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34.エチオナミド(内用)

 

承認内容

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効能・効果

肺結核

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人は、エチオナミドとして最初1日0.3g、以後漸次増量して0.5~0.7gを1~3回に分けて経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、原則として他の抗結核薬と併用すること。

同左

35.塩酸エタンブトール(内用(錠))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、その他の結核症

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人は、塩酸エタンブトールとして1日量0.75~1gを1~2回に分けて経口投与する。

年齢、体重により適宜減量する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

同左

36.クロファジミン(内用(カプセル))

 

承認内容

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効能・効果

ハンセン病(多菌型、らい性結節性紅斑)

<適応菌種>

本剤に感性のらい菌

<適応症>

ハンセン病

用法・用量

○ハンセン病(多菌型):

通常成人には、クロファジミンとして50mgを1日1回または200mg~300mgを週2~3回に分割して、食直後に経口投与する。年齢・症状により適宜増減する。

投与期間は最低2年間とし、可能であれば皮膚塗抹陰性になるまで投与すること。原則として、他剤と併用して使用すること。

○ハンセン病(らい性結節性紅斑):

通常成人には、クロファジミンとして100mgを1日1回、食直後に経口投与する。らい反応が安定した場合には100mgを週3回に減量する。

投与期間は3ヵ月以内とする。

同左

37.ガチフロキサシン水和物(内用(錠剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌属、レンサ球菌属、腸球菌、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌、インフルエンザ菌、バーグホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(キサントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、アクネ菌、クラミジア・トラコマティス、クラミジア・ニューモニエ、肺炎マイコプラズマのうち本剤感性菌による下記感染症

・表在性皮膚感染症(急性表在性毛包炎)、深在性皮膚感染症(蜂巣炎、丹毒、リンパ管(節)炎、せつ、せつ腫症、よう、化膿性爪囲炎、ひょう疽)、慢性膿皮症(感染性粉瘤、化膿性汗腺炎、皮下膿瘍)

・乳腺炎、肛門周囲膿瘍、外傷・手術創等の表在性二次感染

・急性上気道感染症群(扁桃炎、咽喉頭炎、急性気管支炎等)、慢性呼吸器疾患の二次感染(慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症、肺気腫、肺線維症、気管支喘息等)、肺炎

・腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎、淋菌性尿道炎、非淋菌性尿道炎

・バルトリン腺炎、子宮頸管炎、子宮内感染、子宮付属器炎

・涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎

・外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎

・歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

<適応菌種>

ガチフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、アクネ菌、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、子宮頸管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

用法・用量

通常、成人にはガチフロキサシンとして、1回200mgを1日2回経口投与する。なお、疾患・症状により適宜減量する。

同左

38.ガチフロキサシン水和物(外用(点眼))

 

承認内容

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効能・効果

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、コリネバクテリウム属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、シトロバクター属、クレブシエラ属、セラチア属、モルガネラ・モルガニー、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、スフィンゴモナス・パウチモビリス、ステノトロホモナス(キサントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌

<適応症>

眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法

<適応菌種>

ガチフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、コリネバクテリウム属、シトロバクター属、クレブシエラ属、セラチア属、モルガネラ・モルガニー、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、スフィンゴモナス・パウチモビリス、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌

<適応症>

眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法

用法・用量

眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む):

通常1回1滴、1日3回点眼する。なお、症状により適宜増減する。

眼科周術期の無菌化療法:

通常、手術前は1回1滴、1日5回、手術後は1回1滴、1日3回点眼する。

[眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)]

通常1回1滴、1日3回点眼する。

なお、症状により適宜増減する。

[眼科周術期の無菌化療法]

通常、手術前は1回1滴、1日5回、手術後は1回1滴、1日3回点眼する。

39.シノキサシン(内用(カプセル))

 

承認内容

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効能・効果

大腸菌、シトロバクター属、クレブシェラ属、エンテロバクター属、プロテウス・ミラビリスのうち本剤感性菌による下記感染症

膀胱炎、腎盂腎炎

<適応菌種>

本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス・ミラビリス

<適応症>

膀胱炎、腎盂腎炎

用法・用量

通常、成人にはシノキサシンとして1日400~800mgを2回に分割経口投与する。

なお、症状により適宜増減する。

同左

40.シプロフロキサシン(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌属、腸球菌、大腸菌、クレブシェラ属、エンテロバクター属、緑膿菌、炭疽菌のうち本剤感性菌による下記感染症

敗血症

外傷・熱傷・手術創等の表在性二次感染

肺炎

胆のう炎、胆管炎

腹膜炎

炭疽

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、腸球菌属、炭疽菌、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、緑膿菌

<適応症>

敗血症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、炭疽

用法・用量

シプロフロキサシンとして、通常、成人には1回300mgを1日2回点滴静注する。

点滴静注に際しては、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は補液で希釈して、1時間かけて投与する(30分以内の点滴静注は避ける)。

同左

41.プルリフロキサシン(内用)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

プルリフロキサシンの活性本体に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シゲラ属、サルモネラ属(チフス菌、パラチフス菌を除く)、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、コレラ菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、ペプトストレプトコッカス属による下記感染症

・表在性皮膚感染症(急性表在性毛包炎、伝染性膿痂疹)、深在性皮膚感染症(蜂巣炎・丹毒、せつ、せつ腫症、よう、化膿性爪囲炎・ひょう疽)、慢性膿皮症(感染性粉瘤、化膿性汗腺炎、皮下膿瘍)

・肛門周囲膿瘍、外傷・熱傷・手術創等の表在性二次感染

・急性上気道感染症群(扁桃炎、咽喉頭炎、急性気管支炎等)、慢性呼吸器疾患の二次感染(慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症、肺気腫、肺線維症、気管支喘息等)、肺炎

・腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎

・胆嚢炎、胆管炎

・感染性腸炎、細菌性赤痢、サルモネラ症、コレラ

・内性器感染症(子宮内感染、子宮付属器炎)

・眼瞼炎、麦粒腫

・中耳炎、副鼻腔炎

<適応菌種>

本剤の活性本体(ulifloxacin)に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属(チフス菌、パラチフス菌を除く)、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、コレラ菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、ペプトストレプトコッカス属

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、コレラ、子宮内感染、子宮付属器炎、麦粒腫、中耳炎、副鼻腔炎

用法・用量

通常、成人に対して、プルリフロキサシンとして1回264.2mg(活性本体として200mg)を1日2回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1回用量は396.3mg(活性本体として300mg)を上限とする。

肺炎、慢性呼吸器疾患の二次感染には、プルリフロキサシンとして1回396.3mg(活性本体として300mg)を1日2回経口投与する。

通常、成人に対して、プルリフロキサシンとして1回264.2mg(活性本体として200mg)を1日2回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1回用量は396.3mg(活性本体として300mg)を上限とする。

肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染には、プルリフロキサシンとして1回396.3mg(活性本体として300mg)を1日2回経口投与する。

42.メシル酸パズフロキサシン(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、腸球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ属、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、バクテロイデス属、プレボテラ属のうち本剤感受性菌による下記感染症。

・熱傷創感染、手術創感染

・慢性呼吸器疾患の二次感染(慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症、肺気腫、肺線維症、気管支喘息、陳旧性肺結核など)、肺炎、肺化膿症

・腎盂腎炎、複雑性膀胱炎、前立腺炎

・胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍

・腹腔内膿瘍、腹膜炎

・内性器感染症(子宮付属器炎、子宮旁結合織炎)、骨盤腹膜炎

<適応菌種>

パズフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、バクテロイデス属、プレボテラ属

<適応症>

外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎

用法・用量

通常、成人にはパズフロキサシンとして1日1000mgを2回に分けて点滴静注する。なお、年齢、症状に応じ、1日600mgを2回に分けて点滴静注するなど、減量すること。

点滴静注に際しては、30分~1時間かけて投与すること。

同左

43.チアンフェニコール(内用(カプセル))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

チアンフェニコール感性の大腸菌、ブドウ球菌による下記感染症

◎尿路感染症

(腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎)

◎呼吸器感染症

(肺炎、気管支炎及び気管支拡張症)

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、大腸菌

<適応症>

急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎

用法・用量

通常成人1日量チアンフェニコールとして、0.5g~1.0gを3~4回に分けて経口投与する。

年齢・症状により適宜増減する。

同左

44.リネゾリド(内用(錠剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

バンコマイシン耐性Enterococcus faeciumのうち本剤感受性菌による感染症(菌血症の併発を含む)

<適応菌種>

本剤に感性のバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム

<適応症>

各種感染症

用法・用量

通常、成人にはリネゾリドとして1日1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに経口投与する。

同左

45.リネゾリド(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

バンコマイシン耐性Enterococcus faeciumのうち本剤感受性菌による感染症(菌血症の併発を含む)

<適応菌種>

本剤に感性のバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム

<適応症>

各種感染症

用法・用量

通常、成人にはリネゾリドとして1日1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに、それぞれ30分~2時間かけて点滴静注する。

同左

46.イセチオン酸ペンタミジン(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ニューモシスチス・カリニ肺炎

<適応菌種>

ニューモシスチス・カリニ

<適応症>

カリニ肺炎

用法・用量

1.静脈内・筋肉内投与

通常、イセチオン酸ペンタミジンとして4mg/kgを1日1回投与する。

(1) 静脈内点滴投与

日局注射用水3~5mLに溶解した後、日局ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液50~250mLに希釈し、1~2時間かけて点滴静注する。

(2) 筋肉内投与

日局注射用水3mLに溶解した後、2箇所以上の部位に分けて筋注する。

2.吸入投与

通常、イセチオン酸ペンタミジンとして300~600mgを日局注射用水(1バイアルにつき3~5mL)に溶解し、吸入装置を用いて1日1回30分かけて投与する。吸入装置は5μm以下のエアロゾル粒子を生成する能力を有する超音波ネブライザー又はコンプレッサー式ネブライザー等を使用すること。なお、吸入装置により霧化能力、薬液槽容量が異なるので、使用する機種に応じて薬液を日局注射用水で適切な量に希釈して用いること。

[静脈内・筋肉内投与]

通常、イセチオン酸ペンタミジンとして4mg/kgを1日1回投与する。

(1) 静脈内点滴投与

日局注射用水3~5mLに溶解した後、日局ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液50~250mLに希釈し、1~2時間かけて点滴静注する。

(2) 筋肉内投与

日局注射用水3mLに溶解した後、2箇所以上の部位に分けて筋注する。

[吸入投与]

通常、イセチオン酸ペンタミジンとして300~600mgを日局注射用水(1バイアルにつき3~5mL)に溶解し、吸入装置を用いて1日1回30分かけて投与する。吸入装置は5μm以下のエアロゾル粒子を生成する能力を有する超音波ネブライザー又はコンプレッサー式ネブライザー等を使用すること。

なお、吸入装置により霧化能力、薬液槽容量が異なるので、使用する機種に応じて薬液を日局注射用水で適切な量に希釈して用いること。

47.スルフイソキサゾール(外用(点眼剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

<有効菌種>

トラコーマ病原体、ブドウ球菌、連鎖球菌、モラー・アクセンフェルト菌、コッホ・ウィークス菌

<適応症>

トラコーマ、結膜炎(流行性角結膜炎を含む)、眼瞼炎(眼瞼縁炎を含む)、角膜潰瘍、角膜炎、涙のう炎

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)

<適応症>

眼瞼炎、涙嚢炎、結膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)

用法・用量

通常、1回2~3滴を1日3~4回点眼する。

なお、症状により適宜回数を増減する。

同左

48.アセチルキタサマイシン(外用(トローチ))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌、レンサ球菌(腸球菌を除く)のうち本剤感性菌による下記感染症

感染性口内炎

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)

<適応症>

感染性口内炎

用法・用量

通常、成人には2~6錠(1錠中アセチルキタサマイシンとして4.0mg(力価)を含有)を数回に分け、口中、舌下、頬腔で溶かしながら用いる。

(但し、通常1日アセチルキタサマイシンとして6~24mg(力価)を服用する。)

通常、成人には2~6錠(1錠中アセチルキタサマイシンとして4.0mg(力価)を含有)を数回に分け、口中、舌下、頬腔で溶かしながら用いる。

(ただし、通常1日アセチルキタサマイシンとして6~24mg(力価)を服用する。)

49.バシトラシン(外用(トローチ))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

バシトラシン感性の溶血連鎖球菌及びブドウ球菌による感染性口内炎、口腔外科手術後の感染予防

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属

<適応症>

抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎

用法・用量

通常、小児は1回1錠、成人は1回1~2錠を2~8時間毎に、口舌、舌下、又は頬腔にふくみ、ゆっくりと溶かす。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

同左

50.スルファジアジン(外用(軟膏))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

本剤に感性の下記菌種

ブドウ球菌、大腸菌

膿痂疹、せつ、毛のう炎

外傷・熱傷・その他の疾患によるびらん・潰瘍及び術後の二次感染並びにこれらの感染予防

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、大腸菌

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染

用法・用量

通常、症状により適量を1日1~数回直接患部に塗布または無菌ガーゼにのばして貼付する。

同左

51.スルファジアジン銀(外用(クリーム))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

中等度・重症熱傷、各種皮膚潰瘍(褥瘡、下腿潰瘍、放射線潰瘍、糖尿病性壊疽、外傷性皮膚欠損など)の際の下記原因菌による創面感染

緑のう菌、エンテロバクター属、クレブシェラ属、ブドウ球菌属、溶血連鎖球菌、カンジダ属

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、緑膿菌、カンジダ属

<適応症>

外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染

用法・用量

1日1回、滅菌手袋などを用いて、創面を覆うに必要かつ十分な厚さ(約2~3mm)に直接塗布する。

又は、ガーゼ等に同様の厚さにのばし、貼付し、包帯を行う。なお、第2日目以後の塗布に際しては、前日に塗布した本剤を清拭又は温水浴等で洗い落としたのち、新たに本剤を塗布すること。

同左

52.フシジン酸ナトリウム(外用(軟膏))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

フシジン酸ナトリウムに感受性のブドウ球菌に起因する次の皮膚疾患

【軟膏】膿皮症(膿痂疹、感染性湿疹様皮膚炎、尋常性ざ瘡、せつ及びせつ腫症、毛のう炎、ひょう疽、化膿性汗腺炎、膿痂疹性湿疹)、熱傷・外傷・縫合創・植皮創における二次感染

【貼付剤】膿皮症(膿痂疹、せつ、毛のう炎)、熱傷・外傷・縫合創・植皮創・皮膚はく削創における二次感染

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属

<適応症>

[軟膏]

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染

[貼付剤]

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染

用法・用量

【軟膏】患部を清潔にした後1日数回適量を直接患部に塗布するかまたは無菌ガーゼに延ばして貼付する。

【貼付剤】患部を清潔にした後、1日1枚を直接患部に貼付し、その上から適当にガーゼあるいは包帯で固定する。

なお、症状に応じて2枚を重ねて貼付する。

[軟膏]

患部を清潔にした後1日数回適量を直接患部に塗布するかまたは無菌ガーゼに延ばして貼付する。

[貼付剤]

患部を清潔にした後、1日1枚を直接患部に貼付し、その上から適当にガーゼあるいは包帯で固定する。

なお、症状に応じて2枚を重ねて貼付する。

53.ナジフロキサシン(外用(軟膏))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

<有効菌種>

プロピオニバクテリウム属及びブドウ球菌属

<適応症>

毛包炎、尋常性毛瘡

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、アクネ菌

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症

用法・用量

本品の適量を1日2回、患部に塗布する。

同左

54.ナジフロキサシン(外用(クリーム))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

有効菌種:

プロピオニバクテリウム属及びブドウ球菌属

適応症:

尋常性ざ瘡(多発性炎症性皮疹を有するもの)、毛包炎、尋常性毛瘡

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、アクネ菌

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)

用法・用量

本品の適量を1日2回、患部に塗布する。

なお、尋常性ざ瘡に対しては洗顔後、患部に塗布する。

本品の適量を1日2回、患部に塗布する。

なお、ざ瘡に対しては洗顔後、患部に塗布する。

55.ナジフロキサシン(外用(ローション))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

有効菌種

プロピオニバクテリウム属及びブドウ球菌属

適応症

尋常性ざ瘡(多発性炎症性皮疹を有するもの)

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、アクネ菌

<適応症>

ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)

用法・用量

本品の適量を1日2回、洗顔後、患部に塗布する。

同左

56.塩酸オキシテトラサイクリン(歯科用(歯科用コーン))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

オキシテトラサイクリン感受性菌による抜歯窩の感染治療及び抜歯窩の感染予防

<適応菌種>

オキシテトラサイクリン感性菌

<適応症>

抜歯創・口腔手術創の二次感染

用法・用量

抜歯窩に1~数個を挿入する。

同左

57.塩酸アミノ酢酸チアンフェニコール

該当品目なし

58.塩酸パルミチン酸クリンダマイシン

該当品目なし

59.スミフィソミジン

該当品目なし

60.スルファメトキサゾール

該当品目なし

2 医療用医薬品のうち、次に掲げる成分を有効成分として含有する配合剤

1.キヌプリスチン・ダルホプリスチン(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

バンコマイシン耐性Enterococcus faeciumのうち本剤感受性菌による感染症(菌血症の併発を含む)

<適応菌種>

キヌプリスチン/ダルホプリスチンに感性のバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム

<適応症>

各種感染症

用法・用量

通常、成人にはキヌプリスチン/ダルホプリスチンとして、1回7.5mg/kg、1日3回、60分かけて点滴静注する。

本剤の溶解には5%ブドウ糖液又は注射用水を用い、希釈には5%ブドウ糖液を用いること。糖尿病患者に対しては10%マルトース液を用いてもよい。

なお、生理食塩液やヘパリン含有液は用いないこと。

同左

2.タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシェラ属、エンテロバクター属、プロビデンシア属、緑膿菌のうち、β―ラクタマーゼを産生しピペラシリン耐性で本剤感性菌の下記感染症

敗血症、腎盂腎炎、複雑性膀胱炎

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロビデンシア属、緑膿菌

<適応症>

敗血症、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎

用法・用量

通常、成人にはタゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウムとして、1日2.5~5g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。

通常、小児には1日60~150mg(力価)/kgを3~4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。なお、1日投与量の上限は成人における1日5g(力価)を超えないものとする。

静脈内注射に際しては注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に注射する。また、点滴静注に際しては補液に溶解して注射する。

同左