2 結婚した女性の就業継続の有無(1年前に「仕事あり」でこの1年間に結婚した女性)
(1) | 「就業継続の有無」 年齢階級が高くなるに従って、同一就業継続の割合が多くなっている。 第1回に仕事ありでこの1年間に結婚した女性のうち、第1回と同じ仕事を続けているのは49.0%であり、年齢階級が高くなるに従って、「同一就業継続」の割合が多くなっている。 また、就業形態別にみると、「正規」では54.0%、「非正規」では37.7%が「同一就業継続」となっている。(表3) |
(単位:%) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
(2) | 「1年前の結婚後の就業継続意欲」からみた「就業継続の有無」 「結婚した後も続ける」と考えていた場合の同一就業継続は65.5%。 第1回の結婚後の就業継続意欲別にみると、同じ仕事を「結婚した後も続ける」としていた女性のうち65.5%が「同一就業継続」となっている。(表4、図3) |
(単位:%) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
注: | 1) | 集計対象は、第1回仕事ありで結婚した女性のうち、第1回の結婚意欲が「絶対したい」「なるべくしたい」 「どちらとも言えない」「あまりしたくない」のいずれかの者のみである。 |
2) | 総数には結婚後の就業継続意欲不詳を含む。 |
![]() | ||
|
(3) | 「就業継続の有無」からみた「1年前の家族の考え方や会社の雰囲気」 結婚を考えている相手や家族が退職を望んだり、会社に働き続けにくい雰囲気があるということがなかったのは、同一就業継続で87.4%、離職で74.7%。 就業継続の有無別に第1回の結婚後の就業継続に関する家族の考え方や会社の雰囲気をみると、「結婚を考えている相手や家族が結婚後退職することを望んでいる」あるいは「会社に結婚後働き続けにくい雰囲気がある」というようなことがいずれもなかった(表5の「上記のようなことはいずれもない」)のは、「同一就業継続」では87.4%、「離職」では74.7%となっている。 一方、「結婚を考えている相手や家族が結婚後退職することを望んでいる」「会社に結婚後働き続けにくい雰囲気がある」又は「上記のようなことがいずれもある」の割合は、「離職」の場合に多くなっている。(表5) |
(単位:%) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
注: | 1) | 集計対象は、第1回仕事ありで結婚した女性のうち、第1回の結婚意欲が「絶対したい」「なるべくしたい」 「どちらとも言えない」「あまりしたくない」のいずれかの者のみである。 |
2) | 総数には就業継続の有無不詳を含む。 |
(4) | 「1年前の女性の家庭観」からみた「就業継続の有無」 「夫妻いずれも同様に責任をもつ家庭を築きたい」と考えていた場合の同一就業継続は半数以上。 第1回の家庭観別にみると、「世帯の収入に対する責任」では「同一就業継続」の割合は、「夫が主として責任をもつ家庭」では40.1%、「夫妻いずれも同様に責任をもつ家庭」では59.5%となっている。 「家事に対する責任」では「同一就業継続」の割合は、「妻が主として責任をもつ家庭」では40.9%、「夫妻いずれも同様に責任をもつ家庭」では55.4%となっている。(表6、図4) |
(単位:%) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() | ||
|