3 | 平均在院日数 |
(1) | 病床の種類別にみた平均在院日数 病院の平均在院日数は35.7日で、前年に比べ0.6日短くなっている。 病床の種類別にみると、「精神病床」は327.2日で前年に比べ10.8日短く、「療養病床」は172.8日で、前年に比べ0.2日長くなっている。「一般病床」は19.8日で、前年に比べ0.4日短くなっている。 また、一般診療所の「療養病床」は94.1日で、前年に比べ0.3日短くなっている。(表4、図5)
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表4 | 病床の種類別にみた平均在院日数 |
(単位:日) | 各年間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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図5 | 病床の種類別にみた平均在院日数の年次推移 |
各年間
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注:1) | 平成11年4月の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の施行に伴い、医療法に基づき「伝染病床」は「感染症病床」に改められた。 |
2) | 「一般病床」は、平成10〜12年は「その他の病床」のうち「療養型病床群」を除いたものであり、平成13〜15年は「一般病床」及び「経過的旧その他の病床(経過的旧療養型病床群を除く。)」である。 |
(2) | 平均在院日数階級別にみた施設数の構成割合 平均在院日数階級別に施設の構成割合をみると、「総数」は「30〜60日未満」18.3%が最も多くなっている。「精神病床」は「180〜360日未満」24.8%、「感染症病床」は「7日未満」88.1%、「結核病床」は「60〜90日未満」31.9%、「療養病床」は「180〜360日未満」25.9%、「一般病床」は「14〜21日未満」30.4%がそれぞれ最も多くなっている。(表5) |
表5 | 病床の種類及び平均在院日数階級別にみた施設数の構成割合 |
(単位:%) | 平成17(2005)年 年間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注: | 「7日未満」には、病床があるにもかかわらず、在院患者数がない場合が含まれる。 |
(3) | 都道府県別にみた平均在院日数 平均在院日数を都道府県別にみると、「全病床」は長野県(27.3日)が最も短く、高知県(55.4日)が最も長くなっている。「精神病床」は東京都(235.4日)が最も短く、鹿児島県(544.6日)が最も長くなっており、「療養病床」は宮城県(98.0日)が最も短く、富山県(325.4日)が最も長くなっている。また「一般病床」では静岡県(17.4日)が最も短く、和歌山県(23.3日)が最も長くなっている。(表6、図6)
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表6 | 病院の平均在院日数 |
(単位:日) | 平成17(2005)年 年間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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図6 | 都道府県別にみた平均在院日数 |
平成17(2005)年 年間
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