(1) | 市区町村別にみた標準化死亡比 標準化死亡比を市区町村別にみると、男では、北海道洞爺村が71.1で最も低く、次いで岐阜県明宝村(75.1)、島根県瑞穂町(75.3)となっている。女では、北海道大滝村が50.0で最も低く、次いで北海道壮瞥町(56.5)、北海道洞爺村(64.3)となっている。 また、高い方をみると、男では、大阪府大阪市西成区が172.8で最も高く、次いで横浜市中区(142.9)、東京都奥多摩町(141.5)となっている。女では、北海道泊村が152.6で最も高く、次いで東京都奥多摩町(149.6)、大分県弥生町(142.0)となっている。(表6) 標準化死亡比とは、各地域の年齢階級別人口と全国の年齢階級別死亡率により算出された各地域の期待死亡数に対するその地域の実際の死亡数の比をいい、年齢構成の違いの影響を除いて死亡率を全国と比較したものであり、主に小地域の比較に用いる。 標準化死亡比が基準値(100)より大きいということは、その地域の死亡状況は全国より悪いということを意味し、基準値より小さいということは、全国より良いということを意味する。 |
上位30位 |
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男![]() |
女![]() |
下位30位 |
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男![]() |
女![]() |
(2) | 人口規模別にみた標準化死亡比 市区町村別標準化死亡比を人口規模別にみると、市区町村別合計特殊出生率に比べて、人口規模による差はあまりみられない。(図5、表7) |
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(3) | 都道府県別にみた標準化死亡比 市区町村別標準化死亡比を都道府県別にみると、最高値と最低値の差が大きいのは、男では大阪府、女では北海道となっており、差が小さいのは、男では栃木県、女では福井県となっている。
また、ばらつきが大きいのは、男では、大阪府、東京都、神奈川県、女では、山梨県、東京都、山口県となっており、ばらつきが小さいのは、男では、栃木県、宮崎県、福井県、女では、福井県、栃木県、宮崎県となっている。(表8)
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