。

R0032700

グラファイトカーボンミニカラム(500mg) 内径10~15mmのポリエチレン製のカラム管に、グラファイトカーボン0.5gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0032750

グラブリジン C20H20O4 [59870―68―7]

本品は、白~薄い黄褐色の結晶又は粉末である。

R0032800

グリシン H2NCH2COOH 〔K8291、特級〕 [56―40―6]

R0032900

グリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(0.25mol/L、pH10.0、塩化ナトリウム含有) グリシン18.8g及び塩化ナトリウム14.6gを量り、水700mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)でpH10.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0033000

グリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(0.025mol/L、pH10.0、塩化ナトリウム含有) グリシン1.88g及び塩化ナトリウム1.46gを量り、水700mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(0.2mol/L)でpH10.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0033100

クリスタルバイオレット C25H30ClN3・9H2O 〔K8294、特級〕 [548―62―9]

R0033200

クリスタルバイオレット・酢酸試液 クリスタルバイオレット50mgを量り、酢酸100mLを加えて溶かす。

R0033300

グリセリン CH2(OH)CH(OH)CH2OH 〔K8295、特級〕 [56―81―5]

R0033500

グリチルリチン酸、薄層クロマトグラフィー用 (薄層クロマトグラフィー用グリチルリチン酸) C42H62O16・nH2O

本品は、白色の結晶性の粉末で、特異な甘味がある。熱湯又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

融点 213~218℃(分解)

純度試験 類縁物質 本品10mgを水/エタノール(95)混液(1:1)5mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水/エタノール(95)混液(1:1)を加えて正確に100mLとし、対照液とする。検液及び対照液10μLにつき、「カンゾウ抽出物(粗製物)」の確認試験を準用し、試験を行うとき、検液から得たRf値約0.3の主スポット以外のスポットは、対照液から得たスポットより濃くない。

R0033600

グリチルレチン酸3―O―グルクロニド、定量用 (定量用グリチルレチン酸3―O―グルクロニド) C36H54O10 [34096―83―8]

本品は、白色の結晶である。

純度試験

(1) 本品1mgを量り、エタノール(95)(1→2)4mLに溶かし、検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(7:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(主波長254nm)下で観察するとき、スポットの数は1個である。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(2) 本品1mgを量り、移動相0.2mLに溶かし、検液とする。検液2μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からグリチルレチン酸3―O―グルクロニドの含量を求めるとき、99.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから、主ピークの保持時間の3倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル(HPLC用)/酢酸(54:45:1)

流量 1.0mL/分

乾燥減量 1%以下(デシケーターで減圧、2時間)

R0033700

β―グルカン(大麦由来) (C6H10O5)n

本品は、大麦から得られたものである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0033750

D―グルクロノラクトン C6H8O6 [32449―92―6]

日本薬局方D―グルクロノラクトン標準品を用いる。

R0033800

グルコアミラーゼ 本品は、Aspergillus nigerから得られた、白~褐色の粉末又は淡黄~濃褐色の液体で、においはないか又は特異なにおいがある。本品の1単位は、デンプンを基質として、pH4.5、40℃において60分間に1mgのD―グルコースを生成する酵素量とする。

R0033850

グルコサミン塩酸塩、定量用 (定量用グルコサミン塩酸塩) C6H13NO5・HCl [66―84―2]

本品は、白~類白色の結晶、結晶性の粉末又は粉末である。

含量 98.0%以上

比旋光度 画像123 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.1g、水、10mL)ただし、20時間放置後、測定する。

定量法 本品0.4gを精密に量り、水50mL及び硝酸(1→3)5mLを加えて溶かし、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定する。終点の確認には電位差計を用いる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=21.56mg C6H13NO5・HCl

R0033900

D(+)―グルコース C6H12O6 [50―99―7]

日本薬局方ブドウ糖を用いる。

R0034000

グルコースオキシダーゼ 本品は、Penicillium属から得られた、白色の粉末である。本品の1単位は、D―グルコースを基質として、pH7.0、25℃において1分間に1μmolのD―グルコノ―1,5―ラクトンを生成する酵素量とする。

R0034100

グルコースオキシダーゼ(Aspergillus由来) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、Aspergillus属から得られたものである。本品の1単位は、D(+)―グルコースを基質として、pH7.0、37℃において1分間に1μmolのD(+)―グルコースを酸化する酵素量とする。

R0034200

グルコースオキシダーゼ(Aspergillus niger由来) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、Aspergillus nigerから得られたものである。本品の1単位は、D(+)―グルコースを基質とし、pH5.1、35℃において、1分間に1μmolのD―グルコノラクトンと過酸化水素に酸化する酵素量とする。

R0034300

グルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ試液 グルコースオキシダーゼ(Aspergillus niger由来)9000~15000単位、パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、ピロガロール基質)1000~3000単位及び2,2′―アジノビス(3―エチルベンゾチアゾリン―6―スルホン酸二アンモニウム)1.00gを量り、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶かし、1000mLとする。

R0034400

D―グルコース測定用試液(グルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ含有) グルコースオキシダーゼ(Aspergillus由来)550単位、パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、ピロガロール基質)125単位を量り、pH7.2のトリス・リン酸緩衝液40mLを加えて溶かし、0.4w/v%4―アミノアンチピリン溶液1mL及びフェノール溶液(1→20)1.4mLを加えた後、pH7.2のトリス・リン酸緩衝液を加えて50mLとする。用時調製する。

R0034500

D―グルコース測定用試液(ヘキソキナーゼ含有) ヘキソキナーゼ、グルコース―6―リン酸デヒドロゲナーゼ、アデノシン三リン酸及びニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(酸化型)を含むグルコース測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0034600

D―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有) ムタロターゼ(ブタ腎臓由来)、グルコースオキシダーゼ(Penicillium属由来)、パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来)、アスコルビン酸オキシダーゼ(カボチャ由来)、4―アミノアンチピリン及びフェノールを含むD―グルコース測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0034700

D―グルコース定量用発色試液 フェノール0.50g、ムタロターゼ130単位、グルコースオキシダーゼ9000単位、ペルオキシダーゼ650単位及び4―アミノアンチピリン0.1gをリン酸緩衝液(pH7.1)に溶かして正確に1000mLとする。2~10℃で保存し、1か月以内に使用する。

R0034800

α―D―グルコース1,6―二リン酸カリウム塩n水和物 C6H10K4O12P2・nH2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0034900

D―グルコース・D―フルクトース測定用試液 ヘキソキナーゼ、グルコース―6―リン酸脱水素酵素、トリエタノールアミン緩衝液(pH7.6)、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(酸化型)、アデノシン三リン酸及び硫酸マグネシウムを含む試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0035000

α―D―グルコース1―リン酸測定用試液 β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(酸化型)0.199g、塩化マグネシウム六水和物0.305g及びα―D―グルコース1,6―二リン酸カリウム塩n水和物0.51mgを量り、水50mL及びトリス緩衝液(0.05mol/L、pH7.0)40mLを加えて混和し、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液(0.2mol/L)1.5mL、ホスホグルコムターゼ0.3mL及びグルコース―6―リン酸脱水素酵素0.4mLを添加した後、水を加えて100mLとする。

R0035100

グルコース―6―リン酸脱水素酵素 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、Leuconostoc mesenteroidesから得られたものである。本品の1単位は、グルコース―6―リン酸とβ―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(酸化型)を基質として、25℃、pH7.8において、1分間に1μmolのグルコース―6―リン酸を酸化する酵素量とする。

本品は、1μL当たり1単位の活性を有し、比活性は1mg当たり550単位である。本品は、3.2mol/L硫酸アンモニウムを含む。

R0035200

グルタミルバリルグリシン、定量用 (定量用グルタミルバリルグリシン) C12H21N3O6

本品は、白~淡赤色の粉末である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、グルタミルバリルグリシン(C12H21N3O6)99.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3321cm-1、3282cm-1、1712cm-1、1654cm-1、1619cm-1及び1541cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 0.50%以下

本品25mgを量り、水を加えて溶かし、25mLとし、検液とする。検液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液の主ピーク以外のピークの面積及び比較液の主ピークの面積を測定し、次式より類縁物質の量を求める。

類縁物質の量(%)=ASUM/AR

ただし、

ASUM:検液の主ピーク以外のピークの合計面積

AR:比較液の主ピークの面積

操作条件 「グルタミルバリルグリシン」の定量法の操作条件を準用する。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、1時間)

定量法 本品約0.4gを精密に量り、ギ酸3mLを加えて溶かし、酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=30.33mg C12H21N3O6

R0035300

L―グルタミル―L―チロシル―L―グルタミン酸 C19H25N3O9 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0035400

L(+)―グルタミン C5H10N2O3 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0035500

L―グルタミン酸、定量用 (定量用L―グルタミン酸) C5H9NO4 〔L―グルタミン酸 K9047、特級〕 [56―86―0]

R0035600

L―グルタミン酸測定用試液 L―グルタミン酸オキシダーゼ(Streptomyces属由来)、パーオキシダーゼ、4―アミノアンチピリン及びN―エチル―N―(2―ヒドロキシ―3―スルホプロピル)―3,5―ジメチルアニリンナトリウム塩を含むL―グルタミン酸測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0151400

L―グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(ウシ肝臓由来) 本品は、牛の肝臓から得られた、L―グルタミン酸デヒドロゲナーゼである。本品は、既知の酵素活性を有する。本品の1単位は、2―ケトグルタル酸を基質として、pH7.3、25℃において1分間に1μmolのL―グルタミン酸を遊離する酵素量とする。

R0035700

L―グルタミン酸ナトリウム一水和物 C5H8NNaO4・H2O [6106―04―3] 「L―グルタミン酸ナトリウム」

R0035800

グルタル酸 HOOC(CH2)3COOH [110―94―1]

本品は、白色の結晶性の粉末で、水に溶ける。

融点 95~99℃

R0035900

クレアチン一水和物 C4H9N3O2・H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0036000

クレシジンアゾシェファー塩色素 C18H15N2NaO5S

本品は、6―ヒドロキシ―5―(2―メトキシ―5―メチルフェニルアゾ)―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウムで、赤~赤褐色の粉末である。

比吸光度 画像124 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長498~504nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長498~504nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~30分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 510nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(80:20)からA:B(20:80)の直線勾配を20分間行い、A:B(20:80)で10分間保持する。

流量 1.0mL/分

水分 10.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0036100

クレシジンスルホン酸アゾG塩色素 C18H13N2Na3O11S3

本品は、7―ヒドロキシ―8―(2―メトキシ―5―メチル―4―スルホフェニルアゾ)―1,3―ナフタレンジスルホン酸三ナトリウムで、赤~赤みの黄色の粉末である。

比吸光度 画像125 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長497~503nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長497~503nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 505nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(3:2)

流量 1.0mL/分

水分 5.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0036200

クレシジンスルホン酸アゾR塩色素 C18H13N2Na3O11S3

本品は、3―ヒドロキシ―4―(2―メトキシ―5―メチル―4―スルホフェニルアゾ)―2,7―ナフタレンジスルホン酸三ナトリウムで、赤褐色の粉末である。

比吸光度 画像126 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長512~518nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長512~518nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 515nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(3:2)

流量 1.0mL/分

水分 10.0%以下(30mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0036300

クレシジンスルホン酸アゾβ―ナフトール色素 C18H15N2NaO5S

本品は、4―(2―ヒドロキシ―1―ナフチルアゾ)―5―メトキシ―2―メチルベンゼンスルホン酸一ナトリウムで、赤~赤褐色の粉末である。

比吸光度 画像127 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長497~503nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長497~503nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ10μLずつ量り、クレシジンアゾシェファー塩色素の純度試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~30分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

水分 5.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0036400

p―クレゾール CH3C6H4OH 〔K8306、特級〕 [106―44―5]

R0036500

クレゾールレッド C21H18O5S 〔K8308、特級〕 [1733―12―6]

R0036600

クレゾールレッド・チモールブルー試液 クレゾールレッド0.1g及びチモールブルー0.3gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし、更に水を加えて400mLとする。必要な場合には、ろ過する。

R0036700

クロム酸カリウム K2CrO4 〔K8312、特級〕 [7789―00―6]

R0036800

クロモトロープ酸試液 クロモトロープ酸二ナトリウム二水和物0.5gを量り、硫酸(2→3)を加えて50mLとし、振り混ぜた後、遠心分離し、得られた上澄液を用いる。用時調製する。

R0036900

クロモトロープ酸二ナトリウム二水和物 C10H6Na2O8S2・2H2O 〔K8316、特級〕 [5808―22―0]

R0037000

クロラムフェニコール C11H12Cl2N2O5 [56―75―7]

日本薬局方クロラムフェニコールを用いる。

R0037050

クロロゲン酸、定量用 (定量用クロロゲン酸) C16H18O9 [202650―88―2]

本品は、(E)―クロロゲン酸で、白~灰白色の粉末である。

純度試験 類縁物質 本品1.0mgを量り、ギ酸(1→1000)10mLを加えて溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークである(E)―クロロゲン酸のピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから、主ピークの保持時間の3倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 320nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 ギ酸(1→1000)/メタノール混液(75:25)

流量 1.0mL/分

R0037100

クロロゲン酸―水(2/1) 2C16H18O9・1H2O 5―カフェオイルキナ酸―水(2/1)酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0037200

1―クロロ―2,4―ジニトロベンゼン C6H3(NO2)2Cl [97―00―7]

本品は、淡黄色の結晶又は結晶性の粉末で、ジエチルエーテルに溶けやすく、水にほとんど溶けない。

含量 99.0%以上

定量法 本品1gを量り、アセトンで正確に10mLとしたものを検液とする。検液及びアセトンをそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液注入後、測定時間に現れる、アセトン由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する1―クロロ―2,4―ジニトロベンゼンのピーク面積百分率を求め、含量とする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを5.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 150℃で注入して毎分10℃で250℃まで昇温し、250℃で10分間保持する。

注入口温度 280℃

検出器温度 280℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 3mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:45

測定時間 20分

R0037300

クロロホルム CHCl3 〔K8322、特級〕 [67―66―3]

R0037400

クロロホルム(エタノール不含) クロロホルム20mLを量り、水20mLを加えて3分間穏やかによく振り混ぜた後、クロロホルム層を分取し、更に水20mLずつを加えて同様の操作を2回繰り返す。クロロホルム層を乾燥ろ紙でろ過し、硫酸ナトリウム5gを加えて5分間よく振り混ぜ、2時間放置した後、乾燥ろ紙でろ過する。

R0037500

クロロホルム、水分測定用 (水分測定用クロロホルム) クロロホルム1000mLに乾燥用合成ゼオライト30gを加えて密栓し、時々穏やかに振り混ぜ、約8時間放置し、更に約16時間静置後、澄明なクロロホルムを分取する。湿気を避けて保存する。本品1mL中に水分は、0.1mg以下とする。

R0037600

1―ケストース C18H32O16 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0037620

血液寒天培地 ハートインフュージョン寒天培地(微生物限度試験に適するものを用いる)950mLを高圧滅菌する。約50℃に冷却後、ウマ又はヒツジ脱繊維素血液50mLを加えて滅菌したシャーレに分注し、平板とする。

R0037650

血液浮遊液(1%) 動物の脱繊維した血液1mLに滅菌した生理食塩水を適量加えて混和する。遠心分離等で血球を沈殿させ、上澄液を除去し、再び滅菌した生理食塩水を適量加えて混和する。この操作を上澄液が透明になるまで繰り返す。上澄液が透明になったら、滅菌した生理食塩水を加えて100mLとする。用時調製する。

R0037700

結晶セルロース 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0151500

2―ケトグルタル酸二ナトリウムn水和物 C5H4Na2O5・nH2O [305―72―6、無水物]

本品は、白色の粉末であり、水に溶ける。

R0037800

ゲニポシド C17H24O10 [24512―63―8]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においがない。

確認試験 本品約5mgを精密に量り、メタノールを加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、メタノールを加えて10mLとした液の吸光度を測定するとき、波長238nm付近に吸収極大がある。

比吸光度 画像128 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約10mgを精密に量り、メタノール(1→2)を加えて溶かして正確に500mLとする。この液の波長240nm付近の吸収極大の波長における吸光度を測定する。

純度試験 類縁物質 本品約10mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(17:3)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液2mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(17:3)を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピークのピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 238nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル混液(17:3)

流量 ゲニポシドの保持時間が約15分になるように調整する。

R0037850

ゲンチオピクロシド C16H20O9 [20831―76―9]

本品は、白色の粉末である。

純度試験 類縁物質 本品10mgをメタノール2mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、酢酸エチル/エタノール(99.5)/水混液(8:2:1)を展開溶媒として、薄層クロマトグラフィーを行う。展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに展開した後、風乾する。これに紫外線(波長254nm)を照射するとき、検液から得たRf値約0.4の主スポット以外のスポットは、比較液から得たスポットより濃くない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

R0037900

合成ゼオライト、乾燥用 (乾燥用合成ゼオライト) 6(Na2O)・6(Al2O3)・12(SiO2)及び6(K2O)・6(Al2O3)・12(SiO2)の混合物で乾燥用として製造したもの。通例、結合剤を加えて直径約2mmの球状に成形したものを用いる。白色~灰白色であるが、水分の吸着によって変色する変色料を加えたものもある。平均細孔径は約0.3nm、表面積は1gにつき500~700m2である。

強熱減量 2.0%以下(2g、550~600℃、4時間、放冷はデシケーター(酸化リン(Ⅴ)))

R0038200

コリンオキシダーゼ 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、Alcaligenes sp.から得られたものである。本品の1単位は、コリンを基質として、pH8.0、37℃において、1分間に1μmolの過酸化水素を生成する酵素量とする。

R0038300

コレスタノール C27H48O 5α―コレスタン―3β―オール [80―97―7]

本品は、白色の粉末である。

確認試験 カンペステロールの確認試験を準用する。ただし、スチグマステロールの保持時間に対する検液の主ピークの相対保持時間は、約0.79である。

融点 138~143℃

純度試験 カンペステロールの純度試験を準用する。

R0038400

5α―コレスタン C27H48 [481―21―0]

本品は、白~乳白色の粉末である。

含量 97.0%以上

確認試験 本品及びスチグマステロール0.1gをそれぞれ酢酸エチル100mLに溶かし、検液及び標準液とする。検液及び標準液各2μLにつき、「植物性ステロール(遊離体高濃度品)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、スチグマステロールの保持時間に対する検液の主ピークの相対保持時間は、約0.53である。

融点 77~83℃

定量法 確認試験の検液2μLにつき、「植物性ステロール(遊離体高濃度品)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の3倍までとする。

R0038500

コレステロール コレステロール、定量用を見よ。

R0038600

コレステロール、定量用 (定量用コレステロール) C27H46O [57―88―5]

含量 90.0%以上

本品は、白~わずかに淡黄色の結晶又は粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3420cm-1、2930cm-1、1470cm-1、1380cm-1、1060cm-1、1020cm-1、960cm-1、840cm-1及び800cm-1付近に吸収を認める。

比旋光度 画像129 (4KB)別ウィンドウが開きます
 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、1,4―ジオキサンを加えて正確に25mLとし、旋光度を測定する。

融点 146~149℃

純度試験 酸 本品1gにエタノール(95)/ジイソプロピルエーテル混液(1:1)50mL、フェノールフタレイン試液3滴を加え、0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液を淡赤色になるまで加えた後、直ちに栓をして振り混ぜ、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液0.2mLを加えるとき、検液は、淡赤~赤色を示す。

乾燥減量 0.2%以下(1g、105℃、2時間)

定量法 本品0.1gを量り、ピリジン1mLを加えた後、N,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド0.5mLを注射器を用いて素早く加え、水浴中で5分間加熱したものを検液とする。別に空試験液を調製する。検液及び空試験液それぞれ1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液のコレステロールのピーク面積及び総ピーク面積から、コレステロールの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ約30mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 300℃

注入口温度 300℃

検出器温度 300℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 主ピークの保持時間の3倍までの時間とする。

R0038800

酢酸 CH3COOH 〔K8355、特級〕 [64―19―7]

R0038900

酢酸、非水滴定用 (非水滴定用酢酸) 酢酸1000mLを量り、酸化クロム(Ⅵ)5gを加え、一夜放置した後、ろ過して蒸留し、115℃以上の留分に無水酢酸20gを加え、再蒸留し、117~118℃で定沸点になった留分をとる。

R0039000

酢酸亜鉛二水和物 Zn(CH3COO)2・2H2O 〔K8356、特級〕 [5970―45―6]

R0039100

酢酸亜鉛試液 酢酸亜鉛二水和物120gを量り、水880mLに溶かし、使用前に定量用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。

R0039200

酢酸アンモニウム CH3COONH4 〔K8359、特級〕 [631―61―8]

R0039300

酢酸アンモニウム試液(0.1mol/L) 酢酸アンモニウム7.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0039400

酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L) 酢酸アンモニウム1.54gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0039500

酢酸アンモニウム試液(0.01mol/L) 酢酸アンモニウム0.77gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0039600

酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液 酢酸アンモニウム1.54g及びテトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物3.22gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0039700

酢酸エチル CH3COOC2H5 〔K8361、特級〕 [141―78―6]

R0039800

酢酸・塩化カリウム・硫酸亜鉛試液 塩化カリウム70g及び硫酸亜鉛七水和物20gを量り、水700mLを加えて溶かした後、酢酸200mLを加え、水で1000mLとする。

R0039900

酢酸カリウム CH3COOK 〔K8363、特級〕 [127―08―2]

R0040000

酢酸カルシウム一水和物 Ca(CH3COO)2・H2O 〔K8364、特級〕 [62―54―4]

R0040100

酢酸カルシウム試液(0.2mol/L) 酢酸カルシウム一水和物35.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0040200

酢酸緩衝液 酢酸ナトリウム82gを量り、水140mLを加えて溶かし、酢酸25mL及び水を加えて250mLとした後、酢酸又は酢酸ナトリウム三水和物溶液(2→15)でpH5.51±0.03に調整する。

R0040300

酢酸緩衝液(1mol/L)

第1液:酢酸ナトリウム82gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸60gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0151800

酢酸緩衝液(1mol/L、pH5.0) 酢酸ナトリウム三水和物88.8gを水1800mLに溶かし、酢酸でpH5.0に調整した後、水を加えて正確に2000mLとする。

R0040400

酢酸緩衝液(0.2mol/L)

第1液:酢酸ナトリウム16.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸12.0gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0040500

酢酸緩衝液(0.2mol/L、pH6.0、塩化カルシウム・塩化ナトリウム含有) 酢酸ナトリウム三水和物27.2gを量り、水900mLを加えて溶かし、酢酸(1→100)でpH6.0に調整した後、塩化カルシウム二水和物75mg及び塩化ナトリウム0.6gを加えて溶かし、水を加えて1000mLとする。

R0040600

酢酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:酢酸ナトリウム8.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸6.0gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0040700

酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH4.0、エタノール含有)

第1液:酢酸6.0gを量り、エタノール(99.5)200mL及び水を加えて1000mLとする。

第2液:酢酸ナトリウム三水和物13.6gを量り、水を加えて溶かし、更にエタノール(99.5)200mL及び水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和してpH4.0に調整する。

R0040800

酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH4.3、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル含有)

第1液:酢酸ナトリウム8.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸6.0gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和してpH4.3に調整し、更にポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルを0.1w/v%加える。

R0151900

酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH5.0、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル含有) 酢酸緩衝液(1mol/L、pH5.0)500mLに水3.5Lを加え、更に30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液に等量の水を加えて混和した液7.5gを加える。適当な濃度の水酸化ナトリウム溶液でpH5.0に調整し、水を加えて正確に5000mLとする。

R0040900

酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、アルブミン含有) ウシ血清アルブミン(酵素用)0.1g及びアジ化ナトリウム0.33gを量り、水500mLを加えて溶かし、pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)100mL及び水を加えて1000mLとする。

R0041000

酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)

第1液:酢酸6.0g及び塩化カルシウム二水和物0.74gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸ナトリウム8.2g及び塩化カルシウム二水和物0.74gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和してpH6.0に調整する。

R0041100

酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル・塩化ナトリウム含有) 塩化ナトリウム11.7gを量り、水を加えて溶かし、pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)100mL、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→20)2mL及び水を加えて1000mLとする。

R0041200

酢酸緩衝液(0.05mol/L)

第1液:酢酸ナトリウム4.1gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸3.0gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0041300

酢酸緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有) pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)50mLと塩化カルシウム試液(1mol/L)20mLを混和し、水を加えて1000mLとする。

R0041400

酢酸緩衝液(0.02mol/L)

第1液:酢酸ナトリウム1.64gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸1.20gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0041500

酢酸緩衝液(0.02mol/L、pH5.0、アルブミン含有) ウシ血清アルブミン(酵素用)25mgを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)10mL及び水490mLを加えて溶かす。冷所に保存し、1か月以内に使用する。

R0041600

酢酸緩衝液(0.01mol/L)

第1液:酢酸ナトリウム0.82gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸0.60gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0041700

酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH5.5、塩化カルシウム含有) pH5.5の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLと塩化カルシウム試液(0.1mol/L)10mLを量って混和し、水を加えて1000mLとする。

R0041800

酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH5.5、塩化マグネシウム・塩化カルシウム含有) 塩化マグネシウム六水和物1.0g及び塩化カルシウム二水和物0.74gを量り、水を加えて溶かし、pH5.5の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、更に9w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液に等量の水を加えて混和した液10gを加える。塩酸試液(2mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH5.5に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0041900

酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH6.0、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル含有) pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)10mL及びポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→20)1mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0042000

酢酸緩衝液(0.005mol/L)

第1液:酢酸ナトリウム0.41gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:酢酸0.30gを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0042100

酢酸緩衝液(pH4.0) 酢酸ナトリウム2.95gを量り、水900mLを加えて溶かし、酢酸を滴加してpH4.0に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0042200

酢酸緩衝液(pH4.5)

第1液:酢酸6.0gを量り、水を加えて1000mLとする。

第2液:酢酸ナトリウム8.2gを量り、水に溶かして1000mLとする。

第1液と第2液を混ぜ、両液を用いてpH4.5に調整する。

R0042300

酢酸緩衝液(pH5.4)

第1液:酢酸5.78mLを量り、水を加えて1000mLとする。

第2液:酢酸ナトリウム8.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液176容量と第2液824容量とを混和し、必要な場合には、更にいずれかの液を加えて、pH5.4に調整する。

R0042400

酢酸緩衝液(pH5.5) 酢酸ナトリウム三水和物10gを量り、酢酸試液(1mol/L)10mL及び水を加えて溶かし、1000mLとする。必要な場合には、pHを5.5に調整する。

R0042500

酢酸緩衝液(pH5.6、硫酸亜鉛含有) 酢酸0.60g、酢酸ナトリウム三水和物12.3g及び硫酸亜鉛七水和物0.29gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。使用する際にpH5.6であることを確認する。

R0042600

酢酸緩衝液(pH5.6、硫酸亜鉛・アルブミン含有) ウシ血清アルブミン(酵素用)溶液(1→100)20mLを量り、酢酸緩衝液(pH5.6、硫酸亜鉛含有)を加えて1000mLとする。用時調製する。

R0042700

酢酸・クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(pH4.2) 酢酸60g及びクエン酸一水和物6.3gを量り、水700mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)でpH4.2に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0042800

酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)、鉄試験用 (鉄試験用酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)) 酢酸75.4mL及び酢酸ナトリウム三水和物111gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0042900

酢酸試液(6mol/L) 酢酸360gを量り、水を加えて1000mLとする。

R0043000

酢酸試液(1mol/L) 酢酸6gを量り、水を加えて100mLとする。

R0043100

酢酸試液(0.75mol/L) 酢酸45gを量り、水を加えて1000mLとする。

R0043200

酢酸試液(0.1mol/L) 酢酸6.0gを量り、水を加えて1000mLとする。

R0043300

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(2mol/L) 酢酸120gを量り、水500mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0043400

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(1mol/L)

第1液:酢酸60gを量り、水を加えて1000mLとする。

第2液:水酸化ナトリウム40gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0043500

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.5mol/L) 酢酸30gを量り、水を加えて600mLとし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0043600

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.4mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有) 酢酸24g及び塩化カルシウム二水和物7.4gを量り、水600mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH6.0に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0043700

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)

第1液:酢酸12gを量り、水を加えて1000mLとする。

第2液:水酸化ナトリウム8.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0043800

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)

第1液:酢酸6.0gを量り、水を加えて1000mLとする。

第2液:水酸化ナトリウム4.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0043900

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH4.3、塩化ナトリウム含有) 酢酸2.8g及び塩化ナトリウム2.9gを量り、水900mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)でpH4.3に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0044000

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L) 酢酸3.0gを量り、水800mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0044100

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.8、塩化ナトリウム含有) 酢酸2.8g及び塩化ナトリウム12.9gを量り、水900mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)でpH5.8に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0044200

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.025mol/L) 酢酸1.5gを量り、水900mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0044300

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.02mol/L) 酢酸1.2gを量り、水900mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0044400

酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.01mol/L、pH4.0、アカルボース含有) アカルボース0.26gを量り、pH4.0の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.02mol/L)50mLを加えて溶かし、水を加えて100mLとする。

R0044500

酢酸銅(Ⅱ)一水和物 Cu(CH3COO)2・H2O [6046―93―1]

本品は、青緑色の結晶又は結晶性の粉末であり、水にやや溶けやすい。

確認試験

(1) 本品1gに硫酸(1→2)10mLを加えて溶かした液を加熱するとき、酢酸のにおいが発生する。

(2) 本品0.1gに水20mLを加えて溶かした液に、アンモニア水(2→3)5mLを加えると、深い青色になる。

定量法 本品0.4gを量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。その25mLを正確に量り、水75mL及びアンモニア水(1→15)5mLを加え、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ムレキシド・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が黄緑から赤紫に変わるときとする。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=1.9965mg(CH3COO)2Cu・H2O

R0044600

酢酸銅(Ⅱ)試液 酢酸銅(Ⅱ)一水和物13.3gを量り、酢酸5mL及び水195mLを加えて溶かす。

R0044800

酢酸ナトリウム CH3COONa 〔K8372、特級〕 [127―09―3]

R0044900

酢酸ナトリウム三水和物 CH3COONa・3H2O 〔K8371、特級〕 [6131―90―4]

R0045000

酢酸ナトリウム試液(1mol/L) 酢酸ナトリウム82.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0045100

酢酸ナトリウム試液(0.5mol/L) 酢酸ナトリウム41.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0045200

酢酸鉛(Ⅱ)三水和物 Pb(CH3COO)2・3H2O 〔K8374、特級〕 [6080―56―4]

R0045300

酢酸鉛(Ⅱ)試液 酢酸鉛(Ⅱ)三水和物11.8gを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、酢酸(1→4)2滴を加える。密栓して保存する。

R0045400

酢酸鉛(Ⅱ)試液(塩基性) 酢酸鉛(Ⅱ)三水和物3g及び酸化鉛(Ⅱ)1gを量り、水0.5mLを加え、すり混ぜて得た類黄色の混和物をビーカーに入れ、時計皿等で覆い、水浴上で加熱する。内容物が均一な白~帯赤白色となったとき、熱湯9.5mLを少量ずつ加え、再び時計皿等で覆い、放置した後、上澄液を傾斜してとり、水を加えてその比重画像130 (1KB)別ウィンドウが開きます
を1.23~1.24とする。密栓して保存する。

R0045500

酢酸ビスマス(Ⅲ) (CH3CO2)3Bi 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0045600

酢酸ビニル CH3COOCHCH2 [108―05―4]

本品は、無色の液体で、トルエンに溶ける。

屈折率 画像131 (4KB)別ウィンドウが開きます

R0045700

酢酸ブチル CH3COOCH2CH2CH2CH3 〔K8377、特級〕 [123―86―4]

R0045800

酢酸マグネシウム四水和物 (CH3COO)2Mg・4H2O [16674―78―5]

本品は、無色若しくは白色の結晶又は粉末で、潮解性があり、水に溶けやすい。

含量 99.0%以上

確認試験 本品は、酢酸塩及びマグネシウム塩の反応を呈する。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、水100mLを加えて溶かした後、アンモニウム緩衝液(pH10.7)2mLを加え、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液2滴)。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=21.47mg Mg(CH3COO)2・4H2O

酢酸メチル CH3COOCH3 〔K8382、特級〕[79―20―9]

R0045900

酢酸3―メチルブチル CH3COO(CH2)2CH(CH3)2 [123―92―2]

含量 98.0%以上

性状 本品は、無色澄明な揮発性の液体である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2958cm-1、1743cm-1、1465cm-1、1309cm-1、1245cm-1、1056cm-1及び605cm-1付近に吸収を認める。

密度 0.868~0.879g/mL(比重測定法、第4法、20℃)

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。注入後、測定時間内に現れる全ての成分のピーク面積の総和に対する酢酸3―メチルブチルのピーク面積百分率を求め、含量とする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、毎分10℃で150℃まで昇温する。

注入口温度 200℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 5mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

測定時間 10分

R0046000

酢酸リチウム二水和物 CH3COOLi・2H2O [6108―17―4]

本品は、無~白色の結晶であり、水によく溶ける。

融点 70℃

溶状 無色、ほとんど澄明(0.5g、水10mL)

R0046100

サラシ粉 CaCl2O2 [7778―54―3、高度さらし粉]

本品は、白色又は類白色の粉末で、塩素のにおいがする。

含量 本品は、有効塩素60.0%以上を含む。

確認試験 本品0.5gに水5mLを加えて振り混ぜ、これにリトマス紙(赤色)を浸すとき、リトマス紙は青変した後、次に退色する。

定量法 本品約5gを精密に量り、乳鉢に入れ、水50mLを加えてよくすり混ぜた後、メスフラスコに移し、水を加えて500mLとする。この液をよく振り混ぜた後、直ちにその50mLをヨウ素フラスコに正確に入れ、ヨウ化カリウム溶液10mL及び10%塩酸試液10mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。終点間際で液の色が薄い黄色になったときに、デンプン試液3mLを加え、終点は液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=3.4543mg Cl

R0046200

D(-)―サリシン C6H11O5OC6H4CH2OH 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0046300

サリチルアルダジン C14H12N2O2 [959―36―4]

融点 213~219℃

純度試験 本品90mgを量り、トルエンに溶かして正確に100mLとし、この液1mLを正確に量り、トルエンを加えて正確に100mLとする。この液10μLを量り、「ポリビニルピロリドン」の純度試験(5)を準用し、試験を行うとき、一つのスポット以外にスポットを認めない。

R0046400

サリチルアルデヒド HOC6H4CHO 〔K8390、特級〕 [90―02―8]

R0046500

サリチル酸 HOC6H4COOH 〔K8392、特級〕 [69―72―7]

R0046600

サリチル酸・メタノール試液 サリチル酸10gを量り、水分測定用メタノール100mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0046700

サリチル酸メチル HOC6H4COOCH3 [119―36―8]

本品は、無~わずかに淡黄色の油状の物質で特異なにおいがある。水に溶けにくく、ジエチルエーテルとよく混和する。

含量 98.0%以上

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。サリチル酸メチルのピーク面積と総ピーク面積から、サリチル酸メチルの含量を求める。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃で注入し、毎分10℃で250℃まで昇温する。

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 5mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

測定時間 15分

R0046800

サルササポゲニン、定量用 (定量用サルササポゲニン) C27H44O3 [126―19―2]

本品は、白色の結晶性の粉末であり、においはない。

確認試験 本品5mgを量り、酢酸エチル5mLに溶かす。この液2μLにつき、ヘキサン/酢酸エチル混液(2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約8cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、4―メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を噴霧し、110℃で10分間加熱した後、観察するとき、Rf値0.55付近に黄緑~青緑色の主スポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(高性能)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験 類縁物質 本品0.10gを酢酸エチルに溶かして正確に10mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、酢酸エチルを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ5μLずつ量り、確認試験に準じて薄層クロマトグラフィーを行うとき、検液から得た主スポット以外のスポットは、比較液から得たスポットより濃くない。

水分 8.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

R0046900

三塩化ヨウ素 ICl3 〔三塩化よう素、K8403、特級〕 [865―44―1]

R0047000

酸化エチレン・テトラヒドロフラン試液、ポリソルベート用 (ポリソルベート用酸化エチレン・テトラヒドロフラン試液) 本品は、無色透明の液体である。揮発性が高いため、開封後速やかに操作する。

含量 本品は、1000mL中酸化エチレン(C2H4O)約44.05gを含む(1mol/L)。

定量法 ドライアイスを入れたメタノールで冷却した本品を検液とし、外径2mmのガラス管に入れ、フッ素樹脂製のシールテープで密封する。ドライアイスを入れたメタノールで冷却しておいた重水素化クロロホルムを外径5mmのNMR試料管に入れ、更に本品を入れたガラス管を入れて蓋をし、密閉する。その後、直ちに1HNMRスペクトルを測定する。本品のシグナル面積強度(2.85ppm付近)を1としたときのテトラヒドロフランのシグナル面積強度(3.95ppm付近)をAとし、次式により、酸化エチレンの含量を求める。

酸化エチレン(C2H4O)の含量(g/L)=(11.01/(12.24+20.26×A))×1000

R0047100

酸化カルシウム CaO 〔K8410、特級〕 [1305―78―8]

R0047200

酸化クロム(Ⅵ) CrO3 [1333―82―0]

本品は、暗い赤紫色の潮解しやすい細い針状・りょう柱状の結晶又はフレークで、水に溶けやすい。可燃性の有機溶媒と接すると発火の危険がある。

含量 8.0%以上

定量法 本品約0.7gを精密に量り、メスフラスコに入れて、水で100mLにしたものを、検液とする。300mLの共通すり合わせヨウ素フラスコに検液10mL(本品70mg)を正確に入れ、水100mL、塩酸5mL及びヨウ化カリウム3gを加え、直ちに栓をして15分間暗所に放置し、水100mLを加え、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。指示薬は、デンプン試液3mLを用いる。デンプン試液は、終点間際で液の色が薄い黄色になったときに加え、終点は液の色が緑色となるときとする。別に水110mLを用いて空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=3333mg CrO3

R0047300

酸化チタン(Ⅳ) TiO2 〔K8703、特級〕 [13463―67―7]

R0047400

酸化鉛(Ⅱ) PbO 〔K8090、特級〕 [1317―36―8]

R0047500

酸化バリウム BaO [1304―28―5]

本品は、白~淡黄色の粉末であり、空気中で湿気及び二酸化炭素を吸収する。水に溶けやすい。水溶液は、アルカリ性である。

含量 90.0%以上

定量法 水30mLに本品約0.5gを精密に量って加え、塩酸(1→4)20mLを加えて溶かす。冷後、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。別に空試験を行い補正し、過酸化バリウムの含量(C)を求める。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=8.466mg BaO2

次に、本品約2.0gを精密に量り、あらかじめ水(二酸化炭素除去)100mLを入れた300mLの共通すり合わせ三角フラスコに入れ、1mol/L塩酸で滴定し(指示薬 フェノールフタレイン試液2、3滴)、次式により酸化バリウムの含量を求める。

ただし、

a:1mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

R0047600

酸化マグネシウム MgO 〔K8432、特級〕 [1309―48―4]

R0047700

酸化モリブデン(Ⅵ) MoO3 [1313―27―5]

本品は、白~類黄緑色の粉末で、水に溶けにくい。

含量 99.0%以上

純度試験 リン酸塩(PO4)0.0005%以下

本品1.5gを量り、200mLのポリエチレン製のビーカーに入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→10)10mLを加えて溶かした後、水30mLを加え、pH試験紙を用いて塩酸(1→10)でpH4~5に調整する。この液に、臭素試液2mLを加え、pH計を用いて塩酸(1→10)でpH1.7~1.9に調整して200mLのガラス製のビーカーに移し、沸騰し始めるまで加熱した後、約20℃に冷却し、水を加えて90mLにする。この液を200mLの分液漏斗に移し、塩酸10mL及びジエチルエーテル20mLを加え、3分間激しく振り混ぜて放置した後、ジエチルエーテル層を分取し、塩酸(1→10)10mLで4回洗浄後、ジエチルエーテル層に塩化スズ(Ⅱ)二水和物・塩酸溶液(1→50)0.2mLを加え、30秒間激しく振り混ぜて放置後、分取したジエチルエーテル層をジエチルエーテルで25mLとしたものを、検液とする。別に、本品0.5gを量り、200mLのポリエチレン製のビーカーに入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→10)10mLを加えて溶かし、リン酸塩標準液0.5mL及び水30mLを加え、pH試験紙を用いて塩酸(1→10)でpH4~5に調整する。この液に、臭素試液2mLを加え、pH計を用いて塩酸(1→10)でpH1.7~1.9に調整して200mLのガラス製のビーカーに移し、沸騰し始めるまで加熱後、約20℃に冷却し、水を加えて90mLにする。この液を200mLの分液漏斗に移し、塩酸10mL及びジエチルエーテル20mLを加え、3分間激しく振り混ぜて放置後、ジエチルエーテル層を分取し、塩酸(1→10)10mLで4回洗浄後、ジエチルエーテル層に塩化スズ(Ⅱ)二水和物・塩酸溶液(1→50)0.2mLを加え、30秒間激しく振り混ぜて放置した後、分取したジエチルエーテル層をジエチルエーテルで25mLとしたものを、標準液とする。検液の青色は、標準液の青色より濃くない。

定量法 本品約0.15gを精密に量り、水酸化ナトリウム溶液(1→10)2mLを加えて溶かし、ヘキサメチレンテトラミン溶液(1→10)5mLを加え、硝酸(1→11)を用いてpH5~6に調整し、液を50~70℃に加温し、指示薬として4―(2―ピリジルアゾ)レソルシノール試液を加えて0.05mol/L硝酸鉛(Ⅱ)溶液で滴定する。終点は、液の色が黄色から帯黄赤色に変わるときとする。

0.05mol/L硝酸鉛(Ⅱ)溶液1mL=7.198mg MoO3

R0047800

酸化ランタン(Ⅲ) La2O3 [1312―81―8]

本品は、白色の結晶である。

強熱減量 0.5%以下(1g、1000℃、1時間)

R0047900

酸化ランタン試液 酸化ランタン(Ⅲ)5.86gを100mLのメスフラスコに入れ、水2~3mLを加えて潤した後、塩酸25mLをゆっくり加え、完全に溶けるまで揺り動かす。水を加えて100mLとする。

R0048000

酸化リン(Ⅴ) P2O5 〔酸化りん(Ⅴ)、K8342、特級〕 [1314―56―3]

R0048200

三酸化二ヒ素 As2O3 〔三酸化二ひ素、K8044、特級〕 [1327―53―3]

R0048300

三酸化ヒ素試液 三酸化二ヒ素1gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→40)30mLを加え、加熱して溶かす。冷後、酢酸を徐々に加えて100mLとする。

R0048400

三フッ化ホウ素 BF3 [7637―07―2]

本品は、無色の気体で、刺激性のにおいがある。

沸点 -100.3℃

融点 -127.1℃

R0048500

三フッ化ホウ素・メタノール試液 三フッ化ホウ素を14g量り、メタノールを加えて溶かし、100mLとする。

R0048600

次亜塩素酸ナトリウム NaClO [7681―52―9]

「次亜塩素酸ナトリウム」

ただし、有効塩素5%以上のものを用いる。

R0048700

次亜塩素酸ナトリウム試液 次亜塩素酸ナトリウムを有効塩素5%としたものを用いる。

R0048800

次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液 次亜塩素酸ナトリウム(NaClO=74.44)1.05gに対応する容量の次亜塩素酸ナトリウム試液を量り、水酸化ナトリウム15g及び水を加えて溶かし、1000mLとする。用時調製する。

R0152000

次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液、アスパラギナーゼ(A. niger由来)活性測定用 (アスパラギナーゼ(A. niger由来)活性測定用次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液) 次亜塩素酸ナトリウム試液2.5mLに水を加えて10mLとする。この液の採取量を3mLとし、以下「次亜塩素酸ナトリウム」の定量法に準じて標定し、0.32~0.38mol/L次亜塩素酸ナトリウムになるように調製した後、適当な濃度の水酸化ナトリウム溶液を用いてpH12.5に調整する。この液3mLに水85mLを加え、適当な濃度の水酸化ナトリウム溶液を用いてpH12.5に調整した後、水を加えて100mLとする。冷暗所に保存する。

R0049000

次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液(ウレアーゼ活性試験用) 水酸化ナトリウム10g及び次亜塩素酸ナトリウム試液15mLを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。用時調製する。

R0049100

ジアシルグリセロール試液 1,2―ジパルミトイル―rac―グリセリン3.0mgを量り、クロロホルム/メタノール混液(2:1)1mLを加えて溶かす。

R0049200

4,4′―(ジアゾアミノ)ジベンゼンスルホン酸二ナトリウム C12H9N3Na2O6S2 [56120―28―6]

本品は、白~赤みの黄色の粉末である。

比吸光度 画像133 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長238~244nm及び356~362nmのそれぞれに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長356~362nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 360nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル(HPLC用)(19:1)

流量 1.0mL/分

水分 10.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0049300

シアニジン3―グルコシド塩化物 C21H21ClO11 [7084―24―4]

確認試験

(1) 本品1mgを量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)を加えて5mLとした液は、赤~暗赤橙色を呈する。

(2) (1)の液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性とするとき、暗緑色に変わる。

(3) 本品をクエン酸緩衝液(pH3.0)に溶かした液は、波長505~525nmに吸収極大がある。

(4) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3378cm-1、1640cm-1、1332cm-1、1070cm-1及び630cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 確認試験(1)の液を検液とする。検液1mLを正確に量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)を加えて正確に100mLとし、比較液Aとする。検液及び比較液Aにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は比較液Aの主ピークのピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の3倍までとする。

操作条件 検出感度以外の操作条件は、「ムラサキトウモロコシ色素」の確認試験(4)の操作条件を準用する。

検出感度 比較液A1mLを正確に量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)を加えて正確に20mLとし、比較液Bとする。比較液B10μLから得られた主ピークのピーク面積が自動積分法により測定されるように調整する。また、比較液A10μLから得られた主ピークのピーク高さがフルスケールの約20%になるように調整する。

R0049400

4,4′―ジアミノジフェニルアミン試液 4,4′―ジアミノジフェニルアミン硫酸塩に少量のエタノール(95)を加えてよくすり混ぜ、更にエタノール(95)を加え、還流冷却器を付けて水浴上で加熱し、飽和溶液とする。

R0049500

4,4′―ジアミノジフェニルアミン硫酸塩 C12H13N3・H2SO4 [53760―27―3]

本品は、無~帯灰青色の結晶性の粉末で、水に溶けにくい。希鉱酸に温時溶ける。

溶状 澄明

本品1.0gを量り、硫酸(1→16)20mLを加え、加熱して溶かし、検液とする。

強熱残分 0.1%以下(1g)

ただし、硫酸は加えず、砂浴上で徐々に加熱し、灰化後、強熱する。

R0049600

2,3―ジアミノナフタレン C10H10N2 [771―97―1]

本品は、淡黄褐色の結晶又は粉末である。

融点193~198℃

感度 セレン標準液3mLを正確に量り、水を加えて正確に20mLとする。この液1mLを正確に量り、硝酸(1→60)50mLを加えてA液とする。A液及び硝酸(1→60)50mLずつを正確に量り、それぞれにアンモニア水を加えてpH1.8~2.2とした後、水を加えて約60mLとする。これらの液をそれぞれ分液漏斗に移し、容器を水10mLで洗い、洗液を分液漏斗に合わせる。それぞれに塩化ヒドロキシルアンモニウム0.2gを加えて静かに振り混ぜて溶かし、次に2,3―ジアミノナフタレン0.10g及び塩化ヒドロキシルアンモニウム0.5gを塩酸試液(0.1mol/L)に加えて100mLとし、ろ過した液5mLを加え、振り混ぜた後、100分間放置する。それぞれにシクロヘキサン5.0mLを加えて、2分間よく振り混ぜて抽出する。それぞれのシクロヘキサン層をとり、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上層をとる。A液から得たシクロヘキサン層につき、硝酸(1→60)から得たシクロヘキサン層を対照とし、紫外可視吸光度測定法により試験を行うとき、波長378nmにおける吸光度は0.08以上である。

R0049700

2,3―ジアミノナフタレン試液 2,3―ジアミノナフタレン0.10g及び塩化ヒドロキシルアンモニウム0.5gを量り、塩酸試液(0.1mol/L)を加えて100mLとし、必要な場合は、ろ過する。用時調製する。

R0049800

2,4―ジアミノフェノール二塩酸塩 C6H10Cl2N2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0049900

シアン化カリウム KCN 〔K8443、特級〕 [151―50―8]

R0050000

ジイソプロピルエーテル C6H14O 〔K9528、特級〕 [108―20―3]

R0050100

ジエタノールアミン C4H11NO2 [111―42―2]

本品は、無色の粘性のある液体である。

融点 27~30℃

水分 本品1g中、水分は1mg以下とする。

R0050200

ジエチルエーテル C2H5OC2H5 〔K8103、特級〕 [60―29―7]

R0050300

ジエチルエーテル、ビタミンA測定用 (ビタミンA測定用ジエチルエーテル) ジエチルエーテルを蒸留し、初留10%及び残留分10%を捨てる。水を対照として吸光度を測定するとき、300~350nmで0.01以下である。

過酸化物 本品5mLを量り、硫酸鉄(Ⅱ)試液5mL及びチオシアン酸アンモニウム溶液(2→25)5mLを加えるとき、赤色を呈さない。

R0050400

N,N―ジエチルジチオカルバミド酸銀 C5H10AgNS2 〔K9512、特級〕 [1470―61―7]

R0050500

ジエチルジチオカルバミン酸銀・キノリン試液 微粉末とした硝酸銀50mgを量り、キノリン100mLに溶かし、N,N―ジエチルジチオカルバミド酸銀0.2gを加える。用時調製する。

R0050600

N,N―ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム三水和物 (C2H5)2NCS2Na・3H2O 〔N,N―ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物、K8454、特級〕 [20624―25―3]

R0152100

N,N―ジエチル―p―フェニレンジアミン硫酸塩 (C2H5)2NC6H4NH2・H2SO4 [6283―63―2]

本品は、白~わずかに薄い褐色の粉末又は粒であり、水に溶ける。

含量 本品は、N,N―ジエチル―p―フェニレンジアミン硫酸塩((C2H5)2NC6H4NH2・H2SO4)98.0%以上を含む。

確認試験 本品の水溶液(1→40)5mLに塩化バリウム二水和物溶液(1→10)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(0.5g、水20mL)

(2) 吸光度 本品0.02gを量り、リン酸緩衝液(pH6.5、1,2―シクロヘキサンジアミン四酢酸含有)2.5mL及び硫酸ナトリウム十水和物0.48gを加えて溶かし、水を加えて正確に50mLとし、これをA液とする。A液につき、水を対照とし、紫外可視吸光度測定法により試験を行うとき、波長555nmにおける吸光度は0.005以下である。また、A液30mLにヨウ化カリウム0.3gを加えて溶かし2分間静置した液につき、水を対照とし、紫外可視吸光度測定法により試験を行うとき、波長555nmにおける吸光度は0.005以下である。ただし、それぞれの吸光度は、別に空試験を行い、補正する。

定量法 本品約0.2gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認は、電位差計を用いる。ただし、終点は、第2変曲点とし、第1変曲点までの滴定量で補正する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=26.23mg(C2H5)2NC6H4NH2・H2SO4

R0050700

N,N―ジエチル―N′―1―ナフチルエチレンジアミンシュウ酸塩 C18H24N2O4 [29473―53―8]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

含量 98.0%以上

定量法 本品約0.5gを精密に量り、水100mLを加えて、水浴中で加熱して溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=33.24mg C18H24N2O4

R0050800

ジエチレングリコールモノエチルエーテル、水分測定用 (水分測定用ジエチレングリコールモノエチルエーテル) 2―(2―エトキシエトキシ)エタノール1000mLに乾燥用合成ゼオライト30gを加えて密栓し、時々穏やかに振り混ぜ、約8時間放置し、更に約16時間静置後、澄明な2―(2―エトキシエトキシ)エタノールを分取する。湿気を避けて保存する。本品1mL中の水分は、0.3mg以下とする。

R0050900

1,4―ジオキサン C4H8O2 〔K8461、特級〕 [123―91―1]

R0051400

ジギトニン C56H92O29 [11024―24―1]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験 本品につき、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、2930cm-1、1640cm-1、1370cm-1、1070cm-1及び890cm-1付近に吸収を認める。

比旋光度 画像134 (4KB)別ウィンドウが開きます
 本品を105℃で2時間乾燥し、その約2gを精密に量り、酢酸(3→4)を加えて正確に50mLとし、旋光度を測定する。

鋭敏度 本品0.5gを量り、エタノール(95)20mLを加え、加温して溶かし、エタノール(95)で50mLとしたものを、検液とする。コレステロール20mgを量り、エタノール(95)で100mLとする。この液10mLを量り、検液0.5mLを加え、約10℃に冷却した後、時々激しく振り混ぜながら30分間放置すると、沈殿が生じる。

R0051500

α―シクロデキストリン、定量用 (定量用α―シクロデキストリン) C36H60O30 [10016―20―3]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに甘味がある。

確認試験 本品0.2gにヨウ素試液2mLを加え、水浴中で加熱して溶かした後、冷水に浸して冷却するとき、暗赤紫色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像135 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水、100mL)

純度試験 類縁物質 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かし、100mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20~100μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液中の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件 「α―シクロデキストリン」の定量法の操作条件を準用する。

乾燥減量 14.0%以下(120℃、2時間)

R0051600

β―シクロデキストリン、定量用 (定量用β―シクロデキストリン) C42H70O35 [7585―39―9]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに甘味がある。

確認試験 本品0.2gにヨウ素試液2mLを加え、水浴中で加熱して溶かした後、冷水に浸して冷却するとき、赤褐色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像136 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水、100mL)

純度試験 類縁物質 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かし、100mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20~100μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件 「β―シクロデキストリン」の定量法の操作条件を準用する。

乾燥減量 14.0%以下(120℃、2時間)

R0051700

γ―シクロデキストリン、定量用 (定量用γ―シクロデキストリン) C48H80O40 [17465―86―0]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに甘味がある。

確認試験 本品0.2gにヨウ素試液2mLを加え、加熱して溶かした後、冷水に浸して冷却するとき、褐色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像137 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水、100mL)

純度試験 類縁物質 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かし、100mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20~100μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液中の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件 「γ―シクロデキストリン」の定量法の操作条件を準用する。

乾燥減量 14.0%以下(120℃、2時間)

R0051800

シクロヘキサン C6H12 〔K8464、特級〕 [110―82―7]

R0152200

1,2―シクロヘキサンジアミン四酢酸一水和物 C14H22N2O8・H2O [13291―61―7]

本品は、白色の粉末である。

含量 本品は、trans―1,2―シクロヘキサンジアミン四酢酸一水和物(C14H22N2O8・H2O)99.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3000cm-1、1750cm-1、1710cm-1、1590cm-1、1430cm-1、1400cm-1、1240cm-1及び1220cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 溶状 ほとんど澄明

本品4.0gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)25mLを加えて溶かし、水を加えて100mLとし、検液とする。

定量法 本品0.4gを精密に量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)11mLを加えて溶かし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)2mL及び水を加えて100mLとし、0.05mol/L亜鉛溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液5滴)。

0.05mol/L塩化亜鉛溶液1mL=18.22mg C14H22N2O8・H2O

R0051900

2―シクロヘキシルアミノエタンスルホン酸 C8H17NO3S 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0052000

2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム二水和物 C12H6Cl2NNaO2・2H2O [620―45―1]

本品は、金属光沢のある緑~暗緑色の結晶性粉末である。密栓し、遮光して保存する。

含量 本品を乾燥物換算したものは、2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム(C12H6Cl2NNaO2=290.08)95.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3370cm-1、2940cm-1、1700cm-1、1450cm-1、1370cm-1、1240cm-1、1170cm-1、1080cm-1、1030cm-1及び890cm-1付近に主な吸収を認める。

純度試験

(1) 水不溶物 0.3%以下

あらかじめガラスろ過器(G4)を105℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品0.5gを量り、水200mLを加え、100℃以下で加熱して溶かす。冷後、不溶物をガラスろ過器(G4)でろ取し、熱湯30mLで洗い、105℃で恒量になるまで乾燥し、その質量を量る。

(2) エタノール不溶物 0.3%以下

本品0.5gを量り、フラスコに入れ、エタノール(95)120mLを加えて環流冷却器を付け、15分間加熱した後、冷却する。105±2℃で恒量にしたるつぼ型ガラスろ過器(G4)でこれを吸引ろ過し、ガラスろ過器(G4)をエタノール(95)で洗浄した後、エタノールを揮散させ、105±2℃で恒量にして残分の質量を求める。

(3) 妨害色素 試料50mgを量り、炭酸水素ナトリウム溶液(1→100)4mLに水50mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に200mLにする。定量分析用ろ紙(5種C)でろ過し、最初の20mLを捨て、次のろ液15mLをとり、L(+)―アスコルビン酸試液5mLを加え、20℃で5分間放置する。波長500nmにおける吸光度を、水を対照として測定するとき、吸光度は0.05以下である。

乾燥減量 10~14.5%(0.50g、120℃、3時間)

定量法 本品約0.3gを精密に量り、非水滴定用酢酸50mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。終点は、変曲点とする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=29.01mg C12H6Cl2NNaO2

R0052100

2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム試液 2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム二水和物0.1gを量り、水100mLを加え、加温した後、ろ過する。褐色瓶に保存し、3日以内に使用する。

R0052200

2,6―ジクロロキノンクロロイミド C6H2Cl3NO [101―38―2]

融点 65~67℃

溶状 澄明(0.10g、エタノール(95)10mL)

強熱残分 0.2%以下

R0052300

ジクロロメタン CH2Cl2 〔K8161、特級〕 [75―09―2]

R0052350

ジステアロイルホスファチジルグリセロールナトリウム C42H82O10PNa[67232―82―0]

本品は、白色の結晶又は粉末である。

R0052400

L―システイン C3H7NO2S 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0052500

L―システイン塩酸塩一水和物 C3H7NO2S・HCl・H2O 〔K8470、特級〕 [7048―04―6]

R0052600

L―システイン塩酸塩試液 L―システイン塩酸塩一水和物1gを量り、水を加えて溶かし、5mLとする。用時調製する。

R0052700

システイン・硫酸試液 L―システイン塩酸塩一水和物0.30gを量り、水10mLを加えて溶かす。この液0.5mLに86vol%硫酸25mLを加えて混和する。用時調製する。ただし、86vol%硫酸は、氷水中冷却下で水7mLにかくはんしながら硫酸43mLを徐々に加える。

R0052800

ジチオスレイトール C4H10O2S2 [27565―41―9]

本品は、結晶である。

融点 42~43℃

R0052900

シトスタノール C29H52O [83―45―4]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 カンペステロールの確認試験を準用する。ただし、標準液のスチグマステロールの保持時間に対する検液の主ピークの相対保持時間は約1.13である。

融点 144~145℃

純度試験 カンペステロールの純度試験を準用する。

R0053000

β―シトステロール C29H50O [83―46―5]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 カンペステロールの確認試験を準用する。ただし、標準液のスチグマステロールの保持時間に対する検液の主ピークの相対保持時間は約1.12である。

融点 136~146℃

純度試験 カンペステロールの純度試験を準用する。

R0053100

シトリニン C13H14O3 [518―75―2]

本品は、黄色の結晶であり、においはない。水に極めて溶けやすい。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1634cm-1、1492cm-1、1266cm-1、1018cm-1及び818cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 本品約10mgを精密に量り、メタノールを加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量りメタノールを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液5μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク及びメタノール以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。

操作条件

検出器 蛍光光度計(励起波長 330nm,蛍光波長 500nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3.9~4.6mm、長さ25~30cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 アセトニトリル/水/トリフルオロ酢酸混液(100:100:0.1)

流量 1.0mL/分

R0053200

3,5―ジニトロ塩化ベンゾイル (NO2)2C6H3COCl [99―33―2]

本品は、わずかに黄色みを帯びた結晶性の粉末で、ジエチルエーテルに溶ける。

R0053300

3,5―ジニトロサリチル酸 (NO2)2C6H2(OH)COOH 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0053400

3,5―ジニトロサリチル酸試液 3,5―ジニトロサリチル酸10.0gを量り、水400mLを加えてかくはんしながら加温して懸濁し、水酸化ナトリウム溶液(8→75)150mLを徐々に加え、50℃を超えないように、かくはんしながら加温して溶かす。次に(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物300gを量り、これを徐々に加えて溶かし、更に水を加えて液量を950mLとし、50℃を超えないようにかくはんしながら加温して溶かす。これを室温まで冷却した後、水を加えて1000mLとし、ガラスろ過器でろ過する。褐色瓶に入れ、密栓して暗所に室温で保存する。調製後、6か月以内に使用する。

R0053500

3,5―ジニトロサリチル酸試液(ペクチナーゼ活性試験用) 水酸化ナトリウム1.6gを量り、水50mLを加えて溶かし、3,5―ジニトロサリチル酸1.0gを徐々に加えて溶かした後、水を加えて100mLとする。

R0053600

3,5―ジニトロサリチル酸・酒石酸ナトリウムカリウム試液 3,5―ジニトロサリチル酸0.1g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物6.0gを量り、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)20mL及び水10mLを加えて溶かす。

R0053700

3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液

第1液:3,5―ジニトロサリチル酸44.0gを量り、水を加えて溶かして4.4Lとし、(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物1275gを加えて溶かした後、水酸化ナトリウム溶液(9→200)1500mLを加えて混和する。

第2液:フェノール45gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→10)110mLに加えて溶かした後、水を加えて500mLとする。

第1液に第2液345mL及び炭酸ナトリウム34.5gを加えて溶かし、2日間暗所にて保存後、ろ紙でろ過する。褐色瓶に入れ、密栓して、室温で暗所に保存する。調製後、1年以内に使用する。

R0053800

3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液(アガラーゼ活性試験用) 3,5―ジニトロサリチル酸10.6g及び水酸化ナトリウム19.8gを量り、水1416mLを加えて溶かし、次に(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物306g及びピロ亜硫酸ナトリウム8.3gを加えて溶かす。これにフェノール7.6gを加えて溶かした後、ろ紙にてろ過し、遮光して1日放置した後、使用する。使用時に沈殿が生じている場合には、ろ紙にてろ過して用いる。

R0053900

3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液(セルラーゼ活性試験用) 3,5―ジニトロサリチル酸31.8gを量り、水4Lにかくはんしながら加えて溶かした後、水酸化ナトリウム59.4gを加えて溶かす。これに(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物918g、フェノール22.8mL及びピロ亜硫酸ナトリウム24.9gを加えて溶かし、水を加えて5Lとした後、ろ過し、1日以上放置したものを使用する。

R0054000

3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液 ラクトース一水和物1.20gを量り、水を加えて溶かして100mLとした後、その液1mLに水を加えて100mLとする。この液50mLと3,5―ジニトロサリチル酸試液150mLを混和する。用時調製する。

R0054100

2,4―ジニトロフェニルヒドラジン C6H6N4O4 〔K8480、特級〕 [119―26―6]

R0054200

2,4―ジニトロフェニルヒドラジン塩酸塩試液 100mLの三角フラスコに塩酸10mLを入れ、2,4―ジニトロフェニルヒドラジン5gを加え、遊離塩基(赤色)が塩酸塩(黄色)に変換するまで静かに振り混ぜ、エタノール(95)100mLを加え、水浴上で加熱溶解する。放冷し、室温で結晶化させた後、ろ過し、ジエチルエーテルで洗う。室温で乾燥した後、デシケーター中に保管し、2,4―ジニトロフェニルヒドラジン塩酸塩試薬とする。保管中に塩酸塩が徐々に遊離塩基に変換するが、遊離塩基は、1,2―ジメトキシエタンで洗浄することにより、除去することができる。5%メタノール含有1,2―ジメトキシエタン試液15mLに2,4―ジニトロフェニルヒドラジン塩酸塩試薬0.5gを加えて溶かし、冷蔵庫に保管する。

R0054300

1,2―ジパルミトイル―rac―グリセリン C35H68O5 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0054400

L―α―ジパルミトイルホスファチジルコリン C40H80NO8P 1,2―ジパルミトイル―sn―グリセロ―3―ホスホコリン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0054500

2―(2,4―ジヒドロキシ―3,5―ジヨードベンゾイル)安息香酸 C14H8I2O5 [3480―21―5]

本品は、ごく薄い黄~黄褐色の粉末である。

比吸光度 画像138 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約20mgを精密に量り、アセトニトリルに溶かして正確に10mLとし、この液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に100mLとし、A液とする。A液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に50mLとした液は、波長348~354nmに吸収極大がある。また、この液につき、アセトニトリル5mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとし、その5mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液を対照とし、波長348~354nmの吸収極大の波長における吸光度ABを測定し、次式により比吸光度を求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

C:水分(%)

純度試験

(1) 溶状 澄明(20mg、アセトニトリル10mL)

(2) 類縁物質 比吸光度のA液及びアセトニトリル5mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~30分の間に現れるピーク面積を測定する。A液中のアセトニトリル及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 350nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)/アセトニトリル(HPLC用)混液(85:15)

流量 1.0mL/分

水分 1.0%以下(50mg、電量滴定法)

R0054600

1,3―ジヒドロキシナフタレン C10H6(OH)2 [132―86―5]

本品は、赤褐色の結晶又は灰~灰褐色の粉末であり、水、エタノール(95)又はジエチルエーテルに溶けやすい。

融点 122~124℃(分解)

鋭敏度 L(+)―酒石酸溶液(1→1000)2滴に本品の硫酸溶液(1→10000)1mLを加え、90℃で1時間加熱するとき、青緑~緑青色を呈する。

R0054700

2,3―ジヒドロ―2,3―ジオキソ―1H―インドール―5―スルホン酸ナトリウム二水和物 C8H4NNaO5S・2H2O [207399―16―4]

本品は、赤みの黄色~赤褐色の結晶又は粉末である。

比吸光度 画像140 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に50mLとした液は、波長241~247nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長241~247nmの吸収極大の波長における吸光度ABを測定し、次式により比吸光度を求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

LD:乾燥減量(%)

純度試験

(1) 溶状 本品約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かし、正確に100mLとしたとき、液は、澄明である。

(2) 類縁物質 比吸光度のA液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~40分の間に現れるピーク面積を測定する。A液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 245nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(85:15)

流量 1.0mL/分

乾燥減量 9.8~14.8%(50mg、135℃、6時間)

R0157500

1,3―ジビニルイミダゾリジン―2―オン C7H10N2O [13811―50―2]

融点 65~71℃

純度試験 類縁物質 本品6mgに酢酸エチル2mLを加えて混合し、検液とする。検液0.5mLを正確に量り、酢酸エチルを加えて正確に10mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の1.5倍までとする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用5%ジフェニル95%ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 60℃で5分間保持した後、毎分15℃で280℃まで昇温し、280℃を1分間保持する。

注入口温度 150℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1,3―ジビニルイミダゾリジン―2―オンのピークが11~13分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリットレス

R0054800

1,3―ジ(4―ピリジル)プロパン C13H14N2 [17252―51―6]

本品は、淡黄色の粉末である。

融点 61~62℃

水分 本品1g中の水分は、1mg以下とする。

R0054900

ジフェニルアミン (C6H5)2NH 〔K8487、特級〕 [122―39―4]

R0054930

ジフェニルアミン、定量用 (定量用ジフェニルアミン) C12H11N [122―39―4]

本品は、白~微黄色の結晶又は粉末である。

以下の定量法で求めた含量(%)を本品の純度(%)として用いる。

含量 本品は、ジフェニルアミン(C12H11N)99%以上を含む。

定量法 本品約20mg及び1,4―BTMSB―d4約4mgをそれぞれ精密に量り、重水素化メタノール4mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0ppmとし、δ6.95ppm、δ6.81ppm及びδ6.57ppm付近のシグナル面積強度をそれぞれA1(水素数4に相当)、A2(水素数4に相当)及びA3(水素数2に相当)とするとき、A1/A2及び(A1/2)/A3及び(A2/2)/A3がそれぞれ1.0となることを確認する。1,4―BTMSB―d4のシグナルの面積強度を18.00としたときのA1、A2及びA3の和をIとし、水素数の和をN、1,4―BTMSB―d4の純度をP(%)とし、次式によりジフェニルアミンの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな不純物のシグナルが重なる場合には、そのシグナル面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 64秒以上

ダミースキャン 2回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0055000

ジフェニルエーテル C12H10O [101―84―8]

本品は、無色の結晶で、特異なにおいがある。

沸点 254~259℃

融点 25~28℃

純度試験 類縁物質 本品1.0gを酢酸エチル100mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、酢酸エチルを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ0.5μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液中の主ピーク以外のピーク面積の合計は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ12mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃から毎分10℃で300℃まで昇温する。

注入口温度 300℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 ジフェニルエーテルのピークが約3分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

R0055050

2,2―ジフェニル―1―(2,4,6―トリニトロフェニル)ヒドラジル C18H12N5O6 [1898―66―4]

本品は、暗紫~黒色の粉末である。

確認試験 本品のメタノール溶液(1→50000)につき、紫外可視吸光度測定法により吸収スペクトルを測定するとき、波長510~520nmに吸収の極大を示す。

R0156900

ジフェノコナゾール、定量用 (定量用ジフェノコナゾール) C19H17Cl2N3O3 [119446―68―3]

本品は、白色の結晶性の粉末又は粉末である。

含量 本品は、ジフェノコナゾール(C19H17Cl2N3O3)97.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1605cm-1、1585cm-1、1507cm-1、1478cm-1、1227cm-1、1048cm-1、848cm-1及び679cm-1付近に吸収を認める。

定量法 本品約10mg及び1,4―BTMSB―d4約1mgをそれぞれ精密に量り、重水素化アセトン1mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0ppmとし、δ7.33~7.35ppm及びδ7.48~7.53ppm付近のシグナルの面積強度をそれぞれA1(水素数1に相当)及びA2(水素数1に相当)とするとき、A1/A2が1.0となることを確認する。1,4―BTMSB―d4のシグナルの面積強度を18.00としたときのA1及びA2の和をIとし、水素数の和をN、1,4―BTMSB―d4の純度をP(%)とし、次式によりジフェノコナゾールの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな夾雑物のシグナルが重なる場合には、そのシグナルの面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 64秒以上

ダミースキャン 2回以上

積算回数 32回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0154400

ジブチルアミン C8H19N [111―92―2]

本品は、無色澄明の液体である。

含量 本品は、ジブチルアミン(C8H19N)99.0%以上を含む。

水分 0.3%以下(2g、容量滴定法、直接滴定)

ただし、あらかじめサリチル酸10gを量って乾燥滴定フラスコに入れた後、操作を行う。

定量法 本品0.2μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ25mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを1.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 60℃で2分間保持した後、毎分5℃で100℃まで昇温し、100℃で20分間保持する。

注入口温度 150~170℃の一定温度

検出器温度 200℃

キャリヤーガス 窒素

流量 ジブチルアミンのピークが約20分に現れるように調整する。

注入方式 スプリット スプリット比 1:80

R0154500

ジブチルアミン・トルエン試液(1mol/L) ジブチルアミン129.3gを量り、トルエンを加えて1000mLとする。用時調製する。

R0055100

ジブチルエーテル [CH3(CH2)32O [142―96―1]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像145 (4KB)別ウィンドウが開きます

沸点 141~143℃

R0055200

ジブチルヒドロキシトルエン C15H24O [128―37―0]

本品は、白~微黄色の結晶、粉末又は粒である。

含量 98.0%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数2960cm-1、1430cm-1、1360cm-1、1230cm-1、1150cm-1、1120cm-1、1030cm-1、880cm-1、870cm-1、770cm-1及び580cm-1付近に吸収を認める。

融点 69~72℃

溶状 ほとんど澄明(1g、エタノール(99.5)20mL)

定量法 本品1gを量り、アセトンを加えて10mLとし、検液とする。検液1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の3倍までとする。別に空試験を行い、補正する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ約30mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 190℃

注入口温度 240℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

R0055300

2,6―ジブロモ―N―クロロ―p―ベンゾキノンモノイミン C6H2Br2ClNO 〔K8491、特級〕 [537―45―1]

R0055400

四ホウ酸ナトリウム十水和物 Na2B4O7・10H2O 〔四ほう酸ナトリウム十水和物、K8866、特級及びpH標準溶液用〕 [1303―96―4]

R0055500

四ホウ酸ナトリウム十水和物、pH測定用 (pH測定用四ホウ酸ナトリウム十水和物) Na2B4O7・10H2O 〔四ほう酸ナトリウム十水和物、K8866、pH標準溶液用〕 [1303―96―4]

R0055600

四ホウ酸ナトリウム試液(0.1mol/L) 四ホウ酸ナトリウム十水和物38.1gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0055700

四ホウ酸ナトリウム・硫酸試液 四ホウ酸ナトリウム十水和物0.95gを硫酸100mLに溶かす。

R0055800

p―ジメチルアミノシンナムアルデヒド C11H13NO [6023―18―5]

本品は、橙色の結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおいがある。

融点 140~142℃

純度試験 溶状 本品0.2gをエタノール(95)20mLに溶かすとき、液は、澄明である。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下(1g)

窒素含量 7.8~8.1%(105℃、2時間、乾燥後、窒素定量法)

R0055900

p―ジメチルアミノシンナムアルデヒド試液 p―ジメチルアミノシンナムアルデヒド・エタノール(95)溶液(1→2000)10mLを量り、用時酢酸1mLを加える。

R0056000

p―ジメチルアミノベンズアルデヒド (CH3)2NC6H4CHO 〔K8496、特級〕 [100―10―7]

R0056100

p―ジメチルアミノベンズアルデヒド試液 p―ジメチルアミノベンズアルデヒド125mgを量り、冷した硫酸(13→20)100mLを加えて溶かし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)50μLを加える。本液は、調製後7日以内に用いる。

R0056200

N,N―ジメチルカゼイン 乳製ジメチルカゼイン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0056300

ジメチルグリオキシム (CH3)2C2(NOH)2 〔K8498、特級〕 [95―45―4]

R0056400

ジメチルスルホキシド (CH3)2SO 〔K9702、特級〕 [67―68―5]

R0056500

ジメチルスルホキシド、紫外吸収スペクトル測定用 (紫外吸収スペクトル測定用ジメチルスルホキシド) 本品は、無色澄明の液体である。

本品につき、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2990cm-1、2910cm-1、1440cm-1、1310cm-1、1050cm-1、950cm-1、700cm-1及び670cm-1付近に吸収を認める。

密度 1.098~1.103g/mL(20℃)

吸光度 0.20以下

本品は、水を対照として波長280nmにおける吸光度を測定するとき、0.20以下である。

純度試験 溶状 澄明(2mL、水20mL)

水分 0.05%以下(10g、容量滴定法、直接滴定)

R0056600

ジメチルスルホキシド試液 紫外吸収スペクトル測定用ジメチルスルホキシド300mLを1Lの分液漏斗に入れ、リン酸75mLを加え、振り混ぜた後10分間放置する。紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタン150mLを加えて振り混ぜ、更に10分間放置し、下層を分離し、ガラス瓶に密栓して蓄える。

R0056700

N―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニン C19H28N2O5 主としてネオテームをアルカリ条件下で加水分解して得られる。本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3290cm-1、3150cm-1、2960cm-1、1690cm-1、1560cm-1、750cm-1及び700cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 本品約0.1gを「ネオテーム」の定量法中の移動相と同一組成の液100mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ25μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液中の主ピーク以外のピーク面積の合計は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の5倍までとする。

操作条件 「ネオテーム」の定量法の操作条件を準用する。ただし、流量は、N―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンの保持時間が約4分になるように調整する。

強熱残分 0.2%以下

R0056800

N,N―ジメチルホルムアミド HCON(CH3)2 〔K8500、特級〕 [68―12―2]

R0056900

1,2―ジメトキシエタン C4H10O2 [110―71―4]

本品は、無色透明の液体でジエチルエーテルようのにおいがあり、水、エタノール(95)及び炭化水素系の溶媒に溶けやすい。

含量 本品は、1,2―ジメトキシエタン(C4H10O2)99.0%以上を含む。

沸点 82~83℃

定量法 本品につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、主ピークの面積百分率を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して10%のポリエチレングリコール20M

担体 177~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3~4mm、長さ2mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 70~80℃の一定温度

キャリヤーガス ヘリウム

流量 50mL/分

R0057000

ジメドン C8H12O2 [126―81―8]

本品は、白~微黄色の結晶性の粉末である。

融点 145~149℃

R0057100

ジメドン試液 ジメドン5gを量り、エタノール(99.5)を加えて溶かし、100mLとする。用時調製する。

R0057200

弱塩基性DEAE―セルロース陰イオン交換体(―O―C2H4―N(C2H5)2型) 多孔性を有するセルロースにジエチルアミノエチル基を導入した弱塩基性陰イオン交換体を用いる。

R0057300

弱塩基性陰イオン交換樹脂(遊離型) 本品は、弱塩基性のポリスチレンポリアミンで、黄~黄褐色の粒状の物質である。その粒度は、標準網ふるい600μmを通過し、標準網ふるい425μmをほとんど通過しない。

確認試験 本品10mLを内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L塩酸70mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH4.0~8.0である。

総イオン交換容量 1.2ミリ当量/mL以上

本品5.0mLを量り、ろ紙で付着水を除き、0.2mol/L塩酸500mLを正確に量って加え、時々振り混ぜながら12時間放置する。上澄液10mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行い、次式によって総イオン交換容量を求める。ただし、固形分(%)は、本品10.0gを量り、40℃で4kPaの減圧デシケーター中で12時間乾燥した時の、乾燥前の質量に対する質量分率とする。

ただし、

a:空試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

V:試料の採取量(mL)

C:固形分(%)

R0057400

弱酸性陽イオン交換樹脂(微粒) 本品は、弱酸性のメタクリル系カルボン酸の水素イオン型で、白色であり、その粉末度は、標準網ふるい150μmを通過し、標準網ふるい75μmをほとんど通過しない。

本品約50gを量り、水に約1時間浸し、その懸濁している上澄液が澄明になるまで2~3回傾斜した後、内径約25mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに塩酸(1→4)250mLを注ぎ、1分間約4mLの速さで流出させた後、洗液がブロモクレゾールグリーン試液で緑~青色を呈するまで水洗したもの。ただし、次の試験を満たすまで水洗を繰り返したもの。

この樹脂10mLを量り、内径15mmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込み、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液80mLを1分間約2mLの速さで流出させた液は、pH4.0~6.5である。

R0057500

臭化カリウム KBr 〔K8506、特級〕 [7758―02―3]

R0057600

臭化カリウム、赤外吸収スペクトル測定用 (赤外吸収スペクトル測定用臭化カリウム) 臭化カリウム単結晶又は臭化カリウムを砕き、標準網ふるい75μmを通過したものを集め、120℃で10時間又は500℃で5時間乾燥した粉末である。これを用いて成形した錠剤の赤外吸収スペクトルは、特異な吸収を認めない。

R0057700

臭化テトラメチルアンモニウム C4H12BrN [64―20―0]

含量 98.0%以上

性状 本品は、白色~帯黄白色の結晶で、揮発性がある。

確認試験

(1) 本品1gに水20mLを加えて溶かす。この液10mLに塩酸(1→6)1mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム試液1mLを加えた後、酢酸エチル5mLを加えて振り混ぜるとき、酢酸エチル層は褐色を呈する。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定するとき、波数1490cm-1、1400cm-1及び950cm-1付近に主な吸収を認める。

純度試験 溶状 澄明(1g、20mL)

乾燥減量 0.5%以下(1g、105℃、2時間)

定量法 本品0.3gを量り、水50mL及び硝酸(1→3)5mLを加えて溶かし、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極には銀電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=0.015405g[N(CH3)4]Br

R0057800

臭化ナトリウム NaBr 〔K8514、特級〕 [7647―15―6]

R0057900

シュウ酸二水和物 HOOCCOOH・2H2O 〔しゅう酸二水和物、K8519、特級〕 [6153―56―6]

R0058000

シュウ酸アンモニウム一水和物 H4NOOCCOONH4・H2O 〔しゅう酸アンモニウム一水和物、K8521、特級〕 [6009―70―7]

R0058100

シュウ酸ナトリウム(標準物質) NaOCOCOONa 〔容量分析用標準物質、しゅう酸ナトリウム、K8005〕 [62―76―0]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0058150

重水 D2O [7789―20―0]

NMRスペクトル測定用に製造したものを用いる。

R0058200

重水素化アセトニトリル CD3CN [2206―26―0]

NMRスペクトル測定用に製造したものを用いる。

R1800030

重水素化アセトン CD3COCD3 [666―52―4]

NMRスペクトル測定用に製造したものを用いる。

R0058300

重水素化クロロホルム CDCl3 [865―49―6]

NMRスペクトル測定用に製造したものを用いる。

R0058400

重水素化ジメチルスルホキシド C2D6OS [2206―27―1]

NMRスペクトル測定用に製造したものを用いる。

R0058500

重水素化メタノール CD3OD [811―98―3]

NMRスペクトル測定用に製造したものを用いる。

R0058600

臭素 Br2 〔K8529、特級〕 [7726―95―6]

R0058700

臭素酸カリウム KBrO3 〔K8530、特級〕 [7758―01―2]

R0058800

臭素酸カリウム・臭化カリウム試液 臭素酸カリウム1.4g及び臭化カリウム8.1gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0058900

臭素試液 臭素の飽和溶液である。栓にワセリンを塗布した共栓瓶に臭素2~3mLを入れ、冷水100mLを加え、密栓して振り混ぜ、水層を用いる。遮光してなるべく冷所に保存する。

R0059000

臭素・臭化カリウム試液、オキシエチレン測定用 (オキシエチレン測定用臭素・臭化カリウム試液) 臭素1mLを量り、臭化カリウム5gで飽和した酢酸300mLに加える。用時調製する。

R0059100

L(+)―酒石酸 HOOCCH(OH)CH(OH)COOH 〔K8532、特級〕 [87―69―4]

R0152300

酒石酸アンチモニルカリウム試液 ビス[(+)―タルトラト]二アンチモン(Ⅲ)酸二カリウム三水和物1.37gを量り、水350mLに徐々に加えて溶かし、更に水を加えて500mLとする。

R0152400

酒石酸アンチモン・モリブデン酸試液 硫酸試液(2.5mol/L)50mLを量り、酒石酸アンチモニルカリウム試液5mL、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(1→25)15mL及びL(+)―アスコルビン酸溶液(11→625)30mLを加えてよく混ぜる。用時調製する。

R0059200

(+)―酒石酸水素ナトリウム一水和物 HOOCCH(OH)CH(OH)COONa・H2O [526―94―3]

本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、水にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

含量 99.0%以上

定量法 本品約4.0gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)200mLを加え、加熱して溶かす。冷後、指示薬としてフェノールフタレイン試液3滴を加え、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=190.08mg HOOCCH(OH)CH(OH)COONa・H2O

R0059250

酒石酸鉄試液 硫酸鉄(Ⅱ)七水和物0.10g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物0.50gを量り、水を加えて溶かして100mLとする。用時調製する。

R0059300

(+)―酒石酸ナトリウム二水和物 NaOOCCH(OH)CH(OH)COONa・2H2O 〔K8540、特級〕 [6106―24―7]

R0059400

(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物 NaOOCCH(OH)CH(OH)COOK・4H2O 〔K8536、特級〕 [6381―59―5]

R0059500

硝酸 HNO3 〔K8541、特級、濃度69~70%、65~66%及び60~61%〕 [7697―37―2]

試験法において、使用する硝酸の濃度の記載が無い場合は、濃度69~70%、65~66%及び60~61%のいずれを用いても良い。ただし、同時に行う同一試験では、同じ濃度の硝酸を使用する。

R0154600

硝酸(微量金属測定用) HNO3 〔K8541、微量金属測定用〕 [7697―37―2]

別に規定するもののほか、硝酸濃度69~70%のものを用いる。

R0059600

硝酸アンモニウム NH4NO3 〔K8545、特級〕 [6484―52―2]

R0059700

硝酸カリウム KNO3 〔K8548、特級〕 [7757―79―1]

R0059800

硝酸銀 AgNO3 〔K8550、特級〕 [7761―88―8]

R0059900

硝酸銀アンモニア試液 硝酸銀1gを量り、水20mLを加えて溶かし、かき混ぜながら、沈殿がほとんど溶けるまでアンモニア試液を滴加し、ろ過する。遮光した容器に密栓して保存する。

R0060000

硝酸銀・エタノール試液 硝酸銀15gを水50mLに溶かし、エタノール(95)400mLを加えて混合し、硝酸数滴を加え、褐色瓶に保存する。

R0060100

硝酸コバルト(Ⅱ)六水和物 Co(NO3)2・6H2O 〔K8552、特級〕 [10026―22―9]

R0060200

硝酸試液(1mol/L) 濃度69~70%の硝酸の場合には6.4mL、濃度65~66%の硝酸の場合には6.9mL、濃度60~61%の硝酸の場合には7.6mLを量り、水を加えて100mLとする。

R0060300

10%硝酸試液 濃度69~70%の硝酸の場合には10.5mL、濃度65~66%の硝酸の場合には11.3mL、濃度60~61%の硝酸の場合には12.4mLを量り、水を加えて100mLとする。

R0060400

硝酸ストロンチウム Sr(NO3)2 〔K8554、特級〕 [10042―76―9]

R0060500

硝酸鉛(Ⅱ) Pb(NO3)2 〔K8563、特級〕 [10099―74―8]

R0060600

硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ) Ce(NH4)2(NO3)6 〔K8556、特級〕 [16774―21―3]

R0060700

硝酸パラジウム Pd(NO3)2 [10102―05―3]

本品は、黒褐色の潮解性の結晶であり、水に混濁して溶ける。

含量 97.0~102.0%

定量法 本品約0.2gを精密に量り、塩酸(2→3)2mL及び水50mLを加え、水浴中で加熱して溶かす。冷却後、メスフラスコに入れ200mLにする。その40mLを正しく量り、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液40mLを正しく加え、水50mLを加えた後、酢酸ナトリウム溶液(1→5)でpH5に調整し、5分間煮沸する。冷後、水80mLを加え、指示薬としてキシレノールオレンジ試液を加え、pH5に保ちながら0.01mol/L酢酸亜鉛溶液で滴定する。終点は、液の黄色が帯赤黄色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.3043mg Pd(NO3)2

R0060800

硝酸パラジウム試液 硝酸パラジウム0.108gを量り、硝酸(1→2)10mLを加え、水を加えて正確に500mLとする。この溶液20mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとする。

R0060900

硝酸ビスマス五水和物 Bi(NO3)3・5H2O 〔K8566、特級〕 [10035―06―0]

R0061000

硝酸ビスマス試液 硝酸ビスマス五水和物5gを量り、水25mL及び酢酸25mLを加えて溶かし、更に水を加えて250mLとする。

R0061100

硝酸マグネシウム六水和物 Mg(NO3)2・6H2O 〔K8567、特級〕 [13446―18―9]

R0061300

シリカゲル SiO2 〔Z0701〕 [7631―86―9]

日本産業規格包装用シリカゲル乾燥剤A形をあらかじめ170~190℃で約2時間加熱し、デシケーター中で放冷したものを用いる。

R0061400

シリカゲルミニカラム(500mg) 内径10~25mmのポリエチレン製のカラム管に、シリカゲル0.5gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0061450

シリカゲルミニカラム(1000mg) 内径10~25mmのポリエチレン製のカラム管に、シリカゲル1gを充填したもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。

R0061500

シリコーン樹脂 本品は、淡灰色半澄明の粘性の液体又はペーストであり、においがほとんどない。

屈折率及び粘度 本品20gを量り、ヘキサン100mLを加えて毎分約200回の往復振とうで3時間振とうした後、毎分10000回転で30分間遠心分離する。上澄液をとり、沈殿物にヘキサン50mLを加えてよくかき混ぜて分散させた後、遠心分離する。上澄液を合わせ、減圧下、50~60℃の水浴中で加温してヘキサンを留去し、105℃で1時間乾燥して得た液体の動粘度は100~1100mm2/s(25℃)、屈折率は1.400~1.410(25℃)である。

乾燥減量 屈折率及び粘度の項の抽出残留物につき0.45~2.25g(100℃、1時間)

R0061600

シリコーン油 本品は、無色澄明の液体であり、においがない。

動粘度 50~100mm2/s

R0061700

シリル化試液 N,O―ビス(トリメチルシリル)アセトアミド3mLを量り、N,N―ジメチルホルムアミド2mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0061800

水酸化カリウム KOH 〔K8574、特級〕 [1310―58―3]

R0061900

水酸化カリウム溶液(高純度) KOH [1310―58―3]

含量 40.0~50.0%

定量法 本品約2gを精密に量り、200mLの共通すり合わせ三角フラスコに入れ、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて溶かし、栓をして5分間放置する。この液を1mol/L塩酸で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(フェノールフタレイン試液3滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。

1mol/L塩酸1mL=56.11mg KOH

R0062000

水酸化カリウム溶液(半導体用) KOH [1310―58―3]

含量 40.0~50.0%

定量法 本品約2gを精密に量り、200mLの共通すり合わせ三角フラスコに入れ、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて溶かし、栓をして5分間放置する。この液を1mol/L塩酸で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(フェノールフタレイン試液3滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。

1mol/L塩酸1mL=56.11mg KOH

R0062100

10w/v%水酸化カリウム・エタノール試液 水酸化カリウム10gを量り、エタノール(95)を加えて溶かし、100mLとする。用時調製する。

R0062200

3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液 水酸化カリウム35gを量り、水20mLを加えて溶かし、エタノール(95)を加えて1000mLとする。密栓して保存する。

R0062300

水酸化カリウム試液(0.01mol/L) 1mol/L水酸化カリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて100倍容量に薄める。ポリエチレン等の樹脂製容器で密栓して保存する。

R0062400

水酸化カルシウム Ca(OH)2 〔K8575、特級〕 [1305―62―0]

R0062500

水酸化カルシウム、pH測定用 (pH測定用水酸化カルシウム) 23~27℃で得た水酸化カルシウムの飽和溶液で25℃においてpH12.45のものを用いる。

R0062600

水酸化カルシウム試液 酸化カルシウム10gを量り、水40mLを加えてしばらく放置し、更に水1000mLを加え、密栓して振り混ぜた後、静置する。上澄液を傾斜して除き、更に水1000mLを加え、密栓し、時々強く振り混ぜながら1時間放置する。用時上澄液を傾斜又はろ過して用いる。

R0062700

水酸化テトラブチルアンモニウム・メタノール試液 本品は、無色~わずかに薄い黄色の液体である。

含量 10%以上

本品5gを量り、水50mLを加え、0.1mol/L塩酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L塩酸1mL=25.947mg[(CH3CH2CH2CH2)4N]OH

R0062800

水酸化ナトリウム NaOH 〔K8576、特級〕 [1310―73―2]

R0062900

水酸化ナトリウム溶液(高純度) NaOH 〔高純度試薬―水酸化ナトリウム溶液、K9906〕 [1310―73―2]

R0063000

水酸化ナトリウム溶液(半導体用) NaOH [1310―73―2]

含量 40.0~50.0%

定量法 本品約2gを精密に量り、200mLの共通すり合わせ三角フラスコに入れ、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて溶かし、栓をして5分間放置する。この液を1mol/L塩酸で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(フェノールフタレイン試液3滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。

1mol/L塩酸1mL=40.00mg NaOH

R0063100

水酸化ナトリウム試液(10mol/L) 水酸化ナトリウム400gを量り、水800mLにかくはんしながら徐々に加えて溶かす。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0063200

水酸化ナトリウム試液(5mol/L) 水酸化ナトリウム200gを量り、水800mLにかくはんしながら徐々に加えて溶かす。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0063300

水酸化ナトリウム試液(4mol/L) 水酸化ナトリウム160gを量り、水800mLにかくはんしながら徐々に加えて溶かす。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0063400

水酸化ナトリウム試液(3mol/L) 水酸化ナトリウム126gを量り、水800mLにかくはんしながら徐々に加えて溶かす。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0063500

水酸化ナトリウム試液(2mol/L) 水酸化ナトリウム80gを量り、水800mLにかくはんしながら徐々に加えて溶かす。冷後、水を加えて1000mLとする。

R0063600

水酸化ナトリウム試液(1mol/L) 水酸化ナトリウム4.3gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。ポリエチレン瓶に保存する。

R0063700

水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L) 水酸化ナトリウム22gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ポリエチレン瓶に保存する。

R0063800

水酸化ナトリウム試液(0.2mol/L) 水酸化ナトリウム8.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。用時調製する。

R0063900

水酸化ナトリウム試液(0.12mol/L) 水酸化ナトリウム4.8gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0064000

水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L) 水酸化ナトリウム4.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。用時調製する。

R0064100

水酸化ナトリウム試液(0.05mol/L) 水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)10mLを量り、水を加えて100mLとする。

R0064200

水酸化ナトリウム試液(0.04mol/L) 水酸化ナトリウム1.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0064300

水酸化ナトリウム試液(0.02mol/L) 水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)200mLを量り、水を加えて1000mLとする。

R0064400

水酸化ナトリウム試液(0.01mol/L) 水酸化ナトリウム試液(1mol/L)10mLを量り、水を加えて1000mLとする。用時調製する。

R0064500

水酸化バリウム八水和物 Ba(OH)2・8H2O 〔K8577、特級〕 [12230―71―6]

R0064600

水素 H2 〔K0512〕 [1333―74―0]

含量99.99vol%以上のものを用いる。

R0065300

水分測定用試液 次のいずれかの方法により調製する。なお、同等以上の精度がある場合には、他の調製方法による水分測定用試液を使用することができる。

(i)調製法1 ヨウ素63gを水分測定用ピリジン100mLに溶かし、氷冷した後、乾燥した二酸化硫黄を通じ、その増量が32gに達したとき、水分測定用クロロホルムを加えて500mLとし、24時間以上放置した後、用いる。遮光して湿気を避け、冷所に保存する。日時の経過とともに変化するので用時標定する。

(ii)調製法2 水分測定用イミダゾール102gを水分測定用ジエチレングリコールモノエチルエーテル350mLに溶かし、氷冷した後、液温を25~30℃に保ちながら、乾燥した二酸化硫黄を通じ、その増量が64gに達したとき、ヨウ素50gを加えて溶かし、24時間以上放置した後、用いる。遮光して湿気を避け、冷所に保存する。日時の経過とともに変化するので用時標定する。

(iii)調製法3 水分測定用炭酸プロピレン220mLに乾燥した二酸化硫黄を通じ、その増量が32gに達したとき、水分測定用2―メチルアミノピリジン81gを水分測定用炭酸プロピレン又は水分測定用ジエチレングリコールモノエチルエーテル180mLに溶かして氷冷した液に加え、更にヨウ素36gを加えて溶かし、24時間以上放置した後、用いる。遮光して湿気を避け、冷所に保存する。日時の経過とともに変化するので用時標定する。

標定 水分測定の操作法に従い、水分測定用メタノール適量を乾燥滴定フラスコにとる。これにあらかじめ水分測定用試液を終点まで滴加してフラスコ内を無水の状態にしておく。次に水約30mgを精密に量り、速やかに滴定フラスコに入れ、激しくかき混ぜながら水分測定用試液で終点まで滴定する。水分測定用試液の1mLに対応する水(H2O)のミリグラム数f(mg/mL)を次の式により求める。

f(mg/mL)=M/V

ただし、

M:水(H2O)の採取量(mg)

V:滴定に要した水分測定用試液の量(mL)

R0065900

スクシニルトリアラニンパラニトロアニリド C19H25N5O8 N―スクシニル―L―アラニル―L―アラニル―L―アラニン4―ニトロアニリド 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0066000

スクロース C12H22O11 〔K8383〕 [57―50―1]

R0066030

スクロース、旋光度測定用 (旋光度測定用スクロース) C12H22O11 〔K8383、スクロース、特級〕

R0066100

スチグマステロール スチグマステロール、定量用を見よ。

R0066200

スチグマステロール、定量用 (定量用スチグマステロール) C29H48O [83―48―7]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品5mgをヘキサン2mLに溶かし、無水酢酸1mL及び硫酸1滴を加えて振り混ぜるとき、下層は、直ちに赤紫色を呈し、青色を経て緑色に変わる。

融点 165~170℃

純度試験 類縁物質 本品80mgにアセトン20mLを加えて溶かし、検液とする。検液1.5mLを正確に量り、アセトンを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ2μLずつ量り、「植物性ステロール(遊離体高濃度品)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0066300

スチレン―ジビニルベンゼン系吸着用樹脂 吸着剤用に製造された多孔性樹脂

R0066400

ステアリン酸 C18H36O2 〔K8585、特級〕 [57―11―4]

R0066500

ステアリン酸メチル C19H38O2 [112―61―8]

本品は、白~黄色の結晶状の塊である。

融点 38℃付近

R0066600

ステビオシド C38H60O18 [57817―89―7]

本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数2940cm-1、1750cm-1、1660cm-1、1450cm-1、1230cm-1、1170cm-1、1080cm-1、1040cm-1、890cm-1及び630cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品10mgを量り、メタノール0.5mL、クロロホルム0.5mL及び水0.1mLを加えて溶かす。この液5μLにつき、ステビオールビオシドの確認試験(2)を準用し、試験を行うとき、Rf値0.6付近に主スポットを認める。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、95.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0066700

ステビオシド、定量用 (定量用ステビオシド) C38H60O18 [57817―89―7]

本品は、白色の粉末である。

確認試験 ステビオシドの確認試験の(1)及び(2)を準用する。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、99.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

乾燥減量 5.0%以下(50mg、105℃、2時間)

R0066800

ステビオール配糖体4種混合液 ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドAを水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)に溶かしてそれぞれ0.1mg/mLとなるように調製する。

R0066900

ステビオール配糖体9種混合液 ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシドを水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)に溶かしてそれぞれ0.1mg/mLとなるように調製する。

R0067000

ステビオールビオシド C32H50O13 [41093―60―1]

本品は、白~淡褐色の粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3370cm-1、2940cm-1、1700cm-1、1450cm-1、1370cm-1、1240cm-1、1170cm-1、1080cm-1、1030cm-1及び890cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品10mgを量り、1,4―ジオキサン1mLに溶かす。この液5μLにつき、メタノール/クロロホルム/水混液(27:20:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、水/硫酸混液(20:1)を噴霧し、200℃で10分間加熱した後、観察するとき、Rf値0.7付近に主スポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて混合し、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、95.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから40分間までとする。

R0067100

ズルコシドA C38H60O17 [64432―06―0]

本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、2920cm-1、1730cm-1、1640cm-1、1450cm-1、1340cm-1、1230cm-1、1080cm-1、900cm-1、810cm-1及び640cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品10mgを量り、メタノール0.5mL、クロロホルム0.5mL及び水0.1mLを加えて溶かす。この液5μLにつき、ステビオールビオシドの確認試験(2)を準用し試験を行うとき、Rf値0.7付近に主スポットを認める。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、95.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0067200

スルファニル酸 NH2C6H4SO3H 〔K8586、特級〕 [121―57―3]

R0067300

スルファニル酸アゾG塩色素 C16H9N2Na3O10S3 [84030―17―1]

本品は、7―ヒドロキシ―8―(4―スルホフェニルアゾ)―1,3―ナフタレンスルホン酸三ナトリウムで、赤~赤みの黄色の粉末である。

比吸光度 画像149 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長472~478nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長472~478nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 490nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(3:2)

流量 1.0mL/分

水分 10.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0067400

スルファニル酸アゾR塩色素 C16H9N2Na3O10S3 [50880―65―4]

本品は、3―ヒドロキシ―4―(4―スルホフェニルアゾ)―2,7―ナフタレンスルホン酸三ナトリウムで、赤~黄赤色の粉末である。

比吸光度 画像150 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長485~491nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長485~491nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、スルファニル酸アゾG塩色素の純度試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

水分 10.0%以下(10mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0067500

スルファニル酸アゾβ―ナフトール色素 C16H11N2NaO4S [633―96―5]

本品は、4―(2―ヒドロキシ―1―ナフチルアゾ)ベンゼンスルホン酸一ナトリウムで、黄赤~赤みの黄色の粉末である。

比吸光度 画像151 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長481~487nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長481~487nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品約5mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ10μLずつ量り、アニリンアゾシェファー塩色素の純度試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~40分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

水分 10.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0067600

精製水 日本薬局方精製水を用いる。

R0067700

生理食塩水 日本薬局方生理食塩液を用いる。

R0067800

石英砂 SiO2 [14808―60―7]

本品は、白色の粒である。

確認試験

(1) すり潰して粉末とした本品0.5gを白金皿にとり、フッ化水素酸20mLを加え、水浴上で蒸発乾固するとき、本品は、ほとんど揮散する。

(2) 本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液(1→10)10mLを加えて加熱し、この液の一部に七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(11→100)1mL及び塩酸(2→3)4mLを加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

純度試験 粒度 600μm通過分 50%以下、600~850μm 50%以上、850μm残留分 10%以下

目開き850μmのふるいが上段になるように、ふるいを受け皿の上に重ねる。最上段のふるいに本品10gを装入し、蓋をする。ふるい分け装置に装着後、10分間振動し、ふるい分けを行う。ふるい分け終了後、ふるいをふるい装置から引き出し、各ふるいの上及び下の質量を量る。

強熱残分 2.0%以下

本品1gを白金製のるつぼに量り、硫酸0.2mLを加えて徐々に加熱して炭化させた後、ガスバーナーで強く加熱して灰化後、残分を量る。

R0068000

石油エーテル 〔K8593、特級〕 [8032―32―4]

R0068100

石油ベンジン 〔K8594、特級〕 [8030―30―6]

R0068200

赤リン P [7723―14―0]

本品は、暗赤色の粉末であり、においはなく、水に溶けない。

含量 98.0%以上

定量法

(1) 遊離リン酸 本品5.0gを量り、塩化ナトリウム溶液(1→5)10mLを加え、かき混ぜた後、塩化ナトリウム溶液(1→2)50mLを加え、室温で1時間放置した後、ろ過する。塩化ナトリウム溶液(1→5)10mLずつで3回洗浄を行い、ろ液と洗液を合わせた液に指示薬としてチモールブルー試液を加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=4.900mg H3PO4

(2) 黄リン 本品10.0gを量り、ベンゼン50mLを加え、還流冷却器をつけて水浴上で3時間加熱する。冷後、ろ過する。ベンゼン10mLずつで3回洗浄を行い、ろ液と洗液を合わせて分液漏斗に入れ、臭素0.5mLを加えて振り混ぜる。さらに、水20mLを加え、振り混ぜた後、放置し、下層(水層)を分取する。上層(ベンゼン層)を水20mLずつで3回洗浄を行い、先の分取した水層と洗液を合わせたものに臭素飽和硝酸10mLを加え、水浴上で約10mLになるまで蒸発し、水20mL及びアンモニア水10mLを加え、硝酸で中和し、更に硝酸1mLを加えて約60℃に加温し、約60℃に加温した七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(11→100)15mLをかき混ぜながら加え、水浴上で約60℃で1時間加温し、ろ過する。沈殿及びろ紙を、硝酸アンモニウム溶液(1→10)でよく洗浄し、200mLの三角フラスコに移す。水50mLを加え、ろ紙を十分に破壊し、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液を少し過剰に加えて沈殿を溶解し、0.1mol/L硝酸で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液)。別に空試験を行い補正し、黄リンの含量を求める。

0.1mol/L硝酸=0.13467mg P(黄リン)

(3) ピロリン酸マグネシウム(総リン) 本品約0.5gを精密に量り、局所廃棄装置の下又はドラフト内で、臭素飽和硝酸30mLを加えて1時間放置し、臭素の赤色がなくなるまで水浴上で加熱する。冷後、塩素酸カリウム1g及び塩酸30mLを加えて10分間放置する。この液を、水浴上で約5mLになるまで徐々に加熱蒸発した後、水200mLを加えて10分間加熱する。冷後、ろ過する。沈殿及びろ紙を水で洗浄し、ろ液と洗液を合わせて、メスフラスコに入れて500mLにする。その25mLを正確に量り、クエン酸一水和物0.5gを加え、指示薬としてブロモチモールブルー試液3滴を加え、アンモニア水(28)(2→5)で中和する。さらに、マグネシア試液(赤リン定量用)10mLをかき混ぜながら徐々に加え、アンモニア水(28)(1→10)を1滴ずつ滴加し沈殿を完全に生成させた後、アンモニア水(28)(2→5)を全容量の約1/5量を加え、3時間放置した後、ろ過する。塩素イオンの反応を認めなくなるまで、沈殿をアンモニア水(28)(1→10)でよく洗浄する。あらかじめ105℃で加熱して恒量とした磁製のるつぼに、沈殿の入ったろ紙を入れ、105℃で乾燥した後、徐々に加熱して灰化し、恒量になるまで450~550℃で強熱する。デシケーター中で放冷後、質量を精密に量り、ピロリン酸マグネシウム(総リン)の含量を求める。

(4) 赤リン 次式により、赤リンの含量を求める。なお、ピロリン酸マグネシウム(Mg2P2O7)からリンへの換算係数は、0.2783であり、遊離リン酸(H3PO4)からリンへの換算係数は、0.3161である。

赤リンの含量(%)=(A×0.2783)-(B×0.3161+C)

ただし、

A:ピロリン酸マグネシウムの含量(%)

B:遊離リン酸の含量(%)

C:黄リンの含量(%)

R0068300

ゼラチン [9000―70―8]

本品は、淡黄~黄褐色の結晶、結晶性の粉末又は塊である。

純度試験

(1) 溶状 微濁

本品1.0gを量り、水40mLを加え、水浴中で加熱して溶かした液は、微濁である。

(2) 重金属 Pbとして50μg/g以下

本品0.5gを磁製のるつぼに入れて、徐々に加熱し、炭化した後、放冷する。硝酸2mL及び硫酸0.5mLを加えて、注意しながら白煙が生じなくなるまで加熱し、450~550℃で3時間強熱灰化後、放冷する。これに塩酸3滴及び水10mLを加えて2分間水浴中で加熱し、水で30mLとする。必要な場合には、ろ過する。フェノールフタレイン試液1滴を加え、アンモニア水を淡赤色になるまで加えた後、酢酸ナトリウム溶液(1→5)2mL及び硫化ナトリウム試液1滴を加えて5分間放置したものを検液とする。硝酸2mLを磁製のるつぼに入れ、硫酸0.5mLを加えて加熱蒸発し、放冷する。塩酸3滴及び水10mLを加え、鉛標準液(重金属試験用)2.5mLを加えた後、水で30mLとする。フェノールフタレイン試液1滴及びアンモニア水を淡赤色になるまで加え、酢酸ナトリウム溶液(1→5)2mL及び硫化ナトリウム試液1滴を加えて5分間放置したものを比較液とする。このとき検液の色は、比較液の色より暗くない。

(3) ヒ素 Asとして1μg/g以下

本品15gに塩酸(1→5)60mLを加えて加熱溶解し、臭素試液15mLを加えて加熱し、過剰の臭素を除く。アンモニア試液を中和するまで加え、リン酸水素二ナトリウム・12水1.5gを加えて放冷する。マグネシア試液30mLを加えて1時間放置する。沈殿をろ取し、沈殿をアンモニア水(1→4)10mLずつで5回洗う。洗った沈殿に塩酸(1→4)3mLを加えて振り混ぜ、水で50mLとする。この液5mLを量り、検液とする。装置Bを用いる。ただし、標準色は、次により調製する。ヒ素標準液30mLに塩酸(1→5)60mL及び臭素試液15mLを加えて加熱して過剰の臭素を除き、アンモニア水(2→5)を中和するまで加え、リン酸水素二ナトリウム・12水1.5gを加えて放冷する。マグネシア試液30mLを加えて1時間放置し、沈殿をろ取し、沈殿をアンモニア水(1→4)10mLずつで5回洗う。塩酸(1→4)3mLを加えて振り混ぜ、水で50mLとし、以下検液と同様に操作する。

乾燥減量 15.0%以下

110℃で3時間乾燥した石英砂10gの質量を精密に量り、本品1gを加えて質量を精密に量る。これに水20mLを加えて、時々振り混ぜながら30分間放置した後、時々振り混ぜながら水浴上で蒸発乾固し、110℃で3時間乾燥する。

R0068400

ゼラチン試液 ゼラチン1gを量り、水50mLに静かに加熱しながら溶かし、必要な場合には、ろ過する。用時調製する。

R0068500

D―(+)―セロビオース C12H22O11 4―O―β―D―グルコピラノシル―D―グルコース 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0068600

ソーダ石灰 〔K8603、二酸化炭素吸収用及び元素分析用〕 [8006―28―8]

R0068700

ソモギー試液(Ⅰ) 硫酸銅(Ⅱ)五水和物4.0g、炭酸ナトリウム24g、炭酸水素ナトリウム16g、硫酸ナトリウム180g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物12gを量り、水を加えて溶かし、900mLとする。この液を10分間沸騰させた後、水を加えて1000mLとし、密栓して1週間放置した後、ガラスろ過器でろ過し、遮光して保存する。

R0068800

ソモギー試液(Ⅱ) 炭酸ナトリウム25g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物25gを量り、水150mLを加えて溶かした後、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)40mL、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→10)60mL及びヨウ化カリウム溶液(1→5)25mLを加えて混和し、さらに、硫酸ナトリウム溶液(9→25)500mL、ヨウ素酸カリウム試液(0.05mol/L)50mL及び水を加えて1000mLとする。調製後2日間室温に放置し、ろ紙でろ過して使用する。

R0068900

ソモギー試液(Ⅲ) 硫酸銅(Ⅱ)五水和物4.0g、炭酸ナトリウム24g、炭酸水素ナトリウム16g、硫酸ナトリウム18g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物12gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。この液を10分間煮沸し、遮光密栓して1週間放置した後、ろ紙(No.2)を2枚重ねて2回ろ過する。遮光密栓して保存する。

R0069000

ソモギー銅試液 リン酸水素二ナトリウム・12水71g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物40gを量り、水650mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)100mLを加える。硫酸銅(Ⅱ)溶液(1→10)80mLをかき混ぜながら加えて加温した後、硫酸ナトリウム180gを加えて溶かし、水を加えて1000mLとする。室温で2日間放置した後、ろ紙(No.2)でろ過し、遮光密栓して保存する。

R0069100

D―ソルビトール C6H14O6 [50―70―4] 「D―ソルビトール」

R0069200

D―ソルビトール、定量用 (定量用D―ソルビトール) D―ソルビトール80gを量り、500mLのフラスコに入れ、90%メタノール220mLを加え、還流冷却器を付け、水浴で加温して溶かす。冷後、500mLのビーカーに移し、種晶として「D―ソルビトール」40mgを加え、混和し、72時間静置する。析出した結晶を吸引ろ過し、メタノール50mLで洗う。次に得られた再結晶品40gを量り、90%メタノール110mLを加え、以下同様の操作を繰り返し、再々結晶品を得る。ただし、種晶には80℃で5時間減圧乾燥した再結晶品を用いる。得られた再々結晶品を80℃で5時間減圧乾燥する。

R0069300

脱脂粉乳 生乳、牛乳等の乳脂肪分を除去したものからほとんど全ての水分を除去し、粉末状にしたものを用いる。

R0069400

タングステン(Ⅵ)酸ナトリウム二水和物 Na2WO4・2H2O 〔K8612、特級〕 [10213―10―2]

R0069500

炭酸アンモニウム (NH4)2CO3 〔K8613、特級〕 [506―87―6]

R0069600

炭酸アンモニウム試液 炭酸アンモニウム20gを量り、アンモニア試液20mL及び水を加えて溶かし、100mLとする。

R0069700

炭酸カリウム K2CO3 〔K8615、特級〕 [584―08―7]

R0069800

炭酸カルシウム CaCO3 〔K8617、特級〕 [471―34―1]

R0154700

炭酸ジメチル C3H6O3 [616―38―6]

本品は、無~わずかに薄い黄色の液体である。

含量 本品は、炭酸ジメチル(C3H6O3)98.0%以上を含む。

屈折率 画像152 (4KB)別ウィンドウが開きます

水分 0.2%以下(5g、容量滴定法、直接滴定)

ただし、水分測定用メタノールの代わりにケトン類の水分測定に適する溶剤を用いる。

定量法 本品0.2μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ピーク面積を測定し、面積百分率法より主ピークの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを5.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で10分間保持した後、毎分20℃で250℃まで昇温し、250℃で5分間保持する。

注入口温度 200℃

検出器温度 260℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.5mL/分の一定流量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:200

R0069900

炭酸水素ナトリウム NaHCO3 〔K8622、特級〕 [144―55―8]

R0070000

炭酸水素ナトリウム、pH測定用 (pH測定用炭酸水素ナトリウム) NaHCO3 〔K8622、pH標準液用〕 [144―55―8]

R0070100

炭酸ナトリウム Na2CO3 〔K8625、特級〕 [497―19―8]

R0070200

炭酸ナトリウム、pH測定用 (pH測定用炭酸ナトリウム) Na2CO3 〔K8625、pH標準液用〕 [497―19―8]

R0070300

炭酸ナトリウム(標準物質) Na2CO3 〔容量分析用標準物質、K8005〕 [497―19―8]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0070400

炭酸ナトリウム十水和物 Na2CO3・10H2O 〔K8624、特級〕 [6132―02―1]

R0070500

炭酸ナトリウム・エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液 炭酸ナトリウム50g及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物37.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0070600

炭酸ナトリウム試液 炭酸ナトリウム10.6gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0070700

炭酸ナトリウム試液(1mol/L) 炭酸ナトリウム106gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0070800

炭酸ナトリウム試液(0.55mol/L) 炭酸ナトリウム58.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0070900

炭酸ナトリウム試液(0.5mol/L) 炭酸ナトリウム53gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0071000

炭酸ナトリウム試液(0.25mol/L) 炭酸ナトリウム26.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0071100

炭酸ナトリウム試液(0.2mol/L) 炭酸ナトリウム21.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0071200

炭酸バリウム BaCO3 [513―77―9]

本品は、白色の粉末である。

含量 99.0%以上

純度試験

(1) ナトリウム 0.01%以下

本品1.0gに塩酸(1→10)を加えて溶かし、100mLとし、検液とする。本品1.0gにナトリウム標準液(0.1mg/mL)1mL、カリウム標準液(0.1mg/mL)1mL、カルシウム標準液(0.1mg/mL)1mL及びストロンチウム標準液(1.0mg/mL)5mLを加え、次いで塩酸(1→10)を加えて溶かし、100mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度から検液の吸光度を差し引いた数値を超えない。

操作条件

光源ランプ ナトリウム中空陰極ランプ

分析線波長 589.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) カリウム 0.01%以下

(1)の検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度から検液の吸光度を差し引いた数値を超えない。

操作条件

光源ランプ カリウム中空陰極ランプ

分析線波長 766.5nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(3) カルシウム 0.01%以下

(1)の検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度から検液の吸光度を差し引いた数値を超えない。

操作条件

光源ランプ カルシウム中空陰極ランプ

分析線波長 422.7nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(4) ストロンチウム 0.5%以下

(1)の検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度から検液の吸光度を差し引いた数値を超えない。

操作条件

光源ランプ ストロンチウム中空陰極ランプ

分析線波長 460.7nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(5) 水酸化バリウム 0.02%以下

本品5gに水(二酸化炭素除去)50mLを加えて5分間振り混ぜる。定量用ろ紙(5種C)を用いてろ過した後、ろ液を0.05mol/L塩酸で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液1mL)。

0.05mol/L塩酸1mL=4.284mg Ba(OH)2

定量法 本品約1gを精密に量り、水50mL及び1mol/L塩酸40mLを加えて煮沸し冷却する。この液を1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液1mL)。別に空試験を行い、補正する。

1mol/L塩酸1mL=98.67mg BaCO3

R0071300

炭酸プロピレン C4H6O3 [108―32―7]

本品は、無色の液体である。

沸点 240~242℃

水分 本品1g中の水分は、1mg以下とする。

R0071400

炭酸プロピレン、水分測定用 (水分測定用炭酸プロピレン) 炭酸プロピレン1000mLに乾燥用合成ゼオライト30gを加えて密栓し、時々穏やかに振り混ぜながら、約8時間放置し、更に約16時間静置した後、澄明な炭酸プロピレンを分取する。湿気を避けて保存する。本品1mL中の水分は、0.3mg以下とする。

R0071500

タンニン酸n水和物 C14H10O9・nH2O [1401―55―4]

本品は、白~淡黄色の粉末又はほとんど無色の光沢のある小葉片である。

確認試験

(1) 本品2gに水を加えて溶かし、10mLとし、水浴中で加熱溶解する。この液5mLに10w/v%塩化鉄(Ⅲ)・塩酸試液1mLを加えるとき、青黒色になり、放置するとき、青黒色の沈殿が生じる。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定するとき、波数1710cm-1、1610cm-1、1540cm-1、1180cm-1、1080cm-1、1020cm-1、870cm-1及び760cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 糖類及びデキストリン

本品2gを量り、水10mL及びエタノール(95)100mLを加えて1時間放置したとき、液は、澄明となる。また、これにジエチルエーテル5mLを加えるとき、直ちに混濁しない。

乾燥減量 12.0%以下(1g、105℃、2時間)

強熱残分 1.0%以下

本品1gを白金製のるつぼに量り、硫酸0.2mLを加えて徐々に加熱して炭化させた後、ガスバーナーで強く加熱して灰化後、残分を量る。

R0071600

タンニン酸・酢酸試液 タンニン酸n水和物10mgを量り、酢酸80mLを加えて振り混ぜて溶かし、リン酸32mLを加える。用時調製する。

R0071700

タンニン酸試液 タンニン酸n水和物1.0gをエタノール(95)1mLに溶かし、水を加えて10mLとする。用時調製する。

R0071800

チオシアン酸アンモニウム NH4SCN 〔K9000、特級〕 [1762―95―4]

R0071900

チオシアン酸アンモニウム・硝酸コバルト(Ⅱ)試液 チオシアン酸アンモニウム17.4g及び硝酸コバルト(Ⅱ)六水和物2.8gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0072000

チオシアン酸カリウム KSCN 〔K9001、特級〕 [333―20―0]

R0072100

2,2′―チオジエタノール S(CH2CH2OH)2 [111―48―8]

本品は、アミノ酸分析用に製造したものである。

性状 本品は、無~微黄色で、澄明の液体である。

水分 0.7%以下(0.1g、電量滴定法)

R0072200

チオ硫酸ナトリウム五水和物 Na2S2O3・5H2O 〔K8637、特級〕 [10102―17―7]

R0072300

チオ硫酸ナトリウム試液(0.1mol/L) チオ硫酸ナトリウム五水和物26g及び炭酸ナトリウム0.2gを水に溶かして1000mLとする。

R0072400

チオ硫酸ナトリウム試液(0.05mol/L) 0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液に水を加えて2倍容量に薄める。

R0072500

チオ硫酸ナトリウム試液(0.02mol/L) 0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液に水を加えて5倍容量に薄める。

R0072600

窒素 N2 [7727―37―9]

日本薬局方窒素を用いる。

R0072700

チモール C10H14O [89―83―8]

日本薬局方チモールを用いる。

R0072800

チモールフタレイン C28H30O4 〔K8642、特級〕 [125―20―2]

R0072900

チモールフタレイン試液 チモールフタレイン0.1gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0073000

チモールブルー C27H30O5S 〔K8643、特級〕 [76―61―9]

R0073100

チモールブルー試液 チモールブルー0.1gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし,必要な場合には、ろ過する。

R0073200

チモール・硫酸試液 チモール0.5gを量り、硫酸5mLを加えて溶かした後、エタノール(95)を加えて100mLとする。

R0073300

β―ツヤプリシン、定量用 (定量用β―ツヤプリシン) C10H12O2 [499―44―5]

沸点 140~141℃(1.3kPa)

融点 51~53℃

純度試験 類縁物質 本品0.2gを量り、エタノール(95)を加えて溶かし、100mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、エタノール(95)を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ0.5μLずつ量り、「ツヤプリシン(抽出物)」の定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液中の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから、主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0073350

ディットマー試液 硫酸試液(12.5mol/L)100mLに酸化モリブデン(Ⅵ)4.01gを加え、静かに煮沸して溶かし、A液とする。A液50mLに粉末モリブデン0.18gを加え、15分間静かに煮沸し、放冷後、上澄液を傾斜して分取し、B液とする。使用時に等容量のA液及びB液を混ぜて、混合液の2倍容量の水を加えて使用する。

R0077700

デオキシコール酸ナトリウム C24H39NaO4 [302―95―4]

本品は、白色の結晶性の粉末であり、においはない。

確認試験 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、2940cm-1、1562cm-1及び1408cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 本品0.10gをメタノール10mLに溶かし、試料液とする。試料液1mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に100mLとし、比較液とする。試料液及び比較液につき、薄層クロマトグラフィーを行う。試料液及び比較液10μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に1―ブタノール/メタノール/酢酸混液(80:40:1)を展開溶媒として約10cm展開した後、薄層板を風乾する。これに硫酸を均等に噴霧し、105℃で10分間加熱するとき、試料液から得た主スポット以外のスポットは、比較液から得たスポットより濃くない。

R0077800

デオキシコール酸ナトリウム試液(3.3mmol/L) デオキシコール酸ナトリウム1.38gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0077900

デオキシコール酸ナトリウム試液(0.016mol/L) デオキシコール酸ナトリウム6.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0078000

デカン、定量用 (定量用デカン) CH3(CH2)8CH3 [124―18―5]

本品は、無色透明な液体である。

以下の定量法で求めた含量(%)を本品の純度(%)として用いる。

含量 99.5%以上

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からデカンの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、毎分10℃で150℃まで昇温する。

注入口温度 200℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 3.4mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 10分

R0152600

デカン酸 C10H20O2 [334―48―5]

本品は、無~淡黄色の澄明な液体又は白~微淡黄色の結晶若しくは塊である。

含量 99.0%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数2676cm-1、1700cm-1、1299cm-1、1268cm-1、1232cm-1、1200cm-1、1075cm-1、934cm-1、825cm-1及び686cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 凝固点 29~33℃

定量法 本品約0.05gを精密に量り、N,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド1mLを加え、密閉して混合し、水浴上で30分間加熱する。その後、室温まで冷却したものを検液とし、次の条件でガスクロマトグラフィーを行い、主ピークの面積百分率を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのケイ酸ガラス製細管にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 60℃から毎分10℃で280℃まで昇温する。

注入口温度 280℃

検出器温度 280℃

注入方式 スプリット(20:1)。ただし、いずれの成分もカラムの許容範囲を超えないように設定する。

キャリヤーガス ヘリウム

流量 被検成分のピークが5~20分の間に現れるように調整する。

R0156200

デカン酸メチル C11H22O2 [110―42―9]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像154 (4KB)別ウィンドウが開きます

R0078100

デキストラン(分子量70000) (C6H10O5)n

本品は、Leuconostoc spp.より得られたものである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0154200

デキストラン(分子量150000) (C6H10O5)n 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0078200

デキストラン(分子量2000000) (C6H10O5)n

本品は、Leuconostoc spp.より得られたものである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0078250

デキストリン (C6H10O5)n 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0078400

デキストリン試液 デキストリン5.0gを量り、トリス緩衝液(0.005mol/L、pH7.0、塩化カルシウム含有)を加えて溶かし、200mLとする。

R0078300

デキストリン水和物 (C6H10O5)n・nH2O 〔K8646、特級〕 [9004―53―9]

R0078600

鉄片 Fe 片状のものを用いる。Fe97.7%以上。磁石により吸引される。

R0156500

テトラデカン酸メチル C15H30O2 [124―10―7]

本品は、無色透明の液体である。

屈折率 画像156 (4KB)別ウィンドウが開きます

R0078700

テトラヒドロフラン C4H8O 〔K9705、特級〕 [109―99―9]

R0078800

テトラヒドロフラン(BHT含有) 〔K9705、特級〕 [109―99―9]

ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)を0.025%含有するものを用いる。

R0078900

テトラヒドロホウ酸ナトリウム NaBH4 [16940―66―2] (原子吸光分析用)

R0079000

テトラヒドロホウ酸ナトリウム、アミノ酸分析用 (アミノ酸分析用テトラヒドロホウ酸ナトリウム) NaBH4 [16940―66―2]

本品は、アミノ酸分析用に製造されたものである。

性状 本品は、白色の結晶性粉末である。

R0079100

テトラヒドロホウ酸ナトリウム試液 テトラヒドロホウ酸ナトリウム5gを量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)500mLを加えて溶かす。

R0079200

テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物 [CH3(CH2)34NBr [1643―19―2]

本品は、白色の結晶又は粉末である。

含量 98.0%以上

融点 102~106℃

純度試験 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

強熱残分 0.1%以下

白金製のるつぼを500±50℃で30分間以上強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。試料約1gを先のるつぼに入れ、その質量を精密に量り、ホットプレート上で徐々に温度を上げて試料を揮散又は分解させる。るつぼを熱板から下ろして室温まで放冷後、硫酸約0.2mLを添加し、再び穏やかに加熱し、白煙が出なくなるまで加熱を続ける。るつぼを電気炉内に入れ、500±50℃で1時間強熱する。電気炉から取り出したるつぼを速やかにデシケーターに移し、放冷後、デシケーターから取り出し、その質量を精密に量る。ただし、得られた値が規定値に適合していない場合には、更に上記と同様の硫酸による湿潤、加熱及び強熱操作を繰り返し、前後のひょう量差が0.3mg以下になるか、又は規格値以下になったときに試験を終了する。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、水50mLに溶かし、硝酸(1→3)5mLを加え、強く振り混ぜながら0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定する。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=32.24mg C16H36NBr

R0079300

デバルダ合金 〔K8653、窒素分析用〕 [8049―11―4]

R0079400

デンプン 〔でんぷん、K8658、特級〕 [9005―84―9]

R0079500

デンプン(溶性) 〔でんぷん(溶性)、K8659、特級及び1級〕 [9005―84―9]

R0079600

デンプン試液 デンプン(溶性)5gを量り、水200mLを加えて加熱して溶かし、放冷する。用時調製する。

R0079700

銅試液(キシラナーゼ・デキストラナーゼ活性試験用) リン酸水素二ナトリウム・12水71g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物40gを量り、水650mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)100mLを加え、静かにかき混ぜながら硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→10)80mLを徐々に加え、硫酸ナトリウム180gを加えて溶かした後、ヨウ素酸カリウム溶液(9→250)25mLを加え、水を加えて1000mLとする。25~35℃で2日間放置した後、沈殿物をろ過して除き、25~35℃で保存する。

R0079800

銅試液(マルトトリオヒドロラーゼ活性試験用)

第1液:炭酸ナトリウム25g、(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物25g、炭酸水素ナトリウム20g及び硫酸ナトリウム200gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:硫酸銅(Ⅱ)五水和物30gを量り、水150mLに加えて溶かした後、硫酸4滴を加え、更に水を加えて200mLとする。

用時、第1液25容量と第2液1容量を混和する。

R0156300

ドコサン酸メチル C23H46O2 [929―77―1]

本品は、無色の結晶性の粉末である。

融点 53~56℃

R0080200

d―α―トコフェロール、定量用 (定量用d―α―トコフェロール) C29H50O2 [59―02―9]

本品は、淡黄色の粘ちゅうな液体である。

確認試験 本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定するとき、波長292nm付近に吸収極大がある。

比吸光度 画像158 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。検液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定する。

純度試験 類縁物質 本品約50mgを精密に量り、ヘキサンを加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液1.5mLを正確に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 292nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 室温(一定)

移動相 ヘキサン/2―プロパノール混液(200:1)

流量 主ピークの保持時間が約5分になるように調整する。

R0080300

d―β―トコフェロール、定量用 (定量用d―β―トコフェロール) C28H48O2 [16698―35―4]

本品は、淡黄色の粘ちゅうな液体である。

確認試験 本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定するとき、波長296nm付近に吸収極大がある。

比吸光度 画像159 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定する。

純度試験 類縁物質 本品約50mgを精密に量り、ヘキサンを加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液1.5mLを正確に量りヘキサンを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 292nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 室温(一定)

移動相 ヘキサン/2―プロパノール混液(200:1)

流量 主ピークの保持時間が約10分になるように調整する。

R0080400

d―γ―トコフェロール、定量用 (定量用d―γ―トコフェロール) C28H48O2 [7616―22―0]

本品は、淡黄色の粘ちゅうな液体である。

確認試験 本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定するとき、波長297nm付近に吸収極大がある。

比吸光度 画像160 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定する。

純度試験 類縁物質 本品約50mgを精密に量り、ヘキサンを加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液1.5mLを正確に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 292nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 室温(一定)

移動相 ヘキサン/2―プロパノール混液(200:1)

流量 主ピークの保持時間が約11分になるように調整する。

R0080500

d―δ―トコフェロール、定量用 (定量用d―δ―トコフェロール) C27H46O2 [119―13―1]

本品は、淡黄色の粘ちゅうな液体である。

確認試験 本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定するとき、波長298nm付近に吸収極大がある。

比吸光度 画像161 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約5mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、更にエタノール(99.5)を加えて正確に10mLとした液の吸光度を測定する。

純度試験 類縁物質 本品約50mgを精密に量り、ヘキサンを加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液1.5mLを正確に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 292nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 室温(一定)

移動相 ヘキサン/2―プロパノール混液(200:1)

流量 主ピークの保持時間が約20分になるように調整する。

R0044700

トコフェロール酢酸エステル C31H52O3 [7695―91―2]

日本薬局方トコフェロール酢酸エステルを用いる。

R0080600

ドデシルベンゼン C18H30 [123―01―3]

本品は、無色の液体である。

R0080700

n―ドデシルベンゼンスルホン酸 C18H30O3S [27176―87―0]

本品は、褐色の粘性のある液体で、エタノール(99.5)に極めて溶けやすく、水に溶けやすい。

含量 本品は、n―ドデシルベンゼンスルホン酸(C18H30O3S)90.0~105.0%を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のATR法により測定するとき、波数2960cm-1、2920cm-1、2850cm-1、1465cm-1、1345cm-1、1164cm-1、1096cm-1、1006cm-1、895cm-1及び570cm-1付近に吸収を認める。なお、ATR法は、ATR(減衰全反射)プリズム面に試料を密着させ、その反射スペクトルを測定する方法である。

定量法 本品約0.6gを精密に量り、エタノール(中和)50mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。終点は液の淡赤色が約30秒間残るときとする。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=32.65mg C18H30O3S

R0080800

ドデシル硫酸ナトリウム(酵素用) C12H25NaO4S 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0080900

ドデシル硫酸ナトリウム・ウシ血清アルブミン試液 ドデシル硫酸ナトリウム(酵素用)1gとウシ血清アルブミン(酵素用)1gをかくはんしながら水に溶かして1000mLとする。この間、泡立てないように注意する。用時調製する。

R0081000

ドラーゲンドルフ試液

第1液:塩基性硝酸ビスマス0.85gを量り、酢酸10mL及び水40mLを加えて溶かす。

第2液:ヨウ化カリウム8gを量り、水20mLを加えて溶かす。

用時、第1液5mL、第2液5mL、酢酸20mL及び水100mLを混和する。

R0081100

トリエチルアミン(C2H5)3N [121―44―8]

本品は、無色透明の液体で、強いアミン臭がある。メタノール、エタノール(95)又はジエチルエーテルと混和する。

沸点 89~90℃

R0081200

トリクロロ酢酸 CCl3COOH 〔K8667、特級〕 [76―03―9]

R0081300

トリクロロ酢酸試液 酢酸ナトリウム18g、1mol/Lトリクロロ酢酸溶液110mL及び酢酸19mLを量り、約600mLの水に溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH4.0に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0081400

トリクロロ酢酸試液(プロテアーゼ活性試験用) トリクロロ酢酸18.0g及び酢酸ナトリウム18.0gを量り、酢酸試液(6mol/L)55mL及び水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0081500

トリクロロ酢酸・ドデシル硫酸ナトリウム試液 トリクロロ酢酸100g及びドデシル硫酸ナトリウム(酵素用)100gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0081600

トリクロロ酢酸・硫酸試液

第1液:トリクロロ酢酸163gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:硫酸49.0gを量り、水約700mLに徐々に加えて混和し、更に水を加えて1000mLとする。

第1液400mLと第2液250mLを混和し、水を加えて1000mLとする。

R0081700

トリス緩衝液(1mol/L) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール121gを量り、水600mLを加えて溶かした後、塩酸試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0081800

トリス緩衝液(1mol/L、pH8.0、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム含有) エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム四水和物22.6gを量り、pH8.0のトリス緩衝液(1mol/L)に溶かして1000mLとする。

R0081900

トリス緩衝液(0.2mol/L) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール24.2gを量り、水を加えて溶かした後、塩酸試液(4mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082000

トリス緩衝液(1/7mol/L) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール17.3gを量り、水を加えて溶かした後、塩酸試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082100

トリス緩衝液(0.1mol/L) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール12.1gを量り、水を加えて溶かした後、塩酸試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082200

トリス緩衝液(0.1mol/L、pH7.8、塩化カルシウム含有) 塩化カルシウム二水和物溶液(1→80)4mL及び2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール溶液(97→2000)200mL及び水600mLを混合した後、塩酸試液(1mol/L)でpH7.8に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082300

トリス緩衝液(0.1mol/L、pH8.0、塩化カルシウム含有) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール12.1g及び塩化カルシウム二水和物1.47gを量り、水を加えて溶かした後、塩酸試液(1mol/L)でpH8.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082400

トリス緩衝液(0.05mol/L) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール6.1gを量り、水600mLを加えて溶かした後、10%塩酸試液で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082500

トリス緩衝液(0.05mol/L、pH7.5、塩化カルシウム・ポリエチレングリコール含有) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール6.1g、塩化カルシウム二水和物0.11g及びポリエチレングリコール8000 10gを量り、水800mLを加えて溶かした後、塩酸試液(0.5mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)でpH7.5に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082600

トリス緩衝液(0.005mol/L、pH7.0、塩化カルシウム含有) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール0.61g及び塩化カルシウム二水和物0.56gを量り、水800mLを加えて溶かした後、塩酸試液(0.1mol/L)でpH7.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082700

トリス緩衝液(pH7.0)、ペクチン測定用 (ペクチン測定用トリス緩衝液(pH7.0)) 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール6.055g及び塩化カルシウム二水和物0.147gを量り、水約750mLに溶かした後、1mol/L塩酸でpH7.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0082800

トリス・マレイン酸緩衝液 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール1.21g及びマレイン酸1.16gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。この液25mLを量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて100mLとする。

R0082900

トリス・リン酸緩衝液 2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール36.3g及びリン酸二水素ナトリウム二水和物50.0gを量り、水900mLを加えて溶かした後、塩酸試液(2mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて100mLとする。

R0083000

トリフェニルクロロメタン (C6H5)3CCl [76―83―5]

本品は、白~帯灰白色若しくは類黄色の結晶又は結晶性の粉末で、酢酸に溶け、水に分解して溶ける。

含量 98.0%以上

定量法 本品約0.4gを精密に量り、エタノール(95)40mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→10)10mLを入れ、時計皿等で蓋をして水浴上で3時間加熱する。冷後、硝酸(1→3)で中和した液に硝酸(1→3)3mLを加え、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極には銀電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=27.878mg(C6H5)3CCl

R0083100

トリフェニルホスフィンオキシド C18H15OP [791―28―6]

本品は、極わずか褐色みを帯びた白色の粉末である。

融点 156~158℃

純度試験

(1) 溶状 淡褐色、澄明(1g、アセトン10mL)

(2) 類縁物質 本品をデシケーター中で減圧下24時間乾燥し、その10mgをメタノールに溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、アセトニトリル/水混液(67:33)を加えて正確に100mLとし、検液とする。検液2mLを正確に量り、アセトニトリル/水混液(67:33)を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、「スクラロース」の純度試験のトリフェニルホスフィンオキシドの操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0083200

トリブチリン (C3H7COO)3C3H5 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0083300

トリフルオロ酢酸 CF3COOH [76―05―1]

本品は、無色透明の液体で、水に極めて溶けやすく、刺激性のにおいがある。

含量 本品は、トリフルオロ酢酸(CF3COOH)99.0%以上を含む。

確認試験

(1) 本品は、酸性である。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数3180cm-1、1785cm-1、1458cm-1、1170cm-1、811cm-1及び687cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 不揮発物 0.02%以下

本品10.0gを量り、蒸発した後、100℃で2時間乾燥後、デシケーター中で約30分間放冷した後、その残留物の質量を量る。

定量法 本品約3gを精密に量り、水30mLを加えて1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=114.0mg CF3COOH

R0083400

トリメチルアミノプロピル化シリカゲル イオン交換系吸着剤用に製造されたものを用いる。

R0083500

トリメチルクロロシラン (CH3)3SiCl [75―77―4]

本品は、無~ほとんど無色の液体で、刺激臭があり、水と反応する。

含量 98.0%以上

定量法 本品0.5μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。トリメチルクロロシランのピーク面積と総ピーク面積から、トリメチルクロロシランの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 30℃

注入口温度 80℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 主ピークの示す保持時間の3倍までの時間とする。

R0083600

2,2,4―トリメチルペンタン CH3C(CH3)2CH2CH(CH3)CH3 〔K9703、特級〕 [540―84―1]

本品は、無色の液体であり、水にほとんど溶けない。クロロホルム又はジエチルエーテルと混和する。

純度試験 本品につき、水を対照とし、紫外可視吸光度測定法により試験を行うとき、波長230nm、250nm及び280nmにおける吸光度は、それぞれ0.050、0.010及び0.005以下である。

R0083700

2,2,4―トリメチルペンタン、紫外吸収スペクトル測定用 (紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタン) CH3C(CH3)2CH2CH(CH3)CH3 〔K9703、特級〕 [540―84―1]

本品180mLに紫外吸収スペクトル測定用ヘキサデカン1mLを加え、水浴上で窒素気流下に残留物が1mLになるまで濃縮する。残留物に本品を加えて溶かして正確に25mLとし、検液とする。本品を対照として光路長5cmのセルで検液の吸光度を測定するとき、波長280~400nmにおいて0.01以下(吸光度/cm光路長)である。

R0083800

2,2,4―トリメチルペンタン試液 紫外吸収スペクトル測定用ジメチルスルホキシド300mLを1Lの分液漏斗に入れ、リン酸75mLを加え、振り混ぜた後、10分間放置する。紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタン150mLを加えて振り混ぜ、更に10分間放置し、上層を分離し、ガラス瓶に密栓して蓄える。

R0083900

トルエン C6H5CH3 〔K8680、特級〕 [108―88―3]

R0084000

o―トルエンスルホンアミド C7H9NO2S [88―19―7]

本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

融点 157~160℃

純度試験 p―トルエンスルホンアミド 本品の酢酸エチル溶液(1→5000)につき、成分規格・保存基準各条の項のサッカリンナトリウム中の純度試験(6)に規定する操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、o―トルエンスルホンアミドのピーク以外を認めない。

R0084100

p―トルエンスルホンアミド CH3C6H4SO2NH2 [70―55―3]

本品は、白~わずかに薄い褐色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 135~140℃

純度試験 o―トルエンスルホンアミド 本品の酢酸エチル溶液(1→5000)につき、成分規格・保存基準各条の項のサッカリンカルシウム中の純度試験(5)に規定する操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、p―トルエンスルホンアミドのピーク以外を認めない。

R0084200

p―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物 C7H7ClNNaO2S・3H2O 〔K8318〕 [7080―50―4]

R0084300

p―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム試液 p―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物1.25gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。用時調製する。

R0084350

トレハロース、定量用 (定量用トレハロース) C12H22O11・2H2O [6138―23―4]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。

確認試験 本品の水溶液(2→5)1mLに、1―ナフトール・エタノール(95)溶液(1→20)5~6滴を加えよくふり混ぜた後、硫酸2mLを穏やかに加えるとき、両液の接界面は紫色を呈する。

比旋光度 画像164 (4KB)別ウィンドウが開きます

本品約5gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとし、旋光度を測定し、無水物換算を行う。

純度試験 類縁物質 本品0.1gを水10mLに溶かし、検液とする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の約2倍までとする。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用アミノ基結合型シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 35℃付近の一定温度

移動相 アセトニトリル/水混液(7:3)

流量 1mL/分

水分 11.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

R0084400

トレハロース二水和物 C12H22O11・2H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0084450

トロロックス C14H18O4 [53188―07―1]

本品は、白~淡褐色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 187~191℃

R0084600

納豆菌ガム用緩衝液(pH3.3) クエン酸三ナトリウム二水和物6.19g、塩化ナトリウム5.66g、クエン酸一水和物19.80g、エタノール(95)130.0mL、2,2′―チオジエタノール5.0mL、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル溶液(1→4)4.0mL及びオクタン酸0.1mLを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ただし、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル溶液(1→4)は、加温して融解したポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテルを量り、水を加えて調製したものを用いる。

R0084700

七モリブデン酸六アンモニウム四水和物 (NH4)6Mo7O24・4H2O 〔モリブデン(Ⅵ)酸アンモニウム四水和物、K8905、特級〕 [12054―85―2]

R0084800

七モリブデン酸六アンモニウム試液、加工デンプン用 (加工デンプン用七モリブデン酸六アンモニウム試液) 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物50gを量り、温水900mLに溶かし、室温まで冷却し、水を加えて1000mLとする。

R0084900

ナフタレン C10H8 [91―20―3]

本品は、無色の葉状又は光沢のある棒状の結晶で、特異なにおいがある。常温で徐々に揮散し、点火するとすすの多い炎を上げて燃える。水にほとんど溶けない。

含量 99.0%以上

定量法 本品1.0gを量り、アセトンで正確に10mLとしたものを検液とする。検液及びアセトンをそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液注入後、測定時間に現れる、アセトン由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対するナフタレンのピーク面積百分率を求め、含量とする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 200℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 主ピークの示す保持時間の3倍までの時間とする。

R0085000

1―ナフチルアミン C10H9N 〔K8692、特級〕 [134―32―7]

R0085100

N―1―ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩 C12H14N2・2HCl 〔K8197、特級〕 [1465―25―4]

溶液は、用時調製する。

R0085200

1―ナフトール C10H7OH 〔K8698、特級〕 [90―15―3]

遮光して保存する。

R0085300

ナフトール・クレアチン試液 1―ナフトール5g及びクレアチン一水和物0.5gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)500mLを加えて溶かす。用時調製し、遮光する。

R0085400

p―ナフトールベンゼイン C27H18O2 〔K8693、特級〕 [145―50―6]

R0085500

p―ナフトールベンゼイン試液 p―ナフトールベンゼイン1gを量り、非水滴定用酢酸を加えて溶かし、100mLとする。

R0085600

ナリンギンn水和物 C27H32O14・nH2O ナリンゲニン7―ラムノグルコシド水和物 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0085700

二クロム酸カリウム K2Cr2O7 〔K8517、特級〕 [7778―50―9]

R0085800

二クロム酸カリウム(標準物質) K2Cr2O7 〔容量分析用標準物質、K8005〕 [7778―50―9]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0085900

β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド C21H27N7O14P2 〔β―NAD、K9802〕 [53―84―9]

R0086000

β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(酸化型) C21H27N7O14P2 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0086100

β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド試液 β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド40mgを水10mLに溶かす。用時調製する。

R0152700

β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド二ナトリウムn水和物(還元型) C21H27N7Na2O14P2・nH2O [606―68―8、無水物]

本品は、白~淡黄色の粉末であり、水に溶ける。

R0086200

二酸化硫黄 SO2 [7446―09―5]

本品は、無色の気体で、特異なにおいがある。本品は、亜硫酸水素ナトリウムの濃溶液に硫酸を滴加して調製する。

R0086300

二酸化ケイ素 SiO2 〔K8885、特級〕 [7631―86―9]

R0086400

二酸化セレン SeO2 [7446―08―4]

本品は、白色の結晶であり、水に溶けやすい。熱するとき、昇華する。

R0086500

二酸化炭素 CO2 [124―38―9]

「二酸化炭素」

R0086600

二シュウ酸三水素カリウム二水和物、pH測定用 (pH測定用二シュウ酸三水素カリウム二水和物) KH3(C2O4)2・2H2O 〔二しゅう酸三水素カリウム二水和物、K8474、pH標準液用〕 [6100―20―5]

R0086700

2,2′,2′′―ニトリロトリエタノール (CH2CH2OH)3N 〔K8663、特級〕 [102―71―6]

R0086800

1―ニトロソ―2―ナフトール―3,6―ジスルホン酸二ナトリウム C10H5NNa2O8S2 [525―05―3]

本品は、黄色の結晶又は粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、1639cm-1、1451cm-1、1270cm-1、1231cm-1、1173cm-1、1049cm-1、848cm-1及び662cm-1付近に吸収を認める。

鋭敏度 本品0.2gを量り、メスフラスコに入れて100mLとし、検液とする。コバルト標準液5mLを量り、酢酸ナトリウム0.5g及び酢酸(1→3)0.2mLを加え、検液1.0mLを加えたとき、液の色は赤くなる。

R0086900

5―ニトロソ―8―ヒドロキシキノリン C9H6N2O2 [3565―26―2]

本品は、暗緑灰色の結晶性の粉末で、水にほとんど溶けない。

鋭敏度 本品0.1gを硫酸100mLに溶かし、検液とする。レソルシノール・エタノール(99.5)溶液(1→1000)0.05mLを小型試験管等に入れ、水浴上で蒸発乾固させる。検液0.05mLを加え、加温するとき、液の色は赤紫色となる。

R0087000

p―ニトロフェニル2―アセトアミド―2―デオキシ―β―D―グルコピラノシド C14H18N2O8 p―ニトロフェニル―N―アセチル―β―D―グルコサミニド 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0087300

o―ニトロフェニルβ―D―ガラクトピラノシド C12H15NO8 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0087100

p―ニトロフェニルα―D―ガラクトピラノシド C12H15NO8 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0087200

p―ニトロフェニルα―D―グルコピラノシド C12H15NO8 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0087400

p―ニトロフェニルβ―D―グルコピラノシド C12H15NO8 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0087500

p―ニトロフェニルジ―N―アセチル―β―キトビオシド 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0087700

p―ニトロフェニルリン酸二ナトリウム六水和物 O2NC6H4OPO(ONa)2・6H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0087800

ニトロベンゼン C6H5NO2 〔K8723、特級〕 [98―95―3]

R0087900

ニトロメタン CH3NO2 〔K9523、特級〕 [75―52―5]

R0088000

乳酸 CH3CH(OH)COOH 〔K8726、特級〕 [598―82―3]

R0088100

乳酸試液 乳酸12.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0088200

乳酸リチウム LiC3H5O3 [867―55―0]

本品は、白色の粉末又は結晶であり、においはない。

pH 6.0~7.5(1.0g、水20mL)

強熱残分 56.5~58.0%(105℃、4時間乾燥した試料を使用)

R0088400

尿素 NH2CONH2 〔K8731、特級〕 [57―13―6]

R0088500

ニンヒドリン C9H6O4 〔K8870〕 [485―47―2]

R0088600

ニンヒドリン・2―メトキシエタノール・クエン酸緩衝液試液 ニンヒドリン1.0gを量り、2―メトキシエタノール25mLを加えて溶かした後、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)25mLを加えて混和する。

R0088700

ニンヒドリン・酢酸試液 酢酸ナトリウム三水和物8.2gを量り、水に溶かし、酢酸2.5mLを加える。この液にニンヒドリン2gを加え、更に水を加えて100mLとする。

R0088800

ニンヒドリン試液 ニンヒドリン1gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0088900

ニンヒドリン試液、加工デンプン用 (加工デンプン用ニンヒドリン試液) ニンヒドリン3.0gを量り、亜硫酸水素ナトリウム溶液(1→20)に溶かし、100mLとする。

R0089000

ニンヒドリン試液、納豆菌ガム定量用 (納豆菌ガム定量用ニンヒドリン試液)

第1液:ニンヒドリン39g及びアミノ酸分析用テトラヒドロホウ酸ナトリウム81mgを量り、1―メトキシ―2―プロパノール979mLに溶かし、窒素を通じながら混合する。

第2液:酢酸リチウム二水和物204g、酢酸123mL及び1―メトキシ―2―プロパノール401mLを量り、水を加えて1000mLとし、窒素を通じながら混合する。

第1液1容量と第2液1容量を混和する。

R0089200

ネオテーム、定量用 (定量用ネオテーム) C20H30N2O5 [165450―17―9]

主としてアスパルテームと3,3―ジメチルブチルアルデヒドの一段階反応で得られる。本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3320cm-1、2960cm-1、1730cm-1、1690cm-1、1590cm-1、1210cm-1、760cm-1及び700cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 本品約0.1gを「ネオテーム」の定量法中の移動相と同一組成の液100mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ25μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピーク面積の合計は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の1.5倍までとする。

操作条件「ネオテーム」の定量法の操作条件を準用する。

R0089300

ネルソン試液 本品は、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物及びヒ酸二ナトリウムを含む糖定量用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0089400

ノルビキシン C24H28O4 [542―40―5]

含量 70%以上

性状 本品は、濃い黄みの赤色の粉末である。

確認試験 本品5.0mgを水酸化カリウム水溶液(1→200)に溶かして正確に25mLとし、これをA液とする。A液1mLに水酸化カリウム水溶液(1→200)を加えて50mLにした液は、波長448~456nm及び476~484nmに吸収極大がある。

定量法 A液10μLを量り、次の操作条件に従って液体クロマトグラフィーを行い、クロマトグラムの全ピークに対する主ピークの面積比を求める。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 可視部吸収検出器(測定波長 460nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ250mmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル/酢酸(1→50)混液(13:7)

流量 主ピークの保持時間が約10分となるように調整する。

R0089500

パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、グアヤコール基質) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、西洋ワサビから得られたものである。本品の1単位は、グアヤコールを基質として、pH7.0、25℃において1分間に1μmolのグアヤコールを酸化する酵素量とする。

R0089600

パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、ピロガロール基質) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、西洋ワサビから得られたものである。本品の1単位は、ピロガロールを基質として、pH6.0、20℃において20秒間に1mgのプルプロガリンを生成する酵素量とする。

R0089700

パーオキシダーゼ試液(25単位/mL) パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、ピロガロール基質)を水に溶かし、その活性を1mL当たり25単位とする。

R0089900

バナジン(Ⅴ)酸アンモニウム NH4VO3 〔K8747、特級〕 [7803―55―6]

R0090000

バナジン酸試液 バナジン(Ⅴ)酸アンモニウム2.5gを量り、沸騰水600mLに溶かし、60~70℃に冷却した後、硝酸20mLを加え、室温まで冷却した後、水を加えて1000mLとする。

R0090100

バナジン酸・モリブデン酸試液 バナジン(Ⅴ)酸アンモニウム1.12gを量り、温湯約300mLを加えて溶かし、硝酸250mLを加えた液と、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物の粉末27gを量り、温湯約400mLを加えて溶かした液を混和する。冷後、水を加えて1000mLとする。褐色瓶に入れて保存し、3~4日経過した後、用いる。

R0090200

バニリン C8H8O3 [121―33―5]

含量 98.0%以上

性状 本品は、白~淡黄色の結晶性の粉末で、特有なにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3180cm-1、1670cm-1、1590cm-1、1510cm-1、1270cm-1、1160cm-1及び860cm-1付近に吸収を認める。

融点 80.5~83.5℃

定量法 塩化ヒドロキシルアンモニウム5gに水10mL及びエタノール(95)50mLを加え、ブロモフェノールブルー試液5滴を加えた後、1mol/L水酸化ナトリウム溶液を淡緑色になるまで加える。これに本品約3gを精密に加え、20分間放置し、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点は、液の色が淡緑色になるときとする。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=152.15mg C8H8O3

R0090300

パノース C18H32O16 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0090400

パラローズアニリン塩酸塩 C19H17N3・HCl [569―61―9]

融点 268~270℃

R0090500

パラローズアニリン・ホルムアルデヒド試液 パラローズアニリン塩酸塩40mgを量り、塩酸20mLに溶かし、水を加えて100mLとする。この液に、等量の用時調製したホルムアルデヒド液(3→500)を混合する。

R0090600

バルビタールナトリウム C8H11N2NaO3 5,5―ジエチルバルビツール酸ナトリウム 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0090700

バルビタールナトリウム・塩酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:バルビタールナトリウム20.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:塩酸9mLを量り、水を加えて1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0090800

バルビタールナトリウム・塩酸緩衝液(pH5.0、酢酸ナトリウム・塩化ナトリウム含有) バルビタールナトリウム5.9g及び酢酸ナトリウム2.3gを量り、水400mLを加えて溶かし、塩化ナトリウム溶液(85→1000)80mLを混和し、塩酸試液(1mol/L)でpH5.0に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0090900

パルミチン酸 C16H32O2 〔K8756、特級〕 [57―10―3]

R0091000

パルミチン酸p―ニトロフェニル C22H35NO4 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0091100

パルミチン酸メチル C17H34O2 [112―39―0]

本品は、白~黄色の結晶状の塊である。

屈折率 画像165 (3KB)別ウィンドウが開きます

融点 30℃付近

R0091200

バレイショデンプン 酵素活性試験法に適するものを使用する。

R0091300

ヒ化水素吸収液 N,N―ジエチルジチオカルバミド酸銀0.50gを量り、ピリジンに溶かし、100mLとする。この液は、遮光した共栓瓶に入れ、冷所に保存する。

R0087600

非還元末端ブロックp―ニトロフェニル―α―D―マルトヘプトシド―酵素 非還元末端ブロックp―ニトロフェニル―α―D―マルトヘプトシド54.5mg及びα―グルコシダーゼ125単位(pH6.0)を含むα―アミラーゼ活性試験用試薬で、酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0091400

ビキシン C25H30O4 [6983―79―5]

含量 70%以上

性状 本品は、濃い赤色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品5.0mgをアセトンに溶かして正確に25mLとし、A液とする。A液1mLにアセトンを加えて50mLとした液は、波長452~460nm及び482~490nmに吸収極大がある。

定量法 A液10μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、クロマトグラムの全ピークに対する主ピークの面積比を求める。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 可視部吸収検出器(測定波長 460nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル/酢酸(1→50)混液(13:7)

流量 主ピークの保持時間が約20分となるように調整する。

R0091500

4,4′―ビス(4―アミノ―1―ナフチルアゾ)―2,2′―スチルベンスルホン酸 C34H26N6O6S2 [5463―64―9]

本品は、金属光沢のある黒色の粒である。本品を水酸化ナトリウム溶液(1→2500)に溶かした液は、波長516nm付近に吸収極大がある。

R0152800

ビス[(+)―タルトラト]二アンチモン(Ⅲ)酸二カリウム三水和物 C8H4K2O12Sb2・3H2O 〔K8533、特級〕 [16039―64―8]

R0091900

L―ヒスチジン C6H9N3O2 [71―00―1]

本品は、白色の結晶又は粉末である。

含量 本品は、L―ヒスチジン98.0%以上を含む。

比旋光度 画像166 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、塩酸、10mL)

定量法 本品約0.15gを精密に量り、ギ酸2mLに溶かし、酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=15.52mg C6H9N3O2

R0091700

N,O―ビス(トリメチルシリル)アセトアミド CH3C[NSi(CH3)3]OSi(CH3)3 [10416―59―8]

本品は、無色の液体である。

屈折率 画像167 (4KB)別ウィンドウが開きます

沸点 71.0~73.0℃(4.7kPa)

R0091800

N,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド CF3CO[Si(CH3)3]N[Si(CH3)3] [25561―30―2]

本品は、無~わずかに薄い黄色の澄明な液体である。

含量 97.0%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2960cm-1、1750cm-1、1330cm-1、1250cm-1、1200cm-1、1150cm-1、940cm-1、850cm-1、760cm-1、640cm1及び500cm-1付近に主な吸収を認める。

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液のN,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミドのピーク面積と総ピーク面積から、N,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミドの純度を求める。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器

カラム 内径0.25mm、長さ約30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用(50%フェニル)メチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃

注入口温度 200℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 主ピークの保持時間の3倍までの時間とする。

R0092000

ビス(3―メチル―1―フェニル―5―ピラゾロン) C20H18N4O2 〔K9545、特級〕 [7477―67―0]

R0092400

4―ヒドラジノベンゼンスルホン酸 C6H8N2O3S [98―71―5]

本品は、白~わずかに薄い褐色の粉末である。

比吸光度 画像169 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長250~256nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長250~256nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~40分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム1.54g及びテトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物3.22gに水900mLを加えて溶かし、水/酢酸混液(10:1)でpH6に調整し、水で1000mLとする。この液850mLにアセトニトリル(HPLC用)150mLを加える。

流量 1.0mL/分

乾燥減量 3.6~5.4%以下(50mg、105℃、2時間)

R0092500

ヒドラジン一水和物 H2NNH2・H2O [7803―57―8]

本品は、無色の吸湿性の液体で、特異なにおいがある。水に極めて溶けやすいが、ジエチルエーテルと混和しない。

含量 本品は、ヒドラジン一水和物(H2NNH2・H2O)98%以上を含む。

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて正確に200mLとする。この液10mLを正確に量り、300mLの共栓三角フラスコに入れ、水20mL及び塩酸30mLを加えて冷却する。冷後、0.05mol/Lヨウ素酸カリウム溶液で滴定する。終点は、終点近くにクロロホルム5mLを加え、絶えず振り混ぜ、クロロホルム層の赤色が消えるときとする。

0.05mol/Lヨウ素酸カリウム溶液1mL=2.503mg H2NNH2・H2O

R0092570

p―ヒドロキシ安息香酸、定量用 (定量用p―ヒドロキシ安息香酸) C7H6O3 [99―96―7]

本品は、白色の粉末である。

以下の定量法で求めた含量(%)を本品の純度(%)として用いる。

含量 98.0%以上

融点 213~219℃

定量法 本品約5mg及び1,4―BTMSB―d4約1mgをそれぞれ精密に量り、重水素化アセトン1mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の測定条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0ppmとし、δ6.65~6.68ppm及びδ7.65~7.68ppm付近のシグナル面積強度をそれぞれA1(水素数2に相当)及びA2(水素数2に相当)とするとき、A1/A2が1.0となることを確認する。1,4―BTMSB―d4のシグナル面積強度を18.000としたときのA1及びA2の和をIとし、水素数の和をN、1,4―BTMSB―d4の純度をP(%)とし、次式によりp―ヒドロキシ安息香酸の含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな夾雑物のシグナルが重なる場合には、そのシグナル面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 60秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0092600

p―ヒドロキシ安息香酸ヒドラジド HOC6H4CONHNH2 4―ヒドロキシベンズヒドラジド 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0092700

p―ヒドロキシ安息香酸ヒドラジド試液 酢酸ビスマス(Ⅲ)0.14g、p―ヒドロキシ安息香酸ヒドラジド0.5g及び(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物1.25gをそれぞれ量り、水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)を加えて溶かし、25mLとする。

R0092800

p―ヒドロキシ安息香酸プロピル HOC6H4COOCH2CH2CH3 [94―13―3]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

含量 95.0%以上

定量法 本品約1.0gを精密に量り、アセトンで正確に10mLとし、検液とする。検液を1μL量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からp―ヒドロキシ安息香酸プロピルの含量を求める。別に空試験を行い、補正する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃で注入し、毎分10℃で250℃まで昇温する。

検出器温度 250℃

注入口温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 15分

R0092830

p―ヒドロキシ安息香酸メチル、定量用 (定量用p―ヒドロキシ安息香酸メチル) C8H8O3 [99―76―3]

本品は、無~白色の結晶又は粉末である。

以下の定量法で求めた含量(%)を本品の純度(%)として用いる。

含量 98.0%以上

融点 125~129℃

定量法 本品約10mg及び1,4―BTMSB―d4約1mgをそれぞれ精密に量り、重水素化アセトン1mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の測定条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0ppmとし、δ3.57ppm付近のシグナル面積強度をA(水素数3に相当)とする。1,4―BTMSB―d4のシグナル面積強度を18.000としたときのAをIとし、水素数をN、1,4―BTMSB―d4の純度をP(%)とし、次式によりp―ヒドロキシ安息香酸メチルの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな夾雑物のシグナルが重ならないことを確認する。

ただし、

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 60秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0092900

2―[4―(2―ヒドロキシエチル)―1―ピペラジニル]エタンスルホン酸 C8H18N2O4S 〔K9804〕

R0093000

5―ヒドロキシ―1―(4―スルホフェニル)―3―ピラゾールカルボン酸 C10H8N2O6S [21951―33―7]

本品は、白~薄い黄色の粉末である。

比吸光度 画像172 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長256~266nmに吸収極大の波長がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長256~266nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 260nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(13:7)

流量 1.0mL/分

水分 10.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0093100

3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム C10H6Na2O7S2 [135―51―3]

本品は、白~灰みの黄みを帯びた緑色の粉末である。

比吸光度 画像173 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長233~239nm、270~276nm、278~284nm及び337~343nmのそれぞれに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長278~284nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ5μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~55分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 235nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(100:0)で5分間保持し、A:B(100:0)からA:B(70:30)までの直線勾配を50分間行う。

流量 1.0mL/分

水分 10.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0093200

3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム(非スルホン化芳香族第一級アミン分析用) C10H6Na2O7S2 [135―51―3]

本品は、白~灰みの黄みを帯びた緑色の粉末である。

確認試験 本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとし、吸光度を測定する。また、波長233~239nm、270~276nm、278~284nm及び337~343nmのそれぞれに吸収極大がある。

純度試験 類縁物質 A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとする。この液20μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、0~35分の間に現れる全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率を求めるとき、85.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 A:B(100:0)で10分間保持し、A:B(100:0)からA:B(50:50)までの直線濃度勾配を20分間行い、A:B(50:50)で5分間保持する。

流量 1mL/分

R0093300

7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム C10H6Na2O7S2 [842―19―3]

本品は、白~黄緑色の粉末である。

比吸光度 画像174 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長234~240nm、285~291nm及び333~339nmのそれぞれに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長285~291nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~20分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 235nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(13:7)

流量 1.0mL/分

水分 15.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0093400

3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム試液(0.05mol/L) 3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム(非スルホン化芳香族第一級アミン分析用)1.74gを量り、水に溶かして100mLとする。

R0093500

6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム C10H7NaO4S [135―76―2]

本品は、白~わずかに薄い褐色の粉末である。

比吸光度 画像175 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長277~283nm及び327~333nmのそれぞれに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長277~283nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品10mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に25mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~50分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B メタノール(HPLC用)

濃度勾配 A:B(100:0)からA:B(0:100)までの直線勾配を50分間行う。

流量 1.0mL/分

水分 20.0%以下(50mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0093600

7―ヒドロキシ―1,3,6―ナフタレントリスルホン酸三ナトリウム C10H5Na3O10S3 [53683―45―7]

本品は、白~薄い灰色の粉末である。

比吸光度 画像176 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を減圧デシケーター中で24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとした液は、波長237~243nm、285~291nm及び341~347nmのそれぞれに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長285~291nmの吸収極大の波長における吸光度を測定し、比吸光度を求める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~60分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 240nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相A 酢酸アンモニウム・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(70:30)で30分間保持し、A:B(70:30)からA:B(50:50)までの直線勾配を10分間行い、A:B(50:50)で20分間保持する。

流量 1.0mL/分

水分 15.0%以下(10mg、電量滴定法)

ただし、水分測定用陽極液には、炭酸プロピレン及びジエタノールアミン、水分測定用陰極液には、メタノール及びエチレングリコールを含むものを用いる。

R0093700

2―ヒドロキシ―1―(2―ヒドロキシ―4―スルホ―1―ナフチルアゾ)―3―ナフトエ酸 C21H14N2O7S 〔K8776、特級〕 [3737―95―9]

R0093800

ヒドロキシルアミン試液 塩化ヒドロキシルアンモニウム20gを量り、水40mLを加えて溶かし、エタノール(95)400mL、0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液300mL及びブロモフェノールブルー・水酸化ナトリウム試液2.5mLを加え、30分間放置した後、ろ過する。用時調製する。

R0157600

1―ビニルイミダゾール C5H6N2 [1072―63―5]

本品は、無~淡黄色の液体である。

純度試験 類縁物質 本品100mgをアセトン25mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、アセトンを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ1.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 160℃から毎分5℃で210℃まで昇温し、210℃を7分間保持する。

注入口温度 220℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1―ビニルイミダゾールのピークが4~5分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

R0093900

1―ビニル―2―ピロリドン C6H9NO [88―12―0]

本品は、澄明の液体である。

純度試験 本品0.5μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により1―ビニル―2―ピロリドンの量を求めるとき、99.0%以上である。ただし、検出感度は、本品0.5μLから得た1―ビニル―2―ピロリドンのピーク高さがフルスケールの約70%になるように調整する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ30mのケイ酸ガラス製の細管にガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを1.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃で1分間保持した後、毎分10℃で190℃まで昇温し、190℃を20分間保持する。

注入口温度 190℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1―ビニル―2―ピロリドンのピークが約15分後に現れるように調整する。

R0094000

2,2′―ビピリジル(C5H4N)2 〔K8486、特級〕 [366―18―7]

R0094100

ピラゾール C3H4N2 [288―13―1]

本品は、白~微黄色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 67~71℃

R0094200

4―(2―ピリジルアゾ)レソルシノール一ナトリウム塩一水和物 C11H8N3NaO2・H2O [16593―81―0]

本品は、橙色の粉末固体である。

溶状 ほとんど澄明

本品0.1gを量り、水に溶かして100mLとし、検液とする。

鋭敏度 0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液10.0mLを量り、水を加えて100mLとする。硝酸(3→25)でpH4.0に調整し、ヘキサメチレンテトラミン飽和溶液でpH5~6にし、溶状の検液0.2mLを加え、検液とする。検液を60℃に加熱して、0.1mol/L硝酸鉛溶液で滴定するとき、検液は、黄色から淡赤色に変わる。0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液0.05mLを加えるとき、液は、黄色に変わる。

R0094300

4―(2―ピリジルアゾ)レソルシノール試液 4―(2―ピリジルアゾ)レソルシノール一ナトリウム塩一水和物0.1gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0094400

ピリジン C5H5N 〔K8777、特級〕 [110―86―1]

R0094500

ピリジン・水酸化ナトリウム試液 水酸化ナトリウム1.2gを量り、水200mLに溶かし、ピリジン100mLを加えて混和する。

R0094600

ピリジン、水分測定用 (水分測定用ピリジン) ピリジンに水酸化カリウム又は酸化バリウムを加え、密栓して数日間放置した後、そのまま湿気を遮って蒸留し、湿気を避けて保存する。本品1mL中の水分は、1mg以下とする。

R0094700

ピリジン(無水) ピリジン100mLを量り、水酸化カリウム10gを加え、24時間放置した後、上澄液を傾斜してとり、蒸留する。

R0094800

ピリジン・ピラゾロン試液 3―メチル―1―フェニル―5―ピラゾロン0.20gを量り、約75℃の水100mLを加え、振り混ぜて溶かした後、室温まで冷却する(完全に溶けなくても差し支えない。)。これに、あらかじめビス(3―メチル―1―フェニル―5―ピラゾロン)20mgを量り、ピリジン20mLを加えて溶かした液を加えて混和する。

R0094900

ピリメタニル、定量用 (定量用ピリメタニル) C12H13N3 [53112―28―0]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

含量 本品は、ピリメタニル(C12H13N3)99.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3263cm-1、1588cm-1、1496cm-1、1251cm-1、757cm-1及び715cm-1付近に吸収を認める。

融点 96~98℃

定量法 本品約20mg及び1,4―BTMSB―d4約4mgをそれぞれ精密に量り、重水素化メタノール2mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0ppmとし、δ2.09ppm、δ6.33ppm、δ6.57~7.17ppm及びδ7.43ppm付近のシグナルの面積強度をそれぞれA1(水素数6に相当)、A2(水素数1に相当)、A3(水素数3に相当)、A4(水素数2に相当)とするとき、(A1/6)/A2、(A1/6)/(A3/3)、(A1/6)/(A4/2)、A2/(A3/3)、A2/(A4/2)及び(A3/3)/(A4/2)がそれぞれ1.0となることを確認する。1,4―BTMSB―d4のシグナルの面積強度を18.00としたときのA1、A2、A3及びA4の和をIとし、水素数の和をN、1,4―BTMSB―d4の純度をP(%)とし、次式によりピリメタニルの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな不純物のシグナルが重なる場合には、そのシグナルの面積強度及び水素数は、定量に用いない。

ただし、

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 60秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

R0095000

ピロ亜硫酸ナトリウム Na2S2O5 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0095100

ピロガロール C6H3(OH)3 〔K8780、特級〕 [87―66―1]

R0095200

ピロガロール試液(アルカリ性) ピロガロール4.5gをガス洗浄瓶に入れ、窒素を2~3分間ガス洗浄瓶に吹き込んで空気を追い出す。次に、水酸化カリウム65gを水85mLに溶かした液をガス洗浄瓶に加える。さらに、ガス洗浄瓶に窒素を吹き込んで完全に空気を追い出す。

R0095300

ピロガロール・水酸化ナトリウム試液 ピロガロール10gを量り、水酸化ナトリウム溶液(3→10)80mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム溶液(3→10)で100mLとする。用時調製する。

R0095400

ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム C5H12N2S2 [5108―96―3] (原子吸光分析用)

R0157700

2―ピロリドン C4H7NO [616―45―5]

本品は、無~微黄色の澄明な液体又は白~微黄色の塊又は粉末である。

凝固点 22~27℃

純度試験 類縁物質 本品1gをメタノール10mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ1.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ約30mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを1.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃で1分間保持した後、毎分10℃で190℃まで昇温し、190℃を20分間保持する。

注入口温度 200℃付近の一定温度

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 2―ピロリドンのピークが約10分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

R0095500

DL―2―ピロリドン―5―カルボン酸 C5H7NO3 [149―87―1]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。

含量 本品を乾燥したものは、2―ピロリドン―5―カルボン酸(C5H7NO3)97.0%以上を含む。

確認試験 本品の赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、1720cm-1、1655cm-1、1420cm-1及び1230cm-1付近に吸収を認める。

乾燥減量 1.5%以下(105℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により定量する。

0.05mol/L硫酸1mL=12.91mg C5H7NO3

R0095600

ピロリン酸塩緩衝液(pH9.0) ピロリン酸カリウム3.3g、ジチオスレイトール15mg及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物40mgを量り、水を加えて溶かし、70mLとした後、クエン酸一水和物溶液(21→100)でpH9.0に調整し、更に水を加えて正確に100mLとする。用時調製する。

R0095700

ピロリン酸カリウム K4O7P2 [7320―34―5]

本品は、白色の結晶性の粉末であり、水に極めて溶けやすい。

融点 1109℃

R0095800

ピロリン酸カリウム・塩酸緩衝液(0.05mol/L、pH9.0) ピロリン酸カリウム0.83gを水40mLに溶かした後、塩酸試液(1mol/L)でpH9.0に調整し、水を加えて50mLとする。使用前に温度を22±2℃にする。

R0095900

ピロール C4H4NH [109―97―7]

本品は、無色透明な液体で、特異なにおいがある。水に溶けないが、ジエチルエーテルに溶ける。

含量 99.0%以上

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ピロールのピーク面積と総ピーク面積から、ピロールの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、毎分10℃で230℃まで昇温する。

注入口温度 150℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 0.5mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 18分

R0096000

フィチン酸ナトリウム塩水和物 C6H18O24P6・mNa・nH2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0096100

フィトナジオン C31H46O2 [84―80―0]

日本薬局方フィトナジオンを用いる。

R0096200

1,10―フェナントロリン一水和物 C12H8N2・H2O 〔K8789、特級〕 [5144―89―8]

R0096300

1,10―フェナントロリン試液 1,10―フェナントロリン一水和物0.15gを量り、新たに調製した硫酸鉄(Ⅱ)七水和物溶液(37→2500)10mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0096400

1―フェニルアゾ―2―ナフタレノール C16H12N2O スダンⅠ [842―07―9]

本品は、黄みの赤色の粉末又は塊である。

含量 98.0%以上

確認試験 本品約0.1gを精密に量り、エタノール(95)を加えて超音波処理をして溶かして正確に100mLとする。この液1mLをエタノール(95)で100mLとした液は、波長477~483nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 溶状 本品0.10gを量り、エタノール(95)を加えて超音波処理をして溶かして正確に100mLとしたとき、液は、ほとんど澄明である。

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、アセトニトリル(HPLC用)に溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液及びアセトニトリル(HPLC用)をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~30分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中のアセトニトリル由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、98.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 230nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル(HPLC用)/水混液(9:1)

流量 1.0mL/分

乾燥減量 2.0%以下(0.5g、105℃、4時間)

R0096500

L―フェニルアラニン C9H11NO2 [63―91―2] 「L―フェニルアラニン」

R0096600

フェニルヒドラジン C6H5NHNH2 [100―63―0]

本品は、無~淡黄色の透明な液体で、わずかに芳香がある。ジエチルエーテルにやや溶けやすく、水に溶けにくい。

含量 99.0%以上

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。フェニルヒドラジンのピーク面積と総ピーク面積から、フェニルヒドラジンの含量を求める。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器又は水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃で注入し、毎分10℃で250℃まで昇温する。

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 5.0mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

測定時間 15分

R0096700

p―フェニルフェノール C6H5C6H4OH [92―69―3]

本品は、昇華性を有する白色の結晶である。エタノール(95)、ジエチルエーテルに溶け、石油エーテルに溶けにくい。

融点 163~167℃

水分 0.2%以下

強熱残分 0.2%以下

R0096800

p―フェニルフェノール試液 p―フェニルフェノール0.75gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→25)50mLを加えて溶かす。必要な場合には、ろ過する。用時調製する。

R0096900

p―フェニレンジアミン二塩酸塩 C6H4(NH2)2・2HCl [624―18―0]

本品は、白~淡黄色又は白~淡赤色の結晶性の粉末であり、水によく溶ける。

溶状 澄明(1.0g、水10mL)

分子吸光係数 本品60mgを量り、水100mLを加えて溶かし、この液1.0mLを量り、リン酸緩衝液(pH7)を加えて50mLとする。この液をリン酸緩衝液(pH7)を対照として波長237~241nmにおける吸光度を測定するとき、本品の分子吸光係数は、8000以上である。

R0097000

フェノール C6H5OH 〔K8798、特級〕 [108―95―2]

R0097100

フェノール試液(0.25mol/L) フェノール23.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ガラス容器に、遮光して、30℃で保存する。調製した後、24時間放置して使用する。

R0097200

フェノール・ニトロプルシド試液(塩基性) 水酸化ナトリウム溶液(13→50)8~10mLを量り、ニトロプルシドナトリウム溶液(1→100)0.1mLを加えてかくはんし、フェノール・エタノール(95)溶液(5→8)10mLを加えた後、水を加えて50mLとする。用時調製する。

R0097300

フェノールフタレイン C20H14O4 〔K8799、特級〕 [77―09―8]

R0097400

フェノールフタレイン試液 フェノールフタレイン1gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かす。

R0097500

2w/v%フェノールフタレイン試液 フェノールフタレイン2.0gを量り、エタノール(99.5)100mLを加えて溶かす。

R0097600

フェノールフタレイン・炭酸ナトリウム試液 2w/v%フェノールフタレイン試液0.5mL及び炭酸ナトリウム試液(0.5mol/L)0.5mLを量り、水を加えて100mLとする。用時調製する。

R0097700

フェノール・ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム試液 フェノール5g及びペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム二水和物25mgを量り、水を加えて溶かし、500mLとする。冷暗所に保存する。

R0097800

フェノールレッド C19H14O5S 〔K8800、特級〕 [143―74―8]

R0097900

フェノールレッド試液 フェノールレッド0.1gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0098000

フェノールレッド試液(pH4.7)

第1液:フェノールレッド33mgを量り、水酸化ナトリウム溶液(2→25)1.5mL及び水を加えて溶かし、100mLとする。

第2液:硫酸アンモニウム25mgを量り、水235mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム溶液(2→25)105mL及び酢酸(3→25)135mLを加えて混和する。

第1液1容量と第2液19容量を混和し、必要な場合には、水酸化ナトリウム溶液又は酢酸を加えてpH4.7に調整する。

R0098100

フェーリング試液

銅液:硫酸銅(Ⅱ)五水和物の細かい結晶34.66gを量り、水を加えて溶かし、500mLとする。共栓瓶にほとんど全満して保存する。

アルカリ性酒石酸塩液:(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物173g及び水酸化ナトリウム50gを量り、水を加えて溶かして500mLとする。ゴム栓をして保存する。用時、銅液1容量とアルカリ性酒石酸塩液1容量を混和する。

R0098200

フェルラ酸、定量用 (定量用フェルラ酸) C10H10O4 [1135―24―6]

本品は、白~淡黄色の結晶又は粉末である。

確認試験 本品のメタノール溶液(1→200000)につき、紫外可視吸光度測定法により吸収スペクトルを測定するとき、波長215~219nm、231nm~235nm及び318~322nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、メタノール10mL)

(2) 類縁物質 本品1mgにメタノール1mLを加えて溶かし、検液とする。検液2μLにつき、対照液を用いず、酢酸エチル/アセトン/水混液(20:12:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行う。展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、硫酸を均等に噴霧し、105℃で5分間加熱乾燥し、紫外線(主波長365nm)を照射して観察するとき、Rf値約0.6の主スポット以外のスポットを認めない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(3) 本品5mgを水/メタノール(HPLC用)混液(1:1)10mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水/メタノール(HPLC用)混液(1:1)を加えて正確に100mLとし、比較溶液とする。検液及び比較溶液10μLずつを正確に量り、次の条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較溶液の主ピーク面積より大きくない。ただし、検液及び比較溶液の調製は、遮光下で行う。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 240nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 リン酸二水素ナトリウム二水和物7.8gに水1000mLを加えて溶かし、リン酸2mLを加えた溶液850mLに、アセトニトリル(HPLC用)150mLを加える。

流量 1.0mL/分

R0098300

フェルラ酸シクロアルテニル C40H58O4 [21238―33―5]

性状 本品は、白~淡褐色の粉末である。

確認試験

(1) 本品のヘプタン溶液(1→50000)につき、紫外可視吸光度測定法により吸収スペクトルを測定するとき、波長229~233nm、289nm~293nm及び313~317nmに吸収極大がある。ただし、試験は、遮光下で行う。

(2) 本品につき、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数2940cm-1、1691cm-1、1511cm-1及び1270cm-1付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(2mg、アセトン2mL)

(2) 類縁物質 本品2.0mgをアセトン2mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ5μLずつ量り、ヘキサン/アセトン混液(5:2)を展開溶媒として、薄層クロマトグラフィーを行う。展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに展開した後、風乾する。これに紫外線(主波長365nm)を照射するとき、検液から得たRf値約0.4の主スポット以外のスポットは、比較液から得たスポットより濃くない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体として使用する。

(3) 本品2mgにアセトン2mLを加えて溶かし、検液とする。検液5μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、98.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。別に空試験を行い、補正する。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 315nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル/メタノール/テトラヒドロフラン混液(40:7:3)

流量 1.2mL/分

乾燥減量 1.0%以下(105℃、1時間)

R0098400

フェロイン試液 硫酸鉄(Ⅱ)七水和物0.70gを量り、水70mL及び塩化1,10―フェナントロリニウム一水和物1.78gを加えて溶かし、更に水を加えて100mLとする。

R0098500

フォリン試液 タングステン(Ⅵ)酸ナトリウム二水和物20g及びモリブデン(Ⅵ)酸二ナトリウム二水和物5gを量り、300mLのフラスコに入れ、水約140mL、リン酸(17→20)10mL及び塩酸20mLを加え、すり合わせの還流冷却器を付け、10時間緩やかに煮沸する。次に硫酸リチウム一水和物30g及び水10mLを加え、更に臭素ごく少量を加えて濃緑色の液を黄色とし、冷却器を付けずに15分間煮沸して過量の臭素を除く。冷後、水を加えて200mLとし、定性分析用ろ紙(2種)でろ過し、密栓して保存する。

R0098600

フクシン C20H20ClN3 [632―99―5]

本品は、光沢のある緑色の結晶性粉末又は塊であり、水又はエタノール(95)に溶けにくい。

乾燥減量 17.5~20.0%(1g、105℃、4時間)

強熱残分 0.1%以下(1g)

R0098700

フクシン・亜硫酸水素ナトリウム試液 フクシン0.2gを量り、熱湯120mLを加えて溶かす。冷後、亜硫酸水素ナトリウム2g及び塩酸2mLを加え、更に水を加えて200mLとする。少なくとも1時間放置した後、使用する。褐色瓶に入れ、冷所に保存する。

R0155400

D(+)―プシコース C6H12O6 [551―68―8]

本品は、白~ごく薄い黄色の結晶性の粉末又は粉末である。

比旋光度 画像178 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.1g、水、10mL)

純度試験 類縁物質 本品20mgを水2mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークとを除くピークの合計面積は、比較液の主ピークの面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の3倍までとする。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用アミノプロピル基化学結合型シリカゲル

カラム管 内径3~8mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 35~40℃の一定温度

移動相 アセトニトリル/水混液(7:3)

流量 D(+)―プシコースの保持時間が6~9分になるように調整する。

R0098800

1―ブタノール CH3(CH2)2CH2OH 〔K8810、特級〕 [71―36―3]

R0098900

2―ブタノール CH3CH2CH(OH)CH3 〔K8812、特級〕 [78―92―2]

R0099000

2―ブタノン CH3COC2H5 〔K8900、特級〕 [78―93―3]

R0099100

o―フタルアルデヒド C6H4(CHO)2 [643―79―8]

本品は、淡黄~黄色の結晶である。

純度試験 類縁物質 本品1gをエタノール(95)10mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、エタノール(95)を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定の範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の7倍までとする。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して10%のメチルシリコーンポリマー

担体 酸及びシラン処理した177~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 180℃付近の一定温度

キャリヤーガス ヘリウム

流量 毎分約50mLの一定量でo―フタルアルデヒドの保持時間が3~4分になるように調整する。

R0099200

フタルアルデヒド試液 o―フタルアルデヒド40mgをメタノール1mLに溶かした液に四ホウ酸ナトリウム十水和物溶液(1→50)1mL及び2―メルカプトエタノール50μLを加えて混和する。遮光した容器に密栓して保存する。調製した後、1週間以内に使用する。

R0099300

o―フタルアルデヒド試液(ペプチダーゼ活性試験用) o―フタルアルデヒド40mgを量り、エタノール(99.5)1mLを加えて溶かし、四ホウ酸ナトリウム試液(0.1mol/L)25mL、ラウリル硫酸ナトリウム溶液(1→5)2.5mL及び2―メルカプトエタノール0.1mLを加え、水を加えて50mLとする。

R0099400

フタル酸 C8H6O4 [88―99―3]

本品は、白色の結晶性の粉末であり、メタノールに溶けやすいが、水又はジエチルエーテルに溶けにくい。

含量 本品は、フタル酸(C8H6O4)99.0%以上を含む。

純度試験 他の芳香族化合物 本品10mgを量り、メタノール30mLに溶かした後、酢酸(1→100)を加えて正確に100mLとする。この液10.0mLを量り、酢酸(1→100)/メタノール混液(7:3)を加えて正確に100mLとした液につき、成分規格・保存基準各条の項の安息香酸中の純度試験(5)に規定する操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、フタル酸のピーク以外を認めない。

定量法 本品約2gを精密に量り、エタノール(中和)50mLを加えて溶かした後、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=8.307mg C8H6O4

R0099500

フタル酸水素カリウム、pH測定用 (pH測定用フタル酸水素カリウム) C6H4(COOK)(COOH) 〔K8809、pH標準液用〕 [877―24―7]

R0099600

フタル酸水素カリウム(標準物質) C6H4(COOK)(COOH) 〔容量分析用標準物質、フタル酸水素カリウム、K8005〕 [877―24―7]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0099700

フタル酸無水物 C6H4(CO)2O [85―44―9]

含量 99.5%以上

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末又は薄片である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1860cm-1、1770cm-1、1610cm-1、1480cm-1、1370cm-1、1260cm-1、1120cm-1、910cm-1及び720cm-1付近に吸収を認める。

融点 131~133℃

定量法 本品約2.0gを精密に量り、1mol/L水酸化ナトリウム溶液50mLを正確に加え、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。終点は、液の赤色が消えるときとする。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=74.06mg C6H4(CO)2O

R0154800

tert―ブチルメチルエーテル C5H12O [1634―04―4]

本品は、無色の液体である。

含量 本品は、tert―ブチルメチルエーテル(C5H12O)99.5%以上を含む。

水分 0.08%以下(10g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品0.2μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用5%フェニル95%メチルポリシロキサンを5.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で10分間保持した後、毎分20℃で260℃まで昇温し、260℃で4分間保持する。

注入口温度 200℃

検出器温度 260℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約4mL/分の一定流量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:50

R0099800

フッ化水素酸 HF 〔ふっ化水素酸、K8819、特級〕 [7664―39―3]

R0099900

フッ化ナトリウム NaF 〔ふっ化ナトリウム、K8821、特級〕 [7681―49―4]

R0100000

部分加水分解サポニン、定量用 (定量用部分加水分解サポニン) 本品は、白色の結晶で、わずかににおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3240cm-1、2920cm-1、1640cm-1、1150cm-1、1080cm-1及び1020cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 類縁物質 本品10mgを0.1%リン酸/アセトニトリル混液(65:35)20mLに溶かし、検液とする。検液4mLを正確に量り0.1%リン酸/アセトニトリル混液(65:35)を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒が検出されてから30分間までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 0.1%リン酸/アセトニトリル混液(65:35)

流量 部分加水分解サポニンの保持時間が約10分となるように調整する。

乾燥減量 2.0%以下(105℃、3時間)

R0100100

フモニシンB1 C34H59NO15 [116355―83―0]

本品は、白~黄白色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3450cm-1、2934cm-1、1730cm-1及び1632cm-1付近に吸収を認める。

純度試験 本品10mgを水/アセトニトリル混液(1:1)10mLに溶かし、検液とする。検液10μLを量り、対照液を用いず、メタノール/水混液(7:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾する。これにバニリン1gを硫酸/エタノール(95)混液(4:1)100mLに溶かした液を噴霧し、自然光下で観察するとき、一つのスポット以外のスポットを認めない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを担体として使用する。

R0100200

ブラシカステロール C28H46O [474―67―9]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 カンペステロールの確認試験を準用する。ただし、標準液のスチグマステロールの保持時間に対する検液の主ピークの相対保持時間は約0.85である。

融点 130~139℃

純度試験 カンペステロールの純度試験を準用する。

R0100300

ブリリアントエロー C26H18N4Na2O8S2 [3051―11―4]

本品は、橙茶色の粉末で、水に溶ける。本品を水酸化ナトリウム溶液(1→2500)に溶かした液は、波長492nm付近に吸収極大がある。

R0100400

ブリリアントグリーン C27H34N2O4S [633―03―4]

本品は、微細な光沢ある黄色の結晶で、水又はエタノール(95)に溶ける。

吸収極大の波長 623nm

R0100500

フルオレセイン C20H12O5 [2321―07―5]

本品は、黄赤~赤褐色の粉末である。

比吸光度 画像180 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約20mgを精密に量り、アンモニア水(28)(1→25)に溶かして10mLとし、A液とする。A液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に200mLとした液は、波長487~493nmに吸収極大がある。この液につき、アンモニア水(28)(1→25)5mLを酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとし、この液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に200mLとした液を対照とし、波長487~493nmの吸収極大の波長における吸光度ABを測定し、次式により比吸光度を求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

LD:乾燥減量(%)

純度試験

(1) 溶状 本品を乾燥した後、その約20mgを精密に量り、アンモニア水(28)(1→25)に溶かして10mLとしたとき、液は、澄明である。

(2) 類縁物質 比吸光度のA液1mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に50mLとし、検液とする。検液及びアンモニア水(28)(1→25)1mLを酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に50mLとした液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~25分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中のアンモニア水及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率を求めるとき、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 230nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(95:5)からA:B(30:70)までの直線濃度勾配を15分間行い、A:B(30:70)で10分間保持する。

流量 1.0mL/分

乾燥減量 10.0%以下(50mg、135℃、6時間)

R0100600

D(-)―フルクトース(酵素活性測定用D(-)―フルクトース) C6H12O6 [57―48―7]

本品は、無~白色の結晶又は粉末である。

比旋光度 画像182 (3KB)別ウィンドウが開きます

本品約4gを精密に量り、アンモニア試液0.2mL及び水80mLを加えて溶かし、30分間放置した後、水を加えて正確に100mLとし、旋光度を測定する。

純度試験

(1) 溶状 澄明(1.0g、水20mL)

(2) 乾燥減量 2.0%以下(減圧、18時間)

(3) 類縁物質 本品20mgを水2mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークとを除くピークの合計面積は、比較液の主ピークの面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の3倍までとする。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用アミノプロピル基化学結合型シリカゲル

カラム管 内径3~8mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 35~40℃の一定温度

移動相 アセトニトリル/水混液(7:3)

流量 D(-)―フルクトースの保持時間が4~7分になるように調整する。

R0100700

フルクトース(酵素用) C6H12O6 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0100800

α―D―フルクトフラノースβ―D―フルクトフラノース1,2′:2,3′―二無水物 C12H20O10 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0100900

フルジオキソニル、定量用 (定量用フルジオキソニル) C12H6F2N2O2 [131341―86―1]

本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末である。

含量 本品は、フルジオキソニル(C12H6F2N2O2)99.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法又は錠剤法により測定するとき、波数3289cm-1、2223cm-1、1652cm-1、1530cm-1及び1236cm-1付近に吸収を認める。

融点 200~201℃

定量法 本品約20mg及びDSS―d6約4mgをそれぞれ精密に量り、重水素化ジメチルスルホキシド2mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。DSS―d6のシグナルをδ0ppmとし、δ7.31~7.40ppm、δ7.56ppm及びδ7.85ppm付近のシグナル面積強度をそれぞれA1(水素数3に相当)、A2(水素数1に相当)及びA3(水素数1に相当)とするとき、(A1/3)/A2、(A1/3)/A3及びA2/A3がそれぞれ1.0となることを確認する。DSS―d6のシグナル面積強度を9.000としたときのA1、A2及びA3の和をIとし、水素数の和をN、DSS―d6の純度をP(%)とし、次式によりフルジオキソニルの含量を求める。ただし、本品由来のシグナルに明らかな不純物のシグナルが重なる場合には、そのシグナル面積強度及び水素数は定量に用いない。

ただし、

MS:DSS―d6の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25Hz以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 60秒以上

ダミースキャン 1回以上

積算回数 8回以上

R0101000

ブルシンn水和物 C23H26N2O4・nH2O 〔K8832、特級〕 [357―57―3、無水物]

R0101100

プルラナーゼ [9075―68―7]

本品は、細菌(Bacillus、Klebsiella及びSulfolobus solfataricus)の培養物から得られたプルランを分解する酵素(pullulan6―glucanohydrolase、EC3.2.1.41)である。本品は、プルランのα―1,6―グルコシド結合を加水分解し、マルトトリオースを生成する。

活性単位 プルランを基質とし、pH5.0、30℃で作用するとき、1分間に1μmolのマルトトリオースを遊離する酵素量を1単位とする。

R0101200

プルラナーゼ試液 プルラナーゼを水に溶かし、その活性を1mL当たり10単位とする。

R0101300

プルラナーゼ試液(100単位/mL) プルラナーゼを水に溶かし、その活性を1mL当たり100単位とする。ただし1単位は、プルランを基質とし、pH6.0、40℃において、1分間に1μmolのグルコースに相当する還元糖を生成する酵素量とする。

R0101400

プルラン[(C6H10O5)n]m 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0101500

プルラン(還元処理) 本品は、プルランを還元剤を用いて処理し、プルラナーゼ活性試験時の還元糖測定への影響を軽減させたものである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0101600

プルラン(赤色) 本品は、部分加水分解されたプルランを、30糖残基に3―(フェニルアゾ)―4―ヒドロキシ―5―(4,6―ジクロロ―1,3,5―トリアジン―2―イルアミノ)ナフタレン―2,7―ビス(スルホン酸ナトリウム)1分子程度の割合で染色したものである。赤色を呈する。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0101700

プロテアーゼ用基質溶液 以下のうち、いずれかを使用する。

(1) カゼイン試液(pH2.6又はpH3.0)

カゼイン(乳製)約1gを精密に量り、105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物0.60gに対応するカゼイン(乳製)を量り、乳酸試液6mL及び水75mLを加え、水浴中で加温して溶解する。流水で冷却した後、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH2.6又はpH3.0に調整し、水を加えて100mLとする。

(2) カゼイン試液(pH6.0、pH7.0、pH8.0又はpH10.0)

カゼイン(乳製)約1gを精密に量り105℃で2時間乾燥し、その乾燥減量を測定する。乾燥物0.60gに対応するカゼイン(乳製)を量り、リン酸水素二ナトリウム試液(0.05mol/L)80mLを加え、水浴中で加温して溶解する。流水で冷却した後、塩酸試液(1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH6.0、pH7.0、pH8.0又はpH10.0に調整し、水を加えて100mLとする。

(3) ジメチルカゼイン試液(pH7.0又はpH8.0)

N,N―ジメチルカゼイン3.2gを量り、熱湯200mLに加えて溶かす。四ホウ酸ナトリウム十水和物25.9g及びリン酸二水素ナトリウム二水和物13.3gを量り、水400mLを加えて溶かし、この中に上記の冷めたN,N―ジメチルカゼイン溶液全量及び30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液0.60gを加えて混和する。塩酸試液(1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH7.0又はpH8.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0101800

プロテアーゼ用試料希釈液 以下のうち、いずれかを使用する。

(1) pH8.0のリン酸緩衝液(0.02mol/L)

(2) 酢酸カルシウム一水和物0.35g及び塩化ナトリウム0.58gを量り、水を加えて溶かし、塩酸試液(1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH6.0に調整し、水を加えて1000mLとする。

(3) 亜硫酸ナトリウム溶液(1→50)

(4) 塩酸試液(0.1mol/L)に水を加え、50倍容量に薄め、これを氷冷して用いる。

(5) 塩化カルシウム二水和物0.29gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

(6) 硫酸カルシウム二水和物0.34g及び塩化ナトリウム0.59gを量り、水を加えて溶かし、pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)2mL、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→10)0.5mL及び水を加えて1000mLとする。

(7) 塩化カリウム112g及びホウ酸30.9gを量り、水700mLを加えて溶かし、更に水酸化ナトリウム8.6gを加えて溶かし、水を加えて1000mLとする。この液に亜硫酸ナトリウム溶液(1→5)1000mL、30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液7.5g及び水を加えて10Lとする。塩酸試液(1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH9.0に調整する。

(8) pH2.6の塩酸・酢酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)

R0101900

1―プロパノール CH3CH2CH2OH 〔K8838、特級〕 [71―23―8]

R0102000

2―プロパノール (CH3)2CHOH 〔K8839〕 [67―63―0]

R0102100

2―プロパノール、ビタミンA測定用 (ビタミンA測定用2―プロパノール) 水を対照として吸光度を測定するとき、320~350nmで0.01以下、300nmで0.05以下である。

R0102200

プロピオン酸 C2H5COOH [79―09―4]「プロピオン酸」

R1800010

プロピコナゾール、定量用 (定量用プロピコナゾール) C15H17Cl2N3O2 [60207―90―1]

本品は、透明で粘ちゅうな液体又は無~黄色の半ゲル状の物質である。

含量 本品は、プロピコナゾール(C15H17Cl2N3O2)97.0%以上を含む。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2960cm-1、2870cm-1、1587cm-1、1506cm-1、1466cm-1、1273cm-1、1138cm-1及び1028cm-1付近に吸収を認める。ただし、窓板は塩化ナトリウムを使用する。

定量法 本品約40mg及び1,4―BTMSB―d4約4mgをそれぞれ精密に量り、重水素化アセトン4mLを加えて溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。1,4―BTMSB―d4のシグナルをδ0.00ppmとし、δ7.05~7.13ppm付近のシグナルの面積強度A(水素数1に相当)を算出する。1,4―BTMSB―d4のシグナルの面積強度を18.00としたときのAの換算値をIとし、1,4―BTMSB―d4の純度をP(%)とし、次式によりプロピコナゾールの含量を求める。なお、本品由来のδ7.05~7.13ppm付近のシグナルについて、明らかな混在物のシグナルが重なっていないことを確認する。

ただし、

MS:1,4―BTMSB―d4の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 64秒以上

ダミースキャン 2回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0102300

プロピレングリコール CH3CH(OH)CH2OH 〔K8837、特級〕 [57―55―6]

R0102400

プロピレンクロロヒドリン CH3CH(OH)CH2Cl [127―00―4]

本品は、無~微黄色の液体であり、水、エタノール(95)又はジエチルエーテルに溶ける。

含量 本品は、1―クロロ―2―プロパノールを70%以上及び2―クロロ―1―プロパノールを約25%含有する。

屈折率 画像186 (4KB)別ウィンドウが開きます

沸点 126~127℃

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)を準用し、定量する。

R0102500

ブロモクレゾールグリーン C21H14Br4O5S 〔K8840、特級〕 [76―60―8]

R0102600

ブロモクレゾールグリーン試液 ブロモクレゾールグリーン50mgを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0102700

ブロモクレゾールグリーン試液(シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ活性試験用) ブロモクレゾールグリーン70mgを量り、エタノール(99.5)4mLを加えて溶かし、水16mLを加えて混和する。超音波処理を30分間行い、0.45μmフィルターでろ過する。

R0102800

ブロモクレゾールグリーン・メチルレッド混合試液 ブロモクレゾールグリーン試液1容量とメチルレッド試液1容量を混和する。

R0156700

ブロモクレゾールパープル C21H16Br2O5S 〔K8841、特級〕 [115―40―2]

R0156800

ブロモクレゾールパープル試液 ブロモクレゾールパープル50mgをエタノール(95)100mLに溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0102900

ブロモチモールブルー C27H28Br2O5S 〔K8842、特級〕 [76―59―5]

R0103000

ブロモチモールブルー試液 ブロモチモールブルー0.1gを量り、50vol%エタノール100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0103100

ブロモフェノールブルー C19H10Br4O5S 〔K8844、特級〕 [115―39―9]

R0103200

ブロモフェノールブルー試液 ブロモフェノールブルー0.1gを量り、50vol%エタノール100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0103300

ブロモフェノールブルー試液、クエン酸用 (クエン酸用ブロモフェノールブルー試液) ブロモフェノールブルー試液に等容量のエタノール(95)を加え、水酸化ナトリウム試液(0.01mol/L)を加えてpH7.0とする。

R0103400

ブロモフェノールブルー・水酸化ナトリウム試液 ブロモフェノールブルー0.1gを量り、水酸化ナトリウム試液(0.05mol/L)3mLを加え、よく振り混ぜて溶かし、水を加えて25mLとする。

R0103500

L―プロリンp―ニトロアニリドトリフルオロ酢酸塩 C11H13N3O3・C2HF3O2 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0103600

分岐デキストリン 本品は、デンプン加水分解物より低分子成分を除去することにより得られた高分子のデキストリンである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0103650

粉末モリブデン Mo [7439―98―7]

本品は、黒灰色の粉末である。

含量 97.0%以上

定量法 本品約0.2gを精密に量り、ビーカーに入れ、王水(1→2)10mLを加え、時計皿で蓋をし、泡が消えるまで放置する。溶液がほぼ無色になるまで加熱し、放冷後、200mLのメスフラスコに移し、水を加えて200mLとする。この液20mLを正確に量り、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液40mL及び塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(1→10)10mLを加え、アンモニア水(28)(2→5)を用いてpH2に調整し、10分間煮沸する。放冷後、0.01mol/L硝酸ビスマス溶液で滴定する(指示薬 キシレノールオレンジ試液3滴)。終点は、液の黄色が黄赤色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=0.9596mg Mo

R0103700

ヘキサクロロベンゼン C6Cl6 [118―74―1]

本品は、ヘキサクロロベンゼン98%以上を含む。

融点 226℃

R0103800

ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物 K4[Fe(CN)6]・3H2O 〔ヘキサシアニド鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物、K8802、特級〕 [14459―95―1]

R0103900

ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸ナトリウム十水和物 Na4[Fe(CN)6]・10H2O [14434―22―1]

本品は、わずかに薄い黄~黄色の結晶又は結晶性の粉末である。

含量 95.0%以上

溶状 微濁(1g、20mL)

定量法 本品1gを量り、硫酸(1→21)210mLを加えて溶かし、0.02mol/L過マンガン酸カリウムで滴定する。終点は、液の淡赤色が15秒間残るときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=48.41mg Na4[Fe(CN)6]・10H2O

R0104000

ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム K3[Fe(CN)6] 〔ヘキサシアニド鉄(Ⅲ)酸カリウム、K8801、特級〕 [13746―66―2]

R0104100

ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム試液(0.05mol/L) ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム16.5g及び炭酸ナトリウム22gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0104200

ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム試液(0.025mol/L) ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム1.65g及び炭酸ナトリウム2.12gを量り、水を加えて溶かし、200mLとする。暗所に2~3日間放置した後、使用する。

R0104300

ヘキサデカン、紫外吸収スペクトル測定用 (紫外吸収スペクトル測定用ヘキサデカン) CH3(CH2)14CH3 [544―76―3]

本品1mLに紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンを加えて正確に25mLとし、検液とする。紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンを対照として光路長5cmのセルで検液の吸光度を測定するとき、波長280~400nmにおいて0.00以下(吸光度/cm光路長)である。必要な場合には、液体クロマトグラフィー用シリカゲルを充填したカラムを通すか又は蒸留によって精製する。

R0104400

ヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム Na3[Co(NO2)6] [13600―98―1]

本品は、黄褐色の粉末であり、水に極めて溶けやすい。

鋭敏度 本品1.0gに水20mLを加え、検液とする。検液4mLを量り、カリウム標準液1mLを加え、水を加えて10mLにする。さらに、エタノール(95)10mLを加えて振り混ぜた後、15℃以下で30分間放置するとき、液に濁りが生じる。

R0104500

ヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム試液 ヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム30gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。用時調製する。

R0104600

1―ヘキサノール CH3(CH2)5OH [111―27―3]

本品は、無色透明の液体である。

沸点 157℃

R0104700

ヘキサヒドロキソアンチモン(Ⅴ)酸カリウム K[Sb(OH)6] [12208―13―8]

本品は、白色の粒又は結晶性の粉末であり、水にやや溶けにくい。

鋭敏度 本品1.0gに水を加えて100mLとしたものを、水浴中で加熱して溶かし、検液とする。検液20mLを量り、20℃に保ちながら塩化ナトリウム溶液(1→10)0.2mLを加え、10分間放置するとき、結晶が生じる。

R0104800

ヘキサヒドロキソアンチモン(Ⅴ)酸カリウム試液 ヘキサヒドロキソアンチモン(Ⅴ)酸カリウム2gを量り、水100mLを加え、約5分間煮沸した後、速やかに冷却し、水酸化カリウム溶液(3→20)10mLを加え、24時間放置した後、ろ過する。

R0104900

1,1,1,3,3,3―ヘキサメチルジシラザン (CH3)3SiNHSi(CH3)3 [999―97―3]

本品は、無~ほとんど無色の液体である。密栓し、遮光して保存する。

含量 95.0%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3370cm-1、2940cm-1、1700cm-1、1450cm-1、1370cm-1、1240cm-1、1170cm-1、1080cm-1、1030cm-1及び890cm-1付近に主な吸収を認める。

密度 0.772~0.776g/mL(20℃)

定量法 本品1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。1,1,1,3,3,3―ヘキサメチルジシラザンのピーク面積と総ピーク面積から、1,1,1,3,3,3―ヘキサメチルジシラザンの純度を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを5.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、毎分10℃で200℃まで昇温し、200℃を5分間保持する。

注入口温度 200℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 3.0mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:45

測定時間 20分

R0105000

ヘキサメチレンテトラミン C6H12N4 〔K8847、特級〕 [100―97―0]

R0105100

ヘキサン C6H14 〔K8848、特級〕 [110―54―3]

R0105200

ヘキサン(HPLC用) C6H14 〔K8848〕 [110―54―3]

本品は、無色澄明で、揮発性の液体である。

本品につき、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2960cm-1、1470cm-1、1380cm-1及び730cm-1付近に吸収を認める。

密度 0.658~0.662g/mL(比重測定法、第4法、20℃)

水分 0.01%以下(20g、容量滴定法、直接滴定)

吸光度 本品を水を対照として、それぞれの波長における吸光度を測定するとき、210nm:0.25以下、230nm:0.04以下及び240nm:0.02以下である。

R0105300

ヘキサン(残留農薬・PCB試験用) C6H14 〔K8825〕 [110―54―3]

R0105400

ヘキサン、紫外吸収スペクトル測定用 (紫外吸収スペクトル測定用ヘキサン) 水を対照として本品の吸光度を測定するとき、220nm:0.10以下及び260nm:0.02以下である。また、260~350nmで特異な吸収を認めない。

R0105500

ペクチン(かんきつ類由来) 本品は、かんきつ類由来のペクチンである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0105600

ペクチン(リンゴ由来) 本品は、リンゴ由来のペクチンである。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0105700

ペクチン酸(かんきつ類由来) (C6H8O6)n

本品は、かんきつ類由来のペクチン酸である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0105800

ペクチン酸リアーゼ [9015―75―2]

Aspergillus sp. から得たもので、酵素安定剤としてグリセリンを添加した水溶液製品である。本品の1単位は、ポリガラクツロン酸を基質として、pH8.0、40℃において1分間に非還元末端に4―デオキシ―α―D―ガラクタ―4―エンウロン酸残基をもつウロン酸重合体を1μmol脱離する酵素量とする。

R0105900

ペクチン酸リアーゼ溶液、ペクチン測定用 (ペクチン測定用ペクチン酸リアーゼ溶液) ペクチン酸リアーゼ1400単位をペクチン測定用トリス緩衝液(pH7.0)に溶かし、100mLとする。

R0106200

ヘスペリジン C28H34O15 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0106300

ベタイン、定量用 (定量用ベタイン) C5H11NO2・H2O [590―47―6]

本品は、吸湿性と潮解性がある白色の結晶で、わずかににおいがあり、甘味とわずかな苦味がある。

確認試験 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを「ベタイン」の参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験 類縁物質 本品を乾燥し、その約1gを量り、水に溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの2倍までとする。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 70℃

移動相 水

流量 ベタインの保持時間が約9分になるように調整する。

乾燥減量 12.0~14.6%(105℃、減圧、3時間)

R0106400

ヘプタン C7H16 〔K9701、特級〕 [142―82―5]

R0106500

1―ヘプタンスルホン酸ナトリウム C7H15NaO3S [22767―50―6]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

含量 98.0%以上

純度試験 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

乾燥減量 3.0%以下(1g、105℃、3時間)

定量法 乾燥した本品約0.4gを精密に量り、水50mLに溶かし、この液を、カラムクロマトグラフィー用強酸性イオン交換樹脂(425~600μm、H型)10mLを内径9mm、高さ160mmのクロマトグラフ管に充填したクロマトグラフ柱に入れ、1分間に約4mLの速度で流す。次に、クロマトグラフ柱を水150mLを用いて1分間に約4mLの速度で洗う。洗液を先の流出液に合わせ、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液10滴)。終点は、液の色が黄色から青色に変わるときとする。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=20.23mg C7H15NaO3S

R0156400

ベヘニン酸メチル ドコサン酸メチルを見よ。

R0106600

ヘモグロビン(ウシ由来) ウシ由来ヘモグロビンで、酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0106700

ヘリウム He [7440―59―7]

含量 99.995vol%以上のものを用いる。

R0106800

ペルオキシダーゼ [9003―99―0]

本品は、西洋ワサビから得たもので、赤褐色の粉末である。本品の1単位は、過酸化水素を基質として、pH7.0、25℃において1分間に1μmolの水を生成する酵素量とする。

R0106850

ペルオキソ二硫酸アンモニウム(NH4)2S2O8 〔K8252、特級〕 [7727―54―0]

R0106900

ベンジルアルコール C6H5CH2OH [100―51―6]

本品は、無色透明な液体で、特異なにおいがある。ジエチルエーテルに極めて溶けやすく、水にやや溶けやすい。

含量 99.0%以上

定量法 本品0.5μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ベンジルアルコールのピーク面積と総ピーク面積から、ベンジルアルコールの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 130℃

注入口温度 180℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 30分

R0107000

ベンジルオキシカルボニル―L―グルタミニルグリシン C15H19N3O6 酵素活性試験法に適するものを用いる。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 180~188℃

乾燥減量 0.5%以下(0.5g、減圧、乾燥剤 酸化リン(Ⅴ)、室温、16時間)

R0107100

5―ベンジル―3,6―ジオキソ―2―ピペラジン酢酸 C13H14N2O4 [5262―10―2]

本品は、白~灰色の結晶性の粉末であり、酸性の水に溶けにくいが、中性~アルカリ性の水に溶けやすく、ジメチルスルホキシドに溶ける。

融点 242~246℃

純度試験 他のアミノ又はイミノ化合物 本品の溶液(1→1000)を検液とし、検液10μLにつき、対照液を用いず、クロロホルム/メタノール/水/酢酸混液(32:15:3:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行う。展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、30分間風乾する。これを、あらかじめサラシ粉約3gを入れ、塩酸1mLを静かに加えて塩素ガスを発生させ、30秒間密閉して充満させたビーカーの中に入れ、密閉して20分間放置する。薄層板を取り出し、10分間放置し、エタノール(95)を噴霧して風乾した後、ヨウ化カリウム・デンプン試液を噴霧して自然光下で観察するとき、一つのスポット以外にスポットを認めない。ただし、薄層板は、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用い、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

R0107200

ベンゼン C6H6 〔K8858、特級〕 [71―43―2]

R0107300

1,2―ベンゼンジオール C6H4(OH)2 [120―80―9]

本品は、白~黄褐色の結晶である。

含量 99.0%以上

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、1639cm-1、1451cm-1、1270cm-1、1231cm-1、1173cm-1、1049cm-1、848cm-1及び662cm-1付近に吸収を認める。

凝固点 23~26℃

定量法 本品1gを量り、エタノール(99.5)で溶かして10mLとし、検液とする。検液1μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液の1,2―ベンゼンジオールのピーク面積と総ピーク面積(エタノール(99.5)の面積は除く。)から、1,2―ベンゼンジオールの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ約30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 200℃で注入し、毎分10℃で250℃まで昇温し、250℃を15分間保持する。

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.0mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:140

測定時間 20分

R0107400

α―N―ベンゾイル―L―アルギニンエチルエステル塩酸塩 C15H22N4O3・HCl [2645―08―1]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

融点 128~133℃

純度試験 本品0.10gに水を加えて溶かして正確に10mLとし、検液とする。検液10μLにつき、対照液を用いず、1―ブタノール/酢酸/水混液(4:1:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、30秒間ヨウ素蒸気中に放置するとき、一つのスポット以外にスポットを認めない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

R0157800

ベンゾニトリル C7H5N [100―47―0]

本品は、無色澄明の液体である。

純度試験 類縁物質 本品40mgをアセトン25mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、アセトンを加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ1.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 160℃から毎分5℃で210℃まで昇温し、210℃を7分間保持する。

注入口温度 220℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 ベンゾニトリルのピークが4~5分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

R0157850

ベンゾ[a]ピレン C20H12 [50―32―8]

本品は、淡黄~黄緑色の粉末である。

融点 176~180℃

純度試験

(1) 溶状 澄明(0.010g、アセトン10mL)

(2) 類縁物質

本品5mgをアセトニトリル100mLに溶かし、検液とする。この液3mLを正確に量り、アセトニトリルを加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の約2倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相 アセトニトリル/水混液(4:1)

R0107500

ペンタエリトリトール C5H12O4 [115―77―5]

含量 47~51%

性状 本品は、白色の結晶、結晶性の粉末又は粒である。

定量法 本品約0.4gを精密に量り、ピリジン/無水酢酸混液(9:1)20mLを加え、水浴中で1時間加熱する。冷後、水1mLを加える。この液を水浴中で10分間加熱する。冷後、エタノール(95)5mLを加え、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行い、補正する。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液=0.017007g C(CH2OH)4

R0107600

ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム二水和物 Na2[Fe(CN)5NO]・2H2O 〔K8722、特級〕 [13755―38―9]

R0107700

ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム試液 ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム二水和物1.0gを量り、水を加えて溶かし、20mLとする。用時調製する。

R0154900

3―ペンタノン C5H10O [96―22―0]

本品は、無~淡黄色の液体である。

含量 本品は、3―ペンタノン(C5H10O)98.0%以上を含む。

屈折率 画像189 (4KB)別ウィンドウが開きます

水分 0.2%以下(5g、容量滴定法、直接滴定)

ただし、水分測定用メタノールの代わりにケトン類の水分測定に適する溶剤を用いる。

定量法 本品0.2μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用5%フェニル95%メチルポリシロキサンを5.0μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 70℃で10分間保持した後、毎分20℃で250℃まで昇温し、250℃で6分間保持する。

注入口温度 250℃

検出器温度 260℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.5mL/分の一定流量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:300

R0107800

ホウ酸 H3BO3 〔ほう酸、K8863、特級〕 [10043―35―3]

R0107900

ホウ酸緩衝液(0.02mol/L)

第1液:ホウ酸1.24gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:四ホウ酸ナトリウム十水和物7.63gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0108000

ホウ酸・水酸化ナトリウム緩衝液 ホウ酸12.36g及び水酸化ナトリウム4.00gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0108100

ホウ酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L) ホウ酸12.4gを量り、水を加えて溶かした後、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0108200

ホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.1mol/L) 四ホウ酸ナトリウム十水和物38.1gを量り、水600mLを加えて溶かし、塩酸試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0108300

ホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.01mol/L、pH8.5、ポリソルベート含有) 四ホウ酸ナトリウム十水和物3.8gを量り、水800mLを加えて溶かし、ポリソルベート80 50μLを加え、塩酸試液(0.5mol/L)でpH8.5に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0108400

L―α―ホスファチジルイノシトールナトリウム塩 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0108700

ホスフィン酸 H3PO2 [6303―21―5]

本品は、無~ごく淡黄色の粘性のある液体で、密度は約1.13g/mLである。

含量 30.0~32.0%

定量法 本品約1.0gを精密に量り、水を加えて正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、300mLの共通すり合わせヨウ素フラスコに入れ、0.05mol/L臭素溶液40mLを正確に加え、水100mL及び硫酸(1→6)10mLを加え、穏やかに振り混ぜた後、3時間暗所に放置し、ヨウ化カリウム溶液(1→10)20mLを加え、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。終点間際で液の色が薄い黄色になったときに、指示薬としてデンプン試液3mLを加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液=1.6499mg H3PO2

R0108500

ホスホグルコムターゼ 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、ウサギの筋肉から得られたものである。本品の1単位は、α―D―グルコース―1―リン酸を基質として、pH7.4、30℃において、1分間に1μmolのα―D―グルコース―6―リン酸に変換する酵素量とする。

本品は、1mL当たり2.0~15.0mgのたん白質を含み、たん白質1mg当たり100単位以上の活性を有する。

本品は、0.01w/v%エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物及び3.2mol/L硫酸アンモニウムを含む。

R0108600

ホスホリパーゼ活性試験用緩衝液 以下のうち、いずれかを使用する。

(1) pH5.5のトリス・マレイン酸緩衝液

(2) 酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.4mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)

R0108830

没食子酸エチル、定量用 (定量用没食子酸エチル) C9H10O5 本品は白~微褐色の粉末である。

含量 本品を乾燥したものは、没食子酸エチル(C9H10O5=198.17)98.0%以上を含む。

確認試験 本品のエタノール(95)溶液(1→50)5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→500)1滴を加えるとき、液は、紫色を呈する。

融点 149~154℃

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

定量法 本品約3.0gを精密に量り、N,N―ジメチルホルムアミド/水混液(4:1)50mLを加えて溶かし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認は、電位差計を用いる。別に、空試験を行い補正する。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=198.17mg C9H10O5

R0108860

没食子酸一水和物、定量用 (定量用没食子酸一水和物) C7H6O5・H2O [149―91―7]

含量 98.0~103.0%

性状 本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

確認試験 本品の水溶液(1→1000)5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)3滴を加えるとき、暗青色を示す。

純度試験

(1) 溶状 微濁

本品1.0gを量り、水20mLを加え、沸騰させ、検液とする。

(2) 硫酸塩 SO4として0.02%以下

本品1.0gに加温した水45mLを加えて、かき混ぜながら氷冷した後、水で50mLとする。この液をろ過し、初めのろ液10mLを除いたろ液25mLに塩酸(2→3)0.3mL、エタノール(95)3mL及び塩化バリウム二水和物溶液(1→10)2mLを加えて30分間放置したものを検液とする。別に、硫酸イオン標準原液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。標準液10mLに塩酸(2→3)0.3mL、水15mL、エタノール(95)3mL及び塩化バリウム二水和物溶液(1→10)2mLを加えて30分間放置したものを比較液とする。検液に生じる白濁は、比較液に生じるものより濃くない。

(3) タンニン酸 本品1.0gに水20mLを加えてよく振り混ぜた後、ろ過する。ろ液5mLにゼラチン試液3滴を加えるとき、濁りを生じない。

乾燥減量 8.0~11.0%(1g、105℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下(1g)

本品1gを白金製のるつぼに量り、硫酸0.2mLを加えて徐々に加熱して炭化させた後、ガスバーナーで強く加熱して灰化後、残分を量る。

定量法 本品約0.3gを精密に量り、エタノール(中和)50mL及び水50mLを加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=18.813mg C6H2(OH)3COOH・H2O

R0108900

ポリエチレングリコール600 [25322―68―3]

本品は、平均分子量560~640のポリエチレングリコールである。

性状 本品は、無~微黄色の澄明な液体又は白色の塊である。

確認試験 本品50mgを10%塩酸試液5mLに溶かし、塩化バリウム二水和物溶液(3→25)1mLを加えて振り混ぜ、必要な場合にはろ過し、ろ液にリンモリブデン酸n水和物溶液(1→10)1mLを加えるとき、黄緑色の沈殿を生じる。

pH 4.0~7.0(5g、水100mL、25℃)

粘度 100~150mPa・s(25℃)

本品200mLにつき、回転粘度計により測定する。

凝固点 15~25℃

純度試験 酸 CH3COOHとして0.1%以下

本品10gを水(二酸化炭素除去)50mLに溶かし、この液にフェノールフタレイン試液3滴を加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。ただし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mLは、CH3COOHとして6.005mgに相当する。

水分 0.3%以下(2g、容量滴定法、直接滴定)

平均分子量 560~640 フタル酸無水物42gを量り、新たに蒸留したピリジン300mLを正確に入れた1Lの遮光した共栓瓶に加え、強く振り混ぜて溶かした後、16時間以上放置する。この液25mLを正確に量り、約200mLの耐圧共栓瓶に入れ、これに本品約2.4gを精密に量って加え、密栓し、これを丈夫な布で包み、あらかじめ98±2℃に加熱した水浴中に入れる。この際、瓶の中の液が水浴の液の中に浸るようにする。98±2℃で30分間保った後、水浴から瓶を取り出し、室温になるまで空気中で放冷する。次に、0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液50mLを正確に加え、更にフェノールフタレイン・ピリジン溶液(1→100)5滴を加え、この液につき、0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。ただし、滴定の終点は、液が15秒間持続する淡赤色を呈するときとする。別に空試験を行う。

平均分子量=試料の量(g)×4000/(a-b)

ただし、

a:空試験における0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:試料の試験における0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0109000

ポリエチレングリコール8000 H(OCH2CH2)nOH 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0109100

ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル (C2H4O)nC14H22O 4―(1,1,3,3―テトラメチルブチル)フェニル―ポリエチレングリコール 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0109200

ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル試液 ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル10gを量り、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.2mol/L)に溶かし、100mLとする。

R0109300

ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル [9002―92―0]

本品は、白~帯黄白色の塊で、融解したものはエタノールに溶けやすい。酵素活性試験に用いる場合は、酵素活性試験法に適するものを用いる。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数1466cm-1、1346cm-1、1281cm-1、1245cm-1、1115cm-1、949cm-1及び845cm-1付近に吸収を認める。

水酸基価 40~60(油脂類試験法)

純度試験 酸価 5.0以下(油脂類試験法)

水分 4.0%以下(0.5g、容量滴定法、直接滴定)

R0152920

30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液 加温して融解したポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル3gを量り、水を加えて10mLとする。

R0152940

9w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液 30w/v%ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル試液3gを量り、水を加えて10mLとする。

R0109400

ポリガラクツロン酸ナトリウム塩 かんきつ類由来で、酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0109500

ポリソルベート20 [9005―64―5]

本品は、主としてモノラウリン酸ソルビタンに酸化エチレンを付加重合して得られた、微黄~黄色の液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.5gに水10mL及び水酸化ナトリウム試液(1mol/L)10mLを加え、5分間煮沸した後、10%塩酸試液を加えて酸性にするとき、油分を分離する。

(2) 本品5gを量り、油脂類試験法に準じてけん化した後、エタノールを十分に留去する。これに水50mLを加えて溶かした後、塩酸酸性(メチルオレンジ)とし、ジエチルエーテル30mLで2回抽出する。ジエチルエーテル層を合わせ、水20mLずつで洗液が中性となるまで洗った後、水浴上でジエチルエーテルを留去し、残留物の酸価を測定するとき275~285である。ただし、けん化には、3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液50mLを用いる。

酸価 4.0以下

けん化価 43~55(油脂類試験法)

乾燥減量 3.0%以下(5g、105℃、1時間)

強熱残分 本品約3gを精密に量り、初めは弱く加熱し、徐々に赤熱(800~1200℃)して完全に灰化する。炭化物が残るときは、熱湯を加えて浸出し、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、残留物をろ紙とともに赤熱する。これにろ液を加えた後、蒸発乾固し、炭化物がなくなるまで注意しながら赤熱する。なお、炭化物が残るときは、エタノール(95)15mLを加え、ガラス棒で炭化物を砕き、エタノールを燃焼させ、更に注意しながら赤熱する。これをデシケーター(シリカゲル)中で放冷した後、質量を精密に量るとき、残分は1.0%以下である。

R0109600

50%ポリソルベート20試液 ポリソルベート20と水を1:1の重量比で混合し、121℃で15分間高圧蒸気滅菌する。

R0109700

ポリソルベート80 [9005―65―6] 日本薬局方ポリソルベート80を用いる。

R0109900

ポリビニルアルコールⅠ (―CH2CHOH―) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

性状 本品は、無~白色若しくは微黄色の粒又は粉末であり、においはないか又はわずかに酢酸臭がある。エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品に水を加えて加熱するとき、澄明な粘性の液となる。本品は、吸湿性である。

粘度 25.0~31.0mm2/s

本品を乾燥し、その4.00gを量り、水95mLを加え、30分間放置した後、還流冷却器を付け水浴上で2時間かき混ぜながら加熱して溶かす。冷後、水を加えて100.0gとし、混和する。静置して泡を除き、20℃で粘度測定法第1法によって試験を行う。

pH 5.0~8.0(1.0g、水25mL)

けん化度 98.0~99.0mol%

本品を乾燥し、その約3.0gを精密に量り、共栓三角フラスコに入れ、水100mLを加え、水浴上で加熱して溶かす。冷後、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液25mLを加え、密栓して2時間放置する。次に、硫酸試液(0.05mol/L)30mLを加えてよく振り混ぜた後、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行い、補正する。ただし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量が25mL以上の場合には、試料約2.0gをとる。

ただし、

a:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:空試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

f:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

M:試料のひょう取量(g)

純度試験 溶状 本品1.0gを水20mLに加え、よくかき混ぜて分散させた後、60~80℃で2時間加温し、冷却するとき、液は、無色澄明である。

R0110000

ポリビニルアルコールⅡ (―CH2CHOH―) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

性状 本品は、無~白色若しくは微黄色の粒又は粉末であり、においはないか又はわずかに酢酸臭がある。エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品に水を加えて加温するとき、澄明な粘性の液となる。本品は、吸湿性である。

粘度 4.6~5.4mm2/s

本品を乾燥し、その4.00gを量り、水95mLを加え、30分間放置した後、60~80℃で2時間かき混ぜて溶かす。冷後、水を加えて100.0gとし、混和する。静置して泡を除き、20℃で粘度測定法第1法によって試験を行う。

pH 5.0~8.0(1.0g、水25mL)

けん化度 86.5~89.5mol%

本品を乾燥し、その約2gを精密に量り、共栓三角フラスコに入れ、水100mLを加え、2時間かき混ぜながら加温する。冷後、0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液25mLを加え、密栓して2時間放置する。次に、硫酸試液(0.25mol/L)30mLを加えてよく振り混ぜた後、0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行い、補正する。

ただし、

a:0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:空試験における0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

f:0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

M:試料のひょう取量(g)

純度試験 溶状 本品1.0gを水20mLに加え、よくかき混ぜて分散させた後、水浴上で2時間加熱し、冷却するとき、液は、無色澄明である。

R0110100

ポリビニルアルコールⅠ試液 ポリビニルアルコールⅠ20gを量り、水800mLを加え、かき混ぜながら75~80℃で約1時間加熱して溶かす。冷後、必要な場合にはろ過し、水を加えて1000mLとする。

R0110200

ポリビニルアルコールⅠ・ポリビニルアルコールⅡ試液 ポリビニルアルコールⅠ18g及びポリビニルアルコールⅡ2gを量り、水800mLを加え、かき混ぜながら75~80℃で約1時間加熱して溶かす。冷後、必要な場合にはろ過し、水を加えて1000mLとする。

R0110300

ポリフェノールオキシダーゼ活性試験用緩衝液 以下のうち、いずれかを使用する。

① pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)

② pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)

③ pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(1mol/L)

R0110400

ε―ポリリシン塩酸塩、定量用 (定量用ε―ポリリシン塩酸塩) [26124―78―7]

本品は、白~淡黄色の粉末である。

確認試験 本品0.1gをリン酸緩衝液(pH6.8)100mLに溶かした液1mLにメチルオレンジ試液1mLを加えるとき、赤褐色の沈殿を生ずる。

純度試験 類縁物質 本品15mgを量り、移動相と同一組成の液100mLに溶かし、検液とする。検液2mLを正確に量り、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液それぞれを100μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件「ε―ポリリシン」の定量法の操作条件を準用する。

R0110500

2―ホルミル―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウム C7H5O5SNa [119557―97―0]

本品は、白~薄い褐色の粉末である。

比吸光度 画像194 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で正確に50mLとした液は、波長226~231nm、288~294nm及び335~341nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長335~341nmの吸収極大の波長における吸光度ABを測定し、次式により比吸光度を求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

C:水分(%)

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして25mLとし、検液とする。検液及び酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~30分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 285nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A リン酸・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(70:30)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を20分間行い、A:B(40:60)で10分間保持する。

流量 1.0mL/分

水分 10.0%以下(50mg、電量滴定法)

R0110600

2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウム C7H5O4SNa [1008―72―6]

本品は、白~薄い褐色の結晶、粉末又は塊である。

比吸光度 画像196 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に50mLとした液は、波長249~255nmに吸収極大がある。また、この液につき、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を対照とし、波長249~255nmの吸収極大の波長における吸光度ABを測定し、次式により比吸光度を求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

LD:乾燥減量(%)

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mL)

(2) 類縁物質 本品5mgを量り、移動相を加えて50mLとし、検液とする。検液及び移動相をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、0~25分の間に現れるピーク面積を測定する。検液中の移動相由来のピークを除いた、全ての成分のピーク面積の総和に対する主ピークの面積百分率は、95.0%以上である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 252nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 リン酸・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液/アセトニトリル(HPLC用)混液(75:25)

流量 1.0mL/分

乾燥減量 2.0%以下(50mg、135℃、6時間)

R0110650

ホルムアミド、水分測定用 (水分測定用ホルムアミド) HCONH2 〔K8873、ホルムアミド、特級〕 [75―12―7]

ただし、本品1g中の水分は1mg以下とする。

R0110700

ホルムアルデヒド液 HCHO 〔K8872、特級〕 [50―00―0]

R0110800

ホルムアルデヒド液・硫酸試液 ホルムアルデヒド液0.2mLを量り、硫酸10mLを加えて混和する。用時調製する。

R0110900

マグネシア試液 塩化マグネシウム六水和物5.5g及び塩化アンモニウム7gを量り、水65mLを加えて溶かし、アンモニア試液35mLを加え、密栓して数日間放置した後、ろ過する。液が澄明でない場合には、用時ろ過する。

R0111000

マグネシア試液(赤リン定量用) 塩化マグネシウム六水和物50gに塩化アンモニウム100g及び水800mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液3滴を加え、液が濃赤色になるまでアンモニア水(2→5)を加え、2昼夜放置する。この液をろ過し、ろ液に水を加えて1000mLとする。塩酸(1→11)を用いて、液のpHを6~7に調整する。

R0111100

マグネシウム粉末 Mg 〔K8876、特級〕 [7439―95―4]

R0111200

マッキルバイン緩衝液

第1液:クエン酸一水和物21.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム28.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0111300

マッキルバイン緩衝液(0.1mol/L)

第1液:リン酸水素二ナトリウム・12水35.8gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:クエン酸一水和物21.0gを水に溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0111400

マッキルバイン緩衝液(0.02mol/L)

第1液:クエン酸一水和物4.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム5.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0111500

マラカイトグリーンシュウ酸塩 C52H54N4O12 〔マラカイトグリーン(しゅう酸塩)、K8878、特級〕 [2437―29―8]

R0111600

D(+)―マルトース一水和物 C12H22O11・H2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0111700

マルトテトラオース C24H42O21 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0111800

マルトトリオース C18H32O16 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0111900

マルトペンタオース C30H52O26 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0112000

マレイン酸 HOOCCH:CHCOOH 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0112100

マレイン酸試液(0.05mol/L、pH5.6) マレイン酸6.7g、塩化ナトリウム2.92g及び塩化カルシウム二水和物0.29gを量り、水を加えて溶かし、pH5.6に調整した後、更に水を加えて1000mLとする。

R0112200

マレイン酸・硫酸マグネシウム・塩化コバルト試液 マレイン酸23.2gを量り、水800mLを加えて溶かし、硫酸マグネシウム七水和物4.9g及び塩化コバルト(Ⅱ)試液(0.1mol/L)10mLを加えて溶かした後、水酸化ナトリウム溶液(8→25)でpH6.9に調整し、水を加えて1000mLとする。

R0112300

D(-)―マンニトール C6H14O6 〔K8882、特級〕 [69―65―8]

R0112400

D―マンニトール、定量用 (定量用D―マンニトール) 「D―マンニトール」40gを量り、300mLのフラスコに入れ、水100mLを加え、水浴中で加温して溶かした後、40℃に冷却する。次に、この液を300mLのビーカーに移し、「D―マンニトール」20mgを加え、混和し、24時間静置する。析出した結晶を吸引ろ過し、冷水10mLで洗う。得られた再結晶品を105℃で4時間減圧乾燥する。

R0112500

水(二酸化炭素除去) 次の(1)~(4)のいずれか、又はそれらの二つ以上を組み合わせたものを用い、用時調製する。

(1) 水をフラスコに入れ、加熱し、沸騰が始まってから5分間以上その状態を保つ。加熱を止め、フラスコの口を時計皿等で軽く蓋をして少し放置して沸騰が止まった後に、ガス洗浄瓶に水酸化カリウム溶液(1→4)を入れたもの又はソーダ石灰管を連結して空気中の二酸化炭素を遮り、冷却したもの

(2) 水をフラスコに入れ、水の中に窒素を15分間以上通じたもの

(3) 二酸化炭素分離膜をもつガス分離管を用いて水から二酸化炭素を除いたもの

(4) 18MΩ・cm以上の抵抗率のある脱イオン化された水を、窒素を通じた三角フラスコに泡立てないように採取したもの。ただし、採水した後、速やかに用いる。

R0112600

水(溶存酸素除去) 次の(1)~(5)のいずれか、又はそれらの二つ以上を組み合わせたものを用い、用時調製する。

(1) 水をフラスコに入れ、加熱し、沸騰が始まってから5分間以上その状態を保つ。加熱を止め、フラスコの口を時計皿等で軽く蓋をして少し放置して沸騰が止まった後に、ガス洗浄瓶にピロガロール・水酸化ナトリウム試液を入れたものを連結する等して空気中の酸素を遮り、冷却したもの

(2) 水をフラスコに入れ、水の中に窒素を15分間以上通じたもの

(3) 酸素分離膜をもつガス分離管を用いて水から溶存酸素を除いたもの

(4) 水を超音波振動装置で十分に脱気を行ったもの

(5) 18MΩ・cm以上の抵抗率のある脱イオン化された水を、窒素を通じた三角フラスコに泡立てないように採取したもの。ただし、採水した後、速やかに用いる。

R0112700

ミリシトリン、定量用 (定量用ミリシトリン) C21H20O12 [17912―87―7]

本品は、淡灰黄~淡黄色の粉末であり、ほとんどにおいがない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1660cm-1、1605cm-1、1345cm-1、1200cm-1及び970cm-1付近に吸収を認める。

比吸光度 画像198 (10KB)別ウィンドウが開きます

減圧デシケーター中で24時間乾燥した本品約50mgを精密に量り、メタノールに溶かして正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に100mLとし、紫外可視吸光度測定法により吸光度を測定する。

純度試験 類縁物質 本品50mgをメタノール25mLに溶かす。この液5mLを正確に量り、水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に検液1mLを正確に量り、メタノール5mLを加えた後、水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件「ヤマモモ抽出物」の定量法の操作条件を準用する。

R0156600

ミリスチン酸メチル テトラデカン酸メチルを見よ。

R0112800

無水酢酸 (CH3CO)2O 〔K8886、特級〕 [108―24―7]

R0112900

無水酢酸・ピリジン試液 無水酢酸25gを量り、ピリジン(無水)を加えて100mLとする。用時調製する。

R0113000

ムタロターゼ [9031―76―9]

本品は、ブタの腎臓から得られたもので、白色の50%グリセリン懸濁液である。本品の1単位は、α―D―グルコースを基質として、pH7.2、25℃において1分間に1μmolのβ―D―グルコースを生成する酵素量とする。

R0113100

ムレキシド C8H8N6O6 [3051―09―0]

本品は、赤紫色の粉末であり、水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。

吸光度 本品10mgを量り、水を加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液につき、水を対照とし、紫外可視吸光度測定法により試験を行うとき、波長522nm付近に吸収極大があり、その吸光度は0.35以上である。

乾燥減量 2.0%以下(105℃、恒量)

R0113200

ムレキシド・塩化ナトリウム指示薬 ムレキシド0.1gと塩化ナトリウム10gを混ぜ、均質になるまですり潰して調製する。遮光して保存する。

R0113300

メタノール CH3OH 〔K8891、特級〕 [67―56―1]

R0113400

メタノール(HPLC用) 本品は、無色澄明で揮発性の液体である。

本品につき、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2950cm-1、2830cm-1、1450cm-1、1030cm-1及び660cm-1付近に吸収を認める。

密度 0.789~0.792g/mL(比重測定法、第4法、20℃)

水分 0.05%以下(10g、電量滴定法)

吸光度 本品を水を対照とし、吸収セル10mmを用い、それぞれの波長における吸光度を測定するとき、210nm:0.60以下、230nm:0.15以下、240nm:0.06以下及び260~400nm:0.01以下である。

R0113500

メタノール、水分測定用 (水分測定用メタノール) メタノール1000mLに乾燥用合成ゼオライト30gを加えて密栓し、時々穏やかに振り混ぜ、約8時間放置し、更に約16時間静置後、澄明なメタノールを分取する。湿気を避けて保存する。本品1mL中の水分は、0.1mg以下とする。水分測定用試液に含まれる成分(二酸化硫黄、ピリジン等)を含むものを用いてもよい。

R0113600

5%メタノール含有1,2―ジメトキシエタン試液 メタノール5mLを量り、1,2―ジメトキシエタンを加えて100mLとする。冷蔵保存するとき、少なくとも3か月間は安定である。

R0113700

メタリン酸 HPO3 [37267―86―0]

含量 本品は、メタリン酸として32.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の塊で、潮解性がある。

確認試験 本品0.5gに水50mLを加えて溶かし、検液とする。検液10mLをアンモニア水(2→5)で中和し、硝酸銀溶液(1→50)5mLを加えるとき、白の沈殿が生じる。また、検液10mLにアルブミン試液10mLを加えるとき、白のにかわ状の沈殿が生じる。

純度試験 過マンガン酸還元性物質 共通すり合わせ平底試験管に、本品2.0gを量り、水10mL、硫酸(1→16)5mL及び0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液0.1mLを加え、振り混ぜ、熱板上又は水浴上で5分間加熱し、検液とする。白の背景を用いて、検液から得られた液を共通すり合わせ平底試験管の上方又は側方から観察すると、液が赤色を保つ(H3PO3として約0.02%以下)。

定量法 本品約6gを精密に量り、水75mLを加えて溶かし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=79.98mg HPO3

R0113800

メタンスルホン酸 CH4O3S [75―75―2]

本品は、無~薄い黄褐色の澄明な液体である。

含量 本品は、メタンスルホン酸98.0%以上を含む。

定量法 本品約2gを精密に量り、水40mLに混和し、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液2滴)。別に空試験を行い、補正する。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=96.11mg CH4O3S

R0113900

2―メチルアミノピリジン C6H8N2 [4597―87―9]

本品は、淡黄色の液体である。

沸点 200~202℃

水分 本品1g中の水分は、1mg以下である。

R0114000

2―メチルアミノピリジン、水分測定用 (水分測定用2―メチルアミノピリジン) 2―メチルアミノピリジンをそのまま湿気を遮って蒸留し、湿気を避けて保存する。本品1mL中の水分は、1mg以下とする。

R0114030

4―(メチルアミノ)フェノール―硫酸(2/1) C7H9NO・1/2H2SO4 [55―55―0]

本品は、白~わずかに薄い黄色又はごく薄い灰色の結晶又は結晶性の粉末である。

融点 約260℃(分解)

R0114100

メチルイエロー試液 メチルエロー0.10gを量り、エタノール(95)200mLに溶かす。

R0114200

2―メチルイミダゾール C4H6N2 [693―98―1]

本品は、白~淡黄色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがある。水、エタノール(95)、酢酸エチル及びアセトンに溶け、吸湿性がある。

含量 本品は、2―メチルイミダゾール(C4H6N2)98%以上を含む。

沸点 267~268℃

融点 142~145℃

定量法 本品約0.2gを精密に量り、非水滴定用酢酸50mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用いる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.211mg C4H6N2

R0114300

4―メチルイミダゾール C4H6N2 [822―36―6]

本品は、淡黄色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがある。水、エタノール(95)、アセトン又はクロロホルムに溶けやすく、吸湿性がある。

含量 本品は、4―メチルイミダゾール(C4H6N2)97%以上を含む。

沸点 262~264℃

融点 46~48℃

定量法 本品約0.2gを精密に量り、非水滴定用酢酸50mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用いる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.211mg C4H6N2

R0114400

メチルエロー C14H15N3 〔K8494、特級〕 [60―11―7]

R0114500

メチルオレンジ C14H14N3NaO3S 〔K8893、特級〕 [547―58―0]

R0114600

メチルオレンジ・インジゴカルミン試液 メチルオレンジ0.1g及びインジゴカルミン0.25gを量り、水を加えて100mLとする。遮光して保存し、調製後、15日以内に使用する。

R0114700

メチルオレンジ・キシレンシアノールFF試液 メチルオレンジ1g及びキシレンシアノールFF1.4gを量り、50vol%エタノール500mLを加えて溶かす。

R0114800

メチルオレンジ試液 メチルオレンジ0.1gを量り、水100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0114900

α―メチル―D(+)―グルコシド C7H14O6 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0115000

3―メチル―1―フェニル―5―ピラゾロン C10H10N2O 〔K9548、特級〕 [89―25―8]

R0115100

3―メチル―1―ブタノール (CH3)2CHCH2CH2OH 〔K8051、特級〕 [123―51―3]

R0115200

2―メチル―1―プロパノール (CH3)2CHCH2OH 〔K8811、特級〕 [78―83―1]

R0115300

2―メチル―2―プロパノール (CH3)3COH [75―65―0]

本品は、白色の塊である。融解すると無色透明な液体で、特異なにおいがある。水及びジエチルエーテルに極めて溶けやすい。

含量 99.0%以上

定量法 本品0.5μLを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。2―メチル―2―プロパノールのピーク面積及び総ピーク面積から、2―メチル―2―プロパノールの含量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃

注入口温度 130℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 1.33mL/分

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

測定時間 30分

R0115400

4―メチル―2―ペンタノン CH3COCH2CH(CH3)2 〔K8903、特級〕 [108―10―1]

R0115500

メチルレッド C15H15N3O2 〔K8896、特級〕 [493―52―7]

R0115600

メチルレッド試液 メチルレッド0.1gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0115700

メチルレッド・メチレンブルー混合試液 メチルレッド試液及びメチレンブルー試液の等容量を混和する。

R0115800

メチレンブルー C16H18N3S・Cl・3H2O 〔K8897、特級〕 [7220―79―3]

R0115900

メチレンブルー試液 メチレンブルー0.1gを量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。

R0116000

0.001w/v%メチレンブルー試液 メチレンブルー試液1mLを量り、水を加えて100mLとする。

R0116100

2―メトキシエタノール CH3OCH2CH2OH 〔K8895、特級〕 [109―86―4]

R0116200

1―メトキシ―2―プロパノール C5H12O2 [107―98―2]

本品は、無色澄明の液体である。

屈折率 画像201 (4KB)別ウィンドウが開きます

水分 0.5%以下(0.1g、電量滴定法)

R0116300

4―メトキシベンズアルデヒド C8H8O2 [123―11―5]

本品は、無~淡黄色の澄明な液体であり、エタノール(95)又はジエチルエーテルと混和し、水にはほとんど溶けない。

含量 97.0%以上

定量法 本品約0.8gを精密に量り、ヒドロキシルアミン試液75mLを正確に加え、よく振り混ぜて、30分間放置した後、0.5mol/L塩酸で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液3滴)。ただし、滴定の終点は、液の青色が緑色を経て黄緑色に変わるときとする。別に空試験を行う。

0.5mol/L塩酸1mL=68.08mg C8H8O2

R0116400

0.5%4―メトキシベンズアルデヒド・酢酸エチル試液 4―メトキシベンズアルデヒド0.5mLと酢酸エチル99.5mLを混合して調製する。

R0116500

4―メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液 エタノール(95)9mLを量り、4―メトキシベンズアルデヒド0.5mL及び硫酸0.5mLを加え、よく混和する。

R0116600

2―メトキシ―5―メチルアニリン C8H11NO [120―71―8]

本品は、白~灰色の結晶性の粉末であり、水に溶けにくく、メタノール及びエタノール(95)に溶ける。

確認試験

(1) 本品をメタノール/酢酸アンモニウム試液(0.01mol/L)混液(1:1)を加えて溶解した液は、波長290nm付近に吸収極大がある。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3410cm-1、2950cm-1、1630cm-1、1520cm-1、1230cm-1、1030cm-1及び780cm-1付近に吸収を認める。

融点 47~54℃

R0116700

メナキノン―4、定量用 (定量用メナキノン―4) C31H40O2 [863―61―6]

本品は、黄色の粉末又は結晶性の粉末である。

融点 36.0~38.0℃

純度試験

(1) 溶状 黄色、澄明(0.10g、ヘキサン1mL)

(2) 類縁物質 本操作は直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。本品0.1gを量り、2―プロパノール50mLに溶かし、更にエタノール(99.5)を加えて正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、エタノール(99.5)を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、2―プロパノール4mLを正確に加え、検液とする。検液2mLを正確に量り、2―プロパノール/エタノール(95)混液(2:1)を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件「メナキノン(抽出物)」の定量法の操作条件を準用する。

R0116800

メリビオース C12H22O11 6―O―α―D―ガラクトピラノシル―D―グルコース

酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0116900

2―メルカプトエタノール HSCH2CH2OH [60―24―2]

本品は、無色澄明の液体である。

R0117000

モグロシドⅤ C60H102O29 [88901―36―4]

本品は、白~淡黄色の粉末であり、味は甘い。

R0117100

モノグルコシルヘスペリジン、定量用 (定量用モノグルコシルヘスペリジン) C34H44O20

本品は、淡黄~黄褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品5mgを水10mLに溶かし、0.2w/v%塩化鉄(Ⅲ)試液1~2滴を加えるとき、液は褐色を呈する。

(2) 本品10mgを水500mLに溶かした液は、波長280~286nmに吸収極大がある。

乾燥減量 6.0%以下(2.7kPa以下、120℃、2時間)

純度試験 類縁物質 本品約0.1gを精密に量り、水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)に溶かして正確に200mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)に溶かして正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピーク面積の合計は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件「酵素処理ヘスペリジン」の定量法の操作条件を準用する。

R0117200

モノグルコシルルチン 本品は、黄~黄褐色の粉末である。

確認試験 本品約10mgを水/アセトニトリル/リン酸混液(80:20:0.1)に溶かして10mLとし、検液とする。別に定量用ルチン約10mgを量り、少量のメタノールに溶かした後、水/アセトニトリル/リン酸混液(80:20:0.1)を加えて10mLとし、標準液とする。検液及び標準液それぞれ10μLにつき、「酵素処理ルチン(抽出物)」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。ただし、検出器は、フォトダイオードアレイ検出器を用いる。測定波長254nmで測定するとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のルチンのピークの保持時間より早い。また、このピークの測定波長200~400nmの吸収スペクトルを標準液のルチンのピークの吸収スペクトルと比較するとき、同一波長のところに吸収の極大を認める。

純度試験 類縁物質 確認試験の検液10μLにつき、「酵素処理ルチン(抽出物)」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、65.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークの後ろから、主ピークの保持時間の2倍までとする。

R0117300

モリブデン酸アンモニウム試液 酸化モリブデン(Ⅵ)の粉末6.5gを量り、水14mL及びアンモニア水(28)14.5mLの混液を加えて溶かす。この液を冷却し、硝酸32mL及び水40mLの冷混液にかき混ぜながら徐々に加え、48時間放置した後、ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過する。本液は、長期の保存に耐えない。本液5mLを量り、リン酸水素二ナトリウム・12水溶液(1→8)2mLを加えるとき、直ちに、又はわずかに加温した後、多量の黄色沈殿を生じなければ、この液は、使用できない。遮光して保存する。沈殿が生じた場合は、上澄液を用いる。

R0117400

モリブデン酸アンモニウム・硫酸試液(フィターゼ活性試験用) 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(3→250)100mL、硫酸(3→20)100mL及びアセトン200mLを混和し、直ちに氷中で冷却する。用時調製する。

R0117500

モリブデン酸アンモニウム・硫酸鉄(Ⅱ)試液 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物10gを量り、水800mLを加えて溶かし、硫酸32mLを加え、更に水を加えて1000mLとする。別に、硫酸鉄(Ⅱ)七水和物7.32gを量り、この液を加えて溶かし、100mLとする。用時調製する。

R0117600

モリブデン(Ⅵ)酸二ナトリウム二水和物 Na2MoO4・2H2O 〔モリブデン(Ⅵ)酸二ナトリウム二水和物、K8906、特級〕 [10102―40―6]

R0117700

2―(N―モルホリノ)エタンスルホン酸n水和物 C6H13NO4S・nH2O 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0117800

3―(N―モルホリノ)プロパンスルホン酸 C7H15NO4S [1132―61―2]

本品は、白色の結晶性粉末であり、水に溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。

融点 275~280℃

R0117900

モルホリン C4H9NO [110―91―8]

本品は、塩基性の無色の液体で、アンモニアようのにおいがあり、水に溶ける。

屈折率 画像204 (4KB)別ウィンドウが開きます

R0118000

遊離脂肪酸測定用試液A 本品は、アシル―CoAシンセターゼ(微生物由来)、コエンザイムA(微生物由来)及びアデノシン5′―三リン酸二ナトリウム三水和物(微生物由来)、4―アミノアンチピリン、アスコルビン酸オキシダーゼ(カボチャ由来)及びリン酸緩衝液(pH7.0)を含む遊離脂肪酸測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0118100

遊離脂肪酸測定用試液B 本品は、アシル―CoAオキシダーゼ(微生物由来)、ペルオキシダーゼ(西洋ワサビ由来)及び3―メチル―N―エチル―N―(2―ヒドロキシエチル)―アニリンを含む遊離脂肪酸測定用試液である。酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0118200

ヨウ化亜鉛・デンプン試液 水100mLを煮沸し、これにヨウ化カリウム溶液(3→20)5mL及び塩化亜鉛溶液(1→5)10mLを加え、煮沸しながら、あらかじめデンプン5gを量り、冷水30mLを加えて均一に懸濁した液をかき混ぜながら加え、更に2分間煮沸した後、冷却する。密栓して冷所に保存する。

R0118300

ヨウ化イソプロピル、定量用 (定量用ヨウ化イソプロピル) C3H7I [75―30―9]

本品は、無色澄明の液体であり、光によりヨウ素を遊離して褐色となる。エタノール(95)、ジエチルエーテル又は石油ベンジンと混和し、水と混和しない。蒸留して89.0~89.5℃の留分を用いる。

含量 本品は、ヨウ化イソプロピル(C3H7I)98.0%以上を含む。

純度試験 本品1μLにつき、「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」の定量法に規定する操作条件に従い、ガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を自動積分法により測定し、面積百分率法によりヨウ化イソプロピルの量を求めるとき、99.8%以上である。ただし、検出感度は、本品1μLから得たヨウ化イソプロピルのピーク高さがフルスケールの約80%になるように調整する。

定量法 褐色メスフラスコにエタノール(95)10mLを入れ、その質量を精密に量り、これに本品1mLを加え再び精密に量る。次に、エタノール(95)を加えて正確に100mLとし、その20mLを褐色メスフラスコに正確に量り、0.1mol/L硝酸銀溶液50mLを正確に加え、更に硝酸2mLを加えて栓をし、2時間暗所で時々振り混ぜた後、暗所で一夜放置する。次に、2時間時々振り混ぜた後、水を加えて正確に100mLとし、乾燥ろ紙を用いてろ過する。初めのろ液20mLを除き、次のろ液50mLを正確に量り、過量の硝酸銀を0.1mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液で滴定する(指示薬 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硫酸試液2mL)。別に空試験を行う。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=17.00mg C3H7I

R0118400

ヨウ化カリウム KI 〔よう化カリウム、K8913、特級〕 [7681―11―0]

R0118500

ヨウ化カリウム試液 ヨウ化カリウム16.5gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。遮光して保存する。

R0118600

ヨウ化カリウム試液(β―アミラーゼ・インベルターゼ活性試験用) ヨウ化カリウム30gを量り、水70mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0118700

50w/v%ヨウ化カリウム試液 ヨウ化カリウム50gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。この液に水酸化ナトリウム溶液(1→2)を2滴加える。

R0118800

ヨウ化カリウム・デンプン紙 新たに調製したヨウ化カリウム・デンプン試液にろ紙を浸して清浄な室で乾燥する。共栓瓶に入れ、光及び湿気を避けて保存する。

R0118900

ヨウ化カリウム・デンプン試液 デンプン0.5gを量り、水50~60mLを加え、加熱して溶かし、ヨウ化カリウム0.5g及び水を加えて溶かし、100mLとする。

R0119000

ヨウ化水素酸 HI 〔よう化水素酸、K8917、特級〕 [10034―85―2]

R0119100

ヨウ化ナトリウム NaI [7681―82―5]

本品は、白色の結晶性の粉末で、潮解性がある。

含量 本品を乾燥したものは、ヨウ化ナトリウム(NaI)99.5%以上を含む。

確認試験 本品の水溶液(1→200)を無色炎中で熱するとき、炎の色は、黄色を呈する。

乾燥減量 0.5%以下(110℃、2時間)

定量法 乾燥した本品約0.5gを精密に量り、300mLの共栓フラスコに入れ、水25mLを加えて溶かし、5℃以下に冷却する。5℃以下に冷却した塩酸35mL及びクロロホルム5mLを加えて、よく振りながら0.05mol/Lヨウ素酸カリウム溶液で滴定する。水層のヨウ素の色が消えるまで滴定し、栓をして激しく振る。次に、1滴加えるたびに激しく振り混ぜ、クロロホルム層の紫色が完全に脱色した点を終点とする。

0.05mol/Lヨウ素酸カリウム溶液1mL=14.99mg NaI

R0119300

溶性デンプン試液 可溶性デンプン1gを量り、冷水10mLとよくすり混ぜ、これを熱湯90mLに絶えずかき混ぜながら徐々に注ぎ込み、3分間穏やかに沸騰させ、冷却する。用時調製する。

R0119400

ヨウ素 I2 〔よう素、K8920、特級〕 [7553―56―2]

R0119500

ヨウ素酸カリウム KIO3 〔よう素酸カリウム、K8922、特級〕 [7758―05―6]

R0119600

ヨウ素酸カリウム(標準物質) KIO3 〔容量分析用標準物質、よう素酸カリウム、K8005〕 [7758―05―6]

JIS K8005の容量分析用標準物質のほか、容量分析に用いることが可能な認証標準物質を使用することができる。

R0119700

ヨウ素酸カリウム試液 ヨウ素酸カリウム(標準物質)7.1gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。遮光して保存する。

R0119800

ヨウ素酸カリウム試液(0.05mol/L) ヨウ素酸カリウム1.07gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。遮光して保存する。

R0119900

ヨウ素試液 ヨウ素14gを量り、ヨウ化カリウム溶液(2→5)100mLを加えて溶かし、塩酸(1→4)1mL及び水を加えて1000mLとする。遮光して保存する。

R0120000

ヨウ素試液(2.75mmol/L) ヨウ化カリウム20.0g及びヨウ素7.0gを量り、水50mLを加えて溶かし、10%塩酸試液0.5mL及び水を加えて500mLとする。この液に水を加えて20倍容量に薄める。

R0120100

ヨウ素試液(0.005mol/L) 0.05mol/Lヨウ素溶液に水を加えて10倍容量に薄める。

R0120200

ヨウ素試液(イソアミラーゼ活性試験用) ヨウ化カリウム8.30g及びヨウ素0.635gを量り、水を加えて溶かし、100mLとした液と塩酸(1→120)を容量比2:8に混和する。遮光して保存する。

R0120300

ヨウ素試液(α―グルコシルトランスフェラーゼ活性試験用) ヨウ化カリウム26gを量り、水を加えて溶かし、更にヨウ素2.6gを加えて溶かし、水を加えて100mLとする。この液0.5mLと塩酸試液(1mol/L)2mLを混和し、水を加えて260mLとする。

R0120400

ヨウ素・ヨウ化カリウム試液 ヨウ素0.5g及びヨウ化カリウム1.5gを量り、水25mLを加えて溶かす。

R0120500

ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.4mmol/L) ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.08mol/L)に水を加えて200倍容量に薄める。

R0120600

ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.2mmol/L) ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.04mol/L)に水を加えて200倍容量に薄める。用時調製する。

R0120700

ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.08mol/L) ヨウ化カリウム10.0g及びヨウ素1.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。遮光して保存する。

R0120800

ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.04mol/L) ヨウ化カリウム5.0g及びヨウ素1.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0120900

ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(α―アミラーゼ活性試験用) ヨウ素5.5g及びヨウ化カリウム11gを量り、水を加えて溶かし、250mLとする。この溶液1mLとヨウ化カリウム溶液(1→20)200mLを混和し、水を加えて250mLとする。

R0119200

ヨードメタン、定量用 (定量用ヨードメタン) CH3I [74―88―4]

本品は、無色澄明の液体であり、光によりヨウ素を遊離して褐色となる。エタノール(95)又はジエチルエーテルと混和し、水にやや溶けにくい。蒸留して42.2~42.6℃の留分をとる。

含量 本品は、ヨウ化メチル(CH3I)98.0%以上を含む。

純度試験 本品1μLにつき、「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」の定量法に規定する操作条件に従い、ガスクロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法によりヨウ化メチルの量を求めるとき、99.8%以上である。ただし、検出感度は本品1μLから得たヨウ化メチルのピーク高さがフルスケールの約80%になるように調整する。

定量法 定量用ヨウ化イソプロピルの定量法と同様に操作し、試験を行う。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=14.19mg CH3I

R0121000

ライトグリーンSFイエロー C37H34N2Na2O9S3 [5141―20―8]

本品は、4―(ビス{4―[N―エチル―N―(3―スルホナトフェニルメチル)アミノ]フェニル}メチリウムイル)ベンゼンスルホン酸二ナトリウムで、暗緑色の粒又は粉末である。

確認試験 本品の水溶液(1→1000)5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→10)1mLを加えるとき、液は、淡緑色に変わる。

比吸光度 画像208 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品10mgを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長631~635nmに吸収極大がある。

R0121100

ラウリル硫酸ナトリウム C12H25NaO4S [151―21―3]

日本薬局方ラウリル硫酸ナトリウムを用いる。

R0121200

ラウリル硫酸ナトリウム・プロピレングリコール試液 ラウリル硫酸ナトリウム1gを量り、水80mLを加えて溶かし、次にプロピレングリコール20mLを加えて混和する。

R0121300

ラウリン酸メチル C13H26O2 [111―82―0]

本品は、無~黄色の液体である。

屈折率 画像209 (3KB)別ウィンドウが開きます

融点 5℃付近

R0121400

酪酸p―ニトロフェニル NO2C6H4OCO(CH2)2CH3 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0121500

ラクトース一水和物 C12H22O11・H2O [64044―51―5、α―及びβ―乳糖一水和物の混合物]

日本薬局方乳糖水和物を用いる。

R0121600

ラクトフェリン、定量用 (定量用ラクトフェリン) 本品は、牛の乳から得られたラクトフェリンを主成分とするものである。

本品は、淡赤黄色~黄赤色の結晶性の粉末又は粉末である。

比吸光度 画像211 (6KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥物換算)

本品0.1gを精密に量り、水を加えて溶かし、200mLとした後、孔径0.45μmのメンブレンフィルターでろ過し、検液とする。検液の波長280nmにおける吸光度を測定し、更に乾燥物換算を行う。

純度試験

(1) 鉄 Feとして0.005~0.05%

本品1.0gを磁製のるつぼに量り、硫酸0.2mLを加えて徐々に加熱して炭化させた後、ガスバーナーで強く加熱して灰化後、放冷する。これに塩酸(2→3)5mLを加え、加熱して溶かし、更に水を加えて50mLとし、ろ過する。このろ液2mLをとり、水を加えて10mLとし、検液とする。別に、鉄標準液2mLずつを正確に量り、塩酸(2→3)0.2mLを加え、更に水を加えてそれぞれ正確に10mL及び100mLとした液を、2濃度の標準液とする。検液及び2濃度の標準液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の鉄の原子吸光度から、検液中の鉄濃度を求め、更に試料中の鉄量(%)を求める。

操作条件

光源ランプ 鉄中空陰極ランプ

分析線波長 248.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) 類縁物質 本品0.1gを量り、塩化ナトリウム溶液(3→100)で正確に50mLにし、検液とする。検液25μLを量り、「ラクトフェリン濃縮物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積と総ピーク面積からラクトフェリンの含量を求めるとき、95.0%以上である。別に空試験を行い、補正する。

乾燥減量 6.0%以下(105℃、5時間)

R0121700

L―ラムノース、定量用 (定量用L―ラムノース) C6H12O5・H2O [6014―42―2]

本品は、白色の結晶又は粉末である。

純度試験 類縁物質 本品50mgを量り、水/アセトニトリル(HPLC用)混液(2:8)で正確に10mLとし、検液とする。検液20μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。本品のピーク面積及び総ピーク面積からL―ラムノースの含量を求めるとき、98.0%以上である。別に空試験を行い、補正する。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用アミノ基結合型シリカゲル

カラム管 内径6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル(HPLC用)/水混液(8:2)

流量 1.0mL/分

R0121800

卵黄 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0121900

卵白 正常な卵白を用いる。

R0122000

卵白試液 卵白10gを量り、水40mLを加えて振り混ぜる。

R0122050

リコカルコンA C21H22O4 [58749―22―7]

本品は、淡黄色~黄色の粉末である。

R0122100

L―リシン一塩酸塩 H2N(CH2)4CH(NH2)COOH・HCl [657―27―2]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、水に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

含量 本品を乾燥したものは、L―リシン一塩酸塩(H2N(CH2)4CH(NH2)COOH・HCl)99.0%以上を含む。

純度試験 他のアミノ酸 本品0.20gを水に溶かして正確に50mLとし、検液とする。薄層板の下端から約20mm上の位置を原線とし、原線上の左右両端から少なくとも10mm離れた位置に検液5μLをマイクロシリンジ、マイクロピペット等を用いて10mm以上の間隔で2~6mmの円形状にスポットし、乾燥する。展開容器の内壁に沿ってろ紙を巻き、ろ紙を展開溶媒で湿らせ、更に展開溶媒を約10mmの深さに入れ、展開容器を密閉した後、室温で約1時間放置して展開溶媒の蒸気を飽和させる。展開溶媒は、アセトン/アンモニア水(28)/水/1―ブタノール混液(10:5:2:10)とする。これに薄層板を器壁に触れないように入れ、容器を密閉し、室温で放置して展開させる。展開溶媒の先端が原線から約10cmの距離まで上昇したとき、薄層板を取り出し、直ちに溶媒の先端の位置に印を付けて風乾後、100℃で30分間乾燥し、放冷する。これに、ニンヒドリン・アセトン溶液(1→50)を噴霧し、80℃で10分間加熱して発色させるとき、スポットは、1つより多く検出しない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

定量法 滴定用ビーカーに、105℃で3時間乾燥した本品約0.1gを精密に量り、ギ酸3mLを入れ、0.1mol/L過塩素酸20mLを正確に入れて溶かし、時計皿等で蓋をして加熱して溶かした後、冷却する。非水滴定用酢酸で60mLとし、0.1mol/L酢酸ナトリウム溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.132mg H2N(CH2)4CH(NH2)COOH・HCl

R0122200

リゾチーム用基質試液 Micrococcus luteusの乾燥菌体(酵素活性試験法に適するもの)適量にリン酸緩衝液(pH6.2)を加えて均一に懸濁させた後、波長640nmにおける透過率が10%になるように調整する。用時調製する。

R0122300

L―α―リゾホスファチジルコリン 1―アシル―sn―グリセロ―3―ホスホコリン

酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0122400

リトマス [1393―92―6]

本品は、青~帯紫青色の粉末又は塊であり、水又はエタノール(95)に溶け、その溶液は、青~紫青色を呈する。

確認試験 本品0.5gを温水50mLに溶かし、赤色を呈するまで10%硫酸試液を滴加し、10分間煮沸する。この間青色を呈するときは赤色となるまで10%硫酸試液を滴加する。さらに、紫色を呈するまで水酸化バリウム飽和溶液を加えてろ過し、A液とする。煮沸して冷却した水100mLにA液0.5mL及び塩酸(1→120)50μLを加えるとき、赤色を呈する。また、煮沸して冷却した水100mLにA液0.5mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→250)50μLを加えるとき、青色を呈する。

R0122500

リトマス紙(青色) 〔リトマス紙、K9071、青色リトマス紙〕

R0122600

リトマス紙(赤色) 〔リトマス紙、K9071、赤色リトマス紙〕

R0122700

リトマスミルク 脱脂粉乳10g、リトマス50mg及び硫酸ナトリウム50mgに水100mLを加えて混和する。用時調製する。

R0122800

リノール酸 C18H32O2 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0122900

D―リボース、定量用 (定量用D―リボース) C5H10O5 [50―69―1]

本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験 本品の水溶液(1→20)2~3滴を沸騰したフェーリング試液5mLに加えるとき、赤色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像212 (3KB)別ウィンドウが開きます

本品約1gを精密に量り、アンモニア試液0.2mL及び水を加えて溶かして正確に50mLとする。この液について旋光度を測定し、更に無水物換算を行う。

純度試験 類縁物質 本品0.5gを水25mLに溶かし、検液とする。検液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピーク以外のピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件「D―リボース」の定量法の操作条件を準用する。

水分 1.0%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

R0123000

硫化アンモニウム試液 (NH4)2S 〔硫化アンモニウム溶液、K8943、1級(無色)〕

遮光した小瓶に全満して保存する。

R0123100

硫化水素 H2S [7783―06―4]

本品は、無色の特異なにおいがある気体で、空気より重く、水に溶ける。硫化鉄(Ⅱ)に硫酸(1→20)又は塩酸(1→4)を作用させて調製する。

R0123200

硫化水素試液 硫化水素の飽和溶液を用いる。遮光した小瓶にほとんど全満し、なるべく冷所に保存する。強い硫化水素のにおいがある。

R0123300

硫化鉄(Ⅱ) FeS 〔K8948、硫化水素発生用〕 [1317―37―9]

R0123400

硫化ナトリウム九水和物 Na2S・9H2O 〔K8949、特級〕 [1313―84―4]

R0123500

硫化ナトリウム試液 グリセリン30mLに水10mLを加えた溶液に硫化ナトリウム九水和物5gを加えて溶かす。冷所に保存し、3か月以内に使用する。

R0123600

硫酸 H2SO4 〔K8951、特級〕 [7664―93―9]

R0123700

硫酸亜鉛七水和物 ZnSO4・7H2O 〔K8953、特級〕 [7446―20―0]

R0123800

硫酸亜鉛・塩化ナトリウム・ヨウ化カリウム試液 塩化ナトリウム50g、硫酸亜鉛七水和物10g及びヨウ化カリウム5.0gを量り、水を加えて溶かし、200mLとする。

R0123900

硫酸アンモニウム (NH4)2SO4 〔K8960、特級〕 [7783―20―2]

R0124000

硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物 Fe(NH4)2(SO4)2・6H2O 〔K8979、特級〕 [7783―85―9]

R0124100

硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水 FeNH4(SO4)2・12H2O 〔K8982、特級〕 [7783―83―7]

R0124200

硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・塩酸試液 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水50mgを量り、塩酸50mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0124300

硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)試液、オキシエチレン測定用 (オキシエチレン測定用硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)試液) 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水8gを量り、水に溶かして100mLとする。

R0124400

硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硝酸試液 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水10gを量り、硝酸(1→3)10mL及び水80mLを加えて溶かす。

R0124500

硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硫酸試液 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水14gを量り、水100mLを加え、よく振り混ぜて溶かした後、ろ過し、硫酸10mLを加える。褐色瓶に保存する。

R0124600

硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硫酸(1→35)試液 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水15gを量り、水90mLを加えて溶かした後、ろ過し、硫酸(1→35)10mLを加える。

R0124700

硫酸カリウム K2SO4 〔K8962、特級〕 [7778―80―5]

R0124800

硫酸カリウムアルミニウム・12水 AlK(SO4)2・12H2O 〔硫酸カリウムアルミニウム・12水、K8255、特級〕 [7784―24―9]

R0124900

硫酸カルシウム二水和物 CaSO4・2H2O 〔K8963、特級〕 [10101―41―4]

R0125000

85%硫酸試液 硫酸の含量を下記の試験方法で計算し、85%になるように水に硫酸を加えて調製する。

共通すり合わせ三角フラスコ100mLの質量を0.1mgの桁まで量り、硫酸1.0gを入れ、再び0.1mgの桁まで質量を量る。共通すり合わせ三角フラスコを冷却しながら水20mLを徐々に加える。1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液数滴)。終点は、液の色が黄色から帯青緑色に変わる点とする。

硫酸の含量は、次の式により算出する。

硫酸の含量(%)=V×f×0.04904×100/(m1-m2)

ただし、

V:1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

f:1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m1:試料を入れた共通すり合わせ三角フラスコの質量(g)

m2:共通すり合わせ三角フラスコの質量(g)

R0125100

10%硫酸試液 硫酸5.7mLを量り、水10mLに徐々に加える。冷後、更に水を加えて100mLとする。

R0125270

硫酸試液(12.5mol/L) 水100mLに硫酸230mLをかき混ぜながら徐々に加え、室温に戻るまで放置し、使用する。調製時には発熱するが、強制的に冷却するとビーカーが割れる場合があるので注意する。

R0125200

70vol%硫酸試液 氷水中で冷却下、水30mLに硫酸70mLをかき混ぜながら徐々に加える。

R0153000

硫酸試液(2.5mol/L) 硫酸140mLを量り、水に徐々に加える。冷後、更に水を加えて1000mLとする。

R0125300

硫酸試液(2mol/L) 硫酸110mLを量り、水に徐々に加える。冷後、更に水を加えて1000mLとする。

R0125400

硫酸試液(1mol/L) 硫酸56mLを量り、水に徐々に加える。冷後、更に水を加えて1000mLとする。

R0125500

硫酸試液(0.5mol/L) 硫酸28mLを量り、水に徐々に加える。冷後、更に水を加えて1000mLとする。

R0125600

硫酸試液(0.25mol/L) 硫酸15mLを水1000mL中にかき混ぜながら徐々に加えた後、放冷する。

R0125700

硫酸試液(0.05mol/L) 硫酸試液(0.5mol/L)100mLに水を加えて1000mLとする。

R0125800

硫酸試液(0.025mol/L) 硫酸試液(0.25mol/L)100mLに水を加えて1000mLとする。

R0157100

硫酸試液(0.01mol/L) 硫酸試液(1mol/L)10mLに水を加えて1000mLとする。

R0125900

硫酸試液(5.5mmol/L) 硫酸0.3mLを量り、水に徐々に加える。冷後、更に水を加えて1000mLとする。

R0126000

硫酸試液(0.005mol/L) 硫酸試液(0.5mol/L)10mLに水を加えて1000mLとする。

R0126100

硫酸水素カリウム KHSO4 〔K8972、特級〕 [7646―93―7]

R0126200

硫酸水素テトラブチルアンモニウム [(C4H9)4N]HSO4 [32503―27―8]

本品は、白色の結晶性の粉末である。

含量 本品は、硫酸水素テトラブチルアンモニウム([(C4H9)4N]HSO4)98.0%以上を含む。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.001%以下

本品2gの水溶液(1→10)に硝酸(1→3)5mL及び硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えて15分間放置したときに生じる白濁は、塩化物イオン標準原液(1→10)2mLに硝酸(1→3)5mL及び硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えて15分間放置したときに生じる白濁より濃くない。

定量法 本品約0.7gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)100mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモクレゾールグリーン・メチルレッド混合試液)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=0.03395g [(C4H9)4N]HSO4

R0126300

硫酸水素テトラブチルアンモニウム試液(0.01mol/L) 硫酸水素テトラブチルアンモニウム3.4gを量り、水を加えて1000mLとする。

R0153100

硫酸セリウム(Ⅳ)四水和物 Ce(SO4)2・4H2O 〔K8976、特級〕 [10294―42―5]

R0126400

硫酸呈色物用硫酸 あらかじめ、次の方法で含量を測定した硫酸に注意して水を加え、硫酸(H2SO4)94.5~95.5%に調整する。保存中、水分を吸収して濃度が変わったときは使用しない。

定量法 硫酸約2gを共栓フラスコ中に速やかに精密に量り、水30mLを加える。冷後、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液2~3滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=49.04mg H2SO4

R0126500

硫酸鉄(Ⅱ)七水和物 FeSO4・7H2O 〔K8978、特級〕 [7782―63―0]

R0126600

硫酸鉄(Ⅱ)試液 硫酸鉄(Ⅱ)七水和物8gを量り、水100mLを加えて溶かす。用時調製する。

R0126700

硫酸鉄(Ⅲ)n水和物 Fe2(SO4)3・nH2O 〔K8981、特級〕 [15244―10―7]

R0126800

硫酸鉄(Ⅲ)試液 硫酸鉄(Ⅲ)n水和物50gを量り、水約500mLを加えてよく振り混ぜ、次に硫酸200mLを加え、よく振り混ぜて溶かし、水を加えて1000mLとする。

R0126900

硫酸銅(Ⅱ) CuSO4 〔K8984、1級〕 [7758―98―7]

R0127000

硫酸銅(Ⅱ)五水和物 CuSO4・5H2O 〔K8983、特級〕 [7758―99―8]

R0127100

10w/v%硫酸銅(Ⅱ)試液 硫酸銅(Ⅱ)五水和物15.6gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。

R0127200

硫酸ナトリウム Na2SO4 〔K8987、特級〕 [7757―82―6]

R0127300

硫酸ナトリウム十水和物 Na2SO4・10H2O 〔K8986、特級〕 [7727―73―3]

R0127400

硫酸ヒドラジニウム N2H6SO4 〔K8992、特級〕 [10034―93―2]

R0127500

硫酸マグネシウム七水和物 MgSO4・7H2O 〔K8995、特級〕 [10034―99―8]

R0127600

硫酸マグネシウム試液(0.5mol/L) 硫酸マグネシウム七水和物11gを量り、水50mLを加えて溶かし、100mLとする。

R0127700

硫酸マグネシウム試液(0.1mol/L) 硫酸マグネシウム七水和物24.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0127800

硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物 MnSO4・5H2O 〔K8997、特級〕 [15244―36―7]

R0127900

15w/v%硫酸・メタノール試液 硫酸8.2mLを量り、メタノール20mLに徐々に加え、冷却し、メタノールを加えて100mLとする。

R0128000

硫酸リチウム一水和物 Li2SO4・H2O 〔K8994、特級〕 [10102―25―7]

R0128100

流動パラフィン [8042―47―5]

本品は、無色澄明の液体である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2923cm-1、2854cm-1、1461cm-1、1376cm-1及び725cm-1付近に吸収を認める。

密度 0.825~0.850g/mL(20℃)

純度試験

(1) 多核芳香族炭化水素

使用する器具は、全てヘキサンで洗っておく。本品25mLを100mLの分液漏斗に入れ、ヘキサン(HPLC用)25mLを加えて激しく振り混ぜる。紫外吸収スペクトル測定用ジメチルスルホキシド5mLを加えて2分間激しく振り混ぜ、15分間放置する。下層を50mLの分液漏斗に移し、紫外吸収スペクトル測定用ヘキサン2mLを加えて2分間激しく振り混ぜ、2分間放置する。下層を栓付遠沈管に移し、毎分2500~3000回転で約10分間遠心分離し、上澄液を分離したものを検液とする。紫外吸収スペクトル測定用ヘキサン25mLに紫外吸収スペクトル測定用ジメチルスルホキシド5mLを加え、以下同一操作によって調製した上澄液を分離したものを比較液とする。吸収セル10mmを用い、波長260~350nmで比較液を対照として、検液の吸光度を測定すると、0.10以下である。

(2) 硫酸着色物質

本品10gをあらかじめ85%硫酸試液で洗った比色管に入れ、85%硫酸試液10mLを加えて水浴中で10分間加熱する(試験管内の液面が水浴の水面以下になるように浸し、その間に2~3回激しく振り混ぜる。)。試験管を水浴から取り出したとき、硫酸層の色は、比色標準液Dの色より濃くない。

R0128200

リン酸 H3PO4 〔りん酸、K9005、特級〕 [7664―38―2]

R0128300

リン酸カリウム緩衝液(1mol/L)

第1液:リン酸水素二カリウム174gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム136gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0128400

リン酸カリウム緩衝液(0.4mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム54.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二カリウム69.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0128500

リン酸カリウム緩衝液(0.2mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム27.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二カリウム34.8gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0128600

リン酸カリウム緩衝液(0.1mol/L) リン酸二水素カリウム5.3g及びリン酸水素二カリウム10.6gを量り、水950mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)又は塩酸試液(2mol/L)で、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整し、水を加えて1000mLとする。

R0128700

リン酸カリウム緩衝液(0.05mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム6.80gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二カリウム8.71gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0128800

リン酸カリウム緩衝液(0.02mol/L)

第1液:リン酸水素二カリウム3.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム2.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0128900

リン酸カリウム緩衝液(0.005mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム0.68gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二カリウム0.87gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0129000

リン酸カリウム緩衝液(0.005mol/L、pH7.0、硫酸亜鉛含有) 硫酸亜鉛七水和物溶液(18→3125)1mLを量り、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.005mol/L)を加えて1000mLとする。

R0129100

リン酸カリウム緩衝液(pH6.5、硫酸マグネシウム・エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム含有) リン酸二水素カリウム8.8g及びリン酸水素二カリウム6.1gを量り、水900mLを加えて溶かし、硫酸マグネシウム試液(0.1mol/L)10mL及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液(0.005mol/L)10mL及び水を加えて1000mLとする。pHが6.50±0.05であることを確認する。

R0129200

リン酸カリウム・リン酸緩衝液(1mol/L) リン酸二水素カリウム136gを量り、水800mLを加えて溶かし、リン酸(67→1000)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0129300

リン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L) リン酸二水素カリウム27.2gを量り、水800mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0129400

リン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L) リン酸二水素カリウム13.6gを量り、水800mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0129500

リン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH7.0、フェノール含有) リン酸二水素カリウム1.36gを量り、水80mLを加えて溶かし、フェノール溶液(1→20)3mL及びポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→20)3mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH7.0に調整した後、水を加えて100mLとする。

R0153200

リン酸緩衝液(エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム含有) リン酸水素二ナトリウム24.0g、リン酸二水素カリウム46.0g及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物0.8gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0129600

リン酸緩衝液(0.5mol/L)

第1液:リン酸水素二ナトリウム71.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム68.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0129700

リン酸緩衝液(0.4mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム54.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水143gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0129800

リン酸緩衝液(1/3mol/L)

第1液:リン酸水素二ナトリウム47.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム45.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0129900

リン酸緩衝液(0.2mol/L)

第1液:リン酸水素二ナトリウム28.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム27.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0130000

リン酸緩衝液(0.1mol/L)

第1液:リン酸水素二ナトリウム14.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム13.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0130100

リン酸緩衝液(1/15mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム9.1gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム9.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0130200

リン酸緩衝液(0.05mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム6.8gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水17.9gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0130300

リン酸緩衝液(0.02mol/L)

第1液:リン酸水素二ナトリウム2.84gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム2.72gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0130400

リン酸緩衝液(0.01mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム1.36gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水3.58gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0130500

リン酸緩衝液(0.01mol/L、pH2.6)

第1液:リン酸二水素ナトリウム二水和物1.56gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸1.15gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液1容量と第2液1容量を混和し、両液を用いてpH2.6に調整する。

R0130600

リン酸緩衝液(0.01mol/L、pH7.0、アルブミン含有) ウシ血清アルブミン(酵素用)0.1gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)10mL及び水を加えて溶かし、100mLとする。この液10mLとpH7.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)100mLを混和し、水を加えて1000mLとする。

R0130700

リン酸緩衝液(0.005mol/L)

第1液:リン酸二水素カリウム0.68gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水1.79gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0130800

リン酸緩衝液(塩化ナトリウム含有) リン酸水素二ナトリウム33.0g、リン酸二水素カリウム14.0g及び塩化ナトリウム3.3gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0130900

リン酸緩衝液(pH3.3) リン酸二水素ナトリウム二水和物12gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。これにリン酸を混和し、pH3.3に調整する。

R0131000

リン酸緩衝液(pH6.2)

第1液:リン酸二水素カリウム9.08gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム9.46gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液800mLと第2液200mLを混和し、必要な場合には、更にいずれかの液を加えてpH6.2に調整する。

R0131200

リン酸緩衝液(pH6.5) リン酸水素二ナトリウム・12水10.5g及びリン酸二水素カリウム5.8gを水750mLに溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を加えてpH6.5に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0153300

リン酸緩衝液(pH6.5、1,2―シクロヘキサンジアミン四酢酸含有) リン酸二水素カリウム2.7gを水で正確に100mLとし、水酸化ナトリウム試液(0.2mol/L)でpH6.5に調整した後、1,2―シクロヘキサンジアミン四酢酸一水和物0.13gを加えて溶かす。

R0131300

リン酸緩衝液(pH6.8) リン酸二水素カリウム3.40g及びリン酸水素二ナトリウム3.55gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0131400

リン酸緩衝液(pH7)

第1液:pH測定用リン酸二水素カリウム27.218gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:水酸化ナトリウム試液(0.2mol/L)を用いる。

第1液50.0mLと第2液29.54mLを混和し、水を加えて200mLとする。必要な場合には、更にいずれかの液を加えてpH7に調整する。

R0131500

リン酸緩衝液(pH7.1)

第1液:リン酸水素二ナトリウム・12水21.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム8.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液2容量と第2液1容量を混和し、両液を用いてpH7.1に調整する。

R0153400

リン酸緩衝液(pH7.3) リン酸二水素ナトリウム二水和物138gを量り、水800mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム溶液(1→2)でpH7.3に調整した後、水を加えて1000mLとする。

R0131600

リン酸緩衝液(pH7.5)

第1液:リン酸水素二ナトリウム・12水53.7gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム20.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液21容量と第2液4容量を混和し、両液を用いてpH7.5に調整する。

R0131700

リン酸緩衝液(pH7.6)

第1液:リン酸二水素カリウム4.54gを量り、水を加えて溶かし、500mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム4.73gを量り、水を加えて溶かし、500mLとする。

第1液13容量と第2液87容量を混和し、両液を用いてpH7.6に調整する。

R0131800

リン酸緩衝液(pH8)

第1液:リン酸水素二ナトリウム23.88gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸二水素カリウム9.07gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液50容量と第2液7容量を混和し、両液を用いてpH8に調整する。

R0155800

リン酸試液(0.1mol/L) リン酸11.5gを量り、水を加えて1000mLとする。

R0131900

リン酸水素アンモニウムナトリウム四水和物 NaNH4HPO4・4H2O [7783―13―3]

本品は、白い結晶又は粒であり、空気中で風解しやすく、水に溶けやすい。

確認試験 本品1gを量り、先端を湿らせた白金線に試料を付着させ、バーナーで融解させ、冷却するとき、無色透明な球となる。

R0132000

リン酸水素二カリウム K2HPO4 〔りん酸水素二カリウム、K9017、特級〕 [7758―11―4]

R0132100

リン酸水素二ナトリウム Na2HPO4 〔りん酸水素二ナトリウム、K9020、特級〕 [7558―79―4]

R0132200

リン酸水素二ナトリウム、pH測定用 (pH測定用リン酸水素二ナトリウム) Na2HPO4 〔りん酸水素二ナトリウム、K9020、pH標準液用〕 [7558―79―4]

R0132300

リン酸水素二ナトリウム・12水 Na2HPO4・12H2O 〔りん酸水素二ナトリウム・12水、K9019、特級〕 [10039―32―4]

R0132400

リン酸水素二ナトリウム試液(0.2mol/L、アルブミン含有) リン酸水素二ナトリウム28.4g及びウシ血清アルブミン(酵素用)0.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0132500

リン酸水素二ナトリウム試液(0.05mol/L) リン酸水素二ナトリウム7.098gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0132600

リン酸水素二ナトリウム試液(0.01mol/L) リン酸水素二ナトリウム1.42gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0132700

リン酸水素二ナトリウム試液(0.01mol/L、アルブミン含有) リン酸水素二ナトリウム1.4g及びウシ血清アルブミン(酵素用)0.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0132800

リン酸・テトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物試液 リン酸1mL及びテトラ―n―ブチルアンモニウム臭化物3.22gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0132900

リン酸ナトリウム緩衝液(0.5mol/L)

第1液:リン酸二水素ナトリウム二水和物78gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水179gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0133000

リン酸ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)

第1液:リン酸二水素ナトリウム二水和物31.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水71.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0133100

リン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)

第1液:リン酸二水素ナトリウム二水和物15.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム14.2gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0133200

リン酸ナトリウム緩衝液(0.05mol/L)

第1液:リン酸二水素ナトリウム二水和物7.8gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム7.1gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0133300

リン酸ナトリウム緩衝液(0.01mol/L、pH7.0、エチレングリコール含有) pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)50mLとエチレングリコール100mLを混和し、水を加えて1000mLとする。

R0133400

リン酸ナトリウム緩衝液(0.004mol/L)

第1液:リン酸二水素ナトリウム二水和物0.62gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第2液:リン酸水素二ナトリウム・12水1.43gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

第1液と第2液を混和し、成分規格・保存基準各条等に規定するpHに調整する。

R0133500

リン酸二水素カリウム KH2PO4 〔りん酸二水素カリウム、K9007、特級〕 [7778―77―0]

R0133600

リン酸二水素カリウム、pH測定用 (pH測定用リン酸二水素カリウム) KH2PO4 〔りん酸二水素カリウム、K9007、pH標準液用〕 [7778―77―0]

R0133700

リン酸二水素カリウム試液(0.2mol/L、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム含有) リン酸二水素カリウム5.4g及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物74mgを量り、水を加えて溶かし、200mLとする。

R0133800

リン酸二水素カリウム試液(0.02mol/L) リン酸二水素カリウム2.72gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

R0133900

リン酸二水素テトラ―n―ブチルアンモニウム試液(0.5mol/L) 本品は、無~微黄色の澄明な液体である。

確認試験

(1) 本品10mLにアンモニア水(2→5)1mL及びマグネシア試液2mLを加え、振り混ぜると白い沈殿が生じる。

(2) 本品10mLに水酸化ナトリウム溶液(1→10)1mLを加えて熱するとき、アンモニアのにおいが発生する。

吸光度 本品につき、水を対照とし、紫外可視吸光度測定法より試験を行うとき、波長240nm、245nm、300nm及び350nmは、それぞれ0.50、0.30、0.15及び0.10以下である。

純度試験

(1) 臭化物 Br 0.1%以下

本品0.2gを量り、水で20mLとし、硝酸(2→3)5mL及び硝酸銀溶液(1→10)1mLを加えて15分間放置したものを検液とする。別に、臭化物イオン標準原液2mLに水を加えて20mLとし、硝酸(2→3)5mL及び硝酸銀溶液(1→10)1mLを加えて15分間放置したものを比較液とする。このとき検液に生じる濁りは、比較液に生じる濁りより濃くない。

(2) モル濃度 0.45~0.55mol/L

本品25mLを正確に量り、水で50mLとしたものを1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=339.45mg [CH3(CH2)34NH2PO4

濃度は、次の式によって算出する。

B=A/339.45

ただし、

A:濃度(g/L)

B:モル濃度(mol/L)

a:1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

f:1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

R0134000

リン酸二水素ナトリウム二水和物 NaH2PO4・2H2O 〔りん酸二水素ナトリウム二水和物、K9009、特級〕 [13472―35―0]

R0134100

リン脂質測定用試液 コリンオキシダーゼ3単位、パーオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、グアヤコール基質)6単位、フェノール1mg及び4―アミノアンチピリン0.6mgを量り、pH7.4のHEPES緩衝液(0.05mol/L)4mLを加えて溶かす。

R0134200

リンモリブデン酸n水和物 H3(PMo12O40)・nH2O [51429―74―4]

本品は、黄色の結晶又は結晶性の粉末で、水及びジエチルエーテルに溶けやすい。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)10mLに、アンモニア試液0.5mLを加えるとき、黄色の沈殿を生じ、アンモニア試液2mLを加えるとき、沈殿は溶ける。さらに、硝酸(1→2)5mLを加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→10)5mLにアンモニア試液1mL及びマグネシア試液1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

R0134300

ルチン、定量用 (定量用ルチン) C27H30O16・3H2O [250249―75―3]

本品は、淡黄~淡黄緑色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1655cm-1、1605cm-1、1505cm-1、1360cm-1、1300cm-1、1200cm-1及び810cm-1付近に吸収を認める。

比吸光度 画像214 (10KB)別ウィンドウが開きます

本品を135℃、2時間乾燥し、その約50mgを精密に量り、メタノールに溶かして正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に100mLとし、紫外可視吸光度測定法により吸光度を測定する。

純度試験 類縁物質 本品約50mgをメタノール25mLに溶かす。この液5mLを正確に量り、水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)を加えて正確に50mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、メタノール5mLを加えた後、水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)を加えて正確に50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、ピーク面積を測定するとき、検液の主ピークと溶媒ピークとを除くピークの合計面積は、比較液の主ピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の2倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)

流量 ルチンの保持時間が8~12分になるように調整する。

R0134400

ルブソシド C32H50O13 [64849―39―4]

本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数2940cm-1、1720cm-1、1660cm-1、1450cm-1、1240cm-1、1210cm-1、1170cm-1、1070cm-1及び890cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品10mgを量り、メタノール1mLを加えて溶かす。この液5μLにつき、ステビオールビオシドの確認試験(2)を準用し、試験を行うとき、Rf値0.7付近に主スポットを認める。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、95.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0134500

L―α―レシチン(ダイズ由来) L―α―ホスファチジルコリン 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0134600

レソルシノール C6H4(OH)2 〔K9032、特級〕 [108―46―3]

R0134700

レバウジオシドA C44H70O23 [58543―16―1]

本品は、白色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3350cm-1、2920cm-1、1730cm-1、1450cm-1、1210cm-1、1030cm-1及び890cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品10mgを量り、水1mLを加えて溶かす。この液5μLにつき、ステビオールビオシドの確認試験(2)を準用し、試験を行うとき、Rf値0.5付近に主スポットを認める。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、95.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0134800

レバウジオシドA、定量用 (定量用レバウジオシドA) C44H70O23 [58543―16―1]

本品は、白色の結晶又は粉末である。

確認試験 レバウジオシドAの確認試験(1)及び(2)を準用する。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、99.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

乾燥減量 5.0%以下(50mg、105℃、2時間)

R0134900

レバウジオシドB C38H60O18 [58543―17―2]

本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、1700cm-1、1370cm-1、1240cm-1、1080cm-1、1040cm-1及び890cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品10mgを量り、メタノール1mLを加えて溶かす。この液5μLにつき、ステビオールビオシドの確認試験(2)を準用し、試験を行うとき、Rf値0.7付近に主スポットを認める。

純度試験 類縁物質 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、95.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから40分間までとする。

R0135000

レバウジオシドC C44H70O22 [63550―99―2]

本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数2920cm-1、1730cm-1、1640cm-1、1450cm-1、1370cm-1、1230cm-1、1210cm-1、1080cm-1、900cm-1及び580cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)を加えて5mLとし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、主ピークの保持時間は同定用レバウジオシドCの保持時間と一致する。

純度試験 類縁物質 確認試験(2)の検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、90.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0135100

レバウジオシドC、同定用 (同定用レバウジオシドC) C44H70O22 [63550―99―2]

本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) レバウジオシドCの確認試験の(1)を準用する。

(2) 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液1μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、主ピークのマススペクトルに、脱プロトン分子[M―H]のシグナル(m/z 949)を認める。

操作条件

検出器 質量分析計(エレクトロスプレーイオン化法)。ただし、電圧値等のパラメータを調整してあらかじめ最適化しておく。

走査質量範囲 m/z 100~1500(負イオン)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 ギ酸(0.02mol/L)/アセトニトリル(HPLC用)混液(17:8)

流量 0.5mL/分

純度試験 確認試験(2)の検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、90.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0135200

レバウジオシドD C50H80O28 [63279―13―0]

本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3400cm-1、2920cm-1、1730cm-1、1660cm-1、1450cm-1、1370cm-1、1230cm-1、1080cm-1及び890cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、主ピークの保持時間は同定用レバウジオシドDの保持時間と一致する。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A リン酸緩衝液(0.01mol/L、pH2.6)

移動相B アセトニトリル(HPLC用)

濃度勾配 A:B(75:25)で12分間保持した後、A:B(75:25)からA:B(50:50)までの直線濃度勾配を13分間行い、更にA:B(50:50)で15分間保持する。

流量 1.0mL/分

純度試験 確認試験(2)の検液10μLにつき、確認試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、70%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから40分間までとする。

R0135300

レバウジオシドD、同定用 (同定用レバウジオシドD) C50H80O28 [63279―13―0]

本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) レバウジオシドDの確認試験(1)を準用する。

(2) 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液1μLにつき、同定用レバウジオシドCの確認試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、主ピークのマススペクトルに、脱プロトン分子[M―H]のシグナル(m/z 1128)を認める。

純度試験 確認試験(2)の検液10μLにつき、レバウジオシドDの確認試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、70%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから40分間までとする。

R0135400

レバウジオシドF C43H68O22 [438045―89―7]

本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数2920cm-1、1730cm-1、1640cm-1、1450cm-1、1370cm-1、1230cm-1、1210cm-1、1080cm-1、900cm-1及び580cm-1付近に吸収を認める。

(2) 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、主ピークの保持時間は、同定用レバウジオシドFの保持時間と一致する。

純度試験 確認試験(2)の検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、70.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0135500

レバウジオシドF、同定用 (同定用レバウジオシドF) C43H68O22 [438045―89―7]

本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) レバウジオシドFの確認試験の(1)を準用する。

(2) 本品5mgに水/アセトニトリル(HPLC用)混液(7:3)5mLを加えて溶かし、検液とする。検液1μLにつき、レバウジオシドCの確認試験(2)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、主ピークのマススペクトルに、脱プロトン分子[M―H]-のシグナル(m/z 936)を認める。

純度試験 確認試験(2)の検液10μLにつき、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。各々のピーク面積を測定し、面積百分率法により主ピークの量を求めるとき、70.0%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒ピークが検出されてから30分間までとする。

R0135600

L―ロイシル―グリシル―グリシン C10H19N3O4 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0135700

L―ロイシル―p―ニトロアニリド塩酸塩 C12H17N3O3・HCl 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0135800

ローカストビーンガム(酵素用) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0135850

ロスマリン酸、定量用 (定量用ロスマリン酸) C18H16O8 [20283―92―5]

本品は、白~微黄色の結晶又は粉末である。

以下の定量法で求めた含量(%)を本品の純度(%)として用いる。

含量 本品は、ロスマリン酸(C18H16O8)95%以上を含む。

確認試験 本操作は光を避け、遮光した容器を用いて行う。本品1mgをエタノール(95)50mLに溶かし、検液とする。検液10μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーにより試験を行い、ロスマリン酸のピークの頂点及び頂点の前後でピーク高さの中点付近の2時点を含む少なくとも3時点以上でのピークの吸収スペクトルを比較するとき、スペクトルの形状に差がない。

操作条件

検出器 フォトダイオードアレイ検出器(測定波長 330nm、220~400nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 酢酸(1→100)/メタノール混液(13:7)

流量 ロスマリン酸の保持時間が約10分になるように調整する。

システム適合性

システムの性能 検液に紫外線(主波長365nm)を30分間照射した液10μLにつき、上記の条件で操作するとき、ロスマリン酸の直前に明瞭なピークを認め、そのピークとロスマリン酸のピークの分離度は1.5以上である。

定量法 本品約20mg及びDSS―d64mgをそれぞれ精密に量り、重水素化ジメチルスルホキシド4mLに溶かす。この液を外径5mmのNMR試料管に入れ、密閉し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置を用いて1HNMRスペクトルを測定する。DSS―d6のシグナルをδ0ppmとし、δ6.27ppm付近のシグナルの面積強度A(水素数1に相当)を算出する。DSS―d6のシグナルの面積強度を9.000としたときのAの換算値をIとし、DSS―d6の純度をP(%)とし、次式によりロスマリン酸の含量を求める。なお、本品由来のδ6.27ppm付近のシグナルについて、明らかな不純物のシグナルが重なっていないことを確認する。

ただし、

MS:DSS―d6の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

デジタル分解能 0.25以下

スピニング オフ

13C核デカップリング あり

観測スペクトル幅 -5~15ppmを含む20ppm以上

パルス角 90°

繰り返しパルス待ち時間 64秒以上

ダミースキャン 2回以上

積算回数 8回以上

測定温度 20~30℃の一定温度

R0135900

ワキシーコーンスターチ 酵素活性試験法に適するものを用いる。

R0136000

ワキシーコーンスターチ(リントナー可溶化) 酵素活性試験法に適するものを用いる。

本品は、モチトウモロコシ(Zea mays L. var. ceratina Sturt.)の種子から得られたデンプンを酸で処理した後、脱脂したものである。

性状 本品は、白色~淡黄色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品1gに水50mLを加えて煮沸し、放冷するとき、ほとんど溶解し、無色澄明又はわずかに白濁した粘性の液体となる。

(2) 本品にヨウ素試液(0.005mol/L)を滴加するとき、赤紫色を呈する。

純度試験 本品を鏡検するとき、他のデンプン粒を認めない。また、原植物の組織の破片を含むことがあっても、極めてわずかである。鏡検は、日本薬局方一般試験法生薬試験法「鏡検」に準じて行う。

乾燥減量 5.0%以下(4g、105℃、6時間)

2.容量分析用標準液

R0136050

容量分析用標準液は、次のいずれかの方法によって調製し、規定された濃度(mol/L)からのずれの度合いは、ファクターにより表す。通例、ファクターが0.970~1.030の範囲にあるように調製する。容量分析用標準液を使用するときには、その標準液の消費量(滴定量)にファクターを乗じる。

R0136100

0.1mol/L亜鉛溶液 1000mL中亜鉛(Zn:65.38)6.538gを含む。

亜鉛(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その3.3gを精密に量り、水25mL及び硝酸(1→3)40mLを加え、冷却管を付けて水浴上で加熱して溶かす。さらに、穏やかに沸騰させて窒素酸化物を除いた後、放冷し、500mLのメスフラスコに移し、溶かすために使用した三角フラスコ及び冷却管を水洗し、洗液を先の500mLのメスフラスコに加え、更に水を標線まで加えて混合する。密栓して保存する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/3.2690×A/100

ただし、

f:0.1mol/L亜鉛溶液のファクター

m:亜鉛(標準物質)の採取量(g)

A:亜鉛(標準物質)の含量(%)

R0136200

0.05mol/L亜鉛溶液 1000mL中亜鉛(Zn:65.38)3.269gを含む。

亜鉛(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その1.7gを精密に量り、水25mL及び硝酸(1→3)25mLを加え、冷却管を付けて水浴上で加熱して溶かす。さらに、穏やかに沸騰させて窒素酸化物を除いた後、放冷し、500mLのメスフラスコに移し、溶かすために使用した三角フラスコ及び冷却管を水洗し、洗液を先の500mLのメスフラスコに加え、更に水を標線まで加えて混合する。密栓して保存する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/1.6345×A/100

ただし、

f:0.05mol/L亜鉛溶液のファクター

m:亜鉛(標準物質)の採取量(g)

A:亜鉛(標準物質)の含量(%)

R0136300

0.02mol/L亜鉛溶液 1000mL中亜鉛(Zn:65.38)1.3076gを含む。

亜鉛(標準物質)の採取量を0.66gとし、0.05mol/L亜鉛溶液に準じて調製する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/0.6538×A/100

ただし、

f:0.02mol/L亜鉛溶液のファクター

m:亜鉛(標準物質)の採取量(g)

A:亜鉛(標準物質)の含量(%)

R0136400

0.01mol/L亜鉛溶液 1000mL中亜鉛(Zn:65.38)0.6538gを含む。

亜鉛(標準物質)の採取量を0.33gとし、0.05mol/L亜鉛溶液に準じて調製する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/0.3269×A/100

ただし、

f:0.01mol/L亜鉛溶液のファクター

m:亜鉛(標準物質)の採取量(g)

A:亜鉛(標準物質)の含量(%)

R0136500

0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液 1000mL中エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(C10H14N2Na2O8・2H2O、分子量372.24)37.22gを含む。

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物38gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ポリエチレン等の樹脂製の瓶に保存する。

標定 0.1mol/L亜鉛溶液25mLを正確に量り、水75mLを加える。アンモニア水・塩化アンモニウム試液10mLを加えて本液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

f1:0.1mol/L亜鉛溶液のファクター

V:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0136600

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液 1000mL中エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(C10H14N2Na2O8・2H2O、分子量372.24)18.61gを含む。

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物18.6gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ポリエチレン等の樹脂製の瓶に保存する。

標定 0.05mol/L亜鉛溶液25mLを正確に量り、水75mLを加える。アンモニア水・塩化アンモニウム試液5mLを加えて本液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

f1:0.05mol/L亜鉛溶液のファクター

V:0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0136700

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液 1000mL中エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(C10H14N2Na2O8・2H2O、分子量372.24)7.445gを含む。

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物7.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ポリエチレン等の樹脂製の瓶に保存する。

標定 0.02mol/L亜鉛溶液25mLを正確に量り、水75mLを加える。アンモニア水・塩化アンモニウム試液5mLを加えて本液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

f1:0.02mol/L亜鉛溶液のファクター

V:0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0136800

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液 1000mL中エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(C10H14N2Na2O8・2H2O、分子量372.24)3.722gを含む。

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物3.8g量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。ポリエチレン等の樹脂製の瓶に保存する。

標定 0.01mol/L亜鉛溶液25mLを正確に量り、水75mLを加える。アンモニア水・塩化アンモニウム試液5mLを加えて本液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

f1:0.01mol/L亜鉛溶液のファクター

V:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0136900

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液 1000mL中塩化チタン(Ⅲ)(TiCl3、分子量154.24)15.42gを含む。

塩化チタン(Ⅲ)溶液75mLを量り、塩酸75mLを加え、水(溶存酸素除去)を加えて1000mLとし、ビュレット付きの遮光した瓶に入れ、空気を窒素又は水素で置換し、使用する。用時標定する。

標定 硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物3gを量り、500mLの広口三角フラスコに入れ、二酸化炭素又は窒素を通じながら、水(溶存酸素除去)50mLを加えて溶かし、硫酸(27→100)25mLを加え、二酸化炭素又は窒素を通じながら速やかに0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液40mLを正確に加えて本液でほとんど終点近くまで滴定した後、直ちにチオシアン酸アンモニウム5gを加え、本液で滴定を続け、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×40/V

ただし、

f:0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液のファクター

f1:0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター

V:0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量(mL)

R0137000

0.1mol/L塩化ナトリウム溶液 1000mL中塩化ナトリウム(NaCl、分子量58.44)5.844gを含む。

次のいずれかの方法で調製する。

(1) 塩化ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その5.844gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。密栓して保存する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/5.844×A/100

ただし、

f:0.1mol/L塩化ナトリウム溶液のファクター

m:塩化ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:塩化ナトリウム(標準物質)の含量(%)

(2) 塩化ナトリウム5.9gを量り、水に溶かして1000mLとし、標定する。密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、水50mLを加えてよく混ぜ、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ウラニン試液数滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極には銀電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合には、水15mLを加えてよく混ぜ、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定を行う。終点は、液の色が赤みを帯びるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.1mol/L塩化ナトリウム溶液のファクター

f1:0.1mol/L硝酸銀溶液のファクター

V:0.1mol/L硝酸銀溶液の消費量(mL)

R0137100

0.5mol/L塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液 1000mL中塩化ヒドロキシルアンモニウム(NH2OH・HCl、分子量69.49)34.75gを含む。

塩化ヒドロキシルアンモニウム35gを量り、水40mLを加え、約65℃に加温して溶かす。冷後、ブロモフェノールブルー・水酸化ナトリウム試液15mLを加え、更にエタノール(95)を加えて正確に1000mLとする。用時調製する。

R0137200

0.05mol/L塩化マグネシウム溶液 1000mL中塩化マグネシウム六水和物(MgCl2・6H2O、分子量203.30)10.17gを含む。

塩化マグネシウム六水和物10.2gを量り、水(二酸化炭素除去)を加えて溶かし、1000mLとする。

標定 本液25mLを正確に量り、水50mL、アンモニア水・塩化アンモニウム試液2mL及びエリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mgを加え、液温を約40℃に保ちながら、0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.05mol/L塩化マグネシウム溶液のファクター

f1:0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0137300

2mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)72.92gを含む。

塩酸180mLを量り、水を加えて1000mLとする。

標定 炭酸ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その2.6~2.8gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、本液で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液2滴)。ただし、終点付近で一度煮沸して二酸化炭素を追い出した後、直ちに滴定を続ける。終点は、液の色が青紫色から帯青緑色に変わるときとする。

なお、滴定時は炭酸ガス(二酸化炭素)が大量に発生するので、注意する。

2mol/L塩酸1mL=105.99mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.10599×V)×A/100

ただし、

f:2mol/L塩酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:2mol/L塩酸の消費量(mL)

R0137400

1mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)36.46gを含む。

塩酸90mLを量り、水を加えて1000mLとする。

標定 炭酸ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その1.3~1.4gを精密に量り、水70mLを加えて溶かし、本液で滴定する。ただし、被滴定液を激しくかき混ぜながら行い、煮沸は行わない。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ブロモフェノールブルー試液2滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合には、水50mLを加えて溶かし、本液で滴定する。ただし、終点付近で一度煮沸して二酸化炭素を追い出した後、直ちに滴定を続ける。終点は、液の色が青紫色から帯青緑色に変わるときとする。

1mol/L塩酸1mL=52.99mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.05299×V)×A/100

ただし、

f:1mol/L塩酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:1mol/L塩酸の消費量(mL)

R0137500

0.5mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)18.23gを含む。

塩酸45mLを用い、1mol/L塩酸に準じて調製する。

炭酸ナトリウム(標準物質)は、0.6~0.7gを精密に量り、1mol/L塩酸に準じて標定する。

0.5mol/L塩酸1mL=26.497mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.026497×V)×A/100

ただし、

f:0.5mol/L塩酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

R0137600

0.2mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)7.292gを含む。

1mol/L塩酸に水を加えて5倍容量に薄めるか、又は塩酸18mLを用い、1mol/L塩酸に準じて調製する。炭酸ナトリウム(標準物質)は、0.26~0.30gを精密に量り、1mol/L塩酸に準じて標定する。

0.2mol/L塩酸1mL=10.60mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.01060×V)×A/100

ただし、

f:0.2mol/L塩酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.2mol/L塩酸の消費量(mL)

R0137700

0.1mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)3.646gを含む。

1mol/L塩酸に水を加えて10倍容量に薄めるか、又は塩酸9.0mLを用い、1mol/L塩酸に準じて調製する。炭酸ナトリウム(標準物質)は、0.13~0.16gを精密に量り、1mol/L塩酸に準じて標定する。

0.1mol/L塩酸1mL=5.299mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.005299×V)×A/100

ただし、

f:0.1mol/L塩酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/L塩酸の消費量(mL)

R0137800

0.05mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)1.823gを含む。

0.1mol/L塩酸に水を加えて2倍容量に薄め、標定は行わず、0.1mol/L塩酸のファクターを用いるか、又は1mol/L塩酸に水を加えて20倍容量に薄め、標定は行わず、1mol/L塩酸のファクターを用いる。

R0137900

0.02mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)0.7292gを含む。

0.1mol/L塩酸に水を加えて5倍容量に薄め、標定は行わず、0.1mol/L塩酸のファクターを用いるか、又は1mol/L塩酸に水を加えて50倍容量に薄め、標定は行わず、1mol/L塩酸のファクターを用いる。

R0138000

0.01mol/L塩酸 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)0.3646gを含む。

0.1mol/L塩酸に水を加えて10倍容量に薄め、標定は行わず、0.1mol/L塩酸のファクターを用いるか、又は1mol/L塩酸に水を加えて100倍容量に薄め、標定は行わず、1mol/L塩酸のファクターを用いる。

R0138100

0.5mol/L塩酸・メタノール溶液 1000mL中塩酸(HCl、分子量36.46)18.23gを含む。

塩酸45mLを量り、水45mLを加えた後、メタノールを加えて1000mLとする。0.5mol/L塩酸に準じて標定する。

0.5mol/L塩酸・メタノール溶液1mL=26.497mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.026497×V)×A/100

ただし、

f:0.5mol/L塩酸・メタノール溶液のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.5mol/L塩酸・メタノール溶液の消費量(mL)

R0138200

0.1mol/L過塩素酸 1000mL中過塩素酸(HClO4、分子量100.46)10.05gを含む。

あらかじめ水分を測定した非水滴定用酢酸1000gを量る。濃度既知の過塩素酸(含量70~72%)14gを加え、次の式によって算出した無水酢酸を加えて混合した後、密栓して保存する。調製した後、1時間以上放置したものを用いる。

m={(1000×W1/100+14×W2/100)-0.5}×5.7

ただし、

m:無水酢酸の質量(g)(水分含量0.05%に調節するための量)

W1:非水滴定用酢酸の水分(%)

W2:[100-過塩素酸の濃度(%)]から求めた過塩素酸の水分(%)

標定 フタル酸水素カリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.5~0.6gを精密に量り、非水滴定用酢酸50mLを加え、本液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.422mg フタル酸水素カリウム

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/{0.020422×(V-V0)}×A/100

ただし、

f:0.1mol/L過塩素酸のファクター

m:フタル酸水素カリウム(標準物質)の採取量(g)

A:フタル酸水素カリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/L過塩素酸の消費量(mL)

V0:空試験の0.1mol/L過塩素酸の消費量(mL)

R0138300

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液 1000mL中過マンガン酸カリウム(KMnO4、分子量158.03)3.161gを含む。

過マンガン酸カリウム3.2gを量り、水1050mLを加えて1~2時間穏やかに沸騰させた後、約18時間暗所に放置する。上澄液をガラスろ過器(G4)でろ過する。この場合、ガラスろ過器は、ろ過の前に水洗はしない。熱水等で洗浄し、乾燥した褐色瓶に密栓して保存する。

標定 シュウ酸ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.20~0.24gを精密に量り、水200mLを加えて溶かす。硫酸(1→2)20mLを加え、液を70℃に加熱する。直ちに、調製した本液を、緩くかき混ぜながら、滴定所要量の約2mL手前まで加える。液の赤色が消えるまで放置した後、引き続き本液で滴定する。終点は、液の淡赤色が約15秒間残るときとする。終点の確認に電位差計を用いる場合には、指示電極には白金電極を、参照電極には銀―塩化銀電極又はガラス電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。別に空試験を行い、補正する。

なお、いずれの滴定においても終点の液の温度は、60℃以上とする。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=6.700mg Na2C2O4

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/{0.006700×(V-V0)}×A/100

ただし、

f:0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター

m:シュウ酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:シュウ酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液の消費量(mL)

V0:空試験の0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液の消費量(mL)

R0138400

0.1mol/L酢酸亜鉛溶液 1000mL中酢酸亜鉛二水和物(Zn(CH3COO)2・2H2O、分子量219.50)21.95gを含む。

酢酸亜鉛二水和物約22gを量り、酢酸2mL及び水1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、水75mL及びアンモニア水・塩化アンモニウム試液2mLを加え、0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.1mol/L酢酸亜鉛溶液のファクター

f1:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0138500

0.02mol/L酢酸亜鉛溶液 1000mL中酢酸亜鉛二水和物(Zn(CH3COO)2・2H2O、分子量219.50)4.390gを含む。

酢酸亜鉛二水和物4.43gを量り、酢酸2mL及び水1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、水75mL及びアンモニア水・塩化アンモニウム試液2mLを加え、0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.02mol/L酢酸亜鉛溶液のファクター

f1:0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0138600

0.01mol/L酢酸亜鉛溶液 1000mL中酢酸亜鉛二水和物(Zn(CH3COO)2・2H2O、分子量219.50)2.195gを含む。

酢酸亜鉛二水和物2.2gを量り、酢酸2mL及び水1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、水75mL及びアンモニア水・塩化アンモニウム試液2mLを加えて、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。

ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.01mol/L酢酸亜鉛溶液のファクター

f1:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0138700

0.1mol/L酢酸ナトリウム溶液 1000mL中酢酸ナトリウム(CH3COONa、分子量82.03)8.203gを含む。

酢酸ナトリウム8.20gを量り、非水滴定用酢酸1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極にはガラス電極、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.1mol/L酢酸ナトリウム溶液のファクター

f1:0.1mol/L過塩素酸のファクター

V:0.1mol/L過塩素酸の消費量(mL)

R0138800

0.1mol/L酢酸マグネシウム溶液 1000mL中酢酸マグネシウム四水和物(Mg(CH3COO)2・4H2O、分子量214.45)21.45gを含む。

酢酸マグネシウム四水和物21.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

標定 本液25mLを正確に量り、水約50mL及びアンモニア水・塩化アンモニウム試液3mLを加える。約40℃に加熱しながら指示薬を加え、0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬50mg)。終点は、液の色が赤色から青色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.1mol/L酢酸マグネシウム溶液のファクター

f1:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0138900

次亜硫酸ナトリウム用0.05mol/Lヨウ素溶液 0.05mol/Lヨウ素溶液、次亜硫酸ナトリウム用を見よ。

R0139000

0.05mol/Lシュウ酸溶液 1000mL中シュウ酸二水和物(C2H2O4・2H2O、分子量126.07)6.303gを含む。

シュウ酸二水和物6.4gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、硫酸(1→21)200mLを加えた後、液温を70℃にし、緩くかき混ぜながら0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液を、滴定所要量の約2mL手前まで加える。液の赤色が消えるまで放置した後、引き続き0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。別に空試験を行い、補正する。なお、いずれの滴定においても終点の液の温度は、60℃以上とする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.05mol/Lシュウ酸溶液のファクター

f1:0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター

V:0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液の消費量(mL)

R0139100

0.05mol/L臭素溶液 1000mL中臭素(Br2、分子量159.81)7.990gを含む。

臭素酸カリウム3g及び臭化カリウム15gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。褐色瓶に密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、水100mL及び硫酸(1→5)10mLを加え、直ちに栓をして穏やかに振り混ぜる。次にヨウ化カリウム2gを加えて、直ちに栓をして穏やかに振り混ぜ、暗所に2~3分放置した後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×(V-V0)/25

ただし、

f:0.05mol/L臭素溶液のファクター

f1:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

V:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

V0:空試験の0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0139200

0.1mol/L硝酸 1000mL中硝酸(HNO3、分子量63.01)6.301gを含む。

硝酸7mLを量り、水を加えて1000mLとする。

標定 炭酸ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.13~0.16gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、本液で滴定する。ただし、被滴定液を激しくかき混ぜながら行い、煮沸は行わない。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ブロモフェノールブルー試液2滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合には、水50mLを加えて溶かし、本液で滴定する。ただし、終点付近で一度煮沸して二酸化炭素を追い出した後、直ちに滴定を続ける。終点は、液の色が青紫色から帯青緑色に変わるときとする。

0.1mol/L硝酸1mL=5.299mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.005299×V)×A/100

ただし、

f:0.1mol/L硝酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/L硝酸の消費量(mL)

R0139300

0.1mol/L硝酸銀溶液 1000mL中硝酸銀(AgNO3、分子量169.87)16.99gを含む。

硝酸銀17gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。密栓し、遮光して暗所に保存する。

標定 塩化ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.14~0.17gを精密に量り、水70mLを加えて溶かし、本液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ウラニン試液数滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極には白金電極又は銀電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の色が赤みを帯びるときとする。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=5.844mg NaCl

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.005844×V)×A/100

ただし、

f:0.1mol/L硝酸銀溶液のファクター

m:塩化ナトリウムの採取量(g)

A:塩化ナトリウムの含量(%)

V:0.1mol/L硝酸銀溶液の消費量(mL)

R0139400

0.05mol/L硝酸銀溶液 1000mL中硝酸銀(AgNO3、分子量169.87)8.495gを含む。

硝酸銀8.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとした後、密栓し、遮光して暗所に保存する。

標定 塩化ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.07~0.09gを精密に量り、水70mLを加えて溶かし、本液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ウラニン試液数滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極には銀電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合には、水50mLを加えて溶かし、本液で滴定を行う。終点は、液の色が赤みを帯びるときとする。

0.05mol/L硝酸銀溶液1mL=2.922mg NaCl

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.002922×V)×A/100

ただし、

f:0.05mol/L硝酸銀溶液のファクター

m:塩化ナトリウムの採取量(g)

A:塩化ナトリウムの含量(%)

V:0.05mol/L硝酸銀溶液の消費量(mL)

R0153700

0.005mol/L硝酸銀溶液 1000mL中硝酸銀(AgNO3、分子量169.87)0.8493gを含む。0.1mol/L硝酸銀溶液に水を加えて20倍容量に薄め、標定は行わず、0.1mol/L硝酸銀溶液のファクターを用いる。用時調製する。

R0139500

0.05mol/L硝酸鉛(Ⅱ)溶液 1000mL中硝酸鉛(Ⅱ)(Pb(NO3)2、分子量 331.21)16.56gを含む。

硝酸鉛(Ⅱ)17.0gを量り、メスフラスコに入れ、硝酸(1→51)25mLを加えて溶かし、水で1000mLとする。

標定 本液25mLを正確に量り、ヘキサメチレンテトラミン溶液(1→10)10mLを加え、硝酸(1→11)を用いてpH5.2~5.4に調整し、0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 キシレノールオレンジ試液数滴)。終点は、液の赤紫色が黄色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.05mol/L硝酸鉛(Ⅱ)溶液のファクター

f1:0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0139600

0.1mol/L硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ)溶液 1000mL中硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ)(Ce(NH4)2(NO3)6)分子量548.22)54.82gを含む。

硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ)57gを量り、硫酸(3→53)500mLを加えて溶かし、水を加えて1000mLとし、約18時間放置した後、必要な場合には、ろ過する。密栓して保存する。

標定 0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液25mLを正確に量り、リン酸5mLを加えて本液で滴定する(指示薬 フェロイン試液 約0.2mL)。終点は、液の色が赤褐色から青緑色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.1mol/L硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ)溶液のファクター

f1:0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液のファクター

V:0.1mol/L硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ)溶液の消費量(mL)

R0139700

0.01mol/L硝酸ビスマス溶液 1000mL中硝酸ビスマス五水和物(Bi(NO3)3・5H2O、分子量485.07)4.851gを含む。

硝酸ビスマス五水和物4.9gを量り、硝酸(1→3)20mLを加え、水1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、硝酸(1→3)を用いてpH1~2に調整する。0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 キシレノールオレンジ試液数滴)。終点は、液の色が赤色から黄色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.01mol/L硝酸ビスマス溶液のファクター

f1:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0139800

1mol/L水酸化カリウム溶液 1000mL中水酸化カリウム(KOH、分子量56.11)56.11gを含む。

水酸化カリウム、水酸化カリウム溶液(高純度)又は水酸化カリウム溶液(半導体用)の水酸化カリウムとして70gに相当する量をポリエチレン等の樹脂製容器に量り、水(二酸化炭素除去)1000mLを加えて溶かした後、密栓して二酸化炭素を遮り、4~5日間放置する。上澄液をポリエチレン等の樹脂製容器に密栓して保存する。

標定 アミド硫酸(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その2.4~2.6gを精密に量り、水70mLを加えて溶かし、本液で滴定をする。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ブロモチモールブルー試液数滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の色が黄色から帯青緑色に変わるときとする。

1mol/L水酸化カリウム溶液1mL=97.09mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.09709×V)×A/100

ただし、

f:1mol/L水酸化カリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:1mol/L水酸化カリウム溶液の消費量(mL)

R0139900

0.1mol/L水酸化カリウム溶液 1000mL中水酸化カリウム(KOH、分子量56.11)5.611gを含む。

0.05mol/L水酸化カリウム溶液 1000mL中水酸化カリウム(KOH、分子量56.11)2.805gを含む。

1mol/L水酸化カリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて20倍容量に薄める。標定は行わず、1mol/L水酸化カリウム溶液のファクターを用いるか、又はアミド硫酸(標準物質)の採取量を約0.12~0.13gとし、1mol/L水酸化カリウム溶液に準じて標定する。

0.05mol/L水酸化カリウム溶液1mL=4.855mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.004855×V)×A/100

ただし、

f:0.05mol/L水酸化カリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.05mol/L水酸化カリウム溶液の消費量(mL)

水酸化カリウム又は水酸化カリウム溶液(高純度)若しくは水酸化カリウム溶液(半導体用)の水酸化カリウムとして7gに相当する量を用い、1mol/L水酸化カリウム溶液に準じて調製する。

標定 アミド硫酸(標準物質)の採取量を約0.24~0.26gとし、1mol/L水酸化カリウム溶液に準じて標定する。

0.1mol/L水酸化カリウム溶液1mL=9.709mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.009709×V)×A/100

ただし、

f:0.1mol/L水酸化カリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/L水酸化カリウム溶液の消費量(mL)

R0140000

0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液 1000mL中水酸化カリウム(KOH、分子量56.11)28.05gを含む。

水酸化カリウム35gを高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かした後、エタノール(無アルデヒド)を加えて1000mLとし、混合する。密栓して二酸化炭素を遮り、2~3日間放置した後、上澄液を高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に密栓して保存する。

標定 0.25mol/L硫酸25mLを正確に量り、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて本液で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(フェノールフタレイン試液3滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極(非水滴定用)を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。用時標定する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液のファクター

f1:0.25mol/L硫酸のファクター

V:0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

R0140100

0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液 1000mL中水酸化カリウム(KOH、分子量56.11)5.611gを含む。

水酸化カリウム7gを高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かした後、エタノール(無アルデヒド)を加えて1000mLとし、混合する。密栓して二酸化炭素を遮り、2~3日間放置した後、上澄液を高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に密栓して保存する。

標定 0.05mol/L硫酸25mLを正確に量り、水(二酸化炭素除去)50mLを加え、本液で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(フェノールフタレイン試液3滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極(非水滴定用)を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。用時標定する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液のファクター

f1:0.05mol/L硫酸のファクター

V:0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

R0140200

0.02mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液 1000mL中水酸化カリウム(KOH、分子量56.11)1.122gを含む。

0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液にエタノール(無アルデヒド)を加えて5倍容量に薄める。

標定 0.01mol/L硫酸25mLを正確に量り、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて本液で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(フェノールフタレイン試液3滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極(非水滴定用)を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の淡赤色が約30秒間残るときとする。用時標定する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.02mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液のファクター

f1:0.01mol/L硫酸のファクター

V:0.02mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

R0140300

1mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)40.00gを含む。

次のいずれかの方法で調製する。

(1) 水酸化ナトリウム40gを高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に量り、水(二酸化炭素除去)100mLを加えて溶かし、冷却後、高密度ポリエチレン等の樹脂製気密容器に移し、一昼夜以上放置する。その液を高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に移し、水(二酸化炭素除去)を加えて1000mLとし、混合する。密栓して保存する。

(2) 水酸化ナトリウム溶液(高純度)又は水酸化ナトリウム溶液(半導体用)の水酸化ナトリウムとして40gに相当する量を水(二酸化炭素除去)1000mLに溶かし、その液を約1時間かくはんする。必要な場合には、約24時間放置した後、0.2μmのフィルターでろ過する。高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に密栓して保存する。

(3) 水酸化ナトリウム165gをポリエチレン等の樹脂製容器に量り、水(二酸化炭素除去)150mLを加えて溶かした後、密栓して二酸化炭素を遮り4~5日間放置する。上澄液54mLを1000mLのポリエチレン等の樹脂製容器に入れ、水(二酸化炭素除去)を加えて1000mLとし、混合する。高密度ポリエチレン等の樹脂製容器に密栓して保存する。

標定 アミド硫酸(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その2.4~2.6gを精密に量り、水70mLを加えて溶かした後、本液で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ブロモチモールブルー試液数滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。ただし、指示電極及び参照電極には複合型のものを用いることができる。指示薬を用いる場合の終点は、液の色が黄色から帯青緑色に変わるときとする。

1mol/L 水酸化ナトリウム溶液1mL=97.09mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.09709×V)×A/100

ただし、

f:1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0140400

0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)20.00gを含む。

水酸化ナトリウム20g、水酸化ナトリウム溶液(高純度)の上澄液27mL又は水酸化ナトリウム溶液(半導体用)の上澄液27mLを用い、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて調製する。アミド硫酸(標準物質)の採取量を約1.2~1.3gとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=48.55mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.04855×V)×A/100

ただし、

f:0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0140500

0.45mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)18.00gを含む。

水酸化ナトリウム18g、水酸化ナトリウム溶液(高純度)の上澄液24.3mL又は水酸化ナトリウム溶液(半導体用)の上澄液24.3mLを用い、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて調製する。アミド硫酸(標準物質)の採取量を約1.08~1.17gとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.45mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=43.69mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.04369×V)×A/100

ただし、

f:0.45mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.45mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0140600

0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)9.999gを含む。

次のいずれかの方法で調製する。

(1) 1mol/L水酸化ナトリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて4倍容量に薄める。

(2) 水酸化ナトリウム約10g又は水酸化ナトリウム溶液(高純度)の上澄液13.5mL若しくは水酸化ナトリウム溶液(半導体用)の上澄液13.5mLを用いて1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて調製する。

標定 アミド硫酸(標準物質)の採取量を約0.60~0.65gとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=24.27mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.02427×V)×A/100

ただし、

f:0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0140700

0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)7.999gを含む。

次のいずれかの方法で調製する。

(1) 1mol/L水酸化ナトリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて5倍容量に薄める。

(2) 水酸化ナトリウム約8g又は水酸化ナトリウム溶液(高純度)の上澄液10.8mL若しくは水酸化ナトリウム溶液(半導体用)の上澄液10.8mLを用いて1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて調製する。

標定 アミド硫酸(標準物質)の採取量を0.48~0.52gとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=19.42mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.01942×V)×A/100

ただし、

f:0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0140800

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)4.000gを含む。

次のいずれかの方法で調製する。

(1) 1mol/L水酸化ナトリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて10倍容量に薄める。

(2) 水酸化ナトリウム約4.5g又は水酸化ナトリウム溶液(高純度)の上澄液5.4mL若しくは水酸化ナトリウム溶液(半導体用)の上澄液5.4mLを用いて1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて調製する。

標定 アミド硫酸(標準物質)の採取量を0.24~0.26gとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=9.709mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.009709×V)×A/100

ただし、

f:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0140900

0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)2.000gを含む。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて20倍容量に薄める。標定は行わず、1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクターを用いるか、又はアミド硫酸(標準物質)の採取量を0.12~0.13gとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=4.855mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.004855×V)×A/100

ただし、

f:0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0141000

0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)0.7999gを含む。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて5倍容量に薄める。標定は行わず、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクターを用いるか、又はアミド硫酸(標準物質)の採取量を48~52mgとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=1.942mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.001942×V)×A/100

ただし、

f:0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0141100

0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液 1000mL中水酸化ナトリウム(NaOH、分子量40.00)0.400gを含む。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液に水(二酸化炭素除去)を加えて10倍容量に薄める。標定は行わず、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクターを用いるか、又はアミド硫酸(標準物質)の採取量を24~26mgとし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液に準じて標定する。

0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=0.9709mg HOSO2NH2

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.0009709×V)×A/100

ただし、

f:0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液のファクター

m:アミド硫酸(標準物質)の採取量(g)

A:アミド硫酸(標準物質)の含量(%)

V:0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0141200

0.1mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液 1000mL中チオシアン酸アンモニウム(NH4SCN、分子量76.12)7.612gを含む。

チオシアン酸アンモニウム8gを量り、水1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。

標定 0.1mol/L硝酸銀溶液25mLを正確に量り、水25mL、硝酸2mL及びニトロベンゼン10mLを加え、よくかき混ぜながら本液で滴定する(指示薬 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硝酸試液2mL)。終点は、液の色が褐色になるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.1mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液のファクター

f1:0.1mol/L硝酸銀溶液のファクター

V:0.1mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液の消費量(mL)

R0141300

0.05mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液 1000mL中チオシアン酸アンモニウム(NH4SCN、分子量76.12)3.806gを含む。

チオシアン酸アンモニウム4gを量り、水1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。

標定 0.05mol/L硝酸銀溶液25mLを正確に量り、水25mL、硝酸2mL及びニトロベンゼン10mLを加え、よくかき混ぜながら本液で滴定する(指示薬 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硝酸試液2mL)。終点は、液の色が褐色になるときとする。必要に応じて、用時標定する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×25/V

ただし、

f:0.05mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液のファクター

f1:0.05mol/L硝酸銀溶液のファクター

V:0.05mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液の消費量(mL)

R0141400

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液 1000mL中チオ硫酸ナトリウム五水和物(Na2S2O3・5H2O、分子量248.18)24.82gを含む。

チオ硫酸ナトリウム五水和物26g及び炭酸ナトリウム0.2gを量り、水(溶存酸素除去)1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。調製した後、2日間放置したものを用いる。

標定 ヨウ素酸カリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.9~1.1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。その25mLを正確に量り、水75mL、ヨウ化カリウム2g及び硫酸(1→2)2mLを加え、直ちに栓をして穏やかに振り混ぜ、暗所に5分間放置し、本液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に水100mLを用いて空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=3.5667mg KIO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=(m×25/250)/{0.0035667×(V-V0)}×A/100

ただし、

f:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

m:ヨウ素酸カリウム(標準物質)の採取量(g)

A:ヨウ素酸カリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

V0:空試験の0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0141500

0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液 1000mL中チオ硫酸ナトリウム五水和物(Na2S2O3・5H2O、分子量248.18)12.41gを含む。

チオ硫酸ナトリウム五水和物13g及び炭酸ナトリウム0.2gを量り、水(溶存酸素除去)1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。調製した後、2日間放置したものを用いる。

標定 ヨウ素酸カリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.4~0.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。その25mLを正確に量り、水75mL、ヨウ化カリウム1g及び硫酸(1→2)2mLを加え、直ちに栓をして穏やかに振り混ぜて、暗所に5分間放置し、本液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に水100mLを用いて空試験を行い、補正する。

0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=1.7833mg KIO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=(m×25/250)/{0.0017833×(V-V0)}×A/100

ただし、

f:0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

m:ヨウ素酸カリウムの採取量(g)

A:ヨウ素酸カリウムの含量(%)

V:0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

V0:空試験の0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0141600

0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液 1000mL中チオ硫酸ナトリウム五水和物(Na2S2O3・5H2O、分子量248.18)2.482gを含む。

チオ硫酸ナトリウム五水和物2.6gと炭酸ナトリウム0.2gを量り、水(溶存酸素除去)1000mLを加えて溶かした後、密栓して保存する。調製した後、2日間放置したものを用いる。

標定 ヨウ素酸カリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.3~0.4gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。その25mLを正確に量り、水75mL、ヨウ化カリウム1g及び硫酸(1→2)2mLを加え、直ちに栓をして穏やかに振り混ぜて、暗所に5分間放置し、本液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に水100mLを用いて空試験を行い、補正する。

0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=0.35667mg KIO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=(m×25/250)/{0.00035667×(V-V0)}×A/100

ただし、

f:0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

m:ヨウ素酸カリウムの採取量(g)

A:ヨウ素酸カリウムの含量(%)

V:0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

V0:空試験の0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0141700

0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液 1000mL中チオ硫酸ナトリウム五水和物(Na2S2O3・5H2O、分子量248.18)1.241gを含む。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液10mLを200mLのメスフラスコに正確に量り、水(溶存酸素除去)を標線まで加えて混合する。用時調製する。標定は行わず、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクターを用いる。

R0141800

1/60mol/L二クロム酸カリウム溶液 1000mL中二クロム酸カリウム(K2Cr2O7、分子量294.18)4.903gを含む。

次のいずれかの方法で調製する。

(1) 二クロム酸カリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その4.9~5.0gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。密栓して保存する。

1/60mol/L二クロム酸カリウム溶液1mL=4.903mg K2Cr2O7

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/4.903×A/100

ただし、

f:1/60mol/L二クロム酸カリウム溶液のファクター

m:二クロム酸カリウム(標準物質)の採取量(g)

A:二クロム酸カリウム(標準物質)の含量(%)

(2) 二クロム酸カリウム5gを量り、水(溶存酸素除去)を加えて溶かし、水(溶存酸素除去)で1000mLにする。密栓して保存する。

標定 本液25mLを300mLの共通すり合わせ三角フラスコに正確に量り、水50mL及びヨウ化カリウム2gを加えて溶かした後、硫酸(1→6)6mLを加える。直ちに栓をして穏やかに振り混ぜ、暗所に5分間放置した後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が青緑色になるときとする。別に空試験を行い、補正する。

f1=f2×(V-V0)/25

ただし、

f1:1/60mol/L二クロム酸カリウム溶液のファクター

f2:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

V:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

V0:空試験の0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0141900

0.5mol/Lモルホリン・メタノール溶液 1000mL中モルホリン(C4H9NO、分子量87.12)43.56gを含む。

モルホリン11mLを量り、メタノールを加えて250mLとする。

R0142000

0.05mol/Lヨウ素溶液 1000mL中ヨウ素(I2、分子量 253.81)12.69gを含む。

ヨウ化カリウム40gを量り、水25mL及びヨウ素13gを加えて溶かした後、水を加えて1000mLとする。これに塩酸3滴を加えて混合した後、密栓し、遮光して暗所に保存する。長く保存したものは、標定し直して用いる。

標定 本液25mLを正確に量り、塩酸試液(1mol/L)1mLを加える。0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.05mol/Lヨウ素溶液のファクター

f1:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

V:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0142100

0.05mol/Lヨウ素溶液、次亜硫酸ナトリウム用 1000mL中ヨウ素(I2、分子量 253.81)12.69gを含む。

ヨウ化カリウム40gを量り、水25mL及びヨウ素13gを加えて溶かした後、水を加えて1000mLとする。これに塩酸3滴を加えて混合した後、密栓し、遮光して暗所に保存する。

標定 本液25mLを正確に量り、塩酸試液(1mol/L)1mLを加える。0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.05mol/Lヨウ素溶液、次亜硫酸ナトリウム用のファクター

f1:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

V:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0142200

0.005mol/Lヨウ素溶液 1000mL中ヨウ素(I2、分子量 253.81)1.269gを含む。

0.05mol/Lヨウ素溶液に水を加えて10倍容量に薄め、標定は行わず、0.05mol/Lヨウ素溶液のファクターを用いる。用時調製する。

R0142300

0.05mol/Lヨウ素酸カリウム溶液 1000mL中ヨウ素酸カリウム(KIO3、分子量 214.00)10.70gを含む。

次のいずれかの方法で調製する。

(1) ヨウ素酸カリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その10.7~10.8gを精密に量り、1000mLのメスフラスコに入れ、水(溶存酸素除去)を加えて溶かし、更に水(溶存酸素除去)を標線まで加えて混合する。密栓して保存する。ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/10.700×A/100

ただし、

f:0.05mol/Lヨウ素酸カリウム溶液のファクター

m:ヨウ素酸カリウム(標準物質)の採取量(g)

A:ヨウ素酸カリウム(標準物質)の含量(%)

(2) ヨウ素酸カリウム10.7gを量り、水(溶存酸素除去)を加えて溶かし、水(溶存酸素除去)で1000mLにする。密栓して保存する。

標定 本液10mLを200mLの共通すり合わせ三角フラスコ等に正確に量り、水30mLを加える。ヨウ化カリウム3gを加え、直ちに硫酸(1→6)5mLを加え、速やかに栓をして、緩く振り混ぜて溶かし、暗所に5分間放置した後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

f1=f2×(V-V0)/30

ただし、

f1:0.05mol/Lヨウ素酸カリウム溶液のファクター

f2:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

V:滴定に要した0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の体積(mL)

V0:空試験の0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の体積(mL)

R0142400

0.5mol/L硫酸 1000mL中硫酸(H2SO4、分子量98.08)49.04gを含む。

水約1000mLを量り、かき混ぜながら硫酸30mLを徐々に加え、20℃になるまで放冷する。密栓して保存する。

標定 炭酸ナトリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その1.3~1.6gを精密に量り、水70mLを加えて溶かし、本液で滴定する。終点の確認には、電位差計又は指示薬(ブロモフェノールブルー試液数滴)を用いる。電位差計を用いる場合には、指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いて、被滴定液を激しくかき混ぜながら本液で滴定を行い、煮沸はしない。終点は、第2変曲点とする。指示薬を用いる場合には、終点付近で煮沸して二酸化炭素を除き、冷却した後に滴定を行う。終点は、液の色が青紫色から帯青緑色に変わるときとする。

0.5mol/L硫酸1mL=52.99mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.05299×V)×A/100

ただし、

f:0.5mol/L硫酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.5mol/L硫酸の消費量(mL)

R0142500

0.25mol/L硫酸 1000mL中硫酸(H2SO4、分子量98.08)24.52gを含む。

硫酸15mLを用い、0.5mol/L硫酸に準じて調製する。炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量を0.65~0.80gとし、0.5mol/L硫酸に準じて標定する。

0.25mol/L硫酸1mL=26.497mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.026497×V)×A/100

ただし、

f:0.25mol/L硫酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.25mol/L硫酸の消費量(mL)

R0142600

0.1mol/L硫酸 1000mL中硫酸(H2SO4、分子量98.08)9.808gを含む。

硫酸6mLを用い、0.5mol/L硫酸に準じて調製する。炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量を0.26~0.32gとし、0.5mol/L硫酸に準じて標定する。

0.1mol/L硫酸1mL=10.599mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.010599×V)×A/100

ただし、

f:0.1mol/L硫酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/L硫酸の消費量(mL)

R0142700

0.05mol/L硫酸 1000mL中硫酸(H2SO4、分子量98.08)4.904gを含む。

0.5mol/L硫酸に水を加えて10倍容量に薄めるか、又は硫酸3mLを用いて0.5mol/L硫酸に準じて調製する。炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量を0.13~0.16gとし、0.5mol/L硫酸に準じて標定する。

0.05mol/L硫酸1mL=5.299mg Na2CO3

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.005299×V)×A/100

ただし、

f:0.05mol/L硫酸のファクター

m:炭酸ナトリウム(標準物質)の採取量(g)

A:炭酸ナトリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.05mol/L硫酸の消費量(mL)

R0142800

0.025mol/L硫酸 1000mL中硫酸(H2SO4、分子量98.08)2.452gを含む。

0.05mol/L硫酸に水を加えて2倍容量に薄め、標定は行わず、0.05mol/L硫酸のファクターを用いる。用時調製する。

R0142900

0.01mol/L硫酸 1000mL中硫酸(H2SO4、分子量98.08)0.9808gを含む。

0.1mol/L硫酸に水を加えて10倍容量に薄め、標定は行わず、0.1mol/L硫酸のファクターを用いる。用事調整する。

R0143000

0.005mol/L硫酸 1000mL中硫酸(H2SO4、分子量98.08)0.4904gを含む。

0.05mol/L硫酸に水を加えて10倍容量に薄め、標定は行わず、0.05mol/L硫酸のファクターを用いる。用時調製する。

R0143100

0.1mol/L硫酸亜鉛溶液 1000mL中硫酸亜鉛七水和物(ZnSO4・7H2O、分子量287.55)28.76gを含む。

硫酸亜鉛七水和物29gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。

標定 本液25mLを正確に量り、アンモニウム緩衝液(pH10.7)5mL及びエリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬40mgを加え、0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する。終点は、液の赤紫色が青紫色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.1mol/L硫酸亜鉛溶液のファクター

f1:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液のファクター

V:0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

R0143200

0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液 1000mL中硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物(Fe(NH4)2(SO4)2・6H2O、分子量392.14)39.21gを含む。

水300mLを量り、硫酸30mLをかき混ぜながら徐々に加えた後、冷却する。次に硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物40g及び水を加えて1000mLとする。

標定 次のいずれかの方法で標定する。

(1) 二クロム酸カリウム(標準物質)の必要量を認証書等に記載された方法で乾燥する。その0.12gを精密に量り、水100mLを加えて溶かした後、硫酸30mLをかき混ぜながら徐々に加えて冷却し、本液で滴定する(指示薬 フェロイン試液約0.2mL)。終点は、液の色が青緑色から赤褐色に変わるときとする。

0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液1mL=4.903mg K2Cr2O7

ファクターは、次の式によって算出する。

f=m/(0.004903×V)×A/100

ただし、

f:0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液のファクター

m:二クロム酸カリウム(標準物質)の採取量(g)

A:二クロム酸カリウム(標準物質)の含量(%)

V:0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液の消費量(mL)

(2) 本液25mLを正確に量り、水25mL及びリン酸5mLを加え、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。終点は、液に薄い赤色が15秒間残るときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液のファクター

f1:0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター

V:0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液の消費量(mL)

R0153800

0.1mol/L硫酸セリウム(Ⅳ)溶液 1000mL中硫酸セリウム(Ⅳ)四水和物(Ce(SO4)2・4H2O、分子量404.30)40.43gを含む。

硫酸セリウム(Ⅳ)四水和物約40.4gを量り、硫酸50mLを加えてかき混ぜる。さらに、発熱に注意してかき混ぜながら、水900mLを20mLずつ徐々に加える。24時間放置した後、ガラスろ過器でろ過し、水を加えて1000mLとする。

標定 本液25mLを正確に量り、硫酸(1→6)30mLを加え、0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液で滴定する(指示薬 フェロイン試液約0.2mL)。終点は、液の色が青緑色から黄赤色に変わるときとする。ファクターは、次の式によって算出する。

f=f1×V/25

ただし、

f:0.1mol/L硫酸セリウム(Ⅳ)溶液のファクター

f1:0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液のファクター

V:0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液の消費量(mL)

3.標準液

R143250

標準液は、第2添加物中における試験において、試験の比較の基礎として用いる液である。標準液の調製に計量法に規定する標準液を用いる場合には、酸濃度、安定剤の有無等が使用目的に一致することを確認する。

R0143300

亜鉛標準液 硫酸亜鉛七水和物4.40gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、亜鉛(Zn)10μgを含む。

計量法に規定する標準液[亜鉛(Zn)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLに亜鉛(Zn)10μgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0143400

アルミニウム標準原液 硫酸カリウムアルミニウム・12水17.6gを量り、水10mL及び塩酸(2→3)15mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、アルミニウム(Al)1mgを含む。ポリエチレン等の樹脂製瓶に保存する。

計量法に規定する標準液[アルミニウム(Al)の濃度1000mg/L]を用いてもよい。

R0143500

アンモニウム標準液 塩化アンモニウム2.97gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、アンモニウム(NH4)10μgを含む。

計量法に規定する標準液[アンモニウム(NH4)の濃度1000mg/L]を、1mLにアンモニウム(NH4)10μgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0153900

イットリウム標準原液 本液1mLは、イットリウム(Y)1mgを含む。誘導結合プラズマ発光分光分析用に調製したものを用いる。

R0143600

塩化物イオン標準原液 塩化ナトリウム(標準物質)を、認証書等に記載された乾燥方法を用いて乾燥した後、その0.165gを正確に量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、塩化物イオン(Cl)0.1mgを含む。

計量法に規定する標準液[塩化物イオン(Cl)の濃度1000mg/L]を、1mLに塩化物イオン(Cl)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0143700

カリウム標準液(0.1mg/mL) 塩化カリウム1.91gを量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、カリウム(K)として0.1mgを含む。ポリエチレン等の樹脂製瓶に保存する。

計量法に規定する標準液[カリウム(K)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにカリウム(K)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0143800

カルシウム標準液(0.1mg/mL) 炭酸カルシウム2.50gを量り、水50mL及び塩酸(2→3)15mLを加えて溶かし、沸騰しない程度に加熱して二酸化炭素を除いた後、冷却し、水で正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。本液1mLは、カルシウム(Ca)0.1mgを含む。ポリエチレン等の樹脂製瓶に保存する。

計量法に規定する標準液[カルシウム(Ca)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにカルシウム(Ca)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0143900

クロム標準液 二クロム酸カリウム2.83gを量り、水50mL及び硝酸(1→3)5mLを加えて溶かし、水で1000mLとする。この液25mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとし、この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、クロム(Cr)2.5μgを含む。

計量法に規定する標準液[クロム(Cr)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにクロム(Cr)2.5μgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0143950

ケイ素標準原液 900~1000℃で3時間強熱し冷却した二酸化ケイ素0.214gを量り、炭酸ナトリウム1gを加え、白金製のるつぼ中で加熱融解する。冷却後、水に溶かして正確に100mLにする。本液1mLは、ケイ素(Si)1mgを含む。ポリエチレン等の樹脂製瓶に保存する。

計量法に規定する標準液[ケイ素(Si)の濃度1000mg/L]を用いてもよい。

R0144000

シアン標準液 シアン標準原液10mLを正確に量り、水酸化ナトリウム溶液(1→25)100mL及び水を加えて正確に1000mLとする。用時調製する。本液1mLは、シアン(CN)10μgを含む。

R0144100

シアン標準原液 シアン化カリウム2.50g(質量分率100%相当)を量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、シアンイオン(CN)1mgを含む。密栓して冷暗所に保存する。

R0144200

臭化物イオン標準原液 あらかじめ110℃で2時間乾燥した臭化ナトリウム0.129gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、臭化物イオン(Br)0.1mgを含む。

計量法に規定する標準液[臭化物イオン(Br)の濃度1000mg/L]を、1mLに臭化物イオン(Br)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0144300

硝酸イオン標準原液 硝酸塩標準液を見よ。

R0144400

硝酸塩標準液 硝酸カリウム1.63gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、硝酸イオン(NO3)0.1mgを含む。

計量法に規定する標準液[硝酸イオン(NO3)の濃度1000mg/L]を、硝酸イオン(NO3)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0144500

食用青色1号色素前駆体標準原液 食用青色1号(色素前駆体量0.5%以下)約0.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に50mLとする。この液を、タール色素試験法の定量法の(1)塩化チタン(Ⅲ)法(ii)により定量し、0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液消費量をVとする。滴定後、更に0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液を1~2滴加え、十分にかくはんする。冷後、水を加えて500mLとし、食用青色1号色素前駆体標準原液とする。以下の手順に従い、食用青色1号色素前駆体標準原液中の色素前駆体の濃度を求める。

まず、次式により、0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液による還元滴定により生成した色素前駆体濃度A(mg/mL)を求める。

ただし、

a:塩化チタン(Ⅲ)溶液消費量(mL)

f:塩化チタン(Ⅲ)溶液のファクター

次に、食用青色1号色素前駆体標準原液の調製に用いた食用青色1号約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして100mLとし、検液とする。別に、食用青色1号色素前駆体標準原液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で100mLとし、標準液aとする。標準液a25mL、5mL及び0.5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で50mLとし、標準液b、c及びdとする。標準液d2mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で20mLとし、標準液eとする。検液及び標準液a~eをそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で、液体クロマトグラフィーを行う。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

流量 1mL/分

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 A:B(90:10)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(40:60)で5分間保持する。

各標準液の色素前駆体のピーク面積を測定し、ピーク面積を縦軸に、A(mg/mL)を元にした色素前駆体濃度(mg/mL)を横軸にとり、検量線を作成する。次に、検液の色素前駆体のピーク面積を測定し、得られた検量線から、検液中に含まれる色素前駆体濃度B(mg/mL)を求め、次式により、食用青色1号色素前駆体標準原液の調製に用いた食用青色1号中に含まれる色素前駆体含量C(%)を求める。

ただし、M:食用青色1号採取量(g)

次式により、食用青色1号色素前駆体標準原液中の色素前駆体の濃度D(mg/mL)を求める。なお、食用青色1号色素前駆体標準原液は、冷暗所で保存すれば、少なくとも1年間は安定である。

ただし、

a:塩化チタン(Ⅲ)溶液消費量(mL)

f:塩化チタン(Ⅲ)溶液のファクター

C:食用青色1号色素前駆体標準原液の調製に用いた食用青色1号中に含まれていた色素前駆体含量(%)

M:滴定に用いた食用青色1号の採取量(g)

R0144600

食用緑色3号色素前駆体標準原液 食用緑色3号(色素前駆体量0.5%以下)約0.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に50mLとする。この液を、タール色素試験法の定量法(1)塩化チタン(Ⅲ)法(ii)により定量し、0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液消費量をVとする。滴定後、更に0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液を1~2滴加え、十分にかくはんする。冷後、水で500mLとし、食用緑色3号色素前駆体標準原液とする。以下の手順に従い、食用緑色3号色素前駆体標準原液中の色素前駆体の濃度を求める。

まず、次式により、0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液による還元滴定により生成した色素前駆体濃度A(mg/mL)を求める。

ただし、

a:塩化チタン(Ⅲ)溶液消費量(mL)

f:塩化チタン(Ⅲ)溶液のファクター

次に、食用緑色3号色素前駆体標準原液の調製に用いた食用緑色3号約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして100mLとし、検液とする。別に、食用緑色3号色素前駆体標準原液10mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で100mLとし、標準液aとする。標準液a25mL、5mL及び0.5mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で50mLとし、標準液b、c及びdとする。標準液d2mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)で20mLとし、標準液eとする。検液及び標準液a~eをそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で、液体クロマトグラフィーを行う。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

流量 1mL/分

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 A:B(85:15)で5分間保持し、A:B(85:15)からA:B(65:35)までの直線濃度勾配を10分間行い、A:B(65:35)で20分間保持する。

各標準液の色素前駆体のピーク面積を測定し、ピーク面積を縦軸に、A(mg/mL)を元にした色素前駆体濃度(mg/mL)を横軸にとり、検量線を作成する。次に、検液の色素前駆体のピーク面積を測定し、得られた検量線から、検液中に含まれる色素前駆体濃度B(mg/mL)を求め、次式により、食用緑色3号色素前駆体標準原液の調製に用いた食用緑色3号中に含まれる色素前駆体含量C(%)を求める。

ただし、M:食用緑色3号採取量(g)

次式により、食用緑色3号色素前駆体標準原液中の色素前駆体の濃度D(%)を求める。なお、食用緑色3号色素前駆体標準原液は、冷暗所で保存すれば、少なくとも1年間は安定である。

ただし、

a:塩化チタン(Ⅲ)溶液消費量(mL)

f:塩化チタン(Ⅲ)溶液のファクター

C:食用緑色3号色素前駆体標準原液の調製に用いた食用緑色3号中に含まれていた色素前駆体含量(%)

M:滴定に用いた食用緑色3号の採取量(g)

R0144700

水銀標準液 計量法に規定する標準液[水銀(Hg)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLに水銀(Hg)0.1μgを含むよう、硝酸(1→3)25mL及び水で正確に希釈したものを用いる。

R0144800

ストロンチウム標準液(1.0mg/mL) 硝酸ストロンチウム2.42gを量り、水を加えて溶かし、水で正確に1000mLとする。本液1mLは、ストロンチウム(Sr)1mgを含む。

計量法に規定する標準液[ストロンチウム(Sr)の濃度1000mg/L]を用いてもよい。

R0144900

セレン標準液 セレン標準原液10mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、セレン(Se)10μgを含む。

R0145000

セレン標準原液 亜セレン酸ナトリウム2.19g(質量分率100%相当)を量り、水に溶かして正確に1000mLにする。本液1mLは、セレン(Se)1mgを含む。

計量法に規定する標準液[セレン(Se)の濃度1000mg/L]を用いてもよい。

R0145100

チタン標準液 チタン標準原液10mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、チタン(Ti)10μgを含む。用時調製する。

R0145200

チタン標準原液 酸化チタン(Ⅳ)0.167gを量り、硫酸アンモニウム5g及び硫酸10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水に溶かして100mLにする。本液1mLは、チタン(Ti)1mgを含む。

R0145300

チロシン標準液 チロシン標準品を105℃で3時間乾燥し、その50mgを量り、0.1mol/L塩酸を加えて溶かして正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、塩酸試液(0.1mol/L)を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、チロシン(C9H11NO3)50μgを含む。

R0145400

鉄標準液 鉄標準原液10mLを正確に量り、硝酸(1→3)25mL及び水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、鉄(Fe)10μgを含む。遮光して保存する。

計量法に規定する標準液[鉄(Fe)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLに鉄(Fe)10μgを含むよう、硝酸(1→3)25mL及び水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0154000

鉄標準原液 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水8.63gを正確に量り、硝酸(1→3)25mL及び水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、鉄(Fe)1mgを含む。遮光して保存する。

R0145500

ナトリウム標準液(0.1mg/mL) 塩化ナトリウム2.54gを量り、水を加えて正確に1000mLとし、この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、ナトリウム(Na)0.1mgを含む。ポリエチレン等の樹脂製瓶に保存する。

計量法に規定する標準液[ナトリウム(Na)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにつきナトリウム(Na)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0145600

鉛標準液 鉛標準原液1mLを正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、鉛(Pb)1μgを含む。用時調製する。

R0145700

鉛標準液(重金属試験用) 鉛標準原液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、鉛(Pb)10μgを含む。用時調製する。

R0145800

鉛標準原液 硝酸鉛(Ⅱ)0.160gを量り、硝酸(1→10)10mLを加えて溶かした後、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、鉛(Pb)0.1mgを含む。本液の調製及び保存には可溶性鉛(Ⅱ)塩を含まないガラス器具を用いる。

計量法に規定する標準液[鉛(Pb)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにつき鉛(Pb)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0145900

ニッケル標準液 塩化ニッケル(Ⅱ)六水和物4.05g(質量分率100%相当)を量り、塩酸(2→3)10mL及び水を加えて溶かし、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、ニッケル(Ni)5μgを含む。

計量法に規定する標準液[ニッケル(Ni)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにつきニッケル(Ni)5μgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0146000

乳酸リチウム標準液 乳酸リチウムを105℃で4時間乾燥した後、その0.1066gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、乳酸(C3H6O3)0.1mgを含む。用時調製する。

R0146100

バリウム標準液 塩化バリウム二水和物1.779gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、バリウム(Ba)1mgを含む。

計量法に規定する標準液[バリウム(Ba)の濃度1000mg/L]を用いてもよい。

R0146150

比色標準液 表に従い、別記の方法によって調製した各比色標準原液及び水の規定量を0.1mL以下の目盛のあるビュレット又はピペットを用いて試験管にとり、混和して調製する。

比色標準液の記号

塩化コバルト(Ⅱ)

比色標準原液(mL)

塩化鉄(Ⅲ)

比色標準原液(mL)

硫酸銅(Ⅱ)

比色標準原液(mL)

水(mL)

A

0.1

0.4

0.1

4.4

B

0.3

0.9

0.3

3.5

C

0.1

0.6

0.1

4.2

D

0.3

0.6

0.4

3.7

E

0.4

1.2

0.3

3.1

F

0.3

1.2

0.0

3.5

G

0.5

1.2

0.2

3.1

H

0.2

1.5

0.0

3.3

I

0.4

2.2

0.1

2.3

J

0.4

3.5

0.1

1.0

K

0.5

4.5

0.0

0.0

L

0.8

3.8

0.1

0.3

M

0.1

2.0

0.1

2.8

N

0.0

4.9

0.1

0.0

O

0.1

4.8

0.1

0.0

P

0.2

0.4

0.1

4.3

Q

0.2

0.3

0.1

4.4

R

0.3

0.4

0.2

4.1

S

0.2

0.1

0.0

4.7

T

0.5

0.5

0.4

3.6

R0146200

比色標準原液 各々の比色標準原液は、次の方法により調製し、共栓瓶に保存する。

R0146300

塩化コバルト(Ⅱ)比色標準原液 塩化コバルト(Ⅱ)六水和物59.5g(質量分率100%相当)を量り、塩酸(1→40)を加えて溶かし、更に塩酸(1→40)で正確に1000mLとするか、塩化コバルト(Ⅱ)六水和物約65gを量り、塩酸(1→40)を加えて溶かし、1000mLとする。この液5mLを正確に量り、250mLの共栓フラスコに入れ、過酸化水素試液5mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→5)15mLを加え、10分間沸騰させた後、冷却し、ヨウ化カリウム2g及び硫酸(1→4)20mLを加え、沈殿が溶けた後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液の色が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mLは、塩化コバルト(Ⅱ)六水和物(CoCl2・6H2O、分子量237.93)23.79mgに対応する。次に、この塩化コバルト(Ⅱ)六水和物溶液の残りの液に、1mL中の塩化コバルト(Ⅱ)六水和物(CoCl2・6H2O)の含量が59.5mgになるように塩酸(1→40)を加える。

R0146400

塩化鉄(Ⅲ)比色標準原液 塩化鉄(Ⅲ)六水和物45.0g(質量分率100%相当)を量り、塩酸(1→40)を加えて溶かし、更に塩酸(1→40)で正確に1000mLとするか、又は塩化鉄(Ⅲ)六水和物約55gを量り、塩酸(1→40)を加えて溶かし、1000mLとする。この液10mLを正確に量り、250mLの共栓フラスコに入れ、水15mL及びヨウ化カリウム3gを加え、密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mLは、塩化鉄(Ⅲ)六水和物(FeCl3・6H2O、分子量270.30)27.03mgに対応する。次に、この塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液の残りの液に、1mL中の塩化鉄(Ⅲ)六水和物(FeCl3・6H2O)の含量が45.0mgになるように塩酸(1→40)を加える。

R0146500

硫酸銅(Ⅱ)比色標準原液 硫酸銅(Ⅱ)五水和物62.4g(質量分率100%相当)を量り、塩酸(1→40)を加えて溶かし、更に塩酸(1→40)で正確に1000mLとするか、硫酸銅(Ⅱ)五水和物約65gを量り、塩酸(1→40)を加えて溶かし、1000mLとする。この液10mLを正確に量り、250mLの共栓フラスコに入れ、水40mLを加え、更に酢酸(1→4)4mL及びヨウ化カリウム3gを加え、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液の色が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mLは、硫酸銅(Ⅱ)五水和物(CuSO4・5H2O、分子量249.69)24.97mgに対応する。次に、この硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液の残りの液に、1mL中の硫酸銅(Ⅱ)五水和物(CuSO4・5H2O)の含量が62.4mgになるように塩酸(1→40)を加える。

R0146600

ヒ素標準液 ヒ素標準原液5mLを正確に量り、硫酸(1→20)10mLを加え、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、ヒ素(As)0.5μgを含む。

R0146700

ヒ素標準原液 三酸化二ヒ素1.32gに水酸化ナトリウム溶液(1→10)6mLを加えて溶かす。この液を水500mL及び塩酸(1→4)で、pH3~5に調整し、更に水を加えて正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。本液1mLは、ヒ素(As)0.1mgを含む。

計量法に規定する標準液[ヒ素(As)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにヒ素(As)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0146800

フッ化物イオン標準原液 あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。本液1mLは、フッ素(F)1mgを含む。ポリエチレン製容器に保存する。

R0146900

ホルムアルデヒド標準液(2μg/mL) ホルムアルデヒド液(HCHO質量分率37%相当)0.54gを量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、ホルムアルデヒド(HCHO)2μgを含む。用時調製する。

計量法に規定する標準液[ホルムアルデヒド(HCHO)の濃度1000mg/L]を1mLにつきホルムアルデヒド(HCHO)2μgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0146950

マグネシウム標準原液 塩化マグネシウム六水和物8.365gを正確に量り、塩酸試液(2mol/L)に溶かし、正確に1000mLとする。本液1mLは、マグネシウム(Mg)1mgを含む。ポリエチレン等の樹脂製瓶に保存する。

計量法に規定する標準液[マグネシウム(Mg)の濃度1000mg/L]を用いてもよい。

R0147000

マンガン標準液 塩化マンガン(Ⅱ)四水和物3.60gを量り、硝酸(1→2)15mL及び水を加えて溶かし、更に水で正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸(2→3)15mL及び水を加えて正確に1000mLとする。この液1mLは、マンガン(Mn)10μgを含む。

計量法に規定する標準液[マンガン(Mn)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにつきマンガン(Mn)10μgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0147100

水・メタノール標準液 水分測定用メタノール500mLを量り、1000mLの乾燥メスフラスコに入れ、水2mLを量って加え、水分測定用メタノールを加えて1000mLとする。この液の標定は、水分測定用試液の標定に続いて行う。遮光して湿気を避け、冷所に保存する。

標定 水分定量法の操作法に従い、水分測定用メタノール25mLを乾燥滴定フラスコに入れ、水分測定用試液を終点まで注意して加える。次に、水分測定用試液10mLを正確に量って加え、この水・メタノール標準液で終点まで滴定する。水・メタノール標準液1mL中の水(H2O)のmg数f′を次式によって求める。

ただし、

f:水分測定用試液1mLに対応する水(H2O)のmg数

V:滴定に要した水・メタノール標準液の量(mL)

国際単位系にトレーサビリティをもつ水標準液を用いてもよい。

R0147200

ヨウ化物イオン標準原液 あらかじめ110℃で2時間乾燥したヨウ化ナトリウム0.118gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。用時調製する。本液1mLは、ヨウ化物イオン(I)0.1mgを含む。

R0147300

硫酸イオン標準原液 あらかじめ110℃で2時間乾燥した硫酸ナトリウム十水和物0.148gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、硫酸イオン(SO42-)0.1mgを含む。

計量法に規定する標準液[硫酸イオン(SO42-)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにつき硫酸イオン(SO42-)0.1mgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

R0147400

リン標準液 リン酸二水素カリウム4.394gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。本液1mLは、リン(P)1mgを含む。

R0147500

リン酸塩標準液 リン酸二水素カリウム0.1433gを量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。本液1mLは、リン酸イオン(PO43-)10μgを含む。

計量法に規定する標準液[リン酸イオン(PO43-)の濃度1000mg/L又は100mg/L]を、1mLにつきリン酸イオン(PO43-)10μgを含むよう、水で正確に希釈したものを用いてもよい。

4.標準品

R400100

キシリトール標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400200

食用赤色2号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400300

食用赤色3号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400400

食用赤色40号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400500

食用赤色102号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400600

食用赤色104号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400700

食用赤色105号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400800

食用赤色106号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R400900

食用黄色4号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R401000

食用黄色5号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R401100

食用緑色3号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R401200

食用青色1号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R401300

食用青色2号標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R401400

ナイシン標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R401500

ナタマイシン標準品 内閣総理大臣の登録を受けた者が製造する標準品を用いる。

R401600

含糖ペプシン標準品 日本薬局方含糖ペプシン標準品を用いる。

R401700

グリチルリチン酸標準品 日本薬局方グリチルリチン酸標準品を用いる。

R401800

シアノコバラミン標準品 日本薬局方シアノコバラミン標準品を用いる。

R401900

チアミン塩酸塩標準品 日本薬局方チアミン塩化物塩酸塩標準品を用いる。

R402000

チロシン標準品 日本薬局方消化力試験用チロシン標準品を用いる。

R402100

dl―α―トコフェロール標準品 日本薬局方トコフェロール標準品を用いる。

R402200

トコフェロール酢酸エステル標準品 日本薬局方トコフェロール酢酸エステル標準品を用いる。

R402300

ニコチン酸アミド標準品 日本薬局方ニコチン酸アミド標準品を用いる。

R402400

パラアミノベンゾイルグルタミン酸標準品 日本薬局方純度試験用パラアミノベンゾイルグルタミン酸標準品を用いる。

R402500

葉酸標準品 日本薬局方葉酸標準品を用いる。

R402600

リゾチーム標準品 日本薬局方リゾチーム標準品を用いる。

R402700

リボフラビン標準品 日本薬局方リボフラビン標準品を用いる。

5.クロマトグラフィー用担体/充填剤等

R0147600

液体クロマトグラフィー用アミノ化ポリビニルアルコールゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0147700

液体クロマトグラフィー用アミノ基結合型シリカゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0147730

液体クロマトグラフィー用アミノ基結合型ポリマーゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0147800

液体クロマトグラフィー用アミノプロピル基化学結合型シリカゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0147900

液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148000

液体クロマトグラフィー用オクチルシリル化シリカゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148100

液体クロマトグラフィー用強塩基性陰イオン交換樹脂 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148200

液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂 液体クロマトグラフィー用に製造した上質のものを用いる。

R0148300

液体クロマトグラフィー用シリカゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148400

液体クロマトグラフィー用フェニル基結合型シリカゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148500

液体クロマトグラフィー用ブチル化ポリビニルアルコールポリマーゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148600

液体クロマトグラフィー用ヘキサデシルアミドプロピルシリル化シリカゲル 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148700

液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Ag型) 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148800

液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Ca型) 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0148900

液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(H型) 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149000

液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Na型) 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149100

ガスクロマトグラフィー用ケイソウ土 ケイソウ土を精製加工してガスクロマトグラフィー用に製造した上質のものを用いる。

R0149200

液体クロマトグラフィー用弱酸性陽イオン交換樹脂 液体クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149300

ガスクロマトグラフィー用シリカゲル ガスクロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149400

ガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂 ガスクロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149500

ガスクロマトグラフィー用ゼオライト AlNaO6Si2 [1318―02―1] 天然又は合成ゼオライトをガスクロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149600

クロマトグラフィー用ケイソウ土 白~灰白色の上質のものを用いる。

R0149650

コハク酸ジエチレングリコールポリエステル ガスクロマトグラフィー用に製造した上質のものを用いる。

R0149700

全多孔性陰イオン交換体 イオンクロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149800

薄層クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル 薄層クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0149900

薄層クロマトグラフィー用ジメチルシリル化シリカゲル(蛍光剤入り) 薄層クロマトグラフィー用に製造したジメチルシリル化シリカゲルに蛍光剤を添加したものを用いる。

R0150000

薄層クロマトグラフィー用シリカゲル シリカゲルを薄層クロマトグラフィー用に製造した上質のものを用いる。

R0150100

薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り) 薄層クロマトグラフィー用に製造したシリカゲルに蛍光剤を添加したものを用いる。

R0150150

薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(高性能) 薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(粒径5~7μm)を用いる。

R0150200

薄層クロマトグラフィー用微結晶セルロース 微結晶セルロースを薄層クロマトグラフィー用に製造したものを用いる。

R0150300

ポリエチレングリコール20M ガスクロマトグラフィー用に製造した上質のものを用いる。

R0150400

ポリエチレングリコール6000 [25322―68―3] ガスクロマトグラフィー用に製造した上質のものを用いる。

R0150500

メチルシリコーンポリマー ガスクロマトグラフィー用に製造した上質のものを用いる。

6.温度計

R6000100

通例、浸線付温度計(棒状)又は日本産業規格の全浸没式水銀温度計(棒状)の器差試験を行ったものを用いる。ただし、凝固点測定法、沸点測定法及び蒸留試験法、及び融点測定法(第1法)には浸線付温度計(棒状)を用いる。

浸線付温度計(棒状)は、次に示すものとする。

浸線付温度計規格


1号

2号

3号

4号

5号

6号

液体

水銀

水銀

水銀

水銀

水銀

水銀

液上に満たす気体

窒素又はアルゴン

窒素又はアルゴン

窒素又はアルゴン

窒素又はアルゴン

窒素又はアルゴン

窒素又はアルゴン

温度範囲

-17~50℃

40~100℃

90~150℃

140~200℃

190~250℃

240~320℃

最小目盛り

0.2℃

0.2℃

0.2℃

0.2℃

0.2℃

0.2℃

長目盛線

1℃ごと

1℃ごと

1℃ごと

1℃ごと

1℃ごと

1℃ごと

目盛数字

2℃ごと

2℃ごと

2℃ごと

2℃ごと

2℃ごと

2℃ごと

全長(mm)

280~300

280~300

280~300

280~300

280~300

280~300

幹の直径(mm)

6.0±0.3

6.0±0.3

6.0±0.3

6.0±0.3

6.0±0.3

6.0±0.3

水銀球の長さ(mm)

12~18

12~18

12~18

12~18

12~18

12~18

水銀球の下端から最低目盛線までの距離(mm)

75~90

75~90

75~90

75~90

75~90

75~90

温度計の上端から最高目盛線までの距離(mm)

35~65

35~65

35~65

35~65

35~65

35~65

水銀球の下端から浸没線までの距離(mm)

58~62

58~62

58~62

58~62

58~62

58~62

頂部形状

環状

環状

環状

環状

環状

環状

検査温度

-15℃、15℃、45℃

45℃、70℃、95℃

95℃、120℃、145℃

145℃、170℃、195℃

195℃、220℃、245℃

245℃、280℃、315℃

許容誤差

0.2℃

0.2℃

0.2℃

0.2℃

0.3℃

(ただし、検査温度195℃のとき、0.2℃)

0.4℃

(ただし、検査温度315℃のとき、0.5℃)

備考:補助温度計としては、水銀温度計で、温度範囲0~360℃、最小目盛り1℃以下の適当な形状のものを用いる。

7.ろ紙

R7000050

ろ紙は、次に示す規格のものを用いる。なお、ろ紙と記載し、特にその種類を示さないものは、定性分析用ろ紙を示す。ろ紙は、ガス等によって汚染されないように保存する。

R7000100

定性分析用ろ紙 日本産業規格のろ紙(化学分析用)の定性分析用の規格に適合するものを用いる。

R7000200

定量分析用ろ紙 日本産業規格のろ紙(化学分析用)の定量分析用の規格に適合するものを用いる。

R7000300

クロマトグラフィー用ろ紙 定性分析用ろ紙の規格に適合し、かつ、ろ水時間が168~300秒、湿潤破裂強さが20cm以上、吸水高度が4~8cmのものを用いる。ただし、ろ水時間及び湿潤破裂強さの試験は、JIS P3801に規定する方法により行う。また、吸水高度の試験は、JIS P8141に準じ、水の温度は20±2℃とした方法により行う。

R7000400

メンブランフィルター 次に示す規格に適合するものを用いる。

孔径

(μm)

厚さ

(μm)

水の流量

(mL/分/cm2)

バブルポイント

(N/mm2)

1.0又は1.2

100~170

150~300

5.9×10-2~14.7×10-2

0.45

130~170

20~60

16.7×10-2~34.3×10-2

0.10

90~150

1.0~5.0

49.0×10-2~294.2×10-2

0.05

70~150

0.1~2.0

98.1×10-2~490.3×10-2

ただし、厚さの試験は、日本産業規格の紙の厚さと密度の試験方法により、水の流量及びバブルポイントの試験は、次に示す方法により行う。

水の流量の試験

装置 概略は、次の図による。

A:真空ポンプ

B:ため(容量10L以上)

C:コールドトラップ

D:真空調整器

E:マノメーター

F:吸引ろ過瓶(容量1~4L)

G:弁

H:ろ過装置(ステンレススチール支持スクリーン付き内径47mmのフィルターホルダーを装着した容量1000mLのもの)

操作法 Gを閉じ、Dを全開してAで系内を減圧し、次にDにより系内の圧を69±0.7kPaに調整する。あらかじめ空気が入らないようにして水で潤した試料メンブランフィルターをフィルターホルダーに装着してHを組み立て、あらかじめ試料メンブランフィルターと同じか、又はそれ以下の孔径のメンブランフィルターを用いて2回ろ過した水500mLを量り、Hに入れる。次に、Gを開き、ろ過が終了するまでの時間を測り、次式により水の流量を計算する。

ただし、

t:ろ過時間(秒)

A:有効ろ過面積(cm2)

バブルポイントの試験

装置 概略は、図1~2による。

A:調整器

B:圧力計

C:フィルターホルダー(有効ろ過面積が9.5±0.5cm2のもので、概略は、図2による。)

D:基部

E:ロッキングリング

F:シリコーンO―リング

G:サポートディスク

H:空気流入口

J:試料メンブランフィルター

図1

図2

操作法 Jを水で完全に潤し、Cに装着し、G上に深さ2~3mmになるように水を入れる。次に、Aにより予想されるバブルポイント以下に圧力を調整し、1秒間に0.14×10-2N/mm2ずつ圧力を増加し、Jの中央部から安定した起泡が始まるときの圧力をバブルポイントとする。

8.ろ過器

R8000100

ガラスろ過器 日本産業規格の化学分析用ガラス器具のガラスろ過器の規格に適合するものを用いる。

R8000200

加圧ろ過器 加圧ろ過器は、次の方法により操作する。

装置 概略は、次の図による。

A:底板

B:液出口チューブ

C:サポートスクリーン

D、D′:シリコーンO―リング

E:セル

F:かくはん支柱

G:上ぶた

H:安全弁

J:チューブジョイントキャップ

K:耐圧チューブ

L:試料投入口

M:加圧源コネクター

N:耐圧ホース

P:締め付けシャフト

Q:締め付け十字ナット

操作法 AにBを付け、メンブランフィルターをC上に置き、Dをメンブランフィルター表面に取り付け、EをDの上に置き、F、H等を取り付けたGにD′を取り付け、Eの上に置く。さらに、PをGに立ち上げ、Qで均一に締め付ける。次に、加圧ろ過器をかくはん器の上に置き、Lより試料の液を流し込む。次に、加圧源(窒素ボンベ等)と加圧ろ過器をNとKを用いて接続し、少しずつ圧力を上げ、所定の圧力まで加圧し、ろ過する。ろ過は、かくはん器で泡立ちを生じない程度にゆっくりかき混ぜながら行う。

9.計量器・用器

計量器は食品添加物公定書における試験において、計量に用いる器具又は機械である。

用器は食品添加物公定書における試験において、その条件をなるべく一定にするために定めた器具である。

R1200010

黄りん発光式酸素計 日本産業規格K1105に適合するものを用いる。

R9000200

化学用体積計 全量フラスコ(メスフラスコ)、全量ピペット(ホールピペット)、ピストン式ピペット、ビュレット及びメスシリンダーは日本産業規格に適合したものを用いる。ガラス製体積計で日本産業規格に体積の許容誤差としてクラスAの規定がある場合は、その規格に適合したものを用いる。なお、国際機関が発行した適切な国際規格のガラス製体積計クラスAの体積の許容誤差に適合したものを用いることもできる。

R1000100

検知管式ガス測定器 日本産業規格の検知管式ガス測定器の規格に適合するものを用いる。

R9000300

混合ガス調製器 必要とされる精度や純度で適切にガスを混合できるものを用いる。

R0155000

静電容量式水分計 日本産業規格K1105に適合するものを用いる。

R9000400

はかり

化学はかり 0.1mgまで読み取れるものを用いる。

セミミクロ化学はかり 10μgまで読み取れるものを用いる。

ミクロ化学はかり 1μgまで読み取れるものを用いる。

ウルトラミクロ化学はかり 0.1μgまで読み取れるものを用いる。

R9000500

比色管 厚さ約1.4~1.7mm、外径23~25mm、底から栓の下面までの距離17~20cmの無色のガラス製共栓平底試験管で、5mLごとに50mLまで目盛りを付けたものを用いる。なお、各管の目盛りの高さの差は、2mm以下とする。

R9000100

ふるい 日本産業規格のふるいの規格に適合するものを用いる。

10.参照赤外吸収スペクトル

R0155100

参照赤外吸収スペクトルは、成分規格・保存基準各条の各品目の各条に掲載されている。参照スペクトルは、フーリエ変換赤外分光光度計を用い、成分規格・保存基準各条に規定する方法により試料を調製し、装置の分解能を4cm-1として測定して得られたスペクトルで、横軸に波数(cm-1)、縦軸に透過性(%)を取り、図示したものである。対照には、錠剤法(直径10mm)では試料を含まない臭化カリウム錠剤を、ペースト法、薄膜法及び液膜法では窓板1枚を用いた。

D 成分規格・保存基準各条

成分規格・保存基準が定められている添加物は、当該成分規格・保存基準に適合しなければならない。

添加物が組換えDNA技術によって得られた生物を利用して製造された物である場合には、当該物は、内閣総理大臣が定める安全性審査の手続を経た旨の公表がなされたものでなければならない。当該安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた酵素については、当該酵素の定義の基原に係る規定を適用しない。

FA000100

T00020

亜塩素酸水

Chlorous Acid Water

定義 本品は、塩化ナトリウム飽和溶液に塩酸を加え、酸性条件下で、無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極で構成されたものをいう。以下同じ。)内で電解して得られる水溶液に、硫酸を加えて強酸性とし、これによって生成する塩素酸に過酸化水素水を加えて反応させて得られる水溶液である。

含量 本品は、亜塩素酸(HClO2=68.46)4.0~6.0%を含む。

性状 本品は、薄い黄緑~黄赤色の透明な液体で、塩素のにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)5mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)0.1mLを加えるとき、液は赤紫色となり、これに硫酸(1→20)1mLを追加するとき、液は淡黄色に変わる。

(2) 本品の水溶液(1→20)は、波長258~262nm及び346~361nmに吸収極大がある。

(3) 本品にヨウ化カリウム・デンプン紙を浸すとき、ヨウ化カリウム・デンプン紙は青変し、次に退色する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(5.0g、比較液 鉛標準液5.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸2mL及び塩酸20mLを加え、水浴上で蒸発乾固した後、残留物に硝酸(1→150)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→150)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、第2法、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

定量法 本品約5gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液をガス洗浄瓶に入れ、液が無色となるまで、窒素をガス洗浄瓶に吹き込み、試料液とする。試料液20mLを正確に量り、ヨウ素フラスコに入れ、硫酸(1→10)10mLを加えた後、ヨウ化カリウム1gを加え、直ちに密栓してよく振り混ぜる。ヨウ素フラスコの上部にヨウ化カリウム試液5mLを入れ、暗所に15分間放置する。次に、栓を緩めてヨウ化カリウム試液を流し込み、直ちに密栓してよく振り混ぜた後、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウムで滴定する(指示薬 デンプン試液5mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=1.711mg HClO2

FA000200

T00030

亜塩素酸ナトリウム

Sodium Chlorite

NaClO2 分子量 90.44

Sodium chlorite [7758―19―2]

含量 本品は、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)70.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品は、ナトリウム塩の反応及び亜塩素酸塩の反応を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)2mLにリン酸緩衝液(pH8)100mLを加えた液は、波長258~262nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

本品に水20mLを加えて溶かし、硝酸1mL及び塩酸20mLを加え、水浴上で蒸発乾固した後、残留物に水を加えて25mLとし、検液とする。

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液20mLを正確に量り、ヨウ素フラスコに入れ、硫酸(3→100)12mL、水20mL及びヨウ化カリウム4gを加え、直ちに密栓をして暗所に15分間放置し、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=2.261mg NaClO2

FA000300

亜塩素酸ナトリウム液

Sodium Chlorite Solution

含量 本品は、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2=90.44)4.0~25.0%で、その表示量の95~100%を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品は、ナトリウム塩の反応及び亜塩素酸塩の反応を呈する。

(2) 本品は、アルカリ性である。

(3) 測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、本品の水溶液(1→100)の一定量を量り、リン酸緩衝液(pH8)を加えて一定量とした液は、波長258~262nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g・NaClO2以下(亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)2.0gに対応する量、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g・NaClO2以下(亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)2.5gに対応する量、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

本品に硝酸2mL及び塩酸20mLを加え、水浴上で蒸発濃縮した後、残留物に水を加えて溶かし、25mLとし、検液とする。

定量法 NaClO2として約60mgに対応する量の本品を精密に量り、ヨウ素フラスコに入れ、硫酸(3→100)12mLを加え、液量が約55mLとなるように水を加えた後、ヨウ化カリウム4gを加え、直ちに密栓をして暗所に15分間放置し、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=2.261mg NaClO2

FA000400

アカキャベツ色素

Red Cabbage Color

ムラサキキャベツ色素

定義 本品は、キャベツ(Brassica oleracea var. capitata L.)の葉から抽出して得られたシアニジンアシルグリコシドを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像228 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、暗赤色の粉末、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して0.1gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)100mLに溶かした液は、赤~暗紫赤色を呈する。

(2) (1)の溶液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、暗緑~薄い黄緑色に変わる。

(3) 本品をクエン酸緩衝液(pH3.0)に溶かした液は、波長520~540nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH3.0)

測定波長 波長520~540nmの吸収極大の波長

FA000500

E00002

アガラーゼ

Agarase

定義 本品は、担子菌(Coriolus属に限る。)又は細菌(Bacillus属及びPseudomonas属に限る。)の培養物から得られた、寒天のβ―1,4ガラクトシド結合又はβ―1,3ガラクトシド結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、アガラーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

アガラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.01mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して10mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

あらかじめ80℃で5時間減圧乾燥した寒天1.0gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.01mol/L)約70mLに入れ、加熱し、沸騰させて溶かした後、40℃まで冷却し、40℃で加温を続ける。この液に40℃で加温したpH7.0のリン酸緩衝液(0.01mol/L)を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製し、40℃で加温を続ける。

あらかじめ40℃で加温した基質溶液0.25mLを量り、あらかじめ40℃で加温した試料液0.25mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液(アガラーゼ活性試験用)1.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、水浴中で5分間加熱する。冷後、この液に水5mLを加えて振り混ぜ、毎分3000回転で10分間遠心分離してゲルを沈殿させ、上澄液を検液とする。別にあらかじめ40℃に加温した試料液0.25mLに3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液(アガラーゼ活性試験用)1.5mL及び基質溶液0.25mLを加えて振り混ぜ、これを水浴中で5分間加熱する。冷後、検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長540nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

FA000600

E00003

アクチニジン

Actinidin

定義 本品は、キウイ(Actinidia chinensis Planch.)の果実から得られた、たん白質を分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、アクチニジン活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

アクチニジン活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水又は「パパイン」の酵素活性測定法における希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して200mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを氷水中に1時間放置した後、試料液とする。なお、本品が溶解又は均一に分散しにくい場合には、氷水中で冷却しながら10分間超音波を照射する。

以下、「パパイン」の酵素活性測定法(ii)操作法を準用して、吸光度AT及び吸光度Abを測定するとき、ATはAbより大きい。

ただし、トリクロロ酢酸試液については、トリクロロ酢酸溶液(9→500)を用いる。

FA000650

E00004

アグロバクテリウムスクシノグリカン

Agrobacterium Succinoglycan

スクシノグリカン

定義 本品は、アグロバクテリウム(Agrobacterium tumefaciens(Rhizobium radiobacter)に限る。)の培養液から得られた、スクシノグリカンを主成分とするものである。

性状 本品は、類白~類褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.3gを水100mLに激しくかき混ぜながら徐々に加え、80℃まで加熱するとき、粘ちゅうな溶液となる。

(2) あらかじめ水300mLを80℃まで加熱し、500mLのビーカーの中でかくはん機により高速でかくはんしながら、本品1.5g及びカロブビーンガム1.5gの粉末を混合したものを添加する。混合物が溶解するまで80℃でかくはんした後、10分間80℃でかくはんを続ける。かくはん後、室温になるまで放置した後、更に4℃以下まで混合物を冷却するとき、弾力性のあるゲルが形成されない。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 15.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 15.0%以下(600℃、3時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA000700

T00040

亜酸化窒素

Nitrous Oxide

N2O 分子量 44.01

Nitrous oxide [10024―97―2]

定義 本品は、亜酸化窒素を成分とする気体であり、カートリッジ式の耐圧金属製密封容器以外の耐圧金属製密封容器に入れたものである。

含量 本品は、亜酸化窒素(N2O)97.0vol%以上を含む。

性状 本品は、無色の気体であり、においはない。

確認試験

(1) 本品に木片の燃えさしを入れるとき、木片は直ちに燃える。

(2) 本品及び亜酸化窒素1mLずつにつき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、本品から得た主ピークの保持時間は、亜酸化窒素の保持時間と一致する。

純度試験 本品の採取量は、20℃で気圧101.3kPaの容量に換算したものとする。

(1) 塩化物 本品10Lを、0.1mol/L硝酸銀溶液2.5mLに水を加えて50mLとした液に通し、5分間放置したときに生じる白濁は、0.1mol/L硝酸銀溶液2.5mLに塩化物イオン標準原液1mL、10%硝酸試液0.15mL及び水を加えて50mLにした液を5分間放置したときに生じる白濁より濃くない。

(2) ヒ化水素及びリン化水素 ジエチルジチオカルバミン酸銀・キノリン試液5mLを比色管に入れる。酢酸鉛(Ⅱ)試液で潤した脱脂綿を詰めたガラス管を接続したガス導入管を比色管に挿入し、その先端を管底から2mm以内の所に保持し、10分間で本品10Lを通すとき、ジエチルジチオカルバミン酸銀・キノリン試液の色は変化しない。

(3) 一酸化炭素 本品5mLをガスクロマトグラフィー用ガス計量管又はシリンジ中に量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、一酸化炭素のピーク位置にピークを認めない。

操作条件

検出器 熱伝導度型検出器:0.1vol%の一酸化炭素を含む水素又はヘリウム5mLを導入するとき、ピーク高さが約10cm以上であること。

カラム充填剤 300~500μmのガスクロマトグラフィー用ゼオライト

カラム管 内径約3mm、長さ約3mのガラス管

カラム温度 50℃付近の一定温度

キャリヤーガス 水素又はヘリウム

流量 一酸化炭素のピークが約20分後に現れるように調整する。

(4) 一酸化窒素及び二酸化窒素 総量として2μL/L以下

窒素酸化物測定用検知管を接続した検知管式ガス測定器を用いて、測定する。

定量法 本品の採取は、純度試験を準用する。

本品1.0mLを、ガスクロマトグラフィー用ガス計量管又はシリンジ中に量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、空気のピーク面積ATを求める。別に混合ガス調製器に窒素3.0mLを量り、キャリヤーガスを加えて全量を正確に100mLとし、よく混合して標準混合ガスとする。その1.0mLにつき、本品と同様に操作し、窒素のピーク面積ASを求め、次式により含量を求める。

亜酸化窒素(N2O)の含量(vol%)=100-3×AT/AS

操作条件

検出器 熱伝導度型検出器

カラム充填剤 300~500μmのガスクロマトグラフィー用シリカゲル

カラム管 内径約3mm、長さ約3mのガラス管

カラム温度 50℃付近の一定温度

キャリヤーガス 水素又はヘリウム

流量 窒素のピークが約2分後に現れるように調整する。

FA000800

T00050

アジピン酸

Adipic Acid

C6H10O4 分子量 146.14

Hexanedioic acid [124―04―9]

含量 本品は、アジピン酸(C6H10O4)99.6%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)5mLにアンモニア試液を加えて約pH7とし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)2~3滴を加えるとき、褐色の沈殿を生じる。

(2) 本品50mgを試験管に入れ、レソルシノール50mg及び硫酸1mLを加えて振り混ぜ、130℃で10分間加熱した後、冷却しながら水酸化ナトリウム溶液(3→10)を滴加してアルカリ性とし、更に水を加えて10mLとするとき、液は、赤紫色を呈する。

融点 151.5~154℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 0.20%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)75mLを加えて溶かし、0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=36.54mg C6H10O4

FA000900

T00060

亜硝酸ナトリウム

Sodium Nitrite

NaNO2 分子量 69.00

Sodium nitrite [7632―00―0]

含量 本品を乾燥したものは、亜硝酸ナトリウム(NaNO2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の結晶性の粉末、粒又は棒状の塊である。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び亜硝酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.71%以下

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、500mLとする。この液10mLを量り、酢酸(1→4)3mLを加えて徐々に加温し、ガスが発生しなくなった後、硝酸(1→10)6mLを加え、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.40mLに酢酸(1→4)3mL、硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとする。

(3) 硫酸塩 SO4として0.24%以下

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。この液10mLを量り、塩酸1mLを加えて水浴中で蒸発乾固する。残留物に塩酸(1→4)1mL及び水20mLを加えて溶かし、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液の調製は、0.005mol/L硫酸0.50mLを量り、塩酸1mLを加えて水浴中で蒸発乾固し、以下検液の調製と同様に操作して行う。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加えて溶かし、塩酸2mLを加えて水浴中で蒸発乾固する。残留物に水5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 3.0%以下(100℃、5時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、これをA液とする。あらかじめ0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液40mLを正確に量り、三角フラスコに入れ、これに水100mL及び硫酸5mLを加える。A液10mLを正確に量り、ピペットの先を浸しながら加える。5分間放置した後、0.05mol/Lシュウ酸溶液25mLを正確に量って加え、約80℃に加温し、熱時、過量のシュウ酸を0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=3.450mg NaNO2

FA001000

E00005

アシラーゼ

Acylase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus ochraceus及びAspergillus melleusに限る。)の培養物から得られた、N―アシル―L―アミノ酸を加水分解してL―アミノ酸を生成する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、アシラーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

アシラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水若しくはpH8.0のリン酸緩衝液(0.02mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍、10000倍若しくは100000倍に希釈したものを試料液とする。

N―アセチル―DL―メチオニン0.96gを量り、水20mL及び水酸化ナトリウム試液(1mol/L)5mLを加えて溶かした後、塩酸試液(0.1mol/L)でpH8.0に調整し、水を加えて50mLとしたものを基質溶液とするか、又はN―アセチル―DL―トリプトファン1.23gを量り、水10mL及び水酸化ナトリウム試液(1mol/L)10mLを加えて溶かした後、塩酸試液(0.1mol/L)でpH8.0に調整し、水を加えて50mLとしたものを基質溶液とする。

試料液1mLを量り、pH8.0のバルビタールナトリウム・塩酸緩衝液(0.1mol/L)2mL及び塩化コバルト(Ⅱ)試液(0.5mmol/L)1mLを加えて37℃で5分間加温した後、基質溶液1mLを加えて振り混ぜる。この液を37℃で30分間加温した後、1mLを量り、直ちに水浴中で3分間加熱する。冷後、検液とする。別に試料液1mLを量り、pH8.0のバルビタールナトリウム・塩酸緩衝液(0.1mol/L)2mL及び塩化コバルト(Ⅱ)試液(0.5mmol/L)1mLを加えて37℃で5分間加温した後、基質溶液1mLを加えて振り混ぜ、直ちにこの液1mLを量り、直ちに水浴中で3分間加熱した後、冷却し、比較液とする。検液及び比較液につき、ニンヒドリン・2―メトキシエタノール・クエン酸緩衝液試液2mL及び塩化スズ(Ⅱ)試液0.1mLを加え、水浴中で20分間加熱した後、冷却し、1―プロパノール/水混液(1:1)10mLを加えて振り混ぜ、波長570nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA001100

T00070

L―アスコルビン酸

L―Ascorbic Acid

ビタミンC

C6H8O6 分子量 176.12

(5R)―5―[(1S)―1,2―Dihydroxyethyl]―3,4―dihydroxyfuran―2(5H)―one [50―81―7]

含量 本品を乾燥したものは、L―アスコルビン酸(C6H8O6)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、酸味がある。

確認試験

(1) 本品0.1gにメタリン酸溶液(1→50)100mLを加えて溶かした液5mLに、液がわずかに黄色を呈するまでヨウ素試液を滴加する。この液は、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→1000)1滴及びピロール1滴を加えて水浴中で50~60℃で5分間加温するとき、青~青緑色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)10mLに2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム試液1~2滴を加えた液は、青色を呈し、その色は直ちに消える。

比旋光度 画像231 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、水、10mL、乾燥物換算)

融点 187~192℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.4%以下(減圧、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、メタリン酸溶液(1→50)50mLを加えて溶かし、0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=8.806mg C6H8O6

FA001200

E00006

アスコルビン酸オキシダーゼ

Ascorbate Oxidase

アスコルベートオキシダーゼ

ビタミンCオキシダーゼ

定義 本品は、ウリ科(カボチャ属(Cucurbita属)、キュウリ属(Cucumis属)、Luffa属、Sechium属及びTrichosanthes属に限る。)の植物、キャベツ(Brassica oleracea L.)若しくはホウレンソウ(Spinacia oleracea L.)又は糸状菌(Eupenicillium brefeldianum及びTrichoderma lignorumに限る。)若しくは放線菌(Streptomyces cinnamoneus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)の培養物から得られた、L―アスコルビン酸を酸化する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色若しくは灰~淡緑色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色若しくは淡青緑~緑色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、アスコルビン酸オキシダーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

アスコルビン酸オキシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水、リン酸水素二ナトリウム試液(0.01mol/L、アルブミン含有)若しくはリン酸水素二ナトリウム試液(0.2mol/L、アルブミン含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

L(+)―アスコルビン酸88mgを量り、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・塩酸試液(0.001mol/L)を加えて溶かし、50mLとする。この液をリン酸二水素カリウム試液(0.2mol/L、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム含有)で10倍に希釈したものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.5mLを量り、リン酸水素二ナトリウム試液(0.01mol/L)0.5mLを加えて30℃で5分間放置した後、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、30℃で5分間放置する。この液に塩酸試液(0.2mol/L)3mLを加えて混合し、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、リン酸水素二ナトリウム試液(0.01mol/L)0.5mL及び塩酸試液(0.2mol/L)3mLを加えて混合した後、試料液0.1mLを加えて振り混ぜ、30℃で5分間放置したものを比較液とする。検液及び比較液につき、波長245nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA001300

T00080

L―アスコルビン酸カルシウム

Calcium L―Ascorbate

C12H14CaO12・2H2O 分子量 426.34

Monocalcium bis{(2R)―2―[(1S)―1,2―dihydroxyethyl]―4―hydroxy―5―oxo―2,5―dihydrofuran―3―olate}dihydrate [5743―28―2]

含量 本品は、L―アスコルビン酸カルシウム(C12H14CaO12・2H2O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)10mLに2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム試液1~2滴を加えた液は、青色を呈し、その色は直ちに消える。

(2) 本品の水溶液(1→10)は、カルシウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像233 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、水、20mL)

pH 6.0~7.5(2.0g、水20mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) フッ化物 Fとして10.0μg/g以下

本品1.00gを量り、ビーカーに入れ、水10mLを加えて溶かす。塩酸(1→10)20mLを徐々に加え、1分間沸騰させた後、ポリエチレン製のビーカーに移して直ちに氷冷する。これにエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mL及びクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。

比較液は、次により調製する。

あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとし、ポリエチレン製容器に入れ、比較原液とする。使用時に、比較原液1mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて100mLとする。この液1mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mL及びクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、比較液とする。

定量法 本品約0.2gを精密に量り、メタリン酸溶液(1→50)50mLを加えて溶かし、0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=10.66mg C12H14CaO12・2H2O

FA001400

T00090

L―アスコルビン酸2―グルコシド

L―Ascorbic Acid 2―Glucoside

C12H18O11 分子量 338.26

(5R)―5―[(1S)―1,2―Dihydroxyethyl]―4―hydroxy―2―oxo―2,5―dihydrofuran―3―yl α―D―glucopyranoside [129499―78―1]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―アスコルビン酸2―グルコシド(C12H18O11)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末又は結晶性の粉末であり、においはなく、酸味がある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

比旋光度 画像235 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (5g、水、100mL、乾燥物換算)

融点 158~163℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品及び定量用L―アスコルビン酸2―グルコシド約0.5gずつを精密に量り、それぞれを水に溶かし、内標準液10mLを正確に加えた後、水を加えて正確に50mLとし、検液及び標準液とする。ただし、内標準液は5w/v%グリセリン溶液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液及び標準液のグリセリンのピーク面積に対するL―アスコルビン酸2―グルコシドのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

L―アスコルビン酸2―グルコシド(C12H18O11)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:乾燥物換算した定量用L―アスコルビン酸2―グルコシドの採取量(g)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4~8mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相 硝酸(1→10000)

流量 L―アスコルビン酸2―グルコシドの保持時間が約10分になるように調整する。

参照スペクトル

L―アスコルビン酸2―グルコシド

FA001500

T00100

L―アスコルビン酸ステアリン酸エステル

L―Ascorbyl Stearate

ビタミンCステアレート

C24H42O7 分子量 442.59

(2S)―2[(2R)―3,4―Dihydroxy―5―oxo―2,5―dihydrofuran―2―yl]―2―hydroxyethyl octadecanoate [25395―66―8]

含量 本品は、L―アスコルビン酸ステアリン酸エステル(C24H42O7)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.1gにラウリル硫酸ナトリウム・プロピレングリコール試液100mLを加え、加温して溶かす。冷後、この液5mLに、液がわずかに黄色を呈するまでヨウ素試液を滴加する。この液は、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→1000)1滴及びピロール1滴を加えて50~60℃に5分間加温するとき、青~青緑色を呈する。

(2) 本品のエタノール(95)溶液(1→100)10mLに2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム試液1~2滴を加えた液は、青色を呈し、その色は直ちに消える。

融点 114~119℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、エタノール(95)30mLを加え、必要な場合には加温して溶かし、メタリン酸溶液(1→5)15mL及び硫酸(1→2)10mLを加え、更にヨウ素酸カリウム試液10mLを正確に量って加え、よく振り混ぜて暗所に10分間放置する。この液にヨウ化カリウム試液10mL及び水100mLを加え、暗所に5分間放置した後、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液10mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=22.13mg C24H42O7

FA001600

T00110

L―アスコルビン酸ナトリウム

Sodium L―Ascorbate

ビタミンCナトリウム

C6H7NaO6 分子量 198.11

Monosodium(2R)―2[(1S)―1,2―dihydroxyethyl]―4―hydroxy―5―oxo―2,5―dihydrofuran―3―olate [134―03―2]

含量 本品を乾燥したものは、L―アスコルビン酸ナトリウム(C6H7NaO6)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶性の粉末、粒又は細粒であり、においがなく、わずかに塩味がある。

確認試験

(1) 「L―アスコルビン酸」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像239 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、水、10mL、乾燥物換算)

pH 6.5~8.0(2.0g、水20mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(減圧、24時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、メタリン酸溶液(1→50)50mLを加えて溶かし、0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=9.905mg C6H7NaO6

FA001700

T00120

L―アスコルビン酸パルミチン酸エステル

L―Ascorbyl Palmitate

ビタミンCパルミテート

C22H38O7 分子量 414.53

(2S)―2[(2R)―3,4―Dihydroxy―5―oxo―2,5―dihydrofuran―2―yl]―2―hydroxyethyl hexadecanoate [137―66―6]

含量 本品は、L―アスコルビン酸パルミチン酸エステル(C22H38O7)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白~黄白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.1gにラウリル硫酸ナトリウム・プロピレングリコール試液100mLを加え、加温して溶かす。冷後、この液5mLに、液がわずかに黄色を呈するまでヨウ素試液を滴加する。この液は、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→1000)1滴及びピロール1滴を加えて50~60℃に5分間加温するとき、青~青緑色を呈する。

(2) 本品のエタノール(95)溶液(1→100)10mLに2,6―ジクロロインドフェノールナトリウム試液1~2滴を加えた液は、青色を呈し、その色は直ちに消える。

比旋光度 画像241 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、メタノール、100mL)

融点 107~117℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、エタノール(95)30mLを加え、必要な場合には加温して溶かし、メタリン酸溶液(1→5)15mL及び硫酸(1→2)10mLを加え、更にヨウ素酸カリウム試液10mLを正確に量って加え、よく振り混ぜて暗所に10分間放置する。この液にヨウ化カリウム試液10mL及び水100mLを加え、暗所に5分間放置した後、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液10mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=20.73mg C22H38O7

FA001750

T00125

アスパラギナーゼ(A.niger ASP―72株由来)

Asparaginase(A.niger ASP―72―derived)

定義 本品は、アスパラギンをアスパラギン酸とアンモニアに加水分解する酵素である、アスパラギナーゼのうち、糸状菌(Aspergillus nigerに限る。)が本来有するアスパラギナーゼ遺伝子を増幅させて生産性を向上させた糸状菌(A.niger ASP―72株に限る。)から得られたものである。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

酵素活性 本品は、1g当たり2375単位以上の酵素活性を有する。

性状 本品は、黄~褐色の澄明な液体又はごく薄い灰色若しくはごく薄い黄色を帯びた白色の粒である。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 基質溶液 L―アスパラギン一水和物1.50gを量り、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加え、かくはんして完全に溶かした後、更にpH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて正確に100mLとする。用時調製する。

(ii) 試料液 本品約2.5gを精密に量り、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)20mLを加えて溶かし、更にpH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて正確に25mLとする。この液をpH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)で希釈して、1mL中に6単位を含む液を調製し、試料液とする。

(iii) 比較原液 4000単位に対応する量の酵素活性測定用アスパラギナーゼ(A.niger由来)を量り、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)20mLを加えて溶かし、更にpH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて正確に25mLとする。この液をpH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)で希釈して、1mL中に6単位を含む液を調製し、比較原液とする。

(iv) 硫酸アンモニウム標準液 硫酸アンモニウム約3.9gを精密に量り、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)40mLを加えて15分間かくはんする。さらに、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて50mLとし、標準原液とする。標準原液をpH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)で4倍、6倍、10倍、30倍及び60倍に希釈し、硫酸アンモニウム標準液とする。

(v) 操作法 2本の試験管に、基質溶液2.0mLずつを入れ、37℃で10分間加温する。1本の試験管に試料液0.100mLを、もう1本の試験管に比較原液0.100mLを加えて混和する。これらの試験管を37℃で正確に30分間加温した後、トリクロロ酢酸溶液(1→4)0.400mLを加えて混和し、更に水2.5mLを加えて混和する。2本の試験管からそれぞれ0.100mLを量り、水4.0mLに加え、フェノール・ニトロプルシド試液(塩基性)0.850mLを加えて混合し、アスパラギナーゼ(A.niger由来)活性測定用次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液0.850mLを加えて37℃で10分間放置した液を検液及び比較液とする。検液及び比較液につき、水を対照として、波長600nmにおける吸光度AT及びACを測定する。また、別の2本の試験管に、基質溶液2.0mLずつを入れ、それぞれにトリクロロ酢酸溶液(1→4)0.400mLを加えて混和し、試料液又は比較原液0.100mLを加えて混和し、37℃で30分間加温した後、水2.5mLを加えて混和する。これらの液それぞれ0.100mLを量り、水4.0mLに加え、フェノール・ニトロプルシド試液(塩基性)0.850mLを加えて混合し、アスパラギナーゼ(A.niger由来)活性測定用次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液0.850mLを加えて37℃で10分間放置した液をそれぞれ検液の対照液及び比較液の対照液とする。対照液につき、水を対照として、波長600nmにおける吸光度ABT及びABCを測定する。別に、基質溶液2.0mLずつを量り、5本の試験管に入れ、37℃で10分間加温し、試料液の代わりに、それぞれの試験管に異なる濃度の硫酸アンモニウム標準液0.100mLずつを加えて、以下検液の調製と同様に操作して得られた液につき、水を対照として、波長600nmにおける吸光度を測定する。硫酸アンモニウム標準液の硫酸アンモニウムの濃度と得られた吸光度により検量線を作成し、その傾きをa(mL/mg)とする。次式により、酵素活性測定用アスパラギナーゼ(A.niger由来)の酵素活性を求め、酵素活性が表示量の91~109%のとき、試料の酵素活性を求める。その酵素活性の単位は、操作法の条件で試験するとき、L―アスパラギンから、1分間にアンモニア1μmolを遊離させる酵素量を1単位とする。

ただし、

A:検液又は比較液の吸光度(AT又はAC)から対照液の吸光度(ABT又はABC)を引いた値

D:試料液又は比較原液の希釈係数

M:試料又は酵素活性測定用アスパラギナーゼ(A.niger由来)の採取量(g)

FA001751

T00125

アスパラギナーゼ(A.oryzae NZYM―SP株由来)

Asparaginase(A.oryzae NZYM―SP―derived)

定義 本品は、アスパラギンをアスパラギン酸とアンモニアに加水分解する酵素である、アスパラギナーゼのうち、糸状菌(Aspergillus oryzaeに限る。)が本来有するアスパラギナーゼ遺伝子を増幅させて生産性を向上させた糸状菌(A.oryzae NZYM―SP株に限る。)から得られたものである。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

酵素活性 本品は、1g当たり3500単位以上の酵素活性を有する。

性状 本品は、淡褐色の液体又は白~灰白色の粒である。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下

本品0.8gを量り、以下「アスパラギナーゼ(A.niger ASP―72株由来)」の純度試験(1)を準用する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、それぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 基質溶液 L―アスパラギン一水和物0.25gを量り、MOPS緩衝液(0.1mol/L、pH7.0)15mLを加え、かくはんして完全に溶かした後、遮光し、A液とする。β―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド二ナトリウムn水和物(還元型)0.011g、2―ケトグルタル酸二ナトリウムn水和物0.063g及び1680単位以上に対応する量のL―グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(ウシ肝臓由来)を量り、A液に加え、かくはんして溶かした後、MOPS緩衝液(0.1mol/L、pH7.0)を加えて正確に25mLとする。用時調製する。

(ii) 試料液 本品約1.0gを精密に量り、酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH5.0、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル含有)を加えて溶かして正確に100mLとする。この溶液を酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH5.0、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル含有)で希釈し、1mL中に0.6単位を含む液を調製し、試料液とする。

(iii) 標準原液 775単位に対応する量の酵素活性測定用アスパラギナーゼ(A.oryzae由来)を量り、酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH5.0、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル含有)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液を酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH5.0、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル含有)で8倍、10倍、15倍、20倍及び30倍に希釈し、1mL中に0.9688単位、0.7750単位、0.5167単位、0.3875単位及び0.2583単位を含む5濃度の液を調製し、標準原液とする。

(iv) 操作法 試験管に基質溶液4.6mLを量り、37.0±0.5℃で8分間加温した後、試料液0.400mLを加えてかくはんし、37.0±0.5℃で90秒間加温した液を検液とする。検液につき、水を対照として、波長340nmにおける吸光度を測定する。別に、基質溶液4.6mLずつを量り、5本の試験管に入れ、37.0±0.5℃で8分間加温し、試料液の代わりに、それぞれの試験管に異なる濃度の標準原液0.400mLずつを加えて、以下検液の調製と同様に操作し、標準液とする。標準液につき、水を対照として、波長340nmにおける吸光度を測定する。得られた吸光度と標準原液1mL中の酵素活性(単位/mL)から検量線を作成し、試料液中の酵素活性U(単位/mL)を検量線から求める。次式により、試料の酵素活性を求める。その酵素活性の単位は、操作法の条件で試験するとき、L―アスパラギンから、1分間にアンモニア1μmolを遊離させる酵素量を1単位とする。

ただし、

U:試料液中の酵素活性(単位/mL)

D:試料液の希釈係数

M:試料の採取量(g)

FA001800

E00007

L―アスパラギン

L―Asparagine

C4H8N2O3・H2O 分子量 150.13

(2S)―2―Amino―3―carbamoylpropanoic acid monohydrate [5794―13―8]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―アスパラギン(C4H8N2O3=132.12)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、紫色を呈する。

(2) 本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液(1→10)5mLを加え、水浴中で加温するとき、発生するガスは、水で湿したリトマス紙(赤色)を青変する。

比旋光度 画像245 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸試液(6mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 3.5~5.5(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水50mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 11.5~12.5%(130℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、ギ酸3mLを加えて溶かし、酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=13.21mg C4H8N2O3

FA001900

E00008

L―アスパラギン酸

L―Aspartic Acid

C4H7NO4 分子量 133.10

(2S)―2―Aminobutanedioic acid [56―84―8]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―アスパラギン酸(C4H7NO4)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

(2) 本品の塩酸試液(1mol/L)(1→25)5mLに亜硝酸ナトリウム溶液(1→10)1mLを加えるとき、泡立って無色のガスを発生する。

比旋光度 画像247 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (8g、塩酸試液(6mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 2.5~3.5(飽和水溶液)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、塩酸試液(1mol/L)20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、ギ酸6mLを加えて溶かし、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=13.31mg C4H7NO4

FA002000

T00130

L―アスパラギン酸ナトリウム

Monosodium L―Aspartate

C4H6NNaO4・H2O 分子量 173.10

Monosodium(2S)―2―aminobutanedioate monohydrate [3792―50―5]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―アスパラギン酸ナトリウム(C4H6NNaO4・H2O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の柱状結晶又は白色の結晶性の粉末で、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像249 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

pH 6.0~7.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.041%以下(0.30g、比較液 0.01mol/L塩酸0.35mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(減圧、5時間)

定量法 本品約0.1gを精密に量り、ギ酸3mL及び酢酸100mLを加え、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.655mg C4H6NNaO4・H2O

FA002100

T00140

アスパルテーム

Aspartame

L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステル

C14H18N2O5 分子量 294.30

Methyl L―α―aspartyl―L―phenylalaninate [22839―47―0]

含量 本品を乾燥物換算したものは、アスパルテーム(C14H18N2O5)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末又は粒で、においがなく、強い甘味がある。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定するとき、波数3330cm-1、1737cm-1、1666cm-1、1379cm-1、1227cm-1及び699cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

(2) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

比旋光度 画像251 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (2g、ギ酸試液(15mol/L)50mL、乾燥物換算)

ただし、30分以内に測定する。

pH 4.5~6.0(1.0g、水125mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.20g、塩酸(1→60)20mL)

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 5―ベンジル―3,6―ジオキソ―2―ピペラジン酢酸 5―ベンジル―3,6―ジオキソ―2―ピペラジン酢酸として1.5%以下

本品0.10gを量り、水/メタノール混液(9:1)を加えて溶かし、20mLとし、検液とする。別に5―ベンジル―3,6―ジオキソ―2―ピペラジン酢酸25mgを量り、メタノール10mLを加えて溶かし、水を加えて100mLとし、比較原液とする。比較原液15mLを量り、水/メタノール混液(9:1)を加えて50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の5―ベンジル―3,6―ジオキソ―2―ピペラジン酢酸のピーク面積は、比較液の5―ベンジル―3,6―ジオキソ―2―ピペラジン酢酸のピーク面積を超えない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 リン酸二水素カリウム5.6gを水に溶かして820mLとし、リン酸(1→10)でpH4.3に調整した後、メタノール180mLを加えて混合する。

流量 1mL/分

(5) 他の光学異性体 L―α―アスパルチル―D―フェニルアラニンメチルエステルとして0.02%以下

本品0.10gを量り、水/メタノール混液(9:1)を加えて溶かし、20mLとし、検液とする。別にL―α―アスパルチル―D―フェニルアラニンメチルエステル20mgを量り、水/メタノール混液(9:1)を加えて溶かし、100mLとし、比較原液とする。比較原液1mLを量り、水/メタノール混液(9:1)を加えて200mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液のL―α―アスパルチル―D―フェニルアラニンメチルエステルのピーク面積は、比較液のL―α―アスパルチル―D―フェニルアラニンメチルエステルのピーク面積を超えない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 220nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A リン酸緩衝液(0.05mol/L)870mLにアセトニトリル130mLを加えて混合する。

移動相B リン酸緩衝液(0.05mol/L)800mLにアセトニトリル200mLを加えて混合する。

ただし、移動相A及び移動相Bにおいて使用するリン酸緩衝液(0.05mol/L)は、リン酸二水素ナトリウム二水和物3.9g及びリン酸水素二ナトリウム3.55gを量り、水を加えて溶かして1000mLとした液とする。

濃度勾配 移動相Aで25分間保持した後、移動相Bで15分間保持する。

流量 0.8mL/分

乾燥減量 4.5%以下(105℃、4時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、ギ酸3mLを加えて溶かし、酢酸50mLを加え、直ちに0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬p―ナフトールベンゼイン試液0.5mLを用いる場合の終点は、液の褐色が緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=29.43mg C14H18N2O5

FA002150

E00009

アスペルギルステレウス糖たん白質

Aspergillus Terreus Glycoprotein

ムタステイン

定義 本品は、アスペルギルステレウス(Aspergillus terreus)の培養液から得られた、糖たん白質を主成分とするものである。

含量 本品を無水物換算したものは、窒素(N=14.01)0.5~12.8%を含む。

性状 本品は、暗褐色の液体である。

確認試験 本品の水溶液(1→10000)1mLにフェノール溶液(1→20)1mL及び硫酸5mLを加え、10分間放置した後、よく振り混ぜ、更に10分間放置するとき、液は、橙色を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 65.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 2.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は1000以下、真菌数は3000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により定量し、更に無水物換算を行う。

0.05mol/L硫酸1mL=1.401mg N

FA002200

T00150

アセスルファムカリウム

Acesulfame Potassium

アセスルファムK

C4H4KNO4S 分子量 201.24

Potassium 6―methyl―4―oxo―4H―1,2,3―oxathiazin―3―ide 2,2―dioxide [55589―62―3]

含量 本品を乾燥したものは、アセスルファムカリウム(C4H4KNO4S)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがなく、強い甘味がある。

確認試験

(1) 本品10mgに水1000mLを加えて溶かした液は、波長225~229nmに吸収極大がある。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

(3) 本品0.2gに酢酸(3→10)2mL及び水2mLを加えて溶かし、ヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム試液数滴を加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

pH 5.5~7.5(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水5.0mL)

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) フッ化物 Fとして3.0μg/g以下

本品2.00gを量り、ビーカーに入れ、水10mLを加えてしばらくかき混ぜる。その後、塩酸(1→20)20mLを徐々に加えて溶かす。この液を加熱し、1分間沸騰させた後、ポリエチレン製のビーカーに移して直ちに氷冷する。これにエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mL及びクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液約50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。

比較液は、次により調製する。

あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとし、ポリエチレン製容器に入れ、比較原液とする。使用時に、比較原液3mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。この液2mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mL及びクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液約50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、比較液とする。

(5) 他の紫外線吸収物質 アセスルファムカリウムとして20μg/g以下

本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液を水で50000倍に希釈し、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液で得られた主ピークの保持時間の3倍の時間以内の、主ピーク以外のピークの面積の合計は、比較液で得られた主ピークの面積を超えない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 227nm)

カラム充填剤 3~5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 硫酸水素テトラブチルアンモニウム試液(0.01mol/L)/アセトニトリル混液(3:2)

流量 1mL/分

カラムは、本品10mg及び「パラオキシ安息香酸エチル」10mgをそれぞれ量り、水に溶かして混液とし、更に水を加えて1000mLとした液20μLを量り、上記の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、両者のピークが相互に分離するものを用いる。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、酢酸50mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液2滴)を用いる場合の終点は、液の色が濃い青色を経て緑色が30秒以上持続するときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.12mg C4H4KNO4S

FA002300

T00160

アセチル化アジピン酸架橋デンプン

Acetylated Distarch Adipate

定義 本品は、デンプンを無水酢酸及び無水アジピン酸でエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品の懸濁液(1→20)にヨウ素試液数滴を加えるとき、暗青~赤色を呈する。

(2) 本品2.5gを、塩酸(1→10)10mL及び水70mLを加えて懸濁し、還流冷却管を付けて約3時間加熱する。冷後、この液0.5mLを沸騰したフェーリング試液5mLに加えるとき、赤色の沈殿を生じる。

(3) 本品0.5gに炭酸ナトリウム試液10mLを加えて5分間煮沸し、10%硫酸試液10mLを加えるとき、酢酸のにおいを発する。

純度試験

(1) アジピン酸基 0.135%以下

(i) 総アジピン酸測定用検液 本品約1gを精密に量り、共栓三角フラスコに入れ、水50mLを加え、更に内標準液1mLを正確に加え、よく振り混ぜてデンプンを分散させた後、水酸化ナトリウム溶液(4→25)50mLを加え、5分間振とうする。ただし、内標準液は、グルタル酸0.10gを量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。三角フラスコを室温の水浴に入れ、塩酸20mLを注意しながら加える。冷後、内容物を分液漏斗に移し、三角フラスコを少量の水で洗い、洗液を分液漏斗に入れる。酢酸エチル100mLずつで3回抽出し、酢酸エチル層を合わせ、硫酸ナトリウム20gを加えて時々振り混ぜながら10分間放置した後、ろ過する。容器及びろ紙上の残留物を酢酸エチル50mLで2回洗い、洗液をろ液に合わせ、6.7kPaの減圧下、40℃以下で酢酸エチルを留去し、更に窒素気流で酢酸エチルを完全に除去する。酢酸エチルの留去はできるだけ速やかに行う。次いで、残留物にピリジン2mL及びN,O―ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド1mLを加えて栓をし、残留物を溶解する。1時間放置した後、2mLをガラス製のバイアル瓶にとり、直ちに密封し、総アジピン酸測定用検液とする。

(ii) 遊離アジピン酸測定用検液 本品約5gを精密に量り、共栓三角フラスコに入れ、水100mLを加え、更に内標準液1mLを正確に加える。1時間振とう後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液に塩酸1mLを加え、分液漏斗に移す。ただし、アルファー化デンプン及び水可溶デンプンの場合には、メンブランフィルターでろ過せず、懸濁液に塩酸1mLを加え、分液漏斗に移す。以下、総アジピン酸測定用検液の調製と同様に操作し、遊離アジピン酸測定用検液とする。

(iii) 標準液 アジピン酸0.10gを量り、温湯90mLに溶かし、室温まで冷却した後、正確に100mLとする。この液1mL、5mL、10mL及び20mLを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に50mLとし、4濃度の標準原液とする。4個の共栓三角フラスコに、同じ植物を基原とする未加工デンプン1.0gずつを量り、水50mLを加え、更に内標準液1mLを正確に加える。各フラスコに、濃度の異なる標準原液5mLを正確に加え、よく振り混ぜてデンプンを分散させた後、水酸化ナトリウム溶液(4→25)50mLを加え、5分間振とうする。各フラスコを室温の水浴に入れ、塩酸20mLを注意しながら加える。冷後、内容物を分液漏斗に移す。以下、総アジピン酸測定用検液と同様に操作し、4濃度の標準液とする。

総アジピン酸測定用検液、遊離アジピン酸測定用検液及び4濃度の標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。4濃度の標準液のグルタル酸のピーク面積に対するアジピン酸のピーク面積の比と標準液に含まれるアジピン酸の量から検量線を作成する。総アジピン酸測定用検液及び遊離アジピン酸測定用検液のグルタル酸のピーク面積に対するアジピン酸のピーク面積の比を求め、検量線より両検液中のアジピン酸の量(g)を求める。次式によりアジピン酸基の含量を求める。

アジピン酸基の含量(%)=(CT/MT-CF/MF)×100

ただし、

CT:総アジピン酸測定用検液中のアジピン酸の量(g)

CF:遊離アジピン酸測定用検液中のアジピン酸の量(g)

MT:総アジピン酸測定用検液中の乾燥物換算した試料の採取量(g)

MF:遊離アジピン酸測定用検液中の乾燥物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ15mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用50%ジフェニル50%ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 120℃で5分間保持した後、毎分5℃で150℃まで昇温する。

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム又は窒素

流量 アジピン酸の保持時間が約8分に、グルタル酸の保持時間が約5分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:30

(2) アセチル基 2.5%以下

本品約5gを精密に量り、共栓三角フラスコに入れ、水50mLを加えて懸濁する。ただし、アルファー化デンプン及び水可溶デンプンについては、水の量は100mLとする。フェノールフタレイン試液数滴を加え、液が微赤色を呈するまで水酸化ナトリウム溶液(1→250)を滴加する。0.45mol/L水酸化ナトリウム溶液25mLを正確に加え、栓をして、30分間激しく振り混ぜる。栓を取り、すり合わせ部分及びフラスコの内壁を少量の水で洗い込み、検液とする。検液中の過量の水酸化ナトリウムを0.2mol/L塩酸で滴定し、その消費量をSmLとする。終点は、液の微赤色が消えるときとする。別に0.45mol/L水酸化ナトリウム溶液25mLを0.2mol/L塩酸で滴定し、その消費量をBmLとする。次式により、アセチル基の含量を求める。

ただし、M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 二酸化硫黄 50μg/g以下

(i) 装置 概略は、次の図による。

A:50mLナシ型フラスコ

B:100mL丸底フラスコ

C:二重冷却管

D:ミクロバーナー

E:ガラスキャピラリー

F:脈流防止瓶

G:流量計

(ii) 操作法 あらかじめ装置を組み立て、Aに水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)20mLを入れ、装置に取り付ける。次にBに水20mL、ジメドン試液1mL、アジ化ナトリウム溶液(1→100)1mL、エタノール(99.5)2mL、シリコーン樹脂2滴及びリン酸(3→10)10mLを入れ、装置に取り付ける。窒素ガスをGを通じて1分間に0.5~0.6Lの速さで5分間通気する。次にBを外し、本品2.0gを正確に量り、速やかにBに入れ、Bを再び装置に取り付け、窒素ガスを1分間に0.5~0.6Lの速さで流しながら、Dの炎の先端をBの底にあたる位置に保持し、Bを約10分間加熱する。Aを外し、Aの溶液を検液とする。検液5mLを正確に量り、水0.1mLを加えたものをA液とし、別に、検液5mLを正確に量り、過酸化水素(1→100)0.1mLを加えたものをB液とする。A液及びB液のそれぞれにパラローズアニリン・ホルムアルデヒド試液1mLずつを正確に加えてよく振り混ぜ、室温で15分間放置した後、それぞれの液につき、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)を対照とし、波長580nmにおける吸光度(AA及びAB)を測定する。別に、亜硫酸水素ナトリウム0.1625gを量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)に溶かして100mLとする。この液1mLを正確に量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)で500mLとする。この液0mL、1mL、2mL、3mL、4mL及び5mLを正確に量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)を加えてそれぞれ正確に5mLとし、標準液とする。標準液5mLずつをそれぞれ正確に量り、検液と同様に操作し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度(AA-AB)から、検液中の二酸化硫黄濃度(μg/mL)を求め、次式により二酸化硫黄の含量(μg/g)を求める。

ただし、

C:検液中の二酸化硫黄濃度(μg/mL)

M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA002400

T00170

アセチル化酸化デンプン

Acetylated Oxidized Starch

[68187―08―6]

定義 本品は、デンプンを次亜塩素酸ナトリウムで処理した後、無水酢酸でエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

(3) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(3)を準用する。

(4) カルボキシ基 本品50mgをメチレンブルー溶液(1→100)25mLに懸濁し、時々かくはんしながら5~10分間放置した後、上澄液を傾斜して除き、沈殿物を水で洗い、鏡検試料とする。光学顕微鏡を用いて鏡検するとき、濃青色を呈するでん粉粒を認める。ただし、アルファー化デンプンについては、本品50mgをメチレンブルー・メタノール溶液(1→100)25mLに懸濁し、一晩放置した後、上澄液を傾斜して除き、沈殿物をメタノールで洗い、鏡検試料とする。光学顕微鏡を用いて鏡検するとき、濃青色を呈するでん粉粒の断片を認める。

純度試験

(1) アセチル基 2.5%以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(2)を準用する。

(2) カルボキシ基 1.3%以下

本品3.00gを量り、ビーカーに入れる。ただし、本品は、必要な場合には、あらかじめ、吸湿しないように注意しながらすり潰し、標準網ふるい850μmを通過させ、よく混合したものを用いる。塩酸(1→120)25mLを加え、時々かき混ぜながら30分間放置した後、吸引ろ過し、ビーカーの残留物を水でろ過器に洗い込む。ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで水で洗浄する。残留物をビーカーに入れ、水300mLを加えて懸濁し、かくはんしながら水浴中で加熱して糊化させ、更に15分間加熱する。水浴から取り出し、熱いうちに0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、その消費量をSmLとする(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に同量の試料を量り、ビーカーに入れ、水10mLを加えて懸濁し、30分間かくはんする。懸濁液を吸引ろ過し、ビーカーの残留物を水でろ過器に洗い込み、ろ紙上の残留物を水200mLで洗う。残留物に水300mLを加えて懸濁し、以下本試験と同様に操作し、その消費量をBmLとする。ただし、アルファー化デンプンについては、塩酸(1→120)の代わりに塩酸・80vol%エタノール溶液(9→1000)を、水の代わりに80vol%エタノールを用い、必要な場合には、吸引ろ過にフィルターホルダーを用いる。次式よりカルボキシ基の含量を求める。

ただし、M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

ただし、バレイショデンプンを基原とするものの場合には、「アセチル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(3)を準用し、リンの含量P%を求め、その寄与分を次式により算出し、先に求めたカルボキシ基の含量より差し引いて補正する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA002500

T00180

アセチル化リン酸架橋デンプン

Acetylated Distarch Phosphate

[68130―14―3]

定義 本品は、デンプンをトリメタリン酸ナトリウム又はオキシ塩化リン及び無水酢酸又は酢酸ビニルでエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

(3) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(3)を準用する。

純度試験

(1) アセチル基 2.5%以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(2)を準用する。

(2) 酢酸ビニル(アルファー化デンプンの場合を除く) 0.1μg/g以下

乾燥物換算して5.0gに対応する量の本品を量り、かくはん子を入れた20mLの専用バイアル瓶に入れ、水5mLを正確に加えて密栓し、20分間かくはんし、検液とする。別に、水を入れた100mLのメスフラスコに、酢酸ビニル0.10gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準原液とする。この液5mLを正確に量り、乾燥物換算して5gに対応する量の同じ植物を基原とする未加工デンプン及びかくはん子を入れた20mLの専用バイアル瓶に加えて密栓し、20分間かくはんし、標準液とする。検液及び標準液につき、次の操作条件でヘッドスペースガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の酢酸ビニルのピーク面積は、標準液の酢酸ビニルのピーク面積を超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ10mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用スチレンジビニルベンゼンポリマーを3μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 90~110℃付近の一定温度

注入口温度 200℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 酢酸ビニルのピークが9~11分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

ヘッドスペースサンプラーの操作条件

バイアル内平衡温度 70℃

バイアル内平衡時間 30分間

(3) リン Pとして0.14%以下

本品約10gを精密に量り、蒸発皿に入れ、酢酸亜鉛試液10mLを試料に均一になるように加える。ホットプレート上で注意しながら蒸発乾固し、温度を上げて炭化する。その後、電気炉に入れ、炭化物がなくなるまで、550℃で1~2時間加熱する。冷後、水15mLを加え、器壁を硝酸(1→3)5mLで洗い込む。加熱して沸騰させる。冷後、200mLのメスフラスコに移し、蒸発皿を水20mLずつで3回洗い、洗液を合わせ、水を加えて200mLとする。この液の、Pとして1.5mgを超えない一定量VmLを正確に量り、100mLのメスフラスコに入れ、硝酸(1→3)10mL、バナジン酸試液10mL及び加工デンプン用七モリブデン酸六アンモニウム試液10mLを十分に混和しながら加え、水を加えて正確に100mLとし、10分間放置し、検液とする。別に、リン標準液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液5mL、10mL及び15mLを正確に量り、それぞれ100mLのメスフラスコに入れ、それぞれのフラスコに、硝酸(1→3)10mL、バナジン酸試液10mL及び加工デンプン用七モリブデン酸六アンモニウム試液10mLを混和し、水を加えて正確に100mLとし、10分間放置し、標準液とする。硝酸(1→3)10mL、バナジン酸試液10mL及び加工デンプン用七モリブデン酸六アンモニウム試液10mLを混和し、水を加えて正確に100mLとし、10分間放置した液を対照とし、検液及び標準液の波長460nmにおける吸光度を測定し、得られた検量線から検液中のリン濃度を求め、次式によりリンの含量を求める。

ただし、

C:検液中のリン濃度(mg/mL)

M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(6) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA002600

T00190

アセトアルデヒド

Acetaldehyde

Ethanal

H3C―CHO

C2H4O 分子量 44.05

Acetaldehyde [75―07―0]

含量 本品は、アセトアルデヒド(C2H4O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像259 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。ただし、検液は、5℃で少なくとも30分間冷却したマイクロシリンジを用いて注入する。

保存基準 密封容器にほとんど全満し、空気を不活性ガスで置換し、5℃以下で保存する。

参照スペクトル

アセトアルデヒド

FA002700

T00200

アセト酢酸エチル

Ethyl Acetoacetate

C6H10O3 分子量 130.14

Ethyl 3―oxobutanoate [141―97―9]

含量 本品は、アセト酢酸エチル(C6H10O3)97.5%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像262 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

ただし、指示薬には、ブロモクレゾールパープル試液を用い、指示薬を用いる場合の終点は、液の黄色が青紫色に変わるときとする。

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

アセト酢酸エチル

FA002800

T00210

アセトフェノン

Acetophenone

C8H8O 分子量 120.15

1―Phenylethanone [98―86―2]

含量 本品は、アセトフェノン(C8H8O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶塊又は無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像266 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

アセトフェノン

FA002900

E00010

α―アセトラクタートデカルボキシラーゼ

α―Acetolactate Decarboxylase

定義 本品は、細菌(Bacillus licheniformis、Bacillus subtilis及びSerratia属に限る。)の培養物から得られた、α―アセト乳酸のカルボキシ基を離脱する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、α―アセトラクタートデカルボキシラーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

α―アセトラクタートデカルボキシラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料、希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、MES緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化ナトリウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)6.0mLに2―アセトキシ―2―メチルアセト酢酸エチル0.1mLを加えて室温で20分間かくはんした後、MES緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化ナトリウム含有)約40mLを加え、0.5mol/L塩酸でpH6.0に調整する。この液に同緩衝液を加えて50mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.040mLを量り、30℃で8分間加温し、あらかじめ30℃に加温した試料液を0.040mLを加えて30℃で11分間放置した後、直ちにナフトール・クレアチン試液0.080mLを加えて4分間放置し、検液とする。別に試料液の代わりにあらかじめ30℃に加温したMES緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化ナトリウム含有)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長510nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA003000

T00220

アセトン

Acetone

C3H6O 分子量 58.08

Propan―2―one [67―64―1]

含量 本品は、アセトン(C3H6O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明な揮発性の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品の水溶液(1→200)1mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)1mLを加えて温湯中で加温し、次にヨウ素試液3滴を加えるとき、直ちに黄色の沈殿を生じる。

沸点 55.5~57.0℃(第1法)

純度試験

(1) 易酸化物 本品30mLを量り、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液0.10mLを加えるとき、液の赤色は、15分以内に消えない。

(2) フェノール 本品3.0mLを量り、るつぼに入れ、約60℃で蒸発乾固し、亜硝酸ナトリウム・硫酸溶液(1→50)3滴を加えて2~3分間放置し、更に注意して水酸化ナトリウム溶液(2→25)3mLを加えるとき、着色しない。

(3) 蒸発残留物 0.0016w/v%以下

本品125mLを量り、注意しながら蒸発させた後、残留物を105℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

定量法 本品約1gを精密に量り、あらかじめ水20mLを入れたフラスコに入れ、水を加えて正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、共栓フラスコに入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)25mLを加えて5分間放置する。次に0.05mol/Lヨウ素溶液25mLを正確に量って加え、栓をして10分間冷暗所に放置した後、硫酸(3→100)30mLを加え、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行う。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=0.9680mg C3H6O

FA003050

T00225

亜セレン酸ナトリウム

Sodium Selenite

Na2SeO3・5H2O 分子量 263.01

Disodium selenite pentahydrate [26970―82―1]

含量 本品は、亜セレン酸ナトリウム(Na2SeO3・5H2O)98.5~101.5%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.05gに水2.5mL及び10%塩酸試液2.5mLを加えて溶かし、沸騰させる。これにL(+)―アスコルビン酸0.05gを加えるとき、赤色の沈殿を生じ、これを数分間放置するとき、沈殿は、赤褐~黒色に変わる。

(2) 本品0.05gに水5mL及び10%塩酸試液1mLを加えて溶かし、塩化バリウム二水和物溶液(3→50)1mLを加えるとき、沈殿を生じない。

(3) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 9.8~10.8(2.0g、水(二酸化炭素除去)20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(2.0g、水(二酸化炭素除去)20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.005%以下

本品2.0gを量り、比色管に入れ、水約30mLを加えて溶かし、硝酸4mLを加えて混合し、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(3) 硫酸塩 SO4として0.03%以下(0.8g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下

鉛標準原液2mLを正確に量り、硝酸(1→200)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。本品1.00gを量り、メスフラスコに入れ、硝酸(1→200)を加えて溶かし、10mLとし、検液とする。同様に、本品1.00gずつを量り、3本のメスフラスコに入れ、標準液0.5mL、1mL及び2mLを正確に加え、それぞれに硝酸(1→200)を加えて溶かし、10mLとし、標準検液とする。検液及び3濃度の標準検液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により鉛の発光強度を測定する。横軸に検液及び各標準検液中の添加量(μg)、縦軸に発光強度をとり、関係線を作成する。関係線の横軸との交点と原点との距離から、試料中の鉛の量を求める。

(5) 鉄 Feとして50μg/g以下

鉄標準原液5mLを正確に量り、硝酸(1→200)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。本品1.00gを量り、メスフラスコに入れ、硝酸(1→200)を加えて溶かし、10mLとし、検液とする。同様に、本品1.00gずつを量り、3本のメスフラスコに入れ、標準液0.5mL、1mL及び2mLを正確に加え、それぞれに硝酸(1→200)を加えて溶かし、10mLとし、標準検液とする。検液及び3濃度の標準検液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により鉄の発光強度を測定する。横軸に検液及び各標準検液中の添加量(μg)、縦軸に発光強度をとり、関係線を作成する。関係線の横軸との交点と原点との距離から、試料中の鉄の量を求める。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下

ヒ素標準原液3mLを正確に量り、硝酸(1→200)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。本品1.00gを量り、メスフラスコに入れ、硝酸(1→200)を加えて溶かし、10mLとし、検液とする。同様に、本品1.00gずつを量り、3本のメスフラスコに入れ、標準液0.5mL、1mL及び2mLを正確に加え、それぞれに硝酸(1→200)を加えて溶かし、10mLとし、標準検液とする。検液及び3濃度の標準検液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法によりヒ素の発光強度を測定する。横軸に検液及び各標準検液中の添加量(μg)、縦軸に発光強度をとり、関係線を作成する。関係線の横軸との交点と原点との距離から、試料中のヒ素の量を求める。

定量法 本品約0.1gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、水100mLを加えて溶かし、ヨウ化カリウム3g及び塩酸(2→3)5mLを加え、直ちに密栓して暗所に5分間放置した後、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄赤色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=6.575mg Na2SeO3・5H2O

FA003100

T00230

アゾキシストロビン

Azoxystrobin

C22H17N3O5 分子量 403.39

Methyl(E)―2―({2―[6―(2―cyanophenoxy)pyrimidin―4―yl]oxy}phenyl)―3―methoxyacrylate [131860―33―8]

含量 本品は、アゾキシストロビン(C22H17N3O5)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白~黄赤色の粉末であり、においがない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定するとき、波数2230cm-1、1625cm-1、1587cm-1、1201cm-1、1155cm-1及び840cm-1付近に吸収を認める。

融点 114~119℃

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

水分 0.50%以下(2g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品及び定量用アゾキシストロビン約50mgずつを精密に量り、それぞれをアセトニトリルに溶かして正確に100mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のアゾキシストロビンのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

アゾキシストロビン(C22H17N3O5)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用アゾキシストロビンの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 260nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル混液(11:9)

流量 アゾキシストロビンの保持時間が約15分になるように調整する。

参照スペクトル

アゾキシストロビン

FA003200

E00011

5′―アデニル酸

5′―Adenylic Acid

アデノシン5′―一リン酸

C10H14N5O7P 分子量 347.22

Adenosine 5'―monophosphoric acid [61―19―8]

定義 本品は、酵母(Candida utilisに限る。)の菌体から、水で抽出した核酸を酵素で加水分解した後、分離して得られたものである。成分は、5′―アデニル酸である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、5′―アデニル酸(C10H14N5O7P)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品10mgを塩酸(1→1000)1000mLに溶かした液は、波長255~259nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.25gを水酸化ナトリウム試液(1mol/L)1mLに溶かし、水5mLを加えた液に、マグネシア試液2mLを加えるとき、沈殿を生じない。次に、硝酸7mLを加え、10分間煮沸した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明

本品0.50gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)2mLを加えて溶かし、水を加えて10mLとし、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

(4) 吸光度比 本品10mgを量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かし、1000mLとする。この液の波長250nm、260nm及び280nmにおける吸光度をそれぞれA1、A2及びA3とするとき、A1/A2は0.82~0.88、A3/A2は0.19~0.23である。

(5) 他の核酸分解物 本品0.10gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)0.5mLを加えて溶かし、水を加えて20mLとし、検液とする。検液1μLを量り、対照液を用いず、1―プロパノール/アンモニア試液/アセトン混液(6:5:2)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(波長約250nm)下で観察するとき、一つのスポットのみを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

乾燥減量 6.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品約0.2gを精密に量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)1mLを加えて溶かし、水を加えて正確に200mLとする。この液2mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に200mLとし、検液とする。波長257nmにおける検液の吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

FA003300

T00240

アドバンテーム

Advantame

C24H30N2O7・H2O 分子量 476.52

Methyl N―[3―(3―hydroxy―4―methoxyphenyl)propyl]―L―α―aspartyl―L―phenylalaninate monohydrate [714229―20―6]

含量 本品を無水物換算したものは、アドバンテーム(C24H30N2O7=458.50)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

比旋光度 画像276 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.2g、エタノール(99.5)、100mL、無水物換算)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) アドバンテームアシッド 1.0%以下

本品約0.1gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別にアドバンテームアシッド約0.1gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に20mLとする。この液2mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に20mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のアドバンテームアシッドのピーク面積AT及びASを測定し、次式によりアドバンテームアシッドの量を求める。

アドバンテームアシッドの量(%)=MS/MT×AT/AS

ただし、

MS:アドバンテームアシッドの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 50℃付近の一定温度

移動相A リン酸二水素カリウム13.6gを水1000mLに溶かした後、リン酸でpH2.8に調整する。この液900mLにアセトニトリル100mLを加える。

移動相B リン酸二水素カリウム13.6gを水1000mLに溶かした後、リン酸でpH2.8に調整する。この液400mLにアセトニトリル600mLを加える。

濃度勾配 A:B(85:15)で30分間保持し、A:B(85:15)からA:B(75:25)までの直線濃度勾配を25分間行う。さらに、A:B(75:25)からA:B(0:100)までの直線濃度勾配を20分間行い、A:B(0:100)で15分間保持する。

流量 1.0mL/分

(3) アドバンテームアシッド以外の類縁物質 1.5%以下

純度試験(2)の検液及び標準液を検液及び標準液とし、それぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のアドバンテーム及びアドバンテームアシッドのピーク以外のピークの合計面積Asum及び標準液のアドバンテームアシッドのピーク面積ASを測定し、次式によりアドバンテームアシッド以外の類縁物質の量を求める。ただし、面積測定範囲は、アドバンテームアシッドの保持時間の3倍までとする。

アドバンテームアシッド以外の類縁物質の量(%)=MS/MT×Asum/AS

ただし、

MS:アドバンテームアシッドの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件 純度試験(2)の操作条件を準用する。

水分 5.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.2%以下(550℃、3時間)

定量法 本品約40mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて溶かして正確に50mLとする。この液10mLを正確に量り、内標準液5mLを正確に加え、更に水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に定量用アドバンテーム約40mgを精密に量り、検液の調製と同様に操作し、標準液とする。ただし、内標準液は、安息香酸40mgを正確に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて50mLとしたものを用いる。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の安息香酸のピーク面積に対するアドバンテームのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

アドバンテーム(C24H30N2O7)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:無水物換算した定量用アドバンテームの採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相A リン酸二水素カリウム13.6gを水1000mLに溶かした後、リン酸でpH2.8に調整する。この液750mLにアセトニトリル250mLを加える。

移動相B リン酸二水素カリウム13.6gを水1000mLに溶かした後、リン酸でpH2.8に調整する。この液500mLにアセトニトリル500mLを加える。

濃度勾配 A:B(100:0)で20分間保持し、A:B(100:0)からA:B(0:100)までの直線濃度勾配を5分間行い、A:B(0:100)で5分間保持する。

流量 1.0mL/分

参照スペクトル

アドバンテーム

FA003400

E00012

アナトー色素(ノルビキシン)

Annatto Extract(Norbixin)

Norbixin

ノルビキシン

C24H28O4 分子量 380.48

(2E,4Z,6E,8E,10E,12E,14E,16E,18E)―4,8,13,17―tetramethylicosa―2,4,6,8,10,12,14,16,18―nonaenedioic acid [626―76―6]

定義 本品は、アナトー色素(ベニノキ(Bixa orellana L.)の種子の被覆物から得られたもので、ノルビキシンを主成分とするもの及びビキシンを主成分とするものをいう。)のうち、ノルビキシンを主成分とするものである。デキストリン、乳糖又は食用油脂を含むことがある。

含量(色価) 本品は、ノルビキシン(C24H28O4)として15%以上又は色価(画像279 (2KB)別ウィンドウが開きます
)4305以上で、その表示量の90~120%を含む。

性状 本品は、赤褐~暗褐色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、ノルビキシン含量15%に換算して0.1gに相当する量を量り、水50mLを加えて振り混ぜるとき、ほとんど溶けない。

(2) 本品の表示量から、ノルビキシン含量15%に換算して10mgに相当する量を量り、N,N―ジメチルホルムアミド25mLに溶かした後、必要な場合には遠心分離又はろ過し、アセトニトリル25mLを加え、検液とする。別に、ノルビキシン10mg及びビキシン10mgを量り、それぞれをN,N―ジメチルホルムアミド25mLに溶かした後、それぞれの溶液5mLに、N,N―ジメチルホルムアミドを加えて25mLとし、アセトニトリル25mLを加えて標準液とする。検液及び標準液それぞれ10μLずつを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のノルビキシンのピークの保持時間と一致する。ただし、測定範囲は、ビキシンのピークの溶出が終わるまでとする。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 460nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相 アセトニトリル/酢酸(1→50)混液(13:7)

流量 1.0~1.5mL/分の一定量

(3) 本品を水酸化カリウム溶液(1→200)に溶かした液は、波長448~456nm及び476~484nmに吸収極大の波長がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 水銀 Hgとして1.0μg/g以下

本品1.0gを量り、硫酸5mL及び硝酸5mLを加え、還流冷却器を付け、5時間穏やかに加熱する。溶液が澄明にならない場合には、冷後、硝酸5mLを加え再び加熱する。必要な場合には、硝酸5mLの添加を繰り返す。冷後、水10mL及び過マンガン酸カリウム1.5gを加え、水浴上で加熱する。溶液が紫色を呈しない場合には、更に過マンガン酸カリウムを加え、この操作を繰り返す。冷後、紫色が消えるまで塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(1→5)を加えた後、水を加えて正確に150mLとし、検液とする。別に水銀標準液10mLを正確に量り、硫酸5mL及び硝酸5mLを加え、以下検液の調製と同様に操作して得られた液を比較液とする。原子吸光光度法(冷蒸気方式)により試験を行う。検液及び比較液をそれぞれ、原子吸光分析装置の検水瓶に入れ、塩化スズ(Ⅱ)・塩酸試液10mLを加え、直ちに原子吸光分析装置に連結し、密閉状態でポンプを作動させて空気を循環し、次の操作条件で、吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

操作条件

光源ランプ 水銀中空陰極ランプ

分析線波長 253.7nm

キャリヤーガス 空気

定量法(色価測定) 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。色価又は色価を287で除してノルビキシンの含量を求める。

操作条件

測定溶媒 水酸化カリウム溶液(1→200)

測定波長 波長476~484nmの吸収極大の波長

FA003500

E00012B

アナトー色素(ビキシン)

Annatto Extract(Bixin)

Bixin

ビキシン

C25H30O4 分子量 394.50

(2E,4E,6E,8E,10E,12E,14E,16Z,18E)―20―methoxy―4,8,13,17―tetramethyl―20―oxoicosa―2,4,6,8,10,12,14,16,18―nonaenoic acid [6983―79―5]

定義 本品は、アナトー色素(ベニノキ(Bixa orellana L.)の種子の被覆物から得られたもので、ノルビキシンを主成分とするもの及びビキシンを主成分とするものをいう。)のうち、ビキシンを主成分とするものである。デキストリン、乳糖又は食用油脂を含むことがある。

含量(色価) 本品は、ビキシン(C25H30O4)として25%以上又は色価(画像281 (2KB)別ウィンドウが開きます
)7725以上で、その表示量の90~120%を含む。

性状 本品は、赤褐~暗褐色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、ビキシン含量25%に換算して40mgに相当する量を量り、水50mLを加えて振り混ぜるとき、ほとんど溶けない。

(2) 本品の表示量から、ビキシン含量25%に換算して20mgに相当する量を量り、N,N―ジメチルホルムアミド25mLに溶かした後、必要な場合には遠心分離又はろ過し、この溶液5mLにN,N―ジメチルホルムアミドを加えて25mLとし、更にアセトニトリル25mLを加え、検液とする。別に、ビキシン10mgを量り、N,N―ジメチルホルムアミド25mLに溶かした後、この溶液5mLにN,N―ジメチルホルムアミドを加えて25mLとし、更にアセトニトリル25mLを加えて標準液とする。検液及び標準液それぞれ10μLずつを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のビキシンのピークの保持時間と一致する。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 460nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相 アセトニトリル/酢酸(1→50)混液(13:7)

流量 1.0~1.5mL/分の一定量

(3) 本品をアセトンに溶かした液は、波長452~460nm及び482~490nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 水銀 Hgとして1.0μg/g以下

「アナトー色素(ノルビキシン)」の純度試験(3)を準用する。

定量法(色価測定) 色価測定法により試験を行う。色価又は色価を309で除してビキシンの含量を求める。ただし、検液は次のように調製する。本品を精密に量り、テトラヒドロフラン10mLを加えて溶かし、更にアセトンを加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、アセトンを加えて正確に100mLとし、検液とする。次の操作条件により測定を行う。

操作条件

測定溶媒 アセトン

測定波長 波長482~490nmの吸収極大の波長

FA003600

T00250

アニスアルデヒド

Anisaldehyde

パラメトキシベンズアルデヒド

C8H8O2 分子量 136.15

4―Methoxybenzaldehyde [123―11―5]

含量 本品は、アニスアルデヒド(C8H8O2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像283 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 6.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

アニスアルデヒド

FA003700

T00260

β―アポ―8′―カロテナール

β―Apo―8′―carotenal

C30H40O 分子量 416.64

(2E,4E,6E,8E,10E,12E,14E,16E)―2,6,11,15―Tetramethyl―17―(2,6,6―trimethylcyclohex―1―en―1―yl)heptadeca―2,4,6,8,10,12,14,16―octaenal [1107―26―2]

含量 本品は、β―アポ―8′―カロテナール(C30H40O)96.0%以上を含む。

性状 本品は、金属光沢があり、暗紫色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品のアセトン溶液(1→20000)は、橙色を呈する。この液5mLに亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)1mL、続けて0.5mol/L硫酸1mLを加えるとき、直ちに脱色される。

(2) 定量法の検液は、波長461nm付近及び488nm付近に吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 吸光度比 定量法の検液の波長461nm及び488nmにおける吸光度A1及びA2を測定するとき、A2/A1は0.80~0.84である。

(4) 副成色素 3%以下

本品10mgを量り、テトラヒドロフラン(BHT含有)を加えて溶かし、100mLとする。この液1mLを量り、エタノール(95)を加えて10mLとし、検液とする。検液10μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液中の、全ての成分のピーク面積の総和を100%とし、主ピーク以外のピークを副成色素のピークとしてその面積百分率を求める。ただし、面積測定範囲は、主ピークの保持時間の6倍までとする。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 463nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用ヘキサデシルアミドプロピルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 ジブチルヒドロキシトルエン・2―プロパノール溶液(1→400)20mLにN―エチル―N―(1―メチルエチル)プロパン―2―アミン0.2mL、酢酸アンモニウム溶液(1→500)25mL、アセトニトリル455mL及びメタノール450mLを加えて混合し、更にメタノールを加えて1000mLとする。用時調製する。

流量 主ピークの保持時間が7~9分になるように調整する。

強熱残分 0.10%以下

定量法 本品約40mgを精密に量り、クロロホルム10mLを加えて溶かし、シクロヘキサンを加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、シクロヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、シクロヘキサンを加えて正確に100mLとし、検液とする。検液につき、シクロヘキサンを対照として波長461nm付近の吸収極大の波長における吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

β―アポ―8′―カロテナール(C30H40O)の含量(%)=200/M×A/2640×100

ただし、M:試料の採取量(g)

保存基準 遮光した密封容器に入れ、空気を不活性ガスで置換して保存する。

FA003800

T00270

(3―アミノ―3―カルボキシプロピル)ジメチルスルホニウム塩化物

(3―Amino―3―carboxypropyl)dimethylsulfonium chloride

C6H14ClNO2S 分子量 199.70

(3―Amino―3―carboxypropyl)dimethylsulfonium chloride [3493―12―7]

含量 本品を乾燥したものは、(3―アミノ―3―カルボキシプロピル)ジメチルスルホニウム塩化物(C6H14ClNO2S)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は粉末で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を減圧デシケーター中で3時間乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。ただし、窓板は塩化ナトリウムを使用する。

融点 138~143℃(分解)

定量法 本品を減圧デシケーター中で3時間乾燥した後、その約0.3gを精密に量り、水70mL及び0.1mol/L塩酸1mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化カリウム溶液で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。ただし、第1変曲点と第2変曲点の間の0.1mol/L水酸化カリウム溶液の消費量より求める。

0.1mol/L水酸化カリウム溶液1mL=19.970mg C6H14ClNO2S

参照スペクトル

(3―アミノ―3―カルボキシプロピル)ジメチルスルホニウム塩化物

FA003900

E00014

アミノペプチダーゼ

Aminopeptidase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus oryzae及びRhizopus oryzaeに限る。)、酵母(Pseudozyma hubeiensisに限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Aeromonas caviae、Bacillus licheniformis、Lactobacillus casei及びLactococcus lactisに限る。)の培養物から得られた、たん白質及びペプチドをアミノ末端から分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、アミノペプチダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

アミノペプチダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、pH4.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

L―グルタミル―L―チロシル―L―グルタミン酸55mgを量り、水を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液1mLを量り、37℃で5分間加温し、試料液0.2mLを加えて振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をし、37℃で60分間加温した後、水浴中で5分間加熱する。冷後、この液0.1mLを量り、o―フタルアルデヒド試液(ペプチダーゼ活性試験用)3mLを加えて室温で5分間放置し、検液とする。別に試験管に基質溶液1mLを量り、37℃で5分間加温し、試料液0.2mLを加えて振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をした後、直ちに水浴中で5分間加熱する。冷後、この液0.1mLを量り、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長340nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.50gを量り、水、塩化亜鉛試液若しくはpH7.0のリン酸緩衝液(0.01mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水、同試液若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

L―ロイシル―p―ニトロアニリド塩酸塩又はL―プロリンp―ニトロアニリドトリフルオロ酢酸塩59mgを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)、pH7.0のリン酸緩衝液(0.01mol/L)、pH8.3のトリス緩衝液(0.1mol/L)又はトリス緩衝液(0.1mol/L、pH8.0、塩化カルシウム含有)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液4mLを量り、37℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて振り混ぜ、同温度で10分間又は30分間加温する。冷後、検液とする。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長405nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品0.50gを量り、水、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.005mol/L)若しくはリン酸カリウム緩衝液(0.005mol/L、pH7.0、硫酸亜鉛含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

L―ロイシル―グリシル―グリシン又はL―アラニル―プロリル―グリシン30mgを量り、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、50mLとする。この液をpH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.05mol/L)で10倍に希釈したものを基質溶液とする。用時調製する。

栓付試験管に基質溶液1mLを量り、37℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて混和し、37℃で60分間加温した後、水浴中で5分間加熱し、室温まで冷却する。この液にニンヒドリン・2―メトキシエタノール・クエン酸緩衝液試液2mL及び塩化スズ(Ⅱ)試液0.1mLを加え、栓をして水浴中で20分間加熱する。冷後、1―プロパノール(1→2)10mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に栓付試験管に試料液0.1mLを量り、水浴中で5分間加熱する。冷後、基質溶液1mLを加えて混和し、37℃で5分間加温した後、室温まで冷却する。この液にニンヒドリン・2―メトキシエタノール・クエン酸緩衝液試液2mL及び塩化スズ(Ⅱ)試液0.1mLを加え、栓をして水浴中で20分間加熱する。冷後、1―プロパノール(1→2)10mLを加えて振り混ぜ、比較液とする。検液及び比較液につき、調製した後、5~30分以内に波長570nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA004000

E00015

α―アミラーゼ

α―Amylase

液化アミラーゼ

G3分解酵素

定義 本品は、麦芽又は糸状菌(Aspergillus aureus、Aspergillus foetidus、Aspergillus niger及びAspergillus oryzaeに限る。)、放線菌(Saccharomonospora viridis、Streptomyces avermitilis、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus、Streptomyces violaceoruber及びThermomonospora viridisに限る。)若しくは細菌(Alcaligenes latus、Arthrobacter属、Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus circulans、Bacillus licheniformis、Bacillus stearothermophilus、Bacillus subtilis、Cellulosimicrobium cellulans、Microbacterium imperiale、Paenibacillus alginolyticus及びSulfolobus solfataricusに限る。)の培養物から得られた、デンプン等のα―1,4―グルコシド結合を加水分解して低分子化する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、α―アミラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

α―アミラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水若しくはα―アミラーゼ用試料希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの、これを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したもの又は本品を試料液とする。

あらかじめ105℃で2時間乾燥したバレイショデンプン1.0gを量り、水20mLを加え、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)5mLをかくはんしながら徐々に加えて糊状とする。次に、かくはんしながら水浴中で3分間加熱した後、水25mLを加える。冷後、塩酸試液(2mol/L)及び塩酸試液(0.1mol/L)を加えて中和し、α―アミラーゼ活性試験用緩衝液10mLを加え、更に水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液10mLを量り、37℃で10分間加温し、試料液1mLを加えて混和し、37℃で10分間加温する。この液1mLを量り、塩酸試液(0.1mol/L)又は硫酸(1→1800)10mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液0.5mLを量り、ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.2mmol/L)10mLを加えて混和し、検液とする。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。

検液及び比較液につき、波長660nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.50gを量り、水若しくはα―アミラーゼ用試料希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

あらかじめ105℃で2時間乾燥したバレイショデンプン10.0gを量り、α―アミラーゼ活性試験用緩衝液10mLを加え、更に水を加えて100mLとしたものを基質懸濁液とする。用時調製する。

試験管に基質懸濁液10mLを量り、試料液1mLを加え、試験管にゴム栓をして激しく振り混ぜ、デンプンを均一に分散させた後、素早く栓をとり、直ちに激しく振り混ぜながら水浴中で加熱してデンプンを糊化させる。この液を直ちに65℃で15分間加温し、検液とする。別に試験管に基質懸濁液10mLを量り、試料液の代わりに試料の希釈に用いた希釈液1mLを加え、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、試験管口部を水平から45度下方に速やかに傾けて、試験管内の検液及び比較液の流動性を観察するとき、検液の流動性は比較液の流動性より高い。

第3法 本品0.50gを量り、水若しくはα―アミラーゼ用試料希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

非還元末端ブロックp―ニトロフェニル―α―D―マルトヘプトシド―酵素にα―アミラーゼ用試料希釈液10mLを加え、溶解したものを基質溶液とする。

37℃で2分間加温した試料液0.05mLに基質溶液0.4mLを加えて直ちに混合し、同温度で5分間加温する。この液にpH10.2のホウ酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)0.5mLを加えてよく振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに試料の希釈に用いた希釈液を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。

検液及び比較液につき、波長410nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第4法 本品0.50gを量り、水若しくはα―アミラーゼ用試料希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン2.0gを量り、水20mLを加え、よくかき混ぜながら約50mLの沸騰水中に徐々に加え、かくはんしながら約2分間沸騰させた後、冷却する。次にpH4.6の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(2mol/L)5mL及び水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液10mLを量り、30℃で15分間加温した後、試料液5mLを加え、直ちに振り混ぜ、30℃で更に20分間加温する。直ちに、この液1mLを量り、ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(α―アミラーゼ活性試験用)5mLに加えて直ちに振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに試料の希釈に用いた希釈液を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を直ちに色調検査器の角型セルにそれぞれ移し、標準色調版を用いて検液と比較液の色調と濃度を比較するとき、検液の色調は比較液の色調より明るい。

第5法 本品0.50gを量り、水若しくはα―アミラーゼ用試料希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

マルトトリオース1.0gを量り、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.5mLを量り、37℃にて10分間加温した後、あらかじめ37℃に加温した試料液0.5mLを加えて直ちによく振り混ぜ、37℃で30分間加温した後、水酸化ナトリウム試液(0.12mol/L)1mLを加えてよく振り混ぜる。この液にD―グルコース測定用試液(ヘキソキナーゼ含有)3mLを加えてよく振り混ぜ、室温で30分間放置し、検液とする。別に試料液0.5mLを量り、水酸化ナトリウム試液(0.12mol/L)1mLを加えてよく振り混ぜた後、基質溶液0.5mLを加えてよく振り混ぜる。この液にD―グルコース測定用試液(ヘキソキナーゼ含有)3mLを加えてよく振り混ぜ、室温で30分間放置し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長340nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度より大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA004100

E00016

β―アミラーゼ

β―Amylase

定義 本品は、麦芽、穀類の種子、豆類の種子若しくは芋類の塊根、塊茎若しくは担根体又は糸状菌(Aspergillus oryzaeに限る。)、放線菌(Streptomyces属に限る。)若しくは細菌(Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus flexus、Bacillus polymyxa及びBacillus subtilisに限る。)の培養物から得られた、デンプン、デキストリン又はグリコーゲンに作用してマルトースを生成する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体で、においがないか又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、β―アミラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

β―アミラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水、氷冷水若しくはβ―アミラーゼ用試料希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水、氷冷水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

基質としてバレイショデンプンを用いる場合には、あらかじめ105℃で2時間乾燥し、その乾燥物1.0gを量り、水20mLを加え、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)5mLをかくはんしながら徐々に加えて糊状とする。次に、かくはんしながら水浴中で3分間加熱した後、水25mLを加える。冷後、塩酸試液(2mol/L)及び塩酸試液(0.1mol/L)を加えて中和し、β―アミラーゼ活性試験用緩衝液10mLを加え、更に水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質として可溶性デンプンを用いる場合には、可溶性デンプン1.0gを量り、少量の水に懸濁し、これを約50mLの沸騰水中にかくはんしながら徐々に加え、沸騰し始めてから5分間煮沸する。冷後、この液にβ―アミラーゼ活性試験用緩衝液10mLを加え、更に水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液10mLを量り、37℃で10分間加温し、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、同温度で10分間又は30分間加温した後、フェーリング試液4mLを加えて軽く振り混ぜ、水浴中で15分間加熱した後、25℃以下に冷却し、ヨウ化カリウム試液(β―アミラーゼ・インベルターゼ活性試験用)2mL及び硫酸(1→6)2mLを加え、検液とする。別に基質溶液の代わりに水10mLを用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、遊離したヨウ素を0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定するとき、検液の0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は比較液の0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。終点は、滴定が終点近くになったときに溶性デンプン試液1~2滴を加え、生じた青色が消えるときとする。

第2法 本品0.50gを量り、水、氷冷水若しくはβ―アミラーゼ用試料希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水、氷冷水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン20.0gを量り、少量の水に懸濁し、これを約750mLの沸騰水に徐々に加え、沸騰し始めてから2分間煮沸する。冷後、この液にβ―アミラーゼ活性試験用緩衝液20mLを加え、更に水を加えて1000mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液200mLを量り、20℃で30分間加温した後、試料液10mLを加えて直ちに混和し、20℃で30分間放置した後、水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)20mLを加え、更に水を加えて250mLとする。この液5mLを量り、ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム試液(0.05mol/L)10mLを加えて軽く振り混ぜ、水浴中で20分間加熱し、25℃以下に冷却した後、酢酸・塩化カリウム・硫酸亜鉛試液25mL及び50w/v%ヨウ化カリウム試液1mLを加え、検液とする。別に水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)20mLに試料液10mLを加えて混和した後、基質溶液200mLを加え、更に水を加えて全量を250mLとする。この液5mLを量り、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、遊離したヨウ素をチオ硫酸ナトリウム試液(0.05mol/L)で滴定するとき、検液のチオ硫酸ナトリウム試液(0.05mol/L)の消費量は比較液のチオ硫酸ナトリウム試液(0.05mol/L)の消費量よりも小さい。終点は、滴定が終点近くになったときに溶性デンプン試液1~2滴を加え、生じた青色が消えるときとする。

FA004200

T00280

アミルアルコール

Amyl Alcohol

C5H12O 分子量 88.15

Pentan―1―ol [71―41―0]

含量 本品は、アミルアルコール(C5H12O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像290 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

アミルアルコール

FA004300

T00290

α―アミルシンナムアルデヒド

α―Amylcinnamaldehyde

α―アミルシンナミックアルデヒド

C14H18O 分子量 202.29

2―(Phenylmethylene)heptanal [122―40―7]

含量 本品は、α―アミルシンナムアルデヒド(C14H18O)97.0%以上を含む。

性状 本品は、淡黄~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像294 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

α―アミルシンナムアルデヒド

FA004400

T00300

DL―アラニン

DL―Alanine

C3H7NO2 分子量 89.09

(2RS)―2―Aminopropanoic acid [302―72―7]

含量 本品を乾燥物換算したものは、DL―アラニン(C3H7NO2)98.5~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶性の粉末で、甘味がある。

確認試験 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

pH 5.5~7.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、ギ酸3mLを加えて溶かし、酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.909mg C3H7NO2

参照スペクトル

DL―アラニン

FA004500

E00017

L―アラニン

L―Alanine

C3H7NO2 分子量 89.09

(2S)―2―Aminopropanoic acid [56―41―7]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―アラニン(C3H7NO2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、味はわずかに甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

(2) 本品0.2gに硫酸(1→20)10mLを加えて溶かし、過マンガン酸カリウム0.1gを加えて煮沸するとき、アセトアルデヒドのにおいを発する。

比旋光度 画像300 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸試液(6mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 5.7~6.7(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.909mg C3H7NO2

FA004600

E00017B

L―アラニン液

L―Alanine Solution

含量 本品は、L―アラニン(C3H7NO2=89.09)15%以下で、その表示量の95~110%を含む。

性状 本品は、無色澄明な液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、わずかに甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→200)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

(2) 本品5gに塩酸(1→2)50mLを加え、混和した液は右旋性である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g・C3H7NO2以下(L―アラニン(C3H7NO2)2.0gに対応する量、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g・C3H7NO2以下(L―アラニン(C3H7NO2)0.50gに対応する量、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加え、必要な場合には加温して溶かし、検液とする。

強熱残分 L―アラニン(C3H7NO2)当たり0.2%以下

定量法 L―アラニン(C3H7NO2)として約0.2gに対応する量の試料を精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.909mg C3H7NO2

FA004700

E00018

アラビアガム

Gum Arabic

Arabic Gum

Acacia Gum

アカシアガム

定義 本品は、アカシア属植物(Acacia senegal(L.)Willd. 又はAcacia seyal Delile)の分泌液を、乾燥して得られた又はこれを脱塩して得られた、多糖類を主成分とするものである。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末若しくは粒又は淡黄~褐色の塊であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品を粉末とし、その1gに水2mLを加えるとき、ほとんど溶け、液は、酸性を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→50)10mLに酢酸鉛(Ⅱ)試液(塩基性)(1→50)0.2mLを加えるとき、直ちに白色の綿状の沈殿を生じる。

(3) 本品5gを水100mLに溶かし、濁りがある場合には、メンブランフィルター(孔径0.45μm)にて吸引ろ過するか、遠心分離により不純物を取り除く。この液につき旋光度測定法により試験を行うとき、Acacia senegalから得られたものは左旋性を示し、Acacia seyalから得られたものは右旋性を示す。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 1.0%以下

あらかじめガラスろ過器(1G3)を110℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品の粉末約5gを精密に量り、水約100mLに溶かし、塩酸(1→4)10mLを加えて、徐々に加熱して15分間煮沸する。先のガラスろ過器で温時吸引ろ過し、残留物を温水でよく洗い、ガラスろ過器とともに105℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) タンニン含有ガム質 本品の水溶液(1→50)10mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)3滴を加えるとき、液は、暗緑色を呈さない。

(5) デンプン及びデキストリン 本品0.2gに水10mLを加えて煮沸する。冷後、ヨウ素試液1滴を加えるとき、液は、青色又は赤紫色を呈さない。

乾燥減量 17.0%以下(105℃、6時間)

灰分 4.0%以下

酸不溶性灰分 0.5%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は10000以下、真菌数は1000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

FA004800

E00020

L―アラビノース

L―Arabinose

C5H10O5 分子量 150.13

L―Arabinofuranose [87―72―9]

定義 本品は、アラビアガム、ガティガム、コーンファイバー又はテンサイのパルプ(シュガービートパルプ)の多糖類(アラビナン等)を、加水分解し、分離して得られたものである。成分は、L―アラビノースである。

含量 本品を乾燥したものは、L―アラビノース(C5H10O5)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白~淡黄白色の結晶性の粉末であり、においはなく、味は甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)2~3滴を沸騰したフェーリング試液5mLに加えるとき、赤色の沈殿を生じる。

(2) 本品1gを水3mLに溶かし、塩酸(1→4)/ジフェニルアミン・エタノール(95)溶液(1→40)混液(5:2)3mLを加え、水浴中で5分間加熱するとき、液は、黄~淡橙色を呈する。

比旋光度 画像302 (3KB)別ウィンドウが開きます
以上(2g、水、50mL、乾燥物換算)

ただし、室温で24時間放置した後、測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(4.0g、水20mL)

(2) 遊離酸 本品1.0gを、水(二酸化炭素除去)10mLに溶かし、フェノールフタレイン試液1滴を加え、0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液1滴を加えるとき、液は、赤色を呈する。

(3) 硫酸塩 SO4として0.005%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.10mL)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下(5g、600℃、8時間)

定量法 本品及び定量用L―アラビノースを乾燥し、それぞれ約2gを精密に量り、水/プロピレングリコール混液(4:1)10mLずつを正確に加える。さらに、水を加えてそれぞれ正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のL―アラビノースとプロピレングリコールのピーク面積を測定し、プロピレングリコールのピーク面積に対するL―アラビノースのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

L―アラビノース(C5H10O5)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:定量用L―アラビノースの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 7~11μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4~8mm、長さ25~35cmのステンレス管

カラム温度 60~70℃の一定温度

移動相 水

流量 L―アラビノースの保持時間が10~15分になるように調整する。

FA004850

T00305

亜硫酸水素アンモニウム水

Ammonium Hydrogen Sulfite Water

定義 本品は、亜硫酸水素アンモニウムを主成分とする水溶液である。

含量 本品は、亜硫酸水素アンモニウム(NH4HSO3=99.11)13.0%以上を含む。

性状 本品は、淡黄色の液体である。

確認試験

(1) 本品は、アンモニウム塩の反応及び亜硫酸水素塩の反応を呈する。

(2) アンモニア(NH3=17.03)として2.2%以上を含む。

本品約0.5gを精密に量り、水25mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム溶液(2→5)10mLを加え、直ちに、あらかじめ受器に0.1mol/L硫酸30mLを正確に量って入れ、しぶき止め付き蒸留管を接続した冷却器の下端を受器の液に浸した蒸留装置に連結する。加熱して留液約25mLを得るまで蒸留し、アンモニアを硫酸中に留出させ、受器中の過量の硫酸を0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 メチルレッド試液3滴)。次式により、アンモニアの量を求める。

0.1mol/L硫酸1mL=3.406mg NH3

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g・NH4HSO3以下(亜硫酸水素アンモニウム(NH4HSO3)0.8gに対応する量、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g・NH4HSO3以下(亜硫酸水素アンモニウム(NH4HSO3)5.0gに対応する量、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて50mLとする。この液10mLを量り、硫酸2mLを加え、二酸化硫黄の発生が止むまで水浴上で加熱する。約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

強熱残分 亜硫酸水素アンモニウム(NH4HSO3)当たり0.2%以下(10g)

定量法 本品約0.3gを精密に量り、亜硫酸塩定量法により定量する。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=4.955mg NH4HSO3

FA004900

亜硫酸水素カリウム液

Potassium Hydrogen Sulfite Solution

重亜硫酸カリウム液

酸性亜硫酸カリウム液

含量 本品は、亜硫酸水素カリウム(KHSO3=120.17)25.0%以上を含む。

性状 本品は、淡黄色の液体で、二酸化硫黄のにおいがある。

確認試験 本品の水溶液(1→5)は、カリウム塩の反応及び亜硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁(3.0g、水20mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(10g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて25mLとする。この液5mLを量り、硫酸2mLを加え、二酸化硫黄の発生が止むまで水浴上で加熱する。約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、亜硫酸塩定量法により定量する。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=6.009mg KHSO3

FA005000

亜硫酸水素ナトリウム液

Sodium Hydrogen Sulfite Solution

酸性亜硫酸ソーダ液

含量 本品は、亜硫酸水素ナトリウム(NaHSO3=104.06)34.0%以上を含む。

性状 本品は、淡黄色の液体で、二酸化硫黄のにおいがある。

確認試験 本品の水溶液(1→5)は、ナトリウム塩の反応及び亜硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁(3.0g、水20mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(10g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて25mLとする。この液5mLを量り、硫酸2mLを加え、二酸化硫黄の発生が止むまで水浴上で加熱する。約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、亜硫酸塩定量法により定量する。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=5.203mg NaHSO3

FA005100

T00310

亜硫酸ナトリウム

Sodium Sulfite

亜硫酸ソーダ

Na2SO3・nH2O(n=7又は0) 分子量 7水和物 252.15 無水物 126.04

Disodium sulfite heptahydrate [10102―15―5]

Disodium sulfite [7757―83―7]

定義 本品には結晶物(7水和物)及び無水物があり、それぞれを亜硫酸ナトリウム(結晶)及び亜硫酸ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を無水物換算したものは、亜硫酸ナトリウム(Na2SO3)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末である。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び亜硫酸塩の反応を呈する。

純度試験 結晶物は、純度試験において規定されている試料の量の2倍量を量り、試験を行う。

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(無水物換算)(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加えて溶かす。この液に硫酸1mLを加え、ホットプレート上で白煙を生じるまで加熱し、水を加えて5mLとし、検液とする。

定量法 本品の無水物として約0.25gに対応する量を精密に量り、亜硫酸塩定量法により定量し、次式により含量を求める。

ただし、

a:{/結晶物の場合 12.61/無水物の場合 6.302/

b:0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

FA005200

E00021

L―アルギニン

L―Arginine

C6H14N4O2 分子量 174.20

(2S)―2―Amino―5―guanidinopentanoic acid [74―79―3]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―アルギニン(C6H14N4O2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおい及び味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液は、アルカリ性である。

比旋光度 画像305 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (8g、塩酸試液(6mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 10.5~12.5(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.710mg C6H14N4O2

FA005300

T00320

L―アルギニンL―グルタミン酸塩

L―Arginine L―Glutamate

C11H23N5O6 分子量 321.33

(2S)―2―Amino―5―guanidinopentanoic acid mono[(2S)―2―Aminopentanedioate] [4320―30―3]

含量 本品を無水物換算したものは、L―アルギニンL―グルタミン酸塩(C11H23N5O6)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末で、においがないか又はわずかににおいがあり、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→500)を検液とする。別にL―アルギニン塩酸塩0.1g及びL―グルタミン酸ナトリウム一水和物0.1gに水を加えて溶かし、100mLとした液を対照液とする。検液及び対照液それぞれ5μLにつき、1―ブタノール/水/酢酸混液(5:2:1)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行い、展開溶媒が約30cm上昇したとき展開を止める。ろ紙を風乾し、更に100℃で20分間乾燥した後、ニンヒドリン・アセトン溶液(1→50)を噴霧し、100℃で5分間加熱して呈色させ、自然光下で観察するとき、対照液から得たスポットに対応する二つのスポットを認める。ただし、ろ紙には、クロマトグラフィー用ろ紙を使用する。

比旋光度 画像307 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、無水物換算)

pH 6.0~7.5(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.041%以下(0.30g、比較液 0.01mol/L塩酸0.35mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 15.4%以下(0.3g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 0.3%以下

定量法 「DL―アラニン」の定量法により測定し、無水物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=10.71mg C11H23N5O6

FA005400

E00022

アルギン酸

Alginic Acid

昆布類粘質物

[9005―32―7]

含量 本品を乾燥物換算したものは、アルギン酸91.0~104.5%を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の繊維状の物質、粒又は粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品0.25gを水酸化ナトリウム試液(1mol/L)50mLに溶かし、検液とする。検液10mLに塩化カルシウム二水和物溶液(1→40)2mLを加えるとき、ゼリー状の沈殿を生じるが、検液10mLに硫酸アンモニウム飽和溶液5mLを加えるとき、沈殿を生じない。

比旋光度 画像308 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.5g、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 2.0~3.4(3%懸濁液)

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.96%以下

本品0.10gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)20mLに溶かし、塩酸(1→4)を加えて中和し、更に塩酸1mLを加えてよく振り混ぜ、水浴中で数分間加熱する。冷後、ろ過する。次に、容器を水10mLずつで3回洗い、洗液を先のろ紙でろ過し、全てのろ液を合わせ、更に水を加えて50mLとする。この液10mLを量り、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(2) リン酸塩 本品0.10gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)20mLに溶かし、硝酸(1→4)を加えて中和して均等な液とする。冷後、この液に硝酸(1→4)5mL及びモリブデン酸アンモニウム試液20mLを加えて加温するとき、黄色の沈殿を生じない。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 15.0%以下(105℃、4時間)

強熱残分 10.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌群及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。なお、生菌数試験及び真菌数試験の試料液の調製では、試料希釈用の液にあらかじめ水酸化ナトリウム溶液を添加しておく。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

定量法

(1) 装置 概略は、次の図による。

A:キャピラリーバルブ

B:流量計

C:コネクター(チューブを連結したもの)

D:反応フラスコ

E:マントルヒーター

F:還流冷却器

G:U字管(砂状の亜鉛25gを2層となるように充填する。両端及び亜鉛と亜鉛の間にはガラスウールを約7cm詰める。)

H:アダプター

I:コネクター(チューブを連結したもの)

J:吸収管

K:中管(吸収管の底付近までの長さのある、先端に荒い多孔性のフィルターが付いたもの)

(2) 操作法 あらかじめ、Cを用いてBをDに接続し、F~Iを連結させておく。本品約0.25gを精密に量り、Dに入れ、塩酸(1→120)50mLを加え、数個の沸騰石を入れてFに接続する。接続部をリン酸で濡らす。Dに窒素を流し、冷却水の流量が毎分2Lとなるように調整する。DをEで加熱し、試料を2分間穏やかに煮沸する。その後、EをDから外し、試料を10分間放冷する。空のJにKを入れ、KとIを接続し、窒素を毎分90~100mLで5分間流し、J内を窒素で置換する。窒素の流量を毎分60~65mLとし、JからKを取り外し、Jに1―ブタノール10滴を加え、0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液25mLを正確に加え、更に水50mLをK及びJの器壁を洗い込みながら加え、KをJに取り付ける。DのCを取り外し、塩酸46mLを加え、再びCを接続し、窒素を再度流す。Eで加熱し、試料を3時間煮沸する。次に、Eを外し、窒素流量を毎分90~100mLとして、10分間放冷する。JからKを取り外し、水でKを洗い、洗液をJに回収する。窒素をゆっくりと流し、Kに残った水を追い出してJに集める。Jへ塩化バリウム二水和物溶液(1→10)10mL及びかくはん子を素早く加えて、栓をしてかくはん子でゆっくりと1分間かくはんし、5分放置する。フェノールフタレイン試液3滴を加え、0.1mol/L塩酸で滴定する。別に空試験を行う。

0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=25.00mgアルギン酸

FA005500

T00330

アルギン酸アンモニウム

Ammonium Alginate

Ammonium alginate [9005―34―9]

含量 本品を乾燥物換算したものは、アルギン酸アンモニウム88.7~103.6%を含む。

性状 本品は、白~淡黄褐色の繊維状の物質、粒又は粉末である。

確認試験

(1) 本品0.5gに水50mLをかくはんしながら加えた後、60~70℃で時々振り混ぜながら20分間加温して均等な液とする。冷後、検液とする。

(i) 検液5mLに塩化カルシウム二水和物溶液(3→40)1mLを加えるとき、直ちにゼリー状の沈殿を生じる。

(ii) 検液1mLに硫酸アンモニウム飽和溶液1mLを加えるとき、沈殿を生じない。

(2) 本品は、アンモニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 水不溶物 2.0%以下(乾燥物換算)

本品約2gを精密に量り、2Lの三角フラスコに入れ、水800mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で中和し、更に水酸化ナトリウム試液(1mol/L)3mLを加える。過酸化水素40mLを加え、三角フラスコの口を覆い、かくはんしながら1時間沸騰させる。ガラス繊維ろ紙とともに、あらかじめ105℃の乾燥機に約1時間入れた後、デシケーター中で冷却し、質量を精密に量ったろ過器で吸引ろ過する。液の粘度が高いためにろ過が遅いときは、粘度がろ過できるように低くなるまで再度沸騰させる。ろ過器を十分熱湯で洗い、105℃で1時間乾燥し、その質量を精密に量る。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 15.0%以下(105℃、4時間)

強熱残分 7.0%以下(3g、800℃、15分間、乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌群及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

定量法 「アルギン酸」の定量法を準用する。

0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=27.12mgアルギン酸アンモニウム

FA005600

T00340

アルギン酸カリウム

Potassium Alginate

Potassium alginate [9005―36―1]

含量 本品を乾燥物換算したものは、アルギン酸カリウム89.2~105.5%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の繊維状の物質、粒又は粉末である。

確認試験

(1) 「アルギン酸アンモニウム」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品1gを550~600℃で3時間強熱して得た残留物に水10mLを加えて溶かした液は、カリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 水不溶物 2.0%以下(乾燥物換算)

「アルギン酸アンモニウム」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 15.0%以下(105℃、4時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌群及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

定量法 「アルギン酸」の定量法を準用する。

0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=29.75mgアルギン酸カリウム

FA005700

T00350

アルギン酸カルシウム

Calcium Alginate

Calcium alginate [9005―35―0]

含量 本品を乾燥物換算したものは、アルギン酸カルシウム89.6~104.5%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の繊維状の物質、粒又は粉末である。

確認試験

(1) 本品0.25gに炭酸ナトリウム十水和物溶液(1→400)50mLをかくはんしながら加えた後、60~70℃で時々振り混ぜながら20分間加温して均等な液とする。冷後、検液とする。以下「アルギン酸アンモニウム」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品1gを550~600℃で3時間強熱して得た残留物に水10mL及び酢酸(1→3)5mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。次に煮沸する。冷後、アンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬には、ブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 15.0%以下(105℃、4時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌群及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

定量法 「アルギン酸」の定量法を準用する。

0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=27.38mgアルギン酸カルシウム

FA005800

T00360

アルギン酸ナトリウム

Sodium Alginate

Sodium alginate [9005―38―3]

含量 本品を乾燥物換算したものは、アルギン酸ナトリウム90.8~106.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末であり、ほとんどにおいがない。

確認試験

(1) 本品0.5gに水50mLをかき混ぜながら少量ずつ加えた後、60~70℃で時々かき混ぜながら20分間加温して均等な液とする。冷後、検液とする。

(i) 検液5mLに塩化カルシウム二水和物溶液(3→40)1mLを加えるとき、直ちにゼリー状の沈殿を生じる。

(ii) 検液10mLに硫酸(1→20)1mLを加えるとき、直ちにゼリー状の沈殿を生じる。

(iii) 検液1mLに硫酸アンモニウム飽和溶液1mLを加えるとき、沈殿を生じない。

(2) 本品の強熱残分は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 6.0~8.0

本品0.50gを量り、水50mLにかき混ぜながら少量ずつ加えた後、60~70℃で時々かき混ぜながら20分間加温して均等な液とし、冷却した液について測定する。

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.96%以下

本品0.10gを量り、水20mLを加えて糊状とし、塩酸1mLを加えてよく振り混ぜ、水浴中で数分間加熱し、以下「アルギン酸」の純度試験(1)を準用する。

(2) リン酸塩 本品0.10gを量り、水20mLにかき混ぜながら少量ずつ加えた後、60~70℃で時々かき混ぜながら20分間加温して均等な液とする。以下「アルギン酸」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 15.0%以下(105℃、4時間)

強熱残分 33.0~37.0%(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌群及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

定量法 「アルギン酸」の定量法を準用する。

0.25mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=27.75mgアルギン酸ナトリウム

FA005900

T00370

アルギン酸プロピレングリコールエステル

Propylene Glycol Alginate

性状 本品は、白~帯黄白色の粗又は微細な粉末であり、ほとんどにおいがない。

確認試験 本品1gに水100mLを加えて糊状とした液を検液とする。

(1) 検液5mLに酢酸鉛(Ⅱ)試液5mLを加えるとき、直ちにゼリー状に凝固する。

(2) 検液10mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)1mLを加え、水浴中で5~6分間加熱する。冷後、硫酸(1→20)1mLを加えるとき、直ちにゼリー状に凝固する。

(3) 検液1mLに水4mLを加え、激しく振り混ぜるとき、持続する泡を生じる。

純度試験

(1) エステル化度 40.0%以上

次式により求める。

エステル化度=100-(a+b+c)(%)

ただし、a、b及びcはそれぞれ(i)、(ii)及び(2)により求める。

a:遊離アルギン酸の含量(%)

b:アルギン酸ナトリウムの含量(%)

c:不溶性灰分の量(%)

(i) 遊離アルギン酸 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)200mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加え、0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液で赤色が約20秒間持続するまで滴定し、次式により含量を求める。別に空試験を行い、補正する。

ただし、

a:0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(ii) アルギン酸ナトリウム 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、径20~30mmの磁製又は白金製のるつぼに入れ、初めは極めて穏やかに加熱し、次に徐々に温度を上げ、300~400℃で約2時間加熱し、完全に炭化する。冷後、炭化物をガラス棒でよく砕き、るつぼとともにビーカーに入れ、水約50mLを加えた後、0.05mol/L硫酸20mLを加え、時計皿等で覆い、水浴上で1時間加熱した後、ろ過する。なお、ろ液が着色している場合には、新たに試料をとり、十分に炭化を行い、同様の操作を繰り返す。ビーカー、るつぼ及びろ紙上の残留物は、洗液がリトマス紙(青色)を赤変しなくなるまで温湯でよく洗い、この洗液をろ液に合わせ、過量の硫酸を0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 メチルレッド試液3滴)、次式により含量を求める。

ただし、

a:0.05mol/L硫酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(2) 不溶性灰分 1.5%以下

(1)の(ii)で得たろ紙上の残留物を乾燥し、あらかじめ500~600℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、恒量になるまで500~600℃で強熱する。冷後、質量を精密に量る。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 20.0%以下(105℃、4時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌群及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。なお、生菌数試験及び真菌数試験の試料液の調製では、試料希釈用の液にあらかじめ水酸化ナトリウム溶液を添加しておく。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA006000

E00023

アルギン酸リアーゼ

Alginate Lyase

定義 本品は、細菌(Alteromonas macleodii、Flavobacterium multivorum、Flavobacterium sp.、Pseudomonas属及びXanthomonas属に限る。)の培養物から得られた、アルギン酸を脱離する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、アルギン酸リアーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合は、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

アルギン酸リアーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水若しくはpH6.3のリン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

アルギン酸ナトリウム0.10gを量り、pH5.8のリン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)50mL及び水20mLを加え、一夜かくはんして溶かした後、水酸化ナトリウム試液(2mol/L)でpH6.3に調整し、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液4.5mLを量り、37℃で5分間加温した後、試料液0.15mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を37℃で30分間加温した後、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)4.65mLを加えて直ちに振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液4.5mLを量り、37℃で5分間加温した後、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)4.65mLを加え、更に試料液0.15mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で30分間加温し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長235nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA006050

T00375

アルゴン

Argon

アルゴンガス

Ar 分子量 39.95

Argon [7440―37―1]

定義 本品は、空気液化分離法により製造されたアルゴンである。

含量 本品は、アルゴン(Ar)99.0vol%以上を含む。

性状 本品は、無色の気体であり、においはない。

確認試験

(1) 本品を満たした試験管に、炎を上げて燃えている木片を入れるとき、木片の炎は消える。

(2) 本品を、1mLのガスクロマトグラフィー用ガス計量管に量って純度試験(ii)の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、主ピークの保持時間は、アルゴンについて同様に操作して得られたピークの保持時間と一致する。

純度試験 酸素及び窒素 総量として1.0vol%以下

(i) 酸素 黄りん発光式酸素計を用いて、測定する。得られた値から、酸素の量(vol%)を求める。ただし、酸素の量が酸素計の測定範囲を超える場合は、酸素除去した窒素を用いて正確に希釈したガスについて測定し、本品の酸素の量を求める。

(ii) 窒素 本品を、50~150mL/分の一定流量で1.0mLのガスクロマトグラフィー用ガス計量管に量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、窒素のピーク面積ATを求める。別に、一定容量の窒素を正確に量り、窒素濃度が約0.5vol%となるようにキャリヤーガスを加えて正確に一定容量とし、よく混合して標準混合ガスとする。標準混合ガスを、本品と同流量で同容量のガス計量管に量り、本品と同様に操作し、窒素のピーク面積ASを求め、次式により窒素の量(vol%)を求める。

窒素(N2)の量(vol%)=VS×AT/AS

ただし、VS:標準混合ガス中の窒素の量(vol%)

操作条件

検出器 熱伝導度検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用ゼオライト

カラム管 内径約3mm、長さ約3mのステンレス管

カラム温度 50~150℃の一定温度

キャリヤーガス 水素又はヘリウム

流量 20~40mL/分の一定量

注入方式 計量管注入

(iii) (i)で得られた酸素の量(vol%)及び(ii)で得られた窒素の量(vol%)を用い、次式により酸素及び窒素の総量(vol%)を求める。

酸素及び窒素の総量(vol%)=VO+VN

ただし、

VO:酸素の量(vol%)

VN:窒素の量(vol%)

水分 0.05vol%以下

静電容量式水分計を用いて、測定する。得られた値から、水分の量(vol%)を求める。

定量法 純度試験(iii)で得られた酸素及び窒素の総量並びに水分の量を用い、次式により含量を求める。

アルゴン(Ar)の含量(vol%)=100-VON-VW

ただし、

VON:酸素及び窒素の総量(vol%)

VW:水分の量(vol%)

FA006100

T00380

安息香酸

Benzoic Acid

C7H6O2 分子量 122.12

Benzenecarboxylic acid [65―85―0]

含量 本品を乾燥したものは、安息香酸(C7H6O2)99.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の小葉状又は針状の結晶であり、においがないか、又はわずかにベンズアルデヒドようのにおいがある。

確認試験 本品1gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)20mLを加えて溶かした液は、安息香酸塩(2)の反応を呈する。

融点 121~123℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 易酸化物 水100mLに硫酸1.5mLを加え、煮沸しながら0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液を赤色が30秒間持続するまで滴加する。この液に本品1.0gを量って加えて溶かし、約70℃で0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で赤色が15秒間持続するまで滴定するとき、その量は、0.5mL以下である。

(4) 塩素化合物 Clとして0.014%以下

本品0.50g及び炭酸カルシウム0.7gを量り、磁製のるつぼに合わせて入れ、少量の水を加えて混ぜ合わせ、100℃で乾燥した後、約600℃で10分間加熱する。冷後、残留物に硝酸(1→10)20mLを加えて溶かし、ろ過し、不溶物を水約15mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。別に炭酸カルシウム0.7gを量り、硝酸(1→10)20mLを加えて溶かし、必要な場合にはろ過し、0.01mol/L塩酸0.20mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。両液に硝酸銀溶液(1→50)0.5mLずつを加えてよく振り混ぜ、5分間放置するとき、検液の呈する濁度は、比較液の呈する濁度より濃くない。

(5) フタル酸 50μg/g以下

本品1.0gを量り、メタノール20mLに溶かした後、酢酸(1→100)を加えて正確に50mLとし、検液とする。別にフタル酸10mgを量り、メタノール30mLに溶かした後、酢酸(1→100)を加えて正確に100mLとする。この液1.0mLを量り、酢酸(1→100)/メタノール混液(3:2)を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液のフタル酸のピーク高さは、比較液のフタル酸のピーク高さを超えない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 228nm)

カラム充填剤 7μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径 4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 酢酸(1→100)/メタノール混液(7:3)

流量 1mL/分

乾燥減量 0.5%以下(3時間)

定量法 本品を乾繰し、その約0.25gを精密に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で中和した50vol%エタノール25mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールレッド試液3滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=12.21mg C7H6O2

FA006200

T00390

安息香酸ナトリウム

Sodium Benzoate

C7H5NaO2 分子量 144.10

Monosodium benzenecarboxylate [532―32―1]

含量 本品を乾燥したものは、安息香酸ナトリウム(C7H5NaO2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び安息香酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水5.0mL)

(2) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品2.0gを量り、熱湯20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴及び0.05mol/L硫酸0.20mLを加えるとき、液は、無色である。さらに、この液に0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液0.40mLを加えるとき、液は、赤色に変わる。

(3) 硫酸塩 SO4として0.30%以下

本品0.20gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。この液40mLを量り、よく振り混ぜながら塩酸(1→4)2.5mLを滴加した後、ろ過し、水洗して洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.50mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水酸化カルシウム0.20gを加えてよく混ぜる。これを1時間かけて450℃まで徐々に加熱炭化し、その後550℃で強熱して灰化する。得られた残留物を塩酸(1→4)10mLに溶かし、検液とする。

(6) 易酸化物「安息香酸」の純度試験(3)を準用する。

(7) 塩素化合物 Clとして0.014%以下

本品0.50gを量り、磁製のるつぼに入れ、硝酸(1→10)2.5mLを加えてよく混ぜ合わせ、100℃で乾燥した後、炭酸カルシウム0.8g及び少量の水を加えて混ぜ、100℃で乾燥する。さらに、これを約600℃で10分間加熱する。冷後、残留物に硝酸(1→10)20mLを加えて溶かし、ろ過し、不溶物を水約15mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。別に炭酸カルシウム0.8gを量り、硝酸(1→10)22.5mLを加えて溶かし、必要な場合にはろ過し、0.01mol/L塩酸0.20mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。両液に硝酸銀溶液(1→50)0.5mLずつを加えてよく振り混ぜ、5分間放置するとき、検液の呈する濁度は、比較液の呈する濁度より濃くない。

(8) フタル酸塩 フタル酸として50μg/g以下

本品1.0gを量り、酢酸(1→100)/メタノール混液(7:3)に溶かして正確に50mLとし、検液とする。以下「安息香酸」の純度試験(5)を準用する。ただし、比較液の調製には酢酸(1→100)/メタノール混液(7:3)を用いる。

乾燥減量 1.5%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1.5gを精密に量り、300mLの共栓フラスコに入れ、水25mLを加えて溶かし、ジエチルエーテル75mLを加え、0.5mol/L塩酸で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液10滴)。滴定は、水層とジエチルエーテル層をよく振り混ぜながら行い、終点は、水層が持続する淡緑色を呈するときとする。

0.5mol/L塩酸1mL=72.05mg C7H5NaO2

FA006300

E00025

アントシアナーゼ

Anthocyanase

定義 本品は、麦芽若しくは穀類の種子又は糸状菌(Aspergillus niger、Aspergillus oryzae及びPenicillium decumbensに限る。)の培養物から得られた、アントシアニンのグルコシド基又はガラクトシド基を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、アントシアナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

アントシアナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 「β―グルコシダーゼ」のβ―グルコシダーゼ活性試験法第2法を準用する。

第2法 「β―ガラクトシダーゼ」のβ―ガラクトシダーゼ活性試験法第3法を準用する。

FA006400

T00400

アントラニル酸メチル

Methyl Anthranilate

アンスラニル酸メチル

C8H9NO2 分子量 151.16

Methyl 2―aminobenzoate [134―20―3]

含量 本品は、アントラニル酸メチル(C8H9NO2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の結晶塊又は澄明な液体で、ブドウようのにおいがある。液体は、青紫色の蛍光を発する。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像315 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 本品のアセトン溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

アントラニル酸メチル

FA006500

T00410

アンモニア

Ammonia

NH3 分子量 17.03

Ammonia [7664―41―7]

性状 本品は、無色の気体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品に塩酸で潤したガラス棒を近づけるとき、白煙を生じる。

(2) 本品は、水で潤したリトマス紙(赤色)を青変する。

純度試験 本品を20℃の水に飽和し、検液とし、次の試験を行う。

(1) 硫黄化合物 検液5mLを量り、硝酸銀アンモニア試液5mLを加え、光を避けてよく振り混ぜながら、60℃で5分間加熱するとき、液は、褐色を呈さない。

(2) 易酸化物 検液3.0mLを量り、水7mLを加え、更に硫酸(1→20)30mLを徐々に加えて振り混ぜる。この液に、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液0.10mLを加えるとき、液の赤色は消えない。

FA006550

T00415

アンモニウムイソバレレート

Ammonium Isovalerate

C15H33NO6 分子量 323.43

Ammonia―isovaleric acid(1/3) [1449430―58―3]

含量 本品を乾燥したものは、アンモニウムイソバレレート(C15H33NO6)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、潮解性の無色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験 融点 65~68℃

定量法 本品をデシケーター中で24時間乾燥した後、その約0.2gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化カリウム溶液で滴定する。終点の確認には、電位差計を用いる。ただし、終点は、第1変曲点とする。

0.1mol/L水酸化カリウム溶液1mL=16.17mg C15H33NO6

参照スペクトル

アンモニウムイソバレレート

FA006600

T00420

イオノン

Ionone

ヨノン

C13H20O 分子量 192.30

Mixture of (3E)―4―(2,6,6―trimethylcyclohex―2―en―1―yl)but―3―en―2―one(α―Ionone)and (3E)―4―(2,6,6―trimethylcyclohex―1―en―1―yl)but―3―en―2―one (β―Ionone) [8013―90―9]

含量 本品は、イオノン(C13H20O)90.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2960cm-1、1696cm-1、1674cm-1、1363cm-1、1255cm-1及び982cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

屈折率 画像321 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 溶状 澄明(1.0mL、70vol%エタノール4.0mL)

定量法 本品約1.3gを精密に量り、香料試験法中のアルデヒド類又はケトン類含量の第2法により定量する。ただし、加熱時間は、1時間とする。

0.5mol/L塩酸1mL=96.15mg C13H20O

FA006700

イオン交換樹脂(粒状)

Ion Exchange Resin(granule)

定義 本品は、イオン交換樹脂(粒状物、粉状物及び懸濁液がある。)のうち粒状物である。

性状 本品は、黒色、褐色、淡赤褐色又は白色の粒、塊又は球状の物質であり、ほとんどにおいがない。

確認試験 以下の(Ⅰ)又は(Ⅱ)の試験を行うことにより、陽イオン交換樹脂又は陰イオン交換樹脂かを確認する。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 本品5mLを内径約1cmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに、塩酸(1→10)25mLを1分間約5mLの速さで流出させる。次に水100mLを同様の速さで流出させて水洗した後、水酸化カリウム溶液(1→15)25mLを同様の速さで流出させ、更に水75mLを同様の速さで流出させて水洗する。最終洗液5mLに酢酸(1→20)2mLを加え、次にヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム試液3滴を加えるとき、液は、黄色の濁りを生じない。樹脂柱の樹脂2mLを試験管に入れ、塩酸(1→10)5mLを加え、5分間よく振り混ぜた後、ろ過する。次にろ紙上の樹脂を水洗し、洗液をろ液に合わせ、約5mLとする。この液に、水酸化ナトリウム溶液(1→25)4mLを加えて振り混ぜ、酢酸(1→20)2mLを加え、次にヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム試液3滴を加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 本品5mLを内径約1cmのクロマトグラフィー用ガラス管に水とともに流し込んで樹脂柱を作る。これに、塩酸(1→10)25mLを1分間約5mLの速さで流出させ、次に水100mLを同様の速さで流出させて水洗する。最終洗液5mLに硝酸(1→10)1mLを加え、次に硝酸銀溶液(1→50)3滴を加えるとき、白濁しない。樹脂柱の樹脂1mLを試験管に入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)3mLを加え、5分間よく振り混ぜた後、ろ過する。次にろ紙上の樹脂を水洗し、洗液をろ液に合わせ、約5mLとする。この液に、硝酸(1→10)3mLを加え、次に硝酸銀溶液(1→50)3滴を加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験 陽イオン交換樹脂は(Ⅰ)、陰イオン交換樹脂は(Ⅱ)でそれぞれ基準型を作り、水によく浸した後、ろ紙で付着水を除き、検体とし、試験を行う。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 検体30mLを量り、内径約3cmのクロマトグラフィー用ガラス管に入れ、塩酸(1→10)1000mLを1分間15~20mLの速さで流出させた後、更に水を同様の速さで流出させて水洗する。洗液10mLを量り、塩化物の試験を行い、その量が0.01mol/L塩酸0.3mLに対応する量以下になるまで水洗し、基準型(H型)を作る。

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 検体30mLを量り、内径約3cmのクロマトグラフィー用ガラス管に入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)1000mLを1分間15~20mLの速さで流出させた後、更に水を同様の速さで流出させて水洗する。洗液がフェノールフタレイン試液で中性になるまで水洗し、基準型(OH型)を作る。

(1) 固形分 25%以上

検体10.0gを量り、陽イオン交換樹脂の場合には100℃で12時間、陰イオン交換樹脂の場合には40℃で4kPaの減圧デシケーター中で12時間乾燥した後、質量を量る。

(2) 水可溶物 0.50%以下

検体10.0gを量り、これを内径28mm、長さ10cmの円筒ろ紙に入れ、水1000mLの中に吊るし、時々振り混ぜながら5時間抽出する。この抽出液50mLを量り、注意しながら蒸発した後、110℃で3時間乾燥し、その残留物の質量を量る。別に空試験を行い、補正する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

総イオン交換容量 陽イオン交換樹脂は(Ⅰ)、陰イオン交換樹脂は(Ⅱ)により試験を行う。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 1.0ミリ当量/g以上

純度試験の検体約5gを精密に量り、0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液500mLを正確に量って加え、時々振り混ぜながら12時間放置する。上澄液10mLを正確に量り、0.05mol/L硫酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ試液3滴)。別に空試験を行い、次式によって総イオン交換容量を求める。

ただし、

a:空試験における0.05mol/L硫酸の消費量(mL)

b:本試験における0.05mol/L硫酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

C:固形分(%)

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 1.0ミリ当量/g以上

純度試験の検体約5gを精密に量り、0.2mol/L塩酸500mLを正確に量って加え、時々振り混ぜながら12時間放置する。上澄液10mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行い、次式によって総イオン交換容量を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

C:固形分(%)

FA006800

イオン交換樹脂(粉状)

Ion Exchange Resin (powder)

定義 本品は、イオン交換樹脂(粒状物、粉状物及び懸濁液がある。)のうち粉状物である。

性状 本品は、黒色、褐色、淡赤褐色又は白色の粉状の物質で、ほとんどにおいがない。

確認試験 以下の(Ⅰ)又は(Ⅱ)の試験を行うことにより、陽イオン交換樹脂又は陰イオン交換樹脂かを確認する。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 本品2gを内径約7.5cmのメンブランフィルター(孔径1μm)を装着した加圧ろ過器に水とともに流し込んで樹脂層を作る。これに、塩酸(1→10)25mLを1分間約5mLの速さで流出させ、次に水100mLを同様の速さで流出させて水洗する。さらに、水酸化カリウム溶液(1→15)25mLを同様の速さで流出させ、次に水75mLを同様の速さで流出させて水洗する。最終洗液5mLに酢酸(1→20)2mLを加え、次にヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム試液3滴を加えるとき、黄色の濁りを生じない。樹脂層の樹脂0.5gを試験管に入れ、塩酸(1→10)5mLを加え、5分間よく振り混ぜた後、ろ過する。次に、ろ紙上の樹脂を水洗し、洗液をろ液に合わせ、約5mLとする。この液に、水酸化ナトリウム溶液(1→25)4mLを加えて振り混ぜ、酢酸(1→20)2mLを加え、次にヘキサニトロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム試液3滴を加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 本品2gを内径約7.5cmのメンブランフィルター(孔径1μm)を装着した加圧ろ過器に水とともに流し込んで樹脂層を作る。これに、塩酸(1→10)25mLを1分間約5mLの速さで流出させ、次に水100mLを同様の速さで流出させて水洗する。最終洗液5mLに硝酸(1→10)1mLを加え、次に硝酸銀溶液(1→50)3滴を加えるとき、白濁しない。樹脂層の樹脂0.5gを試験管に入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)3mLを加え、5分間よく振り混ぜた後、ろ過する。次に、ろ紙上の樹脂を水洗し、洗液をろ液に合わせ、約5mLとする。この液に、硝酸(1→10)3mLを加え、次に硝酸銀溶液(1→50)3滴を加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験 陽イオン交換樹脂は(Ⅰ)、陰イオン交換樹脂は(Ⅱ)でそれぞれ基準型を作り、水によく浸した後、ろ紙で付着水を除き、検体とし、試験を行う。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 本品30gを量り、内径約7.5cmのメンブランフィルター(孔径1μm)を装着した加圧ろ過器に入れ、塩酸(1→10)1000mLを1分間15~20mLの速さで流出させた後、更に水を同様の速さで流出させて水洗する。洗液10mLを量り、塩化物の試験を行い、その量が0.01mol/L塩酸0.3mLに対応する量以下になるまで水洗し、基準型(H型)を作る。

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 本品30gを量り、内径約7.5cmのメンブランフィルター(孔径1μm)を装着した加圧ろ過器に入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)1000mLを1分間15~20mLの速さで流出させた後、更に水を同様の速さで流出させて水洗する。洗液がフェノールフタレイン試液で中性になるまで水洗し、基準型(OH型)を作る。

(1) 固形分 25%以上

「イオン交換樹脂(粒状)」の純度試験(1)を準用する。

(2) 水可溶物 0.50%以下

検体10.0gを量り、水1000mLを加えて懸濁し、時々かき混ぜながら5時間抽出する。この懸濁液を内径約7.5cmのメンブランフィルター(孔径1μm)を装着した加圧ろ過器を用いてろ過する。このろ液50mLを量り、注意しながら蒸発した後、110℃で3時間乾燥し、その残留物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

総イオン交換容量 陽イオン交換樹脂は(Ⅰ)、陰イオン交換樹脂は(Ⅱ)により試験を行う。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 1.0ミリ当量/g以上

純度試験の検体約5gを精密に量り、0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液500mLを正確に量って加え、時々振り混ぜながら12時間放置する。この懸濁液を内径7.5cmのメンブランフィルター(孔径1μm)を装着した加圧ろ過器を用いてろ過する。このろ液10mLを正確に量り、0.05mol/L硫酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ試液3滴)。別に空試験を行い、次式によって総イオン交換容量を求める。

ただし、

a:空試験における0.05mol/L硫酸の消費量(mL)

b:本試験における0.05mol/L硫酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

C:固形分(%)

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 1.0ミリ当量/g以上

純度試験の検体約5gを精密に量り、0.2mol/L塩酸500mLを正確に量って加え、時々振り混ぜながら12時間放置する。この懸濁液を内径7.5cmのメンブランフィルター(孔径1μm)を装着した加圧ろ過器を用いてろ過する。このろ液10mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行い、次式によって総イオン交換容量を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

C:固形分(%)

FA006900

イオン交換樹脂(懸濁液)

Ion Exchange Resin (suspension)

定義 本品は、イオン交換樹脂(粒状物、粉状物及び懸濁液がある。)のうち懸濁液である。

性状 本品は、褐色、淡赤褐色又は白色の懸濁液であり、ほとんどにおいがない。

確認試験 以下の(Ⅰ)又は(Ⅱ)の試験を行うことにより、陽イオン交換樹脂又は陰イオン交換樹脂かを確認する。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 本品0.5mLに水5mL及び強酸性陽イオン交換樹脂1mLを加え、しばしば振り混ぜながら1時間反応させた後、脱脂綿を載せた漏斗でろ過する。このろ液に塩化ナトリウム0.3gを加え、3分間振り混ぜた後、メチルレッド試液1滴を加えて振り混ぜるとき、液は、赤色を呈する。

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 本品0.5mLに水5mL及び強塩基性陰イオン交換樹脂1mLを加え、しばしば振り混ぜながら1時間反応させた後、脱脂綿を載せた漏斗でろ過する。このろ液に塩化ナトリウム0.3gを加え、3分間振り混ぜた後、フェノールフタレイン試液1滴を加えて振り混ぜるとき、液は、赤色を呈する。

純度試験

(1) 固形分 4.0%以上

本品1.0gを量り、105℃で5時間乾燥した後、質量を量る。

(2) 水可溶物 0.50w/v%以下

本品100mLを量り、内径約7.5cmのメンブランフィルター(孔径0.05μm)を装着した加圧ろ過器でろ過する。このろ液10mLを量り、注意しながら蒸発した後、105℃で3時間乾燥し、その残留物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

総イオン交換容量 陽イオン交換樹脂は(Ⅰ)、陰イオン交換樹脂は(Ⅱ)により試験を行う。

(Ⅰ) 陽イオン交換樹脂 1.0ミリ当量/g以上

固形分約0.2gに対応する量の本品を精密に量り、あらかじめ強酸性陽イオン交換樹脂10mLを充填した内径約1cmのクロマトグラフィー用ガラス管に1分間約2mLの速さで流出させた後、水約20mLを同様の速さで流出させる。さらに、水約80mLを1分間15~20mLの速さで流して水洗する。流出液及び洗液は、全てビーカーに合わせ、塩化ナトリウム約1gを加えた後、pH計を用いて0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液でpH7.0になるまで滴定を行う。別に空試験を行い補正し、次式によって総イオン交換容量を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

C:固形分(%)

(Ⅱ) 陰イオン交換樹脂 1.0ミリ当量/g以上

固形分約0.2gに対応する量の本品を精密に量り、あらかじめ強塩基性陰イオン交換樹脂10mLを充填した内径約1cmのクロマトグラフィー用ガラス管に1分間約2mLの速さで流出させた後、水約20mLを同様の速さで流出させる。さらに、水約80mLを1分間15~20mLの速さで流して水洗する。流出液及び洗液は、全てビーカーに合わせ、塩化ナトリウム約1gを加えた後、pH計を用いて0.1mol/L塩酸でpH7.0になるまで滴定を行う。別に空試験を行い補正し、次式によって総イオン交換容量を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

C:固形分(%)

FA007000

E00026

イソアミラーゼ

Isoamylase

枝切り酵素

定義 本品は、細菌(Bacillus属、Flavobacterium odoratum、Naxibacter sp.及びPseudomonas amyloderamosaに限る。)の培養物から得られた、デンプン系多糖類のα―1,6―グルコシド結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、イソアミラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

イソアミラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、酢酸緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこの液を更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

ワキシーコーンスターチ0.50gを量り、50mLの水に懸濁し、かくはんしながら加熱して完全に溶解する。この液に水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製し、調製後は、45℃に保温する。

あらかじめ45℃に加温した酢酸緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)0.1mLを量り、基質溶液0.35mL及び試料液0.1mLを加え、直ちに振り混ぜた後、45℃で15分間加温する。この液にヨウ素試液(イソアミラーゼ活性試験用)0.5mLを加え、室温で15分間放置後、水10mLを加えて混合し、検液とする。別に酢酸緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)0.1mLを量り、基質溶液0.35mLを加え、45℃で15分間加温した後、ヨウ素試液(イソアミラーゼ活性試験用)0.5mLを加える。この液に試料液0.1mLを加え、直ちに振り混ぜ、室温で15分間放置後、水10mLを加えて混合し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長610nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこの液を更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

分岐デキストリン0.40gを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.05mol/L)40mLを加えて溶かした後、同緩衝液を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液6mLを量り、50℃で5分間加温し、試料液1mLを加えてよく振り混ぜ、50℃で30分間加温した後、トリクロロ酢酸・硫酸試液2mLを加えてよく振り混ぜる。この液にヨウ素試液(2.75mmol/L)1mLを加えてよく振り混ぜ、室温で15分間放置し、検液とする。別に試料液1mLを量り、トリクロロ酢酸・硫酸試液2mLを加えて混和した後、基質溶液6mLを加えてよく振り混ぜ、室温で15分間放置し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長610nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品1.5gを量り、pH4.5の酢酸緩衝液(0.01mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して500mLとしたもの又はこの液を更に同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

ワキシーコーンスターチ(リントナー可溶化)4.2gを量り、300mLの水に懸濁し、かくはんしながら加熱し、5分間沸騰させた後、冷却する。この液にpH3.5の酢酸緩衝液(1mol/L)50mL及び水を加えて500mLとしたものを基質溶液とする。用時調製し、調製後は、40℃に保温する。

あらかじめ40℃に加温した基質溶液3mLを量り、試料液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で30分間加温する。この液0.5mLを量り、硫酸(1→1800)15mLに加え、ヨウ素試液(0.005mol/L)0.5mLを加え、25℃で15分間放置し、検液とする。別にあらかじめ40℃に加温した基質溶液3mLを量り、試料液0.5mLを加えて振り混ぜ、直ちにその0.5mLを量り、硫酸(1→1800)15mLに加え、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長610nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA007100

T00440

イソアミルアルコール

Isoamyl Alcohol

C5H12O 分子量 88.15

3―Methylbutan―1―ol [123―51―3]

含量 本品は、イソアミルアルコール(C5H12O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像330 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

イソアミルアルコール

FA007150

E00027

イソアルファー苦味酸

Iso―α―bitter Acids

イソアルファー酸

定義 本品は、ホップ(Humulus lupulus L.)の花から得られた、イソフムロン類を主成分とするものである。

含量 本品は、イソアルファー苦味酸20.0%以上を含む。

性状 本品は、黄褐色の液体で特異なにおいがあり、強い苦味がある。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には標準液の主ピークと保持時間の一致するピークを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第4法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約0.1gを精密に量り、メタノール/リン酸試液(0.1mol/L)混液(500:1)を加えて溶かし、正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、メタノール/リン酸試液(0.1mol/L)混液(500:1)で正確に50mLとし、検液とする。濁りがある場合には、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過する。別に、定量用イソアルファー苦味酸約50mgを精密に量り、メタノール/リン酸試液(0.1mol/L)混液(500:1)で正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、メタノール/リン酸試液(0.1mol/L)混液(500:1)で正確に50mLとし、標準液とする。検液及び標準液それぞれ10μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。このとき、標準液にはイソコフムロン、イソフムロン、イソアドフムロンの順で主ピークが現れる。検液においてイソコフムロンからイソアドフムロンまでの保持時間に現れるすべてのピークの面積を合計し、次式によりイソアルファー苦味酸の含量を求める。

イソアルファー苦味酸含量(%)=(a×b×AA)/(M×AS×1000)

ただし、

a:定量用イソアルファー苦味酸の採取量(mg)

b:定量用イソアルファー苦味酸の中のイソアルファー苦味酸の含量(%)

AA:検液のイソコフムロンからイソアドフムロンまでの保持時間に現れるすべてのピークの面積の合計

AS:標準液の主ピークの面積の合計

M:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 270nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相 メタノール/水/リン酸混液(75:24:1)

流量 1mL/分

FA007200

T00450

イソオイゲノール

Isoeugenol

C10H12O2 分子量 164.20

2―Methoxy―4―(prop―1―en―1―yl)phenol [97―54―1]

含量 本品は、イソオイゲノール(C10H12O2)98.5%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄褐色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像334 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

イソオイゲノール

FA007300

T00460

イソ吉草酸イソアミル

Isoamyl Isovalerate

C10H20O2 分子量 172.26

3―Methylbutyl 3―methylbutanoate [659―70―1]

含量 本品は、イソ吉草酸イソアミル(C10H20O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、果実ようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像338 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 2.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

イソ吉草酸イソアミル

FA007400

T00470

イソ吉草酸エチル

Ethyl Isovalerate

C7H14O2 分子量 130.18

Ethyl 3―methylbutanoate [108―64―5]

含量 本品は、イソ吉草酸エチル(C7H14O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、果実ようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像342 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 2.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

イソ吉草酸エチル

FA007500

T00480

イソキノリン

Isoquinoline

C9H7N 分子量 129.16

Isoquinoline [119―65―3]

含量 本品は、イソキノリン(C9H7N)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の液体又は白色~淡黄色の固体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。なお、固体の場合には40℃の水浴中で加温して融解し、試料とする。

屈折率 画像346 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。ただし、カラム温度は、150℃で注入し、毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を24分間保持する。

参照スペクトル

イソキノリン

FA007600

T00500

イソチオシアン酸アリル

Allyl Isothiocyanate

揮発ガイシ油

C4H5NS 分子量 99.15

Allyl isothiocyanate [57―06―7]

含量 本品は、イソチオシアン酸アリル(C4H5NS)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、カラシようの強い刺激性のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像350 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 フェノール類及びチオシアン酸化合物 本品1.0mLを量り、エタノール(95)5mLを加えて溶かし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、赤色又は青色を呈さない。

定量法 本品約3gを精密に量り、エタノール(95)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、アンモニア試液5mLを加え、更に0.1mol/L硝酸銀溶液50mLを正確に量って加え、還流冷却器を付けて水浴中で1時間加熱する。冷後、水を加えて正確に100mLとし、乾燥ろ紙を用いてろ過する。初めのろ液約10mLを捨て、次のろ液50mLを正確に量り、硝酸5mL及び硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硫酸試液2mLを加え、過量の硝酸銀を0.1mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液で滴定する。別に空試験を行う。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=4.958mg C4H5NS

参照スペクトル

イソチオシアン酸アリル

FA007700

T00510

イソバレルアルデヒド

Isovaleraldehyde

C5H10O 分子量 86.13

3―Methylbutanal [590―86―3]

含量 本品は、イソバレルアルデヒド(C5H10O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像354 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 10.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。

参照スペクトル

イソバレルアルデヒド

FA007800

T00520

イソブタノール

Isobutanol

C4H10O 分子量 74.12

2―Methylpropan―1―ol [78―83―1]

含量 本品は、イソブタノール(C4H10O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像358 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 2.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

イソブタノール

FA007850

T00525

イソブチルアミン

Isobutylamine

C4H11N 分子量 73.14

2―Methylpropan―1―amine [78―81―9]

含量 本品は、イソブチルアミン(C4H11N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像362 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

イソブチルアミン

FA007900

T00530

イソブチルアルデヒド

Isobutyraldehyde

Isobutanal

イソブタナール

C4H8O 分子量 72.11

2―Methylpropanal [78―84―2]

含量 本品は、イソブチルアルデヒド(C4H8O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像366 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。

参照スペクトル

イソブチルアルデヒド

FA008000

T00540

イソプロパノール

Isopropanol

イソプロピルアルコール

2―プロパノール

C3H8O 分子量 60.10

Propan―2―ol [67―63―0]

含量 本品は、イソプロパノール(C3H8O)99.7%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像370 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 遊離酸 本品15.0mLに水(二酸化炭素除去)50mL及びフェノールフタレイン試液2滴を加え、これに0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液0.40mLを加えるとき、液は、赤色に変わる。

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を加熱して蒸発乾固する。残留物に硫酸1mLを加えて、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱した後、電気炉に入れ、500℃で3時間加熱する。塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して蒸発乾固した後、硝酸(1→150)を加えて溶かし、10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→150)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(3) 蒸発残留物 0.002w/v%以下

あらかじめ105℃で30分間加熱し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量った蒸発皿に本品100mLを入れ、水浴上で蒸発乾固し、105℃で30分間又は恒量になるまで加熱し、その質量を量る。

水分 0.20%以下(10g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

イソプロパノール

FA008050

T00545

イソプロピルアミン

Isopropylamine

C3H9N 分子量 59.11

Propan―2―amine [75―31―0]

含量 本品は、イソプロピルアミン(C3H9N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像374 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

イソプロピルアミン

FA008100

T00550

イソペンチルアミン

Isopentylamine

C5H13N 分子量 87.16

Isopentylamine [107―85―7]

含量 本品は、イソペンチルアミン(C5H13N)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~微黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像378 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

イソペンチルアミン

FA008150

E00028

イソマルトデキストラナーゼ

Isomaltodextranase

定義 本品は、細菌(Arthrobacter属に限る。)の培養物より得られた、デキストランを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体で、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、イソマルトデキストラナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合は、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、それぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

イソマルトデキストラナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水若しくはpH4.5の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して10mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

デキストラン(分子量150000)1.25gを量り、pH4.5の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし100mLとしたものを基質溶液とする。

40℃に加温した基質溶液5mLに試料液0.2mLを加えて混和し、40℃で20分間加温した後、この液1mLを量り、ソモギー銅試液2mLを入れた試験管に入れ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で10分間加熱し、室温まで冷却する。この液に、ネルソン試液2mLを加えて混和し、30分間放置した後、水5mLを加え、検液とする。別に40℃に加温した基質溶液5mLに試料液0.2mLを加えて混和し、この液1mLを量り、ソモギー銅試液2mLを入れた試験管に入れ直ちに混和する。試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で10分間加熱し、室温まで冷却する。この液にネルソン試液2mLを加えて混和し、30分間放置した後、水5mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、波長520nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合は、遠心分離を行い、その上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、水若しくはpH4.5の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散し10mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

デキストラン(分子量150000)1.25gを量り、pH4.5の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液500μLに試料液500μLを加えて混和し、40℃で4時間加温した後、水浴中で10分間加熱し、冷後、検液とする。別にイソマルトース0.13gを量り、水10mLに溶かし、標準液とする。基質溶液500μLに試料液500μLを加えて混和し、直ちに水浴中で10分間加熱し、冷後、対照液とする。検液、対照液及び標準液2μLを量り、1―ブタノール/ピリジン/水混液(6:4:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線より約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、15w/v%硫酸・メタノール試液を噴霧し、100℃で10分間加熱後に観察するとき、検液から得たスポットのうち1個のスポットは、標準液から得たスポットとRf値が等しく、対照液から得たRf値が等しいスポットよりも色が濃い。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

FA008200

T00560

L―イソロイシン

L―Isoleucine

C6H13NO2 分子量 131.17

(2S,3S)―2―Amino―3―methylpentanoic acid [73―32―5]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―イソロイシン(C6H13NO2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、わずかに苦味がある。

確認試験 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

比旋光度 画像382 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (2g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

pH 5.5~7.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、塩酸試液(1mol/L)10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.25gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=13.12mg C6H13NO2

FA008300

E00031

イヌリナーゼ

Inulinase

イヌラーゼ

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus niger、Aspergillus phoenicis、Penicillium purpurogenum及びTrichoderma属に限る。)の培養物から得られた、イヌリンを加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、イヌリナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

イヌリナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

イヌリン(チコリ由来)1.50gを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)を加え、水浴中で混ぜながら加熱して溶かし、更に同緩衝液を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液0.2mLを量り、50℃で5分間加温し、試料液0.2mLを加え直ちに振り混ぜ、50℃で30分間加温する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液1.2mLを加えて混和し、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で5分間加熱する。冷後、水8.4mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に試験管に3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液1.2mLを量り、基質溶液0.2mL及び試料液0.2mLを加え直ちに振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で5分間加熱する。冷後、水8.4mLを加えて振り混ぜ、比較液とする。検液及び比較液につき、波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、pH4.5の酢酸緩衝液(0.1mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

イヌリン(ダリア由来)0.56gを量り、水70mLにかき混ぜながら徐々に加え、水浴中で加熱して溶かし、pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、更に水を加え100mLとしたものを基質溶液とする。試験管に基質溶液1.8mLを量り、40℃で5分間加温し、試料液0.2mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で20分間加温する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液4mLを加えて直ちに振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で15分間加熱する。冷後、検液とする。別に試験管に試料液0.2mLを量り、40℃で5分間加温し、3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液4mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液に基質溶液1.8mLを加えて混和し、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で15分間加熱する。冷後、比較液とする。検液及び比較液につき、波長540nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA008400

E00032

myo―イノシトール

myo―Inositol

myo―イノシット

C6H12O6 分子量 180.16

(1R,2S,3S,4R,5R,6S)―cyclohexane―1,2,3,4,5,6―hexol [87―89―8]

定義 本品は、イノシトールのうち、myo―イノシトールを成分とするものであり、イネ(Oryza sativa L.)の種子から得られた米ぬか若しくはトウモロコシ(Zea mays L.)の種子から得られたフィチン酸を分解したもの又はテンサイ(Beta vulgaris L.)の糖液若しくは糖蜜から、分離して得られたものである。

含量 本品を乾燥したものは、myo―イノシトール(C6H12O6)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においはなく、味は甘い。

確認試験 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3380cm-1、3220cm-1、1446cm-1、1147cm-1、1114cm-1及び1049cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

融点 223~227℃

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.005%以下(2.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.006%以下(4.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) 鉄 Feとして5.0μg/g以下(1.0g、第1法、比較液 鉄標準液0.5mL)

(6) カルシウム 本品1.0gを水10mLに溶かし、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)1mLを加え、1分間放置するとき、液は、澄明である。

(7) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(8) 還元性物質 本品0.50gを水10mLに溶かし、フェーリング試液5mLを加えて3分間加熱した後、30分間放置するとき、帯黄橙~赤色の沈殿を生じない。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、4時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品及び定量用myo―イノシトールを乾燥し、それぞれ約0.2gを精密に量り、水30mLと1―プロパノール溶液(3→25)5mLずつを正確に加えた後、水を加えて正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の1―プロパノールのピーク面積に対するmyo―イノシトールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

ただし、

MS:定量用myo―イノシトールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 6~8μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径8mm、長さ30cmのステンレス管

カラム温度 65℃付近の一定温度

移動相 水

流量 myo―イノシトールの保持時間が約9分になるように調整する。

FA008500

T00570

5′―イノシン酸二ナトリウム

Disodium 5′―Inosinate

5′―イノシン酸ナトリウム

C10H11N4Na2O8P 分子量 392.17

Disodium inosine 5'―monophosphate [4691―65―0]

含量 本品を無水物換算したものは、5′―イノシン酸二ナトリウム(C10H11N4Na2O8P)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(3→10000)3mLにオルシノール・エタノール試液0.2mLを加え、更に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・塩酸試液3mLを加え、水浴中で10分間加熱するとき、液は、緑色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→20)5mLにマグネシア試液2mLを加えるとき、沈殿を生じない。次に、硝酸7mLを加え、10分間煮沸した後、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(3) 本品20mgに塩酸(1→1000)1000mLを加えて溶かした液は、波長248~252nmに吸収極大がある。

(4) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 7.0~8.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 吸光度比 本品20mgを量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かし、1000mLとする。この液の波長250nm、260nm及び280nmにおけるそれぞれの吸光度A1、A2及びA3を測定するとき、A1/A2は1.55~1.65、A3/A2は0.20~0.30である。

(5) 他の核酸分解物 本品0.10gを量り、水を加えて溶かし、20mLとし、検液とする。検液1μLを量り、対照液を用いず、1―プロパノール/アンモニア試液/アセトン混液(6:5:2)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(波長約250nm)下で観察するとき、一つのスポットのみを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

水分 29.0%以下(0.15g、容量滴定法、逆滴定)

ただし、水分測定用試液を過量に加え、20分間かき混ぜた後、滴定を行う。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に250mLとし、検液とする。波長250nmにおける検液の吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、M:無水物換算した試料の採取量(g)

FA008600

T00580

イマザリル

Imazalil

C14H14Cl2N2O 分子量 297.18

1―[(2RS)―2―(Allyloxy)―2―(2,4―dichlorophenyl)ethyl]―1H―imidazole [35554―44―0]

含量 本品は、イマザリル(C14H14Cl2N2O)97.5%以上を含む。

性状 本品は、淡黄~淡褐色の結晶性の粉末又は塊であり、においがない。

確認試験 本品40mgに塩酸試液(0.1mol/L)10mLを加えて溶かし、更に2―プロパノールを加えて溶かし、100mLとした液は、波長263~267nm、270~274nm及び278~282nmに吸収極大がある。

融点 49~54℃

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.7gを精密に量り、2―ブタノン/酢酸混液(7:3)を加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 p―ナフトールベンゼイン試液10滴)。終点は、液の橙色が緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=29.72mg C14H14Cl2N2O

FA008700

E00033

インベルターゼ

Invertase

サッカラーゼ

シュークラーゼ

スクラーゼ

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus awamori、Aspergillus niger及びAspergillus japonicusに限る。)、酵母(Kluyveromyces lactis及びSaccharomyces cerevisiaeに限る。)又は細菌(Arthrobacter属及びBacillus属に限る。)の培養物から得られた、β―D―フラクトフラノシドの非還元末端側の残基を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、インベルターゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

インベルターゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

スクロース20.0gを量り、水に溶かして100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液5mLを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)4mLを加え、30℃で5分間放置した後、試料液1mLを加えて混和し、30℃で10分間放置する。この液に水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)10mLを加えてよく振り混ぜ、フェーリング試液20mLを加えて水浴中で5分間加熱する。冷後、この液にヨウ化カリウム試液(β―アミラーゼ・インベルターゼ活性試験用)5mLを加え、次に硫酸(4→25)10mLを加えよく振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液5mLを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)4mL及び水1mLを加え、30℃で15分間放置する。この液に水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)10mLを加えてよく振り混ぜ、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定(指示薬 溶性デンプン試液2~3滴)するとき、検液の0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は、比較液の0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。

第2法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水で10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

スクロース11.2gを量り、水70mLを加えて溶かし、pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、更に水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液1.8mLを量り、30℃で5分間放置した後、試料液0.2mLを加えて直ちに振り混ぜ、30℃で10分間加温する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液4mLを加えて直ちに振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で15分間加熱する。冷後、検液とする。別に試料液の代わりに水0.2mLを用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長540nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA008800

E00034

ウェランガム

Welan Gum

ウェラン多糖類

定義 本品は、スフィンゴモナス属細菌(Sphingomonas sp. に限る。)の培養液から得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、白~褐色の粉末で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品1gを水100mLにかき混ぜながら加えるとき、粘ちゅうな溶液となる。

(2) (1)の溶液1mLを量り、水を加えて10mLとする。この液2mLにアセトン5mLを加えてよく振り混ぜるとき、白色綿状の沈殿を生じる。

(3) 水9mLに水酸化カルシウム1gを分散させた液に(1)の溶液10mLを加えてよくかき混ぜるとき、ゲルを生成することなく粘ちゅうな溶液となる。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 残留溶媒 2―プロパノール0.50%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液10mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により2―プロパノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS/MT×QT/QS×2

ただし、

MS:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 15.0%以下(105℃、2時間)

灰分 16.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地300mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地300mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA008900

E00035

ウコン色素

Turmeric Oleoresin

Curcumin

ターメリック色素

クルクミン

定義 本品は、ウコン(Curcuma longa L.)の根茎から得られた、クルクミンを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

色価 本品の色価(画像388 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は1500以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、黄~暗赤褐色の粉末、塊、ペースト又は液体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価1500に換算して0.1gに相当する量を量り、エタノール(95)200mLを加えて溶かした液は、黄色を呈し、淡緑色の蛍光がある。

(2) 本品にエタノール(95)を加えて溶かした液は、波長420~430nmに吸収極大がある。

(3) 本品の表示量から、色価1500に換算して1gに相当する量を量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かした液に、塩酸を液の色がわずかに橙色を呈するまで加え、検液とする。検液にホウ酸を加えるとき、液は赤橙色を呈する。

(4) 本品の表示量から、色価1500に換算して1gに相当する量を量り、エタノール(95)100mLを加えて溶かした液を、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、エタノール(95)/3―メチル―1―ブタノール/水/アンモニア水(28)混液(4:4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、自然光及び紫外線(波長366nm付近)で観察するとき、Rf値が0.40~0.85の範囲に2個以上の黄色のスポットを認め、紫外線下で、全てのスポットは黄色の蛍光を発する。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 エタノール(95)

測定波長 波長420~430nmの吸収極大の波長

FA008950

E00170

うに殻焼成カルシウム

Calcinated Sea Urchin Shell Calcium

定義 本品は、焼成カルシウム(うに殻、貝殻、造礁サンゴ、ホエイ、骨又は卵殻を焼成して得られた、カルシウム化合物を主成分とするものをいう。)のうち、うに殻を焼成して得られたものである。主成分は酸化カルシウム及び炭酸カルシウムである。

含量 本品を強熱したものは、酸化カルシウム(CaO=56.08)として85%以上を含む。

性状 本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品1gに水5mLを加え懸濁した液は、アルカリ性を呈する。

(2) 本品1gに水20mL及び酢酸(1→3)10mLを加えた後、ろ過し、ろ液をアンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.50%以下

本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、5分間沸騰させる。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を、洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗う。ろ紙及び残留物をあらかじめ450~550℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間強熱し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合は、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を水2mLで潤し、塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 2.0%以下(105℃、3時間)

強熱減量 40.0%以下(900℃、30分)

定量法 本品を強熱し、その約1.5gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水を加えて正確に250mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.804mg CaO

FA009000

T00600

5′―ウリジル酸二ナトリウム

Disodium 5′―Uridylate

5′―ウリジル酸ナトリウム

C9H11N2Na2O9P 分子量 368.14

Disodium uridine 5'―monophosphate [3387―36―8]

含量 本品を無水物換算したものは、5′―ウリジル酸二ナトリウム(C9H11N2Na2O9P)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、わずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(3→10000)3mLに塩酸1mL及び臭素試液1mLを加え、水浴上で30分間加熱し、空気を吹きこんで臭素を除いた後、オルシノール・エタノール試液0.2mLを加える。この液に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・塩酸試液3mLを加え、水浴中で20分間加熱するとき、液は、緑色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→20)5mLにマグネシア試液2mLを加えるとき、沈殿を生じない。次に、硝酸7mLを加えて10分間煮沸した後、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(3) 本品20mgに塩酸(1→1000)1000mLを加えて溶かした液は、波長260~264nmに吸収極大がある。

(4) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 7.0~8.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 吸光度比 本品20mgを量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かし、1000mLとする。この液の波長250nm、260nm及び280nmにおけるそれぞれの吸光度A1、A2及びA3を測定するとき、A1/A2は0.70~0.78、A3/A2は0.34~0.42である。

(5) 他の核酸分解物 本品0.10gを量り、水を加えて溶かし、10mLとし、検液とする。検液1μLを量り、対照液を用いず、エタノール(95)/2―メトキシエタノール/塩酸(1→10)混液(2:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(波長約250nm)下で観察するとき、一つのスポットのみを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用微結晶セルロースを担体とし、60~80℃で20分間乾燥したものを使用する。

水分 26.0%以下(0.15g、容量滴定法、逆滴定)

ただし、水分測定用試液を過量に加え、20分間かき混ぜた後、滴定を行う。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に250mLとし、検液とする。波長260nmにおける検液の吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、M:無水物換算した試料の採取量(g)

FA009050

E00036

ウルシロウ

Urushi Wax

定義 本品は、ウルシ(Toxicodendron vernicifluum(Stokes)F.A.Barkley(Rhus verniciflua Stokes))の果実から得られた、パルミチン酸グリセリルを主成分とするものである。

性状 本品は、光沢のある白~微黄色の塊で、特異なにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 45~55℃

けん化価 200~235

本品約1.5gを精密に量り、キシレン10mL及び0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25mLを正確に加える。還流冷却器を付けて時々振り混ぜながら3時間加熱する。以下油脂類試験法中のけん化価の試験を行う。

ヨウ素価 5~40

本品約1gを500mL共栓付きフラスコに精密に量り、シクロヘキサン30mLを加え完全に溶解する。以下油脂類試験法中のヨウ素価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 50以下

本品約5gを精密に量りエタノール(95)50mLを加えて加温して溶解し、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、冷後、濁りを生じるときは、温時滴定する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.3%以下

参照スペクトル

ウルシロウ

FA009100

E00037

ウレアーゼ

Urease

定義 本品は、細菌(Arthrobacter属及びLactobacillus fermentumに限る。)の培養物から得られた、尿素を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体で、においがないか又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ウレアーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ウレアーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、水若しくは酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH4.0、エタノール含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

尿素0.6gを水に溶かして100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試料液0.5mLに酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH4.0、エタノール含有)2.5mLを加え、37℃で5分間加温した後、あらかじめ37℃で加温した基質溶液1.0mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を37℃で30分間加温した後、トリクロロ酢酸溶液(1→10)4mLを加えて振り混ぜる。この液2mLを量り、水を加えて20mLとし、その4mLを量り、フェノール・ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム試液2mLを加えて静かに振り混ぜた後、次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液(ウレアーゼ活性試験用)2mLを加えて振り混ぜ、37℃で30分間加温した後、室温まで冷却し、検液とする。別に試料液0.5mLに酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH4.0、エタノール含有)2.5mLを加え、37℃で35分間加温した後、トリクロロ酢酸溶液(1→10)4mLを加えて振り混ぜ、基質溶液1.0mLを加える。この液2mLを量り、水を加えて20mLとし、その4mLを量り、フェノール・ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム試液2mLを加え、静かに振り混ぜた後、次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液(ウレアーゼ活性試験用)2mLを加えて振り混ぜ、37℃で30分間加温し室温まで冷却し、比較液とする。

検液及び比較液につき、波長640nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA009200

T00610

γ―ウンデカラクトン

γ―Undecalactone

ウンデカラクトン

C11H20O2 分子量 184.28

5―Heptyldihydrofuran―2(3H)―one [104―67―6]

含量 本品は、γ―ウンデカラクトン(C11H20O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、モモようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像393 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

γ―ウンデカラクトン

FA009300

E00038

エキソマルトテトラオヒドロラーゼ

Exomaltotetraohydrolase

G4生成酵素

定義 本品は、放線菌(Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)若しくは細菌(Pseudomonas stutzeriに限る。)の培養物から得られた、デンプンに作用し、非還元末端からマルトテトラオース単位で加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、エキソマルトテトラオヒドロラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合は、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

エキソマルトテトラオヒドロラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.004mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に先の緩衝液で10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン1.0gを量り、50mLの水に懸濁し、デンプンが沈殿しないように時々振り混ぜながら加熱し、5分間沸騰させる。冷後、この液にpH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)10mL及び水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

試料液0.5mLを40℃に加温した基質溶液10mLに加え、振り混ぜながら40℃で20分間加温する。この液を水浴中で10分間加熱した後、室温まで冷却し、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液を検液とする。別に試料液0.5mLを基質溶液10mLに加えて直ちに水浴中で10分間加熱した後、室温まで冷却し、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、比較液とする。別にマルトテトラオース50mgを量り、水を加えて溶かし、10mLとし、標準液とする。検液、比較液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、マルトテトラオースの保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液のマルトテトラオースの保持時間にあるピーク面積よりも大きい。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 約25μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Ag型)

カラム管 内径約5~20mm、長さ20~40cmのステンレス管

カラム温度 50~80℃

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分

第2法 本品0.50gを量り、水若しくはpH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.004mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

乾燥物5.0gに対応する可溶性デンプンを量り、300mLの水に懸濁し、デンプンが沈殿しないように時々振り混ぜながら5分間沸騰させる。冷後、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.004mol/L)50mL及び水を加えて500mLとしたものを基質溶液とする。

40℃に加温した基質溶液5mLに試料液0.2mLを加えて混和し、40℃で20分間加温し、この液1mLを量り、ソモギー銅試液2mLを入れた試験管に直ちに加えて混和し、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で10分間加熱する。冷後、ネルソン試液2mLを加えて混和し、室温で30分間放置した後、水5mLを加え、検液とする。別に40℃に加温した基質溶液5mLに試料液0.2mLを加えて混和し、直ちにこの液1mLを量り、ソモギー銅試液2mLを入れた試験管に加えて混和し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長520nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA009400

E00039

エステラーゼ

Esterase

定義 本品は、動物の肝臓若しくは魚類又は糸状菌(Aspergillus属に限る。)、酵母(Candida属及びTorulopsis属に限る。)若しくは細菌(Pseudomonas属に限る。)の培養物から得られた、エステルを加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、エステラーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

エステラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水若しくはpH6.5のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して30mL又は50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

クロロゲン酸―水(2/1)50mgを量り、メタノール1.0mLを加えて溶かし、pH6.5のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液0.5mLを量り、30℃で2分間放置した後、あらかじめ30℃で加温した試料液0.03mLを加えて直ちに振り混ぜ、30℃で30分間放置する。この液に80vol%メタノール10mLを加えて直ちに振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、30℃で30分間放置した後、80vol%メタノール10mLを加えて直ちに振り混ぜ、比較液とする。検液及び比較液につき、波長350nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA009500

T00620

エステルガム

Ester Gum

定義 本品は、ロジン又はその重合物等の誘導体のエステル化合物である。本品には使用するアルコールによりグリセリン系エステルガム、ペンタエリトリトール系エステルガム、メタノール系エステルガム等がある。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末、淡黄~淡褐色のガラス状の塊又は澄明で、粘ちゅうな液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.1gに無水酢酸10mLを加え、水浴中で加熱して溶かす。冷後、硫酸1滴を加えるとき、紫赤色を呈する。

(2) 本品1gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mL及び水5mLを加えて激しく振り混ぜるとき、白~淡黄色に濁り、持続する泡を生じる。

(3) グリセリン系エステルガム又はペンタエリトリトール系エステルガムの場合 本品約5gを量り、100mLフラスコに入れ、水酸化カリウム・1―ヘキサノール溶液(1→10)40mLを加え、還流冷却器をつけて2時間還流する。この液にジエチルエーテル40mL及び水40mLを加えて混合した後、分液漏斗に移し、塩酸(1→4)でpH1.0~1.5に調整し、放置する。2層に分離した後、下層の水層部をとり、減圧下で加熱して水分を留去し、乾固する。この乾固物約0.1gにシリル化試液1mLを加え、70℃で20分間加温し、シリル化し、検液とする。別にグリセリン系エステルガムの場合にはグリセリン、ペンタエリトリトール系エステルガムの場合にはペンタエリトリトール約50mgを量り、シリル化試液1mLを加え、検液の調製と同様にシリル化し、標準液とする。検液及び標準液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のシリル化グリセリン又はシリル化ペンタエリトリトールのピークの保持時間と一致する。ただし、溶媒由来のピークは除く。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して5%メチルシリコーンポリマー

担体 149~177μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径2mm、長さ2mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 150℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素

流量 約50mL/分

(4) メタノール系エステルガムの場合 本品約5gを量り、100mLフラスコに入れ、水酸化カリウム・1―ヘキサノール溶液(1→10)40mLを加え、還流冷却器をつけて2時間還流する。減圧下(15kPa)分留し、50℃での留分をとる。この留分に1―ヘキサノール5gを加え、検液とする。別にメタノール・1―ヘキサノール溶液(1→10)を調製し、標準液とする。検液及び標準液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のメタノールのピークの保持時間と一致する。ただし、溶媒由来のピークは除く。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して5%メチルシリコーンポリマー

担体 149~177μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径2mm、長さ2mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 50℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素

流量 約50mL/分

純度試験

(1) 溶状 澄明

本品10gを量り、トルエン10mLを加え、70~75℃に加温して溶かし、温時ろ過し、24時間放置し、検液とする。

(2) 酸価 グリセリン系エステルガム 8.0以下

ペンタエリトリトール系エステルガム 18.0以下

メタノール系エステルガム 8.0以下

本品約3gを精密に量り、トルエン/エタノール(95)混液(2:1)50mLを量って加えて溶かし、検液とする。油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

FA009600

T00640

2―エチル―3,5―ジメチルピラジン及び2―エチル―3,6―ジメチルピラジンの混合物

2―Ethyl―3,(5 or 6)―dimethylpyrazine

C8H12N2 分子量 136.19

Mixture of 2―ethyl―3,5―dimethylpyrazine and 2―ethyl―3,6―dimethylpyrazine [27043―05―6]

含量 本品は、2―エチル―3,5―ジメチルピラジン及び2―エチル―3,6―ジメチルピラジンの混合物(C8H12N2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像397 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2―エチル―3,5―ジメチルピラジン及び2―エチル―3,6―ジメチルピラジンの混合物

FA009700

T00650

エチルバニリン

Ethylvanillin

エチルワニリン

C9H10O3 分子量 166.17

3―Ethoxy―4―hydroxybenzaldehyde [121―32―4]

含量 本品は、エチルバニリン(C9H10O3)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色のりん片状の結晶又は結晶性の粉末で、バニラようのにおい及び味がある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 76~78℃

定量法 本品のアセトン溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

エチルバニリン

FA009800

T00660

2―エチルピラジン

2―Ethylpyrazine

C6H8N2 分子量 108.14

2―Ethylpyrazine [13925―00―3]

含量 本品は、2―エチルピラジン(C6H8N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像403 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2―エチルピラジン

FA009900

T00670

3―エチルピリジン

3―Ethylpyridine

C7H9N 分子量 107.15

3―Ethylpyridine [536―78―7]

含量 本品は、3―エチルピリジン(C7H9N)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~褐色の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像407 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

3―エチルピリジン

FA010000

T00680

2―エチル―3―メチルピラジン

2―Ethyl―3―methylpyrazine

C7H10N2 分子量 122.17

2―Ethyl―3―methylpyrazine [15707―23―0]

含量 本品は、2―エチル―3―メチルピラジン(C7H10N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像411 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2―エチル―3―メチルピラジン

FA010100

T00690

2―エチル―5―メチルピラジン

2―Ethyl―5―methylpyrazine

C7H10N2 分子量 122.17

2―Ethyl―5―methylpyrazine [13360―64―0]

含量 本品は、2―エチル―5―メチルピラジン(C7H10N2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像415 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

2―エチル―5―メチルピラジン

FA010200

T00700

2―エチル―6―メチルピラジン

2―Ethyl―6―methylpyrazine

C7H10N2 分子量 122.17

Mixture of 2―ethyl―6―methylpyrazine and 2―ethyl―5―methylpyrazine [36731―41―6]

定義 本品は、2―エチル―6―メチルピラジン及び2―エチル―5―メチルピラジンの混合物である。

含量 本品は、2―エチル―6―メチルピラジン及び2―エチル―5―メチルピラジン(C7H10N2)の合計量として95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~微黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像419 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2―エチル―6―メチルピラジン

FA010300

T00710

5―エチル―2―メチルピリジン

5―Ethyl―2―methylpyridine

C8H11N 分子量 121.18

5―Ethyl―2―methylpyridine [104―90―5]

含量 本品は、5―エチル―2―メチルピリジン(C8H11N)96.5%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像423 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

5―エチル―2―メチルピリジン

FA010400

T00720

エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム

Calcium Disodium Ethylenediaminetetraacetate

EDTAカルシウム二ナトリウム

C10H12CaN2Na2O8・2H2O 分子量 410.30

Disodium(ethylenediaminetetraacetato)calciate(2―)dihydrate [62―33―9、無水物]

含量 本品を無水物換算したものは、エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム(C10H12CaN2Na2O8=374.27)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~類白色の結晶性の粉末又は粒であり、においがなく、わずかに塩味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)は、カルシウム塩(2)の反応及びナトリウム塩の反応を呈する。

(2) 本品50mgを、あらかじめ水5mLにチオシアン酸アンモニウム溶液(2→25)2滴及び塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)2滴を加えた液に入れて振り混ぜるとき、液の赤色は消える。

pH 6.5~8.0

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、15mLとした液について測定する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) マグネシウム錯化物質 本品1.0gを量り、水5mLを加えて溶かし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.1mol/L酢酸マグネシウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液5滴)とき、その消費量は、2.0mL以下である。

水分 13.0%以下(0.3g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品約1gを精密に量り、250mLのメスフラスコに入れ、水を加えて溶かし、250mLとする。この液25mLを正確に量り、硝酸(1→10)を用いてpH約2に調整し、0.01mol/L硝酸ビスマス溶液で滴定する(指示薬 キシレノールオレンジ試液3滴)。終点は、液の色が赤色を呈するときとする。更に無水物換算を行う。

0.01mol/L硝酸ビスマス溶液1mL=3.743mg C10H12CaN2Na2O8

FA010500

T00730

エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム

Disodium Ethylenediaminetetraacetate

EDTA二ナトリウム

C10H14N2Na2O8・2H2O 分子量 372.24

Disodium dihydrogen ethylenediaminetetraacetate dihydrate [6381―92―6]

含量 本品は、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(C10H14N2Na2O8・2H2O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白~類白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)は、ナトリウム塩の反応を呈する。

(2) 「エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム」の確認試験(2)を準用する。

pH 4.3~4.7

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとした液について測定する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) シアン化物 CNとして1.0μg/g以下

本品1.0gを量り、丸底フラスコに入れ、水100mLを加えて溶かし、リン酸10mLを加えて蒸留する。受器にはあらかじめ水酸化ナトリウム溶液(1→50)15mLを入れた100mLのメスシリンダーを用い、これに冷却器の先端を浸し、全量が100mLとなるまで蒸留し、試料液とする。試料液20mLを量り、共栓試験管に入れ、フェノールフタレイン試液1滴を加え、酢酸(1→20)で中和し、リン酸緩衝液(pH6.8)5mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→500)1mLを加えて直ちに栓をして穏やかに混和した後、2~3分間放置する。この液にピリジン・ピラゾロン試液5mLを加えてよく混和し、20~30℃で50分間放置し、検液とする。検液の色は、比較液の色より濃くない。比較液の調製は、シアン標準液1.0mLを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→50)15mL及び水を加えて1000mLとし、この液20mLを量り、共栓試験管に入れ、以下検液の調製と同様に操作して行う。

定量法 本品約0.4gを精密に量り、水20mLを加えて溶かし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)10mLを加え、0.05mol/L亜鉛溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液2滴)。終点は、液の青色が赤色に変わるときとする。

0.05mol/L亜鉛溶液1mL=18.61mg C10H14N2Na2O8・2H2O

FA010600

T00750

エリソルビン酸

Erythorbic Acid

イソアスコルビン酸

C6H8O6 分子量 176.12

(5R)―5―[(1R)―1,2―Dihydroxyethyl]―3,4―dihydroxyfuran―2(5H)―one [89―65―6]

含量 本品を乾燥したものは、エリソルビン酸(C6H8O6)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、酸味がある。

確認試験

(1) 本品0.1gにメタリン酸溶液(1→50)100mLを加えて溶かした液5mLに液がわずかに黄色を呈するまでヨウ素試液を滴加する。この液は、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→1000)1滴及びピロール1滴を加え、水浴中で50~60℃で5分間加温するとき、青~青緑色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)10mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)1mLを加えた液は、赤色を呈し、その色は直ちに消える。

比旋光度 画像429 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水、10mL)

融点 166~172℃(分解)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.4%以下(減圧、3時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、メタリン酸溶液(1→50)を加えて溶かして正確に100mLとし、この液50mLを正確に量り、0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=8.806mg C6H8O6

FA010700

T00760

エリソルビン酸ナトリウム

Sodium Erythorbate

イソアスコルビン酸ナトリウム

C6H7NaO6・H2O 分子量 216.12

Monosodium (2R)―2―[(1R)―1,2―dihydroxyethyl]―4―hydroxy―5―oxo―2,5―dihydrofuran―3―olate monohydrate [63524―04―9]

含量 本品を乾燥したものは、エリソルビン酸ナトリウム(C6H7NaO6・H2O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶性の粉末、粒又は細粒であり、においがなく、わずかに塩味がある。

確認試験

(1) 「エリソルビン酸」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像431 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水、10mL)

pH 6.0~8.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 本品1.0gを量り、水10mLを加えて溶かした液は、澄明であり、液の色は、比色標準液Jより濃くない。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.25%以下(減圧、24時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、メタリン酸溶液(1→50)を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=10.81mg C6H7NaO6・H2O

FA010800

T00770

エルゴカルシフェロール

Ergocalciferol

ビタミンD2

カルシフェロール

C28H44O 分子量 396.65

(3S,5Z,7E,22E)―9,10―Secoergosta―5,7,10(19),22―tetraen―3―ol [50―14―6]

性状 本品は、白色の結晶であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.5mgにトルエン5mLを加えて溶かし、無水酢酸0.3mL及び硫酸0.1mLを加えて振り混ぜるとき、液は、赤色を呈し、直ちに紫色、青色を経て緑色に変わる。

(2) 本品50mgにピリジン(無水)1mLを加えて溶かし、あらかじめ3,5―ジニトロ塩化ベンゾイル50mgをピリジン(無水)1mLに溶かした液を加え、還流冷却器を付け、水浴上で10分間加熱した後、室温まで冷却する。この液を分液漏斗に移し、塩酸(1→10)15mL及びジエチルエーテル30mLを加えて振り混ぜ、抽出する。ジエチルエーテル抽出液を塩酸(1→10)15mLずつで3回洗った後、水30mLで洗い、硫酸ナトリウム5gを加えて20分間放置した後、脱脂綿を用いてろ過し、少量のジエチルエーテルで洗い、ろ液及び洗液を合わせ、ジエチルエーテルを減圧留去する。残留物をアセトンから2回再結晶し、デシケーター(減圧)で2時間乾燥するとき、その融点は、147~149℃である。

比吸光度 画像433 (2KB)別ウィンドウが開きます
(265nm)=445~485

本品約0.1gを精密に量り、エタノール(95)を加えて溶かして正確に200mLとする。この液2mLを正確に量り、エタノール(95)を加えて正確に100mLとし、吸光度を測定する。

比旋光度 画像434 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (0.3g、エタノール(95)、20mL)

融点 115~118℃

純度試験 エルゴステロール 本品10mgを量り、90vol%エタノール2mLを加えて溶かし、あらかじめジギトニン20mgを量り、90vol%エタノール2mLを加えて溶かした液を加えて18時間放置するとき、沈殿を生じない。

保存基準 遮光した密封容器に入れ、空気を不活性ガスで置換し、冷所に保存する。

FA010850

E00040

エレミ樹脂

Elemi Resin

定義 本品は、マニラエレミ(Canarium luzonicum (Blume) A Gray.)の分泌液から得られたβ―アミリンを主成分とするものである。

性状 本品は、白~黄褐色の粉末又は塊で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 本品0.2gに2―プロパノール10mLを加えて溶かし、検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、アセトン/アセトニトリル混液(5:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾する。これに15w/v%硫酸・メタノール試液を噴霧し、110℃で数分間加熱した後、観察するとき、Rf値0.3~0.4付近に橙色のスポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 酸価 20~40

本品1gを精密に量り、エタノール(95)50mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第4法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

灰分 0.1%以下(550℃、5時間)

参照スペクトル

エレミ樹脂

FA010900

T00780

塩化アンモニウム

Ammonium Chloride

NH4Cl 分子量 53.49

Ammonium chloride [12125―02―9]

含量 本品を乾燥したものは、塩化アンモニウム(NH4Cl)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末又は結晶塊で、塩味及び清涼味がある。

確認試験 本品は、アンモニウム塩の反応及び塩化物の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(2.0g、水20mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 2.0%以下(4時間)

強熱残分 0.5%以下

定量法 本品を乾燥し、その約3gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、水酸化ナトリウム溶液(2→5)10mLを加え、あらかじめ0.1mol/L硫酸40mLを正確に量って入れた受器を接続した蒸留装置に直ちに連結し、加熱してアンモニアを硫酸中に留出させる。受器中の過量の硫酸を0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 メチルレッド試液3滴)。

0.1mol/L硫酸1mL=10.70mg NH4Cl

FA011000

T00790

塩化カリウム

Potassium Chloride

KCl 分子量 74.55

Potassium chloride [7447―40―7]

含量 本品を乾燥したものは、塩化カリウム(KCl)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の粉末であり、においがなく、塩味がある。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び塩化物の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品5.0gを量り、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液3滴を加えるとき、液は、赤色を呈さない。さらに、0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液0.30mLを加えるとき、液は、赤色を呈する。

(2) 臭化物 Brとして0.13%以下

本品0.75gを量り、水を加えて溶かして正確に500mLとする。この液5mLを量り、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、直ちに混和し、2分間放置した後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液0.15mLを加えて混和した後、水を加えて10mLとし、検液とする。別に臭化カリウムを110℃で4時間乾燥した後、その2.979gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとし、更にこの液1mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mLを正確に量り、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長590nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

(3) ヨウ化物 本品5gを量り、亜硝酸ナトリウム溶液(1→10)0.15mL、10%硫酸試液1mL、デンプン試液25mL及び水25mLを用時混合したものを滴加して湿らせる。5分後、自然光下で観察するとき、紫色を呈さない。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) カルシウム又はマグネシウム 本品0.20gを量り、水20mLを加えて溶かし、アンモニア試液2mL、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)2mL及びリン酸水素二ナトリウム・12水溶液(1→8)2mLを加え、5分間放置するとき、液は、混濁しない。

(6) ナトリウム 本品0.20gを量り、水100mLを加えて溶かし、炎色反応の試験を行うとき、持続する黄色を呈さない。

(7) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.25gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、水50mLを加えて溶かし、0.1mol/L硝酸銀溶液50mLを正確に量って振り混ぜながら加え、更に振り混ぜながら硝酸3mL及びニトロベンゼン5mLを加えた後、激しく振り混ぜる。次に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硫酸試液2mLを加え、過量の硝酸銀を0.1mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液で滴定する。別に空試験を行う。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=7.455mg KCl

FA011100

T00800

塩化カルシウム

Calcium Chloride

CaCl2・nH2O(n=2、1、1/2、1/3又は0) 分子量 2水和物 147.01 無水物 110.98

Calcium chloride dihydrate [10035―04―8]

Calcium chloride monohydrate

Calcium chloride hemihydrate

Calcium chloride 1/3 hydrate,Calcium chloride [10043―52―4]

含量 本品は、塩化カルシウム(CaCl2)70.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶、粉末、片、粒又は塊であり、においがない。

確認試験 本品は、カルシウム塩の反応及び塩化物の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁(1.0g、水20mL)

(2) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加え、この液について次の試験を行う。

(i) 液が無色ならば、0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液2.0mLを加えるとき、赤色を呈する。

(ii) 液が赤色ならば、その色は、0.02mol/L塩酸2.0mLを加えるとき消える。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合は、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬には、ブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) アルカリ金属及びマグネシウム 5.0%以下

本品1.0gを量り、水50mLを加えて溶かし、塩化アンモニウム0.50gを混和し、1分間煮沸する。シュウ酸二水和物溶液(3→50)40mLを速やかに加え、激しくかき混ぜて沈殿を生じさせ、直ちにメチルレッド試液2滴及びアンモニア試液を滴加して中和した後、冷却する。この液を100mLのメスシリンダーに移し、水を加えて100mLとし、4時間~1夜放置し、上澄液を乾燥ろ紙でろ過する。あらかじめ450~550℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに、ろ液50mLを量り、硫酸0.5mLを加えて蒸発乾固した後、恒量になるまで450~550℃で強熱し、その残留物の質量を精密に量る。次式により、アルカリ金属及びマグネシウムの量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に100mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=5.549mg CaCl2

FA011200

T00810

塩化第二鉄

Ferric Chloride

FeCl3・6H2O 分子量 270.30

Iron(Ⅲ) chloride hexahydrate [10025―77―1]

含量 本品は、塩化第二鉄(FeCl3・6H2O)98.5~102.0%を含む。

性状 本品は、潮解性の黄褐色の結晶又は塊である。

確認試験 本品は、鉄(Ⅲ)塩の反応及び塩化物の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁

本品1.0gを量り、塩酸(1→100)10mLを加え、加熱して溶かし、検液とする。

(2) 遊離酸 本品2.0gを量り、水5mLを加えて溶かし、アンモニア水(28)で湿したガラス棒を近づけるとき、発煙しない。

(3) 硝酸塩 本品5.0gを量り、水25mLを加えて溶かし、煮沸した後、アンモニア水(28)25mLに加える。冷後、水を加えて100mLとし、ろ過し、試料液とする。試料液5.0mLを量り、水5mL、インジゴカルミン試液0.1mL及び硫酸10mLを加えるとき、液は、5分間以上持続する青色を呈する。

(4) 硫酸塩 SO4として0.019%以下

(3)の試料液20mLを量り、炭酸ナトリウム溶液(1→8)3mLを加え、水浴中で蒸発乾固し、更に白煙の発生が止むまで小火炎で加熱する。冷後、水10mL及び塩酸(1→4)3mLを加え、水浴中で蒸発乾固した後、塩酸(1→4)0.3mL及び水を加えて溶かし、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) 亜鉛 Znとして30μg/g以下

(3)の試料液20mLを量り、比色管に入れ、塩酸で中和した後、水を加えて30mLとする。これに塩酸(1→4)3mL及び新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)0.2mLを加えて検液とし、15分間放置するとき、検液の濁度は、比較液の濁度より濃くない。比較液の調製は、亜鉛標準液3.0mLを量り、比色管に入れ、水を加えて30mLとし、以下検液の調製と同様に操作して行う。

(7) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水20mLを加えて溶かした後、L(+)―アスコルビン酸0.2gを加えて溶かし、検液とする。ただし、アンモニア水で中和する操作は行わない。標準色は、ヒ素標準液に水20mLを加え、更にL(+)―アスコルビン酸0.2gを加えて溶かし、以下検液と同様に操作して調製する。

(8) 遊離塩素 本品2.0gを量り、水5mLを加えて溶かした液を加熱し、ヨウ化亜鉛・デンプン試液に浸したろ紙を近づけるとき、青色を呈さない。

定量法 本品約0.6gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、水約50mLを加えて溶かし、塩酸3mL及びヨウ化カリウム3gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=27.03mg FeCl3・6H2O

FA011300

T00820

塩化マグネシウム

Magnesium Chloride

MgCl2・6H2O 分子量 203.30

Magnesium chloride hexahydrate [7791―18―6]

含量 本品は、塩化マグネシウム(MgCl2・6H2O)95.0~103.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶、粉末、片、粒又は塊である。

確認試験 本品は、マグネシウム塩の反応及び塩化物の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 微濁(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合は、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) 亜鉛 Znとして70μg/g以下

本品4.0gを量り、水を加えて溶かし、40mLとし、試料液とする。試料液30mLを量り、酢酸5滴及びヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→20)2mLを加えて振り混ぜ、10分間放置するとき、その液の濁度は、亜鉛標準液14mLを量り、試料液10mL及び水を加えて30mLとし、酢酸5滴及びヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→20)2mLを加えて振り混ぜ、10分間放置した液の濁度以下である。

(4) カルシウム 0.5%以下

定量法のA液50mLを正確に量り、L(+)―酒石酸溶液(1→5)0.6mLを加え、更に2,2′,2′′―ニトリロトリエタノール溶液(3→10)10mL及び水酸化カリウム溶液(1→10)10mLを加え、5分間放置した後、ミクロビュレットを用いて0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 NN指示薬0.1g)。終点は、液の赤紫色が完全に消失して青色となるときとする。次式によりカルシウムの量を求める。

ただし、

a:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約0.3gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、A液とする。A液20mLを正確に量り、水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液2滴)。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。次式により含量を求める。

ただし、

a:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

FA011400

T00830

塩酸

Hydrochloric Acid

Hydrochloric acid [7647―01―0]

含量 本品は、表示量の90~120%の塩化水素(HCl=36.46)を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の液体で、刺激性のにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)は、強酸性である。

(2) 本品は、塩化物の反応を呈する。

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.48w/v%以下

本品1.0mLを量り、水を加えて100mLとする。この液5.0mLを量り、水20mLを加え、アンモニア試液を加えて中和し、試料液とする。比較液には、0.005mol/L硫酸0.50mLを用いる。

(2) 鉛 Pbとして1μg/mL以下(4.0mL、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を正確に量り、蒸発乾固する。残留物に少量の硝酸(1→100)を加え、加温する。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(3) 鉄 Feとして30μg/mL以下(1.0mL、第1法、比較液 鉄標準液3.0mL)

(4) ヒ素 Asとして1.5μg/mL以下(1.0mL、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.02%以下(100g)

定量法 あらかじめ共栓フラスコに水20mLを入れて質量を精密に量り、これに本品約3mLを加えて再び質量を精密に量る。次に水25mLを加え、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液3~5滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=36.46mg HCl

FA011550

E00041

塩水湖水低塩化ナトリウム液

Sodium Chloride―decreased Brine (Saline Lake)

定義 本品は、塩水湖水から塩化ナトリウムを析出分離して得られたアルカリ金属塩類及びアルカリ土類金属塩類を主成分とするものである。

含量 本品は、マグネシウム(Mg=24.31)6.0~9.0%を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の液体で、においがなく、苦味がある。

確認試験

(1) 本品に水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を加えるとき、白色のゲル状の沈殿を生じ、この一部にヨウ素試液を加えるとき、沈殿は暗褐色に染まる。また、他の一部に過量の水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を加えても沈殿は溶けない。

(2) 本品は、塩化物(1)の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えた後、フェノールフタレイン試液2滴を加え、この液について次の試験を行う。

(i) 液が無色ならば、水酸化ナトリウム試液(0.02mol/L)2.0mLを加えるとき、赤色を呈する。

(ii) 液が赤色ならば、その色は、塩酸試液(0.02mol/L)3.0mLを加えるとき消える。

(2) 硫酸塩 SO4として2.4%以下 本品1.0gを量り、水を加えて100mLとする。この液1.0mLを量り、比色管に入れ、水約30mLを加えて溶かし、液がアルカリ性の場合には、塩酸(1→4)を加えて中和し、更に塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。比較液には、0.005mol/L硫酸0.50mLを用いる。

(3) 臭化物 Brとして1.0%以下 本品2.5gを量り、水を加えて溶かし、500mLとする。この液10mLを量り、水を加えて100mLとする。この液2mLを量り、水3mL、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、直ちに混和し、2分間放置し、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液0.15mLを加えて混和した後、水を加えて10mLとし、検液とする。別に臭化カリウムを110℃で4時間乾燥した後、その2.979gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mLを正確に量り、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、直ちに混和し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、水を対照として波長590nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度よりも大きくない。

(4) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) ナトリウム Naとして1.5%以下

本品1.0gを量り、水を加えて1000mLとし、検液とする。別に塩化ナトリウムを130℃で2時間乾燥した後、その2.542gを量り、水を加えて溶かし、正確に1000mLとする。この液15mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ ナトリウム中空陰極ランプ

分析線波長 589.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとし、A液とする。A液5mLを正確に量り、水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 エリオクロムブラックT試液2滴)、その消費量a(mL)を求める。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。別にA液20mLを正確に量り、水を加えて100mLとし、L(+)―酒石酸溶液(1→5)0.2mLを加え、更に2,2′,2′′―ニトリロトリエタノール溶液(3→10)10mL、水酸化カリウム溶液(1→10)10mLを加え、5分間放置した後、直ちに0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 NN指示薬約0.1g)、その消費量をb(mL)とする。終点は、液の赤紫色が完全に消失して青色となるときとする。次式によりマグネシウムの含量を求める。

ただし、MT:試料採取量(g)

0.004861:0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mLに相当するマグネシウムの量(g)

FA011600

T00840

オイゲノール

Eugenol

C10H12O2 分子量 164.20

4―Allyl―2―methoxyphenol [97―53―0]

含量 本品は、オイゲノール(C10H12O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄褐色の澄明な液体で、クローブようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像441 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

オイゲノール

FA011700

T00850

オクタナール

Octanal

オクチルアルデヒド

カプリルアルデヒド

C8H16O 分子量 128.21

Octanal [124―13―0]

含量 本品は、オクタナール(C8H16O)92.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像445 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 10.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

オクタナール

FA011750

T00855

オクタン酸

Octanoic Acid

Caprylic Acid

カプリル酸

C8H16O2 分子量 144.21

Octanoic acid [124―07―2]

含量 本品は、オクタン酸(C8H16O2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の油状の液体で、わずかににおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 酸価 366~396

本品約0.3gを精密に量り、香料試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) デカン酸 3.0%以下

本品を検液とする。別にデカン酸0.3mLを量り、本品を加えて10mLとしたものを比較液とする。検液及び比較液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、比較液によりデカン酸のピークを確認する。検液注入後、0~40分の間に現れる全ての成分のピーク面積の総和AT及びデカン酸のピーク面積ASを求め、次式によりデカン酸の量を求める。

デカン酸の量(%)=AS/AT×100

水分 0.4%以下(5g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下(10g、800℃、15分間)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。ただし、カラムは内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25~1μmの厚さで被覆したものを使用する。カラム温度は、150℃から毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を24分間保持する。

参照スペクトル

オクタン酸

FA011800

T00860

オクタン酸エチル

Ethyl Octanoate

カプリル酸エチル

C10H20O2 分子量 172.26

Ethyl octanoate [106―32―1]

含量 本品は、オクタン酸エチル(C10H20O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、ブランデーようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像451 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

オクタン酸エチル

FA011900

T00870

オクテニルコハク酸デンプンナトリウム

Starch Sodium Octenyl Succinate

定義 本品は、デンプンをオクテニルコハク酸無水物でエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) 残存オクテニルコハク酸 0.8%以下

本品約0.1gを精密に量り、メタノール20mLを加え、18時間以上振とうする。毎分約3000回転で5分間遠心分離し、上澄液10mLを正確に量り、減圧下、40℃で乾固し、水を加えて溶かして正確に5mLとし、検液とする。別に、オクテニルコハク酸無水物約20mgを精密に量り、水酸化カリウム溶液(7→1250)10mLを加え、80℃で3時間加熱する。冷後、リン酸(1→200)8mLを加え、更に水を加えて正確に20mLとする。この液2mLを正確に量り、水を加えて20mLとする。この液1mL、2mL、5mL及び10mLを正確に量り、水を加えて正確に20mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。標準液のオクテニルコハク酸の二つのピーク面積を測定し、ピークの合計面積と標準液に含まれるオクテニルコハク酸無水物濃度から、オクテニルコハク酸無水物の検量線を作成する。検液のオクテニルコハク酸の二つのピークの合計面積を求め、検量線を用いて検液中のオクテニルコハク酸無水物としての濃度(μg/mL)を求める。次式により試料中の残存オクテニルコハク酸の含量を求める。

ただし、

C:検液中のオクテニルコハク酸無水物濃度(μg/mL)

M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 205nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 リン酸(1→1000)/アセトニトリル混液(1:1)

流量 主ピークの保持時間が約9分になるように調整する。

(2) オクテニルコハク酸基 3.0%以下

本品約20mgを精密に量り、水酸化カリウム溶液(7→1250)10mLを加えて溶かし、密栓して80℃で3時間加熱する。冷後、リン酸(1→200)8mLを加えて、更に水を加えて正確に20mLとし、検液とする。純度試験(1)に規定する操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のオクテニルコハク酸の二つのピーク面積を測定し、その和から、純度試験(1)の検量線を用いて検液中のオクテニルコハク酸無水物としての濃度(μg/mL)を求める。次式により試料中の総オクテニルコハク酸の含量(%)を求め、更に試料中のオクテニルコハク酸基の含量(%)を求める。

ただし、

C:検液中のオクテニルコハク酸無水物濃度(μg/mL)

M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

オクテニルコハク酸基の含量(%)=総オクテニルコハク酸の含量-残存オクテニルコハク酸の含量

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA012000

E00045

γ―オリザノール

γ―Oryzanol

定義 本品は、米ぬか又は胚芽油から得られた、ステロール及びフェルラ酸並びにトリテルペンアルコール及びフェルラ酸の各エステルを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、フェルラ酸エステルとして96.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品10mgに3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液10mLを加え、加温して溶かすとき、液は、黄色を呈する。

(2) 本品10mgを酢酸エチル2mLに溶かし、硫酸0.2mLを加えて振り混ぜるとき、液は、黄~橙色を呈する。この液に無水酢酸1mLを加えるとき、液は、赤紫色から紫色を経て、徐々に緑色に変わる。

(3) 本品のヘプタン溶液(1→100000)は、波長229~233nm、289~293nm及び313~317nmに吸収極大がある。

(4) 本品60mgに酢酸エチルを加えて溶かし、10mLとした液を検液とする。別にフェルラ酸シクロアルテニル15mgを量り、酢酸エチルを加えて溶かし、50mLとした液を対照液とする。検液及び対照液5μLにつき、ヘキサン/酢酸エチル/酢酸混液(70:30:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾する。硫酸・エタノール(95)溶液(1→10)を噴霧し、110℃で10分間加熱するとき、検液は、対照液のフェルラ酸シクロアルテニルと同位置に主スポットを認める。ただし、薄層板は、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを用いる。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 類縁物質 確認試験(4)において、検液及び対照液につき、薄層クロマトグラフィーを行うとき、検液は、対照液のフェルラ酸シクロアルテニルと同位置以外にスポットを認めないか、又は他のスポットを認めても対照液のフェルラ酸シクロアルテニルのスポットより濃くない。

乾燥減量 0.5%以下(1g、105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下(1g、600℃、3時間)

定量法 本品約20mgを精密に量り、200mLの三角フラスコに入れ、ヘプタン約170mLを加えた後、三角フラスコの口を覆い、時々かくはんしながら70~80℃の水浴中で30分間加温する。その後、20分間超音波処理を行って溶かし、20~30℃に冷却した後、ヘプタンを加えて正確に200mLとする。続いてこの液10mLを正確に量り、ヘプタンを加えて正確に100mLとし、検液とする。検液につき、ヘプタンを対照として、波長315nm付近の吸収極大の波長における吸光度Aを測定し、次式によりフェルラ酸エステルの含量を求める。ただし、吸光度の測定は、検液調製した後、15分以内に行う。

ただし、M:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

FA012100

T00880

オルトフェニルフェノール

ο―Phenylphenol

C12H10O 分子量 170.21

2―Phenylphenol [90―43―7]

含量 本品は、オルトフェニルフェノール(C12H10O)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白色、淡黄色又は淡赤色の粉末、薄片又は塊で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品のエタノール(95)溶液(1→100)1mLに四ホウ酸ナトリウム十水和物溶液(1→500)4mL及び2,6―ジクロロキノンクロロイミドの小結晶を加えて振り混ぜるとき、液は、青~青紫色を呈する。

(2) 本品のエタノール(95)溶液(1→100)1mLにホルムアルデヒド液・硫酸試液1mLを層積するとき、接界面は、赤色を呈する。

融点 57~59℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) p―フェニルフェノール及びその他の有機性不純物 p―フェニルフェノールとして0.1%以下

本品1.0gを量り、エタノール(95)5mL及びカフェイン一水和物・エタノール(95)溶液(1→1000)5mLを加えて溶かし、検液とする。別にp―フェニルフェノール・エタノール(95)溶液(1→5000)5mLを量り、カフェイン一水和物・エタノール(95)溶液(1→1000)5mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液のp―フェニルフェノールのピーク面積及びo―フェニルフェノールのピーク位置とカフェインのピーク位置の間に現れるピークの面積の総和(A)とカフェインのピーク面積(AS)との比A/ASは、比較液のp―フェニルフェノールのピーク面積(A′)とカフェインのピーク面積(AS′)の比A′/AS′を超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して3%のコハク酸ジエチレングリコールポリエステル

担体 177~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3~4mm、長さ1mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 195~250℃の一定温度

キャリヤーガス 窒素

流量 カフェインのピークが約12分後に現れるように調整する。

強熱残分 0.05%以下(5g)

定量法 本品の粉末約2gを精密に量り、水酸化ナトリウム溶液(1→25)25mLを加え、必要な場合には、加温して溶かす。冷後、水を加えて正確に500mLとし、検液とする。検液25mLを正確に量り、ヨウ素フラスコに入れ、臭素酸カリウム溶液(1→350)30mLを正確に量って加え、更に臭化カリウム溶液(2→25)5mL及びメタノール50mLを加えてよく振り混ぜる。次に塩酸(1→2)約10mLを速やかに加え、直ちに栓をして軽く振り混ぜ、30秒間反応させる。ヨウ素フラスコの上部にヨウ化カリウム試液15mLを入れ、栓を緩めて流し込み、栓及びフラスコの口を水でよく洗った後、よく振り混ぜて5分間放置する。遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液4mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

FA012200

オルトフェニルフェノールナトリウム

Sodium ο―Phenylphenate

C12H9NaO・4H2O 分子量 264.25

Monosodium 2―phenylphenolate tetrahydrate [132―27―4、無水物]

含量 本品を無水物換算したものは、オルトフェニルフェノールナトリウム(C12H9NaO=192.19)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色又は淡赤~赤色の粉末、薄片又は塊で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「オルトフェニルフェノール」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 11.1~12.2(1.0g、水50mL)

純度試験

(1) オルトフェニルフェノール 本品1.0gを量り、水50mLを加えて溶かし、弱酸性になるまで塩酸(1→4)を加えた後、1時間放置する。生じた沈殿をろ取し、少量の水で洗い、デシケーター(硫酸)で24時間乾燥するとき、その融点は、55~58℃である。

(2) 水酸化ナトリウム 1.0%以下

本品の粉末約5gを精密に量り、50vol%エタノール50mLを加えて溶かし、1mol/L塩酸で滴定し(指示薬 ブロモフェノールブルー試液1mL)、次式により含量を求める。

ただし、

a:1mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(2.5g、標準色 ヒ素標準液15mL、装置B)

本品の粉末2.5gを量り、ケルダールフラスコに入れ、硝酸20mLを加え、内容物が流動状となるまで弱く加熱する。冷後、硫酸5mLを加えて白煙が発生するまで加熱する。液がなお褐色を呈するときは、冷後、硝酸5mLを加えて加熱する。この操作を液が無~淡黄色となるまで繰り返す。冷後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて25mLとし、この液5mLを量り、検液とする。別に、ヒ素標準液をケルダールフラスコに入れ、硝酸20mL及び硫酸5mLを加えて白煙が発生するまで加熱する。冷後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて25mLとし、この液5mLを量り、以下検液と同様に操作し、標準色とする。

(5) p―フェニルフェノール及びその他の有機性不純物 o―フェニルフェノールに対し、p―フェニルフェノールとして0.1%以下

本品2.0gを量り、水100mLを加えて溶かし、弱酸性になるまで塩酸(1→4)を加えた後、1時間放置する。生じた沈殿をろ取し、少量の水で洗い、デシケーター(硫酸)で24時間乾燥する。この1.0gを量り、エタノール(95)5mL及びカフェイン一水和物・エタノール(95)溶液(1→1000)5mLを加えて溶かし、検液とし、以下「オルトフェニルフェノール」の純度試験(2)を準用する。

水分 25.0~28.0%(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

ただし、水分測定用メタノール適量の代わりに水分測定用メタノール20mL及び酢酸10mLを用いる。

定量法 本品の粉末約3gを精密に量り、水酸化ナトリウム溶液(1→25)数滴及び水を加えて溶かして正確に500mLとする。これを検液とし、以下「オルトフェニルフェノール」の定量法を準用する。

ただし、

a:空試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:無水物換算した試料の採取量(g)

FA012300

T00890

オレイン酸ナトリウム

Sodium Oleate

C18H33NaO2 分子量 304.44

Monosodium(9Z)―octadec―9―enoate [143―19―1]

性状 本品は、白~帯黄色の粉末又は淡褐黄色の粒若しくは塊で、特異なにおいと味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(2→25)50mLにかき混ぜながら硫酸(1→20)5mLを加え、あらかじめ水で潤したろ紙を用いてろ過する。残留物を、洗液がメチルオレンジ試液に対し酸性を示さなくなるまで水洗する。油状の残留物を乾燥ろ紙を用いてろ過し、その油液2~3滴を小試験管にとり、硫酸約1mLを層積するとき、その接界面に褐赤帯を生じる。また油液1~3滴をとり、酢酸(1→4)3~4mLを加えて溶かし、これに酸化クロム(Ⅵ)・酢酸溶液(1→10)1滴を加え、更に振り混ぜながら硫酸10~30滴を加えるとき、暗紫色を呈する。

(2) 本品の強熱残分は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(0.50g、水20mL)

(2) 遊離アルカリ 0.5%以下

本品を粉末にし、その約5gを精密に量り、エタノール(中和)100mLを加え、加熱して溶かす。不溶物を熱時ろ過し、約40℃のエタノール(中和)で洗液が無色となるまで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、この液を0.05mol/L硫酸で滴定し、その消費量をamLとする。さらに、先の残留物を熱湯10mLずつで5回洗い、全洗液を合わせる。冷後、ブロモフェノールブルー試液3滴を加え、0.05mol/L硫酸で滴定し、その消費量をbmLとする。次式によって遊離アルカリの量を求める。

遊離アルカリの含量(%)=((0.0040×a+0.0053×b)/試料の採取量(g))×100

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(5.0g、標準色 ヒ素標準液15mL、装置B)

本品に熱湯30mLを加え、よくかき混ぜて溶かす。これに硫酸(1→20)6mLを滴加し、析出する脂肪酸をジエチルエーテルで抽出して除き、水を加えて50mLとする。この液5mLを量り、検液とする。別に、ヒ素標準液に水30mL及び硫酸(1→20)6mLを加え、水を加えて50mLとする。この液10.0mLを量り、以下検液と同様に操作し、標準色とする。

強熱残分 22.0~25.0%

FA012400

E00171

貝殻焼成カルシウム

Calcinated Shell Calcium

定義 本品は、焼成カルシウム(うに殻、貝殻、造礁サンゴ、ホエイ、骨又は卵殻を焼成して得られた、カルシウム化合物を主成分とするものをいう。)のうち、貝殻を焼成して得られたものである。主成分は、酸化カルシウムである。

含量 本品を強熱したものは、酸化カルシウム(CaO=56.08)として91.0%以上を含む。

性状 本品は、白~灰白色の塊、粒又は粉末である。

確認試験

(1) 本品1gに水5mLを加えて懸濁した液は、アルカリ性を呈する。

(2) 本品1gに水20mL及び酢酸(1→3)10mLを加えて溶かした後、アンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.50%以下

本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、5分間煮沸する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を、洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗い、ろ紙と共に徐々に加熱して炭化した後、450℃~550℃で3時間強熱し、残留物の質量を量る。

(2) 炭酸塩 本品1.0gに少量の水を加えて破砕し、水50mLとよく混ぜ、しばらく放置し、上層の乳状液の大部分を傾斜して除き、残留物に過量の塩酸(1→4)を加えるとき、著しく泡立たない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加えて超音波処理した後、蒸発乾固する。残留物に水20mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更する。指示薬としてブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

強熱減量 10.0%以下(900℃、30分間)

定量法 本品を強熱し、その約1.5gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水を加えて正確に250mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.804mg CaO

FA012500

E00050

カオリン

Kaolin

白陶土

定義 本品は、天然の含水ケイ酸アルミニウムを精製したものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.2gに炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムの等量混合物1.5gを混和し、白金製又はニッケル製のるつぼに入れ、完全に融解するまで加熱する。冷後、水5mLを加え、約3分間放置した後、るつぼの底を弱く加熱してはがれた融塊を水とともにビーカーに移し、泡が生じなくなるまで少量ずつ塩酸を加える。さらに、この液に塩酸10mLを加え、水浴上で蒸発乾固する。これに水200mLを加えて煮沸し、ろ過する。ゲル状の残留物を白金皿に移し、フッ化水素酸5mLを加えるとき溶け、加熱するときほとんど蒸発する。

(2) (1)のろ液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

(3) 本品8gに水5mLを加えてよく混和したものは、可塑性となる。

pH 6.0~8.0

本品10.0gを量り、水100mLを加え、蒸発する水を補いながら、水浴上で時々振り混ぜて2時間加熱する。冷後、直径47mmのメンブランフィルター(孔径0.45μm)を装着したフィルターホルダーを用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っているときは、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物は、水で洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて100mLとし、検液とする。

純度試験

(1) 水可溶物 0.30%以下

pHの検液50mLを正確に量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 硫酸可溶物 2.0%以下

本品1.0gを量り、硫酸(1→15)20mLを加え、15分間振り混ぜてろ過する。容器及びろ紙上の残留物を、少量の水で洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて20mLとする。この液10mLを量り、蒸発乾固し、更に恒量になるまで550℃で強熱し、残留物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させる。上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水2.5mL及び硫酸0.5mLを加え、ホットプレート上で白煙を生じるまで加熱する。冷後、水を加えて5mLとし、検液とする。

(5) 異物 本品5gを量り、水300mLを加えてかき混ぜた後、30秒間放置する。微粒子を含んだ液の大部分を傾斜して捨て、器の底に残った部分を先を平らにしたガラス棒で圧するとき、砂石による音がしない。

強熱減量 15.0%以下(550℃、恒量)

FA012600

E00051

カカオ色素

Cacao Color

ココア色素

定義 本品は、カカオ(Theobroma cacao L.)の種子(カカオ豆)を発酵後、焙焼したものから、アルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像463 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~120%を含む。

性状 本品は、赤褐~黒色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH7.0)100mLに溶かした液は、褐色を呈する。

(2) 本品の表示量から、色価50に換算して0.4gに相当する量を量り、水100mLに溶かし、この溶液5mLに塩酸2~3滴を加えて放置するとき、褐~暗褐色の沈殿を認める。

(3) (2)の溶液5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)2~3滴を加えるとき、液の色は、直ちに暗褐色に変わる。さらに、30分以上放置し、毎分3000回転で10分間遠心分離を行うとき、暗褐色の沈殿を認める。

(4) 本品の表示量から、色価50に換算して0.4gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム溶液(1→250)100mLに溶かす。この液5mLに塩酸(9→1000)10mLを加え、更に塩化亜鉛試液(pH3.0)0.1mLを加えてかくはん後、栓をして50℃で20分間加温する。この液を毎分3000回転で10分間遠心分離を行うとき、黄褐~暗褐色の沈殿を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 水銀 Hgとして1.0μg/g以下

本品0.50gを量り、硝酸10mL、硫酸5mL、過塩素酸2.5mLを加え、還流冷却器を付け、静かに加熱し、溶液が淡黄色になるまで分解する。放冷後、水を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に水銀標準液5mLを正確に量り、硫酸(1→2)10mLを加え、水を用いて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液に塩化スズ(Ⅱ)・硫酸試液5mLを加え、次の操作条件で、還元気化法の原子吸光光度法による試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

操作条件

光源ランプ 水銀中空陰極ランプ

分析線波長 253.7nm

キャリヤーガス 空気

(4) アセトン 30μg/g以下(色価50に換算)

本品の表示量から、色価50に換算して1.00gに相当する量を10mLのメスフラスコに入れ、水を加えて溶かす。内標準液2mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて10mLとし、試料液とする。グラファイトカーボンミニカラム(500mg)にメタノール4mL、続いて水10mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムに正確に1mLの試料液を注入し、流出液を5mLのメスフラスコに入れる。次に、カラムに水を注ぎ、流出液の総量が5mLになるまでカカオ色素が溶出しないような速さで流し、得られた流出液を検液とする。別にアセトン0.15gを量り、水を加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて100mLとする。さらに、この液2mLを正確に量り、内標準液2mLを正確に加えた後、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。ただし、エタノール(99.5)2.5gを量り、水を加えて100mLとし、更にこの液1mLを量り、水を加えて100mLとし、内標準液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液のエタノールのピーク面積に対するアセトンのピーク面積の比は、比較液のエタノールのピーク面積に対するアセトンのピーク面積の比を超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン

系多孔性樹脂

カラム管 内径3~4mm、長さ2~3mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近

キャリヤーガス 窒素

流量 アセトンの保持時間が9~11分になるように調整する。

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH7.0)

測定波長 500nm

FA012650

E00052

カキ色素

Japanese Persimmon Color

定義 本品は、カキノキ(Diospyros kaki Thunb.)の果実を発酵後、焙焼したものから、含水エタノールで抽出して得られたもの又はアルカリ性水溶液で抽出し中和して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像464 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は20以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、赤褐~暗褐色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価20に換算して2.5gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH7.0)100mLを加えて溶かした液は、赤褐~暗褐色を呈する。

(2) (1)の液5mLに塩酸2~3滴を加えて放置するとき、赤褐~暗褐色の沈殿を生じる。

(3) (1)の液5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)2mLを加えるとき、灰~暗褐色の沈澱を生じる。

(4) 本品の表示量から、色価20に換算して1gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム溶液(1→250)100mLに溶かす。この液5mLに塩酸(9→1000)10mLを加え、更に塩化亜鉛試液(pH3.0)0.1mLを加えてかくはんした後、栓をして50℃で20分間加温し、必要な場合には、毎分3000回転で10分間遠心分離を行うとき、黄褐~暗褐色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH7.0)

測定波長 波長500nm

FA012700

E00063

加工ユーケマ藻類

Semirefined Carrageenan

Processed Eucheuma Algae

Processed Red Algae

定義 本品は、カラギナン(イバラノリ属(Hypnea属)、キリンサイ属(Eucheuma属)、ギンナンソウ属(Iridaea属)、スギノリ属(Gigartina属)又はツノマタ属(Chondrus属)の藻類の全藻から得られた、ι―カラギナン、κ―カラギナン及びλ―カラギナンを主成分とするものをいう。)の一つである。

性状 本品は、白~淡褐色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品4gを水200mLに加えて、かき混ぜながら水浴中で約80℃に保ち、均一な粘ちゅう液になるまで加熱し、蒸発した水分を補い室温まで冷却するとき、粘ちゅうな溶液又はゲルになる。

(2) 本品0.1gを水20mLに加え、塩酸(1→5)5mLを加えて5分間煮沸し、必要な場合には沈殿を除き、この液に塩化バリウム二水和物溶液(3→25)3mLを加えるとき、白濁又は白色の結晶性の沈殿を生じる。

粘度 5.0mPa・s以上

乾燥物換算した本品7.5gを水450mLに加え、10~20分間かくはんして分散させる。さらに、水を加えて内容物を500gとし、連続的にかくはんしながら水浴中で80℃まで加熱する。水を加えて蒸発水分を補正した内容物の75℃における粘度を、粘度測定法の第2法により求める。ただし、あらかじめ約75℃まで加熱したローター1号及びアダプターを粘度計に装着し、所定の位置までローターを沈め、1分間当たり30回転で測定を開始し、6回転(12秒)後の値を読み取る。粘度が低すぎるときには、低粘度用アダプターを用い、粘度が高すぎるときにはローター2号を用いる。

純度試験

(1) カルシウム Caとして1.5%以下

本品を乾燥し、その約10gを精密に量り、るつぼに入れ、穏やかに加熱して炭化させた後、400~500℃で約5時間加熱して灰化する。灰化物に水10mL及び硝酸試液(1mol/L)5mLを加え、3分間煮沸する。これをろ過し、水を加えて正確に50mLとする。この液1mLを正確に量り、硝酸試液(1mol/L)1mLを加え、水を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に炭酸カルシウムを180℃で1時間乾燥し、この2.497gを量り、塩酸(1→4)20mLを加えて溶かし、水を加えて正確に1000mLとする。この液の適量を正確に量り、硝酸試液(1mol/L)1mLを加えて1mL中にカルシウム(Ca=40.08)1~3μgを含むように正確に薄め、標準液とする。検液及び標準液につき、次の操作条件でフレーム方式の原子吸光光度法により試験を行い、標準液から得た検量線から検液中のカルシウム量を求める。

操作条件

光源ランプ カルシウム中空陰極ランプ

分析線波長 422.7nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) ナトリウム 1.0%以下

本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、るつぼに入れ、穏やかに加熱して炭化させた後、400~500℃で約5時間加熱して灰化する。灰化物に塩酸試液(3mol/L)5mLを加えて分散させ、3分間煮沸する。これを、下に50mLのメスフラスコの受器を置き、底にガラスウールを入れた内径12mm、高さ70mmのクロマトグラフ管に、塩酸試液(3mol/L)少量を用いて完全に洗い込む。さらに、塩酸試液(3mol/L)を用いて液量が約45mLとなるまで溶出する。次に水を加えて正確に50mLとする。この液2mLを正確に量り、塩酸試液(0.02mol/L)を加えて正確に500mLとし、検液とする。別に塩化ナトリウムを130℃で2時間乾燥し、この0.2542gを量り、塩酸試液(0.02mol/L)に溶かして正確に1000mLとする。この液の適量を正確に量り、塩酸試液(0.02mol/L)を加えて1mL中にナトリウム(Na=22.99)1~3μgを含むように正確に薄め、標準液とする。検液及び標準液につき、次の操作条件でフレーム方式の原子吸光光度法により試験を行い、標準液から得た検量線から検液中のナトリウム量を求める。

操作条件

光源ランプ ナトリウム中空陰極ランプ

分析線波長 589.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(3) 硫酸基 15~40%(乾燥物換算)

本品約1gを精密に量り、100mLのケルダールフラスコに入れる。塩酸(1→10)50mLを加えて還流冷却管を付け、1時間煮沸する。10vol%過酸化水素25mLを加え、更に5時間煮沸する。必要な場合には分離液をろ過し、ろ液を500mLのビーカーに移し、煮沸しながら塩化バリウム二水和物溶液(3→25)10mLを徐々に加える。水浴中で2時間加熱する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで温水で洗浄する。ろ紙上の残留物をろ紙とともに乾燥し、磁製のるつぼに入れ、内容物が白く灰化するまで焼いた後、硫酸バリウムとしてひょう量し、次式により硫酸基(SO4)の含量を求め、乾燥物換算する。

ただし、

MB:硫酸バリウムの量(g)

MT:試料の採取量(g)

(4) 酸不溶物 8~18%

本品約2gを精密に量り、水150mL及び硫酸1.5mLを入れた300mLのビーカーに加える。このビーカーを時計皿等で覆い、水浴中で6時間加熱する。時々ガラスかくはん棒を用いてビーカーの内壁に付いたものをすり落としながら水で洗い流し、蒸発によって失われた水の量を補正する。この液に、あらかじめ105℃で3時間乾燥したクロマトグラフィー用ケイソウ土約0.5gを精密に量って加え、十分かくはんする。あらかじめ105℃で3時間乾燥したガラスろ過器(1G3)の質量を測定した後、このガラスろ過器を用いて、吸引ろ過し、残留物を温水でガラスろ過器に洗い込む。残留物を集めたガラスろ過器を105℃で3時間乾燥した後、デシケーター中で放冷し、総質量を量り、次式により酸不溶物の含量を求める。

ただし、

M:総質量(g)

MD:クロマトグラフィー用ケイソウ土の質量(g)

MG:ガラスろ過器の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

(5) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(7) 残留溶媒 2―プロパノールとメタノールの合計量 0.10%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール及びメタノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液2mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノール及びメタノールのピーク面積の比QT1及びQT2並びにQS1及びQS2を求め、以下の式により、2―プロパノール及びメタノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS1/MT×QT1/QS1×0.4

メタノールの量(%)=MS2/MT×QT2/QS2×0.4

ただし、

MS1:2―プロパノールの採取量(g)

MS2:メタノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールの保持時間が約2分、2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 12.0%以下(105℃、4時間)

灰分 15.0~35.0%(乾燥物換算)

酸不溶性灰分 2.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品10gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液190mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品10gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液190mLと混合して均一に分散させ、この液20mLをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合し、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品25gを乳糖ブイヨン培地475mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。

FA012750

過酢酸製剤

Peracetic Acid Composition

[79―21―0、過酢酸]

定義 本品は、過酢酸、「氷酢酸」、「過酸化水素」及び「1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸」又はこれに「オクタン酸」を含む水溶液である。「オクタン酸」を含むことにより、過オクタン酸が生成することがある。

含量 本品は、過酢酸(C2H4O3=76.05)12~15%、酢酸(C2H4O2=60.05)30~50%、過酸化水素(H2O2=34.01)4~12%及び1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸(C2H8O7P2=206.03)1.0%未満又はこれにオクタン酸(C8H16O2=144.21)10%以下を含む。

性状 本品は、無色透明な液体で、特異な刺激性のにおいがある。

定量法

(1) 過酢酸及び酢酸 本品約1gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとし、試料液とする。オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(500mg)にメタノール5mL、続いて水10mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムに正確に10mLの試料液を注入し、流出液を100mLのビーカーにとる。次に、水10mLを注入し、流出液を先のビーカーに合わせ、水約50mLを加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で電位差計を用いて滴定を行う。指示電極にはガラス電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。第1変曲点及び第2変曲点における0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量amL及びbmLを求め、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

(2) 過酸化水素 本品約1gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、250mLの三角フラスコに入れ、氷冷した硫酸試液(0.5mol/L)75mLを加え、検液とする。検液にフェロイン試液2滴を加えて、0.1mol/L硫酸セリウム(Ⅳ)溶液で滴定する。ただし、滴定の終点は、液の橙色が淡赤色を経て無色に変わるときとする。次式により含量を求める。

ただし、

a:0.1mol/L硫酸セリウム(Ⅳ)溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(3) 1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸 本品約0.2gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液3mLを正確に量り、100mLのビーカーに入れ、水50mLを加える。これにフェノールフタレイン試液1滴を加え、液が淡赤色を呈するときは、淡赤色が消えるまで硫酸試液(2.5mol/L)を加える。この液にさらに、硫酸試液(2.5mol/L)2mLを加えて混ぜ、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.4gを加えて混ぜた後、沸石を入れてホットプレート上で5~10mLとなるまで加熱する。さらに、蒸発する水を補いながら約5~10mLを保ち、90分間加熱する。冷後、フェノールフタレイン試液2滴を加え、液が微赤色になるまで水酸化ナトリウム溶液(1→40)を加える。この液を50mLのメスフラスコに移す。次に少量の水で沸石及びビーカーを数回洗い、洗液をメスフラスコに合わせ、水を加えて正確に50mLとし、試料液とする。試料液10mLを正確に量り、酒石酸アンチモン・モリブデン酸試液2.0mLを加えてよく混ぜ、20分間放置し、検液とする。対照液は、水10mLを用いて試料液と同様に操作して調製する。別にリン酸二水素カリウム0.2195gを量り、水を加えて正確に1000mLとし、この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液0mL、3mL、5mL、10mL、15mL及び20mLを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に50mLとし、それぞれを10mLずつ正確に量り、試料液と同様に操作し、標準液とする。検液及び6濃度の標準液につき、波長650nmにおける吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度から検液中のリンの濃度を求め、次式により含量を求める。

ただし、

C:検液中のリンの濃度(μg/mL)

M:試料の採取量(g)

(4) オクタン酸 本品約0.7gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(1:1)を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(1:1)を加えて正確に20mLとし、検液とする。別に、定量用オクタン酸約0.2gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(1:1)を加えて正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液0.5mL、1mL、2.5mL、5mL及び10mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(1:1)を加えてそれぞれ正確に20mLとし、標準液とする。検液及び5濃度の標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のオクタン酸のピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のオクタン酸のピークの面積から検液中のオクタン酸の濃度(μg/mL)を求め、次式により含量を求める。

ただし、

C:検液中のオクタン酸の濃度(μg/mL)

M:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 酢酸0.12gを水350mLに溶かし、アセトニトリル650mLを加える。

流量 1.0mL/分

FA012800

T00900

過酸化水素

Hydrogen Peroxide

Hydrogen peroxide [7722―84―1]

含量 本品は、過酸化水素(H2O2=34.01)35.0~36.0%を含む。

性状 本品は、無色澄明な液体であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)1mLに硫酸(1→20)5mL及び過マンガン酸カリウム溶液(1→300)1mLを加えるとき、泡立ち、液の色は、消える。

(2) 本品は、過酸化物の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸 本品3mLを正確に量り、水(二酸化炭素除去)50mL及びメチルレッド試液2滴を加え、0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定するとき、その消費量は、1.0mL以下である。

(2) リン酸塩 PO4として62.5μg/mL以下

本品8mLを正確に量り、水10mL及び塩酸3mLを加えて水浴上で徐々に加熱して蒸発乾固する。残留物に温湯約30mLを加えて溶かす。冷後、更に水を加えて50mLとする。この液5mLを正確に量り、比色管に入れ、検液とし、硫酸(1→6)4mL及び七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(1→20)1mLを加えてよく振り混ぜ、3分間放置する。さらに、1―アミノ―2―ナフトール―4―スルホン酸試液1mLを加えて振り混ぜ、60℃の水浴中で10分間加温した後、流水で冷却するとき、検液の呈する青色は、比較液の呈する色より濃くない。比較液は、リン酸塩標準液5.0mLを量り、比色管に入れ、検液と同様に操作した液を用いる。

(3) 鉛 Pbとして4μg/mL以下(1.0mL、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に水10mLを加え、穏やかに加温した後、塩酸を約1/4容量加えて蒸発乾固する。残留物に少量の硝酸(1→100)を加え、5分間加温する。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/mL以下(0.50mL、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて10mLとし、これを少量ずつ白金製のるつぼに入れ、水浴上で徐々に加熱して蒸発乾固した後、残留物に少量の水を加えて溶かし、検液とする。

(5) 蒸発残留物 0.030w/v%以下

本品10mLを量り、水約20mLを加え、これを少量ずつ白金製のるつぼに入れ、水浴上で徐々に加熱して蒸発乾固し、残留物を105℃で1時間乾燥し、その質量を量る。

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて正確に250mLとし、この液25mLを正確に量り、硫酸(1→20)10mLを加え、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=1.701mg H2O2

FA012900

カゼイン

Casein

含量 本品を乾燥したものは、窒素(N=14.01)13.8~16.0%を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末、粒又は片であり、においや味がないか、又はわずかに特異なにおいと味がある。

確認試験

(1) 本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液(1→10)10mLを加えて溶かし、酢酸(1→3)8mLを加えるとき、白色の綿状の沈殿を生じる。

(2) 本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液(1→10)10mLを加えて溶かし、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→8)1滴を加えて振り混ぜるとき、青色の沈殿を生じ、液は、紫色を呈する。

(3) 本品0.1gを450~550℃で強熱するとき、発煙し、特異なにおいを発生する。煙が発生しなくなった後、加熱をやめる。冷後、黒色の残留物に硝酸(1→10)5mLを加え、加温して溶かした後、ろ過する。ろ液にモリブデン酸アンモニウム試液1mLを加えて加温するとき、黄色の沈殿を生じる。

pH 3.7~6.5

本品1.0gを量り、水50mLを加え、10分間振り混ぜた後、ろ過した液について測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、微濁

本品を減圧デシケーターで4時間乾燥した後、微細な粉末とし、その0.1gを量り、水30mLを加えて振り混ぜ、約10分間放置し、水酸化ナトリウム溶液(1→250)2mLを加え、時々振り動かしながら60℃で1時間加温して溶かす。冷後、水を加えて100mLとし、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) 水可溶物 1.0%以下

本品1.5gを量り、水30mLを加え、10分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液20mLを量り、水浴上で蒸発乾固し、100℃で恒量になるまで乾燥し、質量を量る。

(4) 脂肪 2.0%以下

あらかじめフラスコを102±2℃で1時間乾燥し、デシケーター中で1時間放冷した後、質量を精密に量る。次に、本品約2.5gを精密に量り、塩酸(3→4)約10mLでマジョニア管に洗い込む。マジョニア管にガラス栓をして水浴中で穏やかに振り混ぜて溶かした後、20分間水浴中で加熱する。冷後、エタノール(95)10mLを加えて穏やかに混合し、次にジエチルエーテル25mLを加え、1分間激しく振とうする。次に、石油エーテル25mLを加え、30秒間激しく振とうした後、30分間以上放置、又はマジョニア管の外周部が70×gになる回転数で5分間遠心分離し、上層液を先のフラスコにとる。さらに、ジエチルエーテル15mL及び石油エーテル15mLを用いて同様の抽出操作を繰り返し、上層液を少量の硫酸ナトリウムを乗せたろ紙(5種A)を用いてろ過し、ろ液を先のフラスコに合わせる。漏斗内のろ紙と硫酸ナトリウムを少量のジエチルエーテル/石油エーテル混液(1:1)で洗い、洗液を先のフラスコに合わせる。マジョニア管のガラス栓を外した際とマジョニア管から抽出液をフラスコに移した際には、抽出液と接触したガラス栓、マジョニア管口、フラスコ口及び漏斗を少量のジエチルエーテル/石油エーテル混液(1:1)で洗い、洗液を合わせる。フラスコ内の溶媒を減圧留去した後、残留物を102±2℃で1時間乾燥し、デシケーター中で1時間放冷し、質量を精密に量る。乾燥・放冷・質量測定を、前回のひょう量値からの変化が1mg以下の減少であるか増加するまで行い、その際の最小値を用いる。

乾燥減量 12.0%以下(100℃、3時間)

強熱残分 2.5%以下(乾燥物)

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により定量する。

0.05mol/L硫酸1mL=1.401mg N

FA013000

T00920

カゼインナトリウム

Sodium Caseinate

[9005―46―3]

含量 本品を乾燥したものは、窒素(N=14.01)14.5~15.8%を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末、粒又は片で、においや味がないか又はわずかに特異なにおいと味がある。

確認試験

(1) 「カゼイン」の確認試験(1)、(2)及び(3)を準用する。

(2) 本品の強熱残分は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 6.0~7.5(1.0g、水50mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、微濁

「カゼイン」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 脂肪 2.0%以下

「カゼイン」の純度試験(4)を準用する。

乾燥減量 15.0%以下(100℃、3時間)

強熱残分 6.0%以下(乾燥物)

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により定量する。

0.05mol/L硫酸1mL=1.401mg N

FA013100

E00055

カタラーゼ

Catalase

定義 本品は、ブタの肝臓又は糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus awamori、Aspergillus foetidus、Aspergillus niger、Aspergillus phoenicis及びPenicillium amagasakienseに限る。)、酵母(Saccharomyces属に限る。)若しくは細菌(Micrococcus luteus及びMicrococcus lysodeikticusに限る。)の培養物から得られた、過酸化水素を分解する酸化還元酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色若しくは無~暗緑色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、カタラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

カタラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水若しくはpH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

過酸化水素0.135mLを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

分光光度計の恒温セルホルダーを25℃、測定波長を240nmに設定する。石英セル(層長10mm)に、基質溶液2.9mLを量り、25℃で5分間放置した後、試料液0.1mLを加えて混和する。試料液添加直後及び1分後の波長240nmにおける吸光度を測定するとき、試料液添加直後の吸光度は1分後の吸光度より大きい。

第2法 本品1.0gを量り、水、冷水若しくはリン酸ナトリウム緩衝液(0.01mol/L、pH7.0、エチレングリコール含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水、冷水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

過酸化水素1.25mLを量り、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)を加えて混和して100mLとする。この液10mLを量り、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

30℃で5分間加温した試料液1mLにあらかじめ30℃で加温した基質溶液5mLを加えて混和し、5分間放置した後、硫酸試液(0.5mol/L)2mLを激しく振り混ぜながら加え、検液とする。別に試料液1mLに硫酸試液(0.5mol/L)2mLを加えて混和した後、基質溶液5mLを加え、比較液とする。検液及び比較液にヨウ化カリウム試液(1→10)1mL及び七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(1→100)1滴をそれぞれ加え、0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定(指示薬 溶性デンプン試液5滴)するとき、検液の0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は、比較液の0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。終点は、青色が消えるときとする。

FA013200

E00056

活性炭

Active Carbon

性状 本品は、黒色の粉末、粒又は繊維状の物質であり、におい及び味がない。

確認試験

(1) 本品を、粉末の場合はそのまま、粒又は繊維状の物質の場合には、よく粉砕し、その約0.1gを量り、0.001w/v%メチレンブルー試液10mL及び塩酸(1→4)2滴を加え、よく振り混ぜた後、乾いた定量分析用ろ紙(5種C)でろ過した液は、無色である。

(2) 本品を、粉末の場合には、そのまま、粒又は繊維状の物質の場合には、よく粉砕し、その約0.5gを量り、試験管に入れ、試験管口に送風しながら直火で加熱するとき、火炎を生じないで燃焼し、発生するガスを水酸化カルシウム試液中に通すとき、白濁を生じる。

純度試験 本品を、粉末の場合はそのまま、粒又は繊維状の物質の場合には、よく粉砕し、110~120℃で3時間乾燥した後、その4.0gを量り、硝酸(1→100)0.1mLを加えた水180mLを加え、わずかに沸騰が持続する程度に約10分間加熱する。冷後、水を加えて200mLとし、乾いた定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。初めのろ液約30mLを捨て、残りのろ液をA液として次の(1)~(3)及び(5)の試験を行う。

(1) 塩化物 Clとして0.53%以下

A液1.0mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(2) 硫酸塩 SO4として0.48%以下

A液2.5mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.50mLを用いる。

(3) 亜鉛 Znとして0.10%以下

A液2.0mLを量り、あらかじめ水200mLに硝酸(1→100)0.1mLを加えた液で200mLとし、検液とする。別に亜鉛標準液4.0mLを量り、硝酸(1→100)0.1mLを加えた水で200mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 亜鉛中空陰極ランプ

分析線波長 213.9nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン又は水素

(4) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。遠心分離して不溶物を沈降させる。上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

A液25mLを量り、水浴上で蒸発乾固し、試料とする。

FA013300

E00057

活性白土

Activated Acid Clay

定義 本品は、酸性白土を硫酸処理して得られたものである。主成分は、含水ケイ酸アルミニウムである。

性状 本品は、類白~灰色の粉末又は粒である。

確認試験 本品1.0gに炭酸ナトリウム3.0g及びホウ酸0.4gを混和し、白金製又はニッケル製のるつぼに入れ、加熱して完全に融解する。冷後、泡が発生しなくなるまで塩酸を加えた後、更に塩酸10mLを加え、水浴上で、るつぼ内のものがゼリー状になるまで加熱する。冷後、ろ過するとき、このろ液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

pH 2.0~6.0

本品10.0gを量り、水100mLを加え、蒸発する水を補いながら、水浴上で時々振り混ぜて2時間加熱する。冷後、直径47mmのメンブランフィルター(孔径0.45μm)を用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っているときは、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物を水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとし、検液とする。

純度試験

(1) 水可溶物 1.6%以下

pHの検液50mLを正確に量り、蒸発乾固し、残留物を110℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして40μg/g以下(0.10g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。遠心分離して不溶物を沈降させる。上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→25)20mL及び水50mLを加えてよく振り混ぜた後、30分間緩やかに煮沸する。冷後、ろ過する。残留物を水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとし、この液50mLを量り、水浴上で蒸発して5mLとし、検液とする。

強熱減量 35.0%以下(110℃、3時間、次に550℃、3時間)

FA013400

E00058

ガティガム

Gum Ghatti

[9000―28―6]

定義 本品は、ガティノキ(Anogeissus latifolia (Roxb. ex DC.)Wall. ex Bedd.)の分泌液から得られた、多糖類を主成分とするものである。

性状 本品は、灰~帯赤灰色の粉末若しくは粒又は淡~暗褐色の塊であり、ほとんどにおいがない。

確認試験

(1) 本品1gに水5mLを加えるとき、粘ちゅうな液体となる。

(2) 本品の水溶液(1→100)5mLに酢酸鉛(Ⅱ)試液(塩基性)(1→5)0.2mLを滴加したとき、沈殿は生じないか、又はごくわずかの沈殿を生じるが、これにアンモニア試液0.5mLを加えるとき、乳白色の沈殿を生じる。

(3) 本品の水溶液(1→50)をクロマトグラフィー用ケイソウ土でろ過した溶液は、左旋性を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 14.0%以下(105℃、5時間)

灰分 6.0%以下

酸不溶性灰分 1.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は10000以下、真菌数は1000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

FA013500

E00060

カードラン

Curdlan

(C6H10O5)n

(3→1)―β―D―Glucopyranan [54724―00―4]

定義 本品は、アグロバクテリウム属細菌(Agrobacterium biovar 1に限る。)又はリゾビウム属細菌(Rhizobium radiobacterに限る。)の培養液から得られた、β―1,3―グルカンを主成分とするものである。

含量 本品は、カードラン80.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄褐色の粉末であり、においはない。

確認試験

(1) 本品0.2gに水5mLを加えてよくかき混ぜた後、水酸化ナトリウム溶液(3→25)1mLを加えて振り混ぜるとき、溶解する。

(2) 本品の2%懸濁液10mLを水浴中で10分間加熱するとき、ゲルを形成する。

(3) 本品の2%懸濁液10mLに硫酸5mLを加えて水浴中で30分間加熱した後、冷却する。この液1mLに水100mL及び炭酸バリウムを加えて中和した後、900×gで10分間遠心分離する。上澄液5mLにフェーリング試液5mLを加えて水浴中で5分間加熱するとき、赤色の沈殿を生じる。

pH 6.0~7.5(1%懸濁液)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして0.5μg/g以下(8.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 総窒素 0.3%以下

本品約0.5gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

乾燥減量 10.0%以下(減圧、60℃、5時間)

強熱残分 6.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は1000以下、真菌数は100以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品10gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液190mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品10gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液190mLと混合して均一に分散させ、この液20mLをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合し、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品25gを乳糖ブイヨン培地475mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。

定量法 本品約0.1gを精密に量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)を加えて振り混ぜて溶かして正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、フェノール溶液(1→20)1mL及び硫酸5mLを加えて激しく振り混ぜた後、氷水中で冷やし、検液とする。別にD(+)―グルコース約0.1gを精密に量り、これを用いて検液の調製と同様に操作して標準液とする。検液及び標準液につき、水0.1mLを用いて検液の調製と同様に操作して得た液を対照として波長490nmにおける吸光度AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

カードランの含量(%)=MS/MT×AT/AS×0.900×100

ただし、

MS:D(+)―グルコースの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA013600

E00061

カフェイン(抽出物)

Caffeine (Extract)

C8H10N4O2・nH2O(n=1又は0) 分子量 1水和物 212.21 無水物 194.19

1,3,7―Trimethyl―1H―purine―2,6(3H,7H)―dione monohydrate [5743―12―4]

1,3,7―Trimethyl―1H―purine―2,6(3H,7H)―dione [58―08―2]

定義 本品は、コーヒーノキ属(Coffea属)の植物の種子又はチャノキ(Camellia sinensis(L.) Kuntze)の葉から得られた、カフェインを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、カフェイン(C8H10N4O2)98.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の針状結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→500)2mLにタンニン酸試液を滴加するとき、白色の沈殿を生じ、この沈殿は、更にタンニン酸試液を滴加するとき溶ける。

(2) 本品10mgに過酸化水素試液10滴及び塩酸1滴を加えて水浴上で蒸発乾固するとき、残留物は黄赤色を呈する。また、これをアンモニア試液2~3滴を入れた容器の上にかざすとき、赤紫色に変わり、その色は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)2~3滴を加えるとき、消える。

(3) 本品10mgを水に溶かして50mLとする。この液5mLに酢酸(1→100)3mL及びピリジン(1→10)5mLを加えて混和した後、次亜塩素酸ナトリウム試液(1→2)2mLを加え、1分間放置する。これにチオ硫酸ナトリウム試液(0.1mol/L)2mL及び水酸化ナトリウム試液(1mol/L)5mLを加えるとき、黄色を呈する。

融点 235~238℃(乾燥後)

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.01%以下

本品2.0gを熱湯80mLに溶かし、20℃に急冷し、水を加えて100mLとし、試料液とする。試料液40mLに硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.25mLを用いる。

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下

(1)の試料液40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 類縁物質 本品0.10gをトルエン/エタノール(99.5)混液(1:1)10mLに溶かし、検液とする。この液1mLを正確に量り、トルエン/エタノール(99.5)混液(1:1)を加えて正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、トルエン/エタノール(99.5)混液(1:1)を加えて正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、トルエン/エタノール(99.5)混液(1:1)を加えて正確に10mLとし、対照液とする。検液及び対照液をそれぞれ10μLずつ量り、トルエン/エタノール(99.5)混液(7:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、紫外線(波長254nm)下で観察するとき、検液から得た主スポット以外のスポットは、対照液から得たスポットより濃くない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(6) 硫酸呈色物 本品0.50gを量り、試料とし、比色標準液Dを用いて試験を行う。

乾燥減量 8.5%以下(1g、80℃、4時間)

強熱残分 0.1%以下(0.5g)

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、無水酢酸/酢酸混液(6:1)70mLに溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸溶液(1→100)3滴)。ただし、滴定の終点は、液の紫色が緑色を経て黄色に変わるときとする。同様の方法で空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=19.42mg C8H10N4O2

FA013700

E00066

α―ガラクトシダーゼ

α―Galactosidase

メリビアーゼ

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus awamori、Aspergillus niger、Aspergillus phoenicis及びMortierella属に限る。)又は細菌(Bacillus stearothermophilusに限る。)の培養物から得られた、糖類の非還元末端のα―D―ガラクトシド結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液状であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、α―ガラクトシダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

α―ガラクトシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して250mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

メリビオース1.0gを量り、pH5.0の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.5mLを量り、40℃で5分間加温し、試料液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で30分間加温した後、水浴中で10分間加熱し、流水で室温まで冷却する。この液にD―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)6mLを加えてよく振り混ぜ、40℃で15分間加温し、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、試料液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、直ちに水浴中で10分間加熱し、流水で室温まで冷却する。この液を以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長505nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍、10000倍若しくは100000倍に希釈したものを試料液とする。

p―ニトロフェニルα―D―ガラクトピラノシド0.21gを量り、pH5.5の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液2mLを量り、37℃で5分間加温し、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で15分間加温する。この液に炭酸ナトリウム溶液(11→1000)5mLを加えて直ちに混和し、検液とする。別に基質溶液2mLを量り、炭酸ナトリウム溶液(11→1000)5mLを加えて振り混ぜ、次に試料液1mLを加えて混和し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長405nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA013800

E00067

β―ガラクトシダーゼ

β―Galactosidase

ラクターゼ

定義 本品は、動物の臓器、糸状菌(Aspergillus niger、Aspergillus oryzae、Penicillium multicolor及びRhizopus oryzaeに限る。)、酵母(Cryptococcus laurentii、Kluyveromyces fragilis、Kluyveromyces lactis、Saccharomyces属及びSporobolomyces singularisに限る。)若しくは細菌(Bacillus circulans及びStreptococcus属に限る。)の培養物から得られた、β―D―ガラクトシドのガラクトシド結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、β―ガラクトシダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

β―ガラクトシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル・塩化ナトリウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

ラクトース一水和物12.63gを量り、水80mLを加えて水浴中で加熱して溶かし、流水で冷却した後、pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液5mLを量り、40℃で10分間加温し、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、水酸化ナトリウム溶液(43→500)1mLを加えて直ちに混和する。この液を40℃で5分間加温した後、氷水中で冷却し、塩酸(9→50)1mLを加えて振り混ぜた後、更に氷水中で冷却する。この液0.1mLにD―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)3mLを加えて混和し、40℃で20分間加温し、検液とする。別に基質溶液5mLを量り、水酸化ナトリウム溶液(43→500)1mLを加えて振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を40℃で5分間加温した後、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長505nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.14gを量り、リン酸カリウム緩衝液(pH6.5、硫酸マグネシウム・エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

o―ニトロフェニルβ―D―ガラクトピラノシド0.25gを量り、リン酸カリウム緩衝液(pH6.5、硫酸マグネシウム・エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム含有)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

30℃で5~15分間加温した試料液1mLを量り、あらかじめ30℃で加温した基質溶液5mLを加えて混和し、30℃で10分間加温する。この液に炭酸ナトリウム・エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液2mLを加え、検液とする。別に30℃で5~15分間加温した試料液1mLを量り、炭酸ナトリウム・エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム試液2mLを加え、次に基質溶液5mLを加えて混和し、比較液とする。検液及び比較液につき、調製した後、30分以内に波長420nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して250mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

o―ニトロフェニルβ―D―ガラクトピラノシド0.37gを量り、pH4.5の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液2mLを量り、37℃で10分間加温し、試料液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で15分間加温する。この液に炭酸ナトリウム溶液(1→10)2.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、水20mLを加え、検液とする。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、15分以内に波長420nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA013900

E00068

カラシ抽出物

Mustard Extract

C4H5NS 分子量 99.15

Allyl isothiocyanate [57―06―7]

定義 本品は、カラシナ(Brassica juncea (L.) Czern.)の種子から得られた、イソチオシアン酸アリルを主成分とするものである。

含量 本品は、イソチオシアン酸アリル(C4H5NS)86.5%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の透明な液体で、からしようの強い刺激性のにおいがある。

確認試験 本品0.15gを量り、シクロヘキサン20mLを加えて検液とする。イソチオシアン酸アリル、イソチオシアン酸sec―ブチル及びイソチオシアン酸3―ブテニルをそれぞれ0.15g量り、シクロヘキサン20mLを加えてそれぞれを標準液A、B及びCとする。検液及び標準液Aをそれぞれ0.5μLずつ量り、定量法の操作条件を準用してガスクロマトグラフィーを行う。ただし、カラム温度は、80℃で注入し、毎分4℃で250℃まで昇温する。このとき、検液の主ピークは、標準液Aの主ピークと保持時間が一致する。また、検液、標準液B及び標準液Cをそれぞれ0.5μLずつ量り、同様の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。このとき、検液には標準液B及び標準液Cの主ピークと保持時間が一致するピークを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2.0μg/g以下(2.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を量り、液体が見えなくなるまで約150℃で加熱する。残留物に塩酸(1→4)10mLを加えて蒸発乾固する。残留物に硝酸(1→100)5mLを加え、加温する。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第4法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約0.15gを精密に量り、定量用内標準液10mLを正確に加えた後、シクロヘキサンを加えて正確に20mLとし、検液とする。ただし、定量用内標準液は、定量用デカン約0.7gを精密に量り、シクロヘキサンで正確に100mLとしたものとする。別に、イソチオシアン酸アリル約0.15gを精密に量り、シクロヘキサンを加えて20mLとし、標準液とする。検液、定量用内標準液及び標準液それぞれ1μLずつを量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液につき、デカン及びイソチオシアン酸アリルのピーク面積AD及びAAを測定し、次式によりイソチオシアン酸アリルの含量を求める。ただし、検液中のデカン及びイソチオシアン酸アリルは、定量用内標準液及び標準液との保持時間の比較により同定する。

イソチオシアン酸アリル(C4H5NS)の含量(%)=CD/CT×AA/AD×MWA/MWD×1/RMS×P

ただし、

CD:検液中の定量用デカンの濃度(mg/mL)

CT:検液中の試料の濃度(mg/mL)

MWA:イソチオシアン酸アリルの分子量(99.15)

MWD:デカンの分子量(142.29)

RMS:イソチオシアン酸アリルのデカンに対する相対モル感度(0.333)

P:定量用デカンの純度(%)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃で注入し、毎分4℃で180℃まで昇温し、180℃を5分間保持する。

注入口温度 100℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 イソチオシアン酸アリルの保持時間が7~8分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:50

FA014000

E00069

カラメルⅠ

Caramel Ⅰ(Plain caramel)

カラメル

[8028―89―5]

定義 本品は、でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物を、熱処理して得られたもの又は酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたもので、亜硫酸化合物及びアンモニウム化合物を使用していないものである。

性状 本品は、暗褐~黒色の粉末、塊、ペースト又は液体であり、においがないか又はわずかに特異なにおいがあり、味がないか又はわずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)は、淡褐~黒褐色を呈する。

(2) あらかじめ測定する吸光度が約0.5になるように本品を量り、塩酸試液(0.025mol/L)を加えて正確に100mLとし、必要な場合には遠心分離し、上澄液を用い、A液とする。A液20mLを量り、弱塩基性DEAE―セルロース陰イオン交換体(―O―C2H4―N(C2H5)2型)0.20g(0.7ミリ当量/g交換容量、セルロース交換容量に比例して使用量を調整する)を加えてよく振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液をとり、B液とする。A液及びB液を塩酸試液(0.025mol/L)を対照とし、層長1cmで波長560nmにおける吸光度AA及びABを測定するとき、(AA-AB)/AAは0.75以下を示す。

(3) 本品0.20~0.30gを量り、塩酸試液(0.025mol/L)を加えて正確に100mLとし、必要な場合には遠心分離し、上澄液を用い、C液とする。C液40mLを量り、強酸性リン酸化セルロース陽イオン交換体(―O―PO3H2型)2.0g(0.85ミリ当量/g交換容量、セルロース交換容量に比例して使用量を調整する。)を加えてよく振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液をとり、D液とする。C液及びD液を塩酸試液(0.025mol/L)を対照とし、層長1cmで波長560nmにおける吸光度AC及びADを測定するとき、(AC-AD)/ACは0.50以下を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

(3) 固形物含量 55%以上

あらかじめ海砂30.0gを量り、ひょう量皿に入れ、その合計質量MSを精密に量る。本品1.5~2.0gMCを精密に量り、少量の水を加えてよくかき混ぜ、水浴上で乾固するまで加熱し、60℃で5時間減圧乾燥し、その質量Mfを精密に量り、次式により固形物含量を算出する。

固形物含量(%)=((Mf-MS)/MC)×100

(4) 総硫黄 0.3%以下(固形物換算)

酸化マグネシウム1~3g又は硝酸マグネシウム六水和物6.4~19.2g、スクロース1g及び硝酸50mLを蒸発皿にとり、本品5~10gを精密に量って加え、水浴上でペースト状になるまで濃縮する。冷えた電気炉(常温)に蒸発皿を入れ、徐々に加熱(525℃以下)し、全ての二酸化窒素の発煙が無くなるまで加熱を続ける。蒸発皿を冷却し、塩酸(2→5)で溶解し、中和し、更に5mLを加える。ろ過し、ろ液を沸騰するまで加熱し、塩化バリウム二水和物溶液(1→10)5mLを滴加した後、100mLまで濃縮し、一夜放置する。定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、温湯で洗浄する。ろ紙及び残留物を、あらかじめ500~900℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、恒量になるまで500~900℃で強熱して硫酸バリウムとして質量を精密に量る。次式により総硫黄を求め、更に固形物換算する。別に空試験を行う。

ただし、

MB:硫酸バリウムの量(g)

MT:試料の採取量(g)

(5) 総窒素 4.0%以下(固形物換算)

本品約1gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により試験を行う。

(6) 4―メチルイミダゾール 150mLポリプロピレンビーカーに固形分約10gに対応する量の本品を精密に量り、水酸化ナトリウム試液(3mol/L)5mLを加え、均一に混合し、pH12以上とする。ビーカーにクロマトグラフィー用ケイソウ土20gを加え、内容物が半乾燥の混合物になるまで混合する。これを、ガラスウールを底に詰めた内径約2cmのクロマトグラフィー用ガラス管(テフロン製コック付き)に入れ、内容物が約25cmの高さになるように充填する。酢酸エチルで先の試料ビーカーを洗浄しながら、酢酸エチルをガラス管に流し込む。溶媒がガラス管の底に達したとき、コックを閉じ、5分間放置する。コックを開け、ガラス管に酢酸エチルを注ぎ、流出液の総量が約200mLになるまで流出液を集める。流出液に内標準液1mLを正確に加えた後、ナス型フラスコに移し、酢酸エチルを35℃以下で留去する。残留物にアセトンを加えて溶かして正確に5mLとし、検液とする。別に4―メチルイミダゾール20mgを量り、内標準液20mLを加えた後、アセトンを加えて溶かし、100mLとし、標準液とする。ただし、内標準液は、2―メチルイミダゾール50mgを量り、酢酸エチルを加えて溶かして正確に50mLとしたものとする。検液及び標準液をそれぞれ5μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液には4―メチルイミダゾールのピークを認めない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して7.5%ポリエチレングリコール20Mと2%水酸化カリウムの混合物

担体 150~160μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径4mm、長さ1mのガラス管

カラム温度 180℃

注入口温度 200℃

キャリヤーガス 窒素

流量 50mL/分

FA014100

E00070

カラメルⅡ

Caramel Ⅱ(Sulfite caramel)

カラメル

[8028―89―5]

定義 本品は、でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に、亜硫酸化合物を加えて、又はこれに酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたもので、アンモニウム化合物を使用していないものである。

性状 本品は、暗褐~黒色の粉末、塊、ペースト又は液体であり、においがないか又はわずかに特異なにおいがあり、味がないか又はわずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)は、淡褐~黒褐色を呈する。

(2) 「カラメルⅠ」の確認試験(2)を準用する。ただし、その値は0.50以上である。

(3) 本品0.10gを量り、水を加えて正確に100mLとし、必要な場合には遠心分離し、上澄液を用い、A液とする。A液5mLを量り、水を加えて正確に100mLとし、B液とする。A液を水を対照とし、層長1cmで波長560nmにおける吸光度AAを測定し、また、B液を水を対照とし、層長1cmで波長280nmにおける吸光度ABを測定するとき、AB×20/AAは50以上を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

(3) 固形物含量 65%以上

「カラメルⅠ」の純度試験(3)を準用する。

(4) 総硫黄 2.5%以下(固形物換算)

「カラメルⅠ」の純度試験(4)を準用する。

(5) 総窒素 0.2%以下(固形物換算)

「カラメルⅠ」の純度試験(5)を準用する。

(6) 二酸化硫黄 0.2%以下(固形物換算)

(i)装置 概略は次の図による。

A:三つ口フラスコ(1000mL)

B:栓(シリコーン製)

C:分液漏斗(円筒形、100mL容量)

D1、D2:受器(遠沈管、50mL容量)

E:アリーン氏冷却管(300mm)

F、G:接続管

H:ガス洗浄瓶(250mL容量)

I:流量計

(ii)操作法 Aに水180mL及びリン酸(1→4)25mLを入れ、D1及びD2に過酸化水素試液20mLずつを入れる。次に窒素(ピロガロール試液(アルカリ性)で酸素を除いたもの)を流量200±10mL/分で通じながら、Eから還流してくる水滴が1分間に80~90滴になるようにマントルヒーターの温度を制御しながらAを加熱し、約3分間煮沸する。冷後、本品約10gを精密に量り、A中に速やかに入れ、先の窒素を流量200±10mL/分で通じながらAを加熱して静かに沸騰させ、60分間加熱を続けた後、Eの水を止め、しばらく加熱を続け、FのE側に水蒸気の水滴が付き、Eの上部が60~70℃に達したとき、D1及びD2を取り外し、G及びFを少量の水で洗い、受器中の捕集液をビーカーに移し、メチルレッド試液2滴を加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を液の色が黄色に変わるまで加える。この液に塩酸試液(1mol/L)4滴を加えて煮沸し、塩化バリウム二水和物溶液(1→6)2mLを徐々に加える。この液を水浴上で1時間加熱する。冷後、一夜放置し、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで温水で洗う。残留物をろ紙とともに乾燥した後、あらかじめ500~900℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、恒量となるまで500~900℃で強熱し、硫酸バリウムとして質量を精密に量り、次式により計算する。更に固形物換算する。

ただし、

MB:硫酸バリウムの量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA014200

E00071

カラメルⅢ

Caramel Ⅲ(Ammonia caramel)

カラメル

[8028―89―5]

定義 本品は、でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に、アンモニウム化合物を加えて、又はこれに酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたもので、亜硫酸化合物を使用していないものである。

性状 本品は、暗褐~黒色の粉末、塊、ペースト又は液体であり、においがないか又はわずかに特異なにおいがあり、味がないか又はわずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)は、淡褐~黒褐色を呈する。

(2) 「カラメルⅠ」の確認試験(2)を準用する。ただし、その値は0.50以下である。

(3) 「カラメルⅠ」の確認試験(3)を準用する。ただし、その値は0.50以上である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

(3) 固形物含量 53%以上

「カラメルⅠ」の純度試験(3)を準用する。

(4) アンモニア性窒素 0.4%以下(固形物換算)

0.05mol/L硫酸25mLを500mLの捕集用フラスコに入れ、ケルダール接続部と冷却管から成る蒸留装置につなぎ、冷却管の先が捕集用フラスコの酸液に浸るようにする。本品約2gを精密に量り、800mLのケルダールフラスコに移し、酸化マグネシウム2g、水200mL及び沸騰石数個を加える。ケルダールフラスコをよく振り内容物を混合した後、速やかに蒸留装置に接続する。ケルダールフラスコを液が沸騰するまで加熱し、捕集用フラスコに留出液約100mLを受ける。留出管の先端を水2~3mLで洗い、捕集用フラスコに洗液を受け、メチルレッド試液4~5滴を加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、滴定量(mL)をSとする。同様の方法で空試験を行い0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の滴定量(mL)をBとする。次式によりアンモニア性窒素の含量を求め、固形物換算する。

ただし、M:試料の採取量(g)

(5) 総硫黄 0.3%以下(固形物換算)

「カラメルⅠ」の純度試験(4)を準用する。

(6) 総窒素 6.8%以下(固形物換算)

本品約0.5gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により試験を行う。

(7) 4―メチルイミダゾール 0.30mg/g以下(固形物換算)

「カラメルⅠ」の純度試験(6)を準用し、同様の操作を行う。ただし、4―メチルイミダゾール約20mg、約60mg及び約0.1gをそれぞれ精密に量り、内標準液20mLを正確に加えた後、アセトンを加えて溶かして正確に100mLとし、これらの液を標準液とする。また、内標準液は、2―メチルイミダゾール約0.10gを精密に量り、酢酸エチルを加えて溶かして正確に100mLとしたものを用いる。検液及び標準液をそれぞれ5μLずつ量り、ガスクロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液の2―メチルイミダゾールのピーク面積に対する4―メチルイミダゾールのピーク面積の比と標準液に含まれる4―メチルイミダゾール濃度から検量線を作成する。検液の2―メチルイミダゾールのピーク面積に対する4―メチルイミダゾールのピーク面積の比を求め、検量線を用いて含量を求める。

(8) 2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール 40μg/g以下(固形物換算)

(i)装置 組合わせカラム

概略は次の図による。ただし、部品の接続部は標準すり合わせガラス接続とする。

A:滴加漏斗(100mL)

B:テフロン製コック

C:ガラスカラム 内径12.5mm、長さ150mm(接続部分を含む。)又は内径10mm、長さ200mm(接続部分を含む。)

D:弱酸性陽イオン交換樹脂(微粒)

E:綿栓

F:ガラスカラム 内径10mm、長さ175mm(接続部分を含む)

G:強酸性陽イオン交換樹脂(微粒)

(ii)操作法 本品0.20~0.25gを精密に量り、水3mLを加えて溶かし、試料液とする。試料液を組合わせカラムの上側のCに定量的に移す。Cを水約100mLで洗浄する。上側のCを外し、Aを下側のFに接続した後、Fを塩酸試液(0.5mol/L)で溶出する。最初の溶出液10mLを捨て、その後に溶出液35mLを集める。この溶液を40℃、2.0kPaで乾燥状態まで濃縮する。このシロップ状の残留物をメタノール0.25mLで溶かし、2,4―ジニトロフェニルヒドラジン塩酸塩試液0.25mLを加える。その反応混合物をセプタムキャップ付きのガラス瓶に移して室温で5時間保管し、検液とする。別に2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール2,4―ジニトロフェニルヒドラゾン約10mgを精密に量り、メタノールを加えて溶かして正確に100mLとする。この溶液をメタノールで希釈して、0μg/mL、20μg/mL、40μg/mL、60μg/mL、80μg/mL及び0.1mg/mLの標準液を調製する。検液及び標準液をそれぞれ5μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液のピーク面積を測定し、検量線を用いて2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾールの量を求める。ただし、2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール2,4―ジニトロフェニルヒドラゾン0.1mg/mLは2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール47.58μg/mLに相当する。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 385nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクチルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相 リン酸(17→2500)/メタノール混液(7:3)

流量 2―アセチル―4―テトラヒドロキシブチルイミダゾール2,4―ジニトロフェニルヒドラゾンの保持時間が12~14分となるように調整する。

FA014300

E00072

カラメルⅣ

Caramel Ⅳ(Sulfite ammonia caramel)

カラメル

[8028―89―5]

定義 本品は、でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に、亜硫酸化合物及びアンモニウム化合物を加えて、又はこれに酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたものである。

性状 本品は、暗褐~黒色の粉末、塊、ペースト又は液体で、においがないか又はわずかに特異なにおいがあり、味がないか又はわずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)は、淡褐~黒褐色を呈する。

(2) 「カラメルⅠ」の確認試験(2)を準用する。ただし、その値は0.50以上である。

(3) 「カラメルⅡ」の確認試験(3)を準用する。ただし、その値は50以下である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

(3) 固形物含量 40%以上

「カラメルⅠ」の純度試験(3)を準用する。

(4) アンモニア性窒素 2.8%以下(固形物換算)

「カラメルⅢ」の純度試験(4)を準用する。

(5) 総硫黄 10.0%以下(固形物換算)

「カラメルⅠ」の純度試験(4)を準用する。

(6) 総窒素 7.5%以下(固形物換算)

「カラメルⅢ」の純度試験(6)を準用する。

(7) 二酸化硫黄 0.5%以下(固形物換算)

「カラメルⅡ」の純度試験(6)を準用する。

(8) 4―メチルイミダゾール 1.0mg/g以下(固形物換算)

「カラメルⅢ」の純度試験(7)を準用する。ただし、4―メチルイミダゾール約20mg及び約60mg並びに約0.1g及び約0.2gを精密に量り、内標準液20mLを正確に加えた後、アセトンを加えて溶かして正確に100mLとし、これらの液を標準液とする。

FA014400

E00073

カラヤガム

Karaya Gum

[9000―36―6]

定義 本品は、カラヤ(Sterculia urens Roxb.)若しくはその同属植物又はキバナワタモドキ(Cochlospermum religiosum (L.) Alston)若しくはその同属植物の分泌液から得られた、多糖類を主成分とするものである。

性状 本品は、淡灰~淡赤褐色の粉末又は淡黄~淡赤褐色の塊で、酢酸のにおいがある。

確認試験

(1) 本品の粉末1gを水50mLに加えてかき混ぜるとき、粘ちゅうな液となり、その液は酸性を呈する。

(2) 本品の粉末0.4gをエタノール(95)6mLに懸濁し、かき混ぜながら水4mLを加えるとき、膨潤する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 3.0%以下

本品の粉末約5gを精密に量り、塩酸(1→10)100mLを入れた三角フラスコに加えて溶かし、時計皿等で覆い、ガム質が溶解するまで、徐々に加熱して煮沸する。あらかじめ105℃で1時間乾燥したガラスろ過器(1G3)の質量を測定した後、このガラスろ過器を用いて温時吸引ろ過し、残留物を温水でよく洗い、ガラスろ過器とともに105℃で1時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) デンプン及びデキストリン 本品0.2gを水10mLに加えて煮沸する。冷後、ヨウ素試液2滴を加えるとき、液は、暗青色又は赤紫色を呈さない。

乾燥減量 20.0%以下(105℃、5時間)

灰分 8.0%以下

酸不溶性灰分 1.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は10000以下、真菌数は3000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地100mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。

FA014500

T00930

過硫酸アンモニウム

Ammonium Persulfate

(NH4)2S2O8 分子量 228.20

Diammonium peroxodisulfate [7727―54―0]

含量 本品は、過硫酸アンモニウム((NH4)2S2O8)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.5gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えて加熱するとき、アンモニアのにおいがするガスを発生し、そのガスは、水で潤したリトマス紙(赤色)を青変する。

(2) 硫酸(1→20)5mLに硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物溶液(1→100)2~3滴を加え、更に硝酸銀溶液(1→50)1滴及び本品0.2gを加えて加温するとき、液は、赤色を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を量り、白煙が発生しなくなるまで加熱する。残留物に塩酸1mL及び硝酸5滴を加えて蒸発乾固する。残留物に塩酸(1→4)5mLを加え、再び蒸発乾固する。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水10mLを加えて溶かし、硫酸1mL及び亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液50mLを正確に量り、0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液40mLを正確に量って加え、更にリン酸5mLを加えた後、過量の硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)を0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。別に空試験を行う。

0.1mol/L硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)溶液1mL=11.41mg(NH4)2S2O8

FA014600

E00074

カルナウバロウ

Carnauba Wax

Brazil Wax

カルナウバワックス

ブラジルワックス

[8015―86―9]

定義 本品は、ブラジルロウヤシ(Copernicia prunifera(Mill.)H.E.Moore(Copernicia cerifera (Arruda) Mart.))の葉から得られた、ヒドロキシセロチン酸セリルを主成分とするものである。

性状 本品は、淡黄~淡褐色の明瞭な破断面のある硬くてもろい固体で、芳香がある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 80~86℃

けん化価 78~95

本品約1gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(5:3)50mL及び0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25mLを正確に加える。還流冷却器を付けて時々振り混ぜながら1時間加熱する。以下油脂類試験法中のけん化価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 10以下

本品約1gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(5:3)80mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、冷時濁りを生じるときは、温時滴定する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.25%以下

参照スペクトル

カルナウバロウ

FA014700

E00075

カルボキシペプチダーゼ

Carboxypeptidase

定義 本品は、コムギ(Triticum aestivum L.)の種皮及び果皮(ふすま)又は糸状菌(Aspergillus属に限る。)、酵母(Pseudozyma hubeiensis及びSaccharomyces cerevisiaeに限る。)若しくは放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)の培養物から得られた、たん白質及びペプチドをカルボキシ末端から分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、カルボキシペプチダーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合は、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

カルボキシペプチダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

N―カルボベンゾキシ―L―グルタミル―L―チロシン23mgを量り、メタノール5mLを加えて溶かし、更にpH3.5の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.5mol/L)10mLを加え、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液1mLを量り、40℃で5分間加温し、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして40℃で20分間加温した後、ニンヒドリン・2―メトキシエタノール・クエン酸緩衝試液0.5mL及び塩化スズ(Ⅱ)試液0.025mLを加えて直ちに振り混ぜ、水浴中で15分間加熱する。冷後、この液に水5mLを加えて振り混ぜて5分間放置し、検液とする。別に試験管に基質溶液1mLを量り、40℃で5分間加温し、ニンヒドリン・2―メトキシエタノール・クエン酸緩衝試液0.5mL及び塩化スズ(Ⅱ)試液0.025mL及び試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で15分間加熱する。冷後、この液に水5mLを加えて振り混ぜて5分間放置し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長570nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA014800

T00940

カルボキシメチルセルロースカルシウム

Calcium Carboxymethylcellulose

繊維素グリコール酸カルシウム

[9050―04―8]

性状 本品は、白~淡黄色の粉末又は繊維状の物質であり、においがない。

確認試験

(1) 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 本品1gを550~600℃で3時間強熱して得た残留物に水10mL及び酢酸(1→3)5mLを加えて溶かし、必要な場合には、ろ過する。次にこの液を煮沸する。冷後、アンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)50mLを加えてよく振り混ぜ、フェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、液は、赤色を呈さない。

(2) 塩化物 Clとして0.35%以下

本品0.10gを量り、水10mLを加えてよくかき混ぜ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)2mLを加えて振り混ぜ、10分間放置した後、硝酸(1→10)で弱酸性とする。この液に過酸化水素0.5mLを加え、水浴中で30分間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、乾燥ろ紙でろ過する。ろ液20mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.20mLを用いる。

(3) 硫酸塩 SO4として0.96%以下

本品0.10gを量り、水10mLを加えてよくかき混ぜ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)2mLを加えて振り混ぜ、10分間放置した後、塩酸(1→4)で弱酸性とする。この液に過酸化水素0.5mLを加え、水浴中で30分間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、乾燥ろ紙でろ過する。ろ液20mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 10.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 10.0~20.0%(乾燥物、1g)

参照スペクトル

カルボキシメチルセルロースカルシウム

FA014900

T00950

カルボキシメチルセルロースナトリウム

Sodium Carboxymethylcellulose

繊維素グリコール酸ナトリウム

[9004―32―4]

性状 本品は、白~淡黄色の粉末、粒又は繊維状の物質であり、においがない。

確認試験

(1) 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 本品1gを550~600℃で3時間強熱して得た残留物は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 6.0~8.5

本品0.50gを量り、水50mLにかき混ぜながら少量ずつ加えた後、60~70℃で時々かき混ぜながら20分間加温して均等とし、放冷した液について測定する。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.64%以下

本品0.10gを量り、水20mL及び過酸化水素0.5mLを加え、水浴中で30分間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、乾燥ろ紙でろ過する。ろ液25mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.45mLを用いる。

(2) 硫酸塩 SO4として0.96%以下

純度試験(1)で得たろ液20mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 12.0%以下(105℃、4時間)

参照スペクトル

カルボキシメチルセルロースナトリウム

FA015000

T00960

β―カロテン

β―Carotene

β―カロチン

C40H56 分子量 536.87

(1E,3E,5E,7E,9E,11E,13E,15E,17E)―3,7,12,16―Tetramethyl―1,18―bis(2,6,6―trimethylcyclohex―1―en―1―yl)octadeca―1,3,5,7,9,11,13,15,17―nonaene [7235―40―7]

含量 本品を乾燥したものは、β―カロテン(C40H56)96.0%以上を含む。

性状 本品は、赤紫~暗赤色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいと味がある。

確認試験

(1) 本品のアセトン/シクロヘキサン混液(1:1)の溶液(1→1000)は、橙色を呈する。この液をアセトンで希釈した液(1→25)5mLに亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)1mL、続けて硫酸試液(0.5mol/L)1mLを加えるとき、直ちに脱色される。

(2) 本品のアセトン/シクロヘキサン混液(1:1)の溶液(1→250)0.5mLにシクロヘキサン1000mLを加えた液は、波長454~456nm及び482~484nmに吸収極大がある。

融点 176~183℃(減圧封管中、分解)

純度試験

(1) 溶状 澄明(10mg、アセトン/シクロヘキサン混液(1:1)10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 吸光度比 本品を乾燥し、その約40mgを精密に量り、アセトン/シクロヘキサン混液(1:1)10mLを加えて溶かし、シクロヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、シクロヘキサンを加えて正確に100mLとし、検液とする。検液10mLを正確に量り、シクロヘキサンを加えて正確に100mLとし、希釈検液とする。検液の波長340nm及び362nmにおける吸光度A1及びA2並びに希釈検液の波長434nm、455nm及び483nmにおける吸光度A3、A4及びA5を測定するとき、A2/A1は1.00以上、A4×10/A1は15.0以上、A4/A3は1.30~1.60、A4/A5は1.05~1.25である。

乾燥減量 1.0%以下(減圧、4時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 純度試験(4)で用いた希釈検液につき、波長454~456nmの吸収極大の波長における吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

β―カロテン(C40H56)の含量(%)=200/M×A/2500×100

ただし、M:試料の採取量(g)

保存基準 遮光した密封容器に入れ、空気を不活性ガスで置換して保存する。

FA015100

E00076

カロブ色素

Carob Germ Color

定義 本品は、イナゴマメ(Ceratonia siliqua L.)の種子の胚芽を粉砕して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像484 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は30以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、淡黄~淡黄褐色の粉末又は粒で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価30に換算して0.5gに相当する量を量り、70vol%メタノール50mLを加えて振り混ぜ、遠心分離して得られる上澄液は、淡黄~黄色を呈する。

(2) (1)の上澄液に水酸化ナトリウム溶液(1→20)を加えてアルカリ性にするとき、液の色は濃黄色に変わる。

(3) (1)の上澄液に塩酸(1→3)を加えて酸性にするとき、液の色は無色に変わる。

(4) (1)の上澄液5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1mLを加えるとき、液の色は黄褐色に変わる。

(5) 本品の表示量から色価30に換算して0.1gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム溶液(1→1250)100mLを加えた後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過した液は、波長385~400nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) デンプン 本品の表示量から、色価30に換算して0.10gに相当する量を量り、水10mLを加えて沸騰するまで加熱する。冷後、ヨウ素試液を2滴加えるとき、青色を呈さない。

乾燥減量 12.0%以下(105℃、5時間)

灰分 8.0%以下

色価測定 本品約0.5gを精密に量り、70vol%メタノールを加えて正確に50mLとし、10分間超音波処理した後、毎分5000回転で10分間遠心分離を行う。上澄液5mLを正確に量り、水酸化ナトリウム試液(0.01mol/L)を加えて正確に50mLとし、濁りが認められる場合には、メンブランフィルター(孔径0.20μm)でろ過し、検液とする。水酸化ナトリウム試液(0.01mol/L)を対照とし、波長385~400nmの吸収極大の波長における吸光度Aを測定し、次式により色価を求める。

色価=A/M×50

ただし、M:試料の採取量(g)

FA015200

E00077

カロブビーンガム

Carob Bean Gum

Locust Bean Gum

ローカストビーンガム

定義 本品は、イナゴマメ(Ceratonia siliqua L.)の種子の胚乳を粉砕し、又は溶解し、沈殿して得られたものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、白~わずかに黄褐色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品2gに2―プロパノール4mLを加えてよく混ぜた後、よくかき混ぜながら水200mLを加え、更に均一に分散するまでよくかき混ぜるとき、やや粘性のある液となる。この液100mLを水浴上で約10分間加熱した後、室温まで冷却するとき、その粘性は加熱前より増加する。

(2) (1)で得た加熱冷却後の液10mLに四ホウ酸ナトリウム十水和物溶液(1→20)2mLを加え、混和して放置するとき、ゼリー状となる。

純度試験

(1) たん白質 7.0%以下

本品約0.2gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.8754mgたん白質

(2) 酸不溶物 4.0%以下

「加工ユーケマ藻類」の純度試験(4)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) デンプン 本品0.10gを量り、水10mLを加えて沸騰するまで加熱する。冷後、ヨウ素試液2滴を加えるとき、青色を呈さない。

(6) 残留溶媒 2―プロパノール 1.0%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液20mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により2―プロパノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS/MT×QT/QS×4

ただし、

MS:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 14.0%以下(105℃、5時間)

灰分 1.2%以下(800℃、3~4時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA015250

E00078

カワラヨモギ抽出物

Rumput Roman Extract

定義 本品は、カワラヨモギ(Artemisia capillaris Thunb.)の全草から得られた、カピリンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、カピリン(C12H8O=168.19)を0.5~5.0%含む。

性状 本品は、黄~黄褐色又は緑~暗緑色の液体で、特異なにおいがある。

確認試験 本品をかくはんし、その2gを量り、減圧下、40℃で乾固し、メタノール2.0mLを加えてよく混合した後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、検液とする。検液及び定量法の標準液をそれぞれ1μLずつ量り、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。このとき、検液には、標準液の主ピークと保持時間が一致するピークを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 85.0~99.8%(10g、水浴上で30分間乾燥後、105℃、5時間)

強熱残分 2.0%以下(乾燥物換算、乾燥物として1~2gになるように試料を採取)

定量法 本品をかくはんし、その約2gを精密に量り、減圧下、40℃で乾固し、定量用内標準液2mLを正確に加えてよく混合した後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、検液とする。ただし、定量用内標準液は、定量用p―ヒドロキシ安息香酸メチル約50mgを精密に量り、メタノールで正確に100mLとしたものとする。別にカピリン5mgを量り、メタノールを加えて10mLとし、標準液とする。検液、定量用内標準液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液につき、p―ヒドロキシ安息香酸メチル及びカピリンのピーク面積AH及びACを測定し、次式によりカピリンの含量を求める。ただし、検液中のp―ヒドロキシ安息香酸メチル及びカピリンは、定量用内標準液及び標準液との保持時間の比較により同定する。

カピリン(C12H8O)の含量(%)=CH/CT×AC/AH×MWC/MWH×1/RMS×P

ただし、

CH:検液中の定量用p―ヒドロキシ安息香酸メチルの濃度(mg/mL)

CT:検液中の乾燥物換算した試料の濃度(mg/mL)

MWH:p―ヒドロキシ安息香酸メチルの分子量(152.15)

MWC:カピリンの分子量(168.19)

RMS:カピリンのp―ヒドロキシ安息香酸メチルに対する相対モル感度(1.70)

P:定量用p―ヒドロキシ安息香酸メチルの純度(%)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用5%ジフェニル95%ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 70℃で4分間保持した後、毎分5℃で320℃まで昇温し、320℃を10分間保持する。

注入口温度 250℃

検出器温度 330℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 p―ヒドロキシ安息香酸メチル及びカピリンのピークが他のピークと分離し、p―ヒドロキシ安息香酸メチルの保持時間が約20分、カピリンの保持時間が約26分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:3

FA015300

かんすい(固形)

Kansui (Solid)

Solid Kansui

固形かんすい

定義 本品は、かんすい(「炭酸カリウム(無水)」、「炭酸水素ナトリウム」、「炭酸ナトリウム」及び「リン酸類のカリウム塩又はナトリウム塩」のうち1種以上を含むものである。)のうち固形のものである。

性状 本品は、無~白色の結晶、粉末、塊又はこれらの混合物である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、アルカリ性である。

(2) 本品の水溶液(1→10)は、カリウム塩(1)の反応又はナトリウム塩(1)の反応を呈する。

(3) 炭酸塩又は炭酸水素塩を含む本品の水溶液(1→10)は、炭酸塩(1)の反応を呈する。

(4) リン酸塩を含む本品の水溶液(1→10)に硝酸(1→10)を加えて酸性とした液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

純度試験 本品10gを量り、水を加えて溶かし、200mLとした液をA液とする。

(1) 溶状 わずかに微濁

A液20mLを量り、検液とする。

(2) 水酸化アルカリ A液40mLを量り、塩化バリウム二水和物溶液(3→25)50mL及び水を加えて100mLとし、激しく振り混ぜた後、ろ過する。このろ液50mLを量り、0.1mol/L塩酸3滴及びフェノールフタレイン試液3滴を加えるとき、液は、赤色を呈さない。

(3) 塩化物 Clとして0.35%以下(A液1.0mL、比較液0.01mol/L塩酸0.50mL)

(4) ケイ酸塩 A液10mLを量り、フェノールフタレイン試液1滴を加え、生じた赤色が消えるまで塩酸(1→4)を加えた後、水浴中で15分間加熱する。冷後、液が赤色を呈するときは、赤色が消えるまで更に塩酸(1→4)を加える。この液にメチレンブルー試液1滴及び塩化アンモニウム飽和溶液10mLを加えて2時間放置するとき、有色の沈殿又は有色の混濁を生じない。

(5) 重金属 Pbとして40μg/g以下

A液10mLを量り、塩酸(1→4)3mLを加え、水浴上で蒸発乾固し、その残留物を酢酸(1→20)2mL及び水20mLを加えて溶かし、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、鉛標準液(重金属試験用)2.0mLを量り、酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

A液10mLを量り、検液とする。

FA015400

かんすい(液状)

Kansui (Liquid)

Liquid Kansui

液状かんすい

定義 本品は、かんすい(「炭酸カリウム(無水)」、「炭酸水素ナトリウム」、「炭酸ナトリウム」及び「リン酸類のカリウム塩又はナトリウム塩」のうち1種以上を含むものである。)のうち液状のものである。

性状 本品は、無色澄明な液体である。

確認試験 「かんすい(固形)」の確認試験(1)~(4)を準用する。

純度試験 本品の比重によって、表1に示す量の本品を量り、水を加えて200mLとした液をB液とし、次の試験を行う。

(i) 水酸化アルカリ B液40mLを量り、以下「かんすい(固形)」の純度試験(2)を準用する。

(ii) 塩化物 固形分に対しClとして0.35%以下(B液1.0mL、比較液0.01mol/L塩酸0.50mL)

(iii) ケイ酸塩 B液10mLを量り、以下「かんすい(固形)」の純度試験(4)を準用する。

(iv) 重金属 Pbとして40μg/g固形分以下

B液10mLを量り、以下「かんすい(固形)」の純度試験(5)を準用する。

(v) ヒ素 Asとして3μg/g固形分以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

B液10mLを量り、検液とする。

表1

比重

試料の採取量(mL)

比重

試料の採取量(mL)

比重

試料の採取量(mL)

1.20

39.8

1.25

31.0

1.30

25.4

1.21

37.6

1.26

29.8

1.31

24.4

1.22

35.6

1.27

28.6

1.32

23.6

1.23

34.0

1.28

27.4

1.33

22.8

1.24

32.4

1.29

26.4


FA015500

かんすい(希釈粉末)

Kansui (Diluted Powder)

Diluted Powder Kansui

希釈粉末かんすい

定義 本品は、かんすい(「炭酸カリウム(無水)」、「炭酸水素ナトリウム」、「炭酸ナトリウム」及び「リン酸類のカリウム塩又はナトリウム塩」のうち1種以上を含むものである。)のうち小麦粉で希釈した粉末のものである。

性状 本品は、白~淡黄色の均等な粉末である。

確認試験

(1) 本品1gにヨウ素試液1滴を加えるとき、紫色を呈する。

(2) 本品10gに水50mLを加えてよく振り混ぜた後、ろ過し、このろ液について「かんすい(固形)」の確認試験(1)~(4)を準用する。

比重 本品60gを量り、水を加えて200mLとし、よく振り混ぜた後、ろ過した液の比重は、画像486 (9KB)別ウィンドウが開きます
である。

純度試験

(1) 不溶性物質 2.0%以下

本品0.50gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→100)100mLを加え、15分間煮沸した後、30分間放置するとき、沈殿を認めない。もし沈殿がある場合には、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過し、洗液がアルカリ性を呈さなくなるまで水洗した後、その残留物をろ紙と共に恒量になるまで約550℃で強熱し、その質量を量る。

(2) 本品の比重によって、表2に示す量の比重試験のろ液を量り、水を加えて100mLとした液をC液とし、次の試験を行う。

(i) 水酸化アルカリ C液40mLを量り、以下「かんすい(固形)」の純度試験(2)を準用する。

(ii) 塩化物 水溶性固形分に対しClとして0.35%以下(C液1.0mL、比較液0.01mol/L塩酸0.50mL)

(iii) ケイ酸塩 C液10mLを量り、以下「かんすい(固形)」の純度試験(4)を準用する。

表2

比重

ろ液の採取量(mL)

比重

ろ液の採取量(mL)

比重

ろ液の採取量(mL)

1.12

34.3

1.14

29.2

1.16

25.4

1.13

31.7

1.15

27.2

1.17

23.7

(3) 重金属 Pbとして30μg/g以下(1.0g、第2法、比較液 鉛標準液(重金属試験用)3.0mL)

(4) ヒ素 Asとして1.9μg/g以下(0.79g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

FA015600

E00079

カンゾウ抽出物(粗製物)

Licorice Extract (Crude)

カンゾウエキス(粗製物)

グリチルリチン(粗製物)

リコリス抽出物(粗製物)

定義 本品は、カンゾウ抽出物(ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis Fisch. ex DC.)、チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata Batalin)、ヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.)又はこれらの近縁植物の根若しくは根茎から得られた、グリチルリチン酸を主成分とするものをいう。)のうち、粗製物である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、グリチルリチン酸(C42H62O16=822.93)5.0%以上、50.0%未満を含む。

性状 本品は、黄~黒褐色の粉末、薄片、粒、塊、ペースト又は液体である。

確認試験 本品0.01~0.10gを50vol%エタノール10mLに溶かし、検液とする。別に薄層クロマトグラフィー用グリチルリチン酸5mgを50vol%エタノール10mLに溶かし、対照液とする。これらの液2μLにつき、1―ブタノール/水/酢酸混液(7:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(主波長254nm)下で観察するとき、検液から得た数個のスポットのうち1個は、対照液から得た暗紫色のスポット(グリチルリチン酸)と色調及びRf値が等しい。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

pH 2.5~7.0(固体試料1.0g又はペースト若しくは液体試料を乾燥したもの1.0g、水/エタノール(95)混液(1:1)100mL)

純度試験

(1) 不溶物 本品を乾燥し、その5.0gを50vol%エタノール100mLに溶かし、質量既知のろ紙を用いてろ過し、50vol%エタノールで洗った後、残留物を105℃で5時間乾燥するとき、その量は1.25g以下である。

(2) 鉛 Pbとして10μg/g以下(固体試料0.50g又はペースト若しくは液体試料を乾燥したもの0.50g、第1法、比較液 鉛標準液5.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(固体試料1.0g又はペースト若しくは液体試料を乾燥したもの1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 固体試料 8.0%以下(105℃、2時間)

ペースト又は液体試料 60.0%以下(105℃、5時間)

強熱残分 15.0%以下(固体試料又はペースト若しくは液体試料を乾燥したもの)

定量法 本品40mg~0.4gを精密に量り、50vol%エタノールに溶かして正確に100mLとし、検液とする。別にグリチルリチン酸標準品(別途水分を測定しておく。)約20mgを精密に量り、50vol%エタノールに溶かして正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のグリチルリチン酸のピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

グリチルリチン酸(C42H62O16)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:無水物換算したグリチルリチン酸標準品の採取量(g)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 酢酸(1→50)/アセトニトリル混液(3:2)

流量 グリチルリチン酸の保持時間が約10分となるように調整する。

カラム選定 グリチルリチン酸標準品5mg及びp―ヒドロキシ安息香酸プロピル1mgを50vol%エタノール20mLに溶かす。この液20μLにつき、上記の条件で試験するとき、グリチルリチン酸、p―ヒドロキシ安息香酸プロピルの順に溶出し、それぞれのピークが完全に分離するものを用いる。

FA015700

E00079B

カンゾウ抽出物(精製物)

Licorice Extract (Purified)

カンゾウエキス(精製物)

グリチルリチン(精製物)

リコリス抽出物(精製物)

定義 本品は、カンゾウ抽出物(ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis Fisch. ex DC.)、チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata Batalin)、ヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.)又はこれらの近縁植物の根若しくは根茎から得られた、グリチルリチン酸を主成分とするものをいう。)のうち、精製物である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、グリチルリチン酸(C42H62O16=822.93)50.0~80.0%を含む。

性状 本品は、白~黄色の結晶又は粉末である。

確認試験 本品5~10mgを量り、以下「カンゾウ抽出物(粗製物)」の確認試験を準用する。

pH 2.5~5.0(1.0g、水/エタノール(95)混液(1:1)100mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして10μg/g以下(0.50g、第1法、比較液 鉛標準液5.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 8.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 15.0%以下

定量法 本品20~40mgを精密に量り、以下「カンゾウ抽出物(粗製物)」の定量法を準用する。

FA015720

E00080

カンゾウ油性抽出物

Licorice Oil Extract

定義 本品は、カンゾウ油性抽出物のうち、チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata Batalin)又はヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.)の根若しくは根茎から得られた、フラボノイドを主成分とするものである。

性状 本品は、黄褐~赤褐色の粉末、ペースト又は液体で、特異なにおいがある。

確認試験 本品30mgを量り、エタノール(99.5)20mLを加えて溶かした後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液を検液とする。別にグラブリジン及びリコカルコンA5mgずつを量り、それぞれエタノール(99.5)50mLに溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、標準液のグラブリジン及びリコカルコンAの両方又はそのいずれかのピークと保持時間が一致するピークを認める。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 282nm(グラブリジン)、360nm(リコカルコンA))

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル/酢酸(1→50)混液(3:2)

流量 リコカルコンAの保持時間が約6分、グラブリジンの保持時間が約8分になるように調整する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(粉末試料2.0g又はペースト若しくは液体試料を乾燥したもの2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(粉末試料0.50g又はペースト若しくは液体試料を乾燥したもの0.50g、第4法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 粉末試料 5.0%以下(105℃、2時間)

ペースト又は液体試料 50.0%以下(105℃、5時間)

強熱残分 3.0%以下(粉末試料1g又はペースト若しくは液体試料を乾燥したもの1g)

FA015750

T00965

カンタキサンチン

Canthaxanthin

C40H52O2 分子量 564.84

β,β―Carotene―4,4′―dione [514―78―3]

含量 本品は、カンタキサンチン(C40H52O2)96.0%以上を含む。

性状 本品は、暗紫色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品のアセトン溶液(1→25000)は、橙色を呈する。この液5mLに亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)1mL、続けて硫酸試液(0.5mol/L)1mLを加えるとき、直ちに脱色される。

(2) 本品のシクロヘキサン溶液(1→400000)は、波長470nm付近に吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 副成色素 5%以下

本品20mgを量り、ジクロロメタン25mLに溶かし、検液とする。検液400μLを量り、薄層板の原線上に幅約3mmの帯状になるように付け、対照液を用いず、ジクロロメタン/ジエチルエーテル混液(95:5)を展開溶媒として、薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾する。その後、主成分である一番色の濃い部分を削り取り、栓付遠心管に入れ、ジクロロメタン40mLを正確に加え、10分間振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液10mLを正確に量り、ジクロロメタンを加えて正確に50mLとし、A液とする。次に、薄層板上の残りの着色部分の担体を削り取り、別の栓付遠心管に入れ、ジクロロメタン20mLを正確に加え、10分間振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液をB液とする。A液及びB液につき、ジクロロメタンを対照として波長485nmにおける吸光度(AA及びAB)を測定し、次式により副成色素の量を求める。ただし、操作は、光を避け、薄層板には、担体として薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを110℃で1時間乾燥したものを使用する。

強熱残分 0.10%以下

定量法 本品約50mgを精密に量り、クロロホルム10mLを加えて溶かし、シクロヘキサンを加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、シクロヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、シクロヘキサンを加えて正確に100mLとし、検液とする。検液につき、シクロヘキサンを対照として波長470nm付近の吸収極大の波長における吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

カンタキサンチン(C40H52O2)の含量(%)=200/M×A/2200×100

ただし、M:試料の採取量(g)

保存基準 遮光した密封容器に入れ、空気を不活性ガスで置換して保存する。

FA015800

E00081

カンデリラロウ

Candelilla Wax

カンデリラワックス

キャンデリラロウ

キャンデリラワックス

定義 本品は、カンデリラ(Euphorbia antisyphilitica Zucc. (Euphorbia cerifera Alcocer))の茎から得られた、ヘントリアコンタンを主成分とするものである。

性状 本品は、淡黄~褐色の固体で、光沢があり、加熱するとき、芳香を発する。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 68~73℃

けん化価 43~65

本品約1gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(5:3)50mL及び0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25mLを正確に加える。還流冷却器を付けて時々振り混ぜながら1時間加熱する。以下油脂類試験法中のけん化価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 12~22

本品約3gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(5:3)80mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、冷時濁りを生じるときは、温時滴定する。

(2) エステル価 31~43(油脂類試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.3%以下

参照スペクトル

カンデリラロウ

FA015900

T00970

ギ酸イソアミル

Isoamyl Formate

C6H12O2 分子量 116.16

3―Methylbutyl formate [110―45―2]

含量 本品は、ギ酸イソアミル(C6H12O2)92.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像491 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 3.0以下(香料試験法)

ただし、滴定は、氷水中で冷却しながら行い、10秒間持続する淡赤色を呈するまで滴定する。

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

ギ酸イソアミル

FA016000

T00980

ギ酸ゲラニル

Geranyl Formate

C11H18O2 分子量 182.26

(2E)―3,7―Dimethylocta―2,6―dien―1―yl formate [105―86―2]

含量 本品は、ギ酸ゲラニル(C11H18O2)85.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験

(1) 本品1mLに10w/v%水酸化カリウム・エタノール試液10mLを加え、水浴中で振り混ぜながら5分間加熱するとき、特有のにおいはなくなり、ゲラニオールのにおいを発する。

(2) 本品1mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)10mLを加え、水浴中で振り混ぜながら5分間加熱した後、静置する。下層の水溶液1mLに塩酸(1→4)1.5mLを加え、更にマグネシウム粉末20mgを数回に分けて加える。泡の発生がなくなった後、硫酸(3→5)3mL及びクロモトロープ酸二ナトリウム二水和物10mgを加えて振り混ぜ、温湯中で10分間加温するとき、液は、赤紫色を呈する。

屈折率 画像495 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 酸価 1.0以下(香料試験法)

ただし、滴定は、氷水中で冷却しながら行い、10秒間持続する淡赤色を呈するまで滴定する。

(2) 溶状 澄明(1.0mL、80vol%エタノール3.0mL)

定量法 本品約1gを精密に量り、香料試験法中のけん化価及び酸価の試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

SV:けん化価

AV:酸価

FA016100

T00990

ギ酸シトロネリル

Citronellyl Formate

C11H20O2 分子量 184.28

3,7―Dimethyloct―6―en―1―yl formate [105―85―1]

含量 本品は、ギ酸シトロネリル(C11H20O2)90.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像499 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 3.0以下(香料試験法)

ただし、滴定は、氷水中で冷却しながら行い、10秒間持続する淡赤色を呈するまで滴定する。

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ギ酸シトロネリル

FA016200

E00082

キサンタンガム

Xanthan Gum

キサンタン多糖類

ザンサンガム

[11138―66―2]

定義 本品は、キサントモナス属細菌(Xanthomonas campestrisに限る。)の培養液から得られた、多糖類を主成分とするものである。ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

含量 本品を乾燥したものは、キサンタンガム72.0~108.0%含む。

性状 本品は、白~類褐色の粉末で、わずかににおいがある。

確認試験 あらかじめ水300mLを80℃まで加熱し、500mLのビーカーの中でかくはん機により高速でかくはんしながら、本品1.5g及びカロブビーンガム1.5gの粉末を混合したものを添加する。混合物が溶解するまで60℃以上でかくはんした後、30分間以上60℃以上でかくはんを続ける。かくはん後、室温になるまで2時間放置した後、更に4℃以下まで混合物を冷却するとき、弾力性のあるゲルが形成されるが、カロブビーンガムを添加せずに、対照として同様に調製した1%溶液では弾力性のあるゲルが形成されない。

純度試験

(1) 総窒素 1.5%以下(約0.2g、セミミクロケルダール法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 残留溶媒 2―プロパノール 0.05%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液2mL及び内標準液8mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により2―プロパノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS/MT×QT/QS×0.2

ただし、

MS:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 15.0%以下(105℃、2.5時間)

灰分 16.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

定量法 あらかじめガラスろ過器(1G4)を80℃で30分間減圧乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。乾燥した本品約0.5gを精密に量り、水酸化カリウム溶液(1→25)10mLを加えて溶かし、水90mLを加える。この液に塩酸(1→3)15mL及びエタノール(99.5)300mLを加えてよくかき混ぜた後、2時間放置し、毎分4000回転で10分間遠心分離する。上澄液を除去し、エタノール(99.5)を加え、以下同様の操作を上澄液が塩化物の反応を呈さなくなるまで繰り返す。得られた沈殿をエタノール(99.5)を用いて、先のガラスろ過器でろ過する。残留物をアセトンで洗った後、80℃で1.5時間減圧乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量り、次式により含量を求める。

キサンタンガムの含量(%)=MR/MT×100

ただし、

MR:残留物の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA016300

希釈過酸化ベンゾイル

Diluted Benzoyl Peroxide

[94―36―0、過酸化ベンゾイル]

定義 本品は、過酸化ベンゾイルを「ミョウバン」、「リン酸のカルシウム塩類」、「硫酸カルシウム」、「炭酸カルシウム」、「炭酸マグネシウム」及びデンプンのうち1種以上のもので希釈したものである。

含量 本品は、過酸化ベンゾイル(C14H10O4=242.23)19.0~22.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末である。

確認試験 本品0.2gを試験管に入れ、クロロホルム7mLを加え、よく振り混ぜた後、放置するとき、試験管の底に白色の不溶物が残る。さらに、4,4′―ジアミノジフェニルアミン試液2.0mLを加えるとき、液及び不溶物は、青緑色を呈する。

pH 6.0~9.0

本品3.0gを量り、水30mLを加え、3分間振り混ぜた後、ろ過した液について測定する。

純度試験

(1) 粉末度 本品5.0gを量り、乾燥した標準網ふるい53μmに入れ、2分間強く上下左右に振り、時々受皿の底を叩く。次に1分間放置して微粉末を沈着させた後、ふるい上の残留物を量るとき、1.0g以下である。

(2) 延焼状態 本品1.0gを量り、ガラス板上に置き、高さ3mm、幅10mmとし、一端に点火するとき、他端まで延焼しない。

(3) 塩酸不溶物 本品0.20gを量り、塩酸(1→4)10mLを加えてよく振り混ぜ、徐々に加熱して約1分間煮沸する。冷後、この液にジエチルエーテル約8mLを加え、よく振り混ぜた後、放置するとき、両液層は、いずれも澄明で、接界面に著明な浮遊物を認めない。

(4) アンモニウム塩 本品0.20gを量り、水酸化ナトリウム溶液(2→5)3mLを加えて煮沸するとき、発生するガスは、水で潤したリトマス紙(赤色)を青変しない。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) バリウム 本品2.0gを量り、硝酸(1→10)15mLを加え、振り混ぜた後、ろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせ、水を加えて40mLとする。この液をアンモニア試液でpH2.4~2.8とした後、水を加えて50mLとし、硫酸(1→20)1mLを加えて10分間放置するとき、濁らない。

(7) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて穏やかに加熱し、速やかに氷水中で冷却した後、ろ過し、残留物を水15mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて40mLとする。この液20mLを量り、検液とする。ただし、アンモニア水又はアンモニア試液で中和する操作は行わない。

定量法 本品約1gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、メタノール/クロロホルム混液(1:1)50mLを加えて振り混ぜる。この液にクエン酸一水和物・メタノール溶液(1→10)0.5mL及びヨウ化カリウム溶液(1→2)2mLを加え、直ちに密栓し、時々振り混ぜながら暗所に15分間放置し、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=12.11mg C14H10O4

FA016400

E00083

キシラナーゼ

Xylanase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus awamori、Aspergillus niger、Disporotrichum dimorphosporum、Humicola insolens、Rasamsonia emersonii、Trichoderma koningii、Trichoderma longibrachiatum、Trichoderma reesei及びTrichoderma virideに限る。)又は放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)の培養物から得られた、キシランを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、キシラナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

キシラナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、pH4.5の酢酸緩衝液(0.01mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して5mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍、1000倍、10000倍若しくは100000倍に希釈したものを試料液とする。

キシラン又はアラビノキシラン4.0gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)50mLにかくはんしながら徐々に加えて溶かした後、フェノールフタレイン・炭酸ナトリウム試液2滴を加える。この液を塩酸試液(1mol/L)で中和した後、酢酸緩衝液(pH4.5)100mLを加え、水を加えて200mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液2mLを量り、40℃で5分間加温し、試料液1mLを加えてよく振り混ぜ、40℃で30分間加温した後、硫酸(3→50)0.5mLを加えてよく振り混ぜる。この液を10分間放置した後、フェノールフタレイン・炭酸ナトリウム試液1滴を加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)で中和し、水を加えて5mLとした後、銅試液(キシラナーゼ・デキストラナーゼ活性試験用)5mLを加えてよく振り混ぜる。試験管に軽く栓をし、時々振り混ぜながら20分間水浴中で加熱した後、20~30℃に急冷する。冷後、この液にヨウ化カリウム溶液(1→40)2mLを加えて振り混ぜ、更に硫酸(3→50)1.5mLを加えて直ちに激しく振り混ぜ、液が澄明になったとき、検液とする。別に試験管に基質溶液2mLを量り、硫酸(3→50)0.5mLを加えて振り混ぜた後、試料液1mLを加えてよく振り混ぜる。この液にフェノールフタレイン・炭酸ナトリウム試液1滴を加え、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液でそれぞれ滴定し、液が微黄色になったとき、溶性デンプン試液1mLを加え、青色が消えるまで滴定を続けるとき、検液の0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は比較液の0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。

第2法 本品0.50gを量り、pH4.7の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.025mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

試料液1mLを量り、40℃で5分間加温した後、アズリン色素架橋小麦アラビノキシラン100mgを加えて40℃で10分間静置した後、2w/v%2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール溶液10mLを加えて直ちにかくはんする。この液を室温で5分間放置した後、かくはんしてろ紙でろ過し、ろ液を検液とする。別に試料液1mLを量り、2w/v%2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール溶液10mLを加えてよく振り混ぜ、アズリン色素架橋小麦アラビノキシラン100mgを加えて10分間放置した後、ろ紙でろ過し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長590nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

第3法 「ヘミセルラーゼ」のヘミセルラーゼ活性試験法第1法を準用する。

第4法 「ヘミセルラーゼ」のヘミセルラーゼ活性試験法第2法を準用する。

FA016500

T01000

キシリトール

Xylitol

キシリット

C5H12O5 分子量 152.15

meso―Xylitol [87―99―0]

含量 本品を無水物換算したものは、キシリトール(C5H12O5)98.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、清涼な甘味がある。

確認試験

(1) 本品5gに塩酸/ホルムアルデヒド液混液(1:1)10mLを加えて溶かし、50℃で2時間加温した後、エタノール(95)25mLを加えるとき、結晶を析出する。この結晶をろ取し、水10mLを加え、加温して溶かし、エタノール(95)50mLを加える。析出した結晶をろ取し、エタノール(95)を用いて2回再結晶し、105℃で2時間乾燥するとき、その融点は、195~201℃である。

(2) 本品を減圧下、酸化リン(Ⅴ)デシケータ中で24時間乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルをキシリトール標準品のスペクトル又は参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 92~96℃

pH 5.0~7.0(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 澄明(1.0g、水2.0mL)

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) ニッケル Niとして2.0μg/g以下

本品50.0gを量り、水/酢酸試液(1mol/L)混液(1:1)を加えて溶かし、500mLとし、A液とする。A液100mLを分液漏斗に分取し、ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(1→100)2.0mL及び4―メチル―2―ペンタノン10mLを加えて振り混ぜ、4―メチル―2―ペンタノン層をとり、検液とする。別にA液100mLずつを3本の分液漏斗に分取し、ニッケル標準液0.5、1.0及び1.5mLをそれぞれ加え、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行い、標準添加法を用いて検液のニッケル含量を求める。

操作条件

光源ランプ ニッケル中空陰極ランプ

分析線波長 232.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(5) 他の糖アルコール 1.0%以下

L―アラビトール、ガラクチトール、D(-)―マンニトール及びD―ソルビトールについて定量法を準用して、これらの含量(%)を計算し、その合計を他の糖アルコールの含量(%)とする。ただし、比較液の調製にあっては、それぞれ約10mgを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。

(6) 還元糖 D―グルコースとして0.2%以下

本品1.0gを量り、フラスコに入れ、水25mLを加えて溶かし、フェーリング試液40mLを加え、3分間穏やかに煮沸した後、放置して亜酸化銅を沈殿させる。上澄液はガラスろ過器(1G4)でろ過する。フラスコ内の沈殿に直ちに温湯を加え、洗浄し、先のガラスろ過器でろ過し、洗液を捨てる。洗液がアルカリ性を呈さなくなるまで同様の操作を繰り返す。次にフラスコ内の沈殿に直ちに硫酸鉄(Ⅲ)試液20mLを加えて溶かし、先のガラスろ過器でろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせ、80℃に加熱し、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液0.6mLを加えるとき、液の赤色は直ちに消えない。

水分 0.50%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約2gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、内標準液1mLを正確に量って加え、約60℃の水浴中で減圧下に濃縮し、乾固する。これにピリジン(無水)1.0mL及び無水酢酸1.0mLを加え、還流冷却器を付けて水浴中で1時間加熱する。冷後、検液とする。ただし、内標準液は、meso―エリトリトール約0.2gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に25mLとする。別にキシリトール標準品約0.2gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。それぞれの液のエリトリトール誘導体のピーク面積に対するキシリトール誘導体のピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。更に無水物換算を行う。

ただし、

MS:キシリトール標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用14%シアノプロピルフェニル86%ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃で2分間保持した後、毎分10℃で220℃まで昇温し、220℃を15分間保持する。

注入口温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 エリトリトール誘導体のピークが約6分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

参照スペクトル

キシリトール

FA016600

E00084

D―キシロース

D―Xylose

C5H10O5 分子量 150.13

D―Xylopyranose [58―86―6]

含量 本品を乾燥したものは、D―キシロース(C5H10O5)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがなく、甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)2~3滴を沸騰したフェーリング試液5mLに加えるとき、赤色の沈殿を生じる。

(2) 本品1gに水(二酸化炭素除去)25mLを加えて溶かした液は、右旋性である。

(3) 本品1gに水3mLを加え、温めて溶かし、塩酸(1→4)/ジフェニルアミン・エタノール(95)溶液(1→40)混液(5:2)3mLを加え、水浴中で5分間加熱するとき、液は、黄~淡橙色を呈する。

(4) 本品0.5gに水20mLを加えて溶かし、塩化フェニルヒドラジニウム・酢酸ナトリウム試液30mL及び酢酸(1→20)10mLを加え、水浴中で約2時間加熱し、生じた沈殿を水から再結晶するとき、その融点は、160~163℃である。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(4.0g、水20mL)

(2) 遊離酸 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)10mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液1滴を加え、0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液1滴を加えるとき、液は、赤色を呈する。

(3) 硫酸塩 SO4として0.005%以下

本品1.0gを量り、水30mLを加えて溶かし、検液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.10mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(6) 他の糖類 本品0.5gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとし、検液とする。検液0.1mLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/ピリジン/水混液(6:4:3)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行うとき、一つの赤色スポット以外にスポットを認めない。ただし、ろ紙は、クロマトグラフィー用ろ紙を用い、展開溶媒の先端が検液を付けた点から約15cmに達したとき展開を止め、先端の位置に印をつける。ろ紙を風乾した後、再び同じ展開溶媒で展開し、展開溶媒が前の印のところに達したとき展開を止める。さらに、同様の操作を1回繰り返した後、呈色液を噴霧し、100~125℃で5分間乾燥した後、自然光下で上方から観察する。呈色液は、アニリン0.93g及びフタル酸無水物1.66gを量り、水を飽和した1―ブタノール100mLを加えて溶かして調製する。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.05%以下(5g)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に500mLとする。この液10mLを正確に量り、共栓フラスコに入れ、メタ過ヨウ素酸ナトリウム溶液(1→400)50mLを正確に量って加え、更に硫酸1mLを加えて水浴中で15分間加熱する。冷後、ヨウ化カリウム2.5gを加え、よく振り混ぜた後、冷暗所に15分間放置し、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=1.877mg C5H10O5

FA016700

E00085

キチナーゼ

Chitinase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus niger、Aspergillus oryzae、Trichoderma harzianum及びTrichoderma reeseiに限る。)、放線菌(Amycolatopsis orientalis及びStreptomyces属に限る。)又は細菌(Aeromonas属及びPaenibacillus taichungensisに限る。)の培養物から得られた、キチン質を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、キチナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

キチナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水若しくはpH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

エチレングリコールキチン0.50gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液0.5mLを量り、37℃で5分間加温した後、試料液0.05mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で2時間加温する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液1.65mLを加えて直ちに振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で15分間加温する。冷後、水8.8mLを加え、検液とする。別に試験管に3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液1.65mLを量り、基質溶液0.5mL及び試料液0.05mLを加えて直ちに振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で15分間加温する。冷後、水8.8mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、水若しくはpH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.2mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

p―ニトロフェニル2―アセトアミド―2―デオキシ―β―D―グルコピラノシド17mgを量り、水を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液1.5mL及びリン酸二水素カリウム試液(0.02mol/L)0.4mLを量り、37℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて振り混ぜ、37℃で10分間加温する。冷後、この液に5%トリクロロ酢酸溶液0.1mLを加えて振り混ぜ、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.2mol/L)2.8mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに水0.1mLを用いて以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長400nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品1.0gを量り、水若しくはpH7.0のトリス緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

p―ニトロフェニルジ―N―アセチル―β―キトビオシド55mgを量り、pH7.0のトリス緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液1.4mLを量り、37℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて振り混ぜる。この液を37℃で30分間加温した後、炭酸ナトリウム試液(0.2mol/L)1.5mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに水0.1mLを用いて以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長405nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA016750

T01005

キチングルカン

Chitin―Glucan

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus nigerに限る。)の培養物から得られた、キチン及びβ―1,3―グルカンで構成される共重合体である。

含量 本品は、キチングルカン95%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄褐色の粉末であり、においがない。

確認試験 キチン/グルカン構成比 25/75~60/40 本品2.0gを量り、遠心管に入れ、塩酸試液(1mol/L)40mLを加える。30分間振とうした後、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を除去する。残留物に塩酸試液(1mol/L)40mLを加え、この操作を行う。次に、残留物に水40mLを加えて、よく振り混ぜた後、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を除去する。上澄液の導電率が100μS/cm以下となるまで、水40mLずつでこの操作を繰り返す。その後、残留物にエタノール(99.5)40mLを加え、よく振り混ぜた後、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を除去する。再度、残留物にエタノール(99.5)40mLを加え、この操作を行う。次に、残留物にクロロホルム/メタノール混液(1:1)40mLを加え、30分間振とうした後、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を除去する。再度、残留物にクロロホルム/メタノール混液(1:1)40mLを加え、この操作を行う。残留物にアセトン40mLを加え、30分間振とうした後、毎分3000回転で10分間遠心分離する。上澄液をろ紙(孔径30μm)でろ過し、ろ液は捨てる。遠心管の残留物にアセトンを加えて振り混ぜ、内容物全てを先のろ紙を用いてろ過し、ろ液は捨てる。ろ紙上の残留物はろ紙ごと時計皿等に乗せ、ドラフト内で、室温で乾燥し、ろ紙上の残留物を試料とする。

試料を外径3~4mmの固体NMR用試料管に入れ、密封し、次の操作条件でプロトン共鳴周波数400MHz以上の装置(アダマンタンの高磁場側のカーボンシグナルがδ29.5ppmとなるよう調整した装置)を用いてCP/MAS13C NMRスペクトルを測定する。別にキチンを用いて、試料と同様にCP/MAS13C NMRスペクトルを測定する。得られたスペクトルについてベースライン補正及び波形分離処理を行った後、試料及びキチンのCP/MAS13C NMRスペクトルでそれぞれδ23ppm、δ55ppm、δ61ppm及びδ104ppm付近にシグナルがSN比50以上で検出されることを確認し、試料及びキチンの各シグナル面積強度を、それぞれA1、A2、A3及びA4並びにB1、B2、B3及びB4とし、以下の式により、キチンの構成率(%)及びグルカンの構成率(%)を求める。

グルカンの構成率(%)=100-キチンの構成率(%)

キチン/グルカン構成比=キチンの構成率(%)/グルカンの構成率(%)

ただし、

A1:本品のδ23ppm付近のシグナル面積強度

A2:本品のδ55ppm付近のシグナル面積強度

A3:本品のδ61ppm付近のシグナル面積強度

A4:本品のδ104ppm付近のシグナル面積強度

B1:キチンのδ23ppm付近のシグナル面積強度

B2:キチンのδ55ppm付近のシグナル面積強度

B3:キチンのδ61ppm付近のシグナル面積強度

B4:キチンのδ104ppm付近のシグナル面積強度

C1:(B3/B1)/(A3/A1)

C2:(B3/B2)/(A3/A2)

C3:(B4/B1)/(A4/A1)

C4:(B4/B2)/(A4/A2)

操作条件

スピニング速度 7kHz以上

接触時間 2ミリ秒付近の一定時間

繰り返しパルス待ち時間 5秒以上

積算回数 3000回以上

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(乾燥物換算して4.0gに対応する量、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1μg/g以下(乾燥物換算して1.0gに対応する量、第3法、標準色 ヒ素標準液2.0mL、装置B)

乾燥減量 10%以下(105℃、3時間)

灰分 3%以下(600℃、6時間、乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は1000以下、真菌数は200以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

定量法 本品約5gを精密に量り、フラスコに入れ、水100mLを加え、2分間かき混ぜる。この懸濁液をメンブランフィルター(孔径1μm)を用いて吸引ろ過する。あらかじめ105℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量m(g)を精密に量った蒸発皿にろ液を入れ、蒸発乾固した後、105℃で4時間乾燥し、デシケーター中で放冷する。次に、質量M(g)を精密に量り、次式により含量を求める。

FA016800

E00087

キトサナーゼ

Chitosanase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus niger、Trichoderma reesei、Trichoderma viride及びVerticillium属に限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Aeromonas属及びBacillus属に限る。)の培養物から得られた、キトサンを加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、キトサナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

キトサナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

キトサン0.50gを量り、酢酸試液(0.75mol/L)90mLに加えてかくはんして溶かし、水酸化ナトリウム試液(10mol/L)でpH5.6に調整し、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試験管に基質溶液0.5mLを量り、40℃で5分間加温した後、あらかじめ40℃で10分間加温した試料液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、アセチルアセトン試液1mLを加えて振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で20分間加熱する。冷後、エタノール(99.5)3mLを加えて振り混ぜ、エールリッヒ試液1mLを加えて振り混ぜ、直ちに67℃の水浴中で10分間加温する。冷後、この液を毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。別に試験管に基質溶液0.5mLを量り、アセチルアセトン試液1mLを加えて振り混ぜた後、試料液0.5mLを加えて振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で20分間加熱する。以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長530nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

FA016900

E00092

キラヤ抽出物

Quillaia Extract

Quillaja Extract

キラヤサポニン

定義 本品は、キラヤ(Quillaja saponaria Molina)の樹皮から得られた、サポニンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、部分加水分解サポニン30.0%以上を含む。

性状 本品は、赤淡褐色の粉末又は褐色の液体で、特異な刺激性の味がある。

確認試験

(1) 粉末試料1.0gに等量の水を加え、室温でかくはんするとき、わずかに懸濁して溶ける。

(2) 粉末試料0.50g又は液状試料を乾燥したもの0.50gを、水20mLに溶かす。この液2μLを量り、対照液を用いず、酢酸エチル/エタノール(95)/水/酢酸混液(30:16:8:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、4―メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を均等に噴霧し、110℃で10分間加熱した後、観察するとき、Rf値が0.1~0.5付近に帯状に連続する紫褐色のスポットが4個検出される。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

pH 4.5~5.5(粉末試料4.0g又は液状試料を乾燥したもの4.0g、水100mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(粉末試料2.0g又は液状試料を乾燥したもの2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして2μg/g以下(粉末試料0.75g又は液状試料を乾燥したもの0.75g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 二酸化硫黄 30μg/g以下

(i) 装置 概略は、右の図による。

A:ガス洗浄器

B:丸底フラスコ

C:ガス導入管

D:還流冷却器

E:ガラス製ジョイント

F:吸収用フラスコ

(ii) 操作法 本品約100gを精密に量り、1000mLのBに入れ、メタノール500mLを加えて懸濁させる。次にCをフラスコのほぼ底まで届くように付け、Bの首部にDを付ける。あらかじめメチルレッド試液で中性を確認した過酸化水素試液10mLをFに入れ、Eを接続する。Cより二酸化炭素又は窒素を一定流量で流し、装置内の空気が流し出されたら、直ちに塩酸(1→3)30mLをBに加え、DにEを接続する。メタノールが還流し始めるまでゆっくりと加熱した後、穏やかに2時間加熱し、Fを外し、0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 メチルレッド試液3滴)。

0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=0.3203mg SO2

水分 粉末試料 6.0%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

乾燥減量 液体試料 50.1~70.0%(1.0g、105℃、5時間)

強熱残分 10.0%以下(粉末試料1.0g又は液状試料を乾燥したもの1.0g)

定量法 粉末試料約2g又は液状試料を乾燥したもの約2gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、水酸化カリウム溶液(1→50)10mLを加え、還流冷却器を付けて水浴中で2時間加熱する。冷後、エタノール(95)25mLを加えて溶かし、リン酸0.5mLを加えた後、更に水を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に定量用部分加水分解サポニンを105℃で3時間乾燥し、その約20mgを精密に量り、50vol%エタノールを加えて溶かして正確に50mLとし、標準液とする。検液及び標準液20μLにつき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液の部分加水分解サポニンのピーク面積AT1及び類縁体サポニン(部分加水分解サポニンに対する相対保持時間が約0.95)のピーク面積AT2並びに標準液の部分加水分解サポニンのピーク面積ASを測定する。

ただし、

MS:定量用部分加水分解サポニンの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 0.1%リン酸/アセトニトリル混液(13:7)

流量 部分加水分解サポニンの保持時間が約10分となるように調整する。

FA017000

E00095

グァーガム

Guar Gum

グァーフラワー

グァルガム

定義 本品は、グァー(Cyamopsis tetragonoloba (L.) Taub.)の種子から得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖又はデキストリンを含むことがある。

性状 本品は、白~わずかに黄褐色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 「カロブビーンガム」の確認試験(1)と同様に操作するとき、粘性のある液体となる。この液100mLを水浴上で約10分間加熱した後、室温まで冷却するとき、その粘性は加熱前とほとんど変わらない。

(2) 「カロブビーンガム」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) たん白質 7.0%以下 本品約0.15gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.8754mgたん白質

(2) 酸不溶物 7.0%以下

「加工ユーケマ藻類」の純度試験(4)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) デンプン「カロブビーンガム」の純度試験(5)を準用する。

(6) 残留溶媒 2―プロパノール 1.0%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液20mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により2―プロパノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS/MT×QT/QS×4

ただし、

MS:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 14.0%以下(105℃、5時間)

灰分 1.5%以下(800℃、3~4時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA017050

E00096

グァーガム酵素分解物

Enzymatically Hydrolyzed Guar Gum

グァーフラワー酵素分解物

グァルガム酵素分解物

定義 本品は、グァー(Cyamopsis tetragonoloba (L.) Taub.)の種子から得られたものを酵素で分解して得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、類白~微黄色の粉末又は粒で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品20gに2―プロパノール4mLを加えてよく湿らせた後、激しくかき混ぜながら水200mLを加え、更に均一に分散するまで激しくかき混ぜる。この液10mLに四ホウ酸ナトリウム十水和物溶液(1→20)10mLを加え、混和して放置するとき、粘性のある液となるか、ゼリー状となる。

(2) 本品1gと「キサンタンガム」1gを混合し、2―プロパノール4mLを加えて振り混ぜた後、かき混ぜながら水200mLを加え、更に均一に分散するまでかき混ぜる。この液100mLを水浴上で約10分間加熱した後、5℃まで冷却するとき、粘性のある液となるか、ゲル状となる。

純度試験

(1) たん白質 7.0%以下

本品約0.15gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.8754mgたん白質

(2) 酸不溶物 7.0%以下

本品約2gを精密に量り、水150mL及び硫酸1.5mLを入れた300mLのビーカーに加える。このビーカーを時計皿等で覆い、水浴中で6時間加熱する。時々ガラスかくはん棒を用いてビーカーの内壁に付いたものをすり落としながら水で洗い流し、蒸発によって失われた水の量を補正する。この液に、あらかじめ105℃で3時間乾燥したクロマトグラフィー用ケイソウ土約0.5gを精密に量って加え、十分かくはんする。あらかじめ105℃で3時間乾燥したガラスろ過器(1G3)の質量を測定した後、このガラスろ過器を用いて、吸引ろ過し、残留物を温水でガラスろ過器に洗い込む。残留物を集めたガラスろ過器を105℃で3時間乾燥した後、デシケーター中で放冷し、総質量を量り、次式により酸不溶物の含量を求める。

ただし、

M:総質量(g)

MD:クロマトグラフィー用ケイソウ土の質量(g)

MG:ガラスろ過器の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 14.0%以下(105℃、3時間)

灰分 2.0%以下(800℃、5時間、乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

FA017100

T01010

5′―グアニル酸二ナトリウム

Disodium 5′―Guanylate

5′―グアニル酸ナトリウム

C10H12N5Na2O8P 分子量 407.18

Disodium guanosine 5'―monophosphate [5550―12―9]

含量 本品を乾燥したものは、5′―グアニル酸二ナトリウム(C10H12N5Na2O8P)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末で、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(3→10000)3mLにオルシノール・エタノール試液0.2mLを加え、更に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・塩酸試液3mLを加え、水浴中で10分間加熱するとき、液は、緑色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)5mLにマグネシア試液2mLを加えるとき、沈殿を生じない。次に、硝酸7mLを加え、10分間煮沸した後、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(3) 本品20mgに塩酸(1→1000)1000mLを加えて溶かした液は、波長254~258nmに吸収極大がある。

(4) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 7.0~8.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.10g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 吸光度比 本品20mgを量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かし、1000mLとする。この液の波長250nm、260nm及び280nmにおける吸光度A1、A2及びA3を測定するとき、A1/A2は0.95~1.03、A3/A2は0.63~0.71である。

(5) 他の核酸分解物「5′―イノシン酸二ナトリウム」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 25.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品約0.5gを精密に量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に250mLとし、検液とする。波長260nmにおける検液の吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

5′―グアニル酸二ナトリウム(C10H12N5Na2O8P)の含量(%)=250/M×A/289.8×100

ただし、M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

FA017150

E00099

クエルセチン

Quercetin

ケルセチン

C15H10O7 分子量 302.24

2―(3,4―dihydroxyphenyl)―3,5,7―trihydroxychromen―4―one [117―39―5]

定義 本品は、ルチン(抽出物)(アズキ(Vigna angularis (Willd.) Ohwi et H. Ohashi)の全草、エンジュ(Styphnolobium japonicum (L.) Schott (Sophora japonica L.))のつぼみ若しくは花又はソバ(Fagopyrum esculentum Moench)の全草から得られた、ルチンを主成分とするものをいう。)を加水分解して得られた、クエルセチンを成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、クエルセチン(C15H10O7)94.0%以上を含む。

性状 本品は、黄色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 定量法の試料液及び標準液2につき、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、試料液の主ピークの保持時間は、標準液2のクエルセチンのピークの保持時間と一致する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 13.0%以下(135℃、2時間)

定量法 本品約13mgを精密に量り、メタノールで正確に100mLとし、試料液とする。この試料液5mL及び定量用内標準液5mLを正確に量り、混合し、検液とする。ただし、定量用内標準液は、定量用p―ヒドロキシ安息香酸メチル5mgを精密に量り、メタノールで正確に100mLとしたものとする。別に定量用内標準液5mLを量り、メタノールを加えて10mLとし、標準液1とする。また、クエルセチン二水和物10mgを量り、メタノールで100mLとし、標準液2とする。検液、標準液1及び標準液2をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液につき、p―ヒドロキシ安息香酸メチル及びクエルセチンのピーク面積AH及びAQを測定し、次式によりクエルセチンの含量を求める。ただし、検液中のp―ヒドロキシ安息香酸メチル及びクエルセチンは、標準液1及び標準液2との保持時間の比較により同定する。

クエルセチンの含量(%)=MH/MT×AQ/AH×MWQ/MWH×1/RMS×P

ただし、

MH:定量用p―ヒドロキシ安息香酸メチルの採取量(mg)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

MWQ:クエルセチンの分子量(302.24)

MWH:p―ヒドロキシ安息香酸メチルの分子量(152.15)

RMS:クエルセチンのp―ヒドロキシ安息香酸メチルに対する相対モル感度(1.41)

P:定量用p―ヒドロキシ安息香酸メチルの純度(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 255nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル/リン酸混液(700:300:1)

流量 p―ヒドロキシ安息香酸メチルの保持時間が約10分になるように調整する。

FA017200

T01020

クエン酸

Citric Acid

C6H8O7・nH2O(n=1又は0) 分子量 1水和物 210.14 無水物 192.12

2―Hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylic acid monohydrate [5949―29―1]

2―Hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylic acid [77―92―9]

定義 本品には結晶物(1水和物)及び無水物があり、それぞれをクエン酸(結晶)及びクエン酸(無水)と称する。

含量 本品を無水物換算したものは、クエン酸(C6H8O7)99.5%以上を含む。

性状 本品は、無色透明の結晶、粒若しくは塊又は白色の粉末であり、においがなく、強い酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、酸性である。

(2) 本品は、クエン酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.048%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(2) 鉛 Pbとして0.5μg/g以下(8.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) カルシウム 本品1.0gを量り、水10mLを加えて溶かし、アンモニア試液を加えて中和した後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)1mLを加えるとき、濁らない。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) シュウ酸塩 本品1.0gを量り、水10mLを加えて溶かし、塩化カルシウム二水和物溶液(2→25)2mLを加えるとき、濁らない。

(6) イソクエン酸 本品0.5gを量り、105℃で3時間加熱する。冷後、アセトン10mLを加えて溶かし、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、ろ紙クロマトグラフィーを行うとき、一つのスポット以外にスポットを認めない。ただし、ろ紙は、クロマトグラフィー用ろ紙を用い、展開溶媒が約25cm上昇したとき展開を止め、十分に風乾した後、クエン酸用ブロモフェノールブルー試液を噴霧する。なお、展開溶媒は、1―ブタノール/ギ酸/水混液(8:3:2)を一夜静置した後、その上層を用いる。

(7) 硫酸呈色物 本品0.5gを量り、硫酸呈色物用硫酸5mLを加え、90±1℃で1時間加熱して溶かした液の色は、比色標準液Kより濃くない。

水分 結晶物 8.8%以下(0.2g、容量滴定法、直接滴定)

無水物 0.5%以下(2g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液25mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。さらに、無水物換算を行う。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=6.404mg C6H8O7

FA017300

T01030

クエン酸イソプロピル

Isopropyl Citrate

Mixture of 1―methylethyl esters of 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylic acid and glycerol esters of fatty acids

定義 本品は、クエン酸イソプロピル及びグリセリン脂肪酸エステルの混合物である。

性状 本品は、無~白色の油状又はろう状の物質であり、においがなく、静置するとき、結晶が析出することがある。

確認試験

(1) 本品2gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)50mLを加えて加熱した後、蒸留して留液20mLをとり、A液とする。冷後、残留液に硫酸(1→20)を加えて中和した液は、クエン酸塩(2)の反応を呈する。

(2) (1)のA液を検液とする。別に2―プロパノールの希釈液(1→5)を調製し、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液の2―プロパノールのピークの保持時間と一致する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用25%ジフェニル75%ジメチルポリシロキサンを1.40μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で6分間保持した後、毎分5℃で110℃まで昇温し、110℃を10分間保持する。

注入口温度 200℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:100

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.3%以下

FA017350

T01035

クエン酸三エチル

Triethyl Citrate

C12H20O7 分子量 276.28

1,2,3―Triethyl 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylate [77―93―0]

含量 本品は、クエン酸三エチル(C12H20O7)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の油状の液体で、においがないか又はわずかに特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像515 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 遊離酸 クエン酸として0.02%以下

本品32.0gを正確に量り、エタノール(95)30mLを加え、0.1mol/L水酸化カリウム溶液で滴定するとき、その消費量は、1.0mL以下である。ただし、エタノール(95)は、ブロモチモールブルー試液数滴を指示薬として黄緑色を呈するまで0.1mol/L水酸化カリウム溶液を加える。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第1法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.5g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 0.25%以下(5g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。ただし、カラム温度は、150℃から毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を24分間保持する。

参照スペクトル

クエン酸三エチル

FA017400

T01040

クエン酸一カリウム

Monopotassium Citrate

C6H7KO7 分子量 230.21

Monopotassium dihydrogen 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylate [866―83―1]

含量 本品を乾燥物換算したものは、クエン酸一カリウム(C6H7KO7)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及びクエン酸塩(2)の反応を呈する。

pH 3.0~4.2(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

定量法 本品約0.4gを精密に量り、非水滴定用酢酸30mLを加え、加温して溶かす。冷後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=23.02mg C6H7KO7

FA017500

クエン酸三カリウム

Tripotassium Citrate

C6H5K3O7・H2O 分子量 324.41

Tripotassium 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylate monohydrate [6100―05―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、クエン酸三カリウム(C6H5K3O7=306.39)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及びクエン酸塩(2)の反応を呈する。

pH 7.6~9.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.5%以下(200℃、2時間)

定量法 本品約0.2gを精密に量り、非水滴定用酢酸30mLを加え、加温して溶かす。冷後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=10.21mg C6H5K3O7

FA017600

T01050

クエン酸カルシウム

Calcium Citrate

C12H10Ca3O14・4H2O 分子量 570.49

Tricalcium bis(2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylate)tetrahydrate [5785―44―4]

含量 本品を乾燥したものは、クエン酸カルシウム(C12H10Ca3O14=498.43)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品を300~400℃で1時間強熱して得た残留物は、カルシウム塩の反応を呈する。

(2) 本品0.5gに水10mL及び硝酸(1→10)2.5mLを加えて溶かした液は、クエン酸塩(2)の反応を呈する。

pH 5.5~8.0(5%懸濁液)

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.060%以下

本品5.0gを量り、塩酸10mL及び水50mLを加え、30分間水浴上で加熱した後、水を加えて200mLとし、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗い、ろ紙と共に徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間強熱し、残留物の質量を量る。

(2) 塩化物 Clとして0.007%以下

本品1.0gを量り、硝酸(1→10)10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.20mLに硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとする。

(3) 硫酸塩 SO4として0.024%以下

本品1.0gを量り、塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.50mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加え、加熱して溶かし、検液とする。

乾燥減量 10.0~14.0%(150℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、塩酸(1→4)10mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に50mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=8.307mg C12H10Ca3O14

FA017700

T01060

クエン酸第一鉄ナトリウム

Sodium Ferrous Citrate

クエン酸鉄ナトリウム

Iron(Ⅱ) sodium salt of 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylic acid

含量 本品は、鉄(Fe=55.85)10.0~11.0%を含む。

性状 本品は、緑白~帯緑黄色の粉末で、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)5mLに塩酸(1→4)1mL及び新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(1→10)0.5mLを加えるとき、液は、青色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)5mLにアンモニア水2mLを加えるとき、液は、赤褐色を呈するが、沈殿は生じない。

(3) 本品3gを500~600℃で3時間強熱して得た残留物は、ナトリウム塩の反応を呈する。

(4) 本品0.5gに水5mL及び水酸化カリウム溶液(1→25)10mLを加え、よくかき混ぜながら10分間水浴中で加熱する。冷後、ろ過する。ろ液の一部をとり、酢酸(1→2)で中和し、過量の塩化カルシウム二水和物溶液(3→40)を加えて煮沸するとき、白色の結晶性の沈殿を生じる。沈殿を分離し、この一部に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えるとき、沈殿は溶けないが、他の一部に塩酸(1→4)を加えるとき、溶ける。

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.48%以下

本品0.40gを量り、水50mLを加えて溶かし、更に水を加えて100mLとする。この液10mLを量り、塩酸(1→4)1mL及び塩化ヒドロキシルアンモニウム0.1gを加え、1分間煮沸する。冷後、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(2) 鉄(Ⅲ)塩 本品2.0gを量り、共栓フラスコに入れ、塩酸5mL及び水30mLを加えて溶かし、ヨウ化カリウム4gを加え、栓をして暗所に15分間放置する。次にデンプン試液2mLを加えてよく振り混ぜるとき、着色しても、これに0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1.0mLを加えるとき、色は消える。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液6.0mL、装置B)

本品に水10mL、硫酸1mL及び亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。別に、ヒ素標準液に水10mL、硫酸1mL及び亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとする。この液5mLを量り、以下検液と同様に操作し、標準色とする。

(5) 酒石酸塩 本品1.0gを量り、水5mL及び水酸化カリウム溶液(1→15)10mLを加え、よくかき混ぜながら10分間水浴中で加熱する。冷後、ろ過する。ろ液5mLを量り、酢酸(1→4)で弱酸性とし、酢酸2mLを加えて24時間放置するとき、白色の結晶性の沈殿を生じない。

定量法 本品約1gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、硫酸(1→20)25mL及び硝酸2mLを加え、10分間煮沸する。冷後、水20mL及びヨウ化カリウム4gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=5.585mg Fe

FA017800

T01070

クエン酸鉄

Ferric Citrate

Iron(Ⅲ) salt of 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylic acid

含量 本品は、鉄(Fe=55.85)16.5~18.5%を含む。

性状 本品は、褐色の粉末又は赤褐色の透明な小葉片である。

確認試験 本品は、鉄(Ⅲ)塩の反応及びクエン酸塩(2)の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明

本品1.0gを量り、水20mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、検液とする。

(2) 硫酸塩 SO4として0.48%以下

「クエン酸第一鉄ナトリウム」の純度試験(1)を準用する。

(3) アンモニウム塩 本品1.0gを量り、水10mL及び水酸化カリウム溶液(1→15)5mLを加えて煮沸するとき、アンモニアのにおいがしない。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mL、硫酸1mL及び亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

定量法 本品約1gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、塩酸5mL及び水30mLを加え、加熱して溶かす。冷後、ヨウ化カリウム4gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=5.585mg Fe

FA017900

T01080

クエン酸鉄アンモニウム

Ferric Ammonium Citrate

Ammonium iron(Ⅲ) salt of 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylic acid [1185―57―5]

含量 本品は、鉄(Fe=55.85)14.5~21.0%を含む。

性状 本品は、緑色、赤褐色、深赤色、褐色又は帯褐黄色で、透明なりん片状結晶、粉末、粒又は塊であり、においがないか、又はわずかにアンモニア臭があり、弱い鉄味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えて加熱するとき、アンモニアのにおいを発し、赤褐色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→100)にアンモニア試液を加えるとき、黒色を呈し、沈殿を生じない。

(3) 本品の水溶液(1→10)10mLに水酸化カリウム溶液(1→15)4mLを加えて加熱し、ろ過する。ろ液4mLをとり、酢酸(1→4)を加えて微酸性とする。冷後、塩化カルシウム二水和物溶液(3→40)2mLを加えて煮沸するとき、白色の結晶性の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.48%以下

「クエン酸第一鉄ナトリウム」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mL、硫酸1mL及び亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

(4) クエン酸鉄(Ⅲ) 本品0.10gを量り、水10mLを加えて溶かし、新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、青色の沈殿を生じない。

定量法 本品約1gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、水25mLを加えて溶かす。塩酸5mL及びヨウ化カリウム4gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=5.585mg Fe

FA018000

T01090

クエン酸三ナトリウム

Trisodium Citrate

クエン酸ナトリウム

C6H5Na3O7・nH2O(n=2又は0) 分子量 2水和物 294.10 無水物 258.07

Trisodium 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylate dihydrate [6132―04―3]

Trisodium 2―hydroxypropane―1,2,3―tricarboxylate [68―04―2]

定義 本品には結晶物(2水和物)及び無水物があり、それぞれをクエン酸三ナトリウム(結晶)及びクエン酸三ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、クエン酸三ナトリウム(C6H5Na3O7)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の粉末であり、においがなく、清涼な塩味がある。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及びクエン酸塩(2)の反応を呈する。

pH 7.6~9.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 結晶物 10.0~13.0%(180℃、2時間)

無水物 1.0%以下(180℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、非水滴定用酢酸30mLを加え、加温して溶かす。冷後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.602mg C6H5Na3O7

FA018100

E00100

クチナシ青色素

Gardenia Blue

定義 本品は、クチナシ(Gardenia jasminoides J. Ellis (Gardenia augusta Merr.))の果実から得られたイリドイド配糖体とタンパク質分解物の混合物にβ―グルコシダーゼを添加して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像522 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、暗紫~青色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH7.0)100mLに溶かした液は、青~青紫色を呈する。

(2) 本品をクエン酸緩衝液(pH7.0)に溶かした液は、波長570~610nmに吸収極大がある。

(3) 本品の表示量から、色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、水を加えて100mLとし、この液5mLに塩酸1~2滴を加えた後、次亜塩素酸ナトリウム試液1~3滴を加えるとき、速やかに色が消える。

(4) 本品の表示量から色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、水を加えて100mLとし、この液5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加え、40~43℃で20分間加熱するとき、明らかな色の変化は認められない。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) メタノール 0.10%以下(色価50に換算)

本品の表示量から、色価50に換算して1.00gに相当する量を10mLのメスフラスコに正確に量り、水を加えて溶かし、内標準液2mLを正確に加えた後、更に水を加えて10mLとし、試料液とする。グラファイトカーボンミニカラム(500mg)にエタノール(95)4mL、続いて水10mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムに正確に1mLの試料液を注入し、流出液を5mLのメスフラスコにとる。次に、水を注ぎ、流出液の総量が5mLになるまで青色素が溶出しないような速さで流し、得られた流出液を検液とする。別にメタノール0.50gを量り、水を加えて正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。さらに、この液2mLを正確に量り、内標準液2mLを正確に加えた後、水を加えて正確に50mLとし、比較液とする。ただし、2―プロパノール0.50gを量り、水を加えて100mLとし、更にこの液10mLを量り、水を加えて100mLとし、内標準液とする。検液及び比較液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の2―プロパノールのピーク面積に対するメタノールのピーク面積の比は、比較液の2―プロパノールのピーク面積に対するメタノールのピーク面積の比を超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3~4mm、長さ1~2mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 160~200℃

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールの保持時間が2~4分になるように調整する。

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH7.0)

測定波長 波長570~610nmの吸収極大の波長

FA018200

E00101

クチナシ赤色素

Gardenia Red

定義 本品は、クチナシ(Gardenia jasminoides J. Ellis (Gardenia augusta Merr.))の果実から得られたイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンパク質分解物の混合物にβ―グルコシダーゼを添加して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像523 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、暗赤紫~赤色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、酢酸緩衝液(pH4.0)100mLに溶かした液は、赤~赤紫色を呈する。

(2) 本品を酢酸緩衝液(pH4.0)に溶かした液は、波長520~545nmに吸収極大がある。

(3) 本品の表示量から、色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、水を加えて100mLとし、この液5mLに塩酸1~2滴を加えた後、次亜塩素酸ナトリウム試液1~3滴を加えるとき、速やかに色は消える。

(4) 本品の表示量から色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、水を加えて100mLとし、検液とする。検液5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えてアルカリ性にするとき、濁りを生じる場合があるが、明らかな色の変化は認められない。また、検液5mLに塩酸1~3滴を加えるとき、濁りを生じる場合があるが、明らかな色の変化は認められない。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 酢酸緩衝液(pH4.0)

測定波長 波長520~545nmの吸収極大の波長

FA018300

E00102

クチナシ黄色素

Gardenia Yellow

定義 本品は、クチナシ(Gardenia jasminoides J. Ellis(Gardenia augusta Merr.))の果実から得られた、クロシン及びクロセチンを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像524 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は100以上で、その表示量の90~120%を含む。

性状 本品は、黄~暗赤色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から色価100に換算して0.1gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム試液(0.02mol/L)100mLを加えるとき、黄色を呈する。

(2) 本品の表示量から色価100に換算して0.1gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて50℃の水浴中で20分間加温し、振り混ぜながら溶かした液は、波長410~425nmに吸収極大がある。

(3) 本品の表示量から色価100に換算して0.1gに相当する量を量り、必要な場合には水浴上で蒸発乾固し、冷却した後、硫酸5mLを加えるとき、青色を呈し、次いで紫色を経て褐色に変わる。

(4) 本品の表示量から色価100に換算して1gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて50℃の水浴中で20分間加温し、必要な場合には振り混ぜて溶かし、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、テトラヒドロフラン/アセトニトリル/シュウ酸二水和物溶液(1→80)混液(8:7:7)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾するとき、Rf値が0.4~0.6付近に黄色のスポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして8μg/g以下(0.50g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) ゲニポシド 0.5%以下(色価100に換算)

本品の表示量から色価100に換算して1.0gに相当する量を量り、水/アセトニトリル混液(17:3)を加えて正確に25mLとし、必要な場合には遠心分離し、上澄液を検液とする。別にゲニポシドをデシケーターで24時間乾燥した後、その約10mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(17:3)に溶かし、正確に100mLとする。さらに、この液1mL、5mL及び10mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(17:3)を加えてそれぞれ正確に100mLとした液を標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のゲニポシドのピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のゲニポシドのピーク面積から検液中のゲニポシドの濃度(μg/mL)を求め、次式によりゲニポシドの量を求める。

ゲニポシドの量(色価100に換算)(%)=検液中のゲニポシド濃度(μg/mL)×0.0025

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 238nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル混液(17:3)

流量 ゲニポシドの保持時間が約15分になるように調整する。

色価測定 本品の表示量から、色価100に換算して約5gに相当する量を精密に量り、水酸化ナトリウム試液(0.02mol/L)50mLを加えて50℃の水浴中で20分間加温し、必要な場合には振り混ぜながら溶かし、水を加えて正確に100mLとする。その1mLを正確に量り、50vol%エタノールを加えて正確に100mLとし、必要な場合には遠心分離し、上澄液を検液とする。50vol%エタノールを対照として、波長410~425nmの吸収極大の波長における、層長1cmでの吸光度Aを測定し、次式により色価を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA018400

T01100

グリシン

Glycine

C2H5NO2 分子量 75.07

Aminoacetic acid [56―40―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、グリシン(C2H5NO2)98.5~101.5%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→10)5mLに塩酸(1→4)5滴及び新たに調製した亜硝酸ナトリウム溶液(1→10)1mLを加えるとき、無色のガスを発する。この液5滴を小試験管に入れ、しばらく煮沸し、次に水浴上で蒸発乾固する。冷後、残留物にクロモトロープ酸試液5~6滴を加え、水浴中で10分間加熱するとき、濃紫色を呈する。

pH 5.5~7.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.15gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=7.507mg C2H5NO2

FA018500

T01110

グリセリン

Glycerol

グリセロール

C3H8O3 分子量 92.09

Propane―1,2,3―triol [56―81―5]

含量 本品は、グリセリン(C3H8O3)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の粘ちゅうな液体であり、においがなく、甘味がある。

確認試験 本品2~3滴に硫酸水素カリウム0.5gを加えて加熱するとき、アクロレインようのにおいを発する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(10g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて100mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

(3) 塩素化合物 Clとして0.003%以下

本品5.0gを量り、還流冷却器付フラスコに入れ、モルホリン15mLを加えて3時間穏やかに加熱還流する。冷後、水10mLで還流冷却器を洗い、洗液をフラスコに入れ、次に内容液を硝酸で酸性とする。この液を比色管に入れ、硝酸銀溶液(1→50)0.5mLを加え、更に水を加えて50mLとした液の濁度は、比較液より濃くない。比較液は、0.01mol/L塩酸0.40mLを用い、加熱還流を除き、試料と同様に操作して調製する。

(4) 還元性物質 本品3.0mLを量り、水5mLを加えて溶かし、アンモニア試液0.5mLを加え、60℃の水浴中で5分間加熱するとき、液は、黄色を呈さない。次に硝酸銀溶液(1→10)0.5mLを加えて振り混ぜ、暗所に5分間放置した液の濁度は、比較液の濁度より濃くない。比較液の調製には、ピロガロール・グリセリン溶液(3→100000)を用い、検液の調製と同様に操作して行う。

強熱残分 0.01%以下(10g)

定量法 本品約0.5gを速やかに精密に量り、水を加えて正確に500mLとする。この液50mLを正確に量り、水約200mLを加え、硫酸(3→1000)又は水酸化ナトリウム溶液(1→250)を用い、pH7.9±0.1に調整する。次にグリセリン用過ヨウ素酸ナトリウム試液50mLを加え、穏やかにかき混ぜ、時計皿等で蓋をし、暗所に30分間放置した後、水/エチレングリコール混液(1:1)10mLを加えて振り混ぜ、更に20分間暗所に放置する。次にギ酸ナトリウム溶液(1→15)5mLを加え、pH7.9±0.2になるまで0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。別に空試験を行う。なお、試験には全て水(二酸化炭素除去)を用いる。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=9.209mg C3H8O3

FA018600

T01120

グリセリン脂肪酸エステル

Glycerol Esters of Fatty Acids

定義 本品は、脂肪酸とグリセリン又はポリグリセリンのエステル及びその誘導体である。本品には、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン酢酸脂肪酸エステル、グリセリン乳酸脂肪酸エステル、グリセリンクエン酸脂肪酸エステル、グリセリンコハク酸脂肪酸エステル、グリセリンジアセチル酒石酸脂肪酸エステル、グリセリン酢酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びポリグリセリン縮合リシノール酸エステルがある。

性状 本品は、無~褐色の粉末、薄片、粒、ろう状の塊、半流動体又は液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品約5g(グリセリン酢酸エステルの場合は1.5g)に3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液50mLを加え、還流冷却器を付け、水浴中で1時間加熱した後、ほぼ乾固状態になるまでエタノールを留去する。次に塩酸(1→10)50mLを加えてよく振り混ぜ、生じた脂肪酸を石油エーテル/2―ブタノン混液(7:1)40mLずつで3回抽出して分離する。この水層をよくかき混ぜ、水酸化ナトリウム溶液(1→9)を加えてほぼ中性にした後、水浴中で減圧下に濃縮して、残留物を得る。この残留物のメタノール溶液(1→10)を検液とする。検液5μLにつき、メタノール/グリセリン混液(9:1)を対照液とし、アセトン/水混液(9:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、110℃で10分間加熱して溶媒を除く。冷後、チモール・硫酸試液を噴霧した後、110℃で20分間加熱して呈色させるとき、グリセリンエステルの場合には対照液と同位置に褐色のスポットを認め、また、ポリグリセリンエステルの場合には対照液と同位置以下に褐色のスポット又は褐色の帯状のスポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(2) グリセリン酢酸エステルの場合を除き、(1)で分離して得た石油エーテル・2―ブタノン層を合わせ、溶媒を留去するとき、油状物又は白~黄白色の固体が残る。この残留物0.1gにジエチルエーテル5mLを加えて振り混ぜるとき溶ける。

(3) グリセリン脂肪酸エステル及びポリグリセリンエステルの場合を除き、(1)の残留物0.1gを硫酸試液(0.005mol/L)2mLに溶かし、検液とする。別にグリセリン酢酸脂肪酸エステル及びグリセリン酢酸エステルの場合は酢酸10mgを、グリセリン乳酸脂肪酸エステルの場合には「乳酸ナトリウム」20mgを、グリセリンクエン酸脂肪酸エステルの場合にはクエン酸一水和物10mgを、グリセリンコハク酸脂肪酸エステルの場合には「コハク酸」10mgを、グリセリンジアセチル酒石酸脂肪酸エステルの場合は酢酸10mg及びL(+)―酒石酸10mgを量り、それぞれ硫酸試液(0.005mol/L)2mLに溶かし、それぞれの標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、標準液に認められるピークと同一の保持時間のところにピークを認める。

操作方法

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径8mm、長さ30cmのステンレス管

カラム温度 60℃

移動相 硫酸試液(0.005mol/L)

流量 0.7mL/分

(4) ポリグリセリン縮合リシノール酸エステルの場合、(1)で分離して得た石油エーテル・2―ブタノン層を合わせ、この液を水50mLずつで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で加温して溶媒を除去する。残留物約1gを精密に量り、油脂類試験法の水酸基価の試験を行うとき、その値は、150~170である。ただし、酸価の測定には残留物約0.5gを用いる。

純度試験

(1) 酸価 グリセリン脂肪酸エステル 6.0以下(油脂類試験法)

グリセリン酢酸脂肪酸エステル 6.0以下(油脂類試験法)

グリセリン乳酸脂肪酸エステル 6.0以下(油脂類試験法)

グリセリン酢酸エステル 6.0以下(油脂類試験法)

ポリグリセリン脂肪酸エステル 12以下(油脂類試験法)

ポリグリセリン縮合リシノール酸エステル 12以下(油脂類試験法)

グリセリンクエン酸脂肪酸エステル 100以下(油脂類試験法)

グリセリンコハク酸脂肪酸エステル 60~120(油脂類試験法)

グリセリンジアセチル酒石酸脂肪酸エステル 60~120(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) ポリオキシエチレン 本品1.0gを量り、200mLのフラスコに入れ、3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液25mLを加え、すり合わせの還流冷却器を付け、水浴上で時々振り混ぜながら1時間加熱する。次に、水浴上又は減圧下でほぼ乾固状態になるまでエタノールを留去し、硫酸(3→100)20mLを加えて加温しながらよく振り混ぜる。これにチオシアン酸アンモニウム・硝酸コバルト(Ⅱ)試液15mLを加え、よく振り混ぜた後、クロロホルム10mLを加え、再び振り混ぜ、放置するとき、クロロホルム層は、青色を呈さない。

強熱残分 1.5%以下

FA018700

T01130

グリセロリン酸カルシウム

Calcium Glycerophosphate

C3H7CaO6P 分子量 210.14

Mixture of monocalcium 2,3―dihydroxypropanyl phosphate and monocalcium 1,3―dihydroxypropan―2―yl phosphate [27214―00―2]

含量 本品を乾燥物換算したものは、グリセロリン酸カルシウム(C3H7CaO6P)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがなく、わずかに苦味がある。

確認試験 本品1gに5℃以下の水10mLを加え、よく振り混ぜ、検液とする。

(1) 検液を煮沸するとき、白色の結晶を析出する。

(2) 検液3mLに酢酸鉛(Ⅱ)試液2~3滴を加えるとき、白色の凝乳状の沈殿を生じ、これに硝酸3mLを追加するとき、沈殿は溶ける。

(3) 検液は、カルシウム塩の反応及びグリセロリン酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁(1.0g、水50mL)

(2) エタノール可溶物 1.0%以下

本品1.0gを量り、エタノール(99.5)25mLを加えて振り混ぜてろ過する。ろ液を水浴上で蒸発し、残留物を60℃で1時間乾燥し、その質量を量る。

(3) 遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水60mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液5滴を加えて0.05mol/L硫酸で滴定するとき、その消費量は、1.5mL以下である。

(4) 塩化物 Clとして0.071%以下(0.25g、比較液 0.01mol/L塩酸0.50mL)

(5) 硫酸塩 SO4として0.048%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(6) リン酸塩 PO4として0.040%以下

本品1.0gを量り、硝酸(1→10)10mLを加えて溶かし、冷モリブデン酸アンモニウム試液10mLを加えて10分間放置するとき、その液の濁度は、比較液の濁度より濃くない。比較液は、リン酸二水素カリウム0.192gを量り、水100mLを加えて溶かし、この液3.0mLを量り、硝酸(1→10)を加えて100mLとする。この液10mLを量り、冷モリブデン酸アンモニウム試液10mLを加えて10分間放置する。

(7) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(8) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水25mLを加えて溶かし、硫酸1mL及び亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、更に水を加えて10mLとする。この液5mLを量り、検液とする。

乾燥減量 13%以下(0.5g、150℃、4時間)

定量法 本品約1gを精密に量り、塩酸(1→4)10mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に50mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。さらに、乾燥物換算を行う。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=10.51mg C3H7CaO6P

FA018800

T01140

グリチルリチン酸二ナトリウム

Disodium Glycyrrhizinate

C42H60Na2O16 分子量 866.90

20β―Carboxy―11―oxo―30―norolean―12―en―3β―yl(sodiumβ―D―glucopyranosyluronate)―(1→2)―(sodium β―D―glucopyranosiduronate)

含量 本品を無水物換算したものは、グリチルリチン酸二ナトリウム(C42H60Na2O16)95.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末であり、味が極めて甘い。

確認試験

(1) 本品0.5gに塩酸(1→10)10mLを加え、10分間穏やかに煮沸した後、冷却し、ろ過する。ろ紙上の残留物は、よく水洗し、105℃で1時間乾燥する。乾燥物のエタノール(95)溶液(1→1000)1mLにジブチルヒドロキシトルエン・エタノール(95)溶液(1→100)0.5mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→5)1mLを加え、水浴中でエタノールを揮散させながら30分間加熱するとき、残留液中に赤紫~紫色の浮遊物を生じる。

(2) (1)のろ液1mLに1,3―ジヒドロキシナフタレン10mg及び塩酸5滴を加え、1分間穏やかに煮沸した後、5分間放置し、直ちに冷却する。この液にトルエン3mLを加えて振り混ぜるとき、トルエン層は、赤紫色を呈する。

(3) 本品の強熱残分は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 5.5~6.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 本品0.50gを量り、水5mLを加えて溶かした液は、澄明で、液の色は、比色標準液Iより濃くない。

(2) 塩化物 Clとして0.014%以下

本品0.50gを量り、硝酸(1→10)6mL及び水10mLを加えて10分間穏やかに煮沸した後、ろ過し、ろ紙上の残留物を少量の水で2回洗い、洗液をろ液に合わせ、液が着色している場合には、過酸化水素1mLを加え、水浴上で10分間加熱する。冷後、析出物をろ過し、ろ紙上の残留物を少量の水で2回洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.20mLに硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとする。

(3) 硫酸塩 SO4として0.029%以下

本品0.50gを量り、塩酸(1→4)5mL及び水10mLを加え、10分間穏やかに煮沸した後、ろ過し、ろ紙上の残留物を少量の水で2回洗い、洗液をろ液に合わせ、アンモニア試液で中和する。液が着色している場合には、過酸化水素1mLを加え、水浴上で10分間加熱する。冷後、必要な場合にはろ過し、ろ紙上の残留物を少量の水で2回洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.30mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.5g、標準色 ヒ素標準液9.0mL、装置B)

本品を量り、ケルダールフラスコに入れ、硫酸10mL及び硝酸10mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。液がなお褐色を呈する場合には、冷後、硝酸2mLを追加して加熱する。この操作を液が無~淡黄色となるまで繰り返す。冷後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて25mLとし、この液10mLを量り、検液とする。別に、ヒ素標準液を量り、ケルダールフラスコに入れ、硫酸10mL及び硝酸10mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。冷後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて25mLとし、この液10mLを量り、以下検液の場合と同様に操作し、標準色とする。

水分 13.0%以下(0.2g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 15.0~18.0%(無水物換算)

定量法 本品約0.1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に25mLとし、検液とする。別にニコチン酸アミド標準品を減圧デシケーター中で4時間乾燥した後、その約50mgを精密に量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に25mLとし、標準液とする。検液につき、水を対照として波長259nmにおける吸光度ATを測定する。次に標準液につき、水を対照として波長261nmにおける吸光度ASを測定し、次式により含量を求める。

ただし、

MS:ニコチン酸アミド標準品の採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

F:1.093

FA018900

E00106

グルカナーゼ

Glucanase

定義 本品は、担子菌(Pycnoporus coccineusに限る。)、糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus niger、Geosmithia emersonii、Humicola insolens、Penicillium emersonii、Penicillium funiculosum、Rasamsonia emersonii、Rhizopus delemar、Trichoderma harzianum、Trichoderma longibrachiatum、Trichoderma reesei及びTrichoderma virideに限る。)、酵母(Saccharomyces属に限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Arthrobacter属、Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus subtilis、Cellulosimicrobium cellulans、Lysobacter enzymogenes、Paenibacillus curdlanolyticus及びPseudomonas paucimobilisに限る。)の培養物から得られた、β―D―グルカンを加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、グルカナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

グルカナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

カードラン2.0gを量り、水を加えて100mLとし、よく振り混ぜ均一に懸濁させたものを基質懸濁液とする。用時調製する。

L字型試験管に基質懸濁液1mLを量り、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)又はpH4.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)5mLを加え、37℃で5分間加温した後、振とうしながら試料液1mLを加える。この液を振とうしながら37℃で30分間加温した後、塩酸試液(0.5mol/L)1mLを加えて混和した後、毎分3500回転で15分間遠心分離し、上澄液1mLにフェノール溶液(1→20)1mLをそれぞれ加え、更に硫酸5mLを速やかに加えて激しくかき混ぜ検液とする。別に基質懸濁液1mLを量り、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)又はpH4.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)5mLを加え、塩酸試液(0.5mol/L)1mLを加えて混和した後、試料液1mLを加えて毎分3500回転で15分間遠心分離し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長490nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

第2法 本品0.50gを量り、水若しくはpH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

β―グルカン(大麦由来)3.75gを量り、水150mLに懸濁し、水浴中で振り混ぜながら10分間加熱して溶かす。冷後、この液にpH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)25mLを加え、更に水を加えて250mLとしたものを基質溶液とする。冷蔵保存で2週間以内に使用する。

試験管に基質溶液1.75mLを量り、50℃で5分間加温した後、試料液0.25mLを加えて直ちに混和して50℃で10分間加温する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸試液2mLを加えてよく混和し、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で15分間加熱した後、水中で冷却し、水10mLを加え、検液とする。別に試験管に基質溶液1.75mLを量り、3,5―ジニトロサリチル酸試液2mLを加えてよく混和した後、試料液0.25mLを加えて、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で15分間加熱した後、水中で冷却し、水10mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、波長540nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

乾燥酵母(グルカナーゼ活性試験用)をpH7.0のリン酸緩衝液(0.005mol/L)に懸濁させたものを基質懸濁液とする。ただし、基質懸濁液の波長660nmにおける吸光度が0.45~0.55の範囲になるように、乾燥酵母(グルカナーゼ活性試験用)又はpH7.0のリン酸緩衝液(0.005mol/L)の量を調整する。氷水中に保存し、調製した後、15分以内に使用する。

試験管に基質懸濁液10mLを量り、40℃で5分間加温し、試料液1mLを加えてかくはんした後、40℃で15分間加温し、検液とする。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。40℃で15分加温後の検液及び比較液につき、直ちにそれぞれよくかくはんして波長660nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

第4法 本品0.50gを量り、水若しくは酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、アルブミン含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同試料希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

β―グルカン(大麦由来)1.0gを量り、水60mLに懸濁し、水浴中で振り混ぜながら5分間加熱して溶かす。冷後、この液にpH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を用いてpH6.0に調整し、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試験管に試料液0.5mLを量り、40℃で10分間加温した後、あらかじめ40℃に加温した基質溶液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で30分間加温する。この液にソモギー試液(Ⅲ)1mLを加えてよく振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で30分間加熱する。冷後、ネルソン試液1mLを加え、ゆるやかに振り混ぜて赤色の沈殿物を完全に溶かし、30分間放置した後、水2mLを加え混合する。この液を毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。別に試験管に試料液0.5mLを量り、ソモギー試液(Ⅲ)1mLを加えてよく振り混ぜた後、基質溶液0.5mLを加えて振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で30分間加熱し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長520nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

第5法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

β―グルカン(大麦由来)1.0gを量り、水30mLを加えて1時間かくはんした後、水浴中で5分間加熱して溶かす。冷後、pH5.0のリン酸カリウム・リン酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、更に水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液15mLを量り、45℃にて20分間加温した後、試料液2mLを加えて振り混ぜ、45℃で15分間加温し、検液とする。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作して調製したものを比較液とする。検液及び比較液を45℃で15分間加温し、加温後の検液及び比較液につき、それぞれ直ちに粘度測定法第1法の毛細管粘度計法により操作し、流下時間を測定するとき、検液の流下時間は、比較液の流下時間よりも小さい。ただし、45℃で試験する。

FA019000

E00107

グルコアミラーゼ

Glucoamylase

糖化アミラーゼ

定義 本品は、担子菌(Corticium rolfsiiに限る。)、糸状菌(Acremonium属、Aspergillus属、Humicola grisea、Rhizopus delemar、Rhizopus niveus及びRhizopus oryzaeに限る。)、酵母(Saccharomyces属に限る。)又は細菌(Bacillus属及びPseudomonas属に限る。)の培養物から得られた、デンプン等のグルコシド結合を加水分解して、グルコースを生成する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、グルコアミラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

グルコアミラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水、塩類試液若しくは冷却した塩類試液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水、塩類試液若しくは冷却した塩類試液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン2.0gを量り、水20mLを加え、よくかき混ぜながら約40mLの沸騰水中に徐々に加え、沸騰し始めてから約2分間煮沸する。冷後、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液1mLにpH5.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)0.2mLを加え、40℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を40℃で20分間加温した後、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、室温で30分間放置した後、塩酸試液(1mol/L)0.1mLを加えて中和し、この液0.2mLにD―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)6mLを加えて混和し、40℃で40分間加温する。室温まで冷却して検液とする。

別に基質溶液1mLにpH5.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)0.2mLを加え、40℃で5分間加温した後、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)0.1mLを加え、次に試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、室温で30分間放置した後、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長505nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.50gを量り、水若しくはポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→1000)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくはポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→1000)を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―マルトース一水和物2.16gを量り、酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH4.3、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル含有)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.1mLを量り、37℃で8分間加温した後、試料液0.02mLを加えて37℃で6分間加温し、水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)0.02mLを加え、更に1分後にD―グルコース測定用試液(ヘキソキナーゼ含有)0.11mLを加えて直ちに振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに試料液の調製に用いた水又はポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→1000)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を調製した後、それぞれ37℃で7分間加温し、波長340nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品0.50gを量り、水若しくは酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH4.3、塩化ナトリウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

p―ニトロフェニルα―D―グルコピラノシド55mgを量り、酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH4.3、塩化ナトリウム含有)を加えて溶かし、500mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試料液0.2mLに酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH4.3、塩化ナトリウム含有)0.25mLを加えて混合し、30℃で5分間加温した後、基質溶液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、30℃で10分間加温した後、四ホウ酸ナトリウム十水和物溶液(1→50)1mLを加え、検液とする。

別に試料液の代わりに試料の希釈に用いた希釈液を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長400nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第4法 「β―アミラーゼ」のβ―アミラーゼ活性試験法第1法を準用する。

第5法 「β―アミラーゼ」のβ―アミラーゼ活性試験法第2法を準用する。

FA019050

E00108

グルコサミン

Glucosamine

C6H13NO3 分子量 179.17

(3R,4R,5S,6R)―3―Amino―6―(hydroxymethyl)oxane―2,4,5―triol [3416―24―8]

定義 本品は、キチン(エビ、カニ等甲殻類の甲殻若しくはイカの甲を、酸性水溶液で炭酸カルシウムを除去した後、アルカリ性水溶液でタンパク質を除去したもの、若しくはアルカリ性水溶液でタンパク質を除去した後、酸性水溶液で炭酸カルシウムを除去したもの、又は糸状菌(Aspergillus nigerに限る。)の培養液を、アルカリ性水溶液でタンパク質を除去して得られたもので、N―アセチル―D―グルコサミンの多量体からなるものをいう。)を塩酸で加水分解し、分離して得られたグルコサミンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、D―グルコサミン塩酸塩(C6H13NO5・HCl=215.63)として98%以上を含む。

性状 本品は、白~類白色の結晶又は粉末でにおいがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)0.5mLにアセチルアセトン試液1.0mLを加え、90~100℃で1時間加熱し、冷却後、エタノール(95)10mL及びエールリッヒ試液1.0mLを加え混合する。室温に1時間静置するとき、赤~赤紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)1.0mLにニンヒドリン試液1.0mLを加え、水浴上で加熱するとき、液は紫~青紫色を呈する。

pH 3.0~5.0(10g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして16~18%

本品0.1gを正確に量り、約30mLの水に溶解する。指示薬としてクロム酸カリウム溶液(1→20)5滴を加え、0.1mol/L硝酸銀で滴定する。終点は、液の黄色が赤褐色に変わるときとする。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=3.545mg Cl

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.3%以下(600℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、水に溶かし、正確に20mLとする。ろ過又は遠心分離で不溶物を除き、検液とする。別に定量用グルコサミン塩酸塩を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、水に溶かし、正確に20mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のグルコサミンのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

D―グルコサミン塩酸塩(C6H13NO5・HCl)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MT:試料の採取量(g)

MS:定量用グルコサミン塩酸塩の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用アミノ基結合型シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル/水混液(3:1)

流量 グルコサミンの保持時間が約12分になるように調整する。

FA019100

E00109

α―グルコシダーゼ

α―Glucosidase

マルターゼ

定義 本品は、糸状菌(Absidia属、Acremonium属及びAspergillus属に限る。)、酵母(Saccharomyces属に限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces griseus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Bacillus属、Burkholderia ginsengisoli、Halomonas aquamarina及びPseudomonas属に限る。)の培養物から得られた、マルトースやオリゴ糖の非還元末端に存在するα―D―グルコシド結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、α―グルコシダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

α―グルコシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.05mol/L)、pH4.0のマッキルバイン緩衝液(0.02mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して10mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―マルトース一水和物2.1gを量り、少量の水を加えてかくはんして溶かし、pH7.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.5mol/L)10mL及び水を加えて100mLとしたもの、あるいは、D(+)―マルトース一水和物2.1gを量り、水を加えてかくはんして溶かし、pH4.0のマッキルバイン緩衝液10mL及び水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

37℃で5分間加温した基質溶液1mLにあらかじめ37℃で加温した試料液1mLを加えて振り混ぜ、37℃で10分間加温した後、この液に塩酸試液(0.5mol/L)1mLを加えて直ちに混和する。冷後、この液に水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)1mLを加えて振り混ぜ、この液1mLを量り、D―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)4mLを加えて混和し、37℃で20分間加温し、検液とする。別に37℃で5分間加温した基質溶液1mLに塩酸試液(0.5mol/L)1mLを加えて振り混ぜ、37℃で10分間加温した後、あらかじめ37℃に保温した試料液1mLを加えて混和する。冷後、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長505nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、冷水を加えて溶解若しくは均一に分散して200mLとしたもの又はこれを更に冷水を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

α―メチル―D(+)―グルコシド2.0gを量り、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液1mLを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.02mol/L)1mLを加えて40℃で10~15分間加温し、試料液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で60分間加温した後、水浴中で5分間加熱し、流水中で冷却する。この液0.1mLにD―グルコース測定用試液(グルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ含有)3mLを加えてよく振り混ぜ、40℃で20分間加温し、検液とする。別にpH5.0の酢酸緩衝液(0.02mol/L)1mLを量り、試料液0.5mLを加えて水浴中で5分間加熱し、流水中で冷却し、基質溶液1mLを加える。この液0.1mLにD―グルコース測定用試液(グルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ含有)3mLをそれぞれ加えてよく振り混ぜ、40℃で20分間加温し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長500nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA019200

E0011

β―グルコシダーゼ

β―Glucosidase

ゲンチオビアーゼ

セロビアーゼ

定義 本品は、ソテツ(Cycas revoluta Thunb.)又は糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus niger、Aspergillus oryzae、Aspergillus pulverulentus、Penicillium decumbens、Penicillium multicolor、Trichoderma harzianum、Trichoderma longibrachiatum及びTrichoderma reeseiに限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces griseus及びStreptomyces thermoviolaceusに限る。)若しくは細菌(Bacillus属に限る。)の培養物から得られた、糖類のβ―D―グルコシド結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液状であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、β―グルコシダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

β―グルコシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

D(-)―サリシン0.50gを量り、水を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。

50mLの比色管にpH4.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)3mLを量り、基質溶液1mLを加えて40℃で10分間加温した後、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で30分間加温する。この液にソモギー試液(Ⅰ)2mLを加えて振り混ぜ、比色管の口に軽く蓋をして、水浴中で20分間加熱する。冷後、この液にネルソン試液1mLを加えて亜酸化銅の赤色沈殿が完全に溶けるまでよく振り混ぜ、室温で約20分間放置した後、水を加えて25mLとし、検液とする。別に50mLの比色管にpH4.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)3mLを量り、基質溶液1mLを加え、ソモギー試液(Ⅰ)2mLを加えて振り混ぜた後、試料液1mLを加えて、比色管の口に軽く蓋をして、水浴中で20分間加熱し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長500nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.50gを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

p―ニトロフェニルβ―D―グルコピラノシド0.151gを量り、水を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.5mLを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)1mLを加えて50℃で5分間加温し、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を50℃で20分間加温した後、炭酸ナトリウム溶液(53→500)1mLを加えて直ちに振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)1mL及び炭酸ナトリウム溶液(53→500)1mLを加えて振り混ぜた後、試料液0.1mLを加えて振り混ぜ、この液を50℃で20分間加温する。冷後、比較液とする。検液及び比較液につき、波長400nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品1.0gを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して250mLとしたもの又は更に同緩衝液を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

D―(+)―セロビオース0.20gを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.05mLを量り、50℃で3分間加温し、試料液0.025mLを加えて50℃で10分間加温し、この液にD―グルコース測定用試液(ヘキソキナーゼ含有)0.175mLを加えて直ちに振り混ぜ、5分間放置し、検液とする。別に試料液の代わりにpH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)0.025mLを用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長340nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA019300

E00111

α―グルコシルトランスフェラーゼ

α―Glucosyltransferase

4―α―Glucanotransferase

6―α―Glucanotransferase

4―α―グルカノトランスフェラーゼ

6―α―グルカノトランスフェラーゼ

定義 本品は、バレイショ(Solanum tuberosum L.)の塊茎又は放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)若しくは細菌(Agrobacterium radiobacter、Arthrobacter属、Bacillus属、Erwinia属、Geobacillus pallidus、Geobacillus stearothermophilus、Gluconobacter oxydans、Leuconostoc mesenteroides、Paenibacillus alginolyticus、Pimelobacter属、Protaminobacter属、Pseudomonas属、Serratia属、Sporosarcina globispora及びThermus属に限る。)の培養物から得られた、グルコシル基、又はグルカン鎖を転移する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、α―グルコシルトランスフェラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により試験を行う。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

α―グルコシルトランスフェラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.02mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。用時調製し、調製した後、30分以内に試験に用いる。

スクロース5.0gを量り、水を加えてよく振り混ぜ均一に溶かし、100mLとしたもの又は可溶性デンプン5.0gを量り、加熱した水を加えてよく振り混ぜて均一に溶かした後、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.1mLを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.5mol/L)0.08mLを加えて混和し、37℃で5分間加温する。この液に試料液0.02mLを加えて、更に37℃で15分間加温した後、水浴中で5分間加熱する。冷後、pH7.0のトリス緩衝液(0.05mol/L)2.2mLを加えて混和する。この液にα―D―グルコース1―リン酸測定用試液1.2mLを加えてよく振り混ぜ、30℃で30分間加温し、検液とする。

別に基質溶液0.1mLを量り、pH7.0のトリス緩衝液(0.05mol/L)0.08mLを加えて混和し、37℃で5分間加温する。この液に試料液0.02mLを加えて直ちに水浴中で5分間加熱する。冷後、pH7.0のトリス緩衝液(0.05mol/L)2.2mLを加えて混和する。この液にα―D―グルコース1―リン酸測定用試液1.2mLを加えてよく振り混ぜ、30℃で30分間加温し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長340nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、pH7.5のリン酸カリウム緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して10mLとしたもの又はこれを更に先の緩衝液で10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。用時調製し、調製した後、30分以内に試験に用いる。

アミロース試液1mLにpH7.5のリン酸カリウム緩衝液(0.05mol/L)2mLを加えてよく混合し、水を加えて10mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.1mLを量り、50℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加え、直ちに振り混ぜ、更に50℃で10分間加温し、塩酸試液(0.004mol/L)2mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液にヨウ素試液(α―グルコシルトランスフェラーゼ活性試験用)2mLを加えて振り混ぜたものを検液とする。別に基質溶液0.1mLを量り、塩酸試液(0.004mol/L)2mL及び試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、更にヨウ素試液(α―グルコシルトランスフェラーゼ活性試験用)2mLを加えて振り混ぜたものを比較液とする。検液及び比較液につき、波長660nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品1.0gを量り、pH6.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解又は均一に分散して10mLとしたものを試料液とする。

スクロース8.6gを量り、水を加えて溶かし、100mLにしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試料液1mLに20℃で15分間加温した基質溶液4mLを加えて直ちに振り混ぜ、20℃で10分間加温した後、水浴中で5分間加熱する。冷後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)を用いてろ過し、ろ液を検液とする。別に試料液1mLを基質溶液4mLに加えて直ちに水浴中で5分間加熱した後、室温まで冷却し、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過したものを比較液とする。別にイソマルツロース0.10gを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、標準液とする。

検液、比較液及び標準液を次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液にはイソマルツロースの保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液のイソマルツロースの保持時間にあるピークの面積より大きい。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用アミノプロピル基化学結合型シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 20~40℃

移動相 アセトニトリル/水(85:15)

検液及び比較液の注入量 10~15μLの一定量

流量 1mL/分

第4法 本品0.50gを量り、水若しくはpH6.0の酢酸緩衝液(0.01mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

マルトペンタオース5.0gを量り、水300mLを加えて溶かし、pH6.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)50mL及び水を加えて500mLとしたものを基質溶液とする。

50℃に加温した基質溶液5mLに試料液0.2mLを加えて混和し、50℃で60分間加温する。この液0.5mLを量り、水5mLを加えて直ちに水浴中で10分間加熱した後、室温まで冷却する。この液0.5mLをソモギー銅試液2mLを入れた試験管に入れ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして、水浴中で10分間加熱する。冷後、ネルソン試液2mLを加えてよく混和し、30分間放置した後、水5mLを加えたものを検液とする。

別に50℃に加温した基質溶液5mLに試料液0.2mLを加えて混和し、この液0.5mLを量り、水5mLに加えて直ちに水浴中で10分間加熱し、室温まで冷却する。この液0.5mLをソモギー銅試液2mLを入れた試験管に入れ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で10分間加熱する。冷後、ネルソン試液2mLを加えてよく混和し、30分間放置した後、水5mLを加えたものを比較液とする。検液及び比較液につき、波長520nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第5法 本品1.0gを量り、水若しくはpH7.0のリン酸緩衝液(0.01mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して5mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

トレハロース二水和物1.0gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。

60℃に加温した基質溶液2mLに試料液0.2mLを加えて混和し、60℃で30分間加温する。この液1.0mLを量り、ソモギー銅試液2mLを入れた試験管に入れ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で10分間加熱した後、室温まで冷却する。この液にネルソン試液2mLを加えて混和し、30分間放置した後、水5mLを加え、検液とする。別に60℃に加温した基質溶液2mLに試料液0.2mLを加えて混和し、直ちにこの液1.0mLを量り、ソモギー銅試液2mLを入れた試験管に入れ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で10分間加熱した後、室温まで冷却する。この液にネルソン試液2mLを加えて混和し、30分間放置した後、水5mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、波長520nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第6法 本品1.0gを量り、水若しくはpH6.0の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

パノース1.0gを量り、pH6.0の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。

35℃に加温した基質溶液2mLに試料液0.2mLを加えて混和し、35℃で30分間加温する。この液0.5mLを量り、水浴中で10分間加熱した後、室温まで冷却する。この液にD―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)2mLを加えてよく振り混ぜ、37℃で10分間加温し、検液とする。別に35℃に加温した基質溶液2mLに試料液0.2mLを加えて混和し、直ちにこの液0.5mLを量り、水浴中で10分間加熱した後、室温まで冷却する。この液にD―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)2mLを加えてよく振り混ぜ、37℃で10分間加温し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長505nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第7法 本品1.0gを量り、水若しくはpH6.0の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくはpH6.0の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

マルトテトラオース1.0gを量り、pH6.0の酢酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。

35℃に加温した基質溶液0.5mLに試料液0.5mLを加えて混和し、35℃で60分間加温した後、水浴中で10分間加熱する。冷後、検液とする。別に基質溶液0.5mLに試料液0.5mLを加えて直ちに水浴中で10分間加熱する。冷後、比較液とする。別にマルトトリオース50mgを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、標準液とする。

メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過した検液、比較液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、マルトトリオースの保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液のマルトトリオースのピーク面積より大きい。なお、検液の液体クロマトグラフィーにおいてマルトトリオ―スのピークが明確に判別できないときには除タンパク又は脱塩を行う。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 11~25μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Ag型)

カラム管 内径5~20mm、長さ20~40cmのステンレス管

カラム温度 50~85℃の一定温度

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分 マルトトリオースの保持時間が10~50分になるように調整する。

第8法 本品0.50gを量り、水若しくは酢酸緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは酢酸緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)で10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

マルトテトラオース1.0gを量り、酢酸緩衝液(0.05mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。

40℃に加温した基質溶液0.5mLに試料液0.5mLを加えて混和し、40℃で30分間加温した後、水浴中で10分間加熱する。冷後、検液とする。別に基質溶液0.5mLに試料液0.5mLを加えて直ちに水浴中で10分間加熱する。冷後、比較液とする。別にD(+)―マルトース一水和物50mgを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、標準液とする。

メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過した検液、比較液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、D(+)―マルトースの保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液のD(+)―マルトースのピーク面積より大きい。なお、検液の液体クロマトグラフィーにおいてD(+)―マルトースのピークが明確に判別できないときには除タンパク又は脱塩を行う。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 6μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Na型)

カラム管 内径8mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 40~60℃の一定温度

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分 D(+)―マルトース一水和物の保持時間が約15分になるように調整する。

FA019400

E00112

α―グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア

α―Glucosyltransferase Treated Stevia

酵素処理ステビア

定義 本品は、「ステビア抽出物」に、α―グルコシルトランスフェラーゼを用いてD―グルコースを付加して得られたものである。α―グルコシル化ステビオール配糖体を主成分とする。

含量 本品を乾燥物換算したものは、α―グルコシル化ステビオール配糖体4種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドA各々のα―グルコシル化物)及びそれらの未反応のステビオール配糖体4種の合計量として80.0%以上を含み、かつ、α―グルコシル化ステビオール配糖体4種の合計量として65.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末、薄片又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、強い甘味がある。

確認試験

(1) 本品0.1gを水/アセトニトリル混液(7:3)100mLに溶かし、検液とする。検液及び定量法の標準液Aをそれぞれ10μLずつ量り、「ステビア抽出物」の定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液では、レバウジオシドAより早い保持時間に複数のピークを認める。

(2) 定量法の検液A10μLにつき、(1)と同じ操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、レバウジオシドAより早い保持時間に認められるピークの合計面積は、(1)の検液の場合より小さく、ステビオシド又はレバウジオシドAのいずれか、又は両方のピーク面積は、(1)の検液の場合より大きい。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 1.0%以下

定量法

(1) グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体4種の合計量

本品約0.1gを精密に量り、水20mLに溶かし、酢酸緩衝液(pH4.5)10mLを正確に加える。この液にグルコアミラーゼ2000単位を加え、55℃で約45分間放置する。さらに、95℃で約30分間加熱した後、室温まで冷却し、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に100mLとし、検液Aとする。別に定量用ステビオシド及び定量用レバウジオシドAを乾燥し、それぞれ約50mgずつを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)に溶かして正確に100mLとし、標準液Aとする。検液A及び標準液Aについて「ステビア抽出物」の定量法を準用し、ステビオール配糖体4種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドA)の合計量を求める。

(2) グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量

本品約1gを精密に量り、水50mLに溶かす。この液をアクリル酸エステル系吸着用樹脂又はスチレン―ジビニルベンゼン系吸着用樹脂50mLを充填した内径約25mmのガラス管に注ぎ、1分間に3mL以下の速さで流出させた後、水250mLで洗浄する。次に、50vol%エタノール250mLを1分間に3mL以下の速さで流し、得られた流出液を約100mLになるまで濃縮し、酢酸緩衝液(pH4.5)40mLを正確に加え、更に水を加えて約180mLとする。この液を55℃で約5分間放置した後、グルコアミラーゼ20000単位を加え、55℃で約45分間放置する。さらに、95℃で約30分間加熱した後、室温まで冷却し、水を加えて正確に200mLとし、検液Bとする。検液B20μLを量り、D―グルコース定量用発色試液3mLを正確に加えて振り混ぜた後、37℃で正確に5分間放置する。室温まで冷却した後、水20μLを用いて検液Bと同様に操作した液を対照として、波長505nmにおける吸光度を測定する。別に空試験を行い、補正する。ただし、空試験液は、酢酸緩衝液(pH4.5)40mLを正確に量り、水を加えて約180mLとしたものを55℃で約5分間放置した後、グルコアミラーゼ20000単位を加え、55℃で約45分間放置し、更に95℃で約30分間加熱し、室温まで冷却し、水を加えて正確に200mLとした液とする。空試験液を検液Bと同様に操作して、吸光度を測定する。別にD(+)―グルコース約1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとする。この液5mL、10mL、20mL及び30mLを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液Bとする。これらの標準液Bにつき、検液Bと同様に操作して吸光度を測定し、検量線を作成する。検液B中のD(+)―グルコース濃度を検量線から求め、次式によりグルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量を求める。

(3) 未反応のステビオール配糖体4種の合計量

本品約0.5gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に100mLとし、検液Cとする。検液C及び(1)の標準液Aについて「ステビア抽出物」の定量法を準用し、未反応のステビオール配糖体4種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドA)の合計量を求める。

(4) α―グルコシル化ステビオール配糖体4種及び未反応のステビオール配糖体4種の含量

次式によりα―グルコシル化ステビオール配糖体4種及び未反応のステビオール配糖体4種の含量を求める。

α―グルコシル化ステビオール配糖体4種及び未反応のステビオール配糖体4種の含量(%)=グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体4種の合計量(%)+グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量(%)

(5) α―グルコシル化ステビオール配糖体4種の含量

次式によりα―グルコシル化ステビオール配糖体4種の含量を求める。

α―グルコシル化ステビオール配糖体4種の含量(%)=グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体4種の合計量(%)+グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量(%)-未反応のステビオール配糖体4種の合計量(%)

FA019500

E00112B

α―グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビオール配糖体

α―Glucosyltransferase Treated Steviol Glycosides

酵素処理ステビオール配糖体

定義 本品は、「ステビオール配糖体」に、α―グルコシルトランスフェラーゼを用いてD―グルコースを付加して得られたものである。α―グルコシル化ステビオール配糖体を主成分とする。

含量 本品を乾燥物換算したものは、α―グルコシル化ステビオール配糖体9種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシド各々のα―グルコシル化物)及びそれらの未反応のステビオール配糖体9種の合計量として95.0%以上を含み、かつ、α―グルコシル化ステビオール配糖体9種の合計量として80.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末、薄片又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、強い甘味がある。

確認試験 「α―グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 1.0%以下

定量法

(1) グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体9種及び8種の合計量

本品約0.1gを精密に量り、水20mLに溶かし、酢酸緩衝液(pH4.5)10mLを正確に加える。この液にグルコアミラーゼ2000単位を加え、55℃で約45分間放置する。さらに、95℃で約30分間加熱した後、室温まで冷却し、水/アセトニトリル混液(7:3)を加えて正確に100mLとし、検液Aとする。別に定量用ステビオシド及び定量用レバウジオシドAを乾燥し、それぞれ約50mgずつを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)に溶かして正確に100mLとし、標準液Aとする。検液A及び標準液Aについて「ステビオール配糖体」の定量法を準用し、ステビオール配糖体9種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシド)の合計量及びステビオール配糖体8種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシド)の合計量を求める。

(2) グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量

「α―グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア」の定量法を準用し、グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量を求める。

(3) 未反応のステビオール配糖体9種の合計量

本品約0.5gを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)に溶かして正確に100mLとし、検液Cとする。検液C及び(1)の標準液Aについて「ステビオール配糖体」の定量法を準用し、未反応のステビオール配糖体8種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシド)の合計量を求める。次式により、未反応のステビオール配糖体9種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシド)の合計量を求める。

未反応のステビオール配糖体9種の合計量(%)=未反応のステビオール配糖体8種の合計量(%)×グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体9種の合計量(%)/グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体8種の合計量(%)

(4) α―グルコシル化ステビオール配糖体9種及び未反応のステビオール配糖体9種の含量

次式によりα―グルコシル化ステビオール配糖体9種及び未反応のステビオール配糖体9種の含量を求める。

α―グルコシル化ステビオール配糖体9種及び未反応のステビオール配糖体9種の含量(%)=グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体9種の合計量(%)+グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量(%)

(5) α―グルコシル化ステビオール配糖体9種の含量

次式によりα―グルコシル化ステビオール配糖体9種の含量を求める。

α―グルコシル化ステビオール配糖体9種の含量(%)=グルコアミラーゼ処理後のステビオール配糖体9種の合計量(%)+グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量(%)-未反応のステビオール配糖体9種の合計量(%)

FA019600

E00113

グルコースイソメラーゼ

Glucose Isomerase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus属に限る。)、放線菌(Actinoplanes missouriensis、Streptomyces griseofuscus、Streptomyces griseus、Streptomyces murinus、Streptomyces phaeochromogenes、Streptomyces rubiginosus、Streptomyces thermoviolaceus、Streptomyces violaceoruber及びStreptomyces sp. に限る。)又は細菌(Arthrobacter globiformis及びBacillus coagulansに限る。)の培養物から得られた、グルコ―スを異性化する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、グルコースイソメラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

グルコースイソメラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水若しくはpH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは先の緩衝液にて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―グルコース3.6gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.4mol/L)25mL及び硫酸マグネシウム試液(0.1mol/L)20mLを加えて溶かした後、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液1mLを量り、水0.8mLを加えて混和し、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして70℃で5分間加温し、試料液0.2mLを加え、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして70℃で30分間加温した後、氷冷する。この液に過塩素酸(9→200)4mLを加えて混和した後、水を加えて10mLとする。ただし、過塩素酸は濃度70%のものを用いる。この液0.5mLを試験管にとり、水0.5mLを加えて混和し、氷水中で70vol%硫酸試液6mLを加えてよく振り混ぜ、更に氷水中でL―システイン塩酸塩試液0.1mLを加えて混和した後、50℃で10分間加温し、室温まで冷却し、検液とする。

別に試験管に基質溶液1mLを量り、水0.8mLを加えて混和し、過塩素酸(9→200)4mLを加えた後、試料液0.2mLを加えて試験管にガラス玉を乗せて蓋をして70℃で30分間加温した後、水を加えて10mLとする。この液0.5mLを試験管にとり、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長410nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、水若しくはマレイン酸・硫酸マグネシウム・塩化コバルト試液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―グルコース216.2gを量り、マレイン酸・硫酸マグネシウム・塩化コバルト試液を加えて500mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液1.0mLを量り、60℃で2分間加温し、試料液0.25mLを加えて混和し、60℃で30分間加温した後、塩酸(1→5)0.25mLを加えて振り混ぜる。冷後、メンブランフィルター(孔径0.2μm)でろ過し、ろ液を検液とする。別に試料液の代わりに水又はマレイン酸・硫酸マグネシウム・塩化コバルト試液を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。別にフルクトース(酵素用)0.10gを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、標準液とする。

検液、比較液及び標準液につき、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、フルクトースの保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液のフルクトースの保持時間にあるピークの面積より大きい。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 約9μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Ca型)

カラム管 内径約8mm、長さ30cmのステンレス管

カラム温度 80℃

移動相 水

流量 0.6mL/分

第3法 本品1.0gを量り、水若しくはMOPS緩衝液(0.02mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

フルクトース(酵素用)3.8gを量り、MOPS緩衝液(0.02mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム含有)を加えて溶かし、25mLとしたものを基質溶液とする。

MOPS緩衝液(0.04mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム・塩化ナトリウム・塩化コバルト含有)3.1mLを量り、試料液1.9mLを加えて37℃で5分間加温し、グルコースオキシダーゼ・パーオキシダーゼ試液15mLを加え、更に37℃で8分間加温する。この液に基質溶液3.7mLを加え、37℃で5分間加温し、検液とする。別に試料液の代わりにMOPS緩衝液(0.02mol/L、pH7.0、硫酸マグネシウム含有)を用いて以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、基質溶液添加5分後の波長405nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA019700

E00114

グルコースオキシダーゼ

Glucose Oxidase

定義 本品は、糸状菌(Acremonium chrysogenum、Aspergillus aculeatus、Aspergillus niger及びPenicillium属に限る。)の培養物から得られた、グルコースを酸化する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色若しくは白~淡黄色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体で、においがないか又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、グルコースオキシダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。また、生菌数試験は、標準寒天培地の代わりにソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地を用いて行う。

グルコースオキシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、pH7.0のリン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)、冷却したpH7.0のリン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―グルコース2.50gを量り、水を加えて溶かし、25mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液0.5mL、リン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH7.0、フェノール含有)2mL、パーオキシダーゼ試液(25単位/mL)0.5mL及び4―アミノアンチピリン溶液(1→250)0.1mLを石英セルに入れ、37℃で10分間加温する。この液に試料液0.1mLを加えてよく混ぜて37℃で加温し、検液とする。別に試料液の代わりにpH7.0のリン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)又は水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、試料液添加2分後及び5分後の波長500nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度の差は、比較液の吸光度の差より大きい。

第2法 本品1.0gを量り、水若しくは酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.8、塩化ナトリウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―グルコース2.80gを量り、酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.8、塩化ナトリウム含有)100mLを加えて溶かしたものを基質溶液とする。

あらかじめ35℃に加温した基質溶液25mLに試料液1mLを加えて、毛細管で通気しながら35℃で15分間加温した後、10mLの水で毛細管を洗い、毛細管を取り外し、洗液を合わせる。この液に直ちに水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)10mLを加え、35℃で60分間加温し、検液とする。別に基質溶液25mLに水10mL及び水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)10mLを加えた後、試料液1mLを加え、35℃で60分間加温し、比較液とする。

検液及び比較液を塩酸試液(0.1mol/L)で滴定(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)するとき、検液の塩酸試液(0.1mol/L)の消費量は、比較液の塩酸試液(0.1mol/L)の消費量よりも小さい。

FA019800

T01150

グルコノデルタラクトン

Glucono―δ―Lactone

グルコノラクトン

C6H10O6 分子量 178.14

D―glucono―1,5―lactone [90―80―2]

含量 本品を乾燥したものは、グルコノデルタラクトン(C6H10O6)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがあり、味は初めは甘く、次にわずかに酸味を呈する。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→50)1mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、濃黄色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→10)5mLに酢酸0.7mL及び新たに蒸留したフェニルヒドラジン1mLを加え、水浴上で30分間加熱する。冷後、ガラス棒で内壁をこするとき、結晶を析出する。結晶をろ取し、熱湯10mLを加えて溶かし、活性炭少量を加えてろ過する。冷後、ガラス棒で内壁をこすり、析出する結晶を乾燥するとき、その融点は、192~202℃(分解)である。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.035%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.50mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.024%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(6) ショ糖又は還元糖 本品0.50gを量り、水10mL及び塩酸(1→4)2mLを加えて2分間煮沸する。冷後、炭酸ナトリウム溶液(1→8)5mLを加え、5分間放置した後、水を加えて20mLとする。この液5mLを量り、フェーリング試液2mLを加えて1分間煮沸するとき、直ちに橙黄~赤色の沈殿を生じない。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液30mLを正確に量って加えて溶かし、20分間放置し、過量のアルカリを0.05mol/L硫酸で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行う。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=17.81mg C6H10O6

FA019900

T01160

グルコン酸

Gluconic Acid

グルコン酸液

定義 本品は、グルコン酸及びグルコノデルタラクトンの水溶液である。

含量 本品は、グルコン酸(C6H12O7=196.16)として50.0~52.0%を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明なシロップ状の液体であり、においがないか、又はわずかににおいがあり、酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→25)1mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、濃黄色を呈する。

(2) 本品1mLに水4mLを加え、以下「グルコノデルタラクトン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.035%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.50mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) ショ糖又は還元糖 本品1.0gを量り、以下「グルコノデルタラクトン」の純度試験(6)を準用する。

強熱残分 0.1%以下(5g)

定量法 本品約1gを精密に量り、水30mL及び0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液40mLを正確に量って加え、振り混ぜ、20分間放置した後、過量のアルカリを0.05mol/L硫酸で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行う。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=19.62mg C6H12O7

FA020000

グルコン酸亜鉛

Zinc Gluconate

C12H22O14Zn・nH2O(n=3又は0) 分子量 3水和物 509.72 無水物 455.67

Monozinc bis(D―gluconate)trihydrate

Monozinc bis(D―gluconate) [4468―02―4]

含量 本品を無水物換算したものは、グルコン酸亜鉛(C12H22O14Zn)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末又は粒である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)は、亜鉛塩の反応を呈する。

(2) 本品の温水溶液(1→10)5mLを量り、以下「グルコノデルタラクトン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)40mLを加え、時計皿等で覆い、10分間沸騰させる。冷後、試料液とする。試料液にクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)10mLを加える。指示薬としてチモールブルー試液1mLを加え、アンモニア水を液の色が黄色から緑色に変わるまで加える。冷後、ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(3→100)5mLを加え、生じた白色沈殿が溶けるまでアンモニア水を加える。この液を分液漏斗に移し、容器を少量の水で洗い、洗液を合わせ、約150mLとする。酢酸ブチル10mLを正確に加えて5分間振とうした後、放置又は遠心分離をする。酢酸ブチル層をとり、これを検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、試料液と同様に操作し、比較液とする。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 還元糖 D―グルコースとして1.0%以下

本品1.0gを量り、250mLの三角フラスコに入れ、水10mLを加えて溶かし、クエン酸銅(Ⅱ)試液(アルカリ性)25mLを加え、小型のビーカーで蓋をして正確に5分間穏やかに煮沸した後、室温まで急冷する。この液に酢酸(1→10)25mLを加え、0.05mol/Lヨウ素溶液10mLを正確に量って加え、更に塩酸(1→4)10mL及びデンプン試液3mLを加えた後、過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定するとき、その消費量は、6.3mL以上である。

水分 11.6%以下(0.2g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品約0.7gを精密に量り、水100mLを加え、必要な場合には加温して溶かし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液0.1mL)。終点は、液が青色を呈するときとする。さらに、無水物換算を行う。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=22.79mg C12H22O14Zn

FA020100

T01170

グルコン酸カリウム

Potassium Gluconate

C6H11KO7 分子量 234.25

Monopotassium D―gluconate [299―27―4]

含量 本品を乾燥したものは、グルコン酸カリウム(C6H11KO7)97.0~103.0%を含む。

性状 本品は、白~黄白色の結晶性の粉末又は粒であり、においはない。

確認試験

(1) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→10)5mLを量り、以下「グルコノデルタラクトン」の確認試験(2)を準用する。

pH 7.3~8.5(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 還元糖 D―グルコースとして0.50%以下

本品1.0gを量り、以下「グルコン酸亜鉛」の純度試験(3)を準用する。過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定するとき、その消費量は、8.15mL以上である。

乾燥減量 3.0%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、酢酸75mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 キナルジンレッド試液10滴)。終点は、液の赤色が消えるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=23.43mg C6H11KO7

FA020200

T01180

グルコン酸カルシウム

Calcium Gluconate

C12H22CaO14・H2O 分子量 448.39

Monocalcium bis(D―gluconate) monohydrate [299―28―5、無水物]

含量 本品を乾燥したものは、グルコン酸カルシウム(C12H22CaO14・H2O)98.0~104.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末又は粒状の粉末であり、においがなく、味がない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→40)1mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、濃黄色を呈する。

(2) 本品の温水溶液(1→10)5mLを量り、以下「グルコノデルタラクトン」の確認試験(2)を準用する。

(3) 本品の水溶液(1→40)は、カルシウム塩の反応を呈する。

pH 6.0~8.0(1.0g、水20mL)

本品に水を加え、60℃に加温して溶かす。冷後、測定する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明

本品1.0gを量り、水20mLを加え、60℃に加温して溶かし、検液とする。

(2) 塩化物 Clとして0.071%以下(0.30g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.048%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え,試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加え、加温して溶かす。この液に硫酸(3→50)5mL及び臭素試液1mLを加え、水浴上で加熱濃縮して5mLとし、検液とする。

(6) ショ糖又は還元糖 「グルコノデルタラクトン」の純度試験(6)を準用する。

乾燥減量 0.5%以下(80℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約2.5gを精密に量り、塩酸(1→4)25mLを加えて溶かし、水を加えて正確に50mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。ただし、水酸化カリウム溶液(1→10)15mLを加えて約1分間放置して試験を行う。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=22.42mg C12H22CaO14・H2O

FA020300

T01190

グルコン酸第一鉄

Ferrous Gluconate

グルコン酸鉄

C12H22FeO14・nH2O(n=2又は0) 分子量 2水和物 482.17 無水物 446.14

Monoiron(Ⅱ) bis(D―gluconate) dihydrate

Monoiron(Ⅱ) bis(D―gluconate) [299―29―6]

含量 本品を乾燥したものは、グルコン酸第一鉄(C12H22FeO14)95.0%以上を含む。

性状 本品は、黄灰~緑黄色の粉末又は粒で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の温水溶液(1→10)5mLを量り、以下「グルコノデルタラクトン」の確認試験(2)を準用する。

(2) 本品の水溶液(1→20)は、鉄(Ⅱ)塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(2) 鉄(Ⅲ)塩 Fe3+として2.0%以下

本品5.0gを量り、水100mL及び塩酸10mLを加えて溶かし、ヨウ化カリウム3gを加えて振り混ぜた後、5分間暗所に放置し、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)とき、その量は、18mL以下である。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) シュウ酸塩 本品1.0gを量り、水10mL及び塩酸2mLを加えて溶かし、分液漏斗に入れ、ジエチルエーテル50mL及び20mLで2回抽出する。抽出液を合わせ、水10mLを加え、水浴上でジエチルエーテルを留去した後、酢酸1滴及び酢酸カルシウム一水和物溶液(1→20)1mLを加えるとき、5分以内に濁らない。

(5) ショ糖又は還元糖 本品0.5gを量り、水10mLを加え、加温して溶かし、アンモニア試液1mLを加え、硫化水素を通じた後、30分間放置し、ろ過する。ろ紙上の残留物を水5mLずつで2回洗い、洗液をろ液に合わせ、塩酸で中和し、更に塩酸(1→4)2mLを加える。この液を約10mLに濃縮する。冷後、炭酸ナトリウム溶液(1→8)5mL及び水20mLを加えてろ過し、ろ液に水を加えて100mLとする。この液5mLにフェーリング試液2mLを加え、1分間煮沸するとき、直ちに橙黄~赤色の沈殿を生じない。

乾燥減量 10.0%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1.5gを精密に量り、水75mL及び硫酸(1→20)15mLを加えて溶かし、更に亜鉛粉末0.25gを加える。20分間放置した後、あらかじめ薄く亜鉛粉末を積層したるつぼ型ガラスろ過器(1G4)で吸引ろ過し、硫酸(1→20)10mL、次に水10mLで残留物を洗い、洗液をろ液に合わせ、1,10―フェナントロリン試液2滴を加え、必要な場合には吸引ろ過し、直ちに0.1mol/L硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ)溶液で滴定する。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L硝酸二アンモニウムセリウム(Ⅳ)溶液1mL=44.61mg C12H22FeO14

FA020400

グルコン酸銅

Copper Gluconate

C12H22CuO14 分子量 453.84

Monocopper(Ⅱ) bis(D―gluconate)

含量 本品は、グルコン酸銅(C12H22CuO14)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、淡青色の粉末である。

確認試験

(1) 本品は、銅(Ⅱ)塩(1)及び(3)の反応を呈する。

(2) 本品の温水溶液(1→10)5mLを量り、以下「グルコノデルタラクトン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加えて溶かし、酢酸2mL及びヨウ化カリウム1.5gを加え、5分間放置した後、L(+)―アスコルビン酸0.2gを加えて溶かし、検液とする。

(4) 還元糖 D―グルコースとして1.0%以下

本品1.0gを量り、250mLの三角フラスコに入れ、水10mLを加えて溶かし、クエン酸銅(Ⅱ)試液(アルカリ性)25mLを加え、小型のビーカーで蓋をして正確に5分間穏やかに煮沸した後、室温まで急冷する。この液に酢酸(1→10)25mLを加え、0.05mol/Lヨウ素溶液10mLを正確に量って加え、更に塩酸(1→4)10mL及びデンプン試液3mLを加えた後、過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定するとき、その消費量は、6.3mL以上である。

定量法 本品約1.5gを精密に量り、共栓フラスコに入れ、水約100mLを加えて溶かした後、酢酸2mL及びヨウ化カリウム5gを加えて溶かし、直ちに密栓して暗所に5分間放置する。この液を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で淡黄色を呈するまで滴定し、チオシアン酸アンモニウム2gを加えて溶かし、次にデンプン試液3mLを加え、更に0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で乳白色を呈するまで滴定する。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=45.38mg C12H22CuO14

FA020500

T01200

グルコン酸ナトリウム

Sodium Gluconate

C6H11NaO7 分子量 218.14

Monosodium D―gluconate [527―07―1]

含量 本品を乾燥したものは、グルコン酸ナトリウム(C6H11NaO7)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶性の粉末又は粒で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→10)5mLを量り、以下「グルコノデルタラクトン」の確認試験(2)を準用する。

pH 6.2~7.8(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 還元糖 D―グルコースとして0.50%以下

本品1.0gを量り、以下「グルコン酸亜鉛」の純度試験(3)を準用する。過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定するとき、その消費量は、8.15mL以上である。

乾燥減量 0.3%以下(105℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、酢酸75mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 キナルジンレッド試液10滴)。終点は、液の赤色が消えるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=21.81mg C6H11NaO7

FA020600

E00115

グルタミナーゼ

Glutaminase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus属に限る。)、酵母(Candida属に限る。)又は細菌(Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus circulans及びBacillus subtilisに限る。)の培養物から得られた、L―グルタミンを加水分解してL―グルタミン酸とアンモニアを生成する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、グルタミナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、それぞれ第3法及び第2法により調製する。

グルタミナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、水若しくは酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH6.0、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

L(+)―グルタミン2.0gを量り、水70mLを加えて溶かし、pH6.0の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試料液1mLを量り、37℃の水浴中で5分間加温し、あらかじめ37℃に加温した基質溶液1mLを加えて、直ちに振り混ぜ、更に37℃で10分間加温した後、過塩素酸(83→1000)1mLを加えて振り混ぜ、直ちに氷水中で1分間以上冷却する。ただし、過塩素酸は質量分率60%のものを用いる。この液に水酸化ナトリウム溶液(3→100)1mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に試料液1mLを量り、過塩素酸(83→1000)1mLを加えて振り混ぜ、37℃の水浴中で5分間加温した後、基質溶液1mLを加えて振り混ぜ、氷水中で1分間以上冷却する。この液に水酸化ナトリウム溶液(3→100)1mLを加えて振り混ぜ、比較液とする。L―グルタミン酸測定用試液3mLを分注した試験管に、検液及び比較液0.2mLをそれぞれ加えて振り混ぜ、常温で10分間放置した後、波長600nmにおける吸光度を測定するとき、検液を加えて得られた液の吸光度は、比較液を加えて得られた液の吸光度より大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA020700

T01210

グルタミルバリルグリシン

Glutamyl―valyl―glycine

L―γ―Glutamyl―L―valyl―glycine

C12H21N3O6 分子量 303.31

(2S)―2―Amino―4―{(1S)―1―[(carboxymethyl)carbamoyl]―2―methylpropyl}carbamoylbutanoic acid [38837―70―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、グルタミルバリルグリシン(C12H21N3O6)95.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~淡赤色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3321cm-1、3282cm-1、1712cm-1、1654cm-1、1619cm-1及び1541cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

本品に水20mLを加え、加温し、必要な場合には、超音波処理して溶かし、検液とする。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、1時間)

定量法 本品及び定量用グルタミルバリルグリシン約50mgずつを精密に量り、それぞれを水に溶かし、正確に50mLとする。それぞれの液5mLずつを正確に量り、それぞれに水を加え、正確に20mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のグルタミルバリルグリシンのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

グルタミルバリルグリシン(C12H21N3O6)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:乾燥物換算した定量用グルタミルバリルグリシンの採取量(g)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30~40℃の一定温度

移動相A リン酸二水素カリウム6.8gを水1000mLに溶かし、リン酸でpH3.0に調整する。

移動相B 移動相A400mLにアセトニトリル600mLを加える。

濃度勾配 A:B(100:0)で25分間保持した後、A:B(100:0)からA:B(0:100)までの直線濃度勾配を25分間行う。

流量 1.0mL/分

FA020800

E00116

L―グルタミン

L―Glutamine

C5H10N2O3 分子量 146.14

(2S)―2―Amino―4―carbamoylbutanoic acid [56―85―9]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―グルタミン(C5H10N2O3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、紫色を呈する。

(2) 「L―アスパラギン」の確認試験(2)を準用する。

比旋光度 画像544 (4KB)別ウィンドウが開きます

本品約4gを精密に量り、水を加えて加温して溶かし、速やかに冷却した後、水を加えて正確に100mLとし、旋光度を測定する。さらに、乾燥物換算を行う。

pH 4.5~6.0(1.0g、水50mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水50mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=14.61mg C5H10N2O3

FA020900

T01220

L―グルタミン酸

L―Glutamic Acid

C5H9NO4 分子量 147.13

(2S)―2―Aminopentanedioic acid [56―86―0]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―グルタミン酸(C5H9NO4)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、わずかに特異な味と酸味がある。

確認試験 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

比旋光度 画像546 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸試液(2mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 3.0~3.5(飽和溶液)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、塩酸試液(2mol/L)10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.2%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、ギ酸6mLを加えて溶かし、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=14.71mg C5H9NO4

FA021000

T01230

L―グルタミン酸アンモニウム

Monoammonium L―Glutamate

C5H12N2O4・H2O 分子量 182.18

Monoammonium monohydrogen (2S)―2―aminopentanedioate monohydrate [139883―82―2]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―グルタミン酸アンモニウム(C5H12N2O4・H2O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→200)を検液とする。別にL―グルタミン酸ナトリウム一水和物溶液(1→200)を対照液とする。検液及び対照液をそれぞれ1μLずつ量り、1―ブタノール/水/酢酸混液(2:1:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾する。さらに、80℃で30分間乾燥した後、ニンヒドリン溶液(1→500)を均等に噴霧し、80℃で10分間加熱して呈色させ、自然光下で観察するとき、検液から得たスポットは、対照液から得た赤紫色のスポットと色調及びRf値が等しい。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(2) 本品は、アンモニウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像548 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸(1→6)、100mL、乾燥物換算)

pH 6.0~7.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.9μg/g以下(0.79g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) ピロリドンカルボン酸 本品0.50gを量り、水に溶かして100mLとし、検液とする。別にL―グルタミン酸ナトリウム一水和物0.50g及びDL―2―ピロリドン―5―カルボン酸2.5mgを量り、水に溶かして正確に100mLとし、対照液とする。検液及び対照液をそれぞれ2μLずつ量り、1―ブタノール/水/酢酸混液(2:1:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、更に120℃で30分間加熱して溶媒を除く。次亜塩素酸ナトリウム5mLの入った50mLのビーカー及びこの薄層板を、別の展開用容器に入れる。このとき、薄層板のガラス面をビーカーに向けるように入れる。ビーカーに塩酸約2mLを静かに加えて塩素を発生させ、展開用容器に蓋をして20分間放置する。薄層板を取り出し、10分間放置した後、エタノール(95)を均一に噴霧し、風乾する。これにヨウ化カリウム・デンプン試液を噴霧し、自然光下で観察するとき、検液には、対照液のピロリドンカルボン酸と同位置にスポットを認めない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

乾燥減量 0.5%以下(50℃、4時間)

強熱残分 0.1%以下(800℃、15分)

定量法 本品約0.15gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.109mg C5H12N2O4・H2O

FA021100

T01240

L―グルタミン酸カリウム

Monopotassium L―Glutamate

C5H8NKO4・H2O 分子量 203.23

Monopotassium monohydrogen (2S)―2―aminopentanedioate monohydrate [6382―01―0]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―グルタミン酸カリウム(C5H8NKO4・H2O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の柱状結晶又は白色の結晶性の粉末で、特異な味があり、吸湿性がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像550 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸(1→4)、100mL、乾燥物換算)

pH 6.7~7.3(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.10%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1.9μg/g以下(0.79g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(80℃、5時間)

定量法 本品約0.15gを精密に量り、ギ酸3mLを加えて溶かし、非水滴定用酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の褐色が緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=10.16mg C5H8NKO4・H2O

FA021200

T01250

L―グルタミン酸カルシウム

Monocalcium Di―L―Glutamate

C10H16N2CaO8・4H2O 分子量 404.38

Monocalcium bis[monohydrogen (2S)―2―aminopentanedioate]tetrahydrate [69704―19―4]

含量 本品を無水物換算したものは、L―グルタミン酸カルシウム(C10H16N2CaO8=332.32)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の柱状結晶又は白色の結晶で、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品は、カルシウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像552 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸(1→4)、100mL、無水物換算)

pH 6.7~7.3(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.10%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして1.9μg/g以下(0.79g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 19%以下(50mg、容量滴定法、直接滴定)

ただし、水分測定用メタノールの代わりに、水分測定用メタノール/水分測定用ホルムアミド混液(2:1)を用いる。

定量法 本品約0.2gを精密に量り、水約50mLを加えて溶かし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)約2mLを加え、0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液3滴)。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に無水物換算を行う。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=6.646mg C10H16N2CaO8

FA021300

T01260

L―グルタミン酸ナトリウム

Monosodium L―Glutamate

グルタミン酸ソーダ

C5H8NNaO4・H2O 分子量 187.13

Monosodium monohydrogen (2S)―2―aminopentanedioate monohydrate [6106―04―3]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―グルタミン酸ナトリウム(C5H8NNaO4・H2O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の柱状結晶又は白色の結晶性の粉末で、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像554 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸試液(2mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 6.7~7.2(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.041%以下(0.30g、比較液 0.01mol/L塩酸0.35mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1.9μg/g以下(0.79g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(97~99℃、5時間)

定量法 本品約0.15gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.356mg C5H8NNaO4・H2O

FA021400

T01270

L―グルタミン酸マグネシウム

Monomagnesium Di―L―Glutamate

C10H16N2MgO8・4H2O 分子量 388.61

Monomagnesium bis[monohydrogen(2S)―2―aminopentanedioate]tetrahydrate [129160―51―6]

含量 本品を無水物換算したものは、L―グルタミン酸マグネシウム(C10H16N2MgO8=316.55)95.0~105.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の柱状結晶又は白色の結晶で、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品は、マグネシウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像556 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸(1→4)、100mL、無水物換算)

pH 6.5~7.5(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.10%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして1.9μg/g以下(0.79g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 24%以下(50mg、容量滴定法、直接滴定)

ただし、水分測定用メタノールの代わりに、水分測定用メタノール/水分測定用ホルムアミド混液(2:1)を用いる。

定量法 本品約0.2gを精密に量り、水約50mLを加えて溶かし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)約2mLを加え、0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液3滴)。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に無水物換算を行う。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=6.331mg C10H16N2MgO8

FA021500

E00121

クロロフィル

Chlorophyll

定義 本品は、緑色植物から得られた、クロロフィル類を主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

色価 本品の色価(画像557 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は600以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、緑~暗緑色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価600に換算して1gに相当する量を量り、ヘキサン100mLを加えて溶かした液は、緑色を呈し、塩酸0.5mLを加えて振り混ぜるとき、液の色は、帯緑黄色に変わる。

(2) 本品の表示量から、色価600に換算して1gに相当する量を量り、酢酸エチル100mLを加えて溶かした液は、赤色の蛍光を発する。

(3) 本品にヘキサンを加えて溶かした液は、波長410~430nm及び660~670nmの両者に吸収極大がある。

(4) 本品の表示量から、色価600に換算して1gに相当する量を量り、ヘキサン30mLを加えて溶かし、検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、ヘキサン/アセトン/2―メチル―2―プロパノール混液(10:1:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾するとき、Rf値が0.3付近、0.4付近及び0.65付近に黄緑色(クロロフィルb)、緑色(クロロフィルa)及び灰色(フェオフィチン)のスポットを認め、これらのスポットは、暗所で紫外線(波長366nm付近)を照射するとき、赤色の蛍光を発する。また、Rf値が0.25及び0.95付近に黄色(キサントフィル)及び黄橙色(β―カロテン)のスポットを認め、これらのスポットは、暗所で紫外線(波長366nm付近)を照射するとき、蛍光を発しない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 ヘキサン

測定波長 波長660~670nmの吸収極大の波長

FA021550

E00122

くん液

Smoke Flavourings

スモークフレーバー

定義 本品は、サトウキビ、竹材、トウモロコシ又は木材を燃焼して発生したガス成分を捕集して得られたもの(リキッドスモークという。)又は乾留して得られたもの(木酢液という。)である。

含量 本品は、酢酸(C2H4O2=60.05)として1.0~20.0%を含む。

性状 本品は、無~褐色の液体で、特異なにおいがある。

確認試験 本品の水溶液(1→100)は酸性である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) ベンゾ[a]ピレン 10μg/kg以下

本品10gを量り、丸底フラスコに入れ、エタノール(95)20mL、水酸化カリウム溶液(4→5)2mL及び沸騰石数個を加え、還流冷却器を付けて時々振り混ぜながら2時間加熱した後、冷却し、この液を分液漏斗に移す。次に水20mL、エタノール(95)10mL及びヘキサン15mLで丸底フラスコを順に洗い、洗液を先の分液漏斗に合わせ、振り混ぜた後、静置する。下層を分離し、別の分液漏斗に入れ、ヘキサン15mLを加え、振り混ぜた後、静置し、下層を捨てる。各ヘキサン層をあわせ、水3mLを加えて振り混ぜ下層を捨てる。ヘキサン層を、あらかじめヘキサン15mLで洗浄した硫酸ナトリウム25gを積層したガラスろ過器(1G4)を用いて吸引ろ過する。更にヘキサン15mLを加えて硫酸ナトリウム層を洗浄する。ろ液及び洗液をナス型フラスコに合わせ、1mL以下となるまで約40℃の水浴中で減圧下に濃縮し、シリカゲルミニカラム用試料液とする。シリカゲルミニカラム(1000mg)にジクロロメタン15mL、次に、ヘキサン3mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムにシリカゲルミニカラム用試料液を注入し、更にナス型フラスコをヘキサン1mLずつで2回洗浄し、洗液をそれぞれカラムに注入し、流出液を捨てる。次にヘキサン/ジクロロメタン混液(3:1)5mLを注入する。初めの流出液1mLを捨て、続く流出液をナス型フラスコに取る。カラムに残った液を加圧して押し出し、先の流出液に合わせ、アセトニトリル4mLを加え、1mL以下となるまで約40℃の水浴中で減圧下に濃縮し、オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム用試料液とする。オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(1000mg)にジクロロメタン15mL、次に、アセトニトリル5mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムにオクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム用試料液を注入し、更にナス型フラスコをアセトニトリル0.5mLで2回洗浄し、洗液をそれぞれカラムに注入し、流出液は捨てる。次に、アセトニトリル/ジクロロメタン混液(9:1)5mLを注入し、流出液をナス型フラスコに取る。カラムに残った液を加圧して押し出し、先の流出液に合わせ、1mL以下となるまで約40℃の水浴中で減圧下に濃縮した後、アセトニトリルを加えて正確に5mLとする。この液をメンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液を検液とする。別に、ベンゾ[a]ピレン10mgを正確に量り、アセトニトリルを加えて溶かし、正確に1000mLとする。この液1mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(1:1)を加えて、正確に500mLとし、標準液とする。検液及び標準液それぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液のベンゾ[a]ピレンのピーク高さは、標準液のベンゾ[a]ピレンのピーク高さを超えない。

操作条件

検出器 蛍光検出器(励起波長 290nm、蛍光波長 410nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相A 水

移動相B アセトニトリル

濃度勾配 A:B(50:50)で3分間保持し、A:B(50:50)からA:B(0:100)までの直線濃度勾配を15分間行い、A:B(0:100)で8分間保持する。

流量 1mL/分

定量法 本品約1gを精密に量り、水100mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定を行う(指示薬 フェノールフタレイン試液3~4滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=6.005mg C2H4O2

FA021600

T01280

ケイ酸カルシウム

Calcium Silicate

Calcium silicate [1344―95―2]

定義 本品は、二酸化ケイ素と酸化カルシウムの化合物である。

含量 本品を乾燥したものは、二酸化ケイ素(SiO2=60.08)として50.0~95.0%、酸化カルシウム(CaO=56.08)として3.0~35.0%を含む。

性状 本品は、白~灰白色の微粉末で、吸湿性がある。

確認試験 定量法の検液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により発光強度を測定するとき、カルシウムに特有な393.366nm付近及びケイ素に特有な251.611nm付近の原子発光スペクトル線を認める。

pH 8.4~12.5(5%懸濁液)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(5.0g、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

本品を量り、ビーカーに入れ、塩酸(1→4)50mLを加えてかくはんする。時計皿等で覆い、穏やかに15分間煮沸した後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いて吸引ろ過し、50mLのメスフラスコに入れる。ビーカー及びろ紙上の残留物を熱湯で洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、塩酸(1→4)を加えて正確に50mLとし、これを検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、塩酸(1→4)を加えて20mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉛中空陰極ランプ

分析線波長 217nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(1)の検液5mLを正確に量り、検液とする。

(3) フッ化物 Fとして50μg/g以下

本品2gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水40mLを加える。この液を15分間かくはんした後、懸濁液を50mLのメスフラスコに移し、水を加えて50mLとする。この液を遠心分離し、上澄液30mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・トリス試液15mLを加え、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。

比較液は、次により調製する。

あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この溶液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとし、ポリエチレン製容器に入れて比較原液とする。使用時に、比較原液2mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液30mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・トリス試液15mLを加え、比較液とする。

乾燥減量 10.0%以下(105℃、2時間)

強熱減量 5.0~14.0%(乾燥物、1000℃、恒量)

定量法

(1) 二酸化ケイ素 本品を強熱し、その約0.5gを白金製又はニッケル製のるつぼに精密に量り、水酸化カリウム5g及びホウ酸2gを加えて混和し、加熱して完全に融解する。冷後、るつぼを250mLポリプロピレン製又はポリテトラフルオロエチレン製のビーカーに入れ、熱湯150mLを加えて加温しながら、るつぼ内の固形物をスパーテルでかき出し、懸濁する。るつぼをビーカーから取り出し、少量の水で洗い、その洗液をビーカーに入れる。塩酸50mLを加えてかくはんし、ポリプロピレン製のメスフラスコに移して水を加えて250mLとし、試料液とする。試料液1mLを量り、塩酸(1→20)を加えて50mLとし、A液とする。A液1mLを量り、塩酸(1→20)を加えて50mLとし、検液とする。別に、ケイ素標準原液適量を正確に量り、塩酸(1→20)を加えて1mL中にケイ素0.1~2μgを含む3種以上の濃度の異なる標準液を調製する。検液及び標準液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により発光強度を測定する。標準液の発光強度から検量線を作成し、検液中のケイ素濃度C(μg/mL)を求め、次式により含量を求める。

ただし、

C:ケイ素濃度(μg/mL)

M:試料の採取量(g)

LI:強熱減量(%)

(2) 酸化カルシウム (1)の検液又はA液を検液とする。別に、カルシウム標準液(0.1mg/mL)適量を正確に量り、塩酸(1→20)を加え、(1)の検液を用いる場合は1mL中にカルシウム0.1~1μgを含む3種以上の濃度の異なる標準液を、A液を検液とする場合は1mL中にカルシウム0.5~10μgを含む3種以上の濃度の異なる標準液を調製する。検液及び標準液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により発光強度を測定する。標準液の発光強度から検量線を作成し、検液中のカルシウム濃度C(μg/mL)を求め、次式により含量を求める。

ただし、

C:カルシウム濃度(μg/mL)

F:(1)の検液を検液とした場合は62.5、A液を検液とした場合は1.25

M:試料の採取量(g)

LI:強熱減量(%)

FA021700

T01290

ケイ酸マグネシウム

Magnesium Silicate

Magnesium silicate [1343―88―0]

定義 本品は、ケイ酸ナトリウム及び可溶性マグネシウム塩の沈殿反応によって製造される、酸化マグネシウム及び二酸化ケイ素のモル比が約2:5の合成化合物である。

含量 本品を強熱物換算したものは、酸化マグネシウム(MgO=40.30)として15.0%以上、二酸化ケイ素(SiO2=60.08)として67.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験 定量法の検液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により発光強度を測定するとき、マグネシウムに特有な279.553nm付近及びケイ素に特有な251.611nm付近の原子発光スペクトル線を認める。

pH 7.0~11.0(10%懸濁液)

純度試験

(1) 水可溶物 3.0%以下

本品約10.0gを量り、ビーカーに入れ、水150mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間煮沸する。冷後、蒸発した水を補い、15分間放置した後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っている場合には、ろ過を繰り返す。ろ液75mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、A液とする。A液50mLを正確に量り、あらかじめ質量を量った白金皿に入れ、蒸発乾固し、450~550℃で3時間強熱する。冷後、残留物の質量を量るとき、その値は75mgを超えない。

(2) 遊離アルカリ NaOHとして1.0%以下

(1)のA液20mLにフェノールフタレイン試液2滴を加える。液の色が消えるまで0.1mol/L塩酸を加えるとき、その消費量は2.5mL以下である。

(3) フッ化物 Fとして10μg/g以下

本品2.0gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水60mLを加えて15分間かくはんした後、懸濁液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。懸濁液50mLを毎分約5000回転で15分間遠心分離し、上澄液20mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・トリス試液10mLを加え、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で、電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。比較液は、次により調製する。

あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この溶液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとし、ポリエチレン製容器に入れて比較原液とする。使用時に、比較原液2mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。さらに、この液5mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて50mLとする。この液20mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・トリス試液10mLを加え、比較液とする。

(4) 鉛 Pbとして5μg/g以下(5.0g、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

本品を量り、ビーカーに入れ、塩酸(1→4)50mLを加えてかくはんする。時計皿等で覆い、穏やかに15分間煮沸した後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いて吸引ろ過し、50mLのメスフラスコに入れる。ビーカー及びろ紙上の残留物を熱湯で洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、塩酸(1→4)を加えて正確に50mLとし、これを検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、塩酸(1→4)を加えて20mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉛中空陰極ランプ

分析線波長 217nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加え、よく振り混ぜながら沸騰するまで穏やかに加熱し、速やかに冷却した後、毎分3000回転で5分間遠心分離する。上澄液をとり、残留物に塩酸(1→4)5mLを加えてよく振り混ぜ、遠心分離し、洗液を先の上澄液に合わせる。さらに、水10mLを加え、同様の操作を行い、洗液を上澄液に合わせ、水浴上で加熱濃縮して5mLとし、検液とする。

乾燥減量 15%以下(105℃、2時間)

強熱減量 15%以下(乾燥物、900~1000℃、20分間)

定量法 本品の約0.5gを白金製又はニッケル製のるつぼに精密に量り、水酸化カリウム5g及びホウ酸2gを加えて混和し、加熱して完全に融解する。冷後、るつぼを250mLのポリプロピレン製又はポリテトラフルオロエチレン製のビーカーに入れ、熱湯150mLを加えて必要があれば加温しながらるつぼを揺り動かして、るつぼ内の固形物を溶解又は懸濁させる。るつぼをビーカーから取り出し、少量の水で洗い、その洗液をビーカーに入れる。塩酸50mLをビーカーに加えてかくはんし、ポリプロピレン製のメスフラスコに移して水を加えて250mLとし、試料液とする。試料液を塩酸(1→20)で正確に200倍に希釈し、検液とする。別にマグネシウム標準原液及びケイ素標準原液適量を正確に量り、塩酸(1→20)を加えて1mL中にマグネシウム及びケイ素それぞれ0.2~5μgを含む3種以上の濃度の異なる標準液を調製する。検液及び標準液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により発光強度を測定する。標準液の発光強度から検量線を作成し、検液中のマグネシウム濃度CMg(μg/mL)及びケイ素濃度CSi(μg/mL)を求め、以下の式により酸化マグネシウム及び二酸化ケイ素の含量を求める。

ただし、

CMg:マグネシウム濃度(μg/mL)

CSi:ケイ素濃度(μg/mL)

M:試料の採取量(g)

LD:乾燥減量(%)

LI:強熱減量(%)

FA021800

E00125

ケイソウ土

Diatomaceous Earth

定義 本品は、ケイソウに由来する二酸化ケイ素で、乾燥品、焼成品及び融剤焼成品があり、それぞれをケイソウ土(乾燥品)、ケイソウ土(焼成品)及びケイソウ土(融剤焼成品)と称する。

焼成品は、800~1200℃で焼成したものであり、融剤焼成品は、少量の炭酸のアルカリ塩を添加して800~1200℃で焼成したものである。融剤焼成品のうち酸洗い品については、焼成品の規定(性状を除く。)を準用する。

性状 乾燥品は、類白~淡灰色の粉末であり、焼成品は、淡黄~淡橙色又は赤~淡褐色の粉末であり、融剤焼成品は、白~淡赤褐色の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.2gを白金製のるつぼにとり、フッ化水素酸5mLを加えて溶かし、次に加熱するとき、ほとんどが蒸発する。

(2) 本品を100~200倍の顕微鏡で観察するとき、特有な多孔質のケイソウ骨格を認める。

pH 乾燥品及び焼成品 pH5.0~10.0 融剤焼成品 pH8.0~11.0

本品を乾燥し、その10.0gを量り、水100mLを加え、かくはん機を用いてかき混ぜながら、更に蒸発する水を補いながら、2時間穏やかに煮沸する。冷後、直径47mmのメンブランフィルター(孔径0.45μm)を装着したフィルターホルダーを用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っている場合には、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物は、水で洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて100mLとし、検液とする。

純度試験

(1) 水可溶物 0.50%以下

pHの検液50mLを量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 塩酸可溶物 2.5%以下

本品を乾燥し、その2.0gを量り、塩酸(1→4)50mLを加え、時々振り混ぜながら50℃で15分間加温する。冷後、ろ過し、容器及びろ紙上の残留物を塩酸(1→4)3mLで洗い、洗液とろ液を合わせる。この液に硫酸(1→20)5mLを加えて蒸発乾固し、更に恒量になるまで450~550℃で強熱し、残留物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして10μg/g以下(0.40g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして7.5μg/g以下(2.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)50mLを加え、時計皿等で覆い、かくはんしながら70℃で15分間加温する。冷後、上澄液を定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。容器内の残留物は温湯10mLずつを用いて3回洗い、先のろ紙を用いてろ過した後、ろ紙及びろ紙上の残留物を水15mLで洗う。ろ液及び洗液を合わせ、水を加えて100mLとし、この液10mLを量り、検液とする。

乾燥減量 乾燥品 10.0%以下(105℃、2時間)

焼成品及び融剤焼成品 3.0%以下(105℃、2時間)

強熱減量 本品を105℃で2時間乾燥した後、これを試料とし、直ちに試験を行う。

乾燥品 7.0%以下(1000℃、30分間)

焼成品及び融剤焼成品 2.0%以下(1000℃、30分間)

フッ化水素酸残留物 25.0%以下

あらかじめ白金製のるつぼを1000℃で30分間強熱し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品約0.2gを精密に量り、先の白金製のるつぼに入れ、質量を精密に量る。次にフッ化水素酸5mL及び硫酸(1→2)2滴を加え、水浴上でほとんど蒸発乾固する。冷後、残留物にフッ化水素酸5mLを加え、蒸発乾固した後、550℃で1時間加熱し、更に徐々に温度を上げ、1000℃で30分間強熱し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

FA021900

T01300

ケイ皮酸

Cinnamic Acid

C9H8O2 分子量 148.16

(2E)―3―Phenylprop―2―enoic acid [140―10―3]

含量 本品は、ケイ皮酸(C9H8O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 132℃以上

定量法 本品のアセトン溶液(1→100)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ケイ皮酸

FA022000

T01310

ケイ皮酸エチル

Ethyl Cinnamate

C11H12O2 分子量 176.21

Ethyl (2E)―3―phenylprop―2―enoate [4192―77―2]

含量 本品は、ケイ皮酸エチル(C11H12O2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像565 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ケイ皮酸エチル

FA022100

T01320

ケイ皮酸メチル

Methyl Cinnamate

C10H10O2 分子量 162.19

Methyl(2E)―3―phenylprop―2―enoate [1754―62―7]

含量 本品は、ケイ皮酸メチル(C10H10O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の固体で、マツタケようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。なお、固体の場合には、加温して融解し、試料とする。

融点 33℃以上

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 本品のアセトン溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ケイ皮酸メチル

FA022200

T01340

ゲラニオール

Geraniol

C10H18O 分子量 154.25

(2E)―3,7―dimethylocta―2,6―dien―1―ol [106―24―1]

含量 本品は、ゲラニオール(C10H18O)85.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品1mLに無水酢酸1mL及びリン酸1滴を加えて10分間微温に保った後、水1mLを加え、温湯中で5分間振り混ぜる。冷後、炭酸ナトリウム溶液(1→8)で微アルカリ性とするとき、酢酸ゲラニルのにおいを発する。

屈折率 画像571 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 酸価 1.0以下(香料試験法)

(2) 溶状 澄明(1.0mL、70vol%エタノール3.0mL)

(3) エステル価 3.0以下(5.0g、香料試験法)

(4) アルデヒド類 本品約5gを精密に量り、香料試験法中のアルデヒド類又はケトン類含量の第2法により定量するとき、0.5mol/L塩酸の消費量は、0.65mL以下である。ただし、放置時間は、15分間とする。

定量法 本品は、香料試験法中のアルコール類含量により定量する。ただし、アセチル化油約1gを用いる。

FA022300

E00126

ゲンチアナ抽出物

Gentian Root Extract

定義 本品は、ゲンチアナ(Gentiana lutea L.)の根又は根茎から得られたアマロゲンチン及びゲンチオピクロシドを主成分とするものである。

性状 本品は、淡黄褐~褐色の粉末で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.5gにエタノール(99.5)10mLを加え、よく振り混ぜた後、ろ過し、ろ液に塩化鉄(Ⅲ)試液1滴を加えるとき、液は、緑色を呈する。この液をろ過し、ろ液に水酸化ナトリウム試液(1mol/L)2滴を加え、必要な場合には、ろ過するとき、液は、黄色を呈する。

(2) 本品0.5gにメタノール10mLを加え、5分間振り混ぜて、ろ過し、ろ液を検液とする。別にアマロゲンチン及びゲンチオピクロシドをそれぞれ1mgずつ量り、それぞれにメタノール1mLを加えて溶かした液を対照液とする。検液及び対照液10μLにつき、酢酸エチル/エタノール(99.5)/水混液(8:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、紫外線(波長254nm)下で観察するとき、検液は、対照液のアマロゲンチン又はゲンチオピクロシドのいずれかと同位置に主スポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 10.0%以下(105℃、6時間)

灰分 10.0%以下

FA022310

E00127A

高級脂肪酸(カプリル酸)

Higher Fatty Acid (Caprylic Acid)

定義 本品は、高級脂肪酸(動植物性油脂又は動植物性硬化油脂を加水分解して得られたものをいう。)のうちカプリル酸を主成分とするものである。

含量 本品は、カプリル酸(C8H16O2=144.21)50.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の液体又は白~明るい灰みの黄色のペーストである。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のカプリル酸メチルのピークの保持時間と一致する。

ヨウ素価 0.5以下

純度試験

(1) 酸価 380~395(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品20mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘキサン4mLを加え、10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘキサン層2mLをとり、あらかじめヘキサンで洗った約0.2gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1mLを量り、ヘキサンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にカプリル酸メチル10mgにヘキサン5mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件で、ガスクロマトグラフィーを行う。検液のカプリル酸メチルのピーク面積AA及び全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピークの面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のカプリル酸の含量を求める。ただし、カプリル酸メチルは、標準液中のカプリル酸メチルの保持時間と一致することにより確認し、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後からカプリル酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

カプリル酸の含量(%)=AA/AT×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ50mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用100%シアノプロピルポリシロキサンを0.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.0mL/分の一定量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA022320

E00127B

高級脂肪酸(カプリン酸)

Higher Fatty Acid (Capric Acid)

定義 本品は、高級脂肪酸(動植物性油脂又は動植物性硬化油脂を加水分解して得られたものをいう。)のうち、カプリン酸を主成分とするものである。

含量 本品は、カプリン酸(C10H20O2=172.26)50.0%以上を含む。

性状 本品は、白~明るい灰みの黄色の粉末、薄片、粒又はろう状の塊である。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のカプリン酸メチルのピークの保持時間と一致する。

ヨウ素価 0.5以下

純度試験

(1) 酸価 321~333(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品20mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘキサン4mLを加え、10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘキサン層2mLをとり、あらかじめヘキサンで洗った約0.2gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1mLを量り、ヘキサンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にカプリン酸メチル10mgにヘキサン5mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件で、ガスクロマトグラフィーを行う。検液のカプリン酸メチルのピーク面積AA及び全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピークの面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のカプリン酸の含量を求める。ただし、カプリン酸メチルは、標準液中のカプリン酸メチルの保持時間と一致することにより確認し、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後からカプリン酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

カプリン酸の含量(%)=AA/AT×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ50mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用100%シアノプロピルポリシロキサンを0.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.0mL/分の一定量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA022330

E00127C

高級脂肪酸(ステアリン酸)

Higher Fatty Acid (Stearic Acid)

定義 本品は、高級脂肪酸(動植物性油脂又は動植物性硬化油脂を加水分解して得られたものをいう。)のうち、ステアリン酸を主成分とするものである。

含量 本品は、ステアリン酸(C18H36O2=284.48)50.0%以上を含む。

性状 本品は、白~明るい灰みの黄色の粉末、薄片、粒又はろう状の塊である。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のステアリン酸メチルのピークの保持時間と一致する。

ヨウ素価 4.0以下

本品約1gを500mL共栓付きフラスコに精密に量り、シクロヘキサン/クロロホルム混液(1:1)20mLに溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中のヨウ素価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 194~210(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品20mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘキサン4mLを加え、10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘキサン層2mLをとり、あらかじめヘキサンで洗った約0.2gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1mLを量り、ヘキサンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にステアリン酸メチル10mgにヘキサン5mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件で、ガスクロマトグラフィーを行う。検液のステアリン酸メチルのピーク面積AA及び全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピークの面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のステアリン酸の含量を求める。ただし、ステアリン酸メチルは、標準液中のステアリン酸メチルの保持時間と一致することにより確認し、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後からステアリン酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

ステアリン酸の含量(%)=AA/AT×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ50mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用100%シアノプロピルポリシロキサンを0.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.0mL/分の一定量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA022340

E00127D

高級脂肪酸(パルミチン酸)

Higher Fatty Acid (Palmitic Acid)

定義 本品は、高級脂肪酸(動植物性油脂又は動植物性硬化油脂を加水分解して得られたものをいう。)のうち、パルミチン酸を主成分とするものである。

含量 本品は、パルミチン酸(C16H32O2=256.42)50.0%以上を含む。

性状 本品は、白~明るい灰みの黄色の粉末、薄片、粒又はろう状の塊である。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のパルミチン酸メチルのピークの保持時間と一致する。

ヨウ素価 2.0以下

本品約1gを500mL共栓付きフラスコに精密に量り、シクロヘキサン/クロロホルム混液(1:1)20mLに溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中のヨウ素価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 212~222(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品20mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘキサン4mLを加え、10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘキサン層2mLをとり、あらかじめヘキサンで洗った約0.2gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1mLを量り、ヘキサンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にパルミチン酸メチル10mgにヘキサン5mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件で、ガスクロマトグラフィーを行う。検液のパルミチン酸メチルのピーク面積AA及び全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピークの面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のパルミチン酸の含量を求める。ただし、パルミチン酸メチルは、標準液中のパルミチン酸メチルの保持時間と一致することにより確認し、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後からパルミチン酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

パルミチン酸の含量(%)=AA/AT×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ50mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用100%シアノプロピルポリシロキサンを0.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.0mL/分の一定量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA022350

E00127E

高級脂肪酸(ベヘニン酸)

Higher Fatty Acid (Behenic Acid)

定義 本品は、高級脂肪酸(動植物性油脂又は動植物性硬化油脂を加水分解して得られたものをいう。)のうち、ベヘニン酸を主成分とするものである。

含量 本品は、ベヘニン酸(C22H44O2=340.58)50.0%以上を含む。

性状 本品は、白~明るい灰みの黄色の粉末、薄片、粒又はろう状の塊である。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のベヘニン酸メチルのピークの保持時間と一致する。

ヨウ素価 3.0以下

本品約1gを500mL共栓付きフラスコに精密に量り、シクロヘキサン/クロロホルム混液(1:1)20mLに溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中のヨウ素価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 160~175(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品20mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘキサン4mLを加え、10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘキサン層2mLをとり、あらかじめヘキサンで洗った約0.2gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1mLを量り、ヘキサンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にベヘニン酸メチル10mgにヘキサン5mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件で、ガスクロマトグラフィーを行う。検液のベヘニン酸メチルのピーク面積AA及び全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピークの面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のベヘニン酸の含量を求める。ただし、ベヘニン酸メチルは、標準液中のベヘニン酸メチルの保持時間と一致することにより確認し、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後からベヘニン酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

ベヘニン酸の含量(%)=AA/AT×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ50mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用100%シアノプロピルポリシロキサンを0.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.0mL/分の一定量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA022360

E00127F

高級脂肪酸(ミリスチン酸)

Higher Fatty Acid (Myristic Acid)

定義 本品は、高級脂肪酸(動植物性油脂又は動植物性硬化油脂を加水分解して得られたものをいう。)のうち、ミリスチン酸を主成分とするものである。

含量 本品は、ミリスチン酸(C14H28O2=228.38)50.0%以上を含む。

性状 本品は、白~明るい灰みの黄色の粉末、薄片、粒又はろう状の塊である。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のミリスチン酸メチルのピークの保持時間と一致する。

ヨウ素価 1.0以下

純度試験

(1) 酸価 240~250(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品20mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘキサン4mLを加え、10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘキサン層2mLをとり、あらかじめヘキサンで洗った約0.2gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1mLを量り、ヘキサンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にミリスチン酸メチル10mgにヘキサン5mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件で、ガスクロマトグラフィーを行う。検液のミリスチン酸メチルのピーク面積AA及び全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピークの面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のミリスチン酸の含量を求める。ただし、ミリスチン酸メチルは、標準液中のミリスチン酸メチルの保持時間と一致することにより確認し、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後からミリスチン酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

ミリスチン酸の含量(%)=AA/AT×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ50mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用100%シアノプロピルポリシロキサンを0.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.0mL/分の一定量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA022370

E00127G

高級脂肪酸(ラウリン酸)

Higher Fatty Acid (Lauric Acid)

定義 本品は、高級脂肪酸(動植物性油脂又は動植物性硬化油脂を加水分解して得られたものをいう。)のうち、ラウリン酸を主成分とするものである。

含量 本品は、ラウリン酸(C12H24O2=200.32)50.0%以上を含む。

性状 本品は、白~明るい灰みの黄色の粉末、薄片、粒又はろう状の塊である。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のラウリン酸メチルのピークの保持時間と一致する。

ヨウ素価 1.0以下

純度試験

(1) 酸価 275~285(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品20mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘキサン4mLを加え、10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘキサン層2mLをとり、あらかじめヘキサンで洗った約0.2gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1mLを量り、ヘキサンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にラウリン酸メチル10mgにヘキサン5mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件で、ガスクロマトグラフィーを行う。検液のラウリン酸メチルのピーク面積AA及び全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピークの面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のラウリン酸の含量を求める。ただし、ラウリン酸メチルは、標準液中のラウリン酸メチルの保持時間と一致することにより確認し、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後からラウリン酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

ラウリン酸の含量(%)=AA/AT×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ50mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用100%シアノプロピルポリシロキサンを0.2μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 180℃

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 約1.0mL/分の一定量

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA022380

E00128

香辛料抽出物

Spice Extracts

スパイス抽出物

定義 本品は、表に示す基原植物若しくはこれらの混合物から、抽出若しくは水蒸気蒸留により得られたもの、又はこれらの組み合わせにより得られたものをいう。乳酸等の有機酸、食用油脂、デキストリン又は乳糖を含むことがある。

性状 本品は、液体又は固体である。

確認試験 本品は香辛料の特有のにおいを有する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

基原植物

英名

基原本質

アサノミ

Hemp seed

アサ(Cannabis sativa L.)の果実

アサフェチダ

Asafoetida

アギ(Ferula assa―foetida L.)又はF. narthex Boissの根茎から浸出する樹脂

アジョワン

Ajowan

Carum ajowan Benth. & Hook. f. 又はTrachyspermum ammi(L.)Spragueの果実

アニス

Anise

アニス(Pimpinella anisum L.)の果実

アンゼリカ

Angelica

アンゼリカ(Angelica archangelica L.)の果実、全草

ウイキョウ

Fennel

ウイキョウ(Foeniculum vulgare Mill.)の果実、茎葉、根

ウコン

Turmeric

ウコン(Curcuma longa L.)の根茎

オールスパイス

Allspice

オールスパイス(Pimenta dioica (L.) Merr.)の果実、葉

オレガノ

Origanum

ハナハッカ(Origanum vulgare L.)又はその同属植物の葉、花穂、全草(ただし、基原物質「マジョラム」に該当するもの(O. majorana L.)を除く。)

オレンジピール

Orange peel

キンカン(Citrus japonica Thunb.)、アマダイダイ(C. sinensis (L.) Osbeck)、ダイダイ(C. aurantium L.)又はC. reticulata Blancoの果皮、果実

カショウ

Sichuan pepper

カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum Maxim.)の果皮

カッシア

Cassia

ナンバンサイカチ(Cassia fistula L.)の実

カモミール

Camomile

ローマカミツレ(Chamaemelum nobile (L.) All.)又はカミツレ(Matricaria chamomilla L.)の花

カラシナ

Mustard

クロガラシ(Brassica nigra (L.) W.D.J.Koch)、シロガラシ(Sinapis alba L.)又はカラシナ(B. juncea (L.) Czern.)の種子、茎葉

カルダモン

Cardamon

Elettaria cardamomum (L.) Matonの果実

カレーリーフ

Curry leaf

オオバゲッキツ(Murraya koenigii (L.) Spreng.)の葉

カンゾウ

Licorice

カンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.)又はウラルカンゾウ(G. uralensis Fish. ex DC.)の根、ストロン

キャラウェー

Caraway

ヒメウイキョウ(Carum carvi L.)の果実、葉、花

クチナシ

Gardenia

クチナシ(Gardenia jasminoides J. Ellis(Gardenia augusta Merr.))の花、果実

クミン

Cumin

クミン(Cuminum cyminum L.)の果実

クレソン

Cress

オランダガラシ(Nasturtium officenale W. T. Aiton)の地上部

クローブ

Clove

チョウジノキ(Syzygium aromaticum (L.) Merr. & L. M. Perry)の花蕾、枝、葉、樹皮

ケシノミ

Poppy seed

ケシ(Papaver somniferum L.)の種子

ケーパー

Caper

トゲフウチョウボク(Capparis spinosa L.)の花、花蕾、果実、葉、茎、枝、樹皮、根皮

コショウ

Pepper

コショウ(Piper nigrum L.)又はインドナガコショウ(P. longum L.)の果実

ゴマ

Sesame

ゴマ(Sesamum orientale L.)の種子

コリアンダー

Coriander

コエンドロ(Coriandrum sativum L.)の果実、葉、茎

サッサフラス

Sassafras

サッサフラス(Sassafras albidum (Nutt.) Nees)の根、葉

サフラン

Saffron

サフラン(Crocus sativus L.)の柱頭

サボリー

Savory

Satureja hortensis L. 又はS. montana L. の地上部

サルビア

Salvia

セージ(Salvia officinalis L.)、S. triloba L. f. 又はS. lavandulifolia Vahlの地上部

サンショウ

Japanese pepper

サンショウ(Zanthoxylum piperitum DC.)の葉、果実、果皮

シソ

Perilla

シソ(Perilla frutescens (L.) Britton var. crispa (Benth.) W. Deane)の果実、地上部

シナモン

Cinnamon

セイロンニッケイ(Cinnamomum verum J. Presl)、インドグス(C. burmannii (Nees et T. Nees) Blume)、C. loureirii Nees、C. aromaticum Nees又はその同属植物の樹皮、枝、葉

シャロット

Shallot

シャロット(Allium cepa L. var. aggregatum G. Don.)の鱗茎、葉

ジュニパーベリー

Juniper berry

Juniperus communis L.の果実

ショウガ

Ginger

ショウガ(Zingiber officinale (Willd.) Roscoe)の根茎

スターアニス

Star anise

トウシキミ(Illicium verum Hook. f.)の果実、葉

スペアミント

Spearmint

ミドリハッカ(Mentha spicata L.)又はM. cardiaca J. Gerard ex Bakerの全草

セイヨウワサビ

Horseradish

セイヨウワサビ(Armoracia rusticana G. Gaertn.,B. Mey. & Scherb.)の根茎

セロリー

Celery

セロリー(Apium graveolens L.)の葉茎、果実

ソーレル

Sorrel

スイバ(Rumex acetosa L.)の全草

タイム

Thyme

タチジャコウソウ(Thymus vulgaris L.)、T. serpyllum L. 又はその同属植物の全草

タマネギ

Onion

タマネギ(Allium cepa L.)の鱗茎

タマリンド

Tamarind

タマリンド(Tamarindus indica L.)の種子、果実(中果皮)

タラゴン

Tarragon

タラゴン(Artemisia dracunculus L.)の地上部

チャイブ

Chive

Allium schoenoprasum L.の全草

ディル

Dill

イノンド(Anethum graveolens L.)の果実、花、全草

トウガラシ

Chili pepper

トウガラシ(Capsicum annuum L.)の果実、種子を除いた果実(ただし、基原物質「パプリカ」に該当するものを除く。)

ナツメグ

Nutmeg

ニクズク(Myristica fragrans Houtt.)の種子、仮種皮(メース)

ニガヨモギ

Wormwood

ニガヨモギ(Artemisia absinthium L.)、A. glacialis L.、A. herba―alba Asso.、A. mutellina Vill.、A. pontica L. 又はA. vallesiana All.の全草

ニジェラ

Nigella

Nigella sativa L.又はクロタネソウ(N. damascena L.)の種子

ニンジン

Carrot

ニンジン(Daucus carota L.)の果実、根

ニンニク

Garlic

ニンニク(Allium sativum L.)の葉、鱗茎

バジル

Basil

メボウキ(Ocimum basilicum L.)の全草、種子

パセリ

Parsley

パセリ(Petroselinum crispum (Mill.) Fuss)の全草、果実

ハッカ

Corn mint

Mentha canadensis L.の地上部

バニラ

Vanilla

バニラ(Vanilla mexicana Mill.)、タヒチバニラ(V. tahitensis J. W. Moore.)、ニシインドバニラ(V. pompona Schiede)、V. planifolia Andrews又はその同属植物の果実

パプリカ

Paprika

トウガラシ(Capsicum annuum L.)のうち、「パプリカ」と称される栽培系統の果実、種子を除いた果実

ヒソップ

Hyssop

ヤナギハッカ(Hyssopus officinalis L.)の地上部

フェネグリーク

Fenugreek

コロハ(Trigonella foenum―graecum L.)の葉、種子

ペパーミント

Peppermint

コショウハッカ(Mentha × piperita L.)の地上部

ホースミント

Horsemint

ケショウヤグルマハッカ(Monarda punctata L.)、ヤグルマハッカ(M. fistulosa L.)又はナガバハッカ(Mentha longifolia (L.) Huds. の地上部

マジョラム

Marjoram

マジョラム(Origanum majorana L. (Majorana hortensis Moench))の地上部

ミョウガ

Myouga

ミョウガ(Zingiber mioga (Thunb.) Roscoe)の花序、葉

ラベンダー

Lavender

ラベンダー(Lavandula angustifolia Mill.)の地上部

リンデン

Linden

ボダイジュ(Tilia miqueliana Maxim.)、フユボダイジュ(T. cordata Mill.)、Tilia × europaea L.、セイヨウシナノキ(Tilia × vulgaris Hayne)、T. tomentosa Moench又はその同属植物の花、葉

レモングラス

Lemongrass

レモングラス(Cymbopogon citratus (DC.) Stapf)又はC. flexuosus (Nees) Will. Watsonの葉、茎

レモンバーム

Lemon balm

コウスイハッカ(Melissa officinalis L.)の地上部

ローズ

Rose

ダマスクバラ(Rosa × damascena Mill.)、ガリカバラ(R. gallica L.)、セイヨウバラ(Rosa × centifolia L.)、R. canina L.又はその同属植物の花、偽果

ローズマリー

Rosemary

マンネンロウ(Salvia rosmarinus Shleid.)の地上部

ローレル

Laurel

ゲッケイジュ(Laurus nobilis L.)の葉

ワサビ

Wasabi

ワサビ(Eutrema japonicum (Miq.) Koidz.)の全草

FA022400

合成膨張剤(一剤式)

Baking Powder (Single)

Single Baking Powder

一剤式合成膨張剤

定義 本品は、合成膨張剤のうち、一剤式のものである。

性状 本品は、白~灰白色の粉末又は粉末の集まった崩れやすい塊である。

pH 5.0~8.5

本品1.0gを量り、水50mLを加え、水浴中で泡立たなくなるまで加熱し、冷却した液について測定する。

純度試験

(1) 硝酸不溶物 2.0%以下

本品5.0gを量り、水30mLを加え、3分間振り混ぜた後、不溶物をろ過し、二酸化炭素を十分に吹き込んだ水でよく洗う。次に、ろ紙の底に穴をあけ、不溶物を硝酸(1→10)40mLでビーカーに流し込み、1分間煮沸する。冷後、定量用ろ紙(5種B)でろ過し、洗液が酸性を呈さなくなるまで水で洗い、残留物をろ紙とともに質量を精密に量った磁製のるつぼに入れ、恒量になるまで約550℃で強熱し、その質量を量る。

(2) 重金属 本品の少量を量り、加熱し、炭化するときは(i)により、炭化しないときは(ii)により試験を行う。

(i) Pbとして40μg/g以下(0.50g、第2法、比較液 鉛標準液(重金属試験用)2.0mL)

(ii) Pbとして40μg/g以下

本品2.0gを量り、硝酸5mLを加え、水浴上で15分間加熱する。冷後、水5mLを加え、ろ過し、ろ紙上の残留物を水5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。この液にフェノールフタレイン試液2滴を加え、液がわずかに赤色を呈するまで水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えた後、塩酸(1→4)5mLを加える。次に、アンモニア試液でpH2.5~3.5とした後、酢酸(1→20)8mL及び水を加えて100mLとする。この液25mLを量り、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、鉛標準液(重金属試験用)2.0mLを量り、酢酸(1→20)2mL及び水を加えて50mLとする。

(3) ヒ素 本品の少量を量り、加熱し、炭化するときは(i)により、炭化しないときは(ii)により試験を行う。

(i) Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(ii) Asとして3μg/g以下(5.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を量り、100mLのフラスコに入れ、水10mLを加え、泡立たなくなるまで加熱した後、塩酸(1→4)又は水酸化ナトリウム溶液(1→25)で中和する。次に塩酸5mLを加え、水浴中で30分間加熱する。冷後、水を加えて25mLとする。この液5mLを量り、亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。ただし、アンモニア水又はアンモニア試液で中和するときは、液をpH2.5~3.5に調整する。

(4) ガス発生量 発生ガスの測定を行うとき、その量は、70mL以上である。

FA022500

合成膨張剤(二剤式)

Baking Powder (Duplex)

Duplex Baking Powder

二剤式合成膨張剤

定義 本品は、合成膨張剤のうち、二剤式のものである。

使用時の混合割合に混和した本品につき、「合成膨張剤(一剤式)」の規定を準用する。

FA022600

合成膨張剤(アンモニア系)

Baking Powder (Ammonia)

Ammonia Baking Powder

アンモニア系合成膨張剤

定義 本品は、合成膨張剤のうち、アンモニア系のものである。

「合成膨張剤(一剤式)」の規定を準用する。ただし、pHは6.0~9.0とし、純度試験(4)のガス発生量の測定には置換溶液として水を用いて行う。

FA022700

E00129

酵素処理イソクエルシトリン

Enzymatically Modified Isoquercitrin

糖転移イソクエルシトリン

定義 本品は、「ルチン酵素分解物」とでん粉又はデキストリンの混合物に、シクロデキストリングルコシルトランスフェラーゼを用いてD―グルコースを付加して得られたものである。主成分は、α―グルコシルイソクエルシトリンである。

含量 本品を乾燥したものは、α―グルコシルイソクエルシトリンをルチン(C27H30O16=610.52)として60.0%以上を含む。

性状 本品は、黄~黄橙色の粉末、塊又はペーストで、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品5mgを水10mLに溶かした液は、黄~黄橙色を呈し、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)1~2滴を加えるとき、液の色は、黒褐色に変わる。

(2) 本品5mgを水5mLに溶かした液は、黄~黄橙色を呈し、塩酸2mL及びマグネシウム粉末50mgを加えるとき、液の色は、徐々に橙~赤色に変わる。

(3) 本品0.1gを硫酸試液(0.5mol/L)100mLに溶かし、2時間煮沸し、冷却するとき、黄色の析出物を生じる。

(4) 本品10mgをリン酸(1→1000)500mLに溶かした液は、波長255nm付近及び350nm付近に吸収極大がある。

(5) 本品0.1gを水20mLに溶かし、検液とする。検液5μLにつき定量用ルチン・メタノール溶液(1→20)2μLを対照液とし、1―ブタノール/酢酸/水混液(4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、塩化鉄(Ⅲ)・塩酸試液を噴霧するとき、定量用ルチンの主スポットよりも大きいRf値を示す褐色のスポットを認め、また定量用ルチンの主スポットと同じ、又は小さいRf値を示す褐色のスポットを複数認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 50.0%以下(135℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約50mgを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとする。必要な場合には、ろ過する。この液4mLを正確に量り、リン酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に定量用ルチンを135℃で2時間乾燥し、その約50mgを精密に量り、メタノールに溶かして正確に100mLとする。この液4mLを正確に量り、リン酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液につき、紫外可視吸光度測定法により、リン酸(1→1000)を対照として、波長351nmにおける吸光度AT及びASを測定し、次式によりルチンとしてα―グルコシルイソクエルシトリンの含量を求める。

α―グルコシルイソクエルシトリンの含量(ルチン(C27H30O16)として)(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用ルチンの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA022800

E00131

酵素処理ヘスペリジン

Enzymatically Modified Hesperidin

糖転移ヘスペリジン

糖転移ビタミンP

定義 本品は、柑橘類の果皮、果汁又は種子から、アルカリ性水溶液で抽出して得られるヘスペリジンに、シクロデキストリングルコシルトランスフェラーゼを用いてD―グルコースを付加して得られたものである。

含量 本品を乾燥したものは、総ヘスペレチン配糖体として30.0%以上を含む。

性状 本品は、ごく薄い黄~黄褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品5mgを水10mLに溶かし、0.2w/v%塩化鉄(Ⅲ)試液1~2滴を加えるとき、液は、褐色を呈する。

(2) 本品0.5gを水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)100mLに溶かし、検液とする。別に定量用モノグルコシルヘスペリジン50mgを水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)250mLに溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、本品はモノグルコシルヘスペリジンの位置に波長280~286nmに吸収極大を有するピークを認める。

操作条件

検出器 フォトダイオードアレイ検出器(測定波長 280nm、200~400nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3.9~4.6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)

流量 モノグルコシルヘスペリジンの保持時間が約15分になるように調整する。

純度試験

(1) 溶状 澄明(0.5g、水100mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(2.7kPa以下、120℃、2時間)

定量法

(1) ヘスペリジン及びモノグルコシルヘスペリジンの定量

乾燥した本品約1gを精密に量り、水100mLに溶かす。この液をアクリル酸エステル系吸着用樹脂50mLを充填した内径約25mmのガラス管に注ぎ、1分間に2.5mL以下の速さで流出させた後、水250mLで洗浄する。次に、50vol%エタノール200mLを1分間に2.5mL以下の速さで流し、吸着画分を溶出する。この溶出液を濃縮して全量を約40mLとする。この液にグルコアミラーゼ10000単位を添加し、55℃で正確に30分間放置する。さらに、95℃で30分間加熱した後、室温まで冷却し、水を加えて正確に50mLとし、A液とする。この液3mLを正確に量り、水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に乾燥した定量用モノグルコシルヘスペリジン約50mgを精密に量り、水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)に溶かして正確に250mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のヘスペリジン及びモノグルコシルヘスペリジンのピーク面積ATH及びATM並びに標準液のモノグルコシルヘスペリジンのピーク面積ASを測定し、次式によりヘスペリジン及びモノグルコシルヘスペリジンの含量を求める。ただし、モノグルコシルヘスペリジンに対するヘスペリジンの相対保持時間は、約1.1である。

ヘスペリジンの含量(%)=MS/MT×ATH/AS×10/3×0.790×100

モノグルコシルヘスペリジンの含量(%)=MS/MT×ATM/AS×10/3×100

ただし、

MS:乾燥した定量用モノグルコシルヘスペリジンの採取量(g)

MT:乾燥した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3.9~4.6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル/酢酸混液(80:20:0.01)

流量 モノグルコシルヘスペリジンの保持時間が約15分になるように調整する。

(2) グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基量の定量

定量法(1)で得られたA液を検液とする。検液20μLを量り、D―グルコース定量用発色試液3mLを正確に加えて振り混ぜた後、37℃で正確に5分間放置する。室温まで冷却した後、波長505nmにおける吸光度を測定する。対照には、水20μLを用いて検液と同様に操作した液を用いる。別に空試験を行い、補正する。ただし、空試験液は、水約40mLにグルコアミラーゼ10000単位を添加し、55℃に30分間放置した後、95℃で約30分間加熱し、室温まで冷却し、水を加えて正確に50mLとした液とする。空試験液を検液と同様に操作して吸光度を測定する。別にD(+)―グルコース約1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとする。この液5mL、10mL、20mL及び30mLを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。標準液につき、検液と同様に操作して吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と補正した検液の吸光度から検液中のD(+)―グルコース濃度を求め、次式によりグルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基量を求める。

ただし、

C:検液中のD(+)―グルコース濃度(mg/mL)

M:乾燥した試料の採取量(g)

(3) 総ヘスペレチン配糖体の含量(乾燥物)

次の計算式により、総ヘスペレチン配糖体の含量を求める。

総ヘスペレチン配糖体の含量(乾燥物)(%)=ヘスペリジンの含量(%)+モノグルコシルヘスペリジンの含量(%)+グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基量(%)

FA022900

E00132

酵素処理ルチン(抽出物)

Enzymatically Modified Rutin(Extract)

糖転移ルチン(抽出物)

定義 本品は、ルチン(抽出物)(アズキ(Vigna angularis(Willd.)Ohwi & H. Ohashi)の全草、エンジュ(Styphnolobium japonicum(L.)Schott(Sophora japonica L.))のつぼみ若しくは花又はソバ(Fagopyrum esculentum Moench)の全草から得られた、ルチンを主成分とするものをいう。)から得られた、α―グルコシルルチンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、クエルセチン配糖体(α―グルコシルルチン、ルチン及びイソクエルシトリン)を70.0%以上含み、α―グルコシルルチンを50.0%以上含む。

性状 本品は、黄~黄褐色の粉末である。

確認試験

(1) 本品5mgに水10mLを加えて溶かし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)1~2滴を加えるとき、液は、褐~黒褐色を呈する。

(2) 本品約0.2gを量り、定量法の操作条件に示す移動相に溶かして100mLとし、検液とする。別にモノグルコシルルチン10mgを量り、移動相に溶かして10mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。ただし、検出器は、フォトダイオードアレイ検出器を用いる。測定波長254nmで測定するとき、検液には標準液のモノグルコシルルチンのピークと保持時間の一致するピークを認め、このピークの測定波長200~400nmの吸収スペクトルを標準液のモノグルコシルルチンのピークの吸収スペクトルと比較するとき、同一波長のところに吸収極大がある。

純度試験

(1) 溶状 澄明(0.5g、水100mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(2.7kPa以下、120℃、2時間)

定量法

(1) グルコアミラーゼ処理後のクエルセチン配糖体の量

乾燥した本品約0.5gを精密に量り、水50mLに溶かす。この液をアクリル酸エステル系吸着用樹脂50mLを充填した内径約25mmのガラス管に注ぎ、1分間に2.5mL以下の速さで流出させた後、水250mLで洗浄する。次に、80vol%エタノール200mLを1分間に2.5mL以下の速さで流し、吸着画分を溶出する。この溶出液を濃縮して全量を約40mLとする。この液にグルコアミラーゼ50000単位を添加し、55℃で約60分間放置する。さらに、95℃で30分間加熱した後、室温まで冷却し、水を加えて正確に100mLとし、A液とする。この液5mLを正確に量り、操作条件に示す移動相を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に乾燥した定量用ルチン約20mgを精密に量り、メタノール20mLに溶かした後、移動相を加えて正確に100mLとし、標準液1とする。また、モノグルコシルルチン約10mgを量り、移動相に溶かして10mLとし、標準液2とする。イソクエルシトリン約10mgを量り、少量のメタノールに溶かした後、移動相を加えて10mLとし、標準液3とする。検液及び標準液1、2及び3をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のルチン、モノグルコシルルチン及びイソクエルシトリンを標準液との保持時間の比較により同定し、それぞれのピーク面積ATR、ATM及びATI並びに標準液1のルチンのピーク面積ASを測定し、次式によりグルコアミラーゼ処理後のルチン、モノグルコシルルチン及びイソクエルシトリンの量を求め、更にグルコアミラーゼ処理後のクエルセチン配糖体の量を求める。

グルコアミラーゼ処理後のルチンの量(%)=MS/MT×ATR/AS×50/5×100

グルコアミラーゼ処理後のモノグルコシルルチンの量(%)=MS/MT×ATM/AS×50/5×1.266×100

グルコアミラーゼ処理後のイソクエルシトリンの量(%)=MS/MT×ATI/AS×50/5×0.7606×100

グルコアミラーゼ処理後のクエルセチン配糖体の量(%)=グルコアミラーゼ処理後のルチンの量(%)+グルコアミラーゼ処理後のモノグルコシルルチンの量(%)+グルコアミラーゼ処理後のイソクエルシトリンの量(%)

ただし、

MS:乾燥した定量用ルチンの採取量(g)

MT:乾燥した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光度光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3.9~4.6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル/リン酸混液(80:20:0.1)

流量 0.5mL/分

(2) グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量

定量法(1)で得られたA液を検液とする。検液20μLを量り、D―グルコース定量用発色試液3mLを正確に加えて振り混ぜた後、37℃で正確に5分間放置する。室温まで冷却した後、波長505nmにおける吸光度を測定する。対照には、水20μLを用いて検液と同様に操作した液を用いる。別に空試験を行い、補正する。ただし、空試験液は、水約40mLにグルコアミラーゼ50000単位を添加し、55℃で約60分間放置した後、更に95℃で30分間加熱し、室温まで冷却し、水を加えて正確に100mLとした液とする。空試験液を検液と同様に操作して吸光度を測定する。別にD(+)―グルコース約1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとする。この液5mL、10mL、20mL及び30mLを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。この標準液につき、検液と同様に操作して吸光度を測定し、検量線を作成する。検液中のD(+)―グルコース濃度(mg/mL)を検量線から求め、次式によりグルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量を求める。

ただし、

C:検液中のD(+)―グルコース濃度(mg/mL)

M:乾燥した試料の採取量(g)

(3) クエルセチン配糖体含量

次式の計算式によりクエルセチン配糖体含量を求める。

クエルセチン配糖体含量(乾燥物)(%)=グルコアミラーゼ処理後のクエルセチン配糖体の量(%)+グルコアミラーゼ処理により遊離するα―グルコシル残基の量(%)

(4) α―グルコシルルチン含量

本品約0.2gを精密に量り、(1)の操作条件に示す移動相に溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液、(1)の標準液1及び3をそれぞれ10μLずつ量り、(1)と同様の条件でルチン及びイソクエルシトリンのピーク面積を測定し、次式によりルチン及びイソクエルシトリンの量を求め、更にα―グルコシルルチン含量を求める。

ルチンの量(%)=MS/MT×ATR/AS×100

イソクエルシトリンの量(%)=MS/MT×ATI/AS×0.7606×100

α―グルコシルルチン含量(%)=クエルセチン配糖体含量(%)-ルチンの量(%)-イソクエルシトリンの量(%)

ただし、

MS:乾燥した定量用ルチンの採取量(g)

MT:乾燥した試料の採取量(g)

FA022950

E00386

酵素処理レシチン

Enzymatically Modified Lecithin

定義 本品は、植物レシチン(アブラナ(Brassica rapa var. oleifera DC. 又はBrassica napus L.)又はダイズ(Glycine max(L.)Merr.)の種子から得られたレシチンを主成分とするものをいう。)又は卵黄レシチン(卵黄から得られたレシチンを主成分とするものをいう。)から得られた、ホスファチジルグリセロールを主成分とするものであり、それぞれを酵素処理レシチン(植物)と酵素処理レシチン(卵黄)と称する。

性状 本品は、白~褐色の粉末、粒若しくは塊又は淡黄~暗褐色の粘ちゅうな液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「酵素分解レシチン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「酵素分解レシチン」の確認試験(2)を準用する。

(3) 本品約0.2~0.5gをジエチルエーテル100mLに溶かし検液とする。なお、試料がジエチルエーテルに溶けない場合はクロロホルムに溶かしたものを検液とする。検液100μLにつき0.2w/v%ジステアロイルホスファチジルグリセロールナトリウム・ジエチルエーテル溶液100μLを対照液とし、クロロホルム/メタノール/アンモニア試液(7mol/L)(130:60:8)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾する。ディットマー試液を噴霧して呈色させ、自然光下で観察するとき、対照液から得たスポットに対応する青色のスポットを認める。

純度試験

(1) 酸価 65以下

本品約2gを精密に量り、酵素処理レシチン(植物)の場合はトルエン50mLに溶かして検液とし、酵素処理レシチン(卵黄)の場合はメタノール50mLを加えて、60℃以下の水浴中で加温して溶かして検液とする。なお、いずれも試料が溶けない場合は、石油エーテル/エタノール(99.5)混液(1:1)を加え、必要な場合には、加温して溶かし、検液とする。油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 過酸化物価 10以下

本品約5gを精密に量り、250mL共栓三角フラスコに入れ、クロロホルム/酢酸混液(2:1)35mLを加え、静かに振り混ぜて溶解又は均一に分散する。次に窒素を通じて器内の空気を充分に置換し、窒素を通じながらヨウ化カリウム試液1mLを正確に量って加える。次に窒素を止め、直ちに栓をして1分間振り混ぜた後、0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 デンプン試液1~3mL)、次式によって過酸化物価を求める。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の青色が消えた点とする。別に空試験を行い、補正する。

過酸化物価=b/MT×10

ただし、

b:0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

MT:試料の採取量(g)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 4.0%以下(105℃、1時間)

本品が粉末の場合は乾燥減量試験法により試験を行う。本品が粒若しくは塊又は粘ちゅうな液体の場合には、本品約3gをあらかじめ質量を精密に量った海砂約15g及び質量を精密に量った小ガラス棒と共にひょう量瓶に入れて、その質量を精密に量り、小ガラス棒を用いて速やかに粉砕して2mm以下の大きさにし、又は均一に混合した後、小ガラス棒と共に加熱し、乾燥減量を測定する。

FA023000

E00133

酵素分解カンゾウ

Enzymatically Hydrolyzed Licorice Extract

定義 本品は、カンゾウ抽出物(ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis Fisch. ex DC.)、チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata Batalin)、ヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra L.)又はそれらの近縁植物の根若しくは根茎から得られた、グリチルリチン酸を主成分とするものをいう。)を酵素分解して得られたグリチルレチン酸3―O―グルクロニドを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、グリチルレチン酸配糖体として40%以上を含み、グリチルレチン酸3―O―グルクロニドは、グリチルレチン酸配糖体の25%以上である。

性状 本品は、白~黄褐色の粉末である。

確認試験 本品につき、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の二つの主ピークの保持時間は、標準液のグリチルレチン酸3―O―グルクロニド及びグリチルリチン酸のピークの保持時間と一致する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 8.0%以下(105℃、1時間)

強熱残分 15.0%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、50vol%エタノールに溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に定量用グリチルレチン酸3―O―グルクロニド(別途水分を測定しておく。)約20mg及びグリチルリチン酸標準品(別途水分を測定しておく。)約20mgを精密に量り、メスフラスコに合わせて入れ、50vol%エタノールに溶かして100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のグリチルレチン酸3―O―グルクロニドのピーク面積AT1及びAS1並びにグリチルリチン酸のピーク面積AT2及びAS2を測定し、次式により含量を求める。さらに、グリチルレチン酸3―O―グルクロニドのグリチルレチン酸配糖体に対する比率(%)を求める。

グリチルレチン酸3―O―グルクロニドの含量(%)=MS1/MT×AT1/AS1×100

グリチルリチン酸の含量(%)=MS2/MT×AT2/AS2×100

グリチルレチン酸配糖体の含量(%)=グリチルレチン酸3―O―グルクロニドの含量(%)+グリチルリチン酸の含量(%)

ただし、

MS1:無水物換算した定量用グリチルレチン酸3―O―グルクロニドの採取量(g)

MS2:無水物換算したグリチルリチン酸標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 42℃

移動相 2%酢酸/アセトニトリル混液(1:1)

流量 グリチルレチン酸3―O―グルクロニドの保持時間が約15分になるように調整する。

カラム選定 定量用グリチルレチン酸3―O―グルクロニド5mg、薄層クロマトグラフィー用グリチルリチン酸5mg及びp―ヒドロキシ安息香酸プロピル1mgを50%エタノール(95)に溶かして20mLとする。この液20μLにつき、上記の操作条件で試験するとき、グリチルリチン酸、p―ヒドロキシ安息香酸プロピル、グリチルレチン酸3―O―グルクロニドの順に溶出し、それぞれのピークが完全に分離するものを用いる。

FA023100

E00387

酵素分解レシチン

Enzymatically Decomposed Lecithin

定義 本品は、アブラナ(Brassica rapa var. oleifera DC. 又はBrassica napus L.)若しくはダイズ(Glycine max(L.)Merr.)の種子から得られた植物レシチン又は卵黄から得られた卵黄レシチンから得られた、ホスファチジン酸及びリゾレシチンを主成分とするものである。本品には、酵素分解植物レシチンと酵素分解卵黄レシチンがある。

性状 本品は、白~褐色の粉末、粒若しくは塊又は淡黄~暗褐色の粘ちゅうな液体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品1gをケルダールフラスコに入れ、これに粉末とした硫酸カリウム5g、硫酸銅(Ⅱ)五水和物0.5g及び硫酸20mLを加える。次にフラスコを約45°に傾け、泡立ちがほとんど止むまで穏やかに加熱し、更に温度を上げて沸騰させ、内容物が青色の澄明な液となった後、更に1~2時間加熱する。冷後、等容量の水を加え、この液5mLに七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(1→5)10mLを加えて加熱するとき、黄色の沈殿を生じる。

(2) 脂肪酸 本品1gに3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液25mLを加え、1時間還流した後、氷冷するとき、カリウム石けんの沈殿又はにごりを生ずる。

純度試験

(1) 酸価 65以下

本品約2gを精密に量り、酵素分解植物レシチンの場合はトルエン50mLに溶かして検液とし、酵素分解卵黄レシチンの場合には、メタノール50mLを加えて、60℃以下の水浴中で加温して溶かし、検液とし、油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) アセトン可溶物 60%以下

本品約2gを精密に量り、50mL目盛付共栓遠心管に入れ、酵素分解植物レシチンの場合はトルエン3mLを加え、酵素分解卵黄レシチンの場合には、メタノール3mLを加え、必要な場合には、60℃以下の水浴中で加温して、溶かす。この液にアセトン15mLを加えてよくかき混ぜた後、氷水中に15分間放置する。これにあらかじめ0~5℃に冷却したアセトンを加えて50mLとし、よくかき混ぜ、氷水中に15分間放置した後、毎分約3000回転で10分間遠心分離し、上層液をフラスコにとる。なお、共栓遠心管の沈殿物に0~5℃のアセトンを加えて50mLとし、氷水中で冷却しながらよくかき混ぜた後、同様に遠心分離する。この上層液を先のフラスコに合わせ、水浴上で蒸留し、残留物を105℃で1時間乾燥し、その質量を精密に量る。

(3) 過酸化物価 10以下

本品約5gを精密に量り、250mL共栓三角フラスコに入れ、クロロホルム/酢酸混液(2:1)35mLを加え、静かに振り混ぜて溶解又は均一に分散する。次に窒素を通じて器内の空気を充分に置換し、窒素を通じながらヨウ化カリウム試液1mLを正確に量って加える。次に窒素を止め、直ちに栓をして1分間振り混ぜた後、暗所に5分間放置する。この液に水15mLを加え、再び栓をして激しく振り混ぜた後、0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。次式によって過酸化物価を求める。

過酸化物価=a/M×10

ただし、

a:0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 4.0%以下(105℃、1時間)

本品が粉末の場合には、乾燥減量試験法により試験を行う。本品が粒若しくは塊又は粘ちゅうな液体の場合には、本品約3gをあらかじめ質量を精密に量った海砂約15g及び質量を精密に量った小ガラス棒と共にひょう量瓶に入れて、その質量を精密に量り、小ガラス棒を用いて速やかに粉砕して2mm以下の大きさにし、又は均一に混合した後、小ガラス棒と共に加熱し、乾燥減量を測定する。

FA023200

T01350

高度サラシ粉

High―Test Hypochlorite

含量 本品は、有効塩素60.0%以上を含む。

性状 本品は、白~類白色の粉末又は粒で、塩素のにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.5gに水5mLを加えて振り混ぜ、これにリトマス紙(赤色)を浸すとき、リトマス紙(赤色)は青変し、次に退色する。

(2) 本品0.1gに酢酸(1→4)2mLを加えるとき、ガスを発生して溶ける。これに水5mLを加えてろ過した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

定量法 本品の有効塩素として0.7~1.3gに対応する量を精密に量り、水約50mLと乳鉢中でよくすり混ぜた後、水を加えて正確に500mLとする。次によく振り混ぜ、その50mLを正確に量り、ヨウ化カリウム2g及び酢酸(1→2)10mLを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置し、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=3.545mg Cl

FA023300

E00135

酵母細胞壁

Yeast Cell Wall

定義 本品は、サッカロミセス属酵母(Saccharomyces cerevisiae、Saccharomyces bayanus及びSaccharomyces pastorianusに限る。)の細胞壁から得られた、多糖類を主成分とするものである。

性状 本品は、類白~類茶褐色の粉末又は懸濁液で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の粉末試料1gに水100mLを加え、かくはん機により高速でかき混ぜて得た懸濁液又は本品の懸濁試料を200~400倍の顕微鏡で観察するとき、長径1~12μmの卵型若しくは扁平形の単細胞又はこれらが破砕された断片を認める。

(2) 本品の粉末試料1g又は懸濁液試料を乾燥したもの1gに、リン酸緩衝液(pH6.8)50mLを加え、かくはん機により高速でかき混ぜた後、30分間放置するとき、膨潤する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(粉末試料2.0g又は懸濁液試料を乾燥したもの2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(粉末試料1.0g又は懸濁液試料を乾燥したもの1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 総窒素 5.6%以下(乾燥物換算、約1.0g、セミミクロケルダール法)

(4) デンプン 本品の粉末試料1.0g又は懸濁液試料を乾燥したもの1.0gを量り、ヨウ素試液1滴を加え、これを検鏡するとき、黒紫色に染まる粒子を認めないか、又は認めてもわずかである。

乾燥減量

粉末試料 8.0%以下(120℃、2時間)

懸濁液試料 92.0%以下(120℃、2時間)

灰分 10.0%以下(粉末試料1.0g又は懸濁液試料を乾燥したもの1.0g)

微生物限度 微生物限度試験(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

FA023400

E00136

コウリャン色素

Kaoliang Color

キビ色素

定義 本品は、コウリャン(Sorghum bicolor(L.)Moench(Sorghum nervosum Besser ex Schult. & Schult. f. ,Sorghum vulgare Pers.))の実及び殻から水、含水エタノール若しくは酸性含水エタノールで抽出して得られたもの又はアルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像575 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、褐~黒色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して1gに相当する量を量り、水/エタノール(95)混液(3:2)500mLを加えた液は、黄褐~赤褐色を呈する。

(2) (1)の液10mLに、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1mLを加えるとき、褐~暗褐色を呈する。

(3) 本品の表示量から、色価50に換算して0.4gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム溶液(1→250)100mLに溶かす。この液5mLに塩酸(9→1000)10mLを加え、更に塩化亜鉛試液(pH3.0)0.1mLを加えてかくはんした後、栓をして50℃で20分間加温し、必要な場合には毎分3000回転で10分間遠心分離を行うとき、黄褐~暗褐色の沈殿を認める。

(4) 本品の表示量から、色価50に換算して0.2gに相当する量を量り、水/エタノール(95)混液(3:2)100mLを加える。この液を毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を試料液とする。試料液5mLに塩酸・1―ブタノール溶液(1→20)5mLを加えてかくはんした後、栓をして水浴中で30分間加熱する。冷後、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。検液は、波長475~500nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により試験を行う。ただし、検液は、次のように調製する。本品を精密に量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)10mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試料液又は試料液の希釈液を、必要な場合には遠心分離又はろ過し、上澄液又はろ液を検液とする。次の操作条件により測定を行う。

操作条件

対照 水

測定波長 500nm

FA023500

E00137

コチニール色素

Cochineal Extract

Carminic Acid

カルミン酸色素

定義 本品は、エンジムシ(Dactylopius coccus Costa(Coccus cacti Linnaeus))から得られた、カルミン酸を主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

含量(色価) 本品は、カルミン酸(C22H20O13=492.39)として4.0%以上又は色価(画像576 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は80以上で、表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、赤~暗赤色の粉末、塊、液体又はペーストで、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価80に換算して0.5gに相当する量を量り、塩酸試液(0.1mol/L)1000mLを加えて溶かし、遠心分離して得られる上澄液は、橙色を呈し、波長490~497nmに吸収極大がある。

(2) 本品の表示量から、色価80に換算して1gに相当する量を量り、水100mLを加えて振り混ぜた液は、橙赤~暗赤褐色を呈し、この液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、液の色は、紫~紫赤色に変わる。

純度試験

(1) 4―アミノカルミン酸 定量法の試料液を検液とする。別に4―アミノカルミン酸0.1gを量り、水を加えて100mLとし、4―アミノカルミン酸標準液とする。検液及び4―アミノカルミン酸標準液をそれぞれ10μLずつ量り、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には4―アミノカルミン酸のピークを認めない。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) たん白質 2.2%以下

本品約1gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.8754mgたん白質

定量法 本品の表示量から、色価80に換算して約2gに相当する量を精密に量り、水で正確に100mLとし、試料液とする。この試料液1mL及び定量用内標準液1mLを正確に量り、混合し、移動相を加えて正確に20mLとし、検液とする。ただし、定量用内標準液は、定量用カフェイン約0.1gを精密に量り、水で正確に100mLとしたものとする。別に定量用内標準液1mLを量り、移動相を加えて10mLとし、標準液1とする。また、カルミン酸10mgを量り、少量の水を加えて溶かし、更に移動相を加えて200mLとし、標準液2とする。検液、標準液1及び標準液2をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液につき、カフェイン及びカルミン酸のピーク面積ACAF及びACAを測定し、次式によりカルミン酸の含量を求める。ただし、検液中のカフェイン及びカルミン酸は、標準液1及び標準液2との保持時間の比較により同定する。

カルミン酸の含量(%)=MCAF/MT×ACA/ACAF×MWCA/MWCAF×1/RMS×P

ただし、

MCAF:定量用カフェインの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

MWCA:カルミン酸の分子量(492.39)

MWCAF:カフェインの分子量(194.19)

RMS:カルミン酸のカフェインに対する相対モル感度(4.09)

P:定量用カフェインの純度(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 274nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/メタノール/トリフルオロ酢酸混液(600:400:1)

流量 カフェインの保持時間が約5分になるように調整する。

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 塩酸試液(0.1mol/L)

測定波長 波長490~497nmの吸収極大の波長

FA023600

E00172

骨焼成カルシウム

Calcinated Bone Calcium

骨カルシウム

定義 本品は、焼成カルシウム(うに殻、貝殻、造礁サンゴ、ホエイ、骨又は卵殻を焼成して得られた、カルシウム化合物を主成分とするものをいう。)のうち、獣骨又は魚骨を焼成して得られたものである。主成分は、リン酸カルシウムである。

含量 本品を乾燥したものは、リン酸三カルシウム(Ca3(PO4)2=310.18)として95.0~105.0%を含む。

性状 本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.1gに10%硝酸試液5mLを加え、加温して溶かし、モリブデン酸アンモニウム試液2mLを加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

(2) 本品0.1gに酢酸(1→4)5mLを加えて沸騰させる。冷後、ろ過し、ろ液にシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.50%以下

本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、5分間沸騰させる。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯でよく洗った後、ろ紙と共に灰化し、残留物の質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 2.0%以下(200℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、塩酸(1→4)10mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に200mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第2法により定量する。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.068mg Ca3(PO4)2

FA023700

E00138

骨炭

Bone Charcoal

定義 本品は、ウシ(Bos taurus Linnaeus)の骨を炭化し、粉砕して得られたものである。主成分は、リン酸カルシウム及び炭末である。

性状 本品は、黒色の粉末又は粒であり、におい及び味がない。

確認試験

(1) 本品を、粉末の場合にはそのまま、粒の場合にはよく粉砕し、その約0.1gを量り、0.001w/v%メチレンブルー試液10mL及び塩酸(1→4)2滴を加え、よく振り混ぜた後、乾いた定量分析用ろ紙(5種C)でろ過した液は、無色である。

(2) 本品を、粉末の場合にはそのまま、粒の場合にはよく粉砕し、その約0.5gを量り、試験管に入れ、試験管口に送風しながら直火で加熱するとき、火炎を生じないで燃焼し、発生するガスを水酸化カルシウム試液中に通すとき、白濁を生じる。

(3) 本品を灰化し、その0.1gに塩酸(1→7)10mLを加え、加温して溶かし、振り混ぜながらアンモニア試液2.5mLを加えた後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(4) 本品を灰化し、その0.1gに10%硝酸試液5mLを加え、加温して溶かし、モリブデン酸アンモニウム試液2mLを加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

純度試験 本品を、粉末の場合にはそのまま、粒の場合にはよく粉砕し、110~120℃で3時間乾燥した後、その4.0gを量り、硝酸(1→100)0.1mLを加えた水180mLを加え、わずかに沸騰が持続する程度に約10分間加熱する。冷後、水を加えて200mLとし、乾いた定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。初めのろ液約30mLを捨て、残りのろ液をA液として次の(1)、(2)及び(4)の試験を行う。

(1) 塩化物 Clとして0.53%以下

A液1.0mLを量り、検液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(2) 硫酸塩 SO4として0.48%以下

A液2.5mLを量り、検液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.50mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

A液25mLを量り、水浴上で蒸発乾固し、試料とする。

FA023800

T01360

コハク酸

Succinic Acid

C4H6O4 分子量 118.09

Butanedioic acid [110―15―6]

含量 本品は、コハク酸(C4H6O4)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがなく、特異な酸味がある。

確認試験 本品の水溶液(1→20)5mLにアンモニア試液を加えてpH約7とし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)2~3滴を加えるとき、褐色の沈殿を生じる。

融点 185~190℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第1法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 易酸化物 本品1.0gを量り、水25mL及び硫酸(1→20)25mLを加えて溶かし、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液4.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

強熱残分 0.025%以下(5g)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=5.904mg C4H6O4

FA023900

T01370

コハク酸一ナトリウム

Monosodium Succinate

C4H5NaO4 分子量 140.07

Monosodium monohydrogen butanedioate [2922―54―5]

含量 本品は、コハク酸一ナトリウム(C4H5NaO4)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがなく、特異な味がある。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及びコハク酸塩の反応を呈する。

pH 4.3~5.3(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 易酸化物 本品2.0gを量り、水25mL及び硫酸(1→20)25mLを加えて溶かし、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液4.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

強熱残分 49.5~51.5%

定量法 本品約0.3gを精密に量り、水30mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=14.01mg C4H5NaO4

FA024000

T01380

コハク酸二ナトリウム

Disodium Succinate

C4H4Na2O4・nH2O(n=6又は0) 分子量 6水和物 270.14 無水物 162.05

Disodium butanedioate hexahydrate

Disodium butanedioate [150―90―3]

定義 本品には結晶物(6水和物)及び無水物があり、それぞれをコハク酸二ナトリウム(結晶)及びコハク酸二ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、コハク酸二ナトリウム(C4H4Na2O4)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末であり、においがなく、特異な味がある。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及びコハク酸塩の反応を呈する。

pH 7.0~9.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.019%以下

本品1.0gを量り、水30mLを加えて溶かし、塩酸(1→40)で中和し、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 易酸化物 本品2.0gを量り、水20mL及び硫酸(1→20)30mLを加えて溶かし、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液4.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

乾燥減量 結晶物 37.0~41.0%(120℃、2時間)

無水物 2.0%以下(120℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、非水滴定用酢酸30mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)。終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.103mg C4H4Na2O4

ゴム

Rubber

Natural Rubber

カウチョック

定義 本品は、パラゴムノキ(Hevea brasiliensis(Willd. ex A. Juss.)M画像580 (1KB)別ウィンドウが開きます
ll. Arg.)の分泌液から得られた、ポリイソプレンを主成分とするものである。ただし、低分子ゴム(パラゴムノキの分泌液を分解して得られた、ポリイソプレンを主成分とするものをいう。)を除く。

性状 本品は、淡黄~暗褐色の弾力性のある固体である。

確認試験 本品を細かく切り、トルエンを加えて一晩放置して溶かし、赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定するとき、波数1448cm-1、1375cm-1、1126cm-1及び842cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

灰分 1.0%以下

FA024100

E00144

コメヌカ油抽出物

Rice Bran Oil Extract

コメヌカ油不けん化物

定義 本品は、米ぬか油から抽出して得られた、フェルラ酸及びそのエステルを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、フェルラ酸(C10H10O4=194.18)として60%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品10mgに3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液10mLを加え、加温して溶かすとき、液は淡黄~黄色を呈する。

(2) 本品10mgをアセトン2mLに溶かし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)0.1mLを加えるとき、液は褐~赤褐色を呈する。

(3) 本品のメタノール溶液(1→100000)は、波長231~235nm及び319~323nmに吸収極大がある。

(4) 本品60mgに酢酸エチルを加えて溶かし、10mLとした液を検液とする。別に定量用フェルラ酸15mg及びフェルラ酸シクロアルテニル15mgを量り、それぞれに酢酸エチルを加えて溶かし、50mLとした液を対照液とする。検液及び対照液5μLにつき、「γ―オリザノール」の確認試験(4)を準用し、薄層クロマトグラフィーを行うとき、検液は、対照液のフェルラ酸及びフェルラ酸シクロアルテニルと同位置に主な二つのスポットを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 類縁物質 確認試験(4)において、検液及び対照液につき、薄層クロマトグラフィーを行うとき、検液は、対照液のフェルラ酸及びフェルラ酸シクロアルテニルと同位置以外にスポットを認めないか、又は他のスポットを認めても対照液のフェルラ酸のスポットより濃くない。

乾燥減量 2.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.5%以下(1g)

定量法 本品約30mgを精密に量り、エタノール(95)70mLに加温して溶かす。冷後、正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、エタノール(95)を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に定量用フェルラ酸を105℃で3時間乾燥し、その約20mgを精密に量り、エタノール(95)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mL、2mL、3mL、4mL及び5mLを正確に量り、それぞれにエタノール(95)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。これらの標準液につき、波長322nm付近の吸収極大の波長における吸光度を測定して検量線を作成する。

検液の波長322nm付近の吸収極大の波長における吸光度を測定し、検量線から検液中のフェルラ酸濃度を求め、次式により試料中のフェルラ酸の含量を求める。

ただし、

C:検液中のフェルラ酸濃度(mg/mL)

M:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

FA024150

E00146

コメヌカロウ

Rice Bran Wax

コメヌカワックス

ライスワックス

定義 本品は、米ぬか油から得られた、リグノセリン酸ミリシルを主成分とするものである。

性状 本品は、淡黄~淡褐色の薄片又は塊で、特異なにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 70~83℃(第2法)

けん化価 70~160

本品約3gを精密に量り、キシレン25mLを加えて静かに振り混ぜ、完全に澄明になるかわずかに濁る程度に試料を溶かす。この液にエタノール(95)50mL及び0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール(95)溶液25mLを正確に加える。還流冷却器を付けて時々振り混ぜながら2時間加熱する。以下油脂類試験法中のけん化価の試験を行う。

ヨウ素価 20以下

本品約1gを500mL共栓付きフラスコに精密に量り、シクロヘキサン30mLに溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中のヨウ素価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 10以下

本品約3gを精密に量り、エタノール(99.5)/シクロヘキサン混液(1:5)50mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.3%以下

参照スペクトル

コメヌカロウ

FA024200

T01390

コレカルシフェロール

Cholecalciferol

ビタミンD3

C27H44O 分子量 384.64

(3S,5Z,7E)―9,10―Secocholesta―5,7,10(19)―trien―3―ol [67―97―0]

性状 本品は、白色の結晶であり、においがない。

確認試験

(1) 「エルゴカルシフェロール」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「エルゴカルシフェロール」の確認試験(2)を準用する。ただし、その融点は、133~135℃である。

比吸光度 画像584 (5KB)別ウィンドウが開きます

本品約0.1gを精密に量り、エタノール(95)を加えて溶かして正確に200mLとする。この液2mLを正確に量り、エタノール(95)を加えて正確に100mLとし、吸光度を測定する。

比旋光度 画像585 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (0.1g、エタノール(95)、20mL)

融点 84~88℃

純度試験 7―デヒドロコレステロール 本品10mgを量り、90vol%エタノール2mLを加えて溶かし、あらかじめジギトニン20mgを量り、90vol%エタノール2mLを加えて溶かした液を加えて18時間放置するとき、沈殿を生じない。

保存基準 遮光した密封容器に入れ、空気を不活性ガスで置換し、冷所に保存する。

FA024300

T01400

コンドロイチン硫酸ナトリウム

Sodium Chondroitin Sulfate

含量 本品を乾燥したものは、窒素(N=14.01)2.5~3.8%及び硫黄(S=32.07)5.5~7.0%を含む。

性状 本品は、白~類白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)5mLにアクリフラビン塩酸塩溶液(1→200)1mLを加えるとき、黄褐色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→100)5mLに塩酸1mLを加え、水浴中で10分間加熱する。冷後、塩化バリウム二水和物溶液(3→25)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(3) 本品の強熱残分は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 5.5~7.5(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明

本品0.10gを量り、水20mLを加え、よく振り混ぜて溶かし、検液とする。

(2) 塩化物 Clとして0.14%以下

本品50mgを量り、水10mLを加えて溶かし、エタノール(95)15mL及び硝酸(1→10)6mLを加えて振り混ぜた後、ろ過する。残留物は、50vol%エタノールで洗い、洗液をろ液に合わせ、更に50vol%エタノールを加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.20mLに硝酸(1→10)6mL及び50vol%エタノールを加えて50mLとする。

(3) 無機硫酸塩 SO4として0.24%以下

本品0.10gを量り、水15mLに溶かし、塩酸1mLを加えてよく振り混ぜる。次に塩化アルミニウム(Ⅲ)六水和物溶液(1→5)2mLを加えてよく振り混ぜ、更にアンモニア試液5mLを少量ずつ振り混ぜながら加えた後、遠心分離する。上澄液をとり、残留物に水5mLを加えて振り混ぜ、遠心分離し、洗液を先の上澄液に合わせる。さらに、水5mLを用いて同様の操作を行い、洗液を上澄液に合わせ、塩酸(1→4)を加えて中和し、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.50mLを用い、硫酸塩試験法により試験を行う。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 10.0%以下(105℃、4時間)

強熱残分 23.0~31.0%(乾燥物)

定量法

(1) 窒素 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、試料とし、窒素定量法中のケルダール法により定量する。

0.05mol/L硫酸1mL=1.401mg N

(2) 硫黄 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、ケルダールフラスコに入れ、水30mLを加えて溶かした後、塩素酸カリウム5gを加え、更に硝酸30mLを少量ずつ加え、液が約5mLになるまで加熱する。冷後、塩酸25mLを用いて定量的にビーカーに移し、約5mLになるまで水浴上で濃縮する。この液に水100mLを加え、アンモニア試液で中和し、塩酸(1→10)5mLを加え、煮沸しながら塩化バリウム二水和物溶液(3→25)5mLを加える。次にビーカーを時計皿等で覆い、水を補給しながら水浴上で2時間加熱する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ビーカー及びろ紙上の残留物は、洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで温湯で洗い、残留物をろ紙とともに乾燥した後、恒量となるまで450~550℃で強熱し、その質量を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA024400

E00147

サイリウムシードガム

Psyllium Seed Gum

サイリウムハスク

定義 本品は、ブロンドサイリウム(Plantago ovate Forssk.)の種皮から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、類白~淡黄褐色の粉体又は粒であり、においがないか、わずかに特有なにおいがある。

確認試験 本品2gを400mLビーカーに入れ、200mLの水を加え、80℃で10分間かき混ぜて溶かし、室温まで放冷するとき、流動性のある特有のゾル又はゲル状となる。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) たん白質 2.0%以下

本品約1gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.8754mg たん白質

乾燥減量 12.0%以下(105℃、5時間)

灰分 5.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液は、いずれも第2法により調製する。また、大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA024500

酢酸

Acetic Acid

含量 本品は、酢酸(C2H4O2=60.05)29.0~31.0%を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特異な刺激性のにおいがある。

確認試験

(1) 本品は、酸性である。

(2) 本品は、酢酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして0.5μg/g以下(8.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 易酸化物 本品20mLを量り、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液0.30mLを加えるとき、液の赤色は、30分以内に消えない。

(4) 蒸発残留物 0.010%以下

本品20.0gを量り、蒸発した後、100℃で2時間乾燥し、その残留物の質量を量る。

定量法 本品約3gを精密に量り、水15mLを加え、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=60.05mg C2H4O2

FA024600

T01410

酢酸イソアミル

Isoamyl Acetate

C7H14O2 分子量 130.18

3―Methylbutyl acetate [123―92―2]

含量 本品は、酢酸イソアミル(C7H14O2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、バナナようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像588 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

酢酸イソアミル

FA024700

T01420

酢酸エチル

Ethyl Acetate

C4H8O2 分子量 88.11

Ethyl acetate [141―78―6]

含量 本品は、酢酸エチル(C4H8O2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、果実ようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像592 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 0.1以下

本品20gを量り、香料試験法中の酸価の試験を行う。

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

FA024800

T01430

酢酸カルシウム

Calcium Acetate

C4H6CaO4・nH2O(n=1又は0) 分子量 1水和物 176.18 無水物 158.17

Calcium acetate monohydrate [5743―26―0]

Calcium acetate [62―54―4]

含量 本品を乾燥したものは、酢酸カルシウム(C4H6CaO4)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶、粉末又は粒で、わずかに酢酸のにおいがある。

確認試験 本品は、カルシウム塩の反応及び酢酸塩の反応を呈する。

pH 6.0~9.0(2.0g、水20mL)

純度試験

(1) 水不溶物 0.30%以下

あらかじめるつぼ型ガラスろ過器(1G4)を105℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品約10gを精密に量り、温湯100mLを加えてよく振り混ぜた後、不溶物を先のガラスろ過器でろ取し、水30mLで洗い、ガラスろ過器とともに105℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、超音波処理した後、蒸発乾固する。残留物に水20mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更する。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 易酸化物 HCOOHとして1000μg/g以下

本品約5gを精密に量り、水100mLを加えて溶かし、炭酸ナトリウム0.5gを加えて振り混ぜる。これに0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液10mLを正確に加えて振り混ぜ、水浴上で15分間加熱する。冷後、硫酸(9→100)25mL及びヨウ化カリウム0.3gを加えてよく振り混ぜた後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、次式により易酸化物の量をギ酸(HCOOH)として求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

乾燥減量 11.0%以下(200℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約4gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に250mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=7.908mg C4H6CaO4

FA024900

T01440

酢酸ゲラニル

Geranyl Acetate

C12H20O2 分子量 196.29

(2E)―3,7―Dimethylocta―2,6―dien―1―yl acetate [105―87―3]

含量 本品は、酢酸ゲラニル(C12H20O2)90.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品1mLに10w/v%水酸化カリウム・エタノール試液5mLを加え、水浴中で加熱するとき、特有のにおいはなくなり、ゲラニオールのにおいを発する。冷後、水2mL及び塩酸(1→4)2mLを加えた液は、酢酸塩(3)の反応を呈する。

屈折率 画像598 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 酸価 1.0以下(香料試験法)

(2) 溶状 澄明(1.0mL、80vol%エタノール4.0mL)

定量法 本品約1gを精密に量り、香料試験法中のエステル含量により定量する。

0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液1mL=98.14mg C12H20O2

FA025000

T01450

酢酸シクロヘキシル

Cyclohexyl Acetate

C8H14O2 分子量 142.20

Cyclohexyl acetate [622―45―7]

含量 本品は、酢酸シクロヘキシル(C8H14O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像601 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

酢酸シクロヘキシル

FA025100

T01460

酢酸シトロネリル

Citronellyl Acetate

C12H22O2 分子量 198.30

3,7―Dimethyloct―6―en―1―yl acetate [150―84―5]

含量 本品は、酢酸シトロネリル(C12H22O2)92.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像605 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

酢酸シトロネリル

FA025200

T01470

酢酸シンナミル

Cinnamyl Acetate

C11H12O2 分子量 176.21

(2E)―3―Phenylprop―2―en―1―yl acetate [21040―45―9]

含量 本品は、酢酸シンナミル(C11H12O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像609 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 3.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

酢酸シンナミル

FA025300

T01480

酢酸テルピニル

Terpinyl Acetate

C12H20O2 分子量 196.29

Mixture of 2―(4―methylcyclohex―3―en―1―yl)propan―2―yl acetate (α―terpinyl acetate),1―methyl―4―(1―methylethenyl)cyclohexyl acetate (β―terpinyl acetate) and 1―methyl―4―(1―methylethylidene)cyclohexyl acetate (γ―terpinyl acetate) [8007―35―0]

含量 本品は、酢酸テルピニル(C12H20O2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数2970cm-1、2935cm-1、1730cm-1、1360cm-1、1270cm-1、1220cm-1及び1135cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

屈折率 画像613 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 酸価 1.0以下(香料試験法)

(2) 溶状 澄明(1.0mL、70vol%エタノール5.0mL)

定量法 本品約0.7gを精密に量り、香料試験法中のエステル含量により定量する。

ただし、0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液20mLを使用し、加熱時間は、2時間とする。

0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液1mL=98.14mg C12H20O2

FA025400

T01490

酢酸デンプン

Starch Acetate

[9045―28―7]

定義 本品は、デンプンを無水酢酸又は酢酸ビニルでエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

(3) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(3)を準用する。

純度試験

(1) アセチル基 2.5%以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(2)を準用する。

(2) 酢酸ビニル(アルファー化デンプンの場合を除く。) 0.1μg/g以下

「アセチル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA025500

T01500

酢酸ナトリウム

Sodium Acetate

C2H3NaO2・nH2O(n=3又は0) 分子量 3水和物 136.08 無水物 82.03

Monosodium acetate trihydrate [6131―90―4]

Monosodium acetate [127―09―3]

定義 本品には結晶物(3水和物)及び無水物があり、それぞれを酢酸ナトリウム(結晶)及び酢酸ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、酢酸ナトリウム(C2H3NaO2)98.5%以上を含む。

性状 結晶物は、無色透明の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、無水物は、白色の結晶性の粉末又は塊であり、においがない。

確認試験

(1) 本品を徐々に加熱すると融解し、次に分解してアセトンのにおいを発する。また、残留物の水溶液は、アルカリ性である。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応及び酢酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水20mL)

(2) 遊離酸及び遊離アルカリ 結晶物の場合は2.0g、無水物の場合は1.2gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加え、この液を10℃に保ち、次の試験を行う。

(i) 液が無色ならば、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液0.10mLを加えるとき、赤色を呈する。

(ii) 液が赤色ならば、その色は、0.1mol/L塩酸0.10mLを加えるとき、消える。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 結晶物 36.0~42.0%(120℃、4時間)

無水物 2.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、酢酸40mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.203mg C2H3NaO2

FA025600

T01510

酢酸ビニル樹脂

Polyvinyl Acetate

Poly(1―acetoxyethylene)

定義 本品は、酢酸ビニルの重合物である。

性状 本品は、無~淡黄色の粒又はガラス状の塊である。

確認試験 本品約1gに酢酸エチル5mLを加えて溶かし、赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定するとき、波数1725cm-1、1230cm-1、1015cm-1、937cm-1及び785cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 遊離酸 CH3COOHとして0.20%以下

本品約2gを精密に量り、メタノール50mLを加え、時々振り混ぜて溶かし、水10mLを加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液4~5滴)。別に空試験を行い、補正する。次式によって遊離酸の含量を酢酸(CH3COOH)として計算する。

ただし、

a:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 残存モノマー 5μg/g以下

酢酸ビニル樹脂を薬包紙及びラップフィルムで包み、木槌で叩いて細かく砕き、その2.5gを量り、トルエンを加えて溶解した後、正確に25mLとし、検液とする。別に酢酸ビニル50mgを量り、トルエンを加えて正確に50mLとし、A液とする。A液1.0mL、0.3mL、0.1mL、0.03mL及び0.01mLを量り、トルエンを加えて、それぞれ正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。標準液の酢酸ビニルのピーク高さ又はピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液の酢酸ビニルのピーク高さ又はピーク面積を測定し、検量線からその量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃で8分間保持した後、毎分20℃で250℃まで昇温し、250℃を5分間保持する。

注入口温度 150℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 酢酸ビニルのピークが約7分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:8

乾燥減量 1.0%以下(0.7kPa以下、80℃、3時間)

強熱残分 0.05%以下(5g)

FA025700

T01520

酢酸フェネチル

Phenethyl Acetate

酢酸フェニルエチル

C10H12O2 分子量 164.20

2―Phenylethyl acetate [103―45―7]

含量 本品は、酢酸フェネチル(C10H12O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像619 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

酢酸フェネチル

FA025800

T01530

酢酸ブチル

Butyl Acetate

C6H12O2 分子量 116.16

Butyl acetate [123―86―4]

含量 本品は、酢酸ブチル(C6H12O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像623 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 2.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

酢酸ブチル

FA025900

T01540

酢酸ベンジル

Benzyl Acetate

C9H10O2 分子量 150.17

Phenylmethyl acetate [140―11―4]

含量 本品は、酢酸ベンジル(C9H10O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像627 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

酢酸ベンジル

FA026000

T01550

酢酸l―メンチル

l―Menthyl Acetate

l―酢酸メンチル

C12H22O2 分子量 198.30

(1R,2S,5R)―5―Methyl―2―(1―methylethyl)cyclohexyl acetate [2623―23―6]

含量 本品は、酢酸l―メンチル(C12H22O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、清涼感のあるにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像631 (4KB)別ウィンドウが開きます

旋光度 画像632 (3KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

酢酸l―メンチル

FA026100

T01560

酢酸リナリル

Linalyl Acetate

C12H20O2 分子量 196.29

3,7―Dimethylocta―1,6―dien―3―yl acetate [115―95―7]

含量 本品は、酢酸リナリル(C12H20O2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像636 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

酢酸リナリル

FA026200

T01570

サッカリン

Saccharin

C7H5NO3S 分子量 183.18

1,2―Benzo[d]isothiazol―3(2H)―one 1,1―dioxide [81―07―2]

含量 本品を乾燥したものは、サッカリン(C7H5NO3S)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに芳香があり、味は極めて甘い。

確認試験

(1) 本品20mgにレソルシノール40mgを混和し、硫酸10滴を加え、混合物が暗緑色となるまで穏やかに加熱する。冷後、水10mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→25)10mLを加えて溶かすとき、液は、緑色の蛍光を発する。

(2) 本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えて溶かし、穏やかに加熱して蒸発乾固し、更に炭化しないように注意しながら融解し、アンモニアのにおいを発しなくなるまで加熱を続ける。冷後、水約20mLを加えて溶かし、塩酸(1→10)で中和した後、ろ過し、ろ液に塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、紫~赤紫色を呈する。

融点 226~230℃

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、熱湯30mL)

無色、澄明(1.0g、エタノール(95)35mL)

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(10g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(5.0g、標準色 ヒ素標準液15mL、装置B)

本品を量り、ケルダールフラスコに入れ、硝酸10mL及び硫酸5mLを加えて加熱する。液がなお褐色を呈する場合には、冷後、硝酸1mLを追加して加熱する。この操作を液が無~淡黄色となるまで繰り返した後、白煙が発生するまで加熱する。冷後、水10mL及びシュウ酸アンモニウム飽和溶液15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて50mLとし、この液5mLを量り、検液とする。別に、ヒ素標準液15mLを量り、ケルダールフラスコに入れ、硝酸10mL及び硫酸5mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。冷後、水10mL及びシュウ酸アンモニウム飽和溶液15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて50mLとし、この液10mLを量り、以下検液の場合と同様に操作し、標準色とする。

(4) 安息香酸及びサリチル酸 本品0.5gを量り、熱湯15mLに溶かし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物(1→10)3滴を加えるとき、沈殿を生じず、紫~赤紫色も呈さない。

(5) オルトトルエンスルホンアミド o―トルエンスルホンアミドとして25μg/g以下

本品10gを水酸化ナトリウム溶液(1→25)70mLに溶かす。この液を、酢酸エチル30mLずつで3回抽出を行い、全酢酸エチル層を合わせ、塩化ナトリウム溶液(1→4)30mLで洗い、硫酸ナトリウム約10gを加え、振り混ぜた後、酢酸エチル層を定量的にナス型フラスコに移す。酢酸エチルを留去し、残留物にカフェイン一水和物・酢酸エチル溶液(1→4000)1.0mLを加えて溶かし、検液とする。別にo―トルエンスルホンアミド・酢酸エチル溶液(1→4000)1.0mLを量り、水浴上で加熱して酢酸エチルを除いた後、残留物にカフェイン一水和物・酢酸エチル溶液(1→4000)1.0mLを加えて溶かし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液のカフェイン一水和物のピーク高さ(Hs)とo―トルエンスルホンアミドのピーク高さ(H)の比H/Hsは、比較液のカフェインのピーク高さ(Hs′)とo―トルエンスルホンアミドのピーク高さ(H′)の比H′/Hs′を超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して3%コハク酸ジエチレングリコールポリエステル

担体 177~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3~4mm、長さ1mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 195~205℃の一定温度

キャリヤーガス 窒素

流量 カフェインのピークが約6分後に現れるように調整する。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、熱湯75mLを加えて溶かす。冷後、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=18.32mg C7H5NO3S

FA026300

T01580

サッカリンカルシウム

Calcium Saccharin

C14H8CaN2O6S2・312H2O 分子量 467.48

Calcium bis(3―oxo―3H―1,2―benzothiazol―2―ide)1,1―dioxide hemiheptahydrate [6381―91―5]

含量 本品を乾燥したものは、サッカリンカルシウム(C14H8CaN2O6S2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、味は極めて甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)10mLに塩酸1mLを加え、生じた結晶性の沈殿をろ取し、冷水でよく洗い、105℃で2時間乾燥し、融点を測定するとき、融解し始めの温度は226℃以上であり、融解し終わりの温度は230℃以下である。

(2) 本品20mgにレソルシノール40mgを混和し、硫酸10滴を加え、200℃で3分間加熱する。冷後、水10mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→25)10mLを加えるとき、液は、緑色の蛍光を発する。

(3) 本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えて穏やかに加熱して蒸発乾固し、更に炭化しないように注意しながら融解し、アンモニアのにおいが発しなくなるまで加熱を続ける。冷後、水約20mLを加えて、塩酸(1→10)で弱酸性とした後、ろ過し、ろ液に塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、紫~赤紫色を呈する。

(4) 本品は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) セレン Seとして30μg/g以下

(i) 装置 概略は、次の図による。

A:内容量500mLの無色、肉厚(約2mm)の硬質ガラス製のフラスコで、口の上部を受け皿状にしたもの

B:白金製のかご又は白金網筒(白金線を用いて栓Cの下端に吊るす。)

C:硬質ガラス製の共栓

D:ろ紙

(ii) 操作法 乾燥した本品50mgを折れ線に沿って折り目を付けたDの中央部に量り、こぼれないように折れ線に沿って包み、Bの中に、点火部を外に出して入れる。吸収液として硝酸(1→30)25mLをAに入れ、A内にあらかじめ酸素を充満させ、Cのすり合わせ部分を水で潤した後、点火部に点火し、直ちにA中に入れ、完全に燃焼が終わるまで気密に保持する。次に、A内の白煙が発生しなくなるまで時々振り混ぜた後、15~30分間放置する。Aの上部に水10mLを入れ、注意してCをとり、A内の液をビーカーに移す。水20mLで、C、B及びAの内壁を洗い込み、洗液をビーカーに合わせる。この液を10分間穏やかに煮沸した後、室温まで冷却し、試料液とする。別にセレン標準原液6mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとする。この液1mLを正確に量り、硝酸(1→60)50mLを加え、比較原液とする。試料液及び比較原液にアンモニア水を加えてpH1.8~2.2とした後、水を加えて約60mLとする。これらをそれぞれ分液漏斗に移し、水10mLを用いてビーカーを洗い、洗液を分液漏斗に合わせる。それぞれに塩化ヒドロキシルアンモニウム0.2gを加えて静かに振り混ぜて溶かし、次に2,3―ジアミノナフタレン試液5mLを加え、振り混ぜた後、100分間放置する。それぞれにシクロヘキサン5.0mLを加えて2分間よく振り混ぜる。シクロヘキサン層をとり、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液及び比較液とする。これらの液につき、硝酸(1→60)50mLを用いて試料液と同様に操作して得た液を対照として波長378nm付近の吸収極大の波長における吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度より大きくない。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 安息香酸及びサリチル酸 本品0.5gを水10mLに溶かし、酢酸5滴及び塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)3滴を加えるとき、沈殿を生じず、紫~赤紫色も呈さない。

(5) トルエンスルホンアミド類 o―トルエンスルホンアミド及びp―トルエンスルホンアミドとして25μg/g以下

本品10.0gを水50mLに溶かす。この液を、酢酸エチル30mLずつで3回抽出を行い、全酢酸エチル層を合わせ、塩化ナトリウム溶液(1→4)30mLで洗い、酢酸エチル層を乾燥したフラスコに移す。これに硫酸ナトリウム約10gを加え、振り混ぜた後、ろ過し、ろ液をナス型フラスコに移す。ろ紙上の残留物を酢酸エチル10mLずつで2回洗い、洗液をろ液に合わせ、減圧下で濃縮して酢酸エチルを除去する。この残留物にカフェイン一水和物・酢酸エチル溶液(1→4000)1.0mLを正確に加えてかき混ぜた後、1分間放置し、上澄液を検液とする。必要な場合には、遠心分離する。別にo―トルエンスルホンアミド及びp―トルエンスルホンアミド約25mgずつを精密に量り、酢酸エチルを加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、減圧下で濃縮して酢酸エチルを除去した後、残留物にカフェイン一水和物・酢酸エチル溶液(1→4000)1.0mLを加えて溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用5%ジフェニル95%ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 185℃

注入口温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム又は窒素

流量 カフェインのピークが約10分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

検液及び標準液のカフェインのピーク面積に対するo―トルエンスルホンアミド及びp―トルエンスルホンアミドのピーク面積の比QT1及びQT2並びにQS1及びQS2を求め、次式により、トルエンスルホンアミド類の含量を求める。

ただし、

MS1:標準液1mL当たりのo―トルエンスルホンアミドの採取量(g)

MS2:標準液1mL当たりのp―トルエンスルホンアミドの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

(6) 硫酸呈色物 本品0.20gを硫酸呈色物用硫酸5mLに溶かし、48~50℃で10分間保つとき、液の色は、比色標準液Aより濃くない。

乾燥減量 15.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、非水滴定用酢酸40mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.22mg C14H8CaN2O6S2

FA026400

T01590

サッカリンナトリウム

Sodium Saccharin

溶性サッカリン

C7H4NNaO3S・nH2O(n=2又は0) 分子量 2水和物 241.20 無水物 205.17

2―Sodio―1,2―benzo[d]isothiazol―3(2H)―one 1,1―dioxide dihydrate [6155―57―3]

2―Sodio―1,2―benzo[d]isothiazol―3(2H)―one 1,1―dioxide [128―44―9]

含量 本品を乾燥したものは、サッカリンナトリウム(C7H4NNaO3S)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末であり、味は極めて甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)10mLに塩酸(1→4)1mLを加えて1時間放置し、生じた白色の結晶性の沈殿をろ過し、ろ紙上の残留物をよく水洗し、105℃で2時間乾燥したものの融点は、226~230℃である。

(2) 「サッカリン」の確認試験(1)を準用する。

(3) 「サッカリン」の確認試験(2)を準用する。

(4) 本品の水溶液(1→10)は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(粉末1.0g、水1.5mL)

無色、澄明(粉末1.0g、エタノール(95)70mL)

(2) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)10mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液1滴を加えるとき、液は、赤色を呈さない。さらに、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1滴を加えるとき、液は、赤色を呈する。

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 安息香酸塩及びサリチル酸塩 本品0.5gを水10mLに溶かし、酢酸5滴及び塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)3滴を加えるとき、沈殿を生じず、紫~赤紫色も呈さない。

(6) オルトトルエンスルホンアミド o―トルエンスルホンアミドとして25μg/g以下

本品10gを水50mLに溶かし、以下「サッカリン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 15.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、非水滴定用酢酸20mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液2滴)。終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.52mg C7H4NNaO3S

FA026420

E00148

サトウキビロウ

Cane Wax

カーンワックス

ケーンワックス

定義 本品は、サトウキビ(Saccharum officinarum L.)の茎から得られた、パルミチン酸ミリシルを主成分とするものである。

性状 本品は、淡黄~緑色の塊で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 65~83℃

純度試験

(1) 酸価 14~50

本品約1gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(5:3)80mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、滴定は温時に行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 1.0%以下

参照スペクトル

サトウキビロウ

FA026450

E00149

サバクヨモギシードガム

Artemisia Seed Gum

アルテミシアシードガム

サバクヨモギ種子多糖類

定義 本品は、サバクヨモギ(Artemisia halodendron Turcz.ex Besser)、Artemisia ordosica Krasch.、Artemisia sphaerocephala Krasch.の種皮から得られた、多糖類を主成分とするものである。

性状 本品は、白~黄褐色の粉末で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品1gを水100mLに徐々に加え、激しくかき混ぜるとき、ゲル状の塊を生じる。

(2) (1)で得られたゲル状の塊の少量を塩化カルシウム二水和物溶液(1→10)に入れるとき、更に固いゲルを生じる。

純度試験

(1) たん白質 30.0%以下

本品約0.5gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.8754mgたん白質

(2) ジエチルエーテル可溶物 2.0%以下

本品約10gを精密に量り、円筒ろ紙に入れ、105℃で3時間乾燥した後、ソックスレー抽出器に入れ、ジエチルエーテルを用いて20時間抽出する。あらかじめ質量を量ったひょう量瓶に抽出液を入れ、水浴上で蒸発乾固し、残留物を105℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 10.0%以下(105℃、3時間)

灰分 8.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA026500

T01600

サリチル酸メチル

Methyl Salicylate

C8H8O3 分子量 152.15

Methyl 2―hydroxybenzoate [119―36―8]

含量 本品は、サリチル酸メチル(C8H8O3)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、清涼感のあるにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像646 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 2.0以下(香料試験法)

ただし、指示薬には、フェノールレッド試液を用いる。

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

サリチル酸メチル

FA026600

T01610

酸化カルシウム

Calcium Oxide

CaO 分子量 56.08

Calcium oxide [1305―78―8]

含量 本品を強熱したものは、酸化カルシウム(CaO)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白~薄い灰色の粉末、粒又は塊である。

確認試験

(1) 本品1gを水で潤すとき発熱し、更にこれに5mLの水を加えて懸濁した液は、アルカリ性を呈する。

(2) 本品1gに水20mLを加え、酢酸を滴加して沈殿を溶かした液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 1.0%以下

あらかじめるつぼ型ガラスろ過器(1G4)を105℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、沸騰させる。冷後、必要な場合には、塩酸を加えて酸性とし、先のガラスろ過器でろ過する。ガラスろ過器上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで水で洗い、ガラスろ過器とともに105℃で1時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(2) フッ化物 Fとして150μg/g以下

本品0.10gを量り、ビーカーに入れ、塩酸(1→10)10mLを加えて溶かす。この液を加熱し、1分間沸騰させた後、ポリエチレン製のビーカーに移して直ちに氷冷する。これにクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mL及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mLを加えて混合し、塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。

比較液は、次により調製する。

フッ化物イオン標準原液5mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。この液3mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、クエン酸三ナトリウム二水和物(1→4)15mL及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mLを加えて混合し、塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり比較液とする。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加えて、超音波処理した後、蒸発乾固する。残留物に水20mLを加え、試料液とする。第5法により試験を行う。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更する。指示薬としてブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) アルカリ金属及びマグネシウム 3.6%以下

本品約0.5gを精密に量り、水30mL及び塩酸(1→4)15mLを加えて溶かす。この液を加熱し、1分間沸騰させた後、直ちにシュウ酸二水和物溶液(3→50)40mLを加え、激しくかき混ぜる。これにメチルレッド試液2滴を加え、液が黄色を呈するまでアンモニア試液を滴加してカルシウムを沈殿させる。この液を水浴上で1時間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、よく混合した後、ろ過する。あらかじめ800℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量った白金製のるつぼに、ろ液50mLを量り、硫酸0.5mLを加えて蒸発乾固した後、恒量になるまで800℃で強熱し、その残留物の質量を精密に量る。次式により、アルカリ金属及びマグネシウムの量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(mg)

MT:試料の採取量(g)

(5) バリウム Baとして300μg/g以下

本品約1.0gを精密に量り、塩酸(1→10)を加えて溶かして正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、硝酸(1→150)を加えて正確に100mLとし、検液とする。別にバリウム標準液1mLを正確に量り、硝酸(1→150)を加えて1000mLとする。この液30mLを正確に量り、硝酸(1→150)を加えて100mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により試験を行うとき、検液の発光強度は、比較液の発光強度以下である。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)8mLを加えて溶かし、検液とする。

強熱減量 10.0%以下(800℃、恒量)

定量法 本品を強熱し、その約1.5gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に250mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.804mg CaO

FA026700

T01620

酸化デンプン

Oxidized Starch

定義 本品は、デンプンを次亜塩素酸ナトリウムで処理して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒であり、においがない。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

(3) カルボキシ基「アセチル化酸化デンプン」の確認試験(4)を準用する。

純度試験

(1) カルボキシ基 1.1%以下

「アセチル化酸化デンプン」の純度試験(2)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA026800

T01630

酸化マグネシウム

Magnesium Oxide

MgO 分子量 40.30

Magnesium oxide [1309―48―4]

含量 本品を強熱したものは、酸化マグネシウム(MgO)96.0%以上を含む。

性状 本品は、白色又は類白色の粉末又は粒である。

確認試験 本品1gに塩酸(1→4)25mLを加えて溶かした液は、マグネシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 水可溶物 2.0%以下

本品2.0gを量り、水100mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、直ちにろ過する。冷後、ろ液25mLを量り、水浴中で蒸発乾固する。残留物を105℃で1時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 塩酸不溶物 1.0%以下

本品2.0gを量り、水75mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、5分間煮沸する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗い、ろ紙と共に徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間強熱し、残留物の質量を量る。

(3) 遊離アルカリ (1)のろ液50mLを量り、メチルレッド試液2滴を加え、0.05mol/L硫酸2.0mLを加えるとき、液の色は、赤色を呈する。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) 酸化カルシウム 1.5%以下

定量法のA液50mLを正確に量り、水を加えて300mLとし、L(+)―酒石酸溶液(1→5)0.6mLを加え、更に2,2′,2′′―ニトリロトリエタノール溶液(3→10)10mL及び水酸化カリウム溶液(1→2)10mLを加え、5分間放置した後、ミクロビュレットを用いて0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 NN指示薬約0.1g)、その消費量をbmLとする。終点は、液の赤紫色が完全に消失して青色となるときとし、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

強熱減量 10.0%以下(1000℃、30分間)

定量法 本品を強熱し、その約0.5gを精密に量り、水5mLで潤し、塩酸10mL及び過塩素酸10mLを加え、時計皿等で蓋をして徐々に加熱し、濃厚な白煙が出始めてから、更に10分間加熱する。冷後、温水約50mL及び塩酸(1→2)5mLを加え、少し加熱して直ちに定量分析用ろ紙(5種C)でろ過し、ろ液に水を加えて正確に500mLとし、A液とする。A液10mLを正確に量り、水を加えて100mLとし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLとエリオクロムブラックT試液2滴を加え、直ちに0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し、その消費量amLを求める。終点は、液の赤色が青色となるときとする。純度試験(5)で得た消費量bmLを用い、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA026900

E00334

サンゴ未焼成カルシウム

Non―calcinated Coral Calcium

コーラルカルシウム

サンゴカルシウム

定義 本品は、未焼成カルシウム(貝殻、真珠の真珠層、造礁サンゴ、骨又は卵殻を乾燥して得られた、カルシウム塩を主成分とするものをいう。)のうち、イシサンゴ目の造礁サンゴを、殺菌し、乾燥し、粉末にして得られたものである。主成分は、炭酸カルシウムである。

含量 本品を乾燥したものは、炭酸カルシウム(CaCO3=100.09)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末である。

確認試験 本品1gに水10mL及び酢酸(1→4)7mLを加えるとき、泡立って溶ける。この液を沸騰させて二酸化炭素を追い出した後、アンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 3.0%以下

本品5.0gを量り、水10mLを加え、かき混ぜながら徐々に塩酸12mLを滴加し、更に水を加えて200mLとする。この液を定量分析用ろ紙(5種C)でろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯でよく洗った後、ろ紙と共に灰化し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(3) アルカリ金属及びマグネシウム 12.0%以下

本品1.0gを量り、塩酸(1→10)30mLを徐々に加えて溶かし、沸騰させて二酸化炭素を追い出す。冷後、アンモニア試液で中和し、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)60mLを加え、水浴上で1時間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、よくかき混ぜた後、ろ過する。あらかじめ450~550℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに、ろ液50mLを量り、硫酸0.5mLを加えて蒸発乾固した後、恒量になるまで450~550℃で強熱し、その残留物の質量を精密に量る。次式により、アルカリ金属及びマグネシウムの量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(mg)

MT:試料の採取量(g)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を水1mLで潤し、塩酸(1→4)5mLを加えて沸騰させる。冷後、必要な場合には、ろ過し、ろ紙上の残留物を水で洗い、洗液をろ液に合わせ、検液とする。

乾燥減量 2.0%以下(105℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、塩酸(1→4)10mLに徐々に加えて溶かす。必要な場合には、ろ過し、ろ紙上の残留物を水で洗い、洗液をろ液に合わせる。水を加えて正確に100mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=5.004mg CaCO3

FA027000

E00150

酸性白土

Acid Clay

定義 本品は、モンモリロナイト系粘土鉱物を精製して得られたものである。主成分は、含水ケイ酸アルミニウムである。

性状 本品は、灰白~黄褐色の粉末又は粒である。

確認試験

(1) 本品1.0gに炭酸ナトリウム3.0g及びホウ酸0.4gを混和し、白金製又はニッケル製のるつぼに入れ、加熱して完全に融解する。冷後、泡が発生しなくなるまで塩酸を加えた後、更に塩酸10mLを加え、水浴上で、るつぼ内のものがゼリー状になるまで加熱する。冷後、ろ過するとき、このろ液はアルミニウム塩の反応を呈する。

(2) 本品2.0gを、水100mLを入れた100mL共栓メスシリンダーに数回に分けて加え、24時間放置するとき、下層に分離する沈降物は、15mL以下である。

pH 4.0~10.0

本品10.0gを量り、水100mLを加え、蒸発する水を補いながら、水浴上で時々振り混ぜて2時間加熱する。冷後、直径47mmのメンブランフィルター(孔径0.45μm)を用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っているときは、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物は、水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとし、検液とする。

純度試験

(1) 水可溶物 0.50%以下

pHの検液50mLを量り、蒸発乾固し、残留物を110℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして40μg/g以下(0.10g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→25)20mL及び水50mLを加えてよく振り混ぜた後、30分間緩やかに煮沸する。冷後、ろ過する。残留物を水で洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて100mLとし、この液50mLを量り、水浴上で蒸発して5mLとし、検液とする。

強熱減量 35.0%以下(110℃、3時間、次に550℃、3時間)

FA027100

E00151

酸性ホスファターゼ

Acid Phosphatase

ホスホモノエステラーゼ

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus niger及びAspergillus oryzaeに限る。)又は細菌(Escherichia coliに限る。)の培養物から得られた、リン酸モノエステルを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、酸性ホスファターゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

酸性ホスファターゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して500mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

p―ニトロフェニルリン酸二ナトリウム六水和物0.186gを量り、pH4.5の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.2mol/L)を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.5mLを量り、37℃で5分間加温し、試料液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で10分間加温した後、炭酸ナトリウム試液(0.25mol/L)4mLを加えて直ちに振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、37℃で10分間加温し、炭酸ナトリウム試液(0.25mol/L)4mLを加えて直ちに振り混ぜ、次に試料液0.5mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、波長405nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA027200

T01640

三二酸化鉄

Iron Sesquioxide

三酸化二鉄

ベンガラ

Fe2O3 分子量 159.69

Iron(Ⅲ)oxide [1309―37―1]

含量 本品は、三二酸化鉄(Fe2O3)98.0%以上を含む。

性状 本品は、赤~黄褐色の粉末である。

確認試験 本品1gに塩酸(1→2)3mLを加え、加熱して溶かした液は、鉄(Ⅲ)塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 水可溶物 0.75%以下

本品5.0gを量り、水200mLを加えて5分間煮沸する。冷後、水を加えて250mLとし、ろ過し、初めのろ液約50mLを捨て、残りのろ液100mLを正確に量り、水浴上で蒸発乾固する。残留物を、105~110℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして10μg/g以下(0.40g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→2)30mL及び硝酸1mLを加え、加熱して溶かし、水浴上で蒸発濃縮して約5mLとし、水15mLを加え、ろ過する。ろ紙上の不溶物は温湯5mLずつで3回洗い、洗液は、ろ液に合わせる。この液に、硫酸1mLを加え、白煙が発生しなくなるまで蒸発濃縮する。次に亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて5mLとし、これを検液とする。

定量法 本品約0.2gをヨウ素フラスコに精密に量り、塩酸5mLを加え、水浴上で加熱して溶かし、水25mL及びヨウ化カリウム3gを加え、密栓し、暗所で15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=7.984mg Fe2O3

FA027300

T01650

次亜塩素酸水

Hypochlorous Acid Water

定義 本品は、塩酸又は塩化ナトリウム水溶液を電解することにより得られる、次亜塩素酸を主成分とする水溶液である。本品には、強酸性次亜塩素酸水(0.2%以下の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。以下この項において同じ。)内で電解して、陽極側から得られる水溶液をいう。)、弱酸性次亜塩素酸水(適切な濃度の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽内で電解して、陽極側から得られる水溶液又は陽極側から得られる水溶液に陰極側から得られる水溶液を加えたものをいう。)及び微酸性次亜塩素酸水(適切な濃度の塩酸又は適切な濃度の塩酸に塩化ナトリウム水溶液を加えて適切な濃度に調整した水溶液を無隔膜電解槽内で電解して得られる水溶液をいう。)がある。

含量 強酸性次亜塩素酸水 本品は、有効塩素20~60mg/kgを含む。

弱酸性次亜塩素酸水 本品は、有効塩素10~60mg/kgを含む。

微酸性次亜塩素酸水 本品は、有効塩素10~80mg/kgを含む。

性状 本品は、無色の液体であり、においがないか、又はわずかに塩素のにおいがある。

確認試験

(1) 本品5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→2500)1mL及びヨウ化カリウム試液0.2mLを加えるとき、液は、黄色を呈する。さらに、デンプン試液0.5mLを加えるとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品5mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)0.1mLを加え、これに硫酸(1→20)1mLを加えるとき、液の赤紫色は、退色しない。

(3) 本品90mLに水酸化ナトリウム溶液(1→5)10mLを加えた液は、波長290~294nmに吸収極大がある。

pH 強酸性次亜塩素酸水 2.7以下

弱酸性次亜塩素酸水 2.7~5.0

微酸性次亜塩素酸水 5.0~6.5

純度試験 蒸発残留物 0.25%以下

本品20.0gを量り、蒸発した後、110℃で2時間乾燥し、その残留物の質量を量る。

定量法 本品約200gを精密に量り、ヨウ化カリウム2g及び酢酸(1→4)10mLを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置し、遊離したヨウ素を0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=0.3545mg Cl

FA027400

T01660

次亜塩素酸ナトリウム

Sodium Hypochlorite

次亜塩素酸ソーダ

NaClO 分子量 74.44

Sodium hypochlorite

含量 本品は、有効塩素4.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡緑黄色の液体で、塩素のにおいがある。

確認試験

(1) 本品は、ナトリウム塩の反応(1)及び次亜塩素酸塩の反応を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→25)4mLにリン酸緩衝液(pH8)100mLを加えた液は、波長291~294nmに吸収極大がある。

(3) 本品にリトマス紙(赤色)を浸すとき、リトマス紙(赤色)は青変し、次に退色する。

定量法 本品約2gを精密に量り、水50mLを加え、ヨウ化カリウム2g及び酢酸(1→4)10mLを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置し、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=3.545mg Cl

FA027450

T01665

次亜臭素酸水

Hypobromous Acid Water

定義 本品は、1,3―ジブロモ―5,5―ジメチルヒダントインを加水分解すること又は臭化水素及び次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム若しくは次亜塩素酸カルシウムの水溶液を混合することにより得られる、次亜臭素酸を主成分とする水溶液である。

含量 本品は、有効臭素75~900mg/kgを含む。

性状 本品は、無色の液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品10mLにヨウ化カリウム0.15gを加えるとき、液は、黄~褐色を呈する。

(2) 本品1mLを水89mLに加え、検液とする。DPD・EDTA試液0.5mLにリン酸緩衝液(エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム含有)0.5mLを加え、更に検液10mLを加えるとき、液は、淡赤色を呈する。

(3) 本品10mLに水酸化ナトリウム溶液(1→2)1滴を加えた液は、波長324~330nmに吸収極大がある。

pH 4.0~7.5

定量法 本品約20gを精密に量り、水50mLを加え、ヨウ化カリウム1g及び酢酸(1→4)5mLを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置し、遊離したヨウ素を0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液の色が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=0.7990mg Br

FA027500

E00154

シアノコバラミン

Cyanocobalamin

ビタミンB12

C63H88CoN14O14P 分子量 1355.37

Coα―[α―(5,6―Dimethyl―1H―benzoimidazol―1―yl)]―Coβ―cyanocobamide [68―19―9]

定義 本品は、放線菌(Streptomyces属に限る。)又は細菌(Agrobacterium属、Bacillus属、Flavobacterium属、Propionibacterium属及びRhizobium属に限る。)の培養液から、分離して得られたものである。成分は、シアノコバラミンである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、シアノコバラミン(C63H88CoN14O14P)96.0~102.0%を含む。

性状 本品は、暗赤色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 定量法の検液及び標準液につき、紫外可視吸光度測定法により吸収スペクトルを測定するとき、本品の吸収スペクトルは、標準品の吸収スペクトルと同一波長のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 本品1mgに硫酸水素カリウム50mgを加えて混和し、融解するまで強熱する。冷後、融解物をガラス棒で砕き、水3mLを加え、煮沸して溶かす。フェノールフタレイン試液1滴を加え、液が淡赤色を呈するまで水酸化ナトリウム溶液(1→20)を滴加し、酢酸ナトリウム三水和物0.5g、酢酸(3→50)0.5mL及び1―ニトロソ―2―ナフトール―3,6―ジスルホン酸二ナトリウム溶液(1→500)0.5mLを加えるとき、液は、直ちに赤~橙赤色を呈し、塩酸0.5mLを追加し、1分間煮沸しても、液の色は、消えない。

(3) 本品5mgを50mLの蒸留フラスコにとり、水5mLを加えて溶かし、ホスフィン酸2.5mLを加えた後、短い冷却器を付け、冷却器の先端を試験管に入れた水酸化ナトリウム溶液(1→50)1mL中に浸す。次いで、10分間穏やかに煮沸し、留液1mLを得るまで蒸留する。試験管中の液に硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)飽和溶液4滴を加えて穏やかに振り混ぜ、フッ化ナトリウム30mgを加えて沸騰するまで加熱した後、直ちに硫酸(1→7)を液が澄明になるまで滴加し、更に硫酸(1→7)3~5滴を追加するとき、液は、青~青緑色を呈する。

純度試験

(1) 溶状 赤色、澄明(20mg、水10mL)

(2) 類縁物質 本操作は、遮光した容器を用いて行う。本品10mgを移動相10mLに溶かし、検液とする。この液3mLを正確に量り、移動相を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の各々のピーク面積を自動積分法により測定するとき、検液のシアノコバラミン以外のピークの合計面積は、標準液のシアノコバラミンのピーク面積より大きくない。ただし、面積測定範囲は、溶媒のピークの後からシアノコバラミンの保持時間の4倍までとする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 361nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクチルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃付近の一定温度

移動相 リン酸水素二ナトリウム10gを水1000mLに溶かし、リン酸を加えてpH3.5に調整する。この液147mLにメタノール53mLを加える。

流量 シアノコバラミンの保持時間が約7分になるよう調整する。

システム適合性

検出の確認 検液1mLを正確に量り、移動相を加えて正確に100mLとし、システム適合性試験用溶液とする。システム適合性試験用溶液1mLを正確に量り、移動相を加えて正確に10mLとする。この液20μLから得たシアノコバラミンのピーク面積が、システム適合性試験用溶液のシアノコバラミンのピーク面積の7~13%になることを確認する。

システムの性能 本操作は、溶液を調製した後、速やかに行う。本品25mgに水10mLを加え、必要な場合は、加温して溶かす。冷後、p―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム試液0.5mL及び塩酸試液(0.05mol/L)0.5mLを加え、更に水を加えて25mLとし、振り混ぜる。5分間静置した後、この液1mLに移動相を加えて10mLとした液20μLにつき、上記の条件で操作するとき、2本の主ピークを示し、それらのピークの分離度は2.5以上である。

システムの再現性 システム適合性試験用溶液20μLにつき、上記の条件で試験を6回繰り返すとき、シアノコバラミンのピーク面積の相対標準偏差は、3.0%以下である。

乾燥減量 12.0%以下(50mg、0.67kPa以下、乾燥剤 酸化リン(Ⅴ)、100℃、4時間)

定量法 本品約20mgを精密に量り、水に溶かして正確に1000mLとし、検液とする。別にあらかじめ乾燥減量を測定したシアノコバラミン標準品約20mgを精密に量り、水に溶かして正確に1000mLとし、標準液とする。検液及び標準液につき、水を対照として波長361nmにおける吸光度AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

ただし、

MS:乾燥物換算したシアノコバラミン標準品の採取量(g)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(g)

FA027600

T01670

次亜硫酸ナトリウム

Sodium Hydrosulfite

ハイドロサルファイト

Na2S2O4 分子量 174.11

Sodium dithionite [7775―14―6]

含量 本品は、次亜硫酸ナトリウム(Na2S2O4)85.0%以上を含む。

性状 本品は、白~明るい灰白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに二酸化硫黄のにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)10mLに硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→20)2mLを加えるとき、液の色は、灰黒色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)10mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)1mLを加えるとき、液の色は、直ちに消える。

(3) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 微濁

あらかじめホルムアルデヒド液10mLに水10mLを加え、水酸化ナトリウム溶液(1→25)で中和した液10mLに本品0.50gを量って加えて溶かし、5分間放置し、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)40mLを加え、蒸発乾固する。残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) 亜鉛 Znとして80μg/g以下

本品5.0gを量り、熱湯30mLを加えて溶かし、塩酸5mLを加えて水浴上で蒸発乾固し、残留物に熱湯15mL及び塩酸5mLを加えて再び水浴上で蒸発乾固する。この残留物に水を加えて溶かし、約20mLとし、ろ過し、ろ液に水を加えて25mLとする。この液5mLを量り、アンモニア試液0.1mLを加え、ろ過し、ろ液を比色管に入れ、水を加えて20mLとし、塩酸(1→4)5mL及び新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)0.1mLを加え、15分間放置するとき、その液の濁度は、比較液の濁度より濃くない。

比較液は、亜鉛標準液8.0mLを量り、比色管に入れ、水を加えて20mLとし、塩酸(1→4)5mL及び新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)0.1mLを加え、15分間放置する。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(5.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて溶かし、25mLとする。この液5mLを量り、硫酸1mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとする。この液5mLを量り、検液とする。

(5) エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物 本品0.5gを量り、水5mLに溶かし、クロム酸カリウム溶液(1→200)2mL及び三酸化ヒ素試液2mLを加えて水浴中で2分間加熱するとき、液は、紫色を呈さない。

(6) ギ酸塩 HCHOとして0.050%以下

本品1.0gを量り、水に溶かして1000mLとする。この液10mLを量り、塩酸(1→2)5mLを加え、次にマグネシウム粉末約0.3gを少量ずつ加え、泡の発生がほとんど認められなくなった後、時計皿等で覆い、2時間放置し、検液とする。この液1mLを量り、硫酸2mL及びクロモトロープ酸試液0.5mLを加え、水浴中で10分間加熱するとき、液の色は、比較液を検液と同様に操作した液の色より濃くない。比較液は、ホルムアルデヒド標準液(2μg/mL)1.0mLを量り、塩酸(1→2)5mLを加えた液を用いる。

定量法 あらかじめホルムアルデヒド液10mLに水10mLを加え、水酸化ナトリウム溶液(1→25)で中和した液に本品約2gを精密に量って加え、更に水を加えて溶かして正確に500mLとする。この液25mLを正確に量り、塩酸(1→10)を加えてpH1.1~1.5に調整した後、次亜硫酸ナトリウム用0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=4.353mg Na2S2O4

FA027650

T01675

2,3―ジエチルピラジン

2,3―Diethylpyrazine

C8H12N2 分子量 136.19

2,3―Diethylpyrazine [15707―24―1]

含量 本品は、2,3―ジエチルピラジン(C8H12N2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像656 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2,3―ジエチルピラジン

FA027700

T01680

2,3―ジエチル―5―メチルピラジン

2,3―Diethyl―5―methylpyrazine

C9H14N2 分子量 150.22

2,3―Diethyl―5―methylpyrazine [18138―04―0]

含量 本品は、2,3―ジエチル―5―メチルピラジン(C9H14N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像660 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2,3―ジエチル―5―メチルピラジン

FA027800

E00156

シェラック(白シェラック)

Shellac(White Shellac)

セラック(白セラック)

定義 本品は、シェラック(ラックカイガラムシ(Laccifer spp.)の分泌液から得られた、アレウリチン酸及びシェロール酸又はアレウリチン酸及びジャラール酸のエステルを主成分とするものをいう。)のうち、白シェラックである。ロウ分を除去していない含ロウ品及びロウ分を除去した脱ロウ品がある。

性状 本品は、白~淡黄色の粒状又は小粒状の細片であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品12gにエタノール(95)60mLを加えて振り混ぜるとき、常温で3時間以内に溶ける。また、本品12gにトルエン60mLを加えて同様に操作するとき、溶けない。ただし、含ロウ品にあってはロウの微細粒子が分散した溶液となる。

(2) 本品50mgを170℃の熱板上で加熱して溶融し、更に続けて加熱するとき、熱重合してゴム状になる。冷後、これにエタノール(95)1mLを加えて振り混ぜるとき、溶けない。

純度試験

(1) 酸価 73~89

本品約1gを精密に量り、エタノール(中和)50mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、30秒間持続する赤色を呈するまで滴定するか、又は電位差計を用いて滴定する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) ロウ 含ロウ品5.5%以下 脱ロウ品0.2%以下

本品10.0gに炭酸ナトリウム十水和物溶液(1→60)150mLを加え、水浴上で振り混ぜて溶かし、更に時計皿等で覆い、静置したまま3時間加熱した後、水で1時間以上冷却する。浮遊するロウをろ取し、ロウ及びろ紙を水で洗った後、ビーカーに入れ、ほとんど水分がなくなるまで65℃以下で乾燥し、ロウをろ紙とともにソックスレー抽出器内の円筒ろ紙に入れる。ビーカーにはヘキサンを適量注ぎ、加温してロウを溶かし、先の円筒ろ紙に入れ、ヘキサンで2時間抽出する。ヘキサン液を蒸発乾固し、残留物を105℃で3時間乾燥し、質量を測定する。

(5) ロシン 本品2.0gをエタノール(99.5)10mLに溶かし、振り混ぜながらヘキサン50mLを徐々に加える。この液を200mLの分液漏斗に入れ、水50mLずつで2回洗い、上層液をとり、ろ過し、ろ液を水浴上で蒸発乾固する。残留物に無水酢酸5mLを加え、必要な場合には、水浴上で加熱して溶かす。溶けた液を試験管に移し、硫酸1滴を加えるとき、液の色は、紫赤色から紫色を経て黄土色への変化を呈さない。

乾燥減量 6.0%以下(40℃で4時間乾燥後、デシケーターで15時間乾燥する。)

灰分 1.0%以下

FA027900

E00157

シェラック(精製シェラック)

Shellac(Purified Shellac)

セラック(精製セラック)

定義 本品は、シェラック(ラックカイガラムシ(Laccifer spp.)の分泌液から得られた、アレウリチン酸及びシェロール酸又はアレウリチン酸及びジャラール酸のエステルを主成分とするものをいう。)のうち、精製シェラックである。ロウ分を除去していない含ロウ品及びロウ分を除去した脱ロウ品がある。

性状 本品は、黄~暗褐色の細片であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 「シェラック(白シェラック)」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

純度試験

(1) 酸価 60~80

「シェラック(白シェラック)」の純度試験(1)を準用する。ただし、終点の確認には、電位差計を用いる。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) ロウ 含ロウ品5.5%以下 脱ロウ品0.2%以下

「シェラック(白シェラック)」の純度試験(4)を準用する。

(5) ロシン 「シェラック(白シェラック)」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 2.0%以下(40℃で4時間乾燥後、デシケーターで15時間乾燥する。)

灰分 1.0%以下

FA027950

E00158

シェラックロウ

Shellac Wax

セラックロウ

定義 本品は、ラックカイガラムシ(Laccifer spp.)の分泌液から得られた、ろう分を主成分とするものである。

性状 本品は、淡黄褐~茶褐色の固体で、においがないか又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 70~85℃

純度試験

(1) 酸価 10以下

本品約5gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(5:3)80mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、冷時濁りを生じるときは、温時滴定する。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(1.0g、第2法、比較液 鉛標準液5.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.50%以下

参照スペクトル

シェラックロウ

FA028000

E00159

ジェランガム

Gellan Gum

ジェラン多糖類

[71010―52―1]

定義 本品は、スフィンゴモナス属細菌(Sphingomonas elodeaに限る。)の培養液から得られた、多糖類を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、ジェランガム85.0~108.0%を含む。

性状 本品は、白~類褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 水に溶けて粘ちゅうな液になる。

(2) 本品1gを量り、100mLの水を加えて2時間かき混ぜる。この液の少量をピペットにとり、塩化カルシウム二水和物溶液(1→10)に加えるとき、線状のゲルが、直ちに生じる。

(3) (2)で得られた液90mLに、塩化ナトリウム0.50gを加え、この液をかき混ぜながら80℃に加熱し、1分間保持した後、かき混ぜずに室温まで放冷するとき、ゲルを生じる。

純度試験

(1) 総窒素 3%以下

本品約1gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により試験を行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 残留溶媒 2―プロパノール 0.075%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液3mL及び内標準液8mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により2―プロパノールの量を求める。

ただし、

MS:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 15.0%以下(105℃、2.5時間)

灰分 16.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は10000以下、真菌数は400以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、5回試験を行う。なお、先の試料液又は前培養液の調製時に試料が均一に分散しない場合には、試料と混合する希釈用の液又は培地をそれぞれ500mLとして調製を行い、真菌数試験では、平板への試料液の分注量を2mLとし、サルモネラ試験は、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

定量法 あらかじめクロマトグラフィー用ケイソウ土約1gを精密に量り、ガラスろ過器(1G3)に加えて均一になるように広げ、105℃で5時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。乾燥した本品約0.2gを精密に量り、水50mLを加えて水浴中でかき混ぜて溶かし、60~70℃に加温した2―プロパノール200mLを加えてよくかき混ぜた後、一夜放置する。得られた沈殿を78vol%2―プロパノールを用い、先のガラスろ過器でろ過する。残留物を20mLの78vol%2―プロパノールで3回洗った後、10mLの78vol%2―プロパノールで2回洗う。このガラスろ過器を105℃で一夜乾燥した後、質量を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA028050

ジェルトン

Jelutong

ポンチアナック

定義 本品は、ジェルトン(Dyera costulata Hook F.又はDyera lowii Hook F.)の分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものである。

性状 本品は、白~暗褐色の弾力性のある固体である。

確認試験 本品2~3mgをめのう製の乳鉢に取り、少量のヘキサンで試料を膨潤させる。膨潤した試料をすり潰し、赤外吸収スペクトル測定用臭化カリウム0.2~0.3gを加え、よくすり混ぜながらヘキサンを蒸発させたものを錠剤成形器に入れて加圧製錠する。赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1736cm-1、1454cm-1、1378cm-1、1244cm-1及び1028cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

灰分 3.0%以下

FA028100

E00161

α―シクロデキストリン

α―Cyclodextrin

α―サイクロデキストリン

C36H60O30 分子量 972.84

Cyclomaltohexaose [10016―20―3]

定義 本品は、デンプンを酵素処理し、非還元性環状デキストリンとして得られたものであり、シクロデキストリンのうち6個のD―グルコースの単位からなる環状オリゴ糖である。

含量 本品を乾燥したものは、α―シクロデキストリン(C36H60O30)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに甘味がある。

確認試験 本品0.2gにヨウ素試液2mLを加え、水浴中で加熱して溶かした後、冷水に浸して冷却するとき、暗赤紫色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像667 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水、100mL)

ただし、30分以内に測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、水50mL)

(2) 塩化物 Clとして0.018%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.25mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 還元物質 本品を乾燥し、その1.0gを量り、水25mLに溶かし、フェーリング試液40mLを加え、3分間穏やかに煮沸する。冷後、沈殿がなるべくフラスコ内に残るように注意しながら、上澄液をガラスろ過器(1G4)を用いてろ過し、沈殿を温水で洗液がアルカリ性を呈さなくなるまで洗い、洗液を先のガラスろ過器を用いてろ過し、ろ液は捨てる。沈殿に硫酸鉄(Ⅲ)試液20mLを加えて溶かし、これを先のガラスろ過器を用いてろ過した後、水洗し、ろ液及び洗液を合わせ、80℃に加熱し、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定するとき、その消費量は3.2mL以下である。

乾燥減量 14.0%以下(120℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下(550℃)

定量法 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、加熱した水約35mLを加えて溶かす。冷後、水を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に定量用α―シクロデキストリンを乾燥し、約0.7gを精密に量り、加熱した水約45mLを加えて溶かす。冷後、水を加えて正確に50mLとし、標準液とする。さらに、この標準液5mLずつを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に10mL及び20mLとし、標準液とする。検液及び3濃度の標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のα―シクロデキストリンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のα―シクロデキストリンのピーク面積から検液中のα―シクロデキストリンの量(g)を求め、次式により含量を求める。

α―シクロデキストリン(C36H60O30)の含量(%)=MC/MT×100

ただし、

MC:検液中のα―シクロデキストリンの量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 9~30μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径5~10mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 50~80℃の一定温度

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分の一定量

FA028200

E00161B

β―シクロデキストリン

β―Cyclodextrin

β―サイクロデキストリン

C42H70O35 分子量 1134.98

Cyclomaltoheptaose [7585―39―9]

定義 本品は、デンプンを酵素処理し、非還元性環状デキストリンとして得られたものであり、シクロデキストリンのうち7個のD―グルコース単位からなる環状オリゴ糖である。

含量 本品を乾燥したものは、β―シクロデキストリン(C42H70O35)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに甘味がある。

確認試験 本品0.2gにヨウ素試液2mLを加え、水浴中で加熱して溶かした後、冷水に浸して冷却するとき、赤褐色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像669 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水、100mL)

ただし、30分以内に測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、水50mL)

(2) 塩化物 Clとして0.018%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.25mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 還元物質 本品を乾燥し、その1.0gを量り、水25mLを加えて溶かし、フェーリング試液40mLを加え、3分間穏やかに煮沸する。冷後、沈殿がなるべくフラスコ内に残るように注意しながら、上澄液をガラスろ過器(1G4)を用いてろ過し、沈殿を温水で洗液がアルカリ性を呈さなくなるまで洗い、洗液を先のガラスろ過器を用いてろ過し、ろ液は捨てる。沈殿に硫酸鉄(Ⅲ)試液20mLを加えて溶かし、これを先のガラスろ過器を用いてろ過した後、水洗し、ろ液及び洗液を合わせ、80℃に加熱し、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定するとき、その消費量は3.2mL以下である。

乾燥減量 14.0%以下(120℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下(550℃)

定量法 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、加熱した水約35mLを加えて溶かす。冷後、水を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に定量用β―シクロデキストリンを乾燥し、約0.7gを精密に量り、加熱した水約45mLを加えて溶かす。冷後、水を加えて正確に50mLとし、標準液とする。さらに、この標準液5mLずつを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に10mL及び20mLとし、標準液とする。検液及び3濃度の標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のβ―シクロデキストリンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のβ―シクロデキストリンのピーク面積から検液中のβ―シクロデキストリンの量(g)を求め、次式により含量を求める。

β―シクロデキストリン(C42H70O35)の含量(%)=MC/MT×100

ただし、

MC:検液中のβ―シクロデキストリンの量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 9~30μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径5~10mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 50~80℃の一定温度

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分の一定量

FA028300

E00161C

γ―シクロデキストリン

γ―Cyclodextrin

γ―サイクロデキストリン

C48H80O40 分子量 1297.12

Cyclomaltooctaose [17465―86―0]

定義 本品は、デンプンを酵素処理し、非還元性環状デキストリンとして得られたものであり、シクロデキストリンのうち8個のD―グルコース単位からなる環状オリゴ糖である。

含量 本品を乾燥したものは、γ―シクロデキストリン(C48H80O40)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに甘味がある。

確認試験 本品0.2gにヨウ素試液2mLを加え、水浴中で加熱して溶かした後、冷水に浸して冷却するとき、褐色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像671 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1g、水,100mL)

ただし、30分以内に測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、水50mL)

(2) 塩化物 Clとして0.018%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.25mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 還元物質 本品を乾燥し、その1.0gを量り、水25mLに溶かし、フェーリング試液40mLを加え、3分間穏やかに煮沸する。冷後、沈殿がなるべくフラスコ内に残るように注意しながら、上澄液をガラスろ過器(1G4)を用いてろ過し、沈殿を温水で洗液がアルカリ性を呈さなくなるまで洗い、洗液を先のガラスろ過器を用いてろ過し、ろ液は捨てる。沈殿に硫酸鉄(Ⅲ)試液20mLを加えて溶かし、これを先のガラスろ過器を用いてろ過した後、水洗し、ろ液及び洗液を合わせ、80℃に加熱し、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定するとき、その消費量は3.2mL以下である。

乾燥減量 14.0%以下(120℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下(550℃)

定量法 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、加熱した水約35mLを加えて溶かす。冷後、水を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に定量用γ―シクロデキストリンを乾燥し、約0.7gを精密に量り、加熱した水約45mLを加えて溶かす。冷後、水を加えて正確に50mLとし、標準液とする。さらに、この標準液5mLずつを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に10mL及び20mLとし、標準液とする。検液及び3濃度の標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のγ―シクロデキストリンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のγ―シクロデキストリンのピーク面積から検液中のγ―シクロデキストリンの量(g)を求め、次式により含量を求める。

γ―シクロデキストリン(C48H80O40)の含量(%)=MC/MT×100

ただし、

MC:検液中のγ―シクロデキストリンの量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 9~30μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径5~10mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 50~80℃の一定温度

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分の一定量

FA028400

E00162

シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ

Cyclodextrin glucanotransferase

定義 本品は、放線菌(Streptomyces thermoviolaceusに限る。)又は細菌(Anoxybacillus caldiproteolyticus、Bacillus属、Brevibacterium属、Corynebacterium属、Geobacillus stearothermophilus、Paenibacillus campinasensis及びPaenibacillus maceransに限る。)の培養物から得られた、デンプン等からシクロデキストリンを生成する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン3.0gを量り、少量の水に懸濁し、約70mLの沸騰水中に徐々に加え、5分間沸騰させる。冷後、この液にpH5.5の酢酸緩衝液(1mol/L)10mL及び水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液6mLを量り、40℃で10分間加温した後、試料液3mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で加温しながら、試料液添加後3分後から12分後まで1分間隔でこの液0.3mLずつを量り、氷水中で冷却したヨウ素試液0.1mLを入れた試験管にそれぞれ入れる。これらの液10μLをそれぞれスライドグラスにとり、23℃にて乾燥し、40倍又は100倍の顕微鏡で観察するとき、いずれかのスライドグラスに針状結晶が生じることを確認する。

第2法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン1.0gを量り、水50mLを加え、加熱して完全に溶かした後、pH6.0のリン酸カリウム緩衝液(0.4mol/L)12.5mL及び水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液0.9mLを量り、40℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、水酸化ナトリウム試液(0.04mol/L)2.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液0.9mLに水酸化ナトリウム試液(0.04mol/L)2.5mLを加えた後、試料液0.1mLを加え、比較液とする。検液及び比較液にそれぞれフェノールフタレイン・炭酸ナトリウム試液0.3mLを加え、直ちに波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品1.0gを量り、グリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(0.025mol/L、pH10.0、塩化ナトリウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン1.5gを量り、水50mLを加え、加熱して完全に溶かす。この液にグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(0.25mol/L、pH10.0、塩化ナトリウム含有)10mL及び水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液0.45mLを量り、40℃で5分間加温した後、試料液0.05mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、塩酸試液(0.05mol/L)0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、ブロモクレゾールグリーン試液(シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ活性試験用)0.1mLを添加し、20分間室温で放置する。この液に酢酸・クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(pH4.2)2mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液0.45mL及び塩酸試液(0.05mol/L)0.5mLを混和した後、試料液0.05mLを加え、ブロモクレゾールグリーン試液(シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ活性試験用)0.1mLを加え、20分間室温で放置する。この液に酢酸・クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(pH4.2)2mLを加えて振り混ぜ、比較液とする。検液及び比較液につき、波長630nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第4法 本品1.0gを量り、水若しくは酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH5.5、塩化カルシウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍に希釈したものを試料液とする。

バレイショデンプン1.0gを量り、水20mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)5mLをかくはんしながら徐々に加えて糊状とする。かくはんしながら水浴中で3分間加熱した後、水25mLを加える。冷後、酢酸試液(1mol/L)でpH5.5に調整し、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液10mLを量り、40℃で10分間加温し、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、この液1mLを量り、塩酸試液(0.1mol/L)10mLに加えて直ちに振り混ぜる。この液1mLを量り、ヨウ素・ヨウ化カリウム試液(0.4mmol/L)10mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。

検液及び比較液につき、波長660nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA028500

T01690

シクロヘキシルプロピオン酸アリル

Allyl Cyclohexylpropionate

C12H20O2 分子量 196.29

Allyl 3―cyclohexylpropionate [2705―87―5]

含量 本品は、シクロヘキシルプロピオン酸アリル(C12H20O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像673 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

シクロヘキシルプロピオン酸アリル

FA028600

E00163

L―シスチン

L―Cystine

C6H12N2O4S2 分子量 240.30

(2R,2R')―3,3'―Disulfanylbis[2―amino―3―sulfanylpropanoic acid] [56―89―3]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―シスチン(C6H12N2O4S2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味はないか、又はわずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の飽和溶液5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、紫色を呈する。

(2) 本品の塩酸試液(2mol/L) 溶液(1→30)3mLに亜鉛粉末40mgを加え、水溶中で10分間加熱する。冷後、必要な場合にはろ過し、水酸化ナトリウム溶液(1→20)10mLを加えて振り混ぜた後、ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム試液を1滴加えるとき、赤紫色を呈する。

比旋光度 画像677 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (2g、塩酸試液(1mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 5.0~6.5

本品20mgに水50mLを加えて懸濁した液について測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、1mol/L塩酸20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により定量し、更に乾燥物換算を行う。ただし、分解促進剤として二酸化セレン0.2gを加え、4時間加熱して分解する。

0.05mol/L硫酸1mL=12.02mg C6H12N2O4S2

FA028700

T01700

L―システイン塩酸塩

L―Cysteine Monohydrochloride

C3H7NO2S・HCl・H2O 分子量 175.63

(2R)―2―Amino―3―sulfanylpropanoic acid monohydrochloride monohydrate [7048―04―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―システイン塩酸塩(C3H7NO2S・HCl=157.62)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、特異なにおいと味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにピリジン0.5mL及びニンヒドリン溶液(1→100)1mLを加え、5分間加熱するとき、液は、紫~紫褐色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→1000)10mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)2mL及びペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム二水和物溶液(1→20)2滴を加えるとき、液は、紫赤色を呈する。

(3) 本品の水溶液(1→50)10mLに過酸化水素1mLを加え、水浴中で10分間加熱した液は、塩化物(2)の反応を呈する。

比旋光度 画像679 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (4.0g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を量り、ケルダールフラスコに入れ、硫酸5mL及び硝酸5mLを加えて加熱し、更に時々硝酸2~3mLずつを追加し、液が無~淡黄色となるまで加熱を続ける。冷後、シュウ酸アンモニウム飽和溶液15mLを加え、白煙を発生するまで加熱濃縮して2~3mLとする。冷後、水を加えて10mLとし、検液とする。装置Bを用いる。別に、ヒ素標準液3.0mLを量り、ケルダールフラスコに入れ、硫酸5mL及び硝酸5mLを加えて白煙が発生するまで加熱する。冷後、シュウ酸アンモニウム飽和溶液15mLを加え、白煙が発生するまで加熱濃縮して2~3mLとする。冷後、水を加えて10mLとし、以下検液の場合と同様に操作し、標準色とする。

(4) シスチン 本品0.20gを量り、N―エチルマレイミド溶液(1→50)を加えて溶かし、100mLとする。この液2mLを量りN―エチルマレイミド溶液(1→50)を加えて20mLとし、30分間放置し、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(2:1:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止める。薄層板を80℃で30分間乾燥した後、ニンヒドリンのメタノール/酢酸混液(97:3)の溶液(1→100)を噴霧し、80℃で10分間加熱して呈色させ、自然光下で観察するとき、一つのスポットのみを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

乾燥減量 8.0~12.0%(0.7kPa以下、24時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.25gを精密に量り、水20mLを加えて溶かし、更にヨウ化カリウム4gを加えて溶かす。この液に塩酸(1→4)5mL及び0.05mol/Lヨウ素溶液25mLを正確に量って加え、氷水中で20分間暗所に放置した後、過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行う。さらに、乾燥物換算を行う。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=15.76mg C3H7NO2S・HCl

FA028750

E00165

シタン色素

Sandalwood Red

サンダルウッド色素

定義 本品は、サンダルシタン(Pterocarpus santalinus L.)の幹枝から得られた、サンタリンを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像680 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、暗赤~紫赤色の粉末又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して50mgに相当する量を量り、水100mLを加えてかき混ぜるとき、黄橙~橙色の懸濁液となる。この液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、液の色は、橙赤~暗紫赤色に変わる。

(2) 本品の表示量から、色価50に換算して0.1gに相当する量を量り、80vol%エタノール100mLに溶かした液は、橙~橙赤色を呈し、硫酸鉄(Ⅲ)n水和物溶液(1→10)1mLを加えるとき、液の色は、暗赤褐~暗赤紫色に変わる。

(3) 本品に80vol%エタノールを加えて溶かした液は、波長465~480nm及び500~515nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 80vol%エタノール

測定波長 波長500~515nmの吸収極大の波長

FA028800

E00166

5′―シチジル酸

5′―Cytidylic Acid

C9H14N3O8P 分子量 323.20

Cytidine 5'―monophosphoric acid [63―37―6]

定義 本品は、酵母(Candida utilisに限る。)の菌体から、食塩存在下、水で抽出した核酸を酵素で加水分解した後、分離して得られたものである。成分は、5′―シチジル酸である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、5′―シチジル酸(C9H14N3O8P)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品10mgを塩酸(1→1000)1000mLに溶かした液は、波長277~281nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.25gを水酸化ナトリウム試液(1mol/L)1mLに溶かし、水5mLを加えた液に、マグネシア試液2mLを加えるとき、沈殿を生じない。次に、硝酸7mLを加え、10分間煮沸した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明

本品0.50gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)2mLを加えて溶かし、水を加えて20mLとし、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

(4) 吸光度比 本品10mgを量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かし、1000mLとする。この液の波長250nm、260nm及び280nmにおける吸光度をそれぞれA1、A2及びA3とするとき、A1/A2は0.40~0.52及びA3/A2は1.85~2.20である。

(5) 他の核酸分解物 本品0.10gを量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)0.5mLを加えて溶かし、水を加えて20mLとし、検液とする。検液1μLを量り、対照液を用いず、1―プロパノール/アンモニア試液/アセトン混液(6:5:2)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(波長約250nm)下で観察するとき、一つのスポットのみを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

乾燥減量 6.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品約0.2gを精密に量り、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)1mLを加えて溶かし、水を加えて正確に200mLとする。この液2mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、検液とする。波長280nmにおける検液の吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

FA028900

T01710

5′―シチジル酸二ナトリウム

Disodium 5′―Cytidylate

5′―シチジル酸ナトリウム

C9H12N3Na2O8P 分子量 367.16

Disodium cytidine 5'―monophosphate [6757―06―8]

含量 本品を無水物換算したものは、5′―シチジル酸二ナトリウム(C9H12N3Na2O8P)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、わずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(3→10000)3mLに塩酸1mL及び臭素試液1mLを加えて水浴中で30分間加熱し、空気を吹きこんで臭素を除いた後、オルシノール・エタノール試液0.2mLを加え、更に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・塩酸試液3mLを加え、水浴中で20分間加熱するとき、液は、緑色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→20)5mLにマグネシア試液2mLを加えるとき、沈殿を生じない。次に硝酸7mLを加えて10分間煮沸した後、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(3) 本品20mgに塩酸(1→1000)1000mLを加えて溶かした液は、波長277~281nmに吸収極大がある。

(4) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 8.0~9.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 吸光度比 本品20mgを量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かし、1000mLとする。この液の波長250nm、260nm及び280nmにおけるそれぞれの吸光度A1、A2及びA3を測定するとき、A1/A2は0.40~0.52及びA3/A2は1.85~2.20である。

(5) 他の核酸分解物 「5′―イノシン酸二ナトリウム」の純度試験(5)を準用する。

水分 26.0%以下(0.15g、容量滴定法、逆滴定)

ただし、水分測定用試液を過量に加え、20分間かき混ぜた後、滴定を行う。

定量法 本品約0.5gを精密に量り、塩酸(1→1000)を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に250mLとし、検液とする。波長280nmにおける検液の吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、M:無水物換算した試料の採取量(g)

FA029000

T01720

シトラール

Citral

C10H16O 分子量 152.23

Mixture of (2E)―3,7―dimethylocta―2,6―dienal (trans―isomer) and (2Z)―3,7―dimethylocta―2,6―dienal (cis―isomer) [5392―40―5]

含量 本品は、シトラール(C10H16O)96.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、レモンようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像686 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

シトラール

FA029100

T01730

シトロネラール

Citronellal

C10H18O 分子量 154.25

3,7―Dimethyloct―6―enal [106―23―0]

含量 本品は、シトロネラール(C10H18O)85.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像690 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 3.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

シトロネラール

FA029200

T01740

シトロネロール

Citronellol

C10H20O 分子量 156.27

3,7―Dimethyloct―6―en―1―ol [106―22―9]

含量 本品は、シトロネロール(C10H20O)90.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像694 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

シトロネロール

FA029300

T01750

1,8―シネオール

1,8―Cineole

ユーカリプトール

C10H18O 分子量 154.25

1,3,3―Trimethyl―2―oxabicyclo[2.2.2]octane [470―82―6]

含量 本品は、1,8―シネオール(C10H18O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、ユーカリの葉ようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像698 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

1,8―シネオール

FA029400

T01760

ジフェニル

Diphenyl

ビフェニル

C12H10 分子量 154.21

Biphenyl [92―52―4]

含量 本品は、ジフェニル(C12H10)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶、結晶性の粉末又は結晶塊で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の酢酸エチル溶液(1→100)2滴に酢酸0.5mL及び硝酸1mLを加え、70℃で30分間加熱した後、冷却し、水5mL及び酢酸エチル10mLを加えて振り混ぜた後、酢酸エチル層5mLをとり、酢酸エチルを留去する。残留物にエタノール(95)1mLを加えて溶かし、塩酸(1→2)2mL及び亜鉛粉末0.2gを加え、水浴中で10分間加熱する。冷後、ろ過し、ろ液に水50mLを加えた後、亜硝酸ナトリウム溶液(1→100)1mLを加えて振り混ぜ、10分間放置した後、アミド硫酸アンモニウム溶液(1→40)1mLを加え、更に5分間放置する。次にN―1―ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩1gを塩酸(1→4)100mLに溶かした液2mLを加え、よく振り混ぜて20分間放置するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品の酢酸エチル溶液(1→100)1mLにホルムアルデヒド液・硫酸試液1mLを層積するとき、下層は、青~緑青色を呈する。

融点 69~71℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ナフタレン及びその誘導体 本品2.5gを量り、クロロホルム50mLを加えて溶かし、サリチル酸メチル・クロロホルム溶液(1→50)2.0mLを加え、更にクロロホルムを加えて100mLとし、検液とする。別にナフタレン・クロロホルム溶液(1→1000)5mLを量り、サリチル酸メチル・クロロホルム溶液(1→50)2.0mLを加え、更にクロロホルムを加えて100mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液のナフタレンのピーク面積及びサリチル酸メチルのピーク位置とジフェニルのピーク位置の間に現れるピーク面積の総和(A)とサリチル酸メチルのピーク面積(AS)の比A/ASは、比較液のナフタレンのピーク面積(A′)とサリチル酸メチルのピーク面積(AS′)の比A′/AS′を超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して10%のポリエチレングリコール6000

担体 177~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3~4mm、長さ2~3mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 160~180℃の間の一定温度

キャリヤーガス 窒素

流量 サリチル酸メチルのピークが約5分後に現れるように調整する。

定量法 本品約0.1gを精密に量り、メタノールを加えて溶かして正確に1000mLとし、この液10mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に200mLとする。この液につき、メタノールを対照として波長248nmにおける吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA029450

T01765

ジフェノコナゾール

Difenoconazole

C19H17Cl2N3O3 分子量 406.26

3―Chloro―4―[(2RS,4RS;2RS,4SR)―4―methyl―2―(1H―1,2,4―triazol―1―ylmethyl)―1,3―dioxolan―2―yl]phenyl 4―chlorophenyl ether [119446―68―3]

含量 本品は、ジフェノコナゾール(C19H17Cl2N3O3)94.0%以上を含む。

性状 本品は白~淡褐色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 76~83℃

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

定量法 本品及び定量用ジフェノコナゾール約50mgずつを精密に量り、それぞれに内標準液20mLを正確に加えた後、アセトンを加えて溶かして正確に100mLとし、検液及び標準液とする。ただし、内標準液は、定量用フルジオキソニル75mgを量り、アセトンを加えて溶かして正確に50mLとしたものとする。検液及び標準液をそれぞれ2μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のフルジオキソニルのピーク面積に対するジフェノコナゾールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

ジフェノコナゾール(C19H17Cl2N3O3)の含量(%)=定量用ジフェノコナゾールの採取量(mg)/試料の採取量(mg)×QT/QS×100

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃で1分間保持した後、毎分30℃で250℃まで昇温し、更に毎分6℃で300℃まで昇温し、300℃を2分間保持する。

注入口温度 250℃付近の一定温度

検出器温度 300℃付近の一定温度

キャリヤーガス ヘリウム

流量 ジフェノコナゾールの保持時間が約10~15分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

参照スペクトル

ジフェノコナゾール

FA029500

T01770

ジブチルヒドロキシトルエン

Butylated Hydroxytoluene

C15H24O 分子量 220.35

2,6―Bis(1,1―dimethylethyl)―4―methylphenol [128―37―0]

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末若しくは塊であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品5mgに5―ニトロソ―8―ヒドロキシキノリン・硫酸溶液(1→100)1~2滴を加えるとき、溶けながら黄色を呈し、次に赤褐色に変わる。

(2) 本品のエタノール(95)溶液(1→30)1mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→500)3~4滴を加えるとき、呈色しない。この液に2,2′―ビピリジルの結晶を加えるとき、液は、赤色を呈する。ただし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液は、空試験で呈色しないものを用いる。

融点 69~72℃

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、エタノール(95)10mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下

本品0.50gを量り、水30mLを加え、時々振り混ぜながら水浴中で5分間加熱する。冷後、ろ過し、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.20mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) パラクレゾール p―クレゾールとして0.10%以下

本品1.0gを量り、水10mL及びアンモニア水(28)1mLを加え、時々振り混ぜながら水浴中で3分間加熱する。冷後、ろ過する。ろ紙上の残留物は、少量の水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとし、試料液とする。試料液3.0mLを量り、比色管に入れ、リンモリブデン酸n水和物・エタノール(95)溶液(1→20)1mL及びアンモニア試液0.2mLを加えて振り混ぜ、更に水を加えて50mLとして10分間放置するとき、その液の色は、p―クレゾール溶液(1→100000)3.0mLを量り、試料液と同様に操作して得た液の色より濃くない。

強熱残分 0.05%以下

FA029600

T01780

ジベンゾイルチアミン

Dibenzoyl Thiamine

C26H26N4O4S 分子量 490.57

4―[N―(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―ylmethyl)formamido]―3―(benzoylsulfanyl)pent―3―en―1―yl benzoate [299―88―7]

含量 本品を乾燥したものは、ジベンゾイルチアミン(C26H26N4O4S)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品30mgに塩酸(1→100)7mLを加え、水浴中で加熱して溶かす。この液に塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(3→20)/水酸化ナトリウム溶液(3→20)混液(1:1)2mLを加え、1分間振り混ぜた後、塩酸0.8mL及び塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)0.5mLを加えるとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品5mgにメタノール1mLを加え、加温して溶かし、水2mL、L―システイン塩酸塩一水和物溶液(1→100)2mL及びリン酸緩衝液(pH7)2mLを加えて振り混ぜ、30分間放置する。この液に新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(1→10)1mL、水酸化ナトリウム溶液(1→50)5mL及び2―メチル―1―プロパノール5mLを加え、2分間強く振り混ぜ、放置して液を2層に分離させ、上方から紫外線を照射し、照射の方向と直角の方向から上層液の上部を観察するとき、青紫色の蛍光を認める。その蛍光は、液を酸性にすると消え、アルカリ性にすると再び現れる。

融点 163~174℃(分解)

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.053%以下

本品0.40gを量り、メタノール20mLを加えて溶かし、硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとし、これを検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.60mLにメタノール20mL、硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 3.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、メタノール40mL及び塩酸(1→100)40mLを加えて溶かし、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mLを正確に量り、塩酸(1→100)を加えて正確に250mLとし、検液とする。検液につき、水を対照として波長237nmにおける吸光度Aを測定する。別に空試験を行い、その吸光度をA0とし、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA029700

T01790

ジベンゾイルチアミン塩酸塩

Dibenzoyl Thiamine Hydrochloride

C26H26N4O4S・HCl・3H2O 分子量 581.08

4―[N―(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―ylmethyl)formamido]―3―(benzoylsulfanyl)pent―3―en―1―yl benzoate monohydrochloride trihydrate [35660―60―7]

含量 本品を乾燥したものは、ジベンゾイルチアミン塩酸塩(C26H26N4O4S・HCl=527.03)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 「ジベンゾイルチアミン」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品0.1gにメタノール10mLを加えて溶かし、硝酸(1→10)1mLを加えた後、硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明

本品1.0gを量り、水10mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 11.0%以下(減圧、24時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、以下「ジベンゾイルチアミン」の定量法を準用し、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA029800

T01840

2,3―ジメチルピラジン

2,3―Dimethylpyrazine

C6H8N2 分子量 108.14

2,3―Dimethylpyrazine [5910―89―4]

含量 本品は、2,3―ジメチルピラジンを主成分とし、2,3―ジメチルピラジン、2,5―ジメチルピラジン及び2,6―ジメチルピラジンの混合物(C6H8N2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像711 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2,3―ジメチルピラジン

FA029900

T01850

2,5―ジメチルピラジン

2,5―Dimethylpyrazine

C6H8N2 分子量 108.14

2,5―Dimethylpyrazine [123―32―0]

含量 本品は、2,5―ジメチルピラジンを主成分とし、2,5―ジメチルピラジン、2,3―ジメチルピラジン及び2,6―ジメチルピラジンの混合物(C6H8N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像715 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2,5―ジメチルピラジン

FA030000

T01860

2,6―ジメチルピラジン

2,6―Dimethylpyrazine

C6H8N2 分子量 108.14

2,6―Dimethylpyrazine [108―50―9]

含量 本品は、2,6―ジメチルピラジンを主成分とし、2,6―ジメチルピラジン、2,3―ジメチルピラジン及び2,5―ジメチルピラジンの混合物(C6H8N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~黄色の結晶で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を加温して溶かした後、あらかじめ加温した2枚の窓板の間に挟み、直ちに赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により固化しないように注意しながら測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 35~40℃

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2,6―ジメチルピラジン

FA030100

T01870

2,6―ジメチルピリジン

2,6―Dimethylpyridine

C7H9N 分子量 107.15

2,6―Dimethylpyridine [108―48―5]

含量 本品は、2,6―ジメチルピリジン(C7H9N)98.5%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像721 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

2,6―ジメチルピリジン

FA030150

E00167

ジャマイカカッシア抽出物

Jamaica Quassia Extract

定義 本品は、ジャマイカカッシア(Picrasma excelsa (Sw.) Planch)の幹枝又は樹皮から得られた、クアシン及びネオクアシンを主成分とするものである。糖類を含むことがある。

含量 本品は、クアシン(C22H28O6=388.45)とネオクアシン(C22H30O6=390.47)の合計量として50%以上を含む。

性状 本品は、微黄~淡褐色の粉末で、強い苦味がある。

確認試験 本品につき、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には標準液のクアシン及び二つのネオクアシンの異性体のピークと保持時間の一致するピークを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、比較液 ヒ素標準液3.0mL、装置C)

本品を量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLを加え、エタノール(95)に点火して燃焼させた後、徐々に加熱した後、450~550℃で灰化する。なお炭化物が残るときは、少量の硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)で潤し、再び加熱して、450~550℃で灰化する。冷後、残留物に塩酸3mLを加え、水浴上で加熱して溶かし、水を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、ヒ素標準液に塩酸3mLを加え、水を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

定量法 本品約0.1gを精密に量り、少量のメタノールを加えて溶かし、更に水を加えて正確に20mLとする。この液1mL及び定量用内標準液1mLを正確に量り、混合し、水/メタノール/ギ酸混液(650:350:1)を加えて正確に20mLとし、検液とする。ただし、定量用内標準液は、定量用p―ヒドロキシ安息香酸約40mgを精密に量り、メタノールで正確に100mLとしたものとする。別に定量用内標準液1mLを量り、水/メタノール/ギ酸混液(650:350:1)を加えて20mLとし、標準液1とする。また、クアシン混合物10mgを量り、少量のメタノールを加えて溶かし、更に水/メタノール/ギ酸混液(650:350:1)を加えて100mLとし、標準液2とする。検液、標準液1及び標準液2をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液につき、p―ヒドロキシ安息香酸、クアシン及びネオクアシンのピーク面積AP、AQ及びANを測定し、以下の式によりクアシン、ネオクアシンの含量を求める。得られた両化合物の含量から、クアシンとネオクアシンの合計量を求める。ただし、検液のp―ヒドロキシ安息香酸、クアシン及びネオクアシンは、標準液1及び標準液2との保持時間の比較により同定する。なお、標準液2にはクアシン、二つのネオクアシンの異性体の順で主ピークが現れる。

クアシン(C22H28O6)の含量(%)=CP/CT×AQ/AP×MWQ/MWP×1/RMSQ×P

ネオクアシン(C22H30O6)の含量(%)=CP/CT×AN/AP×MWN/MWP×1/RMSN×P

ただし、

CP:検液中の定量用p―ヒドロキシ安息香酸の濃度(mg/mL)

CT:検液中の試料の濃度(mg/mL)

MWQ:クアシンの分子量(388.45)

MWP:p―ヒドロキシ安息香酸の分子量(138.12)

MWN:ネオクアシンの分子量(390.47)

RMSQ:クアシンのp―ヒドロキシ安息香酸に対する相対モル感度(0.84)

RMSN:ネオクアシンのp―ヒドロキシ安息香酸に対する相対モル感度(0.85)

P:定量用p―ヒドロキシ安息香酸の純度(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 255nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A 水/ギ酸混液(1000:1)

移動相B メタノール/ギ酸混液(1000:1)

濃度勾配 A:B(65:35)から(20:80)までの直線濃度勾配を25分間行う。

流量 p―ヒドロキシ安息香酸の保持時間が約7分になるように調整する。

FA030200

T01880

シュウ酸

Oxalic Acid

C2H2O4・2H2O 分子量 126.07

Ethanedioic acid dihydrate [6153―56―6]

含量 本品は、シュウ酸(C2H2O4・2H2O)99.5%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶であり、においがない。

確認試験

(1) 本品は、加熱するとき、昇華する。

(2) 本品の水溶液(1→10)1mLに硫酸2滴を加え、これに過マンガン酸カリウム溶液(1→300)1mLを加えて加熱するとき、液の赤色は、消える。

(3) 本品の水溶液(1→10)をアンモニア試液でアルカリ性とし、塩化カルシウム二水和物溶液(3→40)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明

本品1.0gを量り、水20mLを加え、煮沸して溶かし、検液とする。

(2) 硫酸塩 SO4として0.077%以下

本品1.0gを量り、水20mL及び炭酸ナトリウム溶液(1→8)1mLを加え、水浴上で蒸発乾固した後、徐々に加熱し、更に600~700℃で3時間強熱する。この残留物に水10mL及び硝酸0.5mLを加えて煮沸し、更に塩酸2mLを加え、水浴上で蒸発乾固する。次にこの残留物に水を加えて100mLとし、ろ過し、ろ液25mLを量り、試料液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.3%以下(1g)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液50mLを正確に量り、硫酸3mLを加え、約80℃に加温し、熱時0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=6.303mg C2H2O4・2H2O

FA030300

T01890

臭素酸カリウム

Potassium Bromate

KBrO3 分子量 167.00

Potassium bromate [7758―01―2]

含量 本品を乾燥したものは、臭素酸カリウム(KBrO3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び臭素酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品5.0gを量り、水(二酸化炭素除去)60mLを加えて加温しながら溶かす。冷後、フェノールフタレイン試液3滴を加え、この液について次の試験を行う。

(i) 液が無色ならば、0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液1.2mLを加えるとき、赤色を呈する。

(ii) 液が赤色ならば、0.01mol/L塩酸0.40mLを加えるとき、その色は消える。

(2) 臭化物 本品2.0gを量り、水40mLを加えて溶かし、硫酸(3→100)0.25mLを加え、メチルオレンジ試液1滴を加えるとき、液は、赤色を呈する。さらに、振り混ぜるとき、液の色は、直ちに消えない。

(3) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加えて加温しながら溶かし、塩酸5mLを加えて水浴上で蒸発乾固した後、水5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、200mLの共栓フラスコに入れ、水50mL、ヨウ化カリウム1.5g及び硫酸(1→5)10mLを加え、直ちに密栓し、暗所に5分間放置した後、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=2.783mg KBrO3

FA030400

T01900

DL―酒石酸

DL―Tartaric Acid

dl―酒石酸

C4H6O6 分子量 150.09

(2RS,3RS)―2,3―Dihydroxybutanedioic acid [133―37―9]

含量 本品を乾燥したものは、DL―酒石酸(C4H6O6)99.5%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがなく、酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、旋光性がない。

(2) 本品の水溶液(1→10)は、酸性である。

(3) 本品は、酒石酸塩の反応を呈する。

融点 200~206℃(分解)

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.048%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 易酸化物 本品1.0gを量り、水25mL及び硫酸(1→20)25mLを加えて溶かす。この液を20℃に保ちながら0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液4.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

乾燥減量 0.5%以下(3時間)

強熱残分 0.1%以下(2g)

定量法 本品を乾燥し、その約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液25mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=7.504mg C4H6O6

FA030500

T01910

L―酒石酸

L―Tartaric Acid

d―酒石酸

C4H6O6 分子量 150.09

(2R,3R)―2,3―Dihydroxybutanedioic acid [87―69―4]

含量 本品を乾燥したものは、L―酒石酸(C4H6O6)99.5%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の微細な結晶性の粉末であり、においがなく、酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、右旋性である。

(2) 「DL―酒石酸」の確認試験(2)及び(3)を準用する。

比旋光度 画像727 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、10g、水、50mL)

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として0.048%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) シュウ酸塩 本品1.0gを量り、水10mLを加えて溶かし、塩化カルシウム二水和物溶液(2→25)2mLを加えるとき、濁らない。

乾燥減量 0.5%以下(3時間)

強熱残分 0.1%以下(2g)

定量法 「DL―酒石酸」の定量法を準用する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=7.504mg C4H6O6

FA030549

T01914

DL―酒石酸カリウム

Dipotassium DL―Tartrate

dl―酒石酸カリウム

C4H4K2O6 分子量 226.27

Dipotassium (2RS,3RS)―2,3―dihydroxybutanedioate

定義 本品は、L―酒石酸カリウムとD―酒石酸カリウムの等量混合物である。

性状 本品は、無~白色の結晶、粉末又は粒である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、旋光性がない。

(2) 本品は、カリウム塩(1)の反応及び酒石酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) シュウ酸塩 C2H2O4として100μg/g以下

本品を乾燥し、その0.100gを量り、硫酸試液(0.01mol/L)を加えて溶かして正確に20mLとし、検液とする。別にシュウ酸二水和物0.140gを量り、硫酸試液(0.01mol/L)を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液1mLを正確に量り、硫酸試液(0.01mol/L)を加えて正確に200mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び比較液のシュウ酸のピーク面積を自動積分法により測定するとき、検液のシュウ酸のピーク面積は、比較液のシュウ酸のピーク面積より大きくない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 8μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(H型)

カラム管 内径6~8mm、長さ30cmのステンレス管

必要な場合には、カラム管を2本連結して用いてもよい。

ガードカラム カラム管と同一の内径で同一の充填剤を充填したもの

カラム温度 50℃

溶離液 硫酸試液(0.01mol/L)

流量 0.6mL/分

乾燥減量 4.0%以下(105℃、4時間)

保存基準 気密容器に入れ、保存する。

FA030550

T01915

L―酒石酸カリウム

Dipotassium L―Tartrate

d―酒石酸カリウム

C4H4K2O6・1/2H2O 分子量 235.28

Dipotassium (2R,3R)―2,3―dihydroxybutanedioate hemihydrate [6100―19―2]

含量 本品を乾燥したものは、L―酒石酸カリウム(C4H4K2O6=226.27)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は微粒状の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、右旋性である。

(2) 本品は、カリウム塩(1)の反応及び酒石酸塩の反応を呈する。

比旋光度 画像730 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (5g、水、50mL、乾燥物換算)

pH 7.0~9.0(0.5g、水50mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) シュウ酸塩 C2H2O4として100μg/g以下

本品を乾燥し、その0.100gを量り、硫酸試液(0.01mol/L)を加えて溶かして正確に20mLとし、検液とする。別にシュウ酸二水和物140mgを量り、硫酸試液(0.01mol/L)を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液1mLを正確に量り、硫酸試液(0.01mol/L)を加えて正確に200mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び比較液のシュウ酸のピーク面積を自動積分法により測定するとき、検液のシュウ酸のピーク面積は、比較液のシュウ酸のピーク面積より大きくない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 8μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(H型)

カラム管 内径6~8mm、長さ30cmのステンレス管

必要な場合には、カラム管を2本連結して用いてもよい。

ガードカラム カラム管と同一の内径で同一の充填剤を充填したもの

カラム温度 50℃

溶離液 硫酸試液(0.01mol/L)

流量 0.6mL/分

乾燥減量 4.0%以下(150℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、ギ酸3mLを加え、加温して溶かし、非水滴定用酢酸50mLを加えた後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=11.31mg C4H4K2O6

FA030570

T01917

L―酒石酸カルシウム

Calcium L―Tartrate

d―酒石酸カルシウム

C4H4CaO6・nH2O(n=2又は4) 分子量 2水和物 224.18 4水和物 260.21

Calcium (2R,3R)―2,3―dihydroxybutanedioate dihydrate

Calcium (2R,3R)―2,3―dihydroxybutanedioate tetrahydrate [5892―21―7]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―酒石酸カルシウム(C4H4CaO6)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品1gに塩酸試液(1mol/L)を加えて溶かして50mLとした液は、右旋性である。

(2) 本品は、カルシウム塩(1)の反応を呈する。

(3) 本品1gに塩酸試液(1mol/L)50mLを加えて溶かした液は、酒石酸塩(3)の反応を呈する。

比旋光度 画像732 (4KB)別ウィンドウが開きます

本品約1gを精密に量り、塩酸試液(1mol/L)を加えて溶かして正確に50mLとし、旋光度を測定する。

pH 6.0~9.5

本品3.0gを量り、水60mLを加え、1時間振とうした後、毎分3000回転で5分間遠心分離して得た上澄液について測定する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

(3) 硫酸塩 SO4として0.1%以下

本品1.2gを量り、塩酸試液(1mol/L)30mLを加えて溶かし、更に塩酸試液(1mol/L)を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸2.5mLに塩酸試液(1mol/L)を加えて50mLとする。

(4) 塩基性残 炭酸カルシウム(CaCO3)として3%以下

本品約2gを精密に量り、1mol/L塩酸25mLを正確に量って徐々に加え、液の入った容器を水浴中に入れて約10分間加熱し、冷却した後、過量の塩酸を1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 メチルレッド試液4~5滴)。終点は、液の赤色が黄色に変わるときとする。別に空試験を行い、次式により塩基性残の量を求める。

ただし、

a:空試験における1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

乾燥減量 30.0%以下(200℃、7時間)

定量法 本品約1gを精密に量り、塩酸(1→4)8mLを加えて混合した後、水約20mLを加えて溶かす。必要がある場合には加温して溶かした後、室温まで冷却する。この液に、更に水を加えて正確に50mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。さらに、乾燥物換算を行う。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=9.407mg C4H4CaO6

FA030600

T01920

DL―酒石酸水素カリウム

Potassium DL―Bitartrate

dl―酒石酸水素カリウム

DL―重酒石酸カリウム

C4H5KO6 分子量 188.18

Monopotassium monohydrogen 2,3―dihydroxybutanedioate

含量 本品を乾燥したものは、DL―酒石酸水素カリウム(C4H5KO6)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、清涼な酸味がある。

確認試験

(1) 本品1gにアンモニア試液10mLを加えて溶かした液は、旋光性がない。

(2) 本品0.5gを徐々に加熱すると、ショ糖を焼くようなにおいを発して炭化する。この残留物に水5mLを加えてよくかき混ぜた液は、アルカリ性である。この液に塩酸(1→4)を加えて中和した後、ろ過した液は、カリウム塩の反応を呈する。

(3) 本品は、酒石酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、アンモニア試液3.0mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下

本品0.50gを量り、塩酸(1→4)2mL及び水30mLを加え、加熱して溶かし、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.20mLに塩酸(1→4)2mL及び水を加えて50mLとする。

(3) アンモニウム塩 本品0.50gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えて加熱するとき、アンモニアのにおいを発しない。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、検液とする。

(6) 易酸化物 本品2.0gを量り、水20mL及び硫酸(1→20)30mLを加えて溶かし、これを20℃に保ち、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液4.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、熱湯20mLを加えて溶かし、熱時、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=18.82mg C4H5KO6

FA030700

T01930

L―酒石酸水素カリウム

Potassium L―Bitartrate

d―酒石酸水素カリウム

L―重酒石酸カリウム

C4H5KO6 分子量 188.18

Monopotassium monohydrogen (2R,3R)―2,3―dihydroxybutanedioate [868―14―4]

含量 本品を乾燥したものは、L―酒石酸水素カリウム(C4H5KO6)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、清涼な酸味がある。

確認試験

(1) 本品1gにアンモニア試液10mLを加えて溶かした液は、右旋性である。

(2) 「DL―酒石酸水素カリウム」の確認試験(2)及び(3)を準用する。

比旋光度 画像736 (5KB)別ウィンドウが開きます

本品を乾燥し、その約5gを精密に量り、アンモニア試液10mL及び水を加えて溶かして正確に50mLとし、旋光度を測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、アンモニア試液3.0mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下

「DL―酒石酸水素カリウム」の純度試験(2)を準用する。

(3) アンモニウム塩 「DL―酒石酸水素カリウム」の純度試験(3)を準用する。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

「DL―酒石酸水素カリウム」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

定量法 「DL―酒石酸水素カリウム」の定量法を準用する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=18.82mg C4H5KO6

FA030800

T01940

DL―酒石酸ナトリウム

Disodium DL―Tartrate

dl―酒石酸ナトリウム

C4H4Na2O6 分子量 194.05

Disodium (2RS,3RS)―2,3―dihydroxybutanedioate

含量 本品を乾燥したものは、DL―酒石酸ナトリウム(C4H4Na2O6)98.5%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、旋光性がない。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応及び酒石酸塩の反応を呈する。

pH 7.0~9.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 易酸化物 本品2.0gを量り、水20mL及び硫酸(1→20)30mLを加えて溶かし、20℃に保ちながら0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液4.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、ギ酸3mLを加え、加温して溶かし、非水滴定用酢酸50mLを加えた後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.703mg C4H4Na2O6

FA030900

T01950

L―酒石酸ナトリウム

Disodium L―Tartrate

d―酒石酸ナトリウム

C4H4Na2O6・2H2O 分子量 230.08

Disodium (2R,3R)―2,3―dihydroxybutanedioate dihydrate [6106―24―7]

含量 本品を乾燥したものは、L―酒石酸ナトリウム(C4H4Na2O6=194.05)98.5%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、右旋性である。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応及び酒石酸塩の反応を呈する。

比旋光度 画像739 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (5g、水、50mL)

pH 7.0~9.0

「DL―酒石酸ナトリウム」のpHを準用する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) シュウ酸塩 本品1.0gを量り、水10mLを加えて溶かし、塩化カルシウム二水和物溶液(2→25)2mLを加えるとき、沈殿は生じるが、液は濁らない。

乾燥減量 14.0~17.0%(150℃、3時間)

定量法 「DL―酒石酸ナトリウム」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.703mg C4H4Na2O6

FA031000

T01960

硝酸カリウム

Potassium Nitrate

KNO3 分子量 101.10

Potassium nitrate [7757―79―1]

含量 本品を乾燥したものは、硝酸カリウム(KNO3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の柱状結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがなく、塩味及び清涼味がある。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び硝酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水3mLを加えて溶かし、硫酸2mLを加え、白煙の発生するまで加熱し、更に少量の水を加えて溶かした後、白煙の発生するまで加熱する。冷後、水5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、500mLの丸底フラスコに入れ、水約300mLを加えて溶かし、デバルダ合金の粉末3g及び水酸化ナトリウム溶液(2→5)15mLを加え、直ちに、あらかじめしぶき止め及び冷却器を付けて0.05mol/L硫酸50mLを正確に量って入れた受器を接続した蒸留装置に連結し、2時間放置する。その後、留分約250mLを得るまで蒸留し、過量の硫酸を0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 メチルレッド・メチレンブルー混合試液3滴)。別に空試験を行う。

0.05mol/L硫酸1mL=10.11mg KNO3

FA031100

T01970

硝酸ナトリウム

Sodium Nitrate

NaNO3 分子量 84.99

Sodium nitrate [7631―99―4]

含量 本品を乾燥したものは、硝酸ナトリウム(NaNO3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに塩味がある。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び硝酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.21%以下(0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

「硝酸カリウム」の純度試験(3)を準用する。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水3mLを加えて溶かし、硫酸2mLを加え、白煙の発生するまで加熱し、更に少量の水を加えて溶かした後、白煙の発生するまで加熱する。冷後、水5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、4時間)

定量法 「硝酸カリウム」の定量法を準用する。

0.05mol/L硫酸1mL=8.499mg NaNO3

FA031200

E00176

植物性ステロール(遊離体高濃度品)

Vegetable Sterol (High Concentration Free Sterol)

フィトステロール(遊離体高濃度品)

定義 本品は、植物性ステロール(油糧種子から得られた、フィトステロール類を主成分とするものをいう。)のうち、遊離体高濃度品である。

含量 本品は、遊離フィトステロール85.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶、粉末、薄片又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品5mgをヘキサン2mLに溶かし、無水酢酸1mL及び硫酸1滴を加えて振り混ぜるとき、下層は直ちに赤紫色を呈し、青色を経て緑色に変わる。

純度試験

(1) 酸価 5.0以下

本品約2.5gを精密に量り、エタノール(99.5)/トルエン混液(1:1)50mLを加え、加温して溶かして検液とし、直ちに油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 溶状 微濁

本品0.50gを共栓フラスコに量り、エタノール(99.5)50mLを加えて水浴中で15分間加熱した後、20~40℃で2時間放置し、検液とする。

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 残留溶媒 1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールの合計量 50μg/g以下(10g、第1法、装置C)

1―プロパノール、ヘキサン及びメタノール約0.5gを精密に量り、1―ブタノールを加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、1―ブタノールを加えて正確に100mLとする。この液10mL及び内標準液2mLを正確に量り、1―ブタノールを加えて25mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液の2―ブタノールのピーク面積に対する1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールのピーク面積の比QT1、QT2及びQT3並びに標準液の2―ブタノールのピーク面積に対する1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールのピーク面積の比QS1、QS2及びQS3を求め、次式により1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールの量を求める。

1―プロパノールの量(μg/g)=MS1/MT×QT1/QS1×1000

へキサンの量(μg/g)=MS2/MT×QT2/QS2×1000

メタノールの量(μg/g)=MS3/MT×QT3/QS3×1000

ただし、

MS1:1―プロパノールの採取量(g)

MS2:ヘキサンの採取量(g)

MS3:メタノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用25%ジフェニル75%ジメチルポリシロキサンを1.40μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、3分間保持した後、毎分5℃で110℃まで昇温し、更に毎分15℃で200℃まで昇温し、200℃を4分間保持する。

注入口温度 150℃付近の一定温度

検出器温度 150℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―ブタノールの保持時間が約12分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

乾燥減量 3.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.5%以下

定量法 本品約80mg及び定量用スチグマステロール約25mgを精密に量り、それぞれに内標準液20mLを正確に加えて溶かし、酢酸エチルを加えて50mLとし、検液及び標準液とする。ただし、内標準液は、5α―コレスタン50mgを量り、酢酸エチルを加えて溶かして正確に50mLとしたものとする。また、ブラシカステロール、カンペステロール、定量用スチグマステロール、β―シトステロール及びシトスタノールを酢酸エチルにそれぞれ約0.1mg/mLとなるように溶かし、フィトステロール混合液とする。検液、標準液及びフィトステロール混合液をそれぞれ2μLずつ正確に量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液中の6種のフィトステロール(ブラシカステロール、カンペステロール、カンペスタノール、スチグマステロール、β―シトステロール及びシトスタノール)の総ピーク面積の5α―コレスタンのピーク面積に対する比QT及び標準液のスチグマステロールのピーク面積の5α―コレスタンのピーク面積に対する比QSを求め、次式により含量を求める。ただし、検液中の各フィトステロールは、フィトステロール混合液中の各フィトステロールの保持時間と一致することにより確認する。また、スチグマステロールの保持時間に対する相対保持時間が約0.96のピークをカンペスタノールとする。

遊離フィトステロールの含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:定量用スチグマステロールの採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 280℃

注入口温度 290℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 スチグマステロールの保持時間が約12分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:50

FA031300

E00176B

植物性ステロール(遊離体低濃度品)

Vegetable Sterol (Low Concentration Free Sterol)

フィトステロール(遊離体低濃度品)

定義 本品は、植物性ステロール(油糧種子から得られた、フィトステロール類を主成分とするものをいう。)のうち、遊離体低濃度品である。

含量 本品は、遊離フィトステロール85.0%未満を含み、総フィトステロール類として85.0%~102.0%を含む。

性状 本品は、白~黄色の結晶、粉末、薄片、粒、ろう状の塊又はペーストであり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品5mgをヘキサン2mLに溶かし、無水酢酸1mL及び硫酸1~2滴を加えて振り混ぜるとき、下層は直ちに赤紫色を呈し、青色を経て緑色に変わる。

純度試験

(1) 酸価 5.0以下

本品約2.5gを精密に量り、エタノール(99.5)/トルエン混液(1:1)50mLを加え、加温して溶かして検液とし、直ちに油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 残留溶媒 1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールの合計量 50μg/g以下(10g、第1法、装置C)

1―プロパノール、ヘキサン及びメタノール約0.5gを精密に量り、1―ブタノールを加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、1―ブタノールを加えて正確に100mLとする。この液10mL及び内標準液2mLを正確に量り、1―ブタノールを加えて25mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液の2―ブタノールのピーク面積に対する1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールのピーク面積の比QT1、QT2及びQT3並びに標準液の2―ブタノールのピーク面積に対する1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールのピーク面積の比QS1、QS2及びQS3を求め、次式により1―プロパノール、ヘキサン及びメタノールの量を求める。

1―プロパノールの量(μg/g)=MS1/MT×QT1/QS1×1000

ヘキサンの量(μg/g)=MS2/MT×QT2/QS2×1000

メタノールの量(μg/g)=MS3/MT×QT3/QS3×1000

ただし、

MS1:1―プロパノールの採取量(g)

MS2:ヘキサンの採取量(g)

MS3:メタノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用25%ジフェニル75%ジメチルポリシロキサンを1.40μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で注入し、3分間保持した後、毎分5℃で110℃まで昇温し、更に毎分15℃で200℃まで昇温し、200℃を4分間保持する。

注入口温度 150℃付近の一定温度

検出器温度 150℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―ブタノールの保持時間が約12分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

乾燥減量 3.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.5%以下

定量法

(1) 遊離フィトステロール 本品約70mgを精密に量り、内標準液10mLを正確に加えて溶かし、ヘキサンを加えて正確に25mLとし、試料液とする。シリカゲルミニカラム(500mg)にヘキサン/アセトン混液(1:1)2mL、続いてヘキサン6mLを注入し、流出液は捨てる。このカラムに正確に試料液10mLを注入し、続いてヘキサン/酢酸エチル混液(95:5)6mLを注入し、流出液は捨てる。次に、ヘキサン/アセトン混液(1:1)10mLを注入し、流出液をナス型フラスコにとる。ミニカラムの流出口外側に析出が見られた場合には、ヘキサン/アセトン混液(1:1)で洗い、洗液を先のフラスコに加える。溶媒を減圧留去した後、酢酸エチル/ヘキサン混液(3:2)10mLを加えて溶かし、検液とする。定量用スチグマステロール約25mgを精密に量り、内標準液20mLを正確に加えて溶かし、酢酸エチルを加えて50mLとし、標準液とする。ただし、内標準液はコレスタノール50mgを量り、ヘキサンを加えて溶かして正確に50mLとしたものとする。検液及び標準液につき、遊離体高濃度品の定量法を準用して6種のフィトステロールを測定し、次式により遊離フィトステロールの含量を算出する。ただし、検液中の6種のフィトステロール(ブラシカステロール、カンペステロール、カンペスタノール、スチグマステロール、β―シトステロール及びシトスタノール)の総ピーク面積のコレスタノールのピーク面積に対する比をQTとし、標準液のスチグマステロールのピーク面積のコレスタノールのピーク面積に対する比をQSとする。

ただし、

MS:定量用スチグマステロールの採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

(2) 総フィトステロール類 本品約150mgをナス型フラスコに精密に量り、エタノール(99.5)70mL、水酸化カリウム溶液(9→10)10mL及び数個の沸騰石を加える。還流冷却器を付け、水浴中で60分間加熱した後、速やかに冷却し、内標準液20mLを正確に加え、分液漏斗Aに移す。フラスコは水25mLずつで2回、更にジエチルエーテル35mLずつで2回洗い、洗液を分液漏斗Aに移し、激しく振り混ぜた後静置する。水層を分液漏斗Bに移し、ジエチルエーテル50mLを加え、激しく振り混ぜた後、静置する。水層を先のナス型フラスコに移し、ジエチルエーテル層を分液漏斗Aに合わせる。ナス型フラスコの水層を分液漏斗Bに移し、ナス型フラスコは水10mL、ジエチルエーテル25mLずつで2回洗い、洗液を分液漏斗Bに入れて激しく振り混ぜた後、静置する。分液漏斗Bの水層を除去し、ジエチルエーテル層を分液漏斗Aに合わせる。分液漏斗Bは水25mLずつで2回洗い、洗液を分液漏斗Aに入れる。分液漏斗Aを2~3回静かに倒立した後、静置し、水層を除く。水50mLずつで、洗液がフェノールフタレイン試液で呈色しなくなるまで分液漏斗Aのジエチルエーテル層を水洗いする。ジエチルエーテル層を300mLナス型フラスコに移し、分液漏斗Aはジエチルエーテル10mLずつで2回洗い、洗液をナス型フラスコに合わせる。ナス型フラスコの溶媒を減圧留去した後、酢酸エチル/ヘキサン混液(3:2)50mLを加えて溶かし、検液とする。定量用スチグマステロール約25mgを精密に量り、内標準液20mLを正確に加えて溶かし、酢酸エチルを加えて50mLとし、標準液とする。ただし、内標準液はコレスタノール50mgを量り、ヘキサンを加えて溶かして正確に50mLとしたものとする。検液及び標準液につき、定量法(1)を準用して6種のフィトステロールの含量を測定し、その値を加水分解物中のフィトステロールの含量とする。さらに、次式により総フィトステロール類の含量を算出する。

加水分解物中のフィトステロールの含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:定量用スチグマステロールの採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

総フィトステロール類の含量(%)=遊離フィトステロールの含量+(加水分解物中のフィトステロールの含量-遊離フィトステロールの含量)×1.64

FA031400

E00211

植物タンニン

Vegetable Tannin

定義 本品は、タンニン(抽出物)(カキの果実、五倍子、タラ末、没食子又はミモザの樹皮から得られた、タンニン及びタンニン酸を主成分とするものをいう。)のうち、五倍子、タラ末又は没食子から得られた、タンニン及びタンニン酸を主成分とするものである。

含量 本品は、タンニン酸として96%以上を含む。

性状 本品は、黄白~淡褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味が極めて渋い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)2滴を加えるとき、液は、帯青黒色を呈し、放置するとき、沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→20)5mLずつにそれぞれアルブミン試液1滴、ゼラチン試液1滴又はデンプン試液1mLを加えるとき、それぞれ沈殿を生じる。

(3) 本品1gを水100mLに溶かし、塩酸(1→2)5mLを加えて80~90℃で2時間加熱した後、検液とする。別に定量用没食子酸一水和物0.1gを水100mLに溶かし、対照液とする。検液及び対照液をそれぞれ5μLずつ量り、ギ酸エチル/トルエン/ギ酸混液(5:4:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、紫外線(波長254nm付近)で観察するとき、Rf値が0.35付近にスポットを認め、紫外線下で青紫色の蛍光を発する。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(4) 本品50mgを水3mLに溶かし、水酸化カルシウム試液1mLを加えてよく振り混ぜるとき、液は、黄色又は赤色を呈さない。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) ガム質又はデキストリン 本品3.0gを熱湯15mLに溶かすとき、液は混濁してもわずかである。この液を冷却してろ過し、ろ液5mLにエタノール(95)5mLを加えるとき、液は混濁しない。

(4) 樹脂状物質 (3)のろ液5mLに水10mLを加えるとき、液は混濁しない。

乾燥減量 7.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 1.0%以下

定量法 本品0.100g及び定量用没食子酸一水和物1mgを量り、水/メタノール混液(4:1)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、検液及び比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μL量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。没食子酸のピークが保持時間2.2~2.5分に現れることを確認する。検液注入後、0~30分の間に現れる全ての成分のピーク面積の総和を100%とし、10~25分に現れる全てのピークをタンニン酸のピークとしてその面積百分率を求め、含量とする。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 7μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 室温

移動相A 0.1w/v%リン酸

移動相B 0.1w/v%リン酸・メタノール溶液

濃度勾配 A:B(80:20)からA:B(0:100)までの直線濃度勾配を30分間行う。

流量 1.0mL/分

FA031450

E00177

植物炭末色素

Vegetable Carbon Black

炭末色素

定義 本品は、植物を炭化して得られた、炭素を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、炭素(C=12.01)として85%以上を含む。

性状 本品は、黒色の粉末、粒又は繊維状の物質である。

確認試験

(1) 本品は、水、アセトン及びヘキサンそれぞれにほとんど溶けない。

(2) 本品を、粉末の場合にはそのまま、粒又は繊維状の物質の場合にはよく粉砕し、その0.5gを量り、三角フラスコに入れ、三角フラスコ口に送風しながら直火で加熱するとき、火炎を生じないで燃焼し、発生するガスを水酸化カルシウム試液中に通すとき、白濁を生じる。

純度試験

(1) 遊離酸及び遊離アルカリ

本品0.25gを量り、水50mLを加え、5分間沸騰させる。冷後、水(二酸化炭素除去)を加え、正確に50mLとし、乾いた定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。初めのろ液20mLは捨て、次のろ液10mLを正確に量り、0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液0.25mLを正確に加え、ブロモチモールブルー試液2~3滴を加えて0.02mol/L塩酸で滴定するとき、0.02mol/L塩酸の消費量は0.75mL以下である。ただし、滴定の終点は、青色が黄色に変わるときとする。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.8g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を、粉末の場合には、そのまま、粒又は繊維状の物質の場合には、よく粉砕し、塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、ときどきかくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。遠心分離して不溶物を沈降させる。上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせて冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 12.0%以下(120℃、4時間)

灰分 4.0%以下

定量法 本品2~50mgを精密に量り、元素分析法により次の操作条件で試験を行い、炭素の質量百分率を求め、乾燥物換算する。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器

燃焼管温度 900℃以上

キャリヤーガス ヘリウム

支燃性ガス 酸素

FA031500

T01980

食用赤色2号

Food Red No.2

アマランス

C20H11N2Na3O10S3 分子量 604.47

Trisodium 3―hydroxy―4―[(4―sulfonatonaphthalen―1―yl)diazenyl]naphthalene―2,7―disulfonate [915―67―3]

定義 本品は、4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸をジアゾ化し、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸とカップリングさせた後、塩析し、精製して得られたものであり、3―ヒドロキシ―4―[(4―スルホナトナフタレン―1―イル)ジアゼニル]ナフタレン―2,7―ジスルホン酸三ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、3―ヒドロキシ―4―[(4―スルホナトナフタレン―1―イル)ジアゼニル]ナフタレン―2,7―ジスルホン酸三ナトリウム(C20H11N2Na3O10S3)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、ごく暗い黄赤~ごく暗い赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて溶かした液は、濃い赤~濃い紫みの赤色を呈し、この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長518~522nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として5.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(5) 副成色素 3%以下

タール色素試験法(副成色素(2))により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定波長 510nm

濃度勾配 A:B(100:0)で10分間保持し、A:B(100:0)からA:B(50:50)までの直線濃度勾配を20分間行い、A:B(50:50)で5分間保持する。

面積測定範囲 検液注入後、0~35分の間

(6) 未反応原料及び反応中間体 4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸ナトリウム四水和物、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム及び7―ヒドロキシ―1,3,6―ナフタレントリスルホン酸三ナトリウム 総量として0.5%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸ナトリウム四水和物、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム及び7―ヒドロキシ―1,3,6―ナフタレントリスルホン酸三ナトリウムそれぞれ約10mgずつを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かし、それぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により、検液の4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸ナトリウム四水和物、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム及び7―ヒドロキシ―1,3,6―ナフタレントリスルホン酸三ナトリウムの量を求め、その合計値を求める。

操作条件

測定波長 238nm

濃度勾配 A:B(100:0)で10分間保持し、A:B(100:0)からA:B(50:50)の直線濃度勾配を20分間行い、A:B(50:50)で5分間保持する。

(7) 非スルホン化芳香族第一級アミン アニリンとして0.01%以下、1―ナフチルアミンとして1.0μg/g以下(タール色素試験法)

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1.7gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(i)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=15.11mg C20H11N2Na3O10S3

FA031600

食用赤色2号アルミニウムレーキ

Food Red No.2 Aluminium Lake (Food Red No.2 Aluminum Lake)

アマランスアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用赤色2号」を吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、3―ヒドロキシ―4―[(4―スルホナトナフタレン―1―イル)ジアゼニル]ナフタレン―2,7―ジスルホン酸三ナトリウム(C20H11N2Na3O10S3=604.47)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、帯紫赤色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに硫酸(1→20)5mLを加え、よくかき混ぜた後、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとする。液が澄明でないときは遠心分離する。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液1~10mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長518~522nmに吸収極大がある。

(2) 本品 0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて大部分を溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加え、pH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(3) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量が約20mLとなるように本品を精密に量り、タール色素レーキ試験法中の定量法(1)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=15.11mg C20H11N2Na3O10S3

FA031700

T01990

食用赤色3号

Food Red No.3

エリスロシン

C20H6I4Na2O5・H2O 分子量 897.87

Disodium 2―(2,4,5,7―tetraiodo―6―oxido―3―oxo―3H―xanthen―9―yl)benzoate monohydrate [16423―68―0、無水物]

定義 本品は、2―(2,4,5,7―テトラヨード―6―オキシド―3―オキソ―3H―キサンテン―9―イル)安息香酸二ナトリウム一水和物を主成分とする。

含量 本品は、2―(2,4,5,7―テトラヨード―6―オキシド―3―オキソ―3H―キサンテン―9―イル)安息香酸二ナトリウム一水和物(C20H6I4Na2O5・H2O)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、濃い黄赤~濃い赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)500mLを加えて溶かした液は、鮮やかな黄みの赤色を呈する。この液3mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて200mLとした液は、波長524~528nmに吸収極大がある。

pH 6.5~10.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として2.0%以下

試料約0.1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとし、この液20mLを正確に量り、水に溶かして正確に50mLとし検液とし、タール色素試験法により試験を行う。

(3) ヨウ化物 0.4%以下(タール色素試験法)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第2法)

(5) 亜鉛 Znとして200μg/g以下(タール色素試験法、亜鉛及び鉄(1))

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(7) 副成色素 4%以下

タール色素試験法(副成色素(2))により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定波長 530nm

濃度勾配 A:B(80:20)で30分間保持し、A:B(80:20)からA:B(30:70)までの直線濃度勾配を8分間行い、A:B(30:70)で12分間保持する。

面積測定範囲 検液注入後、0~50分の間

(8) 未反応原料及び反応中間体 フタル酸、レソルシノール及びフルオレセイン 総量として0.1%以下

2―(2,4―ジヒドロキシ―3,5―ジヨードベンゾイル)安息香酸0.2%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥したフタル酸、レソルシノール、フルオレセイン及び2―(2,4―ジヒドロキシ―3,5―ジヨードベンゾイル)安息香酸それぞれ約10mgずつを精密に量り、フタル酸、レソルシノール及び2―(2,4―ジヒドロキシ―3,5―ジヨードベンゾイル)安息香酸は、アセトニトリル5mLに、フルオレセインは、アンモニア水(1→25)5mLにそれぞれ溶かした後、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えてそれぞれ正確に100mLとする。これらの液10mLずつを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液1mL、5mL、10mL及び50mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により検液のフタル酸、レソルシノール及びフルオレセイン並びに2―(2,4―ジヒドロキシ―3,5―ジヨードベンゾイル)安息香酸の量をそれぞれ求める。

操作条件

測定波長 223nm

濃度勾配 A:B(80:20)で30分間保持し、A:B(80:20)からA:B(30:70)までの直線濃度勾配を8分間行い、A:B(30:70)で12分間保持する。

乾燥減量 12.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の質量法により定量する。

ただし、

MP:沈殿の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA031800

食用赤色3号アルミニウムレーキ

Food Red No.3 Aluminium Lake (Food Red No.3 Aluminum Lake)

エリスロシンアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用赤色3号」を吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、2―(2,4,5,7―テトラヨード―6―オキシド―3―オキソ―3H―キサンテン―9―イル)安息香酸二ナトリウム一水和物(C20H6I4Na2O5・H2O=897.87)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、鮮やかな紫みの赤~鮮やかな赤色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液(1→10)5mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとする。液が澄明でないときは、遠心分離する。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液0.5~5mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長524~528nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて大部分を溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) ヨウ化物 0.2%以下(タール色素レーキ試験法)

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(4) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(5) 亜鉛 Znとして50μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約0.1gを精密に量り、100mLのビーカーに入れ、水酸化ナトリム溶液(1→250)50mLを加えて溶かし、500mLのメスフラスコに移す。次に酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)でビーカーを洗い、洗液をメスフラスコに合わせ、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に500mLとし、試料液とする。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように試料液10~20mLの一定量を正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に200mLとし、検液とする。検液の波長526nmにおける吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、

V:検液の調製に用いた試料液の量(mL)

M:試料の採取量(g)

FA031900

T02000

食用赤色40号

Food Red No.40

アルラレッドAC

C18H14N2Na2O8S2 分子量 496.42

Disodium 6―hydroxy―5―[(2―methoxy―5―methyl―4―sulfonatophenyl)diazenyl]naphthalene―2―sulfonate [25956―17―6]

定義 本品は、4―アミノ―5―メトキシ―2―メチルベンゼンスルホン酸をジアゾ化し、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸とカップリングさせた後、塩析し、精製して得られたものであり、6―ヒドロキシ―5―[(2―メトキシ―5―メチル―4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]ナフタレン―2―スルホン酸二ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、6―ヒドロキシ―5―[(2―メトキシ―5―メチル―4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]ナフタレン―2―スルホン酸二ナトリウム(C18H14N2Na2O8S2)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、暗い黄赤~暗い赤色又は濃い黄みの赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて溶かした液は、鮮やかな黄みの赤~鮮やかな赤色を呈する。この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長497~501nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として5.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(5) 低スルホン化副成色素 1.0%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥したクレシジンスルホン酸アゾβ―ナフトール色素及びクレシジンアゾシェファー塩色素それぞれ約10mgずつを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かし、それぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(副成色素(1))により、検液のクレシジンスルホン酸アゾβ―ナフトール色素及びクレシジンアゾシェファー塩色素の量を求め、その合計値を求める。

操作条件

測定波長 510nm

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 A:B(100:0)で10分間保持し、A:B(100:0)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を40分間行い、A:B(40:60)で10分間保持する。

(6) 高スルホン化副成色素 1.0%以下

(5)の検液を用いて試験を行う。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥したクレシジンスルホン酸アゾG塩色素及びクレシジンスルホン酸アゾR塩色素それぞれ約10mgずつを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かし、それぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(副成色素(1))により、(5)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液のクレシジンスルホン酸アゾG塩色素及びクレシジンスルホン酸アゾR塩色素の量を求め、その合計値を求める。

(7) 6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム 0.3%以下

(5)の検液を用いて試験を行う。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により、検液の6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウムの量を求める。

操作条件

測定波長 238nm

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 A:B(100:0)で10分間保持し、A:B(100:0)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を40分間行い、A:B(40:60)で10分間保持する。

(8) 4―アミノ―5―メトキシ―2―メチルベンゼンスルホン酸 0.2%以下

(5)の検液を用いて試験を行う。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した4―アミノ―5―メトキシ―2―メチルベンゼンスルホン酸約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により、(7)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液の4―アミノ―5―メトキシ―2―メチルベンゼンスルホン酸の量を求める。

(9) 6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウム 1.0%以下

(5)の検液を用いて試験を行う。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウム約10mgを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により、(7)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液の6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウムの量を求める。

(10) 非スルホン化芳香族第一級アミン アニリンとして0.01%以下、2―メトキシ―5―メチルアニリンとして10μg/g以下(タール色素試験法)

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(i)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=12.41mg C18H14N2Na2O8S2

FA032000

食用赤色40号アルミニウムレーキ

Food Red No.40 Aluminium Lake

アルラレッドACアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用赤色40号」を吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、6―ヒドロキシ―5―[(2―メトキシ―5―メチル―4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]ナフタレン―2―スルホン酸二ナトリウム(C18H14N2Na2O8S2=496.42)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、鮮やかな黄赤~鮮やかな黄みの赤色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gを量り、アンモニア水(1→25)60mLを加え、沸騰するまで加熱し、約40mLとした後、放冷して遠心分離する。上澄液をとり、残留物に水10mLを加えてよく混和し、再度遠心分離する。両上澄液を合わせ、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとする。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液1~10mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長497~501nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(3) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量が約20mLとなるように本品を精密に量り、タール色素レーキ試験法中の定量法(1)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=12.41mg C18H14N2Na2O8S2

FA032100

T02010

食用赤色102号

Food Red No.102

ニューコクシン

C20H11N2Na3O10S3画像747 (1KB)別ウィンドウが開きます
H2O 分子量 631.50

Trisodium 7―hydroxy―8―[(4―sulfonatonaphthalen―1―yl)diazenyl]naphthalene―1,3―disulfonate sesquihydrate [2611―82―7、無水物]

定義 本品は、4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸をジアゾ化し、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸とカップリングさせた後、塩析し、精製して得られたものである。7―ヒドロキシ―8―[(4―スルホナトナフタレン―1―イル)ジアゼニル]ナフタレン―1,3―ジスルホン酸三ナトリウム画像748 (1KB)別ウィンドウが開きます
水和物を主成分とする。

含量 本品は、7―ヒドロキシ―8―[(4―スルホナトナフタレン―1―イル)ジアゼニル]ナフタレン―1,3―ジスルホン酸三ナトリウム画像749 (1KB)別ウィンドウが開きます

水和物(C20H11N2Na3O10S3画像750 (1KB)別ウィンドウが開きます
H2O)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、濃い黄赤~濃い赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて溶かした液は、鮮やかな黄赤~鮮やかな赤色を呈する。この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長506~510nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として8.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(5) 副成色素 1%以下

タール色素試験法(副成色素(2))により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定波長 510nm

濃度勾配 A:B(100:0)からA:B(40:60)までの直線勾配を30分間行い、A:B(40:60)で5分間保持する。

面積測定範囲 検液注入後0~35分の間

(6) 未反応原料及び反応中間体 4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸ナトリウム四水和物、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム及び7―ヒドロキシ―1,3,6―ナフタレントリスルホン酸三ナトリウム 総量として0.5%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸ナトリウム四水和物、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム及び7―ヒドロキシ―1,3,6―ナフタレントリスルホン酸三ナトリウムそれぞれ約10mgずつを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かし、それぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により、検液の4―アミノ―1―ナフタレンスルホン酸ナトリウム四水和物、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム及び7―ヒドロキシ―1,3,6―ナフタレントリスルホン酸三ナトリウムの量を求め、その合計値を求める。

操作条件

測定波長 238nm

濃度勾配 A:B(100:0)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を30分間行い、A:B(40:60)で5分間保持する。

(7) 非スルホン化芳香族第一級アミン アニリンとして0.01%以下 1―ナフチルアミンとして1.0μg/g以下(タール色素試験法)

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1.7gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(i)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=15.79mg C20H11N2Na3O10S3画像751 (1KB)別ウィンドウが開きます
H2O

FA032200

T02020

食用赤色104号

Food Red No.104

フロキシン

C20H2Br4Cl4Na2O5 分子量 829.63

Disodium 3,4,5,6―tetrachloro―2―(2,4,5,7―tetrabromo―6―oxido―3―oxo―3H―xanthen―9―yl)benzoate [18472―87―2]

定義 本品は、3,4,5,6―テトラクロロ―2―(2,4,5,7―テトラブロモ―6―オキシド―3―オキソ―3H―キサンテン―9―イル)安息香酸二ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、3,4,5,6―テトラクロロ―2―(2,4,5,7―テトラブロモ―6―オキシド―3―オキソ―3H―キサンテン―9―イル)安息香酸二ナトリウム(C20H2Br4Cl4Na2O5)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、濃い黄赤~濃い赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)200mLを加えて溶かした液は、鮮やかな黄みの赤色を呈し、鮮やかな黄赤色の蛍光を発する。この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長536~540nmに吸収極大がある。

pH 6.5~10.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として5.0%以下(タール色素試験法)

(3) 臭化物 1.0%以下(タール色素試験法)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第2法)

(5) 亜鉛 Znとして200μg/g以下(タール色素試験法、亜鉛及び鉄(1))

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(7) 副成色素、未反応原料及び反応中間体 6%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液中の主色素ピーク面積の1000分の1をAとし、検液注入後、0~30分の間に現れるAより大きいピーク面積の総和をATとし、主色素ピーク以外のピークを副成色素、未反応原料及び反応中間体としてその面積の和をAOとし、次式によりその含量を求める。

副成色素、未反応原料及び反応中間体の量(%)=AO/AT×C

ただし、C:含量(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

濃度勾配 A:B(75:25)からA:B(10:90)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(10:90)で5分間保持する。

流量 1mL/分

面積測定範囲 検液注入後、0~30分の間

(8) ヘキサクロロベンゼン 5.0μg/g以下

本品約20mgを精密に量り、50mLの遠心管に入れ、水30mLを加えて溶かし、ヘキサン10mLを正確に加え、5分間振り混ぜる。ヘキサン層を栓付試験管にとり、硫酸ナトリウム0.5gを加えて振り混ぜ、ヘキサン層をとり、検液とする。別にヘキサクロロベンゼン約10mgを精密に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、この液5mLを正確に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、この液1mLを正確に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液1mL、1mL、2mL、3mL及び6mLを正確に量り、ヘキサンを加えてそれぞれ正確に50mL、10mL、10mL、10mL及び10mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。次に標準液のヘキサクロロベンゼンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のヘキサクロロベンゼンのピーク面積から検液中のヘキサクロロベンゼンの量を求める。

操作条件

検出器 電子捕獲検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用5%ジフェニル95%ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 60℃で1分間保持した後、280℃まで昇温し、280℃を5分間保持する。昇温条件は、ヘキサクロロベンゼンのピークが他のピークと分離し、10~15分後に現れるように調整する。

注入口温度 260℃

検出器温度 300℃

キャリヤーガス 窒素

流量 ヘキサクロロベンゼンのピークが10~15分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリットレス

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の質量法により定量する。

ただし、

MP:沈殿の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA032300

T02030

食用赤色105号

Food Red No.105

ローズベンガル

C20H2Cl4I4Na2O5 分子量 1017.64

Disodium 3,4,5,6―tetrachloro―2―(2,4,5,7―tetraiodo―6―oxido―3―oxo―3H―xanthen―9―yl)benzoate [632―69―9]

定義 本品は、3,4,5,6―テトラクロロ―2―(2,4,5,7―テトラヨード―6―オキシド―3―オキソ―3H―キサンテン―9―イル)安息香酸二ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、3,4,5,6―テトラクロロ―2―(2,4,5,7―テトラヨード―6―オキシド―3―オキソ―3H―キサンテン―9―イル)安息香酸二ナトリウム(C20H2Cl4I4Na2O5)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、ごく暗い黄赤~暗い紫みの赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)200mLを加えて溶かした液は、鮮やかな黄みの赤~赤色を呈し、この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長546~550nmに吸収極大がある。

pH 6.5~10.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として5.0%以下(タール色素試験法)

(3) ヨウ化物 0.4%以下(タール色素試験法)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(5) 亜鉛 Znとして 200μg/g以下(タール色素試験法、亜鉛及び鉄(1))

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(7) 副成色素、未反応原料及び反応中間体 4.5%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)に溶かして正確に100mLとし、検液とする。検液の一定量を量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液中の主色素ピーク面積の1000分の1をAとし、検液注入後、0~30分の間に現れるAより大きいピーク面積の総和をATとし、主色素ピーク以外のピークを副成色素、未反応原料及び反応中間体としてその面積の和をAOとし、次式によりその含量を求める。

副成色素、未反応原料及び反応中間体の量(%)=AO/AT×C

ただし、C:含量(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

濃度勾配 A:B(75:25)からA:B(10:90)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(10:90)で5分間保持する。

流量 1mL/分

面積測定範囲 検液注入後、0~30分の間

(8) ヘキサクロロベンゼン 6.5μg/g以下

「食用赤色104号」の純度試験(8)を準用する。

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の質量法により定量する。

ただし、

MP:沈殿の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA032400

T02040

食用赤色106号

Food Red No.106

アシッドレッド

C27H29N2NaO7S2 分子量 580.65

Monosodium 6―[3,6―bis(diethylamino)xanthenium―9―yl]benzene―1,3―disulfonate [3520―42―1]

定義 本品は、6―[3,6―ビス(ジエチルアミノ)キサンテニウム―9―イル]ベンゼン―1,3―ジスルホン酸一ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、6―[3,6―ビス(ジエチルアミノ)キサンテニウム―9―イル]ベンゼン―1,3―ジスルホン酸一ナトリウム(C27H29N2NaO7S2)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、暗い黄赤~暗い黄みの赤色又はごく暗い赤みの紫~ごく暗い赤紫色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)500mLを加えて溶かした液は、濃い赤紫色を呈し、この液3mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて200mLとした液は、波長564~568nmに吸収極大がある。

pH 6.5~10.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として5.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) マンガン Mnとして50μg/g以下(タール色素試験法、マンガン及びクロム)

(5) クロム Crとして25μg/g以下(タール色素試験法、マンガン及びクロム)

試料液20mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。空試験液は、試料を用いずに検液の調製と同様に操作した液とする。別に、クロム標準液4mL、塩酸(1→4)10mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。検液、比較液及び空試験液につき、タール色素試験法に準じて試験を行うとき、検液と空試験液の吸光度の差は、比較液の吸光度以下である。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(7) 副成色素、未反応原料及び反応中間体 10%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加え、必要な場合には超音波処理で溶かし、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて正確に100mLとし、検液とする。検液の一定量を量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液中の主色素ピーク面積の1000分の1をAとし、検液注入後、0~35分の間に現れるAより大きいピーク面積の総和をATとし、主色素ピーク以外のピークを副成色素、未反応原料及び反応中間体としてその面積の和をAOとし、次式によりその含量を求める。

副成色素、未反応原料及び反応中間体の量(%)=AO/AT×C

ただし、C:含量(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

濃度勾配 A:B(70:30)からA:B(20:80)までの直線濃度勾配を30分間行い、A:B(20:80)で5分間保持する

流量 1mL/分

面積測定範囲 検液注入後、0~35分の間

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約3gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(iv)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=29.03mg C27H29N2NaO7S2

FA032500

T02050

食用黄色4号

Food Yellow No.4

タートラジン

C16H9N4Na3O9S2 分子量 534.36

Trisodium 5―hydroxy―1―(4―sulfonatophenyl)―4―[(4―sulfonatophenyl)diazenyl]―1H―pyrazole―3―carboxylate [1934―21―0]

定義 本品は、4―アミノベンゼンスルホン酸をジアゾ化し、5―ヒドロキシ―1―(4―スルホフェニル)―3―ピラゾールカルボン酸とカップリングさせ、塩析、精製して得られたものであり、5―ヒドロキシ―1―(4―スルホナトフェニル)―4―[(4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]―1H―ピラゾール―3―カルボン酸三ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、5―ヒドロキシ―1―(4―スルホナトフェニル)―4―[(4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]―1H―ピラゾール―3―カルボン酸三ナトリウム(C16H9N4Na3O9S2)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、鮮やかな赤みの黄~鮮やかな黄赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて溶かした液は、鮮やかな黄色を呈し、この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長426~430nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として6.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(5) 副成色素 1%以下

タール色素試験法(副成色素(2))により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定波長 430nm

濃度勾配 A:B(100:0)からA:B(65:35)までの直線勾配を30分間行い、A:B(65:35)で5分間保持する。

面積測定範囲 検液注入後、0~35分の間

(6) 未反応原料及び反応中間体 4―アミノベンゼンスルホン酸、5―ヒドロキシ―1―(4―スルホフェニル)―3―ピラゾールカルボン酸、4―ヒドラジノベンゼンスルホン酸及び4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウム 総量として0.5%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した4―アミノベンゼンスルホン酸、5―ヒドロキシ―1―(4―スルホフェニル)―3―ピラゾールカルボン酸、4―ヒドラジノベンゼンスルホン酸及び4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウムそれぞれ約10mgずつを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かし、それぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。ただし、4―ヒドラジノベンゼンスルホン酸及び4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウムの標準原液は用時調製する。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により検液の4―アミノベンゼンスルホン酸、5―ヒドロキシ―1―(4―スルホフェニル)―3―ピラゾールカルボン酸、4―ヒドラジノベンゼンスルホン酸及び4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウムの量を求め、その合計値を求める。

操作条件

測定波長 238nm

濃度勾配 A:B(100:0)からA:B(65:35)までの直線勾配を30分間行い、A:B(65:35)で5分間保持する。

(7) 非スルホン化芳香族第一級アミン アニリンとして0.01%以下(タール色素試験法)

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(iii)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=13.36mg C16H9N4Na3O9S2

FA032600

食用黄色4号アルミニウムレーキ

Food Yellow No.4 Aluminium Lake(food Yellow No.4 Aluminum Lake)

タートラジンアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用黄色4号」を吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、5―ヒドロキシ―1―(4―スルホナトフェニル)―4―[(4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]―1H―ピラゾール―3―カルボン酸三ナトリウム(C16H9N4Na3O9S2=534.36)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、鮮やかな黄~明るい黄赤色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに硫酸(1→20)5mLを加え、よくかき混ぜた後、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとする。液が澄明でないときは、遠心分離する。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液1~10mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長426~430nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(3) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量が約20mLとなるように本品を精密に量り、タール色素レーキ試験法中の定量法(3)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=13.36mg C16H9N4Na3O9S2

FA032700

T02060

食用黄色5号

Food Yellow No.5

サンセットイエローFCF

C16H10N2Na2O7S2 分子量 452.37

Disodium 6―hydroxy―5―[(4―sulfonatophenyl)diazenyl]naphthalene―2―sulfonate [2783―94―0]

定義 本品は、4―アミノベンゼンスルホン酸をジアゾ化し、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸とカップリングさせた後、塩析し、精製して得られたものであり、6―ヒドロキシ―5―[(4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]ナフタレン―2―スルホン酸二ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、6―ヒドロキシ―5―[(4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]ナフタレン―2―スルホン酸二ナトリウム(C16H10N2Na2O7S2)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、鮮やかな黄赤~鮮やかな黄みの赤色又は濃い黄みの赤~濃い赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて溶かした液は、鮮やかな黄赤色を呈し、この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長480~484nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として5.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(5) 副成色素 スルファニル酸アゾR塩色素、スルファニル酸アゾG塩色素、スルファニル酸アゾβ―ナフトール色素及びアニリンアゾシェファー塩色素 総量として5%以下。ただし、スルファニル酸アゾR塩以外の色素は2%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥したスルファニル酸アゾR塩色素、スルファニル酸アゾG塩色素及びスルファニル酸アゾβ―ナフトール色素それぞれ約10mgずつを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かしてそれぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(副成色素(1))により、検液のスルファニル酸アゾR塩色素、スルファニル酸アゾG塩色素、スルファニル酸アゾβ―ナフトール色素及びアニリンアゾシェファー塩色素の量を求め、その合計値を求める。ただし、本条件ではスルファニル酸アゾβ―ナフトール色素及びアニリンアゾシェファー塩色素が分離しないため、スルファニル酸アゾβ―ナフトール色素及びアニリンアゾシェファー塩色素をスルファニル酸アゾβ―ナフトール色素として量を求める。

操作条件

測定波長 482nm

濃度勾配 A:B(100:0)で10分間保持し、A:B(100:0)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を40分間行い、A:B(40:60)で10分間保持する。

(6) 未反応原料及び反応中間体 4―アミノベンゼンスルホン酸、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム、6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウム及び4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウム 総量として0.5%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した4―アミノベンゼンスルホン酸、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム、6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウム及び4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウムそれぞれ約10mgずつを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かし、それぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。ただし、4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウムの標準原液は、用時調製する。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により、検液の4―アミノベンゼンスルホン酸、7―ヒドロキシ―1,3―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、3―ヒドロキシ―2,7―ナフタレンジスルホン酸二ナトリウム、6―ヒドロキシ―2―ナフタレンスルホン酸一ナトリウム、6,6′―オキシビス(2―ナフタレンスルホン酸)二ナトリウム及び4,4′―(ジアゾアミノ)―ジベンゼンスルホン酸二ナトリウムの量を求め、その合計値を求める。

操作条件

測定波長 238nm

濃度勾配 A:B(100:0)で10分間保持し、A:B(100:0)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を40分間行い、A:B(40:60)で10分間保持する。

(7) 1―フェニルアゾ―2―ナフタレノール(スダンI)1μg/g以下

本品約0.5gを精密に量り、50mLの遠心管に入れ、水10mLを加え、超音波処理して溶解する。これにアセトニトリル5mLを加えてよく混合する。さらに、酢酸エチル20mLを加えて1分間振とうした後、毎分3000回転で1分間遠心分離し、上層を分取する。下層に酢酸エチル20mLを加えて1分間振とうして、遠心分離し、上層を先の上層に合わせ、40℃で減圧下に蒸発乾固する。残留物をアセトニトリル/水混液(7:3)に溶かして正確に2mLとし、ポリテトラフルオロエチレン製メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、検液とする。別に1―フェニルアゾ―2―ナフタレノールを24時間減圧下で乾燥し、約10mgを精密に量り、アセトニトリルを加え、超音波処理して完全に溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、アセトニトリル/水混液(7:3)を加えて正確に100mLとする。この液の適量を正確に量り、アセトニトリル/水混液(7:3)を加えて1mL中に1―フェニルアゾ―2―ナフタレノール0.05~0.5μgを含むように正確に希釈し、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液の1―フェニルアゾ―2―ナフタレノールのピーク面積を測定し、検量線からその量を求める。

操作条件

検出器 可視吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 485nm)

カラム充填剤 5μmのオクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径 4.6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 アセトニトリル/水混液(7:3)

流量 1mL/分

(8) 非スルホン化芳香族第一級アミン アニリンとして0.01%以下(タール色素試験法)

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約1.3gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(i)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=11.31mg C16H10N2Na2O7S2

FA032800

食用黄色5号アルミニウムレーキ

Food Yellow No.5 Aluminium Lake (Food Yellow Aluminum Lake)

サンセットイエローFCFアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用黄色5号」を吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、6―ヒドロキシ―5―[(4―スルホナトフェニル)ジアゼニル]ナフタレン―2―スルホン酸二ナトリウム(C16H10N2Na2O7S2=452.37)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、鮮やかな黄赤~鮮やかな黄みの赤色又は濃い黄みの赤~濃い赤色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに硫酸(1→20)5mLを加え、よくかき混ぜた後、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとする。液が澄明でないときは、遠心分離する。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液1~10mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長480~484nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(3) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量が約20mLとなるように本品を精密に量り、タール色素レーキ試験法中の定量法(1)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=11.31mg C16H10N2Na2O7S2

FA032900

T02070

食用緑色3号

Food Green No.3

ファストグリーンFCF

C37H34N2Na2O10S3 分子量 808.85

Disodium 2―(bis{4―[N―ethyl―N―(3―sulfonatophenylmethyl)amino]phenyl}methyliumyl)―5―hydroxybenzenesulfonate [2353―45―9]

定義 本品は、2―(ビス{4―[N―エチル―N―(3―スルホナトフェニルメチル)アミノ]フェニル}メチリウムイル)―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸二ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、2―(ビス{4―[N―エチル―N―(3―スルホナトフェニルメチル)アミノ]フェニル}メチリウムイル)―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸二ナトリウム(C37H34N2Na2O10S3)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、ごく暗い赤みの黄~ごく暗い黄赤色又は暗い緑~暗い青緑色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)200mLを加えて溶かした液は、暗い青緑~濃い青緑色を呈し、この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長622~626nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として5.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) マンガン Mnとして50μg/g以下(タール色素試験法、マンガン及びクロム)

(5) クロム Crとして50μg/g以下(タール色素試験法、マンガン及びクロム)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(7) 副成色素 6%以下

タール色素試験法(副成色素(2))により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定波長 625nm

濃度勾配 A:B(85:15)で5分間保持し、A:B(85:15)からA:B(65:35)までの直線濃度勾配を10分間行い、A:B(65:35)で20分間保持する。

面積測定範囲 検液注入後、0~35分の間

(8) 未反応原料及び反応中間体 2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸 総量として0.5%以下、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸0.3%以下、2―ホルミル―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸 0.5%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウム及び2―ホルミル―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムをそれぞれ約10mgずつ精密に量り、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウムは、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウム(C15H15CaNO6S2)として約10mgに対応する量を精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)でそれぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により検液の2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウム、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウム並びに2―ホルミル―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムの量を求める。ただし、2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムに対する3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムの相対保持時間は約0.69及び約0.66であり、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムは2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムの検量線によりその量を求める。2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムの量に0.894、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウムの量に0.907、2―ホルミル―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムの量に0.9023を乗じて、2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸並びに2―ホルミル―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸の量を求める。

操作条件

測定波長 2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸並びに3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸254nm

2―ホルミル―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸300nm

濃度勾配 A:B(85:15)で5分間保持し、A:B(85:15)からA:B(65:35)までの直線濃度勾配を10分間行い、A:B(65:35)で20分間保持する。

(9) 色素前駆体(ロイコ体) 5%以下

(8)の検液を検液とする。食用緑色3号ロイコ体標準原液を用い、以下タール色素試験法(色素前駆体)により、(8)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液の色素前駆体の量を求める。

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約4.7gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(ii)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=40.44mg C37H34N2Na2O10S3

FA033000

食用緑色3号アルミニウムレーキ

Food Green No.3 Aluminium Lake (Food Green No.3 Alminum Lake)

ファストグリーンFCFアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用緑色3号」を吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、2―(ビス{4―[N―エチル―N―(3―スルホナトフェニルメチル)アミノ]フェニル}メチリウムイル)―5―ヒドロキシベンゼンスルホン酸二ナトリウム(C37H34N2Na2O10S3=808.85)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、暗緑青色の微細な粉末で、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに硫酸(1→20)5mLを加え、よくかき混ぜた後、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて200mLとする。液が澄明でないときは遠心分離する。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液1~10mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長622~626nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(3) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量が約20mLとなるように本品を精密に量り、タール色素レーキ試験法中の定量法(2)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=40.44mg C37H34N2Na2O10S3

FA033100

T02080

食用青色1号

Food Blue No.1

ブリリアントブルーFCF

C37H34N2Na2O9S3 分子量 792.85

Disodium 2―(bis{4―[N―ethyl―N―(3―sulfonatophenylmethyl)amino]phenyl}methyliumyl)benzenesulfonate [3844―45―9]

定義 本品は、2―(ビス{4―[N―エチル―N―(3―スルホナトフェニルメチル)アミノ]フェニル}メチリウムイル)ベンゼンスルホン酸二ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、2―(ビス{4―[N―エチル―N―(3―スルホナトフェニルメチル)アミノ]フェニル}メチリウムイル)ベンゼンスルホン酸二ナトリウム(C37H34N2Na2O9S3)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、金属光沢があり、暗い紫~暗い紫みの赤色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)200mLを加えて溶かした液は鮮やかな青~濃い青色を呈し、この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長628~632nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として4.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) マンガン Mnとして50μg/g以下(タール色素試験法、マンガン及びクロム)

(5) クロム Crとして50μg/g以下(タール色素試験法、マンガン及びクロム)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(7) 副成色素 6%以下

タール色素試験法(副成色素(2))により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定波長 630nm

濃度勾配 A:B(90:10)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(40:60)で5分間保持する。

面積測定範囲 検液注入後、0~30分の間

(8) 未反応原料及び反応中間体 2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸 総量として1.5%以下、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸0.3%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムは、約10mgを精密に量り、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウムは3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウム(C15H15CaNO6S2)として約10mgに対応する量を精密に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)でそれぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。以下タール色素試験法(未反応原料及び反応中間体)により、検液の2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウム並びに3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウムの量を求める。ただし、2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムについては、標準原液0.5mL、5mL、10mL及び20mLを正確に量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。また、2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムに対する3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムの相対保持時間は、約0.72及び約0.68であり、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムは、2―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムの検量線によりその量を求める。2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸ナトリウムの量に0.894、3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸カルシウムの量に0.9073を乗じて2―、3―及び4―ホルミルベンゼンスルホン酸並びに3―[N―エチル―N―(4―スルホフェニル)アミノ]メチルベンゼンスルホン酸の量を求める。

操作条件

測定波長 254nm

濃度勾配 A:B(90:10)からA:B(40:60)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(40:60)で5分間保持する。

(9) 色素前駆体(ロイコ体) 5%以下

(8)の検液を検液とする。食用青色1号ロイコ体標準原液を用い、以下タール色素試験法(色素前駆体)により、(8)の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、検液の色素前駆体の量を求める。

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約4.8gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとし、この液50mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(ii)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=39.64mg C37H34N2Na2O9S3

FA033200

食用青色1号アルミニウムレーキ

Food Blue No.1 Aluminium Lake (Food Blue No.1 Aluminum Lake)

ブリリアントブルーFCFアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用青色1号」を吸着させ、ろ過し、乾燥し、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、2―(ビス{4―[N―エチル―N―(3―スルホナトフェニルメチル)アミノ]フェニル}メチリウムイル)ベンゼンスルホン酸二ナトリウム(C37H34N2Na2O9S3=792.85)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、鮮やかな青色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに硫酸(1→20)5mLを加え、よくかき混ぜた後、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて200mLとする。液が澄明でないときは、遠心分離する。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液1~10mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長628~632nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(3) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量が約20mLとなるように本品を精密に量り、タール色素レーキ試験法中の定量法(2)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=39.64mg C37H34N2Na2O9S3

FA033300

T02090

食用青色2号

Food Blue No.2

インジゴカルミン

C16H8N2Na2O8S2 分子量 466.35

Disodium 2,2′―bi(3―oxo―1H―indolin―2―ylidene)―5,5′―disulfonate [860―22―0]

定義 本品は、2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,5′―ジスルホン酸二ナトリウムを主成分とする。

含量 本品は、2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,5′―ジスルホン酸二ナトリウム(C16H8N2Na2O8S2)として85.0%以上を含む。

性状 本品は、ごく暗い紫みの青~ごく暗い紫色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品0.1gに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)100mLを加えて溶かした液は、濃い緑みの青~濃い青色又はごく暗い緑みの青~ごく暗い青色を呈し、この液1mLに酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長610~614nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 水不溶物 0.20%以下(タール色素試験法)

(2) 塩化物及び硫酸塩 総量として7.0%以下(タール色素試験法)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(タール色素試験法、第1法)

(4) 鉄 Feとして500μg/g以下(タール色素試験法、亜鉛及び鉄(2))

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素試験法)

(6) 異性体((2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,7′―ジスルホン酸二ナトリウム) 18%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸(1→1000)に溶かして正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、酢酸(1→1000)を加えて正確に20mLとし、検液とする。用時調製する。検液を一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液の主ピーク面積の1000分の1をAとし、検液中の、面積測定範囲内にあるAより大きいピーク面積の総和をATとし、2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,7′―ジスルホン酸二ナトリウムのピーク面積をABとする。次式により2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,7′―ジスルホン酸二ナトリウムの量を求める。ただし、食用青色2号に対する2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,7′―ジスルホン酸二ナトリウムの相対保持時間は約1.22である。

2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,7′―ジスルホン酸二ナトリウムの量(%)=AB/AT×C

ただし、C:含量(%)

操作条件

検出器 可視吸光光度計又はフォトダイオードアレイ検出器(測定波長 610nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相A 酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)

移動相B アセトニトリル/水混液(7:3)

濃度勾配 A:B(95:5)で5分間保持し、A:B(95:5)からA:B(30:70)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(30:70)で5分間保持する。

流量 1mL/分

面積測定範囲 検液注入後、0~35分の間

(7) 副成色素 1%以下(2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,7′―ジスルホン酸二ナトリウムを除く。)

タール色素試験法(副成色素(2))により、次の操作条件で試験を行う。ただし、(6)の検液を検液とし、検液中の主色素ピーク及び2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,7′―ジスルホン酸二ナトリウムのピーク以外のピーク面積の和をAsとする。

操作条件

測定波長 610nm

濃度勾配 A:B(95:5)で5分間保持し、A:B(95:5)からA:B(30:70)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(30:70)で5分間保持する。

面積測定範囲 検液注入後、0~35分の間

(8) 未反応原料及び反応中間体 2,3―ジヒドロ―2,3―ジオキソ―1H―インドール―5―スルホン酸、2―アミノ―5―スルホ安息香酸及び2―アミノ安息香酸 総量として0.5%以下

本品約0.1gを精密に量り、酢酸(1→1000)を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に減圧デシケーター中で24時間乾燥した2,3―ジヒドロ―2,3―ジオキソ―1H―インドール―5―スルホン酸ナトリウム二水和物、2―アミノ―5―スルホ安息香酸及び2―アミノ安息香酸それぞれ約10mgを精密に量り、2,3―ジヒドロ―2,3―ジオキソ―1H―インドール―5―スルホン酸ナトリウム二水和物及び2―アミノ―5―スルホ安息香酸は酢酸(1→1000)を加えて溶かし、2―アミノ安息香酸は、アセトニトリル5mLを加えて溶かし、酢酸(1→1000)を加え、それぞれ正確に100mLとし、標準原液とする。これらの標準原液0.5mL、1mL、2mL及び5mLを正確に量り、酢酸(1→1000)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。ただし、検液及び標準液は、用時調製する。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。次にそれぞれの標準液のピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液の未反応原料及び反応中間体のピーク面積を測定し、検量線からその量を求める。検液の2,3―ジヒドロ―2,3―ジオキソ―1H―インドール―5―スルホン酸ナトリウム二水和物、2―アミノ―5―スルホ安息香酸及び2―アミノ安息香酸の量を求める。2,3―ジヒドロ―2,3―ジオキソ―1H―インドール―5―スルホン酸ナトリウム二水和物の量に0.923を乗じて2,3―ジヒドロ―2,3―ジオキソ―1H―インドール―5―スルホン酸の量とする。

操作条件

測定波長 254nm

濃度勾配 A:B(95:5)で5分間保持し、A:B(95:5)からA:B(30:70)までの直線濃度勾配を25分間行い、A:B(30:70)で5分間保持する。

乾燥減量 10.0%以下(135℃、6時間)

定量法 本品約2.7gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に500mLとし、この液100mLを正確に量り、検液とし、タール色素試験法中の定量法の塩化チタン(Ⅲ)法(ii)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=23.32mg C16H8N2Na2O8S2

FA033400

食用青色2号アルミニウムレーキ

Food Blue No.2 Aluminium Lake (Food Blue No.2 Aluminum Lake)

インジゴカルミンアルミニウムレーキ

定義 本品は、アルミニウム塩の水溶液にアルカリを作用させ、これに「食用青色2号」を吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕して得られたものである。

含量 本品は、2,2′―ビ(3―オキソ―1H―インドリン―2―イリデン)―5,5′―ジスルホン酸二ナトリウム(C16H8N2Na2O8S2=466.35)として10.0%以上を含む。

性状 本品は、濃い青色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに硫酸(1→20)5mLを加え、よくかき混ぜた後、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとする。液が澄明でないときは遠心分離する。次に、測定する吸光度が0.2~0.7の範囲になるように、この液1~10mLを量り、酢酸アンモニウム試液(0.02mol/L)を加えて100mLとした液は、波長610~614nmに吸収極大がある。

(2) 本品0.2gに塩酸(1→4)20mLを加え、水浴中で5分間加熱した後、よく振り混ぜて大部分を溶かし、活性炭1.0gを加え、よく振り混ぜた後、ろ過する。無色のろ液に水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH試験紙を用いてpH3~4に調整した液は、アルミニウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸及びアンモニア不溶物 0.5%以下(タール色素レーキ試験法)

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(3) 鉄 Feとして250μg/g以下(タール色素レーキ試験法、亜鉛及び鉄(2))

(4) バリウム Baとして500μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(タール色素レーキ試験法)

乾燥減量 30.0%以下(135℃、6時間)

定量法 0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液の消費量が約20mLとなるように本品を精密に量り、タール色素レーキ試験法中の定量法(2)により定量する。

0.1mol/L塩化チタン(Ⅲ)溶液1mL=23.32mg C16H8N2Na2O8S2

FA033500

T02100

ショ糖脂肪酸エステル

Sucrose Esters of Fatty Acids

定義 本品には、脂肪酸とショ糖のエステル及びショ糖酢酸イソ酪酸エステルがある。

性状 本品は、白~黄褐色の粉末若しくは塊又は無~赤褐色の粘ちゅうな樹脂若しくは液体であり、においがないか又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品1gに3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液25mLを加え、還流冷却器を付けて水浴上で1時間加熱する。この液に水50mLを加え、残留液が約30mLになるまで蒸留する。冷後、残留液に塩酸(1→4)10mLを加えてよく振り混ぜた後、塩化ナトリウムを加えて飽和溶液とし、ジエチルエーテル30mLずつで2回抽出する。ジエチルエーテル層を合わせ、塩化ナトリウム飽和溶液20mLで洗った後、硫酸ナトリウム2gを加えて脱水し、ジエチルエーテルを留去する。さらに、送風してジエチルエーテルを十分に除き、残留物を10℃に冷却するとき、脂肪酸とショ糖のエステルの場合には、油滴又は無~淡黄褐色の固体を析出し、ショ糖酢酸イソ酪酸エステルの場合には、酢酸のにおい及びイソ酪酸のにおいを有する液体が残る。

(2) (1)のジエチルエーテル層を分離した水層2mLを試験管にとり、水浴中でジエチルエーテルのにおいがなくなるまで加温する。冷後、アントロン試液1mLを管壁に沿って静かに加えて層積するとき、接界面は、青~緑色を呈する。

純度試験

(1) 酸価 6.0以下

本品約3gを精密に量り、2―プロパノール/水混液(2:1)60mLを加えて溶かし、検液とする。油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 遊離ショ糖 5.0%以下

本品約40mgを遠心管に精密に量り、内標準液1mL、N,N―ジメチルホルムアミド1mL、N,O―ビス(トリメチルシリル)アセトアミド0.4mL及びトリメチルクロロシラン0.2mLを添加した後、激しく振り混ぜ、室温で5分間放置したものを検液とする。ただし、内標準液は、オクタコサン0.25gを50mLのメスフラスコに入れ、テトラヒドロフラン25mLを加えてオクタコサンを溶かした後、テトラヒドロフランを加えて正確に50mLとする。別にスクロース約50mgを精密に量り、N,N―ジメチルホルムアミドを加えて正確に10mLとし、この液1mL、2mL及び5mLを採り、更にN,N―ジメチルホルムアミドを加えて正確に10mLとする。この液1mLに内標準液1mLを加え、以下検液の調製と同様に操作し、シリル化スクロース標準液を調製する。検液及びシリル化スクロース標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液のショ糖のピーク面積を測定し、内標準法により、検量線から検液中の遊離ショ糖の量を求め、次式により遊離ショ糖の含量を求める。

遊離ショ糖の含量(%)=MF/MT×100

ただし、

MF:検液中の遊離ショ糖の量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃で1分間保持した後、毎分12℃で300℃まで昇温し、300℃を45分間保持する。

注入口温度 280℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 ショ糖の誘導体のピークが約19分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリットレス

(5) ジメチルスルホキシド ショ糖酢酸イソ酪酸エステルの場合を除き、ジメチルスルホキシドとして2.0μg/g以下

本品約5gを精密に量り、テトラヒドロフランに溶かして正確に25mLとし、検液とする。別にジメチルスルホキシド約0.1gを精密に量り、テトラヒドロフランを加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、テトラヒドロフランを加えて正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液0.5mL、1mL、2mL及び5mLを正確に量り、それぞれにテトラヒドロフランを加えて正確に50mLとし、標準液とする。検液及び4濃度の標準液をそれぞれ3μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。標準液のジメチルスルホキシドのピーク高さ又はピーク面積を測定し、検量線を両対数方眼紙上で作成する。検液のジメチルスルホキシドのピーク高さ又はピーク面積を測定し、検量線からその量を求める。

操作条件

検出器 炎光光度検出器(硫黄フィルター装着)

カラム充填剤

液相 担体に対して10%のポリエチレングリコール20M及び3%の水酸化カリウム

担体 180~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 150~170℃の一定温度

注入口温度 210℃

キャリヤーガス 窒素

流量 ジメチルスルホキシドのピークが約3分後に現れるように調節する。

(6) ジメチルホルムアミド N,N―ジメチルホルムアミドとして1.0μg/g以下

本品約2gを精密に量り、テトラヒドロフランに溶かして正確に20mLとし、検液とする。別に、N,N―ジメチルホルムアミド約0.1gを精密に量り、テトラヒドロフランを加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、テトラヒドロフランを加えて正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液0.5mL、1mL及び2mLを正確に量り、それぞれにテトラヒドロフランを加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び3濃度の標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。標準液のN,N―ジメチルホルムアミドのピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液のN,N―ジメチルホルムアミドのピーク面積を測定し、検量線からN,N―ジメチルホルムアミドの量を求める。

操作条件

検出器 窒素リン検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で2分間保持した後、毎分20℃で160℃まで昇温し、160℃を2分間保持する。

注入口温度 180℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 N,N―ジメチルホルムアミドのピークが約6分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリットレス

(7) その他の溶媒(ショ糖酢酸イソ酪酸エステルの場合を除く。)

2―ブタノン 10μg/g以下

酢酸エチル、2―プロパノール及びプロピレングリコール 合計量として0.035%以下

メタノール 10μg/g以下

2―メチル―1―プロパノール 10μg/g以下

(i) 2―ブタノン、酢酸エチル、2―プロパノール、メタノール及び2―メチル―1―プロパノール 2―ブタノン、酢酸エチル、2―プロパノール、メタノール及び2―メチル―1―プロパノールをそれぞれ約0.2gずつ精密に量り、混合し、水を加えて正確に50mLとし、標準液Aとする。標準液A5mL及び10mLを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に20mLとし、それぞれを標準液B及び標準液Cとする。専用バイアル瓶に本品1.00gを量り、水5μLを正確に加え、検液とする。同様に、別の3本の専用バイアル瓶に本品1.00gずつを量り、それぞれに標準液A、標準液B及び標準液Cを5μLずつ正確に加え、標準検液とする。検液及び3濃度の標準検液につき、次の操作条件でヘッドスペースガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準検液の各溶媒成分のピーク面積を測定し、検液及び各標準検液中の各溶媒添加量を横軸に、そのピーク面積を縦軸にとり、関係線を作成する。関係線の横軸との交点と原点との距離から、試料中の各溶媒の量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃

注入口温度 110℃

キャリヤーガス 窒素

流量 2―メチル―1―プロパノールのピークが約5分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリットレス

ヘッドスペースサンプラーの操作条件

バイアル内平衡温度 80℃

バイアル内平衡時間 40分間

注入量 1.0mL

(ii) プロピレングリコール 本品約1gを精密に量り、内標準液0.1mLを添加し、ピリジンに溶かして正確に10mLとする。この液0.5mLを正確に量り、1,1,1,3,3,3―ヘキサメチルジシラザン0.25mL、トリメチルクロロシラン0.1mLを加えて激しく振り混ぜ、室温で30分放置した後、遠心分離し、その上層を検液とする。ただし、内標準液は、エチレングリコール25mgを量り、ピリジンを加えて正確に50mLとする。別にプロピレングリコール約25mgを精密に量り、ピリジンを加えて正確に50mLとする。この液40μL、0.2mL、0.5mL及び1mLを正確に量り、それぞれに内標準液0.1mLを添加し、更にピリジンを加えて正確に10mLとし、以下検液の調製と同様に操作し、標準液とする。検液及び4濃度の標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。内標準法により、検量線からプロピレングリコールの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 60℃で5分間保持した後、毎分20℃で250℃まで昇温し、250℃を5分間保持する。

注入口温度 230℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 プロピレングリコールの誘導体のピークが約8分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリットレス

水分 4.0%以下(0.5g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 2.0%以下

FA033600

E00178

しらこたん白抽出物

Milt Protein

しらこたん白

しらこ分解物

プロタミン

定義 本品は、アイナメ(Hexagrammos otakii Jordan et Starks)、カラフトマス(Oncorhynchus gorbuscha(Walbaum))、シロザケ(Oncorhynchus keta(Walbaum))、ベニザケ(Oncorhynchus nerka(Walbaum))、カツオ(Katsuwonus pelamis(Linnaeus))又はニシン(Clupea pallasii Valenciennes)の精巣から得られた、塩基性タンパク質を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、プロタミンとして50%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末で、わずかに特有の味がある。

確認試験

(1) 本品1mgを水2mLに溶かし、1―ナフトール0.1gをエタノール(95)溶液(7→10)100mLに溶かした液5滴及び次亜塩素酸ナトリウム試液5滴を加えた後、水酸化ナトリウム溶液(1→20)を加えてアルカリ性とするとき、液は、鮮赤色を呈する。

(2) 本品5mgに水1mLを加えて加温して溶かし、水酸化ナトリウム溶液(1→10)1滴及び硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→7)2滴を加えるとき、液は、青紫色を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無~淡黄色、混濁(0.5g、水50mL、5分間かき混ぜる)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 7.0%以下(100℃、3時間)

灰分 15.0%以下

定量法 本品約0.1~0.15gを量り、試料とし、窒素定量法中のケルダール法により定量する。次式により含量を求める。

0.05mol/L硫酸1mL=1.401mg N

ただし、

MN:窒素量(mg)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(g)

FA033700

T02110

シリコーン樹脂

Silicone Resin

ポリジメチルシロキサン

性状 本品は、無~淡灰色で、透明若しくは半透明の粘ちゅうな液体又はペーストであり、ほとんどにおいがない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 抽出シリコーン油の屈折率 画像763 (4KB)別ウィンドウが開きます

本品20gを量り、ヘキサン100mLを加えて毎分約200回の往復振とうで3時間振とうした後、毎分10000回転で30分間遠心分離する。上澄液をとり、沈殿物にヘキサン50mLを加えてよくかき混ぜて分散させた後、遠心分離する。上澄液を合わせ、減圧下、50~60℃の水浴中で加温してヘキサンを留去し、105℃で1時間乾燥したものを検液とし、屈折率を測定する。

動粘度 抽出シリコーン油の動粘度 100~1100mm2/s

屈折率の検液の25℃における動粘度を測定する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) 二酸化ケイ素 15.0%以下

本品約2gを精密に量り、あらかじめ質量を精密に量ったフッ素樹脂製遠心管に入れ、10w/v%n―ドデシルベンゼンスルホン酸・ヘキサン溶液10mLを加えて毎分約200回の往復振とうで5時間振とうした後、毎分10000回転で20分間遠心分離し、上澄液を除去する。沈殿物にヘキサン10mLを加えてよくかき混ぜて分散させた後、遠心分離し、上澄液を除去する操作を3回繰り返す。沈殿物の入った遠心管を105℃で1時間乾燥し、その質量を量る。

参照スペクトル

シリコーン樹脂

FA033800

T02120

シンナミルアルコール

Cinnamyl Alcohol

ケイ皮アルコール

C9H10O 分子量 134.18

(2E)―3―Phenylprop―2―en―1―ol [4407―36―7]

含量 本品は、シンナミルアルコール(C9H10O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体又は白~淡黄色の結晶塊で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。なお、固体の場合は加温して融解し、試料とする。

融点 30℃以上

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

シンナミルアルコール

FA033900

T02130

シンナムアルデヒド

Cinnamaldehyde

ケイ皮アルデヒド

C9H8O 分子量 132.16

(2E)―3―Phenylprop―2―enal [14371―10―9]

含量 本品は、シンナムアルデヒド(C9H8O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、シンナモンようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像769 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 10.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

シンナムアルデヒド

FA034000

T02140

水酸化カリウム

Potassium Hydroxide

カセイカリ

KOH 分子量 56.11

Potassium hydroxide [1310―58―3]

含量 本品は、水酸化カリウム(KOH)85.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の小球状、片状、棒状、その他の塊又は白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→50)は、強アルカリ性である。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明

本品50gを量り、水を加えて溶かし、250mLとし、試料液とする。試料液5mLを量り、水20mLを加えて混和し、検液とする。

(2) 炭酸カリウム 定量法で得られる炭酸カリウム(K2CO3)の含量が2.0%以下

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 水銀 Hgとして0.10μg/g以下

(1)の試料液10mLを正確に量り、過マンガン酸カリウム溶液(3→50)1mL及び水約30mLを加えて振り混ぜる。この液に塩酸(精製)を徐々に加えて中和し、更に硫酸(1→2)5mLを加える。冷後、試料液とする。次に、試料液中の過マンガン酸カリウムの紫色が消え、かつ、二酸化マンガンの沈殿が溶けるまで塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(1→5)を加えた後、水を加えて100mLとし、検液とする。別に水銀標準液2.0mLを量り、過マンガン酸カリウム溶液(3→50)1mL、水30mL、試料液の調製に用いた量の塩酸(精製)及び硫酸(1→2)5mLを加え、検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、原子吸光光度法(冷蒸気方式)により試験を行う。検液及び比較液をそれぞれ、原子吸光分析装置の検水瓶に入れ、塩化スズ(Ⅱ)・硫酸試液10mLを加え、直ちに原子吸光分析装置に連結し、密閉状態でポンプを作動させて空気を循環し、次の操作条件で吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

操作条件

光源ランプ 水銀中空陰極ランプ

分析線波長 253.7nm

キャリヤーガス 空気

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(1)の試料液2.5mLを正確に量り、水5mLを加え、更に塩酸を徐々に加えて中和し、検液とする。

定量法 本品約50gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)を加えて溶かして正確に1000mLとし、試料液とする。試料液25mLを正確に量り、水(二酸化炭素除去)10mLを加え、1mol/L塩酸で滴定し(指示薬 ブロモフェノールブルー試液1mL)、中和点に達した後、更に1mol/L塩酸1mLを正確に量って加え、約5分間煮沸する。冷後、過量の酸を0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、1mol/L塩酸の消費量amLを求める。別に試料液25mLを正確に量り、共栓フラスコに入れ、水(二酸化炭素除去)25mLを加える。この液に塩化バリウム二水和物溶液(3→25)10mLを加え、栓をして静かに振り混ぜ、1mol/L塩酸で滴定し(指示薬 フェノールフタレイン試液1mL)、その消費量をbmLとする。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA034100

水酸化カリウム液

Potassium Hydroxide Solution

カセイカリ液

含量 本品は、表示量の95~120%の水酸化カリウム(KOH=56.11)を含む。

性状 本品は、無色又はわずかに着色した液体である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→50)は、強アルカリ性である。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明

本品に水を加え、表示量から計算し、KOHとして20w/v%となるように調製し、試料液とする。試料液5mLを量り、水20mLを加えて混和し、検液とする。

(2) 炭酸カリウム 定量法で得られる水酸化カリウム(KOH)当たりの炭酸カリウム(K2CO3)の含量が2.0%以下

(3) 鉛 Pbとして2μg/g・KOH以下(水酸化カリウム(KOH)2.0gに対応する量、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 水銀 Hgとして0.10μg/g・KOH以下

「水酸化カリウム」の純度試験(4)を準用する。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g・KOH以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(1)の試料液2.5mLを正確に量り、水5mLを加え、更に塩酸を徐々に加えて中和し、検液とする。

定量法 水酸化カリウム(KOH)として約5gに対応する量の本品を精密に量り、水(二酸化炭素除去)を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試料液25mLを正確に量り、以下「水酸化カリウム」の定量法により測定し、次式により求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

C:水酸化カリウムの含量(%)

FA034200

T02150

水酸化カルシウム

Calcium Hydroxide

消石灰

Ca(OH)2 分子量 74.09

Calcium hydroxide [1305―62―0]

含量 本品は、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品に3~4倍量の水を加えるとき、泥状になり、アルカリ性を呈する。

(2) 本品1gに水20mL及び酢酸(1→3)6mLを加えて溶かした液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.50%以下

本品2.0gを量り、塩酸10mL及び水20mLを加えて溶かし、煮沸する。冷後、水を加えて200mLとし、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗い、ろ紙と共に徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間強熱し、その質量を量る。

(2) 炭酸塩 本品2.0gを量り、水50mLを加えてよく振り混ぜた後、塩酸(1→4)25mLを加えるとき、著しく泡立たない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) アルカリ金属及びマグネシウム 6.0%以下

本品0.50gを量り、塩酸(1→10)30mLを加えて溶かし、1分間煮沸する。シュウ酸二水和物溶液(3→50)40mLを速やかに加え、激しくかき混ぜて沈殿を生じさせ、直ちにメチルレッド試液2滴及びアンモニア試液を滴加して中和した後、冷却する。この液を100mLのメスシリンダーに移し、水を加えて100mLとし、4時間~1夜放置し、上澄液を乾燥ろ紙でろ過する。あらかじめ450~550℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに、ろ液50mLを量り、硫酸0.5mLを加えて蒸発乾固した後、恒量になるまで450~550℃で強熱し、その残留物の質量を精密に量る。次式により、アルカリ金属及びマグネシウムの量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(mg)

MT:試料の採取量(g)

(5) バリウム Baとして0.030%以下

本品1.50gを量り、塩酸(1→4)15mLを加えて溶かし、水を加えて30mLとし、ろ過する。ろ液20mLを量り、検液とし、酢酸ナトリウム三水和物2g、酢酸(1→20)1mL及びクロム酸カリウム溶液(1→20)0.5mLを加え、15分間放置するとき、その液の濁度は、次の比較液の濁度より濃くない。比較液は、バリウム標準液0.30mLを量り、水を加えて20mLとし、以下検液と同様に操作した液を用いる。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

定量法 本品約2gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に250mLとし、検液とし、カルシウム塩定量法中の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=3.705mg Ca(OH)2

FA034300

T02160

水酸化ナトリウム

Sodium Hydroxide

カセイソーダ

NaOH・nH2O(n=1又は0) 分子量 1水和物 58.01 無水物 40.00

Sodium hydroxide monohydrate [12200―64―5]

Sodium hydroxide [1310―73―2]

定義 本品には結晶物及び無水物があり、それぞれを水酸化ナトリウム(結晶)及び水酸化ナトリウムと称する。結晶物は、水酸化ナトリウムと水酸化ナトリウム一水和物の混合物である。

含量 結晶物は、水酸化ナトリウム(NaOH)70.0~75.0%を、無水物は、水酸化ナトリウム(NaOH)95.0%以上を含む。

性状 結晶物は、白色の結晶性の粉末又は粒であり、無水物は、白色の小球状、片状、棒状その他の塊又は粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→50)は、強アルカリ性である。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明

本品50gを量り、水を加えて溶かし、250mLとし、試料液とする。

試料液5.0mLを量り、水20mLを加えて混和し、検液とする。

(2) 炭酸ナトリウム 定量法で得られる炭酸ナトリウム(Na2CO3)の含量が2.0%以下

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 水銀 Hgとして0.10μg/g以下

(1)の試料液10mLを正確に量り、過マンガン酸カリウム溶液(3→50)1mL及び水約30mLを加えて振り混ぜる。この液に塩酸(精製)を徐々に加えて中和し、更に硫酸(1→2)5mLを加える。冷後、試料液とする。次に試料液中の過マンガン酸カリウムの紫色が消え、かつ、二酸化マンガンの沈殿が溶けるまで塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(1→5)を加えた後、水を加えて100mLとし、検液とする。別に水銀標準液2.0mLを量り、過マンガン酸カリウム溶液(3→50)1mL、水30mL、試料液の調製に用いた量の塩酸(精製)及び硫酸(1→2)5mLを加え、検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、原子吸光光度法(冷蒸気方式)により試験を行う。検液及び比較液をそれぞれ、原子吸光分析装置の検水瓶に入れ、塩化スズ(Ⅱ)・硫酸試液10mLを加え、直ちに原子吸光分析装置に連結し、密閉状態でポンプを作動させて空気を循環し、次の操作条件で吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

操作条件

光源ランプ 水銀中空陰極ランプ

分析線波長 253.7nm

キャリヤーガス 空気

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(1)の試料液2.5mLを正確に量り、水5mLを加え、更に塩酸を徐々に加えて中和し、検液とする。

定量法 本品約50gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)を加えて正確に1000mLとし、試料液とする。試料液25mLを正確に量り、水(二酸化炭素除去)10mLを加え、1mol/L塩酸で滴定し(指示薬 ブロモフェノールブルー試液1mL)、中和点に達した後、更に1mol/L塩酸1mLを正確に量って加え、約5分間煮沸する。冷後、過量の酸を0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、1mol/L塩酸の消費量amLを求める。別に試料液25mLを正確に量り、共栓フラスコに入れ、水(二酸化炭素除去)25mLを加える。この液に塩化バリウム二水和物溶液(3→25)10mLを加え、栓をして静かに振り混ぜ、1mol/L塩酸で滴定し(指示薬 フェノールフタレイン試液1mL)、その消費量をbmLとする。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA034400

水酸化ナトリウム液

Sodium Hydroxide Solution

カセイソーダ液

含量 本品は、表示量の95~120%の水酸化ナトリウム(NaOH=40.00)を含む。

性状 本品は、無色又はわずかに着色した液体である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→50)は、強アルカリ性である。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明

本品に水を加え、表示量から計算し、NaOHとして20w/v%となるように調製し、試料液とする。試料液5.0mLを量り、水20mLを加えて混和し、検液とする。

(2) 炭酸ナトリウム 定量法で得られる水酸化ナトリウム(NaOH)当たりの炭酸ナトリウム(Na2CO3)の含量が2.0%以下

(3) 鉛 Pbとして2μg/g・NaOH以下(水酸化ナトリウム(NaOH)2.0gに対応する量、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 水銀 Hgとして0.10μg/g・NaOH以下

「水酸化ナトリウム」の純度試験(4)を準用する。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g・NaOH以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

「水酸化ナトリウム」の純度試験(5)を準用する。

定量法 水酸化ナトリウム(NaOH)として約5gに対応する量の試料を精密に量り、水(二酸化炭素除去)を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試料液25mLを正確に量り、以下「水酸化ナトリウム」の定量法により測定し、次式により求める。

ただし、

M:試料の採取量(g)

C:水酸化ナトリウムの含量(%)

FA034500

T02170

水酸化マグネシウム

Magnesium Hydroxide

Mg(OH)2 分子量 58.32

Magnesium hydroxide [1309―42―8]

含量 本品を乾燥したものは、水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.1gに水10mLを加え、振り混ぜた液は、アルカリ性である。

(2) 本品1gに10%塩酸試液20mLを加えて溶かした液は、マグネシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離アルカリ及び可溶性塩 本品2.0gを量り、ビーカーに入れ、水100mLを加え、時計皿等で覆い、水浴中で5分間加熱した後、直ちにろ過する。冷後、ろ液50mLを量り、メチルレッド試液2滴を加えて0.05mol/L硫酸で滴定するとき、その消費量は、2.0mL以下である。また、ろ液25mLを正確に量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で3時間乾燥するとき、その質量は10mg以下である。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→2)40mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) 酸化カルシウム 1.5%以下

乾燥した本品約0.35gを精密に量り、10%塩酸試液6mLを加え、加温して溶かす。冷後、水300mL及びL(+)―酒石酸溶液(1→5)3mLを加え、更に2,2′,2′′―ニトリロトリエタノール溶液(3→10)10mL及び水酸化カリウム溶液(1→2)10mLを加え、5分間放置した後、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 NN指示薬約0.1g)、酸化カルシウムの含量を求める。終点は、液の赤紫色が青色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=0.5608mg CaO

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に10%塩酸試液8mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 2.0%以下(105℃、2時間)

強熱減量 30.0~33.0%(800℃、恒量)

定量法 乾燥した本品約0.3gを精密に量り、水10mL及び10%塩酸試液4.0mLを加え、加温して溶かす。冷後、水を加えて正確に100mLとする。この液25mLを正確に量り、水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬40mg)。別に空試験を行う。純度試験(3)で得られた酸化カルシウム(CaO)の量を用い、次式により含量を求める。

ただし、

a:本試験における0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:空試験における0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液の消費量(mL)

c:純度試験(3)で得られた酸化カルシウム(CaO)の量(%)

M:試料の採取量(g)

FA034600

水溶性アナトー

Annatto, Water―soluble

定義 本品は、ベニノキ(Bixa orellana L.)の種子の赤色被覆物から加水分解を経て作られ、その色素成分は、ノルビキシンのカリウム塩又はナトリウム塩である。

含量 本品は、ノルビキシン(C24H28O4=380.48)として表示量の95~120%を含む。

性状 本品は、赤褐~褐色の粉末、塊、液体又はペーストで、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品1gを水40mLに溶かし、硫酸(1→20)4mLを加えて振り混ぜた後、ろ過する。ろ紙上の残留物を水40mLずつで3回洗う。

(i) 残留物の一部に水酸化ナトリウム溶液(1→2500)を加えて溶かした液は、波長452~456nm及び480~484nm付近に吸収を認める。

(ii) 残留物の一部をエタノール(95)10mLに溶かし、その1滴をろ紙上にスポットした後、風乾する。次に亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)2~3滴、続けて硫酸試液(0.5mol/L)2~3滴を滴加するとき、ろ紙上の黄色は脱色される。

(2) (1)の残留物約10mgを量り、N,N―ジメチルホルムアミド25mLに溶かした後、必要な場合には遠心分離又はろ過し、アセトニトリル25mLを加え、検液とする。検液10μLを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、ノルビキシンとして保持時間5~10分付近に主色素成分ピークを認める。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 460nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 35℃

移動相 アセトニトリル/酢酸(1→50)混液(13:7)

流量 1.0~1.5mL/分の一定量

純度試験

(1) 遊離アルカリ 本品10gを量り、水100mLを加えて振り混ぜ、塩酸試液(1mol/L)8mLを加えてよくかき混ぜ、30分間放置した後、ろ過した液はpH7.0以下である。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 測定する吸光度が0.3~0.7の範囲になるように、本品を精密に量り、水酸化カリウム溶液(1→200)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、水酸化カリウム溶液(1→200)を加えて正確に100mLとし、検液とする。水酸化カリウム溶液(1→200)を対照とし、波長476~484nmの吸収極大の波長における吸光度Aを測定し、次式によりノルビキシンの含量を求める。

ノルビキシン(C24H28O4)の含量(%)=A/2870×100/M×100

ただし、M:試料の採取量(g)

FA034700

T02180

スクラロース

Sucralose

トリクロロガラクトスクロース

C12H19Cl3O8 分子量 397.63

1,6―Dichloro―1,6―dideoxy―β―D―fructofuranosyl―4―chloro―4―deoxy―α―D―galactopyranoside [56038―13―2]

含量 本品を無水物換算したものは、スクラロース(C12H19Cl3O8)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~淡灰白色の結晶性の粉末であり、においはなく、味は甘い。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

比旋光度 画像783 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、水、10mL、無水物換算)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(10.0g、第1法、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、比較液 ヒ素標準液6.0mL、装置C)

本品を量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLを加え、エタノール(95)に点火して燃焼させた後、徐々に加熱した後、450~550℃で灰化する。なお炭化物が残るときは、少量の硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)で潤し、再び加熱して、450~550℃で灰化する。冷後、残留物に塩酸3mLを加え、水浴上で加熱して溶かし、水を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、ヒ素標準液に塩酸3mLを加え、水を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(3) 他の塩化二糖類 0.5%以下

本品1.0gにメタノール10mLを加えて溶かし、検液とする。検液0.5mLを量り、メタノールを加えて100mLとし、対照液とする。検液及び対照液5μLにつき、塩化ナトリウム溶液(1→20)/アセトニトリル混液(7:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、溶媒を除き、15w/v%硫酸・メタノール試液を噴霧した後、125℃で10分間加熱するとき、検液は、対照液と同位置以外にスポットを認めないか、又は他のスポットを認める場合であっても、対照液のスポットよりも濃くない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(4) 塩化単糖類 D(-)―フルクトースとして0.16%以下

本品2.5gを量り、メタノールを加えて正確に10mLとし、検液とする。別にD(-)―マンニトール10.0gを量り、水を加えて正確に100mLとし、対照液Aとする。また、D(-)―マンニトール10.0g及びD(-)―フルクトース40mgを量り、水を加えて正確に100mLとし、対照液Bとする。検液、対照液A及び対照液Bを、厚さ0.25mmのシリカゲル薄層板に、それぞれ1μLずつ付け、風乾する。この操作を更に4回繰り返す。この薄層板にp―アニシジン・フタル酸試液を噴霧後、98~102℃で約10分間加熱して呈色させるとき、検液のスポットは、対照液Bのスポットよりも濃くない。なお、試験に供した対照液Aに、スポットが現れた場合には、再度薄層板を作製し、同様の操作を繰り返す。

(5) トリフェニルホスフィンオキシド 0.015%以下

本品約0.1gを精密に量り、アセトニトリル/水混液(67:33)に溶かして正確に10mLとし、検液とする。別にトリフェニルホスフィンオキシド0.100gを量り、アセトニトリル/水混液(67:33)に溶かして正確に10mLとする。この液1mLを正確に量り、アセトニトリル/水混液(67:33)を加えて正確に100mLとする。さらに、この液1mLを正確に量り、アセトニトリル/水混液(67:33)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ25μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のトリフェニルホスフィンオキシドのピーク面積AT及びASを求め、次式によりトリフェニルホスフィンオキシドの量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 220nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル/水混液(67:33)

流量 1.5mL/分

(6) メタノール 0.10%以下

本品約2gを精密に量り、水を加えて正確に10mLとし、混和し、検液とする。別にメタノール2.0gを量り、水を加えて正確に100mLとし、混和する。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、混和し、比較液とする。検液及び比較液を1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び比較液のメタノールのピーク面積AT及びASを求め、次式によりメタノールの量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 150~180μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径2~4mm、長さ約2mのガラス管

カラム温度 140~160℃の一定温度

注入口温度 200℃

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールのピークが約4分後に現れるように調整する。

水分 2.0%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.7%以下

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、水酸化ナトリウム溶液(1→10)10mLを加え、還流冷却器を付けて30分間穏やかに煮沸する。冷後、10%硝酸試液で中和し、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極には銀電極、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。別に空試験を行い補正し、更に無水物換算を行う。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=13.25mg C12H19Cl3O8

参照スペクトル

スクラロース

FA034800

T02190

ステアリン酸カルシウム

Calcium Stearate

定義 本品は、主としてステアリン酸及びパルミチン酸のカルシウム塩である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、カルシウム(Ca=40.08)6.4~7.1%を含む。

性状 本品は、白色の軽くてかさ高い粉末であり、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品3.0gに塩酸(1→2)20mL及びジエチルエーテル30mLを加え、3分間激しく振り混ぜた後、放置する。分離した水層は、カルシウム塩の反応(1)を呈する。

(2) (1)のジエチルエーテル層を分取し、10%塩酸試液20mL、10mL、次に水20mLを用いて順次洗った後、水浴上でジエチルエーテルを留去するとき、残留物の融点は54℃以上である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→2)5mL及びクロロホルム20mLを加え、3分間激しく振り混ぜた後、放置して水層を分取し、検液とする。

(3) 遊離脂肪酸 ステアリン酸として3.0%以下

本品約2gを精密に量り、100mLの三角フラスコに入れ、アセトン50mLを加え、冷却管を付けて水浴中で10分間加熱し、冷却する。定量分析用ろ紙(5種C)を二重に重ねてその内容物をろ過し、フラスコ、残留物及びろ紙をアセトン50mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。フェノールフタレイン試液2~3滴及び水5mLを加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。アセトン100mL及び水5mLの混液を用いて空試験を行う。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=28.45mg C18H36O2

乾燥減量 4.0%以下(105℃、3時間)

定量法 本品約0.5gを精密に量り、るつぼに入れ、初めは弱く注意しながら加熱し、電気炉に入れ、700℃で3時間加熱して完全に灰化する。冷後、残留物に10%塩酸試液10mLを加え、水浴上で10分間加温した後、温湯10mL、10mL及び5mLを用いてフラスコに移し入れ、液がわずかに混濁を生じ始めるまで水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を加え、更に0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液25mL、アンモニウム緩衝液(pH10.7)10mL、エリオクロムブラックT試液4滴及びメチルイエロー試液5滴を加えた後、直ちに過量のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウムを0.05mol/L塩化マグネシウム溶液で滴定する。ただし、滴定の終点は、液の緑色が消え、赤色を呈するときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.004mg Ca

FA034900

T02200

ステアリン酸マグネシウム

Magnesium Stearate

定義 本品は、主としてステアリン酸及びパルミチン酸のマグネシウム塩である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、マグネシウム(Mg=24.31)4.0~5.0%を含む。

性状 本品は、白色の軽くてかさ高い粉末であり、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品5.0gを丸底フラスコにとり、過酸化物を含まないジエチルエーテル50mL、10%硝酸試液20mL及び水20mLを加え、還流冷却器を付けて完全に溶けるまで加熱する。冷後、フラスコの内容物を分液漏斗に移し、振り混ぜた後、放置して水層を分取する。ジエチルエーテル層は水4mLで2回抽出し、抽出液を先の水層に合わせる。この抽出液を過酸化物を含まないジエチルエーテル15mLで洗った後、水を加えて正確に50mLとした後、振り混ぜて検液とする。この液は、マグネシウム塩の反応を呈する。

(2) 純度試験(5)において、検液及び標準液につき、ガスクロマトグラフィーを行うとき、検液は、ステアリン酸メチル及びパルミチン酸メチルの保持時間にピークを認める。

純度試験

(1) 酸又はアルカリ 本品1.0gに水(二酸化炭素除去)20mLを加え、振り混ぜながら水浴上で1分間加熱する。冷後、ろ過する。このろ液10mLにブロモチモールブルー試液50μLを加える。この液に0.1mol/L塩酸又は0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液50μLを正確に加えるとき、液の色は変わる。

(2) 塩化物 Clとして0.10%以下

確認試験(1)で得た検液10.0mLにつき試験を行う。比較液には0.02mol/L塩酸1.40mLを用いる。

(3) 硫酸塩 SO4として1.0%以下

確認試験(1)で得た検液10.0mLにつき試験を行う。比較液には0.01mol/L硫酸10.2mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ステアリン酸・パルミチン酸含量比 本品0.10gを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5.0mLを加えて振り混ぜ、溶けるまで約10分間加熱する。還流冷却器からヘプタン4.0mLを加え、約10分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液20mLを加えて振り混ぜ、放置して液を二層に分離させる。分離したヘプタン層を、あらかじめヘプタンで洗った約0.1gの硫酸ナトリウムを通して別のフラスコにとる。この液1.0mLを10mLのメスフラスコにとり、ヘプタンを加えて10mLとし、振り混ぜ、検液とする。別にステアリン酸及びパルミチン酸それぞれ50mgを量り、還流冷却器を付けた小さなコニカルフラスコにとる。三フッ化ホウ素・メタノール試液5.0mLを加えて振り混ぜ、以下、検液の調製と同様に操作し、それぞれ、ステアリン酸メチル及びパルミチン酸メチルの標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液のステアリン酸メチルのピーク面積AA、パルミチン酸メチルのピーク面積AB及び得られた全ての脂肪酸エステルのピーク面積AT(検出した全てのピーク面積)を測定し、次式により本品の脂肪酸分画中のステアリン酸の比率(%)及びステアリン酸及びパルミチン酸の合計の比率(%)を求める。

ステアリン酸の比率(%)=AA/AT×100

ステアリン酸メチルのピーク面積並びにステアリン酸メチル及びパルミチン酸メチルのピークの合計面積は、得られた全ての脂肪酸エステルのピークの合計面積の、それぞれ40%以上及び90%以上である。ただし、面積測定範囲は、溶媒の主ピークの後ろからステアリン酸メチルの保持時間の1.5倍までとする。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径約0.32mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコール15000―ジエポキシドを0.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 70℃で約2分間保持した後、毎分5℃で240℃まで昇温し、240℃を5分間保持する。

注入口温度 220℃付近の一定温度

キャリヤーガス ヘリウム

流量 ステアリン酸メチルのピークが約32分後に現れるように流量を調整する。

注入方式 スプリットレス

乾燥減量 6.0%以下(105℃、2時間)

定量法 本品約0.5gを精密に量り、エタノール(99.5)/1―ブタノール混液(1:1)50mL、アンモニア水(28)5mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.0)3mLを加える。この液に0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液30.0mLを正確に量って加え、振り混ぜる。この液が澄明となるまで45~50℃で加熱する。冷後、0.1mol/L硫酸亜鉛溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液1~2滴)。終点は、液の青色が赤紫色に変わるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.431mg Mg

FA035000

T02210

ステアロイル乳酸カルシウム

Calcium Stearoyl Lactylate

ステアリル乳酸カルシウム

[5793―94―2]

定義 本品は、ステアロイル乳酸類のカルシウム塩を主成分とし、これとその関連酸類及びそれらのカルシウム塩との混合物である。

性状 本品は、白~帯黄色の粉末又は固体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品1gを500℃で1時間強熱して得た残留物に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かした液は、カルシウム塩の反応を呈する。

(2) 本品2gに塩酸(1→4)10mLを加え、よくかき混ぜ、水浴中で加熱し、熱時ろ過する。ろ紙上の残留物に水酸化ナトリウム溶液(1→25)30mLを加え、かき混ぜながら95℃以上の水浴中で30分間加熱する。冷後、塩酸(1→4)20mLを加え、ジエチルエーテル30mLずつで2回抽出する。ジエチルエーテル抽出液を合わせ、水20mLで水洗した後、硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過する。ろ液を水浴上で加熱し、ジエチルエーテルを蒸発させて除き、残留物の融点を測定するとき、54~69℃である。

(3) 本品は、乳酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 酸価 50~86

本品の粉末約0.5gを精密に量り、エタノール(95)/ジエチルエーテル混液(1:1)20mLを加えて溶かし、検液とし、油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、終点は、20秒間赤色の持続するときとする。

(2) エステル価 125~164(油脂類試験法) ただし、酸価は、純度試験(1)の測定値を用いる。

けん化価は、本品約1gを精密に量り、試料とし、油脂類試験法中のけん化価の試験を行う。けん化価の試験においては、3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液を加える際に生じる析出物が器壁に固着しないように注意し、滴定は、熱時行うものとする。

(3) 総乳酸 乳酸(C3H6O3)として32~38%

本品約0.2gを精密に量り、100mLのフラスコに入れ、3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液10mL及び水10mLを加え、還流冷却器を付けて水浴中で45分間加熱する。フラスコ及び冷却器を水40mLで洗い、洗液をフラスコに加え、液量が3分の1以下になるまで加熱する。これに硫酸(1→2)6mLを加えて混和し、更に石油エーテル25mLを加えてよく振り混ぜた後、全量を分液漏斗に移し、放置して二層に分離させる。水層を100mLのメスフラスコに移し、石油エーテル層は、水20mLずつで2回洗い、洗液をメスフラスコに合わせ、更に水を加えて100mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、共栓試験管に入れ、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→8)1滴を加えて混和する。これに硫酸9mLを速やかに加え、緩く栓をして90℃の水浴中で正確に5分間加熱した後、直ちに氷水中で20℃まで冷却する。次にp―フェニルフェノール試液0.2mLを加えてよく振り混ぜ、30℃の水浴中で30分間保つ。この間内容物を2~3回振り混ぜる。次に90℃の水浴中で正確に90秒間加熱し、直ちに氷水中で室温まで冷却し、30分間放置した後、波長570nmにおける吸光度を測定する。対照には、検液の代わりに水1.0mLを用い、検液と同様に操作した液を用いる。

別に乳酸リチウム標準液5mL、7mL及び10mLを正確に量り、水を加えてそれぞれ正確に100mLとする。これらの液1mLずつを正確に量り、それぞれ共栓試験管に入れ、検液と同様に操作してそれぞれの吸光度を測定し、検量線を作成する。

この検量線と検液の吸光度から検液中の乳酸の量(mg)を求め、次式により総乳酸(C3H6O3)の量を求める。

ただし、

ML:検液中の乳酸の量(mg)

MT:試料の採取量(g)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 14.3~17.7%(800℃)

FA035100

T02220

ステアロイル乳酸ナトリウム

Sodium Stearoyl Lactylate

[25383―99―7]

定義 本品は、ステアロイル乳酸類のナトリウム塩を主成分とし、これとその関連酸類及びそれらのナトリウム塩との混合物である。

性状 本品は、白~微黄色の粉末又はもろい固体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品2gに塩酸(1→4)10mLを加え、水浴中で5分間加熱し、ろ過する。このろ液は、炎色反応で黄色を呈する。また、このろ液を中和し、ヘキサヒドロキソアンチモン(V)酸カリウム試液を加えるとき、白色の結晶性の沈殿を生じる。

(2) (1)のろ過の残留物に水酸化ナトリウム溶液(1→25)30mLを加え、かき混ぜながら95℃以上の水浴中で30分間加熱する。冷後、塩酸(1→4)20mLを加え、ジエチルエーテル30mLずつで2回抽出する。ジエチルエーテル抽出液を合わせ、水20mLで洗浄した後、硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過する。ろ液を水浴上で加熱し、ジエチルエーテルを蒸発させて除き、残留物の融点を測定するとき、54~69℃である。

(3) 本品は、乳酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 酸価 60~130

本品約1gを精密に量り、エタノール(中和)25mLを加えて、加温して溶かす。冷後、フェノールフタレイン試液5滴を加えて、速やかに0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で淡赤色が30秒間持続するまで滴定し、次式により酸価を求める。

ただし、

a:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(2) エステル価 90~190(油脂類試験法) ただし、酸価は、純度試験(1)の測定値を用いる。

けん化価は、本品約1gを精密に量り、試料とし、油脂類試験法中のけん化価の試験を行う。けん化価の試験においては、3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液を加える際に生じる析出物が器壁に固着しないように注意し、滴定は、熱時行うものとする。

(3) 総乳酸 乳酸(C3H6O3)として15~40%

「ステアロイル乳酸カルシウム」の純度試験(3)を準用する。ただし、乳酸リチウム標準液の採取量は1mL、2mL、5mL及び10mLとする。

(4) ナトリウム Naとして2.5~5.0%

本品約0.25gを精密に量り、ビーカーに入れ、エタノール(95)10mLを加えて加温して溶かす。この液を25mLのメスフラスコに移し、ビーカーをエタノール(95)5mLずつで2回洗い、洗液をメスフラスコに合わせ、エタノール(95)を加えて正確に25mLとし、十分かくはんする。この液1mLを正確に量り、あらかじめ酸化ランタン試液10mLを入れた100mLのメスフラスコに入れ、水を加えて正確に100mLとした後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、検液とする。別に塩化ナトリウムを130℃で2時間乾燥した後、その1.271gを量り、水を加えて溶かして正確に500mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液2mL、4mL及び6mLを正確に量り、酸化ランタン試液10mL及び水を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。標準液は用時調製する。検液及び標準液につき、次の操作条件でフレーム方式の原子吸光光度法により試験を行い、標準液から得た検量線より検液中のナトリウム濃度を求め、次式によりナトリウムの含量を求める。

ただし、

C:検液中のナトリウム濃度(μg/mL)

M:試料の採取量(g)

操作条件

光源ランプ ナトリウム中空陰極ランプ

分析線波長 589.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

FA035200

E00180

ステビア抽出物

Stevia Extract

ステビアエキス

定義 本品は、ステビア(Stevia rebaudiana(Bertoni)Bertoni)の葉から抽出して得られた、ステビオール配糖体を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、ステビオール配糖体4種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドA)の合計量として80.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末、薄片又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、強い甘味がある。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のステビオシド及びレバウジオシドAのいずれかのピークの保持時間と一致する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 1.0%以下

定量法 本品約50mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)に溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に定量用ステビオシド及び定量用レバウジオシドAを乾燥し、約50mgずつを精密に量り、それぞれ水/アセトニトリル混液(7:3)に溶かして正確に100mLとし、標準液とする。検液、標準液及びステビオール配糖体4種混合液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。標準液のステビオシド及びレバウジオシドAのピーク面積As1及びAs2並びに検液のステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドAの各ピーク面積Axを測定し、以下の式によりステビオール配糖体4種の含量を求める。ただし、検液中の各ステビオール配糖体は、ステビオール配糖体4種混合液中の各ステビオール配糖体の保持時間と一致することにより確認する。また、各ステビオール配糖体の定量用の係数fxは、1.00(ステビオシド)、1.18(レバウジオシドC)及び0.98(ズルコシドA)とする。

レバウジオシドAの含量(%)=MS2/MT×Ax/As2×100

ステビオール配糖体4種の含量(%)=ステビオシドの含量(%)+レバウジオシドAの含量(%)+レバウジオシドCの含量(%)+ズルコシドAの含量(%)

ただし、

MS1:定量用ステビオシドの採取量(mg)

MS2:定量用レバウジオシドAの採取量(mg)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 リン酸緩衝液(0.01mol/L、pH2.6)/アセトニトリル混液(17:8)

流量 1.0mL/分

カラム選定

定量用ステビオシド標準液と定量用レバウジオシドA標準液を1:1の割合で混合した液を用い、上記の操作条件で試験するとき、ステビオシド及びレバウジオシドAが分離するものを用いる。

FA035300

E00180B

ステビオール配糖体

Steviol Glycosides

ステビオシド

レバウジオシド

定義 本品は、ステビア(Stevia rebaudiana(Bertoni)Bertoni)の葉から抽出して得られた、ステビオール配糖体を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、ステビオール配糖体4種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドC及びズルコシドA)の合計量として80.0%以上を含み、かつ、ステビオール配糖体9種(ステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシド)の合計量として95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末、薄片又は結晶であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、強い甘味がある。

確認試験 「ステビア抽出物」の確認試験を準用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 1.0%以下

定量法 本品約50mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(7:3)に溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に定量用ステビオシド及び定量用レバウジオシドAを乾燥し、約50mgずつを精密に量り、それぞれ水/アセトニトリル混液(7:3)に溶かして正確に100mLとし、標準液とする。検液、標準液及びステビオール配糖体9種混合液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。標準液のステビオシド及びレバウジオシドAのピーク面積As1及びAs2並びに検液のステビオシド、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドF、ズルコシドA、ルブソシド及びステビオールビオシドの各ピーク面積Axを測定し、「ステビア抽出物」の定量法を準用してステビオール配糖体4種の含量を求め、さらに、以下の式によりステビオール配糖体9種の含量を求める。ただし、検液中の各ステビオール配糖体は、ステビオール配糖体9種混合液中の各ステビオール配糖体の保持時間と一致することにより確認する。また、各ステビオール配糖体の定量用の係数fxは、1.00(レバウジオシドB)、1.40(レバウジオシドD)、1.16(レバウジオシドF)、0.80(ルブソシド、ステビオールビオシド)とする。

ステビオール配糖体9種の含量(%)=ステビオシドの含量(%)+レバウジオシドAの含量(%)+レバウジオシドBの含量(%)+レバウジオシドCの含量(%)+レバウジオシドDの含量(%)+レバウジオシドFの含量(%)+ズルコシドAの含量(%)+ルブソシドの含量(%)+ステビオールビオシドの含量(%)

FA035400

E00182

スピルリナ色素

Spirulina Color

スピルリナ青色素

定義 本品は、スピルリナ(Arthrospira platensis(Spirulina platensis))の全藻から得られた、フィコシアニンを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像792 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は25以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、青色の粉末又は液体であり、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価25に換算して0.4gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH6.0)100mLに溶かした液は、青色を呈し、赤色の蛍光を発する。

(2) (1)の溶液を、90℃で30分間加熱するとき、蛍光は消える。

(3) (1)の溶液5mLに微粉末にした硫酸アンモニウム3.3gを少量ずつ加えて溶かし、放置するとき、青色の不溶物を生じる。

(4) (1)の溶液5mLに塩化鉄(Ⅲ)試液1mLを加えて20分間放置するとき、青緑~暗紫色に変わる。

(5) (1)の溶液5mLに次亜塩素酸ナトリウム試液0.1mLを加えるとき、液の色は、淡黄色に変わる。

(6) 本品をクエン酸緩衝液(pH6.0)に溶かした液は、波長610~630nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH6.0)

測定波長 波長610~630nmの吸収極大の波長

FA035500

E00064

精製カラギナン

Purified Carrageenan

Refined Carrageenan

定義 本品は、カラギナン(イバラノリ属(Hypnea属)、キリンサイ属(Eucheuma属)、ギンナンソウ属(Iridaea属)、スギノリ属(Gigartina属)又はツノマタ属(Chondrus属)の藻類の全藻から得られた、ι―カラギナン、κ―カラギナン及びλ―カラギナンを主成分とするものをいう。)の一つである。ショ糖、ブドウ糖、マルトース、乳糖又はデキストリンを含むことがある。

性状 本品は、白~淡褐色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 「加工ユーケマ藻類」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品0.1gを水20mLに加えて塩化バリウム二水和物溶液(3→25)3mL及び塩酸(1→5)5mLを加えてよく混和し、必要な場合には、沈殿を除き、この液を5分間煮沸するとき、白色の結晶性の沈殿を生ずる。

粘度 5.0mPa・s以上

「加工ユーケマ藻類」の粘度を準用する。

純度試験

(1) 硫酸基 15~40%

本品約8gを精密に量り、60vol%2―プロパノール400mL中に分散する。穏やかに4時間かき混ぜ、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を60vol%2―プロパノール10mLで2回、2―プロパノール10mLで2回洗浄し、105℃で恒量になるまで乾燥し、試料とする。得られた試料約1gを精密に量り、100mLのケルダールフラスコに入れる。塩酸(1→10)50mLを加えて還流冷却管を付け、1時間煮沸する。10vol%過酸化水素25mLを加え、更に5時間煮沸する。必要な場合には、分離液をろ過し、ろ液を500mLビーカーに移し、煮沸しながら塩化バリウム二水和物溶液(3→25)10mLを徐々に加える。水浴中で2時間加熱する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで洗浄する。ろ紙上の残留物をろ紙と共に乾燥し、磁製るつぼに入れ、内容物が白く灰化するまで焼いた後、硫酸バリウムとしてひょう量し、次式により硫酸基(SO4)の量を求める。

ただし、

MB:硫酸バリウムの量(g)

MT:試料の採取量(g)

(2) 酸不溶物 2.0%以下

純度試験(1)で得られた試料約2gを精密に量り、以下「加工ユーケマ藻類」の純度試験(4)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 残留溶媒 2―プロパノールとメタノールの合計量0.10%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール及びメタノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液2mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノール及びメタノールのピーク面積の比QT1及びQT2並びにQS1及びQS2を求め、以下の式により、2―プロパノール及びメタノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS1/MT×QT1/QS1×0.4

メタノールの量(%)=MS2/MT×QT2/QS2×0.4

ただし、

MS1:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

MS2:メタノールの採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールの保持時間が約2分、2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 12.0%以下(105℃、4時間)

灰分 15.0~40.0%(純度試験(1)で得られた試料2.0g)

酸不溶性灰分 1.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA035550

E00184

生石灰

Quicklime

定義 本品は、石灰石を焼成して得られたものである。主成分は酸化カルシウムである。

含量 本品を強熱したものは、酸化カルシウム(CaO=56.08)93.0%以上を含む。

性状 本品は、白~灰白色の塊、粒又は粉末である。

確認試験

(1) 本品1gを水で潤すとき発熱し、更にこれに5mLの水を加えて懸濁した液は、アルカリ性を呈する。

(2) 本品1gに水20mL及び酢酸(1→3)6mLを加えた後、ろ過するとき、ろ液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 1.0%以下

あらかじめ、るつぼ型ガラスろ過器(1G4)を105℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、沸騰させる。冷後、必要な場合には、塩酸を加えて酸性とし、先のガラスろ過器でろ過する。ガラスろ過器上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで水で洗い、ガラスろ過器とともに105℃で1時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(2) 炭酸塩 本品2.0gを量り、水50mLを加えてよく振り混ぜた後、塩酸(1→4)25mLを加えるとき、著しく泡立たない。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品をるつぼに量り、徐々に加熱して炭化させた後、蓋をして500℃で強熱する。残留物に、塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) アルカリ金属及びマグネシウム 6.0%以下

本品約0.5gを精密に量り、水30mL及び塩酸(1→4)15mLを加えて溶かす。この液を加熱し、1分間沸騰させた後、直ちにシュウ酸二水和物溶液(3→50)40mLを加え、激しくかき混ぜる。これにメチルレッド試液2滴を加え、液が黄色を呈するまでアンモニア試液を滴加してカルシウムを沈殿させる。この液を水浴上で1時間加熱し、冷後、水を加えて100mLとし、よく混合した後、ろ過する。ろ液50mLをあらかじめ800℃で30分強熱して、デシケーター中で放冷し、質量を精密に量った白金製のるつぼに入れ、硫酸0.5mLを加え蒸発乾固した後、恒量になるまで800℃で強熱し、その残留物の質量を量る。

(5) バリウム Baとして300μg/g以下

本品1.50gを量り、水を加え泥状にし、塩酸(1→4)20mLを加えて溶かし、水を加えて30mLとし、ろ過する。ろ液20mLを量り、検液とし、酢酸ナトリウム2g、酢酸(1→20)1mL及びクロム酸カリウム溶液(1→20)0.5mLを加え、15分間放置するとき、その液の濁度は、次の比較液の濁度より濃くない。比較液は、バリウム標準液0.30mLを量り、水を加えて20mLとし、以下検液と同様に操作した液を用いる。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)8mLを加えて溶かし、検液とする。

強熱減量 10.0%以下(800℃、恒量)

定量法 本品を強熱し、その約1.5gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に250mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.804mg CaO

FA035560

E00185

精油除去ウイキョウ抽出物

Essential Oil Removed Fennel Extract

定義 本品は、ウイキョウ(Foeniculum vulgare Mill.)の果実を水蒸気蒸留した残より、熱時、水で抽出して得られたものである。デキストリンを含むことがある。

性状 本品は、淡黄~褐色の粉末である。

確認試験

(1) 本品50mgを量り、水を加えて20mLとし、試料液とする。試験管に試料液0.5mLを量り、pH7.4のトリス緩衝液(0.1mol/L)2.0mLを加えて混合する。この液にDPPH試液(0.2mmol/L)2.5mLを加え、直ちにかくはん後、暗所に30分間放置し、検液とする。別に、トロロックス10mgを量り、エタノール(99.5)を加えて100mLとする。この液5mLを正確に量り、エタノール(99.5)を加えて20mLとし、トロロックス標準液とする。試験管にトロロックス標準液0.5mLを量り、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、エタノール(99.5)とpH7.4のトリス緩衝液(0.1mol/L)を3:2の割合で混合した液を対照として波長517nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

(2) 本品100mgを量り、水20mLを加えて検液とする。エレウテロシドB2mgを量り、メタノール(1→2)100mLを加えて標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。このとき、検液には標準液のエレウテロシドBのピークと保持時間の一致するピークを認める。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 265nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 水/アセトニトリル混液(9:1)

流量 エレウテロシドBの保持時間が約10分になるように調整する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

FA035580

E00186

セイヨウワサビ抽出物

Horseradish Extract

ホースラディッシュ抽出物

定義 本品は、セイヨウワサビ(Armoracia rusticana G. Gaertn.,B.Mey. & Scherb.)の根から得られた、イソチオシアナートを主成分とするものである。

含量 本品は、イソチオシアン酸アリル(C4H5NS=99.15)65.0%以上を含む。

性状 本品は、淡黄~淡褐色の澄明な液体で、わさびようの強い刺激性のにおいがある。

確認試験 本品0.15gを量り、シクロヘキサン20mLを加えて検液とする。イソチオシアン酸アリル、イソチオシアン酸sec―ブチル及びイソチオシアン酸3―ブテニルをそれぞれ0.15gずつ量り、シクロヘキサンを20mLずつ加えてそれぞれ標準液A、B及びCとする。検液及び標準液Aをそれぞれ0.5μLずつ量り、定量法の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。ただし、カラム温度は、80℃で注入し、毎分4℃で250℃まで昇温する。このとき、検液の主ピークは、標準液Aの主ピークと保持時間が一致する。また、本品、標準液B及び標準液Cそれぞれ0.5μLずつを量り、同様の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。このとき、本品には標準液B及び標準液Cの主ピークと保持時間が一致するピークを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を量り、液体が見えなくなるまで約150℃で加熱する。残留物に塩酸(1→4)10mLを加えて蒸発乾固する。残留物に硝酸(1→100)5mLを加え、加温する。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第4法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約0.15gを精密に量り、定量用内標準液10mLを正確に加えた後、シクロヘキサンを加えて正確に20mLとし、検液とする。ただし、定量用内標準液は、定量用デカン約0.7gを精密に量り、シクロヘキサンで正確に100mLとしたものとする。別に、イソチオシアン酸アリル約0.15gを精密に量り、シクロヘキサンを加えて20mLとし、標準液とする。検液、定量用内標準液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液につき、デカン及びイソチオシアン酸アリルのピーク面積AD及びAAを測定し、次式によりイソチオシアン酸アリルの含量を求める。ただし、検液中のデカン及びイソチオシアン酸アリルは、定量用内標準液及び標準液との保持時間の比較により同定する。

イソチオシアン酸アリル(C4H5NS)の含量(%)=CD/CT×AA/AD×MWA/MWD×1/RMS×P

ただし、

CD:検液中の定量用デカンの濃度(mg/mL)

CT:検液中の試料の濃度(mg/mL)

MWA:イソチオシアン酸アリルの分子量(99.15)

MWD:デカンの分子量(142.29)

RMS:イソチオシアン酸アリルのデカンに対する相対モル感度(0.333)

P:定量用デカンの純度(%)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃で注入し、毎分4℃で180℃まで昇温し、180℃を5分間保持する。

注入口温度 100℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 イソチオシアン酸アリルの保持時間が7~8分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:50

FA035600

E00191

L―セリン

L―Serine

C3H7NO3 分子量 105.09

(2S)―2―Amino―3―hydroxypropanoic acid [56―45―1]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―セリン(C3H7NO3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、味はわずかに甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→20)10mLにオルト過ヨウ素酸0.2gを加えて加熱するとき、ホルマリンのにおいを発する。

比旋光度 画像795 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、塩酸試液(2mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 5.2~6.2(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=10.51mg C3H7NO3

FA035700

E00192

セルラーゼ

Cellulase

繊維素分解酵素

定義 本品は、担子菌(Corticium属、Irpex属及びPycnoporus coccineusに限る。)、糸状菌(Acremonium cellulolyticus、Aspergillus aculeatus、Aspergillus awamori、Aspergillus niger、Humicola insolens、Penicillium funiculosum、Trichoderma harzianum、Trichoderma insolens、Trichoderma koningii、Trichoderma longibrachiatum、Trichoderma reesei及びTrichoderma virideに限る。)、放線菌(Actinomyces属及びStreptomyces属に限る。)又は細菌(Bacillus circulans及びBacillus subtilisに限る。)の培養物から得られたセルロースを加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、セルラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

セルラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水、pH4.5の酢酸緩衝液(0.05mol/L)、pH4.5の酢酸緩衝液(0.1mol/L)若しくはpH5.0の酢酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

カルボキシメチルセルロースナトリウム0.67gを量り、水50mLを加えて加温して溶かす。冷後、pH4.2の酢酸緩衝液(1mol/L)、pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)又はpH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)10mLを加え、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液4mLを量り、37℃で10分間加温した後、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で30分間加温し、ソモギー試液(I)2mLを加えて混和し、水浴中で30分間加熱する。冷後、この液にネルソン試液2mLを加えてよく振り混ぜ、水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)3mLを加えて振り混ぜて沈殿を溶かして20分間放置した後、pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)を加えて25mLとし、この液1mLを量り、pH4.5の酢酸緩衝液(1mol/L)9mLを加えて混和し、検液とする。別に試料液1mLを量り、ソモギー試液(I)2mLを加えて振り混ぜた後、基質溶液4mLを加えて混和し、水浴中で30分間加熱する。冷後、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長750nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.50gを量り、水若しくはpH4.8のクエン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

約1×6cmに切り出したろ紙片50mgを基質ろ紙片とする。

試験管にpH4.8のクエン酸緩衝液(0.05mol/L)1mLを量り、試料液0.5mLを加えて混和し、基質ろ紙片1枚を加えてかくはんして試験管内で液中に完全に浸し、50℃で60分間加温する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液3mLを加えて直ちにかくはんし、水浴中で5分間加熱する。冷後、水16mLを加えて混和し、検液とする。別に試験管に試料液0.5mLを量り、3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液3mL及びpH4.8のクエン酸緩衝液(0.05mol/L)1mLを加えて直ちに混和した後、水浴中で5分間加熱する。冷後、水16mLを加えて混和し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品0.50gを量り、水、pH4.8のクエン酸緩衝液(0.05mol/L)若しくはpH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

カルボキシメチルセルロースナトリウムを基質とする場合には、カルボキシメチルセルロースナトリウム10.0gを量り、水800mLにかき混ぜながら徐々に加えて溶かし、酢酸試液(1mol/L)100mLを加えた後、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)を加えてpH4.0又はpH4.5に調整し、水を加えて1000mLとしたものを基質溶液とする。

カルボキシメチルセルロースを基質とする場合には、カルボキシメチルセルロース0.75gを量り、水45mLにかき混ぜながら徐々に加えて溶かし、pH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)5mLを加えて50mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に試料液1mLを量り、40℃で5分間加温し、これに同温度で5分間加温した基質溶液1mLを加えて直ちによく振り混ぜる。この液を40℃で10分間又は30分間加温した後、3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液又は3,5―ジニトロサリチル酸試液4mLを加えて混和し、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で15分間加熱する。冷後、検液とする。別に試験管に試料液1mLを量り、3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液又は3,5―ジニトロサリチル酸試液4mLを加えて振り混ぜた後、基質溶液1mLを加えてよく振り混ぜ、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で15分間加熱する。冷後、比較液とする。検液及び比較液につき、波長540nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第4法 本品1.0gを量り、水若しくはpH6.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

85℃で加温したpH6.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)約700mLに、カルボキシメチルセルロース35gをかくはんしながら徐々に加え、85℃で30分間加温し、かくはんしながら放冷する。この液にpH6.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて950mLとした後、塩酸試液(2mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(2mol/L)を加えてpH6.0に調整し、pH6.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて1000mLとし、これにカルボキシメチルセルロースを完全に溶かしたものを基質溶液とする。用時調製する。なお、使用前に気泡がないことを確認する。

試験管に試料液0.5mLを量り、あらかじめ25℃で加温した基質溶液4mLを加え、25~30秒間かくはんした後、40℃で30分間加温し、検液とする。別に試料液の代わりにpH6.0のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液の入った試験管を振動式粘度計にそれぞれ設置し、振動している検出端子を試験管の中央に位置させた状態で20秒間経過した時点での値を読み取るとき、検液の値は比較液の値より小さい。

第5法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

結晶セルロース2.0g及びD(+)―グルコース40mgを量り、水を加えてよくかき混ぜ100mLとしたものを基質懸濁液とする。用時懸濁する。

L字型試験管に基質懸濁液2.5mLを量り、pH4.5の酢酸緩衝液(0.05mol/L)2mLを加え、振とうしながら50℃で10分間加温する。この液に試料液0.5mLを加え、振とうしながら50℃で30分間加温した後、水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)0.5mLを加えて混和し、遠沈管にとり毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液0.5mLに3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液(セルラーゼ活性試験用)1.5mLを加えてよくかき混ぜた後、水浴中で5分間加熱する。冷後、水4mLを加えて混和し、検液とする。別にL字型試験管に試料液0.5mLを量り、水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)0.5mLを加えた後、pH4.5の酢酸緩衝液(0.05mol/L)2mL及び基質懸濁液2.5mLを加えて混和する。この液を遠沈管にとり毎分3000回転で10分間遠心分離し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長540nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

FA035750

E00173

造礁サンゴ焼成カルシウム

Calcinated Coral Calcium

定義 本品は、焼成カルシウム(うに殻、貝殻、造礁サンゴ、ホエイ、骨又は卵殻を焼成して得られた、カルシウム化合物を主成分とするものをいう。)のうち、イシサンゴ目の造礁サンゴを焼成して得られたものである。主成分は酸化カルシウムである。

含量 本品を強熱したものは、酸化カルシウム(CaO=56.08)として85%以上を含む。

性状 本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品1gに水5mLを加えて懸濁した液は、アルカリ性を呈する。

(2) 本品1gに水20mL及び酢酸(1→3)10mLを加えた後、ろ過し、ろ液をアンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.50%以下

本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、5分間沸騰させる。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を、洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗う。ろ紙及び残留物を、あらかじめ450~550℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間強熱し、その質量を量る。

(2) 炭酸塩 本品2.0gを量り、水50mLを加えてよく振り混ぜた後、塩酸(1→4)25mLを加えるとき、著しく泡立たない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合は、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして5μg/g以下(0.20g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を水2mLで潤し、塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

強熱減量 10.0%以下(900℃、30分)

定量法 本品を強熱し、その約1.5gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水を加えて正確に250mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法より定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.804mg CaO

FA035780

E00193

粗製海水塩化カリウム

Crude Potassium Chloride (Sea Water)

定義 本品は、海水から塩化ナトリウムを析出分離して得られた、塩化カリウムを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、塩化カリウム(KCl=74.55)60.0~85.0%を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の粉末で、においはない。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び塩化物(1)の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加え、この液について次の試験を行う。

(i) 液が無色ならば、水酸化ナトリウム試液(0.02mol/L)0.30mLを加えるとき、液は赤色を呈する。

(ii) 液が赤色ならば、その色は、塩酸試液(0.02mol/L)2.0mLを加えるとき消える。

(2) 硫酸塩 SO4として4.8%以下

本品0.25gを量り、水を加えて溶かし、正確に100mLとする。この液2.0mLを量り、試料液とする。比較液には、0.005mol/L硫酸0.5mLを用いる。

(3) 臭化物 Brとして2.0%以下

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、正確に1000mLとする。この液10mLを量り、水を加えて100mLとする。この液5mLを量り、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、直ちに振り混ぜ、2分間放置した後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液0.15mLを加えて混和した後、水を加えて10mLとし、検液とする。別に臭化カリウムを110℃で4時間乾燥した後、その2.979gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとし、更にこの液1mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mLを正確に量り、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、直ちに振り混ぜる。以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、水を対照として、波長590nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

(4) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.8g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) カルシウム Caとして5.0%以下

本品約2.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて100mLとし、L(+)―酒石酸溶液(1→5)0.2mLを加え、更に2、2′、2′′―ニトリロトリエタノール溶液(3→10)10mL及び水酸化カリウム溶液(1→10)10mLを加え、5分間放置した後、直ちに0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 NN指示薬約0.1g)、その消費量をbmLとする。終点は、液の赤紫色が完全に消失して青色となるときとし、次式によりカルシウムの量を求める。

カルシウムの含量(%)=b/M×0.002004×5×100

ただし、M:試料の採取量(g)

(6) マグネシウム Mgとして3.0%以下

本品約2.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液10mLを正確に量り、水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 エリオクロムブラックT試液2滴)、その消費量amLを求める。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。純度試験(5)で得た消費量bmLを用い、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

(7) ナトリウム Naとして15.0%以下

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。この液2mLを量り、10%塩酸試液10mL及び水を加えて100mLとし、検液とする。別に塩化ナトリウムを130℃で2時間乾燥した後、その2.542gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液3mLを正確に量り、10%塩酸試液100mL及び水を加えて正確に1000mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度を超えない。

操作条件

光源ランプ ナトリウム中空陰極ランプ

分析線波長 589.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(8) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液 3.0mL、装置B)

乾燥減量 10.0%以下(140℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mLを正確に量り、10%塩酸試液10mL及び水を加えて正確に100mLとし、検液とする。別にカリウム標準液(0.1mg/mL)25mLを正確に量り、10%塩酸試液10mL及び水を加えて正確に100mLとする。この液2mL、3mL及び4mLを正確に量り、それぞれ10%塩酸試液2mL及び水を加えて20mLとし、標準液とする。検液及び標準液につき、次の操作条件で原子吸光光度法(フレーム方式)により試験を行い、標準液より得た検量線より検液中のカリウムの濃度を求め、次式により塩化カリウムの含量を求める。

塩化カリウムの含量(%)=C/M×0.03813×100

ただし、

C:カリウムの濃度(μg/mL)

M:試料の採取量(g)

操作条件

光源ランプ カリウム中空陰極ランプ

分析線波長 766.5nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

FA035800

E00194

粗製海水塩化マグネシウム

Crude Magnesium Chloride (Sea Water)

塩化マグネシウム含有物

定義 本品は、海水から塩化カリウム及び塩化ナトリウムを析出分離して得られた、塩化マグネシウムを主成分とするものである。

含量 本品は、塩化マグネシウム(MgCl2=95.21)として12.0~30.0%を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の液体で、苦味がある。

確認試験

(1) 本品に水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を加えるとき、白色のゲル状の沈殿を生じ、この一部にヨウ素試液を加えるとき、沈殿は暗褐色に染まる。また、他の一部に過量の水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を加えても、沈殿は溶けない。

(2) 本品は、塩化物(1)の反応を呈する。

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として4.8%以下

本品0.25gを量り、水を加えて溶かし、100mLとする。この液2.0mLを量り、試料液とする。比較液には、0.005mol/L硫酸0.50mLを用いる。

(2) 臭化物 Brとして2.5%以下

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、500mLとする。この液10mLを量り、水を加えて100mLとする。この液2mLを量り、水3mL、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、直ちに混和し、2分間放置し、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液0.15mLを加えて混和した後、水を加えて10mLとし、検液とする。別に臭化カリウムを110℃で4時間乾燥した後、その2.979gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mLを正確に量り、フェノールレッド試液(pH4.7)2mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム三水和物溶液(1→10000)1mLを加え、直ちに振り混ぜる。以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、水を対照として波長590nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 亜鉛 Znとして70μg/g以下

本品4.0gを量り、水を加えて40mLとし、試料液とする。試料液30mLを量り、酢酸5滴及びヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→20)2mLを加えて振り混ぜ、10分間放置するとき、その液の濁度は、亜鉛標準液14mLを量り、試料液10mL及び水を加えて30mLとし、酢酸5滴及びヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→20)2mLを加えて振り混ぜ、10分間放置した液の濁度以下である。

(5) カルシウム Caとして4.0%以下

定量法のA液20mLを正確に量り、水を加えて100mLとし、L(+)―酒石酸溶液(1→5)0.2mLを加え、更に2,2′,2′′―ニトリロトリエタノール溶液(3→10)10mL、水酸化カリウム溶液(1→10)10mLを加え、5分間放置した後、直ちに0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 NN指示薬約0.1g)、その消費量をbmLとする。終点は、液の赤紫色が完全に消失して青色となるときとし、次式によりカルシウムの量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

(6) ナトリウム Naとして4.0%以下

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとする。この液10mLを量り、水を加えて200mLとし、検液とする。別に塩化ナトリウムを130℃で2時間乾燥した後、その2.542gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液2mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ ナトリウム中空陰極ランプ

分析線波長 589.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(7) カリウム Kとして6.0%以下

純度試験(6)の検液を用いて、試験を行う。別に塩化カリウムを105℃で2時間乾燥した後、その1.907gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液3mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光光度法により試験を行うとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ カリウム中空陰極ランプ

分析線波長 766.5nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(8) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約2gを精密に量り、水を加えて正確に200mLとし、A液とする。A液5mLを正確に量り、水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 エリオクロムブラックT試液2滴)、その消費量amLを求める。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。純度試験(5)で得た消費量bmLを用い、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA035900

T02230

ソルビタン脂肪酸エステル

Sorbitan Esters of Fatty Acids

定義 本品は、脂肪酸とソルビタンのエステルである。

性状 本品は、白~黄褐色の粉末、薄片、粒、ろう状の塊又は液体である。

確認試験

(1) 本品0.5gにエタノール(99.5)5mLを加えて加熱して溶かし、硫酸(1→20)5mLを加え、水浴中で30分間加熱した後、冷却するとき、油滴又は白~黄白色の固体を析出する。この油滴又は固体を分離し、これにジエチルエーテル5mLを加えて振り混ぜるとき溶ける。

(2) (1)で油滴又は固体を分離した残りの液2mLを量り、新たに調製した1,2―ベンゼンジオール溶液(1→10)2mLを加えて振り混ぜ、更に硫酸5mLを加えて振り混ぜるとき、液は、赤~赤褐色を呈する。

純度試験

(1) 酸価 15以下(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) ポリオキシエチレン 本品1.0gを量り、ジクロロメタン10mLに溶かし、水20mLを加え、加温してよく振り混ぜる。冷後、チオシアン酸アンモニウム・硝酸コバルト(Ⅱ)試液10mLを加えてよく振り混ぜた後、必要な場合には遠心分離し、観察するとき、ジクロロメタン層は、青色を呈さない。

強熱残分 1.5%以下

FA036000

T02240

D―ソルビトール

D―Sorbitol

D―ソルビット

C6H14O6 分子量 182.17

D―Glucitol [50―70―4]

含量 本品を乾燥したものは、D―ソルビトール(C6H14O6)90.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末又は粒であり、においがなく、清涼な甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(7→10)1mLに硫酸鉄(Ⅱ)試液2mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→5)1mLを加えるとき、液は、青緑色を呈するが、濁らない。

(2) 本品の水溶液(1→100)1mLに、新たに調製した1,2―ベンゼンジオール溶液(1→10)1mLを加え、よく振り混ぜた後、硫酸2mLを加えて振り混ぜるとき、液は、直ちに赤色を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸 本品5gを量り、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液1滴及び0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液0.5mLを加えて振り混ぜるとき、液は、30秒以上持続する赤色を呈する。

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ニッケル 本品0.50gを量り、水5mLを加えて溶かし、ジメチルグリオキシム・エタノール(95)溶液(1→100)3滴及びアンモニア試液3滴を加えて5分間放置するとき、液は、赤色を呈さない。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 還元糖 D―グルコースとして0.68%以下

本品1.0gを量り、フラスコに入れ、水25mLを加えて溶かし、フェーリング試液40mLを加え、3分間穏やかに煮沸した後、放置して亜酸化銅を沈殿させる。冷後、沈殿がなるべくフラスコ内に残るように注意しながら上澄液をガラスろ過器(1G4)でろ過し、ろ液は捨てる。フラスコ内の沈殿に直ちに温湯を加えて洗浄し、沈殿がなるべくフラスコ内に残るように注意しながら先のガラスろ過器でろ過する。洗液がアルカリ性を呈さなくなるまで同様の操作を繰り返し、洗液は捨てる。次にフラスコ内の沈殿に直ちに硫酸鉄(Ⅲ)試液20mLを加えて溶かし、先のガラスろ過器でろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせる。これを80℃に加熱し、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液2.0mLを加えるとき、液の赤色は直ちに消えない。

(6) 糖類 D―グルコースとして4.4%以下

本品10gを量り、水25mLを加えて溶かし、塩酸(1→4)8mLを加え、還流冷却器を付けて水浴中で3時間加熱する。冷後、メチルオレンジ試液1滴を指示薬として水酸化ナトリウム溶液(1→25)で中和する。この液に水を加えて100mLとし、この液10mLを量り、水10mL及びフェーリング試液40mLを加え、3分間穏やかに煮沸した後、以下純度試験(5)を準用する。ただし、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液の量は13mLとする。

乾燥減量 3.0%以下(0.7kPa以下、80℃、3時間)

強熱残分 0.02%以下(5g)

定量法 本品及び定量用D―ソルビトールを乾燥し、それぞれ約1gずつを精密に量り、水に溶かしてそれぞれ正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ正確に量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のD―ソルビトールのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

D―ソルビトール(C6H14O6)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用D―ソルビトールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5~12μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4~8mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 40~85℃の一定温度

移動相 水

流量 0.5~1.0mL/分の一定量

FA036100

D―ソルビトール液

D―Sorbitol Syrup

D―ソルビット液

含量 本品は、D―ソルビトール(C6H14O6=182.17)50.0~75.0%を含む。

性状 本品は、無色澄明のシロップ状の液体で、冷時には無色の結晶を析出することがある。本品は、においがなく、甘味がある。

確認試験 「D―ソルビトール」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

純度試験

(1) 遊離酸 「D―ソルビトール」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ニッケル 「D―ソルビトール」の純度試験(3)を準用する。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 還元糖 D―グルコースとして0.68%以下

「D―ソルビトール」の純度試験(5)を準用する。

(6) 糖類 D―グルコースとして6.8%以下

「D―ソルビトール」の純度試験(6)を準用する。ただし、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液の量は20mLとする。

強熱残分 0.02%以下 ただし、本品約5gを精密に量り、硫酸2~3滴を加え、穏やかに加熱して煮沸し、点火して燃焼させる。冷後、試験を行う。

定量法 本品約1gを精密に量り、以下「D―ソルビトール」の定量法を準用する。

FA036200

T02250

ソルビン酸

Sorbic Acid

C6H8O2 分子量 112.13

(2E,4E)―Hexa―2,4―dienoic acid [110―44―1]

含量 本品を無水物換算したものは、ソルビン酸(C6H8O2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の針状結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品のアセトン溶液(1→100)1mLに水1mL及び臭素試液2滴を加えて振り混ぜるとき、液の色は直ちに消える。

(2) 本品の2―プロパノール溶液(1→400000)は、波長252~256nmに吸収極大がある。

融点 132~135℃

純度試験

(1) 溶状 本品0.20gを量り、アセトン5.0mLを加えて溶かした液の色は、比色標準液Cより濃くない。

(2) 塩化物 Clとして0.014%以下

本品1.50gを量り、水120mLを加え、煮沸して溶かす。冷後、水を加えて120mLとし、ろ過し、ろ液40mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.20mLを用いる。

(3) 硫酸塩 SO4として0.048%以下

(2)のろ液40mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.50mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 0.50%以下(2g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約1gを精密に量り、エタノール(中和)を加えて溶かして正確に100mLとし、この液25mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2~3滴)。さらに、無水物換算を行う。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=11.21mg C6H8O2

FA036300

T02260

ソルビン酸カリウム

Potassium Sorbate

C6H7KO2 分子量 150.22

Monopotassium(2E,4E)―hexa―2,4―dienoate [24634―61―5]

含量 本品を乾燥したものは、ソルビン酸カリウム(C6H7KO2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~淡黄褐色のりん片状結晶、結晶性の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)にアセトン1mLを加え、これに塩酸(1→4)を滴加して弱酸性とした後、臭素試液2滴を加えて振り混ぜるとき、液の色は、直ちに消える。

(2) 本品は、カリウム塩(1)の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 本品0.20gを量り、水5.0mLを加えて溶かした液の色は、比色標準液Fより濃くない。

(2) 遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、赤色を呈しても、その色は、0.05mol/L硫酸0.40mLを加えるとき、消える。

(3) 塩化物 Clとして0.018%以下

本品1.0gを量り、水約30mLを加えて溶かし、よく振り混ぜながら硝酸(1→10)11mLを加え、ろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.50mLに硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとする。

(4) 硫酸塩 SO4として0.038%以下

本品0.50gを量り、水約30mLを加えて溶かし、よく振り混ぜながら塩酸(1→4)3mLを加え、ろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、非水滴定用酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 p―ナフトールベンゼイン試液10滴)。終点は、液の褐色が緑色に変わるときとする。

0.1mol/L過塩素酸1mL=15.02mg C6H7KO2

FA036400

T02270

ソルビン酸カルシウム

Calcium Sorbate

C12H14CaO4 分子量 262.32

Monocalcium bis[(2E,4E)―hexa―2,4―dienoate] [7492―55―9]

含量 本品を乾燥したものは、ソルビン酸カルシウム(C12H14CaO4)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の微細な結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→200)2mLに臭素試液2滴を加えて振り混ぜるとき、液の色は、直ちに消える。

(2) 本品は、カルシウム塩(1)の反応を、本品の水溶液(1→200)は、カルシウム塩(2)の反応を呈する。

(3) 本品の水溶液(1→200)100mLに塩酸(1→4)15mLを加えて生じた沈殿を吸引ろ過し、水でよく洗い、デシケーター(減圧)で4時間乾燥するとき、その融点は、132~135℃である。

純度試験

(1) フッ化物 Fとして10μg/g以下

本品1.00gを量り、ビーカーに入れ、水10mLを加えてしばらくかき混ぜる。その後、塩酸(1→20)20mLを徐々に加えて溶かす。この液を加熱し、1分間沸騰させた後、ポリエチレン製のビーカーに移して直ちに氷冷する。これにエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mL及びクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液約50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。

比較液は、次により調製する。

あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとし、ポリエチレン製容器に入れ、比較原液とする。使用時に、比較原液5mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。この液2mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mL及びクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液約50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、比較液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第4法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) アルデヒド ホルムアルデヒドとして0.1%以下

本品の水溶液(3→500)を塩酸(1→12)でpH4に調整し、ろ過し、その5mLを正確に量り、検液とする。別に、ホルムアルデヒド液2.5mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液3mLを正確に量り、水を加えて正確に500mLとし、その5mLを正確に量り、比較液とする。検液及び比較液にフクシン・亜硫酸水素ナトリウム試液2.5mLずつを加え、15~30分間放置するとき、検液の呈する色は、比較液の呈する色より濃くない。

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.25gを精密に量り、酢酸35mL及び無水酢酸4mLを加え、45~50℃で加熱して溶かす。冷後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸溶液(1→100)2滴)。終点は、液の青色が緑色に変わるときとする。

0.1mol/L過塩素酸1mL=13.12mg C12H14CaO4

FA036500

E00199

タウマチン

Thaumatin

ソーマチン

定義 本品は、タウマトコッカス・ダニエリ(Thaumatococcus daniellii(Benn.)Benth. & Hook. f.)の種子から得られた、タウマチンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、タウマチン94%以上を含む。

性状 本品は、淡黄褐~灰褐色の粉末又は薄片であり、においがなく、強い甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)2mLにニンヒドリン・酢酸試液2mL及び硫酸ヒドラジニウム溶液(13→25000)2mLを加え、水浴中で加熱するとき、液は、青紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100000)の味は甘い。

比吸光度 画像804 (6KB)別ウィンドウが開きます
(0.1g、水、200mL)

純度試験

(1) アルミニウム Alとして100μg/g以下

本品約2gを精密に量り、弱く加熱して炭化する。冷後、硫酸少量を加え、白煙が生じなくなるまで注意して加熱した後、450~550℃で強熱して灰化する。その後、0.2mol/L塩酸を加えて正確に25mLとし、検液とする。別にアルミニウム標準原液適量を正確に量り、水を加えて1mL中にアルミニウム(Al=26.98)2.0~10.0μgを含むように調製し、標準液とする。検液及び標準液につき、次の操作条件でフレーム方式の原子吸光光度法により試験を行い、標準液の吸光度から得た検量線を用いて検液のアルミニウム含量を求める。

操作条件

光源ランプ アルミニウム中空陰極ランプ

分析線波長 309.3nm

支燃性ガス 亜酸化窒素

可燃性ガス アセチレン

(2) 炭水化物 3.0%以下

本品約0.5gを精密に量り、あらかじめ塩酸を加えてpH3に調整した水に溶かして正確に50mLとする。この液0.10mLを量り、システイン・硫酸試液6mLを正確に加え、水浴中で3分間加熱した後、冷水で5分間冷却し、検液とする。別に1mL中にD(+)―グルコース10~100μgを含むように薄めた溶液を複数調製し、これらの液0.10mLを量り、以下検液の調製と同様に操作し、標準液とする。検液及び標準液につき波長400nmにおける吸光度を測定し、標準液の吸光度から得た検量線を用いて、炭水化物の含量をD(+)―グルコースとして求める。ただし、対照には試料を除いて同様に操作した液を用いる。

(3) 鉛 Pbとして3μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液6.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、比較液 ヒ素標準液6.0mL、装置C)

本品を量り、白金製、石英製又は磁製のるつぼに入れ、硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→10)10mLを加え、エタノール(95)に点火して燃焼させた後、徐々に加熱した後、450~550℃で灰化する。なお炭化物が残るときは、少量の硝酸マグネシウム六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)で潤し、再び加熱し、450~550℃で灰化する。冷後、残留物に塩酸3mLを加え、水浴上で加熱して溶かし、水を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、ヒ素標準液に塩酸3mLを加え、水を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

乾燥減量 9.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 2.0%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により試験を行い、次式より含量を求める。

ただし、

a:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

FA036600

E00200

タウリン(抽出物)

Taurine (Extract)

C2H7NO3S 分子量 125.15

2―Aminoethanesulfonic acid [107―35―7]

定義 本品は、魚介類又は哺乳動物の臓器若しくは肉から得られた、タウリンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、タウリン(C2H7NO3S)98.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においはない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)5mLに10%塩酸試液5滴及び亜硝酸ナトリウム溶液(1→10)5滴を加えるとき、泡立ち、発生するガスは、無色である。

(2) 本品0.5gに水酸化ナトリウム試液(1mol/L)7.5mLを加え、徐々に加熱して蒸発乾固し、更に500℃で2時間強熱して分解し、残留物に水5mLを加え、振り混ぜた後、ろ過し、ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム試液1滴を加えるとき、液は、赤紫色を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.5g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.011%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.014%以下(1.5g、比較液 0.005mol/L硫酸0.45mL)

(4) アンモニウム NH4として0.020%以下

本品0.10gをフラスコにとり、水70mLを加えて溶かし、酸化マグネシウム1gを加え、蒸留装置に連結する。受器にはホウ酸溶液(1→200)10mLを入れて冷却器の下端をこの液に浸し、1分間5~7mLの留出速度に調節しながら留分30mLを得るまで蒸留し、水を加えて50mLとする。この液30mLを比色管にとり、フェノール・ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム試液6.0mLを加えて混和する。次に次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム試液4mL及び水を加えて50mLとし、混和した後、60分間放置する。このとき液の呈する色は、比較液の色より濃くない。比較液は、アンモニウム標準液2.0mLを試料と同様に操作して調製する。

(5) 硫酸呈色物 本品0.10gを硫酸呈色物用硫酸1mLに溶かすとき、呈色しない。

(6) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(7) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.2%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.5%以下(1g)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、ホルムアルデヒド液5mLを加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液3滴)。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=12.52mg C2H7NO3S

FA036700

E00201

タマネギ色素

Onion Color

定義 本品は、タマネギ(Allium cepa L.)のりん茎から水若しくは含水エタノールで抽出して得られたもの又はアルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像807 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、褐~暗褐色の粉末、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して1gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH7.0)500mLに溶かした液は、黄褐~赤褐色を呈する。

(2) 本品の表示量から、色価50に換算して1gに相当する量を量り、水500mLに溶かすとき、黄褐~赤褐色を呈する。この液10mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1mLを加えるとき、褐~暗褐色を呈する。

(3) 本品の表示量から、色価50に換算して0.8gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム溶液(1→250)100mLに溶かす。この液5mLに塩酸(9→1000)10mLを加え、更に塩化亜鉛試液(pH3.0)0.1mLを加えてかくはんした後、栓をして50℃で20分間加温し、必要な場合には毎分3000回転で10分間遠心分離を行うとき、褐~暗褐色の沈殿を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして8μg/g以下(0.50g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、試験を行う。ただし、検液は、次のように調製する。本品を精密に量り、炭酸ナトリウム溶液(1→1000)50mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試料液を正確にクエン酸緩衝液(pH7.0)で希釈し、必要な場合には遠心分離し、上澄液を検液とする。次の操作条件により測定を行う。

操作条件

対照 クエン酸緩衝液(pH7.0)

測定波長 波長480~500nmの吸収極大の波長。吸収極大の波長を認めない場合には、波長490nm

FA036800

E00202

タマリンド色素

Tamarind Color

定義 本品は、タマリンド(Tamarindus indica L.)種子を焙焼したものから、アルカリ性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像808 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は20以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、赤褐~暗褐色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価20に換算して2.5gに相当する量を量り、水100mLに溶かした液は、赤褐~暗褐色を呈する。

(2) (1)の液5mLに塩酸2~3滴を加えて放置するとき、赤褐~暗褐色の沈殿を認める。

(3) (1)の液5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)2mLを加えるとき、暗褐色を呈する。

(4) 本品の表示量から、色価20に換算して1gに相当する量を量り、水酸化ナトリウム溶液(1→250)100mLに溶かす。この液5mLに塩酸(9→1000)10mLを加え、更に塩化亜鉛試液(pH3.0)0.1mLを加えてかくはんした後、栓をして50℃で20分間加温し、必要な場合には毎分3000回転で10分間遠心分離を行うとき、赤褐~暗褐色の沈殿を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、試験を行う。ただし、検液は、次のように調製する。本品を精密に量り、水を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試料液を正確にクエン酸緩衝液(pH7.0)/水混液(1:1)で希釈し、必要な場合には毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。次の操作条件により測定を行う。

操作条件

対照 水

測定波長 波長500nm

FA036900

E00203

タマリンドシードガム

Tamarind Seed Gum

タマリンドガム

タマリンド種子多糖類

定義 本品は、タマリンド(Tamarindus indica L.)の種子から得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、白~淡褐色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品2gを水酸化ナトリウム溶液(1→125)100mLに徐々に加え、激しくかき混ぜて溶液とする。この液5mLに硫酸ナトリウム飽和溶液3mLを注ぐとき、白色の塊を生ずる。

(2) (1)で得た溶液にヨウ素・ヨウ化カリウム試液数滴を静かに滴加するとき、滴加液面で濃青緑色の塊が生じる。これをかき混ぜるとき、色は消える。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) たん白質 3.0%以下

本品約0.5gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.8754mgたん白質

乾燥減量 14.0%以下(105℃、5時間)

灰分 5.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA037000

E00204

タラガム

Tara Gum

定義 本品は、タラ(Caesalpinia spinosa (Molina) Kuntze)の種子から得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末であり、ほとんどにおいがない。

確認試験

(1) 「カロブビーンガム」の確認試験(1)と同様に操作するとき、粘性のある液体となる。この液100mLを水浴上で約10分間加熱した後、室温まで冷却するとき、その粘性は加熱前より増加する。

(2) 「カロブビーンガム」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) 酸不溶物 5.0%以下

「加工ユーケマ藻類」の純度試験(4)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) たん白質 3.5%以下

本品約0.2gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.7984mgたん白質

(5) デンプン 本品0.10gに水10mLを加え、かき混ぜながら加熱して溶かし、放冷した後、ヨウ素試液2滴を加えるとき青色を呈さない。

乾燥減量 15.0%以下(105℃、5時間)

灰分 1.5%以下(550℃、1時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は10000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液200mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地200mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA037100

E00205

タルク

Talc

定義 本品は、天然の含水ケイ酸マグネシウムを精選したもので、ときに少量のケイ酸アルミニウムを含む。

性状 本品は、白~灰白色の微細な結晶性の粉末であり、滑らかな触感を持ち、においがない。

確認試験 本品0.2gに炭酸ナトリウム0.9g及び炭酸カリウム1.3gを混和し、白金製又はニッケル製のるつぼに入れ、加熱して完全に融解する。冷後、熱湯約5mLでビーカーに移し、泡が発生しなくなるまで塩酸を加えた後、更に塩酸10mLを加え、水浴上で蒸発乾固する。冷後、水20mLを加えて煮沸し、ろ過するとき、ゲル状の物質が残り、ろ液は、マグネシウム塩の反応を呈する。

pH 7.5~9.5

本品10.0gを量り、水100mLを加え、蒸発する水を補いながら、水浴上で時々振り混ぜて、2時間加熱する。冷後、直径47mmのメンブランフィルター(孔径0.45μm)を装着したフィルターホルダーを用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っているときは、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物は、水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとし、検液とする。

純度試験

(1) 水可溶物 0.20%以下

pHの検液50mLを量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 塩酸可溶物 2.0%以下

本品1.0gを量り、塩酸(1→4)20mLを加え、50℃で15分間振り混ぜながら加温する。冷後、ろ過する。容器及びろ紙上の残留物は、少量の水で洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて20mLとする。この液10mLを量り、硫酸(1→20)1mLを加えて蒸発乾固し、更に恒量になるまで550℃で強熱し、残留物の質量を量る。

(3) 水溶性鉄 pHの検液20mLを量り、塩酸で弱酸性とし、新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、青色を呈さない。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に硫酸(3→50)5mLを加え、よく振り混ぜながら沸騰するまで穏やかに加熱し、速やかに冷却した後、ろ過する。残留物をはじめに硫酸(3→50)5mL、次に水10mLで洗い、ろ液及び洗液を合わせ、水浴上で蒸発して5mLとし、検液とする。

強熱減量 6.0%以下(550℃、恒量)

FA037200

タール色素の製剤

Preparations of Tar Colors

確認試験 次の表の第1欄に掲げるタール色素の区分に応じ、それぞれ同表の第2欄に掲げる操作を行う。検液より得られたスポット及びそのタール色素の標準品を用いて調製した対照液(タール色素として0.03~0.1%溶液)より得られたスポットについて、両者を比較するとき、色調及びRf値が等しい。

第1欄

第2欄

「食用赤色2号」、「食用赤色3号」、「食用赤色40号」、「食用赤色102号」、「食用赤色104号」、「食用赤色105号」、「食用黄色4号」、「食用黄色5号」及び「食用青色2号」

第1欄に掲げるものの製剤を、タール色素として0.1%溶液(不溶物がある場合には、毎分3000~3500回転で遠心分離を行い、不溶物を除去する。)とし、検液としてタール色素製剤試験法中のタール色素製剤に含まれる色素により展開を行う。

「食用赤色106号」

第1欄に掲げるものの製剤を、タール色素として0.03%溶液(不溶物がある場合には、毎分3000~3500回転で遠心分離を行い、不溶物を除去する。)とし、検液としてタール色素製剤試験法中のタール色素製剤に含まれる色素により展開を行う。

「食用緑色3号」及び「食用青色1号」

第1欄に掲げるものの製剤を、タール色素として0.05%溶液(不溶物がある場合には、毎分3000~3500回転で遠心分離を行い、不溶物を除去する。)とし、検液としてタール色素製剤試験法中のタール色素製剤に含まれる色素により展開を行う。

「食用赤色2号アルミニウムレーキ」、「食用赤色40号アルミニウムレーキ」、「食用黄色4号アルミニウムレーキ」、「食用黄色5号アルミニウムレーキ」、「食用緑色3号アルミニウムレーキ」及び「食用青色1号アルミニウムレーキ」

タール色素のアルミニウムレーキとして0.5gに対応する第1欄に掲げるものの製剤の量を量り、遠心管に入れ、水50mLを加え、よく振り混ぜた後、毎分3000~3500回転で約10分間遠心分離する。上澄液を除去し、残留物に水50mLを加え、よく振り混ぜた後、再び遠心分離する。この操作を更に3回繰り返した後、残留物を試料としてタール色素製剤試験法中のタール色素製剤に含まれる色素レーキ(1)により検液を調製し、展開を行う。

「食用赤色3号アルミニウムレーキ」

タール色素のアルミニウムレーキとして0.5gに対応する第1欄に掲げるものの製剤の量を量り、遠心管に入れ、水50mLを加えてよく振り混ぜた後、毎分3000~3500回転で約10分間遠心分離する。上澄液を除去し、残留物に水50mLを加え、よく振り混ぜた後、再び遠心分離する。この操作を更に3回繰り返した後、残留物を試料としてタール色素製剤試験法中のタール色素製剤に含まれる色素レーキ(2)により検液を調製し、展開を行う。

「食用青色2号アルミニウムレーキ」

タール色素のアルミニウムレーキとして0.5gに対応する第1欄に掲げるものの製剤の量を量り、遠心管に入れ、水50mLを加えてよく振り混ぜた後、毎分3000~3500回転で約10分間遠心分離する。上澄液を除去し、残留物に水50mLを加え、よく振り混ぜた後、再び遠心分離する。この操作を更に3回繰り返した後、残留物を試料としてタール色素製剤試験法中のタール色素製剤に含まれる色素レーキ(3)により検液を調製し、展開を行う。

純度試験

(1) 重金属 Pbとして20μg/g以下(タール色素製剤試験法、重金属)

(2) マンガン 「食用赤色106号」、「食用緑色3号」及び「食用青色1号」を含む製剤 色素の含有量が50%を超える場合にはMnとして50μg/g以下、50%以下の場合にはMnとして25μg/g以下(タール色素製剤試験法、マンガン及びクロム(1))

(3) クロム 「食用赤色106号」、「食用緑色3号」及び「食用青色1号」を含む製剤 色素の含有量が50%を超える場合にはCrとして50μg/g以下、50%以下の場合にはCrとして25μg/g以下(タール色素製剤試験法、マンガン及びクロム(2))

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下

タール色素のアルミニウムレーキを含まないタール色素の製剤にあっては、タール色素試験法中の、タール色素のアルミニウムレーキを含むタール色素の製剤にあっては、タール色素レーキ試験法中のヒ素の試験を行う。

FA037300

T02280

炭酸アンモニウム

Ammonium Carbonate

含量 本品は、アンモニア(NH3=17.03)30.0%以上を含む。

性状 本品は、白色又は半透明の結晶、結晶性の粉末又は塊で、アンモニアのにおいがある。

確認試験 本品は、アンモニウム塩の反応及び炭酸塩の反応(1)を呈する。また、本品の水溶液(1→20)に硫酸マグネシウム試液(0.5mol/L)を加えて加熱するとき、沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(2.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.004%以下(2.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.01%以下(10g)

定量法 あらかじめ水30mLを入れて精密に質量を量った共栓フラスコに本品約2.5gを量って入れた後、その質量を精密に量り、250mLのメスフラスコに移し、水を加えて正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、0.1mol/L塩酸50mLを正確に量って徐々に加え、過量の塩酸を0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液4~5滴)。

0.1mol/L塩酸1mL=1.703mg NH3

FA037400

T02290

炭酸カリウム(無水)

Potassium Carbonate,Anhydrous

K2CO3 分子量 138.21

Potassium carbonate [584―08―7]

含量 本品を乾燥したものは、炭酸カリウム(K2CO3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末又は粒である。

確認試験 本品の水溶液(1→10)は、カリウム塩の反応及び炭酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.053%以下

本品0.20gを量り、硝酸(1→10)3mLを加えて沸騰させる。冷後、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(2.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水10mLを加えて溶かし、塩酸2mLを徐々に加えた後、水を加えて20mLとする。この液5mLを量り、検液とする。

乾燥減量 5.0%以下(180℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、水25mLを加えて溶かし、0.25mol/L硫酸で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液3滴)。ただし、終点付近で一度煮沸して二酸化炭素を追い出した後、冷却して滴定を続ける。

0.25mol/L硫酸1mL=34.55mg K2CO3

FA037500

T02300

炭酸カルシウムⅠ

Calcium Carbonate Ⅰ

CaCO3 分子量 100.09

Calcium carbonate [471―34―1]

含量 本品を乾燥したものは、炭酸カルシウム(CaCO3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験 本品1gに水10mL及び酢酸(1→4)7mLを加えるとき、泡立って溶ける。この液を煮沸した後、アンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.20%以下

本品5.0gを量り、水10mLを加え、かき混ぜながら徐々に塩酸12mLを滴加し、更に水を加えて全量を200mLとする。この液を定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗い、ろ紙と共に徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間以上強熱し、その質量を量る。

(2) 遊離アルカリ 本品3.0gを量り、水(二酸化炭素除去)30mLを加え、3分間振り混ぜた後、ろ過する。ろ液20mLを量り、フェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、赤色を呈しても、その色は、0.1mol/L塩酸0.20mLを加えるとき消える。

(3) 鉛 Pbとして3μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液6.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) アルカリ金属及びマグネシウム 1.0%以下

本品1.0gを量り、塩酸(1→10)30mLを徐々に加えて溶かし、煮沸して二酸化炭素を追い出す。冷後、アンモニア試液で中和し、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)60mLを加え、水浴上で1時間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、よくかき混ぜた後、ろ過する。あらかじめ600℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに、ろ液50mLを量り、硫酸0.5mLを加えて蒸発乾固した後、恒量になるまで600℃で強熱し、その残留物の質量を精密に量る。次式により、アルカリ金属及びマグネシウムの量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(mg)

MT:試料の採取量(g)

(5) バリウム Baとして0.030%以下

本品1.0gを量り、塩酸(1→4)8mLを加えて溶かし、水を加えて20mLとし、検液とする。検液に酢酸ナトリウム三水和物2g、酢酸(1→20)1mL及びクロム酸カリウム溶液(1→20)0.5mLを加え、15分間放置するとき、その液の濁度は、次の比較液の呈する濁度より濃くない。比較液は、バリウム標準液0.30mLに水を加えて20mLとし、以下検液と同様に操作した液を用いる。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を量り、水1mLで潤し、塩酸(1→4)4mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 2.0%以下(200℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、塩酸(1→4)10mLに徐々に加えて溶かし、水を加えて正確に100mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法中の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=5.004mg CaCO3

FA037501

T02300

炭酸カルシウムⅡ

Calcium Carbonate Ⅱ

CaCO3 分子量 100.09

Calcium carbonate [471―34―1、炭酸カルシウム]

定義 本品は、炭酸カルシウムを主成分とし、L―酒石酸・L―リンゴ酸カルシウム複塩を含みうる方法で製造されたものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、炭酸カルシウム(CaCO3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の微細な粉末であり、においがない。

確認試験 本品1gに水10mL及び酢酸(1→4)7mLを加えるとき、泡立って溶ける。この液を煮沸した後、アンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.20%以下

本品5.0gを量り、水10mLを加え、かき混ぜながら徐々に塩酸12mLを滴加し、更に水を加えて全量を200mLとする。この液を定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗い、ろ紙と共に徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間以上強熱し、その質量を量る。

(2) 遊離アルカリ 本品3.0gを量り、水(二酸化炭素除去)30mLを加え、3分間振り混ぜた後、ろ過する。ろ液20mLを量り、フェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、赤色を呈しても、その色は、0.1mol/L塩酸0.20mLを加えるとき消える。

(3) 鉛 Pbとして3μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液6.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合は、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) アルカリ金属及びマグネシウム 1%以下

本品1.0gを量り、塩酸(1→10)30mLを徐々に加えて溶かし、煮沸して二酸化炭素を追い出す。冷後、アンモニア試液で中和し、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)60mLを加え、水浴上で1時間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、よくかき混ぜた後、遠心分離し、上澄液をろ過する。ろ液50mLを量り、硫酸0.5mLを加えて蒸発乾固した後、600℃で恒量になるまで強熱し、その質量を量る。次式により、アルカリ金属及びマグネシウムの量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(mg)

MT:試料の採取量(g)

(5) バリウム Baとして0.030%以下

本品1.0gを量り、塩酸(1→4)8mLを加えて溶かし、水を加えて20mLとし、検液とする。検液に酢酸ナトリウム三水和物2g、酢酸(1→20)1mL及びクロム酸カリウム溶液(1→20)0.5mLを加え、15分間放置するとき、その液の濁度は、次の比較液の呈する濁度より濃くない。比較液は、バリウム標準液0.30mLに水を加えて20mLとし、以下検液と同様に操作した液を用いる。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を量り、水1mLで潤し、塩酸(1→4)4mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 2.0%以下(200℃、4時間)

定量法 本品約2gを精密に量り、1mol/L塩酸50mLを正確に量って徐々に加え、液の入った容器を水浴中に入れて約10分間加熱し、冷却した後、過量の塩酸を1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 メチルレッド試液4~5滴)。終点は、液の赤色が黄色に変わるときとする。さらに、乾燥物換算を行う。

1mol/L塩酸1mL=50.04mg CaCO3

FA037600

T02310

炭酸水素アンモニウム

Ammonium Bicarbonate

重炭酸アンモニウム

NH4HCO3 分子量 79.06

Ammonium hydrogen carbonate [1066―33―7]

含量 本品は、アンモニア(NH3=17.03)20.0~30.0%を含む。

性状 本品は、白色又は半透明の結晶、結晶性の粉末又は塊で、アンモニアのにおいがある。

確認試験 本品は、アンモニウム塩の反応及び炭酸水素塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(2.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.004%以下(2.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.01%以下(10g)

定量法 「炭酸アンモニウム」の定量法を準用する。

0.1mol/L塩酸1mL=1.703mg NH3

FA037650

T02315

炭酸水素カリウム

Potassium Hydrogen Carbonate

Potassium Bicarbonate

Potassium Acid Carbonate

重炭酸カリウム

酸性炭酸カリウム

KHCO3 分子量 100.12

Potassium hydrogen carbonate [298―14―6]

含量 本品を乾燥したものは、炭酸水素カリウム(KHCO3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の粉末若しくは粒である。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び炭酸水素塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水3mL及び塩酸2mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 0.25%以下(4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約2gを精密に量り、水25mLを加えて溶かし、0.5mol/L硫酸で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液3滴)。ただし、終点付近で一度煮沸して二酸化炭素を追い出した後、冷却して滴定を続ける。終点は、液の青紫色が帯青緑色に変わるときとする。

0.5mol/L硫酸1mL=100.1mg KHCO3

FA037700

T02320

炭酸水素ナトリウム

Sodium Bicarbonate

重炭酸ナトリウム

重炭酸ソーダ

NaHCO3 分子量 84.01

Sodium hydrogen carbonate [144―55―8]

含量 本品を乾燥したものは、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末又は結晶塊である。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び炭酸水素塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下

本品0.50gを量り、硝酸(1→10)5mLを加えて煮沸する。冷後、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(3) 炭酸塩 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを注意しながら加え、15℃以下の温度で水平に揺り動かして溶かす。この液に0.1mol/L塩酸2.0mLを加え、次にフェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、直ちに赤色を呈さない。

(4) アンモニウム塩 本品1.0gを量り、加熱するとき、アンモニアのにおいを発しない。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水3mL及び塩酸2mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 0.25%以下(4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約2gを精密に量り、水25mLを加えて溶かし、0.5mol/L硫酸で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液3滴)。ただし、終点付近で一度煮沸して二酸化炭素を追い出した後、冷却して滴定を続ける。

0.5mol/L硫酸1mL=84.01mg NaHCO3

FA037800

T02330

炭酸ナトリウム

Sodium Carbonate

結晶物:炭酸ソーダ

無水物:ソーダ灰

Na2CO3・nH2O(n=1又は0) 分子量 1水和物 124.00 無水物 105.99

Sodium carbonate monohydrate [5968―11―6]

Sodium carbonate [497―19―8]

定義 本品には、結晶物(1水和物)及び無水物があり、それぞれを炭酸ナトリウム(結晶)及び炭酸ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、炭酸ナトリウム(Na2CO3)99.0%以上を含む。

性状 結晶物は、白色の結晶性の粉末又は無~白色の結晶塊であり、無水物は、白色の粉末又は粒である。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応並びに炭酸塩の反応(1)及び(3)を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.35%以下

本品0.50gを量り、硝酸(1→10)6mLを加えて煮沸する。冷後、水を加えて100mLとする。この液10mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.50mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 17.0%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.6gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、0.5mol/L塩酸で滴定する(指示薬 ブロモフェノールブルー試液3滴)。ただし、終点付近で一度煮沸して二酸化炭素を追い出した後、冷却して滴定を続ける。

0.5mol/L塩酸1mL=26.50mg Na2CO3

FA037900

T02340

炭酸マグネシウム

Magnesium Carbonate

含量 本品は、酸化マグネシウム(MgO=40.30)として40.0~44.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末又はもろい塊である。

確認試験 本品0.2gに塩酸(1→4)3mLを徐々に加えるとき、泡立って溶ける。この液にアンモニア試液を加えてアルカリ性とした液は、マグネシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁

本品1.0gを量り、塩酸(2→3)10mLを加えて溶かし、更に水10mLを加え、検液とする。

(2) 水可溶物 1.0%以下

本品2.0gを量り、水100mLを加え、かき混ぜながら5分間煮沸する。冷後、ろ過し、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとする。この液50mLを量り、水浴中で蒸発乾固する。残留物を105℃で1時間乾燥し、その質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 酸化カルシウム CaOとして0.60%以下

本品0.600gを量り、水35mL及び塩酸(1→4)6mLを加えて溶かし、更に水250mL及びL(+)―酒石酸溶液(1→5)5mLを加える。この液に2,2′,2′′―ニトリロトリエタノール溶液(3→10)10mL及び水酸化カリウム溶液(1→2)10mLを加え、5分間放置した後、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定し(指示薬 NN指示薬0.1g)、酸化カルシウムの含量を求める。終点は、液の赤紫色が青色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=0.5608mg CaO

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を量り、水1.5mLで潤し、塩酸(1→4)3.5mLを加えて溶かし、検液とする。

定量法 本品約0.4gを精密に量り、水10mL及び塩酸(1→4)3.5mLを加えて溶かし、水を加えて正確に500mLとする。この液25mLを正確に量り、水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬40mg)。別に空試験を行い補正して消費量amLを求め、更に純度試験(4)で得た0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液消費量をbmLとし、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

単糖・アミノ酸複合物

Amino Acid-Sugar Reaction Product

定義 本品は、アミノ酸と単糖類の混合物を加熱して得られたものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、窒素(N=14.01)10.0%以上を含む。

性状 本品は、黄褐~黒褐色の液体で特異なにおいがある。

確認試験 本品の水溶液(1→100)は、淡褐~褐色を呈する。

pH 4.4~4.9(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 窒素定量法中の元素分析法により窒素を定量し、更に乾燥物換算を行う。なお、乾燥物換算を行うため、乾燥減量試験法の操作法に従い、試料1gを精密に量り、105℃で3時間乾燥したときの乾燥減量を測定する。

FA038000

E00208

タンナーゼ

Tannase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus niger、Aspergillus niger var. awamori及びAspergillus oryzaeに限る。)の培養物から得られた、タンニン類のデプシド結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、タンナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

タンナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、pH5.5のクエン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同希釈液を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

タンニン酸n水和物0.320gを量り、pH5.5のクエン酸緩衝液(0.05mol/L)約10mLを加え、加温又はかくはんして溶かし、pH5.5のクエン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

あらかじめ30℃で約10分間加温した基質溶液4mLに試料液1mLを加えてよく振り混ぜ、30℃で加温する。10分後及び20分後、この液1mLを量り、水/エタノール(99.5)混液(1:4)9mLをそれぞれ加えてよく振り混ぜ、更に水/エタノール(99.5)混液(1:4)を用いて正確に10倍に希釈し、水/エタノール(99.5)混液(1:4)を対照として波長310nmにおける吸光度を測定する。このとき、10分後の波長310nmにおける吸光度は、20分後の吸光度よりも大きい。

FA038100

T02350

チアベンダゾール

Thiabendazole

C10H7N3S 分子量 201.25

2―(1,3―Thiazol―4―yl)―1H―benzo[d]imidazole [148―79―8]

含量 本品を乾燥したものは、チアベンダゾール(C10H7N3S)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~類白色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品5mgに塩酸(1→100)5mLを加えて溶かし、更にp―フェニレンジアミン二塩酸塩3mgを加えて溶かし、次に亜鉛粉末約0.1gを加え、2分間放置するとき、硫化水素のにおいがする。これに硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・硫酸(1→35)試液0.5mLを加えるとき、液は、青~青紫色を呈する。

(2) 本品5mgに塩酸(1→100)1000mLを加えて溶かした液は、波長298~306nm及び239~247nmに吸収極大があり、波長254~262nmに吸収極小がある。

融点 296~303℃(分解)

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 0.5%以下(減圧、24時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、非水滴定用酢酸10mLを加え、加温して溶かす。冷後、無水酢酸50mLを加えた後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)。終点は、紫色から青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.12mg C10H7N3S

FA038200

T02360

チアミン塩酸塩

Thiamine Hydrochloride

ビタミンB1塩酸塩

C12H17ClN4OS・HCl 分子量 337.27

3―[(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―yl)methyl]―5―(2―hydroxyethyl)―4―methylthiazolium chloride monohydrochloride [67―03―8]

含量 本品を無水物換算したものは、チアミン塩酸塩(C12H17ClN4OS・HCl)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の微細な結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→500)1mLに酢酸鉛(Ⅱ)試液1mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→10)1mLを加えるとき、液は、黄色となり、水浴上で加熱するとき、褐色に変わり、更に放置するとき、黒褐色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→500)5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)2.5mL及び新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(1→10)0.5mLを加えた後、2―メチル―1―プロパノール5mLを加え、2分間強く振り混ぜて放置し、紫外線下で観察するとき、2―メチル―1―プロパノール層は、青紫色の蛍光を発する。その蛍光は、液を酸性にすると消え、アルカリ性にすると再び現れる。

(3) 本品は、塩化物の反応を呈する。

pH 2.7~3.4(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、10mLとした液は、澄明で、その色は1/60mol/L二クロム酸カリウム溶液1.5mLを量り、水を加えて1000mLとした液の色より濃くない。

(2) 硫酸塩 SO4として0.011%以下(1.5g、比較液 0.005mol/L硫酸0.35mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

水分 5.0%以下(0.50g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品及びチアミン塩酸塩標準品(あらかじめ本品と同様の方法で水分を測定しておく。)約0.1gずつを精密に量り、それぞれを移動相と同一組成の液に溶かして正確に50mLとする。この液10mLずつを正確に量り、それぞれに安息香酸メチル・メタノール溶液(1→50)5mLを正確に加えた後、移動相と同一組成の液を加えて50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の安息香酸メチルのピーク面積に対するチアミンのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

チアミン塩酸塩(C12H17ClN4OS・HCl)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:無水物換算したチアミン塩酸塩標準品の採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径約4mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 25℃付近の一定温度

移動相 1―オクタンスルホン酸ナトリウム1.1gを酢酸(1→100)1000mLに溶かし、この液600mLにメタノール/アセトニトリル混液(3:2)400mLを加える。

流量 チアミンの保持時間が約12分になるように調整する。

FA038300

T02370

チアミン硝酸塩

Thiamine Mononitrate

ビタミンB1硝酸塩

C12H17N5O4S 分子量 327.36

3―(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―ylmethyl)―5―(2―hydroxyethyl)―4―methylthiazolium nitrate [532―43―4]

含量 本品を乾燥したものは、チアミン硝酸塩(C12H17N5O4S)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「チアミン塩酸塩」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品は、硝酸塩の反応を呈する。

pH 6.5~8.0(1.0g、水50mL)

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.057%以下(0.25g、比較液 0.01mol/L塩酸0.40mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品を乾燥したもの及びチアミン塩酸塩標準品(あらかじめ「チアミン塩酸塩」と同様の方法で水分を測定しておく。)約0.1gずつを精密に量り、以下「チアミン塩酸塩」の定量法により測定し、次式により含量を求める。

チアミン硝酸塩(C12H17N5O4S)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×0.9706×100

ただし、

MS:無水物換算したチアミン塩酸塩標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA038400

T02380

チアミンセチル硫酸塩

Thiamine Dicetylsulfate

ビタミンB1セチル硫酸塩

C44H84N4O9S3・H2O 分子量 927.37

3―(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―ylmethyl)―5―(2―hydroxyethyl)―4―methylthiazolium dihexadecylsulfate monohydrate

含量 本品を乾燥したものは、チアミンセチル硫酸塩(C44H84N4O9S3・H2O)96.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.1gに塩化カリウム・塩酸試液20mLを加え、約30分間穏やかに煮沸する。冷後、ろ過する。ろ液1mLに酢酸鉛(Ⅱ)試液1mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→10)1mLを加えるとき、液は、黄色となり、水浴上で加熱すると褐色に変わり、更に放置するとき、黒褐色の沈殿を生じる。

(2) (1)のろ液1mLに水酸化ナトリウム溶液(1→50)5mL及び新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(1→10)0.5mLを加えた後、2―メチル―1―プロパノール5mLを加え、2分間強く振り混ぜて放置し、紫外線下で観察するとき、2―メチル―1―プロパノール層は、青紫色の蛍光を発する。その蛍光は、液を酸性にするとき消え、アルカリ性にするとき再び現れる。

(3) 本品1gに水30mL及び塩酸15mLを加え、還流冷却器を付けて約4時間煮沸する。冷後、ジエチルエーテル15mLずつで2回抽出し、ジエチルエーテル抽出液を合わせて水洗した後、水浴上でジエチルエーテルを蒸発させて除く。残留物を100℃で15分間乾燥した後、冷却し、融点を測定するとき、46~56℃である。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.057%以下

本品0.25gを量り、水30mLを加えてよく振り混ぜ、10分間放置した後、硝酸(1→10)6mLを加えて溶かし、ろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.40mLに硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 2.0%以下(24時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.14gを精密に量り、塩化カリウム・塩酸試液40mLを加え、しばしば振り混ぜながら水浴上で30分間加熱する。冷後、ろ過し、水50mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、安息香酸メチル・メタノール溶液(1→1000)5mLを正確に加えた後、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、検液とする。別にチアミン塩酸塩標準品(あらかじめ「チアミン塩酸塩」と同様の方法で水分を測定しておく。)約50mgを精密に量り、塩化カリウム・塩酸試液40mLを加えて溶かし、水を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、安息香酸メチル・メタノール溶液(1→1000)5mLを正確に加えた後、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液を用い、以下「チアミン塩酸塩」の定量法により測定し、次式により含量を求める。

チアミンセチル硫酸塩(C44H84N4O9S3・H2O)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×2.750×100

ただし、

MS:無水物換算したチアミン塩酸塩標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA038500

T02390

チアミンチオシアン酸塩

Thiamine Thiocyanate

ビタミンB1ロダン酸塩

C13H17N5OS2・H2O 分子量 341.45

3―[(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―yl)methyl]―5―(2―hydroxyethyl)―4―methylthiazolium thiocyanate monohydrate [130131―60―1]

含量 本品を乾燥したものは、チアミンチオシアン酸塩(C13H17N5OS2=323.44)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「チアミン塩酸塩」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品の飽和溶液は、チオシアン酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.057%以下

本品0.25gを量り、水1.5mL、硝酸アンモニウム0.3g及び水酸化ナトリウム溶液(2→5)0.9mLを加えた後、振り混ぜながら過酸化水素3mLを徐々に滴加する。次に時々振り混ぜながら30分間水浴上で加熱する。冷後、硝酸(2→3)3mL及び水を加えて50mLとする。これにデキストリン水和物溶液(1→50)0.1mL及び硝酸銀溶液(1→50)0.5mLを加えて5分間放置し、検液とする。検液の濁度は、次の比較液の濁度より濃くない。比較液の調製は、0.01mol/L塩酸0.40mLを量り、以下検液の調製と同様に操作して行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 6.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、塩酸(1→10000)を加えて溶かして正確に200mLとする。この液2mLを正確に量り、安息香酸メチル・メタノール溶液(1→50)5mLを正確に加えた後、移動相と同一組成の液を加えて50mLとし、検液とする。別にチアミン塩酸塩標準品(あらかじめ「チアミン塩酸塩」と同様の方法で水分を測定しておく。)約0.1gを精密に量り、以下検液の調製と同様に操作して標準液とする。検液及び標準液を用い、以下「チアミン塩酸塩」の定量法により測定し、次式により含量を求める。

チアミンチオシアン酸塩(C13H17N5OS2)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×0.9590×100

ただし、

MS:無水物換算したチアミン塩酸塩標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA038600

T02400

チアミンナフタレン―1,5―ジスルホン酸塩

Thiamine Naphthalene―1,5―disulfonate

チアミンナフタリン―1,5―ジスルホン酸塩

ビタミンB1ナフタレン―1,5―ジスルホン酸塩

C22H24N4O7S3・H2O 分子量 570.66

3―(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―ylmethyl)―5―(2―hydroxyethyl)―4―methylthiazolium naphthalene―1,5―disulfonate monohydrate

含量 本品を乾燥したものは、チアミンナフタレン―1,5―ジスルホン酸塩(C22H24N4O7S3=552.65)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の微細な結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「チアミン塩酸塩」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品10mgに塩酸(1→10000)100mLを加えて溶かす。この液5mLに塩酸(1→10000)を加えて100mLとした液は、波長225~227nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.057%以下

「チアミンセチル硫酸塩」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.16gを精密に量り、塩酸(1→1000)30mLを加え、水浴上で加熱して溶かす。冷後、塩酸(1→1000)を加えて正確に50mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸(1→1000)50mLを加えた後、メタノールを加えて正確に100mLとする。この液25mLを正確に量り、安息香酸メチル・メタノール溶液(1→200)5mLを正確に加えた後、水を加えて50mLとし、検液とする。別にチアミン塩酸塩標準品(あらかじめ「チアミン塩酸塩」と同様の方法で水分を測定しておく。)約0.1gを精密に量り、塩酸(1→1000)に溶かして正確に50mLとする。以下検液の調製と同様に操作して標準液とする。検液及び標準液を用い、以下「チアミン塩酸塩」の定量法により測定し、次式により含量を求める。

チアミンナフタレン―1,5―ジスルホン酸塩(C22H24N4O7S3)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×1.639×100

ただし、

MS:無水物換算したチアミン塩酸塩標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA038700

T02410

チアミンラウリル硫酸塩

Thiamine Dilaurylsulfate

ビタミンB1ラウリル硫酸塩

C36H68N4O9S3・H2O 分子量 815.16

3―(4―Amino―2―methylpyrimidin―5―ylmethyl)―5―(2―hydroxyethyl)―4―methylthiazolium didodecylsulfate monohydrate

含量 本品を乾燥したものは、チアミンラウリル硫酸塩(C36H68N4O9S3・H2O)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「チアミンセチル硫酸塩」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 「チアミンセチル硫酸塩」の確認試験(3)を準用する。ただし、その融点は、20~28℃である。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.057%以下

「チアミンセチル硫酸塩」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 2.0%以下(24時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.12gを精密に量り、塩化カリウム・塩酸試液40mLを加え、しばしば振り混ぜながら水浴上で30分間加熱する。冷後、ろ過し、水50mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、安息香酸メチル・メタノール溶液(1→1000)5mLを正確に加えた後、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、検液とする。別にチアミン塩酸塩標準品(あらかじめ「チアミン塩酸塩」と同様の方法で水分を測定しておく。)約50mgを精密に量り、塩化カリウム・塩酸試液40mLを加えて溶かし、水を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、安息香酸メチル・メタノール溶液(1→1000)5mLを正確に加えた後、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液を用い、以下「チアミン塩酸塩」の定量法により測定し、次式により含量を求める。

チアミンラウリル硫酸塩(C36H68N4O9S3・H2O)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×2.417×100

ただし、

MS:無水物換算したチアミン塩酸塩標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA038720

E00213

チクル

Chicle

クラウンガム

チクブル

ニスペロ

定義 本品は、サポジラ(Manilkara zapota(L.)P. Royen(Achras zapota L.))又はManilkara chicle (Pittier) Gillyの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものである。

性状 本品は、白~茶褐色のややもろい固体である。

確認試験 本品2~3mgをめのう製の乳鉢に取り、少量のヘキサンで試料を膨潤させる。膨潤した試料をすり潰し、赤外吸収スペクトル測定用臭化カリウム0.2~0.3gを加え、よくすり混ぜながらヘキサンを蒸発させたものを錠剤成形器に入れて加圧製錠する。赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数1736cm-1、1620cm-1、1320cm-1、1244cm-1及び781cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

灰分 3.0~10.0%

FA038750

E00216

チャ抽出物

Tea Extract

ウーロンチャ抽出物

紅茶抽出物

緑茶抽出物

定義 本品は、チャノキ(Camellia sinensis(L.)Kuntze)の葉から製した茶より得られた、カテキン類を主成分とするものである。本品には、原料の種類により、ウーロンチャ抽出物、紅茶抽出物及び緑茶抽出物がある。

含量 本品を乾燥物換算したものは、エピカテキンガレート(C22H18O10=442.37)として15~130%を含む。

性状 本品は、白~帯赤白色、淡黄赤~帯赤黄色、淡黄~黄緑色若しくは褐色の粉末又は無~濃褐色の液体で、においがないか又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の粉末試料0.1g又は液状試料を乾燥したもの0.1gを50vol%エタノール10mLに溶かし、この液に塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、液は、ごく暗い青紫~紫色又は褐~帯緑褐色を呈する。

(2) 本品の粉末試料0.1g又は液状試料を乾燥したもの0.1gを50vol%メタノール10mLに溶かし、この液0.3mLに、バニリン・メタノール溶液(1→25)2mLを加え、更に塩酸1mLを加えるとき、液は、黄赤~赤色を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 粉末試料 7.0%以下(105℃、4時間)

液体試料 93.0%以下(5g、105℃、4時間)

定量法 エピカテキンガレートとして約30mgに対応する量の本品を精密に量り、水を加え、必要な場合には、加温して溶かす。更に水を加えて正確に100mLとし、必要に応じてろ過を行い、検液とする。検液5mLを正確に量り、酒石酸鉄試液5mL、リン酸緩衝液(pH7.5)6.8mL及び水を加えて正確に25mLとし、よく振り混ぜた後、波長540nmにおける吸光度を測定する。対照には、水5mLを用いて検液と同様に操作した液を用いる。別に定量用没食子酸エチルを乾燥し、その約1gを精密に量り、水に溶かして正確に1000mLとする。この液5mL、10mL、15mL、20mL及び25mLを量り、水を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。これらの標準液につき、検液と同様に操作して吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度から検液中の没食子酸エチルの濃度を求め、次式により含量を求める。

ただし、

C:検液中の没食子酸エチルの濃度(mg/mL)

M:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

FA038800

E00218

L―チロシン

L―Tyrosine

C9H11NO3 分子量 181.19

(2S)―2―Amino―3―(4―hydroxyphenyl)propanoic acid [60―18―4]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―チロシン(C9H11NO3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、味はないか、又はわずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の飽和溶液5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

(2) 本品の飽和水溶液5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→20)1mLを加えて加熱するとき、液は、暗赤色を呈する。

比旋光度 画像821 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (5g、塩酸試液(1mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 5.0~6.5(飽和水溶液)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、1mol/L塩酸20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.10%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=18.12mg C9H11NO3

FA038900

E00220

ツヤプリシン(抽出物)

Thujaplicin(Extract)

Hinokitiol(Extract)

ヒノキチオール(抽出物)

C10H12O2 分子量 164.20

2―Hydroxy―4―(1―methylethyl)cyclohepta―2,4,6―trien―1―one [499―44―5]

定義 本品は、アスナロ(ヒバ)(Thujopsis dolabrata(L.f.)Siebold & Zucc.)の幹枝又は根から得られた、ツヤプリシン類を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、β―ツヤプリシン(C10H12O2=164.20)98.0%~102.0%を含む。

性状 本品は、白~黄色の結晶、結晶性の粉末又は塊で、特異なにおいがある。

確認試験 本品0.1gにエタノール(95)10mLを加えて溶かし、塩化鉄(Ⅲ)試液1滴を加えるとき、液は、暗赤色を呈する。

純度試験

(1) 溶状 澄明(1.0g、エタノール(95)5.0mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(1g、1.7~2.0kPa、4時間)

強熱残分 0.05%以下

あらかじめ白金製、石英製又は磁製のるつぼを450~550℃で約30分間強熱し、デシケーター中で放冷した後、その質量を精密に量る。本品約2gを先のるつぼに入れ、その質量を精密に量り、徐々に加熱してなるべく低温でほとんど灰化又は揮散させる。冷後、硫酸で潤し、完全に灰化し、電気炉に入れ、450~550℃で3時間強熱する。次に、るつぼをデシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。ただし、得られた値が規定値に適合していない場合には、残留物が恒量になるまで強熱する。

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、内標準液1mLを正確に加え、更にエタノール(95)を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に定量用β―ツヤプリシンを乾燥し、その約0.2gを精密に量り、内標準液1mLを正確に加え、更にエタノール(95)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。ただし、内標準液は、ジフェニルエーテル1.0gを量り、エタノール(99.5)を加えて5mLとしたものを用いる。検液及び標準液をそれぞれ0.5μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のジフェニルエーテルのピーク面積に対するβ―ツヤプリシンのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

β―ツヤプリシン(C10H12O2)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:定量用β―ツヤプリシンの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 100℃で注入し、毎分10℃で250℃まで昇温する。

注入口温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 β―ツヤプリシンのピークが約7分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

FA039000

T02440

L―テアニン

L―Theanine

C7H14N2O3 分子量 174.20

(2S)―2―Amino―4―(N―ethylcarbamoyl)butanoic acid [3081―61―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―テアニン(C7H14N2O3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに特異な味と甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品約1gに塩酸(1→2)10mLを加えて溶かし、還流冷却器を付けて水浴上で6時間加熱した後、水を加えて20mLとする。この液5mLを試験管に入れ、水酸化ナトリウム2gを加え、試験管の内部に水で潤したリトマス紙(赤色)を吊るし、試験管の口を覆い、5分間水浴中で加熱するとき、リトマス紙(赤色)は青変する。

比旋光度 画像824 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (2.5g、水、50mL、乾燥物換算)

pH 5.0~6.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.35gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=17.42mg C7H14N2O3

FA039100

E00221

5′―デアミナーゼ

5′―Deaminase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus melleus及びAspergillus oryzaeに限る。)又は放線菌(Streptomyces aureus、Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus、Streptomyces griseus、Streptomyces murinus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)の培養物から得られた、5′―アデニル酸を脱アミノ化して5′―イノシン酸を生成する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、5′―デアミナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

5′―デアミナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.5gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

アデノシン5′―一リン酸ナトリウム塩を105℃で4時間乾燥し、その0.33gを量り、約25mLの水を加えて溶かした後、塩酸試液(0.1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)でpH5.6に調整し、水を加えて50mLとする。この液にpH5.6のリン酸緩衝液(1/15mol/L)を1:2の割合で加えて混合したものを基質溶液とする。

基質溶液3mLを量り、37℃で5分間加温した後、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、更に37℃で15分間加温した後、過塩素酸(1→30)4mLを加えて振り混ぜる。ただし、過塩素酸は濃度60%のものを用いる。この液2mLを量り、水を加えて100mLとし、検液とする。別に基質溶液3mLを量り、過塩素酸(1→30)4mLを加えた後、試料液1mLを加えて振り混ぜ、この液2mLを量り、水を加えて100mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、波長265nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも小さい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA039200

T02450

デカナール

Decanal

デシルアルデヒド

C10H20O 分子量 156.27

Decanal [112―31―2]

含量 本品は、デカナール(C10H20O)92.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像826 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 10.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

デカナール

FA039300

T02460

デカノール

Decanol

デシルアルコール

C10H22O 分子量 158.28

Decan―1―ol [112―30―1]

含量 本品は、デカノール(C10H22O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像830 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

デカノール

FA039400

T02470

デカン酸エチル

Ethyl Decanoate

カプリン酸エチル

C12H24O2 分子量 200.32

Ethyl decanoate [110―38―3]

含量 本品は、デカン酸エチル(C12H24O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、ブランデーようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像834 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

デカン酸エチル

FA039500

E00224

デキストラナーゼ

Dextranase

定義 本品は、糸状菌(Chaetomium erraticum、Chaetomium gracile及びPenicillium lilacinumに限る。)の培養物から得られた、デキストランを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、デキストラナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

デキストラナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、リン酸緩衝液(0.01mol/L、pH7.0、アルブミン含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

デキストラン(分子量2000000)2.5gを量り、pH5.1の酢酸緩衝液(0.1mol/L)に溶かして100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試験管に基質溶液2mLを量り、40℃で約10分間加温し、試料液1mLを加えて振り混ぜ、40℃で10分間加温した後、硫酸試液(1mol/L)0.5mLを加えて振り混ぜ、約10分間放置する。この液にフェノールフタレイン・炭酸ナトリウム試液1滴を加え、水酸化ナトリウム試液(5mol/L)で中和し、銅試液(キシラナーゼ・デキストラナーゼ活性試験用)5mLを加えて混和し、試験管に軽く栓をして水浴中で20分間加熱する。この液を流水中で冷却した後、沈殿が管底に溜まるまで40℃で加温しながら10分以上静置する。冷後、ヨウ化カリウム溶液(1→40)2mLを加え、硫酸試液(1mol/L)1.5mLを加え、液が褐色澄明になるまでかき混ぜ、検液とする。別に試験管に基質溶液2mLを量り、40℃で約10分間加温し、硫酸試液(1mol/L)0.5mLを加えた後、試料液1mLを加えて振り混ぜ、約10分間放置する。この液を検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定(指示薬 溶性デンプン試液0.5mL)するとき、検液の0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は比較液の0.005mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。

第2法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

デキストラン(分子量70000)1.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液10mLを量り、pH5.8の酢酸緩衝液(0.1mol/L)4mLを加えて振り混ぜ、37℃で10~15分間加温した後、試料液1mLを加えて混和し、37℃で30分間加温する。この液2mLを量り、水3mL及びヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム試液(0.025mol/L)5mLを加えてよく振り混ぜた後、水浴中で15分間加熱する。冷後、硫酸亜鉛・塩化ナトリウム・ヨウ化カリウム試液5mL及び酢酸(1→20)3mLを加え、検液とする。別に試料液の代わりに水1mLを用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定(指示薬 溶性デンプン試液5滴)し、青色が消えるまで滴定を続けるとき、検液の0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は比較液の0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。

FA039600

E00225

デキストラン

Dextran

定義 本品は、細菌(Leuconostoc mesenteroides及びStreptococcus equinusに限る。)の培養液から分離して得られたものである。成分は、デキストランである。

性状 本品は、白~淡黄色の粉末又は粒であり、においがない。

確認試験 本品の水溶液(1→3000)1mLにアントロン試液2mLを加えるとき、液は青緑色を呈し、徐々に暗青緑色に変わる。さらに、硫酸(1→2)1mL又は酢酸1mLを加えても液の色は、変わらない。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 総窒素 1.0%以下

本品約0.5gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

乾燥減量 10.0%以下(105℃、6時間)

強熱残分 2.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

FA039700

T02480

鉄クロロフィリンナトリウム

Sodium Iron Chlorophyllin

性状 本品は、緑黒色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品1gを磁製のるつぼに入れ、硫酸少量を加えて潤し、徐々に加熱し、できるだけ低温でほとんど灰化した後、放冷する。さらに、硫酸1mLを加え、徐々に加熱して硫酸の蒸気がほとんど発生しなくなった後、放冷する。この残留物に塩酸(1→4)10mLを加えて水浴上で加熱して溶かし、必要な場合にはろ過し、水を加えて10mLとし、試料液とする。試料液をアンモニア試液で弱アルカリ性とした後、硫化水素試液10mLを加えて30分間放置し、ろ過する。ろ液及びろ紙上の残留物について、次の試験を行う。

(i) ろ液に塩酸(1→4)1mLを加え、この液につき、炎色反応試験を行うとき、黄色を呈する。

(ii) ろ紙上の残留物に硝酸(1→10)2mLを加えて溶かし、水を加えて5mLとする。この液にチオシアン酸アンモニウム溶液(2→25)2~3滴を加えるとき、液は、赤色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→1000)1mLにリン酸緩衝液(pH7.5)を加えて100mLとした液の吸光度を測定するとき、波長396~400nm及び652~658nmに吸収極大がある。それぞれの吸収極大の波長における吸光度をA1及びA2とするとき、A1/A2は9.5以下である。

比吸光度 画像837 (2KB)別ウィンドウが開きます
(398nm付近の吸収極大の波長)=400以上(乾燥物換算)

本品約0.1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH7.5)を加えて正確に100mLとし、速やかに吸光度を測定する。ただし、操作は、直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。

pH 9.5~11.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 無機鉄塩 Feとして0.09%以下

本品1.0gを量り、水60mLを加えて溶かし、検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸ナトリウム十水和物溶液(1→1000)を噴霧するとき、青色のスポットを認めない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、2時間)

FA039800

T02490

5,6,7,8―テトラヒドロキノキサリン

5,6,7,8―Tetrahydroquinoxaline

C8H10N2 分子量 134.18

5,6,7,8―Tetrahydroquinoxaline [34413―35―9]

含量 本品は、5,6,7,8―テトラヒドロキノキサリン(C8H10N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像839 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

5,6,7,8―テトラヒドロキノキサリン

FA039900

T02500

2,3,5,6―テトラメチルピラジン

2,3,5,6―Tetramethylpyrazine

C8H12N2 分子量 136.19

2,3,5,6―Tetramethylpyrazine [1124―11―4]

含量 本品は、2,3,5,6―テトラメチルピラジン(C8H12N2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は粉末で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 85~90℃

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2,3,5,6―テトラメチルピラジン

FA040000

T02510

デヒドロ酢酸ナトリウム

Sodium Dehydroacetate

C8H7NaO4・H2O 分子量 208.14

Monosodium 3―acetyl―4―oxido―6―methyl―2H―pyran―2―one monohydrate [64039―28―7]

含量 本品を無水物換算したものは、デヒドロ酢酸ナトリウム(C8H7NaO4=190.13)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品0.1gに水1mL、サリチルアルデヒド・エタノール(95)溶液(1→5)3~5滴及び水酸化ナトリウム溶液(1→3)0.5mLを加えて水浴中で加熱するとき、液は、赤色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)2mLに(+)―酒石酸ナトリウムカリウム四水和物溶液(7→50)3滴及び酢酸銅(Ⅱ)試液2滴を加えて振り混ぜるとき、帯白紫色の沈殿を生じる。

(3) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

(4) 本品0.5gを量り、水10mLを加えて溶かし、塩酸(1→4)1mLを加え、生じた沈殿をろ過し、水でよく洗うとき、その融点は、109~112℃である。

純度試験

(1) 溶状 無色(0.50g、水10mL)

(2) 遊離アルカリ 本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、赤色を呈しても、その色は、0.05mol/L硫酸0.30mLを加えるとき消える。

(3) 塩化物 Clとして0.011%以下

本品1.0gを量り、水30mLを加えて溶かし、よく振り混ぜながら硝酸(1→10)9.5mLを滴加し、ろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.30mLに硝酸(1→10)6mL及び水を加えて50mLとする。

(4) 硫酸塩 SO4として0.014%以下

本品1.0gを量り、水30mLを加えて溶かし、よく振り混ぜながら塩酸(1→4)3mLを滴加し、ろ過し、水洗し、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.30mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(7) 硫酸呈色物 本品0.30gを量り、試料とし、比色標準液Cを用いて試験を行う。

水分 8.3~10.0%(0.3g、容量滴定法、逆滴定)

定量法 本品約0.4gを精密に量り、非水滴定用酢酸50mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 p―ナフトールベンゼイン試液10滴)。終点は、液の褐色が緑色に変わるときとする。さらに、無水物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=19.01mg C8H7NaO4

FA040100

E00227

デュナリエラカロテン

Dunaliella Carotene

藻類カロチン

藻類カロテン

デュナリエラカロチン

ドナリエラカロチン

ドナリエラカロテン

抽出カロチン

抽出カロテン

定義 本品は、デュナリエラ(Dunaliella bardawil又はDunaliella salina)の全藻から得られた、β―カロテンを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

含量(色価) 本品は、β―カロテン(C40H56=536.88)として10%以上又は色価(画像845 (2KB)別ウィンドウが開きます
)2500以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、暗橙~赤褐色の懸濁した油状の物質で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価2500に換算して50mgに相当する量を量り、アセトン/シクロヘキサン混液(1:1)5mLを加えて溶かした液は、橙色を呈する。

(2) 本品の表示量から、1mL当たりβ―カロテンとして約1mgに相当する量の本品を含むアセトン/シクロヘキサン混液(1:1)又は色価約1に相当する量の本品を含むアセトン/シクロヘキサン混液(1:1)を調製する。この液1mLにアセトンを加えて5mLとし、亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)1mL、続けて硫酸試液(0.5mol/L)1mLを加えるとき、液の色は直ちに脱色される。

(3) 本品にシクロヘキサンを加えて溶かした液は、波長446~457nm及び472~486nmのいずれか又は両者に吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第4法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。色価又は色価を250で除してβ―カロテンの含量を求める。

操作条件

測定溶媒 シクロヘキサン

測定波長 波長446~457nmの吸収極大の波長

FA040200

T02520

テルピネオール

Terpineol

C10H18O 分子量 154.25

Mixture of 2―(4―methylcyclohex―3―en―1―yl)propan―2―ol (α―terpineol),1―methyl―4―(1―methylethenyl)cyclohexan―1―ol (β―terpineol) and 1―methyl―4―(1―methylethylidene)cyclohexan―1―ol (γ―terpineol)

含量 本品は、テルピネオール(C10H18O)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定するとき、波数3390cm-1、2965cm-1、2925cm-1、1377cm-1、1150cm-1及び1135cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

屈折率 画像847 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 溶状 澄明(1.0mL、70vol%エタノール2.0mL)

定量法 本品5.0g及びキシレン20.0gを量り、フラスコに入れ、無水酢酸10mL及び酢酸ナトリウム1gを加え、還流冷却器を付けて6時間穏やかに煮沸する。冷後、水10mLを加えて時々振り混ぜながら水浴中で15分間加熱する。冷後、内容物を分液漏斗にとり、水層を分離する。油層を炭酸ナトリウム溶液(1→8)で洗液がアルカリ性となるまで洗い、更に塩化ナトリウム溶液(1→10)で洗液が中性になるまで洗った後、乾燥した容器に入れ、硫酸ナトリウム約2gを加えて振り混ぜ、約30分間放置し、ろ過する。このろ液約5gを精密に量り、香料試験法中のエステル含量により定量する。ただし、加熱時間は、4時間とし、別に空試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

a:空試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

M:ろ液の採取量(g)

FA040300

T02540

デンプングリコール酸ナトリウム

Sodium Carboxymethylstarch

性状 本品は、白色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLに塩酸(1→4)5滴及びヨウ素試液1滴を加えて振り混ぜるとき、液は、青~赤紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→500)1mLにクロモトロープ酸試液5mLを加え、水浴中で10分間加熱するとき、液は、紫~赤紫色を呈する。

(3) 本品の水溶液(1→500)5mLに硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→20)5mLを加えて振り混ぜるとき、淡青色の沈殿を生じる。

(4) 本品1gを450~550℃で3時間強熱して得た残留物は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 6.0~8.5(1.0g、水50mL)

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.43%以下

本品0.10gを量り、水10mL及び硝酸1mLを加え、水浴中で10分間加熱した後、冷却し、必要な場合には、ろ過する。残留物を少量の水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとする。この液25mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(2) 硫酸塩 SO4として0.96%以下

本品0.10gを量り、水10mL及び塩酸1mLを加え、水浴中で10分間加熱した後、冷却し、必要な場合には、ろ過する。残留物を少量の水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとする。この液10mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 10.0%以下(105℃、4時間)

FA040400

E00229

トウガラシ色素

Paprika Color

Paprika Oleoresin

カプシカム色素

パプリカ色素

定義 本品は、トウガラシ(Capsicum annuum L.)の果実から得られた、カプサンチン類を主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

色価 本品の色価(画像850 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は300以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、暗赤色の粘ちゅうな液体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価300に換算して0.1gに相当する量を量り、アセトン100mLを加えて溶かした液は、黄橙色を呈する。

(2) 本品0.5gを量り、トルエン2mLを加えて溶かした液に硫酸0.2mLを加えるとき、暗青色を呈する。

(3) 本品のアセトン溶液は、波長450~460nm及び465~475nmのいずれか又は両者に吸収極大がある。

(4) 本品の表示量から、色価300に換算して0.2gに相当する量を量り、アセトン20mLを加えて溶かし、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、エタノール(95)/シクロヘキサン混液(1:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾するとき、Rf値が0.88~0.96及び0.75~0.90に黄赤色の主スポットを認める。このスポットの色は、亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)を噴霧し、続けて硫酸試液(0.5mol/L)を噴霧するとき、直ちに脱色される。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 アセトン

測定波長 波長460nm付近の吸収極大の波長

FA040450

E00230

トウガラシ水性抽出物

Capsicum Water―soluble Extract

カプシカム水性抽出物

パプリカ水性抽出物

定義 本品は、トウガラシ(Capsicum annuum L.)の果実から抽出して得られた、ギトゲニン配糖体を主成分とするものである。

性状 本品は、褐~黒褐色の粘性のある液体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品1.0gに水/エタノール(99.5)混液(1:1)10mLを加えて溶かし、検液とする。検液10μLを量り、1―ブタノール/水/ピリジン混液(10:3:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開をやめ、風乾する。これに4―メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を噴霧し、110℃で数分間加熱した後、観察するとき、Rf値0.4~0.9に黄~黄褐色のスポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(2) 本品1.0gに水/エタノール(99.5)混液(1:1)10mLを加えて溶かし、この液9mLを耐圧試験管に入れ、塩酸1mLを加えた後、密封し、90℃で2時間加熱する。冷後、この液10μLを量り、ヘキサン/アセトン混液(3:2)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開をやめ、風乾する。これに4―メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を噴霧し、110℃で数分間加熱した後、観察するとき、Rf値0.5~0.7に黄~黄褐色のスポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 60%以下(105℃、5時間)

FA040500

T02560

銅クロロフィリンナトリウム

Sodium Copper Chlorophyllin

性状 本品は、青黒~緑黒色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品1gを磁製のるつぼに入れ、硫酸少量を加えて潤し、徐々に加熱し、できるだけ低温でほとんど灰化した後、放冷する。さらに、硫酸1mLを加え、徐々に加熱して硫酸の蒸気がほとんど発生しなくなった後、放冷する。この残留物に塩酸(1→4)10mLを加えて水浴上で加熱して溶かし、必要な場合にはろ過し、水を加えて10mLとし、検液として次の試験を行う。

(i) 検液は、炎色反応試験を行うとき、初め緑色、続いて黄色を呈する。

(ii) 検液5mLにN,N―ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム三水和物溶液(1→1000)0.5mLを加えるとき、褐色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→1000)1mLにリン酸緩衝液(pH7.5)を加えて100mLとした液の吸光度を測定するとき、波長403~407nm及び627~633nmに吸収極大がある。それぞれの吸収極大の波長における吸光度をA1及びA2とするとき、A1/A2は4.0以下である。

比吸光度 画像851 (2KB)別ウィンドウが開きます
(波長405nm付近の吸収極大の波長)=508以上(乾燥物換算)

本品約0.1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH7.5)を加えて正確に100mLとし、速やかに吸光度を測定する。ただし、操作は、直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。

pH 9.5~11.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) 無機銅塩 Cuとして0.03%以下

本品1.0gを量り、水60mLを加えて溶かし、検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、N,N―ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム三水和物溶液(1→1000)を噴霧するとき、淡褐色のスポットを認めない。ただし、薄層板は、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、2時間)

FA040600

T02570

銅クロロフィル

Copper Chlorophyll

性状 本品は、青黒~緑黒色の粉末、片、塊又は粘ちゅうな物質で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「銅クロロフィリンナトリウム」の確認試験(1)の(ii)を準用する。

(2) 本品10mgにジエチルエーテル50mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム・メタノール溶液(1→100)2mLを加えて振り混ぜ、還流冷却器を付けて水浴上で30分間加熱する。冷後、水10mLずつで3~5回抽出し、抽出液を合わせ、リン酸緩衝液(pH7.5)を加えて200mLとした液の吸光度を測定するとき、波長403~407nm及び630~640nmに吸収極大がある。それぞれの吸収極大の波長における吸光度をA1及びA2とするとき、A1/A2は4.0以下である。

比吸光度 画像852 (2KB)別ウィンドウが開きます
(波長405nm付近の吸収極大の波長)=62.0以上(乾燥物換算)

本品約0.1gを精密に量り、ジエチルエーテル50mLを加えて溶かし、水酸化ナトリウム・メタノール溶液(1→50)10mLを加えて振り混ぜ、還流冷却器を付けて水浴上で30分間加熱する。冷後、水20mLずつで4回抽出し、抽出液を合わせ、水を加えて正確に100mLとする。この液をろ過し、ろ液5.0mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH7.5)を加えて正確に100mLとし、速やかに吸光度を測定する。ただし、この操作は、直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) 無機銅塩 Cuとして0.03%以下

「銅クロロフィリンナトリウム」の純度試験(2)を準用する。ただし、検液は、本品1.0gを量り、アセトン60mLを加えて溶かした液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) クロロフィリン塩 本品1.0gを量り、ジエチルエーテル30mLを加えて溶かし、水20mLを加えて振り混ぜる。静置した後、水層を水で湿らせたろ紙でろ過するとき、ろ液は、着色しない。

乾燥減量 3.0%以下(105℃、2時間)

FA040700

E00231

動物性ステロール

Cholesterol

コレステロール

C27H46O 分子量 386.65

Cholest―5―en―3β―ol [57―88―5]

定義 本品は、魚油又はラノリン(ヒツジ(Ovis aries Linnaeus)の毛に付着するろう様物質から得られた、高級アルコール及びα―ヒドロキシ酸のエステルを主成分とするものをいう。)から得られたコレステロールを主成分とするものである。

含量 本品は、コレステロール(C27H46O)90.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~淡黄白色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品5mgにヘキサン2mLを加えて溶かし、無水酢酸1mL及び硫酸1滴を加えて振り混ぜるとき、液は、初め赤色を呈し、青色を経て緑色に変わる。

融点 145~150℃

純度試験

(1) 溶状 本品0.5gを共栓フラスコにとり、加温したエタノール(99.5)50mLに溶かし、室温で2時間放置するとき、混濁しない。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 3.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.5%以下

定量法 本品約0.1gを精密に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、内標準液5mLを正確に加え、検液とする。ただし、内標準液は、5α―コレスタン・ヘキサン溶液(1→1000)とする。別に定量用コレステロール約0.1gを精密に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、内標準液5mLを正確に加えて標準液とする。検液及び標準液1μLについて、次のガスクロマトグラフィーにより試験を行い、5α―コレスタンのピーク面積に対するコレステロールのピーク面積の比QT及びQSを求める。

コレステロール(C27H46O)の含量(%)=QT/QS×MS/MT×100

ただし、

MS:定量用コレステロールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ15.0mのフューズドシリカ管の内面にガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.10μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 250℃

注入口温度 280℃

検出器温度 280℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 5α―コレスタンの保持時間がおよそ3分になるようにキャリヤーガス流量を調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:200

FA040800

E00232

トコトリエノール

Tocotrienol

定義 本品は、イネ(Oryza sativa L.)の米ぬか油、アブラヤシ(Elaeis guineensis Jacq.)のパーム油等から分別精製して得られたものである。主成分は、トコトリエノールである。食用油脂を含むことがある。

含量 本品は、総トコトリエノールとして25%以上を含む。

性状 本品は、黄~赤褐色の粘性の液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品50mgをエタノール(99.5)10mLに溶かし、硝酸2mLを加え、約75℃で15分間加熱するとき、液は、橙~赤色を呈する。

純度試験

(1) 酸価 5.0以下

本品約2.5gを精密に量り、エタノール(95)/ジエチルエーテル混液(1:1)50mLを加え、検液とする。フェノールフタレイン試液数滴を加え、0.02mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液で30秒間持続する赤色を呈するまで滴定し、次式により酸価を求める。ただし、使用する溶媒は、あらかじめ使用前にフェノールフタレイン試液2~3滴を指示薬として30秒間持続する赤色を呈するまで0.02mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液を加える。

ただし、

a:0.02mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品の総トコトリエノール約25mgに対応する量を褐色メスフラスコに精密に量り、ヘキサンに溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に定量用d―α―トコフェロール、定量用d―β―トコフェロール、定量用d―γ―トコフェロール及び定量用d―δ―トコフェロールをそれぞれ約50mgずつ精密に量り、それぞれ褐色メスフラスコに入れ、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、標準原液とする。試料中のトコトリエノール同族体の組成比と対応するトコフェロール同族体の組成比がほぼ同じになるように、標準原液を正確に量って混合し、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のd―α―トコトリエノール、d―β―トコトリエノール、d―γ―トコトリエノール及びd―δ―トコトリエノールのピーク面積A、A、A及びA並びに標準液のd―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールのピーク面積A、A、A及びAを測定し、次式により含量を求める。ただし、d―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールの各トコフェロールの保持時間に対するd―α―トコトリエノール、d―β―トコトリエノール、d―γ―トコトリエノール及びd―δ―トコトリエノールの各トコトリエノールの相対保持時間は、それぞれ約1.1~1.3である。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 292nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 ヘキサン/1,4―ジオキサン/2―プロパノール混液(197:2:1)

流量 d―α―トコフェロールの保持時間が約7~8分になるように調整する。

ただし、

Mα:標準液100mL当たりのd―α―トコフェロールの量(g)

Mβ:標準液100mL当たりのd―β―トコフェロールの量(g)

Mγ:標準液100mL当たりのd―γ―トコフェロールの量(g)

Mδ:標準液100mL当たりのd―δ―トコフェロールの量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA040900

E00233

d―α―トコフェロール

d―α―Tocopherol

α―ビタミンE

[59―02―9]

定義 本品は、油糧種子から得られた植物性油脂又はミックストコフェロール(植物性油脂から得られたd―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールを主成分とするものをいう。)から分離して得られた、d―α―トコフェロールを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

含量 本品は、総トコフェロールとして40%以上を含み、d―α―トコフェロールは、総トコフェロールの50%以上である。

性状 本品は、淡黄~赤褐色の澄明な粘性のある液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品50mgをエタノール(99.5)10mLに溶かし、硝酸2mLを加え、約75℃で15分間加熱するとき、液は、橙~赤色を呈する。

比旋光度 画像857 (3KB)別ウィンドウが開きます
 以上

総トコフェロール約0.1gに対応する量の本品を精密に量り、分液漏斗に入れ、ジエチルエーテル50mLに溶かす。ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム2gを水酸化ナトリウム溶液(1→125)20mLに溶かし、先の分液漏斗に加え、3分間振り混ぜる。水50mLで4回洗い、ジエチルエーテル層をとり、硫酸ナトリウム約2gを加えて脱水した後、ろ過し、ろ液からジエチルエーテルを留去する。残留物を直ちに2,2,4―トリメチルペンタン5mLに溶解し、旋光度を測定する。ただし、測定した液中の総トコフェロールの濃度(g/mL)を用いて比旋光度を求める。

純度試験

(1) 酸価 5.0以下

「トコトリエノール」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 総トコフェロール約50mgに対応する量の本品を精密に量り、褐色メスフラスコに入れ、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、検液とする。別に定量用d―α―トコフェロール、定量用d―β―トコフェロール、定量用d―γ―トコフェロール及び定量用d―δ―トコフェロールをそれぞれ約50mgずつ精密に量り、それぞれ褐色メスフラスコに入れ、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、標準原液とする。試料中のトコフェロールの組成比とほぼ同じになるように標準原液を正確に量って混合し、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のd―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールのピーク面積A、A、A及びA並びに標準液のd―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールのピーク面積A、A、A及びAを測定し、次式により含量を求める。さらに、d―α―トコフェロールの総トコフェロールに対する比率(%)を求める。

ただし、

Mα:標準液100mL当たりのd―α―トコフェロールの量(g)

Mβ:標準液100mL当たりのd―β―トコフェロールの量(g)

Mγ:標準液100mL当たりのd―γ―トコフェロールの量(g)

Mδ:標準液100mL当たりのd―δ―トコフェロールの量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 292nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 室温(一定)

移動相 ヘキサン/2―プロパノール混液(200:1)

流量 d―α―トコフェロールの保持時間が約5分になるように調整する。

FA041000

E00234

d―γ―トコフェロール

d―γ―Tocopherol

γ―ビタミンE

定義 本品は、油糧種子から得られた植物性油脂又はミックストコフェロール(植物性油脂から得られたd―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールを主成分とするものをいう。)から分離して得られた、d―γ―トコフェロールを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

含量 本品は、総トコフェロールとして40%以上を含み、d―γ―トコフェロールは、総トコフェロールの70%以上である。

性状 本品は、淡黄~赤褐色の澄明な粘性のある液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品50mgをエタノール(99.5)10mLに溶かし、硝酸2mLを加え、約75℃で15分間加熱するとき、液は、橙~赤色を呈する。

比旋光度 画像859 (3KB)別ウィンドウが開きます
 以上

「d―α―トコフェロール」の比旋光度を準用する。

純度試験

(1) 酸価 5.0以下

「トコトリエノール」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 「d―α―トコフェロール」の定量法を準用する。

FA041100

E00235

d―δ―トコフェロール

d―δ―Tocopherol

δ―ビタミンE

定義 本品は、油糧種子から得られた植物性油脂又はミックストコフェロール(植物性油脂から得られたd―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールを主成分とするものをいう。)から分離して得られた、d―δ―トコフェロールを成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

含量 本品は、総トコフェロールとして40%以上を含み、d―δ―トコフェロールは、総トコフェロールの60%以上である。

性状 本品は、淡黄~赤褐色の澄明な粘性のある液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品50mgをエタノール(99.5)10mLに溶かし、硝酸2mLを加え、約75℃で15分間加熱するとき、液は、橙~赤色を呈する。

比旋光度 画像860 (3KB)別ウィンドウが開きます
 以上

「d―α―トコフェロール」の比旋光度を準用する。

純度試験

(1) 酸価 5.0以下

「トコトリエノール」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 「d―α―トコフェロール」の定量法を準用する。

FA041200

T02580

dl―α―トコフェロール

dl―α―Tocopherol

C29H50O2 分子量 430.71

2,5,7,8―Tetramethyl―2―(4,8,12―trimethyltridecyl)chroman―6―ol

含量 本品は、dl―α―トコフェロール(C29H50O2)96.0~102.0%を含む。

性状 本品は、淡黄~赤褐色の澄明な粘性のある液体であり、においがない。

確認試験 「d―α―トコフェロール」の確認試験を準用する。

比吸光度 画像862 (2KB)別ウィンドウが開きます
(292nm)=71.0~76.0

本品約0.1gを精密に量り、エタノール(99.5)に溶かして正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、エタノール(99.5)を加えて正確に100mLとし、吸光度を測定する。

屈折率 画像863 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 溶状 澄明(0.10g、エタノール(99.5)10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品及びdl―α―トコフェロール標準品約50mgずつを精密に量り、それぞれを褐色メスフラスコに入れ、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ正確に量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のdl―α―トコフェロールのピークの高さHT及びHSを測定し、次式により含量を求める。

dl―α―トコフェロール(C29H50O2)の含量(%)=MS/MT×HT/HS×100

ただし、

MS:dl―α―トコフェロール標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 292nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 35℃付近の一定温度

移動相 メタノール/水混液(49:1)

流量 dl―α―トコフェロールの保持時間が約10分になるように調整する。

カラムの選定 本品及びトコフェロール酢酸エステル50mgずつをエタノール(99.5)50mLに溶かす。この液20μLにつき、上記の条件で操作するとき、dl―α―トコフェロール、トコフェロール酢酸エステルの順に溶出し、その分離度が2.6以上のものを用いる。なお、上記の条件で標準液につき、試験を5回繰り返すとき、dl―α―トコフェロールのピーク高さの相対標準偏差は、0.8%以下である。

FA041300

T02590

トコフェロール酢酸エステル

All―rac―α―Tocopheryl Acetate

C31H52O3 分子量 472.74

2,5,7,8―Tetramethyl―2―(4,8,12―trimethyltridecyl)chroman―6―yl acetate [7695―91―2]

含量 本品は、トコフェロール酢酸エステル(C31H52O3)96.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な粘性のある液体であり、においがない。

確認試験

(1) 本品50mgをエタノール(99.5)10mLに溶かし、硝酸2mLを加え、約75℃で15分間加熱するとき、液は、橙~赤色を呈する。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルをトコフェロール酢酸エステルの参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(3) 本品のエタノール(95)溶液(1→10)は、旋光性がない。

比吸光度 画像865 (2KB)別ウィンドウが開きます
(284nm)=41.0~45.0

本品約10mgを精密に量り、エタノール(99.5)を加えて溶かして正確に100mLとし、吸光度を測定する。

屈折率 画像866 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) α―トコフェロール 本品0.10gを正確に量り、ヘキサン10mLを正確に加えて溶かし、検液とする。別にdl―α―トコフェロール標準品50mgを正確に量り、ヘキサンに溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、ヘキサンを加えて正確に10mLとし、対照液とする。検液及び対照液をそれぞれ10μLずつ量り、トルエン/酢酸混液(19:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾する。これに塩化鉄(Ⅲ)六水和物・エタノール(99.5)溶液(1→500)を均等に噴霧した後、更に2,2′―ビピリジル・エタノール(99.5)溶液(1→200)を均等に噴霧して2~3分間放置するとき、対照液から得たスポットに対応する検液のスポットは、対照液のスポットより大きくなく、かつ濃くない。ただし、薄層板には薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

定量法 本品及びトコフェロール酢酸エステル標準品約50mgずつを精密に量り、それぞれをエタノール(99.5)に溶かして正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のトコフェロール酢酸エステルのピーク高さHT及びHSを測定し、次式により含量を求める。

トコフェロール酢酸エステル(C31H52O3)の含量(%)=MS/MT×HT/HS×100

ただし、

MS:トコフェロール酢酸エステル標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 284nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 35℃付近の一定温度

移動相 メタノール/水混液(49:1)

流量 トコフェロール酢酸エステルの保持時間が約12分になるように調整する。

カラムの選定 本品及びdl―α―トコフェロール標準品50mgずつをエタノール(99.5)50mLに溶かす。この液20μLにつき、上記の条件で操作するとき、dl―α―トコフェロール、トコフェロール酢酸エステルの順に溶出し、その分離度が2.6以上のものを用いる。なお、上記の条件で標準液につき、試験を5回繰り返すとき、トコフェロール酢酸エステルのピーク高さの相対標準偏差は、0.8%以下である。

参照スペクトル

トコフェロール酢酸エステル

FA041400

T02600

d―α―トコフェロール酢酸エステル

R,R,R―α―Tocopheryl Acetate

C31H52O3 分子量 472.74

(2R)―2,5,7,8―Tetramethyl―2―[(4R,8R)―4,8,12―trimethyltridecyl]chroman―6―yl acetate

含量 本品は、d―α―トコフェロール酢酸エステル(C31H52O3)96.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な粘性のある液体で、冷却するとき固化することがあり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 「トコフェロール酢酸エステル」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

比吸光度 画像870 (2KB)別ウィンドウが開きます
(284nm)=41.0~45.0

「トコフェロール酢酸エステル」の比吸光度を準用する。

屈折率 画像871 (4KB)別ウィンドウが開きます

比旋光度 画像872 (8KB)別ウィンドウが開きます
 以上

本品約0.22gをナス型フラスコに精密に量り、硫酸・エタノール(99.5)溶液(3→50)50mLを加えて溶かし、還流冷却器を付けて3時間還流する。冷後、水100mLを加え、ジエチルエーテル50mLずつで3回抽出する。ジエチルエーテル層を分液漏斗に合わせ、水50mLを加え、静かに2~3回倒立した後、静置し、分離した水層を除く。さらに、水50mLずつで、回が進むにつれて次第に強く振り、3回洗う。水層を除き、ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム・水酸化ナトリウム試液(0.2mol/L)溶液(1→10)40mLを加え、3分間激しく振り混ぜた後、水層を除く。ジエチルエーテル層を水50mLずつで4回洗った後、三角フラスコに移す。分液漏斗は、ジエチルエーテル10mLずつで2回洗い、三角フラスコに合わせる。ジエチルエーテル層を硫酸ナトリウムで乾燥し、傾斜してジエチルエーテル抽出液をナス型フラスコに移す。残った硫酸ナトリウムは、ジエチルエーテル10mLずつで2回洗い、洗液をナス型フラスコに合わせ、約40℃の水浴中で減圧下、液量が7~8mLになるまで濃縮する。その後、熱を加えずに減圧下、溶媒を留去し、残留物に直ちに2,2,4―トリメチルペンタン10mLを正確に加えて溶かす。この液につき、旋光度測定法により測定する。

ただし、

α:偏光面を回転した角度(°)

M:試料の採取量(g)

C:試料中のd―α―トコフェロール酢酸エステルの含量(%)

0.911:d―α―トコフェロール換算の係数

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) α―トコフェロール 「トコフェロール酢酸エステル」の純度試験(2)を準用する。

定量法 「トコフェロール酢酸エステル」の定量法を準用する。

FA041500

E00236

トマト色素

Tomato Color

トマトリコピン

定義 本品は、トマト(Lycopersicon esculentum Mill. (Solanum lycopersicum L.))の果実から得られた、リコピンを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

色価 本品の色価(画像875 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は300以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、褐~暗赤色の粉末、塊、ペースト又は液体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価300に換算して0.1gに相当する量を量り、酢酸エチル100mLに溶かした液は、橙色を呈する。

(2) 本品をヘキサンに溶かした液は、波長438~450nm、465~475nm及び495~505nmに吸収極大がある。

(3) 本品の表示量から、色価300に換算して0.1gに相当する量を量り、酢酸エチル10mLに溶かし、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、ヘキサン/アセトン混液(7:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾するとき、Rf値が0.7~0.8付近に黄赤色のスポット(リコピン)を認める。このスポットの色は、亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)を噴霧し、続けて硫酸試液(0.5mol/L)を噴霧するとき、直ちに脱色される。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 本品を精密に量り、アセトン/シクロヘキサン混液(1:1)25mLを加えて溶かし、ヘキサンを加えて正確に100mLとする。その2mLを正確に量り、ヘキサンを加えて正確に100mLとし、必要な場合には遠心分離し、上澄液を検液とする。色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 ヘキサン

測定波長 波長465~475nmの吸収極大の波長

FA041600

E00237

トラガントガム

Tragacanth Gum

[9000―65―1]

定義 本品は、トラガント(Astracantha gummifera (Labill.)Podl.(Astragalus gummifer Labill.))の分泌液から得られた、多糖類を主成分とするものである。

性状 本品は、白~帯白色の粉末又は白~淡黄白色で、半透明の平板若しくは薄片であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の粉末1gに水50mLを加えるとき、ほとんど均一のやや混濁した粘性の液となる。

(2) 本品の粉末約1.0gを水/グリセリン混液(1:1)2~3滴及びヨウ素試液1滴を滴加した時計皿等にとり、気泡が入らないように小ガラス棒の先でよくかき混ぜた後、10分間以上放置して試料を膨張させる。膨張した試料の少量をガラス棒の先でスライドガラスに塗抹し、その上に水/グリセリン混液(1:1)1滴を滴加した後、気泡が封入されないように注意してカバーガラスで覆い、鏡検試料とする。光学顕微鏡を用いて鏡検するとき、青色を呈する少数のでん粉粒を認める。ただし、対物レンズは10倍又は40倍を、接眼レンズは10倍を用いる。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 2.0%以下

あらかじめガラスろ過器(1G3)を110℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品の粉末約2gを精密に量り、メタノール95mLを加えて湿潤した後、60mLの塩酸及び沸騰石を加え、還流冷却器を付けて水浴中で時々振り混ぜながら3時間加熱する。先のガラスろ過器で温時吸引ろ過し、残留物を温水でよく洗い、更にメタノール40mLで洗い、ガラスろ過器とともに105℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(2) カラヤガム 本品1.0gに水20mLを加えて均一な粘ちゅうな液となるまで加熱し、これに塩酸5mLを加えて5分間煮沸するとき、液は、淡赤~赤色を呈さない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 17.0%以下(105℃、5時間)

灰分 4.0%以下

酸不溶性灰分 0.5%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地100mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。

FA041700

E00238

トランスグルコシダーゼ

Transglucosidase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus niger及びAspergillus usamiiに限る。)又は細菌(Sulfolobus solfataricusに限る。)の培養物から得られた、マルトースやオリゴ糖のグルコシド結合を加水分解し、同時にグルコシル基を転移する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、トランスグルコシダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

トランスグルコシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.01mol/L、pH4.0、アカルボース含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―マルトース一水和物1.00gを量り、酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.01mol/L、pH4.0、アカルボース含有)を加えて25mLとしたものを基質溶液とする。

50℃で10分間加温した基質溶液0.5mLに試料液0.5mLを加えて混和し、更に50℃で60分間加温した後、水浴中で10分間加熱する。冷後、硫酸試液(5.5mmol/L)9mLを加えて穏やかに混和し、検液とする。別に50℃で60分間加温した基質溶液0.5mLに試料液0.5mLを加えて混和した後、直ちに振り混ぜ、この液を水浴中で10分間加熱する。冷後、硫酸試液(5.5mmol/L)9mLを加えて穏やかに混和し、比較液とする。別にパノース0.100gを量り、硫酸試液(0.005mol/L)を加えて溶かし、100mLとし、標準液とする。

検液、比較液及び標準液をメンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液を次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液にはパノースの保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液のパノースのピーク面積より大きい。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 9μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(H型)

カラム管 内径7.8mm、長さ30cmのステンレス管

カラム温度 60℃

移動相 硫酸試液(0.005mol/L)

流量 0.7mL/分

第2法 「α―グルコシダーゼ」のα―グルコシダーゼ活性試験法第2法を準用する。

FA041800

E00239

トランスグルタミナーゼ

Transglutaminase

定義 本品は、動物の肝臓又は放線菌(Streptomyces属及びStreptoverticillium mobaraenseに限る。)若しくは細菌(Bacillus属に限る。)の培養物から得られた、たん白質又はペプチド中のグルタミン残基のγ―カルボキシアミド基をアシル供与体とし、アミン化合物の第1級アミノ基又はたん白質若しくはペプチド中のリジン残基のε―アミノ基をアシル受容体とするアシル転移反応を触媒する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液状であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、トランスグルタミナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

トランスグルタミナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.10gを量り、pH6.0のトリス緩衝液(0.2mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して10mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液(0.2mol/L、pH6.0)を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

ベンジルオキシカルボニル―L―グルタミニルグリシン4.048g、塩化ヒドロキシルアンモニウム2.780g、還元型グルタチオン1.229g、塩化カルシウム二水和物0.295g及び2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール9.688gを量り、水を加えて溶かし、塩酸を加えてpH6.0に調整し、400mLとしたものを基質溶液とする。

試料液0.2mLを量り、37℃で1分間加温する。これにあらかじめ37℃で10分間加温した基質溶液2mLを加えて直ちによく振り混ぜ、37℃で10分間加温した後、塩化鉄(Ⅲ)試液(トランスグルタミナーゼ活性試験用)2mLを加えて直ちによく振り混ぜる。この液を毎分3000回転で遠心分離し、上澄液を検液とする。別に基質溶液2mLを37℃で10分間加温した後、塩化鉄(Ⅲ)試液(トランスグルタミナーゼ活性試験用)2mLを加えて直ちによく振り混ぜ、次に試料液0.2mLを加えてよく振り混ぜる。この液を遠心分離し、上澄液を比較液とする。検液及び比較液につき、波長525nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

FA041900

E00240

トリプシン

Trypsin

定義 本品は、動物の膵臓又は魚類若しくは甲殻類の臓器から得られた、たん白質分解酵素である。乳糖又はデキストリンを含むことがある。

酵素活性 本品は、1g当たり600000単位以上の酵素活性を有する。

性状 本品は、白~黄褐色の粉末若しくは粒又は淡褐~褐色の液体若しくはペーストである。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

純度試験

(1) 硫酸塩 SO4として48%以下

本品1.0gを量り、水を加えて溶かし、1000mLとし、この液50mLを検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸50mLを用いる。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、鉛試験法第3法により試験を行う。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 基質溶液 α―N―ベンゾイル―L―アルギニンエチルエステル塩酸塩85.7mgに水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH7.6)を加えて正確に100mLとする。

(ii) 試料液 本品5000~6000単位に対応する量を精密に量り、塩酸試液(0.001mol/L)に溶かして正確に100mLとする。

(iii) 操作法 塩酸試液(0.001mol/L)0.20mLを正確に量り、基質溶液3.0mLを加えて混和し、水を対照とし、25±0.1℃で波長253nmにおける吸光度が0.050になるように調整する。次に、試料液0.20mLを正確に量り、基質溶液3.0mLを加えて混和し、同様に吸光度を30秒毎に5分間測定し、時間と吸光度の関係が直線を示す部分より1分間当たりの吸光度の変化(ΔA)を求め、次式により酵素活性を求める。ただし、その酵素活性の単位は、操作法の条件で試験するとき、1分間に吸光度を0.003変化させる酵素量を1単位とする。

ただし、M:試料の採取量(mg)

FA042000

T02610

DL―トリプトファン

DL―Tryptophan

C11H12N2O2 分子量 204.23

(2RS)―2―Amino―3―(1H―indol―3―yl)propanoic acid [54―12―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、DL―トリプトファン(C11H12N2O2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがあり、わずかに甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品0.2gに水100mLを加え、加温して溶かした液10mLにp―ジメチルアミノベンズアルデヒド試液5mL及び塩酸(1→4)2mLを加え、水浴中で5分間加熱するとき、液は、赤紫~青紫色を呈する。

(3) 本品0.2gに水100mLを加え、加温して溶かした液は、旋光性がない。

pH 5.5~7.0

本品0.20gに水100mLを加え、加温して溶かした液について測定する。

純度試験

(1) 溶状 本品0.50gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→50)10mLを加えて溶かした液は、ほとんど澄明で、液の色は、比色標準液Cより濃くない。

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下

本品0.50gを量り、硝酸(1→10)6mLを加えて溶かし、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→20)5mLを加え、加熱しながら溶かし、検液とする。

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.42mg C11H12N2O2

FA042100

T02620

L―トリプトファン

L―Tryptophan

C11H12N2O2 分子量 204.23

(2S)―2―Amino―3―(1H―indol―3―yl)propanoic acid [73―22―3]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―トリプトファン(C11H12N2O2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがあり、わずかに苦味がある。

確認試験

(1) 「DL―トリプトファン」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品1.0gに水100mLを加え、加温して溶かした液は、左旋性であるが、これに水酸化ナトリウム溶液(1→5)を加えてアルカリ性にすると、右旋性に変わる。

比旋光度 画像879 (4KB)別ウィンドウが開きます

本品約0.5gを精密に量り、水約40mLを加えて加温しながら溶かす。冷後、水を加えて正確に50mLとし、旋光度を測定し、更に乾操物換算を行う。

pH 5.5~7.0

本品1.0gを量り、水100mLを加え、加温して溶かした液について測定する。

純度試験

(1) 溶状 本品0.50gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→50)10mLを加えて溶かした液は、ほとんど澄明で、液の色は、比色標準液Cより濃くない。

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下

本品0.50gを量り、硝酸(1→10)6mLを加えて溶かし、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸試液(1mol/L)3mL及び水2mLを加え、加熱して溶かし、検液とする。

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.42mg C11H12N2O2

FA042200

T02630

トリメチルアミン

Trimethylamine

C3H9N 分子量 59.11

Trimethylamine [75―50―3]

含量 本品は、トリメチルアミン(C3H9N)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の気体で、特有のにおいがある。

確認試験 定量法を準用して試験を行うとき、主ピークのマススペクトルに、分子イオンピーク(m/z 59)、基準ピーク(m/z 58)及びフラグメントピーク(m/z 15、m/z 30及びm/z 42)を認める。

定量法 0~4℃に冷却した水1mLに-20℃に冷却した本品0.1gを加えて溶かし、次の操作条件により定量する。ただし、検液注入後、0~40分の間に現れる水由来のピークを除いたピーク面積の総和に対する被検成分のピーク面積百分率を求め、含量とする。

操作条件

検出器 質量分析計(電子衝撃イオン化法)

走査質量範囲 m/z 10.00~300.00

カラム 内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサン又はポリエチレングリコールを0.25~1μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃で5分間保持した後、毎分5℃で230℃まで昇温する。

注入口温度 125~175℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 被検成分のピークが3~20分の間に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:30~1:250(いずれの成分もカラムの許容範囲を超えないように設定する。)

FA042300

T02640

2,3,5―トリメチルピラジン

2,3,5―Trimethylpyrazine

C7H10N2 分子量 122.17

2,3,5―Trimethylpyrazine [14667―55―1]

含量 本品は、2,3,5―トリメチルピラジン(C7H10N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像882 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

2,3,5―トリメチルピラジン

FA042400

T02650

DL―トレオニン

DL―Threonine

DL―スレオニン

C4H9NO3 分子量 119.12

2―Amino―3―hydroxybutanoic acid [80―68―2]

含量 本品を乾燥物換算したものは、DL―トレオニン(C4H9NO3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、わずかに甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→10)5mLに過ヨウ素酸カリウム0.5gを加えて水浴中で加熱するとき、発生するガスは、水で潤したリトマス紙(赤色)を青変する。

(3) 本品の水溶液(1→25)は、旋光性がない。

pH 5.0~6.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) アロトレオニン 本品0.10gを量り、水を加えて溶かし、50mLとし、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/2―ブタノン/水/アンモニア試液混液(5:3:1:1)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行い、展開溶媒が約30cm上昇したとき展開を止め、ろ紙を風乾し、更に100℃で20分間乾燥した後、ニンヒドリン・アセトン溶液(1→50)を噴霧し、100℃で5分間乾燥した後、自然光下で観察するとき、一つのスポットのみを認める。ただし、ろ紙は、クロマトグラフィー用ろ紙を使用する。

乾燥減量 0.2%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=11.91mg C4H9NO3

FA042500

T02660

L―トレオニン

L―Threonine

L―スレオニン

C4H9NO3 分子量 119.12

(2S,3R)―2―Amino―3―hydroxybutanoic acid [72―19―5]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―トレオニン(C4H9NO3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、わずかに甘味がある。

確認試験

(1) 「DL―トレオニン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品0.5gに水5mLを加え、加温して溶かし、以下「DL―トレオニン」の確認試験(2)を準用する。

比旋光度 画像887 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (3g、水、50mL、乾操物換算)

pH 5.0~6.5(0.2g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

(5) アロトレオニン 「DL―トレオニン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 0.2%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=11.91mg C4H9NO3

FA042550

E00241

トレハロース

Trehalose

C12H22O11・2H2O 分子量 378.33

α―D―Glucopyranosyl α―D―glucopyranoside dihydrate [6138―23―4、トレハロース二水和物]

定義 本品は、担子菌(Aguricus属に限る)、細菌(Arthrobacter属、Brevibacterium属、Pimelobacter属、Pseudomonas属及びThermus属に限る)又は酵母(Saccharomyces属に限る)の培養ろ液又は菌体より、水若しくはアルコールで抽出して得られたもの、酵素によるデンプンの分解液より分離して得られたもの、又はマルトースを酵素処理して得られたものである。成分は、トレハロースである。

含量 本品を無水物換算したものは、トレハロース(C12H22O11)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(2→5)1mLに、1―ナフトール・エタノール(95)溶液(1→20)5~6滴を加えよくふり混ぜる。これに、硫酸2mLを穏やかに加えるとき、境界面は紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→25)2mLに、10%塩酸試液1mLを加え混和し、室温で20分間放置する。この液に、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)4mL及びグリシン溶液(1→25)2mLを加え混和し、10分間加熱するとき、液は褐色を呈さない。

比旋光度 画像889 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (10g、水、100mL、無水物換算)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 11.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.05%以下(5g)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に50mLとし、検液とする。別に定量用トレハロース約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に50mLとし、標準液とする。検液及び標準液それぞれ10μLずつを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のトレハロースのピーク面積を測定し、次式により含量を求める。

トレハロース(C12H22O11)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:無水物換算した定量用トレハロースの採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

AT:検液のトレハロースのピーク面積

AS:標準液のトレハロースのピーク面積

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径8mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 40~80℃の一定温度

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分

FA042600

E00242

トレハロースホスホリラーゼ

Trehalose Phosphorylase

定義 本品は、細菌(Paenibacillus sp. 及びPlesiomonas属に限る。)の培養物から得られた、トレハロースを加リン酸分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、トレハロースホスホリラーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

トレハロースホスホリラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

トレハロース二水和物3.78gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、500mLとしたものを基質溶液とする。

あらかじめ50℃で5分間加温した基質溶液0.5mLに試料液0.01mLを加えて直ちに振り混ぜ、50℃で15分間加温した後、水浴中で3分間加熱する。冷後、D―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)2mLを加えて混和し、更に37℃で10分間加温し、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、試料液0.01mLを加えて直ちに水浴中で3分間加熱する。冷後、D―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)2mLを加えて混和し、更に37℃で10分間加温し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長505nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA042700

T02670

ナイシン

Nisin

C143H230N42O37S7 分子量 3354.07

[1414―45―5]

定義 本品は、ラクトコッカス属細菌(Lactococcus lactis subsp. lactisに限る。)の培養液から得られた抗菌性ポリペプチド及び塩化ナトリウムの混合物である。無脂肪乳培地又は糖培地由来の成分を含む。主たる抗菌性ポリペプチドは、ナイシンA(C143H230N42O37S7)である。

含量(力価) 本品は、1mg当たり900単位以上の力価を有する。本品の力価1単位は、ナイシンA(C143H230N42O37S7)を含む抗菌性ポリペプチド0.025μgに対応する。また、塩化ナトリウム50%以上を含む。

性状 本品は、白~薄い黄赤色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.100gを量り、塩酸(1→600)80mLに懸濁する。2時間室温に置き、更に塩酸(1→600)を加えて正確に100mLとし、試料液とする。

(i) 試料液を水浴中で5分間加熱する。加熱した試料液1mLを正確に量り、塩酸(1→600)を加えて正確に200mLとし、検液とする。検液につき、定量法に示す方法により力価を求めるとき、検液の力価は、定量法の検液の力価の100±5%である。

(ii) (i)の加熱した試料液の残りの液に、水酸化ナトリウム溶液(1→5)を加えてpH11に調整した後、65℃で30分間加熱する。冷後、塩酸を加えてpH2.0に調整し、この液1mLを量り、塩酸(1→600)を用いて200mLとし、検液とする。定量法に示す方法により、力価を測定するとき、その活性は失われている。

(2) 滅菌した脱脂粉乳の懸濁液(1→10)中でLactococcus lactis (ATCC 11454又はNCIMB 8586)を30℃で18時間培養し、試験菌液とする。リトマスミルク100mLを入れたフラスコを121℃で15分間高圧蒸気滅菌する。滅菌したリトマスミルクに本品0.1gを加え、室温に2時間放置する。この液に試験菌液を0.1mL加え、30℃で24時間培養するとき、Lactococcus lactisの生育を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 3.0%以下(105℃、2時間)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は100以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。

ただし、生菌数試験は、メンブランフィルター法により行う。すなわち、本品1gをペプトン食塩緩衝液1000mLと混合し、均一に分散させて試料液とし、試料液100mLをセルロース混合エステル製メンブランフィルターでろ過した後、フィルターをろ過洗浄し、標準寒天培地の表面に置いて35±1℃で48±2時間培養する。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地又はソイビーン・カゼイン・ダイジェスト培地100mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品25gをソイビーン・カゼイン・ダイジェスト培地475mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とする。

定量法

(1) 力価 穿孔寒天平板を用いて得られる試験菌の発育阻止円の大きさを指標とし、抗菌活性を測定する。水、試薬・試液及び計器・器具は、必要に応じ、滅菌したものを用いる。

(i) 試験菌 Micrococcus luteus (ATCC 10240又はNCIMB 8166)を用いる。

(ii) 培地 培地の液性は、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)又は塩酸(1→10)を用いて調整し、滅菌後のpHが規定の値になるようにする。なお、規定の培地と類似の成分を有し、同等又はより優れた菌の発育を示す他の培地を用いることができる。滅菌は高圧蒸気法で行う。

種層用寒天培地

トリプトン 10g

肉汁 3g

塩化ナトリウム 3g

酵母エキス 1.5g

スクロース 1g

寒天 15g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃、15分間滅菌する。滅菌後のpHは、7.4~7.6とする。滅菌後、培地と同温度の50%ポリソルベート20試液2mL添加する。

試験菌移植用斜面寒天培地

ブレインハートインフュージョン寒天 52g

水 1000mL

全成分を混和し、121℃、15分間滅菌する。滅菌後のpHは、pH7.2~7.6とする。この寒天培地9mLを内径約16mmの試験管に分注して斜面とする。

(iii) 試験菌液の調製 試験菌を試験菌移植用斜面寒天培地を用いて30℃で48時間培養する。この菌を滅菌した生理食塩水7mLに懸濁させ、試験菌液とする。菌を移植した試験菌移植用斜面寒天培地は、4℃で最大14日間保存することができる。

(iv) 種層寒天培地の調製 試験菌液を生理食塩水で希釈した液(1→10)2mLを48~51℃に保った種層用寒天培地100mLに加え、十分に混合し、種層寒天培地とする。

(v) 穿孔寒天平板の調製 内径90mmで高さ20mmのペトリ皿に約20mLの種層寒天培地を入れ、寒天が水平になるように広げて室温にて固化させたものを種層寒天平板とする。種層寒天平板上の半径約25~28mmの円周上に、円筒をその中心間の距離が30mm以上となるように一定間隔で4個並べる。円筒を置いた状態で種層寒天培地20mLを分注し、固化させた後、4℃にて30~60分間保持し、滅菌したピンセット等を用いて培地より円筒を静かに抜き、穿孔寒天平板とする。円筒は、外径7.9~8.1mm、内径5.9~6.1mm、高さ9.9~10.1mmのステンレス製のもので、試験に支障をきたさないものを用いる。穿孔寒天平板は、用時調製する。

(vi) ナイシン標準液の調製 ナイシン標準品約0.1gを精密に量り、塩酸(1→600)80mLに懸濁する。2時間室温に置き、塩酸(1→600)を加えて100mLとし、標準原液とする。さらに、1.25、2.5、5、10及び20(単位/mL)となるよう、標準原液を塩酸(1→600)を用いて希釈し、標準液とする。ナイシン標準液は、用時調製する。

(vii) ナイシン標準曲線の作成 穿孔寒天平板5枚を1組として用いる。ナイシン標準液を濃度ごとに異なる穿孔寒天平板へ0.2mLずつ4箇所の穴に入れる。標準液分注後、プレートに蓋をし、30℃で18時間培養する。培養後、形成された阻止円の直径をノギスを用いて0.1mm単位で測定する。ナイシン濃度x(単位/mL)の常用対数値logxを横軸に、阻止円の直径y(mm)を縦軸にとり、ナイシン標準曲線(y=αlogx+β)を作成し、定数α及びβを求める。

(viii) 検液の調製 本品0.100gを量り、塩酸(1→600)80mLに懸濁する。2時間室温に置き、更に塩酸(1→600)を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試料液1mLを正確に量り、塩酸(1→600)を加えて正確に200mLとし、検液とする。検液は、用時調製する。

(ix) 力価の算出 標準曲線の作成の手法に従い、検液の阻止円の直径を測定し、以下の式により、本品の力価を求める。

I=(D-β)/α

検液の力価(単位/mL)=10I

ただし、

D:阻止円の直径(mm)

A:検液の力価(単位/mL)

M:試料の採取量(g)

(2) 塩化ナトリウムの定量 本品約0.1gを精密に量り、水100mLを加えて溶かし、更に硝酸を加えて酸性とし、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極には銀電極、参照電極には銀・塩化銀電極を用いる。別に空試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

a:本試験における0.1mol/L硝酸銀溶液の消費量(mL)

b:空試験における0.1mol/L硝酸銀溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

FA042800

T02680

ナタマイシン

Natamycin

ピマリシン

C33H47NO13 分子量 665.73

(1R,3S,5R,7R,8E,12R,14E,16E,18E,20E,22R,24S,25R,26S)―22―(3―Amino―3,6―dideoxy―β―D―mannopyranosyloxy)―1,3,26―trihydroxy―12―methyl―10―oxo―6,11,28―trioxatricyclo[22.3.1.057]octacosa―8,14,16,18,20―pentaene―25―carboxylic acid [7681―93―8]

含量 本品を無水物換算したものは、ナタマイシン(C33H47NO13)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白~黄白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品1mgに塩酸1mLを加えて振り混ぜるとき、液は、青紫色を呈する。

(2) 本品5mgを酢酸・メタノール溶液(1→1000)1000mLに溶かした液は、波長290nm、303nm及び318nm付近に吸収極大がある。

(3) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

比旋光度 画像894 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、酢酸、100mL、無水物換算)

pH 5.0~7.5(1%懸濁液)

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

水分 6.0~9.0%(30mg、電量滴定法)

強熱残分 0.5%以下

定量法 本品及びナタマイシン標準品(あらかじめ本品と同様の方法で水分を測定しておく。)約20mgずつを精密に量り、それぞれにテトラヒドロフラン5mLを加え、10分間超音波を照射し、メタノール60mLを加えて溶かし、更に水25mLを加えて室温まで放冷する。それぞれに水を加えて正確に100mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で速やかに液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のナタマイシンのピーク面積AT及びASを測定し、更に無水物換算を行い、次式によりナタマイシンの含量を求める。ただし、操作は直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。

ナタマイシン(C33H47NO13)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:無水物換算したナタマイシン標準品の採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 303nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 室温

移動相 酢酸アンモニウム3.0g及び塩化アンモニウム1.0gを水760mLに溶かし、テトラヒドロフラン5.0mL及びアセトニトリル240mLを加える。

流量 2mL/分

保存基準 遮光した容器に入れ、冷所に保存する。

参照スペクトル

ナタマイシン

FA042900

E00244

納豆菌ガム

Bacillus Natto Gum

納豆菌粘質物

定義 本品は、納豆菌(Bacillus subtilis)の培養液から得られた、ポリグルタミン酸を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、ポリグルタミン酸70.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡褐色の吸湿性の強い粉末、塊又は粒であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→200)5mLを栓付試験管に入れ、塩酸5mLを加えた後、密封し、110℃で24時間加水分解する。冷後、水酸化ナトリウム溶液(6→25)を加え、弱酸性に調整する。この液5mLにニンヒドリン試液1mLを加え、水浴中で5分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品1gを水50mLに加えて30分間かき混ぜるとき、液は、澄明になる。

(3) 本品1gを塩酸10mLに加えて30分間かき混ぜるとき、液は、濁るか又は沈殿を生じる。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 15.0%以下(減圧、40℃、24時間)

強熱残分 43.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

定量法 本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、水に溶かして正確に10mLとする。この液5mLを正確に量り、耐圧試験管に入れ、塩酸5mLを正確に量って加えた後、密封し、110℃で24時間加水分解する。冷後、この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとし、検液とする。別に乾燥した定量用L―グルタミン酸約0.1gを精密に量り、塩酸(1→6)1mL及び水20mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

ポリグルタミン酸の含量(%)=MS/MT×AT/AS×0.8775×100

ただし、

MS:定量用L―グルタミン酸の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 570nm)

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4.6mm、長さ6cmのステンレス管

カラム温度 55℃付近の一定温度

化学反応槽温度 135℃付近の一定温度

移動相 納豆菌ガム用緩衝液(pH3.3)

反応試薬 納豆菌ガム定量用ニンヒドリン試液

移動相流量 グルタミン酸の保持時間が約7分になるように調整する。

反応試薬流量 0.35mL/分

FA043000

T02690

ナトリウムメトキシド

Sodium Methoxide

ナトリウムメチラート

CH3ONa 分子量 54.02

Sodium methoxide [124―41―4]

含量 本品は、ナトリウムメトキシド(CH3ONa)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の微粉末で、吸湿性がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)は、アルカリ性である。

(2) 本品の水溶液(1→100)1滴に硫酸(1→20)0.1mL及び過マンガン酸カリウム溶液(1→300)0.2mLを加えて5分間放置する。これに亜硫酸ナトリウム溶液(1→5)0.2mL及び硫酸3mLを加え、更にクロモトロープ酸試液0.2mLを加えるとき、液は、赤紫~紫色を呈する。

(3) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁

本品5.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとし、試料液とする。試料液20mLを量り、水30mLを加え、検液とする。

(2) 炭酸ナトリウム Na2CO3として0.5%以下

定量法(iii)に準じる。

(3) 水酸化ナトリウム NaOHとして2.0%以下

定量法(iv)に準じる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(1)の試料液10mLを量り、塩酸(1→4)を徐々に加えて中和した後、水浴上で蒸発乾固する。残留物に水5mLを加えて溶かし、検液とする。

定量法

(i) 水分測定用滴定フラスコを用いて本品約0.5gを精密に手早く量り、直ちにサリチル酸・メタノール試液10mLを加え、密栓して溶かす。冷後、水分測定法(カールフィッシャー法)中の容量滴定法の直接滴定と同様の方法により試験を行う。別にサリチル酸・メタノール試液10mLについて空試験を行い、次式により水酸化ナトリウム及び炭酸ナトリウムの含量の和(A)を水酸化ナトリウムとして求める。

ただし、

a:本試験における水分測定用試液の消費量(mL)

b:空試験における水分測定用試液の消費量(mL)

f:水分測定用試液の1mLに対応する水のmg数

M:試料の採取量(g)

(ii) 共栓三角フラスコを用いて本品約2gを精密に手早く量り、直ちに水(二酸化炭素除去)約50mLを静かに加えて溶かす。この液に塩化バリウム二水和物溶液(3→25)10mLを加え、栓をして5分間放置した後、1mol/L塩酸で滴定し(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)、次式によりナトリウムメトキシド及び水酸化ナトリウムの含量の和(B)をナトリウムメトキシド(CH3ONa)として求める。

ただし、

a:1mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(iii) (ii)の滴定後の液に1mol/L塩酸1mLを加え、穏やかに約5分間煮沸し、冷却した後、過量の酸を0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、次式により炭酸ナトリウム(Na2CO3)の含量(C)を求める。

ただし、

a:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(iv) 次式により水酸化ナトリウムの含量(D)を求める。

D(%)=A-(C×0.377)

(v) 次式によりナトリウムメトキシド(CH3ONa)の含量(E)を求める。

E(%)=B-(D×1.350)

保存基準 密封容器に入れ、保存する。

FA043050

E00246A

生コーヒー豆抽出物(ペースト品、液体品)

Coffee Bean Extract (Paste,Liquid)

定義 本品は、コーヒーノキ属(Coffea属)の植物の種子から得られた、クロロゲン酸及びポリフェノールを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、クロロゲン酸(C16H18O9=354.31)として15%以上含む。

性状 本品は、緑黄~緑黄褐色若しくは黄褐~暗褐色のペースト又は液体である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→50)10mLに、塩化鉄(Ⅲ)溶液(1→50)0.5mLを加えるとき、暗緑色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→50)10mLに、水酸化ナトリウム溶液(1→10)0.1mLを加えるとき、黄~橙色を呈する。

(3) 本品にリン酸(1→1000)を加えて溶かした液は、波長322~326nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 60%以下(105℃、5時間)

定量法 本品の乾燥物換算して約60mgに相当する量を精密に量り、酢酸(1→20)に溶かして正確に100mLとする。この液をメンブランフィルター(0.45μm)でろ過し、検液とする。別に定量用クロロゲン酸約10mgを精密に量り、酢酸(1→20)に溶かして正確に100mLとして標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ一定量ずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のクロロゲン酸のピーク面積を測定し、次式により含量を求める。

クロロゲン酸(C16H18O9)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用クロロゲン酸の採取量(mg)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

AT:検液のクロロゲン酸のピーク面積

AS:標準液のクロロゲン酸のピーク面積

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 320nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A 酢酸(1→20)

移動相B アセトニトリル

濃度勾配 A:B(100:0)からA:B(50:50)までの直線濃度勾配を30分間行う。さらに、A:B(50:50)からA:B(0:100)までの直線濃度勾配を5分間行い、A:B(0:100)で5分間保持する。

流量 1.0mL/分

注入量 10μL

FA043100

E00247

ナリンジナーゼ

Naringinase

ナリンギナーゼ

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus usamii及びPenicillium decumbensに限る。)の培養物から得られた、ナリンジンを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ナリンジナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により試験を行う。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ナリンジナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

ナリンギンn水和物0.125gを量り、水25mL及び水酸化ナトリウム試液(1mol/L)12.5mLを加えて溶かし、pH3.5のマッキルバイン緩衝液37.5mLを加え、塩酸試液(1mol/L)でpH3.5に調整した後、pH3.5のマッキルバイン緩衝液を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。調製した後、直ちに使用する。

基質溶液4mLを量り、40℃で10~15分間加温し、試料液1mLを加えて振り混ぜ、40℃で30分間加温した後、ソモギー試液(Ⅱ)5mLを加えて水浴中で20分間加熱する。冷後、ヨウ化カリウム溶液(1→200)1.5mL及び硫酸試液(1mol/L)3mLをそれぞれ加えてよく振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに水1mLを用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定(指示薬 溶性デンプン試液3滴)するとき、検液の0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は比較液の0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。終点は、青色が消えるときとする。なお、試料液を希釈して試験しても、多量の酸化銅(Ⅰ)の赤色沈殿を生じ、0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液による滴定が不能な場合には、試料液を透析又は限外ろ過して用いる。

FA043200

E00248

ナリンジン

Naringin

ナリンギン

C27H32O14 分子量 580.53

5―Hydroxy―2―(4―hydroxyphenyl)―4―oxochroman―7―yl

α―L―rhamnopyranosyl―(1→2)―β―D―glucopyranoside [10236―47―2]

定義 本品は、グレープフルーツ(Citrus×paradisi Macfad.)の果皮、果汁又は種子から、水又はエタノール(95)若しくはメタノールで抽出し、分離して得られたものである。成分は、ナリンジンである。

含量 本品を乾燥したものは、ナリンジン(C27H32O14=580.53)90~110%を含む。

性状 本品は、白~微黄色の結晶である。

確認試験

(1) 本品5mgを50vol%エタノール10mLに溶かし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→500)1~2滴を加えるとき、液は、褐色を呈する。

(2) 本品5mgを水酸化ナトリウム試液(1mol/L)5mLに溶かすとき、液は、黄~橙色を呈する。

(3) 本品10mgを水500mLに溶かした液は、わずかに苦味がある。また、その液は波長280~285nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 残留溶媒 メタノール 50μg/g以下(5g、第1法、装置B)

本品約5gをAに精密に量り、水100mL、数個の沸騰石及びシリコーン樹脂3~4滴を入れ、よく混和する。内標準液2mLを正確に量り、Eに入れ、装置を組み立てる。Bを水で濡らす。泡がCに入らないように調整しながら1分間に2~3mLの留出速度で留分が約45mLになるまで蒸留する。この留分に水を加えて正確に50mLとし、検液とする。ただし、内標準液は、2―メチル―2―プロパノール溶液(1→1000)とする。別に、メタノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液2mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対するメタノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式によりメタノールの量を求める。

メタノールの量(μg/g)=MS/MT×QT/QS×500

ただし、

MS:メタノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールの保持時間が約2分になるように調整する。

乾燥減量 10%以下(105℃、3時間)

定量法 本品を105℃で3時間乾燥し、その約0.2gを精密に量り、50vol%エタノールに溶かして正確に100mLとする。この液をメンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過して、その1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、水を対照に波長280nmにおける吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ナリンジン(C27H32O14)の含量(%)=A/28.0×10/M×100

ただし、M:試料の採取量(g)

FA043300

T02700

ニコチン酸

Nicotinic Acid

ナイアシン

C6H5NO2 分子量 123.11

Pyridine―3―carboxylic acid [59―67―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、ニコチン酸(C6H5NO2)99.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに酸味がある。

確認試験

(1) 本品5mgに1―クロロ―2,4―ジニトロベンゼン10mgを加えて混ぜ、数秒間加熱して融解する。冷後、3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液4mLを加えるとき、液は、暗紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→400)20mLに水酸化ナトリウム溶液(1→250)を加えて中和した後、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→8)3mLを加えるとき、徐々に青色の沈殿を生じる。

融点 234~238℃

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、1時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液5滴)。さらに、乾燥物換算を行う。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=12.31mg C6H5NO2

FA043400

T02710

ニコチン酸アミド

Nicotinamide

ナイアシンアミド

C6H6N2O 分子量 122.12

Pyridine―3―carboxamide [98―92―0]

含量 本品を乾燥物換算したものは、ニコチン酸アミド(C6H6N2O)98.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがなく、苦味がある。

確認試験

(1) 「ニコチン酸」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品20mgに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えて穏やかに煮沸するとき、アンモニアのにおいを発する。

pH 6.0~7.5

本品1.0gを量り、水を加えて20mLとした液について測定する。

融点 128~131℃

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) 硫酸呈色物 本品0.20gを量り、試料とし、比色標準液Aを用いて試験を行う。

乾燥減量 0.5%以下(4時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、酢酸30mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)。終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=12.21mg C6H6N2O

FA043500

T02740

二酸化ケイ素

Silicon Dioxide

シリカゲル

SiO2 分子量 60.08

Silicon dioxide

含量 本品を強熱したものは、二酸化ケイ素(SiO2)94.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末、粒又はコロイド状の液体であり、においがない。

確認試験 本品0.2gを白金製のるつぼに入れ、フッ化水素酸5mLを加えて溶かし、次に加熱するとき、ほとんどが蒸発する。

純度試験

(1) 水可溶物 乾燥物に対し5.0%以下

本品を105℃で2時間乾燥し、その5.0gを量り、水150mLを加え、電磁式かくはん機で15分間よくかき混ぜた後、直径47mmのメンブランフィルター(孔径0.45μm)を装着したフィルターホルダーを用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っている場合には、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物は、水で洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて250mLとする。この液50mLを量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g乾燥物以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を105℃で2時間乾燥し、その5.0gを量り、塩酸(1→4)50mLを加え、蒸発する水を補いながら水浴上で時々振り混ぜて1時間加熱する。冷後、ろ過し、容器及びろ紙上の残留物を水で洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて100mLとし、この液10mLを正確に量り、検液とする。

強熱減量 70.0%(コロイド状の液体にあっては、83.0%)以下(105℃、2時間、次に1000℃、30分間)

定量法 本品を強熱し、その約1gを精密に量り、あらかじめ1000℃で30分間強熱してデシケーター中で放冷した白金製のるつぼに入れ、質量M(g)を精密に量り、エタノール(95)4滴及び硫酸2滴を加え、更に十分量のフッ化水素酸を加え、水浴上でほとんど蒸発乾固する。冷後、残留物にフッ化水素酸5mLを加え、蒸発乾固した後、550℃で1時間加熱し、更に徐々に温度を上げ、1000℃で30分間強熱し、デシケーター中で放冷する。次に質量m(g)を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、MT:試料の採取量(g)

FA043600

T02750

二酸化炭素

Carbon Dioxide

炭酸ガス

CO2 分子量 44.01

Carbon dioxide [124―38―9]

含量 本品は、二酸化炭素(CO2)99.5vol%以上を含む。

性状 本品は、無色の気体であり、においがない。

確認試験 本品を水酸化カルシウム試液中に通すとき、白色の沈殿を生じる。この沈殿を分取し、酢酸(1→4)を加えると、気泡を発生しながら溶ける。

純度試験 本品の採取量は、20℃で気圧101.3kPaの容量に換算したものとする。

(1) 遊離酸 水(二酸化炭素除去)50mLを比色管に入れる。内径約1mmのガス導入管を比色管に挿入し、その先端を管底から2mm以内の所に保持し、15分間で本品1000mLを通した後、メチルオレンジ試液0.1mLを加えるとき、液の色は、比較液の呈する色より濃くない。比較液は、0.01mol/L塩酸1.0mLにメチルオレンジ試液0.1mLを加え、更に水(二酸化炭素除去)50mLを加え、調製する。

(2) リン化水素、硫化水素及び還元性有機物 硝酸銀アンモニア試液25mL及びアンモニア試液3mLを比色管に入れ、本品1000mLを光を避けて(1)と同様の方法で通すとき、液は、褐色を呈さない。

(3) 一酸化炭素 本品5mLをガスクロマトグラフィー用ガス計量管又は注射器中に量り、次の条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、一酸化炭素のピーク位置にピークを認めない。

操作条件

検出器 熱伝導度検出器:0.02vol%の窒素を含む水素又はヘリウム4mLを導入したとき、記録紙上のピーク高さがフルスケールの50%以上であること

カラム充填剤 297~500μmのガスクロマトグラフィー用ゼオライト

カラム管 内径3~4mm、長さ1~3mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

キャリヤーガス 水素又はヘリウム

流量 30~80mL/分の一定量

定量法 本品の採取には純度試験を準用する。

適当な容量のガスピペットに水酸化カリウム溶液(1→3)を入れる。次に本品100mL以上を、あらかじめ塩化ナトリウム溶液(3→10)を満たした100mL以上のガスビュレット中に正確に量り、これをガスピペットに移し、よく振り混ぜる。吸収されずに残るガスの容量が恒量になったとき、その容量を量り、V(mL)とし、次式により含量を求める。

ただし、VT:試料の採取量(mL)

FA043700

T02760

二酸化チタン

Titanium Dioxide

TiO2 分子量 79.87

Titanium dioxide [13463―67―7]

含量 本品を乾燥したものは、酸化アルミニウム及び二酸化ケイ素を除き、二酸化チタン(TiO2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがなく、味がない。

確認試験 本品0.5gに硫酸5mLを加え、硫酸の蒸気が発生するまで穏やかに加熱する。冷後、水を徐々に加えて約100mLとし、ろ過する。このろ液5mLに過酸化水素試液を加えるとき、黄赤~橙赤色を呈する。

純度試験

(1) 水可溶物 0.25%以下

本品4.0gを量り、水50mLを加えて振り混ぜた後、一夜放置する。次に塩化アンモニウム溶液(1→10)2mLを加えて振り混ぜる。析出物が沈降しない場合には、更に塩化アンモニウム溶液(1→10)2mLを追加する。放置して析出物が沈降した後、水を加えて200mLとし、振り混ぜながらろ過する。初めのろ液10mLを捨て、得られたろ液の100mLを、あらかじめ質量を量った白金製のるつぼに入れ、蒸発乾固し、恒量になるまで強熱し、残留物の質量を量る。

(2) 塩酸可溶物 0.50%以下、ただし、酸化アルミニウム又は二酸化ケイ素を含む場合は1.5%以下

本品5.0gを量り、塩酸(1→20)100mLを加えて振り混ぜ、水浴上で30分間時々かき混ぜながら加熱し、ろ過する。残留物を塩酸(1→20)10mLずつで3回洗い、洗液をろ液に合わせ、蒸発乾固した後、恒量になるまで強熱し、残留物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして10μg/g以下(4.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→20)50mLを加え、時計皿等で蓋をして20分間沸騰させた後、遠心分離して不溶物を沈降させる。上澄液をろ過し、用いた容器及び残留物を熱湯10mLで3回洗い、同一のろ紙を用いてろ過する。さらに、用いたろ紙を10~15mLの熱湯で洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、水を加えて100mLとし、試料液とする。試料液10mLを量り、塩酸を1/4容量加え、穏やかに加熱して蒸発乾固する。残留物に少量の硝酸(1→100)を加えて加温する。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(4) ヒ素 Asとして1μg/g以下(10g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品を量り、250mLのビーカーに入れ、塩酸(1→20)50mLを加え、時計皿等で蓋をして煮沸するまで加熱し、更に15分間穏やかに煮沸した後、遠心分離して不溶物を沈降させる。上澄液をろ過し、用いたビーカー及び残留物を熱湯10mLずつで3回洗い、同一のろ紙を用いてろ過する。さらに、用いたろ紙を10~15mLの熱湯で洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、水を加えて100mLとし、試料液とする。試料液15mLを量り、検液とする。

(5) 酸化アルミニウム及び二酸化ケイ素 2.0%以下

本品を乾燥し、その約0.5gを白金製又はニッケル製のるつぼに精密に量り、水酸化カリウム5g及びホウ酸2gを加えて混和し、加熱して完全に融解する。冷後、るつぼを250mLのポリプロピレン製又はポリテトラフルオロエチレン製のビーカーに入れ、熱湯150mLを加え、必要な場合には加温しながらるつぼを揺り動かして、るつぼ内の固形物を溶解又は懸濁させる。るつぼをビーカーから取り出し、少量の水で洗い、その洗液をビーカーに入れる。塩酸50mLをビーカーに加えてかくはんし、ポリプロピレン製のメスフラスコに移して水を加えて250mLとし、試料液とする。試料液を塩酸(1→20)で正確に4倍に希釈し、検液とする。別にアルミニウム標準原液及びケイ素標準原液適量を正確に量り、塩酸(1→20)を加えて1mL中にアルミニウム及びケイ素それぞれ0.2~10μgを含む3種以上の濃度の異なる標準液を調製する。検液及び標準液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により発光強度を測定する。標準液の発光強度から検量線を作成し、検液中のアルミニウム濃度CA(μg/mL)及びケイ素濃度CB(μg/mL)を求め、次式により酸化アルミニウムと二酸化ケイ素の合計量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

強熱減量 1.0%以下(乾燥物、775~825℃)

定量法 純度試験(5)で得た試料液を塩酸(1→20)で正確に1000倍に希釈し、検液とする。別にチタン標準液を正確に量り、塩酸(1→20)を加えて1mL中にチタン0.2~2μgを含む3種以上の濃度の異なる標準液を調製する。検液及び標準液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法により発光強度を測定する。標準液の発光強度から検量線を作成し、検液中のチタン濃度C(μg/mL)を求め、次式により二酸化チタン含量を求める。

ただし、

C:検液中のチタン濃度(μg/mL)

M:試料の採取量(g)

a:酸化アルミニウム及び二酸化ケイ素の合計量(%)

FA043750

T02765

二炭酸ジメチル

Dimethyl Dicarbonate

C4H6O5 分子量 134.09

Dimethyl dicarbonate [4525―33―1]

含量 本品は、二炭酸ジメチル(C4H6O5)99.8%以上を含む。

性状 本品は、無色の液体である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(電気加熱方式)

本品約1.5gを精密に量り、ポリエチレン製、石英製又は硬質ガラス製容器に入れ、硝酸(微量金属測定用)0.75mLを加える。緩く蓋をし、かくはんしながら又は時々振り混ぜながら、徐々に温度を上げ、90℃で30分間加熱する。冷後、過酸化水素0.85mLを滴加し、かくはんしながら又は時々振り混ぜながら、95℃で5~10分間加熱する。冷後、再び過酸化水素を滴加して同様の操作により加熱する。冷後、この液を25mLのメスフラスコに移し、容器を少量の水で洗い、洗液を合わせ、更に水を加えて25mLとし、検液とする。別に、鉛標準液1mL、2.5mL、5mL及び10mLを正確に量り、硝酸(微量金属用)(3→100)を加えてそれぞれ正確に100mLとした液を4濃度の標準液とする。検液及び4濃度の標準液につき、一定量を正確に量り、それぞれに4分の1に当たる容量の用時調製した硝酸マグネシウム六水和物溶液(1→50)を加えた後、25μLずつ量り、次の操作条件で原子吸光光度法により試験を行い、標準液から得た検量線より検液中の鉛濃度を求め、次式により鉛の量を求める。別に空試験を行い、補正する。空試験液は、二炭酸ジメチルの代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作して得られた液とする。

操作条件

光源ランプ 鉛中空陰極ランプ

分析線波長 283.3nm

乾燥温度 200~250℃の一定温度

灰化温度 700~750℃の一定温度

原子化温度 1800~2000℃の一定温度

(2) 炭酸ジメチル 0.2%以下

本品約5gを精密に量り、内標準液0.5mLを正確に加えた後、tert―ブチルメチルエーテルを加えて溶かして正確に5mLとし、検液とする。炭酸ジメチル約10mgを精密に量り、内標準液0.5mLを正確に加えた後、tert―ブチルメチルエーテルを加えて溶かして正確に5mLとし、標準液とする。ただし、内標準液は、3―ペンタノン50mgを量り、tert―ブチルメチルエーテルを加えて溶かして正確に5mLとしたものとする。検液及び標準液をそれぞれ0.5μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の3―ペンタノンのピーク面積に対する炭酸ジメチルのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により炭酸ジメチルの量を求める。

ただし、これらの操作は湿気を避け、できるだけ速やかに行う。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを1.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 45℃で7.5分間保持した後、毎分10℃で75℃まで昇温し、更に毎分25℃で125℃まで昇温した後、125℃を2分間保持する。その後、毎分30℃で260℃まで昇温し、260℃を4.5分間保持する。

検出器温度 300℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 3―ペンタノンのピークが4~8分の間に現れるように調整する。

注入方式 コールドオンカラム注入

定量法 本品約2gを精密に量り、アセトン(脱水)100mLを加えて混合する。この液にジブチルアミン・トルエン試液(1mol/L)20mLを正確に加えてかくはんし、電位差滴定機能をもつ自動滴定装置を用い、過量のジブチルアミンを直ちに1mol/L塩酸で滴定する。終点の確認には、自動滴定装置の電位差滴定機能を用いる。別に空試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、これらの操作は湿気を避け、できるだけ速やかに行う。

二炭酸ジメチル(C4H6O5)の含量(%)={(a-b)×0.1341}×100/{試料の採取量(g)}

ただし、

a:空試験における1mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における1mol/L塩酸の消費量(mL)

保存基準 密封容器に入れ、30℃以下で保存する。

参照スペクトル

二炭酸ジメチル

FA043800

T02770

乳酸

Lactic Acid

定義 本品は、乳酸及び乳酸重縮合物の混合物である。

含量 本品は、乳酸(C3H6O3=90.08)として40.0%以上でその表示量の95~105%を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の固体又は無~淡黄色の澄明な液体であり、においがないか、又はわずかに不快でないにおいがあり、酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、酸性である。

(2) 本品は、乳酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 本品を濃度が80%となるように濃縮するか、又は水を加えて希釈する。必要な場合には、水浴中で加熱して溶かす。その液10gを量り、ジエチルエーテル12mLを加えて混和するとき、その液は、澄明であるか、又は次の試験に適合する。ジエチルエーテルと混和した液をガラスろ過器(G3)でろ過し、残留物をジエチルエーテル10mLずつで3回、次にアセトン10mLで1回洗浄した後、ろ過器とともに50℃で14時間減圧乾燥するとき、その残留物は、70mg以下である(ジエチルエーテル不溶物 80%乳酸に対し、0.7%以下)。

(2) クエン酸、シュウ酸、酒石酸及びリン酸 本品を濃度が40.0%となるように水を加え、必要な場合には、水浴中で加熱して溶かし、A液とする。A液2.0gを量り、水8mL及び水酸化カルシウム試液40mLを加えて2分間煮沸するとき、濁らない。

(3) 硫酸塩 80%乳酸に対し、SO4として0.010%以下(A液2.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.20mL)

(4) シアン化物 A液2.0gを量り、水を加えて100mLとし、この液10mLを量り、比色管に入れ、フェノールフタレイン試液1滴を加えた後、水酸化ナトリウム溶液(1→10)を液が赤色を呈するまで加える。さらに、水酸化ナトリウム溶液(1→10)1.5mL及び水を加えて20mLとし、水浴中で10分間加熱する。冷後、酢酸(1→20)で中和し、液の赤色が消えた後、更に酢酸(1→20)1滴を加える。次にリン酸緩衝液(pH6.8)10mL及びp―トルエンスルホンクロロアミドナトリウム試液0.25mLを加えて密栓して静かに振り混ぜ、3~5分間放置した後、ピリジン・ピラゾロン試液15mL及び水を加えて50mLとし、約25℃で30分間放置するとき、液は、青色を呈さない。

(5) 鉛 80%乳酸に対し、Pbとして2μg/g以下(A液4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) 鉄 80%乳酸に対し、Feとして10μg/g以下(A液2.0g、第1法、比較液 鉄標準液1.0mL)

(7) ヒ素 80%乳酸に対し、Asとして3μg/g以下(標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

A液2.0gを量り、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

(8) 揮発性脂肪酸 A液5.0gを量り、水浴上で加熱するとき、酪酸ようのにおいを発しない。

(9) メタノール 80%乳酸に対し、CH3OHとして0.20v/w%以下

A液10gを量り、水8mL及び炭酸カルシウム5gを加え、これを蒸留して初留分約5mLを量り、水を加えて100mLとし、検液とする。検液1.0mLを量り、リン酸(1→20)0.1mL及び過マンガン酸カリウム溶液(1→300)0.2mLを加え、10分間放置した後、亜硫酸ナトリウム溶液(1→5)0.4mL及び硫酸3mLを加え、更にクロモトロープ酸試液0.2mLを加えるとき、液の色は、比較液を検液と同様に操作した液の色より濃くない。比較液は、メタノール1.0mLを量り、水を加えて100mLとし、この液1.0mLを量り、水を加えて100mLとする。

(10) 硫酸呈色物 A液5.0gを量り、15℃にし、あらかじめ15℃にした硫酸5mLに徐々に層積し、15℃に保つとき、15分以内に接界面に輪帯を生じないか、又は15分以内に接界面に輪帯を生じても、その輪帯は、暗灰色を呈さない。

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品の乳酸約1.2gに対応する量を精密に量り、1mol/L水酸化ナトリウム溶液20mLを正確に量って加え、更に水を加えて100mLとし、水浴上で20分間加熱し、熱時、過量のアルカリを0.5mol/L硫酸で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液1~2滴)。別に空試験を行う。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=90.08mg C3H6O3

FA043900

T02780

乳酸カリウム

Potassium Lactate

乳酸カリウム液

C3H5KO3 分子量 128.17

Monopotassium 2―hydroxypropanoate [996―31―6]

含量 本品は、乳酸カリウム(C3H5KO3)50.0%以上で、その表示量の95~110%を含む。

性状 本品は、無色澄明のやや粘性のある液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び乳酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸 本品の乳酸カリウム0.60gに対応する量を正確に量り、水(二酸化炭素除去)20mL及びフェノールフタレイン試液3滴を加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定するとき、その消費量は、0.2mL以下である。

(2) 鉛 60%乳酸カリウムに対し、Pbとして2μg/g以下(乳酸カリウム1.2gに対応する量、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 60%乳酸カリウムに対し、Asとして3μg/g以下(乳酸カリウム0.60gに対応する量、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。装置Bを用いる。

(4) 還元性物質 本品5滴をフェーリング試液10mLに加えて5分間煮沸するとき、赤色の沈殿を生じない。

定量法 本品の乳酸カリウム約0.3gに対応する量を精密に量り、水浴上で蒸発乾固し、これに酢酸/無水酢酸混液(5:1)60mLを加えて完全に溶かした後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合の終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=12.82mg C3H5KO3

FA044000

T02790

乳酸カルシウム

Calcium Lactate

C6H10CaO6・nH2O(n=5、3、1又は0) 分子量 5水和物 308.29 無水物 218.22

Monocalcium bis(2―hydroxypropanoate) pentahydrate [5743―47―5]

Monocalcium bis(2―hydroxypropanoate) trihydrate [139061―06―6]

Monocalcium bis(2―hydroxypropanoate) monohydrate

Monocalcium bis(2―hydroxypropanoate) [814―80―2]

含量 本品を乾燥物換算したものは、乳酸カルシウム(C6H10CaO6)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、カルシウム塩の反応及び乳酸塩の反応を呈する。

pH 6.0~8.0

本品1.0gを量り、水20mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、冷却した液について測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明

本品1.0gを量り、水20mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬は、ブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(3) アルカリ金属及びマグネシウム 1.0%以下

本品1.0gを量り、水約40mLを加えて溶かし、塩化アンモニウム0.5gを加えて煮沸し、これにシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)約20mLを加え、水浴上で1時間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、ろ過する。ろ液50mLを量り、硫酸0.5mLを加えて蒸発乾固した後、恒量になるまで450~550℃で強熱し、その残留物の質量を量る。次式により、アルカリ金属及びマグネシウムの量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(mg)

MT:試料の採取量(g)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水2mL及び塩酸3mLを加えて溶かし、検液とする。

(5) 揮発性脂肪酸の塩 本品0.5gを量り、硫酸1mLを加えて水浴中で加熱するとき、酪酸ようのにおいを発しない。

乾燥減量 30.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品約2gを精密に量り、塩酸(1→4)20mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に100mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法中の第1法により定量し、更に乾燥物換算を行う。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=10.91mg C6H10CaO6

FA044100

T02800

乳酸鉄

Iron Lactate

含量 本品は、鉄(Fe=55.85)15.5~20.0%を含む。

性状 本品は、帯緑白~黄褐色の粉末又は塊で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.5gを450~550℃で1時間強熱して得た残留物に塩酸(1→2)3mLを加えて加熱して溶かした液は、鉄(Ⅲ)塩の反応を呈する。

(2) 本品は、乳酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明

本品1.0gを量り、水20mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、検液とする。

(2) 塩化物 Clとして0.071%以下(0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.48%以下

本品0.20gを量り、水5mLを加えて溶かし、更に水を加えて10mLとする。この液2.0mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水25mLを加えて溶かし、更に硫酸1mL及び亜硫酸水10mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

(6) 硫酸呈色物及び酪酸塩 粉末とした本品0.5gを量り、硫酸1mLを混和するとき、呈色しない。また、酪酸ようのにおいを発しない。

定量法 本品約1gを精密に量り、徐々に加熱して炭化し、硝酸1mLを加え、液が飛散しないように注意しながら蒸発乾固した後、450~550℃で灰化するまで強熱する。残留物に塩酸(1→2)10mLを加え、不溶物がほとんど無くなるまで煮沸した後、水20mLを加えてろ過する。不溶物を水洗し、洗液をろ液に合わせ、水を加えて正確に100mLとする。この液25mLを正確に量り、共栓フラスコに入れ、ヨウ化カリウム2gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=5.585mg Fe

FA044200

T02810

乳酸ナトリウム

Sodium Lactate

乳酸ナトリウム液

C3H5NaO3 分子量 112.06

Monosodium 2―hydroxypropanoate [72―17―3]

含量 本品は、乳酸ナトリウム(C3H5NaO3)40.0%以上で、その表示量の95~110%を含む。

性状 本品は、無色澄明のシロップ状の液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び乳酸塩の反応を呈する。

pH 6.5~7.5

本品1.0mLを量り、水5mLを加えて振り混ぜた液について測定する。

純度試験

(1) 硫酸塩 60%乳酸ナトリウムに対し、SO4として0.012%以下(乳酸ナトリウム0.60gに対応する量、比較液 0.005mol/L硫酸0.25mL)

(2) 鉛 60%乳酸ナトリウムに対し、Pbとして2μg/g以下(乳酸ナトリウム1.2gに対応する量、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) 鉄 60%乳酸ナトリウムに対し、Feとして10μg/g以下(乳酸ナトリウム0.60gに対応する量、第1法、比較液 鉄標準液1.0mL)

(4) ヒ素 60%乳酸ナトリウムに対し、Asとして3μg/g以下(乳酸ナトリウム0.60gに対応する量、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

(5) 揮発性脂肪酸の塩 本品5gを量り、硫酸(1→20)2mLを加え、水浴上で加熱するとき、酪酸ようのにおいを発しない。

(6) メタノール 60%乳酸ナトリウムに対し、CH3OHとして0.20v/w%以下

本品の乳酸ナトリウム3.0gに対応する量を量り、水8mLを加え、これを蒸留して初留液約5mLを量り、水を加えて100mLとする。この液1.0mLを量り、以下「乳酸」の純度試験(9)を準用する。

定量法 本品の乳酸ナトリウム約0.3gに対応する量を精密に量り、水浴上で蒸発乾固し、これに酢酸/無水酢酸混液(4:1)60mLを加えて完全に溶かした後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)。終点は、液が青色となったときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=11.21mg C3H5NaO3

FA044250

E00174

乳清焼成カルシウム

Calcinated Whey Calcium

乳清第三リン酸カルシウム

ホエイ第三リン酸カルシウム

ホエイリン酸三カルシウム

定義 本品は、焼成カルシウム(うに殻、貝殻、造礁サンゴ、ホエイ、骨又は卵殻を焼成して得られたカルシウム化合物を主成分とするものをいう。)のうち、ホエイ(乳清)を精製し、焼成して得られたものである。主成分はリン酸三カルシウムである。

含量 本品を乾燥したものは、リン酸三カルシウム(Ca3(PO4)2=310.18)として95.0~105.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.1gに10%硝酸試液5mLを加え、加温して溶かし、モリブデン酸アンモニウム試液2mLを加えるとき、黄色の沈殿を生じる。

(2) 本品0.1gに酢酸(1→4)5mLを加えて沸騰させる。冷後、ろ過し、ろ液にシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.50%以下

本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、5分間沸騰させる。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗う。ろ紙及び残留物を、あらかじめ450~550℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間強熱し、その質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を白金製、石英製若しくは磁製のるつぼ又は石英製のビーカーに入れる。徐々に加熱し炭化させ、容器に緩く蓋をして電気炉に入れ500℃で強熱し灰化する。この残に、塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合は、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。なお、ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液を加えた後に生じる析出物は、アンモニア水を更に加えることにより溶解する。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 5.0%以下(200℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、塩酸(1→4)10mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に200mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第2法により定量する。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.068mg Ca3(PO4)2

FA044300

E00252

ニンジンカロテン

Carrot Carotene

キャロットカロチン

キャロットカロテン

ニンジンカロチン

抽出カロチン

抽出カロテン

定義 本品は、ニンジン(Daucus carota L.)の根から得られた、カロテンを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

含量(色価) 本品は、β―カロテン(C40H56=536.87)として0.80%以上又は色価(画像915 (2KB)別ウィンドウが開きます
)200以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、赤褐~褐色の懸濁した油状の物質で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価200に換算して1gに相当する量を量り、アセトン/シクロヘキサン混液(1:1)10mLを加えて溶かした液は、橙色を呈する。

(2) (1)で調製したアセトン/シクロヘキサン混液(1:1)溶液をアセトンで希釈した溶液(1→25)5mLに亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)1mLを加え、続けて硫酸試液(0.5mol/L)1mLを添加するとき、液は、直ちに脱色される。

(3) 本品にシクロヘキサンを加えて溶かした液は、波長445~460nm若しくは465~485nmのいずれか又は両者に吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。色価又は色価を250で除してβ―カロテンの含量を求める。

操作条件

測定溶媒 シクロヘキサン

測定波長 波長445~460nmの吸収極大の波長

FA044400

T02820

ネオテーム

Neotame

C20H30N2O5 分子量 378.46

Methyl N―(3,3―dimethylbutyl)―L―α―aspartyl―L―phenylalaninate [165450―17―9]

含量 本品を無水物換算したものは、ネオテーム(C20H30N2O5)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

比旋光度 画像917 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.25g、水、50mL、無水物換算)

pH 5.0~7.0(1.0g、水200mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) N―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニン 1.5%以下

定量法のA液を検液とする。別にN―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニン(あらかじめ本品と同様の方法で水分を測定しておく。)約30mgを精密に量り、定量法中の移動相と同一組成の液に溶かして正確に50mLとする。この液10mLを正確に量り、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液2mL、10mL、25mL及び50mLを正確に量り、それぞれに移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液、標準液及び標準原液をそれぞれ25μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。標準液及び標準原液のN―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。次に、検液のN―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンのピーク面積を測定し、検量線から検液中のN―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンの濃度M(mg/mL)を求め、次式によりN―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンの含量を求める。

N―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンの含量(%)=M/MT×5

ただし、MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件 定量法の操作条件を準用する。ただし、流量は、N―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンの保持時間が約4分になるように調整する。

(4) その他の不純物 2.0%以下

定量法のA液及び標準液を検液及び標準液とし、それぞれ25μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のネオテーム、N―(3,3―ジメチルブチル)―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニン及び溶媒以外のピークの合計面積Asum並びに標準液のネオテームのピーク面積ASを測定し、次式によりその他の不純物の量を求める。ただし、面積測定範囲は、ネオテームの保持時間の1.5倍までとする。

その他の不純物の量(%)=MS/MT×Asum/AS×100

ただし、

MS:無水物換算した定量用ネオテームの採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件 定量法の操作条件を準用する。

水分 5.0%以下(0.25g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.2%以下(1g、800℃、1時間)

定量法 本品約0.1gを精密に量り、移動相と同一組成の液に溶かして正確に50mLとし、A液とする。A液25mLを正確に量り、移動相と同一組成の液を加えて正確に50mLとし、検液とする。別に定量用ネオテーム(あらかじめ本品と同様の方法で水分を測定しておく。)約50mgを精密に量り、移動相と同一組成の液に溶かして正確に50mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ25μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のネオテームのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

ネオテーム(C20H30N2O5)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×200

ただし、

MS:無水物換算した定量用ネオテームの採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ10cmのステンレス管

カラム温度 45℃付近の一定温度

移動相 1―ヘプタンスルホン酸ナトリウム3.0gを水740mLに溶かし、トリエチルアミン3.8mLを加え、リン酸でpHを3.5に調整した後、更に水を加えて750mLとする。この液にアセトニトリル250mLを加え、リン酸でpHを3.7に調整する。

流量 ネオテームの保持時間が約12分になるように調整する。

参照スペクトル

ネオテーム

FA044500

T02830

γ―ノナラクトン

γ―Nonalactone

ノナラクトン

C9H16O2 分子量 156.22

5―Pentyldihydrofuran―2(3H)―one [104―61―0]

含量 本品は、γ―ノナラクトン(C9H16O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、甘いココナッツようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像920 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 2.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

γ―ノナラクトン

FA044600

E00255

パーオキシダーゼ

Peroxidase

ペルオキシダーゼ

定義 本品は、キュウリ(Cucumis sativus L.)、セイヨウワサビ(Armoracia rusticana P. Gaertn.及びB. Mey. & Scherb.)、ダイコン(Raphanus sativus L.)若しくはダイズ(Glycine max(L.)Merr.)又は担子菌(Coprinus cinereus)、糸状菌(Alternaria属、Aspergillus oryzae及びOidiodendron属に限る。)、放線菌(Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)若しくは細菌(Bacillus属に限る。)の培養物から得られた、過酸化水素を還元分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、パーオキシダーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

パーオキシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.10gを量り、水若しくはpH7.0のリン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

過酸化水素0.1mLを量り、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

リン酸カリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH7.0、フェノール含有)2mL、基質溶液1mL及び4―アミノアンチピリン溶液(1→250)0.1mLを石英セルに入れ、37℃で10分間加温する。この液に試料液0.1mLを加えてよく混ぜ、37℃で加温するとき、試料液添加2分後の波長500nmにおける吸光度は、試料液添加5分後の波長500nmにおける吸光度よりも小さい。

FA044700

T02860

バニリン

Vanillin

ワニリン

C8H8O3 分子量 152.15

4―Hydroxy―3―methoxybenzaldehyde [121―33―5]

含量 本品は、バニリン(C8H8O3)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の針状結晶又は結晶性の粉末であり、バニラようのにおいと味がある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 81~84℃

定量法 本品のアセトン溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

バニリン

FA044800

E00257

パパイン

Papain

定義 本品は、パパイヤ(Carica papaya L.)の果実から得られた、たん白質分解酵素である。乳糖、デキストリン又は添加物(安定化の目的に限る。)を含むことがある。

酵素活性 本品は、1g当たり300000単位以上の酵素活性を有する。

性状 本品は、白~淡黄褐色の粉末であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、鉛試験法第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 試料液 L―システイン塩酸塩一水和物8.75gを水約800mLに加えて溶かし、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物2.23gを加えて溶解した後、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH4.5に調整し、水を加えて1000mLとし、希釈液とする。次に本品約0.50gを精密に量り、希釈液を加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、希釈液を加えて正確に50mLとする。この液を、必要な場合には遠心分離し、上澄液を希釈液で希釈して1mL中に20~100単位を含む液を調製する。

(ii) 操作法 カゼイン試液(pH8.0)5mLを正確に量り、試験管に入れ、37±0.5℃で5分間加温し、試料液1mLを加え、直ちに振り混ぜる。この液を37±0.5℃で10分間反応させた後、トリクロロ酢酸試液5mLを加えて振り混ぜ、再び37±0.5℃で30分間放置した後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。最初の3mLを除いたろ液につき、水を対照とし、波長275nmにおける吸光度ATを測定する。別に試料液1mLを正確に量り、トリクロロ酢酸試液5mLを加えてよく振り混ぜた後、更にカゼイン試液(pH8.0)5mLを加えてよく振り混ぜて、37±0.5℃で30分間放置し、以下同様に操作して、吸光度Abを測定する。また、チロシン標準液につき、水を対照とし、波長275nmにおける吸光度ASを測定する。さらに、塩酸試液(0.1mol/L)につき、水を対照とし、波長275nmにおける吸光度AS0を測定し、次式により酵素活性を求める。その酵素活性の単位は、操作法の条件で試験するとき、1分間にチロシン1μgに相当する吸光度の増加を与える酵素量を1単位とする。

ただし、M:試料液1mL中の試料の量(mg)

FA044900

E00258

パーム油カロテン

Palm Oil Carotene

パーム油カロチン

抽出カロチン

抽出カロテン

定義 本品は、アブラヤシ(Elaeis guineensis Jacq.)の果実から得られた、カロテンを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

含量(色価) 本品は、β―カロテン(C40H56=536.87)として30%以上又は色価(画像926 (2KB)別ウィンドウが開きます
)7500以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、赤褐~褐色の懸濁した油状の物質で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価7500に換算して15mgに相当する量を量り、アセトン/シクロヘキサン混液(1:1)5mLを加えて溶かした液は、橙色を呈する。

(2) 「デュナリエラカロテン」の確認試験(2)を準用する。

(3) 「デュナリエラカロテン」の確認試験(3)を準用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 「デュナリエラカロテン」の定量法(色価測定)を準用する。

FA045000

E00259

パーライト

Perlite

定義 本品は、鉱物性二酸化ケイ素を800~1200℃で焼成したものである。

性状 本品は、白色又は淡灰色の粉末である。

確認試験 本品0.2gを白金製のるつぼにとり、フッ化水素酸5mLを加えて溶かし、次に加熱するとき、ほとんどが蒸発する。

pH 5.0~9.0

本品10.0gを量り、水100mLを加え、蒸発する水を補いながら水浴上で時々振り混ぜながら2時間加熱する。冷後、直径47mmのメンブランフィルター(孔径0.45μm)を装着したフィルターホルダーを用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っているときは、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物を水で洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとし、これをA液とし、検液とする。

純度試験

(1) 水可溶物 0.20%以下

pHの検液50mLを量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で2時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 塩酸可溶物 2.5%以下

本品2.0gを量り、塩酸(1→4)50mLを加え、時々振り混ぜながら50℃で15分間加温する。冷後、ろ過し、容器及びろ紙上の残留物を塩酸(1→4)3mLで洗い、洗液及びろ液を合わせる。この液に硫酸(1→20)5mLを加え、蒸発乾固し、更に恒量になるまで450~550℃で強熱し、残留物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして10μg/g以下(0.40g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(2.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)50mLを加え、時計皿等で覆い、かくはんしながら70℃で15分間加温する。冷後、上澄液を定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。容器内の残留物は、温湯10mLずつを用いて3回洗い、先のろ紙を用いてろ過した後、ろ紙及びろ紙上の残留物を水15mLで洗う。ろ液及び洗液を合わせ、水を加えて100mLとし、この液25mLを量り、検液とする。

強熱減量 3.0%以下(105℃、2時間、次に1000℃、30分間)

フッ化水素酸残留物 37.5%以下

あらかじめ白金製のるつぼを1000℃で30分間強熱し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品約0.2gを精密に量り、先の白金製のるつぼに入れ、質量を精密に量る。次にフッ化水素酸5mL及び硫酸(1→2)2滴を加え、水浴上でほとんど蒸発乾固する。冷後、残留物にフッ化水素酸5mLを加え、穏やかにホットプレート上で蒸発乾固した後、550℃で1時間加熱し、徐々に温度を上げ、1000℃で30分間強熱する。デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

FA045100

T02870

パラオキシ安息香酸イソブチル

Isobutyl p―Hydroxybenzoate

パラヒドロキシ安息香酸イソブチル

C11H14O3 分子量 194.23

2―Methylpropyl 4―hydroxybenzoate [4247―02―3]

含量 本品を乾燥したものは、パラオキシ安息香酸イソブチル(C11H14O3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品0.5gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)10mLを加え、30分間煮沸した後、蒸発濃縮して約5mLとする。冷後、硫酸(1→20)で酸性とし、生じた沈殿をろ取し、水でよく洗い、105℃で1時間乾燥するとき、その融点は、213~217℃である。

(2) 本品50mgに酢酸2滴及び硫酸5滴を加え、5分間加温するとき、液は、酢酸イソブチルのにおいを発する。

融点 75~78℃

純度試験

(1) 遊離酸 パラオキシ安息香酸として0.55%以下

本品0.75gを量り、水15mLを加え、水浴中で1分間加熱し、冷却し、ろ過するとき、ろ液は、酸性又は中性である。ろ液10mLを量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液0.20mL及びメチルレッド試液2滴を加えるとき、その液は、黄色を呈する。

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下

本品1.0gを量り、熱湯100mLを加え、よく振り混ぜながら5分間加熱する。冷後、水を加えて100mLとし、ろ過し、ろ液40mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.20mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(5時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品を乾燥し、その約2gを精密に量り、1mol/L水酸化ナトリウム溶液40mLを正確に量って加え、30分間煮沸する。冷後、過量のアルカリを0.5mol/L硫酸で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液5滴)。終点の色は、リン酸緩衝液(pH6.5)に同じ指示薬を加えたときの色とする。別に空試験を行う。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=194.2mg C11H14O3

FA045200

T02880

パラオキシ安息香酸イソプロピル

Isopropyl p―Hydroxybenzoate

パラヒドロキシ安息香酸イソプロピル

C10H12O3 分子量 180.20

1―Methylethyl 4―hydroxybenzoate [4191―73―5]

含量 本品を乾燥したものは、パラオキシ安息香酸イソプロピル(C10H12O3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末で、においがない。

確認試験

(1) 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品50mgに酢酸2滴及び硫酸5滴を加え、5分間加温するとき、液は、酢酸イソプロピルのにおいを発する。

融点 84~86℃

純度試験

(1) 遊離酸 パラオキシ安息香酸として0.55%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(1)を準用する。

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(5時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の定量法を準用する。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=180.2mg C10H12O3

FA045300

T02890

パラオキシ安息香酸エチル

Ethyl p―Hydroxybenzoate

パラヒドロキシ安息香酸エチル

C9H10O3 分子量 166.17

Ethyl 4―hydroxybenzoate [120―47―8]

含量 本品を乾燥したものは、パラオキシ安息香酸エチル(C9H10O3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品50mgに酢酸2滴及び硫酸5滴を加え、5分間加温するとき、液は、酢酸エチルのにおいを発する。

融点 115~118℃

純度試験

(1) 遊離酸 パラオキシ安息香酸として0.55%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(1)を準用する。

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(80℃、2時間)

強熱残分 0.05%以下(5g)

定量法 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の定量法を準用する。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=166.2mg C9H10O3

FA045400

T02900

パラオキシ安息香酸ブチル

Butyl p―Hydroxybenzoate

パラヒドロキシ安息香酸ブチル

C11H14O3 分子量 194.23

Butyl 4―hydroxybenzoate [94―26―8]

含量 本品を乾燥したものは、パラオキシ安息香酸ブチル(C11H14O3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品50mgに酢酸2滴及び硫酸5滴を加え、5分間加温するとき、液は、酢酸ブチルのにおいを発する。

融点 69~72℃

純度試験

(1) 遊離酸 パラオキシ安息香酸として0.55%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(1)を準用する。

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(5時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の定量法を準用する。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=194.2mg C11H14O3

FA045500

T02910

パラオキシ安息香酸プロピル

Propyl p―Hydroxybenzoate

パラヒドロキシ安息香酸プロピル

C10H12O3 分子量 180.20

Propyl 4―hydroxybenzoate [94―13―3]

含量 本品を乾燥したものは、パラオキシ安息香酸プロピル(C10H12O3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品50mgに酢酸2滴及び硫酸5滴を加え、5分間加温するとき、液は、酢酸プロピルのにおいを発する。

融点 95~98℃

純度試験

(1) 遊離酸 パラオキシ安息香酸として0.55%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(1)を準用する。

(2) 硫酸塩 SO4として0.024%以下

「パラオキシ安息香酸イソブチル」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(5時間)

強熱残分 0.05%以下(5g)

定量法 「パラオキシ安息香酸イソブチル」の定量法を準用する。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=180.2mg C10H12O3

FA045600

E00261

パラフィンワックス

Paraffin Wax

パラフィン

定義 本品は、石油の常圧及び減圧蒸留留出油から得られた固形の炭化水素の混合物で、主として直鎖状の飽和炭化水素から成る。

性状 本品は、室温で無色又は白色のやや透明性を帯びた固体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品につき、赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 43~75℃(第2法)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして3μg/g以下(3.0g、第2法、比較液 鉛標準液9.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 硫黄化合物 本品4.0gにエタノール(99.5)2mLを加え、水酸化ナトリウム溶液(1→5)に酸化鉛(Ⅱ)を飽和した透明な液2滴を加え、しばしば振り混ぜて80℃で10分間加温した後、放冷するとき、液は、暗褐色を呈さない。

(4) 多環芳香族炭化水素 本操作に使用する全ての器具類は使用前に紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンで洗浄し、紫外線下で観察して蛍光汚染の検出がないことを確認する。この試験で検出される多環芳香族炭化水素の一部は光酸化を非常に受けやすいので、全操作は減光下で実施する。

試料150gを量り、500mLのビーカーに入れ、加熱融解し、均一にする。融解した試料25g±0.2gを500mL分液漏斗に入れ、ジメチルスルホキシド試液100mLを加え、試料を融解状態に保つように加温しながら、2,2,4―トリメチルペンタン試液50mLを加え、2分間激しく振とうした後、放置する。3個の300mL分液漏斗にそれぞれ2,2,4―トリメチルペンタン試液を30mL入れたものを準備する。500mL分液漏斗中の液相が分離し、ろう様物質が析出するまで放冷する。下層(ジメチルスルホキシド試液層)を漏斗中に緩く詰めたガラスウール又はあらかじめ紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンで洗浄したろ紙でろ過して、先に準備した1番目の300mLの分液漏斗に移して1分間振とうした後、放置する。分離した下層を、2番目の分液漏斗に入れ、2,2,4―トリメチルペンタン試液で洗浄し、放置して分離した下層を3番目の分液漏斗に移して2,2,4―トリメチルペンタン試液30mLで同様に洗浄を行う。洗浄した後、下層を2L分液漏斗に移す。なお、それぞれの300mL分液漏斗中の上層(2,2,4―トリメチルペンタン試液層)は再度使用するので分液漏斗に入れたまま保存しておく。

先の500mL分液漏斗の2,2,4―トリメチルペンタン試液層を新たなジメチルスルホキシド試液100mLで抽出し、抽出液を先と同様にろ過後、3個の300mL分液漏斗に保存しておいた2,2,4―トリメチルペンタン試液層で順次洗浄する。この洗浄済ジメチルスルホキシド試液層を、先の2L分液漏斗に移す。さらに、もう一度、500mL分液漏斗の2,2,4―トリメチルペンタン試液層を新たなジメチルスルホキシド試液100mLを用いて抽出し、ろ過した後、先と同様に洗浄し、洗浄済ジメチルスルホキシド試液層を、先の2L分液漏斗に移す。最後に300mL分液漏斗の2,2,4―トリメチルペンタン試液層は捨てる。

合計300mLのジメチルスルホキシド試液層の入った2L分液漏斗に水480mL及び紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタン80mLを加えて2分間激しく振とうし、1回目の2,2,4―トリメチルペンタンによる抽出を行う。静置した後、下層を別の2L分液漏斗に移し、これに新たな紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタン80mLを加えて2分間激しく振とうし、2回目の2,2,4―トリメチルペンタン抽出を行う。下層は捨てる。最初の2L分液漏斗に残してあった上層を水100mLで1分間振とうして洗浄する操作を3回繰り返し、1回目2,2,4―トリメチルペンタン抽出液とする。洗浄に使用した水は捨てる。同様に、2回目の2,2,4―トリメチルペンタン抽出で得た上層を水100mLで1分間ずつ振とうして洗浄する操作を3回繰り返す。これを2回目2,2,4―トリメチルペンタン抽出液とする。

1回目2,2,4―トリメチルペンタン抽出液を、紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンであらかじめ洗浄した硫酸ナトリウム35gを詰めた30mLのガラスろ過器(G3)を通して、300mL三角フラスコに入れる。最初の2L分液漏斗を2回目2,2,4―トリメチルペンタン抽出液で洗浄し、先の硫酸ナトリウムを通し、先の三角フラスコに入れる。さらに、20mLの紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンで2番目及び最初の2L分液漏斗を続けて洗浄し、洗液を先の硫酸ナトリウムを通して先の三角フラスコに入れる。蒸留フラスコの中に合わせた2,2,4―トリメチルペンタン抽出液に紫外吸収スペクトル測定用ヘキサデカン1mLを加えた後、窒素気流下で残留物が1mLになるまで2,2,4―トリメチルペンタンを蒸発させる。残留物に紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタン10mLを加え、再び1mLになるまで蒸発させる。さらに、紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタン10mLを加え、1mLになるまで蒸発させる。

残留物を紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンに溶かし、25mLのメスフラスコに移し、紫外吸収スペクトル測定用2,2,4―トリメチルペンタンを加えて正確に25mLとし、検液とする。試料なしで検液の調製と同様に操作して得られた液を対照とする。

光路長5cmのセルを用いて検液の吸光度を測定するとき、下記の値を超えない。

波長(nm)

吸光度/cm光路長

280~289

0.15

290~299

0.12

300~359

0.08

360~400

0.02

(5) 硫酸呈色物 本品5.0gを比色管に入れ、80℃の水浴中で加温して融解した後、硫酸呈色物用硫酸5mLを加える。これを80℃の水浴中で1分間加温した後、取り出して直ちに数秒間激しく振り混ぜる。さらに、この操作を3回繰り返した後、80℃の水浴中で30秒間放置するとき、分離する硫酸層の色は、塩化鉄(Ⅲ)比色標準原液3.0mL、塩化コバルト(Ⅱ)比色標準原液1.5mL及び硫酸銅(Ⅱ)比色標準原液0.5mLを比色管中で混合した液の色より濃くない。

強熱残分 0.1%以下

参照スペクトル

パラフィンワックス

FA045700

T02920

パラメチルアセトフェノン

p―Methylacetophenone

C9H10O 分子量 134.18

1―(4―Methylphenyl)ethanone [122―00―9]

含量 本品は、パラメチルアセトフェノン(C9H10O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

定量法 本品のアセトン溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

パラメチルアセトフェノン

FA045800

T02930

L―バリン

L―Valine

C5H11NO2 分子量 117.15

(2S)―2―Amino―3―methylbutanoic acid [72―18―4]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―バリン(C5H11NO2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、わずかに特異な味がある。

確認試験 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

比旋光度 画像937 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

pH 5.5~7.0(0.5g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=11.71mg C5H11NO2

FA045900

T02940

バレルアルデヒド

Valeraldehyde

Pentanal

ペンタナール

C5H10O 分子量 86.13

Pentanal [110―62―3]

含量 本品は、バレルアルデヒド(C5H10O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像939 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。

参照スペクトル

バレルアルデヒド

FA046000

E00262

パンクレアチン

Pancreatin

定義 本品は、動物のすい臓から得られた、たん白質、デンプン及び脂肪を分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、パンクレアチン活性試験法の第1法、第2法及び第3法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

パンクレアチン活性試験法

第1法 「β―アミラーゼ」のβ―アミラーゼ活性試験法第1法を準用する。ただし、試料希釈液は塩化ナトリウム溶液(29→5000)を使用し、基質はバレイショデンプンを使用する。

第2法 「プロテアーゼ」のプロテアーゼ活性試験法第1法を準用する。ただし、基質溶液にはカゼイン試液(pH8.0)、沈殿試液にはトリクロロ酢酸試液(プロテアーゼ活性試験用)を使用する。

第3法 「リパーゼ」のリパーゼ活性試験法第1法を準用する。ただし、オリブ油乳化液として、ポリビニルアルコールⅠ・ポリビニルアルコールⅡ試液を使用する。

FA046100

T02950

パントテン酸カルシウム

Calcium Pantothenate

C18H32CaN2O10 分子量 476.53

Monocalcium bis{3―[(2R)―2,4―dihydroxy―3,3―dimethylbutanoylamino]propanoate} [137―08―6]

含量 本品を乾燥物換算したものは、窒素(N=14.01)5.7~6.0%及びカルシウム(Ca=40.08)8.2~8.6%を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがなく、わずかに苦味がある。

確認試験

(1) 本品50mgに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加えて溶かし、硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→10)1滴を加えるとき、液は、青紫色を呈する。

(2) 本品50mgに水酸化ナトリウム溶液(1→25)5mLを加え、1分間煮沸する。冷後、塩酸(1→4)2mL及び塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)2滴を加えるとき、液は、濃黄色を呈する。

(3) 本品の水溶液(1→20)は、カルシウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像943 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1.25g、水、25mL)

pH 7.0~9.0(2.0g、水10mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬は、ブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) アルカロイド 本品50mgを量り、水5mLを加えて溶かし、モリブデン酸アンモニウム試液0.5mL及びリン酸(1→10)0.5mLを加えるとき、白色の混濁を生じない。

乾燥減量 5.0%以下(105℃、3時間)

定量法

(1) 窒素 本品約50mgを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により窒素を定量し、更に乾燥物換算を行う。

(2) カルシウム 本品約2.5gを精密に量り、塩酸(1→4)5mL及び水20mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に50mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法中の第1法により定量し、更に乾燥物換算を行う。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.004mg Ca

FA046200

T02960

パントテン酸ナトリウム

Sodium Pantothenate

C9H16NNaO5 分子量 241.22

Monosodium 3―[(2R)―2,4―dihydroxy―3,3―dimethylbutanoylamino]propanoate [75033―16―8]

含量 本品を乾燥物換算したものは、窒素(N=14.01)5.6~6.0%及びナトリウム(Na=22.99)9.3~9.7%を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがなく、わずかに酸味がある。

確認試験

(1) 「パントテン酸カルシウム」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

(2) 本品の水溶液(1→20)は、ナトリウム塩の反応を呈する。

比旋光度 画像945 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、1.25g、水、25mL)

pH 8.5~10.0(2.0g、水10mL)

純度試験

(1) カルシウム 本品1.0gを量り、水10mLを加えて溶かし、酢酸(1→20)0.5mL及びシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)0.5mLを加えるとき、沈殿を生じない。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) アルカロイド 「パントテン酸カルシウム」の純度試験(3)を準用する。

乾燥減量 5.0%以下(減圧、24時間)

定量法

(1) 窒素 本品約50mgを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により窒素を定量し、更に乾燥物換算を行う。

(2) ナトリウム 本品約0.6gを精密に量り、酢酸50mLを加えて溶かした後、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)。終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=2.299mg Na

FA046250

E00263

ヒアルロン酸

Hyaluronic Acid

定義 本品は、鶏冠より、水、アルカリ性水溶液若しくは酸性水溶液で抽出し、精製し、若しくは酵素処理した後精製して得られた、及び細菌(Streptococcus zooepidemicus又はStreptococcus equiに限る。)の培養液を、除菌若しくは殺菌し、精製して得られた、ヒアルロン酸を主成分とするものであり、それぞれをヒアルロン酸(鶏)及びヒアルロン酸(発酵)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、窒素(N=14.01)3.0~4.0%及びグルクロン酸(C6H10O7=194.14)44.0~54.0%を含む。

性状 本品は、白~淡褐色の粉末で、においがないか又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)10mLに、塩化セチルピリジニウム一水和物溶液(1→20)2~3滴を加えるとき、白色の濁り又は白色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→10000)1mLに硫酸6mLを加え、水浴上で10分間加熱し、冷後、カルバゾール・エタノール(95)溶液(1→800)0.2mLを加えて放置するとき、液の色は、赤~赤紫色を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合は、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 他の酸性ムコ多糖 本品0.020gを量り、10%塩酸試液20mLを加えて水浴上で30分間加熱する。冷後、この液5.0mLを量り、検液とし、塩化バリウム二水和物溶液(1→10)1mLを加えて15分間放置するときに生じる白濁は次の比較液の白濁より濃くない。比較液には、塩化バリウム二水和物溶液(1→10)1mLの代わりに、水1mLを加えたものとし、以下検液と同様に操作した液を用いる。

(4) 溶血性(ヒアルロン酸(鶏)の場合を除く。) 本品0.40gを量り、滅菌した生理食塩水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液0.5mLを量り、検液とする。別に、滅菌した生理食塩水0.5mLを量り、比較液とする。検液及び比較液にそれぞれ血液浮遊液(1%)0.5mLを加えて混和し、37℃で2時間静置又は毎分3000回転で10分間遠心分離するとき、赤血球が沈殿し、上澄液は、澄明である。

(5) 溶血性連鎖球菌(ヒアルロン酸(鶏)の場合を除く。) 本品0.5gを滅菌した生理食塩水に溶かして、正確に100mLとする。この液0.5mLを量り、2枚の血液寒天培地上に各々コンラージ棒で塗沫し、37℃で48時間培養するとき、溶血性コロニーを認めないか、又は認める場合であっても、光学顕微鏡を用いてそのコロニーを約400倍で鏡検するとき、連鎖球菌を認めない。

乾燥減量 10.0%以下(105℃、4時間)

強熱残分 20.0%以下

定量法

(1) 窒素 本品を乾燥し、その約0.05gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

0.005mol/L硫酸1mL=0.1401mg N

(2) グルクロン酸 本品を乾燥し、その約0.050gを精密に量り、水を加えて溶かし、正確に1000mLとする。その1mLに氷冷しながら四ホウ酸ナトリウム・硫酸試液5mLを加えて混和し、水浴上で10分間加熱する。直ちに氷冷し、カルバゾール・エタノール(95)溶液(1→800)0.2mLを加えて混和し、水浴上で15分間加熱後、放冷して試料液とする。別にD―グルクロノラクトンを1.00mg、2.00mg、3.00mg及び4.00mgをそれぞれ量り、水を加えて溶かし、それぞれ正確に100mLとし標準液とする。標準液1mLを量り、氷冷しながら四ホウ酸ナトリウム・硫酸試液5mLを加えて混和し、水浴上で10分間加熱する。直ちに氷冷し、カルバゾール・エタノール(95)溶液(1→800)0.2mLを加えて混和し、水浴上で15分間加熱後、放冷する。これらの液及び試料液の波長530nmにおける吸光度を測定し、標準液の吸光度から得た検量線を用いて試料液中のD―グルクロノラクトン含量を求め、その値に1.102を乗じてグルクロン酸含量を求める。

FA046300

T02970

ビオチン

Biotin

C10H16N2O3S 分子量 244.31

5―[(3aS,4S,6aR)―2―Oxohexahydro―1H―thieno[3,4―d]imidazol―4―yl]pentanoic acid [58―85―5]

含量 本品を乾燥したものは、ビオチン(C10H16N2O3S)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、におい及び味はない。

確認試験

(1) 本品のエタノール(95)溶液(1→10000)5mLにp―ジメチルアミノシンナムアルデヒド試液1mL及び硫酸3滴を加えて振り混ぜるとき、液は、橙~赤色を呈する。

(2) 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3315cm-1、1708cm-1、1687cm-1、1481cm-1、1320cm-1及び1274cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

比旋光度 画像947 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (0.4g、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)、20mL、乾燥物換算)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして2.1μg/g以下(0.71g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品をケルダールフラスコに入れ、硝酸5mL及び硫酸2mLを加え、フラスコの口に小漏斗を乗せ、白煙が発生するまで加熱する。冷後、硝酸2mLずつを2回加えて加熱し、更に過酸化水素2mLずつを数回加えて液が無~微黄色となるまで加熱を続ける。冷後、シュウ酸アンモニウム飽和溶液2mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱濃縮する。冷後、水を加えて5mLとし、検液とする。

(4) 類縁物質 本品0.10gを量り、アンモニア水(28)(7→100)を加えて溶かして正確に10mLとし、検液とする。検液1mLを正確に量り、アンモニア水(28)(7→100)を加えて正確に500mLとし、標準液とする。検液及び標準液5μLを量り、1―ブタノール/水/酢酸混液(5:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、更に105℃で30分間乾燥した後、p―ジメチルアミノシンナムアルデヒド・エタノール(95)溶液(1→500)/硫酸・エタノール(95)溶液(1→50)混液(1:1)を均等に噴霧するとき、一つの赤色のスポットを認めるか又は他のスポットを認めても標準液から得たスポットより濃くない。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、4時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.25gを精密に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液20mLを正確に加えて溶かし、過量の水酸化ナトリウムを0.1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=24.43mg C10H16N2O3S

FA046400

E00264

微結晶セルロース

Microcrystalline Cellulose

結晶セルロース

定義 本品は、パルプから得られた、結晶セルロースを主成分とするものである。本品には、乾燥物及び含水物がある。

性状 乾燥物は、白~類白色の流動性がある結晶性の粉末であり、含水物は、白~類白色の湿った綿状の物質又は湿った餅状の塊であり、においがない。

確認試験

(1) 乾燥物の場合は、本品20gを標準網ふるい38μmに入れ、減圧吸引型ふるい分け機を用いて5分間操作する。ふるい上の残留物の質量が5%以上の時は本品30gに水270mLを加え、又は5%未満の時は本品45gに水255mLを加え、あらかじめスパーテルで軽くかき混ぜる。含水物の場合は、乾燥物換算して30gに対応する量の本品に水を加えて300gとし、あらかじめスパーテルで軽くかき混ぜる。その後、かき混ぜ機を用いて高速度(毎分18000回転)で5分間かき混ぜ、その100mLを100mLのメスシリンダーに入れ、3時間放置するとき、液は、白色不透明で、気泡のない分散状態を呈し、液の分離を認めない。

(2) 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

pH 5.0~7.5

乾燥物換算して5.0gに対応する量の本品を量り、水40mLを加え、20分間振り混ぜた後、遠心分離して得た上澄液について測定する。

純度試験

(1) 水可溶物 0.26%以下

乾燥物換算して約5.0gに対応する量の本品を精密に量り、水を加えて85gとし、10分間振り混ぜた後、ろ紙(5種C)を用いて吸引ろ過する。あらかじめ乾燥し、質量を精密に量ったビーカーにろ液を入れ、焦がさないように蒸発乾固した後、105℃で1時間乾燥し、デシケーターで放冷した後、質量を精密に量る。別に空試験を行い、補正する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(乾燥物換算して2.0gに対応する量、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(乾燥物換算して0.50gに対応する量、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) デンプン 確認試験(1)で、かき混ぜ機を用いて5分間かき混ぜた後に得られる液20mLに、ヨウ素試液を数滴加え、かき混ぜるとき、青紫色又は青色を呈さない。

乾燥減量 乾燥物 7.0%以下(105℃、3時間)

含水物 40.0~70.0%(4g、105℃、3時間)

強熱残分 0.05%以下(乾燥物換算して2gに対応する量)

参照スペクトル

微結晶セルロース

FA046500

E00265

微小繊維状セルロース

Microfibrillated Cellulose

定義 本品は、パルプ又は綿を微小繊維状にして得られた、セルロースを主成分とするものである。

性状 本品は、白色の湿った綿状の物質である。

確認試験

(1) 本品を薄い皮膜状に乾燥し、細かく切断又はほぐしたものにつき、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。ただし、主な吸収帯の透過率が30~80%の範囲になるように錠剤を調製する。

(2) 乾燥物換算して5.0gに対応する量の本品を量り、全体が100gになるように水を加え、羽根刃直径約35mm、カップ容量約150mL(カップ:上部内径約59mm、下部内径約44mm、深さ約75mm)のホモジナイザーにより毎分10000~12000回転で3分間強制的にかき混ぜるとき、混合物は白色不透明の分散状態となり、3時間後も分離せずその状態を保つ。

(3) 乾燥物換算して1.0gに対応する量の本品を量り、水を加えて100gとし、確認試験(2)と同様のホモジナイザーにより毎分10000~12000回転で3分間かき混ぜて得られた白濁液を静止状態の直径20cm、受器付き標準網ふるい25μmにのせ、10秒間横方向に軽く振動を加えてこし、通過する澄明又は白濁した液を蒸発乾固するとき、残留物の質量は0.30g以下である。

pH 5.0~8.0(2.0g、水100mL 懸濁液)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(乾燥物換算して2.0gに対応する量、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(乾燥物換算して1.0gに対応する量、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 水可溶物 0.50%以下

乾燥物換算して4.0gに対応する量の本品を量り、水200mLを加え、長さ約13mm、最大幅約16mmの羽4枚からなる高速分散機により毎分5000回転で5分間かき混ぜた分散液を定量分析用ろ紙(5種C)で吸引ろ過し、ろ液50mLをとり、水浴上で蒸発乾固する。残留物を120℃で1時間乾燥し、デシケーターで放冷した後、質量を精密に量る。

乾燥減量 60.0~92.0%(5g、120℃、5時間)

灰分 0.5%以下(乾燥物換算して2.0gに対応する量)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

参照スペクトル

微小繊維状セルロース

FA046600

E00266

L―ヒスチジン

L―Histidine

C6H9N3O2 分子量 155.15

(2S)―2―Amino―3―(1H―imidazol―4―yl)propanoic acid [71―00―1]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―ヒスチジン(C6H9N3O2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、味はわずかに苦い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)5mLに臭素試液2mLを加えるとき、黄色を呈し、穏やかに加熱するとき、無色となり、次に赤褐色を経て類黒色の沈殿を生じる。

比旋光度 画像951 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (11g、塩酸試液(6mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 7.0~8.5(1.0g、水50mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水40mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.15gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。ただし、終点は、液の紫色が青色に変わるときとする。

0.1mol/L過塩素酸1mL=15.52mg C6H9N3O2

FA046700

T02980

L―ヒスチジン塩酸塩

L―Histidine Monohydrochloride

C6H9N3O2・HCl・H2O 分子量 209.63

(2S)―2―Amino―3―(1H―imidazol―4―yl)propanoic acid monohydrochloride monohydrate [5934―29―2]

含量 本品を乾燥したものは、L―ヒスチジン塩酸塩(C6H9N3O2・HCl・H2O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがなく、苦味とわずかに酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→100)5mLに臭素試液2mLを加えるとき、液は、黄色を呈し、穏やかに加熱するとき、無色となり、次に赤褐色を経て類黒色の沈殿を生じる。

(3) 本品の水溶液(1→10)に水酸化ナトリウム溶液(1→5)を加えてアルカリ性とした液は、左旋性であるが、これに塩酸を加えて酸性とするとき、右旋性に変わる。

(4) 本品は、塩化物の反応を呈する。

比旋光度 画像953 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (5.5g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

pH 3.5~4.5(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、ギ酸2mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸15mLを正確に量って加え、水浴上で30分間加熱する。冷後、酢酸を加えて60mLとし、過量の過塩素酸を0.1mol/L酢酸ナトリウム溶液で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合には、液の黄色が黄緑色を経て青緑色に変わるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=10.48mg C6H9N3O2・HCl・H2O

FA046800

T02990

ビスベンチアミン

Bisbentiamine

ベンゾイルチアミンジスルフィド

C38H42N8O6S2 分子量 770.92

N,N′―(Disulfanediylbis{2―[2―(benzoyloxy)ethyl]―1―methylethene―2,1―diyl})bis{N―[(4―amino―2―methylpyrimidin―5―yl)methyl]formamide} [2667―89―2]

含量 本品を乾燥したものは、ビスベンチアミン(C38H42N8O6S2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の紛末であり、においがなく、味はやや苦い。

確認試験

(1) 本品50mgにメタノール5mLを加え、加温して溶かし、水酸化ナトリウム溶液(3→20)/塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(3→20)混液(1:1)2mLを加え、50~60℃の水浴中で2分間加温する。この液に塩酸0.8mL及び塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)0.5mLを加え、更に水8mLを加えるとき、液は、赤紫色を呈する。

(2) 本品5mgにメタノール1mLを加え、加温して溶かし、水2mL、L―システイン塩酸塩一水和物溶液(1→100)2mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→25)1mLを加えて振り混ぜ、5分間放置する。この液に新たに調製したヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(1→10)1mL及び2―メチル―1―プロパノール5mLを加え、2分間激しく振り混ぜて放置し、紫外線下で観察するとき、2―メチル―1―プロパノール層は、青紫色の蛍光を発する。その蛍光は、酸性にすると消え、アルカリ性に戻すと再び現れる。

融点 140~145℃(分解)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.10g、メタノール20mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

乾燥減量 0.5%以下(24時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、酢酸50mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)。終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=38.55mg C38H42N8O6S2

FA046900

T03010

ビタミンA脂肪酸エステル

Vitamin A Esters of Fatty Acids

レチノール脂肪酸エステル

定義 本品には、ビタミンAの酢酸エステル及びビタミンAのパルミチン酸を主体とする脂肪酸エステルがある。

含量 本品1gは、ビタミンAとして450mg以上を含有し、表示量の90~120%のビタミンAを含む。ただし、ビタミンA300mgは、100万国際単位に相当する。

性状 本品は、淡黄~帯赤淡黄色の結晶又は油脂状の物質で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品のビタミンAとして1500単位に相当する量を量り、石油エーテル5mLに溶かし、検液とする。検液5μLを量り、シクロヘキサン/ジエチルエーテル混液(4:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、紫外線照射(主波長:254nm)により検出するとき、Rf値が0.09付近、0.45付近及び0.62付近に、それぞれビタミンA、ビタミンA酢酸エステル及びビタミンAパルミチン酸エステルに対応するスポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を担体とし、105℃で2時間乾燥したものを使用する。

(2) 本品50mgにビタミンA測定用2―プロパノールを加えて溶かし、その1mL当たりビタミンAを約3μg含むように調製した液は、波長324~328nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 酸価 2.8以下

本品約2gを精密に量り、油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 吸光度比 本品のビタミンAとして約60mgに相当する量を精密に量り、ビタミンA測定用2―プロパノールに溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、ビタミンA測定用2―プロパノールを加えて正確に200mLとし、検液とする。この液につき、波長300nm、310nm、320nm、326nm、330nm、340nm及び350nmにおける吸光度を測定し、波長326nmの吸光度Aを1000としたときの各波長における吸光度の比を求めるとき、それぞれの吸光度比は、表に示す値の±0.030の範囲にある。

波長(nm)

吸光度の比


ビタミンA酢酸エステル

ビタミンAパルミチン酸エステル

300

0.578

0.590

310

0.815

0.825

320

0.948

0.950

326

1.000

1.000

330

0.972

0.981

340

0.786

0.795

350

0.523

0.527

定量法 純度試験(2)の検液の波長326nmにおける吸光度Aより、次式により含量を求める。

ただし、

V:測定に用いた検液の総mL数

M:検液VmL中の試料のg数

FA047000

ビタミンA油

Vitamin A in Oil

油性ビタミンA脂肪酸エステル

定義 本品は、水産動物の新鮮な肝臓や幽門垂等から得られた脂肪油、そのビタミンA(レチノール)濃縮分、それらを食用油脂に溶かしたもの若しくはビタミンA脂肪酸エステル(レチノール脂肪酸エステル)又はこれらを食用油脂に溶かしたものである。

含量 本品1gは、ビタミンAとして30mg以上を含有し、表示量の90~120%のビタミンAを含む。ただし、ビタミンA300mgは、100万国際単位に相当する。

性状 本品は、淡黄~帯赤淡黄色の油脂状の物質で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 「ビタミンA脂肪酸エステル」の確認試験(1)及び(2)を準用する。

純度試験

(1) 酸価 2.8以下

本品約2gを精密に量り、油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 吸光度比 ビタミンA脂肪酸エステルを含む場合は、「ビタミンA脂肪酸エステル」の純度試験(2)を準用する。

定量法 本品のビタミンAとして0.15mg以上に相当し、油脂1g以下を含む量を精密に量り、フラスコに入れ、エタノール(無アルデヒド)30mL及びピロガロール・エタノール(95)溶液(1→10)1mLを加える。次に水酸化カリウム溶液(9→10)3mLを加え、還流冷却器を付け、水浴上で30分間加熱し、けん化する。速やかに常温まで冷却し、水30mLを加え、分液漏斗Aに移し、フラスコは水10mL、次にビタミンA測定用ジエチルエーテル40mLで洗い、洗液を分液漏斗Aに入れ、よく振り混ぜて放置する。水層を分液漏斗Bに分取し、ビタミンA測定用ジエチルエーテル30mLでフラスコを洗った後、洗液を分液漏斗Bに入れ、振り混ぜて抽出する。水層はフラスコに分取し、ジエチルエーテル層は分液漏斗Aに合わせ、分取した水層は分液漏斗Bに入れ、ビタミンA測定用ジエチルエーテル30mLを加え、振り混ぜて抽出する。ジエチルエーテル層は、分液漏斗Aに合わせる。これに水10mLを加え、静かに2~3回倒立した後、放置し、分離した水層を除く。さらに、水50mLずつで3回洗い、回が進むにつれて次第に強く振る。さらに、洗液がフェノールフタレイン試液で呈色しなくなるまで水50mLずつで洗った後、10分間放置する。水をできるだけ除き、ジエチルエーテル層を三角フラスコに移し、分液漏斗は、ビタミンA測定用ジエチルエーテル10mLずつで2回洗い、洗液は、先の三角フラスコに合わせ、硫酸ナトリウム5gを加えて振り混ぜた後、傾斜してジエチルエーテル抽出液をナス型フラスコに移す。残った硫酸ナトリウムは、ビタミンA測定用ジエチルエーテル10mLずつで2回以上洗い、洗液をフラスコに合わせる。ジエチルエーテル抽出液を45℃の水浴中で振り動かしながら、アスピレーターを用いて濃縮して約1mLとし、直ちにビタミンA測定用2―プロパノールを加えて溶かし、1mL中にビタミンA約3μgを含むように正確に薄め、検液とする。検液につき波長310nm、325nm及び334nmにおける吸光度A1、A2及びA3を測定し、次式により含量を求める。

f=6.815-2.555×A1/A2-4.260×A3/A2

ただし、

M:検液VmL中の試料のg数

V:検液の総mL数

f:補正係数

なお、ビタミンA脂肪酸エステルを含む場合には、「ビタミンA脂肪酸エステル」の定量法を準用する。

保存基準 遮光した密封容器に入れ、空気を不活性ガスで置換して保存する。

FA047100

E00267

ビートレッド

Beet Red

アカビート色素

定義 本品は、ビート(Beta vulgaris L.)の根から得られた、イソベタニン及びベタニンを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像958 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は15以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、赤紫~暗紫色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価15に換算して1gに相当する量を量り、酢酸緩衝液(pH5.4)50mLを加えて溶かした液は、赤紫色を呈する。

(2) (1)の溶液5mLに水酸化ナトリウム溶液(1→10)1mLを加えるとき、黄色に変わる。

(3) 本品に酢酸緩衝液(pH5.4)を加えて溶かした液は、波長525~540nmに吸収極大がある。

(4) 本品の表示量から、色価15に換算して1gに相当する量を量り、水5mLを加えて溶かし、更にメタノール20mLを加えてかき混ぜた後、毎分約3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。検液8μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:3:2)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、観察するとき、Rf値が0.3~0.5付近に紫色のスポットを認める。この薄層板をアンモニア蒸気を充満させた容器に入れ、30分間以上放置するとき、スポットの赤紫色が淡灰~暗茶色に変わる。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用微結晶セルロースを担体とし、60~80℃で20分間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 硝酸塩 色価15当たり、NO3として0.27%以下

本品約0.1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に硝酸イオン標準原液0.2mL、1mL、10mL及び50mLを正確に量り、それぞれに水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液、標準液及び標準原液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件でイオンクロマトグラフィーを行う。次にそれぞれの標準液及び標準原液の硝酸イオンのピーク高さ又はピーク面積を測定し、検量線を作成する。さらに、検液の硝酸イオンのピーク高さ又はピーク面積を測定し、検量線からその量を求める。

操作条件

検出器 電気伝導度計

カラム充填剤 全多孔性陰イオン交換体

カラム管 内径4.6~6.0mm、長さ5~10cmのステンレス管

ガードカラム カラム管と同一の内径で同一の充填剤を充填したもの

カラム温度 40℃

溶離液 フタル酸0.42g及び2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール0.29gを水1000mLに溶かす(pH4.0)。

流量 1.5mL/分

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 酢酸緩衝液(pH5.4)

測定波長 波長525~540nmの吸収極大の波長

FA047150

T03015

1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸

1―Hydroxyethylidene―1,1―diphosphonic Acid

HEDP

エチドロン酸

C2H8O7P2 分子量 206.03

(1―Hydroxyethane―1,1―diyl)diphosphonic acid [2809―21―4]

含量 本品は、1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸(C2H8O7P2)58.0~62.0%を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体である。

pH 2.0以下(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.004%以下

本品約25gを精密に量り、水50mL及び硝酸3mLを加え、0.005mol/L硝酸銀溶液で滴定を行う。終点の確認には、電位差計を用い、指示電極には銀電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を用いる。終点における0.005mol/L硝酸銀溶液の消費量amLを求め、次式により塩化物の量を求める。ただし、変曲点が2つ以上ある場合には、終点は、最終の変曲点とする。

ただし、M:試料の採取量(g)

(2) 亜リン酸 H3PO3として4.0%以下

本品約1.5gを精密に量り、ヨウ素フラスコに入れ、水20mL及びリン酸緩衝液(pH7.3)50mLを加え、水酸化ナトリウム溶液(1→2)でpH7.3に調整する。次に0.05mol/Lヨウ素溶液25mLを正確に量って加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、酢酸5mLを加え、過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=4.10mg H3PO3

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) 鉄 Feとして10μg/g以下

本品約0.2gを精密に量り、容器に入れ、硝酸5mLを加え、マイクロ波を照射して試料を分解する装置で230℃に昇温して灰化する。冷後、メスフラスコに移し、水を加えて正確に50mLとし、試料液とする。別に鉄標準液適量を正確に量り、硝酸(1→10)を加えて1mL中に鉄(Fe=55.85)10ng、25ng、50ng、100ng及び200ngを含む5濃度の液を調製し、標準原液とする。試料液及び5濃度の標準原液をそれぞれ10mLずつ正確に量り、内標準溶液40μLずつを正確に加え、検液及び標準液とする。ただし、内標準溶液は、イットリウム標準原液1.0mLを量り、硝酸(1→10)を加えて100mLとする。検液及び標準液につき、誘導結合プラズマ発光分光分析法の内標準法により検量線を作成する。検量線から検液中の鉄の濃度(ng/mL)を求め、次式により鉄の量を求める。

ただし、

C:検液中の鉄の濃度(ng/mL)

M:試料の採取量(g)

(5) ヒ素 Asとして5μg/g以下(0.30g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約3gを精密に量り、水150mLを加えて溶かし、かくはんしながら1mol/L水酸化ナトリウム溶液で電位差計を用いて滴定する。終点は、第2変曲点とする。終点における1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量をamLとする。

ただし、

M:試料の採取量(g)

C:亜リン酸の量(%)

FA047200

T03020

ヒドロキシシトロネラール

Hydroxycitronellal

C10H20O2 分子量 172.26

7―Hydroxy―3,7―dimethyloctanal [107―75―5]

含量 本品は、ヒドロキシシトロネラール(C10H20O2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、スズランようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像965 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ヒドロキシシトロネラール

FA047300

T03030

ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール

Hydroxycitronellal Dimethylacetal

C12H26O3 分子量 218.33

8,8―Dimethoxy―2,6―dimethyloctan―2―ol [141―92―4]

含量 本品は、ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール(C12H26O3)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、弱いスズランようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像969 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 酸価 1.0以下(香料試験法)

(2) 溶状 澄明(2.0mL、50vol%エタノール4.0mL)

(3) ヒドロキシシトロネラール 本品約5gを精密に量り、香料試験法中のアルデヒド類又はケトン類含量の第2法により定量するとき、試料1gに対応する0.5mol/L塩酸の消費量は、0.60mL以下である。ただし、放置時間は1時間とする。

定量法 本品約1.5gを精密に量り、香料試験法中のアルデヒド類又はケトン類含量の第1法により定量し、次式により含量を求める。ただし、加熱時間は5分間とする。

ただし、

a:試料1gに対応する0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(mL)

b:純度試験(3)で得た試料1gに対応する0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

参照スペクトル

ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール

FA047400

T03040

ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン

Hydroxypropyl Distarch Phosphate

[53124―00―8]

定義 本品は、デンプンをトリメタリン酸ナトリウム又はオキシ塩化リンでエステル化し、酸化プロピレンでエーテル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒であり、においがない。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) ヒドロキシプロピル基 7.0%以下

本品約0.1gを精密に量り、硫酸(1→36)25mLを加えて水浴中で加熱して溶かす。冷後、水で正確に100mLとする。必要に応じてヒドロキシプロピル基が4mg/100mL以上とならないように希釈し、試料液とする。試料液1mLを正確に量り、25mLの目盛り付試験管に入れ、冷水で冷却しながら硫酸8mLを滴加する。よくかくはんした後、水浴中で正確に3分間加熱し、直ちに氷水中で冷却する。冷後、加工デンプン用ニンヒドリン試液0.6mLを注意しながら管壁に沿って加え、直ちに振り混ぜ、25℃の水浴中に100分間放置する。硫酸を加えて25mLとし、栓をして静かに数回上下を反転させ、検液とし、直ちに吸光度測定用のセルに移し、正確に5分後に、波長590nmにおける吸光度を測定する。ただし、同じ植物を基原とする未加工デンプンを用いて検液の調製と同様に操作して得た液を対照とする。別にプロピレングリコール約25mgを精密に量り、水を加えて正確に100mLとし、この液2mL、4mL、6mL、8mL及び10mLを正確に量り、それぞれに水を加えて正確に50mLとする。これらの液1mLずつを正確に量り、25mLの目盛り付試験管に入れ、冷水中で硫酸8mLを滴加し、以下検液の調製と同様に操作して標準液とし、検量線を作成する。検量線から、検液中のプロピレングリコール濃度(μg/mL)を求め、次式によりヒドロキシプロピル基の含量を求める。

ただし、

C:検液中のプロピレングリコール濃度(μg/mL)

D:希釈率

M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

(2) プロピレンクロロヒドリン類 1.0μg/g以下

本品50.0gを量り、三角フラスコに入れ、硫酸(1→18)125mLを加え、内容物をよく分散させる。緩く栓をして水浴中で10分間加熱し、内容物をよく混合し、更に30分間加熱する。ただし、コムギ由来のデンプン等、加水分解を受けにくいデンプンでは、加熱時間を長くする。冷後、水酸化ナトリウム溶液(1→4)を加えてpH7とする。ガラス繊維ろ紙を用いて吸引ろ過し、別のフラスコに入れる。元のフラスコ及びろ紙上の残留物を水25mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。この液に硫酸ナトリウム30gを加え、5~10分間かくはんした後、分液漏斗に移し、フラスコを水25mLで洗い、洗液を分液漏斗に合わせる。沈殿が残る場合には、少量の水を加えて溶かし、ジエチルエーテル50mLで5回抽出する。ジエチルエーテル抽出液を合わせ、硫酸ナトリウム3gを加え、ろ紙を用いてろ過し、フラスコ及びろ紙をジエチルエーテル25mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。約40℃の水浴中で大気圧下にて、4mLに濃縮する。冷後、ジエチルエーテルを加えて正確に5mLとし、検液とする。別にプロピレンクロロヒドリン約50mgを精密に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準原液とする。未加工ワキシーコーンスターチ50.0gずつを5個の三角フラスコに量り、硫酸(1→18)125mLを加える。各フラスコに、標準原液0mL、0.5mL、1mL、2mL又は5mLを正確に加え、以下検液の調製と同様に操作して標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。標準液のプロピレンクロロヒドリンの1―クロロ―2―プロパノール及び2―クロロ―1―プロパノールのピーク面積を測定し、ピークの合計面積及び標準液に含まれるプロピレンクロロヒドリン濃度から、検量線を作成する。検液の1―クロロ―2―プロパノール及び2―クロロ―1―プロパノールのピークの合計面積を求め、検量線を用いて検液中のプロピレンクロロヒドリン類の濃度(μg/mL)を求め、次式により試料中のプロピレンクロロヒドリン類の含量を求める。

ただし、

C:検液中のプロピレンクロロヒドリン類の濃度(μg/mL)

M:乾燥物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

検出器温度 230℃

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で2分間保持した後、毎分5℃で80℃まで昇温し、80℃を8分間保持する。さらに、毎分25℃で230℃まで昇温し、230℃を5分間保持する。

注入口温度 150℃

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 1―クロロ―2―プロパノールの保持時間が約15分になるように調整する。

注入方式 スプリットレス(注入1分後にパージ開始)

(3) リン Pとして0.14%以下

「アセチル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(3)を準用する。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(6) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA047500

T03050

ヒドロキシプロピルセルロース

Hydroxypropyl Cellulose

2―Hydroxypropyl ether of cellulose [9004―64―2]

定義 本品は、セルロースのヒドロキシプロピルエーテルである。

含量 本品を乾燥させたものは、ヒドロキシプロポキシ基(―OC3H6OH=75.09)80.5%以下を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末又は粒であり、においがない。本品に水を加えるとき、膨潤し、澄明又はわずかに混濁した粘ちゅうな液体となる。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)を激しく振り混ぜるとき、持続する泡を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→500)5mLに硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→20)5mLを加えるとき、沈殿を生じない。

pH 5.0~8.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) プロピレンクロロヒドリン 1.0μg/g以下

本品1.0gを量り、ジエチルエーテル5mLを正確に加えて栓をし、10分間超音波抽出する。この液を遠心分離し、上澄液を検液とする。別にプロピレンクロロヒドリン30mgを量り、ジエチルエーテルを加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、ジエチルエーテルを加えて正確に50mLとする。さらに、この液1mLを正確に量り、ジエチルエーテルを加えて正確に20mLとし、標準液とする。

検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、プロピレンクロロヒドリンのピーク面積を測定する。検液のピーク面積は、標準液のピーク面積を超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

検出器温度 230℃

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で2分間保持した後、毎分5℃で80℃まで昇温し、80℃を8分間保持する。その後、毎分25℃で230℃まで昇温し、230℃を5分間保持する。

注入口温度 150℃

キャリヤーガス 窒素

流量 プロピレンクロロヒドリンのピークが約15分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリットレス

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、4時間)

強熱残分 0.5%以下

定量法

(1) 装置

分解瓶:5mLのガラス製耐圧ねじ口瓶で、底部の内側が円すい状となっており、外径20mm、首部までの高さが50mm、高さ約30mmまでの容積が2mLで、栓は耐熱性樹脂製、内栓又はシールはフッ素樹脂製のものを用いる。加熱時に内容物が漏れないことをあらかじめ確認する。

加熱器:厚さ60~80mmの角型金属アルミニウム製ブロックに直径20.6mm、深さ32mmの穴をあけたもので、ブロック内部の温度を±1℃の範囲で調節できる構造を有するものを用いる。

(2) 操作法 本品を乾燥し、その約65mgを精密に量り、分解瓶に入れ、アジピン酸65mg、内標準液2.0mL及びヨウ化水素酸2.0mLを加え、密栓し、その質量を精密に量る。ただし、内標準液はオクタン・o―キシレン溶液(1→25)とする。分解瓶を30秒間振り混ぜた後、加熱器を用いて150℃で5分ごとに振り混ぜながら30分間加熱し、更に30分間加熱を続ける。冷後、その質量を精密に量り、減量が10mg以下であることを確認し、上層を検液とする。別にアジピン酸65mg、内標準液2.0mL及びヨウ化水素酸2.0mLを分解瓶にとり、密栓し、その質量を精密に量り、定量用ヨウ化イソプロピル50μLを加え、その質量を精密に量る。分解瓶を30秒間振り混ぜた後、上層を標準液とする。検液及び標準液を1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液のオクタンのピーク面積に対するヨウ化イソプロピルのピーク面積比QT及び標準液のオクタンのピーク面積に対するヨウ化イソプロピルのピーク面積比QSを求め、次式によりヒドロキシプロポキシ基の含量を求める。

ヒドロキシプロポキシ基(―OC3H6OH)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×44.17

ただし、

MS:標準液中のヨウ化イソプロピルの量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して20%メチルシリコーンポリマー

担体 180~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径約3mm、長さ約3mのガラス管

カラム温度 100℃付近の一定温度

キャリヤーガス ヘリウム

流量 オクタンのピークが約10分後に現れるように調整する。

カラムの選定 標準液1μLにつき、上記の操作条件で操作するとき、ヨウ化イソプロピル、オクタンの順に流出し、それぞれのピークが完全に分離するものを用いる。

FA047600

T03060

ヒドロキシプロピルデンプン

Hydroxypropyl Starch

[9049―76―7]

定義 本品は、デンプンを酸化プロピレンでエーテル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒であり、においがない。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) ヒドロキシプロピル基 7.0%以下

「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(1)を準用する。

(2) プロピレンクロロヒドリン類 1.0μg/g以下

「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA047700

T03070

ヒドロキシプロピルメチルセルロース

Hydroxypropyl Methylcellulose

A mixed methyl and 2―hydroxypropyl ether of cellulose [9004―65―3]

定義 本品は、セルロースのメチル及びヒドロキシプロピルの混合エーテルである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、メトキシ基(―OCH3=31.03)19.0~30.0%及びヒドロキシプロポキシ基(―OC3H6OH=75.09)3.0~12.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末又は粒であり、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。本品に水を加えるとき、膨潤し、澄明又はわずかに混濁した粘ちゅうな液体となる。

確認試験

(1) 本品1gに熱湯100mLを加え、かき混ぜながら室温に冷却し、試料液とする。試料液5mLにアントロン試液を穏やかに加えるとき、境界面は、青~青緑色を呈する。

(2) (1)で得た試料液0.1mLに硫酸(9→10)9mLを加えて振り混ぜ、水浴中で正確に3分間加熱した後、直ちに氷水中で冷却し、ニンヒドリン溶液(1→50)0.6mLを注意して加え、振り混ぜて25℃で放置するとき、液は、初め赤色を呈し、更に100分間以内に紫色に変わる。

(3) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定するとき、波数3465cm-1、2900cm-1、1375cm-1及び1125cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

pH 5.0~8.0(1.0g、熱湯100mL)

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.28%以下

本品1.0gに熱湯30mLを加えてよくかき混ぜ、水浴上で10分間加熱した後、熱時傾斜してろ過する。残留物を熱湯でよく洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、水を加えて100mLとする。この液5mLに10%硝酸試液6mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.40mLを用いる。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 8.0%以下(105℃、1時間)

強熱残分 1.5%以下(乾燥物換算)

定量法

(1) 装置

分解瓶:5mLのガラス製耐圧ねじ口瓶で、底部の内側が円すい状となっており、外径20mm、首部までの高さが約50mmで、栓は耐熱性樹脂製又はアルミニウム製で密栓できるもの、セプタムは、表面がフッ素樹脂で加工されたブチルゴム又はシリコーンゴム製のものを用いる。

加熱器:厚さ60~80mmの角型金属アルミニウム製ブロックに直径20.6mm、深さ32mmの穴をあけたもので、ブロック内部の温度を±1℃の範囲で調節できる構造を有するものを用いる。

(2) 操作法 本品約65mgを精密に量り、分解瓶に入れ、アジピン酸約80mg、内標準液2.0mL及びヨウ化水素酸2.0mLを加え、直ちに密栓し、その質量を精密に量る。ただし、内標準液は、オクタン・o―キシレン溶液(3→100)とする。分解瓶の内容物の温度が130±2℃になるようにブロックを加熱しながら、加熱器に付属した電磁式かくはん機又は振とう機を用いて60分間かき混ぜる。電磁式かくはん機又は振とう機によるかくはんができない場合には、加熱時間の初めの30分間、5分ごとに手で振り混ぜる。冷後、その質量を精密に量り、減量が26mg未満及び内容物の漏れがないとき、内容物の上層を検液とする。別にアジピン酸約80mg、内標準液2.0mL及びヨウ化水素酸2.0mLを分解瓶にとり、直ちに密栓してその質量を精密に量り、マイクロシリンジを用いて定量用ヨードメタン45μLを加え、その質量を精密に量り、同様にして定量用ヨウ化イソプロピル15~22μLを加え、再びその質量を精密に量る。分解瓶を振り混ぜた後、内容物の上層を標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液のオクタンのピーク面積に対するヨウ化メチル及びヨウ化イソプロピルのピーク面積比QTa及びQTb並びに標準液のオクタンのピーク面積に対するヨウ化メチル及びヨウ化イソプロピルのピーク面積比QSa及びQSbを求め、以下の式によりメトキシ基及びヒドロキシプロポキシ基の含量を求める。

メトキシ基(―CH3O)の含量(%)=MSa/M×QTa/QSa×21.86

ヒドロキシプロポキシ基(―C3H7O2)の含量(%)=MSb/M×QTb/QSb×44.17

ただし、

MSa:定量用ヨードメタンの採取量(mg)

MSb:定量用ヨウ化イソプロピルの採取量(mg)

M:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

操作条件

検出器 熱伝導度型検出器又は水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを3μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃を3分間保持した後、毎分10℃で100℃まで昇温し、次に毎分35℃で250℃まで昇温する。その後、250℃を8分間保持する。

注入口温度 250℃

検出器温度 280℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 オクタンの保持時間が約10分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:40

システム適合性

システムの性能 標準液2μLにつき、上記の条件で操作するとき、ヨウ化メチル、ヨウ化イソプロピル、オクタンの順に流出し、それらのピークの分離度は5以上である。

システム再現性 標準液2μLにつき、上記の条件で試験を6回繰り返すとき、オクタンのピーク面積に対するヨウ化メチル及びヨウ化イソプロピルのピーク面積比の相対標準偏差は、2.0%以下である。

FA047800

E00268

L―ヒドロキシプロリン

L―Hydroxyproline

L―オキシプロリン

C5H9NO3 分子量 131.13

(2S,4R)―4―Hydroxypyrrolidine―2―carboxylic acid [51―35―4]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―ヒドロキシプロリン(C5H9NO3)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに甘い。

確認試験 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、黄色を呈する。

比旋光度 画像976 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、水、100mL、乾燥物換算)

pH 5.0~6.5(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=13.11mg C5H9NO3

FA047850

T03075

ビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体

Copolymer of Vinylimidazole/Vinylpyrrolidone

PVI/PVP

定義 本品は、9:1の比の1―ビニルイミダゾール及び1―ビニル―2―ピロリドンから、2%未満の架橋剤1,3―ジビニルイミダゾリジン―2―オン存在下、重合反応によって製造される共重合体である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、窒素(N=14.01)26.0~29.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末である。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに、同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして2μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液2.0mL、装置B)

(3) 水可溶物 0.5%以下

本品10gを量り、水100mLに加えて振り混ぜ、24時間放置した後、メンブランフィルター(孔径2.5~3.0μm)を用いて吸引ろ過する。さらに、ろ液をメンブランフィルター(孔径0.8μm)を用いて吸引ろ過し、ろ液を水浴上で蒸発乾固し、残留物の質量を量る。

(4) 酢酸/エタノール可溶物 1%以下

本品1gを量り、あらかじめ酢酸15gとエタノール(95)50mLを水500mLと混合した液500mLを加えて振り混ぜ、24時間放置した後、メンブランフィルター(孔径2.5~3.0μm)を用いて吸引ろ過する。さらに、ろ液をメンブランフィルター(孔径0.8μm)を用いて吸引ろ過し、ろ液を水浴上で蒸発乾固し、残留物の質量を量る。

(5) 有機性不純物 イミダゾール 50μg/g以下

1,3―ジビニルイミダゾリジン―2―オン 2μg/g以下

1―ビニルイミダゾール 10μg/g以下

1―ビニル―2―ピロリドン 5μg/g以下

2―ピロリドン 50μg/g以下

本品2.0gを量り、内標準液1mLを正確に加え、更にアセトン24mLを加えてかくはん機で4時間かくはんする。静置した後、ろ過し、ろ液を検液とする。ただし、内標準液は、ベンゾニトリル・アセトン溶液(1→4000)とする。別に200mLのメスフラスコに、イミダゾール80mg、1,3―ジビニルイミダゾリジン―2―オン3.2mg、1―ビニルイミダゾール16mg、1―ビニル―2―ピロリドン8.0mg及び2―ピロリドン80mgをそれぞれ量り入れ、アセトンを加えて正確に200mLとし、標準液とする。標準液1mL及び内標準液4mLを正確に量り、アセトンを加えて100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び比較液におけるベンゾニトリルのピーク面積に対する各有機性不純物のピーク面積比を求めるとき、検液で得られた各有機性不純物のピーク面積比は、比較液で得られた対応する各有機性不純物の面積比を超えない。

操作条件

検出器 窒素リン検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 160℃から毎分5℃で210℃まで昇温し、210℃を7分間保持する。

注入口温度 220℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 ベンゾニトリルのピークが4~5分後に現れ、各有機性不純物が分離するように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

乾燥減量 5.0%以下(140℃、1時間)

灰分 0.3%以下(800℃、6時間)

定量法 本品約10mgを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により窒素を定量し、更に乾燥物換算を行う。

参照スペクトル

ビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体

FA047900

T03080

ピペリジン

Piperidine

C5H11N 分子量 85.15

Piperidine [110―89―4]

含量 本品は、ピペリジン(C5H11N)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像979 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

ピペリジン

FA048000

T03090

ピペロナール

Piperonal

ヘリオトロピン

C8H6O3 分子量 150.13

Benzo[d][1,3]dioxole―5―carbaldehyde [120―57―0]

含量 本品は、ピペロナール(C8H6O3)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は塊で、ヘリオトロープようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。なお、固体の場合には、加温して融解し、試料とする。

融点 36~37.5℃

純度試験 酸価 3.0以下(香料試験法)

定量法 本品のアセトン溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ピペロナール

FA048100

T03100

ピペロニルブトキシド

Piperonyl Butoxide

ピペロニルブトキサイド

C19H30O5 分子量 338.44

5―{[2―(2―Butoxyethoxy)ethoxy]methyl}―6―propylbenzo[d][1,3]dioxole [51―03―6]

性状 本品は、無~淡褐色の透明な油状の液体であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品のメタノール溶液(1→1000)0.5mLにタンニン酸・酢酸試液20mLを加え、水浴中で時々振り混ぜながら加熱するとき、液は、青色を呈する。

(2) 本品の90vol%メタノール溶液(1→100000)は、波長236~240nm及び288~292nmに吸収極大があり、236~240nmにおける吸光度及び288~292nmにおける吸光度との比は、1.13~1.24である。

屈折率 画像985 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 色調 本品の色調は、塩化コバルト(Ⅱ)比色標準原液1.4mL、塩化鉄(Ⅲ)比色標準原液4.3mL及び硫酸銅(Ⅱ)比色標準原液0.3mLを混和した液の色調より濃くない。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) 塩素化合物 Clとして0.035%以下

本品0.50gを量り、磁製のるつぼに入れ、炭酸ナトリウム溶液(1→8)2mLを加え、時々揺り動かしながら水浴上で1時間加熱し、ほとんど蒸発乾固する。これに炭酸カルシウム1gを加え、弱く加熱してほとんど炭化した後、約600℃に加熱してほとんど灰化する。冷後、残留物に硝酸(1→10)35mLを徐々に加えて溶かし、ろ過する。不溶物を水10mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。別に炭酸カルシウム1gを量り、炭酸ナトリウム溶液(1→8)2mLを加え、硝酸(1→10)35mLを徐々に加えて溶かし、ろ過する。不溶物を水10mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、0.01mol/L塩酸0.50mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。両液に硝酸銀溶液(1→50)0.5mLずつを加えてよく振り混ぜ、5分間放置するとき、検液の呈する濁度は、比較液の呈する濁度より濃くない。

(4) 蒸留試験 194℃までの蒸留残留物85.0%以上、203℃までの蒸留残留物5.0%以下

本品25gを量り、あらかじめ質量を精密に量った100mLのナス型フラスコに入れて質量を精密に量り、0.53kPaの減圧下で194℃まで蒸留し、フラスコ内の残留物の質量を精密に量る。さらに、0.53kPaの減圧下で203℃まで蒸留し、フラスコ内の残留物の質量を精密に量る。

FA048200

T03120

氷酢酸

Glacial Acetic Acid

C2H4O2 分子量 60.05

Acetic acid [64―19―7]

含量 本品は、酢酸(C2H4O2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶塊又は無色澄明の液体で、特異な刺激性のにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→4)は、酸性である。

(2) 本品の水溶液(1→4)は、酢酸塩の反応を呈する。

凝固点 14.5℃以上

純度試験

(1) 鉛 Pbとして0.5μg/g以下(8.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 易酸化物 本品2.0gを量り、水10mLを加えて溶かし、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液0.10mLを加えるとき、液の赤色は、30分以内に消えない。

(4) 蒸発残留物 0.010%以下

本品20.0gを量り、蒸発した後、100℃で2時間乾燥し、残留物の質量を量る。

定量法 本品約1gを精密に量り、水40mLを加え、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=60.05mg C2H4O2

FA048300

T03130

ピラジン

Pyrazine

C4H4N2 分子量 80.09

Pyrazine [290―37―9]

含量 本品は、ピラジン(C4H4N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の固体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を粉末にして窓板に挟み、加温して溶かす。冷後、赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 51~55℃

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

ピラジン

FA048400

T03140

ピリドキシン塩酸塩

Pyridoxine Hydrochloride

ビタミンB6

C8H11NO3・HCl 分子量 205.64

(5―Hydroxy―6―methylpyridine―3,4―diyl)dimethanol monohydrochloride [58―56―0]

含量 本品を乾燥物換算したものは、ピリドキシン塩酸塩(C8H11NO3・HCl)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10000)1mLに2,6―ジブロモ―N―クロロ―p―ベンゾキノンモノイミン・エタノール(95)溶液(1→4000)2mL及びアンモニア試液1滴を加えるとき、液は、青色を呈する。また、あらかじめホウ酸飽和溶液1mLを加えた後、この試験を行うとき、液は、青色を呈さない。

(2) 本品は、塩化物の反応を呈する。

融点 203~209℃(分解)

pH 2.5~3.5(0.50g、水25mL)

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 0.5%以下(4時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.4gを精密に量り、酢酸5mL及び無水酢酸5mLを加え、穏やかに煮沸して溶かす。冷後、無水酢酸30mLを加え、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)。終点は、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い補正し、更に乾燥物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=20.56mg C8H11NO3・HCl

FA048500

T03150

ピリメタニル

Pyrimethanil

C12H13N3 分子量 199.25

N―(4,6―dimethylpyrimidin―2―yl)aniline [53112―28―0]

含量 本品は、ピリメタニル(C12H13N3)96.0%以上を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末で、においがない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 96~98℃

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

水分 1.0%以下(2g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品及び定量用ピリメタニル約50mgずつを精密に量り、それぞれをメタノールに溶かして正確に50mLとする。これらの液1mLずつを正確に量り、それぞれアセトニトリル/水混液(3:1)を加えて正確に20mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のピリメタニルのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

ピリメタニル(C12H13N3)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用ピリメタニルの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 268nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 24~40℃付近の一定温度

移動相 アセトニトリル750mLに水250mLを加え、更に酢酸アンモニウム2gを加えて溶かす。

流量 ピリメタニルの保持時間が5~6分になるように調整する。

参照スペクトル

ピリメタニル

FA048600

微粒二酸化ケイ素

Silicon Dioxide(fine)

微粒シリカゲル

SiO2 分子量 60.08

Silicon dioxide

定義 本品は、二酸化ケイ素のうち、微粒のものである。

含量 本品を強熱したものは、二酸化ケイ素(SiO2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、平均粒子径15μm以下の滑らかな触感をもつ白色の微細な粉末であり、においがなく、味がない。

確認試験 本品0.2gを白金製のるつぼにとり、フッ化水素酸5mLを加えて溶かし、次に加熱するとき、ほとんどが蒸発する。

純度試験

(1) 水可溶物 乾燥物に対し5.0%以下

本品を105℃で2時間乾燥し、その2.0gを量り、水60mLを加え、電磁式かくはん機で15分間よくかき混ぜた後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)を装着したフィルターホルダーを用いて吸引ろ過する。ろ液が濁っている場合には、同一フィルターで吸引ろ過を繰り返す。容器及びフィルター上の残留物は、水で洗い、洗液をろ液に加え、更に水を加えて100mLとする。この液50mLを量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で2時間乾燥し、質量を量る。

(2) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(5.0g(105℃、2時間乾燥)、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥した本品に塩酸(1→4)50mLを加え、蒸発する水を補いながら、水浴上で時々振り混ぜて1時間加熱する。冷後、ろ過する。容器及びろ紙上の残留物は、水で洗い、洗液をろ液に加え、更に水を加えて100mLとし、これをA液とする。A液20mLを量り、検液とする。

(4) ナトリウム Na2Oとして0.20%以下

(3)のA液5mLに水を加えて100mLとし、検液とする。別に塩化ナトリウムを130℃で2時間乾燥した後、その1.886gを量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液5.0mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ ナトリウム中空陰極ランプ

分析線波長 589.0nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(5) アルミニウム Al2O3として0.20%以下

(3)のA液20mLに水を加えて100mLとし、検液とする。別に硫酸カリウムアルミニウム・12水2.33gを量り、塩酸5mL及び水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液2.0mLを正確に量り、水を加えて正確に250mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ アルミニウム中空陰極ランプ

分析線波長 309.3nm

支燃性ガス 亜酸化窒素

可燃性ガス アセチレン

(6) 鉄 Fe2O3として0.50mg/g以下

(3)のA液20mLに水を加えて100mLとし、検液とする。別に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水6.04gを量り、塩酸20mL及び水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液5.0mLを正確に量り、塩酸10mL及び水を加えて正確に1000mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉄中空陰極ランプ

分析線波長 248.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

乾燥減量 7.0%以下(105℃、2時間)

強熱減量 8.5%以下(乾燥物、1000℃、30分間)

定量法 本品を強熱し、その約1gを精密に量り、あらかじめ1000℃で30分間強熱してデシケーター中で放冷した白金製のるつぼに入れ、質量M(g)を精密に量り、エタノール(95)4滴及び硫酸2滴を加え、更に十分量のフッ化水素酸を加え、水浴上で蒸発乾固する。冷後、残留物にフッ化水素酸5mLを加え、蒸発乾固した後、550℃で1時間加熱し、更に徐々に温度を上げ、1000℃で30分間強熱し、デシケーター中で放冷する。次に質量m(g)を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、MT:試料の採取量(g)

FA048700

T03160

ピロ亜硫酸カリウム

Potassium Metabisulfite

メタ重亜硫酸カリウム

Potassium Pyrosulfite

K2S2O5 分子量 222.33

Potassium disulfite [16731―55―8]

含量 本品は、ピロ亜硫酸カリウム(K2S2O5)93.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、二酸化硫黄のにおいがある。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び亜硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(5.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水を加えて溶かして25mLとする。この液5mLを量り、硫酸1mLを加え、約2mLになるまで蒸発濃縮した後、水を加えて10mLとし、この液5mLを量り、検液とする。

定量法 本品約0.2gを精密に量り、亜硫酸塩定量法により定量する。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=5.558mg K2S2O5

FA048800

T03170

ピロ亜硫酸ナトリウム

Sodium Metabisulfite

Sodium Pyrosulfite

メタ重亜硫酸ナトリウム

酸性亜硫酸ソーダ

Na2S2O5 分子量 190.11

Sodium disulfite [7681―57―4]

含量 本品は、ピロ亜硫酸ナトリウム(Na2S2O5)93.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末で、二酸化硫黄のにおいがある。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び亜硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁(0.50g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合は、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水10mLを加えて溶かし、硫酸1mLを加え、ホットプレート上で白煙を生じるまで加熱し、水を加えて5mLとし、検液とする。

定量法 本品約0.2gを精密に量り、亜硫酸塩定量法により定量する。

0.05mol/Lヨウ素溶液1mL=4.753mg Na2S2O5

FA048900

T03180

ピロリジン

Pyrrolidine

C4H9N 分子量 71.12

Pyrrolidine [123―75―1]

含量 本品は、ピロリジン(C4H9N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像995 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

ピロリジン

FA049000

T03190

ピロリン酸四カリウム

Potassium Pyrophosphate

ピロリン酸カリウム

K4P2O7 分子量 330.34

Potassium diphosphate [7320―34―5]

含量 本品を乾燥したものは、ピロリン酸四カリウム(K4P2O7)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶性の粉末若しくは塊又は白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.1gに水10mL及び硝酸2~3滴を加えて溶かし、硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

pH 10.0~10.7(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、微濁(0.50g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.011%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 正リン酸塩 本品1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、著しい黄色を呈さない。

(4) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(5) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 7.0%以下(110℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約3gを精密に量り、水75mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ・キシレンシアノールFF試液3~4滴)。

1mol/L塩酸1mL=165.2mg K4P2O7

FA049100

T03200

ピロリン酸二水素カルシウム

Calcium Dihydrogen Pyrophosphate

酸性ピロリン酸カルシウム

CaH2P2O7 分子量 216.04

Calcium dihydrogendiphosphate [14866―19―4]

含量 本品を乾燥したものは、ピロリン酸二水素カルシウム(CaH2P2O7)90.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 本品0.5gに水10mLを加え、振り混ぜた液は、酸性である。

(2) 本品0.2gに硝酸(1→10)5mLを加え、加温して溶かし、モリブデン酸アンモニウム試液2mLを加えて加温するとき、黄色の沈殿を生じる。

(3) 本品0.3gに水9mL及び塩酸(1→4)1mLを加え、加温して溶かす。冷後、ろ過し、ろ液にシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)3mLを加えるとき、白色の沈殿を生じ、これに塩酸(1→30)5mLを追加するとき、沈殿は溶ける。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.40%以下

あらかじめガラスろ過器(1G4)を110℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品5.0gを量り、塩酸(1→4)100mLを加え、時々振り混ぜながら1時間放置する。不溶物は先のガラスろ過器でろ取し、水30mLで洗い、ガラスろ過器と共に110℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(2) 正リン酸塩 本品1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を滴加するとき、著しい黄色を呈さない。

(3) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 5.0%以下(150℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.7gを精密に量り、塩酸(1→4)20mLを加えて煮沸する。冷後、水を加えて正確に200mLとし、検液とし、カルシウム塩定量法中の第2法により定量する。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=4.321mg CaH2P2O7

FA049200

T03210

ピロリン酸二水素二ナトリウム

Disodium Dihydrogen Pyrophosphate

酸性ピロリン酸ナトリウム

Na2H2P2O7 分子量 221.94

Sodium dihydrogendiphosphate [7758―16―9]

含量 本品を乾燥したものは、ピロリン酸二水素二ナトリウム(Na2H2P2O7)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)10mLに硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 3.8~4.5(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 水不溶物 0.80%以下

あらかじめガラスろ過器(1G4)を110℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品5.0gを量り、水100mLを加えて溶かし、時々振り混ぜながら1時間放置する。不溶物は先のガラスろ過器でろ取し、水30mLで洗い、ガラスろ過器と共に110℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(2) 塩化物 Clとして0.057%以下(0.25g、比較液 0.01mol/L塩酸0.40mL)

(3) 正リン酸塩 本品1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を滴加するとき、著しい黄色を呈さない。

(4) 硫酸塩 SO4として0.038%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(5) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(110℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、硝酸5mL及び水25mLを加え、蒸発する水を補いながら30分間煮沸する。冷後、水を加えて正確に500mLとし、必要な場合には乾燥ろ紙でろ過し、検液とする。検液5mLを正確に量り、バナジン酸・モリブデン酸試液20mL及び水を加えて正確に100mLとし、よく振り混ぜて30分間放置した後、波長400nmにおける吸光度を測定する。対照には、水5mLを用いて検液と同様に操作した液を用いる。別にリン標準液10mLを正確に量り、硝酸(1→25)20mLを加え、更に水を加えて正確に250mLとする。この液10mL、15mL及び20mLをそれぞれ正確に量り、検液と同様に操作して吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度から検液5mL中のリン(P)の質量(g)を求め、次式により含量を求める。

ただし、

MP:検液5mL中のリン(P)の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA049300

T03220

ピロリン酸第二鉄

Ferric Pyrophosphate

Fe4(P2O7)3 分子量 745.21

Iron(Ⅲ) diphosphate

含量 本品を強熱したものは、ピロリン酸第二鉄(Fe4(P2O7)3)95.0%以上を含む。

性状 本品は、黄~黄褐色の粉末であり、においがなく、わずかに鉄味がある。

確認試験

(1) 本品0.2gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)10mLを加え、生じた赤褐色の沈殿をろ過する。ろ紙上の残留物に塩酸(1→4)を加えて溶かした液は、鉄(Ⅲ)塩の反応を呈する。

(2) (1)のろ液を硝酸(1→10)で弱酸性とし、これに硝酸銀溶液(1→50)を加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁

本品0.10gを量り、塩酸(1→2)5.0mLを加えて溶かし、水を加えて20mLとし、検液とする。

(2) 塩化物 Clとして3.55%以下

本品1.00gを量り、硝酸(1→2)5mLを加えて水浴中で加熱して溶かす。これにフェノールフタレイン試液数滴及び水酸化ナトリウム溶液(1→25)50mLを加え、よく振り混ぜた後、水を加えて100mLとし、約10分間放置した後、乾燥ろ紙でろ過する。ろ液10mLを量り、水を加えて100mLとする。この液2.0mLを量り、硝酸(1→10)で中和し、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.20mLを用いる。

(3) 硫酸塩 SO4として0.12%以下

(2)のろ液40mLを量り、塩酸(1→4)で中和し、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸1.0mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→2)5mLを加えて溶かした後、L(+)―アスコルビン酸0.2gを加えて溶かし、検液とする。ただし、アンモニア水で中和する操作は行わない。別に、ヒ素標準液に塩酸(1→2)5mLを加え、更にL(+)―アスコルビン酸0.2gを加えて溶かし、以下検液と同様に操作し、標準色とする。

強熱減量 20.0%以下(1時間)

定量法 本品を強熱し、直ちにその約0.3gを精密に量り、塩酸(1→2)20mLを加えて溶かし、水20mLで共栓フラスコに移す。次にヨウ化カリウム3gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行う。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=18.63mg Fe4(P2O7)3

FA049400

ピロリン酸第二鉄液

Ferric Pyrophosphate Solution

含量 本品は、ピロリン酸第二鉄(Fe4(P2O7)3=745.21)2.5~3.5%を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の乳状の液体であり、においがなく、わずかに鉄味がある。

確認試験

(1) 本品に過量の水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加え、生じた赤褐色の沈殿をろ過する。ろ紙上の残留物を塩酸(1→4)に溶かした液は、鉄(Ⅲ)塩の反応を呈する。

(2) (1)のろ液を硝酸(1→10)で弱酸性とし、硝酸銀溶液(1→50)を加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁

本品2.0gを量り、塩酸(1→2)5.0mLを加えて溶かし、水を加えて20mLとし、検液とする。

(2) 塩化物 Clとして0.35%以下

本品10gを量り、フェノールフタレイン試液数滴及び水酸化ナトリウム溶液(1→25)7mLを加え、よく振り混ぜた後、水を加えて100mLとし、約10分間放置し、乾燥ろ紙でろ過する。ろ液10mLを量り、水を加えて100mLとする。この液2.0mLを量り、硝酸(1→10)で中和し、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.20mLを用いる。

(3) 硫酸塩 SO4として0.002%以下

(2)のろ液40mLを量り、塩酸(1→4)で中和し、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.20mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして0.2μg/g以下(7.5g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品にL(+)―アスコルビン酸0.2gを加えて溶かし、検液とする。ただし、アンモニア水で中和する操作は行わない。別に、ヒ素標準液を量り、水4mLを加え、更にL(+)―アスコルビン酸0.1gを加えて溶かし、以下検液と同様に操作し、標準色とする。

定量法 本品約10gを精密に量り、水約30mLで共栓フラスコに移し、塩酸10mLを加えて溶かす。次にヨウ化カリウム3gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=18.63mg Fe4(P2O7)3

FA049500

T03230

ピロリン酸四ナトリウム

Sodium Pyrophosphate

ピロリン酸ナトリウム

Na4P2O7・nH2O(n=10又は0) 分子量 10水和物 446.06 無水物 265.90

Sodium diphosphate decahydrate [13472―36―1]

Sodium diphosphate [7722―88―5]

定義 本品には結晶物(10水和物)及び無水物があり、それぞれをピロリン酸四ナトリウム(結晶)及びピロリン酸四ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、ピロリン酸四ナトリウム(Na4P2O7)97.0%以上を含む。

性状 結晶物は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、無水物は、白色の粉末又は塊である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)10mLに酢酸(1→20)を加えて弱酸性とし、硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 9.9~10.7(1.0g、水100mL)

純度試験 本品を乾燥した後、試験を行う。

(1) 溶状 無色、微濁(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.21%以下(0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 正リン酸塩 本品1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、著しい黄色を呈さない。

(4) 硫酸塩 SO4として0.038%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(5) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 結晶物 42.0%以下(110℃、4時間)

無水物 5.0%以下(110℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約3gを精密に量り、水75mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ・キシレンシアノールFF試液3~4滴)。

1mol/L塩酸1mL=133.0mg Na4P2O7

FA049600

T03240

ピロール

Pyrrole

C4H5N 分子量 67.09

Pyrrole [109―97―7]

含量 本品は、ピロール(C4H5N)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1000 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

ピロール

FA049700

E00273

フィシン

Ficin

ファイシン

定義 本品は、イチジク(Ficus carica L.)又はヒゴ(Ficus insipida Willd.(Ficus glabrata Kunth))の樹液から得られた、たん白質を分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、フィシン活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

フィシン活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、「パパイン」の酵素活性測定法における希釈液を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

以下、「パパイン」の酵素活性測定法(ii)操作法を準用し、吸光度AT及び吸光度Abを測定するとき、ATはAbより大きい。

なお、吸光度を測定する液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA049800

E00274

フィターゼ

Phytase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus nigerに限る。)の培養物から得られた、フィチン酸を分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、フィターゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

フィターゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.40gを量り、pH5.5の酢酸緩衝液(0.005mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更にpH5.5の酢酸緩衝液(0.005mol/L)を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

フィチン酸ナトリウム塩水和物0.200gを量り、pH5.5の酢酸緩衝液(0.2mol/L)約50mLを加えて溶かし、酢酸(3→250)を加えてpH5.5に調整した後、同緩衝液を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試料液0.5mLを量り、37℃で5分間加温した後、基質溶液0.5mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で10分間加温する。この液に氷水中で冷却したモリブデン酸アンモニウム・硫酸試液(フィターゼ活性試験用)2mLを加えてよく振り混ぜ、検液とする。別に試料液0.5mLを量り、氷中で冷却したモリブデン酸アンモニウム・硫酸試液(フィターゼ活性試験用)2mLを加えてよく振り混ぜ、基質溶液0.5mLを加えてよく振り混ぜ、比較液とする。検液及び比較液につき、クエン酸一水和物溶液(21→100)0.1mLをそれぞれ加えてよく振り混ぜ、波長380nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA049900

E00275

フィチン酸(液体品)

Phytic Acid(Liquid)

定義 本品は、フィチン酸(イネ(Oryza sativa L.)の種子から得られた米ぬか又はトウモロコシ(Zea mays L.)の種子から水又は酸性水溶液で抽出し、精製して得られたイノシトールヘキサリン酸を主成分とするものをいう。)のうち、液体品である。

含量 本品は、フィチン酸(イノシトールヘキサリン酸)(C6H18O24P6=660.04)48.0~52.0%を含む。

性状 本品は、無~淡黄褐色の澄明なシロップ状の液体であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、酸性である。

(2) 本品の水溶液(1→10)にフェノールフタレイン試液3滴を加え、水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えて中和し、硝酸銀溶液(1→100)を滴加するとき、白色のコロイド性沈殿を生じる。

(3) 本品1mLを300mLのケルダールフラスコに入れ、硫酸3mLを加えて、3時間加熱して本品を分解する。冷後、水8mLを加え、フェノールフタレイン試液3滴を加え、水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(4) 本品3mL及び30%硫酸7mLを耐圧試験管に入れて密栓し、130℃で5時間加熱し、分解した後、水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えて中和し、更に水を加えて50mLとする。この液に、活性炭0.5gを加えて10分間かき混ぜた後、ろ過する。ろ液30mLをとり、塩化バリウム二水和物溶液(1→10)0.5mLを加えて蒸発乾固するとき、残留物は薄い赤色を呈する。ただし、30%硫酸は、硫酸3gを量り、氷水中で冷却下で水7gにかくはんしながら徐々に加える。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.040%以下(0.40g、比較液0.01mol/L 塩酸0.45mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.072%以下(0.40g、比較液0.005mol/L 硫酸0.60mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 遊離無機リン 1.0%以下

本品0.5gを量り、水を加えて溶かして正確に200mLとする。この液3mLを正確に量り、L(+)―アスコルビン酸溶液(1→100)5mLを加え、次に七モリブデン酸六アンモニウム四水和物1gを硫酸試液(0.025mol/L)100mLに溶かした液5mLを加え、更に酢酸緩衝液(pH4.0)を加えて正確に50mLとし、15分間放置した後、検液とし、波長750nmにおける吸光度を測定する。対照には、L(+)―アスコルビン酸溶液(1→100)5mLに、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物1gを硫酸試液(0.025mol/L)100mLに溶かした液5mLを加え、更に酢酸緩衝液(pH4.0)を加えて50mLとした液を用いる。別に、リン標準液5mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mL、10mL及び20mLをそれぞれ正確に量り、それぞれにL(+)―アスコルビン酸溶液(1→100)5mLを加え、以下検液の調製と同様に操作して吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度から、検液中の遊離無機リン濃度を求め、更に試料中の遊離無機リン量(%)を求める。

定量法 本品約1.5gを精密に量り、300mLのケルダールフラスコに入れ、硫酸10mL、硝酸2.5mLを加えて、液が透明になるまで加熱し、分解する。冷後、水を加えて正確に500mLとする。この液3mLを正確に量り、100mLメスフラスコに入れ、アンモニア水(1→4)で中和した後、硝酸(1→10)を加えて微酸性とする。この液に、バナジン酸・モリブデン酸試液20mLを加え、更に水を加えて正確に100mLとし、よく振り混ぜて30分間放置した後、検液とする。波長420nmにおける検液の吸光度を測定する。別に、リン標準液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液5mL、10mL及び20mLをそれぞれ正確に量り、100mLメスフラスコに入れ、以下検液の調製と同様に操作して発色させた後、波長420nmにおける吸光度を測定し、検量線を作成する。

この検量線と検液の吸光度から、検液中の総リン濃度を求め、更に試料中の総リン量(%)を求める。次に、総リン量(%)及び純度試験(5)で求めた遊離無機リン量(%)から次式によりフィチン酸の含量を求める。

フィチン酸(イノシトールヘキサリン酸)(C6H18O24P6)の含量(%)=(総リン量(%)―遊離無機リン量(%))×3.552

FA050000

E00275B

フィチン酸(粉末品)

Phytic Acid(Powder)

定義 本品は、フィチン酸(イネ(Oryza sativa L.)の種子から得られた米ぬか又はトウモロコシ(Zea mays L.)の種子から水又は酸性水溶液で抽出し、精製して得られたイノシトールヘキサリン酸を主成分とするものをいう。)のうち、粉末品である。デキストリン又は還元水飴を含むことがある。

含量 本品は、フィチン酸(イノシトールヘキサリン酸)(C6H18O24P6=660.04)として27.0%以上でその表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、淡黄~褐色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、酸性である。

(2) 本品の水溶液(1→10)にフェノールフタレイン試液3滴を加え、水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えて中和し、硝酸銀溶液(1→100)を滴加するとき、白色のコロイド性沈殿を生じる。

(3) 本品1.5gを300mLのケルダールフラスコに入れ、硫酸3mLを加えて、3時間加熱して本品を分解する。冷後、水8mLを加え、フェノールフタレイン試液3滴を加え、水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(4) 本品3.5gを量り、水100mLを加えて溶かす。この溶液をあらかじめ、弱塩基性陰イオン交換樹脂(遊離型)42mLを充填したカラムに注ぎ、1時間に100~200mLの速さで流す。次いで、水200mLで同様の速さで流して洗浄した後、硫酸試液(0.5mol/L)100mL、次いで、水100mLを同様の速さで流す。この溶出液200mLを減圧下で加温して水分を留去し、10mLまで濃縮し、耐圧試験管に入れて密栓し、以下「フィチン酸(液体品)」の確認試験(4)を準用する。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.040%以下(0.40g、比較液 0.01mol/L塩酸0.45mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.072%以下(0.40g、比較液 0.005mol/L硫酸0.60mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 遊離無機リン 1.0%以下

「フィチン酸(液体品)」の純度試験(5)を準用する。

定量法 「フィチン酸(液体品)」の定量法を準用する。

FA050040

T03245

フィチン酸カルシウム

Calcium Phytate

[3615―82―5]

定義 本品は、イノシトールヘキサリン酸のカルシウム塩(カルシウム・マグネシウム複塩を含む。)を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、総リン量として15~30%を含む。

性状 本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 定量法のA液2mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(2) 本品0.1gに酢酸(1→4)5mLを加えて煮沸する。冷後、ろ過し、ろ液にシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。この沈殿を分取し、塩酸(1→4)を追加するとき、沈殿は溶ける。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(乾燥したもの0.80g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(乾燥したもの0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 遊離無機リン 1%以下(乾燥物)

本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、水約150mLを加えて緩やかに2~3回振り混ぜた後、ろ過し、得られたろ液に水を加えて正確に200mLとする。この液3mLを正確に量り、L(+)―アスコルビン酸溶液(1→100)5mLを加え、次に、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物1gを硫酸試液(0.025mol/L)100mLに溶かした液5mLを加え、更に酢酸緩衝液(pH4.0)を加えて正確に50mLとし、15分間放置した後、検液とし、波長750nmにおける吸光度を測定する。対照には、L(+)―アスコルビン酸溶液(1→100)5mLに、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物1gを硫酸試液(0.025mol/L)100mLに溶かした液5mLを加え、更に酢酸緩衝液(pH4.0)を加えて50mLとした液を用いる。別に、リン標準液5mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液5mL、10mL及び20mLをそれぞれ正確に量り、それぞれにL(+)―アスコルビン酸溶液(1→100)5mLを加え、以下検液の調製と同様に操作して発色させた後、波長750nmにおける吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度から、検液中の遊離無機リン濃度を求め、更に試料中の遊離無機リン量(%)を求める。

乾燥減量 12%以下(1g、105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.6gを精密に量り、ケルダールフラスコ又は耐熱ガラス製のビーカーに入れ、硫酸及び硝酸をそれぞれ4mLずつ加え、耐熱ガラス製のビーカーの場合には時計皿で覆い、約150℃から徐々に温度を上げて加熱する。赤褐色の煙がほとんど発生しなくなり、液が透明になり白煙が発生するまで加熱し、分解する。なお、加熱中に内容物が黒化する場合には、硝酸約2mLずつを追加して加熱を続ける。冷後、水100mLを加えて混ぜた後ろ過し、ろ紙を水で洗い、洗液とろ液を合わせ、水を加えて正確に200mLとし、A液とする。A液2mLを正確に量り、100mLメスフラスコに入れ、フェノールフタレイン試液1滴を加えてアンモニア水(1→4)で中和した後、硝酸(1→10)を無色になるまで加えて微酸性とする。この液に、バナジン酸・モリブデン酸試液20mLを加え、更に水を加えて正確に100mLとし、よく振り混ぜて30分間放置した後、検液とする。波長420nmにおける検液の吸光度を測定する。別に、リン標準液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液5mL、10mL及び20mLをそれぞれ正確に量り、100mLメスフラスコに入れ、以下検液の調製と同様に操作して発色させた後、波長420nmにおける吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度から、検液中の総リン濃度を求め、更に試料中の総リン量(%)を求める。

FA050050

E00276

フィチン(抽出物)

Phytin(Extract)

定義 本品は、イネ属(Oryza)の種子より得られた米ぬか又はトウモロコシ(Zea mays L.)の種子から得られた、イノシトールヘキサリン酸マグネシウムを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、イノシトールヘキサリン酸マグネシウム(C6H6CaKMg4NaO24P6=847.33)80%以上を含む。

性状 本品は、白~類白色の粉末又は粒である。

確認試験 本品を硝酸銀溶液(1→50)で湿らせるとき、淡黄色を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 8.0%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1.0gを精密に量り、ケルダールフラスコに移し、硫酸カリウム及びあらかじめ細かく砕いた硫酸銅(Ⅱ)の混合物(9:1)5g及び硫酸20mLを加え、泡立ちが殆ど止むまで穏やかに加熱し、更に温度を上げて沸騰させ、緑色になってから更に3時間加熱する。冷後、ろ過し、ろ液に水を加えて正確に200mLとする。更にこの液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に、リン標準液1mLを正確に量り、水を加えて正確に10mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1mLずつ正確に量り、4―メチルアミノフェノール硫酸塩溶液(1→50)40mL及び七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(1→100)・硫酸混液(25:2)40mLを加えて混和し、37±0.5℃で20分間加温し、直ちに冷却した後、水を対照として、波長750nmにおける吸光度を測定し、次式により含量を求める。

イノシトールヘキサリン酸マグネシウムの含量(%)=0.02/MT×AT/AS×1000×4.560

ただし、

MT:試料の採取量(g)

AT:検液の吸光度

AS:標準液の吸光度

FA050100

T03250

L―フェニルアラニン

L―Phenylalanine

C9H11NO2 分子量 165.19

(2S)―2―Amino―3―phenylpropanoic acid [63―91―2]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―フェニルアラニン(C9H11NO2)98.5~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに苦味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品10mgに硝酸カリウム0.5g及び硫酸2mLを加え、水浴上で20分間加熱する。冷後、塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(1→10)5mLを加えて氷水中に10分間放置した後、水酸化ナトリウム溶液(2→5)9mLを加えて放置するとき、液は、赤紫色を呈する。

(3) 本品の水溶液(1→100)5mLに過マンガン酸カリウム溶液(1→100)1mLを加えて煮沸するとき、特異なにおいを発する。

比旋光度 画像1004 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、水、50mL、乾燥物換算)

pH 5.4~6.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、塩酸試液(1mol/L)10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=16.52mg C9H11NO2

FA050200

T03260

フェニル酢酸イソアミル

Isoamyl Phenylacetate

C13H18O2 分子量 206.28

3―Methylbutyl 2―phenylacetate [102―19―2]

含量 本品は、フェニル酢酸イソアミル(C13H18O2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1006 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

フェニル酢酸イソアミル

FA050300

T03270

フェニル酢酸イソブチル

Isobutyl Phenylacetate

C12H16O2 分子量 192.25

2―Methylpropyl 2―phenylacetate [102―13―6]

含量 本品は、フェニル酢酸イソブチル(C12H16O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1010 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

フェニル酢酸イソブチル

FA050400

T03280

フェニル酢酸エチル

Ethyl Phenylacetate

C10H12O2 分子量 164.20

Ethyl 2―phenylacetate [101―97―3]

含量 本品は、フェニル酢酸エチル(C10H12O2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1014 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

フェニル酢酸エチル

FA050500

T03290

2―(3―フェニルプロピル)ピリジン

2―(3―Phenylpropyl)pyridine

C14H15N 分子量 197.28

2―(3―Phenylpropyl)pyridine [2110―18―1]

含量 本品は、2―(3―フェニルプロピル)ピリジン(C14H15N)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1018 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。ただし、カラム温度は、180℃から毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を30分間保持する。

参照スペクトル

2―(3―フェニルプロピル)ピリジン

FA050600

T03300

フェネチルアミン

Phenethylamine

C8H11N 分子量 121.18

2―Phenylethylamine [64―04―0]

含量 本品は、フェネチルアミン(C8H11N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1022 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

フェネチルアミン

FA050700

E00278

フェルラ酸

Ferulic Acid

C10H10O4 分子量 194.18

(2E)―3―(4―Hydroxy―3―methoxyphenyl)prop―2―enoic acid [537―98―4]

含量 本品を乾燥したものは、フェルラ酸(C10H10O4)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品10mgに3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液10mLを加え、加温して溶かすとき、液は、淡黄色を呈する。

(2) 本品10mgをアセトン2mLに溶かし、塩化鉄(Ⅲ)六水和物・エタノール(95)溶液(1→50)0.1mLを加えるとき、液は、赤褐色を呈する。

(3) 本品のメタノール溶液(1→100000)は、波長231~235nm及び318~322nmに吸収極大がある。

(4) 本品60mgに酢酸エチルを加えて溶かし、10mLとした液を検液とする。別に定量用フェルラ酸15mgを量り、酢酸エチルを加えて溶かし、50mLとした液を対照液とする。検液及び対照液5μLにつき、「γ―オリザノール」の確認試験(4)を準用し、薄層クロマトグラフィーを行うとき、検液は、対照液のフェルラ酸と同位置に主スポットを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 類縁物質 確認試験(4)において、検液及び対照液につき、薄層クロマトグラフィーを行うとき、検液は、対照液のフェルラ酸と同位置以外にスポットを認めないか、又は他のスポットを認めても対照液のフェルラ酸のスポットより濃くない。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、50vol%エタノール50mLを加え、水浴上で加熱して溶かす。冷後、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液3滴)。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=19.42mg C10H10O4

FA050800

フェロシアン化カリウム

Potassium Ferrocyanide

ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム

K4[Fe(CN)6]・3H2O 分子量 422.39

Potassium hexacyanoferrate(Ⅱ) trihydrate [13943―58―3]

含量 本品は、フェロシアン化カリウム(K4[Fe(CN)6]・3H2O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、黄色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)10mLに塩化鉄(Ⅲ)試液1mLを加えるとき、濃青色の沈殿を生ずる。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) シアン 硫酸銅(Ⅱ)五水和物10mgに水8mL及びアンモニア試液2mLを加えて溶かす。この液にろ紙片を浸し、当該ろ紙片を硫化水素にさらすとき、当該ろ紙片は、褐色を呈する。このろ紙片に、本品の水溶液(1→100)1滴を滴加するとき、白色の輪を生じない。

(2) フェリシアン化塩 本品10mgを量り、水に溶かして正確に100mLとし、検液とする。別にヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム10mgを量り、水を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液のヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸イオンのピーク面積は、比較液のヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸イオンのピーク面積を超えない。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 205nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水200mLにpH7のリン酸緩衝液(0.05mol/L)325mL、リン酸二水素テトラ―n―ブチルアンモニウム試液(0.5mol/L)20mL及びアセトニトリル350mLを加え、水を加えて1000mLとする。

流量 1mL/分

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

定量法 本品約1gを精密に量り、水200mLを加えて溶かす。この液に硫酸10mLを加え、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。終点は、液の淡赤色が30秒間持続するときとする。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=42.24mg K4[Fe(CN)6]・3H2O

FA050900

フェロシアン化カルシウム

Calcium Ferrocyanide

ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カルシウム

Ca2[Fe(CN)6]・12H2O 分子量 508.29

Calcium hexacyanoferrate(Ⅱ) dodecahydrate [13821―08―4、無水物]

含量 本品は、フェロシアン化カルシウム(Ca2[Fe(CN)6]・12H2O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、黄色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 「フェロシアン化カリウム」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) シアン 「フェロシアン化カリウム」の純度試験(1)を準用する。

(2) フェリシアン化塩 「フェロシアン化カリウム」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

「フェロシアン化カリウム」の純度試験(3)を準用する。

定量法 本品約1gを精密に量り、水200mLを加えて溶かす。この液に硫酸10mLを加え、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。終点は、液の淡赤色が30秒間持続するときとする。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=50.83mg Ca2[Fe(CN)6]・12H2O

FA051000

フェロシアン化ナトリウム

Sodium Ferrocyanide

ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸ナトリウム

Na4[Fe(CN)6]・10H2O 分子量 484.06

Sodium hexacyanoferrate(Ⅱ) decahydrate [13601―19―9]

含量 本品は、フェロシアン化ナトリウム(Na4[Fe(CN)6]・10H2O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、黄色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 「フェロシアン化カリウム」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) シアン 「フェロシアン化カリウム」の純度試験(1)を準用する。

(2) フェリシアン化塩 「フェロシアン化カリウム」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

「フェロシアン化カリウム」の純度試験(3)を準用する。

定量法 本品約1gを精密に量り、水200mLを加えて溶かす。この液に硫酸10mLを加え、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。終点は、液の淡色が30秒間持続するときとする。

0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=48.41mg Na4[Fe(CN)6]・10H2O

FA051100

E00279

フクロノリ抽出物

Fukuronori Extract

定義 本品は、フクロフノリ(Gloiopeltis furcata)の全藻から得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、白~褐色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品4gを水200mLに加え、かき混ぜながら水浴中で約80℃に保ち、均一な粘ちゅうな液になるまで加熱し、蒸発した水分を補い室温まで冷却するとき、粘ちゅうな液のままである。

(2) (1)で得た溶液50mLに塩化カリウム0.2gを加え、再び加温し、よくかき混ぜた後、室温まで冷却するとき、粘ちゅうな液のままである。

(3) 本品0.1gを水20mLに加え、塩化バリウム二水和物溶液(3→25)3mL及び塩酸(2→5)5mLを加えてよく混和し、必要な場合には沈殿を分離して分離液を10分間煮沸するとき、白色の結晶性の沈殿を生ずる。

粘度 5.0mPa・s以上(1.5%、75℃)

乾燥物換算した本品7.5gを水450mLに加え、10~20分間かくはんして分散させる。さらに、水を加えて内容物を500gとし、連続的にかくはんしながら水浴中で80℃まで加熱する。水を加えて蒸発水分を補正した内容物の75℃における粘度を、粘度測定法の第2法により求める。ただし、あらかじめ約75℃まで加熱したローター1号及びアダプターを粘度計に装着し、所定の位置までローターを沈め、1分間当たり60回転、60秒後の値を読み取る。粘度が低すぎるときには、低粘度用アダプターを用い、粘度が高すぎるときにはローター2号を用いる。

純度試験

(1) 硫酸基 5~30%

「加工ユーケマ藻類」の純度試験(3)を準用する。

(2) 酸不溶物 2.0%以下

「加工ユーケマ藻類」の純度試験(4)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 12.0%以下(105℃、5時間)

灰分 5~30%(乾燥物換算)

酸不溶性灰分 1.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は10000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA051150

T03335

プシコースエピメラーゼ

Psicose Epimerase

Allulose Epimerase

アルロースエピメラーゼ

[1618683―38―7]

定義 本品は、細菌(Arthrobacter globiformisに限る。)が本来有するプシコースエピメラーゼ遺伝子を導入した大腸菌(Escherichia coli K―12 W3110株に限る。)の培養物から得られた、フルクトースとプシコースを相互に異性化する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

酵素活性 本品は、1g当たり230単位以上の酵素活性を有する。

性状 本品は、淡褐~濃褐色の液体又は灰色の粉末である。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、それぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 基質溶液 D(+)―プシコース0.18gを量り、水を加えて溶かし、更に水を加えて正確に5mLとする。用時調製する。

(ii) 試料液 本品約1.0gを精密に量り、1mL中に4~10単位を含むように、希釈液を加えて溶かして一定容量とし、試料液とする。ただし、希釈液はpH8.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)と塩化マグネシウム試液(1mol/L)を199:1の割合で混和した液を用いる。

(iii) D(-)―フルクトース標準液 酵素活性測定用D(-)―フルクトース約0.27gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、標準原液とする。標準原液を水で1.5倍、3倍、5倍及び15倍に正確に希釈し、1mL中にD(-)―フルクトース(C6H12O6=180.16)をそれぞれ10μmol、5μmol、3μmol及び1μmolを含む4濃度の液を調製し、D(-)―フルクトース標準液とする。

(iv) 操作法 試料液0.100mLを試験管に入れ、試料液の調製に用いた希釈液0.400mLを加えて混和し、蓋をして50±0.5℃で5分間加温する。次に、この試験管に基質溶液0.500mLを加えて混和し、50±0.5℃で正確に10分間反応させた後、水浴中で2分間加熱する。冷後、この液に、あらかじめろ紙で付着水を除いた強酸性陽イオン交換樹脂約100mg及び弱塩基性陰イオン交換樹脂(遊離型)約100mgを加えて15分間振とうし、メンブランフィルター(孔径0.2μm)でろ過し、検液とする。ただし、強酸性陽イオン交換樹脂は、C 試薬・試液等、1.試薬・試液、強酸性陽イオン交換樹脂の項に従い水洗したものを用いる。別に、試料液の代わりに希釈液0.100mLを試験管に入れ、以下検液の調製と同様に操作し、対照液とする。検液、対照液及び4濃度のD(-)―フルクトース標準液をそれぞれ10μLずつ正確に量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれのD(-)―フルクトース標準液のピーク面積と濃度(μmol/mL)から検量線を作成する。次に、検液及び対照液のD(-)―フルクトースのピーク面積を測定し、検量線から検液及び対照液中のD(-)―フルクトースの濃度(μmol/mL)をそれぞれ求め、次式により酵素活性を求める。その酵素活性の単位は、操作法の条件で試験するとき、1分間にD(-)―フルクトース1μmolを遊離させる酵素量を1単位とする。

酵素活性(単位/g)=(CT-CB)×VT/M

ただし、

CT:検液中のD(-)―フルクトースの濃度(μmol/mL)

CB:対照液中のD(-)―フルクトースの濃度(μmol/mL)

VT:調製した試料液の容量(mL)

M:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 約9μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Ca型)

カラム管 内径8mm、長さ30cmのステンレス管

カラム温度 80℃

移動相 水

流量 0.4mL/分

FA051200

T03340

ブタノール

Butanol

C4H10O 分子量 74.12

Butan―1―ol [71―36―3]

含量 本品は、ブタノール(C4H10O)99.5%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1027 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 酸価 2.0以下(香料試験法)

(2) ジブチルエーテル 0.15%以下

定量法を準用してガスクロマトグラフィーを行うとき、ジブチルエーテルのピーク面積は、全ピークの合計面積の0.15%以下である。ただし、ジブチルエーテル・1―ブタノール溶液(3→2000)1μLにつき、試験するとき、1―ブタノール及びジブチルエーテルのピークが完全に分離する操作条件を用いる。

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

ブタノール

FA051300

T03350

ブチルアミン

Butylamine

C4H11N 分子量 73.14

Butylamine [109―73―9]

含量 本品は、ブチルアミン(C4H11N)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1031 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

ブチルアミン

FA051350

T03355

sec―ブチルアミン

sec―Butylamine

C4H11N 分子量 73.14

Butan―2―amine [13952―84―6]

含量 本品は、sec―ブチルアミン(C4H11N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1035 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

sec―ブチルアミン

FA051400

T03360

ブチルアルデヒド

Butyraldehyde

Butanal

C4H8O 分子量 72.11

Butanal [123―72―8]

含量 本品は、ブチルアルデヒド(C4H8O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1039 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。

参照スペクトル

ブチルアルデヒド

FA051500

T03370

ブチルヒドロキシアニソール

Butylated Hydroxyanisole

C11H16O2 分子量 180.24

Mixture of 2―(1,1―dimethylethyl)―4―methoxyphenol and 3―(1,1―dimethylethyl)―4―methoxyphenol [25013―16―5]

性状 本品は、無色若しくはわずかに黄褐色を帯びた結晶若しくは塊又は白色の結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品のエタノール(95)溶液(1→100)2~3mLに四ホウ酸ナトリウム十水和物溶液(1→50)2~3滴及び2,6―ジクロロキノンクロロイミドの結晶を加えて振り混ぜるとき、液は、紫青色を呈する。

(2) 「ジブチルヒドロキシトルエン」の確認試験(2)を準用する。

融点 57~65℃

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、エタノール(95)10mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下

本品0.50gを量り、アセトン35mLを加えて溶かし、塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.20mLにアセトン35mL、塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) p―ヒドロキシアニソール 本品1.0gを量り、ジエチルエーテル/石油ベンジン混液(1:1)20mLを加えて溶かし、更に水10mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→25)1mLを加え、よく振り混ぜた後、静置し、下層をとる。この液にジエチルエーテル/石油ベンジン混液(1:1)20mLを加え、よく振り混ぜた後、静置し、下層をとり、水を加えて500mLとする。この液1.0mLを量り、比色管に入れ、水酸化ナトリウム溶液(1→25)2mL、ホウ酸溶液(3→100)5mL及び水を加えて30mLとする。さらに、4―アミノアンチピリン溶液(1→1000)5mLを加えて振り混ぜた後、ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液(1→100)1mLを加えて振り混ぜ、水を加えて50mLとし、15分間放置するとき、その液の色は、塩化コバルト(Ⅱ)比色標準原液0.6mLに水を加えて50mLとした液の色より濃くない。

強熱残分 0.05%以下

FA051600

E00281

ブドウ果皮色素

Grape Skin Extract

Grape Skin Color

エノシアニン

定義 本品は、アメリカブドウ(Vitis labrusca L.)又はブドウ(Vitis vinifera L.)の果皮から得られた、アントシアニンを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1043 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~120%を含む。

性状 本品は、赤~暗赤色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して1gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)1000mLを加えて溶かした液は、赤~赤紫色を呈する。

(2) (1)の溶液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、暗緑色に変わる。

(3) 本品にクエン酸緩衝液(pH3.0)を加えて溶かした液は、波長520~534nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 二酸化硫黄 色価1当たり0.005%以下

(i) 装置 概略は次の図による。ただし、硬質ガラス製であり、接合部はすり合わせにしてもよい。

A:蒸留フラスコ

B:しぶき止め連結導入管

C:小孔

D:冷却器

E:逆流止め

F:メスシリンダー

G:コック付き漏斗

H:シリコーンゴム栓

J:シリコーンゴム栓

K:シリコーンゴム管

(ii) 操作法 本品1~3gを精密に量り、500mLのしぶき止めが付いたAにとり、水100mLを加え、蒸留装置を連結する。Fには吸収液として酢酸鉛(Ⅱ)三水和物溶液(1→50)25mLを入れ、冷却器に付したEの下端を吸収液に浸し、Gよりリン酸(2→7)25mLを加え、F中の液量が100mLになるまで蒸留する。Dの下端を液面から離し、少量の水でその部分を洗い込む。この液に塩酸5mLを加え、直ちに0.005mol/Lヨウ素溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。

0.005mol/Lヨウ素溶液1mL=0.3203mg SO2

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH3.0)

測定波長 波長520~534nmの吸収極大の波長

FA051700

E00283

ブドウ種子抽出物

Grape Seed Extract

定義 本品は、アメリカブドウ(Vitis labrusca L.)又はブドウ(Vitis vinifera L.)の種子から得られた、プロアントシアニジンを主成分とするものである。デキストリン、果糖又はブドウ糖を含むことがある。

含量 本品を乾燥物換算したものは、プロアントシアニジン25%以上を含む。

性状 本品は、淡黄~濃褐色の粉末である。

確認試験 本品約10mgに水/エタノール(95)混液(1:1)10mLを加えてよく混合し、この液1mLに対して1―ブタノール/塩酸混液(95:5)10mLを加えた液は、無~淡黄褐色であり、これを95℃以上の水浴中で30分間加熱するとき、液は、淡赤~赤色又は赤紫色を呈する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 8.0%以下(105℃、5時間)

定量法

(1) 総フラバノールの定量 本品約0.1gを精密に量り、水/エタノール(95)混液(1:1)を加えて正確に100mLとし、試料液とする。用時調製する。試料液1.0mLを褐色試験管に正確に量り、バニリン・メタノール溶液(1→25)6.0mLを加え、よく振り混ぜる。この液に塩酸3.0mLを速やかに加え、直ちに密栓してよく振り混ぜる。これを20~40分間の範囲で一定時間静置し、検液とする。水/エタノール(95)混液(1:1)を対照として波長500nmにおける検液の吸光度ATを測定する。別に試料液の代わりに水/エタノール(95)混液(1:1)1.0mLを量り、検液の調製と同様に操作した液の吸光度ABを測定する。別に試料液1.0mLを褐色試験管に正確に量り、バニリン・メタノール溶液(1→25)の代わりにメタノール6.0mLを加え、検液の調製と同様に操作した液の吸光度ACを測定する。次式により総フラバノールに対応する吸光度Aを求める。

A=AT-AB-AC

無水物換算して約10mg、20mg及び30mgに対応する量の定量用(+)―カテキンを精密に量り、水/エタノール(95)混液(1:1)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。これら標準液をそれぞれ1.0mLずつ正確に量り、検液の場合と同様に操作して総フラバノールに対応する吸光度を求め、検量線を作成する。

吸光度Aと検量線から、乾燥物換算した試料中の総フラバノール量(%)を求める。ただし、検液の吸光度Aが検量線の範囲を超える場合には、検量線範囲に収まるように、水/エタノール(95)混液(1:1)を用いて試料液を希釈し、この液について測定を行う。検量線から得られた値について、希釈倍率を用いて換算する。なお、定量用(+)―カテキンは、別に直接滴定法又は電量滴定法により水分を測定する。

(2) 総カテキン類の定量 本品約0.1gを精密に量り、ジメチルスルホキシドを加えてかくはんして溶かして正確に10mLとし、試料液とする。試料液0.5mLを正確に量り、三角フラスコに入れ、酢酸エチル10mLを加えて振り混ぜる。この懸濁液をメンブランフィルター(孔径0.45μm、材質ポリテトラフルオロエチレン)を装着したガラスシリンジを用いてろ過し、ろ液をナス型フラスコに受ける。なお、メンブランフィルターは、あらかじめ酢酸エチル10mLを通して洗浄しておく。先の三角フラスコに酢酸エチル10mLを加えてよく洗い、この洗液も同一のメンブランフィルターを用いてろ過し、先のナス型フラスコに受ける。得られたろ液中の酢酸エチルを減圧下で留去し、ナス型フラスコに残ったジメチルスルホキシド溶液に水を加えて正確に10mLとし、検液とする。定量用(+)―カテキン約5mgを精密に量り、メタノールを加えて正確に100mLとし、カテキン標準液とする。なお、定量用(+)―カテキンは、別に直接滴定法又は電量滴定法により水分を測定する。また、別に(-)―エピカテキン、(-)―カテキンガレート及び(-)―エピカテキンガレートをそれぞれ2mgずつ量り、それぞれメタノールを加えて100mLとし、それぞれの標準液とする。検液及び各標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液中のカテキン、エピカテキン、カテキンガレート及びエピカテキンガレートのピーク面積ATC、ATEC、ATCG及びATECG並びにカテキン標準液のピーク面積ASCを測定し、以下の式により総カテキン類の含量(%)を求める。ただし、検液中のカテキン、エピカテキン、カテキンガレート及びエピカテキンガレートは、それぞれの標準液の主ピークの保持時間と一致することにより確認する。

ただし、

MS:無水物換算した定量用(+)―カテキンの採取量(mg)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相A 水/ギ酸混液(1000:1)

移動相B メタノール/ギ酸混液(1000:1)

濃度勾配 A:B(90:10)からA:B(50:50)までの直線濃度勾配を40分間行う。

流量 カテキンガレートの保持時間が約30分になるように調整する。

上の(1)及び(2)で得た総フラバノール量及び総カテキン類量の値から、次式によりプロアントシアニジンの含量を求める。

プロアントシアニジンの含量(%)=総フラバノール量(%)-総カテキン類量(%)

FA051800

T03380

フマル酸

Fumaric Acid

C4H4O4 分子量 116.07

(2E)―But―2―enedioic acid [110―17―8]

含量 本品は、フマル酸(C4H4O4)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがなく、特異な酸味がある。

確認試験

(1) 本品を加熱するとき、昇華する。

(2) 本品を105℃で3時間乾燥するとき、その融点は、287~302℃(封管中、分解)である。

(3) 本品0.5gに水10mLを加え、煮沸して溶かし、熱時臭素試液2~3滴を加えるとき、液の色は消える。

(4) 本品50mgを試験管に入れ、レソルシノール2~3mg及び硫酸1mLを加えて振り混ぜ、120~130℃で5分間加熱する。冷後、水を加えて5mLとする。この液に冷却しながら水酸化ナトリウム溶液(3→10)を滴加してアルカリ性とし、更に水を加えて10mLとするとき、液は、紫外線下で緑青色の蛍光を発する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、水酸化ナトリウム溶液(1→25)10mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.010%以下

本品1.0gを量り、水30mLを加えて振り混ぜ、フェノールフタレイン試液1滴を加え、液がわずかに赤色を呈するまでアンモニア試液を滴加し、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.20mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水10mLを加え、加熱して溶かす。冷後、検液とする。ただし、塩化スズ(Ⅱ)試液(酸性)は10mL、ヒ素分析用亜鉛は3gを用いる。

強熱残分 0.05%以下(5g)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=5.804mg C4H4O4

FA051900

T03390

フマル酸一ナトリウム

Monosodium Fumarate

フマル酸ナトリウム

C4H3NaO4 分子量 138.05

Monosodium monohydrogen (2E)―but―2―enedioate [5873―57―4]

含量 本品を乾燥したものは、フマル酸一ナトリウム(C4H3NaO4)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末であり、においがなく、特異な酸味がある。

確認試験

(1) 「フマル酸」の確認試験(3)及び(4)を準用する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 3.0~4.0(1.0g、水30mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明

本品0.50gを量り、水10mLを加え、40℃に加温して10分間振り混ぜて溶かし、検液とする。

(2) 硫酸塩 SO4として0.010%以下

「フマル酸」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水10mLを加え、加温して溶かす。冷後、検液とする。ただし、塩化スズ(Ⅱ)試液(酸性)は10mL、ヒ素分析用亜鉛は3gを用いる。

乾燥減量 0.5%以下(120℃、4時間)

強熱残分 50.5~52.5%(乾燥物)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、水30mLを加えて溶かし、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=13.81mg C4H3NaO4

FA052000

ブラックカーラント色素

Black Currant Color

定義 本品は、クロフサスグリ(Ribes nigrum L.)の果実から得られた、デルフィニジン3―ルチノシド等を主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1048 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は40以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は暗赤色の粉末、粘ちゅうなペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価40に換算して1gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)100mLを加えて溶かした液は、赤~赤紫色を呈する。

(2) (1)の溶液に、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、暗緑色に変わる。

(3) 本品にクエン酸緩衝液(pH3.0)を加えて溶かした液は、波長510~520nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 二酸化硫黄 色価1当たり0.005%以下

「ブドウ果皮色素」の純度試験(3)を準用する。

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH3.0)

測定波長 波長510~520nmの吸収極大の波長

FA052100

E00285

フルクトシルトランスフェラーゼ

Fructosyl Transferase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus属、Aureobasidium属及びPenicillium roquefortiに限る。)又は細菌(Arthrobacter属、Bacillus属、Microbacterium saccharophilum及びZymomonas mobilisに限る。)の培養物から得られた、糖のフルクトシル基を転移する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、フルクトシルトランスフェラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

フルクトシルトランスフェラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液又は反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水若しくはpH6.5のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

キシロース40gを量り、pH6.5のリン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)50mLを加えて40℃で加温して溶かす。冷後、この液に塩酸試液(1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を加えてpH6.5に調整した後、スクロース20gを加えて40℃で加温して溶かす。冷後、塩酸試液(1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を用いてpH6.5に調整し、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。なお、不溶物が認められる場合には、ろ紙でろ過する。

試料液0.2mLを量り、40℃で2分間加温し、あらかじめ40℃で加温した基質溶液0.2mLを加えて混和し、40℃で10分間加温する。この液0.1mLをあらかじめ水浴中で約10分間加熱した水1.9mLに加え、水浴中で20分間加熱し、室温まで冷却する。この液0.04mLを量り、D―グルコース・D―フルクトース測定用試液1.168mLを加えて混和し、室温で10~15分間放置し、検液とする。別に水1.9mLを量り、試料液0.05mLを加えて水浴中で10分間加熱した後、基質溶液を0.05mL加え、水浴中で20分間加熱し、室温まで冷却する。この液0.04mLを量り、D―グルコース・D―フルクトース測定用試液1.168mLを加えて混和し、室温で10~15分間放置し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長340nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、水若しくはpH5.5のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍若しくは100倍に希釈したものを試料液とする。

イヌリン(ダリア由来)又はイヌリン(チコリ由来)10gを量り、水を加えて加温して溶解する。冷後、100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液0.5mLにpH5.5のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)0.45mLを加えて混和し、60℃で10分間加温し、試料液0.05mLを加えて振り混ぜ、60℃で10分間加温した後、水浴中で5分間加熱し、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液を検液とする。別に試料液の代わりに水又はpH5.5のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.1mol/L)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。別にα―D―フルクトフラノースβ―D―フルクトフラノース1,2′:2,3′―二無水物0.5gを量り、水に溶かして100mLとし、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液を標準液とする。

検液、比較液及び標準液をそれぞれ5μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、α―D―フルクトフラノースβ―D―フルクトフラノース1,2′:2,3′―二無水物の保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液のα―D―フルクトフラノースβ―D―フルクトフラノース1,2′:2,3′―二無水物の保持時間にあるピーク面積より大きい。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 約6μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Na型)

カラム管 内径4~8mm、長さ25~35cmのステンレス管

カラム温度 60~80℃の一定温度

移動相 水

流量 0.5~1.2mL/分 α―D―フルクトフラノースβ―D―フルクトフラノース1,2′:2,3′―二無水物の保持時間が約7分になるように調整する。

第3法 本品1.0gを量り、水若しくはマッキルバイン緩衝液を加えて溶解して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

スクロース25.0gを量り、水を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。

pH5.0のマッキルバイン緩衝液(0.1mol/L)2.0mLを量り、試料液1.0mLを加えて混和し、40℃で2分間加温し、あらかじめ40℃に加温した基質溶液2.0mLを加え、40℃で加温しながら毎分30回の往復振とうで1時間振とうした後、直ちに水浴中で10分間加熱する。冷後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液を検液とする。別に試料液の代わりに水又はpH5.0のマッキルバイン緩衝液(0.1mol/L)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。別に1―ケストース0.40gを量り、水を加えて溶かし、20mLとし、標準液とする。

検液、比較液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、1―ケストースの保持時間にピークを認め、そのピーク面積は、比較液の1―ケストースの保持時間にあるピーク面積より大きい。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用アミノプロピル基化学結合型シリカゲル

カラム管 内径4mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 アセトニトリル/水混液(7:3)

流量 1.0mL/分

FA052200

T03400

フルジオキソニル

Fludioxonil

C12H6F2N2O2 分子量 248.19

4―(2,2―difluorobenzo[d][1,3]dioxol―4―yl)―1H―pyrrole―3―carbonitrile [131341―86―1]

含量 本品は、フルジオキソニル(C12H6F2N2O2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白~やわらかい黄色の粉末であり、においがない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 199~201℃

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

水分 0.50%以下(2g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品及び定量用フルジオキソニル約60mgずつを精密に量り、それぞれをメタノールに溶かして正確に100mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のフルジオキソニルのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

フルジオキソニル(C12H6F2N2O2)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用フルジオキソニルの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 270nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 25~40℃付近の一定温度

移動相 リン酸二水素カリウム3.8g及びリン酸水素二ナトリウム5.8gに水を加えて溶かし、1Lとする。この液100mLに水500mL、アセトニトリル300mL及びメタノール350mLを加える。

流量 1mL/分

参照スペクトル

フルジオキソニル

FA052300

E00286

プルラナーゼ

Pullulanase

定義 本品は、細菌(Bacillus属、Klebsiella属、Pullulanibacillus naganoensis及びSulfolobus solfataricusに限る。)の培養物から得られた、プルランを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、プルラナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合は、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

プルラナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水若しくはpH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.02mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

プルラン0.40gを量り、pH5.0のクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.02mol/L)を加えて溶かし、100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試験管に基質溶液1mLを量り、40℃で加温し、あらかじめ40℃で加温した試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で30分間加温し、ソモギー試液(Ⅰ)2mLを加えて混和した後、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で20分間加熱し、室温まで冷却する。この液にネルソン試液2mLを加え、赤色沈殿物を溶かした後、水4mLを加えて30分間放置し、検液とする。別に試験管に試料液1mLを量り、ソモギー試液(Ⅰ)2mLを加えて混和した後、基質溶液1mLを加えて混和し、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で20分間加熱し、室温まで冷却する。この液にネルソン試液2mLを加え、赤色沈殿物を溶かした後、水4mLを加えて30分間放置し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長520nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

プルラン(赤色)1.0gを量り、pH5.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)50mLを加えて溶かしたものを基質溶液とする。

試料液1mLを量り、基質溶液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で20分間加温する。この液にエタノール(99.5)4.0mLを加えて混和し、室温で5分間放置した後、遠心分離し、上澄液を検液とする。別に試料液の代わりにpH5.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長510nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度よりも大きい。

第3法 本品1.0gを量り、クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.0、システイン含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて5倍に希釈したものを試料液とする。

プルラン(還元処理)を0.3g量り、クエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.0、システイン含有)を加えて溶かし、50mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液3.3mLを量り、50℃で8分間加温し、試料液0.6mLを加えて50℃で20分間加温する。この液にp―ヒドロキシ安息香酸ヒドラジド試液1.8mLを加えて直ちに振り混ぜ、室温で20分間放置し、検液とする。別に試料液の代わりにクエン酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.05mol/L、pH5.0、システイン含有)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長405nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA052400

E00287

プルラン

Pullulan

定義 本品は、糸状菌(Aureobasidium pullulansに限る。)の培養液から、分離して得られた多糖類である。成分は、プルランである。

性状 本品は、白~淡黄白色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品10gを水100mLにかき混ぜながら少量ずつ加えて溶かすとき、粘ちゅうな溶液となる。

(2) (1)で得た溶液10mLにプルラナーゼ試液0.1mLを加えて混和し、放置するとき、粘性がなくなる。

(3) 本品の水溶液(1→50)10mLにポリエチレングリコール600を2mL加えるとき、直ちに白色の沈殿を生じる。

動粘度 15~180mm2/s

本品を乾燥した後、その10.0gを量り、水を加えて溶かして正確に100gとし、30±0.1℃で動粘度を測定する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 総窒素 0.05%以下

本品約3gを精密に量り、窒素定量法セミミクロケルダール法により試験を行う。ただし、分解に用いる硫酸の量は12mLとし、加える水酸化ナトリウム溶液(2→5)の量は40mLとする。

(4) 単糖類及び少糖類 12.0%以下

本品を乾燥し、その0.800gを水100mLに溶かし、試料原液とする。試料原液1mLに塩化カリウム飽和溶液0.1mLを加えた後、メタノール3mLを加えて激しく振り混ぜる。この液を遠心分離し、上澄液を試料液とする。別に試料原液1mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、標準原液とする。試料液0.2mLを正確に量り、氷水中で冷却したアントロン・75vol%硫酸溶液(1→500)5mLに静かに加えて直ちに混和し、90℃で10分間加温した後、直ちに冷却し、検液とする。ただし、75vol%硫酸は、氷水中冷却下で水15mLにかくはんしながら硫酸45mLを徐々に加える。試料液の代わりに標準原液及び水をそれぞれ0.2mLずつ正確に量り、検液の調製と同様に操作してそれぞれを標準液及び空試験液とする。検液、標準液及び空試験液につき水を対照として波長620nmにおけるそれぞれの吸光度AT、AS及びA0を測定し、次式により含量を求める。

乾燥減量 8.0%以下(90℃、減圧、6時間)

強熱残分 5.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は100以下である。また、大腸菌群及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌群試験及びサルモネラ試験の前培養液は、いずれも第1法により調製する。

FA052500

E00288

プロテアーゼ

Protease

たん白分解酵素

定義 本品は、動物、魚類若しくは甲殻類の筋肉若しくは臓器又は担子菌(Pycnoporus coccineusに限る。)、糸状菌(Aspergillus melleus、Aspergillus niger、Aspergillus oryzae、Aspergillus phoenicis、Aspergillus saitoi、Aspergillus sojae、Monascus pilosus、Monascus purpureus、Mucor circinelloides、Mucor javanicus、Mucor miehei、Mucor rouxii、Penicillium citrinum、Penicillium duponti、Rhizomucor miehei、Rhizopus chinensis、Rhizopus delemar、Rhizopus niveus及びRhizopus oryzaeに限る。)、酵母(Saccharomyces属に限る。)、放線菌(Streptomyces属に限る。)若しくは細菌(Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus clausii、Bacillus coagulans J4、Bacillus halodurans、Bacillus lentus、Bacillus licheniformis、Bacillus polymyxa、Bacillus stearothermophilus、Bacillus subtilis、Bacillus thermoproteolyticus、Geobacillus caldoproteolyticus、Geobacillus stearothermophilus、Lysobacter enzymogenes及びPseudomonas paucimobilisに限る。)の培養物から得られた、たん白質を分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、プロテアーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

プロテアーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水、冷却した水若しくはプロテアーゼ用試料希釈液を加えて溶解又は均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水、冷却した水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

プロテアーゼ用基質溶液5mLを量り、37℃で10分間加温した後、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を37℃で10分間加温した後、トリクロロ酢酸溶液(9→125)又はトリクロロ酢酸試液(プロテアーゼ活性試験用)5mLを加えて振り混ぜ、同温度で30分間加温した後、ろ過する。初めのろ液3mLを除き、次のろ液2mLを量り、炭酸ナトリウム試液(0.55mol/L)5mL及びフォリン試液(1→3)1mLを加えて混和し、37℃で30分間加温し、検液とする。別に試料液1mLを量り、検液の調製に用いたトリクロロ酢酸溶液(9→125)又はトリクロロ酢酸試液(プロテアーゼ活性試験用)5mLを加えて振り混ぜ、プロテアーゼ用基質溶液5mLを加えて直ちに混和し、37℃で30分間加温した後、ろ過する。以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長660nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品0.50gを量り、水若しくはpH4.7の酢酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

ヘモグロビン(ウシ由来)4.0gを量り、水100mLを加えて10分間かき混ぜながら溶かし、塩酸試液(0.3mol/L)を用いてpH1.7に調整し、10分間かくはんする。この液を酢酸ナトリウム試液(0.5mol/L)を用いてpH4.7に調整した後、更に水を加えて200mLとしたものを基質溶液とする。

栓付試験管に基質溶液10mLを入れ、40℃で約5分間加温した後、試料液2mLを加え、栓をして緩やかに30秒間混ぜた後、40℃で30分間加温する。この液にトリクロロ酢酸溶液(7→50)10mLを加えて約40秒間よく振り混ぜ、約10分毎に振り混ぜながら室温で60分間放置した後、激しく振り混ぜて内容物を分散させてろ過し、ろ液のうち、最初の半量は同じろ紙で再ろ過し、得られたろ液全量を検液とする。別に栓付試験管に基質溶液10mLを入れ、40℃で30分間加温した後、トリクロロ酢酸溶液(7→50)10mLを加えて約40秒間よく振り混ぜた後、あらかじめ40℃で30分間加温した試料液2mLを加えよく振り混ぜ、約10分毎に振り混ぜながら室温で60分間放置した後、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。

検液及び比較液につき、波長275nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。なお、吸光度測定の対照には、栓付試験管に基質溶液10mLを入れ、40℃で5分間加温した後、試料液の代わりに水又はpH4.7の酢酸緩衝液(0.1mol/L)2mLを加え、以下検液の調製と同様に操作した液を用いる。

第3法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

アゾカゼイン又はアゾコラーゲン0.5gを量り、トリス緩衝液(0.05mol/L、pH7.5、塩化カルシウム・ポリエチレングリコール含有)を加えて溶解又は懸濁し、塩酸試液(0.5mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)を用いてpH7.5に調整し、同緩衝液を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

試料液0.2mLを量り、30℃で2分間加温した後、あらかじめ30℃に加温した基質溶液1mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を30℃で5分間加温した後、トリクロロ酢酸溶液(1→10)0.2mLを加えて振り混ぜ、室温に5分間放置し、毎分14000回転で5分間遠心分離し、上澄液1mLを量り、水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)0.25mLを加え、検液とする。別に試料液の代わりにトリス緩衝液(0.05mol/L、pH7.5、塩化カルシウム・ポリエチレングリコール含有)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長420nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は比較液の吸光度よりも大きい。

第4法 本品1.5gを量り、ホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.01mol/L、pH8.5、ポリソルベート含有)加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

スクシニルトリアラニンパラニトロアニリド30mgを量り、ジメチルスルホキシド1mLを加えて溶かし、ホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.01mol/L、pH8.5、ポリソルベート含有)15mLを加えたものを基質溶液とする。

試料液0.1mLを量り、25℃で3分間加温した後、基質溶液1mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を25℃で10分間加温した後、酢酸(1→5)0.25mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりにホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.01mol/L、pH8.5、ポリソルベート含有)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長405nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA052600

T03420

プロパノール

Propanol

C3H8O 分子量 60.10

Propan―1―ol [71―23―8]

含量 本品は、プロパノール(C3H8O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1053 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

プロパノール

FA052700

T03430

プロピオンアルデヒド

Propionaldehyde

C3H6O 分子量 58.08

Propanal [123―38―6]

含量 本品は、プロピオンアルデヒド(C3H6O)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1057 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。

参照スペクトル

プロピオンアルデヒド

FA052800

T03440

プロピオン酸

Propionic Acid

C3H6O2 分子量 74.08

Propanoic acid [79―09―4]

含量 本品は、プロピオン酸(C3H6O2)99.5%以上を含む。

性状 本品は、油状の澄明な液体で、特異なにおいがある。

確認試験 本品1mLに硫酸3滴及びエタノール(95)1mLを加え、加熱するとき、芳香を発する。

純度試験

(1) 蒸留試験 138.5~142.5℃で95vol%以上を留出する。(第2法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) アルデヒド類 プロピオンアルデヒドとして0.2%以下

本品10mLを量り、あらかじめ水50mL及び亜硫酸水素ナトリウム溶液(1→80)10mLを入れた250mLの共栓三角フラスコに入れ、栓をして激しく振り混ぜた後、30分間放置し、液の色が黄褐色になるまで0.05mol/Lヨウ素溶液で滴定するとき、その消費量は、7mL以下である。別に空試験を行い、補正する。

(5) 蒸発残留物 0.01%以下

本品20gを量り、140℃で恒量になるまで蒸発し、その残留物の質量を量る。

定量法 本品約3gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)40mLを加えて溶かし、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=74.08mg C3H6O2

FA052900

T03450

プロピオン酸イソアミル

Isoamyl Propionate

C8H16O2 分子量 144.21

3―Methylbutyl propanoate [105―68―0]

含量 本品は、プロピオン酸イソアミル(C8H16O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1063 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

プロピオン酸イソアミル

FA053000

T03460

プロピオン酸エチル

Ethyl Propionate

C5H10O2 分子量 102.13

Ethyl propanoate [105―37―3]

含量 本品は、プロピオン酸エチル(C5H10O2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1067 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 2.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

プロピオン酸エチル

FA053100

T03470

プロピオン酸カルシウム

Calcium Propionate

C6H10CaO4・nH2O(n=1又は0) 分子量 1水和物 204.23 無水物 186.22

Monocalcium dipropanoate monohydrate

Monocalcium dipropanoate [4075―81―4]

含量 本品を乾燥したものは、プロピオン酸カルシウム(C6H10CaO4)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶、粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)5mLに硫酸(1→10)5mLを加えて加熱するとき、特異なにおいを発する。

(2) 本品は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 水不溶物 0.30%以下

本品10.0gを量り、水100mLを加え、時々振り混ぜて1時間放置した後、不溶物をガラスろ過器(1G4)でろ取し、水30mLで洗い、180℃で4時間乾燥し、その質量を量る。

(2) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品2.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴及び0.1mol/L塩酸0.30mLを加えるとき、液は、無色である。この液に0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液0.6mLを加えるとき、液の色は、赤色に変わる。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 9.5%以下(120℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液25mLを正確に量り、水75mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→10)15mLを加えて約1分間放置し、NN指示薬0.1gを加え、直ちに0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する。終点は、赤色が完全に消失して青色となったときとする。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=9.311mg C6H10CaO4

FA053200

T03480

プロピオン酸ナトリウム

Sodium Propionate

C3H5NaO2 分子量 96.06

Monosodium propanoate [137―40―6]

含量 本品を乾燥したものは、プロピオン酸ナトリウム(C3H5NaO2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶、結晶性の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「プロピオン酸カルシウム」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、微濁(1.0g、水20mL)

(2) 遊離酸及び遊離アルカリ 「プロピオン酸カルシウム」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、1時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.25gを精密に量り、非水滴定用酢酸40mLを加えて溶かし、必要な場合には加温し、0.1mol/L過塩素酸で滴定する(指示薬 クリスタルバイオレット・酢酸試液2滴)。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.606mg C3H5NaO2

FA053300

T03490

プロピオン酸ベンジル

Benzyl Propionate

C10H12O2 分子量 164.20

Phenylmethyl propanoate [122―63―4]

含量 本品は、プロピオン酸ベンジル(C10H12O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1073 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

プロピオン酸ベンジル

FA053350

T03495

プロピコナゾール

Propiconazole

C15H17Cl2N3O2 分子量 342.22

(2RS,4RS;2RS,4SR)―1―[2―(2,4―dichlorophenyl)―4―propyl―1,3―dioxolan―2―ylmethyl]―1H―1,2,4―triazole [60207―90―1]

含量 本品は、プロピコナゾール(C15H17Cl2N3O2)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~暗い黄赤色の粘ちゅうな液体であり、においがない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。ただし、窓板は塩化ナトリウムを使用する。

純度試験 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製における強熱温度は450℃とする。

定量法 本品及び定量用プロピコナゾール約50mgずつを精密に量り、それぞれに内標準液20mLを正確に加えた後、アセトンを加えて溶かして正確に100mLとし、検液及び標準液とする。ただし、内標準液は、定量用フルジオキソニル75mgを量り、アセトンを加えて溶かして正確に50mLとしたものとする。検液及び標準液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のフルジオキソニルのピーク面積に対するプロピコナゾールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

プロピコナゾール(C15H17Cl2N3O2)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:定量用プロピコナゾールの採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 200℃で注入し、毎分5℃で280℃まで昇温する。

注入口温度 250℃付近の一定温度

検出器温度 300℃付近の一定温度

キャリヤーガス ヘリウム

流量 プロピコナゾールの保持時間が10~15分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

参照スペクトル

プロピコナゾール

FA053370

T03497

プロピルアミン

Propylamine

C3H9N 分子量 59.11

Propan―1―amine [107―10―8]

含量 本品は、プロピルアミン(C3H9N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1080 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

プロピルアミン

FA053400

T03500

プロピレングリコール

Propylene Glycol

C3H8O2 分子量 76.09

Propane―1,2―diol [57―55―6]

含量 本品は、プロピレングリコール(C3H8O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の粘ちゅうな液体であり、においがなく、わずかに苦味及び甘味がある。

確認試験

(1) 本品1mLに硫酸水素カリウム0.5gを加えて加熱するとき、果実ようのにおいを発する。

(2) 本品2~3滴にトリフェニルクロロメタン0.7gを混和し、ピリジン1mLを加え、還流冷却器を付けて水浴上で1時間加熱する。冷後、アセトン20mLを加え、加温して溶かし、活性炭20mgを加えて振り混ぜた後、ろ過し、ろ液が約10mLになるまで濃縮し、冷却する。析出した結晶をろ取し、デシケーター中で4時間乾燥するとき、その融点は174~178℃である。

純度試験

(1) 蒸留試験 185~189℃で95vol%以上を留出する。(第2法)

(2) 遊離酸 水50mLにフェノールフタレイン試液1mLを加え、液が30秒間持続する赤色を呈するまで水酸化ナトリウム溶液(1→2500)を加えた後、本品10mLを正確に量って加え、混和する。次に0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液0.20mLを加えるとき、液は、30秒以上持続する赤色を呈する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 0.2%以下(10g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.05%以下(10g)

定量法 本品約1gを精密に量り、水を加えて正確に250mLとする。この液10mLを正確に量り、共栓フラスコに入れ、過ヨウ素酸ナトリウム試液10mLを正確に量って加え、更に硫酸(1→2)4mLを加えてよく振り混ぜ、40分間放置する。この液にヨウ化カリウム5gを量って加え、直ちに密栓してよく振り混ぜた後、暗所に5分間放置し、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1mL)。別に空試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

FA053500

T03510

プロピレングリコール脂肪酸エステル

Propylene Glycol Esters of Fatty Acids

定義 本品は、脂肪酸とプロピレングリコールのエステル又は油脂とプロピレングリコールのエステル交換物である。

性状 本品は、白~淡黄褐色の粉末、薄片、粒、ろう状の塊若しくは半流動体又は無~淡黄褐色の液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.1gにエタノール(95)2mLを加えて加温して溶かし、硫酸(1→20)5mLを加え、水浴中で30分間加熱した後、冷却するとき、油滴又は白~黄白色の固体を生じる。この油滴又は固体を分離し、これにジエチルエーテル3mLを加えて振り混ぜるとき溶ける。

(2) 本品約5gに3.5w/v%水酸化カリウム・エタノール試液50mLを加え、還流冷却器を付け、水浴中で1時間加熱する。この液のメタノール溶液(1→5)を検液とする。メタノール/プロピレングリコール混液(9:1)及びメタノール/グリセリン混液(9:1)を対照液とする。検液及び対照液をそれぞれ5μLずつ量り、アセトン/水混液(9:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行う。展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、110℃で10分間加熱して溶媒を除く。冷後、チモール・硫酸試液を噴霧した後、110℃で20分間加熱して呈色させ、観察するとき、対照液のプロピレングリコールと同位置に黄色のスポットを認める。また、更に対照液のグリセリンと同位置の黄褐色のスポットを認める場合もある。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 酸価 8.0以下(油脂類試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) ポリオキシエチレン 「ソルビタン脂肪酸エステル」の純度試験(4)を準用する。

強熱残分 1.5%以下

FA053600

E00291

ブロメライン

Bromelain

定義 本品は、パイナップル(Ananas comosus(L.)Merr.)の果実又は根茎から得られた、たん白質分解酵素である。乳糖又はデキストリンを含むことがある。

酵素活性 本品は、1g当たり500000単位以上の酵素活性を有する。

性状 本品は、白~淡黄褐色の粉末であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、鉛試験法第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) シアン化物 本品5.0gを量り、蒸留フラスコに入れ、L(+)―酒石酸2g及び水50mLを加え、必要な場合にはシリコーン樹脂1滴を加え、あらかじめ冷却器を付けて水酸化ナトリウム試液(1mol/L)2mL及び水10mLを入れた受器を接続した蒸留装置に連結し、留分25mLを得るまで蒸留し、この留分に水を加えて50mLとする。この液25mLに硫酸鉄(Ⅱ)試液0.5mL、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(9→5000)0.5mL及び10%硫酸試液1mLを加えるとき、液は、青色を呈さない。

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 検液 L―システイン塩酸塩一水和物5.27g、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物2.23g及び塩化ナトリウム23.4gを水に溶かし、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH4.5に調整し、水を加えて1000mLとし、希釈液とする。本品約0.1gを精密に量り、乳鉢に入れ、希釈液を加えてかき混ぜた後、正確に100mLとする。この液を、必要な場合には遠心分離し、上澄液を希釈液で希釈して1mL中に30~50単位を含む液を調製する。

(ii) 操作法 検液1mLを正確に量り、試験管に入れ、37±0.5℃で5分間加温した後、あらかじめ37±0.5℃に加温したカゼイン試液(pH7.0)5mLを正確に加え、直ちに振り混ぜる。この液を37±0.5℃で正確に10分間反応させた後、トリクロロ酢酸試液5mLを正確に加えて振り混ぜ、再び37±0.5℃で40分間放置した後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。最初の3mLを除いたろ液につき、水を対照とし、波長275nmにおける吸光度ATを測定する。別に検液1mLを正確に量り、トリクロロ酢酸試液5mLを正確に加えてよく振り混ぜた後、更にカゼイン試液(pH7.0)5mLを正確に加えてよく振り混ぜ、37±0.5℃で40分間放置し、以下同様に操作して、吸光度A0を測定する。また、チロシン標準液につき、水を対照とし、波長275nmにおける吸光度ASを測定する。さらに、塩酸試液(0.1mol/L)につき、水を対照とし、波長275nmにおける吸光度AS0を測定し、次式により酵素活性を求める。その酵素活性の単位は、操作法の条件で試験するとき、1分間にチロシン1μgに相当するアミノ酸を生成する酵素量を1単位とする。

ただし、M:検液1mL中の試料の量(mg)

FA053700

E00292

L―プロリン

L―Proline

C5H9NO2 分子量 115.13

(2S)―pyrrolidine―2―carboxylic acid [147―85―3]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―プロリン(C5H9NO2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で1分間加熱するとき、黄色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→500)1mLに炭酸ナトリウム十水和物溶液(1→50)1mL、ペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム二水和物溶液(1→100)1mL及びアセトアルデヒド(1→10)1mLを加えるとき、液は、青色を呈する。

比旋光度 画像1088 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、水、100mL、乾燥物換算)

pH 5.9~6.9(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.25gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=11.51mg C5H9NO2

FA053800

E00292B

L―プロリン液

L―Proline Solution

含量 本品は、L―プロリン(C5H9NO2=115.13)50%以下で、その表示量の95~110%を含む。

性状 本品は、無色の液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに甘い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→200)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で1分間加熱するとき、黄色を呈する。

(2) 本品4gに水100mLを加え、混和した液は、左旋性である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g・C5H9NO2以下(L―プロリン(C5H9NO2)2.0gに対応する量、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g・C5H9NO2以下(L―プロリン(C5H9NO2)0.50gに対応する量、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加え、必要な場合には加温して溶かし、検液とする。

強熱残分 L―プロリン(C5H9NO2)当たり0.1%以下

定量法 L―プロリン(C5H9NO2)として約0.25gに対応する量の本品を精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=11.51mg C5H9NO2

FA053850

E00161D

分岐シクロデキストリン

Branched Cyclodextrin

分岐サイクロデキストリン

定義 本品は、デンプンを酵素処理して得られた6~8個のD―グルコース単位からなるシクロデキストリンに、糖がα―1,6―グルコシド結合したものを主成分とするものである。

含量 本品の粉末試料を乾燥したもの又は液体試料を乾燥物換算したものは、分岐シクロデキストリン35%以上を含み、かつ総シクロデキストリン(α―シクロデキストリン、β―シクロデキストリン、γ―シクロデキストリン及び分岐シクロデキストリン)の合計量として55%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末又は無~淡黄色の粘ちゆうな液体であり、においがない。

確認試験 液体試料の場合は、乾燥物換算して10.0gに相当する量の本品を量り、水で正確に50mLとし、A液とする。

粉末試料0.2g又はA液1.0mLにヨウ素試液2mLを加え、水浴中で加熱して溶かした後、冷水に浸して冷却するとき、暗紫色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 粉末試料 無色、澄明(0.50g、水50mL)

(2) 塩化物 Clとして0.018%以下

粉末試料の場合は、本品0.50gを量り、試料とする。液体試料の場合は、確認試験のA液2.5mLを量り、試料液とする。比較液には、0.01mol/L塩酸0.25mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1μg/g以下(1.5g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 還元物質 粉末試料の場合は、本品を乾燥し、その1.0gを量り、水25mLに溶かし試料液とする。液体試料の場合は、確認試験のA液5mLを正確に量り、水20mLを加えて試料液とする。試料液にフェーリング試液40mLを加え、3分間穏やかに煮沸する。冷後、沈殿がなるべくフラスコ内に残るように注意しながら、上澄液をガラスろ過器(1G4)を用いてろ過し、沈殿を温水で洗液がアルカリ性を呈さなくなるまで洗い、洗液を先のガラスろ過器を用いてろ過し、ろ液は捨てる。沈殿に硫酸鉄(Ⅲ)試液20mLを加えて溶かし、これを先のガラスろ過器を用いてろ過した後、水洗し、ろ液及び洗液を合わせ、80℃に加熱し、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定するとき、その消費量は70mL以下である。

乾燥減量 粉末試料 14.0%以下(120℃、2時間)

液体試料 30.0%以下(105℃、4時間)

粉末試料の場合は、乾燥減量試験法により試験を行う。液体試料の場合は、本品2~5gを、あらかじめ質量を精密に量った海砂約10g及び質量を精密に量った小ガラス棒と共にひよう量瓶に入れて、その質量を精密に量り、小ガラス棒を用いて速やかに均一に混合した後、小ガラス棒と共に加熱し、乾燥減量を測定する。

強熱残分 粉末試料 0.1%以下(2g、550℃)

液体試料 0.1%以下(2g、550℃、乾燥物換算)

定量法 粉末試料の場合は、本品を乾燥し、その約0.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に10mLとし、検液とする。液体試料の場合は、確認試験のA液2.5mLを正確に量り、水を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に定量用γ―シクロデキストリンを乾燥し、約0.4gを精密に量り、水を加えて溶かし正確に10mLとし、標準液とする。別に定量用α―シクロデキストリン0.1g及び定量用β―シクロデキストリン0.1gを水10mLに溶かし、比較液とする。検液、標準液及び比較液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。ただし、面積測定範囲は、検液注入後60分間とする。検液中のα―シクロデキストリン、β―シクロデキストリン、γ―シクロデキストリンは、比較液及び標準液の主ピークの保持時間と一致することにより確認し、ピーク面積を測定する。検液のα―シクロデキストリン、β―シクロデキストリン、γ―シクロデキストリンのピークの合計面積XSUM及びγ―シクロデキストリンの保持時間より遅いピークの合計面積YSUM、また標準液のγ―シクロデキストリンのピーク面積ZSを測定し、次式により含量を求める。

分岐シクロデキストリンの含量(%)=MS/MT×YSUM/ZS×100

ただし、

MS:定量用γ―シクロデキストリンの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用アミノプロピル基化学結合型シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ約25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 アセトニトリル/水混液(31:19)

流量 γ―シクロデキストリンの保持時間が14~15分になるよう調整する。

FA053900

E00293

粉末セルロース

Powdered Cellulose

定義 本品は、パルプを分解して得られた、セルロースを主成分とするものである。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品10gに水290mLを加え、かき混ぜ機を用いて高速度(毎分12000回転以上)で5分間かき混ぜた後、その100mLを100mLのメスシリンダーに入れ、1時間放置するとき、液は分離し、澄明~白色の上澄液と沈殿を生じる。

(2) 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

pH 5.0~7.5

本品10.0gを量り、水90mLを加え、時々かき混ぜる。1時間後に遠心分離し、上澄液について測定する。

純度試験

(1) 水可溶物 1.5%以下

本品を乾燥し、その約6gを精密に量り、水(二酸化炭素除去)90mLを加え、10分間時々かき混ぜた後、ガラスろ過器(1G4)でろ過し、最初の10mLを除いたろ液を得る。必要な場合には、更に先のガラスろ過器でろ過し、澄明なろ液を得る。あらかじめ乾燥し、質量を精密に量った蒸発皿にろ液15mLを入れ、焦がさないように水浴上で加熱し、蒸発乾固した後、105℃で1時間乾燥し、質量を精密に量る。別に空試験を行い、補正する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) デンプン 確認試験(1)で、かき混ぜ機を用いて5分間かき混ぜた後に得られる液20mLに、ヨウ素試液を数滴加え、かき混ぜるとき、液の色は、青紫色又は青色を呈さない。

乾燥減量 10.0%以下(105℃、3時間)

灰分 0.3%以下(約800℃、2時間)

参照スペクトル

粉末セルロース

FA054000

粉末ビタミンA

Dry Formed Vitamin A

定義 本品は、ビタミンA脂肪酸エステルを粉末化したもの又はビタミンA油を粉末化したものである。

含量 本品は、表示量の90~120%のビタミンAを含む。

性状 本品は、淡黄~淡赤褐色の粉末である。

確認試験 本品のビタミンA1500単位に相当する量を量り、乳鉢ですり潰し、温湯10mLを加え、よくかき混ぜて乳状とし、エタノール(95)10mLを加えて乳化状態をなくす。この液をフラスコに移し、更にヘキサン20mLを加えてよく振り混ぜた後、静置するか、又は遠心分離して二層に分ける。ヘキサン層を採り、水20mLを加えてよく振り混ぜて洗い、水層を分離し、ヘキサン層を減圧下で蒸発乾固する。残留物を石油エーテル5mLに溶かし、検液とする。以下「ビタミンA脂肪酸エステル」の確認試験(1)を準用する。

純度試験

(1) 変敗 本品は、不快なにおいがない。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(1.5g、標準色 ヒ素標準液9.0mL、装置B)

本品を量り、ケルダールフラスコに入れ、硝酸20mLを加え、内容物が流動状となるまで弱く加熱する。冷後、硫酸5mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。液がなお褐色を呈するときは、冷後、硝酸5mLを追加し、加熱する。この操作を液が無~淡黄色となるまで繰り返す。冷後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて25mLとし、この液10mLを量り、検液とする。別に、ヒ素標準液を量り、ケルダールフラスコに入れ、硝酸20mL及び硫酸5mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。冷後、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→25)15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後、水を加えて25mLとし、この液10mLを量り、以下検液と同様に操作し、標準色とする。

乾燥減量 5.0%以下(減圧、4時間)

強熱残分 5.0%以下

定量法 本品約5gを精密に量り、少量の温湯を加えてよく振り混ぜて乳状とし、フラスコに入れ、以下「ビタミンA油」の定量法を準用する。

保存基準 遮光した密封容器に入れ、保存する。

FA054100

E00296

ヘキサン

Hexane

定義 本品は、主としてn―ヘキサン(C6H14)を含む。

性状 本品は、無色澄明の揮発性の液体で、特異なにおいがある。

屈折率 画像1091 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 蒸留試験 64~70℃で95vol%以上を留出する。(第2法)

(2) 硫黄化合物 本品5mLを量り、硝酸銀アンモニア試液5mLを加え、よく振り混ぜながら光を避けて60℃で5分間加熱するとき、液の色は、褐色を呈さない。

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を加熱して蒸発乾固する。残留物に硫酸1mLを加えて硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱した後、電気炉に入れ、500℃で3時間加熱する。塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して蒸発乾固した後、硝酸(1→150)を加えて溶かし、10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→150)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(4) ベンゼン ベンゼンとして0.25vol%以下

本品50mLを正確に量り、内標準液50mLを正確に量って加えて混和し、検液とする。ただし、内標準液は、4―メチル―2―ペンタノン0.5mLを量り、紫外吸収スペクトル測定用ヘキサンを加えて100mLとする。別にベンゼン0.25mLを正確に量り、紫外吸収スペクトル測定用ヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液50mLを正確に量り、内標準液50mLを正確に量って加えて混和し、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液中のベンゼンに相当するピークの示すピーク高さと4―メチル―2―ペンタノンの示すピーク高さの比QTは、比較液中のベンゼンの示すピーク高さと4―メチル―2―ペンタノンの示すピーク高さの比QSを超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して10%のポリエチレングリコール6000

担体 177~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3~4mm、長さ2~3mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 50~70℃の一定温度

キャリヤーガス 窒素

流量 ベンゼンのピークが約5分後に現れるように調整する。

(5) 蒸発残留物 0.0013w/v%以下

本品150mLを量り、注意しながら蒸発した後、105℃で2時間乾燥し、残留物の質量を量る。

(6) 硫酸呈色物 本品5mLを量り、試料とし、比色標準液Bを用いて試験を行う。

FA054200

T03520

ヘキサン酸

Hexanoic Acid

カプロン酸

C6H12O2 分子量 116.16

Hexanoic acid [142―62―1]

含量 本品は、ヘキサン酸(C6H12O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1094 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ヘキサン酸

FA054300

T03530

ヘキサン酸アリル

Allyl Hexanoate

カプロン酸アリル

C9H16O2 分子量 156.22

Prop―2―en―1―yl hexanoate [123―68―2]

含量 本品は、ヘキサン酸アリル(C9H16O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、パイナップルようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1098 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

ヘキサン酸アリル

FA054400

T03540

ヘキサン酸エチル

Ethyl Hexanoate

カプロン酸エチル

C8H16O2 分子量 144.21

Ethyl hexanoate [123―66―0]

含量 本品は、ヘキサン酸エチル(C8H16O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1102 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

ヘキサン酸エチル

FA054450

T03545

ヘキシルアミン

Hexylamine

C6H15N 分子量 101.19

Hexan―1―amine [111―26―2]

含量 本品は、ヘキシルアミン(C6H15N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1106 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

ヘキシルアミン

FA054500

E00297

ペクチナーゼ

Pectinase

定義 本品は、担子菌(Corticium属に限る。)、糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus alliaceus、Aspergillus awamori、Aspergillus carbonarius、Aspergillus japonicus、Aspergillus niger、Aspergillus pulverulentus、Aspergillus usamii、Rhizopus oryzae及びTrichoderma属に限る。)、酵母(Geotrichum klebahnii及びTrichosporon属に限る。)、放線菌(Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Bacillus subtilisに限る。)の培養物から得られた、ペクチン及びペクチン酸を分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ペクチナーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ペクチナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、pH4.0のクエン酸・塩酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

ペクチン(かんきつ類由来)又はペクチン酸(かんきつ類由来)0.6gを量り、pH4.0のクエン酸・塩酸緩衝液(0.1mol/L)80mLを加えて溶かす。クエン酸三ナトリウム試液(1mol/L)、又は塩酸試液(0.1mol/L)を用いてpH4.0に調整した後、pH4.0のクエン酸・塩酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液10mLを40℃で5分間加温した後、試料液1mLを加えて直ちに混和し、40℃で30分間加温した後、炭酸ナトリウム試液(1mol/L)3mLを加える。この液に0.05mol/Lヨウ素溶液6mLを加えてよく振り混ぜ、暗所に30分間放置した後、硫酸試液(2mol/L)6mLを加え、検液とする。別に炭酸ナトリウム試液(1mol/L)3mLに試料液1mLを加えて混和し、基質溶液10mL及び0.05mol/Lヨウ素溶液6mLを加えてよく振り混ぜ、暗所に30分間放置した後、硫酸試液(2mol/L)6mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、チオ硫酸ナトリウム試液(0.02mol/L)で滴定(指示薬 溶性デンプン試液1~2滴)するとき、検液のチオ硫酸ナトリウム試液(0.02mol/L)の消費量は、比較液のチオ硫酸ナトリウム試液(0.02mol/L)の消費量よりも小さい。終点は、生じた青色が消えるときとする。

第2法 本品1.0gを量り、冷水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に冷水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

ペクチン(かんきつ類由来)又はペクチン(リンゴ由来)0.95gを量り、あらかじめ70~90℃に加温した水約70mL中に入れて溶かす。冷後、クエン酸一水和物溶液(21→1000)又はリン酸水素二ナトリウム溶液(71→2500)を用いてpH3.5に調整し、pH3.5のマッキルバイン緩衝液10mL及び水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液6mL及びpH3.5のマッキルバイン緩衝液6mLを量り、粘度測定法第1法の毛細管粘度計の管Aから静かに入れ、粘度計を40℃の恒温水槽中に垂直に設置し、10~15分間放置した後、試料液2mLを加え、管Cを指で閉じ、管Bより空気を吹き込み内容液を混合する。40℃で加温しながら、同粘度測定法により操作して流下に要する時間(秒)を測定し、この操作を連続して5回繰り返し、その平均を検液の流下時間とする。別に試料液の代わりに水2mLを用いて検液の調製と同様に操作して流下に要する時間(秒)の平均を求め、これを比較液の流下時間とする。このとき、検液の流下時間は、比較液の流下時間よりも小さい。

第3法 本品0.83gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて25倍に希釈したものを試料液とする。

エステル化ペクチン5.0gを量り、あらかじめ40℃に加温した水800mLに徐々に加え懸濁させ、更にかくはんしながら加温して60℃以下で溶かす。冷後、この液に塩化マグネシウム六水和物2.03gを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を用いてpHを4.80±0.04に調整した後、水を加えて1000mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液20mLを量り、30℃で15分間加温した後、pH電極を浸す。この液を0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液を用いてpH4.80±0.04に調整した後、試料液1mLを加える。試料液添加後2分間pH4.80±0.04に保持するように、0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液を連続して滴加し、その消費量を検液の消費量とする。別に試料液の代わりに水1mLを用いて検液の調製と同様に操作したときの0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量を比較液の消費量とする。このとき、検液の消費量は比較液の消費量よりも大きい。なお、全ての操作はかくはんしながら行う。

第4法 本品0.71gを量り、酢酸緩衝液(0.02mol/L、pH5.0、アルブミン含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して250mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

ポリガラクツロン酸ナトリウム塩0.5gを水約80mLにかくはんしながら徐々に加え、5分間で懸濁する。この懸濁液を80~85℃で2分間加温した後、常温まで急冷する。この中にpH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)を5mL加え、更に水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。

40℃で1分加温した試料液0.5mLにあらかじめ40℃で加温した基質溶液0.5mLを加え、直ちにかくはん後、40℃で10分間放置する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸試液(ペクチナーゼ活性試験用)1mLを加えて混和し、水浴中で5分間加熱する。冷後、水5mLを加え、検液とする。別に試料液の代わりに酢酸緩衝液(0.02mol/L、pH5.0、アルブミン含有)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第5法 本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて50倍に希釈したものを試料液とする。

pH5.5のクエン酸・リン酸緩衝液(0.1mol/L)100mLに水50mLを加えて60℃に加温し、ペクチン(リンゴ由来)1gを徐々に加えて約20分間かくはんして完全に溶かす。冷後、水を加えて200mLとしたものを基質溶液とする。

試料液0.5mLにあらかじめ45℃で加温した基質溶液2.5mLを加え、45℃で10分間加温した後、塩酸試液(0.5mol/L)1mLを加えて混和し、検液とする。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長235nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。なお、吸光度の測定は45℃で行い、また、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第6法 本品1.0gを量り、トリス緩衝液(0.1mol/L、pH7.8、塩化カルシウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

2―アミノ―2―ヒドロキシメチル―1,3―プロパンジオール溶液(969→20000)30mLを量り、塩酸試液(1mol/L)6.6mL及び水10mLを加えて混和する。この液にポリガラクツロン酸ナトリウム塩0.27gを加え、室温で20分間以上かくはんして溶かした後、塩酸試液(1mol/L)を用いてpH7.8に調整し、水を加えて60mLとしたものを基質溶液とする。

基質溶液0.9mLに塩化カルシウム二水和物溶液(1→10000)0.9mLを加えて混和し、37℃で約5分間加温する。この液に試料液0.2mLを加えて混和し、37℃で10分間加温した後、塩酸試液(0.05mol/L)2mLを加え、検液とする。別に基質溶液0.9mLに塩化カルシウム二水和物溶液(1→10000)0.9mLを加えて混和し、37℃で15分間加温した後、塩酸試液(0.05mol/L)2mLを加え、次いで試料液0.2mLを加えて混和し、比較液とする。検液及び比較液につき、調製した後30分間以内に波長235nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA054600

E00298

ペクチン

Pectin

定義 本品は、かんきつ類、リンゴ等から得られた、部分的にメチルエステル化されたポリガラクツロン酸等の水溶性多糖類を成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖又はデキストリンを含むことがある。

性状 本品は、白~淡褐色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品50mgを量り、2―プロパノール1mLを加える。さらに、電磁式かくはん機でかき混ぜながら、水50mLを加える。水酸化ナトリウム試液(0.5mol/L)を加えてpH12に調整した後、15分間放置する。塩酸試液(0.5mol/L)を加えてpH7.0に調整した後、水を加えて正確に100mLとし、試料液とする。ペクチン測定用トリス緩衝液(pH7.0)0.5mLを石英セルに入れ、試料液1.0mL、水0.5mL及びペクチン測定用ペクチン酸リアーゼ溶液0.5mLを加えて混合し、検液とする。別にペクチン測定用トリス緩衝液(pH7.0)0.5mLを石英セルに入れ、試料液1.0mL及び水1.0mLを加えて混合し、酵素空試験液とする。また、ペクチン測定用トリス緩衝液(pH7.0)0.5mLを石英セルに入れ、水1.5mL及び酵素溶液0.5mLを加えて混合し、試料空試験液とする。検液、酵素空試験液及び試料空試験液の波長235nmにおける吸光度を測定する。さらに、10分後に波長235nmにおける吸光度を測定し、次式により0分の吸光度A0及び10分後の吸光度A10を求めるとき、吸光度の変化(A10-A0)の値は、0.023以上である。

0分の吸光度A0=0分の検液の吸光度-(0分の酵素空試験液の吸光度+0分の試料空試験液の吸光度)

10分後の吸光度A10=10分後の検液の吸光度-(10分後の酵素空試験液の吸光度+10分後の試料空試験液の吸光度)

純度試験

(1) アミド基 総カルボキシ基に対して25%以下

本品約5gを精密に量り、ビーカーに入れ、塩酸5mL及び60vol%エタノール100mLを加え、10分間かき混ぜた後、ガラスろ過器(1G3)を用いてろ過し、残留物を60vol%エタノール/塩酸混液(20:1)15mLずつで6回洗う。次に、60vol%エタノールで先のガラスろ過器上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで洗う。さらに、エタノール(95)20mLで洗い、105℃で150分乾燥する。冷後、質量を測定する。この約10分の1に当たる量を精密に量り、その質量をM(mg)とする。これにエタノール(95)2mLを加えて湿らせ、煮沸して冷却した水100mLを加え、時々振り混ぜてよく水和させた後、フェノールフタレイン試液を5滴加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、滴定値をV1とする。次に0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液20mLを正確に量って加え、よく振り混ぜ、15分間静置する。さらに、0.5mol/L塩酸20mLを正確に量って加え、液の桃色が消えるまで振り混ぜ、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、滴定値をV2とする。終点は、激しく振り混ぜるとき、液がわずかに桃色を呈するときとする。窒素定量法中のケルダール法の装置に従い、滴定した液を500mLのケルダールフラスコに移し、しぶき止め及び冷却器を付ける。あらかじめ0.1mol/L塩酸20mL及び水(二酸化炭素除去)150mLを吸収用フラスコに入れ、冷却器の下端をこの液中に浸す。水酸化ナトリウム溶液(1→10)20mLをケルダールフラスコに入れ、泡立ち過ぎないように注意しながら加熱し、80~120mLが留出するまで蒸留する。メチルレッド試液を数滴加え、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、滴定値をSとする。別に空試験を行い、滴定値をBとする。

総カルボキシ基に対するアミド基の含量(%)=((B-S)/(V1+V2+(B-S)))×100

(2) ガラクツロン酸 65%以上

純度試験(1)で得られたM、V1、V2、B及びSを用いて、次式により求める。

ガラクツロン酸の含量(%)=((19.41×{V1+V2+(B-S)})/M)×100

(3) 総窒素 2.5%以下

本品約2gを量り、塩酸5mL及び60vol%エタノール100mLを加え、10分間かき混ぜた後、ガラスろ過器(1G3)を用いてろ過する。ガラスろ過器上の残留物を60vol%エタノール/塩酸混液(20:1)15mLずつで6回洗い、更に洗液が塩化物の反応を示さなくなるまで60vol%エタノールで洗った後、エタノール(95)20mLで洗う。残留物をガラスろ過器と共に105℃で150分乾燥した後、その約0.2gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法で測定する。

(4) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「キラヤ抽出物」の純度試験(3)を準用する。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(7) 総不溶物 3.0%以下

本品1gを250mLビーカーに量り、2―プロパノール5mLを加え、分散する。電磁式かくはん機でかき混ぜながら、あらかじめガラス繊維ろ紙でろ過したエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム・水酸化ナトリウム試液100mLを加える。30分間かき混ぜた後、沸騰するまで加熱する。泡立ちが激しい場合には加熱を弱める。直ちに又は熱時、あらかじめ105℃の乾燥機に約1時間入れた後、デシケーター中で冷却し、質量を測定した直径70mmのガラス繊維ろ紙を用いて減圧ろ過する。ビーカーを、あらかじめガラス繊維ろ紙でろ過した温湯100mLずつで5回洗い、それぞれの洗液を先のろ紙でろ過した後、その残留物をろ紙と共に105℃で1時間乾燥する。デシケーター中で冷却した後、その質量を精密に量る。

ただし、

MR:残留物の質量(g)

MF:ろ紙の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

(8) 2―プロパノール及びメタノールの合計量 1.0%以下

本品約0.1gを精密に量り、内標準液(1→25)10mLを正確に加え、密栓し、均一に分散するまでかき混ぜる。この液を遠心式限外ろ過ユニットに移し、毎分5000回転で30分間遠心ろ過し、ろ液を検液とする。ただし、内標準液は2―メチル―2―プロパノール溶液(1→1000)とする。別に2―プロパノール及びメタノールをそれぞれ約0.1gずつ精密に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液10mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノール及びメタノールのピーク面積比QT1及びQT2並びにQS1及びQS2を求め、次式により2―プロパノール及びメタノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS1/MT×QT1/QS1

メタノールの量(%)=MS2/MT×QT2/QS2

ただし、

MS1:2―プロパノールの採取量(g)

MS2:メタノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニル系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールの保持時間が約2分、2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 12.0%以下(105℃、2時間)

酸不溶性灰分 1.0%以下

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA054700

E00299

ペクチン分解物

Pectin Digests

定義 本品は、ペクチン(サトウダイコン(Beta vulgaris L. var. rapa Dum.)、ヒマワリ(Helianthus annuus L.)、アマダイダイ(Citrus sinensis(L.)Osbeck)、グレープフルーツ(Citrus × paradisi Macfad.)、ライム(Citrus aurantiifolia(Christm.)Swingle)、レモン(Citrus limon(L.) Burm. f.)又はリンゴ(Malus pumila Mill.)から、水若しくは酸性水溶液で抽出したものから得られたもの又はこれをアルカリ性水溶液若しくは酵素で分解したものから得られたメチル化ポリガラクツロン酸等の多糖類を成分とするものをいう。)を酵素で分解して得られた、ガラクツロン酸を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、ガラクツロン酸(C6H10O7=194.14)40%以上を含む。

性状 本品は、褐~黒褐色の液体である。

確認試験

(1) 本品1gを水9mLに加えてよくかき混ぜるとき、ゲルを形成しない。

(2) 氷冷した四ホウ酸ナトリウム・硫酸試液5mLに、本品の水溶液(1→1000)1mLを加え、水浴中で10分間加熱した後、直ちに冷水で冷却する。この液にカルバゾール・エタノール試液0.2mLを加えて水浴中で15分間加熱するとき、紫色になる。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 70%以下(105℃、3時間)

定量法 本品約1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、試料液とする。試験管に四ホウ酸ナトリウム・硫酸試液5mLを正確にとって氷冷し、試料液1mLを正確に加え、試験管に蓋をして水浴中で10分間加熱した後、直ちに氷上で5分間冷却する。この液にカルバゾール・エタノール試液0.2mLを加えて水浴中で15分間加熱し、氷上で5分間冷却して検液とする。別に定量用ガラクツロン酸を無水物として、0.01mg/mL、0.05mg/mL、0.1mg/mL及び0.2mg/mLとなるよう水に溶かし、検液の調製と同様に操作し、標準液とする。検液と各標準液の530nmにおける吸光度を測定する。標準液の吸光度から検量線を作成する。検液中のガラクツロン酸濃度を検量線から求め、更に乾燥物換算を行う。

FA054800

E00301

ヘスペリジナーゼ

Hesperidinase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus属及びPenicillium decumbensに限る。)の培養物から得られた、ヘスペリジンを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ヘスペリジナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ヘスペリジナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

ヘスペリジン0.125gを量り、水25mL及び水酸化ナトリウム試液(1mol/L)12.5mLを加えて溶かし、pH3.8のマッキルバイン緩衝液37.5mLを加え、塩酸試液(1mol/L)でpH3.8に調整した後、pH3.8のマッキルバイン緩衝液を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。調製した後、60分以内に使用する。

基質溶液4mLを量り、40℃で10~15分間加温し、試料液1mLを加えて振り混ぜ、40℃で30分間加温した後、ソモギー試液(Ⅱ)5mLを加えて水浴中で20分間加熱する。冷後、ヨウ化カリウム溶液(1→200)1.5mL及び硫酸試液(1mol/L)3mLをそれぞれ加えてよく振り混ぜ、検液とする。別に試料液の代わりに水1mLを用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液を0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定(指示薬 溶性デンプン試液3滴)するとき、検液の0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量は比較液の0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量よりも小さい。終点は、青色が消えるときとする。

FA054900

E00302

ヘスペリジン

Hesperidin

ビタミンP

C28H34O15 分子量 610.57

(2S)―5―hydroxy―2―(3―hydroxy―4―methoxyphenyl)―4―oxochroman―7―yl α―L―rhamnopyranosyl―(1→6)―β―D―glucopyranoside [520―26―3]

定義 本品は、柑橘の果皮、果汁又は種子から得られた、ヘスペリジンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、ヘスペリジン(C28H34O15)95.0~110.0%を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の結晶又は白~淡黄白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品は、水酸化ナトリウム溶液(1→20)又は加熱した炭酸ナトリウム溶液(1→100)に溶け、液は、帯赤黄~赤黄色を呈する。

(2) 本品0.1gにエタノール(95)5mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→20)1mLを加え、2~3分間煮沸する。冷後、ろ過するとき、ろ液は、黄色を呈する。

(3) 本品0.1gにエタノール(95)5mLを加えて加熱する。冷後、ろ過し、ろ液4mLに塩酸1mL及びマグネシウム粉末10mgを加えて放置するとき、液は、赤色を呈する。

(4) 本品0.1gに塩酸(1→9)10mLを加えて5分間煮沸する。冷後、ろ過し、ろ液を水酸化ナトリウム溶液(1→4)で中和し、フェーリング試液4mLを加えて加熱するとき、赤色の沈殿を生ずる。

純度試験

(1) 溶状 帯赤黄~黄褐色、ほとんど澄明(1.0g、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 本品を乾燥し、その約50mgを精密に量り、水酸化カリウム試液(0.01mol/L)に溶かして正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、水酸化カリウム試液(0.01mol/L)で正確に50mLとし、波長286nmにおける吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ヘスペリジン(C28H34O15)の含量(%)=A/M×25/251.7×100

ただし、M:試料の採取量(g)

FA055000

E00303

ベタイン

Betaine

C5H11NO2 分子量 117.15

2―(N,N,N―Trimethylammonio)acetate [107―43―7]

定義 本品は、テンサイ(Beta vulgaris L.)の糖蜜から、分離して得られたものである。成分は、ベタインである。

含量 本品を乾燥したものは、ベタイン(C5H11NO2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、吸湿性と潮解性がある白色の結晶で、わずかににおいがあり、甘味とわずかな苦味がある。

確認試験 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

pH 5.0~7.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.005%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.15mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.01%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.20mL)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 3.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下(500℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約1gを精密に量り、水に溶かして正確に100mLとし、検液とする。別に定量用ベタインを減圧下で105℃、3時間乾燥し、その約0.5g及び1.0gを精密に量り、それぞれ水に溶かして正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液を10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。2濃度の標準液におけるベタインのピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のベタインのピーク面積から検液中のベタインの量(g)を求め、次式により含量を求める。

ベタイン(C5H11NO2)の含量(%)=MB/MT×100

ただし、

MB:検液中のベタインの量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 70℃

移動相 水

流量 ベタインの保持時間が約9分になるように調整する。

参照スペクトル

ベタイン

FA055100

E00304

ベニコウジ黄色素

Monascus Yellow

モナスカス黄色素

定義 本品は、ベニコウジカビ属糸状菌(Monascus pilosus及びMonascus purpureus に限る。)の培養液から得られた、キサントモナシン類を主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1113 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は70以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、黄~黄褐色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価70に換算して1gに相当する量を量り、エタノール(95)100mLに溶かした後、必要な場合には、遠心分離又はろ過する。その液は、黄色を呈し、緑色の蛍光を発する。

(2) 本品の表示量から、色価70に換算して1gに相当する量を量り、水5mLに溶かし、更に水酸化ナトリウム溶液(1→25)1mLを加えて振り混ぜるとき、液の色は、赤褐色に変わる。

(3) 本品の表示量から、色価70に換算して1gに相当する量を量り、水5mLに溶かし、更に硫酸0.1mLを加えて振り混ぜるとき、黄~黄褐色の濁りを生ずる。

(4) 本品を50vol%エタノールに溶かした液は、波長458~468nmに吸収極大がある。

(5) 本品の表示量から、色価70に換算して1gに相当する量を量り、エタノール(95)10mLに溶かす。この液を毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、エタノール(95)/3―メチル―1―ブタノール/水/アンモニア水(28)混液(4:4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、観察するとき、Rf値が0.8付近に蛍光を帯びた黄色のスポットを認め、紫外線(波長366nm付近)を照射するとき、このスポットは黄緑色の蛍光を発する。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 50vol%エタノール

測定波長 波長458~468nmの吸収極大の波長

FA055200

E00305

ベニコウジ色素

Monascus Color

モナスカス色素

定義 本品は、ベニコウジカビ属糸状菌(Monascus pilosus及びMonascus purpureusに限る。)の培養液から得られた、アンカフラビン類及びモナスコルブリン類を主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1114 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は暗赤色の粉末、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して1gに相当する量を量り、水/エタノール(95)混液(1:1)100mLを加えて溶かした後、必要な場合には、遠心分離又はろ過する。その液は、赤橙~暗赤色を呈する。

(2) (1)の液1mLに、アンモニア水1mL及びアセトン1mLを加え、45~55℃で1分間加熱するとき、液の色は、黄橙色を呈し、10分間放置するとき、黄緑色の蛍光を発する。

(3) (1)の液0.1mLに硝酸3mLを加えて直ちに振り混ぜるとき、液の色は、黄色を呈する。

(4) 本品に水/エタノール(95)混液(1:1)を加えて溶かした液は、波長480~520nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) シトリニン 0.2μg/g以下(色価50に換算)

メタノールで洗浄し、水置換したスチレン―ジビニルベンゼン系又はアクリル酸エステル系吸着用樹脂を、内径1cmのガラス管に樹脂高10cmとなるよう充填する。本品の表示量から、色価50に換算して約1gに相当する量を精密に量り、ガラス管の樹脂上に積層する。次にメタノール/水混液(7:3)を流量2~3mL/分で流下させ、初めの流出液20mLを採取する。なお、吸着用樹脂については、シトリニンが20mL以内に流出することを確認する。この液を孔径0.5μm以下のメンブランフィルターでろ過し、検液とする。別にシトリニン10mgを量り、メタノールを加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、メタノール/水混液(7:3)を加えて正確に100mLとする。さらに、この液1mL、5mL及び10mLを正確に量り、メタノール/水混液(7:3)を加えてそれぞれ正確に100mLとし、標準液とする。検液及び3濃度の標準液をそれぞれ5μLずつ量り、次の操作条件で速やかに液体クロマトグラフィーを行う。次にシトリニンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。ただし、検液のシトリニンのピークは、他のピークのテーリングの影響を受けるため、シトリニンの定量は、テーリング上のピークとしての面積処理を行った上で、検量線を用いて行う。

操作条件

検出器 蛍光検出器(励起波長330nm、蛍光波長500nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3.9~4.6mm、長さ25~30cmのステンレス管

カラム温度 常温

移動相 水/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸混液(1000:1000:1)

流量 1mL/分

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 水/エタノール(95)混液(1:1)

測定波長 波長480~520nmの吸収極大の波長

FA055300

E00306

ベニバナ赤色素

Carthamus Red

カーサマス赤色素

定義 本品は、ベニバナ(Carthamus tinctorius L.)の花から得られた、カルタミンを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1115 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は500以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、暗赤~暗紫色の粉末、塊又はペーストで、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価500に換算して0.1gに相当する量の本品を量り、N,N―ジメチルホルムアミド200mLを加えて溶かした液は、赤色を呈し、波長525~535nmに吸収極大がある。

(2) 本品の表示量から、色価500に換算して10mgに相当する量を量り、水50mLを加えて得られた液は、赤色を呈する。この液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、液の色は、暗黄色に変わる。この液に10%塩酸試液を加えて酸性にするとき、液の色は、赤色に変わる。

(3) 本品の表示量から、色価500に換算して1gに相当する量を量り、N,N―ジメチルホルムアミド10mLを加えて溶かし、検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、観察するとき、Rf値0.4付近に橙赤色のスポットを認め、このスポットは、紫外線(波長255nm付近)を照射するとき、赤紫色の蛍光を発する。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 N,N―ジメチルホルムアミド

測定波長 波長525~535nmの吸収極大の波長

FA055400

E00307

ベニバナ黄色素

Carthamus Yellow

カーサマス黄色素

定義 本品は、ベニバナ(Carthamus tinctorius L.)の花から得られた、サフラーイエロー類を主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1116 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は100以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、黄~暗褐色の粉末、塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価100に換算して0.1gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH5.0)100mLを加えて溶かした液は、黄色を呈し、波長400~408nmに吸収極大がある。

(2) (1)の液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、液の色は、やや橙色を増す。

(3) 本品の表示量から、色価100に換算して1gに相当する量を量り、水1mLを加えて溶かし、更にメタノール10mLを加えてかき混ぜた後、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、観察するとき、Rf値0.20~0.50付近に2個以上の黄色のスポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用微結晶セルロースを担体とし、60~80℃で20分間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH5.0)

測定波長 波長400~408nmの吸収極大の波長

FA055500

E00309

ペプシン

Pepsin

定義 本品は、動物又は魚類から得られた、たん白質分解酵素である。乳糖又はデキストリンを含むことがある。

酵素活性 本品は、1g当たり110000単位以上の酵素活性を有する。

性状 本品は、弱い吸湿性のある白~淡黄褐色の粉末又は淡黄褐~褐色のペースト若しくは液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、鉛試験法第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 検液 約1250単位の酵素活性に対応する量の本品を精密に量り、氷冷した塩酸試液(0.01mol/L)を加えて正確に50mLとする。

(ii) 操作法 約1250単位の酵素活性に対応する量の含糖ペプシン標準品を精密に量り、氷冷した塩酸試液(0.01mol/L)を加えて正確に50mLとし、標準液とする。氷冷しながら検液及び標準液をそれぞれ1mLずつ正確に量り、あらかじめ正確に量り、37±0.5℃で10分間加温したカゼイン試液(pH2.0)5mLずつにそれぞれ加え、直ちに振り混ぜる。これらの液を37±0.5℃で正確に10分間反応させ、トリクロロ酢酸溶液(9→125)5mLを正確に加えて振り混ぜ、再び37±0.5℃で30分間放置した後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。最初の3mLを除いたろ液2mLずつをそれぞれ正確に量り、炭酸ナトリウム試液(0.55mol/L)5mL及びフォリン試液(1→3)1mLをそれぞれに正確に加え、37±0.5℃で30分間放置する。これらの液につき、水を対照とし、波長660nmにおける吸光度を測定し、それぞれの吸光度をAT及びASとする。

別に検液及び標準液1mLずつをそれぞれ正確に量り、トリクロロ酢酸溶液(9→125)5mLをそれぞれに正確に加えて振り混ぜる。次に、カゼイン試液(pH2.0)5mLをそれぞれに正確に加え、37±0.5℃で30分間放置した後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。最初の3mLを除いたろ液2mLずつをそれぞれ正確に量り、以下同様に操作し、それぞれの吸光度ATB及びASBを測定し、次式により酵素活性を求める。

ただし、

US:標準液1mL中の単位数

M:検液1mL中の試料の量(g)

FA055550

E00310

ヘプタン

Heptane

定義 本品は、石油成分中、n―ヘプタンの沸点付近の留分である。

性状 本品は、無色澄明の揮発性の液体で、特異なにおいがある。

純度試験

(1) 蒸留試験 96~102℃で95vol%以上を留出する。(第2法)

(2) 硫黄化合物 本品5mLを量り、硝酸銀アンモニア試液5mLを加え、よく振り混ぜながら光を避けて60℃で5分間加熱するとき、液の色は、褐色を呈さない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を加熱して蒸発乾固する。残留物に硫酸1mLを加えて、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱した後、電気炉に入れ、500℃で3時間加熱する。塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して蒸発乾固した後、硝酸(1→150)を加えて溶かして10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→150)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(4) ベンゼン ベンゼンとして0.25vol%以下

本品10mLを正確に量り、内標準液10mLを正確に量って加えて混和し、検液とする。ただし、内標準液は、4―メチル―2―ペンタノン0.5mLを量り、紫外吸収スペクトル測定用ヘキサンを加えて100mLとする。別にベンゼン0.25mLを正確に量り、紫外吸収スペクトル測定用ヘキサンを加えて正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、内標準溶液10mLを正確に量って加えて混和し、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液中のベンゼンに相当するピークの示すピーク高さと4―メチル―2―ペンタノンの示すピーク高さの比QTは、比較液中のベンゼンの示すピーク高さと4―メチル―2―ペンタノンの示すピーク高さの比QSを超えない。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤

液相 担体に対して10%のポリエチレングリコール6000

担体 177~250μmのガスクロマトグラフィー用ケイソウ土

カラム管 内径3~4mm、長さ2~3mのガラス管又はステンレス管

カラム温度 50~70℃の一定温度

キャリヤーガス 窒素

流量 ベンゼンのピークが約5分後に現れるように調整する。

(5) 蒸発残留物 0.0013w/v%以下

本品150mLを量り、注意しながら蒸発した後、105℃で2時間乾燥し、残留物の質量を量る。

(6) 硫酸呈色物 本品5mLを量り、試料とし、比色標準液Bを用いて試験を行う。

FA055600

T03550

ヘプタン酸エチル

Ethyl Heptanoate

エナント酸エチル

C9H18O2 分子量 158.24

Ethyl heptanoate [106―30―9]

含量 本品は、ヘプタン酸エチル(C9H18O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、ワインようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1120 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

ヘプタン酸エチル

FA055700

E00311

ペプチダーゼ

Peptidase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus niger、Aspergillus oryzae、Aspergillus sojae及びRhizopus oryzaeに限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus及びStreptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Bacillus属及びLactococcus lactisに限る。)の培養物から得られた、たん白質及びペプチドを分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ペプチダーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ペプチダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 「アミノペプチダーゼ」のアミノペプチダーゼ活性試験法第1法を準用する。

第2法 「アミノペプチダーゼ」のアミノペプチダーゼ活性試験法第2法を準用する。

第3法 「アミノペプチダーゼ」のアミノペプチダーゼ活性試験法第3法を準用する。

FA055800

E00312

ヘマトコッカス藻色素

Haematococcus Algae Color

定義 本品は、ヘマトコッカス(Haematococcus spp.)の全藻から得られた、アスタキサンチン類を主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1123 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は600以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、橙~暗褐色の塊、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価600に換算して0.4gに相当する量を量り、アセトン100mLに溶かした液は、橙黄~赤橙色を呈する。

(2) (1)の液0.1mLに、硫酸5mLを加えるとき、液の色は、青緑~暗青色に変わる。

(3) 本品をアセトンに溶かした液は、波長460~480nmに吸収極大がある。

(4) 本品の表示量から、色価600に換算して0.4gに相当する量を量り、アセトン10mLに溶かし、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、ヘキサン/アセトン混液(7:3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾するとき、Rf値が0.4~0.6付近に赤橙色のスポットを認める。このスポットの色は、亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)を噴霧し、次に硫酸試液(0.5mol/L)を噴霧するとき、直ちに脱色される。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 アセトン

測定波長 波長460~480nmの吸収極大の波長

FA055900

E00313

ヘミセルラーゼ

Hemicellulase

ペントサナーゼ

定義 本品は、担子菌(Corticium属及びPycnoporus coccineusに限る。)、糸状菌(Aspergillus aculeatus、Aspergillus awamori、Aspergillus niger、Aspergillus oryzae、Aspergillus usamii、Humicola insolens、Penicillium multicolor、Trichoderma harzianum、Trichoderma koningii、Trichoderma longibrachiatum、Trichoderma reesei及びTrichoderma virideに限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Bacillus halodurans、Bacillus mannanilyticus及びBacillus subtilisに限る。)の培養物から得られた、ヘミセルロースを加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液状であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ヘミセルラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ヘミセルラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水若しくはpH4.5の酢酸緩衝液(0.01mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

キシラン又はアラビノキシラン1.0gを量り、水20mLに懸濁させ、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)5mLを加えて5分間かくはんした後、75℃で加温しながら更に30分間かくはんする。冷後、この液にpH4.5の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(1mol/L)20mLを加え、塩酸試液(1mol/L)でpH4.5に調整し、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

試験管に基質溶液1.9mLを量り、40℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で10分間加温する。この液に3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液4mLを加えて混和した後、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で15分間加熱する。冷後、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。別に試験管に試料液0.1mLを量り、3,5―ジニトロサリチル酸・ラクトース試液4mLを加えて混和した後、基質溶液1.9mLを加え、試験管にガラス玉を乗せて蓋をして水浴中で15分間加熱し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長540nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

第2法 本品0.50gを量り、水、pH4.5の酢酸緩衝液(0.01mol/L)若しくはpH4.5の酢酸緩衝液(0.02mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

キシラン又はアラビノキシラン0.50gを量り、水約30mLを加えてかき混ぜながら加熱し、沸騰し始めてから3分間煮沸する。冷後、この液に水を加えて50mLとしたものを基質溶液とする。

試験管に基質溶液1mLを量り、酢酸緩衝液(pH4.5)3mLを加えて40℃で10分間加温した後、試料液1mLを加えて振り混ぜ、40℃で30分間加温する。この液にソモギー試液(Ⅲ)2mLを加えて混和し、試験管に栓をして水浴中で20分間加熱し、直ちに冷却する。冷後、この液にネルソン試液1mLを加え、赤色沈殿が完全に溶けるまでよく振り混ぜ、室温で約20分間放置した後、水を加えて25mLとする。この液を25℃で毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。別に試験管に基質溶液1mLを量り、酢酸緩衝液(pH4.5)3mL及びソモギー試液(Ⅲ)2mLを加えて振り混ぜた後、試料液1mLを加え、試験管に栓をして水浴中で20分間加熱し、直ちに冷却する。以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長500nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

第3法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍、10000倍若しくは100000倍に希釈したものを試料液とする。

ローカストビーンガム(酵素用)0.66gを量り、水約240mLにかき混ぜながら徐々に加え、懸濁した後、水を加えて300mLとする。この液を水浴中で3分間以上加熱して溶かし、基質溶液とする。なお、溶解液中に不溶物が認められる場合には、少量のケイソウ土(融剤焼成品)をろ過助剤として用い、ろ紙(5種A)でろ過し、ろ液を基質溶液とする。用時調製する。

試験管に基質溶液10mLを量り、pH4.5の酢酸・水酸化ナトリウム緩衝液(0.5mol/L)1mLを加えて振り混ぜ、40℃で5分間加温した後、試料液1mLを加えて振り混ぜ、検液とする。直ちに検液を40℃で5分間加温したキャノンフェンスケ型粘度計(No.200)に移し、試料液添加後、40℃で2分、4分及び6分の各流下時間F2、F4及びF6を測定する。別に試料液の代わりに水を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。比較液につき、同様にして40℃で流下時間F0を測定するとき、F2、F4及びF6はF0より小さい。

第4法 本品50mgを量り、pH9.0のCHES緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

ローカストビーンガム(酵素用)0.5gを量り、水60mLを加えて15分間かくはんした後、80℃で15分間加温する。冷後、この液に塩酸試液(1mol/L)1mLを加え、15分間かくはんし、pH9.0のCHES緩衝液(0.5mol/L)20mLを加え、水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH9.0に調整した後、水を加えて100mLとする。この液を毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を基質溶液とする。

試験管に基質溶液0.9mLを量り、40℃で3分間加温した後、試料液0.1mLを加え直ちに振り混ぜる。この液を40℃で10分加温した後、3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液3mLを加えて直ちに振り混ぜ、試験管が10cm以上浸る程度の水浴中で5分間加熱した後に、氷水中で直ちに冷却する。冷後、流水中で10分間放置した後、水16mLを加え、検液とする。別に試験管に試料液0.1mLを量り、3,5―ジニトロサリチル酸・フェノール試液3mLを加えた後、基質溶液0.9mLを加えて直ちに振り混ぜ、水浴中で5分間加熱した後、氷水中で直ちに冷却する。冷後、流水中で10分間放置した後、水16mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第5法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

ローカストビーンガム(酵素用)0.20gを量り、水50mLを加え、15分間かくはんした後、水酸化ナトリウム試液(0.2mol/L)を加えてpH5.0に調整し、pH5.0の酢酸緩衝液(1mol/L)2mLを加え、更に水を加えて100mLとする。この液を毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を基質溶液とする。用時調製する。

50mLの比色管に基質溶液4mLを量り、40℃で10分間加温した後、試料液1mLを加えて振り混ぜ、40℃で10分間加温する。この液にソモギー試液(Ⅰ)2mLを加えて振り混ぜ、比色管の口に軽く栓をして水浴中で30分間加熱する。冷後、この液にネルソン試液2mLを加えて振り混ぜ、20分間放置した後、水を加えて50mLとし、毎分3000回転で10分間遠心分離し、上澄液を検液とする。別に50mLの比色管に試料液1mLを量り、ソモギー試液(Ⅰ)2mLを加えて振り混ぜた後、基質溶液4mLを加えて振り混ぜ、比色管の口に軽く栓をして水浴中で30分間加熱し、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長750nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

第6法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

ガラクタン又はアラビノガラクタン1.0gを量り、水100mLを加えて15分間かくはんして懸濁させた後、更に60℃で30分間加温しながらかくはんして溶かしたものを基質溶液とする。用時調製する。なお、アラビナンを基質として用いる場合には、アラビナン1.0gを量り、水100mLを加えて20分間かくはんして溶かしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.1mLを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.2mol/L)0.09mL及び試料液0.01mLを加えて直ちによく振り混ぜる。この液を40℃で15分間加温した後、3,5―ジニトロサリチル酸・酒石酸ナトリウムカリウム試液0.4mLを加えて混和し、水浴中で5分間加熱する。冷後、水1.8mLを加え、検液とする。別に試料液0.01mLを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.2mol/L)0.09mL及び3,5―ジニトロサリチル酸・酒石酸ナトリウムカリウム試液0.4mLを加えて直ちによく振り混ぜた後、基質溶液0.1mLを加えて混和し、水浴中で5分間加熱する。冷後、水1.8mLを加え、比較液とする。検液及び比較液につき、波長525nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第7法 「キシラナーゼ」のキシラナーゼ活性試験法第1法を準用する。

第8法 「キシラナーゼ」のキシラナーゼ活性試験法第2法を準用する。

FA056000

E00314

ヘム鉄

Heme Iron

定義 本品は、ヘモグロビンをタンパク分解酵素で処理したものから分離して得られたものである。主成分は、ヘム鉄である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、鉄(Fe=55.85)1.0~2.6%を含む。

性状 本品は、褐~黒褐色の粉末又は粒であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品10mgに硫酸(1→20)1mL及び硝酸1mLを加えて溶かし、水浴上で蒸発乾固する。残留物を塩酸(1→2)10mLに溶かした液にチオシアン酸アンモニウム溶液(2→25)を加えるとき、液は、赤色を呈する。

(2) 本品5mgにピリジン・水酸化ナトリウム試液10mLを加えて溶かし、亜二チオン酸ナトリウム0.1gを加えるとき、液は、赤色を呈する。

(3) 本品10mgに硝酸5mLを加えて加熱するとき、液は、黄色を呈す。冷後、アンモニア水を加えてアルカリ性とするとき、液の色は、橙黄色に変わる。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、5時間)

強熱残分 12.0%以下

定量法 本品約10gを精密に量り、硫酸(1→20)5mL及び硝酸5mLを加えて潤し、白煙が生じなくなるまで注意して加熱した後、450~550℃で強熱して灰化する。残留物に塩酸(1→2)10mLを加え、不溶物がほとんどなくなるまで煮沸した後、水20mLを加えてろ過する。不溶物を水洗し、洗液をろ液に合わせ、水を加えて正確に100mLとする。この液25mLを正確に量り、共栓フラスコに入れ、ヨウ化カリウム2gを加え、直ちに密栓して暗所に15分間放置した後、水100mLを加え、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。さらに、乾燥物換算を行う。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=5.585mg Fe

FA056100

T03560

l―ペリルアルデヒド

l―Perillaldehyde

l―ペリラアルデヒド

C10H14O 分子量 150.22

(4S)―4―(1―Methylethenyl)cyclohex―1―ene―1―carbaldehyde [18031―40―8]

含量 本品は、l―ペリルアルデヒド(C10H14O)90.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、強いシソようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1125 (4KB)別ウィンドウが開きます

旋光度 画像1126 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 3.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

l―ペリルアルデヒド

FA056200

T03570

ベンジルアルコール

Benzyl Alcohol

C7H8O 分子量 108.14

Phenylmethanol [100―51―6]

含量 本品は、ベンジルアルコール(C7H8O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、弱い特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1130 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 0.5以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

ベンジルアルコール

FA056300

T03580

ベンズアルデヒド

Benzaldehyde

C7H6O 分子量 106.12

Benzaldehyde [100―52―7]

含量 本品は、ベンズアルデヒド(C7H6O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、アーモンドようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1134 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

ベンズアルデヒド

FA056400

T03590

2―ペンタノール

2―Pentanol

sec―アミルアルコール

C5H12O 分子量 88.15

Pentan―2―ol [6032―29―7]

含量 本品は、2―ペンタノール(C5H12O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1138 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

2―ペンタノール

FA056450

T03595

ペンチルアミン

Pentylamine

C5H13N 分子量 87.16

Pentan―1―amine [110―58―7]

含量 本品は、ペンチルアミン(C5H13N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1142 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

ペンチルアミン

FA056500

T03600

trans―2―ペンテナール

trans―2―Pentenal

(E)―2―Pentenal

C5H8O 分子量 84.12

(2E)―Pent―2―enal [1576―87―0]

含量 本品は、trans―2―ペンテナール(C5H8O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1146 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 6.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ50~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

trans―2―ペンテナール

FA056600

T03610

1―ペンテン―3―オール

1―Penten―3―ol

C5H10O 分子量 86.13

Pent―1―en―3―ol [616―25―1]

含量 本品は、1―ペンテン―3―オール(C5H10O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1150 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

1―ペンテン―3―オール

FA056700

E00316

ベントナイト

Bentonite

定義 本品は、鉱床より採掘して得られたベントナイトを乾燥して得られたものである。主成分は、含水ケイ酸アルミニウムである。

性状 本品は、白~淡黄褐色の粉末又はフレーク状であり、湿らすと、土や粘土ようのにおいがする。

確認試験

(1) 本品0.5gに硫酸(1→3)3mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。冷後、水20mLを加えてろ過し、ろ液5mLにアンモニア試液3mLを加えるとき、白色ゲル状の沈殿を生じる。これにアリザリンレッドS溶液(1→1000)を加えるとき、沈殿の色は、赤色に変わる。

(2) (1)のろ過残留物を水で洗い、メチレンブルー溶液(1→10000)2mLを加え、次に水で洗うとき、残留物は、青色を呈する。

(3) 本品6.0gに酸化マグネシウム0.3gを混和し、水200mLを入れた500mLの共栓メスシリンダーに数回に分けて加え、1時間振とうした後、この懸濁液100mLを100mLのメスシリンダーに移し、24時間放置するとき、上層に分離する澄明な液は、2mL以下である。

pH 8.5~10.5(2%懸濁液)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして40μg/g以下(0.10g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(2.0g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→10)12mL及び水8mLを加え、蒸発する水を補いながら30分間煮沸した後、蒸発乾固し、更に100℃で1時間乾燥する。残留物に塩酸(1→10)20mLを加えて5分間穏やかに煮沸した後、上澄液をろ過する。残留物に、更に塩酸(1→10)10mLを加えて5分間穏やかに煮沸した後、上澄液を先のろ紙でろ過する。ろ液を合わせ、更に水を加えて100mLとし、この液25mLを量り、検液とする。

乾燥減量 12.0%以下(105℃、2時間)

FA056800

E00317

ホスホジエステラーゼ

Phosphodiesterase

定義 本品は、糸状菌(Aspergillus niger、Leptographium procerum及びPenicillium citrinumに限る。)又は放線菌(Streptomyces aureus、Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)の培養物から得られた、核酸等のリン酸ジエステル結合を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ホスホジエステラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ホスホジエステラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して25mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

アデノシン3′―一リン酸ナトリウム塩20mgを量り、バルビタールナトリウム・塩酸緩衝液(pH5.0、酢酸ナトリウム・塩化ナトリウム含有)10mL又はpH7.0のトリス緩衝液(1/7mol/L)10mLを加えて溶かし、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過したものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.4mLを量り、55℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、更に同温度で15分間加温した後、過塩素酸(1→10)4mLを加えて振り混ぜる。ただし、過塩素酸は濃度60%のものを用いる。この液にアミドール試液0.4mLを加えて振り混ぜ、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(83→1000)0.2mLを加えて振り混ぜ、流水中で15分間冷却し、検液とする。別に基質溶液0.4mLを量り、過塩素酸(1→10)4mLを加えて振り混ぜた後、試料液0.1mLを加えて振り混ぜる。この液にアミドール試液0.4mLを加えて振り混ぜ、以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長750nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。なお、検液及び比較液を調製する過程で、過塩素酸(1→10)を加えた液に濁りがある場合には、毎分14000回転で3分間遠心分離した後、上澄液2mLをとり、アミドール試液0.2mL及び七モリブデン酸六アンモニウム四水和物溶液(83→1000)0.1mLを加えて振り混ぜ、流水中で15分間冷却し、以下同様に測定する。

第2法 本品0.25gを量り、酢酸緩衝液(pH5.6、硫酸亜鉛・アルブミン含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して20mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

グアノシン2′―及び3′―一リン酸ナトリウムの混合物0.18gを量り、酢酸緩衝液(pH5.6、硫酸亜鉛含有)40mLを加えて溶かし、酢酸試液(0.1mol/L)又は水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)を加えてpH5.6に調整し、酢酸緩衝液(pH5.6、硫酸亜鉛含有)を加えて50mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.9mLを量り、65℃で5分間加温した後、試料液0.1mLを加えて混和し、65℃で10分間加温した後、トリクロロ酢酸・ドデシル硫酸ナトリウム試液1mLを加える。冷後、この液にモリブデン酸アンモニウム・硫酸鉄(Ⅱ)試液2mLを加えて混ぜ合わせ、室温で5分以上放置し、検液とする。別に基質溶液0.9mLを量り、トリクロロ酢酸・ドデシル硫酸ナトリウム試液1mLを加えて混和した後、試料液0.1mLを加え、65℃で15分間加温する。冷後、この液を以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長750nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA056900

E00318

ホスホリパーゼ

Phospholipase

ホスファチダーゼ

レシチナーゼ

定義 本品は、動物のすい臓、キャベツ(Brassica oleracea L.)若しくはダイズ(Glycine max(L.) Merr.)又は担子菌(Corticium属に限る。)、糸状菌(Aspergillus oryzae及びAspergillus nigerに限る。)、放線菌(Actinomadura属、Kitasatospora sp.、Nocardiopsis属、Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamoneus、Streptomyces griseus、Streptomyces lividans、Streptomyces polychromogenes、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)若しくは細菌(Bacillus属に限る。)の培養物から得られた、レシチンを加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ホスホリパーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

ホスホリパーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品1.0gを量り、水若しくはpH4.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍又は1000倍に希釈したものを試料液とする。

L―α―レシチン(ダイズ由来)1.0gを量り、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液(1→25)50mLにかくはんしながら徐々に加えて溶かしたものを基質溶液とする。

基質溶液0.5mLを量り、pH4.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)0.25mL及び塩化カルシウム二水和物溶液(147→10000)0.05mLを加えて37℃で約5分間加温する。この液に試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で10分間加温した後、塩酸(9→100)0.1mLを加えて混和する。この液0.028mLを量り、遊離脂肪酸測定用試液A1.2mLを加えて混和し、37℃で3分間暗所で加温した後、遊離脂肪酸測定用試液B0.6mLを加えて混和して37℃で4.5分間暗所で加温し、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、pH4.0の酢酸緩衝液(0.2mol/L)0.25mL及び塩化カルシウム二水和物溶液(147→10000)0.05mLを加えて37℃で約5分間加温する。この液に塩酸(9→100)0.1mLを加え、次に試料液0.1mLを加えて混和する。この液0.028mLを量り、遊離脂肪酸測定用試液A1.2mLを加えて混和し、37℃で3分間暗所で加温した後、遊離脂肪酸測定用試液B0.6mLを加えて混和し、37℃で4.5分間暗所で加温し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第2法 本品1.0gを量り、水若しくはホスホリパーゼ活性試験用緩衝液を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

L―α―レシチン(ダイズ由来)0.5gを量り、水9.5mLを加えて溶かし、一夜放置したものを基質溶液とする。

基質溶液0.1mLを量り、ホスホリパーゼ活性試験用緩衝液0.1mL、塩化カルシウム試液(0.1mol/L)0.05mL及び7.5w/v%ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル溶液0.15mLを加えてよく振り混ぜ37℃で5分間加温する。この液に試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で10分間加温した後、トリス緩衝液(1mol/L、pH8.0、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム含有)0.2mLを加えて混和し、直ちに水浴中で5分間加熱する。この液を37℃に冷却した後、リン脂質測定用試液4mLを加えて混和し、37℃で20分間加温し、検液とする。別に試料液の代わりに水又はホスホリパーゼ活性試験用緩衝液を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長500nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

第3法 本品1.0gを量り、水若しくは塩酸試液(0.001mol/L)を加えて溶かして100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍又は1000倍に希釈したものを試料液とする。

L―α―レシチン(ダイズ由来)10.0gを量り、水200mL、塩化カルシウム試液(0.32mol/L)10mL及びデオキシコール酸ナトリウム試液(0.016mol/L)100mLを加えて溶かした後、水を加えて500mLとしたものを基質溶液とする。卵黄を基質とする場合には、卵黄1個に水91mL及び塩化カルシウム試液(0.22mol/L)6mLを加え、乳化器を用いて冷却しながら毎分2500回転10分間泡立たないようにかくはんし、この液25mLにデオキシコール酸ナトリウム試液(3.3mmol/L)2.5mL及び水2.5mLを加えたものを基質溶液とする。調製した後、冷所に保存し、1週間以内に使用する。

基質溶液25mLを量り、40℃で15分間(卵黄を基質とする場合には30分間)加温した後、pH電極を浸す。この液を0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液を用いて40℃でpH8.00±0.05に調整した後、直ちに試料液2mLを加える。試料液添加後40℃で5分間pH8.00±0.05に保持するように、0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液を連続して滴加し、その消費量を検液の消費量とする。

別に試料液の代わりに水又は塩酸試液(0.001mol/L)2mLを用いて検液の調製と同様に操作したときの0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量を比較液の消費量とする。このとき、検液の消費量は、比較液の消費量よりも大きい。なお、全ての操作は、かくはんしながら行う。

第4法 本品1.0gを量り、水若しくはpH8.0のトリス緩衝液(1mol/L)に水を加えて100倍希釈した緩衝液を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

L―α―ジパルミトイルホスファチジルコリン又はL―α―ホスファチジルイノシトールナトリウム塩3.0mgを量り、pH8.0のトリス緩衝液(1mol/L)0.02mL及び塩化マグネシウム試液(0.1mol/L)0.01mLを加え、水0.97mLを加えたものを基質溶液とする。

基質溶液1mLに試料液0.1mLを加えてかくはんしながら37℃で60分間加温する。冷後、この液にクロロホルム/メタノール混液(2:1)1mLを添加し、2分間振り混ぜ、静置した後、下層をとり、検液とする。別にジアシルグリセロール試液3mgを量り、クロロホルム/メタノール混液(2:1)1mLに溶かし、標準液とする。検液及び標準液10μLを量り、ヘプタン/ジエチルエーテル/酢酸(30:20:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、アミドブラック試液を噴霧して観察するとき、検液から得たスポットは、標準液から得たスポットとRf値が等しい。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体として使用する。

第5法 本品1.0gを量り、水若しくは酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH5.5、塩化マグネシウム・塩化カルシウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同希釈液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

L―α―リゾホスファチジルコリン0.10gを量り、酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH5.5、塩化マグネシウム・塩化カルシウム含有)20mLを加えて溶かし、塩酸試液(2mol/L)及び水酸化ナトリウム試液(1mol/L)を用いてpHを5.5に調整したものを基質溶液とする。

あらかじめ37℃で約5分間加温した基質溶液1.0mLに試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で5分間加温する。この液0.05mLを量り、遊離脂肪酸測定用試液A0.5mLを加えて混和し、37℃で5分間暗所で加温した後、遊離脂肪酸測定用試液B1.0mLを加えて混和し、37℃で5分間暗所で加温し、検液とする。別に試料液の代わりに酢酸緩衝液(0.01mol/L、pH5.5、塩化マグネシウム・塩化カルシウム含有)を用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液の波長550nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA056950

E00319

没食子酸

Gallic Acid

C7H6O5 分子量 170.12

3,4,5―Trihydroxybenzoic acid [149―91―7]

定義 本品は、五倍子、タラ末又は没食子から得られたタンニンを、アルカリ又は酵素(タンナーゼ)により加水分解して得られた没食子酸を成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、没食子酸(C7H6O5)97.0~104.0%を含む。

性状 本品は、白~帯黄白色の針状結晶又は結晶性の粉末で、においがない。

確認試験 本品の水溶液(1→1000)5mLに塩化鉄(Ⅲ)溶液(1→50)3滴を加えるとき、液は、暗青色を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無~微黄色、ほとんど澄明

本品1.0gを量り、水20mLを加えて約10分間加熱し、検液とする。

(2) タンニン酸 本品1.0gに水20mLを加えてよく振り混ぜた後、ろ過する。ろ液5mLにゼラチン試液3滴を加えるとき、濁りを生じない。

(3) 塩化物 Clとして0.028%以下

本品1.50gを量り、水75mLを加え、約70℃に5分間加温した後、約20℃に冷却してろ過する。ろ液25mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.40mLを用いる。

(4) 硫酸塩 SO4として0.048%以下

塩化物のろ液25mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.5mLを用いる。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 10%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下(4時間)

定量法 本品及び定量用没食子酸一水和物約20mgずつを精密に量り、それぞれを水/メタノール混液(7:3)に溶かし、正確に100mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ5μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の没食子酸のピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

没食子酸(C7H6O5)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:乾燥物換算した定量用没食子酸一水和物の採取量(g)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 264nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 リン酸ナトリウム緩衝液(0.1mol/L、pH5.8)

流量 没食子酸の保持時間が約4分になるように調整する。

FA057000

T03640

没食子酸プロピル

Propyl Gallate

C10H12O5 分子量 212.20

Propyl 3,4,5―trihydroxybenzoate [121―79―9]

含量 本品を乾燥したものは、没食子酸プロピル(C10H12O5)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~淡褐黄色の結晶性の粉末であり、においがなく、わずかに苦味がある。

確認試験

(1) 本品0.5gに水酸化ナトリウム溶液(1→25)10mLを加えて溶かし、これを蒸留して初留分約4mLをとるとき、その液は、澄明であり、加熱するとき、プロパノールのにおいを発する。

(2) 本品のエタノール(95)溶液(1→50)5mLに塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→500)1滴を加えるとき、液は、紫色を呈する。

融点 146~150℃(乾燥物)

純度試験

(1) 溶状 本品0.50gを量り、エタノール(95)10mLを加えて溶かした液は、比色標準液Cより濃くない。

(2) 塩化物 Clとして0.028%以下

本品1.50gを量り、水75mLを加え、約70℃に5分間加温した後、約20℃に冷却してろ過する。ろ液25mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.40mLを用いる。

(3) 硫酸塩 SO4として0.048%以下

(2)のろ液25mLを量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.50mLを用いる。

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 1.5%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 あらかじめガラスろ過器(1G4)を110℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、水150mLを加えて煮沸する。この液を強くかき混ぜながら硝酸ビスマス試液50mLを加え、更に数分間かき混ぜ、沈殿を先のガラスろ過器でろ過し、氷冷した硝酸(1→300)5mLずつで2回洗い、次にリトマス紙(青色)が赤色を呈さなくなるまで氷水で洗った後、110℃で3時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、

MP:沈殿の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA057100

T03650

ポリアクリル酸ナトリウム

Sodium Polyacrylate

(C3H3NaO2)n

Poly(sodium 1―carboxylatoethylene)

性状 本品は、白色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→500)10mLに硫酸マグネシウム試液(0.5mol/L)1mLを加えて振り混ぜるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品の強熱残分は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離アルカリ 本品0.20gを量り、水60mLを加え、よく振り混ぜて溶かし、塩化カルシウム二水和物溶液(3→40)3mLを加え、水浴上で約20分間加熱する。冷後、ろ過する。ろ紙上の残留物は水洗し、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて100mLとし、A液とする。A液50mLを量り、フェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、液は、赤色を呈さない。

(2) 硫酸塩 SO4として0.48%以下

(1)のA液20mLを正確に量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 残存モノマー 1.0%以下

本品約1gを精密に量り、300mLのヨウ素フラスコに入れ、水100mLを加え、時々振り混ぜながら約24時間放置して溶かす。この液に臭素酸カリウム・臭化カリウム試液10mLを正確に量って加え、よく振り混ぜ、塩酸10mLを手早く加え、直ちに密栓して再びよく振り混ぜた後、ヨウ素フラスコの上部にヨウ化カリウム試液20mLを入れ、暗所で20分間放置する。次に栓を緩めてヨウ化カリウム試液を流し込み、直ちに密栓をしてよく振り混ぜた後、0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、次式により含量を求める。

ただし、

a:空試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(6) 低重合物 5.0%以下

あらかじめガラスろ過器(1G4)を105℃で30分間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。次に本品約2gを精密に量り、水200mLを加え、時々振り混ぜて溶かす。この液にかき混ぜながら塩酸50mLを加え、約40℃の水浴中でかき混ぜながら30分間加温した後、24時間放置する。この液をろ過し、ろ液にフェノールフタレイン試液1滴を加え、わずかに赤色を呈するまで水酸化ナトリウム溶液(2→5)を加えた後、赤色が消えるまで塩酸(1→30)を滴加する。次に水200mLを加え、かき混ぜながら塩化カルシウム二水和物溶液(3→40)25mLを滴加した後、約40℃の水浴中でかき混ぜながら30分間加温する。この液を先のガラスろ過器を用いて吸引ろ過し、残留物は、水10mLずつで3回洗った後、105℃で3時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

乾燥減量 10.0%以下(105℃、4時間)

強熱残分 76.0%以下(乾燥物換算)

FA057200

T03660

ポリイソブチレン

Polyisobutylene

ブチルゴム

(C4H8)n

Poly(1,1―dimethylethylene) [9003―27―4]

定義 本品は、イソブチレンの重合物である。重合成分としてイソプレンを2%まで含むことがある。

性状 本品は、無~淡黄色の弾力性のあるゴム性の半固体又は粘ちゅうな物質であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味がない。

確認試験 本品約1gにヘキサン5mLを加えて溶かし、赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定するとき、波数1393cm-1、1370cm-1、1230cm-1、950cm-1及び920cm-1付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 溶状 微濁

本品0.50gを量り、ヘキサン50mLを加え、約80℃の水浴中で加熱しながら溶かし、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 塩素化合物 Clとして0.028%以下

本品0.50g及び炭酸カルシウム0.7gを量り、磁製のるつぼに入れ、少量の水を加えて混ぜ合わせ、100℃で乾燥した後、約600℃で10分間加熱する。冷後、残留物に硝酸(1→10)20mLを加えて溶かし、ろ過し、不溶物を水約15mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて50mLとし、検液とする。別に炭酸カルシウム0.7gを量り、硝酸(1→10)20mLを加えて溶かし、必要な場合にはろ過し、0.01mol/L塩酸0.40mL及び水を加えて50mLとし、比較液とする。検液及び比較液それぞれに硝酸銀溶液(1→50)0.5mLずつを加えてよく振り混ぜ、5分間放置するとき、検液の呈する濁度は、比較液の呈する濁度より濃くない。

(5) 総不飽和物 2.0%以下

本品を切断して細片とし、その約0.5gを精密に量り、シクロヘキサン100mLを加え、密栓して一夜放置し、溶かす。不溶物が残る場合には、約1時間振り混ぜて完全に溶かし、この溶液を500mLの共栓フラスコに入れ、少量のシクロヘキサンで洗い込んだ後、ウィイス試液15mLを正確に加えてよく混和する。溶液が澄明にならないときは、シクロヘキサンを添加して澄明にし、密栓して遮光し、20~30℃で時々振り混ぜて30分間放置した後、ヨウ化カリウム溶液(1→10)20mL及び水100mLを加えて振り混ぜ、遊離したヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い補正し、次式により総不飽和物の含量を求める。

総不飽和物の含量(%)=(1.87×(a-b)×0.1)/試料の採取量(g)

ただし、

a:空試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

(6) 低重合物 1.2%以下

本品約10gを精密に量り、シクロヘキサン40mLを加え、還流冷却器を付け、時々振り混ぜながら水浴上で加熱して溶かす。冷後、メタノール40mLを加え、よく振り混ぜ、冷所に1時間放置した後、ろ過する。このろ液を、あらかじめ乾燥し、質量を精密に量ったフラスコにとり、約50℃で減圧下に蒸発乾固した後、減圧デシケーター中で20時間乾燥し、残留物の質量を精密に量る。

強熱残分 0.2%以下

FA057300

T03670

ポリソルベート20

Polysorbate20

Polyoxyethylene(20) Sorbitan Monolaurate

[9005―64―5]

定義 本品は、D―ソルビトール及び無水D―ソルビトールの水酸基の一部を主としてラウリン酸でエステル化し、酸化エチレン約20分子を縮合させたものである。

含量 本品は、オキシエチレン基(-OCH2CH2=44.05)70.0~74.0%を含む。

性状 本品は、無~橙黄色の油状の液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 本品0.1gを量り、フラスコに入れ、水酸化ナトリウム・メタノール溶液(1→50)2mLを加え、還流冷却器を付け、水浴中で30分間加熱する。還流冷却器から三フッ化ホウ素・メタノール試液2mLを加え、30分間加熱する。次に還流冷却器からヘプタン4mLを加えて5分間加熱する。冷後、塩化ナトリウム飽和溶液10mLを加えて約15秒間振り混ぜる。さらに、塩化ナトリウム飽和溶液を加え、上層をフラスコの口まで上昇させる。上層2mLをとり、水2mLで3回洗った後、硫酸ナトリウムを加えて脱水したものを検液とする。別に、ラウリン酸メチル50mg、パルミチン酸メチル50mg、ステアリン酸メチル80mg及びオレイン酸メチル0.10gを量り、ヘプタンを加えて50mLとし、比較液とする。検液及び比較液をそれぞれ1μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液は、主としてラウリン酸メチルの保持時間にピークを認める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.5μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 80℃で注入し、毎分10℃で220℃まで昇温し、220℃を40分間保持する。

注入口温度 250℃

検出器温度 250℃

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 ラウリン酸メチルのピークが約10分後に現れ、ステアリン酸メチルとオレイン酸メチルが分離するように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:50

けん化価 40~55(2.0g、香料試験法)

水酸基価 96~108(油脂類試験法)

純度試験

(1) 酸価 2.0以下(香料試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 酸化エチレン 1.0μg/g以下、1,4―ジオキサン 10μg/g以下

本品約1gを専用バイアル瓶に精密に量り、水1mLを正確に加え、検液とする。別に、ポリソルベート用酸化エチレン・テトラヒドロフラン試液2.5mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとする。さらに、この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、酸化エチレン標準原液とする。また、1,4―ジオキサン約1gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、水を加えて正確に200mLとし、1,4―ジオキサン標準原液とする。酸化エチレン標準原液5mL及び1,4―ジオキサン標準原液10mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、標準液とする。本品約1gを専用バイアル瓶に精密に量り、標準液1mLを正確に加え、比較液とする。検液及び比較液を密栓し、加温しながら均一となるまでかくはんし、次の条件でヘッドスペースガスクロマトグラフィーを行う。検液の酸化エチレンのピーク面積ATe及び1,4―ジオキサンのピーク面積ATd並びに比較液の酸化エチレンのピーク面積ARe及び1,4―ジオキサンのピーク面積ARdをそれぞれ測定し、次式により試料中の酸化エチレン及び1,4―ジオキサンの量を求める。

ただし、

Ce:比較液に添加された酸化エチレンの量(μg)

MT:検液中の試料の量(g)

MR:比較液中の試料の量(g)

ただし、

Cd:比較液に添加された1,4―ジオキサンの量(μg)

MT:検液中の試料の量(g)

MR:比較液中の試料の量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用25%ジフェニル75%ジメチルポリシロキサンを1.4μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃で10分間保持した後、毎分10℃で100℃まで昇温し、100℃を10分間保持する。その後、毎分20℃で230℃まで昇温する。

注入口温度 150℃付近の一定温度

検出器温度 250℃付近の一定温度

キャリヤーガス ヘリウム又は窒素

流量 1,4―ジオキサンのピークが約22分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:20

ヘッドスペースサンプラーの操作条件

バイアル内平衡温度 70℃

バイアル内平衡時間 45分

注入ライン温度 80℃

注入量 1.0mL

カラム選定 標準液1.0mLを専用バイアル瓶に量り、用時調製したアセトアルデヒド(1→500000)0.10mLを加える。密栓して混和し、上記の条件で試験するとき、アセトアルデヒド、酸化エチレン、1,4―ジオキサンの順に溶出し、それぞれのピークが完全に分離するものを用いる。

水分 3.0%以下(1g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 0.25%以下(5g、800℃、15分間)

定量法

(1) 装置 概略は、次の図による。

A:側管付反応フラスコ

B:冷却捕集管

C:吸収管

D:吸収管(活栓は、シリコーングリースを塗っておく。)

E:最終吸収管

(2) 操作法 Bに赤リン60mgを水100mLに懸濁したものを満たし、Cに硝酸銀・エタノール試液10mL、Dにオキシエチレン測定用臭素・臭化カリウム試液15mL、Eにヨウ化カリウム溶液(1→10)10mLをそれぞれ正確に入れる。試料約65mgを精密に量り、Aに入れ、ヨウ化水素酸10mLと沸騰石を加え、AをBに接続し、二酸化炭素をほぼ1秒間に泡が一つ出る速度で装置内に流す。Aを油浴中でゆっくりと140~150℃に加熱し、この温度で40分以上反応させる。B内の曇りが消え、Cの上清がほとんど完全に澄明になるまで加熱する。反応終了5分前にCを水浴中で50~60℃に加温し、溶存するオレフィンを完全に留去する。分解反応終了後、D、Cをこの順に注意して外し、その後、二酸化炭素の供給を止め、Aを油浴から外す。Dの下の接続部を、あらかじめ水150mL及びヨウ化カリウム溶液(1→10)10mLを入れた500mLのヨウ素フラスコに接続する。Eを外し、Dの側管を水で洗い、洗液をEに合わせる。D内の溶液をヨウ素フラスコに注ぎ、Dの内管及び蛇管を水で洗い、洗液をヨウ素フラスコに合わせる。E内の溶液をヨウ素フラスコに加え、Eを水で洗い、洗液をヨウ素フラスコに合わせ、密栓して5分間放置する。10%硫酸試液5mLを加え、直ちに0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液2mL)。別に空試験を行い、補正する。C内の溶液をフラスコに移し、Cを水で洗い、洗液をフラスコに合わせ、水を加えて150mLとし、加熱沸騰させる。冷後、0.05mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液で滴定する(指示薬 オキシエチレン測定用硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)試液3mL)。別に空試験を行い、補正する。

次式により、試料中のオキシエチレン含量を計算する。

ただし、

a:空試験における0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:本試験における0.05mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

c:空試験における0.05mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液の消費量(mL)

d:本試験における0.05mol/Lチオシアン酸アンモニウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

参照スペクトル

ポリソルベート20

FA057400

T03680

ポリソルベート60

Polysorbate60

Polyoxyethylene(20) Sorbitan Monostearate

[9005―67―8]

定義 本品は、D―ソルビトール及び無水D―ソルビトールの水酸基の一部を主としてステアリン酸及びパルミチン酸でエステル化し、酸化エチレン約20分子を縮合させたものである。

含量 本品は、オキシエチレン基(-OCH2CH2=44.05)65.0~69.5%を含む。

性状 本品は、無~橙色の油状の液体又は半ゲル状の物質であり、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品を、必要な場合には加温して溶かし、赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 「ポリソルベート20」の確認試験(2)を準用する。ただし、検液は、主としてステアリン酸メチル及びパルミチン酸メチルの保持時間にピークを認める。

けん化価 45~55(2.0g、香料試験法)

水酸基価 81~96(油脂類試験法)

純度試験

(1) 酸価 2.0以下(香料試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 酸化エチレン 1.0μg/g以下、1,4―ジオキサン 10μg/g以下

「ポリソルベート20」の純度試験(4)を準用する。

水分 3.0%以下(1g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 0.25%以下(5g、800℃、15分間)

定量法 試料約65mgを精密に量り、以下「ポリソルベート20」の定量法を準用する。

参照スペクトル

ポリソルベート60

FA057500

T03690

ポリソルベート65

Polysorbate65

Polyoxyethylene(20) Sorbitan Tristearate

[9005―71―4]

定義 本品は、D―ソルビトール及び無水D―ソルビトールの水酸基の一部を主としてステアリン酸及びパルミチン酸でエステル化し、酸化エチレン約20分子を縮合させたものである。

含量 本品は、オキシエチレン基(-OCH2CH2=44.05)46.0~50.0%を含む。

性状 本品は、白~黄褐色の固体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品を加温して溶かし、赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 「ポリソルベート20」の確認試験(2)を準用する。ただし、検液は、主としてステアリン酸メチル及びパルミチン酸メチルの保持時間にピークを認める。

凝固点 29~33℃

けん化価 88~98(2.0g、香料試験法)

水酸基価 40~60(油脂類試験法)

純度試験

(1) 酸価 2.0以下(香料試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 酸化エチレン 1.0μg/g以下、1,4―ジオキサン 10μg/g以下

「ポリソルベート20」の純度試験(4)を準用する。

水分 3.0%以下(1g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 0.25%以下(5g、800℃、15分間)

定量法 試料約90mgを精密に量り、以下「ポリソルベート20」の定量法を準用する。

参照スペクトル

ポリソルベート65

FA057600

T03700

ポリソルベート80

Polysorbate80

Polyoxyethylene(20) Sorbitan Monooleate

[9005―65―6]

定義 本品は、D―ソルビトール及び無水D―ソルビトールの水酸基の一部を主としてオレイン酸でエステル化し、酸化エチレン約20分子を縮合させたものである。

含量 本品は、オキシエチレン基(-OCH2CH2=44.05)65.0~69.5%を含む。

性状 本品は、無~橙黄色の油状の液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 「ポリソルベート20」の確認試験(2)を準用する。ただし、検液は、主としてオレイン酸メチルの保持時間にピークを認める。

けん化価 45~55(2.0g、香料試験法)

水酸基価 65~80(油脂類試験法)

純度試験

(1) 酸価 2.0以下(香料試験法)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 酸化エチレン 1.0μg/g以下、1,4―ジオキサン 10μg/g以下

「ポリソルベート20」の純度試験(4)を準用する。

水分 3.0%以下(1g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 0.25%以下(5g、800℃、15分間)

定量法 試料約65mgを精密に量り、以下「ポリソルベート20」の定量法を準用する。

参照スペクトル

ポリソルベート80

ポリビニルアルコール

Polyvinyl Alcohol

ポバール

Vinvl Alcohol Polymer

PVOH

PVA

(C2H3OR)n、R=H又は(一部不規則に)COCH3

[9002―89―5]

定義 本品は、酢酸ビニルの重合物を、アルカリ触媒存在下で部分的にけん化したものである。

性状 本品は、無~白色若しくは微黄白色の粒又は粉末で、においはない。

確認試験

(1) 本品0.01gに水100mLを加え、加温して溶かす。冷後、この液5mLにヨウ素試液1滴を加えて混和し、次にホウ酸溶液(1→25)5mLを加えるとき、液は青色を呈する。

(2) 本品0.5gに水10mLを加え、加温して溶かし、冷後、試料液とする。試料液5mLにヨウ素試液1滴を滴加し、静置するとき、液は暗赤~青色を呈する。

(3) (2)の試料液2~5mLにエタノール(95)10mLを加えるとき、白色の混濁又は白色の綿状の沈殿を生じる。

(4) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

粘度 4.8~5.8mPa・s

乾燥物換算した本品6.00gを量り、水140mLを加え、穏やかにかくはんして分散させる。さらに、水を加えて内容物を150gとし、連続的にかくはんしながら水浴中で90℃まで加熱し、約5分間この温度を維持した後、室温で約1時間かくはんする。水を加えて蒸発水分を補正した内容物の20℃における動粘度νを粘度測定法の第1法により求める。さらに、20℃における密度ρ(g/mL)を測定し、次式により粘度η(mPa・s)を算出する。

η=νρ

pH 5.0~6.5(1g、水25mL)

純度試験

(1) 酸価 3.0以下

本品約10gを精密に量り、水200mLを入れた500mLの丸底フラスコにかくはんしながら加え、還流冷却器を付け、かくはんしながら水浴中で30分間加熱する。冷後、この液を250mLメスフラスコに移し、丸底フラスコの内壁を少量の水で洗って洗液を加え、更に水を加えて250mLとする。この液50mLを正確にとり、フェノールフタレイン試液1mLを加え、0.05mol/L水酸化カリウム溶液で15秒間持続する淡赤色を呈するまで滴定し、次式により酸価Aを求める。

A=MW×V×0.05×5/M

ただし、

MW:水酸化カリウムの分子量(56.11)

V:0.05mol/L水酸化カリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(2) エステル価 125~153

本品約1gを精密に量り、250mLの丸底フラスコに入れ、0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25mLを正確に量って加える。さらに、この丸底フラスコに水25mL及び数個のガラスビーズを入れて還流冷却器を付け、水浴中で30分間、時々振り混ぜながら加熱する。冷後、フェノールフタレイン試液1mLを加え、直ちに0.5mol/L塩酸で滴定する。別に空試験を行い、次式によりけん化価Sを求める。

S=MW×(a-b)×0.5/M

ただし、

MW:水酸化カリウムの分子量(56.11)

a:空試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

b:本試験における0.5mol/L塩酸の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

エステル価は次式により求める。

エステル価=S-A

ただし、

S:けん化価

A:酸価

(3) 加水分解度 86.5~89.0mol%

エステル価で得られた本品のけん化価Sを次式により乾燥物換算し、けん化価Sdbを求める。

Sdb=S×100/(100-乾燥減量(%))

次式により加水分解度を求める。

加水分解度=100-[7.852×Sdb/(100-0.07492×Sdb)]

ただし、Sdb:乾燥物換算したけん化価

(4) 水不溶物 0.1%以下

本品約6gを精密に量り、水140mLを加え、穏やかにかくはんして分散させる。さらに、水を加えて内容物を150gとし、連続的にかくはんしながら水浴中で90℃まで加熱し、約5分間この温度を維持した後、室温で約1時間かくはんする。水を加えて蒸発水分を補正する。この液をあらかじめ秤量した100メッシュのステンレス網でろ過する。網上の残留物を水約200mLで洗い、残留物を網ごと105℃で2時間乾燥し、その質量を精密に量り、残留物の量を求める。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(6) メタノール 1.0%以下、酢酸メチル 1.0%以下

本品約0.2gを20mLの専用バイアル瓶に精密に量り、内標準液1mL及びジメチルスルホキシド4mLを正確に加え、かくはん子を入れて密栓し、直ちに110℃で60分間かくはんし、検液とする。ただし、内標準液は1―プロパノール0.5gを量り、ジメチルスルホキシドを加えて正確に100mLとする。別にメタノール及び酢酸メチルを約5.0gずつ精密に量り、それぞれジメチルスルホキシドを加えて正確に50mLとし、標準液A1及び標準液A2とする。標準液A1及び標準液A2をそれぞれ1mLずつ正確に量って混合し、ジメチルスルホキシドを加えて正確に10mLとし、標準液Bとする。次に、標準液B5mLを正確に量り、ジメチルスルホキシドを加えて正確に50mLとし、標準液Cとする。標準液C1mL、4mL、8mL及び10mLを正確に量り、それぞれ20mLのメスフラスコに入れ、内標準液を4mLずっ正確に加えてジメチルスルホキシドで正確に20mLとする。これらの液5mLずつを正確に量り、それぞれ別の専用バイアル瓶に入れ、かくはん子を入れて密栓し、直ちに110℃で60分間かくはんし、検量線用標準液とする。検液及び4濃度の検量線用標準液につき、次の操作条件でヘッドスペースガスクロマトグラフィーを行う。内標準法により、検量線からメタノール及び酢酸メチルの量を求める。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 40℃を10分間保持後、毎分20℃で180℃まで昇温し、180℃を4分間保持する。

注入口温度 180℃

検出器温度 200℃

キャリヤーガス 窒素

流量 酢酸メチルのピークが約4分後に現れるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:10

ヘッドスペースサンプラーの操作条件

バイアル内平衡温度 110℃

バイアル内平衡時間 30分

注入量 1.0mL

乾燥減量 5.0%以下(1g、105℃、3時間)

強熱残分 1.0%以下(1g、600±50℃、1時間)

参照スペクトル

ポリビニルアルコール

FA057700

T03710

ポリビニルピロリドン

Polyvinylpyrrolidone

ポビドン

(C6H9NO)n

Poly[1―(2―oxopyrrolidin―1―yl)ethylene] [9003―39―8]

含量 本品を無水物換算したものは、窒素(N=14.01)11.5~12.8%を含む。

性状 本品は、白~微黄色の粉末である。

確認試験 本品を105℃で6時間乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

pH 3.0~7.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 粘性 無水物換算して1.00gに対応する量の本品を精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとし、60分間放置し、検液とする。検液及び水につき、25℃で粘度測定法第1法により試験を行い、次式によりK値を求めるとき、表示K値の90~108%である。

ただし、

νrel:水の動粘度に対する検液の動粘度比

M:検液100mL中の無水物換算した試料の量(g)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) アルデヒド アセトアルデヒドとして500μg/g以下

本品約1gを精密に量り、ピロリン酸カリウム・塩酸緩衝液(0.05mol/L、pH9.0)に溶かして正確に100mLとし、密栓して60℃で60分間加温した後、室温になるまで放冷し、検液とする。別に、新たに蒸留したアセトアルデヒド0.100gを量り、4℃の水に溶かして正確に100mLとする。この液を4℃で約20時間放置し、その1mLを正確に量り、ピロリン酸カリウム・塩酸緩衝液(0.05mol/L、pH9.0)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液、標準液及び水0.5mLずつを別々のセルに入れ、ピロリン酸カリウム・塩酸緩衝液(0.05mol/L、pH9.0)2.5mL及びβ―ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド試液0.2mLをそれぞれに正確に加えてかき混ぜた後、密栓し、22±2℃で2~3分間放置する。これらの液につき、水を対照として波長340nmにおけるそれぞれの吸光度AT1、AS1及びAB1を測定する。さらに、それぞれの液にアルデヒドデヒドロゲナーゼ試液0.05mLを加え、かき混ぜた後、密栓して22±2℃で5分間放置し、同様に操作し、それぞれの吸光度AT2、AS2及びAB2を測定し、次式によりアルデヒドの量を求める。

ただし、M:無水物換算した試料の採取量(g)

(4) 1―ビニル―2―ピロリドン 1―ビニル―2―ピロリドンとして10μg/g以下

本品約0.25gを精密に量り、メタノール(1→5)に溶かして正確に10mLとし、検液とする。別に、1―ビニル―2―ピロリドン50mgを正確に量り、メタノールを加えて溶かして正確に100mLとする。この液1mLを正確に量り、メタノールを加えて正確に100mLとする。さらに、この液5mLを正確に量り、メタノール(1→5)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ50μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の1―ビニル―2―ピロリドンのピーク面積AT及びASを測定し、次式により1―ビニル―2―ピロリドンの量を求める。

1―ビニル―2―ピロリドンの量(μg/g)=2.5/M×AT/AS

ただし、M:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクチルシリル化シリカゲル

カラム管 内径約4mm、長さ約25cmのステンレス管

ガードカラム カラム管と同一の内径で同一の充填剤を充填したもの

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 水/メタノール混液(4:1)

流量 1―ビニル―2―ピロリドンの保持時間が約10分になるように調整する。

カラムの選定 1―ビニル―2―ピロリドン10mg及び酢酸ビニル0.5gをメタノール100mLに溶かす。この液1mLを量り、メタノール(1→5)を加えて100mLとする。この液50μLにつき、上記の条件で操作するとき、1―ビニル―2―ピロリドン、酢酸ビニルの順に溶出し、その分離度が2.0以上のものを用いる。なお、上記の条件で標準液につき、試験を6回繰り返すとき、1―ビニル―2―ピロリドンのピーク面積の相対標準偏差は、2%以下である。

ガードカラムの洗浄 試験後、移動相をガードカラムに上記の流量で約30分間、試験操作と逆の方向に流して洗浄する。

(5) ヒドラジン ヒドラジンとして1μg/g以下

本品約2.5gを精密に量り、50mLの遠心管に入れ、水25mLを加え、かき混ぜて溶かす。これにサリチルアルデヒド・メタノール溶液(1→20)500μLを加えてかき混ぜ、60℃の水浴中で15分間加温する。冷後、トルエン2.0mLを加え、密栓して2分間激しく振り混ぜ、遠心分離し、その上層を検液とする。別に、サリチルアルダジン90mgを量り、トルエンに溶かして正確に100mLとし、この液1mLを正確に量り、トルエンを加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液10μLを量り、メタノール溶液(2→3)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、暗所で紫外線(波長365nm)下で観察するとき、標準液から得たスポットに対応する位置の検液から得たスポットの蛍光は、標準液のそれよりも濃くない。ただし、薄層板には、担体として薄層クロマトグラフィー用ジメチルシリル化シリカゲル(蛍光剤入り)を110℃で1時間乾燥したものを使用する。

水分 5.0%以下(0.5g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下(1g、600±50℃)

定量法

(1) 装置 総硬質ガラス製でその概略は次の図による。ただし、接続部は、すり合わせにしてもよい。装置に用いるゴムは、全て水酸化ナトリウム溶液(1→25)中で10~30分間煮沸し、次に水中で30~60分間煮沸し、最後に水でよく洗ってから用いる。

A:ケルダールフラスコ

B:水蒸気発生器(硫酸2~3滴を加えた水を入れ、突沸を避けるために沸騰石を入れる。)

C:しぶき止め

D:給水用漏斗

E:蒸気管

F:アルカリ溶液注入用漏斗

G:ピンチコック付きゴム管

H:小孔(径は、管の内径にほぼ等しい。)

J:冷却器(下端は、斜めに切ってある。)

K:吸収用フラスコ

(2) 操作法 本品約0.1gを精密に量り、Aに入れ、これに硫酸カリウム33g、硫酸銅(Ⅱ)五水和物1g及び酸化チタン(Ⅳ)1gの混合物の粉末5gを加え、Aの首に付着した試料を少量の水で洗い込み、更にAの内壁に沿って硫酸7mLを加える。Aを徐々に加熱し、液が黄緑色澄明となり、Aの内壁に炭化物を認めなくなった後、更に45分間加熱を続ける。冷後、水20mLを注意しながら加えて冷却する。Aを、あらかじめ水蒸気を通じて洗った蒸留装置に連結する。Kにはホウ酸溶液(1→25)30mL及びブロモクレゾールグリーン・メチルレッド混合試液3滴を入れ、適量の水を加え、Jの下端をこの液に浸す。Fから水酸化ナトリウム溶液(2→5)30mLを加え、注意して水10mLで洗い込み、直ちにGのピンチコックを閉じ、水蒸気を通じて留液80~100mLを得るまで蒸留する。Jの下端を液面から離し、少量の水でJの下端を洗い込み、0.025mol/L硫酸で滴定する。終点の判定は、液の緑色が微灰青色を経て微灰赤紫色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.025mol/L硫酸1mL=0.7003mg N

参照スペクトル

ポリビニルピロリドン

FA057800

T03720

ポリビニルポリピロリドン

Polyvinylpolypyrrolidone

Cross linked poly[(2―oxopyrrolidin―1―yl)ethylene] [25249―54―1]

含量 本品を無水物換算したものは、窒素(N=14.01)11.0~12.8%を含む。

性状 本品は、白~微黄白色の粉末であり、においはない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに、同様の強度の吸収を認める。

pH 5.0~8.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 水可溶物 1.5%以下

本品約25gを精密に量り、平底フラスコに入れ、これに水225mLを加え、還流冷却器を付け、かくはん機を用いてかき混ぜながら20時間穏やかに煮沸する。冷後、これをメスフラスコに移し、水を加えて正確に250mLとし、15分間放置した後、上澄液を遠心管に移し、10000×gで1時間遠心分離する。上澄液をメンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、ろ液50mLを正確に量り、あらかじめ精密に質量を量ったガラス製蒸発皿に入れ、蒸発乾固し、90℃で3時間乾燥し、デシケーター中で放冷した後、質量を精密に量る。

(4) ビニルピロリドン 0.1%以下

本品約4gを精密に量り、水30mLを加え、15分間かき混ぜる。これを遠心管に移し、水20mLを加えて遠心分離し、上澄液をるつぼ型ガラスろ過器(1G4)でろ過する。遠心管の残留物及びろ過器上の残留物を水50mLずつで洗う。ろ液と洗液を合わせ、これに酢酸ナトリウム三水和物0.50gを加え、0.05mol/Lヨウ素溶液をヨウ素の色が消えなくなるまで加える。さらに、3.0mLの0.05mol/Lヨウ素溶液を加え、10分間静置し、過量のヨウ素を0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定するとき、0.05mol/Lのヨウ素溶液の消費量は、0.72mL以下である(指示薬 デンプン試液3mL)。別に空試験を行い、補正する。

水分 6.0%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.4%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により窒素を定量し、更に無水物換算を行う。

0.05mol/L硫酸1mL=1.401mg N

参照スペクトル

ポリビニルポリピロリドン

FA057900

E00321

ポリフェノールオキシダーゼ

Polyphenol Oxidase

フェノラーゼ

定義 本品は、担子菌(Cyathus属、Polyporus cinereus、Pycnoporus coccineus、Polyporus versicolor及びTrametes属に限る。)、糸状菌(Alternaria属、Aspergillus niger、Coriolus属及びMyrothecium verrucariaに限る。)又は放線菌(Streptomyces avermitilisに限る。)の培養物から得られた、ポリフェノールの水酸基を酸化する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色若しくは白~帯緑白色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ポリフェノールオキシダーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ポリフェノールオキシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、pH8.0のホウ酸緩衝液(0.02mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

フェノール試液(0.25mol/L)1mLをガラスセルに入れ、4―アミノアンチピリン試液(0.009mol/L)1mL及びポリフェノールオキシダーゼ活性試験用緩衝液0.5mLを加えて混合し、30℃で10分間加温した後、あらかじめ30℃に加温した試料液0.5mLを加えて混合する。試料液を添加した10秒後及び40秒後の波長505nmにおける吸光度を測定するとき、10秒後の吸光度は、40秒後の吸光度よりも小さい。

FA058000

T03730

ポリブテン

Polybutene

ポリブチレン

定義 本品は、イソブチレンを主成分とする重合物である。

性状 本品は、無~微黄色の粘ちゅうな液体であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味がない。

確認試験 本品約1gにヘキサン5mLを加えて溶かし、赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定するとき、波数1393cm-1、1370cm-1、1230cm-1、950cm-1及び920cm-1のそれぞれの付近に吸収を認める。

純度試験

(1) 溶状 澄明(0.50g、ヘキサン5.0mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 塩素化合物 Clとして0.014%以下

「ポリイソブチレン」の純度試験(4)を準用する。ただし、0.01mol/L塩酸は0.20mLを用いる。

(5) 低重合物 0.40%以下

本品約10gを精密に量り、メタノール10mLを加え、還流冷却器を付け、時々振り混ぜながら水浴上で1時間加熱し、冷所に1時間放置した後、ろ過する。このろ液を、あらかじめ乾燥し、質量を精密に量ったフラスコにとり、約50℃で減圧下に蒸発乾固した後、減圧デシケーター中で20時間乾燥し、その残留物の質量を精密に量る。

強熱残分 0.05%以下(5g)

FA058100

E00322

ε―ポリリシン

ε―Polylysine

ε―ポリリジン

定義 本品は、放線菌(Streptomyces albulusに限る。)の培養液から、イオン交換樹脂を用いて吸着、分離して得られたものである。成分は、ε―ポリリシンである。デキストリンを含むことがある。

含量 本品は、ε―ポリリシン25%以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、淡黄色の液体又は吸湿性の強い淡黄色の粉末であり、わずかに苦味を有する。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)1mLにドラーゲンドルフ試液1mLを加えるとき、赤褐色の沈殿を生ずる。

(2) 本品0.1gをリン酸緩衝液(pH6.8)100mLに溶かした液1mLにメチルオレンジ試液1mLを加えるとき、赤褐色の沈殿を生じる。

(3) 本品の水溶液(1→100)1mLに塩酸1mLを加え、110℃で24時間加熱する。冷後、水酸化ナトリウム溶液(1→5)を加えてpH6~8に調整し、検液とする。別にL―リシン一塩酸塩10mgを水10mLに溶解し、対照液とする。検液及び対照液2μLずつを量り、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、ニンヒドリン・アセトン溶液(1→50)を均等に噴霧し、90℃で10分間加熱して呈色させ、自然光下で観察するとき、検液から得たスポットは、対照液から得た赤紫色のスポットと色調及びRf値が等しい。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(ε―ポリリシン0.5gに対応する量、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 1.0%以下(ε―ポリリシン0.5gに対応する量)

定量法 ε―ポリリシンとして約0.25gに対応する量の本品を精密に量り、移動相と同一組成の液を加えて溶かして正確に50mLとする。この液1mLを量り、内標準液10mLを加えた後、移動相と同一組成の液を加えて正確に50mLとし、検液とする。ただし、内標準液は、L―フェニルアラニン0.15gを量り、移動相と同一組成の液を加えて溶かして正確に100mLとし、更にこの液5mLを量り、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとする。別に定量用ε―ポリリシン塩酸塩を105℃で3時間乾燥し、その約0.3gを精密に量り、移動相と同一組成の液を加えて溶かして正確に100mLとする。この液25mLを量り、移動相と同一組成の液を加えて正確に100mLとする。この液6mL、8mL及び10mLを正確に量り、それぞれに内標準液10mLを正確に加えた後、移動相と同一組成の液を加えて正確に50mLとし、標準液とする。ε―ポリリシン塩酸塩に対するε―ポリリシンの質量比を0.7785としてε―ポリリシン濃度を算出する。検液及び標準液をそれぞれ100μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。3濃度の標準液のL―フェニルアラニンのピーク面積に対するε―ポリリシンのピーク面積比及び標準液に含まれるε―ポリリシン濃度から検量線を作成する。検液のL―フェニルアラニンのピーク面積に対するε―ポリリシンのピーク面積比を求め、検量線を用いて含量を求める。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 215nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 リン酸水素二カリウム1.74g及び硫酸ナトリウム十水和物1.42gを水約800mLに溶かし、リン酸でpH3.4に調整した後、水を加えて1000mLとする。この液920mLにアセトニトリル80mLを加える。

流量 ε―ポリリシンの保持時間が約4分になるように調整する。

FA058200

T03740

ポリリン酸カリウム

Potassium Polyphosphate

含量 本品を乾燥したものは、酸化リン(Ⅴ)(P2O5=141.94)として43.0~76.0%を含む。

性状 本品は、白色の繊維状の結晶若しくは粉末又は無~白色のガラス状の片若しくは塊である。

確認試験

(1) 本品0.1gに酢酸ナトリウム三水和物0.4g及び水10mLを加えて溶かし、酢酸(1→20)を加えて弱酸性とし、硝酸銀溶液(1→50)3mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(1.0g、酢酸ナトリウム三水和物4.0g及び水100mL)

(2) 塩化物 Clとして0.11%以下(0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 正リン酸塩 本品1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、著しい黄色を呈さない。

(4) 硫酸塩 SO4として0.096%以下

本品0.20gを量り、水30mL及び塩酸(1→4)2mLを加え、1分間煮沸して溶かす。冷後、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(5) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(110℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、硝酸5mL及び水25mLを加えて溶かし、蒸発する水を補いながら30分間煮沸する。冷後、水を加えて正確に500mLとし、必要な場合には乾燥ろ紙でろ過し、検液とする。検液5mLを正確に量り、バナジン酸・モリブデン酸試液20mL及び水を加えて正確に100mLとし、よく振り混ぜて30分間放置した後、波長400nmにおける吸光度を測定する。対照には、水5mLを用いて検液と同様に操作した液を用いる。別にリン標準液10mLを正確に量り、硝酸(1→25)20mLを加え、更に水を加えて正確に250mLとする。この液10mL、15mL及び20mLをそれぞれ正確に量り、検液と同様に操作して吸光度を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液の吸光度から検液5mL中のリン(P)の質量(g)を求め、次式により含量を求める。

ただし、

MS:検液5mL中のリン(P)の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA058300

T03750

ポリリン酸ナトリウム

Sodium Polyphosphate

含量 本品を乾燥したものは、酸化リン(Ⅴ)(P2O5=141.94)として53.0~80.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末又は無~白色のガラス状の片若しくは塊である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)10mLに酢酸(1→20)を加えて弱酸性とし、硝酸銀溶液(1→50)1mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁

本品の粉末1.0gを量り、水20mLを加え、加熱して溶かし、検液とする。

(2) 塩化物 Clとして0.21%以下(粉末0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 正リン酸塩 本品の粉末1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、著しい黄色を呈さない。

(4) 硫酸塩 SO4として0.048%以下

本品の粉末0.40gを量り、水30mL及び塩酸(1→4)2mLを加え、1分間煮沸して溶かす。冷後、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(5) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(粉末0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(110℃、4時間)

定量法 「ポリリン酸カリウム」の定量法を準用する。

FA058400

T03760

d―ボルネオール

d―Borneol

C10H18O 分子量 154.25

(1R,2S,4R)―1,7,7―Trimethylbicyclo[2.2.1]heptan―2―ol [464―43―7]

含量 本品は、d―ボルネオール(C10H18O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶、結晶性の粉末又は塊で、リュウノウようのにおいがある。

確認試験

(1) 本品を等量のチモールとすり混ぜるとき、液状となる。

(2) 本品約0.1gを試験管にとり、約45°に傾けて底部をブンゼンバーナーの無色炎中で1分間加熱するとき、試験管上部に白色の昇華物が付着する。

比旋光度 画像1177 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (2.5g、エタノール(95)、25mL)

融点 205~210℃

定量法 本品約1gを精密に量り、200mLの共栓フラスコに入れ、無水酢酸・ピリジン試液5mLを正確に量って加え、還流冷却器を付け、すり合わせの部分を2~3滴のピリジンで濡らし、水浴中で3時間加熱する。冷後、冷却器を通じて水10mLで洗い込み、常温まで冷却する。さらに、水10mLを加え、栓をしてよく振り混ぜた後、エタノール(中和)5mLですり合わせ部分及びフラスコの内壁を洗い込み、0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液で滴定する(指示薬 クレゾールレッド・チモールブルー試液10滴)。別に空試験を行う。

0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液1mL=77.12mg C10H18O

FA058500

E00323

マイクロクリスタリンワックス

Microcrystalline Wax

ミクロクリスタリンワックス

定義 本品は、石油の減圧蒸留の残油又は重質留出油から得られた固形の炭化水素の混合物で、主として分枝状及び直鎖状の飽和炭化水素から成る。

性状 本品は、室温で無色又は白~黄色のやや透明性を帯びた固体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の薄膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 70~95℃(第2法)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして3μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液6.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 多環芳香族炭化水素 「パラフィンワックス」の純度試験(4)を準用する。

強熱残分 0.1%以下

参照スペクトル

マイクロクリスタリンワックス

FA058600

E00324

マクロホモプシスガム

Macrophomopsis Gum

マクロホモプシス多糖類

定義 本品は、マクロホモプシス属糸状菌(Macrophomopsis属(Fusicoccum属))の培養液から得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、淡黄~淡褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.5gを熱湯100mLにかき混ぜながら徐々に加えた後、室温まで冷却するとき、粘ちゅうな液体となる。

(2) 本品0.1gを熱湯100mLにかき混ぜながら徐々に加えた後、ホモジナイザーを用いて毎分8000回転以上で15分間かき混ぜ、溶かす。冷後、この液5mLを試験管にとり、2―プロパノール1mLを加えてよく混ぜ、水浴中で10分間加熱し、再びよく混ぜた後、室温に2時間放置するとき、ゲルを形成する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 総窒素 1.0%以下(乾燥物換算)

本品約0.3gを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により試験を行う。

(4) 残留溶媒 2―プロパノール 0.50%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液10mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により2―プロパノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS/MT×QT/QS×2

ただし、

MS:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 15.0%以下(105℃、2.5時間)

灰分 10.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は10000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験の試料液並びに大腸菌試験の前培養液は、いずれも第2法により調製する。また、サルモネラ試験は、本品5gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA058700

E00328

マリーゴールド色素

Marigold Color

定義 本品は、マリーゴールド(Tagetes patula L.若しくはTagetes erecta L.又はそれらの種間雑種)の花から得られた、キサントフィルを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1179 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は2500以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、暗褐色の固体又は液体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価2500に換算して0.1gに相当する量を量り、エタノール(95)/ヘキサン混液(1:1)100mLを加えて溶かした液は、濃黄色を呈する。

(2) 本品にエタノール(95)/ヘキサン混液(1:1)を加えて溶かした液は、波長469~475nm及び441~447nmに吸収極大がある。これらの吸収極大に加えて波長420~426nmに吸収極大があるものもある。

(3) 本品の表示量から、色価2500に換算して0.1gに相当する量を量り、エタノール(95)/ヘキサン混液(1:1)10mLを加えて溶かし、検液とする。検液5μLを量り、対照液を用いず、トルエン/酢酸エチル/エタノール(95)混液(15:4:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約10cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾するとき、Rf値が0.8付近(ルテインの脂肪酸エステル)及び0.35付近(ルテイン)の両方又はそのいずれかに黄色のスポットを認める。これらのスポットの色は、亜硝酸ナトリウム溶液(1→20)を噴霧し、続けて硫酸試液(0.5mol/L)を噴霧するとき、直ちに脱色される。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして3μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液6.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 エタノール(95)/ヘキサン(1:1)

測定波長 波長441~447nmの吸収極大の波長

FA058800

E00329

マルトースホスホリラーゼ

Maltose Phosphorylase

定義 本品は、細菌(Paenibacillus sp.及びPlesiomonas属に限る。)の培養物から得られた、マルトースを加リン酸分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、マルトースホスホリラーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。

ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

マルトースホスホリラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水にて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

D(+)―マルトース一水和物3.60gを量り、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05mol/L)を加えて溶かし、500mLとしたものを基質溶液とする。

あらかじめ50℃で5分間加温した基質溶液0.5mLに試料液0.01mLを加えて直ちに振り混ぜ、50℃で15分間加温した後、水浴中で3分間加熱する。冷後、D―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)2mLを加えて混和し、37℃で10分間加温し、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、試料液0.01mLを加えて直ちに水浴中で3分間加熱する。冷後、D―グルコース測定用試液(ムタロターゼ含有)2mLを加えて混和し、37℃で10分間加温し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長505nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA058900

E0033

マルトトリオヒドロラーゼ

Maltotriohydrolase

G3生成酵素

定義 本品は、糸状菌(Penicillium属に限る。)、放線菌(Streptomyces avermitilis、Streptomyces cinnamonensis、Streptomyces griseus、Streptomyces thermoviolaceus及びStreptomyces violaceoruberに限る。)又は細菌(Bacillus subtilis、Cellulosimicrobium cellulans及びMicrobacterium属に限る。)の培養物から得られた、デンプン等を加水分解しマルトトリオースを生成する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、マルトトリオヒドロラーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

ただし、除菌を行わない本品を、自家消費にて食品に使用する場合であって、最終食品の完成前に除菌又は殺菌を行う場合には、生菌数の規格を適用しない。

マルトトリオヒドロラーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、トリス緩衝液(0.005mol/L、pH7.0、塩化カルシウム含有)を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

デキストリン試液30mLを量り、プルラナーゼ試液(100単位/mL)0.1mL及び試料液0.1mLを加えて混和し、50℃で24時間加温した後、この液10mLを量り、水浴中で10分間加熱する。冷後、検液とする。なお、検液に濁りがある場合には、ろ過若しくは限外ろ過したそのろ液又は遠心分離した上澄液を検液とする。別にマルトトリオース0.25gを量り、水を加えて溶かし、50mLとし、標準液とする。

検液及び標準液をそれぞれ10μL量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間とマルトトリオース標準液のピークの保持時間は一致する。

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 11~25μmの液体クロマトグラフィー用陽イオン交換樹脂(Ag型)

カラム管 内径5~20mm、長さ20~40cmのステンレス管

カラム温度 50~85℃の一定温度

移動相 水

流量 0.3~1.0mL/分 マルトトリオースの保持時間が10~50分になるように調整する。

第2法 本品0.50gを量り、冷却した酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)若しくは水を加えて溶解若しくは均一に分散して50mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液若しくは水を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

可溶性デンプン1.0gを量り、少量の水を加えて懸濁し、約50mLの沸騰水中に加えて5分間沸騰させる。冷後、水を加えて100mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液0.5mLを量り、酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)0.4mLを加えて混和し、40℃で15分間加温した後、試料液0.1mLを加えて直ちに振り混ぜ、40℃で15分間加温する。この液に銅試液(マルトトリオヒドロラーゼ活性試験用)1mLを加えて混和し、水浴中で20分間加熱する。冷後、この液にネルソン試液1mLを加えてよく振り混ぜ、室温で20分間放置し、水を加えて25mLとし、検液とする。別に基質溶液0.5mLを量り、酢酸緩衝液(0.1mol/L、pH6.0、塩化カルシウム含有)0.4mLを加えて混和し、銅試液(マルトトリオヒドロラーゼ活性試験用)1mLを加えて振り混ぜた後、試料液0.1mLを加え混和し、水浴中で20分間加熱する。冷後、この液を以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、波長520nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA059000

T03770

マルトール

Maltol

C6H6O3 分子量 126.11

3―Hydroxy―2―methyl―4H―pyran―4―one [118―71―8]

含量 本品は、マルトール(C6H6O3)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の針状結晶又は結晶性の粉末で、甘いにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中のペースト法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 160~164℃

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→100)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

マルトール

FA059100

T03780

D―マンニトール

D―Mannitol

D―マンニット

C6H14O6 分子量 182.17

D―Mannitol [69―65―8]

含量 本品を乾燥したものは、D―マンニトール(C6H14O6)96.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は粉末であり、においがなく、清涼な甘味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→5)3mLを、あらかじめ塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)1mLを入れた試験管に加え、水酸化ナトリウム溶液(1→25)1.5mLを加えるとき、黄色の沈殿を生じる。さらに、激しく振り混ぜるとき、沈殿は溶けて黄色の澄明な液となり、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を追加しても、沈殿を生じない。

(2) 本品0.5gに無水酢酸3mL及びピリジン1mLを加え、水浴中で時々振り混ぜながら加熱して完全に溶かす。さらに、5分間加熱を続けた後、冷却する。この液に水20mLを加え、よく混和して5分間放置した後、生じた結晶をろ取し、水で洗い、ジエチルエーテルから再結晶するとき、その融点は、120~125℃である。

融点 165~169℃

純度試験

(1) 遊離酸 本品5gを量り、水(二酸化炭素除去)50mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液1滴及び0.01mol/L水酸化ナトリウム溶液0.5mLを加えて振り混ぜるとき、液は、30秒以上持続する赤色を呈する。

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ニッケル 本品0.5gを量り、水5mLを加えて溶かし、ジメチルグリオキシム・エタノール(95)溶液(1→100)3滴及びアンモニア試液3滴を加えて5分間放置するとき、液は、赤色を呈さない。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 糖類 本品0.5gを量り、水10mL及び塩酸(1→4)2mLを加えて2分間煮沸する。冷後、炭酸ナトリウム溶液(1→8)5mLを加える。5分間放置した後、フェーリング試液2mLを加えて1分間煮沸するとき、直ちに橙黄~赤色の沈殿を生じない。

乾燥減量 0.3%以下(105℃、4時間)

強熱残分 0.02%以下(5g)

定量法 本品及び定量用D―マンニトールを乾燥し、約1gずつを精密に量り、それぞれを水に溶かして正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のD―マンニトールピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

D―マンニトール(C6H14O6)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用D―マンニトールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 5~12μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径4~8mm、長さ20~50cmのステンレス管

カラム温度 40~85℃の一定温度

移動相 水

流量 0.5~1.0mL/分の一定量

FA059200

E00337

ミックストコフェロール

Mixed Tocopherols

ミックスビタミンE

定義 本品は、植物性油脂から得られた、d―α―トコフェロール、d―β―トコフェロール、d―γ―トコフェロール及びd―δ―トコフェロールを主成分とするものである。食用油脂を含むことがある。

含量 本品は、総トコフェロールとして34%以上を含む。

性状 本品は、淡黄~赤褐色の澄明な粘性のある液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 「d―α―トコフェロール」の確認試験を準用する。

比旋光度 画像1183 (3KB)別ウィンドウが開きます
 以上

「d―α―トコフェロール」の比旋光度を準用する。

純度試験

(1) 酸価 5.0以下

「トコトリエノール」の純度試験(1)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(5.0g、第2法、比較液 鉛標準液10mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 抗酸化力価 40以上

総トコフェロール約30mgに対応する量の本品を精密に量り、200mL褐色メスフラスコに入れ、エタノール(99.5)を加えて溶かし、200mLとする。この液及びエタノール(99.5)2mLを25mL褐色メスフラスコに正確に量り、塩化鉄(Ⅲ)六水和物・エタノール(99.5)溶液(1→500)1mLを加え、直ちに2,2′―ビピリジル・エタノール(99.5)溶液(1→200)1mLを加えて軽く振り混ぜた後、エタノール(99.5)を加えて正確に25mLとし、それぞれ検液及び比較液とする。塩化鉄(Ⅲ)六水和物・エタノール(99.5)溶液(1→500)を加えてから正確に10分後に、エタノール(99.5)を対照として、検液及び比較液の波長520nmにおける吸光度A及びA′を測定し、次式により抗酸化力価を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

定量法 「d―α―トコフェロール」の定量法を準用する。

FA059300

E00338

ミツロウ

Bees Wax

オウロウ

ビースワックス

ベースワックス

定義 本品は、ミツバチ(Apis spp.)の巣から得られた、パルミチン酸ミリシルを主成分とするものである。

性状 本品は、白~黄白色又は黄~淡褐色の固体で、はちみつ特有のにおいがある。

確認試験 本品1gに2―プロパノール50mLを加え、水浴中で65℃に加温して溶かした後、かき混ぜながら微温湯5mLを加えるとき、白色の浮遊物を生じる。

融点 60~67℃

けん化価 77~103(油脂類試験法)

純度試験

(1) 酸価 5~24(油脂類試験法)

本品約3gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(5:3)80mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、冷時濁りを生じるときは、温時滴定する。

(2) 過酸化物価 5以下

本品約5gを精密に量り、200mL共栓三角フラスコに入れ、酢酸/クロロホルム混液(3:2)30mLを加え、栓をして温湯中で加熱し、静かに振り混ぜて溶かす。冷後、窒素を通じて器内の空気を充分に置換し、窒素を通じながらヨウ化カリウム試液1mLを正確に量って加える。次に窒素を止め、直ちに栓をして1分間振り混ぜた後、暗所に5分間放置する。この液に水30mLを加え、再び栓をして激しく振り混ぜた後、0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 デンプン試液1~3mL)。ただし、デンプン試液は、終点近くで液が薄い黄色になったときに加え、終点は、液の色が消えるときとする。別に空試験を行い、補正する。次式によって過酸化物価を求める。

過酸化物価=a/M×10

ただし、

a:0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の消費量(mL)

M:試料の採取量(g)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 脂質、石けん、モクロウ及びロシン 本品1gに水酸化ナトリウム溶液(1→7)35mLを加え、蒸発する水を補いながら、水浴上で時々振り混ぜて30分間加熱する。冷後、この液をろ過し、塩酸を加えて酸性にするとき、沈殿を生じない。

強熱残分 0.1%以下

FA059350

E00339

ミルラ

Myrrh

ミル

定義 本品は、ボツヤク(Commiphora wightii (Arn.) Bhandari (Commiphora mukul (Hook. ex Stocks) Engl.))の樹脂から抽出して得られたものである。

性状 本品は、淡黄~茶褐色の塊で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品3mgを量り、無水酢酸1mLを加えて振り混ぜた後、硫酸1滴を加えるとき、液は赤紫~暗赤紫色を呈する。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 15.0%以下

参照スペクトル

ミルラ

FA059400

E00340

ムラサキイモ色素

Purple Sweet Potato Color

定義 本品は、サツマイモ(Ipomoea batatas (L.) Poir.)の塊根から得られた、シアニジンアシルグルコシド及びペオニジンアシルグルコシドを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1186 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は50以上で、その表示量の90~110%を含む。

性状 本品は、暗赤色の粉末、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価50に換算して1.0gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)100mLに溶かした液は、赤~暗紫赤色を呈する。

(2) (1)の液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、液の色は、暗緑色に変わる。

(3) 本品をクエン酸緩衝液(pH3.0)に溶かした液は、波長515~535nmに吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH3.0)

測定波長 波長515~535nmの吸収極大の波長

FA059500

E00341

ムラサキトウモロコシ色素

Purple Corn Color

ムラサキコーン色素

定義 本品は、トウモロコシ(Zea mays L.)の種子又は雌穂から得られた、シアニジン3―グルコシドを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1187 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は30以上で、その表示量の90~120%を含む。

性状 本品は、暗赤色の粉末、ペースト又は液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価30に換算して1gに相当する量を量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)100mLに溶かした液は、赤~暗赤橙色を呈する。

(2) (1)の溶液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてアルカリ性にするとき、暗緑色に変わる。

(3) 本品をクエン酸緩衝液(pH3.0)に溶かした液は、波長505~525nmに吸収極大がある。

(4) (1)の溶液10mLを量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)を加えて100mLとし、検液とする。別にシアニジン3―グルコシド塩化物1mgを量り、クエン酸緩衝液(pH3.0)を加えて5mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のシアニジン3―グルコシド塩化物のピークの保持時間と一致する。

操作条件

検出器 可視吸光光度計(測定波長 515nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 4%リン酸/メタノール混液(73:27)

流量 シアニジン3―グルコシド塩化物の保持時間が約10分になるように調整する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして8μg/g以下(0.50g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) フモニシンB1 0.3μg/g以下(色価30に換算)

本品の表示量から、色価30に換算して約5gに相当する量を精密に量り、メタノール/水混液(3:1)80mLを加えて振り混ぜ、水酸化ナトリウム溶液(1→10)を加えてpH8~9に調整し、メタノール/水混液(3:1)を加えて正確に100mLとし、試料液とする。内径約15mmのガラス又はポリプロピレン製のカラムにトリメチルアミノプロピル化シリカゲル約2gを充填し、メタノール及びメタノール/水混液(3:1)で順次洗浄する。試料液10mLをカラムに注ぎ、流出液は捨てる。このカラムをメタノール/水混液(3:1)20mL、次いでメタノール10mLで洗浄する。その後メタノール/酢酸混液(99:1)20mLを注ぐ。流出液を40℃未満、減圧状態で乾固させた後、水/アセトニトリル混液(1:1)0.2mLを加えて溶かし、検液とする。別にフモニシンB1約10mgを精密に量り、水/アセトニトリル混液(1:1)を加えて正確に100mLとする。更にこの液1mL、5mL及び10mLを正確に量り、水/アセトニトリル混液(1:1)を加えてそれぞれ正確に200mLとし、標準液とする。検液及び標準液のそれぞれ0.1mLに対し、フタルアルデヒド試液0.1mLを加えて混和する。検液及び3濃度の標準液をそれぞれ20μLずつ量り、フタルアルデヒド試液を添加した後、1分以内に、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。3濃度の標準液のフモニシンB1のピーク面積を測定し、検量線を作成する。検液のフモニシンB1のピーク面積を測定し、検量線から検液中のフモニシンB1量を求める。

操作条件

検出器 蛍光光度計(励起波長 335nm、蛍光波長 440nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 25℃

移動相 メタノール/リン酸緩衝液(pH3.3)混液(7:3)

流量 フモニシンB1の保持時間が約17分になるように調整する。

色価測定 色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

測定溶媒 クエン酸緩衝液(pH3.0)

測定波長 波長505~525nmの吸収極大の波長

FA059600

E00343

ムラミダーゼ

Muramidase

定義 本品は、放線菌(Actinomyces属及びStreptomyces属に限る。)、細菌(Bacillus属に限る。)の培養物から得られた、ムコ多糖類を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ムラミダーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、それぞれ第3法及び第2法により調製する。

ムラミダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、水若しくはpH6.2のリン酸緩衝液(1/15mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

波長640nmにおける吸光度が1.2~1.4になるように、乾燥菌体30mgをpH6.2のリン酸緩衝液(1/15mol/L)に均一に分散若しくは懸濁したもの又はリゾチーム用基質試液を基質溶液とする。基質溶液は用時調製し、氷冷して30分以内に使用する。

基質溶液3.8mLを量り、35℃で3分間加温した後、試料液0.2mLを加えて振り混ぜ、検液とする。検液を石英セルに直ちに移し、35℃で加温し、試料液を添加して3分後及び10分後の波長640nmにおける吸光度を測定する。別に試料液の代わりに水又はpH6.2のリン酸緩衝液(1/15mol/L)0.2mLを用いて以下検液の調製と同様に操作し、比較液とする。比較液を石英セルに直ちに移し、検液と同様に操作して3分後及び10分後の吸光度を測定する。検液及び比較液の10分後の吸光度の差は、検液及び比較液の3分後の吸光度の差よりも小さい。

FA059650

T03785

メタ酒石酸

Metatartaric Acid

[39469―81―3]

定義 本品は、L―酒石酸を大気圧下又は減圧下で加熱して溶融し、エステル化した長さの異なる分子を主成分とするものである。

含量 本品は、L―酒石酸(C4H6O6=150.09)として99.5~113%を含む。

性状 本品は、潮解性の白~帯黄白色の結晶又は粉末であり、わずかにカラメルようのにおいがある。

確認試験 本品は、酒石酸塩の反応を呈する。

pH 1.4~2.2(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

ほとんど澄明(1.0g、エタノール(95)30mL)

(2) エステル化度 32%以上

次式により求める。

ただし、a及びbは定量法に示す方法により求める。

a:1mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)

b:0.5mol/L硫酸の消費量(mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約2gを速やかに精密に量り、水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液50mLをフラスコに正確に量り、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で速やかに滴定し、その消費量をamLとする(指示薬 ブロモチモールブルー試液10滴)。ただし、終点は、液の色が帯青緑色に変わるときとする。さらに、このフラスコに1mol/L水酸化ナトリウム溶液20mLを加え、栓をして2時間静置した後、0.5mol/L硫酸で速やかに滴定し、その消費量をbmLとする。ただし、終点は、液の色が帯青緑色に変わるときとする。次式によりメタ酒石酸の含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

保存基準 気密容器に入れ、湿気を避けて保存する。

FA059700

T03790

メタリン酸カリウム

Potassium Metaphosphate

含量 本品を乾燥したものは、酸化リン(Ⅴ)(P2O5=141.94)として53.0~80.0%を含む。

性状 本品は、白色の繊維状の結晶若しくは粉末又は無~白色のガラス状の片若しくは塊である。

確認試験

(1) 本品0.1gに酢酸ナトリウム三水和物0.4g及び水10mLを加えて溶かし、酢酸(1→20)又は水酸化ナトリウム溶液(1→20)を加えて弱酸性とし、卵白試液5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品は、カリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁

本品の粉末1.0gを量り、水50mLを加え、水浴中で加熱し、激しくかき混ぜながら溶かす。この液に水酸化ナトリウム溶液(1→25)50mLを徐々に加え、更に時々かき混ぜて、10分間水浴中で加熱した後、35~45℃に冷却し、検液とする。

(2) 塩化物 Clとして0.11%以下(粉末0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 正リン酸塩 本品の粉末1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、著しい黄色を呈さない。

(4) 硫酸塩 SO4として0.096%以下

本品の粉末0.20gを量り、水30mL及び塩酸(1→4)2mLを加え、1分間煮沸して溶かす。冷後、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(5) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(110℃、4時間)

定量法 「ポリリン酸カリウム」の定量法を準用する。

FA059800

T03800

メタリン酸ナトリウム

Sodium Metaphosphate

含量 本品を乾燥したものは、酸化リン(Ⅴ)(P2O5=141.94)として60.0~83.0%を含む。

性状 本品は、白色の繊維状の結晶若しくは粉末又は無~白色のガラス状の片若しくは塊である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→40)に酢酸(1→20)又は水酸化ナトリウム溶液(1→20)を加えて弱酸性とし、卵白試液5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

(2) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(粉末1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.21%以下(粉末0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 正リン酸塩 本品の粉末1.0gを量り、硝酸銀溶液(1→50)2~3滴を加えるとき、著しい黄色を呈さない。

(4) 硫酸塩 SO4として0.048%以下

本品の粉末0.40gを量り、水30mL及び塩酸(1→4)2mLを加え、1分間煮沸して溶かす。冷後、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.40mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(5) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸5mL及び水25mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(粉末0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(110℃、4時間)

定量法 「ポリリン酸カリウム」の定量法を準用する。

FA059900

T03810

DL―メチオニン

DL―Methionine

C5H11NO2S 分子量 149.21

(2RS)―2―Amino―4―(methylsulfanyl)butanoic acid [59―51―8]

含量 本品を乾燥物換算したものは、DL―メチオニン(C5H11NO2S)98.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の薄片状結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおいがあり、わずかに甘味がある。

確認試験

(1) 本品を乾燥し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

(2) 本品の水溶液(1→100)は、旋光性がない。

pH 5.6~6.1(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下

本品0.50gを量り、硝酸(1→10)6mL及び水を加えて溶かし、40mLとし、検液とする。比較液は、0.01mol/L塩酸0.30mLに硝酸(1→10)6mL及び水を加えて40mLとする。ただし、硝酸銀溶液(1→50)は、10mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準液 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

「L―システイン塩酸塩」の純度試験(3)を準用する。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=14.92mg C5H11NO2S

参照スペクトル

DL―メチオニン

FA060000

T03820

L―メチオニン

L―Methionine

C5H11NO2S 分子量 149.21

(2S)―2―Amino―4―(methylsulfanyl)butanoic acid [63―68―3]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―メチオニン(C5H11NO2S)98.5%以上を含む。

性状 本品は、白色の薄片状結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおいがあり、わずかに苦味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品25mgに硫酸銅(Ⅱ)飽和硫酸溶液1mLを加えるとき、液は、黄色を呈する。

(3) 本品の水溶液(1→100)2mLに水酸化ナトリウム溶液(1→25)2mLを加えて振り混ぜ、更にペンタシアノニトロシル鉄(Ⅲ)酸ナトリウム二水和物溶液(1→20)0.3mLを加えて再び振り混ぜる。1~2分間放置し、塩酸(1→10)4mLを加えるとき、液は、赤紫色を呈する。

比旋光度 画像1193 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (1g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

pH 5.6~6.1(0.5g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.50g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.021%以下

「DL―メチオニン」の純度試験(2)を準用する。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準液 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

「L―システイン塩酸塩」の純度試験(3)を準用する。

乾燥減量 0.5%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=14.92mg C5H11NO2S

FA060100

T03830

N―メチルアントラニル酸メチル

Methyl N―Methylanthranilate

N―メチルアンスラニル酸メチル

C9H11NO2 分子量 165.19

Methyl 2―(methylamino)benzoate [85―91―6]

含量 本品は、N―メチルアントラニル酸メチル(C9H11NO2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の結晶塊又は澄明な液体で、ブドウようのにおいがある。液体は、青紫色の蛍光を発する。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

凝固点 11℃以上

屈折率 画像1195 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験

(1) 酸価 1.0以下(香料試験法)

(2) 溶状 澄明(1.0mL、70vol%エタノール10mL)

定量法 本品約1gを精密に量り、香料試験法中のエステル含量により定量する。

0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液1mL=82.60mg C9H11NO2

参照スペクトル

N―メチルアントラニル酸メチル

FA060200

T03840

5―メチルキノキサリン

5―Methylquinoxaline

C9H8N2 分子量 144.17

5―Methylquinoxaline [13708―12―8]

含量 本品は、5―メチルキノキサリン(C9H8N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~橙色の液体又は結晶塊で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1199 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

5―メチルキノキサリン

FA060300

T03850

6―メチルキノリン

6―Methylquinoline

C10H9N 分子量 143.19

6―Methylquinoline [91―62―3]

含量 本品は、6―メチルキノリン(C10H9N)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1203 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

6―メチルキノリン

FA060400

T03860

5―メチル―6,7―ジヒドロ―5H―シクロペンタピラジン

5―Methyl―6,7―dihydro―5H―cyclopentapyrazine

C8H10N2 分子量 134.18

5―Methyl―6,7―dihydro―5H―cyclopenta[b]pyrazine [23747―48―0]

含量 本品は、5―メチル―6,7―ジヒドロ―5H―シクロペンタピラジン(C8H10N2)97.0%以上を含む。

性状 本品は、淡黄~褐色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1207 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

5―メチル―6,7―ジヒドロ―5H―シクロペンタピラジン

FA060500

T03870

メチルセルロース

Methyl Cellulose

Methyl ether of cellulose [9004―67―5]

含量 本品を乾燥物換算したものは、メトキシ基(―OCH3=31.03)25.0~33.0%を含む。

性状 本品は、白~類白色の粉末又は繊維状の物質であり、においがない。

確認試験 本品1.0gを約70℃の水100mLに加えてよくかき混ぜた後、振り混ぜながら冷却し、更に均等な糊状となるまで冷所に放置し、検液とする。

(1) 検液約10mLを水浴中で加熱するとき、白濁するか、又は白色の沈殿を生じ、これを冷却するとき、この白濁又は沈殿は、溶けて再び均等な糊状の液となる。

(2) 検液約2mLにアントロン試液1mLを静かに管壁に沿って加えて層積するとき、接界面は、青~緑色を呈する。

動粘度 粘度の表示がある場合、次の試験を行うとき、100mm2/s以下のものでは表示量の80~120%、100mm2/sを超えるものでは表示量の70~140%である。

本品の乾燥物換算して2gに対応する量を量り、85℃の水50mLを加えてかくはん機を用いて10分間かき混ぜる。次に水40mLを加えて40分間かき混ぜながら氷水中で試料を溶かした後、更に水を加えて正確に100mLとし、必要な場合には遠心分離して泡を除き、20±0.1℃で動粘度を測定する。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.57%以下

本品0.50gを量り、ビーカーに入れ、熱湯30mLを加えてよくかき混ぜ、熱時保温漏斗でろ過し、ビーカー及びろ紙上の残留物を熱湯15mLずつで3回洗い、洗液をろ液に合わせ、水を加えて100mLとし、A液とする。この液5mLを正確に量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.40mLを用いる。

(2) 硫酸塩 SO4として0.096%以下

(1)のA液40mLを正確に量り、試料液とする。比較液には0.005mol/L硫酸0.40mLを用いる。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 8.0%以下(105℃、1時間)

強熱残分 1.5%以下(乾燥物換算)

定量法

(1) 装置

分解瓶:5mLのガラス製耐圧瓶で、底部の内側が円すい状となっており、外径20mm、首部までの高さが約50mmで、栓は耐熱性樹脂製又はアルミニウム製で密栓できるもの、セプタムは、表面がフッ素樹脂で加工されたブチルゴム又はシリコーンゴム製のものを用いる。

加熱器:厚さ60~80mmの角型金属アルミニウム製ブロックに直径20.6mm、深さ32mmの穴をあけたもので、ブロック内部の温度を±1℃の範囲で調節できる構造を有するものを用いる。

(2) 操作法 本品約65mgを精密に量り、分解瓶に入れ、アジピン酸約80mg、内標準液2.0mL及びヨウ化水素酸2.0mLを加え、直ちに密栓し、その質量を精密に量る。ただし、内標準液は、オクタン・o―キシレン溶液(3→100)とする。分解瓶の内容物の温度が130±2℃になるようにブロックを加熱しながら、加熱器に付属した電磁式かくはん機又は振とう機を用いて60分間かき混ぜる。電磁式かくはん機又は振とう機によるかくはんができない場合には、加熱時間の初めの30分間、5分ごとに手で振り混ぜる。冷後、その質量を精密に量り、減量が26mg未満及び内容物の漏れがないとき、内容物の上層を検液とする。別にアジピン酸約80mg、内標準液2.0mL及びヨウ化水素酸2.0mLを分解瓶にとり、直ちに密栓してその質量を精密に量り、マイクロシリンジを用いて定量用ヨードメタン45μLを加え、その質量を精密に量る。分解瓶を振り混ぜた後、内容物の上層を標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液のオクタンのピーク面積に対するヨウ化メチルのピーク面積比QT及び標準液のオクタンのピーク面積に対するヨウ化メチルのピーク面積比QSを求め、以下の式によりメトキシ基の含量を求める。

メトキシ基(―CH3O)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×21.86

ただし、

MS:定量用ヨードメタンの採取量(mg)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(mg)

操作条件

検出器 熱伝導度型検出器又は水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.53mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを3μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃を3分間保持した後、毎分10℃で100℃まで昇温し、次に毎分35℃で250℃まで昇温する。その後、250℃を8分間保持する。

注入口温度 250℃

検出器温度 280℃

キャリヤーガス ヘリウム

流量 オクタンの保持時間が約10分になるように調整する。

注入方式 スプリット

スプリット比 1:40

システム適合性

システムの性能 標準液2μLにつき、上記の条件で操作するとき、ヨウ化メチル、オクタンの順に流出し、それらのピークの分離度は5以上である。

システム再現性 標準液2μLにつき、上記の条件で試験を6回繰り返すとき、オクタンのピーク面積に対するヨウ化メチルのピーク面積比の相対標準偏差は、2.0%以下である。

FA060550

T03875

1―メチルナフタレン

1―Methylnaphthalene

C11H10 分子量 142.20

1―Methylnaphthalene [90―12―0]

含量 本品は、1―メチルナフタレン(C11H10)96.0%以上を含む。

性状 本品は、無~微黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1211 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。ただし、カラム温度は、150℃から毎分5℃で230℃まで昇温し、230℃を24分間保持する。

参照スペクトル

1―メチルナフタレン

FA060600

T03880

メチルβ―ナフチルケトン

Methylβ―Naphthyl Ketone

C12H10O 分子量 170.21

1―(Naphthalen―2―yl)ethanone [93―08―3]

含量 本品は、メチルβ―ナフチルケトン(C12H10O)97.0%以上を含む。

性状 本品は、白~淡黄色の結晶又は結晶性の粉末で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 52~56℃

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

メチルβ―ナフチルケトン

FA060700

T03890

2―メチルピラジン

2―Methylpyrazine

C5H6N2 分子量 94.11

2―Methylpyrazine [109―08―0]

含量 本品は、2―メチルピラジン(C5H6N2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1217 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

2―メチルピラジン

FA060800

T03900

2―メチルブタノール

2―Methylbutanol

C5H12O 分子量 88.15

2―Methylbutan―1―ol [137―32―6]

含量 本品は、2―メチルブタノール(C5H12O)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1221 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

2―メチルブタノール

FA060900

T03910

3―メチル―2―ブタノール

3―Methyl―2―butanol

C5H12O 分子量 88.15

3―Methylbutan―2―ol [598―75―4]

含量 本品は、3―メチル―2―ブタノール(C5H12O)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1225 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

3―メチル―2―ブタノール

FA060950

T03915

2―メチルブチルアミン

2―Methylbutylamine

C5H13N 分子量 87.16

2―Methylbutan―1―amine [96―15―1]

含量 本品は、2―メチルブチルアミン(C5H13N)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1229 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ジメチルポリシロキサンを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

2―メチルブチルアミン

FA061000

T03920

2―メチルブチルアルデヒド

2―Methylbutyraldehyde

C5H10O 分子量 86.13

2―Methylbutanal [96―17―3]

含量 本品は、2―メチルブチルアルデヒド(C5H10O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1233 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 10.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。

参照スペクトル

2―メチルブチルアルデヒド

FA061100

T03930

trans―2―メチル―2―ブテナール

trans―2―Methyl―2―butenal

(E)―2―Methyl―2―butenal

C5H8O 分子量 84.12

(2E)―2―Methylbut―2―enal [497―03―0]

含量 本品は、trans―2―メチル―2―ブテナール(C5H8O)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1237 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 3.0以下(香料試験法)

定量法 本品のアセトン溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ50~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.5~1μmの厚さで被覆したものを用い、カラム温度は、50℃で15分間保持した後、毎分10℃で230℃まで昇温し、230℃を27分間保持する。流量は、被検成分のピークが10~30分の間に現れるように調整する。

参照スペクトル

trans―2―メチル―2―ブテナール

FA061200

T03940

3―メチル―2―ブテナール

3―Methyl―2―butenal

C5H8O 分子量 84.12

3―Methylbut―2―enal [107―86―8]

含量 本品は、3―メチル―2―ブテナール(C5H8O)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1241 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 5.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(3)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

3―メチル―2―ブテナール

FA061300

T03950

3―メチル―2―ブテノール

3―Methyl―2―butenol

C5H10O 分子量 86.13

3―Methylbut―2―en―1―ol [556―82―1]

含量 本品は、3―メチル―2―ブテノール(C5H10O)98.5%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1245 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。ただし、カラムは、内径0.25~0.53mm、長さ30~60mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用ポリエチレングリコールを0.25~1μmの厚さで被覆したものを用いる。

参照スペクトル

3―メチル―2―ブテノール

FA061400

T03960

メチルヘスペリジン

Methyl Hesperidin

溶性ビタミンP

含量 本品を乾燥したものは、メチルヘスペリジン97.5~103.0%を含む。

性状 本品は、黄~橙黄色の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品10mgに硫酸2mLを加えるとき、液は、赤色を呈し、更に過酸化水素試液1~2滴を加えるとき、濃赤色を呈する。

(2) 本品0.1gにエタノール(95)5mL及び水酸化ナトリウム溶液(1→25)1mLを加えて3分間煮沸する。冷後、ろ過するとき、ろ液は、黄~橙黄色を呈する。さらに、ろ液に塩酸1mL及びマグネシウム粉末約10mgを加えて放置するとき、液は、赤色を呈する。

(3) 本品0.1gに塩酸(1→4)10mLを加えて5分間煮沸する。冷後、ろ過し、ろ液を水酸化ナトリウム溶液(1→5)を加えて中和し、フェーリング試液2mLを加えて加熱するとき、赤色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 3.0%以下(減圧、24時間)

強熱残分 0.5%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に1000mLとする。この液10mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、波長300nmにおける吸光度Aを測定し、次式により含量を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA061500

E00344

メナキノン(抽出物)

Menaquinone(Extract)

Vitamin K2(Extract)

ビタミンK2(抽出物)

C31H40O2 分子量 444.65

2―Methyl―3―[(2E,6E,10E)―3,7,11,15―tetramethylhexadeca―2,6,10,14―tetraenyl]naphthalene―1,4―dione [863―61―6]

定義 本品は、アルトロバクター属細菌(Arthrobacter nicotianaeに限る。)の培養液から得られた、メナキノン―4を主成分とするものである。

含量 本品を無水物換算したものは、メナキノン―4(C31H40O2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、黄色の結晶、結晶性の粉末、ろう様の塊又は油状の物質である。

確認試験 本品を酸化リン(Ⅴ)を乾燥剤としたデシケーター中で減圧下、40℃、24時間放置し、赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) メナジオン 本品0.20gにエタノール(99.5)溶液(1→2)5mLを加えてよく振り混ぜた後、ろ過する。ろ液0.5mLに3―メチル―1―フェニル―5―ピラゾロン・エタノール(99.5)溶液(1→20)1滴及びアンモニア水1滴を加え、2時間放置するとき、液は、青紫色を呈さない。

水分 0.50%以下(0.5g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本操作は直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。本品及び定量用メナキノン―4(あらかじめ本品と同様の方法で水分を測定しておく。)約0.1gずつを精密に量り、それぞれを2―プロパノール50mLに溶かし、更にエタノール(99.5)を加えて正確に100mLとする。この液10mLずつを正確に量り、それぞれにエタノール(99.5)を加えて正確に100mLとする。この液2mLずつを正確に量り、それぞれにフィトナジオン・2―プロパノール溶液(1→20000)4mLを正確に加え、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のフィトナジオンのピーク面積に対するメナキノン―4のピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により含量を求める。

メナキノン―4(C31H40O2)の含量(%)=MS/MT×QT/QS×100

ただし、

MS:無水物換算した定量用メナキノン―4の採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 270nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径約5mm、長さ約15cmのステンレス管

カラム温度 40℃付近の一定温度

移動相 メタノール

流量 メナキノン―4の保持時間が約7分になるように調整する。

参照スペクトル

メナキノン(抽出物)

FA061550

E00345

メバロン酸

Mevalonic Acid

C6H12O4 分子量 148.16

(3R)―3,5―Dihydroxy―3―methylpentanoic acid [17817―88―8]

定義 本品は、酵母(Saccharomycopsis fibuligeraに限る。)の発酵培養液より、有機溶剤で抽出して得られたものである。主成分はメバロン酸である。

含量 本品を乾燥物換算したものは、メバロノラクトン(C6H10O3=130.14)として97.0%以上を含む。

性状 本品は、淡黄~淡褐色の澄明な粘性のある液体で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→10)は、強酸性である。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 5.0%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、水約10mLを加えて溶解し、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液20mLを正確に量って加え、振り混ぜ、20分間放置した後、過量のアルカリを0.1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液1~2滴)。別に空試験を行う。さらに、乾燥物換算を行う。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=13.01mg C6H10O3

参照スペクトル

メバロン酸

FA061600

T03970

dl―メントール

dl―Menthol

dl―ハッカ脳

C10H20O 分子量 156.27

(1RS,2SR,5RS)―5―Methyl―2―(1―methylethyl)cyclohexan―1―ol [89―78―1]

含量 本品は、dl―メントール(C10H20O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の柱状若しくは針状の結晶又は白色の結晶性の粉末で、ハッカようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。なお、固体の場合には、加温して融解し、試料とする。

凝固点 27~28℃

比旋光度 画像1254 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (2.5g、エタノール(95)、25mL)

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

dl―メントール

FA061700

T03980

l―メントール

l―Menthol

ハッカ脳

C10H20O 分子量 156.27

(1R,2S,5R)―5―Methyl―2―(1―methylethyl)cyclohexan―1―ol [2216―51―5]

含量 本品は、l―メントール(C10H20O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の柱状若しくは針状の結晶又は白色の結晶性の粉末で、ハッカようのにおいと清涼感のある味がある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。なお、固体の場合には、加温して融解し、試料とする。

比旋光度 画像1257 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (2.5g、エタノール(95)、25mL)

融点 41~44℃

定量法 本品のエタノール(95)溶液(1→10)を検液とし、香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

l―メントール

FA061750

E00351

モクロウ

Japan Wax

日本ロウ

ハゼ脂

定義 本品は、ハゼノキ(Toxicodendron succedaneum (L.) Kuntze (Rhus succedanea L.))の果実から得られた、パルミチン酸グリセリルを主成分とするものである。

性状 本品は、光沢のある白~微黄色の塊で、特異なにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

融点 48~54℃

けん化価 200~235

本品約1.5gを精密に量り、キシレン10mL及び0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25mLを正確に加える。還流冷却器を付けて時々振り混ぜながら3時間加熱する。以下油脂類試験法中のけん化価の試験を行う。

ヨウ素価 5~30

本品約1gを500mL共栓付きフラスコに精密に量り、シクロヘキサン30mLを加えて完全に溶解する。以下油脂類試験法中のヨウ素価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 30以下

本品約5gを精密に量り、エタノール(95)50mLを加えて60℃で加温して溶解し、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、冷時濁りを生じるときは、温時滴定する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 ASとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.3%以下

参照スペクトル

モクロウ

FA061800

T03990

モルホリン脂肪酸塩

Morpholine Salts of Fatty Acids

性状 本品は、淡黄~黄褐色のろう状又は油状の物質である。

確認試験

(1) 本品2gに塩酸(3→5)10mLを加え、時々かき混ぜて、水浴中で10分間加熱する。放冷後、析出した油状又は固形の部分を分離して除き、残りの液を水酸化ナトリウム溶液(1→25)でアルカリ性とする。この液のメタノール溶液(1→3)を検液とする。別にモルホリン・メタノール溶液(1→200)を調製し、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ1.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のモルホリンのピークの保持時間と一致する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム 内径0.25mm、長さ30mのフューズドシリカ管の内面に、ガスクロマトグラフィー用5%ジフェニル95%ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さで被覆したもの

カラム温度 50℃に1分間保持した後、毎分10℃で250℃まで昇温し、更に毎分5℃で325℃まで昇温する。

キャリヤーガス 窒素

流量 約1.2mL/分の一定量

(2) 本品1gにエタノール(95)2mLを加え、加熱して溶かし、硫酸(1→20)5mLを加え、水浴中で30分間加熱した後、冷却するとき、油滴又は白~黄白色の固体を析出する。この油滴又は固体を分離し、ジエチルエーテル5mLを加えて振り混ぜるとき溶ける。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に硫酸(1→20)5mLを加えて水浴中で30分間加熱する。冷後、析出した脂肪酸をジエチルエーテルで抽出して除く。残りの液を水浴上で加熱し、ジエチルエーテルを除去した後、検液とする。

強熱残分 1.0%以下

FA061900

E00355

ヤマモモ抽出物

Chinese Bayberry Extract

C21H20O12 分子量 464.38

5,7―Dihydroxy―2―(3,4,5―trihydroxyphenyl)―4―oxo―4H―chromen―3―yl α―L―rhamnopyranoside [17912―87―7、ミリシトリン無水物]

定義 本品は、ヤマモモ(Myrica rubra(Lour.)Siebold & Zuccarini)の果実、樹皮又は葉から抽出して得られたものである。主成分は、ミリシトリンである。

含量 本品を無水物換算したものは、ミリシトリン(C21H20O12)95.0~105.0%を含む。

性状 本品は、ごく薄い黄色の粉末又は塊で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品5mgをエタノール(95)10mLに溶かした液は、淡黄~褐色を呈し、塩化鉄(Ⅲ)・塩酸試液1~2滴を加えるとき、液の色は、帯緑黒色に変わる。

(2) 本品5mgをエタノール(95)5mLに溶かした液は、淡黄~褐色を呈し、塩酸2mL及びマグネシウム粉末50mgを加えるとき、液の色は、徐々に赤色に変わる。

(3) 本品10mgをメタノール1000mLに溶かした液は、波長257nm付近及び354nm付近に吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 残留溶媒 メタノール 50μg/g以下(5g、第1法、装置B)

メタノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとし、この液5mLを正確に量り、水を加えて100mLとする。この液2mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対するメタノールのピーク面積比QT及びQSを求め、次式によりメタノールの量を求める。

メタノールの量(μg/g)=MS/MT×QT/QS×500

ただし、

MS:メタノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールの保持時間が約2分になるように調整する。

注入方式 全量注入法

水分 8.0%以下(0.2g、容量滴定法、直接滴定)

定量法 本品及び定量用ミリシトリン約50mgを精密に量り、それぞれメタノールに溶かして正確に100mLとする。それぞれの液5mLを正確に量り、水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)を加えて正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のミリシトリンのピーク面積AT及びASを測定し、次式によりミリシトリン含量を求める。なお、定量用ミリシトリンは、別に水分測定法(カールフィッシャー法)中の容量滴定法の直接滴定法により水分を測定する。

ミリシトリン(C21H20O12)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:無水物換算した定量用ミリシトリンの採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)

流量 ミリシトリンの保持時間が8~12分になるように調整する。

FA062000

E00356

ユッカフォーム抽出物

Yucca Foam Extract

ユッカ抽出物

定義 本品は、ヨシュアノキ(Yucca brevifolia Engelm.)又はユッカ・シジゲラ(Yucca schidigera Roezl ex Ortgies)の全草から得られた、サポニンを主成分とするものである。

含量 本品を無水物換算したものは、ユッカサポニン3.0%以上を含む。

性状 本品は、黄~褐色の粉末又は褐色の液体で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 無水物換算して0.6gに対応する量の本品を量り、メタノール/水混液(9:1)10mLを加えて激しく振り混ぜた後、ろ過する。ろ液3μLを量り、対照液を用いず、酢酸エチル/エタノール(95)/水/酢酸混液(40:16:8:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約8cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、4―メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を噴霧し、110℃で10分間加熱した後、観察するとき、Rf値0.4~0.7付近に黄緑~青緑色のスポットが4個以上検出される。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(高性能)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

(2) 定量法で得られたA液3mLを量り、その溶媒を留去し、酢酸エチル0.1mLに溶かし、検液とする。別に定量法で得られたB液を対照液とする。検液及び対照液の2μLずつを量り、ヘキサン/酢酸エチル混液(2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約8cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、4―メトキシベンズアルデヒド・硫酸試液を噴霧し、110℃で10分間加熱した後、観察するとき、検液から得たスポットは、対照液から得た黄緑~青緑色のスポットと色調及びRf値が等しい。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(高性能)を担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

pH 3.5~5.0(無水物換算1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(無水物換算2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(無水物換算1.0g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 液体試料 60%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

粉末試料 8.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 5.0%以下(無水物換算2g)

定量法 無水物換算して約0.2gに対応する量の本品を精密に量り、水5mLに溶かし、あらかじめスチレン―ジビニルベンゼン系吸着用樹脂20mLを充填した内径15mmのガラス管に注ぐ。水100mL、水/メタノール混液(3:2)100mLの順に毎分2mL以内の流量で洗浄した後、メタノール/水混液(9:1)100mLで溶出する。溶出液の溶媒を留去後、残留物をエタノール(95)に溶かして正確に20mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸試液(2mol/L)10mLを加え、還流冷却器を付けて水浴中で3時間加熱する。冷後、ジエチルエーテル80mLで2回抽出し、ジエチルエーテル層を合わせて水20mLで洗浄した後、硫酸ナトリウム20gを加えて脱水後、ジエチルエーテルを留去する。残留物を酢酸エチルに溶かして正確に50mLとし、A液とする。A液1mLを正確に量り、酢酸エチルを加えて正確に10mLとし、検液とする。別に無水物換算して約5mgに対応する量の定量用サルササポゲニンを精密に量り、酢酸エチルに溶かして正確に5mLとし、B液とする。B液1mLを正確に量り、酢酸エチルを加えて正確に200mLとし、標準液とする。空試験液は、酢酸エチルとする。検液、標準液及び空試験液をそれぞれ2mLずつ正確に量り、それぞれに0.5%4―メトキシベンズアルデヒド・酢酸エチル試液及び硫酸/酢酸エチル混液(1:1)1mLずつを正確に加え、60℃の水浴中で正確に10分間緩やかに振り混ぜる。室温の水浴中で正確に10分間冷却した後、直ちに酢酸エチルを対照として430nmにおける吸光度を測定する。検液、標準液及び空試験液の吸光度AT、AS及びA0を求め、次式により含量を求める。

ただし、

MS:無水物換算したサルササポゲニンの採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

FA062100

T04000

葉酸

Folic Acid

C19H19N7O6 分子量 441.40

N―{4―[(2―Amino―4―hydroxypteridin―6―ylmethyl)amino]benzoyl}―L―glutamic acid [59―30―3]

含量 本品は、葉酸(C19H19N7O6)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、黄~橙黄色の結晶性の粉末で、においがない。

確認試験 本品1.5mgに水酸化ナトリウム溶液(1→250)を加えて溶かし、100mLとした液は、波長255~257nm、281~285nm及び361~369nmに吸収極大がある。

純度試験 遊離アミン 1.0%以下

パラアミノベンゾイルグルタミン酸標準品を減圧下デシケーター中で4時間乾燥する。その約50mgを精密に量り、40vol%エタノールを加えて溶かして正確に100mLとし、この液3mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液4mLを正確に量り、以下定量法のS2液と同様に操作して吸光度AS′を測定する。AS′と定量法で得られたACから次式により遊離アミンの量を求める。

遊離アミンの量(%)=MS/MT×AC/AS

ただし、

MS:パラアミノベンゾイルグルタミン酸標準品の採取量(g)

MT:無水物換算した定量法における試料の採取量(g)

水分 8.5%以下(0.2g、容量滴定法、逆滴定)

ただし、水分測定用メタノール適量の代わりに水分測定用ピリジン5mL及び水分測定用メタノール20mLを用い、過量の水分測定用試液の一定量を加えた後、逆滴定前に30分間かき混ぜる。

強熱残分 0.5%以下

定量法 本品及び葉酸標準品(あらかじめ本品と同様の方法で水分を測定しておく。)約50mgずつを精密に量り、それぞれに水酸化ナトリウム溶液(1→250)50mLを加え、よく振り混ぜて溶かし、更に水酸化ナトリウム溶液(1→250)を加えて正確に100mLずつとし、T1液及びS1液とする。T1液及びS1液30mLずつを正確に量り、それぞれに塩酸(1→4)20mLずつ及び水を加えて正確に100mLずつとする。それぞれの液60mLずつを正確に量り、それぞれに亜鉛粉末0.5gずつを加え、しばしば振り混ぜ、20分間放置する。次に、それぞれの液を乾燥ろ紙を用いてろ過し、初めのろ液10mLずつを除き、次のろ液10mLずつを正確に量り、水を加えて正確に100mLずつとし、T2液及びS2液とする。T2液及びS2液4mLずつを正確に量り、それぞれに水1mLずつ、塩酸(1→4)1mLずつ及び亜硝酸ナトリウム溶液(1→1000)1mLずつを加え、混和した後、2分間放置し、次にアミド硫酸アンモニウム溶液(1→200)1mLずつを加え、よく振り混ぜた後、2分間放置する。それぞれの液にN,N―ジエチル―N′―1―ナフチルエチレンジアミンシュウ酸塩溶液(1→1000)1mLずつを加え、振り混ぜた後、10分間放置し、水を加えて正確に20mLずつとし、T3液及びS3液とする。別にT1液30mLを正確に量り、塩酸(1→4)20mL及び水を加えて正確に100mLとし、この液4mLを正確に量り、T2液からT3液を作る操作と同様にして得た液をC液とする。別に水4mLを量り、T2液からT3液を作る操作と同様にして得た液を対照とし、T3液、S3液及びC液の波長550nmにおける吸光度AT、AS及びACを測定し、次式により含量を求める。

ただし、

MS:無水物換算した葉酸標準品の採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

FA062200

E00357

ラカンカ抽出物

Luohanguo Extract

ラカンカエキス

定義 本品は、ラカンカ(Siraitia grosvenorii (Swingle) C. Jeffrey ex A. M. Lu & Zhi Y. Zhang (Momordica grosvenorii Swingle))の果実から得られた、モグロシド類を主成分とするものである。

含量 本品を乾燥したものは、モグロシドⅤ(C60H102O29=1287.43)20%以上を含む。

性状 本品は、白~淡褐色の粉末であり、味は甘い。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には標準液のモグロシドⅤのピークと保持時間の一致するピークを認める。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして0.8μg/g以下(2.5g、第3法、標準色 ヒ素標準液4.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(105℃、2時間)

強熱残分 2.0%以下

定量法 本品を乾燥し、その約0.2gを精密に量り、70vol%メタノールに懸濁して正確に100mLとした後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)でろ過し、検液とする。別に定量用カフェイン約10mgを精密に量り、水に溶かして正確に500mLとし、定量用外標準液とする。また、モグロシドⅤ5mgを量り、70vol%メタノールに溶かして正確に10mLとし、標準液とする。検液、定量用外標準液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のモグロシドⅤのピーク面積AM及び定量用外標準液のカフェインのピーク面積ACをそれぞれ測定し、次式によりモグロシドⅤの含量を求める。ただし、検液中のモグロシドⅤは、標準液との保持時間の比較により同定する。

モグロシドⅤ(C60H102O29)の含量(%)=CC/CT×AM/AC×MWM/MWC×1/RMS×P

ただし、

CC:定量用外標準液中のカフェインの濃度(mg/mL)

CT:検液中の試料の濃度(mg/mL)

MWM:モグロシドⅤの分子量(1287.43)

MWC:カフェインの分子量(194.19)

RMS:モグロシドⅤのカフェインに対する相対モル感度(0.127)

P:定量用カフェインの純度(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 210nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相(検液用) 水/アセトニトリル/ギ酸混液(780:220:1)

移動相(定量用外標準液用) 水/アセトニトリル/ギ酸混液(900:100:1)

流量 1.0mL/分

FA062300

T04010

酪酸

Butyric Acid

C4H8O2 分子量 88.11

Butanoic acid [107―92―6]

含量 本品は、酪酸(C4H8O2)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1265 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

酪酸

FA062400

T04020

酪酸イソアミル

Isoamyl Butyrate

C9H18O2 分子量 158.24

3―Methylbutyl butanoate [106―27―4]

含量 本品は、酪酸イソアミル(C9H18O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、果実ようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1269 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

酪酸イソアミル

FA062500

T04030

酪酸エチル

Ethyl Butyrate

C6H12O2 分子量 116.16

Ethyl butanoate [105―54―4]

含量 本品は、酪酸エチル(C6H12O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、果実ようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1273 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(2)により定量する。

参照スペクトル

酪酸エチル

FA062600

T04040

酪酸シクロヘキシル

Cyclohexyl Butyrate

C10H18O2 分子量 170.25

Cyclohexyl butanoate [1551―44―6]

含量 本品は、酪酸シクロヘキシル(C10H18O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1277 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(4)により定量する。

参照スペクトル

酪酸シクロヘキシル

FA062700

T04050

酪酸ブチル

Butyl Butyrate

C8H16O2 分子量 144.21

Butyl butanoate [109―21―7]

含量 本品は、酪酸ブチル(C8H16O2)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無~淡黄色の澄明な液体で、果実ようのにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1281 (4KB)別ウィンドウが開きます

純度試験 酸価 1.0以下(香料試験法)

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

酪酸ブチル

FA062800

E00358

ラクトパーオキシダーゼ

Lactoperoxidase

定義 本品は、ほ乳類の乳から得られた、過酸化水素を還元分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、ラクトパーオキシダーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、それぞれ第3法及び第2法により調製する。

ラクトパーオキシダーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品0.50gを量り、水を加えて溶解若しくは均一に分散して300mLとしたもの又はこれを更に水を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

過酸化水素70μLを量り、水を加えて50mLとしたものを基質溶液とする。用時調製する。pH5.5のクエン酸緩衝液(0.1mol/L)3mLを量り、基質溶液0.05mL及びABTS試液0.2mLを加え混和し、37℃で10分間加温した後、試料液0.1mLを加えてよく混ぜ37℃で加温する。この液につき、波長413nmにおける吸光度を測定するとき、試料液を添加した1分後の吸光度は試料液を添加した3分後の吸光度よりも小さい。

FA062900

E00359

ラクトフェリン濃縮物

Lactoferrin Concentrates

定義 本品は、ほ乳類の乳から得られたラクトフェリンを主成分とするものである。

含量 本品を乾燥物換算したものは、窒素(N=14.01)14.0~16.5%を含み、ラクトフェリン85.0%以上を含む。

性状 本品は、淡赤橙~濃赤褐色の粉末であり、においがない。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)10mLに水酸化ナトリウム溶液(1→10)1mLを加え、更に硫酸銅(Ⅱ)五水和物溶液(1→8)1滴を加えて振り混ぜるとき、青色の沈殿を生じ、液は、紫色を呈する。

(2) 本品1gに水20mLを徐々に加えて溶かした後、10%塩酸試液を1mL加えるとき、溶液の赤色は消える。

pH 5.2~7.2(1.0g、塩化カリウム試液(0.2mol/L)50mL)

純度試験

(1) 鉄 Feとして0.050%以下

本品0.50gを量り、水を加えて溶かし、塩酸1mL及び水を加えて100mLとし、検液とする。別に鉄標準液25mLを正確に量り、塩酸1mL及び水を加えて正確に100mLとし、比較液とする。検液及び比較液につき、次の操作条件で原子吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度以下である。

操作条件

光源ランプ 鉄中空陰極ランプ

分析線波長 248.3nm

支燃性ガス 空気

可燃性ガス アセチレン

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(105℃、5時間)

強熱残分 2.5%以下

定量法

(1) 窒素 本品約20mgを精密に量り、窒素定量法中のセミミクロケルダール法により窒素を定量し、更に乾燥物換算を行う。

(2) ラクトフェリン 本品約0.1gを精密に量り、塩化ナトリウム溶液(3→100)を加えて溶かして正確に50mLとし、検液とする。別に定量用ラクトフェリン約0.2gを精密に量り、塩化ナトリウム溶液(3→100)を加えて溶かして正確に50mLとする。この液並びにこの液5mLずつを正確に量り、塩化ナトリウム溶液(3→100)を加えてそれぞれ正確に10mL及び20mLとした液を、3濃度の標準液とする。検液及び3濃度の標準液をそれぞれ25μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。それぞれの標準液のラクトフェリンのピーク面積を測定し、検量線を作成する。この検量線と検液のラクトフェリンの面積から検液中のラクトフェリンの量(g)を求め、次式により含量を求める。

ラクトフェリンの含量(%)=ML/MT×P

ただし、

ML:検液中の乾燥物換算したラクトフェリンの量(g)

MT:乾燥物換算した試料の採取量(g)

P:定量用ラクトフェリンの純度(%)

操作条件

検出器 紫外部吸収検出器(測定波長 280nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用ブチル化ポリビニルアルコールポリマーゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管

カラム温度 30~40℃の一定温度

移動相A 塩化ナトリウム溶液(3→100)/アセトニトリル(HPLC用)/トリフルオロ酢酸混液(9000:1000:3)

移動相B 塩化ナトリウム溶液(3→100)/アセトニトリル(HPLC用)/トリフルオロ酢酸混液(5000:5000:3)

濃度勾配 A:B(50:50)からA:B(0:100)までの直線濃度勾配を25分間行う。

流量 0.8mL/分

FA063000

E00360

ラック色素

Lac Color

ラッカイン酸

定義 本品は、ラックカイガラムシ(Laccifer spp.)の分泌液から得られた、ラッカイン酸類を主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

色価 本品の色価(画像1284 (2KB)別ウィンドウが開きます
)は1000以上で、その表示量の95~115%を含む。

性状 本品は、赤~暗赤色の粉末又は粒で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の表示量から、色価1000に換算して50mgに相当する量を量り、水酸化ナトリウム試液(0.1mol/L)500mLに溶かした液は、帯紫赤色を呈する。

(2) (1)の溶液10mLを量り、塩酸試液(0.1mol/L)20mLを加えるとき、液の色は、橙色に変わり、波長485~495nmに吸収極大がある。

(3) 本品の表示量から、色価1000に換算して0.1gに相当する量を量り、エタノール(95)10mLに溶かした液を遠心分離し、上澄液を検液とする。検液2μLを量り、対照液を用いず、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:2:1)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行い、展開溶媒が約10cmに上昇したとき展開を止め、風乾した後、観察するとき、Rf値0.4付近に帯黄赤~赤色のスポットを認める。Rf値0.2付近にも、スポットが認められることがある。これらのスポットの色は、アンモニア水により暗赤紫色に変わる。ただし、ろ紙はクロマトグラフィー用ろ紙を使用する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

色価測定 測定する吸光度が0.3~0.7の範囲になるように、本品を精密に量り、炭酸ナトリウム溶液(1→200)20mLに溶かした後、水を加えて正確に100mLとする。この溶液5mLを正確に量り、塩酸試液(0.1mol/L)を加えて正確に50mLとし、必要な場合には遠心分離して上澄液を用い、検液とする。色価測定法により、次の操作条件で試験を行う。

操作条件

対照 塩酸試液(0.1mol/L)

測定波長 波長485~495nmの吸収極大の波長

FA063100

E00361

ラノリン

Lanolin

羊毛ロウ

定義 本品は、ヒツジ(Ovis aries Linnaeus)の毛に付着するろう様物質から得られた、高級アルコールとα―ヒドロキシ酸のエステルを主成分とするものである。

性状 本品は、淡黄~微黄褐色の粘性のあるペーストで、わずかに特異なにおいがある。

確認試験 本品のシクロヘキサン溶液(1→50)1mLを注意して硫酸2mLの上に層積するとき、境界面は赤褐色を呈し、硫酸層は緑色の蛍光を発する。

融点 37~44℃(第2法)

ヨウ素価 18~36

本品約0.8gを500mL共栓付きフラスコに精密に量り、シクロヘキサン10mLに溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中のヨウ素価の試験を行う。

純度試験

(1) 酸価 1.0以下

本品約5gを精密に量り、エタノール(95)/キシレン混液(1:1)80mLを加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。ただし、滴定は温時に行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(4.0g、第2法、比較液 鉛標準液8.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

FA063200

E00362

ラムザンガム

Rhamsan Gum

ラムザン多糖類

定義 本品は、スフィンゴモナス属細菌(Sphingomonas sp.に限る。)の培養液から得られた、多糖類を主成分とするものである。ショ糖、ブドウ糖、乳糖、デキストリン又はマルトースを含むことがある。

性状 本品は、類白~類褐色の粉末で、わずかににおいがある。

確認試験

(1) 本品0.3gを水100mLに激しくかき混ぜながら徐々に加えるとき,粘ちゅうな液となる。次いで、この溶液を80℃まで加熱するとき、液の粘ちゅうの程度はほとんど変わらない。

(2) (1)の80℃まで加熱した液にカロブビーンガム0.3gを激しくかき混ぜながら徐々に加え、更に10分間かき混ぜた後、約10℃まで冷却するとき、この液はゲル化しない。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 総窒素 5.0%以下(乾燥物換算)

本品約1gを精密に量り、窒素定量法中のケルダール法により試験を行う。

(4) 残留溶媒 2―プロパノール 0.10%以下(2g、第1法、装置A)

2―プロパノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液5mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとする。この液2mL及び内標準液4mLを正確に量り、水を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対する2―プロパノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式により、2―プロパノールの量を求める。

2―プロパノールの量(%)=MS/MT×QT/QS×0.4

ただし、

MS:2―プロパノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 2―プロパノールの保持時間が約10分になるように調整する。

乾燥減量 15.0%以下(105℃、2.5時間)

灰分 16.0%以下(乾燥物換算)

微生物限度 微生物限度試験法(試験法の適合性試験を除く。)により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は5000以下、真菌数は500以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験及び真菌数試験は、本品1gをリン酸緩衝液、0.1%ペプトン水又はペプトン食塩緩衝液500mLと混合して均一に分散させたものを試料液とする。真菌数試験では、平板への試料液の分注量は2mLとする。大腸菌試験は、本品1gをラウリル硫酸ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で48±2時間培養したものを前培養液とする。サルモネラ試験は、本品1gを乳糖ブイヨン培地500mLと混合して均一に分散させ、35±1℃で24±2時間培養したものを前培養液とし、この操作を5回行って得られた前培養液それぞれにつき試験を行う。

FA063300

E00363

L―ラムノース

L―Rhamnose

C6H12O5・H2O 分子量 182.17

L―Rhamnopyranose monohydrate [10030―85―0]

定義 本品は、ルチン(抽出物)(アズキ(Vigna angularis(Willd.)Ohwi & H.Ohashi)の全草、エンジュ(Styphnolobium japonicum(L.)Schott(Sophora japonica L.))のつぼみ若しくは花又はソバ(Fagopyrum esculentum Moench)の全草から得られた、ルチンを主成分とするものをいう。)又はアマダイダイ(Citrus sinensis(L.)Osbeck)若しくはウンシュウミカン(Citrus unshiu(Swingle)S.Malcov.)の果皮、樹皮若しくは花に含まれる配糖体又は大豆油、菜種油若しくはコーン油を発酵、濃縮分離して得られたラムノ脂質を、加水分解し、分離して得られたものである。成分は、L―ラムノースである。

含量 本品を乾燥したものは、L―ラムノース(C6H12O5・H2O)98.0~101.5%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味は甘い。

確認試験 定量法の検液及び標準液につき、定量法の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液の主ピークの保持時間は、標準液のL―ラムノースのピークの保持時間と一致する。

比旋光度 画像1286 (4KB)別ウィンドウが開きます
 (乾燥後、2g、水、50mL)

ただし、約1時間後に測定する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1g、水10mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.048%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(3) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第1法、ヒ素標準液 3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(24時間)

強熱残分 0.1%以下(500~550℃、3時間)

定量法 本品及び定量用L―ラムノースを乾燥し、それぞれ約0.5gを精密に量り、それぞれをアセトニトリル/水混液(4:1)に溶かして正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のL―ラムノースのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

L―ラムノース(C6H12O5・H2O)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用L―ラムノースの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 約5μmの液体クロマトグラフィー用アミノ基結合型ポリマーゲル

カラム管 内径4~6mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 35℃付近の一定温度

移動相 アセトニトリル/水混液(4:1)

流量 L―ラムノースの保持時間が約8分になるように調整する。

カラムの選定 定量用L―ラムノース0.8g及びスクロース80mgをアセトニトリル/水混液(4:1)50mLに溶かす。この液20μLにつき、上記の操作条件で試験するとき、L―ラムノース、スクロースの順に溶出し、それぞれのピークが完全に分離するものを用いる。

FA063400

E00175

卵殻焼成カルシウム

Calcinated Eggshell Calcium

定義 本品は、焼成カルシウム(うに殻、貝殻、造礁サンゴ、ホエイ、骨又は卵殻を焼成して得られた、カルシウム化合物を主成分とするものをいう。)のうち、卵殻を焼成して得られたものである。主成分は、酸化カルシウムである。

含量 本品を強熱したものは、酸化カルシウム(CaO=56.08)として95.0%以上を含む。

性状 本品は、白~灰白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品1gを水で潤すとき発熱し、更にこれに5mLの水を加えて懸濁した液は、アルカリ性を呈する。

(2) 本品1gに水20mL及び酢酸(1→3)10mLを加えて溶かした後、アンモニア試液で中和した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩酸不溶物 0.50%以下

本品5.0gを量り、水100mLを加え、振り混ぜながら、それ以上溶けなくなるまで塩酸を滴加した後、5分間煮沸する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)でろ過する。ろ紙上の残留物を、洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで熱湯で洗い、ろ紙と共に徐々に加熱して炭化した後、450~550℃で3時間強熱し、残留物の質量を量る。

(2) 炭酸塩 本品2.0gを量り、水50mLを加えてよく振り混ぜた後、塩酸(1→4)25mLを加えるとき、著しく泡立たない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬にはブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

強熱減量 10.0%以下(900℃、30分間)

定量法 本品を強熱し、その約1.5gを精密に量り、塩酸(1→4)30mLを加えて溶かし、水を加えて正確に250mLとし、検液とする。カルシウム塩定量法の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.804mg CaO

FA063500

E00364

L―リシン

L―Lysine

L―リジン

C6H14N2O2 分子量 146.19

(2S)―2,6―Diaminohexanoic acid [56―87―1]

含量 本品を無水物換算したものは、L―リシン(C6H14N2O2)97.0~103.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおい及び味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、赤紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液は、アルカリ性である。

比旋光度 画像1288 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (2g、塩酸試液(6mol/L)、100mL、無水物換算)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水40mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 8.0%以下(0.20g、容量滴定法、逆滴定)

強熱残分 0.2%以下

定量法 本品約0.2gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用し、無水物換算を行う。

0.1mol/L過塩素酸1mL=7.310mg C6H14N2O2

FA063600

E00364B

L―リシン液

L―Lysine Solution

L―リジン液

含量 本品は、L―リシン(C6H14N2O2=146.19)80%以下で、その表示量の95~110%を含む。

性状 本品は、黄色の液体で、特異なにおいと味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→200)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、赤紫色を呈する。

(2) 本品5gに塩酸(1→2)50mLを加え、混和した液は右旋性である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(L―リシン(C6H14N2O2)として2.0gに対応する量、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g・C6H14N2O2以下(L―リシン(C6H14N2O2)として0.50gに対応する量、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加え、必要な場合には加温して溶かし、検液とする。

強熱残分 L―リシン(C6H14N2O2)当たり0.2%以下

定量法 L―リシン(C6H14N2O2)として約0.2gに対応する量の本品を精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=7.310mg C6H14N2O2

FA063700

T04070

L―リシンL―アスパラギン酸塩

L―Lysine L―Aspartate

L―リジンL―アスパラギン酸塩

C10H21N3O6 分子量 279.29

(2S)―2,6―Diaminohexanoic acid mono[(2S)―2―aminobutanedioate]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―リシンL―アスパラギン酸塩(C10H21N3O6)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがあり、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→500)を検液とする。検液5μLを量り、別にL(+)―アスパラギン酸ナトリウム一水和物0.1g及びL―リシン一塩酸塩0.1gを量り、水を加えて溶かし、100mLとした液を対照液とする。1―ブタノール/水/酢酸混液(5:2:1)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約30cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾し、更に100℃で20分間乾燥する。ニンヒドリン・アセトン溶液(1→50)を噴霧し、100℃で5分間加熱して呈色させ、自然光下で観察するとき、対照液から得たスポットに対応する二つのスポットを認める。ただし、ろ紙には、クロマトグラフィー用ろ紙を使用する。

比旋光度 画像1290 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、塩酸(1→2)、50mL、乾燥物換算)

pH 5.0~7.0(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.041%以下(0.30g、比較液 0.01mol/L塩酸0.35mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(減圧、5時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.310mg C10H21N3O6

FA063800

T04080

L―リシン塩酸塩

L―Lysine Monohydrochloride

L―リジン塩酸塩

C6H14N2O2・HCl 分子量 182.65

(2S)―2,6―Diaminohexanoic acid monohydrochloride [657―27―2]

含量 本品を乾燥したものは、L―リシン塩酸塩(C6H14N2O2・HCl)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、わずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 本品は、塩化物の反応を呈する。

比旋光度 画像1292 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

pH 5.0~6.0(1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 1.0%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 「L―ヒスチジン塩酸塩」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.132mg C6H14N2O2・HCl

FA063900

T04090

L―リシンL―グルタミン酸塩

L―Lysine L―Glutamate

L―リジンL―グルタミン酸塩

C11H23N3O6・nH2O(n=2又は0) 分子量 2水和物 329.35 無水物 293.32

(2S)―2,6―Diaminohexanoic acid mono[(2S)―2―aminopentanedioate] dihydrate

(2S)―2,6―Diaminohexanoic acid mono[(2S)―2―aminopentanedioate]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―リシンL―グルタミン酸塩(C11H23N3O6)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においがないか、又はわずかににおいがあり、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→1000)1mLを加え、3分間加熱するとき、液は、紫色を呈する。

(2) 「L―リシンL―アスパラギン酸塩」の確認試験(2)を準用する。ただし、対照液は、L―グルタミン酸ナトリウム一水和物0.1g及びL―リシン一塩酸塩0.1gに水を加えて溶かし、100mLとする。

比旋光度 画像1294 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、塩酸試液(6mol/L)、50mL、乾燥物換算)

pH 6.0~7.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.041%以下(0.30g、比較液 0.01mol/L塩酸0.35mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 11.4%以下(105℃、5時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 「DL―アラニン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=9.777mg C11H23N3O6

FA064000

E00365

リゾチーム

Lysozyme

卵白リゾチーム

定義 本品は、卵白より、アルカリ性水溶液及び食塩水で処理し、樹脂精製して得られたもの又は樹脂処理若しくは加塩処理した後、カラム精製若しくは再結晶により得られたもので、細菌の細胞壁物質を溶解する酵素である。

酵素活性 本品を乾燥したものは、1mg当たり0.9mg(力価)以上の酵素活性を含む。

性状 本品は、白色の粉末であり、においはない。

確認試験 本品は、酵素活性測定法により試験を行うとき、活性を示す。

pH 5.0以上(3.0g、水200mL)

純度試験

(1) 溶状 本品の水溶液(1→100)5mLに必要な場合には、10%塩酸試液を加えてpH3.0に調整するとき、波長660nmでの透過率は、80.0%以上である。

(2) 塩化物 Clとして4.5%以下

本品約0.5gを精密に量り、水50mLを加えて溶かす。この液にクロム酸カリウム溶液(1→10)0.1mLを加え、0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定する。終点は、液の色が淡赤褐色を呈するときとする。

0.1mol/L硝酸銀溶液1mL=3.545mg Cl

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、鉛試験法第3法により試験を行う。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 6.0%以下(1.0g、減圧、2時間)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液は、それぞれ第3法及び第2法により調製する。

酵素活性測定法

(i) 検液 乾燥した本品約50mg(力価)に対応する量を精密に量り、リン酸緩衝液(pH6.2)を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH6.2)を加えて正確に100mLとし、更にこの液2mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH6.2)を加えて正確に50mLとする。

(ii) 標準液 リゾチーム標準品約0.1gをデシケーター中、減圧下で約2時間乾燥した後、約50mg(力価)に対応する量を精密に量り、リン酸緩衝液(pH6.2)を加えて正確に100mLとする。この液2mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH6.2)を加えて正確に100mLとし、更にこの液2mLを正確に量り、リン酸緩衝液(pH6.2)を加えて正確に50mLとする。

(iii) 操作法 リゾチーム用基質試液3mLずつを正確に量り、3本の試験管に入れ、35℃で3分間加温する。別に検液、標準液及びリン酸緩衝液(pH6.2)を35℃で3分間加温し、その3mLずつを正確に量り、それぞれをリゾチーム用基質試液を入れた試験管に加え、35℃で10±0.1分間反応させた後、直ちに水を対照として波長640nmでそれぞれの吸光度AT、AS及びA0を測定する。試験を3回繰返し、その平均値から次式により酵素活性を計算する。

ただし、

MS:乾燥した標準品の採取量〔mg(力価)〕

MT:乾燥した試料の採取量(mg)

FA064100

T04100

リナロオール

Linalool

リナロール

C10H18O 分子量 154.25

3,7―Dimethylocta―1,6―dien―3―ol [78―70―6]

含量 本品は、リナロオール(C10H18O)95.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明の液体で、特有のにおいがある。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

屈折率 画像1297 (4KB)別ウィンドウが開きます

定量法 香料試験法中の香料のガスクロマトグラフィーの面積百分率法の操作条件(1)により定量する。

参照スペクトル

リナロオール

FA064200

E00366

リパーゼ

Lipase

脂肪分解酵素

定義 本品は、動物若しくは魚類の臓器若しくは動物の舌下部又は糸状菌(Aspergillus awamori、Aspergillus japonicus、Aspergillus niger、Aspergillus oryzae、Aspergillus phoenicis、Aspergillus usamii、Geotrichum candidum、Humicola属、Mucor circinelloides f. circinelloides、Mucor javanicus、Mucor miehei、Penicillium camemberti、Penicillium chrysogenum、Penicillium roqueforti、Rhizomucor miehei、Rhizopus arrhizus、Rhizopus delemar、Rhizopus japonicus、Rhizopus miehei、Rhizopus niveus及びRhizopus oryzaeに限る。)、酵母(Candida属に限る。)、放線菌(Streptomyces属に限る。)若しくは細菌(Alcaligenes属、Arthrobactor属、Bacillus subtilis、Burkholderia plantarii、Burkholderia pyrrocinia、Burkholderia ubonensis、Chromobacterium viscosum、Geobacillus thermocatenulatus、Pseudomonas属及びSerratia marcescensに限る。)の培養物から得られた、油脂を加水分解する酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、リパーゼ活性試験法のいずれかに適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

リパーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液又は反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

第1法 本品0.50gを量り、水、冷水、氷冷したpH7.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)若しくは氷冷した塩化ナトリウム溶液(1→100)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同液を用いて10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

オリブ油75mL及び乳化液(ポリビニルアルコールⅠ試液又はポリビニルアルコールⅠ・ポリビニルアルコールⅡ試液)225mLを乳化器の容器に入れ、10℃以下に冷却しながら、毎分12000~16000回転で10分間連続的又は間欠的にかくはんして乳化させたものを基質溶液とする。この基質溶液は、冷所(5~10℃)で1時間放置し、油層が分離しないことを確認した後、使用する。

基質溶液5mLに緩衝液(pH6.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)、pH7.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)、pH8.0のリン酸緩衝液(0.1mol/L)又はpH7.0のマッキルバイン緩衝液)4mLを加えて振り混ぜ、37℃で10分間加温した後、試料液1mLを加えて直ちに振り混ぜ、37℃で20分間加温する。この液にエタノール(95)/アセトン混液(1:1)10mLを加えて振り混ぜた後、0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液10mLを加え、更にエタノール(95)/アセトン混液(1:1)10mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別に基質溶液5mLに検液の場合と同一の緩衝液4mLを加えて振り混ぜ、37℃で30分間加温し、エタノール(95)/アセトン混液(1:1)10mLを加えた後、試料液1mLを加えて振り混ぜ、0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液10mLを加え、更にエタノール(95)/アセトン混液(1:1)10mLを加えて振り混ぜ、比較液とする。検液及び比較液を塩酸試液(0.05mol/L)で滴定(指示薬 フェノ―ルフタレイン試液2~3滴。pH計を用いる場合には、滴定の終点をpH10.0とする。)するとき、検液の塩酸試液(0.05mol/L)の消費量は、比較液の塩酸試液(0.05mol/L)の消費量よりも小さい。

第2法 本品0.50gを量り、試料希釈液(冷水、冷却したpH7.0のリン酸緩衝液(0.02mol/L)若しくはドデシル硫酸ナトリウム・ウシ血清アルブミン試液)を加えて溶解若しくは均一に分散して5mLとしたもの又はこれを更に同希釈液で10倍、100倍、1000倍若しくは10000倍に希釈したものを試料液とする。

トリブチリン15mLに水235mL及びアラビアゴム試液50mLを加え、乳化器により毎分11000~13000回転で約150秒間かくはんし、乳化させたものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液30mLを量り、30℃で15分間加温し、0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液をかくはんしながら加え、30℃でpH7.00±0.05に調整し、試料液2mLを加え、検液とする。別に試料液の代わりに試料液の調製に用いた水、pH7.0のリン酸緩衝液(0.02mol/L)又はドデシル硫酸ナトリウム・ウシ血清アルブミン試液2mLを用いて検液の調製と同様に操作し、比較液とする。検液及び比較液につき、それぞれのpHを30℃で5分間pH7.00±0.05に保持するように0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液を連続して滴加するとき、検液の0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量は、比較液の0.05mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量よりも大きい。

第3法 本品1.0gを量り、pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.02mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

酪酸p―ニトロフェニル又はパルミチン酸p―ニトロフェニル50mgを量り、ポリソルベート20溶液(1→1000)50mLに加え、氷冷下で1分間超音波を照射し、分散させたものを基質溶液とする。

pH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.02mol/L)0.2mL及び基質溶液0.75mLを混合し、37℃で5分間加温した後、試料液0.05mLを加えて振り混ぜ、37℃で30分間加温する。この液にトリクロロ酢酸溶液(1→20)0.05mLを加えて振り混ぜた後、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル試液1.4mLを加えて振り混ぜ、検液とする。別にpH7.0のリン酸カリウム緩衝液(0.02mol/L)0.2mL及び基質溶液0.75mLを混合し、37℃で5分間加温し、トリクロロ酢酸溶液(1→20)0.05mLを加えた後、試料液0.05mLを加えて振り混ぜ、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル試液1.4mLを加えて振り混ぜ、比較液とする。検液及び比較液につき、波長400nmにおける吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きい。

なお、吸光度を測定する検液及び比較液に濁りがある場合には、遠心分離を行い、上澄液について測定する。

FA064300

E00367

リポキシゲナーゼ

Lipoxygenase

リポキシダーゼ

定義 本品は、植物油粕又は糸状菌(Rhizopus属に限る。)の培養物から得られた、cis,cis―1,4―ペンタジエン構造を有する不飽和脂肪酸に分子状酸素を添加し、ヒドロペルオキシド基を導入する酸化還元酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、リポキシゲナーゼ活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

リポキシゲナーゼ活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品1.0gを量り、水若しくはpH9.0のホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に水若しくは同緩衝液を用いて10倍、100倍若しくは1000倍に希釈したものを試料液とする。

アンモニア水1.4mL及びリノール酸2.8gを30℃に保温したpH9.0のホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.1mol/L)を加えて溶かして正確に100mLとする。この液をpH9.0のホウ酸ナトリウム・塩酸緩衝液(0.1mol/L)で正確に500倍希釈したものを基質溶液とする。

基質溶液を三角フラスコに入れ、25℃に保ち、これに先端を極細にしたガラス管の先端を浸し、酸素ガスを5分間吹き込む。溶存酸素を飽和させた基質溶液3mLを正確に量り、25℃で5分間放置した後、試料液0.3mLを加えて直ちに振り混ぜる。この液を25℃に保持した石英セルに移し、波長234nmにおける吸光度を測定するとき、試料液を添加した3分後の吸光度は、試料液を添加した5分後の吸光度よりも小さい。なお、吸光度測定の対照には基質溶液を用いる。

FA064400

E00368

D―リボース

D―Ribose

C5H10O5 分子量 150.13

D―Ribofuranose [50―69―1]

定義 本品は、細菌(Bacillus pumilus及びBacillus subtilisに限る。)によるD―グルコースの発酵培養液から分離して得られたものである。成分は、D―リボースである。

含量 本品を無水物換算したものは、D―リボース(C5H10O5)90.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白~淡褐色の結晶又は粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)2~3滴を沸騰したフェーリング試液5mLに加えるとき、赤色の沈殿を生じる。

(2) 本品の水溶液(1→50)は、左旋性である。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 他の糖類 定量法を準用して液体クロマトグラフィーを行うとき、検液のD―リボースの保持時間の2倍までに現れるD―リボース以外のピークの合計面積は、全ピークの合計面積の10.0%以下である。

水分 5.0%以下(1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 1.0%以下

定量法 本品約1g及び定量用D―リボース約1gを精密に量り、それぞれに水を加えて溶かして正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のD―リボースのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

D―リボース(C5H10O5)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:無水物換算した定量用D―リボースの採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

操作条件

検出器 示差屈折計

カラム充填剤 約6μmの液体クロマトグラフィー用強酸性陽イオン交換樹脂

カラム管 内径8mm、長さ25~35cmのステンレス管

カラム温度 80℃

移動相 水

流量 D―リボースの保持時間が約14分になるように調整する。

FA064500

T04110

5′―リボヌクレオチドカルシウム

Calcium 5′―Ribonucleotide

5′―リボヌクレオタイドカルシウム

定義 本品は、5′―イノシン酸カルシウム、5′―グアニル酸カルシウム、5′―シチジル酸カルシウム及び5′―ウリジル酸カルシウムの混合物又は5′―イノシン酸カルシウム及び5′―グアニル酸カルシウムの混合物である。

含量 本品を無水物換算したものは、5′―リボヌクレオチドカルシウム97.0~102.0%を含み、5′―リボヌクレオチドカルシウムの95.0%以上は、5′―イノシン酸カルシウム及び5′―グアニル酸カルシウムである。

性状 本品は、白~類白色の結晶又は粉末であり、においがなく、わずかに特異な味がある。

確認試験

(1) 本品0.1gに水200mLを加え、水浴中で加熱して溶かす。冷後、この液1mLにオルシノール・エタノール試液0.2mLを加え、次に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・塩酸試液3mLを加え、水浴中で10分間加熱するとき、液は、緑色を呈する。

(2) 本品0.1gに塩酸(1→4)200mLを加えて溶かし、この液2mLに亜鉛粉末0.1gを加え、以下「5′―リボヌクレオチド二ナトリウム」の確認試験(2)を準用する。

(3) 本品0.1gに水500mLを加え、水浴中で加熱して溶かす。冷後、この液1mLに塩酸(1→4)1mLを加え、水浴中で10分間加熱する。冷後、フォリン試液0.5mL及び炭酸ナトリウム飽和溶液2mLを加えるとき、液は、青色を呈する。

(4) 本品0.1gに水5mL及び硝酸5mLを加え、10分間穏やかに煮沸する。冷後、アンモニア水又はアンモニア試液で中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(5) 本品0.1gに水200mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、冷却した液は、カルシウム塩の反応を呈する。

pH 7.0~8.0

本品0.10gを量り、水200mLを加え、水浴中で加熱して溶かし、冷却した液について測定する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

(3) 水可溶物 16%以下

本品1.0gを量り、水50mLを加え、時々振り混ぜながら10分間放置した後、乾燥定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過する。ろ液25mLを量り、蒸発乾固し、残留物を105℃で1時間乾燥し、その質量を量る。

水分 23.0%以下(0.15g、容量滴定法、逆滴定)

ただし、水分測定用試液を過量に加え、20分間かき混ぜた後、滴定を行う。

定量法 次の(1)、(2)及び(3)で得たICa、GCa及びPCaの値から、次式により5′―リボヌクレオチドカルシウムの含量並びに5′―イノシン酸カルシウム(C10H11CaN4O8P)及び5′―グアニル酸カルシウム(C10H12CaN5O8P)の含量を求める。

ただし、CW:水分(%)

(1) 5′―イノシン酸カルシウム 本品約0.65gを精密に量り、塩酸(1→100)を加えて溶かして正確に500mLとし、試料液とする。以下「5′―リボヌクレオチド二ナトリウム」の定量法(1)を準用する。ここに得た5′―イノシン酸二ナトリウム(C10H11N4Na2O8P)の含量(%)に0.985を乗じて5′―イノシン酸カルシウム(C10H11CaN4O8P)の含量ICa(%)を求める。

(2) 5′―グアニル酸カルシウム (1)の試料液1mLを正確に量り、以下「5′―リボヌクレオチド二ナトリウム」の定量法(2)を準用する。ここに得た5′―グアニル酸二ナトリウム(C10H12N5Na2O8P)の含量(%)に0.986を乗じて5′―グアニル酸カルシウム(C10H12CaN5O8P)の含量GCa(%)を求める。

(3) 5′―シチジル酸カルシウム及び5′―ウリジル酸カルシウム 本品約1.5gを精密に量り、塩酸(1→10)10mLを加えて溶かし、リン酸二水素ナトリウム二水和物溶液(3→5)1mLを加えた後、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えてpH7.0にした後、ろ過する。ろ紙上の残留物を水10mLで洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて正確に50mLとし、試料液とする。以下「5′―リボヌクレオチド二ナトリウム」の定量法(3)を準用する。ここに得た5′―シチジル酸二ナトリウム(C9H11N2Na2O9P)及び5′―ウリジル酸二ナトリウム(C9H11N2Na2O9P)の含量(%)に0.984を乗じて5′―シチジル酸カルシウム(C9H12CaN3O8P)及び5′―ウリジル酸カルシウム(C9H11CaN2O9P)の含量PCa(%)を求める。

FA064600

T04120

5′―リボヌクレオチド二ナトリウム

Disodium 5′―Ribonucleotide

5′―リボヌクレオタイドナトリウム

5′―リボヌクレオチドナトリウム

定義 本品は、5′―イノシン酸二ナトリウム、5′―グアニル酸二ナトリウム、5′―シチジル酸二ナトリウム及び5′―ウリジル酸二ナトリウムの混合物又は5′―イノシン酸二ナトリウム及び5′―グアニル酸二ナトリウムの混合物である。

含量 本品を無水物換算したものは、5′―リボヌクレオチド二ナトリウム97.0~102.0%を含み、5′―リボヌクレオチド二ナトリウムの95.0%以上は、5′―イノシン酸二ナトリウム及び5′―グアニル酸二ナトリウムである。

性状 本品は、白~類白色の結晶又は粉末であり、においがなく、特異な味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→2000)1mLにオルシノール・エタノール試液0.2mLを加え、次に硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・塩酸試液3mLを加え、水浴中で10分間加熱するとき、液は、緑色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→1000)1mLに塩酸(1→4)2mL及び亜鉛粉末0.1gを加え、水浴中で10分間加熱した後、ろ過し、ろ液を氷水中で冷却する。この液に亜硝酸ナトリウム溶液(3→1000)1mLを加えて振り混ぜ、10分間放置した後、アミド硫酸アンモニウム溶液(1→200)1mLを加え、よく振り混ぜて5分間放置する。この液にN―1―ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩溶液(1→500)1mLを加えるとき、液は、紫赤色を呈する。

(3) 本品の水溶液(1→5000)1mLに塩酸(1→4)1mLを加えて水浴中で10分間加熱する。冷後、フォリン試液0.5mL及び炭酸ナトリウム飽和溶液2mLを加えるとき、液は、青色を呈する。

(4) 本品の水溶液(1→20)5mLにマグネシア試液2mLを加えるとき、沈殿を生じない。さらに、硝酸7mLを加え、10分間煮沸した後、水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えて中和した液は、リン酸塩(2)の反応を呈する。

(5) 本品の水溶液(1→10)は、ナトリウム塩の反応を呈する。

pH 7.0~8.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 27.0%以下(0.15g、容量滴定法、逆滴定)

ただし、水分測定用試液を過量に加え、20分間かき混ぜた後、滴定を行う。

定量法 次の(1)、(2)及び(3)で得たI、G及びPの値から、次式により5′―リボヌクレオチド二ナトリウムの含量並びに5′―イノシン酸二ナトリウム(C10H11N4Na2O8P)及び5′―グアニル酸二ナトリウム(C10H12N5Na2O8P)の含量を求める。

ただし、CW:水分(%)

(1) 本品約0.65gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に500mLとし、試料液とする。試料液1mLを正確に量り、塩酸(1→2)4mL及び水を加えて正確に10mLとし、水浴中で40分間加熱する。冷後、亜鉛粉末0.4gを加え、時々激しく振り混ぜ、50分間放置し、水を加えて正確に20mLとし、ろ過する。ろ液10mLを正確に量り、塩酸(1→2)1mLを加え、氷冷しながら亜硝酸ナトリウム溶液(3→1000)1mLを加え、よく振り混ぜて10分間放置する。次にアミド硫酸アンモニウム溶液(1→200)1mLを加えてよく振り混ぜた後、5分間放置する。これにN―1―ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩溶液(1→500)1mLを加え、よく振り混ぜた後、15分間放置し、水を加えて正確に20mLとし、検液とする。別に試料液の代わりに水1mLを量り、以下検液の調製と同様に操作した液を対照として波長515nmにおける検液の吸光度を測定する。別に5′―イノシン酸二ナトリウムn水和物及び5′―グアニル酸二ナトリウムn水和物約30mgずつを精密に量り、それぞれ塩酸(1→1000)を加えて溶かして正確に1000mLずつとし、それぞれの液の吸光度を測定する。ただし、5′―イノシン酸二ナトリウムについては250nm、5′―グアニル酸二ナトリウムについては260nmの波長を用いる。ここに得た吸光度より分子吸光係数EI及びEGを求め、次式により5′―イノシン酸二ナトリウム及び5′―グアニル酸二ナトリウムのそれぞれの含量を求める。

5′―イノシン酸二ナトリウム(C10H11N4Na2O8P)の含量(%)=EI/12160×100

5′―グアニル酸二ナトリウム(C10H12N5Na2O8P)の含量(%)=EG/11800×100

次にそれぞれの含量に基づき、5′―イノシン酸二ナトリウムn水和物及び5′―グアニル酸二ナトリウムn水和物の無水物として約50mgに対応する量をそれぞれ精密に量り、両者を合わせ、水を加えて溶かして正確に200mLとし、標準原液とする。試料液の代わりに標準原液1mL、2mL及び3mLをそれぞれ正確に量り、塩酸(1→2)4mL及び水を加えてそれぞれ正確に10mLとする。以下検液の調製と同様に操作して標準液とし、検液の場合と同一の対照を用い、波長515nmにおけるそれぞれの吸光度を測定し、検量線を作成する。ここに得た検量線及び検液の吸光度から、試料中の5′―イノシン酸二ナトリウム(C10H11N4Na2O8P)の含量I(%)を求める。

(2) 5′―グアニル酸二ナトリウム (1)の試料液1mLを正確に量り、塩酸(1→6)4mL及び水を加えて正確に10mLとし、水浴中で30分間加熱する。冷後、フォリン試液2mL及び炭酸ナトリウム飽和溶液5mLを加え、15分間放置した後、水を加えて正確に50mLとし、必要な場合には遠心分離し、上澄液を検液とする。別に試料液の代わりに水1mLを量り、以下検液の調製と同様に操作した液を対照として波長750nmにおける検液の吸光度を求める。(1)の標準原液1mL、2mL及び3mLをそれぞれ正確に量り、塩酸(1→6)4mL及び水を加えてそれぞれ正確に10mLとする。以下検液の調製と同様に操作し標準液とし、検液の場合と同一の対照を用い、波長750nmにおけるそれぞれの吸光度を測定し、検量線を作成する。ここに得た検量線及び検液の吸光度から試料中の5′―グアニル酸二ナトリウム(C10H12N5Na2O8P)の含量G(%)を求める。

(3) 5′―シチジル酸二ナトリウム及び5′―ウリジル酸二ナトリウム 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて正確に50mLとし、試料液とする。試料液1mLを正確に量り、ヒドラジン一水和物2mLを加え、水浴中で1時間加熱する。冷後、塩酸(1→10)を加えて弱酸性とし、塩酸(1→1000)を加えて正確に100mLとする。この液10mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に試料液の代わりに水1mLを量り、以下検液の調製と同様に操作した液を対照として波長260nm及び280nmにおける検液の吸光度A260及びA280を求める。

また、試料液1mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、この液10mLを正確に量り、塩酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、波長260nm及び280nmにおける吸光度A′260及びA′280を求め、次式により試料中の5′―シチジル酸二ナトリウム(C9H12N3Na2O8P)及び5′―ウリジル酸二ナトリウム(C9H11N2Na2O9P)の含量P(%)を求める。

ただし、M:試料の採取量(g)

FA064700

T04130

リボフラビン

Riboflavin

ビタミンB2

C17H20N4O6 分子量 376.36

7,8―Dimethyl―10―[(2S,3S,4R)―2,3,4,5―tetrahydroxypentyl]benzo[g]pteridine―2,4(3H,10H)―dione [83―88―5]

含量 本品を乾燥したものは、リボフラビン(C17H20N4O6)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、黄~橙黄色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかににおいがあり、苦味がある。

確認試験 本品の水溶液(1→100000)は、淡黄緑色であり、強い帯黄緑色の蛍光を発し、その蛍光は、塩酸(1→4)又は水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えるとき消える。

比旋光度 画像1307 (5KB)別ウィンドウが開きます

本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、水酸化カリウム溶液(1→150)4mLを加えて溶かし、水(二酸化炭素除去)10mLを加えた後、液を十分振り混ぜながらエタノール(95)4mLを加え、水(二酸化炭素除去)を加えて正確に20mLとし、30分以内に旋光度を測定する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ルミフラビン 本品25mgを量り、クロロホルム(エタノール不含)10mLを加え、5分間振り混ぜた後、ろ過するとき、ろ液の色は、1/60mol/L二クロム酸カリウム溶液3.0mLに水を加えて1000mLとした液の色より濃くない。

乾燥減量 1.5%以下(105℃、2時間)

強熱残分 0.3%以下

定量法 本品を乾燥し、その約15mgを精密に量り、酢酸(1→400)800mLを加え、加温して溶かす。冷後、水を加えて正確に1000mLとし、検液とする。別にリボフラビン標準品を105℃で2時間乾燥した後、その約15mgを精密に量り、以下検液の調製と同様に操作し、標準液とする。検液及び標準液につき、水を対照として波長445nmにおける吸光度AT及びASを測定した後、それぞれの液5mLずつに亜二チオン酸ナトリウム20mgずつを加え、よく振り混ぜて脱色し、直ちに吸光度AT′及びAS′を測定し、次式により含量を求める。

ただし、これらの操作は直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。

ただし、

MS:リボフラビン標準品の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

FA064800

T04140

リボフラビン酪酸エステル

Riboflavin Tetrabutyrate

ビタミンB2酪酸エステル

C33H44N4O10 分子量 656.72

(2R,3S,4S)―5―(7,8―Dimethyl―2,4―dioxo―3,4―dihydrobenzo[g]pteridin―10(2H)―yl)pentane―1,2,3,4―tetrayl tetrabutanoate [752―56―7]

含量 本品を乾燥したものは、リボフラビン酪酸エステル(C33H44N4O10)97.0~102.0%を含む。

性状 本品は、黄橙色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味がほとんどない。

確認試験

(1) 本品のエタノール(95)溶液(1→500)5mLに塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(3→20)/水酸化ナトリウム溶液(3→20)混液(1:1)2mLを加え、よく振り混ぜた後、塩酸0.8mL、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→10)0.5mL及びエタノール(95)8mLを加えるとき、液は、濃赤褐色を呈する。

(2) 本品のエタノール(95)溶液(1→100000)は、淡黄緑色であり、強い帯黄緑色の蛍光を発し、その蛍光は、塩酸(1→4)又は水酸化ナトリウム溶液(1→25)を加えるとき消える。

純度試験

(1) 溶状 澄明(0.10g、クロロホルム10mL)

(2) 吸光度比 本品0.10gを量り、エタノール(95)を加えて溶かし、200mLとした液10mLを量り、エタノール(95)を加えて200mLとするとき、その液は、波長270nm、350nm及び445nmに吸収極大がある。また、それぞれの吸収極大の波長における吸光度をA1、A2及びA3とするとき、A1/A3は2.47~2.77、A1/A2は3.50~3.90及びA2/A3は0.65~0.75である。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

乾燥減量 1.0%以下(減圧、4時間)

強熱残分 0.5%以下

定量法 本品を乾燥し、その約40mgを精密に量り、エタノール(95)を加えて溶かして正確に500mLとする。この液10mLを正確に量り、エタノール(95)を加えて正確に50mLとし、検液とする。別にリボフラビン標準品を105℃で2時間乾燥した後、その約50mgを精密に量り、酢酸(1→40)160mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水を加えて正確に500mLとする。この液5mLを正確に量り、エタノール(95)を加えて正確に50mLとし、標準液とする。エタノール(95)を対照として検液及び標準液の波長445nmにおける吸光度AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

ただし、これらの操作は、直射日光を避け、遮光した容器を用いて行う。

ただし、

MS:リボフラビン標準品の採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA064900

T04150

リボフラビン5′―リン酸エステルナトリウム

Riboflavin 5′―Phosphate Sodium

リボフラビンリン酸エステルナトリウム

ビタミンB2リン酸エステルナトリウム

C17H20N4NaO9P・nH2O(n=2又は0) 分子量 2水和物 514.36 無水物 478.33

Monosodium(2R,3S,4S)―5―(7,8―dimethyl―2,4―dioxo―3,4―dihydrobenzo[g]pteridin―10(2H)―yl)―2,3,4―trihydroxypentyl monohydrogenphosphate dihydrate

Monosodium(2R,3S,4S)―5―(7,8―dimethyl―2,4―dioxo―3,4―dihydrobenzo[g]pteridin―10(2H)―yl)―2,3,4―trihydroxypentyl monohydrogenphosphate [130―40―5]

含量 本品を無水物換算したものは、リボフラビン5′―リン酸エステルナトリウム(C17H20N4NaO9P)95.0%以上を含む。

性状 本品は、黄~橙色の結晶又は結晶性の粉末であり、ほとんどにおいがなく、苦味がある。

確認試験

(1) 「リボフラビン」の確認試験を準用する。

(2) 本品50mgに硝酸10mLを加え、水浴上で蒸発乾固し、炭化するまで強熱する。残留物に硝酸(1→50)10mLを加えて、5分間煮沸する。冷後、アンモニア試液を加えて中性とし、必要な場合には、ろ過するとき、液は、ナトリウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

比旋光度 画像1312 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (0.3g、塩酸(9→20)、20mL、無水物換算)

純度試験

(1) 溶状 澄明(0.20g、水10mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) ルミフラビン 本品35mgを量り、以下「リボフラビン」の純度試験(2)を準用する。

水分 10.0%以下(0.1g、容量滴定法、逆滴定)

ただし、水分測定用メタノール適量の代わりに水分測定用メタノール/水分測定用エチレングリコール混液(1:1)25mLを用いる。

定量法 本品約20mgを精密に量り、以下「リボフラビン」の定量法を準用し、次式により含量を求める。

ただし、

MS:リボフラビン標準品の採取量(g)

MT:無水物換算した試料の採取量(g)

FA065000

T04160

硫酸

Sulfuric Acid

H2SO4 分子量 98.08

Sulfuric acid [7664―93―9]

含量 本品は、硫酸(H2SO4)94.0%以上を含む。

性状 本品は、無色又はわずかに褐色を帯び、澄明若しくはほとんど澄明な、粘ちゅうな液体である。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→100)は、強酸性である。

(2) 本品の水溶液(1→100)は、硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 塩化物 Clとして0.005%以下(2.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(2) 硝酸塩 NO3として10μg/g以下

水8mLに本品5gを量って徐々に加え、ブルシンn水和物・硫酸溶液(1→500)1mL及び硫酸を加えて25mLとし、よく振り混ぜ、約80℃で10分間加温するとき、その液の色は、硝酸塩標準液0.50mLを量り、水8mLを加えた後、硫酸5mLを徐々に加え、ブルシンn水和物・硫酸溶液(1→500)1mL及び硫酸を加えて25mLとし、よく振り混ぜ、約80℃で10分間加温した液より濃くない。

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品を正確に量り、硫酸の白煙が発生しなくなるまで加熱する。残留物に塩酸(1→4)10mLを加え、蒸発乾固する。残留物に少量の硝酸(1→100)を加え、加温する。冷後、更に硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(4) 鉄 Feとして0.010%以下(0.10g、第2法、比較液 鉄標準液1.0mL)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(6) 易酸化物 SO2として40μg/g以下

冷水10mLに本品8gを量って冷却しながら加え、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液0.10mLを加えるとき、液の赤色は、5分以内に消えない。

強熱残分 0.02%以下(10g)

定量法 本品約2gを精密に量り、水50mLに加える。冷後、水を加えて正確に100mLとする。

この液25mLを正確に量り、0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 ブロモチモールブルー試液1~2滴)。

0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=24.52mg H2SO4

FA065100

硫酸亜鉛

Zinc Sulfate

ZnSO4・7H2O 分子量 287.55

Zinc sulfate heptahydrate [7446―20―0]

含量 本品は、硫酸亜鉛(ZnSO4・7H2O)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがない。

確認試験 本品は、亜鉛塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 遊離酸 本品0.25gを量り、水5mLを加えて溶かし、メチルオレンジ試液1滴を加えるとき、液は、赤色を呈さない。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)40mLを加え、時計皿等で覆い、10分間沸騰させる。冷後、試料液とする。試料液にクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)10mLを加える。指示薬としてチモールブルー試液1mLを加え、アンモニア水を液の色が黄色から緑色に変わるまで加える。冷後、ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム溶液(3→100)5mLを加え、生じた白色沈殿が溶けるまでアンモニア水を加える。この液を分液漏斗に移し、容器を少量の水で洗い、洗液を合わせ、約150mLとする。酢酸ブチル10mLを正確に加えて5分間振とうした後、放置又は遠心分離する。酢酸ブチル層をとり、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、試料液と同様に操作し、比較液とする。

(3) アルカリ金属及びアルカリ土類金属 0.50%以下

本品2.0gを量り、水150mLを加えて溶かし、沈殿が生じなくなるまで硫化アンモニウム試液を加え、水を加えて200mLとし、乾燥ろ紙でろ過する。初めのろ液20mLを捨て、次のろ液100mLをとり、蒸発乾固し、450~550℃で恒量になるまで強熱し、残留物の質量を量る。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約0.4gを精密に量り、水100mLを加え、必要な場合には加温して溶かし、アンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液0.1mL)。終点は、液が青色を呈するときとする。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=14.38mg ZnSO4・7H2O

FA065200

T04170

硫酸アルミニウムアンモニウム

Aluminium Ammonium Sulfate (Aluminum Ammonium Sulfate)

結晶物:アンモニウムミョウバン

乾燥物:焼アンモニウムミョウバン

AlNH4(SO4)2・nH2O(n=12、10、4、3、2又は0) 分子量 12水和物 453.33 無水物 237.15

Aluminium ammonium sulfate dodecahydrate [7784―26―1]

Aluminium ammonium sulfate decahydrate

Aluminium ammonium sulfate tetrahydrate

Aluminium ammonium sulfate trihydrate

Aluminium ammonium sulfate dihydrate

Aluminium ammonium sulfate [7784―25―0]

定義 本品には結晶物及び乾燥物があり、それぞれを硫酸アルミニウムアンモニウム及び硫酸アルミニウムアンモニウム(乾燥)と称する。

含量 本品を200℃で4時間乾燥したものは、硫酸アルミニウムアンモニウム(AlNH4(SO4)2)96.5%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶、粉末、片、粒又は塊であり、においがなく、味がやや渋く、収れん性がある。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、アルミニウム塩の反応、アンモニウム塩の反応並びに硫酸塩(1)及び(3)の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状

結晶物 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 水不溶物

乾燥物 2.0%以下

本品2.0gを量り、約80℃の水200mLを加え、かき混ぜながら水浴中で10分間加熱する。冷後、あらかじめ105℃で30分間乾燥し、冷後、質量を精密に量ったガラスろ過器(1G4)でろ過し、不溶物を水100mLで洗い、ガラスろ過器と共に105℃で2時間乾燥し、不溶物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして3μg/g以下(粉末とし、200℃で4時間乾燥したもの2.0g、第5法、比較液 鉛標準液6.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 鉄 Feとして0.019%以下(粉末とし、200℃で4時間乾燥したもの52mg、第1法、比較液 鉄標準液1.0mL)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g(200℃、4時間乾燥、粉末)、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品を粉末とし、200℃で4時間乾燥し、その約0.8gを精密に量り、水100mLを加え、振り混ぜながら水浴中で加熱して溶かし、ろ過し、水で不溶物を洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて正確に200mLとする。この液25mLを正確に量り、以下「硫酸アルミニウムカリウム」の定量法を準用する。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.371mg AlNH4(SO4)2

FA065300

T04180

硫酸アルミニウムカリウム

Aluminium Potassium Sulfate (Aluminum Potassium Sulfate)

結晶物:カリミョウバン、ミョウバン

乾燥物:焼ミョウバン

AlK(SO4)2・nH2O(n=12、10、6、3、2又は0) 分子量 12水和物 474.39 無水物 258.21

Aluminium potassium sulfate dodecahydrate [7784―24―9]

Aluminium potassium sulfate decahydrate

Aluminium potassium sulfate hexahydrate

Aluminium potassium sulfate trihydrate

Aluminium potassium sulfate dihydrate

Aluminium potassium sulfate [10043―67―1]

定義 本品には結晶物及び乾燥物があり、それぞれを硫酸アルミニウムカリウム及び硫酸アルミニウムカリウム(乾燥)と称する。

含量 本品を200℃で4時間乾燥したものは、硫酸アルミニウムカリウム(AlK(SO4)2)96.5%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶、粉末、片、粒又は塊であり、においがなく、味はやや渋く、収れん性がある。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、アルミニウム塩の反応、カリウム塩(1)の反応並びに硫酸塩(1)及び(3)の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状

結晶物 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 水不溶物

乾燥物 2.0%以下

本品2.0gを量り、約80℃の水200mLを加え、かき混ぜながら水浴中で10分間加熱する。冷後、あらかじめ105℃で30分間乾燥し、冷後、質量を精密に量ったガラスろ過器(1G4)でろ過し、不溶物を水100mLで洗い、ガラスろ過器と共に105℃で2時間乾燥し、不溶物の質量を量る。

(3) 鉛 Pbとして5μg/g以下(粉末とし、200℃で4時間乾燥したもの0.80g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) 鉄 Feとして0.019%以下(粉末とし、200℃で4時間乾燥したもの54mg、第1法、比較液 鉄標準液1.0mL)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g(200℃、4時間乾燥、粉末)、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品を粉末とし、200℃で4時間乾燥し、その約0.8gを精密に量り、水100mLを加え、振り混ぜながら水浴中で加熱して溶かし、ろ過し、不溶物を水でよく洗い、洗液をろ液に合わせ、更に水を加えて正確に200mLとする。この液25mLを正確に量り、0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液50mLを正確に加えて沸騰するまで加熱する。冷後、酢酸ナトリウム三水和物溶液(2→15)7mL及びエタノール(99.5)85mLを加え、過量のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウムを0.01mol/L酢酸亜鉛溶液で滴定する(指示薬 キシレノールオレンジ試液3滴)。終点は、液の黄色が赤色に変わるときとする。

0.01mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.582mg AlK(SO4)2

FA065400

T04190

硫酸アンモニウム

Ammonium Sulfate

(NH4)2SO4 分子量 132.14

Ammonium sulfate [7783―20―2]

含量 本品は、硫酸アンモニウム((NH4)2SO4)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の塊である。

確認試験 本品は、アンモニウム塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.25%以下

定量法 本品約3gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、水酸化ナトリウム溶液(2→5)10mLを加え、直ちに、あらかじめしぶき止めと冷却器を付け、0.1mol/L硫酸40mLを正確に量って入れた受器を接続した蒸留装置に連結し、加熱してアンモニアを硫酸中に留出させ、過量の硫酸を0.2mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 メチルレッド試液3滴)。

0.1mol/L硫酸1mL=13.21mg (NH4)2SO4

FA065500

T04200

硫酸カリウム

Potassium Sulfate

K2SO4 分子量 174.26

Potassium Sulfate [7778―80―5]

含量 本品は、硫酸カリウム(K2SO4)99.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は結晶性の粉末である。

確認試験 本品は、カリウム塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

pH 5.5~8.5(1.0g、水20mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)40mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(2) セレン Seとして30μg/g以下

本品0.20gを量り、ビーカーに入れ、塩酸試液(4mol/L)25mLを加えて振り混ぜた後、水25mLを加え、試料液とする。別にセレン標準原液3mLを正確に量り、水を加えて正確に1000mLとする。この液2mLを正確に量り、ビーカーに入れ、塩酸試液(2mol/L)50mLを加え、比較原液とする。ドラフト中で、試料液及び比較原液に、注意しながらアンモニア水5mLを加える。冷後、アンモニア水(1→2)を加えてpH1.8~2.2に調整した後、水を加えて60mLとする。これらをそれぞれ分液漏斗に移し、水10mLを用いてビーカーを洗い、洗液を分液漏斗に合わせる。それぞれに塩化ヒドロキシルアンモニウム0.2gを加え、静かに振り混ぜて溶かす。次に2,3―ジアミノナフタレン試液5mLを加え、振り混ぜた後、100分間放置する。それぞれにシクロヘキサン5.0mLを加えて2分間よく振り混ぜる。シクロヘキサン層をとり、毎分3000回転で10分間遠心分離し、それぞれの上層を検液及び比較液とする。これらの液につき、別に塩酸試液(2mol/L)50mLを用いて試料液と同様に操作して得られた溶液を対照として波長378nm付近の吸収極大の波長における吸光度を測定するとき、検液の吸光度は、比較液の吸光度よりも大きくない。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約0.5gを精密に量り、水200mLを加えて溶かし、更に塩酸1mLを加えて沸騰させる。この液に塩化バリウム二水和物溶液(3→25)8mLをかき混ぜながら少量ずつ加えた後、水浴上で1時間加熱する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで水洗する。ろ紙及び残留物を、あらかじめ500~600℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、乾燥した後、恒量になるまで500~600℃で強熱し、その質量を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、

MR:残留物の質量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA065600

T04210

硫酸カルシウム

Calcium Sulfate

CaSO4・2H2O 分子量 172.17

Calcium sulfate dihydrate [10101―41―4]

含量 本品は、硫酸カルシウム(CaSO4・2H2O)98.0~105.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品1gに水100mLを加え、よく振り混ぜた後、ろ過した液は、カルシウム塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明

本品0.20gを量り、塩酸(1→4)10mLを加え、加熱して溶かし、検液とする。

(2) 遊離アルカリ 本品0.5gを量り、水100mLを加え、振り混ぜた後、ろ過し、ろ液10mLを量り、フェノールフタレイン試液1滴を加えるとき、液は、赤色を呈さない。

(3) 塩化物 Clとして0.21%以下

本品0.20gを量り、水20mLを加え、よく振り混ぜた後、ろ過し、ろ液5mLを量り、試料液とする。比較液には0.01mol/L塩酸0.30mLを用いる。

(4) 炭酸塩 本品0.5gを量り、塩酸(1→4)5mLを加えるとき、泡立たない。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬はブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第2法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱減量 18.0~24.0%

定量法 本品約1gを精密に量り、塩酸(1→4)40mLを加え、水浴上で加熱して溶かす。冷後、水を加えて正確に100mLとし、検液とし、カルシウム塩定量法中の第1法により定量する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=8.609mg CaSO4・2H2O

FA065700

T04220

硫酸第一鉄

Ferrous Sulfate

FeSO4

Iron(Ⅱ) sulfate hydrate [13463―43―9]

定義 本品には結晶物(7水和物)及び乾燥物(1~1.5水和物)があり、それぞれを硫酸第一鉄(結晶)及び硫酸第一鉄(乾燥)と称する。

含量 結晶物は、硫酸第一鉄(結晶)(FeSO4・7H2O=278.01)98.0~104.0%を含み、乾燥物は、硫酸第一鉄(FeSO4=151.91)85.0%以上を含む。

性状 結晶物は、帯白緑色の結晶又は結晶性の粉末であり、乾燥物は、灰白色の粉末である。

確認試験 本品の水溶液(1→100)は、鉄(Ⅱ)塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

pH 3.4以上の酸性(結晶物1.0g、水10mL)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約0.5gを精密に量り、あらかじめ硫酸(1→25)25mL及び水(溶存酸素除去)25mLを混和した液に溶かし、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。

結晶物 0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=27.80mg FeSO4・7H2O

乾燥物 0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1mL=15.19mg FeSO4

FA065800

硫酸銅

Cupric Sulfate

CuSO4・5H2O 分子量 249.69

Copper(Ⅱ) sulfate pentahydrate [7758―99―8]

含量 本品は、硫酸銅(CuSO4・5H2O)98.5~104.5%を含む。

性状 本品は、青色の結晶若しくは粒又は濃青色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品は、銅(Ⅱ)塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 遊離酸 本品1.0gを量り、水20mLを加えて溶かし、メチルオレンジ試液2滴を加えた液は、緑色を呈する。

(3) アルカリ金属及びアルカリ土類金属 0.30%以下

本品6.0gを量り、水150mLを加えて溶かし、硫酸3mLを加え、約70℃に加温しながら飽和するまで硫化水素を通ずる。冷後、水を加えて280mLとし、ろ過し、ろ液に水を加えて300mLとする。この液100mLを量り、ホットプレート上で蒸発乾固した後、450~550℃で恒量になるまで強熱し、残留物の質量を量る。

(4) 鉛 Pbとして10μg/g以下(0.40g、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に硝酸(1→100)を加えて10mLとし、検液とする。別に、鉛標準液を正確に量り、硝酸(1→100)を加えて正確に10mLとし、比較液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に水5mLを加えて溶かし、酢酸2mL及びヨウ化カリウム1.5gを加え、5分間放置した後、L(+)―アスコルビン酸0.2gを加えて溶かし、検液とする。

定量法 本品約0.7gを精密に量り、以下「グルコン酸銅」の定量法を準用する。

0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液1mL=24.97mg CuSO4・5H2O

FA065900

T04230

硫酸ナトリウム

Sodium Sulfate

Na2SO4・nH2O(n=10又は0) 分子量 10水和物 322.19 無水物 142.04

Sodium sulfate decahydrate [7727―73―3]

Sodium sulfate [7757―82―6]

定義 本品には結晶物(10水和物)及び無水物があり、それぞれを硫酸ナトリウム(結晶)及び硫酸ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、硫酸ナトリウム(Na2SO4)99.0%以上を含む。

性状 結晶物は、無色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、無水物は、白色の粉末である。

確認試験 本品は、ナトリウム塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

純度試験 結晶物は、乾燥した後、試験を行う。

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.11%以下(0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 結晶物 51.0~57.0%(105℃、4時間)

無水物 5.0%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、水200mLを加えて溶かし、更に塩酸1mLを加えて煮沸し、塩化バリウム二水和物溶液(1→6)30mLを徐々に加える。この液を水浴中で1時間加熱する。冷後、定量分析用ろ紙(5種C)を用いてろ過し、ろ紙上の残留物を洗液が塩化物の反応を呈さなくなるまで温湯で洗う。ろ紙及び残留物を、あらかじめ450~550℃で30分間以上強熱してデシケーター中で放冷後質量を精密に量ったるつぼに入れ、乾燥した後、恒量となるまで450~550℃で強熱し、硫酸バリウム(BaSO4)として質量を精密に量り、次式により含量を求める。

ただし、

MB:BaSO4の量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA066000

T04240

硫酸マグネシウム

Magnesium Sulfate

MgSO4・nH2O(n=7又は3) 分子量 7水和物 246.47 3水和物 174.41

Magnesium sulfate heptahydrate [10034―99―8]

Magnesium sulfate trihydrate

定義 本品には結晶物(7水和物)及び乾燥物(3水和物)があり、それぞれを硫酸マグネシウム(結晶)及び硫酸マグネシウム(乾燥)と称する。

含量 本品を強熱したものは、硫酸マグネシウム(MgSO4=120.37)99.0%以上を含む。

性状 結晶物は、無色の柱状又は針状の結晶で、塩味及び苦味があり、乾燥物は、白色の粉末で、塩味及び苦味がある。

確認試験 本品は、マグネシウム塩の反応及び硫酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 結晶物 無色、ほとんど澄明(1.0g、水10mL)

乾燥物 無色、わずかに微濁(1.0g、水10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.014%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.40mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固した後、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱減量 結晶物 40.0~52.0%(100℃、2時間、次に300~400℃、4時間)

乾燥物 25.0~35.0%(300~400℃、4時間)

定量法 本品を強熱し、その約0.6gを精密に量り、塩酸(1→4)2mL及び水を加えて溶かして正確に100mLとする。この液25mLを正確に量り、水50mL及びアンモニウム緩衝液(pH10.7)5mLを加え、0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液5滴)。終点は、液の赤紫色が青色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.05mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=6.018mg MgSO4

FA066100

E00369

流動パラフィン

Liquid Paraffin

ミネラルオイルホワイト

定義 本品は、石油から得た炭化水素類の混合物である。

性状 本品は、無色のほとんど蛍光を発しない澄明で、粘ちゅうな液体で、におい及び味がない。

確認試験 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の液膜法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 遊離酸及び遊離アルカリ 本品10mLを量り、熱湯約10mL及びフェノールフタレイン試液1滴を加え、激しく振り混ぜるとき、液は、赤色を呈さない。さらに、この液に0.02mol/L水酸化ナトリウム溶液0.20mLを加えて振り混ぜるとき、液は、赤色を呈する。

(2) 鉛 Pbとして1μg/g以下(4.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 硫黄化合物 本品4.0mLを量り、エタノール(99.5)2mLを加え、水酸化ナトリウム溶液(1→5)に酸化鉛(Ⅱ)を飽和した澄明な液2滴を加え、しばしば振り混ぜ、70℃で10分間加温した後、放冷するとき、液は、暗褐色を呈さない。

(5) 多環芳香族炭化水素 本品25mLを25mLのメスシリンダーにとり、100mLの分液漏斗に移す。次に紫外吸収スペクトル測定用ヘキサン25mLを同じメスシリンダーにとり、分液漏斗に移し、よく振り混ぜる。これに紫外吸収スペクトル測定用ジメチルスルホキシド5mLを加え、2分間激しく振り混ぜた後、15分間静置する。下層を50mLの分液漏斗に移し、紫外吸収スペクトル測定用ヘキサン2mLを加え、2分間激しく振り混ぜた後、2分間静置する。下層を10mLの栓付遠心管に移し、毎分2500~3000回転で約10分間遠心分離し、上澄液を密栓付セルに入れ、検液とする。別に、紫外吸収スペクトル測定用ヘキサン25mLに紫外吸収スペクトル測定用ジメチルスルホキシド5mLを加え、以下検液の調製と同様に操作した液を対照として直ちに波長260~350nmにおける吸光度を測定するとき、その値は、0.10を超えない。

(6) 硫酸呈色物 本品5mLを量り、比色管に入れ、硫酸呈色物用硫酸(94.5~94.9%)5mLを加え、水浴中で2分間加熱した後、直ちに5秒間激しく上下に振り混ぜる。さらに、この操作を4回繰り返すとき、流動パラフィン層の色は変わらない。また硫酸層の色は、塩化鉄(Ⅲ)比色標準原液3.0mL、塩化コバルト(Ⅱ)比色標準原液1.5mL及び硫酸銅(Ⅱ)比色標準原液0.5mLを比色管中で混合した液の色より濃くない。

参照スペクトル

流動パラフィン

FA066200

T04250

DL―リンゴ酸

DL―Malic Acid

dl―リンゴ酸

C4H6O5 分子量 134.09

(2RS)―2―Hydroxybutanedioic acid [6915―15―7]

含量 本品は、DL―リンゴ酸(C4H6O5)99.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、特異な酸味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)1mLを試験管に入れ、アンモニア試液で中和した後、スルファニル酸20mgを加え、水浴中で5分間加熱する。この液に亜硝酸ナトリウム溶液(1→5)5mLを加え、わずかに加温した後、水酸化ナトリウム溶液(1→25)でアルカリ性とするとき、液は、赤色を呈する。

(2) 本品の水溶液(1→20)1mLを試験管に入れ、レソルシノール2~3mg及び硫酸1mLを加えて振り混ぜ、120~130℃で5分間加熱する。冷後、水を加えて5mLとする。この液に冷却しながら水酸化ナトリウム試液(10mol/L)を滴加してアルカリ性とし、更に水を加えて10mLとするとき、液は、紫外線下で淡青色の蛍光を発する。

融点 127~132℃

純度試験

(1) 溶状 澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.004%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.10mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(5) 易酸化物 本品0.10gを量り、水25mL及び硫酸(1→20)25mLを加えて溶かし、これを20℃に保ち、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

強熱残分 0.05%以下(5g)

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水を加えて溶かして正確に250mLとする。この液25mLを正確に量り、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=6.704mg C4H6O5

FA066300

T04260

DL―リンゴ酸ナトリウム

Sodium DL―Malate

dl―リンゴ酸ナトリウム

C4H4Na2O5・nH2O(n=3又は1/2) 分子量 3水和物 232.10 1/2水和物 187.06

Disodium (2RS)―2―hydroxybutanedioate trihydrate

Disodium (2RS)―2―hydroxybutanedioate hemihydrate [676―46―0、無水物]

定義 本品には3水和物及び1/2水和物がある。

含量 本品を乾燥したものは、DL―リンゴ酸ナトリウム(C4H4Na2O5=178.05)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末又は塊であり、においがなく、塩味がある。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→20)1mLを試験管に入れ、スルファニル酸20mgを加え、以下「DL―リンゴ酸」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「DL―リンゴ酸」の確認試験(2)を準用する。

(3) 本品は、ナトリウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(1.0g、水10mL)

(2) 遊離アルカリ Na2CO3として0.2%以下

本品1.0gを量り、水(二酸化炭素除去)20mLを加えて溶かし、フェノールフタレイン試液2滴を加えるとき、赤色を呈しても、その色は、0.05mol/L硫酸0.40mLを加えるとき消える。

(3) 塩化物 Clとして0.011%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(4) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第3法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(6) 易酸化物 本品0.10gを量り、水25mL及び硫酸(1→20)25mLを加えて溶かし、これを20℃に保ち、0.02mol/L過マンガン酸カリウム溶液1.0mLを加えるとき、液の赤色は、3分以内に消えない。

乾燥減量 3水和物 20.5~23.5%(120℃、1時間、次に160℃、2時間)

1/2水和物 7.0%以下(120℃、1時間、次に160℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.15gを精密に量り、非水滴定用酢酸30mLを加えて溶かし、0.1mol/L過塩素酸で滴定する。終点の確認には、通例、電位差計を用いる。指示薬(クリスタルバイオレット・酢酸試液1mL)を用いる場合には、液の紫色が青色を経て緑色に変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=8.903mg C4H4Na2O5

FA066400

T04270

リン酸

Phosphoric Acid

H3PO4 分子量 98.00

Phosphoric acid [7664―38―2]

含量 本品は、リン酸(H3PO4)75.0%以上を含む。

性状 本品は、無色澄明のシロップ状の液体であり、においがない。

確認試験 本品の水溶液(1→20)にフェノールフタレイン試液2~3滴を加え、水酸化ナトリウム溶液(1→25)で中和した液は、リン酸塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(4.0mL、エタノール(95)16mL)

(2) 硫酸塩 SO4として0.14%以下

本品0.20gを量り、水を加えて50mLとし、検液とする。比較液は、0.005mol/L硫酸0.60mLに塩酸(1→4)1mL及び水を加えて50mLとする。

(3) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約1.5gを精密に量り、水25mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 チモールフタレイン試液5滴)。終点は、液の色が淡青色に変わるときとする。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=49.00mg H3PO4

FA066500

T04280

リン酸架橋デンプン

Distarch Phosphate

[55963―33―2]

定義 本品は、デンプンをトリメタリン酸ナトリウム又はオキシ塩化リンでエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒であり、においがない。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) リン Pとして0.5%以下

「アセチル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(3)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA066600

T04290

リン酸化デンプン

Monostarch Phosphate

[63100―01―6]

定義 本品は、デンプンをオルトリン酸、そのカリウム塩若しくはナトリウム塩又はトリポリリン酸ナトリウムでエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒であり、においがない。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) リン Pとして0.5%以下

「アセチル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(3)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA066700

T04300

リン酸三カリウム

Tripotassium Phosphate

第三リン酸カリウム

K3PO4・nH2O(n=3、画像1320 (1KB)別ウィンドウが開きます
、1又は0) 分子量 3水和物 266.31 無水物 212.27

Tripotassium phosphate trihydrate

Tripotassium phosphate sesquihydrate

Tripotassium phosphate monohydrate

Tripotassium phosphate [7778―53―2]

含量 本品を強熱したものは、リン酸三カリウム(K3PO4)97.0%以上を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶若しくは塊又は白色の粉末である。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、カリウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 11.5~12.5(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.011%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱減量 23.0%以下(120℃、2時間、次に300~400℃、1時間)

定量法 本品を120℃で2時間、次に300~400℃で1時間強熱し、その約2gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ・キシレンシアノールFF試液3~4滴)。

1mol/L塩酸1mL=106.1mg K3PO4

FA066800

T04310

リン酸三カルシウム

Tricalcium Phosphate

第三リン酸カルシウム

定義 本品は、ほぼ10CaO・3P2O5・H2Oの組成をもつリン酸カルシウムである。

含量 本品を乾燥したものは、リン酸三カルシウム(Ca3(PO4)2=310.18)として98.0~103.0%を含む。

性状 本品は、白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品を硝酸銀溶液(1→50)で湿らせるとき、黄色を呈する。

(2) 本品0.1gに酢酸(1→4)5mLを加えて煮沸する。冷後、ろ過し、ろ液にシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 微濁

本品2.0gを量り、水15mL及び塩酸5.0mLを加え、水浴中で5分間加熱して溶かし、検液とする。

(2) 炭酸塩 本品2.0gを量り、水5mLを加えて煮沸する。冷後、塩酸2mLを加えるとき、泡立たないか、又は泡立ってもわずかに泡立つ程度を超えない。

(3) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬は、ブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 10.0%以下(200℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.3gを精密に量り、塩酸(1→4)10mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に200mLとし、検液とし、カルシウム塩定量法の第2法により定量する。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.068mg Ca3(PO4)2

FA066900

T04320

リン酸三マグネシウム

Trimagnesium Phosphate

第三リン酸マグネシウム

Mg3(PO4)2・nH2O(n=8、5又は4) 分子量 8水和物 406.98 4水和物 334.92

Trimagnesium phosphate octahydrate [13446―23―6]

Trimagnesium phosphate pentahydrate

Trimagnesium phosphate tetrahydrate [13465―22―0]

定義 本品には結晶物(8水和物、5水和物及び4水和物)がある。

含量 本品を強熱したものは、リン酸三マグネシウム・無水物(Mg3(PO4)2=262.86)98.0~101.5%を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.2gを10%硝酸試液10mLに溶かした液は、モリブデン酸アンモニウム試液を滴加するとき黄色の沈殿を生じ、アンモニア試液を加えるとき、黄色の沈殿は溶け、白色の沈殿が生成する。

(2) 本品0.1gを酢酸試液(1mol/L)0.7mLと水20mLを加えて溶かし、塩化鉄(Ⅲ)試液1mLを加えて5分間放置した後、ろ過する。ろ液は、マグネシウム塩の反応を呈する。

純度試験

(1) 溶状 微濁

本品2.0gを量り、水16mL及び塩酸4.0mLを加え、水浴中で5分間加熱して溶かし、検液とする。

(2) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に10%塩酸試液5mLを加えて溶かし、検液とする。

(4) フッ化物 Fとして5.0μg/g以下

本品1.0gを量り、ビーカーに入れ、塩酸(1→10)10mLを加えて溶かす。この液を加熱し、1分間沸騰させた後、ポリエチレン製のビーカーに移して直ちに氷冷する。クエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mL及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整し、100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。

比較液は、次により調製する。

あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとし、ポリエチレン製容器に移し、比較原液とする。比較原液5mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。この液1mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、クエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mL及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、比較液とする。

強熱減量 4水和物 15%~23%(1.0g、425℃、3時間)

5水和物 20%~27%(1.0g、425℃、3時間)

8水和物 30%~37%(1.0g、425℃、3時間)

定量法 本品を強熱し、その約0.3gを精密に量り、水50mL及び塩酸(2→3)5mLを加えて溶かし、更に0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液40mLを加えて50℃の水浴中で30分間加熱する。冷後、アンモニウム緩衝液(pH10.7)約10mLを加え、0.1mol/L酢酸亜鉛溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液5滴)。終点は、液の青色が青紫色と変わるときとする。別に空試験を行い、補正する。

0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=8.762mg Mg3(PO4)2

FA067000

T04330

リン酸水素二アンモニウム

Diammonium Hydrogen Phosphate

リン酸二アンモニウム

(NH4)2HPO4 分子量 132.06

Diammonium hydrogenphosphate [7783―28―0]

含量 本品は、リン酸水素二アンモニウム((NH4)2HPO4)96.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はアンモニアのにおいがある。

確認試験 本品は、アンモニウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 7.6~8.4(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.035%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.50mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.038%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約2gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ・キシレンシアノールFF試液3~4滴)。

1mol/L塩酸1mL=132.1mg (NH4)2HPO4

FA067100

T04340

リン酸二水素アンモニウム

Ammonium Dihydrogen Phosphate

リン酸一アンモニウム

NH4H2PO4 分子量 115.03

Ammonium dihydrogenphosphate [7722―76―1]

含量 本品は、リン酸二水素アンモニウム(NH4H2PO4)96.0~102.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。

確認試験 本品は、アンモニウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 4.1~5.0(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.035%以下(0.50g、比較液 0.01mol/L塩酸0.50mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.038%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品約3gを精密に量り、水30mLを加えて溶かし、塩化ナトリウム5gを加えてよく振り混ぜ、約15℃に保ち、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 フェノールフタレイン試液2滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=115.0mg NH4H2PO4

FA067200

T04350

リン酸水素二カリウム

Dipotassium Hydrogen Phosphate

リン酸二カリウム

K2HPO4 分子量 174.18

Dipotassium hydrogenphosphate [7758―11―4]

含量 本品を乾燥したものは、リン酸水素二カリウム(K2HPO4)98.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶、粉末又は塊である。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、カリウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 8.7~9.3(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.011%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物と容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 5.0%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約3gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ・インジゴカルミン試液2~3滴)。

1mol/L塩酸1mL=174.2mg K2HPO4

FA067300

T04360

リン酸二水素カリウム

Potassium Dihydrogen Phosphate

リン酸一カリウム

KH2PO4 分子量 136.09

Potassium dihydrogenphosphate [7778―77―0]

含量 本品を乾燥したものは、リン酸二水素カリウム(KH2PO4)98.0%以上を含む。

性状 本品は、無色の結晶又は白色の結晶性の紛末である。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、カリウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 4.4~4.9(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(1.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.011%以下(1.0g、比較液 0.01mol/L塩酸0.30mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.019%以下(1.0g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.5%以下(105℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約3gを精密に量り、水30mLを加えて溶かし、塩化ナトリウム5gを加えてよく振り混ぜて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 チモールブルー試液3~4滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=136.1mg KH2PO4

FA067400

T04370

リン酸一水素カルシウム

Calcium Monohydrogen Phosphate

第二リン酸カルシウム

CaHPO4・nH2O(n=2、画像1321 (11KB)別ウィンドウが開きます
、1、1/2又は0) 分子量 2水和物 172.09 無水物 136.06

Calcium hydrogenphosphate dihydrate [7789―77―7]

Calcium hydrogenphosphate sesquihydrate

Calcium hydrogenphosphate monohydrate

Calcium hydrogenphosphate hemihydrate

Calcium hydrogenphosphate [7757―93―9]

含量 本品を乾燥したものは、リン酸一水素カルシウム(CaHPO4)98.0~103.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は粉末である。

確認試験

(1) 本品を硝酸銀溶液(1→50)で湿らせるとき、黄色を呈する。

(2) 本品0.1gに酢酸(1→4)5mLを加えて煮沸する。冷後、ろ過し、ろ液にシュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁

本品2.0gを量り、水16mL及び塩酸4.0mLを加え、水浴中で5分間加熱して溶かし、検液とする。

(2) 炭酸塩 本品2.0gを量り、水5mLを加え、煮沸する。冷後、塩酸2mLを加えるとき、泡立たない。

(3) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬は、ブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 22.0%以下(200℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.4gを精密に量り、塩酸(1→4)12mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に200mLとし、検液とし、カルシウム塩定量法中の第2法により定量する。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=2.721mg CaHPO4

FA067500

T04380

リン酸二水素カルシウム

Calcium Dihydrogen Phosphate

第一リン酸カルシウム

Ca(H2PO4)2・nH2O(n=1又は0) 分子量 1水和物 252.07 無水物 234.05

Calcium bis(dihydrogenphosphate) monohydrate [10031―30―8]

Calcium bis(dihydrogenphosphate) [7758―23―8]

含量 本品を乾燥したものは、リン酸二水素カルシウム(Ca(H2PO4)2)95.0~105.0%を含む。

性状 本品は、無~白色の結晶又は白色の粉末である。

確認試験

(1) 本品を硝酸銀溶液(1→50)で湿らせるとき、黄色を呈する。

(2) 本品0.1gに水20mLを加えて振り混ぜた後、ろ過し、シュウ酸アンモニウム一水和物溶液(1→30)5mLを加えるとき、白色の沈殿を生じる。

純度試験

(1) 溶状 わずかに微濁

本品2.0gを量り、水18mL及び塩酸2.0mLを加え、水浴中で5分間加熱して溶かし、検液とする。

(2) 遊離酸及びリン酸一水素塩 本品1.0gを量り、水3mLを加えてすり混ぜ、これに水100mLを加えて5分間かくはんして分散させ、メチルオレンジ試液1滴を加えるとき、液は、淡黄赤色を呈する。さらに、この液に1mol/L水酸化ナトリウム溶液1.0mLを加えるとき、液の色は、淡黄色に変わる。

(3) 炭酸塩 本品2.0gを量り、水5mLを加えて煮沸する。冷後、塩酸2mLを加えるとき、泡立たない。

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに15分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。なお、試料が溶けない場合には、蒸発乾固し、残留物に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、穏やかに5分間沸騰させる。冷後、水30mLを加え、試料液とする。ただし、第5法に示すクエン酸水素二アンモニウム溶液(1→2)の量を50mLに変更し、指示薬には、ブロモチモールブルー試液1mLを用い、アンモニア水を液の黄色が黄緑色に変わるまで加える。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に塩酸(1→4)5mLを加えて溶かし、検液とする。

乾燥減量 17.0%以下(180℃、3時間)

定量法 本品を乾燥し、その約0.8gを精密に量り、塩酸(1→4)6mLを加えて溶かし、更に水を加えて正確に200mLとし、検液とし、カルシウム塩定量法中の第2法により定量する。

0.02mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=4.681mg Ca(H2PO4)2

FA067600

T04390

リン酸水素二ナトリウム

Disodium Hydrogen Phosphate

リン酸二ナトリウム

Na2HPO4・nH2O(n=12、10、8、7、5、2又は0) 分子量 12水和物 358.14 無水物 141.96

Disodium hydrogenphosphate dodecahydrate [10039―32―4]

Disodium hydrogenphosphate decahydrate

Disodium hydrogenphosphate octahydrate

Disodium hydrogenphosphate heptahydrate [7782―85―6]

Disodium hydrogenphosphate pentahydrate

Disodium hydrogenphosphate dihydrate [10028―24―7]

Disodium hydrogenphosphate [7558―79―4]

定義 本品には結晶物(12、10、8、7、5又は2水和物)及び無水物があり、それぞれをリン酸水素二ナトリウム(結晶)及びリン酸水素二ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、リン酸水素二ナトリウム(Na2HPO4)98.0%以上を含む。

性状 結晶物は、無~白色の結晶又は結晶塊であり、無水物は、白色の粉末である。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、ナトリウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 9.0~9.6(1.0g、水100mL)

純度試験 結晶物は、乾燥した後、試験を行う。

(1) 溶状 無色、ほとんど澄明(0.50g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.21%以下(0.10g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.038%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.40mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量

結晶物 61.0%以下(40℃、3時間、次に120℃、4時間)

無水物 2.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約3gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ・インジゴカルミン試液2~3滴)。

1mol/L塩酸1mL=142.0mg Na2HPO4

FA067700

T04400

リン酸二水素ナトリウム

Sodium Dihydrogen Phosphate

リン酸一ナトリウム

NaH2PO4・nH2O(n=2又は0) 分子量 2水和物 156.01 無水物 119.98

Sodium dihydrogenphosphate dihydrate [13472―35―0]

Sodium dihydrogenphosphate [7558―80―7]

定義 本品には結晶物(2水和物)及び無水物があり、それぞれをリン酸二水素ナトリウム(結晶)及びリン酸二水素ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、リン酸二水素ナトリウム(NaH2PO4)98.0~103.0%を含む。

性状 結晶物は、無~白色の結晶又は白色の結晶性の粉末であり、無水物は、白色の粉末又は粒である。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、ナトリウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 4.3~4.9(1.0g、水100mL)

純度試験 結晶物は乾燥した後、試験を行う。

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(2.0g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.11%以下(0.20g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.048%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.50mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量

結晶物 22.0~24.0%(40℃、16時間、次に120℃、4時間)

無水物 2.0%以下(120℃、4時間)

定量法 本品を乾燥し、その約3gを精密に量り、水30mLを加えて溶かし、塩化ナトリウム5gを加え、よく振り混ぜて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する(指示薬チモールブルー試液3~4滴)。

1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mL=120.0mg NaH2PO4

FA067800

T04410

リン酸一水素マグネシウム

Magnesium Monohydrogen Phosphate

MgHPO4・3H2O 分子量 174.33

Magnesium monohydrogen phosphate trihydrate [7782―75―4]

含量 本品を強熱したものは、リン酸マグネシウム(Mg2P2O7)96.0%以上を含む。

性状 本品は、白色の結晶性の粉末である。

確認試験

(1) 本品0.1gに酢酸試液(1mol/L)0.5mL及び水20mLを加え、塩化鉄(Ⅲ)試液1mLを加えて5分間放置した後、ろ過する。ろ液は、マグネシウム塩の反応を呈する。

(2) 本品0.2gを10%硝酸試液10mLに溶かした液は、モリブデン酸アンモニウム試液を滴加するとき、黄色の沈殿を生じる。沈殿を分離し、これにアンモニア試液を加えるとき、沈殿は、溶ける。

純度試験

(1) フッ化物 Fとして25μg/g以下

本品0.20gを量り、ビーカーに入れ、塩酸(1→10)10mLを加えて溶かす。この液を加熱し、1分間沸騰させた後、ポリエチレン製のビーカーに移して直ちに氷冷する。これにクエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mL及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、検液とする。指示電極にはフッ素イオン電極を、参照電極には銀―塩化銀電極を接続した電位差計で電位を測定するとき、検液の電位は、比較液の電位以上である。

比較液は、次により調製する。

あらかじめ110℃で2時間乾燥したフッ化ナトリウム2.210gを量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、水200mLを加えてかき混ぜながら溶かす。この液をメスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとし、ポリエチレン製容器に入れ、比較原液とする。使用時に、比較原液5mLを正確に量り、メスフラスコに入れ、水を加えて1000mLとする。この液1mLを正確に量り、ポリエチレン製のビーカーに入れ、クエン酸三ナトリウム二水和物溶液(1→4)15mL及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物溶液(1→40)10mLを加えて混合する。塩酸(1→10)又は水酸化ナトリウム溶液(2→5)でpH5.4~5.6に調整する。この液を100mLのメスフラスコに移し、水を加えて100mLとする。この液50mLをポリエチレン製のビーカーにとり、比較液とする。

(2) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

本品に10%塩酸試液5mLを加えて溶かし、検液とする。

強熱減量 29~36%(800±25℃、3時間)

定量法 本品を強熱し、その約0.5gを精密に量り、水50mL及び塩酸2mLを加え、加熱して溶かす。冷後、水を加えて正確に100mLとする。この液50mLを正確に量り、ビーカーに入れ、水100mLを加え、55~60℃に加熱する。ビュレットを用いて0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液15mLを加え、電磁式かくはん機でかき混ぜながら水酸化ナトリウム試液(1mol/L)でpH10に調整する。アンモニウム緩衝液(pH10.7)10mLを加え、0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液で滴定する(指示薬 エリオクロムブラックT試液12滴)。終点は、液の赤色が青色に変わるときとする。

0.1mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液1mL=11.13mg Mg2P2O7

FA067900

T04420

リン酸三ナトリウム

Trisodium Phosphate

第三リン酸ナトリウム

Na3PO4・nH2O(n=12、6又は0) 分子量 12水和物 380.12 無水物 163.94

Trisodium phosphate dodecahydrate [10101―89―0]

Trisodium phosphate hexahydrate

Trisodium phosphate [7601―54―9]

定義 本品には結晶物(12又は6水和物)及び無水物があり、それぞれをリン酸三ナトリウム(結晶)及びリン酸三ナトリウム(無水)と称する。

含量 本品を乾燥したものは、リン酸三ナトリウム(Na3PO4)97.0~103.0%を含む。

性状 結晶物は、無~白色の結晶又は結晶性の粉末であり、無水物は、白色の粉末又は粒である。

確認試験 本品の水溶液(1→20)は、ナトリウム塩の反応及びリン酸塩の反応を呈する。

pH 11.5~12.5(1.0g、水100mL)

純度試験 結晶物は、乾燥した後、試験を行う。

(1) 溶状 無色、わずかに微濁(0.50g、水20mL)

(2) 塩化物 Clとして0.071%以下(0.30g、比較液 0.01mol/L塩酸0.60mL)

(3) 硫酸塩 SO4として0.058%以下(0.50g、比較液 0.005mol/L硫酸0.60mL)

(4) 鉛 Pbとして4μg/g以下(1.0g、第5法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

本品に塩酸(1→4)20mLを加え、時計皿等で覆い、時々かくはんしながら穏やかに15分間沸騰させる。この液を遠心分離して不溶物を沈降させ、上澄液をろ過し、不溶物を除き、ろ紙上の残留物及び容器を熱湯5mLで洗い、洗液をろ液に合わせる。冷後、試料液とする。

(5) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第1法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量

結晶物 58.0%以下(120℃、2時間、次に200℃、5時間)

無水物 5.0%以下(200℃、5時間)

定量法 本品を乾燥し、その約2gを精密に量り、水50mLを加えて溶かし、約15℃に保ち、1mol/L塩酸で滴定する(指示薬 メチルオレンジ・キシレンシアノールFF試液3~4滴)。

1mol/L塩酸1mL=81.97mg Na3PO4

FA068000

T04430

リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン

Phosphated Distarch Phosphate

定義 本品は、デンプンをオルトリン酸、そのカリウム塩若しくはナトリウム塩又はトリポリリン酸ナトリウムでエステル化し、トリメタリン酸ナトリウム又はオキシ塩化リンでエステル化して得られたものである。

性状 本品は、白~類白色の粉末、薄片又は粒であり、においがない。

確認試験

(1) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の確認試験(2)を準用する。

純度試験

(1) リン Pとして0.5%以下

「アセチル化リン酸架橋デンプン」の純度試験(3)を準用する。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(4) 二酸化硫黄 50μg/g以下

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」の純度試験(5)を準用する。

乾燥減量 21.0%以下(13.3kPa以下、120℃、4時間)

FA068100

E00371

ルチン酵素分解物

Enzymatically Decomposed Rutin

定義 本品は、ルチン(抽出物)(アズキ(Vigna angularis (Willd.) Ohwi & H. Ohashi)の全草、エンジュ(Styphnolobium japonicum (L.) Schott (Sophora japonica L.))のつぼみ若しくは花又はソバ(Fagopyrum esculentum Moench)の全草から得られた、ルチンを主成分とするものをいう。)を酵素処理した後、精製して得られたものである。主成分は、イソクエルシトリンである。

含量 本品を乾燥したものは、イソクエルシトリン(C21H20O12=464.38)91.0~103.0%を含む。

性状 本品は、淡黄~黄色の粉末、塊又はペーストで、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品5mgをエタノール(95)10mLに溶かした液は、黄色を呈し、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)1~2滴を加えるとき、液は、帯緑褐色に変わる。

(2) 本品5mgをエタノール(95)5mLに溶かした液は、黄色を呈し、塩酸2mL及びマグネシウム粉末50mgを加えるとき、液は、徐々に赤色に変わる。

(3) 本品10mgをエタノール(95)500mLに溶かした液は、波長258nm付近及び362nm付近に吸収極大がある。

(4) 本品1.0gをメタノール20mLに溶かし、必要な場合にはろ過し、検液とする。検液2μLを量り、定量用ルチン・メタノール溶液(1→20)2μLを対照液とし、1―ブタノール/酢酸/水混液(4:2:1)を展開溶媒として薄層クロマトグラフィーを行い、展開溶媒の先端が原線から約15cmの高さに上昇したとき展開を止め、風乾した後、塩化鉄(Ⅲ)・塩酸試液を噴霧し、観察するとき、定量用ルチンの主スポットよりも大きいRf値を示す褐色の主スポットを認める。ただし、薄層板には、薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを担体とし、110℃で1時間乾燥したものを使用する。

純度試験

(1) 鉛 2μg/g以下(2.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 50.0%以下(135℃、2時間)

定量法 本品を乾燥し、その約50mgを精密に量り、メタノールに溶かして正確に100mLとする。必要な場合には、ろ過する。この液4mLを正確に量り、リン酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、検液とする。別に定量用ルチンを135℃、2時間乾燥し、その約50mgを精密に量り、メタノールに溶かして正確に100mLとする。この液4mLを正確に量り、リン酸(1→1000)を加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液につき、紫外可視吸光度測定法により、リン酸(1→1000)を対照とし、波長351nmにおける吸光度AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

ただし、

MS:定量用ルチンの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

FA068120

E00372

ルチン(抽出物)

Rutin (Extract)

C27H30O16・3H2O 分子量 664.56

5,7―Dihydroxy―2―(3,4―dihydroxyphenyl)―4―oxo―4H―chromen―3―yl α―L―rhamnopyranosyl―(1→6)―β―D―glucopyranoside trihydrate [250249―75―3、ルチン3水和物]

定義 本品は、アズキ(Vigna angularis (Willd.) Ohwi & H. Ohashi)の全草(アズキ全草抽出物という。)、エンジュ(Styphnolobium japonicum (L.) Schott (Sophora japonica L.))のつぼみ若しくは花(エンジュ抽出物という。)又はソバ(Fagopyrum esculentum Moench)の全草(ソバ全草抽出物という。)より、水、エタノール又はメタノールで抽出し、溶媒を除去して得られたものである。主成分は、ルチンである。

含量 本品を乾燥したものは、ルチン(C27H30O16)95.0~105.0%を含む。

性状 本品は、淡黄~淡黄緑色の結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品20mgをエタノール(95)10mLに溶かした液は、黄色を呈し、塩化鉄(Ⅲ)六水和物溶液(1→50)1~2滴を加えるとき、液は、帯緑褐色に変わる。

(2) 本品20mgをエタノール(95)5mLに加温して溶かした液は、黄色を呈し、塩酸2mL及びマグネシウム粉末50mgを加えるとき、液は、徐々に赤色に変わる。

(3) 本品20mgをエタノール(95)100mLに溶かし、この液2mLにエタノール(95)を加えて20mLとした液は、波長257nm付近及び361nm付近に吸収極大がある。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

(3) 残留溶媒 メタノール 0.015%以下(5g、第1法、装置B)

メタノール約0.5gを精密に量り、水を加えて正確に100mLとし、この液5mLを正確に量り、水を加えて100mLとする。この液3mL及び内標準液2mLを正確に量り、水を加えて正確に50mLとし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ2.0μLずつ量り、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行う。検液及び標準液の2―メチル―2―プロパノールのピーク面積に対するメタノールのピーク面積の比QT及びQSを求め、次式によりメタノールの量を求める。

メタノールの量(%)=MS/MT×QT/QS×0.15

ただし、

MS:メタノールの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 180~250μmのガスクロマトグラフィー用スチレン―ジビニルベンゼン系多孔性樹脂

カラム管 内径3mm、長さ2mのガラス管

カラム温度 120℃付近の一定温度

注入口温度 200℃付近の一定温度

注入方式 全量注入法

キャリヤーガス 窒素又はヘリウム

流量 メタノールの保持時間が約2分になるように調整する。

乾燥減量 9.0%以下(135℃、2時間)

強熱残分 0.3%以下(550℃、4時間)

定量法 本品及び定量用ルチンを135℃で2時間乾燥し、それぞれ約50mgずつを精密に量り、メタノールに溶かして正確に50mLとする。それぞれの液5mLを正確に量り、水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)を加えて正確に50mLとし、検液及び標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ20μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液のルチンのピーク面積AT及びASを測定し、次式により含量を求める。

ルチン(C27H30O16)の含量(%)=MS/MT×AT/AS×100

ただし、

MS:定量用ルチンの採取量(g)

MT:試料の採取量(g)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径3~6mm、長さ15~25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)

流量 ルチンの保持時間が8~12分になるように調整する。

FA068150

E00377A

レイシ抽出物(子実体)

Carpophore Derived Mannentake Extract (Fruiting body)

マンネンタケ抽出物(子実体)

定義 本品は、レイシ抽出物(マンネンタケ(Ganoderma lucidum Karst.)の菌糸体若しくは子実体又はその培養液から抽出して得られたものをいう。)のうち、子実体から得られたものである。

性状 本品は、黄~褐色の粉末で、特異なにおいがある。

確認試験 本品約1gを量り、水100mLを加えて5分間振り混ぜ、エタノール(95)100mLを加えてよく振り混ぜた後、上澄液をろ過する。残留物に水/エタノール(95)混液(1:1)200mLを加えてよく振り混ぜた後、先のろ紙でろ過する。ろ液を合わせ、減圧下で濃縮して10mL以下とした後、水200mLを加えて分散させ、酢酸エチル50mLずつで3回抽出する。酢酸エチル層を合わせ、炭酸水素ナトリウム溶液(1→20)50mLずつで3回抽出する。水層を合わせ、塩酸試液(2mol/L)を加えてpH3に調整した後、酢酸エチル50mLずつで3回抽出する。酢酸エチル層を合わせ、減圧下、溶媒を留去し、残留物にエタノール(95)10mLを加えて溶かし、検液とする。ガノデリン酸A1mgを量り、エタノール(95)1mLに溶かし、標準液とする。検液及び標準液をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、検液には、標準液に認められるピークと同一の保持時間のところにピークを認める。

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 254nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 40℃

移動相 酢酸(1→50)/アセトニトリル混液(2:1)

流量 ガノデリン酸Aの保持時間が約16分になるように調整する。

pH 4.0~5.5(1%懸濁液)

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして1.5μg/g以下(1.0g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

水分 8.0%以下(0.1g、容量滴定法、直接滴定)

強熱残分 20.0%以下(2g)

FA068200

T03110

E00390(卵黄),E00389(分別),E00388(植物)

レシチン

Lecithin

定義 本品は、油糧種子又は動物原料から得られたもので、その主成分は、リン脂質である。

性状 本品は、白~褐色の粉末若しくは粒、淡黄~暗褐色の塊又は淡黄~暗褐色の粘ちゅうな液状の物質で、わずかに特異なにおいがある。

確認試験

(1) 「酵素分解レシチン」の確認試験(1)を準用する。

(2) 本品0.5gに塩酸(1→2)5mLを加え、水浴中で2時間加熱した後、ろ過し、検液とする。検液10μLにつき、塩化コリン溶液(1→200)を対照液とし、1―ブタノール/水/酢酸混液(4:2:1)を展開溶媒としてろ紙クロマトグラフィーを行う。展開溶媒が約25cm上昇したとき展開を止め、風乾した後、ドラーゲンドルフ試液を噴霧して呈色させ、自然光下で観察するとき、対照液から得たスポットに対応する赤橙色のスポットを認める。ただし、ろ紙は、クロマトグラフィー用ろ紙を使用する。

純度試験

(1) 酸価 40以下

本品約2gを精密に量り、石油エーテル50mLを加えて溶かし、次にエタノール(95)50mLを加え、検液とする。油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) トルエン不溶物 0.30%以下

本品約10gを精密に量り、トルエン100mLを加えて溶かす。不溶物をるつぼ型ガラスろ過器(1G4)でろ過し、トルエン25mLを用いて数回洗い、ガラスろ過器と共に105℃で1時間乾燥した後、デシケーター中で放冷し、その質量を精密に量る。

(3) アセトン可溶物 40%以下

本品約2gを精密に量り、50mL目盛付共栓遠心管に入れ、石油エーテル3mLを加えて溶かし、アセトン15mLを加え、以下「酵素分解レシチン」の純度試験(2)を準用する。

(4) 過酸化物価 10以下

本品約5gを精密に量り、250mL共栓三角フラスコに入れ、クロロホルム/酢酸混液(2:1)35mLを加え、静かに振り混ぜて溶かす。以下「酵素分解レシチン」の純度試験(3)を準用する。

(5) 鉛 Pbとして2μg/g以下(1.0g、第2法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液は第2法で示す硝酸(1→100)で正確に5mLとしたものとする。

(6) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 2.0%以下「酵素分解レシチン」の乾燥減量を準用する。

FA068300

E00380

レンネット

Rennet

キモシン

レンニン

定義 本品は、反すう動物の第四胃又は担子菌(Irpex lacteusに限る。)、糸状菌(Cryphonectria parasitica、Mucor miehei、Mucor pusillus Lindt、Mucor spp.、Rhizomucor miehei及びRhizomucor pusillusに限る。)、酵母(Kluyveromyces lactisに限る。)若しくは細菌(Bacillus cereus及びEscherichia coliに限る。)の培養物から得られた、凝乳させる酵素である。食品(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存又は力価調整の目的に限る。)又は添加物(賦形、粉末化、希釈、安定化、保存、pH調整又は力価調整の目的に限る。)を含むことがある。

性状 本品は、白~濃褐色の粉末、粒若しくはペースト又は無~濃褐色の液体であり、においがないか、又は特異なにおいがある。

確認試験 本品は、レンネット活性試験法に適合する。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして5μg/g以下(0.80g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

ただし、検液の調製において、残留物が硝酸(1→100)5mLに溶けない場合には、第3法により操作する。

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第5法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

微生物限度 微生物限度試験法により試験を行うとき、本品1gにつき、生菌数は50000以下である。また、大腸菌及びサルモネラは認めない。ただし、生菌数試験の試料液は第3法、大腸菌試験及びサルモネラ試験の前培養液はそれぞれ第3法及び第2法により調製する。

レンネット活性試験法 次の方法により試験を行う。なお、記載された方法で確認試験を行うことができない場合、基質、試料希釈倍率、緩衝液及び反応温度については、科学的に正当な理由であると認められる場合に限り変更することができる。

本品5.0gを量り、酢酸緩衝液(pH5.5)を加えて溶解若しくは均一に分散して100mLとしたもの又はこれを更に酢酸緩衝液(pH5.5)を用いて10倍に希釈したものを試料液とする。

脱脂粉乳110.0gを量り、塩化カルシウム二水和物溶液(1→2000)100mLを加えて均一に混和する。この液に塩化カルシウム二水和物溶液(1→2000)900mLを加え、30分間泡立たないようにかくはんした後、30分間暗所に放置したものを基質溶液とする。用時調製する。

基質溶液25mLを量り、透明なガラス容器に入れ、32℃で15分間加温した後、試料液0.5mLを加えて泡立たないようにかき混ぜる。この液を更に32℃で加温したとき、ガラス容器の壁面の基質溶液の膜に凝乳の微粒片ができる。

FA068400

E00381

L―ロイシン

L―Leucine

C6H13NO2 分子量 131.17

(2S)―2―Amino―4―methylpentanoic acid [61―90―5]

含量 本品を乾燥物換算したものは、L―ロイシン(C6H13NO2)98.0~102.0%を含む。

性状 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末であり、においがないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。

確認試験

(1) 本品の水溶液(1→1000)5mLにニンヒドリン溶液(1→50)1mLを加え、水浴中で3分間加熱するとき、青紫色を呈する。

(2) 本品0.3gに水10mLを加え、加温して溶かし、これに塩酸(1→4)10滴及び亜硝酸ナトリウム溶液(1→10)2mLを加えるとき、泡立って無色のガスを発生する。

比旋光度 画像1325 (5KB)別ウィンドウが開きます
 (4g、塩酸試液(6mol/L)、100mL、乾燥物換算)

pH 5.5~6.5(1.0g、水100mL)

純度試験

(1) 溶状 無色、澄明(0.5g、塩酸試液(1mol/L)10mL)

(2) 塩化物 Clとして0.1%以下(70mg、比較液 0.01mol/L塩酸0.20mL)

(3) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(4) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

乾燥減量 0.3%以下(105℃、3時間)

強熱残分 0.1%以下

定量法 本品約0.3gを精密に量り、以下「L―アスパラギン」の定量法を準用する。

0.1mol/L過塩素酸1mL=13.12mg C6H13NO2

FA068450

E00384

ロシン

Rosin

ロジン

定義 本品は、Pinus属諸種植物(Pinaceae)の分泌液から得られた、アビエチン酸を主成分とするものである。

性状 淡黄~黄褐色の塊又は粉末で、特異なにおいがある。

確認試験

(1) 本品0.1gに無水酢酸10mLを加え、水浴中で加温して溶かし、冷後、硫酸1滴を加えるとき、液の色は、初め紫赤色を呈し、続いて紫色に変わる。

(2) 本品を赤外吸収スペクトル測定法中の錠剤法により測定し、本品のスペクトルを参照スペクトルと比較するとき、同一波数のところに同様の強度の吸収を認める。

純度試験

(1) 酸価 150~200

本品約0.5gを精密に量り、トルエン/エタノール(95)混液(2:1)50mLを量って加えて溶かし、検液とする。以下油脂類試験法中の酸価の試験を行う。

(2) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(3) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

強熱残分 0.1%以下

参照スペクトル

ロシン

FA068500

E00385A

ローズマリー抽出物(水溶性)

Rosemary Extract (Water Soluble)

マンネンロウ抽出物(水溶性)

定義 本品は、マンネンロウ(Salvia rosmarinus Schleid. (Rosmarinus officinalis L.))の葉又は花から抽出して得られた、ロスマリン酸を主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

含量 本品は、ロスマリン酸(C18H16O8)5%以上で、その表示量の80~120%を含む。

性状 本品は、黄褐~褐色の粉末で、特異なにおいがある。

確認試験 本品の表示量から、ロスマリン酸含量5%に換算して1.0gに相当する量を量り、水50mLを加えて振り混ぜるとき、沈殿を生成することなく溶ける。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品の表示量から、ロスマリン酸含量5%に換算して約0.1gに相当する量を精密に量り、少量の水に溶かした後、水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)を加えて正確に100mLとした後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)にてろ過し、検液とする。別に、定量用ロスマリン酸約10mgを精密に量り、メタノールを加えて正確に100mLとし、標準液とする。検液及び標準液それぞれ10μLずつを量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液及び標準液におけるロスマリン酸のピーク面積AT及びASを求め、次式によりロスマリン酸の含量を求める。

ロスマリン酸の量(%)=MS/MT×AT/AS×P

ただし、

MS:定量用ロスマリン酸の採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

P:定量用ロスマリン酸の純度(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 330nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4~5mm、長さ15~30cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 水/アセトニトリル/リン酸混液(800:200:1)

流量 ロスマリン酸の保持時間が11分付近になるよう調整する。

FA068510

E00385B

ローズマリー抽出物(非水溶性)

Rosemary Extract (Water Insoluble)

マンネンロウ抽出物(非水溶性)

定義 本品は、マンネンロウ(Salvia rosmarinus Schleid. (Rosmarinus officinalis L.))の葉又は花から抽出して得られた、カルノシン酸及びカルノソールを主成分とするものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。

含量 本品は、カルノシン酸(C20H28O4)とカルノソール(C20H26O4)の合計量として10%以上で、その表示量の80~120%を含む。

性状 本品は黄褐色の粉末、又は褐色のペースト又は液体で、特異なにおいがある。

確認試験 本品の表示量から、カルノシン酸、カルノソールを合わせた含量10%に換算して10mgに相当する量を量り、水50mLを加えて振り混ぜるとき、ほとんど溶けない。

純度試験

(1) 鉛 Pbとして2μg/g以下(2.0g、第1法、比較液 鉛標準液4.0mL、フレーム方式)

(2) ヒ素 Asとして3μg/g以下(0.50g、第3法、標準色 ヒ素標準液3.0mL、装置B)

定量法 本品の表示量から、カルノシン酸とカルノソールの合計量15%に換算して0.5gに相当する量を精密に量り、メタノールで正確に100mLとし、試料液とする。この試料液5mL及び定量用内標準液5mLを正確に量り、混合し、検液とする。ただし、定量用内標準液は、定量用ジフェニルアミン約50mgを精密に量り、メタノールで正確に100mLとしたものとする。別に定量用内標準液5.0mLを量り、メタノールを加えて10mLとし、標準液1とする。また、カルノシン酸1mgを量り、メタノールを加えて10mLとし、標準液2とする。カルノソール1mgを量り、メタノールを加えて10mLとし、標準液3とする。検液及び標準液1、2及び3をそれぞれ10μLずつ量り、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行う。検液のジフェニルアミン、カルノシン酸及びカルノソールのピーク面積AD、ACA及びACLを測定し、以下の式によりカルノシン酸とカルノソールの合計量を求める。ただし、検液中のジフェニルアミン、カルノシン酸及びカルノソールは、標準液1、2及び3との保持時間の比較により同定する。

カルノシン酸の量(%)=MD/MT×ACA/AD×MWCA/MWD×1/RMS×P

ただし、

MD:定量用ジフェニルアミンの採取量(mg)

MT:試料の採取量(mg)

MWCA:カルノシン酸の分子量(332.42)

MWD:ジフェニルアミンの分子量(169.23)

RMS:カルノシン酸のジフェニルアミンに対する相対モル感度(0.0809)

P:定量用ジフェニルアミンの純度(%)

カルノソールの量(%)=MD/MT×ACL/AD×MWCL/MWD×1/RMS×P

ただし、

MWCL:カルノソールの分子量(330.42)

RMS:カルノソールのジフェニルアミンに対する相対モル感度(0.111)

カルノシン酸とカルノソールの合計量(%)=カルノシン酸の量(%)+カルノソールの量(%)

操作条件

検出器 紫外吸光光度計(測定波長 284nm)

カラム充填剤 5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲル

カラム管 内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管

カラム温度 30℃

移動相 水/アセトニトリル/メタノール/ギ酸混液(200:400:400:1)

流量 ジフェニルアミンの保持時間が約6分になるよう調整する。

E 製造基準

添加物一般

1.添加物を製造し、又は加工する場合には、その製造又は加工に必要不可欠な場合以外には、酸性白土、カオリン、ベントナイト、タルク、ケイソウ土、二酸化ケイ素、炭酸マグネシウム、パーライト、花こう斑岩、活性白土、クリストバル石、ゼオライト又はひる石を使用してはならない。

2.別に規定するもののほか、添加物の製剤は、添加物(食品衛生法第12条に基づき指定されたもの、天然香料、一般に食品として飲食に供されている物であって添加物として使用されるもの及び既存添加物名簿に記載されているものに限る。)及び食品(いずれも食品衛生法第13条第1項に基づき規格が定められているものにあってはその規格に合うもの、水にあっては食品製造用水に限る。)以外のものを用いて製造してはならない。

3.組換えDNA技術によって得られた微生物を利用して添加物を製造する場合には、内閣総理大臣が定める基準に適合する旨の確認を得た方法で行わなければならない。

4.微生物を用いて酵素を製造する場合には、微生物の菌株として、非病原性の培養株以外のものを用いてはならない。また、微生物の菌株として毒素を産生する可能性のある培養株を用いる場合には、精製の過程で毒素を除去しなければならない。

5.添加物を製造し、又は加工する場合には、特定牛の脊柱を原材料として使用してはならない。ただし、次のいずれかに該当するものを原材料として使用する場合には、この限りでない。

(1) 特定牛の脊柱に由来する油脂を、高温かつ高圧の条件の下で、加水分解、けん化又はエステル交換したもの

(2) 月齢が30月以下の特定牛の脊柱を、脱脂、酸による脱灰、酸若しくはアルカリ処理、ろ過及び138℃以上で4秒間以上の加熱殺菌を行ったもの又はこれらと同等以上の感染性を低下させる処理をして製造したもの

亜塩素酸水

亜塩素酸水を製造する場合に原料として用いる塩化ナトリウムは、日本薬局方塩化ナトリウム又は日本薬局方で定める基準に適合するものでなければならない。

過酢酸

過酢酸を製造する場合には、それぞれの成分規格に適合する氷酢酸又は氷酢酸を水で希釈した液及び過酸化水素を原料としたものでなければならない。

過酢酸製剤

過酢酸製剤を製造する場合には、過酢酸又はそれぞれの成分規格に適合する氷酢酸、氷酢酸を水で希釈した液、過酸化水素、1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸若しくはオクタン酸を原料とし、過酢酸又は氷酢酸若しくは氷酢酸を水で希釈した液及び過酸化水素に1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸を混合したもの又はこれにオクタン酸を混合したものでなければならない。

かんすい(化学的合成品に限る。)

かんすいを製造し、又は加工する場合には、それぞれの成分規格に適合する炭酸カリウム(無水)、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸類のカリウム塩又はナトリウム塩を原料とし、その1種若しくは2種以上を混合したもの又はこれらの水溶液若しくは小麦粉で希釈したものでなければならない。

タルク

タルクを製造し、又は加工する場合には、アスベストを含まない不溶性の鉱物性物質を原料としなければならない。

ウコン色素、オレガノ抽出物、オレンジ色素、カラシ抽出物、カンゾウ抽出物、カンゾウ油性抽出物、クチナシ黄色素、クローブ抽出物、香辛料抽出物、ゴマ油不けん化物、シソ抽出物、ショウガ抽出物、精油除去ウイキョウ抽出物、セイヨウワサビ抽出物、セージ抽出物、タマネギ色素、タマリンド色素、タンニン(抽出物)、トウガラシ色素、トウガラシ水性抽出物、ニガヨモギ抽出物、ニンジンカロテン、ローズマリー抽出物及び天然香料(アサノミ、アサフェチダ、アジョワン、アニス、アンゼリカ、ウイキョウ、ウコン、オールスパイス、オレガノ、オレンジピール、カショウ、カッシア、カモミール、カラシナ、カルダモン、カレーリーフ、カンゾウ、キャラウェー、クチナシ、クミン、クレソン、クローブ、ケシノミ、ケーパー、コショウ、ゴマ、コリアンダー、サッサフラス、サフラン、サボリー、サルビア、サンショウ、シソ、シナモン、シャロット、ジュニパーベリー、ショウガ、スターアニス、スペアミント、セイヨウワサビ、セロリー、ソーレル、タイム、タマネギ、タマリンド、タラゴン、チャイブ、ディル、トウガラシ、ナツメグ、ニガヨモギ、ニジェラ、ニンジン、ニンニク、バジル、パセリ、ハッカ、バニラ、パプリカ、ヒソップ、フェネグリーク、ペパーミント、ホースミント、マジョラム、ミョウガ、ラベンダー、リンデン、レモングラス、レモンバーム、ローズ、ローズマリー、ローレル又はワサビから得られた物に限る。以下この項において同じ。)

ウコン色素、オレガノ抽出物、オレンジ色素、カラシ抽出物、カンゾウ抽出物、カンゾウ油性抽出物、クチナシ黄色素、クローブ抽出物、香辛料抽出物、ゴマ油不けん化物、シソ抽出物、ショウガ抽出物、精油除去ウイキョウ抽出物、セイヨウワサビ抽出物、セージ抽出物、タマネギ色素、タマリンド色素、タンニン(抽出物)、トウガラシ色素、トウガラシ水性抽出物、ニガヨモギ抽出物、ニンジンカロテン、ローズマリー抽出物及び天然香料を製造し、又は加工する場合には、次の表に掲げるもの以外の溶媒を使用して抽出してはならない。さらに、メタノール及び2―プロパノールにあっては50μg/g、アセトンにあっては30μg/g、ジクロロメタン及び1,1,2―トリクロロエテンにあってはその合計量が30μg/g、ヘキサンにあっては25μg/gを、それぞれ超えて残存しないように使用しなければならない。

亜酸化窒素

アセトン

エタノール

グリセリン

酢酸エチル

酢酸メチル

ジエチルエーテル

シクロヘキサン

ジクロロメタン

食用油脂

1,1,1,2―テトラフルオロエタン

1,1,2―トリクロロエテン

二酸化炭素

1―ブタノール

2―ブタノール

2―ブタノン

ブタン

1―プロパノール

2―プロパノール

プロパン

プロピレングリコール

ヘキサン

メタノール

F 使用基準

添加物一般

1.別に規定するもののほか、添加物の製剤に含まれる原料たる添加物について、使用基準が定められている場合には、当該添加物の使用基準を当該製剤の使用基準とみなす。

2.次の表の第1欄に掲げる添加物を含む第2欄に掲げる食品を、第3欄に掲げる食品の製造又は加工の過程で使用する場合には、それぞれ第1欄に掲げる添加物を第3欄に掲げる食品に使用するものとみなす。

第1欄

第2欄

第3欄

亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸カリウム及びピロ亜硫酸ナトリウム(以下「亜硫酸塩等」という。)

甘納豆、えび、果実酒、乾燥果実(干しぶどうを除く。)、乾燥じゃがいも、かんぴょう、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。)、5倍以上に希釈して飲用に供する天然果汁、コンニャク粉、雑酒、ゼラチン、ディジョンマスタード、糖化用タピオカでんぷん、糖蜜、煮豆、水あめ及び冷凍生かに

第2欄に掲げる食品以外の食品

サッカリンカルシウム及びサッカリンナトリウム

フラワーペースト類(小麦粉、でん粉、ナッツ類若しくはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果肉又は果汁を主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状にし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものをいう。)

菓子

ソルビン酸、ソルビン酸カリウム及びソルビン酸カルシウム

みそ

みそ漬の漬物

全ての添加物

全ての食品

乳及び乳製品の成分規格等に関する命令第2条に規定する乳及び乳製品(アイスクリーム類を除く。)

亜塩素酸水

亜塩素酸水は、精米、豆類、野菜(きのこ類を除く。以下この目において同じ。)、果実、海藻類、鮮魚介類(鯨肉を含む。以下この目において同じ。)、食肉、食肉製品及び鯨肉製品並びにこれらを塩蔵、乾燥その他の方法によって保存したもの以外の食品に使用してはならない。

亜塩素酸水の使用量は、亜塩素酸として、精米、豆類、野菜、果実、海藻類、鮮魚介類、食肉、食肉製品及び鯨肉製品並びにこれらを塩蔵、乾燥その他の方法により保存したものにあっては、浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.40g以下でなければならない。また、使用した亜塩素酸水は、最終食品の完成前に分解し、又は除去しなければならない。

亜塩素酸ナトリウム

亜塩素酸ナトリウムは、かずのこの加工品(干しかずのこ及び冷凍かずのこを除く。以下この目において同じ。)、かんきつ類果皮(菓子製造に用いるものに限る。)、さくらんぼ、食肉、食肉製品、生食用野菜類、卵類(卵殻の部分に限る。以下この目において同じ。)、ふき、ぶどう及びもも以外の食品に使用してはならない。

亜塩素酸ナトリウムの使用量は、亜塩素酸ナトリウムとして、かずのこの加工品、生食用野菜類及び卵類にあっては浸漬液1kgにつき0.50g以下、食肉及び食肉製品にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.50~1.20gでなければならない。また、使用した亜塩素酸ナトリウムは、最終食品の完成前に分解し、又は除去しなければならない。

亜塩素酸ナトリウムは、食肉及び食肉製品に使用するとき、pH2.3~2.9の浸漬液又は噴霧液を30秒以内で使用しなければならない。

亜酸化窒素

亜酸化窒素は、ホイップクリーム類(乳脂肪分を主成分とする食品又は乳脂肪代替食品を主要原料として泡立てたものをいう。)以外の食品に使用してはならない。

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは、食肉製品、鯨肉ベーコン、魚肉ソーセージ、魚肉ハム、いくら、すじこ及びたらこ(スケトウダラの卵巣を塩蔵したものをいう。以下この目において同じ。)以外の食品に使用してはならない。

亜硝酸ナトリウムは、亜硝酸根として、食肉製品及び鯨肉ベーコンにあってはその1kgにつき0.070gを超える量を、魚肉ソーセージ及び魚肉ハムにあってはその1kgにつき0.050gを超える量を、いくら、すじこ及びたらこにあってはその1kgにつき0.0050gを超える量を残存しないように使用しなければならない。

アセスルファムカリウム

アセスルファムカリウムの使用量は、食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)第2条第1項第11号に規定する栄養機能食品(以下単に「栄養機能食品」という。)(錠剤に限る。)にあってはその1kgにつき6.0g以下、あん類、菓子及び生菓子にあってはその1kgにつき2.5g以下(チューインガムにあってはその1kgにつき5.0g以下)、アイスクリーム類、ジャム類、たれ、漬け物、氷菓及びフラワーペーストにあってはその1kgにつき1.0g以下、果実酒、雑酒、清涼飲料水、乳飲料、乳酸菌飲料及びはっ酵乳(希釈して飲用に供する飲料水にあっては、希釈後の飲料水)にあってはその1kgにつき0.50g以下、砂糖代替食品(コーヒー、紅茶等に直接加え、砂糖に代替する食品として用いられるものをいう。)にあってはその1kgにつき15g以下、その他の食品にあってはその1kgにつき0.35g以下でなければならない。ただし、健康増進法(平成14年法律第103号)第43条第1項の規定による特別用途表示の許可又は同法第63条第1項の規定による特別用途表示の承認(以下単に「特別用途表示の許可又は承認」という。)を受けた場合は、この限りでない。

アセトアルデヒド

アセトアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

アセト酢酸エチル

アセト酢酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

アセトフェノン

アセトフェノンは、着香の目的以外に使用してはならない。

アセトン

アセトンは、ガラナ飲料を製造する際のガラナ豆の成分を抽出する目的及び油脂の成分を分別する目的以外に使用してはならない。また、使用したアセトンは、最終食品の完成前に除去しなければならない。

亜セレン酸ナトリウム

亜セレン酸ナトリウムは、調製粉乳、調製液状乳及び母乳代替食品(乳及び乳製品の成分規格等に関する命令別表の二 乳等の成分規格並びに製造、調理及び保存の方法の基準の部(五) 乳等の成分又は製造若しくは保存の方法に関するその他の規格又は基準の款(5)の規定による内閣総理大臣の承認を受けたものを除く。以下この目において同じ。)以外の食品に使用してはならない。

亜セレン酸ナトリウムを母乳代替食品に使用する場合には、その100kcalにつき、セレンとして5.5μgを超える量を含有しないように使用しなければならない。

アゾキシストロビン

アゾキシストロビンは、かんきつ類(みかんを除く。)及びばれいしょ以外の食品に使用してはならない。

アゾキシストロビンは、アゾキシストロビンとして、かんきつ類(みかんを除く。)にあってはその1kgにつき0.010g、ばれいしょにあってはその1kgにつき0.007gを超えて残存しないように使用しなければならない。

アニスアルデヒド

アニスアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

β―アポ―8′―カロテナール

β―アポ―8′―カロテナールは、こんぶ類、食肉、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、豆類、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

(3―アミノ―3―カルボキシプロピル)ジメチルスルホニウム塩化物

(3―アミノ―3―カルボキシプロピル)ジメチルスルホニウム塩化物は、着香の目的以外に使用してはならない。

アミルアルコール

アミルアルコールは、着香の目的以外に使用してはならない。

α―アミルシンナムアルデヒド

α―アミルシンナムアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

亜硫酸水素アンモニウム水

亜硫酸水素アンモニウム水は、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁及びぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

亜硫酸水素アンモニウム水の使用量は、亜硫酸水素アンモニウムとして、ぶどう酒1Lにつき、0.2g以下でなければならない。ただし、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁に使用する亜硫酸水素アンモニウム水は、ぶどう酒に使用するものとみなす。

亜硫酸水素アンモニウム水は、二酸化硫黄として、ぶどう酒(ぶどう酒の製造に用いる酒精分1容量%以上を含有するぶどう搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)1kgにつき0.35g以上残存しないように使用しなければならない。

亜硫酸ナトリウム

亜硫酸ナトリウムは、ごま、豆類及び野菜に使用してはならない。

亜硫酸ナトリウムは、二酸化硫黄として、かんぴょうにあってはその1kgにつき5.0g以上、乾燥果実(干しぶどうを除く。)にあってはその1kgにつき2.0g以上、干しぶどうにあってはその1kgにつき1.5g以上、コンニャク粉にあってはその1kgにつき0.90g以上、乾燥じゃがいも、ゼラチン及びディジョンマスタードにあってはその1kgにつき0.50g以上、果実酒(果実酒の製造に用いる酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)及び雑酒にあってはその1kgにつき0.35g以上、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)及び糖蜜にあってはその1kgにつき0.30g以上、糖化用タピオカでんぷんにあってはその1kgにつき0.25g以上、水あめにあってはその1kgにつき0.20g以上、5倍以上に希釈して飲用に供する天然果汁にあってはその1kgにつき0.15g以上、甘納豆及び煮豆にあってはその1kgにつき0.10g以上、えび及び冷凍生かににあってはそのむき身1kgにつき0.10g以上、その他の食品(キャンデッドチェリーの製造に用いるさくらんぼ、ビールの製造に用いるホップ並びに果実酒の製造に用いる果汁、酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)にあってはその1kgにつき0.030g(第2 添加物の部 F 使用基準 添加物一般の表の亜硫酸塩等の項に掲げる場合であって、かつ、同表の第3欄に掲げる食品(コンニャクを除く。)1kg中に同表の第1欄に掲げる添加物が、二酸化硫黄として、0.030g以上残存する場合には、その残存量)以上残存しないように使用しなければならない。

アルギン酸プロピレングリコールエステル

アルギン酸プロピレングリコールエステルの使用量は、アルギン酸プロピレングリコールエステルとして、食品の1.0%以下でなければならない。

安息香酸

安息香酸は、キャビア、マーガリン、清涼飲料水、シロップ及びしょう油以外の食品に使用してはならない。

安息香酸の使用量は、安息香酸として、キャビアにあってはその1kgにつき2.5g以下、マーガリンにあってはその1kgにつき1.0g(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸カルシウム又はこれらのいずれかを含む製剤を併用する場合には、安息香酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が1.0g)以下、清涼飲料水、シロップ及びしょう油にあってはその1kgにつき0.60g以下でなければならない。

安息香酸ナトリウム

安息香酸ナトリウムは、菓子の製造に用いる果実ペースト(果実をすり潰し、又は裏ごししてペースト状としたものをいう。以下この目において同じ。)及び果汁(濃縮果汁を含む。以下この目において同じ。)、キャビア、しょう油、シロップ、清涼飲料水並びにマーガリン以外の食品に使用してはならない。

安息香酸ナトリウムの使用量は、安息香酸として、キャビアにあってはその1kgにつき2.5g以下、菓子の製造に用いる果実ペースト及び果汁並びにマーガリンにあってはその1kgにつき1.0g(マーガリンにあっては、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム又はソルビン酸カルシウムを併用する場合には、安息香酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が1.0g)以下、しょう油、シロップ及び清涼飲料水にあってはその1kgにつき0.60g以下でなければならない。

アントラニル酸メチル

アントラニル酸メチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

アンモニウムイソバレレート

アンモニウムイソバレレートは、着香の目的以外に使用してはならない。

イオノン

イオノンは、着香の目的以外に使用してはならない。

イオン交換樹脂

イオン交換樹脂は、最終食品の完成前に除去しなければならない。

イソアミルアルコール

イソアミルアルコールは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソオイゲノール

イソオイゲノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソ吉草酸イソアミル

イソ吉草酸イソアミルは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソ吉草酸エチル

イソ吉草酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソキノリン

イソキノリンは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソチオシアネート類

イソチオシアネート類は、着香の目的以外に使用してはならない。

イソチオシアン酸アリル

イソチオシアン酸アリルは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソバレルアルデヒド

イソバレルアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソブタノール

イソブタノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソブチルアミン

イソブチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソブチルアルデヒド

イソブチルアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソプロパノール

イソプロパノールは、着香及び食品成分の抽出の目的以外に使用してはならない。

イソプロパノールは、抽出の目的で使用する場合、ホップにあってはホップ抽出物(ビール及び発泡酒(発泡性を有する酒類を含む。)の製造に当たり、麦汁に加えるものに限る。以下この目において同じ。)1kgにつき20g、魚肉にあっては魚肉たん白濃縮物(魚肉から水分及び脂肪を除去したものをいう。以下この目において同じ。)1kgにつき0.25g、その他の食品にあっては抽出後の食品及びこれを原料とした食品(ホップ抽出物又は魚肉たん白濃縮物を原料としたものを除く。)1kgにつき0.2gを、それぞれ超えて残存しないように使用しなければならない。

イソプロピルアミン

イソプロピルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

イソペンチルアミン

イソペンチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

イマザリル

イマザリルは、かんきつ類(みかんを除く。)及びバナナ以外の食品に使用してはならない。

イマザリルは、イマザリルとして、かんきつ類(みかんを除く。)にあってはその1kgにつき0.0050g、バナナにあってはその1kgにつき0.0020gを、それぞれ超えて残存しないように使用しなければならない。

インドール及びその誘導体

インドール及びその誘導体は、着香の目的以外に使用してはならない。

γ―ウンデカラクトン

γ―ウンデカラクトンは、着香の目的以外に使用してはならない。

エステルガム

エステルガムは、チューインガム基礎剤以外の用途に使用してはならない。

エステル類

エステル類は、着香の目的以外に使用してはならない。

2―エチル―3,5―ジメチルピラジン及び2―エチル―3,6―ジメチルピラジンの混合物

2―エチル―3,5―ジメチルピラジン及び2―エチル―3,6―ジメチルピラジンの混合物は、着香の目的以外に使用してはならない。

エチルバニリン

エチルバニリンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―エチルピラジン

2―エチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

3―エチルピリジン

3―エチルピリジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―エチル―3―メチルピラジン

2―エチル―3―メチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―エチル―5―メチルピラジン

2―エチル―5―メチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―エチル―6―メチルピラジン

2―エチル―6―メチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

5―エチル―2―メチルピリジン

5―エチル―2―メチルピリジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム

エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウムは、缶詰又は瓶詰食品以外の食品に使用してはならない。

エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウムの使用量は、エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウムとして、缶詰又は瓶詰の清涼飲料水にあってはその1kgにつき0.035g以下、その他の缶詰又は瓶詰食品にあってはその1kgにつき0.25g以下でなければならない。

エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム

エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムは、缶詰又は瓶詰食品以外の食品に使用してはならない。

エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムの使用量は、エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウムとして、缶詰又は瓶詰の清涼飲料水にあってはその1kgにつき0.035g以下、その他の缶詰又は瓶詰食品にあってはその1kgにつき0.25g以下でなければならない。また、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムは、最終食品の完成前にエチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウムにしなければならない。

エーテル類

エーテル類は、着香の目的以外に使用してはならない。

エリソルビン酸

エリソルビン酸は、魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。)及びパンにあっては、栄養の目的に使用してはならない。その他の食品にあっては、酸化防止の目的以外に使用してはならない。

エリソルビン酸ナトリウム

エリソルビン酸ナトリウムは、魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。)及びパンにあっては、栄養の目的に使用してはならない。その他の食品にあっては、酸化防止の目的以外に使用してはならない。

塩化カルシウム

塩化カルシウムは、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

塩化カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

塩酸

塩酸は、最終食品の完成前に中和し、又は除去しなければならない。

オイゲノール

オイゲノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

オクタナール

オクタナールは、着香の目的以外に使用してはならない。

オクタン酸

オクタン酸は、着香の目的で使用する場合及び過酢酸製剤として使用する場合以外に使用してはならない。

オクタン酸エチル

オクタン酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

オルトフェニルフェノール

オルトフェニルフェノールは、かんきつ類以外の食品に使用してはならない。

オルトフェニルフェノールは、オルトフェニルフェノールとして、かんきつ類1kgにつき0.010gを超えて残存しないように使用しなければならない。

オルトフェニルフェノールナトリウム

オルトフェニルフェノールナトリウムは、かんきつ類以外の食品に使用してはならない。

オルトフェニルフェノールナトリウムは、オルトフェニルフェノールとして、かんきつ類1kgにつき0.010gを超えて残存しないように使用しなければならない。

オレイン酸ナトリウム

オレイン酸ナトリウムは、果実及び果菜の表皮の被膜剤以外の用途に使用してはならない。

過酢酸

過酢酸は、過酢酸製剤として使用する場合以外に使用してはならない。

過酢酸製剤

過酢酸製剤は、牛、鶏及び豚の食肉、果実並びに野菜の表面殺菌の目的以外に使用してはならない。過酢酸製剤の使用量は、過酢酸として、鶏の食肉にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき2.0g以下、牛及び豚の食肉にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき1.80g以下、果実及び野菜にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.080g以下並びに1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸として、鶏の食肉にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.136g以下、牛及び豚の食肉にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.024g以下、果実及び野菜にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.0048g以下でなければならない。

過酸化水素

過酸化水素は、釜揚げしらす及びしらす干しにあってはその1kgにつき0.005g以上残存しないように使用しなければならない。その他の食品にあっては、最終食品の完成前に過酸化水素を分解し、又は除去しなければならない。

過酸化ベンゾイル

過酸化ベンゾイルは、ミョウバン、リン酸のカルシウム塩類、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム及びデンプンのうち1種又は2種以上を配合して希釈過酸化ベンゾイルとして使用する場合以外に使用してはならない。

過硫酸アンモニウム

過硫酸アンモニウムは、小麦粉以外の食品に使用してはならない。

過硫酸アンモニウムの使用量は、過硫酸アンモニウムとして、小麦粉1kgにつき0.30g以下でなければならない。

カルボキシメチルセルロースカルシウム

カルボキシメチルセルロースカルシウムの使用量は、食品の2.0%以下でなければならない。ただし、カルボキシメチルセルロースカルシウムをカルボキシメチルセルロースナトリウム及びデンプングリコール酸ナトリウムの1種以上と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和が食品の2.0%以下でなければならない。

カルボキシメチルセルロースナトリウム

カルボキシメチルセルロースナトリウムの使用量は、食品の2.0%以下でなければならない。ただし、カルボキシメチルセルロースナトリウムをカルボキシメチルセルロースカルシウム及びデンプングリコール酸ナトリウムの1種以上と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和が食品の2.0%以下でなければならない。

β―カロテン

β―カロテンは、こんぶ類、食肉、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、豆類、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

カンタキサンチン

カンタキサンチンは、魚肉ねり製品(かまぼこに限る。以下この目において同じ。)以外の食品に使用してはならない。

カンタキサンチンの使用量は、魚肉ねり製品1kgにつき0.035g以下でなければならない。

ギ酸イソアミル

ギ酸イソアミルは、着香の目的以外に使用してはならない。

ギ酸ゲラニル

ギ酸ゲラニルは、着香の目的以外に使用してはならない。

ギ酸シトロネリル

ギ酸シトロネリルは、着香の目的以外に使用してはならない。

希釈過酸化ベンゾイル

希釈過酸化ベンゾイルは、小麦粉以外の食品に使用してはならない。

希釈過酸化ベンゾイルの使用量は、小麦粉1kgにつき0.30g以下とする。

キチングルカン

キチングルカンは、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁及びぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

キチングルカンの使用量は、キチングルカンとして、ぶどう酒1Lにつき5g以下でなければならない。ただし、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁に使用するキチングルカンは、ぶどう酒に使用するものとみなす。

また、使用したキチングルカンは、最終食品の完成前に除去しなければならない。

グアヤク脂

グアヤク脂は、油脂及びバター以外の食品に使用してはならない。

グアヤク脂の使用量は、グアヤク脂として、油脂及びバター1kgにつき1.0g以下でなければならない。

クエン酸イソプロピル

クエン酸イソプロピルは、油脂及びバター以外の食品に使用してはならない。

クエン酸イソプロピルの使用量は、クエン酸モノイソプロピルとして、油脂及びバター1kgにつき0.10g以下でなければならない。

クエン酸三エチル

クエン酸三エチルは、通常の食品形態でない食品(カプセル及び錠剤(チュアブル錠を除く。)に限る。以下この目において同じ。)、液卵(殺菌したものに限る。以下この目において同じ。)、乾燥卵(液卵を乾燥して製造したものに限る。以下この目において同じ。)及び清涼飲料水以外の食品に使用してはならない。ただし、着香の目的で使用する場合は、この限りでない。

クエン酸三エチルの使用量は、通常の食品形態でない食品にあってはその1kgにつき3.5g以下、液卵及び乾燥卵にあってはその1kgにつき2.5g以下、清涼飲料水(希釈して飲用に供する清涼飲料水にあっては、希釈後の清涼飲料水)にあってはその1kgにつき0.2g以下でなければならない。

クエン酸カルシウム

クエン酸カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

グリセロリン酸カルシウム

グリセロリン酸カルシウムは、栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

グリセロリン酸カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

グリチルリチン酸二ナトリウム

グリチルリチン酸二ナトリウムは、しょう油及びみそ以外の食品に使用してはならない。

グルコン酸亜鉛

グルコン酸亜鉛は、母乳代替食品並びに健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令(平成21年内閣府令第57号)第2条第1項第5号に規定する特定保健用食品(以下「特定保健用食品」という。)、特別用途表示の許可又は承認を受けた食品(病者用のものに限る。)及び栄養機能食品以外の食品に使用してはならない。

グルコン酸亜鉛は、乳及び乳製品の成分規格等に関する命令別表の二 乳等の成分規格並びに製造、調理及び保存の方法の基準の部(五) 乳等の成分又は製造若しくは保存の方法に関するその他の規格又は基準の款(5)の規定による内閣総理大臣の承認を受けて使用する場合を除き、母乳代替食品を標準調乳濃度に調乳したとき、その1Lにつき、亜鉛として6.0mgを超える量を含有しないように使用しなければならない。

グルコン酸亜鉛は、特定保健用食品又は栄養機能食品に使用するとき、当該食品の1日当たりの摂取目安量に含まれる亜鉛の量が15mgを超えないようにしなければならない。

グルコン酸カルシウム

グルコン酸カルシウムは、栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

グルコン酸カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

グルコン酸第一鉄

グルコン酸第一鉄は、オリーブ、母乳代替食品、離乳食品及び妊産婦・授乳婦用粉乳以外の食品に使用してはならない。

グルコン酸第一鉄の使用量は、鉄として、オリーブ1kgにつき0.15g以下でなければならない。

グルコン酸銅

グルコン酸銅は、母乳代替食品並びに特定保健用食品及び栄養機能食品以外の食品に使用してはならない。

グルコン酸銅は、乳及び乳製品の成分規格等に関する命令別表の二 乳等の成分規格並びに製造、調理及び保存の方法の基準の部(五) 乳等の成分又は製造若しくは保存の方法に関するその他の規格又は基準の款(5)の規定による内閣総理大臣の承認を受けて使用する場合を除き、母乳代替食品を標準調乳濃度に調乳したとき、その1Lにつき、銅として0.60mgを超える量を含有しないように使用しなければならない。

グルコン酸銅は、特定保健用食品又は栄養機能食品に使用するとき、当該食品の1日当たりの摂取目安量に含まれる銅の量が5mgを超えないようにしなければならない。

L―グルタミン酸カルシウム

L―グルタミン酸カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

ケイ酸カルシウム

ケイ酸カルシウムは、母乳代替食品及び離乳食品に使用してはならない。

ケイ酸カルシウムの使用量は、食品(特定保健用食品たるカプセル及び錠剤並びに栄養機能食品たるカプセル及び錠剤を除く。以下この目において同じ。)の2.0%以下でなければならない。また、微粒二酸化ケイ素と併用する場合は、それぞれの使用量の和が食品の2.0%以下でなければならない。

ケイ酸マグネシウム

ケイ酸マグネシウムは、油脂のろ過助剤以外の用途に使用してはならない。また、使用したケイ酸マグネシウムは、最終食品の完成前に除去しなければならない。

ケイ皮酸

ケイ皮酸は、着香の目的以外に使用してはならない。

ケイ皮酸エチル

ケイ皮酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

ケイ皮酸メチル

ケイ皮酸メチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

ケトン類

ケトン類は、着香の目的以外に使用してはならない。

ゲラニオール

ゲラニオールは、着香の目的以外に使用してはならない。

コンドロイチン硫酸ナトリウム

コンドロイチン硫酸ナトリウムは、魚肉ソーセージ、マヨネーズ及びドレッシング以外の食品に使用してはならない。

コンドロイチン硫酸ナトリウムの使用量は、コンドロイチン硫酸ナトリウムとして、魚肉ソーセージにあってはその1kgにつき3.0g以下、マヨネーズ及びドレッシングにあってはその1kgにつき20g以下でなければならない。

酢酸イソアミル

酢酸イソアミルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸エチル

酢酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。ただし、酢酸エチルを、柿の脱渋に使用するアルコール、結晶果糖の製造に使用するアルコール、香辛料の粒若しくは錠剤の製造に使用するアルコール、コンニャク粉の製造に使用するアルコール、ジブチルヒドロキシトルエン若しくは、ブチルヒドロキシアニソールの溶剤として使用するアルコール又は食酢の醸造原料として使用するアルコールを変性する目的で使用する場合、酵母エキス(酵母の自己消化により得られた水溶性の成分をいう。以下この目において同じ。)の製造の際の酵母の自己消化を促進する目的で使用する場合及び酢酸ビニル樹脂の溶剤の用途に使用する場合は、この限りでない。また、酵母エキスの製造に使用した酢酸エチルは、最終食品の完成前に除去しなければならない。

酢酸ゲラニル

酢酸ゲラニルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸シクロヘキシル

酢酸シクロヘキシルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸シトロネリル

酢酸シトロネリルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸シンナミル

酢酸シンナミルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸テルピニル

酢酸テルピニルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸ビニル樹脂

酢酸ビニル樹脂は、チューインガム基礎剤及び果実又は果菜の表皮の被膜剤以外の用途に使用してはならない。

酢酸フェネチル

酢酸フェネチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸ブチル

酢酸ブチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸ベンジル

酢酸ベンジルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸l―メンチル

酢酸l―メンチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酢酸リナリル

酢酸リナリルは、着香の目的以外に使用してはならない。

サッカリン

サッカリンは、チューインガム以外の食品に使用してはならない。

サッカリンの使用量は、サッカリンとして、チューインガム1kgにつき0.050g以下でなければならない。

サッカリンカルシウム

サッカリンカルシウムは、アイスクリーム類(原料たる液状ミックス及びミックスパウダーを含む。)、あん類、海藻加工品、菓子(原料たる液状ミックス及びミックスパウダーを含む。)、魚介加工品、ジャム、しょう油、シロップ、酢、清涼飲料水、ソース、つくだ煮、漬物、煮豆、乳飲料、乳酸菌飲料、はっ酵乳、氷菓(原料たる液状ミックス及びミックスパウダーを含む。)、フラワーペースト類(小麦粉、でん粉、ナッツ類若しくはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果肉又は果汁を主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものをいう。)、粉末清涼飲料、みそ及びこれらの食品以外の缶詰又は瓶詰食品並びに特別用途表示の許可又は承認を受けた食品以外の食品に使用してはならない。

サッカリンカルシウムは、サッカリンナトリウムとして、こうじ漬、酢漬及びたくあん漬の漬物にあってはその1kgにつき2.0g以上、粉末清涼飲料にあってはその1kgにつき1.5g以上、かす漬、みそ漬及びしょう油漬の漬物並びに魚介加工品(魚肉ねり製品、つくだ煮、漬物及び缶詰又は瓶詰食品を除く。)にあってはその1kgにつき1.2g以上、海藻加工品、しょう油、つくだ煮及び煮豆にあってはその1kgにつき0.50g以上、魚肉ねり製品、シロップ、酢、清涼飲料水、ソース、乳飲料、乳酸菌飲料及び氷菓にあってはその1kgにつき0.30g(5倍以上に希釈して飲用に供する清涼飲料水及び乳酸菌飲料の原料に供する乳酸菌飲料又ははっ酵乳にあっては1.5g、3倍以上に希釈して使用する酢にあっては0.90g)以上、アイスクリーム類、あん類、ジャム、漬物(かす漬、こうじ漬、しょう油漬、酢漬、たくあん漬及びみそ漬を除く。)、はっ酵乳(乳酸菌飲料の原料に供するはっ酵乳を除く。)、フラワーペースト類及びみそにあってはその1kgにつき0.20g以上、菓子にあってはその1kgにつき0.10g以上、これらの食品以外の食品及び魚介加工品の缶詰又は瓶詰にあってはその1kgにつき0.20g以上残存しないように使用しなければならない。また、サッカリンナトリウムと併用する場合にあっては、それぞれの残存量の和がサッカリンナトリウムとしての基準値以上であってはならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

サッカリンナトリウム

サッカリンナトリウムは、アイスクリーム類(原料たる液状ミックス及びミックスパウダーを含む。)、あん類、海藻加工品、菓子(原料たる液状ミックス及びミックスパウダーを含む。)、魚介加工品、ジャム、しょう油、シロップ、酢、清涼飲料水、ソース、つくだ煮、漬物、煮豆、乳飲料、乳酸菌飲料、はっ酵乳、氷菓(原料たる液状ミックス及びミックスパウダーを含む。)、フラワーペースト類(小麦粉、でん粉、ナッツ類若しくはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果肉又は果汁を主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものをいう。)、粉末清涼飲料及びみそ、これらの食品以外の缶詰又は瓶詰食品並びに特別用途表示の許可又は承認を受けた食品以外の食品に使用してはならない。

サッカリンナトリウムは、サッカリンナトリウムとして、こうじ漬、酢漬及びたくあん漬の漬物にあってはその1kgにつき2.0g以上、粉末清涼飲料にあってはその1kgにつき1.5g以上、かす漬、みそ漬及びしょう油漬の漬物並びに魚介加工品(魚肉ねり製品、つくだ煮、漬物及び缶詰又は瓶詰食品を除く。)にあってはその1kgにつき1.2g以上、海藻加工品、しょう油、つくだ煮及び煮豆にあってはその1kgにつき0.50g以上、魚肉ねり製品、シロップ、酢、清涼飲料水、ソース、乳飲料、乳酸菌飲料及び氷菓にあってはその1kgにつき0.30g(5倍以上に希釈して飲用に供する清涼飲料水及び乳酸菌飲料の原料に供する乳酸菌飲料又ははっ酵乳にあっては1.5g、3倍以上に希釈して使用する酢にあっては0.90g)以上、アイスクリーム類、あん類、ジャム、漬物(かす漬、こうじ漬、しょう油漬、酢漬、たくあん漬又はみそ漬を除く。)、はっ酵乳(乳酸菌飲料の原料に供するはっ酵乳を除く。)、フラワーペースト類及びみそにあってはその1kgにつき0.20g以上、菓子にあってはその1kgにつき0.10g以上、これらの食品以外の食品及び魚介加工品の缶詰又は瓶詰にあってはその1kgにつき0.20g以上残存しないように使用しなければならない。また、サッカリンカルシウムと併用する場合にあっては、それぞれの残存量の和がサッカリンナトリウムとしての基準値以上であってはならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

サリチル酸メチル

サリチル酸メチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

三二酸化鉄

三二酸化鉄は、バナナ(果柄の部分に限る。)及びコンニャク以外の食品に使用してはならない。

次亜塩素酸水

次亜塩素酸水は、最終食品の完成前に除去しなければならない。

次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウムは、ごまに使用してはならない。

次亜臭素酸水

次亜臭素酸水は、食肉の表面殺菌の目的以外に使用してはならない。

次亜臭素酸水の使用量は、臭素として、食肉(食鳥肉を除く。)にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.90g以下、食鳥肉にあっては浸漬液又は噴霧液1kgにつき0.45g以下でなければならない。

次亜硫酸ナトリウム

次亜硫酸ナトリウムは、ごま、豆類及び野菜に使用してはならない。

次亜硫酸ナトリウムは、二酸化硫黄として、かんぴょうにあってはその1kgにつき5.0g以上、乾燥果実(干しぶどうを除く。)にあってはその1kgにつき2.0g以上、干しぶどうにあってはその1kgにつき1.5g以上、コンニャク粉にあってはその1kgにつき0.90g以上、乾燥じゃがいも、ゼラチン及びディジョンマスタードにあってはその1kgにつき0.50g以上、果実酒(果実酒の製造に用いる酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)及び雑酒にあってはその1kgにつき0.35g以上、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)及び糖蜜にあってはその1kgにつき0.30g以上、糖化用タピオカでんぷんにあってはその1kgにつき0.25g以上、水あめにあってはその1kgにつき0.20g以上、5倍以上に希釈して飲用に供する天然果汁にあってはその1kgにつき0.15g以上、甘納豆及び煮豆にあってはその1kgにつき0.10g以上、えび及び冷凍生かににあってはそのむき身の1kgにつき0.10g以上、その他の食品(キャンデッドチェリーの製造に用いるさくらんぼ、ビールの製造に用いるホップ並びに果実酒の製造に用いる果汁、酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)にあってはその1kgにつき0.030g(第2 添加物の部 F 使用基準 添加物一般の表の亜硫酸塩等の項に掲げる場合であって、かつ、同表の第3欄に掲げる食品(コンニャクを除く。)1kg中に同表の第1欄に掲げる添加物が、二酸化硫黄として、0.030g以上残存する場合には、その残存量)以上残存しないように使用しなければならない。

2,3―ジエチルピラジン

2,3―ジエチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2,3―ジエチル―5―メチルピラジン

2,3―ジエチル―5―メチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

シクロヘキシルプロピオン酸アリル

シクロヘキシルプロピオン酸アリルは、着香の目的以外に使用してはならない。

L―システイン塩酸塩

L―システイン塩酸塩は、パン及び天然果汁以外の食品に使用してはならない。ただし、調味の目的で使用する場合はこの限りでない。

シトラール

シトラールは、着香の目的以外に使用してはならない。

シトロネラール

シトロネラールは、着香の目的以外に使用してはならない。

シトロネロール

シトロネロールは、着香の目的以外に使用してはならない。

1,8―シネオール

1,8―シネオールは、着香の目的以外に使用してはならない。

ジフェニル

ジフェニルは、グレープフルーツ、レモン及びオレンジ類の貯蔵又は運搬の用に供する容器の中に入れる紙片に浸潤させて使用する場合以外に使用してはならない。

ジフェニルは、食品1kgにつき0.070g以上残存しないように使用しなければならない。

ジフェノコナゾール

ジフェノコナゾールは、ばれいしょ以外の食品に使用してはならない。

ジフェノコナゾールは、ジフェノコナゾールとして、ばれいしょ1kgにつき0.004gを超えて残存しないように使用しなければならない。

ジブチルヒドロキシトルエン

ジブチルヒドロキシトルエンは、油脂、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品、魚介冷凍品(生食用冷凍鮮魚介類及び生食用冷凍かきを除く。以下この目において同じ。)、鯨冷凍品(生食用冷凍鯨肉を除く。以下この目において同じ。)、チューインガム及び乾燥裏ごしいも以外の食品に使用してはならない。

ジブチルヒドロキシトルエンの使用量は、ジブチルヒドロキシトルエンとして、油脂、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品及び乾燥裏ごしいもにあってはその1kgにつき0.2g(ブチルヒドロキシアニソール又はこれを含む製剤を併用する場合には、ジブチルヒドロキシトルエンとしての使用量及びブチルヒドロキシアニソールとしての使用量の合計量が0.2g)以下、魚介冷凍品及び鯨冷凍品にあっては浸漬液1kgにつき1g(ブチルヒドロキシアニソール又はこれを含む製剤を併用する場合には、ジブチルヒドロキシトルエンとしての使用量及びブチルヒドロキシアニソールとしての使用量の合計が1g)以下、チューインガムにあってはその1kgにつき0.75g以下でなければならない。

脂肪酸類

脂肪酸類は、着香の目的以外に使用してはならない。

脂肪族高級アルコール類

脂肪族高級アルコール類は、着香の目的以外に使用してはならない。

脂肪族高級アルデヒド類

脂肪族高級アルデヒド類は、着香の目的以外に使用してはならない。

脂肪族高級炭化水素類

脂肪族高級炭化水素類は、着香の目的以外に使用してはならない。

2,3―ジメチルピラジン

2,3―ジメチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2,5―ジメチルピラジン

2,5―ジメチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2,6―ジメチルピラジン

2,6―ジメチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2,6―ジメチルピリジン

2,6―ジメチルピリジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

シュウ酸

シュウ酸は、最終食品の完成前に除去しなければならない。

臭素酸カリウム

臭素酸カリウムは、パン(小麦粉を原料として使用するものに限る。)以外の食品に使用してはならない。

臭素酸カリウムの使用量は、臭素酸として、小麦粉1kgにつき0.030g以下でなければならない。また、使用した臭素酸カリウムについては、最終食品の完成前に分解し、又は除去しなければならない。

DL―酒石酸カリウム

DL―酒石酸カリウムは、ぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

L―酒石酸カリウム

L―酒石酸カリウムは、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁及びぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

L―酒石酸カルシウム

L―酒石酸カルシウムは、ぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

L―酒石酸カルシウムの使用量は、L―酒石酸カルシウムとして、ぶどう酒1Lにつき2.0g以下でなければならない。

硝酸カリウム

硝酸カリウムは、チーズ、清酒、食肉製品及び鯨肉ベーコン以外の食品に使用してはならない。

硝酸カリウムの使用量は、硝酸カリウムとして、チーズにあっては原料に供する乳1Lにつき0.20g以下、清酒にあっては酒母1Lにつき0.10g以下でなければならない。また、硝酸カリウムは、亜硝酸根として、食肉製品及び鯨肉ベーコンにあってはその1kgにつき0.070g以上残存しないように使用しなければならない。

硝酸ナトリウム

硝酸ナトリウムは、チーズ、清酒、食肉製品及び鯨肉ベーコン以外の食品に使用してはならない。

硝酸ナトリウムの使用量は、硝酸ナトリウムとして、チーズにあっては原料に供する乳1Lにつき0.20g以下、清酒にあっては酒母1Lにつき0.10g以下でなければならない。また、硝酸ナトリウムは、亜硝酸根として、食肉製品及び鯨肉ベーコンにあってはその1kgにつき0.070g以上残存しないように使用しなければならない。

食用赤色2号

食用赤色2号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色2号アルミニウムレーキ

食用赤色2号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色3号

食用赤色3号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色3号アルミニウムレーキ

食用赤色3号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色40号

食用赤色40号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色40号アルミニウムレーキ

食用赤色40号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色102号

食用赤色102号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色104号

食用赤色104号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色105号

食用赤色105号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用赤色106号

食用赤色106号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用黄色4号

食用黄色4号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用黄色4号アルミニウムレーキ

食用黄色4号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用黄色5号

食用黄色5号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用黄色5号アルミニウムレーキ

食用黄色5号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用緑色3号

食用緑色3号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用緑色3号アルミニウムレーキ

食用緑色3号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用青色1号

食用青色1号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用青色1号アルミニウムレーキ

食用青色1号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用青色2号

食用青色2号は、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

食用青色2号アルミニウムレーキ

食用青色2号アルミニウムレーキは、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

シリコーン樹脂

シリコーン樹脂は、消ほうの目的以外に使用してはならない。

シリコーン樹脂の使用量は、シリコーン樹脂として、食品1kgにつき0.050g以下でなければならない。

シンナミルアルコール

シンナミルアルコールは、着香の目的以外に使用してはならない。

シンナムアルデヒド

シンナムアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

水酸化カリウム

水酸化カリウムは、最終食品の完成前に中和し、又は除去しなければならない。

水酸化カルシウム

水酸化カルシウムは、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

水酸化カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

水酸化ナトリウム

水酸化ナトリウムは、最終食品の完成前に中和し、又は除去しなければならない。

水溶性アナトー

水溶性アナトーは、こんぶ類、食肉、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、豆類、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

スクラロース

スクラロースの使用量は、生菓子及び菓子にあってはその1kgにつき1.8g以下(チューインガムにあってはその1kgにつき2.6g以下)、ジャムにあってはその1kgにつき1.0g以下、清酒、合成清酒、果実酒、雑酒、清涼飲料水、乳飲料及び乳酸菌飲料(希釈して飲用に供する飲料水にあっては希釈後の飲料水)にあってはその1kgにつき0.40g以下、砂糖代替食品(コーヒー、紅茶等に直接加え、砂糖に代替する食品として用いられるものをいう。)にあってはその1kgにつき12g以下、その他の食品にあってはその1kgにつき0.58g以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

ステアリン酸マグネシウム

ステアリン酸マグネシウムは、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品及び錠菓以外の食品に使用してはならない。

ステアロイル乳酸カルシウム

ステアロイル乳酸カルシウムは、菓子(小麦粉を原料としたものに限る。以下この目において同じ。)のうちばい焼したもの若しくは油脂で処理したもの、生菓子(米を原料としたものに限る。以下この目において同じ。)、パン、ミックスパウダー(菓子のうちばい焼したもの若しくは油脂で処理したもの、生菓子、パン、蒸しパン(小麦粉を原料とし、蒸したパンをいう。以下この目において同じ。)又は蒸しまんじゅう(小麦粉を原料とし、蒸したまんじゅうをいう。以下この目において同じ。)の製造に用いるものに限る。)、蒸しパン、蒸しまんじゅう及びめん類(即席めん又はマカロニ類以外の乾めんを除く。以下この目において同じ。)以外の食品に使用してはならない。

ステアロイル乳酸カルシウムの使用量は、ステアロイル乳酸カルシウムとして、生菓子の製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき10g以下、スポンジケーキ、バターケーキ又は蒸しパンの製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき8.0g以下、生菓子にあってはその1kgにつき6.0g以下、菓子のうち油脂で処理したもの又はパンの製造に用いるミックスパウダー、スポンジケーキ、バターケーキ及び蒸しパンにあってはその1kgにつき5.5g以下、菓子のうちばい焼したもの(スポンジケーキ及びバターケーキを除く。)の製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき5.0g以下、めん類(マカロニ類を除く。)にあってはゆでめん1kgにつき4.5g以下、菓子のうちばい焼したもの(スポンジケーキ及びバターケーキを除く。)及び油脂で処理したもの、パン並びにマカロニ類にあってはその1kg(マカロニ類にあっては乾めん1kg)につき4.0g以下、蒸しまんじゅうの製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき2.5g以下、蒸しまんじゅうにあってはその1kgにつき2.0g以下でなければならない。また、ステアロイル乳酸ナトリウムと併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和がステアロイル乳酸カルシウムとしての基準値以下でなければならない。

ステアロイル乳酸ナトリウム

ステアロイル乳酸ナトリウムは、菓子(小麦粉を原料としたものに限る。以下この目において同じ。)のうちばい焼したもの若しくは油脂で処理したもの、生菓子(米を原料としたものに限る。以下この目において同じ。)、パン、ミックスパウダー(菓子のうちばい焼したもの若しくは油脂で処理したもの、生菓子、パン、蒸しパン(小麦粉を原料とし、蒸したパンをいう。以下この目において同じ。)又は蒸しまんじゅう(小麦粉を原料とし、蒸したまんじゅうをいう。以下この目において同じ。)の製造に用いるものに限る。)、蒸しパン、蒸しまんじゅう及びめん類(即席めん及びマカロニ類以外の乾めんを除く。以下この目において同じ。)以外の食品に使用してはならない。

ステアロイル乳酸ナトリウムの使用量は、ステアロイル乳酸カルシウムとして、生菓子の製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき10g以下、スポンジケーキ、バターケーキ又は蒸しパンの製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき8.0g以下、生菓子にあってはその1kgにつき6.0g以下、菓子のうち油脂で処理したもの又はパンの製造に用いるミックスパウダー、スポンジケーキ、バターケーキ及び蒸しパンにあってはその1kgにつき5.5g以下、菓子のうちばい焼したもの(スポンジケーキ及びバターケーキを除く。)の製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき5.0g以下、めん類(マカロニ類を除く。)にあってはゆでめん1kgにつき4.5g以下、菓子のうちばい焼したもの(スポンジケーキ及びバターケーキを除く。)及び油脂で処理したもの、パン並びにマカロニ類にあってはその1kg(マカロニ類にあっては乾めん1kg)につき4.0g以下、蒸しまんじゅうの製造に用いるミックスパウダーにあってはその1kgにつき2.5g以下、蒸しまんじゅうにあってはその1kgにつき2.0g以下でなければならない。また、ステアロイル乳酸カルシウムと併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和がステアロイル乳酸カルシウムとしての基準値以下でなければならない。

ソルビン酸

ソルビン酸は、甘酒(3倍以上に希釈して飲用するものに限る。以下この目において同じ。)、あん類、うに、果実酒、かす漬、こうじ漬、塩漬、しょう油漬、酢漬及びみそ漬の漬物、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)、魚介乾製品、魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。以下この目において同じ。)、鯨肉製品、ケチャップ、雑酒、ジャム、食肉製品、シロップ、スープ(ポタージュスープを除く。以下この目において同じ。)、たくあん漬(生大根又は干し大根を塩漬にした後、これを調味料、香辛料、色素等を加えたぬか又はふすまで漬けたものをいう。ただし、一丁漬たくあん及び早漬たくあんを除く。以下この目において同じ。)、たれ、チーズ、つくだ煮、つゆ、煮豆、乳酸菌飲料(殺菌したものを除く。)、ニョッキ、はっ酵乳(乳酸菌飲料の原料に供するものに限る。以下この目において同じ。)、フラワーペースト類(小麦粉、でん粉、ナッツ類若しくはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果肉、果汁、いも類、豆類又は野菜類を主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものをいう。以下この目において同じ。)、干しすもも、マーガリン並びにみそ以外の食品に使用してはならない。

ソルビン酸の使用量は、ソルビン酸として、チーズにあってはその1kgにつき3.0g(プロピオン酸、プロピオン酸カルシウム又はプロピオン酸ナトリウムを併用する場合には、ソルビン酸としての使用量及びプロピオン酸としての使用量の合計量が3.0g)以下、うに、魚肉ねり製品、鯨肉製品及び食肉製品にあってはその1kgにつき2.0g以下、いかくん製品及びたこくん製品にあってはその1kgにつき1.5g以下、あん類、かす漬、こうじ漬、塩漬、しょう油漬及びみそ漬の漬物、キャンデッドチェリー、魚介乾製品(いかくん製品及びたこくん製品を除く。)、ジャム、シロップ、たくあん漬、つくだ煮、煮豆、ニョッキ、フラワーペースト類、マーガリン並びにみそにあってはその1kgにつき1.0g(マーガリンにあっては安息香酸又は安息香酸ナトリウムを併用する場合には、安息香酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が1.0g)以下、ケチャップ、酢漬の漬物、スープ、たれ、つゆ及び干しすももにあってはその1kgにつき0.50g以下、甘酒及びはっ酵乳にあってはその1kgにつき0.30g以下、果実酒及び雑酒にあってはその1kgにつき0.20g以下、乳酸菌飲料(殺菌したものを除く。以下この目において同じ。)にあってはその1kgにつき0.050g(乳酸菌飲料の原料に供するものにあっては0.30g)以下でなければならない。

ソルビン酸カリウム

ソルビン酸カリウムは、甘酒(3倍以上に希釈して飲用するものに限る。以下この目において同じ。)、あん類、うに、果実酒、菓子の製造に用いる果実ペースト(果実をすり潰し、又は裏ごししてペースト状としたものをいう。以下この目において同じ。)及び果汁(濃縮果汁を含む。以下この目において同じ。)、かす漬、こうじ漬、塩漬、しょう油漬、酢漬及びみそ漬の漬物、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)、魚介乾製品、魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。以下この目において同じ。)、鯨肉製品、ケチャップ、雑酒、ジャム、食肉製品、シロップ、スープ(ポタージュスープを除く。以下この目において同じ。)、たくあん漬(生大根又は干し大根を塩漬にした後、これを調味料、香辛料、色素等を加えたぬか又はふすまで漬けたものをいう。ただし、一丁漬たくあん及び早漬たくあんを除く。以下この目において同じ。)、たれ、チーズ、つくだ煮、つゆ、煮豆、乳酸菌飲料(殺菌したものを除く。)、ニョッキ、はっ酵乳(乳酸菌飲料の原料に供するものに限る。以下この目において同じ。)、フラワーペースト類(小麦粉、でん粉、ナッツ類若しくはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果肉、果汁、いも類、豆類又は野菜類を主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものをいう。以下この目において同じ。)、干しすもも、マーガリン並びにみそ以外の食品に使用してはならない。

ソルビン酸カリウムの使用量は、ソルビン酸として、チーズにあってはその1kgにつき3.0g(プロピオン酸、プロピオン酸カルシウム又はプロピオン酸ナトリウムを併用する場合には、ソルビン酸としての使用量及びプロピオン酸としての使用量の合計量が3.0g)以下、うに、魚肉ねり製品、鯨肉製品及び食肉製品にあってはその1kgにつき2.0g以下、いかくん製品及びたこくん製品にあってはその1kgにつき1.5g以下、あん類、菓子の製造に用いる果実ペースト及び果汁、かす漬、こうじ漬、塩漬、しょう油漬及びみそ漬の漬物、キャンデッドチェリー、魚介乾製品(いかくん製品及びたこくん製品を除く。)、ジャム、シロップ、たくあん漬、つくだ煮、煮豆、ニョッキ、フラワーペースト類、マーガリン並びにみそにあってはその1kgにつき1.0g(マーガリンにあっては安息香酸又は安息香酸ナトリウムを併用する場合には、安息香酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が1.0g)以下、ケチャップ、酢漬の漬物、スープ、たれ、つゆ及び干しすももにあってはその1kgにつき0.50g以下、甘酒及びはっ酵乳にあってはその1kgにつき0.30g以下、果実酒及び雑酒にあってはその1kgにつき0.20g以下、乳酸菌飲料(殺菌したものを除く。以下この目において同じ。)にあってはその1kgにつき0.050g(乳酸菌飲料の原料に供するものにあっては0.30g)以下でなければならない。

ソルビン酸カルシウム

ソルビン酸カルシウムは、甘酒(3倍以上に希釈して飲用するものに限る。以下この目において同じ。)、あん類、うに、果実酒、菓子の製造に用いる果実ペースト(果実をすり潰し、又は裏ごししてペースト状としたものをいう。以下この目において同じ。)及び果汁(濃縮果汁を含む。以下この目において同じ。)、かす漬、こうじ漬、塩漬、しょう油漬、酢漬及びみそ漬の漬物、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)、魚介乾製品、魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。以下この目において同じ。)、鯨肉製品、ケチャップ、雑酒、ジャム、食肉製品、シロップ、スープ(ポタージュスープを除く。以下この目において同じ。)、たくあん漬(生大根又は干し大根を塩漬にした後、これを調味料、香辛料、色素等を加えたぬか又はふすまで漬けたものをいう。ただし、一丁漬たくあん及び早漬たくあんを除く。以下この目において同じ。)、たれ、チーズ、つくだ煮、つゆ、煮豆、乳酸菌飲料(殺菌したものを除く。)、ニョッキ、はっ酵乳(乳酸菌飲料の原料に供するものに限る。以下この目において同じ。)、フラワーペースト類(小麦粉、でん粉、ナッツ類若しくはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果肉、果汁、いも類、豆類又は野菜類を主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものをいう。以下この目において同じ。)、干しすもも、マーガリン並びにみそ以外の食品に使用してはならない。

ソルビン酸カルシウムの使用量は、ソルビン酸として、チーズにあってはその1kgにつき3.0g(プロピオン酸、プロピオン酸カルシウム又はプロピオン酸ナトリウムを併用する場合には、ソルビン酸としての使用量及びプロピオン酸としての使用量の合計量が3.0g)以下、うに、魚肉ねり製品、鯨肉製品及び食肉製品にあってはその1kgにつき2.0g以下、いかくん製品及びたこくん製品にあってはその1kgにつき1.5g以下、あん類、菓子の製造に用いる果実ペースト及び果汁、かす漬、こうじ漬、塩漬、しょう油漬及びみそ漬の漬物、キャンデッドチェリー、魚介乾製品(いかくん製品及びたこくん製品を除く。)、ジャム、シロップ、たくあん漬、つくだ煮、煮豆、ニョッキ、フラワーペースト類、マーガリン並びにみそにあってはその1kgにつき1.0g(マーガリンにあっては安息香酸又は安息香酸ナトリウムを併用する場合には、安息香酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が1.0g)以下、ケチャップ、酢漬の漬物、スープ、たれ、つゆ及び干しすももにあってはその1kgにつき0.50g以下、甘酒及びはっ酵乳にあってはその1kgにつき0.30g以下、果実酒及び雑酒にあってはその1kgにつき0.20g以下、乳酸菌飲料(殺菌したものを除く。以下この目において同じ。)にあってはその1kgにつき0.050g(乳酸菌飲料の原料に供するものにあっては0.30g)以下でなければならない。

炭酸カルシウムⅡ

炭酸カルシウムⅡは、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁及びぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

炭酸水素カリウム

炭酸水素カリウムは、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁及びぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

チアベンダゾール

チアベンダゾールは、かんきつ類及びバナナ以外の食品に使用してはならない。

チアベンダゾールは、チアベンダゾールとして、かんきつ類にあってはその1kgにつき0.010g、バナナにあってはその1kgにつき0.0030g及びその果肉1kgにつき0.0004gを、それぞれ超えて残存しないように使用しなければならない。

チオエーテル類

チオエーテル類は、着香の目的以外に使用してはならない。

チオール類

チオール類は、着香の目的以外に使用してはならない。

着色料(化学的合成品を除く。)

着色料は、こんぶ類、食肉、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、豆類、野菜及びわかめ類に使用してはならない。ただし、のり類に金を使用する場合は、この限りでない。

デカナール

デカナールは、着香の目的以外に使用してはならない。

デカノール

デカノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

デカン酸エチル

デカン酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

鉄クロロフィリンナトリウム

鉄クロロフィリンナトリウムは、こんぶ類、食肉、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、豆類、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

5,6,7,8―テトラヒドロキノキサリン

5,6,7,8―テトラヒドロキノキサリンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2,3,5,6―テトラメチルピラジン

2,3,5,6―テトラメチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

デヒドロ酢酸ナトリウム

デヒドロ酢酸ナトリウムは、チーズ、バター及びマーガリン以外の食品に使用してはならない。

デヒドロ酢酸ナトリウムの使用量は、デヒドロ酢酸として、チーズ、バター又はマーガリン1kgにつき0.50g以下でなければならない。

テルピネオール

テルピネオールは、着香の目的以外に使用してはならない。

テルペン系炭化水素類

テルペン系炭化水素類は、着香の目的以外に使用してはならない。

デンプングリコール酸ナトリウム

デンプングリコール酸ナトリウムの使用量は、食品の2.0%以下でなければならない。ただし、デンプングリコール酸ナトリウムをカルボキシメチルセルロースカルシウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの1種以上と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和が食品の2.0%以下でなければならない。

銅クロロフィリンナトリウム

銅クロロフィリンナトリウムは、あめ類、果実類又は野菜類の貯蔵品、魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。以下この目において同じ。)、こんぶ、シロップ、チューインガム、チョコレート、生菓子(菓子パンを除く。以下この目において同じ。)及びみつ豆缶詰又はみつ豆合成樹脂製容器包装詰中の寒天以外の食品に使用してはならない。

銅クロロフィリンナトリウムの使用量は、銅として、こんぶにあってはその無水物1kgにつき0.15g以下、果実類又は野菜類の貯蔵品にあってはその1kgにつき0.10g以下、シロップにあってはその1kgにつき0.064g以下、チューインガムにあってはその1kgにつき0.050g以下、魚肉ねり製品にあってはその1kgにつき0.040g以下、あめ類にあってはその1kgにつき0.020g以下、チョコレート及び生菓子にあってはその1kgにつき0.0064g以下、みつ豆缶詰又はみつ豆合成樹脂製容器包装詰中の寒天にあってはその1kgにつき0.0004g以下でなければならない。

銅クロロフィル

銅クロロフィルは、果実類又は野菜類の貯蔵品、魚肉ねり製品(魚肉すり身を除く。以下この目において同じ。)、こんぶ、チューインガム、チョコレート、生菓子(菓子パンを除く。以下この目において同じ。)及びみつ豆缶詰又はみつ豆合成樹脂製容器包装詰中の寒天以外の食品に使用してはならない。

銅クロロフィルの使用量は、銅として、こんぶにあってはその無水物1kgにつき0.15g以下、果実類又は野菜類の貯蔵品にあってはその1kgにつき0.10g以下、チューインガムにあってはその1kgにつき0.050g以下、魚肉ねり製品にあってはその1kgにつき0.030g以下、生菓子にあってはその1kgにつき0.0064g以下、チョコレートにあってはその1kgにつき0.0010g以下、みつ豆缶詰又はみつ豆合成樹脂製容器包装詰中の寒天にあってはその1kgにつき0.0004g以下でなければならない。

dl―α―トコフェロール

dl―α―トコフェロールは、酸化防止の目的以外に使用してはならない。ただし、β―カロテン、ビタミンA、ビタミンA脂肪酸エステル及び流動パラフィンの製剤中に含まれる場合は、この限りでない。

トコフェロール酢酸エステル

トコフェロール酢酸エステルは、特定保健用食品及び栄養機能食品以外の食品に使用してはならない。

トコフェロール酢酸エステルは、当該食品の一日当たりの摂取目安量に含まれるα―トコフェロールの量が150mgを超えないようにしなければならない。

d―α―トコフェロール酢酸エステル

d―α―トコフェロール酢酸エステルは、特定保健用食品及び栄養機能食品以外の食品に使用してはならない。

d―α―トコフェロール酢酸エステルは、当該食品の一日当たりの摂取目安量に含まれるα―トコフェロールの量が150mgを超えないようにしなければならない。

トリメチルアミン

トリメチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2,3,5―トリメチルピラジン

2,3,5―トリメチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

ナイシン

ナイシンは、穀類及びでん粉を主原料とする洋生菓子、食肉製品、ソース類、卵加工品、チーズ、ドレッシング、ホイップクリーム類(乳脂肪分を主成分とする食品を主要原料として泡立てたものをいう。以下この目において同じ。)、マヨネーズ、みそ及び洋菓子以外の食品に使用してはならない。

ナイシンの使用量は、ナイシンAを含む抗菌性ポリペプチドとして、食肉製品、チーズ(プロセスチーズを除く。)及びホイップクリーム類にあっては1kgにつき0.0125g以下、ソース類、ドレッシング及びマヨネーズにあっては1kgにつき0.010g以下、プロセスチーズ及び洋菓子にあっては1kgにつき0.00625g以下、卵加工品及びみそにあっては1kgにつき0.0050g以下、穀類及びでん粉を主原料とする洋生菓子にあっては1kgにつき0.0030g以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りではない。

ナタマイシン

ナタマイシンは、ナチュラルチーズ(ハード及びセミハードの表面部分に限る。)以外の食品に使用してはならない。

ナタマイシンは、食品の1kgにつき0.020g以上残存しないように使用しなければならない。

ナトリウムメトキシド

ナトリウムメトキシドは、最終食品の完成前にナトリウムメトキシドを分解し、これによって生成するメタノールを除去しなければならない。

ニコチン酸

ニコチン酸は、食肉及び鮮魚介類(鯨肉を含む。)に使用してはならない。

ニコチン酸アミド

ニコチン酸アミドは、食肉及び鮮魚介類(鯨肉を含む。)に使用してはならない。

二酸化硫黄

二酸化硫黄は、ごま、豆類及び野菜に使用してはならない。

二酸化硫黄は、二酸化硫黄として、かんぴょうにあってはその1kgにつき5.0g以上、乾燥果実(干しぶどうを除く。)にあってはその1kgにつき2.0g以上、干しぶどうにあってはその1kgにつき1.5g以上、コンニャク粉にあってはその1kgにつき0.90g以上、乾燥じゃがいも、ゼラチン及びディジョンマスタードにあってはその1kgにつき0.50g以上、果実酒(果実酒の製造に用いる酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)及び雑酒にあってはその1kgにつき0.35g以上、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)及び糖蜜にあってはその1kgにつき0.30g以上、糖化用タピオカでんぷんにあってはその1kgにつき0.25g以上、水あめにあってはその1kgにつき0.20g以上、5倍以上に希釈して飲用に供する天然果汁にあってはその1kgにつき0.15g以上、甘納豆及び煮豆にあってはその1kgにつき0.10g以上、えび及び冷凍生かににあってはそのむき身の1kgにつき0.10g以上、その他の食品(キャンデッドチェリーの製造に用いるさくらんぼ、ビールの製造に用いるホップ並びに果実酒の製造に用いる果汁、酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)にあってはその1kgにつき0.030g(第2 添加物の部 F 使用基準 添加物一般の表の亜硫酸塩等の項に掲げる場合であって、かつ、同表の第3欄に掲げる食品(コンニャクを除く。)1kg中に同表の第1欄に掲げる添加物が、二酸化硫黄として、0.030g以上残存する場合には、その残存量)以上残存しないように使用しなければならない。

二酸化塩素

二酸化塩素は、小麦粉以外の食品に使用してはならない。

二酸化ケイ素

二酸化ケイ素(微粒二酸化ケイ素を除く。)は、ろ過助剤以外の用途に使用してはならない。

二酸化ケイ素(微粒二酸化ケイ素を除く。)は、最終食品の完成前に除去しなければならない。

微粒二酸化ケイ素は、母乳代替食品及び離乳食品に使用してはならない。

微粒二酸化ケイ素の使用量は、二酸化ケイ素として、食品の2.0%以下でなければならない。また、ケイ酸カルシウムと併用する場合は、それぞれの使用量の和が食品(特定保健用食品たるカプセル及び錠剤並びに栄養機能食品たるカプセル及び錠剤を除く。)の2.0%以下でなければならない。

二酸化チタン

二酸化チタンは、着色の目的以外に使用してはならない。また、カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む。)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む。)、野菜及びわかめ類に使用してはならない。

二炭酸ジメチル

二炭酸ジメチルは果実酒及び清涼飲料水(ミネラルウォーター類を除く。以下この目において同じ。)以外の食品に使用してはならない。

二炭酸ジメチルの使用量は、果実酒(ぶどう酒を除く。)及び清涼飲料水にあってはその1kgにつき0.25g以下、ぶどう酒にあってはその1kgにつき0.20g以下でなければならない。

乳酸カルシウム

乳酸カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

γ―ノナラクトン

γ―ノナラクトンは、着香の目的以外に使用してはならない。

バニリン

バニリンは、着香の目的以外に使用してはならない。

パラオキシ安息香酸イソブチル

パラオキシ安息香酸イソブチルは、しょう油、酢、清涼飲料水、シロップ、果実ソース、果実(表皮の部分に限る。)及び果菜(表皮の部分に限る。)以外の食品に使用してはならない。

パラオキシ安息香酸イソブチルの使用量は、パラオキシ安息香酸として、しょう油にあってはその1Lにつき0.25g以下、酢にあってはその1Lにつき0.10g以下、清涼飲料水及びシロップにあってはその1kgにつき0.10g以下、果実ソースにあってはその1kgにつき0.20g以下、果実及び果菜にあってはその1kgにつき0.012g以下でなければならない。

パラオキシ安息香酸イソプロピル

パラオキシ安息香酸イソプロピルは、しょう油、酢、清涼飲料水、シロップ、果実ソース、果実(表皮の部分に限る。)及び果菜(表皮の部分に限る。)以外の食品に使用してはならない。

パラオキシ安息香酸イソプロピルの使用量は、パラオキシ安息香酸として、しょう油にあってはその1Lにつき0.25g以下、酢にあってはその1Lにつき0.10g以下、清涼飲料水及びシロップにあってはその1kgにつき0.10g以下、果実ソースにあってはその1kgにつき0.20g以下、果実及び果菜にあってはその1kgにつき0.012g以下でなければならない。

パラオキシ安息香酸エチル

パラオキシ安息香酸エチルは、しょう油、酢、清涼飲料水、シロップ、果実ソース、果実(表皮の部分に限る。)及び果菜(表皮の部分に限る。)以外の食品に使用してはならない。

パラオキシ安息香酸エチルの使用量は、パラオキシ安息香酸として、しょう油にあってはその1Lにつき0.25g以下、酢にあってはその1Lにつき0.10g以下、清涼飲料水及びシロップにあってはその1kgにつき0.10g以下、果実ソースにあってはその1kgにつき0.20g以下、果実及び果菜にあってはその1kgにつき0.012g以下でなければならない。

パラオキシ安息香酸ブチル

パラオキシ安息香酸ブチルは、しょう油、酢、清涼飲料水、シロップ、果実ソース、果実(表皮の部分に限る。)及び果菜(表皮の部分に限る。)以外の食品に使用してはならない。

パラオキシ安息香酸ブチルの使用量は、パラオキシ安息香酸として、しょう油にあってはその1Lにつき0.25g以下、酢にあってはその1Lにつき0.10g以下、清涼飲料水及びシロップにあってはその1kgにつき0.10g以下、果実ソースにあってはその1kgにつき0.20g以下、果実及び果菜にあってはその1kgにつき0.012g以下でなければならない。

パラオキシ安息香酸プロピル

パラオキシ安息香酸プロピルは、しょう油、酢、清涼飲料水、シロップ、果実ソース、果実(表皮の部分に限る。)及び果菜(表皮の部分に限る。)以外の食品に使用してはならない。

パラオキシ安息香酸プロピルの使用量は、パラオキシ安息香酸として、しょう油にあってはその1Lにつき0.25g以下、酢にあってはその1Lにつき0.10g以下、清涼飲料水及びシロップにあってはその1kgにつき0.10g以下、果実ソースにあってはその1kgにつき0.20g以下、果実及び果菜にあってはその1kgにつき0.012g以下でなければならない。

パラメチルアセトフェノン

パラメチルアセトフェノンは、着香の目的以外に使用してはならない。

バレルアルデヒド

バレルアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

パントテン酸カルシウム

パントテン酸カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

ビオチン

ビオチンは、調製粉乳、調製液状乳及び母乳代替食品(乳及び乳製品の成分規格等に関する命令別表の二 乳等の成分規格並びに製造、調理及び保存の方法の基準の部(五) 乳等の成分又は製造若しくは保存の方法に関するその他の規格又は基準の款(5)の規定による内閣総理大臣の承認を受けたものを除く。以下この目において同じ。)並びに特定保健用食品及び栄養機能食品以外の食品に使用してはならない。

ビオチンを母乳代替食品に使用する場合には、その100kcalにつき、ビオチンとして10μgを超える量を含有しないように使用しなければならない。

1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸

1―ヒドロキシエチリデン―1,1―ジホスホン酸は、過酢酸製剤として使用する場合以外に使用してはならない。

ヒドロキシシトロネラール

ヒドロキシシトロネラールは、着香の目的以外に使用してはならない。

ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール

ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタールは、着香の目的以外に使用してはならない。

ビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体

ビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体は、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁及びぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

ビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体の使用量は、ビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体として、ぶどう酒1Lにつき、0.50g以下でなければならない。ただし、ぶどう酒の製造に用いるぶどう果汁に使用するビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体は、ぶどう酒に使用するものとみなす。

また、使用したビニルイミダゾール・ビニルピロリドン共重合体は、最終食品の完成前に除去しなければならない。

ピペリジン

ピペリジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

ピペロナール

ピペロナールは、着香の目的以外に使用してはならない。

ピペロニルブトキシド

ピペロニルブトキシドは、穀類以外の食品に使用してはならない。

ピペロニルブトキシドの使用量は、ピペロニルブトキシドとして、穀類1kgにつき0.024g以下でなければならない。

ピラジン

ピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

ピリメタニル

ピリメタニルは、あんず、おうとう、かんきつ類(みかんを除く。)、すもも、西洋なし、マルメロ、もも及びりんご以外の食品に使用してはならない。

ピリメタニルは、ピリメタニルとして、あんず、おうとう、かんきつ類(みかんを除く。)、すもも及びももにあってはその1kgにつき0.010g、西洋なし、マルメロ及びりんごにあってはその1kgにつき0.014gを、それぞれ超えて残存しないように使用しなければならない。

ピロ亜硫酸カリウム

ピロ亜硫酸カリウムは、ごま、豆類及び野菜に使用してはならない。

ピロ亜硫酸カリウムは、二酸化硫黄として、かんぴょうにあってはその1kgにつき5.0g以上、乾燥果実(干しぶどうを除く。)にあってはその1kgにつき2.0g以上、干しぶどうにあってはその1kgにつき1.5g以上、コンニャク粉にあってはその1kgにつき0.90g以上、乾燥じゃがいも、ゼラチン及びディジョンマスタードにあってはその1kgにつき0.50g以上、果実酒(果実酒の製造に用いる酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)及び雑酒にあってはその1kgにつき0.35g以上、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)及び糖蜜にあってはその1kgにつき0.30g以上、糖化用タピオカでんぷんにあってはその1kgにつき0.25g以上、水あめにあってはその1kgにつき0.20g以上、5倍以上に希釈して飲用に供する天然果汁にあってはその1kgにつき0.15g以上、甘納豆及び煮豆にあってはその1kgにつき0.10g以上、えび及び冷凍生かににあってはそのむき身の1kgにつき0.10g以上、その他の食品(キャンデッドチェリーの製造に用いるさくらんぼ、ビールの製造に用いるホップ並びに果実酒の製造に用いる果汁、酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)にあってはその1kgにつき0.030g(第2 添加物の部 F 使用基準 添加物一般の表の亜硫酸塩等の項に掲げる場合であって、かつ、同表の第3欄に掲げる食品(コンニャクを除く。)1kg中に同表の第1欄に掲げる添加物が、二酸化硫黄として、0.030g以上残存する場合には、その残存量)以上残存しないように使用しなければならない。

ピロ亜硫酸ナトリウム

ピロ亜硫酸ナトリウムは、ごま、豆類及び野菜に使用してはならない。

ピロ亜硫酸ナトリウムは、二酸化硫黄として、かんぴょうにあってはその1kgにつき5.0g以上、乾燥果実(干しぶどうを除く。)にあってはその1kgにつき2.0g以上、干しぶどうにあってはその1kgにつき1.5g以上、コンニャク粉にあってはその1kgにつき0.90g以上、乾燥じゃがいも、ゼラチン及びディジョンマスタードにあってはその1kgにつき0.50g以上、果実酒(果実酒の製造に用いる酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)及び雑酒にあってはその1kgにつき0.35g以上、キャンデッドチェリー(除核したさくらんぼを砂糖漬にしたもの又はこれに砂糖の結晶を付けたもの若しくはこれをシロップ漬にしたものをいう。以下この目において同じ。)及び糖蜜にあってはその1kgにつき0.30g以上、糖化用タピオカでんぷんにあってはその1kgにつき0.25g以上、水あめにあってはその1kgにつき0.20g以上、5倍以上に希釈して飲用に供する天然果汁にあってはその1kgにつき0.15g以上、甘納豆及び煮豆にあってはその1kgにつき0.10g以上、えび及び冷凍生かににあってはそのむき身の1kgにつき0.10g以上、その他の食品(キャンデッドチェリーの製造に用いるさくらんぼ、ビールの製造に用いるホップ並びに果実酒の製造に用いる果汁、酒精分1容量%以上を含有する果実搾汁及びこれを濃縮したものを除く。)にあってはその1kgにつき0.030g(第2 添加物の部 F 使用基準 添加物一般の表の亜硫酸塩等の項に掲げる場合であって、かつ、同表の第3欄に掲げる食品(コンニャクを除く。)1kg中に同表の第1欄に掲げる添加物が、二酸化硫黄として、0.030g以上残存する場合には、その残存量)以上残存しないように使用しなければならない。

ピロリジン

ピロリジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

ピロリン酸二水素カルシウム

ピロリン酸二水素カルシウムは、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的で使用する場合以外は使用してはならない。

ピロリン酸二水素カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

ピロール

ピロールは、着香の目的以外に使用してはならない。

フィチン酸カルシウム

フィチン酸カルシウムは、ぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

フィチン酸カルシウムの使用量は、フィチン酸カルシウムとして、ぶどう酒1Lにつき0.08g以下でなければならない。

フェニル酢酸イソアミル

フェニル酢酸イソアミルは、着香の目的以外に使用してはならない。

フェニル酢酸イソブチル

フェニル酢酸イソブチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

フェニル酢酸エチル

フェニル酢酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―(3―フェニルプロピル)ピリジン

2―(3―フェニルプロピル)ピリジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

フェネチルアミン

フェネチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

フェノールエーテル類

フェノールエーテル類は、着香の目的以外に使用してはならない。

フェノール類

フェノール類は、着香の目的以外に使用してはならない。

フェロシアン化カリウム

フェロシアン化カリウムは、食塩及びぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

フェロシアン化カリウムの使用量は、無水フェロシアン化ナトリウムとして、食塩1kgにつき0.020g以下でなければならない。ただし、フェロシアン化カルシウム若しくはフェロシアン化ナトリウムの1種又は2種と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和が無水フェロシアン化ナトリウムとして、食塩1kgにつき0.020g以下でなければならない。また、フェロシアン化カリウムは、無水フェロシアン化カリウムとして、ぶどう酒1Lにつき、0.001gを超えて残存しないように使用しなければならない。

フェロシアン化カルシウム

フェロシアン化カルシウムは、食塩以外の食品に使用してはならない。

フェロシアン化カルシウムの使用量は、無水フェロシアン化ナトリウムとして、食塩1kgにつき0.020g以下でなければならない。ただし、フェロシアン化カリウム若しくはフェロシアン化ナトリウムの1種又は2種と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和が無水フェロシアン化ナトリウムとして、食塩1kgにつき0.020g以下でなければならない。

フェロシアン化ナトリウム

フェロシアン化ナトリウムは、食塩以外の食品に使用してはならない。

フェロシアン化ナトリウムの使用量は、無水フェロシアン化ナトリウムとして、食塩1kgにつき0.020g以下でなければならない。ただし、フェロシアン化カリウム若しくはフェロシアン化カルシウムの1種又は2種と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和が無水フェロシアン化ナトリウムとして、食塩1kgにつき0.020g以下でなければならない。

ブタノール

ブタノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

ブチルアミン

ブチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

sec―ブチルアミン

sec―ブチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

ブチルアルデヒド

ブチルアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

ブチルヒドロキシアニソール

ブチルヒドロキシアニソールは、油脂、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品、魚介冷凍品(生食用冷凍鮮魚介類及び生食用冷凍かきを除く。以下この目において同じ。)、鯨冷凍品(生食用冷凍鯨肉を除く。以下この目において同じ。)及び乾燥裏ごしいも以外の食品に使用してはならない。

ブチルヒドロキシアニソールの使用量は、ブチルヒドロキシアニソールとして、油脂、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品及び乾燥裏ごしいもにあってはその1kgにつき0.2g(ジブチルヒドロキシトルエン又はこれを含む製剤を併用する場合には、ブチルヒドロキシアニソールとしての使用量及びジブチルヒドロキシトルエンとしての使用量の合計量が0.2g)以下、魚介冷凍品及び鯨冷凍品にあっては浸漬液1kgにつき1g(ジブチルヒドロキシトルエン又はこれを含む製剤を併用する場合には、ブチルヒドロキシアニソールとしての使用量及びジブチルヒドロキシトルエンとしての使用量の合計量が1g)以下でなければならない。

フルジオキソニル

フルジオキソニルは、アボカド、あんず、おうとう、かんきつ類(みかんを除く。)、キウィー、ざくろ、すもも、西洋なし、ネクタリン、パイナップル、パパイヤ、ばれいしょ、びわ、マルメロ、マンゴー、もも及びりんご以外の食品に使用してはならない。

フルジオキソニルは、フルジオキソニルとして、キウィー及びパイナップルにあってはその1kg(パイナップルにあっては冠芽を除く。)につき0.020g、かんきつ類(みかんを除く。)にあってはその1kgにつき0.010g、ばれいしょにあってはその1kgにつき0.0060g、アボカド、あんず、おうとう、ざくろ、すもも、西洋なし、ネクタリン、パパイヤ、びわ、マルメロ、マンゴー、もも及びりんごにあってはその1kg(アボカド、あんず、おうとう、すもも、ネクタリン、マンゴー及びももにあっては種子を除く。)につき0.0050gを、それぞれ超えて残存しないように使用しなければならない。

フルフラール及びその誘導体

フルフラール及びその誘導体は、着香の目的以外に使用してはならない。

プロパノール

プロパノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

プロピオンアルデヒド

プロピオンアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

プロピオン酸

プロピオン酸は、チーズ、パン及び洋菓子以外の食品に使用してはならない。ただし、着香の目的で使用する場合は、この限りでない。

プロピオン酸の使用量は、プロピオン酸として、チーズにあってはその1kgにつき3.0g(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム又はソルビン酸カルシウムを併用する場合には、プロピオン酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が3.0g)以下、パン及び洋菓子にあってはその1kgにつき2.5g以下でなければならない。

プロピオン酸イソアミル

プロピオン酸イソアミルは、着香の目的以外に使用してはならない。

プロピオン酸エチル

プロピオン酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

プロピオン酸カルシウム

プロピオン酸カルシウムは、チーズ、パン及び洋菓子以外の食品に使用してはならない。

プロピオン酸カルシウムの使用量は、プロピオン酸として、チーズにあってはその1kgにつき3.0g(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム又はソルビン酸カルシウムを併用する場合には、プロピオン酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が3.0g)以下、パン及び洋菓子にあってはその1kgにつき2.5g以下でなければならない。

プロピオン酸ナトリウム

プロピオン酸ナトリウムは、チーズ、パン及び洋菓子以外の食品に使用してはならない。

プロピオン酸ナトリウムの使用量は、プロピオン酸として、チーズにあってはその1kgにつき3.0g(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム又はソルビン酸カルシウムを併用する場合には、プロピオン酸としての使用量及びソルビン酸としての使用量の合計量が3.0g)以下、パン及び洋菓子にあってはその1kgにつき2.5g以下でなければならない。

プロピオン酸ベンジル

プロピオン酸ベンジルは、着香の目的以外に使用してはならない。

プロピコナゾール

プロピコナゾールは、あんず、おうとう、かんきつ類(みかんを除く。)、すもも、ネクタリン及びもも以外の食品に使用してはならない。

プロピコナゾールは、プロピコナゾールとして、かんきつ類(みかんを除く。)にあってはその1kgにつき0.008g、あんず、おうとう、ネクタリン及びももにあってはその1kg(あんず、ネクタリン及びももにあっては種子を除く。おうとうにあっては果こう及び種子を除く。)につき0.004g、すももにあってはその1kg(種子を除く。)につき0.0006gを、それぞれ超えて残存しないように使用しなければならない。

プロピルアミン

プロピルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

プロピレングリコール

プロピレングリコールの使用量は、プロピレングリコールとして、生めん及びいかくん製品にあってはその2.0%以下、ギョウザ、シュウマイ、春巻及びワンタンの皮にあってはその1.2%以下、その他の食品にあってはその0.60%以下でなければならない。

ヘキサン

ヘキサンは、食用油脂製造の際の油脂を抽出する目的以外に使用してはならない。また、使用したヘキサンは、最終食品の完成前に除去しなければならない。

ヘキサン酸

ヘキサン酸は、着香の目的以外に使用してはならない。

ヘキサン酸アリル

ヘキサン酸アリルは、着香の目的以外に使用してはならない。

ヘキサン酸エチル

ヘキサン酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

ヘキシルアミン

ヘキシルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

ヘプタン酸エチル

ヘプタン酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

l―ペリルアルデヒド

l―ペリルアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

ベンジルアルコール

ベンジルアルコールは、着香の目的以外に使用してはならない。

ベンズアルデヒド

ベンズアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―ペンタノール

2―ペンタノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

ペンチルアミン

ペンチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

trans―2―ペンテナール

trans―2―ペンテナールは、着香の目的以外に使用してはならない。

1―ペンテン―3―オール

1―ペンテン―3―オールは、着香の目的以外に使用してはならない。

芳香族アルコール類

芳香族アルコール類は、着香の目的以外に使用してはならない。

芳香族アルデヒド類

芳香族アルデヒド類は、着香の目的以外に使用してはならない。

没食子酸プロピル

没食子酸プロピルは、バター及び油脂以外の食品に使用してはならない。

没食子酸プロピルの使用量は、没食子酸プロピルとして、油脂にあってはその1kgにつき0.20g以下、バターにあってはその1kgにつき0.10g以下でなければならない。

ポリアクリル酸ナトリウム

ポリアクリル酸ナトリウムの使用量は、食品の0.20%以下でなければならない。

ポリイソブチレン

ポリイソブチレンは、チューインガム基礎剤以外の用途に使用してはならない。

ポリソルベート20

ポリソルベート20の使用量は、ポリソルベート80として、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品にあってはその1kgにつき25g以下、ココア及びチョコレート製品、ショートニング、即席麺の添付調味料、ソース類、チューインガム並びに乳脂肪代替食品にあってはその1kgにつき5.0g以下、アイスクリーム類、菓子の製造に用いる装飾品(糖を主成分とするものに限る。)、加糖ヨーグルト、ドレッシング、マヨネーズ、ミックスパウダー(焼菓子及び洋生菓子の製造に用いるものに限る。)、焼菓子(洋菓子に限る。)及び洋生菓子にあってはその1kgにつき3.0g以下、あめ類、スープ、フラワーペースト(ココア及びチョコレートを主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものに限る。)及び氷菓にあってはその1kgにつき1.0g以下、海藻の漬物、チョコレートドリンク及び野菜の漬物にあってはその1kgにつき0.50g以下、非熟成チーズにあってはその1kgにつき0.080g以下、海藻の缶詰及び瓶詰並びに野菜の缶詰及び瓶詰にあってはその1kgにつき0.030g以下並びにその他の食品にあってはその1kgにつき0.020g以下でなければならない。また、ポリソルベート60、ポリソルベート65又はポリソルベート80のうち1種以上と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和がポリソルベート80としての基準値以下でなければならない。

ポリソルベート60

ポリソルベート60の使用量は、ポリソルベート80として、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品にあってはその1kgにつき25g以下、ココア及びチョコレート製品、ショートニング、即席麺の添付調味料、ソース類、チューインガム並びに乳脂肪代替食品にあっては、その1kgにつき5.0g以下、アイスクリーム類、菓子の製造に用いる装飾品(糖を主成分とするものに限る。)、加糖ヨーグルト、ドレッシング、マヨネーズ、ミックスパウダー(焼菓子及び洋生菓子の製造に用いるものに限る。)、焼菓子(洋菓子に限る。)及び洋生菓子にあってはその1kgにつき3.0g以下、あめ類、スープ、フラワーペースト(ココア及びチョコレートを主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものに限る。)及び氷菓にあってはその1kgにつき1.0g以下、海藻の漬物、チョコレートドリンク及び野菜の漬物にあってはその1kgにつき0.50g以下、非熟成チーズにあってはその1kgにつき0.080g以下、海藻の缶詰及び瓶詰並びに野菜の缶詰及び瓶詰にあってはその1kgにつき0.030g以下並びにその他の食品にあってはその1kgにつき0.020g以下でなければならない。また、ポリソルベート20、ポリソルベート65又はポリソルベート80のうち1種以上と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和がポリソルベート80としての基準値以下でなければならない。

ポリソルベート65

ポリソルベート65の使用量は、ポリソルベート80として、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品にあってはその1kgにつき25g以下、ココア及びチョコレート製品、ショートニング、即席麺の添付調味料、ソース類、チューインガム並びに乳脂肪代替食品にあってはその1kgにつき5.0g以下、アイスクリーム類、菓子の製造に用いる装飾品(糖を主成分とするものに限る。)、加糖ヨーグルト、ドレッシング、マヨネーズ、ミックスパウダー(焼菓子及び洋生菓子の製造に用いるものに限る。)、焼菓子(洋菓子に限る。)及び洋生菓子にあってはその1kgにつき3.0g以下、あめ類、スープ、フラワーペースト(ココア及びチョコレートを主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものに限る。)及び氷菓にあってはその1kgにつき1.0g以下、海藻の漬物、チョコレートドリンク及び野菜の漬物にあっては、その1kgにつき0.50g以下、非熟成チーズにあってはその1kgにつき0.080g以下、海藻の缶詰及び瓶詰並びに野菜の缶詰及び瓶詰にあってはその1kgにつき0.030g以下並びにその他の食品にあってはその1kgにつき0.020g以下でなければならない。また、ポリソルベート20、ポリソルベート60又はポリソルベート80のうち1種以上と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和がポリソルベート80としての基準値以下でなければならない。

ポリソルベート80

ポリソルベート80の使用量は、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品にあってはその1kgにつき25g以下、ココア及びチョコレート製品、ショートニング、即席麺の添付調味料、ソース類、チューインガム並びに乳脂肪代替食品にあってはその1kgにつき5.0g以下、アイスクリーム類、菓子の製造に用いる装飾品(糖を主成分とするものに限る。)、加糖ヨーグルト、ドレッシング、マヨネーズ、ミックスパウダー(焼菓子及び洋生菓子の製造に用いるものに限る。)、焼菓子(洋菓子に限る。)及び洋生菓子にあってはその1kgにつき3.0g以下、あめ類、スープ、フラワーペースト(ココア及びチョコレートを主要原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉等を加え、加熱殺菌してペースト状とし、パン又は菓子に充填又は塗布して食用に供するものに限る。)及び氷菓にあってはその1kgにつき1.0g以下、海藻の漬物、チョコレートドリンク及び野菜の漬物にあってはその1kgにつき0.50g以下、非熟成チーズにあってはその1kgにつき0.080g以下、海藻の缶詰及び瓶詰並びに野菜の缶詰及び瓶詰にあってはその1kgにつき0.030g以下、その他の食品にあってはその1kgにつき0.020g以下でなければならない。また、ポリソルベート20、ポリソルベート60又はポリソルベート65のうち1種以上と併用する場合にあっては、それぞれの使用量の和がポリソルベート80としての基準値以下でなければならない。

ポリビニルアルコール

ポリビニルアルコールは、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品以外の食品に使用してはならない。

ポリビニルアルコールの使用量は、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品1kgにつき45g以下でなければならない。

ポリビニルピロリドン

ポリビニルピロリドンは、カプセル・錠剤等通常の食品形態でない食品以外の食品に使用してはならない。

ポリビニルポリピロリドン

ポリビニルポリピロリドンは、ろ過助剤以外の用途に使用してはならない。また、使用したポリビニルポリピロリドンは、最終食品の完成前に除去しなければならない。

ポリブテン

ポリブテンは、チューインガム基礎剤以外の用途に使用してはならない。

d―ボルネオール

d―ボルネオールは、着香の目的以外に使用してはならない。

マルトール

マルトールは、着香の目的以外に使用してはならない。

D―マンニトール

D―マンニトールは、あめ類、チューインガム、つくだ煮(こんぶを原料とするものに限る。以下この目において同じ。)、ふりかけ類(粒を含むものに限る。以下この目において同じ。)及びらくがん以外の食品に使用してはならない。ただし、塩化カリウム及びグルタミン酸塩を配合して調味の目的で使用する場合(D―マンニトールが塩化カリウム、グルタミン酸塩及びD―マンニトールの合計量の80%以下である場合に限る。)はこの限りでない。

D―マンニトールの使用量は、D―マンニトールとして、ふりかけ類にあってはその粒部分に対して50%以下、あめ類にあってはその40%以下、らくがんにあってはその30%以下、チューインガムにあってはその20%以下でなければならない。また、D―マンニトールは、つくだ煮にあってはその25%を超えて残存しないように使用しなければならない。

メタ酒石酸

メタ酒石酸は、ぶどう酒以外の食品に使用してはならない。

メタ酒石酸の使用量は、ぶどう酒1kgにつき0.10g以下でなければならない。

N―メチルアントラニル酸メチル

N―メチルアントラニル酸メチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

5―メチルキノキサリン

5―メチルキノキサリンは、着香の目的以外に使用してはならない。

6―メチルキノリン

6―メチルキノリンは、着香の目的以外に使用してはならない。

5―メチル―6,7―ジヒドロ―5H―シクロペンタピラジン

5―メチル―6,7―ジヒドロ―5H―シクロペンタピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

1―メチルナフタレン

1―メチルナフタレンは、着香の目的以外に使用してはならない。

メチルβ―ナフチルケトン

メチルβ―ナフチルケトンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―メチルピラジン

2―メチルピラジンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―メチルブタノール

2―メチルブタノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

3―メチル―2―ブタノール

3―メチル―2―ブタノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―メチルブチルアミン

2―メチルブチルアミンは、着香の目的以外に使用してはならない。

2―メチルブチルアルデヒド

2―メチルブチルアルデヒドは、着香の目的以外に使用してはならない。

trans―2―メチル―2―ブテナール

trans―2―メチル―2―ブテナールは、着香の目的以外に使用してはならない。

3―メチル―2―ブテナール

3―メチル―2―ブテナールは、着香の目的以外に使用してはならない。

3―メチル―2―ブテノール

3―メチル―2―ブテノールは、着香の目的以外に使用してはならない。

dl―メントール

dl―メントールは、着香の目的以外に使用してはならない。

l―メントール

l―メントールは、着香の目的以外に使用してはならない。

モルホリン脂肪酸塩

モルホリン脂肪酸塩は、果実又は果菜の表皮の被膜剤以外の用途に使用してはならない。

酪酸

酪酸は、着香の目的以外に使用してはならない。

酪酸イソアミル

酪酸イソアミルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酪酸エチル

酪酸エチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酪酸シクロヘキシル

酪酸シクロヘキシルは、着香の目的以外に使用してはならない。

酪酸ブチル

酪酸ブチルは、着香の目的以外に使用してはならない。

ラクトン類

ラクトン類は、着香の目的以外に使用してはならない。

リナロオール

リナロオールは、着香の目的以外に使用してはならない。

硫酸

硫酸は、最終食品の完成前に中和し、又は除去しなければならない。

硫酸亜鉛

硫酸亜鉛は、酒税法(昭和28年法律第6号)第3条第3号に規定する発泡性酒類(以下単に「発泡性酒類」という。)及び母乳代替食品以外の食品に使用してはならない。

硫酸亜鉛の使用量は、亜鉛として、発泡性酒類にあってはその1kgにつき0.0010g以下でなければならない。

硫酸亜鉛は、乳及び乳製品の成分規格等に関する命令別表の二 乳等の成分規格並びに製造、調理及び保存の方法の基準の部(五) 乳等の成分又は製造若しくは保存の方法に関するその他の規格又は基準の款(5)の規定による内閣総理大臣の承認を受けて使用する場合を除き、母乳代替食品を標準調乳濃度に調乳したとき、その1Lにつき、亜鉛として6.0mgを超える量を含有しないように使用しなければならない。

硫酸アルミニウムアンモニウム

硫酸アルミニウムアンモニウムは、みそに使用してはならない。

硫酸アルミニウムアンモニウムの使用量は、アルミニウムとして、菓子、生菓子又はパンにあっては、その1kgにつき0.1g以下でなければならない。

硫酸アルミニウムカリウム

硫酸アルミニウムカリウムは、みそに使用してはならない。

硫酸アルミニウムカリウムの使用量は、アルミニウムとして、菓子、生菓子又はパンにあっては、その1kgにつき0.1g以下でなければならない。

硫酸カルシウム

硫酸カルシウムは、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

硫酸カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

硫酸銅

硫酸銅は、ぶどう酒及び母乳代替食品以外の食品に使用してはならない。

硫酸銅の使用量は、硫酸銅(Ⅱ)五水和物として、ぶどう酒にあってはその1Lにつき10mg以下でなければならない。また、硫酸銅は、銅として、ぶどう酒にあってはその1Lにつき2mgを超えて残存しないように使用しなければならない。

硫酸銅は、母乳代替食品にあっては、乳及び乳製品の成分規格等に関する命令別表の二 乳等の成分規格並びに製造、調理及び保存の方法の基準の部(五) 乳等の成分又は製造若しくは保存の方法に関するその他の規格又は基準の款(5)の規定による内閣総理大臣の承認を受けて使用する場合を除き、母乳代替食品を標準調乳濃度に調乳したとき、その1Lにつき、銅として、0.60mgを超える量を含有しないように使用しなければならない。

流動パラフィン

流動パラフィンは、パンを製造する過程においてパン生地を自動分割機により分割する際及びばい焼する際の離型の目的以外に使用してはならない。

流動パラフィンは、流動パラフィンとして、パンに0.10%以上残存しないように使用しなければならない。

リン酸三カルシウム

リン酸三カルシウムは、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

リン酸三カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

リン酸一水素カルシウム

リン酸一水素カルシウムは、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

リン酸一水素カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

リン酸二水素カルシウム

リン酸二水素カルシウムは、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養の目的で使用する場合以外は食品に使用してはならない。

リン酸二水素カルシウムの使用量は、カルシウムとして、食品の1.0%以下でなければならない。ただし、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。

酸性白土、カオリン、ベントナイト、タルク、ケイソウ土、パーライト、花こう斑岩、活性白土、クリストバル石、ゼオライト及びひる石

酸性白土、カオリン、ベントナイト、タルク、ケイソウ土、パーライト、花こう斑岩、活性白土、クリストバル石、ゼオライト及びひる石は、食品の製造又は加工上必要不可欠な場合以外は食品に使用してはならない。

酸性白土、カオリン、ベントナイト、タルク、ケイソウ土、パーライト、花こう斑岩、活性白土、クリストバル石、ゼオライト及びひる石の食品中の残存量は、2物質以上使用する場合であっても、食品の0.50%(チューインガムにタルクのみを使用する場合には、5.0%)以下でなければならない。

第3 器具及び容器包装

A 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料一般の規格

1 器具は,銅若しくは鉛又はこれらの合金が削り取られるおそれのある構造であつてはならない。

2 食品に接触する部分に使用するメッキ用スズは,鉛を0.1%を超えて含有してはならない。

3 鉛を0.1%を超えて又はアンチモンを5%以上含む金属をもつて器具及び容器包装の食品に接触する部分を製造又は修理してはならない。

4 器具若しくは容器包装の食品に接触する部分の製造又は修理に用いるハンダは,鉛を0.2%を超えて含有してはならない。

5 器具又は容器包装は,食品衛生法施行規則(昭和23年厚生省令第23号)別表第1に掲げる着色料以外の化学的合成品たる着色料を含むものであつてはならない。ただし,着色料が溶出又は浸出して食品に混和するおそれのないように加工されている場合はこの限りでない。

6 電流を直接食品に通ずる装置を有する器具の電極は,鉄,アルミニウム,白金及びチタン以外の金属を使用してはならない。ただし,食品を流れる電流が微量である場合にあつては,ステンレスを電極として使用することは差し支えない。

7 紙(板紙を含む。以下この款において同じ。)製の器具又は容器包装であつて,紙中の水分又は油分が著しく増加する用途又は長時間の加熱を伴う用途に使用されるものには,古紙を原材料として用いてはならない。ただし,紙中の有害な物質が溶出又は浸出して食品に混和するおそれのないように加工されている場合にあつては,この限りでない。

8 食品衛生法施行令第1条に規定された材質の原材料であつて、これに含まれる物質(その物質が化学的に変化して生成した物質を除く。以下同じ。)ごとに定める当該原材料を使用して製造される器具若しくは容器包装に含有されることが許容される量又は器具若しくは容器包装から溶出し、若しくは浸出して食品に混和することが許容される量(以下「含有量等」という。)は、別表第1のとおりとする。ただし、着色料として使用される場合にあつてはこの限りでない。なお、別表第1に掲げる原材料であつて、これに含まれる物質は、次に定めるところによらなければならない。

(1) 別表第1第1表の物質名欄に掲げる合成樹脂の原材料であつて、これに含まれる物質の含有量等は、制限がないものとする。

(2) 別表第1第2表の物質名欄に掲げる物質は、同表の特記事項欄において特段の定めがある場合を除き、別表第1第1表の物質名欄に掲げる物質に対して、同表中の材質区分欄に定められた材質区分に該当する別表第1第2表の材質区分別使用制限欄に掲げる量を超えて器具又は容器包装の原材料として使用されてはならない。

B 器具又は容器包装一般の試験法

次に示すもの以外は,第2 添加物の部B 一般試験法の項に示すものを用いる。規定の方法に代わる方法で,それが規定の方法以上の精度のある場合は,その方法を用いることができる。ただし,その結果について疑いのある場合は,規定の方法で最終の判定を行う。

1 過マンガン酸カリウム消費量試験法

過マンガン酸カリウム消費量試験法は,所定の方法によつて試料から水に移行する物質中に存在している過マンガン酸カリウムによつて酸化される物質の量を測定する試験法である。

操作法

三角フラスコに水100mL、硫酸(1→3)5mL及び0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液5mLを入れ、5分間煮沸した後、液を捨て水で洗う。この三角フラスコに試験溶液100mLを採り、硫酸(1→3)5mLを加え、更に0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液10mLを加え、加熱して5分間煮沸する。次いで、加熱をやめ、直ちに0.005mol/Lシュウ酸ナトリウム溶液10mLを加えて脱色した後、0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液で微紅色が消えずに残るまで滴定する。

別に同様な方法で空試験を行い、次式により過マンガン酸カリウム消費量を求める。

過マンガン酸カリウム消費量(μg/mL)=((a-b)×0.316×f×1,000)/100

ただし、

a:本試験の0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液の滴定量(mL)

b:空試験の0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液の滴定量(mL)

f:0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター

2 キシレン可溶物試験法

試料5.00±0.005gを精密に量り、温度計及び還流冷却器を装置した2,000mLの二けいフラスコに採り、キシレン1,000mLを加え、これにガラス製沸騰石を投入した後急速に加熱し、沸騰開始後は還流が起こる程度に加熱を続ける。2時間還流後フラスコを50℃まで冷却し、更に冷水により25~30℃までの温度に急速に冷却した後、25±1℃の恒温槽中に一夜放置する。

次に、抽出液をろ紙、更にガラスろ過器を用いてろ過し、最初のろ液450~500mLを重量既知の1,000mLの三角フラスコ中に採り、これを精密に量り、このろ液の重さ(g)をW1とする。三角フラスコ中にかくはん子を入れ冷却管に連結後、窒素を毎分2~3Lの速度で吹き込み、かくはんしながら毎分12~13mLの速度で留去する。

フラスコ中の溶液が30~50mLとなったとき、これを重量既知の乾燥蒸発皿に採り、フラスコを約15mLずつのキシレンで2回洗浄し、洗液は蒸発皿に合わす。次に、蒸発皿上に静かに窒素気流を送り、過熱しないよう注意しながら熱板上で蒸発乾固させる。蒸発皿を真空デシケーター中で12時間放冷した後、蒸発残量を精密に量り、この残量(g)をW2とし、次式によりキシレン可溶物を求める。

キシレン可溶物(%)=((W2-W3)/W1)×((ρ×103)/試料(g))×100

W3:試験溶液と同量の溶剤について得た空試験時の残量(g)

ρ:キシレンの密度

3 強度等試験法

持続耐圧試験

容器包装に希硫酸(持続耐圧試験用)を内容積の95%まで満たし、炭酸水素ナトリウムを希硫酸(持続耐圧試験用)100mLにつき1.5gの割合で、溶液に触れないように容器包装に入れ、密栓又は密封した後、炭酸水素ナトリウムを完全に溶解させる。これを45±2℃に保った温水中に入れ、2時間放置して、ガス漏れの有無を調べる。

持続耐減圧試験

容器包装に、製品を充填するときと同じ温度に加熱した熱水を満たした後、直ちに密栓する。これを、25±5℃に保ったメチレンブルー試液(ピンホール試験用)中に入れ、2時間放置した後、取り出して水洗する。

次に、容器包装内の水25mLをピペットを用いて50mLのネスラー管に採り、白色を背景として上方及び側方から観察し、メチレンブルーの着色の有無を調べる。

耐圧試験

密封した容器包装に直径5~10mmの穴をあけ,空気漏れのないように送気用ノズルを装着し,これに圧力計及び圧縮機を接続する。次に,圧縮機を作動させ294kPaまで加圧を行い,空気漏れの有無を調べる。

耐圧縮試験

内容物又は水を満たし密封した容器包装をA図のように置き,次の表の第1欄に掲げる総重量のものにつきそれぞれ第2欄に掲げる荷重を1分間かけ,内容物又は水の漏れの有無を調べる。ただし,箱状の容器包装の場合は,B図のように置くこととする。

A図

B図

第1欄

第2欄

100g未満

20kg

100g以上400g未満

40kg

400g以上2,000g未満

60kg

2,000g以上

80kg

耐減圧試験

密栓又は密封した容器包装に真空度計の針を差し込み,空気漏れがないように固定し,これを真空ポンプに接続する。次に,真空ポンプを作動させて26.7kPaまで減圧を行い,空気漏れの有無を調べる。

突き刺し強度試験

試料を固定し,試料面に直径1.0mm,先端形状半径0.5mmの半円形の針を毎分50±5mmの速度で突き刺し,針が貫通するまでの最大荷重を測定する。

内圧強度試験

内容物又は水を満たし密封した容器包装に針を差し込み,空気漏れがないように固定し,これに圧力計及び圧縮機を接続する。次に圧縮機を作動させ,毎分1±0.2Lの流量で空気を送入し,容器包装が破裂したときの最大圧力を読み取る。

熱封かん強度試験

密封した容器包装の熱封かんした部分を次の図のように切りとつて開き,その開いた両端を毎分300±20mmの速度で引つ張り,熱封かん部がはく離するまでの最大荷重を測定する。

破裂強度試験

試料を図のように固定し、圧力室へ毎分95±10mLの割合でグリセリンを注入し圧力を加え、破れが生じるまでの最大値を測定する。

ピンホール試験

容器包装にメチレンブルー試液(ピンホール試験用)を満たし,これを30分間静置した後,ピンホールの有無を調べる。

封かん試験

密封した容器包装の側面又は底面の中央に直径5~10mmの穴をあけ,空気漏れのないように,送気用ノズルを装着し,これに圧力計及び圧縮機を接続する。次に,圧縮機を作動して10秒間で13.3kPaまで加圧を行い,空気漏れの有無を調べる。

落下試験

内容物又は水を満たして密栓又は密封した容器包装を,次の表の第1欄に掲げる総重量のものにつきそれぞれ第2欄に掲げる落下高さよりコンクリート床面上に容器包装の底面部又は平面部が当たるように2回落下させ,内容物又は水の漏れの有無を調べる。

第1欄

第2欄

100g未満

80cm

100g以上400g未満

50cm

400g以上2,000g未満

30cm

2,000g以上

25cm

漏水試験

内容物を満たして密栓又は密封した容器包装を,45±2℃の恒温槽中に24時間横向きに放置し,内容物の漏れの有無を調べる。

4 原子吸光光度法

原子吸光光度法は,光が原子蒸気層を通過するとき基底状態の原子が特有波長の光を吸収する現象を利用し,試験溶液中の被検元素量の濃度を測定する方法である。

装置

通例、光源部、試料原子化部、分光部、測光部及び表示記録部からなる。また、バックグラウンド補正部を備えたものもある。光源部には中空陰極ランプ、輝度ランプ、キセノンランプ等を用いる。試料原子化部はフレーム方式ではバーナー及びガス流量調節器、電気加熱方式では電気加熱炉及び電源部からなる。分光部には回折格子又は干渉フィルターを用いる。測光部は検出器及び信号処理系からなる。表示記録部にはディスプレイ、記録装置等からなる。バックグラウンド補正部は、バックグラウンドを補正するためのもので、方式には連続スペクトル光源方式、ゼーマン方式、非共鳴近接線方式及び自己反転方式がある。

標準溶液

別段の規定があるもののほか,被検元素に対応する標準溶液を用いる。

操作法

別段の規定のあるもののほか、次のいずれかを用いる。

(1) フレーム方式 光源ランプ(被検元素に対応したものを用いる。)を点灯させ、分光器を被検元素に対応する分析波長に合わせる。適当な電流値とスリット幅に設定し、ガス(アセチレンガス又は水素を用いる。)に点火した後、ガス及び圧縮空気の流量を調節し、溶媒をフレーム中に噴霧してゼロ合わせを行う。次に、試験溶液又は被検元素の標準溶液をフレーム中に噴霧し、その吸光度を測定する。

(2) 電気加熱方式 光源ランプ(被検元素に対応したものを用いる。)を点灯させ、分光器を被検元素に対応する分析波長に合わせた後、適当な電流値とスリット幅に設定する。次に試験溶液又は被検元素の標準溶液の一定量を電気加熱炉に注入し、適当な流量のフローガスを流し、適当な温度、時間及び加熱モードで乾燥させ、灰化させた後、原子化させ、その吸光度を測定する。

吸光度の測定において、亜鉛は213.9nm、アンチモンは217.6nm、カドミウムは228.8nm、ゲルマニウムは265.2nm、鉛は283.3nm、バリウムは553.6nmの波長を用いる。

試験溶液の吸光度は、被検元素の標準溶液を用いて試験溶液の場合と同様に操作して得られた吸光度より大きくてはならない。

5 重金属試験法

重金属試験法は,試料から溶出してくる重金属の許容される限度量を試験する方法である。この試験における重金属とは,酸性において硫化ナトリウム試液によつて暗色を呈する金属性物質をいい,その量は,鉛(Pb)の量として表す。

操作法

試験溶液20mLをネスラー管に採り、水を加えて50mLとする。別に鉛標準溶液(重金属試験用)2mLをネスラー管に採り、浸出用液20mL及び水を加えて50mLとし、比較標準液とする。両液に硫化ナトリウム試液2滴ずつを加えてよく混和し、5分間放置した後、両管を白色を背景として上方及び側方から観察するとき、試験溶液の呈する色は比較標準液の呈する色より濃くてはならない。ただし、浸出用液が水の場合には、試験溶液及び鉛標準溶液にそれぞれ4%酢酸5mLを加えた後、水を加えて50mLとしたものを用いる。

6 重金属試験(材質試験)法

試料2gを白金製又は石英製の蒸発皿に採り、少量の硫酸を加え、徐々に加熱してできるだけ低温でほとんど灰化させる。冷後更に硫酸1mLを加えて徐々に加熱し、硫酸の蒸気がほとんど発生しなくなった後、火力を強めて450~550℃でほとんど白色の灰分が得られるまで加熱する。残留物に塩酸1mL及び硝酸0.2mLを加え、水浴上で蒸発乾固し、これに希塩酸1mL及び水15mLを加え、加熱して溶解し、冷後フェノールフタレイン試液1滴を加え、溶液がわずかに紅色を呈するまでアンモニア試液を滴加し、希酢酸2mLを加え、必要があればろ過し、ネスラー管に採る。水を加えて50mLとし、これを試験溶液とする。

別に鉛標準溶液(重金属試験用)4mLをネスラー管に採り、希酢酸2mL及び水を加えて50mLとし、比較標準液とする。試験溶液及び比較標準液にそれぞれ硫化ナトリウム試液2滴を加えて混和し、5分間放置した後、両管を白色を背景として上方及び側方から観察するとき、試験溶液の呈する色は比較標準液の呈する色より濃くてはならない。

7 蒸発残留物試験法

蒸発残留物試験法は,所定の方法によつて試料より浸出用液に移行する物質の量を測定する試験である。

操作法

別段の規定があるもののほか、次の表の第1欄に掲げる食品に接触して使用する器具又は容器包装はそれぞれ第2欄に掲げる溶媒を浸出用液として用いて作った試験溶液について、次の試験を行う。

第1欄

第2欄

油脂及び脂肪性食品

ヘプタン

酒類

20%エタノール

油脂及び脂肪性食品並びに酒類以外の食品

pH5を超えるもの

pH5以下のもの

4%酢酸

試験溶液200~300mL(ヘプタンを浸出用液とした場合は、試験溶液200~300mLをナス型フラスコに移し、減圧濃縮して数mLとしたその濃縮液及びそのフラスコをヘプタン約5mLずつで2回洗ったその洗液)を、あらかじめ105℃で乾燥した重量既知の白金製、石英製又は耐熱ガラス製の蒸発皿に採り、水浴上で蒸発乾固する。次いで、105℃で2時間乾燥した後、デシケーター中で放冷する。冷後、ひよう量して蒸発皿の前後の重量差a(mg)を求め、次式により蒸発残留物の量を求める。

蒸発残留物(μg/mL)=((a-b)×1,000)/試験溶液の採取量(mL)

ただし、b:試験溶液と同量の浸出用液について得た空試験値(mg)

8 添加剤試験法

アミン類(トリエチルアミン及びトリブチルアミンに限る。)

(1) 検量線の作成

トリエチルアミン及びトリブチルアミンそれぞれ約10mgを精密に量り、100mLのメスフラスコに採り、ジクロロメタンを加えて100mLとする。この溶液4mLを100mLのメスフラスコに採り、ジクロロメタンを加えて100mLとする。この溶液1mL、2mL、3mL、4mL及び5mLを採り、それぞれ20mLのメスフラスコに入れ、ジクロロメタンを加えて20mLとし、これらを標準溶液とする(0.2μg/mL、0.4μg/mL、0.6μg/mL、0.8μg/mL及び1.0μg/mL)。標準溶液をそれぞれ1μLずつ用いて次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、得られたガスクロマトグラムからトリエチルアミン及びトリブチルアミンの各ピーク高さ又はピーク面積を求め、それぞれの検量線を作成する。

操作条件

カラム 内径0.32mm、長さ30mのケイ酸ガラスの細管に、ジメチルポリシロキサンを5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 150℃で5分間保持し、その後毎分20℃で昇温し、250℃に到達後5分間保持する。

試料溶液注入口温度 200℃

検出器 アルカリ熱イオン化検出器又は高感度窒素・リン検出器を用いる。250℃付近で操作する。空気量及び水素量は検出感度が最高となるように調節する。

注入方式 スプリット(15:1)

キャリヤーガス ヘリウムを用いる。トリエチルアミンが3~4分で流出する流速に調節する。

(2) 試験

試験溶液1μLを用いて(1) 検量線の作成の場合と同様の操作条件によりガスクロマトグラフィーを行い、得られたガスクロマトグラムから各ピーク高さ又はピーク面積を求める。それぞれの検量線を用いて試験溶液中のトリエチルアミン及びトリブチルアミンの濃度を求め、次式によりそれぞれの材質中の含量を求める。

材質中の含量(μg/g)=試験溶液濃度(μg/mL)×2(mL)/試料の重量(g)

クレゾールリン酸エステル

(1) 定性試験

試験溶液及びクレゾールリン酸エステル標準溶液をそれぞれ20μLずつ用いて、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、試験溶液の液体クロマトグラムのピークの検出時間とクレゾールリン酸エステル標準溶液の液体クロマトグラムのピークの検出時間を比較する。

操作条件

カラム充てん剤 フェニル化シリカゲルを用いる。

カラム管 内径4.6mm、長さ250mmのステンレス管を用いる。

カラム温度 50℃

検出器 紫外部吸光検出器又はフォトダイオードアレイ検出器を用い、波長264nmで操作する。

移動相 アセトニトリル及び水の混液(2:1)を用いる。クレゾールリン酸エステルが約9分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

(1) 定性試験において試験溶液の液体クロマトグラムのピークの検出時間がクレゾールリン酸エステル標準溶液の液体クロマトグラムのピークの検出時間と一致するときは,次の試験を行う。

(1) 定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中のクレゾールリン酸エステルのピーク面積を測定するとき,その面積は,クレゾールリン酸エステル標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

ジブチルスズ化合物

(1) 定性試験

試験溶液及びジブチルスズ標準溶液をそれぞれ2mLずつ採り、酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液5mL及びテトラエチルホウ酸ナトリウム試液1mLを加えて直ちに密栓し、20分間激しく振り混ぜる。これを室温で約1時間静置した後、ヘキサン層を分取する。これらを1μLずつ用いて、次の操作条件でガスクロマトグラフィー・質量分析を行い、試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とジブチルスズ標準溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間を比較する。

操作条件

カラム 内径0.25mm、長さ30mのケイ酸ガラス製細管に、0~5%ジフェニルポリシロキサン含有ジメチルポリシロキサンを0.25μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 45℃で4分間保持した後、毎分15℃で昇温し、300℃に到達後10分間保持する。

試験溶液注入口温度 250℃

検出器 質量分析計を用い、質量数263で検出する。

キャリヤーガス ヘリウムを用いる。ジブチルスズ誘導体が約13分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

(1) 定性試験において試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とジブチルスズ標準溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間が一致するときは,次の試験を行う。

(1) 定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中のジブチルスズのピーク面積を測定するとき,その面積は,ジブチルスズ標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

2―メルカプトイミダゾリン

試験溶液及び2―メルカプトイミダゾリン標準溶液をそれぞれ5μLずつ用いて、次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行うとき、試験溶液の液体クロマトグラム上に、2―メルカプトイミダゾリンのピークを認めてはならない。

操作条件

カラム充てん剤 オクタデシルシリル化シリカゲルを用いる。

カラム管 内径4.6mm、長さ150mmのステンレス管を用いる。

カラム温度 40℃

検出器 紫外部吸光検出器又はフォトダイオードアレイ検出器を用い、波長238nmで操作する。

移動相 メタノール及び水の混液(1:9)を用いる。2―メルカプトイミダゾリンが約2分で流出する流速に調節する。

9 ヒ素試験法

ヒ素試験法は,試料中に混在するヒ素の許容される限度量を試験する方法である。その量は,三酸化二ヒ素の量として表す。

装置 概略は次の図による。

A:発生瓶(肩までの容量約70mL)

B:排気管

C:ガラス管(内径5.6mm、吸収管に入れる部分は先端を内径1mmに引き伸ばす。)

D:吸収管(内径10mm)

E:小孔

F:ガラス繊維(約0.2g)

G:5mLの標線

H及びJ:ゴム栓

L:40mLの標線

排気管Bに約30mmの高さにガラス繊維Fを詰め、酢酸鉛試液及び水の等容量混液で均等に潤した後、下端から弱く吸引して、過量の液を除く。これをゴム栓Hの中心に垂直に差し込み、Bの下部の小孔Eは下にわずかに突きでるようにして発生瓶Aに付ける。Bの上端にはガラス管Cを垂直に固定したゴム栓Jを付ける。Cの排気管側の下端はゴム栓Jの下端と同一平面とする。

操作法

試験溶液を発生瓶に入れ、ブロモフェノールブルー試液1滴を加え、アンモニア水又はアンモニア試液で中和する。ただし、浸出用液が水の場合には中和の操作は省略できる。この溶液に塩酸(1→2)5mL及びヨウ化カリウム試液5mLを加え、2~3分間放置した後、塩化スズ(Ⅱ)試液5mLを加えて室温で10分間放置する。次に水を加えて40mLとし、亜鉛(ヒ素試験用)2gを加え、直ちにB及びCを連結したゴム栓Hを発生瓶に付ける。Cの細管部の端はあらかじめヒ化水素吸収液5mLを入れた吸収管Dの底に達するように入れておく。次に発生瓶は25℃の水中に肩まで浸し、1時間放置する。吸収管を外し、必要があればピリジンを加えて5mLとし、吸収液の色を観察するとき、この色は、次の標準色よりも濃くてはならない。

標準色の調製は、試験溶液の試験と同時に行う。試験溶液と同量の浸出用液とヒ素標準溶液又はヒ素標準溶液(乳等の容器包装試験用)2.0mLを発生瓶に入れ、以下試験溶液と同様に操作して得た吸収液の呈色を標準色とする。

10 ヒ素試験(材質試験)法

試料1gを分解フラスコに採り、硝酸20mLを加えて内容物が流動状になるまで弱く加熱する。冷後硫酸5mLを加えて白煙が発生するまで加熱し、液がなお褐色を呈するときは冷後硝酸5mLを追加して加熱する。この操作を液が無色又は淡黄色となるまで繰り返す。冷後シュウ酸アンモニウム試液15mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱し、冷後水を加えて20mLとし、これを試験溶液とする。

試験溶液10mLを用いて、ヒ素試験法により試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、標準色の調製に用いる浸出用液は水とし、ヒ素標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。

11 ヘキサン抽出物試験法

試料約2.5gを精密に量り、温度計、還流冷却器及びかくはん棒を装置した2,000mLの三けいフラスコに採り、ヘキサン1,000mLを加え、これを20~25分の間に50℃となるように徐々に加熱し、この温度で2時間保った後抽出液を温時ろ過して重量既知の共栓三角フラスコ中に採り、ろ液の重量を量る。この場合、回収率は少なくとも最初の溶媒の90%以上でなければならない。

次に、ろ液の約半量を1,000mLのビーカーに移し、ビーカーをガラスカバーで覆い、窒素を連続的に流しながら溶媒を蒸発させる。溶媒を蒸発させながら残りのろ液及び最後に三角フラスコをヘキサン20mLずつで2回洗った洗液を加え、全溶液を約50mLまで濃縮した後、これを重量既知の石英製蒸発皿に採り、ビーカーを20mLずつ温ヘキサンで2回洗い、洗液を蒸発皿に合わす。ビーカー中に温ヘキサン不溶性の残のあるときは、トルエンを加え加熱して溶かし、蒸発皿に合わす。蒸発皿を注意して水溶上で加熱して溶液を蒸発乾固した後、真空デシケーター中に入れ、12時間放冷後蒸発残量を精密に量り、この残量(g)をAとし次式によりヘキサン抽出物を求める。

ヘキサン抽出物(%)=(A-B)/試料(g)×100

B:試験溶液と同量の溶剤について得た空試験時の残量(g)

12 モノマー試験法

エピクロルヒドリン

(1) 定性試験

試験溶液及びエピクロルヒドリン標準溶液をそれぞれ5μLずつ用いて次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とエピクロルヒドリン標準溶液のガスクロマトグラムのエピクロルヒドリンのピークの検出時間を比較する。

操作条件

カラム 内径0.53mm、長さ30mのケイ酸ガラス製細管に、ポリエチレングリコールを1μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 50℃で5分間保持した後、毎分10℃で昇温し、100℃とする。

試験溶液注入口温度 220℃

検出器 水素炎イオン化検出器を用いる。220℃付近で操作する。水素及び空気量は検出感度が最高となるように調節する。

キャリヤーガス 窒素又はヘリウムを用いる。エピクロルヒドリンが約7分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

(1) 定性試験において試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とエピクロルヒドリン標準溶液のガスクロマトグラムのエピクロルヒドリンのピークの検出時間が一致するときは,次の試験を行う。

(1) 定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中のエピクロルヒドリンのピーク面積を測定するとき,その面積は,エピクロルヒドリン標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

塩化ビニリデン

(1) 定性試験

塩化ビニリデン標準溶液50μLを、あらかじめN,N―ジメチルアセトアミド2.5mLを入れたセプタムキャップ付きガラス瓶に加え直ちに密封する。次いで、試験溶液と標準溶液をそれぞれ密封したガラス瓶を90℃に保ちながら時々振り混ぜて1時間加熱する。その後、それぞれの気相0.5mLを用いて次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間と塩化ビニリデン標準溶液のガスクロマトグラムの塩化ビニリデンのピークの検出時間を比較する。

操作条件

カラム 内径0.25mm、長さ25mのケイ酸ガラス製細管に、スチレン・ジビニルベンゼン系多孔性樹脂を3μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 80℃で1分間保持した後、毎分10℃で昇温し、250℃に到達後10分間保持する。

試験溶液注入口温度 200℃

検出器 水素炎イオン化検出器を用いる。250℃付近で操作する。水素及び空気量は検出感度が最高となるように調節する。

キャリヤーガス 窒素又はヘリウムを用いる。塩化ビニリデンが約9分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

(1) 定性試験において試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間と塩化ビニリデン標準溶液のガスクロマトグラムの塩化ビニリデンのピークの検出時間が一致するときは,次の試験を行う。

(1) 定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中の塩化ビニリデンのピーク面積を測定するとき,その面積は,塩化ビニリデン標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

塩化ビニル

(1) 定性試験

塩化ビニル標準溶液50μLを採り、あらかじめN,N―ジメチルアセトアミド2.5mLを入れたセプタムキャップ付きガラス瓶に加え直ちに密封する。次いで、試験溶液と標準溶液をそれぞれ密封したガラス瓶を90℃に保ちながら時々振り混ぜて1時間加熱する。その後、それぞれの気相0.5mLを用いて次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間と塩化ビニル標準溶液のガスクロマトグラムの塩化ビニルのピークの検出時間を比較する。ただし、金属缶の試験においては、試験溶液10mLをセプタムキャップ付きのガラス瓶に採り、直ちに密封する。塩化ビニル標準溶液50μLをあらかじめエタノール10mLを入れたセプタムキャップ付きのガラス瓶に加えて直ちに密封する。試験溶液と標準溶液をそれぞれ密封したガラス瓶を50℃に保ちながら時々振り混ぜて30分間加温したものを用いて同様の操作を行う。

操作条件

カラム 内径0.25mm、長さ25mのケイ酸ガラス製細管に、スチレン・ジビニルベンゼン系多孔性樹脂を3μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 80℃で1分間保持した後、毎分10℃で昇温し、250℃に到達後10分間保持する。

試験溶液注入口温度 200℃

検出器 水素炎イオン化検出器を用いる。250℃付近で操作する。水素及び空気量は検出感度が最高となるように調節する。

キャリヤーガス 窒素又はヘリウムを用いる。塩化ビニルが約5分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

(1) 定性試験において試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間と塩化ビニル標準溶液のガスクロマトグラムの塩化ビニルのピークの検出時間が一致するときは,次の試験を行う。

(1) 定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中の塩化ビニルのピーク面積を測定するとき,その面積は,塩化ビニル標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

カプロラクタム

(1) 定性試験

試験溶液及びカプロラクタム標準溶液をそれぞれ1μLずつ用いて、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とカプロラクタム標準溶液のガスクロマトグラムのカプロラクタムのピークの検出時間を比較する。

操作条件

カラム 内径0.32mm、長さ30mのケイ酸ガラス製細管に、ジメチルポリシロキサンを5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 240℃

試験溶液注入口温度 240℃

検出器 水素炎イオン化検出器を用いる。240℃付近で操作する。水素及び空気量は検出感度が最高となるように調節する。

キャリヤーガス 窒素又はヘリウムを用いる。カプロラクタムが約5分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

(1) 定性試験において試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とカプロラクタム標準溶液のガスクロマトグラムのカプロラクタムのピークの検出時間が一致するときは,次の試験を行う。

(1) 定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中のカプロラクタムのピーク面積を測定するとき,その面積は,カプロラクタム標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

揮発性物質

(1) 検量線の作成

100mLのメスフラスコにテトラヒドロフラン約90mLを入れ、スチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンそれぞれ約50mgを精密に量って加え、テトラヒドロフランを更に加えて100mLとする。この溶液1mL、2mL、3mL、4mL及び5mLを採り、それぞれ20mLのメスフラスコに入れ、ジエチルベンゼン試液1mLを加えた後テトラヒドロフランを加えて20mLとし、これらを標準溶液とする。標準溶液をそれぞれ1μLずつ用いて、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、得られたガスクロマトグラムからスチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンの各ピーク面積とジエチルベンゼンのピーク面積との比を求め、それぞれの検量線を作成する。

操作条件

カラム 内径0.25mm、長さ30mのケイ酸ガラス製細管に、ポリエチレングリコールを0.5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 60℃から毎分4℃で昇温して100℃とし、更に毎分10℃で昇温して150℃とする。

試験溶液注入口温度 220℃

検出器 水素炎イオン化検出器を用いる。220℃付近で操作する。水素及び空気量は検出感度が最高となるように調節する。

キャリヤーガス 窒素又はヘリウムを用いる。ジエチルベンゼンが約11分で流出する流速に調節する。

(2) 試験

試験溶液1μLを用いて(1) 検量線の作成の場合と同様の操作条件によりガスクロマトグラフィーを行い、得られたガスクロマトグラムから各ピーク面積とジエチルベンゼンのピーク面積との比を求める。それぞれの検量線を用いてスチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンの各濃度を求め、次式により各成分の含量を求める。

含量(μg/g)=成分の濃度(μg/mL)×20(mL)/試料の重量(g)

ジフェニルカーボネート

(1) 検量線の作成

ジフェニルカーボネート約10mgを精密に量り、100mLのメスフラスコに採り、メタノールを加えて100mLとする。この溶液1mL、2mL、3mL、4mL及び5mLを採り、それぞれ20mLのメスフラスコに入れ、水を加えて20mLとし、これらを標準溶液とする(5μg/mL、10μg/mL、15μg/mL、20μg/mL及び25μg/mL)。標準溶液をそれぞれ20μLずつ用いて次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、得られた液体クロマトグラムからジフェニルカーボネートのピーク高さ又はピーク面積を求め、検量線を作成する。

操作条件

カラム充てん剤 オクタデシルシリル化シリカゲルを用いる。

カラム管 内径4.6mm、長さ250mmのステンレス管を用いる。

カラム温度 40℃

検出器 紫外部吸光検出器又はフォトダイオードアレイ検出器を用いる。波長217nmで操作する。

移動相 A アセトニトリル B 水

濃度勾配 A:B(3:7)から(100:0)までの直線濃度勾配を35分間行った後、アセトニトリルを10分間送液する。

(2) 試験

試験溶液20μLを用いて(1) 検量線の作成の場合と同様の操作条件により液体クロマトグラフィーを行い、得られた液体クロマトグラムからピーク高さ又はピーク面積を求める。検量線を用いて試験溶液中のジフェニルカーボネートの濃度を求め、次式により材質中の含量を求める。

材質中の含量(μg/g)=試験溶液濃度(μg/mL)×20(mL)/試料の重量(g)

総乳酸

(1) 定性試験

試験溶液及び乳酸標準溶液をそれぞれ1mLずつ採り、0.2mol/L水酸化ナトリウム試液を100μLずつ加えて密栓し、60℃に保ちながら時々振り混ぜて15分間放置する。冷後、0.2mol/Lリン酸を100μLずつ加える。これらを100μLずつ用いて次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、試験溶液の液体クロマトグラムのピークの検出時間と乳酸標準溶液の液体クロマトグラムの乳酸のピークの検出時間を比較する。

操作条件

カラム充てん剤 オクタデシルシリル化シリカゲルを用いる。

カラム管 内径4.6mm、長さ250mmのステンレス管を用いる。

カラム温度 40℃

検出器 紫外部吸光検出器又はフォトダイオードアレイ検出器を用い、波長210nmで操作する。

移動相 リン酸、アセトニトリル及び水混液(0.1:1:99)を用いる。乳酸が約5分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

定性試験において試験溶液の液体クロマトグラムのピークの検出時間が乳酸標準溶液の液体クロマトグラムのピークの検出時間と一致するときは,次の試験を行う。

定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中の乳酸のピーク面積を測定するとき,その面積は,乳酸標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

ビスフェノールA(フェノール及びp―tert―ブチルフェノールを含む。)

(1) 検量線の作成

ビスフェノールA、フェノール及びp―tert―ブチルフェノールそれぞれ約10mgを精密に量り、100mLのメスフラスコに採り、メタノールを加えて100mLとする。この溶液1mL、2mL、3mL、4mL及び5mLを採り、それぞれ20mLのメスフラスコに入れ、水を加えて20mLとし、これらを標準溶液とする(5μg/mL、10μg/mL、15μg/mL、20μg/mL及び25μg/mL)。標準溶液をそれぞれ20μLずつ用いて次の操作条件で液体クロマトグラフィーを行い、得られた液体クロマトグラムからビスフェノールA、フェノール及びp―tert―ブチルフェノールの各ピーク高さ又はピーク面積を求め、それぞれの検量線を作成する。

ただし、溶出試験用の検量線を作成する場合には、前記の標準溶液2mLずつを採り、それぞれ20mLのメスフラスコに入れ、水を加えて20mLとしたもの(0.5μg/mL、1.0μg/mL、1.5μg/mL、2.0μg/mL及び2.5μg/mL)を100μLずつ用いて、同様の操作によりそれぞれの検量線を作成する。

操作条件

ジフェニルカーボネートの操作条件を準用する。

(2) 試験

試験溶液20μLを用いて(1) 検量線の作成の場合と同様の操作条件により液体クロマトグラフィーを行い、得られた液体クロマトグラムから各ピーク高さ又はピーク面積を求める。それぞれの検量線を用いて試験溶液中のビスフェノールA、フェノール及びp―tert―ブチルフェノールの濃度を求め、次式によりそれぞれの材質中の含量を求める。

材質中の含量(μg/g)=試験溶液濃度(μg/mL)×20(mL)/試料の重量(g)

ただし、溶出試験では試験溶液100μLを用いて同様に操作し、溶出試験用の検量線を用いて試験溶液中のビスフェノールA、フェノール及びp―tert―ブチルフェノールの濃度を求める。

フェノール

試験溶液20mLを採り、ホウ酸緩衝液3mLを加えてよく振り混ぜた後、4―アミノアンチピリン試液5mL及びヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム試液2.5mLを加え、更に水を加えて100mLとし、よく振り混ぜて室温で10分間放置する。別にフェノール標準溶液20mLを採り同様に操作する。波長510nmで吸光度を測定するとき、試験溶液の吸光度はフェノール標準溶液の吸光度より大きくてはならない。

ホルムアルデヒド

試験溶液10mLを採り、20%リン酸1mLを加えた後、200mLのメスシリンダーに水5~10mLを入れ、冷却器のアダプターが水に浸るようにして水蒸気蒸留を行う。留液が約190mLになったとき、蒸留をやめ、水を加えて200mLとする。この液5mLを内径約15mmの試験管に採り、アセチルアセトン試液5mLを加えて混和し、沸騰水浴中で10分間加熱する。

別に水5mLを内径約15mmの試験管に採り、アセチルアセトン試液5mLを加えて混和し、沸騰水浴中で10分間加熱したものを対照液とする。

両液を白色を背景として側方から観察するとき、試験溶液の呈する色は、対照液の呈する色より濃くてはならない。

メタクリル酸メチル

(1) 定性試験

試験溶液及びメタクリル酸メチル標準溶液をそれぞれ1μLずつ用いて、次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とメタクリル酸メチル標準溶液のガスクロマトグラムのメタクリル酸メチルのピークの検出時間を比較する。

操作条件

カラム 内径0.32mm、長さ30mのケイ酸ガラス製細管に、ジメチルポリシロキサンを5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 120℃で1分間保持した後、毎分5℃で昇温して170℃とする。

試験溶液注入口温度 200℃

検出器 水素炎イオン化検出器を用いる。200℃付近で操作する。水素及び空気量は検出感度が最高となるように調節する。

キャリヤーガス 窒素又はヘリウムを用いる。メタクリル酸メチルが約4~5分で流出する流速に調節する。

(2) 定量試験

(1) 定性試験において試験溶液のガスクロマトグラムのピークの検出時間とメタクリル酸メチル標準溶液のガスクロマトグラムのメタクリル酸メチルのピークの検出時間が一致するときは,次の試験を行う。

(1) 定性試験の操作条件の下に得られた試験結果を基とし,試験溶液中のメタクリル酸メチルのピーク面積を測定するとき,その面積は,メタクリル酸メチル標準溶液のピーク面積より大きくてはならない。

13 誘導結合プラズマ質量分析法

誘導結合プラズマ質量分析法は、試験溶液中に含まれる被検元素を、誘導結合プラズマ(ICP)を励起源又はイオン源としてイオン化し、これらにより得られたイオンカウント数から被検元素量(濃度)を測定する方法である。

装置

通例、励起源部、試料導入部、イオン化部、インターフェース部、イオンレンズ部、質量分離部、イオン検出部、データ処理部及び制御システム部からなる。励起源部は、試料を励起させ、発光させるための電気エネルギーを供給し制御する電源、制御系及び回路からなり、付属としてガス供給源や冷却装置を含む。試料導入部はネブライザー及び噴霧室からなる。イオン化部は、トーチ管及び高周波誘導コイル等からなる。インターフェース部はサンプリングコーン及びスキマーコーンからなり、イオンレンズ部とともに生成されたイオンを高真空の質量分離部に導くための部分である。質量分離部は多くの装置で四重極型のものが採用されている。また、多原子イオン類の干渉を抑制するためのコリジョン(リアクション)セルが質量分離部の前に配置されたものもある。イオン検出部は検出器内に到達したイオンを倍増管により増幅した後、電気信号に変換する。データ処理部は、データ処理を行い、検量線、測定結果等を表示する。制御システム部は、最適な条件下で装置を使用するために、ガス流量、トーチ測光位置、励起源部の電力等を制御する。

標準溶液

別段の規定があるもののほか、被検元素の標準溶液を用いる。

操作法

常時通電されている部分に異常がないことを確認した後、励起源部及び冷却装置の電源スイッチを入れる。アルゴン又は窒素を所定の流量に設定し、高周波電源を入れ、プラズマを生成する。必要に応じて装置に指示された方法により質量分離部の最適化を行う。別に規定する方法で調製した試験溶液を導入し、適当な質量数におけるイオンカウント数を測定する。

試験溶液のイオンカウント数は、被検元素の標準溶液を用いて同様に操作して得られたイオンカウント数より大きくてはならない。

14 誘導結合プラズマ発光分光分析法

誘導結合プラズマ発光分光分析法は、試料中に含まれる被検元素を、誘導結合プラズマ(ICP)により原子化し、励起し、これらにより得られた原子発光スペクトル線の発光強度から被検元素量(濃度)を測定する方法である。

装置

通例、励起源部、試料導入部、発光部、分光部、測光部及び表示記録部からなる。励起源部、試料導入部及び発光部はそれぞれ誘導結合プラズマ質量分析計における励起源部、試料導入部及びイオン化部と同一構造である。分光部は集光計、回折格子等の分光器からなる。測光部は検出器及び信号処理系からなる。表示記録部にはディスプレイ、記録装置等がある。方式として、波長走査型分光器を用いる単元素逐次分析方式、波長走査型分光器を用いる多元素逐次分析方式及び波長固定型のポリクロメーターを用いる多元素同時分析方式がある。

標準溶液

別段の規定があるもののほか,被検元素の標準溶液を用いる。

操作法

常時通電されている部分に異常がないことを確認した後、励起源部及び冷却装置の電源スイッチを入れる。真空型分光器を用いて真空紫外域の発光線を測定する場合には、発光部と分光器の間の光軸をアルゴン又は窒素で十分に置換しておく。アルゴン又は窒素を所定の流量に設定し、高周波電源を入れ、プラズマを点灯する。波長校正は、アルゴンの発光線、水銀ランプの発光線又は単・中・長波長の元素を含んだ調整用溶液を用いて行う。別に規定する方法で調製した試験溶液を導入し、適当な発光スペクトル線の発光強度を測定する。

試験溶液の発光強度は、被検元素の標準溶液を用いて同様に操作して得られた発光強度より大きくてはならない。

15 溶出試験における試験溶液の調製法

特に定める場合以外は、次の方法により試験溶液を調製する。

試料を水でよく洗い、指定された浸出用液を用いて次のように操作して作る。

試料の表面積1cm2につき2mLの割合の浸出用液を60℃に加温して用い、60℃に保ちながら30分間放置する。ただし、使用温度が100℃を超える試料であって水又は4%酢酸を浸出用液とする場合にあっては95℃に保ちながら30分間、ヘプタンを浸出用液とする場合にあっては25℃に保ちながら1時間放置する。

C 試薬・試液等

別段の規定のあるもののほか,試験に用いる試薬,試液,容量分析用標準溶液,標準溶液及び標準原液は,次に示すものを用いる。次に示すもの以外は,第2 添加物の部C 試薬・試液等の項に示すものを用いる。

なお、[K 8012,ひ素分析用]又は[K 8027,特級]等と記載したものは、それぞれ日本産業規格の番号「K 8012」が指す亜鉛のひ素分析用又は「K 8027」が指すアセチルアセトンの特級等の規格に適合するものであることを示す。

本規格で用いる名称が日本産業規格の名称と異なるものには、日本産業規格の番号の次に、日本産業規格の名称を付記してある。

試薬,試液,容量分析用標準溶液,標準溶液及び標準原液を保存するガラス容器は,溶解度及びアルカリ度が極めて小さく,鉛又はヒ素をできるだけ含まないものを用いる。

1 試薬

亜鉛 Zn [K 8012,特級]

亜鉛(ヒ素試験用) Zn [K 8012,ひ素分析用] 砂状

アセチルアセトン CH3COCH2COCH3 [K 8027,特級]

アセトニトリル CH3CN [K 8032,特級]

4―アミノアンチピリン C11H13N3O [K 8048,特級]

アンモニア水 NH3 [K 8085,特級] 本品はアンモニア28~30%を含む。

イソプロピルベンゼン 本品はイソプロピルベンゼン98%以上を含む。

エタノール(99.5) C2H5OH [K 8101,特級]

エタノール(塩化ビニル試験用) エタノール(99.5),塩化ビニルの試験を行うとき,試験を妨害する物質を含まないことを確認する。

エチルベンゼン C2H5C6H5 本品はエチルベンゼン99%以上を含む。

エピクロルヒドリン C3H5ClO 本品はエピクロルヒドリン98%以上を含む。

塩化アンチモン(Ⅲ) SbCl3 [K 8400,特級]

塩化スズ(Ⅱ)二水和物 SnCl2・2H2O [K 8136,塩化すず(Ⅱ)二水和物,特級]

塩化ビニリデン C2H2Cl2 本品は塩化ビニリデン99%以上を含む。

塩化ビニル C2H3Cl 本品は塩化ビニル99.5%以上を含む。

塩酸 HCl [K 8180,特級]

塩酸(ヒ素試験用) HCl [K 8180,ひ素分析用]

カプロラクタム C6H11NO 本品はカプロラクタム98%以上を含む。

過マンガン酸カリウム KMnO4 [K 8247,特級]

金属カドミウム Cd 本品はカドミウム99.9%以上を含む。

クエン酸一水和物 H3C6H5O7・H2O [K 8283,くえん酸一水和物,特級]

グリセリン CH2(OH)CH(OH)CH2OH [K 8295,特級]

クレゾールリン酸エステル (C6H4CH3O)3PO 本品はクレゾールリン酸エステル90%以上を含む。

酢酸 CH3COOH [K 8355,特級]

酢酸アンモニウム CH3COONH4 [K 8359,特級]

酢酸ナトリウム CH3COONa [K 8372,特級]

酢酸鉛(Ⅱ)三水和物 Pb(CH3COO)2・3H2O [K 8374,特級]

三酸化二ヒ素 As2O3 [K 8044,三酸化二ひ素,特級]

シアン化カリウム KCN [K 8443,特級]

N,N―ジエチルジチオカルバミド酸銀 C5H10AgNS2 [K 9512,特級]

ジエチルベンゼン 本品は1,4―ジエチルベンゼン98%以上を含む。

1,2―ジクロロベンゼン C6H4Cl2 本品は1,2―ジクロロベンゼン98%以上を含む。

ジクロロメタン CH2Cl2 [K 8161,特級]

N,N―ジメチルアセトアミド CH3CON(CH3)2 塩化ビニリデン又は塩化ビニルの試験を行うとき,試験を妨害する物質を含まないことを確認する。

ジフェニルカーボネート (C6H5)2CO3 本品はジフェニルカーボネート97%以上を含む。

シュウ酸アンモニウム一水和物 (NH4)2C2O4・H2O [K 8521,しゅう酸アンモニウム一水和物,特級]

シュウ酸ナトリウム NaC2O4 [K 8528,しゅう酸ナトリウム,特級]

硝酸 HNO3 [K 8541,特級]

硝酸鉛(Ⅱ) Pb(NO3)2 [K 8563,特級]

硝酸バリウム Ba(NO3)2 [K 8565,特級]

水酸化ナトリウム NaOH [K 8576,特級]

スチレン C6H5CHCH2 本品はスチレン99%以上を含む。

炭酸ナトリウム Na2CO3 [K 8625,特級]

窒素 N2 高純度窒素を用いる。

テトラエチルホウ酸ナトリウム (C2H5)4BNa 本品はテトラエチルホウ酸ナトリウム98%以上を含む。

テトラヒドロフラン C4H8O [K 9705,特級] 揮発性物質の試験を行うとき,試験を妨害する物質を含まないことを確認する。

トリエチルアミン (C2H5)3N 本品はトリエチルアミン99%以上を含む。

トリブチルアミン (C4H9)3N 本品はトリブチルアミン98%以上を含む。

トリメチルベンゼン C9H12 本品は1,3,5―トリメチルベンゼン97%以上を含む。

トルエン C6H5CH3 [K 8680,特級]

二塩化ジブチルスズ (C4H9)2SnCl2 本品は二塩化ジブチルスズ97%以上を含む。

二酸化ゲルマニウム GeO2 本品は二酸化ゲルマニウム99%以上を含む。

L―乳酸リチウム CH3CH(OH)COOLi 本品は乳酸リチウム97%以上を含む。

ビスフェノールA (CH3)2C(C6H4OH)2 本品はビスフェノールA99%以上を含む。

ピリジン C5H5N [K 8777,特級]

フェノール C6H5OH [K 8798,特級]

p―tert―ブチルフェノール (CH3)3CC6H4OH 本品はp―tert―ブチルフェノール99%以上を含む。

プロピルベンゼン C6H5C3H7 本品はプロピルベンゼン97%以上を含む。

ブロモフェノールブルー C19H10Br4O5S [K 8844,特級]

ヘキサン C6H14 [K 8848,特級]

ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム K3[Fe(CN)6] [K 8801,特級]

ヘプタン C7H16 [K 9701,特級]

ペンタン C5H12 エピクロルヒドリンの試験を行うとき,試験を妨害する物質を含まないことを確認する。

ホウ酸 H3BO3 [K 8863,ほう酸,特級]

メタクリル酸メチル C3H5COOCH3 本品はメタクリル酸メチル98%以上を含む。

メチレンブルー C6H18ClN3S・3H2O [K 8897,特級]

2―メルカプトイミダゾリン C3H6N2S 本品は2―メルカプトイミダゾリン95%以上を含む。

ヨウ化カリウム KI [K 8913,よう化カリウム,特級]

硫化ナトリウム九水和物 Na2S・9H2O [K 8949,特級]

硫酸 H2SO4 [K 8951,特級]

リン酸 H3PO4 [K 9005,特級]

2 試液

試液の調製には1 試薬に記載の試薬を用いる。

アセチルアセトン試液 酢酸アンモニウム150gを水に溶かし、酢酸3mL及びアセチルアセトン2mLを加え、更に水を加えて1,000mLとする。用時調製する。

4―アミノアンチピリン試液 4―アミノアンチピリン1.36gを水に溶かして1,000mLとする。

アンモニア試液 アンモニア水400mLを量り、水を加えて1,000mLとする。

20%エタノール エタノール(99.5)40mLを量り、水を加えて200mLとする。

塩化スズ(Ⅱ)試液 塩化スズ(Ⅱ)二水和物4gを量り、塩酸(ヒ素試験用)125mLを加えて溶かし、水を加えて250mLとする。共栓瓶に入れ、密栓をして保存する。調製後1箇月以内に使用する。

6mol/L塩酸 塩酸540mLに水を加えて1,000mLとする。

1mol/L塩酸 塩酸90mLに水を加えて1,000mLとする。

0.1mol/L塩酸 1mol/L塩酸100mLに水を加えて1,000mLとする。

希硫酸(持続耐圧試験用) 硫酸7.54gを水1,000mLに徐々に加える。

0.5%クエン酸溶液 クエン酸一水和物5gを量り、水を加えて1,000mLとし、水酸化ナトリウム試液を用いてpHを3.5に調整する。

4%酢酸 酢酸40mLを量り、水を加えて1,000mLとする。

5mol/L酢酸アンモニウム試液 酢酸アンモニウム38.5gを水に溶かして100mLとする。

1mol/L酢酸アンモニウム試液 酢酸アンモニウム77gを水に溶かして1,000mLとする。

酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液 第1液:酢酸12gを量り、水を加えて100mLとする。

第2液:酢酸ナトリウム16.4gを水に溶かして100mLとする。

第1液3容量と第2液7容量を混和する。

酢酸鉛試液 酢酸鉛(Ⅱ)三水和物11.8gを量り、水に溶かして100mLとし、酢酸(1→4)2滴を加える。密栓して保存する。

シアン化カリウム試液 シアン化カリウム1gを水10mLに溶かす。用時調製する。

ジエチルベンゼン試液 ジエチルベンゼン1mLにテトラヒドロフランを加えて100mLとし、その10mLを採り、更にテトラヒドロフランを加えて100mLとする。

ジクロロベンゼン試液 トリメチルベンゼン50mgに1,2―ジクロロベンゼンを加えて200mLとする。

シュウ酸アンモニウム試液 シュウ酸アンモニウム一水和物の飽和溶液である。シュウ酸アンモニウム一水和物5gを水に溶かして100mLとする。

0.1mol/L硝酸 硝酸6.4mLに水を加えて1,000mLとする。

水酸化ナトリウム試液 水酸化ナトリウム4.3gを水に溶かして100mLとする。

0.2mol/L水酸化ナトリウム試液 水酸化ナトリウム8.0gを水に溶かし、1,000mLとする。

テトラエチルホウ酸ナトリウム試液 テトラエチルホウ酸ナトリウム1gを水に溶かして50mLとする。用時調製する。

ヒ化水素吸収液 N,N―ジエチルジチオカルバミド酸銀0.50gをピリジンに溶かして100mLとする。この液は遮光した共栓瓶に入れ、冷所に保存する。

ブロモフェノールブルー試液 ブロモフェノールブルー0.1gを量り、50%エタノール100mLを加えて溶かし、必要があればろ過する。

ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム試液 ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム8.6gを水に溶かし、アンモニア水1.8mL及び水を加えて1,000mLとする。

ホウ酸緩衝液 第1液:水酸化ナトリウム4.0gを水に溶かして100mLとする。

第2液:ホウ酸6.2gを水に溶かして100mLとする。

第1液と第2液を等容量ずつ量り混和する。

メチレンブルー試液(ピンホール試験用) メチレンブルー0.4gを量り、エタノール10mLを含む水に溶かして100mLとする。

ヨウ化カリウム試液 ヨウ化カリウム16.5gを量り、水を加えて溶かし100mLとする。遮光して保存する。

硫化ナトリウム試液 硫化ナトリウム九水和物5gを量り、水10mL及びグリセリン30mLの混液を加えて溶かす。遮光した小瓶にほとんど全満し、密栓して保存する。調製後3箇月以内に使用する。

0.2mol/Lリン酸 リン酸14mLに水を加えて1,000mLとする。

3 容量分析用標準溶液

0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液 過マンガン酸カリウム約0.31gを水に溶かして1,000mLとする。遮光した共栓ビンに保存する。用時0.005mol/Lシュウ酸ナトリウム溶液を用いて標定する。

標定 水100mLを採り、硫酸(1→3)5mL及び過マンガン酸カリウム溶液5mLを加えて5分間煮沸する。次いで、加熱をやめ、直ちに0.005mol/Lシュウ酸ナトリウム溶液10mLを加えて脱色した後、過マンガン酸カリウム溶液を微紅色が消えずに残るまで滴加する。この液に硫酸(1→3)5mL及び過マンガン酸カリウム溶液5mLを加え、5分間煮沸した後、0.005mol/Lシュウ酸ナトリウム溶液10mLを加え、直ちに過マンガン酸カリウム溶液で滴定し、次式により過マンガン酸カリウム溶液のファクターを求める。

ファクター=10/(5+a)

ただし、a:過マンガン酸カリウム溶液の滴定量(mL)

0.005mol/Lシュウ酸ナトリウム溶液 シュウ酸ナトリウム0.6700gを水に溶かして1,000mLとし、遮光した共栓ビンに保存する。調製後1箇月以内に使用する。

4 標準溶液、標準原液

亜鉛標準原液 亜鉛1.0gを量り、6mol/L塩酸に溶かして水浴上で蒸発乾固し、残留物に1mol/L塩酸を加えて1,000mLとする。本液1mLは亜鉛1mgを含む。

亜鉛標準溶液 亜鉛標準原液1mLを採り、水を加えて50mLとする。その1mLを採り試験溶液と同じ浸出用液を加えて20mLとする。水を浸出用液とする場合にはこれに酢酸5滴を加える。本液1mLは亜鉛1μgを含む。

アンチモン標準原液 塩化アンチモン(Ⅲ)1.874gを量り、少量の塩酸(1→2)で溶解した後、塩酸(1→10)を加えて1,000mLとする。本液1mLはアンチモン1mgを含む。

アンチモン標準溶液 アンチモン標準原液1mLを採り、4%酢酸を加えて100mLとし、その1mLを採り4%酢酸を加えて200mLとする。本液1mLはアンチモン0.05μgを含む。

アンチモン標準溶液(乳等の容器包装試験用) アンチモン標準原液1mLを採り、4%酢酸を加えて100mLとし、その0.5mLを採り4%酢酸を加えて200mLとする。本液1mLはアンチモン0.025μgを含む。

エピクロルヒドリン標準溶液 エピクロルヒドリン100mgをペンタンに溶かして100mLとし、その1mLを採り、ペンタンを加えて100mLとする。更にこの液5mLを採り、ペンタンを加えて100mLとする。本液1mLはエピクロルヒドリン0.5μgを含む。

塩化ビニリデン標準溶液 100mLのメスフラスコに約98mLのN,N―ジメチルアセトアミドを入れ、シリコーンゴム栓をする。このメスフラスコに塩化ビニリデンを250μL、シリコーンゴム栓を通して注入する。更にシリコーンゴム栓を通してN,N―ジメチルアセトアミドを注入して100mLとする。この液1mLを採り、N,N―ジメチルアセトアミドを加えて50mLとする。本液1mLは塩化ビニリデン60μgを含む。

塩化ビニル標準溶液 200mLのメスフラスコに約190mLのエタノール(塩化ビニル試験用)を入れ、シリコーンゴム栓をして重量を測定する。このメスフラスコをメタノール・ドライアイス浴で冷却し、あらかじめ液化した塩化ビニル200mgをシリコーンゴム栓を通して注入する。シリコーンゴム栓を通して、メタノール・ドライアイス浴で冷却したエタノール(塩化ビニル試験用)を注入して200mLとする。次いで、これをメタノール・ドライアイス浴で冷却し、その1mLを採り、メタノール・ドライアイス浴で冷却したエタノール(塩化ビニル試験用)を加えて100mLとする。メタノール・ドライアイス浴中で保存する。本液1mLは塩化ビニル10μgを含む。

カドミウム標準原液 金属カドミウム100mgを量り、10%硝酸50mLに溶かして水浴上で蒸発乾固し、残留物に0.1mol/L硝酸を加えて100mLとする。本液1mLはカドミウム1mgを含む。

カドミウム標準溶液 カドミウム標準原液1mLを採り、試験溶液と同じ溶媒を加えて200mLとする。ただし、試験溶液が水の場合には硝酸を5滴加える。本液1mLはカドミウム5μgを含む。

カドミウム標準溶液(金属缶試験用) カドミウム標準溶液2mLを採り、浸出用液を加えて100mLとする。ただし、浸出用液が水の場合には硝酸を5滴加える。本液1mLはカドミウム0.1μgを含む。

カプロラクタム標準溶液 カプロラクタム1.5gを量り、20%エタノールに溶かして1,000mLとする。この液1mLを採り、20%エタノールを加えて100mLとする。本液1mLはカプロラクタム15μgを含む。

クレゾールリン酸エステル標準溶液 クレゾールリン酸エステル100mgを採り、アセトニトリルを加えて溶解し100mLとする。その1mLを採り、アセトニトリル60mLを加えた後、水を加えて100mLとする。本液1mLはクレゾールリン酸エステル10μgを含む。

ゲルマニウム標準原液 二酸化ゲルマニウム144mgを白金るつぼに量り、炭酸ナトリウム1gを加え、十分に混合した後、加熱融解し、冷後、水を加えて溶かす。塩酸を加えて中和した後、1mL過剰に塩酸を加え、更に水を加えて100mLとする。本液1mLはゲルマニウム1mgを含む。

ゲルマニウム標準溶液 ゲルマニウム標準原液1mLを採り、4%酢酸を加えて100mLとする。その1mLを採り、4%酢酸を加えて100mLとする。本液1mLはゲルマニウム0.1μgを含む。

ゲルマニウム標準溶液(乳等の容器包装試験用) ゲルマニウム標準原液1mLを採り、4%酢酸を加えて100mLとする。その0.5mLを採り、4%酢酸を加えて100mLとする。本液1mLはゲルマニウム0.05μgを含む。

ジブチルスズ標準溶液 二塩化ジブチルスズ100mgにアセトン及び塩酸2~3滴を加えて溶かした後、アセトンを加えて100mLとする。その1mLを採り、ヘキサン及び塩酸2~3滴を加えて1,000mLとする。本液1mLは二塩化ジブチルスズ1μgを含む。

鉛標準原液 硝酸鉛(Ⅱ)159.8mgを10%硝酸10mLに溶かし、水を加えて100mLとする。本液1mLは鉛1mgを含む。

鉛標準溶液 鉛標準原液1mLを採り、試験溶液と同じ溶媒を用いて200mLとする。ただし、試験溶液が水の場合には硝酸を5滴加える。本液1mLは鉛5μgを含む。

鉛標準溶液(金属缶試験用) 鉛標準溶液8mLを採り、浸出用液と同じ溶媒を用いて100mLとする。ただし、浸出用液が水の場合には硝酸5滴を加える。本液1mLは鉛0.4μgを含む。

鉛標準溶液(重金属試験用) 鉛標準原液1mLを採り、水を加えて100mLとする。用時調製する。本液1mLは鉛10μgを含む。

乳酸標準溶液 L―乳酸リチウム1.07gを採り、水を加えて1,000mLとする。この液3mLを採り、水を加えて100mLとする。本液1mLは乳酸30μgを含む。

バリウム標準原液 硝酸バリウム190.3mgを0.1mol/L硝酸に溶かして100mLとする。本液1mLはバリウム1mgを含む。

バリウム標準溶液 バリウム標準原液1mLを採り、0.1mol/L硝酸を加えて1,000mLとする。本液1mLはバリウム1μgを含む。

ヒ素標準原液 三酸化二ヒ素を微細な粉末とし、105℃で4時間乾燥し、その0.10gを量り、水酸化ナトリウム溶液(1→5)5mLを加えて溶かす。この液を硫酸(1→20)で中和し、更に硫酸(1→20)10mLを追加し、新たに煮沸し冷却した水を加えて1,000mLとする。本液1mLは三酸化二ヒ素0.1mgを含む。

ヒ素標準溶液 ヒ素標準原液10mLを採り、硫酸(1→20)10mLを加え、新たに煮沸し冷却した水を加えて1,000mLとする。本液1mLは、三酸化二ヒ素1μgを含む。用時調製し、共栓瓶に保存する。

ヒ素標準溶液(乳等の容器包装試験用) ヒ素標準原液5mLを採り、硫酸(1→20)10mLを加え、新たに煮沸し冷却した水を加えて1,000mLとする。本液1mLは、三酸化二ヒ素0.5μgを含む。用時調製し、共栓瓶に保存する。

フェノール標準溶液 フェノール1.0gを水に溶かして100mLとし、その1mLを採り、水を加えて100mLとする。更にこの液1mLを採り、水を加えて20mLとする。本液1mLはフェノール5μgを含む。

メタクリル酸メチル標準溶液 メタクリル酸メチル1.5gを採り、20%エタノールに溶かして1,000mLとする。この液1mLを採り、20%エタノールを加えて100mLとする。本液1mLはメタクリル酸メチル15μgを含む。

2―メルカプトイミダゾリン標準溶液 2―メルカプトイミダゾリン200mgを採り、メタノールに溶かして100mLとする。この液1mLを採り、メタノールを加えて100mLとする。本液1mLは2―メルカプトイミダゾリン20μgを含む。

D 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の材質別規格

1 ガラス製、陶磁器製又はホウロウ引きの器具又は容器包装

ガラス製,陶磁器製又はホウロウ引きの器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

(1) 液体を満たしたときにその深さが2.5cm以上である試料(ただし、ホウロウ引きのものであって容量が3L以上のものを除く。)

1.試験溶液の調製

試料を水でよく洗つた後,4%酢酸を満たして,常温で暗所に24時間放置する。この液をビーカーに移し試験溶液とする。

2.溶出試験

a カドミウム及び鉛

① 検量線の作成

カドミウム標準溶液及び鉛標準溶液を4%酢酸で適宜希釈し、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法により測定し、カドミウム及び鉛それぞれの検量線を作成する。

② 定量法

試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法により、カドミウム及び鉛の溶出量を求めるとき、その量は、次の表の第1欄に掲げる器具又は容器包装の区分に応じ、それぞれカドミウムにあっては同表の第2欄に掲げる量以下、鉛にあっては同表の第3欄に掲げる量以下でなければならない。

第1欄

第2欄

第3欄

ガラス製の器具又は容器包装

加熱調理用器具

0.05μg/mL

0.5μg/mL

加熱調理用器具以外のもの

容量600mL未満のもの

0.5μg/mL

1.5μg/mL

 

容量600mL以上3L未満のもの

0.25μg/mL

0.75μg/mL

 

 

容量3L以上のもの

0.25μg/mL

0.5μg/mL

陶磁器製の器具又は容器包装

加熱調理用器具

0.05μg/mL

0.5μg/mL

加熱調理用器具以外のもの

容量1.1L未満のもの

0.5μg/mL

2μg/mL

 

容量1.1L以上3L未満のもの

0.25μg/mL

1μg/mL

 

 

容量3L以上のもの

0.25μg/mL

0.5μg/mL

ホウロウ引きの器具又は容器包装

加熱調理用器具であって容量が3L未満のもの

0.07μg/mL

0.4μg/mL

加熱調理用器具以外のものであって容量が3L未満のもの

0.07μg/mL

0.8μg/mL

(2) 液体を満たすことのできない試料若しくは液体を満たしたときにその深さが2.5cm未満である試料又はホウロウ引きのものであって容量が3L以上の試料

1.試験溶液の調製

試料(ホウロウ引きのものであつて容量が3L以上のものの場合は,試験片を作成してこれを試料とする。)を水でよく洗つた後,4%酢酸を浸出用液として,常温で暗所に24時間放置する。

2.溶出試験

a カドミウム及び鉛

① 検量線の作成

カドミウム標準溶液及び鉛標準溶液を4%酢酸で適宜希釈し、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法により測定し、カドミウム及び鉛それぞれの検量線を作成する。

② 定量法

試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法により、カドミウム及び鉛の濃度C(μg/mL)をそれぞれ求め、試料の表面積をS(cm2)、浸出用液の全量をV(mL)とし、次式により単位面積あたりの溶出量をそれぞれ求めるとき、その量は、次の表の第1欄に掲げる器具又は容器包装の区分に応じ、それぞれカドミウムにあっては同表の第2欄に掲げる量以下、鉛にあっては同表の第3欄に掲げる量以下でなければならない。

単位面積当たりの溶出量(μg/cm2)=(C×V)/S

第1欄

第2欄

第3欄

ガラス製の器具又は容器包装

0.7μg/cm2

8μg/cm2

陶磁器製の器具又は容器包装

0.7μg/cm2

8μg/cm2

ホウロウ引きの器具又は容器包装

液体を満たすことのできないもの又は液体を満たしたときにその深さが2.5cm未満のもの

加熱調理用器具

0.5μg/cm2

1μg/cm2

 

加熱調理用器具以外のもの

0.7μg/cm2

8μg/cm2

 

液体を満たしたときにその深さが2.5cm以上のものであって容量が3L以上のもの

0.5μg/cm2

1μg/cm2

2 合成樹脂製の器具又は容器包装

(1) 一般規格

合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験(フェノール樹脂,メラミン樹脂又はユリア樹脂を主成分とする合成樹脂製のものについては,2.溶出試験のbに示す過マンガン酸カリウム消費量の試験を除く。)に適合しなければならない。

1.材質試験

a カドミウム及び鉛

試料1.0gを白金製、石英製又は耐熱ガラス製の蒸発皿に採り、硫酸2mLを加え徐々に加熱し、更に硫酸の白煙がほとんど出なくなり、大部分が炭化するまで加熱する。これを約450℃の電気炉で加熱して灰化する。完全に灰化するまで、蒸発皿の内容物を硫酸で潤して再び加熱する操作を繰り返し行う。この残留物に塩酸(1→2)5mLを加えてかき混ぜ、水浴上で蒸発乾固する。冷後0.1mol/L硝酸20mLを加えて溶解し、不溶物がある場合はろ過をして試験溶液とする。この試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりカドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下となり、試料当たりに換算するとそれぞれ100μg/g以下となる。

2.溶出試験

a 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として1μg/mL以下となる。

b 過マンガン酸カリウム消費量

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、過マンガン酸カリウム消費量の試験を行うとき、その量は10μg/mL以下でなければならない。

(2) 個別規格

1.フェノール樹脂、メラミン樹脂又はユリア樹脂を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

フェノール樹脂,メラミン樹脂又はユリア樹脂を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① フェノール

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のフェノールの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のフェノールの量は5μg/mL以下となる。

② ホルムアルデヒド

浸出用液として水を用いて作つた試験溶液について,モノマー試験法中のホルムアルデヒドの試験を行うとき,これに適合しなければならない。

③ 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

2.ホルムアルデヒドを製造原料とする合成樹脂製の器具又は容器包装(ただし、フェノール樹脂、メラミン樹脂又はユリア樹脂を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装を除く。)

ホルムアルデヒドを製造原料とする合成樹脂製の器具又は容器包装(ただし,フェノール樹脂,メラミン樹脂又はユリア樹脂を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装を除く。)は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① ホルムアルデヒド

浸出用液として水を用いて作つた試験溶液について,モノマー試験法中のホルムアルデヒドの試験を行うとき,これに適合しなければならない。

② 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 材質試験

① ジブチルスズ化合物

試料を細切又は粉砕し、その0.5gを量り、共栓付フラスコに入れる。アセトン及びヘキサンの混液(3:7)20mL及び塩酸1滴を加え、密栓をして約40℃に保ちながら時々振り混ぜて一晩放置する。冷後、この液をろ過し、ろ液及び洗液を合わせ、減圧濃縮器を用いて40℃以下で約1mLまで濃縮する。次いで、ヘキサンを用いて25mLのメスフラスコに移し、ヘキサンを加えて25.0mLとする。毎分2,500回転で、約10分間遠心分離を行い、上澄液を試験溶液として添加剤試験法中のジブチルスズ化合物の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のジブチルスズ化合物量は二塩化ジブチルスズとして1μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると50μg/g以下となる。

② クレゾールリン酸エステル

試料を細切又は粉砕し、その0.5gを量り、共栓付フラスコに入れる。アセトニトリル15mLを加え、密栓をして約40℃に保ちながら一晩放置する。この液をろ過し、ろ液及び洗液を合わせ、アセトニトリルを加えて25mLとし、これをアセトニトリル抽出液とする。あらかじめアセトニトリル5mL並びにアセトニトリル及び水の混液(1:1)5mLをそれぞれ注入して流したオクタデシルシリル化シリカゲルミニカラムに、アセトニトリル抽出液5mLと水5mLを混和して注入する。その後、アセトニトリル及び水の混液(2:1)で溶出して溶出液10mLを採取する。これを試験溶液として添加剤試験法中のクレゾールリン酸エステルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のクレゾールリン酸エステル量は10μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると1mg/g以下となる。

③ 塩化ビニル

試料を細切し、その0.5gを量り、20mLのセプタムキャップ付きのガラス瓶に入れる。次いで、N,N―ジメチルアセトアミド2.5mLを加え、直ちに密封する。これを試験溶液としてモノマー試験法中の塩化ビニルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試料中の塩化ビニル量は1μg/g以下となる。ただし、溶解が困難な試料にあっては、密封後常温で時々振り混ぜて一晩放置したものを試験溶液とする。

b 溶出試験

① 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。ただし、ヘプタンを浸出用液とする場合にあっては、150μg/mL以下でなければならない。

4.ポリエチレン及びポリプロピレンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリエチレン及びポリプロピレンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。ただし、使用温度が100℃以下の試料であってヘプタンを浸出用液とする場合にあっては、150μg/mL以下でなければならない。

5.ポリスチレンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリスチレンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 材質試験

① 揮発性物質

試料約0.5gを精密に量り、20mLのメスフラスコに採り、テトラヒドロフランを約15mL加える。試料が溶けた後、ジエチルベンゼン試液1mLを加え、次にテトラヒドロフランを加え20mLとする。これを試験溶液としてモノマー試験法中の揮発性物質の試験を行うとき、スチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンの量の合計は、5mg/g以下でなければならない。ただし、発泡ポリスチレン(熱湯を用いるものに限る。)にあっては、各成分の濃度の合計が2mg/g以下であり、かつ、スチレン及びエチルベンゼンの濃度がそれぞれ1mg/g以下でなければならない。ただし、テトラヒドロフラン添加後一晩放置しても試料の大部分が溶解しない場合にあっては、細切した試料0.1gを精密に量り、20mLのセプタムキャップ付きのガラス瓶に入れ、ジクロロベンゼン試液2.0mLを加え、直ちに密封したものを試験溶液とし、以下の試験を行うとき、スチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンの量の合計は、5mg/g以下でなければならない。

イ 検量線の作成

100mLのメスフラスコにジクロロベンゼン試液約80mLを入れ、スチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンそれぞれ約100mgを精密に量って加え、ジクロロベンゼン試液を更に加えて100mLとする。この溶液1mL、2mL、3mL、4mL及び5mLを採り、ジクロロベンゼン試液を加えて20mLとする。この溶液2.0mLをそれぞれ20mLのセプタムキャップ付きのガラス瓶に入れ、直ちに密封したものを標準溶液とする。次いで、密封したガラス瓶を140℃に保ちながら時々振り混ぜて1時間加熱する。その後、それぞれの気相1mLを用いて次の操作条件でガスクロマトグラフィーを行い、得られたガスクロマトグラムからスチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンの各ピーク面積とトリメチルベンゼンのピーク面積との比を求め、それぞれの検量線を作成する。

操作条件

カラム 内径0.25mm、長さ30mのケイ酸ガラス製細管に、ポリエチレングリコールを0.5μmの厚さでコーティングしたものを用いる。

カラム温度 60℃で1分間保持した後、毎分6℃で昇温して150℃とし、更に毎分30℃で昇温して180℃とする。

試験溶液注入口温度 220℃

検出器 水素炎イオン化検出器を用いる。220℃付近で操作する。水素及び空気量は検出感度が最高となるように調節する。

キャリヤーガス 窒素又はヘリウムを用いる。トリメチルベンゼンが約9分で流出する流速に調節する。

ロ 試験

試験溶液を用いてイの場合と同様の操作条件によりガスクロマトグラフィーを行い、得られたガスクロマトグラムから各ピーク面積とトリメチルベンゼンのピーク面積との比を求める。それぞれの検量線を用いてスチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンの各濃度を求め、次式により各成分の含量を求める。

b 溶出試験

① 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。ただし、ヘプタンを浸出用液とする場合にあっては、240μg/mL以下でなければならない。

6.ポリ塩化ビニリデンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリ塩化ビニリデンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 材質試験

① バリウム

試料0.5gを白金製、石英製又は耐熱ガラス製の蒸発皿に量り、直火上約300℃で徐々に炭化した後、約450℃で加熱して灰化する。この残留物に0.1mol/L硝酸50mLを加えて溶解する。これを試験溶液として原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりバリウムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のバリウム量は1μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

② 塩化ビニリデン

試料を細切し、その0.5gを量り、20mLのセプタムキャップ付きガラス瓶に入れる。次いで、N,N―ジメチルアセトアミド2.5mLを加え、直ちに密封する。これを試験溶液としてモノマー試験法中の塩化ビニリデンの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試料中の塩化ビニリデン量は6μg/g以下となる。

b 溶出試験

① 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

7.ポリエチレンテレフタレートを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリエチレンテレフタレートを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① アンチモン

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりアンチモンの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のアンチモン量は0.05μg/mL以下となる。

② ゲルマニウム

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりゲルマニウムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のゲルマニウム量は0.1μg/mL以下となる。

③ 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

8.ポリメタクリル酸メチルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリメタクリル酸メチルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① メタクリル酸メチル

浸出用液として20%エタノールを用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のメタクリル酸メチルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のメタクリル酸メチル量は15μg/mL以下となる。

② 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

9.ポリアミドを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリアミドを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は、次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① カプロラクタム

浸出用液として20%エタノールを用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のカプロラクタムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカプロラクタム量は15μg/mL以下となる。

② 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

10.ポリメチルペンテンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリメチルペンテンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。ただし、ヘプタンを浸出用液とする場合にあっては、120μg/mL以下でなければならない。

11.ポリカーボネートを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

a 材質試験

① ビスフェノールA(フェノール及びp―tert―ブチルフェノールを含む。)

試料1.0gを200mLの三角フラスコに入れ、ジクロロメタン20mLを加える。試料が溶けた後、よくかき混ぜながらアセトン100mLを滴加し、毎分3,000回転で約10分間遠心分離を行い、上澄液を減圧濃縮器を用いて約2mLとなるまで濃縮する。次いで、アセトニトリル10mLを加え、更に水を加えて20mLとする。その1mLを採り、孔径0.5μm以下のメンブランフィルターでろ過する。これを試験溶液としてモノマー試験法中のビスフェノールA(フェノール及びp―tert―ブチルフェノールを含む。)の試験を行うとき、ビスフェノールA、フェノール及びp―tert―ブチルフェノールの量の合計は500μg/g以下でなければならない。

② ジフェニルカーボネート

①ビスフェノールA(フェノール及びp―tert―ブチルフェノールを含む。)の場合と同様に操作して得られた試験溶液を用いて、モノマー試験法中のジフェニルカーボネートの試験を行うとき、その量は500μg/g以下でなければならない。

③ アミン類

試料1.0gを200mLの三角フラスコに入れ、ジクロロメタン20mLを加える。試料が溶けた後、よくかき混ぜながらアセトン100mLを滴加し、毎分3,000回転で約10分間遠心分離を行う。上澄液を減圧濃縮器を用いて約1mLに濃縮した後、ジクロロメタンを加えて2mLとする。これを試験溶液として添加剤試験法中のアミン類(トリエチルアミン及びトリブチルアミンに限る。)の試験を行うとき、トリエチルアミン及びトリブチルアミンの量の合計は1μg/g以下でなければならない。

b 溶出試験

① ビスフェノールA(フェノール及びp―tert―ブチルフェノールを含む。)

イ 油脂及び脂肪性食品に用いる器具又は容器包装の場合

試料を水でよく洗った後、試料の表面積1cm2につき2mLの割合のヘプタンを浸出用液として用い、25℃に保ちながら1時間放置する。この液25mLを分液漏斗に移し、アセトニトリル10mLを加え、5分間激しく振り混ぜた後、静置し、アセトニトリル層を25mLのメスフラスコに移す。ヘプタン層にアセトニトリル10mLを加え、上記と同様に操作して、アセトニトリル層を上記のメスフラスコに合わせる。次いでアセトニトリルを加えて25mLとする。これを試験溶液としてモノマー試験法中のビスフェノールA(フェノール及びp―tert―ブチルフェノールを含む。)の試験を行うとき、ビスフェノールA、フェノール及びp―tert―ブチルフェノールの量の合計は2.5μg/mL以下でなければならない。

ロ 油脂及び脂肪性食品以外の食品に用いる器具又は容器包装の場合

次の表の第1欄に掲げる食品の器具又は容器包装はそれぞれ第2欄に掲げる溶媒を浸出用液として用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のビスフェノールA(フェノール及びp―tert―ブチルフェノールを含む。)の試験を行うとき、ビスフェノールA、フェノール及びp―tert―ブチルフェノールの量の合計は2.5μg/mL以下でなければならない。

第1欄

第2欄

酒類

20%エタノール

油脂及び脂肪性食品並びに酒類以外の食品

pH5を超えるもの

pH5以下のもの

4%酢酸

② 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

12.ポリビニルアルコールを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリビニルアルコールを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

13.ポリ乳酸を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリ乳酸を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① 総乳酸

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中の総乳酸の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の総乳酸量は30μg/mL以下となる。

② 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

14.ポリエチレンナフタレートを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装

ポリエチレンナフタレートを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装は、次の試験法による試験に適合しなければならない。

a 溶出試験

① ゲルマニウム

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりゲルマニウムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のゲルマニウム量は0.1μg/mL以下となる。

② 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

3 ゴム製の器具又は容器包装

(1) ゴム製の器具(ほ乳器具を除く。)又は容器包装

ゴム製の器具(ほ乳器具を除く。)又は容器包装は,次の試験法による試験(塩素を含まないゴム製のものについては,1.材質試験のbに示す2―メルカプトイミダゾリンの試験を除く。)に適合しなければならない。

1.材質試験

a カドミウム及び鉛

シリコーンゴム製以外の試料にあっては、試料1.0gを白金製、石英製又は耐熱ガラス製の蒸発皿に採り、硫酸2mLを加えて徐々に加熱し、更に硫酸の白煙がほとんど出なくなり、大部分が炭化するまで加熱する。これを約450℃の電気炉で加熱して灰化する。完全に灰化するまで、蒸発皿の内容物を硫酸で潤して再び加熱する操作を繰り返し行う。この残留物に塩酸(1→2)5mLを加えてかき混ぜ、水浴上で蒸発乾固する。冷後0.1mol/L硝酸20mLを加えて溶解し、不溶物がある場合はろ過をして試験溶液とする。

シリコーンゴム製の試料にあっては、試料を細切し、その0.5gを量り、白金又はニッケル製るつぼに入れる。水酸化ナトリウム5g及びホウ酸2gを加えかき混ぜる。ガスバーナーで内容物が溶解する温度で緩やかに加熱する。試料が完全に溶解したら直ちに加熱をやめ、室温で放冷する。ビーカーに熱水約75mL及びるつぼを入れ、適宜加温しながら振り混ぜてるつぼ中の固形物を溶解する。溶液から少量の水で洗浄しながらるつぼを取り除いた後、硝酸15mLを入れた共栓付きフラスコにかくはんしながら少量ずつ注ぎ入れる。室温で一晩放置後、5mol/L酢酸アンモニウム試液を添加してpH3.5に調整する。調整した液を、あらかじめメタノール5ml、0.1mol/L硝酸5mL及び水10mLをそれぞれ注入して流したキレート樹脂ミニカラム(500mg)に注入する。さらに1mol/L酢酸アンモニウム試液及び水10mLを注入する。その後、0.1mol/L硝酸で溶出して溶出液10mLを採取し、これを試験溶液とする。

この試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりカドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

b 2―メルカプトイミダゾリン

試料を細切し、その1.0gを量り、共栓付きフラスコに入れる。メタノール50mLを加え、密栓して約40℃に保ちながら時々振り混ぜて一晩放置する。冷後、この液をろ過し、ろ液及び洗液を合わせ、減圧濃縮器を用いて40℃以下で約5mLまで濃縮する。次いで、水を加えて10mLとする。その1mLを採り、孔径0.5μm以下のメンブランフィルターでろ過する。これを試験溶液として添加剤試験法中の2―メルカプトイミダゾリンの試験を行うとき、これに適合しなければならない。

2.溶出試験

a フェノール

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のフェノールの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のフェノール量は5μg/mL以下となる。

b ホルムアルデヒド

浸出用液として水を用いて作つた試験溶液について,モノマー試験法中のホルムアルデヒドの試験を行うとき,これに適合しなければならない。

c 亜鉛

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液の1mLを採り、4%酢酸を加えて15mLとしたものについて、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法により亜鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の亜鉛量は15μg/mL以下となる。

d 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属量は鉛として1μg/mL以下となる。ただし、硫化ナトリウム試液を加えるとき、白濁により試験に影響がある場合には、試験溶液をアンモニア水で中和してpH7以上とし、これにシアン化カリウム試液を加えたものについて試験を行う。

e 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は60μg/mL以下でなければならない。ただし、器具にあっては水を、油脂及び脂肪性食品の容器包装にあっては20%エタノールを浸出用液として用いる。

(2) ゴム製ほ乳器具

ゴム製ほ乳器具は,次の試験法による試験に適合しなければならない。

1.材質試験

a カドミウム及び鉛

(1) ゴム製の器具(ほ乳器具を除く。)又は容器包装の1.材質試験のa カドミウム及び鉛に準じて試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、標準溶液として、カドミウム標準溶液及び鉛標準溶液各10mLにそれぞれ0.1mol/L硝酸を加えて100mLとしたものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ0.5μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると10μg/g以下となる。

2.溶出試験

a 試験溶液の調製

試料を水でよく洗った後、試料の重量1gにつき20mLの割合の指定された浸出用液を用い、40℃に保ちながら24時間放置し、試験溶液とする。

b 試験

① フェノール

(1) ゴム製の器具(ほ乳器具を除く。)又は容器包装の2.溶出試験のa フェノールを準用する。

② ホルムアルデヒド

(1) ゴム製の器具(ほ乳器具を除く。)又は容器包装の2.溶出試験のb ホルムアルデヒドを準用する。

③ 亜鉛

浸出用液として水を用いて作った試験溶液20mLを採り、酢酸5滴を加えたものについて、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法により亜鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の亜鉛量は1μg/mL以下となる。

④ 重金属

(1) ゴム製の器具(ほ乳器具を除く。)又は容器包装の2.溶出試験のd 重金属を準用する。

⑤ 蒸発残留物

蒸発残留物試験を行うとき、その量は40μg/mL以下でなければならない。ただし、水を浸出用液として用いる。

4 金属缶(乾燥した食品(油脂及び脂肪性食品を除く。)を内容物とするものを除く。以下4において同じ。)

金属缶は,次の試験法による試験(食品に直接接触する部分が合成樹脂で塗装されていないものについては,(2) 試験の2.から6.までに示すものは除く。)に適合しなければならない。

(1) 試験溶液の調製

特に定める場合以外は、次の方法により試験溶液を調製する。

試料を水でよく洗い、各試験法に規定されている浸出用液を用いて次のように操作して作る。

液体を満たすことができる試料にあっては、60℃に加温した浸出用液を満たし、時計皿で覆い、60℃に保ちながら30分間放置する。

液体を満たすことができない試料にあっては、表面積1cm2につき2mLの割合の浸出用液を60℃に加温して浸し、60℃に保ちながら30分間放置する。

ただし、使用温度が100℃を超える試料であって水を浸出用液とする場合にあっては95℃に保ちながら30分間、ヘプタン又はペンタンを浸出用液とする場合にあっては25℃に保ちながら1時間放置する。

(2) 試験

1.ヒ素、カドミウム及び鉛

次の表の第1欄に掲げる食品の容器包装は,それぞれ第2欄に掲げる溶媒を浸出用液として用いて作つた試験溶液について,次の試験を行う。

第1欄

第2欄

pH5を超える食品

pH5以下の食品

0.5%クエン酸溶液

a ヒ素

試験溶液10mLを用いて、ヒ素試験法により試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素量は三酸化二ヒ素として0.2μg/mL以下となる。

b カドミウム及び鉛

試験溶液を用いて原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりカドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、水を用いて作った試験溶液はその100mLに硝酸5滴を加えて用いる。また、カドミウム標準溶液としてはカドミウム標準溶液(金属缶試験用)、鉛標準溶液としては鉛標準溶液(金属缶試験用)を用いる。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ0.1μg/mL及び0.4μg/mL以下となる。

2.フェノール

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のフェノールの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のフェノール量は5μg/mL以下となる。

3.ホルムアルデヒド

浸出用液として水を用いて作つた試験溶液について,モノマー試験法中のホルムアルデヒドの試験を行うとき,これに適合しなければならない。

4.蒸発残留物

蒸発残留物試験に定める浸出用液を用いて調製した試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなくてはならない。

ただし、天然の油脂を主原料とする塗料であって塗膜中の酸化亜鉛の含量が3%を超えるものにより缶の内面を塗装した缶を試料とする場合であり、かつ、ヘプタンを浸出用液として用いたときの蒸発残留物の量は、90μg/mL以下でなければならない。また、この場合であって、水を浸出用液として用いたときの蒸発残留物の量が30μg/mLを超える場合は、次の試験に適合しなければならない。

水を浸出用液として用いて得られた蒸発残留物にクロロホルム30mLを加え、加温した後これをろ過し、ろ液を重量既知の白金製、石英製又は耐熱ガラス製の蒸発皿に量る。更にクロロホルム10mLずつで2回蒸発残留物を洗い、加温した後これをろ過し、ろ液を蒸発皿に合わせ、水浴上で蒸発乾固する。冷後、ひよう量して蒸発皿の前後の重量差a(mg)を求め、次式によりクロロホルム可溶物の量を求めるとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

クロロホルム可溶物量(μg/mL)=((a-b)×1,000)/最初の試験溶液の採取量(mL)

ただし、b:試験溶液と同量の浸出用液について得た空試験値(mg)

5.エピクロルヒドリン

浸出用液としてペンタンを用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のエピクロルヒドリンの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のエピクロルヒドリン量は0.5μg/mL以下となる。

6.塩化ビニル

液体を満たすことができる試料にあっては、5℃以下に冷却したエタノールを満たし、密封して5℃以下に保ちながら24時間放置する。

液体を満たすことができない試料にあっては、表面積1cm2につき2mLの割合の5℃以下に冷却したエタノールを用い、密封した容器中で5℃以下に保ちながら24時間放置する。

得られた溶液10mLをセプタムキャップ付きガラス瓶に入れ、直ちに密封する。これを試験溶液としてモノマー試験法中の塩化ビニルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の塩化ビニル量は0.05μg/mL以下となる。

E 器具又は容器包装の用途別規格

1 容器包装詰加圧加熱殺菌食品(缶詰食品又は瓶詰食品を除く。以下Eにおいて同じ。)の容器包装

容器包装詰加圧加熱殺菌食品の容器包装にあつては,次に掲げる条件のすべて(封かんが巻締めにより行われた容器包装にあつては(4)の条件を除く。)を満たすものでなければならない。

(1) 遮光性を有し,かつ,気体透過性のないものであること。ただし,内容物が油脂の変敗による品質の低下のおそれのない場合にあつては,この限りでない。

(2) 内容物又は水を満たし密封し、製造における加圧加熱と同一の加圧加熱を行ったとき、破損、変形、着色、変色などを生じないものであること。

(3) 強度等試験法中の耐圧縮試験を行うとき,内容物又は水の漏れがないこと。

(4) 強度等試験法中の熱封かん強度試験を行うとき,測定された値が23N以上であること。ただし,箱状の容器包装であつて,強度等試験法中の内圧強度試験を行うとき,破裂時の最大圧力が20kPa以上であるものについては,この限りでない。

(5) 強度等試験法中の落下試験を行うとき,内容物又は水の漏れがないこと。ただし,容器包装が小売のために包装されている場合は,当該小売のための包装の状態のまま試験を行うこと。

2 清涼飲料水(原料用果汁を除く。以下2において同じ。)の容器包装

清涼飲料水の容器包装は,ガラス製容器包装,金属製容器包装(容器包装の開口部分に,密封のために金属以外の材質を用いたものを含む。以下この目において同じ。),合成樹脂製容器包装,合成樹脂加工紙製容器包装,合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装又は組合せ容器包装(金属,合成樹脂,合成樹脂加工紙又は合成樹脂加工アルミニウムはくのうち二以上を用いる容器包装をいう。以下この目において同じ。)であつて,次の(1)から(4)までにそれぞれ掲げる条件をすべて満たすものでなければならない。

(1) ガラス製容器包装

1.回収して繰り返し使用するものにあつては,透明なものであること。

2.次の試験法による試験に適合するものであること。ただし,紙のふたにより打栓するものにあつてはこの限りでない。

a 炭酸を含有する清涼飲料水を充てんするものにあつては,強度等試験法中の持続耐圧試験を行うとき,ガス漏れがないこと。

b 清涼飲料水を熱充てんするものにあつては,強度等試験法中の耐減圧試験を行うとき,空気漏れがないこと。

c 炭酸を含有しない清涼飲料水であつて,かつ,熱充てん以外の方法で充てんするものにあつては,強度等試験法中の漏水試験を行うとき,内容物の漏れがないこと。

(2) 金属製容器包装

1.次の試験法による試験に適合するものであること。

a 容器包装内の圧力が常温で大気圧を超えるものにあつては,強度等試験法中の耐圧試験を行うとき,空気漏れがないこと。

b 容器包装内の圧力が常温で大気圧と同等又はそれ以下のものにあつては,強度等試験法中の耐減圧試験を行うとき,空気漏れがないこと。

2.容器包装の開口部分に,密封のために金属以外の材質を用いたものにあつては,次の試験法による試験に適合するものであること。

a 強度等試験法中のピンホール試験を行うとき,ピンホールを認めてはならないこと。ただし,開口部分を下にして試験を行うこと。

b 密封のために用いる金属以外の材質は,強度等試験法中の破裂強度試験を行うとき,測定される値が490kPa以上であること。

c 密封のために用いる金属以外の材質は,強度等試験法中の突き刺し強度試験を行うとき,測定される値が15N以上であること。

(3) 合成樹脂製容器包装、合成樹脂加工紙製容器包装及び合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装

1.内容物に直接接触する部分に使用する合成樹脂は、D 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の材質別規格(以下「D 材質別規格」という。)の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格において個別規格の定められたものであること。ただし、合成樹脂加工アルミニウムはくであって密封の用に供されるものについては、この限りでない。

2.次の試験法による試験に適合するものであること。

a 強度等試験法中の落下試験を行うとき,内容物又は水の漏れがないこと。

b 強度等試験法中のピンホール試験を行うとき,ピンホールを認めてはならないこと。

c 熱封かんにより密封する合成樹脂加工紙製容器包装にあつては,強度等試験法中の封かん試験を行うとき,空気漏れがないこと。

d 熱封かんにより密封する合成樹脂製容器包装及び合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装にあつては,強度等試験法中の耐圧縮試験を行うとき,内容物又は水の漏れがないこと。

e 王冠等により密栓するものであつて炭酸を含有する清涼飲料水を充てんするものにあつては,強度等試験法中の持続耐圧試験を行うとき,ガス漏れがないこと。

f 王冠等により密栓するものであつて清涼飲料水を熱充てんするものにあつては,強度等試験法中の持続耐減圧試験を行うとき,メチレンブルーの着色を認めてはならないこと。

g 王冠等により密栓するものであつて炭酸を含有しない清涼飲料水を熱充てん以外の方法で充てんするものにあつては,強度等試験法中の漏水試験を行うとき,内容物の漏れがないこと。

(4) 組合せ容器包装

1.金属は、D 材質別規格の項の4 金属缶(乾燥した食品(油脂及び脂肪性食品を除く。)を内容物とするものを除く。以下4において同じ。)の目に定める規格に、合成樹脂、合成樹脂加工紙及び合成樹脂加工アルミニウムはくは、(3) 合成樹脂製容器包装、合成樹脂加工紙製容器包装及び合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装の1.に定める条件にそれぞれ適合するものであること。

2.次の試験法による試験に適合すること。

a 強度等試験法中の落下試験を行うとき,内容物又は水の漏れがないこと。

b 強度等試験法中のピンホール試験を行うとき,ピンホールを認めてはならないこと。

c 熱封かんにより密封するものにあつては,強度等試験法中の封かん試験を行うとき,空気漏れがないこと。

d 清涼飲料水を熱充てんするものにあつては,強度等試験法中の耐減圧試験を行うとき,空気漏れがないこと。

e 清涼飲料水を熱充てん以外の方法により充てんするものであつて熱封かん以外の方法により密封するものにあつては,強度等試験法中の漏水試験を行うとき,内容物の漏れがないこと。

3 乳等(乳及び乳製品並びにこれらを主要原料とする食品をいう。)の器具の規格

(1) 乳等の製造に使用する器具は、次の規格に適合するものであること。

1.洗浄に容易な構造であること。

2.食品に直接接触する部分の原材料は、さびを生じないもの又はさびを生じないように加工されたものであること。

3.小分け、分注、密栓又は密閉に用いる機械は、殺菌が容易で、かつ、汚染を防止できるものであること。

(2) 殺菌されている乳酸菌飲料を販売するコップ販売式自動販売機は、次の1.から11.までに適合する構造のものであること。

1.機内の液体に直接接触する部品の材質は、耐酸性、耐水性及び不浸透性のものであり、かつ、機内の液体中に有毒又は有害の物質が溶出するおそれのないものであること。

2.機内の液体を保管する容器は、防じん、防湿及び防虫の構造のものであること。

3.機内の液体に直接接触する部品は、分解して洗浄及び殺菌を容易に行なうことができる構造のものであること。

4.機内の液体を常時10℃以下に保つに十分な能力を有する温度自動調節装置付冷却機が設備されている構造のものであること。

5.機内の液体の保つ温度を示す温度計が、コップ販売式自動販売機の外側から読みとれるように設備されている構造のものであること。

6.調理に用いる水を水道の給水栓から自動的に注入することができる構造のものであること。

7.調理に用いる水を5分間煮沸する装置又はこれと同等以上の効力を有する殺菌装置が設備されている構造のものであること。

8.販売する際に用いるコップは、殺菌された未使用の紙製、合成樹脂製又はアルミニウムはく製であって、コップがほこり等によって、汚染されないような構造の保管器具に保管されているものであること。

9.調理に用いる乳酸菌飲料のコップ販売式自動販売機の中で希釈されない構造のものであること。

10.調理に用いる乳酸菌飲料を入れる内蔵タンクは一つであって、その容量は10L以下であること。

11.コップ受口は、販売するときのほか、外部と遮断されている構造のものであること。

4 乳等の容器包装又はこれらの原材料の規格及び製造方法の基準

(1) 牛乳、特別牛乳、殺菌山羊乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳、クリーム、調製液状乳、発酵乳、乳酸菌飲料及び乳飲料の容器包装又はこれらの原材料の規格及び製造方法の基準

1.牛乳、特別牛乳、殺菌山羊乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳及びクリームの販売用の容器包装は、ガラス瓶、合成樹脂製容器包装(ポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂、ポリアミド、ポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート(以下1.において「合成樹脂」という。)を用いる容器包装をいう。以下1.において同じ。)、合成樹脂加工紙製容器包装(合成樹脂加工紙(合成樹脂を用いる加工紙をいう。以下1.において同じ。)を用いる容器包装をいう。以下1.において同じ。)、金属缶(クリームの容器として使用するものに限る。以下1.において同じ。)又は組合せ容器包装(牛乳、特別牛乳、殺菌山羊乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳及び加工乳にあっては合成樹脂及び合成樹脂加工紙を用いる容器包装、クリームにあっては合成樹脂、合成樹脂加工紙又は金属のうち二以上を用いる容器包装をいう。以下1.において同じ。)であって、それぞれ次の規格又は基準に適合するものであること。

a ガラス瓶は、着色していない透明なものであって、口内径が26mm以上のものであること。

b 合成樹脂製容器包装及び合成樹脂加工紙製容器包装は、次の条件に適合するものであること。

① 次の試験法による試験に適合するものであること。

イ 試験溶液の調製

試料を水でよく洗った後、各試験法に規定されている浸出用液を用いて、次のように操作して作る。

液体を満たすことができる試料にあっては、浸出用液を60℃(ヘプタンにあっては、25℃)に加温して満たした後、液体を満たすことができない試料にあっては、ゴム製の台板上に内容物が直接接触する面を上にして置き、ステンレス製又はガラス製の円筒形の筒を載せ、締付金具を用いて締め、表面積1cm2当たり2mLの割合で60℃(ヘプタンにあっては、25℃)に加温した浸出用液を入れた後、それぞれ時計皿等で覆い、60℃(ヘプタンにあっては、25℃)に保ちながら時々かき混ぜて30分間(ヘプタンにあっては、1時間)浸出し調製する。

ロ 試験

(イ) 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として1μg/mL以下となる。

(ロ) 蒸発残留物

牛乳、特別牛乳、殺菌山羊乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳及び加工乳の容器包装にあっては、浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は15μg/mL以下でなければならない。

クリームの容器包装にあっては、浸出用液としてヘプタンを用いて作った試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は75μg/mL以下でなければならない。ただし、ポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装及びポリエチレンテレフタレート加工紙製容器包装にあっては15μg/mL以下でなければならない。

(ハ) 過マンガン酸カリウム消費量

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、過マンガン酸カリウム消費量の試験を行うとき、その量は5μg/mL以下でなければならない。

(ニ) アンチモン(ポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装及び内容物に直接接触する部分にポリエチレンテレフタレートを使用したポリエチレンテレフタレート加工紙製容器包装に限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりアンチモンの試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、アンチモン標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のアンチモン量は0.025μg/mL以下となる。

(ホ) ゲルマニウム(ポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装及び内容物に直接接触する部分にポリエチレンテレフタレートを使用したポリエチレンテレフタレート加工紙製容器包装に限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりゲルマニウムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、ゲルマニウム標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のゲルマニウム量は0.05μg/mL以下となる。

② 次の試験法による試験(ポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装及びポリエチレンテレフタレート加工紙製容器包装にあっては、破裂強度及び突き刺し強度については、いずれかの試験法による試験)に適合するものであること。

イ 破裂強度

容器包装の中央部分を切り取り試料とし、強度等試験法中の破裂強度試験を行うとき、測定される値が、内容量が300mL以下のものにあっては196kPa(常温保存可能品の容器包装にあっては392kPa)以上、300mLを超えるものにあっては490kPa(常温保存可能品の容器包装にあっては785kPa)以上でなければならない。

ロ 突き刺し強度(ポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装及びポリエチレンテレフタレート加工紙製容器包装に限る。)

容器包装の中央部分を切り取り試料とし、強度等試験法中の突き刺し強度試験を行うとき、測定される値が、10N以上でなければならない。

ハ 封かん

強度等試験法中の封かん試験を行うとき、容器包装の破損又は空気漏れがないものでなければならない。

ニ ピンホール

強度等試験法中のピンホール試験を行うとき、ピンホールを認めないものでなければならない。

③ 内容物に直接接触する部分は、ポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂又はポリエチレンテレフタレートであること。

④ 内容物に直接接触する部分に使用するポリエチレン及びエチレン・1―アルケン共重合樹脂は、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ ヘキサン抽出物

ヘキサン抽出物試験を行うとき、その量は2.6%以下でなければならない。

ロ キシレン可溶物

キシレン可溶物試験を行うとき、その量は11.3%以下でなければならない。

ハ ヒ素

ヒ素試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素の量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると2μg/g以下となる。

ニ 重金属

重金属試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として0.8μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると20μg/g以下となる。

⑤ 内容物に直接接触する部分に使用するポリエチレンテレフタレートは、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ カドミウム及び鉛

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(1) 一般規格の1.材質試験のa カドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

⑥ 常温保存可能品の容器包装にあっては、遮光性を有し、かつ、気体透過性のないものであること。

c 金属缶は、次の条件に適合するものであること。

① 次の試験法による試験に適合するものであること。この場合、試験に用いる試験溶液の調製は、bの①のイ 試験溶液の調製を準用する。

イ ヒ素

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液10mLについて、ヒ素試験法により試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、ヒ素標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素の量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となる。

ロ 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として1μg/mL以下となる。

ハ 蒸発残留物(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は15μg/mL以下でなければならない。

ニ 過マンガン酸カリウム消費量(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、過マンガン酸カリウム消費量の試験を行うとき、その量は5μg/mL以下でなければならない。

ホ フェノール(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のフェノールの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のフェノールの量は5μg/mL以下となる。

ヘ ホルムアルデヒド(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のホルムアルデヒドの試験を行うとき、これに適合しなければならない。

② 内容物に直接接触する部分に使用する合成樹脂は、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ カドミウム及び鉛

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(1) 一般規格の1.材質試験のa カドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

ロ ジブチルスズ化合物(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の① ジブチルスズ化合物の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のジブチルスズ化合物量は二塩化ジブチルスズとして1μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると50μg/g以下となる。

ハ クレゾールリン酸エステル(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の② クレゾールリン酸エステルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のクレゾールリン酸エステル量は10μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると1mg/g以下となる。

ニ 塩化ビニル(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の③ 塩化ビニルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試料中の塩化ビニル量は1μg/g以下となる。

d 組合せ容器包装は、次の条件に適合するものであること。

① 次の試験法による試験に適合するものであること。

イ 封かん

強度等試験法中の封かん試験を行うとき、容器包装の破損又は空気漏れがないものでなければならない。

ロ ピンホール

強度等試験法中のピンホール試験を行うとき、ピンホールを認めないものでなければならない。

② 合成樹脂及び合成樹脂加工紙はそれぞれbに規定する合成樹脂製容器包装及び合成樹脂加工紙製容器包装の規格又は基準(封かん、ピンホール及び常温保存可能品に係る規格を除く。)に、金属はcに規定する金属缶の規格又は基準に適合するものであること。

③ 常温保存可能品の容器包装にあっては、遮光性を有し、かつ、気体透過性のないものであること。

2.調製液状乳、発酵乳、乳酸菌飲料及び乳飲料の販売用の容器包装は、ガラス瓶、合成樹脂製容器包装、合成樹脂加工紙製容器包装、合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装、金属缶又は組合せ容器包装(合成樹脂、合成樹脂加工紙、合成樹脂加工アルミニウムはく又は金属のうち二以上を用いる容器包装をいう。以下2.において同じ。)であって、それぞれ次の規格又は基準に適合するものであること。

a ガラス瓶は、透明なものであること。

b 合成樹脂製容器包装、合成樹脂加工紙製容器包装及び合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装は、次の条件に適合するものであること。

① 次の試験法による試験に適合するものであること。この場合、イ、ロ、ハ、ニ及びホの試験に用いる試験溶液の調製は、1.のbの①のイ 試験溶液の調製を準用する。

イ 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として1μg/mL以下となる。

ロ 蒸発残留物

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は15μg/mL以下でなければならない。

ハ 過マンガン酸カリウム消費量

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、過マンガン酸カリウム消費量の試験を行うとき、その量は5μg/mL以下でなければならない。

ニ アンチモン(ポリエチレンテレフタレートを主成分とする合成樹脂を使用した容器包装に限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりアンチモンの試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、アンチモン標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のアンチモン量は0.025μg/mL以下となる。

ホ ゲルマニウム(ポリエチレンテレフタレートを主成分とする合成樹脂を使用した容器包装に限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりゲルマニウムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、ゲルマニウム標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のゲルマニウム量は0.05μg/mL以下となる。

ヘ 封かん

強度等試験法中の封かん試験を行うとき、容器包装の破損又は空気漏れがないものでなければならない。

ト ピンホール

強度等試験法中のピンホール試験を行うとき、ピンホールを認めないものでなければならない。

② 次のいずれかの試験法による試験に適合するものであること。

イ 破裂強度

容器包装の中央部分を切り取り試料とし、強度等試験法中の破裂強度試験を行うとき、測定される値が、内容量が300mL以下のものにあっては196kPa(常温保存可能品の容器包装にあっては392kPa)以上、300mLを超えるものにあっては490kPa(常温保存可能品の容器包装にあっては785kPa)以上でなければならない。

ロ 突き刺し強度

容器包装の中央部分を切り取り試料とし、強度等試験法中の突き刺し強度試験を行うとき、測定される値が、10N以上でなければならない。

③ 内容物に直接接触する部分は、ポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂、ポリスチレン、ポリプロピレンを主成分とする合成樹脂又はポリエチレンテレフタレートを主成分とする合成樹脂であること。

④ 内容物に直接接触する部分に使用するポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂及びポリプロピレンを主成分とする合成樹脂は、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ ヘキサン抽出物

ヘキサン抽出物試験を行うとき、その量は2.6%以下でなければならない。ただし、ポリプロピレンを主成分とする合成樹脂においては、5.5%以下でなければならない。

ロ キシレン可溶物

キシレン可溶物試験を行うとき、その量は11.3%以下でなければならない。ただし、ポリプロピレンを主成分とする合成樹脂においては、30%以下でなければならない。

ハ ヒ素

ヒ素試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素の量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると2μg/g以下となる。

ニ 重金属

重金属試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として0.8μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると20μg/g以下となる。

⑤ 内容物に直接接触する部分に使用するポリスチレンは、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ 揮発性物質

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の5.ポリスチレンを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の① 揮発性物質の試験を行うとき、スチレン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン及びプロピルベンゼンの量の合計は、1.5mg/g以下でなければならない。

ロ ヒ素

ヒ素試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素の量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると2μg/g以下となる。

ハ 重金属

重金属試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として0.8μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると20μg/g以下となる。

⑥ 常温保存可能品の容器包装にあっては、遮光性を有し、かつ、気体透過性のないものであること。

⑦ 内容物に直接接触する部分に使用するポリエチレンテレフタレートを主成分とする合成樹脂は、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ カドミウム及び鉛

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(1) 一般規格の1.材質試験のa カドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

c 金属缶は、次の条件に適合するものであること。

① 次の試験法による試験に適合するものであること。この場合、試験に用いる試験溶液の調製は、1.のbの①のイ 試験溶液の調製を準用する。

イ ヒ素

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液10mLについて、ヒ素試験法により試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、ヒ素標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素の量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となる。

ロ 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として1μg/mL以下となる。

ハ 蒸発残留物(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は15μg/mL以下でなければならない。

ニ 過マンガン酸カリウム消費量(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、過マンガン酸カリウム消費量の試験を行うとき、その量は5μg/mL以下でなければならない。

ホ フェノール(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のフェノールの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のフェノールの量は5μg/mL以下となる。

ヘ ホルムアルデヒド(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。)

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のホルムアルデヒドの試験を行うとき、これに適合しなければならない。

② 内容物に直接接触する部分に使用する合成樹脂は、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ カドミウム及び鉛

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(1) 一般規格の1.材質試験のa カドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

ロ ジブチルスズ化合物(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の① ジブチルスズ化合物の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のジブチルスズ化合物量は二塩化ジブチルスズとして1μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると50μg/g以下となる。

ハ クレゾールリン酸エステル(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の② クレゾールリン酸エステルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のクレゾールリン酸エステル量は10μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると1mg/g以下となる。

ニ 塩化ビニル(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の③ 塩化ビニルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試料中の塩化ビニル量は1μg/g以下となる。

d 組合せ容器包装は、次の条件に適合するものであること。

① 次の試験法による試験に適合するものであること。

イ 封かん

強度等試験法中の封かん試験を行うとき、容器包装の破損又は空気漏れがないものでなければならない。

ロ ピンホール

強度等試験法中のピンホール試験を行うとき、ピンホールを認めないものでなければならない。

② 合成樹脂、合成樹脂加工紙及び合成樹脂加工アルミニウムはく(密栓の用に供するものを除く。)は、それぞれbに規定する合成樹脂製容器包装、合成樹脂加工紙製容器包装及び合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装の規格又は基準(封かん、ピンホール及び常温保存可能品に係る規格を除く。)に、金属はcに規定する金属缶の規格に適合するものであること。この場合において、強度等試験法中の破裂強度試験を行うとき、その強度の最大値は490kPa以上とする。

③ 密栓の用に供する合成樹脂加工アルミニウムはくは、次の試験法による試験に適合するものであること。この場合イ、ロ、ハ、ニ及びホの試験に用いる試験溶液の調製は、1.のbの①のイ 試験溶液の調製のうち、液体を満たすことができない試料を準用する。

イ 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として1μg/mL以下となる。

ロ 蒸発残留物

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は15μg/mL以下でなければならない。

ハ 過マンガン酸カリウム消費量

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、過マンガン酸カリウム消費量の試験を行うとき、その量は5μg/mL以下でなければならない。

ニ フェノール

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のフェノールの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のフェノールの量は5μg/mL以下となる。

ホ ホルムアルデヒド

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、モノマー試験法中のホルムアルデヒドの試験を行うとき、これに適合しなければならない。

ヘ 破裂強度

密栓の中央部分を切り取り試料とし、強度等試験法中の破裂強度試験を行うとき、測定される値の最大値が、196kPa以上でなければならない。

④ 密栓の用に供する合成樹脂加工アルミニウムはくの内容物に直接接触する部分に使用する合成樹脂は、次の試験法による試験に適合するものであること。

イ ヒ素

ヒ素試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素の量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると2μg/g以下となる。

ロ カドミウム及び鉛

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(1) 一般規格の1.材質試験のa カドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

ハ ジブチルスズ化合物(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の① ジブチルスズ化合物の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のジブチルスズ化合物量は二塩化ジブチルスズとして1μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると50μg/g以下となる。

ニ クレゾールリン酸エステル(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の② クレゾールリン酸エステルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のクレゾールリン酸エステル量は10μg/mL以下であり、試料当たりに換算すると1mg/g以下となる。

ホ 塩化ビニル(ポリ塩化ビニルを使用するものに限る。)

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(2) 個別規格の3.ポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装のa 材質試験の③ 塩化ビニルの試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試料中の塩化ビニル量は1μg/g以下となる。

⑤ 常温保存可能品の容器包装にあっては、遮光性を有し、かつ、気体透過性のないものであること。

3.合成樹脂製容器包装、合成樹脂加工紙製容器包装、合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装を製造する者は、製造した当該容器包装を殺菌し、1.及び2.に規定する容器包装に使用する紙のふた又は合成樹脂、合成樹脂加工紙、合成樹脂加工アルミニウムはく若しくは金属のうち二以上を用いる容器包装に用いられる合成樹脂、合成樹脂加工紙、合成樹脂加工アルミニウムはく若しくは金属を製造する者は、製造した当該紙のふた、合成樹脂、合成樹脂加工紙、合成樹脂加工アルミニウムはく又は金属を殺菌すること。ただし、殺菌効果を有する方法で製造されたものにあっては、この限りでない。

(2) 調製粉乳の容器包装又はその原材料の規格及び製造方法の基準

1.調製粉乳の販売用の容器包装は、金属缶(開口部分の密閉のために合成樹脂を使用するものを含む。以下同じ。)、合成樹脂ラミネート容器包装(合成樹脂にアルミニウムはくを貼り合わせた容器包装又はこれにセロファン若しくは紙を貼り合わせた容器包装をいう。以下同じ。)又は組合せ容器包装(金属缶及び合成樹脂ラミネートを用いる容器包装をいう。以下1.において同じ。)であって、それぞれ次の規格又は基準に適合するものであること。

a 金属缶又は組合せ容器包装は、密閉できる構造のものであること。

b 金属缶又は組合せ容器包装の開口部分の密閉に使用する合成樹脂は、ポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂又はポリエチレンテレフタレートであること。

c 合成樹脂ラミネート容器包装又は組合せ容器包装に用いる合成樹脂ラミネートにあっては、内容物に直接接触する部分がポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂又はポリエチレンテレフタレートであること。

d 内容物に直接接触する部分にポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂又はポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装にあっては、次の試験法による試験に適合するものであること。この場合、試験に用いる試験溶液の調製は、(1)の1.のbの①のイ 試験溶液の調製を準用する。ただし、液体を満たすことができる試料にあって、金属缶の密閉にポリエチレン、エチレン・1―アルケン共重合樹脂又はポリエチレンテレフタレートを使用したものにあっては、当該部分が下になるようにして満たす。

① 重金属

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、重金属試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として1μg/mL以下となる。

② 蒸発残留物

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、蒸発残留物試験を行うとき、その量は15μg/mL以下でなければならない。

③ 過マンガン酸カリウム消費量

浸出用液として水を用いて作った試験溶液について、過マンガン酸カリウム消費量の試験を行うとき、その量は5μg/mL以下でなければならない。

④ アンチモン(ポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装に限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりアンチモンの試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、アンチモン標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のアンチモン量は0.025μg/mL以下となる。

⑤ ゲルマニウム(ポリエチレンテレフタレートを使用した容器包装に限る。)

浸出用液として4%酢酸を用いて作った試験溶液について、原子吸光光度法、誘導結合プラズマ質量分析法又は誘導結合プラズマ発光分光分析法によりゲルマニウムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、ゲルマニウム標準溶液は、乳等の容器包装試験用のものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のゲルマニウム量は0.05μg/mL以下となる。

⑥ 破裂強度(合成樹脂ラミネート容器包装及び組合せ容器包装に限る。)

容器包装の中央部分を切り取り試料とし、強度等試験法中の破裂強度試験を行うとき、合成樹脂ラミネート容器包装にあっては、その強度の最大値は、内容量が300g以下のものにあっては196kPa以上、300gを超えるものにあっては490kPa(外包装(小売りのために容器包装の上にした包装をいう。)をした場合において、当該外包装と合わせた破裂強度の最大値が981kPa以上であるときは、196kPa)以上でなければならない。

組合せ容器包装にあっては、試料は合成樹脂ラミネートを用いた部分のそれぞれの中央部分を切り取ったものとし、その強度の最大値は490kPa以上でなければならない。

e 内容物に直接接触する部分に使用するポリエチレン及びエチレン・1―アルケン共重合樹脂には、添加剤を使用してはならない。

f 内容物に直接接触する部分に使用するポリエチレン及びエチレン・1―アルケン共重合樹脂は、次の試験法による試験に適合するものであること。

① ヘキサン抽出物

ヘキサン抽出物試験を行うとき、その量は2.6%以下でなければならない。

② キシレン可溶物

キシレン可溶物試験を行うとき、その量は11.3%以下でなければならない。

③ ヒ素

ヒ素試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素の量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると2μg/g以下となる。

④ 重金属

重金属試験(材質試験)を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属の量は鉛として0.8μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると20μg/g以下となる。

g 内容物に直接接触する部分に使用するポリエチレンテレフタレートは、次の試験法による試験に適合するものであること。

① カドミウム及び鉛

D 材質別規格の項の2 合成樹脂製の器具又は容器包装の目の(1) 一般規格の1.材質試験のa カドミウム及び鉛の試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム及び鉛の量はそれぞれ5μg/mL以下となり、試料当たりに換算すると100μg/g以下となる。

h 封かん

強度等試験法中の封かん試験を行うとき、容器包装の破損又は空気漏れがないものでなければならない。

i 金属缶

D 材質別規格の項の4 金属缶(乾燥した食品(油脂及び脂肪性食品を除く。)を内容物とするものを除く。以下4において同じ。)の目の定める規格に適合するものであること。

2.合成樹脂ラミネート容器包装を製造する者は、製造した当該容器包装を殺菌し、合成樹脂ラミネート及び金属缶を用いる容器包装に用いられる合成樹脂ラミネート又は金属を製造する者は、製造した合成樹脂ラミネート又は金属を殺菌すること。ただし、殺菌効果を有する方法で製造されたものにあっては、この限りでない。

5 氷菓の製造等に使用する器具

(1) 氷菓の製造に使用する器具は,洗浄に容易な構造を有し,内面及び接触面は平滑で,さびを生じない原材料を使用するか,又はさびを生じないように加工されたものでなければならない。

(2) 氷菓の分注機械及び打栓機械は,洗浄及び殺菌が容易で,かつ,汚染を防止できるものでなければならない。

(3) 氷菓の保存又は運搬のための容器は,防じん及び防虫の装置を有し,その融解水が氷菓に直接接触しないような構造でなければならない。

6 食品の自動販売機(食品が部品に直接接触する構造を有するものに限る。)及びこれによつて食品を販売するために用いる容器は,次の(1)から(3)までに掲げる条件のすべてを満たすものでなければならない。

(1) 自動販売機本体

1.材質

食品に直接接触する部品の材質は,ステンレス製等の有毒又は有害な物質が溶出するおそれのないもので,かつ,耐酸性,耐熱性,耐水性及び不浸透性のものであること。ただし,食品をろ過するものにあつては,不浸透性の材質であることを要しない。

2.構造及び機能

a 食品に直接接触する部品の洗浄及び殺菌を行うことができるものであること。

b 食品又はこれに直接接触する部品に外部から容易に接触できないものであること。

c 食品を保存する部分にこれ以外の部分から発生する蒸気等の熱が影響を及ぼすことを防止するため,排気装置を有するか,又は食品を保存する部分とこれ以外の部分との間に隔壁を設けたものであること。

d 食品を保存し,又は調理する部分は,ねずみ,こん虫等の侵入及び塵あい等による汚染を防止できるものであること。

e 食品の取出口は,販売するときのほか,外部と遮断されるものであること。

f はし,コツプ等飲食の用に供される器具及び調味料を保管する部分は,塵あい等による汚染を防止できるものであること。ただし,塵あい等により汚染されないように容器包装又は包装に入れ,若しくは包まれたものを供する場合は,この限りでない。

g 食品を収納する扉は,施錠できるものであること。

h 調理を行うものにあつては,調理が販売の都度自動的に行われるものであること。ただし,コーヒーを抽出するものであつて,次のイからニまでに掲げる条件のすべてを満たすものにあつては,販売の都度コーヒーを抽出することを要しない。

イ コーヒーを抽出する時の熱湯の温度が85℃未満の場合は自動的に販売が中止されるものであること。

ロ 抽出されたコーヒーを63℃以上に保つのに十分な能力の加熱装置を有し,かつ,その温度を保てなくなつた場合は,自動的に販売が中止され,再度自動的に販売されないものであること。

ハ 抽出されたコーヒーが22時間を超えて保存された場合は,自動的に販売が中止されるものであること。

ニ 抽出されたコーヒーを保存する部分(当該コーヒーに直接接触する部分に限る。)を63℃以上に保ちながら,1日1回2時間以上乾燥する装置を有するものであること。

i 熱湯を用いて調理を行うものにあつては,販売の都度供給される熱湯の温度が85℃以上であり,かつ,熱湯の温度が85℃未満の場合は自動的に販売が中止されるものであること。ただし,粉末清涼飲料を調理するもの又は次のイ及びロに掲げる条件のすべてを満たす調理に用いられる原料があらかじめ容器に充てんされ,当該容器内において調理を行うものであつて,販売の都度供給される熱湯の温度が75℃以上であり,かつ,熱湯の温度が75℃未満の場合は自動的に販売が中止されるものにあつては,この限りでない。

イ 粉末のもの又は細切されたものであつて,乾燥されたものであること。

ロ 細菌数(生菌数)が検体1gにつき3,000以下であり,大腸菌群が陰性であること。この場合の細菌数(生菌数)の測定法及び大腸菌群試験法は,第1 食品の部D 各条の項の○ 粉末清涼飲料の1 粉末清涼飲料の成分規格の(3)の1.,2.及び3.に準じて行う。

j 食品(炭酸を含有する清涼飲料水及び容器包装詰加圧加熱殺菌食品を除く。)を冷凍,冷蔵又は温蔵するものにあつては,食品の保存温度を調節できる自動温度調節装置及び食品の保存温度を示す温度計を有するものであること。ただし,清涼飲料水を販売するコップ販売式自動販売機であつて,パイプその他の部分の構造がすべて閉鎖式であり,かつ,密栓若しくは密封又はこれらと同等の処置が施された運搬器具を使用するものにあつては,この限りでない。

k 食品(炭酸を含有する清涼飲料水及び容器包装詰加圧加熱殺菌食品を除く。)を冷凍,冷蔵又は温蔵するものにあつては,食品を次の温度に保つのに十分な能力の冷却装置又は加熱装置を有し,かつ,その温度を保てなくなつた場合は,自動的に販売が中止され,再度自動的に販売されないものであること。ただし,清涼飲料水を販売するコップ販売式自動販売機であつて,パイプその他の部分の構造がすべて閉鎖式であり,かつ,密栓若しくは密封又はこれらと同等の処置が施された運搬器具を使用するものにあつては,この限りでない。

イ 冷凍するものにあつては,-15℃以下

ロ 冷蔵するものにあつては,10℃以下

ハ 温蔵するものにあつては,63℃以上

l 水道法による水道により供給される水を使用するものにあつては,水を給水栓から自動的に注入でき,かつ,逆流しないものであること。ただし,カートリッジ式給水タンク(自動販売機に水を供給するために装置される容器であつて,取り外して用いるものをいう。以下この目において同じ。)により水を供給するものにあつては,この限りでない。

m 水道法による水道により供給される水以外の水又はカートリッジ式給水タンクの水を使用するものにあつては,当該水を使用する前に5分間以上煮沸できる加熱殺菌装置又はこれと同等以上の効力を有する殺菌装置若しくは細菌ろ過装置を有するものであること。

(2) カートリッジ式給水タンク

1.材質

水に直接接触する部分の材質は,ステンレス製等の有毒又は有害な物質が溶出するおそれのないもので,かつ,耐酸性,耐水性及び不浸透性のものであること。

2.構造

給水口等の開口部は,ねじ込み式等の栓又はふたにより密閉でき,かつ,運搬時に露出しないものであること。

(3) 容器

1.食品(清涼飲料水を除く。)を販売するために用いる容器は,洗浄され,かつ,殺菌されたものであること。ただし,未使用の紙製,合成樹脂製,合成樹脂加工紙製若しくはアルミニウムはく製容器又は組合せ容器(紙,合成樹脂,合成樹脂加工紙又は金属のうち二以上を用いた容器をいう。以下この目において同じ。)であつて,かつ,殺菌され,又は殺菌効果を有する製造方法で製造され,使用されるまでに汚染されるおそれのないように取り扱われたものにあつては,この限りでない。

2.清涼飲料水を販売する際に用いる容器は,未使用の紙製,合成樹脂製,合成樹脂加工紙若しくはアルミニウムはく製容器又は組合せ容器であつて,かつ,殺菌され,又は殺菌効果を有する製造方法で製造され,使用されるまでに汚染されるおそれのないように取り扱われたものでなければならない。

7 コップ販売式自動販売機又は清涼飲料水全自動調理機に収められる清涼飲料水の原液の運搬器具又は容器包装

(1) 金属製のものにあつては,ねじ込み式等の栓又はふたを有し,洗浄に容易な構造であり,内面が平滑で,さびを生じない原材料を使用するか,又はさびを生じないように加工されたものでなければならない。

(2) 合成樹脂製のものにあっては、2 清涼飲料水(原料用果汁を除く。以下2において同じ。)の容器包装の目の(3) 合成樹脂製容器包装、合成樹脂加工紙製容器包装及び合成樹脂加工アルミニウムはく製容器包装の規定を準用する。

F 器具及び容器包装の製造基準

1 銅製又は銅合金製の器具及び容器包装は,その食品に接触する部分を全面スズメッキ又は銀メッキその他衛生上危害を生ずるおそれのない処置を施さなければならない。ただし,固有の光沢を有し,かつ,さびを有しないものは,この限りでない。

2 器具又は容器包装の製造に際し,化学的合成品たる着色料を使用する場合は,食品衛生法施行規則別表第1に掲げる着色料以外の着色料を使用してはならない。ただし,うわぐすり,ガラス又はホウロウへ融和させる方法その他食品に混和するおそれのない方法による場合はこの限りでない。

3 氷菓の紙製,経木製又は金属はく製の容器包装は,製造後殺菌しなければならない。

4 器具又は容器包装を製造する場合は,特定牛の脊柱を原材料として使用してはならない。ただし,次のいずれかに該当するものを原材料として使用する場合は,この限りでない。

(1) 特定牛の脊柱に由来する油脂を,高温かつ高圧の条件の下で,加水分解,けん化又はエステル交換したもの

(2) 月齢が30月以下の特定牛の脊柱を,脱脂,酸による脱灰,酸若しくはアルカリ処理,ろ過及び138℃以上で4秒間以上の加熱殺菌を行つたもの又はこれらと同等以上の感染性を低下させる処理をして製造したもの

第4 おもちゃ

A おもちゃ又はその原材料の規格

1 うつし絵は、次の試験法による試験に適合しなければならない。

この場合において、試験に用いる水は蒸留水とする。

(1) 試験溶液の調製

うつし絵の着色されている部分を採り、その表面積1cm2につき2mLの割合の40℃に加温した水を採り、試料を浸した後、時計皿で覆い、40℃に保ちながら時々かき混ぜて30分間放置する。

(2) 試験

1.重金属

試験溶液20mLについて、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の5 重金属試験法により試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中の重金属量は鉛として1μg/mL以下となる。

2.ヒ素

試験溶液20mLについて、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の9 ヒ素試験法により試験を行うとき、これに適合しなければならない。これに適合するとき、試験溶液中のヒ素量は三酸化二ヒ素として0.1μg/mL以下となる。

2 折り紙は、次の試験法による試験に適合しなければならない。

この場合において、試験に用いる水は蒸留水とする。

(1) 試験溶液の調製

試料の表面積1cm2につき2mLの割合の40℃に加温した水を採り、試料を浸した後、時計皿で覆い、40℃に保ちながら時々かき混ぜて30分間放置する。

(2) 試験

1.重金属

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の1の(2) 試験の1.重金属を準用する。

2.ヒ素

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の1の(2) 試験の2.ヒ素を準用する。

3 ゴム製おしやぶりは,第3 器具及び容器包装の部D 器具若しくは容器包装又はこれらの原材料の材質別規格の項の3 ゴム製の器具又は容器包装の目の(2) ゴム製ほ乳器具に定める試験法による試験に適合しなければならない。

4 おもちゃの塗膜は、次の試験法による試験に適合しなければならない。

(1) 試験溶液の調製

おもちゃから塗膜を削り取り、0.5mmメッシュ以下に粉砕したものを試料とする。ただし、粉砕できない弾性を有する樹脂等の塗膜は出来る限り細かくしたものを試料とする。試料約100mg以上を精密に量り、その50倍量の0.07mol/L塩酸を加え、遮光下37℃に保ちながら1時間振とうする。さらに37℃に保ちながら1時間放置した後、ろ過する。ただし、試料の量が10mg以上100mg未満である場合には0.07mol/L塩酸5mLを加えて試験を行う。また、試料が10mg未満の場合は試験を行わない。

0.07mol/L塩酸 塩酸 HCl [K 8180、 特級]6.3mLに蒸留水を加えて1,000mLとする。

(2) 試験

1.カドミウム、鉛及びヒ素

カドミウム標準原液0.1mL、鉛標準原液0.1mL及びヒ素標準原液1.3mLを採り、0.07mol/L塩酸を加えて100mLとする。本液1mLはカドミウム、鉛及びヒ素各1μgを含む。この溶液を0.07mol/L塩酸を用いて希釈し、試験溶液と同様の方法により測定し、カドミウム、鉛及びヒ素それぞれの検量線を作成する。ただし、カドミウム標準原液、鉛標準原液及びヒ素標準原液は第3 器具及び容器包装の部C 試薬・試液等の項の4 標準溶液、標準原液で定めるものを用いる。

試験溶液について、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の4 原子吸光光度法、13 誘導結合プラズマ質量分析法又は14 誘導結合プラズマ発光分光分析法により、カドミウム、鉛及びヒ素のそれぞれの濃度を求め、次式により試料1g当たりの溶出量を求めるとき、カドミウムは75μg/g以下、鉛は90μg/g以下、ヒ素は25μg/g以下でなければならない。ただし、原子吸光光度法のヒ素の測定においては193.7nmの波長を用いる。

溶出量(μg/g)=((試験溶液濃度(μg/mL)×試験溶液量(mL))/試料量(g))×((100-補正値)/100)

この場合において、カドミウム及び鉛の補正値は30、ヒ素の補正値は60とする。

5 ポリ塩化ビニルを用いて塗装された塗膜にあっては、A おもちゃ又はその原材料の規格の項の4の目の試験法によるもののほか、次の試験法による試験に適合しなければならない。この場合において、試験に用いる水は蒸留水とする。

(1) 試験溶液の調製

塗装されたおもちゃ又はその試験片を試料とし、その表面積1cm2につき2mLの割合の40℃に加温した水に試料を浸した後、時計皿で覆い、40℃に保ちながら時々かき混ぜて30分間放置する。

(2) 試験

1.過マンガン酸カリウム消費量

試験溶液50mLに水を加えて100mLとしたものについて、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の1 過マンガン酸カリウム消費量試験法により試験を行い、次式により過マンガン酸カリウム消費量を求めるとき、その量は50μg/mL以下でなければならない。

過マンガン酸カリウム消費量(μg/mL)=((a-b)×0.316×f×1,000)/50

ただし、

a:本試験の0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液の滴定量(mL)

b:空試験の0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液の滴定量(mL)

f:0.002mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター

2.蒸発残留物

試験溶液200~300mLを採り、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の7 蒸発残留物試験法により試験を行うとき、その量は50μg/mL以下でなければならない。

6 ポリ塩化ビニルを主体とする材料を用いて製造された部分(塗膜を除く。)は、次の試験法による試験に適合しなければならない。この場合において、試験に用いる水は蒸留水とする。

(1) 試験溶液の調製

おもちゃ又はその試験片を試料とし、その表面積1cm2につき2mLの割合の40℃に加温した水に浸した後、時計皿で覆い、40℃に保ちながら時々かき混ぜて30分間放置する。

(2) 試験

1.過マンガン酸カリウム消費量

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の5の(2) 試験の1.過マンガン酸カリウム消費量を準用する。

2.重金属

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の1の(2) 試験の1.重金属を準用する。

3.カドミウム

試験溶液100mLに硝酸5滴を加え、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の4 原子吸光光度法、13 誘導結合プラズマ質量分析法又は14 誘導結合プラズマ発光分光分析法によりカドミウムの試験を行うとき、これに適合しなければならない。ただし、カドミウム標準溶液として、第3 器具及び容器包装の部C 試薬・試液等の項の4 標準溶液、標準原液に示すカドミウム標準溶液10mLに水を加えて100mLとし、硝酸5滴を加えたものを用いる。これに適合するとき、試験溶液中のカドミウム量は0.5μg/mL以下となる。

4.蒸発残留物

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の5の(2) 試験の2.蒸発残留物を準用する。

5.ヒ素

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の1の(2) 試験の2.ヒ素を準用する。

7 おもちやの可塑化された材料からなる部分は,フタル酸ジ―n―ブチル,フタル酸ビス(2―エチルヘキシル)又はフタル酸ベンジルブチルを0.1%を超えて含有してはならない。

8 食品衛生法施行規則第78条第1号に規定するおもちや(9の目に規定する部分を除く。)には,フタル酸ジイソノニルを原材料として用いたポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂を原材料として用いてはならない。

9 食品衛生法施行規則第78条第1号に規定するおもちやのうち,乳幼児の口に接触することをその本質とする部分であつて可塑化された材料からなる部分は,フタル酸ジイソデシル,フタル酸ジイソノニル又はフタル酸ジ―n―オクチルを0.1%を超えて含有してはならない。

10 ポリエチレンを主体とする材料を用いて製造された部分(塗膜を除く。)は、次の試験法による試験に適合しなければならない。この場合において、試験に用いる水は蒸留水とする。

(1) 試験溶液の調製

おもちゃ又はその試験片を試料とし、その表面積1cm2につき2mLの割合の40℃に加温した水を採り、試料を浸した後、時計皿で覆い、40℃に保ちながら時々かき混ぜて30分間放置する。

(2) 試験

1.過マンガン酸カリウム消費量

A おもちゃ又はその原材料の規格の項の5の(2) 試験の1.過マンガン酸カリウム消費量を準用して試験を行うとき、その量は10μg/mL以下でなければならない。

2.重金属

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の1の(2) 試験の1.重金属を準用する。

3.蒸発残留物

A おもちゃ又はその原材料の規格の項の5の(2) 試験の2.蒸発残留物を準用して試験を行うとき、その量は30μg/mL以下でなければならない。

4.ヒ素

第4 おもちやの部A おもちや又はその原材料の規格の項の1の(2) 試験の2.ヒ素を準用する。

11 金属製のアクセサリーがん具のうち、乳幼児が飲み込むおそれがあるものは、次の試験法による試験に適合しなければならない。ここで、乳幼児が飲み込むおそれがあるものとは、次の図に示した寸法を持つ容器内に圧縮しない状態で置いたときに当該容器内に収まる大きさのものをいう。

(1) 試験溶液の調製

試料を直径約40mmのビーカーに入れ、37℃に加温した0.07mol/L塩酸を試料が浸せきするまで加え、遮光して37℃で2時間放置した後、ろ過する。

0.07mol/L塩酸 塩酸 HCl [K 8180、 特級]6.3mLに蒸留水を加えて1,000mLとする。

(2) 鉛

鉛標準原液0.1mLを採り、0.07mol/L塩酸を加えて100mLとする。本液1mLは鉛1μgを含む。この溶液を0.07mol/L塩酸を用いて希釈し、試験溶液と同様の方法により測定し、鉛の検量線を作成する。ただし、鉛標準原液は第3 器具及び容器包装の部C 試薬・試液等の項4 標準溶液、標準原液で定めるものを用いる。

試験溶液について、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の4 原子吸光光度法、13 誘導結合プラズマ質量分析法又は14 誘導結合プラズマ発光分光分析法により、鉛の濃度を求め、次式により試料1g当たりの溶出量を求めるとき、鉛の溶出量は90μg/g以下でなければならない。

溶出量(μg/g)=((試験溶液濃度(μg/mL)×試験溶液量(mL))/試料量(g))×((100-補正値)/100)

この場合において、鉛の補正値は30とする。

12 1の目から6の目まで,10の目及び11の目に掲げる規定の方法に代わる方法で,それが規定の方法以上の精度のある場合は,その方法を用いることができる。ただし,その結果について疑いのある場合は,規定の方法で最終の判定を行う。

B おもちゃの製造基準

1 おもちゃの製造に際し、化学的合成品たる着色料を使用する場合は、食品衛生法施行規則別表第1に掲げる着色料以外の着色料を使用してはならない。ただし、次の試験法による試験に適合する場合は、この限りでない。

試料の着色されている部分を、その表面積1cm2につき2mLの割合の40℃に加温した水に浸した後、時計皿で覆い、40℃に保ちながら時々かき混ぜて10分間放置し、これを試験溶液とする。試験溶液50mLを内径20mm、外径24mm、底から栓の下面までの距離20cmで、5mLごとに50mLまで目盛りを付けたネスラー管に採り、白色を背景として上方及び側方から観察するとき、着色料の溶出が認められてはならない。

第5 洗浄剤

A 洗浄剤(もっぱら飲食器の洗浄の用に供されることが目的とされているものを除く。以下Aにおいて同じ。)の成分規格

1 洗浄剤(固型石けんを除く。以下1において同じ。)は、次の試験法による試験(洗浄剤であって液状のもの以外のものについては、(3) メタノールを除く。)に適合しなければならない。この場合において、試験に用いる水は、蒸留水とする。

(1) ヒ素

洗浄剤であって高級脂肪酸塩及び高級脂肪酸エステル系界面活性剤以外の界面活性剤を含まないもの(以下「脂肪酸系洗浄剤」という。)にあっては試料を水で30倍に希釈し、脂肪酸系洗浄剤以外の洗浄剤にあっては試料を水で150倍に希釈して、これを試料溶液とする。試料溶液100mLを蒸発皿に採り水浴上で加熱して大部分の水分を蒸発させる。残留液を分解フラスコに移し、蒸発皿を少量の水で洗い、洗液を分解フラスコに加える。これに硝酸10mLを加えてよく混和し、はじめ穏やかに加熱し、激しい反応が終った後放冷する。次いで硫酸5mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。液がなおかつ色を呈するときは、冷後硝酸5mLを追加して加熱する。この操作を液が無色~淡黄色となるまで繰り返す。冷後水を加えて50mLとする。この液20mLを採り、シュウ酸アンモニウム試液10mLを加え、再び白煙が発生するまで加熱する。冷後水を加えて20mLとし、これを試験溶液として、第3 器具及び容器包装の部B 器具又は容器包装一般の試験法の項の9 ヒ素試験法により試験を行うとき、その呈する色は、標準色より濃くてはならない。

試薬

硝酸 硝酸(特級)を用いる。

硫酸 硫酸(特級)を用いる。

シュウ酸アンモニウム試液 第3 器具及び容器包装の部C 試薬・試液等の項の2 試液に規定するシュウ酸アンモニウム試液を用いる。

(2) 重金属

(1)の試料溶液100mLを蒸発皿に採り、水浴上で加熱して大部分の水分を蒸発させる。残留液を分解フラスコに移し、蒸発皿を少量の水で洗い、洗液を分解フラスコに加える。これに硝酸10mLを加えてよく混和し、はじめ穏やかに加熱し、激しい反応が終った後、放冷する。次いで硫酸5mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。液がなおかつ色を呈するときは、冷後硝酸5mLを追加して加熱する。この操作を液が無色~淡黄色となるまで繰り返す。冷後水を加えて100mLとする。この液20mLを石英製の蒸発皿に採り、はじめ水浴上で加熱して大部分の水分を蒸発させた後、直火上で注意して乾固する。必要があれば残留物に硫酸1mLを加え、引き続き加熱してほとんど白色となるまで灰化する。これに塩酸2mL及び硝酸0.5mLを加え、水浴上で蒸発乾固した後、塩酸(23→100)1mL及び水15mLを加え、加熱して溶かす。冷後フェノールフタレイン・エタノール溶液(1→100)1滴を加え、液がわずかに紅色を呈するまでアンモニア水の溶液(1→3)を滴下した後、酢酸(3→50)2mLを加え、必要があればろ過し、ろ液をネスラー管に採り、水を加えて50mLとする。別に鉛標準液2mLをネスラー管に採り、酢酸(3→50)2mL及び水を加えて50mLとし、これを比較標準液とする。両液に硫化ナトリウム試液2滴ずつを加えてよく混和し、5分間放置した後、両管を白色を背景として上方及び側方から観察するとき、試験溶液の呈する色は、比較標準液の呈する色より濃くてはならない。

試薬

硝酸 硝酸(特級)を用いる。

硫酸 硫酸(特級)を用いる。

塩酸 塩酸(特級)を用いる。

アンモニア水 アンモニア水(特級)を用いる。

フェノールフタレイン・エタノール溶液 フエノールフタレイン(特級)1gをエタノール(95容量%、特級)100mLに溶かす。

酢酸 酢酸(特級)を用いる。

鉛標準液 第2 添加物の部C 試薬・試液等の項の3 標準液に規定する鉛標準液を用いる。

硫化ナトリウム試液 第2 添加物の部C 試薬・試液等の項の1 試薬・試液に規定する硫化ナトリウム試液を用いる。

(3) メタノール

試料100gに内部標準物質としてイソプロピルアルコール10gを加えて混和し、これを試験溶液とする。別に水でメタノール(1→1,000)100mLにイソプロピルアルコール10gを加えて混和し、これを標準溶液とする。

試験溶液及び標準溶液のそれぞれ1μLにつき、次の操作条件でガスクロマトグラフイーを行なうとき、試験溶液のメタノールの示すピーク面積Aと内部標準物質の示すピーク面積ASの比A/ASは、標準溶液のメタノールの示すピーク面積A′と内部標準物質の示すピーク面積A′Sの比A′/A′S以下でなければならない。ただし、試験溶液と標準溶液のいずれについてもメタノールの示すピークの周辺の部分の感度は、内部標準物質の示すピークの周辺の部分の感度の32倍程度の同じ感度になるように感度の切替えを行なう。なお、ピーク面積は半値巾法により測定する。

操作条件

検出器 水素炎イオン化検出器

カラム充填剤 170~300μmのガスクロマトグラフイー用多孔性ポリマービーズを用いる。

カラム管 内径3~4mm,長さ2~3mのガラス管またはステンレス鋼管を用いる。

カラム管温度 130~150℃の間の一定温度

試験溶液注入口温度 カラム管温度より30~50℃高い一定温度

キヤリヤーガス 高純度窒素を用いる。イソプロピルアルコールが8~10分で流出する流速に調整する。

試薬

イソプロピルアルコール イソプロピルアルコール(特級)を用いる。

メタノール メタノール(特級)を用いる。

(4) 液性

新たに煮沸し冷却した水を用いて(1)と同様に操作して得た試料溶液のpHは,ガラス電極pH計で測定するとき,脂肪酸系洗浄剤にあつては6.0~10.5,脂肪酸系洗浄剤以外の洗浄剤にあつては6.0~8.0でなければならない。

2 洗浄剤は,酵素または漂白作用を有する成分を含むものであつてはならない。

3 洗浄剤は,食品衛生法施行規則別表第1に掲げる香料以外の化学的合成品たる香料を含むものであつてはならない。

4 洗浄剤は,食品衛生法施行規則別表第1に掲げる着色料ならびにつぎに掲げる着色料以外の化学的合成品たる着色料を含むものであつてはならない。

インダントレンブルーRS(N・N′・ジヒドロ・1・2・1′・2′・アントラキノン・アジン)

ウールグリーンBS(4・4・ビス〔ジメチルアミノ〕・ジフエニルメチレン・〔2・ナフトール・3・6・ジスルホン酸一ナトリウム〕)

キノリンイエロー(2・〔2・キノリル〕・1・3・インダンジオン・ジスルホン酸二ナトリウム)

パテントブルーV(m・ヒドロキシ・テトラエチル・ジアミノトリフエニル・カルビノール・ジスルホン酸カルシウム)

5 洗浄剤であつてアニオン系界面活性剤を含むものにあつては,その生分解度は85%以上でなければならない。

B 洗浄剤の使用基準

1 脂肪酸系洗浄剤にあつては界面活性剤の濃度が0.5%以下,脂肪酸系洗浄剤以外の洗浄剤(もつぱら飲食器の洗浄の用に供されることが目的とされているものおよび固型石けんを除く。)にあつては界面活性剤の濃度が0.1%以下となるようにして使用しなければならない。

2 洗浄剤(もつぱら飲食器の洗浄の用に供されることが目的とされているものを除く。以下この目において同じ。)の使用に際しては,野菜または果実が5分間以上洗浄剤の溶液に浸せきされないようにしなければならない。

3 野菜もしくは果実または飲食器は,洗浄剤を使用して洗浄した後食品製造用水ですすがなければならない。この場合において,流水を用いる場合にあつては,野菜または果実については30秒間以上,飲食器については5秒間以上流水ですすぎ,ため水を用いる場合にあつてはため水をかえて2回以上すすがなければならない。

別表第1

(令5厚労告324・全改)

第1表(基材)

物質名

材質区分

イミド結合を主とする重合体

1

エーテル結合を主とする重合体

1

エステル結合を主とする重合体の架橋体

1

エポキシ化合物の架橋重合体

1

カーボネート結合を主とする重合体

1

シロキサン結合を主とする重合体

1

スルフィド結合を主とする重合体

1

フッ素置換エチレン類を主なモノマーとする重合体

1

ホルムアルデヒドを主なモノマーとする重合体

1

イオン交換能及び吸着能のうち一又は複数を有する重合体

1又は3

ウレタン結合を主とする重合体

1又は3

エステル結合を主とする重合体

1又は3

アルケン類を主なモノマーとする重合体

2

共役ジエン炭化水素を主なモノマーとする重合体

2

芳香族炭化水素を主なモノマーとする重合体

2又は3

アクリル酸類を主なモノマーとする重合体

3

アミド結合を主とする重合体(アジリジン又は2―エチル―2―オキサゾリンを主なモノマーとする重合体を含む。)

3

グルコース単独重合体又は化学修飾処理されたセルロース

3

酢酸ビニルを主なモノマーとする重合体の加水分解物

3

塩素置換エチレンを主なモノマーとする重合体

4

被膜形成時に化学反応を伴う塗膜用途の重合体

4又は5

備考

材質区分欄は、次に定めるとおりとする。

① 「1」は、ガラス転移温度若しくはボールプレッシャー温度が150℃以上の重合体又は架橋構造を有し、融点が150℃以上の重合体その他これに類するもの(区分2及び4に該当するものを除く。)であることを示す。

② 「1又は3」は、ガラス転移温度又はボールプレッシャー温度が150℃以上の重合体その他これに類するもの(区分2及び4に該当するものを除く。)は区分1、ガラス転移温度及びボールプレッシャー温度が150℃未満の重合体その他これに類するもの(区分2及び4に該当するものを除く。)は区分3であることを示す。

③ 「2」は、炭化水素を主なモノマーとする重合体(区分4に該当するものを除く。)であることを示す。

④ 「2又は3」は、炭化水素を主なモノマーとする重合体(区分4に該当するものを除く。)であって、重合体を構成する成分に対して、アクリル酸、アクリロニトリル、N―フェニル―マレイミド、無水マレイン酸及びメタクリル酸の合計が10%以上のものは区分3、それ以外のものは区分2であることを示す。

⑤ 「3」は、ガラス転移温度及びボールプレッシャー温度が150℃未満の重合体その他これに類するもの(区分2及び4に該当するものを除く。)であることを示す。

⑥ 「4」は、塩素置換エチレンを主なモノマーとする重合体であることを示す。

⑦ 「4又は5」は、被膜形成時に化学反応を伴う塗膜用途の重合体であることを示し、重合体を構成する成分に対して、塩化ビニリデン及び塩化ビニルの合計が50%以上含むものは区分4、それ以外のものは区分5であることを示す。

第2表(添加剤)

通し番号

物質名

材質区分別使用制限(%)

特記事項


材質区分1

材質区分2

材質区分3

材質区分4

材質区分5

(耐熱温度が150℃以上の重合体に限る。)

材質区分5

(耐熱温度が150℃未満の重合体に限る。)


1

アクリル酸イソブチル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


2

アクリル酸2―エチルヘキシル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


3

アクリル酸及びエチレンを主な構成成分とする重合体

1.6

1.6

1.6

分子量1000未満のものに限る。

4

アクリル酸及びトリプロピレングリコールからなるジエステル

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60


5

アクリル酸及びプロポキシル化処理されたグリセロールからなるエステル

0.004

0.002

0.002

0.004

0.002

・プロピレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・分子量1000以上のものに限る。

6

アクリル酸及びプロポキシル化処理されたネオペンチルグリコールからなるジエステル

6.0

6.0

6.0

6.0

6.0

6.0

・プロピレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・分子量1000以上のものに限る。

7

アクリル酸2―[1―(2―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ペンチルフェニル)エチル]―4,6―ジ―tert―ペンチルフェニル

1.0

1.5

1.0

0.20

1.5

1.5


8

アクリル酸ブチル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


9

アクリル酸2―tert―ブチル―6―(2―ヒドロキシ―3―tert―ブチル―5―メチルベンジル)―4―メチルフェニル

0.50

8.0

0.50

0.50

8.0

8.0


10

trans―アコニット酸

1.0

1.0

1.0


11

アジピン酸

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

12(1)

アジピン酸、アルキルアルコール及び飽和脂肪族二価アルコールを主な構成成分とする重合体

50

・アルキルアルコールは炭素数が9以下のもの及びそれらの混合物に限る。

・脂肪族二価アルコールは炭素数が2から4まで及び6のもの並びにそれらの混合物に限る。

・通し番号12(2)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号12(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000未満のものに限る。

12(2)

アジピン酸及び飽和脂肪族二価アルコールを主な構成成分とする重合体

50

・脂肪族二価アルコールは炭素数が2から4まで及び6のもの並びにそれらの混合物に限る。

・通し番号12(1)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号12(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000未満のものに限る。

13

アジピン酸、アルキルアルコール、エチレングリコール及び無水フタル酸を主な構成成分とする重合体

40

30

40

・アルキルアルコールは炭素数が8及び10のもの並びにそれらの混合物に限る。

・アルキルアルコールは直鎖でないものに限る。

・分子量1000未満のものに限る。

14

アジピン酸及びペンタエリスリトールからなるエステル

0.50

0.50

0.50

2.0

0.50

0.50

ペンタエリスリトールは二量体を含む。

15

アジピン酸ジアルキル

50

50

50

40

50

50

・各アルキルの炭素数が4から28までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

16

アジピン酸ジメチル


17

アジピン酸、トリメチロールプロパン及びモンタンワックス脂肪酸からなるエステル

1.0

1.0

分子量1000未満のものに限る。

18

アジピン酸ビス[2―(2―ブトキシエトキシ)エチル]

1.0

1.0

1.0

1.0


19

アジピン酸、2―(2―メトキシエトキシ)エタノール及び2―(2―メトキシエトキシ)ベンジルアルコールからなるエステル

13

13

13

100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

20

N―アシル―サルコシン

1.3

1.3

1.3

1.3

1.3

1.3

・アシルは炭素数が8から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・ナトリウム塩を含む。

21

アセチルアセトン

・アルミニウム、カルシウム及び鉄の塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

22

1―(12―アセチルオキシステアリン酸)―2,3―ジ酢酸グリセリル

3.0

3.0

3.0

30

3.0

3.0


23

アセチルクエン酸トリエチル


24

アセチルクエン酸トリブチル


25

アセチル酢酸

0.10


26

アセチルリシノール酸ブチル

30


27

アセチルリシノール酸メチル

8.0

8.0

30

8.0

8.0

材質区分4に使用する場合を除き、厚さ0.1mmを超える部分に使用してはならない。

28

アセト酢酸エチル

・カルシウム塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

29

アセト酢酸オレイルジイソプロポキシアルミニウム

3.0

3.0


30

アゼライン酸ジヘキシル

0.50

0.50

24

0.50

0.50


31

アゼライン酸ビス(2―エチルヘキシル)


32

アゾジカルボンアミド


33

2―アミノ安息香酸アミド

0.050

0.050

0.050


34

2―アミノ―2―イミダゾリンの塩酸塩

3.0

3.0


35

N―(2―アミノエチル)―2―アミノエタノール及びトール油脂肪酸の反応生成物

3.0

1.0

3.0

3.0

3.0

被膜形成時に化学反応を伴う塗膜用途の分子量1000以上の重合体又はその構成成分として使用する場合を除く。

36

3―アミノクロトン酸及びジプロピレングリコールからなるエステル

3.0


37

3―アミノクロトン酸及び2,2'―チオジエタノールからなるエステル


38

3―アミノクロトン酸及びブタンジオールからなるエステル

3.0

・ブタンジオールは1,3―ブタンジオール及び1,4―ブタンジオールに限る。

・モノ及びジエステル並びにそれらの混合物に限る。

39

3―アミノプロピルトリエトキシシラン

20

20

20

20

20

20


40

3―アミノプロピルトリメトキシシラン

20

20

20

10

20

20


41

N―(3―アミノプロピル)―1,3―プロパンジアミン及びトール油脂肪酸の反応生成物

0.90

0.90

0.90

0.90

0.90


42

2―アミノ―2―メチル―1―プロパノール

6.0

6.0

6.0


43

4―tert―アミルフェノール

0.005

0.005

0.005


44

4―tert―アミルフェノール、亜リン酸及び2,4―ジ―tert―アミルフェノールからなるトリエステル

0.060

1.0

0.20

1.0

1.0

1.0


45

β―アラニン


46

亜リン酸及びノニルフェノールからなるエステル

1.2

1.2

1.0

5.0

1.2

1.2

・ノニルフェノールはジノニルフェノールを含む。

・モノ、ジ及びトリエステル並びにそれらの混合物を含む。

47

亜リン酸ジアルキルフェニル

2.0

2.0

2.0

・アルキルは直鎖でないものに限る。

・各アルキルの炭素数が10のものに限る。

48

亜リン酸ジフェニル

0.10

0.10

0.10


49

亜リン酸トリアルキル

0.20

0.20

0.20

・アルキルは直鎖でないものに限る。

・各アルキルの炭素数が10のものに限る。

50

亜リン酸トリス(2,4―ジ―tert―ブチルフェニル)


51

亜リン酸トリフェニル

5.0

0.20

0.50

0.010

5.0

0.50


52

亜リン酸トリラウリル

0.50

0.50

0.50

1.0

0.50

0.50


53

亜リン酸ビス(2,4―ジ―tert―ブチル―6―メチルフェニル)エチル

2.0

0.30

1.0

2.0

1.0


54

亜リン酸2―tert―ブチル―4―[1―(4―ヒドロキシ―3―tert―ブチルフェニル)―1―メチルエチル]フェニルビス(4―ノニルフェニル)

1.4

1.4

1.4

1.4

1.4

1.4

・材質区分4に使用する場合を除き、70℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

・酒類に接触する部分に使用してはならない。

55

アルキルアルコール、亜リン酸及びビスフェノールAからなるエステル

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

アルキルアルコールは炭素数が12から15までのもの及びそれらの混合物に限る。

56

アルキルアルコール及び3―(2H―ベンゾトリアゾール―2―イル)―5―(tert―ブチル)―4―ヒドロキシフェニルプロピオン酸からなるエステル

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

アルキルアルコールは炭素数が7から9までのもの及びそれらの混合物に限る。

57

N―アルキル―N'―(カルボキシメチル)―N,N'―トリメチレンジグリシン

1.4

1.4

アルキルの炭素数が14から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

58

アルキルスルホン酸

50

50

50

3.0

50

50

・アンモニウム、カリウム、カルシウム及びナトリウムの塩並びに塩化物を含む。

・炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

59

アルキルスルホン酸フェニル

46

アルキルの炭素数が10から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

60

アルキルチオール

3.0

1.2

1.2

1.2

3.0

1.2

・炭素数が3から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

61

N―アルキル―3―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニル)プロピオン酸アミド

0.50

0.50

0.50

・アルキルの炭素数が16から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・アルキルは直鎖のものに限る。

62

アルキルフェノール

5.0

5.0

5.0

2.0

5.0

5.0

・アルキルの炭素数が4から9までのもの及びそれらの混合物に限る。

・アルキルは直鎖のものに限る。

63

アルキルベンゼンスルホン酸

・アルキルの炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・アンモニウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩を含む。

64

アルキルベンゼンスルホン酸の亜鉛塩

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

アルキルの炭素数が9から20までのもの及びそれらの混合物に限る。

65

2―アルケニルコハク酸及びエトキシル化処理されたアルキルアルコールからなるエステル

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・アルキルアルコールは炭素数が12及び20から34までのもの並びにそれらの混合物に限る。

・アルケニルの炭素数が14から16までのもの及びそれらの混合物に限る。

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

66

アルケン、2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジンアミン及び無水マレイン酸を主な構成成分とする重合体

0.50

3.0

3.0

3.0

・アルケンは炭素数が20から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

・分子量1000以上のものに限る。

67

安息香酸

・アルミニウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

68

安息香酸、2―エチルヘキサン酸及びトリメチロールプロパンからなるトリエステル

32


69(1)

安息香酸、2―エチルヘキサン酸及びネオペンチルグリコールからなるジエステル

32

通し番号69(2)又は69(3)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号69(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

69(2)

安息香酸及びネオペンチルグリコールからなるジエステル

32

通し番号69(1)又は69(3)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号69(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

69(3)

2―エチルヘキサン酸及びネオペンチルグリコールからなるジエステル

32

通し番号69(1)又は69(2)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号69(3)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

70

安息香酸及びジエチレングリコールからなるジエステル

10

2.0

20

20

20


71

安息香酸及びジプロピレングリコールからなるジエステル

30

30

30

30

30


72

安息香酸及びショ糖からなるエステル

3.0


73

安息香酸及びトリエチレングリコールからなるジエステル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


74

安息香酸及びプロピレングリコールからなるジエステル


75

安息香酸の亜鉛塩


76

安息香酸のリチウム塩


77

アントラキノン

0.050

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20


78

イソシアヌル酸トリアリル

6.5

1.0

1.0

6.5

1.0

材質区分2及び3に使用する場合を除き、100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

79

イソシアヌル酸トリス(2―ヒドロキシエチル)

2.0


80

イソシアヌル酸1,3,5―トリス(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルベンジル)

1.0

0.50

0.50

1.0

0.50


81

イソシアヌル酸1,3,5―トリス(3―ヒドロキシ―4―tert―ブチル―2,6―ジメチルベンジル)

0.10

0.10

0.10

0.050

0.10

0.10


82

イソソルビド

5.0

5.0

5.0


83

イソブチル酸及び2,2,4―トリメチル―1,3―ペンタンジオールからなるエステル

20

10

20

15

20

20


84

イソブテン、ジシクロペンタジエン及び4―メチルフェノールを主な構成成分とする重合体

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

分子量1000未満のものに限る。

85

イソプロピル化処理されたフェノール及びリン酸からなるエステル

23

23

23


86

イソプロピル化処理されたメチルフェノール

1.6

1.6


87

イソホロンジアミン

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


88

イソホロンジイソシアネート及びシクロヘキシルイソシアネートを主な構成成分とする重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・食品に接触しない部分に限り、すべての材質区分における材質区分別使用制限は10%とする。

・分子量1000以上のものに限る。

・100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

89

2―イミダゾリジノン

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


90

エタノール


91

エタノールアミン

油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

92

1,2―エタンジオン

0.050

0.050

0.050

0.050

0.050


93

2,2'―エチリデンビス(4,6―ジ―tert―ブチルフェノール)

0.10

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20


94

N―エチル―2―アミノエタノール

1.0

1.0

1.0


95

N―(2―エチルフェニル)―N'―(2―エトキシフェニル)―シュウ酸ジアミド

2.0

0.50

1.0

2.0

0.50


96

2―エチルヘキサン酸及びトリエチレングリコールからなるジエステル

50

50

50

50


97

2―エチルヘキサン酸のコバルト塩

3.0

2.0

2.0

3.0

2.0


98

2―エチルヘキサン酸の1,8―ジアザビシクロ[5.4.0]―7―ウンデセン塩

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


99

2―エチルヘキサン酸のジルコニウム塩

3.0

2.0

2.0

3.0

2.0


100

2―エチルヘキサン酸のスズ塩

5.0

0.10

0.10

0.10

5.0

0.10


101

2―エチルヘキサン酸のセリウム塩

5.0

5.0


102

2―エチルヘキサン酸のビスマス塩

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


103

2―エチルヘキサン酸のマンガン塩

3.0

3.0


104

エチルメチルケトンオキシム

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0


105

N―エチル―メチルベンゼンスルホン酸アミド

40

40

40

40

40


106

エチレングリコール

2.0

2.0

25

0.50

25

25


107(1)

エチレングリコール及び1,4―ブタンジオールのうち一又は複数の物質、4,4'―ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート並びにアルキルアルコール又は1―ジエチルアミノ―2―プロパノールを主な構成成分とする重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・アルキルアルコールは炭素数が12から14までのもの及びそれらの混合物に限る。

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・食品に接触しない部分に限り、すべての材質区分における材質区分別使用制限は10%とする。

・通し番号107(2)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号107(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000以上のものに限る。

107(2)

エチレングリコール及び1,4―ブタンジオールのうち一又は複数の物質並びに4,4'―ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・食品に接触しない部分に限り、すべての材質区分における材質区分別使用制限は10%とする。

・通し番号107(1)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号107(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000以上のものに限る。

108(1)

エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体並びに第1表に該当する重合体のブロック共重合体又はグラフト共重合体

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%未満であること。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・第1表に該当する重合体は分子量1000以上のものに限る。

・第1表に該当する重合体は被膜形成時に化学反応を伴う塗膜用途の重合体を除く。

・通し番号412に該当するものを除く。

108(2)

第1表に該当する重合体

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

・被膜形成時に化学反応を伴う塗膜用途の重合体を除く。

・分子量1000以上のものに限る。

109(1)

エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の物質、α,α,α',α'―テトラメチル―1,3―キシレンジイソシアネート並びにラウリルアルコールを主な構成成分とする重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド又はプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・通し番号109(2)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号109(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000以上のものに限る。

109(2)

エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の物質並びにα,α,α',α'―テトラメチル―1,3―キシレンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド又はプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・通し番号109(1)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号109(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000以上のものに限る。

110

エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の物質並びに2,2',2'',2'''―{スルホニルビス[4,1―フェニレン―2,1―ジアゼンジイル(3―メチル―4,1―フェニレン)ニトリロ]}テトラエタノールを主な構成成分とする重合体

0.30

0.30

0.30

分子量1000以上のものに限る。

111

エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の物質並びに5―(2―{4―[ビス(2―ヒドロキシエチル)アミノ]―2―メチルフェニル}ジアゼンイル)―3―メチル―2,4―チオフェンジカルボニトリルを主な構成成分とする重合体

0.10

0.10

0.10

分子量1000以上のものに限る。

112

エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の物質並びにヘキサメチレンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

1.7

1.0

1.7

1.7

1.7

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド又はプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・分子量1000以上のものに限る。

113

エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の物質並びに2,2'―({3―メチル―4―[2―(4―メチル―2―ベンゾチアゾリル)ジアゼンイル]フェニル}イミノ)ジエタノールを主な構成成分とする重合体

0.30

0.30

0.30

分子量1000以上のものに限る。

114

エチレングリコール及びプロピレングリコールを構成成分とする重合体


115

エチレングリコール及びブロモ酢酸からなるジエステル

0.001

0.002

0.002

0.002


116

エチレングリコール、1,3―キシレンジアミン及びトルエンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

6.0

6.0

6.0

6.0

6.0

分子量1000未満のものに限る。

117

エチレングリコール、スチレン及びメタクリル酸を主な構成成分とする重合体

1.8

1.8

1.8

1.8

1.8

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

118

エチレングリコール単独重合体

ジエチレングリコール及びトリエチレングリコールを除く。

119

エチレングリコール、トール油脂肪酸及び無水マレイン酸を主な構成成分とする重合体

10

1.0

1.6

1.0

10

1.6

分子量1000未満のものに限る。

120

エチレングリコール、二量化処理された不飽和脂肪酸及び無水マレイン酸を主な構成成分とする重合体

2.2

2.2

2.2

2.2

2.2

・不飽和脂肪酸は炭素数が18のものに限る。

・分子量1000未満のものに限る。

121

エチレングリコール、1,3―ブタンジオール及びグリセロールのうち一又は複数の物質並びにモンタンワックス脂肪酸からなるエステル

11

10

11

5.0

11

11


122(1)

エチレンジアミン及び12―ヒドロキシステアリン酸からなるジアミド

2.0

2.0

2.0

2.0

通し番号122(2)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号122(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

122(2)

エチレンジアミン、脂肪酸及び12―ヒドロキシステアリン酸からなるジアミド

2.0

2.0

2.0

2.0

・脂肪酸は炭素数が8及び10のもの並びにそれらの混合物に限る。

・脂肪酸は直鎖のものに限る。

・通し番号122(1)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号122(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

123

エチレンジアミン、オレイルアミン及びトルエンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

0.45

0.45

0.45

0.45

分子量1000未満のものに限る。

124

エチレンジアミン四酢酸

・カルシウム及びナトリウムの塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

125

N,N'―エチレン―ビス(脂肪酸アミド)

50

3.0

50

5.0

50

50

各脂肪酸は炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

126

N,N'―エチレン―ビス(12―ヒドロキシステアリン酸アミド)

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

127

エトキシル化及び二量化処理された不飽和脂肪酸

0.60

0.60

0.60

0.60

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・脂肪酸は炭素数が18のものに限る。

128

エトキシル化及びプロポキシル化処理のうち一又は複数の処理がされたビス(トリメチルシロキシ)メチル(3―ヒドロキシプロピル)シラン

4.0

3.0

3.0

3.0

4.0

3.0

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

・末端メチル化処理されたものを含む。

129

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアクリル酸2―エチルヘキシル、ジエチレントリアミン、バレロラクトン、2―フェノキシエタノール並びにヘキサメチレンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

3.0

2.0

4.0

4.0

4.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

130

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアクリル酸ブチル、メタクリル酸並びにメタクリル酸3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8―トリデカフルオロオクチルを主な構成成分とする重合体

1.6

1.6

1.6

1.6

1.6

1.6

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

131

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされた1―アジリジンプロピオン酸2―エチルヘキシル、エチレンジアミン並びにリン酸を主な構成成分とする重合体

10

12

10

5.0

12

12

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

132

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされた2―アミノプロパノール、2,2'―アゾビス(2―メチルブチロニトリル)、2,4―ジフェニル―4―メチル―1―ペンテン、スチレン並びに無水マレイン酸を主な構成成分とする重合体

1.0

1.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

133

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされた2―アミノプロパノール、スチレン並びに無水マレイン酸を主な構成成分とする重合体

8.0

8.0

8.0

8.0

8.0

8.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

134

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアリルアルコール

2.5

1.5

1.5

0.90

2.5

1.5

分子量1000以上のものに限る。

135

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアリルアルコール並びにカプロラクトンを主な構成成分とする重合体

0.60

0.12

0.12

0.12

0.60

0.12

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

136

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアリルアルコール並びに酢酸からなるエステル

6.0

6.0

6.0

6.0

6.0

6.0

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

137

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアリルアルコールのブチルエーテル

3.5

3.5

3.5

3.5

3.5

3.5

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

138

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアリルアルコールのメチルエーテル

3.0

3.0

3.0

0.40

3.0

3.0

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

139

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたアルキルアルコール並びにオレイン酸からなるエステル

0.070

0.070

0.45

0.070

0.45

0.45

・アルキルアルコールは炭素数が14及び15のもの並びにそれらの混合物に限る。

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

140

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたN―イソプロピル―マレイミド、N―[3―(ジメチルアミノ―N'―オキシド)プロピル]マレイミド、スチレン及びマレイン酸を主な構成成分とする重合体

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

・マレイン酸はアンモニウム塩を含む。

141

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたエチレンジアミン

10

10

10

5.0

10

10

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

142

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたエピクロルヒドリン、ジブチルアミン並びにビスフェノールAを主な構成成分とする重合体

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

143

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたグリセロール

5.0

5.0

15

1.0

15

15

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

144

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたα―シアノ―4―[ビス(2―ヒドロキシエチル)アミノ]―2―メチルケイ皮酸エチル

0.30

0.30

0.30

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

145

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされた2―(ジエチルアミノ)エタノール

4.0

4.0

4.0

2.0

4.0

4.0

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

146

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされた脂肪酸

脂肪酸は炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

147

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたN,N―ジメチル―1,3―プロパンジアミン、トルエンジイソシアネート並びにブタノールを主な構成成分とする重合体

0.90

0.30

2.0

2.0

2.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

148

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたN―ステアリル―カルバミン酸並びにペンタエリスリトールを主な構成成分とする重合体

5.0

5.0

・エチレングリコール及びプロピレングリコールのうち一又は複数の重合体(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加数が合計4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

149

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたソルビタン並びに脂肪酸からなるエステル

50

50

10

10

50

50

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計2以上のものに限る。

・脂肪酸は炭素数が8から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

150

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたソルビトール

0.33

0.33

0.33

0.33

0.33

0.33

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

151

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされた2,4,7,9―テトラメチル―5―デシン―4,7―ジオール

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

・食品に接触する部分に使用できない。

152

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたトリメチロールプロパン

5.0

5.0

5.0

1.6

5.0

5.0

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

153

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたトリメチロールプロパン並びにステアリン酸からなるエステル

0.30

0.30

0.30

0.30

0.30

0.30

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

154

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたトール油脂肪酸

0.40

0.40

0.40

0.10

0.40

0.40

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

155

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたヒマシ油脂肪酸

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計2以上のものに限る。

156

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたブタノール

10

10

10

3.0

10

10

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

157

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたブタノール並びに脂肪酸からなるエステル

5.0

5.0

5.0

3.0

5.0

5.0

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

・脂肪酸は炭素数が8から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

158

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたメタノール

3.5

0.40

0.40

1.4

3.5

0.40

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

・食品に接触しない部分に限り、材質区分1及び3の材質区分別使用制限は5%とする。

159

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたヤシ油脂肪酸

5.0

3.0

3.0

4.0

5.0

3.0

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

160

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたリン酸

2.1

2.1

2.1

2.1

2.1

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

161

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理並びに水素化処理されたヒマシ油

エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計3以上のものに限る。

162(1)

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理並びにスチレン修飾処理されたフェノール

20

20

20

20

20

20

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

・通し番号162(2)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号162(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

162(2)

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理並びにスチレン修飾処理されたメチルフェノール

20

20

20

20

20

20

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

・通し番号162(1)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号162(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

163

エトキシル化及びプロポキシル化のうち一若しくは複数の処理がされた脂肪族第一級アルコール又は脂肪族第二級アルコール

・脂肪族第一級アルコール及び脂肪族第二級アルコールは炭素数が6から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・末端メチル化処理されたものを含む。

164

エトキシル化及びマレイン酸修飾処理されたオレイン酸

0.90

0.90

0.90

0.90

0.90


165

エトキシル化処理されたアルキルアルコール及びコハク酸からなるエステル

5.0

5.0

5.0

0.030

5.0

5.0

・アルキルアルコールは炭素数が13から15までのもの及びそれらの混合物に限る。

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

166

エトキシル化処理されたグリセロール及び脂肪酸からなるエステル

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・グリセロールはジグリセロールを含む。

・脂肪酸は炭素数が12から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

167

エトキシル化処理されたラウリルアルコール及びグリコール酸からなるエーテル

6.0

6.0

6.0

6.0

6.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

168

エトキシル化処理されたアクリル酸2―エチルヘキシル、メタクリル酸及びメタクリル酸メチルを主な構成成分とする重合体

2.0

2.0

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

169

エトキシル化処理されたアクリル酸及びアクリル酸アルキルを主な構成成分とする重合体

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0

・アルキルの炭素数が4及び8のもの並びにそれらの混合物に限る。

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

170

エトキシル化処理されたアクリル酸ブチル、飽和脂肪酸のビニルエステル及びメタクリル酸を主な構成成分とする重合体

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・脂肪酸部分の炭素数が10のもの及び直鎖でないものに限る。

・分子量1000以上のものに限る。

171

エトキシル化処理されたアジリジン、ブタノール及びリン酸を主な構成成分とする重合体

10

10

10

2.0

10

10

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

172

エトキシル化処理されたアルキルアルコール及びスルホコハク酸からなるエステルのナトリウム塩

0.40

0.40

5.0

0.20

5.0

5.0

アルキルアルコールは炭素数が8から14までのもの及びそれらの混合物に限る。

173

エトキシル化処理されたアルキルチオール

0.20

0.20

0.20

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・炭素数が12のもの及び直鎖でないものに限る。

174

エトキシル化処理されたアルキルフェノール

・アルキルの炭素数が7以上のもの及びその混合物に限る。

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

175

エトキシル化処理されたアルキルフェノール並びに硫酸からなるエステルのナトリウム及びアンモニウムのうち一又は複数の塩

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・アルキルフェノールは炭素数が7以上のもの及びそれらの混合物に限る。

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

176

エトキシル化処理された安息香酸

1.6

4.8

4.8

4.8

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

177

エトキシル化処理されたカプロラクトン及びリン酸を主な構成成分とする重合体

4.3

1.3

1.3

0.13

4.3

1.3

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

178

エトキシル化処理された牛脂

0.050

0.050

0.050

0.050

0.050

0.050


179

エトキシル化処理された牛脂アルキルアルコール及び硫酸からなるエステルのナトリウム塩

1.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

180

エトキシル化処理された牛脂アルコール

5.0

5.0

5.0

5.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

181

エトキシル化処理された2―シアノ―3―(4―ヒドロキシフェニル)アクリル酸ブチル

0.12

0.12

0.12

0.12

0.12

0.12

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

182

エトキシル化処理された2―シアノ―3―(4―ヒドロキシ―3―メトキシフェニル)アクリル酸ブチル

0.40

0.40

0.40

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

183

エトキシル化処理されたジアルキルフェノール

3.0

3.0

3.0

3.0

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・各アルキルの炭素数が9のものに限る。

184

エトキシル化処理されたジアルキルフェノール及び硫酸からなるエステルのアンモニウム塩

3.0

3.0

3.0

3.0

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・各アルキルの炭素数が9のものに限る。

185

エトキシル化処理された脂肪酸アミド

0.40

0.40

0.40

0.40

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・脂肪酸は炭素数が16から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

186

エトキシル化処理された脂肪族アミン

4.0

4.0

50

0.20

50

50

・塩酸塩を含む。

・脂肪族の炭素数が8から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

187

エトキシル化処理された脂肪族アミン及び飽和脂肪酸からなるエステル

2.0

2.0

2.0

・エチレンオキシドの付加数が2及び3のものに限る。

・脂肪酸は炭素数が12、16及び18のもの並びにそれらの混合物に限る。

・脂肪酸は直鎖のものに限る。

・脂肪族アミンは炭素数が18のものに限る。

188

エトキシル化処理された脂肪族アルコール

1.5

3.0

3.0

1.5

3.0

3.0

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・脂肪族の炭素数が23以上のもの及びそれらの混合物に限る。

189

エトキシル化処理されたステアリルイソシアネート

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

190

エトキシル化処理されたスルホコハク酸及びスチレン修飾処理されたフェノールからなるエーテルのナトリウム塩

0.40

0.40

0.40

0.40

0.40

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

191

エトキシル化処理されたソルビトール及びオレイン酸からなるエステル

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

192

エトキシル化処理された2,4,7,9―テトラメチル―5―デシン―4,7―ジオール

10

10

10

10

10

10


193

エトキシル化処理された2,5,8,11―テトラメチル―6―ドデシン―5,8―ジオール

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

194

エトキシル化処理された動植物性油脂由来の脂肪族アミン

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


195

エトキシル化処理された2,4,6―トリス(sec―ブチル)フェノール及び硫酸からなるエステルのナトリウム塩

0.30

0.30

0.30

0.30

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

196

エトキシル化処理されたトリデシルフェノール及びリン酸からなるエステル

1.6

1.6

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

197

エトキシル化処理された2,4―トルエンジイソシアネート、1,6―ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル及びベンジルアミンを主な構成成分とする重合体

21

21

21

21

21

21

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

198

エトキシル化処理されたノニルフェノール及びリン酸からなるエステル

1.6

3.0

3.0

1.0

3.0

3.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

199

エトキシル化処理された4―ノニル―2―(1―プロペニル)フェノール及び硫酸からなるエステルのアンモニウム塩

1.0

1.0

1.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

200

エトキシル化処理された12―ヒドロキシステアリン酸

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

201

エトキシル化処理されたヒマシ油

1.0

1.0

1.0

0.10

1.0

1.0


202

エトキシル化処理されたフェノール及びリン酸からなるエステル

0.93

0.93

2.2

0.93

2.2

2.2

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

203

エトキシル化処理されたブタノール及びリン酸からなるエステルの2―(ジブチルアミノ)エタノール塩

0.70

0.70

0.70

0.70

0.70

0.70

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

204

エトキシル化処理された3―(2H―ベンゾトリアゾール―2―イル)―5―(tert―ブチル)―4―ヒドロキシフェニルプロピオン酸

5.0

5.0

12

5.0

12

12

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

205

エトキシル化処理された飽和脂肪酸及び水素化処理されたヒマシ油を主な構成成分とする重合体

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20

・エチレングリコールの重合体(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・脂肪酸は炭素数が18のもの及び直鎖でないものに限る。

・分子量1000以上のものに限る。

206

エトキシル化処理された飽和脂肪族二価アルコールのアリルエーテル及び硫酸からなるエステル

0.50

5.0

5.0

5.0

・アンモニウム塩を含む。

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・脂肪族二価アルコールは炭素数が10から14までのもの及びそれらの混合物に限る。

207

エトキシル化処理されたメタノール及びペルフルオロアルケニルアルコールからなるエーテル

0.10

0.10

0.10

・エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

・分子量1000以上のものに限る。

・ペルフルオロアルケニルアルコールは炭素数が9のものに限る。

208

エトキシル化処理されたメタノール、トリエチレングリコールのブチルエーテル及びN,N'―{1,3―フェニレンビス[メチレンイミノカルボニルイミノ(メチル―3,1―フェニレン)]}ジカルバミン酸からなるエステル

5.5

5.5

5.5

0.60

5.5

5.5

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

209

エトキシル化処理されたモンタンワックス脂肪酸

5.0

1.0

1.0

1.0

5.0

1.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

210

エトキシル化処理されたヤシ油アルキルアミン及びオクタン酸からなるエステル

1.0

0.50

0.50

1.0

1.0

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

211

エトキシル化処理されたラウリルアルコール及びマレイン酸からなるエステル

1.5

1.5

1.5

1.5

1.5

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

212

エトキシル化処理されたリシノール酸

0.20

0.20

0.70

5.0

0.70

0.70

エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

213

エトキシル化、1,2―ブトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされた脂肪族アルコール並びに硫酸からなるエステルのアンモニウム、カリウム、カルシウム及びナトリウムの塩

6.0

50

50

6.0

50

50

・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一若しくは複数、又は1,2―ブチレンオキシドの付加数が合計2以上のものに限る。

・脂肪族アルコールは炭素数が4から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

214

エトキシル化又はプロポキシル化処理されたフェノール

2.0

2.0

5.0

0.050

5.0

5.0


215

エピクロルヒドリン、オクタノール及び2―メルカプトエタノールの反応生成物

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


216

エピクロルヒドリン、ジエタノールアミン及びビスフェノールAを主な構成成分とする重合体

2.5

2.5

分子量1000以上のものに限る。

217

エピクロルヒドリン、ステアリン酸、トール油脂肪酸及びビスフェノールAを主な構成成分とする重合体

2.5

2.5

分子量1000以上のものに限る。

218

エポキシ化処理されたアマニ油

30

30

30

30

30

30


219

エポキシ化処理されたアマニ油脂肪酸のブチルエステル

0.10

0.10

30

0.10

0.10


220

エポキシ化処理されたサフラワー油

0.10

0.10

30

0.10

0.10


221

エポキシ化処理された大豆油


222

エポキシ化処理された1,3―ブタジエンを主な構成成分とする重合体

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

分子量1000以上のものに限る。

223

4,5―エポキシシクロヘキサン―1,2―ジカルボン酸ジアルキル

34

各アルキルの炭素数が8のものに限る。

224

4,5―エポキシシクロヘキサン―1,2―ジカルボン酸ビス(9,10―エポキシステアリル)

34


225

エポキシステアリン酸アルキル

2.0

2.0

2.0

30

2.0

2.0

アルキルの炭素数が8のものに限る。

226

エポキシステアリン酸の亜鉛、アンモニウム及びカルシウムのうち一又は複数の塩

1.6

0.60

6.0

1.6

0.60


227

エリソルビン酸

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

228

塩化コリン


229

塩化ベンゾイル

5.0

0.20

5.0

5.0

5.0

5.0


230

塩素化処理された飽和炭化水素

10

50

50

50

50

50

・炭素数が10以上のもの及びそれらの混合物に限る。ただし、炭素数が10から13までのもの及びそれらの混合物であって、塩素が重合体全体の48%を超えるものを除く。

・分子量1000以上の場合は、常温常圧で固形状でないものに限る。

231

4,4'―オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)

0.002

0.50

0.50

0.50

0.50


232

2―オキソ―2―エトキシエチルホスホン酸ジエチル

0.14

0.070

0.14

0.070


233

オクタン酸のコバルト塩


234

オクタン酸のジルコニウム塩

3.0

3.0


235

オクタン酸2―メルカプトエチル、ジクロロジメチルスズ、デカン酸2―メルカプトエチル、トール油脂肪酸の2―メルカプトエチルエステル、トリクロロメチルスズ及び硫化ナトリウムの反応生成物

2.0


236

オクタン、セバシン酸ビス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニル)及びtert―ブチルヒドロペルオキシドの反応生成物

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


237

N―オクチル―イソチアゾロン

0.085

0.085

0.15

0.085

0.15

0.15


238

N―オクチル―4,5―ジクロロイソチアゾロン

0.10

0.10

0.10


239

オクチルホスホン酸

2.0

0.17

0.17

0.17

2.0

0.17

・カリウム塩を含む。

・材質区分1に使用する場合を除き、油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

240

オレイルアミン

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60


241

オレイルアミン及びマレイン酸修飾処理された脂肪酸の反応生成物

10

10

10

10

10

脂肪酸は炭素数が14から18までのもの及びそれらの混合物に限る。ただし、不飽和脂肪酸である場合は、炭素数が16から18までのものに限る。

242

N―オレイル―飽和脂肪酸アミド

・脂肪酸は炭素数が16及び18のもの並びにそれらの混合物に限る。

・脂肪酸は直鎖のものに限る。

243

オレイン酸及びトール油脂肪酸のうち一又は複数の2―メルカプトエチルエステル、ジクロロジメチルスズ、トリクロロメチルスズ並びに硫化ナトリウムの反応生成物

10

2.0

10

10


244

オレイン酸及び1,4―ブタンジオールからなるジエステル

0.050

0.050

0.050

0.050


245

オレイン酸及び1,6―ヘキサンジオールからなるジエステル

0.050

0.20

0.20

0.20


246

オレイン酸及びN―メチル―タウリンからなるアミドのナトリウム塩

0.20

0.50

0.50

0.50

0.50


247

オレイン酸のスズ塩

1.0


248

オレイン酸のセリウム塩

1.0

1.0

1.0

1.0


249

オレイン酸のトリエタノールアミン塩

0.10

0.10

0.10


250

オレイン酸のマンガン塩

1.0

1.0

1.0

1.0


251

オレイン酸2―メルカプトエチル

1.0


252

過塩素酸のN―(2―ヒドロキシエチル)―N,N―ジメチル―オクチルアンモニウム塩

1.0

1.0

1.0


253

加水分解処理されたエピクロルヒドリン及び2,2,4,4―テトラメチル―7―オキサ―3,20―ジアザジスピロ―[5.1.11.2]―ヘネイコサン―21―オンの塩酸塩の反応生成物

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


254

カプロラクタム

3.0

1.0

3.0

3.0

3.0


255

N―(3―カルボキシ―2―スルホプロピオニル)―N―ステアリル―アスパラギン酸のナトリウム塩

1.6

1.6


256

カンフェン及びフェノールの反応生成物

20

20

20


257

ギ酸

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

258

キシレン

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


259

牛脂アルコール及び脂肪族アルコールのうち一又は複数のリン酸エステル

10

3.0

10

5.0

10

10

・カリウム、カルシウム及びナトリウムの塩を含む。

・牛脂アルコール及び脂肪族アルコールは、エトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理をしたものに限る。

・脂肪族アルコールは炭素数が4から18のもの及びそれらの混合物に限る。

260

牛脂脂肪酸及びプロピレングリコールからなるエステル

3.0

3.0

10

5.0

10

10


261

クエン酸

・アンモニウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩並びに重合体を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

262

クエン酸及びモノオレイン酸グリセリルからなるエステル

10

10

10

10

10

10


263

クエン酸及びモノステアリン酸グリセリルからなるエステル

10

10

10

10

10

10


264

クエン酸のステアリルエステル


265

グリコール酸エチルの4―tert―ブチルフェニルエーテル及びホルムアルデヒドを主な構成成分とする重合体

1.0

1.0

1.0

分子量1000未満のものに限る。

266

グリコール酸ブチル

1.0

1.0

1.0

0.20

1.0

1.0


267

グリシジル[3―(トリメトキシシリル)プロピル]エーテル

20

20

20

5.0

20

20


268

グリシジル(2―フェニルフェニル)エーテル


269

グリセロリン酸のカルシウム及びマグネシウムのうち一又は複数の塩

通し番号412に該当するものを除く。

270

グリセロール及び脂肪酸からなるエステル

50

50

50

30

50

50

・グリセロールはジグリセロールを含む。

・脂肪酸は炭素数が2から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

271

グリセロール単独重合体

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

ジグリセロールを除く。

272

グリセロール単独重合体及び脂肪酸からなるエステル

・グリセロール単独重合体はジグリセロールを除く。

・脂肪酸は炭素数が6から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

273

グリセロール単独重合体及びリシノール酸からなるエステル

・グリセロール単独重合体はジグリセロールを除く。

・リシノール酸は重合体を含む。

274

グルコース


275

L―グルタミン酸

・アンモニウム、塩酸、カリウム及びナトリウムの塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

276

グルタル酸ジイソブチル

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20


277

グルタル酸ジメチル

20

20

20

20


278

2―クロロアセタミド

0.10

0.10

0.10

0.10


279

1―(3―クロロアリル)―3,5,7―トリアザ―1―アゾニアアダマンタンの塩化物

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20


280

1―クロロ―3,3,3―トリフルオロ―1―trans―プロペン

20

20

20

20


281

クロロベンゼン

0.10

0.10

0.10

0.10

食品に接触する部分に使用できない。

282

4―[(4―クロロベンゾイル)アミノ]安息香酸のナトリウム塩

0.25

0.25

0.25


283

4―クロロ―3―メチルフェノール

1.6

1.6


284

ケイ酸のエチルエステル

10

10

10

10

10

10


285

コハク酸及び2―(4―ヒドロキシ―2,2,6,6―テトラメチルピペリジン)エタノールを主な構成成分とする重合体

1.0

0.30

1.0

1.0

1.0

分子量1000以上のものに限る。

286

コハク酸ジイソブチル

0.10

0.10

0.10

0.10

0.10


287

コハク酸ジパルミチル

1.0

1.0

4.0

4.0

4.0

4.0


288

コハク酸ビス{2―[2―(2―メトキシエトキシ)エトキシ]エチル}

9.1

9.1

9.1


289

酢酸

・カリウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩並びに無水物を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

290

酢酸2―(2―エトキシエトキシ)エチル

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0


291

酢酸及び脂肪酸からなるグリセリルエステル

・脂肪酸が不飽和脂肪酸の場合は、炭素数が18のものに限る。

・脂肪酸が飽和脂肪酸の場合は、炭素数が8から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

292

酢酸D―α―トコフェリル


293

酢酸の亜鉛塩


294

酢酸のジエチルアミン塩

1.0

1.0

1.0


295

酢酸の銅塩

0.10

0.10

0.10


296

酢酸のマンガン塩

0.001

0.10

0.10

0.10


297

酢酸のリチウム塩

0.10

0.10

0.10


298

酢酸2―(2―ブトキシエトキシ)エチル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

食品に接触しない部分に限り、材質区分1及び3の材質区分別使用制限は30%とする。

299

酢酸1―メトキシ―2―プロピル

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


300

サリチル酸の亜鉛塩

0.40


301

サリチル酸4―tert―ブチルフェニル


302

三塩化リン、2,4―ジ―tert―ブチル―5―メチルフェノール及び1,1'―ビフェニルの反応生成物

0.30

0.30

0.30

0.30

0.30

分子量1000以上のものに限る。

303

酸化ケイ素及びジメチルシロキサンを主な構成成分とする重合体の反応生成物

30

30

30

30

30

30

分子量1000未満のものに限る。

304

酸化処理及び水素化処理された牛脂アルキルアミン

0.60

0.20

0.60

0.60


305

酸化処理された炭化水素

・遺伝毒性の懸念がある物質を除く。

・炭素数が20以上のもの及びそれらの混合物に限る。

・分子量1000以上の場合は、常温常圧で固形状でないものに限る。

306

酸化処理された炭化水素のリチウム塩

10

10

10

10

10

10

・遺伝毒性の懸念がある物質及び通し番号387に該当するものを除く。

・炭素数が9以上のものに限る。

・分子量1000未満のものに限る。

307(1)

三量化処理された脂肪酸

10

5.0

10

5.0

・カリウム及びナトリウムの塩を含む。

・脂肪酸は炭素数が16から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号307(2)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号307(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

307(2)

二量化処理された脂肪酸

10

5.0

10

5.0

・カリウム及びナトリウムの塩を含む。

・脂肪酸は炭素数が16から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号307(1)と併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号307(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

308

2,3―ジアセトキシコハク酸及びモノステアリン酸グリセリルからなるエステル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


309

シアヌル酸トリアリル

0.90

0.90

0.90

0.90

0.90

0.90


310

シアヌル酸の亜鉛塩

10

10

10

10

10


311

N―シアノ―カルバモジチオン酸のナトリウム塩


312

N―シアノ―グアニジン


313

2―シアノ―3,3―ジフェニルアクリル酸エチル

3.0

2.0

2.0

0.30

3.0

2.0


314

2―シアノ―3,3―ジフェニルアクリル酸2―エチルヘキシル

0.50

0.50

0.50


315

2,4―ジアミノ―6―ヒドロキシピリミジン

0.20


316

2,5―ジ―tert―アミルヒドロキノン

1.0

0.20

1.0

2.0

1.0

1.0


317

ジ亜リン酸ジアルキルペンタエリスリチル

0.10

0.10

0.10

・アルキルは直鎖でないものに限る。

・各アルキルの炭素数が10のものに限る。

318

ジ亜リン酸ジステアリルペンタエリスリチル

1.5

0.25

1.5

1.0

1.5

1.5


319

ジ亜リン酸ビス(2,4―ジクミルフェニル)ペンタエリスリチル

0.30

0.20

0.20

0.20

0.30

0.20

材質区分4に使用する場合は、酒類、油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

320

ジ亜リン酸ビス(2,4―ジ―tert―ブチルフェニル)ペンタエリスリチル

1.0

5.0

1.0

1.0

5.0

5.0


321

ジ亜リン酸ビス(2,6―ジ―tert―ブチル―4―メチルフェニル)ペンタエリスリチル

2.1

2.1

2.1

2.1

2.1

2.1


322

ジアルキルジスルフィド

0.020

0.020

0.020

0.020

・アルキルは直鎖でないものに限る。

・各アルキルの炭素数が12のものに限る。

・酸性食品及び酒類に接触する部分に使用してはならない。

・100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

323

ジアルキルフェニルオキシドジスルホン酸及びモノアルキルフェニルオキシドジスルホン酸のうち一又は複数の物質

50

50

50

3.0

50

50

・各アルキルの炭素数が8から20までのもの及びそれらの混合物に限る。

・ナトリウム塩を含む。

324

2,6―ジイソプロピルフェニルイソシアネート及び1,3,5―トリイソプロピルベンゼン―2,4―ジイソシアネート単独重合体の反応生成物

0.30

0.30

0.30

分子量1000以上のものに限る。

325

N―(2,6―ジイソプロピルフェニル)―6―[4―(1,1,3,3―テトラメチルブチル)フェノキシ]―1H―ベンゾ[d,e]イソキノリン―1,3(2H)―ジオン

0.50

0.50

0.50


326

ジイソプロピルベンゼンヒドロペルオキシド

5.0

1.3

1.3

1.3

5.0

1.3


327

ジエタノールアミン

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


328

ジエタノールアミン及び動植物性油脂由来の脂肪酸からなるアミド


329

N,N―ジエチル―アニリン

3.0

3.0


330

2―(ジエチルアミノ)エタノール


331

ジエチルジチオカルバミン酸の亜鉛塩

0.001

0.001

0.001

0.001


332

ジエチレングリコール

10

10

10

10

10

10


333

ジエチレングリコール及びトール油脂肪酸からなるエステル

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


334

ジエチレングリコールのモノエチルエーテル

7.0

7.0

7.0

3.0

7.0

7.0


335

ジエチレングリコールのモノフェニルエーテル

10

1.0

10

10

10


336

ジエチレングリコールのモノブチルエーテル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


337

ジエチレングリコールのモノメチルエーテル

0.001

0.001

0.002

0.001

0.002

0.002


338

ジエチレントリアミン及びトール油脂肪酸の反応生成物

5.0

1.2

1.2

0.50

5.0

1.2


339

1,3―ジオクチル―1,3―ジチオキソジスタンナチアン

1.5

酒類、酸性食品、油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

340

ジオクチルチオキソスズ

1.5

重合体を含む。

341

1,2―シクロヘキサンジカルボン酸及びトリシクロデカンジメタノールからなるエステル

0.80

0.80

0.80

0.80

0.80


342

1,2―シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキル

30

45

30

30

各アルキルの炭素数が9のものに限る。

343

1,2―シクロヘキサンジカルボン酸のカルシウム塩

0.35

0.25

0.35

0.35


344

4,4'―シクロヘキシリデンビス(2―シクロヘキシルフェノール)

0.10

0.10


345(1)

シクロヘキシルアミン又はシクロヘキシルイソシアネート及び4,4'―ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・通し番号345(2)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号345(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000以上のものに限る。

345(2)

4,4'―ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート単独重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・通し番号345(1)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号345(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

・分子量1000以上のものに限る。

346

1,3―シクロペンタジエン

0.001

0.001

0.001

0.001


347

2,4―ジクロロ―6―(4―モルホリニル)―1,3,5―トリアジン及びN,N'―ビス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニル)―ヘキサメチレンジアミンを主な構成成分とする重合体

0.60

0.30

0.30

0.30

0.60

0.30


348

N,N'―ジシクロヘキシル―2,6―ナフタレンジカルボン酸アミド

0.40

0.40

0.40


349

ジ(ステアリル)ジスルフィド

1.0

1.0

1.0

1.0


350

N,O―ジステアリン酸―エタノールアミン

1.0

1.0

3.0

1.0

1.0


351

3,3'―ジスルホジフェニルスルホンのカリウム塩

0.015

0.015


352

9,10―ジヒドロ―9―オキサ―10―ホスファフェナントレン―10―オキシド

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


353

9,10―ジヒドロキシステアリン酸

10

1.0

10

10

重合体を含む。

354

2,4―ジヒドロキシ―2―メチルペンタン

5.0

1.0

1.0

1.0

5.0

1.0


355

2,2'―ジヒドロキシ―4―メトキシベンゾフェノン

0.30

0.30

0.30

0.30

0.30

0.30


356

ジフェニルアミン及び2,4,4―トリメチルペンテンの反応生成物

1.0

0.50

1.0

0.50


357

N,N'―ジフェニル―エチレンジアミン

2.0


358

ジフェニルエーテルジスルホン酸のモノアルキルエステルのナトリウム塩

1.5

1.7

1.7

3.0

1.7

1.7

アルキルの炭素数が12のものに限る。

359

N,N'―ジフェニル―チオ尿素

0.50

0.50

0.50


360

2―(4,6―ジフェニル―1,3,5―トリアジン―2―イル)―5―(ヘキシルオキシ)フェノール

0.50

0.50

0.50

0.50


361

4,4'―ジフェニルメタンジイソシアネート重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・食品に接触しない部分に限り、すべての材質区分における材質区分別使用制限は10%とする。

・フェニルイソシアネート又は2―プロパノールとの反応生成物を含む。

・分子量1000以上のものに限る。

・100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

362

2―(ジブチルアミノ)エタノール

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0


363

2,6―ジ―tert―ブチル―4―エチルフェノール

0.20

0.10

0.10

0.20

0.10

酒類に接触する部分に使用してはならない。

364

ジブチルジチオカルバミン酸の亜鉛塩

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


365

1,3―ジブチル―1,3―ジチオキソジスタンナチアン

1.0

重合体を含む。

366

3,5―ジ―tert―ブチル―4―ヒドロキシ安息香酸4―tert―ブチル―2―(5―tert―ブチル―2,3―ジヒドロ―2―オキソ―3―ベンゾフラニル)フェニル

0.020

0.020

0.020


367

5,7―ジ―tert―ブチル―3―ヒドロキシ―2(3H)―ベンゾフラノン及び1,2―ジメチルベンゼンの反応生成物

0.050

0.10

0.050

0.050

0.10

0.10


368

2,5―ジ―tert―ブチルヒドロキノン

1.5

0.10

2.0

2.0

2.0


369

2,6―ジ―tert―ブチル―4―フェニルフェノール

2.0


370

2,4―ジ―tert―ブチルフェノール

0.20

0.20


371

ジ―tert―ブチルペルオキシド

0.40

0.40

0.40


372

2,2―ジフルオロ―2―[1,1,2,2―テトラフルオロ―2―(1,1,2,2,2―ペンタフルオロエトキシ)エトキシ]酢酸のアンモニウム塩

0.80

0.80


373

ジプロピレングリコール


374

ジプロピレングリコールのモノブチルエーテル

20

20

20


375

ジプロピレングリコールのモノメチルエーテル

5.0

5.0

5.0

0.010

5.0

5.0


376

2,2―ジブロモ―2―シアノ酢酸アミド


377

1,2―ジブロモ―2,4―ジシアノブタン

0.003

0.003

0.003


378

ジ(ベンジリデン)ソルビトール


379

ジベンゾイルメタン

1.0


380

ジペンタエリスリトール


381

脂肪酸

・アルミニウム、アンモニウム、カリウム、カルシウム、鉄、ナトリウム及びマグネシウムの塩を含む。

・炭素数が8から28までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

382

脂肪酸アミド

50

11

50

6.0

50

50

炭素数が6から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

383

脂肪酸及びトリメチロールプロパンからなるエステル

1.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

脂肪酸は炭素数が8から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

384

脂肪酸及び2―プロパノールのチタン塩

0.10

1.0

1.0

1.0

1.0

脂肪酸は炭素数が14から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

385

脂肪酸の亜鉛塩

15

15

15

15

15

15

脂肪酸は炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

386

脂肪酸のペンタエリスリチルエステル

50

50

50

10

50

50

脂肪酸は炭素数が8から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

387

脂肪酸のリチウム塩

0.50

1.0

0.50

1.0

1.0

1.0

脂肪酸は炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

388

脂肪酸、N―(2―ヒドロキシアルキル)―アルキレンジアミン及び尿素の反応生成物

2.0

2.0

2.0

2.0

・アルキレンの炭素数が2から4までのもの及びそれらの混合物に限る。

・脂肪酸は炭素数が8から24までのもの及びそれらの混合物に限る。

389

脂肪族アミン

炭素数が8から18までのもの及びそれらの混合物に限る。ただし、不飽和の場合は、炭素数が18のものに限る。

390

脂肪族一価アルコール

50

50

50

3.0

50

50

・炭素数が5から26までのもの及びそれらの混合物に限る。ただし、直鎖又は飽和でない場合は、炭素数が8から18までのものに限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

391

N,N'―ジホルミル―N,N'―ビス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニル)―ヘキサメチレンジアミン

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


392

N,N―ジメチル―アニリン

3.0

3.0


393

N,N―ジメチル―6―アミノウラシル

1.0


394

2―(ジメチルアミノ)エタノール


395

5―(ジメチルアミノ)―2―メチル―5―オキソ―吉草酸メチル

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60


396

ジメチルエーテル

2.7

2.7

2.7

2.7


397

N―(1,1―ジメチル―3―オキソブチル)―アクリルアミド

0.50

0.50

0.50


398

N,N―ジメチル―ジアルキルアンモニウムの塩化物

各アルキルの炭素数が8から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

399

N,N―ジメチル―シクロヘキシルアミン

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20


400

1,3―ジメチル―1,3―ジチオキソジスタンナチアン

0.50


401

ジメチルシロキサンを主な構成成分とする重合体

50

15

50

50

50

・環状物質を含む。

・ケイ素元素の数が4以上のもの及び分子量1000未満のものに限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

402

N,N―ジメチル―(水素化処理された牛脂アルキルアミン)

0.25

0.25

0.25

0.25


403

ジメチルチオキソスズ

1.5


404

N,N―ジメチル―ビス(水素化処理された牛脂アルキル)アンモニウムの塩化物

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


405

2,5―ジメチル―2,5―ビス(tert―ブチルペルオキシ)ヘキサン

1.0

1.0

1.0

1.0


406

2,5―ジメチル―2,5―ビス(tert―ブチルペルオキシ)―3―ヘキシン

0.10

0.10

0.10

0.10


407

N,N―ジメチル―1,3―プロパンジアミン

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60


408

N,N―ジメチル―1,3―プロパンジアミン、1,3―プロパンジアミン及び二量化処理された不飽和脂肪酸の反応生成物

1.6

1.6

1.6

1.6

1.6

脂肪酸は炭素数が18のものに限る。

409

3,5―ジメチル―1―ヘキシン―3―オール

0.50

0.50


410

2,4―ジメチル―6―(1―メチルペンタデシル)フェノール

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


411

酒石酸

・カリウム及びナトリウムの塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

412

食品衛生法施行規則(昭和23年厚生省令第23号)別表第1又は既存添加物名簿(平成8年厚生省告示第120号)に掲げる添加物


413

植物性油脂及びロウのうち一又は複数の物質

・重合体を含む。

・通し番号416に該当するものを除く。

414

植物性油脂由来の脂肪酸のセリウム塩

1.0

1.0

1.0


415

植物性油脂由来の脂肪酸のマンガン塩


416

食用油脂


417

食用油脂由来の脂肪酸

・アルミニウム、アンモニウム、カリウム、カルシウム、鉄、ナトリウム及びマグネシウムの塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

418

ショ糖


419

ジヨードメチル(4―メチルフェニル)スルホン

0.005

0.005

0.005

0.005


420

ジラウリン酸ジオクチルスズ

0.50

0.50

0.50

1.5

0.50

0.50


421

水酸化処理されたレシチン


422

水酸化テトラエチルアンモニウム

0.001

0.001

0.001


423

水素化処理された牛脂アミド

3.0

10

10

0.50

10

10


424

水素化処理された牛脂アルキルアミン

5.0

0.060

0.060

0.060

5.0

0.060


425

水素化処理された牛脂脂肪酸のグリセリルエステル

2.0

4.0

0.50

4.0

4.0


426

水素化処理された植物性油脂

50

50

50

5.0

50

50

通し番号427に該当するものを除く。

427

水素化処理された食用油脂

10

10

10

5.0

10

10


428

水素化処理された動植物性油脂由来の脂肪酸

カリウム塩を含む。

429

水素化処理された動物性油脂

通し番号427に該当するものを除く。

430

水素化処理されたN,N―ビス(2―ヒドロキシエチル)―牛脂アルキルアミン

4.0

1.2

4.0

1.2


431

水素化処理されたヒマシ油、グリセロール及び無水酢酸の反応生成物

3.0

3.0

3.0

50

3.0

3.0


432

水素化処理されたヒマシ油脂肪酸及び1,4―ブタンジアミンの反応生成物

0.60

0.60

0.60

0.60

0.60


433

スチレン修飾処理されたクレゾール

2.0


434

スチレン修飾処理されたフェノール

20

20

2.0

20

20


435

N―ステアリル―エルカ酸アミド


436

N―ステアリル―D―グルコン酸アミド

1.0

1.0


437

ステアリン酸及び乳酸からなるグリセリルエステル

0.50


438

ステアリン酸のコバルト塩

1.0

1.0

1.0

1.0


439

ステアリン酸のジルコニウム塩

0.050

0.050

0.050

0.050

油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

440

ステアリン酸のセリウム塩

1.0

1.0

1.0

1.0


441

ステアリン酸のマンガン塩

1.0

1.0

1.0

1.0


442

ステアリン酸メチル及び1―(2―ヒドロキシ―2―メチルプロポキシ)―2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジノールの反応生成物

0.10

0.10

0.10

0.10

100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

443

5―スルホイソフタル酸ジメチルのカリウム及びナトリウムのうち一又は複数の塩

5.0

2.0

0.50

5.0

2.0


444

5―スルホイソフタル酸ジメチルのバリウム塩

2.0

2.0

2.0


445

9―スルホオキシステアリン酸及び10―スルホオキシステアリン酸のうち一又は複数のナトリウム塩

1.0

1.0

1.0


446

スルホコハク酸のアルキルエステル又はシクロヘキシルエステル

・各アルキルの炭素数が4から20までのもの及びそれらの混合物に限る。

・カリウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩を含む。

447

スルホン化処理された牛脂

5.0

5.0


448

セバシン酸ジアルキル

各アルキルの炭素数が8のものに限る。

449

セバシン酸ビス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニル)

5.0

5.0

5.0

0.50

5.0

5.0

材質区分4に使用する場合に限り、100℃を超える温度で酒類に接触する部分に使用してはならない。

450

セバシン酸ビス(1,2,2,6,6―ペンタメチル―4―ピペリジニル)

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


451

セバシン酸メチル1,2,2,6,6―ペンタメチル―4―ピペリジニル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


452

ソルビタン及び動植物性油脂由来の脂肪酸からなるエステル

1.0

10

10

10


453

ソルビトール及び動植物性油脂由来の脂肪酸からなるエステル

0.21

0.21

0.21

0.21


454

ソルビトール及びベンズアルデヒドの反応生成物

1.0

0.70

1.0

0.70

1.0

1.0


455

ソルビトール、ベンズアルデヒド及び4―メチルベンズアルデヒドの反応生成物

0.50

0.50

0.50


456

ソルビン酸

・カリウム、カルシウム及びナトリウムの塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

457

ソルビン酸及びトリメチロールプロパンからなるトリエステル

0.40

0.40

0.40


458

大豆油脂肪酸及びプロピレングリコールからなるエステル

3.0

3.0

10

5.0

10

10


459

脱水処理及びマレイン酸修飾処理されたヒマシ油脂肪酸

1.5

1.5

1.5

1.5

1.5


460

脱水処理されたヒマシ油脂肪酸

5.0

5.0

10

10

10


461

チオグリコール及びトール油脂肪酸からなるエステル

1.0


462

チオグリコール酸2―エチルヘキシル

1.5


463

チオシアン酸のナトリウム塩

0.20

0.20

0.20


464

3,3'―チオジプロピオン酸


465

3,3'―チオジプロピオン酸ジアルキル

各アルキルの炭素数が12から22までのもの及びそれらの混合物に限る。ただし、直鎖でない場合は、炭素数が16から26までのものに限る。

466

チオ尿素


467

4,4'―チオビス(3―メチル―6―tert―ブチルフェノール)

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


468

1,10―デカンジカルボン酸

0.010

0.010

0.010

0.010


469

1,10―デカンジカルボン酸ビス(N'―サリチロイルヒドラジド)

0.15

0.15

0.15

0.15


470

デキストリン


471

テトラキス(2―シアノ―3,3―ジフェニルアクリル酸)ペンタエリスリチル

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

70℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

472

N,N',N'',N'''―テトラキス{4,6―ビス[ブチル―(N―メチル―2,2,6,6―テトラメチルピペリジン―4―イル)アミノ]トリアジン―2―イル}―4,7―ジアザデカン―1,10―ジアミン

0.40

0.40

0.40

0.10

0.40

0.40


473

テトラキス[3―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニル)プロピオン酸]ペンタエリスリチル


474

N,N,N',N'―テトラキス(2―ヒドロキシプロピル)―エチレンジアミン


475

テトラキス(3―ラウリルチオプロピオン酸)ペンタエリスリチル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

材質区分3に使用する場合を除き、100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

476

4,4'―[(1,3,6,8―テトラヒドロ―1,3,6,8―テトラオキソベンゾ[lmn][3.8]フェナントロリン)―2,7―ジイル]ビス(安息香酸エチル)、テレフタル酸、2,6―ナフタレンジカルボン酸及び1,4―ブタンジオールを主な構成成分とする重合体

7.0

7.0

7.0

分子量1000以上のものに限る。

477

テトラヒドロフラン

0.001

6.0

0.010

6.0

6.0


478

2,4,8,10―テトラ―tert―ブチル―6―[(2―エチルヘキシル)オキシ]―12H―ジベンゾ[d,g][1.3.2]ジオキサホスホシン

1.0

1.0

1.0

0.25

1.0

1.0


479

2,4,8,10―テトラ―tert―ブチル―6―ヒドロキシ―12H―ジベンゾ[d,g][1.3.2]ジオキサホスホシン―6―オキシドのリチウム塩

0.30

0.30

0.30


480

1,1,1,2―テトラフルオロエタン


481

テトラフルオロエチレン及びヘキサフルオロプロピレンのうち一又は複数を主な構成成分とする重合体

5.5

5.5

5.5

分子量1000未満のものに限る。

482

α,α,α',α'―テトラメチル―1,3―キシレンジイソシアネートを主な構成成分とする重合体

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0

・食品に接触しない部分に限り、すべての材質区分における材質区分別使用制限は10%とする。

・分子量1000以上のものに限る。

・100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

483

N,N,N',N'―テトラメチル―チウラムジスルフィド

0.10

0.10

0.10


484

2,4,7,9―テトラメチル―4,7―デカンジオール

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


485

2,4,7,9―テトラメチル―5―デシン―4,7―ジオール

5.0

5.0

5.0

3.0

5.0

5.0


486

2,5,8,11―テトラメチル―6―ドデシン―5,8―ジオール

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


487

4―(1,1,3,3―テトラメチルブチル)フェノール


488

デヒドロ酢酸

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

489

デヒドロ酢酸の亜鉛塩

1.0


490

テレフタル酸ビス(2―エチルヘキシル)

43


491

テレフタル酸ビス[2―tert―ブチル―6―(2―ヒドロキシ―3―tert―ブチル―5―メチルベンジル)―4―メチルフェニル]


492

動植物性油脂由来の脂肪酸

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

・アルミニウム、アンモニウム、カリウム、カルシウム、鉄、ナトリウム及びマグネシウムの塩を含む。

・通し番号412及び417に該当するものを除く。

493

動植物性油脂由来の脂肪酸アミド

2.0

2.0

10

5.0

10

10


494

ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンのうち一又は複数の物質並びに動植物性油脂由来の脂肪酸の反応生成物

1.0

2.5

1.5

1.0

2.5

2.5

通し番号328に該当するものを除く。

495

動植物性油脂由来の脂肪酸のグリセリルエステル

50

50

50

30

50

50


496

動植物性油脂由来の脂肪酸のジシクロヘキシルアミン塩

1.6

1.6


497

動植物性油脂由来の脂肪酸のメチルエステル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


498

動物性油脂及びロウのうち一又は複数の物質

通し番号416に該当するものを除く。

499

2―ドデセニルコハク酸

1.0

2.0

2.0

2.0

カリウム塩及び無水物を含む。

500

トリイソプロパノールアミン

10

10

10

1.0

10

10

100℃を超える温度で食品に接触する厚さ0.1mmを超える部分に使用してはならない。

501

トリエタノールアミン


502

トリエタノールアミン及びマレイン酸修飾処理されたトール油脂肪酸の反応生成物

10

10

10

0.50

10

10

被膜形成時に化学反応を伴う塗膜用途の分子量1000以上の重合体又はその構成成分として使用する場合を除く。

503

トリエチルアミン

2.9

10

10

2.9

10

10


504

トリエチレングリコール


505

トリエチレングリコールのモノブチルエーテル

5.0

5.0

12

12

12


506

トリエチレングリコールのラウリルエーテル及びマレイン酸からなるエステル

6.0

6.0

6.0

6.0

6.0


507

トリエチレンジアミン


508

トリエチレンテトラミン

0.060

0.001

0.10

0.10

0.10


509

トリエトキシオクチルシラン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


510

トリエトキシビニルシラン

6.0

6.0

6.0

6.0


511

2,4,6―トリクロロ―1,3,5―トリアジン、N,N'―ビス(3―アミノプロピル)―エチレンジアミン及びN―ブチル―2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジンアミンを主な構成成分とする重合体

0.30

0.30

0.30

分子量1000以上のものに限る。

512

ジブチルアミン、2,4,4―トリメチル―2―ペンタンアミン及びN―ブチル―2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジンアミンのうち一又は複数の物質、2,4,6―トリクロロ―1,3,5―トリアジン並びに1,6―ビス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニルアミノ)ヘキサンを主な構成成分とする重合体

6.0

1.0

3.0

0.60

6.0

3.0

分子量1000以上のものに限る。

513

トリクロロフェノールのカリウム及びナトリウムのうち一又は複数の塩


514

トリス(2―エチルヘキサン酸)モノブチルスズ

0.10

0.10

0.10

0.10

0.10


515

1,3,5―トリス(2,2―ジメチルプロピオン酸アミド)ベンゼン

0.025

0.025

0.025


516

トリス(チオグリコール酸オクチル)モノオクチルスズ

3.0

3.0

3.0

チオグリコール酸オクチルにおけるオクチル部分は直鎖でないものを含む。

517

トリス(チオグリコール酸アルキル)モノオクチルスズ

3.0

アルキルの炭素数が10から16までのもの及びそれらの混合物に限る。

518

トリス(チオグリコール酸アルキル)モノメチルスズ

2.0

アルキルの炭素数が8のものに限る。

519

トリス{2―[(2,4,8,10―テトラ―tert―ブチルジベンゾ[d,f][1.3.2]―ジオキサホスフェピン―6―イル)オキシ]エチル}アミン

0.60

0.30

0.30

0.60

0.30


520

1,1,3―トリス(4―ヒドロキシ―5―tert―ブチル―2―メチルフェニル)ブタン

0.20

0.30

0.25

0.25

0.30

0.30


521

1,1,3―トリス[2―メチル―4―(亜リン酸ジトリデシル)―5―tert―ブチルフェニル]ブタン

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


522

N,N',N''―トリス(2―メチルシクロヘキシル)―1,2,3―プロパントリカルボン酸アミド

0.25

0.25

0.25


523

7,8,9―トリデオキシ―3,5:4,6―O―ビス―(4―プロピルフェニル)メチレンD―グリセロ―L―グロ―ノニトール

0.75

0.75

0.75


524

1,2,3―トリデオキシ―4,6:5,7―O―ビス[(4―プロピルフェニル)メチレン]ノニトール

0.50

0.050

0.50

0.50


525

トリフェニルホスフィン

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


526

1,1,1―トリフルオロメタンスルホン酸

1.0

1.0


527

トリフルオロメタンスルホン酸の1―エチル―3―メチルイミダゾリウム塩

1.0

1.0

1.0


528

トリプロピレングリコール

0.13

0.13

0.13

0.13


529

トリプロピレングリコールのモノメチルエーテル

20

20

20


530

トリフロロ酢酸

1.0

1.0

1.0


531

1,3,5―トリメチル―2,4,6―トリス(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルベンジル)ベンゼン


532

N,N,N―トリメチル―ベンジルアンモニウムの塩化物

3.0

3.0


533

2―{2―[(2,2,4―トリメチルペンチル)フェノキシ]エトキシ}エタンスルホン酸及び2―{2―[(2,4,4―トリメチルペンチル)フェノキシ]エトキシ}エタンスルホン酸のうち一又は複数のナトリウム塩

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


534

N,N,N―トリメチル―ヤシ油アルキルアンモニウムの塩化物

45

0.030

45

45


535

N,N'―トリメチレン―ビス(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニルプロピオン酸アミド)

0.40

0.40

0.40


536

トリメチロールプロパン

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


537

3―トリメトキシシリル―1―プロパンチオール

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


538

N―[3―(トリメトキシシリル)プロピル]―エチレンジアミン

20

20

20

10

20

20


539

トリメトキシメタン

1.5

1.5

3.0

3.0

3.0


540

トリメリット酸トリアルキル

0.10

5.0

5.0

55

5.0

5.0

各アルキルの炭素数が8及び10のものに限る。

541

トール油脂肪酸及びトリエチレングリコールからなるエステル

0.25

0.25

0.25


542

トール油脂肪酸及びプロピレングリコールからなるジエステル

3.0

3.0

10

5.0

10

10


543

ナタネ油脂肪酸及びプロピレングリコールからなるエステル

1.8

1.8

1.8

1.8

1.8

1.8


544

ナフタレン

0.080

0.040

0.080

0.010

0.080

0.080


545

ナフテン酸

3.0

0.50

0.50

1.0

3.0

0.50

アルミニウム、カルシウム及びマグネシウムの塩を含む。

546

ナフテン酸の亜鉛塩

3.0

1.0

3.0


547

ナフテン酸のコバルト塩


548

ナフテン酸のジルコニウム塩

3.0

3.0


549

ナフテン酸の銅塩

3.0

3.0


550

ナフテン酸のマンガン塩


551

ナフテン酸のリチウム塩

1.0


552

β―ナフトール

1.6

1.6


553

ニトリロトリ酢酸のナトリウム塩


554

ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

ナトリウム塩を含む。

555

乳酸

・カリウム、カルシウム及びナトリウムの塩を含む。

・通し番号412に該当するものを除く。

556

乳酸のチタン塩

50

30

50

30

乳酸はアンモニウム塩を含む。

557

尿素


558

二量化処理された植物性油脂由来の脂肪酸

0.57

0.57

0.57

0.57

0.57


559

二量化処理された不飽和脂肪酸及びプロポキシル化処理されたグリセロールを主な構成成分とする重合体

2.1

2.1

2.1

2.1

2.1

・脂肪酸は炭素数が18のものに限る。

・プロピレングリコールの重合体(プロピレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)の合計が全体の50%以上であること。

・分子量1000以上のものに限る。

560

二量化処理された不飽和脂肪酸及びプロポキシル化処理されたブタノールからなるエステル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

・脂肪酸は炭素数が18のものに限る。

・プロピレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。

561

二量化処理された不飽和脂肪酸及びジエタノールアミンからなるアミド

3.0

1.1

0.60

1.1

3.0

1.1

脂肪酸は炭素数が18のものに限る。

562

ノルボルナン―2,3―ジカルボン酸のジナトリウム塩

0.31

0.25

0.31

0.31


563

1―パルミチルピリジニウムの塩化物

0.050

0.050

0.050

0.050


564

パルミチン酸のマンガン塩

0.030

0.030

0.030

0.030


565

ビシクロ[2.2.1]―ヘプタン―2,3―ジカルボン酸のカルシウム塩

0.25

0.25

0.25


566

ビス(イソプロピル)ナフタレン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


567

1,3:2,4―O―ビス(4―エチルベンジリデン)―ソルビトール


568

ビス[3―エチル―5―メチル―4―(N―マレイミド)フェニル]メタン

2.0

2.0

2.0

2.0


569

2,4―ビス(オクチルチオ)―6―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルアニリノ)―1,3,5―トリアジン

0.50

0.50

0.50

1.0

0.50

0.50


570

2,4―ビス(オクチルチオメチル)―6―メチルフェノール

0.20

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


571

N,N'―ビス(サリチリデン)―1,2―プロパンジアミン

2.0


572

N,N'―ビス(2,6―ジイソプロピルフェニル)―カルボジイミド

1.6

1.0

2.0

1.0

2.0

2.0


573

1,4―ビス(3,4―ジヒドロキシフェニル)―2,3―ジメチルブタン


574

N,N'―ビス[3―(3,5―ジ―tert―ブチル―4―ヒドロキシフェニル)プロピオニル]―ヒドラジン

0.10

0.25

0.20

0.20

0.25

0.25


575

2―[4,6―ビス(2,4―ジメチルフェニル)―1,3,5―トリアジン―2―イル]―5―オクチルオキシフェノール

0.30

0.30

0.30

0.30

・油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

・100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

576

N―[3,5―ビス(2,2―ジメチル―プロピオニルアミノ)フェニル]―2,2―ジメチルプロピオン酸アミド

0.025

0.025

0.025


577

1,3:2,4―O―ビス(3,4―ジメチルベンジリデン)―ソルビトール


578

4,4'―ビス(α,α―ジメチルベンジル)ジフェニルアミン

0.30

0.50

0.50

0.50


579

N,N―ビス(水素化処理されたナタネ油アルキル)―メチルアミン―N―オキシド

0.10

0.10

0.10


580

ビス(チオグリコール酸アルキル)ジオクチルスズ

3.0

アルキルの炭素数が10から16までのもの及びそれらの混合物に限る。

581

ビス(チオグリコール酸アルキル)ジメチルスズ

2.5

アルキルの炭素数が8のものに限る。

582

ビス(チオグリコール酸オクチル)ジオクチルスズ

2.0

2.0

2.0

5.0

2.0

2.0

チオグリコール酸オクチルにおけるオクチル部分は直鎖でないものを含む。

583

ビス(チオグリコール酸)ジオクチルスズ及び1,4―ブタンジオールからなるエステル

1.5


584

1,6―ビス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニルアミノ)ヘキサン、メチル化処理された2,4,6―トリクロロ―1,3,5―トリアジン及びモルホリンを主な構成成分とする重合体

0.30

0.30

0.30

0.30

分子量1000以上のものに限る。

585

N,N'―ビス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニル)―イソフタル酸ジアミド

0.50

0.50

0.50

0.50


586

ビス(ノニルフェニル亜リン酸)ペンタエリスリチル

1.0

1.0

1.0


587

N,N―ビス(2―ヒドロキシエチル)―脂肪酸アミド

脂肪酸は炭素数が12から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

588

ビス[3―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニル)プロピオン酸](1,2―ジオキソエチレン)ビス(イミノエチレン)


589

ビス[3―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニル)プロピオン酸]チオジエチレン

0.50

0.030

0.50

0.50

0.50


590

2,6―ビス[(2―ヒドロキシ―3―ノニル―5―メチルフェニル)メチル]―4―メチルフェノール

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


591

3,3―ビス(4―ヒドロキシ―3―tert―ブチルフェニル)酪酸及びエチレングリコールからなるジエステル

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


592

ビス(2―ヒドロキシプロピル)アミン

3.0

0.0006

3.0

0.0006


593

2,2―ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0


594

ビス(4―tert―ブチル安息香酸)ヒドロキシアルミニウム

1.0

1.0

1.0


595

2,5―ビス(5'―tert―ブチル―2―ベンゾオキサゾリル)チオフェン

1.0

1.0

1.0

0.050

1.0

1.0


596(1)

ビス(マレイン酸モノアルキルエステル)ジオクチルスズ

5.0

・アルキルの炭素数が2及び6から18までのもの並びにそれらの混合物に限る。

・通し番号596(2)、596(3)又は596(4)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号596(1)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

596(2)

ビス(マレイン酸モノシクロヘキシル)ジオクチルスズ

5.0

通し番号596(1)、596(3)又は596(4)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号596(2)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

596(3)

ビス(マレイン酸モノベンジル)ジオクチルスズ

5.0

通し番号596(1)、596(2)又は596(4)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号596(3)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

596(4)

ビス(マレイン酸モノメトキシブチル)ジオクチルスズ

5.0

通し番号596(1)、596(2)又は596(3)を併用する場合は、それぞれの使用量の和が通し番号596(4)の材質区分別使用制限以下でなければならない。

597

N,N'―ビス(2―メチルフェニル)―エチレンジアミン

2.0


598

2,6―ビス(1―メチルヘプタデシル)―4―メチルフェノール

0.30

0.30


599

1,3:2,4―O―ビス(メチルベンジリデン)―ソルビトール


600

3,3―ビス(メトキシメチル)―2,5―ジメチルヘキサン

0.030

0.030

0.030


601

9,9―ビス(メトキシメチル)―9H―フルオレン

0.030

0.030

0.030


602

2,4―ビス(ラウリルチオメチル)―6―メチルフェノール

0.30

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


603

ヒドロキシアルキルスルホン酸及び不飽和脂肪族スルホン酸のうち一又は複数のナトリウム塩

1.0

0.20

10

10

10

・脂肪族スルホン酸は炭素数が14から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・ヒドロキシアルキルスルホン酸は炭素数が14から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

604

4―ヒドロキシ安息香酸アルキル

1.0

1.0

1.0

0.10

1.0

1.0

・アルキルの炭素数が3のものに限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

605

4―ヒドロキシ安息香酸エチル

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

606

4―ヒドロキシ安息香酸メチル


607

4―ヒドロキシ安息香酸を主な構成成分とする重合体

30

10

30

10

分子量1000未満のものに限る。

608

β―[(ヒドロキシエチル)アミノ]アルキル第二級アルコール

2.0

3.0

3.0

1.0

3.0

3.0

アルキルの炭素数が11から14までのもの及びそれらの混合物に限る。

609

N―(2―ヒドロキシエチル)―イミダゾリジノン

1.5

0.60

1.5


610

1―(2―ヒドロキシエチル)―2―(8―ヘプタデセニル)―2―イミダゾリン

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


611

2―ヒドロキシ―4―オクチルオキシベンゾフェノン

2.0

0.50

1.0

0.50

2.0

1.0


612

4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチル安息香酸2,4―ジ―tert―ブチルフェニル

油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

613

4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチル安息香酸パルミチル


614

2―(2'―ヒドロキシ―3',5'―ジ―tert―ブチルフェニル)―5―クロロベンゾトリアゾール

1.0

1.0

1.0

0.50

1.0

1.0


615

4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニルプロピオン酸アルキル

5.0

5.0

5.0

5.0

アルキルの炭素数が8のものに限る。

616

3―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニル)プロピオン酸アルキル

0.060

0.060

0.060

アルキルの炭素数が13から15までのもの及びそれらの混合物に限る。

617

4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニルプロピオン酸及び1,6―ヘキサンジオールからなるジエステル

1.0

0.50

1.0

0.50


618

3―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニル)プロピオン酸ステアリル

2.5

6.0

2.5

2.5

6.0

6.0


619

4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルベンジルホスホン酸ジエチル

0.20

0.20

0.20


620

4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルベンジルホスホン酸モノエチルのカルシウム塩

0.50

0.25

0.50

0.20

0.50

0.50


621

12―ヒドロキシステアリルアルコール

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


622

12―ヒドロキシステアリン酸

アルミニウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩、重合体並びに重合体のステアリン酸エステルを含む。

623

12―ヒドロキシステアリン酸アミド

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


624

12―ヒドロキシステアリン酸の亜鉛塩

2.5

2.5

2.0

0.020

2.5

2.5


625

12―ヒドロキシステアリン酸のグリセリルエステル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


626

12―ヒドロキシステアリン酸のリチウム塩

0.50

0.50

0.50

1.0

0.50

0.50


627

2―ヒドロキシ―1―[4―(2―ヒドロキシエトキシ)フェニル]―2―メチル―1―プロパノン

0.10

0.10

0.10


628

2―(2'―ヒドロキシ―3'―tert―ブチル―5'―メチルフェニル)―5―クロロベンゾトリアゾール

1.0

1.0

0.50

0.50

1.0

1.0


629

3―(4―ヒドロキシ―3―tert―ブチル―5―メチルフェニル)プロピオン酸及びトリエチレングリコールからなるジエステル

1.0

1.0

5.0

1.0

5.0

5.0


630

(4―ヒドロキシ―3―tert―ブチル―5―メチルフェニル)プロピオン酸の2,4,8,10―テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン―3,9―ジイルビス(2,2―ジメチル―2,1―エタンジイル)ジエステル

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


631

2―ヒドロキシ―4―ヘキシルオキシベンゾフェノン

0.50

0.50


632

1―ヒドロキシ―メタンスルフィン酸のナトリウム塩

3.0

3.0


633

2―ヒドロキシ―2―メチル―1―オキソプロピル化処理されたα―メチルスチレンを主な構成成分とする重合体

2.1

2.1

分子量1000未満のものに限る。

634

4―ヒドロキシメチル―2,6―ジ―tert―ブチルフェノール


635

2―(2'―ヒドロキシ―5'―メチルフェニル)ベンゾトリアゾール

5.0

5.0

10

5.0

10

10


636

2―ヒドロキシ―4―メトキシベンゾフェノン

0.50

0.30

0.30

0.50

0.50

0.30


637

ヒドロキノン

0.20

0.20


638

ビニルトリメトキシシラン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


639

N―ビニル―ピロリドン

0.30

0.30

0.30


640

α―ピネン及びフェノールを主な構成成分とする重合体

50

48

50

50

分子量1000未満のものに限る。

641

4,4'―ビフェニレンジ亜ホスホン酸テトラキス(2,4―ジ―tert―ブチルフェニル)

1.0

0.70

1.0

0.20

1.0

1.0


642

ピリチオンの亜鉛塩

0.050

0.080

0.50

0.10

0.50

0.50


643

ピリチオンのナトリウム塩

0.050

0.020

0.050

0.001

0.050

0.050


644

ピロリン酸及びジブチルアミンからなるモノアミド

1.6

1.6


645

ピロリン酸P,P―ジオクチル及び2―プロパノールのチタン塩

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


646

ピロリン酸のピペラジン塩

1.6

1.6

1.6

1.6

1.6


647

2―フェニルインドール

1.0


648

1―フェニル―1,3―エイコサンジオン及び1―フェニル―1,3―オクタデカンジオンのうち一又は複数の物質

1.0


649

3―(フェニルスルホニル)ベンゼンスルホン酸のカリウム塩

0.035

0.035


650

2―フェニルフェノール及び4―フェニルフェノールのうち一又は複数の物質

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

651

フェニルホスホン酸

0.010

0.010

0.010


652

フェニルホスホン酸の亜鉛塩

2.0

2.0

2.0


653

4―(フェニルメトキシ)フェノール

2.0


654

2,2'―(1,4―フェニレン)ビス(3,1―ベンゾオキサジン―4―オン)

1.0

1.0

1.0


655

N,N'―フェニレンビス(メチレン)―ビス(12―ヒドロキシステアリン酸アミド)

8.6

8.6

8.6

8.6

8.6


656

フェノチアジン

4.0

0.12

2.0

4.0

0.12


657

フェノール及びメチルフェノールのうち一又は複数の物質並びに硫酸からなるエステルの塩

5.0

5.0

5.0

・アンモニウム及びナトリウムの塩に限る。

・フェノール又はメチルフェノールは、エトキシル化(エチレンオキシドの付加数が4以上のものに限る。)及びスチレン修飾されたものに限る。

658

tert―ブタノール


659

ブタノールのアルミニウム塩

10

10

10

10


660

ブタノールのチタン塩

35

0.050

20

35

20

重合体を含む。

661

フタル酸エチルエトキシカルボニルメチル


662

フタル酸オクチルデシル

30


663

フタル酸ジイソブチル

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


664

フタル酸ジエチル


665

フタル酸ジオクチル

30

2.0

30

50

30

30


666

フタル酸ジシクロヘキシル

50

76

50

20

76

76


667

フタル酸ジデシル

9.5

50

9.5

デシルは直鎖でないものを含む。

668

フタル酸ジノニル

5.0

5.0

5.0

50

5.0

5.0

ノニルは直鎖でないものを含む。

669

フタル酸ジヘキシル

30


670

フタル酸パルミチルステアリル

3.0


671

フタル酸ビス(2―エチルヘキシル)

50

油脂及び脂肪性食品を含有する食品に接触する部分に使用してはならない。ただし、溶出または浸出して食品に混和するおそれのないように加工されている場合は除く。

672

フタル酸ビス(2―ブトキシエチル)

40

40

40


673

フタル酸ブチルベンジル

6.0

6.0

6.0

33

6.0

6.0


674

フタル酸ブトキシカルボニルメチルブチル


675

1,3―ブタンジオール


676

1,4―ブタンジオール

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


677

1,3―ブタンジオール及びメタクリル酸からなるジエステル

0.30

0.30

0.50

0.30

0.50

0.50


678

1,2,3,4―ブタンテトラカルボン酸1,2,3,4―テトラキス(2,2,6,6―テトラメチル―4―ピペリジニル)

0.15

0.15

0.15


679

ブタン―1,2,3,4―テトラカルボン酸テトラキス(1,2,2,6,6―ペンタメチル―4―ピペリジニル)

0.50

0.50

0.50


680

4,4'―ブチリデンビス(6―tert―ブチル―3―メチルフェニル亜リン酸ジトリデシル)

1.5

2.0

1.5

0.50

2.0

2.0


681

4,4'―ブチリデンビス(2―tert―ブチル―5―メチルフェノール)

0.60

1.0

1.0

2.0

1.0

1.0


682

4―tert―ブチル安息香酸

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


683

4―tert―ブチル安息香酸の亜鉛塩

0.50


684

ブチル化処理されたビスフェノールA

2.0


685

4―tert―ブチルカテコール

1.0

1.0


686

N―ブチル―カルバミン酸3―ヨード―2―プロピニル

0.30

0.30


687

2―ブチル―2―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルベンジル)マロン酸ビス(1,2,2,6,6―ペンタメチル―4―ピペリジニル)

7.5

1.0

1.0

7.5

1.0


688

tert―ブチルヒドロキノン


689

tert―ブチルヒドロペルオキシド

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


690

N―ブチル―ベンゼンスルホン酸アミド

6.0

6.0

6.0

6.0


691

tert―ブチルホスホン酸のカルシウム塩

0.15

0.15

0.15


692

2―tert―ブチル―6―メチル―4―{3―[(2,4,8,10―テトラ―tert―ブチルジベンゾ[d,f][1.3.2]ジオキサホスフェピン―6―イル)オキシ]プロピル}フェノール

0.50

0.50

0.50

0.20

0.50

0.50


693

1,2―ブトキシル化及びプロポキシル化のうち一又は複数の処理がされたショ糖

4.0

4.0

4.0

4.0

4.0

1,2―ブチレンオキシド及びプロピレンオキシドのうち一又は複数の付加数が合計4以上のものに限る。

694

不飽和脂肪酸及びソルビタンからなるエステル

・脂肪酸は炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・モノ、ジ及びトリエステル並びにそれらの混合物を含む。

695

不飽和脂肪酸及び直鎖脂肪族一価アルコールからなるエステル

30

5.0

30

30

30

30

・脂肪酸は炭素数が4から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・脂肪族一価アルコールは炭素数が1から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

696

不飽和脂肪酸及び分枝脂肪族一価アルコールからなるエステル

・脂肪酸は炭素数が16及び18のもの並びにそれらの混合物に限る。

・脂肪酸は直鎖でないものに限る。

・脂肪族一価アルコールは炭素数が3から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

697

フマル酸

・通し番号412に該当するものを除く。

・ナトリウム塩を含む。

698

フマル酸ジブチル

1.6

1.0

0.50

1.6

1.0

重合体を含む。

699

フマル酸ビス(2―エチルヘキシル)

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0


700

2―プロパノール及びラウリルベンゼンスルホン酸のチタン塩

4.0

2.5

4.0

2.5


701

2―プロパノールのチタン塩

2.0

2.0

2.0

0.020

2.0

2.0


702

N,N''―1,3―プロパンジイル―ビス(N'―ステアリル―尿素)

0.080

0.080

0.080

0.080

0.080

0.080


703

プロピルトリメトキシシラン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


704

プロピレングリコール単独重合体

ジプロピレングリコール及びトリプロピレングリコールを除く。

705

ブロモ酢酸2―ニトロブチル

0.0005

0.0005

0.0005


706

2―ブロモ―2―ニトロ―1,3―プロパンジオール

5.0

5.0

5.0

1.0

5.0

5.0


707

分子量1000以上の不飽和炭化水素

・遺伝毒性の懸念がある物質並びに通し番号108(2)及び412に該当するものを除く。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・炭素数が9以上のもの及びそれらの混合物に限る。

・芳香族炭化水素を含む。

708

分子量1000以上の飽和炭化水素

・脂環式炭化水素を含む。

・常温常圧で固形状でないものに限る。

・炭素数が8以上のもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号108(2)及び412に該当するものを除く。

709

分子量1000未満の不飽和炭化水素

・遺伝毒性の懸念がある物質並びに通し番号412、544及び566に該当するものを除く。

・炭素数が9以上のもの及びそれらの混合物に限る。

・芳香族炭化水素を含む。

710

分子量1000未満の飽和炭化水素

・脂環式炭化水素を含む。

・炭素数が8以上のもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

711

ヘキサ(ステアリン酸)ジペンタエリスリチル

0.50

1.0

0.50


712

1,1,1,3,3,3―ヘキサメチルジシラザン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


713

ヘキサメチレンジイソシアネート

5.0


714

ヘキサメチレンテトラミン


715

N,N'―ヘキサメチレン―ビス[3―(4―ヒドロキシ―3,5―ジ―tert―ブチルフェニル)プロピオン酸アミド]

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


716

ヘキサメチレンビス(12―ヒドロキシステアリン酸アミド)

3.5

3.5

3.5

2.0

3.5

3.5


717

ヘキシルトリメトキシシラン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


718

ヘプタン酸

1.0

アルミニウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩を含む。

719

ヘプタン酸のリチウム塩

0.60


720

N―ベンジル―N,N―ジメチル―アルキルアンモニウムの塩化物

3.0

3.0

10

10

10

アルキルの炭素数が8から20までのもの及びそれらの混合物に限る。

721

1,2―ベンゾイソチアゾロン

1.0

2.0

1.0

0.20

2.0

2.0

ナトリウム塩を含む。

722

4―(2―ベンゾキサゾリル)―4'―(5―メチル―2―ベンゾキサゾリル)スチルベン

0.050

0.030

1.0

0.050

1.0

1.0


723

ベンゾグアナミン

35

0.20

35

0.20


724

1,2,3―ベンゾトリアゾール

0.50

0.10

0.50

0.50

0.50


725

2―(2H―ベンゾトリアゾール―2―イル)―4―(1,1,3,3―テトラメチルブチル)フェノール

10

10

10

5.0

10

10


726

2―(2H―ベンゾトリアゾール―2―イル)―4,6―ビス(1―メチル―1―フェニルエチル)フェノール

3.0

1.0

10

2.0

10

10


727

2―(2H―ベンゾトリアゾール―2―イル)―4―メチル―6―アルキルフェノール

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0

アルキルの炭素数が12のものに限る。

728

2―(2H―ベンゾトリアゾール―2―イル)―6―(1―メチル―1―フェニルエチル)―4―(1,1,3,3―テトラメチルブチル)フェノール

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


729

ペンタエリスリトール


730

ペンタエリスリトール及びホスホン酸モノアルキルからなる環状ジエステル

1.0

1.0

1.0

1.0

各アルキルの炭素数が13のものに限る。

731

16,18―ペンタトリアコンタンジオン及び18,20―ヘプタトリアコンタンジオンのうち一又は複数の物質

0.040


732

2,2,5,7,8―ペンタメチル―6―クロマノール

0.008

0.008

0.008

100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

733

ホウ酸及び飽和脂肪酸からなるグリセリルエステル

2.0

2.0

2.0

4.0

2.0

2.0

・カルシウム塩を含む。

・脂肪酸は炭素数が16及び18のもの並びにそれらの混合物に限る。

734

飽和脂肪酸及び直鎖脂肪族一価アルコールからなるエステル

50

5.0

50

40

50

50

・脂肪酸は炭素数が4から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・脂肪族一価アルコールは炭素数が1から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

735

飽和脂肪酸及び分枝脂肪族一価アルコールからなるエステル

30

2.0

30

30

30

30

・脂肪酸は炭素数が12から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・脂肪族一価アルコールは炭素数が3から18までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

736

飽和脂肪酸の銀塩

0.020

0.020

・脂肪酸は炭素数が14、16及び18のもの並びにそれらの混合物に限る。

・脂肪酸は直鎖のものに限る。

737

飽和脂肪酸のコバルト塩

1.0

1.0

1.0

1.0

・脂肪酸は炭素数が10のものに限る。

・脂肪酸は直鎖でないものに限る。

738

飽和脂肪酸の銅塩

3.0

3.0

・脂肪酸は炭素数が10のものに限る。

・脂肪酸は直鎖でないものに限る。

739

飽和脂肪酸のビスマス塩

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

・脂肪酸は炭素数が10のものに限る。

・脂肪酸は直鎖でないものに限る。

740

飽和炭化水素

・脂環式炭化水素を含む。

・炭素数が2から7までのもの及びそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

741

没食子酸

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0


742

没食子酸アルキル

1.6

0.001

0.001

5.0

1.6

0.001

・アルキルは直鎖のものに限る。

・各アルキルの炭素数が3、8及び12のもの並びにそれらの混合物に限る。

・通し番号412に該当するものを除く。

743

マルチトール


744

マレイン酸

3.0

3.0

3.0

3.0

3.0


745

マレイン酸ジアリル

0.50

0.50


746

マレイン酸ジオクチルスズ

1.0

0.10

0.10

5.0

1.0

0.10

エステル化処理されたもの及び重合体を含む。

747

マレイン酸ジブチル

5.0

5.0


748

マレイン酸修飾処理された脂肪酸

11

10

10

10

11

10

脂肪酸は炭素数が14から18までのもの及びそれらの混合物に限る。ただし、不飽和脂肪酸である場合は、炭素数が16から18までのものに限る。

749

マレイン酸修飾処理されたトール油脂肪酸

1.1

1.1

1.1

1.1

1.1


750

マレイン酸ビス(2―エチルヘキシル)

48

48

48

48


751

マレイン酸モノエチル

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


752

無水コハク酸


753

無水5―(2,5―ジオキソテトラヒドロフリル)―3―メチル―3―シクロヘキセン―1,2―ジカルボン酸

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


754

無水トリメリット酸

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


755

無水ピロメリット酸

1.0

1.0

2.0

2.0

2.0


756

無水フタル酸


757

無水3―ヘキサデセニルコハク酸

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


758

無水マレイン酸

1.0

1.0

1.0

3.0

1.0

1.0


759

無水4―メチル―1,2―シクロヘキサンジカルボン酸

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


760

無水メチルシクロヘキセン―1,2―ジカルボン酸

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


761

メタクリル酸グリシジル

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0

100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

762

メタクリル酸3―(トリメトキシシリル)プロピル

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


763

メタクリル酸2―ヒドロキシエチル及びリン酸からなるエステル

1.0

1.0


764

メタノール


765

N―メチル―イソチアゾロン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

塩酸塩を含む。

766

2―メチルオキシラン


767

N―メチル―カルバミン酸2―sec―ブチルフェニル

0.45

0.45

0.45

0.45


768

N―メチル―5―クロロイソチアゾロン

5.0

5.0

5.0

0.10

5.0

5.0

塩酸塩を含む。

769

N―メチル―ジエタノールアミン

0.030

0.030

0.030


770

4―メチル―2―ジオキソラノン

5.0

5.0

5.0

5.0

5.0


771

N―メチル―タウリン及びヤシ油脂肪酸からなるアミドのナトリウム塩

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


772

メチルトリメトキシシラン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


773

N―メチル―ピロリドン


774

4―メチルベンゼンスルホン酸

5.0

0.50

0.50

0.50

5.0

0.50

カリウム塩を含む。

775

2―メチルベンゼンスルホン酸アミド

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


776

4―メチルベンゼンスルホン酸アミド

5.0

0.30

5.0

0.30


777

メチレンジチオシアネート

0.20

0.20

0.20

0.20

0.20


778

2,2'―メチレンビス(4―エチル―6―tert―ブチルフェノール)

1.0

1.0

1.0

2.0

1.0

1.0


779

2,2'―メチレンビス(6―シクロヘキシル―4―メチルフェノール)

2.0

2.0

2.0

0.010

2.0

2.0


780

2,2'―メチレンビス(4,6―ジ―tert―ブチルフェニル)リン酸のナトリウム塩

2.0

2.0

2.0

0.30

2.0

2.0


781

2,2'―メチレンビス(4,6―ジ―tert―ブチルフェニル)リン酸の水酸化アルミニウム塩

1.2

1.2

1.2

0.25

1.2

1.2


782

4,4'―メチレンビス(2,6―ジ―tert―ブチルフェノール)

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


783

N,N'―メチレン―ビス(ステアリン酸アミド)

0.050

0.50

0.50

0.50

0.50


784

4,4'―メチレンビス(フェニルカルバミン酸)ジステアリル

1.2

1.2

1.2


785

2,2'―メチレンビス[6―(2H―ベンゾトリアゾール―2―イル)―4―(1,1,3,3―テトラメチルブチル)フェノール]

6.0

0.40

2.0

6.0

2.0


786

2,2'―メチレンビス[6―(1―メチルシクロヘキシル)―4―メチルフェノール]

0.20

0.20

5.0

0.20

0.20


787

2,2'―メチレンビス(4―メチル―6―ノニルフェノール)

2.0

2.0

2.0

2.0


788

2,2'―メチレンビス(4―メチル―6―tert―ブチルフェノール)

1.0

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


789

2―(メトキシカルボニルアミノ)―1H―ベンゾイミダゾール

5.0

3.0

3.0

5.0

5.0


790

1―(2―メトキシ―1―メチルエトキシ)―2―プロパノール

0.050

0.050

0.50

0.50

0.50


791

3―メトキシ―3―メチル―1―ブタノール

1.0

1.0

5.0

1.0

5.0

5.0


792

メラミン

1.5

0.10

0.010

1.5

0.10


793

3―メルカプトプロピオン酸ジオクチルスズ

2.0

重合体を含む。

794

2―メルカプトベンゾイミダゾール

0.20

0.20

0.20


795

2―メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩

0.20

0.20


796

2―メルカプトベンゾチアゾールのナトリウム塩


797

綿実油脂肪酸及びプロピレングリコールからなるジエステル

3.0

3.0

10

5.0

10

10


798

モノブチルスズオキシド

0.50

0.050

0.050

0.020

0.50

0.050


799

モルホリン


800

モンタン酸2―ヒドロキシエチル


801

モンタンワックス

遺伝毒性の懸念がある物質を除く。

802

モンタンワックス脂肪酸

10

5.0

10

5.0

10

10

カルシウム及びナトリウムの塩を含む。

803

ヤシ油アルキルアミン

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0


804

ヤシ油脂肪酸のステアリルエステル

0.050

0.050

0.050

0.050


805

N―ラウリル―グアニジンの塩酸塩

2.0

2.0

2.0

2.0

2.0


806

ラウリルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン塩

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50


807

ラノリン脂肪酸の2―オクチルドデシルエステル

8.0

1.0

8.0

1.0


808

リシノール酸

5.0

2.0

10

3.0

10

10

・カリウム、カルシウム、ナトリウム及びマグネシウムの塩並びに重合体を含む。

・材質区分4に使用する場合を除き、酸性食品及び酒類に接触する部分並びに70℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

809

リシノール酸の亜鉛塩

3.0


810

リシノール酸のグリセリルエステル

0.010

10

10

10


811

硫酸アルキル

・アルキルの炭素数が8から22までのもの及びそれらの混合物に限る。

・アンモニウム、カリウム及びナトリウムの塩を含む。

812

硫酸エチルの1―エチル―3―メチルイミダゾリウム塩

0.13

0.13

0.13

0.13

100℃を超える温度で油脂及び脂肪性食品に接触する部分に使用してはならない。

813

硫酸修飾処理された動植物性油脂

0.10

0.10

0.090

0.10

0.10

カリウム及びナトリウムの塩を含む。

814

リン酸オレイル

0.50

0.50

0.50

0.50

0.50

カリウム塩を含む。

815

リン酸ジアルキル及びリン酸モノアルキルのうち一又は複数の物質

2.5

2.5

2.5

2.5

2.5

・各アルキルの炭素数が8、13及び18のもの並びにそれらの混合物に限る。

・カリウム及びナトリウムの塩を含む。

・材質区分3に使用する場合を除き、100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

・リン酸ビス(2―エチルヘキシル)に使用する場合を除き、100℃を超える温度で食品に接触する部分に使用してはならない。

816

リン酸ジエチル、リン酸ジブチル、リン酸モノエチル及びリン酸モノブチルのうち一又は複数の物質

0.50

0.50

0.50


817

リン酸ジステアリル及びリン酸モノステアリルのうち一又は複数の亜鉛塩

1.0

3.0

1.0


818

リン酸ジフェニル2―エチルヘキシル


819

リン酸ジフェニルメチルフェニル

40

40

40


820

リン酸トリエチル

0.50

0.050

0.50

0.050


821

リン酸トリス(2―エチルヘキシル)

0.50

0.50


822

リン酸トリフェニル

1.5

0.10

25

25

25


823

リン酸トリブチル

1.0

0.010

0.50

0.010

1.0

0.50


824

リン酸ビス(4―tert―ブチルフェニル)のナトリウム塩

0.50

0.50

0.50


825

リン酸2―ブトキシエチル

20

20

20

20

ナトリウム塩を含む。

826

リン酸モノトリデシルのモルホリン塩

1.0

1.0


827

レシチン

通し番号412に該当するものを除く。

備考

a 材質区分別使用制限欄は、次に定めるとおりとする。

① 「―」は、材質区分別使用制限欄に掲げる量が使用不可であることを示す。

② 「*」は、表中の物質が、第1表に対応する材質区分欄に示す物質に対して、目的とする特性を発揮する最少量として、合成樹脂を設計する際に事業者の責任で設定する使用量とするものを示す。

b 特記事項欄において特段の定めがある場合とは、使用温度、対象食品、材質の厚さ、食品への直接接触の有無、使用量の和に係る事項の記載がある場合とする。

c 1つの通し番号において、複数の物質が示され、かつ、示される物質について混合物の制限が無い場合、その通し番号には、示される複数の物質の混合物及び複塩も含む。また、その通し番号において示される複数の物質の混合物又は複塩を使用する場合、材質区分別使用制限はその混合物又は複塩に対して適用する。