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2 夫婦の子どもをもつ意欲
 子どもがなしまたは1人の場合は、夫婦ともに子どもが「ほしい」が5割以上。
 子どもを(すでに子どもがいる場合はもう1人)もつ意欲をみると、子どもなしでは、夫・妻ともに「ほしい」52.0%、子ども1人の場合は「ほしい」59.4%と過半数を超えているが、子ども数が増えるに従って、夫婦の子どもをもつ意欲は低下している。(表1)

表1 子ども数別にみた夫婦の子どもをもつ意欲
(単位:%)
子ども数別にみた夫婦の子どもをもつ意欲の表


 「子どもあり」で妻からみて「夫が家事・育児をしている」場合には、妻の子どもをもつ意欲は「ほしい」が44.2%。
 子どもの有無別に妻からみた夫の家事・育児分担の有無をみると、「子どもあり」では69.2%、「子どもなし」では50.8%が分担している。(図5)
 また、子どもの有無・夫の家事・育児分担の有無別に、妻の子どもをもつ意欲をみると、「子どもあり」で夫が家事・育児をしている場合は「ほしい」44.2%であるが、夫が家事・育児をしていない場合は「ほしい」36.6%となっている。なお、「子どもなし」では夫が家事をしている場合は「ほしい」65.9%、夫が家事をしていない場合は「ほしい」64.8%となっている。(図6)


図5 子どもの有無別にみた夫の家事・育児分担の有無

子どもの有無別にみた夫の家事・育児分担の有無の図


図6 子どもの有無、家事・育児分担の有無別にみた妻の子どもをもつ意欲

図6 子どもの有無の家事・育児分担の有無別にみた妻の子どもをもつ意欲


夫・妻の希望子ども数の組合せは「2人」が最も多い。
 夫婦の希望子ども数の組合せをみると、夫・妻ともに「2人」が28.6%、「3人」13.4%となっている。(表2)
 同居期間別に平均子ども数をみると、妻の「希望子ども数」の方がやや低めであるものの夫と類似の傾向にあり、同居期間10年までは期間が長くなるに従って、「実際の子ども数」が「希望子ども数」に接近していっており、10年以上では平行となっている。(図7)

表2 夫婦の子どもをもつ意欲の有無別にみた希望子ども数
(単位:%)
夫婦の子どもをもつ意欲の有無別にみた希望子ども数の表


図7 同居期間別にみた子ども数と希望子ども数

同居期間別にみた子ども数と希望子ども数の図

注: 1) 子どもをもつ意欲が不詳、又は希望子ども数が不詳の夫又は妻は除いて集計している。
2) 子どもをもつ意欲が「絶対欲しくない」者の希望子ども数は、実際の子ども数のみ計上している。
3) 数値は統計表6を参照。


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