添付一覧
オ 完成用部品
義手用部品及び義足用部品の名称、使用部品、価格等については、別表2―2に定めるところによること。
カ 耐用年数
(ア) 義肢本体
区分 |
名称 |
型式 |
耐用年数 年 |
備考 |
義手 |
上腕義手 |
装飾用 |
4 |
耐用年数以内の破損及び故障に際しては、原則として修理又は調整を行うこと。 |
|
作業用 |
3 |
||
|
能動式 |
3 |
||
肩義手 |
装飾用 |
4 |
||
|
作業用 |
3 |
||
|
能動式 |
3 |
||
肘義手 |
|
3 |
||
前腕義手 |
|
3 |
||
手義手 |
|
3 |
||
手部義手 |
装飾用 |
1 |
||
|
作業用 |
2 |
||
手指義手 |
装飾用 |
1 |
||
|
作業用 |
2 |
||
義足 |
股義足 |
|
4 |
|
大腿義足 |
常用 |
3 |
||
|
吸着式 |
5 |
||
|
作業用 |
3 |
||
膝義足 |
常用 |
3 |
||
|
作業用 |
2 |
||
下腿義足 |
|
2 |
||
果義足 |
|
2 |
||
足根中足義足 |
鋼板入り |
2 |
||
|
足袋型 |
1 |
||
足指義足 |
|
1 |
(イ) 完成用部品
材料・部品名 |
耐用年数 年 |
備考 |
継手類 |
3 |
耐用年数以内の故障に際しては、原則として小部品の取替えにより修理又は調整を行うこと。 |
リストメタル |
3 |
|
手部 |
1 |
|
手袋 |
1 |
|
足部 |
1 |
|
その他の小部品(消耗品) |
1 |
備考
1 本表の価格は、医師の採型技術料は含まないものであること。
2 耐用年数は、通常の装用状態において、当該材料・部品が修理不能となるまでの予想年数を示したものであること。
(2) 義肢―骨格構造義肢
名称 |
型式 |
使用材料・部品及び工作法 |
価格 |
備考 |
肩義手 |
装飾用 |
アの基本工作法により、エ及びオよりそれぞれ必要な材料・部品を選択し、組み合わせて製作すること。 外形カバーは、容易に着脱できるように製作すること。 |
イの採型区分によるウの基本価格にエ及びオのそれぞれ使用する材料・部品の価格を合算した額とすること。 |
|
上腕義手 |
装飾用 |
肩義手と同じ。 |
|
|
前腕義手 |
装飾用 |
肩義手と同じ。 |
|
|
股義足 |
カナディアン式 |
アの基本工作法により、エ及びオよりそれぞれ必要な材料・部品を選択し、組み合わせて製作すること。 外形カバーは、断端の状態、職業等を考慮して、一体的又は膝上下分離式及び軟性又は硬性の選択を行い、容易に着脱できるように製作すること。 |
片側骨盤切除用を含むものであること。 |
|
大腿義足 |
差込式 |
股義足と同じ。 |
キップシャフト(短断端切断用)を含むものであること。 吸着式には、差込吸着式を含むものであること。 |
|
吸着式 |
股義足と同じ。 |
|||
膝義足 |
常用 |
アの基本工作法により、エ及びオよりそれぞれ必要な材料・部品を選択し、組み合わせて製作すること。 外形カバーは、断端の状態、職業等を考慮して、軟性又は硬性の選択を行い、容易に着脱できるように製作すること。 |
|
|
下腿義足 |
PTB式 |
膝義足と同じ。 |
|
|
PTS式 |
膝義足と同じ。 |
|
||
KBM式 |
膝義足と同じ。 |
|
||
長断端用 |
膝義足と同じ。 |
サイム義足を含むものであること。ただし、この場合外形カバーは加算できないこと。 |
||
(注) 1 二重ソケットは、断端の表面を均等に受けるようにするものとし、支持部に取り付け、変形を防止するためにプラスチック等硬質の材料を使用すること。なお、皮膚接触面には、軟性の材料を付加することがあること。 2 骨格構造義肢の材料・部品の耐用年数は、カの耐用年数によるものとすること。 |
ア 基本工作法
工程 |
作業の内容 |
(ア) 断端の観察 |
断端の表面の状況、関節の運動機能(屈伸、内転、外転等)の状況並びに肢位の観察及び特徴の把握 |
(イ) 採寸及び投影図の作成 |
情報カードの記録、製作に必要な寸法及び角度の測定並びに記録並びに投影図の作成 |
(ウ) 採型 |
ギプス包帯法による陰性モデルの採型及び順型、陽性モデルの注型及び取出し並びに陽性モデルの修正 |
(エ) 適合のチェック |
チェックソケットの製作、チェックソケットによる適合のチェック及び修正並びに継手の中心位置の設定 |
(オ) 陽性モデルの製作 |
チェックソケットへのギプスの注型、陽性モデルの修正、表面の仕上げ及び乾燥 |
(カ) ソケットの製作 |
ストッキネットの被覆、強化材の付加、PVAスリーブの被覆、樹脂の注型、取外し及びソケットトリミング |
(キ) 支持部材の外形の形成及び要素の結合 |
義手:パラフィン、プラスチックフォームギプス等による支持部芯材外形の形成及び要素の結合 義足:股継手、膝継手、足部等の機能部品の支持部材による結合及び足部の調整 |
(ク) 組立て |
義手:継手等各部の組合せ及び結合並びにハーネスの取付け 義足:カップリングの取付け、ベンチアライメントの設定、各部の組合せ及び結合、懸垂装置の取付け並びに角度調整 |
(ケ) 仮合わせ |
義手:ソケットトリミングの修正、ハーネスの調整及び機能の点検、義手操作の基本の指導並びに適合の修正 義足:アライメントの修正、適合の点検及び修正、各部の機能の点検並びに起立及び歩行の基本動作の指導 |
(コ) 外装及び仕上げ |
義手:フォームラバーの穴掘り及び外形の研削、ストッキネットの被覆 義足:カップリングの取外し、外形の形成、内部余肉の除去、外装並びにソケットの適合及び機能の最終点検 |
(サ) 適合検査 |
適合及びアライメントの点検並びに操作の指導 |
イ 採型区分
A 義手
B 義足
ウ 基本価格
名称 |
採型区分 |
型式 |
価格 円 |
備考 |
義手用 |
A―1 |
装飾用 |
33,400 |
肩甲胸郭間切断用は、13,000円増しとすること。 |
A―2 |
装飾用 |
35,600 |
吸着式は、25,900円増しとすること。 |
|
A―3 |
装飾用 |
31,600 |
顆上支持式は、12,900円増しとすること。 スプリット式は、19,400円増しとすること。 |
|
義足用 |
B―1 |
カナディアン式 |
86,300 |
片側骨盤切断用は、17,600円増しとすること。 |
B―2 |
差込式 |
54,000 |
短断端切断用キップシャフトは、49,800円増しとすること。 |
|
ライナー式 |
97,800 |
IRCソケットは、54,200円増しとすること。 |
||
吸着式 |
140,800 |
|
||
B―3 |
差込式 |
52,300 |
|
|
ライナー式 |
72,400 |
|||
吸着式 |
115,400 |
|||
B―4 |
差込式 |
40,500 |
大腿支柱付きは、23,800円増しとすること。 |
|
PTB式 |
63,000 |
|||
PTS式 |
78,100 |
|||
KBM式 |
80,700 |
|||
B―5 |
差込式 |
43,200 |
|
|
有窓式 |
65,100 |
|||
(注) 1 顆上支持式は、ミュンスタータイプ及びノースウェスタンタイプとすること。 2 ソフトインサートのシリコーン又は、完成用部品のライナーを使用して仮合わせ専用のチェックソケットを用いる場合に限り、44,200円加算できること。 3 IRCソケットを除く吸着式、顆上支持式、スプリット式のチェックソケットの材料に透明プラスチックを使用した場合は、7,500円加算できること。その他については、製作工程にチェックソケットを用いた場合であって、透明プラスチックを材料とした場合に限り、同様に加算できること。なお、上記2との併用加算はできないこと。 |
エ 製作要素価格
(ア) ソケット
名称 |
採型区分 |
使用材料 |
価格 円 |
備考 |
義手用 |
A―1 |
アルミニウム、セルロイド |
10,800 |
|
皮革 |
8,800 |
|||
熱硬化性樹脂 |
19,800 |
|||
熱可塑性樹脂 |
5,000 |
|||
A―2 |
アルミニウム、セルロイド |
9,550 |
|
|
皮革 |
11,600 |
|||
熱硬化性樹脂 |
13,600 |
|||
熱可塑性樹脂 |
6,550 |
|||
A―3 |
アルミニウム、セルロイド |
8,400 |
|
|
皮革 |
11,500 |
|||
熱硬化性樹脂 |
13,300 |
|||
熱可塑性樹脂 |
4,600 |
|||
義足用 |
B―1 |
アルミニウム、セルロイド |
21,400 |
|
熱硬化性樹脂 |
34,800 |
|||
熱可塑性樹脂 |
14,700 |
|||
B―2 |
木製 |
47,400 |
エアクッションソケットは、15,000円増しとすること。 二重式ソケットは、内ソケットの使用材料の価格を加算することができること。 主たる積層材にカーボンストッキネットを用い樹脂注型を行う場合は、16,200円増しとすること。 |
|
アルミニウム、セルロイド |
14,200 |
|||
皮革 |
18,600 |
|||
熱硬化性樹脂 |
27,100 |
|||
熱可塑性樹脂 |
15,900 |
|||
B―3 |
アルミニウム、セルロイド |
14,500 |
エアクッションソケットは、15,000円増しとすること。 二重式ソケットは、内ソケットの使用材料の価格を加算することができること。 主たる積層材にカーボンストッキネットを用い樹脂注型を行う場合は、16,000円増しとすること。 |
|
皮革 |
24,000 |
|||
熱硬化性樹脂 |
40,100 |
|||
熱可塑性樹脂 |
18,100 |
|||
B―4 |
アルミニウム、セルロイド |
11,400 |
エアクッションソケットは、13,600円増しとすること。 二重式ソケットは、内ソケットの使用材料の価格を加算することができること。 主たる積層材にカーボンストッキネットを用い樹脂注型を行う場合は、6,300円増しとすること。 |
|
皮革 |
16,900 |
|||
熱硬化性樹脂 |
24,600 |
|||
熱可塑性樹脂 |
12,800 |
|||
B―5 |
アルミニウム、セルロイド |
11,800 |
エアクッションソケットは、12,500円増しとすること。 主たる積層材にカーボンストッキネットを用い樹脂注型を行う場合は、8,800円増しとすること。 |
|
皮革 |
17,200 |
|||
熱硬化性樹脂 |
23,300 |
|||
熱可塑性樹脂 |
10,100 |