厚生労働省：平成１７年患者調査の概況

（３）

手術前在院日数・手術後在院日数
　平成17年9月中に退院した患者のうち手術有りの者についてみると、手術前平均在院日数は6.5日であり、「シャント設置術」の22.7日が最も長く、「眼内レンズ挿入術」の4.7日が最も短い。
　手術後平均在院日数は15.5日であり、「開頭手術」の49.5日が最も長く、「体外衝撃波結石破砕術」の3.6日が最も短い。（図１１）

図１１

　手術名別にみた手術前平均在院日数・手術後平均在院日数

平成17年9月1日～30日

注：	１	「開頭手術」とは、頭蓋骨を広範囲に開窓する方法により行われる外科手術をいう。
	２	「開胸手術」とは、胸壁を切開し胸腔に達する方法により行われる外科手術をいう。
	３	「開腹手術」とは、腹壁を切開し腹腔に達する方法により行われる外科手術をいう。ただし、開胸開腹手術については、開胸手術としている。
	４	「筋骨格系手術」とは、四肢体幹を切開し、筋、腱、関節、骨、神経に達する方法により行われる外科手術をいう。
	５	「腹腔鏡下手術」とは、腹腔鏡を用いた外科手術をいう（腹腔鏡下胆嚢摘除術、腹腔鏡下婦人科手術等）。
	６	「内視鏡下手術」とは、内視鏡、ファイバースコープを用いた外科手術をいう（内視鏡的ポリープ切除術、食道静脈瘤硬化療法等）。
	７	「シャント設置術」とは、人工透析（導入）を目的として内・外シャントを設置する外科手術をいう。
	８	「眼内レンズ挿入術」とは、眼内レンズを挿入する外科手術をいう。
	９	「体外衝撃波結石破砕術」とは、体外衝撃波結石破砕装置を用いた外科手術をいう（体外衝撃波腎・尿管結石破砕術、体外衝撃波胆石破砕術）。
	10	「その他」とは、上記以外の外科手術をいう。