参考資料１　生命表諸関数の定義

死亡率		：	ちょうど x 歳に達した者が x+n 歳に達しないで死亡する確率を、年齢階級［ x , x+n ）における死亡率という。特にをx歳の死亡率といい、で表す。
生存数		：	生命表上で一定の出生者が、上記の死亡率に従って死亡減少していくと考えた場合、x歳に達するまで生きると期待される者の数をx歳における生存数といい、これをで表す。
死亡数		：	x歳における生存数人のうちx+n歳に達しないで死亡すると期待される者の数を年齢階級［ x , x+n ）における死亡数という。特にをx歳における死亡数といい、これをで表す。
定常人口	及び	：	x歳における生存数人について、これらの各々が、x歳からx+n歳に達するまでの間に生存する年数の和、又は、常に一定の出生があって、これらの者が上記の死亡率に従って死亡すると仮定すると究極において一定の人口集団が得られるが、その集団のx歳以上x+n歳未満の人口を、年齢階級［ x , x+n ）における定常人口という。特にをx歳における定常人口といい、これをで表す。更にx歳における生存数人について、これらの各々がx歳以後死亡に至るまでの間に生存する年数の和、又は上記の人口集団のx歳以上の人口を、x歳以上の定常人口総数といい、これをで表す。、は 　, により与えられる。
平均余命		：	x歳における生存数人について、これらの者がx歳以降に生存する年数の平均をx歳における平均余命といい、これをで表す。 x歳の平均余命は 　＝／ により与えられる。また、０歳における平均余命を平均寿命という。
寿命中位数		：	生命表上で、出生者のうちちょうど半数が生存し、半数が死亡すると期待される年数を寿命中位数という。これは 　 を満たすαとして与えられる。