平成１５年社会医療診療行為別調査の概況

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　調剤行為の状況
　１件当たり点数は949.0点で、前年に比べ59.2点、6.7％増加している。
　処方せんの受付１回当たり点数は617.2点で、前年に比べ49.7点、8.8％増加している。調剤行為別にみると、「薬剤料」431.9点が最も高く、次いで「調剤技術料」147.7点、「指導管理料」36.8点となっている。
　１件当たり受付回数は1.54回で、前年に比べ0.03回減少している。
　一般医療、老人医療別にみると、１件当たり点数は一般医療807.0点、老人医療1,271.1点、受付１回当たり点数は一般医療552.9点、老人医療741.2点となっており、いずれも老人医療が高くなっている。受付１回当たり点数の調剤行為別の構成割合をみると、一般医療、老人医療ともに「薬剤料」の割合が約７割となっている。（表１１・１２、図１０）

表１１　調剤行為別にみた１件当たり点数、受付１回当たり点数、１件当たり受付回数

（各年６月審査分）

調剤行為	１件当たり点数				受付１回当たり点数
	平成15年	平成14年	対前年比		平成15年	平成14年	対前年比
	平成15年	平成14年	増加点数	増加率(%)	平成15年	平成14年	増加点数	増加率(%)
総数	949.0	889.8	59.2	6.7	617.2	567.4	49.7	8.8
調剤技術料	227.1	224.9	2.2	1.0	147.7	143.5	4.3	3.0
指導管理料	56.6	60.0	△　　 3.5	△　　 5.8	36.8	38.3	△　　 1.5	△　　 3.9
薬剤料	664.1	603.7	60.4	10.0	431.9	385.0	46.9	12.2
特定保険医療材料料	1.0	1.1	△　　 0.0	△　　 0.9	0.7	0.7	0.0	1.0
(１件当たり受付回数）	(1.54)	(1.57)

表１２　一般医療－老人医療－年齢階級別にみた調剤行為別１件当たり点数、受付１回当たり点数、１件当たり受付回数

（平成１５年６月審査分）

調剤行為	総数	一般医療	老人医療	年齢階級
調剤行為	総数	一般医療	老人医療	0～14歳	15～39歳	40～69歳	70～79歳	80歳以上
	１件当たり点数
総数	949.0	807.0	1 271.1	503.4	590.1	991.0	1 224.1	1 319.5
調剤技術料	227.1	196.8	296.0	184.7	154.9	217.0	276.3	328.2
指導管理料	56.6	54.7	60.8	61.8	51.8	53.6	59.7	62.1
薬剤料	664.1	554.5	912.8	256.8	382.6	718.8	886.7	928.2
特定保険医療材料料	1.0	1.0	1.2	0.1	0.7	1.5	1.3	0.7
	受付１回当たり点数
総数	617.2	552.9	741.2	324.3	437.1	672.1	740.4	728.4
調剤技術料	147.7	134.8	172.6	119.0	114.7	147.2	167.1	181.1
指導管理料	36.8	37.5	35.4	39.8	38.4	36.3	36.1	34.3
薬剤料	431.9	379.9	532.3	165.4	283.4	487.5	536.3	512.4
特定保険医療材料料	0.7	0.7	0.7	0.0	0.5	1.0	0.8	0.4
	１件当たり受付回数
	1.54	1.46	1.71	1.55	1.35	1.47	1.65	1.81

注：	「総数」、「一般医療」及び「老人医療」には、年齢不詳を含む。