添付一覧
○日本電信電話株式会社の番号案内料の無料措置について
(平成二年八月一七日)
(社更第一五八号・援発第五〇四号)
(各都道府県知事・各指定都市市長あて厚生省社会・援護局長連名通知)
身体障害者及び戦傷病者に係る標記の措置については、日本電信電話株式会社の電話番号案内有料化に関する電話サービス契約約款の変更が、平成二年三月二九日郵政大臣により認可され、平成二年一二月一日から施行されることとなったことに伴い、今後、別紙のとおり取り扱われることとなるので了知のうえ、管下市区町村並びに関係団体等に対し、周知徹底を図られたい。
また、この実施に当たり、平成二年八月一○日付けサ本営第一七二号により日本電信電話株式会社から別添(写)のとおり依頼があり、今後、日本電信電話株式会社より次の事項につき、福祉事務所等管下行政機関へ必要な協力依頼を行うことがあるので、これについても格別の配意を煩わしたい。
1 身体障害者手帳の様式の確認
2 身体障害者手帳及び戦傷病者手帳に記載されている障害名の記載方法の照会
3 無料措置申込書及びパンフレットの設置依頼
4 関係福祉団体の紹介依頼
5 周知に対する協力依頼
6 その他
別紙
1 無料措置の適用範囲
日本電信電話株式会社(以下「NTT」という。)の電話サービス契約約款の一部変更により、番号案内支払義務の免除を受けることができる者は、次のとおりである。
身体障害者手帳の交付を受けている者のうち次のいずれかの障害を有するもの
・視覚障害(一~六級)
・肢体不自由(上肢、体幹又は乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動機能障害)(一、二級)
戦傷病者手帳の交付を受けている者のうち次のいずれかの障害を有するもの
・視力の障害(特別項症~第六項症)
・上肢の障害(特別項症~第二項症)
2 無料措置の手続
番号案内支払義務の免除を希望する者は、NTT支店又は営業所に事前に以下の二通りの方法で申込みを行う。
(1) 営業窓口における応対
営業窓口において身体障害者手帳又は戦傷病者手帳を提示するとともに、申込書に電話番号、氏名、住所、生年月日、身体障害者手帳又は戦傷病者手帳の番号、暗証番号等必要事項を記入する。
(2) 郵送による受付
所定の申込書に必要事項を記入し、身体障害者手帳又は戦傷病者手帳のコピー(氏名、手帳番号、障害名、級別・障害の程度の記載部分)を添えてNTT支店又は営業所へ郵送する。
NTT番号案内センターで登録処理されたのち、登録完了通知により登録内容を確認する。
3 無料措置利用方法
登録者が番号案内を利用するときは、オペレーターにあらかじめNTTに届け出た電話番号、暗証番号を告げ、オペレーターは無料対象者であることを確認のうえ、無料で番号案内を行う。
別添 略