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結果の概要

1 推計患者数

 調査日に、全国の医療施設(病院、一般診療所及び歯科診療所)で受療した推計患者数は、入院145万1千人、外来647万8千人である。

(1) 施設の種類・性・年齢階級別
 入院患者145万1千人について施設の種類別にみると、病院137万8千人(入院患者の94.9%)、一般診療所7万3千人(同5.1%)となっている。性別にみると、男67万1千人(同46.2%)、女78万人(同53.8%)で、年齢階級別にみると65歳以上が87万6千人(同60.4%)となっている。
 外来患者647万8千人について施設の種類別にみると、病院195万3千人(外来患者の30.1%)、一般診療所337万8千人(同52.1%)、歯科診療所114万8千人(同17.7%)となっている。性別にみると、男273万5千人(同42.2%)、女374万4千人(同57.8%)で、年齢階級別にみると、65歳以上が271万3千人(同41.9%) となっている。(表1)

表1 年齢階級別にみた施設の種類別推計患者数
(単位:千人) 平成14年10月
  入院 外来
総数 病院 一般
診療所
総数 病院 一般
診療所
歯科
診療所
               
総数 1 451.0 1 377.6 73.4 6 478.0 1 952.5 3 377.6 1 147.9
  (1 482.6) (1 401.3) (81.3) (6 835.9) (2 132.7) (3 553.6) (1 149.7)
               
671.0 645.7 25.3 2 734.5 884.1 1 341.9 508.5
780.0 731.9 48.1 3 743.5 1 068.4 2 035.7 639.4
               
0歳 12.6 11.8 0.8 64.2 19.3 44.8 0.1
1〜4 9.8 9.6 0.1 252.3 53.2 179.1 20.0
5〜9 7.4 7.2 0.2 198.9 36.9 112.4 49.6
10〜14 7.2 7.1 0.1 119.7 26.2 69.7 23.8
15〜19 11.4 11.0 0.5 122.3 29.8 65.1 27.3
20〜24 19.7 17.7 2.0 174.0 46.1 81.0 46.9
25〜29 32.9 28.6 4.3 244.3 69.3 112.9 62.1
30〜34 38.2 33.6 4.6 277.9 78.4 126.3 73.2
35〜39 34.4 32.4 2.0 246.8 71.7 114.1 61.0
40〜44 37.4 36.3 1.1 242.6 70.9 107.0 64.7
45〜49 52.8 51.4 1.4 285.3 88.2 123.3 73.8
50〜54 94.4 91.7 2.7 463.2 144.9 208.6 109.7
55〜59 96.8 93.7 3.1 481.6 151.4 219.9 110.3
60〜64 117.0 113.3 3.7 577.7 183.8 283.9 109.9
65〜69 140.8 135.7 5.2 699.4 226.7 358.4 114.4
70〜74 164.0 156.6 7.3 754.0 246.1 417.5 90.5
75〜79 171.3 162.6 8.7 620.0 203.2 354.8 61.9
80〜84 158.5 149.0 9.5 371.6 120.0 222.9 28.7
85〜89 137.3 127.9 9.5 190.6 59.2 118.4 13.0
90歳以上 103.7 97.3 6.4 77.1 22.5 50.0 4.6
不詳 3.3 3.1 0.2 14.7 4.8 7.7 2.3
               
(再掲)              
65歳以上 875.7 829.1 46.5 2 712.8 877.6 1 521.9 313.2
70歳以上 734.8 693.5 41.4 2 013.3 651.0 1 163.6 198.8
75歳以上 570.9 536.8 34.0 1 259.3 404.9 746.1 108.3
注: ( )内の数値は、平成11年の値である。

 施設の種類別に年次推移をみると、入院では、病院は平成2年まで増加傾向にあり、平成5年には減少したものの、平成8年で再び増加し、平成11年からはほぼ横ばいである。一般診療所は、近年減少傾向にあったが、平成5年からはほぼ横ばいである。外来患者は近年増加傾向にあったが、平成11年に引き続き減少している。
 年齢階級別にみると、入院では15〜34歳及び35〜64歳の減少傾向が継続し、65歳以上は、引き続き増加傾向にある。外来では0〜14歳、15〜34歳及び35〜64歳の減少傾向が継続しており、65歳以上は平成8年までの増加傾向が、平成11年からはほぼ横ばいとなっている。(図1・2、統計表2

図1 施設の種類別にみた推計患者数の年次推移

施設の種類別にみた推計患者数の年次推移の図


図2 年齢階級別にみた推計患者数の年次推移

年齢階級別にみた推計患者数の年次推移の図


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