合計特殊出生率について
1. | 期間合計特殊出生率とコーホート合計特殊出生率
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2. | コーホート合計特殊出生率(ごく粗い計算) コーホート合計特殊出生率は同一世代の女性の出生率を過去から積み上げるため、その世代が50歳になるまで得られないが、現段階で得られる到達年齢までのコーホート合計特殊出生率を、5歳階級ごとに1つの世代とみてごく粗く計算した。 例えば1966〜1970年生まれ(平成17年における35〜39歳の世代)についての39歳までのコーホート合特殊出生率は約1.48であり、実際にこの世代の「一人の女性が一生の間に生む子どもの数」は、少なくともこの水準を上回ると見込まれる。 平成17年の期間合計特殊出生率は、現在、晩産化の進行中であり、出産を終えた世代の高年齢時における低い出生率と、晩婚化・晩産化により出産を先送りしている世代の若年齢時の低い出生率の合計であって、「実際に1人の女性が一生の間に生む子どもの数」より低く現れている。 |