制度区分別国民医療費

 制度区分別にみると、医療保険等給付分は14兆1032億円(構成割合44.7%)、老人保健給付分は10兆6686億円(33.8%)、公費負担医療給付分は1兆8206億円(5.8%)となっている。 また、患者負担分は4兆9451億円(15.7%)となっている。
 対前年度増減率をみると、国民健康保険分は8.9%の増加、患者負担分は8.0%の増加、被用者保険分は5.6%の減少となっている。(表2)


表2 制度区分別国民医療費

制度区分 平成15年度 平成14年度 対前年度
推計額
(億円)
構成割合
(%)
推計額
(億円)
構成割合
(%)
増減額
(億円)
増減率
(%)
国民医療費 315 375 100.0 309 507 100.0 5 868 1.9
 公費負担医療給付分 18 206 5.8 17 218 5.6 988 5.7
 医療保険等給付分 141 032 44.7 139 855 45.2 1 177 0.8
  医療保険 138 171 43.8 136 959 44.3 1 212 0.9
    被用者保険 71 436 22.7 75 665 24.4 △4 228 △5.6
     被保険者 36 368 11.5 41 698 13.5 △5 331 △12.8
     被扶養者 34 131 10.8 33 966 11.0 164 0.5
     高齢者 1) 938 0.3
    国民健康保険 66 734 21.2 61 294 19.8 5 440 8.9
     高齢者以外 62 286 19.7
     高齢者 1) 4 448 1.4
  その他 2 861 0.9 2 896 0.9 △35 △1.2
 老人保健給付分 106 686 33.8 106 652 34.5 33 0.0
 患者負担分 49 451 15.7 45 782 14.8 3 669 8.0

注:1)平成14年度の老人保健法改正に伴い、平成15年度より医療保険適用分の高齢者(70歳以上)を別掲とした。平成14年度は高齢者を区分しておらず、被用者保険については被扶養者に計上した。

トップへ