添付一覧
第1条第1項に規定する鋼材 |
同等以上の化学成分及び機械的性質を有する鋼材の規格 |
|
JIS G 3101 |
SS 400 |
ASTM A283 Gr.D BS 4360 Sec.4 43A,Sec.5 43A及びSec.6 43A |
JIS G 3136 |
SN 400A |
JIS B 3350,3353 ASTM A36及びA709 Gr.36 DIN 17100St37―2,USt37―2及びSt44―2 SIS 14 1312―00 GB 700 Q235 |
JIS G 3106 |
SM 400 |
ASTM A572 Gr.42,Gr.50及びA709 Gr.50 DIN 17100 RSt37―2,St37―3及びSt44―3 BS 4360 Sec.4 43B,43C,43D,Sec.5 43B,43C、43D及びSec.6 43B,43C,43D NF A35―501 E24―2 SFS 200 Fe37B SIS 14 1412―00及び14 1414―01 日本海事協会規格 KA |
SM 490 |
ASTM A242 Type 2,A588 Gr.A,Gr.B,A633 Gr.A,Gr. C,Gr.D及びA709 Gr.50W DIN 17100 St52―3 NF A35―501 E36―4 SFS 200 Fe52D SIS 14 2132―01,2134―01及び2172―00 UNI Fe430B GB 1591 16Mn |
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SM 520 |
ASTM A633 Gr.E UNI Fe510B WES 3001 HW355及びHW390 |
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SM 570 |
JIS G 3129 SH590S WES 3001 HW450,HW490,HW550及びHW620 |
|
JIS G 3128 |
SHY 685 |
ASTM A514 Gr.F WES 3001 HW685 |
JIS G 3444 |
STK 400 |
JIS G 3454 STPG370 ASTM A501 DIN 1626 St37.0,1629 St37.0及びSt44.0 SIS 14 1312―03及び04 |
STK 490 |
JIS G 3474 STKT590 ASTM A 618Gr.Ia,Gr.Ib及びGr.Ⅱ DIN 1629 St52 SIS 14 2172―03及び04 |
|
JIS G 3466 |
STKR 400 |
ASTM A500Gr.B BS 4360 SEC.7 43C,43D SIS 14 1412―04 |
別表第2 第1条第1項各号に掲げる日本工業規格に適合した鋼材と同等以上の鋼材
第1条第1項に規定する鋼材 |
同等以上の化学成分及び機械的性質を有する鋼材 |
|
JIS G 3106 |
SM 400 |
クレーン構造用鋼材分類基準のPS―1に該当する鋼材 クレーン構造用鋼材分類基準のAS―1に該当する鋼材 |
SM 490 |
クレーン構造用鋼材分類基準のAS―2に該当する鋼材 クレーン構造用鋼材分類基準のPS―2に該当する鋼材 |
|
SM 570 |
クレーン構造用鋼材分類基準のPS―3に該当する鋼材 クレーン構造用鋼材分類基準のAS―3に該当する鋼材 クレーン構造用鋼材分類基準のTP―3に該当する鋼材 クレーン構造用鋼材分類基準のPS―4に該当する鋼材 クレーン構造用鋼材分類基準のTP―4に該当する鋼材 スベンスクトストール WELDOX500E |
|
JIS G 3128 |
SHY 685 |
クレーン構造用鋼材分類基準のPS―5に該当する鋼材 クレーン構造用鋼材分類基準のTP―5に該当する鋼材 ティッセン N―A―XTRA70及びPAS70 スベンスクトストール WELDOX700,700D,700E,700F及びDOMEX640P マンネスマン FG70V |
JIS G 3444 |
STK 400 |
クレーン構造用鋼材分類基準のTP―1に該当する鋼材 |
STK 490 |
クレーン構造用鋼材分類基準のTP―2に該当する鋼材 マンネスマン FG36T及びFG47 |
別表第3 労働省労働基準局長が認めた鋼材
鋼材の種類 |
鋼材の名称 |
第4条第1項の鋼材の種類 |
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高張力鋼 |
880N/mm2級鋼材 |
WES 3001 HW785 |
B |
クレーン構造用鋼材分類基準のPS―6に該当する鋼材 |
B |
||
マンネスマン FG78V及び90V |
B |
||
ティッセン XABO 90 |
B |
||
スベンスクトストール WELDOX900MK,900D,900E及び900F |
B |
||
980N/mm2級鋼材 |
WES 3001 HW885 |
B |
|
クレーン構造用鋼材分類基準のPS―7に該当する鋼材 |
B |
||
ティッセン XABO 960 |
B |
||
スベンスクトストール WELDOX960D,960E及び960F |
B |
||
熱間圧延非合金軟鋼鋼帯及び薄板 |
DIN 1614 Part2 StW24 |
A |
|
自動車構造用熱間圧延鋼板及び鋼帯 |
JIS G 3113 SAPH370、400及び440 |
― |
|
溶接構造用鋳鋼品 |
JIS G 5102 SCW410 |
A |
|
ステンレス鋼 |
JIS G 3446 SUS304,G4304 SUS304及びG4317 SUS304 |
B |
別表第4 労働省労働基準局長が認めた鋼材以外の材料
材料の種類 |
材料の名称 |
高力ボルト |
高力ボルト F8T及び10T |
アルミニウム合金押出形材 |
JIS H 4100 A6061S―T6,A6061S―T62,A6063S―T6,A6N01S―T5及びA6N01S―T6 DIN 1748 AlMgSi0.5/F22 |
備考
1 高力ボルトには、JIS B 1186(摩擦接合用高力6角ボルト・6角ナット・平座金のセット)の他、トルシア形高力ボルト、ハックボルト等が含まれる。
2 ASTM:アメリカ材料規格協会
BS:イギリス国家規格
DIN:ドイツ連邦規格
GB:中国規格
NF:フランス規格
SFS:フィンランド規格
SIS:スウェーデン規格
UNI:イタリア国家規格
WES:(社)日本溶接協会規格
クレーン構造用鋼材分類基準:(社)日本鉄鋼連盟クレーン構造用鋼材分類基準
別表第5 ワイヤロープの分類
(1) 1グループのワイヤロープ
グループ |
材質 |
より方 |
ストランド数 |
呼び |
素線断面 |
ワイヤーロープの構成記号 |
1―1 |
炭素鋼 |
平行 |
6 |
フイラー形29本線6より |
丸 |
6×Fi(29),IWRC6×Fi(29),(樹脂被覆IWRC)6×Fi(29),IWRC+6+6×Fi(29),7×P・7+6×Fi(29) |
異形 |
6×P・Fi(29),IWRC6×P・Fi(29),7×P・7+6×P・Fi(29) |
|||||
ウォーリントンシール形31本線6より |
丸 |
6×WS(31),IWRC6×WS(31),(樹脂被覆IWRC)6×WS(31),IWRC+6+6×WS(31),SeS(48)+6×WS(31),7×P・7+6×WS(31) |
||||
異形 |
6×P・WS(31),IWRC6×P・WS(31),IWRC+6+6×P・WS(31),7×P・7+6×P・WS(31) |
|||||
フイラー形33本線6より |
丸 |
6×Fi(33),IWRC6×Fi(33) |
||||
ウォーリントンシール形36本線6より |
丸 |
6×WS(36),IWRC6×WS(36),(樹脂被覆IWRC)6×WS(36).IWRC+樹脂充填材+6×WS(36),IWRC+6×WS(36),SeS(48)+6×WS(36),7×P・7+6×WS(36) |
||||
異形 |
6×P・WS(36),IWRC6×P・WS(36),IWRC+6+6×P・WS(36),7×P・7+6×P・WS(36) |
|||||
セミシール形37本線6より |
丸 |
6×SeS(37),IWRC6×SeS(37) |
||||
ウォーリントンシール形41本線6より |
丸 |
6×WS(41),IWRC6×WS(41),7×P・7+6×WS(41) |
||||
異形 |
6×P・WS(41),IWRC6×P・WS(41) |
|||||
シールウォーリントンシール形49本線6より |
丸 |
IWRC6×SWS(49) |
||||
8 |
フイラー形25本線8より |
丸 |
IWRC8×Fi(25) |
|||
ウォーリントンシール形26本線8より |
異形 |
6×P・7+8×P・WS(26),7×P・7+8×P・WS(26) |
||||
交差 |
6 |
37本線6より |
丸 |
6×37 |
||
1―2 |
炭素鋼 |
平行 |
6 |
ウォーリントン形19本線6より |
丸 |
6×W19 |
シール形19本線6より |
異形 |
IWRC6×P・S(19) |
||||
フィラー形25本線6より |
丸 |
6×Fi(25),IWRC6×Fi(25),(樹脂被覆IWRC)6×Fi(25) |
||||
異形 |
6×P・Fi(25),IWRC6×P・Fi(25) |
|||||
ウォーリントンシール形26本線6より |
丸 |
6×WS(26),IWRC6×WS(26),(樹脂被覆IWRC)6×WS(26), |
||||
SeS(39)+6×WS(26) |
(2) 2グループのワイヤロープ
グループ |
材質 |
より方 |
ストランド数 |
呼び |
素線断面 |
ワイヤーロープの構成記号 |
2 |
炭素鋼 |
平行 |
3 |
非自転性フラットウォーリントンシール形40本線3より |
丸 |
3×F(40) |
非自転性フラットセミシール形48本線3より |
丸 |
3×F(48) |
||||
4 |
非自転性フィラー形29本線4より |
丸 |
4×Fi(29) |
|||
非自転性フラットシール形30本線4より |
丸 |
4×F(30) |
||||
非自転性ウォーリントンシール形36本線4より |
丸 |
4×WS(36) |
||||
非自転性フラットセミシール形39本線4より |
丸 |
4×F(39) |
||||
非自転性フラットウォーリントンシール形40本線4より |
丸 |
4×F(40) |
||||
非自転性フラットシールカバー形42本線4より |
丸 |
4×F(42) |
||||
非自転性フラットセミシール形42本線4より |
丸 |
4×F(42) |
||||
非自転性フラットセミシール形48本線4より |
丸 |
4×F(48) |
||||
交差 |
多層 |
非自転性ヘルクレス形7本線18より |
丸 |
18×7 |
||
非自転性ヘルクレス形19及び26本線16より |
異形 |
S(19)+6×P・S(19)+10×P・WS(26) |
||||
非自転性ナフレックス形7~19本線24より |
丸 |
4×7+{4×7+4×S(17)}+12×S(19) |
||||
非自転性ナフレックス形7本線35より |
丸 |
35×7,P35×7 |
||||
異形 |
35×P・7 |
|||||
非自転性ナフレックス形7本線39より |
丸 |
19+39×7 |
||||
異形 |
P・S(19)+39×P・7 |
|||||
非自転性ナフレックス形7本線40より |
異形 |
22×7+18×P・7 |
||||
6 |
19本線6より |
丸 |
6×19 |
|||
24本線6より |
丸 |
6×24 |
||||
ステンレス |
平行 |
6 |
ステンレスフィラー形29本線6より |
丸 |
SUS IWRC6×Fi(29) |
|
ステンレスウォーリントンシール形36本線6より |
丸 |
SUS IWRC6×WS(36) |
||||
交差 |
6 |
ステンレス37本線6より |
丸 |
SUS 37+6×37 |
(3) 3グループのワイヤロープ
グループ |
材質 |
より方 |
ストランド数 |
呼び |
素線断面 |
ワイヤロープの構成記号 |
3 |
ステンレス |
平行 |
4 |
ステンレス非自転性フィラー形29本線4より |
丸 |
SUS 4×Fi(29) |
交差 |
多層 |
ステンレス非自転性ヘルクレス形7本線19より |
丸 |
SUS 19×7 |
||
6 |
ステンレス19本線6より |
丸 |
SUS 19+6×19 |
備考
1 呼び方の分類は、心綱(繊維心、ロープ心、ストランド心)、樹脂被覆、樹脂充填材、プラスチックより込み形及び異形線による区分は行わず同一とする。
2 1グループのワイヤロープの分類は以下による。
(1) グループの1―1とは、1グループのうち耐疲労性に優れるワイヤロープで、以下のワイヤロープをいうこと。
イ 6ストランドの平行よりのワイヤロープであって、1ストランドの外層素線数が、13本以上のもの
ロ 8ストランドの平行よりワイヤロープであって、1ストランドの外層素線数が、10本以上のもの
ハ ウォリントンシール形31本線6よりの平行よりワイヤロープ
ニ 37本線6よりの交差よりワイヤロープ
(2) グループの1―2とは、1グループのうち1―1以外のワイヤロープをいうこと。
別添
基発第四七号の二
平成八年二月一日
社団法人 日本クレーン協会 会長
社団法人 ボイラ・クレーン安全協会 会長 殿
労働省労働基準局長
クレーン構造規格及び移動式クレーン構造規格の適用について
標記について、別添のとおり、都道府県労働基準局長に対し指示をしたところでありますが、貴協会におかれましても傘下会員に対し、クレーン構造規格及び移動式クレーン構造規格の改正並びに別添通達の趣旨について、周知方をお願いします。