添付一覧
C.自己点検・自己評価活動の開始と継続
各段階にはそれぞれの活動に要する期間が必要である
<例>
第一ラウンド:自己点検・自己評価の土台をつくる
1.自己点検・自己評価のための組織を立ち上げる(この組織自体を後の活動によって改善していく)
2.自己点検・自己評価に関する知識と方法についての不明な点を明らかにし、理解を深めるために、本指針に基づき、全カテゴリーについて自己点検・自己評価を実施してみる(この段階において、本指針中の「評価の考え方と点検」の理解を確実にしていく)
3.自己点検・自己評価について、どのように取り組むか等について計画立案する
1) 自己点検・自己評価のどのようなカテゴリーから取り組むか等について明確にする
2) 指針の中の資料(データ)について、組織的な蓄積の計画を明確にする
3) 自己点検・自己評価の時期を明確にする
4.上記3―3)で計画した時期に、自己点検・自己評価を実施し、その結果に基づいて改善点と改善に向けての具体策を明示する
5.挙げられた改善策を実施する
6.上記1~5を振り返り、自己点検・自己評価の組織とその活動内容をより精緻に整える
第二ラウンド:自己点検・自己評価の継続、評価結果の公表、第三者評価の導入
1.第一ラウンドを踏まえて、「教育の水準の維持」および「創意工夫のある教育の追究」に向けて、自己点検・自己評価を継続して実施する
たとえば、看護師養成所の場合、3年を1クールとして、4年ごとの自己点検・自己評価を実施する
2.第三者評価を得る機会を設定し、より客観性のあるフィードバックが得られるようにする
3.評価結果についての公表を計画的に実施する
(参考)
「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針作成検討会委員名簿(五十音順)」
座長
浅川明子 海老名高等看護学院学院長
荒川真知子 東京警察病院看護専門学校教務部長
笠井勝代 前 国立善通寺病院附属善通寺看護学校副校長
鈴木ミドリ 福島県立総合衛生学院保健学科長
成田容子 医療法人社団スズキ病院附属助産学校教務長
菱沼典子 聖路加看護大学看護学教授
平山朝子 岐阜県立看護大学長
舟島なをみ 千葉大学看護学部教授
星北斗 (社)日本医師会常任理事
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(社)日本看護協会看護教育・研究センター長
*所属機関・役職は平成15年4月現在