アクセシビリティ閲覧支援ツール

文字位置

名前

内容

1~8

名前

“CODING”

9~11

拡張名

“DPC”

12

属性

(00)又は(20)

13~22

予約

JISX0605―1997に準拠

23~24

記録時刻

JISX0605―1997に準拠

25~26

記録日付

JISX0605―1997に準拠

27~28

先頭クラスタ番号

JISX0605―1997に準拠

29~32

ファイル長

JISX0605―1997に準拠

1 文字列は、記述する文字を引用符でくくって表現する。

2 16進数は、0から9及びAからFを括弧でくくって表現する。

b その他のディレクトリ項目はすべて空きディレクトリ項目でなければならない。

イ 情報表記仕様

(ア) 提出ファイルの構成

ファイルの構成は、次のとおりとする。

a ファイルは1ボリューム1ファイルとする。

b 1ボリュームに収まらないような保険医療機関単位のレセプトは、レセプト単位に分割して別ボリュームに記録する。

c ファイルは改行コードにより複数レコードに分割し、レコードの組み合わせにて構成する。

d レセプトファイルを構成するレセプトは、DPCレセプト及び総括対象DPCレセプトとする。

区分

内容

DPCレセプト

診断群分類適用入院レセプト

総括対象DPCレセプト

総括レセプトの明細情報である診断群分類適用入院レセプト

なお、DPCレセプト及び総括対象DPCレセプトは同一ファイルに記録する。

e ファイルは、医療機関情報、DPCレセプト、総括対象DPCレセプト及び診療報酬請求書情報により構成し、保険医療機関単位に医療機関情報、DPCレセプト又は総括対象DPC及び診療報酬請求書情報の順に記録する。

f 医療機関情報は、医療機関情報レコードにより構成する。

g 診療報酬請求書情報は、診療報酬請求書レコードにより構成する。

h DPCレセプトは、レセプト共通情報、レセプト情報及びコーディングデータ情報により構成する。

i 総括対象DPCレセプトは、レセプト共通情報、レセプト情報及びコーディングデータ情報により構成する。

j レセプト共通情報は、レセプト共通レコードにより構成し、DPCレセプト及び総括対象DPCレセプトの先頭に記録する。

k レセプト情報は、保険者レコード及び公費レコード(複数記録可能)により構成し、レセプト種別に応じて必要なレコードの組み合わせにより、DPCレセプト及び総括対象DPCレセプトに記録する。

l ファイル最終レコードの最終部分は、改行コードの後にファイルの終わりを示す1バイトの文字列(以下「EOFコード」という。)を記録する。

(イ) 提出ファイル構成イメージ

(ウ) レコード形式

a レコード形式は可変長レコードとし、各レコードの末尾には改行コードを記録する。

b レコードにおける各項目間は、項目の区切りを示す1バイトの文字列(以下「コンマ」という。)で区切り識別する。

c 各項目は最大バイト数を規定するのみとする。項目形式が固定の項目については最大バイト数までの記録を必須とする。項目形式が可変の項目で記録内容が最大桁数に満たない場合は、有効桁数までの記録としても差し支えないものとする。

モード毎の有効桁の判断は次のとおりとする。

モード

有効桁の判断

数字モード

上位桁のゼロを除いた数字

英数モード

有効文字以降に継続する“英数スペース”を除いた英数文字

英数モード

(小数点付き数字)

上位桁のゼロ及び小数点以下の下位桁のゼロを除いた数字(小数点以下が全てゼロの場合は小数点も除く)

英数モード

(符号付き数字)

上位桁のゼロを除いた数字(マイナスの場合、符号1桁+上位桁のゼロを除いた数字)

漢字モード

有効文字以降に継続する“漢字スペース”を除いた漢字文字

d レコードの種類は、医療機関情報(医療機関情報レコード)、レセプト共通情報(レセプト共通レコード)、レセプト情報(保険者レコード及び公費レコード)、コーディングデータ情報(コーディングデータレコード)及び診療報酬請求書情報(診療報酬請求書レコード)とする。

e 各レコードの先頭にはレコードの識別情報を記録する。

レコード種別

モード

バイト

識別情報

備考

医療機関情報レコード

英数

2

IR

保険医療機関単位の先頭に記録必須

レセプト共通レコード

 

 

RE

該当レセプトの先頭に記録

レセプト情報

保険者レコード

 

 

HO

医療保険レセプトの場合に記録

公費レコード

 

 

KO

公費負担医療レセプトの場合に記録

コーディングデータレコード

 

 

CD

包括評価部分に係る診療行為の内容が分かる情報を出来高部分に係る診療行為の情報も含め記録

診療報酬請求書レコード

 

 

GO

保険医療機関単位のデータの最後に記録必須

f 公費負担医療の併用の場合は公費レコードを複数記録し、「法別番号及び制度の略称表」(診療報酬請求書等の記載要領)に示す順番により、先順位の公費負担医療を第一公費として最初に記録し、後順位の公費負担医療を第二公費、第三公費、第四公費として順次記録する。

g レセプト情報は、レセプト種別毎に必要なレコードを記録する。

明細情報単位に記録が必要なレセプト情報は、次のとおりとする。

レセプト種別

保険者レコード

公費レコード

医療保険単独

×

医療保険と1~4種の公費負担医療の併用

○(1~4レコード記録)

公費負担医療単独

×

○(1レコード記録)

2~4種の公費負担医療の併用

×

○(2~4レコード記録)

1 国民健康保険、退職者医療又は後期高齢者医療については、医療保険を国民健康保険、退職者医療又は後期高齢者医療と読み替える。

2 ○は記録必須を、×は記録不可を示す。

(エ) 内容を表現する文字の符号

内容を記録する文字の符号は、JISX0201―1976の8単位符号及びJISX0208―1983の附属書1にて規定されているシフト符号化表現(シフトJIS)によるものとする。

なお、内容を記録する文字以外の制御符号は、次のとおりとする。

符号名称

図形記号

16進数

バイト数

用途

コンマ

(2C)

1

項目の区切りを表現する。

引用符

(22)

1

使用しない。

改行コード

 

(OD)(OA)

2

レコードの区切りを表現する。

EOFコード

 

(1A)

1

ファイルの終わりを表現する。

疑問符(全角)

(81)(48)

2

使用しない。(JIS規定外コードが記録された場合、疑問符(全角)に置換する。)

注 16進数は、0から9及びAからFを括弧でくくって表現する。

ウ 各種レコードの記録要領に関する事項

モードは入力する文字の種別、最大バイトは項目の最大バイト数、項目形式は項目長が固定長か可変長かを示す。

(ア) 医療機関情報

a 医療機関情報レコード

項目

モード

最大バイト

項目形式

記録内容

備考

レコード識別情報

英数

2

固定

“IR”を記録する。

 

審査支払機関

数字

1

固定

審査支払機関コード(別表1)を記録する。

 

都道府県

数字

2

固定

保険医療機関の所在する都道府県コード(別表2)を記録する。

 

点数表

数字

1

固定

点数表コード(別表3)“1”(医科)を記録する。

 

医療機関コード

数字

7

固定

保険医療機関について定められた医療機関コードを記録する。

 

予備

数字

2

可変

記録を省略する。

 

医療機関名称

漢字

40

可変

1 地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関の名称を記録する。

2 医療機関名称が40バイトに満たない場合は、後続する“スペース”を省略しても差し支えない。

 

請求年月

数字

5

固定

1 請求年月を和暦で年号区分コード(別表5)を含めた形で記録する。

2 数字“GYYMM”の形式で記録する。

 

予備

数字

2

固定

記録を省略する。

 

予備

英数

15

可変

記録を省略する。

 

注 GYYMMのGは年号区分コード(別表5)、YYは和暦年、MMは月を示す。

(イ) レセプト共通情報

レセプト共通情報は、レセプトがDPCレセプト及び総括対象DPCレセプトの場合に記録する。

a レセプト共通レコード

項目

モード

最大バイト

項目形式

記録内容

備考

レコード識別情報

英数

2

固定

“RE”を記録する。

 

レセプト番号

数字

6

可変

1 レコードが属するレセプト番号を記録する。

2 レセプト番号は、レセプト記録順に1から昇順に連続番号を記録する。

3 有効桁数が6桁に満たない場合は、有効桁までの記録としても差し支えない。

 

レセプト種別

数字

4

固定

レセプト種別コード(別表6)を記録する。

 

診療年月

数字

5

固定

1 診療年月を和暦で年号区分コード(別表5)を含めた形で記録する。

2 数字“GYYMM”の形式で記録する。

 

氏名

英数又は漢字

40

可変

1 姓名を記録する。

2 姓と名の間に“スペース”を1桁記録する。

3 姓名が40バイトに満たない場合は、後続する“スペース”を省略しても差し支えない。

4 英数モードと漢字モードの文字を混在して記録しない。

モード毎の桁数は次のとおりとする。

英数:40桁

漢字:20桁

男女区分

数字

1

固定

男女区分コード(別表7)を記録する。

 

生年月日

数字

7

固定

1 生年月日を和暦で年号区分コード(別表5)を含めた形で記録する。

2 数字“GYYMMDD”の形式で記録する。

 

予備

数字

3

可変

記録を省略する。

 

入院年月日

数字

7

固定

1 今回入院年月日を和暦で年号区分コード(別表5)を含めた形で記録する。

2 数字“GYYMMDD”の形式で記録する。

 

予備

英数

8

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

1

可変

記録を省略する。

 

予備

英数

10

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

4

可変

記録を省略する。

 

カルテ番号等

英数

20

可変

1 カルテ番号又は患者ID番号等を記録する。

2 記録するカルテ番号又は患者ID番号等が20バイトに満たない場合は、後続する“スペース”を省略しても差し支えない。

 

予備

数字

2

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

1

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

1

可変

記録を省略する。

 

診療科コード

数字

2

可変

1 診療科を記録する場合は、別に定める診療科名コード(別表4)を記録する。

2 診療科の記録は任意であり、記録しない場合は記録を省略する。

 

予備

数字

1

固定

記録を省略する。

 

予備

数字

2

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

30

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

5

可変

記録を省略する。

 

予備

英数又は漢字

40

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

2

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

3

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

3

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

3

可変

記録を省略する。

 

予備

数字

3

可変

記録を省略する。