添付一覧
添付画像はありません
○外国より来航する航空機の乗組員に対する検疫の強化について
(昭和五九年七月二七日)
(健医感発第六号)
(各空港検疫所・各空港支所・各空港出張所長あて厚生省保健医療局感染症対策課長通知)
近時、ヨーロッパからの南回り便の乗組員から赤痢菌が発見される事例が増加しているおりから、乗組員に対する健康管理及び衛生教育の取扱いについて、伝染病予防対策上、種々の問題を提起するところとなっている。
従って、この事態を重視し、検疫伝染病等の国内侵入防止の立場から検疫所において、南回り便の航空機に搭乗してきた乗組員に対して、左記により厳重な検疫を実施されたい。
記
1 ヨーロッパからの南回り便で到着する乗組員については、当分の間、質問票の記入を行わせること。
2 前記1及び、その他保健上の質問の結果により必要と認める者に対して検便を実施すること。
3 航空会社等に対して、乗組員の健康管理及び衛生教育について指導すること。