第一　改正点及びその運用について

一　事務費関係の改善

(一)　地域小規模児童養護施設(一二年一〇月実施)

一施設当たり年額(満年度化額)

○円→一五、四〇八、二五九円

〔児童養護施設の特例単価として設定〕

(二)　心理療法担当職員雇上費加算(児童養護施設)

一施設当たり年額

一、八四五、七五八円→　一、八五二、三七九円

(三)　広域入所促進事業(母子生活支援施設)

一施設当たり年額　　　　四五万円以内→四五万円以内

〔施設機能強化推進費の一般事業〕

(四)　家庭調整等担当職員雇上費加算(乳児院)

一施設当たり年額

二、〇〇四、四三八円→　二、〇一〇、八九九円

(五)　入所児童の自立支援のための経費(一般分保護単価に算入)

一施設当たり年額

二、〇〇四、四三八円→　二、〇一〇、八九九円

(児童養護施設、児童自立支援施設、情緒障害児短期治療施設、母子生活支援施設)

＊平成一〇年度より入所児童等の自立支援が明確に位置づけられたことに伴い、自立支援計画の策定、家庭環境調整、職場開拓・調整、退所後指導を実施するために、当該業務充実のための非常勤職員の配置等にかかる経費

(六)　業務省力化等勤務条件改善費

週所定労働時間四〇時間の実施

①　児童指導員、保育士等直接処遇職員

職員一人年額

二九三、一〇〇円→　　　二九三、九〇〇円

②　調理員

職員一人年額

二四九、六〇〇円→　　　二七六、六四〇円

(七)　年休代替要員費

ア　直接処遇職員

職員一人年額

一〇三、七〇〇円→　　　一一〇、一六〇円

イ　調理員

職員一人年額

八一、六〇〇円→　　　　九五、七六〇円

(八)　社会保険料事業主負担金

一四・七九七％→　　　　一四・九九三％

(九)　管理宿直専門員

一施設当たり年額

一、一三二、八〇〇円→　一、二五二、八六〇円

(一〇)　職員健康管理費

常勤・非常勤職員

三、六七八円→　　　　　三、八五九円

(一一)　ボイラー技士雇上費

職員一人年額

二、四八九、九一八円→　二、四九三、八八九円

(一二)　非常勤保育士賃金

職員一人年額

二三九、四二五円→　　　二四〇、二一〇円

(一三)　非常勤調理員賃金

職員一人年額

一、五一〇、八七八円→　一、六七四、三三九円

(一四)　児童自立支援施設学科指導員講師手当

一施設当たり年額

七、七七〇、〇〇〇円→　七、八一一、四四〇円

(一五)　養護児童特別指導費等、母子生活支援施設特別生活指導費

職員一人年額

一、九二二、一一八円→　一、九二八、五七九円

(一六)　嘱託医手当

児童養護施設等入所施設

嘱託医一人年額

三三五、二八〇円→　　　三三七、二〇〇円

(一七)　協力医療機関委託費

乳児院

一施設当たり年額

七二六、四四〇円→　　　七三〇、六〇〇円

(一八)　入所児童(者)処遇特別加算

四〇〇時間　～　八〇〇時間

三九三、〇〇〇円→　　　四三五、〇〇〇円

八〇〇時間～一、二〇〇時間

六五五、〇〇〇円→　　　七二六、〇〇〇円

一、二〇〇時間以上

九一七、〇〇〇円→　一、〇一六、〇〇〇円

(一九)　除雪費

定員一人(母子生活支援施設にあっては一世帯)年額

五、八四〇円→　　　　　五、八六〇円

(二〇)　降灰除去費

一施設当たり年額

一三三、〇三〇円→　　　一四一、五四〇円

二　事業費関係の改善

(一)　一般生活費

ア　児童養護施設等児童　　　一人月額

四七、九一〇円→　　　　四七、九六〇円

イ　里親・乳児　　　　　　　一人月額

四八、五六〇円→　　　　四八、六一〇円

・乳児以外分　　　　一人月額

四八、一六〇円→　　　　四八、二一〇円

ウ　乳児院　　　　　　　　　一人月額

五五、二八〇円→　　　　五五、三四〇円

エ　情緒障害児短期治療施設　一人月額

四八、三四〇円→　　　　四八、三九〇円

オ　母子生活支援施設

・入所措置者　　　　一人月額

三、五八〇円→　　　　　三、五九〇円

・保育室保育措置児童

三歳未満児　児童一人月額

八、九八〇円→　　　　　八、九九〇円

三歳以上児　児童一人月額

五、五五〇円→　　　　　五、五六〇円

(二)　乳児院病虚弱等児童加算費

児童一人月額

九四、三〇〇円→　　　　九三、六三〇円

(三)　教育費

・小学校　　　　　児童一人月額

二、一〇〇円→　　　　　二、一〇〇円

・中学校　　　　　児童一人月額

四、一七〇円→　　　　　四、一七〇円

・養護学校高等部　児童一人月額

四、一七〇円→　　　　　四、一七〇円

・特別加算費　　　児童一人年額

五二、七〇〇円→　　　　五三、六〇〇円

(四)　見学旅行費

・小学校第六学年　児童一人年額

二〇、五〇〇円→　　　　二〇、四〇〇円

・中学校第三学年　児童一人年額

五五、八〇〇円→　　　　五五、五〇〇円

・養護学校高等部第三学年、高等学校第三学年

児童一人年額

一〇八、七〇〇円→　　　一〇八、二〇〇円

(五)　入進学支度金

・小学校　　　　　児童一人年額

三九、四〇〇円→　　　　三九、四〇〇円

・中学校　　　　　児童一人年額

四六、〇〇〇円→　　　　四六、〇〇〇円

(六)　特別育成費

児童一人月額　／公立分　二二、二一〇円→二二、二一〇円／私立分　三二、八八〇円→三二、八八〇円／

(七)　特別育成費特別加算費

児童一人年額

五二、七〇〇円→　　　　五三、六〇〇円

(八)　期末一時扶助費　　児童一人年額

五、一三〇円→　　　　　五、一三〇円

(九)　児童用採暖費

(一〇)　就職支度費　　　　一件当たり

五五、〇〇〇円→　　　　五七、〇〇〇円

(一一)　就職支度費特別基準

一件当たり

一三七、九一〇円→　　　一三八、二五〇円

(一二)　葬祭費　　　　　　一件当たり

一三二、〇〇〇円→　　　一三四、二〇〇円

(一三)　分娩介助料　　　　一件当たり

一〇三、六四〇円→　　　一〇八、三二〇円

(一四)　里親手当・保護受託者手当

児童一人月額

二六、〇〇〇円→　　　　二七、〇〇〇円

第二　福祉職俸給表について

国家公務員に対する福祉職俸給表が導入されたことに伴い、今年度より各施設が福祉職俸給表を適用することを選択することも可能なように、必要な所用の財源措置を講じたところである。