目次　 前ページ　 次ページ

III　介護の状況

１　要介護者等のいる世帯の状況

　介護保険法の要支援又は要介護と認定された者（以下「要介護者等」という。）のいる世帯を世帯構造別にみると、「三世代世帯」が32.5％、次いで「核家族世帯」29.3％となっている。
　世帯構造別に要介護度の状況をみると、「単独世帯」では「要介護１」の者のいる世帯が40.9％と最も多く、次いで「要支援者のいる世帯」が27.7％となっている。
　一方、「三世代世帯」でも、「要介護１」の者のいる世帯が最も多いが、「要介護５」のいる世帯も16.4％と多くなっている。（表１０）

表１０　要介護者等のいる世帯の世帯構造別にみた要介護度の状況

平成１３年
（単位：％）
要介護度 総数 単独世帯 核家族世帯 　 三世代世帯 その他の世帯 （再掲）
高齢者世帯
（再掲）
夫婦のみの
世帯
　 　
総数 [100.0] [15.7] [29.3] [18.3] [32.5] [22.4] [35.3]
　 　 　 　 　 　 　
100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
　 　
　 要支援者のいる世帯 12.5 27.7 9.5 9.3 10.1 9.2 16.8
　 　
　 要介護者のいる世帯 84.1 67.3 85.3 86.0 87.7 89.1 79.5
　 要介護１ 26.2 40.9 21.6 22.0 23.2 26.3 31.1
要介護２ 21.0 15.7 22.3 24.9 19.6 25.0 21.5
要介護３ 13.3 4.7 16.0 15.9 13.9 14.6 10.8
要介護４ 12.1 2.1 14.7 14.0 14.5 12.0 9.1
要介護５ 11.6 4.0 10.7 9.2 16.4 11.3 7.0

注： １) 「総数」には要介護度不詳を含む。
２） 世帯に複数の介護を要する者がいる場合は、要介護の程度が高い者のいる世帯に計上した。

トップへ
目次　 前ページ　 次ページ