2 居宅サービス事業所の状況
(1) | 利用人員階級別事業所数 居宅サービス事業所を平成15年9月中の利用人員階級別にみると、訪問系サービスでは、訪問介護、訪問看護ステーションは「20〜39人」が多く、訪問入浴介護は「1〜19人」が6割を超えている。 通所系サービスでは、各事業所とも20〜99人で6割を超えている。 また、1事業所当たりの利用者数をみると、訪問介護、訪問入浴介護、通所介護では前年に比べ減少し、その他のサービスでは増加している。(表5、図1) |
(単位:%) | 平成15年10月1日現在 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注: | 1) | 総数には利用者数不詳の事業所を含む。 |
2) | 短期入所生活介護には空床利用型の事業所を含まない。 | |
3) | 「9月中の1事業所当たり利用者数及び延利用者数(人)」は、利用者数不詳、延利用者数不詳の事業所を除いて算出した。 |
図1 9月中の1事業所当たり利用者数 |
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(2) | 要介護度別利用者数 要介護度別利用者数をみると、訪問介護、通所介護、通所リハビリテーション及び居宅介護支援事業では「要介護1」が最も多くなっている。 一方、訪問入浴介護では「要介護5」が5割を超えている。(図2) |
図2 要介護度別利用者数の構成割合 | ||
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(3) | 利用回(日)数 居宅サービス事業所における9月中の利用者の状況をみると、利用者数は、通所介護が920,869人と最も多く、延利用人員(回)数は、訪問介護の11,104,209回が最も多い。 また、居宅介護支援事業所の利用者数は1,909,598人となっている。 1人当たり利用回(日)数をみると、各サービスとも前年を上回っており、訪問介護は12.3回、通所介護は6.4回となっている。(表6、図3) |
平成15年9月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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図3 9月中の利用者1人当たり利用回(日)数 |
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(4) | 短期入所生活介護事業所におけるユニットケア(小規模生活単位型及び一部小規模生活単位型)の状況 短期入所生活介護事業所におけるユニットケアの状況をみると、「小規模生活単位型」が52事業所、「一部小規模生活単位型」が7事業所となっている。(表7) |
平成15年10月1日現在 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(5) | 痴呆対応型共同生活介護事業所における共同生活住居(ユニット)の状況 痴呆対応型共同生活介護事業所における共同生活住居(ユニット)数をみると、「1ユニット」が最も多くなっている。平均ユニット数は1.5ユニットとなっており、1ユニット当たりの定員は8.7人となっている。(表8) |
平成15年10月1日現在 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注: | 共同生活住居(ユニット)とは、痴呆の状態にある要介護者が共同生活を営むべき住居をいい、居室、居間、食堂、台所、浴室等の設備のあるものをいう。 |