心疾患−脳血管疾患死亡統計について

   我が国では、昭和33年以降、「悪性新生物」「心疾患」「脳血管疾患」が三大死因となっており、平成16年においても、「心疾患」「脳血管疾患」は死因の第2位と第3位を占め、循環器系の疾患として死亡統計及び疾病統計上、分析対象とすべき疾患である。
 現在、厚生労働省では「健康フロンティア戦略」や「医療制度改革」について全省的に取り組んでおり、生活習慣病の終末像としての「心疾患−脳血管疾患死亡」に関する基本的な分析を行い、これら政策の基礎資料とするため、初めて人口動態統計特殊報告(毎年公表している人口動態統計をもとにした報告)として「心疾患−脳血管疾患死亡統計」を取りまとめた。

 「心疾患−脳血管疾患死亡」に関する特殊報告の特徴は下記の3点である。
  1) 基本的な数値の取りまとめを行った。
 ○ 粗死亡率、年齢調整死亡率の算出
 ○ 性・年齢階級別の分析
 ○ 年次推移の観察
 ○ 都道府県別比較 等
  2) 新たな分析を行った。
 ○ 性・年齢階級別の死亡月の分析
  3) 他調査データとの関係について分析を行った。
 ○ 生命表
 ○ 患者調査

表章記号の規約
計数のない場合
計数不明又は計数を表章することが不適当な場合  …

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