添付一覧
1.6 下部走行体(ホイール式)
検査項目 |
検査方法 |
判定基準 |
||
1.6.1 動力伝達装置 |
(1) トルクコンバーター |
共通事項1.5 下部走行体(トラック式)の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
(2) トランスミッション (減速機) |
〃 |
|||
(3) 動力取出し装置 (PTO) |
〃 |
|||
(4) プロペラーシャフト |
〃 |
|||
(5) デファレンシャル |
〃 |
|||
(6) ファイナルドライブ |
〃 |
|||
1.6.2 走行装置 |
(1) フロントアクスル |
共通事項1.5 下部走行体(トラック式)の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
(2) フロントアクスルハウジング及びリヤアクスルハウジング |
〃 |
|||
(3) ホイール (タイヤ) |
〃 |
|||
(4) シャシーばね |
〃 |
|||
(5) スプリングロックシリンダー |
① 作動させてスプリングロックの掛かり及び外れの状態を調べる。 |
① 確実に作動すること。 |
||
② 外筒からの油漏れ及び損傷の有無を調べる。 |
① 油漏れ及び損傷がないこと。 |
|||
③ 取付け部の亀裂及びがたの有無を調べる。 亀裂が疑わしい場合は探傷器等で調べる。 |
② 亀裂及びがたがないこと。 |
|||
1.6.3 操縦装置 |
(1) ロッド及びアーム類 |
共通事項1.5 下部走行体(トラック式)の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
(2) ナックル |
〃 |
|||
(3) かじ取り車輪 |
〃 |
|||
(4) 油圧シリンダー (ステアリングシリンダー) |
共通事項1.2 油圧装置の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
|||
(5) ステアリングロック |
① 操作して掛かり具合を調べる。 |
① 確実にロックされること。 |
||
② ロック部、支持部及びリンク部の亀裂及び損傷の有無を調べる。 |
② 亀裂及び損傷がないこと。 |
|||
③ 油圧又は空圧によって作動する形式のものは、油漏れ及びエア漏れの有無並びに油圧ホース及びエアホースの損傷、ひび割れ及び老化の有無を調べる。 |
③ 油漏れ及びエア漏れ並びにホースの損傷、ひび割れ及び老化がないこと。 |
|||
1.6.4 制動装置 |
(1) 走行ブレーキ |
共通事項1.5 下部走行体(トラック式)の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
(2) 駐車ブレーキ |
〃 |
|||
(3) ロッド、リンク及びケーブル類 |
〃 |
|||
(4) ホース及びパイプ |
〃 |
|||
(5) オイルブレーキ |
〃 |
|||
(6) エアブレーキ |
〃 |
|||
(7) ブレーキ倍力装置 |
〃 |
|||
(8) ブレーキドラム及びブレーキシュー |
〃 |
|||
(9) バックプレート |
〃 |
|||
(10) ブレーキディスク及びパッド |
〃 |
|||
(11) 駐車ブレーキドラム及びライニング |
〃 |
|||
1.6.5 油圧装置 |
(1) 作業油タンク |
共通事項1.2油圧装置の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
(2) フィルター |
〃 |
|||
(3) 配管 (ホース類及び高圧パイプ) |
〃 |
|||
(4) 油圧ポンプ |
〃 |
|||
(5) 油圧シリンダー [アウトリガー用] |
〃 |
|||
(6) 電磁弁 [アウトリガー用] |
〃 |
|||
(7) 逆止め弁 [アウトリガー用] |
〃 |
|||
(8) 圧力制御弁 |
〃 |
|||
1.6.6 安全装置 1.6.7 車体関係等 |
(1) 車枠及び車体 |
共通事項1.5 下部走行体(トラック式)の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
(2) アウトリガー |
a ビーム、ビームボックス及びフロート |
〃 |
||
b ロック及びロックピン等 |
〃 |
|||
c ジャッキ |
〃 |
|||
(3) 昇降設備及び滑り止め |
〃 |
|||
(4) 反射鏡 |
〃 |
1.7 ジブ
検査項目 |
検査方法 |
判定基準 |
|||
1.7.1 ラチス構造ジブ |
(1) ジブ本体 |
① 上下、左右の曲がり及びねじれの有無を調べる。 |
① 全長にわたって上下及び左右に著しい曲がり及びねじれがないこと。 |
||
② ジブフート部の亀裂及び曲がりの有無を調べる。 |
② 亀裂及び曲がりがないこと。 |
||||
③ ジブ主柱及び補助桁の亀裂、曲がり及び打痕の有無を調べる。 |
③ 亀裂、曲がり及び打痕がないこと。 |
||||
④ 溶接部の亀裂及び腐食の有無を調べる。 亀裂が疑わしい場合は探傷器等で調べる。 |
④ 亀裂及び腐食がないこと。 |
||||
⑤ ジブフートピン及びブシュの摩耗の有無を調べる。 |
⑤ 著しい摩耗がないこと。 |
||||
⑥ 接合部(クレビス)の変形の有無を調べる。 |
⑥ 変形がないこと。 |
||||
⑦ ジブ接合ボルト又はピンの緩み及び脱落の有無を調べる。 |
⑦ 緩み及び脱落がないこと。 |
||||
(2) ジブ支持機構 |
a Aフレーム (ガントリー) |
① 亀裂、損傷及び曲がりの有無を調べる。 |
① 亀裂、損傷及び曲がりがないこと。 |
||
② ジョイントピンの取付け状態並びに損傷及び摩耗の有無を調べる。 |
② 割りピン等の抜け止めが確実にセットされており、ピンに損傷及び著しい摩耗がないこと。 |
||||
b ブライドル (スプレッダー又はイコライザー) |
① 亀裂及び変形の有無を調べる。 |
① 亀裂及び変形がないこと。 |
|||
② シーブ、ベアリング(又はブシュ)及びピンの亀裂、損傷及び摩耗の有無を調べる。 |
② 亀裂、損傷及び著しい摩耗がないこと。 |
||||
c ペンダントロープ |
① 圧縮止め部又はソケット部におけるワイヤロープの腐食及び素線切れ(フィラ線を除く。)の有無を調べる。 |
① 著しい腐食及び素線切れがないこと。 |
|||
② 接続部及びコッタピンの亀裂及び変形の有無を調べる。 |
② 亀裂及び変形がないこと。 |
||||
③ 連結ピンの取付け状態並びに損傷及び摩耗の有無を調べる。 |
③ 割りピン等の抜け止めが確実にセットされており、ピンに損傷及び著しい摩耗がないこと。 |
||||
1.7.2 ボックス構造ジブ |
(1) ジブ本体 |
① 全伸長させて全体の曲がり及び長手方向のねじれ(底板のねじれ)の有無を調べる。 |
① 全長にわたって上下及び左右に曲がりがなく、著しいねじれがないこと。 |
||
② 伸縮させて各ジブごとの曲がりの有無を調べる。 |
② 著しい曲がりがなく、伸縮動作に支障がないこと。 |
||||
③ ジブラップ部のへこみ(底板の湾曲)の有無を調べる。 |
③ 著しいへこみがないこと。 |
||||
④ 側面板のうねり(ひずみ)の有無を調べる。 |
④ 下半分にうねり(ひずみ)がないこと。 |
||||
⑤ 打痕及び局部的なへこみの有無を調べる。 |
⑤ 著しい打痕及び局部的なへこみがないこと。 |
||||
⑥ 全伸長させてジブを上下左右に振り、各スライディングパッド部のがた及び摩耗の有無を調べる。 |
⑥ 著しいがた及び摩耗がないこと。 |
||||
⑦ 溶接部の亀裂及び損傷の有無を特に次の部分について重点的に調べる。 イ.起伏シリンダー取付けブラケット部分 ロ.ジブラップ部の上下補強部分 ハ.ジブフート部分 ニ.ジブポイント部分 ホ.側面補強板部分 ヘ.伸縮ロープ取付け部分 亀裂が疑わしい場合は探傷器等で調べる。 |
⑦ 亀裂及び損傷がないこと。 |
||||
⑧ 伸縮させて各ピン部のがたの有無を調べる。 |
⑧ 著しいがたがないこと。 |
||||
⑨ ピン抜け止めボルト及びナットの緩み及び脱落の有無を調べる。 |
⑨ 緩み及び脱落がないこと。 |
||||
(2) ジブ伸縮・起伏機構 |
a ホースリール |
① 巻取り機能を調べる。 |
① 適正な張力を保ち、円滑に巻き取られること。 |
||
② ホースの損傷、ひび割れ及び油漏れの有無を調べる。 |
② 損傷、ひび割れ及び油漏れがないこと。 |
||||
b ジブ伸縮用ワイヤロープ |
共通事項1.9 ワイヤロープの検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||||
c 油圧機器 |
イ 配管 (ホース類及び高圧パイプ) |
共通事項1.2油圧装置の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
|||
ロ 油圧シリンダー |
〃 |
||||
ハ 逆止め弁 |
〃 |
||||
1.7.3 シーブ |
(1) シーブ |
① 溝部及びフランジ部の摩耗の有無を調べる。 |
① 著しい摩耗がないこと。 |
||
② ピン及び軸受の摩耗の有無を調べる。 |
② 著しい摩耗がないこと。 |
||||
(2) 保護金物及びロープ外れ止め |
① 欠損、変形及び取付け部の緩みの有無を調べる。 |
① 欠損及び著しい変形がなく、取付け部の緩みがないこと。 |
|||
② シーブとの間隔を調べる。 |
② 適正であること。 |
||||
1.7.4 フックブロック |
フックブロック |
① フックの変形及び摩耗の有無を調べる。 |
① フックの摩耗量aはbの3%以内であること。 フックの開きcは原寸法の5%以内であること。 |
||
② フック先端を接地させた状態でフックブロックのがたの有無を調べる。 |
② 著しいがたがないこと。 |
||||
③ フックブロックを分解して、トラニオン及びフックナットの損傷及び摩耗並びにベアリングの軌道面のフレーキング、圧痕、損傷及び腐食の有無を調べる。 ただし、②項の検査で異常がない場合は、この検査を省略してもよい。 |
③ トラニオン及びフックナットの損傷及び著しい摩耗並びにベアリングの軌道面のフレーキング、圧痕、損傷及び腐食がないこと。 |
||||
④ ワイヤロープ外れ止めの損傷の有無を調べる。 |
④ 損傷がないこと。 |
||||
⑤ 各部の取付け状態を調べる。 |
⑤ 適正であること。 |
||||
⑥ 給油脂状態を調べる。 |
⑥ 給油脂が十分であること。 |
||||
1.7.5 安全装置等 |
(1) 巻過ぎ防止装置及び巻過ぎ防止警報装置 |
① 装置のスイッチを入れ、フックその他のつり具が重錘に接触するまで巻き上げ、作動の適否を調べる。 |
① ジブの先端部の下面とつり具等の上面との間隔が、所定の値に達したとき、作動すること。 |
||
② 重錘の亀裂及び摩耗の有無を調べる。 |
② 亀裂及び著しい摩耗がないこと。 |
||||
③ つりロープの腐食、素線切れ及びキングの有無を調べる。 |
③ 腐食、素線切れ及びキンクがないこと。 |
||||
④ ロープの端末処理の状態を調べる。 |
④ 端末処理が適正に行われていること。 |
||||
⑤ つりチェーンの亀裂及び損傷の有無を調べる。 |
⑤ 亀裂及び損傷がないこと。 |
||||
⑥ 手でON、OFFを繰り返し、リミットスイッチの作動の適否を調べる。 |
⑥ 正常に作動すること。 |
||||
⑦ リミットスイッチの損傷の有無を調べる。 |
⑦ 損傷がないこと。 |
||||
⑧ 警音器の作動状態を調べる。 |
⑧ 正常に作動すること。 |
||||
⑨ 警音器の損傷の有無を調べる。 |
⑨ 損傷がないこと。 |
||||
⑩ ケーブル(コード)の損傷、断線の有無及び絶縁の状態を調べる。 |
⑩ 損傷及び断線がなく、絶縁が良好であること。 |
||||
⑪ カバーを開き、ケーブル接続部(又は端子部)の腐食、焼損及び緩みの有無を調べる。 |
⑪ 腐食、焼損及び緩みがないこと。 |
||||
⑫ ケーブルを手で引っ張り、ケーブルリールのばねの張力の適否及び回転状態を調べる。 |
⑫ 張力が適正で、円滑に回転すること。 |
||||
⑬ ケーブルリールの損傷の有無を調べる。 |
⑬ 損傷がないこと。 |
||||
⑭ 各機器の取付け状態を調べる。 |
⑭ 適正であること。 |
||||
(2) ジブ起伏制限装置 |
① ジブを最大傾斜角度まで起こし、作動の適否を調べる。 |
① ジブが最大傾斜角度に達する前に作動すること。 |
|||
② リンク機構の亀裂、変形、腐食及び摩耗の有無を調べる。 |
② 亀裂、著しい変形、腐食及び摩耗がないこと。 |
||||
③ 手でON、OFFを繰り返し、リミットスイッチの作動の適否を調べる。 |
③ 正常に作動すること。 |
||||
④ リミットスイッチの損傷の有無を調べる。 |
④ 損傷がないこと。 |
||||
⑤ 警音器の作動の適否を調べる。 |
⑤ 正常に作動すること。 |
||||
⑥ 警音器の損傷の有無を調べる。 |
⑥ 損傷がないこと。 |
||||
⑦ ケーブル(コード)の損傷、断線の有無及び絶縁の状態を調べる。 |
⑦ 損傷及び断線がなく、絶縁が良好であること。 |
||||
⑧ カバーを開き、ケーブル接続部(又は端子部)の腐食、焼損及び緩みの有無を調べる。 |
⑧ 腐食、焼損及び緩みがないこと。 |
||||
⑨ 電磁弁を作動させ、異音及び異常発熱の有無並びに電磁弁の作動状態を調べる。 |
⑨ 異音及び異常発熱がなく、正常に作動すること。 |
||||
⑩ 電磁弁からの油漏れの有無を調べる。 |
⑩ 油漏れがないこと。 |
||||
⑪ 各機器の取付け状態を調べる。 |
⑪ 適正であること。 |
||||
(3) ジブ倒れ止め装置 (パイプ式バックストッパー) |
① ジブを水平にし、亀裂、変形、腐食及び摩耗の有無を調べる。 |
① 亀裂、著しい変形、腐食及び摩耗がないこと。 |
|||
② 取付け状態を調べる。 |
② 適正であること。 |
||||
(4) 角度計 |
a 角度計(電気式) |
① ジブを起伏させ、角度計の作動状態を調べる。 |
① 正常に作動すること。 |
||
② 角度検出器の損傷の有無を調べる。 |
② 損傷がないこと。 |
||||
③ 角度検出器からの油漏れの有無を調べる。 |
③ 油漏れがないこと。 |
||||
④ 角度表示計の各スイッチを操作し、スイッチ及び指針の動き並びにランプ等の作動の適否を調べる。 |
④ 正常に作動すること。 |
||||
⑤ 角度表示計の損傷及び汚れの有無を調べる。 |
⑤ 損傷及び著しい汚れがなく、容易に表示計の文字が読み取れること。 |
||||
⑥ ケーブル(コード)の損傷、断線の有無及び絶縁の状態を調べる。 |
⑥ 損傷及び断線がなく、絶縁が良好であること。 |
||||
⑦ カバーを開き、ケーブル接続部(又は端子部)の腐食、焼損及び緩みの有無を調べる。 |
⑦ 腐食、焼損及び緩みがないこと。 |
||||
⑧ 各機器の取付け状態を調べる。 |
⑧ 適正であること。 |
||||
b 角度計(機械式) |
① 起伏角度の範囲内でジブを起伏させ、作動状態を調べる。 |
① 正常に作動すること。 |
|||
② 損傷の有無及び目盛等の鮮明度を調べる。 |
② 損傷がなく、目盛等が鮮明であること。 |
||||
③ 取付け状態を調べる。 |
③ 適正であること。 |
1.8 リーダー
検査項目 |
検査方法 |
判定基準 |
||
1.8 リーダー |
(1) リーダー [・鋼管形 ・ラチス形 ・ボックス形] |
① 曲がり、亀裂及び打痕の有無並びにはしごの損傷の有無を調べる。 |
① 著しい曲がり、亀裂及び打痕並びにはしごの著しい損傷がないこと。 |
|
② 上部シーブ(トップシーブ)の摩耗並びに軸、ロープ外れ止め及びブラケットの損傷及び摩耗の有無を調べる。 |
② 損傷及び著しい摩耗がなく、回転時にロープが外れないこと。 |
|||
③ 中間シーブの摩耗並びに軸、ロープ外れ止め及びブラケットの損傷及び摩耗の有無を調べる。 |
③ 損傷及び著しい摩耗がなく、回転時にロープが外れないこと。 |
|||
④ リーダー上部取付け部の亀裂及び変形の有無を調べる。 [懸垂式] |
④ 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
|||
⑤ リーダー下部取付け部の亀裂及び変形の有無を調べる。 |
⑤ 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
|||
⑥ バックステー取付け部の亀裂及び変形の有無を調べる。 [三点支持式] |
⑥ 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
|||
⑦ 起伏ペンダントロープの取付け部の亀裂及び変形の有無を調べる。 [三点支持式] |
⑦ 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
|||
⑧ 回転リーダーの上部回転部のリーダー回転ロックピン取付け部の亀裂及び変形の有無を調べる。 [三点支持式] |
⑧ 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
|||
⑨ 回転リーダーの上部回転部のステーロックピン取付け部の亀裂及び変形の有無を調べる。 [三点支持式] |
⑨ 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
|||
⑩ 回転リーダーの下部回転部の回転ロックピンの亀裂及び損傷の有無を調べる。 [三点支持式] |
⑩ 亀裂及び損傷がないこと。 |
|||
⑪ 回転リーダーの回転装置の損傷の有無を調べる。 [三点支持式] |
⑪ 損傷がないこと。 |
|||
⑫ リーダー左右固定ピンの変形及び摩耗の有無を調べる。 [三点支持式] |
⑫ 変形及び著しい摩耗がないこと。 |
|||
⑬ ガイドパイプの曲がり、変形及び摩耗並びに継ぎ目のずれの有無を調べる。 |
⑬ 著しい曲がり、変形及び摩耗並びに継ぎ目のずれがないこと。 |
|||
⑭ リーダー接合ボルト及びナットの緩み及び脱落の有無を調べる。 |
⑭ 緩み及び脱落がないこと。 |
|||
(2) キャッチフォーク [懸垂式] |
① 亀裂及び変形の有無を調べる。 |
① 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
||
② 調整シリンダー取付け部の変形の有無を調べる。 |
② 変形がないこと。 |
|||
(3) リーダーブラケット [三点支持式] |
① 亀裂及び変形並びにリーダー下部しゅう動溝部の摩耗の有無を調べる。 |
① 亀裂及び著しい変形並びにしゅう動溝部の著しい摩耗がないこと。 |
||
② リーダー下部取付け軸部(ユニバーサルジョイント、スピンドル)の変形及び摩耗の有無を調べる。 |
② 変形及び著しい摩耗がないこと。 |
|||
③ 引き起こし用ジャッキ(フロントジョッキ)及びリンク装置の亀裂及び変形の有無を調べる。 |
③ 亀裂及び変形がないこと。 |
|||
④ リーダーブラケット上面のシーブの摩耗並びに軸、ロープ外れ止め及びブラケットの損傷及び摩耗の有無を調べる。 |
④ 損傷及び著しい摩耗がなく、シーブ回転時にロープが外れないこと。 |
|||
⑤ 回転リーダーのシリンダー及び調整シリンダー取付け部の変形の有無を調べる。 |
⑤ 変形がないこと。 |
|||
(4) バックステー [三点支持式] |
① 曲がり及び変形の有無を調べる。 |
① 曲がり及び変形がないこと。 |
||
② 取付けボルトの緩み及び脱落の有無を調べる。 |
② 緩み及び脱落がないこと。 |
|||
③ 取付け具の損傷の有無を調べる。 |
③ 損傷がないこと。 |
|||
④ バックステーシリンダー球座部の摩耗並びにボルトの緩み及び脱落の有無を調べる。 |
④ 著しい摩耗並びにボルトの緩み及び脱落がないこと。 |
|||
(5) アウトリガー |
a ビーム、ビームボックス及びフロート |
共通事項1.5下部走行体(トラック式)の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
b ロック及びロックピン等 |
〃 |
|||
c ジャッキ |
〃 |
|||
(6) ワイヤロープ |
共通事項1.9 ワイヤロープの検査方法及び判定基準を適用すること。 |
|||
(7) 油圧装置 |
a 配管 (ホース類及び高圧パイプ) |
共通事項1.2 油圧装置の検査方法及び判定基準を適用すること。 |
||
b 油圧シリンダー [・バックステー用 ・リーダー回転用 ・リーダー調整用 ・フロントジャッキ用 ・アウトリガー用] |
〃 |
|||
(8) 計器及び安全装置 |
a リーダー傾斜角度計 [電気式] |
リーダーを前後左右に傾斜させ、作動状態を調べる。 |
正常に作動すること。 |
|
b 荷重計 |
① 負荷をかけ、作動の適否を調べる。 |
① 正常に作動すること。 |
||
② 検出器及び取付け部の亀裂及び変形の有無を調べる。 |
② 亀裂及び著しい変形がないこと。 |
|||
③ 取付けボルト及びナットの緩み及び脱落の有無を調べる。 |
③ 緩み及び脱落がないこと。 |
|||
c 巻過ぎ防止装置及び巻過ぎ防止警報装置 |
共通事項1.7 ジブの検査方法及び判定基準を適用すること。 |