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9.コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム(内用(散、顆粒、カプセル))

 

承認内容

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効能・効果

大腸菌、赤痢菌のうち本剤感性菌による下記感染症

腸炎(大腸炎)、赤痢

<適応菌種>

コリスチンに感性の大腸菌、赤痢菌

<適応症>

感染性腸炎

用法・用量

通常、成人にはコリスチンメタンスルホン酸ナトリウムとして1回300万~600万単位を1日3~4回経口投与する。小児には1日30万~40万単位/kgを3~4回に分割経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

ただし、小児用量は成人量を上限とする。

同左

10.セフチブテン(内用(カプセル))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属(プロテウス・ミラビリス、プロテウス・ブルガリス、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ)、インフルエンザ菌、淋菌のうち、本剤感性菌による下記感染症。

気管支炎、気管支拡張症の感染時、慢性呼吸器疾患の二次感染、腎盂腎炎、膀胱炎、急性前立腺炎、淋菌性尿道炎

<適応菌種>

本剤に感性の淋菌、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

急性気管支炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性に限る)、尿道炎

用法・用量

気管支炎、気管支拡張症の感染時、慢性呼吸器疾患の二次感染、腎盂腎炎、膀胱炎、急性前立腺炎の場合

通常、成人にはセフチブテンとして1回200mg(力価)を1日2回経口投与する。

淋菌性尿道炎の場合

通常、成人にはセフチブテンとして1回100mg(力価)を1日3回経口投与する。

なお、年齢及び症状により適宜増減する。

[急性気管支炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性に限る)の場合]

通常、成人にはセフチブテンとして1回200mg(力価)を1日2回経口投与する。

[尿道炎の場合]

通常、成人にはセフチブテンとして1回100mg(力価)を1日3回経口投与する。

なお、年齢及び症状により適宜増減する。

11.塩酸タランピシリン(内用(カプセル))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

アンピシリン感性の黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、化膿レンサ球菌、肺炎球菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌による下記感染症

・咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、猩紅熱

・急性腎盂腎炎、膀胱炎、子宮内感染

・急性中耳炎

・顎炎、歯冠周囲炎、歯周組織炎

<適応菌種>

アンピシリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌

<適応症>

咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、子宮内感染、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱

用法・用量

通常、成人の場合、1回250mg(力価)を1日3~4回経口投与する。小児の場合は、1日量を15~40mg(力価)/kgとし、これを3~4回に分割して経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

同左

12.塩酸レナンピシリン(内用(錠))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、化膿レンサ球菌、腸球菌、肺炎球菌、ペプトコッカス属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌のうちアンピシリン感性菌による次の感染症

咽喉頭炎(咽喉膿瘍)、急性気管支炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍)、肺炎、肺化膿症

単純性膀胱炎、淋菌性尿道炎

子宮内感染、子宮付属器炎、バルトリン腺炎毛嚢(包)炎(膿疱性ざ瘡)、せつ、せつ腫症、よう、丹毒、蜂巣炎、リンパ管(節)炎、ひょう疽、化膿性爪囲(廓)炎、皮下膿瘍、汗腺炎、集簇性ざ瘡、感染性粉瘤、肛門周囲膿瘍

外傷・手術創等の表在性二次感染

中耳炎、副鼻腔炎

涙嚢炎、角膜潰瘍

歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

<適応菌種>

アンピシリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膀胱炎(単純性に限る)、尿道炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

用法・用量

通常、成人の場合、1回250mg(力価)を1日3~4回経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

通常、成人の場合、1回250mg(力価)を1日3~4回経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

13.セファクロル(内用(普通剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌属、連鎖球菌属(腸球菌を除く)、肺炎球菌、インフルエンザ菌、大腸菌、クレブシェラ属、プロテウス・ミラビリスのうちセファクロル感性菌による下記感染症

・咽喉頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎

・膀胱炎、腎盂腎炎

・せつ、よう、毛のう炎、蜂窩炎、感染性粉瘤、皮下膿瘍、ひょう疽、創傷感染、リンパ節炎、乳腺炎

・麦粒腫

・中耳炎

・猩紅熱

・歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱

用法・用量

[カプセル]

通常、成人及び体重20kg以上の小児に対しては、セファクロルとして1日750mg(力価)を3回に分割して経口投与する。

重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例に対しては、1日1500mg(力価)を3回に分割して経口投与する。

なお、年齢、体重、症状等に応じ適宜増減する。

[細粒、小児用細粒]

通常、幼小児にはセファクロルとして体重kgあたり1日20~40mg(力価)を3回に分割して経口投与する。

なお、年齢、体重、症状等に応じ適宜増減する。

同左

14.セファクロル(内用(徐放剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌属、連鎖球菌属(腸球菌を除く)、インフルエンザ菌、大腸菌、クレブシェラ属のうちセファクロル感性菌による下記感染症。

・咽喉頭炎、扁桃炎、気管支炎

・蜂巣炎、感染性粉瘤、皮下膿瘍、ひょう疽、リンパ節炎

・中耳炎

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、大腸菌、クレブシエラ属、インフルエンザ菌

<適応症>

深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、慢性呼吸器病変の二次感染、中耳炎

用法・用量

通常、成人および体重20kg以上の小児に対して、セファクロルとして1日750mg(力価)を2回に分割して、朝、夕食後に経口投与する。

重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例に対しては、セファクロルとして1日1500mg(力価)を2回に分割して、朝、夕食後に経口投与する。

なお、年齢、体重、症状等に応じ適宜増減する。

同左

15.セファトリジンプロピレングリコール(内用)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

黄色ブドウ球菌、溶血連鎖球菌、肺炎球菌、大腸菌、クレブシェラ、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌のうちセファトリジン感性菌による下記感染症

咽頭炎、扁桃炎、腎盂腎炎、膀胱炎

<適応菌種>

セファトリジンに感性の黄色ブドウ球菌、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌

<適応症>

咽頭・喉頭炎、扁桃炎、膀胱炎、腎盂腎炎

用法・用量

【カプセル】

通常成人には、セファトリジンとして1回250mg(力価)を6時間ごとに経口投与する。

なお、年齢及び症状により適宜増減する。

【シロップ用剤】

用時溶解して、通常成人にはセファトリジンとして1回250mg(力価)を6時間ごとに経口投与する。

小児にはセファトリジンとして1日30~50mg(力価)/kgを分割して6時間ごとに経口投与する。

なお、年齢及び症状により適宜増減する。

同左

16.硫酸アストロマイシン(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

アストロマイシン感性のセラチア属、プロテウス属(プロテウス・ブルガリス、プロテウス・ミラビリス、プロテウス・モルガニー、プロテウス・インコンスタンス)、シトロバクター属、エンテロバクター属、クレブシエラ属、大腸菌、黄色ブドウ球菌による次の感染症

敗血症

慢性気管支炎、気管支拡張症(感染時)

肺炎、肺化膿症

腎盂腎炎、膀胱炎

腹膜炎

<適応菌種>

アストロマイシンに感性の黄色ブドウ球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・インコンスタンス

<適応症>

敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎

用法・用量

通常、成人では硫酸アストロマイシンとして1日400mg(力価)を2回に分割し、筋肉内投与または点滴静注する。

点滴静注においては30分~1時間かけて注入する。

なお、症状により適宜増減する。

同左

17.ホスホマイシンナトリウム(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

緑膿菌、変形菌、セラチア及び多剤耐性のブドウ球菌、大腸菌のうちホスホマイシン感性菌による下記感染症

敗血症、気管支炎、細気管支炎、気管支拡張症の感染時、肺炎、肺化膿症、膿胸、腹膜炎、腎盂腎炎、膀胱炎、子宮付属器炎、子宮内感染、骨盤死腔炎、子宮旁結合織炎、バルトリン腺炎

<適応菌種>

ホスホマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌

<適応症>

敗血症、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎

用法・用量

点滴静脈内注射

通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2回に分け、補液100~500mlに溶解して、1~2時間かけて静脈内に点滴注射する。

静脈内注射

通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2~4回に分け、5分以上かけてゆっくり静脈内に注射する。溶解には日局注射用水又は日局ブドウ糖注射液を用い、本剤1~2g(力価)を20mlに溶解する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

点滴静脈内注射キット

用時連通針を介し、薬剤を溶解液に溶解する。通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2回に分け、1~2時間かけて静脈内に点滴注射する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

点滴静脈内注射バッグ

用時、薬剤を溶解液に溶解する。通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2回に分け、1~2時間かけて静脈内に点滴注射する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

[点滴静脈内注射]

通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2回に分け、補液100~500mLに溶解して、1~2時間かけて静脈内に点滴注射する。

[静脈内注射]

通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2~4回に分け、5分以上かけてゆっくり静脈内に注射する。溶解には日局注射用水又は日局ブドウ糖注射液を用い、本剤1~2g(力価)を20mLに溶解する。

なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

[点滴静脈内注射キット]

用時連通針を介し、薬剤を溶解液に溶解する。通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2回に分け、1~2時間かけて静脈内に点滴注射する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

<点滴静脈内注射バッグ>

用時、薬剤を溶解液に溶解する。通常、成人にはホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2回に分け、1~2時間かけて静脈内に点滴注射する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

18.ホスホマイシンナトリウム(外用(耳科用))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ブドウ球菌属、緑膿菌、プロテウス属のうち本剤感性菌による下記感染症

中耳炎、外耳炎

<適応菌種>

ホスホマイシンに感性のブドウ球菌属、プロテウス属、緑膿菌

<適応症>

外耳炎、中耳炎

用法・用量

添付の溶解液で溶解し、1ml当りホスホマイシンナトリウムとして30mg(力価)の溶液とし、通常、10滴(約0.5ml)を1日2回点耳する。なお、症状により適宜回数を増減するが、難治性あるいは遷延性の重症例では、1日4回まで点耳回数を増加する。

添付の溶解液で溶解し、1mL当りホスホマイシンナトリウムとして30mg(力価)の溶液とし、通常、10滴(約0.5mL)を1日2回点耳する。

なお、症状により適宜回数を増減するが、難治性あるいは遷延性の重症例では、1日4回まで点耳回数を増加する。

19.酢酸ミデカマイシン(内用(錠、シロップ用))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

酢酸ミデカマイシン感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(腸球菌を除く)、溶血レンサ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、マイコプラズマ・ニューモニエによる下記感染症

毛嚢炎、せつ、よう、蜂巣炎、ひょう疽、皮下膿瘍、感染性粉瘤、咽喉頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

<適応菌種>

ミデカマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)、ポルフィロモナス・ジンジバリス、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

用法・用量

【錠剤】

通常、成人に酢酸ミデカマイシンとして1日量600mg(力価)を、3回に分けて経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

【シロップ用剤】

用時溶解し、通常小児に酢酸ミデカマイシンとして1日量体重1kg当り20~40mg(力価)を、3~4回に分けて経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

[錠剤]

通常、成人に酢酸ミデカマイシンとして1日量600mg(力価)を、3回に分けて経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

[シロップ用剤]

用時溶解し、通常小児に酢酸ミデカマイシンとして1日量体重1kg当り20~40mg(力価)を、3~4回に分けて経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

20.テリスロマイシン(内用(錠剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ・カタラーリス、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、肺炎クラミジア、肺炎マイコプラズマ、レジオネラ属による下記感染症

・扁桃炎、咽頭炎、咽喉頭炎、急性気管支炎、慢性呼吸器疾患の二次感染(慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症、肺気腫、気管支喘息等)、肺炎

・副鼻腔炎

・歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ属、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ)、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)

<適応症>

咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

用法・用量

通常、成人にはテリスロマイシンとして600mg(力価)を1日1回、5日間経口投与する。

なお、歯周組織炎、歯冠周囲炎及び顎炎には、1日1回、3日間経口投与とし、肺炎には症状により1日1回最大7日間まで投与できる。

同左

21.ロキシスロマイシン(内用(錠剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

ロキシスロマイシン感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(腸球菌を除く)、肺炎球菌、ブランハメラ・カタラーリス、プロピオニバクテリウム・アクネス、マイコプラズマ・ニューモニアによる下記感染症

(a) 毛のう(包)炎、せつ、せつ腫症、癰、丹毒、蜂巣炎、リンパ管(節)炎、ひょう疽、化膿性爪囲炎、皮下膿瘍、汗腺炎、ざ瘡(炎症を伴うもの)、集簇性ざ瘡、感染性粉瘤

(b) 咽喉頭炎、急性気管支炎、扁桃炎、細菌性肺炎、マイコプラズマ肺炎

(c) 中耳炎、副鼻腔炎

(d) 歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、アクネ菌、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

用法・用量

通常、成人にはロキシスロマイシンとして1日量300mg(力価)を2回に分割し、経口投与する。

同左

22.サイクロセリン(内用(カプセル))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人は、サイクロセリンとして1回250mg(力価)を1日2回経口投与する。年齢、体重により適宜減量する。

なお、原則として他の抗結核薬と併用すること。

同左

23.リファンピシン(内用(錠、カプセル))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、骨・関節結核、泌尿器結核及び性器結核、リンパ節結核、ハンセン病

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌、らい菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症、ハンセン病

用法・用量

1.肺結核、骨・関節結核、泌尿器結核及び性器結核、リンパ節結核

通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。ただし、感性併用剤のある場合は週2日投与でもよい。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢・症状により適宜増減する。また、他の抗結核剤との併用が望ましい。

2.ハンセン病

通常成人には、リファンピシンとして1回600mg(力価)を1ヵ月に1~2回または1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢・症状により適宜増減する。また、他の抗ハンセン病剤と併用すること。

[肺結核及びその他の結核症]

通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。ただし、感性併用剤のある場合は週2日投与でもよい。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗結核剤との併用が望ましい。

[ハンセン病]

通常成人には、リファンピシンとして1回600mg(力価)を1ヵ月に1~2回または1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗ハンセン病剤と併用すること。

24.硫酸エンビオマイシン(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核

<適応菌種>

エンビオマイシンに感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人には、硫酸エンビオマイシンとして1日1回1g(力価)を注射用蒸留水に溶解〔1g(力価)当り2~4mL〕し、筋肉内に注射する。

初めの90日間は毎日、その後は1週間に2日投与する。

なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。

また、他の抗結核剤と併用することが望ましい。

通常成人には、硫酸エンビオマイシンとして1日1回1g(力価)を注射用蒸留水に溶解〔1g(力価)当り2~4mL〕し、筋肉内に注射する。

初めの90日間は毎日、その後は1週間に2日投与する。

なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。

また、他の抗結核剤と併用することが望ましい。

25.スルファモノメトキシン(内用)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

(1) 本剤感性溶血連鎖球菌による扁桃炎・咽頭炎・喉頭炎

(2) 本剤感性大腸菌による腎盂腎炎・膀胱炎

<適応菌種>

本剤に感性のレンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、大腸菌

<適応症>

咽頭・喉頭炎、扁桃炎、膀胱炎、腎盂腎炎

用法・用量

通常成人、スルファモノメトキシンとして初日量1~2g、2日目以降1日0.5~1gを1~2回に分割経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

同左

26.スルファモノメトキシン(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

本剤感性大腸菌による腎盂腎炎・膀胱炎

<適応菌種>

本剤に感性の大腸菌

<適応症>

膀胱炎、腎盂腎炎

用法・用量

通常成人、スルファモノメトキシンとして、初日量1~2gを1~2回に、2日目以降1日0.5~1gを1~2回に分けて静脈内注射する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

同左

27.アルミノパラアミノサリチル酸カルシウム(内用(顆粒))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、その他の結核症

<適応菌種>

パラアミノサリチル酸に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人には、アルミノパラアミノサリチル酸カルシウムとして1日量10~15gを2~3回に分けて経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

同左

28.パラアミノサリチル酸カルシウム(内用(顆粒剤))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、その他の結核症

<適応菌種>

パラアミノサリチル酸に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人は、パラアミノサリチル酸カルシウムとして1日量10~15gを2~3回に分けて経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

同左

29.イソニアジド(内用(末))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、その他の結核症

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

(経口)

通常、成人は、イソニアジドとして1日量200~500mg(4~10mg/kg)を1~3回に分けて、毎日または週2日経口投与する。

必要な場合には、1日量成人は1gまで、13歳未満は20mg/kgまで増量してもよい。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

(注射)

通常、成人は、イソニアジドとして1日量200~500mg(4~10mg/kg)を筋肉内または静脈内注射する。

髄腔内、胸腔内注入または局所分注の場合には1回50~200mgを使用する。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

同左

30.イソニアジド(内用(錠))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、その他の結核症

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人は、イソニアジドとして1日量200~500mg(4~10mg/kg)を1~3回に分けて、毎日または週2日経口投与する。

必要な場合には、1日量成人は1gまで、13歳未満は20mg/kgまで増量してもよい。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

同左

31.イソニアジド(注射)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、その他の結核症

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人は、イソニアジドとして1日量200~500mg(4~10mg/kg)を筋肉内または静脈内注射する。

髄腔内、胸腔内注入または局所分注の場合には1回50~200mgを使用する。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

同左

32.イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム(内用(末、錠))

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核及びその他の結核症

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常成人は、1日量0.4~1.0g(8~20mg/kg)を1~3回に分けて毎日または週2日経口投与する。必要な場合には、1日量1.5gまで増量してもよい。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

同左

33.ピラジナミド(内用)

 

承認内容

読替結果

効能・効果

肺結核、その他の結核症

<適応菌種>

本剤に感性の結核菌

<適応症>

肺結核及びその他の結核症

用法・用量

通常、成人は、ピラジナミドとして、1日量1.5~2.0gを1~3回に分けて経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。

なお、他の抗結核薬と併用すること。

同左