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○医療機関等におけるB型肝炎の予防について

(昭和六二年八月六日)

(健医発第九二八号)

(各都道府県知事、各政令市長、各特別区長あて保健医療局長通知)

B型肝炎の予防対策の推進については、昭和六○年五月一六日健医感発第二二号感染症対策課長通知「B型肝炎の予防方法について」により、その徹底を図つてきたところであるが、最近、医療機関内感染を疑わせるB型劇症肝炎の死亡例が報道され、国民に不安が広まつている。今般、厚生省肝炎対策推進協議会が最近の知見を踏まえ、感染危険の高い群についての感染予防方法としてはワクチン接種が最も確実かつ有効であるとの観点から、別添のとおり「B型肝炎感染防止の推進について」をまとめたので、貴職におかれては、今後のB型肝炎感染防止対策とりわけ医療機関内感染防止対策の推進に当たつて活用されるとともに、関係者への周知徹底を図られたい。

さらに、感染の危険性の高い医療従事者に対するB型肝炎感染対策については、従来より、「B型肝炎医療機関内感染対策ガイドライン」において、B型肝炎予防対策委員会の設置を中心とした対策を指導しているところであるが、このガイドラインの一層の普及が必要であると考えられるので、貴職におかれては関係者のB型肝炎医療機関内感染防止に関する体制整備について特段のご配慮、ご指導をお願いする。

(別添)略

(参考)略