厚生労働省：日本人の平均余命　平成１８年簡易生命表

１　主な年齢の平均余命

平成18年簡易生命表によると、男の平均寿命は79.00年、女の平均寿命は85.81年と前年と比較して男は0.44年、女は0.29年上回った。各年齢の平均余命についても、前年に比べ、男女とも全年齢で上回った。また、男女の平均寿命の差は、6.81年で前年より0.15年縮小した。（表１、表２）

平均寿命の延びを死因別に分析すると、悪性新生物、心疾患及び脳血管疾患などが平均寿命を延ばす方向に働いている（図１）。

表１　主な年齢の平均余命とその延び

（単位：年）
年齢	男			女
年齢	平成18年	平成17年	延び	平成18年	平成17年	延び
0歳	79.00	78.56	0.44	85.81	85.52	0.29
5	74.30	73.88	0.42	81.10	80.81	0.29
10	69.34	68.93	0.41	76.13	75.84	0.29
15	64.38	63.97	0.41	71.16	70.87	0.29
20	59.49	59.08	0.41	66.22	65.93	0.29
25	54.66	54.25	0.41	61.31	61.02	0.29
30	49.83	49.43	0.40	56.41	56.12	0.29
35	45.02	44.62	0.40	51.52	51.23	0.29
40	40.25	39.86	0.39	46.66	46.38	0.28
45	35.56	35.18	0.38	41.86	41.57	0.29
50	31.00	30.63	0.37	37.12	36.84	0.28
55	26.60	26.25	0.35	32.48	32.20	0.28
60	22.41	22.09	0.32	27.92	27.66	0.26
65	18.45	18.13	0.32	23.44	23.19	0.25
70	14.69	14.39	0.30	19.12	18.88	0.24
75	11.31	11.07	0.24	15.04	14.83	0.21
80	8.45	8.22	0.23	11.32	11.13	0.19
85	6.09	5.89	0.20	8.13	7.99	0.14
90	4.32	4.15	0.17	5.66	5.53	0.13
95	3.08	2.93	0.15	3.88	3.77	0.11
100	2.20	2.08	0.12	2.63	2.54	0.09

注：平成17年は完全生命表による。

表２　平均寿命の年次推移

（単位：年）
和暦	男	女	男女差
昭和22	50.06	53.96	3.90
25-27	59.57	62.97	3.40
30	63.60	67.75	4.15
35	65.32	70.19	4.87
40	67.74	72.92	5.18
45	69.31	74.66	5.35
50	71.73	76.89	5.16
55	73.35	78.76	5.41
60	74.78	80.48	5.70
平成2	75.92	81.90	5.98
7	76.38	82.85	6.47
12	77.72	84.60	6.88
13	78.07	84.93	6.86
14	78.32	85.23	6.91
15	78.36	85.33	6.97
16	78.64	85.59	6.95
17	78.56	85.52	6.96
18	79.00	85.81	6.81

注：1)	平成12年まで及び平成17年は完全生命表による。
2)	昭和45年以前は、沖縄県を除く値である。

図１　平均寿命の延びに対する死因別寄与年数

図１　平均寿命の延びに対する死因別寄与年数

注：	１）	３大死因とは悪性新生物、心疾患、脳血管疾患である。
注：	２）	交通事故は、不慮の事故の再掲である。