(公印省略)

今般、例示通知の一部を別紙のとおり改正しますので、下記の改正の趣旨等を御了知の上、貴管下関係業者に対する指導取締りにおいて御留意をお願いいたします。

記

1　改正の趣旨

都道府県から提出のあった個別成分本質(原材料)(※)について、46通知の別紙「医薬品の範囲に関する基準」の別添1「食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いについて」に基づき、専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)に該当するかどうか等の判断を行い、例示通知の別添1「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」及び別添2「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に追加した。

※企業等が輸入又は製造して販売しようとする物に含有されている成分及びいわゆる健康食品の買上調査において検出された成分。

2　改正の概要

(1)　以下の成分本質(原材料)について、例示通知の別添1「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に掲載してきたが、当該リストの他名等を「Cervus nippon，Cervus elaphus，Cervus canadensis又はその他同属動物(Cervidae)」へ変更した。

○動物由来物等

・ロクジョウ(Cervus nippon，Cervus elaphus，Cervus canadensis又はその他同属動物(Cervidae))

(2)　以下の成分本質(原材料)について、例示通知の別添2「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に追加した。

○植物由来物等

・ガルシニアインディカ

・キバナオランダセンニチ

○その他(化学物質等)

・ジオスゲニン

・テアクリン

(3)　以下の成分本質(原材料)について、例示通知の別添2「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に掲載してきたが、当該リストの部位等に「地上部」を追加した。

○植物由来物等

・ゴマ(種子・種子油・地上部・根)

「食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いの例示」の一部改正について

令和2年3月31日付け薬生監麻発0331第9号厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課長通知「食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いの例示」の別添1「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」及び別添2「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」の一部を次のように改正します。

第1　別添1「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」の2．動物由来物等の表ロクジョウの項を次のように改める。

第2　別添2「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」の1．植物由来物等(以下、「別添2の1」という。)の表カルケッハの項の次に次の項を加える。

別添2の1の表キバナアザミの項の次に次の項を加える。

別添2「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」の3．その他(化学物質等)(以下、「別添2の3」という。)の表サポニンの項の次に次の項を加える。

別添2の3の表チロシンの項の次に次の項を加える。

別添2の1の表ゴマの項を次のように改める。