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○公知申請に係る事前評価が終了した医薬品の保険上の取扱いについて

(平成28年2月26日)

(保医発0226第1号)

(地方厚生(支)局医療課長・都道府県民生主管部(局)国民健康保険主管課(部)長・都道府県後期高齢者医療主管部(局)後期高齢者医療主管課(部)長あて厚生労働省保険局医療課長通知)

(公印省略)

本日開催の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、別添1の3成分3品目の適応外使用に係る公知申請についての事前評価が行われた結果、当該品目について公知申請を行っても差し支えないとの結論が得られたところです(別添2:平成28年2月26日付け薬生審査発0226第1号・薬生安発0226第1号)。

これを踏まえ、別添1の3成分3品目について、今般追加される予定である効能・効果及び用法・用量を本日より保険適用とするので、貴管下の保険医療機関、審査支払機関等に対して周知徹底をお願いいたします。

[別添1]

1.

一般名:コルヒチン

販売名:コルヒチン錠0.5mg「タカタ」

会社名:高田製薬株式会社

追記される予定の効能・効果:

家族性地中海熱

追記される予定の用法・用量:

家族性地中海熱

通常、成人には、コルヒチンとして1日0.5mgを1回又は2回に分けて経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は1.5mgまでとする。

通常、小児には、コルヒチンとして1日0.01~0.02mg/kgを1回又は2回に分けて経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は0.03mg/kgまでとし、かつ成人の1日最大投与量を超えないこととする。

[別添2]

○新たに薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた医薬品の適応外使用について

(平成28年2月26日)

(/薬生審査発0226第1号/薬生安発0226第1号/)

(各都道府県・各保健所設置市・各特別区衛生主管部(局)長あて厚生労働省医薬・生活衛生局審査管理課長、厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知)

(公印省略)

薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた医薬品については、平成22年8月30日付け薬食審査発0830第9号・薬食安発0830第1号厚生労働省医薬食品局審査管理課長及び安全対策課長連名通知「薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた医薬品の適応外使用について」(以下「連名通知」という。)にて各都道府県衛生主管部(局)長宛て通知しましたが、平成28年2月26日開催の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、別添の医薬品について、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議報告書に基づき、公知申請についての事前評価が行われ、公知申請を行っても差し支えないとされました。

つきましては、別添の医薬品について、連名通知における取扱いと同様の取扱いを行っていただきますよう、貴管下関係医療機関及び関係製造販売業者に対する周知徹底及び御指導方よろしくお願いいたします。

[別添]

1.

一般名:コルヒチン

販売名:コルヒチン錠0.5mg「タカタ」

会社名:高田製薬株式会社

追記される予定の効能・効果:

家族性地中海熱

追記される予定の用法・用量:

家族性地中海熱

通常、成人には、コルヒチンとして1日0.5mgを1回又は2回に分けて経口投与する。

なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は1.5mgまでとする。

通常、小児には、コルヒチンとして1日0.01~0.02mg/kgを1回又は2回に分けて経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は0.03mg/kgまでとし、かつ成人の1日最大投与量を超えないこととする。

2.

一般名:バルガンシクロビル塩酸塩

販売名:バリキサ錠450mg

会社名:田辺三菱製薬株式会社

追記される予定の効能・効果:

臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制

追記される予定の効能・効果に関連する使用上の注意:

臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制の場合は、発症リスクの高い患者(サイトメガロウイルス抗体ドナー陽性/レシピエント陰性等)にのみ投与すること。

追記される予定の用法・用量:

臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制通常、成人にはバルガンシクロビルとして1回900mg(450mg錠2錠)を1日1回、食後に経口投与する。

追記される予定の用法・用量に関連する使用上の注意:

移植後早期より投与を開始し、投与期間は腎移植患者では200日まで、腎以外の臓器移植(造血幹細胞移植を除く)患者では100日までを目安とすること。

3.

一般名:カペシタビン

販売名:ゼローダ錠300

会社名:中外製薬株式会社

追記される予定の効能・効果:

直腸癌における補助化学療法

追記される予定の用法・用量

直腸癌における補助化学療法にはB法を使用する。直腸癌における補助化学療法で放射線照射と併用する場合にはD法を使用する。

D法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、5日間連日経口投与し、その後2日間休薬する。これを繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積

1回用量

1.31m2未満

900mg

1.31m2以上1.64m2未満

1,200mg

1.64m2以上

1,500mg