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○国民年金保険料にかかる督励事蹟管理システムの導入について

(平成17年9月29日)

(庁保険発第0929001号)

(地方社会保険事務局長あて社会保険庁運営部年金保険課長通知)

(公印省略)

国民年金保険料にかかる強制徴収については、平成17年度に10万件以上を実施し、今後、更に実施規模の拡大を予定しているところであるが、強制徴収の対象者等に対する督励事蹟の管理事務の効率化を図るため、下記のとおり、平成17年10月17日から「国民年金保険料にかかる督励事蹟管理システム」(以下「事蹟管理システム」という。)を導入することとしたので通知する。

なお、社会保険オンラインシステムに係る取扱いについては、別途、社会保険業務センターから通知されるので申し添える。

1.事蹟管理システムの概要

事蹟管理システムは、国民年金保険料にかかる強制徴収の事務の効率化及びその他の納付督励における事蹟を効率的に管理することを目的に導入するものであり、収納対策支援システムにより抽出した被保険者の情報を当該システムに取り込み、督励事蹟の登録・管理等を行うものである。

事蹟管理システムの主な機能は以下のとおり。

(1) 国民年金被保険者ファイルから情報を取り込む機能

収納対策支援システムにより所得情報等に基づき抽出した国民年金被保険者ファイルの情報を磁気媒体を介して取り込み、当該被保険者の情報を管理する。

(2) 納付記録等を一括して更新することを可能とする機能

事蹟管理システムで管理している対象者について、収納対策支援システムにより最新の納付記録等を逐次取得し、当該被保険者の情報を一括更新することを可能とする。

(3) 納付督励の事蹟を登録・管理する機能

① 事蹟管理システムで管理する対象者の督励事蹟について、督励事蹟コードの設定や記録文字数の拡大等を図り、より詳細な内容を登録・管理することを可能とする。

② 納付督励の事蹟に基づき条件指定した対象者を検索し、その結果を一覧表示することを可能とする。

③ 事蹟管理システムで管理する被保険者の納付記録等の情報や登録した督励事蹟を表示する。

(4) 帳票や一覧表を作成する機能

最終催告状、差押予告通知書及び検索結果一覧表等の作成を可能とする。

2.事蹟管理システムを導入する機器について

事蹟管理システムを導入する機器は、社会保険庁LANで使用しているパソコンを使用することとし、各社会保険事務所に原則1台とする。

なお、必要があれば、複数台の導入も可能としているので、その場合は当課あて協議すること。

3.事蹟管理システムを活用した強制徴収以外の事務について

事蹟管理システムは、強制徴収対象者以外の未納者についても、属性別に収納対策支援システムから対象者を抽出し納付督励事蹟の管理を行うことが可能であること。

写送付先(/地方社会保険事務局事務所長/社会保険事務所長/)