施設サービスの状況
(1)  要介護状態区分別にみた単位数・受給者1人当たり費用額
 各施設サービスの1年間の単位数は、介護福祉施設サービスが最も多く、次いで介護保健施設サービス、介護療養施設サービスとなっている(表8)。
 また、受給者1人当たり費用額をみると、いずれの施設サービスも要介護状態区分が高くなるほど費用額も高くなっている(図8)。


表8  施設サービス種類別にみた要介護状態区分別単位数

平成16年5月審査分〜平成17年4月審査分
  介護福祉施設サービス 介護保健施設サービス 介護療養施設サービス
単位数
(千単位)
構成割合
(%)
単位数
(千単位)
構成割合
(%)
単位数
(千単位)
構成割合
(%)
総数 112 660 928 100.0 91 496 123 100.0 58 889 614 100.0
要支援等 69 387 0.1
要介護1 6 129 071 5.4 10 108 858 11.0 1 050 825 1.8
要介護2 10 844 090 9.6 14 992 869 16.4 1 994 953 3.4
要介護3 19 654 166 17.4 22 410 279 24.5 5 886 377 10.0
要介護4 35 805 070 31.8 26 537 162 29.0 16 324 693 27.7
要介護5 40 159 144 35.6 17 446 682 19.1 33 632 706 57.1
注: 介護福祉施設サービスの「要支援等」には、介護保険制度施行以前からの入所者で要介護に該当しない者を含む。


図8  要介護状態区分別にみた施設サービス種類別受給者1人当たり費用額

平成17年4月審査分

図8 要介護状態区分別にみた施設サービス種類別受給者1人当たり費用額


(2)  退所(院)者の入所(院)期間別割合
 平成17年3月中に退所(院)した施設サービス受給者について、要介護状態区分別に入所(院)期間の割合をみると、介護福祉施設サービスではいずれの要介護状態区分でも「1年〜5年未満」が最も多く、介護保健施設サービスでは「90日〜180日未満」が多くなっている。介護療養施設サービスでは、要介護状態区分が高くなるに従って「30日未満」の割合が少なくなり、「1年〜5年未満」の割合が多くなっている。(図9)

図9  施設の種類・要介護状態区分別にみた退所(院)者の入所(院)期間別構成割合

平成17年4月審査分

図9 施設の種類・要介護状態区分別にみた退所(院)者の入所(院)期間別構成割合

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